おにゃのこが改造されるシーン素体9人目

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しより愛をこめて

美しい女性(女子高生、人妻、ょぅι゙ょ問わず)が拉致されたり洗脳されたり操られたり、
女戦闘員や女怪人に強制改造されたり、手術台の上であんなことやこんなことをされたりする
シーンに萌えるスレです。SSの発表や、雑談の場などに。sage進行推奨。

前スレ「おにゃのこが改造されるシーン 素体8人目」
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/

「女子高校生位の子が改造されるシーン」(初代スレ)
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/threadlog.html
「うら若き女性が改造されるシーン」(2スレ目)
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/threadlog2.html
「おにゃのこが改造されるシーン 3スレ目」
http://onyakai.googlepages.com/1104789686.html
「おにゃのこが改造されるシーン 4スレ目」
http://onyakai.googlepages.com/1134819071.html
「おにゃのこが改造されるシーン 5スレ目」
http://onyakai.googlepages.com/1139205739.html
「おにゃのこが改造されるシーン素体6人目」
http://onyakai.googlepages.com/1159755184.html
「おにゃのこが改造されるシーン 素体7人目」
http://onyakai.googlepages.com/1179584338.html


「蜂女の館」 初代・2スレ目までのまとめサイト。SS職人諸氏の作品が保管。
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/
「おにゃのこ改造@ウィキ」 特撮板・エロパロ板のおにゃのこ改造スレのまとめwiki
現在、特撮板3スレ目〜7スレ目までの過去ログおよびSSが保管されている。
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/FrontPage
2名無しより愛をこめて:2008/01/28(月) 20:28:09 ID:QXTjT5Zl0

本スレのお約束
・SSを投稿するときは、全部書き終えてから一気に投稿する。
・投稿するときは、名前欄は固定ハンドルネーム&トリップ付きで。
・SEX描写がメインのSSはエロパロ板で。
「おにゃのこ改造 BYアダルト7」
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1175864672/

《関連サイト》
みーんな、なかーま
ttp://nakaama.web.infoseek.co.jp/
舞方雅人の趣味の世界
ttp://masatomaikata.blog55.fc2.com/
沙弥香の脳内妄想
ttp://blog.livedoor.jp/sayaka_saotome/
Kiss in the dark
ttp://blog.livedoor.jp/g_than33mixer/
蜂娘祭跡地
ttp://janubis.hp.infoseek.co.jp/bee.htm
E=MC^2
ttp://rose.zero.ad.jp/~zab50690/
maledicted ladies' archives
http://book.geocities.jp/maledictarum/
3過去スレに投下されたSSのご紹介:2008/01/28(月) 20:29:03 ID:QXTjT5Zl0
■□■「蜂女の館」で読めるもの(1,2スレ目に投下されたSS) ■□■

◆PRIME (319)氏
☆「母親改造」 怪人に改造された母親が我が子をかばって死亡し、ヒーローの怒りが爆発する。
 http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/319-1.html
☆「悪の女科学者009」 悪の組織サイバーの邪悪な女科学者009こと石川怜は、作戦の失敗を償うため
 ヘビサソリ女に改造される。325氏「アイヴィーサイバー」とのコラボレート作品。
 http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/319-2.html
☆「ローズジャマー」 不良女子高生・石川ひなのが悪の組織ジャマーによってバラの怪人に改造される。
 http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/319-4.html

◆325氏
☆「アイヴィーサイバー」 悪の組織サイバーによって若い母親が改造され悲運の最期を遂げる。
 http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/325-1.html
☆「マグナサイバー」 改造実験都市ディストピアから逃亡してきた女・香織はスパイサイボーグだった。
 http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/325-4.html

◆SM氏
☆「香織ちゃん改造」 工学研究所に勤める女性・香織はグロンに拉致されゴキブリ女に改造される。
 http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/sm-1.html
☆「朱美ちゃん改造」 グロンのゴキブリ女を目撃した女子高生・朱美はハエ女に改造される。
 http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/sm-2.html
☆「真理ちゃん改造」 家出した小学生・真理はグロンの毒毛虫女に改造され、両親を襲う。
 http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/sm-3.html
☆「真佐子さん改造」 毒毛虫女に改造された真理の母親・真佐子もまた、女戦闘員に改造される。
 http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/sm-4.html
4過去スレに投下されたSSのご紹介:2008/01/28(月) 20:29:46 ID:QXTjT5Zl0
■□■「蜂女の館」で読めるもの(1,2スレ目に投下されたSS) ■□■

◆BeeF (508)氏
☆「改造淫魔 ハニービー計画」 女子高生・涼子は拉致されて改造ノズルを膣に挿入され、烈しい快楽の中で
 蜂女に生まれ変わる。涼子の姉・翔子と母・さゆりもまた、改造された涼子の手によって蜂女に改造される。
☆「悪魔のドール・ファクトリー」 双子の女子高生、紗耶と紗希が姉妹愛を利用されて蜂女に改造される。
☆「美しき復讐者」 悪の組織に騙された亜矢は自分を助けたヒーローと闘うために自ら蜂女に改造される。
☆「父がわたしに遺したもの」 マッドサイエンティストの父の願いに応えて、女子高生・栞は蜂女となる。
☆「蜃気楼の街」 悪の組織に封鎖された街を脱出しようとする少年の姉・美咲とGFの茜が蜂女に改造される。
☆「叫喚の弾倉」 美女を次々と蜂女に改造する謎の組織に挑んだ女刑事・由季も罠にかかり蜂女に変貌。
☆「The Survivor」 悪の組織に拉致され蜂女に改造された奈月は、組織が滅びたあと独りぼっちに。
☆「真・蜂女物語」 ショッカー蜂女の素性にまつわるSS。本郷猛の恋人・里沙は改造されライダーの敵に。
☆「復讐の針撃」 蜂女に改造され正義のヒーローに挑んで散っていった妹の仇を取るため、蜂女となる少女。
☆「人蟲の館」 謎の館に迷いこんだ8人の大学生が次々に、男は蟻人間、女は蜂女へと改造されてゆく。
☆「ハ・チ・カ・ヒ・フ -蜂化皮膚-」 3人の美少女アイドルが改造全身タイツを着せられて蜂女に変えられる。
☆「そして、扉が開く時」 転校生の謎の美少女に魅せられた美紗は、巧妙な罠にかけられて蜂女に改造される。
☆「出口、ナシ」 上記SSの続編。悪の組織の支配下にある未来の地球で抵抗活動をする少女・晶もまた・・・。
☆「ミッション:ディスポッシブル」 女性を拉致改造する組織のアジトに侵入した3人の工作員が次々と改造。
☆「蜘蛛身変容」 《仮面ライダーZO》のクモ女の改造を妄想したSS。小学校の女教師がドラスに捕まって・・・。
☆「紅の復讐者」 《スカイライダー》のサソランジン改造SS。捕らえられた女流登山家・美也とその後輩たちは・・・。

 http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/ss_top.html(←上記のSSはすべて、このページから飛べる)
5過去スレに投下されたSSのご紹介:2008/01/28(月) 20:30:15 ID:QXTjT5Zl0
■□■ 3〜7スレ目に投下されたSS(おにゃのこ改造wikiで読める)・ その1■□■
◆SM氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/SM%bb%e1
☆「瑞穂さん改造」 遺伝子研究者の瑞穂はグロンに洗脳されてムカデ女となり、女性を次々と改造してゆく。
☆「夏実ちゃん改造」 毒毛虫女に拉致された女子小学生の夏実はボウフラ女に改造される。(最初のみ別の作者さんの書き込み)

◆5スレ目583氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/5%a5%b9%a5%ec%cc%dc583%bb%e1
☆「夏実ちゃん改造」 SM氏のSSの続きを執筆。2体の幼女改造人間の暗躍と、ヒーローの登場。

◆bWq6CgvhhE 氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/bWq6CgvhhE%bb%e1
☆「The Cat」 物質転送装置の実験で黒猫と融合されたTVリポーターの卯月美夜子は徐々に猫女に変貌してゆく。

◆九条蘭子 (3スレ目407)氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/%b6%e5%be%f2%cd%f6%bb%d2%20%283%a5%b9%a5%ec%cc%dc407%29%bb%e1
☆「チツゲルゲ1」 電信電気会社のOL浅川蘭子はドルゲにレイプされ、悪のエージェント・チツゲルゲとなる。
☆「チツゲルゲ2」 チツゲルゲに生まれ変わった蘭子は交わった男たちを次々とアントマンに変えてゆく。
☆「ショッカー復活!?蘇る怪人が貴女を狙う!」 年老いた毒蝶女ギリーラの新しい肉体として選ばれ拉致
 された美少女・磯田さやかは、肉体融合装置の故障により新たなギリーラとして生まれ変わる。

◆姫宮翼氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/%c9%b1%b5%dc%cd%e3%bb%e1
☆「蟻女」 保育園の保母・高峰志穂はグロンによって女王蟻女に改造される。
☆「白蟻女」 女王蟻女に改造された志穂の妹・真菜は、姉が分泌する蜜を飲んで白蟻女に生まれ変わる。
6過去スレに投下されたSSのご紹介:2008/01/28(月) 20:30:37 ID:QXTjT5Zl0
■□■ 3〜7スレ目に投下されたSS(おにゃのこ改造wikiで読める)・ その2■□■
◆3スレ目878氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/3%a5%b9%a5%ec%cc%dc878%bb%e1
☆「変化、そして覚醒」 いじめられっ娘の水口なぎさは悪の組織BIOに改造され、クラスメートたちの前で
 L3ソルジャー・レディーピラニーアに変身。彼らを次々と惨殺し、また下僕のL1ソルジャーに改造してゆく。
☆「My brand new sisters」 レディーピラニーアとなったなぎさは義妹・ほたるを改造し、なぎさを迫害し
 続けてきた養父母に復讐を遂げる。

◆ショッカー代理人氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/%a5%b7%a5%e7%a5%c3%a5%ab%a1%bc%c2%e5%cd%fd%bf%cd%bb%e1
☆「ドクダリアン改造」 ショッカーに拉致された少女は死神博士の手によってドクダリアンに生まれ変わる。
☆「クラゲダール改造」 シンクロ選手の女子大生・希望と美夏はショッカーに拉致されクラゲダールとなる。
☆「サラセニアナ」 ショッカーのサラセニアンに拉致された宮下雪江は食虫植物の改造人間にされてしまう。
☆「キノコモルグ」  毒性植物研究家の素襖実咲は誤ってショッカーの毒キノコエキスの中に落ち、キノコモルグに。
☆「ムカデリア」 小学校教師・匂坂礼子はショッカーに拉致されムカデラスの女性体、ムカデリアに改造される。

◆5スレ目302氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/5%a5%b9%a5%ec%cc%dc302%bb%e1
☆「蠍女」 女子大生・長谷川沙希はショッカーの蠍女に改造され、日常生活を送りながらその使命を果たす。

◆5スレ目334(367)氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/5%a5%b9%a5%ec%cc%dc334%bb%e1
☆「未来から来た美乳、妖しく揺らめく水中花」(「チョウダブラー」)
 宇宙犯罪組織マクーが2001年の未来から拉致したグラビアアイドル・熊田曜子が、
 水島コーチ(ゴシキダブラー)によってダブルガールに改造され、若い娘たちを洗脳してゆく。
☆「ピンクの水着」  轟轟戦隊ボウケンジャー関連SS。未完。
7過去スレに投下されたSSのご紹介:2008/01/28(月) 20:31:07 ID:QXTjT5Zl0
■□■ 3〜7スレ目に投下されたSS(おにゃのこ改造wikiで読める)・ その3■□■
◆ブーツ人間氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/%a5%d6%a1%bc%a5%c4%bf%cd%b4%d6%bb%e1
☆「グロン地獄軍団サソコウモリ編 ACT.1《メタモルフォーゼ》」
 女子大生・神谷メグミはグロンのサソコウモリに襲われてサソリ人間に変貌し、レイプ魔たちを襲う。
☆「グロン地獄軍団サソコウモリ編 ACT.2《増殖》」
 サソリ人間となったメグミはルームメイトのミチルを襲い、自分と同じサソリ人間に変えてしまう。

◆The oneway ticket氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/The%20oneway%20ticket%bb%e1
☆「The oneway ticket 改造編」 悪の組織に改造された初恋の少年に憧れる余り自ら改造手術を志願した
 女子高生・松田薫は、実験用改造人間として永遠に改造され続ける。
☆「The oneway ticket」 実験用改造人間として2年間改造され続け、ハイパーサイボーグとしての能力を
 身につけた薫は、元同級生の吉岡夏美を自分の代わりの実験用改造人間の素体として拉致する。
☆「The oneway ticket 第3章』  拉致されて実験用改造人間にされた松田薫と吉岡夏美の二人が素体として
 推薦した白鳥晶子は、復讐のために自ら戦闘用サイボーグになる恐怖の手術を受ける。そして松田薫もまた。
☆「intermezzo』  戦闘用サイボーグへの改造を施されている松田薫に宛てた、吉岡夏美の手記。
☆「吉岡夏美の受難』  女体改造オタクの執刀医に身体をもてあそばれる、吉岡夏美の最悪の一日。

◆舞方雅人 (あるSS書き)氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/%c9%f1%ca%fd%b2%ed%bf%cd%20%28%a4%a2%a4%ebSS%bd%f1%a4%ad%29%bb%e1
☆「蜘蛛女改造」 美しい人妻・桜居仁美は、彼女に横恋慕し、ショッカーの蜘蛛男に改造された猪坂広志の
 パートナーとして蜘蛛女に改造され、家族を襲う。
【なお、このSSには沙弥香氏によって加筆修正された18禁バージョンが存在する】
 http://blog.livedoor.jp/sayaka_saotome/archives/50929413.html
8過去スレに投下されたSSのご紹介:2008/01/28(月) 20:31:32 ID:QXTjT5Zl0
■□■ 3〜7スレ目に投下されたSS(おにゃのこ改造wikiで読める)・ その4■□■
◆5スレ目886氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/5%a5%b9%a5%ec%cc%dc886%bb%e1
☆「蜘蛛怪人」 女子小学生の篠田奏はイレギュラーに拉致されて蜘蛛怪人に改造され、仮面ライダーと闘う。

◆5スレ目966氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/maledict%bb%e1
☆「少女スライム化」 特異な生態を持ち少女を吸収同化するスライムのスケッチ。 

◆名無しIN東京ドーム氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/%cc%be%cc%b5%a4%b7%a3%c9%a3%ce%c5%ec%b5%fe%a5%c9%a1%bc%a5%e0%bb%e1
☆「蜂女&蝉女」 性交と溶解性の尿によって悪人を殺害する2体の幼女改造人間、秋山真魚と鏑木沙羅。(最後の二作は別作者さんの作品か?)
☆「神崎晴美改造」 保険金目当ての殺人を犯した神崎晴美は「シャドー」によって蜂女に改造される。

◆PRIME氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/PRIME%bb%e1
☆「軍神、忠義の遺産」  ジャシンカ帝国の帝位を狙う女将軍ゼノビアがカー将軍の遺産によってゼノビアシンカに。

◆6スレ目304氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/6%a5%b9%a5%ec%cc%dc304%bb%e1
☆「赤い靴』  町にやってきた赤い靴の女が頭痛に襲われるたびに、町で赤い靴をはいた女性の殺人事件が起こる。

◆殺戮王=雷電玉三郎氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/%bb%a6%d9%a4%b2%a6%a1%e1%cd%eb%c5%c5%b6%cc%bb%b0%cf%ba%bb%e1
☆「イルデ・ミッテンマイヤー改造」  ハンブルグの亡霊城で新体操界の天才少女がシヨッカーに改造される。
9過去スレに投下されたSSのご紹介:2008/01/28(月) 20:32:00 ID:QXTjT5Zl0
■□■ 3〜7スレ目に投下されたSS(おにゃのこ改造wikiで読める)・ その5■□■
◆ちゃんぷるう氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/%a4%c1%a4%e3%a4%f3%a4%d7%a4%eb%a4%a6%bb%e1
☆「バラランガ」  森の奥の洋館に幽閉された車椅子の孤独な少女・黒森愛華は、復讐のためにバラランガとなる。
☆「女王蟻女」  ショッカーに拉致された女子大生・有澤琉歌は、アラビア錬金術の遺産によって女王蟻女に改造。
☆「クラゲ女」  競泳用水着のままショッカーに拉致されたボーイッシュな少女・鮎川麻耶はクラゲ女に改造される。
☆「毒蝶女ギリーラ」 香山滋『妖蝶記』にヒントを得た、TV版とは少し違う九条みわの「人間蝶」化。

◆SMの友人氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/SM%a4%ce%cd%a7%bf%cd%bb%e1
☆「サソリヒメ」  グロンに改造された小学生怪人・毒毛虫女と、査察官サソリヒメの初めての出会い。
☆「ムカデリア改造秘話」 ムカデラス失敗→ムカデリア選別の経緯。

◆7スレ目59氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/7%a5%b9%a5%ec%cc%dc59%bb%e1
☆「死ね死ね団製ハチ女」 ボーグαを打ち込まれハチ女になってしまうセーラー服の少女。

◆3スレ目878氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/3%a5%b9%a5%ec%cc%dc878%bb%e1
☆超人機メタルダー第32.2話「新たなる刺客の目覚め」
 女子高生・佐伯ミチルはネロス帝国によりモンスター軍団雄闘ヴァルキリーに改造される。
10過去スレに投下されたSSのご紹介:2008/01/28(月) 20:32:35 ID:QXTjT5Zl0
■□■ 3〜7スレ目に投下されたSS(おにゃのこ改造wikiで読める)・ その6■□■
◆maledict氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/maledict%bb%e1
☆「情念の残り火――改造素体十万八号の記録」 宇宙人に拉致されたOLが改造された恋人「課長」と再会。
☆「侵略者の仮面――奴隷生物九万九千八百八号」 宇宙人に拉致改造された風俗嬢の運命。
☆「続・侵略者の仮面――奴隷生物九万八千五百六号の報告」 宇宙人に拉致改造された少年が童貞喪失相手の風俗嬢と再会。
☆「追憶の改造手術室――奴隷生物九万九千八百八号の誕生」 宇宙人に拉致されたOLの改造と「課長」とのセックス。
☆「血吸蝙蝠女」 悪の組織に拉致されチスイコウモリ女に改造された女子高生・ユミコは親友のヒトミを連れて脱走。
☆「血吸蝙蝠女Rx」 『血吸蝙蝠女』の後日談。ユミコの心理の変化と二人のその後。
☆「血吸蝙蝠女《蛇の足編》」 『血吸蝙蝠女』の後日談2。二代目チスイコウモリ女の僕たちの伝言ゲーム。
☆「アンチショッカー同盟仙台基地壊滅!!(前編)」 アンチショッカー同盟仙台基地職員・広瀬葉子はホヤスズメバチに改造される。
☆「アンチショッカー同盟仙台基地壊滅!!(中編)」 ホヤスズメバチは改造ホヤを基地内に放ち構成員をホヤ人間に改造する。
☆「アンチショッカー同盟仙台基地壊滅!!(後編)」 ホヤスズメバチと同盟外部構成員・毛里美弥子との対決。
(*右記にも収録:http://book.geocities.jp/maledictarum/sakuhinlist.html

■□■下記2本のスケッチはおにゃのこwiki未収録■□■
◆7スレ目136氏
☆「ハエトリグサ女」 冴えない戦闘員が活躍するラブコメ風改造話のスケッチ。

◆7スレ目201氏
☆「合成怪人インプラントウミウシ」
 女幹部インプラントウミウシが合成怪人ヒドライバーにされた少女を改造機械化する話のスケッチ。
11過去スレに投下されたSSのご紹介:2008/01/28(月) 20:33:01 ID:QXTjT5Zl0
■□■8スレ目投下SS・その1 ■□■
◆maledict
☆「THE NEXT脳内補完」 ナノロボットによる萌えない改造シーンから、冒頭の
おっぱいシーンをつなぐ妄想により、失われた萌えを回復する。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/35-39
☆「贋物の青」 非公式司令官OLは奴隷生物96669号の調査を開始する。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/113-138
☆「名も無き改造人間たち・序文」 奴隷生物シリーズの次作、大多数の洗脳未遂者の
末路を追う物語の前書き。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/484
☆「女狐先生と子供たち」 フォックス氏のリクエストに応えた作品。山奥の村の
小学校教師と児童たちが悪の組織の秘密を知り、追われることに。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/527-553
(なお、登場人物をすべて女性に変える百合パッチ付き)
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/563-565
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/567

◆羽生 翔子氏
☆「ピジョリディー」 高校2年生のスケートのオリンピック選手中島沙希音(なかじま さきね)
はシックスゾーンに誘拐され、白いハトの改造人間ピジョリディーに改造される。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/77-82
12過去スレに投下されたSSのご紹介:2008/01/28(月) 20:33:27 ID:QXTjT5Zl0
■□■8スレ目投下SS・その2 ■□■
◆蟻蜂フリーク(蟻蜂新人、蟻蜂ビギナー)氏
☆「奴隷生物の記録・外伝」 高校生の「僕」はI県H市に作られた宇宙人の基地で改造され
人間の心を持ったまま大勢の蜂女たちと強制セックスさせられることになる。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/155-167
☆「奴隷生物の記録・外伝U」 米空軍大尉の運命を軸にした、宇宙人の侵略を前にした
人間たちの群像。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/197-214
☆「アル星ノ崩壊」 I県H市に拠点を作った宇宙人の母星グリーゼの物語。平和な星
グリーゼに「主」の侵略の手が伸び、覇権国Jの女王もまた改造されてしまうのだが…。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/236-253
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/258-266
☆「「主」漂着」 グリーゼからの侵略者が60年前の地球に到着する。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/273-282
☆「浸透」 グリーゼからの侵略者が田舎町に拠点を築き、周辺に迷い込んだ子供を
捕らえ改造する。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/293-306
☆「創造主」  グリーゼ侵略の陰で暗躍していた、ある星の保護区住人・老博士の物語。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/379-393
☆「九尾の復讐」 フォックス氏のリクエストに応えた作品。九尾のキツネの子孫が
現代日本に現れ、復讐を開始する。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/578-599
13過去スレに投下されたSSのご紹介:2008/01/28(月) 20:33:53 ID:QXTjT5Zl0
■□■8スレ目投下SS・その3 ■□■
◆ダイレン氏
「西洋妖怪・ドラキュラ」カクレンジャー時代の由美ちゃんが西洋妖怪・ドラキュラに
襲われて吸血鬼に。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/466-469

◆フォックス氏(8スレ目471氏)
「キツネ怪人」九尾のキツネの怪人に改造された記憶喪失の女が、マドンナ教師・マナを
キツネ人間に変貌させる。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/499-500
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/513-515

◆8スレ目505氏
「キツネ怪人」フォックス氏のSSの前半を句読点等を中心にアレンジした作。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/506-508
(なお、この作品にさらに18禁描写を加えた作品がアダルトスレに掲載された)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1194080774/287-289
14名無しより愛をこめて:2008/01/28(月) 20:42:24 ID:F3cvuFf5O
《関連スレ》(すべてdat落ち。maledictのページに保管)
特撮における変装や擬態
http://book.geocities.jp/maledictarum/kakolog/1158064654.html
【トカゲロンは】怪人の素体となった人間【サッカー選手】
http://book.geocities.jp/maledictarum/kakolog/1158229173.html
自分の彼女が蜂女に改造されたら?
http://book.geocities.jp/maledictarum/kakolog/1027781411.html
蜂女(ショッカー)の魅力について語るスレ
http://book.geocities.jp/maledictarum/kakolog/1040988979.html
蜂女(ショッカー)の魅力を語るスレ Part2
http://book.geocities.jp/maledictarum/kakolog/1044630380.html
15maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/01/29(火) 09:23:05 ID:ZTCMugQR0
しまった。>>2は実は自分なのですが、ちゃっかり自分のサイトは加えたくせに
重要なこれを忘れていました。よく考えたら前スレから既にそうでしたね。すみません

海マツリ
ttp://www.ssb.sakura.ne.jp/matsuri/welcome.html
16名無しより愛をこめて:2008/01/29(火) 13:21:21 ID:uqb//7KA0
>>2
アダルト7とあるが、もうエロパロは10になってるんじゃないの?
172:2008/01/29(火) 18:54:01 ID:ZTCMugQR0
>>16
まったくその通りです!>>2は正しくはこちらです。

おにゃのこ改造 BYアダルト10
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1194080774/

前回スレ立てを担当したらぼろぼろ抜けてひどいことになり
恐怖症気味だったのですが、見ていると次スレへの誘導を貼れないまま
500KBに行っちゃいそうな不安を感じ、思い切って立てる役を
引き受けてみたのですが、またやってしまったみたいです。すみません…
18ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/29(火) 19:28:54 ID:Dr4pjf1/0
スレ建てお疲れ様です。
ありがとうございました。

お礼を述べがてらちょっと予告です。
早ければ明日にでもSSを投下できると思います。
ネタは・・・ばらさないほうがいいかとも思ったんですが、
リクエストのあったギラーコオロギです。
よろしくお願いいたします。m(__)m
19maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/01/29(火) 20:05:20 ID:ZTCMugQR0
>>18ショッカー代理人様
待ってました!楽しみです。
20maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/01/29(火) 20:11:37 ID:ZTCMugQR0
連投すみません。

…実は自分、前スレで話が出たショッカー版蜂女の話の構想が急に湧いて、
現在他の話を中断してそちらを書いていたのですが…本物のショッカーの方が
帰ってくるとなると、緊張します。(書き上がりは明日になるか来週になるか
ちょっとわからないです)

もう一点、前スレでのレス忘れ一件と投下作品の後書き失礼します

前スレ654様
>ちょ、どんどんカオスに…w
たしかにこのまま行くとどうなるのか心配です。
せっかく死なずに済んだのに、大変ですね

ちなみに「レギュラーの脇役やヒロインが敵に捕まって何かをされたのに、
その後大した副作用も残らない」という展開は色々とつまらないと常々思っていて、
こんな話を思いつきました。悪に染まるばかりでなく、副作用の特異能力を使って
敵と戦ったりしてくれると燃えるのになあ、と。
例えば『少女コマンドーIZUMI』の脇役の子が最終回近くでバイオ兵士(だっけ?)に
改造された筈なのに、最終回でその能力を全然使わないとか、そのへんです。
あと、ヒトミさんに融合させたい生きもののリクエストとかありましたら
次回無理のない範囲で使わせて頂きます。
21蟻蜂フリーク ◆/sIh2XqTo2 :2008/01/29(火) 21:12:50 ID:JXPhaH/Q0
>ショッカー代理人さん
SS楽しみにしてます^^

>maledictさん
何かとおつかれさまでした。


私はキツネネタ、もう1本ほどいかせてもらいますw
22ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/30(水) 18:36:30 ID:o6/GgM980
昨日予告したとおり「ギラーコオロギ」のSSを投下いたします。
よければ読んでください。

こぽこぽとビーカーの中の赤い液体が音を立てている。
まるで沸騰しているかのようにビーカーの表面には泡が立ち、白い煙が湧き出ている。
ひんやりとした暗い室内に、白衣の人影が動き回っている。
見たところ、どこかの大学か企業の実験室のような趣だ。
だが、ここには窓もなく、うろついているのは頭からすっぽりと白いマスクをかぶった男ばかり。
マスクからは目鼻口が出せるようになっており、額の部分にはかつてのナチスが用いたようなワシが翼を広げたマークが入っている。
男たちはいずれも無言で実験器具の間を動き回り、一心に作業を進めているようだった。

突然ビーカーの液体から、先ほどとはうって変わった赤い煙が噴き出してくる。
白いマスクの男たちの動きがあわただしくなり、何か異常事態が起こったことを知らしめる。
やがて、室内はおろか周囲一帯に聞こえるほどの音量で警報が鳴り響き、室内から出る唯一の扉がロックされた。
「イーッ! た、助けてくれ!」
「か、過剰反応だ! イーッ! 出してくれぇ!」
白いマスクの男たちはわれ先にと扉に駆け寄るが、鋼鉄製と思われる扉は彼らの力ではびくともしない。
「が、がぁぁぁ・・・」
「ぐわぁぁぁ・・・」
やがて白いマスクの男たちは次々と喉をかきむしるようにして倒れていく。
室内に何か毒性の物が充満したことは間違いない。
一人、また一人と白いマスクの男たちが倒れ、そして室内に動く者は誰もいなくなった。
23ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/30(水) 18:37:18 ID:o6/GgM980
「むむむむむ・・・何たるざまだ!」
「イーッ!」
ピシーンという音とともに、全身黒尽くめでありながら胸から腹部にかけて白い骨の絵が描かれた姿の男がもんどりうって倒れていく。
実験室の様子をモニターで見ていた異形の男の手にしたムチが、黒尽くめの男を打ち据えたのだ。
その姿はまさに異形。
頭部は巨大な三角形をしており、額の部分からは二本の触角と思えるものが伸びている。
三角形の中心には目つきの鋭い人間の顔があるものの、まるで何かの甲殻類の頭部のようだ。
首から下は全体的には人間の形を保っている。
だが、その体も蛇腹状の分厚い皮で覆われており、左手には鋭い鉤爪が付いていた。
背中には黒いマントを羽織り、腰には先ほどの男たちと同じようにワシのマークの付いたベルトが付けられている。
右手に持ったムチを、部下である黒尽くめの男に容赦なく振り下ろした彼こそ、世界征服をたくらむ組織ショッカーが自信を持って送り出した大幹部、“地獄大使”その人であった。

「地獄大使、やはり今のままでは殺人ビールスの培養は不可能です」
全身黒尽くめの男、ショッカーの戦闘員が恐る恐る進言する。
すでに科学者チームが二つ、実験失敗によって失われたのだ。
これ以上の損失はショッカー日本支部の評価をさらに貶めてしまうことになるだろう。
それは地獄大使にしても看過できることではない。
「わかっておる! すでに手は打った。お前たち、この女を連れてくるのだ!」
地獄大使が指し示すモニターに一人の女性が映し出される。
ショートにした黒髪と知的なメガネが地味ながら美しさをにじませている女性だ。
全体的に清楚さもかもし出している。
「左脇美津恵(さわき みづえ)。年齢三十四歳。阪東(はんどう)医科大学で微生物学の教授をやっている女だ。この女ならば殺人ビールスの培養に適任だろう。行けっ!」
「「イーッ!」」
戦闘員たちはいっせいに右手を上げて敬礼した。

                          ******
24ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/30(水) 18:39:12 ID:o6/GgM980
「左脇先生、また爪のお手入れですか?」
白衣を着た若い女の助手たちがにこやかに話しかける。
左脇教授は学生や院生には人気が高い。
知的で清楚な美人であるが、飾らない人柄が愛されているのだ。
「ええ、そうよ。爪は大事にしなくちゃね」
いすに腰掛けて脚を組み、やすりで丁寧に爪を整える左脇美津恵。
やすりが終われば赤いマニキュアでコーティングも忘れない。
マニキュアが剥げかけるなどあってはならないことなのだ。
「でも、どうして先生はいつもそんなに爪の手入れをなさるんですか?」
テーブルの上にコーヒーを置く助手が、かねてからの疑問だったことを聞いてみる。
確かに研究にそれほど支障はないのかもしれないが、真っ赤な爪をいつも手入れしているというのはあまり褒められることではないのではないだろうか。
「うふふ・・・娘がね。まだ小学生なんだけど、お母さんの爪ってとってもきれいで大好きだって言ってくれるのよ。だから娘のためにもいつもきれいな赤い爪にしていたいの」
「そうなんですか。娘さんが」
うんうんとうなづいて納得する助手。
やっぱり褒められて悪い気のする者はいない。
前々から自分でも自慢できる爪だと思っていた美津恵は、娘に褒められたことですっかり気をよくしていたのだった。
25ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/30(水) 18:40:42 ID:o6/GgM980
「な、何?」
「いやぁ・・・停電?」
いきなりのことにざわめく実験室内。
何が突然、昼間だというのに室内が暗くなる。
起こったというのか、みな不安そうに周囲を見回している。
「みんな落ち着いて。培養機や冷蔵庫を確認して。ここにあるのはみんな危険性のないものだけど、外に漏れたりしないようにね」
「はい、先生」
助手たちが確認作業に入ろうとしたとき、入り口の扉が突然開く。
「えっ?」
どかどかといきなり入ってくる黒尽くめの男たち。
ショッカーの戦闘員たちだ。
「イーッ! おとなしくしろ」
「イーッ! 抵抗しても無駄だ」
「キャーッ」
助手たちが悲鳴を上げ、戦闘員たちが次々と助手たちに襲い掛かり気を失わせていく。
何が起こっているのかわからないうちに、美津恵だけが取り残された。
「な、何です、あなたたちは」
「左脇美津恵だな。一緒に来てもらおう」
黒いマスクをかぶった戦闘員は一言そういうと、美津恵の腹部に当て身を食らわせる。
「うっ・・・」
意識を失い倒れこむ美津恵。
戦闘員たちはそれを確認すると、美津恵をはじめとして助手たちも全て担ぎ出していった。

                           ******
26ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/30(水) 18:41:32 ID:o6/GgM980
「ここはどこなんですか?」
「私たちをどうするつもりなんですか?」
「学校に帰してください」
牢に閉じ込められた女性たちが必死に懇願する。
いきなりわけのわからない連中に連れてこられたのだ。
恐怖でパニックになるのは仕方がないだろう。
「ええい、うるさい!」
パシーンと地獄大使のムチが床に打ち付けられ、女性たちは身をすくみあがらせた。
「お前たちはショッカーのアジトに連れてこられた奴隷なのだ。おとなしく言うことを聞けば帰してやる」
「本当ですか? 本当に家に帰してくれるんですか?」
美津恵は連れてこられた女性たちの代表として、地獄大使に確認する。
せめて助手たちだけでも無事に帰さねば・・・
美津恵はそのためなら多少の妥協はやむをえないと覚悟していた。
おそらくこの奇妙な連中は産業スパイかテロリストだろう。
美津恵の微生物学の知識と技術を奪いに来たに違いない。
警察が助けに来てくれるまで時間を稼ぐことも必要だ。
「この地獄大使が約束しよう」
地獄大使の顔が不気味な笑みを浮かべていた。

美津恵たちに命じられたのは、やはりビールスの培養だった。
ある特殊なビールスを培養して欲しいというのだ。
データを見せてもらった美津恵だったが、データを見る限りにおいては問題のあるようなビールスではなく、単に培養のしづらいタイプのものであるらしい。
一刻も早く家に戻りたい、また助手たちも戻してやりたいと願う美津恵は、このビールスを培養することを承諾した。

                           ******
27ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/30(水) 18:42:22 ID:o6/GgM980
いつものように爪の手入れをする美津恵。
連れ去られたときもやすりはポケットに入っていたのだ。
すでに基本的なことは全て終えてあり、後はビールスが順調に培養されるのを確認するだけ。
ビーカーの中の赤い液体がこぽこぽと音を立て泡立っているのは順調な証拠。
美津恵は満足して爪の手入れを行っているのだった。

「ほほう、爪の手入れなどしているようだが、培養は問題ないのだろうな」
実験室に姿を現す地獄大使。
その異形の姿はいつ見ても驚かされる。
「培養は順調よ。何の問題もないわ。爪の手入れぐらいかまわないはずよ」
美津恵はふっと息を吹きかけて爪の汚れを吹き飛ばす。
真っ赤にマニキュアを塗られた爪が輝き、美津恵の顔を映し出していた。
「お前はよほど爪が気に入っているようだな」
「ええ、私はこのきれいな爪が大好きよ。娘にもきれいだって言われるしね」
形の整った爪を眺める美津恵。
この爪の手入れをしている時間が、美津恵にとっては落ち着ける時間なのだった。

                            ******

一週間後、美津恵たちは地獄大使の前に集められる。
この一週間で美津恵たちの作業はほぼ終了し、ビールスの培養も問題なく行われたのだ。
美津恵はこれで娘に会えるとホッとしていた。
美津恵の娘春花(はるか)は父親が事故で死んでしまったために、普段は美津恵の両親が面倒を見てくれている。
大学に篭りっきりになることが多い美津恵にとって、娘と会うことは何よりの楽しいことだった。
28ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/30(水) 18:43:49 ID:o6/GgM980
「お前たち。今日までご苦労だった。これでわがショッカーの殺人ビールスは完成した」
地獄大使の顔に会心の笑みが浮かぶ。
「さ、殺人ビールスですって?」
美津恵は驚いた。
データに現れた特長にはそんなことは微塵も触れられていなかったのだ。
「ふふふふふ・・・お前たちに見せたデータは偽物だ。お前たちは何も知らずに殺人ビールスを培養していたのだ」
「ひ、ひどい。私たちをだましたのね」
「そんなのひどいわ」
美津恵も助手たちも唇をかみ締める。
だまされたとはいえ殺人ビールスを作ってしまうなんて・・・
「ええい、黙れ!」
またしても地獄大使のムチがうなる。
「こいつらを牢に閉じ込めろ。左脇美津恵、お前にはまだもう一つやってもらうことがある。連れて行け!」
「「イーッ!」」
美津恵たちの背後に控えていた戦闘員たちが無理やり美津恵たちを押さえつける。
「は、離して」
「いやぁっ」
美津恵も助手たちも必死で抵抗するものの、戦闘員たちは強い力で美津恵たちを引きずるように連れて行く。
「むはははは・・・これからが楽しみだわい」
あとには地獄大使の笑い声だけが残っていた。

                           ******
29ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/30(水) 18:45:08 ID:o6/GgM980
冷たい円形の台座。
周囲にはさまざまな機器がすえつけられ、この台座が何かの目的のために作られたことがわかる。
それは人間の改造。
ショッカーに忠実な改造人間を作る手術台なのだ。
今、その円形の手術台の上に美津恵は寝かされていた。
両手と両足首は固定され、服も下着も剥ぎ取られ、白いシーツだけがかぶされている。
「いやぁっ! 私をどうするつもり? 放して! 放してぇ!」
手足をばたつかせ泣き喚く美津恵。
これから何が行われるかわからないが、恐ろしい運命が待ち構えていることだけはわかっていた。
「ええい、うるさい! お前はこれからわがショッカーの誇る改造手術によって、改造人間として生まれ変わるのだ」
ムチを丸めて美津恵のあごを持ち上げ、いやらしい笑みを浮かべている地獄大使。
「か、改造人間? そんなのはいやです!」
「黙れ! お前には培養した殺人ビールスを広める仕事をしてもらう。殺人ビールスと殺人音波を操るコオロギの怪人ギラーコオロギとなるのだ」
「ギラーコオロギ? そんなのはいやぁっ」
美津恵は必死にもがくが、手足を固定したベルトはまったく外れようとはしない。
「むはははは・・・心配はいらん。お前の大切にしている赤い爪。その赤い爪に殺人ビールスを仕込んでやろう。どうだ、うれしかろう。むはははは」
楽しそうに高笑いをする地獄大使。
その異形の姿が美津恵を絶望に追い込んで行く。
ああ・・・誰か・・・助けて・・・あなた・・・
美津恵の目から涙があふれた。
30ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/30(水) 18:45:57 ID:o6/GgM980
「改造を開始しろ」
ムチをふって指示を下す地獄大使。
「イーッ!」
白いマスクをかぶった科学班の戦闘員たちが美津恵の顔に呼吸用マスクをつける。
そこから麻酔ガスを放出し、美津恵の意識を失わせる。
かけられていたシーツが取り去られ、円形の手術台のあちこちからチューブが伸び、美津恵の白い肌に突き刺さっていく。
薬液が注入され、遺伝子レベルから細胞を変化させていくのだ。
さらにさまざまな色とりどりの光線が浴びせられ、肉体の変化を促進して行く。
みるみるうちに美津恵の美しい肉体は茶と紫の入り混じったような色をしたコオロギの外骨格へと変貌しはじめた。
胸のふくらみは保持されたまま、同心円状の節が覆うコオロギの腹部のように変化して行き、つま先は足の指がなくなって一体化し、かかとは高く尖ってハイヒール状に変化する。
背中からは薄い翅が伸び、それが硬くなってぎざぎざのやすり状になっていく。
両腕は硬い外骨格が覆い、白く滑らかだった指先は赤い爪がかぎ爪のように鋭く尖って行く。
そして美津恵の頭部は巨大なヘルメット状の外骨格に覆われて行き、巨大な複眼と触角が形成される。
口元には鋭い牙と左右に割れる強靭なあごが作られた。
先ほどまで美人女教授として名の通っていた美津恵は、人間の面影を残した巨大なコオロギと化していったのだった。
31ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/30(水) 18:46:49 ID:o6/GgM980
肉体の変化が一段落すると、こんどは補助機関が埋め込まれる。
心臓の強化や肺機能の強化など強靭な肉体にするための機器と、殺人音波発生器や爪に殺人ビールスを送るための小型ポンプなどが装着される。
あれほど自慢だった美津恵の赤い爪は、いまや殺人ビールスを注入するための器官となったのだ。

そして、最後に行われるのがショッカーに忠実に従うよう思考を変える脳改造である。
コントロールチップの埋め込みと、洗脳波による洗脳の併用で美津恵の意識を変容させ、ショッカーに忠実な改造人間であることの喜びを感じるように変えてしまうのだ。
麻酔を受け意識を失っている美津恵は、その意識をまったく自覚することなく変えられてしまうのだった。

やがて、改造を終えコオロギ怪人となった美津恵の体がぴくぴくと覚醒し始める。
すでに両手両足のベルトは取り外され、いつでも自由に起き上がることができるようになっていた。
頭の左右に付いた巨大な複眼が輝きを取り戻し、赤い尖った爪の付いた指先が動き始めてくる。
「ギィーーーラァーーー」
やがてかつて美津恵だったコオロギ怪人は、うなり声を上げて上半身をゆっくりと起こした。
「うむ、目覚めたようだな。ギラーコオロギよ」
地獄大使が生まれ変わった美津恵を満足そうに見つめている。
「おほほほほ・・・私はショッカーの改造人間ギラーコオロギ。地獄大使。何なりとご命令を」
手術台から降り立つと、ギラーコオロギは地獄大使に一礼する。
もはや美津恵の意識は変容し、ショッカーの怪人ギラーコオロギとしての思考に変わってしまっているのだった。

                        ******
32ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/30(水) 18:47:42 ID:o6/GgM980
「お願い、家に帰してー」
「いやぁっ、死にたくないよぅ」
「誰か助けてぇ」
牢に閉じ込められてしまっている四人の助手たち。
いずれもが左脇教授の研究室には欠かせない女性たちだ。
だからこそ美津恵は彼女たちだけでも解放してもらおうとしていたのだ。
「むっはっはっはっは・・・待たせたなお前たち」
その彼女たちの牢にあの異形の男、地獄大使が姿を見せる。
「お願いです、私たちを帰して」
「左脇先生はどうしたんですか?」
「ここのことは誰にも言いません」
牢の鉄格子をつかみ、口々に訴える女性たち。
みな大学や大学院を経て研究室に配属された若い女性たちばかりだ。
「ギィーーーラァーーー! お前たち、静かにしたらどう」
地獄大使の背後から、彼に勝るとも劣らない異形の存在が入ってくる。
巨大な頭には複眼と触角を持ち、昆虫の腹部のような胸を二つ誇らしげにさらしている。
背中には硬く薄い翅を持っており、両手の先には鋭い赤い爪が輝いていた。
「きゃぁっ」
助手たちはいっせいに鉄格子から離れ、牢の奥にあと退る。
「おほほほほ・・・お前たちにはこの私ギラーコオロギの実験材料になってもらうわ。この殺人ビールスを埋め込んだ赤い爪の実験材料にね。おほほほほ・・・」
口元に手をやって高らかに笑うギラーコオロギ。
彼女にとっては目の前の女たちなどモルモット同然なのだ。
「いやぁっ」
「助けてぇ」
牢のすみに固まる女性たち。
だが、ギラーコオロギは牢の鉄格子をたやすく捻じ曲げて中に入り、女性たちにじわじわと近づいた。
33ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/30(水) 18:48:32 ID:o6/GgM980
「ギィーーーラァーーー! まずはお前よ」
一番外側に押し出されるような形になっていた女性を捕まえると、ギラーコオロギはその鋭く尖った赤い爪を彼女の首筋に埋め込んだ。
「きゃぁー」
叫び声を上げて白衣の女性は床に倒れこむ。
「ひぃっ」
他の三人の女性たちは真っ青になって声も出ない。
「おほほほほ・・・これでいいわ。あとは私は見ているだけね」
口元に手の甲を当てて高笑いすると、ギラーコオロギは牢の外へ出てしまう。
「ふふふふふ・・・ここからが楽しいのだ」
地獄大使の表情が醜い笑いに歪んでいた。

「亜希、亜希、大丈夫?」
「西原さん、西原さん」
恐る恐る倒れた女性の名を呼ぶ他の女性たち。
だが、近寄ろうとはまったくしない。
床に倒れた女性は最初苦しがっていたものの、やがてぐったりとなり、死んでしまったかのように見える。
だが、しばらくするとその体がぴくぴくと動き始めた。
そして倒れて床に投げ出されていた両手の指先が赤くなっていく。
倒れた女性の指先の爪が、まるで毒々しいマニキュアを塗ったみたいに真っ赤に染まって鋭く伸びてきたのだ。
やがて倒れていた女性はゆっくりと起き上がる。
青ざめた顔には歪んだ笑みが浮かび、目の周りにはアイシャドウでも塗ったかのように隈取りされていた。
34ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/30(水) 18:49:26 ID:o6/GgM980
「「きゃぁーっ!」」
いっせいに悲鳴を上げる女性たち。
その彼女たちに向かって、起き上がった女が赤い爪をかざして襲い掛かる。
鋭く尖った赤い爪がまた一人の女ののどに突き立てられた。
「あがっ」
床に倒れる突き立てられた女性。
だがすぐに彼女もまた赤い爪をかざして立ち上がる。
見る間に四人の女性は全てが赤い爪で傷つけられ、自らも赤い爪を持つ保菌者として微笑んでいた。

「おほほほほ・・・私の赤い爪でビールスを植えつけられた者は、ビールスによって脳を犯されショッカーの言うがままに動くようになるわ。そして自らも赤い爪が生え、他の人間を襲うようになり、最後には死んでいくのよ。おほほほほほ」
口元に手の甲を当てて高笑いをするギラーコオロギ。
その姿にあの美津恵を見出すことはもはやできない。
「うむ。よくやったぞギラーコオロギ。実験は成功だ」
地獄大使は満足そうに歪んだ笑みを浮かべていた。

                             ******
35ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/30(水) 18:50:17 ID:o6/GgM980
「行ってきます」
ランドセルを背負った少女が元気に玄関から飛び出してくる。
「車に気をつけて行くんだよ」
初老に差し掛かった婦人が玄関先で少女を見送っている。
「ハーイ、わかってます、お祖母ちゃん」
後ろを振り返り、手を振ってはまた駆け出して行く。
別に遅刻しそうというのでもないのだろうが、元気がいっぱいなのと学校へ行くのが楽しみなんだろう。
だが、その足取りが急に重くなる。
「お母さん・・・」
夕べも母親が帰ってこなかったのだ。
時々研究のせいで帰らないことはあったが、これでもう十日近くも帰ってこない。
お祖父ちゃんもお祖母ちゃんも黙っているけど、お母さんがいなくなったのは間違いない。
この前はお巡りさんが家に来て、お祖父ちゃんとお祖母ちゃんに何か話していた。
お母さんはどうしちゃったんだろう・・・
会いたいよぉ・・・
「お母さん・・・春花は寂しいよ」
うつむいているとじわっと涙が出てきてしまう。
家ではお祖父ちゃんとお祖母ちゃんに心配をかけたくないから泣かないようにしているけど、家を出ると張り詰めていたものがなくなって、急に悲しくなってしまったのだった。
それでも春花はこぶしでぐいと涙を拭くと、また前を向いて歩き始めた。
36ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/30(水) 18:51:51 ID:o6/GgM980
「春花」
突然道の脇から声がかけられる。
春花がふと見ると、空き地に女の人が立っていた。
「お、お母さん?」
ショートカットの髪に知的なメガネ。
それは紛れもなく春花の母、左脇美津恵だ。
「春花」
「お母さん。お母さーん」
春花はもう一も二もなく駆け寄って行く。
いなくなってしまった母親が目の前にいるのだ。
無理もなかった。
「お母さん」
抱きつくようにして母親にしがみつく春花。
そんな春花を抱きしめる美津恵の顔に歪んだ笑みが浮かぶ。
「うふふふふ・・・ギィーーーラァーーー!」
いきなり美津恵がそう叫んだかと思うと、春花を抱きしめていた腕がみるみる外骨格に覆われて行く。
「えっ? きゃぁーっ!」
目の前で母親が異形の存在に変わっていくのを見て春花は悲鳴を上げた。
37ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/30(水) 18:52:42 ID:o6/GgM980
「おほほほほ・・・春花、私はショッカーによって改造されたのよ。今の私はショッカーの改造人間ギラーコオロギ。どう? 素敵でしょ?」
「い、いやぁっ! 離してぇ!」
必死に手足をばたつかせて逃げようとする春花。
だが、がっちりとつかまれてしまい逃げることができない。
「ギィーーーラァーーー! お前は私の赤い爪が大好きだったでしょ。今お前にも赤い爪を与えてあげるわ。おーっほほほほ・・・」
ギラーコオロギは高笑いすると、その爪を春花の皮膚に突き刺した。
「痛い! ああ・・・あああ・・・」
たちまち春花はぐったりとなって地面に倒れてしまう。
ギラーコオロギの殺人ビールスが体内に回ったのだ。
そして数分後・・・
目の周りをアイシャドウで塗ったような春花がゆっくりと立ち上がる。
その両手の爪は真っ赤に毒々しく輝き、先端からはビールスがにじみ出ているかのようだった。
「おほほほほ・・・これでお前も殺人ビールスの保菌者よ。学校へ行ってそのビールスを撒き散らしなさい」
「はい・・・ギラーコオロギ様」
無表情で春花はうなずく。
そしてくるっと振り向くと、何事もなかったかのように学校へ向かって歩き始めた。
「おほほほほ・・・学校が阿鼻叫喚の渦に包まれるのも間もなくね。おーっほほほほ・・・」
あとにはギラーコオロギの高笑いだけが響いていた。
38ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/30(水) 18:58:07 ID:o6/GgM980
以上でした。

いやぁ・・・久しぶりに書いたものですからボロボロですね。
お目汚し失礼いたしました。

文中の描写は、極力「仮面ライダー」という特撮番組を意識しています。
昼間なのに暗くなって戦闘員が入ってきたりとか、ビーカーから煙が出ているとか
ウィルスではなくビールスと呼んだりとか・・・
当時の雰囲気を感じてくださればうれしいです。

またそのうち何か書きたいと思います。
感想とかもらえるとうれしいです。
39名無しより愛をこめて:2008/01/30(水) 19:18:16 ID:bClDQUgv0
>>38
GJ過ぎる!
展開が読めてるとはいえ、歯切れのいい文章が飽きさせずに読ませてくれたぜ
次回も期待。シラキュラスとかやってくれると嬉しい
40蟻蜂フリーク ◆/sIh2XqTo2 :2008/01/30(水) 20:42:41 ID:ufuN2N/C0
>ショッカー代理人さん
お疲れ様です^^ このスレ第一発目飾るのに相応しいSSだと思いました^^

ボロボロだなんてご謙遜を(笑) 光景が目に浮かんでくるくらい読みやすかったです
41名無しより愛をこめて:2008/01/30(水) 23:57:40 ID:5ufF41mw0
>ショッカー代理人さん
ギラーコオロギのリクエストをしたものです。
本当に書いていただいて、ありがとうございます。素晴らしい作品でした。
誠に失礼ですが欲を言えば、この後の展開が気になりますね。
でも本当に素晴らしい作品でした。心より感謝致します。
42名無しより愛をこめて:2008/01/31(木) 01:40:56 ID:+qUKORy10
ショッカー代理人さん
GJです。出来れば春花ちゃんも改造しちゃってください。なんかそんな話が見たくなりました。
43名無しより愛をこめて:2008/01/31(木) 01:46:55 ID:+qUKORy10
上の補足
この話は続きはあるんでしょうか?春花ちゃんは最後は元に戻るというのはこのスレ的には嫌ですね。親子で改造というのもありかと思いまして。
色々わがまま言ってすみません。
44ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/31(木) 02:04:32 ID:BWdKFjVz0
こんな時間に失礼します。
皆様レスありがとうございました。

>39様
ありがとうございます。
シラキュラスも妄想してみようと思います。
気長にお待ちくださいませ。

>蟻蜂フリーク様
そう言っていただけるとすごくうれしいです。
ありがとうございました。

>41様
この後の展開については、もはや改造シーンの段階を越えちゃうと思いましたのと、
皆様それぞれで妄想していただこうと思いここまでにしました。
書けるかどうか約束できませんが、またリクエストありましたらよろしくお願いいたします。

>42-43様
上にも書きましたが、春花は赤い爪で友人を襲ったあと死んじゃうと思います。
怪人への改造とのことですが、それはまた別の機会でもあればと思います。
どうもありがとうございました。
45maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/01/31(木) 02:11:19 ID:AiHIjtZ90
>>22-37ショッカー代理人様
堪能しました!GJです!来るぞ来るぞ、という感じがぞくぞくキました
冒頭の「ショッカー」の名を極力出さない描写も斬新でよかったです。
ドライアイスごぽごぽのシーンがとか、最高でした。
極力『仮面ライダー』らしさにこだわった上での女科学者改造に
幼女のビールス感染の展開、本当にそういうエピソードを
見たような錯覚を覚えて興奮しました。こういうのって…いいですね
46ダイレン:2008/01/31(木) 11:08:17 ID:QBRFTa7/O
大学の試験終わってすっかり暇に……バイトありますが、一応新作構想段階です

ショッカー代理人さん、乙です。春花ちゃんは死んじゃうんですか!?
仮面ライダーな感じなら、1号や2号が解毒剤持ってきて子供をみんな助けそうなもんですけど
口を出してすいません。基本的にハッピー好みなもので……(元に戻る→改造→元に戻る→………)


バイオ液に漬けられて改造ってのとかありですかね?エロパロ行きでしょうか?
47ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/31(木) 15:13:29 ID:BWdKFjVz0
休憩時間にちょっとちょっと顔出し。
>maledict様
お褒めいただきありがとうございました。
光景が脳裏に浮かぶと感じていただけるのは、SS書きにとっては最高の褒め言葉です。
すごくうれしいです。

>ダイレン様
新作楽しみにしております。
バイトともどもがんばってください。
春花については一応私はそう感じているというだけでして、
確かに仮面ライダーですと救出されるんでしょうね。
そのあたりは皆様が自由に妄想してもらえればと思う次第です。

バイオ液に漬けられてというのは問題ないのではないでしょうか。
拙作のキノコモルグも液体漬けでの改造でしたから。
48maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/01/31(木) 16:41:30 ID:+6l18MZF0
…ええと、「私説・蜂女伝」(ショッカー蜂女)書き上がったのですが、
調子に乗って書いていたら24000字超、レス数40超というバカ長いものになって
しまいました。(それでも、一応余分なところは極力簡潔にまとめようとしたのですが…)
一挙投下がルールながら、これを一挙にというのはなんか支障が生じそうなので、
間をちょっと置いて、前編と後編、二つに分けます。前半が24レス、後半が17レス
という予定ですが、容量超過があればもう少し増えるかもしれません。
こちらの用事の関で、夜の八時くらいから第一弾行きます。
混む時間帯なのでちょっと気が引けますが、ゆっくり投下しますので。

ショッカー代理人様、ダイレン様、お仕事頑張って下さい。
(自分もキノコモルグ方式の改造は全然問題ないと思います)
この板は平均年齢が高い(新マンを中学時代リアルタイムで見てたりする
ひとが普通にいる)ので、自分もまだまだ若いなどと思っていたのですが、
ダイレン様といい羽生様といい、お若いですね。いやあ…
49maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/01/31(木) 20:07:29 ID:+6l18MZF0
…ということで、ショッカー怪人蜂女の話、投下します。
一応前スレ607様のリクエストということです
ショッカー代理人様、申し訳ありませんがお先に失礼します。
自分はナチの看守じゃなくてもいいので、ショッカー代理人様版の
蜂女もいつか読んでみたいと思っています。
50私説・蜂女伝(前編)1/23:2008/01/31(木) 20:09:33 ID:+6l18MZF0
 自分に降りかかった恐ろしい運命。そしていつ終わるともしれぬ、
苦難に満ちた戦い。でも、わたしは一人じゃない。だからくじけずに
頑張ってこれたし、これからもやっていけるはずだ。きっと。

 女子オートレーサーになるのが子供の頃からの夢だった。まだ
小学校にも入らない頃、父親に連れられて見た男女混合レース。
男性レーサーを軽々と抜いて疾走する女子レーサーの勇姿。わたしは
それに憧れた。その後父が母から、賭博場まがいの場所に娘を連れて
行った、とさんざん叱られたため、レースを見たのはそれっきり
だった。それでもわたしはそのとき、誰にも内緒で一生の夢を
掴んだつもりでいた。
 女子オートレースという競技自体があのレースの直後に廃止に
なっていた、と知ったのはだいぶ後になってからのことだ。わたしの
夢は、この競技が再開されない限り、かなえようのないものになって
しまった。それでもいつかその日が来ると信じたわたしは、バイクの
腕を磨き続けた。東京の大学、しかも城南大という一流大に進学した
後は、授業もそこそこに、誰に気兼ねすることもなくバイクに
打ち込んだ。
 女子レースがいよいよ復活するらしい、という噂が流れてきたのは
大学一年も終わり近くのことだ。何でも、正規の募集の前に、非公式の
調査を行い、それで十分な実力の女子レーサーが一定数以上見込める
ならば本格的な募集に移る、そういう話だった。漠然とした噂をたどり、
あちこちにあたって、噂がただの噂に過ぎないのではないかと諦め
かけていたとき、夢へのチケットが届いた。テストレーサー募集の
日時が記載された通知が、どういうルートによってか、わたしの下宿に
配達されたのである。
51私説・蜂女伝(前編)2/23:2008/01/31(木) 20:11:37 ID:+6l18MZF0
 テスト会場は人里離れた山奥。トンネルの入り口のようなところに、
コンクリート製の小さな建物があった。頑丈そうな鉄の扉があり、
押しても引いても開く気配がない。仕方なくドアの横にある呼び鈴を
押すと、呼び鈴の横のスピーカーから声が聞こえてきた。
「いらっしゃいませ。お名前をどうぞ」
インターフォンというやつだろう。わたしは名前を言う。
「蒼井蜜子といいます。女子オートレース選手の予備テストがこちらで
行われると聞き、伺いました」
「蒼井さんですね。お待ちしていました。お入り下さい」
声と共にドアが自動で開き、声の主らしい上品そうな女性がわたしを
出迎える。中は待合室のようになっていて、すでに来ていた別の
テスト生と思われる女性が二人座っていた。一人は線の細い、
おとなしそうな女の子、もう一人はいわゆる男勝りという感じの
がっしりした女性だった。
「テストは到着順に順次行っています。こちらの扉から一人ずつ
お進み下さい」
 部屋の奥にもう一つ鉄の扉があり、その向こうにコースがある
らしい。最初に華奢な少女の方が扉をくぐって入っていく。次が
頑丈そうな女性、わたしは三番目だった。
 わたしの順番は、あまり長く待たないうちに回ってきた。鉄の扉が
自動で開き、地下にあるらしいコースへ続く薄暗い道を歩き始める。
背後で重い鉄扉が閉められたとき、一瞬、自分が何か取り返しの
つかないことをしつつあるのではないか、という本能的な不安が
よぎった――実際、その不安は十二分に正しかったのだ。
52私説・蜂女伝(前編)3/23:2008/01/31(木) 20:13:39 ID:+6l18MZF0
 長い階段を降りきると、まばゆいライトに照らされたフロアに出た。
いつの間にかわたしが乗ってきたバイクが運ばれていた。壁には
コースの説明。なぜかオートレース用のコースではなく、難しい
カーブの多いロードコースである。コースそのものはさらに奥の
トンネルの向こうにあるらしい。山奥の地下にこんなコースを
造ってしまえるほど、オートレース振興会は潤っていただろうか、
と世知辛い疑問が湧く。
「コースが頭に入ったらこのヘルメットをかぶり、早速コースに出て
もらいます。十周してもらって出たタイムであなたの適性を審査
します。トライアルは一度きりです。二度目はありませんので
集中して臨んで下さい」
 天井から声が響く。わたしは二三回深呼吸をしてから、早速支給された
ヘルメットをかぶり、愛車にまたがり、走り出す。トンネルを抜け、コースへ
続くなだらかな坂を進み始めたそのとき、ヘルメットから声が響いた。
「警告します。以後、トライアルが終了するまで、絶対に過度の減速は
しないで下さい。速度が一定以下になると仕掛けられた爆弾が爆発し、
あなたは命を落とします」
 わが耳を疑うわたしに、ヘルメットからの警告は何度か繰り返された。
そしてコースに到着したとき、わたしは今度は自分の目を疑った。コースの
両側に深い闇が広がっていたからだ。コースアウトしたら十メートルは
ありそうな崖下に転落する仕掛けになっているのだ。すでに前方のどこかで
煙が上がっていて、先の二人のどちらかが転落したことを暗示していた。
53私説・蜂女伝(前編)4/23:2008/01/31(木) 20:18:10 ID:+6l18MZF0
 動転しそうになる気持ちを何とかこらえて、アクセルとハンドルに
意識を集中させる。気を抜いて速度が低下するとヘルメットから不吉な
アラームが鳴り響く。速度の下限は位置によって変動するようで、
一瞬でも気を抜くことは許されないようだった。わたしは自分でも
信じられない集中力を発揮して、恐ろしい死のトライアルを持ちこたえた。
「間もなく終了です。そのまま反対側のゲートへお進み下さい。爆弾が
解除されます」
 不条理な仕打ちに対する憤りとか、レース場の素性に対する疑いとか、
そんな普通の感覚は完全に麻痺していた。わたしはただもう爆弾の
恐怖から解放されたい、という思いのみで指定されたゲートをくぐった。
だが、解放感を味わう暇はなかった。ゲートの中には顔に気味の悪い
文様を刻みつけた男女が大勢待ち受けており、ゲートをくぐってすぐ、
強制的に停止したオートバイ上のわたしを取り囲み、拘束したのだ。
必死で抵抗するわたしの耳元に、奇怪な隈取りの女性が話しかける。
「おめでとう!あなたは改造人間の素体に選ばれたのよ。わたしは
戦闘員どまり。うらやましいわ」
 この子、たしか最初にコースに入った女の子だ、とわたしは気づいた。
彼らはそうしてわたしを拘束したまま部屋の奥へ連行して、大きな円形の
台の前へ引きずっていった。天井のライトが、それが手術台らしいことを
暗示している。台の横には白衣を着た女性が立っていた。マスクをつけ、
やはり気味の悪い文様を顔に刻んでいるが、あの待合室にいた女性
らしいと直感的に分かった。
54私説・蜂女伝(前編)5/23:2008/01/31(木) 20:20:11 ID:+6l18MZF0
「テストはあなたで最後。結局、改造手術を受けられるのはあなた一人。
命をとりとめて戦闘員になれたのも、そこのお嬢さんを入れてたった四人
しかいなかった。あなたは選ばれた存在なのよ。さあ、早速始めましょう」
 その言葉を合図に、わたしを拘束していた異形の群れはわたしの
ライダースーツを脱がせようとし始めた。大勢の手が背中のチャックを
降ろし、強引に手足を抜きとる。そして下着になったわたしの背後から
あの女の子が近づき、女性らしい手慣れた手つきでブラジャーを外す。
「やめて!いやだ!いやだ!」
異形の者たちによる集団暴行。そしてよくわからないが、何か恐ろしい
「手術」。わたしは半ば錯乱しながら必死に力をふりしぼり抵抗しよう
とした。しかし異形の者たちの力は信じられないほど強く、手を
ふりほどくことはおろか、動かすことすらほとんどできない。
「おとなしくしててね」
あの女の子はそう言いながら楽しそうにわたしのパンティを下げ始めた。
「こうして裸にするとわかるわ。均整のとれた、無駄のないきれいな
身体。本当にうらやましいわ」
 そう言いながら彼女たちはわたしをあの不吉な手術台に運んでいった。
そうしてわたしの身体を大の字の形に固定すると、手足に冷たい鉄の
枷をはめた。
「いやだ!わたしどこも悪くない!手術なんていや!何なの?
あなたたちは何なの?振興会じゃないわね!何者!?」
 わたしはこの場の責任者らしい白衣の女性に問いかけた。
「そう。オートレースというのはあなたのような女性を集めるための
ちょっとした口実。わたしたちはショッカー。世界を征服し改造人間に
よる理想社会をつくるために集った、秘密結社」
55私説・蜂女伝(前編)6/23:2008/01/31(木) 20:22:13 ID:+6l18MZF0
「ショッカー?改造人間?」
「そうよ。あなたはこれから手術を受けて改造人間に生まれ変わるの。
全身の臓器と骨格を強力な人工部品に置き換え、あなたの場合は、蜂の
細胞をもとに創り出した人工筋肉と人工皮膚を移植する。あなたは
女性改造人間第一号『蜂女』となる栄誉に恵まれたのよ」
 よくわからない!聞いたこともない組織に、強引に拘束されて得体の
知れない手術を受けさせられてしまう。そんなことがあっていいのか。
何か悪い夢でも見ているのだろうか。
「いや!何でわたしなの?ショッカーなんか知らない!帰して!家に帰して!」
「改造人間の適性には様々な要素がある。今回特に重要だったのは、高速で
走るオートバイを自在に操作できる動体視力や反射神経。人間の能力を
はるかに超える機械と一体になることができる素質よ。現に、わたしの
殉職した先輩は、この素質に秀でた素体から、素晴らしい改造人間を
作り出すのに成功した…残念な事故のせいで、おぞましい失敗作が
できあがってしまったけれどね」
 長口舌をぶちながらも、白衣の女は片時も手を休めず、何やら機械や
薬品の準備をてきぱきと進めていた。
「さあ、準備ができたわ。あなたは心身共に人間を超えた優れた存在へ
生まれ変わるのよ」
 そう言って女は、自分でもわけのわからない声を上げて泣きじゃくる
わたしの首筋に注射を打った。全身の感覚が麻痺していったが、意識は
まだはっきりしていた。
56私説・蜂女伝(前編)7/23:2008/01/31(木) 20:24:14 ID:+6l18MZF0
「ふふふ。しばらくの間、自分が生まれ変わっていく様子をよく見て
いるといいわ」
 そう言って女はわたしの胸にメスを当てた。声すら出せないわたしの
目から大量の涙が流れてきた。痛かったわけではない。本当に「手術」が
始まってしまったからだ。傷一つなかったわたしの胸が得体の知れない
目的で切り開かれてしまうのだ。わたしは麻酔によってではなく、
ショックのために気を失ったようだ。その後ぼんやりと目覚めるたびに
手術は進んでいて、わたしの身体がずたずたにされていく様子を
見せつけられては、やがて気を失う、という繰り返しだった。メスは
お腹にも、腕や足にも及んだ。内臓の各所に生命維持装置と称された
無骨なチューブが接続され、一部の臓器は無造作に摘出された。
うつぶせにされ、あるいは横臥の姿勢にされながら、全身にむごたらしく
メスが入れられていった。麻酔が切れてきたのか、身体の奥からかすかに
厭な痛みが湧き上がりかけてきた頃、口に笑気ガスが当てられて本格的な
全身麻酔をかけられた。この後、今以上に肉体をずたずたにされるの
だろうか、と思いながら、わたしは意識を失った。

 目が覚めたとき、わたしの身体にはシーツが掛けられていた。筋肉の
麻痺はまだ続いているようだったが、感覚は回復していた。痛みはなく、
お尻に当たる手術台の滑らかな表面や、乳房やお腹に当たるシーツの
目の細かい織り目などが、自分でも気味の悪いほどありありと感じ取れた。
「お目覚めかね、蒼井蜜子くん」
 壁に掲げられた大きな鷲のエンブレムの目が不気味に光り、野太い
男性の声が響いてきた。声を耳にした白衣の女とその助手たちは
さっと敬礼のポーズをとった。
57私説・蜂女伝(前編)8/23:2008/01/31(木) 20:26:15 ID:+6l18MZF0
「君の改造手術は順調に進んでいる。見たまえ」
 声を合図にシーツが外された。わたしは「改造手術」と「改造人間」
という言葉の意味をこれ以上ないほど生々しく思い知らされ、絶叫した。
 天井のライトの鏡面に映ったわたしの首から下は、全身青色の皮膚に
覆われていた。乳房には蜂のお尻を思わせる黄色と黒の同心円模様。
すねから下はブーツを履いたように滑らかな、角質化の進んだ皮膚。
足の指はなくなり、かかとは長く伸びてハイヒールのようだ。手首から
先も同じ状態になり、爪はなくなっている。これらがすべて今やわたしの
皮膚そのものである、ということはシーツや手術台の感触ではっきりと
わかった。皮膚の表面は人間の、いや哺乳類の皮膚とはかけ離れたものに
なっている。一番似ているのは、昆虫の幼虫、青虫の類の体表だ。あれの
青いものが厚みを増し、全身を覆っている。開いた足の間には体毛一つ
なく、見たところわれ目もなくなってつるんとしている。背中には昆虫の
ような羽根が生え、肩から斜め下に向けて広がっている。
 白衣の女が嬉しそうにわたしの身体をのぞき込み、肩口から乳首、
お腹から太ももを経てつま先まで指を滑らせながら、うっとりした顔で
話しかけてくる。
「美しい。我ながら最高傑作と言っていいわ」
 指の感触が、この異様な青い皮膚こそ今のわたしの素肌なのだ、
という事実を改めていやというほど思い知らせる。
「いや…もとの身体に戻して…こんなのいや…いや…」
58私説・蜂女伝(前編)9/23:2008/01/31(木) 20:28:17 ID:+6l18MZF0
 わたしの言葉をまるで意に介さずに、威圧的な声が響く。
「君には早速一つの任務を用意してある。新型の毒ガスの開発と、
それによる劣等な人間の処分だ。理想社会に不用な劣悪な人間をガスで
抹殺する計画の指揮を君にとってもらおう」
「毒ガス?抹殺?いや!そんな恐ろしいこと!やらない!したくない!」
わたしはその有無を言わさぬ口調に、何か不吉な予感を感じつつ、抗弁した。
「最初はみんなそう言うわ」
 白衣の女が嬉しそうに応じる。
「あなたの改造はまだ途上なの。もうじき脳にメスが入り、脳内に、
機械と融合した効率的で合理的な情報処理システムが構築されるわ。
そうして脳改造を受けたあなたは、わがショッカーの崇高な理想のために
喜んで働く戦士に生まれ変わるのよ!」
 ――肉体を切り刻み作りかえたあのメスが、脳に、心に、当てられて
しまう、という鮮烈なイメージがわたしの心を揺すぶった。不吉な予感の
正体はこれだったのだ。とてつもない恐怖と、どうしようもない無力感が
わたしを打ちのめした。
「…脳改造…」
わたしはこうして身動きのとれないまま、外見だけでなく、心まで
わたしではないモノに変えられてしまう。この狂気を宿した女科学者の
ように、恐ろしい計画に嬉々として従う本物の怪物になってしまうのだ。
わたしの目から何度目になるかわからない涙がぽろぽろとこぼれ始めた。
59私説・蜂女伝(前編)10/23:2008/01/31(木) 20:42:27 ID:EtfhD3m5O
「その脆弱な精神もすぐに作りかえてあげる。大丈夫、すぐに終わるわ。
あなたの全身を覆う強化細胞は、術後の処理を驚異的に簡素化するの。
頭蓋骨の一部を除去して、代わりにこの電子機器を組み込んだ人工頭蓋を
装着すれば、組織がすぐに癒合して手術は終わり。
縫合も何も必要ないわ」
 そう言って白衣の女は、培養液のようなものに浸された、黄色と黒の
毒々しい色に彩られた「人工頭蓋」をわたしに見せた。
「助手1号、強化細胞の定着率は?」
「99パーセントを越しています」
「問題ないわね。始めましょう」
科学者は小型ノコギリを手にし、スイッチを入れてわたしの額に近づけてきた。
「いや!心まで化け物になるのはいや!」
 
