ガンスリンガーガール 3人目の義体

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734名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 03:06:59 ID:PfJzNU8i
俺もBかな?
735名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 09:58:18 ID:R7nmA2AV
おっぱいが選択肢にないのは万死に値する!
736メイド イン 公社:2007/03/21(水) 10:42:46 ID:mC9umc2h
アンケート集計結果
B 膣 2
E 胸 1  >>735 ごめんなさい。ぬけてました…OLZ

737名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 08:19:30 ID:gkw8MbA6
エロイヨーエロスギルヨーGJダヨー

も、なんつーか、どこでもいいっす。
738メイド イン 公社:2007/03/25(日) 21:15:00 ID:evwaUOap
”射精時には、あんなに硬く長く膨らんでいたのに、
射精直後からこんなに柔らかく短く萎んでいくんだわ。…”

夢中に吸い付き、しゃぶりながらも冷静に情報収集をしているローザであった。
義体には、担当官からの微妙な目配せや指先の合図で、
突入のタイミングや作戦の調整を図れるように
常に担当官の動きを学習する条件付けがなされている。
ロレンツォの好みや癖を完全に覚えて、ベッドの上での作戦に役立てねばならない。
まして、つい最近まで聴覚機能が麻痺していたローザにとって、
対象を見ないで音だけで動きを察知する力は、
明らかに他の義体よりも経験蓄積量が足りなかった。
それに、義体メイドであるなら、奉仕する分野で、他の戦闘義体に負けるわけにはいかない。
ロレンツォ様の自分への愛を信じていても、他のメイド義体達に、
「ローザは、たまたま運がよくて選ばれただけ…」
「魅力も能力もない義体と夜を過ごすなんて課長が、かわいそう…」
そんな戯言を一蹴するだけの努力を今まで以上に積む必要があるとローザは、考えていた。

”彼の愛に甘えてはいけない!彼のそばにいることが一番似合う義体となるわ!”

そんなことを考えながらひたすら舐め続けていると、口の中で新しい変化を感じとった。
なんと、3度目の勃起の兆候が出てきたのだ!
試しに、両手で左右の睾丸を揉み扱いてみると、明らかにロレンツォ様が、感じていた。

”3度目…できるかもしれない。”

しかし、新婚初夜で3度目をねだることは、妻としては、
はしたない行いなのかそれとも賞賛されることなのかが、わからなかった。
ロレンツォが、まだ撃ちたいというのであれば、撃たせてやりたい。
しかし、そうすることは、自分が欲望のままに相手を貪っているかのようなわがままな行いとも思えた。
既に2発の銃弾を体内に吸収しているのだ。
自分としては、大満足のはず。
さらに、3発目を要求するよりも、妻として夫の健康管理上、諫めるべきなのではないか?
そう思ったローザであった。
口からほかほかに温まった銃身を吐き出すと、ロレンツォの顔色を覗った。

「あの、また硬くなってきたようなんですけど…」
739メイド イン 公社:2007/03/25(日) 21:17:28 ID:evwaUOap
ローザは自分から、やりたい!という意志を出さないようにして問いかけた。

「君が、わたしに元気を与えてくれているからだ。君は、どうしたい?」

ロレンツォは、ローザの頭を両手で包み込み、目を見つめた。

「わたくしは、ロレンツォ様がなさりたいことをしたいだけですわ。」
「君が大きくさせたのだから、その責任を取るべきだと思うがね?」
「そ、それは、そうですけど、もう続けて2発も射精してるんですよ!
時間も3時ですから、そろそろお休みになられた方がよろしいかと思いますけど。」
「んっ?何を心配してるのか知らんが、わたしは、疲れてなんかおらんよ。
君が、もう眠りたいというのであれば、わたしもそうするつもりだが…」
「そんなっ!そ、そんなことありません!!まだまだ、したいですっ!
まだ、やりたいこといっぱいあります!
ただ、あの、ロレンツォ様が、わたくしのために無理をなさっているのではないかと…
すいません、なんだか、失礼なことを言ってますよね?
ロレンツォ様が若くないからとかってことじゃなくて、
短い時間に、あんまりたくさん射精させるのはお身体によくないって、知らされていたから…」
「やれやれ、条件付けというのは、一体どんな知識まで注入していたんだろうな。
そんなことまで、心配していたのでは、気が休まらないだろうに!
君が、したいと思うことをして欲しいな。
ベッド上では、男と女の関係だ。
担当官と義体の関係の条件付けを忘れるようにできるといいな。」
「だって!普通の男性でも、一晩で3回も射精できないって、知らされていたから。」

ローザは、目をそらして、自分の発言を恥じた。
ホントは、したくてたまらない。
3度どころか、彼女がロレンツォに求めているのは限りない欲望の渦だった。
身体の傷の位置と後遺症の程度、性的快感を感じる部位、皮膚の健康状態、体臭、体液の味、身体のサイズ…
全てをデータ化し、自分の学習機能を全開にして、覚えていきたい。
できることなら、ロレンツォのそばを一瞬でも離れたくない、ずっとつながったまま毎日を過ごしていたい。
これから彼が撃つ全ての精液を自分だけが独占できれば、本望なのだ。
しかし、メイドとしての務めを考えると、ロレンツォの健康管理は、絶対に外せなかったのだ。

「まあ、そうだろうな。
わたしだって、普通は、続けて3回もできないさ。
君が、あまりにも可愛いからだろうな。」

ロレンツォは、ローザの髪を指先でくるくると巻き付けて、耳に掛けて愛撫する。
ローザも顔を傾けて、その手の温もりを感じる仕草をする。
幸せというのは、こういうことを言うのだろう。
740メイド イン 公社:2007/03/25(日) 21:19:49 ID:evwaUOap
”わたしって、そんなに可愛い?3度目を続けて、いいのかしら?”

「そうとも、続けていいともさ!」
「えっ!どうして、わかったんですか?
あっ!わたし、唇、動いてました?
じゃあ、ずっとそうやってわたしの心をお読みになっていたんですのね?」
「やれやれ、ばれてしまったな。もう少し、君に、不思議がらせたかったんだがね。」
「あんっ、はずかしい!わたくし、どんなことつぶやいてました?
ヘンなこと考えていたから、ああっ!もう、はずかしいわっ!」

ローザの頬が紅くなり、両手で顔を隠して、ロレンツォの胸の中に頭を埋める。
ついさっきまでその可愛い小さな口で男性自身をしごいて精液を飲み干していた彼女が、
そんな子供のような仕草をとることが、ロレンツォには、たまらなく愛おしく思えた。

ローザにしてみれば、
”ロレンツォ様の胸って、なんて広くて逞しいのかしら。”
”これって、おいしくないっ、でも慣れていかなきゃっ。”
”えへっ、お姫様抱っこだぁ。それに、しっかりつながってるー。”
”やったぁ、二発目も飲んじゃった”
”うそっ!まだまだ元気なんだわ、3度目できるかしら…”
一体、どんな言葉を読まれて、なんて失礼極まりないことを読まれていたかと思うだけで、
ローザは、パニクった。

「どれどれ、君の方は、どうなんだろうね?」

ロレンツォは、ローザの股間に指を差し込み、内部を穿る。
指先には、ねばねばする汁がねっとりからみつき、糸を引いている。
唾液と精液とバルトリン腺液のカクテルが、ローザの膣口から漏れ出て、シーツを濡らしていた。

