【痴への】韓国ミステリ等３【朝鮮】

ご贔屓にしてくださるみなさまのお陰をもちまして、この
あほらしいスレも、何と三スレ目に突入いたしました。
スレ住人のみなさまには、幾重にも膝を折りましてお礼
申し上げます。
前スレが、思いがけず５００ＫＢをオーバーしておりましたので
慌てて新スレを建立いたしました。
今後とも、みなさまにご贔屓にして頂けるとありがたいです。

このスレは、痴呆と言うもおこがましい、韓国のミステリを中心
とした文学について語るスレです。
なお、スレの流れに身を任せ、時には音楽・美術など、韓国
文化一般についても語りたいと思います。
主体性のないスピノザが建てたスレでございますから、脱線
上等で、緩くいきたいと思っております。
では、今後ともよろしくお願いいたします。

なんという勇者ニムのおかげを持ちまして、無事次スレが建立できました。
色々と混乱いたしましたが、今日の分の投下に行きます。

前スレ　>>739ニム。>>741ニム。
　ありがとうございます。そう言って頂くと、気が楽になります。
　でも、スピノザは基本的に怠け者ですので、少しぐらい義務感を持って
やっていった方がいいと思います。
　今後ともご贔屓にお願いいたします。
　さて、新しいあらすじのうｐに移ります。

　あらすじ８

　パク館長の自殺から、一週間経った。
　キム刑事とナム・スヨン刑事が捜査状況を整理していた。
　ナム刑事が言った。
「捜査結果が曖昧なのは事件自体がはっきりしないせいですね」
「何の話だ？」
「パク館長が他殺なのか自殺なのかもはっきりしません。その前にあった
失踪と交通自己も��疑惑�＆tきの事件なので捜査がまったく進まないと
いうことです」
　ナム刑事はキム刑事よりも十歳ぐらい若いが、すでに大きな事件を
いくつも経験している。
　ナムによると、ビョン室長たちの海外でのロビー活動は、美術界では
周知のことだそうだ。
「そんなこと、知っている人はみんな知っている、ってこと？　その人たちは
チョンノ美術館の一連の事件についてはなんと？」
「僕が人の表情の裏を読み取るのが得意なことはご存知でしょう？（知らねえよ）
みんな本音では、チョンノ美術館がああやって崩れていくのを喜んでますね」
「韓国人は、人が上手くいかないのを喜ばないからな、フフフ」（！）

「でも、パク館長のことは結構尊敬されていたようです。で、キュレーター
三人はそれぞれ違うことを話しているようですが、その中心には韓作連がある
と思います」
「よし、今度は外部から攻めてみよう」
「捜査資料は用意しておきました」
「あの『美術館の鼠』という原稿は？」
「ええ、大勢動員して三日間探したんですが、見つかりませんでした」
「今後はこうしよう。俺は韓作連の人たちに会ってみる。お前はチ画伯と
ユン画伯の資料をもう一度調べて見ろ」
「ヤン・ヌリとキム・ジュンギについてはどうします」
「お前がもう一度あって見ろ」
「分かりました。あ、キムさん、オ・ジンファン記者はもう来たんですか？」
「いや、まだだ、約束の時間は過ぎてるのに」
「なぜ会いたいと言ってきたんでしょう」
「贋作とか言ってたな」
「贋作なら話がまったく変わりますけど……」
　資料を持って立ち上がろうとしたナム刑事がため息をついた」
「どうした」
「今回の捜査を担当するまで、画家や芸術家は格好いい人種だと思ってきました。
だから美術界の捜査をすると言われたとき、安請け合いしちゃったんですよ」（？）
「それで？」
「でも、ここも完全な修羅場ですよ」
　キム刑事は直感的に今回の捜査は難航する予感がした。そう思うと力の
抜けるような気がした。（？）

◎感想８

　今回は間奏曲のような章で短いです。
　でも、違和感はありまくりです。
　何しろ、内容が��ないよう�＝B
　内容は、本当にこのあらすじに書いたことだけで、後は無意味な、だらだらした
会話の羅列です。
「ソウル……」も無駄な会話が多かったのですが、あっちは少なくとも主人公が
行動していました。（斜め上にですが）。
　こっちは、のっぺらぼうのように顔の見えない、記号としての人物がだらだら
会話を続けるだけです。
　それにしても、自分で自分のことを「表情の裏を読むのが得意」と自慢するのは
どんなものでしょう。
　こういう紹介は、やはり地の文か、相手、キム刑事の言葉として紹介するのが
本当ではないでしょうか。
　まあ、知ってましたけど、韓国人は他人の成功を妬むんですね。
　こうあからさまに言われると、なんだかなあ、という気分がしてきます。
　画家が格好いい、なんて、どこの中学生の感想だよ！　と言いたくなります。
　それに、主人公の一角にいる刑事は、難事件なら燃えてもらわないと。
　こういう人物造形が甘いと、根本的に読む気力が失せます。

おっと、無事スレを建てて頂き、記事もうｐ出来たものでございますから、
安心してうっかりしてしまったのでございます。
前スレで、たくさんのレスを頂いたのでございますが、こうして容量オーバーで
別スレになってしまったものでございますから、アンカーが無意味になって
しまったのでございます。
大変失礼ではございますが、ここでみなさまにお礼を申し上げることで、
レスをお返しすることの代わりとさせて頂きます。
ありがとうございました。（ぺこり）
今後とも、ご贔屓のほどよろしくお願い申し上げます。

>>5
　乙でございます、スピノザニム。魔界転生祝いニダ！

>>4
>「捜査結果が曖昧なのは事件自体がはっきりしないせいですね」
>「何の話だ？」
>「パク館長が他殺なのか自殺なのかもはっきりしません。その前にあった
>.失踪と交通自己も��疑惑�＆tきの事件なので捜査がまったく進まないと
>いうことです」
　大爆笑www、話が盛り上がってない理由がわかってるのに・・・どうにかしろよ！
　
>「今後はこうしよう。俺は韓作連の人たちに会ってみる。お前はチ画伯と
>ユン画伯の資料をもう一度調べて見ろ」
>「ヤン・ヌリとキム・ジュンギについてはどうします」
>「お前がもう一度あって見ろ」
　会ってみるってどの方向で攻めてみるとかが全く書かれていない、
お前らはじめてのお使いかよ、だらだらすぐるｗ

>>6 >>7
vitz-hybridニム。
あ、ここを見つけて頂けましたか。
良かった。
前スレ、書き込もうとしましたら、とっくに容量オーバー
になっておりまして、このスレのご案内も出来なかったので
ございます。
>大爆笑www、話が盛り上がってない理由がわかってるのに・・・どうにかしろよ！
はい。
もうね。
なんだかろくにプロットも建てずに、行き当たりばったりで書いていることが
見え見えなのでございます。
これでも、スピノザ的には、げんなりするような無意味なセックス描写がない
分、「ソウル……」よりは読みやすかったのでございます。
韓国文学のレベルの低さは、いささか底が知れないのでございます。
スピノザ、若干の恐怖感さえ抱いてしまうのでございます。

前スレ
【ノーベル賞への】韓国ミステリ等【どこでもドア】
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/

(ﾟ◇ﾟ)ｿｸｲ!!

　しばらくこのレスがお休みで禁断症状がでたので、
朝鮮風味で有名な荒山徹先生の竹島御免状を読み
ました（本場物はちょっとウリのように忍耐力が
ないものには無理？！）。
　やはりパチモンｗだけあってかなりぶっ飛んではいても
それなりに読めました。魔界転生、ガメラ、水戸黄門漫遊、
妖術師をパロディでざく切りにしてキムチで炒めたような。
　朝鮮の作家も荒山先生の作品を読んでくださいW

スピノザ様、新スレ立て及びうｐお疲れ様です。
昨日携帯で検索してスレ自体は見つけてたんですが、書込みができなくて。

>「パク館長が他殺なのか自殺なのかもはっきりしません。
ヲイ「自殺なのは間違いないです」って言ってたのはどうしたんだｗｗ
新事実が見つかったのか、あるいはフェイクで自殺だと言ってたのか…。
まあどうせケンチャナヨなんでしょうけど。

海外でのロビー活動ってのを、極々当たり前の事として言ってるのも
韓国だなあとは思いますが、ホント同じことばかりでくどい・話が進まない。

＞そう思うと力の抜けるような気がした。
それは読者の方が…

　おはようございます。少々寝坊をしたスピノザです。
　さて、それでは今日の分のネタの投下に参ります。

　あらすじ８

　ジュンギは『テンペスタのドラゴン』という論文を読んだ。
　著者は、美術史の専門家ではなく、美術品の復元を専門とする人物だった。
　ヌリから電話があった。
　ナム・スヨン刑事から、美術館の雰囲気について事情を聞かれた、との
ことだった。
「捜査が本格的な軌道に乗ったみたいだな。ヌリにまで聴取に来るとは」（？）
「これからは、韓作連を探るみたいよ」
「美術界が大騒ぎになるだろうな」
「ねえ、ジュンギ、もしかしてオ・ジンファン先輩から連絡はなかった？
「いや。どうして」
「オ先輩とまったく連絡が取れないの」
　受話器を持ったまま二人はしばらく何も言えずにいた。ヌリが口を開いた。
「何か嫌な予感がするの」
「うん、何かがあったに違いない。オ先輩が贋作に関する資料を警察に渡そうと
するのを、だれかが防ごうとしたのだろう」
「いったいだれが」
「アート・フィールドが問題だな。ここの記者が知っているのなら、もう皆が
知っているのと同じさ」
　二人の間に重い沈黙が降りた。

　ジュンギは、イム・ヨンスクの画集を思い出した。
　これが、パク館長が託した一種のメッセージだと察したのだ。
――「鬱病に対人恐怖症、特に対人恐怖症が酷かったわ。あんなに親しくして
いた人たちも避けていたんだから……」――
　ヌリの話を思い出した。
　対人恐怖症は��信頼�≠ﾌ不在がもたらすものだ。
　パク館長は、誰も信頼できなくなり、かえって初対面の自分にメッセージを
伝えようとしたのかも知れない。
「ヌリ、パク館長自身が自殺の理由の一部である可能性はある。パク館長は
ある問題に関わっていた。そして自責の念から自殺した。でも死ぬ前に何かを
伝えたかった。でもその内容は美術界の人に先に知られてはいけなかった」
　ジュンギは複雑な事件を解く鍵は、イム・ヨンスクの画集にあると直感
した。
　オ記者のことが心配だった。
　一連の事件と、オの失踪には関連があるように思えた。
　一方キム刑事は韓作連に向かう途中チョンノ美術館に立ち寄った。
　キュレーター全員が揃っていた。
「実は、オ記者のことで来ました。一昨日、オ記者がビョン室長とカン主任に
会ったそうですね。どんな話をされましたか？」
　ビョンが答える。
「重要な話はなかったように思います。闇市場でうちの専属画家の贋作が
出回っているというような話でした」
　カンが口を挟んできた。
「ビョン室長、オ記者は贋作は海外で作られたものだって言ってましたね」

「え？　贋作も海外で制作されるんですか？」
　キムが、あきれ顔で聞き返した。
「今は世界的に知られた韓国の作家が多いので（？）、外国の偽造団の標的にも
なっていますから」
「それがどうやって国内に入って売られるんですか？」
「海外のオークションのような経路を通して販売されることが多いです」
「オ記者はそこまで調べたということですか？」
「そうです」
「何か触れてはいけないところに触れたんですね」
　キム刑事は贋作に関する捜査が困難に直面することを知っていた。
　必ずと言っていいほど富裕層を始めとする上流階級がからんでおり
そこに手出しをするのは容易ではないからだ。（？）
「オ記者の件はどうなさるおつもりですか？」
　ビョンが、キムに聞いた。
「捜索願が出されれば、警察で何らかの措置を執るでしょう」

　ヌリは夜遅くイム・ヨンスクの家を訪ねた。
　例のイムの画集のナンバーワンを届けるためである。
　イムは彼女の人生そのものが芸術になる女性だった。
　イムは一九七〇年代の半ばから女性のヌードを描いてきた。
　彼女の絵はヌードがというより禅画に近かった。女性の概念的な象徴に
関心を置いた作品だった。子供を身ごもり、産む女性は、この世の中を創った
創造主と本姓を共有していると見ていた。
　イムは決して多作な作家ではなかった。
　一年に一点や二点多くても三点ぐらいを描いて、一点も描けない年もあった。
　作品が、完璧であることを求めていたからだった。
　イムの絵は、キャンバスに油絵を基本としていた。
　簡潔な線とモノクロームの形式を好んだ。
　イムの絵で最も大切なのは線だった。
　線はヌードのシルエットだけを無味乾燥になぞって再現するものでは
なかった。
　線が不規則でありながら不思議なリズムをもって動き、まるで線自らが
絵を完成していくような印象を与えた。
　このような技法を画壇では��イム・ヨンスク画法�≠ﾆいうほどだった。
　西洋画でありながら多分に東洋的なこの技法は、イムの夫、ユン・フの
影響によるものだった。
　ヌードの余白には、花や昆虫などをやはり簡潔な線だけで描き入れた。
　画集をめくっていたイムの目に、涙がたまっていた。
　ヌリは、イムが泣きたいだけ泣けるように静かに立ち去った。

◎感想８

　ええっと、ご覧のように、肝心のイムの絵、というものが描写されていません。
　観念的な説明に終始しています。
　どうも韓国人というものは、具体的に目に見えるように��描写�≠ｷる。
　ということが苦手なようです。　
　現代画で、東洋画風で、ヌードで。
　何やら、ちっとも像が結びません。
　富裕層。上流階層がからむと、捜査が面倒になるって。
　それはいったいどこの途上国だよ！　と突っ込みたくなります。
　相も変わらず、世界的に名を知られたウリナラ画家。
　などというファンタジーを書いていますが、説得力皆無です。
　で、とにかく話が進まないのですね。
　じゃあ、洒落た会話なりがあるかといえば、それもありません。
　あらすじをお読みになっただけでお分かりと思いますが。
　本当に、付き合った時間を無駄な時間だった、と痛感させてくれる
作品です。
　不可！

>>9
臼雉ニム。
あ、ありがとうございます。
ソクイさせて頂き、その上前スレまで。
感謝感激雨あられでございます。
>>10
vitz-hybridニム。
>朝鮮の作家も荒山先生の作品を読んでくださいW
荒山先生のお名前だけは、承知いたしておりますがなかなか
そちらの方まで手が回らないのでございます。（苦笑）
>>11
ダミアンニム。
>海外でのロビー活動ってのを、極々当たり前の事として言ってるのも
>韓国だなあとは思いますが
やはり、引っかかるところは日本人は皆同じでございますねえ。
今日うｐしました記事でも、富裕層に警察が及び腰になるところなど、
日本人には今一つ納得できないところでございます。

>>12
スピノザﾆﾑ、乙であります。
韓国ミステリの読解＆紹介という苦行、ほんとにお疲れ様です。
ゆっくりのんびり、重荷にならない程度にやっていって下さいまし。

自分、迷子になってあらすじ８が更新されていることに気づきませんでした；
二つ分の感想ですが…うーん；
様々なディテールがあやふやだわツッコミどころは多いわで、
また少ないＳＡＮ値ががが(ry

とにかく首を傾げたくなる記述が多いですね…
今回の内容から読み取れるのは、他者に対する妬みっつーか
あちらは“恨”と見栄の文化で成り立ってるんだなって事ですかね…
画法とやらもわけわかめ。具体的に描いてくれよ！ と…
そして
>世界的に知られたウリナラ画家
…………誰かおった？
という素で出た問いは飲み込まなくてはいけないのですね。はぁ

ところで今回は９回目でしょうか？
ちょっと回数が気になりましたので。

>>18
エスキニム。
>あちらは“恨”と見栄の文化で成り立ってるんだなって事ですかね…
はい。
どうもそのようでございます。
ここまできても、今一つ信じ切れないのでございますが……。
>ところで今回は９回目でしょうか？
>ちょっと回数が気になりましたので。
あ、それは、第六章がａとｂ、二回分になっているのでございます。

>>18
>世界的に知られたウリナラ画家
ウリナラ系ならナム・ジュン・パイクくらいでしょうか。
それなりの芸術家はいるでしょうけど、「世界的に知られた」ってのはｗｗ
そういえば、韓国はなぜかナム・ジュン・パイクを故意に無視してるような感じがありますね。
韓国系とはいえ、現在アメリカ人だし日本で学んだというのも気に食わないのか。
あるいは作風が韓国好みではないのか、その辺は不明ですが。
ブームスレでもスレの趣旨に関係なくホルホルネタ持ってくるのに
パイクは持ってこないんですよね。

前回と今回のオ記者の消息不明ですが、ムダに引っ張りすぎだと思います。
なんでこんなに展開が遅いんでしょう、京極夏彦ばりの薀蓄が出るわけでもなく
ただ似たような事を書いてページを稼いでるだけという印象ですね。

>>16
　これでもかというほどどうでもよい内容の会話がてんこ盛り
・・・推理とかはいうほどのものは期待しないから直感だけで
捜査するなよ。三段論法ならぬ散弾論法ばかり
　
　イムとかいう架空の画家の手法・・・話の筋に関係あるなら
良いけど、結局言ってみただけになるような悪寒

　　結論：朝鮮人のブラウン運動、アリ塚を壊した時のアリの行動
　　　　　・・・両生動物のくそほどの価値もない

>>20
ダミアンニム。
>ウリナラ系ならナム・ジュン・パイクくらいでしょうか。
やはりそうでございますか。
スピノザは、美術方面には疎いものでございますから。
やっぱり、ただただホルホルしたいだけなのでございましょうか？
>ただ似たような事を書いてページを稼いでるだけという印象ですね。
はい。
これでも、スピノザが削りに削った文章なのでございます。
元は、スンドゥブチゲの素を千倍に薄めました鍋のような、スープとも
お湯とも判別のしようのない文章なのでございます。
>>21
vitz-hybridニム。
>三段論法ならぬ散弾論法ばかり
ニ、ニム！
そういう不意打ちは！！！
スピノザ、大爆笑してしまい、悪妻に胡乱げに見詰められております。
>結論：朝鮮人のブラウン運動、アリ塚を壊した時のアリの行動
はい。
そのようなものではないかと思われるのでございます。

史上最低の探偵・・・ドーヴァー主任警部
　このスレヲ見ていて思い出しました、しかし
そのレベルの探偵もいない、ゥワァァーン
　声闘探偵キム・・・むちゃくちゃな直感と火病で
チョッパリを惑わし精緻なトリックを無効にしてしまう。
　　　　　　読んでみたいｗ

　おそようございます。
　スピノザの住む、北の国では、いきなり夏の暑さがぶり返してきたのですが、
みなさまご健勝でお過ごしでしょうか。
　面倒な夏風邪などお引きになりませんように、ご自愛ください。
　では、今日の分のネタを投下いたします。

　あれ、やはり番号が狂っていますね。昨日はあらすじ９で、今日が１０
のようです。エスキニム、申し訳ございません。

　あらすじ１０

　オ記者は、二人の男に掠われ、監禁されていた。
　一人の男が、タバコに火を点けながら言った。
「緊張するな。ソウルよりはこっちの方がましだろう」
「ここはどこですか？」
　男は黙ってタバコを吸っていた。
　男の目つきがあまり鋭くて、オは��正視する�≠ｱとすら怖かった。
　オはじっと��つぶっていた�＊ﾚを開けた。（？）
　記者ならではの冷徹な感覚をもとに、今、自分のいる場所を推測しようとした。
　物流倉庫のような殺風景なところだった。隅に、ざっと百点あまりの油絵が
立てて並べられていた。
　オの資料ファイルが男の前に置かれた。
「読ませてもらったよ。お前どこまで知っているんだ」
「これ以上は何も知りません」

「『美術館の鼠』という文書についてはどこまで知っているんだ？」
「もうやめてください。僕が警察に行こうとしていたことを、たくさんの人が
知っています。何かあったら探し始めるだろうし、そうしたらここもすぐに
ばれますよ」
「こいつしらを切るつもりか。じゃ仕方ないな。おい、連れてこい！」
　手下の男が、しばらくして誰かを連れてきた。
　それは、やつれてはいるが、オがよく知る人物だった。
　一方、チョンノ美術館のキュレーターたちが会議をしていた。
　カン・ユニは体調が優れず入院していた。
　主にイムの画集の手渡しと、ジュンギの展覧会の打ち合わせだった。
　そこにイムがノックもなしに学芸研究室に入ってきた。
　イムは、何かに驚いたように顔が上気していた。
「イム先生、ご連絡もなしにどうされたんですか？」
　イムはビョンには答えず、ヌリに渡された画集を取り出した。
「とんでもないことです。これを見てください」
　イムが、画集の所々に貼ってある付箋を指しながらいった」
　ヌリが、驚いたように大声を出し、口を覆った。
「やはり専門家ね。私の作品を一番よく知っているヌリさんが真っ先に見つけて
くれると思ってたわ」
「ビョン室長、ナ主任、これを見てください」
　ヌリが一枚の絵を震える指で指した。
　ヌリが指したのはイムの描いたヌードのお尻のところだった。そこには小さな
点が打ってあった。

「なんだ、これは……！」
　ビョンとナは驚きのあまり言葉に詰まった。
　イムは付箋をした七つの作品のページをめくりながら言った。
「ヌードのお尻にこのように点が打ってあったわ。基色のマチエールのため、
すぐは見つけられなかったけど、一度気づいてしまえば絶対目から離れません」
　イムの声が高くなった。
「印刷ミスではないのです。もとの絵、そのものがそうなのです。よく見ると
点がマチエールに沿って一緒に流れています。七点の絵にとても正確に、
同じ位置に同じ大きさで描かれています」
「ナ主任、他の画集を確認してください」
「ビョン室長、全部同じです。同じところに点が打ってあります」
「今回の画集だけなのです。これらの絵が載っている以前の画集を確認して
みたのですが、異常はありませんでした」
「ビョン室長、ここにある七〇年代の作品二点は、今二階の展覧会場にあります。
行って確認してみてはどうでしょうか」
　四人は、急いで二階に下りていった。
　展示会場に並べてある二つの作品には点がなかった。
　ビョンの顔色が尋常ではなかった。
「室長、大丈夫ですか？」
　ヌリが声を掛けた。
「え、ああ大丈夫です」

「原画には確かに点がないのに、だったら画集の中の絵はなんでしょう、」ひょっと
して最近出回っている贋作でしょうか？」
　ヌリがイムに気遣いながら聞いた。
「いえ、画集に載っているのは確かに私の絵です」
　ビョンが言った。
「偽造犯の最大の目的は原画とまったく同じ絵を描くことです。すぐ見つけられる
手を描き入れるはずがありません」
　四人は再び学芸研究室に戻った。
　ヌリは給湯室から冷たい水を三杯持ってきた。
　ナが水を飲もうとグラスを手にしたがグラスが滑って落ちた。
「ナ主任、ショックが大きかったようですね。しっかりしてください」
　イムがナを見ながら言った。
　ビョンが口を開いた。
「ヌリさん、今までお送りした画集は全部回収しなければなりません」
「はい、そうします」
「この美術館にある二点以外、御殿の持ち主を捜してください」
　ヌリがファイルをめくってもチヌ師を告げた。
「手分けして、それらの絵を確認しましょう」
「それにしても」
　イムが言った。
「パク館長がどうしてこんな異常を見つけられなかったのか？」
　不意に、ヌリの頭の中に〈テンペスタ〉の小さなドラゴンが浮かんだ。
　しかし、考え込んでいる状況ではなく、慌てて部屋を出た。

◎感想１０

　ええと、本文二三〇ページの一三六ページになって、やっと美術がらみの謎
らしい謎が出てきました。
　でも、本当の描写らしい描写がないので、会話も弾まず、テンポが悪いこと
この上ないのです。
　それに、オ記者が、目をつぶっていたはずなのに、相手の表情が見える。
　この間抜けな描写にはズッコケます。
　だって、こ、同じ段落の近接したフレーズに続けて出てくるわけですから。
〈テンペスタ〉のドラゴンも、やっと役を果たしそうですが……。
　前スレでも話題になっていましたが、テンペスタという絵に、そのドラゴン
のような点って、あるんでしょうか？
　スピノザの検索能力では、見つけられませんでした。
　とにかく、この謎は、もっと早い時点で提示されるべきだと思います。
　正直に申し上げまして、こんな退屈な作品、読み通したのはスピノザの他に
二桁ぐらいしかいないと思います。
　多分、挑戦した人は死屍累々として横たわっているのでは、と思います。
　まあ、赤点です。

>>28
　こんにちは、朝鮮ミステリーの伝道師にして至上の忍耐力を持つスピノザニム。
>本文二三〇ページの一三六ページになって、やっと美術がらみの謎
>らしい謎が出てきました。
　まだ100ページもあるんですか・・・うんざり。謎が出てきはしましたが、ちっとも
わくわくてかてかしません。しいていえばお尻の点がどれくらいくだらない顛末に
なるかくらいしか期待できそうにないですねｗ
　最初の尋問シーンも古き良きやくざ映画の1シーンのよう・・・もうちっと
スマートさがないもんですかねぇ、絵画偽造の知的犯罪者なんだから。

>>28
>前スレでも話題になっていましたが、テンペスタという絵に、そのドラゴン
　ウリの検索では素晴らしきものが引っ掛かりましたｗｗｗ
　ttp://blog.livedoor.jp/kanata_ss/archives/53769156.html
　フィギュアもものによってはかなり高額になるようですから、
本当にこちらの方だったりして、ｿﾝﾅﾊﾞﾅﾅ

スピノザ 様、本日の苦行乙です。
読んでうｐする方がご苦労が多いのは間違いないでしょうが、コレ感想書くのも苦行ですね。
今回の一番の感想は「アラ、オ記者生きてたのね。」ってとこですね。

それにしても地の文もですが会話文、もう少しなんとかならないもんでしょうかねえ。
下手くそな芝居のセリフみたいで、自然な会話にもなってないし。

謎の提示にしろ、話の進め方にしろ、なぜこんなに回りくどくて不必要に説明過多なのか
過多なのに、本来必要な伏線だのキャラ描写だのがないのはなぜなのか。
そっちの方がよっぽどミステリですね。

>>28
スピノザﾆﾑ、乙であります〜。
こんなＨＰのメリメリ減る作業、数え違いとか起きてもしゃあないこってす。

尻の穴……
なんつうか、ﾆﾀﾞｰの作るものは色々下品なものが混じるのは
前スレやブームスレで知っておりましたが、この作品でも出るんかい、と。
しかも裸婦画に足すとか、ﾆﾀﾞｰの感性は某仮面劇から変わってなくてまた嫌…
つか何か加えるにしてもこの下品なもの、やっぱ芸術を知らんわこのなまもの。

そして半分以上過ぎてやっと謎らしい謎って、
さすがに暢気過ぎゃしませんかい。
普通このへんの謎はもっと前に提示して話を膨らませますよね。

どうせ記者の前に唐突に出てきたあの人も、
序盤で死んだと思われていたあの人が！てオチなんだろー!?

亀レスになるのでございます。
申し訳ございません。
最近、いささか体調が上向いておるものでございますから、
出かけることが多くなったのでございます。
>>29　>>30
vitz-hybridニム。
>まだ100ページもあるんですか・・・うんざり。
まったくでございます。
まだお付き合い頂ける方がいらっしゃるということが、
スピノザにも信じられないのでございます。（苦笑）
それにしましても、フィギュアというものも、なかなかに奥が
深いものなのだなあと、感動してしまうのでございます。
>>31
ダミアンニム。
>それにしても地の文もですが会話文、もう少しなんとかならないもんでしょうかねえ。
はい。
「ソウル……」もそうでございましたが、会話にリアリティもユーモアも
ないのでございます。
やはり、背景にある文学の積み重ねが��ない�≠ｱとが大きく作用して
いるのではないかと愚考いたしますのでございます。
>>32
エスキニム。
>ﾆﾀﾞｰの感性は某仮面劇から変わってなくてまた嫌…
これはもう、ウリミンジョクの業なのかも知れない。
そんなことを思うスピノザなのでございます。
>序盤で死んだと思われていたあの人が！てオチなんだろー!?
ギクッ！！！
なのでございます。（嘆息）

>>33
>最近、いささか体調が上向いておるものでございますから、
>出かけることが多くなったのでございます

喜ばしい事ではないですか。
英気を養いつつ時間と体調と気力の許す時にマイペースでうｐなさってください。
確かこの後上下巻の大作もお買いになったと、前スレでおっしゃってた気が…
「まだまだ続くんじゃ。」ならゆっくりといきましょう。

>>32
>ﾆﾀﾞｰの感性は某仮面劇から変わってなくてまた嫌…
とはいえ他にこれといった韓国らしさってのも見当たらないし、ここを押し進めていくしか…
押してっても団鬼六の方面には行かず、遙かナナメ上方向に飛ぶのはほぼ確実ですが。
娯楽でも芸術でも「文化」の巾の狭い国なんだなあと改めて思いますね。

う〜ん、やっぱり訳がわからないなぁ

>>「印刷ミスではないのです。もとの絵、そのものがそうなのです」

ってことは、オリジナルの絵に点が打たれていたってことですよね？
それなのに

>>「今回の画集だけなのです。これらの絵が載っている以前の画集を確認して
みたのですが、異常はありませんでした」
>>「原画には確かに点がないのに、だったら画集の中の絵はなんでしょう」

って部分は、オリジナルには異常が無いように読める
でも、オリジナルが無事なら、何でそんなに慌てる必要があるんですかね？
画集の印刷料金が無駄になったから？w

　さて、今日も今日とて、つまらないネタの投下に励むスピノザです。

　あらすじ１１

　ビョンとヌリを乗せた車の中は重い沈黙に包まれていた。
　調査したイム・ヨンスクのヌードの絵五点に、お尻の点があったのだ。
「室長、絵はどうしますか？　回収すべきですよね」
「もちろんです」
「で、あの絵はどうされるつもりですか？　キム刑事には話さなければなりませんね」
「ヌリさん、なぜそんなことを外に持ち出すんです？」
　ビョンがいらいらするように言った。
「でも、すでに捜査が始まっているので、これも一緒に……」
「今回の警察の捜査に積極的に協力するのは、そうした方が美術館のためだと
思ったからで、それ以上ではありません」
「じゃ、あの絵は……」
「焼却します」
　ビョンはきっぱりと言い切った。
「精密分析をしてみてはどうでしょう？　Ｘ線や紫外線などだけでも、多くのことが
分かると思いますが」
「いいえ、そんな必要はありません。今回のことは私に任せてください」
　ヌリは、それ以上何も言わなかった。

　午前〇時過ぎにヌリから電話がかかってきた。
　ジュンギは多少興奮気味のヌリの話を淡々と聞いていた。
　パク館長からもらったイム・ヨンスクの画集を確認した。
　ヌリの話の通りだった。
　お尻にある一つの点で絵はまったく台無し（？）にされていたのだ。
　しかし、問題なのは、それらの絵に対するビョン室長の態度のように思われた。
　問題の絵を詳しく調べもせずにすべて焼却してしまうのはあまりにも非常識だった。
「パク館長の件や、チ先生、ユン先生、韓作連、さまざまな攻撃にも冷静に
対応してた人よ。なのに、今日は普段とあまりにも様子が違っていたの」
「ヌリは、（それについて）どう考えてるんだ」
「ビョン室長とナ主任は、あの絵について何か知っている感じがしたわ」
「もっと重要なことがある」
「もっと重要なこと？」
「あの二人は、真実を隠そうとしているってことさ」（？）
　さらにジュンギは続ける。
「イム先生の作品をだれよりも知っている館長が、あの点に気づいてないはずが
ないんだ。だとすれば、一緒に働いていたビョン室長やナ主任、カン主任も何かを
知っているはずだ。それを隠そうとしているわけだ」
「表に出してはいけないことだったのかしら？」
「ヌリ、あまり深く考えないようにしよう。今与えられたことだけに集中しよう。
これから僕のアトリエに来られるか？」
「すぐ行くわ。じゃ、後でね」
　ジュンギは、再びイムの画集を開いた。

◎感想１１

　今回も短い章です。
　しかし、決定的な疑問が炸裂します！
　そうです。
　んなに絵を台無しにしてしまうほど目立つ��点�≠ﾉ、どうしてみんなが気が
つかないのか？　という根底的な疑問です。
　謎は、この��点�≠�巡って展開していくのですから、肝心要の種が割れている
手品を見せられているような気分がします。
　それに、ジュンギが、
「あの二人は、真実を隠そうとしているってことさ」
　と推理するのはなぜか？
　これも肝心要のところです。
　しかし、これも、この時点でジュンギが二人の隠し事に気づかないと話が
進まない、という作謝の都合で閃いたとしか思えません。
　で、もうお気づきとは思いますが。
　文章を推敲した形跡が見られません。
　恐らく、漠然としたものであれ何であれ、プロットらしきものは立てていない、
と推察されます
　ですから、ただ、思いついた文章をだらだらと垂れ流している、という印象に
なります。
　本当に、二度読み返してみると、無駄な行ばかりなのです。
　困ったものです。

>>34
ダミアンニム。
>喜ばしい事ではないですか。
はい。ありがとうございます。
あまり、調子に乗りすぎませぬように、自分をコントロールしながら、
活動範囲を広げていこうかと思っているところでございます。
六十面下げて、楽しみは２ちゃんだけ、というのは、やはり寂しゅう
ございますから。（にっこり）
>娯楽でも芸術でも「文化」の巾の狭い国なんだなあと改めて思いますね。
はい。取りあえず、国家を組織した国民の文化としては、もしかすると
史上最低なのではないか、と、まあこんなことをしみじみと考えてしまう
次第なのでございます。
>>35
韓国人には愛が無い。ニム。
>って部分は、オリジナルには異常が無いように読める
あ、申し訳ございません。
ただでさえ混乱している原文を、要約するときに上手くまとめきれなかった
スピノザのミスでございます。
イム女史が、過去に確認したときには��異常がなかった�♀Gに、今回の
画集では��点�≠ｪ打ってある、のでございます。
それを、今日うｐいたしました文章で確認し、回収するのでございます。

>「あの二人は、真実を隠そうとしているってことさ」（？）
せめて「あの二人は何か隠してるみたいだ」くらいにしておけばいいのに

いくら室長とはいえ、美術館所有の絵をそんな独断で早々に
焼却処分なんて決めちゃっていいんでしょうか。
普通芸術作品ってなにか「キズ」が出たら修復するもんでしょうし
これ室長の所有品じゃないでしょうに、作者は何も考えてないんでしょうか。

今回の読んで唐突にアトムの誕生物語を思い出しました。
子どもの頃は何とも思わなかったんですが、天馬博士のアレって職権乱用ですよねえ。
アトムをサーカスの売り飛ばすに至っては一種の業務上横領と言うか背任と言うか
税金で創られたアトムを完全に私物化してましたね。
究極超人あ〜るでもネタにされてたエピソードですが、現実に照らし合わせると
味気なくなっちゃうとこもありますね。

毎度苦行お疲れ様です。
メモでも取りながらじゃないと、内容が頭に入ってこないです(><)
めんどくさいからしないけど。

'点'と言うのはホクロのことなんだろうか。
韓国語では同じ発音なので…。

>>36
スピノザニム、乙であります。

なんつうか、話の筋が滅茶苦茶ですねぇ。
この話の流れだと、主人公2人がのろくさしてるうちに絵は焼かれてしまいまっせ。
「室長と主任は絵について何か知っている感じがしたわ」は
普通の作品だと話の序盤で出て来る事じゃないかと。
2時間ドラマならこの辺でいろいろと手がかりが繋がって、
怪しい態度が明らかになっていき、
「奴らなら証拠を焼却処分すらしかねない！急ごう！」とか言って
現場へ急行するような流れでクライマックスへ、てなる気がします。
もうね、火サスとか土ワイの脚本読めよと（木曜ミステリーシアターでもいいからさ）。

>>34
ダミアンニム。
うう、特色って間違いなくスカで下品な方ですよね…嫌だああ。
本当に文化の幅が狭いと言うか、低俗の更に下を行くのはなんでなんでしょうね。

>>40
ダミアンニム。
>いくら室長とはいえ、美術館所有の絵をそんな独断で早々に
>焼却処分なんて決めちゃっていいんでしょうか。
やはり、この辺りは、一定の権力を持ったものは何をやっても許される、
という両班気分なのでございましょうか？
日本人には、いささか理解に苦しむ展開でございます。
>>41
>'点'と言うのはホクロのことなんだろうか。
>韓国語では同じ発音なので…。
あ！
そうなのでございますか……。
一応、翻訳の方は、ずっと��点�≠ﾅ押し通しておるのでございますが、
しかとしたことは分からないのでございます。
>>42
エスキニム。
>もうね、火サスとか土ワイの脚本読めよと（木曜ミステリーシアターでもいいからさ）。
はい。
スピノザは、テレビドラマは苦手なのでございますが、それでもイルボンのドラマの
方が一京倍はましだと思うのでございます。
ほんっとうに情けない。

>>42
＞スカで下品な方
まあ、それ以外は暴力描写くらいしかないですしねえ。
下品も極めれば、なにがしかになるかもしれませんが、ニダさんたちの場合
小さな子供が「ウ○コー」と叫んでるレベルなんですよね。
かといってアラレちゃんの可愛らしさにも行かないし。
このままなら韓国ミステリ界には赤川・西村も出ないし
京極・宮部・東野・貴志さんあたりも出ないでしょうね。
かといって、団鬼六や宇能鴻一郎・川上宗薫にも行かない
まして式貴士みたいな妙な二足のわらじ履く人も出ないでしょう。
なんか絶望的ですね。

映画ではキム・ギドク監督が金獅子賞取ったようですが、「韓国のホコリ」と持ち上げても
あの路線を突っ走る可能性は薄そうですし。
メジャー路線じゃないし、アレを芸術的に描くのはやはり才能が必要でしょうから

　三寒四温とは言いますが、スピノザは盆地に住んでおりますので、気温の変化が
激しく、ついていくのに苦労させられます。（苦笑）
　みなさまも。ご自愛ください。
　さて、相も変わらず、やくたいもないネタを投下いたします。
　少し長いものですから、二分割にします。

　あらすじ１２ａ

　ジュンギは、問題の画集を出し、ダウンロードしておいた〈テンペスタ〉に関する
論文を読み始めた。これを読むのは二度目である。
――（前略）ルネサンス期の絵画としては珍しく、輝く光線と質感によって多様に
変化する色彩を通じて、画面を構成する要素、すなわち人物と風景、空気、光、
建築物を有機的に結合させる。（後略。テンペスタに関する、やくたいもない分析）
――（　）内スピノザ。
　ジュンギは画集に貼ってある〈テンペスタ〉をもう一度よく見た。
　見ればみるほど分からない絵だった。
　論文を読み進める。
　〈テンペスタ〉は、純粋な風景画であるという議論があった。
　ジュンギは、この部分で首を傾げた。（？）
　この時代には、風景自体がテーマとなることは無かったからである。
　もう一つは、〈テンペスタ〉が特定のテーマを描いた、とする主張である。

（以下、〈テンペスタ〉のテーマに関するいらない蘊蓄）
――しかし、これらの論争のすべてを黙らせる学説が発表された。
　グルモンドは〈テンペスタ〉を宗教画とみなした。
　一つのテーマは、ビザンチンの聖者、聖テオドロスがキリストの声に導かれ、
毎年生け贄を要求するドラゴンを退治した話。
　もう一つのテーマは、聖テオドロスの母親が、テオドロスの兄弟とともに
ドラゴンに捕まり、それを救出する話。
　この二つの話が混ざり合い、絵のテーマとなっている、とグルモンドは主張
するのである。
　驚くべきことに、ジョルジョーネはこうしたテーマを巧みに隠して表現した。
　ドラゴンは、背景の建物に見つけにくい小さな点として描かれている。
（中略）
　Ｘ線撮影の結果、テオドロスに比定される青年が立っているところには、沐浴
する女性が描かれていたことが分かった。――
　論文の最後は、ジョルジョーネの他の絵に関する考察で終わっていた。
　アトリエのドアを叩く音がした。
　ヌリが入って基て言った。
「論文は読み直してみた？」
「うん。コーヒーでも飲むか？」
　ジュンギはコーヒーを入れた。
　ジュンギは〈ヌード＃２５〉を広げた。