 ――そのときだった。建物内を赤い非常灯らしい光が包み、サイレンが
鳴り響いた。切迫した声で放送が流れる。
「侵入者!…仮面ライ…ぐわぁっ」
 女性科学者の表情がこわばり、周囲にいた異形の隈取りの男女が部屋の
出口へ向けて身構えた。程なく、恐らく「バッタ男」と呼ばれるのが
ふさわしそうな怪人が部屋に侵入してきた。怪人は薄暗い部屋に
ピンク色の眼光を光らせながら、防戦する異形の男女をなぎ払い、その
拳で見る間に
60私説・蜂女伝(前編)10.5/23:2008/01/31(木) 20:45:44 ID:EtfhD3m5O
ごぼごぼと泡になって消滅した。
「おのれこの失敗作!」
覚悟を決めたらしい女科学者が、わたしの頭蓋骨に当てようとしていた
小型ノコギリを手に怪人に向かっていった。だが怪人の一撃でノコギリと
手がぐしゃぐしゃに砕かれ、そのまま地に伏し、泡になって消えた。
最後まで残ったのはあの華奢な女の子だった。
61私説・蜂女伝(前編)11/23:2008/01/31(木) 20:49:27 ID:+6l18MZF0
「イーッ!」
奇声を発して勇敢に立ち向かっていった少女が、怪人に連続して
回し蹴りを当てた。怪人はふらふらとよろけた。
「なかなかやるな!とう!」
そう言って怪人は体勢を立て直し、横の壁に向けてジャンプすると、
壁を蹴って反動をつけ、少女に向けてキックを放った。背後のコンクリートの
壁がぼこりとへこみ、弾丸のような速さの蹴りが少女を反対の壁にさらって
行った。次の瞬間にはもう、めり込んだ壁に人型のしみが残っているだけだった。
「残りはこれだけか。…まだ若い娘さんじゃないか。さっきの少女といい、
むごいことをする…せめて一瞬で終わらせてやらねば」
わたしを見てそうつぶやいた怪人はピンク色の目を不気味に光らせると、
両手を組み、組んだ拳をわたしの脳天に狙いを定めて、振りかざした。
 身動きのとれないまま、一部始終を呆然と眺めていたわたしは、
怪人の狙いが今や自分に向かっていることを知り、ようやく我に返った。
「いやぁぁぁぁぁ!殺さないで!!化け物!」
 今にも打ち下ろされんとしていた拳がぴたりと止まり、ゆっくりと
下ろされた。
「まさか…俺と同じ…脳は無傷なのか?」
 そう言うと怪人はその無機質な顔をわたしの額に近づけた。顔の中心に
ある、昆虫の単眼に当たる部分からピピピピというかすかな音が聞こえる。
「…済まない。あやうく取り返しのつかないことをするところだった…」
怪人はそう言うとわたしの手足を拘束している枷をいとも簡単に引きちぎった。
「どうだ?立てるか?」
「…だめ。手足が動かない。麻酔がまだ効いているみたい」
62私説・蜂女伝(前編)12/23:2008/01/31(木) 20:52:29 ID:+6l18MZF0
「麻酔?人間用の麻酔が改造人間に効くはずが…そうか。オレのときと
同じ、起動の操作が必要なのか…」
そう言いながら怪人は操作パネルを調べ、あるレバーを握った。
「多分これで…」
 怪人がレバーを引くと同時に、手術台の、わたしの大きく開かれた
足の間にシャッターが開き、何かがせり上がってきた。丸く湾曲した、
黒くて太い棒状のプラグだった。せり上がったプラグは、開かれたまま
ぴくりともしないわたしの大事な部分にその先端を強く押し当ててきた。
「いや!何これ!痛い!痛い!」
つるんとして何もないように見えていたのは表面上だけだったらしい。
他の表皮に比べるとはるかに薄い皮膚が性器を覆っていたのだった。
プラグは何か刃物のようなものでその薄い表皮を切り裂き、わたしの
中に入り始めた。
「やだ!こんなのやだ!こんなのやだ!」
…こんなものにわたしの処女は奪われてしまう…。そんな、悲劇を
通り越した喜劇的な状況にわたしはあまりに情けなくなり、もはや涙も
出なかった。
 怪人は顔を背け、うつむきながら言った。
「…すまない。まさかこんなことになるとは。ショッカーめ、悪趣味な
ことを…。…しかし我慢してくれ。改造後こうして機械部品を起動させ、
充電を行わないと、遠からず生命維持装置が停止し、君は死んでしまう
ことになる」
63私説・蜂女伝(前編)13/23:2008/01/31(木) 20:55:31 ID:+6l18MZF0
 いやらしいプラグが、改造されていなかったらしいわたしの処女膜を
破り、奥にまで達した。そうして痛さと違和感の混じった最悪の不快感に
包まれていたわたしに、さらなる拷問が襲いかかった。体内の機械部品を
起動するという、高圧電流が流され始めたのだ。
「あああああああああああ!助けて!死ぬ!死んじゃう!」
改造された肉体は電流の痛みを和らげてくれることがないらしい。
わたしは全身が引き裂かれそうな電気刺激に正気を失いそうに
なりながら死ぬ死ぬとわめきちらした。
「すまない。脳が未改造だと苦痛が緩和されないんだ。もうちょっとだけ
我慢だ」
 ふと天井の手術灯を見上げると、さらに絶望的なものが目に入った。
ここだけは無傷だと思っていた顔にとうとう変化が生じ始めたのだ。
顔の皮膚が青と紫のまだらに変化し始め、額からは触角が伸び、目には
横にいる怪人と同じような複眼が形成された。髪の毛は紫のゴワゴワした
昆虫の体毛のような毛に変わっていった。
 頭部の変化が完成したと同時に電流が止まった。
「…辛かったろう。だがもう動けるはずだ」
 言うとおり、わたしの身体は軽々と動いた。これまで感じたことの
ない力の充実感が、もう人間の身体ではなくなってしまったという事実を
皮膚感覚で知らせてきた。
「この基地は自爆装置が作動して壊滅するはずだ。やつらのいつもの
証拠隠滅の手口だ。さあ、脱出するぞ!」
 怪人はわたしの手を取り、出口に向かった。
64私説・蜂女伝(前編)14/23:2008/01/31(木) 20:58:39 ID:+6l18MZF0
「待って!この子を!」
わたしは自分のマシンに駆け寄り、爆弾、および強制停止装置と思われる
異物を引きちぎって投げ捨て、上にまたがった。
「この子も連れて逃げたいの!乗って!」
「…そうか。わかった」
改造人間二体を乗せたわたしのマシンは、それでもけなげに、いつもに
近い実力を発揮してくれた。あちこちで起こる爆風と落下してくる瓦礫を
避けながら、わたしは怪人を乗せ、来た道を戻っていった。
「すごいテクニックだな。オレでも無理かもしれない」
 それなりに腕に自信のある私は、こいつ、何様のつもりかしら、
と思いそれを聞き流した。
 地下への入り口には侵入した怪人が開けたらしい大きな穴が空いていた。
だが外部への出口には、重そうな鉄のシャッターが下りていた。怪人は
バイクから飛び降りるとわたしに声をかけた。
「手伝ってくれ。一緒にぶち破ろう」
怪人はそう言うと鉄板に拳を見舞い始めた。ぐにゃり、ぐにゃりと鉄板が
変形してゆく。バイクを降りたわたしは、怪人の真似をして恐る恐る
鉄板にパンチを当ててみた。横の怪人ほどではないが、たしかに鉄板は
変形した。二人で叩き、貫通した穴を押し広げて、ようやくバイクが
通れるほどの大きさの穴が開いた。わたしたちはバイクに戻った。
「急げ!そろそろ時間がない」
65私説・蜂女伝(前編)15/23:2008/01/31(木) 21:01:42 ID:+6l18MZF0
 奥の方からひときわ大きな爆音が聞こえ、振動が伝わってきた。直後に
押し寄せてきた爆風に押し出されながら、わたしは何とかバランスを
保ち、先ほど空けたバイク一台分の穴をくぐり抜けた。少しでもずれて
いれば壁に叩きつけられていただろう。そうしてわたしたちは、まるで
銃から発射される弾丸のように爆風に乗って外に飛び出し、そのまま着地した。
 わたしはバイクを停め、下に降りた。バッタの改造人間もバイクを
降りた。こちらを向いているものの、うつむき加減の怪人が何を考えて
いるのか、もう一つ読み取れない。やがて、脱出の興奮が薄れてきた
わたしに、絶望と怒りの感情がこみ上げてきた。先ほどの自分のパンチ力を
思い出し、力をセーブせねばとは思いつつ、それでも激情に抗えず、
かなり激しい平手打ちを怪人に食らわせた。
「ばかっ!」
 やはりわたしの力はもう普通の人間のものではなくなっていた。
不意を衝かれたらしい怪人は数メートル横にはじき飛ばされた。
「何をする!普通の人間ならば首が飛んでいたぞ!」
 声を荒げて言い立てる怪人を、わたしはもっととげとげしい声で
責め立てた。
「なんで!なんであのまま死なせてくれなかったの!こんなものになる
くらいなら、起動なんてして欲しくなかった!あんな器具に大事なものを
奪われて…こんな顔になって…いっそあのまま…まだちょっとだけ
きれいな身体のままで…そして女の子の顔のままで、死なせて欲しかった!」
 怪人は何も言わなかった。だが激情が冷めてくるにつれて、わたしは
いやでも気付かざるをえなかった。この人はわたしと同じだ。わたしと
同じ運命を背負って、それでも逃げないで今日まで生きてきたのだ。
そして一人であの「ショッカー」と戦っているのだ。わたしや、そして
この人自身のような犠牲者をこれ以上増やさないために。
66私説・蜂女伝(前編)16/23:2008/01/31(木) 21:04:43 ID:+6l18MZF0
 長い沈黙が二人を包んだ。やがて怪人がぽつりと話しかけた。
「君やオレの身体を元に戻す方法はまだ見つけられていない。ひょっと
するとオレたちは一生このままかもしれない。ただ、君がオレと同じ
技術で改造されているなら、変身装置は付いているはずだ。それを
使えば『人間のフリ』をして生きていくことはできるはずだ。戦闘用の
機器の出力をある程度セーブし、生身の人間の外形に擬態する能力だ。
ほら、こんな風に」
 怪人はそう言うと人間の姿に「変身」した。わたしは自分の目が
信じられなかった。わたしにとって雲の上の存在に等しい人、オート
レース界のヒーロー、本郷猛が目の前に立っていたからだ。
「…本郷…選手?あなたが…改造人間に?」
「そうだ。数ヶ月前、ショッカーに誘拐されて改造された。だがある人の
手引きで、脳改造前にショッカーを脱出したんだ。それから、やつらの
世界征服計画を少しでも阻止しようと、ショッカーの改造人間たちを
倒してきた…オレや君の、哀れな同族たちをね」
 本郷さんは悲しい目をしてそう言った。わたしの脳裏に、わたしを
殺そうとしていたあのときの本郷さんが浮かんだ。あのとき、この人は
「仮面」の裏側で涙を流していたに違いない。その目を見ながら、
わたしはそう確信した。
「だが君を同じ運命に巻き込むつもりはない。人間に擬態して、
ショッカーの手の伸びていない地方でひっそりと暮らせば…」
「いや!一緒に戦います!戦わせて!」
67私説・蜂女伝(前編)17/23:2008/01/31(木) 21:07:48 ID:+6l18MZF0
 わたしは本郷さんの言葉をさえぎり思わずそう叫んだ。憧れのヒーローを
前したミーハーな気持ち、死の危険をくぐり抜けた連帯感、そんな心理の
いたずらも手伝っていたのかもしれない。だとしても、わたしがこの人の
悲しそうな目を見た瞬間、深い恋に落ちてしまった事実に変わりはない。
一生、死ぬまで、この人と一緒に悪と戦っていこう。そんな決意が瞬時に
固まってしまったのだ。わたしは軽薄なのだろうか。違う。この人から
あふれ出る途方もない強さと優しさが、わたしを虜にしてしまったのだ。
「どこに逃げたって、きっとやつらはわたしを追ってくる。ならば
こちらから迎え撃つの。いいでしょ?」
「…うーむ…攻撃は最大の防御というが…」
 本郷さんはわたしの申し出を断り切れない様子だった。ことさら
しかめ面をしていても、わたしには分かる。この何ヶ月かこの人を
苦しめていた孤独、それを分かり合える仲間に巡り会えたことが、
やはり嬉しいに違いないのだ。
「決まりね!わたし頑張ります!足手まといにならないように。
…それで、わたしも『変身』できるんでしょ?どうやるの?」
「オレの場合、このベルトのダイナモが動力源で、変身スイッチでも
あるんだが…同じ理屈で言うと、君の場合…その…多分、それの中に…」
 本郷さんは顔を赤らめ、うつむいてもごもごと言葉を濁した。動力源、
という言葉と顔の赤らみ方から、要するに「あそこ」の中にスイッチが
あるらしいということをわたしはすぐに察した。手術台の上の体験で
妙に肝の据わったわたしは、覚悟を決めることにした。
68私説・蜂女伝(前編)18/23:2008/01/31(木) 21:10:51 ID:+6l18MZF0
「…わかったわ。ちょっとあっち向いてて」
そう言いながらわたしは、すでに再生していた表皮を指で引き破り、
あそこの中に指を差し入れて、それらしいものをさぐった。やがて
カチリ、という手応えを感じ、体内の機器の出力がセーブされ始める
のがわかった。同時に、皮膚の青みが見る間に薄れ始めてきた。
「やった!やったわ本郷さん!やっぱり『変身』できるみたいよ!」
「おおそうか!よかった!」
 ――うれしそうに振り向いた本郷さんとわたしは同時に顔を赤くした。
本郷さんの目に飛び込んできたのは、全裸のまま股間に指を突っ込んで
いる若い女性の姿だったからである。
「…と、とりあえず君の服をどうにかしないといけないな」
焦りながら紺のブレザーを脱いで掛けてくれたシャイな本郷さんに、
わたし改めて胸をときめかせていた。
69私説・蜂女伝(前編)19/23:2008/01/31(木) 21:13:55 ID:+6l18MZF0
 ――数週間後。
「お前の作戦はすべて阻止した!」
「観念なさいショッカー!お前にもう勝ち目はない」
「おのれダブルライダー!!せめてお前だけでも道連れにしてやる、
ライダー2号!」
 作戦の失敗を知らされた怪人が溶解液をまき散らしながらわたしに
向かってきた。
「なめないで!」
わたしはひらりと身をかわし、猛と怪人の距離を計算しつつ間合いを取った。
「ミツコ、今だ!」
「まかせて、タケシ!」
 怪人を各々の射程内に収めたわたしたちは、同時にジャンプして叫んだ。
「「ダブル・ライダーキック!!」」
 怪人は爆発し、わたしたちはまた、ショッカーの陰謀をかろうじて
食い止めることができた。

 あの日からわたしは「仮面ライダー2号」を名乗ってショッカーと
戦い始めた。そして猛と二人でショッカーの改造人間を倒し、ショッカー
の陰謀をいくつも未然に阻止した。体力で劣る半面、機敏さと小技が
わたしの持ち味で、「力の1号、技の2号」という役割分担ができつつ
あった。自分で言うのも何だが、わたしたちはベスト・パートナーだと
思っている。
70私説・蜂女伝(前編)20/23:2008/01/31(木) 21:17:05 ID:+6l18MZF0
 正直、たった二人で場当たり的にショッカーの作戦を阻止するだけで、
本当にあの巨大な秘密結社を潰せるのだろうか、という疑問が湧かないでも
ない。未来は混沌としている。それでも、一人でもわたしたちのような
犠牲者を増やしてはならない、という思いがわたしを戦いに駆り立てる。
自分に降りかかった恐ろしい運命。そしていつ終わるともしれぬ、苦難に
満ちた戦い。でも、わたしは一人じゃない。だからくじけずに頑張って
これたし、これからもやっていけるはずだ。きっと。

 ライダーキックを放ち、相当量のエネルギーを消費したわたしは、
変身を解くと――あるいは人間体への変身を施すと――その場に
へたり込んだ。そして、同じく変身を解きサイクロンに乗ろうと
している猛のジャンパーの裾をつかんで、甘い声を出した。
「ねえ、タケシ、くたくたなの。もうエネルギーゼロなの。ここで
しようよ!ねえ!ほら、そこの屋上で!」
 わたしはつい今しがたまで戦場だった、建設途上で破棄された
マンションの屋上を指さした。
「あの上なら誰も来ないし、誰にも見られないよ。ねえ!今すぐ欲しいの!
もらわなきゃあたし死んじゃうんだよ!」
 渋々という感じでバイクを降りた猛に、わたしはさらにおねだりした。
「もう一歩も歩けない!お姫様だっこで、屋上までジャンプしてよ!」
「…さすがにジャンプは無理だ。歩いて上るよ」
そう言いながらも猛はわたしを横抱きにして、スクラップを器用に
足場にしながらするすると屋上に上がった。
71私説・蜂女伝(前編)21/23:2008/01/31(木) 21:20:22 ID:+6l18MZF0
 屋上に上がるとわたしは早速服を脱ぎ始めた。猛も何となく気後れした
ような顔をしながらも、素早い動作でズボンとパンツを脱いだ。上半身は
そのままだった。
「こちらもだいぶ消費したし、追加のチャージもないから、満タンと
いうわけにはいかないよ」
「いいよ。とりあえずお家に帰れれば。動けないくらい減っちゃった
っていうの、嘘じゃないんだよ」
 そんなことを言いながら、わたしたちは廃ビルの屋上でセックスを
始めた。いや、セックスにしか見えないし、実のところセックスである
ことにも違いないのだが、しかしこれはわたしのエネルギー補給なのだ。

 あの脱出劇の後まもなく、わたしは自分と猛の身体の仕組みの違いに
気づいた。ベルトのダイナモからサイボーグ部品への充電が常に可能
である猛と違い、わたしの身体は定期的にショッカー基地で充電しなければ
ならない仕組みになっているらしかった。しかし、この深刻な問題に
衝き当たったわたしたちが答えを見つけるのに、それほど時間はかからなかった。
「…ううむ、そうか。何のためにある機能なのか正直分からなかったんだが、
このためだったんだな。…ゆくゆくは男女の改造人間のカップルを作り、
奴らの言う理想社会で子孫を作らせるというような意味もあったのかも
しれないな…」
72私説・蜂女伝(前編)22/23:2008/01/31(木) 21:23:25 ID:+6l18MZF0
 そうして、わたしの命を救うためという理由から、わたしたちは定期的に
セックスする関係になった。大抵は戦いを終えた後、猛がサイクロンを
飛ばしてエネルギーをチャージし、その状態でバイパス沿いの連れ込み
旅館の類に入って、わたしにチャージしてくれるというパターンだ。
今や猛にベタ惚れ状態のわたしとしては、これは戦いの後の、何にも
勝るご褒美だった。セックスを覚えたての女の子がしばしばそうである
ように、わたしは猛とのセックスにのめり込み、戦いの後に限らず、
折を見ては求めるようになっていった。
 最初わたしは、猛の方も、何せ年頃の男性なのだから、こういうことは
嫌であろう筈がないと信じていた。自慢ではないがわたしは見た目も
スタイルも人並み以上で、昔から言い寄ってくる男が絶えない方
だった。こちらにその気がなかったから今まで処女だったとはいえ、
男性ならば普通にわたしの身体を求めるものだと自然に考えていたのだ。
 だが、どうやら猛はわたしとのセックスにいつも何かわだかまりを
感じているようだった。そのわだかまりの正体がはっきりしたのは、
ある昼下がりの「アミーゴ」でのことだ。その日、エネルギー不足を
口実に、ほとんどわたしの性欲だけを理由に、わたしは猛の肉体を
求め、店の奥の間で「エネルギー補給」を行っていた。まさに真っ最中
というそのとき、立花の親父さんの困惑しきった声が聞こえてきた。
「…いや、ルリ子ちゃん…忘れ物はわかるんだけど、ちょっと今は
まずいんだよ。頼むよ」
「いやねえ。何だか知らないけどこっちも急いでいるのよ。入るわよ!」
 慌ててわたしたちは肉体を離し、わたしは布団の中に潜り込んだ。
がらり、と引き戸が開き、どうみても情事の最中にしか見えない猛が、
しどろもどろになりながら弁解にもならない弁解を始めた。
73私説・蜂女伝(前編)23/23:2008/01/31(木) 21:26:31 ID:+6l18MZF0
「あの…ルリ子さん、これは…違うんだ!なんて言うか…その、そう、
スポーツマンシップに則り、正々堂々と、というか…いや違うか…ええと
…ともかく違うんだよ!」
 無言で走り去っていく緑川ルリ子を追うに追えずに困り切っている
猛の息づかいを、わたしは布団に潜りながら聞いていた。そして心の
中で猛に話しかけていた――ねえ、「違う」って何なの?何が「違う」
の?答えて、猛!…しかしその問いかけは言葉にならず、代わりに
涙がぽろぽろとこぼれてきた。

 それでも、猛とセックスできているときのわたしはやはり最高に幸福
だった。廃ビルの上、わたしは思いきり声を上げて快楽を堪能していた。
「ねえねえ。やっぱりエネルギーが足りないわ。あれやってよあれ!」
「この状態で!?危ないよ、だめだ」
「いいじゃん!けち!」
そう言うとわたしは猛と結合したまま強引に立ち上がり、猛を抱えた
まま屋上の縁にまで進むとそこから身体を投げ出した。風圧がベルトの
ダイナモにチャージされ、わたしの身体にも強烈な電流が駆けめぐり、
二人は性的にも同時に達した。着地したときには、わたしたちは
仮面ライダー1号・2号に「変身」していた。
 満足して身体を離したわたしは、大笑いしながら周りを
ぴょんぴょんと飛び跳ねていた。
「あっははははははは!楽しかったね!気持ちよかったね!ね!タケシ!
タケシぃ!!あははははは」
 …はしゃぎ回るわたしを、「仮面」の下の猛はどんな顔をして
見つめていたのだろうか。
<つづく>
74maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/01/31(木) 21:35:47 ID:+6l18MZF0
…まずは以上です。お粗末様でした。
迫害された少女とか、本郷の恋人とか、フェンシング選手とか、ナチの女看守とか、
滝の恋人とか、すでに色々とあるなかでどうしようかと思っていたのですが、
「【トカゲロンは】怪人の素体となった人間【サッカー選手】」スレの下記の方の書き込みが
大きなインスピレーションでした。
---------------
131 名前:名無しより愛をこめて 投稿日:2006/09/19(火) 07:23:29 ID:lIRHyqVw0
関係ないけど、俺は昭和ライダーの世界の女性仮面ライダーとしては、
タックルよりもショッカーの蜂女に出て欲しかった。素体はぜひ緑川ルリ子さんで。
蜂女は頭部のデザインがライダーマンに似ていて、歴代ライダーの中に混ざっても
違和感が少ないと思う。武器も細身剣で、電波投げよりもずっと強そうだし、
何より、タックルよりもずっとずっと色っぽいw
------------------
「ライダー」と呼ばせる関係上バイクに乗せねばならず、それでああいう設定になりました。
こないだ読んだ『マスクト・ドラゴン』のイメージがちょっと混入したかもしれません。

ネタバレですが、実は後編で、ライダー2号・蒼井蜜子は、ショッカーの手で脳改造を
施されて悪の蜂女になってしまいます。そして、影村めがね店を拠点にした
拉致作戦をはじめとする非道な作戦に手を染め、本郷の手で葬られて、
泡になって消えてしまうのです。…て誰でも知っている話でしたね。失礼しました

なお、女子オートレースについては下記を参考にしました。
実はバイクは詳しくないので、変なところあるかもしれません。ご容赦下さい。
ttp://www13.ocn.ne.jp/~gunjikyo/topics_084.html
ttp://www.geocities.co.jp/MotorCity-Race/1549/sub6-2-jiken.html
75maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/01/31(木) 22:00:45 ID:+6l18MZF0
>>59-60の間、ちょっと文が抜けていました。>>59の下2行と>>60の1行目はこうです
----------
ピンク色の眼光を光らせながら、防戦する異形の男女をなぎ払い、その
拳で見る間に彼らを圧倒していった。異形の男女たちは倒れるやいなや
ごぼごぼと泡になって消滅した。
-------------------------
バイバイさるさんが出たので携帯から書き込んだのですが、
やっぱり色々うまく行きませんね。
76名無しより愛をこめて:2008/01/31(木) 22:08:41 ID:BQ4wjJRu0
maledict氏乙。気を遣って半分だけの投下にしたのはわかるけど
話の半分とわかっていたら感想のレスもし辛いし、続きも気になるから
やはり一挙に投下するのがいいと思うよ
過去にはBeef氏やちゃんぷる氏みたいなとんでもない量のもあったんだしさ

それと、SSの投下が中途半端な状態で自作にいろいろ注釈を付けたり
その後の展開を明かしたりするのは、かなり興醒めになるからよした方がいいと思う
77名無しより愛をこめて:2008/01/31(木) 22:19:54 ID:zSwE7mKe0
maledictさん
蜂ホヤオンナに抵抗してシェルターにこもる話と双璧のGJでした。個人的には
このスレの趣旨とは違うのだけど、女性改造人間の悲しさを背負ったライダー2号で
通して欲しい、女性版ライダー2号を、原作を下敷きにしながら最後までシミュレートしきって欲しい。
予告で書いてる展開のほうがむしろありきたりと思うのです。
78maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/01/31(木) 22:25:14 ID:+6l18MZF0
>>76
失礼しました。注釈は余分でしたね。
「その後の展開」というのは単なる『仮面ライダー』第8話のあらすじで、
本編に忠実にやりますという予告以上のものではないつもりでした。

続きですが、現在出先で、後三十分くらいしか使えず、
この時間から投下すると半端になる可能性があるので、
また深夜の1時くらいから再開します。自宅からでしたら
万一連投規制が来ても、規制が外れるまで待つことができますので。
79maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/01/31(木) 22:31:03 ID:+6l18MZF0
>>77
ありがとうございます。シェルターに籠もる話はヘタレ男の話は
自分でも大好きな話なのでお褒め頂いてうれしく思います。

この後の展開、自分でも辛いものは感じるのですが、もう書いちゃっていることは別にしても、
「正義のヒロインが脳改造されてしまう」というシチュエーションに
激しく萌えてしまうのでこの設定にしたという事情があります。なので
脳改造シーンはどうしても外せないのです。

自由な世界ですから、これを完結させたあと、パラレルのような形で
実現させることもできるかもしれないとは思っています。

…で、すみませんが一時までお待ち下さい。
80ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/01/31(木) 22:37:24 ID:BWdKFjVz0
maledict様お疲れ様でした。
脳改造直前に脱出し、「力の一号、技の二号」となるというのは面白かったです。
力の入った長編、さぞや大変だったでしょう。
楽しませていただきました。

ただ、私も先のネタばれはよした方がいいと思いました。
これからどうなるのかなぁと思っていただけになおさらです。
ちょっとだけ残念だなぁとおもいました。

あと、このスレは「おにゃのこが改造されるシーン」ですから、
厳密に考えれば何も悪に染まる必要はないんですよね。
長編で何話にも渡る連続物というのなら問題かもしれませんが、
正義の女性仮面ライダーの誕生を描くのだって問題ないのではないでしょうか。
ただ、個人的には「ショッカー代理人」のHNの通り、
悪に染まるギャップが好きな私は書くことはないでしょう。
81名無しより愛をこめて:2008/01/31(木) 23:27:50 ID:Fh0XulkA0
maledictさんにしつもーん
ミツコさんは>>59で「黄色と黒の毒々しい色に彩られた人工頭蓋」をはめられようとして未遂で
>>63では頭部の変化が起こったにもかかわらず髪の毛と触角のことしか書いてないということは
仮面ライダー2号の蜂女には、ショッカー蜂女の頭のハゲみたいな部分は無いってこと?
82名無しより愛をこめて:2008/02/01(金) 00:02:41 ID:sk803QM60
maledictさんGJ! まさか蜂女ライダーとはね
よくありそうだけど、実際はあまり見ない展開だね
エロパロ板で大阪ドームさんも似た設定で書いてたけど、仕上がりはかなり違うのが面白いね
でも決め技がキックはいただけないな。キューティーハニーみたいな技で良かったのに
とりあえず後編に期待wktk

>>74
> 迫害された少女とか、本郷の恋人とか、フェンシング選手とか、ナチの女看守とか、
> 滝の恋人とか
このスレでは少な目だけど、ショッカー蜂女のSSって多いよね。それぞれみな味があって
面白い。目ぼしいものはすでに過去ログで取り上げられているかな?
ところで迫害された少女ってのは、平山プロデューサーの「蜂女物語」だね
本郷の恋人ってのはもちろん、BeeFさんのこれ(↓)のことだよね
ttp://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/story8-1.html
フェンシング選手ってのはこれ(↓)のこと?
ttp://meltgirl.free100.tv/novelbee.html
ナチの女看守の話はまだ誰も書いてないはずだよね
滝の恋人、ってのはたぶんこれ(↓)だよね?
ttp://blog.livedoor.jp/takakurumiya/archives/cat_629518.html
いずれアップされるだろう、ショッカー代理人さんの蜂女にも期待しとこっと

ところで、この(↓)蜂女の話はガイシュツ?
ttp://www.geocities.jp/tom0602abe/samayo/samayo-main.html
ttp://www.geocities.jp/tom0602abe/hareruya/hareruya-main.html
83maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/02/01(金) 00:19:34 ID:l7NKsO2P0
予定より早く終わったのと急いで動いたのと出だいぶ早く帰れました。

>>80ショッカー代理人様
ショッカー代理人様に楽しんで頂けたというのは望外の喜びです
書き手としてのマナーについてもお言葉ありがとうございます。
今後に向けた反省とさせて頂きます(他の方々の意見もです)

>>81様その通りです。あの部分についてそういう解釈をしたということです。

>>82様全部全部正解です。滝の恋人のはスレでの紹介を見ただけで
実はまだ読んでいないのですが。で、下の二つ知りませんでした。
後ほどゆっくり読んでみます。

で、これから投下していきます。途切れたら連投規制(ばいばいさるさん)だと
思っていて下さい。
84私説・蜂女伝(後編)1/17:2008/02/01(金) 00:22:35 ID:l7NKsO2P0
 わたしたちの戦いの上での連係プレーには日々磨きがかかっていった
が、二人の間の個人的な感情の行き違いや衝突はむしろ増えていた。
そんなある日の戦いの後、もはや惰性に近い「エネルギー補給」を
終えた後、猛がとても言いにくそうにしながら、こう切り出した。
「なあミツコ、オレたちはたしかにダブルライダーで、ショッカーと
闘う戦友だが…その、恋人同士ってわけじゃあ…ない。そうだろ?
今のこれだって、お前の命をつなぐために必要な処置というだけだ…」
 そう言うと猛はカバンをごそごそと探り始めた
「実は少し前からこういうものを試作していたんだ…いつまでもオレ
なんかとこんなことをしないと生きていけないというのは、決して
お前のためにも幸福なことじゃないと思うんだ。これがあればお前は
自分一人で生きていけるはずだ。コンセントにつなげば、電気代は
食うし時間もかかるが、ちゃんとチャージできるようになっている」
 そう言うと猛は、カバンの中から、大人のオモチャ屋で売っている
電動コケシにコードやらプラグやらが装着されたような装置を取り出し、
わたしに渡そうとしてきた。それを見たわたしは頭に血が上り、
あのときの倍以上の勢いで猛に平手打ちを食わせた。部屋の壁に
めり込んだ猛に向かい、わたしは目に涙を浮かべ、立ち上がって言った、
「ばかぁ!この鈍感男!無神経男!ベンジョコオロギ男!」
そう言い放つとわたしは全裸のまま仮面ライダー2号に変身して部屋を
飛び出した。そして誰の目にもとまらない速さでホテルを出ると、バイクに
またがり、やはり誰の目にもとまらない速さで家に帰った。そうして
ベッドに突っ伏してわんわんと泣いた。
85私説・蜂女伝(後編)2/17:2008/02/01(金) 00:25:36 ID:l7NKsO2P0
 ひとしきり泣いて天井を見ながら、服をホテルに置いてきてしまった
ことに気づいた。お洒落も全然していないなあとぼんやり思うと、久々に
ショッピングにでも出かけて、手当たり次第にものを買いあさって、
憂さ晴らしをしてやろう、というアイデアが浮かんだ。最近ショッカーも
比較的おとなしいし、たまには戦士の休日というのも許してくれるよね。神様。
 思い立ったわたしは早速、高校以来の悪友で、同じく東京に出てきている
皆子に電話をかけ、明日一緒に買い物に行こうと約束をした。

 皆子とのショッピングの一日は本当に楽しかった。最近余り気味だった
仕送りを大量につぎ込んであれこれと服を買い、喫茶店でケーキを
沢山注文して、皆子相手に、無粋で無神経で鈍感な「恋人」の悪口を
さんざんぶちまけた。皆子はけらけらと笑い、うんうんと相づちを
打ってくれた。本当に変わらない、いい友達だ。 
 夕方、荷物を沢山抱えながら人気のない路地を二人で歩いていると、
ショッカーの戦闘員が現れてわたしたちを取り囲んだ。わたしは皆子を
かばって楯になり、戦闘員を自分に引きつけようと挑発した。
「ふん、いまごろご登場ってわけ?ちょうどいいわ。お昼にケーキを
食べ過ぎちゃったからね」
 そう言って振り返り、皆子に声をかけた。
「皆子!わたしは大丈夫だからあなたは逃げ…う…」
 皆子はわたしの背中に何か針を刺していた。その顔には戦闘員の証で
あるサイケデリックな隈取りが浮かび上がっている。
「新開発の改造人間用の麻酔剤だって。よく効くようね」
「皆子…あな…た…いつ…どうして…」
86私説・蜂女伝(後編)3/17:2008/02/01(金) 00:28:37 ID:l7NKsO2P0
「あなたの行方を見失ったショッカーは、あなたの交友関係をチェックし、
めぼしい人物をマークしていたの。わたしもその一人だったのね。
昨日あなたからの電話があってすぐ、拉致されて戦闘員に改造されたの。
人気のない場所に来るまで、こんなに時間がかかってしまったわ」
「…皆子…ごめ…ん…わたしの…せいで…」
「何言ってるの?わたしは感謝してるわ。あなたのおかげで偉大な組織の
一員になれたんですもの」
「…ああ…あなたは…もう…脳改造…されて…しまっているのね…」
「そうよ。わたしはもう不完全な脳を改造してもらった。そしてあなたが
可哀想な未完成品となって苦しんでいることを知らされた。大事な友達を
助けてあげられて、うれしいわ」
 …違う…違う…だめだ。もう皆子は人間の言葉が通じない存在に
変えられてしまった。そして、このままでは、わたしも…。絶望感に
うちひしがれながら、わたしはその場に倒れた。薄れゆく意識の中、
車の音が近づいてきたのが分かった。

 目を覚ましたとき、わたしは全裸の人間体であのときとそっくりの
手術台に拘束されていた。股間の充電口には猛のものより一回りか二回り
太いプラグが挿入されている。力がどんどん抜けていくから、「充電」
ではなく「放電」の最中のようだ。
「放電終了。これより蒼井蜜子の改造手術を再開する」
 …再開?そうか。わたしや猛は脳改造の直前に脱走した。やつらから
すれば、これは中断していた処理の「再開」なのだ。あのとき中断して
いた時間が今また流れ出すのだ。
87私説・蜂女伝(後編)4/17:2008/02/01(金) 00:32:15 ID:l7NKsO2P0
 あのときとまったく同じように科学者が小型ノコギリを手にして、
それにスイッチを入れる。いやだ!このままではわたしは脳改造されて
しまう。心まで怪人にされてしまう。わたしは怯え、そして後悔した。
 ――ああ神様。わたしが間違っていました。ルリ子さんへの下らない
やきもちで、猛への見当違いな八つ当たりで、世界平和のために戦う戦士
としての使命を見失っていました。
 ――猛はルリ子さんが好き。そんなこと、最初から分かっていたこと。
それに、あの充電プラグだって…そりゃ、大人のオモチャはないと
思うけど…でも、わたしを思ってしてくれたこと。猛だっていつ命を
落とすかわからない。そうなったときにわたしが一人で生きていける
ように。そう考えて作ってくれたはずだ。充電は充電。セックスは
セックス。充電にかこつけて猛の肉体を独占しようとしたわたしが
ずるかっただけだ。そして皆子。わたしが気を抜いて買い物なんかに
皆子を誘ったせいで、皆子はショッカーにさらわれて戦闘員に改造されて
しまった。わたしのせいだ。全部わたしのわがままのせいだ。
 ぎゅっと目をつぶってわたしは祈った。
 ――ああ、神様お願いします。もう一度奇跡を。神様!いえ、仮面
ライダー!わたしを助けに来て!あのときと同じように!わたしは
反省しています。助かったら、今度こそ平和のためだけに戦います!
だからお願い!猛!助けに来て!タケシ!

 祈りも空しく、無情なノコギリがわたしの頭蓋骨に当てられた。麻酔の
せいか痛みはない。強化皮膚のおかげで、さほどの出血もない。
絶望がわたしの心を固くした。淡々と、まるで人ごとのように、わたしは
天井のライトの鏡面に映った、自分の頭蓋が切り取られていく様子を見ていた。
88私説・蜂女伝(後編)5/17:2008/02/01(金) 00:35:16 ID:l7NKsO2P0
 頭蓋が取り外され、わたしのピンク色の脳味噌がむき出しになったとき、
遅ればせの「奇跡」は起きた。あのときよりも何テンポか遅かったけれど、
ちゃんとあの人は来てくれたのだ!わたしの目に涙がこみ上げてきた。
よかった!今ならまだ十分に間に合う。この科学者たちを倒し、
取り外された頭蓋をもう一度つけてくれればそれでいい。デタラメな
話だけど、改造人間の再生力と生命力によって、それでちゃんともとに
戻るはずだ。
「タケシ!信じてたわ!助けて!」
 わたしの声は弾んでいた。
 だがそのとき、手術台の真横に、天井から透明な壁が降りてきて、
仮面ライダーの行く手を塞いだ。
「ふはははは、仮面ライダー1号、待っていたぞ。その防弾樹脂はお前の
力をもってしても簡単に破ることはできない。この狭い部屋では
ライダーキックも放てまい。お前の仲間がわがショッカーの一員に回帰
する様をそこでとくと眺めるがよい。その女の脳改造が終わったら、
次はお前の番だ。わははははは」
 首領の声が響いた。いつの間にか科学者はあの禍々しい改造頭蓋を
培養液から取り出し、わたしに迫っていた。
「いやだ!脳改造なんていやだ!」
「ミツコ!ミツコ!ミツコぉぉ!」
仮面ライダーはあのときの扉のように、透明な壁に何発もライダー
パンチを放った。だが柔構造の樹脂でできた壁は、ぐにゃりと変形した
かと思うと、何事もなかったかのように元通りになった。
89私説・蜂女伝(後編)6/17:2008/02/01(金) 00:38:18 ID:l7NKsO2P0
 黄色と黒の改造頭蓋がとうとうわたしに装着された。強化細胞の
再生力が働き、改造頭蓋はわたしの頭蓋骨に癒合していった。わたしの
心を絶望が覆った。もうおしまいだ。わたしの脳にはショッカーの機械が
埋め込まれてしまった。この機械が動き出せば、わたしは完全なショッカー
怪人になってしまう。わたしは目に涙を溜めて、透明な壁にパンチを
放ち続けている猛を見た。
「タケシ…ごめん…わたし…わたし…」
 天井から無情な声が響いた。
「蜂女、再起動開始!」
 股間に挿入されたままのプラグから、再び電流の注入が始まり、あのとき
にはほとんど感じなかった性的快感がわたしの全身を貫いた。わたしの
肉体は急激に変身を始め、頭蓋骨の黒と黄色の細胞も活性化を開始した。
強化細胞は鼻の方にまで拡がり、触角が太く、長く成長した。
そして全身を駆けめぐる電流は、頭蓋内の脳改造装置を起動させた。
「ぁぁぁぁぁああああああああ、いやあぁぁぁぁぁ!!タケシ!タケシ!
助けて!たすけて!」
「ミツコ!ミツコ!やめろ!ショッカー!やめろぉぉぉぉ!」

 電流と共に、まず、わたしの心にあれほど熱くたぎっていたはずの
「正義」への思いが急速に色あせ始めた。それがとても大事な何かである
こと、自分はそれを守らなければいけないこと。そういう知識は残って
いるのに、かつて自分がどんな気持ちでそれを守っていたのか、急速に
思い出せなくなってくのだった。
90私説・蜂女伝(後編)7/17:2008/02/01(金) 00:41:20 ID:l7NKsO2P0
 だが本当に深刻な変化はそれに続いて生じた。頭蓋の機械から、
わたしの心の中にどす黒い衝動が注ぎ込まれ始めたのだ。…いや、
それは違う、とすぐに気づいた。わたしの心を満たし、固く根付こうと
している、肉欲、嫉妬、独占欲、破壊衝動、憎悪、殺意、そういった
暗く歪んだ思いはどれも、わたしの心の奥底から浮かび上がってきたもの
だった。ちょっとしたタガが外されただけで、わたしの心はいとも簡単に
歪んだ邪悪なものに変わりかけているのだ。それこそが本当の自分だった。
わたしは、そう認めることをつきつけられていた。
「…やだ…こんなわたしはいや!こんなわたしいやだ…助けて、タケ…」
わたしは猛にすがろうとした。たとえ身体は透明な壁に隔てられていても、
猛の勇気と優しさが、闇に蝕まれていく自分の心を支え、救ってくれる
のではないか。そんな希望にすがろうと、わたしは猛の方に顔を向けた。
 …だがそのときわたしは思い出してしまった。あの華奢な少女を、
わたしを改造した女科学者を、何のためらいもなく撲殺した仮面ライダー
1号の姿を。手術台に横たわるわたしに拳を振り下ろそうとしていた
あのピンク色の目を。…こんなどす黒い存在になってしまったわたしを、
あの人はもう救ってはくれない――そう気づいた。
 今のわたしは、怯え、ためらい、抗いながらも、すでに残忍な破壊衝動、
後ろ暗い憎悪と殺戮の甘美な誘惑に惹かれ始めている。この黒いものが
わたしの心から消えることは多分もう永久にない。この先、この闇に
もっと深く飲み込まれることはあっても、引き返すことは永久にできない
――なぜならその黒いものこそ本当のわたしだからだ。
91私説・蜂女伝(後編)8/17:2008/02/01(金) 00:44:46 ID:l7NKsO2P0
 わたしは樹脂にひびを入れ始めた猛から顔を背け、反対側の壁を見た。
闇に光るあの目がたまらなく恐ろしく感じられ、直視できなかった。
――あの人はもうわたしを救ってはくれない――わたしはあの人から逃げ始めた。
 ――どうしたらいい?わたしはどこへ行けばいいの?どうしたらわたしは
救われるの?――
 改造されて以来、最大と思える苦しみと不安がわたしを締め付けた。
心が異形へと変じていく、その恐怖はあの残忍なメスよりも深くわたしの
胸をえぐった。
 ――どうしよう。わたし、わたし………………………

<<ショッカーの元へ来るのだ>>

 突然、神々しい声が頭の中に響いた。わたしが顔を向けた反対側の壁に
高々と掲げられたショッカーエンブレムが、厳かな光を放っていた。

<<ショッカーはお前を救うことができる。改造人間の支配する
理想社会の中にこそお前の居場所はある。ショッカーはありのままの
お前を肯定し、お前に真の存在意義を与えることができる。さあ、
蒼井蜜子、いや蜂女よ、ショッカーの元へ来るのだ。来るのだ…>>

 その言葉は、長いトンネルの出口にある神々しい光だった。わたしには
何かが分かりそうな気がしていた。わたしはそれを捕まえようと夢中で
その光に向けて走った。改造されてからずっとずっと感じていた苦しみ。
今まさに頂点に達した異形としての苦しみ。その苦しみの克服、そして
解放がそこにはある。そんな確かな予感を胸に、わたしは光へと続く細い
道を夢中で走った。もう後ろは振り返らなかった。
92私説・蜂女伝(後編)9/17:2008/02/01(金) 00:47:48 ID:l7NKsO2P0
 そしてその時がやってきた。わたしは光に追いつき、光に包まれ、
すべてを悟った。胸を締め付けていた苦しみがすうっと消えていった。
 ――ようやくわかった。わたしはやはり「未完成品」だったのだ。
肉体が改造された以上、精神も改造されねばならないのは当然のこと
なのに、その大事な部分が欠けていた。だからあんなに苦しかった。
それだけのことなんだ。でもそれももう終わった。わたしは完成された。
正常な改造人間としてようやくこの世に生まれたのだ!歓喜が心を満たす。
 
 薄暗い部屋の中、わたしの複眼が輝いた。わたしはゆっくり上体を起こした。
「蒼井蜜子よ、お前は何者か。言ってみろ」
 ショッカー首領の穏やかな声がわたしに命令を下した。
「わたしは、ショッカーの改造人間、蜂女。首領、わたしはあなたに
永久の忠誠を誓います」
 わたしを改造し、そして救ってくれた偉大なお方。このお方のためなら
命など惜しくない。素直にそう思えた。
 ずっと鳴り響いていたがつんがつんという音にわたしは気づき、横を見た。
仮面ライダーのパンチがあちこちにひびを入れ、強化樹脂製の壁は
まさに砕かれる寸前だった。
 ――仮面ライダー、本郷猛。今のわたしには、その存在の不自然さ、
グロテスクさがはっきりとわかった。改造人間なのに、脳だけがまったくの
未改造。そして、改造人間でありながら、人間を守るために改造人間の
殺戮を繰り返す狂った戦士。気持ち悪い!そんな存在、あってはならない!
昨日までの自分が、この不完全な存在と一緒に、そんなおぞましい行いを
喜んで行っていたことに、わたしは心底寒気を感じた。
93私説・蜂女伝(後編)10/17:2008/02/01(金) 01:21:03 ID:l7NKsO2P0
 ――人間に生存価値がないとは思わない。だが、ただの人間を守る
ために、優秀な素体に高度の技術をつぎ込んで作り出された改造人間を
殺戮するというのは、明らかに何かをはき違えている。そう、愛犬家が
犬を愛するあまり人間を殺して回るような、それどころか、心まで
犬に成り下がってしまうような、そんないびつな存在が本郷猛であり、
さっきまでのわたしだったのだ。未改造の混乱した脳には、そんな
簡単なことがわからないのだ。
「ミツコ!ミツコ!目を覚ましてくれ!ショッカーなどに魂を売り
渡さないでくれ!」
 遂に壁を突き破り、涙声で訴えかけるライダーの姿は滑稽だった。
混濁した脳を抱えているのはそっちなのに。いびつな未完成品の仲間が
いなくなって寂しがっているだけなのだ。早く何とかしてやろう。この人も
脳改造を受けさせて、苦しみから救ってあげよう。そんな思いが湧いた。
「タケシ!さあ、次はあなたの番よ。だだをこねないで、ここに横になりなさい」
わたしは猛に手をさしのべた。多分わたしの脳改造を見せつけ、
絶望感を与える、という目的で、あえて待機させられていた戦闘員たちが、
今やライダーを取り囲んでいた。
「ミツコ!ライダー2号!目を覚ますんだ!頼む!」
いきなり場違いな名で呼ばれたわたしは、思わず吹き出した。
「ふ、そんな下らない名前、たった今返上するわ。わたしは改造人間・
蜂女。そしてもうすぐお前もバッタ男として完成する!」
94私説・蜂女伝(後編)11/17:2008/02/01(金) 01:22:34 ID:l7NKsO2P0
 今の猛ならば簡単に拘束できるだろうとわたしは踏んでいた。他の
怪人ならばいざしらず、この男はわたしを相手にためらいなく必殺技を
繰り出すことはできない。そんな冷徹な計算がわたしにはあった。
実のところ、わたしの麻酔をあのタイミングで解き、脳改造したこと自体、
すでに基地におびき寄せられていたライダーに最大の戦意喪失効果を
与えるための、巧妙な作戦だったのだ。今のわたしにはよくわかった。
 だがライダーの方にもその自覚はあったらしい。
「…脳改造がどういうものであるかオレは知っている。オレは君と
戦わねばならない。…だが、まだ、君と戦う決心がつかない。きっと
オレの拳は鈍るだろう。だから…」
 そう言って背を向け、戦闘員をなぎ払いながら基地の外に走り出した
のだった。
「追え!捕まえろ!捕まえて、本郷猛の改造を完了させるのだ!」
わたしは戦闘員に命じ、自らもライダーを追った。
「蜂女よ、表にお前専用の高性能オートバイを用意してある。サイクロンに
匹敵する馬力を誇る機体だ。存分に使うがよい」
 首領のお言葉に従い、わたしはサイクロンで逃走を始めたライダーを
追った。互いにバイクに乗ったまま、わたしたちは並の改造人間には
まず不可能な闘いを繰り広げた。だが結局わたしは破れ、わたしと大破
したバイクを残し、ライダーは去っていった。
95私説・蜂女伝(後編)12/17:2008/02/01(金) 01:24:06 ID:l7NKsO2P0
 それからわたしは、首領がわたしの帰還を信じ、保留しておいてくれた
毒ガス作戦の指揮に当たった。仮面ライダーに対しては近々大規模な作戦
――バッタ男第2号の製造らしい――が始動するので、対ライダー用の
積極的な行動は取らなくてよい、という通達だった。わたしはもどかしさを
心の一部で感じながらも、首領の命令を遂行する喜びに突き動かされ、
着々と作戦を進めていった。
 本郷と再会したのは、城南大で行った、科学者の拉致作戦でのことだった。
本郷の母校であるから発覚するリスクはもともと高かったのだ。
 本郷が現れたのは、わたしが目当ての科学者以外の、研究室にいた助手や
学生を皆殺しにした直後だった。殺人の後の「充電」に異様に興奮することに
気づいたわたしは、最近余計な殺人をしてしまう癖がついていたのだった。
眠らせた教授を抱え、殺人の余韻を味わっているわたしに、本郷が低い声で言った。
「…ミツコ、お前、何をした?言ってみろ!何をした!?」
 本郷の震えた声は、どうやら怒りを押し殺しているらしいと気づいた。だが、
わたしはそれが何に向けられているのかよくわからず、本郷の妙な質問に一瞬
きょとんとした。それから、たしかに今回も快楽に走り過ぎたなと思い至った。
「そうだった。ここは城南大。中には優秀な人材もいたかもしれないわ。当面
必要がないからって、見境なく殺してしまうのはもったいなかったかも…」
「そんな答えが聞きたいんじゃない!自分がしたことちゃんと直視して
いるのか?これを見て、本当に何も感じなくなってしまったのか!?」
 その言葉を聞いたとき、世界の外側から飛び込んできたような未知の
感情がわたしの心をよぎり、心を揺すぶった。そして、自分は何か大事な
ことを忘れていなかっただろうか。何か大きな思い違いをしていなかったか。
そんな不安がかすかに芽生え始めた。
96私説・蜂女伝(後編)13/17:2008/02/01(金) 01:25:39 ID:l7NKsO2P0
 だがそのときだ。頭蓋の中の機械部品がキインとパルスを発した。
わたしの頭は一瞬真っ白になり、半ば不随意的な哄笑がわたしの腹から
あふれ出た。
「あっはははははははははははははは」
 笑い終えたとき、わたしの心は完全に平静を取り戻していた。
「たわごとを!本郷猛。博士は頂いていく。さらばだ!」
 追いすがる本郷とわたしはもみ合い、わたしは教授を奪われてしまった。
わたしはこの場を退散することにした。密かに教授に仕掛けておいた
催眠装置が、ちゃんと教授をアジトまで運んでくれるはずだったからだ。
 本郷は追わなかった。代わりに、遠ざかるわたしの背中に向け、こう叫んだ。
「もうお前はミツコじゃない!ましてや仮面ライダー2号でもない!
オレは決意した。次に合うときがお前の最後だ!覚悟しておけ、蜂女!」
 その言葉は、かつてのパートナーへの別れの言葉だった。わたしと
別れて…そう、わたしと別れて、本郷はあの女、緑川ルリ子のもとへ
行くのだ!突然そんな連想が働いた。同時に、ルリ子を抱く本郷の姿が
頭に浮かんだ。どす黒い嫉妬がわたしの心を焦がしていった。

 あの再会の日から、わたしの心は乱れ、バランスを失っていた。
本郷の影がわたしを迷わせているのだ、と思えた。本郷と、そしてあの
憎らしい緑川ルリ子をどうにかしなければ、このもやもやは消えないだろう
と思った。わたしは毒ガス計画は着々と進めるかたわら、計画進行中の
偶然を装う形で、本郷とルリ子に対する計画を密かに進めた。ルリ子の心に
深い傷を負わせ、同時に本郷の改造手術を再開する、そんな計画だった。
97私説・蜂女伝(後編)14/17:2008/02/01(金) 01:27:11 ID:l7NKsO2P0
 わたしの計画はまずは順調に進んだ。わたしは、ルリ子に向けて微弱な
指向性超音波による催眠誘導を行い、遅かれ早かれ影村めがね店で
サングラスを購入したくなるように仕組んだ。やがて、狙い通りおびき
出され、囚われたルリ子を追って、愛しくて憎い男が現れた。わたしは
戦闘員にルリ子を拘束させ、ナイフを突きつけさせた。ガスの人体実験
を見た本郷はわたしを問いつめた。
「何でこんなひどいことをするんだ!」
「毒ガスがどうしても要るのだ。世界征服のために」
それは首領の至上命令。疑うことなど許されない。本郷は吐き捨てるように言った。
「そうか、それでお前が工場長ってわけか」
ライダー2号も堕ちるところまで堕ちたものだ、と言いたげだった。
わたしは耳を貸さず、本郷に新型麻酔の針を向けた。
「本郷猛、この毒針の注射を受けよ。この娘の命と引き替えにするのだ。
だがお前を殺すわけではない。麻痺させてお前を完全な改造人間に
するのが楽しみなのだ」
 完全な改造人間!もうじきわたしたちは再び同志になる。わたしたちは
ショッカーが樹立する、本当の意味での「世界平和」を目指す戦士として
また共に戦う!――そんな高揚する気持ちは、しかしわたし自身が立てた
作戦そのものによって、ぐじゃぐじゃにかき乱された。
「よし。刺せ!…その代わりにその人を!」
 降伏した本郷に、わたしはいとも簡単に麻酔針を刺すことができた。
…だが、わたしは何がしたかったんだろう。ルリ子のために脳改造すら
あえて受けようと言ってのける、こんな本郷が見たかったのだろうか?
…わからない。…もういい!さっさと殺してもらう!改造人間として完成した
この人に、あの女を真っ先に殺してもらおう。それですべて終わる。そう思った。
98私説・蜂女伝(後編)15/17:2008/02/01(金) 01:28:50 ID:l7NKsO2P0
 …結局、本郷猛再改造計画は失敗した。あの男の精神力と、「特訓」
と称する地道な自己改造の効果を、わたしは甘く見すぎていた。あの男の
肉体は日々進歩していたのだ。わたしと共に戦っていた頃よりも、さらに。
それでもルリ子に一矢報いてやることだけはできた。完全な覚醒状態で、
記憶もはっきり残る状態で、ルリ子を催眠誘導し、本郷に猛毒をもらせる
ことに成功したのだ。改造人間の本郷があんな毒で死ぬわけはない。
だがそれを知らないルリ子が、自分が犯してしまった罪により、心に
深い傷を負えばそれでいい。――わたしのどす黒い嫉妬心は、
いくばくかの癒しを得ることができた。
 そして決戦。一切の迷いを断ち切った本郷は、並みいる戦闘員たちを
一蹴したあと、保護色を使って接近していたわたしを難なく補足し、
わたし自身の剣でわたしの羽根を切り落とした。それからわたしたちは
剣での戦いを交えた。蜂女としての特殊能力の筈の剣技を、この特訓馬鹿は
完全に自分のものにしていた。わたしはすぐに劣勢に追いこまれた。だが、
本郷は剣でとどめをさす気はないようだった。剣を捨てた本郷は、
最後の言葉をわたしに投げた。
「蜂女、お前みたいに人間の自由を奪い、平和を乱すやつは断じて許さん」
 本郷の声は震え、舌は少しもつれていた。「仮面」の下で涙を流して
いるのだとわかった――そう。手術台の上のわたしに、拳を振り下ろそうと
したあのときのように。
 何かがわたしの中で訴えた。――この、猛の決意を無にしてはだめ!
猛の迷いを断ち切ってやらないと!――
 その声に従い、わたしはことさらに猛を挑発する文句を言い放った。
「何をこしゃくな、来るか!」
99私説・蜂女伝(後編)16/17:2008/02/01(金) 01:30:23 ID:l7NKsO2P0
そしてわたしは挑発のポーズのまま、ライダーキックが命中するのを
静かに待った。一瞬後、強烈な衝撃で全身の機械と組織がずたずたに
なったわたしは、大きな叫びを上げながらもんどり打って崖下へ転落して
いった。そして体内の溶解液が急速にわたしの身体を溶かし始めた。

 わたしの叫びは苦痛の叫びでも恐怖の叫びでもなかった。それは、喜びの
歓声だった。キックにより 頭蓋の機械が停止したせいか、わたしはようやく、
自分のもっとも奥底にあった願望に気がついたのだった。
 ――そうだったのか。わたしは、ずっとずっと、このときを待って
いたんだ。あの人が、こうしてわたしを殺してくれる日を!――。
 その日をわたしはずっと待ち望んでいた。脳改造されて、心の中まで
完全な怪物になってしまったわたしを、こうして無に帰してくれることを、
心の一番底にいたわたしはずっと待っていた。今やそれがはっきりと
わかった。脳改造が終わり、手術台を降りてあの人と戦おうとしたとき、
バイクの上で死闘を繰り広げたとき、そして城南大で、あの人が来る
ことを半ば予想しながら残忍な殺戮を繰り広げたとき。わたしはずっと
それを待っていた。脳改造されたわたしはとても狡猾で、そしてあのひと
はとても優しい人だったから、わたしの密かな願いは、こんなにも
叶うのが遅くなってしまった。それだけなのだ。
100私説・蜂女伝(後編)17/17:2008/02/01(金) 01:31:56 ID:l7NKsO2P0
 …いや、実のところわたしは、改造手術を受けてしまったときから、
早く死んでしまいたいと密かに願っていたのかもしれない。あのまま、
あの人に頭蓋をたたきつぶされてしまっていればよかったと、密かに
ずっと思い続けていたのかも。あの人はとても強くて、辛い運命を
引き受けて戦っていた。わたしは結局駄目だった。そんな運命を引き受けて
生き続ける勇気を最後まで本当には持てなかった。弱虫のわたしは、
心の奥で死にたい死にたいとずっと思っていたんだ。自分で死ぬ勇気も
ないまま。だからありがとう、猛。
 ――猛、人間をいっぱい殺したわたしも、同族をいっぱい殺した
あなたも、決して天国に行くことはないね。ルリ子はきっと天国に行く
から、地獄では邪魔者はいないね。先に行って待っているよ。わたしの
分までしっかり戦ってね。さよなら。

 そしてわたしは泡となり、液体となって、地面に吸い込まれていった。
<了>
101maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/02/01(金) 01:40:37 ID:l7NKsO2P0
…以上です。改めてお粗末さまでした。書く方にしても一挙に読んで頂ける方が
うれしいので、連続投下を原則にします。
にしても、以前投下間隔を空けたら沢山書けたことがあったので、
三分ずつ空けていたのですが、十発目で普通にバイバイさるさんが出ました。
損した気分です(再開後は一分半にしました。設定の詳細をご存じの方いたら
教えて下さい)。

細かい注釈はしませんが、元ネタについて一点だけ。
>>84の本郷のセリフは無印プリキュア8話の渚のセリフがもとです(w
102maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/02/01(金) 02:33:20 ID:l7NKsO2P0
>>54よく考えたらライダースーツのチャックって背中じゃなくて前にあった気がしました。

あと、最後の本郷のセリフへのくだりは、あの場面の藤岡氏の滑舌がちょっと悪い、
という部分に妄想を込めたということです。分かりにくかったかもしれないので補足。
103名無しより愛をこめて:2008/02/01(金) 16:29:41 ID:cJXTdXTd0
>>101
エロシーンを盛り込むんだったら、アダルトで徹底的にやって欲しかった。
中途半端で萎える。
前に大阪ドーム氏が書いていた物は、文章的には劣っていても十分エロかった。
それと自己満足のネタバレは興醒するから止めた方がいい。
でも作品の発想は面白い。GJ!
PS個人的介錯だが、蜂女を題材とするからはエロの要素は不可欠だと思う。




104名無しより愛をこめて:2008/02/01(金) 18:02:23 ID:AoK/OII1O
>>103氏の意見はキツいがもっともだと思う
たぶんmaledict氏はSSが長くなり過ぎてスレに迷惑を掛けることを心配したんだと思うけど
それで中途半端になるんだったら、いっそBeeF氏がしたように、自分のサイトにSSをアップして
このスレにはリンクを貼ってもらう方が、思う存分に書けていいのでは?と思う
105名無しより愛をこめて:2008/02/01(金) 19:06:44 ID:kmW2qDb50
>>101
maledictさん、GJでした。夜遅くまでかかって大作のUP、本当に乙でした。
ただ自分も皆さんが言われるように、後編は盛り下がってしまったかな、と思いました
前編と後編に分けてしまったのは、やはり失敗だったと思います
前編は「え? ここでライダーが助けにくるの? 何? 何? ライダー2号になっちゃうの!?」
という新鮮な驚きがあったのですが、後編は展開が見えていて、読み手の期待を良い意味で
裏切る要素が皆無だったのが盛り下がった原因ではないかと思うからです

また三角関係にしても、蜜子さんの本郷に対する感情が愛情ではなく依存関係であり
またルリ子さんの本郷に対する感情も、情事を目撃しておきながら無言で走り去るだけ
というのだから、単に気になる相手といった感じのもので熱愛にはほど遠く、三角関係が
十分に機能していたとは言えなかったように思います
せめてルリ子さんの口から、本郷を心から思い遣るようなセリフが聞けていれば良かったのですが

あとラストの展開が、BeeFさんの「真・蜂女物語」とかぶっていたのもまずかったと思います
BeeFさんの場合は、ライダーと蜂女が愛し合う仲でありながら敵どうしになり
テレビ版そのままのセリフでありながら、その裏側に両者とも正反対の感情が込められていたという
新鮮な驚きがありました。最初にやった者勝ちという面も大きかったと思います
しかしMaledictさんの場合はライダーも洗脳された蜂女も、言葉通りの感情で行動しており
あえてテレビ版の展開とダブらせる必然性は薄かったように思います
ライダーとの決裂、死闘、そして最後のライダーキックまでを超特急で描写し、死ぬ間際の
蜂女の独白(これがMaledictさんのSSの最大の売りだと思います)にもっと文章を割いた方が
盛り上がったのではないでしょうか
106名無しより愛をこめて:2008/02/01(金) 19:06:56 ID:kmW2qDb50
あと、これは自分の個人的な見解ですが、MaledictさんのSSにおける本郷と蜂女の関係は
男女の仲ではなく「共に戦う戦友」なので、蜂女が脳改造されてしまった段階で本郷が抱く感情は
「かつての戦友であるお前に、これ以上罪を犯させるわけにはいかない。必ずこの俺の手で
葬ってやる。それが俺の、お前に対する友情の証だ!」といった男らしいサバサバしたものに
なるはずだと思うのです。BeeFさんの作品のような「恋人同士」だと違うと思いますが
ですからMaledictさんのSS中で本郷が見せていた「今、君と戦うと俺の拳は鈍るだろう」という
女々しい態度には、ちょっと違和感を感じてしまいました。まあ、これは自分の感じ方ですが

とりあえず、次回作を期待して少し苦言を呈させていただきました。できればこのSS,大幅に
加筆訂正されてご自分のサイトで再公開などしていただければと願っております
107maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/02/01(金) 19:16:58 ID:l7NKsO2P0
>>103様、>>104
ご意見ありがとうございます。
ううむ。全年齢板というのを気にかけたのと、長さの問題はもちろんなのですが、
やはり今回は「普通のエロ」にはそれほど重点を置かずに書きたかったのだということに
書き終えて気づきました。いえ、蜂女にはエロい雰囲気が漂っていた方がいいことは
たしかで、充電の設定などでそれは試みたつもりです。とはいえ今回の主眼(エロの中心)は
自分としては>>86-93の脳改造のシーンにあり、その前の部分はそれにもっていく
壮大な前フリのようなところがあります。セックスは今回、その前フリの中で
本郷とミツコの感情のすれ違いを表現するための道具みたいな位置づけなのです。

改造人間同士のアクロバチックなセックスシーンなどをアダルトの方で
番外編として書いてみてもいいのかなとは思っています。
ただ、以前も書きましたが、実は普通のエロは苦手なのです。修行中です。

あと、BeeF様って「悪魔のドールファクトリー」以外は全部あれをスレに投下していた
のではなかったでしたっけ?記憶違いならばすみません。
たしかに、せっかくサイトを立ち上げたので、そちらで発表しリンクを貼る
というのでもいいのでしょうね。こちらに貼れば人目に触れる率が高い反面、
著作権は2ちゃんに渡ってしまうみたいですし、検討します。ただ、ここへの投下には
思い入れがあるので完全にあちらに移行することはしないとは思います。
108maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/02/01(金) 19:30:54 ID:l7NKsO2P0
>>105-106
ていねいなご考察ありがとうございます。
BeeF様とのかぶり方については気になっていました。投下前にもう一度ちゃんとていねいに
読み直して徹底的に推敲するくらいやってもよかったかもしれないと反省しています。
一応、自分が描いたこの二人がテレビの展開の中で何を考えていたのかという部分は
自分は自分で描いてみたかったので、テレビ版を追う展開を入れたのですが、
おっしゃるとおり、
>ライダーとの決裂、死闘、そして最後のライダーキックまでを超特急で描写し、
>死ぬ間際の蜂女の独白〔…〕
に進むというのでもよかったかもしれません。
やはり難しい、層の厚い主題に取り組んじゃったんだな、と今さらながら思います。

ご指摘全部へのレスではないのですが、まずはこれで失礼します。
109名無しより愛をこめて:2008/02/01(金) 20:46:28 ID:/ESINlBB0
>>82にある「滝和也の恋人が改造された蜂女」だけど、リンクが貼ってある
ttp://blog.livedoor.jp/takakurumiya/archives/cat_629518.html
だけじゃなく、恋人の涼子さんがが滝の目の前で拉致されて死神博士の性奴隷に改造される
ttp://blog.livedoor.jp/takakurumiya/archives/cat_504190.html
から読んだ方がいいと思うぞ
110名無しより愛をこめて:2008/02/01(金) 22:16:46 ID:zF6e8mhg0
蜂女のエロさを出すんだったら
別にセックルシーンを書かなくてもたとえばBeeFさんが書いてたみたいに
乳房をぷるん、と震わせると乳首から毒針が発射される
みたいな描写だけでも十分にエロくなると思う
111maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/02/02(土) 03:02:49 ID:VZBrKQdD0
>>109
強引に犯されたせいで正気に戻る(我に返って、自分がどうなっているかを自覚する)
というむごい展開がすごいと思いました。

>>110
書きながら、穴に棒を入れればそれでエロになるわけじゃないな、とは思いました。
むずかしいですね
112蟻蜂フリーク ◆/sIh2XqTo2 :2008/02/02(土) 03:46:58 ID:/i5XGXQw0
>maledictさん
お疲れ様です。超大作でしたね・・・・

それにしても反響大きいですね。ネタがネタだけに^^;

自分的には充分楽しめたのですが、コアな方の厳しさ痛感します。
113名無しより愛をこめて:2008/02/02(土) 11:18:33 ID:BPKeqwIs0
アダルトおにゃのこに繋がらないけど、エロパロって移動したの?
114名無しより愛をこめて:2008/02/02(土) 11:47:22 ID:QrsuKcze0
115名無しより愛をこめて:2008/02/02(土) 21:58:32 ID:KdOF3/P70
蜂女の話なら、舞方雅人氏も書いてるお
116名無しより愛をこめて:2008/02/02(土) 23:25:12 ID:l6U71i8m0
http://ip1.imgbbs.jp/read3/steam/9/119/5.html
http://ip1.imgbbs.jp/read3/steam/9/119/6.html

こんな格好をした幼女を手術台に固定して改造したいな。嫌がって泣き叫ぶ女の子をもてあそんでみたい。
でも問題はどんなモチーフの改造人間にするかだが。
いずれにしても俺って鬼畜だな。
117ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/03(日) 10:34:35 ID:/XEXfZIc0
>maledict様
長編蜂女の完結お疲れ様でした。
さまざまな意見が出るのも完成度の高さゆえのことだと思います。
また次回も素敵な作品をお待ちしております。
118maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/02/03(日) 17:55:27 ID:SDT23Ai10
>>115
ショッカー版のですか?見落としてました。すみません
「変貌」や「ラバー蜂女」みたいなショッカーじゃないやつしか
読んだことありませんでした

>>117ショッカー代理人様
ありがとうございます。ショッカー代理人様のこだわりからすると
ずれる部分もあったかもと思いますが、応援して頂けて励みになります!

