都内某所
そこに一人の女性がいた。
彼女は自分の名前がなぜかわからない。
いや、名前だけでなく年齢や、また、自分がこれからしようとしていることも・・・・・
ただ彼女は本能に従っているのみだった。
そんな彼女がやって来た場所・・・
そこは高校だった。
その高校は女子高で芸能コースがあるせいかルックスの良い女の子たちが多いことで有名だ。
そこに彼女はやって来た。
「ここは・・・」
学校の敷地に入ったとたん、彼女の中で何かが目覚めた・・・
「ん、あぁ〜!!イヤぁ〜!!」
彼女は悲鳴をあげた。体に異常が現れた。
衣服が破れて全裸になった彼女の体は、豊満で妖艶な姿へと変わった。
ところが耳が犬のような獣の耳のように変化していた。
そして九本のしっぽ・・・
そう彼女はキツネのように変ってしまったのだ。
若い女性が行方不明になる事件が続発。警察は今、世界中を騒がせている謎の集団による犯行と断定していた。
噂でしかないのであるが、誘拐された女性は人体実験で改造されてしまうらしい。
また、某国では改造に失敗したと思われる女性の遺体が発見されたとも聞く・・・・・。
改造に成功した思われる個体の彼女が何故ここにいるのか・・・・・・・
誰にも分からないことではあるが、彼女の中のキツネの本能のみが知るところである。
九尾のキツネへと変貌をとげた彼女は校舎内へ忍び込んだ。
授業時間帯であったので、廊下には誰もいなかった。
しかし、運悪く女性が彼女と鉢合わせしてしまった。
彼女は近藤真菜、この学校の教師で、美人のマドンナ教師として評判である。
人柄も良く、生徒たちも彼女を慕っている。
「コォ〜ン!!」
九尾キツネ女がひと鳴きする。
「きゃぁ〜〜〜!」
学校中に響き渡るかのような悲鳴だった。
「私のかわいい仲間にしてあげる・・・・」
悲鳴とキツネ女の声が重なる。
キツネ女の瞳が怪しく輝くと同時に、彼女は身動きがとれなくなった。
そして、キツネ女の股間には長さが30cmはあろうかというチンポが隆々と勃起していた。
「これで準備が整ったわ・・・・・
下着を脱いでお尻を向けなさい」
真菜が言われるままにお尻を向けると、キツネ女はチンポを彼女のオマンコへと入れた。
「うぐ・・うぐぅ・・・」
膣壁が裂けそうな痛みに、彼女は苦しそうに顔を歪める。
しかしきつそうな表情とは裏腹に、チンポは彼女の体内へ楽に入っていった。
「あはぁ〜〜!!!」
痛みを通り越した奇妙な快感が体中に伝わり、悶え苦しむ彼女。
キツネ女はチンポが完全に入ったのを確認すると、彼女の引き締まった腰を掴み、
薄笑いを浮かべ、女教師が嗚咽を発して、よがり狂っているのを見つめていた。
彼女は快感で上半身を前へ倒し、口の中からよだれを垂らしていた。顔も火照って、紅潮している・・・
しかし、一分ほどでキツネ女が精液を放つと、苦悶から解放されたのか、ホッとしたようにその場で気を失ってしまった。
悲鳴を聞いて他の教師や生徒が倒れている彼女のところへ駆けつけてきたときには、
キツネ女の姿はなかった。
保健室に担ぎ込まれて、しばらくすると彼女は目を覚ました。
「なんだったんだろう、あれは夢だったのかしら・・・・・・・
キツネの化け物なんてあり得ないし・・・・なにかと見間違えたんだわ。疲れてたのね。」
それは夢でも幻覚でもない。彼女の身のまわりにおこった現実であった。
彼女の体内に入った精液は彼女をキツネ女へと徐々に変え、新たな運命へと彼女を
誘うのであった。この女子高に起こる惨劇は彼女から始まるのであった。
これからが本番なのである。
だがそのことを彼女は知る由もなかった。
終