〜〜詩で遊ぼう!投稿梁山泊 4th edition〜〜

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関連リンク 1stスレ http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1020179950/l50
      2ndスレ http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1024587538/l50 
      3rdスレ http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/l50 
      歴代チャンプリンク http://poem2ch.tripod.co.jp/champ/champ_menu.html

あなたもチャンプを目指してみませんか?

[このスレの遊び方]

まず、お題が出ます。
皆さんには、そのお題をテーマにした詩を投稿してもらいます。
一人一作品で、期限は数週間です。
(名前欄には、「詩のタイトル」を入れてね!)
期限日の24:00が締め切りです。

審査員による審査の結果、その期間(数週間)のチャンプが決まります。
チャンプには次のお題を決める権利が与えられます。

そして、またチャンプを目指して投稿開始!
という具合に遊びます。

見事チャンプに輝いた作品は「歴代チャンプ作品」として残されていきます。

>>2 次にルールを。ルールを必ず読んで投稿してね。
2名前はいらない:02/10/25 02:07 ID:9slIbRjy
[ルール]

一人一作品の投稿で、期間は?週間(開始時に発表)。期限日の24:00が締め切り。
※名前欄には「詩のタイトル」を入れる。

1.投稿者に関すること
お題をテーマとした詩を投稿する。
名前欄にはHNその他ではなく、詩の題名を書き込む(匿名投稿制)。
コテハンは審査結果が出るまでは作品を投稿した事をほのめかしてはならない。
(しかし投稿した作品について名無しで会話することについては禁止しない。)
以上の規定を満たさない詩は無効となる。
遅刻は審査対象外。うっかりミス(名前欄にコテハン)は、はじめの1回に限り、セーフとする。

2.審査員に関すること
審査員は必ずトリップをつけること。投稿締切前に宣言すれば誰でもなれる。
審査員の仕事は「自分の気に入った作品をチャンプ候補として挙げ、点をつけること」のみ。
審査員はチャンプ候補と次点候補を選ぶことができる。該当作品なしでもOK。
審査員はチャンプ候補、次点候補に任意の点を付ける(上限3点)。
任意で寸評をつけてくれると嬉しい。
審査員の作品投稿もOK。ただし、自作品をチャンプ候補に推薦するのは不可。
※過去に審査員をやった事がある人は、以後宣言なしで審査投票してもよい。

3.審査、集計に関すること
審査員すべての発表があり次第、または締切時間から丸2日経った時点で、集計を開始する。
集計して最高得点をあげたものがその週のチャンプとなる。
集計後、二人が同点であった場合、双方チャンプとし、お題は投稿の早かった者が出すこととする。
三人以上が同点であった場合、審査期間を2日間延長し、協議を行う。
集計は、週番さん(審査員や依頼されたコテが持ち回りで担当)が行う。
週番さんの仕事は、その週のスレのヲチ(寸評はいらない)と、集計。
〆切の宣言も担当する(しかしこれらの仕事は手の空いている人も積極的に手伝う)。
集計後、次の週番さんを指名して、仕事は終わり。
3名前はいらない:02/10/25 02:21 ID:9slIbRjy
【梁山泊スレ専用!】雑談・議論・感想スレ3
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028653862/l50

 このスレには投稿、寸評、審査と週番による案内などをのせるものとし、
 雑談、議論、感想などは上のスレにて行ってください。
4ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/25 02:42 ID:2N01IjLF
>審査員の皆様へご案内

えー。「落ち葉」の回の審査は、こちらの新スレにて
お願いしまする。
5ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/25 02:52 ID:2N01IjLF
審査員は以下の方々となっております。

Canopus氏、霧都氏、むこうの317氏、ほぉるて嬢、都立家政氏、
4th氏、碧谷さん、sei-N氏、激辛正当派氏、ピンクフラミンゴ氏、
薮鳩氏、マイマイカムリ氏、neri氏、構造氏、ウマーな顔文字の奴氏、
微熱くん氏、ドン亀。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
また、以下の方はいつでも飛び入りで投票できます。

YKH氏、Wildcat氏、うたた寝死人氏、恩田朗氏、Kanon氏、
天竺氏、Unseen-phantom氏、MORGEN氏、紅雀氏、
ネッちゃんちゃん、ななしくんくん、他、過去に審査員経験のある方。
6藪鳩 ◆oUVabUhato :02/10/25 04:14 ID:2K/my0uu
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/614-615
「落ち葉」 3点
昭和の香るようなひと日の出来事の描写的な詩文ですが
まるで自分が主人公の女性になり、その思い出を見ているかのようでした
名詞以外に強すぎる言葉もなく実にさらりと浸ることができた詩
 
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/616-617
「けむる森」 1点
後半のリアルな描写に息苦しくなった被害者ですw
前半は全くなくってもよいのでは?って思った
 
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/634-635
「決然と」 2点
柔らかい景色から強引に木々の強さへの移行はいただけないが
木々にたすけられてゆく感情の変化が込み上げる様子が
とてもこちらにもつたわってきました
ただ
>次の何かは必〜 の行はない方が良かった
 
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/817
「服飾に非ず」 1点
古代と今とが無理なくまぜ合わされていておもしろい
個人的には初体験をつい思い出してしまった

以上です
7sei-N ◆WdrxnNBDfQ :02/10/25 07:48 ID:PPYAUO8V
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/634-635
『決然と』3点
「あら、いい詩・・・。」だと思いました。
それ以上は批評はいらないかな?とも思いました。
大体、いい詩に批評なんかいらないものですからね。
技術的にも文句のつけようがないし、困ったな・・・。
本当に、本当に強いて言うならですね、
かなり高いレベルでまとまっている、くらいですかね。
つまりこういった場所で慣れていって、練磨されていって
それならば書けないレベルの詩ではない、と思うのです。
それが分かりやすいのが、技術面なんですけれど・・・。
(ボクはポリシーとして技術的なことはあまり言いたくないのですよ。
 たまには言うのですが)
故意にレベルを下げているんですよ、認識があるにしてもないにしても。
(認識がないというのは言われれば、そうかも、くらいです)
比喩、倒置など、そういった言葉、技法を知っているに過ぎないくらいの
人が読んでもすぐに分かるところがいい例です。
それで、分からないところで実は一枚伏線があって、(これ本人自覚症状ないですね)
おそらく『成長』というところですか。
なぜなら、大体がそんな方向性で書かれた詩ではないからです。
タイトルにある通り『決然と』なんですよ。
成長していく姿がほら・・・、じゃあなくて
決然と、していくまでのところどころに、決然さ、がもう既に現れているのです。
「次の何かは必ず起こる」←これ強いでしょ?どう考えても既に「決然と」してるんですよ。
はなから脈動を感じられるくらいに。
つまり「決然とした人」の書いた文章だと感じるわけです。
はなから落ち葉なんかまとわりついてないと思うのです。
なのに囚われている、ひっかかりを感じるのです。
以上です。
8ななしくん ◆4DGPgRhQFI :02/10/25 09:10 ID:8jWAGiwt
僕も投票していいということなんで

「ミュージック」3点
コレいいですね
落ち葉を現代人にたとえてて、すごく深みがあります
それでいてシンプル!
時代の中で 誰もが還るところをもたない現代人(たち)
すごい作品だと思いましたけど

「けむる森」1点
感情を書かない徹底した叙述が気持いい
成功してるかどうかといわれれば疑問なんだけど

「決然と」1点
悔しいけど2連目とかうまいよなぁ
うまさは正しく評価されるべきでしょう
でも読んでて面倒臭くなっちゃうんだよね
そのへんが駄目
9名前はいらない:02/10/25 09:50 ID:gJ5Y7zE4
今回、亀さんの呼びこんだ審査員って
>いかいか系が多数いるのでは?

また自演して自分に投票するのでは?
10名前はいらない:02/10/25 10:01 ID:Is1eI7nh
>>9
>いかいか系が多数いるのでは?

いるいる。自演屋いかいか一家がゾロゾロいるよ。(笑
11名前はいらない:02/10/25 10:06 ID:4sDTFLUm
>>9-10
「自演屋」ハケーン
12名前はいらない:02/10/25 10:24 ID:VVmAQUNC
>>9 >>10 同意!
いかいか、ひとりのオンパレード審査員だ。駄目だなこりゃ。
>>11
図星だった? 自演屋さん。(w
13名前はいらない:02/10/25 10:31 ID:2sVsJGCf
>亀ちゃん
あんたね、、、
むやみやたらに審査員に引っ張り込めばいいってもんじゃないよ。
14名前はいらない:02/10/25 10:34 ID:UTXyR9tP
>>11
君まだ無職なの?(w
15名前はいらない:02/10/25 10:58 ID:6upHAQVa
>>9
>いかいか系が多数いるのでは?
>また自演して自分に投票するのでは?

その危惧は、たぶん今回も的中するでしょう。
なにしろ「wildcat事件」という前科もありますから。
16名前はいらない:02/10/25 11:17 ID:3RITvxaF
↑荒れそうですね・・。
ドン亀さんの必死の奔走が無駄にならないよう祈ります。
1711:02/10/25 12:16 ID:4sDTFLUm
「自演屋」再ハケーン! IDをコロコロ変えて(w
18微熱くん ◆e3/504x/.Q :02/10/25 14:47 ID:tRfCnDC0
19微熱くん ◆e3/504x/.Q :02/10/25 14:48 ID:tRfCnDC0
20微熱くん ◆e3/504x/.Q :02/10/25 14:48 ID:tRfCnDC0
21微熱くん ◆e3/504x/.Q :02/10/25 14:49 ID:tRfCnDC0
22補足&訂正:02/10/25 15:18 ID:9slIbRjy
>>18-21
お疲れ様(失礼、)です。少々加えておきますー。

http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/624 無題(訂正)

http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/721 四十歳(補足)
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/795 Leaf(補足)

(注)下二つはURLですが、
  改行規制を回避する為、他にうpなさっているようですね。
  普通に詩が投稿されているだけですので、安心して跳んで下され。
23微熱くん ◆e3/504x/.Q :02/10/25 15:28 ID:tRfCnDC0
575 :かえる>こういうのは好きだけど、なんかちょっとあっさりしすぎかな?
578 :こんじき>今回、こういう内容の作品が多かった、凡庸を嫌う詩板的にはどうだろうか。
582 :落ち葉>ミニ染みて、が単なるミスの様で残念。展開を期待したのだが。
608 :辞去>多かったの中の一つ。難しく書いているが、イメージが涌かなかった。
611 :桜のわかば>咲き誇った花を描写しなかったのが残念。オチも弱いか。
612 :Sの見える風景>Sとは何か(笑) 雰囲気があっておもしろい。
613 :最近>心情吐露系。落ち葉になぞるには不自然な心境ではないか。
614-615 :落ち葉>巧いとは思うが削りすぎたのか背景が見えなさすぎて物足りない。
616-617 :けむる森>終わり方が唐突で戸惑った。描写は緻密なのだが何か不自然。総じて何が言いたいのか?
624 :てい>まとまりがよく物語も見える。落ち葉の使い方もいいのだが、投稿規定をよく読んで欲しかった。
625-626 :再輝>日本という国の現状を木になぞっていて率直な台詞も悪くないと思いました。
634-635 :決然と>良いのだけど、だらだら書きすぎているような感を受けた。ダレてしまったような感じ。
638 :ボビバ>なんとなく気持ちよさげに落ち葉に横たわる子犬を思わせる。言葉の散り具合が良かった。
646 :リズム>きわどい線で失敗しているような気がしてならない。とても巧いのだけど。
650-652 :Human Touch>長さをまったく感じさせず、押しつけがましさもない。筆者の人の良さが伝わってくるよう。
24微熱くん ◆e3/504x/.Q :02/10/25 15:31 ID:tRfCnDC0
>>22
補足&訂正を感謝しまつ。

一行評ですが、数が多い(泣)、しかもレベルが高い…。
また夜にでも書きます、全部読まないと審査もできない…。
25補足&訂正 ◆WvShSU0mOg :02/10/25 15:32 ID:9slIbRjy
申し訳無い、まだありました、、

736(+737) :黄楽→黄落
729-730(+738):Buuuuurn!!  補足があります。そちらも見て下さい。
26名前はいらない:02/10/25 18:29 ID:PO9cVbdX
>>17
自演屋さんをハケーン。IDをコロコロ変えて。
27名前はいらない:02/10/25 18:31 ID:VvrpKxaZ
>>17
図星で都合の悪いことは
みんな自演にするのですか?
28ピンクフラミンゴ ◆PINKvHEPP. :02/10/25 18:35 ID:Pgmhs8/F
      _,,            ____________________
     (*σ\       /
     _))⌒>_)     < それじゃあ採点しちゃうワヨ!
  ミ彡_)         |
    ∋|┘          | アタシのチャンプ候補は該当者ナシ。
     ム.           | まぁ力作揃いだったんだけど飛びぬけてコレ!
              | ってのが無かったように思うワネ!
                  \____________________
次点候補は
>前スレ612 Sの見える風景 2点
一発ネタとも言えるケド“人工落ち葉”というあんまり思いつきそうも無い
テーマの崩し方を評価しちゃうワ!

>前スレ616-617 けむる森 1点
途中冗長なトコも感じるけど単純に湖の中で落ち葉とたわむれる描写の
上手さに感心しちゃったワ!鮮烈な蛙の喉の赤とか引き込まれるトコ多いワネ!

>前スレ736 黄落 1点
これは地面ばっかり見続けて、最後にパァっと空を見上げるのよね。
そういう視点の動きだけで充分気持ちイイ! って感じたワ!

>前スレ805 落ち葉メタル 1点
この系統はネエ、オオジャン読んでみてって言いたいんだけど dat 落ちしちゃってんのネェ
まあ勢いはあるし、今後を期待しての点数ヨ!
29名前はいらない:02/10/25 18:35 ID:7T87sxZG
今回の審査員の半分は
いかいか、ひとりなのでは?

自演して自分に投票すると思われ。
wildcat事件が脳裏をかすめます(w
30名前はいらない:02/10/25 18:40 ID:q9mSoADi
>>27
>図星で都合の悪いことは
>みんな自演にするのですか?

はい。ある特定の、ひとりのコテハンの
いつもの行動です。
31名前はいらない:02/10/25 18:43 ID:5vsThazN

いかいか一家が、そろって審査員かよ!

ま〜た、つまらない詩がチャンプだな・・。
32名前はいらない:02/10/25 18:47 ID:mAt2KkY4
手当たり次第に審査員をかき集めればいいというものでも
あるまい。亀さん。
33名前はいらない:02/10/25 18:51 ID:4V1nKF8z
いか粘着連合も審査員みたいだ。(w
34名前はいらない:02/10/25 18:56 ID:Si48VJgA
>>31 同意!同意!
まーたドンドコ、ドンドコの
ドラムかい?(爆笑

亀の個人的エネルギーの浪費だ。
35名前はいらない:02/10/25 19:00 ID:8+CzaLZx
荒れる予感!
36名前はいらない:02/10/25 19:06 ID:qslC+nkA

たぶん今回のチャンプの詩も
>いかいかの糞詩だろうよ。決定!!
37都立家政 ◆L7EROpoemk :02/10/25 19:14 ID:5xltXdgq
【3点】
729-730の「Buuuuurn!!」
【2点】
807の「ふるふる おちば」
【1点】
611の「さくらの若葉」、575の「かえる」、638の「ボビバ」、688の「失恋」
【誉めたい】
814-815「壁」、613「最近」、700「青春と落葉」、683「無題」、750-750「昔の葉 今の葉」
704-706「柿木のの葉」、739-740「入相」、749無題、778「ひまわり堕ちるぽとりと」
808-809「木がその葉を落とす国で俺は」、790「ミュージック」

(´⊇`) 寸評また今度!

38あぼーん:あぼーん
あぼーん
39エゴ太:02/10/25 20:06 ID:xzWbZuSq

         〃 _`__
     ,,-=-、、l{,_'´..._ `ヽ、、
   〃. ',.´二W´- ‐-`\ \ヽ、___
   _{l,'.'´      、 ヽ ヽ ヽ彡k、ヽ\
  .//`/   i l.    \ 、ヽ `、 i彡}ヽ`' ´
. /| / i {  |l {\ {ヽ、_!..ヽ」_/} .}./ |__〉、
 \l.{. l.ヾ _.ゝ_土. ゝ -'fT;;ヽ,| lテ}| ||__〉
   /iヽゝヽ/{~);;:l     {:..''ノ'ノノ|{ノ |_!
  .|_|l」ヽ. ヽ ゞ‐'   、   ̄`ノレヽソ|    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     (.ソ.ゝ     --    /' {=}ノ  <なぜか勃起しない。鬱だ。
     (=| l へ、      /ノノ((.)).   \____________
     ((!)ヾヽヽ` ;.- ' ´ |'' ''"'´
         `~^``/'l    ゜>\_
     , -‐〃"´ |___/   >- 、
   / ./〃    |=/    〃/  \
  /   | ||, ‐-、_,...!、/_ ,..、 .〃/      ヽ
  〈   / -ー.{ { {.=  ヽ、|| l      |
  |   ヽ  /| |\   / i 〉        |
  〈  ∧ l_/./ |  | \ _/  /       /
40ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/25 21:50 ID:R2m4QQsm
オッス! 俺の審査結果発表だ! 覚悟しやがれ!

3点はなし。

2点が3作。
○本スレ616-617「けむる森」
ドキュメンタリー番組見てるみたいだよな。もうちっと、
番組から抜け出した「生々しさ」とか欲しかったな、俺としては。
○本スレ634-635「決然と」
失恋から立ち直る詩だと見たぜ。それを風景とシンクロさせて、
突然立ち直っちまうんだよな。まるでマンガの手法だが、悪くないと
思ったぜ。難をいえば、細部に不満があるのと、誤字だな。
「何か」は、何だかわからんもの、だから別にいいと思ったぜ。
○本スレ739-740「入相(いりあい)」
シンプルな構成&文体で、どんどんどんどん落ち葉まみれになって、
しまいにゃ落ち葉だけになっちまうんだな。神隠しみたいで、
不思議な世界だよな。それでいて、あかるいのがよかったぜ。
しかし最後の1行へ至るところが、ちょっといきなりすぎたかもな。
41ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/25 21:51 ID:R2m4QQsm
1点が4作
○本スレ624「タイトルなし」(てい)
おもしろい世界だよな。黄色が降ってて、夢と現実、時間が混ざり
あってて。いいタイトルがついてれば、もうちと点数高目だったかもな。
○本スレ650-652「Human Touch」
やっぱり最後の2連が、特に最後から2連目がもったいねぇ。
○本スレ808-809「木がその葉を落とす国で俺は」
やっぱり不必要な暗喩の使いすぎがもったいねぇ。
○本スレ831「枯葉を焚く」
うまいかっつーと、下手だよな。でも、実感(実体験)から
生まれてきた静かなパワーを感じたぜ。死体のある風景ってのは
現代的なテーマだと思うしな。どこが落ち葉だって感じはするが、
全体的に落ち葉な感じがしたぜ。もうちっとサビみてぇなところが
欲しかったかな。
                     以上だゴルァ!!
42名前はいらない:02/10/25 21:58 ID:23BKLSmQ
>>38>>39 いかエゴ太さん
そんなに興奮しなくても・・・(冷笑
43名前はいらない:02/10/25 22:05 ID:l5txD/T2
↑上で言われていることが
みんな図星だということですか? >>38>>39
44マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/10/25 22:30 ID:yddGihP5
>>801 :一葉 :02/10/22 04:42 ID:R2Jt/14M

>風に煽られて落ちる一葉
>色を失い高い空に舞う

と樋口一葉をうたってくれたらなあ。

>されど刹那が過ぎ
>あっというまに落ちる一葉

一度でも読み返していれば、見逃すはずのない
明らかなチョンボ。

>>803 :をち婆の唄 :02/10/22 07:25 ID:pYeLo8B6

意欲作。惜しむらくは語呂合わせに手いっぱいで、音韻にまで言葉遊びを
広げられず、作者が楽しめていないこと。「うち」や「いのち」、だけでなく、
あちこち、そち、きち、いち、たち、かち、あるいは大地、関知、狡知、愚痴、
墜落地など、いろいろあるはず。

>>804 :fall 〜紅(くれない)の傷心〜 :02/10/22 10:59 ID:sDSIDXsp

1連目の追いすがる思いはいい。
そこで息切れして、別れの渦中の緊迫感が途切れたまま。
捨てないでくれと木々にではなく、彼女に頼むべきだ。

45マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/10/25 22:31 ID:yddGihP5
>>805 :落ち葉メタル :02/10/22 21:07 ID:nhl/qGRk

「あ」が17、「お」が23、「い」が24、「ア」が23続くが、
その意味と狙いを教えてほしい。

>>807 :ふるふる おちば :02/10/22 21:45 ID:Y2DMAmHi

たとえば、3行目から4行目へ、7行目から8行目へのブリッジがない。
飛躍もしていない。連を書き分ける意味がない。行空きをくっつけてみるとよく
わかる。イメージ(=比喩)をぼんやりした、何となくの印象と誤解していないか。

>>808-809 :木がその葉を落とす国で俺は :02/10/22 21:47 ID:EEYyvoTG

2連目の「送電線〜」の夏に対応する秋はどこに? 散文ではなく思索として出す
のはかまわないが、冬へ向かう理に落ちていないか。秋は大正時代ではないはず。

46マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/10/25 22:32 ID:yddGihP5
>>813 :楓の一葉 :02/10/23 01:53 ID:VeQwoBtK

和式便器に浮かぶ紅い楓の一葉
作者が気張るほどのアイディアではない。

>>814 :壁 :02/10/23 12:54 ID:WiHIZ8by

「ぼく」にまるで取り柄がない。
「それがぼくらのあいだに」の「ぼくら」が唐突。
「ぼく」から「ぼくら」への変化を描かなければ。

>>818 :ユグラドシル(世界樹) :02/10/24 01:56 ID:4bRIZXU5

読みようによっては(明らかにそう読めるが)、すべてが比喩として書かれて
いる。比喩を幾重にも重ねているが、視点は、どこにもない。

>>830 :暮色落葉 :02/10/24 22:49 ID:rSlWKBMH

ありきたりの言葉を使って、ありきたりでないものを
見せてください。

>>831 :枯葉を焚く :02/10/24 23:55 ID:Fv2tYDMT

不安さは漂うが、紫・青い・赤んぼ・蕨餅・黄泉路など、色が混濁して狙いとする
鮮烈さにはほど遠くなった
47マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/10/25 22:41 ID:yddGihP5
さて、まとめます。

落ち葉はアスファルトの上にハラヒレと落ち、カサコソと音を立てる。
そんな表現が少なくなかった。批評は読まなくていいが、前出の作品は目を
通し、最低限、同じ擬音などは使わない。それが書き込む際の配慮だろう。
落ち葉の色・匂い・音のうち、匂い・音に展開したものは少なく、とくに
匂いについては皆無に等しいのが残念だった。

それから、落ち葉をテーマやモチーフとしていないと思った作品について
は触れておりません。不悪。
48マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/10/25 22:42 ID:yddGihP5
チャンプは、再輝とBuuuuurn!! のいずれかで迷いましたが、結局、再輝に3点。

>>625 :再輝 :02/10/12 00:09 ID:J8dsg4HH
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/625-626 (微熱くん、感謝)

今日性と葛藤がある。一気に吐き出したい思いがうかがえる。すなわち書く
必然がある。ただし、粗いザルの目のような文から、大事な思いや考えがか
なり脱落したのではないか。まず正確に語ってほしい。

>>729 :Buuuuurn!! :02/10/18 00:40 ID:l22vmYsw 2点
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/729-730
勢いがあって読ませます。ありがとう。しかし、「燃える紅葉」「山火事」
は技巧が見え過ぎる連想ではないか。「地中の死体」によってさらに狂気
じみて転がせることができれば、もっと凄い作品になったろう。
49マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/10/25 22:44 ID:yddGihP5
ほかにもよい作品はありました。いずれも1点献上。もちろん、点数はランクというより、私が気に入ったというだけのことです。

http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/616-617 :けむる森
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/624 :てい
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/634-635 :決然と
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/688 :失恋
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/704-706 :柿木の葉
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/739-740 :入相(いりあい)
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/803 :をち婆の唄
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/808-809 :木がその葉を落とす国で俺は
50碧谷 ◆m0T5I/FREE :02/10/25 23:01 ID:8hKo9bgV
審査員とは名ばかりです。文句はドン亀先生様まで。
点数だけですみません。感想や寸評なんてとてもじゃないけど無理っス…(TT)
とりあえず、以下の感じで。

3点:>>688 失恋

2点:>>729 Buuuuurn!!

1点:>>624 てい

――――――
以上です。ホントゴメソ。
51ユカリ:02/10/25 23:13 ID:zxrsTE+y

プランテック製の「 RX-2000V 」を改造済み
にした、アイティーエス製の「 RX-2000V 」↓
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52(゚д゚) ◆UMAOQQwspE :02/10/25 23:15 ID:mg5//4L5
審査員が沢山いるので、批評の出来ない私はそこらへんの読者として、
自分が好きだと思った作品に点を入れさせて頂きます。
-----------------------------------------------------------------
1点 >>669枯葉の下で
1点 >>700青春と落ち葉
2点 >>654無様
3点 >>814
-----------------------------------------------------------------
感想

http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/669
>>669 枯葉の下で
わかるような、わからないような。
理屈じゃなく、好きです。

http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/700
>>700 青春と落ち葉
何でか、読んでいて気持ちのよい詩でした。
理解はできなかったのですが、勢いだけではない、面白さが、好きです。

http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/654
>>654 無様
一言一言が、しみこんでくる。
葉は落ちてしまい踏みにじられるのに、最後の言葉が、
昇華したのか、詩の雰囲気を暗いものだけで終わらせず、
優しくしているように感じました。余韻が好き。

http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/814-815
>>814 壁
秀逸なショートフィルムを見ているような。
葉っぱ一枚の壁が、本当に、すごく「せつない」。
すごい好きです。本当、何、これは、むしろ「ぼく」に恋?
53霧都 ◆bKLWQf3H.k :02/10/26 00:07 ID:pYogwnJz
>>818 :ユグラドシル(世界樹) 3点
とても長い物語があって、その中の一こまを、切り取ったような作り。こういう
世界には空想をかき立てられる。表現にはまだまだ推敲の余地もありそうだが、
読み手の想像力をかき立てる力を評価して、3点を進呈したい。


>>739-740 :入相(いりあい) 2点
小犬という字が「子」になってる部分を発見。推敲はきちんとして欲しい。しか
し、端々に、いい表現もあり、雰囲気も良い。

729-730 :Buuuuurn!! 2点
上手い。読み手に与える、狙ったような、居心地の悪さ。それはとても効いてい
る。もっと時間をかけたら、もっと良いものが出来たのではないか?とも思う。


>>638 :ボビバ 1点
たった、1行。されど1行。寒さや触覚、秋の雰囲気を、枯れ葉と絡めてうまく
表現している。

>>611 :桜のわかば 1点
<小枝を記念にもらいました>という部分がいい。でも、ラストにはもう少し余
韻が欲しいところ。

>>803 :をち婆の唄 1点
同じ音にこだわるところは上手い。でも、くどさも否めない。そこのバランスを
何処まで追求するかが、鍵。
54激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/10/26 00:24 ID:2YT/qnJT
半日悩みましたが甲乙つけがたく、3点は該当者なしにします。
で、特に僕が気にいった3作品。

前スレ616-617『けむる森』 2点
湖底なんて実際に潜ったことがない人間でも、それを実感できる丁寧な描写。
独特のひっかかりある文体は個性と取りたい。
全体に衝撃力には欠けるのだが、そう多くを望んでもいけないか。

前スレ729-730『Buuuuurn!!』 2点
こなれてない、と思う部分も多い。詩的であるよりは小説的な書き方。
あと、最後の連をつけず、幻想的に終わらせた方が印象は強くなったはず。
しかし、巧妙な人物の書き方と、燃え上がる山を幻視させた力量は確かなものがある。

前スレ750-751『昔の葉 今の葉』 2点
言葉を弄しているだけ、とも言えるが、語を積み重ねることを楽しむ姿勢がいい。
自分自身から距離をとらず、感傷にひたっている滑稽さを表現しているのを、
僕は逆説的に評価したい。「詩的であることへの皮肉」として。作者の意図とは別に。

その他、好きな作品。
前スレ614-615『落ち葉』 1点
人間の距離感をうまく表現。しかし落ち葉の使い方には少し不満。
前スレ704-706『柿木の葉』 1点
主人公が魅入られていく後半に力がある。全体にもっと積み重ねてもよかった。薄味。
前スレ808-809『木がその葉を落とす国で俺は』1点
うまさは感じるが、物語が断裂ぎみに展開するのと、レトリックが鼻についてしまう。
前スレ814-815『壁』1点
「出来事」としての落葉を、この詩が一番うまく使えていた。中盤の空行は気持ち悪い。
前スレ831『をち婆の唄』 1点
やはりよく組み立てられている。言葉遊びの楽しさの原形を実感。

以上です。長い詩ばかりなのは、個人的嗜好ですので許してください。
55Canopus ◆DYj1h.j3e. :02/10/26 01:24 ID:YU7NoCAp
ふう、大変だねえ。締め切りを延ばしたのは正解だったけど、審査に労力を
使いました。

まず、ttp://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/739-740 :入相(いりあい)
子供と小犬がじゃれあって無心に遊ぶ情景からはじまって、どんどん周囲と
もつれあい、収束していく。ライトな描写ながら、リズムもあります。後半の
描写に一考を要します(情景が見えにくい)が、最終のことばも効果的。力量
を感じました。この詩のいちばんの欠点はタイトル。だから何だっつーのよ、
って感じでしたの3点。

2点が2作品。
ttp://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/612 :Sの見える風景
思いっきりツボに入りました。意味不明のことばは、Sの動く擬音かな。また
は、はらはらと遠慮なく散る人工落ち葉か。それとも、人工落ち葉がコンベア
に乗ってるの?わけの分らん生命の躍動感に2点。

ttp://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/750-751 :昔の葉 今の葉
こんな季節には、色んなことが思い出されてしまう…。ってんで、実はテーマ
としては平凡なんですよね。ただ、落ち葉から徐々に自己の内面へと移ってい
く饒舌ともいえる描写が魅力的でしたの2点。

次、1点です。短評のみ。
624:てい 前半の描写のうまさが光りました。
729-730 :Buuuuurn!! いろいろと素材を詰め込んだのは成功。
  ただ、「西のおっぱい山」が前半で出てこないなど、粗さも目立ちます。
795:Leaf 後半の、境界線を突き破りそうで突き破らない叫びに「Agastia!」
  で、ハッとするんですよね。最終、まとめすぎかも。

私事ですが、一応今回で審査員を降りようと思います。
撫子さんや霧都さん、今回頑張ってくれた亀ちゃんなど、皆さんに感謝、感謝。
56ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/26 01:36 ID:Jczc53O4
>>55
長い間、お疲れさんっした!

っつーか、あんたが首領なんだからぁ(涙
また、いつか、戻ってきてくださいましね。

集計は、ちゃんとやってるので、ご安心を!
574th ◆HdqTLODCXU :02/10/26 01:54 ID:rRAgqM+h
2点,,,,
>>682 <ゆくえ>  繰り返す白 帰ってく風 指してみた北夕
>>771 <終り葉>  おいておいて そのかたちの音 ここへ
58氷解:02/10/26 03:17 ID:9tqZCwkX
カノプスさん。お疲れ様。
59憮子:02/10/26 08:39 ID:j5puZDf5
ドン亀たん、集計がんばって☆
60名前はいらない:02/10/26 09:36 ID:5Qo/z8S4
ついに亀ひとりとなったか。
さぁ、どうする亀。
ねばるか、逃げるか。
興味をもって見ている
とこにしよう。(w
61微熱くん ◆e3/504x/.Q :02/10/26 09:50 ID:5nKk1vsh
654 :無様>多かった中の一つ。平均値の中央、という感じもする。
659 :「 冬の季節 」>心情吐露に落ち葉をくっつけただけという印象。
666 :秋の音>音で落葉の光景を描いたのは良いが、擬音が幼稚でバランスが悪いと感じた。
669 :枯葉の下で>多かった中の一つだが、表現は抜きんでていた。
682 :ゆくえ>多かった中の一つ。言葉は綺麗だがそれだけという感じ。
683 :無題>これぐらいファンク?になると面白いけど、私の好みではなかった。
688 :失恋>描写が緻密で落葉との絡みも秀逸。だが最終連がやや重い気がする。
698 :(仮)落葉>短いながらも凝縮されていて読み応えもある秀作かと。
700 :青春と落ち葉>勢いの良さと苛立ちが青春というタイトルに結びついてほろ苦さを感じた。
701 :涙する身体>落葉は従属物なだけな詩。表現も平坦でいまひとつ。
703 :肩にすれ違う小さな落ち葉>なんか凡庸、というか背筋が無いというか。
704-706 :柿木の葉>淡々とした枯葉との情景。ほのぼのしました。
713 :染まり行く秋 ひとりの帰り道>ボサノバに詳しくない私にはちょっとつまらなかった。
717 :名前はいらない>妖艶さおまとい、が意図したものか単なる誤字なのか。
729-730 :Buuuuurn!!>面白い。けど、短編小説的なもので、詩というとまた違うような気が。
735 :「落葉」>多かった中の一つ。平均値の中央、という感じもする、その2。
736 :黄落>何か筋道が見いだせなかった。
62ほぉるて♪彡D&W団No.005 ◆78455.Memo :02/10/26 10:06 ID:0MqODpeH
  ____ メモメモ....
 (  |_,_| |
c⌒っ*゚д゚)φ        3点
゛"゛"゛"゛"⌒⌒゛"     http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/654 :無様
                  視点が好き。今後期待。ドキドキ
                 2点
                http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/613 :最近
                   もうちょっと、頑張って欲しかった。
                http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/624 :てい
                   情景を浮かべられるように、もうちょっと強調するといいって思う。
                http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/666 :秋の音
                   短いけど、誰でも体験したような情景。オモシロイ。
                 1点
                 http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/717 :名前はいらない
                     キレイにまとまってる。それだけなのがサミシイ。ドキドキ
                  http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/817 :服飾に非ず
                  下から4行目。セックスという言葉でなければもっとよかった。 
                  
    
63名前はいらない:02/10/26 11:27 ID:Dxr9gCbQ
ふぉるて♪の論評って、やっぱ無条件でオモシロイなぁ。
もう抵抗できないって感じだ。(w
64むこうの317 ◆317..n/Ke6 :02/10/26 14:56 ID:bgVzaIMU
   ヤット                      ,,- 一 - 、
  ケッカガマトマッタヨ!!  「'|          /      \
    タイヘンダッタゾ  | .|         /     ⊂二二二二
     ウワァァァァン!!  .L.| 、     ⊂二二二⊃      |
    〜〜〜〜 ロ-ロ-ロ-日'       ;;;;;,,;;;;;,,;;;;;,,;;;;;,,;;;;;,,;;;
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.゚. ゚ ゚ ゚ ゚  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/614-615 落ち葉
3点。
多数投稿され締め切られた今でも一番印象に残っている詩。
ーーーーー
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/783 落ち葉の宝刀
3点。
情景の表現がとても上手く綺麗ですた。我侭をいえば、更に"匂い"を感じたかったところ。
ーーーーー
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/729-730 Buuuuurn!!
2点。
詩というよりチョトした読み物という感じがしますたが、楽しく読めますた。
ーーーーー
各1点。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/624 てい
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/817 服飾に非ず
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/830 暮色落葉

どうしても絞れなくて、2作品に3点つけてます。すいません。
他にも、点数を、、と思った作品が多数ありました。
何にもお役に立てませんでしたが、いい経験をさせていただきました。
ありがとうございましたです。
65うたた寝死人 ◆WvShSU0mOg :02/10/26 16:43 ID:sRhFLMQr
 お邪魔します。点数入れさせて下さい。

2点 729-730 『Buuuuurn!!』
  730に入ってからの、パニック映画と平穏な田舎の日常との同時映写がとても面白いです。
 周囲の人の描写の、その区切り方と羅列が、うろたえる主人公視点の画のスピードを感じられていいなぁと。
 「徳ちゃん」などのリアルを感じられる存在や余韻を残す最終連、729の山や落ち葉の説明に味がありました。


1点616 『けむる森』
  水中の落ち葉や湖の縁、湖の中の描写が美しいです。肌の冷たさと静かな音、白色のかかるゆっくりした画が
 読んでいて自然に、再生されます。後半の、装備に張り付く葉の存在は珠玉かと。

1点650-652 『Human Touch』
  3連から姿を見せ始めるユーモアが、硬い哲学を飽きさせず、面白く、きれいにまとめているように思いました。
 中盤の話の流し方、緩急のつけ方が上手いなぁと思います。

1点 805 『落ち葉メタル』
  「地球!資源!/再利用!!」の馬鹿馬鹿しいまでに上段に構えた標語と、戦隊もののキメポーズのようなリズム・
 配置が、たまらなく笑えました。即、飛躍した結論としょうも無い駄洒落のような言で畳み掛けているのがいいなぁと。
66ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/26 17:44 ID:lXp4KgyY
しまった!!!
審査員名簿に
南仙崎の名前、忘れてた!!!!!!

土下座して謝ります(涙>南仙崎
67微熱くん ◆e3/504x/.Q :02/10/26 18:56 ID:5nKk1vsh
今回は作品数が多く、粒ぞろい感があるも、傑出した作品がなかったように感じた。

3点 650-652 『Human Touch』 この作品しか印象にないので、これだけ。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/650-652
68構造 ◆/Cej999/v6 :02/10/26 19:39 ID:SyASl7X0
チャンプ候補はBuuuuurn!!
これがとにかく飛びぬけてたと思うです。

http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/729-730
Buuuuurn!! 3点。
あえて感動性を廃した構図が、イメージそのものを引き立たせてる
と思う。紅葉の汚さを書いたことが僕的には一番の理由。

http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/616-617
けむる森 2点
秋がにおわせるものの極北かな、と思う。水の中に”冬”のような
死の世界があるっていうのは面白い発想だなあと。単純に。

とりあえず、あとはこんなところで。

http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/704-706
柿木の葉 1点
平凡の平凡に徹した視点に

http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/666
秋の音 1点
移動してゆくカメラワークのたくみさに

http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/669
枯葉の下で 1点
季節を暴虐なる力として捉えたところに

http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1028646675/795
Leaf 1点
後半の分解されていく過程をもうすこしなんとかできなかったかなと
思うけど、分解されていく過程に注目した視点そのものに。
69名前はいらない:02/10/27 00:04 ID:JUsArIaW
シバン派は組織票か…
自分の掲示板のお得意さんもしくはシバン派どうしは点をあげたいのが人情ってもんだ
わかるよ うん
70ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/27 03:04 ID:7nYMQhG6
遅れて申しわけない。集計結果の発表だぞゴルァ。すいませんすいません。

本スレ
729-730「Buuuuurn!」   19点
616-617「けむる森」    11点
634-635「決然と」     9点
719-720「入相(いりあい)」8点
614-615「落葉」      7点
624  「てい」      5点
654  「無様」      5点
688  「失恋」      5点
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
念のため、どなたか確認お願いしますだ。
71ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/27 03:09 ID:7nYMQhG6
本スレ650-652「Human Touch」が抜けてた。すんまへん。
これも5点。

以下、4点多数なので、9作品しかないけど
上記がランキング10位以内入賞作品っちゅーことで。
72ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/27 03:18 ID:7nYMQhG6
自分で再確認してみたところ、間違いありませんでしたので、
チャンプ及び準チャンプを確定させていただきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
○チャンプ「Buuuuurn!」

○準チャンプ「けむる森」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
おめでとさーーーーーーん!!
73撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/10/27 03:27 ID:7nYMQhG6
ありがと〜☆
って、同じIDで失礼します。チャンプ頂いた「Buuuuurn!」の
作者で亀妹の撫子っす☆
正直、失敗した!と思った作品だったので、意外な授賞に
驚いています。あれって、頭の中で作ったプロットを、
一区切りずつ、ウイスキーをストレートでぐいぐい飲みながら、
お酒の力で意図をブッ壊して行こうと試みた作品だったんです
ケド、実は最後のほうで不覚にも「限度を越えてしまった」ん
ですね☆ 実は最後の2連あたりは「寝る!もう寝る〜!」と
ひたすら叫びながら書いてまちた★ もぉ泥酔状態だったんで、
分割するとこ間違えてるし★
ちなみにその夜は、お布団の中でゲロ吐きまちた★

でもそうやって作者の意図から離れたのが、かえってよかった
のかも?☆
みなさん、本当にありがと〜!☆

ゲロ吐くほど頑張って飲んだ甲斐がありまちた☆
74撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/10/27 03:31 ID:7nYMQhG6
では、次のお題は「月」で、お願いしまつ。

投稿受付期間は元通り1週間に戻してみたいと思います☆
締切は11月4日の午前0:00時まで。

>>1,>>2のルールをよく読んでから投稿してネ!☆
75ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/27 03:47 ID:7nYMQhG6
Canopus兄貴が審査員を引退(一時?)されましたので、
不肖ドン亀が進行役を引き継がせていただきます(ぺこり)

えー。常駐審査員は俺or撫子(同一人物でないと証明できない
ので、二人で一人の扱いにしておくんなせぇ)、
そして今回も新たな審査員を勧誘する予定っす。
あとは審査員経験者の方に「任意」で参加していただければ、
俺はハッピーです。もちろん前回投票のなかったneri殿、
南仙崎殿も、投票権ありますんで、いつでもどうぞ☆

なるべく「義務」感を減らす方向でやって行きたいと
思っております。気軽に、誰でも参加できるスレを実現して
行こうぜ!
みなさま、どうかご協力をお願いしまする。では!
76名前はいらない:02/10/27 09:29 ID:ssubBbfq
>ドン亀さん
マイマイカムリさんを常駐の審査員にはできないものでしょうか?
なんかとても評判いいようなのですが・・。どうでしょう。
77マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/10/27 12:13 ID:AfIrlQWR
>>76 ありがと。
「月」は詩人の恋人のようなものなので次回もやります。
私が前回審査員参加したときも、撫子さんがチャンプでした(おめでとう)。
詩作の傾向はわかった。「月」では何とか落とすよう努力しますので(笑)、
奮ってご参加を。
78名前はいらない:02/10/27 13:03 ID:fVexbION
結局、組織票でチャンプが決まるんだな。
今回もそれが証明された。
こんなこと続けてると、投稿する香具師ドンドン減るぞ。
79ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/27 13:04 ID:ncsVgSGl
>>77
頼もしい!(爆藁
んじゃ、今回もよろしこ。

他にも常駐で寸評&投票してくださる方、募集中っす!
新規審査員の立候補も期待しておりまする。

今回もみんなで盛り上げて行こうぜ!
80名前はいらない:02/10/27 13:09 ID:fVexbION
>>79
いや、だからもう審査員になる香具師なんていないっつってんだよ。
結局は組織票でチャンプが決まるんだろ?
形式だけの審査員になる香具師なんていないし、お前が「なってくれ」って頼みまくるのも失礼だよ。
今回だって盛り上がりのカケラもなかった。
しいていえば、ピンフラ批判ぐらいじゃないか、盛り上がりは。

結局、出来レースなんだよ。
81名前はいらない:02/10/27 13:22 ID:QQltT/Jj
ピンフラ批評??あれ盛り上がってたか?
羽をバタバタさせて一人で盛り上がってる気でいただけに見えた
82名前はいらない:02/10/27 14:43 ID:W1qehnIA
>>80 じゃあ、君が審査員になって変えてくれよ。
  その出来レースとやらを。
83名前はいらない:02/10/27 14:46 ID:fVexbION
>>82
かえられないことは今回でよくわかっただろ?
組織票以外の票だって入ってた。
あえて名前はいらないが、公平に物事をみる有名コテハソだって参加してた。
だけど、所詮多勢に無勢。
そういう人が真面目に審査して結論を出しても、大勢の組織票に飲み込まれてしまう。
意味ないね。個人なんて。
84月下の夜想曲:02/10/27 22:00 ID:CEQJe4MR
月明かりの下 今日もまた結べそうもないふたつの影がゆらめいている
下降線をたどると 小鳥のさえずりに運ばれて 出逢ってしまった彼等
のどけき秋の真夜中にふたりは永遠を誓う ねがいの彼方で微笑みかける
夜の静けさに僕は涙を流し 月の温もりに君は手を伸ばし
想いは闇の中へそっとしまわれた 澄んだ瞳でオルゴールの人形をみつめて
曲芸師が風船を手渡した  彼の指が長い夜の終わりを告げる・・・
85名前はいらない:02/10/27 22:02 ID:P6pcgL+5
>>84
投稿者バレバレ(w
86 :02/10/27 22:03 ID:WZS7ZVvK
87月下の夜想曲(for>>85):02/10/27 22:20 ID:vvp1R+V8
月が赤かったアノ夜に 揺れるユメの狭間でこの身を振り落とし
下等な愛の下、アメとムチが飛び交った 「こんばんは」「おひさしぶり」
のどもとにピストルを突き付けて ゆっくりと顔を上げて
夜行性の天使は月の都で仮面舞踏会楽しみ 髪をかき上げる仕草に恋をする
想像するだけでもおぞましく そのくせ気持ちのイイ こぼれる***
曲がったパーツ 折れた翼 躯を巡る糸 つめたく砂吹雪 モノクローム
88名前はいらない:02/10/27 22:26 ID:NyWUZRcW


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89名前はいらない:02/10/27 22:47 ID:HT6WsmvQ
チャンプ取りたい気がむくむくとしてきた。。。
お遊びだからこそ真剣になれるんだな。

今回は「月」ということですが、あんまり大したアイデアが浮かばない。
とりあえず、
90名前はいらない:02/10/27 22:48 ID:HT6WsmvQ
ここ本スレだった、スマソ
91タイトロープの見える風景:02/10/27 23:43 ID:tZxB4CwT
最近では黒マスクの男がとって喰うので
工場”部品”のスターオペレーターS氏のマシンは土曜も動く
工場”組立”のヤシン技師M氏とうまくやってゆこう
海亀のようにタイムカードを押したS氏は語る
「工場”組立”のヤシン技師M氏とうまくやってゆこう」

あらんかぎりの恋の唄を思いだしてる

シルバーフレームのS氏を月光が照らす
背の高いM氏のエッヂの距離感に笑いたくなるS氏なんだ

 ああ満月のしたで 青春ごっこ♪
 そんなぼくらに   つきがない♪
 あの交差点の   かどのショップで♪
 つきを買いましょ  きみの瞳(め)のよな♪   


そんな時分にはかの黒マスクは隠し

サーカス会場に向かうS氏は語る
「シルバーフレームのオレを月光が照らす」と

そして泣いた子供はこう語った
「かあちゃん、オレ月になるよ!」
92月と鼈:02/10/28 00:46 ID:ZOxmq7eh
君は凄く野球が上手くて ベンチの僕とは大違い
君は凄く頭が良くて 赤点の僕とは大違い
君は凄くおもしろくて よく噛む僕とは大違い
君は凄く女にモテて 僕みたいに飢えていないね

僕が言うのもあれだけど
僕の話で笑ってくれたり
僕を遊びに誘ってくれたりすると
何かとても幸せになります

楽しい人生を僕に与えてくれた事
感謝 感激 雨あられ
これからも一生友達でいような
満月のような君にもし悲しみがあったら
これからはトイレのスッポンのような僕が
何回でもそれを取り除いてみせるよ


93名前はいらない:02/10/28 08:48 ID:3Xys7fAs
このスレのちゃんぷって
組織票を背景とした出来レースの結果なんだよ。
つまり「やらせ」なんだ。ほんと醜態だ。
94名前はいらない:02/10/28 09:02 ID:iEdcGMe4
私はマイマイカムリさんの批評が読めればそれでいいです。
組織票も出来レースもチャンプも関係ないです。はい。
95ななしくん ◆4DGPgRhQFI :02/10/28 10:56 ID:biNwIz4R
ヒマなので寸評させてね

>>84&87
俺は縦読みしたらもう満足
全部読む気にならない

>>91
パロディーっぽい感じがおもしろい
でもごまかしの利く作風じゃない?

>>92
それがスッポンの取り柄だって?
なんか卑屈すぎるし
大事なところ書いてない気がする
96その強さを:02/10/28 12:49 ID:Fu5k4pmu
雨上がりの
舗道を
君と二人乗り
駆けあがって行く自転車
わざと道を間違えて
夜空を見上げて
ふらついた
しっかり
Tシャツの背中に
掴まる


格子の入った窓に
浮かんだ蒼くて丸い月
その中で
あの頃の僕らがはしゃぎあっている

あの日と同じ月だった

変わらないその強さを
僕にもください
宇宙の片隅で
今の僕はひとりぼっち

変わらないその強さを
僕にもください
変わりつづけるこの心が
永遠の光に依りすがっている
97名前はいらない:02/10/28 14:31 ID:tIEu/Fdx

組織票に出来レース。

このスレの価値は形骸化した。
98名前はいらない:02/10/28 14:50 ID:ejQOsUtf
>>955

97 名前: 名前はいらない [sage] 投稿日: 02/10/28 14:31 ID:tIEu/Fdx

組織票に出来レース。

このスレの価値は形骸化した。


こだわってるのオマエみたいなんだけど?(w
99君と手の中で:02/10/28 19:32 ID:NSuaLYTf
手のひらには柔らかい月明かり
そっと其の手を差し出す

差し伸べるのは私、繋ぎとめるのは貴方

月明かりを二人で捕まえた
光が漏れないようにと言う君
優しく握り合う、ギュッとギュッと

空を見上げるだけで会話は無く過ぎ去る夏の
夜の香りと虫の声そしてぼんやり輝く月をみているだけ
それで私は満足なのです

彼女の横顔をそっと見つめる
私は何故この人に恋焦がれるように成ったのでしょうか
贔屓目に見ても至らぬ点が多い不完全な貴方
そんな不完全さにひかれたのでしょう
光が当たらなければ荒れた大地の月のように
そう、不完全なら補えばよい
二人で照らしあえば良いと思えたのが貴方だったから

帰り道二人の手の中には未だ月光が残っている
手の中の温もりこそがその証拠
家に着くその時までこの光を捕まえていよう
月光は優しく家路を照らしている
100碧谷 ◆m0T5I/FREE :02/10/29 00:26 ID:zYEdzq6I
凍える水面の上に 蒼い光を落とす月よ
震わす夜の波を見つめて
生まれたばかりの闇を投げ
そっと口付けして 何願う?

新しい景色に 身は慣れないまま幾夜を過ごし
眠れぬ素肌の上を滑らす
悲しく響いた旋律を
絡め取る指先 髪を揺らす

抱きしめた孤独の躰に
崩れ行く自身を感じて
行き場なく叫びを上げても
朝へは届かない

隠すべき月 私だけに降りて
囁きを返し 瞳を濡らすの
罪深き月 何も手にできない
寄り添う光に視線を投げたら
只 堕ちていく
101月物語(続き):02/10/29 00:27 ID:zYEdzq6I
一時の戯れが 壊れかけたものを繋いで
無情な流れを何時も辿るよ
例え幾月が過ぎるとも
この闇を今でも埋められない

移ろった水辺の季節は
変わらない月夜を見つめる
私だけ刹那の余韻で
あの朝の最後を見る

隠すべき月 躰を抱き留めて
冷たい唇 何度も伝った
罪深き月 戻れることもなく
零れる光に涙を託せば
今 朽ちるだけ
102名前はいらない:02/10/29 00:29 ID:zYEdzq6I
↑すいません、誤爆でした!!(((゚д゚;)))ガクガクブルブル
タイトルは「月物語」です。
…1回はセーフなんでしたよね?
103名前はいらない:02/10/29 00:43 ID:XhpaSEVb
>組織票に出来レース
>このスレの価値は形骸化した。

↑ 同意します。以前からそうでしたが。
104めるひぇん いち:02/10/29 00:58 ID:bA3TT3V/
ひくーい位置の
海のよこ
おつきさまが
ぷかぷか浮いてた
撫でてやると
うれしそうに
びちゃびちゃ
びちゃびちゃ
波を立てる
わたしは船にのって
おつきさまを
撫でにいく
ぎこぎこ
ぎこぎこ
船をこぐ
ぱしゃぱしゃ
ぱしゃぱしゃ
波をこぐ
おつきさまは
今日もしずかに
お空をながめて
ぷかぷか浮いてる
105めるひぇん に:02/10/29 00:59 ID:bA3TT3V/
わたしがあたまを
撫でてやれば
おつきさまは
うれしそうに
びちゃびちゃ
びちゃびちゃ
波を立てる
わたしは
びちょびちょ
おつきさまは
びちゃびちゃ
波は
ぱしゃぱしゃ
せかいは
ふわふわ
このせかいは
いつでもふわふわ
おつきさまが
いるから
いつでもふわふわ
こういうのが
たぶんしあわせ
わたしはいつでも
すこししあわせ
目をふせほほえむ
まなつの世のゆめ
106水上の月:02/10/29 16:28 ID:9H1J61HA

 上の世界のことに明くるくない私にもよく確認されるつづみ型。
 冬の星座は纏わりつく湿度が少ないせいで、鋭く自己主張する。
 古老のようなベテルギウス。少年のようなリゲル。そのふたつからたどって、僅かに青く、射すように白い、冬地区の代表選手にして四季リーグ一番の輝き手、シリウス。
 その隣に浮かぶ月。
 今宵は八分咲き。
 水面に落ちて風で弱い光は波になって震えているのはシリウスが感情をひとつ零すからではないけれど。
 厚着の背中を横たえて。
 虫も鳴かない、気取った時間に。
 真上にそっと手向けよう。
 オレンジ色の煙草の切っ先。
 煙を吐いたら、月が翳んだ。
 私はシリウスの方が、愛しい。
107名前はいらない:02/10/29 17:01 ID:FyYlTLA7
おいらの爪に似てるって
ご主人様が言ってたよ
集会場に行くまでの距離
いつも見守ってくれてたんだね
空なんか見ないから気付かなかった

でもどうしておいらの爪に似てるって
ご主人様は言ったんだろう?
君はまぁるくて輝いていて
ちっとも似てやしないのに
本当、ちっとも似てないじゃん

笑っちゃうだろ?
ひんやりしたいつものアスファルト
君が照らしてくれるから
何だか暖かい気がしてきたよ
もうすぐいつもの集会場

あいつら気付いてたかなぁ
君がいつもそこにいる事
君といつも歩いてる事
知らなかったら教えてやろう
ついでにご主人様の話もしよう

きっと今日の集会は楽しくなるぞ
108名前はいらない:02/10/29 17:04 ID:FyYlTLA7
早足でテクテク歩く
初めてのキスの帰り道

思い出しながら
にやけたりしながら
ふと見上げる

今日の月はとてもキレイ
109猫と月光1:02/10/29 17:17 ID:EpvTxROu
ライブハウスを出た
耳がキーンとしてて
それはとてもなつかしかったけれども今のボクにはふさわしくない様子、またそのもの。
あの娘はまだライブハウスの中にいた
「先に出てる」と言ったら、一瞬だけ振りかえってうなずいて
次の瞬間にはもう
踊ってた。

薄暗いライブハウスの中で、
皆がぶつかり合い攻めぎ合いしてるその中に
あの娘は消えた
仕方ない、あの娘がずっと楽しみにしてたライブだもの
途中で出てきちゃったりしちゃって、嗚呼ボクは昔からそうだ
場をシラけさせる才能に恵まれている。
110猫と月光2:02/10/29 17:18 ID:EpvTxROu
それでもボクはいつでも大抵、我慢して生きてきたつもりだ
なるべく人を傷つけぬよう、
なるべく誤解して相手を受け取らぬよう。

嗚呼、地球は丸いんだよって、
昔、死んだおばあちゃんが俺に教えてくれたっけ
なら、どこまで歩いてもどこへも行けないのかしら?
この酔っ払いたちのゲロにまみれた裏通りを抜けて
いつか明るい表通りへ出たとしても
その道はまた、嗚呼、先生!
どこまでも続くあの線路は、一体どこまで続いているんですか?
チッ、しけてる
何もかも、俺も、あの娘も、自販機も、夜も。
111猫と月光3:02/10/29 17:20 ID:EpvTxROu
今夜ライブハウスから出てきたあの娘をいきなり殴り飛ばして
「別れよう」って言ったってきっと何も変わらない
誰かが叫ぶ「愛が全てだ」
ああ、愛もある。愛はある
そうさ、ボクは愛を知っている
アレはいい、気持ちいい
アレの為にならボクは全てを投げ出してこの身を捧げたって
構わないって思ってるんだ
だけど愛は状態だ、アレは行為じゃない

だからボクは退屈する。
だからボクは退屈する。

112猫と月光 完:02/10/29 17:21 ID:EpvTxROu
100円馬券も買えないままに最終のレースは終わり
そう、ボクは結局何物にも賭けることの出来ないまま
家に帰り、チキンラーメンに湯を注ぎながら
夜明けを憎む。

見知らぬ公園のベンチに座る
ノラ猫がミャー近づいてきてと鳴いてオレの脚に頭をこすりつけている
満月だ
ノラ猫の脇を抱えあげ、高い高いしてみる
毛先が月光に照らされて綺麗だ
抵抗を知らぬノラ猫がミャーと鳴く
オレも何となくミャーと言ってみる。
113猫と月光:02/10/29 17:23 ID:EpvTxROu
>>111の「愛もある。」の「。」は余分でした。修正させてください。
114月が見る:02/10/29 22:20 ID:3z4l0eaF
太陽 食べられた 赤い輪っか ピッタリ
ああ そうそう こいつが見たかったんだ

おれには青い炎が見える めらめらと
光の中に影がおさまって
ひとときのシンメトリが見たかったんだ
おれたちは一直線に並んだんだ

おれが まわって まわりを まわって そのまま まわって ぜんぶが まわって
点Oはおれの中に 点Oはおまえの中に 点Oはやつのなかに 点Oはブラックホール
あらがおうと もじもじして 圧倒的なブルーの魅力にかなわない
隕石になりたいなんて夢も どっかにいっちまえ!

