おにゃのこが改造されるシーン 素体8人目

このエントリーをはてなブックマークに追加
293浸透1
太平洋上空 飛行物体 女王専用室
「女王陛下。いかがでございますか?太陽系第三惑星は?」
女王蜂女クイーンに上級大将が声をかけた。
かつては、惑星グリーゼ581cの軍事国家Aの元・陸軍上級大将に
して、「主」により改造されたしまったあとは、グリーゼ攻略軍最高指揮官
であった男は女王による解放後、女王の参謀格として改造人間達の軍事
組織をまとめ上げている。
「グリーゼ581cによく似ておる。聞くところによると、この星に住む、知的生命体は
かつての我々の姿に瓜二つだそうだな?」
「はい、仰せの通りでございます。ただ文明のレベルは我々よりも200年ほど遅れて
おります。さらに、現在の我々は『主』のテクノロジーを利用していますので、さらにそれ以上
開きがございます。」
「爬虫類系の生物が発達しておれば、圧倒的な力の差を見せて、そのまま奴隷として使ってやるところだが
同じ哺乳類系の生物が発達しているとなると、露骨な武力行使は少し気が引ける。我々のように改良して
美しい肉体を与え、精神的にも服従させてみるのはどうであろう?神としてこの星にわれらは君臨するのだ。
彼らの『主』としてな。」
294浸透2:2007/12/03(月) 23:47:26 ID:Q+dOXqpL0
「素晴らしいお考えでございます。女王陛下。陛下の慈悲はきっと、この星の者どもに伝わり、最高の奴隷として
彼らは服従することでしょう。では、早速、この星の者を捕獲し、学者たちに改良実験をさせましょう。」
「うむ。すぐに実行に移れ!」
女王が命じた。こうして、彼らによる誘拐が第二次大戦以降、世界各地で発生することになる。

昭和20年某日 大日本帝国 I県H郡H町(当時)
東京から疎開でやってきて、もう数ヶ月が過ぎた。東京は焼け野原となってしまったみたいだけど
幸い家族はみな無事との手紙が昨日、届いた。早く戦争終わらないかな・・・・・もう勝ち負けなんて
どうでもいい。こんなことを言ったら怒らるのだけれども。
夕方になり、集団作業を終えて、疎開先となっているお寺に戻ろうとしていた時だった。
東の空が急に明るくなって、よく見ると光に包まれた大きなお皿のようなものが、山のあたりに消えていった。
「なんだったんだろうね?」と友達と話したりした。アメリカの新兵器、単なる照明弾、流れ星・・・
町では正体について色々なものが話題にあがっていたけど、結局、わからずじまいだった。
次の日は早速、兵隊さんが大勢来て、お寺の近くの山の方に入っていったけど、誰も戻ってこなかった。
地元の人たちは、集団脱走だとか神隠しだとか噂し、本隊のあるK市から憲兵の人が来て、色々調べていったりと
小さなこの田舎町は大騒ぎになった。あの山にはなにかある・・・・・・・。
295浸透3:2007/12/03(月) 23:49:32 ID:Q+dOXqpL0
飛行物体内 改造手術室
「ぐあぁ〜!」
男の叫び声が室内に響き渡った。
「また、失敗してしまったようだ・・・」
手術台には、干からびた出来損ないの蟻男の死体が横たわっていた。
その死体は彼らの拠点となった山の入り口に近づいてきて捕獲され、実験台にされている日本兵だった。
「教授、まだ素体は50体ほどいます。惑星グリーゼの生物学最高権威の教授以外に改造を成功出来る方はおりません。
焦らずにじっくり取り組むよう、女王陛下もおっしゃっておりますですし・・・・・・・。」
助手の蟻男が言う。
「そうだったな。女王陛下の寛大さには恐れ入る。しかし、結果をすぐに出さねば、女王陛下には
申し訳が立たない。」
そのとき、鉄ともアルミともいえない銀色の金属で作られたスライド式の自動ドアが開いた。
「失礼します。教授。この星の知的生命体の『改良』実験は進んでいますか?」
背中に羽の生えた若い蜂女が入ってきて尋ねた。かつては軍情報部の少尉だった女である。今は女王蜂女クイーンの下で
侍女として仕えている。侍女の蜂女はクイーンの「洗礼」を受けた後、背中に羽が生え、女王に次ぐ地位の貴族階級となっていた。
