ウルトラシリーズ防衛組織SS

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1防衛軍LOVE
ウルトラシリーズに登場した防衛組織を主役にしたリレー小説を作るスレ
ウルトラ戦士は登場不可
ストーリー中で死んだ怪獣、隊員は再登場不可
ウルトラシリーズ以外のキャラは登場不能
ザ・ウルトラ等アニメ作品も参戦不能
海外作品は参戦可能
2名無しより愛をこめて:2006/02/27(月) 02:07:33 ID:KAJ57/dR0
3防衛軍LOVE:2006/02/27(月) 02:12:58 ID:VOXE3keR0
突如東京にクレッセントが出現した
家々を踏み潰し、ビルを蹴散らし大暴れするクレッセント
スクランブルしたTDFのウルトラガードの攻撃を受けるが効果なく
逆に怪光線を目から発射してウルトラガードを撃墜していった
東京危うし!

○東京にクレッセント出現、TDF一般部隊迎撃に当たるが返り討ちにあう
4名無しより愛をこめて:2006/02/27(月) 16:43:05 ID:J7IXQZLw0
MAT日本支部
クレッセント出現の緊急連絡を受け、MATは直ちにスクランブルの体制に入った
伊吹「南、上野はアロー1号、岸田はアロー2号、丘隊員は本部に残れ」
出動する隊員たち
友軍がやられた事からその戦意は通常よりも高まっている

○MATクレッセント攻撃のため出動
5名無しより愛をこめて:2006/02/28(火) 00:57:20 ID:6Wun9+zn0
郷は、例によって先走って失敗し、自宅謹慎を食らっていた。
坂田健「まあ、気を落とすな。ゆっくり休め」
郷「はい・・・」
一応テレビで現場の状況はチェックしている。
(しかし・・・この怪獣、アーストロンやグドンと同じく地底から
出現したが、それだけじゃない・・・何か、嫌な負のエネルギーを感じる・・・)
6防衛軍LOVE:2006/02/28(火) 01:09:45 ID:JTcTa+S70
岸田「脱出します!」
岸田のアロー2号がクレッセントの怪光線の前に撃墜された
上野「この怪獣今までのやつらより手ごわいぞ!」
南「本当に地底怪獣なのか?」
南と上野の会話は適切だった
今のMATなら地底怪獣、アーストロン程度の怪獣なら完成したシュビット光学ミサイルで撃破できているだろう
しかしこの怪獣はシュビット光学ミサイルに耐えている
南「うあああ」
上野「脱出!」
南、上野のアロー1号もやられた
7名無しより愛をこめて:2006/02/28(火) 11:58:22 ID:NlFqwzwO0
中断して失礼。ちょっと確認。

「ウルトラ戦士は登場不可」ですが、ウルトラマンに変身できる人物および
それにかかわる人物が最初からいない仮想世界にするのか、それとも
何らかの理由で変身して参戦できないのか(理由も必要)をはっきりさせて
おかないと、混乱の元になると思います。

もう郷が出てしまいましたが・・・
8防衛軍LOVE:2006/02/28(火) 12:50:01 ID:JTcTa+S70
ウルトラの星及び地球の光等のウルトラの力が最初から存在しない世界にしませんか?
だから郷含む人間+ウルトラ戦士は人間合体前のみ登場
ウルトラ戦士変身人間は同名のただの人間という感じでどうでしょう?
ダンはかんの鋭いMAC隊長、ゲンはスポーツセンターの勇敢な講師、猛は同じく勇敢でかんの鋭い中学校教師みたいな感じで
要するにウルトラ戦士がごまかしで使ってる設定をそのまま設定にして作ると言う事で
9名無しより愛をこめて:2006/02/28(火) 13:02:38 ID:NlFqwzwO0
>>8 了解。
10最強TAC:2006/02/28(火) 14:36:36 ID:d60dW4WBO
そこへTACの山中が登場。
「ええい、どけどけ邪魔だ!」

山中は腰から2丁拳銃を引き抜くと、クレッセントの両目を撃ち抜いた。
「やれやれMATさんはこの程度の敵に苦労してるのか。」
11名無しより愛をこめて:2006/02/28(火) 15:00:42 ID:NlFqwzwO0
しかし、両目を撃たれたクレッセントは激痛で興奮し、めくらめっぽうに
暴れてビルを壊し始めた。
「山中ーッ!」
後から駆けつけてきたTACを代表して竜隊長が怒鳴る。
梶研究員「・・・しかし、目が急所ということがこれで判明しましたね」
12防衛軍LOVE:2006/02/28(火) 15:01:20 ID:JTcTa+S70
上野「なんだよその言い方は!」
脱出して地上から戦っていたところを急に割り込んできた山中に獲物をとられ、おまけに侮辱されて怒った上野が山中に食って掛かった
山中はどうやらパトロール中だったらしい
山中「事実を言ったまでじゃないか」
上野「貴様MATを馬鹿にしやがって」
上野にとってMATを侮辱される事は家族を侮辱される事に等しかった
上野が山中に飛びかかろうとするのを岸田と南が横から押さえつける
南「よせ上野!」
岸田「馬鹿な真似はするな」
上野「離せ!こいつは一発ぶん殴らないと気がすまない」
ふんと鼻で上野を笑い、山中は言った
山中「応援を要請しておいた、後は俺たちTACに任せて、お前らは基地に戻ってろ、それと」
山中は岸田と南に拘束されている上野の方を向く
上野は山中を睨みつける
山中「貴様はもう少し自分の身の程というものをわきまえるべきだな」
なにおーと言う上野の通信機から伊吹隊長の声がかかる
伊吹『上野、南、岸田、直ちに帰還しろ』
上野「しかし隊長・・・」
伊吹『上野、これは命令だ』
上野「・・・了解」
上野は悔しかった、山中に馬鹿にされた事もそうだったが、怪獣に負けた事が彼にはどうしようも無いくらい悔しかった
山中「このままだとお前さんら解散だぜ」
帰還していく上野の耳に山中の言葉が重くのしかかった
上野「くそーーーーー」
13防衛軍LOVE:2006/02/28(火) 15:03:19 ID:JTcTa+S70
12は10と11の間の話ということで
14名無しより愛をこめて:2006/02/28(火) 15:18:11 ID:mz7EIbN30
ドッカーン
いきなり大爆発!
「フォッフォフォー」
「な、何だ」
15名無しより愛をこめて:2006/02/28(火) 15:40:30 ID:NlFqwzwO0
ビルの倒壊によって起きた粉塵の中に、大きな鋏になった両手を振るシルエットが。
梶「あの影は・・・バルタン星人」
今野「知っているのか? 梶」
梶「恐らくは・・・我々技術陣の間で形成されたネットワークがありまして、
岩本博士という重鎮に聞き及んでいたのですが・・・」
暴れるクレッセントを背後に、やがて粉塵を破り、バルタン星人が出現した。
北斗「まさか・・・怪獣を出現させたのは、バルタン星人なのか!?」
16防衛軍LOVE:2006/02/28(火) 16:54:19 ID:JTcTa+S70
バルタン星人が東京に出現している頃、時同じくして宇宙ステーションV3が地球に接近する謎の円盤群を捉えていた
17名無しより愛をこめて:2006/02/28(火) 17:30:04 ID:mz7EIbN30
なんとぺロリンガ星人の円盤がきたのであーる。
V3職員「クラタ隊長、あの円盤からメッセージが」
クラタ「なに?」
V3職員「これがメッセージです。」

 私はペロリンガからやってきた者だ。貴様ら地球人がバルタン星人をかくまってるんだろう。
バルタン星人を渡すのだ。畜生バルタン星人の奴め絶対に許さん
18名無しより愛をこめて:2006/02/28(火) 17:46:18 ID:d60dW4WBO
その頃川辺をランニングしていたZATの二谷副隊長には
これらの情報は全く伝えられなかった。
19名無しより愛をこめて:2006/02/28(火) 18:11:08 ID:NlFqwzwO0
さしでがましいながら、>>15を進めておきます。

「地球人よ」バルタン星人は語り始めた。
「クレッセントにダメージを与えた諸君の力、見事と言っておこう。しかし、
これはほんの小手調べだ。我々バルタンは必ず地球への移住を成功させる。
次の勝負を楽しみにしていたまえ」
バルタン星人は、凍結光線でクレッセントを凍結させ、ともにテレポートして
引き上げた。妙にそそくさと。
呆然と見届けたTACの下に、ステーションV3に届いたぺロリンガ星人からの
メッセージが伝えられたのは程なく後だった。

えー、一旦引かせないと収拾がつかなくなりそうなので。
20名無しより愛をこめて:2006/02/28(火) 18:44:27 ID:d60dW4WBO
山中「なーに。バルタンのヤツ、TACに恐れをなして逃げていっただけさ」
吉村「そうだといいがな」
今野「何事も起こりませんようにナムアミダブツ」
竜「よし、いったん引き上げるぞ」

そのとき、TACの本部もペロリンガ星人のメッセージをキャッチしていた。
美川「これは・・・大変!早く隊長に知らせないと!」
21防衛軍LOVE:2006/02/28(火) 20:59:47 ID:JTcTa+S70
宇宙ステーションV3からの緊急連絡はまたたくまにTPC、MAC、MYDOと言った宇宙関連の防衛組織とTDF本部に伝えられた
ただちにスーパーGUTとMYDO、MACは臨戦態勢をとり、ペロリンガ星人の出方を伺っている
もちろんステーションV3もステーションホークの出動準備を整え、いつでも戦闘可能な状態になっていた
ペロリンガ星人とバルタン星人の関係は?
そしてその目的は?
22名無しより愛をこめて:2006/02/28(火) 23:25:17 ID:d60dW4WBO
MAT本部にもペロリンガ星人のメッセージをキャッチしていた。

上野「このやろう!ペロリンガ星人の奴、いったい何考えてやがるんだ!?」
伊吹「奴らの目的は地球侵略ではないのか!?」

上野「あのTACの野郎、これじゃお手上げだな!顔を見てやりたいぜ!」
南「上野!言葉をつつしめ!俺たちにとっても大変なんだ!」

伊吹「一大事だ、郷を呼べ」
丘「それが、坂田さんの工場にはいないようです」
伊吹「謹慎中にいったい何してんだ?」

恐るべきペロリンガ星人のメッセージは各チームを混乱に陥れていた・・・
23名無しより愛をこめて:2006/02/28(火) 23:55:39 ID:Xnah/9Xe0
郷は、二谷と共に多摩川の河原でへこんでいた。
「そうですか。貴方も防衛組織に所属していて、しかしいまいちぱっと
しないと・・・」
「うむ・・・しかし、わしは信じているのだ。こうして日々たゆまず体を
鍛えていれば、いずれ必ず来るべきときに役立つと・・・
役立つと、思うのだが・・・」
そこへ、アキと次郎が駆け付けてきた。
「何してるの郷さん、こんなところで!」
「大変だよ郷さん、MATから緊急招集だ!」
同時に、二谷の通信機にも緊急通信が入った。
24名無しより愛をこめて:2006/03/01(水) 00:47:43 ID:QNDAXEFF0
さて、地球防衛組織陣とぺロリンガ円盤軍がにらみ合いになっている一方、
別のアプローチを試みようとしている一団もいた。梶が語った、技術者
関連のネットワークである。
「このままでは、地球とぺロリンガ星は全面抗争に入り、いたずらに
犠牲が出ます。しかし、メッセージの内容によれば、どうもぺロリンガ星人は
バルタン星人に対して何らかの因縁があるようです。その辺を問い質し、
上手く彼らと交渉できれば、バルタンを共通の敵として共闘することも
可能ではないかと思うのですが」
梶は、ネットワークを通じて幾人かの技術者仲間に提案していた。
「成る程。それでぺロリンガ星人との連絡を取るために、光量子
コンピューター・クリシスの力が必要なのですね」
ダニエル・マクフィーは二つ返事で同意し、アルケミースターズの主立った
メンバーを召集した。一同はクリシスの前に集まり、XIGから戻ってきた高山我夢が
代表して尋ねる。
「クリシス。ぺロリンガ星人と平和的に交渉するために考えられる
方法を可能な限りシミュレートしてくれ」
クリシスは計算を開始し、程なく回答を出した。

地球の根源的破滅を回避するために削除すべき項目 人 類

全員が戦慄した後、
藤宮博也「まだバグが取れてないのか・・・」
我夢「科学特捜隊のイデさんに連絡して、パンスペースインタープリターを借りるか」
25防衛軍LOVE:2006/03/01(水) 01:09:50 ID:00EGDb/20
上野「隊長、何かできる事はないんですか?」
上野の脳裏には山中の言葉がこびりついていた
(このままだとお前さんら解散だぜ)
MATを存続させるには、何かしらの事をしなければならない
上野は焦っていた
伊吹隊長は上野の顔を一瞥した後、命令をくだした
伊吹「上野は地上から、岸田、南はジャイロで消えたバルタン星人の捜索を行う!丘君郷にも戻り次第捜索に加わるよう伝えてくれ」
丘「了解」

上野(なんとしても見つけだして、あのTAC野朗に目に物見せてやる)
車の中で山中の顔を思い浮かべ、いらだっていた上野に声がかかった
郷「上野隊員」
丁度基地に向かう途中だった郷がマットビハイクルを発見して声をかけてきたのだ
上野「郷、お前どこに行ってたんだ!とりあえず乗れ」
郷「すいません、さっき無線で丘君から聞きましたよ、大変な事になってますね」
上野「ああ、俺たちはバルタン星人を探さなきゃならないんだ、それができなきゃ・・・MATは解散だ!」
郷「上野隊員・・・」
上野「MATは俺の家も同然だ、絶対に解散なんかさせないぞ!」
郷と上野を乗せたマットビハイクルは消えたバルタン星人を探して東京の町に消えていった
26名無しより愛をこめて:2006/03/01(水) 09:09:40 ID:eUGrAU3M0
姿を消したバルタン星人は、東京郊外の廃屋の地下深くに構えたアジトに潜伏
していた。クレッセントを出撃させたのもここからであった。クレッセントは、
地下工場で現在両目の修復を受けていた。それを見届けている等身大のバルタンに、
「何故あそこで退却した?」
「東京をもっと徹底的に破壊すべきだったぞ」
背後に並ぶ、メタリックグレーの体の二人のバルタンが尋ねた。
尋ねられた初代バルタンは、
「五代目、六代目。我々の目的は、二十億三千万の同朋の地球への移住だ。
必要以上に地球の環境を破壊するわけにはいかない。あの核実験の悲劇を忘れたのか」
「手ぬるい、手ぬるいぞ初代! 地球人は全て奴隷にして動物園に入れてやらねば
ならんのだ!」
「その通り! 全面戦争に持ちこむべきだ! ミサイルドカーン! 手裏剣シュシュ!」
騒ぐ二人の顔を見ながら初代は思った。
(何時見ても、この二人の鼻はブタのようだ)
27名無しより愛をこめて:2006/03/01(水) 13:22:48 ID:oobyTvgQ0
ドスッ
郷「どうした上野?」
上野「なんか壁にぶち当たったぞ」
郷「お?」
なんと見えない壁の内側はあらゆる物が浮いていたのだ。
と、どこからか少女が姿を現した。
少女「ボクはタイニーといいます。バルタン星人の子どもです」
上野「何だって!?バルタン星人だと?」
タイニー「ついにバルタン達は5派に分裂してそのうちの4派が地球を狙っているのです」
郷「どうも一口にバルタン星人といっても色々いるようだぜ上野隊員」
上野「よし!バルタン星人の子供、俺達についてこい」
28防衛軍LOVE:2006/03/01(水) 16:00:24 ID:00EGDb/20
一方、東京E地区では不可解な地震が建設中のビルを襲っていた
他の場所は揺れずに、建物だけが揺れているのである
作業員達はすぐさまビルから脱出し、呆然と振動しているビルを眺めている
やがてビルは倒壊し、中から奇怪な建造物が姿を現した
作業員達は恐ろしくなって逃げ始める
その時、轟音と共にパーツの様な物がどこからともなく飛んできて、建造物と合体した
建造物はロボットになったのだ!
奇怪な叫びの様なものを上げる怪ロボットビルガモ

南「あれは!こちら南MAT本部、応答願います、」
丁度付近でバルタン捜索を行っていた南のジャイロがビルガモを発見した
丘『はいこちら本部」
南「東京に怪ロボットが出現しました!!」
ビルガモの中から声が響く
バルタン星人Jr「聞け!地球人、今からこの東京は我々バルタン星人の物だ!逆らう者はビルガモの手で粉砕する!」
南「バルタン星人が怪ロボットを操っている事が判明!」
伊吹『よーしわかった!南、岸田と合流して怪ロボットを攻撃しろ!』
南「了解!」
攻撃しようとする南のもとに無線が入った
イトウ『こちらUGM、怪ロボット出現の連絡を受け救援に来た!加勢する』
UGMのシルバーガルとスカイハイヤー、エースフライヤー、そして防衛軍戦闘機隊が彼方から飛んで来た
南「了解しました、感謝します」

イトウ「攻撃開始!」
ヤマト「了解!」
フジモリ「了解!」
UGMのビルガモへの激しい攻撃が始まった
29名無しより愛をこめて:2006/03/01(水) 16:26:25 ID:eUGrAU3M0
ぺロリンガ星人との休戦交渉計画に荷担している高山我夢は、KCBの報道陣に
働きかけ、攻撃を続けているバルタン星人Jr操るビルガモの映像を記録してもらっていた。
我夢「無理言ってすいません、田端さん」
田端「いいってことよ。この映像をぺロリンガ星人に見せて、バルタンは俺達に
とっても敵なんだってことを説明すればいいんだ。リンブン、しっかり撮れよ」
リンブン「わかってますって!」
一方我夢は通信機を通し、科学特捜隊本部にも連絡。
我夢「イデさん、ぺロリンガ星人への通訳はよろしく」
イデ「任せておきなさい! 僕のパンスペースインタープリターにかかれば」
30名無しより愛をこめて:2006/03/01(水) 16:28:42 ID:oobyTvgQ0
そして郷、上野、タイニーバルタンが現場へ
タイニー「ああっ、あれはビルガモです!とうとうバルタン初代の作戦が始まったんだわ!」
上野「隊長!」
 と連絡する上野。
伊吹「お、上野か。郷は?」
郷「ここにいます」
上野「バルタン星人の子供も一緒にいますが…」
伊吹「何!?バルタン星人」
郷「加勢しましょうか?」
伊吹「いや、あんなロボット、我々の手で十分さ。UGMも協力してくれてるし…」
タイニー「ダメです!そいつらはバルタン星人です。騙されないで!」
伊吹「何だって!?」
31名無しより愛をこめて:2006/03/01(水) 18:50:43 ID:eUGrAU3M0
初代バルタンのアジトでは、イトウ、ヤマト、フジモリの三人が凍結光線で
拘束され、囚われていた。
五代目「成る程、気づかれないうちに人質を取り、摩り替えたのか」
六代目「流石は初代、用意周到。では、この地球人どもはさっさと始末・・・」
初代「それはならん」
六代目「何?」
初代「お前達は人質という作戦の意味を理解していない。殺してしまったら
地球人を牽制できなくなる」
五代目「どうせ今は向こうからは何もできんのだ! 殺したところで判りはすまい」
初代「今作戦の指揮をとっているのは私だ。口出しはやめてもらおう」
五、六代目「・・・・・・」
険悪な雰囲気が立ちこめていた。
32防衛軍LOVE:2006/03/01(水) 20:13:00 ID:00EGDb/20
南「何ですって?あのUGM機は偽者?」
ビルガモとの戦闘を継続しながら南は本部からの連絡を聞き驚いた
岸田「そんな馬鹿な・・・」
信じられない、と言った感じで岸田がつぶやいた
ふと見ると、UGMの戦闘機はかなり苦戦している
岸田「私には信じられません、彼らは必死に戦っています」
伊吹『その通りだ岸田隊員、恐らくこの情報は偽物だろう、防衛軍を内面からつぶそうなどそんな事はさせんよ』
一連の会話を聞き、南が今度は意見を述べる
南「しかし隊長、念のためUGMに問い合わせてみた方がいいのでは?」
南の言葉で伊吹も少し考え込む
伊吹「・・・確かにその通りだ、南隊員、丘隊員」
丘『はいこちら本部』
伊吹「UGMに問い合わせて見てくれ」
丘『了解しました』
33名無しより愛をこめて:2006/03/01(水) 21:22:41 ID:Ao6RphA5O
郷と南とタイニーは戦況を見守っていた。
そこへ銃声が!ダーンダーン!

山中の2丁拳銃がタイニーをとらえた。音もたてず倒れるタイニー。
今野・吉村「トドメのシルバーシャークだ!」
タイニーバルタンは跡形もなく消え去った。。

郷「なにをするんだ!」
山中「情けない奴らだ。まんまと敵の作戦にはまるとはな。」
上野「ひでえや!」

山中「あのロボットを操っている電波がそいつから出ていた。それくらい確認しろ!」
今野「ナムアミダブツ。成仏してくれよ。」
TAC隊員は立ち去って行った。

上野「郷、これも・・・報告されるよなぁ・・・」
郷「上野さん、気を落とさないでください。MATは解散になったりしませんよ」
上野「郷っ!(半泣)」
34名無しより愛をこめて:2006/03/01(水) 23:10:58 ID:zF9yE6KA0
初代バルタンのアジトの一角。
五代目「どう見る? 六代目」
六代目「面白いわけがないだろう。元より俺達の目的は地球侵略だ。
敵である地球人に何を遠慮する必要がある? それを初代の腰抜けめ」
五代目「同感だ。このまま済ませる手はないな・・・」

作戦指令室。
東京の戦況をモニターしている初代の傍らに、壁を抜けて、茶色の体色の
二代目バルタン星人が現れた。
二代目「いいのか、初代。五代目と六代目を放っておいて」
初代「わかっている。奴らのことだ、そろそろ独断先行を始めることだろう。
面倒なことになったときは頼むぞ、二代目」
二代目「わかった。念のため、ダークバルタンにも来てもらうか?」
初代「奴か・・・およそ戦闘においては間違いなく頼りになる奴だが、
まだそこまで切羽詰ってはいない。本当の非常時まで待とう」
二代目「そうか」
初代「丁度クレッセントが回復した。地球人側の力を余り侮るのも危険だ。
Jrとビルガモの下に援軍として送っておこう」
クレッセントは、地下アジトから東京に向けて再度出撃した。

二代目「ところで」
初代「何だ?」
二代目「ビルガモを操っているのは、中にいるJrなのか、電波を発信していた
ニセタイニーバルタンなのか、一体どっちなんだ?」
35防衛軍LOVE:2006/03/02(木) 00:19:54 ID:YfepqIq10
???「それはこういう事だ」
その台詞と共に司令室に3人の人間が入って来た
それは何と吉山中、今野、吉村の三人だった
偽山中「あれは偽ではないのだよ我が同士、裏切り者タイニーバルタンは仕留めさせてもらった」
偽今野「地球人から盗んだ武装で跡形もなく殺しておいた、これでもう我々に不穏分子は無い」
偽吉村「地球防衛軍などちょろいものだ、はははははは」
3人がそれぞれバルタンの姿に戻っていく
偽山中はパワードバルタン星人に、偽今野は3代目バルタン星人に、偽吉村は2代目バルタンB(R惑星でマンにやられた奴)に変身した
初代「・・・いや、タイニーは生きている、お前らがシルバーシャークで殺したのは奴の分身だ、小娘はまだ生きているぞ」
パワードバルタン「何!?おのれーーー小娘の分際で・・・」
3代目「ならもう一度私がTAC隊員の姿になって殺しに行ってやる!」
3代目が出て行くのを見て、パワードバルタンが口を開く
パワードバルタン「奴でいいのか?」
2代目A(最初からいた方)「3代目は私と同じ能力を持っている、問題ない」
パワードバルタン「よし、なら私は防衛軍関係者に化けてペロリンガ星人を攻撃しよう、地球人とペロリンガが組むと厄介だからな」
36防衛軍LOVE:2006/03/02(木) 00:45:05 ID:YfepqIq10
上野「どういう事だ?ロボットは停止しないぞ?」
上野の台詞どおり、タイニー死後もビルガモは暴れ続けている

丘『隊長、大変です、UGMは戦闘隊を出動させてはいないと言っています』
伊吹「何?じゃああれは・・・」

偽イトウ「愚かな地球人め、今頃気が付いたか」
偽ヤマト「気づかれたのなら遠慮なく一匹残らず皆殺しにしてやる」

スカイハイヤーとエースフライヤー、地球防衛軍戦闘機がマットジャイロを襲う
なんとか回避するジャイロ、しかし反撃の余裕は無い
シルバーガルは地上を爆撃し始めた
上野、郷危うし!
37名無しより愛をこめて:2006/03/02(木) 01:00:55 ID:3DmGp+LW0
別街区から現場撮影を続けていたKCB一行も、事態の異常さに驚く。
田端「おい、どういうことだ!? UGMが友軍のMAT機を攻撃してるぞ」
我夢「そんな・・・」
と、我夢の下に通信が入った。
我夢「はい・・・梶尾さん!?」

XIGの拠点・エリアルベースからチーム・ライトニングのファイター隊が
飛来し、UGM陣に牽制射撃してマットジャイロを救った。
最初の飛来目的は、いよいよぺロリンガ軍への交渉を始めるに当たって
我夢をエリアルベースへ呼び戻すことだったのだが。
梶尾「我夢、今情報が入ってきた。UGMベースは援軍を出撃させてはいないそうだ」
我夢「・・・ということは!」
梶尾「此処にいるUGMは、敵らしいな。取り合えずMATを援護し、
敵編隊と下のデカブツを片付ける。行くぜ、ファイター2、ファイター3!」
北田、大河原「了解!」
38名無しより愛をこめて:2006/03/02(木) 09:36:53 ID:miiOtYWK0
チーム・ライトニングは、UGM以外の通常戦闘機を着実に撃墜していく。
「しかし、偽UGMは・・・ちょっときついな」
梶尾が戦況を見直すと、北田と大河原はスカイハイヤーとエースフライヤー
相手に苦戦している。残るはビルガモとシルバーガル。
「地上のMATを狙ってるシルバーガルを墜とすのが先か・・・」
と、レーザー砲の火線がビルガモの装甲に飛んで火花を散らした。
ライトニングの3機だけでは辛いと見て、更にチーム・ファルコンと
チーム・クロウの計6機のファイターが駆け付けたのだ。
ファルコンリーダー・米田「ロボットは我々に任せてください!」
クロウリーダー・稲城「あんたはさっさと地上のMATを助けな、梶尾!」
梶尾「済まん!」
梶尾のファイター1がシルバーガルに向かう。
と。
ビルの一角が倒壊し、地中から、ビルガモの援護に送られたクレッセントが
現れ、叫びをあげた。
「・・・次から次へと!」
39名無しより愛をこめて:2006/03/02(木) 10:06:49 ID:LeTRWyF6O
その頃、ウルトラ警備隊本部ではバルタンの地下アジトの場所を突き止めていた。
キリヤマ「マグマライザーに時限爆弾を積んで一気に叩いてやる」
ソガ「奴らのアジトにはUGMの隊員が捕まっています!まず彼らを」
キリヤマ「ダメだ、ここで彼らを助けに行けば攻撃のチャンスをみすみす逃してしまうことになる」
クラタ「彼らもそれを望んでいるはずだ」
キリヤマ「マグマライザー発進!」

キリヤマ「よし、今からペロリンガ星人の船団を攻撃する。全員出動!」
フルハシ「待ってましたぁ!」
クラタ「いっちょ派手に暴れてやるか」

アマギ「ビルガモはどうするんですか?」
クラタ「キリヤマ、手柄を独り占めする必要はない。MATにでもくれてやろうぜ。」

それから数十分後のことだった。バルタン基地は巨大な炎に包まれた。
さらにその僅か後、ペロリンガ船団はすべて宇宙の塵と化していた。
クラタ「なんだあくびが出そうだったぜ」

はたしてバルタンとペロリンガ星人は本当にやられたのか!?
そしてUGM隊員の運命はいかに!?
40名無しより愛をこめて:2006/03/02(木) 11:56:27 ID:Ggpd3n710
39の展開はボツにすべきだろ
41名無しより愛をこめて:2006/03/02(木) 12:15:34 ID:miiOtYWK0
とりあえず、人類キャラの殺害はありかどうか決めときましょうや。
42名無しより愛をこめて:2006/03/02(木) 13:24:02 ID:miiOtYWK0
というより、スレ主さんの裁量に任せます。議論しても結論出ないだろうし。
43名無しより愛をこめて:2006/03/02(木) 14:04:22 ID:4rpyWjWl0
すいませんが続きの書きようがないんですが…。スレ主さん早くなんとかしてよ。
44名無しより愛をこめて:2006/03/02(木) 14:25:57 ID:miiOtYWK0
後10分待ってから、とりあえず>>39はボツという方向で。
スレ主さんの判断で問題があればうちのをボツにしてください。
45防衛軍LOVE:2006/03/02(木) 18:41:39 ID:YfepqIq10
すみません、寝てました
39は申し訳ありませんがボツですね
理由はウルトラ警備隊があまりにもあまりにもなので・・・
ペロリンガは戦争をすると言ってないし、何も悪い事してないんで倒すとはいくらウルトラ警備隊でも言わないと思う・・・
仮にやるにしても最低でもアンヌが反対するだろうし、アンヌがいないのならすでに第二期ウルトラ警備隊にすべきですね
それにそんな一方的な攻撃は途中で絶対にEYESに反対される
よって39の展開はボツと言う事で38から続けてください
46防衛軍LOVE:2006/03/02(木) 18:44:40 ID:YfepqIq10
人類キャラの戦死はありでしょう(TVでも城野エミ隊員が殉職してるし、フルハシ参謀も殉職している)、ただウルトラ戦士がいない分生命力は通常より高く設定すると言う事で
47名無しより愛をこめて:2006/03/02(木) 19:43:29 ID:miiOtYWK0
ご苦労様です。キリヤマやクラタの性格を考えるとなくもないとは思うんですが、
上の指示くらい仰げというか、段階を踏めよとは思いました。

その意味では、たまにいきなり出てくるTACの面々も気をつけてほしい。
48名無しより愛をこめて:2006/03/02(木) 22:54:49 ID:/v/ErH/Y0
では、>>38から。

苦しい戦況を見届けていた我夢の頭上に、科特隊の三角ビートルが飛来。降下した。
搭乗していたのは、
「イデさん!」
「高山君、僕達はぺロリンガ星人との休戦交渉を急がなければならない。
バルタンが何か妨害工作をしてくる恐れもある。それで、僕達だけでも
先行して宇宙へ向かってくれということになったんだ」
「でも・・・」
ファイターチームやMATの苦戦を振り返る我夢。
「今は彼らを信じるんだ。僕達は僕達の務めを遂行しよう」
「・・・判りました」
我夢はファイターEXを呼び、搭乗してイデの三角ビートルと共に飛び立つ。
他の科特隊4人も宇宙仕様のジェットビートルで、上空で待機していた。
防衛隊の戦闘機の複数の護衛も伴い、いよいよ宇宙に飛んでいく。
「頑張れよー!」
田端とリンブンが見送った。
49グレートの日記:2006/03/03(金) 01:25:24 ID:9fFD0r240
岸田、南のマットジャイロは機動力で偽UGMに劣るためビルガモ、クレッセントへ攻撃を集中した
岸田「こいつの弱点は目だ!」
目を狙って攻撃する岸田、しかしクレッセントは両手で目を守ってロケット弾から目を守った
岸田「・・・パワーアップしてやがる」

偽フジモリ「うああああああああ」
ファイターEXの攻撃で撃墜されるシルバーガル
郷「やった!」
上野「郷、俺達は怪獣を攻撃だ、ロボットと偽UGMはXIGに任せよう」
郷「了解!」
スペースレーザーガンSP70をマットビハイクルから取り出す上野
50防衛軍LOVE:2006/03/03(金) 01:28:32 ID:9fFD0r240
上失礼、スペースレーザーガンSP70間違い、レーザーガンSP70
スペースレーザーガンとレーザーガンSP70は別物だった
51名無しより愛をこめて:2006/03/03(金) 08:42:02 ID:SgxezMGI0
>>50
XIG援護パートを描いた者です。ファイターEXは我夢の専用機で、確か
各ファイターチームの機はファイターSS・・・だったかな?
ちゃんと明記しとけばよかった。失礼。
52名無しより愛をこめて:2006/03/03(金) 08:54:31 ID:SgxezMGI0
東京湾海底のMAT本部。
丘「隊長、TACの竜隊長から通信が」
竜の声が入る。
竜「申し訳ない。実は・・・又現場に山中が先行して向かいまして」
伊吹「何ですって!?」

上野「あいつ・・・本気か!?」
ビルガモと対峙していた上野と郷は、又突然現れた山中が、ビルの屋上に
立ってクレッセントを二丁タックガンで狙っているのに気付いた。
クレッセントも気付き、山中を睨んでいる。
郷「危ない、山中さん! 下がるんだ!」
しかし山中は引かない。バルタン側が自分の偽者を放って卑劣な作戦を行った
ことで、彼は怒っていた。脳裏に、かつて彼の婚約者のマヤを殺して偽者に
なりかわったメトロン星人Jrの姿が浮かんでいた。
山中「偽者作戦は一番汚い手だ。俺は許さん。今度こそこの怪獣を
地獄に送ってやる!」
53名無しより愛をこめて:2006/03/03(金) 08:56:59 ID:SgxezMGI0
訂正。
ビルガモと対峙していた→クレッセントと対峙していた
失礼。
54名無しより愛をこめて:2006/03/03(金) 14:37:22 ID:eDy/x/7u0
ガツッ
誰かが山中の肩をつかんだ。
山中「誰だっ!あ、おまえはアラシ」
科学特捜隊のアラシだった
アラシ「キャップから援護しろっていわれたんだ」
山中「俺を止めることはできんぞ」
アラシ「それぐらい俺も男だ、わからない訳ないだろ。よし、これ」
と、アラシはマルス133似の銃をとりだした。
アラシ「イデがおいていった。なづけてマルサイトMU。クレッセントにかなり有効だぞ」
山中「サンキュー、アラシ」
バどーん!!!クレッセントに見事に命中した。クレッセントはドシーンと倒れた
二人「やったぜ!」
55名無しより愛をこめて:2006/03/03(金) 14:48:05 ID:SgxezMGI0
>>54
宇宙に向かったイデ以外の科特隊4人のうち一人ですが、
ホシノ君にしましょう。この展開のほうが燃えるので。
56名無しより愛をこめて:2006/03/03(金) 16:06:16 ID:SgxezMGI0
一方、梶尾機が三機フォーメーションに戻ったことにより、スカイハイヤーと
エースフライヤーも漸く撃破。

バルタンJr「うぬぬぬ・・・」
そこへ、初代バルタンからの通信が入った。
初代「Jr、一旦退け」
Jr「何だと!」
初代「思ったより損害が大きい。焦らずとも、二代目Bと三代目が別方面で
次の作戦を展開している。ビルガモを失わないうちに退け」
Jr「・・・断る!」
初代「Jr!」
Jr「ここまでされて引き下がれるか! 勝負はまだ一回の表だ!」
取り囲む地球側を前に、ビルガモは尚咆哮する。
57防衛軍LOVE:2006/03/03(金) 18:29:39 ID:9fFD0r240
51
すいません
偽シルバーガルを落としたのはライトニングの隊長機(ファイターSS)です
それとライトニングの隊長機以外の機体はファイターSGだそうですよ

58名無しより愛をこめて:2006/03/03(金) 18:42:37 ID:B8DyySs3O
ヤプールも出そうよ
59防衛軍LOVE:2006/03/03(金) 18:44:30 ID:9fFD0r240
上野「まだやるつもりなのか、あのバルタン星人」
ビルガモはクレッセント、偽地球防衛軍を失ってもなお暴れ続ける
防衛軍に勝算は十分ある、恐らく中のバルタン星人が怒り狂っているのだろう
ここでこのロボットを引かせるわけにはいかない!
郷「上野隊員、あの光っている部分、あれ、もしかしたら・・・」
郷はビルガモの口先の様な部分を指差しながら言った
そこの装甲だけ曇りガラスのようになり、ランプが中から明滅している
上野「あそこがコックピットなんだ!」
郷「岸田隊員、南隊員!!」
南『わかった!』
岸田『よおし!』
マットジャイロ2機の特殊レーザー攻撃でビルガモの動きが鈍る
上野「くらいやがれ!!」
郷の肩にレーザーガンSP70を置き、そこからビルガモのランプ明滅部分を攻撃する上野
赤い熱線がビルガモのコックピットに当たり、コックピットを守っていた曇りガラスの様な物が爆発した
バルタン星人Jr「ぐああああああああ」
ビルガモはコックピット部分から火を吹きながらめちゃくちゃにに走り回る
やがてビルに突っ込み、爆発して動かなくなった
上野「やった!!」
60防衛軍LOVE:2006/03/03(金) 18:46:27 ID:9fFD0r240
58
今出ると話がこんがらがるのでヤプールはバルタン、ペロリンガ編が少し落ち着いてからと言う事で・・・
61名無しより愛をこめて:2006/03/03(金) 19:12:10 ID:B8DyySs3O
↑了解です。
62名無しより愛をこめて:2006/03/03(金) 22:46:16 ID:jARWhBqd0
一度各キャラの状況を整理しておきます。

○MAT、TAC、アラシ(科特隊より出向)、ファイターチーム
 東京でクレッセント、バルタンJr操るビルガモ、バルタン軍団扮する
 偽UGMと偽通常航空部隊を撃破
○三代目バルタン タイニーバルタンの捜索、抹殺に向かう
○二代目バルタンB 地球側のぺロリンガ円盤軍との交渉計画の妨害に向かう
○二谷 ZATに戻る
○スーパーGUTS、MYDO、MAC、宇宙ステーションV3 ぺロリンガ円盤軍と睨み合い
○アラシ以外の科学特捜隊、エリアルベース、アルケミースターズ、梶、KCB
 ぺロリンガ軍との交渉の準備
○五代目、六代目バルタン 悪巧み中
○タイニーバルタン 逃走中?
○イトウ、ヤマト、フジモリ バルタンの地下アジトで凍結させられて人質に

抜けてたら補足宜しく。
63名無しより愛をこめて:2006/03/03(金) 23:15:17 ID:jARWhBqd0
地球側のぺロリンガ軍との休戦交渉を妨害するため、適当な防衛軍関係者の
リストを見繕っていた二代目バルタンBに、五代目と六代目が接触してきた。
二代目B「何のつもりだ?」
五代目「ふふふ、そう怪しむな」
六代目「別に邪魔をするつもりはない。お前の目的に利すれば文句はなかろう」
二代目B「・・・協力するというのか? 何か考えがあるのか?」
五代目「要は、地球人どもがメッセージを発信できなければいいのだ。
ビーコン!」
ビーコン「ブューーーーーン!!」
アジトの闇の中、二人のバルタンの背後に、三つの光る目を持つ
平べったい身体の怪獣が浮遊していた。
二代目B「・・・そうか。こいつが発する強力な妨害電波を使うのか」
五代目「そういうことだ。俺達がこいつを連れて宇宙に向かい、
地球人どものメッセージ発信を妨害する」
二人のバルタンは、バルタン星人の顔そっくりの円盤の上に
直接乗って浮かんでいる。これで宇宙に向かうつもりである。
六代目「二代目B、お前はお前の作戦を進めればいい。二面作戦を取っておいて
損はないだろう」
二代目B「成る程・・・よかろう。好きにしろ」
五代目「任せておけ、ふふふ」
無論、二人は作戦にかこつけて地球人を攻撃しまくるつもりである。
64防衛軍LOVE:2006/03/04(土) 00:02:24 ID:9fFD0r240
パワードバルタンは自分が地球側とぺロリンガ円盤軍との交渉計画の妨害を行うといいながら、2代目Bを補佐する役割についていた
あの後初代にお前には向かないと言われてしまい仕方なく妨害を行う2代目Bを補佐する役割についたのだ
パワードバルタン「戦闘狂共め・・・」
出発する5代目、6代目を見ながらパワードバルタンはつぶやいた
2代目Bはパワードバルタンの台詞を聞いているのか、いないのか、黙々と仕事を続けている
ふと、2代目Bがある事に気が付いた
2代目B「パワードバルタンよ、あの二人を尾行できるか?」
その台詞にパワードバルタンはうなずく
パワードバルタン「わかった、任せておけ」
そう言うとパワードバルタンはもやのように姿を消した
65名無しより愛をこめて:2006/03/04(土) 09:40:05 ID:APr2+fcD0
一方。

UGMは、さらわれた隊員3名の居場所を漸く突き止めていた。
東京郊外の廃屋の近くに潜んでいるオオヤマ隊長、イケダ、エミ、涼子だが、
まだ中に踏み込んでいない。
イケダ「UGMには地底戦車が配備されていないのが痛いですね・・・」
オオヤマ「うむ。だが、この際白兵戦でも挑まねばならんだろう。
もたもたしているとイトウ達がどうなるかわからない」
エミ、涼子「「そうです。一刻も早く矢的隊員を助けなくちゃ」」
ハモった。
無言でにらみ合うエミと涼子・・・
イケダ「・・・ちょっと、矢的を見捨てたくなりませんか?」
オオヤマ「そういうことは思ってても言ったりやったりしてはいかん」
とりあえず、どう踏み込むか考えるUGM・・・

注 ウルトラ戦士禁止なので、星涼子は普通の人間です。
66名無しより愛をこめて:2006/03/04(土) 16:01:42 ID:DFv1FsIE0
そして交渉の準備をしていた科学特捜隊、アルケミースターズetcは…
イデ「ん?」
宇宙電波がきている。バルタンの妨害電波である。
イデ「あ、畜生。バルタン星人の奴…」
ムラマツ「どうした?」
イデ「いえ、バルタンの奴が妨害電波を…、これじゃはかどらねえな…」
通信隊員「キャップ、ペロリンガの円盤からメッセージが届いていますが…」
ムラマツ「それで内容は?」
通信隊員「それがですね、所所、妨害電波に喰われてまして、一部しか…」
イデ「いいから見せろ」

地球人よ、我○は○○な間違いを○してい○。そこで謝罪す○。我々○穏健のバルタ○○人と同盟○た。
共に悪玉の○○○ン星○○倒そう○はないか。すでに我らの仲間・○イ二○○ルタンを派遣した○○彼女から…

通信隊員「訳せるのはここまでです」
イデ「フーン、あいつら友好的なのかなあ」
67名無しより愛をこめて:2006/03/04(土) 16:38:48 ID:DFv1FsIE0
注:バルタン星人はペロリンガ星人の方には妨害電波をだしてなかったってことで
68名無しより愛をこめて:2006/03/04(土) 17:11:41 ID:APr2+fcD0
>>67
了解。後、科特隊が通信作業を現在何処で行っているか指定してもらえると
助かります。
案1 ジェットビートルの中
案2 XIGの拠点、静止衛星軌道上のエリアルベース
案3 それ以外のいずれかの防衛隊の宇宙基地
69名無しより愛をこめて:2006/03/04(土) 18:04:54 ID:DFv1FsIE0
エリアルベースです。そこにアルケミースターズやKCBもいます。
70名無しより愛をこめて:2006/03/04(土) 21:03:22 ID:iAmbs36x0
おっけー。

XIG関連を書いてしまった責任上、ガイアに詳しくない方々のために一応解説。
○アルケミースターズ XIGに外部から技術協力している、天才的頭脳を持つ
技術者の集団。我夢は最初此処に所属していた。
○KCB XIGが主に相手取る敵、根源的破滅招来体に関する報道を一手に
仕切ることになったTV放送局。

えー、KCBはXIGとの縁が深いとはいえTV局に過ぎないので、さすがに
戦闘には関与しません。田端とリンブンも映像記録を提供しただけで
地上に残っちゃったし。説明不足ですんません。
次からSS本編に戻ります。ごたくが長くて失礼。
71名無しより愛をこめて:2006/03/04(土) 21:43:48 ID:iAmbs36x0
ぺロリンガからの通信を検討していたイデ達の所に、我夢がいそいそとやってきた。
イデ「どうしたんだい? 高山君」
我夢「実は、XIGと連動している地上の捜査チーム『リザード』から、
貴重な情報が入ってきたんです。ぺロリンガ星人の一人が既に地球に
潜伏していたって・・・」
ムラマツ「何・・・本当かね?」

東京近郊の古びたアパートから、ぺロリンガ星人は発見された。地球人の
少年の姿に偽装し、地球の文化や風土を学術調査していたのだという。
リザードの瀬沼チーフが同行を要請すると、ぺロリンガ星人は敵意を見せる
様子もなく素直に応じた。又、ぺロリンガ星人と密かに接触、コンタクトを
行っていたアパート住人の青年・フクシン三郎も事情聴取のために
同行させられた。

フクシン「な、何ですか? なんかまずいことしましたか?
僕は毎晩星を望遠鏡で観測していたらぺロリンガ星人と知り合っただけで」
瀬沼「別に危害を加えようというのではない。只、非常事態なので
話を聞きたいのだ」
慌てるフクシンと対象的に、既に赤・緑・黄色のサイケな色の正体を
現しているぺロリンガ星人は、冷静に状況を聞く。
ぺロリンガ星人「そうだったのか、私の同胞がそんなことを・・・
信じてもらえるかは判らないが、少なくとも私個人は君達の星を
どうこうしようという気はない。同胞達についても特に地球を敵視して
いるということはなかったはずだが・・・」
鵜呑みするのも危険と瀬沼は判断し、ぺロリンガ星人とフクシンの
保護を維持してはいるが、
「ぺロリンガ星人の話が本当だとすると、彼らをああまで怒らせた
バルタン星人が一体何をしたのかが気になるところだが・・・」
72防衛軍LOVE:2006/03/04(土) 22:15:21 ID:Dd7Fa5yc0
破壊したビルガモを眺めている上野と郷
すでにファイターとマットジャイロは基地に戻っている

上野「さて、俺達も戻るか」
上野はビルガモを倒した事から上機嫌だ
郷「・・・」
応じる郷はどこか悲しげである
上野「どうした?郷」
郷「あのバルタン星人は結局善良な宇宙人だったのかも知れませんね・・・」
郷の言葉の意味を上野も察っし、山中達に対する怒りの言葉を述べる
上野「あのTAC野朗!何を根拠にあんな事をしたんだ!
あのバルタン星人はロボットとは関係なかったじゃないか、
なのに殺すなんて、どうかしてるぜ!戻ったらTACを訴えて・・・」
瓦礫の上に何かが倒れる音で、上野の言葉は中断された
振り向くと、そこにはあの少女、タイニーバルタンが倒れているではないか
郷「君!無事だったのか」
駆け寄ろうとする郷と上野
そこに突如二人の足元に2発の銃弾が炸裂する
銃弾の飛んできた先を見ると、そこには山中が立っているではないか
山中「馬鹿野朗!何やってるんだ!そいつは侵略者だぞ!さっさと殺せ!」
そう言ってタイニーバルタンに狙いを定めようとする山中
上野「やめろ!」
パーンパーン

TACガンの銃声響き渡った
山中「俺に化けるならもっとましに化けるんだな!」
銃弾を受け苦しむ偽山中を見ながら山中が言った
アラシ「食らいやがれ!」
更に山中の後ろから出てきたアラシもマルサイトMUで偽山中を撃つ
偽山中「うあああああああ」
偽山中は叫ぶと、3代目バルタンの姿になって倒れ、動かなくなった
73名無しより愛をこめて:2006/03/05(日) 10:07:52 ID:F84HImfa0
>>65より、幕間。

バルタンのアジトを攻めあぐねているオオヤマ達に、ウルトラ警備隊から通信が。
オオヤマ「では、うちの隊員の救出に手を貸してくださると?」
キリヤマ「幸い、うちには対地底装備のマグマライザーがあります。うむ」
オオヤマ「ふむ・・・」
有難い進言ではあったが、オオヤマは一抹の不安を禁じ得ない。
大抵の組織では地下で頓挫してピンチに陥ることが多い地底戦車だが、
マグマライザーに限ってはそれは当てはまらない。機体の大きさも
頑丈さも装備の充実振りも、地底戦車としては異常だ。プラチク星人に
乗っ取られたときは地上でも恐るべき戦闘能力を発揮したという。
それは頼もしい限りなのだが、人質の救出作戦に使うには、
目立ちすぎる気が・・・

廃屋を臨める森林地帯に、既にマグマライザーは待機していた。
乗っているのはキリヤマ隊長、フルハシ、アマギ、ソガ。
フルハシ「隊長、とっとと突入しましょうよ」
キリヤマ「慌てるな。まて」
そう言っているが、キリヤマもオオヤマのゴーサインを待ちながら
無表情でわくわくしている。
アマギ、ソガ「・・・いいのかな・・・」
しかし、二人ともキリヤマの放つ異様な迫力に押されている。
キリヤマは何処を見ているのか判らない目で、

「バルタン星もぺロリンガ星も我々人類のものだ。なに」

別に、赤い結晶に中毒したりしているわけでも何でもない。
これがキリヤマの地だ。
バルタン五代目と六代目よりも恐ろしいかもしれない。
UGMの危機は思わぬところから迫りつつあった・・・
74名無しより愛をこめて:2006/03/05(日) 10:09:45 ID:F84HImfa0
警備隊の介入シークエンスが勿体無い気もしたので、外から介入できるレベルに
直してみました。但し、クラタはV3で対ぺロリンガの戦列整えに当たって
いるはずなので、此処にはいません。

・・・このキリヤマもちょっとあれなので、ボツでも構いませんが。
75防衛軍LOVE:2006/03/05(日) 11:12:27 ID:5FoOwaft0
「バルタン星もペロリンガ星も我々人類のものだ発言のみボツと言う事で・・・
ノンマルト相手なら敵が嘘言ってると思えばあの台詞は出るけど友好的宇宙人相手ではいくらキリヤマでも言わないと思うので
セブンには友好的宇宙人が一匹も出なかったからわからなかったけどキリヤマは普通に平和主義者だと思う
76名無しより愛をこめて:2006/03/05(日) 11:24:06 ID:ztJJPFUW0
イケダ「まずいですよ、隊長」
エミ「地上でさえ強力なマグマライザーの威力で突入されたら、
敵のアジトごと矢的隊員達も巻き込まれる危険が・・・」
オオヤマ「ううむ・・・
! 地上でさえ強力・・・か」

バルタンのアジト内。
初代「何だあれは!?」
オオヤマにゴーサインを出されたマグマライザーが、木々をドリルで
割り裂いて接近してくる映像が捉えられる。
二代目A「防衛軍の地底戦車か? そうか、このアジトの存在に気付いて
攻撃に来たのか!」
初代「地中に潜られる前に迎撃しろ! サドラー!」
初代の命令で、マグマライザーの正面の地表から、怪獣サドラーが
飛び出し、両手のハサミを振りかざした。
フルハシ「隊長、敵さんのお出ましですよ!」
キリヤマ「よし、攻撃だ! うむ」

オオヤマ「今のうちにアジトに潜入だ!」
涼子「隊長、これは・・・?」
オオヤマ「敵はマグマライザーに気を取られている。この隙に潜り込んで
3人を探して助け出す。マグマライザーならそうそうやられることもあるまい」
77名無しより愛をこめて:2006/03/05(日) 11:31:18 ID:ztJJPFUW0
>>75
監修有難うございます。気付かずに続き書いてしまってましたが・・・
問題の台詞はボツとします。
78名無しより愛をこめて:2006/03/05(日) 17:00:29 ID:3HKfX3AgO
ペロリンガやバルタンのため不穏な空気が流れる地球。
そんな中、DASHのコバ隊員話はダッシュアルファでパトロールしていた。
不気味な闇夜。何かが起ころうとしていた・・・・
コバ「こちらコバ。まーったく異常なし。平和な夜だなぁ」

「ふぁああ・・・」緊張感の全くないコバ隊員は運転をしながらあくびをしていた。
その時、ダッシュアルファの前に突然黒い影が現われた!

コバ「な、なんだ!?」
宇宙の通り魔ツルク星人が現われたのだ!ツルク星人の刄がライトで不気味に光る!
ツルク星人の刄がコバ隊員に襲い掛かってきた!
コバ「うわあああぁぁーー!」

一瞬の出来事だった・・・・ダッシュアルファは真っ二つに。
そしてその後ドシン!ドシン!と鈍い音が。真っ二つになった胴体が落ちてきた音だった・・・



コバ「ふー・・・危なかったぜ。」
真っ二つの死体はツルク星人のものだった。
二つに裂かれたダッシュアルファの断面の隙間からコバの二丁拳銃がツルク星人を確実に捕らえ真っ二つにしていたのだ。
コバ「へっ、俺を襲うなんて10年早いんだよ。」

コバ隊員は基地に連絡すると夜風とともにその場を去っていった。
79名無しより愛をこめて:2006/03/05(日) 17:44:17 ID:3HKfX3AgO
「いや〜、危なかった危なかった!」コバがベースタイタンに戻ってきた。
ヒジカタ「コバ、無事だったかっ!!」
コバ「いやぁ、あれくらい大したことないっすよ!」
コバ「いやぁ、あれくらい大したことないっすよ!」

ヒジカタ「なにっ!?」
コバ「どうしました隊長?」
コバ「どうしました隊長?」

ヒジカタ「コバが二人いるぞ!?」
コバ「お、お前誰だ!?」
コバ「お前こそ誰だ!?」

カイト「こ、これはどちらかが偽者なんだ!」
ショーン「まいった、これは見分けがつかない!」
コバ「お前は何者だ!」
コバ「黙れ偽物!」

ヒジカタ「まいった、どうしたら・・・」
エリー「隊長、カイト隊員、私に銃を貸してください」
ヒジカタ「ああ、だがどうするんだ?」

エリーは立ち上がり二人の銃を両手に持つと、それぞれ銃口を二人のコバに向けた!
コバ「お、おいエリー!?」
コバ「やめろ!」

ダーーーーンッ!!ダーーーーンッ!!
一瞬の出来事だった。エリーの右手の銃は床に転がり、左手の銃はコバを捕らえていた。
撃たれて倒れた方のコバはみるみるザラブ星人に変わっていく・・・。
右側にいた本物のコバはエリーが撃つ瞬前にエリーの右手の銃を撃ち落としていたのだ!
エリー「私のデータでは、コバ隊員なら確実に撃ち落とすとわかっていました。」
コバ「さんきゅーエリー」
80防衛軍LOVE:2006/03/05(日) 19:01:21 ID:5FoOwaft0
保護されたタイニーバルタンはMAT基地内にて保護されていたが、一向に目覚める様子がない
腹部の2発のTACガンの銃弾は摘出され、生命反応も感知されたが、何の問題があるのか、目を覚まさないのだ

郷「無事に目を覚ましてくれるといいんですけどね・・・」
岸田「ああ、」
タイニーバルタンの寝ている部屋の入り口を岸田と郷が守っていた


一方マグマライザーとサドラーの戦いは飛び道具を持たないサドラーが徐々に不利に進んでいった
フルハシ「どんなもんだ!怪獣め!」
マグマライザーの光線砲がサドラーの皮膚を焼く
痛みにもがくサドラー、マグマライザーは更に両端からロケット弾を発射してサドラーを叩きのめす
81防衛軍LOVE:2006/03/05(日) 19:03:58 ID:5FoOwaft0
突然ですが
アオキ訓練生がプラチク星人戦で生還していて、MAC隊長になったモロボシダンの代わりにウルトラ警備隊に入ってるってのはどうでしょうか?
82名無しより愛をこめて:2006/03/05(日) 19:24:05 ID:yOI8Lvb60
>>81
ダンの扱いをどうするかについてはうちも色々考えていました。
セブン当時のダンのままMACにトレーナーとして出向し、ゲンを鍛えて
いるというのを考えてるんですが。尚、MACは高倉長官が直接指揮して
いるという形で。
アオキについては特に異存なしです。
83名無しより愛をこめて:2006/03/05(日) 19:36:34 ID:yOI8Lvb60
UGMはアジト内を捜索し、さらわれた隊員達の通信機から発信されていた
信号を頼りに、漸く3人を見付けた。凍結光線で硬直させたことで
安心しているのか、3人とも一室に立ったまま放置されていた。
エミ「矢的隊員・・・」
涼子「どうやって元に戻せば・・・」
オオヤマ「引き摺っていくわけにもな・・・」
イケダ「隊長! 廃屋の中に台車がありました。とにかく台車に乗せて
持って行きましょう」

3人を台車に乗せて走って運んでいく。外からはマグマライザーとサドラーの
激戦の振動が響いてくる。早く脱出しないとマグマライザーはそのままの
勢いで突入してきかねない。
廃屋の出口の光が見えたところで、
「考えたな」
「!」
出口の前に、バルタン二代目Aが立ちふさがっていた。
「だが、此処は通さん」
二代目Aは、更に4体に分身した。
84名無しより愛をこめて:2006/03/05(日) 21:57:33 ID:yOI8Lvb60
>>79より、幕間。
(キリがなくなりそうですが)

ベースタイタン。
ザラブ星人の死体を研究ブロックへ運んでいたショーンは、護衛の兵士達を
連れて出かけようとしているトミオカ長官に出会った。
「OH? 長官、ドチラヘ?」
「防衛軍上層部の幕僚会議にね」

某所の暗く広い会議室。
「お待たせしました」
トミオカは席についた。会議再開。
「というわけで、バルタン星人の大規模な侵略活動によって各地で混乱が
起きているわけですが、我々各防衛組織も一斉に蜂起する必要があると
思うのですが」
西条武官を伴った佐原司令官が進言するが、
「焦ってはいかん」
議長を務めるヤマオカ長官が諌める。
「いまだ我々の足並みが一つに揃ってはいないのは、既に各々の組織での
行き違いによるトラブルが起きていることからも明らかだ。急激に全ての
組織を動かしたのでは更なる混乱が起きる。慎重に事を運ぶ必要がある。
焦らずとも、いずれ全員が力を合わせなければならない事態は来る。
各自、今は状況をしっかり見極めることに専念して欲しい」
85名無しより愛をこめて:2006/03/06(月) 08:52:15 ID:+UouJRPM0
>>83続き。

4体に増えたバルタン二代目Aは、鋏を開いて突き付けながらオオヤマ達に
歩み寄ってくる。対するオオヤマ達は、凍結している3人をかばいながら
戦わなければならない。
オオヤマは考えた後、おもむろに懐を探り、小型爆弾を出して廃屋の脇の壁に投げた。
爆発が起き、壁に大穴が開く。
二代目A「何!?」
エミ「隊長、何を!?」
オオヤマ「お前達は先に壁の穴から3人を連れて脱出しろ! 私が食い止める!」
部下達は顔を見合わせたが、迷っている余裕はないだろう。
イケダ「了解!」
エミと涼子が台車を押して壁の穴から外へ飛び出す。イケダがそれを守って
ライザーガンを構えながら後退し、更にイケダを守ってオオヤマも。
二代目A「貴様ら・・・!」
86防衛軍LOVE:2006/03/06(月) 15:05:59 ID:OJdDuQ8o0
84続き
ベースタイタンでは隊員達が現れた怪宇宙人の目的を思考していた
カイト「最初の宇宙人でコバ隊員を倒して、それから偽コバ隊員を基地に侵入させるつもりだったのではないでしょうか?」
ヒジカタ「なるほど、もっともな考えだ」
コバ「ま、俺はそう簡単にはやられないがな」
ミズキ「あの宇宙人はバルタンとどんな関係なのかしら?」
ヒジカタ「これは私の想像だがあの宇宙人はこの騒ぎに便乗して地球侵略を行おうとしていたんだろう」
エリー「その可能性は高いと思われます」
ココ「ピーン」

その頃、オーストラリア
恐るべきバルタン星人の侵略は日本だけにとどまらず世界各地にも及ぼうとしていた
広大な荒野に突如現れる青い光波バリアに守られたバルタンの宇宙船

同じくアメリカでも初代バルタンが乗ってきた宇宙船が出現していた

過去のゴース星人戦で人類は地底ミサイル攻撃を受け、日本、オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパの一部以外は南極と北極を除きほとんど全滅に近い打撃を受けている
事実上日本、オーストラリア、アメリカが負ければ地球はバルタンの物となると言っていいだろう


侵略者が日本以外狙わない理由+UMAとWINRの出番を作るためこういう設定作りました
87防衛軍LOVE:2006/03/06(月) 15:33:48 ID:OJdDuQ8o0
WINRアメリカ支部
出現したバルタンの円盤を迎え撃つべく、スカイハンターが出動態勢を取る
ラッセル「サンダース、ジュリー、ストライクビートルで攻撃、ベック、カイは地上から攻撃だ!」
サンダース「セミ野朗またきやがったのか、しつっこいともてないぜ」
スカイハンターがゲートから出る
ペースマミーの2倍の大きさを持つ巨体がバルタン撃破のために発進した

時同じくUMA太平洋支部
こちらも侵略者バルタン星人を迎え撃つべくハマーが出撃体制をとっていた
アーサー「シンドーとジーンはハマー1号、チャールズはハマー2号、ロイドとキムは地上から攻撃」
チャールズ「俺達だけってのはありませんよね?」
アーサー「安心したまえチャールズ隊員、UGMオーストラリア支部が加勢してくれるそうだ」
ハマー、サルトプスに乗り込む隊員達
ジーン「発進します」

世界規模での人類とバルタン星人の戦いが始まろうとしていた
88名無しより愛をこめて:2006/03/06(月) 16:12:31 ID:+UouJRPM0
>>85続き

バルタン二代目AはUGMを追おうとするが、
「深追いするな、二代目A」
何時の間にか後ろに現れていた初代バルタンが止めた。
「人質を逃がしていいのか?」
「奴らを硬直させている凍結光線は、我々バルタンの手でなければ解除できない。
地球人がタイニーバルタンとでも接触すれば元に戻るかもしれんが、それまで
連中は足止めを食うのは免れまい。それと、見つかった以上このアジトも放棄する」
外では、既にマグマライザーがサドラーを倒している。
「我らの友軍が既にアメリカやオーストラリアで活動を開始している。
円盤による攻撃は彼らに任せよう。我々は宇宙に向かい、地球側のぺロリンガとの
交渉の妨害作戦の進行状況を捕捉する」
「成る程・・・判った」
マグマライザーが廃屋に突撃、粉砕する前に、二人はテレポートして消えた。
89防衛軍LOVE:2006/03/06(月) 19:27:10 ID:OJdDuQ8o0
ハマー編隊が青いバリアに守られた地球型の円盤と対峙する
ハマーの後ろからUGMオーストラリア支部のスカイハイヤーと一般防衛軍戦闘機が続く
アーサー「攻撃開始だ」
基地からのアーサーの命令で攻撃を開始するハマー2機とスカイハイヤー、一般防衛軍戦闘機
が、ハマーのレーザーもスカイハイヤーと防衛軍戦闘機のミサイルも光波バリアに歯が立たない
チャールズ「畜生」
ジャック「特殊なバリアが張られているんだ」
地上からキムとロイドのサルタトプスがタルサー砲を放つがやはりこれも効果が無い

タジマ「あ、円盤からバルタンが!」
スカイハイヤーに乗っていたタジマが声をあげる
その言葉通りかなりの数のバルタン星人が光波バリアの中から出てくる
チャールズ「連中攻撃隊を出してきました」
アーサー「予想されていた事だ、問題ない、粉砕しろ!」
ロイド「野朗うじゃうじゃと!」
タルサー砲を連射してバルタンを撃ち落としていくサルトプス
地球防衛軍パイロット「うあああああ」
スカイハイヤーの後続の戦闘機が数に負けて次々と落とされていく
ジーン「数はこちらが圧倒的に不利です!」
悲鳴に近いジーンの報告
アーサー「アーミーがそちらに向かった、何とか持ちこたえろ!」
ジーン「無理です!撤退命令を!」
チャールズ「賛成!」
アーサー「泣き言を言うなジーン、チャールズ、何とか持ちこたえるんだ」

サルトプスのすぐ横にバルタンの放った光弾が直撃する
キム「このままじゃまずいよ」

オーストラリアでの戦いは人類不利に進んでいく
90名無しより愛をこめて:2006/03/06(月) 22:28:20 ID:EoglYRy10
アメリカ、オーストラリア方面が不利な戦況であるという情報を受け、
XIGは再度ファイターチーム全員を援護に送ることとなった。
石室「立て続けになるが・・・行ってくれるか」
米田「任せてください。それが私達の務めです」
稲城「きついのは何時ものことだしね」
梶尾「XIGの力を見せてやりますよ」
9人全員二つ返事で快諾。
石室「ゲット・グローリー」
石室コマンダーの出撃指令を受け、緊急整備を終え次第ファイターが次々
エリアルベースから射出されて雲間に飛んでいく。

一方、瀬沼がぺロリンガ星人とフクシンをエリアルベースに連れて来た。
やはり落ち着いているぺロリンガ星人と違い、フクシンはびくびくしていたが、
超高空のエリアルベースの窓から星が広がる夜景を見せられ、
「うわぁ・・・凄い! こんな星空、見たことないや!」
大喜びしている。
我夢「僕も初めて来た時は同じだったなぁ」
一方、ぺロリンガ星人はクルー達の興味津々の視線を堂々と受けながら、
ぺロリンガ「それで、私はどうしたものかな」
石室「ぺロリンガ円盤軍との交渉に当たって、間に入って頂けると助かるのですが・・・」
ぺロリンガ「それはやぶさかではないが・・・バルタンによる電波妨害を
どうするつもりかね」
石室「うむ・・・」
我夢やイデが先陣に立って、どうにかぺロリンガへのメッセージを送ろうと
通信機相手に苦戦しているが・・・
91防衛軍LOVE:2006/03/06(月) 23:06:19 ID:OJdDuQ8o0
大都会上空で交戦するストライクビートル
しかし相手はどこにもいない
サンダース「くそったれ!男なら堂々と姿を現しやがれ!」
ジュリー「サンダース!落ち着いて!!」
バルタンの円盤は透明になってストライクビートルを翻弄している
カイ「何とかあの円盤を見つけ出す方法は無いのか?」
バズーカで空中を狙っているカイが口を開く
ベック「スカイハンターに戻って何かないか見てくるわ」
カイ「わかった、頼むよ」
UMA同様WINRもバルタンの科学技術の前に苦戦を強いられていた
92名無しより愛をこめて:2006/03/06(月) 23:36:18 ID:EoglYRy10
XIGから出向したファイターチームは、オーストラリア方面が敵の数に苦戦
しているということで、配分を多めにしてチームファルコンとクロウの計6機が
オーストラリアに向かった。残るライトニングの3機はアメリカに向かうが、
透明化している敵への手立ては何も思い付いていない。
梶尾「我夢の奴に知恵を借りられりゃいいんだが、あいつは今宇宙人への
通信作業で手一杯だからな・・・」

TDF本部。ウルトラ警備隊も戦闘を終えた直後だが、奮闘していたキリヤマや
フルハシに比べて比較的消耗していないアマギとソガが、ウルトラホーク
1号に乗って発進。
ソガ「どうするんだ、アマギ」
アマギ「以前、クール星人の透明円盤相手に、噴霧器で塗料を吹き付けて
正体を見破ったことがあったでしょう。あれを使ってみます。
射撃のほうは頼みますよ、ソガ隊員」

MAT基地からも、南がアロー1号で出撃。
「こっちも、対ゴルバゴス戦で怪獣レインボー作戦に使った七色の塗料を
お見舞いしてやるぜ」
93名無しより愛をこめて:2006/03/07(火) 05:33:50 ID:6x4xlarYO
ベースタイタンのDASH作戦室

ココ「ピコーピコー!」
コバ「お、メールがきた!」
ミズキ「なんでメールがきたらココが鳴るように設定してんのよw」

コバ「MATの丘隊員からだ!…MATもいろいろ大変みたいだな。DASHに来て一緒に仕事したいだってさ」

ココ「ピコーピコー!」
コバ「今度はTACの美川隊員からだ。ここの奴らぶったるんでるらしい。ぜひTACに来てほしいだって」
ショーン「さっすがコバ!凄いね!」

ココ「ピコーピコー!」
ミズキ「さっきからうるさいなぁ」
コバ「ZATの森山さんからだ!『今度銃の撃ち方教えてね』だって!へへっ!」

ココ「ピコーピコー!」
コバ「科特隊のフジくんだ。年をとっても綺麗でいたいものですだって?何言ってんだかw」

ココ「ピコーピコー!」
コバ「今度はウルトラ警備隊のアンヌからだ。『今度一緒に遊びに行きましょう』だって!」
カイト「コバ隊員、たくさんメル友いるんですね」
ショーン「しかも女の人ばかり」

その時、エリーが充電から戻ってきた。
エリー「あっ、コバ隊員。私にきたメール勝手に読まないでください。」
ミズキ「うわ、最低・・・」
カイト「それは良くないですよコバ隊員」
ヒジカタ「まあ、そうコバを責めるな」
94名無しより愛をこめて:2006/03/07(火) 10:01:50 ID:SJlfGijb0
ZAT基地もだらだらしていた。

