〜〜詩で遊ぼう!投稿梁山泊 3rd edition〜〜

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578こんじき
山を包む広葉樹が夕日よりもあかく映え
風に生命を得てそよぎ歌う
枝より離れるのは最高の瞬間を迎えたもののみ
あの日落ちたのは葉っぱだけだったのだろうか
降り積もる葉があんなにも美しく
そして土くれを覆い隠すのなら
私はあえて葉にもなろう
季節は終わりにたどり着こうとしている