「パク館長の出した問題と、その解法も分かったと思ったんだけど、いざ論文を
読み出すと、思ったより簡単じゃないんだ」
「��作品解釈方法論�≠�当てはめてみたらどうかしら」
「うん。第一段階、作品をめぐる環境だ。色々あるけど、〈ヴェネチア絵画展〉
を打ち切って、イム先生と僕の個展を進めたこと」
（以下、推理とも言えないどうでもいい会話が続く）
　そして、ヌリが言う。
「すべてが〈テンペスタ〉のためでしょう？　リンクの役割を果たした〈テンペスタ〉、
もっと正確に言えばその小さな点。これくらいでリンクの役割は十分じゃないかしら」
　ジュンギはパク館長の言葉を思い出した。
――そう難しく考える必要はありません。絵を見る人たちは、絵は難しいと思って
いるが、実際には画家はそう思わない場合が多いです。芸術作品の秘密は、実は
作品の中にあることが多いのです。――
「僕たちが気付かなかったことがある」
「どんな？」
　ジュンギはソファーに体を沈めて目を閉じた。
　ヌリが冷蔵庫からジュースを取り出してジュンギに渡した。
　オッカムの剃刀！
　瞬間、オッカムの剃刀がジュンギの頭をかすめた。
　ジュンギははっとしたように体を起こした。

◎感想１１ａ

　ようやく、推理らしきものが始まりました。
　しかし、回りくどく、こう文章の要点がするっと頭に入ってこない叙述です。
　この辺まで来ますと、なんか、驚天動地の大トリックが仕込まれている可能性は
限りなく低いな、という気分になってきます。
　島田荘司御大も、「アジア本格リーグ」と銘打ったからには、韓国を外すわけには
いかない。そういう状況の中で、この作品の出版には苦渋の決断を迫られたのかな、
と想像されます。
　前にも描いたような気がしますが、絵に関する具体的な描写が、全くと言って
いいほどないのですね。
　ですから〈テンペスタ〉のドラゴン、とか、イム・ヨンスクの絵に打たれた点、
などと言われても、どうにも具体的なイメージが湧いてきません。
　そして、ジュンギ君！
　君、オッカムの剃刀！
　って言ってみたいだけだった、ちゃうん？
　とにかく、まるっと飛ばしたくなる蘊蓄や、妙なペダントリー入れるぐらいなら、
問題の絵を図版で済ましていないでちゃんと描写しる！

・館長が贋作製造に加担していて消されたっぽい
・テンペストの絵に謎がある
この2つが無関係のまま並んでいて、関連しないで終わるにｲﾋﾟｮｳ(=ﾟωﾟ)ﾉ

>>48
スピノザﾆﾑ、乙であります。

ははぁ、いらん蘊蓄や会話でページ数稼いでるから
このうっすい内容で単行本になるねんな…

オッカムの剃刀とキャラに言わせるくらいなら、
まずてめぇの余計な描写をまるっと削ぎやがれ！てぇ気になります。

テンペスタのドラゴンですが、
自分は牧童のすぐ後ろにある建物の隅に描かれた
紋章的な形の黒い箇所を指しているのかと思ってしまいました。
しかしどーせ意味ないんだろうな、テンペスタのドラゴン。
ジュンギの閃いたオッカムの剃刀が、まさかの
「テンペスタのドラゴンの事はまるっと無視！単純に事件を考える！」
にならないことを祈っております。

>>50
あの絵の解釈に新説を唱えているわけでもないので、
単に(浅学な)知識をひけらかした程度であろうかと(´･ω･`)
オッカムとベッカムの区別が付いているか怪しいものです。

>>48
　こんにちは、暑くて農作業をさぼっています。
　皆さん、お気づきかも知れませんがまだはっきりした犯罪は
認められていないのですよ。自殺か他殺かもはっきりしていない
（する気がない？）、絵画の偽造も噂程度の段階。
　オッカムの剃刀とラプラスの悪魔とマクスウェルの悪魔の
3重奏で結局犯罪はなかった、テヘ　でいいんじゃないでしょうかｗ

本日もうｐ乙です。
低空飛行を保っていくというのも、ある意味高等テクニック…なはずあるかい！

すっかり忘れてましたが、ジュンギって新進気鋭の画家なんですよね？
芸術家にはとても思えない、そこらにいる冴えない兄ちゃんにしか見えませんねえ。
絵に対してもあまり興味なさそうな感じですし。

>>52
vitz-hybridニム
ついでにシュレーディンガーの猫も参加して
「フタを開けてみないと（犯罪が）あったかないかわからない」
という方向でも。
そういや自殺って断言してたはずなのに、いつの間にやら、どちらかわからないになってますね。
何か新事実出ましたっけ？

九月も半ばなのに、この暑さは
「マクスウェルの悪魔」のせいニカ！

ホクロがらみの恐怖ミステリーと言えば
梅津かずおの「おろち」（だったかな？）
少女の頬の小さなホクロが、徐々に徐々に
大きくなっていって・・・

「ぎや〜！」

>>53
>芸術家にはとても思えない、そこらにいる冴えない兄ちゃんにしか見えませんねえ。
　　おそまつ君のイヤミって感じでしょうか？シェー

　シュレジンガーの猫：早く自殺か他殺か決めてくれないとウリの立場が・・・
　ラプラスの悪魔：朝鮮人の思考と行動は混沌すぎてウリにも読めないニダ！
　マクスウェルの悪魔：エントロピーが減少して臍が茶を沸かしちまったぜ！
　オッカムの剃刀：何か残るだろうと削いでいったら何も残らなかった、竹輪の穴かよ！

>>54
>九月も半ばなのに、この暑さは
>「マクスウェルの悪魔」のせいニカ！
　摂氏マイナス3000度のこの小説を読んでも暑いニダか？

>>49
(=ﾟωﾟ)ﾉニム。
>この2つが無関係のまま並んでいて、関連しないで終わるにｲﾋﾟｮｳ(=ﾟωﾟ)ﾉ
い、いや、そのう……。あはははは……。ｏｒｚ
>>50
エスキニム。
>ははぁ、いらん蘊蓄や会話でページ数稼いでるから
>このうっすい内容で単行本になるねんな…
はっはっは、と乾いた笑い。
なのでございます。
いえ、もうね。
本当にうっすーい、のでございます。
大きなグラスなみなみの水に、カルピスを一滴垂らしたような
具合なのでございます。
>>51
>あの絵の解釈に新説を唱えているわけでもないので、
まさにそこなのでございます。
高橋克彦などのとの差は、そういう��知的�℃h激があるか無いか、
なのではないかと愚考する次第なのでございます。
>>52
vitz-hybridニム。
>まだはっきりした犯罪は
>認められていないのですよ。
はい、その辺が、読んでいていらいらしてくるところでございます。
ひたすらまわりくどくて、なかなか核心に至らない。
それを気の利いた小説と、勘違いしている風がございます。
>>53
ダミアンニム。
>低空飛行を保っていくというのも、ある意味高等テクニック…なはずあるかい！
はい。マジで、今まで読みました二十数編が、すべて墜落すれすれの低空飛行！
というのは、ある種の奇跡ではないかとさえ思われるのでございます。

>>54
すもニム
あれは怖かったですね、「おろち」でしたっけ
イアラやおろちは粘りついてくるような怖さがありますね。

>>55
イヤミほどキャラが立っててくれれば…イヤミもチビ太も主人公喰ってますから。
むしろ六つ子の中で、いつも名前を忘れられる、かあいそうな子の方ではないかと。
あの六つ子って、作者もおそ松とチョロ松以外キャラの区別付けてないですよね。

>>54
すもニム。
>梅津かずおの「おろち」（だったかな？）
ひ、ひぇー！！！
スピノザ、小学校の時から、楳図かずお大先生には深甚なる
トラウマを持っているのでございます。
くわばらくわばら。
>>55 >>56
vitz-hybridニム。
>おそまつ君のイヤミって感じでしょうか？シェー
はっと。
大爆笑！！！
>摂氏マイナス３０００度のこの小説
でも、これを読んでおりますスピノザは、なんだか、いやーな、
ぬるぬるした、冷や汗、をかきながらネタをうｐしているので
ございます。
さむーい小説を読んでおりますのに、汗、が出るとはこれいかに？
ニダーさんにかかりますと、時空も物理法則も、みんな奇妙に
ねじれてくるのでございます。

>>58
ダミアンニム。
>イヤミほどキャラが立っててくれれば…イヤミもチビ太も主人公喰ってますから。
あ、そうでございますね。
ジュンギ君もヌリさんも、読んでおりまして一向に姿が
浮かんでこないのでございます。
少しネタばらしをいたしますと、実はスピノザ、今、同じアジア本格リーグ
から出されております、インドのミステリを読んでおるのでございます。
こちらの方は、主人公を始め、脇キャラも、バンバン絵が浮かんで
くるのでございます。
さわりだけご紹介させて頂くつもりでおりますが、なんだか比較するのが
可哀想になってくるのでございます。
でも、悪趣味なスピノザは、比較するのでございます。
ふっふっふ。（不敵な笑い）

>>59
　ふと考えてみたらこの小説は謎解きミステリーのやうなものですよね？
　それなら通常は作者が謎を出し、それを探偵役が解こうとしていく過程で
読者も謎を解いてみようとする。そういう作者と読者の戦いがあっても
良いと思うのですが、この作品は謎未満のものしか出してくれず
こちらとしてはぽかーんと見ているしかない・・・だうしやうもないｗ

＞スピノザさん、ダミアンさん

ウリ的には、お尻のホクロが見るたびに大きくなって・・・



「ぎやあぁぁぁ」

を期待したんですが。
梅津先生は偉大ですね。どれほどの少年少女に
トラウマを与えたことか。

>>61
vitz-hybridﾆﾑ。
読者が「この話のどこに謎があるんだろう？」と頭をひねり
作者の意図しない方向で謎に翻弄される新感覚ミステリー、って事で……

……OKな訳ないですね畜生。

>>54
すもﾆﾑ。
ほくろが大きくなって顔が崩れて〜…は、
「洗礼」じゃありませんでした？
初めは女優のお母さんの顔が崩れるんだけど。
あれはホラーよりもサスペンスな気がしましたです。

>>63
>……OKな訳ないですね畜生。
　ポッケないないならOKニダ！

　梅酢センセに人面創の漫画なかったニカ？

＞「洗礼」じゃありませんでした？

多分そうです。「おろち」名の短篇集に
はいってたのかも。
その家系の女性は、みな美しいが、一定の歳を加えると



「ぎやあ〜！」（しつこい・・・）

でも皆さん結構「梅津かずを」読んでらっしゃいますね。
あれが、少女漫画だったんだから、当時の漫画の
レベルは恐ろしい。


「お、お母様！？」（by へび女）

>>66
　これを飲めばあなたも・・・虎馬
　家畜人ヤプーも高校生のウリには衝撃、最近のは笑劇

ｼｭﾚｰｼﾞﾝｶﾞｰ「アタタタター！」
猫「ふん、毛ほどにも感じんわ」
ｼｭﾚｰｼﾞﾝｶﾞｰ「お前は既に死んでいる」
猫「ぐはは、何を戯言を・・・、ぐは。ヒデブ！」

>>66
私なんぞ初めて読んだ一般少女マンガが楳図センセイで、見事にトラウマですわ
それまではアトムとかリボンの騎士とか、学年誌の「お母様…」のバレエ漫画でしたから。

エスキニム、すもニム
ホクロの話は間違いなくおろちです、洗礼も母親の顔に痣ができますが
あれは幼い頃から少女スターとして活躍した時の厚化粧と強いライトのせいです。
18才までは誰もが羨む美貌なのに、ある日指先にポツンとホクロのようなものができて
そこからだんだんと…の方はおろちですね。
おろちが雨宿りでお屋敷に入り込んで、そのままメイドさんやって秘密を探るという話でしたから
コップかなんかを、わざと壊して数えながら破片を拾い
18で姉妹が「ぎゃ〜」とやってたの覚えてます。

「『絵の』お尻のホクロがだんだん大きくなって…ギャ〜」
楳図センセイの絵より、山咲トオルの絵の方が合ってそうなネタですね。
そして登場人物全てを、恐怖のズンドコに…

>>67

ヤプーにしても、式貴志にしても、かつては
変な作家が沢山いましたねえ。

>>69

ダミアンさん、記憶が整理できました。
ありがとうございます。
これだからﾊﾝ板は、やめられない。

小学生のころ、よく女の子はこんなオッカナイ漫画を
読めるなあと、感心したものですた。

漂流教室でさえ、全部読めたのは大人になって
からだったもんなあ。

>>64
楳図センセイの人面創ってけっこうありましたよね。
古賀新一の「呪いの顔がチチチとまた呼ぶ」とかってタイトルのも人面創だったし
一時期少女モノ恐怖漫画の定番でしたねえ、人面創。
TONOさんというちょいマイナーな漫画家が以前、人面創モノかいてましたが
かあいらしい顔に宿主の女の子が名前付けてお化粧しとりました。

>>71
そういや少年漫画の恐怖モノって少なかったし、あってもだいぶ趣が違いましたね。
コックリさんといい、女の子は怖いもの好きなんですよ。
で、夜中に思い出して母親にトイレに付いてきてもらうとか…

怪談というものは極めて論理的な産物です。
ロジックの接着点がずれて行き、意図しない結末に至る。
そして、それを拒否できない…

日野日出志も伊藤潤二も、分厚い非日常的の映像的デティールを剥いでみると
極めてロジカルな構成が残ります。不条理≠非論理的(支離滅裂)ということですな。
翻って< ｀∀´ >さんところの怪奇作品はこの世の塵ですが、理由は言うまでもありません(´･ω･`)
怪奇/幻想文学は世迷言の羅列じゃねえンだよ本当にヽ(`Д´)ﾉ

落語の怪談噺を聴き込むと毎回発見があります。
怖いけど('A`)

>>68
ダミアンﾆﾑ、ご指摘ありがとうございます；
自分「おろち」は未読でして…すんませんです；
楳図先生の漫画はごく一部しか読めてません。
大人になった今でもトラウマできそうで…
でも読むべきなんでしょか。

>>73
常識人じゃないとホラーは書けない、つう話を聞いた事があります。
ホラーつか怪談は日常の歪みから生まれる違和感が書けないと
同時に沸き上がる恐怖を演出できません。
だから普通の感覚をもち、冷静な思考がないと駄目だとか。
クトゥルフ神話を生んだラヴクラフトさんも、
(ちょい偏執的なとこはありましたが)平凡な一市民でしたしね。

>>74
怪談とB級ホラーは違いますから(´･ω･`)
皿屋敷をロメロが撮ったら何もかも粉砕する映画になるでしょう…
それはそれで見物かも知れませんが(･ω･)

＞日野日出志

や〜め〜て〜（横山弁護士風）
これは怖かった。生理的に。

ブラックジャックのバセドー氏病のエピソードで
「わしゃてっきり日野日出志の漫画かと思ったよ」
って、医者でなきゃ書けないギャグがあった。

＞大人になった今でもトラウマできそうで…
＞でも読むべきなんでしょか。

♪大人の階段の〜ぼる〜

まずは「へび女」からいきましょう。

エスキニム
読むべきかどうかはともかく、是非読んで「ほしい」とは思います。
トラウマも人生の糧ですって、吾妻御大のトラウマがくっついてると思えば…
イアラとおろちと恐怖と怪は脳のシワにゴリゴリと埋め込まれて消えませんよ。

＞常識人じゃないとホラーは書けない
特に漫画家においてはギャグとホラーは両立されてる例が多いんですよね、どっちが先かはともかく。
楳図御大もですが、魔夜峰央や諸星大二郎もですかね。
ギャグを書いてるわけではないけど、ホラーかギャグ化判然としないってのは
伊藤潤ニや古賀新一描いてますし。
どっちも日常からのおおいなるズレというところが似てるんでしょうか。
楳図御大は、果たして常識人か否か…
水木しげる先生は、京極夏彦の書いたものなんか読むとけっこう
「あの喰えないオヤジは」とか書かれてますね。

>>76
SFと落語と怪談は相性がよい、と思います。
昔のSF作家は短編では好んで怪談ネタを取り上げていましたね＞「くだんの母」
毎晩28℃もある初秋の晩にひとつ納涼をば。
http://www.youtube.com/watch?v=jFi8CvgB8dU

九段の母（小松左京の初期の短篇集を捜せ）ですかい。

戦没した若者を悼む話から、
「クダン」とは！？ってやつでしたっけ？

すもﾆﾑ、ダミアンﾆﾑ。
うぅむ、ちょっと怖いですが有名な作品もありますしねぇ…
怖いけど、おすすめされたものは一読してみます。

…ハン板にはこあい人が多くいて、
這い寄って来ると言うのは本当だったんでつね、
ああ、(ＰＣの)窓に、窓に。

とっとととっとっと！！！
みなさん、フィーバーしていらっしゃるのでございますねえ！！
スピノザ、大感激でございます。
個々にレスはお返しでないのでございますが……。
盛大に盛り上がって頂きたいものでございます。

>>80
件・・・くだん
傀・・・かい
ｲ?・・・ひともどき

小松左京の「九段の母」を読んで、怖いながらも涙した後
山岸凉子の「妖精王」を読むと、そこに出てくる件がもう…。

>>81
わあいエスキニム、ねっとりと絡め取られるような楳図センセイの世界に浸ってくださいね。
イアラは特にオススメですぜ、大人向きでSF風味もたっぷりです。

スピノザニム、今某人気作家の鍵とセキュリティ関係のシリーズ物読んでいるんですが
短編の脇役女性を2行で簡潔かつ明快にキャラ描写してるんですよね。
今までそれが当たり前だと、なんとも思ってなかったんですが
このスレに参加するようになって、色々気付く事が多々あります。

今日も暑い('A`)
　
っ【わたしの人形は良い人形】

　おそようございます。
　スピノザの住まいいたします北の国は、ようやく涼しくなってまいりました。
　とは言え、西国の方はまだまだ蒸し暑いと聞き及んでおります。
　みなさまご自愛ください。
　さて、昨日に引き続きまして、一一章の後半をお届けいたします。

　あらすじ１２ｂ

　ジュンギが、画集の問題のページを開けた。
「単純で、もしかしたらすごく幼稚な考えなんだけど、ヌリが言っただろう？
この絵の点はただ形式的なシグナルかも知れないって。だとすれば、言葉通り
すべては形式的なことなんだ。概念的なことではないかも知れない。たいした
秘密や意味が含まれているのではなく、君が言ったように単純に考えるべき
問題かも知れない」（スピノザ的には、意味不明です）。
「どういう意味？」
「作品の秘密は作品の中にある」
　パク館長の言葉を繰り返した。
「作品の秘密は解釈学的に解く形而上学的なことではなく、物質的なことで
ある可能性もあるってこと」
「つまり言葉通り絵の中にメッセージがあるってこと？」
「そう。ヌリ、論文をちょっと見せて」
　論文を読み直したジュンギの頭から離れないところがあった。
――Ｘ線撮影の結果をもとに見れば、ジョルジョーネが最初は聖テオドール
の母がドラゴンに捕らわれる直前の様子を描こうとしたが、後に捕らわれた後の
様子を描いたものと解釈できる。――

「まさか！」
　ジュンギが言った。
「ヌリ。僕はタイトル通り『テンペスタのドラゴン』に集中していたんだ。しかし、
これはあくまでも僕の見方で、パク館長が注目したところは……」
　ジュンギは考え込んだ。
「ヌリ、ここでしばらく作品解釈の最後の段階へと話を飛ばしてみよう。第一と
第二段階の結果を徹底的に作品中心に合わせて理論化すること」（？）
「第二段階が解決してないのにどうやって第三の段階に飛べるの？」
「第二段階は空けておくんだ。方程式のＸのように」
「Ｘ？」
「イム先生の回顧展を企画する前に美術復元研究所のようなところに行ってないか？」
「ソウル美術復元所をパク館長が訪れているわ」
「そのとき、イム先生の絵を持っていかなかった？」
「二点あったわ」
「そのとき不思議に思わなかった？　イム先生の絵の何を鑑定するのか」
「ただ、いつものことだと思ってたけど」
「Ｘの答えは出た。作品解釈の第二段階に移ろう」
　ぬりがわけが分からないといった顔でジュンギを見つめた。
「やっと分かった。すべては形式的で物理的な内容だった。パク館長が言いたかった
のはこれだろう。作品の秘密は作品の中にある。Ｘ線撮影のデータで論文を
締めくくっている『テンペスタのドラゴン』を参考にしろ」

「Ｘ線撮影をして、その中を見ろって意味？」
「そう」
「これからは第三段階の作品の解釈を完成させなければならない」
　ジュンギは問題の絵をゆっくりとめくりながら注意深く調べてみた。
「パク館長はイム先生のヌード画に、公に出来ない、ある点を発見した。
そしてＸ線撮影をして、その結果にショックを受けた。そして、僕にその
解釈を教えようとした」
「そのときに、突然ナ主任が入ってきてあなたに教えることが出来なくなり、
問題が複雑になったのね」
「パク館長がチョンノ美術館の三人と接することを避けていたというのが、
大きな手がかりになるんじゃないかな。パク館長は、彼らを信用できなかった。
だから、まったく初対面の僕にそれを知らせたんだ」
「パク館長は絵の中で何を見つけたのかしら」
「だからＣなんだ。Ａ＋を取るためには、その答えを見つけなくちゃ。こうしよう。
これからは推理ではなく行動に出るんだ。イム先生の絵をＸ線撮影するんだ。
ヌリヌードに点がある絵はどこ？」
「三カ所にあるわ」
「じゃこうしよう。ナ主任を出し抜いて、絵をすり替えＸ線撮影するんだ。
ソウル大美術復元研究所のミンジ先輩にお願いするんだ」
「だけど、ジュンギ。他の絵とすり替えれば、ナ主任がすぐ気がつくわ」
「ヌリ、僕と一緒に行こう」
「どこへ行くの」
「後で話すから。さあ」

　ウリの脳は暑さで溶けているようだ、読んでいても
ちっとも内容が頭に入ってこない・・・

＞だから、まったく初対面の僕にそれを知らせたんだ
え〜と冒頭でそこまで切迫した状況でしたっけ？
他にいくらでも方法もありそうだし、知らせる相手も選べそうなんですが。
そもそも自殺か他殺かで状況も変わってくるけど、未だにどっちつかずだし。

これも1種の安楽椅子探偵なんでしょうが、推理の過程がさっぱりわからないし
論理性もないので説得力皆無ですね。
ムダにペダントリーな描写で自己陶酔してるようですけど、書いてる本人は理解してるんでしょうか

◎感想１２ｂ

　なんだか推理の真似事をしていますが……。
　絵の謎とか言って引っ張っておきながら、図象学的な分析をするわけでもなく、
いきなりＸ線撮影って、そんなあなた、あられもない……。
　快刀乱麻を断つ名推理。
　ではなく。
　ゴルディアスの結び目が、もっとこんぐらかってしまうようなぐだぐだな推理が、
ご堪能頂けたかと思います。
　無駄。
　無駄。
　無駄！！！
　とにかく、無駄でしつこい��説明�≠ｪ延々と続きます。
　朝鮮チラシの無駄な長文そのまんまです。
　この、資源の無駄遣いにお付き合いくださる皆々様の忍耐力に、ほとほと感心
するスピノザです。
　ありがとうございます。

>>91
　以前に散弾論法って冗談で言いましたけれど・・・旦那、今回は
そのものズバリ賞ででてますがな！2段階目をｘで置くって意味不明。
　結局皆さんが”推理”というか鉄板で確信していた通り、テンペスタの
ドラゴンなんてページ数稼ぎだったようですねｗｗｗ

>>83
vitz-hybridニム。
ひともどき、の字は、どうやってだすのでございましょう？
>>84
ダミアンニム。
>短編の脇役女性を2行で簡潔かつ明快にキャラ描写してるんですよね。
この、キャラを立てる、ということが大変難しいことは、スピノザも
重々承知いたしておるのでございますが、ウリナラミステリのそれは、
あまりと言えばあまりに酷いものなのでございます。
>>85
(=ﾟωﾟ)ﾉニム。
>今日も暑い
くっくっく。
スピノザは、今日はクーラーを切っているのでございますよ。
（なぜか優越感）。
>>89
vitz-hybridニム。
>ウリの脳は暑さで溶けているようだ、
いえいえ、それが正常なのでございます。
かく言うスピノザも、ジュンギ君の台詞を二読、三読いたしましても
要約が出来ませんので、仕方なくまるっと写してしまったので
ございます。
まあ、ニダーさんの推理が��分からない�≠ﾆ申しますことは、案外
人間として真っ当なことなのかと……。
>>90
ダミアンニム。
>ムダにペダントリーな描写で自己陶酔してるようですけど、書いてる本人は理解してるんでしょうか
その、書いている本人が理解しているかどうか、こそが、この作品の肝心要の
ミステリなのかも知れない。
などと愚にもつかないことを考えてしまうスピノザなのでございます。

>>85
＞(=ﾟωﾟ)ﾉ　ニム
ラストの怖さで言ったら最強ですな、ネタバレされても怖い。
同じ作者の神入山[神かくしPart２]は別に傑作だとは思わないんですが
何度読んでもラストのページで背筋が寒くなります、なぜなんだろう？

>>92
vitz-hybridニム。
>2段階目をｘで置くって意味不明。
はい。
スピノザ的に、何よりも不可解なのは、論文「テンペスタのドラゴン」を
ジュンギが読んでいるのは、かなりまわりくどい示唆はあるものの、
やはり��偶然�≠ﾈのではないか、という点でございます。
こう、構築されましたプロットと、それに裏付けられていなければならない
はずの推理が、ケンチャナヨの後付けに見えて仕方がないのでございます。
やはり、ニダーさんにミステリは半万年早かったか。
そのように思量いたしますところでございます。

>>94
ダミアンニム。
しょ、しょへっ！！！
>>85
で、何気なくスルーしておりましたが……。
つい画像を覗いて、怖いのですぐに目を瞑ったスピノザで
ございます。

>>91
北の国では今年は熊さんが食糧難で大変らしいですね、
お気を付けください。
＞ゴルディアスの結び目
　かの大英雄のイスカンダルをディスるような発言！この小説は
3＋９はいくつという中央出版非推薦の問題をバルタン星人が指を折って
数えているようなものです！！！（バルタン星人に謝罪します・・・）

ｲ?・・・・・半角のイと？です

>>97
vitz-hybridニム。
さすがに、スピノザの住まいする周辺に熊は出てこないのでございますが、
悪妻と散歩いたしておりました折りに、カモシカと遭遇したことはあるので
ございます。
えっへん。
>かの大英雄のイスカンダルをディスるような発言！
ひぃっ！！　ひぃえー！！
アレクサンダー大王陛下と、宇宙戦艦富山の乗組員諸君には、平謝りに
謝るのでございます。
しかし、賠償はしない！
のでございます。
な、なるほど。半角でございますか！！！
思いもつかなかったのでございます。（苦笑）

>>98
スピノザニムはカモシカの生息地域にお住まいですか。
自分は現在、何てことない首都圏通勤域のベッドタウン住まいですが
出身学校は多分日本で一番辺鄙なトコにあり、授業中に学生用駐車場を
熊がうろついてるのを見たりしました。（さすがに1回きりでしたが）
学生のアパート近くに鹿が出たり、廊下に野ウサギや狸が入り込んだりはけっこう日常でした。

う〜む、ネタのミステリが突っ込む気力を萎えさせるほどつまらないと
ついつい雑談の方の話が進みますねえ。

もつ。
本日の感想＝馬鹿じゃねえの？
作者は「図像解析」について無理解であると断言できるでしょう。
学位を持っているのであれば、それは金で買ったものに違いありません。
素材・構成・内容の要素を解析する作業に論理の省略など必要ない。
地道に緻密に解析すればいいだけであって論理方法論のタイトルを振り回す必要など皆無です。

>>98
>宇宙戦艦富山
　これを見て飛んでも仮想戦記の横綱と言われた”第７の空母”の
米賀を思い出しました、あれはぶっ飛んでいましたがこの小説と
比べると1億万倍ましです・・・4巻とも買ってしまった甘酸っぱいおもひでｗ

>>100
　結局この作者は絵画の鑑定・検査にX線検査という物がある、
お前ら白丁は知らなかっただろう。ウリは偉いニダ！
　そう言いたいために謎のラスボスとしてｇｄｇｄと勿体つけてから
出したのでは？　図像解析、なにそれおいしいの？？？

>>102
自分で理解できていない事象の細目を書き写してもぺダン星人にはなりません。
イベントの羅列をもって物語構成だと主張する有様にそっくりですねぇ(´･ω･`)

それとGPSへの過度な傾斜と無分別な期待がそうであるように、X線検査に夢を見すぎですな。
惑星連邦のトリコーダじゃないんだから(´･ω･`)
基本データや解析プロトコルの入ってないスパコンはキムチ壷の重しにしかなりませんよ…

>>99
ダミアンニム。
はい。
カモシカには出会ったことがあるのでございますが、熊は勤務して
おりました高校で、通学路に出没したという情報が入り、職員室に
緊張が走ったことがあるのみでございます。（苦笑）
>>100
(=ﾟωﾟ)ﾉニム。
>馬鹿じゃねえの？
はい、馬鹿でございます。（きっぱり）
>>101　>>102
vitz-hybridニム。
>お前ら白丁は知らなかっただろう。ウリは偉いニダ！
はい。作者の意図は、恐らくそんなところかと思量するのでございます。
>>103
>イベントの羅列をもって物語構成だと主張する有様にそっくりですねぇ(´･ω･`)
はい。
何度か申し上げましたような記憶がございますが、恐らくプロットを立てては
いないのではなかろうかと愚考する次第でございます。

>>104
スピノザさん。これは私の推定ですが、
もしかしたら、今回の韓ミステリ作品、
『実は特定の絵の中に告発文書が数枚ずつ塗り込めてあった。』
と言うオチじゃないですかね ?
件の話の中に、X線による画像分析が唐突に出てきたのもその為ではないかと。
それぞれの絵に「点」が付けてあったのも、そう考えると納得が行くんですよね。

>>105
なるほど。
しかし、絵の裏側から塗り込めればよいだけでは…？
オリジナルを破壊してまで守るべきご大層な秘密でもありませんしなぁ＞辺境国での組織的贋作
＞それぞれの絵に「点」が付けてあったのも
・現代美術専門の中に唐突に混じってる古典→ここで子供でも“何かある”って分かりますよね(´･ω･`)
・絵に組み込まれたマーキング
テンペストでなくても夜警でもムンクでもいいのであって…(´･ω･`)
ここまでを再読しても、秘密を塗り込める絵が「テンペスト」でなければならない理由が明らかにされていません。

>>106
おっといけない。その通りですね。
考えた推測を、先を越されないようにと書き込むのに集中していて、
そこまでは考えていませんでした。

>>105　>>106　>>107
はっと！
一応、ネタバレになりますので、レスは差し控えさせて頂きたい
のでございます。（苦笑）
どうせ、このネタの命も、後二〜三日なのでございます。

>>108
と言う事は・・・・・・。ですね。解りました。

>>91
スピノザﾆﾑ、乙であります…
そしてなんじゃあこの推理とも呼べない戯れ言の群れは！
り、理解しようとしてもできない文章の羅列でまたＳＡＮ値直葬(ry
この理解できなさ、クトゥルフ神話の呪文にも似てるような、って
あれは人間には発音しにくいだけだった…

自殺か他殺か解らず、
事件の概要も解らず、
推理の仕方も解らず、
ないない尽くしでクライマックスへ、ですかい。
もうひたすらorzな気分です。

Ｘ線で画像解析なぁ…それそういう時に使うもんとちゃう、つったら駄目ですか。
画家の反応が淡白だったけど、奴等の事だからガチで愛着がないとみて、
印のあった裸婦画のカンバスの裏に館長が手ずからメッセージ書いてたとか
そのまんまかい！なオチが待ってそう。
勿論、画家に断りもいれず作品に手を加えてるとかな。

>>103
>X線検査に夢を見すぎですな
つ吾妻ひでお
「X線検査は何にでも効くんだ！！X線検査をなめちゃいかん！！」

　おはようございます。
　辛うじて、今はまだ午前中です。
　では、今日の分の投下に移りたいと思います。

　あらすじ１３

　ヌリは震えていた。
　立った今自分が行ったことを一つ一つ思い出していた。
　ジュンギと一緒に、ソウル市内を回りながら��作業�≠�すませた。
　ヌリとナ主任は、ほぼ同時にブンダンの美人化粧品店に着いた。
　定期的に行うアフターサービスの一環として、イム・ヨンスクの絵を
回収した。
　そこに、ジュンギからナ主任の携帯に電話が入った。
　ヌリは絵を持って地下の駐車場に急いだ。
　戻ってきたナ主任に、ヌリは医者に行って薬を取ってくると告げ、分かれた。
　ソウル美術復元研究所で、ジュンギと落ち合った。
　本館に向かうと、先輩のユ・ミンジが出てきていた。
「はじめまして。この度は申し訳ありません」
　ジュンギが挨拶する。
「さっそく始めましょうか」
　ユ。ミンジが言う。
「それでは、撮影を始めるわ。結果が出たらすぐにお知らせするから」
「はい。ここで待っています」

　やっと調査室のドアが開き、ユが出てきた。ジュンギとヌリは席を立った。
「取りあえず、調査室に入って」
　調査室の中は想像していたよりずっと広かった。
　ユは二人を一番奥に案内した。
　そこには大小いくつかのモニターと操作装置の機械が全面を占めていた。
「まずはこれを見て。Ｘ線ＣＴスキャナーでスキャンしたものなの」
　ユが中央にあるモニターを指さしながら言った。
　ヌード画だった。
　だれが見ても分かるようなイム・ヨンスクのヌード画だった。
「イム先生はまずこう描いたけど、それが気に入らなくてこっちに描き直したみたい」
　ユはモニターを指し、次いでスキャナーを指しながら言った。
　予想外の結果だった。
　イムは、まずモニターに現れたヌードを描いたが、それが気に入らなかったので、
基色を塗り直して二人が持ち込んだ問題のヌード画を描いたのだ。
　だが、それは絵を描くものなら日常的に行っていることだった。
　何も異常なことはなかったのだ。
　ジュンギはがっかりした。
　ヌリに一世一代の冒険をさせた結果としてはあまりにもお粗末だった。
「仕方ないわ。ジュンギは最善を尽くしたもの」
　ユがモニターの方に歩きながら言う。
「これプリントアウトしてあげるわ。せっかく調査したんだし」
　プリントし終えると、イムの絵をヌリに渡した。
　絵を受け取ったヌリが大きな声で叫んだ。

「ジュンギ！　これを見て。このキャンバスを触ってみて」
　ジュンギが触ってみると、ごくありふれた普通のキャンバスだった。
「このキャンバス……」
　ヌリはなかなか話を続けなかった。
「この絵はね、イム先生の〈ヌード＃１０〉なの。一九七五年の……」
　いつの間にかヌリの顔が真っ青になっていた。
　ほぼ同じ時刻、ビョン室長とナ主任は、キム刑事と会っていた。
　ビョンが口を開いた。
「私たちはパク館長がなぜ自殺したのかを知っています」
　キム刑事は、黙って頷いてみせた。
「結論から申し上げましょう。パク館長の自殺はオ記者が取材していた贋作問題と
関係があります。専属作家の贋作は、パク館長が主導的に関わっていたことは
確かです」
「なぜ今になってそれを打ち明けるのですか？」
「オ記者が失踪したからです。これ以上黙っていたら、本当に大変なことになると
思ったのです」
　と、ナが話した。
　ビョンが内ポケットから取り出した紙をキム刑事に手渡した。
「例の『美術館の鼠』の原稿です、実は、私たちがパソコンをすり替えたのです」
　キム刑事が原稿を読み始めた。
　オ記者に、贋作について調べた内容を、警察に知らせて欲しい、という意味合いの
手紙だった。

「ビョンさん、ナさん、カンさんの三人がパク館長のことに気付いたのは
いつ頃ですか？」
「チ・マンギュ画伯の事件（交通事故）が起きてからです。そして、ユン・フ
画伯が失踪して確信を持つようになりました。その頃、チョンノ美術館の
贋作が出回っているという噂が広まっていました
「パク館長がなぜそんなことをしたと思いますか」
「私たちはパク館長が主導的にやったというよりは、何らかの��計略�≠ﾉ
巻き込まれたのではないかと考えています」
「こんなとんでもないことは早めに公開すべきではないですか？」
「贋作は美術界では古くからある問題ですから、パク館長が関わっている事実を
除けばそんなに大きな問題ではないと思っていました。しかし、ことがだんだん
大きくなって、パク館長が自殺し、オ記者が失踪となったので、このままでは
いけないと思ったのです」
　ナが話す。
「贋作の件についてはオ記者ほどよく知っている人はいません。早くオ記者を
見つけなければなりません」
　キム刑事は、まずは考える時間が必要だと思った。
「いったん、お二人はお帰り下さい。これは大変深刻な案件なので、上の者と
相談してまたお呼びします。
　二人は、ゆっくりと取調室を出て行った。

◎感想１３

　なんだかドタバタしてきました。
　Ｘ線撮影をしさえすれば、点のあるヌード絵の秘密は暴かれる。
　と思ったジュンギ君の推理は外れたようです。
　で、どうやらヌリちゃんが何事かに気付いたようですが……。
　やっぱり納得がいかないのは、点、のついた絵を難なく回収していることですね。
　なんぼなんでも、絵の持ち主が点に気付かないはずがないと思うのですが。
　その辺、自分の設定に酔ってしまうと、後はケンチャナヨになる性なんでしょうね。
　でも、やはり、ここに来てなんだか急転直下にバタバタさせるくらいなら、
もっと前に撒き餌を撒いて起承転結をはっきりさせておかないと駄目かと思うのです。　　第一、パソコンのすり替えなんて、真っ先に疑われるのは美術館の職員でしょう。
　それを調べていなかったようですから、警察の間ぬけっぷりも酷い。
　さて、この後、事態は急展開し、それこそ驚天怒濤、天地神明、酒池肉林の
大惨事並みのクライマックスに突入していきます。

スピノザニム、本日もお疲れ様です。
＞急転直下にバタバタ
＞事態は急展開し、それこそ驚天怒濤、天地神明、酒池肉林の 大惨事並みのクライマックス
え〜とデジャ・ヴュがｗｗ
韓国ミステリってダラダラ書いた挙句、ラストで登場人物全員で舞台をドタバタ駆け回り
急転直下の「大円団」（なぜか変換できない）になるのがデフォなんでしょうか。
ドリフのコントですかね。

パソコンのすりかえって今年あたり、ホントに韓国でインドあたりのお偉いさん相手にやって失敗してたような気が…
IT大国って言葉がむなしいですね。

>>116
スピノザﾆﾑ、乙であります。
そして……話の流れとか筋はどこいったん!?
絵をすんなりゲットやイミフな鑑定、
パソコンのすりかえぐらいもっと前の章で出てくるだろうと。

どんでん返しも効果なし、思い付きなのバレバレ…
思い付いた箇所から書いたりとかは自分もしますが、
推敲して場所や内容を変えたり消したりは普通にやりますからねぇ。
そいで構成練るですよ。