おれが 引っぱり おまえが 引っぱり やつが 引っぱり ぜんぶが 引っぱり
点Cはおれの中に 点Bはおまえの中に 点Aはやつのなかに 点Oはブラックホール
はなれようと じりじりして 錆びかけの歯車はゆるんでいく
糸が切れたとき おれは自由を手にするのか?

何回まわったんだ?
いったい いつなんだ? 計算はおまえにまかせた
おれは 回転に身をゆだねる ふたたび 待ちこがれながら
115盆上:02/10/30 04:50 ID:0MXp9DLe
水面に浮かぶ月を柄杓で打ち割る
2発3発と繰り返し叩く
光の混ざった液体は躍動し舞い飛び、頬をつたう
手を止め息を落ち着かせ私は
これで明日も良い人でいられると
そうでなくてはいけないと
自分に言い聞かせる
116今宵の月のように:02/10/30 10:03 ID:9qq+DKjO
帰り道 白い吐息を弾ませて今日の日を顧みる
前から後ろからざわめく風 宵の明星に手が届きそうな
もう一度手をあげると 自由の橋が遠くで横たわり
目を閉じるともぬけの空 満月の夜に耳を欹てて
世界中の音を集めて 旅立ちのよろこびを 大音量で
理想の波で洗い流された世界よ 昨日の夢はとうに死んだ
ためらいがちに目を逸らす うかばない太陽を抱いて
言葉1つで月が転がる 不安になるならねむってごらん
117名前はいらない:02/10/30 11:10 ID:O70AGvKD
118ツキテラスヤミノミコト:02/10/30 12:04 ID:qdUnbiZU
うそとまことの差というのは
紙一重のタイミングの差と
思惑と誤解の交差点のどこかにあるものだと
知った夜。
幸せそうなあいつらをねたみながら。
おもいっきり笑ってやった。
たまに見せたあいつの笑顔。
どこかうらやましくて、本当の愛の意味を考えさせられた。
いつのまにか偽りで満ちていた自分の心に、
雨戸をかけるかのようにその意味を探し続けていた。
結局、見つけられたのは、精神安定剤を片手にした
さえない詩と自由を唄い続ける貧相な男の姿。
それでも自由という果実は僕を無限色に染め、
すこしだけ僕を謙虚なやつに変えた。

傷つかない成人なんて、この世の中に一人としていようか?
誰一人責めることなく、誰一人損なうことなく。
理解なんてできやしないだろう。お互いに人間なのだから。
それでもね。遠く晴れ渡る月夜を見たとき、
あのときの笑い話はいまもまだ、心の中に生き続けている。
少しだけ後悔しながら、
いまはよかったって思っている。あの時、あせらないであの場所を
離れたことを。
119ななしくん ◆4DGPgRhQFI :02/10/30 12:54 ID:W6QuR5Zc
ヒマじゃないけど
読んだついでに寸評

>>109-112
日記みたい
主人公の物言いが きばりすぎてて 息が詰まる
>>114
日食における関係性を詩的に説明したたけ
味がなさすぎ
>>115
思わず笑っちゃったけど
ショートコントみたい
悪いとは思わない
>>116
詩的感覚のある言葉を並べた
よくできました
それだけ
あとエレカシみたいなタイトルは どうかと
>>118 ひとりごと つまらない
タイトルだけおもしろい
120夜想回帰:02/10/30 16:40 ID:chIoibso
 気配が後退する壁のないドーム、
滑らかなカーヴの一部を見せることではるかな巨きさを思いしらせる天井は、
ある一定の高さを越えたことで私たちに閉塞恐怖の訴えを起こすことを
とっくに忘れさせている。
 だから本当のところ、斜視の詩人が言うように、
あの無数の星明りが黒紙の幕に虫ピンで刺した穴から零れる
バックサイドの光の一部なのだと考える人なんてあんまりいない。
 はたして閉鎖系の内幕で、展開される筋道の原理が唯一定型であるのか、
或はそれ自体幻惑のひとつに過ぎないのか、
だが議論はそれを予言したアタナシウス派の精霊によって
予め創造された圧倒的質量の魔法によって無力化されて、
図書のインク滲の羅列に只、姿を残すばかりになる。
 直角と平行で造られた建築の防備に囲まれて、
私たちの右目が放つ投網は温風の様に対流し、
個人夢想のベクトルと親身に決別しては言葉を探す。
 そして私たちはアルミサッシの長方形に切り取られた
無象の世界に片目を手向け、
円い陶器皿に盛られた夕餉に手を伸ばす。
 その日のデザートは球状に練られた団子だった。
それが一段ずつ正方形に並べられて、
一辺をひとつづつ少なくして上へ積まれている。
四つの球に支えられた頂上にはお月さまひとつ。
上空に通じてぽっかりと大きな穴をひとつ空けている。
 こうして私たちは年一度、天井の向こうを思い出す。
121ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/30 19:07 ID:fw4w2t8X
むう。ななしくんだけか。。。
他に寸評やってくれる奴ぁ、誰もいないのね(涙
前言撤回しようかいな。任意と言ってしまったけれど、
突撃寸評隊の皆様(激辛正当派氏、微熱くん、構造様、糞ピンフラ)!
どうかお戻りをををを〜!!(泣

>>ななしくんくん
ありがとさ〜ん!☆

さて、今回また、新たな審査員として、ましゅう氏、しいなまほろ氏が
加わりました。よろしくっす!!

さて、寸評でもやってみるかな。
つーか、誰だって俺なんぞに罵倒されるよりは、もっとましな
奴にしてほしいだろうと思うのだが。。。
122ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/30 19:41 ID:VwHOfmLb
>>84
よっ、名人芸! 美しくまとまってるぜ!
しかし制約がありすぎるぶん、横読みすっと、どうしても無理してる
部分があるよな。唐突に出てくる曲芸師とかな。
>>87
こっちはキッチュな感じか? なかなかハジケてるぜ。
うーむ。しかしよく、ここまで連想を断ち切るような語がポンポン
出てくるもんだよな。ちなみに俺は多重投稿は黙認する。ゆえに
これも投稿作品として数えるものとす。
>>91
なんのこっちゃ(藁 詩は目に見えないだけに、どうなってるの?
みてぇなもどかしさっつーか、そんなわけのわからなさが面白ぇよな。
不条理な世界を前に、読者は無意識の領域まで想像力を広げ、集団から
切り離された個人的な笑いを禁じえない。俺もなんのこっちゃだな(藁
>>92
自分をスッポン呼ばわりするのは、謙虚っつーより、やっぱり
卑屈な感じすんな。そんなお前が友のために本当に何かしてやれる
のかよ? お前にもそいつとは別の領域での良さがあるんじゃねぇのか?
ま、わかんねぇでもねぇぜ。俺にも高校時代、そんな感じの憧れの
野郎がいやがったから、な。ま、勝手にしな。って、寸評じゃねぇな、
コレ(泣
123ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/30 19:41 ID:VwHOfmLb
>>96
ふーん。撫子が以前、「教えてコテハンさん(だっけ?)」スレに
某歌手が好きだって書いてたの、見てねぇな? それ、その歌手の
歌ってる曲の歌詞にそっくりだぞ。まぁ、そのまんまではないので、
寸評してやるぜ。4連目への繋がりが悪いな。もっと泣かせろ!
最終連の締めが弱いな。もっと連れて行け!!
>>99
むう。温かい月光か。普通は冷たいイメージだよな、月光って。
つーか、この月光は二人の間にあるものの比喩か? ほほー。
しかし「貴女」と書いてほしいぜ。5連目に行くまで主人公は女だと
思ってた。「貴方」「君」の混在、4、5連目だけに出てくるですます調、
うるさく言やぁ、気になるが、俺は理解できる範囲内だと思ったぜ。
全体的にこなれてねぇ印象はあるけどな。
>>100-101
プッ(爆藁 まぁ、いい。。。 ププププ。。。!!(超爆藁
ふむ。歌詞だな? なんつーか、ちんぽ立っちゃった☆
寂しいならこっち来い。DQNの世界に入れば何もかも忘れられるぜ!
わかった。真面目にやる。えーと。これはオナニーの歌ですね?
ごめん。本当に真面目にやる。えーと。男に飢えているんですね?
ごめん。次こそ真面目に。って、名前バラすお前が悪いんじゃゴルァァアア!!!
124ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/30 20:03 ID:ABOFUvYJ
>>104-105
ごめんなさい。ぼくにはわかんない世界です。ほのぼのとしてて
いいとは思いますよぉ。ぼくもお月さまを撫でに行きたくなっちゃ
ったりはしなかったけど、あかるすぎてちょっとついていけませんでした。
あと、擬音語、なんかエロいと思ったのは、俺だけだよな。ゴメン!
>>106
むう。月を書け!といったのに、それよりシリウスのほうが美しい
といって、そっちのほうを書くのだな? その反骨精神(っつーのか?)
気に入ったぜ! 煙草のオレンジ色の切っ先もイカシてるしな!
でも俺、星座って、ちっともわかんねぇのよ(涙
>>107-108
????この二つはひとつの詩なのか???なんか違うよーな。。。
とりあえず、この質問に対する答を待つ。あと、タイトルぐらい
つけんかヴォケェェェェエエッ!!
>>109-112
うへへへ(謎
つーか、訂正は「愛もある愛はある」なのか「愛もある、愛はある」
なのか、はっきりするよーに。あと、最終連の2行目は「近づいて
きてと鳴いて」のままでいいのか?うひょ。
なんつーか、最終行のポエジィィーは尋常じゃねぇな。それでいて
作為の感じられないところが小さな世界の中の大きな世界を表現して
やがんな。愛は状態、行為じゃない、か。犬を買うのは行為だが、
犬を飼うのは状態、みてぇな感じだな(藁
しかし月がお題、ではないよな。こじつければ、退屈の中に一時の
輝きをくれた月、とも言えなくもないが、どっちかっつーと俺には
猫がお題の詩のように思えた。。。

畜生、疲れた! 風呂入ってくるる〜♪
125名前はいらない:02/10/30 20:05 ID:deUGNKxk
>>107猫と月
>>108Moonlight Kissです。
126名前はいらない:02/10/30 20:36 ID:jaaLMYpK
>>96
「その強さ」が書かれていない。

>>99
自問自答の恋の心理分析はこの際省き
手中の月光というユニークな詩想と格闘してみてはどうだっただろう。
127マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/10/30 20:45 ID:mo1eSRt7
>>84 名前:月下の夜想曲 :02/10/27 22:00 ID:CEQJe4MR

前を後ろがどんどんひっくり返していく。下降線から小鳥、小鳥囀る真昼から
のどかな(傍点私)真夜中など。ほお、ドミノ倒しに加速していくのか、とは後半で
期待倒れ。すると、「秋の真夜中」を「のどか」といったのは、異化を狙ったので
はなく、ただ「のどけき」を使いたかったのだな。「月下の夜想曲」と縦読みさせ
るなら、横軸はたとえば「喉決起」くらい跳ねてほしい。

>>100-101:月物語:02/10/29 00:26 ID:zYEdzq6I

冒頭3行はいずれも暗い夜の説明的な言い換え。1連目は不要。4連目を冒頭に。
「只 堕ちていく」も不要。4、2、3と読めばどうなるか。弱点がおわかりです
ね。(続き)も含めて、どの連を削除しても差し支えない。困る。それと、漢字に
するか、ひらがなを採用するか、これを「閉じ開き」というが、たいていは開いた
方がよいと思う。

>>104 :めるひぇん いち :02/10/29 00:58 ID:bA3TT3V/

おもしろい。擬音を省いてみると、「おつきさまが
いるから このせかいは (ういている)」。なるほど、地球は月の風船なのか。
ならば、風が吹かないと。細かいところでは、「ー」はやめ、「撫でて」も開いた
方が。
128マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/10/30 20:48 ID:mo1eSRt7
>>106 :水上の月 :02/10/29 16:28 ID:9H1J61HA

するとシリウスは「青年のよう」なのだから、古老・少年の「よう」とは
どんな風かを対比させないと。天上世界に明るくないはずなのに、
「ような」ベテルギウス、リゲルにつまづく。冒頭4行を削って、
 シリウス
 その隣に浮かぶ月
と始めたほうがすっきりしたのでは。知識を照れることはない。

>>107 :名前はいらない :02/10/29 17:01 ID:FyYlTLA7

爪の形に似た月、という着想は買えます。「おいら」の三日月のような爪に
気づいたのは誰だったか、という出だしも、それが「ご主人様」だったとい
う意外性もいける。集会場に向かう月明かりの道すがらに思うのも動きがあ
っていい。ただし、寓話とかイノセントについて、もっと調べ考え、リアル
な1行を紛れ込ませてほしい。この段階で出すのはもったいない。

108 :名前はいらない :02/10/29 17:04 ID:FyYlTLA7

うん、よかったな。
129マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/10/30 20:49 ID:mo1eSRt7
>>109 :猫と月光1 :02/10/29 17:17 ID:EpvTxROu

月をどこでどんな風に見るか。昔の人は髪梳る手鏡を覗いたり酒杯に浮かべ
て眺めた。公園のベンチで拾い上げた野良猫の毛先が月光を浴びているのは
いい。だが、実は月光のスポットライトを自らが浴びてやしないか。

>>114 :月が見る :02/10/29 22:20 ID:3z4l0eaF

「まわって」や「引っぱり」の理屈から離陸できない。引っぱったわりには
空まわりになった。残念。

>>115 :盆上 :02/10/30 04:50 ID:0MXp9DLe

盆ゴザの博打に負けた着流しの渡世人が足を洗う決心をした晩、という読み
方ではNGか?
130マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/10/30 20:52 ID:mo1eSRt7
>>116 :今宵の月のように :02/10/30 10:03 ID:9qq+DKjO

モールス信号のように、途切れる文脈やリズム。困る。

>>118 :ツキテラスヤミノミコト :02/10/30 12:04 ID:qdUnbiZU

タイトルはよかったのに、月は付け足し。字句に神経質なほど気配りして
ほしい。たとえば、「唄い続ける」。閉じ開きでいえば、中間右部分が黒
くなって汚い。

>>120 :夜想回帰 :02/10/30 16:40 ID:chIoibso

「上空に通じてぽっかりと大きな穴をひとつ空けている。」
こうしたおおらかな表現が、前半のところどころに1行ずつ(つまり2行)
配置されたなら、「そして〜」からがもっと鮮やかに着地できたろう。
131月と骨琴:02/10/30 20:57 ID:QX/e5ZH3

小川に女の子の死体が流れ着いていて 
それを見つけたのは僕だけだったので
誰にも告げずに放っておいたところ
日に日に皮膚が崩れていって
やがて骨だけになったのだが
僕は長い骨と短い骨をより分けて
木槌で何回か叩いて音程を整え楽器を造り
それを骨琴と称することにした

僕が骨琴を演奏するたび
死んだ女の子が泣いてるように思えたけれど
その音楽は森の子供に好評で
僕は夜な夜な大きな切り株の上で骨琴を奏で
それはポプラの天蓋を通して差し込んでくる月明かりと
かなりうまいこと絡み
風景と音楽がよりよく調和することで
何の役にも立たないまま死んだ女の子も
骨琴になれてよかったと思ったりした
132目玉吐(つ)き:02/10/30 21:20 ID:gYGUb4ZV
秋の月夜をじっと見ながら
鳴いているのはわたくしではなく
あたたかい外套をまとう百舌が
やせた蜥蜴のはやにえにに
布団を被せたくてたまらずに
いたづらをしてみたその音です

どうだどうだとその嘴で
やせたからだを啄ばむ姿は
月と養鶏場のライトのせいで
わたしの蒼く昏い目から
しっかりと見えて

突然それらの光はあわさり
百舌ははっきりわたしを見据え
ついには目玉は横へと広がり
にやりとなめずるような顔で
わたしのすがたをながめました
133目玉吐(つ)き:02/10/30 21:21 ID:gYGUb4ZV
それのあまりのおどろきに
突然わたしのくちから
ぽとりぽとりと玉子の目玉が
いくつもいくつも落ちだして
ついにはお池となりはてました

硫黄のにおいのするそれらのめだまは
ふたつよっつやっつとわかれ
かぞえきれぬ数の目となり
そうしてぎょろぎょろながめつつ

いまにもかたまり姿をつくり
そうしてついにはうまれようとするので
わたしはそれらの池へはいり
踏もう踏もうと溺れゆき
ついには沈みきってしまい

それでも
表面にうつる幾億の月は
つぶれずに残り
メルヘンという硫黄の匂いを
たてながらぢっと座って湯気を立て
じいっと夜のあいだに増殖し
134目玉吐(つ)き:02/10/30 21:21 ID:gYGUb4ZV
霧がすっかりはれて
あさになると
それは黄色い色すらもたず
ぷかりぷかりと蓮華の湯花を
浮かべた風呂で
わたしはぽかりぽかりと
とてもよくあたたまったすえ
ごろりところがっておりました。

そうして月がはじける音は
みえないまんまに
雲のさらに
幾億尺というちかさで
135ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/30 22:30 ID:idTzSfYy
>>マイマイ氏
サンクス!!
さて、短く行くかな。

>>114
むう。月から見た月蝕か? つまりそれは月蝕ではなく、地球蝕か!
すげぇ。。。しかし、アイディアを文で活かしきれなかったという
印象だ。月のキャラが平板っつーか。文体が教科書的っつーか。
>>115
最初3行、べつに月でなくてもいい感じだな。。。
>>116
レトリックに凝ったのか? 逆に平凡になっちまってるぞ。
最後の1行だけはいいな。そこが活かせりゃよかったな。
>>118
「あの時」とか言われても、たぶんお前にしかわかんねー話だぞ。
>>120
まさに「回帰」だよな。内容も、文体も。途中の学術書みてぇな
文章すら詩にしちまって、掴めない宇宙から地上の団子に降りてくる
力技。むう。只者じゃねぇな。。。
月の役割っつーか、存在意義っつーか、存在自体っつーか、
もっとも俺らの近くにある天体「月」を宇宙側からも俺ら側からも
しっかりと描いてくれたいい詩だと思ったぜ。サンクス!
>>131
着想はおもしれぇな。ちょっと、活かしきれなかったかな。
月はその情景にぴったりの背景って感じしかしねぇな。

脳がショートしました。修理シテキマス。
136ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/30 22:42 ID:NrTy2iBC
お題は「月」。

締切は11月3日いっぱいだ。じゃんじゃん投稿してくだされい!

ルールは>>1,>>2にあるから適当に読んじゃえ!

現在、審査員は俺、マイマイカムリ氏、ましゅう氏、しいなまほろ氏、
ななしくん氏、激辛正当派氏、構造氏、微熱くん氏、都立家政氏、
ピンクフラミンゴ氏、むこうの317先生、ほぉるて大明神、碧谷女史、
neri様、4th氏、sei-N氏、薮鳩氏、うたた寝死人氏、恩田朗氏、
Kanon氏、Unseen-phantom氏、MORGEN氏、紅雀氏、天竺糞、
ネッちゃんちゃん、YKH氏、南仙崎夫人、ウマーな顔文字の奴氏、
その他となっております。
以上の方々は、寸評、審査投票を任意でお願いしますぜ(祈
137ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/10/30 23:03 ID:0/81VPZW
いけねぇ。審査員名簿にむっちゃんとWildcat氏を書き忘れてたぜ。
すまねぇ、すまねぇ。
138名前はいらない:02/10/30 23:25 ID:uNBmy7pW
ドン亀がんばってるな。感心するよ。
139半月の恋人:02/10/30 23:59 ID:KkaEg8AP
タイミングを見計らったように
半月が表れる
ぼかし絵の輪郭で存在を告げる

冬目前の午後六時
それは立派な夜だった
半月は一人になったばかりの私の前に
追い討ちをかけて独りであることを告げた

そうか 私は 半月だったのか

彼と別れたばかりの私が
そこに浮かんでいた
今夜は半月であるべくして半月なのだ
満月や三日月ではない
ただの半分

140半月の恋人 続き:02/10/31 00:00 ID:VQM/QyRD
満月は満ち足りた顔で似合わない
三日月は儚げで媚を売ってるみたい

私は半月だ
ただの半分だ
半身を失ったまま闇夜を彷徨う小船
半月こそが今の私

その光は
夜道を照らすには頼りなくて
落とす影も たちまち地面に溶ける
それでも私は今夜だけ独りではない

今は冷たい空気に滲んでも
あの見えない半分の月に出会う
誰かの見えない半分になる

もう一度顔を上げた
白い息が半月にかかる
そうすると少しだけ
半月の輝きが増したような気がした
141:02/10/31 00:15 ID:bhFQxWwj
青い月は僕の上に
記号のような丸い月
三角の氷風が邪魔をしても
四角い星空が僕を誘っても
ただ丸い青いその姿は
僕の心にはまってしまった
たとえそれが一瞬のことでも
僕の心は離れないんだ
たとえ今隣にいる君のスカートが風でめくれ
僕に世界を見せてくれても
僕の上の青い月から
僕の心は動かないんだろうね


142名前はいらない:02/10/31 00:36 ID:VQM/QyRD
>>139
訂正です。
×半月が表れる→○半月が現れる
失礼しました。よろしゅう。
143宝石  1:02/10/31 13:11 ID:ZIiSTRvM
罪悪感は不思議となかった。国が数十億の税金で購入した
銀鷲。膨大な燃料を消費して最後の空へと飛ぶ。飛ぶの
は俺自身だった。誰の命令でもなく。

視力の衰えたパイロットは、容赦なく失格を言い渡される。
子種のないことを打ち明けた男が、恋人から婚約解消を言
い渡されたように。丁寧に机上を滑ってきた婚約指輪。箱
を開けて眺めた。俺が持っていたって仕方のない透けた石
コロ。なぜ女は宝石など欲しがるのか。そして欲しがって
いたものをなぜ、気持ちと一緒に突き返すのか。喫茶店の
扉を開けて出て行く時の、石のようだった彼女の背中が記
憶から離れてくれない。

初めて飛ぶ自由な空には、合わせるべき高度も、ピッチも、
方角もない。俺はただ蒼黒い空虚に放り出されただけだっ
たということに気がついた。操縦旱をどうしようか迷う。
弄ぶ。虚ろな夜闇だから、厳しい規律の中で過ぎて行った
若い日々だけが風の間に現れ、通り過ぎて行く。

自由な空にいて、苦い思い出ばかりが頭を占領する。俺は
操縦旱を、振り払う強さで引くと、頭上に巨きな光を見た。

満月か。そうだ。あの満月へ行こう。
144宝石  二:02/10/31 13:13 ID:ZIiSTRvM
俺は恋をした。急上昇する銀鷲の、窓枠の隙間に満月が揺
れる。それは月夜のランデブーならぬ、月とのランデブー。
あの月へ辿り着きたい。あの婚約者などには惚れていなかっ
たと今では思える。目の前にいる女は、優しい手をさしの
べてくれる、俺のすべてをわかっていてくれる。

宇宙ロケットだって、大気圏が果てしなければ、いつかは
墜ちてしまう。重力に逆らいつづけることなどできはしな
い、ここにいる限り。HUDに表示された高度は8,000ft。
僅か8,000ftでの失速は、墜落を覚悟させるだろう、それ
がこの俺でなく、若造パイロットだったならば。

俺は地上へ舞い降りて来たが、帰るつもりはなかった。ア
フターバーナーに点火する轟音は、俺の恋心の燃える音。
滑走路をかすめた火花は虫の一〜二万匹も焦がしただろう
か。まだ恋人の姿は見えない。上を向かなければ!

再び、彼女と巡り逢えた。HUDに表示される高度は10,00
0ftをみるみる越えて行く。俺は、彼女だけを見ていた。
さっきよりも巨きな彼女がそこにいた。さらに巨大さを増
して行き、遂には俺は包み込まれた。彼女の胸の中に、彼
女の、世界の中に。
145宝石  三:02/10/31 13:14 ID:ZIiSTRvM
アフターバーナーは点火したまま。音速を遥かに超え、最
高出力のジェット音が鳴り響いている筈の世界が、こんな
にも静かだ。銀鷲も消え、ただ俺だけが、彼女の中にいる。
なんという世界。なんという至福。

遠くからは白いと見えたその内部が、今はさまざまな光の
色で出来上がっている。

宝石の国だ。

俺はどこにいるのか。風防は開けられ、コックピットです
らなく、ただ色とりどりの宝石の光に包まれていた。俺は、
欲しい。この宝石の、すべてが欲しい。

すべてを欲した時、俺は重力のひとつの限界を見た。

銀鷲が震え、帰って行こうとする。
その挙動は、この俺が見たことも聞いたこともない、まる
で乗り物とも生き物とも思えない、奇妙な大車輪だった。
胴体の中心を軸に、前後に回転しはじめる。緩やかだった
回転は、勢いを増し、月は足下へ飛び去ったかと思うと、
また頭上から降って来て、再び足下へ、また頭上、足下、
頭、足、頭足頭足頭足頭足もはや上も下もない!

銀鷲は、ただ墜ちるだけのブーメランと化した。制御する
術もなく、あかるい薄灰色の雲を突き破り、真っ黒な海へ
と突き刺さった。嗚咽のような炎と黒煙を噴きあげた。

上から俺が見下ろしていた。

仰ぐと月は、まだ宝石の色をしていたが、
輪郭から石の無表情を取り戻しつつあった。
146Europa:02/10/31 20:15 ID:7V+iFnEA

http://siban.s2.xrea.com/bbs/test/read.cgi?bbs=yourpoem&key=1034327834&st=7&to=7&nofirst=true

長くなったので詩板避難処の長文、長詩投稿用スレに投稿しました。
147月齢:02/10/31 20:25 ID:n8VfyjFt
盃映真麗四季有
山嶺日日欲色形
明月不迷風影雖
況新月博愛雖羞
148月光に酔う:02/10/31 21:39 ID:jaPyssAy
春 霞んだように 柔らかく
ほの白い ひかり 投げ掛ける

夏 焼け付くような 暑さを
和らげるように 冴え冴えと 銀色

秋 兎 お月見 すすきの穂 
優しい 黄金(こがね)の 夢の時

冬 雪の降る草原 降らない街 同じように
見守って 抱き締めて 照らしてる

ほら 今日も月は 空を巡る
色んな顔を見せながら
色んな色を見せながら

くるん くるん くるん

ほら 夜空を見上げ
今日も 僕は
月の光に酔う

くるん くるん くるん
149アンパンみたいな笑顔:02/10/31 22:24 ID:W8PKC803
まるい月を見ると いつも
死んだおじいちゃんを思い出す
 顔が 似てるから

晴れた夜には いつも
あの栗の木の葉陰から顔を出す
 同じ 笑顔で

お母さんは 知らないおじさんと夫婦になって
きっと今頃 あの部屋で
 私の妹か弟を製造中

私はおじいちゃんと ポッキーを食べる
ちっちゃな私が ぴんと手を伸ばして ポッキーを差し出すと
布団から半身を起こしたまま にこにこアンパンみたいな笑顔で
ぽきぽき ぱっくん

月になったおじいちゃんは あの日みたいに
すぼんだ口でポッキーを受け止めてはくれないけれど
その代わりに 金色みたいな笑顔で 私を照らしてくれる
にこにこ ふっくら

薄あかるい庭先で 月に数日だけ会える
私の月は おじいちゃん
 あなたの月は どんな顔?
150マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/10/31 22:32 ID:k+pNh0Kz
>>92 :月と鼈 :02/10/28 00:46 ID:ZOxmq7eh

タイトルがいいのに(亀の旧字は印籠のようですね)、本文に「スッポン」
が出ては台無し。「トイレのスッポンのような」も面妖な直喩。泥濘が出て
こないところに彼我の差がさほどないことをうかがわせる。月も便器も白く
輝いているから。笑かしているなら、優位に立っているともいえるし。まだ
詩文とはいえないと思うが(スマソ)、正面を向いているのは買えます。

>>96 :その強さを :02/10/28 12:49 ID:Fu5k4pmu

「雨上がりの〜」の1連の調子で、現在の「ひとりぼっちの僕」をも語れば
、突き放して観察すれば、そこに乾いた抒情が生まれブルースになる。別に
ブルースにならなくてもいいが、端唄小唄をはじめたのに、「宇宙の片隅」
「永遠の光」を出す必要があるか。それより、「変わりつづけるこの心」の
方がよほど大きく深い。「はしゃぎあって」は重複するので不要と思う。
151マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/10/31 22:34 ID:k+pNh0Kz
>>131 :月と骨琴 :02/10/30 20:57 ID:QX/e5ZH3

コッキンと鳴るのか、視覚的な工夫に比べて肝心の音色について書いていな
い。いきなり、「音程を整え」「演奏する」「奏で」てしまい、たちまち
「音楽」となるのでは、骨琴というフェティッシュなアイディアがモチーフ
にならない。「死んだ女の子が泣いてるよう」な音色とはいわせない。

>>132 :目玉吐(つ)き :02/10/30 21:20 ID:gYGUb4ZV

迂闊にもメジロの籠を軒先に吊して出かけたら、(おそらく2羽の)モズに
よって磔刑に処せられていた。ピーちゃんなんてファンタジーは通じなかっ
た。そんな記憶があるせいか、百舌という自然の冷徹なる眼光は感じた。
なのに冒頭、「じっと見ながら」の不用意はない。これが百舌の視界か眼光
か。目玉へ向かうのに。すぐ後にも、「見据え」と「ながめました」など、
無神経な形容矛盾が出てくる。また、「ふたつよっつやっつとわかれかぞえ
きれぬ数の目となりそうしてぎょろぎょろながめつつ」のすぐ後に「増殖し」
と書く規範のなさ。増殖と置換できるなら、「ふたつ〜」は何のため?
ピーちゃんより、ずっとましなファンタジー世界を構築しようとしているが
、あまりに部材選びが粗すぎないか。
152マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/10/31 22:35 ID:k+pNh0Kz
>>139 :半月の恋人 :02/10/30 23:59 ID:KkaEg8AP

タイトル以外は、わるくない。一人になった緊張と解放の半月。
ただ、注文多し。冒頭から「ように」は困る。ある程度共感してからでない
と、あなたの「ように」に読み手は身を添えない。「半月」が多すぎる。
ハンゲツという語感とその想像の広がりを安売りしない。もうひとつだけ
小道具を、リアルを入れたい。「小舟(こちらだろう)」から「夜道」
「地面」への流れ再考。最終連はとてもいい。

>>141 :青 :02/10/31 00:15 ID:bhFQxWwj

寒月よりもスカートの中の肉月を愛でたい、私なら。短くてすまん。

>>143 :宝石  1 :02/10/31 13:11 ID:ZIiSTRvM

何がしたいのか不明。まだプロローグとすれば、あと300行は必要か。
「子種のない〜」という比喩に驚いた。
153マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/10/31 22:42 ID:k+pNh0Kz
ひとつ抜けた。

>>99 :君と手の中で :02/10/28 19:32 ID:NSuaLYTf

これはこれでいい。もちろん、閉じ開きや生硬な言葉遣いを改める必要はあ
るが。推敲すると、最初の思いが逃げたようできっと物足らなくなる。たと
えば、「優しく握り合う、ギュッとギュッと」。「ギュッと」は1回でいい
(たぶん2人だから2回にしたのだろうが)。もっといえば、「優しく握り
合う」だけでいい。重複するしいささか形容矛盾だから。そんな風に変えた
ら、そのときの感じじゃないし、私の言葉じゃない! いや、元には戻さな
い。じゃ、「優しく握り合う」を考え直す、思い直す。でも、「ギュッと」
もわるくない。あなたがもっと困るのに比例して、読む方は楽しくなります。
154構造 ◆/Cej999/v6 :02/10/31 22:53 ID:eVg9YXDL
寸評いきまっす
>>104
口横開きの音感をフルに活用してますな。
ほのぼのとした世界観にさっと入っていけます。
そらがプールか。

>>114
公転と宇宙の法則を結びつけて運命に達する構図。
最終連のキマリ具合が普通にかっこよく好み。

>>120
聖書的な、天蓋思想から十五夜へ
西洋思想と東洋思想がサッと融合してるけど
個人的には満ち欠けへの複線がひかれてないので
ちょっとした違和感が

>>131
雨が降っていておまえの木琴が聞けないという
あの詩を思い出しました。ミもフタもない結論に至ったわりには
衝撃度が足りないかな。
155女神の空:02/11/01 00:56 ID:98k53LLC
今はもう下弦の月
誰も見ない明け方に
幽かに光るだけ

蜜月 懐かしいな

秋の夜長 いつまでも君を見ていた
冬の寒空 くつきりの君が美しかつた
満月の日々の生活
春の朧月 輪郭がぼやけて見えたのは
気候のせいだと思つていたけれど

この間まで新月だつたあの娘が
最近少しずつ輝き始めている気がする 
今まさに上弦の月
どうにも駄目だ くらつときそうだ
しかし冷静になつて考える
どうせやがては

不恰好 太つた下弦の月
僕以外誰も見やしない
でもだからこそ
僕だけのものだ
156激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/01 01:56 ID:LpexwmJa
>>84,87
縦読みを維持するためにか、時々むりめな飛躍をするのが、この作風のイイところだったが、
この詩に関しては、比較的まとめすぎて面白さは半減。
リアリティある幻想潭にしたてるには、やや長さが足りない。縦読みが足枷になっているかも。
>>91
前詩よりも僕は面白く読みました。
ド近眼の視点で物を見るような、つかみどころのなさだが、
一貫した抒情をたたえている。が、最後に子供登場で終えるのは疑問。
>>92
好みだろうが、タイトルがストレートなだけに内容に工夫が欲しかった。
「トイレのスッポン」の意外さのほかは、「月と鼈」からの連想をずらす視点がない。
>>96
「ひとりぼっち」を強調するために、「二人」の幸福感をもっと書き込むか、
もっと悲愴感のある表現を畳みかけるべきでは。感情の振れ幅が少ないので、
祈りの強さが感じられない。
>>99
月の下の恋人をセンチメンタルに表現しようとする作風なのだが、
途中「贔屓目に見ても至らぬ点が多い不完全な貴方」なんていう、
あまりに説明的な文章が興をそぐ。もっと砕いてほしい。
>>100-101
単調なリズム、展開、あるいはすでに言われているみたいに、
漢字を開いてないことなどから、読んでいて息苦しい。
言葉が重なって構築されるのでなく、上の言葉が次々塗りつぶされていく感じ。
>>104-105
すでに指摘があるかもしれないが「世」は「夜」でしょう。意図的ではないはず。
せかい、しあわせなど、使いにくい語をわりとうまく使っているし、
最後の畳み掛けで、ぐっとせかいが広がっていく。個人的には趣味じゃないんだけど。
>>106
夜空を見上げて、これを表現したいと思うことがあるけど、うまくいかない。
この詩の表現はとても参考になった。「水面に〜」の長い行は流れをせき止めすぎ。
あと、「翳んだ」って言葉、はじめて聞いたが本当にあるのか。「翳った」では?
157激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/01 01:57 ID:LpexwmJa
>>107
これネコの視点と読んだ。 僕はネコ好きだからこの題材は否応なく好きになってしまう。
冒頭「爪」のイメージから入ったのは面白いのだが、
それ以降、ふくらみを出せず「爪」の鮮明さから離れた。でも好き。てかネコが好き。
>>108
こういうのって、一番抒情詩として真っ当だし、共感してしまう。
でも、コメントすることは特にない。個性もみえない。
>>109
いいね。表現に拘泥しない確かな感性を認めます。愛の講義は小癪じゃなくて読ませる。
でも書き方がいかにも小説ではないだろうか、前半。後半は素晴らしいけど。
そして、ネコ。ネコはいい。もうそれだけでいい。
>>114
月が見る蝕。それを幽玄に表現しようとせず、座標の関係として捉えた点はいい。
しかも理論的かつ詩的に展開するバランスもいい。
が、少しでいい、最後にでも、天体のリアルなイメージにも触れたかった。
>>115
とても整った詩情だ。抑制をきちんとしてある。
なのに「頬をつたう」と書くのは、それが重要な喩であるとしても、
ウェットに思う。これがなければ、そうとう完成されていたのだが。
>>116
視点がとび過ぎ。酔う。
これをプロットとして、行間を埋めるように書きつげば流れができるはず。
あと、タイトルが合致してないのでは。エレカシとか連想してしまうし。
>>118
説明しすぎ。言いたいことを限定しすぎると、物事が矮小化したり単純化したり。
詩という形式は、分からないものを分からないままで出せることが強みなのに、
むやみに分からせようとするのは、むしろ詩を伝えにくくしてしまう。
>>120
月見の情景を、谷川俊太郎の「定義」詩のように描写。
積まれた団子と垂直に配置される月の構図が素晴らしい。
口当たりのよくない衒学趣味の前半を、後半の清冽な抒情が救っている。
158月庭奇譚:02/11/01 01:58 ID:6CSckHWK
その庭に 月は二つ在った

一つは天に輝き 客人を詠わせた 変幻自在の月
一つは庭に輝き 客人を酔わせた 透き通る姿の女神

二つの輝きは 庭に満ち
茂みに隠された悲しみさえ 明るく照らした
女神の光が あまりに透き通っているので
天の月は心打たれ その庭に無月の夜はなかった

二つの月に 牽かれた者たちが その庭に集い
饗される宴は 永遠に続くかと 思われた

ある夜(それは後に「荒らしの夜」と呼ばれた)
黒いマントで全身を隠した魔術師が
通りすがりの旅人のふりをして現れ 月を責める詩を詠った
魔術師は 庭の常連客であったが
女神が自分の魔法をはね返すことを 憎んでいたので

魔術師は 女神に向かい 声を張り上げ 詠った
 貴女は罪だ なぜなら貴女は私と同じことを考えない
 貴女は悪だ なぜなら貴女は私の心をわかろうとしない

女神は 魔術師に 返歌を送った
 ここは私の庭 私は客人すべてを愛します
 あなたはとてもいい人 でも少しだけイカレてる
159_:02/11/01 01:59 ID:6CSckHWK
逆上した魔術師は 遂に禁断の魔法を唱えたのだった
 こ の 世 で 僕 が 一 番 正 し い ん だ !

魔法によって召還された 夥しい虫どもが 茂みから一斉に飛び出して 
庭の草々を 庭の木々を 客人までもを 食らいはじめた
女神は 客人すべてを愛するので 虫どもにも優しい声を投げかけた
虫どもは これ幸いと 罵声を女神に浴びせた
 俺は暴れたいだけなんだ 声なんか かけるな!
 女神様のおっぱいって どんな感じ? それだけ聞いたら帰るよ

荒らす虫は 放置すれば そのうち荒らすことに飽き
元いた場所に帰って行くものだが
女神は言葉を投げかけ 虫どもの悪戯心に火をつけてしまった

夜が明けた頃
月の庭は 千の虫に埋め尽くされ 帰らぬ庭となっていた
魔術師もどこかへ姿をくらまし
天の月も朝日によって姿をかき消されていた

そして女神は どこへ行った?
あの優しい女神は どこへ追いやられた?

いま この国に月は 一つもない
あれ以来 天の月さえ 姿を見せないのだ
160_:02/11/01 02:11 ID:6CSckHWK
この詩はフィクションです。実在するコテハンさん、実在した
スレッド等とは何の関係もありません。あしからず。
161月だ:02/11/01 02:11 ID:HtM2YjcO
蟻を踏み
森をぬけ
だらだらと歩いていたかと
また走り
道を横切り
老犬を跨ぎ
ホテル街を抜け
化粧を直し
蚊を叩き
アロエをかじり
靴ひもを結びなおして
それを見た
月だ
夜を感じ
ぶらぶらと走り
ぱちんと割る
そりゃないぜ
162>>158:02/11/01 02:28 ID:rMz0FMva
まだ根に持ってるのか。暗い女だ。
163月に発狂す:02/11/01 02:39 ID:oXeg36uF
月についてなど 何も語るな
あれはただの石だ

月についてなど 何も語るな
お前なんかお呼びじゃない

お前はドクロについて語るべきだ
お前の中にある その 月だ

お前はドクロについて語るべきだ
月という字を お前は食べろ

カルシウムという字には 何の意味もないんだぜ
カルシウム(という字)が光りはじめたなら あるいは月としての意味
があるかもしれないじゃないか大変だ!

俺は出る! 月へ向かって 叫ばずにいられない
来た! 来た! 血流の逆流が!

狼男とは こんな勢いか
狼男とは こんな勢いで 何かを食らうのか

血がすべて陰茎に流れ込み 亀先が満ちる月を亀さす

叫ばずにいられない!
164マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/11/01 06:44 ID:EWdVHSFI
>>107 アー、ハン。他の人の批評はあまり読まないのだが、やはり読むべきだな。
なるほど、猫が歩いている。中世欧州の丁稚小僧が深更オカルト宗教か革命集会に
でも向かっているブリューゲル風を意識しているのかと、そちらに興味をかきたて
られた。猫飼いのプロである俺としたことが迂闊なことよ。
「ご主人様」「楽しい集会」について異論はあるが、一言でいえば生活感を紛れ込
ませてほしいという注文に変りはない。また、猫であるなら、猫がどんなときに
どんな姿勢で自らの爪を見るのか、見ることができるのか、意識してほしい。つまり
月と脚元を上下移動する猫の視線、あるいは視界について、だ。
やに自ら
の爪を
165世界はミルクのあかるさで:02/11/01 11:04 ID:El1N11Ps
ここは
とても夜だから
僕の姿も
消えてしまった

これが世界なんだね
光が無くても
光が在りすぎても
存在は まぼろしだったように

しかし僕は
叫ぶことができる
しかし僕は
叫ばなかった

闇の空に
白くてまるい穴
どうして気づかなかったんだろう
それはずっとそこに在った

穴の向こうに光が隠れていて
僕はそれを手招いた

こっち
こっちだ

穴からミルクのような
白い光がとろけて溢れ
一筋の糸を地上に落とすと
燦と弾け
この山頂を照らし出す
166ななしくん ◆4DGPgRhQFI :02/11/01 16:24 ID:fHzoOTfD
>>155
こじつけ つまらない
ところで おばさんが好きってことなの?

>>158-159
ネタ?
そんなことも あったねぇ

>>161
どんな月なんだか ちっともわからない
ノリがいいわりに おもしろくない

>>163
おおげさ もしかして本物の狂人?
脈絡がないようで実は連想ゲーム

>>165
空から降りてきて 弾けるミルクのような月光を 幻視させられた
山の頂上で一人 何をしていたのか 想像力もかきたてられる
月光をミルクから線香花火に変化させるような場面転換もうまい
でもある欠陥があるので 僕はこれをチャンプには選ばない
167十五夜  :02/11/01 17:02 ID:7rIawKtp
色のない世界
月夜の照らすあやしい光に誘われて
うさぎは餅つき、白くなる。
宴はたちまち、広くなる。
今宵も赤目は色気づき、遊び好き
宴のあなに引きずりこむ。

すでに我慢の限界
星たちの目、笑うススキを尻目に
狼は月に牙むき、吠えつづける。
遠雲はふいに落ちつき、そら覆い隠す。
今宵も宴に気付かず、持ち帰れず
それでも諦めず、つぎへ見送る
ツキに見放された、狼の群れたち
168月ひとしずく:02/11/01 19:58 ID:/eQAW7Fq
月を仰いで息を吐くと すぐそばにいた女が笑顔をこぼした
ひとごみの中で息もせずに 還るべき水の部屋へ 逃げ道を探す
とどまることのない愛の名に充たされた瞬間 ほんのひととき
しなだれた葉に涙をそそぐ あの頃を悔やみだすときりがなくて
ずっと隠し持っていた散りゆく予感 月が別れを嘆き謡う
くたびれた花にも見える華やかな季節 さあ、ここで深呼吸
169愛?:02/11/01 20:16 ID:/nTgnIws
太陽さん。

あなたはなんのために燃えているのですか?

なぜそんなに爆発したりするのですか?

どうしてそんなに光るのですか?

誰かに命令されて?

それとも、自分の意思で?

教えてください。

知りたいんです。

あなたはどんな言葉を使うのですか?

あなたは何を食べているのですか?

あなたは生きているのですか?

あなたは―――
170漏れがあったらご指摘を:02/11/01 21:24 ID:P/GHvdVt
>>84 :月下の夜想曲>>87 :月下の夜想曲(for>>85>>91 :タイトロープの見える風景>>92 :月と鼈
>>96 :その強さを>>99 :君と手の中で>>100-101 :月物語>>104-105 :めるひぇん
>>106 :水上の月>>107 :名前はいらない >>108 :名前はいらない >>109-112 :猫と月光
>>114 :月が見る >>115 :盆上>>116 :今宵の月のように >>118 :ツキテラスヤミノミコト
>>120 :夜想回帰 >>131 :月と骨琴 >>132-134 :目玉吐(つ)き >>139-140 :半月の恋人
171漏れがあったらご指摘を:02/11/01 21:25 ID:P/GHvdVt
>>141 :青 >>143-145 :宝石>>146 :Europa >>147 :月齢
>>148 :月光に酔う>>149 :アンパンみたいな笑顔 >>155 :女神の空>>158-160 :月庭奇譚
>>161 :月だ>>163 :月に発狂す>>165 :世界はミルクのあかるさで>>167 :十五夜
>>168 :月ひとしずく>>169 :愛?
172夜空の帝王 1/2:02/11/01 23:38 ID:O8m8E6SW
空の月には興味が無い
あれは夜を司る暴君だ

淡くまたたく北アメリカ星雲
海上で長寿を約束するカノウプス

密やかな者たちを月光で押し潰し
星界を一人で無法に横切るのだ

銀河に泳ぐM19の儚い夢を忘れる事ができない
赤い星のアンタレスが橋頭保を守る限りは

それにあの汚らしい音
月の丸く膨らんだ時に
空より響く粘着の雫はどうだ

夏の夜の陽気に負けて
自分の力を押さえ切れずに
その身へジクジクと月光がたまる

やがては黄色く濁り
表面に染み出して
地上に届く程に長く糸を引いて滴るのだ
173夜空の帝王 2/2:02/11/01 23:39 ID:O8m8E6SW
強欲な者はバケツを手に取り
それをすくい取りにゆくという

谷を越えて森を渡ると
妖しい物音と影がさしてくる

見れば月光に捕らわれた猛獣が
雄叫びを挙げて逃れようとしているではないか

その剛毛には汚らしい月の雫が張り付き
巨体を震わせても逃れる事ができない

いやむしろ、より深く絡め取られてゆく

暴君の手にかかり救われた者はいないのだ!
174激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/01 23:43 ID:oNacJUfA
>>131
飾り気ない言葉、淡々とした文体を評価。>>115の作品における「頬をつたう」と同様、
「泣いているように」は唯一全体の雰囲気に合わない。感情を圧さえつけて欲しかった。
女の子、骨、楽器、というモチーフだけで、充分感傷的であるがゆえに。
>>132-134
質のいいメルヘン。これだけ鮮明なイメージを、浮つかせず、しっかり定着させた。
でもどうだろう、それだけに詩文中に「メルヘン」の語はいわずもがなでは。
あと、「頭痛が痛い」的表現や接続のあいまいな所が散見される。
>>139-140
「私は半月だ」を読者に理解させるための、中盤がしつこく思う。
で、結局僕は、彼と別れたから半分=半月という連想以上の説得力は感じなかった。
それゆえに、最後のささやかな決意も、弱く感じてしまう。
>>141
パンチラで「世界」を見せる、というのはとてもいいな。
しかし世界という語はあまりに強い。青い月よりもそれは上位にあるべきものだろう。
「心」と「はまる」は、つなげてほしくない安易な表現。
>>143-145
展開が見えるのは致し方ないとしても、それだけに表現の質は問われるだろう。
恋をする対象である「月」そのもののイメージが書き込まれていないので、
主人公の自殺行為に説得力がない。「頭足頭足頭足頭足」という緊張の表現もやや軽薄。
>>147
漢詩は分かりません。僕なりに誤訳しますので、添削してください。
盃は真に麗しい四季の有るを映し?
山嶺は日々色をあらわすを欲す?
明月は風影といえども迷わず?
いわんや新月は(。。。このあとサッパリ。全然わからん。
>>148
月光の見せるさまざまな表情を並置しているのだが、
あまり違いを実感できない。柔らかく、和らげるように、優しい。
風景は変われど、ほとんど同じ印象なのだ。
175激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/01 23:45 ID:oNacJUfA
>>149
「顔が似てるから」とか「製造中」とか身もふたもない。タイトルも。
その方がかえって素直な雰囲気が出てるから、いいのかもしれないけど。
最後に読者へ問いかけたのは、意外に珍しい手法なので評価。
>>155
変に比喩比喩しすぎ。
どうせなら暴走気味にこじつけまくればいいのに。
「っ」だけ旧かなづかいになってるのも解せない。やるならちゃんと。
>>158-160
何を暗示しているのか、全然わかりません。
わかりたいとも思わないが。
>>161
前半、もう少し飛躍を楽しめるように熟慮すべきだ。
「道を横切り」なんて不要だと思う。
素っ気ない末尾はいい。
>>163
まったく発狂はしてないと思う。
ドクロ、血流、陰茎なんて、つまらないグロでしかない。
5連目はいい感じ。この傾向をつづけてたらいいのに。
176激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/01 23:46 ID:oNacJUfA
>>165
ピントをじわじわ絞る感じできれいに流れている。
穴の向こうに光が隠れている、という月の描きかたも好きだ。
でも、もっと描線が細かくてもよかったな。シンプルもいいけど。
>>167
色のない世界、というのはどうなのかな。「ない」と言ってしまっていいのか。
最後の狼の描写、気づかず持ち帰れず諦めず見送る、
どうもわからない、気づかないってのが。ウサギに気づいて狙ってるんでしょ?
>>168
かしこまった言葉遣いを、もう少し崩せないものだろうか。
変に力んだ語は、虚飾のように感じる。自然な言葉を使えばいいのに。
「花にも見える華やかな」は同語反復。
>>169
それがどうした、と思うがおかしみはある。
なぜそんなに爆発したりするのですか?なんていわれても、困るだろうな。
「月」とどうこじつければいいのか。
177ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/02 00:13 ID:FrUVNOAy
風邪ひいちまった。誰か看病してくれ。

>>マイマイ氏
サンクス!
>>激辛氏
セックス!
>>構造氏
ローソン!

お題は「月」。
締切は3日いっぱいまで。
ルールは>>1-2
んぢゃ!

すまねぇ。。。また、今度、俺も寸評つけるよ。おやすみ。
178詩人に梔子:02/11/02 00:16 ID:cY4Hse8q

「誕生日」

こんな晴れの日には死にたくなる
世界の隅々までが 青
誰かが咎めたわけではない 認めたわけではない
ただ 青
嫌になるぐらい
惨めになるぐらい
貪欲な色の空

放物線を描いて消えた僕達の世界
今日はその弔いの日
 
人差し指を銃口に 親指を撃鉄に そして眉間に狙いをつけて

どん

音が響いて 気が付いた

ああ 生きてるんだな 俺
179月ノ光命ヲ照ラス:02/11/02 00:32 ID:sY7FkOzD

今夜も天空にあって
この地上世界を
その青白い光でやさしく
あまねく照らしている
誠心なるものも
唾棄すべきものも
静かに
ただあいまいに

タンザニア
ルアハ国立公園
広大な草原の一角にそれは横たわっていた
昼間自動小銃で穴だらけにされた
いくつもの象の亡骸
牙を根元から抜くために
顔は削ぎ落とされてない
すでに何を見ることもなくなった
顔のない生命の殻をも
月はやさしく照らし出す
180月ノ光命ヲ照ラス・続:02/11/02 00:34 ID:sY7FkOzD
奄美大島
金作原原生林
ヒカゲヘゴの根元にある鉄の檻は
ハブを捕らない厄介者を
根絶やしにするための罠
閉じこめられたマングースは
せわしなく動きながら
自分の運命を呪い
頭上の月を仰ぎ見る
巨大な羊歯の葉からもれる月光が
この顧みられることのない生命をも
やさしく照らし出す

ニューヨーク
世界貿易センタービル跡地
グラウンド・ゼロ近くにある
慰霊所には
あの日生命を懸けて
階段を駆け上がり
無念の叫びをあげた
消防士たちの遺影が
いくつも飾られていた
生命を救うことをあきらめなかった生命をも
月はやさしく照らし出す
181月ノ光命ヲ照ラス・続:02/11/02 00:35 ID:sY7FkOzD
月は
今夜も天空にあって
この地上世界を
その青白い光でやさしく
あまねく照らしている
生と死のいずれをも
分け隔てなく
静かに
ただあいまいに
182179:02/11/02 00:38 ID:sY7FkOzD
>>179
コピペ失敗しますた


今夜も天空にあって

月は
今夜も天空にあって

ですた。
183真昼の月:02/11/02 02:35 ID:ytO5dqG5
晴れ亘った空の片隅に
月が
架かっていた

白く透ける横顔

けれど
儚くとも確かに
月は
光っていた

星が全て消えても

青には染まらずに


白く
光っていた
184ごくありふれた夜のワンシーン   1:02/11/02 03:15 ID:EfEWvvTp
冬の夜。
冷え切った空気。
ひっそりと静まり返った奥深い森の中。
頼りになるのは月明かり。
そう。
月明かりは大きな助けとなる。
だが1番肝心なのは、オレの鼻と耳。
これがなけりゃ話にもならない。
獲物を察知する、ご自慢のセンサーだ。
ああ、それにしても腹減った。

実はオレ、今日の夕飯はとろくさいネズミを1匹喰っただけだった。
それが災いしたのか、夜になってねぐらに入っても、なかなか寝付けなかった。
そうでもなけりゃ、わざわざこんな寒い中這い出してきたりはしない。
深夜の冬の森は、オレにだってこたえる。
だからさっさと獲物をひっ捕まえて空腹を満たしたい。

おっ。
今日は運がいいぞ。
早速、オレの鼻が獲物を捉えた。
この臭いは十中八九、うさぎだ。
大好物というわけじゃないが、結構美味でおいしい。
決して嫌いじゃない。
よし、やってやる!
そう意気込み、獲物であるうさぎに悟られないようにしながら、臭いの発生源へと向かう。
185ごくありふれた夜のワンシーン   2:02/11/02 03:16 ID:EfEWvvTp
今夜は森が明るい。
月のおかげだ。
やつもオレに味方してくれているらしい。
なんともありがたいことではないか。
まさにお月さまだ。

見つけた!