「ああっ!そんなに動かさないでくださいっ。」
「君ばかりに、させてしまったからね。そろそろわたしが君にしてやりたい。」

ロレンツォの指がV字になって、ローザの狭い割れ目を捲りあげる。
濡れているとはいえ、乱暴なまでのその動きに、ローザは、強い痛みを感じた。

「ロ、ロレンツォ様。い、いたいっです。」
「痛いかもしれないが、少しずつ慣れてもらわんとな。
狭いのもいいが、もう少し広がった方が、君にとっても楽になるからね。」
「は、はいっ。がんばります。」
「いい子だ。」

ロレンツォの指は、膣内部を上向きにひっかくようにして、ローザのクリトリス包皮を刺激する。
ローザの白い分泌液が、ロレンツォの爪に挟まり、痛みを和らげる。
ロレンツォもローザに見習って、その液体を舐めとった。

「うん、美味いね。君のここから出てくるものは、いい味がするよ。」
「いやだぁ、そんなの味わわないでくださいっ!」
「君だって、わたしのをさんざん舐めたじゃないかね?わたしだって、舐めてみたい。」
「そ、そうですけど、無理して飲まないでくださいっ。
わ、わたしが飲むのは、義体なんですから、当たり前ですわ。」
「うーん、どんどん出てくるよ。これは直接飲んだ方がいいな。」
「あんっ!」

ロレンツォは、シックスナインの体位で、ローザの上に馬乗りになって押し倒し、彼女の股間に食い付いた。
前歯による激しい愛撫で、ローザの体内から漏れ出てくる分泌液を掻き集めて味わい続ける。
ローザの顔の真上には、咥えねばならない対象がぶら下がってきていたが、
痛みと快感の境界線のようなロレンツォからの愛撫で、冷静な判断ができなくなっていた。
741メイド イン 公社:2007/03/25(日) 21:21:54 ID:evwaUOap
”と、とにかく咥えなきゃっ!”

パクリとくわえたものの、それで精一杯だった。
ロレンツォの愛撫が、激しさを増し、ローザの股関節が軋む。
ロレンツォの歯が縦スリットの膣口を垂直に囓る動きは、ローザの全身に電撃を走らせた。
もはや、妻ローザをいたわる夫ではなく、女ローザを貪る男になっていた。
尻の割れ目に指を入れて、しっかりと挟みこんでいるので、ローザは逃げようがなかった。
ロレンツォの口が、凄まじい速さで動く。

「ふわぅっ、あっ、あっ、あっ、あっ、ろほ、ふぇんつぉさまぁ!!」

ローザの口に、上から突き刺さった銃身に腰のグラインドの動きが加わわり、喉奥へと深く進入してきた。
自分が上になり、楽な姿勢で咥えていたさっきまでの体位でなく、
ロレンツォが上になって、咥えさせられるこの体位は、よりローザに努力を求める体位だった。
ベッドで夾まれた頭は、逃げることもずらすこともできず、
ロレンツォの重い体重が、ローザにのしかかり、嘔吐感を覚えながらも、全てを飲み込む。
やさしかったロレンツォが、明らかに、怖いロレンツォに変わっていることを感じた。

”これって、イラマチオっていうんだわ!”

ロレンツォは、3度目ができる男としての持久力をローザに見せたかった。
しかし、若い肉体に吸い取られた2度の精力は、かなりのエネルギー消費で、
3度目は、強い刺激を与えねば、出せないことを予感していた。
乱暴で刺激的でリズミカルな前後運動をしばらく繰りかえさねば、射精できないのだ。
しかし、ローザの口も狭く、全てを収めることが叶わないことがわかると、ロレンツォは、その動きを止めた。
無理に押し込めば、嘔吐しかねない。

「やはり、きついようだね。すまなかった、痛かっただろう?」

ローザの口からべとべとになった銃身を引き抜いて、虚ろな瞳のローザに話しかける。

「いいえ、大丈夫ですわ。こうすれば、いいんです。」

ローザは、ベッドに寝たまま、端にずり寄って来て、頭だけをベッドの下へと垂らした。
喉がストレートに伸ばされて、ロレンツォの銃身の長さを確保できる体位になって見せたのだ。
742メイド イン 公社:2007/03/25(日) 21:23:45 ID:evwaUOap
「いや、それだと、息ができないだろう?」
「ううん、大丈夫です。
呼吸は、ロレンツォ様の動きに合わせてできますから。
むしろこうした方が、ロレンツォ様の腰が動かし易いはずです。
これで、わたしのお口に入れてください。
これなら、どんなに激しく突いても、ずれませんわよ。」

ローザの唇から、唾液の糸が垂れて、床に落ちていく。
ロレンツォは、ベッドから降りて、逆さまになっている紅い口の中へ銃身を差し込んだ。
あっというまに内部へ全ての銃身が収まってしまうと、
ローザは、自ら腕を逆手にしてロレンツォの尻を抱きしめた。

”射精するまで、離さない!”

そういう意志を読み取ったロレンツォは、本気になって口へのグラインド射撃を始める。
同時に、ローザの股間への口撃も忘れない。
ローザの平らな胸の上に乗っかり、激しく突き立てるたびに、股間でうめき声が漏れ聞こえ、それが快感刺激となる。

「うぉっ、うぉっ、うぉっ、うぉっ、うぉっ、…」

ローザの苦しんでいるようで、それでいて、がんばっているようなあえぎ声がたまらない。
しかし、このまま射精するのは、危険に思えた。
もし、この状態で喉奥へ出せば、上手くいって、食道への直接射精で嚥下できるが、
下手すれば、むせて気管に入りかねなかった。
ローザは、飲みたがるかもしれないが、ロレンツォの3発目の標的は、決まった。
今夜最後の射精は、もう一度膣内で、行うべきだろう。
743名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 02:57:36 ID:FAOJmTTw
ロレンツォ様エロ過ぎw
GJ!ですよ
744名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 11:49:06 ID:lsrmTHRO
GJ!!
気遣うつもりが火に油を注いでいるローザがイイ!!
745名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 21:02:43 ID:2uMAU1D0
ローザの3次元イメージ その1
http://www6.axfc.net/uploader/16/so/N16_10300.jpg.html
ローザの銃で撃つがよい。
746名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 16:52:18 ID:Qf8BbBWo
 
747名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 11:41:13 ID:3A+vJrmE
hosyu
748名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 13:14:30 ID:SXpZwJid
ほしゅ
749メイド イン 公社:2007/04/07(土) 22:50:31 ID:648u4T9R
>>745
うわーわわわ。見事にぺったんこですね。
いるんですね。こういう人が。
ちょっと身長高い感じだけど、いいですねえ。
顔が見えないのが、残念!
750メイド イン 公社:2007/04/07(土) 22:53:14 ID:648u4T9R
ロレンツォは、ひんやり冷たいローザの美しい股間に顔を埋めながら、
ローザの温かい口内で自分を暴れさせた。
それが、ローザにとってどんなに苦しい体勢であるか、
わかっていながら、わざとそうしていた。
『男の本能は、女性を征服することでもあり、
女の本能は、男性に従属することでその代償を要求できることでもある。』
そんなことを言ったのは誰だっただろうか?
おそらく、ローザが苦しんだ分、ロレンツォは、後ろめたさから、
夫として真摯に仕えねばならなくなるだろう。
しかし、ローザは、自分が苦しんでもロレンツォを喜ばせられることが、
何よりも快感になっていたのだ。
それが、条件付けによるものなのか、
それとも、ローザの意志なのか、彼女自身にもわからないでいた。