>>106
色々考えましたがあまり大幅な改稿はできないかもな、と思います
ご指摘の本郷の態度について自分の考えを言うと、自分はむしろ
戦友で何度も肌を合わせた女で、同じ苦悩を分かち合えた唯一の理解者に、
最終的に「お前だけは絶対にゆるさん」と言うようになる移行を自然に見せないと、
という方に苦心したつもりでした。たしかに本郷っておっしゃるような熱血野郎かも
しれませんがただ、旧一号時代の本郷はもうちょっとうじうじした部分もあった気もします
あと、「拳が鈍るだろう」というのは「今は殺す気になれない」ということではなく、
「殺すべきなのだがこの動揺した状態で戦ったら負ける」と判断して
戦略的に撤退したということです。(にしても、二度目の戦いのときに
深追いさせなかったのはちょっとおかしかったかもしれませんが)
…まあ、何と言ってもここで蜂女をぶち殺してしまうと話が盛り上がらない上に
テレビ本編と違う話になってしまう、というのも大きいのですが(爆

>>116
この子とか?
     ) )
   (ノハヽヽ
   (゜ー゜*)从
  ⊂ _⊂:)ミ
  彡(__:)ミ
  彡(__:)ミ
    U U
119名無しより愛をこめて:2008/02/03(日) 23:59:47 ID:bG0jTaWA0
池脇千鶴を改造してみたいな。
嫌がるちぃちゃんを手術台に固定してそれこそクレーンオルフェノクとかに改造してみたい。
120名無しより愛をこめて:2008/02/04(月) 19:17:49 ID:Yzo///jr0
>>119
クレーンオルフェノクは「改造」されかけていたけど、オルフェノクはもともと改造じゃないでしょう
…とやや的はずれなツッコミをしてみる
121名無しより愛をこめて:2008/02/05(火) 00:28:21 ID:GkZ07PZm0
梅宮万紗子さんの女怪人よかった。
あんな美人がどういう経緯で・・・って考えたらかなり興奮した。
122名無しより愛をこめて:2008/02/05(火) 19:53:05 ID:JXt1boTv0
>>121
ファンガイアって「人間がああなった」のか「ああいうのが人間に化けてる」のか
どっちの設定なんでしょう。前者なら萌えるんだけど…
(「かつては正義の団体の科学者だった」とかだとなお可(w )

あと、全然関係ない話。前スレ572ダイレン様と573様のやりとりで思ったんですが
---------------
572 名前:ダイレン 投稿日:2008/01/18(金) 18:46:33 ID:2S7H4LBPO
〔中略〕
改造とは関係ないんですが、女の子が怪人に襲われたりする際に体に取り込む描写って好きな方います?
〔後略〕

573 名前: 投稿日:2008/01/18(金) 21:08:03 ID:shCfH+CPO

>>572
あ〜かなり分かりますわ。得体のしれないものに取り込まれてその中で怪人化とか萌えます。
マスクマンでそれで人間を戦闘員化させようとする話ありましたね。
--------------------
例えば、
「森の中をおにゃのこ二人が歩いていると、一方が巨大な植物(巨大な怪物)からガバッと
出てきた触手に絡め取られて、吸収されてしまう。もう一方が涙ながらに『○○ちゃん!?○○ちゃん!?』
と助け出そうとするがまるで歯が立たない。やがて植物(or怪物)の腹が再びがばっと開いて、
身も心も人間以外のモノに変わり果てた友人が、「うふふ…」と言いながら、
かつての友人を新たな犠牲者として自分の「主人」に捧げる」
…というシチュエーションは「改造ネタ」なのか、「人外に変身」なのか、どっちでしょう?
植物なり怪物なりが人工物(悪の組織とか宇宙人とか悪の魔術師)だったら「改造」、
自然現象だったら「人外に変身」、ということになりますか?
それとも、自然現象だろうとなんだろうとこのシチュは「改造」でしょうか?
自分は何となく後者のような気がするんですが。
…それとも、あまり細かく線を引くのは意味がない、というのが正解かなあ
123名無しより愛をこめて:2008/02/05(火) 19:55:17 ID:azjNpSua0
それなんて「盗まれた街」?
124名無しより愛をこめて:2008/02/05(火) 21:14:35 ID:JXt1boTv0
ただの入れ替わりとか乗っ取りだとドキドキしないです
同じ人物のままじわじわ改造されないと…
125名無しより愛をこめて:2008/02/05(火) 21:20:36 ID:JXt1boTv0
ただ、乗っ取られる場合だと「異物がだんだん成長して自分の精神が脅かされる」
パターンなら「改造」に近いかと。
126名無しより愛をこめて:2008/02/05(火) 21:53:27 ID:W4Ott3d10
ウルトラセブンのアンヌ隊員がワイアール星人に襲われて
徐々に身体も心もワイアール化してゆくようなSSを書いたら、このスレ的にはセーフですかね?
127名無しより愛をこめて:2008/02/05(火) 22:42:02 ID:XYJkT/vz0
>>126
元・大村千吉に同化されるのかw
128ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/05(火) 23:25:13 ID:yJMb5aeh0
>>126
厳密には異形化なのかもしれないですけど、特に問題はないんじゃないでしょうか。
というよりもぜひ読んでみたいですので、執筆お願いいたします。
129名無しより愛をこめて:2008/02/06(水) 02:18:03 ID://OBGC3Z0
>>126
「ちっ!気づきやがった」と思って見ていたので、楽しみです。心の変化もあるのがなお楽しみ
130名無しより愛をこめて:2008/02/06(水) 11:03:37 ID:xXXjm0EC0
ワイアール星人って、もとの姿はどうだったかはともかく、あの姿は
「ワイアール星の寄生植物の犠牲者」なのではないだろうか。そう考えると、
あれを「ワイアール星人」と呼ぶのは、ゾンビとか狼男を「地球人」と
紹介しているようなものでワイアール星の人に失礼かもしれない、とふと思った
(凶悪な脱走囚を「キュラソ星人」とくくってしまうのと似たような)
131名無しより愛をこめて:2008/02/06(水) 11:30:53 ID:V6SUXwz70
大伴昌司が書いたウルトラの設定本(少年マガジンの付録)には
ワイアール星の生物はすべて生物X(ワイアール星人のこと)に同化されてしまっていて
それ以外の生き物は存在していないと書いてあったお

あと誰だったかが書いた別の本には、生物Xはもともと本能だけで生きてる知性が無い
生き物だったのが、たまたまワイアール星を訪れた異星人をワイアール化して知能を獲得し
その宇宙船を使って他の星を侵略する(というか繁殖する)術を覚えたみたいなことが
書いてあったような希瓦斯
132名無しより愛をこめて:2008/02/07(木) 03:11:05 ID:XpiUNRr00
なるほど。ほとんど「物体X」ですね、それ。大伴先生はおっかないこと考えますね
133名無しより愛をこめて:2008/02/08(金) 19:39:19 ID:IVP46PLa0
前スレの最後の方に質問があったので、一応レポを・・・
シャリバンのドクターポルターですが、洗脳・改造シーンはありませんでした。
最終回で、ギャバンかシャリバンとチャンバラしてる途中で、口裂け女のようなメイク
になりますが、マリアやドルドラのような大幹部による洗脳でも改造でもなく、そのメイクに
なった後もあっさり負けてしまいます。ミスアクマも片方は食べられるシーンのヒップが色っぽか
ったですが、片方は洗脳・改造もなくチャンバラで負けてしまいます。

>>121
>>122
梅宮さんのタコ怪人よかったです。怪人体⇔人間体が多かった点、フォーマルでドレッシー
な衣装、美しさに引き寄せられるように呆然と歩く男性を襲う。など近年では満足できる部類です。
1話であったような、ステンドグラスの皮膚に人間体の表情が浮かび上がる演出があったら尚よかった
です。2話にして、あんな美しい方が人間体を演じてる点、またファンガイアはモチーフが
分かり易い点などから、水島コーチのゴシキダブラーを上回る花モチーフの女怪人が登場するのではな
いか、と今から期待して待っています。
134名無しより愛をこめて:2008/02/08(金) 22:16:01 ID:xbyLGo+jO
宇宙刑事のベストエピソードはやはりゴシキダブラー?
135名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:33:23 ID:iQAMrdOf0
>>126です。アンヌ隊員がワイアール星人に同化されてしまうSSを書いたので、投下します。

本当は書くつもりはもうとうありませんでした。>>122-125の流れの中でふと思いついたことを
書いただけだったんですが、SSを書くものと皆さんに誤解されてしまい、自分でもちょっと興味が
涌いてきたので、思い切って書いてみました。

・・・あまり批判の嵐でいじめないで下さいねw
136名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:33:51 ID:iQAMrdOf0
けたたましくサイレンが鳴り響く中、救急車のドアが勢いよく開いて搬送ベッドが運び出された。
「一刻を争います! 早く患者を!」「伊藤先生! 急患です! 至急集中治療室へ!」
ベッドに横たわっているのは、目を大きく見開いたまま硬直している20代のOL。
全身が烈しい痙攣を続け、顔色は死体のように青白く変色している。
「永井さん、生理食塩水を用意して。浅野さん、心臓マッサージの用意を」「はい!」
東京救急病院の集中治療室。宿直の伊藤医師が看護婦たちにてきぱきと指示を出す。まだ20代半ばの若い女医だ。
女医は、患者の脈を取ろうと近づいた。その時、ベッドに横たわったOLの身体に、驚くべき変化が現われた。
「・・・え?」「・・・な、何!?」
白い指が緑色に染まり、ムクムクと伸びて植物のツルのように姿を変える!
太股の柔らかい肌をブチブチと貫き、ストッキングを引き裂いて、中から植物の芽がスルスルと伸びる!
鮮やかな緑色に染まった髪の毛が束になって次々と枝分かれし、イバラの草むらのようになる!
そして襟元からニョキニョキと伸びるツタの群れに、美しい顔が隠されて見えなくなってゆく!
数秒後。OLはスーツを着たまま、見たこともない奇怪な植物状の怪物へと変貌していた。
「キャアーッ!」
医師と看護婦たちは恐怖のあまり、ドアに向かって殺到した。だが焦っているせいでロックキーがうまく外せず、
気密室になっている集中治療室のドアがなかなか開かない。
137名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:34:07 ID:iQAMrdOf0
ワャワャワャ!と奇怪な鳴き声を上げながら、怪物はベッドから起き上がった。女性の美しいシルエットを
わずかに保った怪物は、イバラのような手でスーツの胸を勢いよく引きちぎった。
ブラジャーがはじけ飛び、かつてふくよかな乳房があった場所に、丸い大きな吸盤状の器官が現われた。
そして、脅える看護婦のひとりを目がけて、吸盤の中央から緑色の液体がシャワーのように吹き出した。
「イヤッ!イヤァーッ!」「あ、浅野さん! 浅野さんッ!!」
液体を浴びたのは、まだ20歳そこそこの、愛らしい顔の看護婦だった。彼女はとたんに苦痛の表情を浮かべ、
全身を痙攣させて苦しみ始めた。
ふと彼女が違和感を感じて自分の手を見ると、白魚のような指がいつの間にか、怪物と同じツタのような形状に
変わっているではないか!
「キャアアーッ!!」
恐怖と混乱で絶叫する看護婦の身体に、徐々におぞましい変化が現われた。
髪がわらわらと伸びて緑のツタに変わり、長く伸びた脚が、そして細い腕が、イバラの束へと変わってゆく。
「いやッ! やだ! 助けて! 先生! せんせーい!」
看護婦の全身は、みるみるうちに緑色のツタに包まれた。やがて助けを求めて叫ぶ愛らしい顔が、ツタの
群れにすっかり覆い尽くされて、見えなくなった。
しばらくの後、看護婦が倒れた場所から、ナース服を着た植物状の怪物が一匹、ワャワャワャ!と鳴きながら
起き上がった。
「た、助けて! 誰か!誰かァ!!」
さっきまで看護婦だった生き物は、ガタガタと震えながらドアの下にうずくまっている女医と看護婦の方へと
向き直った。泣き叫ぶ哀れな女たちの方に、二体の怪物がゆっくりと迫ってくる。
そしてナース服を着た怪物が、胸元をはだけ、かつての同僚たち目がけて緑色の同化液を浴びせかけた。
138名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:34:35 ID:iQAMrdOf0
・・・1時間後。ウルトラ警備隊が東京救急病院に突入した時には、既に300人近い患者・医師・看護婦たちが
怪物化し、院内のいたるところにはびこっていた。怪物に普通の銃弾は通じず、やむなくウルトラ警備隊は
火炎放射器で怪物たちを一匹残らず掃討した。
焼け残った怪物の組織を調べた結果、怪物は同化液によって被害者の細胞を遺伝子レベルで変異させ、
自らと同じ遺伝子情報に書き変える能力を持つ、驚くべき未知の新生物であることが判明した。


夜な夜な出現しては、人間を無差別に襲う植物状の怪物。「生物X」と名付けられたこの怪物に襲われた者は
たちまち生物Xと同じ姿に変貌して、また別の人間を襲い、その数をネズミ算式に増やしてゆく。
怪物化した人間を元に戻す手段は現代の科学には無く、銃弾もレーザーガンも効かないこの怪物を倒すには、
強力な火炎放射器で一気に焼き尽くすより他に方法は無かった。
幸い、怪物の出現地は今のところ、閑静な住宅街を中心とした一部地域にとどまっており、人口密度の高い
繁華街はまだ襲われてはいない。
仮に都心がこの怪物に襲われれば、大変なことになる。政府はこれ以上の被害を防ぐため、都内全域に対し
夜間外出禁止令を発令した。そしてウルトラ警備隊が怪物の出現箇所を詳しく調べた結果、この怪物の最初の
出現地らしき場所が徐々に絞られていった。その場所とは・・・。
139名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:34:53 ID:iQAMrdOf0
「・・・非常に危険な怪物が町をうろついています。都民の皆さまは夜間は決して外出せず、ドアに鍵を
堅くかけ、窓をすべて閉じて家から動かないで下さい。政府広報でした。」
アナウンサーが緊張した声でTVから呼びかける。東京、S区の高級住宅地。旧華族の血をひく石黒家の
邸宅では、地球防衛軍に勤務する石黒隊員の若い妻、美津子と、若い家政婦の二人が、おびえた表情で
TVを見つめていた。
「・・・怖いわ、しずさん。怪物だなんて・・・ねえ、この近くにも現われているんでしょう?」
「・・・だ、大丈夫ですわ、奥様。だんな様は地球防衛軍のエリートでいらっしゃいます。怪物もきっと恐れて
近づきませんわ!」
その時、テラスに面した大きなガラス扉の向こうに、奇怪に蠢く異形の影が現われた。
「キャアッ!」「お、奥様っ!」「あ、あなた! 助けて! 誰か来てェーッ!!」「だ、だんな様ァーッ!!」
「どうしたんだ、美津子!」バタバタと足音を立てて、2階から石黒隊員が現われた。
「あ、あなたッ。怪物が、怪物があそこにッ!」
「怪物?」石黒隊員はガラス戸を開けて、外を確かめた。「何もいないじゃないか。」
「け、警察に連絡しなくちゃ・・・」
「やめなさいッ!!」石黒は怒気を荒げるように叫んだ。
「地球防衛軍隊員の家が襲われたなど、いい物笑いになるだけだ。絶対に連絡してはいかん!」
「だんな様!」家政婦の静香が不満気に叫んだが、美津子が制した。「しずさん! 彼の言う通りにして。」
石黒はやさしく微笑み、妻を抱きかかえてソファに座らせた。
「・・・美津子。東京は物騒だ。明日の朝、箱根の別荘に行こう。」
「・・・ええ」うなずく美津子の顔にようやく笑みが戻った。
石黒は真顔になり、今度は家政婦の方に向き直って言った。
「しずさん。後で僕の部屋に来てくれ。渡したいものがある。」
140名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:35:13 ID:iQAMrdOf0
「だんな様。参りました。」「ああ、入りたまえ。」
静香がおずおずと石黒の私室に入ると、石黒はなぜか、部屋の鍵を掛けた。「・・・だんな様?」
「気にしないでくれ。常に部屋に鍵を駆けておくのが、宇宙ステーション勤務での癖なんだ。」
石黒は妖しい笑みを浮かべながら、静香を自分のデスクの方に手まねきした。
「・・・渡したいものって、一体何でございますか?」
「ああ、これを見たまえ。」
石黒はデスクの一番下の引き出しを開けて、銀色に輝く岩のような奇妙な物体を取り出した。
ラグビーボール大のその物体は、中から緑色の不気味な光を放ち、ウィウィウィ!と奇怪な音を出している。
「・・・だんな様、これは一体?」
「これは、石黒隊員の姿と記憶、そして知能を、僕の身体に電送するための電子頭脳だ。」
「え?・・・今、なんて?」
「この電子頭脳のおかげで、僕は石黒の姿と知能を保っていられる。そして電子頭脳からの電波が変調する度に
僕はもとの姿に戻り、知能を失い本能のまま、仲間を増やすためにこの星の人間を襲うようになる。」
静香は顔面蒼白になり、ガタガタと震えながら後ずさった。
「・・・だ、だんな様は・・・い、いったい・・・」
石黒はニヤリと笑った。その髪の毛が、トゲだらけのイバラのようなものに変わってゆく。
「キャア・・・ッ・・・む、むぐっ・・・!!」
静香は悲鳴を上げることができなかった。石黒の伸ばした腕が緑色のツタになって、静香の口めがけて
勢いよく飛び込んできたからだ。
「・・・ん・・・んぐぅ・・・・むーん!・・・むーん!・・・」
静香の身体は勢いよく床に倒れた。両手両足はツタにからめ取られ、まったく身動きが取れない。
静香は自分の置かれた状況をはっきりと理解していた。人間を襲い、際限無く仲間を増やす恐ろしい怪物、
その正体はなんと、だんな様だった。そして自分は今、怪物に襲われてその仲間にされようとしているのだ。
141名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:35:31 ID:iQAMrdOf0
嫌だ嫌だッ。怪物になんかなりたくないッ! 助けて! 誰か! お願いッ!!
半狂乱になりながら、静香は首を激しく振って抵抗した。だがツタは容赦なく、口の奥深くまで侵入を始めた。
ツタの先端が割れ、中からピンク色のツルツルした亀頭のような器官が姿を現わした。ピンク色の亀頭は、
先端に開いた穴から緑色の同化液をピュッ! ピュッ!と放出しながら、静香の喉の奥深く潜り込んでゆく。
甘酸っぱい味が口の中いっぱいに広がり、脳天まであふれ返ってむせかえるように気が遠くなる。
「・・・ムグ・・・ムグ・・・ムグゥ・・・・・・」
手足をバタバタと痙攣させ、涙をポロポロとこぼしながら、静香は石黒の笑うような声を聞いた。
「さあ、我らの新しい同胞よ。この『種』を受け取るがいい!」
石黒の声は、もはや静香には届いていなかった。肌の色が緑色に変わり、両手両足がイバラの束のように
変わってゆく。襟元からツルがスルスルと伸びて、涙を浮かべた静香の顔を徐々に覆い尽くしてゆく。
・・・そして1分も経たないうちに、静香は、完全な植物状の怪物へと姿を変えていた。
石黒は、かつて静香だった生き物からツタの拘束を解いた。
静香の口だった部分から、ツタが勢いよく引き抜かれる。ツタの先端には、ピンク色の亀頭は付いていなかった。
家政婦の衣裳を着た、女性っぽいシルエットの植物が、ワャワャワャ!と鳴きながら立ち上がった。
石黒は人間の姿に戻ると、デスクの上に置いた電子頭脳を再び手に取り、目の前の怪物の前にかざした。
電子頭脳は緑色の光を放った。すると、怪物の姿がみるみる元の静香の姿へと変わってゆく。
「まだしばらくの間、その姿を取っているがいい。この電子頭脳が収集したデータが、おまえをその姿に
留めてくれる。この家から決して離れてはならぬ。離れれば、おまえはたちまち元の姿に戻ってしまうだろう。
戻りたくても我慢をしろ。おまえに渡した『種』を、あいつに植えつけるまでの辛抱だ。」
静香は、いや、さっきまで静香だった生き物は、妖しく微笑み、石黒に礼をすると部屋を出ていった。
142名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:35:49 ID:iQAMrdOf0

               ※      ※      ※

“それ”は、宇宙のさいはての星で、突然変異によって誕生した。
生まれたのは、遺伝子を強制的に書き換える酵素を作り出せる、一個のバクテリアだった。バクテリアは
海藻の一種に取り込まれ、たちまち共生関係を築き上げて“それ”となった。
“それ”に小魚が触れた。“それ”は身体をよじらせて小魚を捕え、全身から液体を分泌して包み込んだ。
その液体は、触れたものの遺伝子を“それ”の遺伝子と同じものに書き換える、同化液だった。魚はたちまち
“それ”と同じ姿となり、逆に“それ”は、魚を同化したことで遊泳能力を得た。
海の中を泳ぐ“それ”は、魚やクラゲを次々と襲っては同化し、その能力を取り込んで進化を遂げていった。
“それ”が望むことはただ一つ。「繁殖」だった。“それ”は飽くなき繁殖欲で触れた生物をことごとく同化し、
爆発的な勢いで数を増やしていった。それはもはや動物でも植物でもない、奇怪な未知の生物だった。
やがて、海鳥を取り込んで飛行能力を獲得したことで、“それ”はその星すべてを掌握する力を得た。
“それ”が誕生してから、星が6回ほど自転した頃には、この星にはもう“それ”以外の生き物は
存在していなかった。星じゅうのあらゆる生き物が、“それ”によって同化され尽くしたのだ。
星じゅうを埋めつくすように拡がる、蠢く緑色の生き物。やがて“それ”は、烈しい繁殖欲にかられながら
大空をうらめしそうに仰ぐようになった。
この星の外に出ていって、もっと仲間を増やさねばならない。知性を持ってはいなくとも、“それ”の本能は
そのことをはっきりと自覚していた。
143名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:36:05 ID:iQAMrdOf0
ある日。“それ”に幸運が訪れた。遠い星からの来訪者が、この星に着陸を試みたのだ。
宇宙船から降りた飛行士たちに、“それ”は勢いよく襲いかかった。異星の客を同化したことで、
“それ”は、ついに知性を獲得した。直立二足歩行するようになった“それ”は、異星人の宇宙船を調べ、
その仕組みを理解するに至った。9.5光年離れた場所に、同じ異星人が大量に住んでいることも知った。
“それ”は自らの一部を宇宙船に乗せて、異星人の故郷目指して送り出した。その星の生き物すべてを
同化し、同胞へと変えるために。
異星人の故郷で、“それ”は無差別に異星人に襲いかかり、同化を繰り返した。星が7回自転する頃には、
その星は“それ”によってすっかり埋めつくされるはずであった。
だが母星の“それ”は、9.5光年離れた星から遅れて届くテレパシーで、異星に送り込んだ自らの一部が
星が1回も自転しないうちに焼き尽くされ、滅ぼされたことを知った。
驚いた“それ”は、失敗の原因を必死に探った。原因は、“それ”が「個」という概念を持たない、
すべての個体がたった一つの意識を共有する、「群体」のような存在であることにあった。
星を覆いつくす“それ”には、たった一つの意識しかなかった。知性を持った頭脳も、ひとつしかなかった。
自らの一部がどんなに離れていても、“それ”は同じ意識、同じ頭脳を共有することができた。
だが9.5光年離れた場所に移動した“それ”の一部にまで、テレパシーで母星の“それ”の意思が伝わるには、
とほうもない時間がかかった。“それ”のテレパシーは、光速を超えることはできなかったのだ。
異星に送り込まれた“それ”の一部は、母星の意識から切り離された、知性を持たない、本能だけの存在に
なり下がっていたのだ。
144名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:36:20 ID:iQAMrdOf0
失敗を悟った“それ”は、次の機会を狙って新しい策を練った。母星の“それ”の意識と知性を代行する
電子頭脳を組み上げ、それと一緒に自らの一部を送り出すという作戦だ。たとえ母星からどんなに離れていても
こうすれば自らの一部は本能に溺れることなく、抜け目無く同化作戦を遂行することができる。
だが、そうやって新たな星で同化を達成しても、そこに住む同胞は、知性を持たない下等動物にしかならない。
何光年も離れた先にある身体の一部と、テレパシーで同じ意識を共有することには、やはり無理があった。
そこで“それ”は、同化される前に持っていた能力、種子による繁殖という手段を、復活させることにした。
母星にはもはや、“それ”以外の生物はいなかった。だが自己受粉であっても、遺伝子の組み替えは起こる。
“それ”が苦労して作り上げた「種」は、“それ”とは異なる遺伝子情報を持った異なる存在、別の自我であった。
この「種」が新たな星で目覚めれば、知性を持った“それ”が新たに根づき、繁栄することができる。
あとは、新しい異星からの客が来るのを待つだけであった。“それ”は辛抱強く、何年も、何百年も待ち続けた。
そして、ようやくその日がやって来た。新たな星から送り込まれた探査機を確認した“それ”は、母星の
奥深くから掘り出した金属で作った「殻」に、「種」のひとつを体内に宿した自らの一部と電子頭脳を乗せ、
故郷に引き返そうとする探査機にへばり着かせたまま、宇宙の彼方へと送り出した。
145名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:36:38 ID:iQAMrdOf0
地球から15.7光年離れたチルソニア星系の第5番惑星、ワイアール星に送り出された探査機サクラ4号は、
超空間ジャンプを繰り返しながら地球圏内へと無事帰還した。
ペダン星やアンノン星に送り出されたものと同型の、最新鋭の外宇宙探査機であった。
回収にあたったのは、地球防衛軍の宇宙ステーションV3に勤務する、石黒隊員であった。
石黒は帰還したサクラ4号の底面に、奇妙な銀色の物体が貼りついていることに気付いた。
調査のために石黒が物体に近づくと、突然銀色の物体がパックリと口を開け、中から植物のような奇怪な怪物が
飛び出してきた。怪物は石黒を気絶させると、自分の代わりに銀色の物体の中に押し込んだ。
そしてラグビーボール大の銀色の物体を掲げると、怪物の姿はみるみる、石黒隊員の姿へと変わっていった。
「・・・お前はまだ、我らの同胞に迎え入れるわけにはいかぬ。いったん同化されれば、それまでの記憶は消えて
しまうからだ。お前はその殻の中で、この星の住民についての知識や、我らにとって障害となるものについて、
情報をこの電子頭脳に送り続けるのだ。」
本物の石黒隊員を詰め込んだ銀色の物体は、サクラ4号から離れ、人工衛星のように地球の周囲を回り始めた。
石黒隊員に化けた“それ”は、何食わぬ顔でV3に戻り、地球に戻れる日を待った。帰還時の所持品の検査を
避けるために、電子頭脳は別の隕石を装って地球に降下させた。無用意に隕石に近づいたこの星の住人を電波で
洗脳して、地球に降り立った石黒隊員のもとに届けてもらうようにすればいい。
そして石黒隊員に化けた“それ”はホーク2号に乗って地球に降り立った。そして“それ”を追うように、
地球の周囲を回りつづけていた「殻」も、流星を装って地球に降下し、石黒邱の庭にゆっくりと着地した。
146名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:37:04 ID:iQAMrdOf0
地球に降りた“それ”は、電子頭脳の命じるままに、地球の調査を開始した。同化の実験も開始した。
電子頭脳からの指令を受けた石黒は、“それ”本来の姿に戻って地球人を無差別に襲い、仲間を増やして
いった。だがこれはまだ、本格的な繁殖ではない。データを取るための単なる実験に過ぎなかった。
この星の住人は同化がたやすい。特に「女性」という存在は我らの同胞にきわめて適している。
星が3回自転する頃には、この星じゅうの住民を我らの同胞に変えることも不可能ではないだろう。
だが石黒から得た情報だと、この星には我らにとって障害となるものがいる。
ウルトラセブンとウルトラ警備隊だ。どちらもだし抜くのが困難な強敵だ。ひとつ間違うと命取りになる。
だが強敵であるからこそ、利用のしがいもある。ウルトラ警備隊のメンバー、その中で最も怪しまれにくい
人間に、我らの「種」を植えつけよう。種は生長して、電子頭脳なしでも知性を発揮できる、この星における
我らの王となるだろう。ウルトラ警備隊の中枢を手中にすれば、この星の掌握はたやすい。
この石黒隊員の身体は、既にウルトラ警備隊に怪しまれはじめている。正体がばれるのも時間の問題だ。
だからこの身体は、「種」を植えつける間の陽動に利用しよう。ウルトラセブンと交戦し、そのデータを
取るのもいいだろう。石黒が変身した我らの同胞が倒されて、事件が解決したとウルトラ警備隊が安心した時。
その時こそが我らの本当の、繁殖開始の時なのだ。

               ※      ※      ※

147名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:37:20 ID:iQAMrdOf0
石黒隊員と妻の美津子が箱根旅行に出掛けてしばらく経った頃、ウルトラ警備隊のモロボシ・ダン隊員と
友里アンヌ隊員は、石黒家の家政婦・静香からの、怯えた声の電話で呼び出された。
「すぐに来て下さい! 机の引き出しの中から、変な音が聞こえてくるんです!」
ダンが石黒のデスクの引き出しに見つけたのは、ウィウィウィ!と奇妙な音を立てて緑色に明滅する、
ラグビーボール大の銀色の物体だった。
「・・・地球上の物体ではないな。よし、割ってみよう!」
静香から借りたハンマーでダンが銀色の物体の外殻を割ると、中から精密機器のようなものが現われた。
「これは・・・発信器付きの電子頭脳だ!」
その時、ダンのビデオシーバーに、アマギ隊員からの驚くべき報せが届いた。
「おい驚くなよダン。例の銀色の物体から、石黒隊員が出てきたぞ。」「何!? 石黒隊員が!?」
さらに間を置かずに、緊急招集の指令が飛び込んできた。
「ダン! 箱根行きロマンスカーに乗っていた石黒隊員が突然怪物に変身し、乗客を襲い始めたらしい。
至急急行してくれ!」「了解! そうか、やっぱり石黒隊員は偽者だったのか!」
「ダン、わたしも行く!」駆け出したダンの後を追おうとするアンヌの腕を、静香が掴んで引き止めた。
「アンヌさん。実は、もうひとつ、見ていただかなければならないものがあるんです。ぜひこちらへ・・・」
148名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:37:40 ID:iQAMrdOf0
「しずさん、見せたいものって、一体何でしょうか?」
静香がアンヌを案内したのは、ワインと食料の保管庫に使われている、石黒邱の地下室であった。
静香はアンヌの方を振り返り、無表情な顔で話し始めた。
「アンヌさん。あの電子頭脳は、そろそろ原子力電池が寿命だったんです。だからもう用済み。そろそろ、
電子頭脳の代わりに『種』を根付かせないといけない頃合いなんです。」
「え? 一体何を言ってるんですか!?」
静香はそれには答えず、フフフと妖しい笑みを浮かべたまま、ブラウスのボタンをゆっくりと外し始めた。
「・・・しずさん? 一体何をしてるの!?」
静香は勢いよく、胸元をはだけた。豊満な乳房の代わりにそこにあったのは、緑色のツタに囲まれた、
巨大な吸盤のような器官であった。
「キャアッ!!」
アンヌが叫んだ瞬間、静香の胸元からツタが何本も飛び出して、アンヌの両手両足にからみついた。
クスクスと笑う静香の髪が、緑色のイバラに変わってゆく。そして襟元から伸びたツルの群れに静香の顔が
隠れてゆき、みるみるうちに静香の姿は、女性の服を着た奇怪な植物人間へと変貌していた。
「た、助けて! 助けてダン! 誰か! 誰か来てェ!!」
アンヌは半狂乱になって叫んだ。これから何が起ころうとしているのか、彼女にははっきりわかっていた。
この怪物は、わたしを仲間に仲間にしようとしているんだわ。嫌だ! 怪物になるなんて絶対に嫌だ!
アンヌは必死で腕をツタから振りほどき、腰のレーザーガンを取ろうとするが、怪物はとてつもない怪力で
彼女を拘束し、身動きひとつ取ることができない。やがて静香だった怪物は、ツルを巻き取るようにして、
アンヌの方へゆっくりと進んできた。
「助けてェ! ・・・誰か! 誰か! ・・・ダン! ダンッ!!」
149名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:37:57 ID:iQAMrdOf0
怪物の口にあたる部分から、巨大なツルが飛び出して、アンヌの口をふさぎ、その中に潜り込んできた。
「・・・む、むぐっ!!・・・ん!・・・ん!」
口の中いっぱいに広がりしきりに蠢く、不気味な感触。アンヌはあまりのおぞましさに失神しそうになった。
そして怪物の履いたスカートをめくり上げるようにして、別種のツタがゆっくりと頭をもたげた。
先端に淡く光を放つ卵のようなものを付けたそのツタは、アンヌの身体を舐めるように確かめ、やがて
その股間に狙いを定めた。細いツルが何本もアンヌの腰に回り、ベルトを緩めて警備隊の制服のボトムを
脱がせようとする。アンヌは何が起こっているのかわからないまま、必死で足を閉じて抵抗する。
《やめて! 何を、何をするの!?》
細いツタが、アンヌのふくよかな腰からパンティをそっと脱がせた。こんもりと盛り上がった恥丘と、
柔らかな茂みが露わになる。
両脚にからまったツタが、アンヌの股を急に開いた。勢い余ってアンヌの身体はバタンと床に倒れた。
細いツタが何本も伸びて、アンヌの制服を巧みに剥ぎ取り、脱がしてゆく。ブラジャーがむしられ、
豊満な乳房がさらけ出される。アンヌは触手のようなツタの群れにからまれたまま、ふくよかな白い裸身を
露わにして、地下室の床の上をうめきながらのたうち回っていた。
大きく拡げられた両股の間に、ピンク色の肉の襞が露わになっている。細いツタが何本も秘所に伸びて、
肉の襞をゆっくりと拡げようとする。ツタの一本がクリトリスをまさぐり出し、弾くように刺激を加える。
《あ・・・あ・・・やめて! お願い! やめて!》
うっすらと愛液がにじみ出た秘芯めがけて、卵のような頭部を持ったツタが、勢いよく突っ込んできた。
「・・・う、うぐッ!!」《キャアアッ!!》
処女膜を引き裂いて、ツタはアンヌの、未だ何物も受け入れたことのない聖地へとぐいぐいと侵入してくる。
《痛いッ! やめて! 痛いッ!》 真っ赤な血がほとばしり、アンヌは苦痛で顔をひきつらせた。
《ああっ・・・もう・・・ダメ・・・》 アンヌは涙をポロポロとこぼしながら激しく嗚咽していた。
150名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:38:14 ID:iQAMrdOf0
やがて、膣の最奥部まで侵入したツタは先端に付いた卵を切り離し、アンヌの子宮の内部へと導いた。
淡く輝く卵は、アンヌの子宮壁に着床し、表面から無数の触手を伸ばしてアンヌの肉体と同化していった。
卵を切り離したツタが、いったんアンヌの膣から引き抜かれた。ツタの先がブルブルと震え、何かが
ツタの中を通って先端に運ばれてくる。やがて、ツタの先が開いて、ピンク色の亀頭のような器官が
顔を覗かせた。先端に開いた穴から、緑色の同化液がピュッ! ピュッ!と吹き出している。
ピンク色の亀頭は再び、アンヌの膣に侵入を開始した。さっき処女を失ったばかりの肉の孔をまさぐり当て、
モゾモゾと蠢きながら膣の中をゆっくりと進み、最奥部に達した。そしてピストン運動を繰り返しながら、
アンヌの膣壁にとめどなく分泌される緑色の同化液を、ピチャピチャと塗り込めていった。
熱いものが股間から、全身に広がってゆくのをアンヌは感じていた。
ああ、私は怪物に犯されている。怪物に処女を奪われ、そしてもうすぐ怪物にされてしまう。
ウルトラ警備隊の一員だと言うのに、なんて不様な、なんて恥ずかしいありさまなの!
アンヌの全身が、真っ白な裸体が、徐々に濃い緑色に染まり始めた。アンヌはツタを振りほどこうと、
半狂乱になって身体を激しく揺すったが、それがかえって、股間から拡がる熱い感覚を全身に拡げていった。
それは、天国と地獄が交錯するかのような、世にも微妙な感覚であった。
《やめて! やめてお願い! なんだか、なんだかジンジンするの! もうだめ・・・もう、耐えられない・・・!》
朦朧とする意識の中、アンヌは薄目を開けた。そして、自分の腕が既にイバラの束のように変わっているのを
知って、あらためて絶望の淵へと落とされた。
ああ、私は人間ではなくなってゆく。生物Xの仲間になってしまう。悲しい。悔しい。でも、でも!!
151名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:39:06 ID:iQAMrdOf0
アンヌの子宮深くに根付いた“それ”の種が、“それ”の種族的な記憶をアンヌの脳に伝え始めた。
薄まりゆく意識の中、怒濤のように押し寄せる異質な記憶。母星を埋めつくす蠢く緑の生き物のイメージ。
もっと仲間を増やさなければ! この星の生き物をことごとく、わたしたちの同胞にしなければ!
もっと、もっと同化するのよ! そうよ、わたしの同僚たちを、わたしたちの仲間に引き入れるのよ!
わたしの・・・? わたしは、わたしは誰なの!? 私はアンヌ。友里アンヌ。それは変わりがない。でもわたしは、
もう今までのアンヌじゃない。わたしはもう地球人じゃないの。そう、わたしは、仲間を増やすために、
はるばるあの星からやって来たの!
アンヌの両手両足を縛り、口を覆っていたツタがアンヌの身体から離れた。アンヌは腰を浮かし、
甘い嬌声を上げながら夢中で全身をくねらせ、“それ”に変身する喜びを味わっていた。
ああ、何て幸せなんだろう。わたしは、今、本当のわたしに生まれ変わってゆくの!!
アンヌの全身を、柔らかな皮膚を突き破って、植物の芽のようなものがニョキニョキと伸びてきた。
黒いつややかな髪が緑色に染まり、やがて、イバラの群れへと変わっていった。
ふくよかな乳房がパックリと割れ、緑色の巨大な吸盤状の器官が現われた。
そしてアンヌの全身は、女性のシルエットをとどめた、ツタとイバラの群れへと変わっていった。
愛らしい美貌がツタの群れに覆い隠されると、そこに横たわっているのはもはや、友里アンヌではなかった。
アンヌが変貌した植物状の怪物は、ゆっくりと起き上がった。その姿は静香たちと何ら変わりがなかったが、
ただひとつ、下腹部にオレンジ色のうっすらとした光を宿しているのが特徴的な違いであった。
152名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 02:39:26 ID:iQAMrdOf0
怪物は、手のような器官をそっと前に伸ばし、顔のような部分の前で交差させた。
すると! 怪物の全身にからみついたツタが、どんどん短くなってゆくではないか。
怪物の頭部のイバラは女性の髪のように変わり、脚部のツタは細いしなやかな女性の脚へと変わってゆく。
胸部の吸盤はふくよかな乳房へと変貌し、やがてアンヌの、愛らしい美貌がツタの中から現われた。
10秒もたたないうちに、奇怪な植物状の怪物は、全裸の友里アンヌの姿へと変身を遂げていた。
アンヌは、目の前にいる怪物の前に手をかざした。すると、怪物の姿がみるみる、静香の姿に変わってゆく。
アンヌと静香は目を合わせ、そしてそろって、妖しい笑みを浮かべた。


地球防衛軍のメディカルルーム。待機している3名の看護婦たちを、友里アンヌ隊員が呼び出した。
「アンヌ隊員、見せたいものって何でしょうか?」
「これよ。」
アンヌはいきなり、制服の胸をはだけた。乳房の代わりに、緑色の巨大な吸盤がふたつ露わになった。
「キャアッ!」
驚く看護婦たち目がけて、アンヌは胸の吸盤状の器官から、緑色の同化液をプシューと勢いよく噴射した。
「助けて! 助けて・・・アッ! ああっ!・・・・ああ・・・」
1分も経たないうちに、3人の看護婦たちは、ナース服を着た3体の植物状の怪物へと姿を変えていた。
アンヌは制服の胸元を直すと、怪物たちの前に手をかざした。すると、怪物たちの姿はみるみる元の
看護婦たちへと変わっていった。看護婦たちは妖しい笑みを浮かべながら、アンヌが出す指令を待った。
「さあ、仲間を増やしに行きなさい。人知れず、気付かれないように。どんどん増やすのよ。
この星の生き物がすべて、わたしたちの同胞になる、その素晴らしい日まで!」
                                      (おわり)
153名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 10:29:38 ID:O0VKavSN0
GJでしたー
初めてSSを書かれたんですか?
非常にすっきりとまとまっており読みやすかったです。
ウルトラセブンの実際のストーリーとも適度に絡めてあってすばらしい。
また違う題材でも思いつかれたときにはSSに挑戦してくださるとうれしいです。
154maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/02/09(土) 14:27:45 ID:pkGPebU20
>>126様 >>136-152GJです!
アンヌの変容のシーン、細部の描写がていねいでエロかったです
種族の記憶が流れ込んで精神的に同化されてしまうシーンも興奮しました
それ以外にも女性被害者がばんばん出てきてサービス満点でした。ごちそうさまです。
あと、改造(同化)シーン以外だと、石黒隊員だけなぜ同化されなかったのか
の設定がとても巧みした。…というか永年の疑問が解決した気分です(w

…一応パラレルの世界なのでしょうが、実はこのあとアンヌが、セブンが過労死寸前で
帰郷するまでずーーっと猫をかぶっていたんだったりしたら((((;゚Д゚))))
155名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 15:08:49 ID:1a+TwAWd0
モンキー博士と女助手に手術台で拘束され猿人間にされるアンヌ
もお願いします。
156名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 15:18:02 ID:f4gpiwCL0
ボーグ星人の女に捕らえられてサイボーグ手術されてしまうアンヌもぜひ
157名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 21:53:24 ID:MKi5GLgT0
セブン帰還後に帰ってきたブラコ星人でお願いしますm(_ _)m
158蟻蜂フリーク ◆/sIh2XqTo2 :2008/02/10(日) 06:19:46 ID:8MPoSuXr0
>126さん
乙です!
うまいなぁ〜。是非、デビューしてください^^
セブンじゃないけどタロウのマシュラとか作ってみては?
キノコ人間の話だったと思いますが^^
159フォックス:2008/02/10(日) 07:27:30 ID:nSClu9G00
お久しぶりです
最近忙しくてスレに来ることができなかったんですが
新しいSSが投下されているようなのでボクの動物ネタSSはもう終わりですかね(笑
160名無しより愛をこめて:2008/02/10(日) 08:39:16 ID:f6hudtHSO
>>159
ゴーロン星人の猿改造ネタで書けばいいじゃん
161名無しより愛をこめて:2008/02/10(日) 11:07:19 ID:DShDbApL0
>>159
終わらなくていいよ。
それぞれが自分の持ち味を出して書くといいよ。
162名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:12:18 ID:Ub6Jhwj50
女子高のプールに化けたキングカッパー2代目
…というのを風呂入ってて思いついた
163名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:22:05 ID:+QUFDK5H0
>>126です。たくさんの感想、ありがとうございます。あまり批判がなくてホッとしました。
調子に乗って、アンヌ改造しまくり計画の第2弾を仕上げてしまいましたので、投下します。
「緑の恐怖」に引き続き、今度は>>156氏のリクエストにもあった「サイボーグ作戦」です。
ウルトラセブン本来の設定を無視しまくりのとんでもない暴走作です。
けれども、本当に書きたかったのは一番最後に出てくるネタだったりします(爆)。
164名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:22:20 ID:+QUFDK5H0
G馬県、朝日沼。昨年のスカイラインの開通で、かっこうのドライブスポットと化した景勝地である。
陽光もうららかな春の一日。ウルトラ警備隊の友里アンヌ隊員は、非番を利用して親友の水木早苗とともに
楽しいドライブを楽しんでいた。
だが突然、ブレーキをかけてもいないのに、アンヌの運転する車が急停車した。「キャッ!」
エンジンが止まったわけではない。車が、どうしても前に進まないのだ。いくらアクセルをふかしても
車輪は空回りし、車体は目に見えない力で引っ張られるかのように、徐々に、徐々に後退してゆく。
「な、何なのアンヌ!?」
「わ、わからないわ。・・・く、車が宙に浮いてる!・・・ダメ! 引っ張られるッ!・・・キャアッ!!」
朝日沼の湖面が泡立ち、真っ黒な兜のような巨大な物体が、ゆっくりと水面に浮き上がってきた。
巨大な兜は湖岸に近づき、側面のハッチのようなものがパックリと口を開いた。
アンヌの運転する車は宙に浮いたまま、ハッチの中へと吸い込まれてゆく。
「・・・た、助けて! 助けてダンッ!!」

アンヌが目を覚ましたのは、金属の壁に囲まれた薄暗い空間の中だった。彼女は衣服をすべて剥ぎ取られ、
床に直立した手術台のようなものに全裸のまま、両手両足をX字形に拡げた状態で固定されている。
前方を見ると、やはり直立した手術台に全裸で磔になっている早苗がいる。
「あ、アンヌッ!」彼女はアンヌが目を覚ましたことに気付くと、悲痛な声で彼女の名前を叫んだ。
「早苗っ! 大丈夫!? ・・・ここは? ・・・ここはどこなの!?」
「・・・わからない・・・もうイヤッ!・・・早く、早くおうちに返して!!」
165名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:23:05 ID:+QUFDK5H0
その時、フフフフ・・・と妖しく笑いながら、一人の女が物影から姿を現わした。
助けて! と叫ぼうとして、アンヌは思わず言葉を飲み込んだ。みごとなボディラインを露わにした、
長身で冷たい美貌のその女は、頭部を除いた全身が、なめらかな銀色でくまなく覆われていた。
それは一見、銀色の全身タイツのようにも見えるが、あまりにも皮膚に密着し過ぎている。
アンヌはすぐに、それが全身タイツではなく、まぎれもない彼女の皮膚そのものであることに気付いた。
女は妖しい笑みを浮かべたまま、アンヌと早苗の方を交互に見つめた。そしてアンヌの方に向き直り、
機械を思わせる無機的な声でこう告げた。
「うるとら警備隊隊員、友里あんぬ。オ前ハ、我々ぼーぐ星人ニヨッテ選バレタ、光栄ナ人間ダ。オ前ハ
コレカラ我々ノ仲間トナリ、うるとら警備隊隊員トシテノ立場ヲ使ッテ、我々ノタメニ働イテモラウ。」
ボーグ星人? 相手が宇宙からの侵略者だと知ったアンヌは、銀色の女をキッと睨みつけ、怒りを込めて叫んだ。
「冗談じゃないわ! 誰があなたたちの言いなりになるものですか!!」
銀色の女は妖しく微笑むと、こう答えた。
「無駄ダ。今カラオ前ハ、我々ぼーぐ星人ト同ジ身体ニナッテモラウ。我々ノ身体ヲ形作ッテイル液体金属ヲ
オ前ノ全身ニ注入シ、全身ヲ機械細胞ニ置キ換エテ、さいぼーぐトシテ生マレ変ワッテモラウノダ。」
アンヌの顔から、血の気が引いた。「な、何ですって!」
アンヌの心臓が、バクバクと激しく脈打った。サイボーグ!? この宇宙人は、わたしをサイボーグに改造する
って言うの? ・・・そんな・・・そんなことってありえるの!? 嘘よ! 嘘だわ! 誰か、誰か嘘だって言って!!
166名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:24:38 ID:97pv2hw70
銀色の女は、早苗の方を指差した。「アノ女ハ、オ前ヲ改造スルタメノ実験さんぷるダ。マズ、アノ女デ
地球人ノ改造てすとヲ行イ、ソノ後デ、オ前ヲ我々ぼーぐ星人ノ仲間ニフサワシイ身体ニ改造スル。」
「い、イヤアーッ!!」その言葉を聞いて早苗が絶叫した。銀色の女は、両手両足を拘束リングに固定されたまま
激しく身体をくねらせて抵抗する早苗の方に向き直り、手を彼女の方に向けてスッと伸ばした。
「改造手術ヲ開始スル。」
すると、早苗が固定されている手術台の背後から、両側に巨大な扉のような機械がせり出してきた。ちょうど
手術台をすっぽりと覆い隠せるような形の、蓋状の扉であった。銀色に輝く扉の内面には、明滅する奇怪な
幾何学的文様が浮かび上がり、無数の針や銀色の触手アームがせわしなく蠢いていた。
「・・・い、いや!・・・いやッ!・・・」
扉がゆっくりと、内側に向かって閉じ始めた。手術台に縛りつけられた早苗を、すっぽりと覆いつくすように。
早苗は半狂乱になって叫んだ。髪を振り乱し、激しくもがきながら、あらん限りの声で絶叫した。
「い、イヤだ! ヤダぁーッ!! やめて! 助けて! お願い! やだ! いやだ! 助けて!アンヌーッ!!」
「さなえ! さなえーッ!!」
扉が完全に閉じて泣き叫ぶ早苗の姿を飲み込むと、扉の隙間からまばゆい光が閃いた。
「ギャアアーーーッ!!」早苗の凄まじい悲鳴が周囲に轟いた。
「早苗ッ! 早苗えッ!!」アンヌは必死で親友の名を呼んだが、答える者はいない。
扉を閉ざした手術台は光を明滅させ、チキチキチキ、ウィンウィンウィン、と不気味な音を立て続ける。
恐怖のあまり、アンヌの頭は真っ白になった。心臓は早鐘のように脈打ち、全身はガクガクと激しく痙攣した。
太股を暖かい液体が流れてゆくのを感じた。思わず失禁してしまったらしい。
アンヌのその様子を、銀色の女は不敵な笑みを浮かべながら眺めていた。
167名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:24:53 ID:97pv2hw70
長い時が流れた。おそらく、実際には30分ほどしか経っていなかったに違いない。手術台の音が止み、
明滅する光がとだえた、やがて、手術台の蓋がゆっくりと開き始めた。
手術台には、縛りつけられたままの早苗がいた。だが彼女の身体は、銀色の女と同じ、全身光り輝く銀色の
ボディに包まれていた。決して衣服ではない。それが生まれ変わった早苗の、新しい皮膚であった。
ロケットのように前方に張り出した乳房の先端には、銀色の乳首がきらめいている。
産毛ひとつ生えていない股間、銀色に輝くなめらかな恥丘の中央には、縦にくっきりと割れ目が走っている。
早苗はうつむいていた顔を上げた。その顔は無表情だったが、目が一瞬、真っ赤な光を放った。
「・・・ああ・・・早苗・・・早苗・・・」
早苗は両手両足首に力を入れて、拘束リングを引きちぎり、ハイヒール状に変形した足をそっと床に下ろした。
「水木早苗。オ前ハ今、さいぼーぐトシテノ新タナ命ヲ得タ。我々ぼーぐ星人ト同ジ身体ニナレテ、嬉シイカ?」
銀色の女の問いに、早苗はゆっくりと頷いた。
早苗は銀色に輝く自らの肉体を誇らしげにかすがえす見つめ、そして妖しい笑みを浮かべた。
銀色の女が指先を上げて、無言で早苗に指示を下した。
早苗はその空間の片隅にある、小さな箱の方に向き直った。早苗の目がキラリ!と輝くと同時に、真っ赤な
怪光線が彼女の目から一直線にほとばしり出て、標的の箱を一瞬で焼き尽くした。
アンヌはそれを見て、親友が既に人間ではなくなってしまったことを悟った。絶望で心が真っ暗に染まってゆく。
「・・・早苗・・・可哀想な早苗・・・わたしと一緒だったばっかりに・・・」アンヌの頬をポロポロと伝って流れる。
銀色の女が、アンヌの方を振り返った。
「実験ハ成功シタ。今度ハあんぬ、オ前ガさいぼーぐトシテ生マレ変ワル番ダ。」
はっと我に返ったアンヌの背後から、ぐおんぐおんと音を立てて、金属の扉がせり出してきた。
アンヌは恐怖にかられて絶叫した。「い、嫌ッ! やめて! 助けて! ダン! ダンーーッ!!」
168名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:25:10 ID:97pv2hw70
両手両足を拘束しているリングを外そうと必死にもがいたが、金属製のリングは人間の力ではびくともしない。
嫌だ嫌だ。サイボーグなんて嫌だ。サイボーグになんてなりたくない。助けて! 誰か助けて!
不気味な幾何学模様を明滅させながら、銀色の扉がアンヌに覆い被さろうと迫ってくる。
せわしなく蠢めく銀色の無数の針と触手アームが、アンヌの視界いっぱいに飛び込んでくる。
「やめてぇーーーッ! イヤあーーーッ!!」
扉が無情にも閉じ、つんざくようなアンヌの叫びがこだました。

扉が閉じ、視界が闇に閉ざされるとともに、アンヌは自分の身体におぞましいものが触れるのを感じた。
首筋や脇の下、肱や膝の裏側など、身体の柔らかい部分に、太い針がブスリ、と突き刺された。
そして、銀色にギラギラと輝く奇怪な液体が、アンヌの血管にドクリドクリと注ぎ込まれてきた。
その凄まじい不快感に、アンヌは思わず絶叫した。「ギャアアアーーーッ!!」
その液体は、ボーグ星人の身体を形作っているのと同じ、生命を持った液体金属であった。
ボーグ星人は、地球の生命体とはまったく異なる生命形態を持っていた。ボーグ星に海のように拡がる銀色の
液体は、進化の偶然で生命を持つことになった液体状の金属であった。その液体が異星人の残した機械に充満し、
それを動かすことで活動することを覚えた。機械は自己進化を遂げ、知能を獲得し、文明を築くにいたった。
それは生物と機械の中間的な存在、自然発生的なサイボーグであった。
人間の形状をしたもの。乗り物の形状をしたもの。そして都市の形状をしたもの。どれも液体金属によって
活動するボーグ星人が取る、さまざまな姿であった。地球人の姿を摸した銀色の女も、兜のような宇宙船も、
そしてアンヌを改造しようとしている手術台も、みなボーグ星人の異なる形態にしか過ぎなかった。
その液体金属が、アンヌをボーグ星人と同じ身体にするために、彼女の体内に注ぎ込まれてゆくのだ。
液体金属は血流に乗ってアンヌの全身を駆け巡り、やがて身体のいたるところへと染み込んでいった。
そして、アンヌの細胞ひとつひとつに入り込み、それを金属細胞へと変えてゆく。
とほうもない量の液状の金属が、アンヌの身体に次々と注ぎ込まれ、彼女の肉体を徐々に侵してゆく。
169名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:25:27 ID:97pv2hw70
苦痛に激しく絶叫するアンヌの口が、突然、うねうねと蠢く触手アームによって塞がれた。触手アームは
蠕動しながら、アンヌの喉の奥へとズブズブと侵入してゆく。口だけではない。鼻の穴に、肛門に、そして
全身の穴という穴に、無数の触手アームがうねりながら潜り込んでゆく。
「・・・む・・・むぐう・・・ん!・・・ん!」
アンヌは半狂乱になってもがいた。やがて、ひときわ太い巨大な触手アームがアンヌの股間に狙いを定め、
まさぐりあてた処女の肉孔に自らの先端部をぐい、と押し当てた。
《あ・・・い、嫌ッ! やめてッ!・・・あ!・・・あ!・・・あ!》
巨大な触手アームが、汚れを知らぬアンヌの肉の孔を目がけて、ぐいぐいと侵入を開始した。
《イヤッ!・・・い、痛いッ!・・・痛い痛い!・・・やめて・・・・アッ!!》
触手アームはアンヌの処女膜を引き裂き、未だ何ものも受け入れたことがない神聖な場所に分け入ってゆく。
《ああっ・・・もうだめ・・・はあっ・・・はあっ・・・ああっ・・・ああっ・・・》
膣の最奥部に達すると、触手アームはその蠢く表面から無数の針を伸ばし、アンヌの身体で一番敏感な部分、
ピンク色の粘膜を突き刺して、その内部へと侵入を開始した。爆発的な苦痛がアンヌを襲った。
《いやああああッ!!!》
見開いたアンヌの瞳に、無数の針が容赦なくブスリと刺し込まれた。続いて全身の毛穴に、無数の細い針が
プスッ、プスッ!と差し込まれた。
凄まじい苦痛と不快感に、アンヌは激しく身をよじらせた。だが全身に侵入した無数の針は、皮膚の奥深く
どんどんと侵入し、体内奥深い場所でその先端の微細アームを拡げ、アンヌの肉体を内部から、ゆっくりと
こねくり回し始めた。液体金属に犯されたアンヌの全身の組織を、サイボーグとして造り変えるためだ。
《・・・いやあああああッ!!・・・うぐッ!》
170名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:25:42 ID:97pv2hw70
アンヌの身体内部に、大きな変化が起こっていた。身体内部に侵入した無数の微細アームが、液体金属を
誘導して、彼女の肉体をまったく別のものへと作り替えようとしているのだ。
液体金属に侵されて金属細胞となったアンヌの全身の組織が、サイボーグの機械組織へと再編成されてゆく。
全身の筋肉組織が、金属繊維の束へと造り変えられる。骨格が、金属製のフレームへと造り変えられる。
神経繊維は電導ケーブルに、関節はギアとシャフトに、心臓は動力炉に、消化器はエネルギージェネレーターに、
それぞれ変貌してゆく。全身の皮膚は銀色に輝くメタルスキンに変わり、髪の毛は金属繊維の束になる。
瞳は電子カメラ、耳や鼻は好感度センサーに、それぞれ置き換えられてゆく。
身体の機械化が進むにつれて、アンヌの全身を襲っていた苦痛と不快感は、至高の快楽へと変わっていった。
改造されてゆく快楽に、アンヌの意識はどっぷりと漬されていた。もはや正気を維持することはできなかった。
彼女の脳は絶え間なく押し寄せる凄まじい快楽の嵐の中で翻弄され、考える力をすっかり失ってしまっていた。
アンヌはケダモノのようにうめいては、さらなる快楽を求め、半狂乱になって身体をくねらせた。
《ああッ・・・ああ・・・うう・・・ああん・・・あッ・・・ああッ・・・》
そしてついに、アンヌの脳を、液体金属が侵し始めた。薄れゆく意識の中で、アンヌは自分の意識が
別のものに書き換えられようとしていることを悟り、ふと我にかえって最後の悲痛な抵抗を試みた。
《ダメよ・・・ダメ・・・このままじゃ、わたしがわたしでなくなっちゃう!・・・正気を保たなきゃ!・・・ダメッ!》
だが抵抗しようとすると。彼女の脳に苦痛の嵐が走った。抵抗を緩めると、とたんに快楽の波が満ちてくる。
抵抗すれば抵抗するほど、意識が圧迫され、締め付けるような苦痛が増してゆく。
《・・・ダメ!・・・ダメよ!・・・わたしは、わたしは人間なんだから!・・・わたしは・・・ああっ・・・もう・・・ダメ・・・》
やがて抵抗も虚しく、アンヌの意識は押し寄せる快楽の海の中に飲み込まれていった。
171名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:25:57 ID:97pv2hw70
何もない、白紙のような状態がしばらく続いた。
アンヌの脳は完全に、金属細胞で形作られた電子頭脳に置き換えられていた。脳だけではない。彼女の全身に、
生身の部分はもはやどこにも存在していなかった。アンヌの全身は100%、完全な機械組織へと造り変えられて
しまったのだ。彼女はもはや人間ではなく、アンヌの姿と記憶と人格を持った、完璧なサイボーグであった。
そして、ゆっくりと、アンヌの新しい意識が目を覚ました。
《・・・わたし・・・わたしはどうしたんだろう?
 ・・・私は友里アンヌ。ウルトラ警備隊の隊員。20歳の女の子よ。
 ・・・でも、何かが違う・・・何かが変わってしまった。何だろう?
 ・・・そう、思い出したわ! ・・・わたしはボーグ星人につかまって、早苗と一緒に無理やり改造されたんだ。
 ・・・わたしはもう、人間じゃなくなった。そう、今のわたしは、サイボーグ。ボーグ星人と同じ身体なの。
 ・・・何だろうこの気持ち? 悲しいの? 人間じゃなくなって悲しいの、アンヌ?
 ・・・いいえ、違うわ。この、この身体にみなぎる力! 嬉しい! 嬉しいのよ! サイボーグになれて幸せなの!
 ・・・わたしはもう地球人じゃない! ボーグ星人の仲間なのよ! これからわたしは、ボーグ星のために働くの!
 ・・・私は・・・私は友里アンヌ。ボーグ星人に改造されて生まれ変わった、サイボーグの女の子!》
手術台の扉がゆっくりと開き、生まれ変わったアンヌがその姿を現わした。
アンヌはゆっくりとその顔を上げた。電子カメラに置き換わった目が、鋭い赤い光をらんらんと放った。
172名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:26:14 ID:97pv2hw70
拘束リングを引きちぎり、彼女はハイヒール状に変形した足をゆっくりと床に下ろした。そして、アンヌは
自分の生まれ変わった新しい肉体を、歓喜と誇りに満ちたまなざしで確かめるように眺めわたした。
アンヌのボディは、銀色の女や水木早苗と同じ、銀色に美しく輝くなめらかな皮膚で覆いつくされていた。
指には爪もなく、腹部には臍もなかった。頭部こそ、改造される前のアンヌと一見変わりがなかったが、
よく見るとその肌には産毛も、皺も、毛穴もなく、マネキン人形のようになめらかな皮膚で一面覆われていた。
胸の豊満なふくらみは前に向かってロケットのようにそそり立ち、細くくびれた腰、引き締まった尻は、
女らしいなまめかしい魅力を発散している。そして下腹部にこんもりとふくらんだ、つるりとした銀色に輝く
恥丘の中心には、細い縦の割れ目がくっきりと刻まれていた。
だがそのセクシーなボディの内部は、無数のギアや電子回路が絶え間なく蠢く、機械の群れであった。
銀色の女が指でうながした。目の前に標的がある。アンヌは標的をキッ!と見据えた。彼女の目から真っ赤な
怪光線がほとばしり出て、標的を一瞬で焼き払った。
「友里あんぬ、オ前ハ今、新シイ生命ヲ与エラレ、我々ぼーぐ星人ト同ジ身体に生まマレ変ワッタ。
オ前ハモウ、人間デハナイ。永遠ノ生命ヲ持ツ、さいぼーぐニナッタノダ。ドウダ、嬉シイダロウ?」
アンヌは妖しく微笑み、銀色の女の言葉に満足げにゆっくりと頷いた。
「ヨロシイ。オ前ハコレカラ我々ガ与エタさいぼーぐトシテノ力ト、うるとら警備隊隊員トシテノ立場ヲ
ふるニ使ッテ、我々ぼーぐ星人ノ地球侵略ノ尖兵トシテ働クノダ。サア、行ケ!」
アンヌは、脱がされたまま片隅に放りだされていた、ウルトラ警備隊の制服を手に取った。そして下着も
着けないまま、銀色のボディの上に直接制服をまとった。黒い手袋をしっかりと嵌めて、銀色の皮膚を隠した。
ボーグ星人の円盤が朝日沼の湖岸に浮きあがった。ハッチが開き、サイボーグに生まれ変わった友里アンヌは
改造された誇りを胸に、何事もなかったかのように森に向かって歩きだした。
173名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:26:31 ID:97pv2hw70
「お疲れ様です!」「よォ、お疲れさん!」
日課であるポインターでの巡回から基地に帰ってきた、ウルトラ警備隊のモロボシ・ダン隊員が、守衛室の
警備員に明るく声を掛けた。
「ダン隊員、アイスコーヒーがあるんですが、いかがですか?」「うん。いただくとしよう。」
ダンは中央監視室の中に入り、一面に並んだ監視モニターの群れを何気なく見つめながら、守衛に手渡された
缶コーヒーをグイグイと飲み干した。だが、あるモニターに一瞬映った映像を、ダンの目は見逃さなかった。
「おい! さっきのは何だ!?」「えっ?」「それだ! そのモニターだ!」「ここは動力室ですが、何か?」
「その機械の影を、黒い影が走るのが見えたんだ。至急、記録ビデオを確認してくれ!」
ビデオを分析した結果、60分の1秒というほんの短い間、真っ黒な影が動力室の中を駆けているのが確認された。
ダンのM78星雲人としての超感覚は、人間の目では捉えられない侵入者の姿を捕えていたのだ。
訝しんだダンがソガ隊員とともに動力炉をくまなく調べた結果、配管の陰に超小型のプレート爆弾が仕掛け
られているのが発見された。地球防衛軍基地を軽く吹き飛ばすことができる、高性能の時限爆弾であった。
事態を重く見たキリヤマ隊長の命令で、基地のあちこちに超感度センサーが仕掛けられ、ウルトラ警備隊の
隊員たちが24時間体制の警備についた。そして・・・
「緊急警報! 24番ブロックに侵入者発見! ダン隊員が侵入者を追い詰めた模様! 全隊員は至急急行せよ!」
逃げ場のない武器倉庫の隅に、怪しい黒い影を追い詰めたダンのまわりに、ウルトラ警備隊の面々が次々と
詰めかけてきた。フルハシ隊員が、黒い影にサーチライトの鋭い光を向けた。
「やいやい! 侵入者! 神妙にして大人しく出てこい!」
黒い影は、あきらめたようにゆっくりと、その姿をサーチライトに晒した。そこに現われた意外な姿を見て、
全員思わず息を飲んだ。
「アンヌ隊員!」「まさか、アンヌが!?」「な、なんだその身体は!?」
アンヌの全身は、ボディラインもあらわな、光を反射しない黒い全身タイツのようなもので覆われていた。
だがそれが衣裳ではなく、まぎれもないアンヌ本人の皮膚だということに、じきに全員が気付いた。
アンヌは手に、動力炉に仕掛けられたのと同じ、プレート爆弾を握り締めていた。
174名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:26:48 ID:97pv2hw70
「爆弾を仕掛けたのが、まさか、アンヌ隊員だったとは・・・」「気でも狂ったのか、アンヌ隊員!?」
フルハシ隊員が震える声で叫んだ。「わ、わかった! お前、ア、アンヌ隊員の偽者だろう!」
その言葉を聞いて、アンヌはクスリ、と笑みを浮かべた。そして、黒いボディを見せつけるように手を広げて
くるりと一回転し、隊員たちに向かって誇らしげにこう叫んだ。
「いいえ。わたしは本物の友里アンヌよ。ただし、わたしはもう人間じゃないの。ボーグ星人に捕えられて
改造され、サイボーグとして生まれ変わったの!」
「何ィ!?」その言葉に、隊員たちは残らず強いショックを受けた。
「午前6時、この基地は大爆発を起こすわ。地球はあと数時間で、我々ボーグ星人のものになるのよ!」
「アンヌ隊員、正気に返れ!」ソガ隊員が銃を構えた。その時、アンヌの目が赤く輝き、怪光線がほとばしって
ソガの銃を叩き落とした。「うわッ!」
隊員たちがひるんだ一瞬の隙を突いて、アンヌは人間業とは思えないような速さでジャンプし、連続前転飛びで
隊員たちの頭上を飛び越えて兵器庫の入口へと達した。
入り口をくぐり抜けようとしたとたん、アンヌの目の前で鉄格子が閉まった。行く手を塞がれたアンヌは
不敵な笑みを浮かべ、そのままゆっくりと鉄格子に向かって進んだ。アンヌの身体が不自然に歪み、
グニャグニャになって鉄格子の隙間をくぐり抜けた。液体金属の特性を生かし、身体を形作るパーツを
最小の形に変化させて、細い隙間をくぐれる姿に変身したのだ。アンヌは悠々と鉄格子を通り抜けると、
隊員たちの方を振り向いてニコリ、と笑い、そして目にも止まらぬスピードで逃走した。
「待て!」「待つんだアンヌ!」隊員たちがあわててアンヌの後を追う中、ダンはこっそり物影にかくれて
ウルトラアイを取り出し、そして目に装着した。「デュワ!」
175名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:27:08 ID:97pv2hw70
電算機室の前まで来ると、アンヌは歩みを緩めた。立ち止まり、目を閉じて両手を胸の前でクロスさせると
真っ黒だった全身がたちまち、元の輝く銀色に戻った。隠密モードを解除したのだ。
アンヌは電算機室の中に入り、手にした最後のプレート爆弾をセットする場所を、慎重に探した。その時!
『待てアンヌ。正気に戻るんだ。』
制止したのはウルトラセブンだった。アンヌはキッ!と振り向き、セブンめがけて赤い怪光線を放った。
壁が焼けこげ、煙が立ち上った。セブンはすばやくアンヌに接近し、手刀を振るおうとしたが、アンヌの
振り上げた腕に阻まれた。アンヌはそのまま、凄まじい速さでセブンに肱撃と回し蹴りのコンボを放つ。
『やめろアンヌ。君を傷付けたくはない!』「邪魔をしないで! ウルトラセブン!」
アンヌの身体を掴もうと腕を伸ばしたセブンの上を飛び越えて背後に回り、アンヌは倒立したままセブンの首を
両脚ではさんで力いっぱい投げ飛ばし、壁に叩きつけた。部屋全体が激しく揺れ、壁が大きくへこんだ。
アンヌはニヤリと笑い、腰をついたセブンめがけて怪光線を放った。だが、セブンはすばやく両腕を広げ、
ウルトラバリアーで怪光線を防いだ。ひるんだアンヌめがけて、セブンはエメリューム光線を放った。
「ウッ!」アンヌの脇腹が火花を飛ばし、大きく開いた傷口から銀色の液体がボトボトと流れ落ちた。
苦痛に顔を歪めて膝をついたアンヌの前に駆け寄ったセブンは、両手を前に掲げてアンヌに向けた。
『ヤアーーッ!』セブンの両手から不思議な波動がほとばしり、アンヌの全身を包みこんだ。
「あッ!・・・ウウッ!・・・力が・・・抜けてゆく・・・」
セブンのエネルギー吸引フィールドですっかりエネルギーを奪われたアンヌは、その場にバタリと倒れた。
「セブン! 無事か!? アンヌ隊員はどうした!?」
息を切らせたソガ隊員が駆け寄ってきた。セブンはアンヌの身体を両腕で優しく抱え上げた。
アンヌの脇腹の傷口からは電線やギアがのぞき、銀色の液体がトロトロとこぼれ落ちている。
『見ての通り。アンヌは無事だ。爆弾もここにはない。さあソガ隊員。アンヌを早く医者に見せてやってくれ。』
176名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:27:23 ID:97pv2hw70
「どうだアマギ隊員。アンヌ隊員の容体は?」
基地内に仕掛けられた爆弾の処理を終えたキリヤマが、メディカルルームに入ってくるなり、心配そうに尋ねた。
「いやあ、ひどいもんですよ。ちょっとこれを見て下さい。」
アマギがキリヤマに見せたのは、アンヌの全身の超音波スキャンデータであった。
「アンヌ隊員の全身は、ほぼ100%、完全に機械化されています。機械といっても、血液の代わりに銀色の
液体が流れるという、未知のテクノロジーですよ。アンヌ隊員は完全にサイボーグにされています。」
「・・・全身が機械、ってことは、アンヌ隊員そっくりに作られたアンドロイドじゃないのか?」
「いえ違います。これは彼女の身体を形作っている、機械細胞の顕微鏡写真です。ご覧の通り、人間の細胞の
痕跡を残しています。金属化したDNAを分析した結果、間違いなくアンヌ隊員のものと一致しました。」
「そうか・・・」キリヤマは暗い表情で溜め息をついた。「何とかして、元の人間に戻してやれないのか?」
「・・・残念ですが、現代の地球人の医学では、どうすることもできません。」
アマギも悲しそうにうつむいた。メディカルルームのベッドに横たえられたアンヌの肉体は、微動だにしない
まま、銀色のマネキン人形のように美しく輝いている。
「・・・いったい、アンヌ隊員はいつ、ボーグ星人に改造されたんでしょうか?」
「アンヌは、昨日は非番だった。確か・・・友人とG馬県の朝日沼に行くとか言っていたな・・・そうか、よし!!」
キリヤマが勢いよく立ち上がった。
「ボーグ星人の基地は、朝日沼の近くにある可能性が高い! さっそく調査だ!」
177名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:27:39 ID:97pv2hw70
ウルトラ警備隊のメンバーを乗せたウルトラホーク1号と3号は、朝日沼の上空に達した。3号に搭載された
熱源感知器が、朝日沼の湖底に潜む、巨大な兜状の物体をキャッチした。
「あれだ! 間違いない。フルハシ、熱ミサイルを発射しろ!」「了解!!」
ホーク1号から投下された熱ミサイルは、朝日沼の水を一瞬にして干上がらせた。そしてもうもうと立ち上る
蒸気の中に、真っ黒な兜型の宇宙船の姿があらわになった。「よし! 現われたぞ!」
キリヤマが怒気を荒げて叫んだ。「アンヌの仇だ! フルハシ、マグネチック7投下!」
ホーク1号から投下された新型爆弾の群れは、兜型円盤の表面にピッタリとへばり付いた。「爆破!!」
凄まじい爆音が周囲を揺るがせ、円盤は炎を上げて破裂した。
「・・・オノレ、ウルトラ警備隊メ!」
湖岸の森の中に立っていた銀色の女が、急いで円盤の方に駆け寄る。女は、円盤の裂け目からドロドロと
流れ出す銀色の液体の方に手を広げ、不思議な波動を放った。すると、銀色の液体が宙を舞って銀色の女の
周囲に集まり、その身体を包み込んだ。女の全身はまばゆい光に包まれ、そして、少しずつ巨大化を始めた。
「フッフッフッフ・・・!」
ウルトラ警備隊の目の前に、銀色の巨人が出現した。西洋の甲冑のような装甲で全身を覆われた、異形の巨人だ。
これこそが、銀色の女を中心に液体金属が集まって生まれた、ボーグ星人の戦闘形態なのであった。
ボーグ星人は、両手を胸の前で揃え、兜にあたる部分の中央の隙間からまばゆいビームを発した。
「うわああッ!」「き、緊急着陸!」
ホーク1号が火を噴き、ダン、アマギ、フルハシを乗せたまま地上に落下する。
1号は不様に地上を滑走し、岩に激突して停止した。気を失ったフルハシたちの横を駆け抜け、ホークの外に
飛び出したダンは、ウルトラアイを装着した。「デュワッッ!」
178名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:27:54 ID:97pv2hw70
その頃、地球防衛軍のメディカルルームに、厳重な警備の目をくぐり抜けて侵入した人影があった。
銀色に輝くボディを持ったその女は、目から発する怪光線でメディカルルームの医師たちを次々と焼き殺し、
ベッドの上に横たえられたアンヌの方に近づいた。
「アンヌ。助けに来たわ。」
サイボーグ化された水木早苗は、ロケットのように張り出した自分の乳房にそっと両手を当てた。
乳首から黄色いビームが放たれ、傷口が大きく開いたアンヌの脇腹に照射される。すると、みるみるうちに
アンヌの脇腹の傷は塞がり、美しい銀色の肌に戻った。
早苗はかがみ込んで、股間から細長いカプセルのようなものを引き出した。そして、横たわったアンヌの
両脚をそっと広げ、露わになった股間の中心部、割れ目の下端に開いた小さな孔を目がけて、長さ15センチ、
太さ3センチほどのカプセルを、ギュッ!と押し込んだ。
とたんにカプセルがまばゆく光り輝き、静止したままのアンヌの、開いた瞳が、真っ赤に妖しく輝いた。
改造されたアンヌの膣孔、奥深くまで挿入されたそのカプセルは、エネルギー供給用のパックであった。
アンヌは意識を取り戻し、上体をゆっくりと起こした。「・・・ありがとう、早苗」
「早く行きましょうアンヌ。わたしたちの円盤が今、大変なことになっているわ。」
179名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:28:10 ID:97pv2hw70
『ダーッ!』ウルトラセブンが、ボーグ星人を勢いよくはね飛ばして出現した。
勢いよく地面に倒れたボーグ星人は、あわてて起き上がり、セブンめがけてビームを放った。
セブンはウルトラバリアーでそれを防ぎ、お返しにエメリューム光線を放った。だがボーグ星人の装甲は
エメリューム光線の直撃を受けてもびくともしない。
「フッフッフッフ・・・!」
女の声で不敵に笑いながら、ボーグ星人はひらりと浮遊し、セブンの目の前に迫った。両者はがっぷりと
組み合い、激しくもみ合った。ボーグ星人の怪力が、少しずつセブンを圧倒してゆく。
『デヤーッ!』ボーグ星人の力を逆に利用し、セブンは柔道の投げ技の要領で星人を払い除けた。
地面をゴロゴロと転がり、起き上がろうとするボーグ星人の隙をついて、セブンはアイスラッガーを放った。
狙うは、装甲がいちばん弱いボーグ星人の首筋だ。光の刃と化したアイスラッガーは、ボーグ星人の首を
見事に切り落とした。ドーン! という音を立ててボーグ星人の頭部が地上に落下し、切り口から銀色の
液体が泡を吹きながらドボドボドボ、とあふれ出した。そして、星人の身体は地面に勢いよく倒れた。