朝比奈隊長「森山君、幾ら待機状態とはいえ、勤務中にメール打つのはやめなさい」
森山「も、申し訳ありません隊長」
南原「しかし、俺達こんな状態でぼけっとしてていいんですかね。そもそも基地が
東京のど真ん中なのに」
北島「余り一遍に市街地で機動兵器を動かしたら、却って被害が増えるから
仕方ないでしょう。各防衛組織の連携に関しても、うちの上の鮫島参謀は
及び腰になってるし。まあ気長に待ちましょうや」
上野「荒垣副隊長が宇宙勤務になってからますますぬるくなりましたね・・・
それにしても・・・」
光太郎「どうしたんだ、上野」
上野「・・・僕の名前、MATの上野さんとかぶってるんで・・・今から目立てるか
心配で・・・」
二谷は、呼び戻されたはいいものの結局待機状態で、
(やはり、わしの立場は・・・)
朝比奈「ところで、出前のカレーはまだこんのか? 全くあの店は・・・」
95防衛軍LOVE:2006/03/07(火) 11:38:15 ID:V+OELfms0
被弾しそうになるストライクビートル
間一髪避けるサンダース
光線が飛んで来た方向をカイがバズーカで攻撃するが、バルタンの円盤は既に光線を発射した位置からは移動している
ベック『だめ、透明な円盤相手に役に立ちそうな武器は無いわ』
サンダース「畜生給料上げてくれよ」
ラッセル「サンダース、喜べ、はるばるジャパンから応援が来てくれたぞ」
チームライトニングのファイターチームとマットアロー1号が到着した
ホーク一号のアマギがアロー1号の南に合図を送る
同時にホーク1号とアロー1号は空高く舞い上がる
サンダース「おいおい逃げるな!かえってこ〜い」
その言葉が終わるか終わらないかしている内に空から液体が降りそそぐ
色鮮やかに染まるストライクビートルとファイター・・・そして地上にいたケンイチ・カイ
カイ「うっぷ・・・(体についた液体を気にする)、あれは!」
サンダース「出やがったな」
同じく色鮮やかに染まったバルタンの円盤が現れる
観念したバルタンは円盤の中から戦闘隊を発進させる
うじゃうじゃと現れるバルタン星人
96防衛軍LOVE:2006/03/07(火) 12:42:52 ID:V+OELfms0
すいませんチームライトニングのファイターチームとマットアロー一号の間にウルトラホーク1号、を書くのを忘れてました
97名無しより愛をこめて:2006/03/07(火) 12:56:30 ID:6x4xlarYO
あれこれ出して何が何だかわかんなくなってきたかもw
98名無しより愛をこめて:2006/03/07(火) 13:25:52 ID:SJlfGijb0
近いうちに又状況整理して箇条書きにしときます。
99名無しより愛をこめて:2006/03/07(火) 15:39:58 ID:SJlfGijb0
>>3-61までの状況まとめは>>62に。

>>63以降

○バルタン三代目 死亡
○スーパーGUTS、MYDO、MAC、宇宙ステーションV3 ぺロリンガ円盤軍と睨み合い
○バルタン五・六代目、二代目B、パワードバルタン、ビーコン
 ぺロリンガとの交渉計画妨害作戦進行中
○バルタン初代、二代目A アジト放棄、宇宙へ
○UGM 捕虜救出。但し、イトウ、矢的、フジモリは凍結光線で硬直中
○ウルトラ警備隊
 バルタンのアジト撃破の後、ソガとアマギがウルトラホーク1号でアメリカへ
○アラシ以外の科特隊、XIG本陣 ぺロリンガとの交渉計画続行中
○地球にいたぺロリンガ星人、フクシン エリアルベースに呼ばれる
○DASH、ZAT だらだら出撃待ち
○MAT本陣 タイニーバルタンを保護。但しタイニーは昏睡中
○MATの南 アロー1号でアメリカへ
○WINR、チームライトニング アメリカに現れたバルタン円盤軍と交戦中
 途中でソガ、アマギ、南が参戦、敵の透明化を無効化
○UMA オーストラリアに現れたバルタン円盤軍と交戦中
○チームファルコン、チームクロウ UMAに協力すべく急行中

抜けてたら補足宜しく。およそ50レスごとくらいにまとめるのがいいかも。
100防衛軍LOVE:2006/03/07(火) 17:02:15 ID:V+OELfms0
ご苦労様です
抜けてると思われるところはありませんでした
101防衛軍LOVE:2006/03/07(火) 17:12:43 ID:V+OELfms0
南がアメリカで苦労してるころ、日本、MAT東京海底では
丘「はあ、心休まる暇も無いわ、今頃暇してるDASHにでも行きたい」
上野「丘君らしく無いな、勤務中にメールなんて」
丘「あら、私だってハメをはずすくらいするわ」
上野「隊長が聞いたら怒りそうだな、ところで隊長わ?」
丘「郷隊員達のところに視察に行ってるわ」
そこで基地に外部から連絡が入る
上野「はいこちらMATです」
オオヤマ『UGMのオオヤマです、この度はどうも、伊吹隊長はいらっしゃいますか?』
上野「は!少々お待ちください」
丘「誰から?」
上野「UGMのオオヤマ隊長、隊長に用があるみたいだ」
102名無しより愛をこめて:2006/03/07(火) 22:08:54 ID:eshFvAWk0
グレートとパワードは未見なので、無理せず、宇宙のほうを進めておきます。

バルタン五代目と六代目は宇宙に留まり、ビーコンを使って電波妨害を
続行していた。
五代目「地球では、我々の円盤部隊による全面攻撃が始まったらしいな」
六代目「ひょっとして俺達、貧乏くじを引いたんじゃないか・・・」
そこへ、円盤形態の宇宙竜・ナースが飛んできた。
中に乗っているのはワイルド星人。老化問題で滅びかかっている
ワイルド星にバルタンの科学力を供与するという条件で協力・・・
というより殆どパシリで、諜報活動を行っていた。
「まずいぞ、バルタン星人」
「どうした?」
「ぺロリンガの方からも通信が送られていることで、地球との交渉が
成功しかけているらしい。地球側にもたまたま訪れていたぺロリンガ星人が
いて、防衛軍に手を貸しているそうだ」
「何だと!? おのれ!」
「バルタン二代目Bも防衛軍に潜入して内部工作を行うはずでは
なかったのか!? 何をしてるんだ!?」
「わ、わしに怒られても困る!」
怒る二人を小惑星の陰から透明化して見張っているパワードバルタンは、
(勝手に作戦を立てて出撃しておいて、よくいう・・・)
呆れた。
六代目「こうなったら・・・ビーコン、妨害電波最大出力だ!」
ビーコン「ブューーーーーン!!」
103名無しより愛をこめて:2006/03/07(火) 22:09:49 ID:eshFvAWk0
エリアルベースの観測モニターが一斉に激しく乱れ出した。
千葉参謀「な、何だこれは!?」
敦子「バルタンのものと思われる妨害電波が急に強くなりました!」
ジョジー「多分他の防衛隊の宇宙基地にも影響出てるヨー!」
どのモニターもノイズ交じりに、ビーコンの目に捉えられている
光景しか映っていない。バルタン五代目と六代目が映ったりナースが
映ったりするが、どうもビーコンがあちこちよそ見しているようで
映像が一点に定まらない。じっと見ているとくらくらしてくる。
イデ「これでは益々通信が出来ないぞ、高山君!」
我夢「どうすれば・・・」

五代目「六代目、行くか」
六代目「ああ、これだけでは済まさん! ぺロリンガにメッセージを
送っている地球人の拠点を直接攻撃してやる! そのほうが早いわ!」
エリアルベースへの進撃が開始される。
104名無しより愛をこめて:2006/03/08(水) 10:12:55 ID:H3ccPt+s0
エリアルベースへの敵襲は、割りと早い段階で察知された。特にすることもないので
窓から空を眺めていたフクシンが、接近してくるバルタンコンビとビーコンを
見つけて騒いだからである。尚、ワイルド星人とナースは距離を置いて
安全策を取っている。
堤チーフ「目視している者がいたのは幸いでしたね」
千葉参謀「しかし、妨害電波でモニターやレーダーが狂わされているのはまずいぞ」
石室コマンダー「ファイターチームは出払っているし・・・エリアルベース
自体の砲台やミサイルで迎撃するしかないか・・・」
パイロットは他にもいないことはないが、ファイターチームほど練度が高くない。

「キャップ!」
ムラマツの所にフジとホシノが走ってきた。
ムラマツ「どうした?」
フジ「大変です、キャップ!」
ホシノ「ハヤタさんが!」

通常はXIGの大型司令機・ピースキャリーを発進させる発着ポートから、
三角ビートルがせり上がってくる。乗っているのはハヤタ。
「僕がやるしかない。操作は全てマニュアルになるが・・・やってみせる!」
105名無しより愛をこめて:2006/03/08(水) 16:44:40 ID:H3ccPt+s0
幕間。

エリー「ベースタイタンに東京湾沖合いから怪獣が接近しています。至急
迎撃が必要と思われます」
うーとうめき、だれていたDASH一同が身を起こす。
コバ「関東圏だけでも結構な数の防衛組織があるんだから、他の組織に任せても・・・」
エリー「怪獣のデータが過去のデータに該当しました。ミケとタマとクロです」
一同「・・・・・・」
エリー「又記憶を奪われてボケ倒して醜態を演じないうちに、出動したほうが
賢明と思われますが」
一同はバタバタと飛び出していった。

多摩川にはライブキングが出た。ペットの犬や猫が食われたり笑い声がうるさいと
周辺から苦情が来て、ZATも出動していく。
朝比奈「ま、少しはスワローやコンドルも稼動させないと税金対策がな・・・」
106名無しより愛をこめて:2006/03/08(水) 16:59:13 ID:H3ccPt+s0
>>105
過去に戦った相手ということもあり、早い段階に対応したことで
どうにかケリがついたとだけ補足しておく。
107名無しより愛をこめて:2006/03/08(水) 22:36:38 ID:gsFLOdHU0
>>104続き

三角ビートルは飛び立ち、巨大化して円盤を台座にして飛ぶバルタンコンビと、
彼らの操るビーコンに挑んでいく。バルタンコンビの動きはそんなに
早くないが、問題は滑るように素早く飛んでくるビーコンである。
ハヤタ「しかし、妨害電波を発しているあいつを倒せば通信網は回復する!」

ムラマツ「ハヤタの奴、先走りおって」
フジ「私達もジェットビートルで出て援護しましょう!」
ムラマツ「うむ。石室さん、此処は我々に任せて、基地の守りと
ぺロリンガとの通信網の回復に専念して下さい。イデならやってくれます」
石室「申し訳ない・・・」
ジェットビートルも続けて発進する。
堤「よし、ピースキャリーも出るぞ!」
サブパイロットの神山リーダーを伴い、堤もピースキャリーのスタンバイを開始した。
108名無しより愛をこめて:2006/03/09(木) 11:36:41 ID:EsEpYWqS0
状況を見ていたぺロリンガ星人は、
「仕方ない。私が先行して行って来よう」
「え?」
通路沿いの自動ドアの一つの前に行く。するとドアが勝手に開き、中は一面の
まぶしい光。ぺロリンガ星人はその中に踏み込む。
「私が直接、ぺロリンガ円盤軍のところへ向かって同朋達に話をつけてみる。
それまで陥落しないでくれたまえ」
それだけ言い残し、ドアは閉まった。
残された者達が試しにもう一度ドアを開けてみると、中は元通りの部屋だった。
109防衛軍LOVE:2006/03/09(木) 20:19:32 ID:CIBlAsUp0
梶尾「くそ!」
オーストラリアに到着したファイターチームだったが、宇宙船の中からうじゃうじゃ出てくるバルタン星人に苦戦を強いられていた
戦闘空域にはハマー2機とスカイハイヤーの他、オーストラリア空軍の戦闘機やTDFのウルトラガードも飛んでいた
ジャック「あの宇宙船を何とかしないときりが無い」
ジーン「それができたらやってます」
必死で戦う防衛軍
しかし倒しても倒しても宇宙船からバルタン星人は現れる
チャールズ「くそったれ」
キム「こうなったらとことん戦ってやるよ!」

アーサー「バリアさえ何とかできれば・・・」
110下原正三:2006/03/09(木) 21:33:34 ID:TQZtutcW0
此処では大丈夫っぽいので、コテハンを使ってみます。
>>109ですが、オーストラリアに向かったファイターチームは、
チームファルコン(米田、塚森、林)
チームクロウ(稲城、樹里、慧)の6人です。梶尾と間違えてます。
まあ、このブロックでは作戦面におけるファイターチームの見せ場は
あまりないのでそう問題もないですが。
111下原正三:2006/03/09(木) 22:02:04 ID:TQZtutcW0
では、なんか考えてみます。

慧「ZATのスカイホエール!?」
思わぬものがオーストラリアに飛んできた。乗り込むは朝比奈隊長本人。
コンドル1号とスーパースワローも伴っている。

回想。
オーストラリアの苦しい状況をZAT基地でモニターしていた一同。
「・・・義を見てせざるは勇なきなり。そろそろ動かにゃならんか」
ヘルメットをかぶる朝日奈。
「二谷、上野。来い」
「「はい!」」
感無量で叫ぶ二人。
「他の者は日本で待機。緊急事態ということで、荒垣と西田を宇宙から
呼び戻している。わしが戻るまでの指揮は荒垣が取る」
112下原正三:2006/03/09(木) 22:17:50 ID:TQZtutcW0
訂正。朝「日」奈隊長でした。

朝日奈は、試してみたい手があると言って、一応先鋒を任された。
不安混じりの先鋒だったが。で、どうするかというと、
朝日奈「二谷、上野。お前達は群がってくるバルタンどもを露払いして
時間を稼いでくれ」
コンドル・二谷「了解!」
スワロー・上野「しかし、隊長はどうするおつもりで?」
朝日奈「かつてコスモリキッドを凍らせて粉砕した・・・これだ!」
スカイホエールの下部から、格納されていた武器が放り出された。
ワイヤーで吊るされた、巨大なトゲ付き鉄球。
小細工も何もなくホエールは真正面からバリヤー宇宙船に突進し、
バリヤーに鉄球を叩き付けた。轟音が響き、バリヤーの表面がショートして
火花が飛ぶ。
林「本気か!?」
勿論一発程度ではバリヤーは破れないが、何度も何度も叩き付ける。
二谷と上野はホエールに群がろうとするバルタンを必死で迎撃。
朝日奈「これで破れるかは判らんが、細かい弾をちまちま当て続けるよりは!」
113防衛軍LOVE:2006/03/09(木) 23:14:25 ID:CIBlAsUp0
すいません、梶尾の部分を米田に脳内変換して読んで下さい
114防衛軍LOVE:2006/03/09(木) 23:24:18 ID:CIBlAsUp0
101続き
オオヤマ『私の部下達がバルタン星人によって凍結させられ、どうやっても元に戻らないのです」
伊吹「それで、こっちで保護してるバルタンに何とかしてほしい、と言う事なんですね?」
オオヤマ『はい』
伊吹「残念ですがそれはできませんよ、バルタン星人は今眠ったまま起きないんです」
オオヤマ『ええ!!』
伊吹「何か有効な手立てがあればいいんですが何も見つからないんです、目覚めたら必ず連絡しますよ」
オオヤマ『・・・わかりました』
115下原正三:2006/03/10(金) 09:42:24 ID:KDW+ZlJ40
自分の書く頻度が高いんですが、いいんですかね?
書くのは好きなんでそれはいいんですが。

>>112続き
鉄球の連続打撃にバルタン宇宙船はバリヤーで無理に抵抗し続けた結果、
バリヤー発生装置への負荷が限界を超え、遂にバリヤーは消滅した。
だが、バルタン白兵の物量攻撃の前にやはりコンドルとスワローの露払いも
気休めにしかならず、鉄球攻撃を続けている間被弾し続けたホエールは、
戦列を離れ、胴体着陸せざるを得なくなった。
「・・・後は何とかしてくれ」
朝日奈も昏倒した。
116名無しより愛をこめて:2006/03/10(金) 15:43:47 ID:KDW+ZlJ40
UGMベース。
城野エミと星涼子が、MATに出向したいとオオヤマの所に進言に来た。
「待っているだけではいけないと思うんです」
「私達も、MATで保護されているというバルタン星人の下に出向き、どうすれば
意識を回復させられるか方法を探ってみたいのです」
「・・・しかし、UGMとしてはこれ以上手を割くわけには・・・」
「主力隊員の半数近くが動けないうちは、いずれにしてもまともに活動するのは
無理があります」
「困っているのはMATの皆さんも同じです。知恵をあわせれば何か打開策を
思いつくかも知れませんし」
「うむ・・・」
オオヤマは苦悩する。
117下原正三:2006/03/11(土) 09:45:36 ID:vD7llp7D0
時間をくれというオオヤマの返答で判断は保留状態になり、エミと涼子は
歯がゆい思いで、スカウターS7で定時パトロールをしていた。
と、人気の無い路上で、彼女達に手を振って呼びかける者がいた。
白髪交じりの髪に眼鏡、黒スーツの初老の男、松永要一郎。

わけあってまだ詳細は明かせないが、ある特務機関の管理官であるという
松永は、機関による調査によってUGMが苦境にあることを知っていた。
「うちの者を、元に戻す方法があると?」
「ええ。我々は今回の戦いにおいて、人類の敵・バルタン星人の力を
密かに研究していました。その成果が、貴方達の力になるかもしれません」
エミと涼子は顔を見合わせた後、即答は出来ないと答えると、松永は
連絡先だけを教え、何時でも力を貸すが、自分達の組織のことは
くれぐれも内密にと念を押した。笑みを浮かべて。
118下原正三:2006/03/11(土) 10:04:25 ID:vD7llp7D0
山中のダムに偽装された基地、フォートレスフリーダムの地下深く。
ブフォオオオオッと、バルタンの声が轟く。笑い声ではない。地獄のような
苦痛に呻く声。
東京での交戦の際、防衛軍側に撃墜された戦闘機のパイロット達・・・勿論
正体はバルタン星人・・・が、瀕死ながら生きており、負傷して身体の
自由が効かないまま、此処に極秘に捕獲されていた。
白衣の研究員達は命令を受け、拘束したバルタンに外から電気刺激を与えて
強制的に身体の動きを制御し、能力を発揮させることに成功していた。
ハサミから凍結光線とそれを解除する光線を出させることにも。
「まあ、成功というのは語弊がありますか。力そのものを完全に理解した
わけではないですからね。もっともっと調べなければなりません」
絶叫するバルタンの一人を見詰める松永。
「得体の知れない宇宙からの敵によって、人類の未来が絶たれることなど
あってはならない。そのためなら何をしても許されるのです。
そのための特務機関・TLTなのです」
119下原正三:2006/03/11(土) 11:54:29 ID:1Lz8CT6m0
・・・ということなんですが。

本当に私がずっと書きっぱなしでいいんですか?
120防衛軍LOVE:2006/03/11(土) 13:11:10 ID:87WqPUcZ0
問題ないので遠慮なさらずに書きまくってください

サンダース「今までの恨みをはらしてやるぜええ」
ストライクビートルのミサイルが一直線に姿を現したバルタン円盤を捕らえた
爆発する円盤、円盤から出てきたバルタン星人も自らの不利を知り、逃走を開始する
しかしそこをウルトラホーク1号が追撃する
ソガ「くらえ」
ホーク1号が回転しながらミサイルを連射し、次々とバルタン星人を撃墜した
アロー1号、チームライトニングもそれに続き、ついにアメリカを襲ったバルタン星人は全滅した

ジャック「今だ」
スカイホエールが作ってくれたチャンスを逃すまいとジャックシンドーとジーンエコーのハマーがバルタンの宇宙船をレーザーで攻撃した
爆発して木っ端微塵になる円盤
チャールズ「やった」
アーサー「おお」
上野(ZAT)「残りは雑魚だ」
母艦を失ったバルタンは応援を得る事ができず、ファイターチームとオーストラリア軍、UMA、ZAT、UGMオーストラリア、TDFオーストラリアによって全滅させられた
アーサー「我々の勝利だ」
タジマ「キャップにも見せてやりたかったな」
その時、スカイハイヤーの通信機がなる
タジマ「はいこちらタジマ、あ、オオヤマキャップ!」
オオヤマ『久しぶりだな、タジマ』
タジマ「キャップ、本当にお久しぶりです、ところで何か御用でも?」
オオヤマ『ああ、・・・イトウ、ヤマト、フジモリが戦闘不能になった』
タジマ「ええ!チーフやヤマトほどの男が!?戦死したんですか?」
オオヤマ『いや、バルタン星人に凍結させられているだけだ』
タジマ「ほ・・・」
オオヤマ『ただし戻す方法がまだ見つかっていない、戻る方法が見つかるまでヤマト達の穴を埋めるためにお前とハラダに戻ってもらいたい』
タジマ「了解しました、自分は日本に戻ります」
オオヤマ『ありがとう』
121名無しより愛をこめて:2006/03/11(土) 17:40:20 ID:1Lz8CT6m0
>>108続き

一方、エリアルベースでの迎撃戦。
出撃した三角ビートルとジェットビートル、ピースキャリー、そして
エリアルベース自体の固定砲座でしのいでいるが、状況は芳しくない。
バルタン達のハサミから放たれる光弾でベースは次々被弾し、防衛軍側の
航空兵器の攻撃はビーコンの素早い動きに牽制される。ジェットビートルや
ピースキャリーが大型機で動きが鈍いのも不運だった。
それでも、ハヤタの三角ビートルが放ったミサイルが、バルタン五代目に
ダメージを負わせる。
五代目「ぐうっ・・・」
六代目「大丈夫か、五代目! おのれ・・・!」
怒ったバルタン六代目の更なる光弾連射が集中してエリアルベースを狙う。
敦子「コマンダー、このままではベースが墜ちます!」
石室「うぬ・・・!」
122防衛軍LOVE:2006/03/11(土) 19:01:22 ID:87WqPUcZ0
ジョジー「コマンダー、エリアルベースに積んであるキリーをツカタラどうでしょう?」
石室「キリー、そうか、その手があったか」
キリー、それはTDFが開発した通常のミサイルが妨害電波や怪電波によってまともに機能しなくなるのに対し、妨害電波や怪電波を発する物を追尾して撃墜するミサイル兵器である
基地防衛用にエリアルベースにも何発か装備されているのだ
石室「キリー発射!」
石室の号令でミサイル砲台からキリーが発射された
キリーは妨害電波の根源、ビーコンに一直線に突き進み、着弾してビーコンを木っ端微塵に吹き飛ばした
ホシノ「いやったあ」
妨害電波が消え、通信が可能になる
石室「よし、各防衛軍とファイターチームに緊急連絡だ!」
123名無しより愛をこめて:2006/03/11(土) 21:21:42 ID:E2qAFFlx0
五代目「ああっ、ビーコンが!」
六代目「やってくれたな、地球人! かくなる上は俺自ら・・・」
ワイルド星人「待て、六代目」
六代目「何だ!?」
ワイルド星人「今、ナースの通信機を介して初代バルタンから連絡が入った。
地球上のアジトが陥落したので、宇宙に脱出してくるそうだ」
五代目「馬鹿め・・・手をこまねくような真似をしているからだ!」
ワイルド星人「それだけじゃない。アメリカとオーストラリアを大規模攻撃
していたバルタン円盤軍も、全滅したらしいぞ」
六代目「な・・・何!?」
五代目「本当なのか!?」
ワイルド星人「一度戦列を立て直すから戻ってこい、だそうだ」
五代目「・・・どうする、六代目」
六代目「くそ・・・此処まで来ておいて!」

激戦区から遠く離れた宙域に浮かぶ、バルタン本陣の大型母艦。
二代目A「五代目と六代目は、帰ってくるだろうか? Jrの二の舞に
ならなければいいが」
初代「二代目A」
二代目A「?」
初代「ダークバルタンを召喚しておこう」
二代目A「ぬ・・・よし、判った」
124名無しより愛をこめて:2006/03/12(日) 12:17:54 ID:++x8Qwfm0
バルタンコンビはナースを連れて渋々引き上げた。

緊急連絡を受けて急いで帰ってきたファイターチームは、傷付いた
エリアルベースを見て怒った。
梶尾「バルタンどもめ、俺達がいない隙に!」
稲城「破滅招来体に負けず劣らず汚い奴らだね・・・」
急遽修理作業が行われている。
一方、交渉に向かったらしいぺロリンガ星人はまだ帰ってこない。
石室「上手く行けばいいが・・・こちらも引き続き通信作業を続けてくれ」
イデ、我夢「「判りました」」

バルタン本陣では、ダークバルタンとの通信が行われていた。
初代「というわけで、至急こちらに合流して欲しい」
モニターに映るダークバルタンは、一見初代に近い姿をしているが、
背負っている気配の邪悪さが違う。
ダーク「了解した、任せておきたまえ。ふふふ・・・」
125下原正三:2006/03/12(日) 19:23:33 ID:jD6yKWDe0
結構状況が動いたので、又纏めておきます。

>>101以降

○スーパーGUTS、MYDO、MAC、宇宙ステーションV3 ぺロリンガ円盤軍と睨み合い
○バルタン五・六代目、ワイルド星人 エリアルベース攻略失敗、逃走
○二代目B、パワードバルタン
 ぺロリンガとの交渉計画妨害作戦進行中・・・のはずだが、動向つかめず
○バルタン初代、二代目A 本陣の母艦で作戦指揮中。ダークバルタンを召喚
○UGM イトウ、矢的、フジモリは凍結光線で硬直中。タジマ、ハラダを日本へ召喚。
 エミと涼子はTLTの松永と接触、提案を受けるか考え中
 オオヤマはエミと涼子をMATに出向させるか考え中
○アラシ以外の科特隊、XIG本陣、フクシン ぺロリンガとの交渉計画続行中
○地球にいたぺロリンガ星人 ぺロリンガ本陣との交渉のため円盤軍へ
○MAT本陣 タイニーバルタンを保護。タイニーは昏睡中
○アメリカとオーストラリアに現れたバルタン円盤軍 地球側の攻撃で全滅
○ZATの朝日奈 バルタン円盤のバリヤーを破るも負傷。スカイホエールも破損
○TLTの松永一派 極秘にバルタンの捕虜を虐待中

抜けてたら補足宜しく。話を進める上で余り関係なさそうなものは外しました。
それと、ぺロリンガが地球に抗議してきた理由をそろそろ描かなくては
いけないのでは? ネタを振った人はもうどっかいっちゃったと思いますが。
126下原正三:2006/03/12(日) 19:30:00 ID:jD6yKWDe0
追加。
○ZAT本陣 荒垣と西田を地球へ召喚
127防衛軍LOVE:2006/03/12(日) 20:14:39 ID:YPbi/SP60
エリアルベース
ホシノ君はまるで何かに操られたように誰もいないシミレーションルームに来ていた
はっとなるホシノ君
ホシノ「あれ、僕、なんでこんなところに来たんだろう」
2代目バルタンB「ふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉ」
不審に思うホシノ君の前に姿を現す2代目バルタンB
ホシノ「あ、バルタン星人」
2代目バルタンB「ふぉふぉふぉふぉふぉふぉ」
ホシノ「ああああああああああ」

数分後、
フジ「あ、ホシノ君、探したのよ、こんなところにいたのね」
いつの間にかいなくなったホシノ君をフジ隊員は探していたのだ
先ほどのトレーニングルームで呆然とたたずむホシノ君を見つけるフジ隊員
ホシノ「ごめんなさい、フジ隊員」
フジ「ちゃんとコマンドルームにいないとだめじゃない」
ホシノ「はい」
フジ(今日はやけに素直ね・・・)
128名無しより愛をこめて:2006/03/12(日) 21:52:37 ID:jD6yKWDe0
エリアルベースの修理が着々と進む中、アラシが地球からやってきた。
ハヤタ「アラシ隊員! よく来てくれました」
ムラマツ「TACの方はどうだった?」
アラシ「いやあ、クレッセントを倒した功績は功績として、山中隊員は
独断先行のかどで竜隊長にこってり絞られてましたよ。それはさておき、
俺も今から合流します。もうバルタンの勝手にはさせませんよ」
129下原正三:2006/03/13(月) 11:33:15 ID:+vWbE+CE0
更に、修理中のエリアルベースでは防御に不安が残るため、MACステーションから
マッキー3号の部隊が周辺警備に回された。
石室「お世話になります、高倉長官」
高倉「いや、他人事ではありませんからな。ビーコンの電波ジャックはうちにも
及びましたし」
130名無しより愛をこめて:2006/03/13(月) 17:32:22 ID:9givtMSp0
>>125ペロリンガヲ出したのは私です。いやー先週はずーっとスキーに行ってたんで
けど何か滅茶苦茶になってますね。
131名無しより愛をこめて:2006/03/13(月) 17:50:10 ID:9givtMSp0
「フォオフォオフォオフォオフォオ」
「ワッツ!?」
ななななんとダークバルタンが東京、パリ、その他世界の要都市に同時に襲来したのだ!
ダーク「ふふふ、地球人よ。これがバルタンの科学だ。私はいつでも私と同じクローンを作れる」
132銀城哲夫:2006/03/13(月) 18:07:08 ID:9givtMSp0
ずっと「名無しより愛をこめて」もいやなんでちょっと名前を付けました

東京に現れたダークバルタン。MAT、TAC
そしてDASHが攻撃をかける!!
しかし…
山中「うっ?」
コバ「あっ!?」
なんとマットアローとダッシュバードは固まってしまいタックファルコンは無重力になってしまったのだ!
ダーク「フハハハッ、地球人の科学では到底バルタンの科学には勝てん」
一方…
二代目A「すごいなダークバルタンの奴。無敵じゃないかっ」
初代「しかし奴には弱点がある」
二代目A「なんだ?それは」
初代「バルタンの銅鐸の鐘の音だ。しかも運悪く、それを知ったタイニーバルタンが銅鐸を持って逃走したのだ」
二代目A「!!!なんだってえーーー」
133防衛軍LOVE:2006/03/13(月) 18:20:18 ID:qZtbV5nq0
アメリカにも出現したダークバルタン
ストライクビートルを凍結させ、スカイハンターの撃ったミサイルを空中分解させた

更にオーストラリアに出現したダークバルタン、
ハマー2機を無重力で飛行不能にして高笑いを浮かべる

パリに出現したダークバルタンは分身してEU軍を苦しめる
134防衛軍LOVE:2006/03/13(月) 18:29:23 ID:qZtbV5nq0
エリアルベース
既に催眠状態になっているジョジーと敦子
千葉参謀「うあああああ」
高倉長官「ううううう」
高山我夢「わあああああ」
ムラマツ「うわああああ」
フジ「きゃああああ」
石室「くそ、うあああああ」
フクシン「ひえええええ」
次々と職員達を催眠状態にするホシノ君に取り付いた2代目バルタンB
あっという間にコマンドルームを乗っ取ってしまった
戦闘隊員達が外の守りでいなかった事が災いしたのだ
ホシノ(2代目B)「ははははは、初代、エリアルベース、コマンドルームは乗っ取った、これでこいつらはペロリンガと交信できんぞ」

続き誰か頼む
135下原正三:2006/03/13(月) 18:36:22 ID:+vWbE+CE0
展開早え!(笑)

どうも今下手に介入すると却って混乱しそうなので、暫く様子を見ます。
まずかったら呼んでください。なんか考えてみます。

打開するには、やっぱりタイニーかなあ。
136下原正三:2006/03/13(月) 21:50:00 ID:RzgJvvij0
今出先から戻りました。じゃ、割り込んでみますが、宜しいですね?

バルタン本陣の母艦では、主立った主力一同がダークバルタンの猛威を
モニターしていた。
初代「二代目A。何故私がダークバルタンの召喚を最後の手として温存
していたか判るか」
二代目A「そりゃ・・・あいつの戦闘能力を考えれば」
初代「それだけではない。奴は気分屋でマイペースだからな。一度興が
乗り出したら私も御し切れん」
嘆息する初代。
初代「我々は現在R惑星を地球を支配するまでの仮住まいとしているが、
R惑星は我々の住環境としては厳しい。そこで、ぺロリンガ星を次の
居住区として狙ったが、ダークの奴がぺロリンガ星に重力異常を起こし、
普通に足を地につけて暮らすことも出来なくしてしまった。ぺロリンガ
星人達は円盤に乗って脱出せざるを得なくなったが、我々もぺロリンガ星に
住めなくなった。そのときのダークバルタンの言い草ときたら」

ダーク「ああ、気にするな気にするな。地球さえ支配すれば問題はない」

二代目A「・・・そりゃ、ぺロリンガ星人も怒るな」
しかし、ダークバルタンは単純に戦いにおいてはバルタン主力陣内でも
最強なので誰も逆らえなかった。

そんな感じでいいですか? ぺロリンガが怒った理由。
137下原正三:2006/03/13(月) 22:12:42 ID:RzgJvvij0
初代「しかし、大戦力として投入したバルタン円盤軍は地球人の予想外の奮闘に
よって全滅し、Jrと三代目も戦死した。ダークバルタンの出陣も
やむを得ないところだろう」
二代目A「まあ、二代目Bがエリアルベースを制圧したのは僥倖だったな」
五代目「うぬぬ・・・」
六代目「まんまと食わされたというわけか・・・」
バルタンコンビがエリアルベースを攻撃していたとき、パワードバルタンは
陰からその様子を観察し、エリアルベースの守りの弱い部分を見定めていた。
そしてそれをバルタン二代目Bに報告し、二代目Bはエリアルベースへの
潜入に成功した。尚、パワードバルタンも補佐役を続行し、二代目Bに
随行している。
初代「エリアルベースの方は二代目Bに任せるとして・・・このままダークが
調子に乗りすぎて地球まで住めない環境にしたりするとまずい。どうにか
手綱を取る必要がある。そのためには、タイニーバルタンの持ち去った
銅鐸を手に入れねばならん」
そして、初代は二代目A、五代目と六代目にも頭を下げた。
五代目「な・・・初代」
六代目「何のまねだ・・・?」
初代「手を貸してくれ。銅鐸奪取は何としても成功させねばいかんのだ。
今回は私も直接地球へ向かう」
138下原正三:2006/03/13(月) 23:20:59 ID:RzgJvvij0
かくして、バルタン初代、二代目A、五代目、六代目はこぞって
地球へ向かう。
五代目「しかし、どうやって銅鐸を手に入れる気だ?」
初代「MATという地球の防衛組織がタイニーバルタンを保護しているらしい。
そこを襲撃してタイニーを取り返し、銅鐸のありかを吐かせる」
六代目「正面からか?」
初代「以前凍結光線で硬直させ、UGMに奪取された防衛隊員どもがまだ
そのままになっているはずだ。いざとなれば、元に戻してやるという交換条件を出す」
139下原正三:2006/03/13(月) 23:48:07 ID:RzgJvvij0
もう少し進めます。

ぺロリンガ本陣では、地球にいたぺロリンガ星人が同胞達に事態を説明
していた。バルタンに対していきり立っているぺロリンガもいたが、
使者の根気強い説得によって漸く落ち着きつつあった。
「そういうわけで、地球人もバルタンによって多大な被害を被っている
らしい。我々ぺロリンガは高度な文明を持った種族だ。なればこそ、今は
何も言わずに苦境にある地球を助け、懐の広さを見せるべきではないか」

特に異存のある者もなく、ぺロリンガ円盤軍はバルタンに対抗するため、
地球に向かって前進し始めた。勿論、地球への侵略と誤解されると困るので、
休戦の意志を示すメッセージを発しながら。
140名無しより愛をこめて:2006/03/14(火) 00:39:14 ID:i0aJdg6lO
すでにウルトラマンの世界観じゃないな。
141名無しより愛をこめて:2006/03/14(火) 00:44:33 ID:qDVnCOAs0
それでいいのです。ウルトラマンは出ないんだから。
142名無しより愛をこめて:2006/03/14(火) 09:47:32 ID:5z428Z2F0
>>134
制圧され、沈黙状態のエリアルベースを包囲しているファイターチームと
マッキー3号部隊。内部の戦闘要員でないクルー達が事実上人質状態に
なっているため、うかつに踏み込めない。
米田「又、我々がパトロールに出ている隙を狙ってか・・・」
MAC・赤石「視察に行った高倉長官もつかまっちまったし・・・」

(本当は石室と高倉の挨拶はモニターごしですますつもりだったのですが、
まあなったものはしょうがない)

と、MACステーションから複座のマッキー2号が飛んできた。
乗っているのはおおとりゲンと、MACのトレーナーとしてウルトラ警備隊から
特別出向していた、モロボシ・ダン。非常時なので臨時行動隊長扱い。
ゲン「どうしますか、モロボシさん」
ダン「時間がたつほど事態は悪くなる。ここはあえてエリアルベースへ
突入して電撃作戦で取り返したほうがいいだろう」
ゲン「出来るでしょうか・・・」
ダン「こういうときのために君に、武器がないときでも身一つで敵と戦わなければ
ならない事態を想定しての特訓を行ってきた。僕の教えたことを使いこなせ」
ゲン「判りました!」
操られたXIG職員達が砲台から撃ってくる弾丸を交わし、マッキー2号は牽制のため
2パーツに分離。それぞれダンとゲンを別に乗せ、ベースの格納庫に2箇所から
体当たりで突っ込んだ。コクピットから降り、中に乗りこんでいく。
梶尾「俺達も続くか」
MAC・青島「いや、ダン臨時隊長の指示を待つ。突入準備だけはしておこう」
143名無しより愛をこめて:2006/03/14(火) 13:13:20 ID:5z428Z2F0
パワード「とち狂ったか、地球人め。たった二人でしかも生身で来るとは」
二代目B「催眠状態にしたクルーどもに追い詰めさせてから、なぶり殺してやる」
パワードバルタンはゲンの侵入したブロックに、二代目Bはダンの方に自ら向かった。

格納庫から通路へ入ろうとしたゲンは、操られたクルー達に阻まれていた。
気絶させる程度に空手で殴って倒していくが、クルーは次々に出てくる。
ゲンが息を切らし始めたのを見届けたパワード、
「下がれ。私がとどめをさしてやる」
クルー達を左右に退かせ、鋏を構えて歩み寄ってくる。天井の高い格納庫へ。
それがゲンの狙いだった。
吊るされて回転させられたり、刃物を振り回す妙な機械や先を尖らせた丸太に
痛め付けられたりして嫌というほど鍛えられたゲンは、殆ど予備動作なしで
ジャンプした。

仮にウルトラマンレオを基準にして計算。身長51mを端数切捨てで50m。
ジャンプ力、1000m。これを人間であるゲンに換算して、低めに見積もって
身長170cmでも、ジャンプ力、34m。

34mジャンプしたゲンは、そのまま神速で降下し、呆然と見ていたパワード
バルタンの首を、つま先で斬り飛ばし、絶命させた。
パワードバルタンとて、空を飛んだり手から光線を撃ったり出来る自分に
肉弾戦で挑んでくる地球人類がいる可能性は全く考えていなかった。
144防衛軍LOVE:2006/03/14(火) 13:29:19 ID:su+uobUb0
2代目バルタンBは冷静だった
パワードバルタンの様に彼も素手でバルタン星人に立ち向かう戦士がいるなんて考えていなかったが
と言うか34mもジャンプできるミラクルマンがいるなどと考えていなかったが
どんな人間がやってきても勝つ自信があった
2代目Bは笑いながら自らのこめかみにジェクターガンを突きつけた
ただし、ホシノ君に取り付いた状態で…
つまりこのまま2代目Bが引き金を引けば
2代目B「この少年の命は無いぞ」
145名無しより愛をこめて:2006/03/14(火) 14:23:31 ID:i0aJdg6lO
そろそろバルタンとの戦いに決着つけてよ
146名無しより愛をこめて:2006/03/14(火) 15:31:39 ID:5z428Z2F0
あわてない。その前に、バルタンを倒すに当たってとりあえずクリアしなければならない問題。
○二代目バルタンB撃破とエリアルベース奪回
○ダークバルタン撃破 これが一番難題だろう。
○MAT基地に向かっている4人のバルタン撃破と、タイニーの保護
147銀城哲夫:2006/03/14(火) 16:45:32 ID:Yao557fW0
エリアルベースは緊迫した雰囲気に包まれていた
ホシノ(2代目)「フフフ」
と、
ムラマツ「そこまでだ、バルタン星人」
全員「!!!」
2代目B(ホシノ)「馬鹿な、どうして」
フクシン「こいつが助けてくれたんだ」
現れたのはあのペロリンガ星人!
ペロリンガ「もう交渉は終わっている。我々の円盤が攻撃を開始した!!」
パワードバルタン「く、くそっ」
148下原正三:2006/03/14(火) 17:36:21 ID:5z428Z2F0
>>147
パワード死んでる、死んでる。
149銀城哲夫:2006/03/14(火) 17:46:11 ID:Yao557fW0
ありゃ死んでた。それじゃ最後の台詞はバルタン2代目Bってことで。俺も読みが浅かったな。
150下原正三:2006/03/14(火) 19:07:41 ID:5z428Z2F0
>>147続き

ムラマツ「ホシノ君を解放しろ!」
二代目B(ホシノ)「・・・そうはいかん」
二代目バルタンBが取り付いたままのホシノは、手近の壁のレバーをおもむろに下げた。
非常用のハッチが開き、激しい気流が発生。クルー達が飛ばされないように
周囲の固定された突起物にすがり付いている隙に、ホシノは外へ飛び出した。
フジ「ああっ、ホシノ君!」
しかし、ホシノは超高空の中に浮かびながら平然と笑っている。バルタンが
取り付いているうちは体調に影響はないらしい。そのまま飛んで逃げていく。
アラシ「待て! ちきしょう!」
遅れて、パワードバルタンを倒したゲンが格納庫から走ってきた。
ゲン「ダン隊長、状況は?」
ダン「・・・ホシノ君がさらわれた」
151防衛軍LOVE:2006/03/14(火) 20:21:04 ID:su+uobUb0
オオヤマ「よし、城野、星、MATに赴いてかまわないぞ」
星「え?いいんですかキャップ」
オオヤマ「代わりの隊員を呼んでおいた、入ってくれ」
入ってくるタジマとハラダ
城野「ハラダ隊員、タジマ隊員」
イケダ「先輩!」
ハラダ「久しぶりだな、エミ」
タジマ「キャップ、しかし俺とハラダ隊員だけじゃ抜けた隊員達の穴を埋められませんよ」
城野「そうですよね……、せめてもう一人いれば……」
オオヤマ「入っていいぞ」
更に入って来た隊員それは……
城野「ジュン!」
ハラダ「ジュンじゃないか」
ジュン「お久しぶりです皆さん」
星「誰?」
イケダ「城野隊員の後輩でUGMまであと一歩のところで落ちたヤマモトジュン隊員、でも結構いい成績してるんだぜ」
星「ふーん、はじめまして、私星涼子、よろしくね、ジュン隊員」
ジュン「はい、よろしくお願いします」
オオヤマ「よし、ハラダ、お前は臨時チーフをやれ、星、城野はMAT本部に赴きMATの手伝いをしろ、後の者は待機」
隊員全員「了解!」
152防衛軍LOVE:2006/03/14(火) 20:25:31 ID:su+uobUb0
ジュン候補生(ウルトラマン80)
第25話「美しきチャレンジャー」に登場
UGM昇格を狙って手柄を立てようとするが失敗、UGMを壊滅させかける
女性版アオキ訓練生と言った感じだが、こっちの方が人間ができている
なお改心して生還しているが、その後さっぱり出番がなかった
最初は城野隊員を敵視していたが、最後は和解していた
なお名字のヤマモトは名字がジュンになかったので俺がつけた
153下原正三:2006/03/14(火) 22:47:37 ID:tRcaaNC40
一方、MATはダークバルタン対策に頭を痛めていた。
空中停止させられたマットアローから、南は脱出してパラシュートで無事
生還したが、マットアローは空中停止したまま。TACのタックファルコンと
DASHのダッシュバードも同様、山中とコバのみ脱出。タックアローでなく
大型司令機のファルコンを空に置いてきた山中は又怒られたらしい。
その後もダークバルタンは散発的に現れては消え、世界を混乱させている。
協定を結んだぺロリンガ星の部隊が対抗してくれているが、無重力光線の
前にはやはり打つ手がない。
郷「しかし、損害を受けているのが兵器だけで、まだ死者が出ていないのは
意外ですね」
岸田「余裕を見せているつもりなんだろう。なめやがって」
伊吹「取り合えず、宇宙勤務になっていた加藤隊長がもうすぐ戻ってきて
戦列に加わってくれる。今は我々で頑張るしかない」
南「そういえば・・・上野が見当たらないが、どうしたんだ?」
丘「タイニーバルタンの警護に当たってるわ」
伊吹「うむ・・・タイニーバルタンの問題もどうにかせねばならん。
UGMの方から二人その件で出向してくれると報せがあった」

フォートレスフリーダムにも諜報部から情報が密かに届く。
首藤「どうしますか、監理官」
松永「今は下手に目立たず、静観しておきましょう。彼女達がMATの方を
選択したならそれで宜しい」
154下原正三:2006/03/15(水) 09:05:30 ID:B+geH0PL0
4人のバルタン重鎮は海底に潜み、MAT基地襲撃の機を伺っていた。
二代目A「で、作戦は?」
初代「UGMがマグマライザーをおとりにして捕虜どもを救出した、あれと同じ
手を使わせてもらう。待機させている怪獣グビラにまず正面から基地を強襲させ、
その隙に潜入する。しかし、かなり戦力を向上させている地球側に対して
それだけでは不安が残るので、グビラだけでなく、続いて私も巨大化して
強襲をかける」
3人「・・・・・・」
初代「お前達はその間にタイニーバルタンを奪取し、先行して離脱しろ」
そしてグビラを地中から呼び出そうとしたとき、五代目と六代目が前に出る。
初代「?」
五代目「陽動作戦なら俺達のほうが向いている」
六代目「基地潜入は初代と二代目A、お前らがやれ」
155銀城哲夫:2006/03/15(水) 17:05:51 ID:FslQHb0O0
>>154続き
初代「な、何故だ」
2人「俺達は戦いたいんだよ!!」
初代「だめだ、狡猾な君達だからこそタイニーバルタンの奪取をまかせるのだ」
5代目「しかし…」
初代「わかってくれ。事は早急にすませろよ」
しかたなく2人は出たいった。
だが…
6代目「くそっ!初代の奴、俺達がいなきゃ何もできないのに威張りやがって」
5代目「しかし、今は彼に従うしかない。そのタイニーバルタンを取り戻してからでも…」
6代目「何だ、何か策でもあるのか」
5代目「シッ!何かの気配だ…」
2人は辺りを見たが何かがいそうな様子はない。
2人「?」
ベーシカル「やあ、諸君の話は聞かせてもらったぞ」
突如ベーシカルバージョンが現れたのだ!!
156銀城哲夫:2006/03/15(水) 17:42:55 ID:FslQHb0O0
6代目「何故、おまえがここに!?」
ベーシカル「初代に招かれたのだよ。君達の監視役としてな」
5代目「何だって!」
6代目「畜生!初代の奴」
ベーシカル「ふふふふふふ」
ドドドーン!
6代目「何の音だ!?」
5代目「恐らく初代がグビラを出現させたのだ。いくぞ!2人とも」
5代目の予想どうりその音はグビラの出現した音であった。
伊吹「何だ!?どうした?」
郷「あれは、ドリルを持つ怪獣です!」
岸田「グビラだ!」
と、その時上野隊員が飛び込んできた!
上野「あのバルタン星人の子供が蘇生しました!」
157名無しより愛をこめて:2006/03/15(水) 18:38:07 ID:FoLGk14r0
一方城野と星はMAT本部に到着したと同時に始まったグビラの攻撃をすぐに本部へ報告した
報告を受け、UGMは直ちに出動態勢を取る
タジマ「しかしキャップ、相手が海の中じゃ打つ手がありません」
ハラダ「くっそう、UGMにも潜水艇があれば……」
オオヤマ「安心しろ、ジュン、ドルフィンATMをスペースマミーに搭載しろ」
ジュン「了解です、いよいよ私の出番ですね」
イケダ「ドルフィンATM、完成していたんですか!」
ジュン「はい、私はドルフィンのパイロットとして配備されたんです」
イケダ「なるほど」
最新鋭装備を備える潜水艇、ドルフィンATMを積んだスペースマミーが発進する
158下原正三:2006/03/15(水) 23:38:26 ID:bKiXLABW0
>>155 ごめん、不勉強なものでベーシカルバージョンが判りません。
どの作品からの出典ですか?
159下原正三:2006/03/16(木) 00:00:43 ID:bKiXLABW0
二代目バルタンAは、MAT基地潜入に向かった三人を見詰め、
二代目A「今更だが、五代目と六代目の進言を受けたほうがよかったんじゃないのか」
初代「作戦が始まった以上もうどうにもならん。極力仲間の犠牲を避けたいための
判断だったのだが、中々真意は伝わらないものだ」
二代目A「お前の言葉が足りないのもあるんじゃないか?」
初代「今言っても始まらん。とにかく、お前もついていってフォローして
やってくれ」
二代目A「・・・了解」
二代目Aも泳ぎ去った。見えなくなるのを確認した後、
初代「今生の別れになるかもしれんな」
初代はグビラが暴れるのを見ながら、間もなく自分も巨大化した。
160下原正三:2006/03/16(木) 10:13:02 ID:jud2PSF50
状況纏め。

>>127以降

○スーパーGUTS、MYDO、宇宙ステーションV3
 ぺロリンガ円盤軍との睨み合いは終了。バルタンに対しては引き続き警戒?
○バルタン初代、二代目A、五・六代目、ベーシカルバージョン、グビラ
 MAT基地攻撃中
○二代目B ホシノに取り付き、拉致してエリアルベースから逃走
○パワードバルタン 死亡
○ダークバルタン 散発的に世界を攻撃中
○UGM イトウ、矢的、フジモリは凍結光線で硬直中。タジマ、ハラダを日本へ召喚。
 エミと涼子はMATへ出向。ジュン入隊。後、全員でMAT基地を防衛中
○ぺロリンガ星人 地球と協定、ダークバルタンに対抗中
○MAT本陣 タイニーバルタンを保護中。タイニー覚醒
○TLTの松永一派 極秘にバルタンの捕虜を虐待中。状況を静観中

抜けてたら補足宜しく。話を進める上で余り関係なさそうなものは外しました。
バルタン編終了まで後少しか?
161防衛軍LOVE:2006/03/16(木) 14:12:41 ID:jL1gAGEA0
ベーシカルバージョンはコスモスの映画に登場したバルタンです
162下原正三:2006/03/16(木) 15:50:58 ID:jud2PSF50
東京湾を遥か下に見下ろす超高空にナースを滞空させ、ワイルド星人は
今後の身の振り方を考えていた。
「かつてのバルタン達を相手にしても全く引けを取らないらしい、
ダークバルタンについたほうがいいかもしれんな・・・」
163銀城哲夫:2006/03/16(木) 16:26:54 ID:zOWyeAVU0
南「ああっ!バルタン星人」
伊吹「くそっ!何でこんなときに?」
上野「あのタイニーとかいうバルタン星人は一体どうしましょう?」
伊吹「この騒ぎに乗じてバルタン星人が誘拐するかもしれん。厳重に警護してくれ」
上野「了解」
そのころ
ダーク「むむ、あれは…?初代?」
不審に思ったダークバルタンは初代の所まで飛んできたのだ。
初代「!!!」
ダーク「初代、これはどういうことだ?」
164下原正三:2006/03/16(木) 17:06:36 ID:jud2PSF50
初代はどうにか平静を装い、
「グビラ、待て」
命令を受けてグビラは動きを止めた。
ダーク「? MAT基地を攻めるのではないのか」
初代「そのつもりだったのだが、どうもこの基地に、強力な秘密兵器が隠されて
いるらしい。そのため、うかつに踏み込めないのだ」
咄嗟に嘘をつく。もっとも、ダークバルタンにとっては抑止力となりうる
銅鐸の秘密を知るタイニーバルタンが基地にいるので、全くの嘘でもないかもしれない。
ダーク「ほほう」
初代は密かに二代目Aにテレパシーを送る。
二代目A(どうした、初代?)
初代(ダークバルタンがここに来ている)
二代目A(何!?)
初代(状況が変わった。タイニーの奪取を急いでくれ。もし無理な場合は、
至急全員基地から逃げて後で出直せ。ダークバルタンは私が何とか引き付ける)

更にダークバルタンが現れたことで驚くMATとUGM。
伊吹「・・・しかし、何故グビラの攻撃がとまったんだ?」
オオヤマ「バルタン同士が睨み合っているのも妙だな・・・」
165銀城哲夫:2006/03/16(木) 18:16:28 ID:zOWyeAVU0
>>164続き
タイニー「それはこういうことです」
伊吹「!!!」
上野「どうしても隊長に話したいことがあるようです」
伊吹「あ、ああそうか。タイニーとかいったな?」
タイニー「はいタイニーといいます。えーとまずあの初代は…」
タイニーバルタンの話によると初代とベーシカルは地球への移住を強く望んでいるのだが
5代目や6代目は好戦的でさらにダークバルタンは力が強すぎバランスがとれていないこ
とを語った。
伊吹「ふーむ、そうだったのか」
166名無しより愛をこめて:2006/03/16(木) 21:02:21 ID:hHiGp6wn0
やっと現場に到着したスペースマミー
なぜか戦闘は止まっている
ハラダ「これはチャンスだ、攻撃開始、ジュン、ドルフィンATMの実力を見せてやれ!!」
バルタンの都合など知った事ではない
グビラが攻撃をやめたなら敵の戦力を削るチャンスだ!
そうハラダは考え、ジュンに攻撃を命令する

ジュン「了解!任せておいてください!!」
ジュンも嬉々として応じる
着水することなくスペースマミーの格納庫から海に飛び込むドルフィンATM
オオヤマ「待て!様子を見るんだ!!」
危険を感じたオオヤマが止めるがジュンは聞かない
もともと好戦的な性格なのだ
ジュン「キャップ、これはチャンスです、チャンスを逃すわけには行きません、攻撃します!!」
オオヤマ「ジュン!やめろ!!」
ドルフィンATMから魚雷が4機発射され、グビラに命中する!!
167名無しより愛をこめて:2006/03/16(木) 21:42:01 ID:lUEBBIJ00
ジュン「やったぁ!」
オオヤマ「ジュン!すぐそこから離れろ!」
しかし手遅れだった。グビラはドルフィンATMに突進した。
グビラのドリルがドルフィンATMを貫通する!
ジュン「きゃあああああっ!」
全員「ジュン!」
168下原正三:2006/03/16(木) 22:52:07 ID:pSla+kqH0
破損したドルフィンATMは海底に頓挫し、ジュンも内部で失神。
伊吹「いかん! マットサブを出して救助しろ!」
南「しかし、グビラが暴れている状況では・・・」
ショックでいきり立ったグビラは、続けてMAT基地に向かい、海底ケーブルを
踏み付けて壊していく。
初代バルタン「グビラ、落ち着け!」
初代の命令も聞かない。
ダークバルタン「このまま基地が壊されるなら、それはそれでいいんじゃないのか?」
初代「そういうわけにはいかんのだ!」
基地内にはタイニーをさらいに向かったバルタン達が潜入しているのだから。

上野、そしてエミと涼子は、念のためタイニーをMAT基地から地上へ避難
させることにした。マットサブが待機している水路へ向かう。
しかし、
ベーシカルバルタン「そうはいかんぞ」
マットサブの発着場を目の前にして、等身大のバルタン達が立ちふさがっていた。
二代目A「急げ、ダークバルタンに気付かれたらまずい」
六代目「任せとけ」
六代目バルタンはタイニーを捕らえる為、内部に広い別空間を備えた
ズダ袋(80の45話で子供達を閉じ込めたあれ)を取り出し、ハサミで
器用に扱ってかぶせかけようと迫ってくる。
「俺達が忍び込んでいたことなど、お釈迦様でも気が付くめぇ!」
169名無しより愛をこめて:2006/03/16(木) 23:46:36 ID:pSla+kqH0
一方、ジュンをどうやって助けるか思案する伊吹。と。
丘「隊長! マットアロー1号が発進しました!」
伊吹「何? 誰が動かしたんだ!?」
丘「郷隊員です!」

基地から飛び出したアローは、航空兵器でありながら水中を推進力のみで
強引に突き進み、グビラに攻撃を掛けて牽制。
郷「アロー1号の耐久力なら、水中でも短時間なら活動できる(新マン45話)。
隊長、今のうちにジュン隊員を救助してください!」
170防衛軍LOVE:2006/03/17(金) 13:44:07 ID:OpAYNK780
星と城野は頑強に抵抗して、バルタン達をてこずらせる
ベーシカル「(ライザーガンを避けながら)うぬぬ大人しくしろ、さもないと!!」
5代目「かまう事はない!皆殺しにすればいいのだ」
2代目A「!!よせ」
5代目が城野らに光線を発射しようと構える

赤い熱線が5代目に着弾して5代目はぐったりと倒れ、絶命した
全員が光線の飛んだ方向を見る
そこにはマットサブに乗り込むために格納庫に来たMAT隊員達の姿があった
岸田がスペースレーザーガン、南がマットガン(あの機関銃)、上野がレーザーガンSP70を持っている
そして一般隊員達も駆けつけバルタン達を取り囲む
伊吹「バルタン星人、お前達の好きにはさせんぞ!」
6代目「おのれおのれおのれええええ」
2代目A「ま……まずいぞ」
ベーシカル「うぬぬぬぬ」
171名無しより愛をこめて:2006/03/17(金) 16:05:24 ID:Q2uhfaxi0
海中では、アロー1号とグビラの戦いが続行されている。戦いは激しく、
MAT基地の一般兵がジュンを救助するために搭乗してきたマットサブも下手に近づけない。
アロー1号の水中活動もそろそろ限界だ。
郷「どうすれば・・・」
と。
そこへ高速で接近してきたのは、MAT基地と同じく東京湾に設営されたベースタイタンから
発進した、空も海のOKのダッシュバード3号。
コバ「よく考えたら目と鼻の先じゃねえか。俺達にも分けてくれよ!」
今回は、複座にトウマ・カイトもサポートとして乗っている。
カイト「郷隊員、援護します!」
172銀城哲夫:2006/03/17(金) 16:15:51 ID:4nClkMwD0
>>170続き
バルタン星人達は全く身動きが取れないでいた。そして
ダアア−ン!
2代目Aが遂に倒れた。
6代目「くっそおおおおお」
ベーシカル「…ふふふ。こうなったら分身だ!」
と全てのバルタンは分身した。
一同「!!!」
しかも巨大化した。
ドッカーン!!MAT基地の一部が全壊した。しかし
ダーク「何!?何故、基地からお前たちが?」
173銀城哲夫:2006/03/17(金) 18:11:07 ID:4nClkMwD0
初代「だからその…、実はタイニーバルタンがこの基地にいるらしいから浚おうと…」
ダーク「浚うだと?殺せばいいものを」
初代「それだと銅鐸の場所が解らなくなってしまうのだ」
ダーク「銅鐸?貴様、このダークバルタンがそんなものにやられると思っているのか」
初代「自分の力を過信するな、ダークバルタン」
ダーク「私は自分の力ぐらい解っているつもりだ」
ベーシカル「おい、仲間割れをしている時じゃない」
初代「おお、そうだった。どうだ?そっちは」
5代目「だめだ。失敗だ」
初代「ううむ……」
ベーシカル「そうだ、ダークバルタン」
ダーク「何だ?」
ベーシカル「もし貴様のせいで地球に住め無くなくなったら容赦はしない。私のネオバルタンモードの強さは君もよく知っている筈だ」

注:ネオバルタンはベーシカルの戦闘形態です。
174下原正三:2006/03/17(金) 18:22:51 ID:Q2uhfaxi0
>>173
>ネオバルタン
あの五本指が生えて目が吊り上ってるやつですね。おっけー。
それと、五代目死んでる死んでる。六代目でいいのでは。

「ばるるー!」
タイニーバルタンが使った超能力で、基地内にいたMATやUGMの隊員達は不可視の障壁に
守られ、おぼれることは免れた。しかし、バルタンの巨大化で壁を壊された
通路内は一気に浸水してしまった。無事な区域の隔壁が閉じる。
岸田「加減を知らんのか、あいつら!」
南「しかしまあ、巨大化できる敵を相手にしてればこういうこともあるだろう」
伊吹「とにかく全員マットサブに乗れ。一旦地上へ離脱する」
上野「しかし、基地は・・・」
伊吹「やむをえん。我々が生き延びれば又建て直せる」
かくして一同は、バルタン達が言い争っている隙にマットサブで脱出していく。
丘「郷隊員は大丈夫かしら・・・」
伊吹「地上で戦力を確保してから再度援護に向かう。UGMと合流しよう」
175名無しより愛をこめて:2006/03/17(金) 22:02:45 ID:uIqBD6KF0
その頃郷とカイトとコバは、グビラと激闘を繰り広げていた。
郷「もうこれ以上は駄目だ」
その時、マットアロー1号の無線機に伊吹からの通信が入った。
伊吹「マット基地は一旦放棄する。お前もUGM基地に早く来い。」
郷「しかしグビラはどうするんです!?」
カイト「ここは僕達に任せてください」
郷「…了解」
コバ「そろそろスーパーGUTSのガッツマリンも救援に来るみたいだ」
2人が話している間に、グビラがダッシュバード3号に突進する!
カイト&コバ「うわっ!」
数時間後体中に海草がまとわり付いているカイトとコバがベースタイタンに帰還したが、それは後の話。

という展開はありですか?
176下原正三:2006/03/17(金) 23:15:26 ID:i7NTrErK0
>>175
いいんじゃないかと。

UGMベースにMAT一同が辿り着いたところで、タイニーバルタンはエミと
涼子の話を聞き、凍結されていた三人の隊員を早急に「ばるるー」で
元に戻した。
エミ「矢的隊員!」
涼子「元に戻ったのね!」
戻った早々二人に同時に迫られて矢的は少々焦ったものの、
矢的「ああ、二人とも心配掛けて済まない」
イトウ「よくもやってくれたな、バルタンの奴らめ」
フジモリ「立ちんぼにされ続けた借りを返してやるぜ!」
ジュンもMATの一般隊員達によって救出され、別ルートで離脱した。

上空で見ていたワイルド星人の所に、バルタン二代目Bが帰ってきた。
二代目B「下手なことは考えないことだ。老いて滅びたくないのだろう。
我々バルタンの力を借りたければ・・・」
ワイルド「わ、判っておる。しかし、下では少々面倒な状況に・・・」
二代目B「心配するな。こっちにはまだ切り札がある」
ナースのコクピット内、二代目Bの後ろには、透明なカプセルに閉じ込められて
気絶しているホシノ少年が。
177名無しより愛をこめて:2006/03/18(土) 00:47:56 ID:Z5UAoyc60
状況纏め。

>>162以降

○バルタン初代、六代目、ベーシカルバルタン、ダークバルタン、グビラ
 MAT基地攻撃中。バルタン達の間に微妙な不協和
○バルタン二代目A、五代目 死亡
○バルタン二代目B、ワイルド星人、ナース 上空から東京湾を監視中。ホシノ人質に
○UGM イトウ、矢的、フジモリの凍結解除。ジュン失神中
○MAT 基地脱出、UGMベースに集結
○カイト、コバ 戦線離脱、ベースタイタンへ後退
○スーパーGUTS ガッツマリンを東京湾へ派遣

抜けてたら補足宜しく。話を進める上で余り関係なさそうなものは外しました。
バルタン編終了まで後少しか?
178名無しより愛をこめて:2006/03/18(土) 00:52:23 ID:BgzDBhO90
なんかごっちゃごちゃで全っ然分からん。
とりあえず一族を裏切って逃亡生活を続けるキリエロイドの話とか書いてみたい。
それとアドベンチャー(ガイア劇場版に登場したロボ)とキングジョーUはアリなの?
179名無しより愛をこめて:2006/03/18(土) 08:46:58 ID:95XLjIIw0
>>178
>アドベンチャー(ガイア劇場版に登場したロボ)とキングジョーU
いいんじゃないかと。

特撮キャラ総登場スレに比べればシンプルだと思うけど。
180名無しより愛をこめて:2006/03/18(土) 09:16:55 ID:95XLjIIw0
ダークとベーシカルが睨み合ったまま不安材料を残すことにはなったが、
タイニーを追撃するのが先決だということで、海底のバルタン軍団は地上へ
向かうことになった。
初代「行くぞ、グビラ」
グビラを前に置き、初代・ダーク・ベーシカル・六代目の、巨大な4体のバルタン星人が
港湾地帯に向かって歩み出した。

遅れて駆け付けてきたガッツマリンだが、
アスカ「あれ、コウダ隊員。グビラとバルタンども、海から沿岸に向かってる
みたいですよ」
コウダ「何? そりゃまずい、陸に上げさせるな!」

報せはベースタイタンにも伝わる。
ミズキ「カイト隊員とコバ隊員はまだ戻ってません」
ヒジカタ「しょうがない・・・我々だけで、バルタン軍団をダッシュマザーで迎撃する!」
ミズキ、ショーン「了解!」
181銀城哲夫:2006/03/18(土) 16:28:22 ID:Xs/Btx500
そのころ不気味な物体が地球に接近していた。パワードゼットンである。
実は先日パワードバルタンがゼットン星人から買い取ったものだが、
パワードバルタン亡き今制御できなくなり地球へ向かっていたのだ。
もちろん他のバルタン星人はこのことを知らない。最大の敵が迫りつつあった。

この展開でいいですか?初代ゼットンだって科学特捜隊に倒されたんだし。
182名無しより愛をこめて:2006/03/18(土) 16:44:47 ID:95XLjIIw0
>>181
パワード未見でよく知らんのですが、ダークバルタンやネオバルタンと
どっちが強そうですか?
183名無しより愛をこめて:2006/03/18(土) 16:54:04 ID:ymE6KohP0
そういやまだティガのGUTSって出てきてないんだよね?
184下原正三:2006/03/18(土) 17:06:07 ID:95XLjIIw0
ハン付けるの忘れてました。

>>183
出てなかったはずです。今やってる東京湾での戦いで、ダイブハンガーから
援護させようかとも思ってたのですが。

>>182
付け加えると、ごちゃごちゃしてわかりにくいという意見が来てる上、私は
パワードゼットンの実際を見てないので責任をとれないし、そろそろインフレが
怖いし、新章での機会に回してもいいんじゃないかとも思うのですが、
何にせよ決定権はないので、スレ主さんに任せるとしか。
185名無しより愛をこめて:2006/03/18(土) 17:51:32 ID:D/EE/ypJ0
パワードゼットンはサイコバルタン星人が地球に連れてきた物です
強さとしては俺も見てないんでわかりません
とりあえず防衛軍をUGM基地に集結させてそこでバルタンとのハルマゲドンやりましょう
186下原正三:2006/03/18(土) 18:44:56 ID:95XLjIIw0
了解。その前に東京湾での迎撃戦です。
187名無しより愛をこめて:2006/03/18(土) 19:03:11 ID:kSUaM4nG0
アスカ「行くぜぇぇぇー」
魚雷を発射するガッツマリン。魚雷はグビラのドリルを折った。
アスカ「見た?俺の超ファインプレー!」
しかしグビラはドリルを折られ、暴走し始めた。
188下原正三:2006/03/18(土) 21:58:23 ID:i7qTDdfl0
又も怒ったグビラはUターンし、ガッツマリンに迫ってきた。
「わー!」
逃げるガッツマリンを追っていく。一応沿岸から離す事には成功。
しかし、バルタン軍団は構わず侵攻。
ベーシカル「いいのか? グビラをほうっておいて」
初代「この際だ。海から来る防衛隊を牽制してもらおう」
189グレートの日記:2006/03/18(土) 22:48:00 ID:D/EE/ypJ0
UGM基地
続々と防衛軍や自衛隊の戦車、戦闘機が到着する
やがてTDF極東基地からウルトラホーク1,3号とウルトラガードの編隊が飛んできた
恐らく敵の目的はタイニーバルタン、絶対にここを襲撃してくるだろう
ならばここでバルタンと決着をつけようと言う事である

防衛軍隊長A「こちら陸上防衛隊、集結完了しました!」
防衛軍隊長B「こちら航空防衛隊、集結完了」
オオヤマ「了解、付近の警戒を続けてください」
防衛軍隊長A,B「「了解」」

作戦室のオオヤマの元に続々と防衛隊から集結完了の知らせが届く
ヤマトはスカイハイヤー、イトウはエースフライヤー、ハラダ、タジマはシルバーガルにて待機している
ジュンは失神したままで、イケダとフジモリはスペースマミー、城野は基地でオペレーターを務める
MAT隊員達は機体がないため地上から戦うべく待機している
幸いにも歩兵用の武器はMAT隊員達は持ったまま脱出したし
UGMのダイナミックショットも貸したため戦力はかなりの物だ
なおタイニーは星が付き添い今なにかやっている
190下原正三:2006/03/19(日) 09:45:10 ID:7gtUahL/0
>>188より

既に潜水艇を二機撃墜し、妙に猛威を揮ったグビラだったが、死角から
突如放たれた魚雷により、やっと爆破された。
ガッツマリンを救ったのは、ZATに再度戻ってきた荒垣と西田が乗ってきた
アイアンフィッシュ。
荒垣「シェルターも吹っ飛ばした強力魚雷だ。跡形もないだろう」
西田「にしても、アイアンフィッシュやっと出番ありましたね」

沿岸一帯では民間人の避難作業が行われている。
水平線から、遂に4体の巨大バルタンの姿が見えてきた。対するは、
ヒジカタとショーンのダッシュマザーと、ミズキのダッシュバード1号。
(2号はまだ空に置きっぱなし)
191下原正三:2006/03/19(日) 18:08:26 ID:EUkfr71v0
沿岸を守っているDASHを見たダークバルタンは、
「健気なことだ。バルタンの素晴らしい科学力と自分達のそれとの差がまだ
判らないと見える」
むくむくと膨れ上がり、更に500mほどに巨大化した。
確かに恐るべき光景だが、科学力と関係あるのかは判らなかった。
「さあ、私達に送ってくれたまえ。『ようこそ地球へ』の言葉を!」
192防衛軍LOVE:2006/03/19(日) 18:47:31 ID:Glhi15R80
500mのダークバルタンの姿はUGMベースでも観測された
今までの侵略者とは桁が違う
そう誰もが感じた

しかしそれで恐れをなして逃げるのか?
降伏して奴隷となり自由を奪われる事を選ぶのか?