ちなみに側近の蟻男は洗礼後、股間の性器が銀色に変わる。
296浸透4:2007/12/03(月) 23:51:31 ID:Q+dOXqpL0
「これは女官殿、お疲れ様でございます。大変申し訳ございませんが、5体ほど貴重な素体を失ってしまいました。しかし、
実験を重ねるごとに、我々の姿に近いものとなっています。」
教授と助手達は実験を休止し、女官に向かって、横一列に整列していた。
「一応、順調と申し上げておきます。」
教授が返答した。
「そうですか。ぜひ、成功させてください。女王陛下も期待しておられます。」
「ははっ、ありがたき幸せでございます。」
女官に向かって実験スタッフの蟻男・蜂女達は一礼する。
「恐れ入りますが、女官殿、我々にはオスの素体はいますが、メスの素体がおりません。
何とか調達していただくよう、とりなしていただけないでしょうか?」
教授が懇願する。
「そんなことですか?お安い御用です。すぐに調達しましょう。ほかにご要望はありますか?」
「いいえ。今のところはそれ以外ございません。有難うございます。女王陛下のご期待に沿えるよう
努力いたします。」
「頼もしいですわ。教授。他の地区の研究チームに負けないでくださいね。この日本担当統括官の私の
ことも考えてください。」
「ははっ!かしこまりました。女官殿!」
「では、激励の意味をかねて・・・・・・・」
女官が妖艶な顔つきになる。
「ははっ!光栄であります。女王陛下に栄光あれ!」
女官は、教授や男性の助手達の黒い巻貝のような股間に舌を絡ませ、崔淫成分たっぷりの唾液で濡らしたあと、
女性の助手には口づけをし、唾液を流し込んだ。
297浸透5:2007/12/03(月) 23:53:35 ID:Q+dOXqpL0
I県H郡H町 山中
「ねえ、やめようよ。恐いよ。」
「大丈夫だって。近くまで行くだけだから。」
私達、幼馴染6人は兵隊さんたちがいなくなったところの近くまで進んでいた。
日曜日は集団作業が休みになる。私達は好奇心からか、兵隊さんたちが消えた山を探検していた。
山道は進んでいくにしたがって、だんだんと細くなっていく。
男の子達3人は先にどんどん進んでいく。13歳といえば、男女の体力差が
徐々にあらわれ始める年頃だ
「あんたたち、ちょっと待ってよぉ」
「なんだよぉ、おっそいなぁ」
「もっと、ゆっくり行ってくれたっていいじゃない!」
私達は男子と女子にわかれ、山道で喧嘩を始めてしまった。
ガサッ、ガサガサツ
草むらのほうから、何かが動いたような音がした。
「おい、いま、何か音がしなかったか?」
男子の一人が気づいた。
「行ってみようぜ」
男子達は草むらの方へ走っていった。
「待ってよぉ!」
私達も続いた。
298浸透6:2007/12/03(月) 23:54:23 ID:Q+dOXqpL0
「おい、へんな奴がいるぞ!」
20メートルほど先に、青い体をした自分達と同じくらいの身長で、
年齢も同じぐらいと思える紫色の髪に赤い目をした少女がこっちを向いて立っていた。
しかも、おでこから、何か生えている
「なんだ?あいつ。もしかして、お化け?・・・・・」
「うわ〜 逃げろ!」
追いついたと思ったとたん、男子達が逃げ出した。
「なに、ちょっとぉ!」
私達もまた、後に続いた。
「うわ〜 こっちもだ!」
引き返そうとした先には、黒い人間がこっちを向いて立っていた。
ガサガサッ
次々と私達を囲むように、10体ぐらいの青や黒の「お化け」が現れた。
「畜生!」
男子達が足元に転がっていた木の枝を振り回しながら、黒いお化けに向かっていったが、
黒いお化けが持っていた銃のようなものから出た何かに倒されてしまった。
次々と他のお化けたちも銃を私達に向けて発射した。
「×☆$#△○■(やった!6匹捕まえたっ!)」
「☆▼□▼△#<◇(早く連れて行こう)」
気を失いつつ、お化けたちが何かしゃべっていたのを聞いた。意味は分からなかった・・・・
299浸透7:2007/12/03(月) 23:55:22 ID:Q+dOXqpL0
飛行物体内 改造手術室
・・・・・・?ここはどこ?