骨抜きのくらげよりぐだぐだで骨子のないミステリって…
それだけで致命的な気がしますが、あちらさんは
＜ヽ｀∀´＞「こんなの書けるｳﾘすごいﾆﾀﾞ！」
なんだろうなぁ…もうやだ。

大風呂敷を広げるからにはなぁ、
きちんと畳まなきゃ駄目なんだよ！…てぇ
説教したい気分であります、はぁ。

>>116
＞急展開し、驚天怒濤、天地神明、酒池肉林の大惨事
・冒頭で死んだと思われていたあの人が！
・美術館の鼠の原稿、なくしたジュンギ君がどっかから発見！
・あの人とあの人は実は愛人関係！
(普通によくあるがﾆﾀﾞｰは伏線を貼らずに後出しする)
・ヒロインのヌリは実は××で…
・キム刑事、神の視点からの犯人当て
(主人公のジュンギは空気)
・もちろん最後までぐだぐださ！

…他に何がありましたっけ、ﾆﾀﾞｰ共のドラマにありがちっていうか、
展開のテンプレート。

音楽はフォーマットが作りやすい。
http://www.youtube.com/watch?v=VMW4eyNY_Rk&feature=relmfu
http://www.youtube.com/watch?v=fkhCwNwuMUQ&feature=relmfu
いわゆる「王道」は音楽でも「王道進行」として存在します。
こっちは比較的コピーし易いようですからK-POOPなんぞが成立します
（もっとも作っているのが日本人なのでユーロビートのキムチ版だと言えますか(´･ω･`)
文字でコピーできないってことは、あまりにも創作の基礎が疎かとしか言えません。

このような駄文を書く奴より罪深いのは、素通しにした編集と
わざわざ紹介し褒めている島田某でありましょう。
「無冠の帝王」と呼ばれるには原因があったわけで…駄文書きの眷族でしたね(´･ω･`)

>>116
>　Ｘ線撮影をしさえすれば、点のあるヌード絵の秘密は暴かれる。
　愕然として顎が外れそうになったニダ！普通のXPかと思えば
CT！！！あれは立体的なものを見るもんだぞ、ペラペラ絵画の
断層写真って？？？

>>117
ダミアンニム。
>韓国ミステリってダラダラ書いた挙句、ラストで登場人物全員で舞台をドタバタ駆け回り
>急転直下の「大円団」（なぜか変換できない）になるのがデフォなんでしょうか。
はい。
どうもそれがウリナラに与えられた使命なのではないか、とさえ思えるので
ございます。
創造主も、思えば罪作りなことをなさいます。（苦笑）
>>118　>>119
エスキニム。
>そして……話の流れとか筋はどこいったん!?
はい。
この、ストーリーラインの喪失こそ、この作品最大のミステリーかと思われるの
のでございます。（ため息）
>>120
(=ﾟωﾟ)ﾉニム。
はあ、なるほど。
王道進行にユーロビートでございますか。
Ｊポップにこんな秘密があったとは……。
スピノザ、大変に蒙が啓かれた重いがするのでございます。
ご教示、ありがとうございます。（ぺこり）

>>121
vitz-hybridニム。
スピノザも、どうしてＣＴなのか？
まるでわけが分からないのでございます。
ウリナラのＣＴは、秋津島のＣＴとは違うものなのでございましょうか？

>>116
>「贋作は美術界では古くからある問題ですから、パク館長が関わっている事実を
>除けばそんなに大きな問題ではないと思っていました。
　堂々とこんなこと書いちゃうとは・・・古いけれど根幹にかかわる問題なんだけど。
　偽造、パクリなんて犯罪と思っていない民族、竹島を返せ！！！
　

>>123
それは「レントゲンより磁気共鳴のほうが上ﾆﾀﾞ｣だからです(´･ω･`)
どうしてそう思うかといえば、馬鹿だからです(´･ω･`)

>>123
　適切な設定の単純XPで現在見えている下にある
絵の輪郭などはわかるはずなんですよ、さらには
絵の具に鉛などの金属ベースのものかもわかるらしいです。
　ゼロという漫画を参照してくださいｗ

>>125
　ずばりそうです、XPよりCTそれよりMRI・PETが上等でなんでもわかる
というのは半可通の証拠です。それぞれに得手不得手がありますし
検査にはコストパフォーマンスや侵襲の有無などで順番が
あるんです。

　脳梗塞の症状もないのに最初にMRI希望ですか、
どうしても希望ならどーぞ！腫瘍マーカー検査してほしいんですか、
いいですけどあんまりあてにならんですよ、中途半端に高いと
説明に困る・・・あひゃひゃはぁ

>>124
vitz-hybridニム。
>偽造、パクリなんて犯罪と思っていない民族、竹島を返せ！！！
まったく！！！
その通りなのでございます。
>>125
>どうしてそう思うかといえば、馬鹿だからです(´･ω･`)
はっと！
お父さん。そ、それは言わない約束では……。
>>126　>>127　>>128
vitz-hybridニム。
>説明に困る・・・あひゃひゃはぁ
本当に……。
あらすじを書きながら、頭を抱えてしまうスピノザなのでございます。

おはようございます。
今日は、悪妻とデートでございます。
二人で美術館に行くのでございます。
色々と買い物などもいたしますので、今日の分のうｐは
お休みさせて頂きます。
明日から通常運転に戻りますので、お許し下さい。
（ぺこり）

　おはようございます。
　遅起きについては、もう開き直ってしまったスピノザです。
　今日の分のネタの投下をいたします。

　あらすじ１４

　ヌリとジュンギは、ヌリのアパートに帰った。
　ヌリはまずイムのファイルを開けた。
　ヌードの描かれたファイルを一枚ずつめくる。
　ヌリの手が止まり、驚いた顔で口を押さえた。
　ファイルを見ていたジュンギの視線がＸ線撮影のプリントに移った。
　それは、同じ絵だった。
　しかし、習作の上に同じ構図の絵を描くのは不思議でも何でもない。
　ジュンギはヌリを見つめた。
「ジュンギ、イム先生の絵を美人化粧品で確認したとき、この絵は絶対
偽物ではないと思ったわ」
「しかし、これ（尻に点が打ってある）は贋作だろう？」
「ジュンギ、イム先生の絵は模写がほとんど不可能なの。それに、この絵は酷い
のよ。いくら馬鹿な贋作師でも、贋作にこれ見よがしの点は打たないでしょう」
「そうだね」
「だけどこの絵は偽物なの。キャンバスの生地を触ってみて。これ国産よ」
「そうだな。だけど、なぜそれが問題なんだい」
「この作品は一九七五年の作品なの。しかし、その頃イム先生はフランスから
輸入したキャンバスしか使っていないの。こんな品質のキャンバスは、当時の
韓国では作れなかったわ」
「なるほど」
「私たちはこれまで、絵の点に何らかのメッセージが込められているだろうと
考えていたよね。でもＸ線で分かったのは下絵の存在だけだった。この下絵が
私たちに何かを伝えているのよ」
　ヌリは、少し緊張している。

「このファイルの習作は。一九六〇年代の後半、イム先生がご主人のユン・フ
先生のアドバイスを受けながら絵を模索されていたときのものなの」
「いわゆるイム・ヨンスク画法が生まれた時期だね」
「なるほど。で何が問題なんだい」
「ジュンギ、これはイム先生の作品じゃないの」
「なんだって！」
「韓国画家のユン先生が、韓国画の筆づかいを油絵に移す練習をしながら
描いた習作なのよ。それを見ていたイム先生が、ご自身の作品に応用する
ようになったわけ」（この辺の議論は、何度読んでも意味不明）。
　ジュンギは、大きなショックを受けた。
「この習作のことを知っているのは、パク館長ユン先生、イム先生、私、
それぐらいしかいないの」
　ジュンギの頭には、一つ一つを論理的に解いていかなければならない
複雑な考えが一瞬に浮かび上がって混乱していた。
「問題の絵が私たちの推理通りシグナルなのは確かよ。この絵はユン・フ
先生が描いたんだわ。失踪したユン先生が……」
「どうしてこんなことが……」
「失踪したユン先生が今どこかで、不自由な状態で、イム先生の作品を
模写しているのよ。（模写できないのか、できるのか、はっきりしろ！）
ユン先生は、絵の中にパク館長に分かるようにシグナルを入れたの」
「パク館長がそのシグナルを解き明かしたとすれば成功になるんだろうけど、
パク館長はなぜ僕に……」
「ジュンギ、私……怖い」
　ジュンギは唇を噛んだ。急がなければならない。少し後れるだけで
すべてがだめになってしまう瞬間だった。

　午前〇時を過ぎた頃、ビョン室長、ナ主任、カン主任が、取調室にいた。
キム刑事に急遽呼び出されたのだ。
　キム刑事とナム刑事が部屋に入ってきた。
　キム刑事がにんまりと笑いながら言った。
「ユン画伯からメッセージを頂きました」
　真っ先に反応したのはビョンだった。
「どうやって連絡がついたんです？」
　ナム刑事が前に出て口を開いた。
「ユン画伯のメッセージを確認したのは、今日の午後二時頃です」
「電話があったんですか？」
「いいえ、言った通りメッセージです」
　ナム刑事が三人の前に紙を差し出した。
　　全羅南道タミャン郡〇〇邑〇〇〇番地カラムビル地下
「ビョン室長、ここがどこかご存知ですか？」
「分かりません」
「ひょっとして、ミン・カビョンという人を知っていますか？」
　カンが突然泣き出すと、ナは両手で頭を抱えた。
　ビョンが抑揚のない声で答えた。
「はじめて聞く名前です」
「前科十一犯。韓国統合派という暴力団の親分でした。こいつの前科のうち
三件が偽骨頂品と贋作がに関連したことなのです。面白くありませんか？」
「さあ」

「で、こいつの携帯を盗聴しました。話の中にユン画伯やオ記者の名前が出て
きました。さあ、もう十分じゃありませんか？」
　黙っていたキム刑事が。口を開いた。
「あのチンピラが、いつから携帯でビョン室長と話すようになったんですかね」
　キム刑事はタバコに火を点けた。
「ビョン室長、もう本当のことを言ったらどうです」
　ビョンはにんまり笑うと口を開いた。
「私がしくじりました。鈍い人だと思ったんですが、そうじゃなかったんですね」
「認めてもらって嬉しいですな」
「ユン・フの下絵が答えだったんですね」（？）
「ユン画伯が夫人の贋作を描いているというメッセージが入っていたんだ。
美人化粧品の社長室にあった絵を分析して分かった」
「え、その絵は絵私が回収したのに」
　キム刑事がナを見つめながらにっと笑った。
「美術館に持っていったのは、ヌリが用意した偽物の、さらに偽物さ」
　ナが、ビョンに言った。
「室長、最初にＸ線で確認したじゃありませんか。ただの下絵しかなかったのに」
「さあ、それはゆっくり悩んでみたら。アジトに向かおう」

◎感想１４

　さて、ここが肝心の謎解きのクライマックスのはずなのですが……。
　まず第一に疑問に思うのは、キャンバスの布地がポイントなら、ヌリはもっと
早い段階で気付いていないとおかしい、ということです。
　さんざん触っているのですから。
　それに、キャンバスの生地に関しては、読者には事前になんの情報も与えられて
いないので、アンフェアな感じがします。
　ビョン室長が、ミン・カビョンなる暴力団の親分に、警察の監視下でそんなに
何度も電話する、というのも信じられない不用心さです。
（まあ、ウリナラお得意のケンチャナヨなのかも知れませんが。それにしても酷い）
　でも、一番困るのは、なんだかジュンギ一人が納得していて、読者が、完全に
置いてけぼりにされてしまっている点です。
　まあ、この後にもう一度解説が出てくるわけですが、そこでも、作者一人が
分かっていて、読者から見ると不得要領のままです。
　いつものことながら。
　不可。
　です。

ううう、なんか簡単に盗聴とか言っちゃってますけど、いいんですかね。
＞模写がほとんど不可能なの
なぜ？？模写がむずかしい絵ってのはあるでしょうけど、不可能ってのは…
ギャラリー・フェイクでは「フェルメールの贋作は難しい」っていうのを
ちゃんと理由を明記して言ってましたが、模写が不可能って表現は初めてです。

「韓国画の筆づかい」ってのも、そんなのがあるんなら、余計なご託並べてる間に
少しは説明すればいいのに（ってか、そんなモンあるんでしょうかねえ）

そしてついに「今更」謎が次々でてきちゃ解けていってるようですが
仰るとおり読者置いてけぼりなので、全然ｗｋｔｋしません。
もーどーでもいいから、さっさと終われってのが正直な感想です。

きょーおーもーきまーしーたーきょーもーきーたー(゜д゜)
＞韓国画
「日本画」という名称が嫉ましくでっちあげた背景はよいとして、
日本画と差別化するため（実際は日本画の絵の具が作れなかったため）
文人画がメインであったと思います。日本なら「南画」などの試行錯誤なしに
西洋絵画との融合なんて鼻で笑っていいのですが、それもいいとしましょう。

さて、このセグメント(前章から本章まで)の問題ですが、
「贋作だと発覚する契機が描かれていない」点にあります。
ゆえに、結びに至る筋道（トリックの露見→推理→解決）が自分でわからなくなってしまったので、
思いついたことを一生懸命書き並べているのです。

そもそも前段で絵の謎を解明すべくレントゲン照射する、この問題提起〜検証の展開が明確ではない。
その理由は＜問題の発覚＝事件の露見＞の段取りが用意されていなかったからだと思われます。
だいたい、贋作の判定にいきなりレントゲンを浴びせるというのはいかがなものか。
しかも“レントゲン写真に犯罪が浮かび上がる”――ここが中盤盛り上がりのピークであるのに、その前段での圧縮がない。
だからイベントがクロップしたのに爆発が起こらない。
駄文です。
仕掛けそのものも非常に杜撰です。
このくだりは前章をくどくど伸ばしたものであって、分量的にも本編進行に必要ありません。
不発のジョークにあれこれ言い訳を加えて、しかも無視されているようなもんですなぁ（ﾟДﾟ)y─┛~~

しょうもない駄洒落の解題で笑いを取れるのは三平師匠とマギー司郎だけです。
素人の小細工など1�_秒で粉砕でｽﾐﾀﾞ｡

>>134
スピノザﾆﾑ、乙であります。

うへぁ、予想通りきた…
後出しジャンケン→神の視点からの謎解きコンボ。
しかも後出しで語られる謎や何やがどれもちゃっちいわ、
推理…解説かもしれんが、ソレが説明になってないイミフな文になってるわ…

模写の下りは
失踪していたユン画伯が監禁状態でイム画伯のゴーストをしている。
なぜならイム画伯のタッチはユン画伯の画法を元にしているからで、
師である(かどうかは解りませんが)ユン画伯ならそっくりに描ける。
昔の作品も今の作品も描けるけど、あえて昔の作品を
当時は使われてなかったキャンバスに描き、尻の点を加えることで
この絵が昔のイム画伯の真筆になる作品でなくユン画伯が描き直した事を伝えた
……って感じですか？
なんかこっちもイミフな文書いてたらすみません；

>>136
ダミアンﾆﾑ、それは禁句であります…；＞さっさと終われ

この作文屋さんはですね。

■　誰が
　　　何のために
　　　　誰を
　　　　　どう殺したのか

それを定めないまま筆を進め、順当に自縄自縛に陥っています。
没。

>>136
ダミアンニム。
>「韓国画の筆づかい」ってのも、そんなのがあるんなら、余計なご託並べてる間に
>少しは説明すればいいのに（ってか、そんなモンあるんでしょうかねえ）
そうなのでございます。
��韓国画�≠ﾈるものについて、なんの説明もございません。
どうせ、説明するに足る、美術的な背景などないのでございます。（プンプン）
>>137
(=ﾟωﾟ)ﾉニム。
>ゆえに、結びに至る筋道（トリックの露見→推理→解決）が自分でわからなくなってしまったので、
>思いついたことを一生懸命書き並べているのです。
はい、スピノザもまったくその通りに考えたのでございます。
>自分でわからなくなってしまった
もう、ただただ脳裏に浮かんだ駄文を、ダラダラと垂れ流してしまっているに
決まっているのでございます。
>>138
>後出しジャンケン→神の視点からの謎解きコンボ。
>しかも後出しで語られる謎や何やがどれもちゃっちいわ、
それにしましても、ニダーさんの創り出す��謎�≠ﾍ、どうしてこうも
魅力がないのでございましょう。
やはり、背景にある総合的な��文化力�≠ｪ、ペライからだとしか思われない
のでございます。

>>139
(=ﾟωﾟ)ﾉニム。
>順当に自縄自縛に陥っています。
あ、それは言い得て妙なのでございます。
まさに、己が過去に吐き出した粘着力のある言葉の縄に絡まり、
身動きできずにおりながら、ひたすらマンセーを唱えながら、
勝利宣言をしておりますホロン部同様なのでございます。

>>141
殺人の動機と方法は一応、設定してはあるんでしょう。
しかし、それを人に説明できるまでに煮詰めていないまま執筆したと断言いたします。
・美術界の大物が絡む業界的スキャンダル(バックステージ物)
・贋作
・レントゲン写真で暴露
これを思いついたところで推敲する根性が蒸発してしまったもより。

犯罪のプロセスが設定できていないのに、推理だけ成立する道理がありませぬ(´･ω･`)
「レントゲン写真」をピークに据えたいなら、贋作が発覚しないことを
繰り返し丁寧に描写しておかなくてはなりません。
そこをすっ飛ばして解決案だけ展開しようとしても出来る筈がない。

>>135
先生！メッセージって何すか？メ−ルでも無い様だし？？？

>>142
　申し訳ございませんが殺人事件は起こっておりません。なんてこったい！

>>143
ゴーストが囁くのよ、耳の中で。

たとえばですな。
　自殺に見せかけた殺人などの犯罪＋それを告発する名画＋素人コンビ探偵
巧く走らせればシリーズ化できますな。
しかぁし！(｀･ω･´)
アイデアを思いついただけでは傑作どころか完成にも至らないのれす(´･ω･`)

>>142
(=ﾟωﾟ)ﾉニム。
>これを思いついたところで推敲する根性が蒸発してしまったもより。
はい。
スピノザもまったく同意見なのでございます。
ニダーさんには、恨、を晴らす根性はありましても、何か創造性をプラスに
持っていく根性は、いささか薄いように思われるのでございます。
>>143　>>144
vitz-hybridニム。
>先生！メッセージって何すか？メ−ルでも無い様だし？？？
二、ニム！！
それがこの段階で分かるようでありますれば、スピノザもあらすじを書くときに
もう少し楽が出来るのでございます。
これでも、原文に無数にございます、意味不明の屑のような文章の群れから、
何とか意味の通る分を拾い出しておるのでございます。
>>145
(=ﾟωﾟ)ﾉニム。
>アイデアを思いついただけでは傑作どころか完成にも至らないのれす(´･ω･`)
ニム。
このお言葉を、原作者の耳に囁き続ける権利を進呈いたすのでございます。

スピノザﾆﾑ乙です〜。新スレに入ってからあらすじが全然頭に入りません。
尻に点もよく分からないし、シンプルな線で構成されているはずのイムの絵が
贋作不可能！ってのも分かりません。なのにユンは贋作してる？？

それとヌードヌードの連呼もウザい。「裸のマハ」みたいな個別タイトルはないのか。
イムの絵は全部「ヌード」か？

これが日本の作家の作品なら、つまらん事件でも刑事と素人男女探偵のキャラで
読者がつきそうだけど、これじゃねえ。

>>147
>新スレに入ってからあらすじが全然頭に入りません。
無理もないのでございます。
実は、元ネタを読んでおりますスピノザにも、要領がよく分からないので
ございます。
スピノザの読解力の問題ではなく、元ネタ自身にいささか問題があるのでは
なかろうか。と、かように思量する次第でございます。
贋作不可能と言っておきながら、贋作はある。
なんだか、あの過労死なさった「ジョジョ」の登場人物のような気分がするので
ございます。
>イムの絵は全部「ヌード」か？
はい。ニム。（執事風の口調）
どうやら、イムは、ヌード以外描いていないようなのでございます。
とにかくニム。
後二章の辛抱でございます。
堪えてお付き合いくださいませ。（ぺこり）

そういえば「テンペスタ」以外あまり絵のタイトル出てきませんね。
いくらなんでも「世界的に有名な韓国画家」の作品タイトルくらいは出てきてるんですよね？

>どうやら、イムは、ヌード以外描いていないようなのでございます。
ああ、ホントに「一枚の絵」の世界なんですね。
画家が気に入ったモチーフを何度も描くってのはよくある事ですが
「それしか描かない」ってのはあまりないんじゃないかと。
モネも睡蓮だけ描いてたわけじゃないし、ゴッホもひまわり以外色々描いてますしね。
余談ですが普通画家が亡くなると絵の値段が上がるんですが、一枚の絵の画家は反対に下がるとか
うちの親戚でもあそこの絵を買ってたのがいるんですが「純然たる趣味だ」と言いつつ
「俺が買ったのより嫁さんが買った方が値が上がってる」とか言ってました。
趣味なら美術館や展覧会行ったり、いい画集買う方が良いと思うんですけどね。
なんか、この話の芸術品の価値＝金額から、つい思い出しちゃいました。

>>138
エスキニム、すみません、ついスピノザニムの苦行の苦労も省みずホンネを。
いやホント自分が楽しむためだけにこの本買ってたら、今頃庭に放り投げてるとこです。
ありがたや、ありがたや。

>>148-149
>どうやら、イムは、ヌード以外描いていないようなのでございます。

しかも線に特徴のあるﾅﾝﾁｬﾗ画法とか（すいません、前の方を確認する気力がないので
うろ覚えです）、ヌードだけとか、あまりにも特徴的でこれ以上贋作しやすそうな画家は
いないのでは？と素人のｳﾘが思うくらいチョロそうなんですが。同じタッチの線で裸婦を
描けばいいわけだし、死後も新作出し放題。

なんか前スレで出た、お姉ちゃんにローン組まされて10数万円で買わされるっぽい絵を
想像しちゃうんですが偏見でしょうか。

　フェーン現象で、いきなり暑くなった北の国です。
　またしてもクーラーの出番ですが、スピノザは冷房に弱いので瀕死になって
しまいます。
　でもクーラーなしでは即死になります。
　世の中、ままならないものです。
　では、今日の分のネタの投下に移ります。

　あらすじ１５

　ビョンたちのアジトに向かうパトカーの中で、キム刑事はビョンを尋問した。
　一連の事件は、ビョン、ナ、カンの共謀によるものだった。
　三年前から贋作を流しはじめた。模写専門画家の贋作は、原画とは差があった。
　そこで三人は、原画作者に無理矢理贋作を描かせることにした。
　作品が高価に取引される、チ・マンギョとイム・ヨンスクの絵を対象にした。
　チは、家族の命を担保に脅した。
　イムは、夫のユン・フを誘拐して妻の絵を描かせた。
　三人の犯罪は、大変��緻密�≠ﾅ狡猾だった。
　計画がある程度軌道に乗ると、パク館長を抱き込んだ。
　名誉を重んじるパク館長は、何とか穏便に事を終わらせようとした。
　しかし、それがパク館長の失敗だった。
　パク館長は、いつの間にやら、親交のある美術大学教授なども関わる陰謀に
巻き込まれることになった。
　その頃から、パク館長は対人恐怖症に悩まされるようになった。

　計画がほころびはじめたのは、チ・マンギョからだった。
　チが、警察に行くというので、三人は交通事故に見せかけてチを殺害した。
　最初は、海外で絵を流通させていたので、安全だった。
　ところが、チを殺した頃から、贋作が逆輸入されるようになった。
　その最中、パク館長はイムの贋作に不思議な��点�≠�見つけた。
　イムの絵を誰よりも知っている彼は、すぐに（！）その点に気付いたのだ。
　そして、ジュンギたち同様、ユン・フのシグナル（？）を発見したのだ。
　彼は、やっと原作者本人に贋作を描かせていることを知ったのだ。
　芸術のことだけを考えてきたプライドが一瞬にして崩れ落ちた。
　彼は、突然イム・ヨンスクの回顧展を開いた。
　怪しまれずに、ヨンスクの画集を作るためだった。
　その画集に、ユン・フのシグナルの入っている絵を差し入れた。
　そのとき、ジョルジョーネのテンペスタの絵のドラゴンに、イムの絵の点の
秘密を解くアレゴリーがあるのに気付いた。（！）
　その秘密を託す相手に悩んでいたとき、キム・ジュンギが目にとまった。
　そして、自殺直前に、画集をジュンギに渡した。
　それは一種の賭だった。

「問題の絵に気付いたのはいつだい」
　キム刑事が聞いた。
「一昨日、はじめて気付きました」
　ビョンが答える。
「ユン画伯が制作を始めた頃、Ｘ線検査をしました。下絵があるのは分かりましたが
見過ごしたのが失敗でした」
　キム刑事は、タバコを取り出してビョンに勧めた。
「館長が自殺した後、これで終わりだと思いました。色々整理が必要でした」
「『美術館の鼠』という原稿は？」
「大した内容ではありませんでした。過ぎた時代を振り返る老人の文章でした」
「ユン画伯とオ記者は殺すつもりだったのか」
「そうするしかなかったでしょう」
「なんの元出もなしに六十あまりの贋作を打って五百億ウォンとは」
　キム刑事は、灰皿にタバコをもみ消した。
「よりによってなぜ美術だ？　そんなに頭がよければ、他のところで思いっきり
やれば数千億は稼げただろうに」
「芸術が好きだからです」
「いくらなんでもそれはないだろう。芸術ではなく金に狂ったんだろう」
「あなたが考えているような芸術はこの世の中にはありません」
「それじゃ、あんたが考える芸術とはなんだ？」
「資本ではないでしょうか」
「はぁ？」

「生きている間はたった一枚しか売ることができなかったゴッホの絵が、
今では数百億ウォンもするのを見て、何か感じることがないですか？」
「俺が何を感じればいいんだ？」
「資本主義社会では、現代社会ではお金が芸術です。お金ほど人を感動させ、
喜ばせ、楽しませるものはないのです。それが芸術です。人はイ・ジュンソップ
やパク・スグン画伯、ゴッホの絵などにはまったく興味がありません。彼らが
偉大な芸術家だったかどうか、飢えて死んだって病気で死んだって、興味は
ないのです。興味があるのは、ただその作品で稼いだお金だけです。なぜか
分かりますか？　今ではそれが芸術だからです」
「分かった、分かった。呆れて言葉もないや」
「あなたたちには芸術は分かりません」
「芸術？」
「どの時代にも、進歩的な芸術家はその時代から除け者にされていました」
「じゃ、あんたが芸術家だと？」
「疲れました。私はしばらく休みます」
　ビョンは目を閉じた。しばらくすると軽いいびきまで聞こえてきた。

　目的地に着いた。
「あそこです」
　ビョンが四階建てのビルを指差しながら言った。
「監視カメラがないのは確かだな？」
「ええ」
　地下室に降りる。
　鉄扉の前に立つと、ビョンが合図のようなリズムで扉を叩いた。
「ビョン室長ですか？」
「そうだ。扉を開けろ」
　キム刑事を含む、五人の刑事が飛び込んだ。
「動くな！　手を上げろ！」
　部屋には、三人の男と、オ記者がいた。
「ユン画伯はどこだ」
　奥の扉を開けると、暗くてかび臭い部屋があった。
「ユン画伯！」
　片隅の簡易ベッドに寝ていたユン画伯が目を覚ました。
　憔悴しきっていたが、キム刑事を見るとぱっと明るく笑った。

◎感想１５

　もうね。
　何と申しましょうか。
　結局、この章でも、数々の疑問は解き明かされません。
　スピノザの頭の中では、？？？？？？？？？　が飛び交っております。
　テンペスタのドラゴンも、後付けだったんですね。
　パク館長は、イムの絵を誰より知っていたから��すぐ�♀Gの異常に気付いた、
と書いてある割には、その贋作は世に出回りまくっています。
　この、ほんの数行で矛盾することを書いて平気なのは、どういう神経なんでしょう。
　分かりません。
　そして、ビョン室長の、お金こそ現代の芸術である。
　という演説は、あえて全文書き写しました。
　韓国の芸術界の、一つの宿痾を見る思いがしたからです。
　恐らく、この小説を書いた、イ・グンなる著者も、心の底ではこういう風に考えて
いるのだろうなあ、と推察されます。
　そうでなくて、ここまで自分の書いた文章に��愛�≠ｪない、という事実が
信じられないからです。
　まあ、可だの不可だの言う以前の問題です。

いまこんなきむち
http://stat.ameba.jp/user_images/20120210/03/babyface-kuma/7b/dc/j/t02200367_0240040011784905464.jpg

>>156
　乙ニダ
　　　　　　　　　　　 ヽ ｌ /／
　　ｽﾋﾟﾉｻﾞ (⌒) ―― ★ >>イ・ゴン
　 （　　　　） /|ｌ　　／/ | ヽ 　
　（/　 　　 ノｌ|ｌｌ ／　/　|　 ヽ
　 （Ｏ　　ノ 彡''　 　/　 .|
　　/　 ./ 〉
　　＼__）_）

>>157
つ　お酒、一升瓶でゴッゴッゴッとどーぞ

>>156
　謎らしい謎がないのに話の進行が謎、思考回路がショートしそう
　人物が駄文の中に埋もれている、あんた誰だっけ？
　キーワードかと思わせたドラゴン、ネズミはやはり”そんなのかんけーねぇ”だった

まあ色々と突っ込みどころはありますが
＞「どの時代にも、進歩的な芸術家はその時代から除け者にされていました」

ピカソは？ゴヤは？アンディ・ウォーホルは？ダリは？ry
生前に認められなかった天才と言うのは実は少数で、実際にはかなり早いうちから世に出て
認められている方がずっと多いんですよね。
ゴッホが有名なのと、早すぎた天才の方が印象が強いので誤解されてるんですけどね。
ホントにこの作者は美術専門家なんですか？

「先覚者は狂人呼ばわりされるものだが、
　狂人がすべて先覚者というわけではないからな」アレクサンドル・ビュコック

「死んだあとの方が値段の上がる画家は少なくない」というのなら
ギリギリセーフかなあ？

あくまでも、評価されている画家の絵が希少性を獲得して高騰する
こともあるという話で、芸術的な話では全くないけどｗ

絵画作成のテクニック、それを使った贋作トリックを文章だけで書き記すのは
思いっきり至難の業だと思うんですが…

まぁいいでしょう。
しかし相変わらず「画像に記された贋作の手がかり」と「著名韓国人作家の贋作」に橋が架かっていませんねぇ。
これを繋げるポイントが“ドラゴンの点” なのですが、キャンバスの裏に描かれたサインでも記号でもいいじゃねえか(´･ω･`)
贋作への筋道が絵画である必然性も記述の中からは認められません。
よしんばあったとしても、<テンペスト>でなくてはならない理由付けがどこにも記載されていません。
裸婦が好きならマハでも持ち出してくればいいのに。

なんつーかこんな世界？

1.絵画やゲージツなんてムツカシくってわかんない
2.でも、当てると一獲千金
3.結局、貧乏人が描いて金持ちがﾎﾙﾎﾙするもの？

>>165
芸術
　西洋：王侯貴族のたしなみであります、るーぶる、えるみたーじゅ、
人類の至宝である。
　イルボン：阿国さんの踊りおもろいな、鶴屋南北、近松のおっさんのも
いけとるぞ、錦絵？あきたから陶器の緩衝材に使おうか。
　朝鮮：腹減った、うんこーーーーー

>>156
スピノザニム、乙であります…。
うわああ、最後に最低の描写が待ってやがった…
ジャンプ系熱血キャラ並にふざけんなと怒鳴ってドつきたい気分満々です。

「お金こそ現代の芸術」。
作者の書いた文や台詞の中で、これが一番胸に響くってどうよ。
湧いた感情は激怒ですけど。
スピノザニムは韓国芸術界の宿痾と言いましたが、
自分には韓国の芸術界どころか、
文化や社会に根を張る病巣が露呈したように見えてなりません。
そりゃ作る物作る物、世間や世界に認められないはずだよ…（パクリ以外でね）

＞「死んだあとの方が値段の上がる画家は少なくない」

ゴッホ？モジリアーニ？
他を挙げてみろ！と言いたい！

…ぶっちゃけますとですね、
裸婦画と贋作で有名な人物がチョッパリにいたりします。
彼の名は瀧川太郎、200を越える西洋絵画の贋作を作成した
“自称（←!!）・稀代の贋作者”です。
芸術新潮が大々的に瀧川の贋作を糾弾した事でも有名です。

彼の場合は自身も味のある絵を描く画家であり、
贋作を制作するにもかなりの手間と技術を駆使していたこと。
贋作を造り、売る事を（良い意味で）ゲームのように考えていた食えないオヤジですが、
このなんちゃってミステリに出て来る画家やキュレーターらよりはよっぽど美術を知っていますでしょう。

この人や事件を引き合いに…日本人ですし事件が事件ですから、
悪辣なチョッパリがこんな事をしてやがったと書いてくれてもいい、
それでもジョルジョーネのテンペスタを作中で用いたよりは
かなり面白い内容になったのではないかと思います。

この方に比べると、小説に出てくる人物も事件もまるでつまらんのが
問題ではありますが。＜事実は小説より奇なり？

>>167
フェレンギ人は挑戦起源と思って下されば納得できましょう。

スピノザﾆﾑ、某AGE視聴並の苦行、毎度お疲れさまです。
私はAGEからは即座に逃げ出したｷｮｼﾇｹ兵ですが、こちらの方は何とかついていってます。

しかしこの作品に出てくる芸術家も作者も…芸術家として軸がブレていますね。
韓国人がそもそも、人として軸がブレている…とは言わないでくださいw

「お金こそ現代の芸術」

このテーマ自体は不愉快といえば不愉快ですが、作中設定なので
構成の良し悪し判断から見るとどうでもいいことです。
むしろ「金に換えられるものだけが芸術」と、福本伸行ばりに
ぎりぎりの本音で勝負する美術業界ゴロにしておけば魅力的だったのに、と思います。
つか、なんでそうじゃないんだろう？
その方がよっぽどに奇異に感じられます(´･ω･`)

腐敗した韓国美術界の暗部を徹底的に描くとか、そこに蠢く百鬼夜行との凄絶な駆け引きなど
用意できるステージは幾らでもあるというのに…
こんなものにOKを出した編集者出て来い！
>>169
東山魁夷でしたか、熱海の旅館で<本物>同士が鉢合わせたのは。
作家に限っても魑魅魍魎のすくつなんで、美術業界ものは面白くなると思いますよ個人的には、ええ。
普通に能力のある作家なら。

実はウリの親父が、絵が好きで。
と言っても昭和一桁、小卒→大工の親父に
ゲージツの素養なんかありゃしない。
でも展覧会があれば見る。んで、たまに買っちゃうw
基本、絵なんてそんなもんだろ？

連投ですが、思い出したのでメモ。

　朝鮮人作家はジャンルを問わず「悪党」を描けない。

こちらも連投すまそ。
展覧会は、なんでも見るけど
買うのは数十万円レベルの絵ね。

いい絵あるよ。

魅力的な「悪党」も描けない奴が、魅力的な「ヒーロー」を描けるわけはありません罠

>>174
性格の悪い人、ならデフォなんですけどねー。

ワインでもチューリップでも投機の対象にしようと思えばどんなものでも錬金術の素材になります。
まして絵画なら、そりゃもう業界的にはどろどろでしょう。
それが嫌なら安くて再現性の高い複製画を買えばいいだけのこと。
絵画を自分の教養なり財力なりの象徴として、他人に自慢しようとするから穴に落ちるのです('A`)

さて、この作者のスタンスを確認してみましょう。
こいつはどこに立とうとしているのか？
・業界の腐敗を嫌悪しつつ絵の魔力からは逃れられない
・業界の腐敗を糾弾するが自分だけは別
後者だとしか思えません。
生ゴミですね。

>>172
つくづくおもろいオッチャンですよね。
ルパン三世に飲んだくれ属性を足したみたいな、ネタ満載w

そして>>174、そりゃ描けないでしょうよ。
生粋の悪党は、自分の所業が悪だと気づかないもん。

>>173
すもﾆﾑ。
ﾔｼらにはそんな“楽しみ方”すら備わってない気がするﾆﾀﾞ。
芸術は金持ちを上手くノせて金を得られる“換金アイテム”
…としか見てねぇ気がするです…

>>179
「いつでも付け替え可能なアクセサリー（自分が大多数の他人に注目されるためのアクセサリー）」
　ニダーさんの場合、こう考えていると言った方が正確かもしれませんな＞芸術にしろ、なんにしろ
（評価基準が「自分の眼」じゃなく「大多数の他人の眼」になっちゃってるから、常に「大多数が」カッコ良いと噂しているものにしか興味が出ない）
（大多数の他人の眼が判断基準になっているから、大多数が「コレってダセー」と言い始めたら一も二もなくそれを見捨てる切り捨てる）
（でも、それが再び大多数の間で「やっぱすげー」と噂になり始めたらしれっとそれを拾おうとする）
（ニダーさんって、基本こういう性格なんです）

>>179
性根が腐っている輩が悪党ということでもないのでして(´･ω･`)
悪党ってのはもっとこう、芯が通っているものです。褒めませんがｗ
金のため見栄のためだけに破滅すら厭わない。
そういう建設的な因業さがあって初めて「悪党」と呼びうる偉大な存在なのです。
たとえば名優って悪人を演じたがりますよね？
人の在り様として目を惹くものがあるから演じようとする。
小悪党でも同様ですね。器の小ささが小さいほど輝くというもので…

< ｀∀´ >さんは単に性根が腐っているサイコパスなので鬱陶しいだけです('A`)

まあ、阿Ｑ正伝みたく「ポリシーもクソもない小悪党の小悪党っぷりを描いた良作」があるという事も否定するわけではないんですけどね……
（……つか、考えてみたら阿Ｑってまんまニダーさんだよなぁ）

作家の筆力が高ければ、異常なまでに高度なリーダビリティをもって
厭過ぎる人間の所業を描けますけどねぇ(´･ω･`)
貴志祐介の「黒い家」の厭さは本物ですよ('A`)
文庫版のタイトルロゴも実に素晴らしい。
http://ec2.images-amazon.com/images/I/511N0D4JG1L._SL500_AA300_.jpg

そういえば韓国でもリメイクしてましたね。

>>172
「お金こそ現代の芸術」
赤瀬川原平氏の千円札裁判とか、そっちの世界に行けばそれはそれで面白いのですが

目が滑るので読みきれていませんが
ここで出てくる絵の技法、伝統的な絵画技法を油絵に生かしたうんたらかんたらから推測すると
日本で言えばレオナルド・フジタ的な絵画なんじゃないでしょうかねえ
どうでもいいといえばどうでもいいですが

>>181
スケールのデカい小悪党というと、金庸の小説「鹿鼎記」の主人公、韋小宝を
思い出します。口先八丁であっちこっちの組織（互いに敵対してる）に入り込み、
それぞれのリーダーに信頼されてそれぞれの組織で順調に出世、出会った美女を
みんな嫁にして、最後には国を動かす大物に。

彼がやってる細々とした言動は小悪党のそれなんですが、結果としてスーパーヒーローに
なっているという展開と構成、人物設定が見事でした。清濁併せ呑む、といえば聞こえが
いいんですがｗ