キリヤマ「確かに相手は手ごわい、だが、逃げ出すわけにはいかんのだ」
伊吹「我々は例えどんな相手でも全滅するまで戦う、人間の自由と平和のために」

地球防衛軍、それは侵略者への人類の砦であり、最後の守りなのだ
自分達がやらなければ誰がやる
空のかなたから宇宙人が助けに来るか?
答えは否である
強大な敵、ダークバルタンを前にして、UGM基地に集結したの隊員達の心は固まった
例え全滅してもこの星の平和を守ると
193下原正三:2006/03/19(日) 19:51:53 ID:EUkfr71v0
「一応私達は空の彼方から助けに来てるんだが」
「まあ、一歩間違えば敵対してたかも知れないわけだし、細かいことはいい。
我々も攻撃を掛けるぞ」
「狼が来たーーーーー!!(合図)」
ぺロリンガ星人の円盤軍も飛来し、DASHと協力してダークバルタンに
攻撃を始めた。ダークバルタンは銃弾を浴びても平然と笑っている。
「今のうちに我々はUGM基地に向かおう」
残りの3人のバルタンは港湾に上陸し、進撃していく。
194防衛軍LOVE:2006/03/19(日) 21:21:56 ID:Glhi15R80
防衛軍隊長A「目標!接近!」
地上を埋め尽くすほど展開した戦車、ロケット砲、ミサイル戦車、レーザー戦車、熱線砲
空を覆いつくす戦闘機

6代目「ほほう、もりだくさんだな」
進行するバルタン星人3体に浴びせられる防衛軍の激しい集中砲火
熱線が、レーザーが、砲弾が、ロケット弾が、バルタン星人にうなりをあげる
だが、バルタン星人軍団も硬い皮膚で攻撃に耐え、分身の術で防衛軍を混乱させて破壊光線と催眠術で次々と戦車や戦闘機を撃ち落とす
特にベーシカルタイプの活躍はすさまじく、防衛線を守っている防衛軍は徐々にその数を減らしていった
ハラダ「くそう、バルタン星人め!」
タジマ「ハラダ、以前ザタンシルバーに使った溶解液を使ってみたらどうだ」
ハラダ「よーし」

6代目「ははははは、どうしたどうした」
防衛軍隊員A「うああああ」
喜々として暴れまくる6代目バルタン
ハラダ「くらえ!」
6代目の上空に来たシルバーガルが特殊な爆弾を投下する
6代目「なんだ?」
6代目の上で爆発したそれが6代目に緑色の液体をぶちまける
6代目「ぎゃああああああああ」
溶けていく6代目バルタン
195名無しより愛をこめて:2006/03/20(月) 02:02:47 ID:ORutRClKO
195
196名無しより愛をこめて:2006/03/20(月) 06:54:48 ID:UYcnpUlI0
べーシカル「!」
初代「あれを喰らうとまずいぞ!」
タジマ「もういっちょ行くぜ!」
シルバーガル、特殊爆弾を初代に喰らわす。
初代「ぐおおおおおおおおおっ!」
初代も6代目と同じく溶けてしまった。
べーシカルは遂に本気を出し、ネオバルタンに変身した!
197下原正三:2006/03/20(月) 08:39:35 ID:YaNgoxMQ0
上空のナース。
ワイルド星人「おい、どうする? 目に見えて戦力が減ってきたぞ」
バルタン二代目B「そろそろ介入するか」
二代目Bはカプセルから気絶したホシノ少年を出し、再びとりついて同化。
二代目B「この小僧を盾にして地球人に脅しをかける。降下しろ」
ワイルド「・・・大丈夫か?」
ナースは降下していく。
198下原正三:2006/03/20(月) 15:14:16 ID:YaNgoxMQ0
「見つけたぞ!」
そこへ、ハヤタの三角ビートル、科特隊の他4人を乗せたジェットビートル、
更にダンとゲンを乗せたマッキー2号が追ってきた。
イデがホシノの通信機から発信されている電波をたどってきたのだ。
ハヤタ「ホシノ君を返せ!」
バルタン二代目B「おのれ・・・!」
199名無しより愛をこめて:2006/03/20(月) 17:22:53 ID:UYcnpUlI0
地上では、ネオバルタンが猛威を振るっていた。
防衛隊員が乗る戦闘機や戦車を次々と破壊していく。
ハラダ「こいつにも一発溶解液を…」
その時、ネオバルタンがシルバーガルに光線を発射した。墜落するシルバーガル。
ハラダ「うわあぁぁぁぁっ!」
タジマ「脱出!」
続いてスカイハイヤー、エースフライヤーも撃墜された。
伊吹「撃てぇい!」
一斉にレーザーガンSP70やスペースレーザーガン、マットガンを発射するMAT隊員達。
機体から無事脱出したUGM隊員もライザーガンやダイナミックショットを発射し応戦する。
しかしネオバルタンにはあまり効き目がない。
上野「くそっ、このまま戦っても勝ち目はあるのか?」
伊吹「諦めるな。我々は負ける訳にはいかんのだ。」
その時、上空に3機の戦闘機が現れた。
郷「あれは…?」
その戦闘機はガッツウイング2号とガッツイーグル、スカイシャークであった。
ムナカタ「こちらGUTSのムナカタです。これより援護に入ります。」
ヒビキ「こちらスーパーGUTSのヒビキです。同じく援護に入ります。」
大河内「こちらMYDOの大河内。援護に入る!」
200下原正三:2006/03/20(月) 18:02:13 ID:YaNgoxMQ0
>>198より

バルタン二代目B「近寄るな! 下手な真似をするとこの小僧が・・・」
しかし、三角ビートルとマッキー2号はそのままナースに突進してくる。
ナースはすんでの所で回避。
二代目B「何・・・貴様ら、人質がどうなってもいいのか!?」
ハヤタ「いいわけはない。しかし、要求を飲むわけにもいかない!」
ダン「ホシノ君を殺せるものならやってみろ! 次の瞬間お前達を撃ち落す!」
ハヤタ達の気迫の前に、ワイルド星人の心が先に折れた。
ナースを後退させて逃げようとする。
二代目B「貴様、逃げるな!」
ワイルド「嫌だ、わしは死にたくない!」
二代目B「・・・そうか。残念だが、それはかなわない」
二代目Bはワイルドに見切りをつけ、ホシノを分離してバルタン星人に戻り、
ハサミからの光線でワイルドを撃った。
「ああああっ!」
ワイルド星人は絶命した。
バルタン二代目Bはナースを自動操縦に切り替え、ホシノを再びカプセルに拘束。
「ナース、この小僧を奴らに渡すな。私自ら戦ってやる」
竜形態に変形したナースを背にバルタン二代目Bは外に出て巨大化した。
201名無しより愛をこめて:2006/03/20(月) 19:39:07 ID:UYcnpUlI0
ムナカタ「デキサスビーム砲、発射!」
ヒビキ「トルネードサンダー発射!」
大河内「ゼットン砲、発射!」
ネオ「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
さしものネオバルタンも3つの強力な光線を浴びてふらふらになる。
その時、火の玉がUGM基地の近くに落下した。
遂にパワードゼットンが地球に到達したのだ。
スカイシャークに乗っていたMYDOの小中井副隊長が叫ぶ。
小中井「うわぁ!本物のゼットンだぁ〜!」
ネオ「な、なんだ!?」
パワードゼットンはネオバルタンを味方と認識しておらず、1兆度の火球をネオバルタンに発射した。
ネオ「うわああああああああああ!」
ガッツイーグルβ号に乗っていたカリヤが叫ぶ。
カリヤ「なんてパワーだ!ネオバルタンを一撃で…」
パワードゼットンの分析をしていたナカジマが言う
ナカジマ「奴の火球は1兆度です。まずいですよぉ」
アスカも思わず言う
アスカ「1兆度?マジかよ!」
パワードゼットンが残っている防衛軍の戦車部隊に1兆度の火球を発射しようとしている。
伊吹「いかん、皆伏せろ!!」
ものすごい爆音の中、伊吹たちが再び顔を上げると、さっきまで戦車の合った場所は、焦土と化していた。
202名無しより愛をこめて:2006/03/20(月) 20:05:40 ID:UYcnpUlI0
誤 合った→正 在った
203下原正三:2006/03/20(月) 22:44:56 ID:CT1NiI+x0
爆発の炎と衝撃は、東京湾沿岸からも認識できた。
ミズキ「な、何!?」
DASHとぺロリンガ軍も驚く。ダークバルタンも。
ダーク「ゼットンだと・・・?」
驚いていたが、
「ふ・・・ふふふ。面白いアクシデントだ。こうでなくてはいけない」
そして、無重力光線を一帯に放ち、DASHの航空兵器やぺロリンガ円盤軍を
宙に漂ったまま活動不能にする。
「どいていたまえ。君達では私の相手には役不足だ」
ハサミの手で適当に円盤軍を避け、堂々上陸して建造物を踏み潰して
UGMベースへ向かっていく。
ショーン「OH、ガッデム! ボク達は前座扱いデスカー!?」
ヒジカタ「通信を・・・こちらDASH、UGM応答願います!
ダークバルタンがUGMベースに向かいました!」
204防衛軍LOVE:2006/03/20(月) 22:59:54 ID:vA4PZIn+0
防衛軍隊長B「こちら航空防衛隊、戦力75%低下」
防衛軍隊長A「こちら陸上防衛隊、く、くそ、う、うああああああ」

キリヤマ「何とかゼットンを倒す術はないのか!」
フルハシ「くそう、バルタン星人より厄介なのがきやがった」
1兆度の火球を避けるウルトラホーク1号
地上から生き残った防衛軍とMAT、UGMが攻撃している
が、パワードゼットンはひるむ事無く暴れ続ける
岸田「このままでは俺達は全滅だ!」
上野「くっそおおおお」
MATシュートを必死に連射する上野隊員
無論パワードゼットンには大した効果は挙げられず、逆に火球で上野隊員を攻撃してくる
上野「うあああ」
岸田「上野!」
近くで起きた爆発に吹き飛ばされる上野隊員、あわてて岸田が駆け寄る
岸田「上野、おい上野!」
上野「うう……う………………」
岸田「上野、しっかりしろ、おい、上野!!」
あわてて近くにいたイトウが駆けつける
イトウ「大丈夫か!」
上野の体を検査するイトウ
イトウ「……安心しろ、気を失ってるだけだ」
岸田「(ほっと息をついて)くそ、ゼットンめ!!」
205下原正三:2006/03/20(月) 23:41:50 ID:CT1NiI+x0
東京上空。
ダン「ゼットンだって!?」
バルタン二代目B、ナースを相手にしている最中、ダンはTDF極東基地にいる
アンヌからの報せを受けた。
アンヌ「バルタン星人側にとっても不測の事態だったみたいで・・・
とにかく、警備隊が苦戦しているの!」
ダン「うむ・・・しかし、この場を離れるわけにも・・・」
ゲン「行って下さい、ダン隊長」
ダン「!」
ゲン「こんなときのために僕は隊長の教えで訓練を積んできたんです。
科特隊の皆さんもついています。ウルトラ警備隊を助けに行って下さい!」
アラシ「そうとも。此処は任せとけ!」
ハヤタ「ホシノ君は必ず助けます!」
ダン「・・・済まない!」
ダンを乗せたマッキー2号のAパーツ(胴体部)は、ゲンのいるBパーツ
(翼部)から分離し、地上に向かった。
206名無しより愛をこめて:2006/03/21(火) 08:28:26 ID:yqXInkHl0
オオヤマ「何!ダークバルタンがこちらに!?」
ヒジカタ「東京湾で迎撃してましたが、奴の無重力光線で行動不能です。そちらには援護に向かえません」
オオヤマ「………」
オオヤマは策を練っていた。
オオヤマ「(もしかしたら、パワードゼットンがバルタンを食い止めれるかも知れん…)」
その頃、防衛隊は苦戦が続いていた。
フルハシ「ダン!」
キリヤマ「奴の火球は1兆度だ!気をつけろ!」
ダン「了解!」
ダンも攻撃を加えるが、やはり効き目がない。
そこにダークバルタンがやって来た。
オオヤマ「全軍退避!バルタンとゼットンをぶつけさせる!」
続々とその場から撤退していく防衛隊。
ダーク「怖気づいたか。しかし誰がゼットンをここに来させたのだ?我々バルタンだけで地球は十分だと言うのに。」
ゼットンはダークも味方と認識しておらず、火球を発射したが、避けられる。
ダーク「そんな攻撃、簡単に避けられるな。」
ダークバルタンは分身した。さすがのゼットンもこれには驚いている。
ダークバルタンは一斉にハサミから光線を発射した。
しかしゼットンはこの光線を反射した。
ダーク「ぐっ!やるな!」
ダークは光線は殆ど反射されてしまうと見て、肉弾戦に持ち込んだ。
207名無しより愛をこめて:2006/03/21(火) 09:45:05 ID:yqXInkHl0
二代目B「ゼットンか…ダークバルタンが危ないな。」
その場をナースに任せて地上に降りる二代目B。
アラシ「逃げるのか!?」
ハヤタ「いや、奴は地上にいる味方を援護しに行ったんだろう。」
ゲン「それよりこの怪獣を早く倒し、ホシノ君を救出しましょう。」
ムラマツ「XIGのチームシーガルがホシノ君の救出にあたるようだ。それまで皆持ちこたえるんだぞ!」
ミサイルを発射しまくる3機。ナースも光線を発射して応戦する。
一方地上ではゼットンとバルタンの激闘が続いている。
そこに二代目Bがやって来た。2対1で徐々にバルタンが優勢になる。
二代目Bに1兆度の火球を発射するゼットン。
二代目Bは火球を1部反射するが、彼のスペルゲン反射鏡は溶け出していた。
ゼットンは二代目Bの攻撃を1部喰らいながらもまた反射した。
反射された火球をさらに反射させようとする二代目Bだが、もう反射鏡が耐え切れず、燃え出した。
二代目B「うおおっ!こ、これまで…か……」
208防衛軍LOVE:2006/03/21(火) 10:07:42 ID:o7koFavu0
その時、パワードゼットンが赤い光に包み込まれた
突然の事に呆然となるダークバルタンと2代目バルタンB
そして赤いタマが消えた時、中のパワードゼットンは忠実なバルタンの味方になっていた
その横にサイコバルタン星人が現れる
2代目B「サイコバルタン星人、このゼットンはお前の差し金か!?」
怒り狂って尋ねる2代目Bを一笑してサイコバルタンは答える
サイコバルタン「違うな、これはパワードバルタンの差し金だ」
ダーク「ほう、パワードの」
サイコ「奴が切り札に取っておいたが使う前にパワードが死に、結果野良になってたまたま近くにあった地球に来た、と言うわけだ」
ダーク「ほう、それでお前は?」
サイコ「R惑星から初代に代わる指揮官としてココに来たまでだ、だがこれが最初で最後の仕事になりそうだ」
ダーク「確かに、お前が今洗脳しなおしたパワードゼットン、私、2代目B、そしてお前がいるのだ、人類に負ける要素はもう微塵もない」
笑う3人のバルタン星人
フォフォフォフォフォフォフォフォフォフォフォフォ

地球絶対絶命である
209下原正三:2006/03/21(火) 10:41:11 ID:2j/XGbn20
バルタンの指揮下に置かれたパワードゼットンは、UGMベースに攻撃を
開始した。普通に手で殴っているだけだが、それだけで次第に瓦解していく。
職員達がベースから避難してくる。
オオヤマ「何ということだ・・・こうなった以上、タイニーバルタンと
星君の動向に期待せねばならんか・・・」
210名無しより愛をこめて:2006/03/21(火) 12:31:57 ID:2j/XGbn20
>>207より、上空。

三角ビートルから放たれたミサイルが、光線を発射するナースの目を潰す。
絶叫するナース。
そこへ、チーム・シーガルのシーガルフローターが飛んできた。
松尾「しかし・・・まだ活動中のロボット怪獣から人質を救出ですか」
マイクル「厳しいミッションデスネ」
神山「それでもやらねばならん。科特隊は我々を信頼してくれている」
ジェットビートルがワイヤーを発射し、ナースを拘束して動きを止めている。
神山「今のうちにナースに侵入するぞ」
イデのスキャンでナースの頭にホシノが閉じ込められているのが判明し、
フローターはナースの上に滞空してロープを下ろす。マイクルが
フローターの滞空を維持し、神山と松尾がロープを伝ってナースの頭に
取り付く。不安定な状態だが、やるしかない。
松尾がドリルや回転鋸などのツールを出し、ナースの装甲に挑み始めた。
211銀城哲夫:2006/03/21(火) 13:12:03 ID:iWwlER5d0
星「キャップ!いまタイニーバルタンが非常に重要なことを話してくれました」
オオヤマ「な、何だ?」
星「バルタン星人を倒すのは火星の…、えーと…」
タイニー「スペシウムです」
オオヤマ「スペシウム?といったらMYDOにスペシウムのミサイルがあった様な…」
タイニー「それでバルタン星人を倒せます」
212名無しより愛をこめて:2006/03/21(火) 13:38:50 ID:yqXInkHl0
神山「よ〜し…」
松尾「ふぅ、なんとかなりましたね。」
神山「よし、突入するぞ!」
内部に潜入した神山と松尾。
松尾「ホシノ君〜〜」
ホシノを探す2人。その時、ナースが揺れ動いた。
マイクル「マツオ!リーダー!」
神山「マイクル、万が一の場合、自分の判断でその場をすぐに離れろ」
マイクル「ナニヲイウンデスカ!」
神山「これは命令だ」
2人はさらに奥へと進み、遂にホシノのいる場所へ到達した。
ホシノをカプセルから出した2人。しかしナースが暴れ始めた。
神山「急ぐぞ!」
松尾「はい!」
ナースに接触しそうになるシーガルフローター。マイクルはギリギリで回避する。
イデ「神山リーダーは!?」
シーガルフローターのロープにはホシノを連れた神山と松尾の姿があった。
アラシ「無事か!」
ハヤタ「今だ!」
ゲン「発射!」
ナースに次々と命中していくミサイル。ナースは遂に爆発した。
213名無しより愛をこめて:2006/03/21(火) 16:04:48 ID:D5pWNUkF0
>>211より

タイニーバルタンから情報を聞いたオオヤマは、MYDOに連絡してスペシウムミサイルの
手配を要請する。
タイニー「けど、今バルタン陣は大幅に戦力を増している。スペシウムだけじゃ・・・
ボク、ちょっと行ってきます」
タイニーは小型円盤を召喚する。
オオヤマ「何処へ?」
タイニー「地球で出来たボクの友達に、切り札を預けてあるんです」

千葉・勝浦の漁村の海岸。
ツトム少年はタイニーから連絡を受け、海に面した崖の洞穴の隠れ家に
向かっていた。
ツトム「あった!」
そこには、邪悪化したバルタンを無力化できる銅鐸が隠してあった。
214下原正三:2006/03/21(火) 18:31:19 ID:D5pWNUkF0
しかし、防衛隊側が準備をしている間にも、UGMベースの被害は深刻に
なっていく。最早基地からの効果的な反撃は期待できない。
イトウ「こうなったら、スペースマミーを突撃させてでも」
オオヤマ「いや。スペースマミーは、生き残った防衛隊の撤退に使用する」
フジモリ「キャップ!」
オオヤマ「パワードゼットンの介入で予想外の被害が出すぎた。
これ以上は各防衛隊の主戦力に犠牲が出かねない。スペシウムミサイルや
タイニーバルタンの切り札などの用意が整うまでは待つべきだ」
TDF極東基地、XIGの地上基地ジオベース、UDFハンガーなどの各地上
基地も避難する隊員達の受け入れ準備をしているという連絡が入った。
イトウ「・・・了解」
イケダ「MAT基地に続いてUGMベースまでもか・・・!」
215名無しより愛をこめて:2006/03/21(火) 19:19:23 ID:yqXInkHl0
状況纏め。>>180以降。
○グビラ、6代目、初代、ワイルド、ネオ(べーシカル)、ナース死亡。
 (ナースはロボット怪獣なので復活の可能性あり?)
○パワードゼットン、地球に到達。
○MATの上野隊員、負傷。
○XIGのチームシーガル、ホシノ救出に成功。
○MYDO、スペシウムミサイルを準備中。
○ツトム少年、タイニーからの要請で銅鐸を用意。
○UGM、基地を放棄。
抜けてたら補足宜しく。話を進める上で余り関係なさそうなものは外しました。
バルタン編終了まで後少しか?
次はヤプールやメフィラス星人などを出したいと思う。
216下原正三:2006/03/21(火) 19:49:34 ID:D5pWNUkF0
大破したMAT基地とUGMベースの間に位置しながら、ダークバルタンにスルー
されて被害を免れたベースタイタンだが、
コバ「なめるんじゃねえよ!」
ショーン「全くダヨ!」
コバとショーンは面子を潰されて怒っていた。
無重力光線で漂わされていたダッシュマザーとバード1号は、比較的低空を
飛んでいたためにワイヤーで回収でき、降ろされた時点で機能も回復。
ぺロリンガの円盤も同じ手段で回収された。凄く時間を掛けて。
保護された大勢のぺロリンガ星人が周りにおり、下手するとベースタイタンが
宇宙人に占領されたようにも見える。
コバ「このままじゃ済ませねえぞ!」
217名無しより愛をこめて:2006/03/21(火) 20:05:05 ID:1YmtVf900
このスレのスレタイは
「ウルトラシリーズ防衛組織サービスステーション」
218名無しより愛をこめて:2006/03/21(火) 20:39:38 ID:o7koFavu0
脱出する隊員達を収容するためスペースマミーが格納庫の戻っている
乗り込む隊員達の中には、あのセラ広報員とユリ子隊員の姿もあった
セラ広報員「ああ、ついにUGM基地もおしまいか」
ユリ子「皆大丈夫かしら……矢的隊員……」

岸田「バルタン星人は何とかなったとして」
郷「問題はゼットンですね」
岸田「……郷、MATサブはまだあったよな」
郷「?ええ」
岸田「それだ!すぐに東京湾に行って基地に戻るんだよ、原子破壊光線砲がまだ基地の格納庫にはある」
郷「しかし今からMAT本部へ行っても間に合いませんよ」
岸田「そうか、くそう!!」
『話は聞かせてもらったぞ』
郷「その声は、加藤隊長!」
岸田「戻って来てたんですか」
加藤『帰ってみたら基地がなくなってたから驚いたよ、原子破壊光線砲は俺が持っていく』
郷「お願いします」
岸田「これでゼットンは何とかできるぞ!」

ナースなどロボットも復活不可能です
なお劇中で復活した怪獣は劇中で復活した回数だけなら復活可能です
例改造べムスター 月光怪獣エレキング
219名無しより愛をこめて:2006/03/21(火) 21:14:38 ID:yqXInkHl0
その時、東京湾に震動が起きた。
ショーン「ウワッ!」
コバ「何があった!?」
作戦室に走るコバとショーン。
東京湾の震動はエリアルベースでも観測されていた。
石室「何があった?」
敦子「東京湾の地下から巨大な何かが…」
その時、地下から怪獣ギールが現れた。
モニターを見ていた我夢はすぐに分析に入った。
千葉「一体どういう事だ!?」
石室「バルタン星人の目的は攻撃以外にも、地球に災厄をもたらす存在、怪獣を蘇らせる事だったのかも知れません。」
千葉「そんな…」
堤「我夢、奴も宇宙から来て眠っていた生物なのか?」
我夢「多分違います。奴の体内の構造は地球の環境に適しています。我々の知らない巨大生物が地球に存在していた、と考えるべきでしょう。」
堤「それがなぜ今蘇る?」
我夢「それは…」
石室「デフコン3発令!」
堤「XIG、出撃します。」
敦子「ファイターチーム出撃。これは演習ではありません。繰り返します。これは演習ではありません。」
梶尾「チーム・ライトニング、シュート!」
220下原正三:2006/03/22(水) 08:40:11 ID:jFzLnwya0
>>218より

ゼットンについては、ホシノ少年を救出してひとまず落ち着いた科特隊も
対策を講じていた。イデは岩本博士の下に赴いていた。
岩本「ペンシル爆弾の量産か・・・」
イデ「危険であることは判っていますし、パワードゼットンに通用するかも
まだわからないんですが、何しろ地球の危機なんで・・・」
岩本「判った。更に威力も強化した上で至急とりかかろう」
221下原正三:2006/03/22(水) 10:23:37 ID:jFzLnwya0
>>219より

東京湾から港に上陸したギールだが、市街地の破壊には興味がないようで、
大通りを通って郊外へ進んでいく。それを上空から追うチームライトニング。
梶尾「どういうつもりだ?」

防衛隊が退避した後、破壊されたUGMベース跡には、まだパワードゼットンが
待機状態で黙って立っていた。バルタン星人達は勢いを盛り返したことで、
この場はパワードゼットンだけに任せても大丈夫だろうと、一旦宇宙に待機させた
母艦に戻っている。
そこへ、ギールがやってきた。パワードゼットンも気付く。
両者、唸りながら睨み合いを始める。
222銀城哲夫:2006/03/22(水) 10:53:02 ID:81zy4rzG0
遂にパワードゼットンが火球を発射した。ギールに命中する!
しかし、ギールはマグマの中で生きる生命だ。火球如きにはやられん!
ギール、反撃ののしかかりだ!倒れるパワードゼットン。
すぐに起き上がるゼットン。ギールを軽々と持ち上げ、投げ飛ばす。
我夢「あの怪獣はきっと…」
堤「地球を守るために戦っているんだ…」
パワードゼットン最高の火球がギールに命中した。
さすがに1兆度にはギールも耐えられなかった。ギールは事切れた。
梶尾「………」
言い知れない感慨。
223銀城哲夫:2006/03/22(水) 11:03:56 ID:81zy4rzG0
一方のパワードゼットンはギールとの戦闘で極度の興奮状態にあった。
ゼットン「ゼットォーン」
暴走。次々に火球を発射するパワードゼットン。次々に墜落するチーム・ライトニング。
そして都心部へ移動を開始した。
一方の円盤では
サイコバルタン「まずい。どうしたんだ、ゼットン」
ダーク「別に地球の都市を壊しているのだからよろしいことではないか」
2代目「馬鹿、我々の目的は地球への移住なのだ」
サイコ「やめろ、ゼットン」
しかしその指令も興奮状態にあるパワードゼットンの耳(?)には入らなかった。
224銀城哲夫:2006/03/22(水) 11:09:25 ID:81zy4rzG0
そのうちパワードゼットンは空を飛び空からの攻撃を開始した。
炎上していく東京。このままゼットンによって世界は滅ぼされてしまうのか!?
225下原正三:2006/03/22(水) 11:09:33 ID:jFzLnwya0
地球人達にもバルタンにも気付かれず、密かに両怪獣の戦いを山中の木陰から
監視する者達がいた。
栞「地球人達は、ギールの出現がバルタンの狙いによるものと思っているようね」
クラウス・エッカルト「それならそのほうが都合がいい。地球を根源的に
滅ぼすための暗躍をスムーズに進められる」
脚線美の美しい若い美女と、北欧系の男。そして、その後ろで座禅を組みながら
宙に浮いている、紫のローブをまとった僧侶のような男。
死神「地球は侵略するような価値のある星ではありません。滅ぶべきなのです」
そして、彼らはこの場ではそれ以上何もせずに消えた。
226防衛軍LOVE:2006/03/22(水) 12:16:01 ID:KbW3il7q0
破壊されていく東京
しかしいつまでもそれを黙ってみている防衛軍ではない
加藤「ゼットンめ!思い知らせてやる!!」
加藤隊長駆るマットアロー2号がパワードゼットンの前に立ちふさがった
サイコバルタン「あんな戦闘機で何をする気だ?」
アロー2号のレーザー砲が赤く光る
加藤「原子破壊光線砲発射!」
カッと熱線が発射され、パワードゼットンに着弾する
光線はパワードゼットンの腹部を貫き、パワードゼットンを大爆発させた
サイコバルタン「なに!!」
2代目バルタンB「ゼットンが」
ダークバルタン「ほう」
加藤「こちら加籐、原子破壊光線砲でゼットン撃破に成功!」

地球防衛軍極東基地はその報告に沸き立った
227下原正三:2006/03/22(水) 13:30:21 ID:jFzLnwya0
パワードゼットン撃破の報せは、イデの通信機にも届いた。
「はい・・・はい、そうですか。はい、ご苦労様です」
通信を切ったイデはぐったりと脱力。
「おい、イデ君」
取り越し苦労で拍子抜けしたのかと気遣う岩本だが、イデはほっとして笑っていた。
「いや、僕達が動く前に片付いてよかったですよ」
「?」
「地球防衛のためとはいえ、只でさえ強力なペンシル爆弾を大量生産することの
危険性を考えれば・・・加藤隊長がケリをつけてくれて、よかったです」
「そうか・・・そうだな」
「しかし、気は抜けません。バルタン星人はまだ倒れていないのですから」
「うむ」
228名無しより愛をこめて:2006/03/22(水) 16:17:15 ID:boAupXSK0
東京湾では隊員達がギールに黙祷をしていた。
加藤「勇敢なる戦友に…敬礼!」
梶尾、北田、大河原も敬礼をする。

その頃TPC火星基地では、対バルタン用に巨大ロボットのマウンテンガリバー5号が作られていた。
それと同時に、クリオモス諸島では、巨大戦艦プロメテウスが極秘裏に開発されていた。
229名無しより愛をこめて:2006/03/22(水) 21:36:54 ID:boAupXSK0
火星基地には、スーパーGUTSのヒビキ隊長以下全員がマウンテンガリバー5号の視察に訪れていた。
アスカ「しかし、何でわざわざ火星で作るんだろ?」
カリヤ「決まってるだろ。今地球で作ればバルタン星人に狙われる。それにここには奴らの苦手なスペシウムが大量にある。奴らは狙って来れないだろう。」
アスカ「あ…そっか」
このロボットの設計者のホリイが言う。
ホリイ「でもな、この自信作、一つだけ欠陥があるんや。」
コウダ「どんな所が欠陥なんですか?」
ホリイ「このMG−5、設計ミスでコクピットが狭なっとるんや。やからそこのチビスケの嬢ちゃん位の身長じゃないと乗れないんや。」
そう言ってマイの方を向くホリイ。他の隊員もマイの方を見る。
マイ「え!あたし!?でもあたし免許はオートマだけだし、アルチハンドぐらいしか…」
ホリイ「ギアはオートマでアルチハンドの親切設計や」
マイ「どうして?どうしてあたしが戦わないといけないの?だってあたしオペレーターだし…」
ホリイ「ええからさっさと乗れ。スペシウム砲あるから一応バルタン対策はちゃんとできとる。」
マイ「だってぇ〜、今日彼氏とデートなんだも〜ん」
アスカ「彼氏って誰?」
マイ「内緒。」
ヒビキ「スペシウム砲があればデートなんて毎日できる!」
カリヤ「どういう理屈だ?」
ヒビキ「いいから、とにかく乗るんだマイ!」
マイ「え〜っ?」
こうしてマイを(強引に)乗せたマウンテンガリバー5号は火星基地から発進した。
230下原正三:2006/03/23(木) 00:36:43 ID:pDPi+B0W0
横浜の海岸通。
「遅いな・・・」
美青年・シオンは、デートの約束をしたマイを待っていた。
「困った・・・彼女から情報を聞き出し、TPC本部基地への潜入破壊工作を
果たさなければならないのに」
シオンの正体はクレア星雲人だった。
更に目の前の海中には、彼の手先の怪獣ギャンザーが潜んでおり、
早く暴れたいと電磁波の思念を送ってくる。
「もう少し待て、ギャンザー。任務は任務として、折角だから
彼女とのデートも楽しみたい」
231下原正三:2006/03/23(木) 01:30:30 ID:pDPi+B0W0
それはそれとして、マウンテンガリバー5号(以下、MG5と略)は
宇宙を飛んで行く。
マイ「行くったって何処へ行くのよ!?」
ホリイ「安心せえ。MG5にはバルタン星人を探知できるセンサーがついとる。
反応を追尾してオートで飛んでいくねん」
マイ「バルタン星人を探知って・・・ええーっ!?」

バルタンの母艦では、パワードゼットンを倒されるという予想外の展開で、
重鎮三人が今後の方針について考えていた。
二代目B「我々への対抗策を用意しているらしい地球の拠点を潰していくか」
ダーク「そんな面倒な真似より、一気に攻め潰せばよかろう。私に任せれば・・・」
サイコ「おい、待て。レーダーに反応が」
モニターに、接近してくる物体が映される。裃を着た侍のような巨大ロボット・MG5。
ダーク「何だあれは? 地球の兵器か?」
二代目B「向こうから攻めてくるとは・・・」
サイコ「それにしても・・・何だこの物凄いスペシウム反応は!? 危険だ!」
232名無しより愛をこめて:2006/03/23(木) 06:28:23 ID:wsk1aqiu0
ダーク「すぐに小型円盤に迎撃させろ!」
母艦から次々と発進していく小型円盤。
マイ「え?え?!えぇぇぇ〜っ!!スペシウム砲の他に武器はないんですか!?」
ホリイ「(きっぱりと)今日のところは、ない」
マイ「……」
マイ、ヤケクソになって叫ぶ!
マイ「コナクソォォォォォッ!」
次々とパンチで小型円盤を撃墜していくMG5。火星基地でモニタリングしていたホリイが思わず言う。
ホリイ「あ、凄い。」
しかし小型円盤の数が多すぎて母艦に攻撃するどころではない。
そこに数機の飛行艇が現れた。TPC月面基地ガロワのハヤテ隊長達である。
ハヤテ「小型円盤は俺達に任せろ。早く母艦を攻撃するんだ」
マイ「ラジャー!!!」
ハヤテ「…なんか、妙に気合入ってるな。」
キシナガ「隊長、早く奴等に一泡吹かせてやりましょう。」
ガロワの副隊長、キシナガが言う。
ハヤテ「そうだな、全機攻撃開始!」
ガロワ隊員一同「了解!」
233銀城哲夫:2006/03/23(木) 18:02:44 ID:DeAju7ZX0
サイコ「まずい、まずいぞ」
バルタンの母艦内は大混乱だ。
ダーク「もういい、私が出撃する!」
ダークバルタンは一瞬で自分のクローンを3体つくりだした。
母艦から出て行く3人のダークバルタン。
サイコ「おい、忘れたのか?あのロボットはスペシウムを持っているということを?」
2代目B「だから今の内に使わせておくんだ。それにダークバルタンだって反射鏡を持っている。そう簡単にはやられないだろう」
サイコ「何か考えているようだな」
2代目B「ふふふ。サイボーグだよ」
サイコ「何?」
母艦のモニターにメカバルタンが映し出された。
サイコ「!!!」
2代目B「こいつはバルタン型ロボットだ。スペシウムだって跳ね返す!」
234防衛軍LOVE:2006/03/23(木) 20:17:15 ID:er81aWEs0
MG5、TPCとバルタン円盤群との戦いを、一人、イライラしながら見ている男がいた
クラタ戦闘隊長である
イシグロ「(コーヒーを飲みながら)戦闘隊長」
クラタ「なんだ」
イシグロ「何事も我慢は体に毒ですよ」
クラタ「そうだな、ステーションはお前に任した」
イシグロ「了解、ステーションホーク部隊、緊急発進用意!」
クラタ「アオキ、平山、出動だ!」
平山「了解」
アオキ「了解!」

宇宙ステーションV3から出動するステーションホーク部隊


平山はMACの平山です
MAC入隊前はV3にいたと言う事で
235下原正三:2006/03/23(木) 21:58:33 ID:8IGFXfJB0
どうもマイが遅いので不審に思ったシオンは、上空にステルス状態で待機
させていた宇宙船に戻り、行方を探ってみた。そして、バルタン星人達と
交戦していることを突き止めた。
「無粋な・・・この上は、バルタンとの戦いをさっさと終わらせるしか」

シオンに召喚されたギャンザーが海から出現。
「キャーッ!」「怪獣だ!」
しかし、驚く民衆を他所に、ギャンザーはシオンの宇宙船にトラクター
ビームで牽引され、宇宙へと浮上していった。
ギャンザーを連れてシオンは戦場に向かう。しかし、マイに正体がばれると
不味いので、あの拘束具の様なごつい仮面を被った。
236下原正三:2006/03/24(金) 01:20:39 ID:J8mAtpsJ0
宇宙。
序盤こそ優勢だったMG5だが、母艦から現れたメカバルタンの前に
次第に押されていく。ロボットのメカバルタンにはスペシウム砲が効かず、
格闘戦に持ち込んだものの、パワーで追い詰められる。
ダーク「ほう、中々用意がいいじゃないか」
しかも、周囲では三体に分身したダークバルタンが包囲している。
ハヤテ達も、バルタンの小型円盤軍と交戦中でフォローに入れない。
マイ「もう、こんなことしてる場合じゃないのに!」
237名無しより愛をこめて:2006/03/24(金) 08:19:57 ID:i+uamPHb0
クラタ達は急いで戦地に向かう。
平山「おい、あれは何だ!?」
アオキ「あれは…」
クラタ「宇宙怪獣?」
シオン「宇宙ステーションV3の部隊か…」
クラタ「全機、攻撃開始!」
アオキ&平山「了解!」
ギャンザーは反撃をしようと暴れだす。
シオン「やつらにはかまうな、ギャンザー。」
そう言って宇宙船のスピードを最高まで上げるシオン。ステーションV3部隊も最高速度でそれを追った。
238名無しより愛をこめて:2006/03/24(金) 09:38:50 ID:tkL1UBew0
火星基地。
「何でオペレーターのマイを単独で最前線に出すんですか!」
たまたま席をはずしていたリョウが一同を叱る。
「マイの援護に行ってきます! アスカ、あんたも来なさい」
「ええっ、何で俺だけ?」
「文句あるの?」
「いえ」
二人はアルファスペリオルで現場へ飛び立った。
239銀城哲夫:2006/03/24(金) 10:54:38 ID:uEbJzbep0
バルタン対MG5の現場にギャンザー達が到着した。
シオン「バルタン星人を攻撃しろ」
ダーク「うぬぬ、小癪な」
ギャンザーをダークバルタンの一人が阻止しようと前にでる。
だがギャンザーは消えた。動揺するバルタン。
クラタ「何だ?あいつらバルタンの敵か」
と、ダークバルタンの後ろにギャンザーが現れダークバルタンを打ちのめした。
そこへMG5のスペシウム砲が命中する。ダークバルタンの一人は死んだ。
しかし再度クローン体が生まれギャンザーを包囲した。
また消えるギャンザー。
クラタ「これじゃキリがねえな。」
240下原正三:2006/03/24(金) 11:58:55 ID:tkL1UBew0
サイコバルタン「やはりスペシウム砲が厄介だな」
二代目B「よし。メカバルタン、地球のロボットを押さえ込め」
メカバルタンがMG5を羽交い締めにする。振りほどけない。
飛んできたアルファスペリオルのリョウが、警告音に気付く。
リョウ「! メカバルタンの動力部の熱量が上がってる! 限界を超えて暴走してるんだわ」
アスカ「しまった、自爆する気か! マイ、脱出しろ!」
マイ「了解!」
マイがヘルメットを気密状態にしてMG5から離脱した後、メカバルタンは爆発した。
大破するMG5。
サイコ「おい、二代目B!」
二代目B「大丈夫だ、メカバルタンの設計図は残っている。もう一度造ればいい」

離脱したマイだが、ダークバルタンの1体に捕まりそうになる。
マイ「きゃーっ!」
だが、又突然現れたギャンザーが、鞭のような腕を伸ばして先にマイを捕まえ、
スペリオルへ放り投げた。
スペリオルに拾われるマイ。
アスカ「あの怪獣・・・何でマイを助けたんだ?」
241名無しより愛をこめて:2006/03/25(土) 00:14:55 ID:ht3ZOaw40
その頃、地球のMYDO本部では漸く、スペシウムミサイルの準備が整っていた。
十数基がミサイルランチャーに詰められ、スカイシャークに搭載される。
大河内「よし、では、スペシウムミサイルの輸送は」
小中井「朝日勝人隊員、君に任せる」
勝人「ええっ!?」
大河内「くれぐれもヘマすんなよ」
普段頼りない勝人に詰め寄ってプレッシャーをかける。
勝人「は、はいっ! 必ず無事に届けます」
242防衛軍LOVE:2006/03/25(土) 21:47:46 ID:JRG/DqQ60
TDF極東基地
作戦室
UGMベースから撤退したMATとUGMの主なメンバーそして加藤隊長とウルトラ警備隊の元に、宇宙でのバルタンとTPC、X3戦闘隊の戦闘の状況が次々と伝えられてくる
フルハシ「やはりバルタン星人の到着を待たずに宇宙へ行った方がいいのではないでしょうか?」
防衛軍不利の報告が続いたためフルハシが苦い顔で発言する
加藤「しかし行ったところで返り討ちにあっては意味がない」
キリヤマ「フルハシ我々は必ず勝利しなければならないんだ、一か八かの戦法を取るわけには行かない」
岸田「にしてはあのバルタン星人遅いですね」
フルハシ「きっと逃げたんだ」
矢的「フルハシさん、あのバルタン星人はそんな事はしません」
フルハシ「何でそんな事が言い切れるんだ?」
矢的「え……それは、僕の勘です」
フルハシ「勘だ!勘で物事を決めるんじゃn」
城野「あのバルタンの小型円盤が接近してきます」
フルハシ「………」

タイニーバルタンの乗った小型円盤が到着した
243下原正三:2006/03/26(日) 23:32:35 ID:0cSZ9eBB0
宇宙。
瞬間移動で回避し続けていたギャンザーだが、二体のダークバルタンの
挟撃で、遂に捕まった。
「手間を掛けさせおって」
一体が後ろからギャンザーを押さえつけ、残る一体のダークバルタンの
ハサミからの光線で、ギャンザーは遂に爆破された。
シオン「ギャンザー!」
ダークバルタン「次は君の番だ」
シオンの宇宙船に狙いを付ける二体のダークバルタン。
だが、背後からのアルファスペリオルの銃撃で、それは阻止された。
アスカ「恩は恩だ。話は後で聞かせてもらうぜ」
更に、クラタ隊やハヤテ隊もスペリオルの援護に加わる。
244名無しより愛をこめて:2006/03/27(月) 15:20:08 ID:8L1PJt9Q0
その頃、MYDOのスカイシャークはバルタン達と地球防衛陣が遭遇戦をしている
現地へ向かっていた。やはり勝人だけでは不安なので竹村岩太と星見透も同行。
透「勝人隊員、本当に頼むからしくじらないでね」
勝人「大丈夫です! 星見隊員の期待を裏切るようなことは」
気合を入れてオーバーアクションしたら、肘がコンソールに触れてカチッと音がした。
竹村「あ」
透「スペシウムミサイルの発射スイッチ・・・」
ランチャーが展開し、ミサイルはランダムに照準を定めて一斉に発射された。
竹村「ばかやろーーーーー!!」

戦場に十数基のミサイルが飛んでくる。
ダークバルタン「何だあれは?」
ハヤテ「よけろ!」
一同がかろうじて避けると、ミサイル群は、一際大きな的となったバルタン母艦に
全て命中した。
轟沈する母艦から、サイコバルタンとバルタン二代目Bのみがどうにか脱出したが、
二代目B「しまった、我々の最終拠点が! これではメカバルタンももう生産できない!」
サイコ「おのれ!」
245防衛軍LOVE:2006/03/28(火) 19:00:21 ID:XZxuRSyL0
実は俺はタイニーとダークが出てきた回のマックス見てないので誰かタイニーがダークを何とかするシーン書いてください
246下原正三:2006/03/28(火) 20:25:23 ID:E9JVvTTW0
了解。暫くお待ち下さい。
他のマックス知ってる方々もご協力を。

そろそろバルタン編も一気に締めに入ってもいいんじゃないかと。
247名無しより愛をこめて:2006/03/28(火) 22:55:12 ID:E9JVvTTW0
一遍纏めさせて。
>>216以降。

○DASH ダークバルタンに敗れて態勢立て直し。ぺロリンガ軍も保護
○加藤 原子破壊光線砲でパワードゼットン撃破
○ギール 戦死
○破滅招来体一派 戦況を監視中
○TPCの(多分)ゴンドウ参謀一派 プロメテウスを建造中
○マイ MG5で強制出撃、バルタン本陣と遭遇戦。MG5は大破、脱出
○クレア星雲人シオン 正体を隠してマイを援護。手下のギャンザー死亡
○ハヤテ隊、クラタ隊 バルタン本陣と遭遇戦中
○アスカ、リョウ マイをアルファスペリオルで救助、更にシオンを援護中
○ダークバルタン、バルタン二代目B、サイコバルタン 防衛軍と交戦中
 バルタン母艦撃破される
○MYDOの勝人、透、竹村 偶発的にバルタン母艦を撃破
○MAT、UGM、ウルトラ警備隊 TDF極東基地に集結中
○タイニーバルタン 極東基地に到着

抜けてたら補足宜しく。話を進める上で余り関係なさそうなものは外しました。
248名無しより愛をこめて:2006/03/29(水) 00:06:33 ID:kDo5QMQK0
では、>>242より。

「えーとですね」
少女の姿になっているタイニーバルタンは、極東基地の防衛隊員達の前で
説明を始めた。タイニーの周りには、地球人の協力者代表のツトム少年、
そして彼の友人の子供達が数人並んでいる。特例ということで基地内に通された。
一同の手には人数分の銅鐸。
「ボク達全員でダークバルタンを肉眼で見られる位置まで向かい、銅鐸を
使って所定の儀式を行います。そうすることでダークバルタンを無力化し、
ボク同様等身大の人間の姿に戻すことができます」
「バルタン二代目Bとサイコバルタンもか?」
「原理としては可能です」
「しかし、『戻す』というのはどういうことだ?」
「バルタン星が狂った科学者の核実験で滅び、バルタンが流浪の民になる以前、
本来ボク達は地球人に近いタイプの種族でした。過酷な宇宙での放浪に適応
していくうちに、あなた方が知っている姿になっていったのですが・・・
銅鐸の力を使えば、ダークバルタンも本来の正しい生態に戻るはずです・・・」
249名無しより愛をこめて:2006/03/29(水) 00:07:56 ID:kDo5QMQK0
「ちょっと待て」
フルハシが口を挟んだ。
「ひょっとして、それで事を終わらせる気か」
「え・・・?」
「バルタンが地球に侵攻してきたことで、どれだけの犠牲が出たと思ってるんだ」
「・・・それは・・・」
「人間の姿に戻すだけでよかったよかったで済ませる気か!?」
「待ってよ、おじさん!」
ツトムがタイニーを庇う。
ツトム「それはタイニーのせいじゃないだろ! タイニーは戦いを終わらせるために
頑張ってきたんだ!」
フルハシ「だからといって、責任がないってことはない!」
岸田「うむ・・・それは確かに」
矢的「いやしかし、今は事態を収拾するのが先じゃないですか!」
意見が割れ始める。
「落ち着きたまえ、諸君」
極東基地の最高責任者のヤマオカ長官が纏めに入る。
「銅鐸が有効な手段なのは確かだ。それに、延々と言い争っている状況でもない。
銅鐸作戦でバルタンが無力化されたところで拘束し、どう処置するかは
その後考える。まずは彼女達をバルタンとの遭遇戦の場へ連れて行こう」
250下原正三:2006/03/29(水) 09:23:09 ID:p/5gKcrk0
銅鐸による儀式をどう行うのか更に詳しく聞いたところ、平坦な足場に陣を書き、
その上にタイニーバルタンを中心に子供達が並び、それぞれ手に持った銅鐸を振る。
振ることで鈴のように音を鳴らす仕掛けになっていて、その波動がバルタンに
影響を与えるらしい。
宇宙空間でそんな陣を書ける足場を用意するには、大型の宇宙船でないと無理と
いうことで、スペースマミーが使われることになり、それを護衛するために
ウルトラホーク1、2、3号総出動。ウルトラガード隊も同行することになった。
双子山のゲートが開き、特設カタパルトに乗ったスペースマミーが発進。
護衛の各機も各プロセスで発進していく。
251防衛軍LOVE:2006/03/29(水) 12:15:36 ID:FUOF34we0
ウルトラホーク3号は宇宙にいけないのでは……
平成版だと行けるんですか?
252銀城哲夫:2006/03/29(水) 12:20:44 ID:oo4Q8YMC0
2代目B「くっそおおおお!」
もう後がないバルタン星人達。捨て身の攻撃で防衛軍側は劣勢になってゆく。
ハヤテ「だめだ、もう退こう」
クラタ「ばかが!こうなったら特攻隊だあ!」
ハヤテ「俺だって退くのはつらい。しかし今はバルタンの方がつええんだよ!」
一方バルタン側は
ダーク「どうするんだよ?一体」
サイコ「このまま地球を攻めよう。死ぬなら地球を壊滅させてからだ!!」
253下原正三:2006/03/29(水) 12:52:30 ID:p/5gKcrk0
>>251
とちりました・・・3号は省いてください。
254下原正三:2006/03/29(水) 14:18:11 ID:p/5gKcrk0
>>252より

ダーク「・・・判った」
2体に分身していたダークバルタンは1体に戻ると共に、又も500mに巨大化。
生半可な銃撃は通用しない。
ダーク「やるからには本気だ。行くぞ、二人とも」
超巨大ダークバルタンを後ろに二代目Bとサイコが前衛に付き、バルタン最後の
進撃が始まった。量産戦闘機を次々蹴散らしていく。
255防衛軍LOVE:2006/03/29(水) 15:55:22 ID:FUOF34we0
クラタ「一匹だけでも仕留めてやる!!」
クラタ、アオキ、平山のステーションホークが見事なフォーメーションを組む
放たれたミサイルは全て2代目バルタンBに命中した
だが2代目Bはそれに耐え、はさみをステーションホークへ向ける
2代目B「こざかしいわ」
数発の熱線がステーションホークへ発射された
アオキ「なめるな」
3機は急上昇して攻撃を避ける
そして3機の向こう側からスカイシャークが現れた
竹村「これでも喰らえ!バルタン星人!!」
スペシウムミサイルがバルタン2代目Bに向けて発射された
2代目B「バルタン星人に、えいこおおおおおおおおあれええええええええ」
直撃を受けた2代目Bは木っ端微塵に消し飛んだ
256名無しより愛をこめて:2006/03/29(水) 17:26:31 ID:MHpqcCgq0
ハヤテ「攻撃開始!」
キシナガ「了解!喰らえっ!」
しかしサイコバルタンは自分の超能力でガロワ飛行艇のミサイルを反転させた。
キシナガ「うわっ!」
ハヤテ「全機回避!」
ミサイルはガロワ隊のハヤテ、キシナガ機以外の全員に命中し、ハヤテとキシナガ以外は全員撃墜された。
サイコ「ふふふふふ。愚かな。」
その時、サイコの背中にビームが命中した。
サイコ「ぐおおおおおおっ!?」
アスカ「愚かなのはどっちだ。俺達の事を忘れてたな。」
シオン「私も行くぞ!」
サイコバルタンは次々とビームを浴びせられ、遂に爆発した。
サイコ「何!馬鹿な!?……ダ、ダーク…後は…頼んだぞ……」
アスカ「やったぜぇぇーっ!」
257名無しより愛をこめて:2006/03/29(水) 23:55:11 ID:/btG7IEp0
透「残るはダークバルタンだけです!」
竹村「よし勝人、スペシウムミサイルの残弾全てぶち込め!」
勝人「了解!」
スカイシャークから最後のスペシウムミサイルが全弾発射され、ダーク
バルタンに叩き込まれた。大爆発。
爆炎が消えた後、ボロボロになったダークバルタンが卒倒・・・

しなかった。
黒焦げの体から、無傷のダークバルタンが脱皮した。
「他のバルタンならいざ知らず、私はこのくらいではやられない。
二代目B、サイコバルタン。君達は最後の最後まで勇敢に戦った。
その姿勢には応えねばなるまい」
超巨体に相応なハサミの片方があぎとを開き、その中から極太のビームが
地球に向けて走った。
軌道上の人工衛星が軒並み吹き飛ばされ、残骸が引力に引かれ、
地上に次々落ちて被害を出す。青い地球の表面に弾ける火花を
愕然と見る防衛隊員達。
ダーク「次は地上に直撃させる」
ハサミに再び光が収束し始める。
258防衛軍LOVE:2006/03/30(木) 00:21:02 ID:1FHl5dTR0
アスカ「てめえ!今の衛星落としで関係ない人の生命がいくつも消えたんだぞ!」
ダークバルタン「生命?生命とはなんだ?わからんな?」
そう言ってエネルギーチャージを続行するダークバルタン
ミサイルやレーザーで妨害したが、歯が立たない
クラタ「く!」
259下原正三:2006/03/30(木) 01:03:02 ID:CpaiIDMI0
何者をも寄せ付けず遂行されるかと思われたダークバルタンのエネルギーチャージが、

しゃん

鈴の音一つで、突如弱まった。
「・・・これ・・・は・・・」

地球を背に、スペースマミーがTDFの護衛機を率いて接近してきた。
マミーのブリッジでは、タイニーバルタンとツトム達が円陣を組み、
手に持った銅鐸を振って途切れ途切れに慣らし続けている。真空の宇宙で
通常は音は伝わらないはずだが、発振された波動がダークバルタンの体に
響き、目に見えてダークバルタンがよろめき出す。
「おの・・・れ、タイニー・・・め・・・これを・・・使うかぁッ!!」
ダークは踏み止まってビームを撃つ。威力はかなり弱まっているが、
スペースマミーをぎりぎりで掠め、大きく船体が揺れる。
クルー達が揺さぶられて苦しむが、
ツトム「怯むな! タイニーの頑張りを無駄にさせてたまるか!」
子供達は踏ん張り、音色を鳴らせてダークを苦しめ続ける。
260名無しより愛をこめて:2006/03/30(木) 08:49:29 ID:GIkECemx0
タイニー「みんな、もうすぐだよ!」
ダーク「うわっ…ぐわっ…」
ダークは苦しみだしよろめくが、突如として放たれた巨大なビームがダークを木っ端微塵にする。
ダーク「うおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!……」
子供達「ああ!」
リョウ「な、何!?今の…」
アスカ「おい、リョウ!あのでかいのって…」
平山「敵…でしょうか」
クラタ「………」
ハヤテがある物を見つける。
ハヤテ「これはTPCのマークだ」
キシナガ「するとこれはTPCの戦艦ですね?」
巨大戦艦プロメテウスからゴンドウ参謀の声が聞こえる。
ゴンドウ「そうとも。これはTPCの究極兵器プロメテウスだ」
261下原正三:2006/03/30(木) 09:11:12 ID:rcfJYEDh0
ここで来るか!w

第一章 完

せっかくだから、ここで第二章へ行くというのは?
262名無しより愛をこめて:2006/03/30(木) 09:24:50 ID:GIkECemx0
わかりました。とりあえず根源破滅招来体もいるし、プロメテウスにスフィアが寄生してデスフェイサーになるのもありだと思います。
263下原正三:2006/03/30(木) 09:28:43 ID:rcfJYEDh0
まあそれは状況に任せるとして。

「ご苦労様です、ゴンドウ参謀」
フォートレスフリーダムの松永管理官が通信を送る。
「こちらのほうも一通り目処が立ちましたよ」
松永達によってモルモットにされ続けた捕虜のバルタン星人達は、既に自我を
失い、すっかり電気信号で制御されていた。
地下格納庫に、体に電極を埋められた3体の巨大バルタンが立っている。
「彼らの肉体能力とテクノロジーはすばらしい。地球の守りをより完全なものに
するため、有効に使わせてもらいましょう」

格納庫の窓から見ている、ナイトレイダーのメンバー。
孤門一樹「西条さん・・・本当にこれでいいんですか!?」
問われた西条凪の表情は崩れない。
西条凪「数多の侵略者に狙われている地球を守るためには必要なことなのよ、
孤門隊員。宇宙人も全てスペースビーストと同じなのよ」
264下原正三:2006/03/30(木) 09:57:58 ID:rcfJYEDh0
多くの侵略者への対抗を大義名分として水面下でタカ派の防衛軍関係者が手を
結んでおり、バルタンの勢力が弱まるのを待っていたのである。
他にも、MAT上層の岸田長官、TAC上層の高倉司令官(奇しくもMACの高倉長官と同姓)、
ZAT上層の鮫島参謀とスミス長官、UGM上層のイシジマ参謀、XIG上層の谷本参謀、
統合防衛軍の西条武官など・・・
265下原正三:2006/03/30(木) 12:51:47 ID:rcfJYEDh0
事後、松永が関係者に折衝に向かった。
彼の所属する組織TLT、その実働部隊であるナイトレイダーも、地球に密かに
侵入して民間人を襲っている外敵・スペースビーストに対抗する防衛組織だが、
民間人の無用な混乱を避けるため、これまで活動を極秘にしていたのだという。
バルタンとの最終決戦に突如介入された者達の不満は並々ならぬものがあったが、
その感情の爆発による防衛軍内部での衝突は望ましくないと、とりあえず
ヤマオカ長官が代表して松永と対峙した。
「ああ言う形での介入に関しては、我々も申し訳ないと思っておりますが」
狙ってやったのは明白だったが、ヤマオカはとにかく冷静に聞く。
「何分ダークバルタンの攻撃が地上に著しい危機をもたらすレベルのものと
見なしましたので、こちらも速やかな措置を取らせて頂いた次第です」
「それにしても、連絡を取るべきだったのではないかね」
「それに関しては、申し上げにくいのですが」
「かまわん。何かね?」
「そちらのほうで異星人の亡命者を保護していることについても、本来
防衛軍全体で処遇をきちんと協議すべきだったのではないかと」
「・・・・・・」
「勿論、タイニーバルタンが今回の件について協力的だったことはわかっております。
しかし、バルタンの攻撃で家や身内を失った人々は、それだけでは納得しないでしょう。
そう言った向きの感情への配慮という問題もあります」
「うむ・・・」
ヤマオカの脳裏に、タイニーに対して敵対的だったフルハシなどの発言が蘇ってくる。
「だから今すぐ彼女を引き渡せとかいうことは申しません。それはそれで内部の
軋轢を招きますから。只、我々のとった対処に関してもご理解を頂きたい」
266防衛軍LOVE:2006/03/30(木) 14:05:07 ID:1FHl5dTR0
防衛軍内面が混乱する中、新たな侵略者が地球を襲おうとしていた

TDF極東本部
MAT、UGMの面々が基地を去り、常の状態に戻った地球防衛軍
鉄壁の守りを誇る人類の要塞である

ズガーーーン
突如爆発する山脈の一部
何者かの攻撃を受けたのだ

作戦室に駆け込む隊員達
キリヤマ「何事だ!」
通信隊員「怪獣です!突然出現しました!!」
キリヤマ「レーダーは?」
通信隊員「写らなかったんです!本当に突然出現しました!!」
キリヤマ「そんなばかな……」
通信隊員「映像、出ます」
レーダーに写らず、突如出現した巨大な敵
それはなんとあのベロクロンだった
キリヤマ「まさか…いや、やつらはTACが全滅させたはずだ」
267下原正三:2006/03/30(木) 15:24:38 ID:rcfJYEDh0
>>265の戦後処理をもう少ししておきます。

後味の悪い形ではあったが、結果的に強硬派のバルタン星人は一掃され、
タイニーはR惑星に戻って生き残りの穏健派バルタンの今後のために活動する
ことになった。故郷を失ったぺロリンガ星人達も同行してそれに協力する
ことにし、彼らは親しくなった地球人達に別れを告げて去る。
去り際に、地球に先行して来ていたあのぺロリンガ星人がフクシンに、
「フクシン君。もしその気になったら私を呼びたまえ。何時でも星の世界に
連れていってあげよう」
「え・・・?」
「地球に嫌気がさすことがあったらね」
尚、松永は、戦闘兵器と化した捕虜のバルタンを隠匿していることは
タイニーにも公にも明かしていない。

シオンはギャンザーを失ったため、地球に潜伏したままTPC本部の破壊工作は
暫く様子見。それはそれとして、正体を隠してマイとの交際は続けている。

そして、束の間の平和が戻ったかと思われた直後、ベロクロンは現れた。

>>266へ。
268名無しより愛をこめて:2006/03/30(木) 15:24:56 ID:tcTi+e1h0
ダーク、もうちょっとで和解できたのに・・・orz

防衛軍のタカ派連中がヤプールの手で全滅する展開キボン
269名無しより愛をこめて:2006/03/30(木) 15:25:06 ID:xFSlyFnQ0
エピソードなど
      名前をね、付けるのが苦手なんですよ。SEEDて電話してるときに思いついたんですよね。
      はじめはS付けようって話から、真ガンダムにしようと思ってたんですよ。でもアメリカじゃ使えないし駄目。
      ゴッドガンダムとかアメリカじゃだめなんだよね、えーっと…(ここでゴッドガンダムの名前のツッコミ)。
      んで、フリーダムってのにしたんだけど、この名前思いついたときに、みんなに発表したんだよね。
      したらみんなしばらく凍って、「えーーーーっ」って言うんですよ。このとき僕は確信したね、「行ける」って。
      んで、ジャスティスは、ほら、ウルトラマンとかあるじゃない。それとかぶるから普通避けるよね、でもこっちは
      天下のガンダムだよ、お前らが避けて通れ、ってな感じだな。
270名無しより愛をこめて:2006/03/30(木) 15:28:02 ID:GIkECemx0
作戦室に突然ヤプールが出現した。
ヤプール人「ふはははははは、その通りベロクロンはTACに倒された。しかし我々はやられる寸前、ベロクロンを異次元にワープさせ、強化改造したのだ。」
ソガ「お、お前は!?」
ヤプール人「自己紹介がまだであったな。私の名はヤプール。異次元からの侵略者だ。」
フルハシ「なんだとぉ!」
ウルトラガンを発射するフルハシ。しかしヤプールには当たらない。
ヤプール「ははは、当たらん当たらん。」
爆発音が鳴り、揺れる作戦室。
ダン「うわっ!」
フルハシ「あれ?ヤプールは…」
アマギ「き…消えた…」
キリヤマ「それよりベロクロンだ。全機出撃せよ!」
271下原正三:2006/03/30(木) 15:31:55 ID:rcfJYEDh0
>>268
流れ的にいずれ滅ぶでしょう。ヤプールの手でだけというのも芸がないので
色々パターンは分けたいですが。
272名無しより愛をこめて:2006/03/30(木) 15:36:58 ID:EqQkk+RD0
ウルトラ戦士は登場不可とありますが。
ビーストの長、ザギ
カオス集合体、カオスウルトラマンも不可ですか?
カオスは他の集合体を使うとして、ザギは形的に・・・
273名無しより愛をこめて:2006/03/30(木) 15:41:27 ID:GIkECemx0
いいんじゃないですか?決して本物のウルトラ戦士じゃないですし。
274下原正三:2006/03/30(木) 15:50:07 ID:rcfJYEDh0
カオスウルトラマンは難しいところですが、カオス集合体とザギはOKでしょう。
275防衛軍LOVE:2006/03/30(木) 16:01:31 ID:1FHl5dTR0
カオスが出てきても面白いのでカオスはOKって事で
なおイーヴィルティガはボツです(アレは本家をまねてるので)
それと偽セブンとか本家をまねて作られた敵ウルトラマンは本家がいる事になってしまうので没です
276下原正三:2006/03/30(木) 16:36:11 ID:rcfJYEDh0
>>270
極東基地と目と鼻の先であるTAC基地からも、報せを受けてタックファルコンと
タックアロー隊が発進した。TAC総出動である。
北斗「どういうことなんだ? ヤプールは滅んだはずじゃ・・・」
竜「とにかく急ぐぞ!」
277銀城哲夫:2006/03/30(木) 17:30:57 ID:tX+H5p/W0
ヤプールは実はバルタンの残党(ファイト版バルタン)と組んでいた。
ヤプールはTACにより半死半生だったが放浪していたバルタンの科学で見事に復活し、自分が地球を支配したときは
バルタンの移住を約束していたのだ。
さて、現場では…
撃ちまくるタックアロー。
山中「どうだ?これでもか」
しかしベロクロンには全くと言っていいほど効いていないようだ。
ベロクロンが火を噴いた。次々墜落するタックアロー。TAC壊滅かっ!?
278銀城哲夫:2006/03/30(木) 17:46:10 ID:tX+H5p/W0
壊滅寸前のTACを助けるためウルトラホーク1号が現れた。
キリヤマ「うおおおおおおーーっ!!!」
フルハシ「いっくぜええええええええっ!!!」
しかしベータ号内では…
ソガ「あっアマギ、どわっ」
ソガがアマギに殴られ気絶した。そして正体の宇宙仮面へと変身を遂げた。
無線機を使い
宇宙仮面「ふふふ、ウルトラ警備隊の諸君。私はヤプールの使者である!ベロクロンへの攻撃を中止せよ」
ダン「なんだと!!」
宇宙仮面「おっとこっちには人質が2人いるんだ。攻撃したら命はないぞ」
キリヤマ「くっそお」
279名無しより愛をこめて:2006/03/30(木) 20:30:51 ID:NmwYVS3z0
メビウスが、始まればGUYSも出演可能ですか?
280防衛軍LOVE:2006/03/30(木) 20:50:07 ID:1FHl5dTR0
メビウスの物語が終了するまで出演は控えていただきたいと思います
ご了承ください
281下原正三:2006/03/30(木) 22:06:29 ID:vueQWfwh0
ちょろっと出すのも面白いかとも思いますが、後で設定が矛盾したら困るしね。了解。

>>278より。

宇宙仮面にジャックされたホーク1号は、その場から飛び去っていく。
脱出して降下した地上で驚く山中と吉村と今野。
今野「おい、何処へ行くんだ!?」
宇宙仮面「ははははは」
ホーク1号は見えなくなった。続いてベロクロンも、空間の壁をガラスのように
割ってその奥に消えて行き、空間の穴は直ぐ塞がった。
TAC隊員達の下へダンとアンヌが走ってくる。
吉村「おい、どういうことなんだ?」
ダン「それが、ホーク1号がヤプールの手先に占拠されて」
アンヌ「隊長や皆も捕まってしまったの」
山中「何だって!?」
282下原正三:2006/03/30(木) 23:12:12 ID:vueQWfwh0
さらわれたのは、キリヤマ達だけではなかった。
バルタン事件が一応終結を見てUGMが通常勤務態勢になったため(基地も無事修復)、
矢的猛は普段の仕事、桜ヶ丘中学の教職に戻っていたのだが、

矢的「スーパーとファッションがいなくなった!?」
ハカセ「そうなんです先生。昨日から家にも帰ってないって・・・」
ラクゴ「お後がよろしいようで」
ハカセ「よろしくない!」
尚、ハカセとラクゴとスーパーとファッションというのは、矢的のクラス・
1−Eの生徒達で、全部仇名である。80年代は遠くなりにけり。