私は目を覚ました。他のみんなはまだ気を失ってるみたいだ。
そして私達はなぜか裸だった。目の前には大きな病院にあるような
機械がいっぱい並んでいた。
「わっ!」
男子の声がした。誰か目を覚ましたらしい。
「ちょっとぉ、見ないでよぉ・・・・」
「見、見てないやい!」
私が文句を言うと、男子が顔を真っ赤にして目をそらす。
みんな裸だった。そして、今のやりとりで、まだ気を失っていた残りの4人も目を覚ました。
透明なガラス張りの部屋に私達は入れられてるようだった。
しばらくすると、さっき見た黒いお化けが何体か部屋に入ってきた。青いお化けもいる。でも、さっき見た
のよりも体が大きいし、年も取ってるようだった。
「目を覚ましたようだね。君たち。」
一番、年を取った黒いお化けが話しかけてきた。
300浸透8:2007/12/03(月) 23:56:20 ID:Q+dOXqpL0
みんな恐怖のあまり、おびえた顔をしている。
「何も恐がることはない。私達は、君たちの住んでいる『地球』から、ずっと遠くの星から
来たんだよ。私達はそうだな・・・・・君らの星で言うところの『宇宙人』だ。そして、この星の神と
なるんだ。言わば、君たちの『主』だ。」
・・・・・・神様になる?・・・このお化けは何を言っているんだろう。
「あの・・・あの・・・私達を元の場所に帰してください。私たちをいったいどうするんですか?」
おそるおそる私はお化けに話しかけてみた。
「帰す?ははははは、残念だがそれは無理な相談だな。君たちは私達の貴重な実験動物なんだから。
それに君たちは私達の未来ある子供達がせっかく捕まえてきた動物なんだ。逃がしてしまったら、子供
たちに申し訳がないだろう?まあ、命を奪うつもりはないから安心してくれたまえ。」
・・・・・私達は絶望した。もう家に帰れない・・・・東京に帰れない・・・・・。
「ん?どうしたんだい?そんなに暗い顔になって。命は奪うつもりはないって言わなかったかな? 
いま、君たちの種族は戦争しているよね?
もう、戦争のあるところに戻らなくてもいいんだよ?殺されてしまうことはないんだよ?」
「お父さんやお母さんに会いたいよぉ・・・・」
女の幼馴染が涙声でつぶやいた。
301浸透9:2007/12/03(月) 23:59:16 ID:Q+dOXqpL0
「お父さん、お母さん?ああ、我々で言う、製造者のことか・・・・なんで会いたいんだい?
会っても仕方ないだろうに?彼らは君たちをただ生産しただけだろう?
それになんで、そんなに悲しんでいるんだい?我々は女王陛下が亡くなられたとき以外、悲しくはならないぞ?」
「・・・・女王陛下って?」
私は聞いた。
「君たちにとって絶対的な『神』となるお方だ。そして君たちはこの神に奉仕するのに相応しい姿とならねばならない。
我々と同様の姿に。」
「同様な姿・・・?」
「そうさ。我々も以前は君たちと全く同じ姿だった。しかし、我々は『主』なる異星人の侵略を受け、洗脳されて
やつらの手先にされてしまった。ただ、どういうわけかやつらは私達の体を改良した。進化させてくれたといってもいい。
そのようなとき、我らが女王陛下が洗脳された我々を『解放』してくださった。だが、大半の同胞は洗脳されたままだ。
我々は、力をつけ、いつか彼らを解放せねばならない。そのためにこの星を拠点としなければならないのだ。そして、この
星には我々とそっくりな生き物がいた。本来なら、奴隷にするか絶滅させるところだが、我々は君らを進化させ、同化することを
決定した。ただ、野蛮人のレベルである君らは、同じ体を持つこととなるが残念ながら我々の下の階級となる。
しかし、女王陛下の配下として生きられることを幸せと思うがよい!まあ、そのように君らも遺伝子のレベルでなってしまうがね。」
黒いお化けは語った。彼らも人間そっくりだったんだ・・・・・それが蟻みたいになってしまうだなんて・・・・
「蟻なんかになりたくない!」
女の幼馴染の一人が叫んだ。