映画版ではこれをチャウ・シンチーが演じていて、あまりにもぴったりでした。

はわわわわ！！！
怒濤のレスなのでございます！！！
ちょっとした外出から、今帰ったところなのでございますが……。
（不良老年なのでございます）
ちょっと、レスをくださったみなさま全員に、個々にレスをお返しいたします
ことは、物理的に不可能なようでございますので、この場を借りて御礼
申し上げます。（ぺこり）
それにいたしましても、みなさま、基本的にお怒りのようなのでございます。
無理もないのでございます。
やはり、ニダーさんには、基本的な属性として、いささか下衆な側面がある
ようで、これは秋津島住民の感性と相容れない部分があるかと思われので
ございます。
ウリミンジョクというものは、本当に困った存在であることよなあ。と感慨に
耽るスピノザなのでございます。

馬鹿丸出しの韓国ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
http://iroiro.alualu.jp/kennitiryu/toilet01.jpg
http://iroiro.alualu.jp/kennitiryu/toilet02.jpg
http://iroiro.alualu.jp/kennitiryu/toilet03.jpg
http://iroiro.alualu.jp/kennitiryu/toilet05.jpg
http://iroiro.alualu.jp/kennitiryu/toire06.jpg
http://adon-k.up.seesaa.net/image/up82795.jpg

韓国産キムチから寄生虫の卵、野良犬の糞が見つかる　日本へも輸出
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/3c/c16bf13e4c389fd64c59f51f91a81fb0.jpg
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/24/8f63653df561b702d1ae2285a77ac977.jpg

毎度おなじみ、不細工の本場、お隣韓国での売春婦デモ
http://livedoor.blogimg.jp/chihhylove/imgs/2/5/25440f52.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/chihhylove/imgs/d/2/d26e3e24-s.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/chihhylove/imgs/4/b/4b6faecb.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/chihhylove/imgs/f/b/fba57ddf.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/chihhylove/imgs/3/a/3aa5d28f.jpg

米人類学者Ｃａｖａｌｉｉ−Ｓｆｏｒｚａの遺伝子勾配データによれば、
朝鮮人は世界でも類を見ないほど均一なＤＮＡ塩基配列の持ち主であり、
これは過去において大きな Ｇｅｎｅｔｉｃ Ｄｒｉｆｔ
（少数の人間が近親相姦を重ねて今の人口動態を形成）か、
あるいは近親相姦を日常的に繰り返す文化の持ち主だった事を表します。
韓国では、昔から若くて綺麗な娘達は中国に献上されていたので、
女性が足りず近親相姦が繰り返されてきた。
遺伝子レベルで見ても「父と娘」「母と息子」が結ばれないと出来ない遺伝子が
大多数見つかっている。
http://a-draw.com/contents/uploader2/src/a-draw1_25637.jpg
http://30.media.tumblr.com/tumblr_l7e93q9sR71qa2hcyo1_500.jpg

韓流の真実　　両親は日本人顔、子供は朝鮮顔
http://livedoor.blogimg.jp/newskorea/imgs/d/3/d3e206b3.jpg

韓流うんざり…旅行キャンセル相次ぐ　竹島問題、
ブーム下火で意識変化　　　2012.9.18
.
旅行会社にソウルなど韓国へのツアーのキャンセルが相次いでいる。竹島問題を
めぐる感情悪化が理由だが、両国の対立はこれまでにも繰り返され、そのたびに
「政治と経済は別」との考えから沈静化に向かっていた。ところが今回は
「嫌韓ムード」もあり、問題再燃から１カ月近くたった今も沈静化どころか、
影響が拡大しつつある。ｗｗｗｗ

「韓国は海外渡航先でトップ３に入るドル箱。事態の長期化だけは避けてほしいのだが…」
大阪市内の日本旅行の店頭には担当者の願いもむなしく、８月下旬以降、韓国への
個人パック旅行のキャンセルが止まらない。関西発着分の９〜１０月の予約は
前年同期比４割減にまで達しているほどだ。
日本から韓国ソウルへは航空便数が多く、関西国際空港から片道１万円台前半の
格安航空券が出回るほどの供給過剰状態。こうした中、キャンセルが相次いだため、
航空券の価格はさらに下落しているが、それでも「曜日や時間帯によっては機内に
数人しかいないこともある」ｗｗｗｗ（関係者）という。

えっと、お客様がいらっしゃったようなのでございますが。
スピノザは、冷たい人間でございますので、お茶も出さずに
無視させて頂くのでございます。

　ついに靡の虚人・李垠先生の傑作も大団円を迎えますが、
皆様の酷評を覆す大役満の結末があるのでしょうか？（棒

ちなみに　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E5%9E%A0_%28%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E5%AE%B6%29
　2003年に長編『誰がスピノザを殺したか』を発表して本格的に作家活動を開始した。ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>191
vitz-hybridニム。
>「誰がスピノザを殺したか」
はっと大爆笑！！！
なのでございます。
今、スピノザの側で、悪妻が「いぇーい！　お前殺されてやんの」
と手を叩いて大喜びしているのでございます。

>>191
vitz-hybridﾆﾑ。
>「誰がスピノザを殺したか」
なんとまぁ；
確かにこのなんちゃってミステリの紹介は苦行ではございましたが…。
しんぢゃらめええぇ、です＞スピノザﾆﾑ
そんでタイトル、思わずクックロビン音頭で再生されてしまいましたよ；

でも作者経歴を見ると処女作「ほくろのあるヌード」ってなってますね。
モチーフが近いって事はこの処女作の内容を膨らませて本作を書いたのでしょうか。
だから内容が薄っぺらかったとか？
もし処女作の焼き直しだとしたら、そんだけ人気のでた短編だったのか？
…売りたい、ネタがないから使い回した？
２作目と３作目の刊行に間があるので、邪推しか沸きませんねぇ…。
そんでこれをハリウッド化？…無謀にも程がねぇか？
(つか、ちゃんと進行してる話だよな？w)

>>192
スピノザﾆﾑ………の、奥様www

　さて、前章でみなさまを酒池肉林の大惨事に陥れました怪作、「美術館の鼠」も、
残すところあと一章となりました。
　何か大向こうをうならせるような、一発逆転の必殺技、力道山の空手チョップは、
果たして用意されているのでしょうか？
　それでは、今日の分のネタの投下に入ります。

　あらすじ１６

　ジュンギのデビュー展が開かれていた。
　もの凄い熱気だった。
「ジュンギ、ジュンギ！」
　やっとヌリの声がジュンギに届いた。
「すごい人。まるで芸能人みたいだわ」
「ところでなに？」
「そろそろオープニングを始めるわ」
「ジュンギ君、ここにいたのね」
　イム・ヨンスクだった。
「作品を見たわ。素晴らしい。卒業して、ますますよくなっているわ」
「ありがとうございます」
　キム刑事もやってきて、お祝いを述べた。
「すごいな！　絵がうまくいかなかったら、私のところに来なさい。君は
シャーロック・ホームズにも勝る探偵だよ」（？）
　キム刑事は続けた。
「残念なのはパク館長です。最初から警察に届けてくれれば、自殺することも
なかったでしょう」
　イムが、軽く頭を振った。
「いえ、私には理解できます。芸術に対する名誉とプライドだけで生きて
いらっしゃった方ですから」（？）

「キム刑事もますますお忙しくなりますね」
「いいえ、私はもう手を引きます。大きいヤマは検察に回され手柄も横取り
されるんです」
　キム刑事は苦笑いをした。
「あ、ユン・フ先生はその後いかがですか」
「ただの健康診断を受けたくらいです。あんなことでへこたれる人じゃないので」
「そうでもないと思います。この手の後遺症は徐々に現れますから。ジュンギ君、
オ記者には会ったかい？」
「電話だけです」
　ヌリが階段を降りてきた。
「ジュンギ、オープニングを始めなくちゃ」
　キム刑事が、カバンから書類封筒を出し、ジュンギに渡した。
「君がなくしたパク館長の『美術館の鼠』の原稿だよ」
「えっ、どうやってこれを」
「公園管理ビルの屋上にあったんだ」
「原稿は読まれましたか？」
　イムが聞いた。
「ええ、最初読んだときは、単純なコラムに思えました。しかし、よく読んでみると、
今回の事件のすべてが書かれていました」
　キム刑事と、イムが会場を去った。

　ジュンギは封筒を開けて原稿を取り出した。
　まさに『美術館の鼠』の原稿だった。
――今日で、このコラムは最後になります。実はこれまで誰にも打ち明けた
ことのない話をします。
　今から四十数年前のことです。
　チョンノ美術館で《アメリカの現代美術展》を開催しました。
　当時としては珍しい国際的な文化行事だったので、多くの駐韓外国大使
も出席しました。韓国の政治高官たちも来場しました。
　その日のオープニングは、韓国の外交活動の場のようでした。
　可笑しなことは、そんな緊張した会場で起きました。
　会場に鼠が現れたのです。
　鼠は、自分が出てきた穴を見つけることができずに迷っていたのです。
　私たちは、右往左往してやっと鼠を追い出すことができました。
　とても恥ずかしい思いでした。美術館に鼠だなんて。
　当時は芸術とは人間が生きている世界で最も純粋な何かだと思っていました。
　そんなところに不潔な鼠が現れたことを恥ずかしく感じました。（？）
　その直後、朝鮮家屋を取り壊して、今の現代的なビルを建てました。
　ところで、本当に可笑しくて恥ずかしいことは、その後から起きたように
思います。

　大変残念なことに、芸術家たちが変わっていく姿をたくさん見てきました。
　あんなに芸術を愛していた人たちが芸術より金と権力を追い求めました。
　そうしたことは生きていく上で必然の過程だと思いました。しかし、それは
必然の過程ではなく、合理化の過程でした。
　そうするうちに、秋ほど紹介したエピソードを思い出しました。
　美術館の��鼠�≠ﾍ結局��美術館�≠ﾌ鼠でした。
　私があんなに驚いて追い出そうとしたあの真っ黒な鼠は、まさに芸術に携わる
私たちで、もっと具体的に言えば私自身でした。
　今、韓国の美術界には鼠が多すぎます。
　他でもない芸術界が、それを受け入れてはいけません。
　芸術は純粋であるべきです。その純粋さが芸術の命だからです。
　芸術とは何か雄大で大げさなものではありません。
　純粋の回復、それが芸術です。
　その純粋な心が芸術です。
　私たちの天国なのです。――
　パク館長の遺稿である。
　それはどの芸術論よりも美しく輝かしい、崇高な芸術論だった。
　ジュンギは封筒に入っていた古い白黒写真を見た。
　朝鮮家屋だったチョンノ美術館をバックに撮ったパク館長の写真だった。
　ジュンギとヌリは、まるで自分たちに何かを語りかけるような視線のパク館長の
姿をじっと見つめていた。

◎感想１６

　えっと、何と言えばいいのでしょう。
　青臭い、厨二病的な芸術論なんてどうでもいいから、溜まりに溜まった謎を、
キチンと解明しる！！！
　と叫びたいところです。
　ジュンギがシャーロック・ホームズって、彼は何を推理したんでしたっけ？
　素で分かりません。
　芸術に対する名誉とプライドって……。
　芸術に必要なのは、��愛�≠ﾅあって、名誉もプライドもいらないでしょう。
　結局、ウリナラミンジョクは、メンツに拘るだけなんだなあ、と、深々とした
感慨に襲われます。
　鼠が現れたことを、恥ずかしいと思うよりも、作品を囓られないように、と、
どうして思わないのでしょうか？
　それにしても、パク館長の遺稿の、臆面もない青臭さ！
　これでも、四分の一ぐらいに削ったのですが……。
　悪い意味でナイーブすぎます。
　結局、テンペスタのドラゴン、なんてどうでもよかったんですね。
　あーあ。
　とため息の出るスピノザです。

　さて、みなさま。
　ここまで、「ソウル――逃亡の果てに」と「美術館の鼠」、二編の長編を読み、
ただの屑、であることが判明いたしました。
　しかーし！
　これだけで、韓国ミステリの水準が低い！
　と断定していいものでしょうか？
　否！　
　断じて、否。
　もしかすると、欧米と日本のミステリのみが突出してレベルが高く、他の国々では
みんな韓国ミステリ並みのものが日々生まれている、という可能性も、京分の一
ぐらいはあるのではないか。
　そういう穴を埋めるべく、明日からは、比較対象のために三回ほどで、インドの
ミステリをご紹介しようと思います。
　カルパラ・スワミナタン女史著「第三面の殺人」
　二段組みで三百五十ページもある大作を、うまく要約できるかどうか、ちょっと
ドキドキですが、やってみようかと思います。

これで終了ですよね？

前スレまでの分もまとめて、これまでの全作品の読み返し用のリンクを貼ります。

コリアンミステリ　　　2002年バベル・プレス刊
（韓国推理作家協会による1998年度のベストアンソロジー）

序文　　　　　　　　　 　金聖鐘
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/58-63,65-70
まえがき　　　　　　　　柳明佑（ユ・ミョンウ）
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/345-347
　本当の復讐　　　　　黄世鳶（ファン・セヨン）
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/6-9
　訪問者　　　　　　　　金楠 （キム・ナム）
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/16-19
　平倉洞の殺人陰謀 崔鐘�K（チェ・ジョンチョル）
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/25-33
　血統　　　　　　　　　 金容相（キム・ヨンサン）
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/47-48
　疑心の代償　　　　　黄美英（ファン・ミヨン）
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/72-73,75-79
　失踪　　　　　　　　　 金聖鐘（キム・ソンジョン）
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/95-96,98-102
　敵と同志　　 　　　　 柳禹提（ユ・ウジェ）
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/132-134
　地獄への道行き　　 李祥雨（イ・サンウ）
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/155-159
（続く）

（続き）
　隠しカメラ　　　　　　 李勝寧（イ・スンヨン）
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/182-185
　標的　　　　　　　　　 林紗羅（イム・サラ）
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/217-220
　いとしのシンディ・クロフォード　　 金尚憲（キム・サンホン）
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/246-248,250-251
　ブラック・レディ　　　 魯元（ノ・ウォン）
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/283-286
　月夜の物語　　　　　李秀光（イ・スグァン）
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/321-323
訳者あとがき　　　　　祖田律男
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/348-352

待つ人　　　　　　　　サニー・シン（☆インド）掲載誌「ミステリマガジン」２０１２年２月号　アジア・ミステリへの招待
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/390-394
計算機　　　　　　　　ミトラン・ソマスンドゥルム（☆タイ）掲載誌　同上
初出：アルフレッド・ヒッチコックミステリーマガジン ２０１１年５月号
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/536-542
親友　　　　　　　　　 ソン・シウ（☆韓国）掲載誌　同上
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/774-780

その夜は長かった　 李秀光（イ・スゴァン）掲載誌「ミステリマガジン」２０００年１０月号　コリアン・ミステリ・ナウ
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/433-435,437
天の定めた縁　　　　黄世鳶（ファン・セヨン）掲載誌　同上
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/501-504
精神病を引き起こす脱毛剤　白恷（ベク・ヒュ）掲載誌　同上
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/579-583
妻を守るために　　　李原斗（イ・ウォンズ）掲載誌　同上
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/599-603

帰ってきた死者　　　金聖鐘（キム・ソンジョン）掲載誌　「ジャーロ」２００１年夏号
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/645-650
わな　　　　　　　　　　金且愛（キム・チャエ）掲載誌　同上
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/690-693

そして誰もいなくなった　ソル・インヒョ　掲載誌　「ミステリマガジン」２００９年１月号
　　>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1341906667/722-729

韓国現代短篇集
秋の死　　　金承�ﾄ（キム・スンオク）
>http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/10-14,55-58

「ソウル――逃亡の果てに」　　　金聖鐘
01章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/86,88,89,94
02章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/140-144
03章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/175-180
04章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/226-229
05章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/247-250
06章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/277-280
07章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/318-322
08章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/349-351
09章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/394-397
10章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/419-423
11章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/438-440
12章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/466-469
13章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/486-487,489,491,493

「美術館の鼠」　李垠（イ・グン）　島田荘司選アジア本格リーグ3

01章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/512-516
02章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/541-544
03章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/567-570
04章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/608-610
05章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/644-648
06章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/675-677,687-689,698-700,702-703
07章 >http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1344140881/723-726
08章 >>2-3
09章 >>12-15
10章 >>24-27
11章 >>36-37
12章 >>45-47,86-88
13章 >>112-115
14章 >>131-134
15章 >>151-155
16章 >>194-197

>>193
エスキニム。
>そんでタイトル、思わずクックロビン音頭で再生されてしまいましたよ；
ナカーマ！！！
なのでございます。
>そんでこれをハリウッド化？…無謀にも程がねぇか？
はい。
無謀とは思うのでございますが、案外これぐらい酷いと、いくらでも
シナリオの改竄が効き、かえって原作よりもいいものができあがる、
という可能性も捨てきれないのでございます。
（無理！）

>>200
はわわわわわわ！！！
あ、ありがとう存知ます。
本来ならばスピノザがしなければいけない作業、根が
無精なものでございますから、つい後回しにしておりました。
本当に、お礼の言葉もございません。
（ぺこり）

ムダに長いだけの小説でしたねえ、苦行お疲れ様でした。
警察と素人探偵コンビっていつ連携してたんでしょうか。
なんか著者が大事なトコ抜かしまくったようですが、書いてる段階からの落丁本ですかい。
結局目をつけた相手を盗聴しただけで事件解決？

あと画壇にデビューってのは良く聞きますが「デビュー展」ってのは初めて聞きました。
画家ってそういうのもあるんでしょうか。
なんかしらの賞を取るとかってのが普通だと思うんですが。

(=ﾟωﾟ)

http://pds.exblog.jp/pds/1/200901/05/85/b0093085_3564836.jpg

ωﾟ)ﾉ

>>208
　かくしてスピノザニムは挑戦ミステリー界の罪業を一身に受け
強制土下座機の十字架にかけられ焼き土下座にて昇天された。

>198
スピノザニム、大変に乙でありました。
やっと苦行が終わりましたね…最後の最後まで
ただダラダラしてたっつう印象が拭えないものでありました。
全面に漂う俺かっけー臭と鼻につく変な見栄…おなかいっぱいであります。

…自分がこの小説の出版とかに携わったら、皮肉をたっぷり込めて
マーク・コスタビの画を各章の扉絵と表紙絵に配置してくれる！
一応プロローグ含めて全17種、セレクトするなんてバカもやらかしてるんですけどね。
ただの自己満足なんで出しませんが；

>>209
vitz-hybridニム。
成る程、そこから同作者の「誰がスピノザを殺したか」に繋がると…ってあかーん！

お口汚しですが、どうぞ。

【韓国】自分の妻を殺害した男が植物状態を装って20年、元医師の検事が暴く［09/19］
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1348032919/

　　　　＿＿
　　　　|　　　|　　　誰がスピノザを殺したか之図
　　　 ,. -ｰ- 、
　 　,'　　　　　'.　　　　　　　　　　　　　　　　　　
＿＿i　ﾚﾉﾉﾊﾉﾉ)＿_　　　　　　　　　　　　　　
|　　 ﾊﾙi´ﾟ ヮﾟﾉﾘ,　　|　　　　　　　　　　　　　

>>210
コスタビの絵はジャズのジャケットに使われてましたね。
誰のだったかは忘れてしまいましたが、影法師だけとんがり帽の絵だったと思います。
キース・へリングより陰にこもったところが素晴らしい。

>>207
ダミアンニム。
>画壇にデビューってのは良く聞きますが「デビュー展」ってのは初めて聞きました。
はい。スピノザも初めてなのでございます。
ウリナラには、そういうものがあるのでございましょうか？
>>208
(=ﾟωﾟ)ﾉニム。
いやー！！！
なのでございます。
>>209
vitz-hybridニム。
>強制土下座機の十字架にかけられ焼き土下座にて昇天された。
ひ、ひぇーっ！！！
スピノザは仏教徒でございますので、昇天よりは悟達の方が望ましい
のでございます。（シクシク）
>>210
エスキニム。
>ただダラダラしてたっつう印象が拭えないものでありました。
はい。
もしかしますと、これは本当に短編を、無駄に膨らし粉で膨らませた
ナンチャッテ長編のかも知れないのでございます。
>>211
ゲラゲラ！！！
さすがウリナラ！！！
>>212
vitz-hybridニム。
十字架は、　キ　ラ　イ　でございます。
>>213
(=ﾟωﾟ)ﾉニム。
コスタビという画家の名前と、作品が、今日初めて一致したので
ございますが、このシュールな感じはスピノザの好みでございます。

>>213
最近は自身のアレなところがバレて大人しくなってしまいましたが
なんだか生っぽいのっぺらぼう達は奇妙な魅力と存在感がありましたね。

コスタビの作風や制作スタイルを鑑みても、
ﾆﾀﾞｰ共と引き合いにするには甚だ失礼ではありますが。
(でも、この人のオマージュはペラく見えるもんで)




以下は「美術館の鼠」全17話に当て嵌めてみた彼の作品です＜私的です
ただの暇と自己満足の塊です、すみません！
Mark Kostabi
序：Psychotrope asthenosphere, 1997
1：COMMERCIAL SUICIDE 2007
2：The Father of Our Country Brings Ketchup to the Prado　2005
3：Greenwich Avenue, 1986
4：Progress of Beauty (Hidden Agenda)　1998
5：Drying Dora Maar's tears, 1990
6：Last Supper, 1986
7：Court T.V., 1994
8：Painting Knows, 2004
9：A Break from Inspiration, 1987
10：Down with History　1992
11：The end of infinity , 1996
12：To tell the truth, 1990
13：Forbidden fruit, 1990
14：Automatic painting, 1996
15： Hell's Cafe　1988
16：War zone, 2003

スピノザ「燃え付きたよ、真っ白だ。」

だーれがこーろした　スピノザニム♪
　あ　っ　そ　ー　れ　！

|　　 と,)）::∞:!iつ　　|　　　　　　　　　　　Щ　
￣￣ ,く::/_:::!:」 ￣￣　　　　　　　　　　　/
　 　 ｀ﾞ!_ﾌi_ﾌ´　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　|　　　|　　　　　　　　　　　　　　/　ヽ (=ﾟωﾟ)ﾉ
　　　　|　　　|　　　　　　　　　　　　　/　　　（ 　　）　
　　　　|　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　/　ヽ　
　　　　￣￣

探したらあったでござる。
(携帯故、ズレてたらすみません…)

　　　　 ∧＿∧　　　♪ダーレガ
　　　　（´∀｀　）
　　　　（つ⊂　）
　　　　｜ ｜　|
　　　　（＿（＿）

　　　　　　　　　　　♪コロシタ
　　　　∧_∧＿
　　⊂⌒　　　○⌒つ
　　　　￣丶（　/
　　　　　　　 し

　　　　 ∧＿∧　　　♪クク
　　　　（´∀｀　）
　　　　（つ⊂　）
　　　　｜ ｜　|
　　　　（＿（＿）

　　　　　　　　　　　♪ロ-ビン
　　　　∧_∧＿
　　⊂⌒　　　○⌒つ
　　　　￣丶（　/
　　　　　　　 し

　おはようございます。
　今日からは、カルパラ・スワミナタン女史著、「第三面の殺人」を三分割の
予定でお送りします。（少し増えるかも）。
　板違いの恐れもありますので、できるだけ簡略化していきたいと思います。
　では、始めます。

　あらすじ１

　わたしは午前中ずっと死骸といっしょに過ごした。そいつが公園のベンチの
まだらの御影石の上で燻製になっていくのをぼんやりと見ていた。
　わたしは、短編集でデビューした小説家だが、長編を書くのに失敗しつつある。
　しかも、わたしは大学の講師をしていたが、出来の悪い学生をかばったせいで、
クビになりボーイフレンドも失ってしまった。
　家に帰ってみると、両親は争議の真っ最中だった。
　そこにラッリがやってきた。
　ラッリのおかげで、両親は仲直りをし、わたしは叔母のラッリのところに
引っ越した。
　ラッリは、くしゃくしゃのカールした銀髪を持つ、六十三歳の婦人だ。
　動きは素早く無駄が無くて、それが修練のたまものだと気付くまでには、
優雅な作法と間違えてしまう。時間の大半を読書に費やす女にしては、角張った、
驚くほど硬い手をしている。
　ある日、ラッリが留守の時に訪問者があった。
　訪問者が帰った後に帰宅したラッリは、本棚の、私が読んだため少し飛び出して
いたエジプト関係の本から、訪問者が予言者と名乗ったことを見抜く。
　ラッリのところには、毎週、殺人課から書類が届く。ラッリは警察官だったのだ。
　正式な殺人課の書類も、ラッリが決済のはんこを押さないと、最終的には
解決されたと見なされないほど、隠然たる力を持っていた。

　ヒラは、小児科医の女性で、六十前後。まるまると太っていて、ピンクの顔色を
している。気分の変動が激しい。
　彼女は、叔父のフラムロゼから遺産を相続した。大きなゴシック建築の屋敷を一つ。
　ロールスロイスを一台。宝石。そして莫大な金融資産。しかし、それはヒラの
意志では自由にならないものだった。信託に付されていたのだ。
　そのロールスが、翌朝も現れた。わたしは寝起きが悪かった。しかし、ラッリは
トーストのようにパリッとしててきぱきと日課をこなしていた。
　わたしは、新聞の第三面を読んだ。（第三面は、日本とは違い社交界のゴシップ
記事が書かれている。この本のタイトルもそこから取られた）。
　そこには、ヒラがロールス・ロイスをかなりの値段で売ったことが書かれていた。
　ヒラから電話があり、件の屋敷をいっしょに見に来るように誘われた。
　黄昏ゆく空を背にして、赤い煉瓦の巨大な立方体が現れた。それは、ボンベイの
コロニアル・ゴシック様式にかぶれた、暗い赤の二階建ての建物だった。
　二週間後、ヒラがわたしとラッリをホームパーティーに招待した。
　わたしはホームパーティーという考えに肝を潰した。��馴れ馴れしさを強要される
ことほど嫌なことはない。��
　ラッリは、わたしに「あの退屈な老アリフ・ベイが来る」と告げた。
　アリフ・ベイはわたしの偶像で、神秘的な存在、完璧な文章を書いた作家だった。
　火曜に、ラッリが買い物熱に取り憑かれたのを見た。ラッリは買い物客としては
まったくの負け組だ。
「まあ、ここで誰と会うかと思ったら！」
「ミーナル」
「あなたにゃ、わたしが見分けられないかと思ったのに！」
　昔の女性運動家は、すっかり変わっていた。

「あんたのお友達？」ラッリが尋ねた。
「昔の知り合いよ。だけど、彼女、根本的に変わったわ」
　買い物を済ませ、雨の中に飛び出そうとしたとき、わたしは男とぶつかった。
　奇妙な光が、男の目の中で跳ねた。
　わたしには分かっていた。わたしが決してこの視線を忘れないことを。
　こうして、招待された木曜日は予期したより早くやってきた。
　館は、外装、内装とも変えられて面目を一新していた。「アルデシラ荘」とあった。
　扉が急に開け放たれて、ヒラの姪、ラモナが飛び出してきた。
　廊下に足を踏み入れると、化け物じみた、鳥肌を立たせる仏像に出くわした。
　わたしの部屋は快適だった。
　ラモナがやってきた。
「アリフ・ベイの他に、誰が来るの？」
「誰がここに来ると思う――ラフィク・カーンよ！」
　ヒーローを崇拝する十七歳の声。ラフィクはダンサーだった。
「その他にサネ博士がいるわ。ジミー伯父さんのお友達だったのよ」
　ヒラの夫、ジミー＝ジャムシェドは交通事故で死んだのだった。
「それから、フェリックス・レゴ。ベストセラーを書いているんでしょう？」
　グルメで、スリラーを書く。わたしは読んだことはない。
「それかれバジャージさんがいるわね。奥様は来られないそうよ」
「それに、ローラ・ラヴィナがいるわ。彼女はご存知ね」
「いいえ、知らないわ。モデルなの？」
「いいえ、モデルはチリーよ」
　チリーは知っている。普通の人の足を木の切り株のように見せる女だ。

　ヒラがやってきて言った。
「作家のフェリックス・レゴが《食通レポーター》をするのよ」
「なぜ食通レポーターが要るの？」
「コックなのよ。彼は、ここを食通地図に載せたがっているの。彼は、ひとかどの
人物よ。シェフじゃなく、コックと呼ばれることにこだわるの」
「それで、ローラ・ラヴィナって誰？　そんな純然たる偽名を？」
「あら、あなたは知ってるわ。ミーナルよ」
「彼女、名前を変えたのね！」
「ヒラ、そろそろ、なぜこのハウス・パーティーが必要なのか言いなさいな。
　ラッリが言った。
「あの人たちには借りがあるの。お察しの通り、あの人たちには我慢できないのに」
　妙な説明だったが、ラッリの眼の中に分かったという閃きを見た。
　ヒラは、この急な贅沢によって両親の辛酸の記憶を呼び起こされたらしい。
彼女の苦悩は、深刻で奥が深いのだ。
　食堂は勿体ぶっていたが、居間は驚くほど居心地がよかった。図書室もあった。
　何か説明不能の理由で、わたしには火曜日にぶつかったあの男が取り憑いていた。
　わたしは、雨の催眠術的静けさの中でいつまでも物思いに耽っていた。

　次の朝、わたしは悪天候を威嚇しようと、緋色のシャツで活を入れた。
「おはようございます」
　わたしは、部屋に踏み込んでこられたことに苛立って振り返った。
　それは、火曜日の男だった。
　わたしたちは雨についてごくありふれた会話を交わした。
　急に、彼は「僕はあなたの本が好きです」と言った。
　これ以上完璧な喜びがあり得ようか？
「あなたって何者？」
「僕が噂のコックです」
　私たちは、キッチンに行った。
「僕の縄張りへようこそ」
　それは、最高のキッチンだった。中でも荒削りな木の作業台！
「僕は路上生活者だったのです。バングラデシュ戦争のせいでね」
　ヒラが来て、コックをタロク・ゴシュと紹介した。
　朝食のテーブルにつくと、テーブルは驚くべき早さでいっぱいになっていった。
　それらは、極上の食べ物だった。（以下、緻密な食べ物の描写）。
　ウジワラ・サネが、香水に塗りたくった口紅で現れた。
　ウジワラは、高級バラモンの出身者らしく、わがまま一杯に振る舞った。
　タクシーが着き、三人の男と、一人の女が入ってきた。
　女は、ローラ・ラヴィナだった。
　一人の男は、異常なほどしなやかな身のこなし。舞踏家のラフィクだった。
　二人目は、アリフ・ベイだった。しかし、わたしが認識していたアリフではなかった。
　彼は、広告を書いたりする、パンのみで生きている男だった。
　ローラは、アリフの愛人で、二人の衣類は共用だった。
　三人目は、食通でスリラー作家のフェリックス・レゴだった。

◎感想１

　ええと、まず出だしの一行が洒落ています。
「わたしは午前中ずっと死骸といっしょに過ごした」
　おお！　セオリー通り、最初に死体か！　と思わせておいて、その死骸というのは
自身の完成できない長編小説のことだと知らせる。
　バシッと、フォルテッィシモで始まって、すぐにピアニッシモに音を抑えて、
聴くものを引きつける作曲技法に似ています。
　それに、探偵役のラッリの描写が魅力的です。
　ほんの一筆で、人物像が匂うがごとく立ち上がってきます。
　滑り出しは上々だと思います。「
　まあ、翻訳者の能力にも差があるのかも知れませんが、訳文は読んでいて
とても心地よいリズムを持っています。
　クリスティ風に、徐々に人が集まってくるので、一人一人を丁寧に描写できます。
　わがままなウジワラ・サネ。
　謎の女ローラ。
　若くて魅力的なチリーとラモナ。
　このあらすじでは書ききれないのですが、みんな生き生きとした風貌を持って
立ち上がってきます。
　名前だけの記号だったり、名前もない存在だったりはしません。
　二段組みで八十ページあまり。
　まだ事件は起こりませんが飽きさせない。
　小説としては、上出来です。

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>>215
エスキニム。
大変ご苦労様なのでございます。
このコスタビと申す画家の絵は、すこぶるスピノザの趣味に合って
いるのでございます。
ご紹介ありがとうございます。（ぺこり）
>>216
すもニム。
はい。
本当に燃え尽きそうになってしまったのでございます。（苦笑）
>>218　>>219
vitz-hybridニム。エスキニム。
げらげら。
でも、あまりスピノザで遊ばないで頂きたいのでございます。（苦笑）

>>225
>おお！　セオリー通り、最初に死体か！　と思わせておいて、その死骸というのは
>自身の完成できない長編小説のことだと知らせる。
　うーん、これちょっとわかりにくいですね、燻製にという訳がおかしいのでは
ないでしょうか？炭や燃え殻とかだと次の文に続きやすいですので。
　失敗しつつあるというのに死骸というのもどうかと・・・文句ばかり書きましたが
これくらいのことが気になるくらいということで、ネズミや強姦魔のよりずっとましですね。
　あらすじでなくてほんぶんを読んでみたくあるか・・・

死骸のくだりはスピノザニムの解説で理解。本文を読むとすんなりわかるのかも。
でも、この作品、テンポがいいですね。とても読みやすいです。

>>228
vitz-hybridニム。
>これくらいのことが気になるくらいということで、ネズミや強姦魔のよりずっとましですね。
はい。
少なくとも、二百ページ辺りまでは、日本の大概のミステリよりは、
楽しんで読めるのでございます。
>>229
>でも、この作品、テンポがいいですね。とても読みやすいです。
そうなのでございます。
実は、平行して、次なるネタを仕込んでおるのでございますが、ずっと無内容な
くせに、とんでもなく読みにくいのでございます。
訳者のせいばかりではないと思うのでございます。

朝鮮の歴史は半万年ではなく千百年弱

「朝鮮、属国史」の始まり
918年　高麗建国
10世紀 宋に朝貢、契丹（東胡の末）に朝貢。
12世紀 金（女真族、東胡の末）に朝貢。
13世紀 高麗はモンゴルの属国となる。劣等感から、一然という僧が檀君神話を捏造し、
忠烈王がモンゴルに日本侵略を唆す。
14世紀 高麗滅亡、李朝建国。李朝は最初から明の冊封国で、国名も中国に決めてもらった。
17世紀 清（女真満州族）に服属、三跪九叩頭の礼に甘んじる。
19世紀 日本が日清戦争で中国を破り、属国の李朝は独立させてもらう。（日本の保護国）
1910年 李完用の要請により日本に併合してもらう。李氏朝鮮（大韓帝国）滅亡。
1948年 戦後アメリカ軍政庁の統治下にあったが、アメリカの後押しで大韓民国が成立。
1950年 アメリカとソ連の代理戦争である朝鮮戦争が起き分断国家となる。
1991年 ようやく国連加盟、史上初めて世界から独立国家として認められる。　
1993年 韓国、軍事独裁制を脱し、史上初めて独立民主政体となる。
現在 いまだ言論、学問の自由もなく民主主義とは程遠い国である。北は論外

世界一の劣等乞食土人民族朝鮮人が世界五大国日本の臣民になれた歓喜！！！

私は今となってはこうした信念をもつにいたった。すなわち、朝鮮人は
朝鮮人であることを忘れなければならないと。血と肉と骨がすっかり日本人
になってしまわなければならないと。この中に真に朝鮮人の永生の唯一の
道があるのだと。したがつて朝鮮人文人ないし文化人の心的新体制の目的
は第一に自己を日本人化し、第二に朝鮮人すべてを日本人化することに
全力をささげ、第三に日本文化を昂揚し、世界に発揚する文化戦線の兵士に
なることである。朝鮮文化の将来はここにある。このために朝鮮人は民族感情
と伝統の発展的解消を断行すべきである。
　　　　
　　　　「心的新体制と朝鮮文化の進路」　昭和十五年九月
　　　　　　　　　　　　　韓国（朝鮮人）の英雄的作家　李光洙

中国人曰く、
｢馬鹿に情けをかけてはいけせん。｣
日本人は朝鮮人に対して、優しすぎます。それは日本の為に
よくないことです。 そして、朝鮮人の為にも良くないです。
日本在住の中国人に話を聞きました・・・・・・・・・・。
朝鮮人は「優しい」と「弱い」の区別が出来ません。
又、「強い」と「悪い」と「正義」の区別も出来ないのです。だから、
朝鮮人と付き合うのはとても厄介です。 中国人も朝鮮人とは関わりたく
ありません。しかし、我慢して付き合わなくてはいけない状況です。
朝鮮人は「対等」と言う概念を知りません。 朝鮮人社会は個人同士、
どちらが優位な立場に居るか？それが、最重要な関心事です。
個人主義の中国人から見ても、異常性を感じる民族です。


前田日明｢在日社会では、有名人を手当たり次第に在日認定し、
自分らは優秀だと悦に入る習慣がある」

中国人が個人主義、ってのもまた違うとは思うけど…

個人主義じゃなくて、利己主義、利族主義かと。

　さて、今日も数学に強いインド人のミステリです。

　あらすじ２

　ローラが、わたしのところに来た。
「ローラ、これはどういうこと。あなたは二日前はミーナルだったわ」
「あなたがこんな週末パーティーに出るなんて知らなかったわ」
　しかし、アリフ・ベイが酔っ払って騒ぎを起こしそうだった。
「彼が落ち着いたら、あなたの部屋へ行くわ」
　ローラは行ってしまった。
　わたしは、コックを探した。
　キッチンで、わたしはソースパンに夢中になった。調理道具には目がないのだ。
　そこへ、ローラが来た。ラッリが、わたしはキッチンにいると言ったのだ。
　ときどき、わたしは叔母を殺してしまえると思う。
　わたしの部屋で、ローラと近況について話した。
　ローラは、不幸な人生を送っていた。結婚に失敗しアルコールに溺れ。
　結局、ローラはラッリに助けられた。
　そして、アリフ・ベイが、ローラの調理するパースマティー米に夢中になったのだ。
　昼食は、質素なものだが美味しかった。
　ウジワラ・サネ夫人は、それでもその質素さに文句を言った。
　ヒラは笑った。
「明日に向けて、舌を整えているんですよ」
　昼食後、サネの子供たちと遊んでいると、トラックが来て氷を下ろしていった。
「あんなに大量の氷、何に使うんでしょう？　冷蔵庫も製氷機もあるのに」
　わたしは不思議に思った。
　舞踏家のラフィクが子供たちをダンスのレッスンに誘った。
　わたしは部屋に戻った。冷たい水のような孤独を必要としていた。
　と、テラスの方から、ウジワラ・サネとアリフ・ベイが口論しているのが聞こえた。
「君がいると知っていた来なかったよ。モヒニー」
「そんな莫迦な名前、時代遅れの。モヒニーにはうんざりだわ」

「わたし、あのローラという女の正体を知っているわ。ヒラに言います」
「お願いだから、そんなことはやめてくれ」
　彼の苦悩のなにがしかがわたしにも分かった。彼の本に何度も登場する永遠の女性
モヒニーは、��これ�≠ｾったのだ。
　ノックの音で目が覚めた。いつの間にか眠っていたのだ。
　まあ、いけない。タロクだ。すっかり忘れていた。ドアを開けた。
「眠っていたの」
　わたしは立ち聞きしたことをうっかり喋ってしまいそうになったが、堪えた。
　タロクについていくと、屋外のテーブルの上に洗練された献茶セットがあった。
「完璧でしょう。さあ究極の冒涜行為です。それで飲みましょう」
　わたしは、完全に満ち足りていた。
　タロクは、伝説的な料理人ナタラージに料理を習ったと言った。
　タロクの沈黙は言葉――その言葉を吐き出すのには一生涯を要するであろう――
が喉に詰まった結果だった。
　彼の指がわたしの指を包んでいた。それ以上、何も言う必要がなかった。
　そこにチリーがやってきた。チリーは、タロクを認めると、叫んで走り去った。
　わたしが館に戻っても、チリーの興奮は収まっていなかった。
　わたしの叔母だけが、うろたえることなくテラスから日没を眺めていた。
　なんと、チリーはビタミン錠を六錠飲んで自殺を図ったのだ。
　わたしが側についていると、感情の嵐はやがて収まった。
「で、やつは何者なの」
　わたしは聞いた。
「コックなんて仮の姿。やつは使者。それがやつの正体」
　チリーは、不意に眠りに落ちた。

