512 :
天之御名無主:2008/10/23(木) 13:38:54
それと、応仁の乱あたりから高度成長期まで、民衆の生活はたいした変革も
なかったというのは民俗学では定説じゃないのか。
514 :
天之御名無主:2008/10/24(金) 06:18:27
あんまり知識のない人が反論してるのかな。
( ̄ー ̄)
>>512 民衆の生活は常に変化している、というのが現在の定説だ。
517 :
天之御名無主:2008/11/02(日) 06:55:01
何を基準にどれだけの振れがあるといいたいのやら。
518 :
天之御名無主:2008/11/03(月) 20:23:28
>>512 すごいな、そんな定説があったのか。
近世民衆史や近代庶民生活史に関する歴史学の成果を全く無視するとは!
まあ、歴史学から民俗学は無視されているから、お互い様か。
519 :
ダンの花:2008/11/03(月) 22:38:57
>>518 たぶんそれを言ったのは網野善彦。
応仁の乱は、それまでの生活習慣を変える画期だった。
次に訪れた画期は高度成長期であった。
何の本で言っていたかは忘れたけど、こんなことを確か言っていたはず。
でもそれが定説かどうかは不明。
網野だとしたらますます民俗学じゃなくなるわな。
>>519 それは、「生活習慣」じゃなくて、庶民の「生活基盤」の話じゃないのかな。
戦国末期に、イエをメンバーシップとする村落共同体や同族集団が、
庶民生活の基盤となったという話じゃない?
522 :
天之御名無主:2008/11/05(水) 08:19:24
畿内では、そうでしょうね。
私としては、東日本、特に関東を意識していたものでw。
524 :
天之御名無主:2008/11/05(水) 16:34:19
関東で村落共同体の成立が遅い?
>>521 まだ何の本だったかは思い出せないんだけど、食のこともに触れていたんで、共同体とかの話ではなかったはず・・・
史学VS民俗学の話になっているけど、僕がこの説を初めて知ったのは、成田龍一さんのゼミ形式の授業を受けていたとき。
成田さんが雑談で、網野善彦は、応仁の乱以降の画期はいつだと言っていたか知ってるかって問いかけてた。
あとで網野善彦の代表作を総ざらいしていた時に、その一説を見つけてほぉって思ったんだ。
食事が1日、2回から3回になったのは、階層差・地域差もあるけど、
戦国期から近世初期にかけて。
木綿の衣服を着るようになったのは、元禄期。
畳が庶民まで普及したのは、近世後期、と覚えているがw。
柳田が、「口頭伝承で遡れるのは応仁の乱まで」つーのを曲解してないか?
528 :
天之御名無主:2008/11/28(金) 11:32:38
宮本先生の秘書兼愛人の神保さんて女性いるじゃん。
今まであの人のことはアサ子夫人の手前タブーだったわけだけど
アサ子夫人はもう亡くなられたのかな?
最近、神保さんへのインタビューが本になったり、
ライブラリーに写真が掲載されるようになったね。
原爆で夫を亡くしてちょっとプッツン気味の美人おしかけ女弟子
っていう神保さんに萌えます。
アサ子夫人と神保さんの船上ツーショット写真があるんですけど
何十年も前の写真なのに見ているだけでハラハラしますね。
529 :
天之御名無主:2008/12/02(火) 01:02:11
宮本常一関係の書籍を読めば読むほど、
宮本常一の学問より宮本常一本人のファンになってしまうんだよね。
こういうのをカリスマっていうの?
普通に、文才があるって言うんじゃないの?
「忘れられた日本人」がなぜ名著と呼ばれているのか分からない。
宮本常一の著作はどれもルポルタージュとして読めば面白いんだろうけど、民俗資料としてはいまいちじゃね?
>ルポルタージュとして読めば面白いんだろうけど
じゃあ名著でいいじゃん。
533 :
天之御名無主:2009/04/27(月) 21:37:56
宮本常一の本を大量に置いている古本屋があるのですが、今月末でなくなってしまうと知り、現在かなりのショック中…
無理してでもカネのあるうちに一杯買っておけば良かった…
どこ?