「・・・どうやら遅かったようね。」防衛軍本部から朝日沼まで超音速で駆けてきたアンヌと早苗は、戦闘形態の
ボーグ星人が倒されたのを確認すると、急いで兜型の円盤のもとに駆け寄った。
白い煙を上げる円盤の内部からは、銀色の液体の残りがまだトロトロと流れ出している。
アンヌと早苗は、お互いを見つめ、そして頷き合った。アンヌが早苗の方に手を掲げる。不思議な波動が
ほとばしり出て、早苗の身体は空気が抜けた人形のようにしぼみ、銀色の液体と化した。そして宙を舞って
アンヌの周りを回り始めた。アンヌは円盤の方に向き直り、波動を放って残った銀色の液体をかき集めた。
アンヌの周囲を回る銀色の波は、アンヌの身体を包み込み、やがてまばゆいばかりの光を放った。
180名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:28:26 ID:97pv2hw70
ボーグ星人にとどめを差したセブンは、膝をつき、ハァハァと肩で息をした。かなりエネルギーを消耗して
しまったようだ。ようやく呼吸を整えたセブンが、ゆっくりと立ち上がろうとしたその時。セブンの視界は
何ものかによって遮られた。
「はっ!」
何者かが、セブンの頭部を太股で挟んで、逆むきの肩車のようにまたがっているのだ。セブンの顔面を覆って
視界を奪っているのは、その何者かの下腹部だった。そいつは腰を勢いよくねじってセブンの首をひねり、
自分から背中の方に倒れていった。つられて前方に倒れるセブン。そいつは両手を地面につくと、太股で
セブンの首をはさんだまま倒立後転し、セブンの身体を遠くへ勢いよく投げ飛ばした。
「やーっ!」
地面に激しく叩きつけられ、悶絶するセブン。起き上がったセブンの視界に飛び込んできたのは、なんと、
巨大な女性のシルエットだった。
「我々ボーグ星人の敵、ウルトラセブン。今からわたしがあなたを殺す!」
それは、身長40メートルの高さに巨大化した、アンヌであった。愛らしいアンヌの頭部はそのままに、
全身はボーグ星人の甲冑によく似た、銀色の装甲で覆われていた。ただし、ボーグ星人の甲冑が装甲を
身にまとっているような感じであったのに対し、アンヌの全身を包む装甲は身にまとうのではなく、
女性の華奢なボディがそのまま甲冑化したかのように見えた。女性の美しいボディラインを露わにした
その姿は、北欧神話の戦乙女ワルキューレの鎧を思わせた。それは、アンヌの新たなボディであった。
ボーグ星人の身体を形作る液体金属が、アンヌの身体をコアにして成長し、アンヌを巨大なボーグ星人と
同等の存在に変えたのだ。アンヌはもう、地球に飛来したボーグ星人の群体、そのものと化していた。
『やめろアンヌ。きみとは闘いたくない。』
「いいえ、ウルトラセブン。わたしはもう地球人のアンヌじゃない。完全なボーグ星人なの。ボーグ星の
名誉と未来のために、わたしはあなたを、殺す!」
181名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:28:42 ID:97pv2hw70
「やーっ!」
ボーグ星人化したアンヌは、セブンめがけて怒濤のラッシュを繰り広げた。身軽なボディを生かして
アンヌは側転を繰り返しながらセブンの背後に回り、首筋の一点をめがけて的確な攻撃を加える。
『やめろ! アンヌ! 正気に返るんだ! 君はボーグ星人じゃない! 地球人だ!』
「いいえ。わたしは改造されたの。もう地球人じゃない! わたしは、ボーグ星人アンヌ!」
首の激痛に耐え切れず、思わず膝をつくセブン。アンヌは宙返りして今度はセブンの前方に回り、額の
ビームランプめがけて目から赤い怪光線を放った。
『グワッ!!』煙を上げるビームランプ。視力を失い、激痛で狂ったように首を振るセブン。
アンヌは妖しい笑みを浮かべると、自分のふくよかな乳房に、両手をそっとあてがった。装甲の表面に
同心円状の模様が刻まれた乳房から、まばゆいリング状の光線が矢継ぎ早に放たれた。
リングはセブンの両手にからまり、その動きを封じた。さらに別のリングが両足首に次々とからまり、
セブンは地面に倒れたまま身動きが取れなくなった。
『やめろ! やめるんだアンヌ! 正気に返れ! 君はまだ、地球人だ!』
「いいえセブン。わたしはボーグ星人よ。」
ボーグ星人となったアンヌは、にこやかな笑みを浮かべながら、両腕を宙に高く上げた。
銀色に輝く華奢なアンヌの腕が、徐々に変形し、鋭い刃状になった。
ボーグ星人アンヌは、激しく悶えるセブンにゆっくりと近づいた。そして、天使のような笑みを浮かべた。
「さようなら、セブン。」
アンヌ、いやボーグ星人は、セブンの胸をめがけて、両手の刃を勢いよく突き刺した。
                                       (おわり)
182名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 00:32:24 ID:Nh3mGFPd0
シャイダーのDVDを一通り見たけど
洗脳モノは数多くあるけど、改造は少ないね。

・第5話 突然!なまけもの
人間を繭の中に閉じこもらせる

・第13話 金メダル仕掛け人
Bパートに一瞬、
大リーグ養成ギブスのような物を
付けた女性(スポーツ選手)が出てくる

・第22話 人魚が呼ぶ海の怪
少女をさらって改造...しないんだよなぁ
男は改造しなくても良い

・第29話 百面相だよ女刑事
悪魔の服を着せられた女の子達

最終話近く、ギャル1の改造

個人的にハァハァしたのは
・第4話 犬になった子供達
183正義の味方:2008/02/11(月) 00:35:54 ID:iuGUmIPE0
地球を救う正義の味方、今こそ参上!!
http://seiginomikata.xxxxxxxx.jp/
184名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 01:10:57 ID:6CCbvhM50
>>163-181
お疲れ様でした。
またしても見事なアンヌ改造SSを拝見させていただきました。
GJです。
身も心もボーグ星人となってしまったアンヌが萌えでした。
楽しませてもらいました。
185maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/02/11(月) 01:17:54 ID:FpzYYNOQ0
>>164-181 126様GJです!
「改造前に自分の運命を知って恐怖する」シーンがじっくり書いてあったのがよかったです。
「暴走しまくり」ながら、ちゃんともとの話がベースになって進んでますよね。
なんか「やいやい!」が妙にうけました。
…で、アンヌはこうやって毎回色々なモノに処女を奪われてしまうわけですか
186名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 02:44:19 ID:G7OYAnSH0
>>182
女の子っていくつくらいでしたっけ?
アニーの潜入時のレオタードしか覚えてないんで・・・
187名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 03:20:27 ID:2+XHdOOCO
>>182
第13話は体操部の女の子たちのレオタード姿がいい。
ギャバンのクモダブラーやゴシキダブラーの話みたいに、彼女たちもお嫁入り作戦のターゲットにされていたら良かったのに。
188名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 06:59:15 ID:xZkv2O5d0
>>182
犬になった子供たちって何かサブタイからしてすごそう
詳しくお願い!!
189名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 14:39:25 ID:PJyXneoe0
次回作も期待します。是非あの白衣の女にムチでしばかれ
手術台に拘束されるアンヌをお願いします。
190名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 15:53:31 ID:gOzmxUjQ0
怪獣倉庫閉鎖で脱走した宇宙人が暗躍してるスレはここですか?
191名無しより愛をこめて:2008/02/12(火) 02:27:02 ID:75+gsZ5Q0
>>187
正選手がケガするシーンで堪能できますね。コーチの人も確か美人でまとめて洗脳して欲しかったです。
192名無しより愛をこめて:2008/02/12(火) 08:02:58 ID:RPuUB3TOO
銀色のサイボーグボディの描写がエロい
巨大アンヌ隊員、ハァハァ(*´Д`;)
俺もアンヌの股間に顔を埋めて幸せ投げを掛けられてぇ〜
193フォックス:2008/02/12(火) 15:34:28 ID:LIQDARNW0
シャイダー4話について詳しく聞いたいんですけど知ってる人いますか?
194182:2008/02/12(火) 22:02:44 ID:TrL3T2uz0
>>186
小学生高学年の女の子2人だよ。

>>187 >>191
新体操の女子選手
一瞬レオタードの胸の部分が...
って何見ているんだオレ

>>188 >>189
フーマが子供達に珍獣の染色体を埋め込み
「人間珍獣化計画」を実行する。
だから子供だちを犬にする。と言うのは
出てこないんだよ。
195フォックス:2008/02/12(火) 22:07:30 ID:LIQDARNW0
>>194
ありがとうございます

犬になったってサブタイなのに犬になるわけじゃないんですね
でもその計画は実行されて実際なんらかの獣にはなってしまうわけですか?
その辺教えてください
お願いします
196名無しより愛をこめて:2008/02/12(火) 22:23:26 ID:TsZbruQI0
>>194
レオタードの胸が・・・ってそんなシーンあったっけ?
DVDで観なおさなきゃ
あの話は、とにかくレオタードに身をつつんだ女の子たちのムチムチぶりに萌えた
197名無しより愛をこめて:2008/02/12(火) 22:38:33 ID:Zb+AMzUz0
>>134
>宇宙刑事のベストエピソードはやはりゴシキダブラー?

ギャバンの中ではアオガメダブラー、クモダブラー、ゴシキダブラーの3話がトップクラスでしょうかね。
シャリバンの中ではヘンシンビーストと前スレで話題になりましたアンコウビーストでしょうか。

>>182
失礼ながら追加情報させて頂きます。

・ 9話「青ガキ隊大キライ」
     古典的な音楽を使った洗脳に近いが全編通して”なんだなんだブギ”の虜となっていく少女達が見所。
・14話「恋のミュータント」
     ミュータントとなったジミー北原を利用するために姪の女子高生まり子の意識に不思議獣が進入する。
     改造場面が短いのが難点。
・25話「エスパークイーン」
     こちらも女子高生を洗脳して活用するのだが洗脳後の場面のみです。
・22話「人魚が呼ぶ海の怪」
     少女ではなく美人の水着姿のお姉さんですね。改造寸前でシャイダーの妨害が入って計画失敗です。
・26話「魔界ゾーン大当り」
     ひかげニュータウンの住民を洗脳して下僕にする話。クビライ様を崇拝する場面とアニーを襲う場面が見所。

>>186
>女の子っていくつくらいでしたっけ?

第29話「百面相だよ女刑事」
     男子が一人、女子が二人の小6くらいですかね。悪の洗礼を受けた者には共通の刻印という設定はイイですね。

>>191
>正選手がケガするシーンで堪能できますね。

うぅ確かに、ゴシキダブラーの回でバレー教室の描写に不満だった私には・・・。
他にも女子バレーボール選手が二人いるのですが出番が・・・。
198名無しより愛をこめて:2008/02/12(火) 23:26:07 ID:6BQAwOEq0
みんな「不思議ソング」と「6年0組」を忘れてない!?
199ダイレン:2008/02/13(水) 01:11:04 ID:dN/IfjyIO
まあ、改造以外もありますがお勧め

・ダイレンジャー1巻
1話の由美ちゃんはもうお馴染みっすよね。2話では仮面付けられた子供が

・ジュウレンジャー8巻
32話では子供がバンドーラにさらわれていきます。34話では女子高生が触手に吸収されます

・カクレンジャー2巻
8話で女の子らがバケネコにさらわれ半獸人に

・劇場版仮面ライダーブラック
子供が改造されそうに。序盤でカメレオン怪人が子供をさらうシーンは必見

今度の作品はバイオ溶液になりそうですが、パラレル世界の由美ちゃんになると思われます
200名無しより愛をこめて:2008/02/13(水) 02:23:57 ID:5qDHXcJb0
200
201フォックス:2008/02/13(水) 06:21:42 ID:spYZKtwK0
ダイレンさんつけたしです!!

カクレンジャー 9巻 35話
女の子が妖怪化計画で妖怪化(カマイタチ化)します

メガレンジャー 3巻(VHS版) 11話
女の子がバラ人間になります
202フォックス:2008/02/13(水) 06:28:41 ID:spYZKtwK0
お願いしますからシャイダーの4話のこと>>195を教えてください!!
お願いします
買おうかどうか考えているので・・・
203フォックス:2008/02/13(水) 15:37:52 ID:spYZKtwK0
しつこいんですが染色体を入れられて子供たちはどんな姿になるのか教えていただければ
この件のことはやめますので
お願いします

204名無しより愛をこめて:2008/02/13(水) 17:43:05 ID:ZjsiuGNf0
205フォックス:2008/02/13(水) 18:41:42 ID:spYZKtwK0
それができないから聞いてるんですよ〜
お願いします!!

知りたいのは染色体を入れられて子供たちが人間の姿に何かなるのか
それとも犬になるならなるで(なんないそうですけど)
光か何かに包まれていつのまにか本物の犬になってるのかってことですね

その辺お願いします!!
206182:2008/02/13(水) 19:30:52 ID:qVgoB2Dv0
誘拐されて檻の中に入れられる子供たち
檻の外を見ると改造施術を受け、人間から珍獣へ変身しつつある子供がいる。
人間としての意識はあるけど、人語を話すことが出来ず
「キーキー、ウッホウッホ」珍獣語で叫んでいる。

まぁ買ってまで見るほどのことでは無いと思う。
207名無しより愛をこめて:2008/02/13(水) 19:33:43 ID:IUxMcxkw0
>>205
気持ちはわかるが、あまり荒らすな。
あの話はたしか、子どもたちがフーマのアジトにとらえられ、
手術によって獣の毛が生えたような、獣性化の途中のような状態に
なっていたと思う。
記憶が定かでないが。

あと、親切に情報くれた人に礼も言わずに「もっと教えろ」
みたいなことを言うものではない。
そのうち相手にされなくなるぞ。
208名無しより愛をこめて:2008/02/13(水) 19:46:50 ID:IUxMcxkw0
>>197
アオガメダブラーはコミカルすぎていまひとつ。
最初に催眠術かけられる娘は美人で萌えるけど。
クモダブラーとゴシキダブラーはいいね。
209フォックス:2008/02/13(水) 21:09:36 ID:spYZKtwK0
>>206
>>207
教えていただきありがとうございます
感謝です

またほかの教えていただいた方々ありがとうございます

最後にホント最後に聞いたいんですけど毛が生えたっていう子供の中に女の子はいましたか?
それわかればもうこの件は終わりにしたいと思います

210名無しより愛をこめて:2008/02/13(水) 22:22:55 ID:YzOdvDEf0
よほどそういうのが好きなんだねぇ。
近くのDVD(ビデオ)レンタルショップにシャイダーはないの?
見たほうが早いと思うんだが。
211名無しより愛をこめて:2008/02/13(水) 22:42:56 ID:/K++C1mD0
212名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:12:32 ID:AXmPdO0b0
アンヌ改造しまくり計画です。第3弾を投下します。
今回は>>157氏のリクエストにもあった「人間牧場」です。
本編からかなり逸脱した話で、しかも相当な鬼畜系です。心してお読み下さい。
213名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:12:50 ID:AXmPdO0b0
「おめでとう!」「お誕生日おめでとう、ルリ子!」「ありがとう、アンヌ! みんな!」
拍手の中、赤いワンピースの清楚な女性が、見上げるほど大きな誕生祝いケーキのキャンドルを吹き消した。
ここは伊豆、入田浜の別荘地。友里アンヌは、ここに住む友人・石山ルリ子の誕生パーティーに出席していた。
「・・・まあ素敵! ありがとうアンヌ!」「そのブローチ、あなたの服にきっと似合うわよ。つけてみて!」
その時だった。ルリ子の愛犬ジョンが、玄関先でワンワン!とけたたましく吼えた。
「ルリ子、犬が狂ったように吼えてるわよ?」「心配ないわ。おおかた、近所の猫でも迷いこんだんでしょ。」
だが次の瞬間、犬の声は、キャウン! キャウン! ギャワンッ!という悲鳴に変わった。
「あら、一体どうしたのかしら!?」「行ってみましょう!」
薄暗い玄関に出たルリ子とアンヌは、凄惨な光景を前に、思わず悲鳴を上げた。「キャアアアッ!!」
ルリ子の愛犬ジョンは、何者かの手によって身体を左右にブチリと引きちぎられた、無残な死体となっていた。
「ああああっ!・・・ジョン!ジョン!!」ルリ子は愛犬の死体にしがみついて、激しく泣きじゃくり始めた。
「・・・ひ、ひどい! 許せない! 一体、誰の仕業なの! わたし、犯人を探してくる!」
アンヌがすすり泣くルリ子を残して、別荘が立ち並ぶ街の闇の中に姿を消した。
「ヴモ゙モ゙ッ!」その時、不気味な唸り声がすぐ近くに響き、ルリ子は驚いて顔を上げた。
ルリ子のすぐ目の前にあったのは、カタツムリのような目と、昆虫の触角を持った、奇怪な生物の顔だった。
「・・・キャアアアアアッ!!」
「ルリ子ッ! どうしたのルリ子!」耳をつんざく悲鳴にアンヌが別荘に駆けつけた時、ルリ子の姿はもう
そこから消えていた。アンヌは親友の名を高く叫んだ。「ルリ子ぉ! どこに行ったの、ルリ子ォッ!!」
その時アンヌは見た。暗い海の方向から夜空に向かって、六角形のベーゴマのような形の円盤が飛び立つのを。
214名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:13:05 ID:AXmPdO0b0
「・・・それでは君の見た円盤は、このタイプで間違いないんだな?」
地球防衛軍本部。参謀のタケナカが、キリヤマ隊長の立ち会いのもと、目撃者のアンヌを尋問している。
「はい。間違いありません。」
「タケナカ参謀、この円盤がいったいどうかしたんですか?」キリヤマが尋ねる。
「うむ。実はここ数ヶ月、世界各地で動物の失踪事件が続発している。最初はスイス、アルプス山中の羊の
放牧場。次いでアメリカ、ロッキー山脈の牛の牧場。そしてアフリカの自然動物園。事件が起こるたびに必ず
この円盤が、近くの住民に目撃されている。家畜だけではない。事件を照合すると、どうやら地球上のありと
あらゆる種類の動物が被害にあっていると思われる。しかも、被害にあった動物は必ずメスだということだ。」
「メスばかりをさらう宇宙人か。それでは、ルリ子さんも他の動物同様、この円盤によって誘拐されたと?」
「その可能性は高い。」
アンヌが心配そうに尋ねた。「参謀! さらわれた動物たちは、いったいどうなるんですか?」
「・・・うむ。たいへん言いにくいのだが・・・」タケナカは言葉を切った。「さらわれた動物たちの多くは翌日、
解剖された死体となって、元の場所に戻されている。キャトルミューティレーションだ。」
「えっ!」アンヌは真っ青になった。「そ、それじゃあルリ子は、ルリ子はどうなるんですか!」
「落ち着くんだアンヌ! まだ殺されたと決まったわけじゃない!」キリヤマが動揺するアンヌをなだめた。
その時、司令室からの連絡が入った。
「キリヤマ隊長。入田浜の浜辺で、失踪した石山ルリ子さんが発見されました。意識は無いものの、生命に
別状は無いもようです。」それを聞いて、アンヌは思わず安堵の息をついた。「・・・良かった、ルリ子」
キリヤマ隊長はアンヌの肩を優しく叩いて命令を下した。「よしアンヌ。迎えに行ってやれ。」
215名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:13:21 ID:AXmPdO0b0
「しっかりして! ルリ子! ルリ子!!」
砂浜の人だかりの中央で、アンヌは必死で親友の肩を揺すぶった。
ルリ子は目を見開いたまま硬直し、まるでマネキン人形のように動かない。
「衰弱がひどいようだの。早く病院に運ばねえと。」漁師のひとりがルリ子の脈を取りながら言った。
「早く救急車来ねえかなぁ。」
この時、アンヌは赤い桑の実のようなものが、ルリ子のひじの内側にくっついているのを見つけた。
「何かしら、これ?」つまんで取り除こうとしたが、まるで深い根でも張っているかのように皮膚から剥がれない。
どうやらそれは、何かの胞子のようだった。ドクン、ドクンと脈動し、徐々に大きさを増してゆくように見える。
よく見ると、ワンピースの内側、ルリ子の皮膚のいたるところに、この奇怪な胞子が根をおろしているではないか。
「・・・やだ、気持ち悪い!」アンヌは思わず顔を背けた。
と、やじ馬たちが見守る中、ひじの内側にくっついていた胞子が異常に膨れ上がってきた。
「な、何なのこれ!?」
突然、パアーーーァン! と音をたて、ふくれ上がった胞子のひとつが破裂した。中から赤い粉のようなものが
勢いよく舞い上がり、漁師やその妻たちを驚かせた。そしてルリ子の皮膚は、奇怪な緑色に染まっていった。
「・・・キャッ!」「・・・ああっ!」
突然、ルリ子を取り巻いていた人々がバタバタと倒れ始めた。倒れたのは若い海女や漁師の妻たち、つまり女性
ばかりだった。無事なのは男たちとアンヌだけ。アンヌ以外の女性は、ひとり残らず意識を失っていた。
「お、おい、どうしたんだ久恵! ひさえ!」「皆さん、しっかりして下さい! 皆さん!」
やがて、次々と到着するけたたましい救急車のサイレンが、静かな漁師町を喧騒と混乱の渦に変えた。わずか
1時間ばかりの間に、別荘客をふくめたこの町に住む、すべての女性たちが謎の昏睡状態に陥ったのだ。
そして、被害者の皮膚には必ず、不気味に脈動する赤い胞子が幾つも幾つも根をおろしていた。
216名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:13:39 ID:AXmPdO0b0
「どうなんですか博士? 女性たちに寄生している、あの赤い胞子の正体は!?」
キリヤマ隊長が、防衛軍医務主任のキタムラ博士に尋ねた。
入田浜に始まった集団女性昏倒事件、いや赤い胞子による集団感染事件は、関東南部を中心に今や爆発的な
広がりを見せていた。救急車の搬送先になった病院の看護婦たち、次いで女性患者たちが残らず感染し、
そこを拠点に感染が一気に拡大したのだ。
政府は空気感染するこの胞子を、危険度AAAの特別法定伝染病に認定。国内の全女性に対して外出禁止令を
発令したが、時すでに遅く、既に犠牲者の数は全国で数十万人を数えようとしていた。
「・・・まったく見当がつきません。地球上には存在しない、未知の菌類と思われます。・・・こいつはどうやら、
女性の皮膚に着床し、患者の細胞から女性染色体、つまりX遺伝子の対だけを吸収して成長する性質を備えて
いると思われます。患者の皮膚が緑色に変色しているのは、胞子によって染色体を抜き取られたからです。」
「女性染色体を? では、染色体を奪われた患者たちは、いったいどうなるのですか?」
「X染色体は生命維持に必要な遺伝子を直接含んでいないので、すぐに死ぬようなことはありません。けれども
細胞の分裂が阻害されるため、約15時間で生命が重篤な危険にさらされます。」
「15時間? たった15時間しかないんですか!?」
キタムラ博士は悲痛な表情でうめいた。
「はい。15時間以内にX染色体を復元させない限り、感染した順に、患者たちは間違いなく死亡します。」
「・・・そ、そんな・・・」キリヤマは頭を抱えた。そして、ふと何かに気付いたように頭を上げた。
「・・・アンヌ。そう言えばアンヌは!? アンヌ隊員は女性なのに、どうして感染しないんですか、博士?」
「わかりません。アンヌ隊員は先天的に、胞子の感染を阻害する特殊な因子を持っているとしか考えられません。」
「それでは、アンヌの身体を調べれば、胞子の感染を防ぐ手段が見つかるのはありませんか?」
「わかっています。今、医療班が総掛かりで、アンヌ隊員の身体を徹底的に検査しているところです。」
217名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:13:55 ID:AXmPdO0b0
地球防衛軍のメディカルルームで、アンヌは医療班による精密検査を受けていた。
《どうしてわたしだけ大丈夫なのか、わたしにもわからない。でもルリ子、わたしの身体であなたが助かるなら、
わたし、何だってしてみせる。どんなことにだって耐えてみせるわ。だから、早く、よくなって!》
横たわるアンヌの目に涙が光った。全身の放射線スキャンを終え、医療用の寝間着一枚のアンヌは、別室にいる
医師の指示で、ベッドからゆっくりと起き上がった。
その時だった。アンヌは治療室の隅に、黒い物体が突然出現するのを見た。
「キャッ! 何、これ!?」
どこかからテレポートしてきたらしいその物体は、一見、柔らかい岩のようだった。あるいは海生動物のホヤを
連想させもした。ゴツゴツとした隆起で一面覆われた、見るものに嫌悪感を感じさせるグロテスクな物体であった。
「ヴモ゙モ゙ォッ!」物体が奇声を上げた。音のする方向に目を落としたアンヌは、黒い物体のいちばん下端に、
カタツムリのように飛び出した緑色の目と、昆虫を思わせる長い触角を発見して驚愕した。「ひいッ!」
それは、岩のような胴体を背中に背負った、巨大なカタツムリのような形状の奇怪な怪物だった。怪物はまるで
カタツムリのように、床に密着した足をウネウネと動かしながら、アンヌの方へとじりじりと迫り寄ってくる。
「キャアアッ!!」
アンヌの叫びが部屋中にこだました。隣室の医師が驚いて押したらしい警報ベルが、基地じゅうに鳴り響いた。
ベルの響きに驚いたらしいその怪物は、床にへばり着いた巻き貝のような足を、人間のような二本足に変形させ、
床からスックと立ち上がった。怪物の身長は人間とほぼ変わらなかったが、足の付け根のあたりに頭部が位置
している。まさにこの世のものとは思えない、異形の存在だった。
怪物は「ヴモ゙モ゙モ゙モ゙ォ!」と高く吼え、緑色の目をらんらんと輝かせながらアンヌめがけて迫って来る。
「助けてぇ! 助けてダンッ!」
218名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:14:13 ID:AXmPdO0b0
「待てッ!」
アンヌに怪物が迫ろうとしたその時、モロボシ・ダン隊員が怪物の前に立ちはだかった。
「ヴモ゙モ゙モ゙モ゙ォッ!」怪物は振り向き、岩のような胴体を震わせると、頭部のはるか上方、胴体の両側から
二本の腕をズボッ、と伸ばした。まるで胴体から腕が突然生えたかのように。
貝のように白く輝く巨大な爪がついた、力強い腕だった。ダンと怪物は正面から組み合う形になったが、怪物の
怪力は、M78星雲人のダンをも圧倒した。ダンは腕をねじられ、じりじりと壁際へと追い詰められてゆく。
「くそっ!」壁に追い詰められたダンは、壁を背につけ両足をはね上げて、怪物の目を渾身の力で蹴りつけた。
「ヴモ゙モ゙モ゙モ゙ォッ!」怪物は身体を震わせると、胴体からもう一対の腕を伸ばした。「な、何ィ!?」
新しく生えた腕は、ダンの首を掴んで気付く締め上げた。「うわああああッ!!」
4本の腕に締め上げられ、ダンは気を失ってその場に倒れた。
「ダーンッ!!」絶叫するアンヌを、怪物は4本の腕で抱え上げた。そして、カタツムリのように這い進み、
部屋の隅まで移動すると、激しく抵抗を続けるアンヌと共に、突然その場から消え失せてしまった。

関東全域から、六角形のベーゴマのような形の円盤が、一斉に飛び立った。ブラコ星人の地上部隊が、各地の
病院に収容されていた女性患者たちを一斉に拉致し、彼らの母船に連れ帰ろうとしているのだ。
ウルトラホーク1号と3号が緊急出動したが、女性たちを人質にしたこの円盤編隊には、手を出すことが
できなかった。逆に円盤の群れは巧みなチームプレイでウルトラホークを翻弄し、怪光線で次々と太平洋に撃墜
してしまった。パラシュートで落下しながら悔しがる隊員たちを尻目に、円盤の編隊は大気圏の外で待機する、
葉巻型の母船に向かって、悠々と飛び去っていった。
219名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:15:31 ID:AXmPdO0b0
「・・・ん・・・ここは・・・どこ?」アンヌが目を覚ましたのは、ブラコ星人の母艦の中だった。
その部屋の中には、段差と呼べるものがなかった。部屋の中央、不思議な光が明滅する円形のスペースの上、
アンヌは床に寝かされ、両手両足を固定されていた。自分が全裸にされていることに気付き、アンヌはキャッ!と
短く叫んで思わず身をすくめた。彼女の周囲にはシャボン玉のように輝く球体が幾つも浮遊し、まるで夢の中に
いるような気分だった。
突然、赤と緑のスポットライトのようなものが、アンヌの身体を照らし出した。光が身体に当たった部分に、
ジリッとくる不快感が走る。「イヤアッ!! 苦しいッ!」
ふたつの光は奇妙な唸りを上げながら、アンヌの肉体の上を何度も、何度も往復した。
「やめてぇーッ!!」
220名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:15:45 ID:AXmPdO0b0
10分ほどして、スポットの光がようやくとぎれ、アンヌはホッと一息ついた。
部屋の自動ドアが開き、ブラコ星人が二体、カタツムリのように這って現われた。二体のブラコ星人は触角を
すり合わせるようにして何事か会話し、そのうちの一体が二本の足を伸ばしてスックと立ち上がった。
アンヌの両手両足の拘束が外れた。直立したブラコ星人はアンヌの腕をぐい、と掴んで立ち上がらせた。
「な、何をするの!?」ブラコ星人はアンヌを小突きながら、部屋の外に出るよう促した。
アンヌは右手で豊満な乳房を、そして左手で股間の淡い茂みを隠しながら、おそるおそる部屋の外に出た。
延々と続く長い廊下にも、輝く球体が幾つも浮遊している。アンヌはブラコ星人に背後から命じられるままに、
廊下に沿っておずおずと進み、広い空間に出た。巨大なホールの上を、廊下は細い橋のようにまたいで伸びている。
橋の上を進みながら、アンヌは眼下に拡がる広大なホールを見渡した。無数のベッドのようなものがホール一面に
敷き詰められており、その上には、地球から拉致されてきたらしい女性たちが、全裸で横たえられていた。
20代の若い人妻がいた。豊満な肉体の40代の熟女が、しなやかな肢体の女子高生がいた。青い果実のような
肉体の中学生もいた。老若合わせてその数は少なく見積もっても、数万人を越えているだろうと思われた。
ここは、ブラコ星人の食料である赤い胞子を、地球人の女性の肉体を培地に大量に養殖する、人間牧場であった。
《・・・あの子なんて、まだ小学生じゃない。何て、何てひどいことをするの!》アンヌの目に涙が光った。
221名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:16:01 ID:AXmPdO0b0
長い廊下を進んだ末に、アンヌは、ある部屋に入れられた。そこには、3体のブラコ星人が待ち受けていた。
部屋の周囲は奇怪なデザインの機械でぎっしりと覆われ、中央には円形の台が設置されていた。ブラコ星人たちは
アンヌを取り囲み、抵抗するアンヌを無理やり台の上に乗せ、両手両足をX字型に広げて手首足首を固定した。
「イヤあっ! 離してぇ!」
円形の台が、少しずつせり上がってゆく。アンヌは本能的に、これが手術台であることを悟った。
「や、やめて! やめてぇッ!」
いったい、この怪物たちは自分をどうしようと言うのだろう? おそらくわたしを解剖するか、あるいは改造しよう
としているのだろう。一体何のために? わからない! 怖い! 怖くて堪らない! アンヌは恐怖と不安に苛まれ、
ガクガクと全身の震えが止まらなかった。
手術台は、二本足で直立したブラコ星人たちの目の高さまで上昇すると、そこで停止した。ブラコ星人たちは
アンヌの周囲に集まり、節足動物のような触角をしきりに伸ばしてアンヌの肢体に触れ、何かを確かめるように
その表面をまさぐった。「ひいッ!」くすぐったさと言うよりもおぞましさで、アンヌの全身は思わず硬直した。
ブラコ星人の1体が壁の機器を操作すると、薄暗い光が射す天井から、2本のチューブのようなものが降りてきた。
パイプの先はまるで、巨大な針のようであった。ブラコ星人はアンヌの乳房を掴み、乳首めがけて、2本の針を
ブスリと突き刺した。「イヤあッッ!!」鋭い痛みがアンヌの胸を貫いた。
ぐおんぐおんと音が鳴り、チューブの中を何かが流れてきた。熱い粘液が乳房の中にドクリドクリと注ぎ込まれ、
組織の中に染み込んでゆく。それととともに、乳首の針はアンヌの乳房に向かって、バリッ! バリッ!と断続的な
電気パルスを送り始めた。
「・・・あッ!・・・あッ!・・・あッ!・・・」
間違いない。怪物たちは解剖ではなく、わたしの肉体を改造しようとしているんだわ。アンヌは直感した。
でもどんな改造を? わたしの身体はこれから一体どうなってしまうの!?
パルスが送られるたびに、豊満な乳房がぼよん、ぼよんと激しく揺れ、アンヌは恐怖と苦痛で激しく泣き叫んだ。
「やめて! やめてお願いッ! 助けて! 誰か助けて! お願いッ!!」
222名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:16:17 ID:AXmPdO0b0
続いて天井から、うねうねと動く無数のパイプが伸びてきた。パイプの先端はまるで、巨大なナメクジの頭部の
ようであった。粘液でぬらぬらと濡れた丸い頭部のあちらこちらから、カタツムリの触角のような突起が幾つも
幾つも、飛び出してはまた引っ込んでゆく。
ブラコ星人の一体が、その中でもひときわ太いナメクジを手に取った。太さは5センチはあるだろうか。
激しく身体をよじって暴れるアンヌを、2体のブラコ星人が両側から強い力で押さえつけた。ナメクジ状の
パイプを持ったブラコ星人は、アンヌの股間を覗き込み、胴体から現われた別の二本の腕で、そっと股間の
秘裂を押し開いた。柔らかい春草に彩られたこんもりとした恥丘の下部に、ピンク色の肉の襞が見える。
その襞のいちばん下端には、未だ何物も受け入れたことがない処女の聖地、甘酸っぱいかぐわしい匂いを放つ
肉の孔が、じんわりと蜜をこぼしながらヒクヒクと口を開閉させていた。
ブラコ星人は肉孔の位置を確認すると、手に持ったナメクジのようなパイプを、処女の膣口にそっとあてがった。
「ひッ!!」アンヌはビクリ、と身体を震わせた。おぞましさが電気のように全身を走った。
何が起ころうとしているのか、アンヌは本能的に悟った。わたしは処女を奪われようとしている。誰にも
あげなかった、誰にも許したことのなかったわたしの大切な処女が、いま、おぞましい物体によって無残に
散らされようとしている!
「イヤだぁッ!! 嫌だ嫌だ! やめて! 助けてェッ!!」
アンヌは半狂乱になって、激しく身をよじって抵抗した。だが両側から身体を押えるブラコ星人の力は強く、
どうすることもできない。やがて粘液にまみれたナメクジのようなその物体は、ズルリズルリと這うようにして、
アンヌの汚れなき処女器官の奥へと潜り込んでいった。肉の孔がメリメリと押し広げられてゆく。
「い、痛いッ! 痛い痛い! やめてぇッ!!」
鮮血が飛び散り、処女膜は無残に切り裂かれた。アンヌの頬を、涙がひとすじ伝って流れた。
こんな形で、大切な処女を奪われてしまった! その悲しさと口惜しさで、アンヌの心は張り裂けそうであった。
223名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:17:02 ID:AXmPdO0b0
アンヌの処女を奪ったナメクジ状の物体は、蠕動しながらアンヌの膣の中をゆっくりと進み、最奥部に達すると
激しくうねり、よじり、回転しながらアンヌの膣壁を縦横に這いずりまわった。快感とも不快感ともつかない
強烈な感覚が、アンヌを激しく責めたてた。
「イヤああーーッ!! やめてぇーーーッ!!」
やがて、ナメクジ状の物体は無数の触角を伸ばし、膣壁の内部に侵入を開始した。そして丸い頭部の先端に開いた
小さな穴から、パイプの中を通って流れる生暖かい粘性の液体が、アンヌの胎内にドクドク注ぎ込まれていった。
「・・・あ! ・・・ああッ! ・・・あッッ! 」
熱いものが股間から、全身に広がってゆく。そして、わたしの肉体を内部からむちゃくちゃにかき乱し、まったく
別のものげと造り変えてゆく。アンヌはあらためて、これが肉体改造手術であることを思い知らされた。
ああ、わたしは改造されてしまう。怪物に捕えられ、奇怪なナメクジに犯されて、別のものへと変わってゆく。
悲しい! 口惜しい! でも、もうどうすることもできない。わたしは今、改造されているんだ。
アンヌは絶望で激しく泣きじゃくりながら、それでも抵抗するように首を激しく振り、身をよじらせた。
224名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:17:15 ID:AXmPdO0b0
天井から無数のナメクジの群れが降りてきた。ナメクジのようなパイプはアンヌの股間を這いずり回り、
クリトリスを舐めるように刺激し、肛門の中に潜り込んでゆく。そして無数の触角をアンヌの粘膜に突き入れて、
刺激性の粘液をアンヌの肉体にドクン、ドクン、とたっぷり注ぎ込んでゆく。
そして乳房に断続的に送られるパルスも、乳首に注入される粘液の責め立ても、いっそう激しさを増してゆく。
乳房と性器を同時に責め立てる、悪魔のような改造手術。恐怖とおぞましさに、アンヌの意識は激しく乱れた。
だが何ということだろう。慣れるにしたがって苦痛と恐怖は徐々に薄らぎ、代わりに爆発的な快感が襲ってきた。
「・・・あ! ・・・駄目ッ! ・・・ああッ! ・・・ハァ、ハァ、ハアッ! ・・・駄目ッ! ・・・ああんッ! ・・・ああんッ!」
アンヌはもはや、正気を保つことができなかった。必死に理性を保とうと踏んばったが、波のように断続的に
押し寄せる快感に勝つことはできなかった。アンヌは全身を貫く熱い衝動に身を委ね、ケダモノのようになって
身をよじらせ、あえぎ狂った。一匹のメスになって改造されてゆく快楽をむさぼり味わった。
「・・・あうッ! あうッ! ああううっっッツ!!」快楽の絶頂でアンヌの意識は真っ白になり、やがて途切れた。
225名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:17:31 ID:AXmPdO0b0
アンヌは、ぼんやりとした夢の中から、少しづつ我に返った。
彼女は真っ白な何も無い部屋の中央に、天井から伸びるワイヤーで両手を縛り上げられ、膝で立っていた。
ワイヤーは伸縮する素材で、立ち上がること、尻を床につけることはできるが、その場所から動くことはできない。
やがて意識がはっきりしてくると、アンヌは自分の身体に妙な違和感を感じた。アンヌの脳裏に、おぞましい
改造手術の記憶が甦った。《そうか! わたしは、わたしは改造されてしまったんだ!》
アンヌは自分の身体を見まいと目を堅く閉じた。だが身体に感じる違和感は、ますます強くなってゆく。
勇気を振り絞り、アンヌはうっすらと目を開け、自分の身体を一瞥した。そして、絶叫した。
「いやああああッ! な、何!? この・・・身体は!?」
アンヌの胴体は、まるで古代のシャーマン(呪術師)の入れ墨のような、奇怪な文様で覆いつくされていた。
背中から脇腹、臍の周囲を通り、太股に向かって、うねる呪術的な曲線が何本も黒く浮かび上がっている。
そしてロケットのように前に突き出た豊満な乳房は、乳首を中心とした、黒い同心円状の模様をくっきりと
浮かび上がらせていた。それは蜂の腹部にも似ていたが、しきりにぶよんぶよんと激しい蠕動を繰り返している。
その動きは、同心円模様が浮かんだ半透明の皮膚のすぐ内側を、乳房いっぱいの大きさの何物かがモゾモゾと
激しく動き回っているかのようであった。アンヌの乳房は、巨大な軟体動物、それも巻き貝の一種を思わせた。
乳房の先端にあるべき乳首は消失しており、乳輪はただの黒い円であったが、その黒い円の中央が急にムクムクと
盛り上がり、まるでカタツムリが触角を伸ばすように、黒い突起がニョッキリと現われた。突起の先端がパクリ、
と小さな口を開け、ピチッ、プチッと鳴くような音を立てた。その姿も一種の軟体動物のようであった。
「いやだああッ!!」アンヌは絶望と恐怖のあまり、大声で泣き叫んだ。
226名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:17:47 ID:AXmPdO0b0
ふと股間に、熱い不思議な感覚が走り、アンヌの肉体を駆け登ってきた。涙に濡れた目で、アンヌは自分の
股間を見た。毛がすっかり抜け落ちたつるんとした恥丘の真ん中に、くっきりと割れ目が走っている。
ムズムズするような感覚とともに、その割れ目が徐々に開いていった。そしてクリトリスにあたる部分から
肉の突起がカタツムリの触角のようにニョッキリと現われ、左右に割れて、その先端にまるで人間を思わせる
緑色の目がギョロリと現われたではないか。
「キャアアアッ!!」アンヌは絶叫した。
さらにその上から、節足動物のような白い触手が二本、ニョキニョキと左右に分かれて伸びてきた。
アンヌの股間の、貝のような肉襞が、甲高い声で「ア゙エ゙エ゙エ゙ッ!」と叫び、ピンク色の膣口をパックリと
大きく開けた。そう、アンヌの下腹部は、まるでブラコ星人の顔そのものと化していたのだ。
異なる点は、通常のブラコ星人の口器が一対の触腕が付いた、地球人の唇にも似た横に開いたラッパ状の器官で
あるのに対し、アンヌの股間に出現したブラコ星人の口器は、身体の真下に向けて開いた、地球人女性の性器と
まったく変わりない形状の、縦に開く肉の割れ目であることだけであった。
アンヌの股間に生まれたブラコ星人の顔は、触角をしきりに振りながら、好奇に満ちた目で周囲をまさぐり、
「ア゙エ゙エ゙エ゙エ゙ッ!」と嬉しそうに鳴いた。
変わり果てた自分の肉体に、あまりに残酷な現実に、アンヌは激しく打ちのめされた。わたしは、わたしは
ブラコ星人によって、ブラコ星人と同じ身体に改造されてしまった! まさか、まさかこんな残酷な・・・!
アンヌは天を仰ぎ、我を忘れて首を振り、髪を振り乱しながら激しく泣きじゃくった。
「嘘よ、嘘よ、嘘よォッ! こんなのって、嘘よォ!! ・・・誰か、・・・誰か嘘だって言ってェ!」
その叫びに合わせて、アンヌの乳首はピチピチピチッと鋭く鳴き、股間は「ア゙エ゙エ゙ッ!」と悲しくうめいた。
そう、それらのおぞましい器官はもはや、アンヌと感情を共有する、アンヌの肉体の一部なのであった。
227名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:20:18 ID:AXmPdO0b0
どうしてブラコ星人が自分を、こんな身体に改造したのか、アンヌはそれを、すぐに思い知らされることになった。
部屋の扉が開き、ブラコ星人が数十体、一列に並んで這ってきた。妙にそわそわした身振りのブラコ星人たちは、
アンヌの前に一列になって並んだ。そして先頭の一体が二本足で立ち上がり、アンヌのすぐ前に立つと、触角を
震わせて、アンヌの股間から延びるブラコ星人の触角に、そっと触れ合わせた。
とたんに、アンヌの股間に電気のようなものが走った。あまりのおぞましさに、アンヌの心は凍りついた。
だがその心とはうらはらに、股間の触角は呼びかけにに応えて、嬉しそうにピクピクと動いた。
アンヌは、息が詰まるように熱い何かが股間からどんどんと上昇し、胸一杯に込み上げてくるのを感じた。
何よ、これ? なんで、なんでこんなに気持ちよくなってくるの?
ブラコ星人が胴体からヌッと腕を伸ばし、アンヌの同心円模様の乳房を掴んだ。おぞましい触感に、アンヌは
思わず身体を硬直させた。だがブラコ星人は乱暴するでなく、同心円の乳房をゆっくりと、愛しそうに揉み始めた。
「あッ! ・・・ああッ!!」胸に電流のような快楽がピリピリと走り、アンヌは思わず身体をのけぞらせた。
《この怪物は、わたしを犯すつもりなんだ! そして改造されたわたしの身体は、それに応えようとしている!》
アンヌは愕然とした。この怪物たちは、わたしを交接(セックス)の相手にするために改造したんだ。わたしは、
怪物たちの花嫁にされてしまった。嫌だ。嫌だ。こんな化け物に犯されるなんて、死んだって嫌だ。絶対に嫌だ!
だが囚われの身のアンヌには、もはやどうすることもできない。
アンヌの同心円の乳房は、揉みしだくブラコ星人の腕の動きに合わせて、ぶるんぶるんと激しい蠕動を繰り返した。
そして乳首の黒い突起が徐々に盛り上がり、先端に小さな口が開いて、ピチピチッ!と鋭く鳴き、青い粘液を
前方にピューッ! と勢いよく吹き出した。
青い粘液はブラコ星人の胴体にかかると、流れ落ちながら赤に緑にめまぐるしく発光した。液にまみれたブラコ
星人は激しく興奮し、「ヴモ゙モ゙モ゙モ゙ォッ!」と獣のように吼えて、アンヌの乳房をさらに激しく揉みあげた。
228名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:20:40 ID:AXmPdO0b0
ピューッ! ピュッ! 乳首から絶え間なく吹き出す粘液のしぶきがアンヌの顔にもかかり、頬を伝って口に入った。
それを嘗めたアンヌは、そのむせ返るように甘酸っぱい液体が、一種の媚薬であることを悟った。
《ああ・・・わたし・・・何てあさましい身体にされてしまったんだろう・・・》
あきらめと、悲しみが、アンヌの心をキリキリと締め付けた。アンヌの頬を、涙がひとすじ伝って流れた。

ブラコ星人の胴体から、もう一対の腕がニュッと現われて、アンヌの背中へと回った。そしてアンヌの、
引き締まった形の良いお尻を激しく、優しくなでさすった。「ひぃいいいッ!」
ブラコ星人の頭部がアンヌの股間に近づき、甘い声で「ヴモ゙モ゙ォッ!」と呼びかけた。アンヌの股間にある
ブラコ星人の顔も、相手を求めるような甘く切ない声でそれに応えた。「ア゙エ゙エ゙ェッ!」
ブラコ星人は腰に回した腕で、アンヌをの身体をのけぞらるようにそり返らせた。膝をつき、脚を広げ、身体を
そり返らせると、アンヌの股間に隠れたブラコ星人の口器がすっかり露わになった。貝によく似た肉の襞が、
切なく鳴きながら相手を求めている。アンヌを抱え込んだブラコ星人は、身体をアンヌに密着させ、ラッパ状の
口器でアンヌの女性器、今はブラコ星人の口器と化したそれをすっぽりと覆いつくした。
「ああああっっっッツ!」ぬめぬめしたブラコ星人の肌にとうとう触れてしまった不快感と同時に、えもいわれぬ
快感が、アンヌの股間をビリビリと流れた。
229名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:21:09 ID:AXmPdO0b0
粘液にぬめり、ぶよぶとと脹れ上がった黒い岩のような皮膚と、柔らかく張りのある若い地球人女性の白い肌。
ふたつの肌がこすれ合うその間で、ふたつのブラコ星人の顔がはげしく口器をからめ合わせていた。
カタツムリの交接のように、蠕動する粘膜と粘膜を密着させて、熱く、激しくお互いの口器を吸い尽くした。
アンヌの股間に顔をうずめたブラコ星人は、さらに口の両側に生えた触腕で、アンヌの秘所を激しくまさぐった。
そして、口器の中から触手のように長く伸びる管状の器官が現われ、アンヌの股間にぐいぐいと潜り込んできた。
それは、地球のタコが持っているものに似た、オスのブラコ星人の交接器であった。ブラコ星人の交接器は、
アンヌの股間に開いた口器、処女を失ったばかりのアンヌの膣の内部に、うねりながら侵入を開始した。
「・・・あ・・・ああッ・・・イヤっ! イヤだあッ!!」とうとう怪物に犯されてしまったことを、アンヌは知った。
アンヌは泣きじゃくりながら、首を激しく振った、絶望で、心が真っ暗に閉ざされてゆく。
ブラコ星人の交接器は、アンヌの膣の最奥部に達すると大きく膨らみあがり、激しい蠕動を開始した。
「・・・ハァハァ・・・イヤああッ!・・・はああッッ!・・・ああんッ!・・・ハァハァ・・・ああんッ!・・・ああんッ!!」
今まで味わったことがない、そして地球人の女性が決して味わうことができないような、凄まじい快楽がアンヌの
全身を電流のように貫いた。同心円の乳房を、尻を激しく揉みしだかれ、性器をオスの交接器で激しく猛々しく
満たされて、アンヌは半狂乱になってもだえよがった。
《・・・だめぇ・・・だめよォ・・・だめなの・・・だめ・・・いいえ・・・いいのよ!・・・いいの!・・・もっと!・・・もっとよ!》
230名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:21:26 ID:AXmPdO0b0
アンヌはもはや、地球人ではなかった。ブラコ星人のオスと交接する、メスのブラコ星人に過ぎなかった。
狂ったように髪を振り乱し、自分から腰をくねらせるメス。同心円の乳房を激しく蠕動させ、乳首から媚薬を
勢いよく吹き出し、交接器をオスと密着させてしきりにあえぎよがるメス。
アンヌはそんな自分のあさましい姿を、今やあきらめにも似た気持ちで受け入れていた。
もういい。もう何をしても無駄だ。わたしはもう、この怪物の仲間になってしまったんだわ。悲しい。口惜しい。
・・・でも、気持ちいい。そう、気持ちがいいの。もっと、もっと、気持ちよくして欲しい!
「もっと・・・もっとよォ・・・もっと激しくして! お願いッ!・・・ハァ・・・ハァ・・・ああああンッ!」
・・・ドピュッッツ! ジュパッッツ!
オスのブラコ星人が、交接器の先端からアンヌの胎内に、ドロリとした粘液をたっぷり注ぎ込んだ。
アンヌは気が遠くなり、思わずへなへなと腰をついた。オスのブラコ星人は交接器をアンヌの膣からすっと
引き抜き、アンヌの汗ばんだ肉体から身を離した。アンヌはハァハァと息を荒げ、肩で大きく息をした。
アンヌの股間にあるブラコ星人の口器から、青い粘性の強い液体がドロドロと流れ出し、床にこぼれ落ちた。

へたり込んだアンヌの前に、二体目のブラコ星人が立った。オスのブラコ星人の触角による呼びかけに、
アンヌの股間の頭部は再び嬉しそうに応えた。ふたたび、アンヌの全身を熱いものがこみ上げてきた。
もっと、もっとよ。もっと欲しいの。我慢できないわ!
アンヌは立ち上がり、今度は自分から腰をなまめかしく振って、ブラコ星人の愛撫を求めた。
「・・・まだよ、まだ足りないの。・・・ねえ、抱いて。わたしを抱いて! もっと激しくわたしを抱いて!!」
231名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:21:41 ID:AXmPdO0b0
ブラコ星人は、貝やタコのような軟体動物と、昆虫の、中間の性質を持つ知的生命体であった。
この星人は、ピット星人がメスだけの種族であるのと対照的に、オスだけの種族として宇宙じゅうに知られている。
むろん、昔はブラコ星人にもメスは存在した。だが宇宙旅行中、女性の染色体を養分として成長する菌類と出会い、
その美味さに魅せられたことで、ブラコ星人という種族の運命は急転した。
この菌の胞子を育てるためだけに、ブラコ星人は自らの星のすべての生物のメスを養殖培地化し、その結果すべての
生き物を絶滅させてしまった。養殖培地を失ったブラコ星人は仕方なく、なんと今度は、同族のメスを牧場として
選んだのだった。その結果、わずか1年でブラコ星人はメスのいない、オスだけの種族となってしまった。
一斉繁殖を行うブラコ星人の繁殖期は、彼らの星の公転周期で40年に1度と、比較的長周期だった。だから当面は
メスがいなくても何の不都合もなかった。
メスを失ったブラコ星人は、新たな養殖培地として、別の星に住むメスを求めて、宇宙を旅するようになった。
方々の星に住む生き物のメスを捕えては牧場化し、その種族を絶滅させるということを何度も繰り返してきた。
そして40年に1度の繁殖期、メスを失ってから最初の繁殖期が、とうとうやって来た。メスのいないブラコ星人は
この時初めて、種族存亡の危機に気付いた。そこで彼らは侵略した星のメスの中から、牧場に適しない個体、
すなわち胞子の養殖培地にならない特異体質の個体を見つけ出し、その肉体をブラコ星人のメスと同じ構造に
改造して、繁殖用途に使うことに決めた。彼らの進んだバイオテクノロジーにとっては、生物の肉体構造を
作り変えることなど造作もないことだったのだ。
そうして、新たな侵略地である地球において、彼らが初めて見いだした特異体質のメス。それがアンヌであった。
アンヌは、ブラコ星人の繁殖のためだけに捕えられ、その肉体を改造された。口器の中に生殖器を持つブラコ
星人にとって、股間に生殖器を持つ地球人のメスは改造しやすく、交接も容易な素晴らしい素材だった。
こうして改造されたアンヌは、母船に住む数千体のブラコ星人、すべての花嫁となった。すべてのブラコ星人の
オスと交接し、卵を産むことだけを目的として永遠に生かされ続ける、哀れな花嫁であった。
232名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:22:15 ID:AXmPdO0b0
1体につき地球時間で約20分。全部で10時間以上の時間をかけて、アンヌは30体のブラコ星人たちとの交接を
終えた。すっかり疲労困憊し、肩で大きく息をするアンヌは、しかし股間がまだ激しく相手を求めていることに
気がついた。アンヌはアヒル座りで座り込み、目と触角を引っ込めたまま、ブラコ星人の口器を床に密着させた。
床には青いドロリとした粘液が無数の飛沫となって飛び散って、激しい交接の儀式の痕跡をあらわにしていた。
アンヌは天井から伸びるワイアーで両腕を縛られたまま、床をズリズリと這い進んだ。そして床にこぼれる青い
粘液を、下の口で美味しそうに嘗め取った。
アンヌの腹は、30回にもわたる交接で胎内に注ぎ込まれた大量の粘液で、妊婦のように膨れ上がっていた。
やがて脹れ上がった腹がゆっくりと蠕動を始め、口器から何かを押し出そうとし始めた。「うんッ!」
アンヌが本能に従って下腹部に力を入れ、腰をゆっくり持ち上げると、ブチュルルッ!という音とともに
貝のような口が開いて、直径5センチほどの真珠のような丸い卵が、粘液の糸を長くひいて産み落とされた。
ひとつ、もうひとつ、またたく間に30個の卵を産み終わると、アンヌの腹は元どおりに小さくなっていた。
ブラコ星人たちが現われて、アンヌが生んだ卵を大切そうに回収した。アンヌは持ち去られる卵を、愛おしそうに
名残惜しそうに見送った。《・・・ああ・・・さよなら・・・わたしの・・・わたしの産んだ卵たち・・・!》
233名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:22:31 ID:AXmPdO0b0
産卵を済ませ、エネルギーを消耗し尽くしたアンヌの前に、別のブラコ星人が食事を持ってきた。
それは奇妙な容器の中に満たされた、脈動する赤い胞子だった。たった今、人間牧場から採取したばかりのものだ。
その胞子を見て、アンヌは本能的に自分のすべきことを悟った。容器の上に馬乗りになり、腰をそっとおろした。
ブラコ星人の口器に改造されたアンヌの陰唇は、巧みに動いて赤い胞子をくわえ、次々と飲み込んでいった。
膣の中に赤い胞子が飲み込まれてゆくと、そのあまりの美味しさに、アンヌの心は幸福感で満たされた。
甘いとか、辛いとかいった、地球人の基準で判断できる味ではなかった。ただただ、幸福になれる味だった。
もはやアンヌは、地球人の食べ物を必要としてはいなかった。下の口で、赤い胞子をほおばり、むさぼることが
アンヌの食事のすべてだった。アンヌはふと咥えこんだ胞子が、かつて自分の親友だった石山ルリ子の生命と
引き換えに成長したものであることに気付いた。だが、アンヌは何の感慨もなく、無造作にそれを飲み込んだ。
234名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:22:48 ID:AXmPdO0b0
アンヌはそれから毎日、一日30体のブラコ星人と交接し、産卵することを義務付けられた。産卵を済ませた
後は食事をし、ワイヤーで宙吊りにされたまま睡眠を取った。いったい今までに何千体のブラコ星人と交接し、
何万個の卵を生んだのか、アンヌにもわからなかった。ブラコ星人の花嫁として永遠の時を生きるアンヌに
とって、毎日は果てしなく続く同じ行為の繰り返しであり、時の流れはもはや彼女とは無縁のものであった。


だがある日、アンヌは部屋が激しく揺れるのを感じた。爆音が次々と轟き、部屋の外をブラコ星人の兵士たちが
あわてて移動する音が聞こえた。爆音はどんどん激しくなり、怒号、悲鳴。自分の同胞たちが無残に殺されてゆく
悲しみの波動が、アンヌの心にもじんじんと伝わってきた。そしてアンヌは、自分が産んだ数百個の愛しい卵が、
何者かの手によって焼き尽くされたことをテレパシーで知り、深い悲しみに襲われた。
ドカーーンッ! 凄まじい爆発音とともに、アンヌの正面の壁が破壊され、もうもうとした白煙の中から、
ウルトラセブンが現われた。『アンヌ、無事か!? ・・・・・・うッ!』
セブンは、ワイヤーに吊るされたアンヌの、すっかり変わり果てた姿を見て、思わず絶句した。
235名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 00:23:04 ID:AXmPdO0b0
地球防衛軍の大反撃作戦により、火星軌道上を周回していた侵略母船は破壊され、地球を人間牧場に変えようと
企んだブラコ星人たちは、一体残らず掃討された。母船から奪還された数百万人の地球人女性たちも、赤い胞子に
よって失われた女性染色体を、サタナイト鉱石から発せられる放射線アルファー73によって無事復元され、
次々と全快・退院していった。セブンが土星の輪から、鉱石を身を呈して持ち帰ったおかげであった。
犠牲者数10万人という大きな被害をもたらしたものの、ブラコ星人の侵略の傷跡は、ようやく癒えようとしていた。
だが、ブラコ星人によって改造されたアンヌの肉体だけは、地球の医学ではどうしても元に戻せなかった。
もはや地球人の男性とは交わることができない生殖器。地球の食べ物を受けつけなくなった消化器。そして
永遠に年を取らず死ぬこともできない肉体。アンヌは細胞のひとつひとつに至るまで、地球人とは異質の存在に
すっかり造り変えられてしまっていたのだ。

地球防衛軍日本支部、地下秘密基地の最深部にある独房に、今もアンヌは幽閉されている。
実験動物で培養された赤い胞子を毎日支給され、下の口で美味しそうにほおばった後、ブラコ星人の花嫁に
改造されたアンヌはベッドにあお向けになったまま、モゾモゾと蠕動する同心円の乳房を手で激しく揉みしだく。
ピチピチッと鳴く乳首の突起から青い粘液がビュピュッと吹き出し、アンヌの全身に降りかかる。そして全身を
媚薬まみれにしたアンヌは、触角と緑の目を股間から出したり引っ込めたりしながら、絶え間なく股間を苛む
激しい性欲、相手を失い、決して満たされることがなくなった凄まじい性欲に身を焦がしつつ、貝のように開いた
股間の口器を指でこねまわし、今日も軟体動物のように身体をくねらせて激しくよがり狂うのだった。
「欲しい!・・・欲しいの!・・・欲しいのよォ! お願いッ!・・・誰か抱いて!・・・わたしを抱いてェ!・・・あああッッ!」
                                           (おわり)
236名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 02:00:37 ID:hiU2EUKH0
アンヌ改造しまくり計画です。引き続き調子に乗って、今度は番外編的な短編を投下してみます。
今回は、本編が人体改造とは一見関係なさそうな話、「湖のひみつ」です。高橋礼子さん大活躍です。
でも設定的には、シルバー仮面の「冷血星人の呼び声」にヒントを得ていたりします。
237名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 02:00:52 ID:hiU2EUKH0
Y梨県、喜祖谷高原。高級別荘が立ち並ぶ避暑地である。家族とともに避暑に訪れていた小鳥遊(たかなし)家
の令嬢、玲華は、愛犬のラッキィとともに避暑地のはずれにある吾妻湖に、朝の散歩に出掛けた。
ラッキィは2歳になる雄のポインター。白い毛並みに一面黒い班が浮かぶ、スマートな猟犬だった。
好奇心旺盛な若犬は、飼い主の制止も聞かずにグイグイと15歳の華奢な少女を引っ張ってゆく。
「あん。 ちょっと待ってよラッキィ!」
ひと気の無い湖畔に着くと、ラッキィは鼻をクンクンいわせながら、湖岸に沿って主人をある方向に導いた。
岩の陰に、直径十数メートルはありそうな金属製の巨大な物体があった。八角形のお鉢を2つ、向かい合わせに
重ねたような形だ。焼けこげた匂いのするその物体に向かって、ラッキィはワンワンとしきりに吼え続ける。
「まあ。何かしらこれ?」
世間知らずの少女には、それが何ものか、危険なものかどうかなど判断がつかない。取っ手のようなものを
引くと、ハッチが開いて階段が現われた。玲華は好奇心に駆られて、ラッキィとともにその中に入っていった。
物体の中は、機械に囲まれた銀色の空間だった。玲華は興味深そうに機械の群れを眺めたが、もちろん使い方など
わかるはずがない。突然、ラッキィが怯えたようにワンワン!とけたたましく吼えた。思わず振り返った玲華は、
どこからか漂ってきたピンク色の妖しげなガスを吸い込み、愛犬とともにその場に昏倒してしまった。
頭頂側面に赤い複眼を輝かせた、不気味な黒い影が現われた。内側に向かって長い歯が並んだ馬蹄型の口から、
ピンク色のガスが吐息のように吐き出されている。
黒い影は、床に倒れた玲華に近寄り、そっと抱き起こした。
238名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 02:01:08 ID:hiU2EUKH0
玲華は、ラッキィのけたたましい鳴き声で目を覚ました。身体が動かない。玲華の身体は床に斜めに立った
ベッドのようなものの上に、降伏して手を挙げた時のような姿勢ではりつけられていた。両手首をリングの
ようなもので拘束され、身動きが取れない。ベッドはコイルのようなもので何重にも囲まれていた。
この時玲華は、服を脱がされ全裸にされていることに気付いた。恥ずかしさと恐怖で、ガクガクと身体が震えた。
玲華の正面には、玲華がはりつけられているのと同じ形のベッドが、もうひとつあった。ラッキィの吼え声に
ふと横を見ると、台の上に直径1メートルほどの透明の容器が3つ並んでおり、そのうちの一つにラッキィが
閉じ込められている。ラッキィは主人が目覚めたのを知ると、不安そうにアウウーーンと高く吼えた。
突然、ラッキィが怯えたように吼えた。愛犬の反対側から、黒い影が現われた。真っ黒な全身タイツを着たかの
ような、小柄で華奢な人影だった。だがその頭部はツルリとした硬質のヘルメットのようであり、鼻はなく、
頭頂側面には昆虫のような複眼が輝いていた。人間のものとは思えない、不気味な異形の姿であった。
「きゃああッ!」玲華は思わず悲鳴を上げた。
昆虫の頭部を持った怪人は、玲華のまわりをゆっくり歩き、その愛らしい顔をしげしげと眺めた。玲華は
恐怖のあまり震えが止まらなかった。怪人は怯えてけたたましく吠えるラッキィの方に近づき、空の透明の
容器のひとつを開けて、手にしたものをそっとその中に入れた。それは長さ20センチほどの、黒い角を持った
ウナギのような生き物であった。玲華が今まで、見たことも聞いたこともないような奇怪な生物だ。
昆虫の頭部を持った怪人が、機械の上にそっと手をかざした。すると、機械が明滅をはじめ、ラッキィと怪生物
が入れられた容器の内側に、まばゆいリング状の輝きが幾つも出現した。光のリングはビュンビュンと音を立てて
容器の中を上下し、ラッキィはキャウンキャウンとけたたましく悲鳴を上げた。
「やめて! やめて、ラッキィをいじめないで!!」
そして、ラッキィと怪生物の姿は次第に淡くなり、やがて容器の中から消えてしまった。そして、3つ目の容器
にまばゆい光のリングが輝くと、今まで存在しなかった奇怪な生き物が、その中に突然出現した。
239名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 02:01:25 ID:hiU2EUKH0
「キエエエーーーン!」鋭い声でいななく体長1メートルほどのその怪生物は、白い全身がラッキィと同じ、
黒いぶちでおおわれていた。二本足で肉食恐竜のように立ち、その頭部には目の代わりに、回転する黒い鎌状の
角が2本伸びていた。
玲華は、それがラッキィの変わり果てた姿だということに気付いた。「あーん! ラッキィ! ラッキィッ!!」
玲華は泣きじゃくった。昆虫の頭部を持った怪人は満足げに頷き、手を再び装置にかざした。怪生物を入れた
容器の底がエレベーターのようにゆっくり降りてゆき、怪生物はどこかに姿を消した。
怪人は、玲華の報に向き直った。そして、玲華の正面に位置するベッドに、自らの身体をそっと横たえた。
向かい合わせの2台のベッドが少しずつ起き上がり、地面と垂直になる。怪人が手を装置にかざすと、機械が
ウィンイウィンとうなりを立てて明滅し、ベッドを取り巻くコイルの群れに激しい光の帯が走った。
「キャアアアッ!」
玲華は恐怖のあまり叫んだ。これから何が起ころうとしているのか、彼女にはまるで見当もつかなかったが、
それがとても恐ろしいことであるのは、直感でわかっていた。
「やめてェ! 帰して! おうちに帰して! おとうさーん! おかあさーんッ!」
玲華の足元に、身体を取り巻くように光のリングが幾つも現われた。リングは少しずつ上昇を始め、リングが
身体を通過するとともに、玲華の肉体は別のものに変貌していった。身体の内部をひっかき回されるような
不快感に玲華がふと自分の肉体を見ると、なんとリングが通過した部分が、目の前の昆虫怪人と同じ、真っ黒な
全身タイツのようなボディに変わってゆくではないか。脚が、腰が、胸が、どんどん人間ではないものに
変貌してゆく。「いやあああッッ!!」
向かい合ったベッドの、昆虫怪人の身体にも変化が現われていた。リングが通過した部分のプロポーションが
徐々に、女性らしい優しい体形へと変化してゆくではないか。尻が、胸が少しずつふくらみ、玲華と同じ、
15歳の未成熟の少女のボディが再現されてゆく。
240名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 02:01:43 ID:hiU2EUKH0
10分ほどが経過した。装置が活動を停止し、ベッドに固定された小鳥遊玲華の肉体は、頭部を除いて、すっかり
昆虫怪人と同じものに変貌していた。「ああああーーん!」玲華は混乱して激しく泣きじゃくっていた。
向かい合ったベッドの昆虫怪人が、両手を顔の前に揃えて、ゆっくりとおろしてゆく。昆虫怪人の頭部が、徐々に
玲華の愛らしい顔に変わってゆく。今や2台のベッドには、玲華の頭部とプロポーションを持った黒いボディが
ふたつ、鏡に映したように向かい合っていた。
玲華の顔を得た昆虫怪人が、自分の身体を嬉しそうに見つめ、クスクス笑いながらベッドから離れた。
「・・・これが、この星でのわたしのボディなのね。・・・どうあなた、わたしたちピット星人の仲間になった気分は?」
問いかけられて、玲華は鳴きじゃくりながら、わからないといったふうに首を横に振った。
「すぐに、あなたにもわかるわ。あなたは、ピット星の電送改造機によって、ピット星人の身体に改造されたの。
もうじきあなたの心も、ピット星人として生まれ変わるわ。わたしと、あなたは一心同体。これからはずっと
一緒よ。さあ、この美しい星をわたしたちのものにして、そこでわたしたちの卵を育てましょう。」
玲華は、力無く首を横に振った。玲華の顔を持った怪人は優しく微笑み、玲華の手を取って電送改造ベッドから
床にそっとおろした。
「あなたはまだ、ピット星人としての悦びを知らないわ。さあ、わたしが教えてあげる。一緒に愛し合って、
卵を作るのよ。」
241名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 02:02:01 ID:hiU2EUKH0
ピット星人は、女性ばかりで構成された種族であった。もちろん過去には男性のピット星人、巨大な体躯を
もった昆虫のようなボディのオスも存在していた。だが男性だけが発病する宇宙病の蔓延によって、女性だけが
生き残ってしまったのだ。
繁殖の道を絶たれたピット星人は、最初、クローン技術による単性生殖によって種族を守ろうとした。だが
クローンによる繁殖は、遺伝子の偏りによる種の劣化、脆弱化を招いた。オスがいなければ、種は遺伝子に
新しい要素を組み入れることができない。やむなくピット星人たちは、他の種族の女性を電送改造機によって
強制的にピット星人化し、新しい遺伝子を種に取り込んでゆくという技術を開発した。
互いの肉体情報を交換し合って一心同体となった、ピット星人と元・異種族の女性は、卵子を交換して互いの
子宮の中を移動し合うことにより、双方の遺伝子を持った新しい個体を生み出すことができるようになった。
地球に飛来したこのピット星人の女性もまた、最初に出会った地球人・小鳥遊玲華を強制的にピット星人化し、
卵を育てるパートナーに仕立て上げたのだ。