ロレンツォの長い銃身が、ローザの喉から食道へかけて出入りし、
嗚咽の声は、さらに苦しい声となっていた。
大量の唾液がローザの唇から鼻や頬を伝って、床にしたたり落ちていた。
ロレンツォのマガジンが、かっちりと装填されて、
銃身の長さも太さも硬さも最大になったとき、ロレンツォは、勢いよく口腔から引き抜いた。

”ズボッ”

「ああっ、ロレンツォ様…このまま出していただいて、いいのに!わたし、大丈夫ですわ。
ちゃんとこぼさないで、飲む自信がありますっ!」
「いや、そうじゃないんだよ。君の顔を見ながら、行きたいんだがね?ダメかな?」
「あっ、それじゃあ、咥える向きを逆にしましょうか?」
「いやいや、そうじゃないよ。もう無理して飲まなくても、イイ。
君の拘束制御は解除されているのだから、安心なさい。
わたしが、君の顔を見ながら、君の胸の鼓動を聴きながら、抱きしめたいんだが、どうかね?」
751メイド イン 公社:2007/04/07(土) 22:54:32 ID:648u4T9R
ロレンツォにそう言われて、ローザの顔は、真っ赤になった。
飲むことばかり考えていた自分は、はしたないと思われなかっただろうか?
すぐに、ベッドの上に起き上がり、ロレンツォの顔を見つめがら、
ローザは、ごく普通に、当たり前のように、仰向けで横たわった。
そして、手のひらを広げ、両腕をロレンツォの前に差し出した。

「お願いします。入れてください、ロレンツォ様。」

ロレンツォは、ローザの両太股をM字に開かせ、
美しいローザの体内に入っていった。
そのまま、身体を重ね合わせると、ローザの顔は、
ロレンツォの胸の位置にやって来る。
体重をかけないように、ロレンツォは、身体を転がして、ローザを上にして抱きかかえた。

「ロレンツォ様…、わたくし、痛くありませんから、動かしてください。もう、大丈夫ですわ。」
「そうか?じゃあ、少しずつ動かしてみよう。」

ロレンツォは、ローザの腰を引き寄せ、小刻みに前後に揺らす。
ローザの唇が真一文字に結ばれて、うめき声を漏らすまいと歯を食いしばっている。
やはり、まだ、痛みがあるのだ。
それでも、その顔からは、苦痛だけではなく、喜びと恍惚の表情が見て取れた。

”愛しき、ローザ。君は、なんて、安らぎを与えてくれるのだろう?
わたしは、そんな君に何を返してやれるのか?ありがとう、ローザ。”

「わたしの方こそ、ありがとうですわ。ロレンツォ様!」
「いや、こいつは一本とられたな。今度は君に、わたしの心を読まれてしまった!」
「うふふっ、お互い口話での会話が長く続きましたもの。癖になっているんですわ。」
「癖か、こうやって君と抱き合うことも、当たり前のことになっていくんだな。…」
「そうしてくださいますか?」
「ああ、もちろんさ。」
「うれしいっ、もっと動かしてくださいな。ロレンツォ様。」
752名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 20:54:35 ID:0MJyn+2x
かわいいよ、ローザ!
GJ
753名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 12:40:50 ID:HthHOsg0
GJ!
754名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 20:29:35 ID:1sFszk2s
GJ!
755メイド イン 公社:2007/04/13(金) 22:19:52 ID:aLzI1K5G
小刻みに下から突き上げるようにして腰を動かすと、
そのわずかな動きでさえ、ローザは敏感に反応し、小鳥が鳴くように喘ぐ。
そうするうちに、ローザの膣内は溢れるような体液で潤っていった。
しかし、騎乗位では、ローザの方から積極的に動かねば、大した刺激は味わえない。
そのことを察したローザは、すぐに起き上がり、ロレンツォの上を跨いで膝立ちになり、
先ほど学んだ腰の動きを自ら再現してみせた。
ロレンツォの銃身が刺さった股間を軸にしながら、前後に激しく揺らしていく。
不規則な振り子のような、ぎこちない動きが、
すぐに規則的で巧みなリズムへと変わり、連続高速運動へと発展する。

「ああ、いいよ。ローザ!」
「こうですか?わたし、うまくできてます?」

ローザの素早いなめらかなその動きは、確かな快感をロレンツォに与えていた。
ローザの狭い膣で圧縮された銃身先端は、さらに膨張し、発射準備を整える。
自分の動きによる快感で、ロレンツォが喜んでいるかと思うと、
ローザは、うれしくてたまらなかった。

”やったぁ。わたし、上手にできてるんだ。
ロレンツォ様に喜んでもらえるように、もっともっとがんばろうっと。”

ローザは、軽い痛みも忘れて、腰を巧みに振り続け、
ロレンツォの硬いマガジンへと手を添えた。
かちこちに固まっているそのダブルカラムマガジンには、
濃い3発目を湛えていることだろう。
ここに愛撫を加えないのは、メイドとして、手落ちだ。
すぐさま、前後から、右手で睾丸をつまむようにして揉みほぐし、
左手でペニスシャフトを強く握りしめた。

「うぉっ、ロ、ローザ!」

”ロレンツォ様が、喜んでくださっている!”

ローザは、ようやくセックスのおもしろさを感じ始めていた。
二人で作る営みこそが、愛を育むのだということを。

”相手の喜ぶことを自分で考えて、積極的にしていくといいんだわ!
わたしって、本とか条件付けに頼りすぎていたんだ!
ああっ、もう情けないっ!しっかりするのよ!ローザ!
あなたは、ロレンツォ様に選ばれたのよ!
妻なら、もっと夫の好みや嗜好を感じ取らなきゃダメよ!”
756メイド イン 公社:2007/04/13(金) 22:22:28 ID:aLzI1K5G
ローザの手による前後からの挟撃で、
ロレンツォの理性は、ほぼ殲滅させられた。
もともと3回目の突入作戦自体が、戦力不足なのに、
ローザの若い肉体と愛情深い好奇心との対戦では、
不利を通り越して、敗北は目に見えていた。
つまり、ローザが満足するまでは、
つきあえないということを意味していたのだった。
しかし、ロレンツォにも男の沽券があり、夫としての意地もあった。
このまま、ローザの手による愛撫で、騎乗位のまま撃ち止めさせられるのは、不本意だ。
自分さえ気持ちがよければイイという問題ではない。
ローザに満足してもらい、条件付けがはずれたとしても(そういうことはあり得ない)
男として愛してもらえるに足る自分を見いだしてもらいたかったのだ。
ならば、ロレンツォは、ローザの若さに負けない魅力をどうしても演じてみせる必要があった。

「ローザ、すまないが、下になってもらうよ。」

ロレンツォは、乱暴にローザの腰をつかみ、つながったままベッドに押し倒した。
騎乗位で優越感に浸りながらダンスを踊っているローザの動きを完全に封じ込めたのであった。

「どうしてぇ?気持ちよくなかったですか?」

不思議そうに尋ねるローザのほほえみは、勝ち誇った顔にも見えた。
夫として、妻に奉仕してもらうことはこの上ない喜びだが、
妻に主導権をとり続けられる初夜というのも情けないではないか!

