〜〜詩で遊ぼう!投稿梁山泊 3rd edition〜〜

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659「 冬の季節 」

目を閉じて思い出す心
器いっぱいに広がる懐かしい思い出

あの頃 貴方に恋をしていたの
私は少女だったから
貴方を一途に信じていたの

裏切りは飛び降りるように鮮やかで 唐突で
今も傷ついた心を癒すことはできないけれど

落つる葉の後に芽吹く葉が
必ず生まれてくるものだと
信じていた
信じていたい


今はまだ冬の季節
はらはらと落ちる葉を見上げ
涙拭う季節