「安心しなさい。君はこんなゴツゴツした体なんかにならないよ。君はホラ、これからあの美しい体に変わるんだ。」
蟻人間は青いお化け・・・いや、蜂のような人間を指差して言った。
「いや〜 蜂にもなりたくない・・・・」
幼馴染は泣き叫んでいた。
302浸透10:2007/12/04(火) 01:02:03 ID:LuZ9IB9S0
「まあ、下等動物の今は理解できないだろうな。よし、君から改良してあげよう。」
助手の蟻男が部屋から彼女を連れ出した。彼女は暴れたが蟻男の力はかなり強く、抵抗は無駄だった。
あっという間に、手術台の上に乗せられてしまった。
「さあ、君たち、仲間が生まれ変わる姿を見るがいい。」
蟻男は呆然としている私達に言った。
彼女の薄っすらと毛の生えた股間には寒天のようなものが当てられ、手足は固定されていた。
やがて、緑色の光が天井から放たれ、彼女の全身を照らしていた。
「いや・・・・・助けて・・・・・」
彼女は泣きじゃくっていた。
「ではこれより、改造を開始します。」
そういうと、助手の蟻男が機械の操作を始めた。
「痛いッ!」
全身に注射器が突き刺さると、少女は気を失った。
「心肺機能、異常なし。続行します。」
蟻男は黙々と機械を操作し続ける。
だんだん、幼馴染の彼女が変貌をとげていく・・・
注射された薬によって、体が青くなっていく。踵が伸び、
頭髪が紫色へと変わっていく・・・・・・・
額からは触角が生え、目は破裂したかと思うと・・・・すぐに黒目も白目もない
真っ赤な目に変わってしまった・・・・・唇は緑色になっていた。
そして、最後にまだ成熟しきってない胸が黄色く変わり、黒い模様が薄らと浮かび、真っ赤に変色した
乳首を中心に同心円の模様を描いていった。
そして、彼女の股間を押さえるような感じでグニャグニャと動いていた寒天の動きも止まり、
彼女の股間から離れていった。すると彼女の股間は真ん丸い穴が開きイカの口のようになっていた。
私達を捕まえたあの青い生き物へと変わってしまった。
303浸透11:2007/12/04(火) 01:03:03 ID:LuZ9IB9S0
「地球人用ドライバ、インストール開始します・・・・」
彼女は苦痛に満ちた悲鳴を上げ始めた。
そして表情を失い始め、人形のようになってしまった。
「作業終了しました。」
「よし。奴隷生物XXXX号、我々、「主」からの命令を復唱せよ。」
蟻男が言った。
「奴隷生物XXXX号ハ『主』カラノ命令ニ従イ、ココニ私ハ宣誓スル。ワタシハ主ナル種族ノ生存ト繁栄
タメニ、奴隷生物トシテノ全能力ヲ駆使シ永久ニ献身スルコトヲ誓ウ」
1体の蜂女が誕生した。
「よし、成功だ!」
教授をはじめ周りの蟻男・蜂女が喜んでいる。
「教授、先日のオスの成体の改良に続き、未成熟体とはいえ、メスの改良にも成功しましたね。」
助手の蟻男が声かけてきた。教授は満足そうに頷いた。
「でも教授、奴隷・・・にするんですか?さっき、同化って・・・・。」
助手の蜂女が言った。
「ははは、君。奴隷にはしないよ。彼らと我々は似てるからね。まあ、同化といっても
最下級層の彼らは実質奴隷のようなものだ。名称は奴隷生物でもよかろう。
それに、我々が洗脳しているしな。やつら用のドライバには『奴隷』という言葉に
喜びを感じるようにもプログラムを組んでおいたよ。」
さらに教授は続けて言った。
「君らはサルと生物学的に対等になりたいかね?階級差だけでは我慢ならないだろ?」
一同は笑いを浮かべ、納得したかのように頷いていた。
「さて、次は・・・・・・・」
さっきまで日本語を話していた彼らが、他の言葉で話していた。
何を話していたかは分からないが、薄ら笑いを浮かべ、年を取った蟻男が
私の方を見た。
304浸透12:2007/12/04(火) 01:03:41 ID:LuZ9IB9S0
飛行物体内 未成熟体教育スペース
「うれしいお知らせがあります。みなさん。今日は、みなさんが雑務の一環で捕獲してきた