スーパーとファッションは、
「お前はおーれを信じなさい!」
「ほれ信じなさい! ほれ信じなさい!」
白髭にぼろぼろの服の老人の唱える妙な祝詞に扇動され、操られて
海岸沿いに誘導されていた。他の大勢の子供達も。
このような失踪事件が、各地で多発していた。
283名無しより愛をこめて:2006/03/31(金) 09:39:10 ID:nqo91HXo0
子供達を次々さらうヤプール老人。
深夜、正気を失った子供達を、既に終電も去って人のいない駅のホームへ
連れてくる。
なぜか終電の後にもう一本列車が来た。それに子供達を乗せて出発。
列車の中では、
友野健二「最近、何事も上手く行っていませんね? 会社では上司に怒鳴られ、
家に帰っても家族から相手にされない。そんな生活から逃れたいと思っていますね?」
沢村正吉「嘘だ、俺はそんなこと思ってない! あけてくれ! ここから出してくれ!」
怪しいSF作家とよれよれのサラリーマンがよくわからないやり取りをしている。
284下原正三:2006/03/31(金) 10:40:17 ID:nqo91HXo0
と、ヤプール老人は、異様な気配に気付いた。
何時の間にか、同じ車両の座席に、二人のサラリーマンと一人のOLが座っていた。
三人はばっとスーツを脱ぎ捨てる。下から防衛隊の戦闘スーツが現れる。
「貴様らは!?」
ヤプールの足取りを掴むため変装して後をつけていた矢的、そしてダンとアンヌだった。
ダン「キリヤマ隊長達の居場所を教えてもらうぞ!」
矢的「僕の生徒達の居場所もだ!」
ウルトラガンとライザーガンを構えてヤプール老人を狙う。
「ひいっ、何だあんた達!?」
沢村が怯えるがお構いなし。
285防衛軍LOVE:2006/03/31(金) 13:12:53 ID:sGEvYUt70
伊吹「憎しみがまた新たな憎しみを生む事になったな」
修復されたMAT基地の作戦室で郷秀樹と伊吹隊長が向かい合って座っている
郷「地球防衛軍が倒したバルタンとTACが倒したヤプールの残党が手を組むなんて」
伊吹「しかし倒さなければ地球が滅ぼされていたよ」
郷「しかしもしかしたら、バルタンやヤプールとも和解できたかもしれない」
伊吹「……そうだな、だが、彼らはそれをしなかった、結果我々はああするしかなかった」
郷「…」
伊吹「郷」
郷「はい」
伊吹「気晴らしにパトロールにでも行って来い、作戦室は私が引き受けよう」
郷「……はい」
286防衛軍LOVE:2006/03/31(金) 13:39:42 ID:sGEvYUt70
郷(本当にああするしかなかったんだろうか……)
東京都内の工業地帯を走るマットビハイクル
郷(……人間は、宇宙人とも、もっといい付き合いができるはずだ)
郷「ん」
ふと見ると複数の少年が一人の少年をいじめている
車を止める郷
止めに行こうと走るが郷より先に青い戦闘服の隊員が少年達を止めに入った
郷「チームEYES」
EYESハト派の防衛軍として有名な組織である
とりあえず少年達の下に駆け寄る郷
EYESの隊員と少年達も郷に気づく
「あ、MATだ」
「宇宙人を倒しに来たんだ」
少年達が口々に言った
287防衛軍LOVE:2006/03/31(金) 13:40:18 ID:sGEvYUt70
郷「何があったんだ?いじめはよくないぞ」
少年A「こいつ宇宙人なんだ」
少年B「あんたはMATだろ、早く殺してくれ!」
郷「宇宙人?」
郷はいじめられていた少年を一瞥した、頭から泥水をかけられて全身が汚れているが、どう見ても地球人だ
EYES隊員「だから違うって言ってるじゃないか」
少年B「EYESは宇宙人に甘いからそんな事言うんだ」
郷「そんな事はない、この子は宇宙人なんかじゃ無い!!」
少年A「だってよ……」
少年B「……行こうぜ」
郷の威圧感に耐えられず、少年達は去っていった
EYES隊員「さ、もう大丈夫だよ」
郷「ひどい目にあったな、よ」
郷が少年を立たせる
いじめられていた少年「ありがとう」
そう言って少年は目の前の掘っ立て小屋に走って行った
郷「君は?」
ムサシ「あ、僕はEYESの春野ムサシです」
郷「MATの郷秀樹だ」
ムサシ「あの少年はあんな掘っ立て小屋で何をしているんでしょうかね?」
郷「……(宇宙人、か)」
288名無しより愛をこめて:2006/03/31(金) 15:05:33 ID:nqo91HXo0
>>287
そのネタをするのか・・・大丈夫かなあ。
まあ今はとりあえず>>284を進めますわ。

怯える沢村の背に、銃が突き付けられた。
「ひいっ!?」
突き付けているのは、地球の一般人のはずの友野だった。
ダン「何!?」
アンヌ「何をするんですか!?」
友野「ちょっとこちらにも思うところがありましてね。そのご老人に協力させて
頂いているのですよ。すみませんが皆さんもお付き合い願えますか」
沢村「助けてくれ! 頼むよ、死にたくないよ!」
民間人を人質に取られ、やむなく防衛隊の三人は銃を下げる。
ヤプール老人「まあ、そう悲観することはない。これから行くところは、
いいところじゃぞ、ひっひっひ」
そして、列車は我々の世界から離脱した。
289銀城哲夫:2006/03/31(金) 17:43:17 ID:m9UaeOer0
アンヌ「ここはどこかしら」
友野「ふふふ、異次元だよ」
ヤマト「異次元!?」
ウルトラ警備隊全滅である。
一方東京に改造べムスターとサボテンダー、ドラゴリーが現れた。
東京は壊滅していく。防衛軍も人質がいるので手をこまねいているのである。
290名無しより愛をこめて:2006/03/31(金) 18:24:43 ID:rFZoOHwy0
いじめられていた少年良は、都内に超獣が出現した事から、再び迫害を受けていた。
今度は少年2人だけでなく、大勢の者が良に襲い掛かろうとしていた。
一般市民A「やっちまえぇぇー」
良「うわぁぁぁ!」
逃げる良。そこに郷が通りかかる。
郷「何をしてるんです!」
一般市民B「そいつは人間じゃない、宇宙人だ!」
一般市民A「あんたMATの隊員だろ。だったら早くそいつを殺せ」
郷「そんな事はない、この子は宇宙人なんかじゃ無い!!」
一般市民C「なんだとぉ!」
郷「何をするんだ、離せ!」
一般市民達に取り押さえられる郷。そこに1人の老人が良の前に立つ。
一般市民A「おい爺さん、あんたも邪魔する気か?」
少年A「おいワン公、あいつと爺さんをかみ殺せ!」
少年の犬は金山という老人と良に襲い掛かる。
金山「ヌゥゥン!」
犬「!」
犬は突然爆破されてしまった。
一般市民「うわぁぁぁぁぁ!」
警官が拳銃の狙いを良に定めようとしている。
郷「やめろ!」
しかし銃を撃ってしまう警官。しかし弾丸は良ではなく、金山に命中していた。緑色の血を出し、本来の姿のメイツ星人になる金山。
その直後、近くの工場地帯に怪獣ムルチが出現した。逃げる群衆。
一般市民A「MAT、早く怪獣を退治してくれよぉ!」
郷「勝手な事を言うな!怪獣をおびき出したのはあんた達なんだぞ!まるであの爺さんの怒りが乗り移った見たいだ…。」
郷の通信機がなる。
伊吹「郷、街が大変な事になっている。私たちもすぐ行く。…郷、聞こえんのか?」
郷「……了解…」
郷、マットシュートを撃ちながら単身ムルチに向かって走り出す。

291防衛軍LOVE:2006/03/31(金) 18:36:22 ID:sGEvYUt70
MAT本部
岸田長官「3大超獣への攻撃が決まった」
整列している隊員達に岸田長官が言った
上野「しかしウルトラ警備隊は……」
岸田「……彼らもわかってくれるだろう」
確かにこのままでは東京は壊滅してしまう
だが、だからと言って警備隊の面々を見捨てていいのだろうか?
郷(……宇宙人よりも、同じ人間のほうが残酷かもしれないな)
伊吹「……出動!」
292防衛軍LOVE:2006/03/31(金) 18:37:25 ID:sGEvYUt70
291は重複なので無しと言う事に
293名無しより愛をこめて:2006/03/31(金) 21:12:58 ID:RgtC5IXn0
さて、異次元に送られたダンとアンヌと矢的、沢村や子供達だが、
特に虐待されることもなく、ある場所に連れて行かれた。
そこでは、これまで此処に連れて来られた人々が、寝そべったり、
本を読んだりパソコンをいじったり、食事をしたりしていた。好きなだけ。
ダン「どういうことなんだ?」
友野「ここでは、人々の欲しいものが幾らでも欲しいだけ供給され、
したいことをしたいだけすることが出来ます。特にお金や労働などの代価は
要求されません」
アンヌ「・・・何のために?」
友野「判りませんか? 必死になって働いたり煩わしい他人との付き合いを
強要されたりしないから、誰も元の世界へ帰りたがらないのです」
ダン「!」
ダンは、ヤプールの狙いを理解した。目の前では、スーパーとファッションを
見付けた矢的が懸命に呼び掛けているが、二人とも呆けた顔でご馳走を
食べ続け、耳を貸さない。
ヤプール老人「地球を征服するのに、無理に人間全てを抹殺する必要はない。
別の場所に餌を用意して、そっちへ人間を全て追い出せばいいのじゃ」
アンヌ「何て事を・・・! 沢村さん!」
沢村もごくりと喉を鳴らし、享楽に耽る人々に近寄りかけている。
友野「いいじゃないですか、これはこれで。人類がこれまで望み続けて
叶わなかった理想郷を、ヤプールの皆さんが用意してくれるのです。
あなた方も無理なさらずこちらにいらっしゃれば? 楽ですよ・・・」
294下原正三:2006/03/31(金) 21:38:42 ID:RgtC5IXn0
>>290より

暴徒達が逃げ出した後にメイツ星人は放置され、
「おじさん! 金山のおじさん、しっかりしてくれよ!
俺を星の世界へ連れていってくれるんだろ!」
良が必死に呼びかけるも、その命はもう風前の灯・・・
否。

そのメイツ星人を助け起こす者。
「手当てすればまだ助かる」
「・・・お兄さん、誰?」
「僕も、星の世界へ行きたかった奴さ。だけど」
良を連れ、メイツ星人を背負って安全な場所へ駆け出す青年、フクシン三郎。
「星の世界へ行くのは、もう少しやれることをやってからだ!」
295下原正三:2006/03/31(金) 21:56:43 ID:RgtC5IXn0
惨状を呈する街へやってきたチームEYESは、救護活動に走り回る。
アヤノ「町外れに潜伏していた宇宙人が、混乱した市民によって
負傷させられたという情報が!」
シノブ「至急捜索隊を出して保護しなさい! 都心を攻撃している
怪獣のほうはどうなってる?」
ドイガキ「ヒウラキャップとムサシ隊員とフブキ隊員が対処してます!」

ムサシは地上に生身で立ち、暴れる超獣軍団に立ち向かっていた。
鏑木諸島から飛んで来てくれた友、怪獣リドリアスと共に。
ムサシ「リドリアス、無理はするな! 市民を逃がすことに専念するんだ!」
リドリアス「ピーーーーーッ!」
上空からテックサンダーで援護するヒウラとフブキ。
ヒウラ「頼むぞ、ムサシ!」
フブキ「何処までも甘ちゃんめ・・・理想論を吐くんなら、最後までやり通せよ!」
296下原正三:2006/03/31(金) 23:20:38 ID:RgtC5IXn0
フクシンは、メイツ星人をアパートの自室に匿って手当てしていた。
人の多いところでは又迫害を受ける可能性があった。
良「大丈夫なのかい、お兄さん?」
フクシン「北川町のほうでは、左右に真っ二つにされた宇宙人がやっぱり
住民に匿われて、体を縫い合わされただけで40年近く生き延びたって
話もある。銃で撃たれたくらいなら・・・」
と、メイツ星人がよろよろと身を起こした。
良「駄目だよおじさん、寝てなきゃ!」
メイツ星人「いや・・・ここまでしてもらったからには・・・
やっておかなければならん・・・ふんっ!」

都心で暴れていたムルチが、メイツ星人の念力を受けて拘束され、苦しみ出した。
動けないところを、適当に暴れまわっていたドラゴリーに目をつけられ・・・

やっぱり、バラバラに引き裂かれて死んだ。

念力を放ったメイツ星人は、気を失って倒れた。
良「ああっ、おじさん!」
フクシン「大丈夫だ、まだ息がある!」
297下原正三:2006/03/32(土) 01:11:18 ID:zuXpmrDV0
>>293より

そして、異次元空間でも。
得意気に語っていた友野は、あらぬ方角からの銃撃を受け、倒れた。
「パラライザーによる麻酔だ。生きている」
冷静に解説したのは、
ダン「隊長!」
キリヤマだった。
アンヌ「無事だったんですか!」
キリヤマ「どうにか隙を突いて脱出した。他の三人も無事だ。今この空間に
あるヤプールの拠点を白兵戦で攻撃している」
うろたえるヤプール老人にキリヤマはウルトラガンを向け、
「生憎、一方的に庇護される存在になっては、防衛隊としての我々の
いる意味がなくなってしまうのでな。お前達の勧めは願い下げだ」
「ちっ・・・!」
ヤプール老人は背後の空間の壁を割り、逃げ去った。
ダン「隊長、奴が!」
キリヤマ「今はヤプールのアジトを潰すのが先だ。フルハシ達と合流して
戦う。ついてこい」
アンヌ「しかし・・・」
背後では矢的がまだ人々を必死に説得している。
キリヤマ「此処は彼に任せる。戦いが一段落付いてから戻ってこよう」
298防衛軍LOVE:2006/03/32(土) 01:12:19 ID:8PimWH170
ドラゴリー、サボテンダー、改造べムスターは新たな標的を見つけ、襲いかかった
標的、すなわちリドリアスである
改造べムスターが押さえつけ、サボテンダーが針のついた腕を振りかざす
「ピイイイーーーー」
ムサシ「リドリアス!」
郷「くそう!!」
リドリアスを助けようとマットガンを連射する郷
だがリドリアスらに気を取られた郷は後ろから近づくドラゴリーに気が付かなかった
郷「!うああああ」
ムサシ「あ、郷隊員!」

ぐちゃ……
299防衛軍LOVE:2006/03/32(土) 01:22:53 ID:8PimWH170
郷「……?」
ドラゴリーにふみつぶされる、そう覚悟を決めた郷だったが、一向に死ぬ気配がない
目を開けると、なんとドラゴリーは頭を切り落とされ、絶命していた
郷「いったい?」
今まで戦闘に夢中で聞こえなかったが、戦闘機の騒音がする
空を見上げると、そこには…

郷「チーム、DASH!」

バードウイングを広げたダッシュバード1号2号は飛んでいた!
コバ「どうにか間に合ったぜ」
ショーン「ヤプールの好きになんかさせないヨ」
ダッシュバードがミサイルを発射する
リドリアスを拘束していた改造べムスターに当たってべムスターが手を離す
その隙にリドリアスは何とか拘束を抜けた

フブキ「よおおし、ここからは反撃だあ」


292を直して郷の台詞を言っているのは伊吹隊長だと思ってください
300防衛軍LOVE:2006/03/32(土) 01:26:10 ID:8PimWH170
バードウイングじゃなくてバードブレードでした
……名前うるおぼえなので間違っているかも
301名無しより愛をこめて:2006/03/32(土) 09:09:05 ID:oX2FIFdu0
>>297より

ヤプールのアジトは地球のビル街そっくりに偽装されており、ヤプールの手先と
なったバム星人が守っていた。
「ええい、早く蹴散らせ!」
宇宙仮面に指揮され、バム星人達は警棒や銃で攻撃するが、白兵戦では
ウルトラ警備隊の方が勝っていた。次々倒される。
「おのれ・・・メカギラスを出せ!」
街の一際大きな建物が左右に開き、格納されていたロボット怪獣・メカギラスが
バム星人に制御されて出現した。
302下原正三:2006/03/32(土) 10:38:41 ID:oX2FIFdu0
メカギラスの放つビームやミサイルの雨に苦戦する警備隊。
そこへ、
「隊長、奪還に成功しました!」
アマギとソガの乗ったウルトラホーク1号が飛んできた。
地上と連携し、メカギラスとの射撃戦が開始される。
303下原正三:2006/03/32(土) 14:04:42 ID:oX2FIFdu0
メカギラスの射撃を交わし続けるホーク1号。
キリヤマが通信を送る。
「メカギラスの頭部で回転しているアンテナが恐らくコントロール受信装置だ」
「了解!」
ソガの射撃でミサイルが頭部に直撃し、メカギラスは動かなくなった。
更にミサイル、そして地上からの援護射撃を一斉に受け、メカギラスは遂に爆発。
「うわあーっ!!」
その爆発は宇宙仮面やバム星人達も巻き込み、一掃した。

キリヤマ「さて、どうやって元の世界に戻るか」
アマギ「それなら大丈夫です。アジトに残っていたヤプールの次元転移システムが
まだ生きています」
装置を解析するアマギ。
アマギ「例の異次元列車も使えば、さらわれた人達も一緒に連れて帰れます」
キリヤマ「うむ・・・」
しかし、さらわれた人々の方は、矢的の説得も空しくまだ呆けたままである。
仕方なく全員パラライザーで眠らせ、異次元列車に放り込んで持って帰ることになった。
沢村も置き去りにされるのは嫌なので渋々一緒に帰る。
後に勿論夜の街で「俺も連れていってくれー!!」と絶叫するのだが、
その後は原典に任せるしかなかったり。

フルハシ「元の世界・・・東京で超獣が街を襲っているようですが」
キリヤマ「よし、帰還すると同時に迎撃側をホークで援護する」
304下原正三 :2006/03/32(土) 21:04:05 ID:sunCeucv0
ちょっと流れを中断しますが、今後の個人的希望。
結果的に第一章の締めとなったあの最終決戦の流れですが、第二章で
区切るときは、ちょっとああいうのは勘弁して欲しい。

忘れた頃にやるくらいなら刺激にもなるでしょうが、何時も何時も
ああいう手法ばかりやってたら、多分遠からず萎えて誰も来なくなります。
そういうのがデフォなのは平成ライダーだけで十分です。

以上。無理言いますが。
305下原正三 :2006/03/32(土) 22:05:26 ID:sunCeucv0
では、>>303より再開。

超獣軍団の襲来によって市民が避難させられ、無人の世田谷駅に、
出し抜けに現れた列車が停車した。ウルトラ警備隊と別動して
乗っていた矢的は、UGM本部に直ぐ通信し、連れ帰った人々の保護を要請した。

矢的が音信不通になっていたことにも動揺していたUGMだが、駆け付けて、
ヤプールの罠に嵌まってしまった人々の有様を見て更に愕然とした。
皆自立心を失って腑抜け状態。
エミ「矢的隊員、これは・・・!?」
ファッション「ねえ、デザートまだ〜?」
スーパー「腹減ったよ〜、もっと食わせてくれよ〜」
矢的「・・・僕の責任だ・・・」
涼子「しっかりして、矢的隊員!」
矢的「僕は無力だ・・・教え子に何もしてやれない・・・教師失格だ!」
306下原正三:2006/03/32(土) 23:49:37 ID:sunCeucv0
それを聞いたオオヤマは、考えた後、
「矢的。お前を謹慎処分とする」
驚くUGM隊員達。
イトウ「しかしキャップ、ヤプールが全面攻勢を掛けているこの非常時に・・・」
オオヤマ「使い物にならんのでは仕方ない。自分の中で踏ん切りが付くまで
帰ってくるな」
矢的「・・・はい」

矢的が去った後、
エミ「キャップ・・・!」
オオヤマ「城野、星。現在の超獣軍団殲滅が一段落付いた後、お前達に
陰からの矢的の監督を任せる」
涼子「!」
オオヤマ「矢的は必ず立ち直ってくる。見届けてやるんだ」
エミ、涼子「・・・了解!」
オオヤマ「よし。先ずは超獣軍団を倒すぞ!」
307防衛軍LOVE:2006/04/02(日) 13:18:39 ID:7f9FhTnB0
確かにヤプールの登場が唐突過ぎた気がします
以後気をつけます、申し訳ございません

イトウのエースフライヤー、ジュンのスカイハイヤー、イケダとフジモリのシルバーガルが戦列に加わった
イトウ「DASHやEYES、ウルトラ警備隊に遅れを取るな、攻撃」
ジュン「了解」
イケダ「了解」
更にマットアローも到着して超獣への集中攻撃が始まった
各防衛軍の激しい攻撃についにサボテンダーが倒れた
コバ「よっしゃあ」
上野「あと一匹だ」
改造べムスターに向けて発射されるミサイルの雨あられ
だがべムスターも負けじと角から光線を発射して応戦してくる

フジモリ「イケダ、溶解液だ」
イケダ「よおおし」
シルバーガルがべムスターの上から溶解液を発射する
緑色の溶解液がかかり、べムスターが溶け出した
べムスター「ヴェエエエエエ」
苦しむべムスターに更にホーク1号がミサイル攻撃をかける
やがてべムスターは崩れ落ち、どろどろに解けて絶命した
上野「やった」
308下原正三:2006/04/02(日) 13:23:19 ID:TWpb9UQW0
>>304
いや、防衛軍氏に手落ちはありません。ダークバルタンとの最終決戦で
タイニー達の努力がフイになった辺りの流れです。和解がならなくて
残念という意見もあったみたいなので、次はそうならないといいなあと。
309下原正三:2006/04/02(日) 13:38:34 ID:TWpb9UQW0
戦いが終わった後、アヤノは捜索隊を率い、フクシンのアパートを
見つけ出した。
大勢の兵士に警戒して良はメイツ星人を引き渡すことを渋ったが、
負傷しているメイツに対して地球人の通常の、しかも民間レベルの治療では
生命維持に不安が残るのも事実だった。
アヤノ「身柄の安全に関してはEYESが責任を持ちます。信用して下さい」
メイツ「判りました」
メイツが身を起こしてよろよろと出てくる。
フクシン「では、僕も同行します」
アヤノ「えっ?」
フクシン「見届けさせて下さい」
良「お兄ちゃん・・・」

かつてのぺロリンガ星人との休戦交渉の際の協力者ということもあり、
フクシンの申し出は受け入れられた。
310下原正三:2006/04/02(日) 15:37:10 ID:CLJ4u35i0
後日。
矢的は相変わらずへこんでいる。
何となれば、UGMと教職を密かに掛け持ちしていたことが表沙汰になったことで、
野崎教頭から叱責を受けたのである。
野崎「普通に考えても公務員は副業やバイト禁止でしょう! ましてや
得体の知れない怪獣や宇宙人を相手にしている身で学校にも身を置くなんて、
何を考えてるんですか!?」
矢的「いや、それは・・・邪悪なマイナスエネルギーの蔓延によって
怪獣が生み出されないよう、教師になって健全な子供達を育成しようと」
野崎「それで生徒が事件に巻き込まれてたら世話ありません! 実際
1クール行かずにその路線は立ち消えたじゃないですか!」
林校長「まあまあ教頭先生、事件が起きたのは矢的先生のせいでは・・・」
野崎「校長も矢的先生がUGMと掛け持ちだったことを隠してたそうですね!
その責任は大きいですよ!」
林「はいすいません・・・」
そんなわけで学校からも自宅謹慎を食らい、更にへこんでいる。

スーパーとファッションも無気力になったまま、家に篭っていた。
そこで、ファッションの家にハカセが来た。部屋の前で呼びかける。
ハカセ「なあファッション、このままでいいの?」
ファッション「・・・・・・」
ハカセ「今矢的先生は、君やスーパーのために学校で責任を追及されて
るんだよ。このままじゃ、やめさせられるかもって話も出てるんだよ」
ファッション「! やめさせられる・・・矢的先生が!?」
311下原正三:2006/04/02(日) 16:57:56 ID:CLJ4u35i0
桜ヶ丘中学の校庭に、1−Eの生徒達が集まって座り込みをしていた。
「何事ですかこれは!?」
野崎教頭が慌てて出てくる。
「教頭先生、矢的先生をやめさせないで!」
「矢的先生がいなくなるなら俺達ももう学校には来ないぞ!」
そこへ、ハカセとファッションが駆け付けてきた。ラクゴもスーパーを
連れてきた。
スーパー「矢的先生がやめさせられるって本当かよ!」
ファッション「教頭先生、矢的先生には責任はありません!
考え直して下さい!」
312防衛軍LOVE:2006/04/02(日) 18:10:37 ID:7f9FhTnB0
野崎「しかし、しかしですよ、矢的先生は教師でありながら、あろう事か戦場へ行っていたのですよ、教師が戦場で命のやり取りをしているのですよ」
塚本「でも先生は僕達を守るために戦ってくれてるんですよ」
野崎「血にぬれた手で子供に授業を教えるなんてことは許されません」
ファッション「先生は命の大切さを知っています、私は先生の授業で命がどれだけ大事か知りました」
落語「怪獣や宇宙人は死ねばいいって、先生に会う前は思ってたんだけど」
野崎「でもあなた達の身にだって危険が迫る可能性があるんですよ」
一同「……」
野崎「矢的先生の勢で桜ヶ丘中学校が戦場になるかも知れないんですよ」
林「矢的先生がやめても狙われると思うんだが…」
野崎「校長先生は黙っててください!」
林「はいいいいい」
313下原正三:2006/04/02(日) 19:07:50 ID:CLJ4u35i0
何処まで行っても平行線が続き、やがて、1−Eの一人、真一が、
「どうして・・・どうしてわかってくれないんだ、教頭先生ー!!」
皆のストレスが極限に達し、いい感じに学校の周りにマイナスエネルギーが
圧縮され、
「ホーーーーー!!」
怪獣ホーが、硫酸の涙を撒き散らしながら実体化した。
驚く教師や生徒達。ホーは学校の周辺で暴れ出す。
ホー「ホーーーーー!!」

「あれは・・・」
篭っていたアパートの部屋から飛び出してきて、学校の辺りでホーが
暴れるのを見て取る矢的。
「・・・このままじゃ、学校の皆が!」
謹慎中の身である。下手にでしゃばれば、今度こそ懲戒免職を食らうかも
知れない。だが。
「待ってろよ、皆!」
私服のままライザーガンのみを手に、矢的は自転車で学校に走り出した。
それを陰から見届けていた二人。
エミ「UGMに連絡よ!」
涼子「OK!」
314防衛軍LOVE:2006/04/02(日) 20:21:00 ID:7f9FhTnB0
一方その頃、トレジャーベースでは

金山「ううう」
保護されていたメイツ星人、金山は空気清浄機で空気が清潔にされた部屋でメイツ星人金山が銃弾摘出され、無事に目を覚ましていた
顔色もいくぶんか良くなっている
良「おじさん」
金山「おお、良君」
良「よかった、おじさんが助かって、本当によかったあああああ」
涙を流して金山に抱きつく良
それを金山は優しく抱きしめる
横で見ていたフクシンとEYESの面々も思わず涙してしまった
しかしこれをよく思わない者もいた
ヤプールである
ヤプールA「このままではメイツ星人が地球人と組んでしまう」
ヤプールB「案ずる事はない、あのメイツ星人は弱っている」
ヤプールA「だがこのままでは回復してしまうぞ」
ヤプールB「トレジャーベースにベロクロンを送るのだ」
ヤプールA「ムルチのようにやられてしまうのではないか?」
ヤプールB「あのメイツ星人が弱っていると言っただろう、メイツ星人は地球人を守ろうとベロクロンを封印しようとするだろう
しかし我々の計算ではもうあのメイツ星人にそんな力は残っていない」
ヤプールC「なるほど、それでも奴は無理やりベロクロンを倒そうとする」
ヤプールB「そうなれば奴は力を使い果たして死ぬのだ」
ヤプールA「力を使わなかったら?」
ヤプールB「使わなければベロクロンがトレジャーベースを破壊して奴を殺すさ、EYESじゃどんなにがんばってもベロクロンは倒せん」
ヤプールC「他の防衛軍に応援を要請したら?」
ヤプールB「陽動として東京にガマスを出現させる」
ヤプールA「完璧だな、よし、ベロクロンとガマスを送り込め!」
315名無しより愛をこめて:2006/04/02(日) 21:16:11 ID:zye15x2n0
>>313より

ホーは遂に校舎に向かってきた。林校長や京子先生が生徒を避難させているが、
まだ時間が掛かる。
林「ああ、どうすれば・・・」
京子「! 校長、教頭先生が!」

野崎教頭はモップをかざし、迫り来るホーに無謀に立ち向かっていた。
野崎「生徒達には手を出させません!」
ホー「ホーーーーー!」
ホーの涙が校庭に飛び散って瞬時に蒸発し、激しく煙が上がる。
野崎「ひいッ!!」

そこへ、
矢的「一所懸命ーーーーー!!」
京子「矢的先生!?」
矢的が自転車で突っ込んできながら、ライザーガンで銃撃してホーを制する。
316名無しより愛をこめて:2006/04/02(日) 23:32:47 ID:zye15x2n0
エミと涼子から連絡を受けたオオヤマは、満を持していた。
「それでいいのだ矢的。先ずお前の大切な人々のために戦えばいい。
よし、UGM出動! 矢的を援護する・・・」
だが、別方面からも緊急通信。
ジュン「キャップ! 都心にも敵が! ヤプールの超獣と思われます!」
オオヤマ「何!?」
イトウ「こんな時に・・・!」

ガマスが現れ、ビル街を破壊する。
それを建物の陰から直接操っている、ヤプール老人。その表情には余裕がない。
地球人の異次元への誘拐作戦に失敗した責任を問われ、最前線送りにされたのである。
「此処で失敗したらもうわしには後がない・・・何としても防衛軍を潰せ、ガマス!」
317名無しより愛をこめて:2006/04/03(月) 11:49:10 ID:4eilTBri0
トレジャーベースの前にもベロクロン登場。いきなり全身からベロクロミサイルを
掃射し、ベースを揺さぶる。そして、海を砕いて進撃してくる。
怪獣保護を本分とするトレジャーベースには、怪獣必殺のための強力な武装が少ない。
ドイガキ「テックサンダーの捕獲レーザーネットでは」
フブキ「その程度で止まるとは思えねえよ・・・」

メイツ星人は事態を察し、無理に身を起こして念力を使おうとするが、
良「駄目だよおじさん、病み上がりなのに」
フクシン「そうです、今力を使ったら」
メイツ「わしはかまわん。この基地の人達の恩に報いるためなら・・・」
と、ムサシが病室に飛び込んできた。
ムサシ「いけません、金山さん! あなたは宇宙と地球の橋渡しにならなくては
いけない人です! 犠牲になることは絶対あってはいけない!」
メイツ「しかし、このままでは」
ムサシ「ここは僕達が食い止めます!」
メイツ「しかし・・・」
ムサシ「駄 目 だーーーーー!!!!!」
ムサシの執念が尋常ではない。思わず引く三人。
318防衛軍LOVE:2006/04/03(月) 13:27:36 ID:ihQiNYka0
トレジャーベース危うしの報告を受けて、MATが救援に出動しようとしていた
しかし
丘「東京にまた新たな超獣が出現しました」
伊吹「なに!?」

ガマスが3匹に増えている
ヤプール老人「ガマスは写真に写しただけでその数を増やす事ができるのじゃ」
次々と出現するガマス
すでに5匹のガマスが東京に出現した
ヤプール老人「いくら地球防衛軍でも5体のガマスには勝てるまい」

更にハト派のEYESに嫌気がさしていたタカ派の各参謀達はトレジャーベース救援より東京救援を優先するよう各防衛軍に指令をだした
EYESが防衛組織であると言う事を大儀名文に、防衛軍なら東京の安全を優先すべきと言う言葉を述べ、EYESを見殺しにしたのである
危うしトレジャーベース
危うし、東京
319名無しより愛をこめて:2006/04/03(月) 14:54:13 ID:4oaTTbra0
防衛軍のタカ派参謀は、既にプロメテウスをトレジャーベースに発進させ、ネオマキシマ砲でトレジャーベースごとベロクロンを葬り去ろうとしている。
その頃MATは、本来ならトレジャーベースに出撃しようとしていたが上層部からの命令で、やむを得ず東京に出撃していた。
郷と岸田は地上から攻撃、他の隊員はマットアローに乗り応戦していた。
郷はマットシュートで応戦中、ヤプール老人を発見した。
ヤプール老人「やれ、やれ!もっとやるのだ超獣ガマス!MATなんて潰せ!東京なんて潰せ!」
郷「そこにいる爺さん、そこにいると危ないぞ!」
ヤプール老人「ええい、うるさいわMAT!わしにはもう後はないのじゃぁぁぁっ!」
そう言って超能力で郷を攻撃する。郷はまともに攻撃を喰らい吹っ飛んだ。
郷「うわ!…うう……」
岸田「郷!大丈夫か!?」
岸田はあたりを見回し、ヤプール老人を見つけた。
岸田「あいつがか………」
そう言ってレーザーガンSP70を構えてヤプール老人を射殺した岸田
ヤプール老人「うっぎゃあぁぁぁぁぁぁ!」
ヤプール老人の死によりコントロールを失ったガマスはMATの敵ではなく、5体とも倒された。
320下原正三:2006/04/03(月) 15:15:46 ID:4eilTBri0
>>316より

UGM本隊が中々出動してこないため、エミと涼子も結局戦いに加わり、矢的と共に
ホーを地上から銃撃。
矢的「二人とも何故ここに?」
エミ「そんなことはいいから攻撃を!」
涼子「それにしても、航空兵器の支援が受けられないんじゃ・・・」
と、そこにUGM基地から通信。
涼子「MATが都心の超獣を倒したので、こちらに援軍を送れるそうです!」

オオヤマ「手際がいい・・・さすがMATだ」
驚きつつ、オオヤマは部下達と共にシルバーガル、スカイハイヤー、
エースフライヤーで出撃した。
イトウ「しかし、トレジャーベースへの援護は?」
オオヤマ「残念だが・・・今は民間の施設である桜ヶ丘中学の救援を優先だ」
321下原正三:2006/04/03(月) 15:43:26 ID:4eilTBri0
「おのれ、MAT!」
思いもかけぬ早さで東京攻撃が失敗したことでヤプール達は悔しがるが、
「ふふふ、お困りのようだね」
ヤプール達の司令室のモニターに、顔自体が胴体になっている異様な姿の
宇宙人、モネラ星人の集団が映った。
「何だ貴様ら!?」
「まあそういきり立つな。手を貸そうと言っているのだよ。もっと面白い趣向でね」

トレジャーベースに向かうプロメテウス。
「宇宙人との和解などと腑抜けたことをいうEYESもこれで終わりだ。
我々こそが真に地球を愛し、守る者なのだ」
艦長席に座したゴンドウ参謀は不敵に笑っていたが、
「参謀! プロメテウスの制御が効きません!」
「何だと!?」

船体がぎりぎりときしみ、ゆがみ始める。
モネラ星人がスパイを送って仕掛けておいた外部制御にのっとられ、
プロメテウスは移動途上の海に降下し、電脳魔神・デスフェイサーに変形した。
内部で無数のコードに拘束されるゴンドウ達。
「助けてくれーっ!!」
322名無しより愛をこめて:2006/04/03(月) 20:22:34 ID:ihQiNYka0
デスフェイサーはトレジャーベースではなく、和歌山へ向かって歩き出した
トレジャーベースや東京へ向かえば相手に戦力を集結させる事になるからだ
集結させるより、戦力を分散させ、個々に倒そうと言うわけである

プロメテウスが乗っ取られた
この事態を隠蔽せねばならない
そう考えたTDF上層部はプロメテウスを宇宙から来た侵略兵器として対処する事に決定した
そしてウルトラ警備隊に迎撃命令を下したのである
中のゴンドウ参謀を見捨てて
しかもウルトラ警備隊がプロメテウス破壊に失敗した時は、スパイナーの使用を決定しているのだ
桜ヶ丘、トレジャーベースの救援をそっちのけ、TDFは自らのミスの隠蔽を行うのである

一方トレジャーベースではテックサンダー隊が必死にベロクロンと戦っていた
しかしMATの原子破壊光線砲(これでガマス全滅させた)の様な決め手となる武器がなく、徐々に徐々に押されていく


トレジャーベースの所在地がわからんので太平洋上ということにして書いてます
323防衛軍LOVE:2006/04/03(月) 20:38:43 ID:ihQiNYka0
フブキ「くっそ!」
ベロクロンのミサイル攻撃に苦しむテックサンダー1、2、4号
アヤノ「防衛軍の応援は?」
ヒウラ「……持ちこたえろ、とだけ言っている」
フブキ「連中は俺達を見殺しにするつもりかよ!」
ベロクロンの火炎がトレジャーベースに着弾する
ゆれるトレジャーベース
照明が赤に変わった
金山「やはり、やはり私がやらねばならないのだ、私が」
良「おじさん、だめだよ、無茶しないで」
フクシン「金山さん、無茶しないでください」
立ち上がり、部屋を出ようとする金山を必死に止める良とフクシン、そして医務班の隊員達
ムサシ「くっそおおおおおおおおおお」

その時

ベロクロンを激しいミサイル攻撃が襲った
竜「こちら超獣攻撃隊TAC、上層部がなんと言おうと我々は暴れる超獣を黙って見過ごすわけには行かない、加勢する!」
山中「東京の超獣はMAT野朗に取られちまったからな、こいつはやらせてもらうぜ」
北斗「ベロクロンめ、極東基地の時のリベンジだ!」
タックアローを引き連れたタックファルコンが救援に現れた!
324下原正三:2006/04/03(月) 20:55:19 ID:JoTpCRWa0
MATに負けてはいられないとばかり、例の強力溶解液の
詰まったGZ爆弾とミサイル攻撃の併用で奮戦し、遂にUGMはホーを倒した。

矢的が捨て身で学校を守りに来たのを見て野崎教頭も考え直し、
両者の和解は成った。だが矢的は、自分はやはり教職を辞退すると宣言した。
ハカセ「どうしてだよ、先生!」
ファッション「折角学校に認めてもらえたのに!」
矢的「僕だってやめたくはない。けれど、今地球に降りかかっている危機を
取り除かないことには、皆安心して学校生活も出来ないだろう」
京子「矢的先生・・・」
矢的「だから、悪い怪獣や宇宙人を倒して平和を取り戻したら、必ず
此処に戻ってくる。何、直ぐ済ませるさ。それまで待っててくれ、皆」
矢的は野崎に、
矢的「教頭先生、生徒達をお願いします。生徒の安全を真剣に考えている
あなたこそ、この学校に必要な教育者です」
野崎「矢的先生・・・わかりました、任せてください」

生徒達に惜しまれながら学校を去り、矢的はUGMの任務に専念する決意を固めた。
オオヤマ「いいのか?」
矢的「はい。ご心配をお掛けしました」
オオヤマ「うむ・・・で、早速で悪いのだが」
UGMは即座に、トレジャーベースの救援に向かうことになった。
325防衛軍LOVE:2006/04/03(月) 21:36:14 ID:ihQiNYka0
オオヤマ「なんですって?怪ロボット?」
トレジャーベースへの進路をたどっていたUGM機に通信が入る
イシジマ参謀「トレジャーベースの事はいい、先にそっちを片付けるんだ」
オオヤマ「しかしEYESが」
イシジマ「EYESだって防衛軍だ、超獣一匹自分達で何とかするだろう」
オオヤマ「しかし」
イシジマ「オオヤマキャップ、これは命令だ」
オオヤマ「……通信機不良によりしていて聞き取れません!」
イシジマ「!オオヤマ、貴様」
オオヤマ「(通信機を切って)、矢的とジュンはスカイハイヤーとドルフィンATMでトレジャーベースへ、私とイケダ、フジモリで怪ロボットを撃破する」
全員「了解!」
オオヤマ「すぐに、そうすぐに平和をつかんでみせる!」
326下原正三:2006/04/03(月) 22:26:15 ID:JoTpCRWa0
暗い作戦室で、防衛軍タカ派一同は喧々諤々している。特に、堂々と
部下達に背かれたTAC上層の高倉司令とUGM上層のイシジマ参謀は、
イシジマ「全く、普段の人望の程が知れるという物ですな!
横っ面殴られてるし!」
高倉「やかましいわ! 地底人がのっぺらぼうだったくらいで
取り乱して発砲したくせに!」
恥ずかしい言い争いをしている。
「まあそう取り乱さず、此処は懐広く見届けようではないですか」
何時の間にか纏め役に納まった松永監理官は泰然としている。
「しかし・・・」
「面倒なことになったら、反抗した彼らの責任として全てを押し付けると
いう方法もありますし」
327下原正三:2006/04/04(火) 00:17:35 ID:roa0lsS80
城之崎湾岸。避難勧告によって人の絶えた港に並ぶ通常兵器の支援部隊。
その中で敵の接近を待つウルトラホーク1号と3号。万一上陸された場合に
備え、マグマライザーも用意してある。
そこへ、上空からスーパーGUTSのガッツイーグルが降下してきた。
ウルトラ警備隊への助っ人である。通信が交わされる。
キリヤマ「この度はご面倒を掛けます」
ヒビキ「いえ。面倒というならこっちこそで」
攻撃目標の怪ロボットがゴンドウのプロメテウスであることを、どちらも
既に掴んでいた。
ヒビキ「TPC内でも色々面倒な人で、本音を言えばいなくなったほうが
面倒がねえんですが・・・どうしますかね」
キリヤマ「そうですな」
キリヤマは沈黙した後、
キリヤマ「だからといって、それを本当にやってしまってはおしまいですな」
ヒビキ「ちげえねえ」
両隊長が命じる。
「敵ロボット怪獣を殲滅し、同時にプロメテウス乗組員も救出する!」
「了解!」
警備隊とスーパーGUTS全員声を揃えて返答した。
328下原正三:2006/04/04(火) 16:46:15 ID:RXKkiGZ30
ヤプール本陣。
「デスフェイサーによる牽制を行ったわけだが」
「トレジャーベースにTACが援護に来たのは面倒だな」
「その点はお任せ下さい。仕掛けをしておきました」
司令室に、能面を付けた看護婦が現われた。
「おお、お前は!」
「女ヤプールか」

意気高くタックアローで攻撃を仕掛ける北斗。彼は先日、奥歯を痛めて歯医者に
行って来たのだが。
処置を施された奥歯から、特殊電波が発信される。
「・・・?」
北斗の目に、友軍のタックアローが、空飛ぶ超獣に映り・・・

「うわあっ!?」
北斗機が、吉村のアローを撃墜した。吉村は脱出。
北斗は異常に興奮し、仲間への攻撃を続ける。
「やめろ、どうしたんだ北斗!?」
329防衛軍LOVE:2006/04/04(火) 22:29:15 ID:zvd3Ok9s0
325でイトウがどこに行ったのか書くのを忘れていた
イトウはエースフライヤーでとトレジャーベースへ向かっている

ウルトラホーク2機とガッツイーグルによるデスフェイサーへの攻撃が始まった
キリヤマ「まず動きを止めない事にはどうする事もできん、ホーク1号から3号へ、足を狙って攻撃しろ」
フルハシ「了解」
ミサイル攻撃を行うホーク1号と3号
見事足に命中するが通じない
ガッツイーグルが3機にわかれ、レーザーで足を攻撃する
しかしこれも通じず、デスフェイサーは反撃する
しかしそこは地球防衛軍の超エリート部隊であるウルトラ警備隊である
ウルトラホークは見事に機を翻して回避した
キリヤマ「うぬ、ボディへ当てる事ができればもう少し効果もあるだろうが……」
330下原正三:2006/04/04(火) 23:34:22 ID:7HDYvHF40
分離したガッツイーグルのβ号内。ナカジマがデスフェイサーのデータを分析。
ナカジマ「えーっとですね・・・」
言ってるうちに、デスフェイサーから弾丸が飛ぶ。交わす一同。
ナカジマ「今飛んできた、左手のガトリング砲からの銃撃と・・・
胸部に強力な熱反応。あそこに、ダークバルタンを一撃で蒸発させた例の
ネオマキシマ砲があります。地上で撃たせるのは絶対不味いですわ」
フルハシ「あれか・・・」
アマギもデスフェイサーをスキャン。
アマギ「確認できました! ネオマキシマ砲の直ぐ上にプロメテウスの
コクピットだった箇所があります。ゴンドウ参謀達もそこに拘束されてます」
しかし、ガトリング砲の掃射で迂闊に近づけない。
カリヤ「だったら!」
ガッツイーグルαがデスフェイサーの後ろに回りこみ、背後から攻撃しようと
した。だが。
デスフェイサーは振り返りもせず、右手のクローだけ後ろに向けた。
出し抜けに、クローが太い蛇腹のワイヤーつきで打ち出され、α号に
高速で飛んできて接触した。
カリヤ「うあ・・・離脱します!」
港へ不時着していく。
伸びた右腕は鎌首をもたげ、周囲を狙い続ける。
ナカジマ「カメラアイじゃなくセンサーで状況を把握してますね。
横や後ろに回りこんでも死角ないですわ」
ロボット怪獣といっても、これまでのナースやメカギラスとは格が違う。
ソガ「少なくとも、キングジョーを相手にするくらいの覚悟は必要か・・・くそッ!」
331銀城哲夫:2006/04/05(水) 16:06:24 ID:RFRcWe010
暗いタカ派司令官達集まる作戦室
高倉「そうですか。そう、それもありですな」
と、その時!張り詰めた作戦室にだらけた空気が流れ始めたのだ!
松永「やめた」
イシジマ「やめた」
そして皆そろって居眠りを始めてしまった。
一方、異次元
ササヒラー「成功です。ヤプール様」
ヤプールB「ふふふ、敵をナマケモノにしてしまえば地球侵略などたやすい。くっくっく」
実は作戦室の天井にはヤメタランスがいたのだ。
ヤプールC「それに上層部―特にタカ派の者どもが怠けてしまえば防衛軍は何もできぬであろう」
ササヒラー「ヤプール様万万歳ですな」
一同「わっはっはっは」
332下原正三:2006/04/05(水) 20:48:11 ID:eI1H8JBn0
「ああ、僕はどうすればいいのだ」
自分の意思と無関係に怠け放射能を出してしまう、本人は善良なヤメタランスは
天井裏で苦悩するが、カプセルに閉じ込められているのでどうしようもない。
「皆、しっかりしろ! やめるのをやめるのだ!」

「どうしたんですか、監理官!?」
メモリーポリス(以下、MP)の首藤沙耶達が作戦室に入ってくる。彼女達は松永直属の
諜報員でもあり、タカ派幹部達のみならず松永まで倒れてしまったのは
予想外だった。
「起きて下さい、監理官!」
「むにゃむにゃ・・・すまん葉月、私は駄目な父親だ・・・」
そのうち、MPにも怠け放射能の影響が。
「・・・そっとしておきませんか、首藤さん・・・監理官も
色々あるのです」
「そう・・・そうね・・・寧ろこの状況のほうが好ましい気が・・・」
「というか・・・単純にだるいですね・・・」
首藤以下、黒スーツにサングラスの男達も倒れた。
このためにMPの機能が停止し、スペースビースト事件関連の機密保持が
滞ったために後が面倒になるのだが、誰が彼らを責められよう。
333和解:2006/04/05(水) 21:05:52 ID:4qA4ing70
しかしこのヤメタランス、実は平和のために役立ってしまっているのだった
なぜか?
タカ派の連中がぐーたらしている間、臨時に指揮権がハト派に移ったのだ

ベースタイタン
トミオカ「主要作戦指揮官が何者かに洗脳された、よってここからの指揮は私、タカクラ長官、ナンゴウ長官、石室コマンダーが行う」

UGMベース
ナンゴウ「TDF管理下の全防衛チームは至急スクランブル、mydo、ZAT、DASH、XIGはデスフェイサーの迎撃、ただし乗員は救出」

MACステーション
高倉「我々はMAT、科学特捜隊と協力してとトレジャーベースの救援へ向かう」

エリアルベース
石室「侵略者の思うようにはさせるな!出動!!」

次々と防衛軍がスクランブル発進して行った
334防衛軍LOVE:2006/04/05(水) 21:15:04 ID:4qA4ing70
ヤプール「どういう事だ…逆に防衛軍が活気づいてしまったぞ」
ササヒラー「そんなはずは……」
女ヤプール「どうします?」
ヤプール「……決戦だ」
ササヒラー「何?」
ヤプール「世界各国に所有する超獣の半数を送りこめ!人間共を皆殺しにしろ!」
バルタン「お、おい、おちつけ」
ササヒラー「そうだ、やけになって行動を起こすのはまだ早い」
ヤプール「いやこれはチャンスなのだ、日本は今自国の守りのみで手一杯」
女ヤプール「なるほど……アメリカもオーストラリアもゴース星人の攻撃でほとんど戦力らしい物は既にない」
バルタン「やってみる価値はあるかもしれんな」
ヤプール「ユニタングとオイルドリンガーをアメリカへ、バクタリとバラバをオーストラリアへ送り込め!」
335下原正三:2006/04/05(水) 21:37:35 ID:eI1H8JBn0
城之崎湾。
アマギ「デスフェイサー内の熱反応上昇中!」
ナカジマ「やば・・・ネオマキシマ砲のチャージが始まりました!」
しかし、ウルトラ警備隊とスーパーGUTSはまだデスフェイサーを攻めあぐねている。
と。
「何をしている・・・この人類の敵を全力で殲滅しろ!」
デスフェイサーから、ゴンドウの通信が入ってきた。
ゴンドウは拘束されて動けないが、どうにか携帯通信機を作動させたのだ。
「参謀・・・しかしそれでは貴方が!」
「もういい! 憎むべき敵の盾にされる屈辱の方が耐えられん!」
「ゴンドウ参謀・・・」
ゴンドウは叫ぶ。
「いいか! 地球にやってくるのは善なる意思だけではない! 天使の顔を
装って邪悪な意思を秘めて忍び込んでくる敵もいるのだ! 迂闊に全てを
受け入れ、罠にかかって滅ぼされては何にもならん! 邪悪な侵略者を倒せ!
地球の未来のために! さあ、早く私ごとこいつを撃て!」
336下原正三:2006/04/05(水) 23:45:05 ID:eI1H8JBn0
>>328より

一方、トレジャーベース上空では北斗のタックアローがまだ暴走している。
今野「北斗、気でも狂ったのか!」
山中「そうか、貴様ヤプールの手先だな。俺は前から怪しいと思ってたんだ!」
梶「待って下さい」
TAC基地に残っている梶が分析。
梶「北斗隊員の頭部に、外部から特殊電波が送られています。どうも
北斗隊員はそれに操られて幻覚を見せられているようです」
今野「・・・」
山中「・・・い、いや、俺は信じてたよ。うん」
竜「これもヤプールの仕業か。梶、電波を逆探知して発信源を探っておいてくれ」
梶「了解」
そうしているうちに、ヒウラとフブキのテックサンダーがレーザーネットで
北斗のアローを捕まえ、離れた海上へ持っていった。幻覚発生装置が
除かれるのはもう少し後になる。
そこへ、矢的のスカイハイヤーとジュンのドルフィンATMがやっと援護に来た。
ベロクロンへの攻撃が再開される。
337名無しより愛をこめて:2006/04/06(木) 11:12:30 ID:mYj6bjcb0
>>334より。
アメリカではWINR、ブルートルネード部隊(ウルトラマンティガ登場のアメリカ産ガッツウイング)、柊准将率いるGUARD陸戦部隊、
オーストラリアではUMA、ブリューワー将軍率いるオーストラリア軍が超獣の迎撃にあたっている。
アメリカ
サンダース「まったく、久々の出撃と思ったら大攻勢だな。」
べック「大丈夫よ、今人工衛星にサイクロプスアイレーザーの発射を依頼したわ。これで何とかできる。」
エドランド「発射までの間、超獣の動きを止めておくんだ。」
カイ「了解!」
ヤング「奴等の足を狙うのよ」
オーストラリア
チャールズ「まったく、久々の出撃と思ったら大攻勢だな。」
ブリューワー「心配するな。全世界のミサイル基地から核ミサイルの発射を依頼した。」
ジャック「核ミサイルだって?」
キム「将軍、あんた自分がそういう事やってどれだけ問題起こしたと思ってんのかい?」
ロイド「まったく懲りない将軍だ。」
338防衛軍LOVE:2006/04/06(木) 13:10:48 ID:ZezINqk80
核ミサイルはまずいと言う事で否決になり、とりあえず自力で戦う事になったオーストラリア軍
放射能の雨を降らしながら前進するバラバをレーザーで攻撃するハマー
大した効果はなく、2大超獣は前進を続ける
ブリューワー「ほれ見た事か、核ミサイルを使わなければ勝ち目はないのだ」
ジャック「そんな事はないはずだ」
あきらめずに攻撃を続けるハマー2機
339名無しより愛をこめて:2006/04/06(木) 17:34:54 ID:mYj6bjcb0
城之崎湾
ゴンドウ「何を迷っているのだ、早く撃て。ネオマキシマ砲が撃たれてしまうぞ!」
ヒビキ「ゴンドウ参謀…」
キリシマ「………」
コウダ「くそっ、どうしたらゴンドウ参謀を助け出せる……?」
その時、スクランブル発進したMYDO、ZAT、DASH、XIGが現場に到着した。
神山「これよりデスフェイサー内に突入、ゴンドウ参謀、その他の乗員の救出に向かいます。援護をお願いします。」
DASHのダッシュバード1号と2号がバードブレードで両腕を切断、これで武装はネオマキシマ砲のみとなった。
梶尾「ネオマキシマを冷却させるぞ!」
北田&大河原「了解!」
梶尾「液体窒素弾、発射!」
アマギ「デスフェイサーの熱反応が減少しました!」
荒垣「東、デスフェイサーをワイヤーで固定させるぞ。」
東「了解!俺の腕前を見てろぉっ!」
スカイホエールとスーパースワローからワイヤーが発射される。
神山「松尾、突入するぞ!」
松尾「了解!」
340防衛軍LOVE:2006/04/06(木) 17:55:24 ID:ZezINqk80
しかしデスフェイサーの力はすさまじく、スーパースワローでは押さえつけ続ける事はできなかった
東「うあああああああああ」
松尾「だ、だめだ、あんなに激しく動かれたら突入なんて……」
梶尾「液体窒素弾は弾切れだし……」
そこに新たなワイヤーが打ち込まれ、デスフェイサーの動きを止めた
東「!UGMだ」
オオヤマ「遅くなりました、スーパースワローの変わりにスペースマミーで動きを止めます」
イケダ「冷凍弾、発射!」
デスフェイサーの足元に冷凍弾が炸裂して、デスフェイサーの動きが完全に止まる
神山「今度こそ突入だ!」
341下原正三:2006/04/06(木) 22:19:29 ID:536OyrJN0
フォートレスフリーダム。
活動が原則として極秘なために、いまだ現状の危機に際して出動許可が下りず、
ナイトレイダーの、特に孤門は苦悩していたのだが、
「行ってきてください」
そんな彼らの前に、吉良沢優参謀が立体映像で現れた。
吉良沢「今松永監理官やメモリーポリスはゆっくり休んでらっしゃるようですから。
取り合えず、苦戦気味なオーストラリア方面の援護をお願いします。
但し、クロムチェスターは何時も通り光学迷彩とステルスを忘れずに、
陰から援護ということで」
孤門「了解!」
かくして、クロムチェスターα、β、γがダムから発進し、光学迷彩で
姿を消して飛んでいく。
342防衛軍LOVE:2006/04/06(木) 22:52:33 ID:ZezINqk80
放射能の雨がオーストラリアの大自然を汚していく
なんとか原因のバラバとバクタリを止めようと必死に戦う2機のハマー
そしてオーストラリア空軍
ロイド「キム、脱出しろ」
おもむろにロイドが口を開いた
意味を察したキムは微笑む
キム「ついてってやるよ」
加速するハマー2号
まっすぐバラバに進んでいく
ジャック「よせ!二人とも!」
そこにどこからともなく激しいレーザー攻撃が命中する
あわてて体当たりをやめるロイド
ジーン「なに……今の」
チャールズ(基地)「熱線、レーザー攻撃だ、誰かがバラバを攻撃したんだ」
ロイド「しかしどこにも機影はないぞ」
キム「レーダーにも何も映ってないよ」
更にどこからともなくレーザーが発射されバラバとバクタリを襲う
アーサー(基地)「GUTのステルスウイング部隊か?」
ブリューワー(基地)「どっちにしてもこれはチャンスだ、攻撃を続けろ」
キム「言われなくてもわかってるよ」
レーザー攻撃を再開しるハマー2機
343下原正三:2006/04/07(金) 00:06:40 ID:eOZFBacH0
>>340より

チームシーガルの神山と松尾がデスフェイサーに取り付いたが、装甲が硬く、
松尾のツールでも中々こじ開けられない。
そこへ、スカイホエールから上野がロープで降りてきた。
上野「時間が掛かると危険です。僕がやってみます」
神山「どうするんだ?」
上野「一旦シーガルフローターに戻ってください」

一人残った上野は、デスフェイサーの頭頂に何かを据えつける。
神山「おい・・・あれは」
松尾「爆弾!?」
止める間もなく、デスフェイサーの頭が爆発する。
東「上野ーッ!!」
爆炎が消え去ると・・・
デスフェイサーの頭だけが奇麗になくなり、むき出しになったコクピットで
コードに縛られたゴンドウ達が呆然としている。無傷。
上野は爆発寸前に素早く海に飛び込んでいたが、煤で真っ黒。
上野「AZ1974爆弾は爆発力の加減が難しいんですよね。僕でないと」
荒垣「ひやひやさせやがって・・・」
勝人「ZATらしいですね・・・」
とにかく、ゴンドウ達の救出時間は大幅に短縮された。
後は、穴が開いた部分に全機で集中攻撃を掛け、遂にデスフェイサーは撃破された。
344名無しより愛をこめて:2006/04/07(金) 02:52:12 ID:zJ7SRete0
TACのタックファルコンやZATのスカイホエールってよく撃ち落とされる
げど、一機いくらするんだろう?MATはよく解散の危機があったげどあれだけ
弱かったTACやZATはなぜ解散の危機がなかったんだろう?
345名無しより愛をこめて:2006/04/07(金) 08:44:51 ID:t9MNeVBM0
>>744
理不尽質問スレ向きだと思うけど。

TACは言われても仕方ないけど、ZATはそこまで弱くもなかったと思う。
346下原正三:2006/04/07(金) 15:31:37 ID:t9MNeVBM0
>>336より

一方、トレジャーベースの戦況。
更に科特隊とMATとMACが援護に来た時点でもう大勢は決まってしまっているのだが、
テックサンダーのレーザーネットで拘束したところにマットアローからの
原子破壊光線が命中し、ベロクロンは胴体を貫かれて爆発した。

一段落つき、北斗の幻覚発生装置も解除されたところで、超獣軍団が世界各地を
攻撃しているという報せが入った。
山中「ヤプールめ、本腰入れてきやがったな」
竜「北斗、寝ぼけている場合ではないぞ」
北斗「え・・・?」
しかし、全防衛隊が日本を離れるのもまずいため、まずはタックファルコンと
アロー隊がアメリカへ向かった。オーストラリアへは、比較的消耗の少なかった
MYDOのスカイシャークとスカイフィッシュ隊が向かう。
347下原正三:2006/04/07(金) 23:11:19 ID:NLnmrVdn0
さて、遅れ馳せながら、防衛軍のタカ派幹部陣が突然皆怠け出してしまった
事態の調査が、XIGによって開始された。というのは、XIGの上層である
防衛組織GUARDの谷本参謀管轄の地上基地、その地下の作戦室にタカ派一同は
集まっていたのである。管轄の谷本も怠け放射能で寝こけている。
既に基地中の職員全てが寝こけている。
エリアルベースで分析する我夢。
我夢「基地のある一点から特殊なエネルギーが放射されていて、その影響で
この事態になったようです。幸い影響範囲は今のところ基地内で留まって
いるようですが・・・」
と、基地の施設の一角が崩れ、巨大化したヤメタランスが現れた。
千葉「何だあれは!?」
我夢「エネルギーはあの怪獣から出ています!」
ヤメタランスは巨大化にも気を使い、どうにか倒れている人間達は傷付けずに
済ませた。しかし、猛烈に腹が減り、手近の建物を次々食べ始める。
ヤメタランス「こうして食べ続ければ僕は無限に大きくなっていく。そうなればいつか
地球全体を押し潰してしまう。誰か僕を止めてくれ!」
348防衛軍LOVE:2006/04/08(土) 00:08:01 ID:hiJ87eKX0
出現したヤメタランスに対して出動したTDF戦車隊
近づくと危険と判断した、遠距離からミサイルでの攻撃を決行した
数両の遠距離ミサイルがヤメタランスに向けられる
ヤメタランスが善良な怪獣で、自分の行動に苦悩しているなど、誰も考ていなかった
そこにいる怪獣は人類の「敵」以外の何物でもなかった
TDF士官「攻撃開始準備よし!」
いよいよヤメタランス攻撃が開始される
349名無しより愛をこめて:2006/04/08(土) 06:02:29 ID:norRcZ/h0
XIGからはチームハーキュリーズからの援護があった。
吉田「グレネードミサイル発射!」
桑原&志摩「了解!」
ヤメタランスに猛攻撃が加えられる。しかし陸戦部隊の真上の空間からバキシムが出現した。
志摩「なんだあ!?あの芋虫みてぇなのは」
突然の出現に混乱してしまう陸戦部隊。そうしている間にもバキシムは陸戦部隊の戦車を破壊しまくる。
その様子を異次元から見ていたササヒラーとヤプール達。
ササヒラー「ふふふ、ヤメタランスに今死んでもらうと、我々の作戦が皆パーになってしまうのだ」
350名無しより愛をこめて:2006/04/08(土) 08:54:38 ID:S4ZjGQ3J0
「我々も援護しよう」「うむ」
現地にモネラ星人が現われて全員で集結し、クイーンモネラに変身した。
触手で地上部隊を粉砕していく。
351防衛軍LOVE:2006/04/08(土) 12:51:06 ID:hiJ87eKX0
TDF士官「一時ってたーーーい」
兵士「撤退!てったーーーい」
混乱から回復した戦車隊は戦況不利と見て撤退を開始する
入れ替わりに今度はウルトラガードが到着して攻撃を開始した
352下原正三:2006/04/09(日) 19:28:12 ID:A4W2L6740
ウルトラガード群が怪獣達を銃撃するが、いまいち効果がない。
と、ヤメタランスが突然基地から走り出した。あの脚で妙に速く。
空腹に耐えかねた彼は、食いでのありそうなバキシムとクイーンモネラを
食べたくて仕方なくなったのだ。
先ずバキシムに組み付く。バキシムも怪獣を越えた超獣のパワーで
押し返そうとするが・・・怠け放射能が効いてくる。
次第にヤメタランスに押さえつけられていく。
怠け放射能はクイーンモネラにも及び、戦意を奪っていく・・・
353下原正三:2006/04/09(日) 21:05:10 ID:A4W2L6740
ササヒラー「しまった・・・待てヤメタランス!」
しかし既に遅く、ヤメタランスはバキシムの体をむしって食っていく。
怠け放射能の影響範囲外から観測するXIGのスティンガー。
桑原「うあ・・・」
バキシムを食いつくし、一回り大きくなったヤメタランスは、
更に巨大なクイーンモネラに目を向ける。クイーンモネラはすっかり
寝こけている。
ヤメタランス「あれ・・・僕はどうしたかったんだろう?・・・
・・・まあいいや・・・腹が減ったな・・・」
ヤメタランスの理性は、食欲に駆逐されつつあった・・・
354防衛軍LOVE:2006/04/09(日) 21:16:32 ID:L2MSXHPW0
ウルトラガードはなぜか怠け放射能を無効化して戦っている
実は全機PALシステムを応用したフルオートだったのだ
ヤメタランスに激しいミサイル攻撃が浴びせられる
生き残った戦車も遠距離ミサイルを発射してヤメタランスを集中砲火した
苦しみ、もがくヤメタランス
355名無しより愛をこめて:2006/04/10(月) 11:39:19 ID:TC+HkB8l0
えー、中断して失礼。
海外の戦いがどうなったかもフォローしていただけると。
うっかり忘れそうなので。
356防衛軍LOVE:2006/04/11(火) 18:50:26 ID:2kdYV4us0
口から糸を吐いてストライクビートルを攻撃するユニタング
オイルドリンガーも火炎を吐いてブルートルネードを牽制する
サンダース「でももう勝負決まっちゃってるんだよね」
ミサイルをオイルドリンカーに食らわせながら余裕に台詞を述べるサンダース
その台詞が終わった瞬間、空中から一筋のレーザーが振ってきて、ユニタングを貫いた
絶叫し、倒れるユニタング
後に残ったオイルドリンガーはカイのバズーカで目をやられ、苦しんでいるところをスカイハンターの大型ミサイルで粉砕された
357名無しより愛をこめて:2006/04/12(水) 16:14:07 ID:9TfYCbV70
オーストラリアの方は苦戦中であった。
チャールズ「これじゃ何日経っても倒せないよ」
ジーン「そんな事はないはずよ」
そこにMYDOが到着した
大河内「遅れてすまなかった」
透「よし、早くこいつらを倒しましょ」
勝人「ガソリンスタンドの方もちゃんとやっておかないといけませんしね」
小中井「なら早くゼットン砲で奴等を倒そう」
大河内「よぉ〜し、ゼットン砲にスペシウムミサイル、全弾発射!」
竹村「了解!全弾発射します!」
358名無しより愛をこめて:2006/04/12(水) 21:50:41 ID:FZPMe1M0O
ヤプールも出そうと此処が始まった頃に言ってみた者ですが本当に出してもらって嬉しいです。

所で原作でヤプールに協力?してた人達
ギロン人
マザロン人
ファイアー星人
シグナル星人
エースキラー
もいつかは出るんですか?
359防衛軍LOVE:2006/04/12(水) 21:55:56 ID:w863/V8H0
展開によりますが多分出ると思います
360下原正三:2006/04/12(水) 22:18:40 ID:G6uHkeaQ0
>>357より

MYDOの一斉射撃を受けたバラバは、目玉が飛び出してから木っ端微塵に
粉砕され、バクタリは、何故だか判らないがバクに戻って無力化され、
獏山のおじさんと一緒に動物園に帰っていった。

陰から見届けていたナイトレイダー。
孤門「どうにか解決してよかったですね」
和倉「うむ。至急日本に帰還しよう。松永監理官達のいる基地で戦況が
大幅に動いているそうだ」
クロムチェスター隊は人知れず飛び去った。
361下原正三:2006/04/12(水) 22:31:01 ID:G6uHkeaQ0
そして、日本の戦況だが、結局ヤメタランスは防衛軍の猛攻の前に
粉砕されてしまった。地球人と意思を通じ合わせることは出来なかった
わけだが、バキシムを食った辺りで既に彼は理性を失っており、
放っておけば周りのものをどんどん捕食しながら際限なく巨大化していた。
こういうやむを得ないケースもあろう。

残る問題は、怠け放射能の効果が消えたために勢いを盛り返した
クイーンモネラである。再び触手を揮って暴れ出した。
362名無しより愛をこめて:2006/04/14(金) 16:27:27 ID:14iQRCTz0
触手で地上部隊の戦車やウルトラガードを破壊しまくるクイーンモネラ。スティンガーもこの攻撃で横転してしまう。
桑原「スティンガー移動不能!」
吉田「まだだ!勝負はこれからだ!…武器は…まだある!」
ハーキュリーズの3人はスティンガーに置いてあったシグバルカンを手に取る。
吉田「シグバルカンか…こいつはタフな武器だ」

そういえば、今更気付いたんだが>>335
「天使の顔を装って邪悪な意思を秘めて忍び込んでくる敵もいるのだ!」
ってゾグの事なのかな。
363名無しより愛をこめて:2006/04/14(金) 16:36:04 ID:H8N/C1JN0
我々は岡山人が何故このような犯罪を繰り返したのかという
疑問を解決するため、岡山人の故郷である岡山に向かった。
「まだ世界にこんなところがあったのか…」
思わず口に出てしまった言葉を同行した上司に失礼だと咎められた。

小人が住むような小さな家、ツギハギだらけの服を着る農夫たち、
そして彼らは余所者で身なりのいい我々を監視する様に見詰めている。
プロ野球だの、Jリーグだの、球界再編だので浮かれていた
我々は改めて岡山の現状を噛み締めていた。

ボロ屑のような家に居たのは老いた母親一人
我々を見るなり全てを悟ったのか、火病をおこしながら
「賠償しる!謝罪しる!反省しる!」と我々に何度も土下座するように要求した。

我々はこの時初めて岡山人を許すまいと思った。
誰が悪い訳ではない、岡山人の根性の汚さが全て悪かったのだ。
我々は岡山人の母親から無理矢理売りつけられたマスカットきびだんごとママカリを手に、
打ちひしがれながら東京へと帰路についた。
364銀城哲夫:2006/04/14(金) 18:05:52 ID:dfMa1qzi0
お久しぶり。ところで宇宙Gメンのザッカルってだせるんですか?
365防衛軍LOVE:2006/04/14(金) 20:52:45 ID:IXCAhR630
出せます
366下原正三:2006/04/16(日) 20:31:19 ID:CM9SBYki0
>>362より

大破した戦車から逃げ出す一般兵に更に触手が襲い掛かる。
兵士「うわああ!」
だが、チームハーキュリーズのシグバルカンの掃射が触手をちぎり、
兵士達を救う。
吉田「まだまだああ!!」
だが、ハーキュリーズも次第に追い詰められていく。

そこに、ステルスでぎりぎりまで接近していた戦闘機隊が突如現れ、
銃撃でクイーンモネラを怯ませる。
黒いカラーリングの戦闘機・ガッツシャドー。
サエキ・レイカ「TPC警務局のブラックバスター隊です。援護します」
ブラックバスター隊は、ゴンドウ参謀の直属部隊である。

GUTSの本部基地・ダイブハンガーの指令室で、サワイ総監が尋ねる。
サワイ「いいのかね、ゴンドウ君。我々の側についても」
ゴンドウ「既に私の居場所はこれまでの陣営にはありません。それに、
今真に地球を守るためには、この処断のほうが適切だと判断しました。
任せてください」
367下原正三:2006/04/17(月) 09:53:16 ID:vHQJbLK60
この一件を機に、ハト派の幹部達も自衛のために連絡を密に取り合うようになる。

一方タカ派の幹部達は、気がついたら作戦室が瓦解していて、
谷本「ああっ、私の基地が!」
岸田「おい、何時の間にか怪獣が出てブラックバスターと交戦してるぞ!」
高倉「馬鹿な、ゴンドウはデスフェイサーに捕まってたんじゃなかったのか?」
スミス「NO、勝手ナコトシテハイケマセーン!」
鮫島「こら松長管理官、何をこっそり立ち去ろうとしてる!」
松永「ひいい!」
とか言ってるうちに、地上部隊とブラックバスターの連携によって
確実にクイーンモネラは押されていく。そしてハーキュリーズには、
破損したスティンガーに代わってジオベースからバイソンが送られてきた。
地上装備としてはスティンガーより旧式だが、この状況では心強い。
志摩「ようし、盛り返すぜ!」
368防衛軍LOVE:2006/04/17(月) 19:26:59 ID:aBAZ3aKj0
更に今度はTACファルコンが空のかなたから飛んできた
竜「アメリカ行きが中止になりましたのでね、せっかくだから加勢します」
冗談めかして竜隊長が言った
TDF士官「感謝します、全車、反撃開始!特別チームに遅れを取るな!」
戦車隊も士気を取り戻し、砲撃を再開する
369下原正三:2006/04/17(月) 21:54:59 ID:gbz0SCy40
地上と空からの集中砲火により、クイーンモネラは断末魔の叫びを上げ、
遂に木っ端微塵に爆発した。
タカ派幹部達は既に命からがら安全域まで撤退していた。