　バジャージ氏が到着した。五十代後半で、古い銀器のような輝きを放っている。
　落ち着いた光が、彼のすべてを包んでいた。話し方も落ち着いている。
　おやおや、わたしはこの人物が好きになった。
　ヒラのロールスロイスを買ったのは、この人物だった。
　フェリックスがやってきた。
「このメニューを見てください」
　バジャージ氏は、それを受け取り、困ったような顔をした。
　タロクはインド亜大陸三千年の食を私たちに出そうとしている。最も古い日付は、
紀元前一五〇〇年だった。
　わたしたちはアペリティフに神の酒（ソーマ）を飲めるだろう。
「野心的なのもいいが、こいつはやりすぎだ」
　フェリックスが言った。
　しばらくした後、わたしはベランダでまたフェリックスに会った。
「次の殺人事件は晩餐会での事件にしません？」
　わたしは言った。
「何か思いつきそうだ。――アーモンド、蓚酸、砒素……」
「……殺虫剤、防虫剤、ナツメグ」
「ナツメグが？」
「すりおろしたらね」
「本当かい？　君の叔母さんを事件に登場させるつもりなんだ」
　そこにタロクがやってきた。目が合い、私たちは微笑んだ。万事よし。
　ぴったりのタイミングで、ラッリが合流した。
　驚いたことに、ラッリは、殺人犯として小説に登場することを面白がった。

　ウジワラ・サネが、また騒動を起こした。サンドイッチを食べないと言うのだ。
　タロクは、皿を受け取り、キッチンに行ってそれを皿ごとゴミ箱に捨てた。
　わたしも後を追い、ティーカップとスプーンを投げ入れた。
　私たちは吹き出した。もう怒ることなどできなかった。
　ウジワラ、ヒラ、チリー、次々と身の上相談的な厄介ごとがわたしを襲った。
　わたしは、孤独を取り戻すために自室に逃れた。至福に満ちた静けさがあった。
　海はうなりを上げていた。その海鳴りには、怒りがこもっていた。
　テラスに急ぎ足の立腹した足音がした。
　アリフ・ベイが言った。
「放っておいてくれと言ったはずだ」
「夕食の時間よ。ヒラが私たちを待っているわ」
　今度はローラが言った。
「わたしたちなんていないんだよ」
「お願い家に帰るまで、先延ばししましょう」
「ローラ、終わったんだよ。もう二度とお前の顔は見たくない」
　しばらくしてテラスに出ると、テラスは無人だった。

◎感想２

　さて、いよいよ複雑に張り巡らされた人間模様が浮き出し始めて、興味をそそります。
　文章が上手で、ウィットに富んでいるので、けっこう飽きさせません。
　あらすじでは省きましたが、途中ブラウニングの詩が引用されて、効果を高めて
います。
　コックのタロクと、わたしとの淡い恋愛感情が綴られて、ロマンティックな雰囲気も
醸し出されます。
　とは言え、百二十五ページまで来て、まだなんの事件も起こっていないのは、
少々のんびりしすぎだと思います。
　まあ、筆力があるから、ここまで引っ張ってこられるわけですが。
　何と言っても、日本の本格推理や、欧米の本格推理を読み慣れた読者には、
やはり不満かも知れません。
　この悠久のインド的な台頭とした雰囲気は、読む人を選ぶかも知れません。
　考えてみると、インドの娯楽映画もシェイプアップするよりも、とにかく豊穣を
求めて、えらく長いようですから、インド人にはこのテンポがいいのかも知れません。
　スピノザ的には、楽しく読めていますが、もう少し早く魅力的な事件か謎が提示
されてもいいかな、という気がします。
　取りあえず、小説としては、スピノザ的には合格。
　と言うより、ここ数年の芥川賞受賞作の酷い文章に比べれば、この作品の文章は
上等な部類に入ると思います。

スピノザニム、長編を3回に纏めるなどという荒業お疲れ様です。
明日のゴールまで息切れなさいませんように。

登場人物が多い上、馴染みのない名前なのでちょっと混乱してわかりにくいです。
ただしわかりにくいのは上記の理由のみで、話自体は今現在ミステリとは思えないだけで
キャラがきちんと描写されてるとのことなので、うｐしていただいてるあらすじではなく
本編を読んだら、そんな事もないのかも。
テンポよく進んでいて、韓国ミステリと違い失笑・噴飯ものの突っ込みどころは見られませんね。

＞悪天候を威嚇しようと、緋色のシャツで活を入れた。
＞五十代後半で、古い銀器のような輝きを放っている。
こういった表現は韓国ものには見られなかったように思います。
ニダさんたちは比喩や暗喩が苦手なんでしょうか。
主人公が調理器具に入れ込んでるとか、美味しい食事を楽しんでる様子も。
こういう描写がキャラに肉付けされて、結果登場人物が生き生きしてくるものなのに
ニダさん達のは「美貌」と「肉欲」ばかりで平板すぎ、謎以前の問題でしたね。
オークションの値段はどうでもいい事でしたが、インド料理の詳しい描写は読んで見たいです。

>>240
　明日からの農作業に憂鬱・・・スピノザニムには更なる難行を！
　今までの欠作のために目が肥えて？しまって”なんだ、ふつうか！”が
ひとつの印象。まだ事件が起こらないけどこれまでの記述に伏線があれば
立派な筋立てでしょう・・・　
　

>>240　　規制がつらい
疑問・・・ビタミン錠を六錠飲んで自殺？ベサノイドでも難しそう

>>241
ダミアンニム。
>テンポよく進んでいて、韓国ミステリと違い失笑・噴飯ものの突っ込みどころは見られませんね。
そうなのでございます。
原文を読んでおりましても、結構テンポよく読めるのでございます。
かえってそのせいで、みなさまもコメントし辛いかも、と思うので
ございます。
>オークションの値段はどうでもいい事でしたが、インド料理の詳しい描写は読んで見たいです。
はい。
これが、結構毛だらけ猫灰だらけ。
本当に美味しそうな描写が延々と続くのでございます。
>>242　>>243
vitz-hybridニム。
>ひとつの印象。まだ事件が起こらないけどこれまでの記述に伏線があれば
はい。
ちゃんと伏線は仕込んであるのでございます。
>ビタミン錠を六錠飲んで自殺？ベサノイドでも難しそう
これは……。
正直申し上げまして、スピノザも首をひねった部分でございます。
まあ、インドの庶民の、西洋医学の薬に対します認識が、そういうことなのかなあ、
などと思量いたします次第でございます。

申し訳ございません。
今日はいささか所用で立て込んでおりますので、
うｐはお休みさせて頂きたいのでございます。
（ぺこり）

インドは何にでも合うように作られている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13239779
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9530771
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15028540
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9459147
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3110

おはようございます。
今日は、遠くの大学に行った子供が不意に帰ってきましたので、
お墓参りに行きます。
郷里は、少々遠いものですから、今日もうｐはお休みさせて
頂きます。
二日続けて申し訳ございません。

　遅くなりました。
　今日の分のネタをうｐいたします。

　あらすじ３

　わたしは、夕食を取るために食堂に降りていった。
　みんながそこにいた。ローラもいた。
　タロクが用意した夕食は、聖餐だった。それは伝統的に葉の皿で供された。
　ローラとバジャージ氏が話をしているのを見て、タロクは「彼は良い人間じゃ
ありません」と言った。
　気がつくと、わたしはバジャージ氏と一緒にいて、彼がわたしを追いかけているの
ではないか、と思った。
　ラフィクがダンスを披露するというので、みんなテラスに出た。
　海は鎖に繋がれた野獣のように吠えていた。
　ラモナがセレモニーの主人役を勤めた。
　遠くから低い太鼓の音がした。一歩、また一歩。踊り手が近づいてくる。
　ラフィクが、光の輪の中に現れ出た。
　超人的な踊りの中で、一瞬音がこう告げた。

　見よ、吾ここにあり！　吾来たれり！

　そうだ、彼が踊ったのは記憶だ、記憶にある法悦だ。
　踊りにつれて、ランタンは一つを除いて消え、それは風に激しく揺れて雨に
虎のような縞を入れ、幻想的な陰を投げかけた。
　芸術に対する最上級の賞賛である溜め息とともに、私たちは我に返った。
　夜。わたしは、ローラとアリフ・ベイが激しく争うのを見て動揺した。
　ベッドに戻ったわたしは、ぎょっとして目覚めた。
　窓辺にいた鉛色の存在、それは月だった。
　ローラとアリフ・ベイが、さっきのことなど忘れたように睦言を交わしていた。

　次の日、朝食の後わたしが散歩していると、小さな池の水面に、ローラの靴が
浮いていた。昨夜の争いの時に、ローラがアリフ・ベイを打った靴だ。
　ローラとアリフ・ベイのせいで沈むわたしを、タロクが慰めてくれた。
　わたしとタロクの間で、ラブロマンスの定型が繰り返される。
　夜。わたしはタロクが小テーブルの上に積み上げていた、ナイフやフォークに
身震いする。（インドでは、カレーなどを素手で食べるのが正式な作法）。
　タロクは、それは夕食では使わない言い、わたしを安堵させる。
「皆さんには文明人らしく自分の指で食べて欲しいのです」
　こうしてわたしは理解する。
　わたしが念入りに作り上げたロマンスとファンタジーの世界に、彼、タロクの
居場所はないことを。
　彼は日用品として、水のように空気のように、わたしには必要だということを。
　この後、〈千年紀の宴〉として、インドの歴史になぞらえた夕食が出される。
　タロクは、メニューの下に「予言」の書いてある紙を入れておいた。
　夕食の後、わたしは、タロクとチリーが逢い引きしているらしい場面を立ち聞き
してしまう。

　嵐がやってきた。
　わたし達は、この屋敷に離れ小島のように孤立してしまった。
　電話は不通になってしまった。
　全員が、この週末を完全な休暇と見なし、携帯電話さえ持ってきていなかった。
　全員が大広間に集まっていた。
　サスペンス作家フェリックスを中心に、作品中で使う毒について話し合ったりした。
　そうした中で、最初の殺人が起こる。（ｐ２２３）
　それは、一見密室殺人と思われる状況だった。
　次々に殺人が起こり、計三人が死ぬ。
　密室。
　アリバイトリック。
　時間の錯誤。
　こうした数々の謎を、ラッリが紐解いていく。
　わたしは、むしろ混乱因子となる。
　最後に、わたしとタロクが結ばれることはない。
　この作品については、ネタバレはいたしません。
　ご容赦ください。

◎感想３

　本来、三回でご紹介するという企てに無理がありました。
　もっと書きたい細部はあったのですが、ざくっと省略して、本当のあらすじです。
　読み終わると、やはり謎が小粒なのと、謎解きがあっさりしているのが不満です。
　エラリー・クゥイーンや、倉知淳などの論理を読み慣れてしまうと、少々
物足りない感じがします。
　しかし、フーダニットの謎解きそのものはフェアですし、犯人を名指しされ
ると納得はします。
　そして、やはり、何より文章がいいのですね。
　ちなみに、最近読んだ（と言うより、読み通せなかった）芥川賞作品を挙げますと、

「ポトスライムの船」冒頭

――三時の休憩時間の終わりが間もないことを告げる予鈴が鳴ったが、長瀬由紀子は
パイプ椅子の背もたれに手を掛け、背後の掲示板を見上げたままだった。――

��背後�≠ﾆは、文字通り背中の後ろだと思います。
　それを見上げるという動作はおかしい。
　ここで引っかかってしまうと、スピノザはもうそれ以上読めなくなってしまうのです。

「終の住処」冒頭

――彼も、妻も、結婚したときには三十を過ぎていた。一年前に付き合い始めた
時点ですでにふたりには、上目遣いになるとできる額のしわと生え際の白髪が目
立ち、疲れたような、あきらめたような表情が見られたが、それはそれぞれ別々の、
二十代の長く続いた恋愛に破れたあとで、こんな歳から付き合い始めるという
ことは、もう半ば結婚を意識せざるを得ない、という理由からでもあった。――

　これも酷い。
「ポトスライムの船」もそうでしたが、文章のリズムが悪い。
　笙野頼子なんかみたいに、わざと読み難くしている風でもありません。
　三十で結婚って、それは普通だろう。と思いますし。
　とき＝時がひらがなに開いてあるのに、上目遣い、などという字が漢字である
必然性が感じられません。
　三十で、二人とも生え際の白髪が目立つ、というのもあまり普通ではありません。
　こういう悪文に比べると、「第三面の殺人」の文章は、かなり上等です。
「美術館の鼠」が、小学校の相撲大会に初めて出た、図体ばっかりでかい四年生、
だとすると、「第三面の殺人」は、大相撲の幕内ぐらいの力量はあると思います。
　まあ、インドは文明大国ですから、韓国と比較するのは大人げないかも知れません。
　そのうち、タイなど、他の国も、手短にご紹介できたらなあ、と思います。

　さて、それでですね、皆様。
　実は、スピノザ、ちょっとお願いがございます。
　と言いますのは、少しスピノザ、ＳＡＮ値が、削られすぎたのです。
　本当に、ガリガリ、ゴリゴリと。
「窓に！　窓に！」
　という具合なのです。
　そこで、正気に戻るために、しばらく休憩を頂きたいのです。
　そうですね。三週間ばかりを予定しております。
　心身ともに、電波に耐えられるようになりましたら、また復帰いたしたいと思います。
　時々、保守ageをいたします。
　再開の時は、あの怪作「ムクゲノ花ガ咲キマシタ」をネタにする予定でおります。
（既に数ページで電波の臭いがプンプンいたします）。
　ご要望のありました「最後の証人」も手に入れてあるのですが、やはりこれは
最後のお楽しみにしたいと思います。
　それでは皆様。
　スピノザはしばしお休みを頂きます。（ぺこり）

スピノザ様、お疲れ様でした。

確かに3回にまとめるのは少々無謀だったようですが、ミステリとしてでなくとも
ちょっと読んでみようかなと思える程の物だと思います。
突っ込みどころがあまりない分、あらすじの感想が書きにくいという欠点？がありますが。

＞「皆さんには文明人らしく自分の指で食べて欲しいのです」
ここは「インド人らしく」としてほしかったなあ、という程度ですかね突込みどころは。
まあ、お箸の国の人としては「ナイフとフォーク・スプーンを使うのが文明人」という
西洋文明に対する皮肉とも捉えられますが。

3週間ほどのお休み
ずっと電波漬けでしたからねえ、しっかり充電なさって下さい。
どなたかが面白い話題を提供してくださるかもしれませんし
自分でも何かあったら書き込ませていただきます。
当方最近事情があって、軽いものばかり読んでおりますが、図書館でやっと順番が回ってきた
三匹のおっさんが思いのほか面白かったので、続編買おうかどうか思案中です。
続編の順番は140番目なので。
話はなんてことないのですが、おっさんと孫のキャラがなかなか。
作者曰く、現代版時代劇を目指してるそうです。

>>251
　およよ、前菜だけで終わるなんてひどいと思いましたが、
韓国面に落ちてしまわれてしまったとは・・・
　　　ホラフキン　　
　　　　　,へ 　 　 　 　　 　
　　　＼/　 ヽ 　　　（　 ） 　
　　　 _/＊+*`、 　　　(　)　
　　＜_＿＿____フ 　　　)　　
　　　 从 *｀∀´>　 　 　〜 　
　　　　 /ﾞﾞﾞlll｀y─┛ ゾンビパウダー入りキムチを食べて
　　　 ノ.　ﾉﾉ　|　　 　早く復活するニダ！
. 　 　`〜rrrrｰ′
.　　 　 　|_i|_(_　

>>253
　お疲れ様と思っていたらお憑かれ様になってしまったとは・・・
天気も不安定ですから十分お気をつけて静養せいよう。
　インド数千年の毒薬が活躍するかと期待していたのに残念ですが、
ちゃんと密室物のお約束を守っていたのでしょうか？コナンとかキム
ダイチとか読んでいるとなかなかそういうことに煩くなりますｗ
　むくげの花・・・市立図書館にあるようなのでウリも読んでみます。

スピノザﾆﾑ、お疲れ様でした。
インドのミステリは宗主国との関係か、英国ミステリっぽい雰囲気がありますね。
田舎のコテージで休暇中に起こる殺人事件、一癖も二癖もある一族と近所の住人、
みたいな感じ。

>>250で「嵐の山荘」シチュエーションになるのもミステリ的お約束を押さえていて
いいですね。この手の「ミステリのお約束」ってのが韓国の小説にはひとつも
ありませんでした。韓国作家はあんまり小説を読まないんじゃないか？と思う所以です。

韓国作家は小説の技法（時間線を弄るとか、倒叙とか、人称の使い分けとか）や
お約束に関して全く無知なのに、やたら映像的な描写（意味のない固有名詞、意味のない
行動など）を多様していました。普段、小説を読む習慣がなく、映画やドラマやマンガの
影響を強く受けてるんだろうなと、インドの小説っぽい小説を読んで改めて思いました。

>>254
ダミアンニム。
>確かに3回にまとめるのは少々無謀だったようですが、
はい。
少々強引すぎたような気がするのでございます。
>自分でも何かあったら書き込ませていただきます。
よろしくお願いいたしますのでございます。（ぺこり）
>>255　>>256
vitz-hybridニム。
>むくげの花・・・市立図書館にあるようなのでウリも読んでみます。
おっ！　おっ！　おっ！！！
スピノザ、油断できないのでございます。
電波紹介業の座を、奪われてしまうかも知れないのでございます。
（苦笑）
>>257
>インドのミステリは宗主国との関係か、英国ミステリっぽい雰囲気がありますね。
はい。
スピノザも、そう感じたのでございます。
>普段、小説を読む習慣がなく、映画やドラマやマンガの
>影響を強く受けてるんだろうなと、インドの小説っぽい小説を読んで改めて思いました。
はい。
これもスピノザ、まったく同感なのでございます。
そんな小説ばかりでは、本なぞ読んでも読まなくても、おんなじではないか。
などと愚考いたします次第なのでございます。

　皆様、スピノザニムがエネルギー充填120%になられるまでの間
ふつつかながら私めが韓国文学を紹介させていただこうと思います。
　”むくげの花が・・・”ではスピノザニムを失業させるので、キム・スンホ
先生が書かれて韓国で大ベストセラーになったという”ニッポン消滅”を
まな板に載せようと思います。ただこれが上下全800ページという大作
ですので調理しきれるかはお慰みです。ｗ

ニッポン消滅（原題：ガイア）
1997年　キム・スンホ著
　著者は1949年ソウル生まれ　
　大陸の歴史文化に取材した小説が得意？
　”イ全”道という修験道に似た武術を極め、
　天真学会という儒教系の団体を創立。
　というちょっとぁゃしぃ系のお方、訳者は
中村欽哉という純粋なチョッパリ？です。
　

主な登場人物（とりあえずの）
　藤沢：日本の首相
　羽田：日本の最大野党の党首
　小林博士：大科学者
　金正民：韓国人、超常感覚を持つ武術家？
　岡崎：ロボット製作会社のオーナー
　紀代子：その娘
　ジョン・ウーリック：ガイア理論の提唱者

vitz-hybridニム
スピノザニムに代わっての苦行挑戦まったくもって乙でございます。
ところで「大科学者」って、まんま書いてあるんでしょうか？
なんか昔の少年科学小説か紙芝居みたい。

続きをｗktkしながらお待ちしております。

あらすじ１
2004年の4月、羽田のもとに藤沢から”極秘”の手紙が届く、
内容は日本の誕生以来の重要なことについて相談したいという
もの。おｋなら電話ｗで”一緒に釣りに行きましょう”の合言葉。
羽田はなぜこのような手紙の連絡が来たのか悩むが、相手が
背水の陣で全幅の信頼を寄せて意見交換するためと考え
okの電話を入れる。
彼がその後tvを見ていると異常気象や地震のニュースの後で
、サッカーで日本が韓国に惨敗したのニュースに独白
”いつになったら日本は韓国に勝てるのか・・・”

あらすじ２
彼がその後tvを見ていると異常気象や地震のニュースの後で
、サッカーで日本が韓国に惨敗したのニュースに独白
”いつになったら日本は韓国に勝てるのか・・・”
翌朝迎えの車が来て乗ると、大きなビルで止まった。立ち入り
禁止のくせに警備に制止されない。ビルに入っても警備員は誰何も
しないので不思議に思うが、狭いエレベーターに乗った。
エレベーターが全然止まらないので案内の青年に聞くと、
１ｋｍ！の深さがあるとのこと。着いたところは警備が厳重な
ホテルのような立派な施設が現れ、非常に美しい若い女性が
迎えてくれた。コーヒーが出て女性と向かい合っているうちに、
なぜか妙な気分になったがすぐに平常心を取り戻した。

あらすじ３
ここはどこかと聞くと、科学情報部の機密室とのことだがそんな部署は
聞いたことがなかった。小林華子というその女性にいろいろ聞いているうちに
またももやもやしてしてきて”接待”してもらえるのではという妄想も
抱いてしまった。ｗ　そのあとに隣の部屋に案内されると、国防次官の
玉山たちがいて、彼らも同様に呼び出されたという。
小林華子が演壇で組織の説明をする、”目的は地震科学の確立。地震は
予期したいが実際には困難でした。しかしカオス理論ｗｗｗ、スーパーコンピュータ、
人工衛星etc.予知法を見つけました。そして・・・日本の誕生以来最も重要な問題を
発見してしまいました。”
　以下しばらくどうしてわかったかの説明が２ｐほど、そして爆弾発言。
　”日本は沈没します”

感想
　まだ２０ｐくらいのあらすじこんな形式でよいでしょうか？1／4ほど
読んでみた感想は、まず反日要素が決定的に少ない、日本を賛美
しているような記述もあるけれど却って後が期待できるかもｗ　
　最後でほぼ推測がつくと思いますが某巨匠の”オマージュ”＋
火葬戦記＋ｇｄｇｄのようですｗ　

>>262
　どもども４６です。　大科学者とは書いてありませんでしたが、
彼以外の科学者の影が薄くてこの組織はワンマンで某○所博士以上のようですｗ
　手紙で極秘のやり取りも昭和のかほりでしょうか？？？

スピノザﾆﾑ、お疲れさまで御座います。
いやはやﾆﾑは長い間善戦して参りました、
今はゆるり休まれて英気を養ってくださいまし。

で、３回で纏められると言うことで纏めてレスさせて頂きますが
独特の雰囲気が良いですね。キャラも立ってますし。
人間関係や内面の描写がメインでミステリ分はその味付けだったんでしょうか。
でも、この分だとミステリ部分もその内進化するんじゃないでしょうか。

スピノザﾆﾑが紹介してくれました分を見るだけで判断しておりますが、
インドや東南アジアの作品って、詩的かつ冒険的、いろいろ詰め込んでる気がします。
インドの映画も何でもありで観客を楽しませようとしてる感じがしますしね。

　そして地下１ｋｍにアンブレラ社やバビル2世も真っ青の地下施設を
作っておいて、スパコンやその他の設備の紹介もございません、
なんたる超技術の無駄遣いでございます。
　男が”非常に美人で若い女性”に女に弱いのはお約束？

そしてvitz-hybridﾆﾑ、スピノザﾆﾑに続く苦行乙であります。

…これで２０ｐですか。
既に風呂敷がえらい広がっていますが、畳み方が滅茶苦茶であろうことが
予測できるのも何か嫌です；
研究所も何か、昭和ロボットアニメに出てきた科学研究所とかそんなノリ…
あと、あらすじ３のカオス理論が気になります；

で、全体が８００ｐ？　ひぃ、ｶﾝﾍﾞﾝｼﾃｸﾀﾞｻｲ
そして日本沈…この作品はスピノザﾆﾑ、もといSF好きの皆様が激怒しそうですね…

>>270
　あのー、韓国人が○●理論とか言った場合は・・・
意味の無い虚勢というか言ってみただけというのは
これまでのスピノザニムのご活躍で自明の理となっております。
　内緒ですが超時空太閤秀吉を単なる認知症にするような日本軍の
活躍があるようですが・・・ご期待ください。
　

vitz-hybridニム、お疲れ様です。
接待への期待ｗだのサッカーｗｗだのがなければ、紛れもなく昭和前半の少年小説っぽいですね
例によって「美しい女性」ですか、もう少し具体的な描写は…できないんだろうなあ。

＞韓国人が○●理論とか言った場合は・・・
＞意味の無い虚勢というか言ってみただけ
まあいつもの事ですが、よくもあの作品に…、小松御大の足の爪の垢でも…
この上日本軍の活躍ですか、ミステリがダメダメなんだから
SFは言わずもがな…とは思ってましたが、作品の方がカオスなんじゃなかろうか。

火葬戦記は最初から評価対象外なので娯楽として期待（ ﾟωﾟ ）♪
<｀∀´>さんは日沈に登場する「列島崩壊モデル」は御大が心血注いで構築した完璧な虚構だって知らないのです
WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
いやもう草ぼうぼうですが。
相当数の欧米人も騙くらかしてますからねーｗ

リメイク版「日本沈没」韓国公開時ににﾆﾀﾞｰがわんさと押し寄せて、
「なんで日本が沈没しないﾆｶｰ？？」と怒ったという話が思い出されますが…

なんかそのノリで「日本を消滅させたい」っていう先走った願望に、
もっともらしく科学っぽいこととエロをおりこんだ、
壮大なツッコミ待ちの予感がするんですけど、きっと気のせいですよねー。

>>259
おおっ！！！
vitz-hybridニム。
素晴らしいことなのでございます。
スピノザも、楽しく読ませて頂くのでございます。
>>268
エスキニム。
ありがとうございます。
しばし、休憩いたすのでございます。

皆様。
スピノザは、当分の間ＲＯＭに徹するのでございます。

>>274
> もっともらしく科学っぽいこととエロをおりこんだ

必然性もないのに必ずエロ入れるよねｗ　しかもすごく低俗というか下品なエロ。
今回も、謎めいた呼び出しを受けて緊張の面持ちで地下秘密基地ｗに赴く登場人物が、
女性施設職員に「いい身体してんな、一発やれねーかな」と妄想するというｗｗ

これってサービスのつもりなのかな？　それとも全ての男は美人見たら即エロ妄想！
って常識だよね、って考えなのかな？　それとも自分がそうだから無意識に書いてるのかな。

800Pもあるなら、こういう無駄な要らん描写を削ればいいのに。

>>272
　おはです、ウリは早寝早起きのよゐこなのでレスが遅くなるかもしれません。
　秘密基地だすならもっと血沸き胸が躍る描写がほしくなるのが男の子なん
ですがエロに走ってくれてます、涙
　小松御大に遠慮したのかｗ跡でもっと”と”が出てきます、乞うご期待！

>>273
　仮想戦記のほうは谷ドキューン先生と過激先生を足して
ひっくり返したことになりそうですｗ
　チョッパリはプレートやらプルームクイントリクスとか
くそ難しいことを言うニダ、ウリにはもっとすごい理論が
あるニダ！　ｗｋｔｋして待つニダｗ

>>274
　・・・ニムは預言者？！！！ITは嘘つく、ET嘘つかない（ネタバレ

>>275
　おはようございます、真の日本人（元ネタわかるかな？）が
訳したせいか、ニムが悪戦苦闘された作品に比べ
読みやすく破綻も今のところは無いようです・・・これからが
本番かもしれませんがｗ
　どうぞ安らかにお休みください・・・？？？おかしいニカ？
チョッパリ語は難しいニダ！

あらすじ４
玉山の顔には死相をおび、羽田は驚愕した。華子はさらに続けていった。
”この事実を1年前に発見しました、今日が初公開ですｗ、シミュレーションで
ご覧ください。”以下日本の沈没の経過の描写があるが、お約束で
宇宙からの青き地球の映像から始まり、朝鮮半島が津波に襲われ、世界が
一時的な異常気象で終了。（テクニカルタームはプレートのみｗ）
　ここで小林博士（華子の父）の登場、”地球からはあるメッセージが伝えられてきますが、
その研究のもとになるのはカオス理論です。”
　これを知らない人はいないだろうが内容を理解している人も殆どいないと羽田は思う。
”カオス理論は混とんを分析する理論です、その非常に複雑な計算はスパコンがします。
この計算は人がすれば全人口がしても1年では終わらない。しかし日本のスパコンは
世界一なのでおｋよ・・・現在世界一のスパコンとカオス理論学者が＜アトランティス・プラン＞
に参加しているが結局12−15年で沈没は確実です。”
　計画の名前からなぜか納得する羽田orz、費用の胸算用も忘れないｗ
　休息に入り全員が沈黙の中食事に専念している。
　華子との会話で沈没するのは必然なので、民族の避難が示唆される・・・どこへ？。
　そしてなぜか首相が到着したので一緒に執務室に入ると窓があることに失笑した。　
　藤沢は言った、”世界に所有者のない土地はない、なので道は１つ・・・”

カオス理論！
アマゾンの蝶の羽ばたきが、地殻を揺るがす
大変動となって、日本列島に襲いかかるとか？

　2004年3月（！）日本は憲法改正をした、天皇の地位の戦前への復活、自衛隊を
軍隊にするものであった。これに中韓を代表するｗｗ２で大いなる苦難を受けた
アジアから非難があったが、なぜかすぐに鎮静化したｗ
　静かなる革命・・・皇宮警官を0倍増、宮内庁の予算を20倍増、軍高官の天皇拝謁の奨励
革命の兆候は以前からあった、2003年の国会開会式での詔書、行幸は海路で艦隊を
引き連れたもの、外務大臣が靖国参拝を拒否して更迭、天皇に不敬をした議員の暗殺。
　犯人は見つからずうやむやになったが、極右なのは確実だったという。
2004年6月（！）日本人科学者のノーベル医学賞受賞、それを契機に地球生理学？（ガイア理論）
も注目された。それに対して教皇庁のコメント”地球が巨大生命体という理論に
反対も賛成もしない、しかしガイアはマリアでない”？？？？
　以下３ｐほどｇｄｇｄしたガイアに対する記述、で結論は地球環境の悪化は人類のためで
何らかの補償をしなければならないというもの。

今日はこれぐらいで勘弁してやるニダ、まだ４０ｐでHP激減ｗ
感想２
シム映像はいつかどこかで見たような描写、カオス理論に対しても理解していないこと
を白状しているし、プレートテクトニクスについてはウェーゲナーに切り絵を習ってくるべき
レベルｗ・・・ガイア理論というとっておきのために控えてあるというのは深読み？？？ｗ
羽田は色ボケして右往左往するは計画名のネーミングのorzさ・・・だみだこりゃ
いつの間にか憲法改正しているしｗわけわかめな軍拡？はするところも？？？
ニダさんの大好きなノーベル賞が6月のように書いてあるのはご愛嬌、日本人にしたのは
みんじょくの沽券に係わるのではないかと思ってしまったウリは・・・ウソツク先生を推薦
ガイアについてはまたあとで（著者のメインテーマはこれみたい）。
　

すでに読者置き去りの気分なんですが、
どうすればいいw

>カヲス理論
>ガイア理論
　　＿＿＿ 　　　？
　　/　||￣￣||　＜⌒ヽ ))
　　| 　||＿＿||　＜　 丿
　　|￣￣＼三⊂/￣￣￣/
　　|　　　　|　( ./　　　　 /

　　＿＿＿ 　　　ゴキッ
　　/　||￣￣||　＜⌒ヽ Σ
　　| 　||＿＿||　＜　 丿
　　|￣￣＼三⊂/￣￣￣/
　　|　　　　|　( ./　　　　 /

　　　＿＿＿
　　/　||￣￣||　　　∧∧
　　| 　||＿＿||　　（　　　）
　　|￣￣＼三⊂/￣￣￣/
　　|　　　　|　( ./　　　　 /

　　　＿＿＿
　　/　||￣￣||
　　| 　||＿＿||　　　　　　　 ミ　ゴトッ
　　|￣￣＼三⊂/￣￣￣/ミ　,'⌒＞
　　|　　　　|　( ./　　　　 /　　l、＿＞

連投すみませんです。
お早うございます、vitz-hybridﾆﾑ。
これでやっと20ページ前進すか…どんだけ駆け足なんすか。
自分も>>285ﾆﾑと同じ気持ちです。
つか首傾げすぎてマジで前のAAの如く首の関節がｺﾞｷｯて…

この小説は、一応ＳＦのくくりでいいんでしょうか。
出してきたカヲス＆ガイア理論もわけわかめです。もちょっと理解してから出せよ。
またも半可通の「こんなん知ってる俺すげーべ？」臭がいたします。
プレートテクトニクスの理解もアレなんですか…
まだ地底人や地底怪獣の方がマシな日本壊滅プラン立てられそうだな…

>>287
　どうもお騒がせしております。
　４０ｐで日本沈没が12−15年後と確定してしまいましたし、
憲法改正も3行でできてしまってます。（普通は沈没の秘密を伝えてから
のはずがそれ以前にあっという間にできてるんでございます、ケンチャナヨ）
　憲法改正の経過をしっかり書き込めばポリティカル小説にもなれるんでしょうが、無理。
上巻を読んだ限りでは今後も表面だけのなんちゃってのｇｄｇｄな国際関係の描写です。
　SF・・・梅原克文＋カールセーガン＋小松左京＋トムクランシー＋志茂田過激＋松本零時を
まぜまぜして太平洋に撒いたものの1滴がそういえるならそうですｗｗｗ

vitz-hybridニム、本日もお疲れさまです。
800ページもある小説なのに、40ページまでで既に色々な意味でエライ事になっていますね。
現実もこんなにサクサクと…いや何でもない。

細部を書き込まず、どうやって800ページもたせるのか
スピノザニムの紹介してくれた長編2つの徹を踏むのか、あるいはもっとナナメ上をいくのか。

例によって資料調べも推敲もしてなさそうですね
＞まぜまぜして太平洋に撒いたものの1滴

>>289
　ふふふ、全部読み終わりました・・・あひゃはやｊｙふじこ。
　斜め上というか虚数軸上に45度傾いて逝っておりました、なぜこれが
韓国でベストセラーになったかが全く分からない結末、邦訳の題名が
錯誤の元でした。詐欺だぁ、謝罪と賠償を！　明日朝あらすじを投稿の予定です。

手加減ときたwww

そっかー手加減してくれたから工場が焼かれたりスーパーが略奪されたり
大使館に改造エアガンで金属弾撃ち込まれたりする程度で済んだのか。

中国って理性的で優しいんだな。(棒)

<｀∀´>SANたちは
・ポリティカルが描けない
・ミリタリー描写が出来ない
こんなんではポリティカルフィクションなぞ手に届かないというものです。
後者については軍隊行ってるのになんでかな、と思いますが…古い世代だとまだ出来ているんですよ。
「スペースガンダムV」でも巨大鼠迎撃に出動する兵隊の描写はまだ（というかそこだけは）観られました。
世代が下るごとに急激に不勉強になってますね。
プロ作家とは原稿料を貰う人間を指すだけなので、プロだからテクニックがあるとか面白く書けるなんてのは
妄言に過ぎません。あの「百済書記」は学生が書いたものですが、
上から下まで通して　あ　の　レベルが全てなのかも知れません。
ま、人間も描けていないので全体バランスは取れていますから良しとしましょう。

ポリティカルサスペンスならジャック・ヒギンズだって日本訳経由である程度入ってるはずなんですが、
体系的に読む環境がないので基礎知識として普及し辛いようですな。
マイケル・クライトンは…買って本棚に飾ってるだけかしら(´･ω･`)
ああ、それからこのジャンルの「古典」について読むのも嫌がる傾向があると思います。
アーサー・ヘイリーは確かに古い時代の作品ですが、時代遅れと一笑する神経が分かりません。
トム・クランシーばっかり読んでいると凄い勢いで馬鹿になりますよ…

スピノザニムは見てるかな？
新潮2011年6月号のチョウ・ヒョン「ゴッホとの一夜」とパク・ミンギュ「ロードキル」は韓国のSF小説。
スピノザニムはもともとSF好きだそうなので口直しになるかも。

>>293
　もうこの小説を読まれたかのような的確なご指摘・・・涙
　・ポリティカル：過去重大な決断が必要なときに最悪な選択をしてきたという
お国柄だけあって、この小説でも最悪の選択をします。さらに各国首脳は日本も含めて
ほぼ1回顔見世で終了、アメに至っては名前が出なかったようなｗ
　本日CIAエージェントが出てきて今後の活躍が期待できるかと
思いきや、これっきりです。使い捨てキャラが思いつきで出てくるだけｗ
　・ミリタリー：まともな戦闘描写はまったくございません。
戦闘、戦術、戦略、政略の各レベル全てでｇｄｇｄです。

あらすじ６　廃墟での計画
　2005年9月日本をまた巨大地震が襲ったが、対策がしっかりしていたため
死傷者はわずかだった。軍隊が派遣され急速に復旧されていく。
　復旧現場指揮官の木村大佐のもとに旧友の後藤から電話がかかってくる。
今日会いたいので現場に来るという、だめだという木村に相手が”思いがけない
こと”を言ったようだ（まま）。木村は”だめなんてことはない、適当にやってくれ”と
返事をした？？？
　後藤は中高からの親友、情報関係に従事していることを推測していたのだった。
　夜起きて外の廃墟を見ながら感慨にふけっていた木村は、ヘリの音を聞いた。
　着陸地へ行くと後藤が下りてきた、冷徹さを隠した優しい目は昔と変わらなかった。
彼はジャンパーを着ていた！
　ヘリは駐屯地で借りたという。どんな身分で、手腕・権力があるのかと思う。
　木村は秘密を守れという、”もっと厳しい地震より核爆弾1万個以上のものだ。
　日本沈没だ！テヘｗ　それで引っ越しが必要だ、戦争して他人の土地を奪うのだ。
　世界の土地は最初から所有者がいたわけではない、先に占領したに過ぎない！”
　相手は韓国かときく木村に、あそこは狭すぎるもっと広いところという後藤。
　成算なしにでも世界と戦争するしかない！ので木村に準備してもらいたいという
後藤、秘密政府ｗ、秘密憲法ｗｗもあるので協力を迫る。
　秘密憲法の国是は”天皇に仕え、国民の生存を守る”（まとも杉）、秘密政府の名は
日本民族生存委員会という。全国民を資産ごと移住させる準備をしろという！

あらすじ７　秘密実験
　2005年某日時、CIA本部で日本担当のジョンマイヤーはCIA長官から呼ばれた、
ノックもせず長官室に入ると長官はしばらく知らないふりをしていた、ﾅｾﾞ?
ジョンはそんな態度が嫌いだったが能力は最高だと称賛していた。
　”報告書が長い、要約するとなんだ？日本の核実験についてはDIAから報告を
うけているぞ”、長官はすでに要点をつかみ、容易ならぬことを感じていた。
要約：日本は秘密裏に公海上で核実験をした。威力は奇妙なことに広島の
５％未満の極小型１０ｋｇ以下で大きさが５０ｃｍていどでどこでも運搬できる！
　それを可能にしたのが＜中性子鏡＞、これで中性子をウランに反射することで
臨界量を10倍以上（まま）少なくできる、アメリカはこの技術で遅れている。
マイヤーは言う、”核兵器を簡便に使えることで在来兵器の多くが無用になる、
本格的核兵器の使用も増加する。造船量も10倍、韓国への注文も10倍で
それは特殊兵器用の特殊用途船舶だろう？？？”
　”さらに日本は工場を海外移転させている、もしかして戦争準備かもしれない”
そういうジョンに長官は”もしかして使いすぎ、でももうそれについて考慮済みだ”
　その後長官は大統領にアポをとると会いに出かけた。