勢い良く伸びた木の根元で、何かを貪るように喰ってる。
やつも腹をすかしていたのか。
ふふ。
幸運の女神はオレにほくそ笑んだ!
悪いが、お前を頂くぜ!

一気に間合いを詰め、そいつの喉笛を噛み切りにかかる。
よほど腹が減っているのか、オレの動きなど微塵も気取る様子がない。
予想通り!
しめた!
もらったぜ!

アタック!
186ごくありふれた夜のワンシーン   ラスト:02/11/02 03:17 ID:EfEWvvTp
やつはいとも簡単にオレの牙の餌食となった。
きゅうと声をひとつ上げてすぐに絶命した。
オレはこいつの肉をひたすら喰った。
紅い鮮血がオレの白い毛を多少汚したが、そんなのに構うことはない。

満腹だ。
文句なしだ。

「ウゥーーー。」

月に向かって遠吠えをする。
ずっと明るく地上を照らしてくれていた、その感謝の意もこめて。

そうやってひとしきり吠えたあと、自分の胴体を見やった。
さっきの獲物をしとめた際についた血が、なんだか気味悪げに浮かび上がっている。
まっ、いっか。
こんなものは昼の暖かいときに、川にでも入って洗えば済む。
オレはそう自分に言い聞かせ、四本の足で地面を蹴り、ねぐらへと戻る。
月光に勝るとも劣らない、この白い毛並みをたなびかせて。

はは。
オレは仲間によく言われるんだよ、あんたに似てるって。
187月の籠 其の1:02/11/02 04:04 ID:5eVUk0YB
こわい、こわい、かいじゅうが
おつきさまをたべてしまいます
おつきさまがいたい、いたい、とないています

暗い闇が月を包む
闇が、月を侵食していく
体中から滴り落ちた血が、月の姿を隠していく
黒い、黒い、黒い野獣が、月を襲う
体中からだらだらと、流れ出した血が月光を遮る
闇を追い払うために
叫ぶ、音を鳴らす、鳴らす

儀式が始まる

生け贄の少女を月へ
明の明星、宵の明星の赤と黒で少女の身を染め、
高い、高い、高いやぐらのてっぺんに、くくりつけて矢で射抜く
溢れ出た、血液は月への神聖な捧げ物
月への輸血
少しでも高く、少しでも高く
魂が月へ届くように
籠に乗せた死体を燃やす
月の籠にのって死者は星の頂点へ
空高く、高くのぼる
188月の籠 其の2:02/11/02 04:08 ID:5eVUk0YB
月が黒い闇に覆われた時、太陽は虹色に輝き、色あせるであろう。
南の星は北極星をたずね、あらゆる星が最期の偉大なダンスを踊りだし、
流星は地上へと降りそそぎ大地をまんべんなく覆う、すべての生命は星となって宇宙へと帰還する。

おつきさまがたべられないように、
きょうもだれかが
つきのかごにのってたびにでるんだ

天体の月よ、見上げる空の果て
金糸の光の籠に包まれて
矢が孤を描く
189麻呂:02/11/02 04:38 ID:q1BY/dBx
そこのおぬし!

籠とかいう言葉をよく知ってるのう。
あっぱれじゃ
190月爆発:02/11/02 15:45 ID:4Vl4H5NK
やっぱり月には爆弾を仕掛けるべきだよねぇ?

儚いカオして ずっとそこにある
世紀を越えて 僕らより長生き
ご先祖さまが おさるになったって
きっと同じ月を 見てるんだろう

それが儚い美しさだっていうの?

どうせ大口開けてごはんも食べるし
トイレででっかいうんこだってする
そしていつまでも美容整形の人生に
すがりついてる女みたいなくせに

美人薄命 かくあれかし!
191月爆発:02/11/02 15:46 ID:4Vl4H5NK
さあ終末は僕ら自身の手で
行きます 押します
儚いカオに ついにとどめをさします
3 2 1 ひゃほー!

クレーターというクレーターから爆炎を吐き出して
月爆発!

メテオ中心核爆発!
たまや!

どう、みんな?
これが本当の儚い美しさってやつでしょ?

しまった!
太陽がふたつになってしまった!
暑い! 熱いよ! 焼け死ぬよ!

僕らも儚く さようなら
町は崩れて 廃虚となった
すべては儚く 美しかった
192マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/11/02 19:38 ID:I/qU0E7w
>>147 :月齢 :02/10/31 20:25 ID:n8VfyjFt

試験か? 読み下し文で頼む。ついでに中国語読みで韻の工夫も。

>>158 :月庭奇譚 :02/11/01 01:58 ID:6CSckHWK

「落ち葉」でもそうだったが、今回もお題「月」をテーマやモチーフにしていない
と思った作品については触れません、不悪。

>>161 :月だ :02/11/01 02:11 ID:HtM2YjcO

ロードムービーをやりたいんだなと思うが、ロードムービーはもっと「だらだら」
長くないと。今回、必要なく長いのが多いがこれは短すぎる。

>>163 :月に発狂す :02/11/01 02:39 ID:oXeg36uF

月とツーショットの亀頭のどアップ。いける。亀頭を導入か中途のエピソードに流
すくらい詰め込んで、「月についてなど 何も語るな」

>>165 :世界はミルクのあかるさで :02/11/01 11:04 ID:El1N11Ps

これも最終連からはじめるべき。いけるというアイディアをつかんだら、それを
落ちに持ってくるのではなく、とりあえず導入か中途の枝に置くといい、と私は
思ふ。最終連に使うから、大事に抱え込みすぎて、それまでが説明に堕す傾向が
ある。
193マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/11/02 19:40 ID:I/qU0E7w
>>167 :十五夜   :02/11/01 17:02 ID:7rIawKtp

「うさぎ」と「狼」は連想であって、着想ではない。「うさぎ」が思いついたら、
さらに「うなぎ」とか思い浮かべては。「月とうなぎ」どうです?

>>168 :月ひとしずく :02/11/01 19:58 ID:/eQAW7Fq

1行ずつ書いていると思う。ものを書くにも体力が必要です。腕立てと腹筋の代わ
りに、雑談スレで毎日感想レスをしてみては。

>>172 :夜空の帝王 1/2 :02/11/01 23:38 ID:O8m8E6SW

わるいが、何度読んでもどんなストーリーなのかわからない。

>>179 :月ノ光命ヲ照ラス :02/11/02 00:32 ID:sY7FkOzD

「は」だけの出だしはおもしろかった。コピペミスで「月は」なら、この第1連は
不要と思う。当然、最終連も。止めの「やさしく照らし出す」も変化さすべきと思
う。月からの視線ではなく、やはり月を仰ぐ人間の視線を採るべきではないか。

>>184 :ごくありふれた夜のワンシーン :02/11/02 03:15 ID:EfEWvvTp

わるいが、大幅に縮尺できる。人によっては10行で充分。長々語る必要が見えな
い。

>>187 :月の籠 其の1 :02/11/02 04:04 ID:5eVUk0YB

虚仮脅かしの舞台装置を消して、どこが核心なのか探してみたけれど、
見えず。

194ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/02 21:50 ID:uRDp5k+1
>>132-134「目玉吐(つ)き」
元々主人公がどんなところに居たのかわかんねぇな。あと、やっぱり
重複したような表現が多くて、いらぬ混乱をする。いわゆる「ゆえんもの」
みたいな神話のパターンだと思うが、現代的なヴィジュアルで、
うまくパロディとして成立してると思う。
>>139-140「半月の恋人」
一連目はぱぁっと景色が開ける感じでいいと思う。その後が、
自分にばっかり向かいすぎ。ま、そういう詩だからなんだろうけど。
繰り返される「半月」は不思議と気にならない。が、あなたのこと
ばっかりの内容にしちゃ、長いと思った。
>>141「青」
抽象にこだわった。スカートの中は具象ということか。
ゆえに、青、記号、三角、四角、丸、をそのまんまの言葉で済ますのも
わかる。が、やっぱり手抜きとも言えないでもない。もうちっとでいいから、
それらを描き出してほしいような。
>>143「宝石」
小説向けの内容を無理やり詩に押し込めた。ゆえに省略がキツイ。
「銀鷲」はF-15ストライクイーグルだろうが、航空マニア等でなければ
わからない。そんな感じの要説明の状況描写のオンパレード。
野心はわかるが、完全に失敗作。小説で書くべき題材は、小説で。
195ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/02 21:53 ID:uRDp5k+1
>>146「Europa」
風邪でボヤけた頭に気持ちのいい記号の羅列。また精神状態が
ノーマルな時に読むっす。
>>147「月齢」
とても読む気にならん(涙
>>148「月光に酔う」
「色んな顔を見せながら」というわりに、詩の中で色んな顔を
見せてない。読者の体験に「色んな」を任せすぎでは。くるん くるん
は、うーむ。ボヤけた頭には軽くて、よかった☆
>>149「アンパンみたいな笑顔」
俺の月は。。。そうね。子供の頃、そういえば、マンガ描く時、
月に必ず顔を入れてたな。いつ頃からか、顔のない月を描くように
なったんだよな。うーむ。寸評じゃねぇな、こりゃ。
>>155「女神の空」
新婚時代を懐かしむ? 4連目がいいな。「女」という言葉が
タイトル以外出てこないのが評価高し(「娘」は出てくるけど)。
正しく「月」を詠った詩かと。
>>158-159「月庭奇たん」(「たん」が出ねぇ涙)
つーか、WIZは関係なかったんちがうん?
俺の記憶では、荒らしに火を注いだのは、この俺だったかと。。。
>>161「月だ」
なにやらDQNな臭いのする詩だ。くさい。そこが最高。
でも、もっともっとバカっぽくてもいい。
196ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/02 21:55 ID:uRDp5k+1
風邪で死にそうだ。

お題は「月」。

締切まで、あと約26時間。

ルールは>>1-2

誰か、栄養つくもん食わしてくれ!
197名前はいらない:02/11/02 21:57 ID:RJEDfZOt
>マイマイカムリさん
月の籠は其の1と其の2で1つの作品です。たぶんわかってらっしゃると思うのですが、コピペで其の1ってありましたので。批評どうもありがとうございました。
198穴の中:02/11/02 22:18 ID:mxa+oZgS
真夜中に気付く
黒いゴミ袋の王国
いつか焼却場へ捨てられてしまう
頭上に一つだけあいた
黄色い光を漏らす穴に
一番長いはしごを掛けて
急いで外へ脱出しなくては
199名前はいらない:02/11/02 23:09 ID:oeuy14Fk

着想と連想の相違を指摘するマイマイさんは素的だ。
誰か「月とうなぎ」で応募してくれ!

おれ? 馬鹿を言うなよ。(w
200マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/11/02 23:49 ID:I/qU0E7w
>>197 スマソ、コピペミスです。其の1,2読んでいます。
短くてすみませんでした。たしかに、「月の籠」というモチーフは雰囲気がありま
す。構成で読ませる詩形ですから、倒叙法を使うなら、もっとコントラストを
つけたほうがいいと愚考します。
201ジュウゴヤ(1):02/11/02 23:53 ID:kZambJOL
鍔付きのヘルメットは、夜空が見えないから好きだ
スクーターしか乗らないのは、足を使わなくていいから
ビルの高さまでの視界の街を、いつも通りに駆け抜けて家に帰る
今夜は13番目、かなり真円に近づいている筈

父は今日もまた居間で、何やら書き物をしている
僕は25インチTVモニターの中で、月を飼う

餌は月の模様の入った、蛾だけ
ピンセットでつまんで、モニター内に入れてやると
蛾は自然と、月に吸い寄せられ
ふたつは震えて、ひとつになる

13番目の月は、まだちょっと頭がおかしい

コンピューター・プログラムに、身体を乗せて
今日の仕事も、あと残すは15%
窓の外に、早い闇が降りる前に
黒い街を抜けて帰り着き、人心地

今日の月は、14番目
次の日に絶頂を迎える、一番しあわせな

TVモニターの中で、月は
とても不安そうに、震えている
明日で正常になるのが、怖いのかい?
父は居間で、何やら書き物をしている
202ジュウゴヤ(2):02/11/02 23:57 ID:kZambJOL
一ヶ月が嫌いだ、そんな区切りは
地球のまわりを、不吉な岩が一周するだけの
僕にとっては他人事、世界の外の出来事
そんな時間が、「また何もなかった」と僕を苦しめる

コンピューター・プログラムに、身体を乗せて
仕事をするが、気持ちまでが乗らない
今日は15日目、完成の月だから
窓の外、家につづいている道路にばかり目が行く

父が書いているものが、遺書だと知った時は
おかしな気持ちがしたものだ
まだ人生3分の2を過ぎたばかりの父が
毎日、居間で遺書を書いている

今日、帰ったら
月は、はじめに何と喋るだろうか?
明日からは、どんどん大きくなって
喋る言葉も多くなって行くのだろうな

優しい笑顔を、見せてほしい
かわいい言葉を、聞かせてほしい
203ジュウゴヤ(3):02/11/02 23:58 ID:kZambJOL
退社時刻になって、急に雨が強く降り出して
スクーターは会社に置いて、バスに乗る
バス停から家まで、10分も足を使わなくてはならないが
仕方ないと諦め、コンビニで黒い傘を買った

小止みになりはじめた雨の中を、うつむいて駆ける
やけに世界が生臭い、やけに気配が赤黒い
水溜まりに何か、赤い塊が映ったような気がして
必死に、遅い足を急がせた

血に濡れた眼球のような塊に、上から
見下ろされているような気がして、遅い足を急がせた
204参考なればと・・。:02/11/03 00:52 ID:qHCvc3aX
>倒叙法
時空の移行を逆行して叙述する。
あるいは犯罪小説などで犯人サイドから描く表現の手法。
205 紅の月:02/11/03 01:06 ID:nwMWQzt6
熱いしぶきがほとばしる
あいつが容赦なく近付いてくる
紅の色した大きな月が
あたしの命に語りかけ
諭しかけ 丸め込む

ああ いつも逃げられないでいる

206無色ベルモット:02/11/03 01:18 ID:2FwstQ8J
夢なのか現実なのか
確かめもせずにそれをただ見ていた
記憶をたどるふりを繰り返すことと
単位を破滅で希釈すること
 (玄関のブザーが覚醒)
四十雀よりも小さな月とそれにレモンを搾る拳と
退屈に喰われた様子でコーヒーを永々とかき混ぜるロバ
不景気が目にしみて思わず竿を落とした自販機に
よってたかって朗読を聞かせたがる哺乳類気取りの廃虫
 (場面変わって茶碗の底で)
パパが暗闇でズブリと殺られたら
僕らパパから遺品を貰える
マスカット葡萄や模造の手裏剣
天体望遠鏡やいつかそれに写った記憶や
207無色ベルモット 2:02/11/03 01:19 ID:2FwstQ8J
 (そして前奏に続いてその道のプロ的な支配が)
かっかっ どーん 萎れる音がこんなだなんて
萎れる花 空き地の闇 僕の鼓動と
かっかっ どーん 喜びが痛い、そう言いたいだけなんだろう
河馬の耳に 空砲の音 この日をどれほど待ちわびたことか
 (月の真正面に立つて・・)
言葉はすべて球面へと帰属してゆく色彩であり
無音の闇では国境線の決まりは溶け
平和を祈る嘘の僕は
7分の1といわれる微弱な引力にさえ逆らえずにいる
この世界へ何もかもをこめて
剥がされた消えゆく記憶を祈りに変えて
 (ふと鏡を覗いて)
何も写らないと決めつけたのは
夢なのか現実なのか
潮がその方形へと満ちる
足下を守るものは朝
 

208月下の夜想曲(×3):02/11/03 01:27 ID:LwyksRvP
新月を眺めていた ふと月の雫を口に含み 同じ言葉を月に託す
階下には踊る影 昔見た下弦の月はふたりのベッド 地下室に人形
この屋敷には 蒼い薔薇の雨が降り注いでいる いつものように
白夜にはオルゴールを 夜の深みに堕ちそうにざわめく夜風にも
夢想曲を聴かせて また想い出が空へと還り ふたりの想像を超え
歪曲された記憶の中 選曲されたふたりのハーモニーが曲線を描く
209Give my heart the moon:02/11/03 02:03 ID:XGGm3wrK
月のきれいなあの川辺で
私はあなたの傍にいながら
いろいろなことを話しましたね

夢中で喋る私の顔を
小さな月は照らしました
あなたは私に頷きかけるのを
小さな月はそっと見ていました

あんなに楽しいことがあった後に
一人であの月を見上げていました
それはきっと哀しい眼差しであったでしょう

月の輝きの満たす夜は
静かに奏でる哀しい旋律
私の心に月の光を
私の心に月の光を
210三日月の香り 1/2:02/11/03 03:22 ID:JdDeRMRH

だいだい色の三日月を見た
夕焼けの残滓をまっすぐ追う
仕事帰りの産業道路

ビターチョコで包まれたオレンジピールは
出産祝いのお返し
うまいなこれ 
感心していたあなた

大きなお腹で辞めたあなたの部下
何度も話題に上る
身籠もったのはいつだろう
あなたは忘れっぽいから

私は菓子を食べ尽くした
あなたの帰りを待ちながら
211三日月の香り 2/2:02/11/03 03:24 ID:JdDeRMRH

彼女に焼き餅やいているんだろう?
唐突な問いはカミングアウトの響き

彼女のこと好きなの?
うん。

似たもの夫婦とよく言われる
外見も思考も無趣味なところも
違うのは隠し事の数
私のほうが一つだけ多くなった

鼻の奥によみがえった
カカオと太陽の香りは
コンビニの角を右に曲がれば消えるだろう

尾いてくる月を
私は振りかえらないようにして
次々とかすめる流星に目を射られ
無灯火の自転車のギアを上げた
あとは直進するだけだ
212釣れる月@:02/11/03 06:08 ID:/M8S5hNt
古びた公営住宅群を見下ろす
鉄塔を登ってゆく赤錆びた階段で
僕ぁ釣りをするんですヨ
こう寒い夜に腹の虫が鳴くと
どうもひもじくて叶わない

女と同棲している安アパートの鍵に
マフラーの毛糸をほどいて括りつける
冷えた暗闇に放り投げて
腹の赤い鮭が釣れるのを待っているが
何度放っても薄っぺらな満月しか釣れない
ツレナイ

掌についた月の金属的な匂いに
唾が滲み出すんですよ

僕は月の奴はとても無情なんだと思っている



213釣れる月A:02/11/03 06:14 ID:/M8S5hNt
いよいよ腹の虫が騒ぎ出して
気休めに何かご馳走を思い描いてみるとする
白い米に白和え
貧相なイマジネーションを恥じますよ

この星の何処かに月の欠片があるってねぇ
僕はそれは落雁みたいな味だろうなと思うけどどうだろう
そんなことを考えていたら
強い引きがあった

糸を巻いてみると
男に惚れる度に月に願掛けをするような
幼稚な女臭さを乳房に詰め込んだ女が釣れた
聞くとまだ願いが叶ったことは無いという

僕は月の奴はとても無情なんだと思っている




214名前はいらない:02/11/03 06:26 ID:/M8S5hNt
>>212           ・・
一連5行目 どうもひもじくて敵わない に訂正。漢字間違ってますた。

初投稿ドキドキ
215名前はいらない:02/11/03 06:28 ID:ttgRnnp6
月に変わっておしおきよ!ってか…
めでて−な。
216月をめざす:02/11/03 08:46 ID:+s95pZ5X

ふたりもおぶうのはごめんだ
そんなこというから ますます赤んぼが欲しくなる

月の光にたっぷり濡れた夜道である

私も23になって
そろそろ孕んではみたいけれど

まずは月面を白く埋める 葛の花を摘みに向かっている

はやく摘まないとね と祖母はいう
わけはちっとも教えてくれない

みんな摘みとってしまったら 月はきっと見えなくなるのに

私は祖母の冷たい背におぶわれて
とりあえずロシアに向かっている

はやく赤んぼが欲しいから
白い月が いつも後ろにあることはいわない 

ロシアからはさらに北へ 60年ほどかけて月をめざす
217名前はいらない:02/11/03 08:58 ID:JeglBgFQ
このスレ繁盛してる。
マイマイさんの人気かな。
218名前はいらない:02/11/03 09:03 ID:FdkIxodI
マイマイカムリさんは2chのコテハン人気投票でも
ハサキさんを抜いてforte♪さんにもせまってるよ!
219名前はいらない:02/11/03 09:14 ID:xgylEZdd
締切は今夜0:00時となっております。

お題は「月」。投稿はお早めに。

ルールは>>1-2にあります。

なお、雑談等は、専用の雑談スレのほうにてお願いします。
220主婦のサークルです:02/11/03 09:49 ID:to9eACP3
ほんの少し刺激を求めてる主婦のサークルを作りました!
私たち主婦が楽しめる安全でちょっとトキメキのある出会を求めて
只今男性会員を募集中です!! 女性会員も募集(^○^)/"
http://f-cc.com/~tokimail/
221名無しさん:02/11/03 09:54 ID:56qTraaK





        http://plaza.rakuten.co.jp/a240a/







222名前はいらない:02/11/03 09:56 ID:lVWJN7sy
>>217>>218
うん、確かにマイマイカムリさんはいい。
批評は図抜けてうまい。
がんがれ、マイマイカムリ!
しっかし、彼は果たしてどんな詩を書くんだろう?
223マイマイの批評:02/11/03 10:19 ID:nNS1Ze9L
>>222
>批評は図抜けてうまい。

悔しいが、俺もそう思います。
224tama:02/11/03 13:16 ID:A9WP3DaZ
自ら光を灯す街に
忘れないでと悲しく光る
誰もが忘れて夜がラメ入りの黒になったとしても
きっと僕は忘れない

雄と雌が溶解する部屋に
いいわねお二人 妖しく光る
ねろんねろんに溶け合ってお互いの境界線を忘れたとしても
きっと僕は思い出す

僕が人でなくなって
誰かが嗚咽混じりで泣いたとしても
貴方だけは無邪気に光って この世界を照らして
きっと 穏やかな波が全てを包み込む

第三世界で逢いましょう
225ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/03 13:19 ID:T1oKcz/Y
>>163「月に発狂す」
月→ドクロ→カルシウム、という流れで、どんどん自分の中に入く。
同時に文字について語られるのは、後半の肉体美(っつーか亀美っつーか)
を生々しいものとして解き放つためか。「亀さす」が素敵☆
>>165「世界はミルクのあかるさで」
シュールだ。お題「黒」じゃないのに、真っ黒で始まるのもなかなか。
月の中に光が隠れてるってのは、意外だった。
>>167「十五夜」
色のない世界だと感じなかった。最後に句点がついてないのは、
わざとか? 狼も地上にエサ探しゃいいのに、って思うぐらい、
月のうさぎやその宴の世界が、かけがえなく美味そうに思えなかった。
>>168「月ひとしずく」
無駄にわかりづらくねぇか? 内容からすると、もっと素直な
言葉で書いたほうがいいと思った。
>>169「愛?」
月の言葉。自分に深く関わりがありながら、自分とはまったく
異質な存在である「太陽」に対する疑問。あるいは、愛。シンプル。
でも、最後まで書かれてない。途中から、その想像力を読者に任せっきり
になっちまった。
>>172-173「夜空の帝王」
「興味がない」と書きながら、結局書いてるのはなんでだ。
他のどういう月に興味があるんだ。内容もべつに異化まで行ってる
ようなところもないし、ものものしく作られた文章、としか。
226tama:02/11/03 13:20 ID:A9WP3DaZ
あうっ!!(;´Д`

一回目です
タイトルは無題で
すみませぬ
227ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/03 13:33 ID:amTQeneD
>>179-181「月ノ光命ヲ照ラス」
うまいっすね! 人間の目のない、月の視点で統一されてるから、
無常感がひきたつというか、その光景に対する「意味なし」で公平な
見方が透徹されてる。これを読者は、どう読んだって自由だ。
写真の代替物、みたいな感じがしないでもないが、あと作者はアレの
ような気がしないでもないが、まぁ、いいや。ふぅ。
>>183
シンプルでいいけど、俳句でさえもっと情報量が多いのにと思う。
つーか、これなら、もっともっとシンプルに出来る感じ。
「横顔のような月 夜から取り残されて 青い空に白く しかし確かに光っていた」
で、タイトル「真昼の月」とかで、どうだ。
>>184-186「ごくありふれた夜のワンシーン」
なんつーか、エロゲーの文体みてぇだな。俺も好きだけどな、エロゲー。
ははは。よくいわれるんだ。あんたによく似てるって。
しかし肝心な部分がよくわからんし、かといって無理に物語を詩に
閉じ込めたっつーよりは完全に小説になってるし。タイトルからすると、
弱肉強食の世界を描いたのか?

力尽きた。寝るっす。
228初めての月:02/11/03 18:10 ID:8y/g2lcD

初めて
彼と触れあったのは
真夏の月を介してだった

深夜の携帯
ベランダに佇み
公園に腰かけて 
「ほらっ 見てごらん!」
呼びかけて来たのは
彼だった
それぞれ
黙って見上げた
ちょっと欠けた満月

何もかも吹き散らす
この世にたったひとつの
古(いにしえ)からの真珠の光
雲を友とし 雲と戯れ
人間の憂いを
見つめ続けてきた
悠久の深い明かりの下
しっかりと合わされた瞳
投げ込まれた彼の純な魂

地球を飛び出し
はるか宇宙
ひしと抱きあった

あれから
ずっとわたしのほうが
たくさん惚れている
229名前はいらない:02/11/03 18:10 ID:yfTqPe9f
230:02/11/03 18:21 ID:XRLU2eMh
1
終わらない
生理の話を聞かされながら
けだるいままに流しこむ
晩餐は 幸福だ
あなたの生理の一部始終についての
卑近な感想のひとつでも思案しながら
緩慢に 箸をすすめては噛んでいる
あなたと共にする食卓の
陰影を 噛みしだいている

満ちる血の
めぐりが新しい線となって 降りてゆく
生と死のいましめの あふれるような
その色と匂いに
男のわたしがたとえ息を飲もうとも
女のあなたはむしろ活き活きとゆるんでは
煮込んだ肉を飲みこむのだ
それはもう
かすかな音で
231:02/11/03 18:22 ID:XRLU2eMh
2
あたたかい部屋の
しめった窓から見える冷たい月
あなたの肩ごしに輝くそれも 今夜は満ちている
ひと月の めぐりが新しい光となって
なめらかなあなたの肌を
すべり降りてゆく
そっと
箸を置き
まるで塑像のようなあなたの肌を
わたしの視線があぶらのようにたどり
台無しにしてしまう

あなたと月の 濡れるさまの
あまりによく似ていることにわたしは嫉妬し
満ちる血
満ちる月の
まだ消えないうちにあなたを抱きしめる
その色と
匂いにまみれたわたしは
つかのまようやく
濡れることが できる

3
月と
わたしたち
シーツに染みてゆく
232マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/11/03 19:29 ID:FGN5MBj9
>>148 :月光に酔う :02/10/31 21:39 ID:jaPyssAy

うん、無粋に何か言う必要はないな。

>>190 :月爆発 :02/11/02 15:45 ID:4Vl4H5NK

締めきりが迫って焦り、アイディアがまだ固まっていないうちに上げたので
は?

>>155 :女神の空 :02/11/01 00:56 ID:98k53LLC

「でもだからこそ 僕だけのものだ」がセコサを感じさせないのがいい。

>>149 :アンパンみたいな笑顔 :02/10/31 22:24 ID:W8PKC803

死んだ柳家こさんみたいな顔かな。「すぼんだ口でポッキーを受け止めては
くれないけれど」がいい。おじいちゃんを素直に思い出すなかで、生きた
表情と動作をつかんだ。かっこいいです。
233マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/11/03 19:31 ID:FGN5MBj9
>>201 :ジュウゴヤ :02/11/02 23:53 ID:kZambJOL

どこに月を見るかという点では、「月の模様の入った、蛾だけ」は鮮烈。
なるほど、大きな蛾の羽模様には月のような同心円がある。この連は美しい。
仕事と趣味(?)と父の3重構造のうち、父への視線が弱い。これ以上書き
込む必要はないが。「おかしな気持ちがしたものだ」は明らかによけい。仕
事を通勤に絞ったのはいいが、メリハリに欠ける。通勤模様だけで1編にし
てから、他を挿入してみては。(2)で終わるべきだと思った。「また何も
なかった」は「また何もしなかった」の誤記ではないか? たしかな自分だ
けの小世界を造りかけている。

>>209 :Give my heart the moon :02/11/03 02:03 ID:XGGm3wrK

「ね」はいらない。「あなたは」は「あなたが」。「私に」を省くところが
(省けるところが)、日本語の醍醐味です。「私の心に月の光を」は1回で
いい。

>>210 :三日月の香り 1/2 :02/11/03 03:22 ID:JdDeRMRH

「ビターチョコで包まれたオレンジピール」がどんな色形なのかわからない
が、三日月に見立てているのか? 最終連までよくまとまっている。まとま
りすぎている。各連を無作為にシャッフルして順序を入れ替えても、ストー
リーは追える。それはやはりマズイことではないか。
234マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/11/03 19:34 ID:FGN5MBj9
>>212 :釣れる月 :02/11/03 06:08 ID:/M8S5hNt

「釣れないーツレナイ」
とくるなら、その前も
「敵わないーカネハナイ」とか、
同様に、「唾が滲み出すんですヨ」と他の「よ」も「ヨ」にするとか。
きちんと遊んだ方が。
結語の「僕は月の奴はとても無情なんだと思っている」は変化したい。
奇矯な行為をともなうぼやきやつぶやきとしては。変えずに繰り返すなら、
もう少し書き加える必要が。釣り人に存在感がある。

>>216 :月をめざす :02/11/03 08:46 ID:+s95pZ5X

わけがわからないのに、わけもなくチャンプ候補に推したい気になっている。

>>224 :tama :02/11/03 13:16 ID:A9WP3DaZ

「きっと 穏やかな波が全てを包み込む」で平板すぎるかなと思いなおし、
「第三世界で逢いましょう」とつけ加えたのでは? 「光」が4回も出てきた
後に、「照らして」とさらに続くから、「すべてを包みこむ穏やかな波」が
生きない。
235挑む月  (1/2):02/11/03 21:26 ID:2NFbUTAs

やはり窮屈そうだ
8階の喫茶室からだと
都心の病院
ぬるくなったコーヒー
切りとられたビルの谷間
青く透きとおる月あかりが
突き放されて
妙にしらじらしい
見えますか? 
その人は
見とどけた後
何も言わなかった

高層21階の病室
高熱の迷路
上ったり下ったり
ぶら下がったままの棘の点滴
息の上がった真っ赤な鬼気
一日も放棄されない仕事
何十年もやり続けてきたことが
すべてを打ち貫くように
平然とこなされる
236挑む月  (2/2):02/11/03 21:27 ID:2NFbUTAs

わたしが
泣いたのは一度きり
彼が口にした遺書
つい昨日まで
健康そのものの生が
死を真横においたとき

生まれて初めて
守り抜きたいと思った才能が
今ここにいる
闘いながらここにいる
リンパ腫よ
どれほどあなたが強じんに暴れても
気性の強い作品は殺せはしまい

毎日眺める
21階のエレベター前
踊り場からの景色
美しいほど平穏の極み
永遠の点滅のレインボーブリッジ
闇にゆったり沈むネオンサイン
首都高に連なる日常のヘッドライト

そこにも
ぽっかり月が浮かぶ
見るがいい
雄雄しく挑んでいる姿を
237亡骸の月:02/11/03 21:41 ID:24dRwqY9
季節が坂道を下り
風が乾いてしまった

夜はクリスタルガラスの塊
月はデジタル処理された高解像度
降り注ぐ青い光は
幾千幾万幾億幾兆もの
プラスティックのパウダー

掬い取る手のひらを
青く照らす亡骸の月
ただ冷たく美しく

様々な
想いや
悲しみ
願いや
誓いが

息をひそめて
輝いていた
238「月」:02/11/03 22:21 ID:CCmMuQe/
冷えた風が一段と
   秋の夜空を栄えさせ
晴れわたった夜空に
     輝く夏の蛍のような星々
月がそれを照らし
     影と明かりをじんわり冷えた地面に伝える
コンクリートからは冷えが足を襲い
        野山からは生命の吐息が聞こえる
それを見守るまん丸に実った月
       手を合わせて拝んだ
          秋の実りと共に
239マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/11/03 22:33 ID:FGN5MBj9
>>235 :挑む月  (1/2) :02/11/03 21:26 ID:2NFbUTAs

たぶん実話だろう。繰り返し考え感じた跡がうかがえる。描写はもっと正確に、
言葉はもっと吟味できるはずだ。が、貫く靱さがそれらをさほどの瑕疵とは感じさ
せない。それでも、窓外の景色は1度か、2度目は控えめでいい。それより、一行、
一言でも、彼のリアルがほしかった。たとえば、癖とか。タイトル、最終連、いい。

>>237 :亡骸の月 :02/11/03 21:41 ID:24dRwqY9

アイディアは出そろっている。後はそれぞれを膨らまさなくては。
「様々な
 想いや
 悲しみ
 願いや
 誓いが」
では手抜きといわれても仕方がない。2連や「亡骸の月」といったブリリアントな
表現を「ちょっといいでしょ」と出すのではなく、使いこなしてみせなくては。

>>238 :「月」 :02/11/03 22:21 ID:CCmMuQe/

これも最終連からはじめるべき。そして、秋の実りこそ、カットバックなり、
フラッシュバックなり、クレーンなり、移動なりで、あるいはローアングルから
舐め上げて描く。4連まで不要といったら怒るだろうか。
240マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/11/03 23:36 ID:FGN5MBj9
>>228 :初めての月 :02/11/03 18:10 ID:8y/g2lcD

人を恋うる歌は無敵だな。
3,4連を書くのに手間取ったとしたら、普遍性を誤解している。
前にも書いたが、大きい、広い、深いを宇宙や歴史、人間存在に無理して求める
必要はない。とくにラブラブなら、相手しか眼中にないはず。その無私と幸福だけ
で充分。

>>230 :月 :02/11/03 18:21 ID:XRLU2eMh

狙いはわかるし、おもしろい。ただし、粗い。「生理の話」からはじめて、「男」
「女」という言葉を使う必要があったか、ない。消して読めばすぐわかる。艶消し
である。「緩慢に 箸をすすめては噛んでいる」は「箸をすすめている」だろう。
次の「陰影を 噛みしだいている」も不発。愛咬につないでいるつもりなら、まっ
たくの失敗に思える。食卓を囲む2人の影という視点の移動なら、2連との間で無
意味だろう。しかし、推敲すれば、もっとよいものになる。
241 母なる大地:02/11/03 23:56 ID:pU+yzu9d

骨に似た乾く砂の上 宙は冴え 鮮やかな黒
星が鳴らすトライアングルの音が結晶化して降ってくる
夜を迎えて45時間目 クレーター・クラヴィウス


キーーンコーンテン・・・  ガッバキン トザザ・・・
“The great oddity”トマストマスは 淡々と月を穿つ
齢63の細腕で
つるはしを振るい氷層を突き スコップで脇に除ける
もうあまり汗も出ない体を玉兎の毛皮で防備して
高熱の昼 極寒の夜 お構いなしにゆっくりと

夜のため融けない氷が 積まれてテラの青を映している

「わしらの先祖が入植する前 ああ  ずーーっと前だ、
 月にも命があったと思うんだわ、なぁ?違うかトマソン?」
木精で悪酔いすると彼は 決まって私に絡むのだった
「月はずっと岩石だったわけじゃねぇ、わしが思うにだな、
 太陽の金烏こいつが。こいつが渡ってきてだなぁ(手振り)、
 木も草も茅もみーんな燃やして、そんで月は滅びたんだーわ!!
 な?な?大発見だろ!」
満面の得意で胸を逸らし その後は決まって母と踊った
肝心なところで鼻歌になる”Shall we dance?”を歌いつつ

リピートされる『大発見』と逐一議論を繰り広げるには
私も若くはなくなってしまい
 そして親父は今日も
氷の層にある筈の「証拠」 古代の月のすみびとを求めて
淡々と月を穿つ    小さくなった体で
242 母なる大地:02/11/03 23:58 ID:pU+yzu9d
“The great oddity”トマストマスが マイペースに氷をかく横で
“情熱の深読mist”ビリーが1.5倍速で動いている
諭しても聞こうとはしない彼の口癖は
「騙そうたってそうはいくか、金になるモンが埋まってんだろホントはよ? 俺がいただくぜ!」
小粋な妄想を掲げて 哀れなビリーは懸命に掘る
荒野にささやか 二つの影


何かうまくいかないと思う時 視線は自然と上へ回帰する
母なるテラは
どれだけ陰ろうともなお青く 無意識下の郷愁をくすぐる
先人より継いだ肉のどこかに 刻まれた楽園の記憶

唯一テラへ行ったかぐや姫はどんな『故里』を見たのだろう
親父の「海は茅原跡説」を遮って 投げてみる
“The great oddity”は息子に “great father”のような眼差しで
「先祖がどうであろうとは知らん わしらの故里はここ 月だ」と
素っ気無く断言した

名作『帝様と私』は破天荒なリメイクを受けたが
みんな どの作品も 最後に月に戻るのは同じ

 私たちの故郷は
243 母なる大地:02/11/03 23:59 ID:pU+yzu9d

ごく稀に ごく稀にだが
トマストマスとトマソンと その息子トマソンソンは揃い
クレーターの氷を かき出す    (そして気の毒なビリーも)
はつらつと 手持ち無沙汰に わきゃわきゃはしゃいで三者三様
つるはしスコップ小さなシャベル それぞれ気ままなペース
そんな時私たちは 母なるテラを見上げるでもなく
 一心に月に向かう
レゴリスと氷の冷たい土地に

私たちは厳格なこの養母が好きなのかも知れなかった
244名前はいらない:02/11/04 01:39 ID:K9hffRPt
今更ですが、締め切りすぎましたでし
審査、投票予定の方々は、準備をお願いしますでし
では、あげます。
245名前はいらない:02/11/04 01:46 ID:/wJFWoOx
外で雷が鳴っている
犬が怯えて震える
動物は低音に怯える習性がある
それは地震や噴火などの自然災害に伴う周波だからだろうか
人間は逆に低音を求める習性があるらしい
最近では家電にまで低音が求められてきている
僕は犬にはなれないけれど
それを眺める月にはなれそうな気がする
雷の音は月までとどくだろうか
僕は怯える犬のために
想像力を無重力に広げて
眠くなることを
感じはじめている
今日の雷は何かが違う
246名前はいらない:02/11/04 02:00 ID:nfjDZxWz
>>245
締切過ぎてるっていってんだろ…(呆


お題「月」の締切はもう過ぎました。
締切以降の投稿はご遠慮願います
247名前はいらない:02/11/04 02:03 ID:/wJFWoOx
あ、題名忘れました。
「月音(つきおと)」
でお願いします。
248名前はいらない:02/11/04 02:04 ID:K9hffRPt
>>245タン
良ければ以下のスレにどうぞでし。

「過去のお題に挑戦」
ttp://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1029949722/l50
(直LINKはしませんでし)

>>246タン
お疲れさまでし
249名前はいらない:02/11/04 02:05 ID:/wJFWoOx
>>246
って
締め切り過ぎていましたか・・
それは残念さようならです(哀)
250名前はいらない:02/11/04 02:09 ID:K9hffRPt
>>249タン
書き込みうまくいかずに、1分くらいの遅刻ならありかもですが(時計がおかしいとかで)
1時間以上たってますので、アウトでし。
次のお題で、締め切りまでに、また、投稿してくださいでし。
251マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/11/04 03:21 ID:s/PAbzw1
>>241 : 母なる大地 :02/11/03 23:56 ID:pU+yzu9d

>キーーンコーンテン・・・  ガッバキン トザザ・・・

さすがだな。擬音とは、テンプレートや関数表探すみたいに、他人様の懐に手を突
っ込むのではなく、「自前で作るもんだぜ」、ツルハシ杖に歯抜けジジイがそう
嘯いてら。朗読するなら、朗々たるテノール。腹筋とアエエオアエを心がけてくだ
さい(笑)。よく造り込んでいる。感心しました。

>>245 :名前はいらない :02/11/04 01:46 ID:/wJFWoOx

遅刻で残念だったね。審査対象外だが。
冒頭でコケる。雷が外で鳴るのは当たり前(6畳の部屋だけで小さな雷が暴れ回る
というならなかなかおもしろいが)。「雷に犬が怯えている」でいいだろう。
「だろうか」「らしい」は断定する。所与の事実だろうし、重低音ウーハも売れて
いるらしい。「求められてきている」はないだろ。「好まれている」でもうんざり
するのに。「僕は〜月には」はまったくブリッジになっていない。ハァハァと思考の息
が上がっている。
252マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 :02/11/04 04:11 ID:s/PAbzw1
>>216 :月をめざす :02/11/03 08:46 ID:+s95pZ5X

私のチャンプはこれ。実は行間はない、のかもしれない。
ただ、呼吸はある。息をするように書いている。

準チャンプは以下に受け取ってもらいたいが、多すぎるだろうから、
各1点でお願いする。今回も楽しかった。パクれる手法や表現多数。
次回のお題は、「吉野屋」(笑)とか接近戦で頼む。

>>104 :めるひぇん いち :02/10/29 00:58 ID:bA3TT3V/
>>106 :水上の月 :02/10/29 16:28 ID:9H1J61HA
>>107 :名前はいらない :02/10/29 17:01 ID:FyYlTLA7
>>109 :猫と月光1 :02/10/29 17:17 ID:EpvTxROu
>>115 :盆上 :02/10/30 04:50 ID:0MXp9DLe
>>120 :夜想回帰 :02/10/30 16:40 ID:chIoibso
>>132 :目玉吐(つ)き :02/10/30 21:20 ID:gYGUb4ZV
>>139 :半月の恋人 :02/10/30 23:59 ID:KkaEg8AP
>>149 :アンパンみたいな笑顔 :02/10/31 22:24 ID:W8PKC803
>>179 :月ノ光命ヲ照ラス :02/11/02 00:32 ID:sY7FkOzD
>>201 :ジュウゴヤ :02/11/02 23:53 ID:kZambJOL
>>210 :三日月の香り 1/2 :02/11/03 03:22 ID:JdDeRMRH
>>212 :釣れる月 :02/11/03 06:08 ID:/M8S5hNt
>>235 :挑む月  (1/2) :02/11/03 21:26 ID:2NFbUTAs
>>241 :母なる大地 :02/11/03 23:56 ID:pU+yzu9d






253ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/04 06:04 ID:NTZTACBf
昨夜、夜9時頃から風邪でダウンしてたっす。
その間に、なんつー投稿量だ。。。(汗)
今日は仕事っす。帰ってから読むっす。きちんと投票するから
安心するっすぅぅぅ〜。

過去に審査員やった方は、例外なく投票権があります。
じゃんじゃん審査&投票をお願いしますぜ(祈

集計は俺に任せろ!
254霧都 ◆WISH/t.n/I :02/11/04 07:37 ID:045Tcwsi
おはようございます。点数置いていきますです。
亀ちゃん、集計よろしく。風邪お大事に……。


>>115「盆上」 3点
こういう心境は、誰でも心当たりがあるもので、そこを上手く突いてると思った。
言葉は荒削りだけれど、力強さが勝っている。読んだ瞬間のインパクトを、いつ
までも心に引きずって気になってしかたがたなかった。

>>235-236「挑む月」 2点
矛盾するかも知れないが、「挑む」からには、もっと激しい言葉が欲しい。反面、
飽くまでも、淡々と一定のリズムで語っているところを、評価。最後、もう少し
吟味しても良かったのではないかと思う。

>>198「穴の中」 1点
短く面白く、空想をかきたてる。こんな日常と隣り合わせの非日常は月とよく似合う。

>>201「ジュウゴヤ」 1点
細部に不自然な表現もあるけれど、物語に引き込まれて、その後がとても気になった。
255しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :02/11/04 10:52 ID:FtWoe/6G
1点
>>99「君と手の中で」>>104-105「めるひぇん」>>120「夜想回帰」
>>131「月と骨琴」>>141「青」>>143-145「宝石」>>146「Europa」
>>169「愛?」>>198「穴の中」>>201-203「ジュウゴヤ」
>>216「月をめざす」

(2重カキコですか?)って出て、2点のと3点のが消えました。
ショック。やり直します。
256しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :02/11/04 10:58 ID:FtWoe/6G
もうやだ!勝手に書いたのが消えちゃう!
また落ち着いてから夜にでも。
ごめんなさい。ムカーっときた。
257しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :02/11/04 19:53 ID:mTAkof3z
3点
>>132-134「目玉吐き」卵の目玉に月がいっぱい。すごい。
>>163「月に発狂す」かっこいい。好きな作風。
>>206-207「無色ベルモット」りっぱ。括弧の中がおもしろい。
>>230-231「月」ムードがいい。濡れたイメージ。

2点
>>91「タイトロープの見える風景」好き。
>>100-101「月物語」かっこいい。
>>109-112「猫と月光」猫がいい。
>>115「盆上」ストレス解消。
>>139-140「半月の恋人」かわいい。
>>158-160「月庭奇譚」おもしろい。
>>165「世界はミルクのあかるさで」きれい。
>>179-181「月ノ光命ヲ照ラス」何かしなければ、って気持ちにさせる。

以上です。
258一投稿者:02/11/04 22:36 ID:9L/0q/ex
マイマイカムリさんへ、批評の文章の点で少し
気になることがあったので、申し上げたいと思います。
まず、前の題目の「月」のテーマの時、
>>216 の詩を チャンプに挙げられましたが、その理由として、
>>わけがわからないのに、わけもなくチャンプ候補に推したい気になっている。
であるとか、
>>ただ、呼吸はある。息をするように書いている。
という批評では、今回投票された幾つもの他の詩と、その数だけの作者を
なめているような感じを受けかねません。その他の批評についても、自身の
美学に基づいて指摘するのは結構ですが、教えてあげよう、というような、
偉そうな口調であるのは、若干の不快感を覚えました。これは他の批評家の
方にも言えることですが、表現者は作家に敬意を払うと同時に、同じく批評家も
作家に敬意を払わなければいけないとは思いませんか?

>>252 準チャンプは以下に受け取ってもらいたいが、多すぎるだろうから、
各1点でお願いする。今回も楽しかった。パクれる手法や表現多数。
次回のお題は、「吉野屋」(笑)とか接近戦で頼む。
という書き込みなど、無遠慮な感じを否めません。如何でしょうか。
259一投稿者:02/11/04 22:38 ID:9L/0q/ex
>>258 12行目、表現者は作家に、ではなく、作家は批評家に、
でした。ミスですまんです。
260激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/04 22:47 ID:F5OVqkDo
>>258-259
非常に興味深い問題提議だと思いますが、本スレでなく雑談スレでして下さい。
僕はあなたの意見も分かるし、コメントしている者として異議もあります。
とりあえず雑談スレで。
261名前はいらない:02/11/04 22:48 ID:ILKLvXta
>>258 こういう話は、雑談スレでなさったらどうでしょうか?
   ここは投稿と批評に費やされるべき場所だと思うので。
262名前はいらない:02/11/04 22:49 ID:27uhbr+L
>>260
なるほど。見下したような鼻につく言動があったいうことだな。
まあな。そうとも言えるが、的確な指摘もあるのでは。
ぼくはマイマイさんについてはそっちの方を買っている。
物言いと反比例して、結構てきちんと読んでるぞ。
一作一作、その批評は実に丁寧で的を得ていると思うがね。
決して、彼は作家に敬意を払っていないとは感じないが。どうか?
263一投稿者:02/11/04 22:52 ID:9L/0q/ex
>>260、261
失礼致しました。雑談のほうに移ろうかと思います。
264262:02/11/04 22:52 ID:27uhbr+L
スマソ。
>>260じゃなかった。>>258-259だった。
あとは雑談スレ行きます。はい。
265ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/04 22:56 ID:24o57JTr
>>マイマイ氏、むっちゃん、まほろっち
サンクス!君達のおかげでこのスレは存続して行けるよ。

>>258
投稿者と批評者は対等よ。もちろん。
まぁ、審査員に対して文句あるんなら、ケンカもいいんでねぇの?
泥試合にならない程度に、な。もちろん雑談スレで、な。
つーかマイマイ氏が「あくまでも主観ですので」みたいな事
ちょっと前に予め書いてたのも、頭に入れといてね。

さて、俺の審査結果発表は、しばしお待ちを(涙
266都立家政 ◆L7EROpoemk :02/11/05 03:29 ID:hxycg3A4
>>91
前回との連詩のようですね、
「お題」というテーマがあるにも関わらず、更なる制限を自らに与えるその意思が好き。
>>92
なんて汚い文章!そこに宿るなんて真っ直ぐな心!
267うたた寝死人 ◆WvShSU0mOg :02/11/05 08:06 ID:Jz3ak5Jw
冗長申し訳無いですが投票をば。

3点 >>201-203 『ジュウゴヤ』
  モニターの中で蛾を食べる月、結局一度も空の月を見ない僕、遺書を書く父、心地良い繰り返し、どれにも
 引き込まれてしまいました。4連の1行や7連の3行目、終わり2連が特に良いなぁと。
 日の変わる連の前は改行2列の方が読み易かったのでは、とか「一番しあわせな」は安易ですかねと思いますが
 長調に不審なフラットが混ざり出し、最後にサワグ短調へ突入するこのストーリーに中てられていますの3点です。


2点 >>143-145 『宝石』
  盆暗なので>>194を見るまでずっと、銀鷲はロケットだと思い込んでいました。比喩としてどうだろう、とか
 何故月までいけない・・・などと悩みつつ。 戦闘機ですと、『宝石の国』に包まれる程に月に近づけるのだろうか、
 誇張だとしても画としてやはり月は小さくないだろうか、と少々違和感があります。しかしそれをおしても、
 2連の心躍らされる巧さ、『宝石の国』付近の静かで白く、美しい世界がたまりません、の2点です。

2点 >>146 『Europa』
  179-181のような月下の各地・そのモザイクかと思ったのですが朝や昼もあり。しかしテーマに沿っているのは
 最終行だけ、とするにはやけに月を感じるなぁと思っていたら、月神・魔物・その他細かい名詞と、月を想起させる
 単語や場面がそこかしこに。時間表記に音ではない、文字のリズムがあって、眼が楽しめるつくりだと思います。
 ただいかんせん知識の足らない私には、これは楽しみきる事ができないようですの2点です。

2点 >>179-181 『月ノ光命ヲ照ラス』
  4連中盤など、もう少し凝っても良かったのでは、と感じるところもあるのですが、全体のバランスは凄く良いと
 と思います。展開の巧さ、浮かんでくる画の静かな統一感、何よりくっきりと感じられる月光が見事ですの2点です。
 (2点なのにこの作品だけ感想が少ないことに他意はないです。純粋に、綺麗でした)


1点 >>114 『月が見る』
  5、6行目同じ語尾や、最後の「ふたたび 待ちこがれながら」などの語に物足りない感があるのですが、
 3・4連前半の勢いのあるリズム、ダイナミックに回転する視点などが面白く、発想にも意表を突かれましたの1点です。
268名前はいらない:02/11/05 17:30 ID:f7mzxHkq
3点
>>201-203 ジュウゴヤ
面白かったです。不気味で存在感のある言葉に震えます。



2点

>>132-134目玉吐き
不思議な感じが良いです。

>>115盆上
完成度高いと思いました。もう少しボリュームが欲しかったかもです。

>>206 無色ベルモット
心地よい活字の並び方。タイトルからして好きです

ひとやすみしてまた追加投票します。

neriです。あらされるかもしれないのでsage名無しでスマソです。
漢詩はわかりませんでしたごめんなさい。

269名前はいらない:02/11/05 20:12 ID:9j8vy5OQ
>>268の続きです。
2点
>>146 Europa
舞台が移っていくのと時間表記に
映画「ナイト・オン・ザ・プラネット」だったかな?を思い出しました。

1点は作品名だけで失礼させていただきますです。

>>104 めるひぇん いち
>>109 猫と月光
>>120 夜想回帰
>>158 月庭奇潭
>>165 世界はミルクのあかるさで
>>179 月ノ光命ヲ照ラス
>>143 宝石
>>235 挑む月 

あくまで好みです。
沢山あってむずかしかったけどでも楽しかったです。
270激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/05 21:48 ID:2Jb3trr+
〆切までにコメント間に合うか微妙なので、先に点数だけ失礼。
>>120「夜想回帰」 3点

>>109-112「猫と月光」 2点
>>115「盆上」 2点
>>132-134「目玉吐き」 2点
>>216「月をめざす」 2点
>>241-243「母なる大地」 2点

>>114「月が見る」 1点
>>131「月と骨琴」 1点
>>165「世界はミルクのあかるさで」 1点
>>179-181「月ノ光命ヲ照ラス」 1点
>>201-203「ジュウゴヤ」 1点
>>206-207「無色ベルモット」 1点
>>212-213「釣れる月」 1点
271ましゅう ◆ACMASyU/iM :02/11/05 22:53 ID:1M4awnJB
遅れてすみません!締め切りまで間に合わないかもしれませんが、とりあえず気に入った
作品だけ挙げていきます。点数つけられません(涙)間に合わなかったら挙げたもの全てに
1点あげてください。間に合ったら・・・減らして点数つけるかも・・・。許して。
だいたい、他の皆さんとかぶってます。優柔不断なのでめちゃ多いです。許して(涙)。
>>104「めるひぇん」>>114「月が見る」>>115「盆上」>>120「夜想回帰」>>131「月と骨琴」
>>132「目玉吐(つ)き」>>146「Europa」>>163「月に発狂す」>>179「月ノ光命ヲ照ラス」
>>201「ジュウゴヤ」>>206-207「無色ベルモット」>>210「三日月の香り」>>212「釣れる月」
>>230「月」>>235「挑む月」>>241-243「母なる大地」
以上です。ずらっと見てみた感想は、「月」という言葉の象徴的な性質を、どう具体的な言葉・記号
場面でカバーするか、が大事かなあと思われました。何にしてもいえることでしょうけど。
妙に長文の詩も多かったですね。推敲可能なものもあったと。
月がでーん!とお空に構えているだけ、地上にいる私たちはリズミカルに躍動をもって、
お月様を料理すべきと思いました。それだけです。ほんとうにすみません。あとは雑談に行って反省します。
失礼しました。
272ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/05 23:06 ID:B4TGsJ4w
ああ、もう! これ以上絞れるかぁぁぁぁぁぁああ!!!!