地上部隊と空中部隊が喜ぶ中、タックファルコンにTAC本部基地から通信が。
竜「どうした?」
梶「竜隊長、ヤプールから北斗隊員に送られていた催眠電波ですが、
やっと発信源の座標の特定に成功しました」
竜「おおそうか、でかした」
梶「ただ、ご存知の通りヤプールは異次元世界からこちらに攻撃を掛けて
きているわけでして、本拠を潰すには、我々も異次元に突入する必要が
あります」
竜「うむ・・・」
梶「現在、他の防衛隊の技術陣の力も借りて、その方法を模索している
最中です。以前拉致されたことがあるウルトラ警備隊のアマギ隊員が
転送装置の再現を試みていますし、XIGの高山我夢君も異次元世界用の
機動兵器・アドベンチャーを開発中です。他にも各方面を当たれば、
直ぐ結果は出せると思います」
竜「判った。我々も直ぐ基地へ戻る」
370下原正三:2006/04/17(月) 23:39:41 ID:gbz0SCy40
防衛軍側が自分達の次元への攻撃を計画しているという情報を掴んだヤプール。
「おのれ、生意気な」
「催眠電波を発したのが仇になったか・・・」
そこで、女ヤプールが進言。
「ケリは私が付けます」
「どうするというのだ?」
「防衛軍がどの座標から突入してくるのかははっきりしています。そこで、
その周辺に超獣軍団を待機させ、待ち伏せて迎え撃つのです。
指揮は私が取ります」
「私も行くぞ」
ササヒラーが申し出た。
「ヤメタランス作戦を潰された恨みを晴らしてやる」
371名無しより愛をこめて:2006/04/18(火) 16:29:29 ID:RivwCWF80
我夢「よし…できた……!」
千葉「ついにアドベンチャーが完成したか!」
我夢「はい、もういつでも異次元に突入できます」
梶尾「コマンダー、パイロットは誰ですか?」
石室「我夢だ。我夢、テストを兼ねて出撃しろ」
我夢「わかりました」
その頃、宇宙空間では怪獣モキアンが静止していた。そのモキアンの体内。
栞「人間達は異次元のヤプールへ攻撃に向かうそうね」
クラウス「我々も何か手を打っておいた方がよいな」
死神「異次元に移動中キングオブモンスにそれを襲わせるのです。行くのです、キングオブモンス!」
キングオブモンス、低く唸りモキアンを飛び出していく。
372防衛軍LOVE:2006/04/18(火) 20:34:33 ID:Z9t4i7hv0
異次元攻撃の準備が着々と進む中、また新たな問題が浮上しつつあった
保護されたメイツ星人である
侵略行為を行わず、数年もの間大人しくしていたため、流石のTDFも殺すとは言えず、検査をし、その後自由を与えると言う事に決まった
トレジャーベースからベースタイタンへ移される事に決まったメイツ星人
良「おじさん、いっちゃやだよ、やだよ」
号泣する良を抑えるムサシとドイガキ
ドイガキ「良君、仕方ない事なんだ、こうするしか、金山さんを助ける術はないんだよ」
良「でもおじさんは弱ってるんだ、EYESも助けてぐれないんだ」
涙を流して金山のもとへ行こうとする良
しかしムサシとドイガキに阻まれて行く事ができない
フクシン「違うよ良君、EYESの人達は金山さんのためにこうしているんだ」
良「嘘だ、フクシンの兄ちゃんもEYESも嘘つきだ、おじさん逃げて、ベースタイタンに行ったら殺されちゃうよ」
良の必死の叫びに、カイトとミズキ、ヨシナガ教授と一緒にダッシュマザーに乗ろうとしていた金山は、ヨシナガの方を向く
金山「少し、お時間をいただけないでしょうか……良と話がしたいのです」
ヨシナガ「どうぞ、その位の時間はありますから」
金山「ありがとうございます」
良に近づく金山
金山「良」
良「おじさん、逃げて、DASHに殺されちゃう、逃げて」
必死にわめく良
金山「良、これから私のいう事をよく聞くんだ」
良の肩に手を置き、良の目線に合わせる金山
金山「良、私はあの日良を助けて一緒に暮らすうちに、良を本当の子供のように思っていた
良に幸せになってもらいたいと思うようになった
私は必ず帰ってくる、良、帰ってきたら約束どおり宇宙船を掘り出して、良をメイツ星に連れて行こう」
良「おじざん、約束だぜ、必ず帰ってきてよ」
金山「ああ、私は必ず、あの宇宙船を隠しておいた場所に帰ってくる、だから良、元気にしているんだよ」
良「おじさあああああああん」
抱きしめあう良と金山

そして、メイツ星人はベースタイタンへと旅立った
良「おじさん、俺、おじさんが帰ってきてもいいように、先に宇宙船を掘り起こしておくよ、だから、早く帰ってきてくれよ、おじさん」
373下原正三:2006/04/19(水) 00:01:13 ID:KUp7Pb7i0
迎撃準備が進むヤプールの異次元世界。
「ううむ、どうも上手く行かん」
ヤプールを蘇生させたファイト版バルタン星人だったが、地球侵略が
遅々として進まないことに業を煮やしていた。
「焦りは禁物だ、バルタン星人」
「! 貴方は」
バルタンの前に、メフィラス星人が現れた。先の戦いで殆どの戦力を失った
バルタンに力を貸し、ザラブ星人やケムール人も操っていた、宇宙の闇のボス格だ。
「今の地球側戦力は中々心が強くなっているようだな。それでこそ
挑戦し甲斐がある」
「そんな呑気なことを言っている場合では・・・」
「判っている。だからお前に戦力を与えに来たのだ」
メフィラス星人は赤と青の色の二つの石を取り出した。宙に投げると、
二つの石は融合して変形しながら膨れ上がり、巨大な有機的な塊となり、
心臓のように脈動する。
「これは・・・四次元怪獣ブルトン!」
「異次元といえばこれだろう。こいつの次元操作能力で、地球人達を
翻弄して見せるがいい」
374名無しより愛をこめて:2006/04/19(水) 08:41:37 ID:w1XSZs9K0
ぱんぱらっぱーーーーー じゃん(新マンのアイキャッチ)

ちょっと中断。ヤプール編の次の希望ですが、メフィラスが出たので、
ガッツ、ナックル、ヒッポリト、テンペラー、マグマなどの
強豪星人軍団編でどうでしょう?
375名無しより愛をこめて:2006/04/19(水) 16:23:55 ID:L8QJTCXL0
アドベンチャーのテストはジオベースで行われた。ジオベースが開発したワームジャンプミサイルでアドベンチャー自身がエネルギーを使わずに異次元への扉を開くというわけである。
その護衛にXIGが全軍出撃している。
石室「テスト開始。ワームホールを開いてくれ。」
敦子「了解、ワームホール開きます!」
ワームホールが開いた。しかしそのワームホールに別のワームホールが接触、そこからキングオブモンスが飛来する
千葉「なんだ!?」
ジョジー「ワームホールから怪獣出現!」
石室「全機怪獣を攻撃、ターゲットは謎の怪獣!」
異次元でも混乱が起こった。
ヤプール「おい、あれはなんだ!?」
バルタン「どうやら我々以外にも地球を狙う奴等がいるようだな」
メフィラス「ふ、それはそれで面白いではないか。我々もブルトンをあの地点に送り込め!」
376防衛軍LOVE:2006/04/19(水) 18:49:27 ID:hEi2lynb0
ヤプールや凶悪宇宙人が動く中、もう一つ動く組織があった
銀河連邦である
彼らはいくつもの異星人が襲撃している地球に対し、援助するべきか、黙認すべきかで判断を下すべく、一人の監査官を地球へ派遣した

誰もいない公園のベンチに、一人の女性が座っている、その横に、サザエの様な生き物が浮いている
アルマ「ジャッキー今日もお願いね」
サザエの様な生物がどこかへ飛んでいった
アルマ「地球の人達がいい人達だといいけど」
377下原正三:2006/04/20(木) 12:36:53 ID:tQbRRcjD0
>>375より

空間の壁が割れ、ブルトンが送られてきた。
敦子「もう一体怪獣出現・・・怪獣なの、これ?」
ジョジー「でも、一応生命反応あるヨ」
キングオブモンスもブルトンに気付き、襲ってきた。
反応したブルトンは、四次元光線を放射した。
当たったキングオブモンスが転送され、元いた場所に送られる。
キングオブモンスは気付かずにもう一度前進し、転送と前進を延々繰り返す。
敦子の後輩オペレーターの鵜飼彩香が、
「先輩・・・何してるんですか、あれ」
「さあ・・・」
378名無しより愛をこめて:2006/04/20(木) 14:27:55 ID:lYQKul3e0
米田「今だ!」
梶尾「発射ぁ!」
ブルトンに向かって発射されるミサイル。しかし着弾直前、ミサイルに四次元光線があたり、ミサイルは発射したそれぞれの機体を追い始めた。
劇中でよく落とされるライトニングの北田と大河原はそれに過剰反応する。
北田「うわ!」
大河原「また落とされる!」
異次元攻撃について取材に来ようとしていたが許可が下りず、ゲート前でウロウロしていたKCB。しかし怪獣を発見し喜々とカメラを回していた。
玲子「何なのよ…あの力…」
田端「知るか!あんな理不尽な能力じゃどうやって倒せってんだよ……」
リンブン「怪獣が出る事自体、俺にとっちゃ理不尽ですよ」
田端「とにかく、異次元への攻撃のスクープじゃなくても、これはこれで大スクープだぜ!ちゃんと撮れよ!」
379銀城哲夫:2006/04/20(木) 18:00:50 ID:MYdOluf10
ヤプールA「まずいな」
ヤプールC「何が?」
ヤプールA「メフィラス星人が頼みもしないのに我々の計画に絡んできたのだ」
ヤプールが目指すのはヤプール人による地球の単独支配である。
しかし、第三者が絡むと共同支配ということにもなりかねない。
ヤプールB「なるほど、しかし相手はメフィラス星人。我々の超獣を以ってしても勝算は…」
ヤプールA「いっそのことバルタンと縁を切ろう。そしてノンマルト、キングボックル、デロスに使者を送れ」
ヤプールC「なるほど、バルタンの時と同じ餌をやるのか」
ヤプールA「そうだ、我々の侵略が成功した際には地上への移住や大気を過去に戻すことを約束するのだ」
ヤプールB「ふっふっふ、わっはっはっは!!!」
ヤプールはすぐに使者を送った。ノンマルトらは速攻で承諾し、防衛軍の力を測るべくスカウトバーサークを出現させた。
380下原正三:2006/04/21(金) 00:14:17 ID:Bm6E65jG0
首都圏を破壊するスカウトバーサークをモニターで見るファイトバルタン。
「バカな、何故地底文明のロボットが!?」
バルタンはメフィラスに知らせようとしたが、メフィラスの姿はない。
画像によるメッセージの記録のみが残されていた。
『ヤプール達の機嫌を損ねるようなので、私は出直すことにする。
侵略者同士で争っても意味がない。私の目的は地球人の心に挑戦する
ことであって、地球侵略自体にはそう興味はない』
「そんな・・・」
『ブルトンは優秀な怪獣だ。お前の手腕をフルに発揮して使いこなせ。
上手く行かなかったときには改めて連絡をよこせ。次の戦力を送ってやる』
バルタンは呆然としていたが・・・
「ようし・・・やって見せる! ブルトン、お前の力でXIGの部隊を倒せ!」
381名無しより愛をこめて:2006/04/21(金) 16:29:13 ID:T2lopuft0
ノンマルトの海底都市
老人のような地底人、ラゴン、キングボックル、そしてノンマルトと地底人の女王イーナスが対談している
彼らは真の地球人としてあらかじめ同盟のようなものを組んでいたのだ
しかし彼らの中にどう見ても原生人類とは異なる黒服の人物がいる
黒服「これでいいのです、地上人が滅べば、あなた方と我々で地上を征服できます」
バーサークーが暴れる映像を見ながら、黒服が言った
ノンマルト「・・・・・・」(そんな言葉、我々が信じると本当に思っているのだろうか?)
ノンマルトはイーナスを見る
イーナスは怪訝な面持ちでノンマルトを見た
ノンマルトも地底人もお互い地上に行く事はかねてからの夢である
しかし本来温厚なノンマルトはウルトラ警備隊による海底都市攻撃以降隠れて生活するだけで何もしていない
何もできない分けでは無いが、下手に戦えば皆殺しになることくらい知っていた
イーナスも何度かテレスドンを使い地上侵略を行ったが失敗し、それ以上侵略は行っていない
しかしここに来てデロス文明の遺跡が見つかり、ヤプールが武力援助を申し出た事で、改めて地上侵略を開始したのである
だがヤプールは鼻から信用できなかったし、かといって地上人と和解する事ができないのも知っていた
地底人(パワード)(ヤプールとある一定の所までつきあったら、連中と戦い、向こうを滅ぼす)
イーナス(問題はいかに我々が戦力を出さず、ヤプールに戦力を出させるか・・・)
キングボックル(しかしヤプールも自分たちがこういう事を考える事を予想して、この男を使者として送ったのだろうな)
キングボックルは黒服の体からでる闘気を感じながら、そう思った
黒服はここに来た時、自らの名をこう言った
エースキラー
キングボックル(我々が変な気を起こせば、こいつで、と言う事か、自分とラゴンがかかっていった位では、こいつには勝てないな・・・、だが、我々にはヤプールも知らないあれがある)
キングボックルはその能面の様な顔で、にやりと笑った
無論エースキラーに気づかれないように
382下原正三:2006/04/21(金) 20:58:00 ID:y6CC6+Ez0
>>378より

アドベンチャーに搭乗するはずだった我夢だが、ジオベースに二大怪獣が
襲ってきたため、やむなく敵への対策を先に考えていた。
千葉「どうするのかね!?」
我夢「そうですね・・・見たところ、キングオブモンスは現在ブルトンを
敵視して襲い掛かり、四次元光線で足止めを食らっています。此処は
様子を見てお互いが消耗するのを待ったほうが」
そのとき、延々同じことを繰り返させられていたキングオブモンスが
とうとうキレた。咆哮すると、体から手下の怪獣、バジリスとスキューラを
分離させ、二匹もブルトンに攻撃を始めた。やはり次元転送で攻撃を
無効化されているが、暴れる怪獣が三匹に増えたため、被害が大きくなっている。
我夢「・・・というわけには行かないか・・・」
そこで、城南大学の、かつて我夢が所属していた量子物理学研究部の
友人達に連絡。

サトウ「我夢の奴、何だって?」
マコト「超次元波動生命体の次元転移を無効化するために研究していた、
パイロットウェーブ発信装置を試作して欲しいんだってさ」
ナカジ「よし、急いで掛かろうぜ」
383名無しより愛をこめて:2006/04/22(土) 19:08:33 ID:WBZh7Jda0
>>381

地底人たちとエースキラーがノンマルトの海底都市にいた頃。
デロスの都市ではバーサークシステムが作動していた。
地底人たちはまだ完全にデロスの機械をコントロールできていなかった為である。
バーサークシステムの中枢バーサークは地底人たちがこの場所を発見した時は、
デロスの文明を彼らの生活の役立つのなら機械を持ち出すの黙認した。
しかし地底人たちはデロスの機械を地上侵略兵器として使おうとした。
このままでは地上人と地底人の間で戦争が起きてしまう。そうなれば地球に相当の
被害が出てしまう。
そしてバーサークは決心した。もし地上人と地底人が和解をしないのならば地球の
為に地上人と地底人を抹殺することにしたのだ。

そして今バーサークシステムが地底人たちが近寄らないマグマ層の近くに最終兵器
ギガバーサークを建造した。
そして首都圏で暴れるスカウトバーサークから秘密裏に防衛組織のデータを搾取していた。
状況は思わぬ事態に向かって進もうとしていた。
384下原正三:2006/04/23(日) 00:01:15 ID:kfxtWDyM0
「これは・・・」
上野公園でジャッキーの帰還を待っていたアルマだが、スカウトバーサークの
都心蹂躙にまともに出くわすことになった。
「地球人には、これほどのロボットを作れるほどの技術はなかったはずじゃ・・・?」
アルマは、地底文明デロスの存在をまだ知らなかった。
そこへ、EYESのムサシ隊員が走ってきた。
「何をしてるんですか! 避難勧告が出てるんですよ!」
「え?」
「仕方ない・・・安全のため、僕に付いていてください!」
ムサシは、アルマを一般市民だと思っていた。

ムサシと共に戦うべく、今回も怪獣リドリアスが鏑矢諸島から飛来して
スカウトバーサークに対峙していた。前回苦戦したため、今回はもう一頭、
怪獣ボルギルスも同行している。リドリアスがスカウトバーサークの周りを
飛んで牽制し、ボルギルスが熱光線で攻撃を掛ける。
ムサシも怪獣達に指示を与えつつ、ラウンダーショットで銃撃も加えている。
アルマを背に守りながら。
トレジャーベースでメイツ星人・金山を守ることが出来ず、DASHに頼る
ことになったのをムサシは苦にし、戦いに躍起になっていた。
「僕達は・・・僕は、弱いかもしれない」
呟きを聞くアルマ。
「でも、それでも僕は、人間も怪獣も懸命に生きているこの地球を守りたいんだ!」
385下原正三:2006/04/23(日) 13:13:51 ID:R8JHTK/v0
>>382より

都心が敵襲を受けているという情報はジオベースにも入ってきたが、
先ずはベース内の怪獣を何とかしなくてはならないため、XIGは手を出せない。

バジリスが両手の鋭い鎌を揮い、スキューラが身体そのものの巨大な口で
噛み付きに掛かったが、ブルトンは両怪獣の座標を転移。お互いを正面
衝突させた。互いの必殺攻撃を食らい、両怪獣は倒れた。
キングオブモンスは、漸くブルトンを警戒して様子を見ている。
そのうちに、城南大学で急遽組まれたパイロットウェーブ発信装置が届いた。
我夢「パイロットウェーブを発信すれば、次元転移の力を一箇所に固定し、
ブルトンを無力化できます。無力化されれば、後はキングオブモンスが
ブルトンを倒すでしょう」
石室「問題は、その後キングオブモンスをどうするかだが・・・」
386下原正三:2006/04/23(日) 13:20:48 ID:R8JHTK/v0
じゃじゃじゃじゃじゃん ちゃっちゃー(エースのアイキャッチ)

余談。
今ヤプール編ですが、そのまま地底・海底文明編に移行してもいい気がしますね。

今メビウスを見ながら、GUYSが書きたくて仕方ない。うー、悔やまれる。
387防衛軍LOVE:2006/04/23(日) 19:52:21 ID:pCxfRw/d0
もう少し区切りのいいところまで待ちましょう
地底文明も海底文明も今は様子見みたいな物ですし


第一話の時点で俺も出したいと思いましたよ
でもここは我慢です
388防衛軍LOVE:2006/04/23(日) 19:59:02 ID:pCxfRw/d0
スカウトバーサークーを攻撃に来たMATアロー1号2機
上野「怪獣攻撃隊が怪獣と手を組む事になるとはな」
郷「戦わないに越した事は無いじゃないですか」
上野「うん、まあそうなんだけどやっぱ変な気分だよな」
伊吹『戦闘中に無駄口を叩くな、攻撃開始、間違っても怪獣には当てるな』
上野「了解!」
シュビット光学ミサイルでスカウトバーサークーを攻撃するMATアロー
しかし大した効果は無い
岸田「ヤプールめ、なんてロボットを作ったんだ」
伊吹「これより第2次攻撃を開始する」
しかしスカウトバーサークーはビクともしない
389名無しより愛をこめて:2006/04/23(日) 23:09:48 ID:G1qawd4P0
TAC基地で、梶は東京のスカウトバーサークの動きを分析していた。
梶「どうもおかしい」
山中「何がだ、梶」
梶「あのロボット怪獣は地下から出現しました。ヤプールの仕業なら、
何時ものように時空の壁を突然割って現れ、効果的な奇襲を掛けることも
出来たはずです。出現の際に、これまで超獣が現れた際に検出された
電波反応も感知されませんでした」
竜「別の勢力だというのか?」
梶「恐らくは・・・」
390銀城哲夫:2006/04/24(月) 18:22:24 ID:2lPNgWcz0
ノンマルトの海底都市。長い沈黙の末キングボックルが口を開いた。
キングボックル「本当に我々と君達ヤプールが組めば地上を制圧できるのだろうか」
エースキラー「どういう意味だ?」
キングボックル「我々は知っている。かつてヤプールが地球を侵略しようとしたとき一時的な勝利はあっても完全な勝利は皆無だった」
太陽の民「そうだそうだ」
イーナス「共倒れ、という事態も考えられる」
デロス「いや、我々の力を以ってすれば防衛軍など敵ではない。第一スカウトバーサークはもう出撃しているのだ。今更何を言っている?サイは投げられたのだ」
ノンマルト「???とにかくだ、冷静にだ、我々は今後どうすればよいのかを…」
391防衛軍LOVE:2006/04/24(月) 19:15:27 ID:W/GeN2Fr0
思惑がいき違う混乱しているように思えるが、これは地底人と海底人が芝居しているだけである
キングボックル(こんなところだろう、相手の力が信じられず、頼るばかりの非力な地底人の不利は)
イーナス(愚かなヤプール人よ、自分達が我々を使っている気でいる)
ノンマルト(お前らヤプールの侵略など我々にはどうでもいい、防衛軍との戦いがある程度片付いたら、次はお前らだと言うのに)
ラゴン(我々にはそれができる力がある)
太陽の民(お前らヤプールは我々が戦力を小出しにするための矢盾でしかないのだ)
表ではヤプールの戦力に不安を見せる非力な人種の不利をしながら、地底、海底の民は笑っていた
そうとは知らず、エースキラーも心の中で笑う
エースキラー(地上共同支配?笑わせるな、貴様らなど使い終わればアリンドウの餌にでもしてやる、せいぜい今はわめいていてくれ)
皆内では黒い事を考えながら、表では計画に不安を見せる者とそれを落ち着かせる者を演じるのだった…
392防衛軍LOVE:2006/04/24(月) 19:17:26 ID:W/GeN2Fr0
エースキラー(……アリンドウじゃないアリブンタだ)
心の中で半ばどうでもいい訂正をエースキラーがしたことは、この際おいておこう
393名無しより愛をこめて:2006/04/24(月) 22:11:11 ID:xbEV+Elx0
>>384
非力なりに尽力するムサシの姿を見てアルマは、やはり銀河連邦として
地球人に手を貸すべきではないかと思い始めていた。だが。

ジャッキーは、アルマと別動して地球人の善悪を観察していたのだが。

修羅場と化している街の中、よれよれ中年サラリーマン・沢村は
会社にも家庭にも居場所がない上に怪獣まで攻めてくる世界に絶望し、
「連れて行ってくれー! 俺も連れて行ってくれー!」とまだ叫んでいた。

「キターッ!!」
教祖・今田の音頭で、根源破滅教団は街を破滅に追い込んでいる
スカウトバーサークを拝んで盛り上がっていた。
「こーんげーん」どんどん「はめーつー」どんどん

漫画家・九里虫太郎はそんな騒ぎなど意に介さず、自分の屋敷で
美川のり子隊員の拉致計画を企て、その障害となるTACをも排除しようと
もくろんでいた。
「TACめ・・・いつか皆殺しにしてやる」

たまたま悪い例にばかり出くわしてしまったジャッキーは、
「ヂヂヂヂヂヂバチバチバチバチ」
怒りによってマイナスエネルギーを充満させていた・・・
394名無しより愛をこめて:2006/04/25(火) 00:11:22 ID:RL1snqVc0
スカウトバーサークの前にマイナスエネルギーが結集し、ジャッキーが
怪獣化したズルズラーが現れた。
アルマ「ジャッキー!?」
ムサシ「え?」
MATや善玉怪獣達が見る前で、怒りに支配されたズルズラーは突進し、
スカウトバーサークと激突した。怪力でじわじわと押し始める・・・
395防衛軍LOVE:2006/04/25(火) 17:29:40 ID:6Ze7HUoC0
アルマ「ジャッキー、やめなさい、ジャッキー(マイナスエネルギーを吸ってなにか生物と融合してしまったのね)」
ムサシ「あの怪獣の事を知っているんですか?」
アルマ「え、(ここは隠すべきよね……)あの、あ、あの怪獣は…(どうしよう、ごまかせない)」
アルマの苦悩をよそに、暴走したジャッキーが象と融合した怪獣ズルズラーはスカウトバーサークーと格闘戦を展開する

上野「あの怪獣、味方なのか?」
しかしスカウトバーサークーを投げ飛ばしたズルズラーはリドリアスに襲い掛かった
慌てて逃げるリドリアス
岸田「どうやら野良見たいですね」
上野「どうします?」
伊吹「EYESから自分達が到着するまでなるべく攻撃は控えるようにと願いがきている、怪獣だって生き物だ殺さないですむならそれに越した事はなかろう」
岸田「しかしこのままでは被害が出ますよ」
伊吹「……シュビット光学ミサイルから通常弾に切り替えろ、怪獣をこのエリアから外に出すな」
396防衛軍LOVE:2006/04/25(火) 17:40:08 ID:6Ze7HUoC0
ノンマルトの海底都市
エースキラー「なんだ?あの怪獣は?」
イーナス「我々も知りません」
エースキラー「では野良だと」
太陽の民「しかしあんな生き物は見た事は無い」
キングボックル「まさかヤプールの超獣では……」
エースキラー「我々がスカウトバーサークーを襲う必要がどこにある?」
キングボックル「それもそうか……」
ノンマルト「スカウトバーサークーは戻したほうがいいかもしれないな」
イーナス「そうかもしれませんね……、下手に戦って思わぬ傷を負う可能性もありますし」
地底人「かまいませんな、ヤプールの?」
エースキラー「ええ、どうぞ、しかしやはり我々と地上人以外の幾つかの勢力が動いているようですな」
キングオブモンスの事をエースキラーは言っている
イーナス「……厄介、ですね」
エースキラー「早めに地上を侵略して、第三勢力に対抗するとしましょう」
キングボックル「だがあせるわけにもいかない……今まで我々はあせって失敗したのだから」
一同「…………」
397名無しより愛をこめて:2006/04/25(火) 18:12:48 ID:3iD2tvjm0
ジオベースでは、パイロットウェーブにより無力化されたブルトンがキングオブモンスに倒された。
ブルトンを倒したキングオブモンスはジオベースを破壊せず、そのまま都心へと飛び去った。
その頃、ナイトレイダーもXIGと同じく異次元に突入のため、出撃していた。
ストライクフォーメーションで異次元に突入する作戦である。
398下原正三:2006/04/25(火) 21:56:05 ID:+zqc4cWI0
>>398

デロスによってスカウトバーサークは呼び戻され、地底に潜っていった。
これで脅威はズルズラーだけになったかと思われたとき。
漸くテックサンダー隊で現地に到着したEYES本隊が、
ヒウラ「何だあの怪獣は!?」
飛んできたキングオブモンスを視認した。
地響きを立てて降下したキングオブモンスは、先に暴れていたズルズラーと
にらみ合う。両者の戦いが開始された。
リドリアスとボルギルスが同時にかかっても止められない。
岸田「次から次へと・・・!」
399笹木守:2006/04/26(水) 20:21:38 ID:rgO2WZxg0
「名無しより愛をこめて」って言うのはちょっといやになったので名前を変えます。

バーサークはスカウトバーサークが呼び戻されたので早速データの解析に入った。
しかし思わぬ邪魔が入ったためあまり期待していたデータは得ることができなかった。
思い切った動きをしたくてもヤプールやまだ見ぬ勢力がいるためにそれもできない。
しかしバーサークにとって幸運なのは地底人たちがギガバーサークを作ろうしないことだった。
それもそうであるデロスが言うにはギガバーサークは一度動きだせば止める方法がないと言うのだ。
そんな危なっかしい物はいらないと地底人たちは建造しようとしなかった。
最悪戦わなければならないかも知れないのだ。

バーサークはしばらくはデロスに従うふりをして時期が来たら動き出すことにした。
それまでの時間はデータの搾取およびにギガバーサークの建造に使うことにした。
もはや作り主であるデロスの意志に従わずに独自の目的を持ち始めたバーサーク。
そう危機はまだ見えぬところからゆっくりと忍びよりつつあったのだ。
400下原正三:2006/04/26(水) 23:42:07 ID:kMvr3Wly0
>>397より

各クロムチェスターは合体してストライクチェスターとなり、異次元に
突入した。チェスターδもブースターとして接続している。
孤門「真っ先に僕達ナイトレイダーが乗り込むことになるとは
意外でしたね」
和倉「只でさえ我々は極秘任務とはいえ普段から他の防衛隊に不義理を
している。こういう役目くらい率先して請け負わないとな」
詩織「けど、よく松永監理官が出撃許可出したよねー」
石堀「この前のタカ派幹部達の集まりでちょっと立場が悪くなって危機感を
感じたらしいからな」
凪「無駄口はその辺にしておきなさい。お出迎えよ」
異次元の真っ赤な空の下、ナイトレイダーを迎撃すべく、女ヤプールと
ササヒラーの指揮する超獣達が出現。カメレキング、ブラックサタン、
そしてマグマ超人・マザロン人だ。
和倉「攻撃開始!」
4機に分離するストライクチェスター。
401大中一昭:2006/04/29(土) 08:10:39 ID:xdaWQ8QP0
状況纏めます。
○ヤプール、エースキラーを使者にして地底人の勢力と会談。
○根源破滅招来体一派、モキアンを拠点にして宇宙空間に静止中。
○キングオブモンス、ジオベースから都心へ移動。
○ズルズラー、都心に出現。キングオブモンスと戦闘中。
○スカウトバーサーク、地底に撤退。
○都心の怪獣の迎撃、保護にMATとEYESが出動。被害を最小限に抑えるため通常弾で攻撃。
○ナイトレイダー、異次元に突入。カメレキング、ブラックサタン、マザロン人と戦闘開始。
○XIG、異次元突入計画を再開。

402大中一昭:2006/04/29(土) 09:01:05 ID:xdaWQ8QP0
ナイトレイダーは攻撃をしばらくすると、ステルス機能を使用し超獣を撹乱しさせる。
しかし各機決め手となる攻撃がなく、長期戦となる。
孤門「くそっ、いつになったら勝負がつくんだ!?」
平木「ウルティメットバニッシャーがあったら…」
和倉「CIC、指示を」
フォートレスフリーダムの最深部でナイトレイダーに指示を出している少年、吉良沢は冷静に指示を出す。
吉良沢「決め手となる攻撃が現在こちらにはないので、一時撤退し、ウルティメットバニッシャーを装備後再出撃してください。」
和倉「了解。各機、異次元から脱出する」
それを聞いて石掘は何か企んでいる様な表情をする。同乗していた平木は疑問に思う。
平木「イッシー、どうしたの?」
石掘「いや…なんでもない……」
こういう展開でいいでしょうか。あまりここには書き込んだことがないので。
このSSでのウルティメットバニッシャーはスペシウムミサイルを改造したものという設定でよろしいでしょうか?
403防衛軍LOVE:2006/04/29(土) 16:09:35 ID:7ZrApm620
OKです

後各防衛組織のこの世界での俺から見た今の立場なんですがこんなもんでしょうか?
(ここでいう長官は責任者の事を指します)

科特隊 警察の延長線上にあり、戦闘よりどちらかと言うと分析、調査を行うチーム、ただ戦闘能力も低くは無い
ウルトラ警備隊 地球防衛軍の最強精鋭部隊、そのため他の特別チームよりスペック高め
MAT TDFの下部組織、隊員はほぼハト派、長官はタカ派
TAC TDFの下部組織、隊員はタカ派、指揮権はTDFが持つ
ZAT TDFの下部組織、長官、参謀がタカ派、余り出動する事は無い
MAC TDFの下部組織、宇宙空間からの侵略者の迎撃が主な任務だが、地上の手が足りない場合は地上に赴く
UGM TDFの下部組織、隊員、長官共にハト派である
UMA 怪現象の調査を目的に作られた半民半官のチーム、そのため戦力は高くない、主な活動区域はオーストラリア
WINR TDFとは別のアメリカに本部を持つ防衛組織
mydo TDFの下部組織、宇宙が主な防衛範囲
GUTS TDFの下部組織、隊員、長官共にハト派
スーパーGUTS TDFの下部組織、現在進行中のネオフロンティアプロジェクトを支援するための組織、そのため主な活動場所は宇宙
XIG TDFの下部組織、高い情報処理能力と充実した戦力を持つ、隊員、長官共にハト派
EYES TDFの下部組織、ハト派の代名詞、怪獣保護を目的とした組織なのでそのため戦力は低い
DASH TDFの下部組織、隊員、長官共にハト派

抜けてたり訂正箇所あったらお願いします
404下原正三:2006/04/29(土) 18:11:38 ID:26ZLOaBg0
ナイトレイダーが抜けてます。
後、ネオスの防衛隊・HEARTは出てくるのかな?
405下原正三:2006/04/29(土) 20:29:35 ID:XGbdAB7x0
ナイトレイダーが一時撤退した後、ヤプール側も再度の応戦に備えて
戦力の確保を考えていた。そこで、TACを憎む久里虫太郎の下へ
使者を送った。
女ヤプール「TACを潰す力が欲しいのだろう。我々の下に来い」
久里「何だと?」
女ヤプール「お前に超獣ガランを与えてやる」
久里の前に展開した立体映像の中、異次元の世界で、彼がかつてデザインした
緑色の直立した魚のようなモンスターが実体を持って暴れている。
女ヤプール「これを使って防衛軍を倒せ。その後はお前の好きにすればいい。
TACの美川のり子もな」
久里「ようし・・・わかった。ふふふ・・・」
406防衛軍LOVE:2006/04/29(土) 21:20:18 ID:7ZrApm620
ちょっと展開が速すぎる気がするのでとりあえずズルズラーとキングオブモンスをなんとかしたらインターミッションをいれませんか?
407下原正三:2006/04/29(土) 21:29:17 ID:XGbdAB7x0
それは構いませんが、例えばどんなネタで?
408名無しより愛をこめて:2006/04/29(土) 22:22:59 ID:7ZrApm620

アキと郷の日常(仕事してばっかの郷)
その後のシオンとマイ
ZAT&DASH対どうでもいいような侵略者
いつも考えてばっかの我夢や藤宮の休息
地底都市、海底都市の様子
二宮と郷の再会
暗躍するTLT
毎日新聞(由利子女史)VSKCB
久里とシオン
ステーションV3の誇り高き日常
などなど
原作に登場した脇役民間人達をこの機会にいかしたい……
409大中一昭:2006/04/30(日) 06:02:27 ID:WkK8oGtr0
ズルズラーとキングオブモンスは街を破壊しつつ戦いあっていた。
クラウス「互角のようだな」
栞「これ以上戦ってもこっちが結果的に損してしまうと思うわ」
死神「ふむ、そうですね。バジリスとスキューラもやられた事ですし、我々も次の攻撃の用意があります」
キングオブモンスはズルズラーを突き飛ばし、はるか上空へと逃げていった。
残るズルズラーはまだ暴れ続ける。
410下原正三:2006/04/30(日) 23:00:57 ID:zPY8iy/d0
じゃ、>>402>>409に引っ張ってみましょう。

ムサシの指示で、暴れるズルズラーをリドリアスとボルギルスの二頭で押さえつけたが、
鎮静させる方法がない。
ドイガキ「麻酔弾で眠らせますか?」
フブキ「目を覚ましたら又暴れ出すじゃねえか」
ヒウラ「ううむ・・・」

と、上空に突然稲妻を纏った暗雲が立ち込め、渦を巻き始めた。
上野(MAT)「何だ!?」
南「又ヤプールの異次元の穴か!?」
渦の中心に空いた暗黒の穴が、ズルズラーに満ちていたマイナスエネルギーを
稲妻に変換して吸収し始めた。ズルズラーはもがいていたが、やがて
マイナスエネルギーが切れ、上野動物園に取り残されていた大人しい
象に戻った。同時に、上空の穴も消えた。
象から分離されたジャッキーも正気に戻り、アルマの所に飛んで帰ってきた。
「ジャッキー、無事だったのね!」
アルマは喜ぶが、直ぐ、奇異な目で見ているムサシに気付く。
「君は一体・・・?」
アルマは躊躇していたが、やがてその場からテレポートして消えた。
調査員としての正体を地球人に知られるのはまずいと思ったのである。
「あ・・・」
ムサシ以外の者は、アルマの存在に気付かなかった。

フォートレスフリーダムでは、ウルティメットバニッシャーの準備が
整うまでナイトレイダーは待機状態となっていた。
自室で一人、専用のノートパソコンで東京の戦況を見詰める石堀。
「質のいい負の力が収集できた」
口元がかすかに笑っていた。
411下原正三:2006/05/01(月) 00:34:59 ID:hZfLWmNQ0
伏線は張られまくりですが、これで一段落したとは思います。
412名無しより愛をこめて:2006/05/01(月) 16:58:28 ID:5pJXZcRu0
孤門は一人、遊園地にいた。今日はまだウルティメットバニッシャーの準備が完全に終了していないので、しばらくデートをするようであった。
孤門「……まだかなぁ………早くしないと出撃準備整っちゃうかもしんないのに……」
リコ「弧門く〜ん、お待たせ〜!」
弧門「リコ!」
二人はなにか色々な事を話しながら遊園地内を歩いてる。それを木の陰から見ている2人の若者。千樹憐とその親友尾白高志である。
バイトの合間を縫ってデートを見ているのである。
尾白「おい、あれがお前の従兄弟の彼女か?いいねぇ、ラブラブだな!」
憐「あんまデカイ声出すなよ……気付かれるじゃん」
尾白「お前も確かいたよな彼女!」
憐「ちょwwwおまwwwwww」
凄い勢いで顔が赤くなる憐。
尾白「最近どうなんだ?彼女とは」
憐「仕事が大変らしい……でも宇宙人達との戦いが完全に終わったらデートしよって」
尾白「ふ〜ん………」
そこに遊園地のレストランでマスターをしている針巣直市がやって来た
憐「あっ!ハリスだ!」
針巣「もう休憩は終わったぞ」
尾白「え〜っ、もっと弧門のデートみたいのになぁ〜」
名残惜しそうにその場から立ち去る憐と尾白。針巣もそれに続く。
413防衛軍LOVE:2006/05/01(月) 20:00:31 ID:3F+CLjAy0
411
わがまま言ってすいません

ナイトレイダーの敗走、第3勢力の出現で、TDFはしばらく異次元への攻撃を断念せざるえなかった
しかしヤプールもヤプールで宇宙仮面を失い、大規模投入した超獣軍団は敗れ去り、それを補うための戦力を得るためしばらく地上への攻撃はできない
地底文明はヤプールが動かないのに動く理由は無い(自分たちだけで出れば戦力を多く消耗する)
そして根源破滅招来体は……
死神「感じます…この星の物ではない凶悪な闇の存在がいます」
クラウス「闇の存在?ヤプールではないのか?」
死神「もっと邪悪な、我々がこの星を滅ぼす上で邪魔になる可能性を秘めた者です」
死神が感じ取った邪悪な気、それは……

洗脳バルタン「ふぉおおおおおおおふぉふぉっふぉふぉふぉ」
フォートレスフリーダムの実験室の中で苦しむ3体の捕獲され、改造されていたバルタン星人
研究員A「!?どうしたんだ」
研究員B「わからん、突然苦しみだしたんだ」
慌てふためく研究員達
彼らにはバルタン達がある人物に自分達の最後の感情、憎しみと怨み、怒りを吸収されているのがわからなかった
石堀「……まだまだ足りないな」
そう呟くと、石堀はにやりと笑った
石堀「もっと、力を」
同じ頃、苦しんでいたバルタン星人3体は大人しくなり、二度と苦しみだす事はなかった
414名無しより愛をこめて:2006/05/01(月) 22:09:22 ID:q1V8jmAe0
TLT内の又別の部隊・メモリーポリスは、ヤメタランスの怠け放射能に
やられていたことでスペースビーストについての情報封鎖が滞っていたため、
その後始末に大忙しだった。隔離されている目撃者のところに回っては
メモレイサーで記憶を操作していく。
三沢「追いつきませんね・・・瑞生も呼び戻しますか?」
首藤「いえ、今は目標の調査に専念させなさい。それに」
隔離病棟の中では、ビーストに襲われた人々が恐怖に呻いている。
「見たんだよ、俺見たんだよ! 仁王立ちしたでっかいナメクジ!」
「俺は、毛がなくて体中が血走って牙の生えたネズミを・・・本当に見たんだ!」
阿鼻叫喚の図を首藤は冷静に見ながら、
「あの子にこういう仕事はあまりさせたくないから」

野々宮瑞生は、遊園地で孤門とリコを覗き見る憐と尾白・・・正確には、
調査目標の憐を監視しながら、何故か妙に悶々としていた。
415笹木守:2006/05/02(火) 07:36:14 ID:YrnOSZaw0
ところ変わってMAT基地ではTDFが異次元への攻撃を一旦中止したのでしばらく
休憩を取ることにした。
南「郷。この機会にアキちゃんとデートでもしてきたらどうだ?」
郷「実は坂田さんからデートはヤプールとの戦いに決着がついてからしろと
言われたのでいいです。」
伊吹「まあ束の間の休息だ。充分休んだ方がいいぞ。」
皆がどう休むか考えていると、郷はある事を閃いた。
郷「これはどうでしょう。他の防衛組織の皆を誘って団子でも食べるというのは
どうでしょう。」
伊吹「それもいいんじゃないか。その替わり各組織で誰かが基地に残らなければ
ならないぞ。」
南「私と丘隊員が基地に残ります。それでいいだろ?丘隊員。」
丘「ええ別に構わないわ。」
伊吹「では私も残ろう。郷、岸田、上野。お前達は休憩してこい。」
その後伊吹隊長は長官たちに申してでたところ、暖かく許可してもらったので
早速他の防衛組織(ナイトレイダーを除く)に連絡を取って行くことにした。
416名無しより愛をこめて:2006/05/02(火) 13:06:06 ID:L66xOQ/c0
TAC基地
山中「いいか?恨みっこ無しだぞ」
今野「南無阿弥陀仏、どーか当たりますように」
北斗「頼むぞ、これを逃したらもうチャンスは無いかもしれないんだ」
作戦室のテーブルの上のくじを前にして隊員たちが自分たちの意見を述べている
竜「せーのでひくぞ、せーの!!」

誰もいない作戦室に、北斗が一人、座っている
北斗「ちっくしょおおお」

TDF極東本部
トーゴー「休息をとる隊員に代りきました、トーゴーです」
カザモリ「カザモリです」
カジ「カジです」
リサ「リサです」
フルハシ「隊長代行のフルハシだ・・・」
フルハシの手にはハズレと書かれたくじの札が握られていた
フルハシ(せっかく休めると思ったのによおお)
ナレーション「ウルトラ警備隊に、休息の日は無い」
フルハシ(過労死するつーの)
417名無しより愛をこめて:2006/05/02(火) 14:29:29 ID:xkNBtuRN0
科学特捜隊本部
一人取り残されたアラシが、チカチカ光る壁にむかってブツブツ復唱していた。
「科学特捜隊員は命令を守り命令に従って行動し、自分に与えられた責任を果たします
 科学特捜隊員は命令を守り命令に従って行動し、自分に与えられた責任を果たします
 科学特捜隊員は命令を守り…」
鬱なアラシ。

科特隊も他の組織同様、クジで留守番を決めていた。
例によってハヤタがインチキクジを使ったのは言うまでもない。
(しかし…しかしですよ、ハヤタ隊員。本部に残ってたほうが楽だったんじゃ)
(もうすぐ皆と合流だ、それまでは我慢しよう)
山のような荷物を抱えたイデとハヤタを従えて、銀座で羽をのばすフジ隊員であった。
418名無しより愛をこめて:2006/05/02(火) 18:03:58 ID:9iGR21dV0
GUTS極東本部基地ダイブハンガー。ここでもクジで留守は誰が引き受けるか決めていた。
イルマ「伊吹隊長から花見して団子を食べてくと提案があったわ。私たちも花見に行く事にするわよ」
ムナカタ「久々の休暇だ。ゆっくり休むぞ」
ヤズミ「ゆっくり休むっていっても、僕達最初からあまり出動してませんよね」
シンジョウ「俺達が最後に出撃したのは……いつだっけ?」
ホリイ「確かUGM基地にバルタン星人が襲ってきた時に出撃したっきりや。」
ダイゴ「ホリイ隊員って、マウンテンガリバー5号も開発してましたよね。6号や7号は作らないんですか?」
レナ「もしかしてホリイ隊員、マウンテンガリバー5号に欠陥があったとか?」
ホリイ「アホ、この天才発明家のわしが作ったロボットや。性能も一級品、ただコクピットに欠陥があってな……」
シンジョウ「なんだ、欠陥あるじゃないか」
ホリイ「うるさいわい!!」
ムナカタ「とにかく、クジを引け」
そしてスカを引いたのは………ダイゴだった。誰もいない作戦室で一人暇そうにするダイゴ。
ダイゴ「みんな楽しくやってるかな……………」
その頃花見に行った隊員一同、特にホリイとシンジョウは馬鹿騒ぎしていた。桜の奥の方に美人な令嬢と侍女を見つける2人。
ホリイ「あ、きれいな姉ちゃんめっけたで〜」
シンジョウ「行ってきま〜す」
令嬢と侍女はうっすら不気味な笑みを浮かべた。彼女らはマノン星人であった。
 
普段あまり出動しないGUTSは今戦うという事でよろしくお願いします。
419笹木守:2006/05/02(火) 18:35:01 ID:YrnOSZaw0
ZAT基地
ZAT基地は特別な方法で居残りを決めようとしていた。
その方法とは激辛カレーを食べた者が居残るというものだった!(しかも朝比奈隊長特製)
率先して居残ると言ってくれた二谷副隊長が五つのカレーを持ってきた。
この中の二つが激辛カレー。重苦しい表情でカレーを食べる五人。
その直後。光太郎と南原がコップに入った水を死に物狂いで飲み干した。
こうして二谷副隊長と光太郎と南原が居残りに決定した。
余談だが光太郎と南原は激辛カレーの辛さが数日間消えなかったという。
420防衛軍LOVE:2006/05/02(火) 19:45:44 ID:Iexh4bAU0
スーパーGUTS基地、グランドーム
ヒビキ「たまの休みだ、皆ゆっくり休んでくれ」
リョウ「やった!!」
マイ「デートがでっきるっと」
アスカ「伊吹のおっさんもいい事言ってくれるぜ」
ヒビキ「ただし!!」
いきなり大声を出すヒビキ隊長
ヒビキ「いつ新しい侵略者が来るかわからん、誰か残ってもらうぞ」
じっと隊員達を見回すヒビキ
隊員達は自分に当たるかもと皆びくびくしている
ヒビキ「アスカ、お前が残れ」
アスカ「ええ!?俺」
自分を指差すアスカ
ヒビキ「名誉あるスーパーGUTの居残り係ができるんだ、ありがたく思え」
アスカ「そんな〜〜〜」
リョウ「がんばってね」
マイ「じゃね」
アスカ「ちょちょちょちょちょ、お前らそりゃ無いぜ」
421下原正三:2006/05/02(火) 21:41:29 ID:Ne/+kCRy0
携帯でマイと再びデートの約束を取り付け、シオンは街角を歩いていた。
(いいご身分だね)
(!)
テレパシーで響いてきた声の主を、シオンは直ぐに見つけた。
歩道の正面に、シオンと同い年くらいの青年が微笑みながら立っている。
(地球のぬるい平和にすっかり身を持ち崩したかい? 侵略怪獣の
ギャンザーは私用で失うし)
(目標との接触は純粋に破壊活動の準備のための調査だ。勘繰るのは
やめてもらおう)
(へえ。じゃ、僕が同時に別動しても文句はないね?)
(・・・勝手にしろ)
シオンは、青年・リュウの正体を見抜いていた。リュウも防衛軍の基地
破壊のために送られた工作員であり、彼自身が有事には巨大化できる
侵略怪獣・アルゴンだった。
(防衛軍の隊員に取り入るなら、もっとうまくやらなきゃね)
リュウも既にターゲットを決めており、その隊員の写真をシオンに投げ付けた。
シオンが受け取った写真に写っていたのは、UGMの準隊員・ジュンだった。
(・・・まあいい、私には関係ない・・・)
そう思うシオンの心中は、妙に不快だった。
422防衛軍LOVE:2006/05/02(火) 21:57:10 ID:Iexh4bAU0
UGMベース
オオヤマ「MATの伊吹隊長の提案で各防衛軍に一時的に休息が与えられることが決まった」
全員お〜やったとかいやっほーとか言って喜び合う(+セラとユリ子)
オオヤマ「しかし」
黙る隊員達
オオヤマ「有事に備えて誰か基地に残る必要があるだろう」
矢的「僕が残ります」
ええ〜と言う顔の城野、星、そしてユリ子隊員
星「矢的隊員が残るのなら、私も残ります」
城野、むっとなって
城野「じゃあ私も」
オオヤマ「いや残るのは一人でいいんだ、なんなら俺が残ってもいいぞ」
イトウ「いやキャップこそ休むべきですよ」
フジモリ「一番働いてるのはいつもキャップじゃないですか」
ジュン「私が残ります」
全員「ジュン」
ジュン「私いつも皆さんの足引っ張ってたから、こんな時位私が…」
ジュンを制するイトウ
イトウ「お前はゆっくり休め、俺が残る、(にこっと笑って)給料分の働きはせんとな」
イケダ「ほんとですかチーフ、いやあ助かるなあ」
イトウ「?」
城野「それじゃチーフ、留守番がんばってくださいね」
イトウ「な、お前ら」
矢的「それじゃチーフ、ありがとうございました」
イトウ「はめやがったなくっそうフジモリお前が…」
フジモリ「あーーーーーあああいってきます、チーフ後よろしく」
イトウ「ちっくしょおおお」
オオヤマ「イトウ」
イトウ「キャップ!」
オオヤマ「頼んだぞ」
皆が出て行った後、イトウは一人呆然としているのだった
423下原正三:2006/05/02(火) 22:51:28 ID:Ne/+kCRy0
TAC基地の作戦室で、北斗が一人拗ねていると、
「しっかりしなさい、星司さん」
「!!」
忘れもしない声に、北斗は顔を跳ね上げた。
やおら側に立っていたのは、既にTACを辞め、月星人の末裔としての
記憶を思い出して月に帰り、月に昔からひっそりと住んでいる者達を
治める役目についている、南夕子だった。白いローブに身を包んでいる。
「夕子・・・どうして此処に?」
「会いに来ちゃいけなかった?」
「いや、そんなことはないけどよ」
「一人できちんとやってるか心配だから、皆がいない隙にこっそり見に
来たたんだけど、思った通りね。そんなことじゃ、地球の平和は任せられないわね」
「ちえっ、手厳しいなあ」
頭をかく北斗に微笑むと、夕子は包みを出して広げた。
「差し入れよ。これを食べて鋭気を養いなさい」
「おおっ、おはぎに大福餅じゃねえか!」

月星人のテリトリーは、TPC月面基地ガロワの位置の裏側に巧妙に偽装
されて配置されていた。
差し入れのための餅つきの臼にされた怪獣モチロンがぐったりしている。
「ああ、オラも餅食いたかったなあ」
「ぼやくな。めったにない二人の逢瀬だ。水を差すのは禁物だ」
月光怪獣キララも手伝ったようである。
424防衛軍LOVE:2006/05/02(火) 23:22:27 ID:Iexh4bAU0
宇宙ステーションV3
平山「地球の部隊は今暇してるんだろうな〜、あ〜あ、羨ましい」
石黒「そう言うなよ、僕達だって定期的に休んでるだろ、それに僕達が下手に休んだら…」
鳴り響く警報
V3隊員「未確認飛行物体接近!!未確認飛行物体接近!!こちらの呼びかけに応答なし!!」
石黒(僕達が休んだら地球はあっという間に侵略者に埋め尽くされてしまう)

宇宙ステーションVシリーズやMAC各ステーションが年間に戦う宇宙人の数は地上に侵入した物の倍以上である

水野「MACステーションに至急連絡、防衛線の展開を行え」
石黒「ステーションホーク部隊発進用意」

それ故に彼らの戦死率は地上の防衛軍をはるかに上回る

3機のステーションホークが発進体制を整える
クラタ「ステーションホーク出動!!」
アオキ・クラタ「了解」

しかし彼らは戦うのだ、愛する者達がいる、あの青い星を守るために

アルゴン星人の円盤と相対する3機のステーションホーク
クラタ「よし、んじゃ今日もいっちょやるか」
425名無しより愛をこめて:2006/05/03(水) 06:12:16 ID:ionu12ok0
>>418より
レナ「ホリイ隊員とシンジョウ隊員…遅いなぁ………」
ムナカタ「きっと二人は今頃奥の方で馬鹿騒ぎしてるんじゃないか?」
その頃二人は、令嬢と侍女が変身したマノン星人によって捕まっていた。
ホリイ「なんやお嬢様方宇宙人やったんかい?!」
シンジョウ「う…宇宙人が花見って、随分雅な宇宙人なんだな。お前らなんで俺達を捕まえた!?」
マノン星人A「地球を征服するには……お前達防衛組織がどうしても邪魔だ」
マノン星人B「我々はこの桜舞い散る…そんなこの地球が欲しい」
マノン星人A「我々にこそこの地球はふさわしいのだ」
その頃ダイブハンガーでは
ダイゴ「あれ?隊長達と通信できない?妨害電波か?もしかして………隊長達が危ない!!」
そう言って急いでガッツウイング1号に乗り込み出撃したダイゴであった………
426名無しより愛をこめて:2006/05/03(水) 09:51:42 ID:ionu12ok0
どうでもいいような侵略者編
ステーションホーク部隊とアルゴン星人の円盤との戦いに紛れて地球にこっそり降下した宇宙人がいた。
自称、凶悪宇宙人のミジー星人である。彼等は乗ってきたガラオンを秩父山中に隠し、ピコポン玩具製作工場などで働きながら、オンボロアパートに住んでいた。
働いた金でコガラオンをコツコツ作り、地球侵略の作戦を考えていたが、なかなか思いつかなかった。
ドルチェンコ「我々は、この星がどうしても欲しい!そのために、このコガラオンで地球を侵略してやる!」
カマチェンコ「とにかく、コガラオンを動かすわよ!」
ウドチェンコ「ぽちっとな」
コガラオンは動き出した。が、すぐに爆音を立ててバラバラになってしまった。
ドルチェンコ「ああ!!コ、コガラオンが〜〜〜」
隣の部屋の住人、脚本家の三上秀男は次の怪獣映画の脚本を考えていたが、隣の爆音のせいで集中できず、切れてミジー星人の部屋に乗り込んできた。
三上「お前らいい加減にしろよ!なんかいっつも変なことばっかして近くに迷惑掛けやがって!」
そこにアパートの大家がやってきた。
大家「三上さん!今日こそ滞納した家賃払ってもらいますよ!!」
三上「あ、あ……大家さん。今日持ち合わせないものでして………」
ドルチェンコ「まあまあ大家さん。この私が三上さんの家賃立て替えますから。代わりに三上さん!あまり金のかからないSFものの脚本考えてくれませんか?」
427名無しより愛をこめて:2006/05/03(水) 10:18:31 ID:FqlgRt1c0
中断失礼。
宇宙に飛来してるアルゴン星人ですが、怪獣アルゴンの友軍ですか?
それとも80の「アルゴ星人」の誤記でしょうか?
確かに紛らわしいのですが。
428名無しより愛をこめて:2006/05/03(水) 12:13:43 ID:ovWxmKrb0
アルゴンが現れた時一緒にやってきた円盤、あれです
何星人か名前でてなかったので仮名称でアルゴン星人としました
429下原正三:2006/05/06(土) 00:46:11 ID:7unZC4XK0
ガッツウイング1号で日本上空に飛んできたダイゴだが、
「! あれは!?」
東京郊外の上空に浮かぶ、巨大なロボットの頭部らしきものを発見した。
顔が三方向についており、短い手足が生えている。
「やっぱり侵略者の兵器が侵入していたのか! ようし」
レーザーで銃撃するが、レーザーは目標をそのまま擦り抜けてしまう。
「何・・・何故効かないんだ!?」
430名無しより愛をこめて:2006/05/06(土) 06:25:21 ID:sXv+koSN0
ウドチェンコ「わははははははははははは!」
カマチェンコ「まだあの戦闘機、気付いてないわぁ〜」
ドルチェンコ「そのうち他の戦闘機も来るだろう。その時がチャンスだ!」
しかし、次に飛んできたのはマノン星人の宇宙船であった。GUTS隊員を捕らえ飛んできたのだ。
レナ「あのウイング1号!ダイゴが乗ってるの!?」
ムナカタ「それにあの怪獣は何だ?」
ダイゴは宇宙船を攻撃した。宇宙船は地上に不時着した。ダイゴはその中に潜入する。
ウドチェンコ「あれ?あの戦闘機、こっちに来ないよ?」
カマチェンコ「それにあの宇宙船、何なのよ〜」
ドルチェンコ「わからん。もう一度三上さんにこういった状況になったらどういう風にすればいいか聞いてみよう」
そういって3人のミジー星人はオンボロアパートに退却した。
431防衛軍LOVE:2006/05/06(土) 20:31:01 ID:onJde3VM0
桜の木下に、MAT、UGM、ウルトラ警備隊の面々が集まっている
イケダ「そういえばこうやって休息を取るのは久しぶりだな〜」
岸田「UGMも俺達と同じで作戦室に缶詰なんだろ」
そういいながらイケダにウーロン茶を渡す岸田
イケダ「あ、ありがとうございます」
岸田「うちの隊長のおごりだ、酒じゃなくて悪いな」
話を聞いていた郷が横から顔を出す
郷「隊長の判断は正しいと思いますよ、有事の時に酔っ払ってたらしゃれになりませんからね」
そう言って上野を見る郷
上野「う、わ、悪かったな」
イケダ「まあまあ、聞くところによるとそのおかげでキングマイマイを倒せたそうじゃないですか」
岸田「あれは南隊員のB弾がよかったんだ、こいつが酔っ払ってたからじゃないさ」
ははははははと笑う岸田と郷、上野は一人すねている
周りを見回すイケダ
見れば矢的は3人の女性隊員に囲まれて笑っていて、フジモリはソガとアマギとなにやら話していて、隊長2人はセラの取材を受けている
イケダ「あれ?ジュンがいないな……まあトイレにでも行ったのか」
上野「どうかしたか?」
イケダ「いえ別に」
432名無しより愛をこめて:2006/05/06(土) 22:15:37 ID:6amuXJ/z0
>>430より

カマ「というわけなのよ」
三上「んー、そうだなあ。その防衛隊員は敵の宇宙船に潜入中なんだから、
普通にその隙に外から攻撃というのは?」
ドル「よし、それで行ってみよう」
再び出て行った三人を見送り、
「しかし、あの人達何がしたいんだろう?」
三上は自分が侵略の脚本を書かされていることを知らされていなかった。

マノン星人の宇宙船内。
マノンA「ぬう、GUTSめ!」
ダイゴ「大丈夫ですか、シンジョウさん、ホリイさん!」
シンジョウ「おおっ、ダイゴ!」
ホリイ「よう来てくれたがな」
ダイゴ「直ぐ助けますから待ってて下さい!」
マノンB「おのれ、そうはいかんぞ!」
GUTSハイパーを構えてマノン星人とにらみ合うダイゴ。

その間に、ミジー星人トリオの乗ったガラオンが、宇宙船に忍び寄っていた。
巨体で器用に抜き足差し足で音を立てずに。
迎撃準備をしてい花見から抜けてきた残りのGUTSメンバーも、ガラオンの意図を
読めずに遠巻きに見守っている。
ヤズミ「何がしたいんでしょうね」
イルマ「判らないわ・・・」
433下原正三:2006/05/06(土) 23:29:35 ID:6amuXJ/z0
宇宙船内でマノン星人と交戦しているダイゴから通信が入った。
ガラオンが外にいると知らされたダイゴは、
「その怪獣は、レーザー攻撃を加えても擦り抜けてしまうんです!」

ヤズミ「ひょっとすると虚像で、本体は別の場所に隠れているんじゃ
ないでしょうか?」
イルマ「成る程・・・よし、周辺を捜索しましょう。ムラナカリーダーと
レナは、宇宙船に侵入してダイゴを援護して」
ムラナカ、レナ「了解!」
二人は宇宙船に入っていく。
ヤズミの分析は惜しかった。今宇宙船に迫っているのは、本物のガラオンなのだ・・・
434防衛軍LOVE:2006/05/09(火) 22:01:35 ID:pktphbCS0
ステーションX3に帰還する3機のステーションホーク
アルゴン星人の円盤を撃退したのである
アオキ「大した事なかったですね、ステーションX3をなめるなってんだ」
ステーションホークから降りたアオキがクラタに声をかけた
クラタ「元気だなお前は」
アオキ「いけませんか?」
クラタ「いや、頼もしいかぎりだよ」
からかい口調のクラタに少しむっとなるアオキ
アオキ(こんな宇宙ステーション勤務なんて必ず抜け出してやる、俺は、俺は栄光のウルトラ警備隊に入るんだ)
435下原正三:2006/05/10(水) 00:37:21 ID:Lxwa9WzG0
>>433

マノン星人Aが人質のシンジョウとホリイを押さえ、Bがダイゴと
戦っていたが、
A「奴の通信内容が気になる」
B「うむ。怪獣がどうとか・・・?」
やがて、Aがモニターを見て、ガラオンがそろそろと宇宙船に迫っていた
ことに気付いた。
A「何だあれは!?」
B「判らんが・・・別の敵が迫っていたのか!」
A「よし、私が迎撃する。人質を頼んだぞ」
マノン星人Aは外にテレポートし、巨大化して宇宙船の前に立ち塞がった。
ウドチェンコ「うわっ、別の宇宙人だ!」
ドルチェンコ「気付かれたか!」
睨みあうガラオンとマノン星人。桜吹雪が散ってお囃子が鳴り始める。
436防衛軍LOVE:2006/05/10(水) 23:12:30 ID:zHwtMdef0
花見を楽しむ隊員達と距離をとった所に一人座っているジュン
ジュン「……」
片手にお茶を持っているが、飲む気配はない
ジュン「はあ…」
アンヌ「どうしたの?ため息なんかついて」
ジュン「きゃ」
突然後ろに現れたアンヌに驚くジュン
ジュン「ウルトラ警備隊の、アンヌ隊員…」
全防衛軍の精鋭中の精鋭であるウルトラ警備隊の隊員と二人きりになり、緊張するジュン
アンヌ「UGMのジュン隊員だったわね?」
ジュン「知ってたんですか」
アンヌ「特別チームの隊員の顔と名前位知ってるわ、特にUGMは隊員全員広報でも名前でてるわよ」
緊張するジュンに、笑顔で話しかけるアンヌ
しだいにジュンの顔からも緊張の色が消えていく
アンヌ隊員には人を安心させる何かがあるのかも知れない
アンヌ「それよりどうかしたの?こんな所で一人でため息なんかついて」
再び俯くジュン
ジュン「私…自分に自信が無いんです……」
初めてあったのに等しい女性であるアンヌに、ジュンは素直に自分の気持ちを打ち明け始めた

その様子を、木の陰から誰にも気づかれずに見ている一つの黒い影があった
怪獣アルゴン、事、リュウである
437防衛軍LOVE:2006/05/14(日) 00:48:37 ID:1qWHj/No0
ジュン「無茶して失敗して、それで、UGMの先輩達やMATの皆さん、スーパーGUTやZAT、DASHにまで迷惑かけてしまった…」
ドルフィンATMの初陣の事である
ジュン「もしドルフィンATMに私以外の隊員が乗っていたら、グビラをすぐに倒せて、UGM基地に戦力が結集するのがもっと早かったかも知れないのに」
アンヌはジュンの独白を、隣で黙って聞いている
ジュン「そうすれば…、ゼットンが基地を破壊する事も無かったかもしれないのに…」
視線を落とすジュン
アンヌ「…ずっと前にね、一人で怪獣倒そうとした事があったの」
ゆっくりと、アンヌは語り始めた
視線をアンヌに向けるジュン
アンヌ「怪獣パンドン、知ってるでしょ?」
頷くジュン
世界の主要都市を次々と廃墟に変えたあの悪魔の様なゴース星人の使用していた怪獣である
ジュンもUGM入隊の際に、パンドンについての資料を読んだ事がある
アンヌ「あれは、今から5年前……、まだ世界は平和で、ウルトラ警備隊と科学特捜隊しか世界を守る防衛チームが存在しなかった頃」
アンヌは語りだした、5年前、UGMが結成される前の、この激しい混乱時代の幕開けとなった戦いの事を
438防衛軍LOVE:2006/05/14(日) 00:59:41 ID:1qWHj/No0
過去
クラタ「こちら宇宙ステーションV3こちら宇宙ステーションV3、未確認飛行物体接近!!警備隊応答せよ!警備隊応答せよ!」
素早く通信機を取るダン
ダン「はいこちらウルトラ警備隊」
クラタ「未確認飛行物体が地球に向かっている、すぐに戦闘態勢につけ、これは訓練じゃない!!」
生唾を飲み込むダン
ダン「了解」
緊急警報を鳴らすダン

基地から出動するウルトラホーク1号と3号
1号にはキリヤマ、ソガ、フルハシ
3号にはダン、アマギ、アンヌ
キリヤマ「ホーク1号で宇宙空間で迎え撃つ、だが念のため3号で大気圏内に防衛線を張ってくれ」
ダン「了解」
二手に分かれる1号と3号

アンヌ『この時私達には知る術はなかったわ、この戦いが、史上最大の侵略者との戦いだとは』
439下原正三:2006/05/14(日) 10:13:58 ID:yIN6rBgW0
中断失礼。

仕事が繁忙期に入ったため、少しの間書き込みが滞り気味になると思います。
申し訳ありませんがフォロー宜しく。
440防衛軍LOVE:2006/05/14(日) 13:01:54 ID:1qWHj/No0
ジーアイジー!
でもガラオンとマノン星人は俺は知らないんでアンヌの史上最大の侵略独白などで時間を稼ぎます
なるたけ早く戻っていただけると幸いです
ではグッドラック
441名無しより愛をこめて:2006/05/14(日) 15:36:31 ID:RGlsI7B30
申し訳ない。今のうちにちょっとでも書いときます。

>>435
済し崩しに巨大マノン星人と戦うことになるガラオン。巨体がぶつかり合う。
ヤズミ「あれ?隊長・・・攻撃効いてるみたいですけど」
イルマ「虚像じゃなかったの?」

宇宙船内では、レナとムナカタの援護を得たダイゴ、三人の一斉射撃により、
等身大マノン星人はあえなく倒されていた。シンジョウとホリイの拘束を解く。
シンジョウ「ふう、助かったぜ」
ホリイ「どないしょうかと思うたがな」
ダイゴ「しかし、もう一人の宇宙人は・・・」
そのとき、宇宙船が大揺れしてダイゴ達はよろめいた。
外の巨大な二体の戦いが宇宙船にも及び始めたのだ。
ムナカタ「いかん、直ぐ脱出するぞ!」
442下原正三:2006/05/14(日) 20:55:28 ID:3HQukpTp0
五人が外に出た直後に宇宙船は破壊された。残った巨大マノン星人は
なおも戦うが、ガラオンの三つの顔からのビームや笑気ガスで翻弄され、
あっさりと倒されてしまった。
ドルチェンコ「わははは、防衛軍ならまだしも、そんじょそこらの
同業者にひけは取らんわい!」
ウドチェンコ「でも、GUTSの奴らに見付かっちゃったよ」
カマチェンコ「此処は一旦退いときましょう」
ガラオンは煙幕を張り、何処へともなく姿を消した。
シンジョウ「逃げちまったか」
イルマ「まあ、深追いはやめて上に報告だけしておきましょう」
レナ「折角の休暇ですしね。花見に戻りましょう。折角だからダイゴもおいでよ」

ミジー星人トリオは又三上に相談するため、アパートに戻ったが、
三上の姿が見当たらない。
カマ「何処へ行ったのかしら」
ドル「まさか逃げたんじゃなかろうな」

三上は、上も下もわからない真っ赤な世界にいきなり連れて来られていた。
「な、何ですか?僕をどうしようっていうんですか?」
目の前では、久里虫太郎が笑っていた。
「君の力を貸して欲しいのだ。もっといい報酬を約束しよう」
443大中一昭:2006/05/15(月) 16:44:14 ID:wSrhc3qq0
GUYS出したいですよね。DASHも番組放映中に出したんですし。
あとウルトラマンネオスのスレ、もう落ちちゃってますかね。落ちてなかったらHEART関連の話について書きこんでくれるよう言っときますけど。
444防衛軍LOVE:2006/05/15(月) 20:07:09 ID:76xuYXK80
万一GUYSが大きく路線変更したりして厄介な事になったらまずいではないですか(すいません)
DASHの時は俺があらかじめ言っておくのを忘れてたんです(重ね重ねすいません)
HEARTについてはできればお願いします(マジですいません&ありがとうございます)
445名無しより愛をこめて:2006/05/15(月) 20:22:35 ID:sT5Tvddj0
ネオス現行スレ
【名作?】ウルトラマンネオス【駄作?】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1130689878/l50