機械に囲まれた部屋の中、床の上に寝そべったまま、昆虫の頭部と若い女性のプロポーションを持った二体の
生き物が、激しくからまり合っていた。二体の生き物は重なり合ったまま、長く伸びた脚をからめ合い、
華奢な腕でお互いのボディを愛撫し続けている。長い歯が並んだ馬蹄型の口器を重ね合い、その中から伸びる
長い紐状の舌を互いにからませ合った。
やがて昆虫のような頭部は、15歳の地球人の少女のそれへと姿を変えた。真っ黒なボディをした玲華と、
玲華にそっくりな少女は、甘くささやき合いながらお互いの唇を吸い、激しく相手を求め合った。
ピッタリと密着させた股間には、蠕動する黒いチューブのような産卵管がお互いの子宮内部に向けて長く
管を伸ばし合っている。愛撫によって排卵行動を誘発し、互いの子宮内に無精卵を産みつけた二人の少女は、
自らの遺伝子を託された卵の中に組み込み、新しい個体として産み落とす準備をこれから行うのだ。
242名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 02:02:18 ID:hiU2EUKH0
小鳥遊玲華がピット星人に生まれ変わってから数時間後、円盤を目撃した少年の通報で、ウルトラ警備隊の
モロボシ・ダン隊員とフルハシ隊員が、ホーク3号で吾妻湖に到着した。釣り人に異常の有無を尋ねた二人は
釣り糸にひっかかった巨大な獲物を外し、悪びれずに手を振って悠々と泳ぎ去る水着の美少女に出会った。
玲華は、吾妻湖で養殖実験中のラッキィが釣り上げられそうになったため、あわてて救出に来たのだった。
宇宙生物と電送合成され生まれ変わったラッキィは、湖底で魚を食べてどんどん巨大化していた。あと数時間も
すれば、地球侵略の尖兵としてじゅうぶん役立ってくれるだろう。
水着で逃走した玲華の後を追ったダンとフルハシは、湖岸の岩の陰に隠されたピット星人の円盤を発見した。
おそるおそる中に入った二人の前に、玲華は無邪気に姿を見せた。場違いな愛らしい少女の笑顔に、さすがの
警備隊の強者たちもふと警戒を緩めた。その隙をついて、玲華の顔を奪ったピット星人が催眠ガスを吐いた。
昏倒するダン、フルハシ、そして玲華。
正気を飛び戻したダンたちは、昏睡状態のままの玲華を、仕方なく防衛軍のメディカルルームに運ぶことに
決めた。円盤について何か目撃しているかも知れないし、吸い込んだ催眠ガスの後遺症が無いかどうか、
調べる必要があったからだ。こうしてピット星人となった玲華は、まんまと地球防衛軍基地への侵入を果たした。

「エレキング。エレキング。さあ巨大化して暴れ回るのよ!」
玲華の顔を奪ったピット星人が、湖底に潜むラッキィに命令電波を送った。たちまち巨大化し、湖畔の別荘地を
襲うラッキィ、いや宇宙怪獣エレキング。ウルトラ警備隊にスクランブルがかかり、アンヌ隊員を除く全員が
ウリトラホークで出動した。
その隙をついて、メディカルルームのベッドで眠っていた玲華が、気付かれないようそっと起き上がった。
243名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 02:02:35 ID:hiU2EUKH0
玲華は、着ていたワンピースを脱ぎ捨て、ピット星人のボディに姿を変えた。玲華の頭部を持ったピット星人は、
フルハシの気管から採取した細胞を調べている、アンヌ隊員の背後からそっと近づき、いきなり首を締めた。
「・・・あ・・・あなた・・・・一体何をするの!・・・」
気絶するアンヌ隊員。その身体を、玲華は地球人の少女とは思えない怪力でひょいと抱え上げた。
「この女(ひと)を人質にしましょう。きっと役に立つわ。」
ピット星人玲華はアンヌを背負ったまま、猛スピードで防衛軍基地の廊下を駆け抜けた。中央司令室の前まで
来ると、玲華はアンヌを扉の脇に横たえ、自動ドアを開けて司令室の中にゆっくりと足を踏み入れた。
「何者だ!?」突然の侵入者に気付いて振り返った隊員たちは、侵入者が中学生くらいの少女であることに気付き、
一瞬あっけに取られた。その隙をついて、玲華は目にも止まらぬ速さで動き回り、隊員たちを次々と手刀で倒した。
司令室の計器盤を、手刀で破壊してゆく玲華。たちまち、警報サイレンが基地内に響き渡る。
司令室を完膚なきままに破壊したピット星人玲華は、アンヌを抱えてホーク2号の格納庫に急いだ。
だが格納庫の直前で、玲華は、防衛軍の守備部隊に取り囲まれてしまった。
「きみ! その女性(ひと)を離して、早く降伏しなさい。さもないと、発砲するぞ!」
自分に向けられた銃口が、どれも震えているのがわかる。相手が若い女の子だと知って、みな躊躇しているのだ。
玲華は不敵に微笑み、アンヌをゆっくりと床におろした。そして、両手を顔の前に揃えて、ゆっくりとおろす。
玲華の愛らしい顔が、奇怪な昆虫人間へと変貌した。「うわあっ!」
昆虫人間となった玲華が、口からピンク色のガスを吐いた。とたんにバタバタと倒れる守備部隊の隊員たち。
だが次の瞬間、ピット星人はめまいでも起こしたかのように「ウッ!」とうめいた。
ヨロヨロと揺らいだ身体をすぐに立て直したピット星人は、アンヌを抱え、ウルトラホーク2号を操縦して
防衛軍基地からまんまと逃走した。
244名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 02:02:50 ID:hiU2EUKH0
宇宙怪獣エレキングは、ウルトラセブンのアイスラッガーで輪切りにされ、絶命した。
「エレキングが負けたわ・・・」玲華の顔を持ったピット星人は地団駄を踏んで口惜しがった。こうなれば一刻も早く
早くもうひとりのわたしと合流し、地球から逃走しなければ。
玲華の顔を持ったピット星人は、両手を顔の前でおろし本来の顔に戻った。そして、玲華の到着を待った。
玲華はちょうど、ホーク2号の格納庫前で、守備隊員たちと交戦している。ピット星人はテレパシーで玲華の
状態を確かめた。心配はいらない。すぐに包囲網を突破して、ここに舞い戻ってくるはずだ。
だが、円盤の中には既に、侵入者がいた。ピット星人の正体を知ったフルハシ隊員が、ピット星人めがけて
レーザーガンを放った。「ピュルルルルルッ!」たちまち倒れるピット星人。
だがどうしたことだろう。ピット星人の死体の頭部が、徐々に小鳥遊玲華の愛らしい顔に変わってゆくではないか。
「・・・え? なんで星人が、女の子に変わっちゃんだよ?」驚くフルハシ。

ピット星人の死体はウルトラ警備隊によって回収され、解剖された。その結果、恐るべき事実が判明した。
「DNA検査の結果、フルハシ隊員が射殺したのは宇宙人ではなく、捜索願いが出されていた小鳥遊家の令嬢、
玲華さんであることが判明いたしました。」検死解剖を行った医師が、ウルトラ警備隊の面々にこう告げた。
驚くフルハシたち。「で、でも俺が撃ったのは、間違いなく宇宙人だったんだぜ!」
「ええ。玲華さんの肉体は、宇宙人によって改造され、宇宙人と同じ構造にされていました。細胞は地球人の
玲華さんのままですが、体内組織の構造が地球人とはまったく異なる、別のものに造り変えられていたのです。
しかも玲華さんの子宮には、妊娠した痕跡が認められました。胎児がどうなったのかは、まったく不明です。」
245名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 02:03:06 ID:hiU2EUKH0
アンヌを拉致したピット星人は、地球防衛軍によって接収された円盤をまんまと奪還し、そのまま大気圏外へと
逃走していた。玲華と一心同体だったピット星人は、玲華が射殺されたことで変身能力を失い、胎内の卵も
消失してしまっていた。
アンヌを拉致して逃げたのは、途中までは、玲華が改造されたピット星人だった。だが、本物のピット星人が
フルハシに撃ち殺されようとした瞬間、二体のピット星人は一瞬で入れ代わったのだ。玲華は、本物のピット星人
を守るための影武者として、その若い命を散らしたのだった。
ピット星人が真っ黒なボディの上に着けている、ベルト状の衣服のようなものは、ピット星の電送技術が
作り出した緊急転送ベルトであった。本物のピット星人の遺伝子を守るため、本物が生命の危険に晒されると
自動的に影武者と入れ代わる。こうやって、ピット星人は自らの身を守ってきたのだ。
円盤の中、全裸のアンヌ隊員が電送改造機に縛りつけられ、助けを求めて絶叫している。アンヌの身体を
囲む光のリングがどんどんせり上がり、アンヌの肉体をピット星人のそれに変えてゆく。
10分後、すっかりピット星人のボディに生まれ変わり、わが身の不幸にすすり泣くアンヌの前に、
アンヌの顔を奪ったピット星人が微笑みながら立った。中学生の玲華の時とは異なり、アンヌの顔をした
ピット星人のボディは、豊満な乳房がゆさゆさと揺れる、成熟した女のプロポーションに変わっていた。
「アンヌ隊員、ピット星人に生まれ変わった感想はいかが? あの女の子を使った作戦は失敗したけれど、
今度はうまくやりましょうね。地球人の男性は可愛い女の子に弱いってことがわかったんですもの。ウフフ。
さあアンヌ、今からあなたに、ピット星人としての悦びを教えてあげるわ。」

ピット星人に改造されたアンヌは、円盤の床に横たわり、もうひとりのアンヌと激しくまぐわい合っていた。
アンヌの顔が昆虫のような頭部に変わり、またアンヌの顔へと戻る。真っ黒な全身タイツをまとったかのような
豊満なボディが、激しく肉体をこすり合って、愛の交歓を行っている。やがて改造されたアンヌの子宮に、
ピット星人の新しい卵が宿った。                           (おわり)
246名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 02:15:37 ID:gLkEun0/0
文章力・描写・表現どれをとっても最高の一言です。
お疲れ様でした。
アンヌ隊員に思い入れでも?
その素晴らしい才能を他のヒロインver.も読みたくなりました。
続編・新シリーズ心よりお待ちしてます。
247名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 02:35:19 ID:DU/s1fGb0
二作品とも面白かったです。
まさにGJ。
246さんがおっしゃるように、アンヌやウルトラセブン以外の改造作品も拝見したいものです。
一度ご考慮願えませんでしょうか。
248フォックス:2008/02/14(木) 05:50:50 ID:Ju4i/4mp0
>>210
好きですね
ホントあるやつ全部知りたいくらいですよ
でもシャイダーもそうですけど近くには大きい店はないので
昔のまでは置いてないんです
なので教えていただけたらうれしいです
お願いします
249名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 08:05:03 ID:N92amEoX0
10人の女子大生がヤプール人の超獣製造機に入れられて
ユニタングに改造される話なんてのはどうだろう?
250名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 12:05:39 ID:gLkEun0/0
>>248
最近TSUTAYA行った?
DVD化されてレンタルも解禁になってるよ。
キレイな映像で洗脳・改造を楽しんで!
251名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 12:09:22 ID:Qhi/DeWR0
>>248
そう言うときこそのネットレンタル
シャイダーは「TSUTAYA DISCAS」と「ほすれん」にある
因みに「DMM」には無い
252名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 14:56:37 ID:9mGmN0pK0
学界を追われた美人科学者が悪の組織に魂を売り、次々と
美人アスリートや美人科学者を拉致、改造するストリーを
誰か書いてくれないかな。アンヌ最後は、猿人間に改造され
るストリー希望。
253フォックス:2008/02/14(木) 15:04:42 ID:Ju4i/4mp0
レンタルなどいろいろと教えていただきありがとうございます
いろいろとやってみますね

この件はこれで終わりです
協力してくれた方々ありがとうございます
254フォックス:2008/02/14(木) 17:03:25 ID:Ju4i/4mp0
あの〜お詫びと言ってもちょっとしたことなんですが
これから暇があったら動物人間シリーズを投下していこうと思うんですが
どうでしょうか?
255名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 17:19:02 ID:5+l2WAAj0
>>254
ゴーロン星人の地球人総サル人間化計画で書いてみてくれ
256名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 17:21:18 ID:m2wZSUBN0
>>254
別にシリーズにこだわる必要はない。
いいんじゃないの。
257名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 20:30:19 ID:khl3LB4q0
>>212-235,>>236-245
GJ! まさかの二本立て投下とはじつに大盤振舞いですね
これまでの4作がどれも趣向が異なっているのと、どれも細部の小ネタが
きいているのが面白かったです
ひとりのヒロインを毎回異なるシチュエーションで改造し続けるシリーズと
いうのは、今までありそうでなかった展開ですよね

ところで>>126氏は「アンヌ改造しまくり計画」がコテハンで
「緑の恐怖」「サイボーグ作戦」「人間牧場」「湖のひみつ」がそれぞれ
SSのタイトル、という理解でいいのかな? どうもそう読めるんだけど
258名無しより愛をこめて:2008/02/15(金) 07:31:38 ID:/6MhESJq0
今後コテハン名乗らなければ「アンヌ改造しまくり計画」でいいんじゃね?
259maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/02/15(金) 11:22:19 ID:p9Kb/rhC0
「アンヌ改造しまくり計画」様(?)
>>213-245GJです
なんというか、改造とエロの組み合わせと、(特に一本目の方の)鬼畜っぷりが
BeeF様を彷彿とさせました。それと、毎回宇宙人の設定に趣向を凝らしていて
とても楽しめます。ピット星人の「二人組」という設定を活かすところとか、うまいと思いました。
二本目、「あれ、今回はアンヌじゃないのかな」と思わせておいて…という
展開もちょっと笑えました。

同じようなソロモン星人ぽいネタで、
「ウルトラQダークファンタジーのセミ女が実は拉致改造された地球人」というのも
いいかもですね。(…自分で書けばいいのかもしれませんが)
260名無しより愛をこめて:2008/02/15(金) 12:00:38 ID:LmG085gb0
>>259
>「ウルトラQダークファンタジーのセミ女が実は拉致改造された地球人」というのも
>いいかもですね。(…自分で書けばいいのかもしれませんが)

ぜひぜひ書いて下さい! お願いします!
261名無しより愛をこめて:2008/02/15(金) 15:25:07 ID:pcEU8ZlZO
そういやずいぶん前の「宇宙船」誌に、セミ女じゃなくて
銀色全身タイツを着た女性にセミ人間のレプリカマスクを被せてポーズを取らせた
「女セミ人間」というネタがあったが、あれはまあなんというか、エロかったなぁw
ほんとに地球人の若い女性を改造したかのように見えて、ハァハァ(*´Д`;)したものだ
262フォックス:2008/02/15(金) 16:44:29 ID:BvuXEOUQ0
ボクは動物ネタが好きですね(完全じゃなく人間の姿にしっぽや耳が生えるなど)
263名無しより愛をこめて:2008/02/15(金) 17:24:40 ID:ptouY0Sx0
>>262
女狐という言葉があるように、女性に狐の尾がはえるとエロくないかい。
264名無しより愛をこめて:2008/02/15(金) 17:29:33 ID:ayktWYmS0
泥棒猫とかにもされたり女は日常的に改造されまくりんぐだな
265フォックス:2008/02/15(金) 18:26:42 ID:BvuXEOUQ0
>>263
>>264
いいネタをありがとうございます
機会があれば作ってみたいと思います

個人的に名前のとおりキツネ物が好きなので女狐をまずやってみようかと思います
でもストーリーにするのがヘタでどうすればいいんですかね?
266名無しより愛をこめて:2008/02/15(金) 20:05:01 ID:q3qGKeB20
女性の異形化に萌える人には、ケモノ萌え(ネコミミ萌え含む)と
昆虫萌え(妖精さん萌え含む)の2大派閥(?)があるからね
永井豪はどちらかというと前者、松本零士なんかは明らかに後者だけど
手塚治虫になると両方の要素を持ってたりもするね
石ノ森章太郎はどっちだろう? 蜂女は昆虫女萌えの人にはたまらない女神なんだけどね
267名無しより愛をこめて:2008/02/15(金) 21:21:32 ID:zRpzcevH0
アンヌ改造氏の「湖のひみつ」は、後半かなりの駆け足になってて
待望のレズシーンとかがあっさり端折り気味だったのがとても悔やまれる
あわてて二本立てで投下されなくても良かったような気がするのだが・・・
可能なら増補改訂版の投下を期待したい
268名無しより愛をこめて:2008/02/16(土) 09:25:23 ID:s1AgNWib0
>>267
同感。
特に18禁なヤツを、ここで無理ならアダルトにでも。
269名無しより愛をこめて:2008/02/16(土) 11:15:24 ID:qfiIJQ5o0
ここで無理かどうかの線引きって、どうやって決まるの?
過去に投下されたSSを読んでみても、エロパロ板よりも過激なのがいっぱいあるじゃんw
270名無しより愛をこめて:2008/02/16(土) 11:43:18 ID:Fv7Bgnfw0
>>269
その都度、叩かれていたじゃん。
271名無しより愛をこめて:2008/02/16(土) 12:58:36 ID:b+71blB20
昔、フラッシュマンに出てくるレー・ネフェルが
立花“ダイナピンク”レイが改造実験帝国メスによって
改造された姿だというネタを考えたことがある
272名無しより愛をこめて:2008/02/16(土) 15:59:04 ID:75LjFbST0
>>271
そういうのすきー
SSでペギー松山が無理矢理ミスアメリカに改造とかもあったなあ
実際は小牧リサがいやいやミスアメリカのスーツアクトレスさせられたらしいが
273フォックス:2008/02/16(土) 18:38:10 ID:ir/OzESa0
あの〜動物化ドリンクを飲み動物化するってのはアリですか?
274名無しより愛をこめて:2008/02/16(土) 18:47:02 ID:qfiIJQ5o0
>>273
むかし「赤ずきんチャチャ」でそんなネタやってたな
動物がいなくなった動物園が芸のできる動物を増やして客を呼ぼうと
主人公達に動物化ドリンクを飲ませて動物に変え、檻に入れ鞭で叩いて無理やり芸を仕込むの
いや、ドリンクはアニメ版で、コミックでは単に握手すると動物に変えられてしまうんだっけか?
275フォックス:2008/02/16(土) 18:59:51 ID:ir/OzESa0
赤ずきんチャチャ?初めて聞いた名前ですね〜
でもいい情報ありがとうございます!!

もし今個人的に考えているのは動物のしっぽを溶かした(現実じゃありえないですけど)
ドリンクを飲んだ人(女の人専門なので男は飲みません)が動物化するってのなんですけど
一番いいシチュレーションはどんなのですかね?
276名無しより愛をこめて:2008/02/16(土) 19:15:16 ID:+35ZVRE30
277フォックス:2008/02/16(土) 19:19:03 ID:ir/OzESa0
>>276
ありがたいのですが完全獣化は好みじゃないんですよ
ごめんなさい・・・

あと実写が好きですね
なので最近の特撮でやらないのはショックです

278名無しより愛をこめて:2008/02/16(土) 19:36:59 ID:CR9BA2bx0
>>277
フォックス氏が一番萌えるネタで書けばいい。
どんなのがいいかいちいち聞いて、それで書いて萌えることができるならいいが、
そうでなければこんなはずではという思いで苦しむだけだ。
書いて苦しむぐらいなら書かないほうがいい。
結局そうして書かなくなったりするので、まずは自分が一番楽しめる話を書くことだと思うよ。
279フォックス:2008/02/16(土) 21:07:52 ID:ir/OzESa0
>>278
そうですね!!
ありがとうございます
自分の書いたものを評価していただければこれからの成長にもなりますもんね
早ければ明日遅くても週の前半にはうpできればと思います
280名無しより愛をこめて:2008/02/16(土) 22:14:48 ID:1Z4sbm7R0
maledict氏は既存の宇宙人ネタ(ウルトラでなくてもいいから)は書かないんですか?
SFがお好きみたいだし、ライダーものより合ってるんじゃないかと思うんですが
281名無しより愛をこめて:2008/02/16(土) 23:37:48 ID:XbQGEF+w0
ウルトラマンAの「怪獣対超獣対宇宙人」で、メトロン星人Jr.が山中隊員の
婚約者のマヤを殺害してからその身体に憑依してるけど、最後正体を見破られると
マヤから星人の姿になり、星人死亡後もマヤの死体はどこにも残らなかったわけだから
あれってマヤとメトロン星人の肉体が一心同体化したってことだよね

あれが殺害じゃなくて麻痺させただけで、憑依してから身も心も乗っ取ったんだとしたら
あれも一種の改造になるのかな? そう考えるとなんかすげー萌えるんですけどw
282名無しより愛をこめて:2008/02/16(土) 23:50:58 ID:CgSjWYyw0
ウルトラマン関係の改造モノというとタロウのメモールの話があるね。
かわいそうな話だったけど。
メモールに改造された娘がドルズ星人に状況を報告するところは良かったな。
283名無しより愛をこめて:2008/02/17(日) 02:02:11 ID:MfSH+m6u0
さとう珠緒を彼女の好きなチワワの改造人間にしたいな。
284maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/02/17(日) 05:58:03 ID:kyMRUJp40
>>280
たまたま、まだ書いていないだけで、書かないという方針があるわけではないです。
キングカッパーもソロモン星人もメモールも大好きです。宇宙猿人ゴリネタとかも
いつか書いてみたいと思っています。
ただ、合うとか合わないとか以前に、自分のツボの中心部には「ショッカーの手術台」
が鎮座していて、他のネタはその周囲に触手状に伸びている、という感じなのは事実です。

>>281
いいですね。ちゃんと人間の意識と記憶が残っていて、心身が徐々に変貌していくのを
なすすべもなく…と。具体的には例えば(こないだ読んだ『マタンゴ:最後の逆襲』に
そんなシーンがあったんですが)、意識を取り戻して異常を感じ、浴室に駆け込み
服を脱いで鏡を見ると、すでにあちこちメトロン化が始まっていて、さらに
いつの間にか恐ろしい侵略作戦のことなんかを考えている自分に気づき戦慄し…とか?

>>260
さて、と思って考えると、あの話、冒頭以外よく覚えていないことに気づきました。
(なんかあんまりぱっとしない話だったような)。で、どんな話にすればいいか、
もうひとつまとまりません。エンクミをセミ女二号にするとか?…う〜ん…なんか違う
…要は冒頭の全裸シーンに繋がるように、あることないこと補完しまくればいいんでしょうね。
(そう言えば前スレで似たようなことをやった気が…)
何か浮かびそうな気もするので、浮かんだら書きたいと思います
285maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/02/17(日) 06:08:40 ID:kyMRUJp40
追記。そういやメビウスのサーペント星人の回がやや>>281に近い話でしたね。
(厳密には「ウルトラマン」の自己パロディというのに近いけど)
ただ、とてもいい話ではあったけど、改造萌えの要素はあんまりなかったかな
せっかくの美保純なんだし、>>284くらいやってくれても…てそりゃ無理か
286名無しより愛をこめて:2008/02/17(日) 07:21:47 ID:difZDfaY0
>>284
そういや宇宙猿人ゴリも一般人改造しまくりだったね
公害人間とかダストマンとかカバゴンとかノーマンとか
おにゃのこ改造に結びつけると今イチな話が多いのが難点だけど
まだズノウ星人の憑依ネタの方が萌えたりする

ノーマンネタで、難病の少女がゴリの手先の医師に移植手術を施されて
徐々に怪獣化してゆくのはどうかな? 難病ってほどでなくても
盲目の少女が角膜移植を受けて開眼手術を受けたら、眼から怪獣化してゆくとかね

>>281,285
憑依して星人の元の肉体はどうなってしまうのかとか、色々考えるとややこしいから
宇宙細菌ダリーみたいなミクロの星人が寄生して、分泌物で宿主の肉体を
徐々に人間ならざるものに変えてゆくというのはどうだろう?
肉体の変容が進むとともに、徐々に精神も乗っ取られてゆくとかさ
ミクロサイズの星人でなく、洋画の「ヒドゥン」みたいなナメクジ状の寄生生物でもいいかもね
(そういやヒドゥンも実はウルトラマンへのオマージュなんだよね)
ハインラインの人形つかいみたいな外部寄生でもいけるよね
287名無しより愛をこめて:2008/02/17(日) 07:59:17 ID:cwi6p61h0
楳図かずお版のバルタン星人も憑依タイプだったお
地球人の意識を保ったまま、徐々に身体がバルタン化してゆくお
そしてどんどん仲間を増やそうとするお
288maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/02/17(日) 10:21:30 ID:kyMRUJp40
>>286
色々アイデアありがとうございます!
自分は「寄生・憑依」になるとちょっと的から逸れるかな、という感じがしています
メトロンのはウルトラマンの「合体」と同じテクノロジー(?)なのかなと想像してました
小林泰三『ΑΩ』っていうグロい小説があって、ネタバレするとあれもあからさまに
ウルトラマンオマージュなんだけど、憑依というよりはまさに内部からの改造、ないし
融合による異形化という感じで、上記もそんな感じのイメージでした

>>287
そういえばそうでしたが…アレは怖すぎ…子供時代のトラウママンガです。
ウルトラマンだと思って読んだのに、なんであんなに怖いんだよお、と泣きたくなった
289maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/02/17(日) 11:00:28 ID:Use+/glVO
憑依がいいのかよくないのか、なんか舌足らずだったので
ちょっと補足します。寄生・憑依で

精神→完全に別人格に乗っ取られる
肉体→部分のみ融合
(あと、変化が可逆的)

このパターンだと自分は萌え度がやや落ちるようです
逆に言うと融合係数(wが高い方が萌えると
…あくまで程度問題ですが
290名無しより愛をこめて:2008/02/17(日) 13:53:15 ID:EO20W+gj0
「改造」の定義は人によって変わってくると思うが、個人的な見解では
「肉体の不可逆的変容を伴う(二度と普通の人間には戻れない)」が大きいと思う
事件解決後、当然のように元の身体に戻るようなものは改造とは言い難いのではないか
(モグラングのモグラ人間のように、元に戻るために特殊な薬品を必要としたり
 イソギンジャガーのように変身スイッチの破壊を必要とするものは構わない)

逆に精神の方は、完全な悪堕ちでなくても単なる憑依・一時的洗脳でも構わないし
(サソランジンのように身体だけ改造されて、精神は操られているだけでも可)
仮面ライダーのように精神は元のままでも身体を改造されていれば、改造は改造だ

だから憑依や寄生でも、肉体変化が非可逆的(寄生が解かれると宿主が死亡するような
ケースも含む)であれば、精神が完全に乗っ取られていなくても改造の一種と見なして
いいのではないかと個人的に思う
291名無しより愛をこめて:2008/02/17(日) 20:36:10 ID:AGwA9qAZ0
>>フォックス氏
ジャスピオンかメタルダーで
母子を動物に替える。と言うのが有ったよ。

レンタルビデオで見たのでどの作品だったかは
覚えていないけど、確かに有った
292フォックス:2008/02/17(日) 21:54:36 ID:NA9o87qI0
>>291
ホントですか!?
それはそれはありがたい情報ありがとうございます

でもそれってシャイダーじゃありませんか?
あ〜でもシャイダーは子供のほうだしな・・・

あの詳しく聞きたいんですけどその作戦は一時成功するんですか?
母子が動物化するんでしょうか?
その辺教えてください!!お願いします
293名無しより愛をこめて:2008/02/18(月) 05:02:53 ID:kqrIYpL50
「キバ」で2話続けて、人間体が美人な女怪人。
この分なら、そのうちみんなの期待にそうような、蜂女・バラ女・犬女・狼女とか
出てくるかも!?
294名無しより愛をこめて:2008/02/18(月) 08:05:38 ID:7mPb9Vt70
女怪人の有無が問題なのではない
女性の改造シーンがあるかないか、問題はその一点なのだ!
295フォックス:2008/02/19(火) 15:46:08 ID:uXsz0Pvy0
>>291
教えてください お願いします
296291=182:2008/02/19(火) 22:25:05 ID:URpYLt4I0
母子を動物化させる
 ↓
作戦成功
 ↓
この作戦を広めようとする
 ↓
邪魔が入る

こんな内容だったかな?
詳しくは覚えてないっす。

シャイダーでは無い(確実)
レンタルビデオに有って、オイラがリアルタイムで見なかった作品だから
メタルダーかジャスピオンだと思う。
297名無しより愛をこめて:2008/02/19(火) 23:07:17 ID:HN8a9KzC0
新しいSSマダー?
298名無しより愛をこめて:2008/02/20(水) 01:10:56 ID:fwC2gUme0
>>294
人間体が美人な時点で満足!
改造の経緯は、想像じゃダメ?
299フォックス:2008/02/20(水) 06:34:45 ID:yg5buAxm0
>>296
情報ありがとうございます!!
作戦は一時成功するんですね
じゃあ探してみますね
300フォックス:2008/02/20(水) 15:08:39 ID:yg5buAxm0
>>296
あのもう1つ聞きたいんですけど
動物化ってどんな動物になるんですか?
301ダイレン:2008/02/20(水) 15:13:08 ID:qjhj2UkFO
構想はある程度決定したんですが、世界観が決まりません。
バイオ液体系なんでパラレル世界なんですが、どこがいいですかね?

・仮面ライダー世界
・メタルヒーロー世界
・ウルトラマン世界

自分としては「ヒーローのいる世界における改造」が好きなものですから……
302蟻蜂フリーク ◆/sIh2XqTo2 :2008/02/20(水) 16:02:36 ID:HM3IfY9w0
>>297
待っててねw
303名無しより愛をこめて:2008/02/20(水) 17:08:22 ID:VIWLs5VA0
>>301ダイレン様
個人的にはライダーの世界がいいけど、
そういえばメタルヒーローってよく話題になるのに、熊田曜子の話と
少女がモンスター軍団の一員にされる話ぐらいしかなかったような気がします
(見落としていたらすみません)。待望しているひとも多いのでは?
304ダイレン:2008/02/20(水) 22:41:24 ID:qjhj2UkFO
よく考えれば僕はブルースワットとビーファイター(及びカブト)しか見てないっすorz
やっぱ仮面ライダーかウルトラマンですかね。仮面ライダーならTHE NEXTの続編(ストロンガーが最終作?)ですかね?
305名無しより愛をこめて:2008/02/21(木) 03:35:34 ID:OxrOLcF70
フォックス様!
ネタバレになるから詳しくは言わないけど、
アダルトの人外スレにイイものが投下されてますよ。
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1177949148/450-462
同じ職人さんの前作があるので、できればそちらからどうぞ
(続編からいきなり読んでもちょっと分かりにくいかと)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1177949148/303-326
306名無しより愛をこめて:2008/02/21(木) 06:53:52 ID:fTJg+Azt0
ttp://upload.jpn.ph/img/u12137.jpg

鳥人戦隊ジェットマン29話「最後の戦い」より

故郷を滅ぼされたベルセルク女戦士ルーは憎しみに駆られ復讐に取り憑かれていた。
彼女の仇であるラディゲはそんな彼女を利用しようと待ち構えていたのだった。
ラディゲの隣に最強の次元獣が不気味な姿を晒して彼女の前に立ちはだかった。
憎しみに駆られ我を失い次元獣と相対する彼女だったのだが・・・・・・
307名無しより愛をこめて:2008/02/21(木) 06:55:05 ID:fTJg+Azt0
ttp://upload.jpn.ph/img/u12138.jpg

ルーは次元獣ヨロイスネークの右腕をなぎ払い足を斬り動きを止めた。
が、斬ったかにみえた腕や足は空洞でしかも彼女に襲い掛かったのだ。
そして不意を衝かれた彼女の手や足に取り憑いたのだ。
激痛で動きを封じられ屑折れる彼女。
ジェットマンや彼女の恋人ディランが駆け寄るが苦しむ彼女をどうすることも出来ない。
これこそがヨロイスネークの恐ろしい能力であり彼女への恐るべき罠だったのだった。
308名無しより愛をこめて:2008/02/21(木) 06:58:04 ID:fTJg+Azt0
ttp://upload.jpn.ph/img/u12139.jpg

ヨロイスネークはその名の通り中身のない鎧の次元獣であり
敵の憎悪を吸収し取り憑いて自在に操る能力があったのだ。
ディランが外そうと試みるが彼女に激痛を与えるだけでびくともしない。
ヨロイスネークは憎悪を吸込み、代りに彼女を次元獣にする為の洗脳エキスを注入してゆく。
激しい痛みに悶え苦しむ彼女は優しく手招きするヨロイスネークに逆らうことが出来ない。
ルーは彼女に取憑いたヨロイスネークの右腕と左足に引き摺られる様にゆっくりと次元獣の元へ招かれていく。
ヨロイスネークの前の彼女は醜く恐ろしい次元獣と合体させられる恐怖に震え
涙を流す惨めな姿を晒すのみだった。
309名無しより愛をこめて:2008/02/21(木) 07:00:01 ID:fTJg+Azt0
ttp://upload.jpn.ph/img/u12140.jpg

「いや、お願い。誰か助けて・・・・・・こんな醜い次元獣なんかになりたくない」
恐怖と激痛のなか蒼白になり助けを求める彼女を完全に支配する為、ヨロイスネークは
次元獣エキスを彼女に一気に注ぎ込んでいった。
瞬間、赤い閃光に包まれ彼女は体験したことのない激痛に全身を貫かれ憎悪の代りに注さ
れたエキスに全細胞が作り変えられていく恐怖に絶叫した。
次の瞬間には彼女の全身は頭からつま先まで完璧にヨロイスネークに包み込まれてしまっていた。
しかし彼女の本当の苦しみはまだ始まったばかりだった。
醜いヨロイを何とか脱ごうともがく彼女を完全に一体化し身も心も支配しようとするヨロイスネーク。
ギチギチとヨロイを締め上げ彼女の自由を奪い、密着し肌から直接融合して彼女を次元獣
へと改造していくヨロイスネーク。彼女の抵抗が段々弱くなっていった
310名無しより愛をこめて:2008/02/21(木) 07:00:39 ID:fTJg+Azt0
ttp://upload.jpn.ph/img/u12141.jpg

永遠と思える恐ろしく苦しい時間が過ぎていった。しかし痛みは去ることはなかった。
ルーは自分があの恐ろしい鎧と融合させられ、自分自身が醜い次元獣に改造されてしまったことを身を持って感じた。
次元獣と融合した身体は痛みや苦しみ以外一切の感覚がないのだ。
指先から爪先まで隙間なく完全に次元獣のヨロイに永遠に拘束されてしまったのだ。
醜く生まれ変わった彼女の前に仇であり自分をこんな姿にした憎きラディゲが立っていた。
「なかなかいい格好だ。次元獣へと生まれ変わった気分はどうだ。だがお楽しみはまだまだ終わりじゃないぞ。
吸収した憎悪を返してやろう。ヨロイスネークが吸収増幅した憎悪をな。そしてこれから
お前は全世界の憎悪をヨロイスネークを通して吸収し苦しみ続け、我の下で永遠に戦い働くのだ」
再び、そして今まで以上の頭痛が彼女を襲った。逃れる術もなく苦しみ続ける彼女。
彼女の人間らしい心は夥しい憎しみで完全に消え去っていったのだった。
ベルセルク人ルーの最後の戦いが終わり、次元獣ヨロイスネーク・ルー、ラディゲの忠実な
バーサーカーの新たな戦いが始まった。
311フォックス:2008/02/21(木) 09:09:57 ID:tVk/dlyi0
>>305
ありがとう
行ってみますね
312フォックス:2008/02/21(木) 09:13:03 ID:tVk/dlyi0
>>296
一通り調べてみたんですがメタルダーではそれらしきものがなく
ジャスピオンでも見つかりませんでした・・・
ただジャスピオンでコレかな?と思ったのが16話の
人類の未来か?恐怖の巨獣帝国
だったんですがコレは記憶を奪って?原始人化するとかっていうのだったので
違うかなと思いました

なのでお願いします!!覚えてること教えてください!!無理やりですけどもホントお願いします
313296:2008/02/21(木) 20:06:07 ID:ZnlWUg+l0
>>312
人類の未来か?恐怖の巨獣帝国
あっ...その話じゃないよ。
オイラも題名にそそられてビデオを借りた記憶があるから。

って事はジャスピオンだったかな?

動物...犬と鳥だったかなぁ〜
でもそれだとシャイダーだからなぁ...

ジャスピオンスレに行って聞いた方が良いかも。
314フォックス:2008/02/21(木) 21:11:26 ID:tVk/dlyi0
>>313
違いますか〜探してみたんですけど残念
でも今のところジャスピオンが近そうですね!!情報ありがとうございます
ちなみに動物化するっていうのどういう感じだったか覚えてませんか?
例えば耳が生えるとかなどなど・・・
どんなことでもいいので情報お願いします!!

あの〜あと気になったんですが犬と鳥はシャイダーってどういうことですか?
シャイダーに犬や鳥になる話があるんですかね?
ちょっと教えてくださいお願いします

ホントいろいろ聞いてすみません
315名無しより愛をこめて:2008/02/22(金) 00:54:41 ID:n3HaxfxI0
>>307-310
本編では、彼氏がヨロイスネークになるのですが、画像もうまく編集してルーが吸収
されたように見えますし、文章もいいです。ご苦労様でした。
ジェットマンでもう一作作る予定は?ジューザや、マリアで何か作ってみてはいかがですか?
316名無しより愛をこめて:2008/02/22(金) 01:07:23 ID:HyhmLDSH0
本編も実際にルーがヨロイスネークにされて欲しかったな
317名無しより愛をこめて:2008/02/22(金) 02:44:12 ID:kyIZJuyY0
>>307-310
新機軸ですね!興奮しました!!
318名無しより愛をこめて:2008/02/22(金) 06:09:49 ID:UbpfbSVo0
>>307-309
新たなる世界を作り上げた感じですね
最高です!!

私はこういう画像の組み換え?みたいなのはよくわからないのですが
とてもすごいと思いました尊敬しちゃいます
私ごとですがラストのマリアが好きなので今度はそれをやってみてはいかがでしょうか?
319名無しより愛をこめて:2008/02/22(金) 10:20:18 ID:+jLIeyRX0
>>307-310
あ、やっぱり創作された作品でしたか。
すごく面白かったので、今度レンタルで借りてこようと思っていたところでした。
本編では男性が取り付かれるんですね?
画像といい実際にこういう話でもよかったのではないかと思います。
GJでした。
320ダイレン:2008/02/23(土) 01:30:57 ID:S+34KBFUO
執筆中ですが失礼いたします

由美ちゃんらの時代設定は1993年ではなく、現代ですが小学生のままです
何度もしつこくてすみませんがパラレルです。自分は時代設定とかにもこだわってしまうのですいません(あんまり意味ないんですけどね)

季節ってやっぱり今に合わしたのがいいんですかね?
321名無しより愛をこめて:2008/02/23(土) 01:34:39 ID:R9PqWuMQ0
過去ログになってから読むやつもいるんだし、季節を合わせる意味は特にないと思う
322名無しより愛をこめて:2008/02/23(土) 23:34:12 ID:YXyJyt2G0
キモヲタ共氏ね
それ専用の板が有るだろ?
特撮板を汚すな
323名無しより愛をこめて:2008/02/24(日) 03:35:41 ID:KseN7Rrf0
>>322
はぁ〜い〜?
324名無しより愛をこめて:2008/02/24(日) 06:28:02 ID:1dLNciBJ0
>>323
それ何て『相棒』?
325名無しより愛をこめて:2008/02/24(日) 09:23:04 ID:tsGCnA1K0
>>322
あーそもそも特撮板自体キモヲタのジャンルの一つでね
326名無しより愛をこめて:2008/02/24(日) 10:37:06 ID:TlzAxp1I0
327名無しより愛をこめて:2008/02/24(日) 11:13:13 ID:WdsE1NbB0
>>326
ナイス編集。
328名無しより愛をこめて:2008/02/24(日) 11:52:58 ID:IOb/rH/j0
>>326
感謝です!!

編集とかいイマイチわかんないんだけどさ
香が血のヒトデに寄生されてたシチュレーションでマリアのように
獣化?することってのもできるん?
329ダイレン:2008/02/24(日) 16:18:44 ID:vY+5yhIaO
補足までに由美ちゃんです
http://my-tube.mobi/request/0/fhz1ZiTbKeo/Dairanger+1/?n=1&t=d&sid=58pci0rjaj9dfvriu6qr09cvd7


携帯の方だけかも……
お手数ながらPCの方はようつべで願います
330名無しより愛をこめて:2008/02/24(日) 16:21:43 ID:vY+5yhIaO
331名無しより愛をこめて:2008/02/25(月) 16:32:46 ID:bZGbiLVw0
>>326
合成下手
332フォックス:2008/02/25(月) 16:42:03 ID:tqG1AIN+0
マリアの獣化で合成やってほしいんですけど
できる方いますか?
個人的に香の獣化がみたいかも
333名無しより愛をこめて:2008/02/25(月) 23:53:08 ID:rMV7iBWT0
333
334ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/27(水) 23:06:57 ID:xS1e0XPn0
皆様にちょっとお聞きしたいのですが、ショッカー怪人をベースにしたSSを書くときに
怪人名はオリジナルを生かしたほうがいいのでしょうか?
無論、蜘蛛男やこうもり男は蜘蛛女やこうもり女にしますけど、
モグラングとかエジプタスとかってのを、たとえばモグラ女としたりエジプターナとしたりしたほうがいいのでしょうか?
個々人の嗜好の問題もあると思うのですが、ちょっと気になったもので訊いてみたいと思いました。
335名無しより愛をこめて:2008/02/28(木) 01:23:59 ID:VFry+7JF0
東京ドーム氏だったらそれぞれモグラング女、エジプタス女にするな
要するに女性を感じさせるネーミングにすればいいってこった
どうすれば女性っぽくなるかは、SSを書く人によって違ってくるんだろうが
336名無しより愛をこめて:2008/02/28(木) 08:58:02 ID:2uzFVkeT0
【名詞の女性形を作るルール】

(1) 語尾が-us(〜ウス、〜アス)で終わる単語は-a(〜ア)にする(ラテン語の女性形)
 応用例: ピラザウルス → ピラザウラ、ユニコルノス → ユニコルナ、エジプタス → エジプタ

(2) 語尾が-on(〜オン)で終わる単語は-a(〜ア)にする(ギリシア語の女性形)
 応用例: トカゲロン → トカゲラ、プラノドン → プラノダ、イノカブトン → イノカブタ

(3) 語尾に-essを付けるとほとんどの普通名詞を女性化することができる
 (例:prince → princess、lion → lioness(雌ライオン)、god → goddess(女神))
 応用例: モグラング → モグランゲス、ゴースター → ゴーストレス、地獄サンダー → 地獄サンドレス

(4) 語尾が性差を持った名詞で終わっている場合は、逆の性に入れ替える
 応用例: シオマネキング → シオマネクイーン、ガラオックス → ガラカウ(Cow:雌牛)
337名無しより愛をこめて:2008/02/28(木) 16:32:25 ID:Q8YQ3M2N0
かってに決めるな。
だいいちネーミングがエロくない。
まだ既出のサラセニアナやムカデリアの方がましだぞ。
338名無しより愛をこめて:2008/02/28(木) 18:34:04 ID:tJs+ykYBO
>>336はネタでしょ? わざと変な名前にしてる
339名無しより愛をこめて:2008/02/28(木) 20:13:20 ID:2uzFVkeT0
新発見。語尾を「〜エンヌ」にするとフランス人のおにゃのこっぽくなるぞ

例:サラセニエンヌ アマゾニエンヌ ザンブロンジェンヌ ガラガラディエンヌ
340名無しより愛をこめて:2008/02/28(木) 20:20:01 ID:j/UMLOdB0
なんかやたらと薀蓄 だけ 多いヤツが多すぎて
気持ち悪い。
ただのヘンタイでしょ?
341名無しより愛をこめて:2008/02/28(木) 20:22:02 ID:2uzFVkeT0
そもそもこのスレにヘンタイ以外いるのかと
342名無しより愛をこめて:2008/02/28(木) 20:45:56 ID:SyvnFQm/0
新発見! 語尾を「〜子」にすると日本人のおにゃのこっぽくなるぞ w

例:スノーマン子、ジャガーマン子、ライダーマン子
343ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/28(木) 21:27:46 ID:A9nMQY/F0
ご意見ありがとうございました。
やっぱりオリジナルそのままよりも、女性っぽいネーミングのほうがよさそうですね。
参考にさせていただきます。
どうもありがとうございました。
344ダイレン:2008/02/28(木) 21:28:46 ID:/vw5+iItO
「学校の怪談」


若葉が馴染み、道ばたには桜の花びらが残っている様子は微塵もない。
五月病というやつか、ついついうたた寝しそうな環境にいる由美はボーっと外を見ていた。
体育している1組と2組が羨ましい。今日はドッジボールだ。まあ、自分達も次の時間には体育だが。
「……み……。由…………由美ちゃん!」
小声で話しかけてくる相手がいるのに気がつく。振り向くと、ニヤニヤしている智恵子がいた。
「どうしたの?」
「あのさ……」
「こら!授業中に私語はしない!」
田中先生は結構きつい。智恵子は後で、と言っていたが終始微笑していた。
噂好きの智恵子の事だからまた何かネタを掴んだのだろうと思いつつ、何なのか楽しみに待っていた。


算数が終わって着替えていると、智恵子は更衣室でその内容を話し始めていた。
「実はさ……この学校には開かずの教室があるのよ」
「開かずの教室って地下室に続くっていうあれ?」
一説によれば防空壕だったとか、埋蔵金があるとかしているらしいが真相は定かではない。
「そんなの、あたしらが4年生の時に流行ったやつだろ?」
5年生にしては大きいな胸を震わせながら、渚が口を挟んでくる。
確かに過ぎ去った内容を今更掘り返すのも何だとは思うが。
「それがさ……あれは秘密結社の基地に繋がってるんじゃないかって……」
「秘密結社って、あのアイドルが死んだ事件に関わってたとかいう?」
去年の10月辺りだったか、人気のアイドルが会社で死亡するという事件が起きていた。
それは悪の秘密結社による殺人事件で、それと戦い続けている戦士がいるという。
「確か仮面ライダーだっけ?秘密結社と戦ってるの」
345ダイレン:2008/02/28(木) 21:29:53 ID:/vw5+iItO
「そうそう。秘密結社は仲間を増やした仮面ライダーに追いつめられて基地を移し……」
「それがこの学校の地下?馬鹿らしい……ありえないありえない」
体操着を着ながら渚は噂を否定した。智恵子はムッとなりながらもその場にいるみんなに語り続ける。
「もう一つあるの。秘密結社は人間を改造した怪人を操ってるらしいの……その基地で製造してるらしいわよ」
信じるものも信じない者も口を開いて喋り続ける。由美はどちらかと言えば信じる側だが、あってほしいとは思わない。
「ねえ……なんか怖いよね、綾ちゃん」
話しかけてみたが、由美は顔を見て驚いた。顔を青ざめさせた綾がいたからである。
「綾ちゃん……具合悪いの?」
ハッと我に帰ったように綾は由美の方を振り向いて大丈夫、というのを強調した。
その後にあったドッジボールでも、確かに綾は楽しそうにはしていたが……

着替えて教室に向かうと、男子は別の話題で盛り上がっていた。
この春に新任としてやってきだ久遠寺 静゙という教師についてである。
26歳ほどで、上から92・61・86というボン・キュ・ボン美人である。思春期の彼らには絶好の語りの対象となる。
「男子はこれだからはしたないのよね……」
「渚……お前なんて目じゃないくらい久遠寺先生は胸がデカいんだよ!悔しかったらなってみろ!」
「何ィーー!大輔、お前ーー!!」
渚が貶すように笑う。そこへ大輔が反論して渚が怒る。いつもの構図である。
「確かに、ああいうのはいいよなぁ〜」
「うん。柔らかそ……」
健一はそこに由美がいるのに気づく。渚と由美は仲良いし、一緒にいるのはいつものことなのに。
「由美ちゃん……いや……これは……僕は…大きすぎる胸は……」
346名無しより愛をこめて:2008/02/28(木) 21:30:49 ID:/vw5+iItO
自己フォローしたつもりだった。だが、由美は自分の胸を気にして赤面した。
「……あ、あたしだって……もっと大きくなるんだから!!」
その場にいる全員が驚いた。まさか由美がデレツンを含んでいるとは思わなかった。
健一を含んだ男子が、逆にある部分が大きくなったことだろう。

下校時間になり、ランドセルに道具をしまっていく由美。隣にいる綾も同様にしまっている。
「ねえ、由美ちゃん……一緒に……開かずの教室行ってみない?」
いつものように一緒に帰ろう、という誘いかと思えばそうではなかった。
しかも、自分以上に怖がりな綾が誘うとは到底思えない。
「えと……あたし……」
「来て……くれるよね?」
笑顔が気持ち悪いくらいにニッコリしている。一種の恐怖を感じた。
「……お母さんが同窓会あるっていうから、今日はあたしがご飯作るの……だから、早く帰らないと……」
咄嗟に出た嘘。由美はランドセルを背負って教室を出ようと歩き出した。


「……待ってよ……」


ぐっと腕を掴まれた。 しかも、その力は痛みを感じるほどに強い。
「友達でしょ?……゙一緒に゙行こうよ……」
今度は睨むように由美を視る。握る力もどんどん強くなっていく。
「本当に……今日は……ごめん!!」
綾の手を払って由美は走り出した。急いで校門まで出ると、教室の方をチラッと見てそのまま走り去った。
遠ざかっていく由美。それを窓から見つめる綾が静かに立っていた。


次の日、恐る恐る教室に入る。たぶん綾は怒っているだろう。なんて謝ればいいのだろうか。
「……綾ちゃん……お……」
「おはよう」
明るい表情だ。けれども、どこか無機質な笑顔。昨日感じた恐怖と似通った心情である。
347ダイレン:2008/02/28(木) 21:32:34 ID:/vw5+iItO
授業中や休み時間は特に変わった様子はない。だが、由美は反射的に綾との会話を避けるようにしてしまった。
給食の時も黙々と食べてしまっていた。いつもなら話しながら食べるというのに。
「由美……ちょっといい?」
「渚ちゃん?」
牛乳を片手に渚は小声で話しかける。クイクイっと指を綾に向け、口を開いた。
「今日の綾、ちょっと変じゃない?」
自分以外にも感じてる人がいた。由美も耳打ちするような小声で返す。
「昨日からだと思うよ。なんか……こう、感情がないみたいな……笑い……」
「それだけじゃない。見てみなよ……」
今度は後ろにいるクラスメートを見ろと言ってきた。綾のことばかり考えて気がつかなかったが、何人かの女の子も綾と全く同じような笑いをしていた。
まるで台本にかかれたような笑い。人間的な感情が薄れたような……
「昨日、大輔達と野球してたんだけど……例の開かずの教室に何人かで向かう綾を見たんだ」
「え……開かずの教室って……。あたしも昨日誘われたけど、無理矢理断って……」
「それが……おかしいのは綾と開かずの教室に行ったメンバーなんだよ」
何かしら悪い予感がした。開かずの教室には本当に秘密結社の基地に繋がっていたとしたら……


昨日と同じ時間になった。由美は綾を含め、何人かに囲まれてしまう。まるで、帰り道を塞ぐような感じである。
「今日こそ開かずの教室を調べに行こうよ」
「由美ちゃんもあたし達と行くよね」
張り詰めたような空気があった。冷や汗をかきそうになる。言い訳が通用しそうにはない。
「あたし……あ、大輔君達とサッカーするんだ……」
「そんなわけないでしょ。さあ、行こうよ……」
近づいてくる友達を前に恐怖を感じる。そこへ由美の腕を引く手があった。
だが、それは暖かい手であった。黒いランドセルを背負った頼れる男の子である。
348ダイレン:2008/02/28(木) 21:33:40 ID:/vw5+iItO
「悪いけど、由美ちゃんは僕と帰るんだ。行こう」
そう言った健一は由美を引っ張って教室を出た。綾は2人を追い越して前に立つ。
「何勝手に由美ちゃんを連れて行ってるの?。あたし達の邪魔しないでよ」
「邪魔って何のだよ!」
「うるさいなぁ……」
綾が思わず手を出した。ただ押されただけなのに、健一は胸を押さえて尻餅をついてしまう。
「大丈夫?」
「いた……痛いけど……平気……」
普段の綾はこんな力はない。ましてや手押しなどするはずがない。
「お前……綾ちゃんじゃ……」
「どうしたの?」
久遠寺先生が間に入ってくる。その瞬間、綾はビクッとして教室に入ってしまう。
何とか健一は立ち上がり、その場しのぎにはなったようだ。
「保健室にいく?」
「これくらい……。帰ろうか」
健一はあくまで学校を出るのを優先した。由美も健一の後を追って一緒に校門へと向かう。
「さっきの綾ちゃん……確かにいつもの綾ちゃんじゃないね」
「うん……あたし、何だか怖くなってきた……」
「知り合いの兄ちゃんに相談してみるよ。何かあったら言ってね」
何としても好きな子は守り通す。健一はそう、゙ある人物゙から教わったのだった。
由美もまた、頼りにしてしまう。心強い男の子がこんなに近くにいてくれるのだから。


その夜、由美はかかってきた電話に応対した。それは渚からであった。
「あたしはこれから、学校へ忍び込んで開かずの教室を調べてみる。この時間ならば先生もいるしさ、怒られるくらいのがマシだし」
「でも……」
「由美は絶対に来ない方がいいよ。……じゃ……」
ツーツーと鳴る電子音。時刻は7時38分。何とも微妙な時間帯だが、安全なのはそうだろう。
でも、胸騒ぎが止まらない。そう不安にかられてる間も時間はすぎてゆく。
349ダイレン:2008/02/28(木) 21:35:31 ID:/vw5+iItO
時刻は午後11時21分。そっと家を抜け出した由美は学校へ入っていった。
渚が心配でたまらず来てしまったが、何かしらの圧迫感を感じざるをえない。
児童たちにとっては先生たちに知られていない、今は使われてない鶏小屋の裏側に鍵が壊れている窓ガラスがあるのは嬉しい。
入ってみると、やはり薄気味悪い空間が延々と広がっていた。
「……………」
一歩踏み出す。すると、自分の足音が響くのがわかる。それだけ狭い空間ということか、静かだということなのか。
もう一歩踏み出す。すると、響き渡る回数が多くなった。だが、それは遠くから近くへと伝わってくる。
自分の足音ではないと確信した由美は後ろから近づいてくるものを教室の影から待った。
息を切らしながら野球バットを片手に走ってくる人物。それは電話をしてきた渚だった。
「渚ちゃん!」
「由美!?……早く、あんたも走って逃げて!」
月の光に照らされてはっきりした。渚を追いかける見知った顔の人物。それは綾を含めた友達8人である。
脚を動かす由美は渚と階段を駆け上がって理科室へ駆け込んだ。ここならいざとなればベランダから飛び降りても着地可能な高さである。
「はぁ……はぁ…はぁ…はぁ……。バカ、なんで来たの?」
「なんだか嫌な予感がして……渚ちゃんが心配で……」
ガンガンと扉を叩く音がする。2人はベランダから飛び降りて校門へ向かった。
あそこまで行けば助かるのだ。あと少し、あと少し……
しかし、渚より先に由美の体は進んだ。走りなら完全に勝っているはずの渚が脚を進めていない。
後ろを見ると、サソリのような異形の怪物がその尻尾で渚に巻きついて引き寄せていた。
350ダイレン:2008/02/28(木) 21:36:31 ID:/vw5+iItO
「うわあぁぁ!………放せ、放せよ!」
バットは転げ落ち、渚はグリグリと締めつけられていく。
「あああああああ!!」
恐怖でガタガタ震える由美。渚は力を振り絞って由美に言葉を伝える。
「逃げ……ろ……逃げなさ……う、う……ああああ……」
既に由美の脚は校門へと向かっていた。ここで見捨てるのをどうか許してほしい気持ちが彼女の心には溢れていた。
だが、校門には久遠寺が立っている。由美は本能的に足を止めた。
間違い無く、進んだ場合は命が危ないと判断したからである。
「あら、賢いわね。でも、もう遅いの……」
久遠寺の腕が植物の蔦に変わって由美の首を締め上げてグイグイと引き寄せる。
「あ………ぐ……あぐ……久遠寺……先生……まさ……うぐ……」
「ふふふ。そう、私は秘密結社・ショッカーの三大幹部が一人、ローゼス」
頭部はバラの花のようなものに、足の先はトゲが生えたような茎のような緑色に変わる。
「手こずったけどいい素体が手に入ったわ」
「……がば……あ……」
酸素が足りなくなってくる。由美は唾を口から垂らしてしまうほどに苦しくなっていた。
そして意識を失って倒れてしまう。うなだれた由美を蚊のような怪人が背負っていく。
「さあ、行きましょうか……開かずの教室へ」


気がつくと、目の前は緑がかった水溶液が広がっている。しかし、息は出来る。不思議だ。
服もなく、全裸の状態である。手探りで前にあるガラスにすぐに触れることから、人が1人入る大きさだろう。
円筒型のカプセルのようで、左を見ると空ではあるが同じようなカプセルが幾つも並んでいた。
351名無しより愛をこめて:2008/02/28(木) 21:37:29 ID:/vw5+iItO
「お目覚めかしら」
薔薇の怪人ではなく、いつもの姿をしている久遠寺。その横には、全裸で体が濡れて気絶している渚と無表情の綾らクラスメートがいた。
「……グヴォ……バカバザハ……」
「ふふふ……ようこそショッカーの地下アジトへ。私はナノマシンとは別の手段で改造人間を造る技術を開発したわ」
(か……改造人間?)
あちらの言葉は伝わってくるが、自分の言葉は伝わらない。ただ聞くしかない。
「細胞変質をさせるバイオ水溶液に浸せ、体に負担をかけることなく改造させる事が出来るわ」
言っていることがよくわからない。何にしても、噂は真実であったこと、自分がこれからそれを受けることが予想される。
「ブガガ……ヴガァブ………」
恐怖にかられた由美はガラスケースを割ろうと叩きつけるが、浮力を考慮したとしても10歳の少女には到底割れない強度であった。
さらに、目の前で綾がさっき渚を襲ったサソリの怪人に変化した。
その他の友達もみな蚊や蝶々など、多種多様な虫の怪人に変化していった。
「私という華麗な薔薇の周りにいる虫たち……いい構図でしょ?」
(出して、ここから……ひっ!!)
ケースの下側から金属製の触手が出てくる。由美の体に巻きつき、細胞変質を促すためのバイブレーション振動が開始される。
「あ………ヴバアザア゛ガアザ………」
(苦しい……痛い……熱いいい……)
締め付ける触手、細胞変質からくる極度な痛み、助かろうとする衝動が複雑に絡み合って由美を苦しませる。
やがて、液体は由美の体に染み着いていき、黒と茶色が折り混ざった体色になる。
「イ゛ヤ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」
そこで意識を失った由美はそのまま体の隅々まで変化していった。
352ダイレン:2008/02/28(木) 21:38:59 ID:/vw5+iItO
その後、カプセルから出された由美は渚と共に眠ってる間に記憶を操作された。
目が覚めた時、由美は自分のやるべき事をしっかりと認識して友達のいる集会場へと向かった。
「よく来たわね……No.9゙ビートル゙、No10.゙リーヂ」
渚はカブトムシのような強靭な盾と鋭い角のような剣を携えていた。
対して由美は、ヘランと垂れた皮膚を持って吸血するための口をもつヒルのような怪人に変わっていた。
「さあ、ジュニアショッカーガールズ……まずは意中の男の子でも襲ってみなさい」
そう言われた少女たちはそれぞれ別れていった。由美も人間の姿に戻って、もっとも気になる男の子の下へと歩いていった。

ピンポーン

朝早いというのに誰か来たらしい。健一は玄関に行ってみる。母親と父親は揃って出張だし、自分しかいない。
開けてみると、そこには由美が立っていた。
「由美ちゃん……どうしたの?」
「相談が……あるの……」
二階の自分の部屋まで上がると、なぜか健一はベッドを整理し始めた。自分でも何をしてるんだろう、と思いつつ。
広がる仮面ライダーに関する都市伝説雑誌も片づけていく。
「ごめんね……。実は仮面ライダーに助けられた事があるんだ……。そして知り合いになったんだ……そういえば相談って……」
振り向いた瞬間、健一に由美は抱きついた。しかし、それは由美であって由美ではない。
リーチと変貌した由美は健一の首筋から血を吸っていく。チュウチュウという生々しい音がする。
「ゆ……由美ちゃ……やめ……」
「………美味しいよ。健一君の……血……」
力を失っていく健一。パタリと倒れた所にリーチの口から血が垂れていた。
「……任務…完了……」

おわり……
353ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/28(木) 23:45:12 ID:A9nMQY/F0
>>344-352
ダイレンさんお疲れ様でした。
少女改造もいいものですね。
楽しかったです。
354ダイレン:2008/02/29(金) 00:04:23 ID:/vw5+iItO
ども。後書き遅れました

微エロ程度に抑えようかと思いつつ、ややエロになってしまいました
ゲテモノ怪人ばかりなのは、薔薇=花を引き立たせるための久遠寺による仕様です
久遠寺はTHE FIRSTの女幹部が正体ですね。この後の展開は特に考えてないですが、助かってほしいものです
355名無しより愛をこめて:2008/02/29(金) 14:34:51 ID:XDAO1sZ00
>>326
D級女優乙w
356ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 20:51:06 ID:curTHbHV0
ダイレン様のSSのあとですが、新作SSを投下させていただきます。
仮面ライダー第12話「殺人ヤモゲラス」をベースにしたSSですので、
大本の話を把握しておられると理解しやすいかもしれません。
357ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 20:52:32 ID:curTHbHV0
「ヤモゲリア」

ウィーンという甲高い金属音が響き渡る。
オレンジ色の光が、ケージの中のウサギに浴びせられる。
オレンジの光を浴びたウサギは一瞬もがき苦しんだかと思うと、見る間に白骨化していった。

「は、博士、これは・・・」
眼を輝かせる白衣の助手に対し、ライトを操作していた若い科学者の表情はさえなかった。
「恐ろしいものを作り上げてしまった・・・」
うつむきつぶやく若い科学者。
名を白川保(しらかわ たもつ)といい、白川光学研究所の所長として人類に新たなるエネルギー光を生み出すための研究を続けてきたのだった。
「このエネルギー光を発表すれば、博士の名は世界中にとどろきますね」
白川の苦悩をよそに、発明による名声を夢見る助手の柴田(しばた)。
白川の名が上がれば、彼の名もまた上がることは間違いないのだ。
あちこちから引く手あまたになるに違いない。
「いや、この研究は発表しない」
その思いに冷水を浴びせかけるような白川の言葉に、柴田は唖然とする。
「なぜです? これほどの大発明を発表しないと言うんですか?」
「これはあまりにも危険な光、そう、デンジャーライトだ。これを発表すれば、悪用する者も出てくるに違いない」
白川の脳裏には、過去戦争を防ぐためという名目で行われた数々の発明の、その後にたどった運命が鮮やかに描き出される。
このエネルギー光をそのような手段に使わせてはならない。
白川はそう決意して、この研究を発表しないことにしたのだった。
358ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 20:53:20 ID:curTHbHV0
「ですが博士、心血を注がれた研究を葬り去ることなどできますか?」
柴田は巧みに若い科学者の心をくすぐる。
ここまで来て研究が未発表になどなられてはたまらない。
「確かに・・・科学者にとって発明はわが子と同じ。葬り去ることなど・・・」
テーブルに手を着いてうなだれる白川。
「では、研究の成果をすべてマイクロフィルムに収め、それを厳重に保管してはいかがでしょう」
「うむ・・・それがいいかもしれん。早速マイクロフィルムに収めてしまっておこう」
白川はすぐさま今までの資料を集めてマイクロフィルムに撮影する。
そしてそのフィルムをポケットに収めると、資料をすべて焼き捨ててしまった。
「博士、そのフィルムはどこに隠すのですか?」
「それは・・・君にも言わないでおこう。知らなければ、誰かに訊かれても言うことができないだろうからね」
「そ、そうですね」
白川の笑みを苦々しく感じる柴田だった。

コンコンとノックの音が響く。
「お兄様、お茶が入りましたわ。柴田さんも休憩なさってください」
ドアを開けて若い女性が入ってくる。
手にはティーカップとポットが載ったトレイを載せ、可愛らしい笑顔を振りまいていた。
「やあ、ありがとう真知子(まちこ)」
「これはありがとうございます、真知子さん」
白川も柴田も笑顔を見せ、白川の妹真知子の淹れてくれたお茶に手を伸ばす。
この白川光学研究所は自宅も隣接しているので、時折こうして真知子が差し入れを持ってくるのだった。
「お兄様、あんまり無理なさらないでくださいね。柴田さんもですよ」
「あははは、大丈夫だよ。そんなに無理はしていないから」
「ええ、真知子さんが心配するには及びませんよ」
白川も柴田もこういう時間が一番ホッとする。
「そうかしら。夕べも遅くまで研究に勤しんでいたんでしょ。ほんとに無理しないでね」
「わかったわかった。気をつけるよ」
妹の言葉に、あらためてデンジャーライトを悪用させてはならないと決意する白川だった。

                         ******
359ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 20:55:13 ID:curTHbHV0
「やれやれ、参ったぞ。これではデンジャーライトの発表ができないじゃないか。どうしたものかなぁ・・・」
車を運転し、家路を急ぐ柴田。
明日以降どうやって白川をなだめすかしてデンジャーライトの発表をさせるかを考えなくてはならないのだ。
とりあえず家でゆっくりと考えをまとめねばと思い、車を走らせていたのだった。
ふと気が付くと、車の前後左右に黒尽くめの男たちが乗ったバイクが走っている。
「な、何だ? こいつら」
柴田は男たちの異様ないでたちに不気味さを覚えたが、それよりも前後左右を挟まれてしまったために、車の運転がやりづらくて仕方が無い。
「おい、君たち、どけたまえ」
窓から顔を出して男たちに声をかける柴田。
だが、男たちは柴田の車を挟み込んで進路を妨害し、スピードを落とさせて路肩に止めさせる。
「ど、どういうつもりだ?」
柴田は怒りを感じて車から降りる。
一言言ってやらないと気がすまない。
「君たち、危ないじゃないか」
柴田がそう言うと、バイクの男たちは一斉にヘルメットを取る。
「あっ」
柴田が驚いたことに、男たちは体にぴったりした黒い全身タイツというべきものを身にまとい、顔には目の周りだけを覆うアイマスクをかけてベレー帽をかぶり、腰には大きなバックルの付いたベルトを嵌めた姿で統一されていたのだ。
「な、何だ君たちは?」
「イーッ! われわれはショッカーの戦闘員だ。白川博士の助手柴田だな? 一緒に来てもらおう」
男たちはそう言うと、柴田の顔に何か液体を吹きかけた。
「ああっ」
思わず顔を抑える柴田。
やがて急速に意識が遠くなり、柴田は地面に倒れこむ。
「よし、連れて行くぞ」
男たちはうなずきあうと、柴田を抱え上げてバイクの後ろに乗せ、いっせいにその場を走り去っていく。
あとには柴田の車だけが残された。
360ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 20:55:59 ID:curTHbHV0
「こ、ここはどこだ?」
気が付いた柴田は、円形のベッドのようなものに手足を固定され寝かされていた。
周囲には彼をさらってきたような黒い全身タイツにアイマスクとベレー帽の男たちや、白衣をまとって顔に奇妙なペイントを施した男たちなどが立っている。
そして彼らの背後の壁には巨大なワシが翼を広げたレリーフが飾られ、その腹のところにランプと思われるものが付いていた。
「お、お前たち、俺をどうするつもりだ?」
柴田が自分のおかれた状況に戸惑っていると、壁のレリーフの腹部のランプが赤く輝き、重厚な声が響いてきた。
『白川博士の助手柴田よ。お前をこれよりわがショッカーの戦闘員に改造する。白川博士のデンジャーライトを手に入れるため働くのだ』
「な、何だって? そんなことはやめろ!」
固定された手足を動かしてもがいてはみるものの、柴田は身動きが取れない。
『改造を始めろ』
「イーッ!」
黒尽くめの男たちと白衣の男たちがうなずき、柴田に体にメスを入れる。
わずか一時間ほどで柴田はショッカーの戦闘員へと生まれ変わっていった。

