おにゃのこが改造されるシーン 素体8人目

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77羽生 翔子 ◆RiTzM0nyuc
ピジョリディー

彼女は急いでいた。

「また遅刻する!」

彼女の名前は中島 沙希音(なかじま さきね)。高校2年生で
遅刻の常習魔であった。理由は一つ。彼女はスケートのオリンピック
選手で、毎朝練習が時間ぎりぎりまであるからだ。しかし、スタイル
はグラビアアイドル並であった。スケート選手には欠かせない武器、
トリプルアクセルも跳ぶ。もちろん、脚力は相当なものだ。
その脚力のせいで狙われることになるのだが・・・

「今日はぎりぎり間に合ったな〜・・・明日も間に合うといいな〜」
そう考えながら夜、帰り道を歩く。彼女の家はスケート場の近くに
建てられてたので周りに民家はない。そこがいささか不気味だと彼女
も思っていたが、静かで練習に集中できるから気に入っていた。

すでに家の前まで来ていた。あとは坂道を登るだけ・・・その時、暗闇
から、何かが出てきた。
「なんだ・・・黒い猫じゃん・・・家に連れて行ってあげよう。」
その黒い猫はほくそえんでいた。
78羽生 翔子 ◆RiTzM0nyuc :2007/11/10(土) 15:07:32 ID:AnaNnMN10
家に帰り、すぐお風呂に行く。毎日の練習でくたくたなのだ。今日は
猫と一緒に風呂に入ることにした。

あなた・・・資質があるわね・・・

「なにか聞こえた?・・・空耳だよね・・・疲れてるから。」

あなた・・・一緒にいらっしゃい・・・

「!」

今度は彼女も気付いた。

「猫が・・・しゃべった?」

その時、足元に黒い穴が開き、彼女の姿はそこに消えた。叫び声を
残して。

「ここは・・・?」

彼女が目覚めた時気付いた事は、何かに拘束されていることと、
自分が一糸纏わぬ状態でそこに寝ているということだった。
必死に大事なところを隠そうとするが、手足が押さえられてて
動かない。

「あなたはこれから我らシックスゾーンの仲間、改造人間になってもらうの。」

79羽生 翔子 ◆RiTzM0nyuc :2007/11/10(土) 15:08:35 ID:AnaNnMN10
さっき拾った黒猫が言った。黒猫といっても、今はアジトの中、
本来の姿、キャッディーでいるのだ。
人間の女性の体の美しいラインを残しながら、体は体毛に覆われて
おり、頭には耳が2つ生えている。

「え・・・改造人間?嘘でしょ?」

「嘘ではないわ。我らシックスゾーンの改造人間になるのよ。
あなたはスケート選手の中でもっとも脚力があるとスーパー
コンピューターが教えてくれたわ。だから、あなたのモデルは
鳩にするわ。」

この話を聞いているとき、彼女の頭の中はパンクしそうだった。
改造人間?モデルが鳩?本当なの?

「これより中島沙希音の改造を始める。」

キャッディーの冷たい声が響く。
80羽生 翔子 ◆RiTzM0nyuc :2007/11/10(土) 15:09:29 ID:AnaNnMN10
改造の方法は、まず、対象となる人物をX線の撮影のような機械
に頭まで入れ、中に組み込まれている生物の子孫繁栄能力によって
中に入った人物を改造する。沙希音も例外では無い。

「いやっ、やだ、改造人間になんかなりたくない!」

だが、冷酷にも彼女が固定されている台は機械へ向かって
進んでいく。そして、視界から彼女の姿は消えた。

「何・・・これ・・・」

中に入った彼女が見たものは無数の触手であった。長いのも
あれば、短いのもある。そしてそれらは彼女に向かって
伸びてきた。そしてその触手は体のいたるところに入っていった。

「え?はっ、がふっごふっ、ん〜っ、ん〜!」

口の中に触手が入ってきた。何か液体を体の中に流し込んでいる。
それと、全身の穴に入った細い触手からも何か流し込まれている。
もちろん、大事なところも例外ではない。

「あっ、そこ、そこだけはやめて!」

彼女は忙しかったので、まだ男を知らなかった。

「痛い!」

そこを触手は探り当てて強引に開き汚れ無き体内へずぶずぶと
入っていった。彼女の大事なところからは血が一筋流れていた。
そして、やはりなにかを流し込んでいる。
81羽生 翔子 ◆RiTzM0nyuc :2007/11/10(土) 15:10:26 ID:AnaNnMN10
そして、彼女の変化が始まった。
まずは体からだった。体が白く変わっていく。手の先は白い長い
手袋をしたようになった。それから乳房は白と灰色の同心円状の
模様になった。腰のあたりには灰色のラインがある。
足はやはり白く、足の先はブーツを履いたような形になり、かかと
はピンヒールみたいな形になった。顔は髪の毛の色が白くなった
こと以外は何も変わっていなかった。

機械から、変化した彼女が出てきた。

「どう?改造人間への変化は?」

「え?」

彼女は体を見て、もう元には戻れないんだと思い、絶望した。
82羽生 翔子 ◆RiTzM0nyuc :2007/11/10(土) 15:11:02 ID:AnaNnMN10
「さあ、シックスゾーンに忠誠を誓うのよ!」

「いや・・・イヤ!」

その瞬間、彼女の体に激痛が走った。

「シックスゾーンに忠誠を誓わないとこうなるのよ。
さあ、早く忠誠を誓いなさい。」

「わ、私は・・・忠誠を・・・誓い・・ます」

「これでいいのよ。あとは埋め込まれたチップが作動して
勝手に働いてくれるから。」

その言葉の通りだった。

「私はシックスゾーンに忠誠を誓います!」

その瞬間、背中から最初は小さく、みるみる大きく羽が生えてきた。

「では、お前に名前をつけようか。お前はピジョリディーだ。」

「私は・・・私はピジョリディー!」