446HEART広報担当:2006/05/15(月) 20:44:24 ID:dZhTpLzeO
突然の書き込み失礼いたします。
HEARTサイドのストーリーを、話数限定で書き込みをしてよろしいでしょうか?
HEART視点の話をじっくり考える機会が無かったので、一度考え
てみようかと思っています。
勿論、今後の流れに邪魔にならないような形はとりますので。

すいません、要件までですがよろしくお願い致します。
447防衛軍LOVE:2006/05/15(月) 21:29:35 ID:MZT/5/L10
是非よろしくお願いできるでしょうか?
ネオスの一話見て俺もHEARTを好きになったんです
448下原正三:2006/05/15(月) 23:22:46 ID:TR1PjJrX0
楽しみにしてます。
449HEART広報担当:2006/05/16(火) 22:42:22 ID:hQaCrhJc0
ありがとうございます。
では、早速投下させていただきます!
450HEART広報担当:2006/05/16(火) 22:45:27 ID:hQaCrhJc0
1話・発端

関東方面の山中。
現在稼働している各防衛組織----彼らと同じ『熱い心』でこの星を守る、若き
エキスパート達のチーム『HEART』の総合本部基地である。

アユミ「ちょっとちょっと!すごいよこれ!」
ヒノ「あ〜?どーしたんだぁ?」
アユミ「アカシックレコードの検索に引っかかったんだけど…宇宙人に関する
検索件数が1500件以上もある!」
ヒノ「そりゃあそうだろ。なんてったって今はダークマターの再来!なにがあ
ってもおかしくないんだぜ?」
アユミ「それもそうだけどさぁ、これ見てよ!」

アユミ隊員がキーボードに指を滑らすと、ペロリンガ星人やらバルタン星人、
最新情報ではマノン星人やミジー星人との交戦記録がリストアップされていた。
その時、定時パトロールから戻ってきたナナとカグラ、同時に隊長とともに席
を外していたウエマツが戻ってくる。

ウエマツ「どうしたんだ?何があった?」
ヒノ「これ見てくださいよウエマツさん!」

モニターを覗き込むウエマツ。
一瞬眉をひそめながら、傍らのカグラと目を見合わせる。
451HEART広報担当:2006/05/16(火) 22:47:09 ID:hQaCrhJc0
カグラ「確かに、おかしいですよね?僕たちにだって、出動要請はあってもい
いはずなのに」
ウエマツ「隊長、これは一体どういうことなんですか?」
??「その件に関しては、私が説明いたします」

いつのまにかプロジェクトルームに立っていた一人の女性。
内閣の総理府とHEARTのパイプ役であるフジワラ秘書官が、つかつかとデスク
に歩み寄る。

ミナト「フジワラ秘書官、説明をお聞かせ願えますか」
フジワラ「現在稼働中の防衛組織、その運営及び装備に投ずる資金の削減が、
財務省を通して決定されました」
ヒノ「で!その決定とウチのこの状況が、どう繋がるってんだよ」
フジワラ「HEARTは予算削減の対象として選ばれた組織、ということです」
ヒノ「はぁ!?」
フジワラ「現在交戦中の組織は、侵略者との攻防により疲弊していますが、た
いていの組織は海外に本部、もしくは特殊機関のコネクションがあり、補充が
可能です」
ヒノ「ウチだってそうだろ!国際防衛機構DJの…」
アユミ「それがねー、できないの」
ヒノ「なんでだよ!」
ミナト「我々は内閣直属の組織だ。内閣による要請がなければ出動が出来ない」
ヒノ「……!」
452HEART広報担当:2006/05/16(火) 22:48:24 ID:hQaCrhJc0
内閣による決定権いかんによりHEARTの出動が決まる。
それは過去あった出動経験からも明らかである。

アユミ「あ!」
ミナト「どうした?」

突如鳴ったBeep音と同時にモニター表示が切り替わり、レーダーが映し出され
る。

アユミ「小規模の隕石群が地球に向かって接近中です」
ミナト「各防衛隊の動きは?」
アユミ「各部隊が交戦中につき、気づいたとしても対処が遅れるかと」
ヒノ「ってことは、今動けるのは…」
ウエマツ「俺たちしかいないようだな」

状況を黙して見つめる、ミナトとフジワラ。

ミナト「秘書官、直ちに内閣府へ連絡を」
フジワラ「----解りました。これからHEART各隊員への指示は、貴方に一任いた
します」
カグラ「でも、まだ内閣府からの指示が…」
ヒノ「おいおい、この状況下だぞ?出動要請が下りない訳無いだろ?」
ナナ「そうね。まぁ、ヒノ隊員が張り切りすぎて空回りしないか、それだけが
心配だけど」
ヒノ「おいおい、一言多いんじゃねぇの?」
ウエマツ「こら、お前ら!その辺にしておけ」
453HEART広報担当:2006/05/16(火) 22:51:39 ID:hQaCrhJc0
ミナトの咳払いと同時に、全員が姿勢を正し整列する。

ミナト「各所防衛軍が交戦状態にある今、我々も共に戦う仲間として、出来る
限りの力を発揮せねばならない」
カグラ「まずは正体不明の隕石群の調査、ですね?」
ウエマツ「隊長、ご指示を」

ミナト「カグラ・ナナ両隊員はウィナー1、ウエマツ・ヒノ両隊員はウィナー2
に同乗。隕石群の落下予測地点へ急行」
アユミ「大雑把な範囲はわかるから、あとは正確な予測地点が解り次第連絡す
る----します」

面持ち凛々しく立ち並ぶ隊員らを見つめ、ミナトの凛とした声が響く。

ミナト「HEART-----出動!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

HEART----High-tech Earth Alert and Rescue Team 。
国際防衛機構DJから選抜され、各種分野に優れたエキスパートで構成された
チームである。

ウエマツ「現在都心上空を航行中。アユミ隊員、落下予測範囲はもう近いか?」
アユミ『うん、もう近くまで来てるよ。あと15分くらい』
ヒノ「ウエマツさん、さっきのデータによると、隕石群っつっても隕石一つが
せいぜい三メートルほど。何かあったら、ウィナーに搭載しているミサイルで
なんとかなりますよ」
454HEART広報担当:2006/05/16(火) 22:53:05 ID:hQaCrhJc0
ウエマツ「そうは言っても油断禁物だぞ」
ヒノ「へいへい」


眼下に映し出された、都心のネオンが煌煌と輝く。
時は既に夜を迎えていた。

アユミ「隕石群の落下予測地点が出ました。場所は……え!?」
ミナト「どうした?」


モニターを凝視するアユミ。
予測地点を確認し、傍らのミナトを見つめる。

アユミ「落下地点は……都内にある、T遊園地です」

各ウィナーに搭乗している隊員らにも、それは通達された。

カグラ「遊園地って…」
ナナ「まだ夕方で閉園まで時間がある…もしその前に隕石群が落下したら…」
ミナト『民間人への安全の確保を優先する。フェイズ1発令、各人隕石の落下
をくい止めるんだ』
ウエマツ「到達する前に破壊する!行くぞカグラ!」
カグラ「了解!」

ウィナーのエンジンを全開に遊園地へと向かう。
455HEART広報担当:2006/05/16(火) 22:54:50 ID:hQaCrhJc0
ひっそりと静まりかえった遊園地。
観覧車の巨人のような面もちを称える姿が、徐々に近づいたときだった。

アユミ「あ!」

発せられたBeep音の消失。
モニターは既にブラックアウトしている。


アユミ『隕石群が消失しました』
ヒノ「消えた、だぁ!?」
ナナ「そんな……隕石群は、一体どこに?」


突如消失した、謎の隕石群。
その正体は、果たしてなんなのか-----。

(2話へ続く)
456HEART広報担当:2006/05/16(火) 22:58:09 ID:hQaCrhJc0
今日はこの辺で終わります。
スレに書き込める行数が限られているので、もうちょっと綺麗にまとめた方が
いいかと反省してます。
(スレのSSは久々なので)

今後、ちょっと話に関わってくる『民間人』として、ネクサス関係から一人
引っ張ってこようかと思います。
2話に登場予定である、物語のキーマンと言える人物と『共通点』のあるもの
として。

ヒントは今回の1話にあります。
457HEART広報担当:2006/05/16(火) 23:04:16 ID:hQaCrhJc0
すいません!
見直したら、ネクサス関係の人物は既に登場済みだから使用不可ですね。
458下原正三:2006/05/16(火) 23:13:52 ID:XADAEFNz0
>>457
現時点では引っ掛かるほどの伏線は発生していないと思うので、
大丈夫じゃないでしょうか。最終的には防衛軍氏の処断によるでしょうが。
本編に絡むならそれはそれで何がしかフォロー考えます。

誰だろう。あの人だろうか、それともあの人か?
459HEART広報担当:2006/05/16(火) 23:16:54 ID:hQaCrhJc0
TDF極東本部・科学セクションにて。


小型デバイスを手に、宇宙ステーションV3からの映像を何度もチェックする
青年。
そこへ、のんびりと欠伸をしながら長身の男が入ってくる。

??「分析の方はどうだ?ミズノ」
ミズノ「まぁぼちぼちです。シマさんの方はどうですか?」
シマ「そーだったな、俺もつかの間の休息と言った所だ」
ミズノ「休暇を取った隊員の代わりに、カザモリが現場に入ったそうですね」
シマ「臨時とは言え、正隊員の仲間入りか。立派になったもんだなぁ、あいつ
も」
??「まーけてられないわよねぇ?大先輩のシマ隊員?」

セクションの入り口に立つ、気の強そうな女性。

シマ「!?おーおー、跳ねっ返りのお出ましか?」
ミズノ「シマさん!」
サトミ「あら、言ってくれるじゃない!」

一触即発、顔を合わせると毎度のことである。

ミズノ「喧嘩する程仲がいいって言うけど…よそでやってほしいんだけどなぁ」

のんびり呟きながら、デバイスのキーに指を滑らせた瞬間である。

ミズノ「……これは!?」

(蛇足ながら、HEART2話に続く)
460防衛軍LOVE:2006/05/17(水) 13:54:31 ID:VZjo4Tdb0
ブラボーです、HEART広報担当氏、これからもよろしくお願いします

史上最大の侵略2

アンヌ『大気圏外に出たホーク1号から緊急通信が入ったのは、それから割とすぐだったわ』
キリヤマ「ホーク3号、ホーク3号、緊急連絡、目標に防衛線を突破された、繰り返す、防衛線を突破された!!」
ホーク3号の機内に、通信機からキリヤマの叫び声が響く
ダン「了解、3号で迎撃します」
キリヤマ「こちらもすぐに向かう、頼むぞ」
ダン「了解」
ダンが無線機に応答し、操縦棒を倒す
アマギ「レーダーに目標を捕らえた、青樹が原の方へ向けて飛んでいる」
ダン「わかった、ここから近いな、アンヌ、攻撃準備は?」
アンヌ「整ってるわ」
やがてホーク3号の正面から先が三角に角ばった四角い戦闘機の様な物が飛んできた
ホーク3号と比べてかなり大きく、表面にホーク1号との戦いでついたものと思われる弾の跡があるが、煙も吹いていなければ、ふらついているわけでもない
つまり大したダメージは負っていないのだ
アマギ「あれか……」
ミサイルを放つホーク3号、しかし着弾して爆発したミサイルは飛行物体を撃墜する事はできなかった
461HEART広報担当:2006/05/17(水) 22:02:19 ID:Wlc7VOfu0
2話・少年

都内某所の遊園地。
営業を終えてひっそりと静まりかえっている。
そして遊園地から少し離れた場所にある、小さなロフト。
小さな明かりがぽつんと灯っている室内は、たくさんのバルーンで埋め尽くさ
れていた。

??「これくらいにしとこっと」

たくさんのバルーンを見つめる、一人の少年。
手にした『ライオン』のバルーンを無雑作に傍らに置くと、満足そうな笑顔を
浮かべた。

少年「ん?」

微かに耳にする爆発音。
少年はその音に誘われ、ロフトのドアを開け放つ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
462HEART広報担当:2006/05/17(水) 22:03:25 ID:Wlc7VOfu0
数分前、遊園地付近の雑木林。
少年--件の少年とは別の人物--が、何かに急き立てられ走っていた。

小さな飛行体から発せられる熱線が少年を襲う。
足下を焦がしながらも、少年は手にした包みを抱え懸命に走り抜ける。

少年「うわ!?」

枯葉に埋もれた石に躓き転倒、その拍子に手から包みが転げ落ちた。
怯えながら振り返る少年を、ゆっくりと追いつめる飛行体。

だが。

少年「!?」

突如、炎に包まれ落下する飛行体。
立て続けに飛来した光弾の直撃を受けたものらしい。
全ての飛行体が撃ち落とされると、少年は包みを手に立ち上がり、再びふらふ
らと雑木林の奥へ消えていった。
463HEART広報担当:2006/05/17(水) 22:05:28 ID:Wlc7VOfu0
さらに数分後。

ナナ「なんなの?今の飛行体は」
カグラ「解らないけど……何かを狙っていたみたいだ」
ナナ「何かって?」
カグラ「影しか見えなかったけど……」

何かを気にしながら、雑木林の奥を見つめるカグラ。
飛行体を撃ち落としたとき、爆発の発光で何かを見たらしい。

カグラ(一体こんな時間に、どうして?)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

再び遊園地敷地内のロフト。

目の前の雑木林から数回爆発音が繰り返され、ロフトの少年はオレンジの上着
を手に、雑木林の奥へ走っていった。
少年は昼間、遊園地のカフェラウンジでよく客が噂する話を何度も聞いていた。
464HEART広報担当:2006/05/17(水) 22:07:46 ID:Wlc7VOfu0
何せメディアやマスコミが一同を介して『宇宙人』関連の報道を流し、ちょっ
とした違和感すら全て『宇宙人の仕業』と騒ぎ立てる風潮にある。

だが、雑木林で遭遇したのは意外な者だった。

ロフトの少年「きみ……だれ?」

青ざめた顔で、ふらふらと歩く一人の少年。
二、三歩まで歩くと突如よろめき、その場に崩れ落ちた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

HEART本部・プロジェクトルーム。

ウエマツ「只今戻りました」
ミナト「カグラとナナはどうした」
ヒノ「あいつら、まだ戻ってないんですか?」
ウエマツ「そういえば、本部への帰投指示があった時、カグラが……」
ミナト「何かあったのか?」
465HEART広報担当:2006/05/17(水) 22:08:56 ID:Wlc7VOfu0
ウエマツ「ええ。カグラの機体が、遊園地付近の雑木林に緊急着陸を」
ヒノ「どーせあれだ、つかの間のラブラブデートじゃないんですかぁ?あいつ
ナナと一緒だったし」
ウエマツ「任務の最中だぞ、そんな馬鹿な真似をする訳がないだろ」
ヒノ「冗談です冗談!まったく、ウエマツさんは真面目だからなぁ」
ウエマツ「お前が冗談多すぎるんだ!」

半ば呆れながら、二人の様子を見つめるアユミ。
カップを手にしながらモニターに目を移すと、デバイスの通信表示が映し出さ
れる。

アユミ「隊長!外部からの通信が入ってます」
ミナト「識別信号は?」
アユミ「調べます」
ヒノ「ちょっと待った!」

ヒノがモニターを見つめ、キーに指を伸ばす。

アユミ「ちょっと!?」
ヒノ「見覚えがあんだよ!こいつは有名な防衛組織からだぜ?」
466HEART広報担当:2006/05/17(水) 22:11:19 ID:Wlc7VOfu0
アユミ「有名って…?」
ヒノ「まぁ、見てのお楽しみ。ほら!」

不貞腐れた顔でアユミがモニターを見つめる。
モニター表示の左隅に映し出されたのは『TDF』のエンブレム。
そして中央に映っている、人の良さがにじみ出ている顔の青年が、丁寧に頭を
下げる。

ミズノ『初めまして、TDF科学セクションのミズノ=タクマです』
ミナト「HEART隊長・ミナトです。一体どうされましたか」
ミズノ『あなた方に関連する、ある映像を入手しましたので、ご確認願いた
いのですが。これからデータを転送します』

言うが早いが画像が切り替わり、V3からのLIVE映像が表示される。

ヒノ「こいつ……ザム星人の円盤じゃないですか!」
ウエマツ「だが、どれもひどく損傷して----まさか、隕石群の正体は!?」
ミズノ『ええ、円盤のなれの果てです。おそらく彼らは、何らかの理由で地球
への逃亡を図ったのでしょう』
467HEART広報担当:2006/05/17(水) 22:12:48 ID:Wlc7VOfu0
ヒノ「逃亡?侵略の間違いじゃないのかぁ?」
ウエマツ「いや、彼らには地球侵略の概念など無かった。かつて、我々に対す
る復讐の念はあったにしろ」
ミズノ『それからもう一つ、確認していただきたい部分があります』

再び切り替わる画像。
ザム星人の円盤がスローモーションで消滅する様と同時に、背後に揺らめく
不気味な影。

ヒノ「何なんだよこいつは……」
アユミ「今までの記録にはないよ、こんな怪獣」
ミズノ『円盤が消滅した原因は、おそらくこの怪獣にあるのかと……』
ウエマツ「それしかなさそうだな。円盤の出現した時刻、それに消滅した時刻
との辻褄も合う」
ミナト「だが断定は出来ない。ヒノ、この映像から更に割り出しは出来るか?」
ヒノ「まー任せてください!な?アユミ隊員」
アユミ「結局あたしに頼るんだから!ま、やって出来ないことはないよ」
ミナト「では早速解析を行ってくれ。ミズノ隊員、情報提供感謝する」
ミズノ『いいえ、これくらいは……』
468HEART広報担当:2006/05/17(水) 22:14:08 ID:Wlc7VOfu0
再び何かあったら連絡をすると言い残し、ミズノとの最初の通信は切れた。

ミナト(ザム星人の円盤消失----一体これから、何が起こるというのか)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

再び遊園地のロフト。

意識を失った少年を、心配そうに見つめるロフトの少年。
少年が意識を取り戻したのを確認すると、ほっと息をついた。

少年「ここは……」
ロフトの少年「俺のウチだよ」
少年「う……?」
ロフトの少年「俺は千樹憐。きみは?」
少年「……僕は……」

一瞬瞳を曇らせる少年は、包みを抱え俯いた。
469HEART広報担当:2006/05/17(水) 22:15:19 ID:Wlc7VOfu0
憐「やっぱ、いーよ。無理してしゃべんなくて」
少年「えっ?」
憐「俺もさ、いろいろ訳あってここに住んでる。何か抱えてんのは、お互い様
っちゃお互い様だし」
少年「憐……」
憐「あ!腹減ってない?残ったカステラでいいならあるけど」
少年「うん」
憐「それにしても、外寒かったろ〜!あっついお茶も入れてやるからさ、今日
はゆっくり休みなよ」
少年「----いいのか?」
憐「もちろん!まーちょっと狭いけどさ」

手際よく茶の用意をしながら天真爛漫な笑顔を見せる憐に、怯えていた少年の
緊張も少しずつほぐれた。

(3話へ続く)
470HEART広報担当:2006/05/17(水) 22:22:05 ID:Wlc7VOfu0
お目汚し失礼いたしました。

そう言う訳でネクサスキャラ・千樹憐の登場です。

実はネオス最終話の展開を考えて、似た様な境遇の彼が登場したらどんな感じ
なのか、という興味もありました。
471銀城哲夫:2006/05/18(木) 14:32:50 ID:RWC5aFoi0
結局、本編(防衛隊員休憩&史上最大の侵略回想編)と
番外編(HEART活躍編)は最終的にはリンクするんですよね?
いや大体リンクさせてもらわないと、本編はヤプールの残党とか
地球文明とか残ってるし、一つのスレに二つの物語が存在することに
なるので、(ry OTL
472防衛軍LOVE:2006/05/18(木) 15:39:44 ID:OXjYPv2q0
史上最大の侵略3

ホーク3号の猛攻に耐え抜き、飛行物体は青樹が原に着陸した
着陸した飛行物体に更に攻撃を加えるホーク3号だったが、ビクともしない
アマギ「なんてこった…」
ダン「くそお」
そこに、宇宙から戻って来たホーク1号も到着する
キリヤマ「おのれ侵略者め……、ホーク3号、地上から攻撃だ!!」
ダン『了解』
着陸するホーク1・3号
各個のウルトラガンで武装して(フルハシのみエレクトロHガン)宇宙船に近づく隊員達
ホーク3号から降りる3人
何かの気配を感じたダンが振り返る
と、そこにはゴース星人が!
ダン「ああ」
振り向くアンヌとアマギ
アマギ「あ!」
慌てて銃を向けるアマギだったが、ゴース星人のバルーンに捕まってしまう
空に浮いて飛んでいくアマギ
アンヌ「アマギ隊員!」
続けてダンに向けてゴースバルーンを発射するゴース星人
ダン「糞」
避けてウルトラガンを発射するダン、しかしゴース星人は消えてしまう
473HEART広報担当:2006/05/18(木) 22:06:47 ID:6tuPRkIK0
異次元空間----
高次から地球の動乱を見つめる『彼ら』は、蒼き星を黙し見つめている。

『そうか…奴が動き出したか…』
『まぁいい。所詮奴など、我々の時間稼ぎに過ぎぬのだからな』
『ダークマターなど異次元の副産物。せいぜい泳がせるだけ泳がせるがいいわ』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3話・盟主

早朝・HEARTプロジェクトルーム。
緊張の面持ちで全員が見つめているのは、モニターに映し出された件の隕石
--ザム星人の円盤群--消失。

ヒノ「こいつを見てください」

カーソルに指を滑らせると、暗く澱んだ宇宙空間に、幻影のように浮かぶ影が
はっきりと現れる。
それは『悪魔』と同じ様相を呈していた。
474HEART広報担当:2006/05/18(木) 22:07:58 ID:6tuPRkIK0
ヒノ「こいつはミズノ隊員が、宇宙ステーションV3を介して送ってきたものだ。
この不気味な影----とんでもない隠…」

ヒノが言いかけた瞬間、突如モニターの映像が激しくブレ始める。

アユミ「外部からの電波ジャックだ!」
ウエマツ「一体、何者が…?」

揺らめくモニターの影から、突如不気味な形相の人物が出現する。

??<地球連邦各政府に次ぐ。24時間以内に、ザム星人の引き渡しを命ずる。
さもなくば----日本の政治機関・軍事機関全ての壊滅を強行する。
繰り返す----24時間以内に、ザム星人の引き渡しを命ずる---->

そう言い残し、不気味な形相の人物は、じわじわとその姿をモニターから消し
た。

ウエマツ「一体、どういう事だ?」
ヒノ「ザム星人、って…まだ生き残りがいるってことか!?」
475HEART広報担当:2006/05/18(木) 22:09:09 ID:6tuPRkIK0
遊園地のカフェラウンジ。
営業まで時間があるらしく、憐と少年は開店準備に追われていた。
(突然、憐が連れてきた少年に、尾白も針巣も最初は驚いていたらしい)
憐は少年を連れて、エントランス付近の掃除に行った。

憐「そっかー。お前、宇宙人なんだ」
少年「うん。僕の名前はエスラー。地球の言葉で『期待する』って言うんだ」
憐「へぇー。んじゃお前、なんか期待されてんだ?」

憐の言葉に、再び少年が顔を曇らせる。

エスラー「……怖いんだ」
憐「…えっ?」
エスラー「僕の命は…みんなを蘇らせるためにある。それは解ってるけど…」
憐「……」

エスラーの抱えている不安が何なのか。

理由は解らないにしろ、憐にはおぼろげながら、その不安が自分のことのよう
に思えてならなかった。
476HEART広報担当:2006/05/18(木) 22:10:43 ID:6tuPRkIK0
再びHEARTプロジェクトルーム。

アユミ「内閣情報部から直接通信が入ってます」
ミナト「繋いでくれ」

モニターに表示されたのは、フジワラ秘書官の緊迫した面持ちである。

フジワラ『内閣からの通達です。一刻も早く、ザム星人の生き残りを捜し出し
先の人物の要求に応じる事』
ヒノ「応じる、っつったって手がかり何もないのに探しようが…」
カグラ「手がかり…」

雑木林で見た謎の飛行体と、小さな人影がカグラの脳裏をよぎる。

カグラ「…まさかあの少年が!」
ミナト「少年とは?」
カグラ「あの飛行体が狙っていたんです!一瞬だったけど…もし彼がザム星人
の生き残りだとしたら!」
ミナト「一刻も早く、我々の手で保護しなければならない。カグラ・ナナ両隊
員は、少年を目撃した場所を重点的に調査、ヒノ・アユミ両隊員は映像の分析
を続行」
一同「了解!」
477HEART広報担当:2006/05/18(木) 22:12:29 ID:6tuPRkIK0
プロジェクトルームを後にする二人を見送り、アユミが呟く。

アユミ「もしかして情報部も…ザム星人の捕捉に動き出すかもしれないね」
ヒノ「内閣府が盟主の言葉を真に受けて…か。どーして日本政府はこう弱いも
んかねぇ」
アユミ「要求に応じたって、どうせ騙されるのに」
ウエマツ「カグラ達が先回りして、少年を保護していればいいが…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「捕捉対象と思われる少年を確認、これから向かいます」

のどかな遊園地の光景。
少し離れた所に黙して見つめる、黒服の集団。

エスラー「……」
憐「どうした?」

傍らの荷物を抱え、いきなり走り出す少年。
478HEART広報担当:2006/05/18(木) 22:13:32 ID:6tuPRkIK0
憐「!?」

更に続いて黒服の集団が、少年を追いかける。
黒服の一人の手が、少年に伸びようとした瞬間、突如何者かが立ちふさがる。
素早く相手の腕を取り、相手の力を利用して軽々と投げ飛ばす。

瑞生「憐!その子を連れて早く逃げて!」
憐「瑞生!?なんでここに…」
瑞生「いーから早くっ!」

瑞生に強く促され、憐はエスラーを連れて走り出した。

エスラー「彼女は?」
憐「瑞生なら大丈夫!」

どこともなく走り出す二人は、再び雑木林へ----

そして、再び彼らに立ちふさがる者が。

憐「あんたらは…?」
479HEART広報担当:2006/05/18(木) 22:14:47 ID:6tuPRkIK0
エスラーを庇い立つ憐に緊張が走る。

カグラ「俺たちはHEARTの者だ」
ナナ「彼を…ザム星人の生き残りを助けにきたのよ」
憐「……そ…」

緊張の糸が切れ、安堵の表情を浮かべながら突然崩れ落ちる憐。

カグラ「どうした!?しっかりしろ!」
エスラー「憐!」

HEARTの手によって保護されたエスラー。
だが、突如意識を失った憐の身に、一体何が起こったのか----。

(4話へ続く)
480HEART広報担当:2006/05/18(木) 22:15:50 ID:6tuPRkIK0
ストーリーの統一性、というご指摘を受けましてすいません。

番外編ではありますが、これも一つの物語としてつなげられるようにと思い
ます。

次回から、ウィナーによる戦闘シーンが書けるといいなぁ。
(ちなみに番外編は6話で完結というカタチにしています)
481防衛軍LOVE:2006/05/21(日) 21:41:06 ID:cL1XH6+B0
史上最大の侵略4
ダン達の方に走りよるキリヤマ達
キリヤマ「どうした、何かあったのか!」
ダン「宇宙人にアマギ隊員がやられました!」
キリヤマ「なにい!!」
ソガ「そんな」
フルハシ「なんだとお」
ダンの言葉に驚愕するキリヤマ、ソガ、フルハシ
フルハシ「ちっくしょおお」
きっと宇宙船を睨むフルハシ
エレクトロHガンを宇宙船に向けて撃ちまくるフルハシ
キリヤマ、ソガ、ダン、アンヌ、もウルトラガンを発射する
激しい攻撃が宇宙船に命中し、激しい爆発が宇宙船を包み込む
更に攻撃を続ける警備隊の面々、黒煙が噴きあがり、宇宙船を隠す
キリヤマ「よし、やめだ!」
キリヤマの命令で攻撃が止む
黒煙の中を凝視する一同
ソガ「やったか…?」
その時、怪獣の鳴き声が煙の中から響き渡り、中から真っ赤な体で、2つの口を持った怪獣が現れた
怪獣パンドンである
482HEART広報担当:2006/05/22(月) 20:15:51 ID:OMmjz1Dd0
体調崩してましてすいません。
HEART編、あと後半三話のみなのでお付き合いください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

4話・臨戦

憐はカグラとナナの手によって、近くの緊急医療施設に搬送された。
医療施設の待合室で、ナナから聞かされる意外な言葉。

カグラ「アポトーシス…?」
ナナ「ええ----体内の組織・機能が著しく低下しているわ。このまま放ってお
けばあの子は…」
カグラ「助かる方法はないのか?」
ナナ「原因がわからないのよ。一体どうして…」
??「憐には特効薬・ラファエルが必要なんです」
カグラ「えっ?」

突如投げかけられた声の主は、二人の傍らに立つ黒髪の清楚な女性。
スーツを品良く着こなす女性は、二人に向かって軽く黙礼した。
483HEART広報担当:2006/05/22(月) 20:17:02 ID:OMmjz1Dd0
カグラ「君は?」
瑞生「初めまして。TLTの野々宮瑞生です」
ナナ「TLTの方が、どうして…」
瑞生「それは…」

瑞生の口から明かされる真実。
それは彼女が--間接的ではあるのだろうが--何者かの依頼によって、憐を
『監視』していた理由に繋がるのだった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

緊迫した空気の流れるHEART・プロジェクトルーム。
少年の捕捉に失敗した内閣情報部の隊員らが、突如なだれ込んできたのである。

キサラギ「少年がHEARTによって保護された事は判っている。だから我々はここ
に来たのだよ」
ミナト「…」
484HEART広報担当:2006/05/22(月) 20:18:51 ID:OMmjz1Dd0
キサラギ「引き渡しまであと12時間だ。ミナト隊長、あなたは全日本国民の命
を失っても良いとお考えか?」
ミナト「…」
キサラギ「こうなれば…少年の居場所が判り次第、我々は内閣府の命により少
年を拘束----」
ミナト「やめたまえ!」

突如発せられる一喝。
情報部の面々に新たな緊張が走る。

ミナト「少年の命も、日本国民全員の命も…命の重さに変わりはない」
ヒノ「…ま、そーいうこったな」

物静かながらもミナトの確固たる気迫に推され、キサラギは部下を引き連れ退
去しようとした。

アユミ「また、外部から電波ジャックです!」

再びモニターに浮かび上がる、不気味な形相。
アメーバのように揺らめきながら、厳かな声が響く。
485HEART広報担当:2006/05/22(月) 20:20:12 ID:OMmjz1Dd0
盟主<ザム星人は見つかったのか?>
キサラギ「待ってくれ!あと12時間だ!かならず少年を見つけ引き渡す!」
盟主<既に時は満ちた…。我が同胞グラール…地に降り立ち災いをもたらすが
いい---->
キサラギ「なんだと!?約束が違う!」

動揺するキサラギに耳も貸さず、すっと手を挙げ声高らかに叫ぶ盟主。
モニター内の映像がさらに澱み、不気味な轟音と共に盟主の使い----禍々しき
龍が降り立ち、咆吼を上げる。
同時に、モニター表示が切り替わり衛星からの映像が映し出される。

アユミ「都心に怪獣出現!」
ミナト「フェイズ1発令、HEARTワーマー発進準備。ウエマツとヒノは各機ウィ
ナーに搭乗。怪獣の侵攻をくい止めるんだ」
一同「了解!」
486HEART広報担当:2006/05/22(月) 20:21:21 ID:OMmjz1Dd0

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

緊急医療施設。

カグラ「信じられないな、デザイナーズチャイルドなんて」
ナナ「それじゃあ貴方は、海本氏の依頼で憐君の監視を?」
瑞生「…TLTは、宇宙人関連の調査や、研究を優先していましたから…」
カグラ「でも、このままでいいのかな。薬が開発されてなければ、あの子は…」
瑞生「わかってます!……憐が…このままじゃ憐が!」

気丈に振る舞おうとしても、涙に震える声。
ナナがそっと瑞生の肩に手を置く。
黙し見守るカグラの顔にも、複雑な思いが浮かぶ。
漂う静寂の中、鳴り響く通信のコール音。

カグラ「どうしました?」
ウエマツ『都心に怪獣が出現した!お前も合流してくれ』
カグラ「了解!ナナ隊員、ここは頼む」
ナナ「わかったわ」
487HEART広報担当:2006/05/22(月) 20:23:34 ID:OMmjz1Dd0
カグラを見送るナナ、そして瑞生。

そして、静かにその様子を見守っていた一人の少年。

エスラー『憐が…死ぬ?』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

都内中心部。
発泡スチロールの塊の如き倒壊した建造物群、その中心に咆哮をあげる黄金の
龍。

ウエマツ「出来るだけ怪獣をこっちに惹きつけるんだ」
ヒノ『怪獣災害は労災下りませんからねー』
ウエマツ「冗談はそれぐらいにしておけ」

グラールに近づこうとした瞬間、頭部の鰭が発光しウィナーに向けて光がほど
ばしる。

ヒノ「うわっ!」

操縦桿を引き旋回するウィナー2。
488HEART広報担当:2006/05/22(月) 20:24:29 ID:OMmjz1Dd0
ウエマツ「ミサイル発射!」

ウィナー1が特攻を仕掛け、正面切ってグラールに着弾させる。
だが爆炎のみ上がるだけで、尚も雄叫びをあげながら都心を進む。

ヒノ「てんできかねぇやこいつ!」
ウエマツ『攻撃を一点に集中させるんだ!』
ヒノ「了解!」

散開する二機が回り込み、グラールへの攻撃を試みるが、鰭から発射される破
壊光線に阻まれる。

ヒノ「畜生!これじゃあ近づけねぇ!」
カグラ『遅くなりました!』

ビーターSX----カグラが地上で合流する。
車内のコンソールパネルを操り、地上からビーターで援護するカグラ。
ビーターのルーフ部分から、対空ビーム兵器がせり上がる。
489HEART広報担当:2006/05/22(月) 20:25:52 ID:OMmjz1Dd0
カグラ「ミディアン砲発射!」

ビーター上部の対空砲が強く発光し、グラールの背後に着弾する。
爆炎と同時に、岩のような外殻が僅かに剥がれ落ちた。

ヒノ『カグラ!今のうちに怪獣の外殻を採取するんだ!』
カグラ「えっ?」
ウエマツ『俺が引きつける間に早く!』

ウィナー1がぎりぎりまでグラールに近づき、牽制する。
その間、カグラがビーターで巨大な鉱物に近づき、塊を拾い上げる。
再びグラールから距離を置いた位置へ戻ると、そこにはウィナー2を着陸させ
たヒノが待っていた。

カグラ「ヒノ隊員!」
ヒノ「選手交代だ!うまく時間を稼いでくれ!」
カグラ「了解!」

ビーターに乗ったヒノが一端ワーマーに帰投、代わりにカグラがウィナー2に
搭乗し、怪獣を迎え撃つ。
490HEART広報担当:2006/05/22(月) 20:26:32 ID:OMmjz1Dd0
カグラ「いくぞぉー!」

パイロットを変え、宙高く舞い上がるウィナー2。
グラールに向かい特攻するも、再び鰭から発する破壊光線に阻まれる。

ウエマツ『うわっ!』
カグラ「ウエマツ隊員!?」

被弾する破壊光線に、僅かにウィナー1の機体がぶれる。
そこへ、大きく口を開けたグラールの火球が狙っている。

カグラ「冷却ミサイル発射!」

グラールの口へ向けて、吸い寄せられるように着弾するミサイル。
口から暴発する白い結晶に、グラールが激しく動揺する。

カグラ「接近しての攻撃は無理ですよ!」
ウエマツ『いや、方法はある』
491HEART広報担当:2006/05/22(月) 20:27:28 ID:OMmjz1Dd0
牽制するウィナー1の中で、グラールの巨体を見つめるウエマツ。

ウエマツ「破壊光線が発せられるタイミング…。その隙さえ掴めれば…」

果たして、HEARTはグラールに勝つことが出来るのか?

(5話へ続く)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

TDF極東基地

『HEARTは、なぜ協力要請を出さないんだ?』
『我々の装備を消費させないためでしょう。後々対峙する事となる、彼らとの
戦いに配慮して……』
『だが彼らだけでは……』
『HEARTを信じましょう。我々に出来るのはそれだけだ----』
492防衛軍LOVE:2006/05/23(火) 20:19:47 ID:24YRJqS90
史上最大の侵略5
パンドンは叫び声と共に地上に向けて火炎放射を行う
たちまち周囲は炎に包まれた
キリヤマ「うああ」
キリヤマ、ダン、フルハシの3人が炎に囲まれる
アンヌ「隊長!」
ソガ「アンヌ、ホークで戦おう」
アンヌをホークへとうながすソガ
アンヌ「わかったわ、私は3号で」
ソガ「よし」

炎の中でもがくキリヤマ、ダン、フルハシの3人
フルハシ「あっち、あち、あちい」
ダン「あああああ」
ダンが炎にまかれてしまう
キリヤマ「ああ、ダン!」
そこに空からアンヌの3号によって消火液がばら撒かれ、なんとか火は消えた
キリヤマ「ダン、大丈夫か?」
ダンに駆け寄るキリヤマとフルハシ
ダンは物凄い大火傷を負っていた
隊員服は黒く焼け焦げ、バイザーで守られていたため顔は無事だが、胸や腕の火傷は目を見張る
ダン「自分は、自分は大丈夫です……それより、それより怪獣を………」
キリヤマ「大丈夫なものか!もっと自分の体を大事にしろ!」
フルハシ「こんな怪我じゃもう戦えねえ、ダン、後は俺達に任せてそこでじっとしててくれ」
ダン「しかし……」
アンヌ『ダン…ひどい怪我……』
ダン「!アンヌ」
ビデオシーバーでダンの様子を見たアンヌは怒りに燃えた
アンヌ「許せない、ダン、仇は私が打つわ!!」
ダン『アンヌ!』
493大中千昭:2006/05/24(水) 18:06:18 ID:f1ISRqAw0
>>442より
オンボロアパート、ミジー星人の部屋。
カマ「そんなことよりどうするのよ〜!!」
ウド「僕達、今まで三上さんに任せっぱなしだったんだよな〜」
カマ「いっその事、この星に永住したら?」
ドル「馬鹿者!私によい考えがある」
カマ「どんな?」
ドルチェンコはポケットからポーチを取り出し、中に入っているものを出した。
カマ「そ、それって……もしかして………」
ドル「これはお前達に秘密にして作っていた、ポチガラオンだ」
ウド「そうだ!これを防衛隊の基地に忍び込ませて………」
ドル「そして十分情報を得たらガラオンで叩くのだ」
ウド「でも防衛隊の基地ってほとんど警備が厳重だよ」
カマ「それに、こっから遠いから面倒くさいし」
ドル「あまり遠くなくて、普段怠けてたりする組織がある。ZATだ」
494笹木守:2006/05/27(土) 22:15:21 ID:4NfSE/Sb0
ZAT基地がなんでいつも怠けているのか書いてみます。

ZAT基地では荒垣と西田が戻って来た。彼らは宇宙の情報を知るために出かけていた
からである。
「いま戻りました。ってあれ?あの二人はどうしたんですか?」
すっかり参っている光太郎と南原を指さしながら西田は二谷に聞いた。
「それは・・・」
二谷はさっき起きたことを二人に話した。
「なるほど。でも我々はあまり出動していないのだから、休まなくてもいいじゃないか?」
「そもそも思うんですけどなんで我々はあまり出動しないんでしょうか?」
西田の一言に荒垣と二谷は思わず顔を青くした。

ZATがあまり出動しない理由。それは一つの作戦にかかる費用が半端ではないからである。
何せZATが作戦は毎回大規模なため、一回作戦を実行すると国民の税金高くが跳ね上がるのだ。
こういう事情があるためTDFはZATに出撃回数を減らすようにと釘を刺したのだ。
そのためZATは普段怠けていると思われてしまっているのだった。

この事情を知る荒垣と二谷は西田にこの事実を伝えないように言い訳を考えた。
「ZATの作戦は効果的だから切り札としてTDFが温存しているんじゃないのかな?」
「それはさておき、仕事をするぞ。普段怠けているなんて思われないためにもな!」
「了解!」
こうしてZATは普段よりも厳しく仕事をすることになった。

ZATが普段から怠けている理由はこんな感じでいいでしょうか?
ZATって結構作戦が派手だし愉快なので僕自身も疑問に思っていたので。
495下原正三:2006/05/28(日) 23:46:39 ID:tQV35bXs0
そんなZAT基地の前で、ミジー星人トリオは近くのビルの陰に潜み、
ポチガラオンを忍び込ませるタイミングを測っていたが、入り口に
警備兵が並んで立っている。
他の防衛基地に比べれば薄い警備だが、それでもミジー星人にとっては
分が悪い。
カマ「警備が手薄なんじゃなかったの?」
ドル「ううむ、どうするか・・・ん?」
三人は、別の位置で基地周辺をうろついて何やら躊躇している女性を
発見した。

声を掛けて話を聞いたところ、彼女は真理と自分の名を名乗った。
ZAT隊員の北島哲也が幼馴染で、遠い国から会いに来たのだと言う。
真理「幼い頃にのっぴきならない事情で離れ離れになってしまって・・・
何とかして会いたいんですが、アポなしに部外者は通せないと言われて」
涙ながらに語る真理。カマチェンコとウドチェンコはもらい泣きし、
何処からか赤い靴の歌のメロディが悲しげに流れてくる。
ドルチェンコも真理の境遇に同情していたが、同時に思い至る。
「ふむ・・・これはいい口実に使えるな・・・ふふふ」
496下原正三:2006/05/29(月) 00:31:55 ID:uer1Ogu70
三人が協力してくれると申し出、それを聞いた真理は喜んだ。
三人と一緒に基地に入る方法を考えることになるが・・・
彼らからふと顔を背け、真理は憂えた表情になる。

宇宙から円盤で監視している侵略者、ドルズ星人。
「そうだ、真理よ。いや、我々によって改造強化されたサイボーグ怪獣・
メモールよ。ZAT基地に侵入したところで正体を現して巨大化し、
基地を破壊するのだ!」
497名無しより愛をこめて:2006/05/30(火) 03:30:40 ID:37x2okSHO
ある日突然科学特捜隊基地の基地のレーダーに巨大円盤がキャッチされた。円盤はあっと言う間に科特隊基地辿り着いた。
ムラマツ『あれはゼットン星人の円盤だ!』
円盤からゼットンが現われた。『ゼット〜ン!』不気味な鳴き声とともに基地に迫りくるゼットン。

ムラマツ『私とハヤタはビートルで、イデとアラシは地上から、フジ君はパリ本部に連絡だ』
アラシはペンシル爆弾を持ち表へ出た。
アラシ『頼む、当たってくれ!』アラシはペンシル爆弾を発射した!
しかし、ゼットンはバリアでペンシル爆弾を防いだ。
アラシ『しまった!』
ゼットンはバリアを解くと、アラシの方を向いた。

イデ『アラシっ危なーーい!』
ゼットンの火球がアラシを襲った!
アラシ『ギャーーー!』アラシは一瞬で燃え尽きてしまった…。

イデ『ちくしょー、アラシの仇だ!』イデはマルスを撃つが全く歯が立たない。
『ゼット〜ン!』非情なゼットンはイデに向けて火球を放った。イデは痛みを感じる間もなく燃え尽きてしまった。

そこへビートルが出撃態勢にはいった。ゼットンは基地を破壊し始める。
ハヤタ『イデとアラシはなにをしてんだっ!?』
ムラマツ『ハヤタ、ぐずぐずするな!』
ビートルはゼットンにミサイルを放つがすべてバリアで弾かれてしまった。バリアを解いたゼットンは間髪入れず火球を放つ!
ムラマツ・ハヤタ『うわーーーっ!!』ビートルは空中で爆発。炎上し地上に落ちる前に燃え尽きてしまった。

フジ『キャップ!ハヤタさん!』
作戦室で膝を落とすフジ隊員、崩れ落ちた外壁の間からゼットンが睨み付けているのを見た。
その瞬間ゼットンが輝いて見えた。フジ隊員の体は消えてなくなっていた。
非情かつ恐るべき力を持つゼットンの前に科学特捜隊は全滅した。
498名無しより愛をこめて:2006/05/30(火) 10:13:28 ID:xUa6O9J10
「…うわぁぁっ!」
椅子から転げ落ちて、アラシは目を覚ました。
いつの間にか眠りこけていたらしい。
「なんだ、夢か。縁起でもないな」
それにしても…あいつらいつになったら戻ってくるんだ?
499防衛軍LOVE:2006/05/30(火) 20:29:19 ID:E9/KkZSe0
史上最大の侵略6
ソガ「アンヌ、待て、一人で突っ走っちゃ危険だ」
しかしソガの警告を無視して突っ込むアンヌ
ホーク3号がミサイルを連射する
苦しむパンドン
更に攻撃を加えるアンヌ
しかしパンドンは今度はひるまずに火炎で応戦した
アンヌ「きゃああああああ」
被弾して炎上するホーク3号
ソガ「ああ、アンヌ」
そのまま地上に不時着するホーク3号、炎はまだやんでいない
フルハシ「くっそお、隊長、俺がアンヌを救出します、怪獣を頼みます」
キリヤマ「よし、ソガ、聞いての通りだ、ホークで怪獣を食い止めろ」
ソガ『了解』
地上からフルハシから渡されたエレクトロHガンでパンドンを攻撃するキリヤマ
ソガもホークで空からパンドンを攻撃する
その隙にフルハシがホーク3号に入る
やがて炎の中からアンヌを抱えたフルハシが出てきた
ダンを安全な場所に置き二人に駆け寄るキリヤマ
キリヤマ「アンヌは無事か?」
フルハシ「軽い火傷を負っているだけです、ん!ダン!!」
その時、ダンは無理やり立ち上がり、パンドンに立ち向かおうとしていた
慌てて駆け寄るキリヤマ達
500下原正三:2006/05/30(火) 23:45:50 ID:VUU1Yi8h0
>>498
各基地で待機している隊員達は、定時連絡を取り合って安全を確認する。
TAC基地から科特隊基地に連絡が来た。
北斗「こちら異常なし」
アラシ「こちらも異常なしだ」
北斗「了解。しかし不景気な面だな、アラシ」
アラシ「ほっとけ」
北斗「いかんぞ、宇宙レーダー異常がなけりゃとっくに居眠り夢の中なんてことは。
はっはっは」
北斗は夕子の差し入れてくれたおはぎと大福で満腹し、上機嫌だった。
アラシ(何でこいつ留守番なのにこんなに明るいんだ・・・?)
501防衛軍LOVE:2006/05/31(水) 21:32:36 ID:5vcvG2HW0
史上最大の侵略7
キリヤマ「ダン、無茶はよせ!」
よろめくダンを押さえつけるキリヤマ
ダン「僕が…僕が戦わないと…いけないんです……僕が…」
うわごとのように繰り返すダン
ソガ『隊長、フルハシ隊員』
ビデオシーバーからソガの声が聞こえる
ビデオシーバーを開けるキリヤマ
ソガ『俺が怪獣を食い止めます、その隙に一度戻ってください』
キリヤマ「……いや、ソガ、ここで引くわけには行かない、玉砕してでも奴は倒す!」
キリヤマの目が狼の様に爛爛と輝く
フルハシ「しかし隊長、ダンは重傷、アマギは拉致され、アンヌは負傷、ホーク3号も無しにどうやって戦うんですか?」
キリヤマ「まだホーク1号がある」
講義するフルハシに、事も無げに言ってのけるキリヤマ
キリヤマ「ソガ、一度ホークを着陸させろ、フルハシは地上からホークを援護だ」
502名無しより愛をこめて:2006/06/01(木) 08:55:08 ID:NySOSNzN0
HEARTと警備隊の外伝が終わったら、そろそろインターミッション
終わっていいですか? 余り続くとだれそうなので。
503名無しより愛をこめて:2006/06/02(金) 19:08:18 ID:dPPEygoS0
>>496より
その時ZAT基地から東と北島を乗せたウルフ777が出発した。しかし基地前にいる真理を見つけた北島はウルフ777を停車させる
北島「あ、どっかで見たような顔だなぁ…」
東「知り合い…ですか?」
北島「そうだ!真理…だろ?」
真理「………」
ドル「おお、これはこれはZATのみなさん、実はこの方が北島隊員と会いたいと言っていらっしゃいまして」
その時、東の持っていた探知機が異常な反応を示した。
真理「……!」
ミジー星人3人「わわわわわ!」
その頃ドルズ星人の宇宙船では
ドルズ「ううむ、まずいな。作戦の決行を早める。メモールよ、巨大化し東京を手当たり次第破壊しろ!」
504笹木守:2006/06/03(土) 06:07:12 ID:evJVc7ib0
いまZAT基地に残っているのは、東、西田、南原、荒垣、二谷だけで
北島は休憩中ですよ?
505名無しより愛をこめて:2006/06/03(土) 08:42:58 ID:5ZIevrsG0
>>504
そろそろ花見から帰ってきたでいいんじゃないですか?
506笹木守:2006/06/04(日) 22:47:48 ID:L5SEqtpm0
確かにそうですね。すんませんでした。

>>506

東の持っていた探知機が反応を示したので、東と北島はドルチェンコたちに
詰め寄った。
「すみませんが、荷物検査をさせて頂けませんか?」
3人は焦った。
ウドチェンコ(どうするんだ!このままじゃポチガラオンがバレるぞ!)
カマチェンコ(かと言って逃げるのもまずいわよ!)
ドルチェンコ(そんなこと言ったってな!)
だんだん顔が青くなっていくドルチェンコたちに2人が疑いを深めたその時!
真理「うっ!」
突然真理が苦しみだした。
北島「真理!いったいどうした!」
真理「来ちゃだめ!」
真理は自分に近づこうとする北島を止めた。
真理「北島さん。良く聴いて。私がいなくなったのは外国に行ったからじゃないの。
私はドルズ星人に連れて行かれたの。」
北島「何だって!」
あまりの事実に愕然となる北島。
真理「まだ私が怪獣化するには時間があるわ。早くここから逃げて!」
北島「真理!」
東「北島さん!行っちゃ駄目だ!」
東が北島を制止していると真理がしだいに光に包まれてメモールに変身した!
507笹木守:2006/06/04(日) 22:58:44 ID:L5SEqtpm0
メモールは東たちとドルチェンコたちに迫ってきた。
東「北島さん!すぐにこの場から離れて基地に連絡してください!僕が囮になります。」
北島はまったく動こうとせず呆然としている。
東「何をやっているんだ!早くしないと街が破壊されてしまいますよ!」
北島「そっそうだな・・・すぐにこの場から離れる・・・」
ショックを引きずりながらも北島はウルフ777に乗りその場を離れた。
東「あなたたちもすぐにこの場を離れてください!」
東はドルチェンコたちに呼びかけた。これは絶好の機会とばかりに3人は急いで
その場を離れた。
東はメモールを街から離すべく攻撃を開始した。
508名無しより愛をこめて:2006/06/07(水) 00:21:45 ID:6iK5KVp+0
保守
509防衛軍LOVE:2006/06/08(木) 19:30:30 ID:wSr6+DzD0
ジュン「それで、どうなったんですか?」
アンヌの話にジュンは完全に興味を示している
アンヌ「それでその後キリヤマ隊長が……」
アンヌが何か言おうとした時だった
城野「ジュン」
桜の木の下で宴会していた防衛軍の面々が急いで本部に戻る準備を始めている、その中から城野がジュンを呼びに走ってきた
ジュン「何かあったんですか?」
城野「大変よ、東京に怪獣が出現したの、基地に戻るわよ」
ジュン「わかりました、それじゃアンヌ隊員」
アンヌの方を向くジュン、アンヌは微笑む
アンヌ「がんばってね」(ウルトラ警備隊は予備部隊がいるので今日は休日)
走り去ろうとするジュンと城野
アンヌ「あ、そうだ、最後にこれだけは言わせて」
ふと、アンヌは思い出したように口を開く
振り向くジュン
アンヌ「ジュン隊員、忘れないでね、人間は一人では無い、だからこそ強いということを」
ジュンは力強くうなずくと、走っていった
アンヌはそれを敬礼で見送る
510大中千昭:2006/06/09(金) 18:37:46 ID:yTCuJqvR0
姫矢を強引に出したいので、大急ぎで番外編を書き込みます。
防衛軍とヤプールたちの戦争がひとまず休止する中、東南アジアではもうひとつの戦争が行われていた。
人間と人間の戦争である。その戦地に自ら赴くカメラマンの青年がいた。
姫矢「セラ!笑って笑って!」
二人で幸せな一時を過ごす姫矢と少女セラ。しかしその時警報が辺り一帯に鳴り響く。
姫矢「日本は異次元人と戦ってるというのに、みっともない話だ…」
セラ「准、また空襲だよ…あたし、もっと准と遊んでたい…」
一旦洞窟に逃げ込む二人。
姫矢「いいかセラ、ここは安全だ。絶対にここに残ってるんだぞ!」
セラ「やだ!あたし、もっと准といたい!」
姫矢「駄目だ!」
姫矢の気迫にシュンとなるセラ。カメラを手に走り出す姫矢。その胸は罪悪感を感じていた。
戦闘機が飛び交うなかの激しい戦闘。姫矢はその光景を次々と、鮮明にカメラに写していた。
その頃、異次元空間
ヤプールA「愚かな人類め、我らがこの地球にふさわしい」
ヤプールB「我らがジョンスン島で捕獲し、改造した怪獣帝王ゴモラよ!今こそ出撃し、愚かな人類を潰せ!」
戦場に突如現れたゴモラ(タイ版)は、自分に与えられた超能力を駆使して戦闘機を墜落させる。
姫矢「くそっ、ここにも異次元人の攻撃が…」
その時、姫矢の目に飛び込んだのは、逃げ惑う人々の中、必死に姫矢を探すセラの姿が。
姫矢を見つけ、笑顔で駆け寄ってくるセラ。次の瞬間、セラはゴモラの攻撃によって砕け散った。
姫矢「セラ…セラ…セラァー!!」
511名無しより愛をこめて:2006/06/10(土) 18:08:25 ID:zkxTbqDK0
ほしゅ。
512笹木守:2006/06/11(日) 20:36:44 ID:RtazvfiO0
>>507

その場を離れた北島は基地に連絡を取った。
「こちら北島。応答願います。」
「北島か?こちらでも怪獣の出現したことはわかっている。光太郎は無事か?」
「東は囮になって怪獣を引きつけています。」
「わかった。すぐに出撃して怪獣を撃破する。」
「待ってください!あの怪獣を攻撃しないでください!」
北島の言葉に朝比奈は疑問を感じた。
「どういうことだ?詳しく聞かせてくれ。」
「あの怪獣は・・・」
北島は悩み苦しみながらも返事をした。
「あの怪獣は私の幼馴染です。」
「どういうことだ!説明しろ!」
「彼女は幼い頃ドルズ星人と呼ばれる宇宙人に連れて行かれたそうです。
そして怪獣に改造されたそうです。」
「何てことを!」
基地のメンバーは憤った。朝比奈はすこし時間を置いて返事を返した。
「わかった。お前はすぐに東を助けに行ってくれ。」
北島は無言で無線を切るとすぐに東の所に戻って行った。
513笹木守:2006/06/11(日) 21:08:11 ID:RtazvfiO0
通信を切った朝比奈はしばらく考えた。そして皆を集めた。
「森山君。至急MACステーションに連絡を取って地球周辺に宇宙船がいないか
確認してくれ。それと各防衛チームには我々怪獣をなんとかすると伝えてくれ。」
「了解。」と言って森山は通信をしに向かった。
「私と南原はコンドルで、二谷と上野はスーパースワローで出撃して怪獣の気を
そらす。その間に荒垣と西田はスカイホエールで宇宙船を攻撃してくれ。」
「ですが隊長。宇宙船を撃墜しても彼女は人間に戻れるのでしょうか?」
西田の一言に周りは息を呑む。
「大丈夫ですよ。もしそうだとしてもチームEYESに頼めば保護してもらえますよ。」
「馬鹿者!彼女は人間なんだぞ。怪獣と同じ扱いを受ければ彼女が傷つくだけだぞ!」
荒垣に怒られた南原は押し黙った。
「とにかくいまは被害を減らすことだけ考えろ。彼女のことは後回しだ。出撃!」
こうして街と真理を同時に救う作戦が開始された。
514下原正三:2006/06/11(日) 21:12:36 ID:iCEN8MtA0
一方、安全な場所まで逃れたミジー星人トリオ。
ドルチェンコ「チャンスだ、ZATはあの怪獣に気を取られている。
怪獣を攻撃している隙にガラオンで基地を奇襲すれば・・・行くぞ、お前ら!」
しかし、カマチェンコとウドチェンコは黙って突っ立っている。
ドル「どうした? 千載一遇のチャンスなんだぞ!」
ウド「本当に、真理さんを囮にするの?」
ドル「・・・・・・」
見れば、メモールは強制的に操られ、涙を流しながら暴れている。
ドル「・・・作戦を若干変更する」

ZAT基地の正面玄関は非常態勢で浮き足立っている。その隙を見て、
ポチガラオンは遠隔操作で内部に侵入していった。

ドル「内部調査はこれでいい。続いて、メモールを援護する!」
カマ、ウド「了解!」
メモールをZATの攻撃から助けるため、ガラオンが出現した。
東「何!? もう一体の怪獣が!?」
ガラオンはメモールを庇って立ちはだかる。
515防衛軍LOVE:2006/06/11(日) 23:48:22 ID:4VgAxK+v0
メモールの出現にあわせて休暇は取りやめとなり、隊員達は次々と各基地に戻る
確かにメモール一体ならZATだけでもいいかもしれない
しかし、このチャンスをヤプールが見逃すはずは無い!

本部に駆け込んでくる郷、上野、岸田
伊吹「遅い!」
3人「申し訳ございませんでした!!」
伊吹「よし、更にもう一体怪獣が出現している、直ちに出動して殲滅しろ!!」
郷、上野、南、岸田「了解!!」
丘「隊長、ZATから攻撃を待ってほしいと連絡が入りました」
伊吹「何?」
立ち止まる隊員達
丘「どうやらあの怪獣は人間が怪獣に変身させられてしまった物のようです」
上野「なんだって」
丘「こちらであの怪獣は対処するので、攻撃は控えていただきたいと…」
岸田「しかし、なんでZATが?」
沈黙する一同
不意に通信機が鳴る
丘「はいこちらMATです、はい、はい、なんですって!!」
伊吹「どうした」
丘「ヤプールの超獣が出現しました!!」
516大中千昭:2006/06/12(月) 17:29:31 ID:Dvx1G0Mo0
>>510より
タイに出現したゴモラに対しては、ナイトレイダーが出撃した。
弧門「久しぶりの出撃ですね」
石堀「ヤプールの奴等、東京にも出現したらしい」
凪「でも私達の任務はタイの怪獣を撃退すること、東京は他のチームに任せても問題ないでしょう」
平木「そろそろ怪獣に出くわすわよ」
和倉「各機、分離して怪獣を包囲し攻撃、動きが止まったところを合体し、ウルティメットバニッシャーを使用し速急に帰還する」
全員「了解」
分離するストライクチェスター。αには和倉、βには弧門と凪、γには石堀と平木が乗っている。攻撃を開始する全機。
弧門「あ、ミッションエリアに人が!」
弧門の目線には倒れていた兵士から機関銃を取り、ゴモラに向かって走る姫矢の姿が
姫矢「くっそーうっ!」
弧門「着陸してください!」
凪「一人の不注意な人のためにみすみす大きな被害が出るのを黙ってみているわけにはいかないわ。何をしているの、撃つのよ!」
弧門は脱出ボタンに手を伸ばす。それを止めようとする凪。
凪「それは脱出ボタンじゃない!」
弧門「あの人を助けてきます。避難させ終わったら攻撃して下さい!」
そう言って脱出ボタンを押す弧門。
凪「隊長、弧門隊員が!」
平木「あの馬鹿…」
517名無しより愛をこめて:2006/06/12(月) 18:25:06 ID:VUJwYmBk0
>>514
ガラオン内のドルチェンコはメモールに呼びかける。
「防衛軍はわしらが引き受ける! 撤退しなさい・・・」
しかし、メモールはガラオンに火を吹いてきた。
「あちちちち、な、何をする!」
と、通信回線から真理の声が。
「下がってください! 私はもう自分の意思で自分を制御できないの!」
「あーっ、そうだったか!」

地上で首をかしげる東。
「仲間割れか・・・?」
「東!」
そこへ北島が駆け付けてきた。
518大中千昭:2006/06/12(月) 19:48:54 ID:Dvx1G0Mo0
>>516より
和倉「止むを得ん、弧門を援護」
弧門はディバイトランチャーを持ち、ゴモラを射撃しつつ姫矢のもとへ走った。姫矢も機関銃を撃っている。
弧門「何やっているんですか、早く避難して!」
姫矢「俺はセラの仇を取らねばいけない。逃げるわけには行かないんだ」
その時、ゴモラが二人に攻撃を仕掛ける。咄嗟に動くが気絶してしまう二人。
和倉「弧門!」
平木「見て!怪獣の様子が!」
ゴモラは怪獣念力を使い出し、辺りの次元が変化しだした。その影響はチェスター各機に影響しだした。
凪「どうなっているの!?」
石堀「これは…メタ・フィールドと同じ性質を持つ次元に辺りが変化している!」
和倉「全機緊急合体!ストライクフォーメーション」
合体したチェスターは、異次元に突入していった。
519名無しより愛をこめて:2006/06/16(金) 00:58:23 ID:Coio1NpA0
ほしゅ
520名無しより愛をこめて:2006/06/17(土) 14:08:10 ID:951TqtsG0
age
521名無しより愛をこめて:2006/06/18(日) 14:10:08 ID:4F+rViA50
今日も保守

頑張れ
522名無しより愛をこめて:2006/06/20(火) 23:17:52 ID:NN8qjZDd0
ほしゅ
523防衛軍LOVE:2006/06/23(金) 18:56:41 ID:5EzVQEKZ0
長野に突然出現したヤプールの超獣、ブラックサタン
両腕からミサイルを連射し、市街地を破壊し始める
叫び声が響き渡り、あちこちで爆発や火災が起きて、人々を襲う
逃げ惑う人々をTDFの一般隊員達が非難誘導するが、なかなかうまくいかない
ブラックサタンが逃げ惑う群集に気づき、両腕を向ける
それに気が付いた一般隊員達が群集をかばって発砲するが、ビクともしない
爆音が響き、人々の悲鳴がこだまし……
ブラックサタンがその場を退いた
空の彼方からシュビット光学ミサイルを撃ちながらマットアローが登場する
岸田「ヤプールめ!好き勝手にはさせないぞ!」
524防衛軍LOVE:2006/06/26(月) 17:52:14 ID:soNFnMTz0
伊吹「敵は一体だ、原子破壊光線砲で殲滅するぞ!」
全員「「「了解!!」」」
岸田の駆るアロー2号の先端が真っ赤に発光し、原子破壊光線砲が発射され、ブラックサタンに命中した
が……パワードゼットンさえ一撃で粉砕した原子破壊光線砲を受けてもブラックサタンは平然としている
上野「何」
伊吹「怯むな!攻撃を続けろ!!」
ブラックサタンの一つ目から光線が発射され、南と上野の乗るアロー1号に命中した
郷「うわあああああああああああああ」
南「脱出だ!」
アロー1号のコックピッドが機体本体から射出される
伊吹「郷、南!」
上野「くっそおおお」
岸田のアロー2号が再び原子破壊光線砲を発射し、今度は伊吹と上野のアロー1号もシュビット光学ミサイルを発射する
しかしやはりブラックサタンは物ともしない
上野「なんて奴だ……」

異次元空間、苦戦するMATを、ヤプールの面々は嘲笑う
ヤプールA「馬鹿め、ブラックサタンは本体をやられない限り無敵だ」
ヤプールB「ふふふ、そしてその本体がどこにいるか、奴等は知るまいて…」
ヤプールの言うブラックサタンの本体は、元々自分の住んでいたボロアパートで眠っていた
ブラックサタンの本体、それはミジー星人達に知恵を授け、ヤプールに赤い空間に連れて行かれた男
三上だった
525防衛軍LOVE:2006/06/29(木) 18:48:08 ID:c5R6HfTD0
↑訂正箇所がありました
南と上野の乗るマットアローではなく
南と郷の乗るマットアローでした
すいません
526名無しより愛をこめて:2006/06/30(金) 15:38:24 ID:pEzppEeW0
過疎ってるな…上げ
527名無しより愛をこめて:2006/07/01(土) 13:47:15 ID:tbs5xjK70
>>518
ナイトレイダーは、ゴモラの怪獣念力により異空間での戦闘をしていた
和倉「ウルティメットバニッシャー、ファイア!」
しかしウルティメットバニッシャーはゴモラには当たらなかった。光線が曲がっていったのだ
平木「どういうこと?」
石堀「おそらく怪獣のまわりには光線を歪曲させる何かがあるんだ」
その頃弧門と姫矢も、次元の歪曲に巻き込まれていた。ゴモラとナイトレイダーの戦闘をカメラに撮っていく姫矢
その時ゴモラが突然倒れこんだ。
ヤプールA「やはり地球怪獣に我らの能力を与えることは怪獣に重い負担がかかるか…」
ヤプールB「貧弱な生命などいらん」
戦いの様子を見ていたヤプールたちは、ゴモラに光線を発射した。ゴモラはひとたまりもなく爆発してしまった
528名無しより愛をこめて:2006/07/02(日) 15:11:28 ID:CbCbYod70
和倉「ミッション終了、弧門を乗せて帰還。あとはMPやホワイトスリーパーに任せ撤収」
隊員達「了解」
周り一面が焼け野原の地上に着陸するハイパーストライクチェスター。それを見ている弧門と姫矢
そこにMPの面々がやってくる。
首藤「あなたの記憶を消去させてもらう。付いてきなさい」
姫矢「記憶を消去…?そんなことはさせない」
首藤「そんな記憶、消えてしまうに越した事はない。それがあなたの為なのよ。違う?」
姫矢「俺の使命は、世界に真実を伝えること。セラのことも、さっきの怪獣のことも…何もかもをありのままの姿で世界に伝えるのがジャーナリストの使命」
弧門「……………」
弧門やMPに背を向け、その場を歩き去る姫矢。弧門のパルスブレイカーに通信が入る
和倉「弧門、帰還する。独断行動の件に関しては、あとでしっかり上層部に知らせておくからな」
529名無しより愛をこめて:2006/07/02(日) 16:30:20 ID:CbCbYod70
>>517より
北島は東に涙ながらに語った
北島「もう真理は人間じゃない…ドルズ星人の凶悪怪獣なんだ」
東「ドルズ星人?」
北島「そうだ、MACステーションが宇宙空間で発見した宇宙船に乗った宇宙人だ。奴等、以前何度も地球に飛来して、真理と同じような年の女性を次々と捕らえてたらしい」
その頃宇宙空間では、MACのおおとり隊員と梶田隊員が乗るマッキー2号と佐藤隊員が乗るマッキー3号、青島隊員率いるMACファントム部隊がドルズ星人の宇宙船を包囲、攻撃を開始しようとしていた。
佐藤「各機攻撃開始!」
青島「MACファントム部隊、各機攻撃開始!」
一斉砲撃を受けるドルズ宇宙船。内部のドルズ星人が叫ぶ
ドルズ星人「うおっ!い、いかん。残っているメモールを発進させるぞ!」
一体のメモールが発進し、青島機以外のMACファントムを次々撃墜していく。
梶田「くっそう、なんて強烈な攻撃だ!」
青島「しかし奴等、元は人間だろ?少しは手加減ってもんをしてほしいよな」
佐藤「もしかしたら、この怪獣は地上の怪獣と違い、理性が無いんじゃないか?地上の怪獣は女性に変身してZAT基地に侵入しようとしていたらしいし」
梶田「そうか!」
おおとり「さすが先輩、確かにそうかも知れませんね」
青島「梶田、おおとり!関心してる場合か!」
マッキー2号にはメモールの火炎が迫っていたのだ。
おおとり「しまった!」
梶田「うわああああああ!」
530名無しより愛をこめて:2006/07/02(日) 16:54:59 ID:CbCbYod70
佐藤「おおとり、梶田!分離するんだ!」
マッキー2号は間一髪で分離し、火炎を避けた
おおとり「あ、危なかった…」
そこに白土、松木が乗るマッキー1号がやってきた
白土「MACウランだ。これを使えば宇宙船は木っ端微塵だ」
佐藤「しかし白土、MACウランは宇宙監視強化のためのもの、それをなぜ?」
白土「だいぶ前(このSSには登場していないが)襲来したアトランタ星人を覚えているか?奴はMACウランを利用し、基地を爆破しようとした」
おおとり「そうか!それを利用すれば宇宙船だってひとたまりも無い」
白土「そういうことだ。松木隊員、発射準備は?」
松木「すぐに発射できます。爆発に私たちも巻き込まれる可能性が高いので、他の機体は後退してください」
隊員達「了解」
ドルズ星人「む、奴等後退しだした…?」
白土「MACウランミサイル、発射!」
ドルズ星人「うわあああああああ!!」
宇宙船は爆発し、MACを迎撃していたメモールも爆発に巻き込まれた
531名無しより愛をこめて:2006/07/05(水) 16:36:32 ID:4slRVNso0
保守
532防衛軍LOVE:2006/07/09(日) 09:21:09 ID:cHWySFW90
ブラックサタンの攻撃で全滅するマットアロー
伊吹達はパラシュートで脱出し、地上からマットガンで攻撃する
しかしブラックサタンは平然と前進を続ける
上野「くそお、ヤプールはなんて超獣を作ったんだ…」
物陰に隠れた上野が愚痴る
岸田「隊長、このままでは全滅です、一度後退しましょう!」
岸田と南が隠れている瓦礫の山の横の道路がブラックサタンの攻撃で爆発する
慌てて瓦礫の山を飛び出し、後ろに向かって走る二人
その後ろからブラックサタンがミサイルを連射する
ミサイル攻撃を受け、今まで2人がいた瓦礫の山が火の海と化した
伊吹「総員退避!後退だ!」
伊吹は叫び、ブラックサタンから遠ざかろうと走る、が
突如地面が揺れ始めた
MATの進路を塞ぐ形で、今度は地底からスカウトバーサークーが現れる!
岸田「な…」
一瞬唖然とするMATの面々
伊吹「!、後退」
我に返った伊吹の一喝で隊員達は散開する
その隊員達に向かって、スカウトバーサークーとブラックサタンは容赦なく攻撃を開始した
533名無しの防衛隊員:2006/07/09(日) 22:18:33 ID:eO82tK4f0
メモールの動きが鈍り、再び真理の姿に戻ろうとしていた
ヤプールA「ドルズ星人のコントロールを失ったか」
ヤプールB「では我々がコントロールするまでだ」
再び暴れ出す地上のメモール
北島「もうやめろ!真理ーっ!」
ZATガンをメモールに乱射しメモールに向かい走る北島。それを見るガラオンと東
東「北島隊員………」
ウド「真理さん、人としての理性を完全に失ってるよ…」
カマ「それって、真理さんが完全に怪獣になってるってこと?」
ドル「………そうだ!わしによい考えがある」
ガラオンは、メモールに相手を怒らせる光線、泣かせる光線、笑気ガスを交互に発射した
北島「どうするつもりなんだ!?」
東「…そうか!あの怪獣は真理さんに人間としての感情を復活させようとしているんだ!」
534名無しの防衛隊員:2006/07/09(日) 22:36:28 ID:eO82tK4f0
メモールは怒り、泣き、笑うのを繰り返すうちに、真理の姿に戻っていった
北島「真理!」
真理「北島さん!」
北島と真理はお互い駆け寄り、抱き合う。その様子を見る東と、ガラオンから降りたミジー星人3人組
ウド&カマ「よかった〜、よかった〜!」
ドル「ハッハッハ、これで一件落着になりますな」
東「そうですね!本当によかったですね!」
しかし、東の持っていた探知機が再び反応しだした
東「あれ?北島隊員。まだ宇宙人探知機が反応してますよ」
北島「ということは…」
東と北島がミジー星人3人組のほうを向こうとすると、3人はそーっとその場から逃げようとしていた
北島「あんた達か!」
ミジー星人3人組「げっ、まずいぞ、逃げろー!」
東「待てーっ!」
その時、ZAT基地から荒垣副隊長から通信が入る
荒垣「東、北島。何をしている。長野に超獣が現れ、MATが苦戦している。すぐ帰還しろ」
東&北島「了解」
535名無しの防衛隊員:2006/07/09(日) 23:30:25 ID:eO82tK4f0
異次元空間
ヤプールA「マノン星人にドルズ星人がやられたか………」
ヤプールB「所詮そこらで雇った星人は駄目か…」
???「では、私が再び力を貸そう」
ヤプールA「貴方はメフィラス星人ではないか…」
メフィラス「これより地球攻撃の指揮は私が執る。いい加減見ていられなくなったからな」
そういうメフィラスの背後には、ガッツ星人やヒッポリト星人やテンペラー星人、マグマ星人などの強豪が並んでいた

