【 お願い 】
○質問は多くの住民に目のつきやすいようにageていきましょう。常時age進行でもかまいません。
○質問者は何がわからなくて困っているのか、できるだけ具体的なキーワードを盛り込んで
質問しましょう。
○回答者は相手が初心者・初学者だということを念頭に、優しく丁寧に回答しましょう。
○質問に回答があった場合には、その内容が「参考になった」「理解できた」「質問の意図と
ズレている」などのリアクションをしましょう。
○既に専門のスレが建っていたり、板違いの質問のようであれば、速やかに誘導してください。
また、あなたの知りたい話題を扱ってるスレを紹介してもらったり、
新スレを立てる時に、みんなが利用し易くなるよう、ここで相談してみるのもいいでしょう。
○2ch外のサイトにリンクを張る場合、サーバーの負担軽減のため、httpのhは削りましょう。
著作権に関しては自己判断・自己責任でお願いします。
○質問スレでの過度な論争は自粛してください。
○自作自演、煽り、荒らし行為は厳禁です。そのような行為を見かけても、放置でお願いします。
8 :
【その他】:2010/04/25(日) 08:50:32
>>1乙
諏訪に住んでるんだけど、お稲荷さんから氏神、山の神、田の神
とりあえず全ての社や祠に「プチ御柱(オンバシラ)」が立ててあるんだけど
やっぱりこれって諏訪限定なのかな?
他の地域では御柱(オンバシラ)はあまり見かけない。
石川県の「シシノケ(四肢除け)」って、アレなんなの?
ノヅチっぽいんだけど、何か違うし
11 :
天之御名無主:2010/04/28(水) 19:01:40
>>9 そう、諏訪限定。
つーかこの前テレビ東京系の日本史ミステリーツアーとか何とか言う番組で特集やってたよ。
>>10 ぐぐってみたけど、ただの作り話じゃん
オカルト板へどうぞ
>>8 学生さんだね。
社会に出ればわかるけど冤罪も罪のうち、疑わしきは罰するってのは法治国家の不文律だよ。
誤爆した
死にたい><
16 :
天之御名無主:2010/04/28(水) 23:29:38
こないだ読んだ本に
「厩神として烏帽子姿の猿を厩の入口に貼る風習がある」
って言う内容が書かれていたんだ。
で、その理由として
「馬をいじめる河童に対して猿は強いから」
と同じ本に記述されていたんだ。
そこで疑問。
馬と河童の関係は尻子玉を狙う者と狙われる者の関係等でわかるのだけれど
猿と河童の関係が資料を探してみたけれど理由がまだわからない。
誰かこの両者の関係について説明している文献もしくは伝承について知っている人はいませんか?
>>16 猿=孫悟空
孫悟空が天界で与えられた役職=馬の番人
河童=沙悟浄
孫悟空と沙悟浄の力関係
沙悟浄が河童と扱われだした日本の風習ならこれでどうですか?
18 :
天之御名無主:2010/04/29(木) 01:14:11
>>16 石田英一郎の『河童駒引考』という古典的な研究文献がある
この前、悪魔辞典のような本に目を通したところ、ソロモン72柱がそれぞれ載っていました。
その中に、地獄の侯爵にして伯爵とかいう説明が書いているのがありましたがこれはどういう意味でしょうか?
爵位って普通並び立てないですよね。
>>16 石田英一郎『河童駒引考』を読む前に、柳田国男の『山島民譚集』河童駒引を読むといい。
素人がいきなり石田先生の本読むと、情報量の多さと読みにくさで絶対投げ出す。
>>19 それが民神板での質問としてふさわしいかどうかはおいといて……
中国、日本、ヨーロッパの爵位が厳密に対応しているわけではない
日本は中国から言葉借りただけだし、西洋の訳語としては近い概念を当てただけに過ぎない
日本の爵位は家に結びついていたのに対して、西欧の爵位は領土に結びついていた。
領土持ってりゃ爵位なんていくつでも持てる
チャールズ王太子がいくつ爵位持ってるか知ってるか?
老婆心ながら、幅広い視野を持って学ぶことを勧める
爵位は数あるグリモアの中でも偽王国系特有の設定だから
72柱を知れば疑問に思うのは当然だと思うが…
>>19 悪魔に人間の爵位を当てはめて封建制を揶揄した本が大元の出典だから
詳しくは「悪魔の偽王国」でググれ
23 :
21:2010/04/29(木) 13:18:51
>>22 その回答は
>>19に対してピントがずれてないか?
>爵位って普通並び立てないですよね。
ここが理解できないポイントなんだろう?
あと、バイエルン州立図書館に所蔵されてる15世紀のものと思われる写本にも
悪魔と爵位のリストが載っているので、悪魔と爵位という概念自体はヴァイヤーが
作り出したものではない可能性もある。
(本当に15世紀のものなのかは少し疑わしい気もしているのだが)
>>19です。
自分が疑問に思ったというのは、課長にして係長みたいな感じがしてどうも理解できないんです。
日本語に訳したからこうなった、といわれればそれまでなんですが。
×課長にして係長
○A社社長にしてB社取締役
27 :
22:2010/04/29(木) 15:47:21
ヨーロッパの爵位は日本のような後付じゃなくて、歴史的に〜地方行政官みたいなものから
発展してきたものだから、まずはそこを理解するしかない
>>26のたとえが分かりやすいな
企業でも部長と室長兼務とか普通にあることだと思うんだけどね……
四神の中でなんで白虎だけ実在の生物なの?(´・ω・`)
朱雀と玄武も実在するでよ
玄武なんて生き物はいねえよ
ところで玄武の武ってどういう意味?