                      ******

日本エネルギー学会での講演を終え、研究所に向かって車を走らせる白川。
デンジャーライトのことは今回の学会では伏せられたが、いろいろな科学者たちとの交流でデンジャーライトを平和活用できそうなことがわかったため、その改良にこれから励むつもりだった。
残念なのは、あの助手の柴田が姿を消してしまったことで、産業スパイや企業やくざなどによる誘拐も懸念されたものの、今のところその様子は無かった。
「まったく・・・どこへ行ったものやら」
「えっ? 何か言いましたか、博士?」
ハンドルを握る新たに雇った助手が白川の独り言を聞きつける。
「いや、なんでもない。そうだ、あの洋菓子店に寄ってくれ。妹にお土産を買っていく」
「わかりました」
助手は車を洋菓子店に寄せ、白川は妹の喜ぶ顔を想像しながら洋菓子店に入っていく。
その様子をあとをつけていた男たちがじっと見ていることに、白川は気づかなかった。
361ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 20:56:46 ID:curTHbHV0
「え〜と・・・どれがいいかしら・・・」
洋菓子店のショーケースの中のさまざまなケーキに目移りする若い女性。
ジーンズを穿いた腰に手を当てて、どれにしようかと楽しみながら迷っている。
戻ったらスナックアミーゴのみんなとお茶にするのだ。
藤兵衛さんはケーキよりも羊羹やどら焼きのほうがよさそうだけど、猛さんはケーキのほうが喜ぶわよね。
セミロングの髪の毛がつややかな彼女こそ、ショッカーと戦う改造人間本郷猛の協力者となった緑川ルリ子であった。

「ありがとうございました」
ルリ子が注文しようと顔を上げたとき、あとから入ってきたはずの若い男性がケーキの入った箱を手にして店を出るところだった。
どうやらルリ子が迷っているうちにさっさと買い物を済ませたらしい。
いけないいけない、迷いすぎたかしら・・・
ルリ子が店員に注文を告げようとしたとき、表で声が響いた。

「何をする!」
ルリ子が驚いて外を見ると、店先に止めた車に乗り込もうとした先ほどの男性が、黒ずくめの男たちに襲われているのが目に入る。
「ショッカーの戦闘員!」
見間違えるはずの無いその奇妙ないでたち。
一人は黒に大幅な赤い部分の広がった全身タイツをまとっている。
いずれもがアイマスクをかけベレー帽をかぶり、腰にはショッカーのエンブレムの付いたベルトをしているのだ。
ルリ子は注文も忘れて店の外に飛び出していった。
362ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 20:57:31 ID:curTHbHV0
「白川博士。俺のことを覚えているか?」
黒地に赤が広がった全身タイツの男が白川に詰め寄っている。
すでに運転をしていた助手は眠らされてしまっていた。
車に乗り込もうとしたところを襲われた白川は、左右をショッカーの戦闘員に押さえつけられ、身動きが取れなくされていた。
「俺はあんたの助手だった柴田だ。もっとも、今の俺はショッカーの戦闘員だがな」
口元に笑みを浮かべ、白川を見下したような目がアイマスクから覗いていた。
「し、柴田、貴様」
「デンジャーライトのマイクロフィルムはどこにある」
「知らん! 知っていても言うはずがないだろう!」
首を振る白川。
その目にそっと近づく一人の女性の姿が映る。
女性は人差し指を口元に立てて、何も言うなと示していた。
「ならばお前の体に直接訊くことにしよう。連れて行け!」
「「イーッ」」
かつての柴田だった赤戦闘員のもと、黒戦闘員たちが白川の両腕をつかんで連れて行こうとする。

「えいっ!」
いきなりルリ子の右手のチョップが赤戦闘員の首筋に振り下ろされる。
「ガッ!」
常人の約2倍のパワーを誇る赤戦闘員といえども、奇襲を受けてはなすすべもない。
その場にくず折れる赤戦闘員に、白川を確保していた二人の戦闘員も驚きを隠せなかった。
「ショッカーめ、その人を放しなさい! やぁっ!」
一瞬の隙を見逃さず、ルリ子は戦闘員の片方にキックをお見舞いする。
「グハッ!」
腹を押さえてもんどりうつショッカーの戦闘員。
白川はこの機を逃さずにもう片方の手を振りほどく。
「あっ、待て!」
振りほどかれた手を伸ばして白川を捕まえようとする戦闘員だったが、すぐにルリ子がその脇からチョップを見舞う。
地面に倒れこんだ戦闘員をあとにして、白川は車で、ルリ子はバイクでどうにかその場を逃げ出したのだった。
363ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 20:58:17 ID:curTHbHV0
「いやぁ、助かりました。奴らは一体何者なんですか? もと助手の柴田もいたようだったが」
後を追ってくる者もないとみた白川とルリ子は、しばらく車とバイクを走らせた後でようやく落ち着いた。
「奴らはショッカーといって、世界征服をたくらむ悪の組織の連中なんです」
赤いヘルメットを脱いで髪をかきあげるルリ子。
赤いライダージャケットにジーンズ姿のルリ子はとても活動的で美しい。
「ショッカー? そんな連中が? 信じられん・・・」
「私は緑川ルリ子といいます。ショッカーと戦う者の一人ですわ」
唖然としている白川にルリ子は自己紹介する。
「緑川さん? 私は白川光学研究所の白川と申します。危ないところを助かりました」
ルリ子は差し出された右手を取りがっちりと握手する。
「白川さん、奴らがこのまま引き下がるとは思えませんわ。ご自宅までお送りします」
「それはありがたい。お願いします」
ルリ子は白川にうなずくと、彼の車の後を走り出した。

                        ******

『愚か者!』
ワシのレリーフから重々しい声が響き渡り、白川をさらってくるという任務に失敗した戦闘員たちが打ちひしがれている。
『誘拐に失敗したばかりか、緑川ルリ子に感づかれてしまったではないか。こうなれば本郷猛が乗り出してくるのは時間の問題』
うなだれる戦闘員たち。
処刑の二文字が彼らの脳裏に浮かぶ。
『お前たちでは本郷猛には歯が立たん。白川博士誘拐には改造人間を用意するのだ』
「改造人間をですか?」
『そうだ。白川が最も心を許す存在、白川の妹の真知子を改造して白川を誘拐させるのだ』
「ははっ!」
戦闘員たちは生きながらえたことに安堵し、次こそは失敗しないよう肝に銘じるのだった。

                        ******
364ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 20:59:49 ID:curTHbHV0
「緑川さん、兄がお世話になりました」
ルリ子に丁寧に頭を下げる真知子。
たった一人の兄を助けてくれた恩人なのだ。
いくら礼を言っても言い足りないぐらいだ。
「ルリ子で結構よ真知子さん。たまたま通りかかったのがよかったわ」
「真知子、お茶を淹れてくれないか? ルリ子さんも飲んでいってください。真知子のお茶はおいしいですよ」
「そうね、お茶を淹れますわ」
真知子がにこやかに微笑みながら台所に向かう。
「あ、お構いなく。それよりも白川さん、ここでの研究が何かショッカーに狙われているのではないですか?」
ルリ子が疑念に思ったことを訊いてみた。
ショッカーが彼を狙うにはやはり理由があるだろう。
その理由がわかれば、猛さんと一緒に彼を守るにしても都合がいいのではないだろうか?
だが、ルリ子がその質問を口にした途端に白川の機嫌が悪くなる。
「そんなものがあるわけはない。狙われる心当たりなど・・・まったくない」
「そうですか・・・」
ルリ子はちょっと引っかかるものを感じたが、それ以上追求することもできずに口をつぐんだ。
「お茶が入りましたわ」
結局真知子がお茶を持ってきたことで話題も変わり、ルリ子は真知子と楽しい時間を過ごしたのだった。
365ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 21:07:34 ID:curTHbHV0
その後、ルリ子は本郷猛と打ち合わせるために白川光学研究所をいったん離れ、白川自身は研究のために研究所のほうに助手とともに篭りきりになったため、真知子は一人で自宅のほうで過ごしていた。
そんな折、真知子のいる自宅のほうに電話が入る。
「もしもし、白川ですが」
真知子が何の疑いも無く出てみると、以前白川の助手をしていた柴田からだった。
『真知子さんですか? 柴田です。お久しぶりです』
「まあ、柴田さん? 突然いらっしゃらなくなったので兄も私も心配しておりましたわ。お待ちくださいませ、兄と代わります」
真知子が電話を切り替えようとしたが、柴田はあわててそれをさえぎった。
『いや、その必要はありません。私は白川博士に合わせる顔がない。ですが、白川博士の研究に必要なあるものを手に入れることに成功したんです』
「あるものを?」
『そうです。それを博士にお渡ししたいのですが、博士は私とは会いたくないでしょう。ですから、真知子さんが受け取ってくれれば助かります。お会いできませんか?』
真知子は一瞬考えたものの、柴田とは面識もあるし、しばらく姿を見せなかったことで兄には会いづらいのだろうと思い、彼女が出向くことで了承した。
真知子は電話を切ると、出かけてくる旨をメモに残し、身支度を整えると家を出た。

「柴田さん、どこですか?」
タクシーを拾って柴田の指定した場所にやってきた真知子だったが、そこは郊外のさびしい場所で、人っ子一人いなかった。
「柴田さん。どこにいるのですか?」
しばらく辺りをうかがってみたものの、柴田の姿はどこにもない。
あきらめて帰ろうかと思ったとき、真知子の前に三人の男たちが現れる。
「ひっ」
男たちは全身をぴったりした全身タイツに包み、アイマスクをかけベレー帽をかぶっている。
着ている全身タイツは一人が黒地に赤が広がっており、他の二人は全身真っ黒だった。
「あ、あなた方は?」
「白川真知子、おとなしくしろ!」
男たちは逃げ出そうとした真知子を両側から押さえつける。
「い、いやぁっ! 放してぇ!」
真知子は必死に逃れようともがいたが、男に薬品を染み込ませたハンカチを鼻にあてられて、意識が遠くなってしまった。

                       ******
366ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 21:08:28 ID:curTHbHV0
ひんやりとした円形の台。
真知子が気が付くと、彼女は両手両足を固定され、その上に寝かされていた。
周りには、奇妙な装置類とともに、奇妙なペイントを顔に施した白衣の一団が立っており、不気味な眼差しで彼女を見つめている。
驚いたことに彼女は裸にされ、白いシーツ一枚だけが彼女の体を覆っていた。
「こ、ここはどこなんですか? 私をどうするつもりなんですか?」
絶望感に打ちひしがれながらも、真知子は必死にここから逃れることを考える。
おそらく彼らはルリ子さんが言っていた悪の一団に違いない。
兄の研究を狙って自分を誘拐したのだと真知子は考えたのだった。

『白川真知子。おまえはこれよりわがショッカーの誇る科学陣により、改造手術を受けるのだ』
突然静かだった室内に赤いランプが輝き、重々しい声が響いてくる。
「改造手術?」
それが何を意味するものかは真知子にはわからなかったが、病気でもないのに手術をされるなど不気味この上ない。
『そうだ。お前は誘拐暗殺を主任務とするヤモリの改造人間ヤモゲリアとなるのだ』
「ヤモリ? あの壁に張り付いたりするやつ?」
『そうだ。隠密活動には最適なのだ』
真知子はぞっとした。
ヤモリなんて見るのも気色悪い。
それを一体どうしようというのか?
とにかく何とかして逃げ出したかった。
「いやぁっ! いやですっ! 改造人間なんていやぁっ!」
手足をばたつかせてもがく真知子。
だが、がっちりと固定された手足ははずすことができない。
『改造を始めるのだ』
重々しい声に白衣の男たちがうなずく。
「いやぁっ!」
真知子の叫びもむなしく、麻酔薬をかがされてしまった真知子の意識は闇に沈むのだった。
367ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 21:09:18 ID:curTHbHV0
白衣の男たちはすぐに真知子の改造に取り掛かる。
毒々しい色をしたヤモリを緑色をした液体に溶かし、そのエキスを真知子の体に注入する。
すでに予備注射によって遺伝子の変化を受け入れるようにされていた真知子の細胞は、新たなヤモリの遺伝子を取り込んでまったく違うヒトヤモリへと変貌していくのだ。
さらにその変化を促すためのさまざまな色のライトが浴びせられ、真知子の体を刺激する。
「うう・・・ううう・・・助けて・・・お兄様・・・」
麻酔で意識がないにもかかわらず、真知子は新たな生命体への変貌に苦しんでいた。
やがて真知子の体には劇的な変化が現れる。
赤茶けた毒々しい色の細かなうろこがびっしりと体の表面を覆い始め、滑らかだった白い肌が赤黒い不気味なざらざらした皮膚へと変化していく。
腹部にはヤモリの腹と同じような節が作られ、形よく膨らんだ両の胸も赤茶けたうろこに覆われていく。
両腕もうろこが徐々に広がっていき、指先にはどこでも這い回ることのできるような吸盤とも言える器官が形成される。
両足は指先が消え、かかとがハイヒールのように伸びてブーツを履いたような形に整えられ、やはり赤茶けたうろこが全体を覆いつくす。
ショッカーの驚くべき科学力は、真知子をヒトとヤモリの融合した改造人間へと変えてしまったのだ。
そして変化は真知子の頭部にも及び、美しい黒髪はすべて抜け落ち、ぎょろりとした爬虫類の縦型の瞳を持つ目が形作られる。
赤茶けたうろこが頭の先まで覆いつくし、額の部分には触角のような突起が現れる。
口元部分は以前のままのなまめかしい唇が覗くものの、真知子の頭はすっかりヤモリの頭部と化していた。

白衣の男たちはさらに真知子の体を改造する。
人間とヤモリの融合した肉体をさらに補助機械で強化するのだ。
心肺機能を高め、筋肉や骨を強化する。
ただの若い女だった真知子は、こうして人間の数十倍の能力を持つ改造人間と作りかえられた。
368ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 21:10:11 ID:curTHbHV0
「肉体改造終了。これより脳改造を行う」
白衣の男たちがうなずきあう。
ショッカーの邪悪な思考を植えつけ、首領の意のままに動く改造人間とするための脳改造。
洗脳とコントロールチップ埋め込みによって、改造人間はショッカーに忠実な戦士となってしまうのだ。
真知子にも頭部の一部が切り開かれ、コントロールチップが埋め込まれる。
そして電気的洗脳が施され、思考を変えられていく。
純朴で優しい女性だった真知子は、ショッカーのためならなんでもする邪悪で残虐な悪魔の女改造人間となってしまったのだった。

『さあ起き上がれ。お前は忠実なヤモゲリアとなったのだ』
レリーフの発する声に従い、ゆっくりと体を起こすヤモゲリア。
全体のフォルムはやわらかい女性のラインだが、赤茶けたうろこが全身を覆う体はまさにヤモリそのものだ。
「うふふふふ・・・私はショッカーの改造人間ヤモゲリア。白川博士を誘拐し、デンジャーライトの秘密を手に入れてまいります」
レリーフに一礼をするヤモゲリア。
すでに彼女にとっては白川保は兄ではなくターゲットに過ぎなかった。

                      ******
369ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 21:11:06 ID:curTHbHV0
「ルリちゃん、どうしたんだい? 難しそうな顔をして」
スナックアミーゴのマスター立花藤兵衛が、何事かを悩んでいるような表情を浮かべたルリ子に声をかける。
「そういえば本郷さんも難しそうな顔をして、コーヒーを飲んだらすぐに出て行ってしまいましたね」
バーテンの史郎も本郷とルリ子がいつもと違うことが気になったようだ。
「白川さんはきっとショッカーが欲しがるような発明をしたに違いないわ」
ルリ子はそう結論付ける。
白川自身は認めていないものの、おそらく間違いは無いだろう。
「ルリ子さん!」
そのとき険しい表情をした白川自身がアミーゴに現われる。
「真知子が・・・真知子がいなくなったんです」
「何ですって?」
ルリ子は驚いた。

ルリ子はすぐに白川とともに研究所に向かう。
話によれば白川が気が付いたときには真知子さんはいなくなってしまっていたらしい。
どこかへ出かけるにしても、すでに丸一日も経っている。
おそらくショッカーが人質とするためにさらったのだろう。
ルリ子はそう考えていた。
370ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 21:11:57 ID:curTHbHV0
「真知子は・・・真知子はもう殺されてしまったのでは?」
青ざめている白川にルリ子は首を振る。
「白川さん、ショッカーはおそらく真知子さんを人質にして、あなたの発明を奪うつもりではないでしょうか? 何を発明したのか教えてください」
「・・・・・・」
白川はしばしためらったものの、やがてデンジャーライトのことを話し始めた。
「そのようなものが?」
ルリ子は驚いた。
確かにそのような発明ならばショッカーが狙うのもうなずける。
であれば、やはり真知子さんは発明と引き換えの人質に違いない。
「白川さん。きっと猛さんもショッカーの動きを追っているはず。ここはショッカーの出方を待ちましょう」
「ルリ子さん・・・わかりました」
白川もただうなずくしかできなかった。
371ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 21:12:48 ID:curTHbHV0
「うふふふふ・・・」
突然笑い声が響く。
「だ、誰だ?」
驚いて周囲を見回す白川。
室内が急に暗くなり、まるで夜になってしまったかのようだ。
「な、何だ?」
「気をつけて、ショッカーだわ」
ルリ子は白川をかばうように前に立つ。
「うふふふふ・・・その通り。白川博士、お迎えに参りましたわ」
上?
ルリ子は声の出所が上と気が付き顔を上げる。
「ひっ」
ルリ子の目に天井を這い回る巨大なヤモリが映し出される。
それはしなやかな美しさを持っており、改造の素体が女性であることがわかる。
巨大ヤモリはすっと床に降り立つと、ルリ子たちの前に立ちはだかった。
「ショッカーの改造人間ね」
「うふふふふ・・・私はショッカーの改造人間ヤモゲリア。白川博士を渡してもらうわ」
ルリ子は驚いた。
この怪人の声が聞き覚えがある声だったのだ。
「ま、まさか・・・あなたは真知子さんでは?」
「うふふふふ・・・ええ、私は改造される前は白川真知子という名前の女だったわ。でも、今の私はヤモゲリア。真知子などという名前で呼ばないでほしいものね」
ヤモゲリアの口元に冷たい笑みが浮かぶ。
「な、何と言うことだ・・・真知子、本当に真知子なのか?」
「お黙り! 白川博士、デンジャーライトの秘密を教えてもらうわ。私と一緒に来るのよ」
ルリ子の背後にいる白川に向かって手を伸ばすヤモゲリア。
「ヤアッ!」
ルリ子はその腕をチョップで叩き落す。
悲しむべきことだが、もう彼女は優しい真知子さんではないのだ。
白川博士を渡すわけには行かない。
猛さんが来るまでは何としても・・・
ルリ子はキッとヤモゲリアをにらみつけた。
372ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 21:13:37 ID:curTHbHV0
「うふふふふ・・・さすがは緑川の娘。素体としても申し分ないわ」
「素体ですって?」
ルリ子が更なるパンチを繰り出そうとしたとき、ヤモゲリアの口から白い泡が吹きかけられる。
「ああっ」
ルリ子が身をかばおうとしたのもすでに遅く、ルリ子の体は白い泡に包まれてしまう。
泡はみるみるうちに固まって、ルリ子の体はまるで白い繭に包まれたような形になってしまった。
しまった・・・動けないわ・・・
泡に固められてしまったルリ子は唇を噛み締めるが、もはやどうしようもなかった。
「うふふふふ・・・そこでおとなしくしているのね。さあ、白川博士、お前もよ」
ヤモゲリアは再び口から泡を吹き、白川の体に吹きかけた。
「うわぁっ」
白川もすぐに白い泡に固められ、人間の形をした繭になる。
「これでいいわ。連れて行きなさい」
「「イーッ!」」
いつの間にか現れた戦闘員たちの手によって、二人の体を包んだ繭が運び出されていく。
猛さん・・・助けて・・・
ルリ子は本郷が助けに来てくれることを祈ったが、残念なことにその願いは叶わなかった。

                         ******

いつの間にか気を失っていたらしい。
ルリ子が気が付くと、そこは薄暗い室内だった。
しかも両手両足は固定され、裸にシーツ一枚をかけられた状態で寝かされている。
なんてこと・・・ここはおそらくショッカーのアジトだわ・・・何とかして逃げ出さなきゃ・・・
ルリ子は何とかして逃れようと手足を動かしてみるが、やはり固定された手足は簡単には外れない。
やがて、ルリ子がガチャガチャとやっていたことに気づいたのか、戦闘員を従えたヤモゲリアが現れた。
373ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 21:14:30 ID:curTHbHV0
「逃げようとしても無駄よ、緑川ルリ子。お前も間もなくわがショッカーの改造手術を受けることになるの。すでに予備注射がお前の体には打たれたわ」
「改造? 私もショッカーの改造人間にするつもりなのね? 白川さんはどうしたの?」
ルリ子は何とか脱出の機会をうかがうべく話を引き伸ばす。
かすかな望みだが、今頃は本郷猛が自分を探してくれているかもしれないのだ。
何とか時間を稼いでおきたかった。
「うふふふふ・・・あの男ならほら」
ヤモゲリアが一画を指差す。
ルリ子はその指差す方向に目をやり、そしてすぐに目をそらした。
そこには、いすに固定された白川が、頭蓋骨を切り開かれて脳がむき出しになっており、その脳にさまざまな電極やコードがつなげられている状態だったのだ。
あれでは生きているのかもしれないが、死んだも同然だろう。
「あの男の脳から直接データを引き出しているのよ。これでデンジャーライトの秘密はわがショッカーのもの」
「なんてことを・・・あなたのお兄さんじゃない」
「兄? あんな男が私の兄ですって? うふふふふ・・・私はショッカーの改造人間ヤモゲリアよ。下等な人間などを兄と呼べるはずが無いじゃない」
口元に手の甲を当てて笑うヤモゲリア。
もはや白川に対する肉親の愛情など感じられない。
「ああ・・・なんて恐ろしいの。ショッカーは悪魔だわ」
思わず目を伏せるルリ子。
あの優しそうな真知子がこんな怪人になってしまうなんて・・・
374名無しより愛をこめて:2008/02/29(金) 21:39:29 ID:44T10scb0
コテって死ぬほどつまらないな
375ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 22:42:29 ID:curTHbHV0
「そろそろ予備注射の効果も出始めるころね。さあ、緑川ルリ子を改造しなさい」
「「ハハッ」」
ヤモゲリアの指示に従い、白衣の男たちがルリ子の周りにやってくる。
「うふふふふ・・・あなたは何の改造人間になるのかしらね? 楽しみにしていなさい」
口元に笑みを浮かべ、ヤモゲリアはルリ子の頬をそっとなでる。
それは新たな仲間となるルリ子を愛しんでいるかのようであった。
「いやっ! 改造なんていやぁっ! 助けてぇっ! 助けて猛さーん!」
必死に暴れるルリ子だったが、白衣の男によって麻酔をかけられ、意識が遠くなっていく。
ああ・・・猛さん・・・ごめんなさい・・・私・・・改造されてしまう・・・
ルリ子の脳裏に微笑む本郷猛の顔が浮かぶ。
だが、それもすぐに闇の中に消えていった。

数時間後。
ショッカーに忠実な新しい改造人間がゆっくりと上半身を起こす。
生まれ変わった自分の姿に満足した改造人間は、口元に妖しい笑みを浮かべていた。
「うふふふふ・・・仮面ライダーは私が倒すわ」

END
376ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/02/29(金) 22:44:38 ID:curTHbHV0
お目汚し失礼いたしました。
最後の最後でばいばいさるさんが出てしまい、投下ができなくなってすみませんでした。

ルリ子さんのモチーフに関しては、皆様のご自由にお決めくださいませ。

>>374
精進いたします。
377名無しより愛をこめて:2008/02/29(金) 23:43:22 ID:mjkn75SA0
柴田が女性科学者って設定で改造されるのかと思っていたら白川博士の妹が改造されるというオチか。
そう言えば柴田役の役者って魔女先生の役者を殺したんだっけ?
378名無しより愛をこめて:2008/03/01(土) 06:15:29 ID:aqiRbJeZ0
知ってる人も多いと思うけど、2ちゃんねる2のオナペットアイドル板で、タックルのSSが進行中
ブラックサタンの蜂女・良子さんと敵味方を超えて人間体・改造体の両方で激しくレズり合ってます
今はブラックサタンによってタックルの再改造が終わったとこ

電波人間タックル
http://bbs.2ch2.net/test/read.cgi/zurineta/1170204146/144-
379名無しより愛をこめて:2008/03/01(土) 10:54:30 ID:rDiAoEjo0
>>376
もう少しヤモゲリアの活躍を期待していたので残念。
ショッカー代理人氏は改造シーンが主である事は分かっているのだが、
兄を犯すヤモゲリアが読みたかった。
最後のルリ子は全く無意味。
でもヤモゲラスに目をつけたところはさすがだと感じた。
今後の投下を期待しています。
追伸・誰かアダルトで続きを投下してくれないかな。
380ゴンザレス:2008/03/01(土) 12:07:20 ID:r7mQNd2J0
いきなりだけどSS書いてみようと思ってるんだけど
みんなはSSにアレあってほしいシチュレーションってある?
オレの作風の中でできる範囲だけ取り入れてみるので教えてほしいんだけど

ちなみに得意というか好きなSSは獣化物です
381名無しより愛をこめて:2008/03/01(土) 12:34:30 ID:G1Vqhn7B0
>>380
ウルフビールスを投与されて狼女化したOLがゾル大佐に獣姦される
382ゴンザレス:2008/03/01(土) 13:06:55 ID:r7mQNd2J0
>>381
ウルフビールスはいい案なんですが
個人的にエロはあまり興味ないので申し訳ありませんが
カットでお願いします

でもウルフビールスはやってみようかなって思いました
383名無しより愛をこめて:2008/03/01(土) 15:11:18 ID:+OWifdWw0
なんとなく全部自演みたいな同じ書き方だし
そもそも何故特撮スレにあるんだろう?
ヘンタイはフェチとかエロパロとかに行けばいいのに
384名無しより愛をこめて:2008/03/01(土) 15:42:48 ID:BLPfu5r90
前からそういって叩かれているのに何故か続いているんだよね。
このスレ。
385ゴンザレス:2008/03/01(土) 18:02:21 ID:r7mQNd2J0
この話は都会の路地裏にある奇妙なレストランをから始まる・・・

「皆さんこんちにわ〜今日は隠れ家レストランのレストラン飯岡さんに着ていまーす!!こちらは知る人と知る隠れた名店なんですよ〜」
「おいしそ〜」とテレビを見ながら呟く女性・・・彼女は佐藤愛海
普通のOLで最近流行りの痩せてる大食い女子だ
そんな彼女はとりあえず食べてみることをモットーにしているのだ
だからどんなに見た目が悪かろうが何を使っていようが彼女には関係なしまず食べることにしている

でも彼女はテレビで紹介された店は行かないことにしている
それは隠れた名店を自分で見つけるのが楽しみだから
そんな彼女はテレビを見ておなかが空き隠れた名店を探しに出かけるところである

「さぁ〜て今日こそ見つけるぞ〜♪」
ってはりきるのは彼女はまだ見つけたことがないから
「街の路地裏にあったりするんだよね〜 絶対見つけるんだからっ!」
と今日もはりきり外に出、大通りの人通りの多い道から建物と建物の間の細い道を通り抜けいつものように探し出す愛海

いつもならいくら探そうがらしいものすら見つからないのにこの日は違った・・・
「あっ!!見つけたぁ〜 いかにも隠れ家って感じする〜♪」
と呟くと自然と見せに入っていく愛海・・・

という感じでちょっと作ったんですけどこの先興味ありますかね?
このスレの方々になっとくしてもらえる作品かどうか自信がないので全部うpしなかったんですが
前半まったくフツーの人間のままなんですが評価ください
お願いします

386ゴンザレス:2008/03/01(土) 18:55:27 ID:r7mQNd2J0
続きです

「いらっしゃいませ〜♪」
「えっ!?」店内に入った愛海はいきなり驚かされた
店の造りは和風レストランイヤ、そば屋と言ってもおかしくないデザインなのだが中はどちらかというとバーのような雰囲気でそれにいるスタッフは全員女性
愛海の想像はおじさんや中年の男性がいる感じかなと思っていたがそのギャップに愛海は店に安心感を感じたのだ
正直自分の想像通りだったら・・・と何気なく気にしていたのだ

「お一人様ですか?」店員の女性が愛海に話しかける
「あっ!はい」
「それではカウンターにどうぞ〜」と案内され席に座る愛海
すると愛海は気になってたことを聞いた
「あのココは何のお店なんですかぁ?何気なく来たんですけど・・・」とちょっと申し訳なさそうに聞く
「ここですか?ここはメニューなしのシェフの日替わり料理が味わえる店なんですよ」と笑顔で答える店員
「そうなんですか〜じゃあ日替わり料理お願いします♪」
おもしろいなぁ〜と思った愛海はすぐに日替わり料理を頼んだ
すると5分もせずに料理が出てきた
出てきたのはソースがたっぷりかかった料理・・・
ソースに埋もれて何とは認識できない
「肉か魚かな? すいませ〜ん!コレってなんていう料理ですか?」と興味深々に聞く
「これはウルフテールですよ?」絶対に聞いたことのない料理名だったが店員があまりにも常識かのように答えたので愛海は恥ずかしくなって詳しいことを聞けなかった・・・
「オックステールってあるしそんな感じかなぁ?」と思いながらそのウルフテールを食べ始める・・・
感触は肉そのものだけど何ともいえない感触があった・・・
でも愛海は知ってのとおり食べてみるタイプで味に何の問題もなかったため気にしなかった
「聞いたことない食べ物だしなんか変わった感じがさらにいい♪」と軽く意味不明なことを思いながら食べ続ける
「おいしかったぁ〜 ご馳走様でしたぁ〜」とあまりの美味しさに誰に言ったかもわからない言葉を発する

387ゴンザレス:2008/03/01(土) 18:56:02 ID:r7mQNd2J0
「そう 美味しかったの〜フフフ・・・」愛海を接客した店員が不気味に笑い出す
ふと気がつくと店にいたほかの客は誰ひとりとして消え去っていてほかの店員全てが愛海を見つめていた・・・
妙な光栄に動揺して思わず立ち上がり
「えっ!?なんですか?? 私何かしました?美味しかったって言っただけですよね?」とややキレ気味に言う愛海・・・
すると不気味に笑う店員は「美味しいなんてうれしいわね・・・あなたが食べたのはウルフテールあなたはウルフテールっていうほかの何かかと思ったかもしれないけどね
これは普通に狼の尻尾なのよ(笑)」
事実を聞いた愛海だがその反応は浅かった
「それってあんま聞かないですけど珍味みたいな感じですよね?」とうれしそうに言う
すると店の置くから1人の女性が出てくる
その女性は見た目からして妙だった・・・店の中は暖かく暖房も効いているのに毛皮のコートを着ている・・・
するとその女性はうれしそうに話始めた
「私のお店の料理を食べてくれてありがとう そして美味しいとまで言ってくれるなんてうれしいわ〜 でもあなたの役目はこれからなの・・・これから始まるのよ・・・
フフフ・・・ハハハ・・・ハハハ・・・」


388ゴンザレス:2008/03/01(土) 19:17:18 ID:r7mQNd2J0
毛皮の女性が笑い出すと店の店員が一斉に頭を抱え苦しみだす
「ウ・・・んうん〜あぁ〜!!」
その様子を見て愛海はなんだか怖くなり店を早く出ようとする
「すいません・・・お支払いはいくらですか?私帰ります」
というと毛皮の女性は「帰る?何言ってるの?あなたはこの子たちと同じように私の奴隷になるのよ私の命令どおりに働くことと野生の本能しか持たぬ怪物としてね!!」
すると苦しんでいた店員達が一斉に「んうぅ〜あぁ〜!!!!!!!」と抱えていた手を解き唸りだすと店員たち彼女たちの体に異変が
ネイルをしていた爪が一揆にネイルを剥がしそして異常な長さになり毛に覆われた腕となり足となる履いていたスカートの中から尻尾が生え顔は牙が生え大きな目は赤く染まり鋭くなる
そしてきめていたヘアスタイルが崩れるかのように毛に覆われた耳が生え狼の姿となった・・・
その恐怖に襲われ動くことができなくなった愛海・・・
すすと狼人間たちに囲まれそして毛皮の女性が愛海の元に・・・
「さぁあなたも仲間になりなさい・・・」
「い、イヤァ〜!!!!!」

終わり
389ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2008/03/02(日) 10:48:19 ID:Ti9Vx5Pz0
ゴンザレスさんお疲れ様でした。
ヒロインのこれからが気になるというより、そこが見たかったです。

私の作品、今回はあまり受けがよくなかったようで、反省しきりです。
次作に向けてがんばります。
390ゴンザレス:2008/03/02(日) 14:01:50 ID:LiHUGTzH0
>>ショッカー代理人さん
初参戦なのに常連のショッカーさんに見ていただけてうれしいです
正直ラストまでしっかり書きたかったんですがね
途中で興奮が途切れてしまって・・・(笑

お互いがんばりましょう!!
391maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/03/02(日) 14:02:31 ID:56yDfVIY0
ダイレン様、ショッカー代理人様、ゴンザレス様、新作乙です!
感想とか、火曜あたりに書かせて頂きます
392maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/03/04(火) 20:23:00 ID:AsUgBpft0
>>344-352ダイレン様
今か今かと引っ張られる感じがよかったです。
まさかこのまま終わるんではと不安になりかけたあたりで、
ちゃんとお約束の展開になってちょっとほっと(?)しました(w
で、映画版ライダーだったんですね。なるほど。

>>357-375ショッカー代理人様
相変わらずのショッカーの非道な作戦と、楽しそうに任務を果たすヤモゲリアさんが
よかったです。あと、ルリ子さんの部分、自分は「レギュラーが不可逆的に悪に回る」展開が
大好きなので、(自分が書いた蜂女話も、実はムリヤリその方向にもっていくという着想でした)
堪能いたしました。

>>385-388ゴンザレス様
「路地裏の怪しい店に好奇心で…」とか「食べさせて改造」とか、小道具がよかったです。
ヒロインの「普通の女の子」っぷりも改造される悲劇との落差があって楽しめました

それと、最近なかなか投下できなくてすみません。忘れた頃に投下するかと思います(?)
393ゴンザレス:2008/03/04(火) 21:10:40 ID:ECdqICfc0
>>maledictさん
感想ありがとうございます
こんなSS読んでもらえたことだけでもうれしいのに
アヂバイスまでいただけるなんて・・・
ホントうれしいです
ありがとうございます
394名無しより愛をこめて:2008/03/07(金) 01:38:13 ID:VMtCWAXd0
a
395名無しより愛をこめて:2008/03/09(日) 13:19:51 ID:Pb02ivqb0
(笑)
396名無しより愛をこめて:2008/03/09(日) 13:26:23 ID:b3XO7pvK0
ケガレシアは改造人間だった・・・てことにならないかな
397名無しより愛をこめて:2008/03/09(日) 17:35:05 ID:9jHTh30E0
それよりもキバの過去編でゆりがファンガイアという設定だとどっかで聞いた気がするから
それがホントなら今のところゆりは自分がファンガイアって気づいてなさそうだし
もしかしたら今は人間だけどいずれなるのかもしれないし

楽しみでたまらない!!
398フォックス:2008/03/11(火) 16:56:46 ID:vnm77IGl0
まただけどジャスピオンだかメタルダーに獣化があったはずっていうのは
結局どっちなんですか?
獣化もの好きなのでホント知ってる方いたら教えてください

またライダー・戦隊・ウルトラマンシリーズやその他特撮で獣化ものあるの知ってる方いたら
教えていただけたらうれしいです

私事ですみません
399名無しより愛をこめて:2008/03/11(火) 20:13:27 ID:IqMLHeUv0
>>396
そのネタで>>306-310のような作品を作ったら
素材によってはものすごいものができそう(w
400名無しより愛をこめて:2008/03/11(火) 23:49:53 ID:vJvVP6TB0
400get!
401ダイレン:2008/03/12(水) 00:33:51 ID:LPG/9su4O
由美ちゃんだとキャプ画できないすね……
402名無しより愛をこめて:2008/03/13(木) 16:05:11 ID:eYUS2ojj0
キューティーハニーの魚屋のおばさんによるユキの再生シーン、
「目覚めよ、○○女!」的な雰囲気でよかった。
これでもし「純真無垢なお嬢様が改造されて悪の幹部に」
とかだとなおいいんだけど、もともとどす黒い女の子だったしなあ
(でもノリとしてはマリアやアハメスの獣人化に近いのかな)
403名無しより愛をこめて:2008/03/13(木) 17:04:39 ID:qwAwbrNO0
>>402
それオレも注目してたけどそんなでもなかったのかな?

アハメスってチェンジマンの?獣人化なんてしたっけか?
404402:2008/03/14(金) 03:17:10 ID:bHf/p1kh0
>>403
獣人化というか、最終回で、度重なる作戦失敗の罰みたいな理由で
着ぐるみ系の怪物に改造されてた気がします(本人は激しく抵抗)
暗い部屋で立ったまま苦しんでるだけで、手術とかはなかったですが
405402:2008/03/14(金) 11:59:11 ID:CpMb7D9Q0
>>404
そういうことですか!
わかりました ありがとうございますね

406名無しより愛をこめて:2008/03/16(日) 06:50:54 ID:ceeWA53e0
いつの間にかこんなスレが立ってたぞw

ショッカーの蜂女よりエロい女怪人はいない!
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1205579272/
407ゴンザレス:2008/03/16(日) 18:29:15 ID:RUaQkS/V0
すいません確認の意味もこめて聞きます
シャイダーの4話「犬になった子供たち」の内容は犬になるわけではなく
人の姿に毛が生えた例として出すならサルみたいなものになるということでOKでしょうか?

また前に教えてくださった方がいたジャスピオンかメタルダーでの母子動物化ですがまだ見つけられません
この話を少しでも知っている方いましたら教えていただけたらうれしいです
よろしくお願いします

あと近々SSをしたなぁと思っているのもしよろしければ見てください
408名無しより愛をこめて:2008/03/17(月) 15:54:27 ID:tTlJVCr60
409名無しより愛をこめて:2008/03/26(水) 22:43:55 ID:hq7tkP0H0
浮上
410maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/03/29(土) 16:15:27 ID:9yj8Aby00
全然投下していなくてすみません。ゴンザレス様次回作期待です

奴隷生物の話はまた長くなりそうなので
最初からサイトの方に載せることになるかもしれません。
ふとBeeF様の「悪魔のドールファクトリー」の一エピソードを
勝手に書いてみようかと思い立ったのですが、そういうのもありでしょうか?
早くとも来月半ばくらいまで書けそうにないですが…
411名無しより愛をこめて:2008/03/29(土) 21:31:29 ID:GvMpTotQ0
「悪魔のドールファクトリー」ってどんな話かわからなかったので見に行ってしまった

未完の話みたいだし、いいんじゃない? BeeF氏が健在でもそう言うと思うよ
一エピソードと言わずにどんどん書いてみたら? キャラ名とかは変えてもいいと思う
412名無しより愛をこめて:2008/03/29(土) 21:53:10 ID:erMDivGf0
なんで急に 「悪魔のドールファクトリー」なんだろ?
413骸教授:2008/03/29(土) 22:47:54 ID:ruYbv97N0
>>410
最近、失業中でのぉ・・・・・
仕事くれんかのぉ〜
414名無しより愛をこめて:2008/03/31(月) 00:00:10 ID:AoFpe0G00
「ハニービー計画」の第2部もそうだけど、BeeF氏はけっこうおいしい設定だけ作って
あとは放置してることが多いね
アイデアが続々と湧き出てくるからできるんだろうけど、なんかもったいないね
415名無しより愛をこめて:2008/04/01(火) 03:01:20 ID:R/J/uhtS0
maledict氏 ヘルマリオン経営支援検討か?
BeeF氏休筆に伴い、作戦が停滞し、休業状態だったヘルマリオンに救いの手が
差し伸べられそうだ。昨年、奴隷生物シリーズでセンセーショナルなSSデビューをかざった
maledict氏が先月29日のレスで業務を引き継ぐことを示唆した。BeeF氏も休筆前、HP「蜂女の館」
上で、「引き継ぐ方がいらっしゃれば、設定一式お渡ししたい(笑)」と発言しており、maledict氏
による経営支援も問題ないかと考えられる。また、実質失業中の幹部の骸教授も29日のレスを寄せており、
氏に対して期待している。

「ヘルマリオン」中堅秘密結社。女子高生の改造に力を入れており、蜂女以外にもスパイダーマリオンなどの
改造人間を製造している。
416名無しより愛をこめて:2008/04/01(火) 21:25:13 ID:5nHJJGen0
maledictさん、「悪魔のドールファクトリー」の1エピソードってことは
ひょっとして改造シーンはなくて、おにゃのこ戦士のバトルものになるってこと?
確かBeeFさんが設定だけ作って続きを書かなかった理由が
「これ以上書いたら改造シーンが出てこなくなるため」だったよね
417maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/02(水) 03:10:13 ID:JzAkzJfp0
>>416
…あ、いえ、改造シーンがない話は自分の場合多分ありえないです。あはは…

>>415
あひゃひゃひゃひゃ…

>>412
ふとネタが湧いたからです。投下はもう少し後になります。すみません…

>>411
ありがとうございます
418maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/02(水) 03:21:52 ID:JzAkzJfp0
>>413様少しお待ち下さい(汗
(一クールで幹部交代という設定にしようかな、などとふと思ったことは内緒です)

>>414様自分は引退がなければ続編が見られたのではないかと思っていました

ときに、今気づいたんですが、BeeF様のページ、見られなくなってますね…
419名無しより愛をこめて:2008/04/02(水) 06:21:19 ID:aVN9yMow0
>>418
あれ? 本当だ。なんか障害でもあったのかな?
長期間更新がなかったサイトをinfoseekが削除、なんてことはあるんだろうか

maledictさん、万が一の場合に備えてサイトの内容を保存しておいた方がいいと思いますよ

「site:artofspirit.hp.infoseek.co.jp/」でGoogle検索すればサイトの各ページのキャッシュが
拾えますから、Googleにキャッシュが残っているうちに保存して、中身をmaledictさんの
サイトに移転されておいてはいかがですか?
420maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/04(金) 03:42:06 ID:ZK5xmW9h0
今ちょっと試したんですがSSごとにキャッシュを拾わないといけないとなると
けっこうしんどいですね。

とりあえず「悪魔の…」だけ(htmのみ)保存しました。
今日は寝ます…
421名無しより愛をこめて:2008/04/04(金) 22:29:11 ID:cvG5fkJg0
>>420
キャッシュ表示後、ソース表示にして全文をWordPadにコピペしてテキスト保存すればいいと思う
スクリプト組めば一瞬で終わる。後はテキストをDreamWeaverやHomePage Builderに読ませればおk
422名無しより愛をこめて:2008/04/05(土) 02:10:47 ID:+wrOvpd90
蜂女の館ならホームページゲッチュで保存しておいたのがあるからうpしとく

ttp://www11.axfc.net/uploader/20/so/He_88740.lzh.html
pass:hachi
423名無しより愛をこめて:2008/04/05(土) 08:04:39 ID:Bv4NM+210
落とせた、ありがと。
大事なものは失ってから気づくものだなぁ・・・
424maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/05(土) 08:29:14 ID:qKwxL5OI0
>>421
末尾のとこだけ変えればいいことに気づき、ちまちま手打ちでキャッシュを開いては
「すべて保存」だとうまく行かないので「htmlのみ保存」で保存してました
(上の方にグーグルの但し書き付き(汗 )。

一通り終わったので報告に来たら>>422様のちゃんとしたミラーが入手可能でした
>>422様ありがとうございます

保存ですが、画像や解題等はともかく(あ、例の「設定資料」もか)、
サソランジン以外のSSは2ちゃんに投稿したものなので当方のページに
アップさせて頂いても問題ないかと思います。
近いうち1〜2スレ目の過去ログもアップします。(datファイルも落とせるようにしておきます)
>>422様から頂いたのをそのままアップというのが可能ならそれでいいのですが、
どうなんでしょう?)
それが終わったらまとめwikiの方にも順次アップしていこうかと思います。
こちらは他の人でもできるので有志の方にも期待です。

最近またなんだか忙しいので、遅くなるかもしれないのはご容赦下さい。
425maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/05(土) 09:20:45 ID:qKwxL5OI0
すぐできるのにしないとプレッシャーになるので
過去ログアップだけ先にしておきました
http://book.geocities.jp/maledictarum/kakolog/index.html
SSのアップはしばらくお待ち下さい

まとめwikiの管理人様にお願いして過去ログを向こうでも見られるようにする方が
来る人には親切かもしれませんね

衝撃の休筆宣言を読み直したんですが、ひょっとしてBeeF様としては
旧作はそっとしておいて欲しいということなのかも、とちょっと思いましたが
どうなんでしょうね…。貴重な財産なので今後も皆で共有し続けたいものですが。
(「ヘルマリオン経営支援」(wも予定通りやらせていただきます)
426名無しより愛をこめて:2008/04/05(土) 12:54:29 ID:ymphhg750
>>406のスレがだんだん改造SSスレ化しつつある件(栗山千明の蜂女改造ネタで)
427名無しより愛をこめて:2008/04/05(土) 17:43:50 ID:XSY0BZa/0
SSとは違うだろ。
このスレは初期に経緯でSSがメインとなってしまったが、
本来特撮板はSS発表の場とは違うと思う。
だからあっちが本当のスレの姿じゃないかと感じた。
428名無しより愛をこめて:2008/04/05(土) 21:29:17 ID:9DtfczPq0
>>427
まあまあ、固いこというなよw
429名無しより愛をこめて:2008/04/06(日) 23:07:38 ID:lc9/Ydrx0
ついに蜂女スレにSSが投下されてしまった。
このスレは存在価値を失ったのだろうか・・・
430名無しより愛をこめて:2008/04/07(月) 00:21:59 ID:7FR6PQNH0
蜂女スレは蜂女SS限定だろ? なら関係ねぇと思ったが
maledict氏が続編を準備している「悪魔のドールファクトリー」も蜂女ものだった

ところで向こうにSS投下したのって、このスレの職人さんかね?
431名無しより愛をこめて:2008/04/08(火) 01:30:16 ID:2QhnQxSu0
表現がアンヌ改造しまくり氏に似ているが…
432名無しより愛をこめて:2008/04/08(火) 03:16:32 ID:uiIxL5iq0
>>431
名乗らないところも似てるなw
433名無しより愛をこめて:2008/04/08(火) 06:33:12 ID:Kz9Z5UgN0
二人目が登場したよw
434名無しより愛をこめて:2008/04/11(金) 02:07:37 ID:eZ0T3b1Y0
ほしゅ
435名無しより愛をこめて:2008/04/11(金) 22:55:32 ID:7Ac0ET9d0
怪獣倉庫閉鎖で脱走した宇宙人が暗躍してるスレはここですか?
436名無しより愛をこめて:2008/04/13(日) 20:01:03 ID:ADVotHDc0
今日のゴーオンジャーは久々に一般人の
戦闘員改造があってなかなかよかった
437名無しより愛をこめて:2008/04/13(日) 23:36:37 ID:x2JFG8ltO
チクショー見忘れた
こんな時に限って一般市民の戦闘員化ネタかよ…
アバレンジャーのバーミア兵化以来か?
聞くところによるとセーラー服の戦闘員化があったらしいジャマイカ…
意識は人間のままだったのだろうか、それとも意識まで戦闘員化したのか…
しゃあない、DVD化を待とう…明日があるさ…
438名無しより愛をこめて:2008/04/14(月) 01:01:14 ID:dkyhiOc+0
>>436
詳しく。
439名無しより愛をこめて:2008/04/14(月) 02:16:26 ID:ckcMLfPJ0
>>438
変なガスを浴びた女子高生たちが戦闘員化していた。
ただ蛮機獣が死んだ時点でもとに戻っていたが。いずれにしてもガイアークってコミカルなイメージがあるけど今日のガイアークはやろうとしていたことは紛れもなく悪だった。
440名無しより愛をこめて:2008/04/14(月) 21:40:28 ID:fJPwPGCk0
>>437
意識は人間のままだけど時間が経つと意識も変わっちまうようなこと言ってたような
そんなに時間が経つ前にジャンクワールドからヒューマンワールドに戻ってきちまったけど
441名無しより愛をこめて:2008/04/14(月) 23:04:06 ID:zEO72WBC0
>>436
情報提供ありがとうございます。

>>437
動画を見つけました。

GP09「明日ガアルサ」
ttp://www.woopie.jp/video/watch/7e5eb8f3dac7738c00f32bdf7a3e9b62?kw=go-onger&page=1

被害者となるのは
セーラー服姿の女子高生
スーツ姿の若い女性
学生服姿の男子高生
の三人です。

なお改造されるのは一度きりですし
改造される場所が暗いのが難点ですかね。
442名無しより愛をこめて:2008/04/14(月) 23:49:06 ID:dkyhiOc+0
>>439-441
素晴らしい!
時代性もあってソフトになってましたが、昭和の香りがしますなw
443名無しより愛をこめて:2008/04/15(火) 00:55:13 ID:hQIhosDy0
ゴーオンジャー自体が昭和回帰って感じだもんなあ
OPテーマが妙に古臭くてワラタ
444名無しより愛をこめて:2008/04/15(火) 00:59:43 ID:u8n2HWqW0
444
445名無しより愛をこめて:2008/04/15(火) 08:22:29 ID:ZyRIiSoI0
>>443
湯たんぽとかみたいに昔の物が復活してる世の中だしさ戦隊も昔に戻っても
いいんじゃないかな〜
てか個人的に昭和のほうが改造系というか○○化が多かった気がするから戻ってくれてもいいな

446名無しより愛をこめて:2008/04/15(火) 21:57:45 ID:/DVOWhRKO
そういやあ、ウガッツから元に戻った人らがアリガトーって手を振ってる最後らへんのシーンも、
なんだか昭和の香りがしたな。
懐かしいノリ
447名無しより愛をこめて:2008/04/16(水) 16:14:24 ID:sK/p1TFT0
衣装はそのままウガッツにされてうろうろしていた若い女性二人が萌えでしたね

>>443地球の平和、ハッピネス、み〜だすやつら、許せない〜♪
448名無しより愛をこめて:2008/04/17(木) 08:12:50 ID:Gbr1mns20
449名無しより愛をこめて:2008/04/18(金) 01:35:11 ID:xICMpn3Y0
もう一回改造シーンがあれば
残り二人の女子高生もこうなっていたわけだな
残念・・・

似た話だったら人間を写真に封じ込める
ジェットマンのカメラジゲンの方が良かったかな。
450名無しより愛をこめて:2008/04/18(金) 21:55:11 ID:FgQI3zJY0
ところでmaledictさんの「悪魔のドールファクトリー」マダー?チンチン(AA略
451名無しより愛をこめて:2008/04/19(土) 12:16:44 ID:MKpBd2LNO
>>448
おおナイスプレー
452ダイレン:2008/04/20(日) 21:00:49 ID:t13967NHO
最近新作が思い浮かびません
453名無しより愛をこめて:2008/04/20(日) 21:48:06 ID:Q7ri0yg90
おにゃのこじゃないけどTOKIOの城島が改造されてた
454フォックス:2008/04/20(日) 21:56:46 ID:nurb9Qmn0
久しぶりに来てみたけど静かだね・・・
とはいえ僕も>>452ダイレンさんと同じで新作が浮ばないんです・・・
浮かんでも文にできないというか
なので盛り上げたいのはやまやまですが今しばらくお待ちください!!
455名無しより愛をこめて:2008/04/21(月) 06:49:03 ID:chql6/pH0
456maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/24(木) 00:53:26 ID:tw/wLAQZ0
>>450
お待たせしました!書き上がったので早速投下
…と思ったのですが、400字詰めで80枚程度という
またものすごいものになってしまい、連投規制をかわしつつ
投下する気力が出ません。それで、とりあえず自分のHPにアップしました。
http://book.geocities.jp/maledictarum/sakuhin/dollfact-hokan.html

実を言うと、BeeF様のサイトが閉鎖されてしまったので、
2ちゃんに投下されたBeeF様のオリジナルの方を
合わせ読める形にしたかったのもあります。

ここに投下しないと読んで頂けないような気もするので、
皆様のご意向によっては再掲載します。
なお、使わせて頂いた「設定資料」の方も引用させて頂いたのですが、
これはどうなんでしょう?問題があるなら削除しますが…

なお、いつもの「無理な脱出」を演出するために、原作の設定を
歪曲してしまった可能性もあります。BeeF様申し訳ありません。
457maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/24(木) 01:05:16 ID:tw/wLAQZ0
そう言えば、>>412様の疑問がちょっとわかりました。
「悪魔の…」は円熟期のBeeF様のじっくり書き込んだ長い作品に比べると、
分量も少なく、描写もかなりあっさりしていて、
典型的な代表作という感じではないかもしれないなと思いました。
…ただ、自分としてはかなり「お世話に」なった作品で、
例えば、「これまで味わったことがない奇妙な苦痛に全身を苛まれて」
の一節だけで一体何度(ry

それと、BeeF様の作品解題によると、登場人物の名前が人形にちなんでいる、
とのことだったのですが、実は元ネタがよく分かりませんでした。
どなたか詳しい方、解説頂けると助かります。
一応、本作中には、半ば意図せずアイテムで人形が出てきて、
調べたらその人形の人形師の名がホリヒロシさんだそうなので、
その名字をちょっといじってヒロインの名字にしたのですが、
こんなのでよかったのかどうか…
458名無しより愛をこめて:2008/04/24(木) 01:28:59 ID:yJu6Ra710
>>456-457
GJ!
まだじっくり読み込んでないけど、すごい力作で驚いた
スランプ状態かな?と思ってたけど、そうじゃなかったようで一安心
設定はBeeF氏のものをそのまま使っているけど、テイストはまんまmaledict氏のものだね
このスレに投下しなければ読んでもらえない、というのは確かにあると思うけど
1章ずつ毎日投下するとかだったら、負担にもならずに可能なんじゃない?
どうせしばらくは別のSSの投下もないと思うよ
459maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/24(木) 16:20:39 ID:bteGd13X0
>>458
ありがとうございます!

書く勢いがはじめの頃ほどでなくなっているのはたしかですが、
ペースが落ちたのは時間がないせいも大きいのです。執筆自体は
三日くらいでした。構想…というか妄想の期間が長かったので
あれもこれもと膨れあがって長くなったような気もします。

で、やっぱりここに貼らないと皆さん読みませんか。
改行を切ったり、レスごとに切ったりなどちょっと手間がかかりますので、
投下はまた時間ができたときに、おっしゃるとおり一章ずつやってみます。

ところで、タイトルが「悪魔のドールファクトリー」ではなくて
「ディソルバー・サキ」になっていますが、これは、BeeF様によれば
その後の展開が「紗希ちゃんを主人公とした変身美少女戦士もの」
になっているというのを受けてのことです。…ひょっとすると、
シリーズ開始時には「悪魔のドールファクトリー」だったのが、
やがて「悪魔のドールファクトリー対ディソルバー・サキ」になり、さらに
上記エピソードの頃には「ディソルバー・サキ」になっていた、という
ことかもしれないのですが…
460名無しより愛をこめて:2008/04/24(木) 18:25:41 ID:qk+YkIz/O
宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン乙!
461名無しより愛をこめて:2008/04/24(木) 21:16:39 ID:nVvne6ni0
いやそれなら「ヘルマリオン対ディソルバー・サキ」にならなければおかしいw
462maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/24(木) 21:49:03 ID:bteGd13X0
>>461
あ!じゃあ、むしろこうですかね

「悪魔のドールファクトリー対正義のうらぎりドール」

しまった、じゃあSSのタイトルも「正義のうらぎりドール・第X話」
にすべきだったか




…いや、変えませんが(w
463名無しより愛をこめて:2008/04/25(金) 00:36:35 ID:yD1uZ12r0
とにかく……乙w

TV版だと人質とか有無さを言わずに戦場で姉妹対決だろうなあとか
ただそれをしちゃうと「正しい事だったんだ」って描写が無くなっちゃうなあと
いろいろと妄想なんかしちゃったりして(広川風に)、なかなか楽しめました
464あるSS書き:2008/04/25(金) 20:21:46 ID:9wXJyvUy0
久しぶりにちょっとした改造SSをブログにアップしました。
見に来てくださいませ。

http://masatomaikata.blog55.fc2.com/blog-entry-859.html
465名無しより愛をこめて:2008/04/26(土) 00:17:50 ID:280ih2dn0
ブログの宣伝乙。どうせならここに投下しろよ
466あるSS書き:2008/04/26(土) 01:04:11 ID:Yifb0vtf0
それも考えたんですが・・・
ブログのほうにもネタが欲しかったので。(^^ゞ
467maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/26(土) 17:20:44 ID:a9Qzvbbo0
>>458様のアドヴァイスに従い、6章に分けて投下してみます。
タイトルは、正義の…ではなく「『ディソルバー・サキ』第X話「甦る友情」」
過去スレの、BeeF様(508様)作の下記作品(579-583 & 584)の続編のようなものです
できればそちらを先にお読み下さい。

女子高校生位の子が改造されるシーン
http://book.geocities.jp/maledictarum/kakolog/1043884297.html#R579

>>456のHPに発表したものが完成稿の筈で、未完成品をアップした気はなかったのですが、
実は改行を入れただけではなく、だいぶ改稿してしまいました。読み返して
矛盾点のようなものや説明不足に気づき、直しつつあちこち書き足してしまったのです。
すでに読んで頂いた方にはかえって申し訳ありません。
(基本的には同じ話なので二バージョンとも読んで頂く必要はないかとは思いますが)
投下終わったらHPも更新します。

ちなみに、主人公である碧さんのデザインは下記をイメージしています
ttp://event.yomiuri.co.jp/2001/S0038/html/works/dragonfly.htm
ttp://lartnouveau.com/artistes/lalique/photos/lalib.htm
これをベースに、翅のつけ根から腕が伸び、尻尾の後ろに足が生える感じです
(長い尻尾は、普段は足の間を保護しつつ背中に向け丸めている…とでもしておいてください)
エロくて鬼畜で上品、という自分のBeeF様のイメージに合っている感じがしたのと、
「無改造の顔、頭の両脇に複眼」というデザインがまさにヘルマリオン怪人なので
使ってみました。「ドラゴンフライマリオン」というとなんだかいかついので
「トンボ類」を指すodonateを当てたのですが、何か間違っていたらすみません。

>>474あるSS書き様。コンスタントに書かれているようで、実は改造ネタは久々だったのですね。
アイシャドウ、いいです♥
468甦る友情1・覚醒(1/13):2008/04/26(土) 17:22:52 ID:a9Qzvbbo0
 未完成体が降伏を呼びかけている。
「オードネートマリオン!あなたの作戦は失敗したわ!洗脳ブローチは
わたしが破壊した!美術展の観客は無事よ!おとなしく観念して…そして…
…もう悪いことはやめて!ミドリ!」
 未完成体は、休戦を持ちかける言動とは矛盾する行動をとっていた。
その目から激しい動揺を示す涙液を湧出させながら、鋭利な刃である
自らの翅――コードネーム・ビースラッシャー――を左右に大きく
広げ、高速でわたしの肉体を切断すべく接近してきたのだ。わたしは
急旋回してその刃をかわすが、よけきれずにわたし自身の右翅を切断
されてしまう。わたしはなんとかすれ違いざま、腰の後ろから生える
猛禽類のような爪で未完成体、ビーマリオンの両肩を掴み、翅ごと
その動きを封じる。二体の改造人間はきりもみ状の軌道を描き地面に
落下していく。
 落下の衝撃で腰の後ろの爪は損壊し、両足に壊滅的なダメージを
受けたことを感じる。一方の未完成体は、わたしの体が緩衝材となり
ダメージを免れたらしい。体勢を立て直したビーマリオンは至近距離
から生物殺傷用の針――コードネーム・ビースティンガー――の
発射準備に入っている。ビーマリオンが理解不能な表情を浮かべ、
その乳房を激しく揉みしだくにつれ、固く硬直した乳房の先端に発射口が
開き始める。それを目にして、数秒後の自らの死をもはや避けられない
と結論したわたしは、最終手段を選択した。腹部から伸びる触手を
勢いよく伸ばし、ビーマリオンのみぞおちにたたき込み、同時に
自決用カプセルをその先端に移動させる。不意の攻撃に苦悶する
ビーマリオンに対し、わたしはわが組織の勝利宣言もである、
自決用カプセルの解除コードを誇らしく宣言する。

「ヘルマリオン万歳!」
469甦る友情/1.覚醒(2/13):2008/04/26(土) 17:25:18 ID:a9Qzvbbo0
 わたしが未完成体の腹部にたたき込んだカプセルには、われら
ソルジャードールの強化細胞を強酸性の物質に変性させつつ全身に
広がる、人工プリオンが封入されている。そのカプセルは、通常は
TNT火薬の爆発にも持ちこたえるが、解除キイが発動されると
溶解し、内部のプリオンを体内に放出するのだ。
 解除キイは次のいずれかの条件が満たされるときに発動する。
一つは、ソルジャードールの「糸が切れて」しまう場合だ。つまり、
偉大なるヘルマリオンの支配がソルジャードールに及ばなくなったことが
確認された場合、解除キイが発動され、欠陥品の処分とヘルマリオンの
機密隠蔽を同時に行うのだ。もう一つは、ソルジャードール自身が
自らの肉体の融解を意志する場合である。これは、ソルジャードールが
解除コードを宣言することによって発動する――わたしがたった今
実行したように。
 人工プリオンがわたしの尾の先端の組織の変性を開始し、ずぶずぶと
融け始める。そして融解は導火線のようにわたしの尾を伝っていく。
融解はやがて腹部に達し、わたしの全身に及び、わたしは消えてなくなる
だろう。だが、ビーマリオンの腹部に残された人工プリオンもまた
活動を続けているはずだ。それは腹部を浸食し、やがてこの未完成体の
全身の細胞を強酸性の物質に変え、跡形もなく消し去るはずだ。
わたしの命と引き替えに、この忌まわしい裏切り者もその存在を停止する。
これまで幾多のソルジャードールが試みながら果たせなかった使命を、
わたしは遂に果たすことができる。その名誉にわたしの心は震える。
470甦る友情/1.覚醒(3/13):2008/04/26(土) 17:28:41 ID:a9Qzvbbo0
 裏切り者は何が起きたかを瞬時に悟り、生身の頭脳を、人工頭脳も
およばぬ速度で駆使し、次の行動を選択した。すなわち、すでに腹部の
融解が始まっていたわたしを抱きかかえると高々と飛翔し、わたしたちの
戦場であった廃ビルの太い鉄骨の一つに突進したのである。
 鉄骨のキザギザした先端がわたしの背中を突き破り、わたしを
抱きかかえていたビーマリオンの腹部をも貫き、その背中にまで貫通した。
ビーマリオンは貫通とほぼ同時に背中で翅を羽ばたかせた。
しゃきんという音と共に、鉄骨の先端が切断され、強酸によって
すでに鉄骨を溶かし始めていた人工プリオンともども落下していった。
 わたし同様苦悶の表情を浮かべたビーマリオンは、二体の改造人間を
串刺しにしている鉄骨を見ながら、しぼりだすように言った。
「…荒療治…だったけど…これで人工プリオンは『摘出』できたはず。
…あなたも、わたしも、もう融けることは…ないわ…」
 ビーマリオンは翅を羽ばたかせ、わたしを抱きかかえたまま二人の
肉体を移動させて、鉄骨から抜き取る。じゃりじゃりと肉をそぎ取り
ながら鉄骨は抜け、二体のソルジャードールは地上へ降下する。
 ビーマリオンの言葉は、わたしの使命の失敗を意味していた。肉体の
苦痛以上に、敗北感がわたしの心を満たした。わたしは裏切り者の抹殺に
失敗し、偉大なるヘルマリオンのソルジャードールとして自決する名誉をも
奪われたのだ。この未完成体め。憎い。憎い。
 ビーマリオンは依然わたしを抱きかかえている。エネルギーを
使い果たしたわたしはもはや敵の捕縛する腕を逃れる術すらない。
屈辱感に苛まれ、せめてもの抵抗にと憎悪の目を向けるわたしを、
ビーマリオンは理解しがたい表情で見つめている。その胸を見ると、
ビースティンガーの発射準備はなぜか解除されている。
471甦る友情/1.覚醒(4/13):2008/04/26(土) 17:31:57 ID:a9Qzvbbo0
 わたしの心に疑問が芽生える――この子は何がしたいんだろう?
敵であるわたしを至近距離で確保しながら、なんで攻撃しないの?
――その答えは、その不可解な表情にあるように思えた。わたしたち
ソルジャードールにも理解可能な、反射的な喜怒哀楽のいずれでもない表情。
悲しみと、期待と、後悔と、不安と、決意と、そんな色々な「思い」が
複雑に溶け合った表情。…あれ?…何か、大事なことを忘れていた気がする。
そもそも、わたしはなんで他の個体の内部状態に関してこんな複雑な
情報を入手できるの?…いえ、違う!わたし、なんでこんな簡単なことが
今までわからなかったの?…この子は、わたしを憎んでいたんじゃない。
わたしを救えたらいいとずっと願っていたんだ。だけどわたしは
この子の期待に添うことはできなかった。なぜなら…