モキアンの体内
栞「ヤプールが本気を出すそうね」
クラウス「我々もそろそろ表へ出て戦ったほうがよいのではないか?」
死神「では、栞さん。あなたに自然コントロールマシン3体を授けましょう」
536名無しの防衛隊員:2006/07/10(月) 17:49:51 ID:6eiKa72W0
ボロアパートに逃げ切ったミジー星人3人組は、三上に再び侵略の手助けをしてもらおうとしていた。
しかし三上はそれは断り続ける。
三上「だ〜か〜らっ!もう協力しないって!」
ウド「どして?」
三上「久里虫太郎って人に聞いたんだ。あんた達地球を狙う宇宙人だって」
カマ「ど〜してそれを知ってるのよ」
三上「だから久里虫太郎って人に聞いたって言っただろ!とにかく、今まで僕を騙していたような人にもう協力しないからな!」
そう言って部屋のドアを閉める三上。
ドル「三上さんの様子がおかしいと思わんか?それに久里虫太郎という人物も」
ウド「確かになんか取り付かれてるような感じもしたなぁ」
ドル「良い考えがある」
そう言ってもう一度三上の部屋のドアを開くドル。三上が怒鳴ってくる
三上「だからあんた達に協力しないって言っただろう!」
その瞬間銃を撃つドルチェンコ。それに驚き三上からなにかが離れていった。銃弾は三上に当たる
ウド&カマ「あわわわわ!三上さんが!」
ドル「三上さんは大丈夫だ。こんなことだと思って威力を最弱にしておいた。それよりこいつだ」
三上に取り付いていたなにかとは、ヤプール人であった。
ヤプール「ええい、なぜ正体がばれたのだ?」
ドル「勘だ」
それを聞きずっこけるウドとカマ。
ドル「勘も大切ということだ」
そう言って銃を元の強さに戻し、ヤプール人を撃つドル。ヤプールはそれを喰らい、消滅した。

人間キャラを殺すには抵抗があったので、強引ですがこういう形にしました。
場合によっては没でも構いません
537防衛軍LOVE:2006/07/10(月) 19:33:22 ID:8ztTEeNc0
後ろをスカウトバーサークー、前をブラックサタンに挟まれたMAT
南「うわあああああああああ」
伊吹「南いいいいい」
爆発に吹き飛ぶ南、伊吹と郷が駆け寄り、瓦礫の中に運ぶ
南は腹部に血がにじみ、一目で酷い手傷を負っているのがわかる
南「う…うう」
郷「南隊員、しっかりしてください」
伊吹「南、糞、酷い傷だ…」
南「隊長、…郷、……俺にかまわず…」
伊吹「馬鹿な事を言うな」
郷「南隊員を見捨てるなんて事はできません!」
そこに額から血を流した上野と岸田が駆け込んでくる
上野「隊長、自分らが血路を開きます!」
岸田「その隙に脱出を」
伊吹「いかん、既に各防衛軍に応援要請をしておいた、援軍が来るまで持ちこたえるんだ」
上野「ここもあと少ししか持ちません!」
伊吹「…く」
伊吹の悲痛な表情を見て、郷がその場を駆け出す
岸田「あ、郷!」
上野「馬鹿、無茶はよせ」
ブラックサタンにマットシュートを撃ちまくりながら突進する郷
郷「うおおおおおおおおおおおお」
だめもとで放った郷の攻撃に、先ほどまでびくともしなかったブラックサタンが怯んだ
上野「効いている」
伊吹「郷を援護だ!」
ブラックサタンにマットシュートを撃ちまくる隊員達
しかし、流石に火力が足りず、ブラックサタンは苦しんではいるが決定打には至らない
そして、隊員達の背後から徐々にスカウトバーサークーが迫る
538名無しの防衛隊員:2006/07/11(火) 17:49:01 ID:ILwOScFY0
その時、スカウトバーサークの体が真っ二つに割れた。上空にいたのは、巨大ノコギリを装備したスカイホエールが到着したのだ
岸田「ZAT…!」
伊吹「来てくれたのか!」
荒垣「遅れて申し訳ありません!只今援護に移ります!」
東「一発で仕留める!」
スカイホエールは巨大ノコギリでブラックサタンも真っ二つにした
地上でそれを喜ぶMAT隊員たち
539防衛軍LOVE:2006/07/14(金) 20:45:43 ID:/AzQyWkw0
メモールは人間に戻り、スカウトバーサークー、ブラックサタンは倒れた
しかし、ヤプールの進撃が終わったわけではない
度重なるヤプールの攻撃に備え、六甲山の科学センターで各防衛軍の参謀、長官クラスが集まり、ヤプール対策会議が開かれる事が決まった
540名無しより愛をこめて:2006/07/15(土) 07:39:53 ID:6MrL3EAg0
>>539
スカウトバーサークを放っていたのは地底人デロスなので、
彼らの動きも気になります。
541防衛軍LOVE:2006/07/15(土) 17:21:22 ID:nZq784qv0
とりあえず当面の敵はヤプールなので・・・
それに、ちゃんと地底人や、その他の侵略者の話題も、会議の中で出てきますよ
542名無しより愛をこめて:2006/07/17(月) 14:31:13 ID:AillxQCx0
梶隊員が殉職しているって設定はどうなってる?
543名無しより愛をこめて:2006/07/17(月) 18:11:45 ID:2HQPQdNC0
一度ベムスターが来たという設定はありますが、まだ梶キャプテンが死んだとは誰も言ってませんよ
544名無しより愛をこめて:2006/07/17(月) 18:32:18 ID:2HQPQdNC0
六甲山科学センター会議室
大きな長机に、スミス長官やタケナカ参謀など、TDFの首脳達が集まっている
そして部屋の隅にはTACの面々が護衛として立っている
もちろんここにいたるまでの廊下や、シークレットハイウェイ、入り口もDASH、UGM、そしてウルトラ警備隊の面々と、TDF兵士達が固めている
更にもし敵が超獣を使って攻めてきてもいいように、六甲山の迎撃砲台もスタンバイされているし、XIGのファイターチームがスクランブル体制を整えている
完全な守りの中で、ヤプール及び侵略者対策会議が始まった
ナンゴウ「まずは、現状の確認から、行っていきたいと思います」
ナンゴウの言葉で、会議室のモニターに、ベロクロンが映る
ナンゴウ「現在我々TDFと敵対している組織で今回議題とされる、のはまずはヤプール」
画面の映像がスカウトバーサークーに変わる
ナンゴウ「次に、地底人」
鮫島「地底人はヤプールだったと考えられないのですか?」
鮫島の言葉に、ナンゴウは首を横に振る
ナンゴウ「今まで地底人とヤプールは別々に出現していました、今回同時に現れるのは、相手が手を組んだ、と考えるのが妥当でしょう」
モニターの画像がワームジャンプミサイルの画面に切り替わる
ナンゴウ「さて、本題に戻りましょう、今回の議題は、他でもない、この侵略者達に対抗する策を考えるためです」
TDF参謀「どなたか意見のある方はいらっしゃいますか?」
545防衛軍LOVE:2006/07/17(月) 18:40:58 ID:2HQPQdNC0
一方、地底、海底文明は、スカウトバーサークーに変わる新たな襲撃用怪獣として、テレスドンの強化を行っていた
エースキラー「この怪獣で問題ないのですかね?何度と無く倒されていると聞きましたよ?」
キングボックル「地上人の兵器の火力を計算に入れて設計してある、戦闘能力は保証しよう、それより、そっちの準備はできているのか?」
キングボックルの言葉に、エースキラーはふっと笑う
エースキラー「とっておきのを3体出す、それと、今度からメフィラス星人が協力してくれるらしい、そっちからも何か来るだろう」
キングボックル「来なかったら?」
エースキラー「来るさ」
546名無しの防衛隊員:2006/07/17(月) 20:28:59 ID:GCn0oH/V0
>>544より
千葉「もう一つの勢力に対してはどうするつもりなのかね」
ナンゴウ「高山君、説明を」
会議に参加していた我夢が説明を始める
我夢「その勢力に対しては、このワームジャンプミサイルでその母星を攻撃することが決定しています」
モニターが宇宙空間の映像に切り替わる
我夢「アルケミースターズの協力により、彼らの母星がこのM91星ということが判明しています」
ナンゴウ「そこをワームジャンプミサイルで攻撃するというのがその勢力に対する対抗策です」
我夢「ただ…」
タケナカ「ただ?」
我夢「ワームジャンプシステムは本来、僕達アルケミースターズが無限の宇宙に飛び出して新たな友に会う為に開発したもの、それが今では…」
高倉(TAC)「高山君、君はまだそんなことを言うかね。今はそんなことを言っている場合ではないのだよ。地球は幾多の侵略者達に狙われている。今こそその侵略者達に反撃をするべきだ」
我夢「………」
547防衛軍LOVE:2006/07/17(月) 22:39:09 ID:2HQPQdNC0
岸田(長官)「いや、待ちたまえ、ワームジャンプミサイルを使うと言ったね」
意見を述べる岸田長官
岸田(長官)「前回ヤプールの本拠を攻めた際、彼らからの攻撃があり、失敗した、今回もそんな攻撃が無いはずが無い、それに対してはどうなっているんだね?」
佐竹「TACが恒星間弾道ミサイルを研究していたが、そっちは?それにR1号を搭載するというのはどうだろう?」
岸田に続き、参謀の佐竹も意見を述べる
548名無しより愛をこめて:2006/07/18(火) 01:03:12 ID:TKRvRTdg0
梶隊員が重力制御コイルの実験中に事故で亡くなって、その後MACが壊滅した時にコイルの技術が失われたからUGMでは地球の技術に逆行したって設定があるんだが。
549防衛軍LOVE:2006/07/18(火) 16:45:23 ID:dycexxZE0
その辺はこのスレ内の独自の設定を作るって事でどうで…?
駄目でしょうか?
MACも全滅してないし…(するかどうかもわからないし…)
550名無しより愛をこめて:2006/07/18(火) 20:29:27 ID:aFcM/R3P0
>>548
円谷の公式ですか?
551名無しより愛をこめて:2006/07/18(火) 23:00:58 ID:TKRvRTdg0
>>550
うん、公式。
552名無しより愛をこめて:2006/07/18(火) 23:02:01 ID:TKRvRTdg0
コピペだが

407 名前:名無しより愛をこめて[] 投稿日:2006/07/17(月) 00:00:44 ID:5GC3g9cl0
最近出た「ウルトラ超兵器大図鑑」でこのスレ向きの
新事実(?)というか、話題がチラホラあるぞ。

・ジェットビートルは「妖星ゴラス」のVTOL機を改装したもの
・MAT基地が海底にあったため、TACスペースは海中から発進できる機能を持った。
・A1話のあの全滅した地球防衛軍はやはりTDF(であろう)、TAC基地はTDF基地を改装したもの。
・TACの時に宇宙人のオーバーテクノロジー研究が盛んに。ZAT、MACメカの重力制御コイルの実験中の事故で
 梶隊員が殉職(!!)。→このコイルのおかげでコンドル、スワロー、マッキーはあの形で空を飛べる。
・MAC壊滅により重力制御コイルのデータが喪失。→UGMメカが既存の地球テクノロジーに逆行。

今まで仮説やネタ扱いだったものが円谷公式監修により事実に昇格だ。
553名無しより愛をこめて:2006/07/26(水) 10:53:12 ID:Zgf8Mez80
保守
554名無しより愛をこめて:2006/07/29(土) 08:35:49 ID:qcrD3ayc0
ほす
555名無しより愛をこめて:2006/08/02(水) 18:35:59 ID:wlzbobA80
あげ
556名無しより愛をこめて:2006/08/09(水) 11:25:52 ID:pPXhxjn60
皆どうしたんだ
age
557名無しより愛をこめて:2006/08/11(金) 11:59:37 ID:O3bg4Q8m0
ムラマツ「待ってください、敵地を攻める手立てを考えるよりも、まずはこちらの守りを固める事を考えませんと」
科特隊代表として座っていたムラマツキャップの台詞で、場が静まった
ナンゴウ「防衛案を練ることも、確かに必要ですな・・・」
岸田「うむ・・・、確かに異次元を通って地球に来られたら宇宙ステーションXシリーズとMACステーションがどんなに守りを固めても駄目だ」
マナベ「パトロールの強化と、いつでもスクランブルできる体制を整えるしか、我々にはできないわけか」
ボガード「敵ガ地中ト異次元ジャ手が出せないナ・・・」
岸田「敵地底都市の正確な位置さえ割り出せれば、地底貫通弾で攻撃できるのだが」
ヤマオカ「ゴース星人のように敵が地底核ミサイルを使ってきたら、こちらには打つ手が無い」
鮫島「ノンマルトの残党だけでも滅ぼせればいいんだが・・・」
558名無しより愛をこめて:2006/08/13(日) 20:15:01 ID:8lR0xArF0
サワイ「では、モンスターキャッチャーを使ってみるのはどうだろうか」
ヤマオカ「モンスターキャッチャーとは?」
イルマ「私達GUTSのホリイ隊員が開発した新兵器です。これを怪獣に打ち込むことで特殊な粒子が発信され、怪獣がどこにいても小型レーダーでキャッチすることができます。これで敵拠点の正確な位置を割り出せます」
559名無しより愛をこめて:2006/08/13(日) 22:24:10 ID:UVC5i3qQ0
そこへ、GUTS本部基地・ダイブハンガーから連絡が入った。
イルマ「どうしたの、ヤズミ隊員」
ヤズミ「東京近郊の地下から、怪獣が出現しました!」

山中で吠えるテレスドン。

ヤズミ「地底人の放った怪獣と思われます」
聞いたイルマは、ヤマオカ長官にモンスターキャッチャー使用の許可を求める。
ヤマオカ「よし、それで行ってみよう」

「準備は万端でっせー」
ホリイを筆頭に、ムラナカ、シンジョウ、ダイゴ、レナ、以上の五人は、
ガッツウイング1、2号で発進した。ヤズミは中継のために本部で待機。
560名無しより愛をこめて:2006/08/15(火) 15:48:13 ID:h6E+gsYH0
600
561560:2006/08/15(火) 15:49:14 ID:h6E+gsYH0
↑失礼560
562名無しより愛をこめて:2006/08/18(金) 21:52:43 ID:SUYd3VpF0
HEART編はどうしたんだ?
563名無しより愛をこめて:2006/08/23(水) 09:28:05 ID:5hFYZNnj0
あげ
564名無しより愛をこめて:2006/08/26(土) 13:25:54 ID:ZglFqaqq0
モンスターキャッチャーってなんだ?
565名無しより愛をこめて:2006/08/31(木) 11:59:00 ID:Oo05Ps3M0
566名無しより愛をこめて:2006/08/31(木) 23:48:33 ID:T48MY4EZ0
567名無しより愛をこめて:2006/09/01(金) 08:31:58 ID:vwI219440
568名無しより愛をこめて:2006/09/01(金) 12:24:39 ID:vWsmRWNe0
569名無しより愛をこめて:2006/09/01(金) 22:35:49 ID:hTVtX+aj0
>>1さんに質問
メビウスに登場した怪獣や、「ウルトラマンVS仮面ライダー」に登場した怪獣、怪人は登場できますか?
570名無しより愛をこめて:2006/09/01(金) 22:47:11 ID:E0YzpQ7i0
>>1ではない通りすがりですが、メビウス関連は一応番組が終わるまでは
お預けという話が昔あったと思います。設定に矛盾が出るといけないので・・・
ということでしたが、どうも今過疎ってるっぽいので、活性化する意味で
ボツ覚悟でやってみるのもいいかもしれません。

「ウルトラマンVS仮面ライダー」は、まあいいんじゃないかと。
ライダーが前に出すぎるのはまずいとは思いますが。
571名無しより愛をこめて:2006/09/01(金) 23:43:13 ID:hTVtX+aj0
わかりました
572名無しより愛をこめて:2006/09/01(金) 23:54:52 ID:tJfdMIz/0
573防衛軍LOVE:2006/09/02(土) 00:15:18 ID:BNau9Bab0
いいですよ、ここもう破棄寸前だし
活性化のために是非ライダーを出現させてください
574名無しより愛をこめて:2006/09/02(土) 02:41:47 ID:jeFW3/LP0
テレスドンが山中を進撃する中、東京ではフルハシとソガがポインターに乗りパトロールをしていた。
(2人はさっきまで六甲山科学センターでの開かれた会議の護衛をしていたが、定時パトロールの時間になったので東京にいる)
フルハシ「こちらフルハシ。本部応答せよ。現在西新宿を定時パトロール中。特に異常無し」
通信隊員A「了解。引き続きパトロールを続行してください」
フルハシ「了解」
ソガ「フルハシ隊員・・・実は苛々してるんでしょう?この退屈なパトロール」
フルハシ「ソガ!我々ウルトラ警備隊はな、市民の安全と平和のためにより一層の注意を払わなければならんのだ!!……………とは言うものの、やっぱ退屈だよなあ?今頃GUTSは怪獣相手に出動してるようだし・・・俺達も出動したいよな…」
ソガ「ですよねぇ…」
そんな時、急にポインターの前に立ち塞がる人がいた。人とは言っても、蜘蛛のような体をし、黒い、骨のような服装をした人を数名引き連れていた。
慌てて停車するポインター
ソガ「うわっ!!」
フルハシがポインターから降りる
フルハシ「君達、危ないじゃないか!!うわっ!!化け物!?」
蜘蛛のような人間に襲われるフルハシ
フルハシ「きっ、君!何をするんだ!?」
蜘蛛男「俺はショッカーの改造人間蜘蛛男!ウルトラ警備隊、死ね!」
フルハシ「ショッカー?なんだそれは?」
蜘蛛男「貴様等が知る必要は無い。貴様は俺様の毒針を受けて死ぬのだ」
???「待て!その人を放せ蜘蛛男!!」
蜘蛛男「貴様は…本郷猛!!」
575名無しより愛をこめて:2006/09/02(土) 08:40:17 ID:4pnAclq20
576名無しより愛をこめて:2006/09/02(土) 13:45:38 ID:rT6gyLFW0
577防衛軍LOVE:2006/09/02(土) 14:49:54 ID:BNau9Bab0
出すのは初代と2号まででお願いしますよ
・・・敵もゲルショッカーまでで
578防衛軍LOVE:2006/09/02(土) 14:57:22 ID:BNau9Bab0
あ、それと、メビウスは悪魔で番組終わるまででお願いします
579防衛軍LOVE:2006/09/02(土) 15:14:35 ID:BNau9Bab0
テレスドンにモンスターキャッチャーを構えるダイゴ
ダイゴ「喰らえ!」
モンスターキャッチャーを発射するダイゴ

ホリィ「あかん、だめや、硬すぎてモンスターキャッチャーがくっつかんかった」
ムナカタ「何ィ!?」
咆哮するテレスドン
ムナカタ「やむ終えん、撃破するぞ」
全員「「「了解」」」
しかし、テレスドンの後ろに時空の歪みが生じて、中からブロッケン、サイゴン、マッハレスが出現した
シンジョウ「まずい、ヤプールの援軍だ!」
ムナカタ「応援要請を出せ!」
攻撃を開始する超獣と怪獣、あっという間に町は火の海と化した
580名無しより愛をこめて:2006/09/02(土) 15:24:32 ID:jeFW3/LP0
本郷は蜘蛛男に飛び掛かると、フルハシを蜘蛛男から引き離す。
本郷「さあ、早く逃げて!!」
フルハシ「俺達はウルトラ警備隊だ。そんなこと言われてはいそうですかと引き下がって市民に任せるわけにもいかないんでね!行くぞ、ソガ!」
フルハシとソガは蜘蛛男に向かい銃撃するが、効果が無い。またしても蜘蛛男に捕まる2人
本郷「仕方ないな…ライダー、変身!」
本郷は変身し、仮面ライダー1号になると、2人を助け出した
ソガ「うわ、君も奴らの仲間だったのか!?」
1号「いや、俺は君達の味方です。それよりショッカーを倒しましょう!!」
蜘蛛男「おのれライダー!やれ、戦闘員!!」
戦闘員が襲いかかる。戦闘員を銃撃するフルハシとソガ
フルハシ「こいつらは俺達に任せて、あの蜘蛛みたいな化け物を頼む!」
581名無しより愛をこめて:2006/09/02(土) 23:07:39 ID:l0N98Okl0
そういや、この世界の政府関係ってどうなってるんだろう。防衛隊レベルで全部決定してるけど。
GUTSやすーぱーGUTSがTDF傘下ということは、TDFがTPCのような国際連合的なものになっているのかな?
582名無しより愛をこめて:2006/09/03(日) 21:33:39 ID:RTxyny0d0
防衛隊会議会場にて

???「侵略者対策会議か。悪戯に武力のみに頼ろうとするのは後ろめたいところがあるからかね。」
カジ参謀「あなた方は!」
部屋に入ってきたのは病気療養中のはずのサワイ総監と名誉職に退いたヨシオカ前警務局長官であった。
警備員が慌てているところを見ると、本当に急にやってきたのだろう。政治面での地球の最高指導者と
旧軍部に絶大な影響力を持つ元最高司令官である。軽々しく動ける立場の人間ではない。
カジ「なんのことでしょうか。侵略者に立ち向かうのは当然のことです。」
ヨシオカ「二正面、三正面作戦は戦術上敗北への最短ルートだ。すでに武力だけで解決できる状況でない
     ことに気がついていないわけではあるまい。R1による対惑星攻撃も宇宙における地球の立場を
     悪化させかねん。」
ゴンドウ「しかしヨシオカさん、我々は侵略者に屈するわけには行きません!戦うしかない!」
サワイ「そのとおりだ。しかしながら、ニューフロンティア計画による海中・地中への開発計画が彼らを刺激
     したとすれば、侵略したのは我々の側となる。超古代と同じようにね。」
カジ「な、なにを」
サワイ「バルタンやペロリンガとの交渉を通じて、地球が何故侵略にさらされているのかの理由を知った。
    我々は侵略者の子孫だから、宇宙の法は我々を護ってくれないのだと。
    ノンマルトとは宇宙語で地球人という意味だそうだ。」
カジ「・・・」
サワイ「宇宙に対してノンマルトは我々人類がその情報をオメガファイルなる文書に収めて秘匿している
    と訴えているそうだ。」
ヨシオカ「わしの権限をフルにつかってようやく突き止めた。TDFの極秘ファイルに確かにその名前が存在
     している。内容はどうしても確認できなかったがな。」
ゴンドウ「そ、そんな。そんなことが。」
タケナカ長官「妄言です、侵略者共が自らを正当化しようとしているに過ぎません!」
ヨシオカ「では、ここでその内容を確認させてもらおうか、TDF長官。これはTPC総監としての公式な要請だ。
     機密保持についてもここに居るメンバーなら問題ないだろう。」
タケナカ「そ、それは。」
583名無しより愛をこめて:2006/09/03(日) 21:52:32 ID:RTxyny0d0
ヨシオカ「誤魔化しは通じんぞ。保管場所はわしの息のかかったものが確認しておる。」
どさ。突然の音に皆が注目すると、カジがその場に崩れ落ちていた。
カジ「遥か古代のことだ。そのために我々にこの星に住むことが許されないと言うのか。
   ・・・守りたかったんだ、人々を」
サワイ「宇宙文明は我々を排除しようとまでは考えていないそうだ。ただ、我々が過去を
    封印し、それを隠すために徒に武力に訴えようとしていることに嫌悪を感じる種族
    が少なくないと言う。過去を受け入れ、これからどうするかを考えなければならない。」
ヨシオカ「カジ君。元ウルトラ警備隊員であった君の思いはわからぬでもない。だが、偽り
      に立ち、それを隠すために戦乱を続けるなど、許されるべきではない。」
サワイ「諸君。TPCは地球人類間における紛争解決手段としての武力の永久放棄という理念
     によって誕生した。一つになった人類は一つになった力によって侵略を撥ね退け、
     ニューフロンティアへと進むことができた。
     私は同じこの星に住む全ての者の間でTPCの理念を共有することが必要であると
     考える。
     オメガファイルを全ての人々に公開し、罪を認識し、謝罪し、そして新たな未来を共に
     作っていくことを呼びかけよう。」
ゴンドウ「それでも。それでも、彼らが我々を許さなければ?」
ヨシオカ「戦う。滅びを受け入れるいわれは無い。我々も今ここに生きているのだ。」
サワイ「だが、語りかけ続けることを止めるべきではない。彼らの全てを滅ぼすことを選択する
    べきではない。
    私たち科学者グループがかつて武力の放棄を訴えた時、人々は絵空事だと笑った。
    だが、実現した。あきらめず、訴え続けることだ。同じこの星に生きる仲間の間で。」
584名無しより愛をこめて:2006/09/03(日) 21:53:22 ID:RTxyny0d0
あ、>>582最後のヨシオカはサワイの間違いです。
585名無しより愛をこめて:2006/09/03(日) 23:30:11 ID:laSufwam0
586名無しより愛をこめて:2006/09/04(月) 11:46:18 ID:xGaiJdSd0
587防衛軍LOVE:2006/09/04(月) 17:03:38 ID:MdfhB1W20
???「今のお言葉に、間違いはありませんか?」
突如、部屋のどこかから声が聞こえてきた
山中「何だ!」
TACガンを引き抜き、周囲を警戒する護衛のTAC隊員達
サワイ「待ちたまえ!攻撃する意思があるのなら、とっくにやってるはずだ」
???「私に戦う意思はありません」
言って、姿を現すアロマ
マナベ「君は?」
アロマ「銀河連邦所属の、地球監視班の者です」
タケナカ「目的は?」
アロマ「地球人の最終審査、そして、その結果いかんによっては・・・」
鮫島「僕滅・・・」
アロマ「そうです、しかし、その必要は無いようですね」
サワイ「おお、と言う事は」
アロマ「ノンマルトに対しては、銀河連邦側からも呼びかけを行いたいと思います」
ふと、サワイを見るムラマツ
ムラマツ「サワイ総監・・・」
サワイは目から涙を流していた
サワイ「こんなに、こんなに早く、平和に全進できるなんて・・・」
ムラマツ「まだですよ、総監、まだはじまったばかりなんです、これからが本当の平和への全進じゃないですか」
サワイ「ムラマツ君」
サワイが感動し、ムラマツの手を取った、その時だった
イイジマ「うおおおおおおおおおおおおおおお」
拳銃を抜き放つイイジマ、銃口はアロマに向けられている
今野「ああ」
山中「な!」
イイジマ「宇宙人は敵だあああああああああ」
パーン
イイジマが銃を撃ち、北斗がイイジマに体当たりをかまし、ムラマツがアロマとイイジマの間に入ったのは、ほぼ同時だった
サワイ「ムラマツ君!」
口から血を吐き、倒れるムラマツ、科学特捜隊の制服が、血に染まっていく
588574&580:2006/09/04(月) 17:50:22 ID:lesZLM7j0
>>574>>580は没で
やっぱり、一番最初のルールの「ウルトラシリーズ以外のキャラは登場不能」というのに反してるし

イイジマの行為に激怒した山中がイイジマに飛びかかろうと駆ける
山中「イイジマ、貴様ぁぁぁ!!」
竜「待て山中!!」
イイジマ「ω#$%&@σ\ー!!」
銃を乱射しながら意味不明の叫びを上げるイイジマ。飛びかかろうとした山中やその他首脳陣、TAC隊員は慌てて机に隠れ、流れ弾に当たった警備員がのた打ち回る。
キリシマ「どうした!?」
騒ぎを聞きつけてやってきたウルトラ警備隊、DASH、UGMの面々と、TDF一般兵士達は、倒れているムラマツキャップや、警備員、銃を構えるイイジマに唖然としている
オオヤマ「ムラマツキャップ!!」
カイト「どういうことなんだ?ムラマツキャップが倒れてるなんて!」
イイジマ「そいつは宇宙人だ、撃て!!」

パーン!!

銃声のあと、イイジマが膝から崩れ落ちた
ナンゴウ「心配ない。麻酔弾だ。それよりムラマツ君」
ムラマツ「…本当の平和をこの目で見る前に…倒れることになるとは…残念です…」
キリシマ「何を弱気なことを言うんです!アンヌ、応急処置を!!」
アンヌ「はい!!」
589名無しより愛をこめて:2006/09/04(月) 18:59:27 ID:nXvmB1JV0
590名無しより愛をこめて:2006/09/04(月) 23:59:44 ID:ySKGjuAQ0
>>587-588
アロマ→アルマ
イイジマ→イシジマ
キリシマ→キリヤマ
じゃないっすか?
591名無しより愛をこめて:2006/09/05(火) 00:30:54 ID:j+sPXg690
592名無しより愛をこめて:2006/09/05(火) 03:17:54 ID:u7QouT2K0
593名無しより愛をこめて:2006/09/05(火) 06:28:41 ID:dHK8KrM50
594名無しより愛をこめて:2006/09/05(火) 07:59:36 ID:5mfibu9W0
595名無しより愛をこめて:2006/09/05(火) 12:08:14 ID:cD787ly80
596名無しより愛をこめて:2006/09/05(火) 18:15:59 ID:XzwRpi2f0
>>591-595
暇人か。夏休みはもう終わったぞ?早く学校に行けよ
597名無しより愛をこめて:2006/09/05(火) 23:29:33 ID:PozE1u6i0
>>565-568
暇人か。夏休みはもう終わったぞ?早く学校に行けよ
598名無しより愛をこめて:2006/09/06(水) 00:22:33 ID:vQ+CPKQN0
599名無しより愛をこめて:2006/09/06(水) 21:25:52 ID:1/Lifv3g0
地底人&海底人共闘同盟アジトにて

アルマ『・・・ということで、和平交渉を』
地底人A「ふざけるな。侵略者と和平などありえるか」
ノンマルト「奴らは過去にも我々の都市を爆破している。今度のことも何かの罠かもしれない。」
地底人B「・・・いや、本気なのは間違いなさそうだぞ」
ノンマルト「何?」
地底人B「これを見ろ」

地上から傍受した映像の中では、全地球人類投票で対地底人・海底人和平交渉の開始が決定
されていた。さらに、大深度地下・深海底開発の中断、侵略行動が無い限り地底貫通弾の使用
を中止することが宣言されていた。

アルマ『我々もこの宣言の遵守状況を監視することは伝えてあります。圧倒的な民意もありますし
    裏切られる可能性は非常に低いと思いますよ。』
ノンマルト「しかし!奴らは侵略者なんだぞ。なんで銀河連邦が宇宙の法に反する奴らの肩を
      持つんだ?!」
アルマ『えー、端的に言うとですね、地上人「も」地球人だって言う結論が出まして、惑星内の
    内戦に過ぎないのであれば、宇宙の法に照らして判断するべきでは無い、と言うことに
    なりました』
ノンマルト「馬鹿な。奴らが地球人とはどういうことだ!」
???〈それは私から説明しよう〉

突然現れたのは金色の竜の幻影であった。外形はナースに似ているがロボットなどでは
無いことはその全身からあふれる存在感から明らかであった。

(小説版平成セブンに出てきた高次生命体です)
600名無しより愛をこめて:2006/09/06(水) 21:53:52 ID:1/Lifv3g0
金色の竜〈3000万年前、地球で光と闇の戦いがあった。ここにいる君達の種族が生まれる
      はるか前だ。その戦いで当時の地球人たちはこの世界の光の力の全てをもって
      闇がこの世界に進入することを永久に食い止めることに成功した。
      だが、戦いで地球は深く傷つき、わずかに生き残った彼らはこの星から離れた。
      そして、遥かな時を経て彼らはこの星に帰ってきた。
      その時、この星に新たに誕生していた君達の種族との間で悲劇が生まれたのだ。〉
ノンマルト「馬鹿な。そんな話が信じられるか。我々が最初の地球人だと認識されてきたはずだぞ」
金色の竜〈銀河連邦が誕生するさらに前だ。銀河連邦加盟星が地球とコンタクトした時点では
      地球に住んでいたのは君達だった。〉
アルマ『記録に残っていた、超古代人の遺伝子と地上人の遺伝子データを照合した結果、
     同一種族であることが確認されました。』
地底人「いや、待て。話がおかしいぞ。あなたは今の話を知っていた。なのに何故地上人を
     侵略者とした連邦の決議に反対しなかったのだ」
金色の竜〈例えこの星の上で生まれた種族であっても。数千万年の時を経てなお彼らの子孫である
      ということだけに正当性を求めて、平和に暮らしていた種族を攻撃するなどと言う行為が
      許されるかどうかについて、考えていた。判断する材料が足りなかった。
      だが、己の過ちを認め自らを傷つけても平和を求めようとする姿に己の内なる闇に挑み
      己の光の力と引き換えにそれを打ちはらった3000万年前の人々の姿を見た。未来へ
      進むために、全ての者の連帯を求める姿に宇宙警備隊創始者ユザレの姿を見た。
      地上人が彼らの子孫であることの資質を自ら示した以上、この星は彼らの星でもある。
      星の上での諍いに我々は干渉しない。宇宙の法は裁きをくださない〉
ノンマルト「彼らの罪を許すと言うのか」
金色の竜〈許すのではない。許さぬのでもない。その判断をする資格が我々に無くなったということだ。
      あとはあなたがたと彼らの間で解決するべきことだ。〉
601名無しより愛をこめて:2006/09/06(水) 21:58:47 ID:1/Lifv3g0
アルマ『銀河連邦は地上人への侵略者としての指定を解除し、これを全宇宙に通知します。
    あなた方への個別の助力が禁止されるわけではありません。侵略目的以外をもつ
    種族の中にはあなた方を支援する種族はまだあるかもしれません。
    ですが、もはや銀河連邦は地球上の争いに関与しません。
    あなた方が憎しみを棄て、一つの地球人として銀河連邦に加盟する日まで
    我々が直接干渉することはなくなるでしょう。
    その日を楽しみにしています。』

通信は終わった。金色の竜の存在感も消えた。後には空虚な空気だけが残っていた。
602名無しより愛をこめて:2006/09/06(水) 23:56:56 ID:+8Iu+d9O0
603防衛軍LOVE:2006/09/07(木) 01:29:17 ID:C1QYRSoq0
イーナス「とりあえず、現在行っている進撃は中止すべきでしょうね」
イーナスの言葉に、憤然となるエースキラー
エースキラー「何を言っているのです!これはあなたがたが地上にでるための、いわば当然の戦いなのです!」
キングボックル「そのとおりだ、銀連が裁かないのなら、我々自らの手で地上人を裁けばいいのだ!」
ノンマルト「だが、争う理由は無いのかもしれない、彼らは本来我々が望む最良の手段をとろうとしているのだ」
キングボックル「何を言っている!何をどうあがこうと、奴等が犯した罪は、罪なのだ!地上から、いや、地球全土から奴等を追い出すまで、断固戦うべきだ!」
エースキラー「そのとおりです、あなた方にはその権利がある!銀連の言葉など、気に止める必要は無い!」
イーナス「ヤプールの使者どの」
いつの間にか、エースキラーの周囲を数体のユートムが取り囲んでいた
イーナス「あなた方の意見は聞いていない」
無言でエースキラーは立ち尽くす
(この場で皆殺しにするか?いや、キングボックルの様な交戦派はまだいる、ここは身を引いた方が後々賢明だろう)
エースキラー「わかりました、では、仕方ありませんな。しかしイーナス、もしこのまま連中と組むような事になったら、我々はあなた方のと敵対する事をお忘れなく」
言って、エースキラーは異次元に姿を消した
604名無しより愛をこめて:2006/09/07(木) 03:46:43 ID:QgNkyGad0
605名無しより愛をこめて:2006/09/07(木) 08:24:35 ID:cpWhLklx0
606名無しより愛をこめて:2006/09/07(木) 08:38:50 ID:Pa2V/0Yx0
後日、地底文明好戦派とエースキラーは又別の場で集まっていた。
キングボックル「全く、何と言うことだ!」
アングラモン「同感だ。今更怖気づいたのか、掌を返しおって!」
エースキラー「まあそういきり立つことはない。まだ致命的に我々に不利になったわけでは」

そこへ、手を組まないかと持ちかけてきたものがいた。
現地球人類全ての抹殺が目的という意味では目的が一致している、破滅招来体一派である。
死神「我々も多数の怪獣兵器を保有し、ワームホールを使って異次元への
出入りもできます。お役に立てると思いますがね」
死神は、まず自分達の戦力の一端を見せる。

深海の底にワームホールが開き、根源破滅海神ガクゾムが出現。
現地の海底文明・リナールの都市を襲い始めた。
607名無しより愛をこめて:2006/09/07(木) 12:08:52 ID:BhkRgM2s0
608名無しより愛をこめて:2006/09/07(木) 17:59:54 ID:P+7EBy3i0
六甲山科学センターで待機していたXIGは、ガクゾム出現とGUTS苦戦の報告を受け、現地に飛び立った
ガクゾムにはチームマーリンが、GUTSの元には全ファイターチームが向かった
ファイターチームが現場に向かい、ピースキャリーがセイレーン7500をまでリナ−ルまで輸送するためそれぞれ飛び立った
609名無しより愛をこめて:2006/09/07(木) 23:43:04 ID:nDqXTKV+0
610名無しより愛をこめて:2006/09/08(金) 03:26:41 ID:gjNgLGjh0
611名無しより愛をこめて:2006/09/08(金) 08:11:27 ID:IRrsIFDN0
612名無しより愛をこめて:2006/09/08(金) 12:12:26 ID:rI7HQORG0
613名無しより愛をこめて:2006/09/08(金) 23:56:30 ID:g3YLX+YA0
614名無しより愛をこめて:2006/09/09(土) 08:17:45 ID:B2NILsfU0
615名無しより愛をこめて:2006/09/09(土) 12:13:54 ID:rbNPuCjC0
616名無しより愛をこめて:2006/09/09(土) 23:11:58 ID:d6HCkT0y0
617名無しより愛をこめて:2006/09/10(日) 07:27:00 ID:eSBzmRJe0
618名無しより愛をこめて:2006/09/10(日) 09:13:14 ID:EMpk2HKX0
ピースキャリーに襲い来るバイアクヘーの群れ。
神山「く、なんて数だ。かわしきれない。」
堤「ガグゾムが出現したんだ、これも予想しておくべきだったな。
  私の判断ミスだ。」
我夢「ぼくがファイターEXで出ます」
堤「いや、君はセイレーンで待機してくれ。海中で必要になるはずだ。」
藤宮『リナールの意思が伝えてきている。彼らから奪った力をガグゾム
   がどこかに送り出していると。
   今世界各地に出現しているバイアクヘーの本体はやはりあいつだ。
   元を断たなければ駄目だぞ、我夢』
我夢「しかし、このままでは」
堤「私が出よう。もともとEXは私の専用機だったんだぞ?」

EXで飛び立ったチーフ。熟練の空戦技術を見せるもバイアクヘーの数に
押され始める。
PAL<アブナイ>
堤「っく。ありがとう、PAL。しかし、このままでは・・・」
???『苦戦しているようですね、堤XIGチーフ』

戦闘空域に飛び込んできたのは2機のウルトラホーク1号だった。
堤『ウルトラ警備隊は会議場の護衛についているはずだが?』
カジ「自分です。ウルトラ警備隊の予備メンバーとOBですよ。」
堤『カジ参謀。人類以外を救助に向かう任務に君が協力するとはな。』
カジ「自分がうじうじと悩んでいたことが一瞬で解決してしまいました。
   プロの政治家・指導者との違いを思い知らされましたよ。
   なら、後は一怪獣退治の専門家として戦うだけです。
   この星を守る力を持つ身として守れる限りのものは守って見せます」
シロガネ予備隊隊長「後は任せてください。全機攻撃開始」
   
619名無しより愛をこめて:2006/09/11(月) 02:59:34 ID:aUDekR+U0
620名無しより愛をこめて:2006/09/11(月) 12:10:12 ID:2sXat9b80
621名無しより愛をこめて:2006/09/11(月) 23:38:41 ID:RtwHc5Az0
622名無しより愛をこめて:2006/09/13(水) 23:41:01 ID:WYAVU/Gb0
623防衛軍LOVE:2006/09/14(木) 19:19:10 ID:kvqxDmcz0
東京に向けて進行してくるバイアクヘーの群れを海上で迎撃する我等がマットアローそして防衛軍一般戦闘機隊
上野「くそ、なんて数だ」
伊吹「弱音を吐くな、都民の非難が完了するまでなんとか持ちこたえるんだ」
しかしバイアクヘーはマットアローの防衛線を突破し、次々と東京へ進行する
そんなバイアクヘーの群れに、横からレーザー攻撃が飛んできた
コバ「好き勝手にはさせないぜ」
ヒジカタ「一匹も都内に入れるな!」
会議上から応援に駆けつけたDASHの戦闘機隊である
敵と味方のビームが激しく交差する
味方の防衛軍一般戦闘機が一機、また一機と火を噴いて墜落していく
624防衛軍LOVE:2006/09/14(木) 19:21:58 ID:kvqxDmcz0
東京に向けて進行してくるバイアクヘーの群れを海上で迎撃する我等がマットアローそして防衛軍一般戦闘機隊
上野「くそ、なんて数だ」
伊吹「弱音を吐くな、都民の非難が完了するまでなんとか持ちこたえるんだ」
しかしバイアクヘーはマットアローの防衛線を突破し、次々と東京へ進行する
そんなバイアクヘーの群れに、横からレーザー攻撃が飛んできた
コバ「好き勝手にはさせないぜ」
ヒジカタ「一匹も都内に入れるな!」
会議上から応援に駆けつけたDASHの戦闘機隊である
敵と味方のビームが激しく交差する
味方の防衛軍一般戦闘機が一機、また一機と火を噴いて墜落していく
625防衛軍LOVE:2006/09/14(木) 19:24:26 ID:kvqxDmcz0
一方ZATは警官隊と組んで都内の住民の非難を行っていた
東「立ち止まらないでください、さあ、早く、こっちです」
上野「急いで、慌てないで非難してください」
空中にはバイアクヘーの襲撃を警戒して北島と南原がコンドルとスワローを飛ばしている
市民「あ、あれはなんだ!」
市民の一人が指差した先の空が割れ始めた
中からあの時パワードテレスドンと共に出現した3体の超獣が現れる
南原「糞、ヤプールめ・・・」
攻撃するコンドルとスワロー、しかし、3大超獣はビクともしない
町は完全にパニックに陥った
626防衛軍LOVE:2006/09/14(木) 19:25:06 ID:kvqxDmcz0
一方、乱心したイシジマに撃たれたムラマツキャップは六甲山科学センターから地球防衛軍のメディカルセンターに移されていた
手術室の前でうつむいて立ち尽くす隊員達
ふと、ハヤタが顔を上げる
ハヤタ「東京が危ない、・・・行こう」
ハヤタの声に、アラシとイデ、そしてフジも顔をあげた
イデ「ここでこうしていても、仕方無いですものね」
アラシ「ああ、キャップだったら、間違いなくここで行けって言うはずだ!」
ハヤタ「フジ君はここでキャップを」
フジ「はい、・・・皆、無事に帰ってきてね」
アラシ「任しとけ」
胸を張るアラシ
イデ「僕は一度本部に戻って、マルスとスパーク8を持ってきます」
ハヤタ「よし、それじゃ僕はアラシとジェットビートルで東京へ向かう、行くぞアラシ」
アラシ「おう!」
走っていく隊員達
627名無しより愛をこめて:2006/09/15(金) 12:07:04 ID:YZvjh0Nz0
628名無しより愛をこめて:2006/09/15(金) 23:35:39 ID:Bk2Smi530
629名無しより愛をこめて:2006/09/16(土) 11:35:15 ID:ByQS9JYP0
テレスドンを撃退し、3大超獣を撤退させることに成功したXIGとGUTS
しかしその上空をバイアクヘーの群れが覆う。
シンジョウ「くそっ、キリが無いぞ!!」
米田「覚悟を決めるか…。林、塚守!俺は燃料ごとSSで奴等に特攻する!後は頼んだぞ!!」
梶尾「そんな…」
慧「米田リーダー!いつか命は安売りしないと約束したのは嘘だったんですか!?」
米田「嘘ではないが、運命は自分ではどうする事も出来ない。自分には分かる。死ぬべき時が近づいていると」
630名無しより愛をこめて:2006/09/16(土) 11:56:28 ID:OrnggTTJ0
待った
テレスドン死んでない
話がうやむやになってどっかいっただけでまだ生きてるそれにGUT撤退してるしXIG今海底都市向かってる
631名無しより愛をこめて:2006/09/16(土) 12:21:09 ID:ByQS9JYP0
>>630
じゃあそのうやむやになったのをなんとかしろよ
632名無しより愛をこめて:2006/09/18(月) 03:31:15 ID:78YbK6cK0
633名無しより愛をこめて:2006/09/18(月) 07:27:24 ID:LV+8DGdb0
634名無しより愛をこめて:2006/09/18(月) 21:53:25 ID:nt54K3Ox0
635618:2006/09/19(火) 00:04:57 ID:HRdG4xzn0
>>630さん、>>608さんによるとファイターチームはGUTSの援護に向かってます。
だから自分も護衛なしのピースキャリーの援護にウルトラ警備隊(平成)が来たって展開にしてるわけで。
それとテレスドンはどうも防衛軍LOVEさんの>>603で撤退したっぽいですね。
636名無しより愛をこめて:2006/09/19(火) 07:50:49 ID:VsHZxqHf0
637名無しより愛をこめて:2006/09/19(火) 12:04:11 ID:TE3j2Caf0
638名無しより愛をこめて:2006/09/19(火) 23:19:23 ID:iSDEELSj0
639名無しより愛をこめて:2006/09/20(水) 09:18:51 ID:8WvbOEon0
640名無しより愛をこめて:2006/09/20(水) 12:05:48 ID:CSjldbgE0
641名無しより愛をこめて:2006/09/20(水) 23:57:17 ID:v2bSemiJ0
642名無しより愛をこめて:2006/09/21(木) 12:07:59 ID:IKhn4DlT0
643名無しより愛をこめて:2006/09/21(木) 23:44:50 ID:fJyJVzcx0
644名無しより愛をこめて:2006/09/22(金) 03:31:45 ID:k5H9IYPk0
645名無しより愛をこめて:2006/09/22(金) 08:04:53 ID:59qbi1sK0
646名無しより愛をこめて:2006/09/22(金) 12:19:21 ID:QcG/nQba0
647名無しより愛をこめて:2006/09/22(金) 23:24:09 ID:a4JKEj4p0
648名無しより愛をこめて:2006/09/23(土) 09:17:38 ID:G+VnPXbF0
649名無しより愛をこめて:2006/09/23(土) 11:55:36 ID:tLIkLIMe0
巖「くそ、やっとたどり着いたってのに」
XIGマーリン、セイレーン7500がガグゾムの攻撃を急転舵で回避する。
今井「くやしいがマーリンブラストじゃあ、決定打にならない。このままでは。」
横谷「撤退もやむをえませんか」
我夢「待ってください!もう少しで準備が整うはずなんです。」
巖「そうすよ、リーダー。いま地上じゃこいつの手下のせいで大事になってる。
  こいつをほっとくわけには  うあ」
一瞬巖が気を取られた瞬間、ガグゾムの攻撃の手が伸びる。
が、その時その巨体に青いレーザーが突き刺さり、セイレーンは魔手を逃れた。
アスカ「見たか、俺の超ファインプレイ!」
スーパーGUTS、ガッツマリン参上。
コウダ「横谷リーダー、お待たせしました。準備は全て整いました。」
横谷「間に合いましたか。では予定ポイントまでガグゾムをおびき出します。」
アスカ「このままでも、倒せそうだぜ?一気にぃ」
我夢「駄目です!あいつは中途半端に痛めつけても バイアクヘーを吸収して
    復活してしまう。一撃で完全に倒してしまうしかないんです。」
マイ「そうだよ、アスカ。隊長に言われたの、もう忘れたの?」
アスカ「忘れてないけどよ。なんか性にあわないんだよな、こういうの。」
コウダ「アスカ、作戦通りにやれ。予定ポイントまで後退。セイレーンと交互に
    牽制して引き寄せるぞ。」

マーリンブラスト、ブルーレーザー、ブレークシャークを交互に叩き込みながら
2隻はガグゾムを海溝の上へと誘導していく。
650名無しより愛をこめて:2006/09/23(土) 12:15:33 ID:tLIkLIMe0
小うるさい攻撃を繰り返す2隻を追いかけてきたガグゾムに、自分に最期を
もたらしたものが何か理解する時間はあったのだろうか?

海溝出口、大陸棚にへばりつくようにしてその身を隠していたクラーコフから
ネオマキシマ砲が発射され、あらわれたガグゾムの巨体を粉々に打ち砕いた。
リョウ「ネオマキシマ砲、命中。」
カリヤ「ガグゾムの生体反応、完全に消滅。」
ナカジマ「よっしゃ、いくら水中でもこれだけひきつければ十分な威力だぁ」
横谷『うまくいきましたね』
ヒビキ「そちらの我夢隊員の作戦勝ちですな。水中ではエネルギー兵器の
    有効射程が短くなる。ならば敵を至近距離までおびき寄せればいい。
    単純なようですが、コロンブスの卵的発想です。」
我夢『いえ、ネオマキシマ砲の水中改装が間に合わなければ意味がありません
   でした。スーパーガッツの技術スタッフのおかげです。』
アスカ『あんだよ、俺がうまくおとりになったからだろう』
ヒビキ「アスカ!通信は聞いとったぞ。また勝手なことをやろうとしおって。」
アスカ『うわ、やべ。』
コウダ『では隊長、これより帰還します。』
ヒビキ「うむ、後は地上が」
ジョージィ『やったよ、我夢。地上のバイアクヘーがみんな消えたよー。』
横谷『どうやらうまく行ったようですね。我々も帰還します。』
ヒビキ「とりあえず、怪獣・超獣はこれですべて片付きましたな。
    基地に帰って次の事態に備えましょう。」
651名無しより愛をこめて:2006/09/23(土) 14:49:06 ID:zzbPCf3S0
652名無しより愛をこめて:2006/09/23(土) 21:27:10 ID:k1rnFedC0
653名無しより愛をこめて:2006/09/23(土) 23:35:22 ID:DAi2+Uh60
654名無しより愛をこめて:2006/09/24(日) 03:14:36 ID:L2qYrhgK0
655名無しより愛をこめて:2006/09/25(月) 00:34:54 ID:6VY6Cpql0
656名無しより愛をこめて:2006/09/25(月) 08:05:10 ID:5fXyHqQF0
657名無しより愛をこめて:2006/09/25(月) 12:18:21 ID:lE25dKF80
658名無しより愛をこめて:2006/09/25(月) 18:29:55 ID:ctBzO+EA0
age
659名無しより愛をこめて:2006/09/25(月) 23:18:56 ID:vYxbhi+x0
660名無しより愛をこめて:2006/09/26(火) 07:41:45 ID:Fx/zx3eE0
661名無しより愛をこめて:2006/09/26(火) 23:03:46 ID:QZdhAQDW0
662名無しより愛をこめて:2006/09/27(水) 03:34:15 ID:bJd4r9BM0
663名無しより愛をこめて:2006/09/27(水) 08:04:59 ID:SKmxWSVy0
664名無しより愛をこめて:2006/09/27(水) 12:11:28 ID:j+Gjh1xI0
665名無しより愛をこめて:2006/09/27(水) 19:46:34 ID:/DXvqrA30
東京都内では、バイアクヘーは消滅したが3大超獣がまだ残っている。
防衛隊の戦闘機はあらかた撃墜され、脱出した隊員達は怪獣を地上から銃撃している。
しかし通常の銃撃程度では超獣はビクともしない。そこにジェット音が聞こえてきた。
ジェットビートルである。
東「科特隊だ!」
ヒジカタ「ハヤタ隊員。ムラマツキャップは?」
ハヤタ「キャップはこの状況なら間違いなくここで行けと言うはずです。それにキャップは絶対に地球に平和が訪れるまで死にません。これより援護しま   す」
超獣にミサイルを浴びせ始めるジェットビートル。少し遅れてやってきたイデは科特隊専用車に乗っていたため、マッハレスにしつこく追いかけられる破目になった。
666649:2006/09/27(水) 20:00:25 ID:D8uaIzt90
>>629は完全に無かったことになったのね?
じゃあ、>>650のラストを以下に差し替えます。

横谷『どうやらうまく行ったようですね。我々は一旦帰還します。』
ヒビキ「我々も基地に帰って補給を受けます。超獣の方がどうなっているかが気がかりです。」

ところで、メビウス劇場版のラスボスって公開終わったら
出していいでしょうか?
ヤプール+侵略宇宙人ときたら完全に今回の映画ですよ。
667防衛軍LOVE:2006/09/27(水) 20:46:53 ID:1So4bcC60
バキシムの回の台詞で
「ヤプールは僕と兄さん達が」
と言う台詞があるので、万一を考え、メビウス放送終了まで、Uキラーザウルスは登場させないでください
申し訳ございません
668防衛軍LOVE:2006/09/27(水) 20:48:37 ID:1So4bcC60
ここで今回の映画と同じような展開があれば、次にメビウスが終わり、GUYSが揃った時にUキラーと宇宙人連合にすれば、その時の物語は更に盛り上がりますよ
今ここで出して、後でおいしい展開がなくなるのは惜しいので、どうかお控えください
669名無しより愛をこめて:2006/09/28(木) 00:30:10 ID:1wJ4bk830
670名無しより愛をこめて:2006/09/28(木) 07:53:40 ID:2iXMgR1U0
671名無しより愛をこめて:2006/09/28(木) 12:08:50 ID:POChCSXw0
672649:2006/09/28(木) 19:56:20 ID:juMpgPkp0
>>667了解っす。

そして3大超獣はついに倒れた。当然と言えば当然である。GUTS、MAT、ZAT、DASH、
科特隊、XIGファイター全機総がかり。バイアクヘー戦で消耗していた機体も多いとは言え、
負けるはずの無い圧倒的な物量作戦であった。

キングボックル「エースキラー、なんて様だ。あれが強化した超獣の実力か?!」
エースキラー「・・・健闘したとは思うのだがな。あの状況で勝てる超獣も怪獣もいなかろう。」
激昂するキングボックルに対して、エースキラーも憮然とした表情である。
ヤプールも所詮は残党。かつてのような圧倒的な勢力は無い。3体の超獣を失ったことは
かなり痛い。
死神「おや、お二方。残念なことになりましたね。」
キングボックル「何を人事のような!そもそも貴様の出した根源破滅将来体とやらが情けない
    から、こんなことになったのではないか。」
エースキラー「貴様らは怪獣の多い星から無尽蔵に怪獣を呼び込めるのであろう?物量で
    対抗してはもらえないか?」
死神「あまり一度に多くは呼び込めのですよ。派手にやりすぎると星間問題と言うことで
   銀河連邦が出てきてしまう。宇宙警備隊とはやりあいたくありません。」
キングボックル「結局そこに行き着くのか。あのオメガファイル公開でずべてが狂ってしまった」
死神「おっと、他の星からは呼び込めぬというだけでして。この星の上で数を揃える企みは
   進めております。ただ、もう少し時間がかかりますので。時間稼ぎをお願いしたいですね。」
キングボックル「わかっている。それにこのままでは地底・海底と地上の間に完全な講和がなっ
   てしまう。 その前に景気のよい勝利が必要なのだ。皆が戦いを続けようと思うような。」

メフィラス2代目「くくく、ではこの俺が手を貸してやろう」
エースキラー「貴公は?」
メフィラス2代目「兄貴は手を引いたようだがな。この俺は地球人に意趣返しができれば
    それで良い。同じ考えの連中は結構いてな。・・・ああ、地球の覇権なんぞに俺達
    は興味ないぞ。侵略したところで警備隊の相手をする羽目になるだけだ。地球人
    を叩きのめしたいだけだ。」
673名無しより愛をこめて:2006/09/28(木) 23:20:09 ID:NNin0E/c0
674名無しより愛をこめて:2006/09/29(金) 00:16:19 ID:BPD+PmIO0
675名無しより愛をこめて:2006/09/29(金) 08:09:51 ID:PkAoqkRt0
676名無しより愛をこめて:2006/09/29(金) 12:10:20 ID:KnP+rl1I0
677名無しより愛をこめて:2006/09/29(金) 19:23:49 ID:mPtUmmSk0
わはは 勘違いしてた。>>535で名無しの防衛隊員さんが出してたの初代メフィラスだったよ。
えー、初代は力押しでは地球が手に入らないとあきらめたってことで。ちなみに2代目の
しゃべり方はメフィラス大魔王入ってます。

エースキラー「しかし、何人かは引き上げたようだが」
ガッツ、テンペラーらの姿が無い。
メフィラス2代目「少し様子見がしたいとさ。だが、アロンやブラックキングは置いていった。
    ヒッポリットやマグマ達と併せれば、かなりの戦力だぜ?搦め手も用意してるしな。」
キングボックル「搦め手だと?」
メフィラス2代目「ああ、こいつがなんだかわかるか?」
エースキラー「タバコ。人間の嗜好品だな。」
メフィラス2代目「こいつに凶暴化結晶をしこんで各防衛基地近くの自販機にばらまいた。
    下らん手だが、結構効く筈だぜ?現に奴らの首脳会議の場で暴れだしたやつがいるらしいしな。
    遅効性にしておいたから、すぐには結びつかんだろう。」
エースキラー「なるほどな。ところで、ここへやってきたと言うことは我々に何か要求があるのではないのか?」
メフィラス2代目「話が早いな。外惑星軌道と衛星軌道上の防衛網を抜くのがなかなか厄介だ。貴様らの
    技術で地上に送り込んで欲しい。俺達だけならともかく怪獣を送り込むのはなかなか手間なのでな」
678名無しより愛をこめて:2006/09/29(金) 19:33:01 ID:mPtUmmSk0
キングボックル「話はいい。まずやって見せろ!」
メフィラス2代目「おい、何を他人事みたいなことを言ってやがる。貴様らも働け。」
キングボックル「な、なに?」
メフィラス2代目「同盟なのだ。お互いに協力しなきゃならんだろう?とりあえず、俺達はまず各防衛隊基地を
    一斉に叩くつもりだが、海底のTAC基地と地底のジオベース、NR基地には手が出しにくい。貴様らが
    担当しろ。」
死神「一気にやつらの拠点を叩くと言うわけですな。キングボックル殿、あなたの希望に沿う派手な勝利が
    得られそうではありませんか」
キングボックル「そ、それは」
メフィラス2代目「おい、死神、貴様らには」
死神「わかっておりますとも。奴らの行動チームをひきつければよろしいのでしょう?環境改善マシーン、
   地球の環境を汚す人間どもを掃除するマシーンがありましてな。これを使います。広範囲に影響が及び
   ますので、市民の避難にかかりきりになりましょうな。」
エースキラー「なるほどなるほど。では我々は地底人・海底人連合の支援に回りましょう。現状では独力での
   作戦遂行はつらいでしょうからな。よろしいですな?」
キングボックル「も、もちろん。」
エースキラー(ふふ、ありがたい、地底人・海底人による攻撃が実行されれば、地球人の和平ムードも吹き飛
   ぶだろう。そうなれば、またこいつらを矢面に立たせることができる。メフィラスの腹がいまひとつ読めんが
   まぁ良い。超獣どもの怨念もたまってきた。ジャンボキングももうすぐ使える。いざとなればまとめて片付け
   てやる。)
679名無しより愛をこめて:2006/09/29(金) 23:49:15 ID:d5+0bU6Z0
680名無しより愛をこめて:2006/09/30(土) 00:38:16 ID:u79DdNWU0
680
681名無しより愛をこめて:2006/09/30(土) 07:44:06 ID:F5PAJQLf0
682名無しより愛をこめて:2006/09/30(土) 11:46:42 ID:uZmqrCxL0
現在の容量は408KB
683名無しより愛をこめて:2006/09/30(土) 12:30:35 ID:2Spd+mBj0
>>682
2ちゃん初心者からの質問
容量の限界は何KBですか?
684防衛軍LOVE:2006/09/30(土) 18:48:07 ID:k4v81NgH0
500キロバイトですよ
685名無しより愛をこめて:2006/09/30(土) 18:58:51 ID:rGUYJOhf0
荒らしが埋めに来ますし、次スレ立てますよ。
686名無しより愛をこめて:2006/09/30(土) 19:01:38 ID:rGUYJOhf0
ウルトラシリーズ防衛組織SS 2冊目
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159610450/