地球人の改良が成功したようです。今日は捕獲班だけじゃなくこのクラス全員で見学しに行きましょう。」
「はい。先生。」
私達はクラス50体全員で改造手術室へ向かった。
「よお。お前、地球人の未成熟体を捕獲したそうだな。お前の初めての手柄だな。」
ついこの前会った、私を製造したという蟻男が手術室に向かう途中、声をかけてきた。
軍隊の情報部とかいうところにいるらしい。
私はなぜかいつもより強い喜びの感情が湧いた。原因はわからない。
製造者といえば、私は「主」に学校からの避難中に友人といっしょに捕まったのだが、私達を捕まえた蜂女のことを思い出した。
私のもう一人の製造者によく似ていたのだ。おかげで私は改良してもらえた。
もし、あの蜂女がそうだとしたら製造者として自分の生産物を強化をさせたかったのだろうか。
責任感の強いやつだ。あれ以来再会していないが。とくに気にならない。
私は、かつて通っていた学校の校舎を解体をしていたところ、女王陛下に解放していただいた。
こんな美しくて素晴らしい体にしてもらったのに洗脳しないと言うことを聞かないと考えてる「主」っていう宇宙人は馬鹿だわ。
グリーゼ人はそんな恩知らずの種族じゃないのに。あの事件から数ヶ月、いまや民族対立・言語の壁はなくなり、
グリーゼ人は女王陛下の下、一つに団結している。
「主」がグリーゼ人にもたらした利益は計り知れないが、侵略し我々を洗脳した罪は重い。
成熟体となったら、女王陛下の指揮の下、いつか復讐してやる。
あれこれ考え事をしているうちに、改造手術室のところに着いた。
305浸透13:2007/12/04(火) 01:04:47 ID:LuZ9IB9S0
「これはこれは。いらっしゃい。未来ある子供達。君達の仲間が捕まえてきた猿同然の醜い地球人がこのような
我々と変わらない、美しく素晴らしい姿に生まれ変わりました。」
初老の教授が私達に立体画像を示しながら説明してくれた。
この人は確か旧国家Jの国立の最高学府の出身で生物学の天才といわれた学者さん・・・
「世界生物学賞」を受賞したこともあるはずだ・・・
「この地球という星の知的生命体はとても改良前のグリーゼ人と似ています。
そこで、私達は彼らを不足した労働力を補う存在として利用できないものかと考えました。
そして、私達は女王陛下の御下命により地球人の改良に取り組んできました。
幸い、実験は成功し、このように彼らは生まれ変わりました。
彼らは我々と同じように卵から生まれ、15歳ぐらいまで1年で1つ年をとって成長し、
16歳以降は約5年に1つ年をとるようになります。また、衣服のような邪魔なものは必要なくなり、
服を着ていないことによる無意味な羞恥心という感情は除去されています。
そして、極寒の地や灼熱の地でもそのままの姿で耐えうる能力を身につけました。さらに・・・・・・」
教授の話はこのあとも長く続いた。ようやく終わりかけたとき、
「さあ、これが我々の成果です。未成熟体ですが、メスは初の成功例です。」
助手の蟻男に連れられ、実物の男女3体ずつの蟻男・蜂女が姿を現した。
306浸透14:2007/12/04(火) 01:05:34 ID:LuZ9IB9S0
「すご〜い。」
私達は驚いた。
「捕まえてきた甲斐があったよな。」
隣に座っていた、かつて私といっしょに改良されたボーイフレンドが話しかけてきた。
「うん。そうだね。きっと女王陛下も喜んでいらっしゃるよ。」
私は言った。女王陛下は喜んでいらっしゃるのを想像すると、
さっき私の製造者の一人の蟻男に声をかけられたとき以上に喜びが湧いた。

「奴隷生物XXX号デス。『主』様ノ命令ニ・・・・・・・」
改良地球人の蜂女が機械のような声で話し出した。私達の地下基地の建設拡大に従事するようだ。
それにしてもすごい。まるで生体ロボット。・・・・しかも私達の言葉まで話してる!
私はすごく感動してしまった。よーし。もっと捕獲してこなきゃ。
<了>