あらすじ８　友邦の背信
　その頃ロンドンの中心街でもイギリス情報部の会議が行われていた。
”今日のテーマは日本の動向です、先月日本は仏からヒロシマ型数百個分の
核物質を購入した。兵器級の濃度ではなく産業用としてだが、新しい小施設
でも可能な濃縮技術（レーザーと超磁場？を使用）らしい。
　また仏は核爆発シミュレーション技術を何らかの対価で日本に売った。
日本はすでに2度深海で核実験をしたが、それ以上は環境への影響と
国際的監視の目を避けられないためこの技術を買ったのだ。
　我々は仏がどんな対価を得たか、ウラン濃縮技術情報、中性子鏡を調べ
なければならない。”　　会議の要約

　感想
　を、主人公らしき人物の登場かと思いきや、木村・後藤の両人は端役レベルで
主人公役は次回出てきますが、とてもぁゃしぃ人（著者の反映？）です。
　しかし秘密、秘密と日本には秘密ばかりｗ、悪の秘密組織か・・・
　日本の超技術＜レッドマーキュリー＞きたぁー、でもこれで終わり、その
技術の争奪戦なんて全くありません、残念ｗ
　超小型原爆ってデイビー・クロケットですでに実現されていてあまりインパクト
ないですけど・・・平井先生のCf爆弾くらいならすごいのにね。
　日本が核爆弾開発に成功したというのに、各国の反応のなんと静かな
ものか・・・この情報だけで日本消滅させられてもおかしくないのに？？？
　著者にはウランが核爆弾という思い込みがあるようで、現在はPuの爆縮型
しかないことをご存じないようです。　＜＜すでに火葬戦記の資格十分＞＞

皆様おはようございます。
vitz-hybridニム。
乙、乙、乙なのでございます。
大変楽しく読ませていただいておるのでございます。
>>294
スピノザは、陰からこっそりとＲＯＭさせて頂いておるので
ございます。
クククククッ……。
韓国Ｓｆのご紹介、ありがとう存知ます。
さっそく注文して見るのでございます。
では、基本ＲＯＭに戻るのでございます

なんか既に脱力してしまって、突っ込む余力がなくなりつつありますが…
ニダさん達の小説って元のお話もさることながら、なんか訳者もレベルが低くないですか？
まあ、お互いのレベルが合ってるともいえますが。
売れないから良い翻訳者がつけられないのか
そもそも能力の高い翻訳者が存在しない、あるいは非常に稀少なのか。
まあ「韓国の書籍や古典を読みたい！」で韓国語を習得する日本人は少ないでしょうけど。
もっとも翻訳でなんとかなるレベルではないのも事実ですかね。

>>300
　どもども
　読了後気づいたのですが・・・この怪作をあらすじとしてまとめる自信が
なくなってきました、主人公の紹介が終わったら”超訳”で行きたいと思います。
　ニムの早期復帰をおながいいたします・・・

>>301
韓国人の文章能力や人気小説（）を見ていると、韓国人って文章や小説ってもんを
ものすごく軽く見ているというか舐めてると感じます。何か書いてありゃあそれでいい
ってレベル。

だから、韓国の小説の翻訳者って何かのコネがある単なる在日で、文学の素養とか
翻訳の勉強をしたことがない人のように見えます。まあ、元の文章が文学的じゃないんで
素人にも翻訳できるんでしょうが。

朝日新聞が朝鮮学校への授業料無償化問題で「朝鮮学校の卒業生である在日が日本の
韓流ドラマの翻訳など、ブームを支えている」とか変な擁護記事を書いていて、あの辺の
連中が小説やドラマの翻訳をやってるのかと知った次第です。

>>301　　なんか訳者もレベルが低くないですか？
　こ、これは・・・みんなウリが悪いんやーーー
　実際読みやすくて誤訳とか、ぬぬと思うような点はございませんでした。
　申し訳ございませんが、９ｃｍならぬ１５ｃｍでしっかり突っ込んでお読み
下さい。

>>303
　訳者の中村先生は確かに韓国専従のようです、しかしニッチに生きる
御偉い方かも知れません。著者のｇｄｇｄな著作を電波浴しておくんなまし。
　国定教科書を覚えるだけで精一杯の狐狸庵がデムパを発信しているのですから。

>>305
********************
中村/欽哉
1942年生まれ。東京大学文学部卒業後、出版社に勤務、主に歴史編集に従事。
1993年、出版社を退職して、執筆活動に専念

「ソウル―日帝下の遺跡を歩く」中村 欽哉
韓国に今も残る、帝国主義日本の植民地時代の傷跡。ガイドブックに記される
ことのない遺跡を訪ね、韓国人と日本人の「日帝時代」の歴史観格差の原因を考える。
********************
この↑本のレビューを見ると、思想的には贖罪・自虐史観の先生みたいですね。
まあ、日本で韓国小説の翻訳をやるような人なら当たり前ですか。

中村ﾆﾑは知識は豊富です。
ただそれだけの人です。
だから：vitz-hybrid:ﾆﾑが悩まれることはありませぬ（ ﾟωﾟ ）
翻訳者がみな斎藤伯好先生になれるわけではありません。
たいていは、良くて「せにゃかも先生」になるのです('A`)

あらすじ９　奇人の訪問
　2006年12月某日、韓国人の金正民は東京のホテルで寝ていた、しかし突然起きて
電話の前に居た。ベルも鳴っていないし約束もなかったが、ただ心に電話が来るという
強い予感がしたに過ぎない。
　11時10分ベルが鳴り電話を取るとか細い女性の声”おはようございます、岡崎紀代子です。”
　1時間後に彼女が来るということになり、彼はまたベッドにもぐった、もともと正午に
電話が来る約束になっていた・・・！
　彼が日本に来たのは彼女の積極的な招きにあったが、結審したもう一つの理由は
親友で在日の南俊哲からの誘いであった。彼は親友に会うための来日と考えていたが、
彼女は彼が命の恩人なので招待したかったのだ。紀代子を助けたのは偶然でなんでも
ないことだったのに、そう思われるのは煩わしかった、大した意味もない、俗世を離れた
人として超然としていたいからだ。正午に目が覚めた、彼は女性に礼儀正しいだけでなく、
自分の決めた時間にはひとりでに起きるのだ。
　紀代子が部屋のチャイムを押すとドアがすぐ開いた、金がドア近くで待っていてあけたのだ。
　ネクタイと洋服をまとった彼は神秘的に見えた、10か月前にあった時の姿は”道服”を
着て木こりか山男だったのが今は美男そのもの、もともとハンサムが・・・以下ナルシ略
　彼の訪日は紀代子の経費一切持ちの招待だったが、恩返しだけでなく父の秀夫の
強い思い入れもあった。彼は韓国好きで娘を留学させるほどで、韓国を日本の
”根”と言っていた。また彼は道人にあこがれ一時入山修行を夢見たことからことさら
筋に会いたかったのだ。
　彼女の家へ行く車中で、文明が好きか日本が好きかという問いに、文明の産物より
そのメカニズムが好きという？な答え、彼女も？な反応。（親日とは言えないのかｗ）
　彼女の家に着いた、かなりの豪邸である描写、お手伝いも2人いて、内装も豪華ｗ
　岡崎との会話の中で、お酒を進められる前に断る、刀の話題が出る前に言い出すと
テレパシー能力があることを示唆する場面あり。
　金は剣術の達人で、紀代子が山中で凶器を持った6人の男に襲われたとき木の枝
一本で追い払ったほどである。

夜に繁華街に行くことになり、一休みすることになり寝室に案内された。入室時
彼女の心を読んだ、”無邪気で美しい女性だ！”ｵｲｵｲ
　彼女は金持ちの一人娘で、贅沢せず、傲慢でなく、質素で率直でとびぬけて美しかった、
一方紀代子は金をとてもハンサムで、非常に高潔であるとみておりそれが多少不満で
あった・・・orz　金38歳、紀代子23歳、微妙な年の差の2人・・・そして”事”はなかった。

あらすじ１０　人造人間
　3時間後、金と岡崎親子は新宿歌舞伎町に来た、小雨の中紀代子は金と腕を組んで父の
後ろを歩いた！高級クラブ？にはいると別室に案内され、日本酒を刺身をつまみに
することにした。紀代子は父が特別なものを見せるといっていたのに、普通のクラブで
あることが不満なので何か特別なものがあるか訊いた。父は無邪気な笑みを浮かべて
”ありきたりのクラブだがかなり変わったものがある”と答えた。
　韓国式の乾杯の後、金には念波を補足して読心や予知ができると言うも、少し
修練をすれば誰でもできると謙遜する！金は酒も非常に強かったｗ

　”音楽を！”という岡崎の声で音楽とともに、3人のスリムなダンサーが出てきた。
舞台の中央に立ちガウンを落とすと、裸同様の白い体が露わになりエロダンスを踊りだした。
　岡崎と金の視線がダンサーに釘付けになっていたため、紀代子は憤りがこみ上げた。
”正民さん！・・・正民さん！”と2度呼んでやっと”あっ、はい”と金がやっと答えた。
”お父さん、あれがここでしか見られないものなの！？”と詰問する紀代子に、
”大したものだ、ダンスがうまく大変な美貌だ。正民さんはどうおもいましたか？”と父。
”踊りがうまいし美人ですが、ただ・・・頭が混乱して・・・”　さらに怒る紀代子。
”あの女性はとても高い、このクラブをうっても追いつかない”と優しくいう父。
コールガールかという娘に”コールガール？！売春はするかもしれない”と父が言うので、
女性と父が愛人関係かと疑り紀代子はさらに怒る。
　金は女性には死人のように感情がないと言ったので、種明かしが始まる。
”国家機密で私の全事業がかかっている、絶対秘密を守ってもらう”と深刻な表情で
いう岡崎に金は答えた。”はい”
　”あの女性はロボットで実験中でここのだれもそれを知らない、完全な人間型の
ロボットを作るのが目標だ。費用は数百億かかった”岡崎は声を低くして言った。
”ロボットなら感情がなくてもわかるとつぶやく金に”あなたは大変な人だ、感情の
ないことをみぬくとは！どうしてわかった？”と岡崎は訊いた。
”念波が出てないから”と金　”お願いができましたがまたあとで”と岡崎
　3人がクラブを出ると雨は上がって夜は更けていた。＜本日は以上、憑かれた。＞

資源の無駄遣いだ…

>>305
　インテリの方なのでかなり訳すときに”手”を入れていると思います、
原著を読んで見たいような・・・読みたくない！
>>307　だから：vitz-hybrid:ﾆﾑが悩まれることはありませぬ（ ﾟωﾟ ）
　ありがたきお言葉、要約していますと筋を追わなければというのと、
面白い場面のどちらかを重視するかで悩んでしまいます。
　ぶっちゃけるとこの日本の超技術２も殆ど話の筋に関係ありません、
思い出したように出て連隊司令部を殲滅するだけです（イッチャッタ
　

このお話は、本土を喪いかけた日本が半島を攻め取ろうって大祖国防衛戦なのですが
緒戦で朝鮮人が半分死ぬような筋は設定できないわけです。
メンタルが弱いから。
狡猾で強大な日本人が超兵器で<｀∀´>を殲滅してゆく。
しかしウリナラにはまだ秘策/超々兵器があったのだ…
それが火葬戦記の醍醐味なんですがねぇ。
<｀∀´>さんたちは超兵器に対する想像力が足りません。

>>312
ええ？
エロにしか役に立たないロボット技術とな？？？

…ヤバい、やつら意外と日本を理解してやがる…（そうじゃなくてー）

たしかに小松左京の日本沈没にも、濡れ場や、
風俗の描写はあったけど・・・

＜つづき＞

あれは歴史も文化も、俗っぽいエログロも
すべて海の底に沈んでしまうという話の
ディティールなわけで。

感想
　今回やっと主人公が出てきました、ハンサムでかっこよくて超能力が使える
スーパーマンですｗ　お約束通りそれを慕うチョッパリの美人で清楚でりゃｋ・・・
の女性も出てきます、大衆受けを良くするには必須なのでしょう、苦笑
　道人という修行者らしいのですがなぜか色気に弱いところもそうです。
　レッドマーキュリーに次ぐ日本の超絶技術；アンドロイド（ロボットというには・・・）が
出てきました。セクサロイドとターミネーターを合わせたような恐ろしいもの、これさえ
あれば暗殺、ハニトラ、テロ、スパイ、通常戦闘も敵うことなしなのですが・・・大隊
司令部の1000人（をいをい、司令部員大杉ｗ）をセクサロイド機能で潜入し、ターミネータ
機能で殲滅しただけ（後で忘れていたのを思い出してか？数p出ます）、なんという無駄遣い！
　どこの馬の骨かわからない男に国家機密を簡単に漏らすのもorz、天馬博士も真っ青な
国家機密のエロダンス・・・手塚先生へのオマージュ？？？
　ガジェットと魅力的？な人物で話を膨らませようとして、結局ページ数だけが膨らんだ
ものにしかなっていません。　　

>>313　本土を喪いかけた日本が半島を攻め取ろうって大祖国防衛戦なのですが
　ウェーハッハ！チョッパリの貧困な想像力ではウリの大作戦は想像も
できなかったニダネ！なんと占領する土地はオーストラリア、かの国の
ような狭くて汚い国はいらないし、広い未開拓地のほうが良いというのは
理に適ってはいるけれど・・・話のネタバレがまた一ページ

>>314
　ちゃんとターミネータ機能も付いております、使い方次第では・・・
なのですが末端司令部を殲滅するだけ、彼女たちが哀れでなりませぬ。
　まあ岡崎さんが個人的に”不適切に”使うために作ったという噂も・・・
なんてったて娘をいかがわしいところへ連れて行く方ですから。

>>316
　この小説では登場人物の性がエログロなのでございます。

>>308
> 俗世を離れた人として超然としていたい

とか言いながら、エロダンスへの食いつきがイイですね金正民ｗ
韓国の小説に出てくる男って、最初はこういうカッコいいことを地の文で
言ってる割に、女性の顔や身体に鼻の下伸ばすのばっかり…。

韓国じゃエロダンスに食いついたり、清楚な日本女性に懸想したりする程度なら
「超然としている」のかもしれませんが。

>>318
工エエェェ(´д｀)ェェエエ工
日本本土が壊滅、わずかに残る沖縄あたりに巨大人工島を建設しようとして
日中激突、ウリナラが漁夫の利を占めようと介入し日中米露に成敗されればいいのに…
ウリナラ「要塞シリーズ」の登場は遠いですなぁ(´･ω･`)

日本はすでに「ギガンティック・トウキョウ」の域に達してますが
こういう科学的ハッタリ設定は積み重ねが物を言いますので<｀∀´>さんには荷が重いでしょう。

>>319
　カノ国の教育では自分を抑えることはしないと聞いたことがございます、
本能に従うのは当然でございます。レイプetc.

>>320
　そのような鮭御大のようなものを望まれるのはメダカに鯨を望むような
ものです・・・ビッグヲーズシリーズ、なつかしす。
　過激先生の激烈！帝国大戦のようなはちゃめちゃであったらよかったの
ですが、”仮装”戦記でしたorz　　　ギガンティック・・・絶版ぬるぽ

あらすじ１１　宿命の島
ジョン・ウーリックは65歳の地球生理学者、NASAの生物学部門顧問、米ガイア学会学術委員等をしており
ガイアの研究をしている。
　地球環境世界大会でガイアについての研究発表だが国際的環境連盟の創設が目標、すでに
えらい政治家やノーベル賞受賞者たちが支持している。イースター島に本部を置く予定だが、
理由は"イースター島の恨を解くため！"　以下島が環境破壊で滅亡した説明・・・
　彼は超音速旅客機でイースター島に向かった！！！島には8000人以上の訪問者が来ており
パンク状態であったが主催者は地球の将来を実感できるため満足していた・・・
　彼の講演の内容：25億年前の地球が全体が1つの巨大な有機体を海中で形成・潜伏していた状態が
原始ガイア。それが陸に出るように光合成作用で酸素を大気中に増やしたetc.
　動物さらに人を作ったが、結局環境を保護するどころか破壊するようになりガイアに背いた。
　今ガイアは人を攻撃している、最近の大規模自然災害、昔のペストなどの感染症などがそれである。
ムー大陸の沈没もそうであった疑いがある！
　講演は大盛況で終わった、その彼にCIAエージェントが親友の岡崎が開発したロボットGR-24の設計図を
スパイせよと迫る、しかし彼は親友を裏切れないと断った。

あらすじ１２　秘密政府
　日本の秘密政府は106回目の戦略諮問会議を、表裏両方の首相の藤沢が議長で開催した。
内容：日本民族救済事業では戦争が不可避である、アメリカ以外は問題ない、中露は強いが
介入しないだろう。作戦目標地域は南米、アジア、オーストラリア、アフリカで主目標はオーストラリア。
　開戦後すぐに宣戦布告なしで上陸する、距離があるので軍の移動が事前察知されるだろうが目標は
わからないだろう！？訓練を口実にするため米が警戒態勢をとったり行動自制要求があるだろうが、
米は攻撃してくることは絶対ない。そのため上陸ができる・・・！！！
　24時間以内に最低10個師団できればそれ以上を上陸させ敵を攻撃すれば数日以内にオのかなりを
占領できる。
　第2段階はパラグアイ、チリにも侵攻する、そこで米との本格的戦争が始まる。相手の対応では核も
使用する！オを半分占領したところで日本沈没の事実を知らせれば、恐怖とジンドウ主義から協議に
応じる可能性がある、そこで戦争は終了する。
　味方としてイラン・イラクと同盟する予定、中露は米と対立しているので静観するだろう。
欧も米に嫉妬しているので我が国に対し同情論が提起されるかもしれない。結局、ww3にしないためには
オの早期占領が根幹となる。
　韓国はおとなしくしていれば放置だが、米が煽るので義理を重んじて対抗してくるだろう。しかし米の
軍事力が半島で強化されるのは中国の脅威になるので嫌がるだろう。
　韓国は精神武装がきわめて強いので近寄りがたいが、装備が時代遅れなので10-20日で半島を
完全占領できるだろう、核が使用されるが我が国の完璧なミサイルで迎撃できる。

　日本が半島に上陸すれば韓国も日本上陸するかもしれず面倒になる・・・？？？
　米との戦争は核戦争になるが、それは米のほうが被害が多くなるはずだ！小型戦術核では日本は
進んでいるので接近戦を行います、ハワイを占領した後船団を米近くに進め小型核を無制限に浴びせます。
そうすれば米国民は恐れ抵抗しなくなる。中には越と比をあげればよい。
　兵器は超小型無人飛行体トンボの特攻、ロボットがあり、人工衛星から米に大型核を投下もできる。
　高濃縮粒子ビーム、反物質爆弾、宇宙往復戦闘機も昼夜兼行で研究している。
　財源は今の資産で大丈夫、また外国企業に（沈む予定の）不動産を売る詐欺をしますが国の信用に
多少のひびが入るくらいでokです。国民に債権も売るし資産も徴発するので湯水のように使えます。
　外国との領土の相互交換も門戸開放、経済支援を餌にして好評交渉中です。
　戦争開始は5年以内・・・

馬鹿だ…桶屋理論もしくはピタゴラ装置の組み立て方がわかっていませんねぇ(´･ω･`)
訳した人間に聞いてみたい。
「お前も馬鹿だろう？」

今手元にないんだけど・・・野平俊水の「韓国けったい本の世界」に
紹介されていた作品をつぎはぎすると、この作品になるような気が。

韓国人が日本に対して持っているテンプレイメージってこんなもん
なんでしょうね。

問題は対日イメージが陳腐なのではなく、噺のダイナミズムが無いってところだと思います。
どう盛り上げるのかポイントが掴めない。
それは基本構成を編成する能力がないからです。
あとがきに、よく「考えないで筆を執った」とありますが99.99%までは見栄です。
本当に何も考えずに書き始めるとほぼ必ず途中でスタックします。
最初に横着すると途中で死にます(´･ω･`)絶対に、です。

>>328
むしろ反日妄想のテンプレがあって、その通りに書いちゃった
という方が、あっているかも。

発想のバリエーションがないんだろうな。

>>329
ないでしょうね。
とにかく楽な方へ逃げますから。
以前、軍板かどこかに創作反日小説を書こうってスレがありましたがｗ
ああいう形でテンプレートを整理することも苦手ですな。
創造者たる資格に欠けます。

>>330
苦手というより「創造する」ってのが根っから嫌いな民族なんだろうな。
それなら黙って人の作ったもんを買ってりゃいいのに、たまたま隣に
世界で一番モノを作るのが好きな国があったばっかりに…。

>>331
万事、供給元と陸続きか海を挟んでるか、ってのが差を分けたんでしょうけども。

　皆様申し訳ありませんが、”と”な火葬戦記に慣れていたはずの私が
あまりのことで脳が溶けそうになりましたので今日はお休みです。

　昨日レスしていただいた皆様、申し訳ありませんでした。
大日本帝国の戦略も甘かったけれど、それにチクロとサッカリンと
アスパルテームをまぶしたケンチャナヨにめげてしまいました。
　ガイア、これが著者が書きたかったことのようで、戦争は単に
おまけです。結局反日小説にさえなっていない半端ものなのに
韓国で受けまくったというのが信じられないです。

あらすじ１３　ガイアの心
ジョン・ウーリックは東京国際空港で岡崎の出迎えを受けた、
ガイアに心があるのか見極める能力を持つ道士にあわせるという。
金とジョンの会話
ジョン：マスターはガイアの存在をしんじるか？
金：はい、ガイアはすべての生命の生みの親と考えています。
ジョン：実際にそうだという確証を持っています、私の研究しているのは
ガイアの生理です。山火事の例で偶発的なものとガイアが起こしたものか
特定波長の音声が検出されるということで峻別できます。
ガイアの火事は良い火事ですのです・・・頭痛い
犬猫と同じように生物なら心があるはず、知能も人間以上に高い。
　・・・以下蒟蒻問答、略

あらすじ１４　密航
羽田、後藤たちの秘密政府高官数名はいろいろ偽装して中国に入った。
中国国家主席たちとの秘密会談、中国の態度が好意的で、日本の条件が
中国に有利で羽田の手腕を信頼していたので大竹（国防長官）は楽観していた。
羽田が趙国家主席に藤沢の親書を渡す"お会いできず残念です、全権の
羽田との実りある対話をきたいします、さようなら。"
会談で羽田は天皇が過去の中国侵略は完全な日本の過誤と認めたという、
それに対して主席は過去は無問題、これからが重要と探るように言う。
日本は中国と友好条約、さらには同盟条約を結びたいという、東洋の発祥地は
中国だが現在すべてを西洋（米）が支配しているのを残念に思います。
　日本は米に反逆します、中国はアジアを支配してください、日本はアフリカか
オーストラリアに向かいます。それを米が妨害したら中国は韓国！を抑えてください。
　"主席、日本と手を結びアジア太平洋時代をリードしましょう！"と羽田
　前向きに検討するという主席、会談は終了した。

>>335
この手の未知の知的生命体（？）ネタって、普通なら宗教的なテイストの小説に
なりそうなのに（ガイアは古代から様々な名前で神と崇められてきました的な歴史や
古代から続くガイア教団とか）、反日や戦争ネタになるのがニダさんだなあ。

>vitz-hybridﾆﾑ
ﾆﾀﾞｰの理論は
ガイア(が作者つかﾆﾀﾞｰにとっととshineと囁いている)理論だな…

>>336
　ガイアとかかなり使い古されていて、よほどひねったことをしないと
○○の焼き直しだぁと思われてしまうのですが・・・思った通り3番
煎じ以下の代物です。古代から続くガイア教団！そのような歴史ある
ものを構築・描写できる能力は彼らにはないようです・・・

>>337
　ここまでの筋からすると、ガイアが日本に怒って日本を沈めようと
しているのではないかとしているのではと推測できなくもないのですが、
そんなこともないのです、苦笑。人類創世の地！である韓国ですから
ガイアが怒るのもありでしょうが・・・

「ガイアには意志がある」という嘘をもっともらしくするためには、
神話伝承のたぐいが小道具としては重要だけど、よく考えると
韓国にはろくな物が無いですねｗ

アメリカでさえも、その気になればネイティブインディアンの伝承と
選ばれし聖なる地、とかのネタで、ハッタリをかませられるのに。

下手をするとアフリカ以上に伝承文芸不毛の地なのではｗ

金正民の親友
東北大付属ガイア研究所には南俊哲という金の親友がいた。岡崎親子とともにガイアについて
話し合うために東北へ行った。
　南は金の超能力に舌を巻いていたが"私は平凡だ、世界中で一番難しい神通力は人格だ"という
金の言葉に感動を覚えた！南は研究所に一度戻り、金は眠った。
・・・200万ドルというとてつもない金で、で日本の核情報を売ったせこいスパイの話が入る・・・
　金は10分立たないうちに心中のざわめきで目覚めた（彼は針一本落ちる音でも目覚めるｗ）
南が事故にあうという第六感で彼は着替えてタクシーに乗り研究所に向かった。
　南は研究所で消音銃を持った暗殺者に襲われた、しかし金が間一髪間に合い武術で圧倒した。
　男は国家検察部特別要員！という身分証を持っていた、なぜ襲われたか不明のまま警察に
引き渡し！金はホテルに戻り何事もなかったように眠った・・・

開戦決意
小林博士は悩みやつれていた、首相とのホットラインの電話を取り沈没が3年後くらいに早まったと連絡した。
それを受けて国家非常対策会議が開かれた。
　軍備は相当水準、今でも開戦可能だが新兵器生産の促進が必要、将校は足りているが兵士は
不足している・・・しかし米には100%勝てる！核戦争でも米は覚悟が足りず空の日本本土攻撃になるので大丈夫！！

地球外生命体
NASAのSETI衛星が地球外生命体の信号らしいものを補足した。水素は超でなく極長波で
純粋な電波でなく磁場放射形態？ジョン・ウーリックたちはフラクタル言語であると簡単に
解読した・・・最終的には他の星系のガイアからの連絡：類人猿作ったけど使えねえので抹殺した。
それを地球のガイアが感知して、同様の行動をとり始めた、らしい？

新たな提案
日本の秘密政府は公然化し現政府と一体になった。陸軍400万名、27個軍団、120個師団！
国家総動員体制で20-40歳の男はすべて軍事関係、20-30歳の女は準軍事に動員！！
空軍50万名、パイロット10万名養成計画（今から？！）海軍は艦艇の総動員（ヤマトはないのか・・・
空母とかの詳細不明）　etc.
韓国は日本との戦争を覚悟し、米が足りないからと北と共同することを決定・・・なんて事を！

独島侵攻
韓国大統領は眠りから起こされた、独島が日本に侵攻し占領したとの連絡。
ヘリボーンで再占領する韓国。。。そして南北共同の発表、ウリナラマンセー！
巨大なソリトンが船を数隻襲ったの記述・・・ソリトンの悪魔を読んだのかよｗ
天皇がついに玉音放送で日本沈没を知らせると思いきや単にみんなで頑張りましょう。
さらに済州島侵攻も始まる前哨として、簡単に韓国潜水艦が撃沈される・・・以上前巻

　前巻の感想
　とりあえず前巻を要約してみました、感想としては・・・憑かれた！！！です。
主人公の金さん、超能力者で人格者でハンサムで武術も達人と完璧に見えて、色気に弱い
魅力的かと言われればステロタイプすぎて感情移入も全くできませんでしたｗ　自己の
アバターとして書いているようで、チョッパリ女を恋人にするなど気持ち悪いです。
　日本という"敵"を最初持ち上げるというのは、手法としてはありですが・・・あまりにも
荒唐無稽すぎる内容で萎えます。政略・戦略・戦術において全て思い込みと希望的観測で
成り立っているので、火葬戦記としてみることもカタルシスがなく苦痛でしかありませんでした。
　ガイアというメインテーマ？も書き込みが薄いというか浮いた存在のままです、レスにも
あるようにガイア教団のようなものとか脇役になるようなものがあればよいのでしょうが・・・
そんな面倒なことはできなかったみたいです。（マーズとか読んでほしいｗ）
　結局日本沈没、沈黙の艦隊、ソリトンの悪魔、セクサロイドetc.を朴って消化しきれず、
下痢便として原型が残っている代物ですね。
　スピノザニムのSAN値がオワタのも無理はないですね、ウリにはこのような苦役は
これ以上無理のようですので、後巻はさらなるダイジェスト版（消化しきれない!）でお送りします。

>>341
ガイアいっぱいいる……。連絡取り合ってる……。
知的生命体っぽい設定なのになんか小さい。

主人公も魅力ないけど、知的生命体も魅力ゼロっす。

>>343
確かにそうですね。>小さい
まあ、原著者はあちこちからつぎはぎして、この作品を書いたのでしょう。
暗殺者の武器が「消音銃」と言うのもそれを伺わせます。テンプレ的な暗殺者。
工夫するなら、襲撃させた側は、相手が武術の達人と解っている筈なので、
此処は"パレットの.50口径対物ライフル"辺りを出すと良かったかもしれません。
これだと優秀な狙撃手なら、2000mそこらの距離で標的を確実に仕留められますから。
多分、こうした武器の知識は原著者には無いのでしょう。
(韓国には観光用の射撃場も有り、軍隊もあって、
その手の知識は、銃の所持に厳しい日本より得やすい筈なんですが・・・。)
だから、何処かで見た様なテンプレ的な暗殺者になってしまった。
結局、韓国にはこうした作品を創る為の「地金」が無いんですよ。
そうなると、あちこちからつぎはぎしてきて混ぜるしかなくなってしまい、
この点が「小さい」とか「魅力ゼロ」と言うのにつながっているのでしょう。

>>344
銃の知識はあるんだろうけど、ニダさんたちってディティールに全然こだわらない
からねえ。小説を書くために勉強したとか資料を集めた形跡もないし。

スピノザﾆﾑとvitz-hybridﾆﾑが疲弊してるけど、あらすじ読んでるだけでも疲れる
退屈さ。誰かが韓国小説をトンデモと言ったけどそれは少し違いますね。と小説ってのは
妙なこだわりを持ったデンパさんが斜め上な熱意を込めすぎた珍作で、それはエンタメ
として楽しめるんです。

ニダ小説は単なる手抜きのツギハギ文章ですわ。こだわりも熱意もない。何が書きたいのか
もさっぱり分からない。これは読むのが苦痛です。

読者を楽しませようって意図が微塵も感じられませんねぇ(´･ω･`)
目に留まったフレーズと、引用できる部分を切り張りしただけでは物語になりません。
こういう駄文を没にしない編集と、賞賛する紹介者に対し憎悪がつのりますなぁ…
作者本人は…ｳﾘがよしと言うまで書き直させるだけです（ ﾟωﾟ ）

>>343
　宇宙的生命体を描くのなら宇宙船ビーグル号の銀河系レベルの
ものとかのぶっ飛びならいいんですが・・・これでは地球に巣食うモグラ
生命体のような描写ですｗ　知能が高いと言いながらその片鱗さえ見せない
奥ゆかしさ・・・
>>344
　どうせ全くの独創的アイディアなんてありえないのだから、見たようなという印象を
受けるというのはしょうがないでしょうが・・・パクリもとが丸わかりで、何のひねりも
発展もない、韓の国の人にはこんなパッチワークで十分なんでしょうね。苦笑
　ある程度のネットなどで齧った知識はあるのでしょうが、お宅的努力で深いところ
まで調べるということが気質的に無理なので”ふーん”で済んでしまう描写しか
できないのでしょう。
　　　ちなみに超遠距離狙撃は撃った時に”念波”で察知するので駄目でしょうｗ
　（テレパス相手の暗殺で、深い催眠で意識を気取られないようにして・・・@ゴルゴ）
>>345
　筋がうまく流れて行ってくれれば読みやすいし、あらすじとしても纏め易いの
ですが・・・唐突にイラン話が出てきて流れが止まるは、とんでもな描写にあきれるやら
で消耗だけが進みます。
>>346
　読者を楽しませようとする気持ちはあるようなのですが・・・派手なもの、強大なもの
とかの表面的なすごさで飾ればようという安直というか特亜的な思考で書いているので
完全に滑っているのです。
　解説で川村湊という文芸評論家で教授のお方が、苦笑しているような賛辞を挙げて
おられます。

人様に読んでもらう気がないんでしょ。
あと、圧倒的に読書量が足りない。

>>345
はい。私もそう思いますね。
以前、スピノザさんが紹介してくれた韓国の小説にも、
そうした描写が崩壊している殺し屋の話が出てました。
物語の前半では、「狼」と言うこの殺し屋は、"特殊な刃物状武器"
（私は、これを描写からインドの格闘用武器「バグナル」の一種と推定しました）を使っていた筈なのに、
ラストでは拳銃を使っているのです。設定を維持・構築する能力に欠けているとしか思えません。
>>347
ああ。それが有りましたね。「念波」。
でも、これを使うと、主人公の超人性が際立つと思いますね。
通常人には無い能力だから。
>>348
韓国人って、全部がそうではないのでしょうが、
知識を集め、生かす事の出来ない性質を持つ人達なんじゃないでしょうか ?
李氏朝鮮時代にも、日本や支那から「水車」を導入しようとして、
結局技術の習得に失敗して、導入は出来なかったと言う事例が有りますから。
それで、外側をパクって、寄せ集めて混ぜる。
彼らは、何であれ、混ぜればバレないとか、
まともになると信じ込んでいる部分が有る様に感じますね。

考えてみました(´･ω･`)
「日本列島の消滅を阻止すべく日本人はガイアを操ろうとする
　しかし正義を知る韓国人がガイアを援け驕れる日本人を成敗する」
これなら作者が並べたガジェットはすべて回収可能だと思います。
日本列島は残す(ウリナラの統治下に収まる）、しかし日本人は成敗できると良い事てんこ盛りですぜ…
最後は富士山を大極山と改名してﾃｸﾞｯｷ立てるですよ<｀∀´>

ええ、最終的には火星のマリーナ渓谷で地上巡洋艦同士の決戦です(´･ω･`)
<｀∀´>さんには無理ですな…

　後巻―戦争１
　独島再占領をした日本軍は、今度済州島に侵攻した。南北連合軍が急行しているが、
韓国は米も巻き込むため戦闘機5機（セコ！）の派遣を要請するも妨害の10機を得る。
　日本軍の戦闘機の前に10基の韓国空軍戦闘機が接近し、領空侵犯を指摘、我は無武装と
連絡がある。しかし日本は無視してミサイル攻撃を開始、韓国も応戦するも＜達人＞ミサイルの
ため全滅。空挺と上陸作戦で南部の掌握がなるも北部は韓国軍が抵抗していた。
　北朝鮮陸軍は38度線を3個師団10万が南下開始する、黄海では駆逐艦5隻、空軍のミグ29の
20機が進行した、それを沿道の住民は拍手で歓迎した！
　日本の南部艦隊はペルシャ湾に向けていた航路を、豪の珊瑚海から西側に向かい始めた。
艦隊上空には日本から発進した戦闘機と爆撃機の編隊が飛来した！豪上陸作戦開始の
命令が発令されるが…艦長たちは知らされておらず動揺したがブリスベーン北部の
攻撃を開始した。この＜開闢＞作戦は機密で吉田提督のみが知っており、成功しなければ
艦隊ごと帰ってくるなと言われていた。
　日本軍の行動は米の監視網にすぐ感知され、豪に通報された。豪は驚愕したが戦闘機で迎撃
し　戦闘は日本の超絶＜達人＞ミサイルのため、日本の圧勝に終わる、爆撃機88機は防御
のないブリスベーン周辺に爆撃した。さらに輸送機が空挺部隊を草原に降下させ、海岸では
上陸作戦も始まったが・・・抵抗もなく上陸すると民間人や警官は降伏する前に射殺された。
豪の抗議に日本は無視し、世界のマスコミはｗｗ３の始まりとの見解を載せた。
米は困惑していた、世界最強のはずが日本の戦力を見て自信がなくなってきたのだ・・・
日本軍の技術がすごい、中東、韓国、豪の3方面に対応できない、各国の協力も微妙。
結局豪に集中して日本を撃退後多方面の解決をする方針、しかし韓国はアジア唯一の友邦で、
この帰趨が中露の動向、アジアの崩壊に直結するので放棄は論外との結論。
　豪救援作戦：宇宙防衛軍で日本の衛星を全滅させる。豪軍は頼りにならないので空母5隻を
中核とする艦隊を派遣2日で到着の予定、空軍は準備完了で陸軍も待機中。

　日本は戦略防衛研究所を発足させ小型戦略兵器を充実させた、無人人工衛星数千個が
広域フラクタル衛星網を脳の構造のようなシステムを作っているのだ！
日本の衛星を破壊するために宇宙戦闘機を発進させたが、日本はすぐ探知し3発の
ミサイルを発射した（ICBMではない）。
Noradでは警報が鳴った、日本がワシントン、ニューヨークに向けてICBMを発射したのだ。
　大統領はAF1で報告を受けるも報復は核被害を受けてからとした！
　迎撃するも多弾頭のためうちもらす、が核爆発は無くBC兵器もなかった、中身は香水だった。

　感想
　矛盾と誇大妄想の塊、話が唐突に変わるは自己陶酔の中で書いているとしか思えない。
　武器・兵器の知識も新聞かネットでググったものをそのまま書きなぐっている、過激先生は
口述筆記で著作したというが、それを校正などせずそのままで出した様な（先生ごめんなさい）
　北の軍隊を大歓迎とはおめでたいというかなんというか・・・
　ここまで日本軍を超絶最強に描くのも韓国人としていかがなものか・・・ｗ

本作は中二作品ではありません。
頭の悪い駄文です(´･ω･`)
金のあるなしに関わらず絶対にお金を払わないので、入手できる資料が限られます。
ことに最近の作家()はネットで無断視聴するハリウッドの最新作しか見てないんじゃないでしょうか。
あと日本の作品情報のヘッドラインだけ。

強制的に読まされた持込には、「パールハーバー」での日本海軍作戦会議がそのままって例も(´･ω･`)
おかしいと思わないのか…？
「ﾄﾗ･ﾄﾗ･ﾄﾗ｣の日本軍、あれも美化しているって感想が支配的になってるって話も聞きましたねぇ…
どこの世界の作戦会議に下着の兵が参加するというのだ…
おかしいと思えよ…
最近、韓国人作家の作品は一顧の価値もないんじゃなかろうかと思えて仕方ありません(´･ω･`)

ｼｰﾓﾀﾞ先生はテープ起し＆リライターの能力次第ですね…
あれでも直木賞作家ですから一応の顛末は着けられますし…

>>353
　頭が悪いというか・・・ハードは同じでもOSがdosかwinn95以降かというくらいに
違っているように思います。見せられたことしか信じられないというか信じる気がない
シングルタスクなんですよ。パクリをすればパクリ元と同じになれるという思考も
宿あの元のように思います。
　

下着の兵・・・亀仙人参謀が元ねたでしょうか・・・
　今日、むくげの花がを少し読んでみたら・・・アナフィラキシーショックを起こしそうになりました。
相当な朝鮮アレルギーになったようですｗ　価値がないどころか害悪でファイナルアンサーです。
　作家は広げる能力より収束させる方が重要な気がします。