「気持ちが良すぎたんだよ!だから、今度は、わたしの番さ。」

ロレンツォは、全体重と残りの精力で、
つながっているローザの股間を目がけ、一点集中突入を敢行させた。

”メリメリッッ!”
「うあぁあああっ!いっいたいですっ!」

ローザの叫びに耳を貸さずに、
ロレンツォは、自分の銃を完全にローザの体内へ埋め込む作業を開始する。
ローザの腹部がぽっこりと膨れ、見えない内部からの突き上げで、
ローザの下腹部を進行している様子をとらえた。
先端銃口の敏感な部分が、ローザの終端にある子宮口の唇と微妙に故擦れ、
もう、それ以上の進入が無理であることがわかる。
それでも、ロレンツォは、ローザの欲望を満たすために、その運動を止めなかった。
757メイド イン 公社:2007/04/13(金) 22:28:42 ID:aLzI1K5G
「あんっ、あああん。いたいっけどっ、や、やめないでくださいっ!」

ローザの内部で、
痛みから快感への転化が起きていることをロレンツォは見抜いていた。

「止めないとも。これは、君の痛みを和らげる注射だからね。
お薬をもらう準備はいいかね?」
「はいっ!いっ、いただきます!おっ、お薬、くださいっ!
わたしの中に、いっぱい欲しいんです!」
「さあ、いくよ!口を開けて!目を開けて!足を開いて!
両手で、わたしの銃を握りしめなさい!」
「はいっ!わかりました!」

ローザが、両手でロレンツォの銃を強く握りしめた瞬間、
その手に大きな脈動を感じた。
ロレンツォの体内からローザへとつながるパイプラインで、
大量の精液の輸送が行われていることが、その感触から確かめられたのだ。
握りしめた指をはじくかのような力強い脈動のリズムは、
ローザの体内へ流れ込んでいく巨大な海の波をイメージさせた。
ロレンツォは、ローザの大きく開いた口の中を覗き込み、
自分自身が銃弾となったかのようなイメージで、
紅く奥深いローザの口腔へと飲み込まれていった。
ローザの吐く息の匂いとノンブルノアールの香水の匂いと
ローザの膣から溢れるバルトリン腺液の匂いのミックスフレグランスが、
ロレンツォの鼻腔を刺激し、興奮を高めた。
そして、ロレンツォは、ローザの唇に大きくかぶせるようにして喰らいつくと、
口の中に溜まった多量の唾液を注ぎ込んだ。

”!!!!”

すぐにそれに反応したローザは、ロレンツォからの贈り物をあっと言う間に飲み込むと、
彼の舌先を自分の舌で絡め捕り、自分の口腔内へと引きずりこむように誘いこむ。
そして、さらにパイプラインを強く握り締め、絞り上げる動作を加えた。

”!!!!”

絡み合う舌先の運動と下半身の脈動とのシンクロナイズが、
自然で心地よいオーガズムを二人にもたらした。
同時に絶頂を迎え、同時に果て、満足感に浸ることができたのだった。

”とくんっとくんっとくんっ…”

そうして、二人は、お互いの鼓動を聴き合うようにして身体を重ね合い、
つながったままで、ようやく眠りにつくことができたのだった…。
758メイド イン 公社:2007/04/13(金) 22:32:02 ID:aLzI1K5G
ふううううううううううううううううううううっ
エロシーン終了デース!
食傷気味って、怒られちゃうかな?
でも、どうしても書いてみたかったのだ。
シリアスにという要望に応えるのがこんなに大変なこととは…
このあと、物語は、ジャンとの対決とメイドイン公社のテーマで終了です。
長い間おつきあいくださいまして、ありがとうございました。
759名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 23:53:23 ID:J/TxHE/L
GJ!、そして、お疲れ様でした
760名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 01:34:22 ID:j5G60aCt
お仕事が忙しい中、ありがとうございました!
761名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 11:38:41 ID:bQ2vOvzi
GJ!!
堪能させてもらいました
762メイド イン 公社:2007/04/14(土) 14:14:45 ID:rG2Bv/s4
…………………………………………………………………………………………………………

午後の公社の課長室で過ごす二人。
いつものような風景なのに、いつもとは違う空気が漂っていた。
晴れて夫婦となった二人の間には、新しい信頼と愛情の糸でつながっていた。
そして、ローザにとっては、新たな条件付けによる生活の始まりだった。

”今まで以上に、ロレンツォ様のお役に立ちたい!”

ローザの仕事ぶりは、今までと変わらない真剣なものだったが、
どこかしら温かみが増していた。
後遺症を抱えるロレンツォへのいたわりや仕事上のきめ細かい配慮が、
もっとうまくできるようになっていたのだ。
夫婦となったことに加え、音が聞こえるようになったことで、
ローザのメイドとしての才能に、さらに磨きがかかっていたのだ。
窓を開けて、冬の冷たい風で室内の空気を入れ換えるときでも、
ロレンツォが部屋から出ている間に済ませておいたり、
彼のコーヒーカップを机上に置く時の音が、静かになったのは、
ローザの感性と情熱の表れだった。
そんなローザの幸せを揺るがす連絡が、ついに、課長の胸の携帯電話に入ってきた。

「おう、ジャンか。…ああ、そうだ。…うむ、わかった。」

いつものジャンからの電話であるなら、そう聞き耳を立てることもないが、
今日の場合、約束の3日間後の電話である。
自分に関係のある電話であることをローザはすぐに気がついていた。
しかし、ロレンツォは、そんなことを知らないでいる。

「ローザ、ジャンがわたしたち二人にお祝いをしたいんだそうだ。
地下の射撃レンジまで出てきて欲しいそうだ。
行ってみようじゃないかね?」
「…あっ、はい!わかりました。」
「そうかまえんでもイイ。あいつには、手出しをさせない。
君にはずいぶん酷いことを言ったようだが、あいつは、言い方が冷たいだけで、
根は優しい男なのだよ。許してやってくれ。
多分、誰にも知られないように、君に謝りたいのさ!つきあってやろうじゃないか。」
「ええ、知っています。」

(とてもやさしくて、それ故にとても激しい気性である方であると。)
763メイド イン 公社:2007/04/14(土) 14:17:09 ID:rG2Bv/s4
ジャンの呼び出しを受けて、二人が射撃レンジにやって来ると、
中央レンジにただ一人で立っているジャンの姿が見えた。
いつもとは違う雰囲気に、ローザはすぐに義体としての本能を刺激された。

(ジャン様のそばに、リコがいない?どういうことかしら?)