立ちました。
687名無しより愛をこめて:2006/09/30(土) 22:18:01 ID:2Spd+mBj0
なんかこのスレがdat落ちにならずにすんだのは、ある意味で>>681みたいな荒らしているつもりの人のおかげなのかな。
688名無しより愛をこめて:2006/09/30(土) 23:14:15 ID:tqx4Gczb0
689名無しより愛をこめて:2006/09/30(土) 23:20:26 ID:2rdKLHxg0
保守 乙!
690名無しより愛をこめて:2006/10/01(日) 00:22:53 ID:6jCXRTDB0
691名無しより愛をこめて:2006/10/01(日) 03:14:33 ID:5DC6g0RN0
692名無しより愛をこめて:2006/10/01(日) 06:07:51 ID:L9oPvwMZ0
ああ、まだいるんだ、あの人。専ブラであぼんしてるから存在を忘れてたよ。
693名無しより愛をこめて:2006/10/01(日) 07:23:11 ID:xG97KK+10
694名無しより愛をこめて:2006/10/01(日) 09:37:15 ID:AxYEs6RU0
695名無しより愛をこめて:2006/10/01(日) 15:23:28 ID:T7TcCNwv0
696名無しより愛をこめて:2006/10/01(日) 22:27:37 ID:aK7TPR0D0
697名無しより愛をこめて:2006/10/01(日) 23:31:02 ID:1T+VIu8u0
698名無しより愛をこめて:2006/10/02(月) 00:34:42 ID:q/i6F7tf0
699名無しより愛をこめて:2006/10/02(月) 08:08:27 ID:cOrDKTMk0
700名無しより愛をこめて:2006/10/02(月) 12:24:24 ID:4+Fw9BXE0
701名無しより愛をこめて:2006/10/02(月) 22:13:20 ID:dk6j75zW0
702名無しより愛をこめて:2006/10/02(月) 23:41:17 ID:f1xWr6rP0
703名無しより愛をこめて:2006/10/03(火) 00:39:24 ID:U+RlyX+z0
704名無しより愛をこめて:2006/10/03(火) 03:42:14 ID:VUmCHjbU0
705名無しより愛をこめて:2006/10/03(火) 08:04:38 ID:/sAHfx9t0
706名無しより愛をこめて:2006/10/03(火) 12:20:04 ID:cyjeiADR0
707名無しより愛をこめて:2006/10/03(火) 17:34:15 ID:veMSUTYt0
708名無しより愛をこめて:2006/10/03(火) 23:01:45 ID:dCAgqQDP0
709名無しより愛をこめて:2006/10/04(水) 00:15:11 ID:GkC1HzwM0
710名無しより愛をこめて:2006/10/04(水) 07:03:08 ID:6TlDusoN0
711名無しより愛をこめて:2006/10/04(水) 21:39:16 ID:uhnT+OMI0
712名無しより愛をこめて:2006/10/04(水) 23:02:29 ID:wo1N8mm30
713名無しより愛をこめて:2006/10/05(木) 00:10:34 ID:TX0+69Vz0
714名無しより愛をこめて:2006/10/05(木) 03:35:50 ID:Im8HMADY0
715名無しより愛をこめて:2006/10/05(木) 07:09:47 ID:TyhJDT2K0
716名無しより愛をこめて:2006/10/05(木) 12:12:37 ID:CKH+Np/E0
717名無しより愛をこめて:2006/10/05(木) 22:09:26 ID:ITzahg6Q0
718名無しより愛をこめて:2006/10/05(木) 23:16:25 ID:keU7MA+O0
719名無しより愛をこめて:2006/10/06(金) 00:51:35 ID:Bh122Cd+0
720名無しより愛をこめて:2006/10/06(金) 08:15:46 ID:psyPePfJ0
721名無しより愛をこめて:2006/10/06(金) 12:15:14 ID:7JMK3nf10
722名無しより愛をこめて:2006/10/06(金) 20:00:34 ID:EbfASb2+0
723名無しより愛をこめて:2006/10/06(金) 23:19:59 ID:p4KcLlE00
724名無しより愛をこめて:2006/10/07(土) 00:46:35 ID:vgw7MWxi0
725名無しより愛をこめて:2006/10/07(土) 03:16:11 ID:teyBg+Nx0
726名無しより愛をこめて:2006/10/07(土) 07:59:32 ID:K8fh9RZ00
727名無しより愛をこめて:2006/10/07(土) 11:57:23 ID:qs5176wl0
728名無しより愛をこめて:2006/10/07(土) 22:05:05 ID:t51kRhmo0
729名無しより愛をこめて:2006/10/07(土) 23:37:43 ID:l3Y2lyCk0
730名無しより愛をこめて:2006/10/08(日) 00:54:18 ID:8Ki7yZs20
731名無しより愛をこめて:2006/10/08(日) 07:32:48 ID:JVUtiLDV0
732名無しより愛をこめて:2006/10/08(日) 17:30:01 ID:c1z35Ucp0
733名無しより愛をこめて:2006/10/08(日) 22:04:34 ID:/gaOoR9j0
734名無しより愛をこめて:2006/10/08(日) 23:34:48 ID:EFKrAntw0
735名無しより愛をこめて:2006/10/09(月) 00:38:33 ID:PZOetTge0
736名無しより愛をこめて:2006/10/09(月) 07:20:01 ID:D+uupL+50
737名無しより愛をこめて:2006/10/09(月) 20:05:04 ID:BvzUsWVA0
738名無しより愛をこめて:2006/10/10(火) 00:56:05 ID:HBPpoNm50
739名無しより愛をこめて:2006/10/10(火) 02:27:27 ID:TWc6Vq5P0
740名無しより愛をこめて:2006/10/10(火) 11:58:35 ID:y4ywuXGS0
741名無しより愛をこめて:2006/10/10(火) 13:34:56 ID:M7aXGVbR0
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745名無しより愛をこめて:2006/10/11(水) 08:21:23 ID:1TxpCoLf0
746名無しより愛をこめて:2006/10/11(水) 12:19:45 ID:Bvy+SIHd0
747名無しより愛をこめて:2006/10/11(水) 22:16:35 ID:hC26L12V0
748名無しより愛をこめて:2006/10/11(水) 23:23:36 ID:oNpgErCk0
749名無しより愛をこめて:2006/10/12(木) 00:23:15 ID:UEvoWA6e0
750名無しより愛をこめて:2006/10/12(木) 03:24:49 ID:vUCPdaxQ0
751名無しより愛をこめて:2006/10/12(木) 07:28:01 ID:c/km/oGS0
752名無しより愛をこめて:2006/10/12(木) 12:04:54 ID:4XRa14JG0
753名無しより愛をこめて:2006/10/12(木) 17:04:15 ID:IKdyfxZM0
754名無しより愛をこめて:2006/10/12(木) 21:34:19 ID:0TGt6EG50
755名無しより愛をこめて:2006/10/12(木) 22:19:02 ID:JK1ZH8JQ0
756名無しより愛をこめて:2006/10/13(金) 00:30:46 ID:csTSdwSP0
757名無しより愛をこめて:2006/10/13(金) 03:56:06 ID:e5oAYBO80
758名無しより愛をこめて:2006/10/13(金) 08:32:35 ID:FV/1EXKy0
759名無しより愛をこめて:2006/10/13(金) 12:03:59 ID:PtprfBas0
760名無しより愛をこめて:2006/10/13(金) 22:30:27 ID:kSXQRLnO0
761名無しより愛をこめて:2006/10/13(金) 23:58:17 ID:6U2aSyhB0
762名無しより愛をこめて:2006/10/14(土) 00:31:08 ID:E8HjYook0
763名無しより愛をこめて:2006/10/14(土) 03:17:44 ID:WpdZENWp0
764名無しより愛をこめて:2006/10/14(土) 07:41:41 ID:8OP2gika0
765名無しより愛をこめて:2006/10/14(土) 12:03:18 ID:mTUE8AzK0
766名無しより愛をこめて:2006/10/14(土) 12:23:43 ID:By3cr5Rd0
>>693-765
よっぽど暇人のようだな。少し外の空気を吸ってみたらどうだ?
767名無しより愛をこめて:2006/10/14(土) 16:44:07 ID:9R0ZHz2j0
768名無しより愛をこめて:2006/10/14(土) 21:45:26 ID:d1GLhznA0
769名無しより愛をこめて:2006/10/14(土) 23:35:17 ID:1h5scoGl0
770名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 00:24:16 ID:1geC0Ei40
771名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 03:30:35 ID:Y2iDhxN40
772名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 06:44:10 ID:1sNi1f7C0
773名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 22:32:54 ID:iHjNMMIx0
774名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 23:57:05 ID:Ztosxbjr0
775名無しより愛をこめて:2006/10/16(月) 00:51:32 ID:Dq3w8YV80
776名無しより愛をこめて:2006/10/16(月) 03:58:59 ID:uXmD3l3V0
777名無しより愛をこめて:2006/10/16(月) 07:55:27 ID:RckcEg+R0
778名無しより愛をこめて:2006/10/16(月) 12:12:52 ID:AxL5YnY60
779名無しより愛をこめて:2006/10/16(月) 17:05:15 ID:l/TA5yDy0
780名無しより愛をこめて:2006/10/16(月) 22:07:23 ID:/T4vc7DP0
781名無しより愛をこめて:2006/10/16(月) 23:23:00 ID:3K78zfEC0
782名無しより愛をこめて:2006/10/17(火) 03:23:51 ID:2vk/hWUz0
783名無しより愛をこめて:2006/10/17(火) 06:50:56 ID:Dd2jQZ2E0
784名無しより愛をこめて:2006/10/17(火) 12:10:17 ID:xllVIllI0
785名無しより愛をこめて:2006/10/17(火) 16:43:30 ID:62xjc8lg0
786名無しより愛をこめて:2006/10/17(火) 22:40:20 ID:k/iAYLA60
787名無しより愛をこめて:2006/10/17(火) 23:56:03 ID:Mr/CDwn/0
788名無しより愛をこめて:2006/10/18(水) 03:20:09 ID:fBeLDtQh0
789名無しより愛をこめて:2006/10/18(水) 07:52:35 ID:D3Z/H6Lp0
790名無しより愛をこめて:2006/10/18(水) 12:22:51 ID:HLjjTo/c0
791名無しより愛をこめて:2006/10/18(水) 16:34:31 ID:b8HEM1NB0
792名無しより愛をこめて:2006/10/18(水) 21:57:13 ID:R5In1U1X0
793名無しより愛をこめて:2006/10/18(水) 23:09:05 ID:iOJ+hmzm0
794名無しより愛をこめて:2006/10/19(木) 03:30:17 ID:E2ctSn/P0
795名無しより愛をこめて:2006/10/19(木) 08:20:17 ID:DLv7mYOd0
796名無しより愛をこめて:2006/10/19(木) 12:07:43 ID:tPAblEAO0
797名無しより愛をこめて:2006/10/19(木) 16:59:12 ID:A+KSp8gh0
798名無しより愛をこめて:2006/10/19(木) 21:29:59 ID:w9r6SE6J0
799名無しより愛をこめて:2006/10/19(木) 23:05:48 ID:eIo2IEHE0
800名無しより愛をこめて:2006/10/19(木) 23:50:06 ID:8OKFyodh0
801名無しより愛をこめて:2006/10/20(金) 00:17:14 ID:kRHXEyOR0
802名無しより愛をこめて:2006/10/20(金) 03:41:18 ID:CFdc5iem0
803名無しより愛をこめて:2006/10/20(金) 07:13:31 ID:jj1/shHM0
804名無しより愛をこめて:2006/10/20(金) 08:01:22 ID:GhWgEaVG0
805名無しより愛をこめて:2006/10/20(金) 12:06:05 ID:aS4N5Z240
806名無しより愛をこめて:2006/10/20(金) 18:13:58 ID:aRLs0d+N0
>>767-805
よっぽど暇人のようだな。少し外の空気を吸ってみたらどうだ?
807名無しより愛をこめて:2006/10/20(金) 22:29:43 ID:AwsmZmkF0
808名無しより愛をこめて:2006/10/20(金) 23:54:03 ID:oKhcbEdC0
809名無しより愛をこめて:2006/10/21(土) 00:20:04 ID:UeUMVZwn0
810名無しより愛をこめて:2006/10/21(土) 03:18:10 ID:Cqq9ieaz0
811名無しより愛をこめて:2006/10/21(土) 07:59:50 ID:xyCbYQzw0
812名無しより愛をこめて:2006/10/21(土) 12:22:04 ID:uSUeo9Mg0
813名無しより愛をこめて:2006/10/21(土) 21:34:30 ID:+HNnkKek0
814名無しより愛をこめて:2006/10/21(土) 23:48:31 ID:/wQYZD+s0
815名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 03:11:52 ID:n6HTrBUc0
816名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 07:08:18 ID:InWX6Sjj0
817名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 15:45:31 ID:p5FJxNSx0
818名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 19:53:08 ID:ZKlQG/Lg0
819名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 22:36:20 ID:oPhptQnD0
820名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 23:54:11 ID:g2t3YRg90
821名無しより愛をこめて:2006/10/23(月) 00:46:20 ID:iDS1zuic0
822名無しより愛をこめて:2006/10/23(月) 03:57:10 ID:lymZZzWm0
823名無しより愛をこめて:2006/10/23(月) 07:58:00 ID:COBzfpKa0
824名無しより愛をこめて:2006/10/23(月) 12:15:37 ID:2Ep7q6Kt0
825名無しより愛をこめて:2006/10/23(月) 16:25:17 ID:DmEDZovb0
826名無しより愛をこめて:2006/10/24(火) 16:08:47 ID:ORu+qCQN0
827名無しより愛をこめて:2006/10/24(火) 22:46:45 ID:Pw11G6F70
828名無しより愛をこめて:2006/10/24(火) 23:48:08 ID:3Uuy6QX60
829名無しより愛をこめて:2006/10/25(水) 03:54:26 ID:GAAFacrI0
830名無しより愛をこめて:2006/10/25(水) 08:02:33 ID:6KBUqFn40
831名無しより愛をこめて:2006/10/25(水) 12:02:55 ID:JCIpe2tT0
832名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 22:30:00 ID:09mlSlKB0
833名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 23:57:47 ID:caxQMvDk0
834名無しより愛をこめて:2006/10/28(土) 00:36:34 ID:X7kCUTgK0
835名無しより愛をこめて:2006/10/28(土) 03:29:49 ID:+MsVE6JM0
836名無しより愛をこめて:2006/10/28(土) 07:48:37 ID:I/HExn6u0
837名無しより愛をこめて:2006/10/28(土) 12:18:35 ID:sU08KTkU0
838名無しより愛をこめて:2006/10/28(土) 16:50:57 ID:LUJGj1ah0
839名無しより愛をこめて:2006/10/28(土) 19:38:38 ID:Atl9Ip/x0
>>558のサワイの台詞をフカミ(ネオフロンティア時代のTPC総監)に訂正してください。
840名無しより愛をこめて:2006/10/29(日) 03:24:01 ID:SS6ybPfC0
841名無しより愛をこめて:2006/10/29(日) 07:24:33 ID:gGICFlTd0
842名無しより愛をこめて:2006/10/29(日) 08:51:49 ID:Fv2lek9+0
843名無しより愛をこめて:2006/10/29(日) 16:14:24 ID:jb8SqWWZ0
844名無しより愛をこめて:2006/10/30(月) 03:22:19 ID:Y08MHcWV0
845名無しより愛をこめて:2006/10/30(月) 07:50:26 ID:anZCeKM30
846名無しより愛をこめて:2006/10/30(月) 12:09:33 ID:EDu+xnye0
847名無しより愛をこめて:2006/10/31(火) 00:00:03 ID:oL90w1bO0
848名無しより愛をこめて:2006/10/31(火) 00:27:30 ID:dQA6x/xg0
849名無しより愛をこめて:2006/10/31(火) 03:35:09 ID:hG9vRQN70
850名無しより愛をこめて:2006/10/31(火) 08:18:19 ID:tcSuUYbE0
851名無しより愛をこめて:2006/10/31(火) 12:16:48 ID:FzotEmDm0
852名無しより愛をこめて:2006/10/31(火) 18:06:25 ID:kOsiBA000
853名無しより愛をこめて:2006/10/31(火) 23:49:09 ID:t4xOYZFk0
854名無しより愛をこめて:2006/11/01(水) 20:45:49 ID:VIXeQ4zL0
855名無しより愛をこめて:2006/11/01(水) 23:26:53 ID:J9gm7maR0
856名無しより愛をこめて:2006/11/02(木) 00:21:37 ID:ZP6iyrUE0
857名無しより愛をこめて:2006/11/02(木) 03:19:35 ID:jb+ECm2K0
858名無しより愛をこめて:2006/11/02(木) 07:10:21 ID:JhpkNnmZ0
859名無しより愛をこめて:2006/11/02(木) 12:02:56 ID:AktUQnP70
860名無しより愛をこめて:2006/11/02(木) 19:05:08 ID:Nz/vLzU/0
861名無しより愛をこめて:2006/11/02(木) 19:56:18 ID:VyrWED6j0
862名無しより愛をこめて:2006/11/02(木) 23:55:20 ID:nl0KakWG0
863名無しより愛をこめて:2006/11/03(金) 00:26:58 ID:srq4ezCa0
864名無しより愛をこめて:2006/11/03(金) 03:44:52 ID:1fUd8uL30
865名無しより愛をこめて:2006/11/03(金) 06:57:22 ID:Lt2N0W8Q0
866名無しより愛をこめて:2006/11/03(金) 08:21:35 ID:Sunq20Et0
867名無しより愛をこめて:2006/11/03(金) 17:20:10 ID:CvvAaA/V0
日本版民間防衛
http://whss.biz/~bouei/
868名無しより愛をこめて:2006/11/03(金) 21:32:53 ID:o5JR2D2q0
869名無しより愛をこめて:2006/11/03(金) 22:13:42 ID:B8qeWP8c0
870名無しより愛をこめて:2006/11/04(土) 00:33:22 ID:nT+Lqam70
871名無しより愛をこめて:2006/11/04(土) 07:46:41 ID:nrkGNfaz0
872名無しより愛をこめて:2006/11/04(土) 12:19:21 ID:NOf/Rm7Y0
873名無しより愛をこめて:2006/11/04(土) 21:32:14 ID:I2td17oy0
874名無しより愛をこめて:2006/11/04(土) 23:30:30 ID:SVu2F8ho0
875名無しより愛をこめて:2006/11/05(日) 00:17:38 ID:m00ef4sR0
876名無しより愛をこめて:2006/11/05(日) 03:05:59 ID:3+wyzHV/0
877名無しより愛をこめて:2006/11/05(日) 07:00:55 ID:etjwgO4Q0
878名無しより愛をこめて:2006/11/05(日) 08:37:22 ID:ybfT5EK40
879名無しより愛をこめて:2006/11/05(日) 15:47:08 ID:iU1QJ6Zf0
880名無しより愛をこめて:2006/11/05(日) 21:01:15 ID:8cZcKL2R0
881名無しより愛をこめて:2006/11/05(日) 23:27:03 ID:T5f6wq6T0
882名無しより愛をこめて:2006/11/06(月) 08:27:14 ID:C8IGyOic0
883名無しより愛をこめて:2006/11/06(月) 12:11:11 ID:BvD6emvI0
884名無しより愛をこめて:2006/11/06(月) 16:52:11 ID:cPoB8PQW0
885名無しより愛をこめて:2006/11/06(月) 23:21:04 ID:Ok/JphPA0
886名無しより愛をこめて:2006/11/07(火) 03:41:10 ID:ZEhqZ1+m0
887名無しより愛をこめて:2006/11/07(火) 06:55:43 ID:rldnECQY0
888名無しより愛をこめて:2006/11/07(火) 12:03:10 ID:HzsDEmYu0
889名無しより愛をこめて:2006/11/07(火) 16:42:17 ID:AQfi9yHf0
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932名無しより愛をこめて:2006/11/18(土) 04:09:09 ID:C4GMFLl/0
933名無しより愛をこめて:2006/11/18(土) 07:54:53 ID:vclERZmE0
934名無しより愛をこめて:2006/11/18(土) 12:19:01 ID:+dnbKY6N0
935名無しより愛をこめて:2006/11/18(土) 21:32:31 ID:NMqwL75M0
936名無しより愛をこめて:2006/11/18(土) 23:35:05 ID:PAm9DdDB0
937名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 00:20:16 ID:AuY9wyIb0
938名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 07:01:42 ID:nAHofxGU0
939名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 22:09:48 ID:fLoJIhQj0
940名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 23:37:12 ID:pgazlzQ00
941名無しより愛をこめて:2006/11/20(月) 03:33:29 ID:L4pDRyt70
942名無しより愛をこめて:2006/11/20(月) 08:49:31 ID:FRlLsSnI0
ttp://2ch.pop.tc/log/06/07/25/1557/1139654399.html
NR@矢田耕司
「そのころ、ゼロガールズは聖チャペル学園に転入生として
潜入していた…」
ゼロツー「間違いない…あの娘が如月ハニー…如月博士の娘…」
ゼロスリー「その正体は空中元素固定装置を持つアンドロイド…」
同級生と談笑していたハニー、何かの気配に気付いて席をたつ。
ハニー「ごめんね、部屋に忘れ物してきちゃった」
ゼロフォー「チャンスよ…!!」
寮に入っていったハニーを負うゼロガールズ。
ゼロツー「いない…どこへ消えた!!?」
窓の外から爆音…あわてて外を覗くゼロガールズ。
走り去っていく白いバイク…。
ゼロスリー「逃げたか…追うぞ!!」
943名無しより愛をこめて:2006/11/20(月) 17:18:36 ID:oytnzJ9E0
ttp://2ch.pop.tc/log/06/03/29/0727/1131353527.html
ジープで逃げたバイクを追跡するゼロガールズ。
バイクで走るハリケーンハニーの通信機に連絡が入る。
ハニー「こちらハニー…どうしたの青児さん」
早見青児の声「気をつけろハニー、ブラックマグマの生き残りが君を狙っているという情報が入ったんだ」
ハニー「やっぱり…でも誰から…?」
青児の声「さあそれは…悪の勢力も一枚岩とは言えないらし…わっ!!」
早見団兵衛の声「こりゃ〜〜青児、お前ばっかりハニーちゃんと通信するとは何事じゃ〜〜!!」
早見順平の声「ハニーお姉さま〜〜〜恋の戦士順平もおりまですよ〜〜vv」
ハニー「……やれやれ」
やがてゼロガールズのジープがバイクに追いつく、がバイクは無人の状態で山道に放置…。
ゼロフォー「くっ…どこへ消えた…」
ゼロツー「…? あそこに白衣のおかしな奴がいるぞ」
白衣のメガネ少女「あ、あの、私はこの山の植生を調べに来たただの学生で…」
ゼロスリー「そんなことはどうでもいい!! ここに白いバイクスーツの女が来ただろう!? どこへ行った!!」
メガネ少女「あ、あの、頂上へ向かうハイキングコースの方へ…」
ゼロツー「そうか…お前には用は無い、死ね!!」
メガネ少女「きゃーっ!!(ガケ下へ転落)
944名無しより愛をこめて:2006/11/20(月) 22:15:00 ID:Xz53XczG0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/12/22/1157/1114399987.html
(その後、山中で特訓していた女空手家と一悶着したりでやっと山頂広場へとたどり着いたゼロガールズ…)
ゼロツー「……あの小娘め、騙したな!」
(ゼロガールズの背後で)「騙してなんかいませんよ」
振り向くと…転落死したはずのメガネ少女!!
ゼロスリー「き、貴様!?」
メガネ少女「ここなら誰も巻き込まずに済みますからね、誘導させてもらいました」
ゼロフォー「……そうか、貴様が!!」
「フフフ…ある時はハリケーンハニー、ある時は女子学生、そしてまた
ある時は女空手家…しかしてその実体は……
  ハ ニ ー フ ラ ー ッ シ ュ!!」
(BGM:キューティーハニー)
ハニー「愛の戦士、キューティーハニーさ!!」
ゼロツー「く…っ!」
ハニー「愛するお父様が与えてくださった空中元素固定装置…
     そう簡単にお前達邪悪な機械には渡さないよ!!」
ゼロスリー「我々と同じメカ人間でありながら、人間に与する愚か者め!」
945名無しより愛をこめて:2006/11/20(月) 23:59:19 ID:JHR5mdqm0
ttp://2ch.pop.tc/log/06/07/25/1557/1108730045.html
ゼロツー「何としても空中元素固定装置を我が物とし、私たちが最高のメカ人間になるのよ!!」
(ハニーとゼロガールズの死闘が続く…)
ハニー「ハニー・ブーメラン!!」
ゼロツー「何のっ(避)」
ハニー「ハニー・フラッシュ!!」
サンバルカン風のピンクスーツに身を包むハニー。
「バルキャット・ハニー!!」
ゼロスリー「おのれ、愚弄する気か!!」
ハニー「シルバーフルーレ・如月返し!!」
ゼロスリー「ぎゃあああ!!」(両断)
ハニー「ハニーボール!! アターック!!」
ゼロツー「ひいいいいい!」(爆死)
ハニー「オーロラプラズマ・ハニースペシャル!!」
(高速回転するハニーから無数の宝石が発生、高速の飛礫となってゼロフォーを襲う)
ゼロフォー「総統〜〜っ!!」(ハチの巣)
(爆発四散するゼロガールズ…)
946名無しより愛をこめて:2006/11/21(火) 00:46:06 ID:mOne1XMN0
ttp://2ch.pop.tc/log/06/09/08/0825/1112722757.html
***マリネラに向かう国際線旅客機***
ニコル「もうすぐマリネラですよ、ゼルガ…どうしました?」
ゼルガディス「(ものすごく不機嫌そうな顔)何でお前達までついてくる…」
リナ「だって、マリネラって世界有数のダイヤモンドの産地だって言うし〜♪」
アメリア「マリネラの悪を叩くのも正義の務めです!」
ガウリィ「いや、よく分からんのだが…」
ゼルガディスが嘆息をつこうとした──その瞬間!
ド   ドォォォォン!!
大きな衝撃に包まれ、揺さぶられる旅客機!!
リナ「な、何!? ワイバーンとでもぶつかったの!?」
ニコル「この世界にはワイバーンなんていませんよ! いるとしたら…」
旅客機はダダロイドとなったメッサージュウの襲撃を受けたのだ!!
947名無しより愛をこめて:2006/11/21(火) 04:03:40 ID:u7YfabbU0
ttp://2ch.pop.tc/log/06/09/08/0825/1146226127.html
メッサージュウ「グギャギャ! 空では思うように戦えまい!!
ギザメス殿の報復をさせてもらうぞ! アクアイガー!!」
アクアイガー(水中から飛び上がりながら)「おうよ! チェーンジ・
アイガーミサーイル!!」
メッサージュウ「チェーンジ・メッサージェーット!!」
(メッサージュウとアクアイガー、それぞれ戦闘機とミサイル形態に巨大変身)
リナ「なめんじゃないわよーっ!!」
(旅客機の窓をぶち破って魔法攻撃をしかけるリナ達、だが高速で動き回る
メッサー&アイガーには当たらない)
ニコル「くそ…MSさえあれば…」
メッサージェット「とどめだ〜〜〜〜!!」
アイガーミサイルを打ち出すメッサージェット。
リナ「やられる……っ!?」
???「ビューティーセレインアロー・マジカルシュート!!」
アイガーミサイル「ゲエエエエ!?」
一筋の光の矢が、アイガーミサイルを横から直撃、
煙を噴きながら海面に墜落するアイガー。
メッサージェット「な、何者だ!?」
948名無しより愛をこめて:2006/11/21(火) 12:22:56 ID:Nd/d3pzm0
ttp://2ch.pop.tc/log/06/09/27/0816/1145199332.html
飛来したのは青と白にカラーリングされたジェット戦闘機と蒼い巨大ロボット。
ジェット機のキャノピーが開き、後部座席に座っていた金髪の美少女が矢を射たのだ。
マジカルプリンセス「皆さん、ご無事ですか?」
そして前部座席に乗っている操縦者──赤いジャケットの青年がメッサーに向かって叫ぶ。
火鳥勇太郎「やいやいやいやい! 安全な道中を襲うたあ
ふてえ野郎だ! この宇宙警備隊が、お天道様に代わって叩っ斬ってやらあ!!」
旅客機は巨大ロボットが支え、何とか体勢を立て直した。
激しい空中戦──ジェット機のミサイル攻撃でメッサージェットも火を噴く!
メッサージェット@墜落中「ググ…ここで負けるわけにはいかん! チェーンジ・メッサーミサァイル!!」
アイガーミサイル@水中「チェーンジ・アイガーサブマリン!!」
今度は潜水艦と対空ミサイルに変形・ドッキングする2体。
949名無しより愛をこめて:2006/11/21(火) 17:21:23 ID:2PpZr+tB0
ttp://2ch.pop.tc/log/06/06/29/0042/1135176616.html
メッサー&アイガー「ドクターマン様、ネオメカジャイガンをお借りいたします!」
(ドクターマンの返事を待たず、ネオグラードの格納庫から
射出される2つのカプセル弾……ネオメカジャイガン・レイブンメガスとスキュラメガスが出現した!
それぞれメッサージュウとアクアイガーが元の姿に戻って乗り込む…)
火鳥(ジェット機から飛び降りつつ叫ぶ)「ファイヤァァァァァ・ジェェェェェット!!」
人型に変形し、アンドロイドボディとなった火鳥と融合するファイヤージェット!
メッサージュウ@操縦席「な、何!?」
アクアイガー@操縦席「慌てるなメッサージュウ、敵は一体だけだ!」
???「それはどうかな? アクセス・フラーッシュ!!」
ファイヤージェット操縦席から飛び出した光がもう一つ…巨大化する!!
グリッドマン「ハイパーワールドよりの使者・グリッドマン!」
ファイバード「チェンジ・ファイバード!!」
そして巨大ロボットからは…
アキ「テックセッタァァー!!」ペガス「ラー…サー」
950名無しより愛をこめて:2006/11/21(火) 23:57:14 ID:HPtBANM+0
http://2ch.pop.tc/log/06/09/08/0825/1155543140.html
(ファイバード、グリッドマン、テッカマンアキ、マジカルプリンセスと対峙するレイブンメガスとスキュラメガス)
レイブンメガス「くらえ、羽ミサイル!!」
スキュラメガス「触手で絞め殺してくれる!!」
(海面での死闘…ヒーロー連合軍の技が次々と炸裂する)
レイブン&スキュラメガス「合体!! セイレーンメガス!!」
(2体のネオメカジャイガンが合体)
メッサージュウ&アクアイガー「死ね死ね死ね〜〜〜!!」
ファイバード「フレイム・ブレスター!! 武装合体・ファイバード!!」
グリッドマン「超神合体!! サンダーグリッドマン!!」
マジカルプリンセス「ライトニングフェザー・スキルアップ!!」
テッカマンアキ「とどめよ! ボルテッカ!!」
ファイバード「フレイムソード…チャージ・アップ!!」
サンダーグリッドマン「サンダーグリッドォォォォ…ビィィム!!」
マジカルプリンセス「ウイングクリス・バーニングフラッシュ!!」
メッサー&アイガー「ギャアアアアア!! 脱出だ!!」
(セイレーンメガス、大爆発)
951名無しより愛をこめて:2006/11/22(水) 00:35:20 ID:4n+1QgWq0
ttp://2ch.pop.tc/log/06/06/07/0025/1081428004.html
戦い終わって…。

アメリア「あの、あなた方は?」
グリッドマン@ノーパソの中「私の故郷・ハイパーワールドや
チャチャ君の住んでいた魔法界も反世界の侵攻を受けたんだ。
今は宇宙警備隊の地球基地・天野博士の研究所に厄介になっている」
チャチャ@変身解除「リーヤやしいねちゃんとも離れ離れになって、残ったのは変身能力だけ…」
アキ「敵に大きな損害を与えたあなたたちを、連中が放っておくはずは無いと思ってね。護衛させてもらってたのよ」
火鳥「皆無事で感動だなー」
ニコル「それはどうも…ありがとうございます。それにしても」
リナとアキ、ガウリィと火鳥、ゼルとグリッドマン、アメリアとチャチャを見比べるニコル。
一同「??」
ニコル「声の似た人って、案外いるものなんですね…」
952名無しより愛をこめて:2006/11/22(水) 08:17:22 ID:yaSkpSiO0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/10/29/0055/1106703079.html
NR@政宗一成「ヘドリアン女王を失ったアマゾンキラーは、全能の神の正体を突き止めたいと考えた。
全能の神を倒さない限り、女王として機械帝国に君臨できないからである!」
(フフフ……フフフフフ………)
アマゾンキラー「この奥から聞こえる。」
突然隠し扉が開く!
アマゾンキラー「!?」
ゆっくりと正面にあるカプセルの脳髄=全能の神に近づくアマゾンキラー。
全能の神「よく来たなアマゾンキラー…私の正体が知りたくなったか…?」
アマゾンキラー「全能の神、あなたの負けよ!」
剣を抜き、全能の神に襲いかからんとするも、側にいたヘルサターンに取り押さえられる。
アマゾンキラー「ハッ!?ヘルサターン!?」
ヘルサターン総統「……………。」
全能の神「お前の負けだ…アマゾンキラー…。これからロンドベル隊とガイアセイバーズを攻撃する…。
お前にも手伝ってもらうぞ…。フフフフフ…ハハハハハ…!」
953名無しより愛をこめて:2006/11/22(水) 12:11:38 ID:PC724VBf0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/08/08/2245/1090033200.html
ヘドリアン女王の命を掛けた妖魔術により、
北極の機械帝国本部・鉄の爪へと連れ去られた多くの人質達を救うため
ロンド・ベル隊とガイアセイバーズは北極へと乗り込んだ。
(SE:猛吹雪の吹雪く北極)
嵐山長官「この地点だ。間違いない。」
セーラームーン「な・ん・て・寒・さ・な・の〜〜ブルルルルル!!!」
セーラーマーズ「気合が足りないんじゃない!?」
Dr・ディ「上空の気象からして、こんなブリザードが吹くわけがないんじゃが。」
巽世界博士「ということはきっと機械帝国の基地は近い。…ん!?」
イーッ!…と奇声を挙げながら突如出現し襲いかかるマシンマンの大群!
オーレッド「来たなブラックマグマ!?」
オーフェン「我は放つ!光りの白刃!」
(SE:爆発)
「タァァァァァ!!」「トォォォォォ!!」乱闘の末これを倒す。
有栖川空汰「おっ!?あれが機械帝国の入り口やな。」
黒天使アクセス・タイム「待ってろよフィンちゃん!必ず助けてやるからな!」
三浦参謀長「南部博士や日向館長達はまだ無事だろうか?」
サンジ「ナミさあ〜〜〜ん!今行きますよ〜!」
ついに突入!
954名無しより愛をこめて:2006/11/22(水) 22:40:12 ID:Tb0+DAYq0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/08/08/2245/1090033200.html
ヘドリアン女王の命を掛けた妖魔術により、
北極の機械帝国本部・鉄の爪へと連れ去られた多くの人質達を救うため
ロンド・ベル隊とガイアセイバーズは北極へと乗り込んだ。
(SE:猛吹雪の吹雪く北極)
嵐山長官「この地点だ。間違いない。」
セーラームーン「な・ん・て・寒・さ・な・の〜〜ブルルルルル!!!」
セーラーマーズ「気合が足りないんじゃない!?」
Dr・ディ「上空の気象からして、こんなブリザードが吹くわけがないんじゃが。」
巽世界博士「ということはきっと機械帝国の基地は近い。…ん!?」
イーッ!…と奇声を挙げながら突如出現し襲いかかるマシンマンの大群!
オーレッド「来たなブラックマグマ!?」
オーフェン「我は放つ!光りの白刃!」
(SE:爆発)
「タァァァァァ!!」「トォォォォォ!!」乱闘の末これを倒す。
有栖川空汰「おっ!?あれが機械帝国の入り口やな。」
黒天使アクセス・タイム「待ってろよフィンちゃん!必ず助けてやるからな!」
三浦参謀長「南部博士や日向館長達はまだ無事だろうか?」
サンジ「ナミさあ〜〜〜ん!今行きますよ〜!」
ついに突入!
955名無しより愛をこめて:2006/11/23(木) 00:46:29 ID:jVqyfq1Q0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/08/08/2245/1105531597.html
***鉄の爪・謁見の間***
全能の神の声「よく来たなガイアセイバーズ…。歓迎するぞ、ロンド・ベル隊の諸君…!」
嵐山長官「さては北極に我々を誘い込んだな!?」
全能の神の声「勿論…。全てコンピューターがはじき出し、全ての事が思い通りに運んでいる…。」
ブライト・ノア中佐「人質達は無事だろうな!?」
ブルックリン=ラックフィールド「クスハを何処にやった!?」
ルドルフ皇帝「せめて僕が身代わりの人質に…!」
ガウリィ=ガヴリエフ「あのー、なんでリナはさらわれなかったんだ?」
リナ=インバース「あのねっっ!!」
全能の神の声「想像に任せる。それよりも諸君らと命を掛けて戦いたいという闘士がいる…。
ゼロツー、まずはガイアセイバーズの諸君を勇者の間に案内するのだ…。」
ゼロツー「畏まりました。(ヒーロー達の方に振り返り)ついてきなさい!」
956名無しより愛をこめて:2006/11/23(木) 03:24:18 ID:kxp1uQlD0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/08/21/0326/1121866868.html
(マジックミラーの向こう側・牢獄)
千鳥かなめ「くぉらぁ〜!ソォスケェェ――!!」
エリー「ハル!ムジカ!」
リン・ミンメイ「輝!輝!」
ディータ・リーベライ「宇宙人さん!」
シーダ「マルス様っ!」
惣流・アスカ・ラングレー「どうして気付かないのよこのバカシンジッ!!」
綾波レイ「………。」
ライダーガールズの面々「本郷さん!隼人さん!私達はここよ!!」
嵐山美佐「お父さん!お父さん!」
今中笑里「私達はここですぅ――!!」
ゼロスリー「無駄だ!向こう側にはお前達の姿も見えなければ声も聞こえない仕掛けになっている!」
ゼロフォー「ここで大人しくしているのよ!」
グリフォン加藤「あのー…どうして私達まで捕まってるんでしょうか…?」
四不象「僕もそれが不思議っス。ごしゅじ〜〜ん・゚・(ノД`)・゚・!!」
夢野博士「みんな!諦めてはいかん!」
ギルモア博士「ここは助けを信じてじっと待つんじゃ!」
957名無しより愛をこめて:2006/11/23(木) 07:13:17 ID:+HeYXkoa0
ttp://2ch.pop.tc/log/06/04/17/0721/1033080663.html
鉄の爪・勇者の間(闘技場)
司狼神威「俺達の相手をするのは一体誰なんだ…?」
ロロノア・ゾロ「さあな。」
そこへ、アマゾンキラー入場。
パルイーグル「アマゾンキラー!?」
全能の神の声「アマゾンキラー、お前は今から機械帝国の女王だ…。
女王の威信にかけて戦うがよい…。」
アマゾンキラー「ゼロガールズ、マシンマン、私と一緒に戦いなさい!
ガイアセイバーズと戦うのです!!」
ゼロツー「フン!」
ゼロスリー「フフフッ…。」
ゼロフォー「………(無言)。」
アマゾンキラー「そういうことか…。」
全員から無視され、全能の神に嵌められたことを悟るアマゾンキラー。
958名無しより愛をこめて:2006/11/23(木) 09:17:19 ID:hukVOJo30
ttp://2ch.pop.tc/log/06/10/10/1821/1139056441.html
ユウナ「やめてっ!こんな戦い意味ないわ!!」
パイン「(ユウナを制止して)やられたいのか!?戦うしかないんだ!!」
快傑ズバット「ズバッと参上、ズバッと解決。人呼んでさすらいのヒーロー! 快傑ズバァット!!
悪行を重ね非道を尽くし、機械帝国に君臨しようと目論むアマゾンキラー!許さん!!」
アマゾンキラー「銀河無宿!アマゾンキラー!!」
快傑ズバット「2月2日、飛鳥五郎という男を殺したのは貴様か!」
アマゾンキラー「知りません。私はその頃、イナズマギンガーと共に宇宙にいました。」
ついに死闘の火蓋が切って落とされた。たちまち刃が音を立ててぶつかり、火花を散らす。
犬夜叉「くらあええっ!風の傷っっ!!」
島村ジョー@009「加速装置っ!!」
カイル・デュナミス「岩斬滅砕陣!!」
(SE:爆発)
アマゾンキラー「でやああああ〜〜〜〜っ!」
怪光線を発しながら、ますます獣の如く猛り狂うアマゾンキラー!
(SE:爆発)
チェルシー・ローレック「クッ…なんて強さなの!?」
ペガサス聖矢「行くぞ!…ペガサス!流星拳!!」
戦いはなおも続く…。
959名無しより愛をこめて:2006/11/23(木) 16:54:38 ID:XoMPAwYs0
ttp://2ch.pop.tc/log/06/01/16/1658/1130243262.html
ライディーン・イーグル「一気に決めるぞ!」
コンドル、ホーク、アウル、ファルコン「おうっ!!」
ライディーン全員「ゴォッドバァードチェェェンジッ!!」
バルイーグル「よしっ!こちらもニューバルカンボールだ!」
バルシャーク、パンサー「Oh!」
サンバルカン一同「レディ―――セット!!」
バルパンサー「ワン!」
バルシャーク「ツー!」
バルイーグル「トオォォ!!アタ〜〜ック!」
(SE:命中)
アマゾンキラー「きゃああああ〜〜〜!!」
ふらふらになりながらも立ちあがるアマゾンキラー。
アマゾンキラー「……全能の神………氷の部屋………う、ああ、ああああ〜〜〜!」
(SE:爆発)
アマゾンキラーは割腹し、自爆して果てるのであった…。
パルイーグル「アマゾンキラー………(-_-)ゞ。」
アマゾンキラーに敬礼を捧げる太陽戦隊。
全能の神の声「さすがは正義のヒーロー達…。009の加速装置に
超サイヤ人の戦闘能力、そして大晶霊の力に悪魔の実の能力も大したものだ…。」
カシュー王「今のは、ヘルサターン総統の声か?」
ゼロツー「( ̄ー ̄)ニヤリッ…いえ、全能なる神の声…。」
キール=ツァイベル「全能なる神…?」
犬夜叉「なんだそりゃ?」
960名無しより愛をこめて:2006/11/23(木) 17:18:06 ID:3AMiyck10
ttp://2ch.pop.tc/log/05/07/19/0823/1081779418.html
***再び鉄の爪・謁見の間***
正木本部長「全能の神はどこにいる!?」
ナイトファイヤー「ヘルサターン総統どうした!?」
ジャンパーソン「ヘドリアン女王は!?」
全能の神の声「彼らは全て死に絶えた…。命あるものはいつかは滅びるものだ…。
そして機械生命だけが永遠に生き長らえるのだ…!」
メルビン「自らを全能の神などと名乗るとは!?」
シーラ・ラパーナ「なんという傲慢な!!」
元始天尊「ウム、断固破壊すべきじゃナ!」
北極基地の破壊作業を始めるヒーロー達。しかし…いくら破壊してもみるみる再生して行く!?
クロード・C・ケニー少尉「そんな…元に戻って行くぞ!?」
ジェット・リンク@002「どうなってんだ一体??」
キビト界王神「…きっと自己再生能力を持っているんです!」
全能の神の声「全能の神は滅びぬ!いよいよ最後の対決だ。
ロンド・ベル隊、黒い太陽神の復讐の時は来た…!」
北極基地のメカが分離して次々と巨大な人型に集まり…
全能の神の声「ゼロガールズ、ネオキングマグマに乗り込むのだ!」
ゼロガールズ「ハッ!」
巨大ロボ=ネオキングマグマ・コクピットに搭乗するゼロガールズ。
ベガ@草薙織絵「ロンド・ベル隊と戦うつもりね。」
ゲンナイ「ついに決戦の時が来たぞ。選ばれし子供達とデジモン達よ。」
大河幸太郎「出動だ!勇者達よ!」
961名無しより愛をこめて:2006/11/23(木) 23:08:20 ID:U7klywaU0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/04/01/1822/1084509688.html
ゴオオオオ!!!
氷山を突き破って大轟音と共にその巨体を現すネオキングマグマ!
(ネオキングマグマ・操縦席)
ゼロツー「行くぞ!ロンド・ベル隊!!」
(ダイゼンガー・コクピット)
ゼンガー・ゾンボルト少佐「我が名はゼンガー・ゾンボルト!悪を断つ剣なり!!」
レイアース「ヒカル」
セレス「ウミ」
ウィンダム「フウ」
三魔神「己の心の為に戦え!」
三魔神の体が光り、そのまま融合。合体レイアースに。
リュウセイ・ダテ少尉「アヤ! SRXの合体許可をくれ。こっちも合体だ!」
アヤ・コバヤシ大尉「わかったわ!パターンOOC解除を許可します」
ライディーズ・F・ブランシュタイン少尉「大尉!」
リュウセイ「そうと決まれば、いくぜ!!」
(ネオキングマグマ・操縦席)
ゼロスリー「何をする気だ!?」
ゼロフォー「悪あがきを」
アヤ「念動フィールド、オン!トロニウムエンジン、フルドライブ!
各機、ヴァリアブルフォーメーション開始!」
リュウセイ「いくぜぇ、ヴァリアブルフォーメーション!
天下無敵のスーパーロボットォ! ここに…」
962名無しより愛をこめて:2006/11/24(金) 00:27:59 ID:XXjpTErT0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/06/30/0855/1106896967.html
リュウセイ「!」
ライ「駄目だ! T−LINKシステムの出力が安定しない!」
トロニウムエンジン、緊急制御!!」
(SE:SRX分解)
アヤ「う!くっ!あああああ!」
リュウセイ「うわあああああ!」
ライ「ぐああああああ!」
リュウセイ 「だめだ! ばらけちまった!ライ! アヤ!」
(ネオキングマグマ・操縦席)
ゼロツー「なんだ、こけおどしか。とどめを刺してやる」
ゼロスリー「よく頑張ったとほめてやるよ」
さらに事態は最悪の方向へ…!?
(サンバルカンロボ・操縦席)
イーグル「いかん、日食だ!」
パンサー「プラズマエネルギーをチャージ出来ないぞ!」
(ネオキングマグマ・操縦席)
ゼロツー「よし!今だ!」
(SE:鉄球を振りまわす)
太陽光からプラズマエネルギーをチャージできないサンバルカンロボは
たちまち凍り付いてしまった。ネオキングマグマはそのまま攻勢に出る!
(ニルヴァーナ・艦橋)
マグノ・ビバン「なんてことだい!?」
ブザム・A・カレッサ「急速前進して一斉射撃に入れ!苦戦している味方機を援護せよ!!」
(アークエンジェル・ブリッジ)
マリュー・ラミアス少佐「まさか!SRXの合体失敗や日食まで計算して!?」
全能の神の声「その通り!黒い太陽神の復讐の時なのだ!」
963名無しより愛をこめて:2006/11/24(金) 03:31:43 ID:f23hNNMZ0
ttp://2ch.pop.tc/log/06/09/28/0816/1101087131.html
(ネオキングマグマ・操縦席)
ゼロスリー「叩き潰してやる!」
ミサイル発射→ギャラクシーメガとウルトラマンコスモスに命中する。
(SE:倒れるギャラクシーメガ)
(ギャラクシーメガ内部)
メガレンジャー「うわあああ〜〜〜!!」
久保田博士「みんな!大丈夫か!」
全能の神の声「よし、やったぞゼロガールズ…。」
次第に追い詰められていくロンドベル隊。
(サイバスター・コクピット)
マサキ・アンドー「ちっ、なんだあいつは。いくらブラックマグマの機体だと言っても魔装機神以上の力を持ってるはずがねえ!」
全能の神の声「ネオキングマグマを魔装機神などと一緒に一緒にされては困るな…。
お前達が束になったところで、所詮勝てる確率など万に一つもないのだ。」
964名無しより愛をこめて:2006/11/24(金) 07:57:00 ID:HdfpjRZL0
ttp://2ch.pop.tc/log/06/11/04/0800/1148816173.html
(Zガンダム・コクピット)
カミーユ・ビダン「こ、これが機械帝国の力だというのか…!」
全能の神の声「ゼロツー、グラヴィオンとストライクガンダムを総攻撃しろ。」
ゼロツー「ハッ!」
しかし、その時!
リン・インバース「黄昏よりも昏きもの 血の流れより紅きもの
時の流れに埋もれし 偉大な汝の名において 我ここに 
闇に誓わん 我等が前に立ち塞がりし すべての愚かなるものに 我と汝が力もて
等しく滅びを与えんことを!竜破斬(ドラグ・スレイブ) !!!!!」
ドラグスレイブの超特大光球がネオキングマグマを直撃!
(SE:大爆発)
ゼロツー「なにっ!?」
ゼロフォー「お、おのれー!なんのこれしきっ!!」
965名無しより愛をこめて:2006/11/24(金) 12:13:54 ID:qX74jgSs0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/09/08/2139/1120832185.html
(サンバルカンロボ・操縦席)
シャーク「よし!リナさんのドラグスレイブのパワーから
プラズマエネルギーをフルチャージできたぞ!」
パンサー「いや、それ以上だ!」
イーグル「よし!他のヒーロー達も集中攻撃してくれ!フルパワーだ!」
アルダモン「行くぞ!ブラフマシル!!」
ベオウルフモン「ツヴァイハンター!!」
歴代全ウルトラマン&戦隊ロボ&超進化デジモンによる必殺技一斉攻撃!
さらに!!
ティファ・アディール「あなたに、力を」
ガロード・ラン「よおし、月が見えた!マイクロウェーブ、来るっ!!」
マイクロウェーブ送信・・・・・・・・・・・
ガロード・ラン「ツインサテライトキャノン!発射あっ!!」
葵豹馬「よし、コンビーネーションアタックだ!グラン、ダッシャァァー!!」
リュウセイ・ダテ少尉「唸れ鉄拳! T−LINKナッコォ!!」
マサキ・アンドー「…俺を操者と認めてくれるのなら…!
 俺に力を貸してくれ…!サイバスター!!コスモノヴァァァァァァァ!!!!」
966名無しより愛をこめて:2006/11/24(金) 22:28:07 ID:nrIWDt7R0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/09/23/1428/1124727520.html
(バンエルティア号・メインルーム)
リッド・ハーシェル「チャット!晶霊砲のドデカイのを一発お見舞いしてやれっ!!」
チャット「アイアイサー!」
(アルカディア号・司令室)
キャプテン・ハーロック「こちらも行くぞ!次元震動流体砲(パルサーカノン)!発射!!」
(北極近海 トゥアハー=デ=ダナン・艦内発令所)
テレサ・テスタロッサ大佐「私達ミスリルも援護します!」
リチャード・マデューカス中佐「取り舵、針路1-0-5、30ノットに増速!」
(Vナデシコ・内部)
ミスマル・ユリカ「グラビティ・ブラスト!発射しちゃってくださいっ!!」

ドゴォォォォォォォンンン!!

ゼロガールズ「ぎゃあああ〜〜〜!!」
(SE:キングマグマ爆発)

立花藤兵衛「やったぞみんな。」
小沢澄子「残るは全能の神ただ一人よ!」
岡長官「みんな!よくやってくれた!」
967名無しより愛をこめて:2006/11/24(金) 23:57:21 ID:paR3CkGR0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/09/25/2100/1124970243.html
全能の神の声「勝ったと思うなよ!ロンドベル隊にガイアセイバーズ!
捕らえた人質達はまだ我が手中にある!勝負はこれからなのだ!」
「たすけて〜〜〜!!」
「いや〜〜〜!!」
嵐山長官「美佐の声だ!」
ミクロマン・アーサー「麻美ちゃ〜ん!!どこにいるんだ〜!!」
バァン=ファーネル「ひとみ!メルル!一体何処にっ!?」
仮面ライダーアギト「真魚ちゃ〜〜ん!!」
葵豹馬「四谷のおっちゃ〜〜ん!!居たら返事しろ〜〜!」
聞こえてくる悲鳴を頼りに捜索を始めるヒーロー達。
そして全能の神の潜む氷の隠し部屋を発見した。
ついに全能の神と対峙するヒーロー軍団!
パルパンサー「美佐ちゃんに何をする!?」
バン・フライハイト少佐(共和国軍少尉)「フィーネ!」
花菱烈火「姫っ!?」
相良宗介軍曹「千鳥、無事か!?」
大鷲の健「南部博士は!?」
968名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 00:33:28 ID:ujfr05az0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/10/05/0723/1107347770.html
ヘルサターン総統@亡霊「少しでも動いてみろ!人質の命はない!」
玄奘三蔵「…好きにしろ。八百鼡や李厘がどうなろうが俺の知ったこっちゃねぇ…」
(SE:全能の神のビーム攻撃)
玄奘三蔵「クッ!…この変態脳味噌野郎っ!!」
孫悟空「てめぇ三蔵に何しやがる!!」
全能の神「強がりはやめるのだな…。」
アマゾンキラー@亡霊「おめおめと地獄の罠に飛び込んでくるとは…。」
ヘドリアン女王@亡霊「これで正義のヒーロー軍団もお終いじゃな…。」
ヘルサターン総統@亡霊「その甘さが人間の弱点だ…。」
仮面ライダー1号「機械帝国幹部達の亡霊か…!?」
969名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 03:25:44 ID:ZUgQmWqh0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/10/20/0817/1128618290.html
全能の神「正義と悪の戦いは、まもなく悪側の勝利に終わる。
認めるかね?正義のヒーロー諸君。今まで君達を生かしておいたのは、
人類と天界並びに銀河連邦警察を代表してここで敗北宣言をして
もらいたかったからだ。土下座して謝ってもらおう。」
破嵐万丈「奢り高ぶるのもいい加減にしろ!」
(SE:再び全能の神のビーム攻撃)
盾になり攻撃を受けるサンバルカン「危ない!ぐわあぁぁ〜〜!!…クッ!」
(SE:爆発)
全能の神「さあ膝をついて許しを請え!機械帝国に許しを請うのだ!」
嵐山美佐「お父さん!土下座して謝って…!お願い…!!」
嵐山長官(ハッ!?…あれは本物のヒロイン達ではない。アンドロイドだ。
もし本物の美佐ならば、命惜しさに私に土下座しろなどとは言わないはずだ…!)
全能の神「どうした?娘を殺されてもいいのか!?」
嵐山長官「クッ……!」
全能の神「早くしろ!!」
嵐山長官が土下座しかけたその時!
嵐山長官「バルカンスティック!!」
スティックから発射されたビームが全能の神を直撃!
970名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 07:14:36 ID:Sd8fajdj0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/10/22/2233/1119607962.html
(SE:爆発)
全能の神「ぐわあっ!!?…ぬ…ぬうおぉぉぉぉ〜〜〜!!!!!」(断末魔の悲鳴)
全能の神はそのまま溶けて蒸発し、
ヘルサターン達亡霊のビジョンや偽の人質共々消えてなくなってしまった。
チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・・・・・・・・・。
嵐山長官「しまった!?時限自爆装置だ!5分以内爆発するぞ!
それまでになんとしても捕らわれた人質達を見つけ出すんだ!!」
サンバルカン「ハッ!」
(牢獄)
嵐山美佐「お父さあ〜〜ん!私はここよお〜!!」
紅エイジ「アッ!?……オ――イ!見つかったぞぉ!!」
浅葱留美奈「ルリ!そこにいるのかルリィィィ!?」
嵐山長官「美佐ァァァァ!!!」
ホシノ・ルリ少佐「鉄の爪のエネルギー増大、このままでは爆発します」
ブライト・ノア中佐「いかん、全機退避、鉄の爪から離れろ!!」
971名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 18:05:08 ID:vgM+j7yn0
                           __,,:::========:::,,__
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972名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:54:06 ID:yMuulk3I0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/10/29/0055/1127826180.html
アバレッド「……………?…い、生きてる。俺達まだ生きているぞぉぉぉ!?」
爆竜ティラノザウルス「助かったのかテラぁ?」
急遽天空城より飛来したマスタードラゴンによって、
暖かいオーラに包まれ運ばれて行くヒーローとその仲間たち。
月光仮面「マスタードラゴン。貴方が助けてくださったのか?」
ナショナルキッド「ありがたい!」
マスタードラゴン「わが名はマスタードラゴン。世界のすべてを統治する者なり。
ガイアセイバーズ そして ロンド・ベル隊の者たちよ。
そなたらの働きで世界に再び平和がおとずれた。心から礼をいうぞ。」
こうして正義のヒーロー軍団は人質を残らず無事に救出し、
鉄の爪崩壊直前に見事脱出に成功したのであった。
973名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:37:59 ID:368eQAE60
ttp://2ch.pop.tc/log/05/07/19/0823/1089980899.html
***地球平和守備隊太陽戦隊本部・バルカンベース***
(司令室)
嵐山長官「昨日、惑星Ziガーディアンフォースのクルーガー大佐から
惑星間防衛ホットラインを通して緊急連絡が入った。
ゾイドイヴ跡地からデスザウラーの残骸が跡形もなく消え去ったそうだ。」
鮫島欣也「えっ!」
豹朝夫「何ですって!」
嵐山美佐「この写真を見て。惑星Ziから宇宙光速通信で送られてきたものよ。」
嵐山長官「明らかに、何者かが運び去った形跡がある。」
飛羽高之「あんな巨大な物を誰にも気づかれずに運び去るとは!」
嵐山長官「時を同じくしてGFのフィーネ・エレシーヌ・リネ隊員も姿を消した。恐らく敵に拉致されたと見て間違いない。」
嵐山美佐「フィーネちゃんだけじゃないわ。宮坂瑠璃ちゃんや
レイン・ミカムラさん、それにミスマル・ユリカ艦長までもが相次いで姿を消しているの。」
嵐山長官「先日東京都内で発生した、謎の念動波により大多数の市民が
一時的に操られた事件といい、CLAMP学園への侵入事件や
現在謎の勢力により占拠されているアクシズといい、
何かが起ころうとしているのは間違いない…。サンバルカン!出動せよ!!」
飛・鮫・豹「ハッ!」
974名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 07:31:04 ID:O892W8m30
ttp://2ch.pop.tc/log/05/07/19/0823/1079070924.html
ゼロワン「ここが岬ユリ子の墓か。」
ゼロツー「よし。ドリルモンガー、死体を掘り起こせ!」
ドリルモンガー「モンガァァ――!! 任せておけ!!」
???「待て――ぃ!!」
ゼロスリー「何奴!?」
ゼロフォー「ハッ!?お前は!!」
ストロンガー「ハハハハハ!! 天が呼ぶ! 地が呼ぶ! 人が呼ぶ! 悪を倒せと俺を呼ぶ!俺は正義の戦士! 仮面ライダーストロンガー!!」
ドリルモンガー「ど、どうしてここが!?」
ストロンガー「お前達がかっての戦いで戦死した者達を回収して何かを企んでいる事は先刻お見通しだ!
初代バトルコサック・白石謙作の墓、初代イエローフォー・小泉ミカの墓、そして風見先輩の御家族のお墓には、
バトルフィーバー隊、バイオマン、仮面ライダーV3が5121部隊と連携して既に先回りしている筈だ!」
ゼロツー「おのれ! そこまで読まれていたとは!」
ストロンガー「今は戦いから離れ安らかに眠るユリ子の墓を暴こうとするブラックマグマ!絶対に許さん!!」
ゼロワン「かかれ――!!」
ストロンガーに襲いかかるマシンマンの大群。
975名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 23:00:02 ID:UjZdJuyV0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/07/19/0823/1058619046.html
ストロンガー「電気ストリーム!!」
ストロンガーの両腕から発射された高圧電流の渦に巻き込まれたマシンマン達は、
たちまちショートして大爆発してしまった。
ドリルモンガー「ドリル破壊光線!!」
ストロンガー「トォォ――ッ!!(素早くかわしてジャンプ)ストロンガー電キック!!」
ドリルモンガー「ウギャアアア――!!」
(SE:大爆発)
ドリルモンガー「巨大モンガァァ――!!」(再生&巨大化)
ゼロワン「ドリルモンガー! 仮面ライダーストロンガーを踏み潰せ!!」
ゼロガールズ達はそのまま撤退する。
そこへ雷雲を突き抜けジャガーバルカンが到着。
バルシャーク「ストロンガー! 後は俺達に任せてくれ!」
バルイーグル「合体!グロンドクロス!」
合体を完了させるサンバルカンロボ。
バルイーグル「太陽剣! オーロラプラズマ返し!」
バルシャーク「オーロラプラズマ返し!」
バルパンサー「オーロラプラズマ返し!」
サンバルカンロボの声「オーロラプラズマ返し!」
巨大ドリルモンガーの胴体を豪快に横切る→大爆発
976名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 00:00:11 ID:QMOyAgTU0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/07/23/0744/1054889552.html
飛羽高之「ブラックマグマ…やはりまだ滅んではいなかったのか!」
鮫島欣也「たった今5121部隊の善行忠孝司令から連絡があった。
      飛鳥五郎博士とメモリー・ジーン博士の御墓は、
      快傑ズバットとボーグマンチームがそれぞれ襲撃してきた
      ブラックマグマの連中を撃退して守りぬいたそうだ。」
豹朝夫「ブラックマグマめぇ! 今度こそ叩き潰してやるぜ!」
城茂「しかしわからんな。悪の組織の怪人や幹部ならともかく、
    なんだってまた俺達の死んだ仲間をわざわざ回収しているんだ?」
少年の声「それは因果律の実験のためにですよ。」
飛羽高之「誰だ!?」
4人が後ろを振り返ると、そこには一体の謎のモビルスーツが立っていた。
城茂「何時の間にモビルスーツが!?」
鮫島欣也「ガンダム!?」
977名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 00:17:48 ID:L1R4gNLn0
ttp://2ch.pop.tc/log/06/08/02/1723/1143845949.html
少年の声「はじめまして。僕の名はニコル・アマルフィ…」
少女の声「私は小鳥。桃生小鳥。今は黒い太陽神様にお仕えする夢見よ…」
飛羽高之「答えろ! ブラックマグマは死者を生き返らせて一体何を企んでいる!」
少年の声「新たにクロスゲートパラダイムシステムを完全ならしめるためには
      善なる心を持ち、不本意な惨い最後を遂げた幽鬼の無念の波動が必要なんです…」
少女の声「教えてあげる。未来を変えられるのは人間ではないわ。
      それが出来る唯一の御方は全能なる神であらせられるのよ…」
飛羽高之「全能なる神!? やはりまだ生きていたのか!」
少年の声「今日はほんの挨拶替わりです。嵐山長官にもよろしくお伝えください…」
少女の声「またいつか逢いましょう…」
機体の中から発する謎の声がそう言うと、謎のモビルスーツ=マグマブリッツガンダムは、
一瞬で姿を消してしまった。そのまま呆然と立ち尽くす太陽戦隊と城茂。
NR@大平透「新たな戦いを前に、巨大な陰謀の影は着実に迫っていた。」
978名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 12:18:51 ID:PcXPoqTm0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/09/05/0904/1121333704.html
***フェザーン市内・銀河サーカス団テント***
ナナ「あのウルトラマンはきっと偽者よ!」
ライオギン「おそらくヤプールの超獣か何かが化けているんだ」
ジーグ「でもこれからどうするの!」
かって銀帝軍ゾーンの銀河闘士として桜島噴火作戦に加担したライオギンであったが、
親友であるピエロのジーグやファイブマンの説得により改心し、
ジーグと共に再び銀河サーカス団を立ち上げたのだが、
惑星フェザーンでの興行中にたまたま今回の事件に巻き込まれた。
ライオギン「黙って見ているわけにはいかん。とりあえずあの偽ウルトラマンから何とかしなくては!」
ナナ「ギョダーイ!」
ギョダーイ「(ナナに呼びかけに応えて出てくる…)ギョダ〜イ」
元大星団ゴズマの巨大化獣であったギョダーイは、
テクノ惑星リゲルの少女ナナの仲介により、
今は銀河サーカス団専属の動物?として働いているのであった。
979名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 23:54:40 ID:7G8NXPdT0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/09/23/1428/1116059796.html
ガイナモ「このテロ騒ぎで俺の経営する焼き肉チェーン店も、
     日頃御愛顧頂いているお客様も多大な被害を被ったからな。犯人の野郎に落とし前をつけさせてやるぜ」
ナナ「でもギョダーイは一度巨大化光線を撃つと、パワーを使い果たしてしばらくの間は休まなくちゃいけないんです」
ガイナモ「心配無用だお嬢さん。俺様にはコイツがあるからな」
ガイナモはそう言うとポケットから芋長の芋羊羹を取り出し、
パクッと口に入れた。その途端にみるみる体が巨大化して行く…
巨大ガイナモ「 ガ イ ナ モ 〜 〜 ! ! 」
ライオギン「よしっ!迷っている暇はない! あの偽ウルトラマンを退治するぞ!頼むぞギョダーイ!」
ギョダーイ「ギョギョギョギョギョ…ギョダァァ――イッ!!!」
ギョダーイの巨大化光線を浴び、巨大化するライオギン。
巨大ライオギン「 う お お お お っ ! ! 」
ジーグ「頼んだよライオギン!」
ナナ「頑張って、ガイナモさん!」
ギョダーイ「…ギョダ〜〜イ(へとへとに疲れる)」
980名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 00:38:59 ID:qG8XtlKY0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/09/23/1428/1118227850.html
偽ウルトラマンの放った光線が、ガイナモのお尻に火をつけた。
巨大ガイナモ「あちちちちっ! なにしやがるっ!」
巨大ライオギン「ガオオオオッ!!」
ライオギンの呼び寄せた隕石群が、市街に被害を及ぼさないよう
偽ウルトラマンに集中して直撃する。
偽ウルトラマン「ジュワ〜〜ッ!!」
巨大ガイナモ「よし今だ! 食らえ!(強烈なパンチを御見舞いする)」
偽ウルトラマン「ジュ…ジュワ〜〜ッ!!(大爆発)」
ガイナモから会心の一撃を受けた偽ウルトラマンが爆発して果てると同時に、
ちょうど巨大化の効力が切れ、元の大きさに戻るガイナモとライオギン。
その時、ガイナモのトランシーバーが鳴り、通信の声が……
981名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 03:31:45 ID:VhJ8lgKJ0
ttp://2ch.pop.tc/log/06/10/05/0704/1147604259.html
ガイナモ「もしもし、こちらガイナモ」
ゼルモダ@通信「こちらゼルモダだ。フェザーン市内で暴れまわっていた宇宙刑事の格好した連中はみんな片付けたぜ」
グラッチ@通信「ゴンバットスーツを剥ぎ取って見たらよぉ〜、なんとこいつらマドーのファイトローだぜ」
ゼルモダ@通信「今度ワンパーたちの再就職も銀河連邦警察に頼んでみようぜ」
ガイナモ「バカかお前らは! そいつらは宇宙刑事に成り済ましてた偽者だ!!」
グラッチ@通信「えっ! そうなのか?」
ゼルモダ@通信「す、すまねえ…」
ガイナモ「よし、それじゃ例の場所で落ち合おう。切るぞ」
通信を終えるガイナモ。
ライオギン「ガイナモさん、後は帝国の官憲に任せましょう」
ガイナモ「じゃあ人が来ない内に早いとこずらかるか」
982名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 12:09:05 ID:2Ph9P/DF0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/05/25/2159/1089643436.html
「あれは・・・怪獣。」
相原京子を助けたのは地球が呼び寄せた怪獣シラリーだった。
シラリーは地上に彼女を置くと、光線を放ったもう一匹の怪獣コダラーと共に
メフィラス星人に向かい雄叫びを揚げた。
「グガーーッ!」
コダラーは誰もいない方向に光弾に撃つがそこで爆発が起こる。
そしてメカギラスが姿を現す。
80がコダラーに頷くと、メカギラスに向かい必殺のサクシウム光線を放った。
「シュワァ!」
その一撃でメカギラスは爆発と共に倒された。
戦いが終わり、セブンとコダラーは握手をした。
そして、その後、地球怪獣はそれぞれの場所へ帰り、ウルトラ戦士達も変身を解いてスペースマミーに戻った。
983名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 21:31:31 ID:RVtapa290
ttp://2ch.pop.tc/log/05/08/21/0326/1121866868.html
「?」
自分の体の中で何かがモゾモゾ動いている。
奇妙な感覚にとらわれ、白絹は気だるそうに疲れ切った体を起こした。
そして生気を失ったうつろな瞳を自分の下半身に向ける。
「え?」
するとあふれ出た精液をしたたらせている陰部から小さな細い足が二本、にょっきり突き出ていた。
「な、何?」
あわててその足を指でつまんで引っ張ると、筋肉が弛緩した膣孔から繭がズルリ……と抜け出てきた。
苦しそうにあえぎながら繭はアルティメットガールに話しかける。
「う…、ひ、貧乳……、もう、だい…じょう、ぶ…よ……。
宇宙人が、しゃ、せい…する、瞬間を、ねらって……外へ、飛び出したの…。真君、は……?」
繭の言葉に急いで双臀の間に手をやると後ろの穴からも二本の足がはえている。
窒息する前に助けなければ、と白絹はあわててその足を指でつまみ、注意深く引っ張った。
繭の時と同じように真が白絹の体内から出てくる。
白絹は手の中の二人をそっと地面の上に置いた。
「真さん! しっかりして!」
「う、うぅ……」
白絹の必死の呼びかけに真がうっすらと目を開けた。
少年が呆然としている白絹に声をかける。
「もう、足手まといは…、いない……た、たかって…、くれ……貧乳」
「真さん…」
984名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 23:21:39 ID:4d0rk9BJ0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/08/08/2245/1090033200.html
白絹は両方の手の平を合わせて、その上に真を乗せていた。
手を胸の高さまで上げて、真を見下ろす。
「ふぅ、ひどい目に会った。でも助かったよ。ありがとう貧乳」
「そんな…、だって元々はあたしのためにこんな目に会って……」
全身宇宙人の体液まみれになった真の姿を白絹はじっと見つめた。
(きっと、気持ち悪いだろうな……)
「じっとしていて、今きれいにするから」
そう言うと白絹は舌を伸ばして真の体を舐め始めた。
今は宇宙人の精液を口にすることへの抵抗感よりも、真の体を清めたいという気持ちの方が上回っている。
「ん…、んむ、れろ……」
ていねいに注意深く舌を動かす。
「アハハッ、くすぐったいよ、貧乳」
アルティメットガールの舌から逃げようと真が体をよじったのと、白絹が舌を引っ込めたタイミングとが偶然、一致した。
985名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 23:50:07 ID:NxbAyEQI0
ttp://2ch.pop.tc/log/05/08/08/2245/1105531597.html
その瞬間、真の唇と白絹の唇が重なる。
(えっ……?)
白絹の目が大きく見開かれる。
少女の唇に顔を半分うずめていた真が頭を起こした。
「ぷはっ! ああ、驚いた。でも貧乳の唇って柔らかいんだね」
邪念のない笑顔を見せる真に対して、白絹の方は驚いた顔のまま硬直していた。
(これって、キス? 真さんと…、ファースト・キス?)
たちまち白絹の顔がゆでた様に真っ赤に染まり、頭のてっぺんから湯気が噴きだした。
今時、珍しいくらい古典的な表現だ。
(あ、あ、あ、あげちゃった。真さんに、あたしのファーストキス……)
白絹の体が酔ったようにフラフラする。
「ハ〜ラ、ホレ、ハラ〜ホ〜」
もっとも真の方で今の接触を「異性とのキス」と認識しているかは疑問だが……
986名無しより愛をこめて:2006/11/29(水) 00:51:47 ID:6vbZUsZf0
ttp://2ch.pop.tc/log/06/09/28/0816/1102148144.html
***地球・日本国内某所***
デグスビイ「な、何だお前たちは!?」
ツタデンマ「貴様がデグスビイとか言う地球教の司教か?」
ジョーズワニ「悪いがここで死んでもらうぜ!」
デグスビイ「Dショッカーが、なぜ私をっ!?」
ツタデンマ「知れたこと。万一貴様の口から地球教団の機密が漏れれば、
       地球教は勿論、我々Dショッカーもいささか困ったことになるんでな!」
デグスビイ「待ってくれ! ヤツデンワニとかいう、毎日私の世話をしてくれていた
       あの化け物はどうした!? 奴に取り次いでくれっ!!」
ツタデンマ「奴なら、アバレキラーに扱き使われている日頃の重労働の努力に応えて、
       ハワイ行き慰安旅行をプレゼントしてやった。あと一週間は戻ってこないぞ!」
ジョーズワニ「アバレキラーが地球を留守にしている今がチャンスだからな。
        坊さんらしく潔く往生しろ! ぐああああっ!!」
大きく口を開いて、その獰猛な牙で今にもデグスビイを噛み砕かんとするジョーズワニ。
デグスビイ「くっ……これがもはや聖職者ではなく背教者となった、自分に対する報いだというのか……」
……そこへ、何処かから飛んできたトランプカードが、
デグスビイに迫るジョーズワニの腕へと突き刺さった!
987名無しより愛をこめて
ttp://2ch.pop.tc/log/06/09/28/0816/1103295263.html
ジョーズワニ「ぬわあっ! な、何者だぁーっ!」
???「フハハハハ…」
???「ハハハハハ…」
ツタデンマ「き、貴様らは!?」
魔天郎「怪人、魔天郎…」
ジゴマ「同じく、怪盗フリードリヒ・シュトロンハイム・フォン・ジゴマV世…」
ジョーズワニ「貴様らか!? 最近我がDショッカーの秘密基地や宮殿施設から
        次々と軍資金や財宝を盗み出しているという盗人は!」
ジゴマ「愚昧なるDショッカーの諸君、いずれ世界は私が征服するのだ。
    将来私に支配されるべきこの世界を、これ以上お前たちなどに
    好き勝手に荒らさせるわけにはいかん!」
魔天郎「諸君が略奪の限りを尽くした財宝の数々は、いずれ我々が責任を持って、
     しかるべき本来の持ち主のところへと返しておくから、安心したまえ」
ジョーズワニ「ほざくなっ!」
ツタデンマ「ちょうどいい! ここで貴様ら二人もまとめて片付けてやるっ!」