後巻―戦争２
　米ではいつの間にか＜死のインフルエンザ＞、流行性精神障害が流行っており軍事に影響していた。
　CIAは日本周辺の異常気象、暗殺された科学者などの情報より日本沈没が確実という情報を得る。
日本はすでに22個師団・6個軍団・96万名と特殊戦略機械軍（ガンダムのやうなもの、自立戦闘も可能、
8個師団相当の戦力！）168名が豪を侵攻していた！！
　済州島は南北連合軍が4個師団おり特別な闘志があるので難航するかもしれないので電波兵器、
戦術核兵器、ロボットなどなんでも投入の予定。
　米は沖縄奪還作戦、北方領土上陸作戦を行うようだが、新神風特攻隊、戦略海上防衛網、1000万の
兵力で迎撃の予定で万全の態勢。
　米は破滅の女神（太陽光電源によるレーザー核融合反応利用の紫外線レーザー兵器？）と戦略
燃焼爆弾搭載のICBMを日本北部侵攻に投入した。航空戦では日本の敗北。垂直移動式機雷・カメが
海上戦で大活躍するも米の上陸開始・・・それに対し核攻撃50万が戦死！！！、長短距離広域誘導
地対地ミサイル・トンビ：済州島韓国軍に大打撃、例のアンドロイド3人娘：クノ一として大隊司令部殲滅、
戦略燃焼爆弾で済州島爆撃で脅し韓国軍撤退。
　わけワカメのうちに日米は臨時休戦、日本は天皇の名で日本が沈没中であり、この戦争は緊急避難だよと
宣言、核も昔米が使ったからチャラねと布告した。なぜかそれは世界から許容される！
　
　ガイア・・・金とウーリックはいろいろ調査研究し、ガイアが北極の地下に居ることを発見、坑道を掘り
カプセルに乗りガイアと交信を試みる。しかしガイアの怒りは強く、人類を滅ぼす決意は変わらなかった。
　米は休戦したのち、ガイアのほうが危機であるとしてガイア抹殺を考えるようになった。金は必死に
モスラーやもといガイア！助けて！と祈る・・・ついにその願いは聞き届けられ50年の猶予をもらう。
（ガイアがどのような形かの描写なし）
　多発していた自然災害は収まり平和が訪れた、しかし自然破壊なしに宇宙へ進出するという命題が残され
、困難が予想された。日本も沈むことはなくなった。金は紀代子と韓国で幸せに暮らしましたとさ・・・めでたしめでたし！
　え"ニッポン消滅していないって？！・・・・・豪と連合してニチゴウとなって消滅したんでは？、ケンチャナヨ！＜おわり＞

え・・・？

ちょっ…。

最後、投げましたね？・・・・

>>359
な、投げたなどと・・・多少端折りましたが内容についてはもともと無い様なので
あっています！　きりっ
第７の空母を新鮮な目で読み、激烈！帝国大戦をわくわくして読み、田中先生の
グレイ氏を良くやっているなと思ったウリでも・・・これだけは辛抱たまりませんでした。
　本当に米の日本侵攻軍50万が核で全滅したら、米サンひよっちゃって反撃もせずに休戦、
消滅どころかニッポン完勝！なんです・・・韓国で売れたというのがウソと思いたいほどに。
　　これでもう絶対韓国小説なんか読まない、読めない体質となりました、マンセー
　　　　スピノザニム、カムバーーーーーーーック！

「第三面の殺人」　カルパラ・スワミナタン　島田荘司選アジア本格リーグ6（インド）

>220-224,236-239,248-250


「ニッポン消滅」（原題：ガイア） 1997年　キム・スンホ著

著者紹介、登場人物 >260-261
訳者 >306
あらすじ
上巻　>263-265,281,283,296-298,308-310,323-325,335,340-341
下巻　>351-352,356

>>361
　乙にございます、私が至らないばかりに・・・
　罪滅ぼしに私なりに化の国の小説の特徴を解析してみようと思います、
明日うpの予定でございます。

>>361
はっと！！
基本、ＲＯＭと言う姿勢を崩しまして。
大変にありがとう存知ます。
本来なら、スピノザが行わなければいけないまとめなのでございますが。
いつも、うっかりと忘れてしまうのでございます。
本当に、申し訳ございません。

vitz-hybridニム。
「ニッポン消滅」のあらすじ。
大変に興味深く読ませて頂きましたのでございます。
取りあえず、お礼だけいたしまして、後十日ほどは
ＲＯＭに徹するのでございます。（苦笑）

8日からはノーベル賞が発表されたりします故、
ちょいと浮上させまする。

vitz-hybridﾆﾑ、乙でございました。
しっかしまぁ、なにこの丸投げ超展開。
ﾒﾀﾞﾏﾄﾞｺｰＡＡのきれいな花火が見えました。
なんかもう、粗筋ですら読んでて楽しくない。
こんなことが起きました、をただ書き綴ってるだけに思えます。
これが、韓国でマジに売れた作品なんですよね？

…そりゃノーベル文学賞候補にｳﾝｺ先生が出るはずだよ…

vitz-hybridﾆﾑ、お疲れ様ですー。
今回の「ニッポン消滅」、韓国小説の悪い面が全部出てますね。
「ぼくのかんがえるかっこいいいせってい」をただ詰め込んでみました的な。

資料も集めず推敲せず、何も考えずに書いているせいで最初と途中と最後で
話が全然別物だとか、ラストは必ず投げっぱなしジャーマンだとか。
うちの甥っ子が小学生時代、ドラゴンボールに憧れて描いたマンガにそっくりです。

(=ﾟωﾟ)ﾉ
　
　「文藝別冊　追悼 小松左京」
　＊目玉は『日本沈没』創作メモ　　\1,200ﾅﾘ

ωﾟ ）　韓国人はこれを読んで猛省せよ

･`)

>>364
　お早いご復帰をお祈りしいております、化の国の
小説なるものを侮っておりました・・・
>>365
　大戦争来たー、米軍大被害！反撃来るぞ、日本危うし・・・かと思えば終戦
　階段外されたどころの騒ぎじゃありません、話を大きくしすぎぎて持て余したの
かもしれませんが、読者から見れば詐欺と呼ぶべきものでしょうｗ
　化の国のお方も買っただけで最後まで読んでいなかったりしてｗ、見栄のため
中身のない百科事典を売っているというくらいですから、流行に後れるなと
買って積読とか・・・大江大先生、あちらに帰化してノーベル賞取りのご指導を！
>>366
　ご愛読ありがとうございました。
「ぼくのかんがえるかっこいいいせってい」・・・将にこれにつきます、それを
並べすぎてどうしようもなくなってブラックホール状態になり消滅。
　甥っ子さん、小学生でこれくらいのが書けるなら将来直木賞くらいは
確実でしょう、ぜひ韓国留学を！！！
>>367
　倭人：せんせー！それ読みたいんですけれどどうしたらよいですか？
　化人：小松左京はウリのパクリ！　猛省？？？なにそれ美味しいニカ？

　韓国小説の特徴（あくまでもウリの乏しい経験から）
１．主人公がステレオタイプ、ハンサムで格好よく頭がよく金持ちと
いうことが多い、著者の願望の投影か、読者に夢を与えるつもりか？
　化の国なら（日本よりかなりひどい？！）現実からの逃避で良いのか
もしれないが、倭人が読むと”ありえねー！うっそー！”と思えてしまう。
　ドラゴンボールのように修行、戦いを通じて強くなっていく、その過程が
面白いとか、ガイバーのように突然強力なパワーを得るがそれで幸せに
なるわけでもなく却って苦悩し望まない戦いをせざるを得ないという被虐？
　こんなのが倭人の好みのよう・・・結果が欲しいのか経過を楽しむのかか？

２．脇役、これにまともなのがいないので話が単調になる。ワトソンでもベジータでも
いいけれど、魅力的な脇役がいないと主人公が際立たない。脇役との会話、
やり取りなどにまともなものが存在しない、A・B・Aと盛り上がる前に終了。
　主人公を食ってしまう脇役を作り出すくらいにしてもらいたいものだが・・・ﾑﾘ?

３．ヒロインもステレオタイプ、若くて美人でおしとやかでスケベで・・・倭人の
ヒロインが主人公に惚れ込むというのはお約束ｗ　話の筋にはほとんど関係
しない単なるお色気要員（男女間の機微？・・・本能だけでいいニダ！）

４．知識の絶対的な不足、TV、映画、新聞、ネットなどくらいで簡単に得られる
底の浅い知識しかない。そのため兵器にしても超絶なものが出てくるが、敵を
殲滅・・・で終わり、その兵器がどう作動し、どういう効果を及ぼす、相手がどう対策
するかという書き込みができない。（これが面白いのだけれど）
　お宅的なこだわりにすぎるのもいかがかと思うが、中身のないのをカオス・フラクタル
とかの有名なものを出してごまかしておしまいというのは火病がおこる。
　当然応用が利かないのでパクリもとがすぐわかる丸写し状態、パクった物同士を
すり合わせることもできていないので、矛盾もありまくり、修正できず放置ｗ。
　核爆弾-中性子爆弾-EMP爆弾-ダーティーボムとか使い分けるなんて”10年後”
にしか無理だろうか・・・

５．論理的な思考・・・これが致命的にできていない。今まで見た限りでは3段論法
らしきものの欠片、片鱗、香りすらない。事実を集めて論理的に推理していくのでは
なくて、すべてが思いつき、僥倖で片付いてしまっている（ミステリならいいのだろうか？）。
　とにかく大きければよいという発想、動員1000万人？小学生でも無理だとわかるくらいの
虚構を出すなら、それがどうして可能になったかを論理的に説明できれば素晴らしいのに。
　思いつきで出たミノ粒子の歴史などを作り上げるとか、架空の人物のホーンブロワの伝記を
でっち上げた歴史学者とかのいる島国を見習ってほしい。　to be continued　（予定）

>>370
ホーンブロワーと言えば、イギリスの帆船モノ海軍小説や海洋小説って
そのまんま英米のSFにナチュラルに発展していったよね。

韓国にだって軍隊があり、男は兵役の経験があるんだからもうちょっと
それを小説に生かせないんだろうか。

>>349
経験を文章化するにも、やっぱり読書量がものを言いますからね。

本を読まずに勤まる物書きなんて

『日本のﾃﾞﾏｽｺﾞﾐのなんちゃって記者』

位なもんですよ。
あいつらは基本、

『官報、公報のコピペ』

でしか仕事してませんからね。
読み手見ないで仕事してる分、ﾎﾛﾝ部以下ですよw

優れた韓国人は居ます。絶対数が極小ですが…
何より、かの国の国内学習環境からは絶対的に出てこないようですねぇ(´･ω･`)
在日出身の作曲家の梁邦彦、声優の朴路美など「ウリナラ的学習環境から遠い」人々からは優れた創作者が出ます。
しかし、同じ在日でもどっぷり染まっていると駄目なようです（柳某美里）

以下余談として。
「優れた韓国人」って「優れた宇宙人」にニュアンスが似てると思いました（ ﾟωﾟ ）

そういや韓流やK-POOPもそうだけど、韓国の小説つーのも全く韓国色がないね。
まあミステリは韓国人らしい短絡的で行き当たりばったりな犯罪者とか出てるけど、
設定や舞台や世界観に「これぞ韓国」ってのがないよね。

イギリスの海洋冒険小説とか、アメリカの時代劇やハードボイルド、中国の武侠小説
みたいなその国独自の歴史や社会を題材に発展したようなジャンルがない。

>>374
設定、舞台、世界観以前に

『これぞ朝鮮』

っていう、小道具がないのよね。
神は細部に宿るっていうけど、宿るための細部がないってのは、ねぇ。

山中教授のノーベル賞受賞にあやかって、
調子に乗って保守ageをするのでございます。
それにいたしましても、本当におめでたい
ことなのでございます。

>>376
個人的には、臨床試験を経てませんから、まだまだ早いかなとは思うんですがね。
ただ、聞くところによると、研究資金不足に悩んでいるとか。
コレを契機に、少しでも資金の援助の手が伸びれば良いですな。

>>377
まったくなのでございます。
教授御自ら、フルマラソンに出場なさって、軍資金を
捻出するなど、あまりにもおかわいそうなのでございます。
れん４には、本気で殺意が湧くのでございます。

>>371
　英は伝統と実績が軍も民間も圧倒的ですから、海洋小説が
過去の出来事を参考にするだけでバンバン書けます。
　米は伝統は浅いですが、実績が半端でない。20世紀以降
一番戦争をしたのって米ではなかったか？！
　日はやはり鎖国というのの後遺症でなかなか難しいようです、
昔ホーンブロワーシリーズをの訳者が嘆いていたような記憶が。
・・・仮想戦記が流行したけれどあれは海洋小説でもミリSFでも
無かったような。
　欧米のミリ小説の著者は最低でも下士官ですよ、徴兵の
ど素人に毛が生えたようなものに軍隊がなんであるかなぞ
わからんでしょう。（韓国の徴兵経験者の漫画があったような
覚えが・・・どんなんだったかな？）
>>372
　マスゴミは自分の望むように読者や視聴者が錯覚するように
コピペするから始末に負えないですねぇ、それを社会の木鐸の
役目と思っている。
>>373
　優れた韓国人はごく少数存在する。ただしマスコミ上か
社会に隠れて・・・よって優れた韓国人はUMAである。
　優れた韓国人は韓国人であることをやめることが多い、気化か
帰化かで・・・
　>>374、>>375
　歴史書とか小説とかの過去の積み重ねというか資料（史料）が
ないとなかなか描けないものですよ、時代考証とか困難ですから
無茶苦茶になります。チャングムなんてそういう人がいたという
一文から全くの創作で出来たとか。あれはあれで可だったかも。

>>376、>>377
　上司が受賞したの忙しかったのでうｐできませんでした、
申し訳ありませんでした（uso）。
　iPSがこんなに早く受賞できるとは予想できませんでした、
最低10年は熟成？期間が必要だろうと思ってましたから。
　ノーベル賞医学賞にはロボトミー、人工癌などの黒歴史も
ありましたので慎重にならざるを得ないのです。
　すごい研究をしている人にはどんどん研究費を出すべき
ですが・・・そうでない人も一杯いて待遇は公務員だと同じ
様な待遇になるのです。
　金を変なところにばらまいて人気取りをするような政策は
やめて、将来の飯のタネになりそうなものに投資してほしいものです。
　ピペド、ポスドク問題でググって下さいまし、悲惨な状況が見られます。

>>372
ええ。確かにそうですね。
日本のカスゴミの場合、責任逃れと自分達が楽をする為に、
「外部の誰か」を使いますからね。その者に聞いた話をそのまま記事にしている。
だから、日本のカスゴミの記事には"識者"とか"関係者"と言う語が書かれているんですね。
どうせ、編集部から、電話で聞いたんでしょうね。自分で行くのは面倒くさいから。
下はスキャンダルジャーナリズムから、上は大新聞までそうですから。
昔の新聞記事を画像リンクで見る事が有りますが、今の新聞記事とは違って、面白い。
一例として、このリンクを貼ります。陰謀論系の他板のスレで見つけたものです。
http://hopi.cocolog-nifty.com/blog/images/2012/03/12/133138180291013113501.jpg
大東亜戦争末期の頃の日本の新聞記事で、
当時の米軍が、日本上空から撒いた対日戦時プロパガンダビラの文章を否定する内容です。
今の新聞記事じゃ、"さすがのヤンキーもフームと唸っているという"なんて書き方は有り得ませんから。
戦後になってからの偏向報道ばかりではなく、説教調の記事ばかりで面白くなくなったと言うのも、
報道がカスゴミに転落した理由の一つだと思いますね。
その説教調記事のベースが、コミー化したカスゴミ連中の頭の中身なんだから始末に負えませんが。
頭の中身をそのまま書いていても、ネタは尽きるから、あちこちから情報のコピペをやる。
以前、NHKか何処かで観たのですが、
昔の日本映画-後にはドラマ化もされました-に「事件記者シリーズ」と言うのが有りました。
あの中の記者たちは、今とは違っていましたね。
まだ、新聞記者が"ブン屋"と言って馬鹿にされていた時代です。
自分達で記事を書く為に、行動しているのが解ります。
馬鹿にされて悔しかったから、必死に良い記事書いて見返してやろうのもあるでしょうが。
何時からなんでしょうね。連中が「なんちゃって記者」になったのは。

>>381
昔からインタビュー改竄して抗議を受けたりしてたからなぁ…
中にはいたまともな記者が絶滅危惧種になってるのかもしれないけど。

>>382
確かに。まともな記者は居ても、その人達は上層部の地位にはなかなか就けない。
仮に就いたとしても、やがて変質していってまともでは無くなってしまう。
でも、今でも、日テレの「特捜記者イマイ」氏のような人が居ますから、
あなたの言うように、"絶滅危惧種"のレベルなら居るとは言えるでしょうね。

毎日新聞の記者だったかな？

戦中の『百人斬り記事』書いた記者が東京裁判で『アレは嘘です』って証言するのを拒否したがために

『BC級戦犯として処刑された元軍人』

がいましたな。
日本の新聞記者なんて、社会正義なんてモノより、ルサンチマンで動いてるのは、明治の自由民権運動の頃から何も変わってませんな。

さらにいうと、日本の新聞社は、大本営発表の垂れ流しをした反省を、未だにしてませんからね。

【韓国】朝鮮時代のソウル市内は汚物まみれ、衛生状態が深刻だった[10/11]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1349921949/
【社会】 韓国メディア「朝鮮時代の人々の胃に寄生虫、衝撃。朝鮮時代のソウル市内は汚物まみれ、衛生状態が深刻だった」★２
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1349925397/

ノーベル文学賞は中国の莫言。
これでしばらくは日本や韓国の受賞は無理そうだ。

韓国のミステリーもこういうのにすればいいではないかと。
韓国っぽくていいと思う。
実話を元にした韓国式Law & Orderというのはどうだろうか？
まあ、日本で受けるとは思えないけど。

【韓国】『タコの踊り食いで窒息死』〜交際相手に無期判決＝「犯人はタコではなく被告人」[10/12]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1350030288/

実話を元にしても、映像化するにあたって
「天才的頭脳を持つ刑事と敏腕女性検事の恋物語に、両班出身のエリート判事がからむ運命の恋」
とかになるからやだw

　スレ住民の皆さま、お久しぶりでございます。
　黒猫属性のスピノザです。
　約三週間ほど経ちましたので、今日からまた書き込みを始めたいと思います。
　今後とも、ご贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます。

　さて、ネタ元のテキストはは、多分ハングル板住民の皆さまなら、先刻ご承知の
怪作、「ムクゲノ花ガ咲キマシタ」です。
　金辰明（キム・ジンミョン）作、方千秋訳です。徳間書店から出ています。
　この作品は、二百五十万部売れたとも、三百万部売れたとも言われておます。
　韓国の人口を考えれば、日本なら六百万部から七百万部ほど売れた勘定に
なります。
　まさに、怪物的なベストセラーです。
　これが、��推理小説�≠ｩ、と言われますと疑問も残りますが、まあ、そこはそれ、
広義の推理小説と言うことで、ケンチャナヨ。

　で、最初に申し上げておきますが、これは今までスピノザが読みました、全ての
韓国推理小説では、ダントツの名作であります。
　他の追随を許しません。
　何と言っても、この小説は��プロット�≠�立てた形跡があるのです！！！
　そこ、ボソッと、レベルが低いなどと言わないように。
　レベルは、そう、絶対評価で言えば、限りなく低いんだから……。

　ええと、実はスピノザ、前にも告白いたしましたが、「少年ジャンプ」に連載
されております、「クロガネ」という剣道小説を愛読しております。
　ジャンプで読むだけでは飽きたらず、現在五巻まで出ておりますコミック本を
子供に買ってきてもらいまして、読んでおります。
　で、先日、不覚にも涙しそうになったのであります。
　それほど、夢中になって感情移入しながら読んだのであります。

とは言えスピノザ、この「クロガネ」が、��物語�≠ﾆして優れているとは
思いません。
　比べるのも畏れ多いのですが、小松左京大兄の「日本沈没」を横綱とすれば、
「クロガネ」は、駆け出しのぺーぺーの幕内力士ぐらいでしょう。
　駄菓子菓子、「クロガネ」と比べると、「ムクゲ……」は、やっと序二段
になったプロなりたての相撲取りぐらいだと思います。
　もう一度、駄菓子菓子。
それでも、スピノザは声を大にして言いたいのです。
「ムクゲ……」は、韓国推理小説の中では、文句なしのナンバーワンであると。
　とにかくプロットを立て、伏線らしきものを撒いている。
　それだけで、他のものと比べると優秀に見えてしまうのです。
　いささか情けない。
　そして、リーダビリティは抜群です。
　読み進めるのが苦痛どころか、ある程度この先どうなるのだろう、と興味を
そそられる場面さえありました。
　スピノザが今まで読んだ韓国小説の中でも、純文学の「オンマをお願い」に
次いで、三位以下を圧倒的に引き離す二位だと思います。
　それでも「クロガネ」に圧倒的に負けている。
　厳しい現実です。

　今現在、物語の定義は、どんどん拡散しております。
　小説、叙事詩などという形式を取らなくとも、映画、アニメ、テレビドラマ、
ストーリーのあるゲーム、等々……。
　数え上げれば、きりがありません。
　かつては、叙事詩や小説しか表現手段の無かった物語作者が、様々な表現手段
を手に入れて、それを駆使しております。
　韓国の文学は、それらの物語ツールに伍して戦っていけるのでしょうか？
　ちょっと、危ういかな、という気がいたします。

　さて、相も変わらず、人物像は平板です。
　登場人物は、記号としての名前だけを持ち、簡単なプロフィールを紹介される
こともありません。
　対する「クロガネ」の方は、空いたページにキャラクターシートが挿入されて
いるのですが、実際に書かれることのない癖まで、詳細に設定されています。
　この辺、もう文化的な伝統の差かなあ、と思ってしまいます。
　しかも、作者が金さんですから、金という苗字を使いたくなかったんでしょうね。
　おまけに重要な登場人物である、核物理学者が��李容厚（イ・ヨンフ）という
名前なんですね。
　それで、李も必要最小限しか使えない。
　韓国の三大姓、金、朴、李、のうち金と李が使えないのですから、人名はかなり
不便です。
　必然的に朴だらけになる。
　一ページに朴が三人出てきたときは、泣きそうになりました。
　とにかく、小太りだとか、背が高い、といった最低限の描写もないんですから。
　登場人物は混乱しまくってしまします。
　女性は、珍しく二人しか出てきません。
　ただ、どっちも、美人だ、のひと言で切って捨てられます。
　ただ、「ソウル……」の太五と違って、むやみやたらと不自然なエロが入りません
でしたので、その点も読みやすかったようです。
　いずれにしろ、「ソウル……」と違って不愉快になる電波は、強度が足りませんが、
大丈夫、特に物語り終盤は、目ん玉をひん剥くような電波のオンパレードです。
　ヲチャーの皆様には、ご堪能いただけるものと自負しております。（得意）。

　さて、皆様、実は、スピノザ、少し前から「普通の人の脱韓流」という原稿を
書いていたのでございます。
　スピノザは、昔は、豊田有恒というＳＦ作家の影響でむしろ親韓でした。
　それが、どうして嫌韓になり、笑韓になっていったかを書いたものです。
　一度晋遊社に持ち込んだものですが、出版は無理、と言われたものですから、
ネット上に上げようと思った次第です。
　お時間が取れますようなときに、読んで頂けると嬉しいです。
　
　なお、ご自分のサイトなどをお持ちの方は、リンクなど張って頂ければ、
ありがたいことこの上ありません。
　もちろん、原稿はスピノザが書きましたが、ネットにこの形でうｐして
くれましたのは、パソコンに強い友人です。
　サイトには以下のリンクから飛べるはずです。
　ご用とお急ぎでない方は、長い文章ですので、ボチボチと読んで頂けると
幸甚です。

「普通の人の脱韓流」
http://supinozaneko.web.fc2.com/

　では、明日から、本格的に「ムクゲ……」の苦行を始めたいと思っております。
　今後とも、是非ご贔屓に。（ぺこり）

>>392
スピノザﾆﾑ、お帰りなさいませ！
いよいよ噂の『ムクゲ〜』にとりかかるということで、待ってましたの気持ちです。
自分は「『ムクゲ』ってミステリだったんだ!?」レベルの知識しかありゃしません
ので、楽しみにさせていただきたく思っております。
んでまた設定が適当なのな…
キャラは名前とジョブさえ決めとけばいいって、そりゃファミコン時代のRPGだろ
…と思ったが、それでも敵や世界観には設定がちゃんとあったし、
２作目以降はどんどん濃密になっていきましたね。今じゃ過剰なくらいです。
ポートピア殺人事件にすら劣る韓国ミステリ？

さて…自分、別スレでバカにちょっかい出してしまいまして、
その理由はバカが「日本語の表記は無駄が多い」とか言う理屈の例に
ただの言葉遊びを挙げていたものでして…
言葉遊びを言語の表記法や問題に出してくるなんて訳わかんねぇ、と触ったら
めんどくさい事になったんですが…
日本や外国を問わず、回文などの言葉遊びはありますよね？
そいでミステリだと暗号やダイイングメッセージとして作中に出てくる訳ですが、
韓国ミステリにこれらのものは有るんですかね？
時にミスリードを誘うような言葉のトリックとか。
ミステリじゃなくても、伝統的な言葉遊びは…
……まさか、本当になにもない国なんでしょうか…？

>>393
エスキニム。
お久しぶりでございます。
まあ、そうは言いましても、陰ながら楽しくＲＯＭらせて頂いて
おりましたのでございますが。
>そいでミステリだと暗号やダイイングメッセージとして作中に出てくる訳ですが、
おお！！！
エスキニム、勘がおよろしい！！！
なんと、この「ムクゲ……」そのダイイングメッセージが出てくるのでございます。
まあ、とは申しましても……。
いや、皆まで言いますまい。
ワクワクも、ガッカリも、出てきてからのお楽しみということにいたそうかと存知ます。
あ、忘れるところでございました。
これまで、スレを保守していただきまして、ありがとう存知ます。（ぺこり）

　さて、それでは、最凶の電波小説の幕開けです。

「ムクゲノ花ガ咲マシタ」　　　　　　　　　　　　　　　　　　金辰明著　　方千秋訳

　あらすじ１

　サツ回り十年のベテラン記者、権淳範（ゴン・スンボム）は、今日も二日酔いだった。
　久しぶりに、ソウル地検特捜部長の崔英守（チェ・ヨンス）から電話がかかってきた。
「時間があれば、ひとつ刺身（！）でも食べに行きませんか？」
　淳範は、ブルゾンを引っかけ、「本寿司」へ出かける。
　崔は、暴力団の一掃に取り組んでいる。
　捕まえた組長の中に、猿派の朴成吉（パク・ソンギル）がいた。自首してきたのだ。
　それで、懲役十五年に減刑された。
　おかしなことに、成吉は控訴しない。
　訳を聞いてみると、刑務所を出たくないという。
　崔が懐柔してみると、成吉は��殺し�≠ﾌ下手人だという。
　しかも、その殺しは交通事故に見せかけられたのだという。
　淳範は興味を惹かれる。
　一九七八年。
　成吉は暴行致死罪で全国指名手配されていた。
　その際に、成吉を捕まえたのが、警察ではなかった。
　そして、背広姿の柔和な人物から、交通事故に見せかけた殺しを依頼され、実行したというのだ。
　そして、この事件は、闇から闇へ葬られた。
　そのときの担当検事が、今の崔検事の上司なので、崔は手が出せないでいる。
　淳範は、背景に黒い霧を感じる。
　崔は、乗り気になった淳範を、光化門方面の北岳スカイウェイに連れて行く。
　そこが、その謎の交通事故の現場なのだ。

　二人は、三苑閣という韓国式家屋の店に行く。
　豪壮な構えだ。
　待っていると、美貌の（！）女が現れる。
　崔に、その女は丁寧に挨拶をする。
「ママ、こちらは半島日報の権淳範さん。今は市警でキャップをしている」
「申潤美（シン・ユンミ）と申します」
　女が挨拶をする。……
……酔いから目が覚めると、見知らぬ部屋にいた。
　酔い潰れたらしい。
「お目覚めになりまして？」
　見ると、潤美ママだった。すると、ここはまだ三苑閣の中か？
「ここはどこなんです？」
「わたくしの家ですわ」
「崔部長はどうしました」
「お帰りになりました」
　酔い潰れたので、仕方なくママの家に泊めたということか？
　ママは形容しがたいほど（！）魅力的だ。
　三十を、ちょっと超しているだろうか。
「もう少し休んでらして」
　潤美は、部屋を出て行った。
　戻ってくると、手にどんぶりを持っていた。
　ヘジャンクッだ。
　酔い覚ましにこのスープを飲むのが淳範の日課だった。
「初めての僕に、それに、金も権力もない人間にこんなに……ありがたいですな」
　その後、朝食を馳走になった。
「お時間がありましたら、いつでも気軽にいらっして」
　念を押すように、潤美は軽く微笑んだ。

　本物のヘジャンクッのおかげで、二日酔いもそれほど感じなかった。
　仕事もはかどった。
��殺し�≠ﾌ記事がないときは、ほっともするが物足りなさも感じた。
　崔検事から電話がかかってきた。
　昨晩、酔った淳範はママといたいと言い張ったのだという。
「あのママは昔から財閥の誰が行こうが、検事総長が行こうが、時間外は鼻も引っかけないのに、君には特別だったね。まあ、くれぐれも注意することだな。女狐かもしれんよ」
　淳範は、ソウル拘置所にいった。
　殺しをやったという成吉は、体に似合わず甲高い声の男だった。
「十三年前のことを、どうして言い出す気になったんですか？」
　成吉は、自分が話す気になった動機を語るが……。以下、意味不明。
「笑わせるじゃねえか……おれの若い者どもはうまくとんずらしたんだけどね、光州の野郎の何人かが捕まっちゃったんだな。
　そして頭から真っ赤な血をどくどく流しているチンピラに向かってサツがよ、おれの居場所を教えれば放してやるってさ。
　わかる筈ねえやな。それで全国指名手配ってわけさ」（などと意味不明の供述を……）
　こうして逃げているところを、成吉はアジトを見つけられ、背広を着た連中に連れて行かれる。
　そこで、成吉はパリッとした身なりの色白の紳士に、言うことを聞くか警察に突き出されるかと聞かれる。
　淳範は、成吉が漏らした��情報部員�≠ﾆいう言葉が気になる。
　成吉は、北岳スカイウェイで、眼鏡をかけて痩せこけた、学者風の男をバットで殴り殺し、轢き逃げに見せかける。
　手筈は、全部その謎の男たちが整えてくれた。
　淳範は、��綿密な計画的犯行�≠ｾと思い舌を巻く。
　結局、その殺しの後に、成吉は白昼堂々と歩けるようになる。
　淳範は、市警に戻ると新聞で確かめる。
　確かに、成吉は暴行致死で指名手配され、三ヶ月後になんの理由もなくそれを解除されていた。
　いったい誰が、誰を、なぜ殺したのか？

◎感想１

　で、出だしが……、つまらん……。
　あらすじの出だし一行は、まんまこの作品の出だし一行なのですが……。
　この緊迫感のない、たるーい感じはなんとかならないものでしょうか。
　上下二巻。二段組みで四百五十ページ近い長編を支えきれる出だしではないと思います。
　これは、今まで読んできた三十編ほどの韓国ミステリ全部に言えることです。
「吾輩は猫である。名前はまだ無い」
　とか、
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった」
　とまではいかなくとも、「グインサーガ」の出だし。
「それは異形であった」
　ぐらいの緊張感、衝撃は欲しいものです。
　二日酔いになるほど飲むのがタブーになっているような文化なら、この一文はインパクトがあるかも知れませんが、韓国人って大酒飲みですし。
　この小説でも、四六時中酒ばかり飲んで、喧嘩ばかりしています。
　そして、あらすじにも！を入れておきましたが、刺身っていつの間にか高級になったんですね。昔は、チョッパリの食べるものなんて、と蔑まれていたはずですが。
　で、女性の描写が、美貌とか、形容できないほど、とか、手抜きが過ぎます。
　まあ、もっとも、そもそも描写ができないのかも知れませんが。
　で、酷いのが主人公権淳範と、重要な脇役の崔検事の描写ですね。
　主人公の淳範は、よれよれのブルゾンを着ている。
　崔検事は、白いワイシャツに濃紺のスーツを着ている。
　これだけ！
　成吉みたいに、体格の割には甲高い声、といった描写はまったくなしです。
　致命的なのが、意味不明と書いた成吉の供述です。
　おれ＝成吉は警察に捕まっていないはずです。
　なのに、どうやって成吉は頭から真っ赤な血をどくどく流しているチンピラを警察が尋問していたと知ることができたのか？
　それにしても、成吉はなぜ話す気になったのか？　不明です。
　？？？？？　になりますが、ここは一つ魔法の言葉。
　ケンチャナヨ、なんでしょうね。
　以上で、今日の分のうｐは終わりです。

北ーーー！！！

スピノザﾆﾑ
第二章の9吉田清治のリンクがおかしくなってます。

>>398
　乙でございます、私めが至らないばかりにご迷惑をおかけしました。　これからも
よろしくお願いいたします。
　実は私も”ムクゲ”を借りてきて読み始めたのですが・・・この出だしで気分が悪くなって
読めなくなりました、重症の韓アレルギーになってしまいました。

>>392
　NAVERエンコリ・・・懐かしいですねぇ、デムパを求めて歴史伝統に入り浸ったこと
もありました。総督府の3悪人、oppekepeの破壊力、danbok、キウィケーキに基地外
度、また再開してほしいです。私yabuiという名で出てました。
　しかしスピノザニムが脱教者だったとは・・・「極左の人の脱韓流」じゃぁないですか（笑

>>399
すもニム。
お久しぶりでございます。
今後ともよろしくご愛読のほどお願い申し上げます。
>>400
大変ありがとう存知ます！！！
「脱韓流」読んで頂いたのでございますね。
その上ミスまでご指摘頂き、感謝感激雨霰でございます。（ぺこり）
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
>>401　>>402
vitz-hybridニム。
迷惑などと、とんでもございません。
vitz-hybridのお陰をもちまして、スピノザは保守などせずにおれたのでございます。
ＮＡＶＥＲエンコリは、残念ながら終末期しか存知上げないのでございますが、
それでも、本当に色んなことを若い人から教えて頂きました。
「極左の人の脱韓流」（大爆笑）

>>395
スピノザﾆﾑ、乙であります！
これがかのムクゲなんすね…粗筋すら知らない自分はwktkしてますた！
…と言いたいですが、なんかもう期待がへし折られそうな嫌な予感しかしません。

バットでぶん殴って轢き逃げに見せかける？
また韓国警察は無能の集まりかい、てなダメ犯罪が綿密な計画的犯行か？
白状する気になった動機も、うん、なるほどわからんちん。
キャラも薄いよ〜描写がめんどいなら
韓タレの○○そっくりとかでもいいから書いといてくれよ〜
(韓タレの顔が整形金太郎飴てなのはおいといて)
これで何頁分なんでしょう、怖くなってきました…

>>401
Vitz-hybridﾆﾑ。
この小説は悪酔いするくらい悪文なんでせうか…？
とにもかくにも、お大事に；

>>404
悪文とはいえないですがニッポン消滅を読んで抗体がたっぷりできてしまい、
同じようなものを読む気がうせました。この感覚は本屋で何某かのラノベを読んだときにも
感じました。いわゆる生理的に受け付けないというものです。
　今、鹿鼎記を読んでリハビリしています、綱渡り的展開が面白いです。

　業務連絡　早稲田大学の学園祭で早稲田ミステリークラブの講演は
三津田信三先生だそうです、詳細は早稲田祭で検索してください。
　半分白髪のおっさんがいたらウリかもしれません。11月4日

おっとととっとと！
>>403で、vitz-hybridニムを呼び捨てにしてしまったのでございます。
こ、これは。
大変失礼をいたしましたのでございます。
心からお詫び申し上げるのでございます。（ぺこり）
>>404
エスキニム。
>なんかもう期待がへし折られそうな嫌な予感しかしません。
まあ、まあ。そう仰らずに。なのでございます。
これでも、今までスピノザが読みました韓国ミステリでは、最も上等
なのでございます。（苦笑）
>>405　>>406
vitz-hybridﾆﾑ。
「ニッポン消滅」の苦行ご苦労様でございました。
心より御礼申し上げる次第でございます。
ニムは、早稲ミスのご出身なのでございますか。
大変な名門で、いささか羨ましいのでございます。

>>407
　気にしないでくださいまし、師父。ワセミスは娘が入っておりまして
サクラのために聞きに行っています。年に一度のお上りさん旅行です。

　この小説の登場人物も刑事、記者、検察といつかのパターンですし、ボケ・突込み
などの役割分担もなさそう。ニムの言われるようにいつ起こったのかもわからないような
事件の謎というたるーーーーーいイントロ、ガツンと殺人から始めたほうが読者の
食いつきもいいのに・・・まあそれをすると論理的な展開ができずすぐ破綻の運命か？

「極左の人の脱韓流」読ませていただきました、左からの呪縛から解放されるところ、
ウリ・ナムの考察、kpopの分析は新鮮で面白かったです。出版を断られたのは
妄想満開の地図とかの版権が問題だったのでは（あれは他国に出せない代物！）？
　（携帯変換のQRコードが邪魔になっているのと、リンクができていないところがあります。）
　

　午前中は、カイロプラクティクに行っておりまして、遅くなりました。
　今日の分のうｐを開始します。

　あらすじ２

　淳範は、鐘路警察署の、朴準基（パク・ジュンギ）刑事に電話をかけた。
「朴さん、今すぐちょっと会えないかな」
「いきなり電話をかけてきて、何ごとだい？」
「つべこべいわずにさ、会えば分かるよ」
「そんなこと言ったって……係長にも断らなくっちゃ……」
「あの間抜けに断ることもないじゃないの。あとで電話でもすればいいじゃない」
　朴準基のことだ。ぴーんと来たらしい。
　待ち合わせ場所の菓子店に、朴刑事が現れた。
　淳範は、北岳スカイウェイでの交通事故について尋ね、現場に行こうと誘った。
　十三年前の事故について調べるのだ。
　現場は、どう見てもスピードが出せずに、事故など起こりようがなかった。
　警察署に帰り、記録を調べてみた。
　事件の記録はあった。
　被害者は、李容厚（イ・ヨンフ）。
　目撃者はいなかった。
　交通事故死として処理されていた。
　現場で、前後十年間にわたって、事故はこれ一件きりだった。
　成吉の供述に、間違いはなかった。
　記録によると、李容厚は、在米韓国人だった。
　そのアメリカからは、何の連絡もなかった。
　淳範は、もう一度成吉に会った。
　成吉によると、成吉と一緒に襲った男たちは、李容厚のパスポートをいったん抜き取り、また元に戻したという。
　プラザホテルに泊まるほどの男なのに、アメリカから何の連絡もないのはおかしい。
　謎だらけの事件だった。

　競馬場で、最終レースが始まっていた。
　洪成杓（ホン・ソンビョ）はいぶかしく思った。
　誰かが、中間報告をするはずなのに、誰も来ないのだ。
　と、いきなりサツが踏み込んできて、組のものに手錠をかけた。
　不思議だった。
　サツには、ばらまけるだけカネをばらまいた。誕生日などを調べて小遣いをやってきた。
　そのお陰で、他の暴力団が手入れを食らったとき、新たな親分として登場できたのだ。
　ただし、そのカネの出所を知っているものは誰もいなかった。
　それが、不意の手入れを食らったのだ。
　あきらめて連行されようとした。
　と、四十代のデカが囁いた。
「足は速いか？」
「まあ、速いほうですが。どうしてです？」
「よし、何も言わず、合図したら、おれを蹴飛ばして逃げろ。先に車が待っている」
　洪は、何を言われているのか分からなかった。
　デカは、洪の背中を突いた。
　合図だ。
　洪はデカを殴り、階段を飛ぶようにして降りていった。
「逃げたぞぉ。捕まえろ」
　洪は死にものぐるいで走った。
　前方に黒い乗用車が見えた。
　洪が飛び乗ると、急発進した。
　翌日の新聞で、
「競馬場の一斉手入れで連行中の大ボス、洪成杓が手錠をかけられたまま逃走」
　と一斉に報じられた。