>>31 玄武が蛇と亀で納得できるなら朱雀は鳥で良いじゃん
焼き鳥だな
ところで青龍が青(緑)い龍で白虎が白い虎で玄武が黒い亀だとしたら
朱雀は赤い雀なのか?あれのどこがスズメ?
日本神話、古事記の最初らへん読んでみたんだけど
正直つまらなさすぎる。
幼稚すぎて読みすすめるのが精神的にキツすぎ。グロいし。
何がそんなに人を魅了するのか、されるべきなのか、教えて。
幼稚であるほど古代人の妄想っぽくて興奮するのか?
祖先の自然観を読み取るとか、歴史的資料価値があるとか言っても
所詮豪族が恣意的に編集したものだからどこまで信じていいのやらさっぱりわからんし。
>>36 孔雀もスズメかね?
ちなみに朱鳥という呼び方もある
>>37 合わないならやめればいい
古代のロマンも数学の美しさも理解できるのはセンスに過ぎない
蛇足ながら、その書き方は非常に高二病的に見える
つうか中二病的な幼稚さが無くてグロくも無く語り伝えた人のバイアスがかかってない神話ってあるの?
>>38 合わないからやーめた、なんて思ったらとっくにやめて質問もしねえよ。
人々に多く読まれてる割に、俺にはこれと言って何も見出せないから、
何か俺が見落としてることでもあるのかという殊勝な心がけだろ。
高二病なんてよくわからん侮辱するなら、
神話のこういうところが読むに値するって具体的に提示する責任もあると思うがね。
俺だって具体的にこういうところがつまらんって書いてんだから。
>>40 誰もが同じところに魅力を感じるわけではないので、俺個人のケースだが
確かに、古事記とか単体で読んでも別に面白いわけじゃない
風土記なんかと比較したり、後世の文献と比較したりして歴史上でどのように
神話が変遷していったのか思いを馳せるのが面白いと思うんだけどね
あるいは他の国の神話と比べて、どこから影響受けてるのかとか
当然、解説書も並べて読むわけだよ
>神話のこういうところが読むに値するって具体的に提示する責任もあると思うがね。
ぶっちゃけ、ない
あなたの質問は、例えていうなれば野球やっているところに入っていって
「お前ら何が楽しくて棒とか振り回しているの?俺には幼稚すぎて楽しくないんだけど?
何が楽しいのか教えて」
と言ってるようなもの
リアルだったら「うるせえ、帰れ」で終わるレベルの質問なわけだよ
本気で聞きたいと思っているのならば、もっと質問の技術を磨かないと
>>40 >何か俺が見落としてることでもあるのかと
見落としつーか、ちょっと人間として知能が足りなすぎるレベル。
取り扱い説明書読んで
「これ、全然楽しくないのになんで皆読んでるの?」
って聞いてるのに近い。
しかも「物語性が幼稚」とか言っちゃってる。
現代人で神話を単純に小説として読んで楽しいって人はあまり居ないだろうし
そもそも原文に近い状態だと普通の人は読めないよね。
お前は誰の「現代語訳」で読んだんだ?
面白い小説として書き直されているものもあるぞ?
そうでないものは、単純に物語として楽しむために出版されてるわけじゃない。
使用方法間違えてるんだから、上手くいかなくて当たり前。
フルボッコだな
ヤゴコロオモイカネに、仏教の本地垂迹説的ないわれはありますか?
45 :
天之御名無主:2010/05/07(金) 11:23:16
ルター聖書の挿絵まで閲覧できるところってネット上にある?
>>47 別記事あるからカイチじゃないと勝手に判断してました
見直したら「Also called Hiai Chai, Chiai Tung, or Kai Tsi」って書いてあるのに・・・
ありがとうございました。
天照はなんでアマデラスという読みは流行らなかったの?
どこからその発想が出てきたのかをまず聞きたいんだが
どこの神社にどういう神が祀られているか
が全国的に網羅されている資料というのはありますか?
また閲覧可能・購入可能ですか?
>>51 神社本庁が出版してる様々な資料叢書を参考にするといい
有名所としては『神社名鑑』『全国神社祭神一覧』『全国神社祭祀祭礼総合調査』
CD-ROM版の『平成の祭DATABASE』とかいろいろあるよ
他にも全国の教育委員会が出してる市町村関係の史誌には、
たいてい神社の祭神・歴史・祭りなども収録されてる
これらは大型図書館なら置いてる所が多い
入手しやすい資料としては、白水社の「日本の神々」というのがあるが
収録されている神社の選択基準が曖昧で、載ってない神社も多数あり
さらに内容も微妙なので、この本だけを頼りにするのは止めた方がいい
必ず各教育委員会の史誌を合わせて読むこと
全国的な神社を網羅するとなると、どうしても皆高価になるので
ぶっちゃけ今ならネットを活用する方がいいよ
勿論、素人の検証サイトも多いから誤字脱字牽強付会なトンデモ説も混じってますので自己責任で
>>52 ありがとうございます。
図書館に行った方が良さそうですね。
探してきます。
ネットだとどうしても情報がある程度ばらけているのと
やはり情報が怪しいので・・・
文化学ゼミで詩分析をしているものです
シンボル?象徴?と言えば良いのか、
記号の意味を纏めた辞典を買おうと思っています
(知識が不足しているので、はっきりしなくてごめんなさい)
そういう書籍は沢山出ているのですが、
学術資料としてこれが王道、といったものはあるのでしょうか?
