〜〜詩で遊ぼう!投稿梁山泊 3rd edition〜〜

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654無様
風は
葉を揺らして
葉は
答えるように
落下する

そうやって死体は増えて行く
美しい
色とりどりの死体
木に依存していた されていた時
想像も出来ずに居た この
惨めさ

風に答えなければ
落ちる事も無かったのにね

そうしたら
目に誉められたのにね

口にしても
手を伸ばしても
届かない事を知りながら

道路に積もった
死体を踏んで歩く
とどめを 刺すように

また 生まれておいで