　一ヶ月後。
　なんの進展もなく、淳範はいらいらしていた。
　そこに、若い記者から、東国物産の常務が、暴力団取締本部に入っていくのを見た、という情報が入った。
　検察庁の近くまで行き、市警の金刑事を呼び出した。
「実はね、東国物産の常務について情報をくれないか」
　一瞬、金刑事の顔が強ばった。
「大丈夫だよ。バレないようにうまくやるさ」
　金の話によると、東国物産から暴力団の「北斗七星会」に、十億ばかりの資金が流れているという。
　財界の大物なので、極秘裏に調査しろと言われたのだそうだ。
　数日後、若い記者が連絡してきた。
　同じ東国物産の手形を持っているものが、ぞろぞろ現れたというのだ。
　しかも、その全員が、同じ日に釜山に一泊二日で行っている。
　そこで、虎穴に入らずんば虎児を得ず。
　直に検察庁に行った。
　そして、強引に朴検事の部屋に押し入った。
　検事は、手錠をかけられ、体まで縛られた三人の男を尋問中だった。
「なんだ君たちは。追い返したまえ」
　側にいた書記が、淳範のまえに立ちはだかった。
「いいんですね。企業の資金が麻薬密売に使われていて、それをあなたが捜査している。そのまま書いてもいいんですね？」
「あ、ちょっと待て。まあそこにかけなさい」
　淳範はしめたと思った。

◎感想２

　ここまで、二段組みで３４ページですが……。
　展開の遅さに、若干いらいらします。
　さて、最初の方で会話を少し引用しましたが。
　会話は、みんなこんな感じです。
　一本調子で、掛け合いの面白さもありません。
　そして、ここで競馬だの、麻薬の密売だのが出てきますが……。
　実はこれ、（小声で）。
　ストーリーの大筋とは、あまり関係がないんです。
　こういう、前半で無駄なエピソードを入れすぎて話が長くなり、後半がはしょり過ぎて伏線などの（あればですが）回収が間に合わなくなる。
　これは、韓国ミステリに共通する病弊だと思います。
　短編でもそれは同じことです。
　まあ、今日は、感想を書くほどの内容でもありません。
　しかし、ゆめゆめご油断めされるな。
　本当に、後半は抱腹絶倒の笑劇的な展開が訪れますから。
　腹筋のトレーニングを怠らないことをお勧めします。
　今日は、以上です。

>>408
vitz-hybridニム。
「脱韓流」読んで頂いたのでございますか。
大変ありがとう存知ます。（ぺこり）
リンクにつきましては、今、鋭意手直し中でございます。
パソコンに強い友人の手が空かないと、スピノザには手も足も出ないので
ございます。（苦笑）

>>412
　乙カレーです。この韓国小説独特の流れが本当にイラつかせます。
主人公の性格･実力などを説明するのではなく、エピソードで間接的に
表現するというのならよいと思うのですが・・・単なる贅肉では不可！！！

勢い込んで全体のバランスも、話の流れも考えず書いていって
気づいたときにはもう後がない、でも断捨離がうまくできなくて結局
蛇頭蚯蚓尾の結末、全体としてはごみ屋敷状態ですね。

>>414　>>415
vitz-hybridニム。
>結局
>蛇頭蚯蚓尾の結末、全体としてはごみ屋敷状態ですね。
はい。その通りでございます。
もっとも、この作品に関しましては、最後に　無　駄　に　スケールの大きな
エピソードが待っているのではございますが。（苦笑）

　少し遅くなりましたが、今日の分のうｐを開始します。

　あらすじ３

　検事と淳範は、対話を開始した。
　検事の話では、東国物産の常務は、マカオ経由で中国に行っているとのことだった。
「国内で不審な点がなければ、カネの流れは外国かも知れん」
　淳範が呟くと、検事の目が光った。
　朴検事は、自尊心が傷つけられたように感じた。（視点！）
　そのまま、淳範は表に出た。
　一緒に行った同僚に、
「見てな。マカオで賭博をしたんだな。マカオで金を貸したやつと、こちらで金をもらってヤクを売りさばいている奴らとはグルだ」（推理？）
　と淳範は言った。
　数日後、やはり北岳スカイウェイの件に関しては情報がなかった。
　そこに、七星派の件について後輩が情報を伝えた。
「背後にいたのは、日本のやくざ（！）ですよ。モデルやタレントが釜山に行ったのは、やくざの接待のためです。やくざ一人に、女を二人あてがったそうです」
「なに」
「例の競馬場のボスの洪にしたって、裏には真崎という大物がいたそうです」
「真崎と言えば、矢間口組のナンバー２じゃないか」
　淳範は、ハンギョレ新聞の日本駐在員の李宙益（イ・ジュイク）に電話をかけた。
　李は留守だったので、留守番電話に用件を告げた。
「最近韓国には、日本のやくざから金が入っている。矢間口組の真崎が、なんだってこっちのちっぽけな組織に金をばらまいているのか、調べてくれないか」（盗聴！）

　李宙益は、新橋第一ホテルに向かっていた。
　韓一物産の専務、実は安企部の責任者、趙に呼び出されたのだ。
「実は、君の力が借りたい」
「僕が、安企部にどんな協力ができるって言うんですか」
「今、南北高官レベルの会談が行われている。北は、経済的、政治的に行き詰まっているので、本気で会談をしている。（ソ連、中国の路線変更）」
　趙は酒を一口飲んだ。
「ところが、ここに来て北の態度が急に変わってきた。兼丸の五十億ドルの援助の星だと思っている。日本は、シベリア開発の拠点に、北をしようとしているんだ」
「われわれはお手上げというわけ？」
「今のところはね」
「日本は、統一を支持するっていってきたじゃない」
「言葉だけさ。むしろ妨害しているとさえ思える」
「やり切れんなあ」
「防げる道が一つだけある。日本の国民だ」

　数日後、安企部の一室に、ソウル駐在読売新聞の記者が集まった。
　取材対象として紹介されたのは、金賢姫だった。
「わたしに日本語を教えてくれた李恩恵先生は、日本から拉致されてきた女性です」
　流暢な日本語だった。
「李先生は、機会があったら自分のことを日本の家族に伝えて欲しいと言っていました」
「彼女の出身は、日本のどこですか？」
「関西だと申しておりました」
　その日の読売新聞の夕刊は派手だった。

　日本社会は騒然となった。
　日朝交渉は中断すべきだという意見が出た。
　しかし、北朝鮮を孤立化させてはいけない。
　孤立化した北朝鮮は、民衆蜂起を恐れて韓国と手を結ぶかも知れない。
　統一朝鮮が生まれれば、日本にとって不利になる。（？）
　慎重論から一転、むしろ日朝早期妥結論に転換した。
　日本は「チトセ」拉致問題を強く追求しない方がいい。
　もちろん、表向きは、日朝交渉をボイコットしてみせたりする腹芸は必要だ。
　しかし、裏では、あくまでも交渉を進める。
　この線で、閣僚の意見はまとまった。

　銀座の料亭「あおもり」で、趙専務と宙益記者は祝杯を挙げていた。
「大成功だったね。交渉中断には至らなかったが、ボイコットはさせた。当座、これでいい」
「それより、日本の右翼ですが。矢間口組から莫大な金が韓国に流れているそうです。暴力団組織では一番弱い（？）韓国に、なぜ金をばらまくんでしょう？」
「背後に黒竹という人物がいるらしい」
　黒竹と言えば、政界の黒幕である。
　かつて中国を侵略し、朝鮮を侵略したとき、その先兵をなしたのが日本のやくざではなかったか。
　明成皇后を殺したのもやくざだった。
　その日本のやくざが、韓国社会の深部に浸透している。
　淳範に早く知らせなくては。
　宙益は思った。

おお。お帰りなさいませご主人様（ ﾟωﾟ ）
韓国の最新詩集を見つけたので購入して投下しようと思ったのですが…
うっかり中に目を通してしまい105円が惜しくなったのでまた今度…
そのお金で「放課後奴隷倶楽部 二時限目」を購入いたしました（ ﾟωﾟ ）
次にあの店に行って、まだあったら、必ず購入し皆様の心胆を寒からしめるとお約束しましょう…

本作のカテゴリとしては火葬戦記よりは「亡国のイージス」「沈黙の艦隊」のような
ポリティカル・ファンタジーですが…

◎感想３

　いよいよイルボンが話に絡んできました。
　それにしても、淳範はどうして東国物産の金がマカオでの賭博に使われていたと推理できたのでしょうか？
　謎です。
　そして、重大な用件を、なんの用心もせずに留守番電話に録音する。
　この神経も謎です。
　南北統一は、東北アジアに、一大強国を生む。
　これは、朝鮮民族の疑うべからざるテーゼのようです。
　そして、それをイルボンは嫉妬して邪魔するはずだ。
　これも、疑問の余地のないことのようです。
　韓国の暴力団が��弱い�＝Aというのは、笑うところなんでしょうか？
　戦争の先兵が、やくざだった、というのは初耳です。
　どうも、イルボンに関する認識は、かなり歪んでいるようです。
　てか。
　それより何より。
　俺のＡＴＯＫ！
　なんで「明成皇后」が一発変換できるんだよ！
　というわけで、イルボンが出てきたところで、今日は終わりです。

>>420
(=ﾟωﾟ)ﾉニム。
お久しぶりでございます。
スピノザ、恥ずかしながら帰ってまいったのでございます。
か、韓国の最新詩集でございますか。
そ、それは、かなりの殺傷力を持つ、最終兵器かと……。
ワクワクドキドキしながら、恐怖に満ちてお待ち申し上げる次第なので
ございます。

>>422
ネタ的には絶好と申しますか致死量K点超えと申しますかｗｗｗ
あんなもの誰も買わないと思いますが、まだ置いてあったら必ず購入し
脅威作の数々をご披露したく思います。
抵抗は無意味ﾆﾀﾞ。

>>423
>抵抗は無意味ﾆﾀﾞ。
ひ、ひぇー！！！
堺正章さま。お、お許しを……。（古い）

>>421
スピノザﾆﾑ、乙であります。
何て言うか、あの時の韓国は日本のことをこう考えていたのね、ってのが解る内容ですなぁ。
今では北の拉致問題は日本国内ではかなり重く見られています。
（勿論、10年停滞しちゃってるよ、という残念な点はありますが）
作者の考えはまるで北の工作員みたいだなと思うんですが、
正直、北も南も含めて彼ら一般市民の考えは
この時からずっと変わらんままなんでしょうな。
朝鮮半島を除いた六カ国協議メンバーが疲労の入った深い溜息を吐く姿が見えそうです。

指定暴力団の方には在の連中がかなり多く含まれてますよ、
それでも先兵にヤーさん使いますのん？　つったらこの作者はどう答えるのやら。
ﾊﾟﾝﾁｮｯﾊﾟﾘだから関係ない！のか、日本人のみで構成されてるヤーさんですからー！つうのか。
在の連中だからこそ、南北両方の間を上手く縫って動き手玉に取る、な
劇画にありがちなありえへん展開にすれば面白くなるような気もするんですけど。
（ついでに、己のアイデンティティとかも書いてみたりして。）
でも、無理だろうなぁ…戦争物も、ノワール系も、書けないんだもん奴ら。
映画は後味悪いけど結構いいのを作ったりするのにね。

スピノザﾆﾑ、毎日乙です。ようやく規制解けた〜。

韓国ミステリスレをずっと見てきて思ったんですが、韓国現代小説の登場人物って
日本料理が好きですよね。やたら日本料理屋に行く描写が出てきます。

ウリナラご自慢の「高級韓国レストラン」とか出てこないのは何ででしょうかねｗｗ
マンガやアニメや小説、映画なんかの描写見て、その国の料理や風俗に憧れるって
よくあることなんで、美味しそうな韓国料理を出せばいい宣伝になると思うんですけどね。

>>426
思いますに、日本料理というより「日本」というイメージに寄りかかっているのでは。
・日本製品は金が掛かる（あくまでもどこまでも高級とはいわない ﾟωﾟ ）
・日本という単語が悪魔の同義語　
登場する人物が日本食を喰らうことで「こいつは悪」「本作は悪の気配漂う危険な作品」
こう説明したつもりになっているのだと思います。
横着ですね。

>>427
食べてるだけで「悪」というイメージを与えられる日本料理スゲーｗｗ
ていうか、日本にそんな料理ないですねえ。イランやシリア、今でも中華ですら
料理は普通に食べますしね（ｳﾘは中東料理が大好きなんです）。

悪の日帝料理屋がなんでそんなにソウルに存在してるのか、ｳﾘには謎ですわ。
愛国者なら韓食（）を食え！！！！ｗ

>>427
と言うことは、韓国人にとっての「山吹色のお菓子」が日本食になると。
日本料理屋で話す＝越後屋お主も悪よのぅ的空間みたいな…？はぁ

>>428
>愛国者なら韓食()
では、韓国敵にはあらすじその１にあったテジャングッとかが
愛国つうかお袋の味、愛情のこもった料理のメタファーになるのでしょうか？
…と思ったが、そんなモチーフ作中に混ぜ込めるかなぁ？ﾆﾀﾞｰさんは…
だ、大丈夫だよね。

>>428_429
悪の組織のボスが猫を抱いているように、邪で金を持ってる韓国人は日本料理を食するのです。
「困ったら日本を出す」それで説明がなりたつんでしょう。
作者と読者の双方がキーワードで了解でき、詳細な説明が必要ないってのは
ある種の宗教的雰囲気を感じますねｗ
実際にはもちろん全く少しも意思疎通がなされないので意味不明な展開が連なるのですけど。
<｀∀´>さんたちが本を読まないようになるはずです(´･ω･`)

皆様おはようございます。
昨夜夜更かしをして、今し方起き出してきました、不良老年の
スピノザでございます。
>>425
エスキニム。
>作者の考えはまるで北の工作員みたいだなと思うんですが、
>正直、北も南も含めて彼ら一般市民の考えは
>この時からずっと変わらんままなんでしょうな。
はい。
これは読みながらスピノザも強くそのように感じておりましたので
ございます。
拉致なんてどうでもいい。
統一朝鮮は、　つ　お　い　お　！　
こんな妄想が、頭の中で渦巻いているのであろうことだなあ、などと
推察いたすのでございます。
>>426
>やたら日本料理屋に行く描写が出てきます。
イルボンは、憎き仇であると同時に、憧憬すべき対象なのだと、
愚考する次第でございます。
と思いましたら、
>>427で(=ﾟωﾟ)ﾉニムが鋭いことを……。
>登場する人物が日本食を喰らうことで「こいつは悪」「本作は悪の気配漂う危険な作品」
>こう説明したつもりになっているのだと思います。
なるほど。
これは気がつかなかった視点でございます。敬服いたしましたのでございます。
>>428
>悪の日帝料理屋がなんでそんなにソウルに存在してるのか、ｳﾘには謎ですわ。
その辺りが、韓国の日本に対する態度の二面性なのでございますね。
上半身反日、下半身親日という、あの気持ちの悪い態度でございます。
正直、勘弁して頂きたいのでございますいが……。

>>429
エスキニム。
>と言うことは、韓国人にとっての「山吹色のお菓子」が日本食になると。
はっと。
大爆笑！！！
でも、意外と、本当にそんな意識かも知れないと愚考するスピノザ
なのでございます。
>>430
>「困ったら日本を出す」それで説明がなりたつんでしょう。
はい。
これはひしひしと感じるのでございます。
星新一の「おーい出てこーい」の穴のように、都合の悪いものは、
みんなイルボンという穴に投げ込んでおく。
そんな心性を感じるのでございます。
今日は、これから床屋に参りますので、うｐは夕方になろうかと存知ます。
よろしくお願い申し上げます。

>>429
ウリが昔見た韓国映画には、韓国の家庭料理が
人間関係のメタファーとして使われていたんですが、
見終わってなるほどなぁとは思ったし、韓国との
異文化の面白さは感じたものの、結局それでも全然
「韓国料理食いてぇ」「うまそう！」とは思えなかったｗ
作り手の側が本気でうまいと思ってないのにメタファーで
使うとこうなるんかな、っていう。

　床屋さんから帰ってきて、頭がスースーするスピノザです。
　今日の分のうｐを開始します。

　あらすじ４

　淳範は、日本のやくざの裏に、政界の黒幕黒竹がいること知った。
　朴刑事から連絡が来た。
　国立墓地の国家功労者墓区域に来た。
「これだ、見ろッ」
　墓には「李容厚」とあった。
　例の、十三年前の謎の交通事故の被害者ではないか。
「どうやって探したんだ」
「警察病院の冷凍室にいる爺さんに聞いたんだ。たっぷり呑ませたら、ぽろりと吐いた」
「しかし、誰でも彼でも国立墓地に入れるってわけじゃないだろう」
「それはそうだ。身元も分からない男が国立墓地に埋葬されているには不自然だ」
「そうすると、この李容厚は国に何か貢献でもしたのかい？」
「それが。記録が全然ないんだ。どうやら青瓦台の推薦らしい」
「理由は？」
「特別な理由がなく、どうやら大統領の職権による決定らしい」
「大統領！」
　理解に苦しんだ。
　手の届かないところから、目に見えない糸で操っている何かがある。
　淳範は、新聞社に戻り、青瓦台の動静と李容厚という男について資料を集めた。

　次の日、淳範は酔い疲れも感じずに、資料室に行った。
「何かあった？」
「名簿を見たら、科学者の名簿にいました」
　分厚いコピーをめくった。

　李容厚
　一九三五年生。一九語五年に渡米しピッツバーグ大学で修士。ペンシルバニア大学で物理学博士の学位を得、アメリカで研究活動に励む。

　あまりにも簡単すぎた。
「物理学者か」
　どういう物理学者だったのだろう。
　どうして、暴力団を使ってまで殺さなければならなかったのだろう。
　淳範は、当時の青瓦台関連の資料に目を通した。
　かなりの時間が経った。
　何もなかった。大統領と物理学者を結ぶ線がない。
　淳範は外に出、無意識のうちにタクシーを停めた。
「北岳スカイウェイ」
　朴成吉の言葉がよみがえってきた。
　李容厚を殺せと命じたのは、「情報部の者らしい」ということが。

　淳範は、無性に誰かに会いたくなった。
　ふと、申潤美の名前が浮かんだ。
「お時間がありましたら、いつでも気軽にいらして、ね」
　語尾の「ね」がなまめかしく蘇った。
　電話ボックスに入り、ダイヤルを回した。
　誘ったら、快諾してくれた。
　プラザホテルのロビーラウンジで待ち合わせた。
　ドライブをすることになった。
　淳範の中古車で出かけることになった。
「しりとりしません？」
　潤美が言った。
「漢字の熟語だけのしりとり」（！）
「易之思之」
「知彼知己」
（以下、この調子で半ページ以上続く！）
　潤美は、漢文にかなりの素養がある。淳範は思った。
　バラ園に行き、歩きながら淳範は潤美の柔らかい手を握った。
　鼓動が高鳴った。
　ソウルに帰れば、別れなければならない。
　もう少し一緒にいたい。
　再び車に乗り、車とは不釣り合いな超一流ホテルに行った。
　潤美は、黙ってついてきた。
　バーでウィスキーをがぶ飲みした。
「今夜あなたといたい」
　潤美は、黙ってうつむいていた。
　二人は部屋に入った。

支援

◎感想４

　しかし、よく酒を飲む人たちですね。
　ほぼ毎日呑んでいる。
　しかも、淳範だけではなく、これまでスピノザが読んできた小説の登場人物が、みんなその調子です。
　おまけに、酒を飲んでいると言うより、酒に呑まれている、と言いたい場合が一杯あります。
　理性が、どっかに吹っ飛んでいってしまっている感じです。
　でも、まあサービスのエロシーンは、あまりしつこくなくて好感が持てます。
　それにしても、何もしない主人公がもてまくるのは、仕様のようですが。（苦笑）
　さあ、いよいよ、ただの交通事故の被害者でしかなかった李容厚が、物理学博士で、しかも国家功労者らしいと言うことが分かって来ました。
　以後は、この李容厚の正体の謎をめぐって、話が展開していきます。
　それにしても、この時代には漢字の熟語でしりとりができる程度には、まだ教養人は漢字が読めたんですね。
　ハングル専用で、こういう文化の素地をまるっと捨ててしまうんですから、馬鹿な話です。
　今日は、ここまでです。これで、６０ページです。

>>433
>結局それでも全然
>「韓国料理食いてぇ」「うまそう！」とは思えなかったｗ
はあ、なるほど。
そうなのでございますか。
スピノザなどが、韓国料理の画像を見ておりましても、また小説内で料理の
描写がありましても、ちっとも美味しそうに見えないのは、やはり当たり前なので
ございましょうねえ。
>>437
すもニム。
支援、ありがとう存知ます。
お陰様で、今日も何とかノルマを果たせたのでございます。

>悪の日帝料理屋がなんでそんなにソウルに存在してるのか、ｳﾘには謎ですわ。
反米国家でもロックとコーラが愛されているようなもんですかねぇ。
ただ、そういう人々はコーラの起源を主張したりはしませんが。
しかし、外来食文化をことごとくウリジナルで不味くすることには素直に感心します。
「この食い物はなぜこんな味がするのか」という研究を一切行わず、外見だけ拙速にコピーするからでしょうね(´･ω･`)
だからジオラマ懐石になるのです…

食事（料理）の翻訳は、難しいだろうことは
想像できますけどね。
女の部屋で「シチュー」を喰ったか「肉じゃが」を
喰ったかで、二人の関係の暗示するところは
違ってくるもんね。

食べ物を旨そうに描写できれば、それで飯が食えますから…
<｀∀´>作家さんたちは池波正太郎の著作を煎じて注射するべきですねぇ。

暗示などという高等テクニックを弄する前に、まず簡潔な描写を学習しなければなりません。
それが出来ないのに複雑な著述など、鼻で笑っていいです(´･ω･`)

>>438
　頭から風邪をひかないように、お大事に！
　酒を良く飲むのは飲めなきゃ男じゃない！という考えがあるのでは？
　爆弾酒　ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%88%86%E5%BC%BE%E9%85%92
　などという素晴らしい伝統もございますｗ

>　李容厚
>　一九三五年生。一九語五年に渡米しピッツバーグ大学で修士。
　日帝残差の科学者ですね、日本が近代的な基礎教育をしてくれていなかったら
良くて腐れ両班が落ちでしょう。

>>431
　韓国の食文化についてですが、なんとかの国では白米が食べられるようになった
のはソウルオリンピックの頃からでなのです。
　　韓国で白米を食べられ
るようになったのは1988年のソウルオリンピックの頃からであ
る。それまでは一般の家庭では白米に粟や麦を混ぜて食べてい
た。学校へ持って行く弁当でも百パーセント白米のご飯は贅沢
だというので禁止されていた。
　　　　ttp://www2s.biglobe.ne.jp/%257Enippon/jogbd_h15/jog313.html
　日本料理店は白米OKだったのかもしれませんｗ

>>442
　化の国で食べ物を美味しく食べるのを表現・・・
犬をしっかり撲殺して・・・
なんでもまじぇまじぇして・・・
　だめだこりゃぁ・・・・・
　　　　

>>438
スピノザニム、乙であります。
半ページ以上続く漢字の熟語しりとりー…
悪くはないんですが、それが何かを意味しているような内容のある物なんですかね？
相手を思っていることをそれとなく伝え、返す方もウィットを交えて答えるとか。
振り返ってみれば長い伏線になっていたとか。
中国の作家ならこれをやってくれそうな気がしますが、
ニダーの場合は…たぶん、期待するだけ無理なんだろうなぁ…

>>433,442
やっぱ無理ぽくさいですか、あう；
あらすじ1で出て来たヘジャンクッの描写をさぞ美味そうに書くことが出来てれば、
高給且つ悪をイメージさせる日本料理との良い対比になるんじゃないのかな、と
思ったんですがダメだったみたいですね；
「ずずっとスープを啜ると口から鼻に湯気と共によく煮込まれた牛肉のうま味が広がって…」とか
「良くかき混ぜられ、石鍋の縁でじっくりと熱を通されて出来たピビンバは、
外はカリッと焦げていて、中はふんわり…卵と混じって程よい辛みが…」とか
↑こういった描写はありますよね？
みなさんさすがに私よりもっと美味しそうに書いてますよね？
リアクション芸に近くなってますが「花のズボラ飯」の描写の方が
美味しそうに見える感じなんでしょうか？
だとしたら、あちらの『描写』は
外見をつらつらなぞるだけ、の域を超えないものばかりになるんですが…

>>447
サー、その描写はグルメ紹介記事のまんまであるというもの！(｀･ω･´)
＞牛肉のうま味
それを別の言葉で言い換えてみろ…
「肉の旨さが口いっぱいに」馬鹿たれ＃
“旨さ”ってなんだか50字以内で言ってみろ！

＞このとき利右衛門が、手料理の白魚と豆腐の小鍋だてと酒をはこんできた。
＞「や、これはよい」
＞「春のにおいが湯気ににたちのぼっているな、左馬」

＞『浅蜊の剥身を、塩と酒と醤油で、うす味に仕たてた出汁で葱の五分切といっしょに、
＞さっと煮立てて、「さ、いっぺえ飲んなよ」　』

「旨い」という単語を使うなと言っているのではありません。
料理の内容を語るだけで腹が減るような文章を書けと申しているのでございます。
それは戦闘シーンについてもセックス描写についても通り一遍なのが同根で…
通販記事のほうがよっぽど興味をそそりますわ。

昨夜は、少し野暮用ができたものでございますから、
亀レスになってしまうのでございます。
申し訳ございません。（ぺこり）
>>440
(=ﾟωﾟ)ﾉニム。
>だからジオラマ懐石になるのです…
あれは、笑劇的でございました。
>>441
すもニム。
ウリナラに、シチューと肉じゃが、などというニュアンスを感じさせる
料理は存在するのでございましょうか？
>>442
(=ﾟωﾟ)ﾉニム。
イギリスの小説にたびたび出て参ります、オートミールには
すっかり騙されたものでございました。
>>443　>>444　>>445
vitz-hybridニム。
本当に、いささか頭から風邪気味でございます。（苦笑）
>日本料理店は白米OKだったのかもしれませんｗ
あ、これは盲点でございますね。本当にそうかも知れないので
ございます。
>>446
エスキニム。
>振り返ってみれば長い伏線になっていたとか。
いえ、決してそんなことはございません。
ただ　書　い　て　み　た　だ　け　でございます。
>外見をつらつらなぞるだけ、の域を超えないものばかりになるんですが…
まず、根本的に、外見も何も、��描写がない�≠ﾌでございます。
ウリナラ文学に、あまり多くを求めてはいけないのでございます。
>>448
(=ﾟωﾟ)ﾉニム。
高望みは、禁物なのでございます。

さて、賽の河原に石を積む作業を、開始します。
　今日は６１ページから７６ページまでです。

　あらすじ５

　淳範が目を覚ますと、潤美の姿はなかった。
　市警に帰ると、崔検事から電話が来た。
　以下、猿派のボス朴成吉が、李容厚を殺して北岳スカイウェイに死体を遺棄したことに関する、だらだらとした、話者の分明でない会話。
　結果、淳範は現場である北岳スカイウェイを調査しようと思う。
　北岳スカイウェイは人通りがない。
　そこで交通事故は不自然だ。
　と、局長から呼ばれた。
「どうだね、アメリカに行ってみないかね」
「アメリカですか」
　思いもしないことだった。
　しかし、殺された李容厚について捜査できるかも知れない。
　本社の玄関を出ようとして、ばったりと潤美に会った。
　その夜、潤美と忠武路で会った。
　またしても（！）日本食屋で、寿司と天ぷら、焼酎を飲み食いした。
　それから潤美の望みで踊りに行った。
「美貌は変わらないが、言葉遣いと仕草が同一人物とは思えなかった」
　淳範は気乗りしないが、ディスコで踊った。
　踊りに気が乗らない淳範をみて、潤美は帰ってしまった。

　李容厚について考えていると、朴準基刑事から電話がかかってきた。
「光化門で会おう。この間の菓子屋にしよう」
　菓子屋に行くと、朴刑事はすぐに出ようと言った。
「どこへ行くんだ？」
「現場の北岳スカイウェイさ」
　そうだ、現場なんだ。事件記者のイロハじゃないか。
「それで、今日は何をするんだ」
　淳範は聞いた。
「当然現場検証さ」
　淳範は、アメリカ行きのことを朴刑事に話した。
「アメリカに行ったって、手は引かないよ。李容厚のことを調べてくる」
　淳範は、すいとん屋に入った。
　マッコリを飲みながら、朴刑事が用意した地図を検討した。
　死体発見場所を中心に、三つの赤い点があった。
　赤い点は人の集まる場所。
　青瓦台。
　軽食店。
　八角亭。
　の三つだった。
「八角亭の近くに、高級料亭がある。三苑閣だ」
「三苑閣だ？」
　淳範は、それまでのいきさつを朴刑事に話した。
「崔英守といえばカミソリのあだ名のある人物だ。何かあるな」
　諸般の事情を考えると、李容厚は三苑閣に行く途中で殺されたもののようだ。

　二人は、疲れを取るためにサウナに入った。
「崔英守は、なぜ十三年も昔の事件を蒸し返したのか」
　淳範が言った。
「おれは、崔英守と事件に関係があると思う」
　朴刑事が言った。
「崔検事は、上司の検事総長が絡んでいそうで手が出せないと言っていた」
「総長と崔の間にヘゲモニー争いがあるかも知れない」
　朴刑事が答える。
（以下、推理にもならないどうでもいい推理ごっこが二ページあまり）。
「朴成吉の話だと、八角亭の下で殺した後、特別な場所に死体を捨てている」
　と朴刑事。
「特別な場所」
「青瓦台の裏山だ」
「？」
「青瓦台の裏山で辻褄が合う。大統領職権で国立墓地に埋葬されたことと辻褄が合うんだ」
「飛躍し過ぎじゃないか」
「いや、パスポートだ。パスポートを確かめて、懐に戻している。死体の身元を知らせるためだ。誰にか？　青瓦台だ。青瓦台では、李容厚の行方を追っていたのだろう」
（以下、一ページにわたって論旨の明快でない推理らしきものが展開）
　明らかになったことは、李容厚が三苑閣に行く途中で殺されたことだけだ。
　それにしても、この殺人に青瓦台は本当に関わっているのだろうか？

◎感想５

　この頃はまだ、店ですいとんなんて売っていたんですね。
　やはり、白米は日本料理屋で出る贅沢品だったのでしょうか。
　女性の描写は、いつもの通り��美貌�≠ﾌ一言だけ。
　言葉遣いや仕草についても、具体的な描写なし。
　作品と言うよりは、ラフスケッチを読まされている気分になります。
　それにしても、推理が始まると、延々とカギ括弧でくくられた会話が続きますが……。
　誰の発言か、分からなくなってくるんですね。
　口調に特徴があるわけでもなし。
「　」
　と誰々が言った。
　という断りがあるでもなし。
　読みづらいことこの上ないのです。
　おまけに、展開されている推理が……。
　ウリナラチラシの長文記事をお読みになればお分かりと思いますが。
　彼ら、論理的に矛盾したことを平気で書きます。
　それと同様、今日二回行われた推理でも、論旨が明快でないのです。
　推理をしているふりをして、延々と駄文を書き連ねているとしか思えません。
「コナン」の一応筋の通った推理を見習え、と声を大にして言いたくなります。
　それにしても、日本食、好きなんですね。（苦笑）

おみまいするぞー！！！！！！１！！１１１
「韓国現代詩小論集」佐川亜紀/ 土曜美術社評論販売
おみまいするぞー！！！！１
スピノザﾆﾑの荒行が終わったら、皆様におみまいしようと思いますｹﾋｹﾋｹﾋ
>>452
この部分、不要なのでは…

>>454
ウリだけじゃなくて良かったｗ＞不要説

>>453
うーむ、あらすじ2の時は意味のないパートと紹介されていたために
スルーしていたのですが、あらすじ4でもこの調子ですか。
と言うことは、この小説は結構本筋に関係の無いことが書かれているとみて
良いのでしょうか…（特に上巻）
もしや、一事が万事この調子で進み、
下巻は「何でそうなる!?」の嵐になって終わるって事なんでしょうか。いやはや。
ああでも、プロット書いてるんですよねぇ……

>>448
すみません、目が覚めました。
ここで紹介されているのは、曲がりなりにも小説家の人の作品です。
出来る人っていうか世の作家先生は、50字どころかもっと少ない文字数で
美味しそうな料理や心に響く情景を描くことが出来る訳です。
それなのに、あの程度の文章しか書けない自分が
内容や文章構成に関してあれやこれや言う資格はありませんよね…

>>453
>誰の発言か、分からなくなってくるんですね。
>　口調に特徴があるわけでもなし。
　これは翻訳家の手抜きもあるでしょうが、著者が甘えているのではないでしょうか？
　ウリナム思想ではウリに甘えるのは当たり前のようですので。でも日本では禁忌です。

>>454
　致死的なショックを避けるため予防注射置いときますね！抵抗力をつけてください。

バケツ（ノーベル文学賞受賞予定者コ・ウン氏作）

一杯のバケツ
肉のスープが一杯で溢れそうだ
スプーンでフーフーして啜ると喉に染み渡る
全て平らげると用足ししたくなる
今度は糞尿でバケツが満たされる
裏の畑にまいた後は雑巾を絞る
明日もまたこのバケツは肉のスープで満たされるだろう
嗚呼幸せだ

>>456
(´･ω･`)　普通の人間には出来ないことです。気に病まれる必要などありません。
池波正太郎のような料理紹介文が書けたら大金持ちになってますよ…
>>457
実はですね、ｳﾘが買ってきた詩の紹介と評論の本にはですね、
これまでここで議論されていた翻訳における懸念の部分が明確になっております。
ピンポイントでした。
後日必ず、おみまいいたします。
抵抗は無意味です。

>>458
横からすみませんが。
この詩は捏造というコメントを見たのですが、実際はどうなのでしょうか？

>>459
　ワクワクテカテカ
　　 へ＿＿＿
　　(／-)-[i]＼
　 ／|(●)`|◎]＼
　｜-+―(_人_):L｜
　 ＼|`∩ノ⊃　／
　 (ﾆ)/:ﾛ_ﾉ＿|=])
　　＼/／=―ﾛ:ノ　ﾎﾞｰｸﾞﾆﾀﾞ

ｳﾝｺ先生には「ぞうきん」という詩があります。
内容は全く違います（ ﾟωﾟ ）
前半は立派ですが、後段というかオチを読むと「命乞いしながらﾀﾋねよ」と思いました☆

>>460
　真偽のことはウリにはわかりません、食用と雑巾用のバケツの区別がないという
ことから２ｃｈの誰かが作った可能性はあります。
　これも真偽不明ですが・・・コウン作？
「ぞうきん」

風が吹く日
風に洗濯物がはためく日
私はぞうきんになりたい
卑屈ではなく　ぞうきんになりたい
我が国の汚辱と汚染
それがどれほどか問うまい
ひたすらぞうきんになって
ただ一ヶ所でも謙虚に磨きたい
ぞうきんになって　私が監房を磨いていた時
その時代を忘れまい

私はぞうきんになりたいね
ぞうきんになって
私の汚れた一生を磨きたい

磨いた後　汚れたぞうきん
何回でも
何回でも
耐えられなくなるまで濯がれたいね
新しい国　新しいぞうきんとして生まれ変わりたい

>>463
ああ、それはまさしくｳﾝｺ先生の作品です。
民主化運動家の文益煥はこの詩が大好きなんだそうです。
献身性に溢れているのだそうで。

>>462
>>463
ご返答ありがとうございます。
はっきりしないんですね…

高銀
『リレー』

わけなく簡単に僕の歳が40は減らせる日
万国旗がひるがえる小学校の運動会
こんな日最後の種目
リレーが一番良かったよ

一周歓呼の声に包まれて回って
力の限り回ってから
自然にバトンを渡すのが良かったよ
未練なく渡して解放されるのが良かったよ

その後次の走者が全身で受け継いで一周走るのが良かったよ
こんな日どこに他に悲しい子供がいるのか

歴史とは何なのかと君が尋ねたら
それはまさにリレーのバトンを引き継ぐことだ

歴史のバトンを次に引き継ぐことが出来ない民族はどこにいるのか

そいつらは未開だね
そいつらは未開だね

(´･ω･`)っノーベル無学賞どぞ

>>466
出た、最強の「おま言う」詩…

しかし幾つかの高銀先生の詩を見てますと、
擬音語を使用したものがありませんよね。
中にはあるかもしれませんが…
「フーフー」が浮いてるように思えますので
>>458は>>463でvitz-hybridﾆﾑが言ってました通り
誰かの創作な気がしますです。

贋作のほうがよっぽど現代詩らしいところが…

>>467
　易姓革命などとは言いませんが化の国は毎日が処女ニダという売春婦のような鳥頭
国家ですから・・・大統領が変わるたびに”地球から来た傭兵たち”のようにリ・フレーッシュ
　

　しかし”バケツ”・・・まったく違和感がなく受容できました。擬音もホルホル、ウェーハッハ
とかで存在は確認できるようです・・・ちょっぱりの偽造ぎじゅちゅは戦犯国違反ニダ

日本料理屋というのは、日本のドラマや小説で高級料亭に相当するものなんじゃないかな。
日本のドラマで高級料亭が出てくると、「政治家の汚職」が真っ先にイメージされるよね？
日本のドラマも韓国にはかなり輸出されてるから、その影響で「日本料理屋＝悪だくみ」という
イメージがあるんじゃなかろうか。

日本のヤクザが出てくるのも、日本人がマフィアに持つイメージと似た感じだからじゃなかろうか。
日本人にとってヤクザは距離が近すぎてちょっとイメージが泥臭くなってしまうが、
韓国人にとって韓国の同様な組織もそうなんじゃないかな。
日本のヤクザなら、適度に詳しい部分がわからないからイメージ的に都合がいいのでは。

日本から見るとアメリカやヨーロッパにはある種の「あこがれ」みたいなものがある。
韓国も日本に対して同じような感情があるんじゃないかな。

ただ、「好き」の反対は「嫌い」ではなく「無関心」だという。
好きと嫌いは表裏一体、同じ物の別な側面。
韓国の日本嫌いは「好き」の裏返し、コンプレックスから来てるのでは。
迷惑な話だが。

はわわわわ！！！
昨夜は、所用でレスを頂いた皆様にご挨拶できずに過ごしてしまったので
ございますが……。
大変失礼をいたしてしまったのでございます。
なにとぞ、ご寛恕のほどを……。
>>454
(=ﾟωﾟ)ﾉニム。
ひ、ひぇー、何やら怖いものを食らわされそうでございますが……。
いや、その、意外に楽しみかも。
>>455
不要なようでいて、ここはこの後に些細な交通事故が大陰謀事件に展開する
伏線なのでございます。（伏線にしては、まわりくどすぎるのでございますが）
>>456
エスキニム。
>この小説は結構本筋に関係の無いことが書かれているとみて
>良いのでしょうか…
はい。きっぱり、サックリと申しますが、この小説に限らず、スピノザが読みました
全ての韓国小説が、このパートは本筋となんの関係があるのか？　と疑問を
感じる枝葉だらけなのでございます。
この「ムクゲ」などは、元が長いせいで目立つのでございますが、実は可愛い
ものなのでございます。
>>457
vitz-hybridニム。
>著者が甘えているのではないでしょうか？
はい、著者の　甘　え　以外の何ものでもないと愚考いたします。（キッパリ）
高銀詩人のことで盛り上がっていらっしゃいます。
スピノザとして欣快至極。大変嬉しいことなのでございます。
ただ、高銀詩人に関して申しますれば、三好達治か萩原朔太郎の爪の垢でも
煎じて飲め、としか申しようがございません。
宮沢賢治の爪の垢は、勿体なくて上げられないのでございます。