アト・ド・フリース『イメージ・シンボル事典』とか、ジャン・シュヴァリエ、アラン・ゲールブラン『世界シンボル大事典』とか。
なんで古事記や日本書紀の編纂者たちは名前の読み方を逐一書いてくれなかったのか
特に日本書紀は古事記知ってないと絶対読めないだろ
当時は常識だったからだろう。
今、普通の本を書くときに
出てくる単語にいちいちルビふったり
平仮名全部に発音記号載せたりせんだろ
ヒンドゥーの女神「ナーマギリ神」についてご存知の方おられませんか?
天才数学者ラマヌジャンの夢に夜な夜な現れて、数学の知識を彼に与えたそうなんですが
ネットで検索しても、このラマヌジャンの逸話以外の女神の話がまったく見当たりません
この女神が、ヒンドゥー教においてどのような地位・系譜に属するのかや
どれくらいの信者がいてどんな祭祀なのかが知りたいのですが、
あいにくサンスクリットもヒンディーも解せないゆえ、女神のスペルすらも分からない状況です
どなたかラマヌジャン関連の話題以外で、このナーマギリ女神に関して
ご存知の情報を教えてください
Namagiri で検索するといろいろと引っかかるけど、これでいいのかな
タミル・ナードゥあたりの地方神でナラシンハの配偶者とみなされてるらしい
>>55 ありがとうございます!
学生にはお高いですが、学術書としては安い方ですね。
買うまでは、図書館で参照してみます。ありがとうございました。
>>59 ありがとうございます
英語もあまり得意じゃありませんが、これらを地道に読んで行こうと思います
>>57 いくら漢語が読めて当然とはいえ、
日本書紀は世界の人々に、古事記は国民に読ませるためのものだったのだから
少なくとも古事記には詳しい注があってもいいと思うんだけど。
ところどころに「音を用いよ」という註はあるけどね
日本書紀はなんで古事記からの引用が無いの?
古事記は偽書なの?
記紀両書にだって共通してる挿話もあるし、成立の由来考えれば古事記から引用する必要性はない
あと上代特殊仮名遣いを鑑みるに、古事記が偽書の可能性は低い
>>62 >日本書紀は世界の人々に、古事記は国民に読ませるためのものだったのだから
さも当たり前のように妄想を振りまかれても・・・
>>66 日本書紀は当時の中国に日本の正史として見せるためって事を言いたいんでしょ
古代文献自体の質問は日本史板とか古文漢文板のほうが向いていると思う
ここで聞くとスレ違いかもしれないが誰か覚えていないかな?
「かごめかごめ」
子供時分に歌ったことのある人も多いのではなかろうか?
古来から伝わるあの童謡
かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつでやる
夜明けの晩に 鶴と亀がすべった 後ろの正面だれ?
子供の頃近所の子達と遊んでいたときは普段はこの短い歌詞を歌っていたのだが、
女子達が輪に入ると彼女達は時々揃ってもっと長い歌詞を口ずさんでいた
かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつでやる
〇〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇〇
〇〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇〇
夜明けの晩に 鶴と亀がすべった 後ろの正面だれ?
〇の部分が長い歌詞バージョン
〇の数は字数ではない
時が過ぎてこの部分の歌詞が今では思い出せない
当時口ずさんでいた友人達に聞いても、なにかあった気はするけれども思い出せないとのこと
当時の彼女達も「かごめかごめ」で遊ぶときに、いつもは短い歌詞バージョン、
数回に一度長い歌詞バージョンを歌うといった頻度だった
「かごめかごめ」の長い歌詞バージョン
覚えている人いないだろうか?
知るかボケw
かごめかごめ 籠女 ってスレが有ったはず
72 :
天之御名無主:2010/05/17(月) 08:46:51
年間80レスもつくとは、人気スレだな
北海道に対して一番敵意を抱いている県はどこですか?
日本書紀の「ちがえしのおおかみ」って資料によって道返大神だったり道坂大神だったりするけど
これはどっちが正しい表記なの?
岩波日本書紀は、原文は「道坂大神」で、訓み下し文では「道返大神」となってるな
全くの門外漢なので的外れな質問だったらごめんなさい。
普通の人間が死後の世界やそれに近い次元の違う世界に行くお話は民俗学で分類されて名前はつけられていたりしますか?
昔話だったら浦島太郎、小説だったら村上春樹の世界の終わりとハードボイルドワンダーランドみたいなやつでしょうか。
そういうのをいろいろ読んでみたくなったのですが探し方がわからなくて。
神話や古典などでおすすめがあるならついでに教えていただきたいです。
異界探訪とか冥府下りとか、そういうカテゴリじゃないかな
アールネ・トンプソンという人が昔話を分類(AT分類型)してまして
日本でもその型にならっていろいろと分類した人がいます
詳しく知りたいなら図書館で「日本昔話大成」の第11巻あたりを参照されるとよろしいかと
日本神話に洪水神話が存在しないのはなぜですか?
日本神話にも洪水神話はありますが?
海幸山幸や潮盈珠とググりましょう
イザナギ・イザナミの兄妹婚も洪水神話の名残りという説も
83 :
天之御名無主:2010/05/23(日) 19:54:08
この板にはオカルトっぽいカキコが非常に多いですけど、本当に
>>1に言うような2ちゃんねるには珍しい非常に落ち着いた雰囲気でまじめに
語ることのできる場なんでしょうか?
誤爆しました
85 :
天之御名無主:2010/05/24(月) 13:59:49
昔話で、
壊れた小槌の柄のかわりになるように、鍬の柄が手垢で黒光りするまで鍬を振っていたが、
次第に生活が楽になり打ち出の小槌の事を忘れてしまうような話がありましたが、
棒が黒光りするまで毎日がんばると幸せになれるのって、夫婦生活の事でしょうか?