 ――わたしは操り人形だったからだ―― 

その自覚と共に、わたしの心に一挙に様々な思いが吹き出した。
…わたしは誰?ソルジャードール・オードネートマリオン?
…いえ、違う!わたしはずっと、それとは違う名で呼ばれていた。
そして、目の前の女の子は誰?未完成ソルジャードール・ビーマリオン?
憎むべき敵・ディソルバー・サキ?それとも、その擬態形態・帆村みさき?
…違う!この子には別の名があった。もっとずっと前から知っていた、
懐かしい名前。何だっけ?何だっけ?
「…さき…紗希?…野々村…紗希ちゃん?」
「…ミドリ?碧?ひょっとして『糸が切れ』たの?わたしがわかるの?」
 そうだ。わたしの名は堀江碧。わたしは、ごく最近までヘルマリオンの
ことなど何も知らない、普通の人間の女の子だったのだ。ああ、それを
忘れさせられていたんだ…。そして、悪魔の操り人形として、
おぞましい作戦を数知れず実行させられていたんだ…
472甦る友情/1.覚醒(5/13):2008/04/26(土) 17:35:01 ID:a9Qzvbbo0
 …あの日、わたしがわたしでなくなってしまった運命の日。サマースクールの
合宿所。哀れな第一の犠牲者であり、同時にわたしたちの拉致作戦の
責任者でもある、フィオナ・マクレガン、いや、ジェリーマリオンが、
人に似て人にあらざる戦闘員プペロイドたちを率い、わたしたちを誘拐して、
絶望の手術台へ引きずっていった日。
 わたしの順番は一番最後だった。次はわたしの番?次はわたしの番?
そんな、恐怖と一刻だけの執行猶予が繰り返される中、友達の女子高生たちが
次々に容赦なく様々な異形のものに改造され、あるいは奇怪な人工生命体の
餌食となって消えていった。これから我が身に生じる運命の「前例」と
「仕組み」についての知識のみがひたすら増すだけの、長く辛い時間。
「ユイ!」
 最後から三番目になった結も、男勝りの罵声声を上げながら、巨大な
機械に飲み込まれていった。やがて結は、サソリと人間の合体したような
怪物に変わり果てて機械から排出され、力なく身を崩してしくしくと
泣き始めた。精神的ショックだけではなく、肉体的にも自由がきかない
様子だった。次に親友の春子が、わたしをかばうように身を乗り出し、
わたしの方にうなずきながら、悲痛な面持ちで機械の中に運ばれていった。
だけど春子はそのまま帰ってこなかった。不適合者として、機械内部で
培養されている人工生命体「マリオンラーヴァ」に吸収されてしまったのだ。
 そしてとうとうわたしの番が来る。…ああ、奇跡が起きればいいのに。
そんな身勝手な願いが叶うはずもなく、わたしはプペロイドの持つはさみで
ブラウスとスカート、次いで下着を切り裂かれ、みじめな全裸の姿で
手術台に引きずられていく。
「…やだ…やだ…やだよう…」
繰り返される恐怖に憔悴しきったわたしは、抵抗する気力も尽きかけ、
小声でぶつぶつと拒否の言葉を唱えるのみだった。
473甦る友情/1.覚醒(6/13):2008/04/26(土) 17:38:22 ID:a9Qzvbbo0
 プペロイドがわたしを手術台に寝かせる。目に見えない電磁的な拘束具が
わたしを台に固定する。プペロイドはそれを確認してから、わたしの
靴と靴下を脱がせる。そして巨大な機械の口が開き、わたしを飲み込んでいく。
機械の内側はマリオンラーヴァの放つ赤黒い光で満ちている。天井に広がる、
脈動する、巨大な心臓か子宮を思わせる物体。わたしは、その光に
照らされた自分の裸体が、すでに人ならざるものに変わってしまったような
錯覚を一瞬おぼえる。やがて人工生命体の触手が伸び、わたしの全身に
貼り付き、鼻や口や耳、さらに肛門や女性器、果ては毛穴の一つ一つにまで
侵入を始めたのが分かる。――やだ、わたしの体に入ってこないで!――
繰り返し見続けた悪夢がとうとう正夢になったような、そんな不条理な
感覚にとらわれながら、わたしの心は無駄な抵抗を続ける。感じたことの
ない奇妙な苦痛が全身を苛む。細胞レベルでわたしの肉体が人間では
なくなりつつあるのだ。いやだ!いっそ春子のように、この世から
わたしを消して!わたしはせめてもの嘆願を発する。だがまがまがしい
人工生命はそれをあざ笑うかのように、わたしに何かを注ぎ込み、
肉体を粘土細工のように作りかえるのをやめない。
 わたしの順番が来るまでの間に、改造に要する時間は徐々に短く
なっていた。マリオンラーヴァの学習能力が所要時間を短縮していく
らしい。なのに、その誰よりも短いはずの改造の時間は、途方もなく
長く感じられた。だが、やがてその長い苦痛の時間も過ぎ去り、
人工生命の触手が収縮を始め、手術台が排出された。そしてわたしは、
夏の日の下にさらされた、自分のおぞましい肉体を直視させられた。
474甦る友情/1.覚醒(7/13):2008/04/26(土) 17:41:22 ID:a9Qzvbbo0
 ――全身の皮膚は無機質なエメラルド色。幾分原型をとどめている乳房の
真下は、金、黒、緑の、まるで宝石を埋め込んだような楕円形の
プロテクターに変形し、腹部を保護している。腰の後ろには猛禽類を
思わせる、鋭い三本の爪の生えた金色の肢。プロテクターの下部からは
金色、緑、濃紺の、トンボの尾に当たる太い触手が身体の前面に向けて
伸びる。肩口からはイトトンボを思わせる大きな一対の翅が生えて
いる。翅は、金色の翅脈に孔雀の羽のような文様が広がるという
けばけばしいデザイン。手を触れると頭部は硬い外骨格に覆われ、
頭の両側には大きな複眼が形成されている。全体の輪郭を確認した
わたしに、悲しみに加えてみじめな気分が湧きあがってきた。…これじゃ、
アールヌーボーの美術品じゃないか。わたしは生きたまま肉体を装飾品の
ような兵器に変えられてしまったのだ…
「なかなか美しい。トンボの能力をもつ改造人間として、
ソルジャードール・オードネートマリオンと名乗るがよい」
 残忍な幹部、骸教授が冷笑と共にそう宣告した。手術台から解放された
わたしは、自分の肉体を自分で支えることができないまま、プペロイドたちに
抱えられて他の少女たち同様電磁牢へ運ばれ、その中でうずくまるしか
なかった。そうしていると、骸教授の声が聞こえてきた。
「改造後しばらく間は強化細胞の定着を待たねばならない。それが済めば、
順に人工頭脳を埋め込んで完全にわが組織の人形にしてやろう」
 骸教授はそう言ってから、最初に改造された小夜子を指さした。
「そろそろ、おまえは大丈夫だな。人工頭脳の埋め込み手術に耐えられる
程度に強化細胞の定着が進んだはずだ。時間が経ち過ぎると強化細胞が
本格的に定着し、プペロイドでも捕縛しきれなくなって面倒だからな。
さあ、連れて行け」
475甦る友情/1.覚醒(8/13):2008/04/26(土) 17:44:24 ID:a9Qzvbbo0
 さらなる非情な宣告を受けた小夜子が、涙を浮かべて皆を見送りながら
プペロイドに引きずられ、奥の部屋へ姿を消していった。しばらくすると、
奥から、耳を覆うような恐ろしい絶叫が響いてきた。だが、それは徐々に
弱まっていき、またその声には恐怖や苦しみとは異質のトーンが混じり
始めた。やがて完全な沈黙が訪れ、間もなく奥の部屋から小夜子が、
もはや誰に拘束されるでもなく、しっかりした足どりで姿を現した。
うつむき加減だったその頭を持ち上げたとき、その顔にはもはや一切の
苦しみや恐怖の痕跡はなく、ただ、正体を現したフィオナ同様の、
空虚で記号的な笑みが貼り付いているだけだった。かつての内気な少女の
面影はもはやどこにもなかった。
 小夜子はそのまま骸教授の足下に移動すると、そこにひざまずき、
平板な喜びを込めた口調で言った。
「骸教授、素晴らしい肉体に改造して頂き、ありがとうございます」
それから立ち上がり、二番目に改造された紗耶の方へ近づいて言った。
「さあ、サヤ、次はあなたの番。わたしが連れて行ってあげる」
紗耶は悲しみと絶望の入り混じった悲痛な声で答える。
「小夜子!そんな恐ろしいこと言わないで!もとの小夜子に戻ってよ…さよこぉ…」
 紗耶の心の叫びが届く気配もないまま、小夜子、いや、ソルジャー
ドール・スパイダーマリオンが冷酷にその手を差しだそうとしたそのとき
――奇跡が起きた。海底地震の猛烈な揺れと共に、地下基地が闇に包まれたのだ。
476甦る友情/1.覚醒(9/13):2008/04/26(土) 17:47:24 ID:a9Qzvbbo0
「停電ダ!復旧ヲ急ゲ!」
 そう叫ぶプペロイドたちが、明らかに右往左往しているのがわかった。
停電によって指令系統が混乱したのだろう。即座に状況をのみこんだ
紗耶が励ますように皆に声をかける。
「紗希、みんな!脱出するわ!出口はあっちだったはずよ!」
 電磁牢は解除されていた。暗闇の中、改造された超感覚を不器用に
働かせ、痺れる手足を引きずりながら、改造された少女たちが出口を
目指す。背後ではプペロイドたちが活動を再開した気配。強化細胞の
定着が一番遅れているわたしは、なんとか置いていかれまいと全力で
皆の後を追う。だが、岸壁の細い道をつたい歩いていたとき、重くなった
自重を支えきれなくなったわたしは、崖下の岩肌に転落してしまった。
そして腕をくじいたまま、這い上がれる見込みのない深い縦穴の中に
取り残されたことがわかった。
 そのままなすすべもなく長い時間が過ぎ、わたしが絶望の底でうずくまって
いたとき、聞き慣れた明るい声が頭の上から響いた。
「碧!助けに来たわ!」
 紗耶の声だった。紗耶はその異形の翅を羽ばたかせながらわたしの
手を取り、わたしを一気に穴の上まで引き上げてくれた。
「ふう。いまいましい翅だけど、役には立つものね」
 そう言ってから紗耶はわたしを抱き寄せた。互いに全裸同士のはず
なので、わたしは少しどきどきした。
「碧!無事でよかった!可哀想なわたしの妹以外、みんな無事なの!
みんなでここを出ていく準備をしているわ。あなたが見つからないので
探しに来たのよ!」
477甦る友情/1.覚醒(10/13):2008/04/26(土) 17:50:26 ID:a9Qzvbbo0
 それを聞いてわたしの目から涙があふれてきた。あのままだったら
わたしはいずれプペロイドに見つかり、心まで恐ろしい怪物に改造されて
しまっていただろう。こんな極限状況の中で、この勇敢な子は、危険を
かえりみず、わたしを見捨てず助けに来てくれたのだ。
「ごめんね。こんな、足手まといのわたしのために…」
「いいのよ。友達じゃない!」
 そう言いながら紗耶はわたしの手を引き、複雑な通路を進み始めた。
恐らく、緊急用の脱出装置か何かを見つけたのだろう。ことによると、
皆で力を合わせ、戦闘員たちやあの下品な幹部をやっつけたのかもしれない。
 たどり着いたのは頑丈な扉のついた部屋だった。部屋に入ると、たしかに
皆が揃っていた。だが、様子がなんとなくおかしい。そう思うと同時に、
部屋の一番奥から悲鳴のような呼びかけが聞こえてきた。
「碧!来ちゃ駄目!逃げて!みんな、もう、昔のみんなじゃないの!
紗耶もよ!!」
 結の声だった。結の言葉にはっと気づいたわたしは室内の「友達」の
顔を見回した。皆、その異形の肉体にふさわしい無機的で空虚な笑みを
浮かべている。そしてその中には、すでに完全な怪物になったはずの
小夜子も、あのフィオナもいる!真相を悟ったわたしを、紗耶が後ろから
きつく抱き寄せた。わたしの乳房に紗耶の指が食い込む。その力はあまりに
強力で、今のわたしの力ではまったく抗うことができない。わたしは
紗耶を振り返り、その目を見る。紗耶は笑いながら言った。
478甦る友情/1.覚醒(11/13):2008/04/26(土) 17:53:29 ID:a9Qzvbbo0
「何か言いたそうね。言っておくけど、『仲間』が集まっているのも、
ここを出ていくのも本当よ。行方不明の紗希を確保して脳改造したら、
この基地を破棄して、より大規模な活動拠点へ移動する予定になっているの。
だから、嘘なんかついてないわよ。…あ、やだ!どこかで聞いたような
セリフね!あははははは…」
 …もうこの女の子は紗耶じゃない。そう思ったとき、奥の扉が開き、
かつて似たセリフを紗耶に向けた張本人、骸教授が姿を現し、
紗耶だったモノに声をかける。
「ホーネットマリオンよ。脳改造直後であるにもかかわらず、未洗脳の
素体を欺くその感情擬態力、驚いたぞ。非常に優秀だ。今回一番の収穫と
言ってもよい」
 紗耶がわたしを抱えたままうやうやしく礼を言う。
「有り難きお言葉、光栄でございます」
 それから紗耶はわたしに向き直り、哀れな結を指さしながら、
嬉しそうな声で言う。
「見なさい。もうじき結もわたしたちの仲間、スコーピマリオンとして
完成するわ」
 結は透明なガラスのカプセルの中にいた。両手を上に上げ、足を開いた
姿勢だ。よく見ると立っているのではなく、地面からほんの少し足が
浮いている。天井から無数に伸びる糸のようなもので全身を吊られている
のだ。腕や足の皮膚と癒合しているらしい糸が、吊られた部分の皮膚を
円錐状に引っ張り、見るからに痛々しい。やがて結の頭部に、前頭部に
太いガラスのシリンダーのついたヘルメットのようなものが装着される。
シリンダーには濃緑色の輝く液体のようなものが入っている。
479甦る友情/1.覚醒(12/13):2008/04/26(土) 17:58:30 ID:a9Qzvbbo0
「ああやって頭蓋の一部に穴を開けて、脳髄液の一部を抜き取り、代わりに
あのマイクロマシンの塊、クレイブレインを注入するの」
 シリンダー内部の「クレイブレイン」が結の脳内に注入されていく。
結は目を見開きながらわけの分からない叫びを上げる。
「大丈夫よ。あれは痛がっているのではなくて気持ちよがっているの。
マイクロマシンと共に、大量の脳内麻薬物質も注入されたから」
 興奮が去り、虚脱状態に陥ってどろんとした結の頭部からヘルメットが
外される。額には丸い傷跡が残っていたが、その傷跡は見る見る消えていく。
「クレイブレインは頭蓋内で、脳を取り囲んでシート状に自己展開し、
各種センサーを備えた超並列コンピュータを構成する。そして…」
 カプセル上部の機械が作動し、同時に結の全身がでたらめな踊りの
ような動作を開始する。やはりその目は大きく開かれ、口からはわけの
分からない叫びが漏れる。
「ああやって全身の感覚神経と運動神経を興奮させてやって、その結果を
クレイブレインに学習させるの。脳では様々なパターンの電気的興奮と、
ありとあらゆる脳内物質の分泌がなされているはず。クレイブレインは
それを逐一記憶し、与えた刺激とその反応を比較して、脳が行っている
肉体の制御法を学習するの。学習を終えると、今度は獲得したパターンを
利用して、ヘルマリオンにとって最適な行動を脳に指令しはじめる。
こうして、いわば脳にヘルマリオンの『糸がつながった』状態になるの」
480甦る友情/1.覚醒(13/13):2008/04/26(土) 18:03:59 ID:a9Qzvbbo0
 奇妙な踊りの続く間、結が必死で「何か」に抗い、歯を食いしばろうと
しつつも、徐々にその何ものかに押し流され、圧倒されていくのが
わかった。やがて憂いに満ちた表情のまま、ふとわたしと目が合った
結は、その目と唇で「ごめんね、さよなら」とつぶやいた。そして直後に
あらゆる表情を失い、能面のような顔つきになった。同時に全身の糸が外れ、
カプセルが開いた。今やスコーピマリオンとして覚醒した結は、カプセルから
歩み出ると、他の改造少女と同じ記号的な笑みを浮かべ、わたしに
近づき、口を開いた。
「次はあなたの番よ。オードネートマリオン!」

 ――思い出した。何もかも思い出した。わたしはそれからずっと
人間としての意志を奪われ、悪魔の操り人形として活動してきたのだ。
そしてこの目の前の紗希、人類の唯一の希望を、「未完成体」と
ののしり、ひどい目にあわせてきたのだ…。
「紗希ぃ!ごめん!ごめんね!…わたし…わたし…」
「いいのよ、碧。あなたが悪いんじゃない!あなたが悪いんじゃないの!」
 わたしと紗希は抱き合ったままいつまでも泣き続けた。幸い、互いの
お腹に空いた大きな穴は、忌まわしいマリオンラーヴァが与えた生命力の
せいで、すでに修復を始めていた。
481甦る友情/2.平穏(1/8) :2008/04/26(土) 19:15:50 ID:a9Qzvbbo0
 それから五日あまりが経った。わたしは足の再生が完了するまで、
とりあえず紗希のアパートに寝泊まりすることになった。骨が文字通り
粉末にまで砕けた脚部が、戦闘に耐えられる強度にまで再生するには、
それ相応の時間が必要だったのである。
 紗希のベッドを借りて横になっているわたしに、紗希が困惑した顔で
相談してきた。
「最近、世多谷地区で異常な事件が多発しているの。ニコニコ笑っていた人が
突然狂乱して、その辺にあるクワやら何やらを振り回し、あたりの人を
惨殺して本人も自殺する。そんな事件がもう三件も起きてる。やつらの
仕業である可能性は濃厚だと思う。…あまり思い出したくない記憶だと
思うから、なるべく聞くまいと思っていたんだけど、何か心当たりはない?」
「…気にしなくともいいよ。人の命が救えるならば、知っていることは教えるわ。
でも、ヘルマリオンという組織には謎が多いの。残念だけど、わからない。ごめん」
「そう…。こっちこそごめんね」
 別に謝るとこじゃないよ、と言ってから、わたしは別のことに気がつく。
「ねえ、今回、例の『徴表』はないの?」
「『徴表』か。…確認はできてるんだけど、今回ばかりはよくわからないんだ…」
 「徴表」とは、ヘルマリオンが三ヶ月ほど前から導入した、人類征服用の
新たな装備の副産物である。
 ヘルマリオンが開発した「邪念実体化システム」は、拉致した人間の
邪悪な願望を実体化させる装置だ。装置に取り込まれた人間はマリオン
ラーヴァの力で異形の者――邪念獣――に変貌し、ソルジャードールと
共に邪悪な計画を実行する。だが、この装置には思わぬ副産物が伴った。
「邪念実体化システム」に取り込まれる人間は大抵、その犯罪のイメージを
既存の犯罪計画に求める。そして、その犯罪計画の大半は、実在の犯罪
ではなく虚構上の犯罪、つまり推理小悦や犯罪小説の類からヒントを
えている。ところが、そのような計画を「邪念実体化システム」が実体化
するとき、犯罪の着想のもとになった何らかのアイテムが無数に、
雨のように、犯行現場に降り注ぎ、やがて雪のように蒸発して消えて
いくのだ。そして、重度のミステリマニアである紗希は、ほとんどの
事件においてそのアイテムの意味するところをつきとめ、そうやって
悪の計画を何度も阻止してきたのだった。
「ねえ、今回の事件の『徴表』って何なの?」
「これなんだけど…何かわかる?」
 諦めたような顔の紗希が差し出した携帯のカメラには、昔の中国の
貴族風の衣装を着た人形が写っていた。
「わたし、今回ばかりはだめ。何も思いつかないの」
 がっくりとへこんでいる紗希から携帯を受け取り、それをよく見た
わたしは、すぐにその正体がわかった。
483甦る友情/2.日常(3/8) :2008/04/26(土) 19:21:55 ID:a9Qzvbbo0
「…これ、ええと、何だっけ、あの、奥さんを絞め殺して死体の絵を
描いた人じゃない?」
「…え?呉青秀?『ドグラ・マグラ』の?…たしかに、そんな時代の
服だけど…何でわかったの?」
「え?だって…映画でこの人形が奥さんの首を絞めてたよ」
「…映画!?…そうか…映画は見てなかったな…」
「…紗希!…ということは…」
「…ということは…」
「「精神病院だ!!」」
 二人は即座に、敵の本拠地のありかを察した。世多谷には有名な
精神科の病院がいくつかある。そのどれかが本拠地に違いない。
――そして出動したディソルバー・サキの活躍でヘルマリオンの野望は
くじかれたのだった。

 邪念獣を倒し、ついでに探偵事務所のアルバイトを終えて部屋に
帰ってきた紗希はひどく疲労していた。それを見たわたしは
あることに気がつき、紗希に言った。
「紗希、そういえばあなた、一度もアップデートをしていないんだよね?」
「アップデート?」
「パソコンのOSなんかと同じ。強化細胞の遺伝情報のデザインは、
わたしたちが改造された後も何度かバグの修正や改良が施されているの。
…まあ、悪の組織らしい杜撰さよね。で、時々アップデートしないと
調子が悪くなるのよ」
484甦る友情/2.日常(4/8) :2008/04/26(土) 19:25:00 ID:a9Qzvbbo0
 紗希が不安そうに言う。
「…でも、それって『ヘルマリオン印』の再改造を施されるっていう
ことでしょ?何だか怖いわ。実行したとたんに敵に操られたりとか、
しない?」
 それを聞いてわたしは笑った。
「何言ってるの。あなた、脳はまったく無傷なんでしょ?ありえないわ。
それより、命にかかわりかねないバグもあるんだから、絶対にやった方が
いいって。それに、操り人形として単純な動作ばかりしてきたわたしたちと
違って、あなたの強化筋肉は複雑な運動パターンを学習している。これに
アップデートが加われば他のソルジャードールたちより強くなれるわよ」
 紗希は思案している。ソルジャードールたちが日増しに強力になって
いることを思いだし、それでも自分自身が何とか互角に戦えてきたことの
理由を悟ったのだろう。
「ホ…紗耶だって、以前あなたが戦ったとき以上にパワーアップしてるんだよ」
「…『紗耶』なんて言わないで!『ホーネットマリオン』でいいわ!」
 紗希の表情が険しくなった。以前苦い敗北を喫し、あげく、あやうく
ヘルマリオンに連れ去られ脳改造されかけたことを思い出したのだろう。
その言葉をきっかけに、紗希は決心を固めた様子だった。わたしはほっと
しながら、ふと大事なことを言い忘れていたことに気がついた。
「…紗希、ごめん。言い忘れていたけど、アップデートが済むと、
あなたの『変身』後の姿は今よりほんの少し、人間から遠ざかってしまう。
わたしたちはそんなこと気にしないように脳改造されていたけど、
あなたは違う。致命的バグといっても顕在化する確率はすごく低いし、
無理に勧めてはいけなかったかもしれない」
485甦る友情/2.日常(5/8) :2008/04/26(土) 19:28:01 ID:a9Qzvbbo0
 しかし紗希は決然と言った。
「…いえ。いいわ。わたしの強化細胞のアップデート、お願いする」
「いいの?」
「人類の運命がかかっているのよ。見かけのことでわがままなんて
言ってられない」
「わかった。じゃあ、服を脱いで、それから『変身』してそこに横になって」
 それを聞いた紗希は、ちょっとためらいながらも服を脱ぎビーマリオンの
姿になって、ホットカーペットの上に横になる。わたしもパジャマを
脱ぎ捨て、擬態を解除してソルジャードール本来の姿に戻る。だが、
まだ幾分怪しい足でよたよたと紗希の方に近づいたわたしは、この期に
およんで、やはり重要なことを言い忘れていたことに突然気がついた。
…わたしたちにとってあまりに日常的な営みだったので忘れかけていたけど
…これって人間の基準で言うと、かなりイケナイことなんじゃないだろうか?
「…ねえ、紗希。…一つ聞くけど、あなた……処女?」
「…そうだけど。……なんでそんなこと聞くの?」
 紗希も何やら雲行きが怪しいことを察したらしい。
「…そうか。じゃあ、わたしがあなたの『最初の人』になっちゃうね。
女で、しかも改造人間が初体験の相手だなんて、変だよね」
 そう言いながら、わたしは自分の膣の中からアップデート用端子を
伸ばし、紗希に見せた。紗希は絶句している。
486甦る友情/2.日常(6/8) :2008/04/26(土) 19:31:02 ID:a9Qzvbbo0
 わたしはもう一度聞いた。
「…やっぱりやめる?」
「…いえ。やってちょうだい。紗耶に勝つため…いや、人類のためよ。
…でも……やさしくしてね」
「わかった。…ただ、ちゃんと濡れないと痛くなっちゃうから、
入れる前にあちこちいじったりなめたりするよ」
 紗希は泣きそうな顔をしている。そんな紗希の唇に濃厚なキスを
加えたわたしは、粘液でねっとりした舌を首筋から耳に這わせ、やはり
粘液の分泌されている指先で乳房をつまんだ。そうしてしばらく両手で
乳房をもてあそんでから、中指を下腹部に伸ばし、湿潤の度合いを確認した。
「どうかな?まだまだかな」
 紗希は黙ったまま身じろぎもせず、微妙な表情でじっと目をつむって
いる。わたしはそのまま中指を前後に動かし、紗希自身の粘液がある程度
増えたところで指を陰核に移動させた。とうとう声をあげた紗希に、
わたしは容赦なく責めを加え続けた。
「もう大丈夫かな。いくよ」
487甦る友情/2.日常(7/8) :2008/04/26(土) 19:34:13 ID:a9Qzvbbo0
わたしはそろりそろりと端子の挿入を開始した。ふさがった通路に
「道」をつけるのだから滑らかにはいかない。
「痛かったら言ってね」
「…つ…大丈夫…あの鉄骨に比べれば、これぐらい平気…」
 …いや、そんなものと比べられても…などと心の中で突っ込みつつ、
端子の挿入を終えると、わたしは腰を前後に動かし始めた。こうして
レトロウィルスを粘膜経由で「感染」させるのがもっとも効率のよい
アップデート法なのだと骸教授が言っていたのだった…

 ――まてよ。脳改造のせいで気づかなかったけど、よく考えたら
もっとましなやり方はいくらでもあるんじゃないだろうか。いや、
あるに決まっている!…あのエロじじい!!――

 不意に、自分たちが骸教授にだまされていたのではないか、ということに
気づいたわたしは、それでも他のアップデート法を知るわけでもなく、
どうにも形容できない思いのまま腰の運動を続けた。いつのまにか
紗希は、大きな声をあげながら首を左右に振っている。
「あ、何これ!あ・あ・あ・あーっ」
488甦る友情/2.日常(8/8) :2008/04/26(土) 19:39:26 ID:a9Qzvbbo0
 やがてレトロウィルスが大量に放出されたのが確認できた。紗希も
ほぼ同時に「イった」ようだった。わたしは役目を終えた端末が体内に
収納されていくのを感じながら、虚脱した肉体を紗希の上に重ねた。
紗希もまた放心しかけた表情で天井を見ていた。紗希がぽつりと言った。
「…あなたがヘルマリオンを脱走したということは、アップデートは
今回限りなんだよね」
「…まあ、そういうことになるわね」 
「…そうか」
 なんとなくつまらなそうな声でそう言ったのを聞いて、まあ、
悪いことをしたわけではなかったのだろう、とわたしは思った。
489甦る友情/3.危険因子(1/4) :2008/04/26(土) 19:44:44 ID:a9Qzvbbo0
 さらに数日が経ち、わたしはリハビリがてら、紗希と近所の散策に
出かけた。帽子を目深にかぶり、サングラスをかけ、わざとダサダサの
格好をしての出陣だ。穏やかな春の日。いっときとはいえ、平和で
楽しい時間が過ぎる。くつろいだ様子の紗希が話しかけてくる。
「足が治ったら、あのへっぽこ探偵にあなたを紹介するわ。そうして、
二人目の助手にしてもらいましょう」
「いいの?ちゃんと給料出せるのかしら?へっぽこなんでしょ?」
「いいのいいの。ほっておくと競馬やらパチンコに消えるお金なんだから、
気にするだけ損よ」
 紗希の口調からは、きつい言い方とは裏腹の、「へっぽこ探偵」への
好意と信頼があふれていた。きっと「へっぽこ」かもしれないけど、
いい人なんだろうな。わたしもなんだか温かい気持ちになった。
 ぽかぽかした陽気の下を歩く内、わたしは、何度か持ちかけあぐねて
いた相談を今してみようかという気になった。
「あの、一つ相談があるんだけど…」
 わたしがそう言いかけたときだった。紗希に危険因子が接近してきた。
わたしはあわてて危険因子を排除し、紗希を保護した。すると紗希は
目を剥いてわたしを見て、こう叫んだ。
「碧!何てひどいことするの!?」
490甦る友情/3.危険因子(2/4) :2008/04/26(土) 19:47:45 ID:a9Qzvbbo0
 ふと見ると、目の前でひざから血を流して幼稚園児が泣いていた。
我に返ったわたしは、自分が何をしてしまったのかをようやく自覚した
――紗希と顔なじみらしい女の子がタンポポの花を紗希にあげようと
近づいてきた。わたしはそれをどういうわけか「危険因子」だと判断し
「排除」してしまったのだ。はじき飛ばしたタンポポはガードレールの
向こうへ落ちてしまったようだ。わたしは女の子に駆け寄り、女の子に
謝りながら、二人で傷の手当てをしてあげた。そうして歩き出した紗希
にもわたしは謝った。
「紗希、ごめん!何か勘違いしてしまって…血なまぐさい戦闘ばかり
続けてきたからなのかな…」
「…ううん。きつい声出してしまってごめんね。それより、相談って?」
 紗希の声は固い。正直、切り出すタイミングとしては最悪だった。だが
どうせ答えは分かっていた相談なので、わたしは思い切って口に出した。
「あの、わたし、足が治ったら、家族の様子を確認に行きたいんだけど
…だめかな?」
「だめよ!!わかってるでしょ!?」
 案の定、紗希は猛烈に反対した。聞くまでもないことだった。紗希に
思いやりがないのではない。むしろその逆だった。
 ヘルマリオンの度重なる破壊活動で、日本中、いや世界中が混乱状態に
陥っている。家族と音信不通のままだとしたら、その安否が気になるのは
誰しも同じだ。そして紗希自身も例外ではなかった。だが、以前、
その思いに駆られた紗希が自宅の様子を見に行ったばかりに、紗希の
両親はヘルマリオンの恐ろしい作戦に巻き込まれてしまった。しかもそれは、
脳改造されていたわたし自身が、間接的にではあるが関与した作戦だった。
491甦る友情/3.危険因子(3/4) :2008/04/26(土) 19:50:46 ID:a9Qzvbbo0
 紗希が諭すように言う。
「あなたの脱走はすでにヘルマリオンに察知されているはず。だから、
あなたの自宅にはヘルマリオンの監視の目が光っていると思った方がいい。
そんなところにのこのこ出かけて、戦闘にでもなってしまったら、
ご両親や茜ちゃんがどんなことになるか…あなたのためよ。我慢して」
 紗希の声は心底辛そうだった。わたしはせめてもと思い、こう訊いた。
「…なら、紗希、あなたが見に行ってくれる?」
「同じことよ。もっと悪いかもしれない。…でも、いい案があるわ。
敵からまるっきりノーマークのへっぽこ探偵に頼んでみる。浮気調査
より簡単な仕事だから、いくらへっぽこでも失敗はしないわよ。料金は
ツケにしてもらう。あなたが将来バイトでも始めたら払ってあげて」
 「へっぽこ」という形容詞が一切外れないことに一抹の不安を
おぼえつつも、たしかにそれが最善の策だとわたしは納得した。
そうしてまた歩き始めたとき、わたしは紗希に危険因子が接近している
ことを感知した。目標は急速に接近している。わたしはやむをえず
非常措置をとった。なんとか危険因子の排除は成功し…同時に、
紗希の悲鳴が聞こえた。
「いやぁぁ!碧!碧!?あなた、何をやっているの!?」
492甦る友情/3.危険因子(4/4) :2008/04/26(土) 19:53:47 ID:a9Qzvbbo0
 ふと気がつくと、目の前で何か毛むくじゃらの黒い物体がずぶずぶと
融けている。そして紗希に借りた服の胸の部分が融け、そこから
エメラルド色に変色した乳房が覗いている。わたしは自分が何をしたか
すぐに思い出した――紗希になついているらしい飼い犬、しかも小型犬で、
やや長めの鎖につながれた犬が、うれしそうに尻尾を振りながら紗希の方に
向かってきた。わたしはそれをどういうわけか「急速に接近する危険因子」
と認識し、犬に溶解液を放射したのだ。
「碧!わんちゃんには気の毒だけど、人に気づかれる前に、逃げるわよ!」
 そう言いながら、あきらかに犬の死を悲しむ涙を浮かべて、紗希は
わたしの手を取り、わたしの胸を隠しながら大急ぎで下宿に向かった。
運よく誰にも目撃されずに部屋に戻れたわたしたちは、ほっとして
へたり込んだ。そして紗希は、悲しみと、困惑と、幾分かの怯えを
含んだ目でわたしを見た。その感情は、わたしが、わたし自身に
抱いているものと同じだった。
 ――わたしは、紗希とは違う。脳にまったく手をつけられていない紗希と
違って、わたしの脳には人工頭脳が埋め込まれている。そしてそれは、
たとえ「糸が切れ」た後でも活動を止めてはいない。わたしはもう、
散歩一つ平和にできない、狂った戦闘兵器になってしまったんだ…――。
 あの犬と幼稚園児が逆だったらどんなことになっていたか?それを思うと
ぞっとした。わたしは無言で、自分が寝ていたベッドに戻り、布団に
くるまった。無理に明るい声を繕って紗希が声をかけてくる。
「大丈夫よ。あなたは人間よ。もとの優しい碧だよ。あまり落ち込まないで」
 わたしはそれには答えず、布団の中で体を丸めた。
493maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/26(土) 19:58:46 ID:a9Qzvbbo0
レス遅れましたが>>463
一応、テレビシリーズの、(季節はズレますが)「終盤近く、
クリスマス商戦に向けて新フォーム登場&パワーアップ」
くらいの時期を想定しています

…って何を売るんだろう?お母さん向けアップデート端子とか?
494甦る友情/4.帰還(1/5) :2008/04/26(土) 21:15:01 ID:a9Qzvbbo0
 そのまま眠り込んでしまったわたしは、真夜中の変な時刻に目を覚ました。
紗希は眠っている。わたしはふと昼間の「へっぽこ探偵」のことを思い出した。
そしてそれを思い出すといても立ってもいられなくなってきた。
 ――あまり行儀のいいことじゃない。でも、ちょっとだけ、
ちょっとだけよ――
 そう自分に言い聞かせながらわたしはそっと紗希のパソコンのスイッチを
入れ、起動するとメーラを開いた。「Holmes」というあまりにあんまりな
ニックネームをつけた新着メールが一件届いていた。件名は「堀江家の
調査について」。午前中の散歩の後に紗希が「依頼」し、バイト先の
探偵氏が夜までに結果を出したようだ。へっぽことはいえ、なかなか
律儀な人ねと思い、いずれ朝になればどうせわたしが見るんだから…と
言い訳にもならない言い訳をしながら、わたしは他人宛のメールを開いた。
495甦る友情/4.帰還(2/5) :2008/04/26(土) 21:17:01 ID:a9Qzvbbo0
-----------------------
みさきちゃんへ

 例の堀江家の調査。早速行ってきました( '-^)b
 詳しい資料とかは明日見せるとして、
 結果をなるべく早く知らせてとのことなので、
 事実関係だけ簡潔に伝えておきます。
 まず、多分ご存じだろうけど、
 お友達のお友達という碧ちゃんは、例のサマースクールの
 集団失踪事件に巻き込まれたらしく、未だに行方不明です。
 ご両親の奈津子さんと昭夫さんは健在です。
 そして妹の、中学生の茜ちゃんですが、
 事件に巻き込まれたわけではないものの、現在入院中だそうです。
 調査によると、進行性の骨肉腫とかで、急遽足を切断したものの、
 転移が見つかり、もってあと数ヶ月から、下手をすれば数週間だと
 いうことです。病室は、美府病院の405号室。
 病院の地図と案内図も添付しておきます。

名探偵より
-----------------------
496甦る友情/4.帰還(3/5) :2008/04/26(土) 21:19:02 ID:a9Qzvbbo0
目の前が真っ暗になった。あの快活で利発な、スポーツガールの
茜が、足を切断し、あと数ヶ月から数週間の命!どうしよう!神様!
 そのとき、いつの間にか馴染みになった、本能の呼び声が脳内に響いた。

 ――現状デ最適ナル行動ヲ選択シ、実行スル――

気がつくとわたしは擬態を解除し、再生した翅を広げ、アパートの窓を
開いていた。そして、一瞬だけ振り向き、紗希の寝顔に無言で別れを
言うと、あとは本能に身を任せ、夜の空へ飛び立っていた。
 メール本文の下にそのまま表示されていた添付画像を頼りに、わたしは
茜のいる病院と病室を一心に目指した。やがて病室が見えると、
窓の一部を溶解させ、鍵を回して病室に入った。
 病室に入ると、すやすやと眠る茜の横に、人間に擬態してはいるが、
もはや人間でない波長を発している看護婦がひっそりたたずんでいた。
看護婦は茜を起こさないための配慮か、超音波で話しかけてきた。
「待っていたわ、オードネートマリオン」
「あなたは…プペロイド?ソルジャードール?」
 相手の正体がもう一つ掴みきれないわたしに、看護婦は答えた。
「改良型プペロイドとも言えるし、廉価版のソルジャードールとも言える。
要するに新型よ。あなたがここに来ることを予期したヘルマリオンが、
茜ちゃんの担当看護士であるわたしを改造して、こうやって網を
張ったということ」
497甦る友情/4.帰還(4/5) :2008/04/26(土) 21:21:10 ID:a9Qzvbbo0
「…そう。わたしのせいで…」
 出かかった「ごめんなさい」という言葉に対し、目の前の操り人形が
どんな寒々しい返答をするのかを予測したわたしは、その言葉は飲み込み、
即座に本題に入った。
「ヘルマリオンの一員なら、話は早いわ。わたしを手近の、改造手術が
可能なアジトに案内してちょうだい。わたし、組織に帰ります。
その代わり、この子の命を救って欲しいの」
 看護婦は軽い驚きを見せ、用心深く聞き返してきた。
「…念のため聞くけど、わかっているわね?わが組織はもちろん、
茜ちゃんの病を完治させ、さらにはその足を再生させる技術力をもっている。
でも、ヘルマリオンは病院じゃない。茜ちゃんをただ治療してお家に
返すというわけにはいかない」
「…わかっているわ」
「…わかっているのね。妹さんがどうなるのかも。…そうよ。それが
あなたにとってもっとも合理的な選択肢。そして多分茜ちゃんにとっても。
…実はあなたがその決断を下してくれて、わたしもうれしいの。わたしも
茜ちゃんの命を救いたかったから。健気な子よ。自分の命が残り少ないことを
知らされても、おびえず、絶望せず、ただあなたと再会できないことを
残念がっていたの。…いいわ。付いてきて」
 看護婦は、ヘルマリオンの使いにしては人間的なセリフを口にしながら、
擬態を解除し、コガネムシか何かのソルジャードールの姿になって、
窓から飛び出してホバリングを始めた。わたしとしても好都合な展開
だった。ヘルマリオンは作戦ごとにそのアジトを変える。わたしの知る
アジトは今頃すべて破棄されているはずだ。この看護婦の案内でもなければ、
それを探し出すだけでも多大な時間を要し、その間に妹は死んでしまう
かもしれない。
498甦る友情/4.帰還(5/5) :2008/04/26(土) 21:24:19 ID:a9Qzvbbo0
 わたしは妹を毛布でくるみ、横抱きにすると、看護婦の後に続いた。
妹は片足が確かになくなっており、足一つ分以上に体が軽くなっていた。
鎮痛剤でも飲んでいるのか眠りはかなり深く、飛び始めてからも、夜の空を
飛んでいることなどまるで気づく様子もない。それでも一度、目を
覚ましかけた妹に、わたしは優しく言った。
「茜。お姉ちゃんが助けてあげる。もう心配いらないよ」
「…あ、お姉ちゃんだ。ありがと…」
寝ぼけながらも、信頼しきった返事を返す茜がたまらなくいとおしく
なったわたしは、改めて妹をしっかり抱きしめながら、看護婦の後を
追った。やがて看護婦は人里離れた山奥にたどり着き、古びた廃屋の
地下室のふたを開け、その奥にある電子機器を操作し、アジトの入り口の
扉を開いた。わたしは妹を抱えたままそれに続いた。
499甦る友情/5.改造装置(1/16) :2008/04/26(土) 21:27:46 ID:a9Qzvbbo0
 骸教授がうれしそうに声をかける。
「それでは、おまえは再び偉大なるヘルマリオンに永遠なる忠誠を誓うと
いうのだな?」
「はい。再び組織に戻り、ヘルマリオンのために尽くしたいと存じます」
「しかも、そこにいるお前の妹をわが組織の一員にいざなおうと?」
「はい。不幸な病に蝕まれてしまいましたが、中学一年にして全国大会で
上位入賞した優秀な陸上選手です。必ずやわが組織の貴重な戦力に
なるものと信じます」
「いいだろう。だが言っておくが、糸の切れたおまえの殊勝な言葉など
わしは信用せん。脳改造はしっかりさせてもらう。わかっておるな」
 ひょっとすると口先の忠誠によって脳改造は免れられるのではないか、
という淡い期待はやはり適わなかった。覚悟はしていたものの、
はっきりと宣告されると胸がざわめく。だが、わたしは平静を装って言う。
「…わかっております。どうか再び、この弱々しく不合理な心を
正しく導いて下さい」
「よし。ただちに堀江茜の改造と、オードネートマリオンの再・脳改造
を開始せよ」
 部屋の中央に鎮座している巨大な改造装置が起動を始め、白い手術台が
せり出してくる。プペロイドどもが寝顔のままの茜をわたしから奪い、
毛布をはぎ、そのパジャマと下着を切り裂き、汗ばんだ白い肉体を手術台に
固定する。足の切断痕が痛々しい。やがて妹はマリオンラーヴァの
腹の中へと吸い込まれていく。
 それを見届けたわたしは、今度はわたしを脳改造カプセルに連行しようと
するプペロイドをにらみ、一喝した。
「無礼者!わたしはソルジャードールだ」
500甦る友情/5.改造装置(2/16) :2008/04/26(土) 21:30:48 ID:a9Qzvbbo0
わたしは自分でゆっくりとカプセルに向かい、中に入って言った。
「始めて!」
 天井の装置が起動し、わたしの皮膚に無数の「糸」付着し、癒合を
開始する。数分の時間をかけて糸の癒合が完了すると、糸がぴんと張り、
わたしを吊り上げ始める。全身の皮膚が三角錐のように伸び、激痛が
走る。同時にヘルメットが装着される。クレイブレインが入っている
はずのシリンダーは空だ。いつの間にか部屋に入ってきた紗耶、いや
ホーネットマリオンが冷たい声をかける。
「あなたの場合、クレイブレインは注入済みだから手間が省けるわ。
でも、せっかく調子よく働いていたのに、リセットしなければならない
なんて、とても残念ね」
 一種の皮肉だろう。わたしはこの忌まわしい人工頭脳のせいで幼稚園児に
怪我をさせ、可愛らしい犬を殺してしまったのだ。だが、ホーネット
マリオンは幾分予想と違う返答をしてきた。
「実のところ、あなたのクレイブレインは完全に組織の支配を逃れて
いるの。そして、あなたと、あなたの愛する者のために、最善の選択を
して、あなたを動かしていたの」
 ホーネットマリオンは、わたしが思ってもみなかったことを告げ始めた。
501甦る友情/5.改造装置(3/16) :2008/04/26(土) 21:42:18 ID:a9Qzvbbo0
「いいこと教えてあげる。昨日、都内全域で、わが組織は小規模な実験的
無差別テロを行ったわ。一見無害なトラップをばらまいて、不注意な
愚民どもの頭数をちょっとだけ減らしてやったのよ。成果はほぼ
申し分ないものだった。だけど、ただ二件だけ、未然に起動が阻止
されたトラップが検知された。場所の特定までは残念ながらできなかった
けどね。…どう?心当たりはない?タンポポ型の濃縮溶解液噴射装置と、
殺人兵器に改造された小型犬。あなたの人工頭脳でもなければ、たとえ
紗希でも、あれの動作を未然に防ぐことはできなかったと思うんだけど…」
 …そうだったのか!わたしが狂った殺人兵器だったわけではない。
ただ、ヘルマリオンのいる世界が、狂った、危険に満ちた世界だった
だけなのだ!そして、わたしはその世界の中で、結局は正しいことを
していたのだ。大好きな紗希の危機を、二度も救うことができたんだ。
わたしは思わず声を出していた。
「…あは…よかった。よかったよ、紗希ぃ!!」
 わたしの目から涙がこぼれた。…だが、すぐに気が付いた。もうじき
わたしの心から、この気持ちは消されてしまうのだった。人工頭脳を
動かした、「紗希を救いたい」というまっすぐな思いも、「紗希を救えて
よかった」という素直な気持ちも、取り戻しかけた友情も、何もかも
消去されてしまう。そしてわたしはまた、紗希の命をつけねらう、意志の
ない操り人形に戻ってしまう。紗希と、そしてこの世界に再び刃を向ける
ことを自ら選択した自分の罪深さを、わたしはひたすら神様に懺悔する。
 …ああ、でも、人工頭脳についての紗耶の説明が本当ならば、わたしの
あの計画も多分うまく行く。わたしのクレイブレインは、多分わたし
一人ではとても無理だった計画を考え出し、実行してくれた。そして
もうじきこのクレイブレインは初期化され、わたし自身も愚かな操り人形に
なる。すべては混沌と忘却の海に沈み、そうして、わたしの計画は完了する…
502甦る友情/5.改造装置(4/16) :2008/04/26(土) 21:44:21 ID:a9Qzvbbo0
 …あのとき、看護婦と共にアジトの入り口を抜けたわたしは、完全に
油断している看護婦を襲って動作を停止させ、掃除用具入れの中に
押し込んだ。明朝、プペロイドか掃除当番のソルジャードールが開ける
まで、まず気づかれることはないだろう。とどめをささなかったのは、
わたしのせいで改造された女性を殺すのが忍びなかったからだ。だが、
相当深い損傷を与えたので、専門の修理斑でも来なければ救援電波すら
発信できないはずだ。「侵入者」として入ったわけではないから
セキュリティには感知されていないはずだ。常駐の巡回要員というのも
通常はいないはずである。
 それからわたしは人間に擬態し、妹の毛布を借りて裸体を隠すと、
妹に軽いカンフル剤を噴霧して、可哀想だがむりやり目を覚まさせた。
そして目覚めた妹の肩を抱き、その目をじっと見つめた。そして、
ここがどこかも分からずに戸惑っている妹に、大急ぎで説明を始めた。
「茜!茜!お姉ちゃんよ。一度だけ説明するから、どうか声を上げないで、
お姉ちゃんの話を聞いて。とても恐ろしい話だけど、目をそらさずに、
最後まで聞いて!」
 姉思いで、基本的に肝が据わっている妹は、すぐに戸惑うのをやめ、
ただならぬ状況を理解し、ごくりと息をのみながらも、決然とした表情で
わたしの話を聞き始めた。
「…最近世界中で恐ろしい事件を起こしている組織があることは知って
いるわね。その組織の正体をお姉ちゃんは知っている。『ヘルマリオン』
ていうの。なぜそれを知っているか。いい?怖がらないで。お姉ちゃんはね、
去年のサマースクールで、ヘルマリオンに囚われて、恐ろしい怪物に
改造されてしまったの。今はあなたを驚かせないように、人間に
擬態しているだけなの」
503甦る友情/5.改造装置(5/16) :2008/04/26(土) 21:47:23 ID:a9Qzvbbo0
 妹は、十代らしい柔軟性で、組織が非常識な超科学を駆使する
悪魔的集団である、という噂を、すでに事実として受け入れているよう
だった。そして、飲み込みの早い彼女らしく、わたしが何をためらって
いるのかをすぐに察して、言った。
「いいよ。今のお姉ちゃんの本当の姿を見せて。わたし怖がらない。
約束する」
 わたしは意を決して擬態を解除し、エメラルド色の皮膚をもつトンボの
改造人間の姿に戻った。そして羽織っていた毛布を再び妹にかけてやった。
妹は驚きの色をみせたものの、それでも目をそらさずにいてくれた。
 わたしは重要な話に入った。
「改造された女子高生たちは、ほぼ例外なく、心まで冷酷な悪魔の操り人形に
変えられてしまった。実は、わたしもそうだった。でも大丈夫。今は
違う。ある勇敢な子、あなたも知っている紗希ちゃんのおかげで、
わたしは人間の心を取り戻したの」
 茜を怖がらせないように話すのは難しい。
「ここからが大事。最後まで黙って聞いてね。言いたいことがあっても、
話が終わってからにして」
 茜はうなずく。
「わたしは、わたしがいない内に、あなたが大変なことになっている
ことを知った。わたしはあなたを助けたい。あなたの命を救いたい。
そう思った。そして…怖がらないでね。実は、ここがそのヘルマリオンの
アジトなの。ここでならあなたを直せる。そう思ってわたしはあなたを
連れてきたの」
504甦る友情/5.改造装置(6/16) :2008/04/26(土) 21:50:29 ID:a9Qzvbbo0
 茜はさすがにおびえ、何か言おうとする。だがわたしはそれを制する。
「わたしを信じて。もうちょっとだけ話を聞いて。まずたしかなのは、
組織の技術を使えば、あなたの体を元通りにできること。だけど、普通
ならば、あなたの命は救われる代わり、あなたは冷酷で意志をもたない
操り人形になってしまう。わたしはそれは絶対に嫌。あなただって
嫌でしょう?だからわたしは考えたの。あなたの病気を治して、ついでに
足も元通りにして、それでもあなたの心が無傷のままでいる方法を。
そのためにはあなた自身に、事態をよく理解し、その中で自分のすべき
ことをちゃんと知ってもらう必要があるの」
 茜は少しほっとした様子を見せたが、やはり何か問いたげだった。
だが、わたしは、もう少し黙って聞いて、というジェスチュアをして、
まずは「計画」の第一段階に取りかかった。
 まず、アジト全体の立体構造を電子的にスキャンする。案の定、
かわり映えのしない、いつも通りの間取りだ。それから、壁にある
配電盤の下の、分厚い強化コンクリートの壁に左手を当て、特殊な
高周波を手から放射し始める。
「約十数分かかるけど、この壁に穴が空く。わたしはその中にこれを
仕掛ける」
 そう言いながらわたしは自分の乳房に右手の爪を立て、肉の中に指を
差し込み、内部の組織をむしりとった。欠けた部分には体液が流れ込む
ので外見上の変化はない。
「強力なプラスチック爆弾みたいなもの。動作すると雷みたいな強烈な
放電によって爆発する。これに信管を埋め込むの。手伝って」
505sage:2008/04/26(土) 21:50:47 ID:i7tDMcFQO
 言いながらわたしはまず、この状態では絶対に爆発しないから、と
言いながら爆弾を妹に渡し、次いで右手で脇腹の収納スペースから信管と
携帯電話を取り出し、信管を妹に渡した。そして携帯のアラームを
四十分後に合わせた。携帯の充電端子に信管を差し、アラームが鳴ると
信管が作動する仕掛けなのだ。わたしは左手で壁に高周波を当て続け
ながら、話を続けた。
「壁に穴が空いたら、中の配電装置に爆弾を仕掛ける。今から四十分後、
爆弾が破裂し、基地全体の電源が破損して、しばらく復旧不可能になる。
結論を言えば、その隙にあなたは脱出できるはずなの。だけど、
そのためにはもう何段階かの説明が必要」
 …あまり時間はない。わたしは必要最低限の説明をして、しかも
そのすべてを茜に同意させねばならない。
 そして、装置に入ってからだいたい十五分後から二十分後の間の
どこかで爆弾が爆発する。つまりわたしはこれから、今からちょうど
二十分後くらいにあなたが装置に入るように、うまく調整して行動する。
爆弾が爆発し、基地のシステムがダウンしたら、あなたは基地の中を
最短距離で移動し、緊急脱出用の、いわゆる「空飛ぶ円盤」みたいな
乗り物で基地の外へ飛び出せばいい。可視光線でも補足できない、
超ステルス機よ。円盤の発信装置さえ切っておけば、追尾されずに
逃げられるはず。
 ここは超科学の要塞だけど、実は停電でシステムがダウンしたら脱出は
案外簡単なの。装置からは簡単に這い出せるし、約二分間、戦闘員も、
ソルジャードールも、どういうわけか骸教授という幹部も、一時的に
混乱して目標を見失う。脱出路や、隠れやすい場所や、武器のありかも
教えておくし、今はまだ言えないけど、とっておきの仕掛けもいくつか
用意する。あなたの脚力なら円盤にたどり着かない方がおかしいくらい。
人工頭脳でシミュレーションしたんだから、心配しないで」

 当然だが、茜は緊張して聞いている。わたしは話しながら思う。実際、
システムダウンしたヘルマリオン基地は意外にもろい。電磁式の拘束具も、
改造装置の排出口も、武器庫のドアのロックも、電源が停止すると簡単に
解除されてしまう。システムダウン自体が、わたしのような改造人間に
よる内部からの破壊活動か、あんな予測外の天災でも起きない限り、
まずありえないから、そんな設計が可能なのだ。多分設計者のいびつな
美学と傲慢さがそこにはあるのだろう。だから、いったんシステムダウン
してしまえば、復旧するまでの間ならば、機転の利く未洗脳の人間が、
糸のもつれた操り人形たちをすりぬけて逃げおおせる余地は十分にある
はずなのだ。…あのとき、あれだけの数の中で紗希一人しか逃げ出せ
なかったのは、紗耶という悪魔的な天才が、妹を思うあまり、かなり
早い段階で自己犠牲的な降伏を行い、ヘルマリオン側に着いたから。
それが最大の理由だったのだろう。ふとそれに気づいた。
507甦る友情/5.改造装置(9/16):2008/04/26(土) 21:55:24 ID:a9Qzvbbo0
 わたしは話を続けた。
「二十分の予備調整が済むとただちに本格的な改造が始まる。この作業は
十分もかからずに終わってしまう。さっきも言ったとおり、お姉ちゃんは
ちゃんと爆破時刻を調整して行動するけど、アクシデントによる数分の
誤差がまったくないとはいえない。そして、その誤差を絶対に後ろに
ずらすわけにはいけないの。リフレッシュが終わる前に爆弾が破裂しては
いけないから。だから、場合によっては、あなたは肉体の一部を
改造されてしまうかもしれない。その危険性を完全にゼロにはできない。
でも、万一肉体を改造されてしまっても、脳改造さえ受けなければ望みは
ある。あの勇敢な友達、紗希がもしヘルマリオンを倒してくれたら、
ヘルマリオンの科学力で肉体を元に戻すことは不可能ではないとわたしは
信じてる。それに、肉体改造の終了から脳改造までの間には、わたしたちの
頃よりも短縮されたとはいえ、三十分以上間が空く。やはり強化細胞の
定着に時間がかかるの。そして、停電までの誤差がそこまでずれることは
絶対にない。それは保証するわ」
 そう。要は、数分のリフレッシュが終わり、その後脳改造が始まるまでの、
長い時間のどこかで停電が起きさえすればいいのだ。特に最近は、改造後の
麻痺状態からの回復も以前よりずっと速い。いっそのこと、爆破時刻を
もっと後に設定して、茜が紗希同様完全なソルジャードール化するのを
待ってから動く方が確実かつ有利ではないのか…
508甦る友情/5.改造装置(10/16):2008/04/26(土) 21:58:29 ID:a9Qzvbbo0
 …そこまで考えたわたしはふと、そんなことを考えている自分が、「肉体の改造」に対してひどく鈍感になってしまっていることに気が付いた。
いざ肉体を改造されても擬態すればいいではないか、などと軽く考えて
いたわたしは、自分自身が改造されてしまったときの、あのどうしようもない
喪失感を忘れかけていたのだ。あんな思いを茜に味あわせてはいけない。
「…でも茜、お姉ちゃん、茜の体を改造させたりしないからね…」
 妹は震えながらもこう言ってくれた。
「いいよ。どうせ残り少ない命だったんだし、ちょっとくらい見かけが
変わっても、大丈夫!それにお姉ちゃん、わたし、その姿、結構
かっこいいと思う。そんなのなら………なってもいいよ」
 「事故」の可能性を納得し、けなげにもそう言ってくれる妹に、
大丈夫、改造はさせないからね、と念を押したわたしは、続いて
本当に大事な話を始める。
「…だけどね、本当の本当を言うと、今の計画はこのままではうまく
いかないの。なぜなら、この計画を実行するためには、お姉ちゃんは
どうしても再び脳改造を受けなければならないから。お姉ちゃん、
もうじき、心まで悪魔の手先に戻ってしまうの。進んで投降して、
やつらの脳改造を改めて受けるつもりでいるの。そしてそうなって
しまうと、計画は今話したように単純には進まなくなるの…」
 茜の顔色が急変した。
「いやだよ!!そんなんだったら、わたし死んでもいい!やめてよ!」
「お願い!お姉ちゃんの最初で最後のわがままなの。わたしは、
それでも、あなたが無事ならいいの」
509甦る友情/5.改造装置(11/16):2008/04/26(土) 22:01:31 ID:a9Qzvbbo0
 茜はなおも、泣きそうな顔で抗弁する。
「…でも、でも、脳改造されたら、もうお姉ちゃんはお姉ちゃんじゃ
なくなっちゃうんでしょ?『わたしを脱出させたい』という
気持ちも消えちゃうんでしょ?そんなになったら、きっと計画だって
ダメになるよ。意味ないよ!やめて!」
 賢い子だ。…だからこそ説明が簡単だ。
「そう。それは十分わかっている。だから、これから、そのための手を
打つの…いい?今から、ちょっと変な話し方をする。何を言いたいかは
分かりにくくなるけど、注意して聞けば難しくないはず」
 わたしはやっと「計画」の最核心部分に入った。
「『今から話す内容は、数十分後のわたしにはちんぷんかんぷんな話に
なっているはず』と、おばあちゃんが思っている、と天道くんなら思う
と思うの。『まず、操り人形は他人の心を読みとる力に限界があるの』
とおばあちゃんが思っている、と天道くんなら思うと思う。『そして、
わたしはその盲点の中に、わたしの作戦の一番大事な部分を隠そうと
している』とおばあちゃんが思っている、と天道くんなら思っていると思う…」
「まず、最新式の人体改造装置の説明をしておくわ。わたしたちを
改造した頃の装置は、不適合者を『食べ』てしまうという、生産効率の
悪いシステムだった。だけどその後データの蓄積が進み、すべての人間を
意のままに改造できるシステムが完成した。そしてこの改良型の機械には、
改造前に必ず二十分の『予備調整』の作業が加わることになった。
一律二十分をかけて、改造素体の体細胞をリフレッシュさせる。そして
その過程で改造素体の身体の異常はことごとく修復されるの。悪性腫瘍の
治療や、欠損した手足の再生さえしてくれる!これを経ると強化細胞の
性能が飛躍的に向上することがわかったから、もうこの過程を省略する
ことはない。しかも、二十分という時間は短縮できない。リフレッシュ
自体は、たとえ悪性腫瘍の治療や、欠損した手足の修復でさえ、数分とは
かからないの。体も、外面的には元通りになり、かなり激しい運動も
できるはず。だけど、細胞レベルでの改造という異常なストレスに
耐えるほどリフレッシュが『定着』するまでには一定の時間がかかる。
いわば改造までの待機時間、いえ、拘束の時間が必要なの」
 茜は賢い子だ。慎重に話を聞き、うなずいている。
「もうわかるわね。わたしはあなたを一度改造装置の中に運ばせる。
あなたは寝たふりをして改造装置に入る。数分であなたの体は元通りに
なるわ。腫瘍も消えるし、足だって再生する。もちろん、厳密な意味で
『元通り』とは言えない。修復箇所に人間以外の細胞が混じったりして
しまう。だけど、見かけはまったく人間と変わらないし、性細胞が
残っていれば普通に赤ちゃんを産むこともできる。
511甦る友情/5.改造装置(12/15):2008/04/26(土) 22:08:00 ID:a9Qzvbbo0
 ――ソルジャードールは、「三階以上の志向的態度」を読みとる能力を
奪われている。つまり、「誰かがしかじかと思っている」と思うこと
まではできても、「『誰かがしかじかと思っている』と思っている」と
思うことや、それ以上のもっと複雑な構造の思考は理解できない。
あるいは、あるレベル以上の「メタレベル」に立つことができないのだ。
ソルジャードールは、こうやって深い自己反省や、他人の心に対する
深い理解を妨げられ、それによってヘルマリオンへの疑問や反省を
抑圧されているのである。それゆえに、脳改造後のわたしは、
「誰々は『誰々は…と思う』と思う」という構造で枠づけられた思考の
内容に、たとえそれが自分自身の思考であっても、アクセスすることが
できなくなるのだ。
 「天道くん」とは少々古いネタだったが、ヒロくんの大ファンで、
しかもカブトを見るたびに「あれって本当は天道くんが自分で言ってるん
だよね〜」と言っていた妹だから、即座にわたしの真意を察することが
できたようだ。つまり、わたしが茜に伝えている本物の情報は『 』の
中だけで、他は単なる目くらましである、という仕掛けをだ。
 話しながら爆弾をセットし、重要な情報を伝えたわたしは、まだ
柔らかい強化コンクリートの塊を壁にはめ込み、もう少しだけ
特殊高周波を照射した。
「これでまた、壁と一体化して急速に硬化する。同じ穴を開けるためには、
また長い時間をかけなければいけなくなるはず」
 それからわたしは、さっきと同じような回りくどい言い方で、
計画の締めくくりを慎重に伝えた。
512甦る友情/5.改造装置(13/15):2008/04/26(土) 22:11:05 ID:a9Qzvbbo0
「『スキャンした結果、脱出用の円盤は、南と北の二方向にあることが
わかった』とおばあちゃんが思っていると天童くんは思っていると思う。
『そして、これからわたしはあなたに、南に逃げるように指示を出すけど』
とおばあちゃんが思っていると天童くんは思っていると思う。
『あなたはそれに「はい」と返事をしつつ、でも実際には北に逃げて』
とおばあちゃんが思っていると天童くんは思っていると思う――さあ、
茜!脱出用円盤は南と北の二箇所にあるわ。建物の構造上、
南の方が警備が手薄だから、南に逃げなさい!」
「…わかったわお姉ちゃん。わたし、南に逃げる!」
「いいわ。それから、これだけは忘れないで。お姉ちゃんはもうじき、
あなたを追いかける悪魔の操り人形に生まれ変わる。だから、もしわたしが
あなたを追いかけてきたら、教えたところにある武器で、躊躇なく
わたしを攻撃して。高性能の武器だから、うまく命中すれば、一撃で
仕留めることもできるはず」
「……」
「『はい』と言いなさい!それが、本当のお姉ちゃんの、本当の願いなの!
今のわたしは、自分で自分を殺すことさえうまくできない体なの。
死ぬなら、できればあなたに殺して欲しい。いえ、わたしを殺すとは
思わなくていい。脳改造と共にわたしはいなくなる。あなたが殺すのは
悪魔の操り人形。そして、悪魔の操り人形は滅びねばならない。
お願い!はいと言って!」
「…わかった。お姉ちゃん。わたし、悪魔の操り人形を…やっつけるよ」
「…いい子ね。ありがとう」
 二人は涙を浮かべ、少しの間抱き合って泣いた。
513甦る友情/5.改造装置(14/15):2008/04/26(土) 22:14:07 ID:a9Qzvbbo0
 …これでいいんだ。わたしは脳改造カプセルの中、もうすっかり慣れた
「天道くん語法」を心の中で使いながら、妹の脱出可能性を再度
見積もった――この糸が癒合する時間で、リフレッシュそのものは
終わっているだろう。あとは爆破を待つだけだ。廊下には発光バクテリアを
利用した常夜灯が設置されている。人間が使いこなせる軽便で強力な
超兵器のありかも教えた。そしてまもなく脳改造が終了し、愚かな
操り人形になったわたしは、わたしの仕組んだとおり、見当違いな方向に
ヘルマリオンの手先を誘導し、妹を逃がしてくれるだろう。操り人形が
嘘をつくなど、誰も予想しない。その単純さが要なのだ。
 …そして、後始末は、申し訳ないが、すべて紗希に委ねるしかない。
茜がわたしを仕留め損ねても、アップデートした紗希ならば、わたしを
一撃で殺してくれるだろう。わたし自身はそうやって姿を消せばいい。
茜には紗希のフリーメールのアドレスを教えた。未改造だが並はずれた
運動能力の持ち主である茜は、わたしと比べてもさほどのお荷物になる
とは思えない。茜にしても、そこは安全な居場所のはずだ。どのみち、
現在の地球上に本当に安全な場所などない。いつか紗希がヘルマリオンを
壊滅させてくれるその日まで、恐怖の支配は続くのだ。…もちろん、
「その日」がいつ来るのか、本当に来るのか、ということは神様しか
知らない。だがいずれにせよ紗希は人類の唯一の希望なのだ。それが
潰えてしまえば、結局妹も両親も、遅かれ早かれヘルマリオンの毒牙に
かかってしまうだろう。残る望みはない。
514甦る友情/5.改造装置(15/15):2008/04/26(土) 22:14:23 ID:i7tDMcFQO
 紗希のことを思い出したわたしは、ふと自分の「計画」が何かに似て
いることに気が付いた。…ああそうか。これは紗耶と紗希の物語そっくり
なんだ。わたしが紗耶で、茜が紗希。海底地震の代わりに、わたしが
仕掛けたトラップが茜を救出する。いわば神様が書いた紗耶と紗希の物語を、
このわたしが、つたない手でリライト、いやむしろ「二番煎じ」している。
 ――わたしは、その物語を上手に書けているのだろうか?
515甦る友情/6.脳改造、そして…(1/12):2008/04/26(土) 22:15:58 ID:a9Qzvbbo0
 カプセル上部のスイッチが入り、全身を無秩序な感覚がかけめぐり
始めた。わたしの四肢はわけの分からない踊りを始め、声帯からは
無意味な叫びが洩れる。頭蓋内のクレイブレインがリセットされ、
その上に改めて、現在のわたしの感覚神経と運動神経の興奮パターンが
書き込まれているのだ。めまぐるしく変化する感覚情報にかき回され、
引き裂かれそうになる意識をわたしはなんとかつなぎ止め、せめて
最後の最後まで人間でいようと歯を食いしばる。…ああ、もうじきわたし、
人間の心を無くしちゃうんだ。…いやだよ。紗希ともう一度、春の日和の中、
何も考えずにお散歩をしたかった。いやなこともあったけど、でも
楽しかった。いやだけど楽しい、そんな複雑な気持ちが、もうじき
わからなくされちゃうんだ。…いやだよう。やっぱりいやだ。紗希、
助けて。…茜、さよなら。もうわたしは茜の手の届かない世界に行くよ。
茜は、わたしの分まで、しっかり…。…あれ?何だろ?なんでこんなに
すっきりしたんだろ。そうか。…逆だ。今の今まで、わたしは未改造の、
混沌として錯雑な思考にまみれていたのだ。ようやく「修理」が完了したのだ。
よかった。あのまま、意味のない思考と行動を重ね、生きる意味を
見いださずに消去されてしまっていたら…ヘルマリオンへの忠誠という、
わたしの唯一の存在理由を手放したまま死んでしまっていたら…
 …そんな恐ろしい考えにわたしは思わず身震いし、現在の状態に
深い感謝を覚える。だがその直後、わたしは自分が取り返しのつかない
失策をしかかっていることを思い出し、カプセルを飛び出して骸教授に
報告する。
「骸教授!大変です!わたしは、『糸が切れ』てしまっていたとはいえ、
大変な過ちを犯してしまいました。二階の配電盤付近に電磁爆弾を
仕掛けてしまったのです!まだ間に合います!ただちに爆弾の撤去に
向かいます!」
516甦る友情/6.脳改造、そして…(2/12):2008/04/26(土) 22:18:05 ID:a9Qzvbbo0
 そう言って配電盤に向かいながら、わたしはまだ何か大事なことを
忘れているような気がした。…だが、脳改造前の記憶は、愚かな人間の
思考らしく、矛盾と意味不明な断片に満ちていて、うまく解読できない。
苛立たしい思いをかみつぶしながら、ともかくあの配電盤を開き、
爆弾を取り除かねば!と階段を駆け上る。
 配電盤の前に到着したわたしは、メンテナンス用のハッチを開くために、
大急ぎでセキュリティコードを入力した。糸が切れたことで、刻々と
更新されるセキュリティコードを受信できなかったさっきまでのわたしは、
ぶざまにも、十数分もの時間をかけて壁を壊し、ようやく配電盤にアクセス
するしかなかった。だが、今のわたしは一瞬でその作業をやってのける
ことができる。爆破予定時刻までまだ余裕はある。楽勝だ。
 だが、セキュリティコードを入力し終えた瞬間、配電盤の奥でブブブ
という音が鳴り、続いて鈍い爆発音がした。さらに数秒後、階下から、
それとは比べものにならない轟音が響いてきた。本能的に身をかがめた
わたしの上で、配電盤から爆風が吹き出し、同時に指揮系統の通信が
遮断され、知覚系の混乱に襲われた。わたしは青ざめた。配電装置どころ
ではない。動力中枢に被害が及んだ可能性がある。この二分間の混乱が
収束しても、プペロイドも、ソルジャードールも、ことによると骸教授もが、
相当長い時間「糸がもつれた」状態に陥り続ける可能性がある。
 …何を?わたしは…脳改造を受ける前のわたしは…いったい何を企んだ
というのか?懸命に思い出そうとするわたしの脳裏に、茜とのやりとりの
一部が甦った…
517甦る友情/6.脳改造、そして…(3/12):2008/04/26(土) 22:21:06 ID:a9Qzvbbo0
 …わたしは豆腐のように柔らかくなった強化コンクリートを丸く
切り取り、中にプラスチック爆弾をセットしている――このシーンは
よく覚えている。…ところが、そのときのわたしと茜との会話は、
わたしにとって意味不明な暗号でしかなかった。
「『まず、配電盤の裏にあるキーボードに177Enterと打ち込んでから、
わたしのIDを打ち込んで欲しい、わたしの携帯番号がそうよ』と
おばあちゃんが思っていると天童くんは思っていると思う。『それから、
爆弾を二つにわけて』とおばあちゃんは思っていると天道くんは思って
いると思う。『それが終わったら、その信管をそのジョイント部分で
切り離して、もう一つの爆弾につないで』とおばあちゃんが思っていると
天童くんは思っていると思う。『これで、三十分後のわたしが、配電盤を
開けようとしたとたん、携帯が鳴って、爆弾が電源部を破壊するわ』と
おばあちゃんが思っていると天童くんは思っていると思う。『でも実は
それだけじゃ、すぐに復旧されてしまう可能性も大きい』とおばあちゃんが
思っていると天童くんは思っていると思う。『そのために、もう一つの
爆弾が、ワンテンポ遅れて、真下にあるエネルギーチューブを直撃する』
とおばあちゃんが思っていると天童くんは思っていると思う。『本当の
狙いはこちらなの。誘爆が起こり、基地はちょっとやそっとじゃ修復
できないほどのダメージを受けるわ』とおばあちゃんが思っていると
天童くんは思っていると思う…」
518甦る友情/6.脳改造、そして…(4/12):2008/04/26(土) 22:24:07 ID:a9Qzvbbo0
 よくわからないながら、わたしは自分が失策をさらに重ねてしまった
らしいことを悟った。そして、今わたしにできることを懸命に考えた。
 ――システムダウンによって、基地内の兵員は指令系統を遮断された、
つまり「糸がもつれた」状態に陥っている。それはわたしも同じだ。
だが、今のわたしには、幸いにも、今現在何をなすべきかの情報と、
その具体的な手段の情報が与えられている。すなわち、「未改造体・
茜の脱出阻止」という目的と、その所在に関する情報である。つまり、
わたしには、愚かな脳改造前のわたしが茜に脱出路の指示を出し、茜が
それに同意したという、はっきりした記憶情報が残っている。そして、
茜という個体は、わたしの指示に絶対的に従順に従うという、強固な
反応傾向をその内部に形成している。だから、現在茜がどこへ向かって
いるか、わたしは百パーセントの確率で予測できる立場にあることに
なる。これを皆に伝え、一時的にであれ、わたしが「糸を引く」役割を
演じねば!
 わたしは、壁に確認していた、アジト建設以前の遺物と思われる旧式の
伝声管に口を寄せた。そして、最大音量で基地全体に貴重な情報を伝達した。
「総員に告知します!今頃、未改造体・堀江茜が逃走中のはずです。
しかし、わたしは未改造体の行動についての確実な情報を手にしています。
未改造体は、南の脱出用円盤に最短距離で向かっているはずです。しかも
恐らく武装しているでしょう。警戒をおこたらず、総員を南の円発射場に
集め、何としても未改造体の脱出を食いとめて下さい」
 これでいい。これを聞いたわれら操り人形たちはこの指令に従い、
南の脱出口へ向かうだろう。そしてわたし自身も、今すぐそこへ
向かわねばならない!
519甦る友情/6.脳改造、そして…(5/12):2008/04/26(土) 22:26:14 ID:a9Qzvbbo0
 わたしは最大速度で移動し、南の円盤発射場へ到着した。だが、
奇妙なことに、わたしの情報を得ているにもかかわらず、円盤の周囲には
一人の兵員もいなかった。代わりに、円盤の発射口を背に、まるでわたしを
待ち受けているかのような姿勢でたたずむ茜がいた。わたしは一瞬強い
違和感を感じ、しかし、なぜ自分がそんな違和感を感じたのか、理解
できずにいた――記憶情報によれば、脳改造前のわたしは茜に南へ行く
ように指示を出している。茜はそれに従ってここにいる。何のおかしな
ところもない。だが、なぜか、何かがおかしいような気がする。茜は
ここではなく、北の発射場にいなければならない。そんな不合理な直感が
湧きあがる。
 さらに、逆光で暗くなったその姿をよく目をこらして見たわたしは、
今度こそありえないものを目にした。茜の姿は、すでに美しい
ソルジャードールの姿に変貌していたのだ。わたし自身と似ているが
それよりも線が細く、尾の先端が二本に分かれているという形態だ。
手術開始時間と爆破時刻の間隔を考えると、この変貌は早すぎる。
なぜ妹の改造が完了しているのか?
 戸惑うわたしに、茜が口を開く。
「はじめまして、お姉ちゃん。カゲロウの能力をもつソルジャードール・
エフェメラマリオンよ。お姉ちゃんのおかげで、足が生えて、病気が
治っただけじゃなく、こんなに素敵な体ももらえたんだよ!」
520甦る友情/6.脳改造、そして…(6/12):2008/04/26(土) 22:29:25 ID:a9Qzvbbo0
 わたしの心に正体不明の戦慄が走った。その戦慄の正体はすぐに
判明した…ような気がした。つまり、茜はたしかに改造手術を受けたが、
脳改造を受ける時間だけはまったくなかったはずだ。すなわち、今目の前に
いるのは、あの憎むべきビーマリオン同様の未完成体だ!わたしはそれに
気づくと即座に戦闘態勢に入った。強化細胞の定着が不十分な今のうちに、
この哀れな妹を捕獲し、脳改造カプセルへ送らねば、第二の強敵を作り出す
ことになってしまう!
 だが、そんなわたしを見て、茜は笑いながら言った。
「お姉ちゃんはきっと、わたしが『お姉ちゃんは敵だから戦わなきゃ』
って思ってる、って思って、それで戦闘態勢をとったんだよね?」
 わたしには、どういうわけか茜の言葉の意味が読み取れなかった。
「うふ。大丈夫よ、お姉ちゃん。わたしは最新型なの。まったく新しい
テクノロジーの産物。あの短時間で、脳改造まで完了したんだよ。でも、
お姉ちゃんの計画はすごかったと思う。一週間前までのヘルマリオン
だったら、多分今頃わたしは未改造のまま円盤に乗って、どこかに
逃げていたはずだよ!」
 わたしは、自分の思考回路が不合理な反応を呈しているのを自覚し
始めていた。…わたしは、茜が誇るべき、美しいソルジャードールに
生まれ変わった姿を見て、なぜか戦慄を覚えた。その直後、今の茜が
脳改造を受けているはずがないと思ったわたしは、今度は戦慄をこそ
覚えるべき場所で、なぜか安堵の感情を覚えた。そして今、茜の脳改造が
完了している、という喜ぶべき知らせを聞いたわたしの心臓は、なぜか
とてつもなく早く脈打ち、そして「後悔」や「悲しみ」といった、人間の
心にしか生じないはずの、名すら忘れかけていた感情に満たされかけている。
521甦る友情/6.脳改造、そして…(7/12):2008/04/26(土) 22:31:29 ID:a9Qzvbbo0
 茜は動揺するわたしをよそに、饒舌な舌をさらに回転させていた。
「さっきの反応を見て分かったけど、やっぱりお姉ちゃんは旧式なんだね。
せっかく同じ日に脳改造を受けたのに、旧型として成熟しちゃうと
駄目なのかな…」
 わたしはようやく、先ほどの茜の意味不明な言葉が、なぜ意味不明
だったのかの理由に推察がいった。
「…そうか。三階以上の志向姿勢ね。ヘルマリオンは脳改造と高階の
志向システムを両立させる技術をついに産み出した。そういうこと?」
 そう言いながら、またしてもわたしは、喜びを覚えるべき場面で奇妙な
恐怖を覚える自分に困惑を覚えていた。
「さすがはお姉ちゃん!まだ操り人形のはずなのに、すごく頭がいいんだ。
でも、付け足しておけば、この技術はゼロから得られたものじゃないの。
ここしばらくの内に、お姉ちゃんたちの世代のドールの間で、次々に
『糸が外れ』始めた。それをもとに、ヘルマリオンの技術陣が開発したのが
わたしたち新型。だから、今のわたしがあるのは紗耶さんたちのおかげだし、
今では紗耶さんたちもわたしと同等か、それ以上の柔軟性を身につけて
いるのよ」
 わたしは、またしても見知らぬ単語に困惑した。
「『糸が切れる』ではなく『糸が外れる』?聞いたことがないわ」
522甦る友情/6.脳改造、そして…(8/12):2008/04/26(土) 22:34:49 ID:a9Qzvbbo0
「新しい現象なの。十分に長い間人工頭脳を埋め込んでいると、やがて
脳と人工頭脳、相互のシステムのカップリングが飛躍的に増大して、
最後にはヘルマリオンの指令をいちいち受けなくとも、心の底から
ヘルマリオンへの愛着が芽生えるようになるのよ。そしてそうなった
ドールには、もう『操り糸』はむしろ邪魔にすらなる。紗希さんを見れば
わかるでしょ?性能は劣るのに、自律判断力が飛躍的に高いからほぼ
連戦連勝だった。それも『操り糸』に縛られていなかったから。でも、
これらは互角以上に戦えるはずよ。お姉ちゃんもあとちょっとだったのに、
リセットしちゃったから、一からやり直しだね。でも、お姉ちゃんは
二度目だから、最初よりもずっと早いはずだよ…あれ?どうしたの?
お姉ちゃん?」
 わたしは茜の話を聞き、混乱と深い恐怖が湧きあがるのを抑えられ
なかった――駄目だ。そんなの駄目だ。そんなことになったら、もう
紗希は、人類は、ヘルマリオンに対して手の打ちようがなくなる――。
そんな思いが渦巻き、がたがた震えているわたしの姿を、茜が目ざとく
捉えた。
「お姉ちゃん!…また『糸が切れ』かけてるのね?しっかりして!!
いいわ。お姉ちゃんのわたしへの愛情を利用して、わたしが糸をしっかり
結んであげる!」
 そう言うと、茜は改造直後の肉体とは思えない腕力でわたしを押し倒した。
そして粘液を分泌し「アップデート端子」を伸ばしてわたしを犯そうとし始めた。
「やだ!やめて茜!やめて!」
523甦る友情/6.脳改造、そして…(9/12):2008/04/26(土) 22:37:50 ID:a9Qzvbbo0
 叫びながらようやくわたしは自分の中の変化の意味を悟った。同時に、
自分が何をすべきだったか、今何をすべきなのかをようやく理解した。
…この糸を…ヘルマリオンの呪縛を、何としても切らなければ!
人工プリオンが外れている今しかない。わたしはもうちょっとで自分の
意志で人工頭脳を使いこなす、ある意味で紗希以上の戦士に成熟しかけて
いたのだ。わたしこそが人類の希望だったのだ。それを…それを… 
 わたしの肉体をもてあそびながら、茜は奇妙に冷静な声で語りかけてくる。
「わたしはお姉ちゃんと別れるのはいや。お姉ちゃんだってそうじゃない?
なのに、なんでお姉ちゃんはわたしから、わたしたちから逃げ出そうと
するの?」
 世界の中の、乳首に当たる部分が熱を帯びて充血し、そこに当てられた、
まるで世界の外からやってきたような妹の舌から、何か禍々しいものが
しみこんでてくる。舌が動くたびにわたしの抵抗する気力は減退する。
茜はさらにたたみかけて言う。
「…ねえ、お姉ちゃん。お姉ちゃんは大事なことを忘れているよ。
紗希さんのことだよ。わたしだって、紗希さんと憎み合うのはいや。
紗耶さんだってそのはずだよ。ううん。それは、紗耶さんだけじゃなくて、
死んでしまった人たちも含め、サマースクールの仲間みんなの気持ち
だったはずよ。お姉ちゃん、その大事な気持ちを忘れちゃったの?」
524甦る友情/6.脳改造、そして…(10/12):2008/04/26(土) 22:42:06 ID:a9Qzvbbo0
 世界の中心部が避け、外側からアップデート端子が押し入り、激しい
動きを始める。強烈な快楽によってうまく思考をつなぐことができない
わたしの意識に、茜の言葉が無抵抗で流れ込んでくる。
「…お姉ちゃん、糸が切れている間、ちょっとだけ紗希さんとまた仲良しに
なれたんだよね。一緒にくつろいでお茶を飲んだり、お散歩したり、
ひなたぼっこしたり、したんだよね」
 …そうだった。忘れかけていたけど、なんだか楽しい思い出だった。
よかった!この思い出を失うことが、わたしはとてもつらかったのだ。
思い出せてよかった。思い出せてよかった…
「しっかりして、お姉ちゃん。思い出は取り戻せるよ。わたしたちと
紗希さんは、また仲良しになれるんだよ。そのことを忘れちゃダメだよ!」
 その言葉と同時に、みだらな妹から禍々しい液体が大量に注ぎ込まれた。
同時にわたしは気がついた。