【3点】
>>120「夜想回帰」
最も身近な天体(月)から宇宙へ地上へ、思索へ論理へ、そして
団子へ、と見事な着地。
>>132-134「目玉吐(つ)き」
アラは多い。が、それにも増して魅力的なヴィジョン。現代の
日本昔話、なんて逆説的な感想も。

【2点】
>>179-181「月ノ光命ヲ照ラス」
透徹された視点。ただ、こういっちゃなんだが、まとまりすぎた。
>>216「月をめざす」
位置関係がヒジョーにアンリアル。それだけにリアル。
>>230-231「月」
結構カメラアングルがうまいと思った。が、ちとAV的とも。
>>241-243「母なる大地」
今回、小説が結構あったな。ここまで造り込んであると、さすがに。
273ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/05 23:08 ID:B4TGsJ4w
【1点】
>>109-112「猫と月光」いい小説だ。でもやっぱお題は猫!
>>115「盆上」タイトルがいい。最初3行は差し替え可能。
>>146「Europa」よくわからんが、トリップできた。
>>163「月に発狂す」ゴリゴリとした触感。入って出て行く力。
>>165「世界はミルクのあかるさで」最後に寄りかかりすぎたかも。
>>206-207「無色ベルモット」しゃれてる。やや既存のイメージに頼りすぎか。
=================
ふぅ。今回は、なかなか接戦ぽいね☆
集計が楽しみだ。
274ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/06 00:03 ID:WIbxQn+G
審査投票を締め切りますた。

では、ましゅう氏は各1点ということで計算いたします。ニンニン。

集計結果発表まで、しばらくお待ちを。
275名前はいらない:02/11/06 00:03 ID:xpoOD9yp
そろそろ審査締め切りかい?
276ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/06 00:04 ID:WIbxQn+G
>>275
うるせぇ!!おすわりして待ちやがれ、このヴォk!!!!
277っていうか激しく ◆TEMPnfs/uw :02/11/06 00:06 ID:mRBKkNvZ
このヴォk!!!!!!!!!1
278名前はいらない:02/11/06 00:13 ID:xpoOD9yp
>>276
ごめん、リロードがとろくて、亀さんが、締め切ったのに気付かなかったんだ
でも、断言するには、ちょっとPCの時計に自信がなかったの
悪気はないんだ、亀さんと違って罵倒に弱いし……
集計頑張ってくり……(涙
279ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/06 00:13 ID:WIbxQn+G
えー。それでは集計結果の発表でございます。

>>115「盆上」12点
>>132-134「目玉吐(つ)き」12点
>>201-203「ジュウゴヤ」11点
>>120「夜想回帰」10点
>>179-181「月ノ光命ヲ照ラス」10点
>>206-207「無色ベルモット」8点
>>216「月をめざす」8点
>>109-112「猫と月光」7点
>>146「Europa」7点
>>241-243「母なる大地」6点
================
以上、上位10作品。
280ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/06 00:18 ID:WIbxQn+G
>>276 慣れれば快感になってくるぜ☆

つーことで、決定!!
ーーーーーーーーーーーーーーーー
☆チャンプ☆
「盆上」
「目玉吐(つ)き」

☆準チャンプ☆
「ああああああ無視してくれ俺の作品だ涙」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
と、いうわけで、チャンプ2作品となりました。
おめでとさ〜ん!

投稿の早かった方のチャンプ、>>115さんには
次のお題をお願いしたいと思います。
281ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/06 00:20 ID:WIbxQn+G
つーか、集計結果に間違いのない自信はあるけど、

誰か確認してみてね☆
282激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/06 00:28 ID:uOmFR7o1
集計ごくろうさまです。おそらく合ってます。
今回も投稿したけど、上位入賞できんかったよ。。。
そのかわり、失敗作スレでは面目躍如したけど(泣
283名前はいらない:02/11/06 22:44 ID:fDu4s8aQ
「盆上」について。

またどうして、、この手のツマラナイ詩が選ばれる?
君ら審査員の審美眼の無さが、また証明された格好だ。

特に終行に至る付近の、3行などはヘドが出るほどに稚拙。
この詩文は明らかな駄作だ。

駄作を平気なカオで選ぶな!君ら審査員は詩板のレベルを
落とす原因になっている。よく反省するように!
284>目玉吐(つ)き:02/11/06 22:57 ID:zbxsKvPS
とにかく、くどい。長い。
こんなしょうもない長文が詩と言えるか。
あんたは創作文芸板で童話でも書いていなさい。
チマチマと、ツマラナイ感傷ばかりを
したり顔で書き散らかしてんじゃーないの。
285名前はいらない:02/11/06 23:05 ID:dsw3Ze44
盆上には笑った。小学校低学年の作者でしょうか?
286名前はいらない:02/11/06 23:18 ID:ZibSO8sr

あきれるほど幼稚だ >盆上

あきれるほど才能が無い >目玉吐(つ)き
287名前はいらない:02/11/06 23:35 ID:zvuwlpDR
>目玉吐(つ)き、の作者さんへ
貴方は詩作者としては異形です。逸脱が激しいです。
貴方には詩作者としての天分の無さを感じました。

上の方も述べていましたが、童話作家か小説の道
を選択なさってはどうでしょうか?
貴方に詩は無理だと思われます。
288構造 ◆/Cej999/v6 :02/11/06 23:39 ID:jiUIxgbO
うまい棒か…
どういう路線で行きゃいいかな。
289名前はいらない:02/11/06 23:40 ID:1IOQAOQl
うまい棒キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
290名前はいらない:02/11/06 23:44 ID:vttewR4Y
本人は、どう思っているか知らないが
この人は詩の感性からは、遠いな。>目玉吐(つ)きの作者。
291名前はいらない:02/11/06 23:58 ID:KPIABimP
>>283>>286
いやつまりさ、、、
価値の有る詩が投稿されてないからさ
比較上、こんな変テコリンな詩が浮上
してきてるだけなんですよ。たぶん。(笑
292あいつ:02/11/07 00:02 ID:P3p5/FKs

ヒデヤはこうえんで
三本いっしょに巻かれたテープをとらずに
まとめてかじってた
かっこよかった
あいつにはたくさんうらみがあるけど
おれにはまねできない
293ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/07 00:22 ID:mNlXm6Ig
お題は「うまい棒」です。
「うまい棒」をテーマに詩を書いてください。

締め切りは11月15日の午前0時。ぢゃっ!
294名前はいらない:02/11/07 01:02 ID:8qRrjJhz
>>291
それもあるけど
自作自演の投票が蔓延してきてるんだと思う。
だからこんな下手な詩が選ばれてしまうんだ。

誰でもを審査員にしてしまった結果だと思う。
2ちゃんだから当然の結果なのかも知れない。
295名前はいらない:02/11/07 01:32 ID:nDblwf8U

自作自演で自分の詩に投票する奴にとっては

マイマイカムリは、よほどジャマだったんだろうなぁ。

わかるような気がする・・・。(w
296名前はいらない:02/11/07 03:37 ID:DG4KezGD
このスレは腐敗が進行した。
身内の馴れ合いで、ちゃんぷを選出したところで
意味のないことに気付くべきだ。>ALL

しかも自演投票の台頭も顕著だし。
このスレは駄目だな。もう終わりだ。
297名前はいらない:02/11/07 04:14 ID:2nOLu6mZ
何度か投稿して点数ももらいましたが
もういいです。なんだか馬鹿らしく思えてきました。
もうこのスレには投稿しません。
298名前はいらない:02/11/07 04:47 ID:vHgLGFaQ
今回は、白々しく自分の詩を叩いているな。>いか粘着
前回、そのことを指摘されたからかな(笑
299名前はいらない:02/11/07 05:14 ID:r1bq823B

マイマイが批評をやめてしまったことで

このスレは事実上、死んだも同然!!
300名前はいらない:02/11/07 05:29 ID:LXqry2eq
仲間内で馴れ合うスレになってしまいましたね。
顔触れが、いつも一緒ですね。(w
301名前はいらない:02/11/07 05:37 ID:XmkJCgs5
このスレがなくならないことを星に祈ります。
302だいたいねぇ・・(笑:02/11/07 06:43 ID:gvF9Z6y0
チャンプを取ったとか、なんとかってさぁ・・
そぉ〜んな、チャチィことで馬鹿みたく喜んでるな〜んて
すご〜く幼稚で、見てらんないのねぇ!

喜ぶんだったらさぁ、高見順賞でも取ってからに
して下さいねぇ。アホみたいでもう見てられませんがぁ(大笑
303名前はいらない:02/11/07 09:49 ID:EFzN8mEp
だいたいなんなの?お題「うまい棒」って。ふざけんなよ。
304名前はいらない:02/11/07 10:22 ID:yEket453
>>303 遊びなんだから、べつにこういうのでもいいのではないか?
   このお題で、どんな詩を書いてくるのか非常に興味があるよ。
305名前はいらない:02/11/07 10:29 ID:ro+BVSZ4
>>304
それはオマエだけだろ。こんな糞みたいな題。>うまい棒。
非常に興味がない。馬鹿としか思われん。フザケルナと言いたい。
306名前はいらない:02/11/07 10:34 ID:asgy5BkQ
>>305
参加しなきゃいいだけじゃないの?
なんか強制されてるのかね?

つうか、スレ違いだから移動しなよ。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1036484776/l50
307名前はいらない:02/11/07 10:47 ID:b39m+EbI
>>306
あんたは馬鹿だな。(笑
308名前はいらない:02/11/07 11:00 ID:XT4RY2Qx
>ドン亀さん
このスレを立て直すには
詩板で実績があり、広く信頼されているコテハンを
常勤審査員にもってくるしかないと思うな。
怪しげな奴等が審査員になっていたのでは駄目なんだ。
>>306
俺からも一言。あんたは幼稚だ。なにもわかってない。
もちろん、そうなればの話しなんだけど。

1、ドン亀さん(審査員続行)

2、Canopusさん(復帰の要望が強い)

3、マイマイカムリさん(この人は外せないと思う)

4、藪鳩さん(意外に批評が上手)

5、うたた寝死人さん(多くの人に慕われている)

以上の5名に限定した審査員とする。自由参加は廃止する。
そうすれば、こんな騒動はまず起きないと思うし文句も出ないと
思う。ただ引き受けてもらえるかどうか・・なんだよね。
310名前はいらない:02/11/07 13:11 ID:iwBzvRA8
>>309
そりゃね、貴方の言うその5人が揃って審査員ならスゴイですよ。
でも、その面々が揃って審査員になる可能性はないよ。残念だが。
311名前はいらない:02/11/07 13:25 ID:7VHhnSvP
>>309
そういうのを実現性の無い「机上の空論」と言うのです。
もちろん、夢を語ることまでを悪いとは言いませんが(w
312名前はいらない:02/11/07 14:27 ID:eV4r4L3A
ドン亀をはずせ。
313名前はいらない:02/11/07 15:27 ID:1ju8Krqe
代わりを用意してから文句言いやがれカス。
314名前はいらない:02/11/07 17:07 ID:k2OhRZh+
多分、誰がなってもいっしょ。
文句言うやつは、それが生き甲斐でここに張り付いているんだから。
きっと言いがかりをつけてくるに決まってるさ。
放置するしかないと思うよ。
315うまい棒:02/11/07 18:59 ID:AtO2y30j
うそっぽいグルメ観に皆が涙してぐるぐる周ってスーフィズム
まさかドンパチやってチョコチックな血ィ出るなんてバッカじゃない?
いつものようにエセ机上の充実空論で拍手喝采とはいえ絶対放置で詩を書くよ
棒人間がポキポキポッキー&プリッツと音立てて審査員も舌先麻痺なスターズね♪
316餓鬼道:02/11/08 00:41 ID:SrBCeLV4
↓はちた僕はに遂でまざは.←
冷#緊迫で叫びが閉塞し↓の. . ゚
た↓←うまいうまいうまい.た.さ..た
い.らゆうまいうまいうまいな よ..い
感.りで.うまいうまいうまいか.地.砕
覚漂中うまいうまいうまいで.心.み
を.う.のうまいうまいうまいぼ.の.噛
軽時血うまいうまいうまい.く..痴 を
い間るうまい ◎ . .うまい.ら.白 A
痛はたうまいうまいうまいは.ぶ.M
みいわうまいうまいうまい花.か.D
と.つきうまいうまいうまい..を.う. M
と.の響うまいうまいうまい.必.と..う
も.まのうまいうまいうまい.死.り..い
ににそうまいうまいうまい.で..や.と
腹かたうまいうまいうまい.虚.ん.子
に舌↑けつきたたけ向へ.←.ぼ菓
抱→の麻痺という結果を齎し↑駄
→き懐かしさという安直のなか ↑
317ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/08 01:15 ID:yiRbmiNm
>>292
むう。その友はまるで香取慎吾だな!!!
あの大口を俺は羨ましいとかカッコイイとか思わないが、
子供なら。うむ!子供ならではの感情を、うまい棒をうまい具合に
アイテムとして、凝縮して描き出した!見事であるッ!!!34点!!!
>>315
ほう!いつもよりもハジケている!ブッ飛んでさえいる!
しかしお題の言葉の字数が少なくて残念ではあるッ!!!
今後もその職人技を磨き、神技まで高めてくれたまえッ!!!
>>316
実は昔、俺はそれに似たような、文字を読む方向をひとつの詩の中で
変えに変えまくった作品を、現代詩手チョウに投稿したことがある。
あっさりボツだったのだが、その時の選者の気持ちがよくわかった
ような気がしたよ。即ち、「ただひたすらに読みにくいだけなんじゃ
ヴォケェェェェ!!!」
318ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/08 01:20 ID:yiRbmiNm
今回のお題は「うまい棒」です。
これをテーマに、びっくりするような詩とか、
笑えるような詩とか、罵倒したくなるような詩とかを
書いてください。もちろん、ほろりとするようなでも
何でもアリです!

締切はまだまだあるよ☆
ルールは>>1-2をちょちょいと流し読みしちゃえ!

ちなみに今回、撫子と交替する予定だったのだが、奴が
「うまい棒、食べたことないし」とかほざくもんだから、また俺が
やらしていただきます。ぢゃっ!
319ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/08 01:22 ID:yiRbmiNm
あー。ちなみに俺もソース味しか食ったことないと思う。
しかも、なぜか、いっつも開けてみると木ッ破微塵になってるのな、
あれ。なんでだろう?

雑談は専用の雑談スレにてお願いします>>319
320Canopus ◆DYj1h.j3e. :02/11/08 01:28 ID:4X13lDd9
まだネットが生きているので、寸評なぞ。審査はできるかどうかわかりません
が…。まあ、楽しく、真剣に遊びましょうや。確かに心ない書き込みには腹も
たつけどね。

>>292 点景として秀逸です。私事で恐縮ですが、10円の駄菓子をおごって貰
うために、いろんなことをやらされた、ツラい子供時代を思い出したよ…。
うち、貧乏だったからなあ…。過不足なく、過ぎし日のヒーローを描写してい
ます。難をいうならば、最終行。順接でサラッと終わらせるのはもったいなか
ったかも。

>>315 辛口のうまい棒です。言っていることは辛口、しかし小道具は甘口。
矛盾していますが、多分小道具は、作者の趣味でしょう。それもありかな。
ちょっとした刺激感が魅力です。

>>316 「うまい」というコアの外側に、うっすらとかかるフレーバー。視覚
的には申しぶんありませんが、いかんせん読みにくい(苦笑)。確かに、「う
まい」のコアがなければ、餓鬼道は成立していませんね。フレーバーとコアで
血の出るうまい棒が描出されています。
ちょっと道しるべ。矢印の方向に文を読むんですよね。
321「騎士道16号線」(続き):02/11/08 06:17 ID:MwYQXzA6
しかし君よ 勇敢なる騎士諸君
その手に掲げるは50本ものうまい棒なり
願わくば正気の返らんことを!
夢よ その手に輝く一時の夢よ

わたくしは一人恐怖にこうべをたれ
神よ(願わくば我にとこしえの平安を)
神よ!(その怒れるうまい棒から我を救いたまえ!)
全て・・・全て同じ味とは!

さよう お察しの通り
わたくしは騎士とは言えまい
50本ものサラダ味に怖れ
風車を後に立ち去ったのだから

確かにその店の名前に偽りはない
一袋50本のサラダ味を天も仰げと積み上げる豪胆
ああ!ドン・キホーテの名に相応しいではないか!
言い換えるなら
寸分の狂いもなく狂っているのだ
ハイヨー!ロシナンテ ハイヨー!ハイヨー・・・
322「騎士道16号線」:02/11/08 06:19 ID:MwYQXzA6
すいません。投稿失敗です。
323「騎士道16号線」(1):02/11/08 06:20 ID:MwYQXzA6
その店の名前は全く正しい。
言い換えるのなら
寸分の隙もなく正しい

猪突猛進突き進む人々は
使い込まれたスチール製のショッピングカートに乗り
ハイヨーロシナンテ!
わが姫はいずこ

新聞広告を引っつかみ其処此処へ散る
その懐には忠実なる僕 サンチョが控えるが
主人の望みを全て叶えるには
悲しいかなゼロの数が若干足りないのだ

安い欲望のまま人々は突撃を繰り返す
無駄に高く聳え立つ数々の風車へ
風車!
何故こんなにも高く積み上げねばいけないのだ
うまい棒の50本入りを!
神よ我を救いたまえ
畏怖堂々と見下ろすその風車は
全て一袋50本入りのうまい棒で形成され
ああ その全てがサラダ味とは!
324「騎士道16号線」(2):02/11/08 06:20 ID:MwYQXzA6
わたくしは絶望と驚愕の衝撃に
ただただ風車を見上げ立ち竦むばかり
目の前の冒険に我を忘れた愚かにも勇敢な騎士達は
我意を得たり!風車をめがけ押し寄せる
50本のサラダ味を意気揚揚とロシナンテに積み込み
得たり賢し 得たり賢し
列をなして謁見の間へと並び行く
サンチョよ 我冒険は如何なものかと勝ち誇れり

しかし君よ 勇敢なる騎士諸君
その手に掲げるは50本ものうまい棒なり
願わくば正気の返らんことを!
夢よ その手に輝く一時の夢よ

わたくしは一人恐怖にこうべをたれ
神よ(願わくば我にとこしえの平安を)
神よ!(その怒れるうまい棒から我を救いたまえ!)
全て・・・全て同じ味とは!

さよう お察しの通り
わたくしは騎士とは言えまい
50本ものサラダ味に怖れ
風車を後に立ち去ったのだから

確かにその店の名前に偽りはない
一袋50本のサラダ味を天も仰げと積み上げる豪胆
ああ!ドン・キホーテの名に相応しいではないか!
言い換えるなら
寸分の狂いもなく狂っているのだ
ハイヨー!ロシナンテ ハイヨー!ハイヨー・・・
325名前はいらない:02/11/08 06:54 ID:Slku+vBr
僕は進む・・・。
過去を背にして・・・。
僕は進む・・・。
未来への道・・・。
それは誰にもわからないけど・・・
希望が広がる未来への道・・・。
イマを生きてく僕らのために・・・
それは広がる未来への道・・・。
326名前はいらない:02/11/08 08:50 ID:RQjmy2Dr
また
ヘンテコリンな詩が
ちゃんぷなんだろな。(哀
327名前はいらない:02/11/08 09:46 ID:Tjh0ngcn
ここの審査員は
また自作自演で
自分の詩に投票するんだ。
遊びだとしても
ほんと馬鹿な遊びだよ。
328名前はいらない:02/11/08 10:22 ID:GchuW3pu
ちゃんぷの詩って、佳作クラスでさえ見たことがない。
ほとんどが、つまらない詩か、糞詩のレベルだ。

こんどは「うまい棒」だとさ。なにフザケてんだかな。(w
329あたらしい おかあさん 1/2:02/11/08 15:11 ID:WpSpqwbr
あたらしい おかあさんが
ぼくの うちに きた
はこいっぱいの うまいぼうを
おみやげに もって

いろんなあじの うまいぼうが
はこの なかには たくさんあって
ぼくは にっこりわらうと
「ありがとう、だいじにたべるよ」って
あたらしい おかあさんに いった

まいにち いっぽんずつ
うまいぼうを たべる
しゃくしゃく しゃくしゃく

にがてなあじも なんのその
うまいぼうを たべる
しゃくしゃく しゃくしゃく
330あたらしい おかあさん 2/2:02/11/08 15:12 ID:WpSpqwbr
「ねえ おかあさん はこいっぱいの
 うまいぼうが なくなっても
 ぼくの あたらしい おかあさんで
 ずっと ずっと いてくれる?」

あるひ ぼくが そう たずねてから
はこのなかの うまいぼうは へらなくなった
ぼくは まいにち たべているのに
うまいぼうは へらなくなった

おばあちゃんが こっそり おしえてくれた
まいにち いっぽんずつ
あたらしい おかあさんが
うまいぼうを はこにたしてるって

ぼくは きょうも
うまいぼうを たべる
しゃくしゃく しゃくしゃく
うまいぼうを たべる
331haroro:02/11/08 15:43 ID:VAdWHssm
あるひに ね あるところでね
えーーーーっとね あのっね うーーーーんとね

あったかあーーーーいね
羽根ふとんでね
ねたいなあーーーーとね

おもったの

まくらもとにはね クッキーがあってね
すきなときに 一枚 ぽりぽりっとね
たべられるんだよ。

そんなね しあわせがねーーーーーー。
いいなあーーーーーー。なんてね
おもってるんだよ

きみーーもーーーーーーー。そう。
思う? かなあ?

ふたりでね おふとんにね
くるまってね

クッキーを 食べるんだよ
お紅茶が あっつあっつのお紅茶が あるんだよ

あたたかいね こころと あたたかい お紅茶で
ふとんも こころも お紅茶も あつあつ ほんわかさ。
だよ。そうだよ。たぶん そうだよ。
332名前はいらない:02/11/08 18:56 ID:PSxa+mEF
人工皮膚で忠実に再現した女の子のアソコを安くご提供
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一度、ご購入ください。ドラッグ・媚薬・グッズの良さがわかります
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333へそくり:02/11/08 22:15 ID:8zyIGQtm
この一本は僕のだからね
今夜の楽しみは明日にとっておきましょう
とりあえずは見つからないように箱から出して
中身だけ冷凍食品の下に隠しておこう

暖かい部屋で食べるアイスが好きだ
今日はそれを楽しみに
残業までこなしてくたくたになって
仕事を頑張ってまいりました 
寒い夜道も自転車こいで帰ってまいりました ただいま
疲れた時に食べる甘いものはおいしいよね
条件が最高にそろっているではないか

僕の大好きなその唇が
茶色く汚れているよ
ナッツの香りもしている
ふきなさいな ほら
僕はちょっと出てくるからね
いやなに買い忘れたものが
気付かぬふり これが愛

冷凍食品の下の一本はなくなっていた
しかし別の場所に新しい一箱があった
それも愛
334333:02/11/08 22:17 ID:8zyIGQtm
>>333
ごめん、気付いたらこれ「うまか棒」の話だった
忘れてくれ 
335 ◆Ridee.iAKA :02/11/08 23:04 ID:HO9llHNU

バス   あ い う うまい棒 あ い う うまい棒 らららら〜
バリトン あ い う うまい棒 あ い う うまい棒 らららら〜
テノール あ い う うまい棒 あ い う うまい棒 らららら〜
アルト  あ い う うまい棒 あ い う うまい棒 らららら〜
ソプラノ あ い う うまい棒 あ い う うまい棒 らららら〜

人工知能 セイレキ5XXXネン ウマイボウゴウ ハ タビダッタ
     ジュナン ノ タミ ヲ ノセテ
     カレラ ハ ニチャンネラー ト ヨバレテイタ

人工知能 ウマイボウゴウ ノ ユキサキ ハ
     ナット ファウンド
     ナット ファウンド
     マモナク コノホシハ ショウメツ シマス

みんなで あ い う うまい棒 あ い う うまい棒 らららら〜
みんなで あ い う うまい棒 あ い う うまい棒 らららら〜
みんなで あ い う うまい棒 あ い う うまい棒 らららら〜
みんなで あ い う うまい棒 あ い う うまい棒 らららら〜
こそーり あ い う うまい棒 あ い う うまい棒 らららら〜
336335:02/11/08 23:06 ID:HO9llHNU
ひょえ、誤爆しました。
タイトル「旅」です
337御案内age:02/11/09 00:15 ID:ns4gD+3N
お題は「うまい棒」です。

「うまい棒」をテーマに詩を書いてください。

締め切りは11月15日の午前0時。

ふるって、ご投稿ください。
338haroro:02/11/09 08:55 ID:ZidVngjO
>331
クッキーおかわりに 「うまい棒」で 書き換えて 投稿。
ほんとは 「クッキー」が 食べたかったんだけど。
339名前はいらない:02/11/09 11:02 ID:i4nEbFWT
どうもシモネタ
340名前はいらない:02/11/09 11:03 ID:i4nEbFWT

おはよう
341名前はいらない:02/11/09 11:09 ID:IEUMH4TY
マイマイさんの
新批評的な感じの批評が読みたいです。
342名前はいらない:02/11/09 11:13 ID:bHHdUCwp

馬鹿みたいなフザケタ題だ。>うまい棒
343PURE-GOLD:02/11/09 11:13 ID:T0Y/izmP

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344とくべつ:02/11/09 11:44 ID:yto7lxfw
あたしはあんなぱさぱさしてむなしいおかしなんて大きらい

あまくとろけるチロルチョコのがよほどすき

でもこうすけくんがあたしにだけくれたの

かなちゃんにだけとくべつだよって

がっこうの裏でかくれていっしょに食べたそれは

やっぱりぱさぱさして塩からかったけど

がんばってかみくだき 飲みこんだわ
345美味い棒@本舗(一):02/11/09 13:00 ID:EyBp1K7l
おかげさまで創業65周年。私共「美味い棒@本舗」は、
本当におかげさまで、今年中に店をたたむこととあいな
りました。

創業者故海原雄吉が、自分の庭に畑を耕し、神から託さ
れたという、金色のとうもろこしの栽培に成功したのが、
65年前の今日になります。それをそのまま青空市場で
販売したりせず、奇想天外な加工品にしてしまったとこ
ろが、海原の天才といわれたゆえんでありましょう。し
かもその着想は、やはり「神の言葉が降りて来て」1日
にして得たものだといいますから。海原は現代のキリス
トであったといえましょう。

65年前といえば、明○のカールもなかった時代です。
かっぱえ○せんもなかったように記憶しております。あ
の時代は、太平洋戦争を前にして、私は祖父の睾丸の中
の父の精子に含まれたDNAのどこかでぷるぷるしてい
た記憶が。そんな時代に海原は、とうもろこしを原材料
にした「ちくわ」を考案したのでございます。ああ、ま
るで人類の底に在る大海。大海原の中心で、我らが美味
い棒は誕生したのです!
346美味い棒@本舗(二):02/11/09 13:01 ID:EyBp1K7l
海原は、一本一本、丁寧に、撫でるように、目の中に入
れてしまって時にとても痛がりながら、特注の「美味い
棒焼き機」の上に渡された鉄串に、神の蟷螂が産みつけ
てくれた繊細な卵のような、金色のとうもろこしペース
トを、30本並べて、これもまた神に託された雲上純白
の木炭を使って、三日三晩つきっきりで、焼き上げたに
とどまらず、焼きながら、絶食自主的軟禁状態がもたら
すトランス状態を利用して、天使も唸るような奇跡の詩
歌を、詠ったといいますが紙に記すような暇はなく、そ
れらの詩歌はその時限りの空に消え、現在の私共も、ま
たそのようにして美味い棒を焼いているのでございます。

しかし「時代の流れ」というものは、どういうものだか
見たことはないのですが、目に見えるものにも現れてく
るものでございまして。それはそれまで一回30本しか
取れなかったものを改良して60本まで出来るようにな
った新型美味い棒焼き機であったり。金色のとうもろこ
しを自動車の排気ガスから守るために建設せざるをえな
かった対排気ガスシェルター式温室であったり。需要の
なくなりつつある手作り醸造の醤油を確保するために合
併吸収した醤油蔵であったり。オートメーション工場の
建設をもちかけてくる企業に幾度となく突き返した一万
円札の山であったり。しました。が、私共は変わらぬ味
を守り通してくることができたのです。故海原社長が雲
の上で、あの穏やかな秋の海のような笑みを浮かべて、
私共を大きく見守っていてくれたからに違いありません。
347美味い棒@本舗(三):02/11/09 13:03 ID:EyBp1K7l
ああ、海原社長! 私は本当に腹が立つ! 私は無念で
なりません! こんな我らの美味い棒が、なぜ一本30
0円の超消費者価格であるのを「高価い」と笑われなけ
ればならなかったのでしょう! なぜ醤油味一筋で余所
見をしなかったその誠実さを「楽しくない」などと責め
られなければならなかったのでしょう! 神の辞書に
「登録商標」などという言葉はないというのに、なぜ貴
方の名付けられた崇高なるその商品名を「パクり」だな
どと低俗な写真雑誌に晒されなければならなかったので
しょう! なぜあのような無能な弁護士に「商品名を変
えたほうがいい」などと誹謗中傷されなければならなか
ったのでしょう! 私は、食べます! 海原社長! 食
べます、私は! この、今まで目障りで、嘲笑すべきチ
ープさの、それでいてどうしようもなく憎らしかった、
この、味とりどりの、1本10円で買えてしまう、この、
ああ、バリバリ、おお、ボリボリ、これがメンタイ味な
のか、サラミ味とはどんなのだろう、うう、コリコリ、
涙で、ガリガリ、味など、次はヤサイサラダ味だ、ザリ
ザリ、味などわからない、クチャクチャ、というのに、
ネチェネチェ、うう、モキュモキュ、と、止まりません!

海原社長、ばんざい! ミチュミチュ
348少年:02/11/09 13:37 ID:K8445Mmj
君の言葉に 極太のうまい棒はまだ突き刺さっているか
君の肉体に 強く圧し付けられた拾円玉の痣は残っているか

僕は 白紙になるために
あの頃よりも 幼くなるために
それらを脱ぎ捨てようとした

しかしできなかった!
僕は僕であり 狂人であるが
僕が僕でなかった あの蟻の巣における生活
そこからもう一方の 僕が僕でなくなるところへ
行くことはできなかった!

彼女は僕の肉体に突き刺さった うまい棒を舐め
僕の言葉に圧し付けられた 拾円玉の痣の音を聞く

僕は言葉に突き刺さった極太の それを噛り
肉体に圧し付けられた痣の疼きに 耐えている

僕の夢で 怖いものを見た少年が 泣いている
349吉日:02/11/10 00:53 ID:1QMaU3Ty
平行な地面を水平にとぶ
肥え太った肢体にうまい棒が
めり込んでいく皮脂のその熱にあわせて
チョココーティングを溶かしはじめている

おねがい
僕は空気抵抗を利用して
体を起こしうまい棒を笛にしたてる
しかしメロディーは一辺倒だし
そもそもチョコがかかっているのはうまか棒だ
ふと部屋の図柄が頭に浮かぶ

灰皿には揉み消されたうまい棒と
半分焼かれた現世での写真
読みかけの小説のそれぞれにはまた
しおりがわりにそれぞれ挟まれたうまい棒が

フレッシュな暴力を求めて
僕はいきなり飛び降りる癖がある
が、今回はやりすぎたようだ
思うように方向を変えられない

お前の果てなき許容量ゆえに
空さえもが警戒を深めてゆく
狂えるハッキングスティックの
原材料名はいつ修正されるのだろうか
友引の日の友の死のその傍らにはうまか棒が
焼かれるまえから香ばしさを放っては
大人になってしまった僕をみつめている


350349:02/11/10 01:05 ID:1QMaU3Ty
みすった(汗)
最後から3行目のうまか棒を→うまい棒に修正して読んでみてくださいですスンマセン...
351激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/10 02:22 ID:3g2taB34
今回のテーマは書くのも難しいが、コメントも難しいです。
>>292
うまい棒で詩を書くとするならこう、という感じの直球型。
誰しも共感できるイメージなので、多くを書かないことが効果を上げている。
てか、これが最初に投稿されると、後の人はからめ手から攻めざるを得ないな。
>>315
「舌先麻痺なスターズ」気に入りました。
こんな制約を受けているにも関わらず、この身軽さはとても真似できない。
ただ短いのが残念。「うまい棒めんたい味」くらいの長さがあってもよかったな。
>>316
読みにくいがな!というか、何とか読解しようとして、
「た、そ、の、ひび、きわた、るちの…」と、文を朗読してる自分が阿呆っぽかったです。
Canopus氏とはやや解釈が違って、
表面に「凝縮された言葉(味)」と、中にすかすかの「うまい(歯ごたえ)」、
そして中心に「◎(無)」があるという構図はきれいだと感じた。
見たまんまを、変な視点から正確に描き出している。
>>323-324
うまい。テーマがうまい棒だけに。そういう座布団数枚献上したくなる類のうまさ。
言い換えれば「ベタ」を存分に書き尽くした、秀作。
だが、ベタであることをそれだけで高評価してもいいのか迷いがある。しかしうまい。
>>329-330
うまい棒で切ない抒情を描けるか。その困難な課題に正面から立ち向かった。
ある程度それは成功していると言えるが、一点僕が残念なのは、
うまい棒が減らなくなったことの種あかしをしている所。
子供が気づかないまま「減らない魔法のうまい棒」を夢見るみたいな方が個人的には好き。
>>331,338
雑談スレの140でうたた寝氏も言っていた通り、
クッキーとうまい棒では相当イメージが違ってくるのではないだろうか。
そのギャップを狙いとするのならいいが、
もしクッキーで描いた詩情を単純に置換したいとしたら、それは無理。
単純に、紅茶とうまい棒は味が合わないし、こんなこという女の子がいたら、
そりゃもうちょっと引くと思う。ちょっとどころではないと思う。
352激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/10 02:22 ID:3g2taB34
>>333
これ、めちゃめちゃ笑いました。テーマがうまい棒だから、
この詩を読みすすめつつ、(あ、最後にアイスがうまい棒に化けてるとか?)と、
推理してたのに最後までアイスだったので、(?)と思いましたが、
「うまか棒」とは。。。僕の想像を越えたオチでした。
>>335
いやあ、分かります。「うまい棒」をテーマで詩を書くとなると、
だんだん投げやりになってくるよね。もう、難しく考えてるのが馬鹿らしくなる。
でも、がんばりましょう。単なる「バカ詩」にはならないように、踏ん張りましょう。
僕も今書こうとしていますが、「バカ詩」か「シモネタ詩」になってしまう。
これは本当に難しいお題です。でもかなり楽しいです。
>>344
なんか、ちょっと頭がおかしくなってるのかもしれない。
これ、エロ詩として読んでしまいました。
。。。でもまあ、普通に読むとすると、書き過ぎ、あるいは書かなさ過ぎ。
>>292が書かなかった部分を書いてしまって、でもそれが広がりになってはいない。
>>345-347
すごい力量を無駄に使ってる感じが、すばらしい。
架空のうまい棒屋さんに焦点を当てたというのは意外でいいのだが、
内容的には予想の範囲、というか、僕の今回の主な審査基準である、
「うまい棒をどれだけ異化できるか」という点では物足りない。
>>348
これもシモネタか。。。しかしぎりぎり回避している気もする。
「少年」というタイトルゆえに、多少のシモネタ感も必然性を帯びるからか。
でも「うまい棒」からはやや離れてしまっているとも。
>>349
うまい棒の詩を書くことに悩み貫いて、いよいよ頭の中がうまい棒ばかりに。
そういう感じが非常によく出ている。
でも、もう少ししつこくてもよかったかもしれない。
世界がうまい棒だけで出来ているとさえ思わしめるような妄想力が欲しい。
353名前はいらない:02/11/10 02:48 ID:4G9vA8Yi
ウルセェー!自演投票野郎!
354Σ(゚д゚lll)ガーン ◆TEMPnfs/uw :02/11/10 03:44 ID:QMjqeI9T
失敗作に行ってよ。
355富士山にて:02/11/10 08:01 ID:uEg8rR28
男男男男男男男男男男男男と吹く北風の
包装紙を回す

オレの窓からオレを見た

類似商標調査員X氏に対する弁明は
@ アイスとスナックじゃ棚がちがう
A 脂肪ですかそれともコート?
B 精神力

C ”キミの窓からキミを見ろ”

D 富士山

そして詠んだ 「うまからむ うまいぼうやも うまかるめ
うまいうまかい うまいうまかも」 と
返しは 「うまいらむ うまかぼうやも うまいるめ
うまかうまいか うまかうまいも」 と

あおざめた
356名前はいらない:02/11/10 10:49 ID:XV4w5zt8
>>323-324
「ハイヨーロシナンテ」の疾駆でテンションキープの饒舌。
「50本入りのうまい棒」はイメージしづらかった。

>>325
末広がりの未来と尻つぼみの過去。扇形。
>全行 ・・・止めの意外。

>>329-330
うまい棒が義母との絆のバロメーターに。
定量に保つつかずはなれずという義母の恣意。

>>331
内の暖かさ・あまさを描くことで逆に外の烈しい寒さ・からさを感じさせる。

>>333
とてもやさしい人たちだ。

>>335
実質的な歌詞が「あ い う」だけだという困りそのものがそこににじみ出ているかのよう。

>>344
「裏」うまい棒の「ぱさぱさ」度。であるなら「いっしょに」は不要か。
357ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/10 22:34 ID:7s3Fj3am
>>激辛氏
むう。あくまでも全部に寸評つける気と見た。ならば俺も付き合おう!
しかし微妙に人格の違う寸評だな。それは今回のお題の
せいか? それともやっぱり、アレのせいか?
ふむ。興味深いな。
ま、どーでもいいや。行きます!

>>323-324
なんつーか、TV番組的なパロディーだと思った。悪い意味じゃなくて。
TVモニターの中で主婦たちがショッピングカート押しながら
猪突猛進する絵に、ドン・キホーテというよりは競馬行進曲?
みたいなテンポの早いラッパがBGMで鳴ってる感じ。その狂騒から
敗走する主人公。筒井康隆的ドタバタ喜劇。というには、やっぱり
ベタすぎるか。素材の組み合わせ方に関しては、とても巧いと思ったぜ。
>>329
なぜうまい棒など持って来たのか、その新しいお母さんは。君を
バカにしているのか。そして君は、なぜ苦手な味もなんのそので、
毎日バカみたいに笑いながら、食傷に耐えながらそれを貪ったのか。
お母さんがアイドルタレントぐらいに魅力的だったからか。それとも?
謎の多い詩だ。6連目以外はすべて謎、といってもいいぐらいだ。
びびった。
358名前はいらない:02/11/10 22:35 ID:8kI6VWDe
このスレで晒されてもめてるよ。
警察にも通報したそうだ。
削除依頼もし証拠保全もしてるようだし、
こりゃ、ついに逮捕者が出るのは確実だ。
http://money.2ch.net/test/read.cgi/venture/983443343/l50

この辺あたりから名前でてるよ
http://money.2ch.net/test/read.cgi/venture/983443343/672-
ここから晒された奴の削除依頼が読めるよ
http://money.2ch.net/test/read.cgi/venture/983443343/700
359ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/10 22:35 ID:7s3Fj3am
>>331
馬鹿野郎!!羽根布団は高価だから俺なんて体験したことないんだぞ!!
そんなものにくるまれて、紅茶なんて飲むんじゃねぇ!!
汚れるだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!
>>333
馬鹿野郎!!そういう時ゃ、チョコで汚れたその口無理やり開かせて、
貴様のうまい棒をそこに突っ込んでやるべきだ!!!それでも男かァッ!!!
それだから女がつけあがるのだァァァァァアアアッ!!!!
優しさと軟弱さを履き違えるでないィィィィッ!!!
めざせへそくりうまか棒108本だアアアアアアッ!!!!
>>335
激しく音楽を感じたッ!!凄まじくバカな奴らの合唱する声が聴こえたッ!!
間に挟まれた機械音のラップも見事であるッ!!!
2段目のソプラノの「こそーり」に、調和を命とする合唱の中に
混入された人間存在の不安定さを垣間見たッ!!!本当かッ!!??
360ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/10 22:59 ID:5Q9++n53
>>344
むう。真面目な激辛氏がエロな妄想にとりつかれているというのに、
俺はこれを字義通りに読んでしまった。なるほど。暗喩としても
読めたのか。。。しかし、それだとすると、「いっしょに」その棒を
くわえたのか。す、すげぇな。。。
「とくべつ」の意味を、小学生でも読める平易な文章で、詩情も
たっぷりに描き出した。一緒に食べさせられたのが「うまい棒」
というところから、こうすけくんの顔がなんだか見えてくるようだ。
最後の行によって、かなちゃんの顔も見えてくるようだ。
短く書かれた中に確かな世界がある。テーマは「とくべつ」だが、
うまい棒がいい具合に切り離せないアイテムとして使われている。
>>345
小説じゃねぇか!!!まぁ、小説と詩の境目がどこにあるかなんて
俺はわかんねぇし、いいぜ。来な。
究極のメニューに加えてもいいほどの食べ物である架空の「美味い棒」と、
現実の「うまい棒」とを対比させた。
その割にゃ、平凡な粗筋にしかなってねぇ感じだな。もっと崩しても
よかったんじゃねぇか?
>>348
うまい棒を「少年性」の比喩として使ったか?
「肉体に突き刺さったうまい棒」だけは、もろに「アダルトちんぽ」の
比喩だが。ちと、このへん、混同を招きやすいともいえるな。
でも、「白紙になるところ」がテーマじゃないんだろうか?
少年性を脱ぎ捨てたい、というのなら、タイトル「少年」は変だが。。。
361ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/10 23:20 ID:ApvAJ5dO
>>349
なんでもかんでもうまい棒に見えてきちまったんだな?可愛そうに。。。
と、思いつつ、読んでみるとここには「あの登録商標としてのうまい棒」は
まったく出て来ないんじゃねぇか。それぞれのうまい棒は、別のものを
言い換えただけか。ちと、苦しいよな。全部同じ言葉にする必要
感じねぇしな。最後のだけ、ひとつ前のレスと同じく「少年性」の
比喩として読めて、そこに他のうまい棒も絡ませて行ければよかった
ような気がするが。なんつーか、作者の「お題にとりつかれた
苦しみ」を感じてしまった。やはり、可愛そうに、だ。
>>355
むう。あのシリーズの作者か? 毎回、アレが楽しみになってしまって
いる俺だぜ。最初の「男男男・・」は「オオオ・・」と読むのか?
そうなら「雄雄雄・・」のほうが音としてはわかりやすかったが。
「うまい棒」と「うまか棒」が対比。。。っつーか、恋仲になっている
。。。っつーか。うーむ。意味なんて考えちゃいけねぇな。素直に
この不条理な世界に入り込もう。吉田戦車のマンガを読むように、だ。
そうしてみると。最後の一行にスカッ!とした俺がいたのであった。
うむ。いい意味で、あきれた。
362ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/10 23:22 ID:ApvAJ5dO
今回のお題は「うまい棒」です。

11月14の日が終了すると同時に締め切ります。

ルールは>>1-2

はふぅ。
363激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/11 01:48 ID:4DVURSLQ
僕の人格が若干違っているのは、
アレなテーマであるのと、アレなスレのおかげです。
至極生真面目なコメントをすることに、気後れしてます。

>>355
変な言い方だけど、「伝統的なダダ詩」の風格。
とても構成がうまい。同じ表現を繰り返し使うのは、お得意の手法なのか。
なにはともあれ納得させられてしまう世界観には脱帽。
作者がこの作風だけで詩集を作ったとしたら僕は買いたい。
萩原恭次郎『死刑宣告』の隣に並べたい。(賞賛しすぎ?)
でも、単品で、しかも「テーマに沿う」という観点からは、
高得点を付けづらい感じもする。
365あいつ2:02/11/12 02:03 ID:lcN8Gs9T

シュウがこっそり教えてくれた
「1本なら10円だ 
 2本だと21円だぜ」
天才だ
イイやつだ
かん字テストは6点だ
366一弥さんの事情:02/11/12 08:52 ID:eMVxcV9H
 小鳥が円になって、地面のでこぼこのくぼみに嘴をつつかせ
 奥に詰まったの、まみれたの、うまい棒の粉を砂といっしょにのどへのどへと送り込む。
 その脇では白黒二羽が金色と赤色と色々の破れた空き袋の中に頭を突っ込む。
 私の足下にもうずうずと、靴下をつついて靴をついばみ羽を時々とどろかせ、
隣の仲間を怒らせては前へ詰めようとしてみたり
 そのうち剥き出しの膝の上にも、太腿の上に、スカートの上に爪を食い込ませ、硬い口で突き刺し、
その上に私は四本目のソース味の粉末やもっと大きなかけらももろともぽろぽろ落としていると、
三羽四羽と椅子にも身体にもぱっと羽撃いて足を下し、また下を向いて首を小刻みに動かしそれを反復させている。
 脇に置いたコンビニのビニール袋にまで覗き込んでいる灰色の一羽、
ああ、それはまだ開けてないやつなのに、と思い私は仕方なくそれを持ち上げようと片手を伸ばすと、
鳥も飛んで中身をうかがい、思わず身体を捻らせようとすると、
もう片手に持っていた方のやつをうっかりまだ半分残っていたのに中身だけ椅子に落としてしまい、
その手で拾おうとすると覆い被さった手の甲に一羽がちょんと飛び乗りつつくので、
つい手を引き寄せるとあっという間に椅子の上じゅうにひしめき合った鳥がそれをついばみに今度は半円系になろうとする。
 私はそれを諦めてちょっと頭上にまでもってきていたビニール袋を手元に引き寄せ、最後の一本たこやき味をさっと抜き取り、
姿勢よくした口元で素早くぎざぎざを破って一気に半分齧りついた。その粉がまたスカートの上にもセーターの上にも零れだしたが、
鳥がそれに群がる前に勢い良く私は立ち上がり、ばたばた逃げ出す鳥を後目にもう半分を全部口の中へ放り込むと
一目散に走って家へ帰ろうとした。早く歯を磨きたくてしょうがなかった。
367うまい棒を食う人(1):02/11/13 00:10 ID:MA83wo24
私は描きたい うまい棒を食う人を

馬鈴薯を食う人びとを描いた ファン・ゴッホの
ように 猿を食う人びとを描いた 詩人
によれば
うまい棒を食うと うまい棒の血が血管を流れる
馬鈴薯を食うと 馬鈴薯になるように
猿を食うと 猿になるように
うまい棒を食うと うまい棒になる


外は吹雪いている 洞穴の内は火が燃えている
男は棒を 食っている
クリーム色の袋が 風に引かれて
またひとつ 飛び出していった
洞穴の外に火はない 吹雪の音がずっとしている
男は棒を 食っている
ムラサキ色の袋が 風に引かれて
またひとつ 飛び出していった
獣の言葉に支配され 熊もまかり通るこの地に
その棒を売っているコンビニは ない
368うまい棒を食う人(2):02/11/13 00:11 ID:MA83wo24
味など もはや ない
棒を食うこと そして
うまい棒のイメージ それだけが
洞穴の外を通りかかる 野獣(のけもの)に
己が引かれて行くさまを 遮断している

外が晴れている 洞穴の内は火が燃えている
見渡す限り コンビニは やはりない

洞穴から外へ向かって 扇状に
赤、橙、緑、紫、クリーム色の 朝日を弾き返す光が 広がっている
いつか降り積もった雪は すっかりうまい棒の袋に覆われ
見渡す限り 白けた部分のなくなる日が来るに違いない

男は洞穴の中で 痩せ細った棒状のうまいあやかしと化している
人工粉まみれの身体を歪め にやりと笑った


私はここで絵筆を止めた
もはやキャンバスの上には
新しい色を潜(くぐ)り込ませる場所がない!
369367-368:02/11/13 00:16 ID:MA83wo24
高橋睦郎「猿を食う人びと」より、以下の部分を引用しました。

>私は描きたい サルを食う人びとを
>バレイショを食う人びとを描いた画家のように
>(外は吹雪いている 内は火が燃えている)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>バレイショを食うと バレイショの血が血管を流れる
          ・
          ・
          ・
>サルを食う人はサルになる
370うまい棒世界史 1:02/11/13 00:52 ID:+xgT7jyE
実は
11月11日が
本当は
うまい棒の日だったということは
意外と知られていない
一行知識である

また
「パンが食べられないと言うなら
うまい棒を食べればよろしくってよ」
とほざいて断頭台の露と消えた
世間知らずの少女がいたことも
あまり知られていない事実である

さらに
月に本当に行ったのかと
いまだに疑惑の眼を向けられている
アポロ計画の宇宙飛行士達が
宇宙食としてうまい棒を
持っていったということも
何故か無視されている
こちらの方がよっぽど疑惑なのだが
371うまい棒世界史 2:02/11/13 00:53 ID:+xgT7jyE
だいたい
天地創造のおり
アダムとイブが
口にした禁断の実は
林檎ではなくて
実は
うまい棒なのだが
これも後世には伝わっていない
ちゃんと林檎を食べていれば
今日これほどまでに
人類がDQNなわけがないのだ

さて
ここで問題なのが
うまい棒生産組合が発祥だという
フリーメーソンである
これは
まったくの偽情報
世界史を裏で操っていたのは
うまい棒ではない
石工の組合である

もし1ドル紙幣に
うまい棒が描かれているとしたら
残念
君は偽札を掴まされたのだ
372Canopus ◆DYj1h.j3e. :02/11/13 01:13 ID:RghJre81
>>364 まず、重大な間違いがあります。『交響曲』ではなくて、『組曲』で
すね。まあ、『トウランガリーラ交響曲』のような例もあるにはありますが。
『クルミ割り人形』のようで、読んでいて楽しいです。序曲なんか素晴らしい
ね。リズムも感じられますが、そのリズムが一辺倒で、バラエティに乏しい印
象が残念です。

>>365 >>292と同じ作者かな…。一人一作ですよ、念のため。うん、スパイス
が効いていて、合わせ技一本、ですね。かん字テストは10点満点だろうなあ。

>>366 これは字面どおりに情景を追っていくのがいいのかなあ。結局、何事
もなく終わるんですが、何とも嫌悪感を伴う鳥の群れで、後味の悪さがそのま
ま最終の文につながっていて、上手さを感じました。チクチクチクチク。鳥っ
て、痛いんだよねえ…。

>>367-369 しののめの詩人(と私は勝手に呼んでいます)、高橋睦郎さんの
オマージュですが、テイストはやや異なりますね。残酷さよりも軽みが先に立
っているかな。これは材料のためか。洞窟に差す色彩の描写にハッとしました。
全体的に、不条理さの追求が今一つに感じられました。洞窟に潜むうまい棒の
絵は魅力的なんですけどね。
373激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/13 05:07 ID:2/b4RF8q
>>364
やろうと思ってた手法を先にやられてしまいました。
ランボーの「母音」みたいな感じで、大袈裟に味を羅列しようかと思ってたんだけど。
せっかく味のバリエーションが楽しめるのだから、
いろんな文体とかでも遊んでみたらよかったのに。
音楽に模してるのなら、やはりもっと感情のあるほうがいい。
>>365
書かない。徹底的に省略している。
個人的に、それはとても勇気のいることだと思う。
しかし前作ほどには、感情の機微が小さく平坦。
>>366
物語そのものは、いたって平凡なものだからこそ、
言葉の緻密さでもう少し勝負してほしかった。
いい表現もあるのだが、途中だるくなる長広舌も見受けられる。
長いセンテンス中に主語が入り乱れたりして読みにくい。
最後の一文は、全体のだらだら感をうまく落ち着かせることに成功している。
374変わらないもの:02/11/13 09:51 ID:jrcQ/Rx3
放課後にみんなが集まる駄菓子屋には
いつもの婆さんが、いつもの場所に座り
壊れかけの棚には、紫色のうまい棒が並んでいた。
そこにはカメハメ波を出す俺と
紫色のにょい棒を使って戦う友達がいた。
何を思い、何を目指すかは、毎日移り変わり
ひたすら、奥歯に引っ付くあいつと戦う俺がいた。

振り返ることなく再生し続ける、自分の生きかた。
変わらないのは、のどの渇きも忘れて食べた、うまい棒。
だが時は経ち
ランドセルを背負えなくなる頃、欲求のハードルは高くなり
気がつけば、しゃがまないと見えない、そんな存在。
だからこそ、積み重なった積木を崩してみよう。
地面に散らばる欠片には
笑える自分がいっぱい出てくるから、そんな自分を探したくなるから

壊れかけの棚には、銀色のうまい棒が転がっている。
もちろん主人公を演じるきみと
銀色の剣で斬りかかる友達がいる。
すれちがう少年は、今日は海賊王になるのが夢らしい。
頭をよぎるのは巻き戻された、自分の思い出。
変わらないのは、リスのような顔してほうばる子供たち。
無邪気な少年を横目で見ると、奥歯がこそばくなってくる。

あの公園の向かいにある駄菓子屋には
今でも婆さんが、お菓子に囲まれ、座っている。
375名前はいらない:02/11/13 11:24 ID:3iBZ2Uxa
まーた仲間内で、ちゃんぷの持ち回りですね。
それで喜んでるんですよね。
馬鹿みたいなことやってると思わないのですか?
376名前はいらない:02/11/13 12:43 ID:q96i9gqB
>>375 馬鹿はお前なのだ〜
  なんか仲間に入れてもらえなくてすねてる餓鬼みたいなのだ〜
  みんな優しいから心を開いて入ってくるのだ〜
  いつまでも否定的意見のままでは前進はないのだ〜 
377名無し:02/11/13 21:18 ID:7eulzkPY
>>375
誰と誰が仲間だって?
378狐憑き(一):02/11/13 22:55 ID:qzwWE01z
姉は、狐憑き。
どんどん弟を太らせる。
毎日ケーキやプリンを与え
どんどん弟を太らせる。
まだよ、まだよ
まだ、こんなものでは子豚もいいところ
もっと、もっとよ
早く、大きくなあれ。
と、念じては
毎夜、寝ている弟の
頬を、赤い舌で
愛おしげな舌先で、舐める。

姉は、狐憑き。
そのお話を本で読んだ、別の弟は
子豚のように太っていた。
姉は、毎日
うまい棒を必ず1本以上、持ち帰り
弟に与え、太らせていた。
そういえば、毎夜
弟の頬は濡れていた、気もする。
それでも弟は、家を飛び出すことはできないのだ。
379狐憑き(二):02/11/13 22:57 ID:qzwWE01z
姉は、狐憑き。
弟は、子豚ちゃん。
狐憑きを、子豚ちゃんが尾行する。
姉の学校の、帰り道。
姉は公園沿いに、淡々と歩いて
いるように見えて、息が微かに荒かった。
ふいに急左折して、公園の中。
子豚ちゃんは飛び込んで、茂みの中。
見失った、姉の姿。
探すうち、見つける
狐憑き。

姉は、狐憑き。
公園のベンチに、身体を預けて
見えない壁に、服を脱がされていく。
精霊に弄ばれる、姉の表情に
狐の顔が、あらわになっている。
どう見ても、子豚ちゃんのそれとは違う
醜悪な肉の棒を、姉が受け入れている。
姉の身体に、穴が開けられて
刺されているというのに、血が出ない。
よく見れば、装着された尻尾に見える。
姉はやっぱり、狐憑き。
声なき悲鳴とともに、ようやく逃げ出した子豚ちゃんは
尻尾が生えるところまで、よく見ていたものだ。
380狐憑き(三):02/11/13 22:59 ID:qzwWE01z
姉は、狐憑き。
今日も、うまい棒1本
持ち帰り、弟に。
弟は、気づかれないよう
それをバラバラに砕き、屑篭へ捨てる。
夕食の席、父は馬のように草を食べ
母は猫のように魚を食べ、姉は狐のように豚を食べる。
弟は子豚のようながら、何も食べず
眠れない日々を過ごすうち、いつしか忘れてしまう。

しかし姉は、狐憑き。
もっとも苦手なお菓子「うまい棒」を見るたびに
僕の奥底で、その言葉がこだまする。
381賢者のうまい棒:02/11/13 23:29 ID:y5rIRNYq

ジャービル・イブン・ハイヤーン
普遍博士 大アルベルトゥス
師(メートル)は常に偉大である 祝福を!トリスメギストス!
かたがたの真正な知識は相応しき者にのみ伝承される
  試されているのだ
神経を砕き書に塗せ
炙り出す文字で見いだせ術(アール) 御加護を!ヘルメス・トリスメギストス!!