ジャン様が、課長とわたくしをわざわざ、この地下射撃場へ連れ出したことの理由は、
わたくしに謝りたいのではなく、わたくしが、公社の義体となっているか、
担当官の義体となっているかの確かめをなさりたいのだと確信していました。
ですから、わたくしは、スカートの中に、ホルスターのみを装着してから、
ロレンツォ様のおそばを離れないようにして、ここへ来たのです。
今のわたくしには、ロレンツォ様からいただいたG26を返していただく資格があるはずですから。
射撃レンジの施設には、ジャン様以外に誰もおられません。
おそらく、ジャン様が、ここを一時的に閉鎖なさったのでしょう。
周囲から人の気配が、まるでしませんから、保安員もどこかへ行っているのだとわかりました。
火薬の臭いがたちこめるここは、わたくし達、福利厚生課のメイドが、
掃除や管理を任されていない唯一の場所かもしれません。

「ローザ、これを返しておく。初弾が既にチャンバーに装填されている。
携帯許可証は、俺の名前で正式に出しておいた。これからは堂々と携帯するといい。」

ジャンは、ローザにG26を手渡した。
そして、ローザがそれを受け取るやいなや、ジャンは、課長の背中に周りこみ、
ローザをまっすぐに睨み付けた!

「さて、約束を確かめさせてもらおうか。」

ジャンは、自分のFNブローニングハイパーを胸から取り出し、スライドを引いて装填する。
そして、ロレンツォを後ろから羽交い締めにして、そのまま銃口を頭部に押し当てた!

「な、何を考えておる!やめんか!ジャン!」
「課長、動かないでください。
ローザが、俺の予想したとおりの女性なら、約束を守るはずです。
しかし、ただの義体だというなら、課長のそばにいるのは、危険です。
俺は、危険性のあるものをそのままにしておくことはできない。」
「さあ、どうする?拘束制御を解除してるなら、俺を撃てるはずだ。
課長だけの義体になった証拠を見せてもらおう。」
「お願いです。こんな試し方をなさるなんて、おかしいです。
あなたは、課長の大切な方なんです。
お願いですから、銃をおろしてください!」

ローザは、銃器の訓練を受けたことはないが、知識として条件付けは施されている。
自分の銃の引き金を引けば、弾が出る。
ジャンの銃も引き金を引けば、弾が出るだろう。
こんな均衡状態で、急所を外して手足を撃つことは、危険である。
相手の動きを完全に止めるためには、頭部への狙撃しかなかった。
ローザのグロックG26の銃口が、自然とジャンの頭部をピタリと狙った。
この超近接距離なら、絶対に外さないだろう。こんなことは、通常の義体にできる動作ではなかった…。

(ああ、そうなんだ!これが、拘束制御解除の効果なのね…)
764メイド イン 公社:2007/04/14(土) 14:19:27 ID:rG2Bv/s4
「そうだ、それでいい。
あとは、俺を撃てば、確認できる…。
公社の最高指揮官たる俺を撃てるか?ローザ。
撃てないなら、課長は、死ぬ。
代わりに、俺が、公社の最高責任者になるだけのことだ。」

ジャンは、銃口をロレンツォに密着させて、ロレンツォに反撃の隙をまったく与えなかった。
ロレンツォは、ジャンが芝居をしていることをわかっていたが、
ローザが、誤ってジャンを撃ってしまうことを恐れていた。
ローザは今では、自分の命を守るためなら、何でもできる義体となっていたからだ。

「ローザ、俺を撃て!撃たなければ、俺は、課長を殺す。
引き金をひいてみろ。」
「ローザ、心配するな。ジャンの奴は、本気じゃない。危ないから、銃をおろしなさい。
ジャン、貴様、いいかげんにせんか!」
「ローザ、冗談ではないぞ。3秒後に引き金を引く、3、2、1、!」

”カシュッ”

ジャンを狙ったローザのG26が、乾いた音をたてた。
チャンバーが空であるための音だった。

「……わたくしをお試しになったのですね?」
「そういうことだ。
公社への忠誠律と指揮系統の拘束制御が解かれていることをたった今、確認した。
これからも、親父殿を最優先で守ってやってくれ。」

”バシッ!!”

ローザの左手が、ジャンの右頬を激しく叩いた。

「ジャン!こういう方法は、もう2度となさらないでください。
わたくしが、ロレンツォ様だけの義体となったからには、わたくしは、あなたの義理の母親です!
そのわたくしに、引き金を引かせるなんて!
ここに、リコを連れて来ていないことが、わたくしへのあなたなりの信頼の証であるとわかっていても、
わたくしは、ロレンツォ様を愛しているのです。
こんな事をすれば、わたくしは、必ず引き金を引きます。
…そして、もしも、あなたが死ぬようなことになれば、ロレンツォ様が助かっても、ひどく悲しまれます!
あなたは、ロレンツォ様の宝なのですから、わたくしにこんなマネをさせないでください!」
765メイド イン 公社:2007/04/14(土) 14:21:52 ID:rG2Bv/s4
G26を握りしめた右手を下ろして、ローザは泣いていた。
ロレンツォただ一人のことだけを考えていればいいものを、
ジャンも大切な家族であると、ローザは言っているのだ。

ジャンは、笑っていた。自分を家族として愛してくれる女性が、目の前にいるからだ。

「それでいい。
もし、俺を撃たなければ、俺は、ここで、課長を犯すように、あなたを脅迫するつもりだった…。
俺は、何事も自分の目で確かめる主義だ。
ここに、リコを連れてこなかったことをあなたなら、気がついてくれると思っていた。」
「おい、ジャン、いい加減そういう自分の身体を張った確認方法は止めてくれ。
銃を使った芝居は、心臓に悪い。
万が一の事故もある。
それに、ローザは、銃の訓練は受けていないのだぞ。」
「課長、だから、ここへ連れてきたのです。
ローザさん、あなたには、課長からの仕事が無いときは、毎日1時間でいい、
ここへ来て射撃訓練を積んでくれ。
指導は、二課の課員に頼むといいだろう。」
「銃をもつ義体は、それなりの技術を積めと仰るのですね?」
「そういうことだ。的に当たらずともせめて敵を撃てるようにならねば、携帯する意味はなかろう。
課長だけの義体となった今のあなたなら、それが理解できるだろう。」
「わかります。
愛する者を守るためなら、それ以外のモノを捨てる覚悟がいると?」
「その通りだ。
それ以外の生き方を俺は認めない。」
「でも…、お断りしますわ!
銃の引き金を引いたのは、これが、おそらく、わたしの人生で最初で最後になることでしょう。
わたしの手に銃は、相応しくありませんわ。
銃を携帯することは、主人に仕えるメイドの務めです。
でも、銃を撃つことは、主人の仕事です。
ジャン、わたしは、銃を撃って主人を守るのではなく、銃を撃たずに守る方法を考えています。
わたしは、ロレンツォ様の銃ではなく、彼のためだけのメイドでいたいのです。」
「フッ…。ならば、それでやってみるがよかろう。
あなたの判断を尊重する。」

ジャンは、自分の提案を拒否されたことをむしろ喜んでいるように、笑っていた。

「やれやれ、わたしをカヤの外に置いて、勝手に話を進めんでくれ。
ジャン、とにかくお前のしたいことは終わったのだろう?
わたしが、お前を殴りたい気持ちを抑えている間に、出て行くがいい。」
「そうさせてもらいましょう。次に会うときは、礼を言いたくなることもあるでしょうから。」
「いや待て!やはり、その強情なお前の鼻をあかしておかねばならんな。
ちょうどいい!
射撃で勝負しようじゃないか。
お前のその思い上がりを義父として、糺しておいてやる!」
766メイド イン 公社:2007/04/14(土) 14:23:05 ID:rG2Bv/s4
>>759-761
応援レスありがと!シリアス編の再開です!
767名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 12:59:53 ID:6Ha/7YZk
ジャンかっけー
GJ!
768名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 18:07:04 ID:LmxUXLeX
 