遊女とやりたいがお金がない。
遊女とやれる日を夢見て毎日妄想しては抜いていた。
毎日気持ちよくなるために工夫して抜いていた。
すると、セックルのことなんてどうでも良くなってしまった。
せんずりの方が気持ちいと知ったからだ。
つまり、夢を見ないで今あるものを工夫してやりくりしなさいということだ。
微妙に似た感じなんだけど立川流の和合水集めて何年も髑髏に塗ったら願いが叶うってのも
何年もそんな事してたら子宝に恵まれてハッピーになるって事なんじゃないか?
って思ってた
千夜一夜も、三年近く毎日同じ女と寝ていたらハッピーエンドになる話だっけ?
日本神話に金星神は居ますか?
カガセオで愚グレ
日本の異類婚姻譚でハッピーエンド的なお話って存在しないんでしょうか?
ここでいうハッピーエンドは夫(妻)と異類の配偶者が破局しない顛末で。
浦島太郎
『天稚彦草子』:蛇に嫁入りした娘が夫の要請で、鋏で蛇の頭を落とすと美しい若者になる。
夫婦は財を成し幸せに暮らす。
『田螺長者』:人間から生まれた田螺の若者が長者の娘を嫁にもらう。
妻とともに薬師詣でに行くと、田螺は人間の姿となって夫婦幸せに暮らす。
『今昔物語集』巻31−15:白犬にさらわれた娘が犬と夫婦になり山で暮らす。
娘を救おうと男たちが武器を取って押しかけるが、娘は犬とともに山奥へ去る。
あ、異類だったのが人間に変身するのはノーカウント?
よく考えたら太陽神や他の惑星神が地球にいるのっておかしいよな
てめェら自分の星にいとけっていう
神話の作り手に「星は人が住めるほどに大きい」という認識があればな
>>93 そういえば浦島子ってうらしま太郎と全く話が違ってましたね。失念してました。
教えて下さりありがとうございます。
>>94 ありがとうございます。
殆んどが破局という悲劇的な結末で終る日本の異類婚姻譚の中で
ハッピーエンドで終る物語の希少性に惹かれて個人的に調べたいと思ってました。
さらに詳しく言うと、両者の物語を比較してその物語の背景にある人の異類に対する考え方など
浮き彫りにできないかと思う次第です。
苧環型の蛇婿譚なんて、最初のうちは神への嫁入りだったのが
時代が下るにつれて妖怪を騙し討ちして倒す話になっちゃったもんな
100 :
天之御名無主:2010/05/27(木) 22:08:07
先輩方お願いします。
仏教における地獄には閻魔王はじめ十王がいます。王は罪ある亡者達を裁いていく判官と説明されています。
判官というと官職だと思うのですが、地獄界には官職制度みたいなものがあるのでしょうか ? 獄卒は亡者を苦しめる仕事、
奪衣婆は衣類を剥ぐ仕事、王は罪人を裁く仕事。というふうに何かの制度に基づいて設定されているのでしょうか ?
もし地獄の制度について素人でも手にすることができる文献がありましたら教えてください。
>>100 地獄に十王がいるという思想(信仰)は、仏教が中国に伝わり
中国古代の道教と融合した結果うまれた考え方
素人でも手に取りやすい本だと、
ちくま新書『地獄めぐり』
新紀元社『地獄』
講談社現代新書『須弥山と極楽』
講談社学術文庫『地獄の話』
102 :
天之御名無主:2010/05/31(月) 19:14:25
皆さんいろんな知識をお持ちのようですが
そういう学問を専攻しているのですか?
それとも趣味で本を読んだりしているだけですか?
両方の人がいると思う。
キリスト教では神が人間を創りましたが
多神教神話では最高神が人間を作るのでしょうか?
例えば北欧神話ではオーディーンが人間を作りましたがエジプト神話やインド神話でも
最高神が人間を作るのでしょうか?
インド神話において人類の祖先というとマヌの伝説かな
『シャタパタ・ブラーフマナ』に載る、助けた魚の助言で洪水を免れるがマヌたち以外の生物は滅びたという
マヌは太陽神の息子なので人なのか神なのか曖昧だが、洪水のあと水の中から女が生まれ
その女の産んだ子が現在の我々に連なる人間だとか
そして魚は実はブラフマーでしたともあるから、ある意味最高神が関係してる
エジプトは知らないが、中国の人類起源は女[女咼]の作った泥人形
日本だとイザナキとイザナミの言戸渡しが一応の人類起源に相当するのかな
最高神とまでは言えないが、それなりの高位神が関係してる
そういやギリシャ神話はゼウスが人間を作ったわけじゃないよな。
プロメテウスが泥から人間を作ったとか。
ゼウスがやったのは人間の女を引っ掛けることだけ。
日本神話の人間ってどのタイミングで発生したかよく分からない
イザナギとイザナミが国生みして、次に神々を生んでる最中でイザナミが死んで、
イザナギが黄泉に迎えに行って結局逃げ帰ってくる時にはもう
「お前の国の人間を毎日殺す」「じゃあ毎日生む」みたいな事になってるけど
いつ毎日取り殺せるくらいの人口が国土に出現したのだろうか
南方系北方系の神話をごちゃ混ぜにする過程で肝心なエピソードが欠落したらしい。
神産みで生まれた神が人間を作った説、ヒルコが人祖という珍説も聞いたような気がする。
>>108 イザナミが引き連れていた黄泉軍も何時どうやって誕生したのか謎だ。
イザナミが死んだ時点ですでに黄泉が存在し、イザナミが相談した黄泉の神々は姿も名前もまったく不明
そういえば、ヒノカグツチは生まれてすぐばらんばらんに切り刻まれて
体のパーツその他は新しい神々になったけど
カグツチ本人の魂?的なものはどうなったんだろう
黄泉に降ったのか、それとも新しく生まれた神々の中に分割されて宿っているのか
天讓日天狹霧國禪月國狹霧尊←これどう読むの?