 ――そうか。そうだった。何の難しいこともなかったんだ。紗希を、
行き場を失ってしまった紗希を、偉大なるヘルマリオンに再び迎え入れる。
それこそがわたしたちの共通の願いだった。ああ、なんでこんな大事な、
そして簡単なことを、今の今まで忘れてしまっていたんだろう――

その思いを自覚すると同時に快楽も絶頂に達した。そしてわたしは、
気が付くと自分が以前の自分ではなくなっているような気がした。人間でも、
操り人形でもない、まったく新しい境地。世界が今まで以上に明瞭に
開け、複雑な世界がその複雑さのまま理解できるようになっている。
525甦る友情/6.脳改造、そして…(11-1/12) :2008/04/26(土) 22:43:18 ID:i7tDMcFQO
「茜!わたし、『糸が外れ』たみたい!なんだかすごく心が軽いの。
心を縛っていた、『ヘルマリオンへの忠誠心』というやつがまるで
なくなった気がする。それなのに、それなのに、ヘルマリオンのことを
大事に思う気持ちがごく自然に湧いてくるの!素敵!素敵よ!」
 茜は涙を流していた。
「お姉ちゃん!すごい、すごいよ!こんな短時間で糸を外せるなんて、
すごい進化だよ!!」
526甦る友情/6.脳改造、そして…(11-2/12):2008/04/26(土) 22:44:19 ID:a9Qzvbbo0
 そのとき、復旧したらしい警戒警報が全館に響いた。きっと紗希が
ここを突きとめたのだ。
「さあ、戦闘よ。骸教授や、みんなのところへ帰りましょう」
「うん!」
 わたしたちは手を取って作戦室に向かった。ぼろぼろになったその
部屋では、今頃、不安定なわたしの保護を茜に託した骸教授や紗耶が
わたしたちの帰りを待ちつつ、ディソルバー・サキ迎撃の体勢を整えて
いるだろう。動力炉はひどく損壊してしまったようだが、基地全体の
誘爆という最悪の事態は回避されたようだ。まあ、このくらいは許して
もらえるだろう。わが組織は寛大なのだ。組織への忠誠を失いさえ
しない限り、一度の失敗で部下を処刑するような、世に言う悪の組織と
は器が違うのである。
527甦る友情/6.脳改造、そして…(12/12):2008/04/26(土) 22:46:39 ID:a9Qzvbbo0
 茜が走りながらふと思いついたように言う。
「ねえ、糸が外れているわたしたちは、もう『マリオン』じゃないのかな?」
「いいえ。操りの糸は外れても、わたしたちには別の糸がつながれている。
偉大なるヘルマリオンの勝利へ向かいつつある世界そのものが織りなす糸。
ヘルマリオンの崇高な目的に、世界中の万物がその見えない糸で
結びついている。その糸をはっきり見すえ、それに結びこうという
しっかりした自覚をもつわたしたちこそが、本当のマリオン。
そしてその糸は、わたしやあなたと紗希とを、近い将来、きっとまた
結び合わせてくれるはずよ!」
 言いながらわたしは、そう遠からず来るに違いない、「その日」に
思いをはせる。

 ――ぽかぽかした、やわらかな日射し。その中をもう一度、子供
みたいにお散歩しよう。まっててね、紗希。もうすぐだよ! ――
<了>
528maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/26(土) 22:51:25 ID:a9Qzvbbo0
お粗末様でした。

すみませんが、>>510にも書いたとおり、
>>510>>505>>506の間にいれてお読み下さい。

投下中に、明日明後日とパソに触れられないことを思いだし、
無理してしまいました。

なお、さる方から感想を頂いた際「糸が切れたら『マリオン(マリオネット)』
ではないのではないか」と言われ、たしかにそうかな、と思い、
ちょっと直してみました…

それでは…
529名無しより愛をこめて:2008/04/27(日) 00:30:15 ID:PkXc39cU0
>>467-528
maledictさんGJ。60レス近く、5時間にも渡る大量の投下、本当に乙でした。
それにしてもmaledictさんは、BeeFさんの作品世界を本当に大事に思われているんですね。

>「ドラゴンフライマリオン」というとなんだかいかついので
>「トンボ類」を指すodonateを当てたのですが、何か間違っていたらすみません。

「オードネートマリオン」という名前、わたしも聞き慣れない言葉だったのでちょっと手持ちの
辞書で調べてみたのですが、確かに学名に使われているラテン語ではトンボ目のことをodonata
(オドナータ。歯という意味か?)と呼びますが、英語としてはあまり使われない特殊な表現では
ないかと思います。
まあ、肝心のマリオンが何語かわからないので、英語で揃える必要はないでしょうから、響きの良い
オードネートマリオンでいいのかも知れませんね。

ちなみにトンボの呼び方でヨーロッパで一般的なのは、オードネートでもドラゴンフライでもなく
libellula(リベルラ)系統の表現です。フランス語でlibellule(リベリュル)、ドイツ語では
Libelle(リベレ)、イタリア語でlibellula(リベールラ)、ギリシャ語ではΛιβελλουλη
(リベルーリ)となります。これは天秤座を意味するliblaと同語源で「天秤ばかり」という意味です。
トンボが飛ぶ時に胴体が水平になるのを、天秤ばかり(あるいは水準器)に見立てたのだそうですよ。
530maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/27(日) 00:41:35 ID:Lz4MRPEUO
>>463
書き忘れていました。楽しんでいただけて幸いです

それからBeeF様、本作に限らないのですが、尽きないインスピレーションの
一部を勝手に使わせていただきお礼とお詫びをさせていただきます
ありがとうございました
それと、清純派であろうサキさんにちょっときわどい役をさせてしまった
他、色々と勝手しほうだいしてしまいました
申し訳ありません
531maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/27(日) 02:25:41 ID:Lz4MRPEUO
>>529
今書き込みに気づきました
11時以降携帯からなのでどうも見にくくなってしまうのです
好意的な感想ありがとうございます
それとトンボの情報ありがとうございます
リベルラはたしかラリックの仏語のページで
例のブローチの名前で使われてた気がします
そっちの方がゴロがいいですね
532maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/27(日) 02:34:44 ID:Lz4MRPEUO
あと、マリオンというのは有楽町でゴジラに殺されたデカルト学者
…ではなくて、ビーフ様が「マリオネット」を略して作った造語(?)
のようなものらしいです(たしか解題にそんな解説がありました)
だから何語という縛りも気にしなくていいのかもしれませんね
533骸教授:2008/04/27(日) 20:24:09 ID:YkRV+tOE0
>maledictオーナー様

乙です

孫が喜んでくれました。大手とちがってリストラ無しとは恐れ入りますわいw

オーナーのためにも老骨に鞭打って生娘を改造してやりますわいw


534名無しより愛をこめて:2008/04/27(日) 20:44:45 ID:6kBu8sdi0
骸教授どの、お孫さんは当然女の子でしょうな(*´д`*)ハァハァ

んでもって年は8歳前後でしょうな(*´д`*)ハァハァ

改造素体のリストには当然入ってるんでしょうな(*´д`*)ハァハァ
535骸教授:2008/04/27(日) 22:09:48 ID:YkRV+tOE0
>>534
たわけ者! 首領様に作って頂いた孫娘が人間ごとき下等動物のわけがなかろうが!w

貴様をフンコロガシマリオンにでもしてやろうw
536名無しより愛をこめて:2008/04/27(日) 22:20:11 ID:6kBu8sdi0
そのフンコロガシマリオンとやらは、当然ホーネットマリオンちゃんとの
セックル能力を持ってるんでしょうな(*´д`*)ハァハァ

スパイダーマリオンちゃんやパピオマリオンちゃん、ジェリーマリオンちゃんとも
とうぜんセックルできるんでしょうな(*´д`*)ハァハァ

ついでに人間のおにゃのこともバンバンセックルできるんでしょうな(*´д`*)ハァハァ
537名無しより愛をこめて:2008/04/28(月) 00:18:10 ID:7wL00j7q0
>>456
本当に乙です。
538名無しより愛をこめて:2008/04/28(月) 03:15:00 ID:HieTGzN30
>>456
乙です。大変楽しんで読むことができました。

SSを書いていない者が言うべきことではないのですが、
トンボに改造された女子高生の頭部はBeeF氏の設定を生かし、外骨格ではなく、
人間の頭部ベースで側面にトンボの複眼というのがいいかも・・・・・
あと、全身の見た目はプロテクターよりも全身タイツという感じになさった方がいいのでは?
と思いました。

誤解しないで頂きたいのですが、秀作にイチャモンというつもりは全くありません。
ただ、BeeF氏の一ファンのお願いとして次回作に生かしていただければうれしいです
539maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/28(月) 07:16:17 ID:C49tUz6K0
ネーミングの件ですが、英語の辞書を引くと「カゲロウ」はメイフライとかデイフライ、
「カゲロウ類」が「エフェメラ」だそうで、余命いくばくもない妹のイメージから
「エフェメラ」を使いたかったのでトンボの方も「トンボ類」に合わせたという
事情もあります。無理に英語読みしないでラテン語読みで「オドナータ」でも
よかったかもしれません。でも名前をころころ変えるのもなんなので、
>>529様が響きがいいとおっしゃってますし、このままでいくことにします

>>骸教授
あまり出番が多くなくてすみません。お孫さんによろしく
人間じゃないのはともかく、やっぱり8歳前後で女の子なんですか?

>>538
一応、>>467のリンク先の、ルネ・ラリック「蜻蛉の精」のデザインが
基本なのでああなりました。スパイダーさんやホーネットさんと並んでいても
あまり違和感がないと思ったのですが、どうでしょう?
あのブローチから緑色のナマ腕とナマ足が
にゅっと生えている(足の先はブーツ状)で、露出度自体は実は高いのです。
無機的な皮膚と書きましたが、タイツ風の素材であるというのと
矛盾はしないかもしれません。

>>537様もありがとうございます
540名無しより愛をこめて:2008/04/28(月) 08:21:03 ID:+wgC7I7x0
>>539
>>529です。なんだか名前にケチを付けてしまったみたいになってゴメンなさい。
別にそんなつもりはなくて「オードネートマリオン」はキレイな響きだし、いいと思います。

ついでに書いておくとカゲロウは英語でdayflyもしくはmayflyですが、ephemeraでも普通に通じますよ。
ちょっと古風な表現という感じですが。
英語のephemeraを辞書で引くと、走り書きとか、使い捨ての印刷物とかいった、短期間で消費されてしまう
もの、あっと言う間に流行から外れて忘れ去られてしまうもの、一発屋などを指す言葉だとされています。
確かにその通りなのですが、どちらかと言うとこちらの方が特殊な業界の用語のような気がします。

もともとephemeraはギリシア語のεφημερα(エフェメラ)が起源で、「一日限り」という意味です。
そこから転じて、儚い命のカゲロウを指す言葉になったんですね。フランス語でもカゲロウはephemere
(エフェメール)、イタリア語でもeffimera(エッフィーメラ)です。
ドイツ語ではEintagsfliegen(アインターグスフリーゲン)で、これは英語のdaiflyと同じ意味ですね。

関係ありませんがノルウェーの女の子3人組音楽ユニットにEphemera(エファメラ)というのがあって
美人揃いで自分はすごくお気に入りです。お洒落な北欧ポップスで、CDジャケットがどれも可愛いんです!
541骸教授:2008/04/29(火) 01:17:44 ID:IUZVF/mf0
>maledictオーナー様
わしは使ってもらえるだけ有難いのじゃw 首領様に作って頂いた孫娘は下等動物の年齢で言えば
10歳前後じゃろうなw 戦闘能力はソルジャーマリオン(新型)10体分といったところかのぉw
オーナー様、前線指揮官として使ってみてはどうですじゃろ?w 
ちなみに見た目は少女のフランス人形のようじゃがのw
次回作にもまた、出して欲しいのぉw 次なる作戦に備えて昆虫図鑑を紀伊国屋で買ってきましたわいw


542maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/29(火) 10:03:06 ID:eIz4IR9o0
>>541
色々と情報ありがとうございます!エフェメラの方は適切だったようでよかったです。
ドイツ語見て気づいたけど、英語のデイフライも「一日だけの虫(ハエ)」って意味なんでしょうか

ちなみに「茜」はもともと主役の名だったのですが、全然赤くない上、
イメージとして、茜は妹の名前(アラレちゃんの同級生)で、
姉なら「葵」…いや、色からしてミドリか、ということで今のようになりました。
(でも、ミドリだと千兵衛さんの奥さんですね。今気づいた)
ならば妹を赤とんぼにしないと変な気もするんですが、
色々考えた末、結局、トンボの親戚みたいな虫で、また
先述の通り、余命いくばくもないという設定にちなみ、カゲロウになったのでした。
ヘルマリオンも、よりにもよってそんな属性をモチーフに
取り込まなくともいいのに(しかも病気は治しているし)、と思うのですが、
悪の組織の考えることはよくわからないです(爆

>>541骸教授
素敵なお孫さんですね。一度お会いしたいと思いますが
ラスボス級のスペックなので、簡単にはお目にかかれなそうですが…
543名無しより愛をこめて:2008/04/29(火) 11:25:53 ID:rn2duv0M0
ウスバカゲロウの幼虫(エフェメララーバ)は
怪人定番の蟻アリジゴク(アントライオン)だから
それを使ってみても良かったんじゃね?
544名無しより愛をこめて:2008/04/29(火) 11:41:14 ID:NqJq2K/C0
ルナルサーガですね わかります
545名無しより愛をこめて:2008/04/29(火) 20:16:51 ID:5eZvdJwc0
>>544
ルナルの悪魔化は改造&異形化に近いモノがあるな。
546maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/04/30(水) 22:13:51 ID:buMfcb8r0
>>543
幼虫だと結構長生きなので、あんまり「はかない」感じにならないというのが
今回は使いにくかったかもしれません

>>544>>545
読んだことないんですが、面白そうです。

ところで、「一本書くと妄想が少しあふれる」という法則があるみたいです。
「設定をひきとっておきつつも、あれ一本で終わりです」と書くつもりだったのですが、
その後パピオマリオンの話ができあがってしまいました

でもよく見ると残量が450切ってるので、投下するとしても新スレですね。
また30レスぐらいあると思うので…
547名無しより愛をこめて:2008/05/01(木) 01:57:17 ID:A4pAepXK0
>>546
いいよいいよー
wktkで待ってますノシ
548maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/05/01(木) 16:11:14 ID:M0PnJ4+P0
アダルトの方で話題になってましたが、蜂女スレの大作SS(と呼んでいいのか?)、
このスレの古参の神職人様ではないかとのことですね。
そうであれ、違うのであれ、すごいものが投下されました。
549名無しより愛をこめて:2008/05/01(木) 20:03:52 ID:k5Veuj8B0
>>546
敵役のスティニアは昆虫型の改造人間でいっぱいです。

でも蜂は蜂男です。ノイエ強いよノイエ。蜂男も一刀両断だよ。
550maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/05/01(木) 21:50:06 ID:M0PnJ4+P0
>>549
情報ありがとうございます。楽しみが増えました

>>546のやつ、とりあえずまたHPにうぷしてみました。興味のある方はお読み下さい。
http://book.geocities.jp/maledictarum/sakuhin/dollfact-hokan2.html
投下するとしたら次スレになると思います。
骸教授の出番がさらに少ないのが心苦しいです。
551蟻蜂フリーク:2008/05/01(木) 23:49:11 ID:/gZ1K9QS0
久々のカキコです。蟻蜂フリークと申します


>骸教授さん
教授主演のSS書いてもいいですか?

リハビリ兼ねて書いてみたい気がするのですが^^;

もちろんお孫さんも出しますので(笑)
552名無しより愛をこめて:2008/05/02(金) 00:00:00 ID:dL1cWrCL0
>maledictさん
素朴な疑問なんですけど、maledictさんがSSをまずご自分のHPにアップされてから、少し遅れて
このスレに投下されてるのは、連投規制を避けながら長時間粘って投下するのが大変だからですよね

前回投下されたオードネートマリオンのSSを見てみると、全60レスを17時20分から22時46分まで
5時間半ほどかけて投下なされてる
よく見ると17時20分から18時03分と、19時15分から19時53分、21時15分から21時30分、
そして21時42分から22時46分と、途中何回か休憩をはさみながら2分から4分間隔くらいで投下が
続いてる。途中何回か連投規制が出てるからでしょうが、確かにこれでは大変ですよね

でも疑問なのは、>>548でmaledictさんが触れられてる蜂女スレの大作SS。この職人さんは全71レスを
21時11分から21時46分までの35分間で投下されてる(つまり30秒に1回の投下)わけですから
ほとんど「待つ」ということをせずにポンポン投下されてることになりますよね

maledictさんは●持ちだということなので、蜂女スレの職人さんの方が有利なわけではないと思うのですが
この差はいったいどこに原因があるんでしょうか?
このあたりを改善なされたら、もっと楽に投下していただけるのではと思うのですが
553maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/05/02(金) 01:06:34 ID:ewabMTsK0
>>552
今回は、スレをまたぐ恐れがあるので新スレを待って投下ということです。
HPにあげたのは、書き上がったら公表したいという欲求に負けてのことです

前回投下はずうっとパソの前で粘っていたわけではなく、
違うことをやっていてまたパソに向かって、というので長時間になりました
必要最低限の時間というわけではないのです。すみません
一応、章と章の間は他のカキコがあってもいいというつもりで書いていましたが
そのことを明記すべきでした。

連投規制について、詳しい数値は分からないのですが、だいたい経験則では
・間髪入れずに連投すると5つ目くらいで軽い規制が入る(5分くらい書けなくなる)
・そのペースで10連投すると「ばいばいさるさん」が出て30分書けなくなる
・2分間隔だと、10くらいは続けて投下できるがその後30分の規制が入る
・3分間隔だと15くらいは続けて投下できるがその後30分の規制が入る
という感じだと認識しています(違っていたらご指摘下さい)。
自分は、別のことをしながら時計を見て2分か3分経ったら送信して、
次の投下の準備をして、残りの時間は違うことをする、という感じです
あと、●があるから規制がかからないということはないみたいです。

別の所からの書き込みが入れば連投ではなくなるので、やばそうになったら
携帯から短いレスを投下すれば規制を紗希のばしできます。
前回これを何回かやりましたが、携帯からというのはミスも増えます。
BeeF様などは複数のISPと契約し、規制がかかったら別のプロバイダから投下、
というやり方でやっていたとどこかに書いていました。
蜂女スレの職人さんも途中でIDが変わっているので
何か似たかわし方をされているのだろうと思います。
(それともプロキシを使ったり?)

…とりあえず以上のような感じです。
554maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/05/02(金) 01:13:59 ID:ewabMTsK0
「さきのばし」の字が間違ってました(w

それと、先ほどアップした話で学校の先輩と会うシーンがあるのですが
時期的に年度をまたいでいるはずがないと気づき、ちょっと書き換えました

>>551蟻蜂フリーク様
待ってました!楽しみです。
それと、自分の書いたものに骸教授の出番が少なかったのでほっとしました
(書いているうち、紗耶さんがとんでもない悪人になってしまい、その悪っぷりが
楽しくて、骸教授に言わせるべきセリフをつい紗耶に回してしまうのです)
555骸教授:2008/05/02(金) 01:43:27 ID:5otMA6lO0
>>オーナー様
次はNG少なくしますから出してくだされw

>>蟻蜂フリーク氏
この老いぼれでよければ使ってくれいw

556名無しより愛をこめて:2008/05/02(金) 03:18:40 ID:jMXXKozO0
>>550
乙です!
紗耶の凄まじい外道っぷり……だがそこがいい

ただ、今回の作戦を知った他のマリオンは気が気でないかもw
「紗耶気にいらねー」って連中も普通にいそうだなあ……
まあ、そんなこと言ったら「ちさとになってみる?」って紗耶が言いそうだけど
557名無しより愛をこめて:2008/05/02(金) 12:21:53 ID:cgX5ecgv0
あの提案なんですけど1回みんなの知ってる特撮での改造などを載せてみませんか?
改造が好きな人もいれば動物化やその他もろもろだと思います
みんなで知ってるもの言い合ってみましょうよ
558名無しより愛をこめて:2008/05/02(金) 13:19:10 ID:1LFP7MNi0
>>557
おにゃのこに限るのか、野郎も含むのか、それが問題だ
前者なら、かなり限定されたものになると思う

あと改造は未遂も含まれるのか、吸血鬼化などは含むのか、
単なる洗脳や戦闘員化はスルーなのか、といったガイドラインを
まず作って欲しい
559maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/05/02(金) 15:33:09 ID:lWPaFw3k0
今、残り40KBです。
蟻蜂様のSSがほどほどの長さだといい感じで消費できそうですが、
どんなかんじでしょう

>>557
たしかに埋め立てのネタとしてはよさそうな気もするんですが、
このスレ(現在9スレ目)のSS以外の書き込みはほぼそれをみんなで
挙げていくカキコだったと思うのです。
>>558様の言うとおり、何か条件を付けないと、
それを一から繰り返すことになりはしないかという気がします

例えば、住人自体はそれほど多くないと思うので、
一人ずつマイベストをあげていくとか…かなあ

>>556
お読み頂きありがとうございます。
全体につらい話なのですが、紗耶の部分は書いていてとても楽しかったので
(…なんか間違ってる気がしますが(w )、そこを楽しんで頂けて幸いです
「ヒーリングワーム」のくだりなど、あまりの非道ぶりに笑ってしまいました
560maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/05/02(金) 16:03:20 ID:lWPaFw3k0
>>555骸教授(たっくんオメです)
教授はどっしり構えていて下されば十分存在感ありますんで、大丈夫ですよ

>>556
一応、ちさとは自発的にあれを選択したようなところがあり、
必ずしも紗耶が専横をふるっているという感じではないのかもしれません
…が、まあよく分かりませんね

>>559追記 >>557
自分のベストが何かというと、
(後から、「あ、そっちもあったか」と別のものを思い出す可能性も
なくはないですが)、多分サソランジンでしょうか
特に「改造人間なんていやです」というセリフが秀逸で、
つまり、わけもわからず怯えているのではなく、
これから自分が何をされるかをはっきり理解した上で、
それを恐れているのがわかるあたりがいいです。
561557:2008/05/02(金) 17:18:41 ID:cgX5ecgv0
>>558
>>558
レスありがとうございます!!
個人的なノリで言ってみたことに乗ってくれるか心配だったんですが
反応がありスゴくうれしいです ありがとうございます

まず>>558さん
おにゃのこ限定で歳は関係ありません
で未遂もアリという方もいるかと思いますがあくまで個人的には未遂はナシですね
あとは洗脳・催眠もありでまた○○化なら何でもOKです
(例として吸血鬼化・動物化・機械化などなど・・・}でもなるべく白骨化や石化などのタイプはナシで

>>559
提案ありがとうございます!!
条件のほうは↑のとおりですのでここでは以下同文とさせていただきますね
また個人的な考えとしては僕自身が途中から入った者なのでどうゆうスレだったかはわからないんですが
SSってのもアリだと思いますしそれを見て評価している方たちがいるのでOKだと思いますね
でこのスレが元々情報をあげていくものだったのであればまたソレをするのもOKかな?って思います

って僕みたいな下っ端が言えることじゃないんですけどね・・・
でも僕みたいな新入りがいるかもしれないですしまたはカキコしてないけど見てるって人もいるかもしれないので
もし僕に乗ってくれるのであれば皆さんやっていきませんか?

>>559さんがマイベストということを言ってくれてはいるのですがまずはそれぞれが知っていることを出し合いましょう!!
そしてその後マイベストは何かっていうので話を広げていく感じでどうでしょうか?

長文になりましたが乗っていただけたらうれしいです




562名無しより愛をこめて:2008/05/02(金) 17:48:37 ID:1LFP7MNi0
>>561
とりあえず>>2でリンクを張ってる「みーんな、なかーま」というサイトが
その類の情報を網羅的に扱っているので、ぜひ覗いて来て欲しい
ttp://nakaama.web.infoseek.co.jp/

その上で更なる情報が必要であれば、このスレで呼びかけてみられてはいかがか
563名無しより愛をこめて:2008/05/02(金) 18:18:21 ID:pO9SAMqeO
>>561
「メカゴジラの逆襲」のブラックホール第3惑星人による、真船博士の娘・桂のサイボーグ手術シーン
正確には再改造シーンなんだけど、おっぱい(偽)丸出しなのと女優さんがなかなかエッチい顔なので

改造後の銀色全身タイツもいかにもサイボーグっぽくてイカス
564557:2008/05/02(金) 18:33:47 ID:cgX5ecgv0
>>562
ありがとうございます 見てみますね
でも1回みんなで知ってるものを出し合うってことをしてみたいんですよね

>>563
メカゴジラの逆襲ですね!!わかりましたありがとうございます

あの何個前のスレかはわからないんですがメタルヒーローで動物化させる話があるっていうことを
言っていた方がいたんですよ
何か知ってる方いましたら教えていただけたらうれしいです
ちなみにシャイダーの4話「犬になった子供たち」ってのがあるのを僕知ったんですがそれではないようです
でも犬になった子供たちって気になるな・・・どうゆう内容なんだろ・・・
565名無しより愛をこめて:2008/05/02(金) 19:42:01 ID:n5Vvmd8s0
んじゃ俺は、レインボーマンの死ね死ね団女幹部たち
(キャシー、ロリータ、ダイアナ)のサイボーグ手術シーン
特に執刀前の手術台の上で縛られて怯えるキャシーに萌え
あと改造後、黒いオイルの涙を流したりして人間ではなくなった
自分の身体を悲しむシーンにも萌え
566557:2008/05/02(金) 21:19:10 ID:cgX5ecgv0
聞いてばかりも悪いので僕も何個かあるので載せますね
たぶんみんな知ってるかもしれないんですが・・・

カクレンジャーのカマイタチ化される花代ちゃん
メガレンジャーのプチバラネジレにされるルリちゃんが好きです

567名無しより愛をこめて:2008/05/02(金) 22:14:15 ID:lWPaFw3k0
盛り上がってきましたね!

そろそろ次スレの話もしておいた方がいいかもしれません
BeeF様のサイト、復活する様子なさそうですから、
テンプレ>>3-4の部分は変えないといけなくなりますね。
いずれ、2スレ目までのSS(ちなみに、かなりの量がBeeF様作)が
wikiの方に収録されればそっちにリンクを貼ればいいのでしょうが、
(そういえばmaledictが自サイトに過去SSをアップしたいとか言いましたが
次スレまでには無理かもしれません…)
その前はとりあえず>>467で「悪魔のドールファクトリー」を
呼び出しているようなやり方でやるしかないでしょうか(下記のように)
http://book.geocities.jp/maledictarum/kakolog/1043884297.html#R579
ただ、見ての通り、この倉庫は、SSが始まる番号しか指定できないみたいで、
(しかもそこだけ抽出するわけではなく、行が呼び出されるだけ)、
ちょっと不便かもしれません。

前回も出た話ですが、スレが進むほど「過去のSS解説」が累積的に膨れあがる、
というのは、どこかでどうにかしないといけない気もします
もちろん、インデックスとして便利であるし、
SSを書いた方からしても、テンプレに載って読者が増えるのは
ありがたいことですが
568567:2008/05/02(金) 22:21:26 ID:lWPaFw3k0
…?番号指定もうまくいきませんね。たしか以前はリンクをクリックすれば
「579」番のレスが画面一番上に来た気がするんですが…

書式等に詳しい方いたら、教えて下さるとうれしいです
569名無しより愛をこめて:2008/05/02(金) 22:50:45 ID:M6SG2pPg0
>>560
サソランジンいいですよね!
改造手術シーンもすばらしいですが、改造された女子大生の、
悪の手先としての仕上がり具合も最高です。
命令されるまま無表情にリモートコントロールされる様子が
素敵です。
ネオショッカーのアジトのモニターに映し出される、美しい顔の
アップが最高。
あんな綺麗な美人女子大生を自分の思い通りに操縦できるなんて、
ゼネラルモンスターはなんていい思いをしているんだw
570名無しより愛をこめて:2008/05/02(金) 23:23:15 ID:mzJ1QL040
ぜいたくを言うならば、上村美也役の井上和香さんがそのまま
もっとエロいデザインのサソランジンを演じてくれればよかったんだけどね
571名無しより愛をこめて:2008/05/02(金) 23:58:29 ID:M6SG2pPg0
>>570
里見和香さんね。
いろんな好みがあると思うけど、あの綺麗な女子大生と、
強面のサソランジンとのギャップも、またいいんだよなあ。
博士の部屋にしのびこんで、怪人に変身する前に肩で大きく
息をしているところもいいな。
572567:2008/05/03(土) 03:02:26 ID:6n8EOQR40
要するに、次スレまでにおにゃ改wikiに全部アップすれば
それをテンプレに貼れるじゃないか、と気づき、
とりあえずPRIME様の分をアップしたのですが
3本しかないのになんだかむやみに時間がかかってしまいました

昔のスレを読み返したのですが、
BeeF様初登場の508のレスなど、むやみに新鮮ですね。
あと、よく見たらBeeF様のサイトオリジナルだと思っていたドールファクトリーの
「設定資料」もちゃんと1スレ目618-2で投下されてたのに気づきました
ならば、扱いとしては普通の2ちゃんからの転載と同じでいいんですね
(あ、自分はmaledictです)

>>569-571
「わたしは改造人間なんです!」と言って苦悩するシーンもなぜか萌えます
なぜなんでしょうね。
なんか上品で賢そうな女性が「かいぞうにんげん」という言葉を口にする
あたりのギャップがいいのかなあ…
573名無しより愛をこめて:2008/05/03(土) 07:13:56 ID:88x8trWH0
直接の改造シーンではないんだけど、脚本家の上原正三は「悪の組織に強制改造された少女の悲劇」
というのを一貫したテーマにしていて、特撮、アニメなどに傑作をいっぱい残してる

特撮では特にイナズマンFの「大決戦!ウデスパー対イナズマン!!」と「幻影都市デスパーシティ」が傑作

前者はイナズマン抹殺のための猟犬として改造された女サイボーグ・ミスワン(演:鹿沼えり)の
清楚な美貌がいい。女サイボーグのユニフォームである黒全身タイツを着てのアクションもたまらん

後者は日本の特撮を語る上で避けては通れない傑作だが、悪の組織デスパーに支配され、18歳になると
住人が強制改造されてしまうデスパーシティという恐怖の街で、デスパーの幹部を演じながらレジスタンス
をしている村野ユキという女性(演じるは真理アンヌの実妹の久万里由香)がヒロイン
ミスワンと同じ全身タイツのお尻もいいが、サイボーグの正体をバラし自分の命のダイオードVS3を
イナズマンの協力者の荒井に差し出して自爆する展開がグッとくる

上原正三脚本ではないが「美しきサイボーグ!暁に分身す!!」のサイレンサーデスパーに改造された
大橋あけみ(演:隅田和世)もいい。改心したフリをしてヒーローを騙すのは女悪役のお約束だが
「こんな身体にされたのもガイゼルのせい!お願い、ガイゼルを殺して!」という悲痛なセリフが
どこまでが演技でどこからが本心だかわからないようになっているあたりが素晴らしい
574名無しより愛をこめて:2008/05/03(土) 12:15:34 ID:a54o+3Du0
流れをぶった切って、BLASSREITERはノーマーク?
5話でライバルの元カノ(二股かけててライバルを弄んだビッチ)がバケモノになるみたい
脚本が小林靖子なせいか、かなり仮面ライダーっぽい作品でもある
575ダイレン:2008/05/03(土) 17:45:52 ID:B2QTiiTlO
>maledictさん
遅れながら乙でありました。最近はネタが思いつかないゆえに投下できなくてすいません

>蟻蜂フリークさん
お久しぶりです。上記の通り、僕はネタ欠です。
住民のみなさんも含め、おすすめのネタをご提供お願い申し上げます


カクレンジャー8話ではバケネコに操られる子供たちなんかいます。あんま時間はありませんが、猫好きな方はどうぞ
12話ではクローン妖怪の素体に子供を使ってますね。男の子だけですが………
576557:2008/05/03(土) 19:10:15 ID:RolPVKTQ0
>>ダイレンさん
ありがとうございます
何かネコっぽくなるんですよねいきなり・・・
でもああゆうの好きです
577名無しより愛をこめて:2008/05/03(土) 21:50:11 ID:sMHjg5Xz0
>>554
ホーネットマリオンにトップの座を追われて、屋台で焼きそばを作っている骸教授の未来が見えます。
嗚呼、台詞どころか立場まで。

だって、どう見てもラスボスは……げふんげふん。
578名無しより愛をこめて:2008/05/03(土) 22:11:27 ID:sfkbNMnD0
骸教授の中身が美幼女、というか10歳の孫娘だったりしたら無問題
つか二人とも首領が作った人形なんでしょ?
579567:2008/05/03(土) 22:16:07 ID:g3O+sRqU0
1-2スレ目のSS、wikiへのアップの準備を終えたのですが、
今書いている場所はlivedoorwikiのアクセス規制の対象らしく、
アップできずにおりました。
先ほど外に出る機会があってマクドナルドのモバイルポイントから
BeeF様以外のはあげられたのですが、時間切れです。
BeeF様の分も、テキストの整理はできてあとはあげるだけなのですが、
次できるとしたら深夜一時頃、そのタイミングを逃すといつになるかわからない
という感じです。

テンプレの案ですが、wikiへのリンク、作品ごとではなく、作者ごとに貼る
というのはどうでしょう?作品は作者ごとにカテゴリーわけされており、
そのページに飛べば作品リストと解説が見られる仕組みなので。
次レスでテンプレ案を貼ってみます。
580過去スレに投下されたSSのご紹介:2008/05/03(土) 22:25:37 ID:g3O+sRqU0
◆PRIME (1スレ目319)氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/PRIME%20%281%a5%b9%a5%ec%cc%dc319%29%bb%e1
☆「母親改造」 怪人に改造された母親が我が子をかばって死亡し、ヒーローの怒りが爆発する。
☆「悪の女科学者009」 悪の組織サイバーの邪悪な女科学者009こと石川怜は、作戦の失敗を償うため
 ヘビサソリ女に改造される。325氏「アイヴィーサイバー」とのコラボレート作品。
☆「ローズジャマー」 不良女子高生・石川ひなのが悪の組織ジャマーによってバラの怪人に改造される。
☆「軍神、忠義の遺産」
 ジャシンカ帝国の帝位を狙う女将軍ゼノビアがカー将軍の遺産によってゼノビアシンカに。

◆1スレ目325氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/1%a5%b9%a5%ec%cc%dc325%bb%e1
☆「アイヴィーサイバー」 悪の組織サイバーによって若い母親が改造され悲運の最期を遂げる。
☆「マグナサイバー」 改造実験都市ディストピアから逃亡してきた女・香織はスパイサイボーグだった。

◆SM氏
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/SM%bb%e1
☆「香織ちゃん改造」 工学研究所に勤める女性・香織はグロンに拉致されゴキブリ女に改造される。
☆「朱美ちゃん改造」 グロンのゴキブリ女を目撃した女子高生・朱美はハエ女に改造される。
☆「真理ちゃん改造」 家出した小学生・真理はグロンの毒毛虫女に改造され、両親を襲う。
☆「真佐子さん改造」 毒毛虫女に改造された真理の母親・真佐子もまた、女戦闘員に改造される。
☆「瑞穂さん改造」 遺伝子研究者の瑞穂はグロンに洗脳されてムカデ女となり、女性を次々と改造してゆく。
☆「夏実ちゃん改造」 毒毛虫女に拉致された女子小学生の夏実はボウフラ女に改造される。(最初のみ別の作者さんの書き込み)
581567:2008/05/03(土) 22:30:47 ID:g3O+sRqU0
失礼しました。3スレ目以降のSSはすでに「作者ごとに貼る」形式になってました(>>5-10
だから、上記と、あとBeeF様の分をつくりなおせば、3−8スレまでの分は本スレのをほぼ
使い回せますね。で、もう↓は外してしまってもいいですね。

■□■ 3〜7スレ目に投下されたSS(おにゃのこ改造wikiで読める)・ その1■□■
582名無しより愛をこめて:2008/05/03(土) 23:39:40 ID:OWCV81l6O
>>578
実は誰一人としてその二人を同時に見かけた者はおらず、
一方がいるときには、なぜかもう一人の姿が見えない…とか
583名無しより愛をこめて:2008/05/04(日) 01:13:30 ID:zpuaC81g0
>>570
仮面ライダークウガの女形の怪人がそんな感じだったな。
584名無しより愛をこめて:2008/05/04(日) 07:21:47 ID:DBktUCIp0
>>583
女形(おやま)の怪人って、メ・ギノガ・デのこと?
585名無しより愛をこめて:2008/05/04(日) 07:51:33 ID:mIkkSS/JO
>>584
キスしたOLを女戦闘員に改造して欲しかった
586557:2008/05/04(日) 21:37:34 ID:ZMhTHIQ00
>>580
GJ!!
ゼノビアいいですね〜ツボにきました!!

話は変わりますがどなたか動物化のSS書くのOKという方はいませんか?
キツネや狼がツボです
よろしくお願いします
587名無しより愛をこめて:2008/05/04(日) 21:42:54 ID:U3PIGc/80
改造じゃないけど、マグマ大使で看護婦さんが人間モドキに
身体を乗っ取られて生きたマネキン人形にされてしまう話がよかった
588名無しより愛をこめて:2008/05/04(日) 22:02:16 ID:L+5/Hcjo0
そういやヘルマリオンって、おにゃのこを蝋人形化とかしないのかな?
589名無しより愛をこめて:2008/05/04(日) 22:18:00 ID:mIkkSS/JO
>>585に補足
キノコ怪人の胞子を口移しで注入された女性は、怪人に身も心も支配される、なんて展開を妄想
590名無しより愛をこめて:2008/05/04(日) 22:33:34 ID:QVOl6otC0
ふと思ったんだが、蜂女スレの206氏って、SS初心者みたいな感じだよね
こちらの住人でもないみたいだよね
こちらのスレに誘ってみるみたいなことはできないんだろうか?
うまく育ってくれればいい職人さんになりそうなんだけど
591名無しより愛をこめて:2008/05/04(日) 22:53:19 ID:9svG5Fvz0
エクシードラフトの暗殺ロボット(どう考えてもロボットじゃなくてサイボーグなんだが)・
サイコって話題になったっけ?
無理やり麻酔→改造シーンも一瞬だけながら出てくるのに。
592567:2008/05/05(月) 06:14:13 ID:jESq8XYj0
一人で流れぶったぎっててすみません(汗

wikiのBeeF様の作品アップもほぼおわったので、テンプレに
wiki内のBeeF様のページの項目へのリンクを貼ることができます

サソランジンの話なんですが、2スレ目をよく見ると、あの作品のみ
スレに投下したのではなく自サイトにアップしてここで感想を聞くという
形だったのですね。どうしたものかと思い、念のためアップロードを保留しました

ページ名ですが、PRIME様やBeeF様については
初出の名前をいちいち再録したのですが、
他のSS作家に関しては初登場時レス名で呼ばれていても
後に名乗った名のみ掲載されていることに気づきました
この後直せたら直します。

それとwikiの無印SSのページの配列順も、>>3-13の順に並べる方が
いいかもしれません。当初6スレ目以降のみ掲載だったのが、
3-5スレ目が追加され、今回1-2スレ目を追加したので、不規則な配列に
なっています。
593567:2008/05/05(月) 06:19:06 ID:jESq8XYj0
作家名の表記、直すと大変そうなのと、同じような表記の項目もあるのとで
このままにします
594名無しより愛をこめて:2008/05/05(月) 06:57:28 ID:U/eqwo9+0
>>592
超GJ! やはりmaledictさんはこのスレの守護神だね
BeeFさんのサソランジンについては注釈をつけておけば再録してもいいんじゃない?
本人もできればこのスレに投下するつもりだったみたいだし

それとWikiの編集も乙だけど、maledictさんには自サイトの充実、特に執筆SSの
作品解題なんかにも力を注いで欲しいな
595名無しより愛をこめて:2008/05/05(月) 07:52:49 ID:XpiIVCAI0
あの〜まだSSは作ってないんですが世界観デカレンジャーVSアバレンジャーの
SSを作ろうかと思ってオリジナルトリノイド「ブドウブツエンジェル」ってのを作ったんですが
皆さんの反応次第で書くか書かないか決めようと思ってます
まぁ下手なもんしか書けないので期待させられるほどではないので自信ないんですけどね

ちなみに簡単にブドウブツエンジェルの説明をしますと名前の由来はブドウ・動物園・エンジェル(天使)です
任務はデカレンVSアバレンなのでアリエナイザーが経営する動物園に人間を動物化させ送り込むことが任務です
596名無しより愛をこめて:2008/05/05(月) 07:57:37 ID:eG+F+I2g0
>>595
新人さん登場に超絶期待。下手でも気にせずに投下!投下!
597595改めネクス:2008/05/05(月) 08:08:57 ID:XpiIVCAI0
>>596
そんなに期待されても・・・見たらガックリきますよ
でもありがとうございます
もうちょっと見たいという方がいましたら書きますね
598名無しより愛をこめて:2008/05/05(月) 09:30:52 ID:6oQ/zkP20
>>597
すでに本末転倒だ。
自分が書きたいから書く。
自分が楽しみたいから書く。
それが基本であって、他人が見たいといっているから書くなんてのはつらくなるだけ。
やめたほうがいい。

漏れにこう言われても、書きたいなぁって思えるんなら書いたほうがいい。
それは自分のために書くのだからだ。
ちなみに漏れは投下を楽しみにしている。
599ネクス:2008/05/05(月) 11:15:08 ID:XpiIVCAI0
GWで日本中どこに行っても人人人という中でその状況を利用するかのように奴は現れた
ヒュ〜ン!!ドガァ〜ン!!
晴れ渡る空に一筋の光が地上に向けて落下してきたと同時に爆発が起きる
「何!?」「えっ!?何なの?」「キャ〜!!」とあたりからは明らかに動揺した声が聞こえる。当然のことだ

爆発によって起きた煙の中から何かが人々の前に姿を現す
「うぉぉぉぉぉ〜!!!!!」叫びとともに姿を現したそいつは人型に天子の羽が背中にあり顔は獣、いろいろな動物の顔の形をした鎧のようなものを着たような体に蔦た葉っぱなどがあちらこちらに生えている謎に包まれた奴だった・・・
その姿を見た人々の動揺はイヤ動揺どころじゃないとにかく逃げなければという意志がみんな働いたのかとっさに逃げ出す人々
「逃げたければ逃げるがいい!!だがそれで得するのはお前たちではない!!オレだ!!」と人々に言い聞かせるように言う怪物
誰もがその言葉に意味をすぐに理解した
人が多い中で互いを押すように逃げる人々そんなことをしていれば当然転び取り残される人が出てくる・・・
それを意味していたのだ
予想どおり怪物の前には人波に負けた人が何人もいた
その多くは子供や女性 場所が若者の街だったこともあり10代〜20代のようだ
「若いな・・・まぁあの方もそのほうがいいだろうがな」と呟く怪物は目の前にいた若い女性に近づく
「やめて・・・この怪物来ないで〜!!」その言葉しかでないように何度も何度も繰り返す女性
すると怪物は「怪物ではないオレは最後のトリノイド ブドウブツエンジェル様だ!!
アリエナイザーによって注文を受けオレは作られ宇宙へと旅立ち そして今使命を果たすために帰ってきたのだ!!」
と答える
600ネクス:2008/05/05(月) 11:16:09 ID:XpiIVCAI0
「人間!!お前の名はなんだ!!」と聞くトリノイド
「・・・マミ・・・」と呟く・・・
「そうかマミか・・・ならばマミよお前が動物人間第一号になるがよい!!」
するとトリノイドに絡み付いていた蔦がマミの体に取り付きマミから何らかのエネルギーを吸い取る
するとトリノイドの体にブドウのような実が生りその実を食べるとトリノイドの手の周辺が光だしそこに弓矢が現れた。そうまるでキューピットの矢のような
するとトリノイドはマミを放り投げマミに向かって矢を撃ち矢は見事にマミに刺さった。
「あぁぁぁ〜!!!」街中にマミの叫びがこだました・・・
「コレでお前は記念すべき第一号となる・・・この苦しみを味わうがいい」と嫌味と思うしかない言葉とともにトリノイドは姿を消した
おそらく逃げた人々を追いに行ったのだろう・・・そしてここに残った人たちにマミの苦しみを見せ絶望に追い込むため

601ネクス:2008/05/05(月) 11:17:28 ID:XpiIVCAI0
刺さった矢は光の粒子となって消え見たところ傷もないでもマナは苦しんでいる
「あぁぁぁ〜!!!がぁ〜」
マミを心配そうに見る人たちの中でマミに異変が起きた
意識的なのかわからないが突如四つん這いになり頭を抱え込み空を見上げるマミ
すると手の色が変化し始めた
よーくみるとベージュと黄色の間のような薄い毛が手を覆っているのだ。そしてその手の爪は獣のように長く伸び足にも同じ現象が起きた。
そしてマナの服が破れ落ち体にまでも同じように毛が生え始めた。そして自然現象とは思えない毛皮の下着のような物になり体を覆ったのだ
とはいえこの時点でもう人間とは思えない・・・人々は恐怖を感じ逃げ出そうかとしたそのとき
「ガァ〜!!ガォ〜!!」マミが発した言葉イヤ鳴き声に人々は立ち止まりマミのほうを振り向くするとマミの瞳が黄色く染まり、口からは長い牙が生え、お尻からは細長く先に筆のような毛の生えたシッポが生える。
そしてマミだったはずの獣が最後の力を振り絞るように「いやぁ〜!!」と人語を発すると同時に顔の周りからは顔を包み込むかのように長いフサフサした毛が生えライオンのような姿となり完全ある顔と体のラインは人間だがそれ以外は完全な獣となってしまった。
その姿を見て人々は何のためらいもなく逃げ出す・・・その姿を見た獣は本能に突き動かされるかのように人々を襲う・・・
そう獲物を狙うかのように・・・


602ネクス:2008/05/05(月) 11:18:38 ID:XpiIVCAI0
と書いてみましたが自分でもなんかシックリこないんですが皆さんどうでしょうか?
コメント聞けたらうれしいです
603ネクス:2008/05/05(月) 11:20:04 ID:XpiIVCAI0
>>598
助言ありがとうございます!!
投下しましたのでぜひ見ていただけたらうれしいです
604名無しより愛をこめて:2008/05/05(月) 11:25:09 ID:6oQ/zkP20
>>ネクス様
投下お疲れ様です。
出だしとしては悪くない印象ですが、シックリ来ないとご自身で感じるのはどのあたりでしょうか?
ストーリー展開でしょうか?
それとも文章表現の技術的側面でしょうか?

技術的側面でしたら、一度声を出してお読みになられましたでしょうか?
声を出して読むと、読みづらい点や誤字脱字に気がつきやすいですよ。

ストーリー的にしっくりこないというのであれば、もう一度自分が一番書きたいシーンは何かを考えるといいと思います。
勝手なことを書きましたがご容赦を。
605ネクス:2008/05/05(月) 11:28:04 ID:XpiIVCAI0
>>604
思ったとおりに書いたので個人的にはまぁいいかなって感じなんですが
何かこのスレの人たちにあってるかな?と思ってその辺がシックリこないと思ってたんですが
いい評価がもらえてうれしいです!!
606567:2008/05/05(月) 12:46:20 ID:tcIRAwYgO
一人で無粋なカキコばかりすみません。現在、残り15kbほどで、
テンプレの修正案等ある方がいたら今のうちです

>>ネクス様
新人&新作に大期待です
SS、アッサリ目でしたが楽しめました
続きや詳しい設定等も気にはなるけど、
これはこれで完結したワンシーンものとして有りですよね?
ドウブツエンというからには当然第二第三の犠牲者も期待(…ってヒドい話ですが)していいんですよね。
607ネクス:2008/05/05(月) 12:53:53 ID:XpiIVCAI0
>>606
567さんありがとうございます!!
僕はコッテリとしたものは作れないんですよね(苦笑
もしかしたら設定なども今後も説明なしかもしれないんですがご了承ください
今回の作品で何人もの動物化人間を作ろうかと思っていたんですがマナ版だけで終わっちゃいました
意外といい反応をもらえたのでマナ編はこれで終わりなんですけど
また別のパターンを作ってみたいと思います

ちなみに今回のラストはマナが人を襲う終わり方になってますけど襲った人間がマナのようになるってことはないので
その辺は説明します
この後はマナは一通り人を襲ったあと戻ってきたブドウブツエンジェルによって宇宙に送られるということになってます
SS内で書けばいいのに書かないでスミマセンでした
608名無しより愛をこめて:2008/05/05(月) 12:55:22 ID:vMhRLgT70
>>606
> テンプレの修正案等ある方がいたら今のうちです
「蜂娘祭跡地」がきっしんの人のサイト内に移転になってるかもよ
あと海マツリはどうするの?
609ネクス:2008/05/05(月) 12:59:56 ID:XpiIVCAI0
あの・・・新入りの僕が言えることじゃないんですがこのスレのどなたかで
マナのライオン化した姿の絵(ネット用語とか詳しくないのでこういう呼び方で)を
描ける方いませんか?
もしよかったらお願いしたいんですが・・・
いいよって方いましたらレスお願いします 
610maledict ◆sOlCVh8kZw :2008/05/05(月) 13:07:37 ID:tcIRAwYgO
>>594
作品解題は近い内にやってみます
ショッカー蜂女の話も別に時間かけて改稿してるわけでなく、書式を変更するのが面倒で
放置してるだけなのです
そう言えば、自サイト掲載の新作も、よく考えたらサヤがアジトに戻っていない訳はないなど
変なところがあるので、多少改稿します。いい加減ですみません
611名無しより愛をこめて:2008/05/05(月) 19:45:23 ID:yWqkoJ/10
次スレのテンプレだけど、この板の蜂女スレも関連スレに入れた方が良くね?
あと蜂女スレもいつまでも存在するわけはないだろうから、スレに投下された
4人の職人さんのSSをなんとかしておにゃのこ改造Wikiに転載できないもんかね?
このまま流れて読めなくなってしまうには惜しいんだけど(特に例の超大作)
612名無しより愛をこめて:2008/05/05(月) 20:23:17 ID:ZVOQX/ty0
>>563を支援して
「メカゴジラの逆襲」のサイボーグ少女真船桂(演:藍とも子。当時19歳)の改造シーン
ttp://tetuo0044.daa.jp/bhr/src/1209470176956.jpg
改造後の銀色全身タイツ
ttp://tetuo0044.daa.jp/bhr/src/1209470340764.jpg
ttp://tetuo0044.daa.jp/bhr/src/1209470441847.jpg
ttp://tetuo0044.daa.jp/bhr/src/1209470489046.jpg
これは改造前
ttp://tetuo0044.daa.jp/bhr/src/1209552157506.jpg
613567:2008/05/05(月) 22:38:16 ID:jESq8XYj0
とりあえずつくってみました。蜂女の館は復活を期待して削除しませんでした。
---------
美しい女性(女子高生、人妻、ょぅι゙ょ問わず)が拉致されたり洗脳されたり操られたり、
女戦闘員や女怪人に強制改造されたり、手術台の上であんなことやこんなことをされたりする
シーンに萌えるスレです。SSの発表や、雑談の場などに。sage進行推奨。

前スレ「おにゃのこが改造されるシーン素体9人目」
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/

「女子高校生位の子が改造されるシーン」(初代スレ)
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/threadlog.html
「うら若き女性が改造されるシーン」(2スレ目)
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/threadlog2.html
「おにゃのこが改造されるシーン 3スレ目」
http://onyakai.googlepages.com/1104789686.html
「おにゃのこが改造されるシーン 4スレ目」
http://onyakai.googlepages.com/1134819071.html
「おにゃのこが改造されるシーン 5スレ目」
http://onyakai.googlepages.com/1139205739.html
「おにゃのこが改造されるシーン素体6人目」
http://onyakai.googlepages.com/1159755184.html
「おにゃのこが改造されるシーン 素体7人目」
http://onyakai.googlepages.com/1179584338.html
「おにゃのこが改造されるシーン 素体8人目」
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/


「おにゃのこ改造@ウィキ」 特撮板・エロパロ板のおにゃのこ改造スレのまとめwiki
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/FrontPage
「蜂女の館」 初代・2スレ目までのまとめサイト(現在閉鎖中)。
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/
614567:2008/05/05(月) 22:40:16 ID:jESq8XYj0
あ、まちがえた。こっちが正解です。
---------
美しい女性(女子高生、人妻、ょぅι゙ょ問わず)が拉致されたり洗脳されたり操られたり、
女戦闘員や女怪人に強制改造されたり、手術台の上であんなことやこんなことをされたりする
シーンに萌えるスレです。SSの発表や、雑談の場などに。sage進行推奨。

前スレ「おにゃのこが改造されるシーン素体9人目」
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/

「女子高校生位の子が改造されるシーン」(初代スレ)
http://book.geocities.jp/maledictarum/kakolog/1043884297.html
「うら若き女性が改造されるシーン」(2スレ目)
http://book.geocities.jp/maledictarum/kakolog/1098721763.html
「おにゃのこが改造されるシーン 3スレ目」
http://onyakai.googlepages.com/1104789686.html
「おにゃのこが改造されるシーン 4スレ目」
http://onyakai.googlepages.com/1134819071.html
「おにゃのこが改造されるシーン 5スレ目」
http://onyakai.googlepages.com/1139205739.html
「おにゃのこが改造されるシーン素体6人目」
http://onyakai.googlepages.com/1159755184.html
「おにゃのこが改造されるシーン 素体7人目」
http://onyakai.googlepages.com/1179584338.html
「おにゃのこが改造されるシーン 素体8人目」
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/


「おにゃのこ改造@ウィキ」 特撮板・エロパロ板のおにゃのこ改造スレのまとめwiki
http://wiki.livedoor.jp/onyakai/d/FrontPage
「蜂女の館」 初代・2スレ目までのまとめサイト(現在閉鎖中)。
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/
615567:2008/05/05(月) 22:41:19 ID:jESq8XYj0
本スレのお約束
・SSを投稿するときは、全部書き終えてから一気に投稿する。
・投稿するときは、名前欄は固定ハンドルネーム&トリップ付きで。
・SEX描写がメインのSSはエロパロ板で。
おにゃのこ改造 BYアダルト11
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1204453271/

《関連サイト》
みーんな、なかーま
ttp://nakaama.web.infoseek.co.jp/
舞方雅人の趣味の世界
ttp://masatomaikata.blog55.fc2.com/
沙弥香の脳内妄想
ttp://blog.livedoor.jp/sayaka_saotome/
Kiss in the dark
ttp://blog.livedoor.jp/g_than33mixer/
蜂娘祭跡地
ttp://ssb.sakura.ne.jp/bee/bee.htm
E=MC^2
ttp://rose.zero.ad.jp/~zab50690/
海マツリ
ttp://www.ssb.sakura.ne.jp/matsuri/welcome.html
maledicted ladies' archives
ttp://book.geocities.jp/maledictarum/
616567:2008/05/05(月) 22:41:48 ID:jESq8XYj0
《関連スレ》(dat落ちしたものはmaledicted ladies' archivesに保管)
ショッカーの蜂女よりエロい女怪人はいない!
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1205579272/
特撮における変装や擬態
http://book.geocities.jp/maledictarum/kakolog/1158064654.html
【トカゲロンは】怪人の素体となった人間【サッカー選手】
http://book.geocities.jp/maledictarum/kakolog/1158229173.html
自分の彼女が蜂女に改造されたら?
http://book.geocities.jp/maledictarum/kakolog/1027781411.html
蜂女(ショッカー)の魅力について語るスレ
http://book.geocities.jp/maledictarum/kakolog/1040988979.html
蜂女(ショッカー)の魅力を語るスレ Part2
http://book.geocities.jp/maledictarum/kakolog/1044630380.html
617567:2008/05/05(月) 23:51:52 ID:jESq8XYj0
本スレ分の投下SSのまとめをつくりました。
自分がmaledictを名乗ってSSを書いているのもあり、
前例に比べると、ちょっとオチを濁す書き方にしてみたのですが、いいでしょうか?
------------------------
◆ショッカー代理人氏
「ギラーコオロギ」赤いマニュキアの似合う大学教授・左脇美津恵の研究室をショッカーが襲い…。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/22-37
「ヤモゲリア」ショッカーの女改造人間・ヤモゲリアの誕生とその暗躍。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/352-373
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/375

◆maledict
「私説・蜂女伝」女子オートレースの再開を夢見てバイクの腕を磨く女子大生・蒼井蜜子はショッカーの罠にはまり蜂女に改造されてしまい…。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/50-75
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/84-100
「『ディソルバー・サキ』第X話・「甦る友情」」BeeF氏作「悪魔のドールファクトリー」後日譚。サキとの戦いに負けたオードネートマリオン・堀江碧は自我を取り戻すが…。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/468-527

◆アンヌ改造しまくり計画(126)氏
「ワイアール星人」ウルトラ警備隊員・アンヌ隊員(処女)はワイアール星人の調査に向かうが…。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/136-152
「ボーグ星人」ウルトラ警備隊員・アンヌ隊員(処女)はドライブの途上友人と共にボーグ星人に囚われてしまい…。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/164-181
「ブラコ星人」ウルトラ警備隊員・アンヌ隊員(処女)はブラコ星人の恐ろしい計画に巻き込まれて…。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/213-235
「ピット星人」小鳥遊(たかなし)玲華(15歳)は避暑地でピット星人に誘拐されてしまう…。アンヌ改造しまくり計画第四弾。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/237-245
618567:2008/05/05(月) 23:52:28 ID:jESq8XYj0
◆306氏
「鳥人戦隊ジェットマン29話「最後の戦い」より」故郷を滅ぼされたベルセルク女戦士ルーは次元獣ヨロイスネークと融合させられてしまう――再編集された画像とリンクした新機軸SS。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/306-310

◆ダイレン氏
「学校の怪談」由美ちゃんの通う学校の「開かずの教室」には、ショッカーのアジトへの秘密の通路が…。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/344-352

◆ゴンザレス氏
「ウルフビールス」最近流行りの痩せてる大食い女子OL・佐藤愛海は、路地裏に隠れ家的なレストランを見つけ、期待に胸躍らせて店内に入るが…。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/385-388

◆ネクス氏
「ブドウブツエンジェル」とあるアリエナイザーの注文を受けて作られたトリノイド・ブドウブツエンジェルが、若い女性・マミを「任務」の対象に選ぶ…。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/599-601
619567:2008/05/05(月) 23:56:33 ID:jESq8XYj0
アンヌ改造しまくり計画様の作品、タイトルを宇宙人の名前にしたのですが、
セブン本編のサブタイトルの方がよかったでしょうか?

それと、「毎回(パラレル世界の)アンヌが処女を奪われる」というお約束が
妙にツボにはまったので、テンプレにも入れてみたのですが、どんなもんでしょう(汗
620567:2008/05/06(火) 00:24:16 ID:l6wXc55M0
>>608
>>611
ご意見、テンプレ案にとり入れてみました。

蜂女スレはdat落ちしたら過去ログ倉庫に保存する予定ではいます。
(今現在もリンクは貼っています↓)
http://book.geocities.jp/maledictarum/saisin.html
以前慎重論を書いてしまいましたが、エロパロ板あたりの
スレはともかくとして、擬態スレと蜂女スレのSSは
wikiに再録してもいいような気がしますね…。

>>612
中学時代、宝島の別冊の『ゴジラ伝説』の写真で何度もヌイたのを思い出しました。
カラーはいいですね。
…で、自分がつぶつぶマットに妙に興奮するのはそのせいだったのかとふと気づきました。
621名無しより愛をこめて:2008/05/06(火) 01:03:53 ID:DAODq3TR0
>>613-618
GJです。いつも率先してのスレ移行作業乙です。

個人的な見解なんですけど
・「蜂女の館」のURL掲載は必要でしょうか? 初めて来た人が不審に思わないかと
・アンヌ改造しまくり計画氏の項目、サブタイ含めて星人の名前が2回も出てくるのはちょとくどいかと
 サブタイを宇宙人名にするのなら、その後の星人名は無い方が良くないですか? (処女)もね…
・ダイレン氏のSSだけがオチを濁し過ぎのような気がします。ジュニアショッカーガールズの名前を
 隠しておくのが果たして良いのかどうか

なんてことを感じました。あくまで個人的な感覚ですみません
622567:2008/05/06(火) 02:07:27 ID:l6wXc55M0
>>621
いちいちもっともだと思いました。

・蜂女の館は削除
・宇宙人名は一度
・処女は削除
・ダイレン氏のSSの解説の見直し

以上修正案といたします。
623567:2008/05/06(火) 09:35:58 ID:iEZpxVjn0
別案を作ってみました。アンヌの方、本編タイトルを使った方が情報に
重複がなくていいということなのでしょうが、まんま本編どおりだと、
例えば「湖の秘密」と言ったときに本編作品なのか、
改造しまくり様の作品名なのか紛らわしいのではないかという懸念がありました。
(気にしすぎでしょうか?)
下記案のように「アンヌ改造しまくり計画」を頭につけることにしました。
ダイレン様の方はちょっと長くなってしまいました。難しいですね。
-------------------
◆アンヌ改造しまくり計画(126)氏
「アンヌ改造しまくり計画1・緑の恐怖」人間怪物化事件の調査のため石黒隊員邸に
向かったウルトラ警備隊員・友里アンヌ隊員にワイアール星人の魔の手が迫る。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/136-152
「アンヌ改造しまくり計画2・サイボーグ作戦」アンヌ隊員はドライブの途上、友人と共に
ボーグ星人に拉致され、気が付くと手術台の上に…。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/164-181
「アンヌ改造しまくり計画3・人間牧場」アンヌ隊員は特異体質のためにブラコ星人による
人間牧場化を免れるが、その体質ゆえに痛ましい運命に巻き込まれる。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/213-235
「アンヌ改造しまくり計画4・ピット星人」15歳の少女、小鳥遊(たかなし)玲華は避暑地で
ピット星人に誘拐され、改造されてしまう…。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/237-245

◆ダイレン氏
「学校の怪談」由美ちゃんの通う学校の「開かずの教室」はショッカーアジトにつながっていた。
同級生が次々とジュニアショッカーガールズに改造され、とうとう由美ちゃんも…。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/344-352
624567:2008/05/06(火) 09:43:09 ID:iEZpxVjn0
あと1KBで、次スレへのリンクが貼れなくなりそうだったので立てちゃいました

おにゃのこが改造されるシーン素体10人目
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1210034400/
625名無しより愛をこめて:2008/05/06(火) 09:48:49 ID:D0zyZqte0
乙です!
626567
>>625
一応テンプレはあれで全部の筈です。不足があったら補って下さい

●持ちの人用・元アドレス集。このカキコで容量達するかな?

女子高校生位の子が改造されるシーン
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1043884297/
うら若き女性が改造されるシーン
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1098721763/
おにゃのこが改造されるシーン 3スレ目
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1104789686/
おにゃのこが改造されるシーン 4スレ目
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1134819071/
おにゃのこが改造されるシーン 5スレ目
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/
おにゃのこが改造されるシーン 素体6人目
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/
おにゃのこが改造されるシーン 素体7人目
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1179584338/
おにゃのこが改造されるシーン 素体8人目
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1194154496/
おにゃのこが改造されるシーン素体9人目
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201519674/
おにゃのこが改造されるシーン素体10人目
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1210034400/