769メイド イン 公社:2007/04/21(土) 16:35:40 ID:YCxwEJuC
…………………………………………………………………………………………………………

公社中庭の木立の下で太陽の光を浴び、一人ぼーっと立っている美少年…
いや、もとい、美少女リコがいるのを不審に思ったアマデオは、迷わず声を掛ける。
ジャンさんがいれば、絶対に声を掛けなかっただろうが、
女性に声を掛けることを、アマデオは、自分の美徳としていた。

「おやっ?リコは、どうしてこんなところにいるのかい?ジャンさんはどこだい?」
「アマデオさん、ジャンさんは、地下の射撃場で課長さんと大事なお話があるからって。
だからここで、待っているように言われたんです。」
「地下の射撃場?あの御二人が秘密訓練?似合わんなー何かあるな…」

アマデオは、すぐに地下射撃場へ、こっそりと忍び込むと、
三人のただならぬ話し合いに出くわした。
折しも、ジャンがローザに銃の訓練を積むように語りかけている最中だった。
そうして、ジャンと課長の射撃勝負になると知るやいなや、
気づかれぬように抜け出し、アマデオは、
すぐにその情報を公社二課の作戦室の面々に吹聴して回ることを怠らなかった。

「おーい、地下射撃場で、課長とジャンさんの射撃の一騎打ちだそうだ!
オリンピックでも見られない射撃の腕前が見られそうだぜ!
仕事なんかほっぽって、みんなで見に行こうぜ!」
「おおっ!!そいつぁ見物だっ!行こうぜ!」

二課の職員は、常に娯楽に飢えていた。
緊張感ある職場であるが故に、ジョークとゴシップは、
彼らに欠かせないエネルギーのようなモノである。
しかし、フェッロやヒルシャーにしてみれば、勤務時間内に各自の持ち場を離れて、
全員が射撃場へ出かけていくような行動を認めるわけにはいかない。
まして、二課のナンバー1と2の対決を観察することに何の益があるか?

「何考えてるの?ジャンさんが、おられる場所へ出かけて、何と言い訳するつもり?」

フェッロが、厳しく皆を正す。

「そうだぞ!みんな冷静になれよ。あの御二人の射撃訓練する場面を見たからって、
別に僕らが上手になるわけじゃないよ。
それより、公安資料の犯罪パターンのフーリエ変換作業を誰か手伝って…」
「ハイッ!ヒルシャーさん!わたし、やりまーす!」
「おおっ、トリエラ、すまないね。」(今日はやけに素直だなあ?)
「だから!課長さんとジャンさんの射撃を見に行きましょうよ!」
「なっ、君までそんなミーハーなことを言うとは思わなかったよ…」

滅多におねだりしないトリエラが、ヒルシャーをじっと見つめてくる…。

「あのね…トリエラ。僕達は、今は、デスクワーク中だけど、これも仕事なんだよ…」
「わたしが手伝えば、パソコンでプログラム組むより早くデータ化できますよ…
だから、ねえ、ヒルシャーさぁんぅ…」
770メイド イン 公社:2007/04/21(土) 16:39:18 ID:YCxwEJuC
トリエラは、別に射撃が見たいのではないのだ。
見たいのは、あの二人が、何を理由として射撃訓練をしているのかという点だった。
どう考えても、ローザが絡んでるとしか思えなかった。
ならば、義体と担当官との恋の行方…見届けねばなるまい。

ヒルシャーだって、人並みに、ゴシップの類に興味はあった。
そして、トリエラがそう言うなら、少しぐらいなら…。
いやっ、ジャンさんがいないときこそ、秩序を保つように年長者として、振る舞うべきだろう。
年下のフェッロだって見てるし…

「そうだな、あの二人の射撃の腕前は、すごいって聞いてるし、…
いいや!だめだ!御二人だけでの話があるから、僕らは邪魔すべきじゃないよ。
そうだろうトリエラ?」
「ヒルシャーさんが、変換作業プログラムを作って、テンキーで入力してたら、
1日じゃ終わらないと思うけどなあ。
わたしなら、書類を読んでいくだけで、終わらせられるのに!
…ああでもなんだか、義体眼のデジタイズ変換モジュールの調子が悪い感じ…
今日中に終わらせるんなら、…なにか、気分転換になるモノが欲しい感じです…」
「ト、トリエラ…君は、どうしてそういう言い方をするんだい?」
「だってぇ、近頃、ヒルシャーさん、全然わたしのこと大事にしてくれないんですもの。
少しぐらい、わたしが喜ぶことをしてみようかなって気分になりません?」
「ぼ、ぼくは、いつも君のことを考えてるじゃないか?
それに、今は、勤務中で、このデータの解析も仕事なんだから…」
「だからぁ、わたしがやってあげるって言ってるのにぃ、ネッ?ちょっとだけ、興味があるでしょ?
あの御二人の勝負の行方…おねがいっ!どうしても見たいの!」
「うっ…」

トリエラは、いつもクラシックなブラウスを好んで着ていたが、
今日の服装は、やや胸の膨らみがよくわかるようなウエストラインが絞ったタイプだった。
ヒルシャーの机の上の書類をのぞき込むふりをして、
自分の胸をヒルシャーの右肘にわざと押し当てる。
先端の硬い部分を、間違いなく彼の皮膚で感じてもらえるように、トリエラは、わざとこすりつけ方を工夫した。

「そ、そうだな、君が、そこまで言うなら、ちょっとだけ見てみようか?
あの、フェッロ、少しだけ、その見てみようか?御二人が、勤務中に射撃勝負なんて、わけがありそうだし、
秘密訓練じゃないと思うんだよ。
見学させてくださいって、言えば、ダメだとは言わないと思うんだけど、どうだろう?」

フェッロも、実は、見たくてたまらなかったのだ。
しかし、上司のジャンさんが自分に寄せてくれる期待や信頼を裏切るわけに行かず、
ヒルシャーからの提案は、渡りに船だった。

「そうですね。仕方ありませんね。
でも、ここを空にするわけにはいかないでしょうから、誰かが、ここに残らないといけませんよ?」
「公社内監視映像なら、ここからでもみんなで見れるじゃあないスか?」

アマデオが、絶妙のタイミングでオプションを提案すると、作戦二課のデスクワーク組全員が無言で賛同した。
771メイド イン 公社:2007/04/21(土) 16:41:38 ID:YCxwEJuC
では、今から、作戦二課の射撃研修を
課長とジャンさん両名による教育映像を視聴しながら行います。
アマデオ、公社の監視カメラネットワクークにアクセス。
射撃場の御二人の姿を選び出して、一番わかりやすいものを最大表示で、
中央の作戦指揮用スクリーンに映しなさい。」
「了解!」
「オリガ、御二人の射撃ターゲットを2台のカメラでクローズアップ。
左右に並べて、それをメインスクリーンにオーバーレイして!
スコア集計の計算機も用意。」
「任せてください!」
「プリシッラ、ローザさんに義体用CDMA通信回線を開いて、
現場での会話をメール送信してもらえるかどうか交渉してみて。
もし、御二人の活動が極秘内容であるなら、
監視カメラの映像もわたしの権限ですぐに封鎖すると伝えてみて。」
「わっかりました!」
「ヒルシャーさん、これでいいでしょうか?
わたしも、御二人の射撃を見たのは、公社に来て以来のことですから、
見学してもよいとローザさんが判断すれば、見ても良いのではないかと思いますが?」
「ああそうだな、ローザさんに聞くのがイイと僕も思うよ。」