あめゆずるひあめさぎりくにゆずるつきくにさぎりのみこと
115 :
天之御名無主:2010/06/05(土) 18:50:07
神様の数が一番多い神話って何だろう
八百万の神みたいなことじゃなく存在が具体的に設定されてるもののみをカウントすると
仏教神話だと思う。
一つの経典だけでも軽く千以上の名前が挙がっていることがある。
神様の種類による
中国の山海経みたいに神なのか妖怪なのか不明だったりすると数も上下するし
インドやチベットなんて、もう専攻してる学者でさえ名前を覚えきれなかったりするw
女神だけでどんだけ居るんだよ
118 :
天之御名無主:2010/06/09(水) 10:14:01
最近、物部村に行った方っています?
夏に行こうと思うのですが、交通手段と宿がなさ過ぎる。
ニニギが降臨した時点で人間誕生なのかな?
ニニギの前にすでにニギハヤヒかその先祖が人間として存在していた?
でもナギとナミの話はカグツチが生まれた直後の話だからそれもないか
・・・たしかにいつ人間が生まれたのかが不明だ
120 :
天之御名無主:2010/06/10(木) 03:48:29
人間の誕生やあの世の構造はふつうどの神話でも重要な位置を占める筈だが
その、日本国家の正統な神話からの欠落がなぜおきたか、に関連して
伝え聞く「竹内文献」などいわゆる異史・秘史では
こういった問題、つまり天皇家以外の人間の誕生や天皇支配の現世以外は
どう扱われているんでしょうか。
そういうオカルトばかりの板になっちゃったね。
学問の板だという建前はどこ行ったのよ?
122 :
天之御名無主:2010/06/10(木) 20:27:28
ああ、たしかにオカルトの範疇かも。ごめん。
でもこれは、明治ー昭和初期における民衆の想像力だとおもうから…
近代化をいそぐ国民国家しかも神権を掲げるという特殊な政体の執行者ら
高級官僚としての柳田も含むが,彼らにとっての創世神話と
この圧力下における民衆にとってのそれは違ったのか、それとも…
という疑問です。
>>119 人間は葦のように、そこいらから生えてくるらしいよ。
なんと人間の扱いの低い神話だろう
多くの豪族は神(天津神など)の子孫だけどな
アラハバキの出典て何?
偽書以外で名前出てくるものあるの?
126 :
天之御名無主:2010/06/13(日) 20:25:59
日本神話で天津神の最大の敵、悪しき存在、と言えば誰になるん?
そんな奴いない?
>>125 氷川神社のマロウド神
>>126 天津甕星は国津神の最後に服従した伝承もあるかと思えば
タケミカヅチ・フツヌシが地に下りるときに討伐された反抗的な
天津神であったりもしてよくわからんな。ただ、甕星がヤマト朝廷に対抗して
東国を支配した一大勢力云々は江戸時代より前に遡り得ない伝説。
あと、コミカルに見えるけどサルタヒコもアメノウズメ以外は
抵抗できてなかったりと結構な強敵。
天孫は、国津神の親玉の治める大勢力の出雲に国譲りさせたのに、
何で最初から出雲に降らず、九州の辺鄙なところに下って何世代も経た後ようやく東征はじめたの?
予備知識が何にも無い子供や素人が読んでら、完全に支離滅裂で分け分からん
>>128 いきなり中心部攻めないで、端から制圧していく方がストーリーとして面白いから
言わせんな恥ずかしい
>>128 ↑こいつはこう言ってるけど、その辺の構成のおかしさは学者にも
よく突っ込まれる箇所だから自然な疑問だよ。
131 :
天之御名無主:2010/06/15(火) 13:21:14
日本神話って海外じゃどの程度認知されてるのかね?
MANGAの影響で天照や月読の名前ぐらいなら知ってる奴も多そうだけど
>>128 アメノホイやアマツヒコネの子孫が各地に散ってる
134 :
天之御名無主:2010/06/18(金) 09:11:41
日本の妖怪、モンスターって静物をモチーフにしたの多いですよね。
これは八百万信仰が関係あるとおもうんだけど、
一神教信仰圏で静物をモチーフにしたモンスターって何が有りますか?
ゴーレムは人が作り出すものだからちょっと違うかなと思うんだけども。
そりゃヒエロニムス・ボスやブリューゲルに出てくるやつらじゃないの?静物をモチーフにしたモンスター
ソロネ
>>128〜
神話と歴史をごっちゃにしてるから支離滅裂になるんだよ。
実在の地名の出雲は、神話上の出雲からとった後付の地名なんだから。
よく、西欧の裁判所に目隠しして天秤を持った女神様の像がありますがあの女神様は誰なんでしょうか?
ヘラ?アテネ?マリア?アフロディーテ?
フォーチュンですな
アメリカの裁判所で証人が神に誓って宣誓するけどその神ってキリスト教の神じゃなくて
まさか天秤女神様のこと?
141 :
天之御名無主:2010/06/22(火) 08:52:57
ユスティティアでは?