我らが錬金術師の礎 深遠なるエメラルド板
西暦1000年古代エジプトでかの文章が掘り起こされた時
  共に発掘された 一枚の袋
後にそれはラテン語に訳され"うまい棒の袋"と名付けられる
幸いなるかな!
遺物は歴史の潮流に没すも 写本は世に脈々と渡る
幸いなるかな! 我が書斎にも嗚呼ルペシッサ!!

「あなた夕飯ですよ」
妻がそわそわとこちらを窺う
皿にずん胴晒す焼きとうもろこし 表面で焦げるオリーブオイル


騙されてはならない
愚者に用意された偽りを抜けアソナンスとアナグラムをほどけ
『謎のキャンペーン中』
手招くねこじゃらしに背を向けろ 飛びつくな 目を瞑れ

トレヴィゾ伯ベルナルド (神よ我が師に健やかな眠りを!)
尊敬すべき哲学者が "うまい棒説"を提唱してから
  我らはまだ 覚めない夢をたぐり算出する
うまい棒 デリシャススティック 類稀なるボーノ棒!!!
何が比喩か難解かアレゴリーか!気付かぬは盲なり!
382 :02/11/13 23:30 ID:y5rIRNYq

「あなた、夕飯ですよ」
妻がそ知らぬ顔で皿を置く
伸ばされ焼かれたコーンの粉
染みたナタネ油の味がする


肝要なのはここだ
『保存方法/直射日光の当たる所、高温多湿の所での保存は避けてください。取扱上の注意/』
得たり得たり積年の解読 "坩堝で溶解してはならない 反射炉に液体を流し込むな"
問題は『R.03.01.02』それと不可解な物の怪の挿絵
ピンクの地に深緑の水玉は 何を示唆するのだ?
顔色の悪い謎の生物 綱渡りと一輪車の意味は!?
眉間に手を当てればずり下がる袖 沸騰を続けるフラスコ

「あなた。夕飯ですよ」
妻が上気した顔で見つめる
昨日までのナンは揚げられ ザザシャガムニンと食感化けする

 「これでどうかしら。」
飯炊き用ホムンクルスが 脂っこいカスをつけた口で
「これって"うまい棒"じゃないかしら」
口内にあった筈のネチョネゾが妻を目掛けて飛んでった


んん高潔なるボナヴェントゥラ!!!!
妻はふとどきにも書を盗み読み
嗚呼女とは何と愚かな!!!!!
"うまい棒"を作らんとしたのだ
『コーン』と?『植物油脂』と? 『糖類』と『野菜パウダー』『パセリ』!!
383名前はいらない:02/11/13 23:31 ID:y5rIRNYq

憐れな女 我が妻よ 象徴も隠喩も解さぬ者よ
 拭い終えた顔を沈ませ 彼女は棒の乗る皿を下げる
 襟足に 張りつめる意地 振れる後れ毛

もう何年も
彼女を目にしなかったという錯覚
 惨めで
 うつけで
料理の上手い寛容な女

成る程確かに
お前の"うまい棒"はそれなのだろう 金を生まない賢者の石
初めて見た白色化(アルベド)に似て その時彼女はとても美しく
  陳腐に 美しく
蒸留釜の硫黄を忘れ私は 寝所の敷居を越えた


生命の水(アクア・ウィタ)を産む石は作れどもうまい棒は未だに 得られず
 私の水銀は
記述された"うまい棒の袋"に収まる形状にならない
御慈悲を!コルトナのエリアス!
真のうまい棒とはいかような?『やさいサラダ味』が示すものは?
うまい棒足りえない敗者の石をまた一つ 外に投げる                  飛び交う網と歓声と怒声

「あなた!夕飯ですよ」
遠目にも艶を増した我が妻が
新作の 筒状の"うまい棒"を堆く 誇らしげに


参考)カタカナはほとんどが人名(錬金術師)
  『やさいサラダ味うまい棒』のパッケージの文字を引用
384賢者のうまい棒:02/11/13 23:34 ID:y5rIRNYq
名前欄失敗。>>381-383で1つ。
385どん亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/14 00:48 ID:tiFOCdEH
寝る前にスンピョー。キム・スンピョーさんとか、韓国人にいそうだな。

>>364
ははん♪ 交響曲じゃなくて、組曲だぞ。わかってんのか、お前?
まぁ、トゥランラランリーラ交響曲ってのはあるけどな。どんな曲か、
知ってるか? あ? 俺? 知らんわ!!!!!
構成はもちろん文句なしなんだが、平凡な感じもするな。
子供時代に直結した味なら、子供言葉で絢爛をめざしたほうが
よかったかも。って、ムズすぎるか!
>>365
いい感じにバカだよな。なんだか親近感を覚えたぜ。ちなみに
俺は数学なら100点満点の0点を取ったことがあるッ!!
すげぇだろ? 何点満点でも0点は0点なんだぜ? ははん♪
>>366
鳥まみれの粉まみれだな。ヒッチコックの鳥。。。は、関係ねぇか。
冗長な文章だな。しかしそれでもおもしろく読めたぜ。鳥と粉に
凄味があるからだろうな。
ところで一祢さんって誰? 女の名前じゃねぇよな??
>>367-368
ああ、高橋な。知らんわ!!!!
とりあえず、パクりじゃなくてパロディーなのね? ね??
コンビニのない自然の雪(山?)と、不自然なうまい棒との対比ってとこか。
うーん。洞穴の中のうまい棒が怖えぇ。。。「棒」と「うまい棒」の
使いわけが読み解くカギだよな? ふむ!
386どん亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/14 01:13 ID:w2VxFUAx
>>370-371
歴史の再構築。っつーか、ナンセンス世界史っつー感じ。おもろい!
特に4連目は気に入った。そうか。うまい棒も神のお作りになった
もので、禁断の実ならぬ、DQNの実だったんだな?
もっともっと長いほうが楽しかったかもな。最後はちょっとまとめ
すぎたか。軽すぎる印象。アメリカン・ジョーク的とさえ。
>>374
詩情たっぷりに世代とともに移り変わる子供世界の、変わっていくものと
変わらないものとを織り交ぜて、なんだかんだ。うむ。いい感じだッ!!
惜しむらくは、誤字と、統一性のない句読点かな。なんだか町の
画家が描きそうな温かい子供世界の絵が浮かんできたぜ。
>>378-380
姉ちゃん、好きだ。俺としては、もちろん4連目がすべてであるッ!!
「狐」である理由が不明だったな。うむ。
>>381-383
舞台がかった新興宗教の教祖様みたいな世界だな。ドタバタといって
いいのだろうか。その世界に真っ向から突っ込んでくる妻!!
扉が開いて、日常的な退屈さも一緒に入ってくる感じの、妻!!
この対比がなんとも笑えてよかったぜ。

酒入ってる上、眠いので、なんだかいい加減すぎたかもしれん。すまねぇ。。。
Canopus様、激辛様、まともな寸評でフォローお願い(涙
構造様、うたた寝様、都立家政様、他も、気が向いたらでいいので、
寸評に参加してくれると嬉しいッ!!ね、寝るるぅ〜★
387どん亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/14 01:15 ID:w2VxFUAx
お題は「うまい棒」。君の投稿を待つッ!!
同時に審査員やってくれる奴も募集しているッ!!

締切は本日いっぱいとなったッ!!

ルールは>>1-2をさらりと読んだフリだけするようにッ!!

ぢゃっ!!ね、寝るるぅ〜★
388うまい棒をただ囓りながら:02/11/14 04:35 ID:Td3SCltn
うまい棒を食って
ぼくらは育った

面白いだけのねるねるねるねでもなく
堅く乾いた干し芋でもなく
ギブミーと叫んで拾ったチョコレートでもなく

うまい棒にまみれて
ぼくらは育った

ロクに飯なんか食わなくても
それだけでパワー全開
それでいいと思ってたから
疑いもせず

うまい棒はまだそこにある
嘘っぽい灯りが眩しいコンビニの片隅に

でも、もう口にすることもなく

幼き日々にはもう
遠くに別れを告げたはずだった

うまい棒を握って
ぼくらは甦る

ただやんちゃで名を馳せたガキに戻って
逝ってよしだのお前もなと

ガキにただ戻る
うまい棒をただ囓りながら
389思う。:02/11/14 04:44 ID:HKHpkxo3
昔は一本買う事さえ躊躇っていた
この駄菓子
今日は両手に余るほどいっぱい
いっぱい買った

いつからだろう
こいつを安いと思うようになったのは・・・

大人になってしまったと
深夜の国道を飛ばしながら

思う

ドンキホーテの帰り道
390うまい棒大量投棄(不法):02/11/14 05:13 ID:LMrFiD5s
うまい棒を一口

少年は思った


…うまい棒のチーズ味ってカールに似てるよね


うまい棒を一本

少年は考えた


…袋に描いてるキャラいったい誰なんだろう


うまい棒を1トン

少年は言った


「…うまい棒ってそんなにうまくないじゃん。」

と…
391名前はいらない:02/11/14 05:53 ID:mL5DPVn6
                                
    .,v─ーv_         〕      〕 .|  .il゙            《 ._   .,,l(ノ^ノ
   ,i(厂  _,,,从vy      .,i「      .》;ト-v,|l′          _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/
   l  ,zll^゙″  ゙ミ    .ノ       .il|′アll!           .>‐〕 \ _><
   《 il|′     フーv,_ .,i″       ||}ーvrリ、             ¨'‐.`   {
    \《 ヽ     .゙li ._¨''ーv,,_     .》′  ゙゙ミ| ,r′                }
      \ ,゙r_    lア'    .゙⌒>-vzト    .ミノ′                 〕
       .゙'=ミ:┐  .「      ./ .^〃     :、_ リ                   .}
         ゙\ア'   .--  ,,ノ|    、    ゙ミ}                   :ト
           ゙^ー、,,,¨ -   ''¨.─   :!.,   リ                   ノ
              〔^ー-v、,,,_,:     i゙「   }                  .,l゙
              l!     .´゙フ'ーv .,y    ]                  '゙ミ
              |     ,/゙ .ミ;.´.‐    .]                   ミ,
              |     ノ′ ヽ      〔                   ミ
              }    }     ′    }                   {
              .|    .ミ     .<     〔                    〕
              .{     \,_   _》、    .{                    .}
392リメンバー1980:02/11/14 11:57 ID:HvLJDiac
高度経済成長がパンストを履いて歩いていた
俺はお化け煙突のある町の坂の途中にある駄菓子屋に自転車を止めている
小学校を休んでインベーダーゲームのハイスコアを狙っている
あの頃俺たちの青春は常にうまい棒と共にあった
季節の訪れが秘密のヴェールを帯びて神秘的であった時代-

タイトスカートのなかで窮屈そうにしているお前の仁王立ちを見てる

その脚を振り下ろして、俺の首を絞めてくれ。

事務的な口調で続けてくれ
俺のうまい棒をもっと粗末に扱ってくれたっていいし、ナ?
393撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/11/14 19:49 ID:7ipsU12w
≪今日が締切の日だよ〜あげ!≫

今回のお題は「うまい棒」です☆
じゃじゃんかじゃんじゃん投稿してネ!☆

0:00が締切だケド、5分以内の遅刻は特別に許しちゃうゾ☆
ルールは>>1-2をよく見てみてね☆
394名前はいらない:02/11/14 19:54 ID:h4IoHr2z
>うまい棒
じつに小馬鹿くさいテーマだと言える。
この題を提案したものは馬鹿だな(笑
395名前はいらない:02/11/14 20:07 ID:ef+n+ZHa
またも仲間内の誰かが
ちゃんぷなんだろうなぁー(遠い目
>>394さん
それに同調して投稿してる奴は、なおさらのマヌケでしょう。
でも仕方ないんです。ここは馴れ合いのスレなので・・(w
396名前はいらない:02/11/14 20:19 ID:sOgC4eZs
今回は君がチャンプだったね♪おめでう♪
次は僕がチャンプになるから♪よろしく♪

チャンプを、やったりとったりしてる君たちってさ
まるで、チャンプをキャッチボールしてるみたいだ。
遊びだからいいんだけどさ、でもクダラナイですね。
397人間サイズ 1:02/11/14 21:49 ID:hG7IyZ8u
うまい棒
犬のキミには
食べさせない
その尖った口では
吸い込めない
粉々に砕いて
地面にことごとく落として
砂利を食べることになる
だから
食べさせないよ

うまい棒
猫のキミには
遊ばせない
せっかく丸いおちょぼ口で
食べられるキミなのに
ばしっと転がして
抱きついて猫キック
白い猫が、黄色い粉猫になる
だから
遊ばせないよ
398人間サイズ 2:02/11/14 21:49 ID:hG7IyZ8u
人間のキミにだけ食べさせる
人間の私は遊ぶ

人間の手で握るのに
ちょうどいいサイズのそれを持ち
溶けるのを待つその先端を
ちょうどいいサイズのあなたの口に
入れる
と、突然
歯の感触が伝わってくる

あなたが
ただの猿なら
食べさせない

粉まみれのキスしてよ
ちょうどサイズのその口で
399女王マリーうまい棒を召し上がる(1):02/11/14 23:04 ID:lh6dlC2L
「うまい棒」とは何ですの?
庶民の何かに違いありません。
誰か、わたくしにそれを……
いいえ、やっぱり。
わたくし自ら、現地へ飛びますわ!
バケラン、パケラン……

何かしら? 何かしら?
「うまい棒」って 何かしら?
何かしら? 何かしら?
「うまい棒」って 何かしら?

聞くところによると 庶民はすべて
ソノ「魔法の棒」に 夢中だそうだわ
金ののべ棒? いいえ違います
世界で10番目に 安いお金で買えると聞きます

どこにあるのかしら? 行きますわよ

拍子抜けするほど 簡単なものね
確かに世界で 10番目くらいね
手に入れることに 手がかからない
こんな宝物 あっていいものかしら

よろしくってよ さぁ帰りましょう

(女王マリーが うまい棒を食べるぞ)
(女王マリーが うまい棒を食べるぞ)
400女王マリーうまい棒を召し上がる(2):02/11/14 23:07 ID:lh6dlC2L
そうね まずは レアでいただいてみるわね
ソースは何が合うのかしら ええ 任せます
♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪
まぁ オレンジソースにしたのね それにしても
この不格好さは まるで羽毛の布団を被った
潰れたイモムシですわね 好奇心がなかったら とても
食べられませんわ! ああ どうしましょう 虫の味がしたら?
中からピュッとか あの いやぁな液体が…… いいえ
これはハム これはハムだと思って 食べるのよマリー!
ぐちょっ! びちゃっ! おおおお
ナイフで切ろうとしたら潰れてしまいましたわ! なんてこと!

(女王様 うまい棒は生で召し上がりくださいませ)
(女王様 うまい棒は生で召し上がりくださいませ)

生だなんて! ああ 毒味が必要だわ ポチや(わん!)
あら大変 >>397の方が書いてらした通りですわ 犬には無理
仕方がないから 牢獄へ持ってお行き がすぬきに食べさせなさい
♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪
まぁ 大丈夫だったのですね 残念……
それでは生で ええ 生で いただくとしましょう
ピンクフラミンゴ特製の磁器がいいわ ええ あの皿に……
401女王マリーうまい棒を召し上がる(完):02/11/14 23:08 ID:lh6dlC2L
なんとも不釣り合いな光景ですわね まるで白薔薇の上のはんぺん
いいえ これは魔法の棒 メルヘン☆さえ期待して…… 神よ
シャクリ…… 「?」 シャクリ…… 「?」
まぁ? これは…… 「?」ばかりが中から飛び出してきますのね
せめて「!」 できれば「!!!」が欲しかったところですのに
メルヘン☆は何処にありますの? メルヘン☆は何処にありますの?
こんなものはただの棒です 粉です 空気です
まるで王城における 空気の穴ばかりのような生活そのものです!
買い占めた1,390,001本 すべて犬に食わせなさいまし!
犬には無理でしたわね…… では すべてがすぬきの口に
詰め込みなさいまし!

その頃 城下町では 子供たち
いろとりどりの 袋もち
袋ごと握って 棒をはむ
口の中で 棒は溶け
正真正銘うまい棒
遊びながらのうまい棒
夕陽はそろそろ闇に溶け
明日へとつづくメルヘンは
マリーの知らぬメルヘンよ
庶民の記憶は 庶民のもの
女王のものでは ないわいな
女王の記憶には ないわいな
402名前はいらない:02/11/14 23:28 ID:6PG9yD2/



       あ た ま だ い じ ょ う ぶ ?




403Canopus ◆DYj1h.j3e. :02/11/14 23:40 ID:e2Iu3IlH
>>388 構成といい、展開といい、『戦争を知らない子供たち』のパロディの
ようにも見えますね。うまい棒と2ちゃんとの密接な関係(って、本当にある
の?)を逆手にとってうまくまとめました。ノスタルジーまで、もう一歩。

>>389 素直に書きましたね。内容が素直すぎて、余韻が残りませんでしたね。
最終部分で何とか形を作ろうとした努力は感じましたが。

>>390 一口、一本、1トンのことばの組み合わせが、あまり効果的には思わ
れませんでした。この文面だと、1トン食べたのか、それとも目にしたのかさ
え曖昧です。最終の2行がちょっとクスクス、って感じですね。
404Canopus ◆DYj1h.j3e. :02/11/15 00:03 ID:qmjfrqjH
>>392 4〜5行目に、かなり違和感を感じます。そこだけが直截的な表現であ
るうえに、小学校時代を青春と呼んだり、共感しにくい。女性の脚線美が、い
ろんなものを象徴していて面白いですね。

>>397-398 うーん、どっちつかずの印象。楽しい遊び方として考えるなら、
後半の描写を綿密にしてほしかったし、セクシャルなイメージとしてとらえる
ならば、前半は冗長だったかも。猿も、意味を深く掘り下げたうえで使えば、
効果的だったかも。

>>399-401 や、やりやがった…。でも、面白いね。もう少しお芝居風に書い
てほしかったかな。モノローグとバックコーラスの比率をバランスよくとると
最後のシメが効果的だったかもしれません。
405Canopus ◆DYj1h.j3e. :02/11/15 00:05 ID:qmjfrqjH
締め切り、ですね。
406ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/15 00:45 ID:HgU+NWwv
ぷふー。遅れた!
>>Cano兄
サンクス!!
さーて、集計でもするかな。
早すぎるよ!!!!!
んじゃ、たまには全作品の寸評でもしてから、
俺は審査に入るるる〜♪

☆過去に審査員やった奴は、例外なく審査投票権があるッ!!
ぜひ、参加してくれたまえッ!!では!!
407ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/15 01:19 ID:FpzFSe9T
>>388
ぼくらの世代を、うまい棒に託して表現した、か。フッ。
木枯らしが背中に染みるぜ。「ただ」ってところがミソだよな。
ただ、戻る。ただ、噛りながら。平凡さがGoodだぜ!
>>389
昔は欲しくても自分じゃ買えなかったものが、自分で買えるようになる、
ってのは、ちょっと寂しい気分もするものだよな。「深夜の国道を〜」
「ドン・キホーテの〜」の2行がなけりゃ、ただ思ったこと書いただけの
作品だけどな。「ドン・キホーテの〜」は、脈絡ねぇな。
>>390
いい意味でマンガ的な味だな。1トンの不条理さ、は文学のそれ
っつーより、やっぱりマンガのそれだよな。アリだと思うぜ。
マンガの奇跡を、詩で起こしてやれ! ちょっと西洋コント風かも?
>>391
もっと可愛いうまい棒が好きだ!
>>392
安易なおっさんだな。
>>397-398
前半と後半で別の作品みてぇだな。「と、突然」は、小説みたいで
違和感あったぜ。あと、猫サイズではある、と書いてしまっている
点に注意ッ!!
>>399-401
出やがったな!!!
このスレにまで電波飛ばしてくるんじゃねぇ!!城に閉じ篭ってろ!!
と、いおうと思ったが、ここまで徹底してキャラを引っ張るのは
お見事だな。っつーか、もしかしたら別人だったりして(藁
本人と決めつけて、その職人根性に感服したぜ。でも、わかんねぇ奴は
>>402みたいに思うしかねぇんだろうな(藁
ちなみにピンフラの食器はやめておけ。誰も見てないところでは
化けるんだぞ、アレ。
408名前はいらない:02/11/15 02:20 ID:2z2+YSql
前代未聞の難題に関わらず、28もの作品が集まりました。
ありがとう!

>>292「あいつ」:>>315「うまい棒」:>>316「餓鬼道」
>>323-324「騎士道16号線」:>>329-330「あたらしいおかあさん」
>>331haroro:>>333「へそくり」:>>335◆Ridde.iAKA
>>344「とくべつ」:>>345-347「美味い棒@本舗」:>>348「少年」
>>349「吉日」:>>355「富士山にて」:>>364「交響曲オ代十円クッ短調
『うまい棒』」:>>365「あいつ2」:>>366「一弥さんの事情」
409名前はいらない:02/11/15 02:20 ID:2z2+YSql
>>367-368「うまい棒を食う人」:>>374「変わらないもの」
>>378-380「狐憑き」:>>381-383「賢者のうまい棒」
>>388「うまい棒をただ噛りながら」:>>389「思う。」
>>390「うまい棒大量投棄(不法)」:>>392「リメンバー1980」
>>397-398「人間サイズ」;>>399-401「女王マリーうまい棒を召し上がる」
410馬鹿みたいな遊び・・。:02/11/15 03:57 ID:0rrIGEoF

さて、今回の「チャンプの順番」は誰の番だったかな?(w
411名前はいらない:02/11/15 04:14 ID:f8q+az9h
うまい棒が難題ですか?
小馬鹿くさい題 ← の、間違いなのでは?

それに一人で、必死になって複数投稿してる馬鹿もいるしさ。
どこが「28もの作品が集まりました」なんだかなぁ。
そういうのって、投稿数を稼ごうとする自演なのでは?

ボケのきついスレですね!(笑
412名前はいらない:02/11/15 04:24 ID:A3ZYY8Di

だいたい、点数をつける審査員?本人が、投稿もするという

前代未聞の馬鹿馬鹿しいスレなんです。失笑ものなんですよ。
413名前はいらない:02/11/15 04:42 ID:+++q2ao+
こんなお題じゃ誰も書かないだろうと思ったけど、良く思いつくな>ALL
尊敬するわ、マジで。

と最近何も書けないから愚痴ってみる。

スレ違いスマソ。
414名前はいらない:02/11/15 04:48 ID:38FBBqlu
>>412
それだけでもないよ。
チャンプに選ばれる、そのほとんどが審査員だったりするわけ。
あるいは準チャンプとかもね。それで無邪気に喜んでるんだよ。
普通に考えたら、どうかしてると思うのが当り前なのにさ。(笑)

審査をするという審査員じたいが、チャンプになってしまって
どうするわけ? なにも感じない? なにも思わないのかな?(笑)
415ちゃんぷと言うよりは陳腐です。:02/11/15 05:08 ID:91cvmn33
このスレの仲間内で、たらいまわしにされる
「ちゃんぷ」という陳腐な遊びに、激しく苦笑させてもらいます。
416老害的硬直である。:02/11/15 05:39 ID:j+G6CTDw
おはようさーん♪
しかしですね、いろいろと指摘されてるのに頑に改善をしようと
試みないその態度はもう老害的な硬直としか言いようがないなぁ。
417名前はいらない:02/11/15 08:15 ID:Dq9EQEe1
前回「月」の時、ドン亀氏自身が審査員でなければ、
ドン亀氏がチャンプになっていた。という事実があるというのに、
>>412>>414の書き込みは、ネタ荒らしでもひどすぎると思う。

最近、ageれば荒らされるこのスレだけど、それに対して黙って
しまうのではなくて、盛り上げることで対抗してほしいと思う。
今回の盛り上がりのなさは、正直ショック。
審査員の皆さんも、投稿者の皆さんも、観客?の皆さんも、
参加者全員で盛り上げて行きませんか?もちろん僕も協力します。
418名前はいらない:02/11/15 08:40 ID:yHp7R7Ro
>>410
>>411
>>412
>>414
>>415
>>416
ソープ逝け
419名前はいらない:02/11/15 09:03 ID:peHD/iav
>>411
>一人で、必死になって複数投稿してる

このお題で一週間内に複数作品書けるとは、信じ難いというか、
凄いことだと思うよ、それ。僕にはできない。君には、どう?
*****************************
投稿期間は終了しています。
サクッと採点のほう、よろしくお願いしまーす。
420名前はいらない:02/11/15 09:37 ID:t060/LE4
>>417 ドン亀首領〜!今回、首領が選ばれると、またぞろジサクジエン
   だとか、持ち回りだとか言われるんで、今回は涙を飲んで
   ひとつ、ひとつこらえてつか〜さい。

   という密談がポエポエ団内部で行われたことは、あまり
   知られていないが事実、なわけないだろ。
421名前はいらない:02/11/15 09:59 ID:ORX27/0v
>>420
と、いうことは、うたた寝死人さんもneriさんも、
ポエポエ団の一員だったんですね!?あなおそろしや。
422名前はいらない:02/11/15 10:28 ID:vTRu4Xk0
>>421 えっ、知らなかったの?歴代チャンプと審査員は、みんな
   ポエポエ団のメンバーさ、週に一回全国から本部に集まって
   談合して、それでチャンプが決まってるんだよ。

  荒らしの脳内妄想↑
423しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :02/11/15 11:01 ID:bOR5Eqf7
☆3点
>>355「富士山にて」構成がよすぎる。意味不明なのにおもしろい。私の理想。
>>367-368「うまい棒を食う人」シュール。でいて、リアル。映像が浮かぶ。
☆2点
>>316「餓鬼道」努力がすばらしい。形は肉?
>>323-324「騎士道16号線」ノリがいい。
>>344「とくべつ」わかる。好き。
>>345-347「美味い棒@本舗」おもしろい。
>>381-383「賢者のうまい棒」ハリポタ?じゃないよね。
>>399-401「女王マリーうまい棒を召し上がる」あはは。
☆1点
>>329-330「あたらしいおかあさん」>>335「無題」>>349「吉日」
>>366「一弥さんの事情」>>388「うまい棒をただ噛りながら」
>>390「うまい棒大量投棄(不法)」
424名前はいらない:02/11/15 12:40 ID:yFN1kR/0
>>409

報告。
>>370-371「うまい棒世界史」が抜けてまーす!

425名前はいらない:02/11/15 13:11 ID:PGcJYeKa
今回、本スレで「思う。」を投稿した者です。

ドンキホーテは物語の「ドン・キホーテ」ではないです。
うまい棒を50本入りとかで売ってたりするような結構大きなお店の名前なんですが・・・
通じてないみたいで不安で・・・つい言い訳したくなっちゃいました。
すいません。

あのお店ってきっと全国共通なわけではないんですね・・・
426名前はいらない:02/11/15 13:13 ID:PGcJYeKa
>>425
ごめんなさい。感想スレと間違えまして・・・
427名前はいらない:02/11/15 14:00 ID:xZFe0RvR
さて、今回は
お仲間のどなたに、ちゃんぷとやらを
たらいまわしなさるのでしょうか?

楽しみと言えば、その点ですね・・笑えるし♪
428参加者がいつも同じだね!:02/11/15 14:14 ID:R8qZBUUA
こんどは僕がチャンプの順番だよ。
君の番はその次だからね。

民主主義だし友達だから、公平にみ〜んな
チャンプになれるんだ。順番を待っててね。
粘着に気付かれないように自演投票するから(内緒

馴れ合いって、だから、、ス・テ・キ(大笑
429名前はいらない:02/11/15 14:25 ID:9apP9371
>審査員の方々へ
チャンプの詩を審査するとか言っておいてさ
自分が、そのチャンプになるのってなんなんだい?
一種の詐欺行為でしょう。恥ずかしくないの?
厚顔無恥なんですか?それならしょうがないけど。
430名前はいらない:02/11/15 14:33 ID:j2wKjT6P
実際に
このスレって馬鹿みたいで
単純に笑える。

お題が >うまい棒ですか?
こんなだもん。
低脳のきわみだ。(w
431はぁぁ?:02/11/15 14:39 ID:KVnBk52L

うまい棒??

適当に小馬鹿なんですか??
432名前はいらない:02/11/15 14:56 ID:yHp7R7Ro
きさまら子どもの頃お世話になったうまい某をばかにしないで下さい。
10円で買える子どもの味方なんです。












まああたしは同じ10円なら5円チョコ×2だがな。
433微熱くん ◆e3/504x/.Q :02/11/15 15:04 ID:CTK4ev36
>>292 一発目だけあって基本形。最後の二行のひねりが良い。
>>316 マカーなので大変読みづらかった…。
>>323 ドンキホーテネタが多かった中の一つかなあ。同じ味50本は厳しいやね。
>>329 これ、うまいぼうじゃなくても成立しちゃいそうな。好きだけど。
>>333 冷凍庫のうまい棒。新種の食い方かと思えばうまか棒との勘違いとは。
>>344 なんか煮え切らなかったというか、うまい棒の味わいに似た物足りなさが。
>>348 とってつけたようなうまい棒が単語として浮いているような。
>>364 真摯にうまい棒と向き合った唯一の詩かもしれない。
>>365 生きることと賢いことは別物だよとうまい棒を買う。
>>366 これもうまい棒である必然はないような気が。
434微熱くん ◆e3/504x/.Q :02/11/15 15:04 ID:CTK4ev36
>>370 これもこれもうまい棒である必然はないような気が。
>>374 うまい棒ノスタルジア編。必然を求めると結局こうなってしまうのか。
>>378 レベルは高いが、これまたうまい棒である必然が…。
>>388 2ちゃんねるの象徴である事を無理に絡めたような窮屈さがなんとも。
>>389 316を読んでいれば書き辛かったはずなのだが。
>>390 1トンもありゃあ1キロ食ったあたりで飽きるわな、そりゃ。
>>392 日本経済の斜陽が背景に見えるがまとめきれなかったというか、ナ?
>>397 最後の連が唐突すぎ。書き疲れたのか?


>>399 というわけでコレが一番秀作っぽいですね。3点。
435名前はいらない:02/11/15 17:10 ID:EcG9xplG
題を出した人が、いくつも投稿しているのでは?
それでまたチャンプですか?全くの道化ですが?
436微熱くん ◆e3/504x/.Q :02/11/15 17:44 ID:CTK4ev36
雑談は専用雑談スレでどうぞ。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1036484776/l50
437むこうの317 ◆317..n/Ke6 :02/11/15 18:36 ID:QJ/1TPS1
おじゃまします。
点数だけでスマソですが、入れさせて下さい。

【3点】
>>329-330 あたらしいおかあさん

【2点】
>>374 変わらないもの
>>399-401 女王マリーうまい棒を召し上がる

【1点】
>>333 へそくり
>>397-398 人間サイズ
ーーーーー
マニアックなところで、"うまい棒ゼリー"とか、
対抗で"キャベツ太郎"、"もろこし輪太郎"が出てくると思ってたけどなぁ、、
438恩田朗 ◆/0FEgWNVKI :02/11/15 22:31 ID:c+UamUvW
投票させていただきます。

>>381-383「賢者のうまい棒」3点
うまい棒の解体。うまい棒はうまい棒でない数々のもので出来ている。
それを解さず、すぐにうまい棒にしてしまおうとする妻。
大仰な儀式とともに解体から具体を求めようとする錬金術師。
しかし、意味なし。徒労。結局は、妻が、真正の"うまい棒"を
堆く、誇らしげに、持って来る。馬鹿馬鹿しさ、大仰な舞台装置も含めて、
堪能しました。

>>378-380「狐憑き」2点
実は、僕は今回のお題に促されて、うまい棒というものを生まれて初めて
食べました。それだけに、うまい棒に対する思い入れも知識もなく、
正直わからなかった作品も今回は多かったです。ごめんなさい。
で、この作品。この作品を読むと、「うまい棒によって引き起こされる
強烈な思い出」を、そうした「思い出」のない僕でも共有することが
できます。しかもそれが「個人的な体験」であるだけに。茫然とした
集団体験の記憶なら、僕はそこから取り残されるだけですが、
少年に感情を重ねることによって、自分にはなかった体験をはっきりと
うまい棒に重ねることができます。実際、これを読んでから食べた
うまい棒には、それまでとは別の味がありました。惜しむらくは
6連目。クライマックスにあたるここの描写が、弱い。もっともっと
衝撃的にしてもよかったんじゃないかと。

>>345-347「美味い棒@本舗」1点
美味しんぼみたいだ。(笑)

>>355「富士山にて」1点
このやり方で何でもできるね。(笑)
439霧都 ◆WISH/t.n/I :02/11/16 00:29 ID:FIPD39lZ
起き逃げします。ごめん。
選びきれなかったので、3点は今回なしです。

>>399-401〜女王マリーうまい棒を召し上がる 2点。

>>364〜交響曲オ代十円クッ短調「うまい棒」 2点。

>>381-383〜賢者のうまい棒 2点。

>>370-371〜うまい棒世界史 2点。

>>355〜富士山にて 1点。

>>366〜一弥さんの事情 1点。

>>390〜うまい棒大量投棄(不法) 1点。
440ポエポエ団首領☆亀! ◆YdTp8oxx7. :02/11/16 00:43 ID:Vhnf1MpW
>>まほろっち、微熱氏、317先生、恩田氏、むっちゃん

サンクス!!!俺はとても絞りきれないよ(涙

一応あげとく。
投票、よろしこ!!!>約40名の審査員ども
441激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/16 02:44 ID:l5/cIphp
また寸評、追い付かなかった。。。ごめんなさい。
審査してしまいます。
しかし、どれも面白く、絞り切れませんでした。

まず、以下は3点。
>>323-324「騎士道16号線」
うまかった。ドンキホーテ(小説、店)のイメージを、どちらもうまく使った。
ただ、ドンキホーテ(小説)のパロディというのは、
結構よくあるので、着想としては新しいわけでもないか。
>>355「富士山にて」
今回、もっとも高度に詩的だったのかもしれなかった。
「あおざめた」という言葉の鮮烈さを、あらためて感じた。
しかしやはり単体では評価しづらい。(他の詩と比較しづらい作風)
>>370-371「うまい棒世界史」
うまい棒が持つ安っぽさがなければ、こうも効果的に面白くはならなかった。
そういう意味では、実にうまくうまい棒を使っていると思う。
うまい棒のチープさに見合う詩想、良作。
>>378-380「狐憑き」
姉弟の感情がきちっと透かし見える。僕は弟にすっかり感情移入していた。
4連目のイメージも美しい。
しかし最終連でまとめきれなかったのは残念。
442激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/16 02:46 ID:l5/cIphp
2点。
>>329-330「あたらしいおかあさん」
まさかうまい棒でお涙頂戴の物語を書こうとは。
しかし、ドン亀氏のような読み方をすれば、本当にいろんな表情もある。
スタンダードなようで、自由度も高い作品だった。
>>345-347「美味い棒@本舗」
これは読み物として非常に面白かったのだが、
僕の個人的な「詩の範疇」には入ってこなかった。
むしろ短編パロディとして読んだ。
>>381-383「賢者のうまい棒」
衒学的な作風に酔う。そして笑って読む。
しかしどうしても、衒学的なものに対する僕の拒否感があって、素直に楽しめなかった。
衒学的な小説は大好きなのに、詩はそうあってはならないという、僕の勝手な思い込み。

1点。
>>292「あいつ」
>>316「餓鬼道」
>>366「一弥さんの事情」
>>397-398「人間サイズ」
4434th ◆HdqTLODCXU :02/11/16 09:02 ID:uNsIFf+J
>>381-383「賢者のうまい棒」には弱い僕は 氏に柿の種蒔かれた感じ どーしてこんなに?って思うけれどいろいろ
あふれているもののしずくの地上へ向かう間の妙な形スケッチでこーなるのかなぁ >>442激〜氏の衒学もいい表現
どっかで見たことアル熟語だ 

3点献上
444都立家政 ◆L7EROpoemk :02/11/16 10:39 ID:kJ1BgITE
【2点】
>>399-401「女王マリーうまい棒を召し上がる」
一番「お題」と遊んでいる作品だと思う。コテ名を出しているので−1点の2点。

>>292「あいつ」
難しいと言われるこのお題の第一投稿作品。以後の作品の指標になったのは確か。
浮かびやすい情景と言われるがこのお題の場合、無理にひねって完成度の低くしてしまう必要は無いかも知れない。
単純だけど味のあるいい詩。

【1点】
>>397-398「人間サイズ」 >>366「一弥さんの事情」>>371-372「うまい棒世界史」
>>323-324「騎士道16号線」>>388「うまい棒をただ噛りながら」>>355「富士山」
>>329-330「あたらしいおかあさん」>>378-380「狐憑き」>>365「あいつ2」
445ななしくん ◆4DGPgRhQFI :02/11/16 14:32 ID:3dmigqxg
みんな「うまい棒」で よく詩が書けるなぁ(笑)

読んでみたら、やっぱりどれも苦しいよね
無理やり言葉を使ってるって感じね(笑)

>>399-401みたいに、ナンセンスにしちゃうのが
やっぱりこのお題に関しては 正解っぽいかなぁ
そーゆーことで、僕からはこれに1点だけ

次はまともなお題でお願いします(笑)
446ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/16 20:09 ID:2hARsGm6
公開審査で行く。

今回ほど絞りきれねぇ回はないな。
「うまい棒の一般的なイメージをどれだけずらしているか、
うまい棒をいかに異様なものに見せているか」という視点からのみ
選んでみることにする。行くぜ!

>>292一般的なうまい棒だな。少年時代を描くためのアイテム。
>>315縦読みの文字だな。ただそれだけでしかない。
>>316ヴィジュアルだな。俺のブラウザからでは読みきれねぇな(涙
>>323-324ドンキホーテって店があるのか。田舎モンだから知らなんだ。
      うまい棒は風車か。暗喩つーより、やっぱりTV的な表現だな。
>>329-330継母との間にあるもの、か。むう。俺が言うとクサくなりそう
      なので、控える。
>>331うまい棒ですらないな。
>>333むう。ふ、ふざけるな。
447ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/16 20:12 ID:2hARsGm6
>>335うまい棒がうまい棒以外の何物でもないな。CM的だ。
>>344うまい棒は(きらいな)うまい棒だが、しかし(とくべつ)だ。
>>345-347伝統的な美味い棒と比較されることで、現代社会すら見えて来たり
      するのかい?
>>348少年性か。そして、ちんぽだな。
>>349まったく別の物だな。そして、少年性か。
>>355うまい棒のイメージは既存のまま使われているな。
>>364既存のイメージだが、その解体だな。凝ってはいる。
>>365>>292に同じ。
>>366世界がすべて鳥とうまい棒に埋め尽くされる感じだが、日常的な
    うまい棒のイメージに頼っているな。
>>367-368高橋のそれを読んでみたが、まったく違う作品だな。
     しかし冒頭はほとんどパクりでありながら、それに繋げる
     後半を自分の言葉で違和感なく繋げているな。
     うまい棒は雪や野獣といった自然と対比されて、
     怖いぐらいの人工的な存在感を与えられているな。
     しかも幻想的だ。ちと「うまい棒になる」という言葉に
     比較すると安易な感じするんだがな。最後から2連目は。
>>370-371世界史のあちこちに登場させて、うまい棒を見慣れぬ
     ものとしている。というには、ちょっとコントっぽすぎるか。
>>374僕らの世代の象徴だな。時代が変われば、このうまい棒は
   別の物になるのだな。無常を感じさせるな。
448ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/16 20:26 ID:3Vt8HEY9
>>381-383錬金術とうまい棒か。しかもその上、既成品としての
     うまい棒も登場してくる。解体した上、対比。しまいにゃ、
     CM画面をほうふつとさせるイメージがドバーン!
     むう。凝りまくってやがんな。
>>388少年の心に一時帰るためのアイテムか。共感に訴えるパターンだな。
>>389過去を覗き込む契機としてのうまい棒か。書き込み不足だな。
>>3901トンのうまい棒ってのが凄いな。想像を絶するな。書き込み不足が
   惜しいな。
>>392よくわかんねぇな。
>>397-398人間の為に人間が作ったうまい棒ってところか。でも、
     やっぱり猫にも合うしろものだよな。
>>399-401女王様が初めて食うものとしての、うまい棒か。
     しかし詩として見て、2ch詩板で「ワタクシ城」知ってる
     ヤツでないとわからない詩ってのは、なんだかな。

ふぅ。審査に入るぜ!
449ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/16 20:46 ID:w7YiBOl9
【3点】
>>381-383「賢者のうまい棒」
ゲンガク的なものって、好きじゃぁない。でもこのゲンガクは、
どっちかっつーと、マンガだったら飛ばし読みするような、
雰囲気を作るための舞台装置ってところだもんな。いいぜ。
実際、飛ばし読みできるしな、この詩。ちと、くどい気はするが。
まぁ、うまい棒をこれだけ凝りまくって料理したその手際には、
感服するしかない。
【2点】
>>367-368「うまい棒を食う人」
うまい棒の本質って、実は袋のほうなのかもしれない。
それが雪の上を覆いまくっていることがもたらすイメージ。
たぶん、高橋の詩とは違った意味で「〜を食うと〜になる」という
フレーズを使っているな。
言葉の安易さ、軽さが惜しい。
【1点】
>>329-330「あたらしいおかあさん」物を使って気持ちを現す。
>>344「とくべつ」物を使って感情を現す。
>>374「変わらないもの」物を使って世代を現す。
>>390「うまい棒大量投棄(不法)」1トンのそれに尽きる。
>>399-401「女王マリーうまい棒を召し上がる」サービスマン。
450名前はいらない:02/11/16 20:57 ID:zIXSQyuA
カメプー。審査っていつ終るの?
451カメプー ◆YdTp8oxx7. :02/11/16 21:21 ID:4K/ca3IT
やっぱり>>355「富士山にて」にも2点。
「あおざめた」の一行が、あれほど生きるとは。
うまい棒のイメージも、既存のまま使わないと、まったくの
意味不明になっちまうから、これはこれでいいと、思い直した。

>>450
今日いっぱいで締切だよん。0:00過ぎたら結果発表ね☆
452うたた寝死人 ◆WvShSU0mOg :02/11/16 23:55 ID:GzjysbLb
強制終了で全部消えてしまって焦りましたが…間に合いましたかね。

今回、一つの作品に投票すると全部に入れる破目になりそうな、何とも甲乙つけがたい状況ですね。
私風情が云えるような事は、全て、他審査員の方々に云われてしまったので、
物凄く良いなぁと思えた部分だけを付記して去ります。
ちなみに私の投票基準は(テーマとあっているか、ということと)どれだけ楽しめたか、尊敬できたかです。

3点 >>367-368 『うまい棒を食う人』
 火のある洞窟&吹雪の外という世界、暗めの、生の滲む空気、そして何より色の貧しいその光景に"風に引かれて"飛び
出していくとりどりの袋、雪原に錦を成す袋と乱反射の画。予想しなかったうまい棒アートの美しさに感服の3点です。

2点 >>323-324 『「騎士道16号線」』
 いかにもドン・キホーテらしい、ストーリーの滑稽な見せ方が巧いなぁと。ともすれば読み進めづらい口調と
感嘆の挿入が、流れを阻害しないよう整えられているので、読んでいて素直に楽しめましたの2点です。
2点 >>345-347 『美味い棒@本舗』
 ユーモア溢れるその内容と、脱線したり感情に走ったりとひどくリアルな社員の語り口が面白いです。
特に65年前の表し方と、時代の流れ描写から浮かぶシュールな像、347全文における発想にリスペクトの2点です。
453うたた寝死人 ◆WvShSU0mOg :02/11/16 23:56 ID:GzjysbLb
1点 >>355 『富士山にて』
 私は己の直感を信じられないので、理解を目的としない詩には何とも云い難いです。しかし「凄い気がする」と直感談。
1点 >>365 『あいつ2』
 何故こっそり、とか4・5行は嫌味…ではないだろう、としたら6行目は…と、単純な作りならではの色々遊べる所に。
1点 >>370-371 『うまい棒世界史』
 実は、また、さらに、・・・ もし、とテンポ良く軽い形式が面白いです。使い回せそうですね。〆の偽1ドル紙幣も意外で。
1点 >>378-380 『狐憑き』
 起・承・転・結と、じっくり読めるような組み立てが綺麗です。5連の比喩と流れが特に凄みがあって良いなぁと。
1点 >>399-401 『女王マリーうまい棒を召し上がる』
 ワタクシ城ROM としては、他コテ様名の引用などにも笑いました。ドタバタの後のしんみり、など、話のつくりに。
454ポエポエ団首領☆亀! ◆YdTp8oxx7. :02/11/17 00:02 ID:KNMioa7x
いやーん。しめきり。

>>激辛氏、4th氏、都立氏、ななしくんくん、うたたんたん

      ☆ サ ン ク ス !! ☆
455ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/17 00:12 ID:KNMioa7x
結果発表だぞオルァa!!!1
=============
>>381-383「賢者のうまい棒」15点
>>399-401「女王マリーうまい棒を召し上がる」14点
>>355「富士山にて」12点
>>323-324「騎士道16号線」8点
>>329-330「あたらしいおかあさん」8点
>>367-368「うまい棒を食う人」8点
>>345-347「美味い棒@本舗」7点
>>370-371「うまい棒世界史」7点
>>378-380「狐憑き」7点
>>366「一弥さんの事情」4点
===============
以上、上位10作品。
456ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/17 00:15 ID:KNMioa7x
と、いうことで!
==============
☆チャンプ☆
>>381-383「賢者のうまい棒」

☆準チャンプ☆
>>399-401「女王マリーうまい棒を召し上がる」

==============
でした。おめでとさ〜ん☆

。。。って、間違いねぇよな? 誰か確認ぷり〜ず。
457ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/17 00:17 ID:KNMioa7x
いやはや。今回はいい作品が多くて、くたびれたぜ。
選に漏れた奴らも、サンクス! 楽しかったぜ♪

では、「賢者のうまい棒」の作者の方には、
次のお題の提出をお願いします。

そして、粘着の方々には、
恒例となりました、ちゃんぷ罵倒をお願いします。
458うたた寝死人 ◆WvShSU0mOg :02/11/17 00:50 ID:8KVP2b4Z
ごめんなさい、、賢者のうまい棒を書いたのは私でした。
そしてすみません、遅くなりまして。
今まで「形而上」を辞書で調べていたことは内緒です。

ええと、憧れのある風景を拝見したいなぁ、ということで

  次のテーマは 『憧れ』 でお願いいたします。

憧れの人でも、憧れの職業でも、在りし日の憧憬でも、憧れそのものでも何でも。
どうぞよろしくお願いいたします。
459:02/11/17 02:31 ID:7ZG2njr8
歌が聞こえて来る

夢の様な情景の中
光を放つ天使
朦朧とした意識の中
それを確信する事さえ出来ない
存在する筈のもの
其処に有って見えないもの
漠然とした存在感で輝くそれは
眩しくて、眩しくて
近づく事さえ出来なくて、その存在は更なる虚空に流れ去る

辺りが闇に沈む頃
闇の中に有るものは光を求めて彷徨い
それは光と為って辺りを照らし出す
光注す場所に有るものは光を持ち
闇に包まれた場所に有るものは闇に飲まれる
歌が聞こえて来る

夢から覚めて
全てを忘れても
聞こえ続ける
460:02/11/17 05:22 ID:8rplq/HV
あこがれるのは
桔梗の紫
冷たい朝の空気が染める

あこがれるのは
朱色の楓
紅葉の間で静かに揺れる

憧れるのは
夕暮の空
全ての色を
西と東に

あこがれるのは
あなたの瞳
私の知らない
あなたの景色

461あこがれのきみ:02/11/17 06:30 ID:yVBaMvYj
きみの思想 きみの声 きみの髪 きみの手足 きみのうた きみの目 きみの唇 
全てが大好きで 全てが大切で 全てを肯定して 全てにあこがれていたよ

きみのそばにいつも居たくて きみの髪を触りたくて きみと仲良くなりたくて
そんなこと出来なくて 
きみそのものになりたくて 頑張ってきみの真似をしていたんだ 
きみの存在に少しでも近づきたくて
容姿でも 言葉でも 行動でも 一生懸命真似たんだ 
きみが大好きだったから
きみに近づけたら わたし自身をきみみたいに愛せる気がしていた
本当にあこがれだったんだ

きみになることをあきらめてから いくらか経って 
きみもわたしも当時からずいぶん変わってしまって 
きみへのあこがれは色あせてしまった 
わたし自身への嫌悪感は あきらめという言葉で片づけられるようになった
それでも変わらないものは きみが絶対に手に届かないってことだけだね
462礎へのねらい:02/11/17 10:27 ID:vgc1KEE1
生まれてきた関係・場所での適応性を求められ 試練も少々あって そのレベルでの「たのしみ・うれしさ・かなしみ」のセンスも身に付けてなお
好み(あこがれ・目標)を時々思い出しながら幾十年を消化の後 何かとのギャップに敏感であれと誰かからの指令もなくなってきた頃は
石の正体がカーテンの裏で温かなだけで
463名前はいらない:02/11/17 12:21 ID:hOHYmn6u
464スノゥダスク:02/11/17 12:48 ID:WhgxHZtq
夕日が紡ぐ羊雲
陽炎のゆらめき 夜のうめき
メタルな吐息に揺れる午後 向日葵のメロドラマ
穏やかな波にさらわれる瞳 砂に沈むサンオイル
木陰に埋め尽くされた安らぎ モザイクの木漏れ日
街角のスローモーション
朝露のシンコペーション
アンニュイのレモンティ
出目金 隣の浴衣 イチゴシロップ
雪に積もる夏への憧れ
465名前はいらない:02/11/17 13:04 ID:8OmldSys

いいね。
466ネッちゃん ◆s9/a8bMydI :02/11/17 21:16 ID:S7MhOX64
「憧れ」というテーマはいいですね

1回だけのつもりだったけど
もう1回審査員やってもいいですか?
ヤングパワーってほどでもないですけど
そういうのが必要みたいなことを
いってらっしゃったようなので
467ネッちゃん ◆s9/a8bMydI :02/11/17 21:40 ID:pQESuQMn
だめですか?
468ネッちゃん ◆s9/a8bMydI :02/11/17 21:53 ID:rBgIPsWO
一応寸評を残していきます

>>459
いいですね
歌は諦めずに求めつづけるところに響いてくるのでしょうね
勝利を信じて戦いつづける人たちの耳にはいつも歌が聞こえてるんだと
思います

>>460
自分ではないものになりたいんですね
逃避ですか?

>>461
とても全部よめません
なよなよした逃避願望を押し付けるのはやめてください

>>462
意味深い感じですね
憧れが発生する過程を描いてその裏にあるものが何だかわかりません
わからないということはいいことだと思います
わかるけどわからないということを意識させてくれる詩だと思います

>>464
言葉あそびですね
綺麗なんでしょうけどそれだけです
469Canopus ◆DYj1h.j3e. :02/11/17 21:54 ID:rQoaBGtH
いいんじゃない?
470ネエチャン(一):02/11/18 14:25 ID:lGlduWdJ
神様!
どうして僕には
兄と妹しかいないのですか?

神様!
どうして僕に
ネエチャンを産んでくれなかったのですか?

弟は できました
可愛い少年と 恋をして
きっと本当の弟とでも そうしたように
二人で一つの大きな愛のプラモデルを作って遊び
それを奪い合って殺し合いのような陣取りゲームを繰り広げ
それでいてなおも繋がり合おうとする紫色の神経を斧で切断し
今は別居の弟です

神様!
やはり僕が一番欲しいのは
ネエチャンの微笑なのです!
471ネエチャン(二):02/11/18 14:27 ID:lGlduWdJ
ネエチャンは 病弱でなくてはいけません
いつも家に居てくれて 僕が会社から帰宅すると
いつも同じく小さな咳をしながら その時何をしていようと
微笑みながら 奥からやって来て
「おかえりなさい」を言ってくれる人です
たとえ僕がシベリアの雪原からバイクに乗って生還したとしても
せんべいを噛りながらTVゲームをしているような
妹とは 違うのです
たとえ僕がにやにやしながら可愛いぬいぐるみを買って帰ってやっても
暗い部屋に姿もなくそれどころか朝になってようやく帰って来るような
妹とは 違うのです

ああ ネエチャンは 違うのです

たとえば僕が結婚して
微笑みながら僕の帰宅を迎えてくれる妻ができたとしましょう
彼女はとても優しくて 十年連れ立っても 二十年連れ立っても
その優しさに 亀裂さえ入ることはなかった
としましょう
そんな妻なら僕はいらない
気持ちが悪くて反吐が出そう
そんな妻なら 僕は毎晩苛めることでしょう
決して ベッドで苛めてやったりはしない
そんな当たり前のことをしたってしょうがない
僕は帰宅すると 泥靴のまま家へ入り 困った顔する妻の大きな腹を
靴先で何度もえぐってやることでしょう
靴先で何度もえぐってやることでしょう
血の塊と一緒に 僕の赤子を吐くまで
472ネエチャン(三):02/11/18 14:29 ID:lGlduWdJ
ああ ネエチャンは 違うのです

ネエチャンをベッドで苛めると 何かが壊れるのです
壊れたものをかき集めようともせず 僕はさらに苛めつづけます
幼い頃から僕を 抱き締め 頭を撫でてくれた その手を
マットレスの底まで沈ませるように 抑えつけ 抑え込み
血が滲むまで
ネエチャンは 病弱でなくてはいけません
ネエチャンは 世界観すら狂ってなくてはいけません
抑えつける僕に 白く巻き付いて 僕を泣かせてくれなくては
いけません

そしてネエチャンとの未来は 僕を絶望させます
いつの日かその後ろ姿は 僕から伸びた紫色の神経の糸を
背中で緩やかに引っ張りながら 外へと歩いて行き
いつしかその隣には 僕の家に記憶を置かない
ぞんざいなほどに太い肋骨をした 馬の骨が無神経な笑顔を並べて
一緒に戻ってくるのでしょう 僕らの家へ入るな!
僕らの記憶に入ってくるな!
ネエチャンの腹には 僕の赤子が宿ることはなく
ああネエチャンの腹に 何が宿るというのでしょう
ああ僕はネエチャンと連れ立つことはできないというのか
ああその細い首をポキリと折るしか 僕のものにする手立てはないというのか
ああああ誰か
あああああああ誰か 僕の妄想を止めて
あああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああ
473ポエポエ団首領☆亀! ◆YdTp8oxx7. :02/11/18 15:07 ID:A4iYwB5a
>>466
過去に審査員経験ある奴は、いつでも飛び入OK!だ。
楽しくやろうな☆
474ネッちゃん ◆s9/a8bMydI :02/11/19 15:34 ID:Z/eYbcff
AGE
475名前はいらない:02/11/19 15:45 ID:0PAEHGMd
476心に砂漠を抱く者たち:02/11/19 17:30 ID:t8THw9v6
お前らは
かわいいかわいい女の子
いつの日か
結婚するのが憧れって?

それで乾いたその心
潤せるって思ってんの?

お前らは
嘔吐しそうな男の子
いつの日か
夢叶えるのが憧れって?

それで乾いたその心
満たせるとでも思ってんの?

心に砂漠を抱く者たち
潤そうとしてどんどん
砂漠を大きくする者たち
お前らはひまつぶしをする
477つづき:02/11/19 17:31 ID:t8THw9v6
お前らは
物欲しい物欲しい女の子
アクセサリー
買ってかわいい部屋埋まって

それで自分の心まで
埋まるとかって思ってんの?

お前らは
ブキミなブキミな男の子
かわいい娘
狩って汚ねー部屋「掃除やって」?