作戦二課の士気は、異様に盛り上がっていた。
殺伐とした突入作戦で、他人の命を奪うための作業は、何度も行ってきたが、
最高の娯楽映像を抜群のチームワークで入手できることに、充実感を得ていたのだ。

「ローザさんから、メール返信!メインスクリーンに字幕スーパーで表示します!」

『to プリシッラちゃん 
ジャンさんが、わたくしの労働条件を改善するように、射撃勝負で課長に要望中。
課長から、見学許可だそうです。
みなさん、見てるんですか?
from ローザ』

「よっしゃあ!俺は、ジャンさんに50ユーロかけるぜ!」
「わたしは、課長に、50ユーロね!」
「じゃあ、俺が、金、集めますんで、みんなはってください!」
「アマデオ!お止めなさい!
これは、課長とジャンさんの勝負であって、賭の対象にするような不謹慎なこと…」
「収益は、ローザさんへの快気祝いに使います!」
「…そう、ならいいわ。わたしは、ジャンさんに500ユーロ。」
「おおおおっ!!」
772名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 22:01:00 ID:QSZgeF6E
 
773名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 01:54:02 ID:bbYrI+8m
あんましカキコしてないけど応援してるにょ
774メイド イン 公社:2007/04/29(日) 12:51:29 ID:fq5S3QWu
…………………………………………………………………………………………………………

「ジャン、お前が負けたら、今後、ローザに命令することは許さん。そしてこれからは、彼女のことを『ローザ義姉さん』とでも呼んでもらおうか。」
「ふっ、何を言い出すかと思えば、俺に銃を教えたことで、勘違いなさっているようですが、俺の腕前は、日々向上する一方です。まるで勝負になりませんよ。でも、まあ、俺が勝ったときは…」

ジャンは、涙を拭って沈んでいるローザの顔をちらりと見た。考えてみれば、ローザは、何一つ悪いことをしていないのに、エルザ事件がきっかけで、かなり悪辣なことを彼女にしてしまった。ジャンは、義理の母親になった彼女に申し訳ない気がしていたのだ。

「…俺が勝ったら、彼女の労働条件の改善を要求します。
週末は、公社外でローザと一緒に休暇を取ること。
ローザが望むときは、必ず彼女を抱くってことで、どうです?」
「ふん、自分だけが最高の射撃技術を持っていると信じとるようだが、イイだろう。
わしが、現場を引退したからといって、腕が鈍っていると思わんほうがいいぞ。
ローザ、君の銃を貸してもらえるかな?」
「はい、もちろんです。これは、ロレンツォ様の銃ですもの。」

ローザは、ふくらはぎのホルスターからG26を鮮やかに抜いて、ロレンツォに手渡した。

「この勝負、君の銃で勝ちたいものだ。
しばらく、ジャンに預けていたせいで、運が悪くなっていなければいいが…」

ロレンツォは、不敵な笑顔でジャンに嫌みをぶつけた。

「フッ、何を言うかと思えば、その銃は、ローザがきちんとメンテナンスをし、
銃器課がベストコンディションで保管していたんです。
銃のせいにして、腕の不味さをいいわけにしようとしても、見苦しいだけですよ。」

ジャンは、自分の愛銃FNブローニングハイパーを取り出し、チャンバーに装填させると、
すぐさま、14ヤードのターゲットにフルオートで3発続けて、発砲した。

”ダンッ!ダンッ!ダンッ!”

「まあ、距離は、こんなものでいいでしょう。ご老体には、きつい距離かもしれません。」

ジャンも、お返しとばかりに皮肉たっぷりに一言をぶつけてきた。

「ほうー、射撃姿勢をとるまでの動作に無駄が無くなったじゃないか。
成長するもんだな、リコに撃たせてばかりではなかったのだな?」

消音ヘッドホンを掛け、課長も、隣のレンジに入ると、G26をフルオートで3発発砲させた。

”ダンッ!ダンッ!ダンッ!”

「ふむ。イイ銃だ。グロック社から特注でバレルを選ばせただけのことはある。」
775メイド イン 公社:2007/04/29(日) 12:53:55 ID:fq5S3QWu
9ミリパラの音が、場内に響き渡る。
二人は、お互いに嫌みな言葉を交わしているのに、
何故か、二人の会話がうれしそうに弾んでいることが、ローザには、わかった。
音が聞こえなければ、こういう会話の中に隠れた信頼のニュアンスは、わからなかっただろう。
これは、わたくしの名を借りた二人の仲直りの儀式なのだと気がついたのだった。

「ほーぉう。課長、ちゃんと訓練していましたね。
とても、そんな暇があるとは思えないのに。いつ、されてたんです?」
「この歳になるとな。射撃の練習よりも有効な練習方法が、あるんだ。お前にはまだ無理だがな。」
「撃たずに、上達できるとは、思えませんな。証明できますか?」
「ああ、もちろん。好きな女性の前で、恥をかくわけにはいかんだろ?」
「そうでしょうね。」
…………………………………………………………………………………………………………

課長のスコアは、ジャンよりも点数が低い。
中央サークルに1発も当たっていないためだ。
しかし、不思議なことには、センターサークルを囲むように正三角形の弾痕ができている。
これは偶然なのか…

「ああっ!課長、おしいっ!もう少しでど真ん中!」(ジョルジュ)
「課長、すごいよ!」(ヒルシャー)
「課長さん、トライアングルショットなんて!」(トリエラ)
「課長って、犬と戯れているボケ老人のふりをしていたんか!喰えんお人やなぁ!」(アマデオ)
「今の反応で、射撃に詳しいかどうかがわかるわね。」(フェッロ)
「えっ、真ん中に当たってないだろ?上手いのか?あれで?」(ジョルジュ)
「多分わざとね。」(オリガ)
「この後、逆三角形で、星マークにでもするつもりじゃないかしら?」(プリシッラ)
「銃で静止した標的を撃つのは、そう難しいことではないの。
問題は、動いている標的を確実に仕留める技術よ。
わたしたちは、逮捕よりも制圧することが多いのだから。」(フェッロ)
「へぇー、俺はナイフが専門だからな。すると、この勝負、課長の勝ちなわけ?」
「まだ、わからないわよ。ジャンさんだって、こういうトライアルシューティングよりも、
コンバットシューティングでの技術が評価されている方だから。」
「でも、真ん中に当てんと、意味ないちゃうん?」
「あんたねえ何回突入作戦やってんのさ?一瞬の隙を狙って、相手の身体に3発も撃つことの意味は?」
「そ、それは、確実に相手が抵抗しないようにするためだろ?」
「初弾は、当たる面積の大きい胸や腹を狙って相手の動きを封じ、
次弾で、相手の攻撃手段である腕や肩を狙って、凶器を使えなくさせ、3発目で、頭部を狙う。
ボディアーマーが、発達した現在では、初弾で相手の攻撃力を奪うことが難しいのは常識よ。
課長の撃ち方には、現場で磨かれた習慣が出ているのよ。」
「静止した標的の真ん中に当て続けるだけなら、オリンピック選手の方が技術が上。
でも、彼らが、動くテロリストを相手に戦えば、初日に葬式を出すことになるわね。
動く標的に加えて、ねらえる身体の場所も変わる、相手から狙われながら、遮蔽物に己の身を隠しつつ、
右手でも左手でも撃てる訓練なんて、彼らには必要ないものだから。」
…………………………………………………………………………………………………………
776名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 10:28:35 ID:d55fUyXu
つづきたのしみにしてますほしゅ
777名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 12:03:10 ID:/6hfvdVI
GJ!しかし500Kbの限界まであと11Kbしかないぞこのスレ。
778メイド イン 公社:2007/05/04(金) 15:30:17 ID:lGWkW1Dd
「ロレンツォ様ぁ!素敵ですッ!
こんなに射撃がお上手だなんて、わたし知りませんでしたわ!
ジャン様と互角でいらっしゃるということは、公社一の腕前ということですわね?」