昔、「畜舎と聖人」という論文を読んだ。
誰が書いたのかは覚えていない、いつ目にしたかも定かではない。
論文の内容は「くだん」という半牛人の妖怪について触れ、
未来を予言するというその超常的な性質を紹介する所から始まっていた。
真偽は定かではないが、古代や中世の偉人や聖人には牧舎や畜舎を誕生の場とする人物が多い、と論文は続いた。
牛馬と人間は遺伝子的な特徴が非常に近く、生物学的に子を成せる云々と話は進んでいき、
古代から人間は牛馬と人の交わりにより誕生する存在が何らかの超常的な特性を持つ事を理解していたのではないかとの推論を展開していた。
洋の東西を問わず、宗教上強く畜生との姦淫を戒める教義が存在するのも、道徳や倫理上の問題とは別にこの事も理由としてはあるのではないか?と、主張は続く。
更に世界中に存在する半獣半人の姿で描かれる神は上記の特性を考慮して実際に人工的に生み出された事のある「実在人物」ではないか、とまで到った。
このような人造神や人造聖人の創造が可能なのであればそれは非常に有意義であり、倫理や道徳上の問題を取り払ってでも実験すべきである、との締めで論文は終わっていた。
この論文の主張が民俗学や神話学においてどの程度の知名度を持つものなのか、そして内容に関する賛否の現状を知りたい。
また、この論文の著者に関する情報も欲しい、探し方が悪いのか見つけられずにいる。
どうかよろしくお願いします。
144 :
天之御名無主:2010/06/22(火) 19:00:30
世界中の神話や伝説(日本含む)、神や武具の逸話や土地特有の妖怪とか幽霊とかなんかが詳しく載っている本を探して居ます。
これお勧め、といったような物があれば教えてください。
よろしくお願いします。
新紀元社 Truth In History
でググレ
>>143 たぶん、何かの小説かフィクションで、さも実在しているかのように紹介されている架空の論文だと思う。
>牛馬と人間は遺伝子的な特徴が非常に近く、生物学的に子を成せる云々
これはありえないだろう
猿や犬ですら受精は可能だが着床できないのに、牛馬と人間で子をなせるとは思えない
とても正統な機関が受理する論文とは考えにくいので、アマチュアがどっかに寄稿したか
ネットの投稿か、ドグラ・マグラみたいに偽論文をでっちあげたんじゃないか?w
牛馬と人間の古代からの関係なら、河童駒引考が詳しい
畜舎が聖所となる理由も農耕民族なら共通する概念じゃないかな
>>146-147 フィクションでしたか…異種間交配に関する知識が全く無かったので、今日まで見事に騙され続けてました。
道理で探しても見つからないわけです、内容の独自性に強く惹かれていたのですが、なるほど私が無知でした。
書式や装丁が如何にも本物のような作りでしたが、手の込んだ釣りだったのですね…。
怒りのあまり、違う意味で著者に関する情報を探したくなりましたが、これは自分で探す事にします。
河童駒引考に関しては後で調べてみたいと思います。
御教授ありがとうございました
149 :
天之御名無主:2010/06/23(水) 23:49:38
外国語板と悩んだのですがこちらの方が適切そうなので、ご存知でしたらよろしくお願いします。
中央アジア、コーカサス地域の単語で「風(かぜ)」を意味する単語がありましたら教えてください。
151 :
天之御名無主:2010/06/24(木) 01:42:32
質問させてください。ギリシア神話の中で外国の血が入っている人物を調べたいのですが、何か知ってる情報あったら教えていただけないでしょうか?
たとえばアゲーノールとカドモスはフェニキア人、みたいな感じです。よろしくお願いします。
>>150 ありがとうございました。助かりました。
陰陽って言葉があるけど、なんでこれって陰が先に来るんですかね?
昔の人の感性で言うなら陰は厭うもので、陽を先に持って来たがりそうなんですけど
昔のアジア地域で長いこと最先進国だった中国で太陰暦を使ってたからじゃね
米の攻撃でイラクの遺跡ってどれくらい失われたの?
人間の言語は、
アフリカから東に行けば行くほど、母音や子音の数が少なくなっていくけど、
それに相当するような東西の違いは神話にもありますか?
一神教の発生というのはおいといて。
いみふ
音素数が減ってくということです。
アフリカでは舌打ちまで何でもかんでも区別して使ったりするのに、
ハワイ語はアエア、ウオポポ、イとか単純な発音です
神話も、たとえば神話素が減るとか、あるかなあと
いみふ
東西で音素が減っていくなんてどこの言語学者が主張してるんだよ
もういいっす、ありがとう。
民俗学の神社関係について質問させて下さい。
小さい集落や村落を通り過ぎる時、たまに立派な社殿の神社があるのを見かける時があります。
神社の職員さんとか常駐していない場合、神社の由来などはどのような方にお聞きすればいいのでしょうか?
尋ねるのが前提かよw
その町の図書館へ行くべし
図書館の郷土資料や町史に大抵載ってる
166 :
天之御名無主:2010/07/02(金) 02:23:59
藁人形とか道祖神とかに興味あって調べてます。
いい文献ご存知の方、教えてくださると非常に助かります。
現在、神野義治氏の著書『人形道祖神 境界神の原像』を読んでいます。
この系統で他にもあればと思い質問しました。
その本は知らないが、そこに出てる参考文献を片っ端から当たってみては?
168 :
天之御名無主:2010/07/04(日) 01:10:58
いや別に買えないわけじゃねえんだけど、
にしても高えよw
それだけの価値があるか一読してからじゃないとな
図書館じゃだめなの?