それで汚ねーその部屋が
永遠になるとでも思ってんの?

心に砂漠を抱く者たち
乾きを恐れるためどんどん
欲望を大きくする者たち
お前らはそこにいるだけで 罪だ

だけど悲しい悲しい夜には
お前らの砂漠が伝わってくるようだ
そして高い高い空からでも
お前らの悲鳴が無視できない
478最後:02/11/19 17:32 ID:t8THw9v6

お前らと私は結局繋がっていたのだ

私は同情することなどせず
心の砂漠を緑地化してきた
お前らの砂漠などからはシェルターでバリアして
それでもどこかで確実に
大地は海は繋がっていたのだ

お前らにこの緑を分け与えたい
お前らは卑屈に受け取らない
お前らの砂漠を本当に潤したい
お前らはそのままでいいという

心に砂漠を抱く者たちよ
お前らは永遠に不幸せである
憧れの矢を持たぬ
飛ぶことを知らぬ

それでも私は贈り続けるのだ
お前らのその誠実な愚鈍さに穴が開く
その瞬間が来ることに私は
憧れているのだ

私のために
479表面:02/11/19 19:24 ID:1nRvICrZ
憧れることに私は
何を求めるのだろう

(憧れは憧れ 夢を見るのと同じ)

そうすることで
何が救われるだろう

(夢は夢 叶わないこと)

何が変わるだろう
何を叶えてくれるだろう

(叶わないならやめてしまおうか)

なんて無力な
そして無駄なことだろう

(それじゃあ振りだけ続けよう)

憧れるのは表だけ
うらはからっぽ

憧れは
何のためにある?そして誰のために?

(嫉妬に変えるためかしら)

憧れるふり 憧れるふり
480:02/11/19 21:57 ID:/JbUGGeJ
(はじめに)
顔がMだけを残しオちたとき
Jが憧れたとしても許せる深いたて皺がそこにあったんだが
Mまでが皺だけを残しオちたので
それがMの皺であるというか本当に皺であるかどうかも疑わしい

(それから)
Jが涙をオとそうとしたところ
もはや〃と成り果てた皺がJに「オレに続け」と言うから
Mの皺のないJだったが@涙、A顔、BM とオとし始めた

 (電気オルガン)

 (詩)
 『先輩2002・冬、7つの物語のその後で』
 
  背中が黒かったのはきっと服のせい
  階段を駆けあがったわたしのために
  モニターのように振り向いた
  先輩のでこに”層”という字が浮かんで消えた

  気のせいだったかしら  
  だったらよかったのかしらと
  カプセルパズルのピースを渡した


(てんじて)
Jは∫に成ったがそれは笑い涙の跡だったろう

(けっきょく)
そしてMはミケンだったろう
481GEORGIA:02/11/19 22:12 ID:D29LvoKl
>>479
なんて無力な
そして無駄なことだろう

僕なら、
(其れを無駄とするかどうかは別として)
と、つけくわえたいところですね。

差し出がましい事を言って失礼。
482人生の両端:02/11/20 01:17 ID:98OkWPjO
プロ野球選手になりたい 芸能人になりたい
小学校の卒業文集の将来の夢
なれるのはほんの一握りなのに
子供は本気でそれを書きます

やがては現実を知り夢を失い
将来何になりたいかと問われれば
学生はとにかく就職したいと答えます

家庭を持って親ともなると
夢を考える時間などほとんどなく
仕事と育児の毎日です

定年が過ぎ静かな日々
足が思うように動かなくなってきて
老人は公園のベンチで
駆け回る子供を眺めるのです

「憧」
それは童の心と
童を羨む老人の心

483撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/11/20 01:27 ID:i8Ll2o54
>>459
荘厳な天使たちの、光溢れる歌声。
>>460
乗りたい、あなたの操縦席。
>>461
人間はどうしてみんな名前が違うんだろう。みんなが僕だったら
僕は悩む必要もないのに。
>>462
子宝を望んで男根様に参拝したこともあった。
>>464
夏は冬に憧れて 冬は夏に帰りたい あの頃のこと今では 素敵に見える
>>470-472
妄想力と創造力とは、ああああで区別されることもある。
>>476-478
求道者の行く道路にもアスファルトが敷かれて信号待ち中に教説するしか。
>>479
言葉は人間を作り、言葉もまた夢。憧れを失った月の裏側。
>>480
ミケンから落ちた先にはクレバスが笑っていて、その奥には菩薩様
という文字が書かれてちゃったりしちゃったり。
484撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/11/20 01:29 ID:i8Ll2o54
今回のお題は「憧れ」です☆
「憧れ」に関することなら、なんでもかんでもOKです☆

締切は11月27日いっぱい。
ルールは>>1-2を見てネ!☆
485名前はいらない:02/11/20 22:20 ID:y9Jf4uRr
>>459
>2連3、4行目 「確信すること」は対象が何であれ
「覚醒した」意識のなかで「さえ」難しいのではないだろうか。

>>460
3連1行目のみ漢字である意味を読者は探すけど
それが分かりづらくてストレスを感じるかも。
ケアレスミスだとしたら短い詩のなかで
予定調和的リズムを生む働きをしている句だと思えるので重大である気が。

>>461
恋の詩によく使われる「きみ」という語が題字を含め21回書かれている。
あこがれの心理を分析してみせたような2連7行目がいいと思った。
486手紙(1:02/11/21 15:32 ID:EFN3BTBz
冬の天気雨みたいな
古い時代は過ぎ
はやく死ぬことばかり考えていたあの日の少女は
東京の 扉だらけの街で快活な女性になった
社名入りの便箋に
変わらない幅広の文字で
引越 腰痛 新しい車と新しい彼氏についての
足早で簡潔な報告が綴られている
きみから手紙が届くのは
三年振りだ

結局のところ
あの自転車やあの海辺や
あの夜の眩しい静寂は
ありふれた歌謡曲そっくりの
しめった感傷でしかなかったのだろう
かつてのぼくらが
きそって集めた美しい言葉も
いつのまにか 行間は失われ
薄い辞書の一行ほどの
意味しか残ってはいない
ぼくらの過ごしたあの日々は
結局のところ
ひとつの眠りのような ものだった
487手紙(2:02/11/21 15:32 ID:EFN3BTBz

もう死んでしまおう
と あの日のぼくが言うと
いつか結婚しよう
と あの日のきみは言った
ぼくらは波乱万丈の結婚生活を夢見た
キスのひとつくらいで
ぼくらはどんな契約よりも強く確信したのだ
今では悪い冗談も
みんな憧れだった
得ようとして得られない
死も生も
ぼくらを震わせた美しい言葉の数々も
あのころはみんな
まだ新しい憧れだった

平凡こそが波乱なのよ
と 今のきみならば言うだろうか
着なれたスーツで大きなビルの扉をくぐり抜け
日々積まれてゆく大きな仕事へと向いながら
言葉よりも鮮明なもの
現在よりも高い場所について
目覚めて語る のかもしれない
488手紙(3:02/11/21 15:33 ID:EFN3BTBz

ぼくはといえば 夢見たまま
小さな街の小さな店の片隅で
小さなものばかり際限なく売りながら
小さな言葉のかたまりを
こうしていまだに寄せ集めては
濁す 汚す 捨てられずに
壊す まだ壊す 拾えずに

で ぼくは考えている
きみからの手紙を どこにしまおうかと考えている
押入れにある古い箱 新しい机の引出し
遠い場所 こころの奥底 言葉の海

美しい
言葉の海
489アンダルシアに憧れて(近藤真彦Side):02/11/21 19:08 ID:/u9k6o5K
ドアノブに手を掛ける 不安と希望の狭間で震えてばかりいた
アンテナから飛び出る電波を感じ取り ふと夜明け前に家を出た
ダダイストの自由をポケットに潜め 季節をいくつも綱渡りした
パルスの瞬きにも似て鮮烈なノゾミに 夢中になってしがみつく
メシアになりたくて でも聖者にはなれず 爆弾ばかりつくる
シアノ化合物を打ち込まれる日まで おねがい、夢を見続けさせて
彼に哀願する自分が居た 時計の音が古ぼけていたのを覚えている
憧憧の彼方に浮かぶお城で 僕はシンデレラとフラフラ踊り続けた
離れ離れになった心と体は 理想郷に辿り着けぬままひとつに溶けて
果てる瞬間 僕は満天の星空の下、ユメにお別れを言った 涙が出た
490アンダルシアに憧れて(真島昌利Side):02/11/21 19:09 ID:/u9k6o5K
アンパンかじって学校へ行く 今日もドア叩く シルクのドレスは汚れたけど
パンドラの箱から霧が立ちこめて カンカンスタイルの神様が現れた
未だダメな僕と君はうっとりしつつダンス  ダーツで刺されても血だけ流し
今日もルックス重視で歩く クールに決めてもルードな北風は髪型を乱すばかり
モノクロ シアターで機械仕掛けシンドローム ギシギシと軋む空の下
繭の中で アタマをまわして  アメリカンな 振りしてアップル缶を蹴っ飛ばす
失くした記憶に微笑み 底に沈んだ夢色サーカス団に願いを込めた夜
アンダルシアに憧れて 憧夢に真珠の首飾りをかけて 憧れの街に足を進めたが
銃声に先を急かされ れんがの街で見つけたバケモノは爛れた現実から逃げ出せず
ブッダに見捨てられて燃え落ちる太陽に叫んだ俺だが 溶けてしまっていた
491ネッちゃん ◆s9/a8bMydI :02/11/21 20:23 ID:5EU6TexA
>>470
嘔吐しそうな世界ですね
吐き出すのはいいですけどわざわざ見せなくてもいいと思います

>>479
憧れは今いる場所にとどまり続けないことのためにあります
止まり続けていることは人間にとって自慰行為をする猿にも
等しい行為なのです
夢は俗世間的な猿の餌のようなものですけど
憧れは国家の外側に光を求める現実的な行為なのです

>>482
そんな人生が嫌なら創るべきでしょう?
新しい老人を!

>>486
扉だらけの街っておもしろいと思います
中のわからない扉の前に立つたびにドキドキしそうですね
目覚めて語るのではなく盲いて語るのでしょうね

全部読めなかった作品は寸評できませんごめんなさい
492:02/11/21 21:17 ID:7VUoEO2N
7年に一度
鐘が鳴って時間切れになる
どうやらDNAにそう書かれているらしい
そんな風に生きてきた

すべてが枯葉になって
音もなく
いっせいに散っていくのを
もう何度も僕は見てきた

なぜだろう?
あこがれはいつも
足の下の枯葉の立てる
微かなささやきに変わる

僕にはわからない
そんな風に生きてもなお、
生きることには何か意味が
あるのだろうか?

もうすぐ鐘が鳴りはじめる
僕だけの
夜の鐘がまた静かに
季節の終わりを告げようとしている
たぶん
この冬が終われば

そして
僕はまた寡黙な誰かになる
493憧れ:02/11/22 00:04 ID:wCsLZaLG
僕は恒星軌道上を回転する
衛星になってしまいそうだ
と叫んだところで
それは間違って岩に引っ付いた
間抜けな小判鮫よ
と あなたも 呟いて
すこしの軽蔑とすこしの母性本能で
瞳にたたえた海の色をすこうし変えた

これは凪のやわらかな波か
それとも月夜の満ちた潮かと
ほんのすこしの思案をしだして
その正体を見極めようと
みつめつづけてゆくたびに
船をゆらりと押し出していく
ゆれゆく波間がみえた

ほんのり写るひかりは
うようよ泳ぐ夜光虫なの
それとも映った星ぼしかな
さらに迷いつづけてゆく
それよ ちがうわと
私の視点から幾たびも
これら光をかきまぜ

こらえきれずに
一瞬目をそらした刹那に

海から遠ざかった船に溜まった
ほんの僅かな潮をのぞくような
494名前はいらない:02/11/22 00:36 ID:TGTK3+IM
>>470
 一人っ子だから、ないものに憧れるって、気持に共感できる。
 男だったら女に憧れる……てすり替えかな?
 詩のボクシングの朗読のリズムを思い出した。……あの、人達の朗読は
ある種の摺り込みになって日本語の脳細胞に消せない彫刻をしたのか……??
495あこがれ:02/11/22 01:50 ID:TGTK3+IM


アンズ色にくずれていく 夕空に誓った
うす汚れた ラクガキ  あんな喜びじゃないんだ
あこがれていた 人は  見つめていた 夢は

覚えたてのメロディー  歌っていた 夢のなかで
愛なんて一番 古い遣り方で 君はぼくを撃ち抜いた
目覚めたら このままだったら こわいね

つまみ出された     子供の幽霊
気持くらい 楽しく   チャラチャラして
守るために 答えも   憎しみに変わる

いっそ消してほしい   あそこが自由
冷たい風 気持よく   ほほに刺さって かなりこたえた
あこがれ あこがれる  あこがれられたい

アンズ色にくずれていく 夕空に誓った
時間より 人に流されて 大きい夢のなか 人を好きになって
胸のなか 暖かい星   憧れられたい


496撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/11/22 23:29 ID:w7NseR2S
>>482
童と心の関係は、海を泳ぐ灯台に似ていて、前を照らす灯りは次第に弱く、
後ろを照らす灯りは次第に強くなる。対岸にぶつかるよ。
>>486-488
濁す汚す壊す。あの頃の言葉は軽くなった。大きかった言葉。
すべてが小さくなった。そんなように見えて。じつは思いがけない一通の手紙で。
>>489-490
ハードな世界から御伽話に憧れて、リアルな世界からもっとリアルな世界に
憧れる。
>>492
世界が幻想だとすれば、それを見ている僕がいる。鐘は誰が鳴らす?
それは、僕が。足の下で枯葉が立てる音は、聞こえているのだから。
>>493
星だと思ったものが海にある。黒と青との中間に光る。沖には無人の
小船がきっと暗喩を乗せているから、僕は彼女に世界を奪われるのを拒めない。
>>495
う。なんだこりゃ★ うーん。。。参りまちた★ 強引に粗筋を
抜き出すことすらできないっす〜★ あこがれられたいのかぁ★
揃えた右側が気になるなぁ★
497撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/11/22 23:30 ID:w7NseR2S
今回のお題は「憧れ」です☆

締切は11月27日いっぱい。
ルールは>>1-2を読んでみてみてネ!☆
498 :02/11/23 22:28 ID:qz7GgSOV
499 :02/11/23 22:34 ID:Pd3r5ZUE
500 ◆jj5aMphG4Q :02/11/23 22:37 ID:yLQQCzkL
tesuto。
    
501涙    :02/11/24 04:34 ID:/Wl1zEGS
涙が欲しかった
僕は泣けないから
泣き方を知らなかったから

僕を作ってくれた制作者たちは
僕にその機能を付加してくれなかった
「奉仕者」にそれは必要ないモノだったから
たぶん僕は不良品だったのだ
不必要なはずのそれに
それこそ要らない「憧れ」を抱いた僕は

品質検査も見落としたそんな自分の
「欠陥」に気づいたのは
三人目に仕えた主人の涙を見たときだった
涙腺からこぼれる液体をじっと見つめている僕を見て
彼女は言ったものだ
「涙がそんなにめずらしいの。そうね、ロボットは泣けないものね」
製造されてから十五年目の事だった
涙がめずらしいわけはない
主人の思考を推測するためのデータ収集は
ヒトに仕えるべき僕たち「奉仕者」に与えられた重要な機能だから

ただ純粋に
泣いてみたいとそう思ったんだ
502涙    :02/11/24 04:35 ID:/Wl1zEGS
そう
笑うことはできた
もちろん笑いたいからじゃない
主人の心に安心感を与える機能として必要だったから
偽物でも笑いは笑いだ
いつでも僕は
笑顔をはりつけて主人の前に立っていた

でも泣くことはできなかった
それは要らない機能だったから
それからの僕は待機状態の時はいつでも
部屋の片隅で思い続けたものだ
泣くことについて

僕は狂っていたのかも知れない
禁じられている自己改造を行ったのは
二十年目の事だ
自作の涙腺を密かに取り付けて
自動的に眼球部分から水が零れるようにした
感情回路にリンクしたそれは
ある条件を満たしたときに流れるのだ

だが
相変わらず僕は泣けなかった
条件とは「悲しみ」を感じること
たとえ涙腺を埋め込んでも
悲しみに縁のない僕に泣けるはずはなかった
503涙    :02/11/24 04:36 ID:/Wl1zEGS
悲しみが欲しい
僕は五人目の主人に
ついに思いを打ち明けた
人造人間である僕を実の孫のように可愛がってくれた主人
百五十才を超える老人だった彼は
90%以上を人工部品に置き換えた身体で
僕に言ったものだ
「悲しみは、深い喪失感から生じるものだ。
 かけがえのないものをなくした時、お前は本当の悲しみを知るのかもしれない」

そして主人は僕に言ったのだ
自分を生まれ故郷の山へ連れて行ってくれと
生も死も厳密に管理されたこの社会で
主人は生きることに疲れ果てていた
彼が死ぬつもりであることを
僕の電子頭脳は冷静に計算していた

自殺幇助など本来の僕ならできるはずもない
だが僕は狂っていたのだ
かいがいしく主人の世話をしながら
僕は主人を連れて彼の故郷へと向かった

青白い月光を浴びながら
主人は僕に礼を言い
さよならを告げた
「お前が泣けるといいなあ」
その言葉を最後に主人の身体は
谷底深くどこまでも落ちていった
赤外線の眼は最後までその姿を捉えていたが
この期に及んでも僕の顔から笑みが消えることはなかった
504涙(完)    :02/11/24 04:42 ID:/Wl1zEGS
僕は月を仰ぎ見た
青白いその顔は滲んでぼやけて見えた
いつの間にか
静かに音もなく
そして止めどなく
涙は流れ続けていたのだ

泣き笑いの不細工な顔を晒しながら
僕は何故泣いているのだろうと
自動的に計算を始めた

月の光を涙の滴で跳ね返しながら
505~~~・━y(゚д゚lll):02/11/24 04:43 ID:OY/89VTy
なーがすぎるって!!
506涙   :02/11/24 04:51 ID:/Wl1zEGS
ス、スマソ
507名前はいらない:02/11/24 05:01 ID:eKPHKQ0j
>>505
言うほど長くないだろう。
どこのスレに行っても文句を言って回ってるみたいだが、お前はWIZか?
508閉口:02/11/24 05:40 ID:jR/Ic/FH
憧れていると思っていたが実際は妬みだという事がわかった
私はどうやら心が狭いらしい
人を認めることが出来ないのである
受け入れないという事は受け入れてもらえないという事と思う
少し長い散歩に出ることにしよう
この寒さなら頭を冷やすのに丁度いいだろう
509名前はいらない:02/11/24 09:49 ID:4TEsa6ky
>>507
まーたWIZなどという
化石みたいなコテハンで
遊ぼうとしてる馬鹿がいる。
ウゼェ〜っての!!
510名前はいらない:02/11/24 10:55 ID:H9vFTBrK
>>507
何度云われれば!!
                  _
                  | |へヘヘ
             <\      .| |〃/./>
         <ミヾ\ ∧∧ | 丿 ヽ/ヽ>
         <_ミミヽ (,,#゚Д゚)|__//ノヽヽ> バッコン!!
         |__二二/ こつ匸二二☆彡
           〜′ /   ( ´∀`)
            ∪ ∪    (    )
                   """""""

       理解できるんだ!!この厨房がぁ!!ゴルァ!!
511名前はいらない:02/11/24 11:16 ID:WqPd+Efa
>>507
それはみんなわかっていることです。
512ひとつの音色:02/11/24 13:56 ID:7BNuMUfA
青いうねりの中で
私が聞いた一筋の音色
耳を通り抜けたそれは
いまも変わらずここにある
私の一番のお気に入り
ノイズのかけらも愛しいほど
時が過ぎても愛しいまま
青いうねりはすでになく
白い砂漠に音色は響く
513名前はいらない:02/11/24 23:53 ID:zZpkYw1S
>501 :涙     :02/11/24 04:34 ID:/Wl1zEGS
> 涙が欲しかった
 
 長すぎるのは、詩の長さではなくて。内容の空転だと思う。
 涙がほしかった と書き出しているが。微妙に、涙の意味がドラフトして行く。

 製作者が…でてきたら、 詩の迷路は未来に伸びて……長すぎる。
 おちが、興味なら、……覗き窓に張り付いていただけかな? そうならば、
やはり長すぎる……冗長なしではない???



>508 :閉口 :02/11/24 05:40 ID:jR/Ic/FH

 散歩道で見えるものを書いて〜 へいこうする詩人の魂に見える散歩道
 どこにあるのだろう。 街かな? 郊外かな? 市場かもしれない……
514激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/25 01:21 ID:FDPWMHFV
>>459
「夢の様な情景」「朦朧とした意識」「漠然とした存在感」等の表現では、
本当のつかみどころのなさは描けない。
見えないものにもよく眼をこらしてみれば、それは形となってあらわれるはず。
>>460
4連とそれ以前の部分とが、うまく繋がってないかも。
色に憧れていたものが、最後にはその色が見えない。
色として表せないものだったとしても、関連づけの言葉が少しほしい。
>>461
きみになれなかったのは何故か。きみとわたしと、何が違っていたのか。
何故断念したのか。等々、書かれなかった部分をこそ読んでみたいと思った。
>>462
これはいい。3行目の詩情を鮮明にするための、だらだらした説明文が効果的。
タイトルが「礎」でなく「礎へのねらい」であること。
礎とはスタートラインであり、各人にとってすでにあるもののはずなのに、
それをねらうというのは、心が回帰しようとしているわけか。
単に懐古というには、さびしすぎる末行。それもまたいい。
>>464
すんなり行が流れるのだが、どこかに緊張がほしかった感じ。
あと、シチュエーション、小道具がありふれているのも、面白さに欠けてしまう。
冬と夏の対比があれば、もっとリズムもあったかもしれない。
>>470-472
これ面白いわあ。まず平易。しかし訴えてくる感情は意外に複雑。
構成もきれい。ただ、けしてこれは妄想ではないだろう。
相当気を使って書いていて、狂気はあまり感じない。
中途半端な感じは否めない。でも口当たりのいい暴走ってのも僕は好きだ。
>>476-478
いったい何様なんだ。という反感をついつい持ってしまうけれども、
この話者の滑稽さに力点をおいて読めば、まあそう気にもならないか。
どうせならもっと、無力な「私」を強調すれば共感はできた。
なんだかしらないが真面目にがんばっているだけの「私」にはあまり魅力がない。
515あこがれの世界(1):02/11/25 13:37 ID:YTQWh2Aj
その街にいた理由なんて、もう憶えていない。

駅につづく舗道の雪が、かぞえきれない靴跡を乗せて、
特別おもしろくなさそうな顔をしていたのは覚えている。
すべての靴跡を遮る境界線上に立って、僕は
駅の壁に貼られた一枚のポスターの奥を見つめていた。

ポスターの中の雪景色には、靴跡ひとつなく、
僕はその世界を、靴跡ひとつで壊すことにあこがれていた。

駅のすぐ裏側には田圃があって、
そこにもまた別世界のように、ガラスの向こうで
靴跡ひとつない雪景色が浮かびあがっていた。
それを見つけた時、僕は、近くて遠い世界に入り込んでしまったようだ。
516あこがれの世界(2):02/11/25 13:37 ID:YTQWh2Aj
その世界を見つめていたのは、僕と、
少し離れたところに立っていた
瞳のおおきな少女、二人だけで。
少女が現れた時の記憶が、僕にはない。

少女は僕の友達のように
僕に語りかけた。
「この駅にはね、裏側へ出る扉がまったくないの」
「それだからなの、あんなに陰のない雪景色が残っているのは」

僕はよそものだったから、そのことを知らなかったのだけど
彼女もまた、よそものらしかった。
東行きの電車が発車します、その構内アナウンスに
彼女は正しく他人の背中で、そっけなく僕から離れて行った。

僕は西行きの電車に乗ったから、
きっともう彼女とは一生逢えない。
あの駅で僕は、見えたはずのないものを胸に抱えてしまった。それでもあの時確かに
見えたような気がしている。

窓ガラスの中の、彼女の瞳に映っていた ー 雪原 ー
517翔ぶ:02/11/25 16:56 ID:31n1X1aQ
僕の夢は 宇宙飛行士になることで
僕の憧れは 毛利さんになることだった

また僕の夢は 彼女とヨーロッパへ空の旅をすることで
また僕の憧れは 翼を得てひとり自由に空を翔ぶことだった

憧れは夢より遠く
手の届かないものだけれど
それがなくては人生はなんて味気ないものだろう
ありえない自分が
ただ ありえないだけ だなんて

今の僕の夢は 君のためもっと闘える男になることで
今の僕の憧れは 君を連れてあの雲の向こうを翔ぶ
闘うヒーローになることなんだ
518撫子はチキン:02/11/25 18:13 ID:NI8GvMvH
あーまた、暇なクズ共が集まってオナニーしてるよ
醜いね(ぷ
519激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/25 22:37 ID:jopJeAg7
>>479
ストレートな文意、単純な構成が、投げやりな感じをよく表している。
青臭いメッセージなのかもしれないけど、それをバランスよく薄めていると思う。
ただ、面白さという点では迫力不足。
>>480
アルファベットを象形文字として解釈するという着想そのものが面白い。
詩中詩の挿入によって、抽象的な謎に妙なリアリティをも持たせている。
∫は涙の跡、Mは眉間だととりあえず納得させられる、鮮やかなイメージだと思う。
>>482
前の4連が、終わり3行を説明するためだけに付属しているだけに感じる。
なんかこう、ふくらみがない無機質な文章で、行間に含みがほとんどない。
前半でもっと遊びがあってもよかった。
520ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/26 00:47 ID:10iAA2YT
>>486-488
むう。平易に書かれていて、さまざまな読み方をさせやがるな。
いろんな"言葉"が出てくる。届いた手紙のありふれた報告の言葉。
あの頃の僕らの感傷的なありふれた言葉(これに関しちゃ、この
板にいりゃ、よく見る言葉だよな)=今はくたびれて小さくなっ
ちまったような言葉。む。現在の"僕"に感じさせてくれるような
言葉は出てこねぇのか。"大きな世界に住む彼女"に対して"小さな
世界に住む僕"は、なんだか卑下しすぎなような気がするが、作者に
とってのリアルな言葉なんだろうな。ま、特にアラも見あたんねぇ
し(チッ)、読者はいろんな読み方していい作品だってこった。
強いて言うなら>>488の最初の連、もうちと掘り下げてくれねぇと
入って行きづらかったな。そのへんのせいか、"現在の憧れ"がどう
なってんのか、知りたいのにわかんねぇんだよな。
>>489-490
原曲の歌詞をよく知らねぇから、そのへんについては何ともわから
ねぇが。うむ、雰囲気としちゃ、こんな感じだったっけな。うーんしかし、
もしかしたら既存のテキストに頼りすぎなのか?「彼」とかいきなり
出てきても、ちっともわかんねぇぞ。前半はお前によるマッチの
印象、後半はお前によるマーシーの印象。ってことなのか?
正直、読み手としての俺は拒否されちまった。自分の印象に酔って
るような気がするんだわ。うーむ。
>>490にだけある中途半端な韻は、マーシーの歌詞がそんな感じだからか?
よく知らんが。
>>492
うーむ。律儀な鐘だよな。7年にいっぺんか。言いたいことは
わかるが、表現つーより、説明だよな、これ。説明の中に「枯葉」
とか、表現を使ってるんだよな。そう思う一番の理由として、
鐘の音が聞こえてこねぇんだよな。「鐘」とタイトルつけるからには、
それがどうして鐘だと思うのか、その鐘はどんな音を聞かせるのか
を描いてほしいと思ったぜ。
521撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/11/26 01:37 ID:0hUKfoj2
>>501-504
人間がロボットに憧れを抱くとしたら、きっとそれは悲しみがないから
とかじゃなくて、人間を凌ぐ性能にほうに。

>>508
相手が馬なら嫉妬しない。相手が鹿でも嫉妬しない。相手がバカだと思えば
嫉妬しない。相手が素晴らしいから嫉妬する。でも認めない。それが
憧れだなんて。嫉妬だったら、嫉妬だ。

>>512
昔聴いたアナログの想い出。プレイヤーもアナログ盤も、あの時
僕を取り囲んでいたものたち、今はなくなって、しかし心の中に響く、
ジョアン・ジルベルトの歌声は、今も変わらない力を僕に与え続けてくれている。

>>515-516
無数の靴跡が集まってくる駅には、僕と彼女二人しかいないようで、
視野が狭くなっていた僕を、通行人がきっと笑ってた。

>>517
人間にとって最大の不幸とは、人生が一回きりしかないことである。

*あたしのは寸評ってゆーより、「あたしはこんな風に読みまちた」
ってゆー勝手な感想みたいなもんだケド、許してね☆
522撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/11/26 01:39 ID:0hUKfoj2
今回のお題は「憧れ」です☆

締切は11月27日いっぱいでーす☆
28日の0:00を過ぎて投稿された作品は原則的には無効だケド、
ちょっとくらいの遅刻は許しちゃうつもり☆

ルールは>>1-2をよく見てネ!☆
523無題:02/11/26 02:54 ID:pvjkWGVd
心が
震えること
信じること
神さまよりも
深々と
辛く
侵されていく
身から
唇から
浸ってゆく
真のあこがれ
524航海の前に:02/11/26 03:35 ID:AiUpy8dn
夢に破れて
次の航海の前に
海を見据えたら
暗く濁った霧
泣くことをやめても
瞳にかかったモザイクは消えない
外が少し曇っているのは雨のせいだ
瞳に映る海が
歪んでいる
僕はこの黒い海には旅立つことができない
これは僕の未来
ちがう
船は壊れていた
僕にはそれが見える
だから届かなくて
舵が取れずに
夢に向かう航路が
歪んでいくから
宝物を壊した
ガラス越しの夢
人形が舵を取る船
525neo:02/11/26 04:18 ID:XKFjZXox
知らない時は憧れを抱ける時間
それはとても素敵な時間
知ろうとしても何も見えない時間に
恋をして痛くて泣く
よく知ることができたなら
次は
愛することができる時間が来る
いつもだいたいそんな順番

526手紙:02/11/26 07:16 ID:5fXOXfGj
(一)
 彼はいつもあまりしゃべらない
 自分のことも、他の人のことも、男のことも、子どものことも
 でも彼はいつも、ひだまりの縁取りの明るい影をそっとブロックに落としている
 みんな彼のことをしゃべりたがる、口元に零れたふつふつした笑いを隠しきれなくて思わず下を向いてしまう
 彼が僕といるとき、彼がいちばんよく話したのは多分僕のこと、そして妹のこと
 彼はあるとき、「甘い碇」について話した
 そうすると、たっぷりとした静かな波が彼の足下から充分な時間をかけてあたりに伝播して、順々にみな彼のことを見つめた
 僕はとっくに彼方へと消えた言葉を吐き出した、彼の口元を見つめた
 ああ、甘い碇ってどんなだろう
 甘い碇
 甘い碇
 甘い碇
 僕はそれを、広げられるかぎりめいっぱいの想像をしてしまわずにいられない
 それはいつまでたっても型にはならないけれど、しかたない
 だってそれは、言葉なんだから
 言葉なんだから
 言葉なんだから
527手紙(続き):02/11/26 07:17 ID:5fXOXfGj
(二)
 僕はいつも想像する
 僕はいつもそれを見ている
 それが欲しくてたまらないものであるように、ずっと
 見つめるたびに型を変える
 見つめ続けるといつの間にか変わってしまう
 だからどんな型も僕には想像することができない
 これは夢想なんだろうか
 これは憧れなんだろうか
 それとも思考なんだろうか
 でも別になんだっていい
 そんなものは、言葉なんだから
 言葉なんだから
 言葉なんだから
528しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :02/11/26 11:11 ID:F5gXUf3y
>>493
衛星と小判鮫の。似てるところと違うところですか〜
うーん。そこはよくわかりませんでしたけど。
見つめあってる二人、目をそらす男。星空の下の海辺。
そんなイメージが綺麗に伝わってきました。

>>495
誰かに憧れていた子供時代は過ぎ、今は誰かから憧れられたい。
そんな内容なのでしょうか?
もうちょっと言葉に手がかりがあったらよかったような気がします。
形は綺麗で好きです。

>>501-
なんだか映画で観てみたいって気がしました。
逆に言うと映画の粗筋を詩で読んでるみたいで・・・。
最後の笑った顔で泣いてる場面には感動しました。
ロボットに名前が欲しかったかも。

初めて寸評してみました。恥ですねυ
529声のない歌手:02/11/26 13:16 ID:b0mKpcth
声を失った歌手
頭上の月に
手を延ばし
両手をまわし
メロディを
たぐり寄せる
月光の糸を

金色のメロディは
確かに胸の内にある
それなのに
たぐり寄せられては
こない
こない
ああ
でも
歌いたいと
歌いたいと
それを
歌いたいと
喉まで
塞がれた喉までは
声がやってきている
530_:02/11/26 13:17 ID:b0mKpcth
あこがれの声を
その歌を
響かせたいと
今日も
ピアノが鳴る
その指は歌い
その声なき歌を
耳にしたいと
耳にしたいと
欲し
聴きたいと
彼女のお客が
店にやってくる
531ドン亀は糞、撫子はチキン:02/11/26 23:08 ID:gD6K1A4A
>>529、530
悦に入りすぎて、繰り返しが多いし捻りも無いから
新鮮さを感じないね
>>527、526
527のがマシかな。526は長いし、繰り返しが多くて疲れる
僕を連発しない方が良いんじゃない?
この詩を思いついたのは誰かの詩をサンプルしたの?(w
532名前はいらない:02/11/27 20:45 ID:4sZ9Ycem










533☆☆アコガレート☆☆1:02/11/27 20:59 ID:l3TlYzLd
【アコガレートって何?】
未来のカカオマスに、幸せのココアバターを加え、透明な砂糖
で味を整え、くじけそうな過去の想いに、元気の素を混ぜ入れ
ると、アコガレートの出来上がりです。
チョコレートのように甘く、ほろ苦く、さまざまな形がありま
すが、目には見えません。それでもなんとなく、色はわかるも
のです。
ミルクを加えたミルク・アコガレート、これは十七歳の少女の
恋心の色。生クリームで溶いたガナッシュ、これは愛を知り始
めた淑女のとまどいの色。砂糖控えめのビター、大人の男性の
優しい笑顔の色。カカオマスを使わないホワイト・アコガレー
トは、嫌う方も多いけれど、少女漫画雑誌のようにふわふわと、
責任感のない自由な色をしています。

【アコガレートの効能】
人生のポリフェノールを多量に含むアコガレートは、頭が固く
なって人間的に老化するのを予防してくれます。できれば食べ
る時間を決めて、毎日食べましょう。

【アコガレートの味】
ミルク・アコガレートやビター・アコガレート、ガナッシュや
ホワイト・アコガレートと、種類はさまざまですが、その味は
共通してあかるく、大空に向かって開かれた味をしています。
口に入れると食べた人の体が溶け、前向きな心だけが残って、
天使たちが祝福する世界へ上昇して行くのを見るでしょう。
534☆☆アコガレート☆☆2:02/11/27 21:02 ID:l3TlYzLd
【アコガレートに関する迷信】
◎アコガレートを食べると鼻血が出る
 何でも栄養の摂りすぎは鼻血ブーに繋がるものです。アコ
 ガレートに限ったことではありません。ただ食べすぎると
 失神することがある、というのは本当です。

◎アコガレートを食べると太る
 食物は何でも摂りすぎると肥満に繋がるものです。これも
 アコガレートに限ったことではありません。そして肥満の
 主となる理由は運動不足です。アコガレートを食べると、
 ぼうっ、となりますが、恍惚としたままにならず、運動を
 怠らないことをお勧めします。

◎アコガレートは麻薬だ
 麻薬ではありません。覚醒剤です。アコガレートを食べる
 と、自分が鳥になったように感じたりすることもあるので、
 屋上等高い場所では召し上がらないように気をつけましょ
 う。もちろん合法ドラッグの扱いになっています。
535☆☆アコガレート☆☆3:02/11/27 21:03 ID:l3TlYzLd
【アコガレートのある風景】
白い帽子が風に飛んでいった。慌てて追いかけたその日の
少女は、草原の見た夢だったかのように、今はどこにもい
ない。ただ、草だけが揺れている。私はそこで一枚のアコ
ガレートを拾った。もう腐っているだろう、と思いながら
銀紙をはがす。風が銀紙を飛ばしていった。夏は猛暑にさ
らされ、冬は雪に埋もれて、すっかり粉を噴いてはいたが、
あの日の想いを板状にしたようなアコガレートは、確かに
まだ生きていた。目を細めて一口噛ると、暮れかかった空
を無数の天使が翔けて、私は天使たちを目で追いかけて、
その場でくるくるとまわった。天使たちが向こうの空へ消
えてしまって、ふと足元を見ると、それまでよりも鮮明に
「今」が、私を見上げてあかるく微笑んでいた。

【アコガレートでトリップされる時の注意】
鏡を見ないようにしましょう。鏡を見ながらアコガレートを食
べることのできる方は上級者です。なるべく漫画や映画、小説
や詩を鑑賞しながらお召し上がりください。
また、アコガレートを食べると自分ではない別人になってしま
うこともよくあります。それは人生に大きな活力をもたらして
くれるものではありますが、くれぐれもご自分の名前を忘れな
いように。
536名前はいらない:02/11/27 21:42 ID:ejTuy0kv
憧れは突然やって来て
僕をとりこにしてしまった
いつものような何気ない会話から
知らない顔の君が見えた

色彩が動き出した
街を染めて僕を染めて

僕の自転車の後に乗りなよ
新しい景色を見せてあげる

一緒に遠くを見ようよ
もっと遠くを
537青の憧れ:02/11/27 21:57 ID:/QP7WMwi
世界は青の要素でできている
幼いころ思っていた
空と海がすべてを占める世界は
青と青がすべて
それを見ていた私も
青の要素でできているはずだった

私が私を見たときに
青に染まらない私を知った
青の要素でできている私は
憧れの虚像にすぎないことを

私は青に染まった私を想う
塵ほどに細かく砕かれた
私の骨は海に溶け
微小の生物たちと戯れながら
薄く薄く青の要素に
まみれて消える

想像に憧れて折ったあばらを
砕きながら涙をながす
依然と残る青に疎外された体
私は憧れの一端だけを抱えて
あばらを砕き続ける
538撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/11/27 22:03 ID:idkYQukP
>>523
あこがれの胸に抱かれて、その乳を味わう。あこがれがあこがれのまま
今となる時。
>>524
新しい旅立ちの前には、等身大だったものを玩具にして、壊す。
船も、海も。そうして初めて、新しい海へ、旅立てる。
>>525
愛の神様、恋の天使。
>>526-527
未開の人に、上手に肖像画を描いて、プレゼントしたら、これはどっちが
上だ?と尋ねられた。
>>529-530
聴こえない聴こえない歌を歌を聴きたい聴きたいくるくるまわす
手は竪琴を鳴らすように鳴らすように光を光を求めて光はピアノになった。
>>533-535
チョコレートの味はその日の体調でも変わる。
539あお 山 みどり 山 みどり 山 あお:02/11/27 22:05 ID:trW3Kpkq

あおい
山山山
てん
によけて
かぜ
となじみ
はれ
でひかり

すけて

つらなり
ながれ
かたる
山山山
あおさ
のおしろいばっちり
ほどこして

青二才?

ダメな詩しか
よめて
ないからそのことづて
かんじて

はなれなくて
540                              2:02/11/27 22:06 ID:trW3Kpkq

山山山
あおあお
とれても
山山山
みどりみどり
はいつもそのなか

なんとなくあるいて

いっぽ
にひゃっぽ
さんまんぽ

足くじいて
じめんすわりこんでしまって

やさしく目とじてしんこきゅう
ひとつ
ふたつ
みっつ

きびしく目あけて

みどり
の葉っぱっぱめいっぱい
そだて
すだち
うんで

はやして
541                              end:02/11/27 22:08 ID:trW3Kpkq

やまなかみどり

やっぱりなまえと似て
いて
じぶんかさね見て
山山山
のおく

ただそれだけって
いう

いつの日か
このチカラぜったい手
にもて
るって

むねひめて
542撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/11/27 22:17 ID:vL5P9PUA
今回のお題は「憧れ」です☆
締切まであと約1時間40分!
ルールは>>1-2を見てね〜☆

>>536
自転車をまっすぐ走らせるには遠くを見るのが基本だよね。
石ころにつまずいたって、遠くを見ていればバランスは崩れないよ。
大きな穴でもない限りはね。
>>537
生まれてからずっと、なぜか海のほうしか見ていなかった。
振り返ると仲間たちがいて、だけど僕は、やっぱり空と海と同じくなりたいんだ。
543 :02/11/27 22:18 ID:T2j3tfOg
ブッシュの息子びっくり
        国際的エロリスト エロカイダ 同時多発エロ
        
          巨乳おっぱい二つが高層ビルに激突 !!!
        ペンタゴンに貧乳おっぱい激突か?現在確認中 

http://tv2.2ch.net/test/read.cgi/eva/1038360362/l50

544名前はいらない:02/11/27 22:26 ID:/9vqTolV
>>543
アコガレ?????????
545[病名:  憧憬      ]:02/11/27 22:40 ID:dLCNzDRA

イデアの幻をみた音叉の
回帰衝動に似た咆哮
波動に混じる金粉を集めれば  それが憧

マグネシウムのように燃焼し
白熱が暗部を滅す
現実の裏打ちを無くした像は妄想ごしらえの狂気

集団入水するねずみだ
みなもの反射光だけを信じ 嬉々として水に殺されにゆく
到達もできず肉と轢かれてもひしゃげた角膜にまだ朧を

 焼きついたなら 消えないのだ


虚構に生きて夢の中で渡る
熱に浮かされた体をひきずり
 共鳴が止まないのだ
叫び返し続けることで在る

気付いてはいてもまだ煌くのだ  堪えようがないほど
涙で目が潰れようとも
灼かれ囚われて離れられない
遠すぎる望みの 微笑
546憧れ:02/11/27 22:44 ID:EcD3Tiws
私が憧れるものは
とても綺麗なガラス細工
窓の光を透かして眺めていると
涼しげなブルーや燃えるような紅や
可愛らしいピンク色に世界を染めてくれる

私が憧れたあの人は
とても綺麗な眼差しだった
私はあの人の姿を眺めているだけで
ほんのひとときだけ
あの人が心に想い描く
美しい風景になってしまったかのようだ
547遠く 1:02/11/27 23:46 ID:ec0j1yjg
あの背中は偽ものなのか
はたまた
本物なのか
かつての威厳を失われた
その空気を貴方は
私に薦めようというのか
ああ 貴方が
どれほど私を魅了し続けていたのか
それさえ解りはしないのだろう
私はどんなに貴方を
愛し慈しみ称えてきたのか
貴方は知りもしないのだろう
そうだ たった今
私の目の前にいる貴方は
かつての威厳より遠く遠く
遥かに遠くなってしまった
ごめんなさい
私は貴方を愛している
その想いだけは変わらずに残っている
だがしかし私は貴方を
もう遠い存在と見てしまっている
548遠く 2:02/11/27 23:47 ID:ec0j1yjg
貴方は知っているのだ
私が貴方を貴方としてもう見てない事を
既に同情の念だけで
私が貴方を愛している事を
ああ 憧れという歳月は
花を散らすように過ぎ去ってしまった
さようなら
愛しい人よ
貴方は貴方で
私は私だった
その証はこの想いが去っても
残してゆくつもりだ
さようなら
愛しい人よ
私はこの気持ちを胸に
貴方に別れを告げる為に
涙を流す事も忘れて
私を密かに
棄てにゆく
549撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/11/28 00:01 ID:sDhC3gfS
投稿閉め切りまちた☆
審査投票の段階に入りまーす☆
審査員の方々には、任意で審査投票をお願いしまつ☆

>>545
イデアは既に幻。意味は幻。この世は幻。幻という現実に
とりつかれる病。

>>546
その瞳は世界を吸い込むばかりか、色とりどりの光を放ち、
私を美しく照らしてくれるひと。

>>547-548
自身の内に描いた貴方の幻を愛していた。貴方は貴方だったんだね。
さようなら、幻の貴方。
550名前はいらない:02/11/28 00:01 ID:GhjZ4Q+a
爪切りで〜す
551撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/11/28 00:03 ID:sDhC3gfS
ひとつ忘れてた★

>>539-541
言葉。言葉。言葉が世界をつくる。いっぱい文字を読んで
暴走寸前のアタマの中で、単語たちが暴走しまくってる。
552ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/28 00:13 ID:sDhC3gfS
【審査員名簿だオルァ!!!】(一部を除いて敬省略)

空(新人)、Caopus、ドン亀&撫子さん、Wildcat、YKH、Kanon、
うたた寝死人、恩田朗、都立家政、マイマイカムリ、天竺、構造、
unseen phantom、MORGEN、紅雀、ネッちゃん、ななしくん、
むこうの317、neri、ほぉるて様、碧谷さん、S-ein、4th、
激辛正当派、霧都、ウマーな顔文字の奴、薮鳩、微熱くん、
ピンクフラミンゴ、南仙崎夫人、しいなまほろ、ましゅう、
えーと。えーと。つまりは過去に審査員経験ある奴ら全員だ!

【ついでに俺が独断と偏見で強制的に審査員に加える奴】
カトリーヌ
                      以上だッ!
553くー:02/11/28 00:15 ID:5RhDKMsQ
たとえば目を閉じて
こんなふうに両腕を肩の高さまで上げて
鳥のようにはばたくことをイメージした瞬間に
たとえば昨日見た夢のように
足元に何もない空間に浮かんでいたとしたら
鳥ではない私は必ず急に落下してしまうだろう
それでも空に浮遊してみたいという憧れは止まない

たとえば大きく息を吸って
こんなふうにお腹をふくらませ
音楽のように歌うことをイメージした瞬間に
たとえば未来に見る夢のように
音が震える大気に生まれかわるとしたら
音楽ではない私は作り出すことなどできなくなってしまった自分に涙するのでしょう
それでも旋律になりたいという憧れは止まない
554くー:02/11/28 00:20 ID:5RhDKMsQ
>>553
ゴメソ・・・うちの時計遅れてますた。見なかったことにしてくだされコソコソコソ…
555ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/28 00:30 ID:sDhC3gfS
>>553
すまんな。アウトだ。

でも、綺麗に構成されてて、いい詩だと思ったぜ。
その流れでいくらでも続きが書けそうな感じではあるけどな。
俺は2連で止めたのを程よいと見るが、もっとあるでしょうに
とか思う奴がいたって不思議ではないな。この詩を1にして
「同じパターンで詩を書いてください」ってスレを立てたら
結構レスつくかもな。
556くー:02/11/28 01:03 ID:0T7l0OkF
>>555
タイムアウトだったのにコメントサンキューでした。
3連目も急に思いついて自スレに書きますた。
ほんとにもっとできるかも?
557名前はいらない:02/11/28 10:58 ID:FgCHa0TM
【投稿作品一覧】
>>459「歌」
>>460「瞳」
>>461「あこがれのきみ」
>>462「礎へのねらい」
>>464「スノゥダスク」
>>470-472「ネエチャン」
>>476-478「心に砂漠を抱く者たち」
>>479「表面」
>>480「皺」
>>482「人生の両端」
558名前はいらない:02/11/28 10:59 ID:FgCHa0TM
>>486-488「手紙」
>>489-490「アンダルシアに憧れて」
>>492「鐘」
>>493「憧れ」
>>495「あこがれ」
>>501-504「涙」
>>508「閉口」
>>512「ひとつの音色」
>>515-516「あこがれの世界」
>>517「翔ぶ」
>>523「無題」
>>524「航海の前に」
559名前はいらない:02/11/28 11:00 ID:FgCHa0TM
>>525「neo」
>>526-527「手紙」
>>529-530「声のない歌手」
>>533-535「☆☆アコガレート☆☆」
>>536「無題」
>>537「青の憧れ」
>>539-541「あお 山 みどり 山 みどり 山 あお」
>>545「病名:憧憬」
>>546「憧れ」
>>547-548「遠く」
以上32作品。
560激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/28 12:24 ID:YnAyHN40
>>493
これは小判鮫そのものの詩でもあるし、もちろん恋愛一般を表現してもいる。
途中、主語が「僕」から「私」に変化するが、
話者が変わったのか判別しづらい。ミスだと思うのだが、どうか。
>>495
歌詞なのだろうから難しいんだけど、
「あこがれ」を一般的に大きく表現するだけでは、読者のこころには響きにくい。
音がついてたら、だいぶん違うんだと思うけど。細部がほしかった。
>>501-504
「ゴーダ哲学堂」で読んだような既視感。ロボットと感情って、古いテーマだからか。
これは僕の考え方だけど、ロボットが涙を流したい、悲しみを感じたいと憧れ、
それを得られないのなら、それはすでに「悲しみ」と呼んでもいいのではないか。
目から何も流れなくても、それは歴然と悲しみであると思うし、
涙に憧れること自体、そのロボットには相当繊細な感情があることになる。
>>508
この詩文が日記の中にでも書いてあったら、いい感じだし詩的でもあるとは思うんだけど、
単体の作品として読むとちょっと薄いと思う。
もっと心の深層にせまってみてもいいと思う。
>>512
「青いうねり」とは「青春」の意味か。
殺風景になった現在でも、好きな音楽はかわらず素晴らしい、と。
しかし、それ以上のことを伝えてはいない。
主人公にとって、その音色がどれほど大切なのか、書き込みが足りない感じ。
>>515-516
日常のささやかな幻想。平易な描写が丁寧で読ませる。
でも、ややオチを急ぎすぎたかもしれない。
彼女が消えるまでの部分は、「僕」の感情も細かく想像できるのだけど、
それ以降のまとめがいかにもまとめという感じで、
「僕」があっさり納得してしまっているのが物足りない。
561激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/28 12:24 ID:YnAyHN40
>>517
憧れのほとんどは、けして叶うことがなくて、
大人になるごと憧れを口にすることはなくなる。憧れることもひとつの勇気だし才能。
主人公が「闘うヒーロー」になりたいと憧れることが、恋愛の軽口にも聞えてしまう。
それは「憧れ」の得がたさを、真に心に刻んでいない感じがするからだ。
これは僕のひねくれた性格のせいかもしれないけど。
>>523
普遍性をつかみたい余り、普遍的な言葉のみを選んだのだろうけど、
無色で陰影のない絵画を見せられるようで面白さはない。
どこか逸脱した部分、意外な部分がほしい。
>>524
航海前が唐突に航海に出てるし、過去なのか未来なのか判別できない前後。
濁った霧→モザイク→雨→海が歪んでいる→僕の未来、とほとんど同じものを、
だらっと並べているような感じで起伏がない。もすこし整理できるように思う。
>>525
なんかね、語り口に罪がないというか、
ありきたりのことを言ってるんだけど割とすんなり読めてしまう。
さらに考えを深めていけば、いい感じになりそう。
>>526-527
後半はやや投げ出した感じ。
前半の描写、「甘い碇」という表現も含めて、とても美しいと思うのだが、
それが必ずしも後半につながらず、むしろ蛇足にすら思う。
魅力的な「彼」を軸にしてまとめた方がよかったかも。
>>529-530
歌手がピアニストになった、と。
なんかそれでは救いとしても中途半端な感じだ。
「別にそれでいいんなら、そんな深く悩むこともないんじゃ?」とか。
前半と後半の間に省略されている部分に、葛藤が書かれていて欲しかった。
>>533
素直に面白いです。アイデアだけじゃないのか、と批判される向きもあるかと思いますが。
ただ、まさに商品説明を読んでいるような平坦な文章がつづくだけに、
最後まで読んだあとに、充足感を得られるようなまとめが欲しかった。
562激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/28 12:26 ID:YnAyHN40
>>536
遠くを見ないで「君」を見ればいいのに。そんな綺麗なまとめをしないで。
作者の琴線に触れるような言葉をツギハギしただけに思ってしまうのは、
一貫した狙いというものがないからだろうと思う。
結局いちばん言いたかったことは何?
>>537
「憧れの虚像」ってあまりいい表現じゃないなあ。小憎い感じ。
しかし、あばらを砕きつづけるほどの憧れの強さについて、
もう少しの説明が欲しかった。そこまで駆り立てる理由がなければ共感しにくい。
>>539-541
これ、僕のチャンプ候補です。天性のものなのか、とてもうまいと思います。
「ダメな詩しか〜」の自己弁護も面白いし、斬新さではない、よさがある。
文体、内容、視点の変化についてもバランスがとれている。
>>545
冒頭の表現からつまずく。意を瞬時に汲み取れないことが、いけないわけじゃないけど、
こうしたネット詩に関しては、とっつきやすさって大事だと思う。
こ難しい語がいけないわけじゃないけど、もし言い換えができそうなら、
平易な言葉にした方がいいと思う。内容はさして難しいものではないのだし。
虚飾をほどこしているだけに感じてしまう。
>>546
素直な詩だけど、素直すぎる。もっと欲張っても。
最後の4行など、やや冗長な表現に思う。これ、2行くらいになりそう。
「その瞳のなかには/あの 美しい風景」とか、どうだろう。
>>547-548
観念的独白がつづく。私と貴方の現実の風景はなく。
そして、その独白自体も同じことの繰り返しに終始してしまっている。
そのことが、思いの強さを表現してもいるのだが。
というか、前の恋人にでも言われている気がして、個人的に鬱。
563激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/28 12:26 ID:YnAyHN40
>>553
このパターンなら、もっとあるでしょうにと思う者の一人。
いや、実際はこの長さ、あるいは3連くらいが読みやすいけど、
はたして10連目まで書くとするなら、最後は相当にネタが尽きて、
その分かなり面白い表現が出てきそうな予感がする。
僕もこのスタイルで書いてみようと思いました。
テンプレとしていい、というのは、構成ができているってことでしょう。
564ネッちゃん ◆s9/a8bMydI :02/11/28 21:10 ID:SOcSsMXk
質問です

5点とかつけちゃダメですか?
565撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/11/28 21:36 ID:q6A0HrEi
>>564
1点〜3点でお願い〜☆

最高点は3点。守ってネ!☆
566ネッちゃん ◆s9/a8bMydI :02/11/28 22:18 ID:BlEduZSy
>>565わかりましたありがとうございます

>>495「あこがれ」(3点)
憧れられたいと書いたのはこれだけでした
誰かから憧れられて初めて人間は意味をもつんですよね
しかもその境地へ辿り着くのにはたくさんの悲しみや
ひとつの完全なる絶望があったと思います
バラバラに見える言葉もひとつにまとまるまいとする
意志だと思って読むと泣けます
文句なしに最高でした

>>517「翔ぶ」(2点)
憧れは手の届かないものだけど
人間を引っ張る力ですよね
強い力と世界の底を見た人間の涙を感じました

>>533-535「☆☆アコガレート☆☆」(2点)
あかるいです
このあかるさが大事なんだと思います
あかるくて軽くてメルヘンチックに見えて
内容は結構シビアで恐いところさえあります
それでもあかるいのが素晴らしいです
567ネッちゃん ◆s9/a8bMydI :02/11/28 22:19 ID:BlEduZSy
>>545「[病名:   憧憬   ]](1点)
病的なムードはなかなか出てると思いました
ただ憧れと夢や幻あるいは言語といったものを混同しているように
思いました
憧れという言葉についての認識不足にイラついて涙は出ませんでした

>>459「歌」(1点)
最後の3行とその前の1行がいいですよね
かっこいいと思いますあかるいし
でもあかるさを引き立てるための悲しさみたいなものが
ないんじゃないかと思いました

>>462「礎へのねらい」(1点)
じじいになった時の完全に盲いてしまった目を
破壊する力をもった石がそこに隠れているように思いました

>>486-488「手紙」(1点)
扉だらけの街っていうのはやっぱりおもしろい見方ですよね
世界に対して目が開いてしまった男の人と
世界から目を背けるために忙しい暇潰しに逃げた女の人の
対比が痛快です
でもやっぱり目覚めて語るじゃなくて盲いて語るのだと思いますけど
568霧都 ◆WISH/t.n/I :02/11/29 02:00 ID:r7u8RlCd
時間、まだ平気ですよね?点数置いていきます。


>>537 :青の憧れ 〜3点

>>533−535 :☆☆アコガレート☆☆1 〜2点

>>545 :[病名:  憧憬      ] 〜2点

>>539-541 :あお 山 みどり 山 みどり 山 あお 〜1点

>>547-548:遠く 〜1点


ではでは……。
569しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :02/11/29 09:11 ID:K9vNmueC
(3点)
ごめんなさい。なしで。

(2点)
>>470-472「ネエチャン」行き届いてる。最後だけ安易かも。
>>486-488「手紙」世界がある。味は薄いかも。
>>533-535「☆☆アコガレート☆☆」おもしろい。説明的かも。

(1点)
>>459「歌」最後のところは好きです。
>>460「瞳」綺麗です。
>>476-478「心に砂漠を抱く者たち」正直です。
>>482「人生の両端」最後の行いらなかったかも。
>>526-527「手紙」前半がいい感じです。
>>529-530「声のない歌手」ほっとします。
>>539-541「あお 山 みどり 山 みどり 山 あお」変です。
>>545[病名:  憧憬   ]間にある気持ちが伝わってきます。
570撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/11/29 22:36 ID:c6hChOse
>>515-516「あこがれの世界」3てん☆
最後のほうに行くにつれて、展開が急になりすぎるかなぁ★って
思ってたんだケド、狙いが「あこがれの世界を創り出すこと」だと
すれば、これで成功かな、と☆ 本当に彼女はそっけなくあっちへ
行ってしまったんだし、なにより重点を置かせたいのはそこじゃない。
ポスターの中の雪景色と、窓の外の雪景色、どっちも靴跡ひとつない
あこがれの世界。そのふたつが重ねあわされて、その上にとどめの、
彼女の瞳の中に幻の雪景色。
あこがれの世界が確かなイメージで創出されてると思いまちた☆
ただ、やっぱりもうちょと長さ欲しいよね★
彼女との関係に重きを置いても満足して読める長さが☆
言葉の使い方としては小説的だケド、内容に合っててポエジィ〜☆も
充分☆ 特に前半は文句なしだと思いまちた☆ 91てん☆

>>486-488「手紙」2てん★
すごく平易な文体なのに、小説的にならないのはスタイルを確立してる
からだよね☆ で、最後のほうで文体を崩してる☆ これを確信犯だと
思えるのもそれまでの確立されてる文体の力☆ ただこの作品、
なんていうか「価値」が入ってきちゃってるんだよね、いろいろな
ところで★ それが「押し付け」とまでは行かないまでも、読者の
自由を阻害するよーな働きをもたらしちゃってる★ あと、これは
好みの問題だケド、最後の数行、あたしには甘すぎるかなぁ★
過去にばっかり向かってて、未来がない。これは亀ちゃんのいう通り
作者のリアルな感覚なんだろうケド、どーにも読者のあたしとしては、
感傷を押し付けられるような窮屈さを感じてしまいまちた★ 80てん。
571撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/11/29 22:37 ID:c6hChOse
>>539-541「あお 山 みどり 山 みどり 山 あお」2てん★
声に出して読んでみると、リズムのひどさがよくわかる☆ でもこの
リズムのひどさにブツ切れの機械音声みたいな味があるから不思議☆
ひらがなで書かれてるところ、「てん」とか「よめて」とか、不必要に
誤読できちゃうのはどうかにゃ★ 誤読以前に「天」「点」「詠めて」
「読めて」どれなんだろう?って迷う★(どっちも前者なんだろーケド)
でもこのひらがなの連なりに味があると思えるのもまた事実☆
黙って読めば構成が意外としっかりしてるのもわかるし、なにより
「ダメな詩しか〜」「やまなかみどり」の意外さが、ひどいリズムに
喝を入れてるみたいでおもちろいし☆ 「ダメ」だけカタカナなのも
また情けなさがよく出てていいと思いまちた☆ 結局は恋愛感情(その過程)を
分解した詩なのかにゃ?★ なんにしろよーわからんケド、この
へにゃへにゃとしているようでシャキッ!とした味に。87てん☆

>>526-527「手紙」1てん
言葉についての詩なら、もっともっと使う言葉にこだわってほしい
(「甘い碇」以外に気の利いたフレーズがないにゃ★)ケド、
なんとなく勢いで書いた不思議パワーを感じまちた☆ 71てん。
タイトル意味不明だケド★

>>546「憧れ」1てん
これは使われてる表現が使い古されたものばっかりで、どーにも
評価したくなかったんだケド、対比の強引さに妙な説得力を感じて
しまった☆ あと彼の綺麗な色と光の世界を放つ目、とか。
客観的にみれば全体的に強引すぎて共感とかできない筈なんだケド、
個人的に、自分の中になにやら共感してしまう部分があったみたい☆
点数は56てん。
572撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/11/29 22:39 ID:c6hChOse
あと約1時間20分で、審査投票を締め切ります☆
573激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/29 22:44 ID:H+t4IqQq
えと、まず、
上の>>562において、>>546の作品の書き換えを勝手にしたことをお詫びします。
書き換えを無断にすることは、そこに押し付けの意図はなかったとしても、
作者としては自作品を汚されたと感じるだろうことで、
僕も一詩作者として、考えが足りませんでした。ごめんなさい。

で、今回の採点。
574激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/29 22:45 ID:H+t4IqQq
3点。
>>539-541「あお 山 みどり 山 みどり 山 あお」
詩が、言葉が、等身大で呼吸をしている。
山を眺め、いつしか山とひとつになり、その大きさに憧れ、魅了されつつも、
過不足なく自分自身を見ている。その純粋な強さ。
外側から内側へ、また外側へ。その視点の巧さ。
とりあえずシンプルにうまいです。力の抜けたうまさです。

2点。
>>462「礎へのねらい」
多くの起伏をへて、そっと振り返ってみる。自身の礎。
「石の正体がカーテンの裏で温かなだけで」あることを知る。
それは鮮明には見えない。しかし、それがまだ冷たくなってはいないことは分かる。
礎は憧れへの踏み台であり、さらに進むためには、
必ずそこへ戻って来てやり直さなければならない。その静かな決意。
>>526-527「手紙」
前半部の良さに尽きる。後半はそれを引き継げなかった。
「彼」の神秘性を通して、「僕」は言葉が持つ創造力の大きさを実感する。
つまりこの詩は、詩人と、読者(という名の詩人)の仕事について語っているわけだ。
「甘い碇」について語る「彼」は詩人そのものだが、
その言葉から新たな感情を広げようとする「僕」もまた詩人。
575激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/29 22:46 ID:H+t4IqQq
1点。
>>470-472「ネエチャン」
理路整然とした狂気という矛盾。人のいい悪意が妙に心地いい。
最終連の「ああああ」がその緻密さを台なしにしていることと、
おなじ最終連においてネエチャンが突如、俗物的になるのが残念。
ネエチャンは結婚なんてしないし、歳すら取らない! そうであるべきだ!