ローザは、レンジに入っている間は、さすがにロレンツォに触れなかったものの、
消音ヘッドホンを外し、マガジンを抜いて給弾しているロレンツォの腕に抱きついて、はしゃいで見せた。

「ふむ、あいつとジョゼに銃を教えたのは、わたしだからな。」
「いつも机に座ってばかりのロレンツォ様も素敵ですけど、銃を撃つお姿もかっこいいですわ!」
「そうかね?」
「ええ!とっても!」

その傍らで、ジャンも、黙って給弾作業をしているが、何故かうれしそうに笑っていた。

ジャンは、マガジンを装填して、レンジに立ち、今度は、左手に持ち替えた。
そして、ゆっくり全弾をターゲットに撃ち込んだ。
2発が、中央ド真ん中に。残りの弾で、十文字模様になるように弾痕をずらして見せたのだ!

「ほほうっ!左手で左右上下にもずらせるようになるとは、やるじゃないか。」
「この銃で、何度も作戦を遂行してきましたからね。
今では、精密射撃ならば、左右どちらで撃っても同じスコアが出せますよ。
さすがに、フルオートでは、利き腕でないと反動を抑えきれませんが、
サイトを見ずともこの距離ならば、ほぼ必中です。
デスクワークばかりの課長には、こういう射撃はできないでしょう?」
「高性能な銃ばかりで、訓練してきたお前達と一緒にするな!
わたしたちは、不良品の銃を自分で調整しながら使っていたものだ。
お前達みたいな若造には、初弾から銃のクセを見抜き、修正して撃つようなことはできんだろう?
どれ、わたしも左手で撃ってみるか。」

ジャンと同じような姿勢で、レンジに入ったロレンツォは、ジャンと同じようなリズムでターゲットに撃ち込んで見せた。
ロレンツォのG26は、コンパクトな携帯銃であるが故に、装弾数が10発と少ない。
しかし、まったく同じような十文字模様をこしらえて見せたのだ!

「クッ!、お見事です。」

全弾を撃ち尽くした両者は、レンジから同時に退き、マガジンに再装填を始める。
すぐに勝負がつくと思っていたジャンには、焦りが見え始めた。
冗談抜きに、本気モードでやらないと負けてしまいそうな課長の勢いに、ジャンも余裕が無くなり始めていたのだ。

”課長も人が悪い!こっそり練習していやがったな!
デスクワークばかりの今なら、簡単に勝てると思ったのに!
この勝負に勝たねば、ローザに対する謝罪とならないではないか!”

だからといって、勝たせてくれだなんて言えるわけもなく、ジャンは、不機嫌そうに4回目の給弾作業を始めた。

…………………………………………………………………………………………………………
779メイド イン 公社:2007/05/04(金) 15:34:20 ID:lGWkW1Dd
「ぶぅーっ、わたし、ジャンさんの所へ行ってきます!」
「どうしたんだ?リコは?」

スクリーンを黙ってみていたリコが、いきなり駆け出して、部屋から出て行った。

「ジョルジュ…あんたさっ、いい大人なんだから、少しは女心というものを知りなさいよね?」(オリガ)
「リコは、ジャンさんの義体でしょ?
そばに担当官がいないという状況下で、担当官が銃を使っている現場を見て、冷静でいられると思う?
しかも、リコは、顔に出さないだけで、本質は、エッタと同じように、ジャンさん命ってタイプの子よ。」(プリシッラ)
「複雑な女の心境がわからないようじゃ、まだまだね。」(フェッロ)
「チッ!なんだよう。みんなしてオレをバカにしてさ。
オレだってちゃんとわかってらぁ。
ジャンさんは、リコが応援に行かなくたって、この勝負勝つさ!
あの人の腕前は、直に見た俺がよく知ってる…」
「いつ?ジャンさんが訓練してるのを見たの?」(フェッロ)
「ん?ああ。オレが、夜中に投げナイフの訓練をしていたら、たまたまジャンさんに出会って、
地下射撃場に助手として連れて行かれたことがあったんだ。
いやぁ、あのときは、ホント、運が悪いと思ったぜ!」
「ちょっと!それってすごい幸運なことよ!」(プリシッラ)
「で、どうだったの?そのときは?」(オリガ)
「そのときは、ジャンさんがレーザーサイトで照らした部分にリコが撃つという訓練をしていたんだけどよ、
リコの調子が良くなくてなー。
怒ったジャンさんが、お手本だってつーて、リコにレーザーサイトを持たせて、自分が撃って見せたんだよ!」
「それで?」
「驚いたの何のって!義体と互角の射撃をする人なんて、ジャンさん以外にいないと思ったね!
リコは、レーザーサイトをターゲットを隣のレンジから、順番にずらしていったんだけどよ。
ただの一発も外さないで、全弾、レーザードット上に撃ち込んで見せたんだ!
ありゃ、一生忘れない光景だね。」
「へっーーーー!!!」
「さあて、この勝負面白くなってきたわね。
ただいまのスコアは、ジャンさん300点。課長が220点。
1発あたりの平均得点は、ジャンさんが、7.14。課長が、7.33。
これは、ほぼ互角の戦いね!」

…………………………………………………………………………………………………………
780参考までに貼っておく:2007/05/05(土) 01:20:57 ID:nsKg6QVx
【求む】各種SS保管情報1【保管庫】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156913306/l50

エロパロ保管庫リンク集
http://wiki.livedoor.jp/fxharem/d/FrontPage



次スレは立てても大丈夫ですか?
781名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 09:30:01 ID:js5XHv+Q
>>780
お願いします
782メイド イン 公社 :2007/05/05(土) 12:59:00 ID:CBK758QU
>>780
よろしくお願いします!
次スレに誘導してもらえるとうれしい!
783780。。。。
次スレへ誘導いたします。

ガンスリンガーガール 4人目の義体
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178375722/-100

>>2以降の人物紹介テンプレが未完成のままです。
DBなどを参考に最近のコミックスや電撃大王の内容を反映した最新版を
どなたか書いてくださいませ。

わたしは別のスレに遊びにいきますので今晩はここまでです。
でわw