171 :
天之御名無主:2010/07/05(月) 01:08:33
>>166で質問した者です。
ありがとうございます。
参考文献、手に入るものは読んでみます。
質問してから知りましたが、著者の方は現在図書館の館長を
されているようなので会いに行きお話伺おうかとも思います。
172 :
天之御名無主:2010/07/07(水) 19:14:20
必見!創価自民日本壊滅テロ組織の悪行を知って下さい。
永らくの自公連立政権で法律を改悪し、宗教無課税を悪用、
同和在日特権で陰で国から金を吸い上げまくり、金持ち日本を極貧日本に陥れた巨大な寄生虫。
たった一年足らずの民主政権の揚げ足取りは凄まじい。
テレビ雑誌ネット噂話あらゆる情報網に創価自民会員を配置して権力をダシして敵対者のケアレスミスを徹底的にあげつらって騒ぎ
自分達の犯している数え切れない凶悪犯罪は闇へと葬るか敵対者に罪を着せる。
外国人参政権は隠れ創価自民の小沢の民主破壊案。
口蹄疫は創価自民のバイオテロ。多額の保証金を国から奪い国債を激減し消費税upを工作。
民主政権支持率を激減させる計画。騙されないで下さい。
173 :
天之御名無主:2010/07/09(金) 16:52:16
違う所で叫び狂えよ。ええバカ 民主の雇われ?
荒らしに構うのも荒らしですよ
175 :
天之御名無主:2010/07/09(金) 20:54:36
>>174
そうかも知れないね。
171まで良識的な流れだったのに…172の非常識さについカッとしてしまったな。荒れ狂いのキッカケになっちゃあ本末転倒だ。構うのはよそう。174、Thank you.
民主信者に見せかけた民主叩きの工作>コピペ
口蹄疫がバイオテロなんてある自体ネタ
もしホントのアンチ創価自民なら、自民創価自体が日本を壊した最悪の糞なのは事実なんだから、
もっとマシなコピペ作れ
177 :
天之御名無主:2010/07/09(金) 20:57:14
>>174
そうかも知れないね。171まで良識的な流れだったのに…172の非常識さについカッとしてしまったな。荒れ狂いのキッカケになっちゃあ本末転倒だ。構うのはよそう。174、Thank you.
178 :
天之御名無主:2010/07/09(金) 23:06:07
鈴鹿御前(立烏帽子)の記述って、古今著聞集のどこに載ってますか?
179 :
天之御名無主:2010/07/12(月) 04:02:41
子供のころ読んだ果心居士のエピソードを探しています。
敵に捕まった果心居士が「最期に祈祷or読経をしたい」と申し出たところ
縄が解けて天まで届く柱のようになり、その縄を登って昇天しました。
そののち居士の姿を見たものはおりません という大筋です。
「かしんこじのげんじゅつ」という章タイトルだったと思います。
「果心居士 縄」で検索したのですが、ネズミに変身して逃げたという話がヒットします。
前後して読んだアラビアンナイト系の話で、妖術師が同様に縄を登って昇天したという
同工異曲の話がエピソードがあり、印象に残っています。
記憶が混ざっている可能性も捨てきれませんが…。
子供用に書かれたものではなく、元ネタになった話を知りたいのですがご存知ありませんか?
また、他地域に「縄っぽいものが天につながる梯子になる」伝承があればご教示ください。
伝承というかヒンドゥーロープマジックって言う奴が実際に有ったらしい
182 :
天之御名無主:2010/07/12(月) 17:40:07
俺んとこのジイちゃん、ロープ登ってっちゃったまま、もう何十年か降りて来ない…
うちのお父ちゃんは風船に乗って・・・
184 :
天之御名無主:2010/07/15(木) 21:26:35
死神は最高神に仕える農夫とかいう意味があるらしいけど
この最高神ってのは誰のことさしてんの?
185 :
天之御名無主:2010/07/15(木) 23:46:11
話をしてると民俗と民族とをごっちゃにして
話がつながらなくなることがたまにあります。
例えば化学を『ばけがく』と呼ぶような
民俗と民族との言い分けの仕方ってありますか?
>>184 その考え方はヨーロッパ神話の物じゃないでかね。
死神を死者の地域の管理者とすれば、日本神話では
イザナミが相当しますが、その性格は持っていません。
他地域ではどうなんでしょう?
187 :
天之御名無主:2010/07/16(金) 09:29:39
>>185 習俗(風俗)の「民俗」と、「やから」の「民族」。
または、folkloreの「民俗学」と、ethnologyの「民族学」。
188 :
天之御名無主:2010/07/16(金) 15:29:57
また時代はこれから「民族」だろ。パワーゲームでもある。
日本は民俗なんて死んだようなもんだ。
189 :
天之御名無主:2010/07/16(金) 23:04:10
>>185 あと、民俗学を「日本民俗学」
民族学を「文化人類学」っていう言い方もあったような・・・
ところで質問なんだけど、この夏に遠野に行きたいと思っているんだ。
カッパ淵とかデンデラ野とかめぐって、遠野物語を肌で感じたいなあ…なんて思って。
それでさ、遠野に行く前に、この本読んどけばもっと遠野の里を深く楽しめるぞって本を教えてほしいんだ。
おねがい!
とりあえず「新晩遠野物語 付・遠野物語拾遺」は読んだ。
とりあえず、タクシーの運ちゃんや語り部のお年寄りに
「遠野物語では○○でしたよね?」とか聞くなよ
地元の人は柳田にイメージ歪められたって迷惑に思ってるところもあるから
191 :
天之御名無主:2010/07/16(金) 23:34:20
192 :
天之御名無主:2010/07/17(土) 00:25:18
(^_^;)わしゃあ『遠野物語』のエピソードじゃあ、ロシア兵捕虜の語ったちゅう、黒い軍服の日本兵と白い軍服の日本兵の話が一番怖いきに!