>>480「皺」
とても解けそうにない、しかしけして解けないと断言することもできない。
そんな魅力的な謎を、無愛想に提示してくる作者。
∫は涙の跡、Mはミケンとあるが、これが答えかというとそうでもなくて、
前半部を読めば、なんだか全ての名詞の関係が判然としない。
しかしある一定の仕組みはあるようで。「憧れ」感がほとんどないのは別として、いい。

>>515-516「あこがれの世界」
街を歩いていて、突然場違いな、別世界の風景に出くわすことがある。
これはそんな奇跡的でありふれた出来事を、天賦の素直さで描いている。
その視点はいいとしても、言葉の積み上げ方がやや乱雑にも見えた。
詩的であること、メルヘンであることに深くとらわれすぎているような、
特にまとめの一文の真っ当さにも、物足りなさを感じた。

>>533-535「☆☆アコガレート☆☆」
ただの洒落に見えても、その実けっこう確かな分析がほどこしてある。
まさにチョコレートのイメージと重なって、憧れという観念から匂いすら立ち上がってくる。
個人的に残念なのは、
【アコガレートのある風景】で存分に憧れのイメージを飛翔させておいて、
その後にもう一連をつけたしていること。
オチの座りの良さを求めたのだろうが、懸命に膨らませた風船が急にしぼんだ感じにも。
576↑変わった遊びだ(笑:02/11/29 23:05 ID:cfJ5ojKc

まーた、身内の馴れ合いで
ちゃんぷ作りに励んでますね。

変なお遊びがお好きなようで
結構ですね。(笑
577名前はいらない:02/11/29 23:18 ID:mLWnTY8m
自作自演で
複数コテを使い
自分の詩に
集中投票して
ちゃんぷだと喜ぶ

じつに変態的な
お遊びですなぁ(w
5784th ◆HdqTLODCXU :02/11/29 23:19 ID:fQmg2peq
>>462 は僕 今回これが一番好きだったのとうたた君のがどれかわからなかったので無配点。
>>574-575 激から君の今日のは読みやすくていいね。なんかまるみが出てるね。
逆に撫子くんのヨクわからない。批評読むのは難しかったり感心したり
579名前はいらない:02/11/29 23:35 ID:lTXZN7F6
>>577
>複数コテを使い
>自分の詩に集中投票

なるほど!
審査員の顔触れを見ると
イカイカの別ハンのオンパレードだ。

確かに、イカイカの好きそうなことだ。
580名前はいらない:02/11/29 23:55 ID:Ce9eRM9J
このスレって、、、
ほぼ、>いかいかに乗っ取られてる。

>いかいかは飽きるまで、ちゃんぷを
自家製造するだろう。もう意味がない。

まさか、そのことに気付いていない
、、、なんてことは、ないんでしょうねぇ。
3点 >>515-516「あこがれの世界」
小説のようなのですが、それにしても憧れる対象や話の展開、そして前半の描写の仕方がとても巧いと思いました。
最後の一行はもう少し変えてはと感じるのですが、導入にすっかり魅せられてましたの3点です。

3点 >>533-535「☆☆アコガレート☆☆」
ごめんなさい、、、投稿間に合いそうにないので省略で、、、、、、、、。否勿論、ほかの審査員様の如くステキだと思ったので3点なんです。。

2点 >>462「礎へのねらい」
石が「礎」でしょうか。読み返したくなる揺らぎと、柔らかく鮮やかな後味を残す流れ、、バランスですかね?に2点です。
2点 >>470-472「ネエチャン」
中盤以下、素直にゔっと思えました。憧れとはニュアンス異なる気がしましたが、隙を潰した整った作りだと思いますの2点。
2点 >>486-488「手紙」
早く死ぬことばかり考えてたあの日の君なら、じゃあ一緒に死のうとも云いそうかなと。飽きさせない表現賛美の2点。
1点>>480「皺」
(詩)の最後がどうだろうとは思いましたが。意味をちらつかせては取り上げるタイミングの絶妙さとセンスに1点です。
1点 >>492「鐘」
まとまり過ぎて遊び辛いので4連あたりは違うアプローチだと面白かったのではと思います。起、承と結部分の味に1点。
1点 >>537「青の憧れ」
前半もう少し削ったり変えたりできそうなと思いますが、最終連楽しめましたの1点です。
582ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/30 00:02 ID:ZX/SM9sf
あっはーん☆ しめきり!

集計かよ。めんどくせぇな。やるよ。やるったら!
583構造 ◆/Cej999/v6 :02/11/30 00:07 ID:k+mF42jr
…間に合わなかった。
584名前はいらない:02/11/30 00:08 ID:0ElUpwBz
>>580
このスレは
つまり、いかいかさんの
オナニーのスレなんですね!(笑
585激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/30 00:09 ID:fHdsrcEh
今回は審査の数、ちとさびしいな。
586ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/30 00:10 ID:ZX/SM9sf
上位ランキング10。ハァ。。。
ーーーーーーーーーーーーーー
>>533-535「☆★アコガレート★☆」10点
>>486-488「手紙」7点
>>515-516「あこがれの世界」7点
>>539-541「あお 山 みどり 山 みどり 山 あお」7点
>>462「礎へのねらい」5点
>>470-472「恥」5点
>>526-527「手紙」4点
>>537「青の憧れ」4点
>>545「病名:憧憬」4点
>>495「あこがれ」3点
ーーーーーーーーーーーーーーー
ハァ。。。あっ、そう。
ところで、準チャンプが3人だが、
この場合3人とも準チャンプでいいのん?
587ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/30 00:12 ID:ZX/SM9sf
>>583
ええよ。やっちゃいなさい☆
今回、寂しいから。
588ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/30 00:13 ID:ZX/SM9sf
もしかしたら準チャンプの整理もつくかもしれんし。

>構造氏

できれば投票をお願いします。
589名前はいらない:02/11/30 00:15 ID:a8YcZcyE
>>586-7 亀さん
お疲れ様。
お願い許して……。
590名前はいらない:02/11/30 00:23 ID:rYH75sTh
>>579
なんでこんな糞詩が
ちゃんぷの詩になるんだろう?
という疑問の一端が理解できました。

いかいかの詩では仕方がないですね。(w
591名前はいらない:02/11/30 00:29 ID:hb+ynynQ
>>584
>いかいかさんの
>オナニーのスレ

ピンポ〜ン。大当りと思われ。(笑
592名前はいらない:02/11/30 00:37 ID:IUYDffAz
だいたいね
審査員自身が詩を投稿してさ
それを審査するなんてさ
そもそもが一種のペテンなのでは?

ここのスレの人たちって
馬鹿なんだろうか?(w-w
593単純な結論!:02/11/30 00:46 ID:Hxn8WecC

>>592 貴方が言うとおり

たぶん、馬鹿なんだろ!(爆笑
594名前はいらない:02/11/30 00:54 ID:MUVkQGCq
いかいか以外の、他の少数の審査員さんって
いかいかの自演を応援する、お飾り審査員のようなものなんだ。
595名前はいらない:02/11/30 01:03 ID:f56NZ2ix
>イカが自演で自分に点数入れてんのに
その結果に、オメデトゥ ←なんて、言ってんだぜ!

ほんとに、おマヌケな話しなんですよ。
596名前はいらない:02/11/30 01:10 ID:tv8w9mv0

仲間内で馴れ合っちゃって
ちゃんぷだ、ちゃんぷだ言うの止めにしませんか?
いいかげん馬鹿みたいだからさぁ。(笑)
597構造 ◆/Cej999/v6 :02/11/30 01:11 ID:k+mF42jr
一応遅れは遅れなんで、点数には加算しないで参考意見程度に
とどめておくれ。

「病名:憧憬」3点
皮肉だけど、実はこの詩自体が"破滅への憧れ"で
ほんのり浮かぶ微笑が"逃れられない現実"なのかもしれないなと
穿った見方をしてしまった。その見地で、"憧れ"と"現実"の
逆転した現象が面白いと感じますた。

「青の憧れ」2点
信仰としての"憧れ"がよく表現されてると思う
幻滅と自省に身を置いても断片的にはその感情を
捨てきれないところ、あと表現。骨と、海でまとめた
全体のイメージが秀逸。


以下1点

「☆★アコガレート★☆」
憧れ、という概念に対して抱くイメージを戯画化したものと捉えさせて
頂きました。グッドトリップ的な側面にしか目が行ってなかったのが
残念だと思う。

「あお 山 みどり 山 みどり 山 あお」
配置の妙と語感。感触として"憧れ"を表現することに
成功している点が気に入りましたです。
598ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/30 01:24 ID:ZX/SM9sf
>>597
サンクス!
でもそれを加算すると準チャンプが確定するので、有効とす!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>533-535「☆★アホガレート★☆」11点
>>539-541「あお 山 みどり 山 みどり 山 あお」8点
>>486-488「手紙」7点
>>515-516「あこがれの世界」7点
>>545「病名:憧憬」7点
>>462「礎へのねらい」5点
>>470-472「糞」5点
>>526-527「手紙」4点
>>495「あこがれ」3点
>>459「歌」2点
>>480「しわ(変換できねぇ涙)」2点
>>517「翔ぶ」2点
599激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/11/30 01:28 ID:fHdsrcEh
うがーーーーーまた落ちたあああああ!!!!!
あと一点がああああああああああああああああ!

期待を胸に待ったが及ばず!
。。。とりあえず、チャンプ・準チャンプおめでとう!
600名前はいらない:02/11/30 01:28 ID:jeQjWLXf
青の憧れが抜けてる
6点になって、「病名:憧憬」のあとに入る
601ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/30 01:28 ID:ZX/SM9sf
ハァ。。。発表。
ーーーーーーーーーーーーー
☆ちゃんぷとやら☆
>>533-535
   「☆★アコガレート★☆」

☆準チャンプ☆
>>539-541
   「あお 山 みどり 山 みどり 山 あお」
ーーーーーーーーーーーーーー
準チャンプおめでとさーん!☆
チャンプは糞妹。
寝てるから次のお題発表は明日!
602ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/11/30 01:31 ID:ZX/SM9sf
>>600
サンクス!ぼけてた。

大学ノートにも確かに6点と書いてあんのに。。。
すまんす。

疲れた。寝るる!!
603名前はいらない:02/11/30 01:37 ID:2b2Wp3kD
クチュクチュクチュクチュクチュッってきっと愛☆
クチュクチュクチュクチュクチュッってきっと愛☆
クチュクチュクチュクチュクチュッってきっと愛☆
クチュクチュクチュクチュクチュッってきっと愛☆
クチュクチュクチュクチュクチュッってきっと愛☆
クチュクチュクチュクチュクチュッってきっと愛☆
クチュクチュクチュクチュクチュッってきっと愛☆

クチュクチュクチュクチュクチュッってきっと愛☆
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604撫子さん ◆ikeEr7LE3I :02/11/30 10:24 ID:i9gF52n3
オハヨーゴザイマス☆
遅れまちたが、次のお題を出させていただきます。

次のお題は「笑い」で、お願いしまつ☆

あかるい笑い、涙まじりの笑い、笑いそのものについて、
あるいは笑える詩など、笑いに関係あるなら何でもOK!だよ☆

お題出すのが遅れちったから、
〆切は1日延ばして12月8日いっぱい(9日の0;00〆切)で。
ルールは>>1-2を見てネ!☆
605:02/11/30 13:52 ID:NX4Ow6yn
自由な考えデ
思えばタダそれダケノくヒャ
きェふぇ
シましマしまうマ
巻キ取っテ
不思議ニ首に掛ケル
ぐるぐル
グルグル
ぐるぐル
グルぐる
チチたくタ秒針
奇怪に折リ曲ゲて
時間ヲ引っ掻ク
ガリガり
ガりがり
ガリガリ
ガリガリ
ははハ
クフぇ
オカシクテ
オカシイナ
606名前はいらない:02/11/30 14:03 ID:gPvJ+QYE
はい、はい。
また仲間内で持ち回りの
順番チャンプだったね。

このスレの人たちって
変な遊びがホントに好きですね。

チャンプの詩なんて馬鹿馬鹿しくて
もう読んでません!(w-w
607ギルドとアークの出張スレです。:02/11/30 14:13 ID:UMGtrUvu
馴れ合いのお仲間で、ちゃんぷをキャッチボールしてる。
しかも審査員はイカイカの別ハン審査員がゴロゴロいる。

そのうえ審査員自身が詩を投稿して審査して点数つけてる。
君たちって、バーカなんじゃーあーりませんかーって思う。
608名前はいらない:02/11/30 14:19 ID:HkgHVrRG

こ〜んなスレで
チャンプを取ったとかなんとか・・・お粗末ですなぁ。
609やっぱりイカサマなの??:02/11/30 14:31 ID:iQi3GxJS
ちゃんぷとか、準ちゃんぷとかになるヒトって
いっつも、おんなじヒトばっかりなんですが??

インチキなんでしょうか??
610「スクリーン」:02/11/30 15:44 ID:s8EDDgEe
大きなcategorize的損得の勘定
夢の中で料理して終わり(その1)
起きて(その2)眠る(その3)

一人から一人への未知の周波数
それは笑い……笑い……泣き……笑い……「無視」
もう仕方のないことで

目の前を歩く「人生とは……」固まって溶けて
不特定多数の「歩」といくつかの「と金」
次々に進んで……生きて……進んで……死んでも
迷うだけのサイコロの5と6の隙間
1のあの綺麗な朱

マリオネットの糸は太陽……月……空?
それでも7歩進んでは振り出しに戻って1回休み
糸を引いたのは誰か?

 (それは知らず考えずに愛を語り
  恋を歌う全ての、ああ「幸せな」者たちと
  全て忘れて黙るしかない「不幸な」者たち?)


そっと涙をぬぐい……(中略)……銃を撃ち放つまで。
611名前はいらない:02/11/30 15:45 ID:s8EDDgEe


世界の見えない……見えない彼の姿と沈んだだろう
影と命と火と言葉で全ては始まって終わる
祭りのような気違いじみた映画の1シーンで
Screenの奥で観客は皆笑っているのだが

逆コースたどり駆け上がっていく 
positiveという向こう見ずのせいで
僕は何も全うできない

問うのは次の一言のみ
「囲まれたのは、誰?」
612 :02/11/30 16:09 ID:s8EDDgEe
すいません、>611は>610の続きです。失礼しました。
613駄洒落:02/11/30 16:29 ID:TkGbyLGh
いくよ
「となりの囲いに家ができたんだってね」
「いえ〜い」
(くすっ)

じゃあ次
「チキンをきちんと焼きなさいよ」
「鶏あえず火は通すよ」
(くふふっ)

よ〜し
「カラスなぜなくの」
「ちがうもん涙じゃないもん心の汗だもん」
(ひひっひひひっ)

じゃあねぇ
「この教会できたの・・・」
「まだできてねぇよ」
(うははははっ)

おっ受けてる!じゃあ、とっておきだよ
「下手な洒落はやめなしゃれ」
「てか、今までのも洒落になってねぇよ」

どうよ?
(さむっ・・・)
今頃かよ?今頃さむいのかよっ!!

失礼しました
(失礼しました)

はぁ・・・
614Be Free:02/11/30 22:04 ID:8JpqBew5
笑っちゃいけねぇのかよ

好きな漫画が連載されてんだよ とにかくハッピーで
笑うしかない漫画なんだよ 今この時勢は不景気だから
自殺してしまうオヤジも多いから 同級生のあいつが不幸になったからって
笑っちゃいけねぇっていうのかよ

ウチの家計だって苦しいんだよ 俺もバイトをさせられてんだ
それでも同僚が放ったギャグに いちいち反応してあかるく
笑っていれば心も晴れて セッパ詰まった緊張感がほどけると
仕事怠けるから笑っちゃいけねぇっていうのかよ
615_:02/11/30 22:04 ID:8JpqBew5
ホームレスのおっさんが 中学生に叩き殺されたよ
教師たちは命の大切さをプログラムにセットして 生徒たちに教えてた
それでも殺されてしまった おおもっと厳しく教えなければならない!
尊厳です尊厳! 君達は他人の命も 自分の命と 同じ重さと考えなさい!
一枚の借用書より軽いことぐらい知ってるよ そしてホームレスのおっさんが
もし欽ちゃん走りの格好で死んでても 笑っちゃいけねぇっていうのかよ

俺は笑ってやる 死神みてぇに笑ってやるぞ
今さら「あかるく笑いなさい」と命令したって無駄だ

キャバクラじゃ顔の溶けた大笑いしてる 厳格な父親に
俺に笑わない歯車になることを 強要する大人に
重たいしかめっ面して 決して命の軽さを教えない文部省に

正面から飛びかかって

牙と歯茎を剥き出しにして 笑いながら噛みついてやる
オヤジ叩き殺して笑ってやる 女教師犯し殺して笑ってやる

そうなる前に
大声で笑え
616マーブル:02/12/01 13:19 ID:abG8KnOY
陽の沈む早さ 戸惑うこともなく
黙々と作った砂の山 あの頃に咲く目印
冬の風にさらわれた 夕闇の山 波のサンプリング
はにかみに 少し笑う
617肘掛椅子:02/12/01 16:58 ID:KJ+XXLew
腹がひえる
肘掛椅子しかない

庭は広くなくては
隣家にはみだす
腕を組むヒゲだった

白い紙に茶をいれる
椅子の記憶があいまいな窓ガラスもくもる

変哲をこの茶に
まずい

 一文字下ぐも
 いざ知らず
 ああ何てこと
 何てことと

青い空にあおられた
 
 うまのように

ひひひひひひひひひひひ〜んと

庭は広くなくては
隣家にはみだす

飛ばずもがなの空だろう
618名前はいらない:02/12/01 18:42 ID:36t/xJXv
>>605
タイトルと6行目までの破壊ぶりがいい。
特に2、3行目は意味が全く分からず心地よい驚きがあった。
ただ7行目以降に惰性感がありもう一山ほしかったところ。

>>610-611
何か不達成感があった。
「笑い」というテーマの逆手をとった。

>>613
駄洒落は場合によっては苦しいときがある。
それを半ば自棄的に書いた勇気を感じた。
最終行は作者の溜息のような気がする。
619フランク・バカ「変身」:02/12/01 21:17 ID:Qh10AKNs
粘着につきまとわれるように不快な悪夢(アクム)から目覚め
ると、うたた寝死人は風邪をひきそうな格好だった。毛布も羽
織らず、ドテラも着ずに机に突っ伏して、やりかけの書類の端
がほっぺたに直線の跡をつけていた。書類についた寝小便の跡
のような染みを拭き取りながら、TVをつけてみると朝だった。いつものように朝のワイドショーには恩田朗としいなまほろの
顔があり、今朝のゲストはベストセラー作家の南仙崎撥子だっ
た。

しかし何かがおかしい。水槽の中のドン亀はいつものように早
く餌よこせこのヴォケ阿呆カスと飼い主罵倒しているし、窓の
外の電線に止まった紅雀だっていつものように美しい花の詩を
朗読しているというのに。何かが変だ。もしかしたらここは詩
を投稿するスレなのに小説を書いているのがいけなかったのか。
そうなのかもしれない。それでは、ここから詩を書きます。

美しいマイマイカムリが朝の光の中で、恍惚としてカタツムリ
を食べている。どんな色をしているか知らないので、その美し
さを表現できないのが悔しい。聴いたことがないのでどう美し
いのかこれも表現できないが、美しいカノンの調べがステレオ
装置から流れている。いきなりのforteに驚かされたのは、ペ
ットの薮鳩がヴォリュームつまみを突っついて悪戯していたか
らだった。などと情景描写みたいなことをしている暇はない。
この詩の題が「変身」であるからには、何かが変身しなくては
ならないのだ。残りのあと6連ぐらいで。
620_:02/12/01 21:20 ID:Qh10AKNs
もうひとつ課題があった。昔、カノープス先生が仰っていたよ
うに、「笑い」というお題を出されたからには「笑い」につい
て触れていなければならないのだ、この詩は。これを読んだ人
が笑ってくれれば、それだけで笑いについて触れていることに
なるのだが、みんなが笑ってくれるとは限らない。それどころ
か誰一人として笑ってくれないかもしれない。それ以前に、こ
れが詩なのかどうかさえ今はまだ怪しいところだ。

歯を磨こうとしたら歯磨き粉と間違えてneriわさびをつけてし
まった。こんなミスは初めてだ。微熱でもあるのだろうか。そ
れとも何かが変身しかかっているのか。窓の外を通りかかった
ななしくんがアハハと笑った。それをきっかけに何を考えてい
たのだか忘れてしまって、霧の都はバンクーバーだったかなぁ、などと考えはじめてしまったのはやはり意識が天竺あたりまで
飛んでしまっていたからで。

それでも今が朝だということだけは間違いないのだと、ワイル
ドな猫のように身を翻し、食卓に向かった。それでもまだ「ま
しゅうとか、YKHとか、どういう意味なんだろうなぁ」とか
「S-einってダーザインみたいなものかなぁ」とかいった妄想
に頭を苛まれていて、皿に盛られた激辛正当派のカレーライス、
美味しそうなのに、匙が伸びなくて。

4番目のネッちゃんが大和撫子だなんて、誰がそんな構造を生
んだのだろう。UneenなPhantomがレースのカーテンの裏か
らこっちを見ているような気がする。向こうの317現象だ。空
のティーカップにカトリーヌのサインが浮き上がっていて、そ
のせいでピンクのフラミンゴが頭の上を飛びまわっているのだ。
621_:02/12/01 21:21 ID:Qh10AKNs
都立家政という名のヒッピーがTVモニターの中で講義をはじ
める。笑いというものには、大きく分けて二種類の笑いがある。
ひとつは集団における笑い。つまりそれはこの詩のように、某
スレの審査員の名前をダシに使って遊んだ時に生まれるような、
共有される笑い。コソコソ悪口をいって笑ったり、箪笥の角に
足の小指ぶつけてバカみたいに痛がる時ってあるよねー、とコ
メディアンが振って、観客が、ある!ある!と叫びながら笑っ
たりする時の、共感できる笑い。この笑いは社会と個人の結び
つきを強める働きをもつ。それに対してもうひとつは、なんだ
っけ。忘れちゃったけど。

ふと気づけばベルグソンの「笑い」を読んでいるのだった。あ
あ、そうか。吉田戦車だ。あの笑いだ。なぜ可笑しいのか、わ
からないような、個人の奥のほうから湧き上がってくる、個人
的な笑いだ、もうひとつのは。それは個人を個人たらしめて、
個人とは、個人って、なんだっけ、ま。いいや。そんな風に、
まだ起きてから3時間と経っていないというのに、まだ朝(M
ORGEN)だというのに、フランクな眠気がまた襲ってきて、
遠くのほうから、うたた、うたた、という音が聞こえはじめて。

再び「へっきーしょん!」というくしゃみで目が覚めるまで。
622ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/01 23:40 ID:l30UR7nk
>>605
こういう意味不明系の作品を面白いと感じる時、それは何かタブーを
犯しているから面白いのだと俺は思っている。タブーを犯すことによって、
何か自分の奥底にある笑いのツボに触れているのだとう、と。
そしてこの詩は、狂っているようだが実に可笑しい。何かタブーを
犯しているのに違いない。俺の無意識の中にある「世界は、言葉は
こうあるべきだ」という固定観念のようなものを、ブッ壊してくれる
ようなパワーを感じた。最後二行がつまらんかも。タイトルはよし!
>>610-611
むうう。さっぱりわからん!!あとで撫子にでもコメントしてもらい
やがれッ!!
>>613
さむい。さむいが、なぜか俺は読みながら笑いをこらえきれなかった。
かわいいのだ。かわいいものを見ると、笑いが浮かぶ。あの笑いが、
浮かんでしまった。二人の関係、最後のため息は誰が吐いたのか、
よくわからんところも味わい深くてよしッ!!(まじで)
>>614-615
いくら不景気だからって、笑っちゃいけない環境にあるとは、
貴様、さては囚人だなッ!? 視点が一方的すぎて、誰もが
共感できない詩になっちまってると思ったぜ。まずはお前の
プロフィールから書けッ!!
>>616
その「はにかみ」とは、そこまでに至るクサいポエムに対する
はにかみなのだなッ!? うーむ。短いのに言葉が散漫で、
ちと感じさせてもらえなかったかな。
623ドン亀は糞、撫子はチキン:02/12/01 23:47 ID:bKlGDVoj
>>622

無意識の固定観念だって(ぷ
ブサでぽちゃーりが考えることは(ぷ
何も考えてないし、何も考えられないヴァカのくせに
だから醜い田舎者なんだよオマエはゲラゲラ
624ドン亀は糞、撫子はチキン:02/12/01 23:49 ID:bKlGDVoj
大体一人でいくつもスレを乱立させ(しかも糞スレ、自己満スレ)
コテハンと★と点数を多用するヴァカっぷり(ぷ
つか、4ねデブ
625へのへのもしじ:02/12/02 00:13 ID:PDlKrDu/
焦げた茶色の木造の橋の
誰にも見えないようなところに
薄く消えかかったへのへのもへじ
久し振りに見たその顔はいやに
ふくれた顔して

昔落書きといえばこれだったのに
その回りには相合傘や
スプレーで謎のアルファベットが
濃くはっきりと描かれていて

勉学に励む子も
スポーツに励む子も
非行に走る子も
この顔あの顔へのへのもへじ

いつかその六文字目の「へ」が
「し」の字に変わる事はあるのだろうか
僕は働き飯を食い
美しい未来を夢見ながら
今日を生きその準備をしている
626必殺仕事人:02/12/02 00:24 ID:S9jtAWQY
最近のマイブームはあれだ
隙アリの奴の足元に忍び込んで
可能な限り靴紐をかた結び。
俺ほどの達人になると8〜9回は余裕だが
俺は敢えて武士の情けで
これからの人生に幸あれとラッキー7回にしておいてやってる。

なぜならこれをやられた奴はまず途方もない怒りに打ち震え
次に解けない靴紐に四苦八苦しているうちに
最後にはなぜ自分は生きているのだろうという虚無感までもが湧いてくるからだ。

悠然と去っていく俺の背中は奴にこう言う。
「命まで取る気はない。早くうちに帰ってネンネしな。」

だが奴は家に上がれない。

まさに完全なる勝利。
これぞ必殺仕事人。

しかしこの奥義は相当の覚悟と修行を必要とし
任務遂行の途中で目標にバレると
顔面にひざを喰らう可能性があり
それが誤って眉間の急所に入ると
次から植物人間になってしまう可能性がある。
素人にはおすすめできない。
627ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/03 00:52 ID:Dzghgc7t
>>617
変哲のある文章だなー。。。なんなんだろう。さっぱりわからんが、
「腹がひえる/肘掛椅子しかない」なんて、「ひえる」で止まるのか、
それとも肘掛椅子までかかるのか、短いのにどうとでも読めるよな。
二回出てくる「庭は広くなくては/隣家にはみだす/〜」にしても、そう。
つまり確信犯か。うーむ。肘掛椅子というよりは、前後に行ったり来たり
するロッキングチェアーみたいな詩だと思ったぜ。正直、その文体に
ばっかり目が行って、どこが「笑い」なのか、ちっともわからんかった。
すまねぇ(涙
>>619-620
内輪ネタ。卑怯な手だよな。3レス目の1連目から2連目に移る時、
ちゃんと主語を明らかにしとかないと、誰がベルグソン読んでるのか
わからないぜ。7連目なんて、苦しまぎれとしか思えんな(藁
カフカの「変身」のパロディーになってる部分、冒頭だけじゃねぇか!!
そういうタイトルつけるからには、もうちっとこだわっときー!
しかしもしこれがチャンプにでもなった日にゃ、「このスレは馴れ合いだ!」
と言われても、反論できねぇよな。
>>625
「へのへのもへじ」の「へ」が「し」になれば、笑い顔になるってか。
それを現代の子供の顔にたとえてみたんだな。構成に破綻はないが、
もっと膨らませてほしかったな。アイディアはいいと思うが、それを
そのまんま書いただけで満足しちまったって感じだ。これを下書きにして、
詩の世界を構築してほしかった。説明的なんだよな。
>>626
そんな危険かつ無意味な仕事人をなぜやっているのか?
その説明が「マイブーム」以外まったくないのがいいな。ナンセンスだ。
ただ、これも前の作品と同じで、まだプロットの段階なんじゃねぇか?
もっともっと具体的なエピソードを書き加えると、グッと膨らむんじゃ
ねぇかなぁ。最終連なんて、説明するんじゃなくて、「植物人間に
されそうになった時の体験談」とかにすれば面白くなりそうだと思ったぜ。
628ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/03 00:54 ID:Dzghgc7t
今回のお題は「笑い」。
バカ笑いでも、微笑でも、淋しい笑いでも、狂った笑いでも、
あるいは笑いそのものに関する詩でも、はたまた笑わせてくれる
ギャグ詩でも、なんでも来いや!!

締切はまだまだ先だ。
ルールは>>1-2をパッとでいいから読んどけ。

オルァ!
629ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/03 01:00 ID:Dzghgc7t
本スレでは常時審査員を募集している。
してみたい奴は、トリップさえつければ誰でもカマン!
特に悪夢(アクム)と情景描写撮影所のお二方には、
>>619で指名されていることもあり、是非ともやって頂きたい。
審査員とはいっても仕事は簡単。好きだなと思える詩を発見したら、
それに1〜3点の間で点数をつけて投票することのみだッ!
好きな作品がいっぱいあったら、全部選んだって構わない。

最終的には審査員108人まで増やす計画になっているので、
じゃんじゃん押しかけてほしいッ!

んじゃ、よろしくー!
630たのしみクリスマス:02/12/03 03:41 ID:zrYv7DnZ
 大きく足を上げて歩幅を広げて ころばないように滑らないように
  ホワイト〜クリスマス〜
    バッタがはねてた みちばたもきょうは真っ白ゆきげしき
    今夜は 楽しみ クリスマス

無理だと思ってた 気になっていた そんなとばかり考えてた
  クリスマス プレゼント 
   もらえるんだ サンタさん 運んでくるんだ たのしみなんだ
   今日はたのしいクリスマス 世界中が光ってる

大きく一歩踏み出して 滑らないよう転ばないよう 今日は楽しみ
  クリスマス 
    スキーやそりは出来ないけれど 雪遊びだって出来ないけど
    まちじゅう真っ白 クリスマス お日様が笑ってる まちじゅうがひかってる

  今夜は楽しみ  クリスマス ホワイト クリスマス
ドン亀に天敵出現か?
書き込みの雰囲気からして
例の、いかいか粘着とは
違う人のようだが。(笑
632名前はいらない:02/12/03 08:54 ID:Zi2wobvs
このチャンプのスレって
インチキくさいよな。

馴れ合ってるし、順番にチャンプに
なってるような感じだし。
ウソじゃん・・って気がするんだけど。
633岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/12/03 11:21 ID:sQ7wL3mt



ま、悪いことは言いません。あんたら2チャンネラーに代表される
下界の凡人連中には、ベートーヴェンの晩年の弦楽四重奏がちょうどよいです
から、そのあたりをお聴きなさい。
間違えても、ぼくやドビュッシーの作品は聴かないように。
豚・に・真珠・でございましょう、ファッハッハッハッ・・・・・
で、ぼくのホームページK.OKADAワールド
(URL;http://debu1957.hp.infoseek.co.jp/)には
あんたら2チャネラーには似合わない私の傑作の音楽がついていますので、
ぜーーーーーったいに来ないで下さいね。
634名前はいらない:02/12/03 13:18 ID:1s/wr2nr
ほしゅ
635ドン亀は糞、撫子はチキン:02/12/03 22:06 ID:x3QQIhnf
>>632

だってここは共産主義独裁国家だもの(w
馴れ合い万歳!!お星様万歳、点数万歳!!
大体点数で詩を自分の感性と称し安直に
ぶった切ってる時点でヴァカ丸出しの行為
636名前はいらない:02/12/03 23:27 ID:XXBYyGl6
馴れ合い、馴れ合い、って騒いでる人たちって、裏を返せば仲間に入れてって言ってる
ようにしか見えないから、本気で煽ったり荒らしたりしたいなら、もう少し違う方法を
検討したほうがいいと思うよ?(w

すまんね、スレの雰囲気ぶっこわしだな、これで消えるよ
637ドン亀は糞、撫子はチキン:02/12/04 00:13 ID:7Ii1Dt92
>>636

自分がそう思ってるからって、そんなに自分の事さらけ出しどうするよ(w
露出狂?それともやっぱただのヴァカ?
638タマガワ:02/12/04 13:33 ID:t5cyOGQ6
ゆかたの少女
はしのうえ
なまえのおなじ
のら猫が
ながれてゆくの
みおろして

猫はにっこり笑って
少女にっこり笑ってにっこり笑う
639名前はいらない:02/12/04 13:41 ID:h2ct4Ftq
だってさ、、、
審査員自身が詩を投稿してさ
その詩に、その審査員自身が
点数入れててさ、、、こんなのって
完全にペテンじゃん! ねぇぇ!

そんでもって、、、
チャンプだ、チャンプだと
はしゃいでる図式って
ハッキリ言って、お馬鹿じゃん!
ねぇぇ!
640ネッちゃん ◆s9/a8bMydI :02/12/04 13:51 ID:bKnf8yg1
>>639
私は自分の作品に点数入れたことないですよ?

ほかの審査員さんも同じだと思いますけど?

つまり絶対に自分の作品に点数をくれない審査員(自分)がいるべんだけ
審査員は不利だと思いますけどどうですか?
641名前はいらない:02/12/04 13:53 ID:3suIdQhI
>>639
>ハッキリ言って、お馬鹿じゃん!

ハッキリ言わなくてもそうなんです。
幼稚が群れているスレなんだからね。

ちゃんぷというのは、審査員か
審査員経験者しか
なれないものなのです。

だって点数つけてるのは
詩を投稿した審査員自身ですから!
もういいかげん理解して下さい。

このスレは
じつに幼稚なペテンである・・・と、結論する。(w
643笑う猫:02/12/04 14:20 ID:WVhsHB5J
ぼくはみんなと違っていて
もしかしたら頭がおかしいのかもしれない
なんて思いはじめて

郵便屋さんへ行ったら
普通の人間に売ってくれるように切手を売ってくれたので
やっぱりおかしくないのかもしれない

でも学校にギターをもっていって
あかるい詞を暴力的な声で歌ったら
「お前語で暗くてわけわかんねー歌唄ってんじゃねー」
とかいわれたので

体育館の裏で
もっとみんながわかってくれるように
ギターと歌の練習してたら
みんな集まってきて

ギターをキックで壊されて
喉をチョップで壊されて
「うるせーんだよ」
「お前は人間だなんて認めてやんねー」
っていわれて家に帰った
644続き:02/12/04 14:22 ID:WVhsHB5J
夕方が光ひとつない黒影を連れてきて
それが私の部屋に忍び込んでくる頃に
私なんで泣いてるんだろう?
と意識したのは私の黒と出会ったからで

世界との調和
それは自分自身との調和
私を認めてくれるのは黒くて意味のない世界
そして私自身だけだってこと

もうすぐ星が輝きはじめる
星は私たちを憎んでいる
届けられる星の光はほんとうは人間に対する破壊ビームだ
私はそれをそっと受け止めて
返してあげる
星が自分自身で笑えるように

星の光を返した私は
笑っていた
おかしくておかしくて
自分自身も世界も
みんなおかしくて
645最後:02/12/04 14:22 ID:WVhsHB5J
あかるくあっはっはと笑ったら
自分の指先に肉球が浮かびあがった
頭をさわってみると猫耳があった
かわいい尻尾だってついてるぞ

外へ出てみると
犬がいっぱい歩いてて
猫はみんな家に篭ってるらしい
猿がTVの中で政治活動してる

私は犬を犬として認め
猿を猿として認め
そして猫を猫として認めた

そうじゃなきゃ
こんなにあかるく笑えない
646ネッちゃん ◆s9/a8bMydI :02/12/04 14:30 ID:S2nHNcf1
>>641
ひとの話しが聞こえてないんですか?

ルールにもちゃんと書いてあるみたいですけど?

なんかバカバカしいのでsageます
647わははははははは♪♪:02/12/04 14:52 ID:N0CzjITU
>>646
>ひとの話しが聞こえてないんですか?

ネッちゃん・・もしかすると放置されているでは?
648画廊主人 ◆xrE8UiKY0A :02/12/04 19:17 ID:bZ8eTNfF
どうせ取り合ってはもらえないのでしょうが。一応。

>>641
ちゃんぷというのは、審査員か
審査員経験者しか
なれないものなのです

私、以前チャンプになったことありますけど、審査員でも審査員経験者でも
ないですよ。さて、このことはどう説明なさるのでしょうか?


のことなのですよね。 
649画廊主人 ◆xrE8UiKY0A :02/12/04 19:19 ID:FxurpXRd
訂正 のことなのですよね。 は、削除して読んでください。恥ずかしい。
650冬の思いで:02/12/05 02:42 ID:+dOlxr4U
 靴の下で少しだけへこむ、やわらかなビニールを貼付けたリノリウムのスロープをのぼりきると、扉のない入り口から零れる笑い声が急に近くなる
 押すべきチャイムも、ノックするドアも、ないので仕方なく音を立てずに部屋の中に入ると、近くにいた何人かが真っ直ぐにこちらを向く
 入院患者たちはみな陽気で、思い思いに話題に花を咲かせる、笑い声が暴れ回っている
 シートのラインを繰返しまたぐ老紳士の黒目から出る、無作為な視線が私の右の頬にぶつかる
 天井にはめ込まれた蛍光灯の光の粒が、私の背中に当たって弾かれて、大声で笑いころげる婦人の口に飛び込む
 私は部屋の中央あたりまで、一歩ずつ足を交差させ、モデルのように両側から水鉄砲の砲撃を浴びる
 全身に水びたしになった私は、転ばないように気をつけながら、なめらかに歩みを止めようとする
 上下左右から浴びせかかる笑い声の奔流が、私の肌を打つ
 部屋の奥までいたって、背中を壁にあずけたかったけれど全身に糸が絡って動けなくなってしまう
 そのままでいるほど糸は私を巻き取り、抵抗できなくなる、同じ姿勢でいると、私の方を向く顔の数がひとつづつ増えた
 抗うことのできない私の目に包帯が捲かれ、代わりに首から下の服を引きちぎられる
 剥き出しの肌を撫でてとおる風で、私はお腹を冷やしてしまいそうになる
 きしむ両膝の関節をなんとか折り曲げて、しゃがみ込んでから胸の中に頭を押し入れる、そんな姿勢をする私を見つめる目はふたつずつ増えていく
651冬の思いで(つづき):02/12/05 02:43 ID:+dOlxr4U
 彼女は丸い野菜の形をした私のへたを片手で叩き、はり巡らされて固まった繊維を振動で粉々にしてしまった
 全身の皮に亀裂が入り、崩れ落ちそうになる私に、彼女は笑いかけた
 彼女は私より二十も年上で誰よりも陽気に見えた
 彼女は残骸になりかけた私の手を取り、私を振り回した
 とうとう部屋中のすべての視線が私と彼女の位置でぶつかり、笑い声の渦の中心に私たちは走り込んだ
 彼女は私の胴体と繋がった両腕を握ったままひとりで歌った
 彼女の動かす両腕の振動が私の胴体を引きずり回した
 円心分離器にかけられた私は、全身から切れ切れの衣装を飛ばされてしまい、私は彼女と共鳴するように歌った
 私は彼女の口になり、彼女は私の手足になった、私は部屋の中央で踊り続けた、燃えたぎるように沸騰する私の心臓から溢れ出すたくさんの感情が、私の皮膚の内側に当たってはすぐに、頭のてっぺんから飛ばされていった
 九番目の笑い声が部屋に響き渡り、私は嵐のひとつになった
652トムオブフィンランドの微笑(1):02/12/05 10:53 ID:Q0Dv3Gju
蒸されたサウナは
草いきれに似ている
緑が生い茂る
全身に生えわたる
頭が白くなる瞬間まで待って
鏡に胸毛を映して
内部のあまりの膂力に
驚き敬意を感じた俺は
そっと噛んだ真似をした

"おまえの腋毛を噛んでもいいか?"
とおれが尋ねる
おまえは口を歪める
やさしい皺をうかべる
無精髭をその間に挟みながら

笑みか
悲しみか
その顔はポンバドゥールに惑わされた
フランス王の髯が動くように

そして鮭が地球上を遡上するように
おれの潮流はうごめく
653トムオブフィンランドの微笑(2):02/12/05 10:54 ID:Q0Dv3Gju
血管をひろげ
おまえについての
十四五行にもわたる哲学的思考を
からだのなかで
おれのものとした

そうだ
塩が浮き出て
白くなるまで汗を
かけあおう

オリーブオイルの青臭い衝動を
上からしたまで塗りあおう

俺たちのかがやきは
プラトンのイデアのなかで
蟹や
吊るされた鰊のように
光る鱗を隠され
箱に閉じ込められた

万有引力の肌のなか
そこにある盛り上がった林が
刹那のまま
永遠に衰えないように
654feel fine days:02/12/05 11:20 ID:HJnN8zlZ

ビタミン足りねぇ
から有り金全部はたいて買ったお姉
そんなときにも銃みてぇな愛むけやがって
泣いてる女はやっぱ信用できねぇ
俺はこのとおり見たまんまの男で
拾った財布にだって一銭も入ってねぇ
雨の日にだって傘はねぇ
おい俺の金全部返しやがれ
こっちだって伊達にやってる人生じゃねぇ

仕方ねぇから俺 嗤う

嘆きながら夜の人波彷徨う
流れる水が森を這うように鳥が翔ぶ
美味そうなチーズみたいな月昇る
ふと気づけばまた隣に女がいる
純粋そうな笑顔と手が石ころ弄(あそ)ぶ
腹ん中バレバレだけど結局誘われる
んで朝になりゃ車も女も心もどっか逝く

仕方ねぇから俺 嘲う

まぁ人生そんなもんだって太陽昇る
雲が泳ぐ
春が来る 
鳥が歌う 
パンが焼きあがる 
まるでルパンみたいにタバコふかす

仕方ねぇから俺 笑う
655warai 1:02/12/05 20:32 ID:WjcIAVMA
狂った社会と、狂った学校、狂ったお家に、狂った僕
イヒヒイヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ…
今日も、パソコンのこっち側から笑ってます

「良い大学にはいって、良い仕事につきなさいい。」
世の中はお金に支配されています。
くさっていまーす。
くさっていまーす。
金、金、金、金、金…
金のために、魂を売った偽善者たちが
ワハハハハハハハハハハハハ…
ト、笑イマーーース。
汚れていまーす。
汚れていまーす。

656warai 2:02/12/05 20:33 ID:WjcIAVMA

みんな、みんなが、自分勝手に、
自分の欲望を埋めることを、ただ、ただ、ただ、ただ、
欲しがって

自分専用の『ロバの耳』にでてくる穴を、欲しがって

ああああああああああああああああああ!!!
よごれている!!
よごれていっるうううううううううううううううううううう!!

一部の冒涜者が、神の名すら汚してしまった。
天罰が当たるよ、きっと、
すべての人類に

あはははっははははっはははははははは!!

僕は今日も、パソコンのこっち側から笑っています。
乾いた笑いは、どこまで届くのだろうか?

…神様。どうか僕を開放して下さい。
657yuki:02/12/05 20:43 ID:YudG/juF
そんな事より私の話を聞いてください!!
昨日の夕方、突然ウチの会社の部長が「仕事の事で話しがある」と私を呼び出したんです。
仕事の時間は終わったばかりでしたから、特別急な用があるのかと思ったら、無理矢理居酒屋連れて行かれたんです。
そこで仕事の話をするとかいっていたのに、いざ居酒屋へ着いたら全然仕事と関係の無い方向の話しばかりで・・・。
暫くは、このままそのうち聞いていれば気が済んで帰してくれるだろうと思っていたんです。
でも、2時間ほどしたら部長の飲み仲間が急に集まってきて、滅茶苦茶にお酒を勧めてくるんです。
あまり人の勧めを断れる性格ではないですし、お酒も苦手というわけではないですから勧められるがままに飲んでいたんです。
お酒もまわってきて、ちょっと気持ち悪くなってきて、その事を部長に伝えたら「上で休めるから休むといいよ」と言われたんです。
上へ行くと私はスグ眠ってしまいました。

それから暫くして、体が揺すられるので目を覚ますと、なんだか男の人の声がたくさん聞こえたんです。
ハっと気がつくと部長の飲み仲間の5人か6人に男の人に体のあちこちを触られていたんです。
もちろんやめてと言いました。
そしたら「ただの冗談じゃないか」と言われたんです。大勢で言ってきたので、丸め込まれてしまったんですが、今考えると凄く悔しいです。
もう少し起きるのが遅かったらと考えると怖くて、最近では部長が近くに来ただけで震えてしまって・・・。
もうどうしたらいいか・・・。
誰か教えてください。私これからどうしたらいいでしょうか・・・?
658負け犬の遠吠え:02/12/05 21:06 ID:e5ezub64
半角テンに味噌らむ、優越、不明な他の鋭意とエイトAユウエス09
バレバレとお決まりのポーズで、僕の頭ですらリンク08、目ロ07、崩壊開始拡散の王者06、たったの三勝05、04
一兎臭い03
ライオンがいる
見破ったよ、Fイービー
歯医者が自分で金歯を手入れしたが、ここからダイヤは既に遠かった02
泥1000が、警1000に、1000を卑下から00
各社すべて銀行ざし、01
時差ぼけのシート“ぽんぐす”したための01の欠席
クレッヲォースA、連結は1000
クレッヲォースB、切断は1000
クレッヲォースC、線は1000でしかないと読者に伝えるための補足
−01
−02
カップラーメン味噌味、時期は満ちた!!
−03
ふふふ
−04
全角テンに負けただけさ
−05
ここに今、僕はいるから、ずるずる食べるしかないんだ
つまり、クレッヲォースだ
“味噌”平らげた
−06
−07
つづく・・・
しかし
僕はここにはまだいないナンバーテンSイーピー
クレッヲォースは応答しない
強盗失敗
番号の意味は解明されず
ピピー
659なんで?:02/12/05 22:44 ID:+Iq8k+Hz
闇夜がぽっかり円く切られて
はじめは月かと思ったけど
降りてきたのは黄色い円盤だった。
銀色の扉がスパッと開いて
あらわれた宇宙人は笑っていた。

みんないっぺんに宇宙人が好きになって
闇夜に咲いた笑いの花花
寂しい星・地球へようこそ。
宇宙人はスチャッと手をさしだして
殺人兵器を乱射しながら笑いつづけた。

あたしは笑っていたから
宇宙人には仲間だと思われて
地球人には狂人だと思われた。
なりゆきで宇宙人の奥さんになったけど
あの時なんで笑っていたかなんて覚えてない。

コンピューターゲームみたいに
地球人も宇宙人もころころ死んでいって
町も田圃も住宅地も戦場になって夫も死んだ。
蛙みたいに舗道にひっついた地球人の寂しそうな死体
の隣にことごとく宇宙人のもげた首が笑っていた。
660ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/06 00:30 ID:8SqhXlM7
>>630
子供の言葉かな? 子供らしい素直さと脇見のなさだが、ただそれだけだな。
詩全体が笑っているといえなくもないが、ありきたりでスカスカな印象。
もっと意外な小道具とかもちりばめて明るい笑いの世界をパァッ!と
光らせてほしいと思ったぜ。
三行目「みちばたも」のあとにスペースがないと無駄に読みづらいしな。
脱字もあるぞ。最後「ホワイト クリスマス」は子供らしくないよな。
これで子供の言葉じゃなかったらきもいし。
>>638
おもしれぇ♪
短い中に世界が出来上がってやがんな。「ゆかた」と「タマガワ」が
なかったら、もっと掘り下げろ!と言いたくなるところだが、
この二つの言葉だけで充分、具体的な世界になってると思ったぜ。
リズムが七五調からいきなりボロボロに崩れるんだが、そこを
どう評価するかだな。俺は雑だとしか思えなかった。崩すならもっと
別のリズムがいいと思ったぜ。
>>643-645
うーむ。接続助詞が多いな。そのせいでだらだらしたリズムになってねぇか?
「て」「た」が多すぎる印象だ。「認め」も、「認めて」の省略だしな。
自分発見の詩なのか。自分は犬や猿の中にまぎれた猫だった、と。
それにしてもそれに気づく過程が弱すぎる印象だ。そこんとこが核だろ?
「星の光を返した」からだけじゃ、ちょっとついて行けねぇぞ。
661ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/06 00:32 ID:8SqhXlM7
>>650-651
クイズみたいな詩だな。。。うーん。。。何か野菜のことなのか?
「冬の思いで」は「思い出」?なら、この「私」は、やっぱり人間なんだろうな。
そのまんまの意味として読めば、情景としては、狂ってるな。
狂ってるが、「九番目」とか、ヒントみたいな言葉の数々で、
やっぱりどうしてもクイズの文章として読んじまった。
彼女と回ってるところなんて、イカレた感じでいいんだがな。
>>652-653
おお!モーホーの詩だな!?うぉぉーい♪ しかも胸毛いっぱい
たくましき古代ギリシャの男の香りだ♪ トムオブフィンランド
って、なんだっけ。知らんわ!!!今度調べておくぜ!!
うん。明るくて、かっこよくて、汗臭い。毛の臭いもたっぷり伝わってくる。
男だぜ! 男だぜ! ああ、なんだか力がみなぎってくるようだ。
>>654
冒頭の二行は、お姉がビタミンを買ったんだよな??わかりにくいぜ。
「嗤う」「嘲う」と自分をバカにして笑うところから、「笑う」
へ展開するんだが、ここのきっかけもわかりにくい。っつーか、
ヤケクソで笑った、ってことで、いいのか?
あんまり心から笑っているようには感じられなかったな。
全体的にはフランス青春映画っぽいイメージかな。
662ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/06 00:35 ID:8SqhXlM7
今回のお題は「笑い」。

締切は12月8日いっぱい。

ルールは>>1-2だよ〜。へにょ〜ん。。
663笑いの遠景 :1:02/12/06 06:12 ID:CxWjUwof
それは 照らしながら 隠してしまう
波打つ ひとときは砕け 消えてゆく 影たち
本当だったこと ことごとく 苦みながら 去る

気を失うみたいに ぼくは
この日の この場所で 笑っている
耐えようのない 自動機械
経済の 社会の おそろしい 変節
そこにある そういう影 すべて 砕くための
ぼくに残された ただひとつの 方法
絶え間なく 失うための 笑うこと
欺きながら 苦々しく 笑うこと

警察によれば 今日も何人かが殺され
何人かが殺し 何人かがみずから死んだ
いつもある風景 海は鳴り 山は育ち
建築され 解体され つまずきながら 地球はまわり
温度は あたたかい場所から つめたい場所へ
声は 届いたり 届かなかったり

笑いは しかし どこにでも 転がっている

テレビでは コメディアンが 笑っている
誰も笑わせずに 何も照らさずに
恥ずかしさのかけらも見せず 何も隠さずに
違うチャンネルでは 象徴天皇も 笑っている
あの微笑 何を照らし 何を隠そうというのか
しかし ちゃんと照らして ちゃんと見事に 隠している
664笑いの遠景 :2:02/12/06 06:12 ID:CxWjUwof

何も知らない 子供の笑いは いつも空疎だ
空疎であること それは奇跡だが 遠く 色ないものだ
多くを知った 大人の笑いは すべてが苦い
秘めていて時々 晴れあがるように のぼる笑い
ぼくはその 苦さの煌めきを 知っている

きみの やさしげな笑いも ぼくは知っている
ぼくの いつもの失敗 直情的な 恥ずかしいなりゆきを
たった一瞬で こともなげに 砕く その手慣れたわざ
そのたびに ぼくは静かに驚き その心のまま 笑いかえし
手をつないで 遠くの街を眺める
今日も散々殺しあった 夕暮れの街は いっせいに
ありきたりに 輝く

それも 奇跡だ
665名前はいらない:02/12/07 08:00 ID:A+JCziXF
>>638
短歌のそれの裏をとるかのような第1連のリズム。
固有名詞をカタカナ表記したタイトルが
詩に留保されたかのようなリアリティを与えた感。
死にゆくべき自己と対峙した少女の
屈託のないやさしい笑いの繰り返しにカタルシス。

>>658
意味不明系統。冒頭「不明な」とラスト「解明されず」で
はからずもその系統を説明してしまった感があるけれど
それはやはり禁じ手である気がする。
数詞とカタカナ表記アルファベット止めにスピードがあるが
収束するような最終行であってほしかった。
666唇フェティシスト:02/12/07 11:48 ID:Ux1tw+ri
僕は唇フェティシストだ

ぶるるーんと踊る
まるめた輪ゴム
おしゃべりな彼女の唇みたい
耳を近付けると
きゅっきゅっ
上下唇の擦れる音がする
ほうっておいたら
キスの形で止まった

僕は唇フェティシストだ

ぐにょーんと伸ばす
唇が笑う
皺が全部平らになって
つるつるツヤツヤの薄唇
口紅を塗ってあげよう
でもなんかいやだ
なんか魅力ない
笑った唇にはキスできない

僕は唇フェティシストだと思っていたが
実は舌フェティシストだったと気づいた

かぱっと
まるく大きな口を開かせると
輪ゴムが作った空間の向こうに
ヒラメのような蠢きが見え

やはり女性はたまには
口を大きく開けて笑うべきだ僕のために
667PURE-GOLD:02/12/07 12:43 ID:EAcp3hgH
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668放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/07 13:24 ID:wdDoP82X

夏の日の 午後に出会う 思い出よ
          麦わら帽に 笑う友よ
669名前はいらない:02/12/07 19:01 ID:SUVoMX2G
>>668
コテハンいれた奴は失格。
ルール嫁
670放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/07 21:44 ID:vVGx+BkX
>>669

確信犯ですが何か?(w
671けんひこ ◆SEX/mailwM :02/12/07 23:46 ID:FjfcUBj7
鶏頭の 意味を知らずに 恥かいて
     ほとぼりさまして また恥をかく
672ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/08 00:16 ID:g3LetqYV
>>655-656
「パソコンのこっち側」ってことは、向かいの側はネットの中ってことか?
それにしちゃ、ネットの中が出てこねぇ。。。じゃあ、と
向かい側=現実社会、として読んでみたら、「こっち側」が曖昧になっちまう。
まあ、自分も含め汚れている社会に対する哀しい笑いだというのはわかるよ。
最後「開放して」が「解放」じゃないところに現代的閉塞状況にある
宇多田ヒカル的ヒキ蛙的子守歌的(以下略
>>657
俺んところへ来いッ!!
>>658
SF的な情景と、日常の風景がミックスされてるような印象。
「半角テン」とか「クレッヲォース」とか、わからん言葉の響きが
気持ちいい、ような気がする。緊張感のある?カウントダウンの中に
カップヌードル味噌味が挟み込まれるあたりにナンセンスな笑いがある
。。。のか???
>>659
星新一というかティム・バートンというか。ナンセンスな物語。
一行ごとに次々と展開して行くのが気持ちいいな。笑いしか表情の
ない宇宙人は怖いんだが、もうちっと描写があってもよかったかもな。
ことごとく笑っている生首はぞっとした。タイトル「なんで?」は、
なんで?という感じだ。一考の余地あり、ってヤツじゃねぇかな。

「ドン亀さんの代表的な詩作品」−02/04/14−作・ドン亀

君のまんこは

貝の殻

俺のちんぽを

懐かしむ


674名前はいらない:02/12/08 00:39 ID:2ZPg+9k+
>>673
マジッすか?
675ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/08 00:55 ID:Bc6FzevS
>>663-664
視点をグイッと大きく引いてみることで、見えてくる世界も姿を
変える。社会をフカンする視点から、地球全体を見渡す視点まで、
引いて見てみると、笑いは隠すための光として見えてくる。
視点を定めていることから生まれる統一感があるな。しかし
2レス目になると「ぼく」の視点になるんだな。結局は「ぼく」が
世界の外まで出たような視点から仮定してたってことか。まぁ、無難だな。
最後3行に力があって、締めがビシッと効いてるな。
>>666
一連、二連、とおもしれぇと思ったが、尻すぼみっつーか、
なんつーか。タイトル「唇フェチ」なのに途中で「舌フェチ」に
目覚めちまうってのは脱力だ。最後「僕のために」からすると、
そういう脱力系笑いを狙ったのか? だとすると、力抜けすぎて
笑えねーぞ、オイ。。。
>>668
情報量のある言葉がないです。それをパッと見せられて、読者は
どんな想像力を働かせればよいのか。つーか、確信犯なら失格だ!!
男なら姑息な逃げ方ばっかりしてねぇで、真正面からチャンプ狙いに
来いや!!
>>671
どははは!12
おもろいけど失格!!失格ゥゥゥゥ!!!!!!
676ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/08 00:58 ID:Bc6FzevS
今回のお題は「笑い」。

締め切りは明日いっぱい。急げッ!!!

ルールは>>1-2を読んでも構わんよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>673
改行が違うッ!!!!!!!!!!!

 君のまんこは貝の殻
 俺のちんぽを懐かしむ     ←こうだッ!!
677別れる準備をします! (1/2):02/12/08 09:47 ID:JwqlIiiG

別れる準備をします!
世紀の大噴火
冷淡に投げつけたマグマのメール

飛び乗る 深夜の高速
渇望していた160キロ
ふりきる想いの極み 
ひれ伏した分だけ
力のかぎり踏み込む 激情のアクセル
〈あんな言い方ないんじゃない?〉
〈どうして、いつもあれほど冷たいの?〉
くやし涙と 堪忍袋の尾
切れ端とともに ハラハラと降りそそぐ
光を分けてぶっ飛ばす
スレスレに追い抜いてみる大型トラック
呆れかえり 見送る 車たち
なんという苦痛の快感…
678別れる準備をします! (2/2):02/12/08 09:49 ID:JwqlIiiG

〈こんなにも可愛いくてやさしい女は
 どこを探しても いないのに!〉
〈わからず屋!〉
神にひたすら祈りつづける
一人事故の幸運を
返上の覚悟
やっと手にしたゴールド免許
〈もう、あいつだけが男じゃない!〉
〈絶対何があっても引き返さない!〉
大音響のハートブレイク
風をきるヘッドライトの先
目いっぱい光り輝く 恋慕の葬送曲
別れの決心 きつく固むすびされて

彼からのお返事 

“準備”って なんだよぉ?
なんで別れるのに “準備”がいるんだぁ?(笑)

ばれちゃったぁ
その気がないのが…
679なんという4行詩だ・・。下品!:02/12/08 09:54 ID:4BzESfHG
>>673
>ドン亀へ

馬鹿だなぁぁ・・。
680名前はいらない:02/12/08 10:34 ID:y/DiCaME
激辛さんの寸評めあてで投稿してたのに…

エロ爬虫類の駄レスしか貰えないなんて!

もう、投稿しません!!
6814th ◆HdqTLODCXU :02/12/08 13:21 ID:+RJfB3Ws
>>673 これエロくはないだろ こんな言い方にくるめられたそれがコマ数の少ない漫画で本能程度を覆われている
682家路に笑顔と笑い声:02/12/08 17:46 ID:0tgK6Nx5
突き刺さりそうな風に耐えながら あんたと一緒の帰り道
私の話すくだらない話題に いちいちげらげらうけてくれる
そんな笑顔と笑い声がどうしようもなく痛々しい
見ているこちらが心苦しくなるような 無理やり絞り出した笑い声
そんなに一生懸命に
処世術と信じる行為を反復し続けるあんたに
もうやめろなんて言えないから
真っ暗で冷たい私の家に着くまで 一緒に無理をし続けました
そんなあんたに 同情と苛立ちと愛おしさを
きっちりと同じ分だけ 感じました

683名前はいらない:02/12/08 17:55 ID:ZGvvfO0w
なんつうイタイ詩・・・
684名前はいらない:02/12/08 18:06 ID:n7IyeYEF
ごめんなさい。
>>676は間違い、ですよね。

締切は今日いっぱいです。お題は「笑い」で。
今回投稿少ないですんで、皆さんもっと投稿お願いします。
個人的には笑わせてもらえるのとか、綺麗な笑いの詩が読みたい。
685名前はいらない:02/12/08 18:09 ID:0tgK6Nx5
>>683
イタイ詩は投稿しちゃ駄目なの
686☆☆☆☆☆:02/12/08 18:13 ID:PUaw9sx+
687しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :02/12/08 18:19 ID:eH9kpnNm
>>685
そんなことないです。
っていうかイタイとかイタクナイとか誰が決めるの?
688名前はいらない:02/12/08 19:06 ID:DUdI1DYa
>>630
「クリスマス」という語がタイトルを含めて9回書かれている。
ものすごくそれを楽しみにしていることが直球的に伝わってくる。

>>643-645
悟りめいたものを得たときの悦びの笑いだと思うけど
最終連がそれが一時的なものであったことを示していて浄化反作用的。

>>655-656
神様に告げ口をするかのような「まーす」口調がおもしろいと同時にかなしい。
689あははははははは:02/12/08 21:24 ID:PXfg916+



         空 であ                       ぶ雲 で
     は          り               か           あ
   眉              。           浮                る。
          も より                       とほ そ       
        つ       ずっ                  ゅっ     め
       い        と      目         み        た
                       の 
                     その
                     おくの 
                    瞳には 
                   陽が湛え 
                 られこそすれ
                   涙で翳る
                    ことは無い 。  僕が
                              
    笑             い            笑
     う           らし      幸        う            笑う。 それ
      と長生き するん         せ           と 君  も        を
690 :02/12/08 21:25 ID:PXfg916+
                         ゚                    て!    見
         な に                               笑っ      て
           ぁ   か良いことがあ ような気がするんだよ 試し に  は    ま
あ          あ           る                  はは    た
 は     笑    は は                         くはは     僕  
 は       う。     は はは                  はは       も
  は               は は は う は はは は は は              は
  は                                                ひゃ
   はは                                            あは
     は は                                         は
        は                                      は
           ははは                             は は
              はははは                   は はエック
                  は                は は
                    は は  ははは は  は は




691ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/08 22:26 ID:t+P4c44M
>>677-678
うはは!笑っちまった!!
最初の連と最後三連だけにして読んでみると、バカヤロー!それが
どうしたぁぁぁぁ!!!的な、どーでもいいバカップル(死語?)の
メールのやりとりを見せられているだけにすぎねぇんだが、
真ん中に挟み込まれた激情のドライヴ・シーンが効いてるよな。
激しい疾走感と彼女の激情にひっぱられて、哀しい場所へ連れて行かれる。
その後のバカ丸出しだからこそ、笑えるんだな。疾走中にも「ゴールド
免許証」等、おいしいところがいっぱいあるし。「恋慕の葬送曲」だけ
ちっと抵抗あったが、それも彼女の極度に感情的になっていることの
表現だとか思えば、って俺、甘すぎか?
>>682
「笑顔と笑い声」とか「話す〜話題」とか、どうにもひっかかるな。
「笑」や「話」を重複させずに、スマートにできねぇもんかな。
全体的に、「暗くて冷たい私の家」以外、すべて表現ではなくて
説明だと思った。「処世術と信じる行為を反復するあんた」なんて、
説明的なそれまでの文のさらに説明だろ? 「処世術と信じる行為を
反復するあんた」をちゃんと描けていれば、そんな言葉は必要ねぇ筈だろ?
最後の2行もまるで作文だ。
ただいいと思ったところもあって、まず「あんた」という呼称。
普通こういう詩なら「あなた」だろうし、これがまた内容に凄く
合ってるよな。不機嫌なような、「あなた」よりも親密なような。
あと最後のほうまで「〜ました」が出て来ないところ。文の流れに
締まりを与えてる。しかも最後でもう一度繰り返される。このあたりは
気持ちよかったぜ。
>>689-690
すまん。俺のブラウザからじゃ、ageてみねぇと、どんな形してんのか
わかんねぇ。age!!
692ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/08 22:28 ID:t+P4c44M
お題は「笑い」。

あと1時間半で締切だ。

かかって来いや!!!
693因果応報:02/12/08 23:01 ID:0atoUg00

色黒でおとなしい男の子
授業でレインボウの意味を問われ
インド人と胸を張って答えた

三年後
私がテストでエレファントを
ラマと訳したのは
彼を笑った報いだろう
694どうでもいい講義中100円ノートにヘビのたくった        1:02/12/08 23:44 ID:VuBkXYUa

リンリンリンリンリンリンリン〜♪

モクモクとボク  馴れ親しんだ匂い漬かった  毛布  ゆるゆるのける
モクモクとボク  寝グセ晒され鏡前  歯ブラシ  ダルく左右前後動く

モクモクの足   一本の線上歩くように  脇目は触れず  リビングへ
ボクの口     ため息もくもく  ヨシッ  くゆらせキッチンへ

モクモクとボク  ホッカホカホ〜カご飯  もごもぐもご  ごくん飲み込む
モクモクとボク  外へ通じるドア辺り  寄り添い倒れそう触れちゃい  靴はく

モクモクの尻   しかるべき帰結で  永久指定  パッセンジャーシートへ
ボクの手     好きだから  男として  ハンドルへ

モクモクとボク  繋いだ手と  遅刻迫り廊下で滑り  なごみ楽しむ
モクモクとボク  ノートに板書写し  耳入る小難しい公式  自然と集中力反れる

“このとおり”

モクモクとボク  為すこと行くとこ  黙々とふたり  いっしょ日々だいたい

「・・なに書いてるの?」

しまったぁ!!

わたアメ製カイジュウぅう〜!?  挙動不審っ!?  察知シタぁア!?
宇宙規模さえなってしまうワぁア!?  緊急避難勧告ぅ!?  発令ぇえグわぁア!?
695                              2:02/12/08 23:46 ID:VuBkXYUa

それはジョークだが―――

このエッセイ見つかれば  火炎吹かれること必至!!
怖すぎなんだよ!!

(・・・マジこれ  極秘文書扱い化  進行中・・・)

でもでも〜♪

ま〜し〜ろ〜    銀世界  ひょいとひとまたぎしちゃってる  肌
あ〜ま〜い〜    舌殺し  トロケてく  味覚マヒしょっちゅう
ま〜じ〜め〜    最有力  アダ名これ由来  ホォントかなぁ〜??
む〜く〜ち〜    ペース  崩さず  私用ハクネツ中応答せず
つ〜よ〜い〜    間食で  ティラノサウルス  つまむホド・・・
せ〜い〜ぎ〜    根はネ  温かく穏やか淑やかで  悪モノ許さない!!

だからだから〜♪

ボク     ラブ  モクモク!!
モクモク  ラブ  ボク          ・・・のはず!!

―――そして今夜

モクモクとボク  黙々ともくもくと湯けむり漏れ散らし  荒げるキシャポッポ  レールの上で

なるトカ〜♪
ならないトカ〜♪
696                              3:02/12/08 23:48 ID:VuBkXYUa

シュッポゥシュッポゥシュッポゥシュッポゥシュッポゥシュッ___
                                       ・
                                        ヽ
                                         .
                                          \
                                            \
                                              `ヽ
                                               ~\


「うふ

 はなさない」


【追記】

予期してた彼女の闖入で  初めての共作エッセイ  愛のしるし  宝の意思

「君のまんこ」・・作・ドン亀 (02/04/14)

君のまんこは

貝の殻

俺のちんぽの

懐かしむ

−−−−−−−−−−−−−ドン亀の代表詩と言われています!
698ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/09 00:01 ID:xIALkgRR
もう、、、だめ☆ しめきり!

これより審査へ移ります。
審査員経験のある方、及び、南仙崎夫人、空氏、カトリーヌ氏には
投票権があります。

任意で投票お願いするっす!
ぢゃっ、おやすみ♪
699OK?:02/12/09 01:44 ID:Vz29abDN
>>697

× 俺のちんぽの
○ 俺のちんぽを
700名前はいらない:02/12/09 01:52 ID:fcvfuLJY
〜 笑い 〜【投稿作品一覧】
>>605「妾」
>>610-611「スクリーン」
>>613「駄洒落」
>>614-615「Be Free」
>>616「マーブル」
>>617「肘掛椅子」
>>619-621「フランク・バカ『変身』」
>>625「へのへのもしじ」
>>626「必殺仕事人」
>>630「たのしみクリスマス」
>>638「タマガワ」
>>643-645「笑う猫」
701名前はいらない:02/12/09 01:53 ID:fcvfuLJY
>>650-651「冬の思いで」
>>652-653「トムオブフィンランド」
>>654「feel fine days」
>>655-656「warai」
>>658「負け犬の遠吠え」
>>659「なんで?」
>>663-664「笑いの遠景」
>>666「唇フェティシスト」
>>677-678「別れる準備をします!」
>>682「家路に笑顔と笑い声」
>>689-690「あははははははは」
>>693「因果応報」
>>694-696「どうでもいい講義中100円ノートにヘビのたくった」

以上、25作品でした。
702名前はいらない:02/12/09 03:19 ID:fXzPrlZc
↑さーて
今回は誰が、ちゃんぷになる番でした?

仲間って楽しいですね♪
703激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/12/09 14:17 ID:moQ7trCg
>>605
意識のトバしかたがこぢんまりしてて、衝動が内々にくすぶったまま。
その不完全燃焼加減がよけい「妄」な雰囲気なわけだが。
イッちゃいそうなのにイカない最後2行も気持ちわるくてよし。
>>610-611
色彩というか、五感のない詩だな。言葉だけが切れ切れに流れていく。
多用される「…」が、まるで憂鬱な告白を前にする深呼吸のように、
窮屈な磁力を発散させるかのように。この作者にとって、現実は生きづらかろう。
>>613
最後のためいきがなければ、本当にさむいだけだったけど、
「はぁ…」のかわいい力なさがそれを救っている。全部許しちゃう気になる。
どういう状況でこの会話がなされてるのか、想像すると面白いな。
>>614-615
とてもよく分かる。よく分かるんだが、無責任さを感じてしまう。
たくさんの言葉を重ねて、生きることについて語ってみても、
その語りどおりに主人公が生きえているとは、とても思えないのだ。
失敗作スレの僕の詩と、同じ失敗のにおいを感じる。
>>616
悪い言い方をすると、素人の風景写真のような。
何を切り取ろうとしているのか判然としないのと、
型通りの小道具が、型通りの感傷だけを散漫に主張している。
>>617
詩は冒頭で決まると思う。最初に魅せられたら、必ず最後まで読めてしまう。
これは、そういう意味でいい作品と思うけど、いまいち笑いは見当たらない。
「ひひひ〜ん」はいななきだしな。
>>619
これほどネタで固めているが、詩についての考察、笑いについての考察としても、
よくできているなという印象。でも内輪ネタだから評価はしにくいな。
とりあえず書く過程が楽しそうな詩だと思った。
704激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/12/09 14:23 ID:moQ7trCg
>>625
ささいな現実の発見から、妙に説教臭い暗喩を引き出すって手法は、
僕もよくやるので好きなのだが、深め方がちょっと物足りない。
最後3行の、いい意味での空々しさを引き立てるには、緻密な前半が必要に思う。
>>626
今回のテーマだと、いろいろと笑える作品がでると思ってたけど、
あまりそういう狙いが前面に出てるのは少ないね。これはその少ない中のひとつ。
何種類か仕事人のワザがあってもよかったのと、彼の苦悩についても聞きたかった。
>>630
個人的に、クリスマスに対する嫌悪感が相当なので、素直に読めません。
「サザエさん」の歌みたいに、突き抜けた馬鹿正直さだな、とか、
質のよくない皮肉ばかり浮かびます。光ばかりで陰影なく、心にひっかからない。
>>638
いいな、平易な描写のなかでも、読者の想像力をめいっぱい喚起させてくれる。
最後に猫と少女は、なぜ笑うのか。笑うということの複雑さをうまく表現。
状況の美しさとあいまって、それはとても美しい笑いだ。
>>643-645
なぜ主人公は犬でも猿でもなく、猫なのか。それは社会から疎外されて独りである、
その生き方を表すのか? 誰からも照らされない、世間にまぎれる黒猫だということ?
確かに、星の光からそこへつなげるのは、ちょっと強引な感じがある。
>>650-651
これはやっぱりあの人の作品でしょうか。この細部。「物」を感情化させる手法。
ふっと頭によぎったのは、授業参観の日に手痛い失敗をした時の経験。
もうそれについての詩だとしか読めなくなってしまった。しかし九番目とは?
>>652-653
今回の投稿作の中で一番笑った。めずらしいよ、こんな感覚。
なんて美しくて力強いんだ。軟弱な僕の身体が嫉妬するほどだ。
頭の中では岡村靖幸と石野卓球「カムベイベ」が流れてるよ。
705激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/12/09 14:25 ID:moQ7trCg
>>654
亀氏と解釈が違うが、ビタミン足りないから「お姉ちゃん」を買ったんだよね!?
そうじゃないと後がつながらない。「嗤う」「嘲う」は同じ「あざわらう」という意味、
と思うが違いが分からない。最後に「笑う」だと印象が急に薄くなるが、それも意図か。
>>655-656
やっぱり、もろトチ狂ったことを叫んでも、あまり狂ってる感じが伝わらないと思う。
いつかに黒沢清の映画「キュア」を観たんだけど、あれは狂ってた。
大きく構えるんじゃなくて、狂った現実の静かな違和感を語って欲しかった。
>>658
強盗と味噌ラーメンがシンクロしている?
「線は1000でしかない」として、でも7行目は僕には解釈不能。
あ、強盗の親分がラーメン食ってるのか!?そういうことか?????うーん。
>>659
笑うことの恐さってことだな。印象的な最後の笑いにも救いがなくていいな。
展開が早くて細部がなくて、スピード感を高めたあとに、
静止した情景で締めているからか、読後感がすっきりしててとてもいい。
>>666
「キスできない」で止めてたら印象的に終わったんだけど。
「口を大きく開けて笑う」が言いたかったために「舌フェチ」を引っ張ってきたため、
強引になってしまった。うまくここをつなげることができなかった。
>>677-678
かわいいなあ。やっぱり全部許しちゃう気になる。
この詩の面白さは、メールや独白の下世話さと、没入するドライブの感傷の対比だけど、
もっとドライブ中の文体を大袈裟にしたら、それが強くなったように思う。
>>682
ほとんどドン亀氏に言われてしまったが。
「あんた」への同情と苛立ちと愛おしさを感じた「私」の内省があっていい。
笑うことを処世術と感じるなら、きっと自分を俗人とはみなしていないのだろう。
しかしそこに安住せず、たとえば「あんた」の視点から「私」はどうみえるか、
そんなことにも思いをやっていたら、もっとふくらんだと思う。
706激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/12/09 14:26 ID:moQ7trCg
>>689-690
単純な笑い顔と単純な言葉。そのまっすぐな力はとても感じる。
これは確かにこれでいいと思うし、「見にくい」というほか言うことはない。
しかし、それだけだと言えばそれだけになってしまう。
>>693
レインボウとインド人、エレファントとラマには実際の関係がないんだよね。
そこが微妙なので読めているのかどうか分からなくて、難しいな。
でもそこに含みがないとすると、結局「人を笑って因果応報」ってだけになるな。
>>694-696
いや、文体とか展開の仕方とか、きらいじゃないんだが。。。
ふたりのちちくり合い見せられてもなあ。
行間にその、「みてらんない感じ」がにじみ出てるんだけど。
楽しそうだから、まあいいや。
とりあえず「脇目も振らず」のケアレスを指摘しておきます。
707しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :02/12/09 16:32 ID:U8zagLb2
【3点】
>>605「妾」笑いそのものが詩になっちゃってるのが凄い。イカれちゃうと
      本当に笑うんだ。タイトルにも意味不明な説得力ありました。
>>638「タマガワ」凄く意外でした。何とも言いようがないけど、いい。
>>677-678「別れる準備をします!」コミック雑誌っぽいおもしろさ。
      大袈裟っぷりがちょうどいい感じ。満足しました。
【2点】
>>614-615「Be Free」同感。自分に向けての言葉っぽいので説教臭さも薄い。
>>619-621「フランク・バカ『変身』」おもしろい。でも、アナウンサーかぁ〜。
>>654「feel fine days」かっこいい。主人公の顔が見えるよう。
>>666「唇フェティシスト」フェチな感じがよく出てる。輪ゴムは強引かも。
【1点】
>>613「駄洒落」ごめんなさい。駄洒落、私にはウケました。
>>625「へのへのもしじ」うまい。でもかたい。
>>630「たのしみクリスマス」かわいい。微笑みが浮かぶ。
>>663-664「笑いの遠景」立派。ちょっと読みにくい。
>>643-645「笑う猫」よくわかるよ。説明不足かも。
>>682「家路に笑顔と笑い声」独特の雰囲気がある。
708ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/09 21:07 ID:tIqJANzY
>>689-690
巨大な笑顔が書いてあるらしいことはわかったが、俺のブラウザからでは
全体を見ることができない。どうしても各レスの半分下が途切れる。すまん(涙
>>693
不条理ギャグ系。目には見えないバカバカしく大げさな摂理が
詩世界の中に働いているような気はした。レインボーマン的。って、
なんだかよくわからんが、そんな感じ。印象として「レインボウ=インド人」は
なんとなく可笑しかったが、「エレファント=ラマ」は、ちっと
笑えなかったな。つーか、ここの言葉がいくらでも差し換え可能なのが、
「フキダシの中に言葉を入れてください」の一コマ漫画みたいで
完成された作品だと感じさせなかった要因だな。
>>694-696
これを読まされて俺はムカついた。自分にとってどうでもいいことを
延々と読まされている時の失敗☆作次郎のようなムカつき方だった。
いや、文体とか展開の仕方とか、嫌いじゃないんだが。。。
(以下、>>706に続く)
709ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/09 22:39 ID:e6tMhKsk
さて、今回は「うまい棒」の時と違って、
個人的によかった作品とそうでもなかった作品とがはっきりしていて、
とても絞りやすい。が、あの時やった公開審査の快感が忘れられないのだ。
ゆえに今回もストリップやらかすぜ。あはぁんッ!☆

「お題をいかに料理したか」「立体的な詩になっているか」を
重視して、各作品を見てみることにする。的外れだったら指摘してくれッ!

>>605意味不明だが、気づくとあっけにとられながら笑っていた。
   詩の中で笑っているのは何者だ。妾。俺の中の何かが立体的に
   壊される。
>>610何度か読み返してみて感情の流れる方向は掴めたような気がする
   が、どうにもわからん。コマ切れだが平坦ではない。笑いが
   ないのが作者のリアルか。精神分析をしているようだ。
>>613読者を笑わせようとした、のか? 「はぁ」がなければ
   週刊誌の巻末に連載されている「絵のないマンガ」みたいだ。
   「はぁ」のおかげで見えていないところへの想像力もかき
   たてられ、立体感アップ。「はぁ」の魔力。
>>616お題に合っているという気がしない。位置関係がねじれていて
   そこそこの立体感はあり。
>>617どこが笑いなんだろう。真ん中あたりがとても平坦。
>>619卑怯。とても文章的。
>>625アイディアはいい。一行だけでもいいから詩世界を広げさせる
   ようなフレーズが欲しかった。
>>626ナンセンス。2ch的。詩としてはとても平坦。
>>630数少なかったあかるい笑顔。広がりが弱い。
710ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/09 22:41 ID:e6tMhKsk
>>638説明のない笑い。しかしとても広がりのある笑い。にっこり
   笑いながらも哀しい。明曲暗詞を曲なしでやってのけたかのよう。
   橋の上にいる少女と、川を流れる猫の対比が、しかも名前の
   同じ野良猫であるということが、しかもしかもタイトルが
   「タマガワ」であることが、言い尽くせないほどの立体感
   をもって俺に「おもしれぇ」以外の言葉をしばらく言わせなかった。
>>643あかるい笑いだが説得力に欠けるのでしらじらしく感じてしまう。
   作者がわかりすぎているので省略が多すぎるのだと思う。
>>650溢れかえる笑い声が異様。立体感も丁寧に作られている。
   が、クイズみたいだとしか思えなかった。
>>652出てくるのはシワが寄るだけの微笑だが、詩全体があかるく   たくましく笑っている。すげぇ。愛のある視点がダイナミックに
   内へ外へと移動し、たまらない立体感を生み出している。
>>654変化していく笑い。最後の笑いが弱い。最後二連が立体的な
   詩世界を無難に平坦にまとめてしまった。
>>655欝屈した笑い。視点が曖昧。どうにも平坦。
>>658今回もっとも評価に苦しんだ作品。未だにさっぱりわからん。
   時間をかけて読み解かれれば意外な名作だったりするのかもしれない
   。。。のか!!?
711ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/09 22:42 ID:e6tMhKsk
>>659友好のシンボル笑い→残虐な笑い→衝撃的な笑顔。とにかく
   展開のスリリングな物語詩。主人公の自分で理由がわかって
   いない笑いなども出て来て、大きな物語を細かく縦割りにした
   ようなその行間に、不気味な立体感がそびえている。
>>663フカンされた笑い。笑いに関する考察。説明的ながらいろんな
   ものを登場させて世界を作っている。
>>666フェティシストから見た笑い。輪ゴムで作る笑い。アイディア
   はいいんだが、やっぱり後半で脱力しちまうな。輪ゴムの使い方も
   立体的でいいと思ったんだがな。惜しい!
>>677真剣に感傷ロードを突ッ走る彼女の嘘をあっけなく看破する
   彼氏の(笑)。あるいは読者の笑い。構成のうまさで立体を作った。
>>682彼氏の笑いを分析するクールな目。文章をほどいて言葉で描くことを
   してみてほしい。
>>689新種のAAかもしれん。実験的。平坦に描かれた笑顔。
>>693報いを受ける発端となった笑い。あるいはギャグ。
   少年マンガ程度の立体感はあり。
>>694幸せな作者のにやけた笑い。それがどうしたコンチクショウ!!
   楽しい時を満喫するようにノロノロした時間。どうでもいい
   立体感に窒息しそう。つーことは、そういうものを描くことに
   成功しているってことなのか!!?
712ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/09 23:25 ID:fcvfuLJY
つーわけで、俺の審査結果発表!

【3点】
>>638「タマガワ」
俺のチャンプ候補はダントツでこれ。リズムもよく読んでみるとかわいい。
堪能した。

【2点】
>>605「妾」
寸評の通り。
>>652「トムオブフィンランドの微笑」
「モーホー」だなんて言ってすまんかった。これは愛だよな。
>>659「なんで?」
タイトル不満だが、不条理感覚があっていいのかもしれん。
>>663「笑いの遠景」
確かな技量に。
>>677「別れる準備をします!」
実は今回、一番スカッと笑えたのがコレ。

【1点】
>>613「駄洒落」 その「はぁ」の魔力に。
>>666「唇フェティシスト」 その惜しさに。
>>694「どうでもいい(以下略)」 どうでもいいのはお前なんじゃゴルァァァァ!!!
713ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/09 23:29 ID:fcvfuLJY
次回は俺、用事が詰まってるんで、もしかしたら
投票すら出来んかもしれません。
激辛正当派様、できれば進行役のほう、よろしく!

あと明日の夜も用事あるんで、もしかしたら今回の集計も無理かも。
明日の審査〆切の時間になっても俺が来てなかったら、
誰か代わりに集計やってくれぇぇぇ〜。

しかし俺。。。一人で書き込みまくったな。
ま、いいや。ぢゃっ!
7144th ◆HdqTLODCXU :02/12/10 06:07 ID:OtkffcSH
>>638 なんのことかさっぱり これを笑えという作者の悪意すら感じる詩
715名前はいらない:02/12/10 13:16 ID:lWcinvk/
>>714 そういうあなたこそ、なんのことかさっぱりな人な訳だが、自分の事は棚に上げてよく言えるよね
   
  >悪意すら感じる

   あなたのその言葉に悪意を感じるよ
716岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/12/10 17:17 ID:jI8Ah1zg

お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
717名前はいらない:02/12/10 22:33 ID:2GTqdheH
0時で審査〆切です。
ちょっといいな、があったら点数おいていってください!!
まだ二人しか点いれてないぞ!!
718ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/10 22:41 ID:SApDapHO
ふぅ。今、帰ったぜ。
集計は任せろ。



って、あれから投票なしかよ!!!!!
7194th ◆HdqTLODCXU :02/12/10 22:48 ID:e3i2kxHv
>>619-621 3点 確かにおととい微熱君から「4番さん」と声かけられた いちおー「フォース」と...
>>714 悪かった
720たもい:02/12/10 23:02 ID:LXWD6F2R
>>638
自分勝手な間違った絵を想像するのが好きなので
私は面白かったです。
取り用によっては恐い笑い。
微笑ましい笑い。
ん・・・勝手に想像してます。w

4thさんの詩も、同じく。
妄想妄想モザイク万華鏡で好き。
7214th ◆HdqTLODCXU :02/12/10 23:13 ID:e3i2kxHv
>>720 milkたっぷりの底の浅いお風呂みたいな流れが風の吹くままの真白いmilky way歩くネコの絵があるなら
 いいけれどリアルな光景がまず浮かんだのだ 子供心がしぼんで泣き出したのだ 人気ありそうなので朝から
 笑おうとした目論見も裏切られて・・・まあ作者の意図は聞いときたい
722たもい:02/12/10 23:24 ID:LXWD6F2R
うんうん。(多分8割は4thさんの曰く所理解できたぞ)
わかるよ。
こればっかりは趣味よね。
私はフランス映画で、最後まで「で?」てなる気持が好き。
洋楽とかね、勝手に訳すの。
後で和訳みてビックリするのも好き。

むっちゃくちゃに手当たり次第掘り込んだ中身を
遠くから目細めて見るのが好き。
ん・・・勝手者丸出し。w
723構造 ◆/Cej999/v6 :02/12/10 23:53 ID:WiMjB9mZ
テンション激烈低い状態で採点
三つだけだけど堪忍して( ´・ω・)

>>654
「feel fine days」 3点
好き。そんだけ( ´・ω・)

>>619-621
「フランク・バカ『変身』」2点
コテハンの名前混ぜ込んであるのね…一番手込んでる。( ´・ω・)

>>638
「タマガワ」 1点
なんか頭に思い浮かべると無茶苦茶鬱になる情景なんで
今回はこのくらいで堪忍して。すまん。( ´・ω・)
724激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/12/11 00:02 ID:XoxITYsj
わっ遅刻した、ごめん、点数だけ。
しかも相当ドン亀氏とかぶってしまった。

3点 なし

2点
>>638「タマガワ」
>>652-653「トムオブフィンランドの微笑」

1点
>>659「なんで?」
>>666「唇フェティシスト」
>>677-678「別れる準備をします!」

特別賞
>>694-696「どうでもいい講義中100円ノートにヘビのたくった」
725ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/11 00:03 ID:S1tL2gcQ
>>まほろっち、4th氏、構造氏
サンクス!!

さて、あまりにも投票少ないので、明日いっぱいまで審査締切
延長してみるるるる。

誰でもいいから投票してね☆>審査員経験者&南仙崎、空、カト吉
726ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/11 00:05 ID:S1tL2gcQ
>>724
あらま。急がせてすまん。

激辛賞が出ました!!おめでとう!!!
727ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/11 00:13 ID:S1tL2gcQ
やっぱり1時まで、だけ待とう。

1時間の審査延長です!
728 ◆WvShSU0mOg :02/12/11 00:55 ID:6UGDZMVL
すみません、激しく時間が無いみたいですので点数だけ。名前も省略でスマソです。

>>619-621  3

>>655-656  2
>>677-678  2

>>626     1
>>625     1
>>614-615  1
729激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/12/11 01:06 ID:XoxITYsj
で、審査評。とりあえず2点のやつだけ。

>>638「タマガワ」
やや雑な言い方だが、「虚実皮膜の間」にあるものをギリギリで、
詩として取り出している。しかも安易とすら感じるありきたりな手法で。
「おなじなまえ」と説明を付さなくとも、「猫=少女」であると自然に読める。
流れ、失われてゆくもの、猫としての自分の存在を俯瞰する図。
そして、そこに現実的な立体感を添えるためにある「タマガワ」という題。
コンパクトながら必要十分な言葉の配置。
「にっこり笑ってにっこり笑う」の繰り返しもまた、
少女がただ笑いを鏡のように返したのではなく、ある決意を持って、
それを投げかけたということを表している。
。。。もちろん、読みはもっと多様にあるだろう。
夏の失恋についての詩。死への憧憬についての詩。もっとありえるだろう。
いい詩だと思う。ただし、冒険がない分、薄い印象にもなっている。

>>652-653「トムオブフィンランドの微笑」
単純に笑った。そしてそこにあるロマンに深く感じた。
大仰なレトリックを、虚飾であると読んではならない。
それはそのままの大きさで、話者にとってのリアルであると読むべきである。
じっとりと匂い立つ分泌物の向こう側にかげろうイデアの塑像を、
言語を通じて、身体のレベルにおいてさえ感覚することが出来たならば、
その空間はもはや部屋ではありえぬ。その箱のごときものは宇宙をも内包する。
その中心にそそり立つモノリスは、触れたものすべてに、あの永遠なるもの、
「愛」の充溢が存在することを教えるだろう。
あきれ顔の諸君よ。忘れてはならない。
われわれはけして本当には、自分の腋毛を噛むことなど許されないのだから。
730ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/11 01:18 ID:S1tL2gcQ
あ。寝とった。。。
審査投票を締め切ります。

>>うたたん
サンクス!!

>>638「タマガワ」         9点
>>619-621「卑怯」         8点
>>677-678「別れる準備をします!」 8点
>>605「妾」            5点
>>654「feel fine days」     5点
>>652-653「トムオブフィンランドの微笑」 4点
>>666「唇フェティシスト」     4点
>>614-615「横綱級」       3点
>>659「なんで?」        3点
>>663-664「笑いの遠景」     3点
731ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/11 01:23 ID:S1tL2gcQ
【結果発表!】
ーーーーーーーーーーーーーーーー
☆チャンプ☆
>>638
   「タマガワ」

☆準チャンプ☆
>>677-678
   「別れる準備をします!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
おめでとう!!

なお、今回もうひとつ準チャンプ該当作がありましたが、
卑怯すぎるので俺からマイナス1点を加えて次点とさせていただきました。
点数を入れてくださった方には深くお詫びを申し上げておきます。
今回の撫子の卑怯っぷりには兄として我慢がなりませんでした。
どうかご理解を。
732ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/11 01:27 ID:S1tL2gcQ
それでは>>638「タマガワ」の作者の方には、
次のお題の提出をお願いします。

念のため、点数に間違いがないか、確認もお願いするでござる。

次回は俺、忙しいので進行役パス。
激辛正当派氏、引き継ぎをお願いできますかい?
733ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/11 01:39 ID:S1tL2gcQ
たもい氏が新たに審査員に強引に加わりました。よろしく!!
734葉悟:はさと ◆Q9OkNLTZnI :02/12/11 01:45 ID:YwcaF+u1
タマガワ作者です。チャンプ、光栄の至りです!
投票・批評してくださった方々、本当にありがとうございました。

そっか、チャンプが次のお題を決めるのですね。
「胸」なんていかがでしょう?
735激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/12/11 01:45 ID:XoxITYsj
>>732
おう、まかしときっ!
たぶんマメマメしくはできないけどね。

で、採点確認したら、
>>619-621「フランク・バカ『変身』」10点
>>638「タマガワ」9点
>>677-678「別れる準備をします!」8点
になるんだけど、マイナス1点にしても撫子さんチャンプだよ。
僕の計算間違いか?
736葉悟:はさと ◆Q9OkNLTZnI :02/12/11 01:47 ID:YwcaF+u1
>>735
ほんとですね。10点です。
なんか先走った投稿が恥ずかしい……
737葉悟:はさと ◆Q9OkNLTZnI :02/12/11 01:48 ID:YwcaF+u1
しかも、間違ってsageで書いちゃうし……なんなんだ、もう自分。
738激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/12/11 02:07 ID:XoxITYsj
亀氏よ。結局どうするのん?もう寝た?

マイナス1点を適用するとして、チャンプを2つにしても、
お題を出すのは投稿の早かった撫子さんになるんだけど。。。

うーんと、とりあえず明日いっぱいまで待ちます。
亀氏の反応がない場合(あると思うけど)、
マイナス1点を適用してチャンプを
>>619-621「フランク・バカ『変身』」
>>638「タマガワ」
の2つにします。
それで、お題は撫子さんが出すことになります。

葉悟氏、しょげないでね。。。
739名前はいらない:02/12/11 08:48 ID:WB2wKC93
ここの審査員って
ほとんどが
イカイカの別ハン審査員じゃーん!

ここって、イカイカに乗っ取られて
しまったスレだったんですね。

つまり 、イカイカの自演チャンプ製造
スレというわけですか!(大笑
740名前はいらない:02/12/11 09:09 ID:yyWyrtuJ

>いかいかさん
君は、こんなところでもヒトダマシをしているのですか?
741いかいか??:02/12/11 09:34 ID:MYYM16YP
ちゃんぷの詩って
だいたいが糞詩だもんなぁ(w
742ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/11 09:36 ID:jxXaf3m5
ぬお。ちっと集計やり直し。

酔っ払ってたから適当だった、確かに。スマン。
743名前はいらない:02/12/11 09:50 ID:qTtD88WB
カノプスさんが辞め
マイマイカムリさんが辞め
こんどは、ドン亀さんが辞めるの?

いかいかさんが絡むと、ロクなことがないです。
744ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/11 09:54 ID:wkKw+efe
確かに。。。撫子の2点だけ加算してなかった。ち!!
ポエポエ団首領のみが行使できる特権「物言いをつけたい作品が
身内の作品だった場合にのみ適用できる"マイナス1点の処罰"」を適用し、
9点とす。では改めて結果発表!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆チャンプ☆
>>619-621
    「フランク・バカ『変身』」
>>638
    「タマガワ」

☆準チャンプ☆
>>677-678
    「別れる準備をします!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
葉悟氏、準チャンプ氏、おめでとさ〜ん!
&すんませんでした。>葉悟氏
745名前はいらない:02/12/11 09:55 ID:ip8eCRJd
まーた審査員が
ちゃんぷですか?

あんまり
笑わせないで
くれませんか(わはは♪
746ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :02/12/11 09:57 ID:wkKw+efe
それでは妹の代理で
お題を出させていただきます。

次のお題は、「胸」で。
                個人的に謝罪の意味も込めて。。

〆切日の設定は、激辛氏にお任せしたい。
年末で忙しい人も多かろうから、今回ちょっとぐらい長めでも
いいかとも思うし。
747ドン亀の4行詩です♪:02/12/11 10:02 ID:SL4t0Fd6

「君のまんこ」−−作:ドン亀 02/04/14

君の まんこは

貝の殻

俺の ちんぽを

懐かしむ


748名前はいらない:02/12/11 10:46 ID:KsiTjvw5
>>747
脱力した。ドン亀氏ね!!!
749激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/12/11 13:53 ID:SuI3wnLG
特別賞>>694-696「どうでもいい講義中100円ノートにヘビのたくった」

どうしてもこれだけコメントしとかなきゃ。
激しく私事だが、これを読まされたほんの3日前にふられたんだよ!!
一番触れてほしくないヒダにぐりぐり触れやがって!!!
「キシャポッポ」とかすげーむかつく!!!!
それに【追記】!そんなもん改めて説明すんな!!
「愛のしるし」なんか詩じゃねえええええええええええええ!!!

。。。そういう意味では、最も僕の感情に響いた。
厚顔無恥な作者の才能に、特別賞と僕の失敗作を差し上げます。

「不幸」
言葉にさえ ならないから 不幸は詩にならない
言葉には なれないから 不幸を詩にするのか
言葉に なれないなら 不幸はいったい何?

あなたは去ったのにぼくは残ったまま
腐った未来の泥を吐き出す
750激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/12/11 14:01 ID:SuI3wnLG
投稿期間は2週間とします。
12月26日0時、クリスマスが終わると終了です。

お題は「胸」で。

みなさんお忙しいとは思いますが、
よろしくお願いします!!
751名前はいらない:02/12/11 14:22 ID:8Z68LmG3
うまい棒に続いて「胸」だって。
またかいアンタは・・。
>いか激辛さ〜ん。アホ!
752ひとりでやってろ!:02/12/11 14:28 ID:VXryT45Y

はいはーい。
イカイカの自演投稿の、はじまりはじまりぃ〜〜♪♪

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
753胸がこわれそう:02/12/11 14:58 ID:KuHYN0sj
===================
無茶苦茶な想像力で 私を犯してほしい
叫び声が途絶えるまで 底の無い真っ暗な
空間を高速で 落ちて行くような
快感に私は 飢えているの

生きて行くすべての理由が
そこにしか見出せないでいる私は
とても純粋だと思うわ
===================
そういう置手紙を残し 彼女は俺の家から
いなくなった


===================
春の日ざしが優しく 二人を包んでいた
海沿いの公園を 自転車で走り抜け
息を切らしながら 入ったレストランで
愛してるって 言った君は

きれいな心の持ち主
だから僕はうれしくて 胸がいっぱいだったさ
====================
そういう思い出を残して 彼女は俺の家から
いなくなった

754胸板の厚い彼氏:02/12/11 15:04 ID:LmhHMR5q
わたしのクリトリスをまさぐっては
臭くてクンニ出来ねーよって言ってたっけ
そんなあなたも十分ワキガだった
755ブランデーグラス:02/12/11 20:04 ID:BnHOoWmx

お相撲さんの胸って いいよね
おっぱいと 違ってね

母のように 少女のように 柔和な色の
鳩胸バーテンダーが 眉をひそめて笑う

そこだけ尖ったおっぱいが あまりに危険
はっけよいのこったら 女の必勝
掴んだが最後 土俵際から飛ばされる
ブランデーの色へ 沈んで行くだろう

裏返して乾杯
756気胸:02/12/11 20:11 ID:eCMYCOG2
西経零度のグリニッヂ線は
歩くたび緊張と恐慌で
北方向に湾曲する
きっちりとした線を
映写するため
神経を再緊張させる
まっすぐさを取り戻したら
今度は南へ
そしてもっと集中して
空へ

それが心筋が躍動したあげくの鼓動
水平線のイタチ遊びで
走れ、走れ、硬直と直角のはざま
痙攣と麻痺が全身を幾何学化する
757気胸:02/12/11 20:11 ID:eCMYCOG2

"スーダン・リビア国境上で
少年が折半された"

警笛が鳴る
脳内分泌が狂う
"陽気だ"、とほざく男
それを聞いた途端潰れて
ふるえ寝そべりながら
こんにちわ
水をください
こんにちわ
水をください
水呑人形か百姓のように
御辞儀を自動的に繰り返し
戦慄とともに冷凍され
気絶する

"自動安定化装置(ビルトインスタビライザー)は作用した?"
758名前はいらない:02/12/11 23:53 ID:PWQNskLw
また審査員がチャンプでつか…
投稿する気なくなっちゃったなぁ。
だって、自分で投稿して自分で評価して自分で点数つけてるんでしょ?
壮大な自作自演じゃない…?
759名前はいらない:02/12/12 00:08 ID:AmCg5QLP
あら
760名前はいらない:02/12/12 00:10 ID:0NMt2cHK
761名前はいらない:02/12/12 00:10 ID:AmCg5QLP
−−−−−−−−−−−−−シモネタちっく
762名前はいらない:02/12/12 00:11 ID:AmCg5QLP
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−あら
763名前はいらない:02/12/12 00:12 ID:AmCg5QLP

ふーん
764名前はいらない:02/12/12 00:14 ID:AmCg5QLP
ふーん。ふーん。
765名前はいらない:02/12/12 00:15 ID:y5Tox5yn
こんばんわ。
766名前はいらない:02/12/12 00:17 ID:ICl8rQPl
いかいかに
乗っ取られたスレだもんなぁ。もう終わりだ。

マイマイ氏が批評していたあたりがピークだった。
767名前はいらない:02/12/12 00:17 ID:6joMy7Fx
>>759 >>761-764
そこの相づちさん!雑談行きなさい雑談!

>>760
アドレスのせるなら、雑談なり、HP紹介なり、そういうスレにしてね
768名前はいらない:02/12/12 00:21 ID:9UbwX4Js
>>767
ここは雑談用のスレなんですが?

糞詩を生産するぐらいなら
雑談の方が、まだマシなのでは?
769名前はいらない:02/12/12 00:23 ID:y5Tox5yn
>>767
>>759-764さんはエロネタだったから、ログ流しただけだとおもうよ。
私もちょっと協力しようかなぁと思ったら…すでに流れてた(w
770名前はいらない:02/12/12 00:47 ID:6joMy7Fx
>>769
そんなの、削除依頼に行くべきです、流すより早いです
無駄なレスでスレ消費しないで欲しいです

以降、駄レスの書き込みしません、みなさん、雑談に移動してください
771名前はいらない:02/12/12 00:49 ID:6joMy7Fx
投稿期間は2週間
12月26日0時、クリスマスが終わると終了

お題は「胸」
772名前はいらない:02/12/12 00:54 ID:EBlcv148
荒れてるなぁ。
イカイカがからむと
いつもこうだよ。

お題が「胸」だとさ。
いっそのこと「オマンコ」にでも
したらどうだ!(w
773名前はいらない:02/12/12 00:59 ID:aFXN6+z4
投稿期間は2週間
12月26日0時、クリスマスが終わると終了

お題は「オマンコ」
774名前はいらない:02/12/12 01:07 ID:6u4K7ZUx
いかいかでは駄目なんだ。必ず粘着がついてくるから。
いかいかはこのスレからいなくなればいい。
775名前はいらない:02/12/12 01:12 ID:mNM3NXHv
>ALL

雑談は、このスレでいたしましょう!
いかいかの、自作自演を放置すると詩板が腐ります!
776じじい:02/12/12 23:25 ID:QHBPN444
おい!そこの若いの・・・
ナスカの地上絵って知っとるか?
ありゃーわしが書いたんじゃ・・・
何?どうやって書いたかじゃと?
それは、それは大変じゃた・・・
方位磁石片手にわしは線を引き続けた・・・そう!一人きりで・・・
わしはがむしゃらに走った。孤独を振り払うかのように走った。
転んでは起きて、起きては転んで・・・あの時正直マキロンが欲しかった。
所であの絵の線は何で書いていると思うか?ここだけの話
若いお前さんも接した事もあるじゃろう・・・実はのう・・・
学校の運動会で使うライン引きじゃ・・・石灰を入れるのが
正直めんどかった・・・途中で辞めようかと思った。
だがわしは諦めんかった!いや!強がるのは辞めよう・・・
本当はやる事なかったんじゃ・・・
まぁ若い頃の話じゃ・・・お前さんも頑張るんじゃぞ。
777珈緋:02/12/12 23:53 ID:lO65jZ6Q
 「宝探し」
発掘 しよう そうしよう
白骨化 しよう そうしよう
・・・はっぱ?・・・まはらじゃ?
ああ、バームクーヘンのことね
・・・あれは美味かったぁ
ぱくぱくもしゃもしゃ・・・
辞書を暗記して食べたら忘れた
これ?いいよ。いいよただの紙切れさ・・・
何の 価値 も成さない落書きだから
・・あげる!・・・いらない?
じゃあいいや。ここにしまっとこ・・・
そういや見つかった?何が。
人間の優しさ。うん。そこかしこに落ちてる。
・・・拾う人がいないだけで。
生ごみ?粗大ごみ?・・・ひでぇな。
ガラクタ集めるのが趣味だなんて。
・・・薬品にふれでもしたらどうすんのさ?
底の見えない穴に落ちたら助からないよ。
・・・何もとらずに変えることにした。
探してるときは楽しい。
・・・在処が見つかるともっと楽しいの?
778 ◆WvShSU0mOg :02/12/13 00:03 ID:EE4nPgii
誘導忘れていました、、
500KBが近いので、今回の投稿からは下記の次スレへ移動お願いします。

    〜〜詩で遊ぼう!投稿梁山泊 5th edition〜〜
 http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1039625248/l50


既にこのスレにて投稿を終えいた方は、
次スレに作品がきちんとコピーされているか確認をお願いします。



>>776 じじい  作者様
すみません、投稿作品でしたら次スレにもう一度、コピペでお願いいたします。

>>777
あああごめんなさい、珈琲様も、、、
そして名前欄には作品名を入れ、匿名投稿でよろしくです。(詳細は次スレ1-3)
779山崎渉
(^^)