ありゃあ、一級の怪談話ぜよ(泣)。
オルペウス教に興味をもったんですけどどんな本読めばいいですかね?
できれば日本語でお願いします
195 :
天之御名無主:2010/07/21(水) 04:45:44
遠野物語なんてのは三年位その地で居住しなけりゃイメージ湧いてこないだろうな。
数日めぐっただけでは、平地人目線で「まあ、何はともあれ田舎はいいよね」
で終わる事が容易に想像できる。
何が言いたいかと言うと、
都会人の田舎への野次馬は醜いことだ。
196 :
天之御名無主:2010/07/21(水) 21:13:42
野次馬というものは何にせよ醜いものだが、遠野などへの場合は憧れでは?
一方、椎葉村には誰も訪れなかった
質問お願いします。
自分の武器を盗まれ、性別を偽って取り戻した神様は誰でしょうか?
検索しても見つからず、良ければお力を貸してください。
アダルトページに入る用のパスワードかい
スリュムの歌のトールのことだろうか
二つ質問があります
1、池や沼などで、小舟を使った神事や神社の風習などがあったら教えてください
2、潔い(いさぎよい)という言葉の、「いさぎ」ってなんのことでしょうか
自己レス。
いさ + 清い なのかな。だったら「いさ」とは?ってことになるけど
>>202 「いさ」は「とても」の意味の「いと」から来てると聞いたことがある
>>201 海(に近い川)じゃダメかね?
富岡八幡宮で「祇園舟」っていうのやってるのは知ってる。
>800年以上の伝統をもって継承されている特殊神事で
>横浜市無形文化財の第一号に指定されている 横浜を代表する夏の行事です
>全国各地で行われている 茅の輪(ちのわ)くぐりと同じ
>夏越の祓(なごしのはらえ)の神事で 青茅の舟に罪穢れを託して
>沖合遠く流し 心身共に清々しく祓え清めて 暑い夏を迎える 昔ながらの行事です
>又 麦秋の時期でもあり 初穂の麦を海の神にお供えし
>五穀の豊饒と海の幸の豊漁に感謝するという要素も一緒になった神事です
だそうだよ。
7月の例大祭でやってる。
京都の上賀茂だったか下鴨だったかどっちか憶えてないけれど
水無月の祓のときに、有名な「千歳の命飲ぶというなり」の歌を書いた紙と撫で物を
小さな小舟に載せて池に浮かべる神事ってのを、以前にNHKの冷泉家特集で見たよ
ん、あれ?浮かべるのは盥の中で
池を使うのは神社で毎朝行う水占だったかも…ちょっと自信なくなってきた
民俗学とかさっぱりな高校生が、自分の町の歴史を調べるにはどうしたらいいの?
地元の図書館(町とは少し離れる)とかにいって、何をどうやったらいいのかな
たいてい○○町史みたいなのがあるもんだ
208 :
天之御名無主:2010/08/25(水) 15:53:46
古事記の話で、皇位継承者がいなかったとき民間に隠れていた皇族の兄弟を発見し、
その後天皇になったという物語があったと思います。この兄弟は何天皇というんでしたっけ?
皇位継承問題だか政変だかによって、幼い兄弟が豪族のもとに雇われ隠れ住んでいる中
何かのおめでたい席で歌だか踊りだかで弟が出自を述べ、大臣に見出されるという内容だったと思います
大祓詞にある「科戸の風」ってなんのこと?
夕立とかで
夕を「ゆう」って読むのはどうして?
中国とか朝鮮ではxiとかsekとか読むのに
ほう、調べたら空から降りてくることを「たつ」と表現するんだな
むかしの日本人のセンスは素晴らしいな
215 :
天之御名無主:2010/09/05(日) 16:18:22
古からセンスのイイ奴が、言葉の整備をはじめ文化の成立に寄与して来たもんさ
216 :
天之御名無主:2010/09/06(月) 12:33:12
誰か斜視の神様を知りませんか?
片目の神様はけっこういるきがするけど
不動明王かな?
218 :
天之御名無主:2010/09/06(月) 21:05:22
すみません。
イエス・キリストは二度目の復活の後はどうなったんでしょうか?
なんか復活したところがピックアップされてて、いまいち分からないので・・・
生きたまま空に昇りましたとさ
220 :
天之御名無主:2010/09/07(火) 13:07:42
・・・それって、死を隠蔽しただけじゃないんすか?
二度目の復活自体もなんかユダを身代わりにしたって話もありますし
別に本当に生き返ったわけじゃないんだし死を隠蔽で何か問題あんの?
222 :
天之御名無主:
いや、聞いた話だと、キリストの復活以前のキリスト教ってのはメジャーじゃなかったんすよ。
だから同時に教祖であるイエス・キリストの顔も誰だか分からない状態で
ユダ自身がキリストだと名乗れば、ユダがキリストに成り代わることが可能だったようなんです。
そのため処刑は成り代わったユダが受けることになり、息を潜めていた本物のキリストが
表舞台に出ることで、神がかりな復活も演出可能だった、と言うわけです。
だから、死んでもなお生き返ることのできたキリストが二度目の死で
生き返ることのできないことがあるのはおかしいですし・・・。
結局、死んでしまえば普通の人と同じになるから、隠す必要があったのかな、と。