近ければ明日行く。
535 :
天之御名無主:2009/04/28(火) 00:32:05
大田区です。
駅だと京浜東北線の大森か、都営浅草線の馬込。近い?
京浜東北線沿線です。埼玉だけど。
よかったら、もうすこしヒントを。
537 :
天之御名無主:2009/04/28(火) 01:19:54
アンデス書房という小さな古本屋です。
昨年、別の場所から大森へ移転して行ってしまい、それから実はまだ伺っていないのです。
行こう行こうと思っているうちに、今月末で店を閉めると人づてに聞きショックを受けています。
一応、地図で見た限りでは大森からも馬込からも、また西大井からも1`弱と言った辺りです。
ご主人が宮本常一好きの方なので、面白いかと思いますよ。
あと三日しかないのが残念ですけれど…
538 :
天之御名無主:2009/04/28(火) 01:29:23
ちなみに
調べると以前の世田谷の九品仏の住所とかも出てくるのでご注意を
グーグルで見ると天誠書林という古書店が同じ住所で出てきますね。
とりあえず、家から1時間強で行けるので明日か明後日に行ってみます。
ありがとうございました。
540 :
天之御名無主:2009/04/28(火) 01:53:57
天誠書林は三島由紀夫ファンならば知る人ぞ知る名物古書店です。
いろいろ検索したら、昨年春に天誠書林が閉店し、そこにアンデス書房が入っているようですね。
今、初めて知りました。
ああ、あの場所か…
と言うよりも、天誠書林がなくなっていたことを知ってショックが三倍増です…
良い古本屋がどんどん消えて行っちゃうなぁ
541 :
天之御名無主:2009/04/29(水) 00:00:12
その店気になるんで行かれた方いたら報告求む
542 :
天之御名無主:2009/04/29(水) 09:48:42
543 :
天之御名無主:2009/05/15(金) 01:42:24
私の日本地図をグーグルアースを見ながら読むのも不思議
544 :
天之御名無主:2009/05/15(金) 08:00:40
405 名前:考える名無しさん :2009/05/15(金) 03:54:53 0
>>404 こいつの親兄弟は、こいつが2ちゃんで恥を晒してること知ってるのだろうか?
48 名前:考える名無しさん :2009/05/15(金) 07:41:01 0
すげーよすげー。
まあ、Iphon、Ipodtouch、Imacと持ってるおいらは勝ち組だけどね(キリッ
545 :
天之御名無主:2009/06/04(木) 14:24:56
>>544 いいんじゃない?
2ちゃん慣れしていない感じだが、別に悪いカキコミだとは思わない。
546 :
天之御名無主:2009/06/24(水) 22:47:34
常一って文章うまいね。
赤松啓介を読んだあとに読むと特にそう感じる。
瀧川政次郎もうまいぞ。
櫻田勝徳の文章も
文飾が少なく誠実で好きです。
549 :
天之御名無主:2009/07/14(火) 23:53:31
河合隼雄もうまいね
550 :
天之御名無主:2009/07/26(日) 23:09:37
三島由紀夫ってうまいね
551 :
天之御名無主:2009/07/26(日) 23:29:00
黒毛和牛もうまいね
552 :
天之御名無主:2009/08/19(水) 22:29:55
イチローって人、打つのうまいよね
553 :
おっさん:2009/09/26(土) 00:39:03
木山捷平もいいね
554 :
天之御名無主:2009/09/26(土) 00:45:47
555 :
天之御名無主:2009/10/24(土) 22:44:41
宮本常一の本、いっぱい出ているけど、高いのよね。
本当に読みたい本はそばにおいておきたい主義なのに、なかなか買えない。
悲しい。
556 :
天之御名無主:2009/10/25(日) 09:40:20
イチローって人、「打つ」のはうまいけど、
なかなか「あたら」ないね。
>>555 神保町にはよく廉価で出回っているぞ。
多少傷んでいても構わぬなら古書店で。
558 :
天之御名無主:2010/03/10(水) 15:55:13
このスレも今年で10年か
記念に上げとく
559 :
天之御名無主:2010/04/01(木) 21:46:16
今まで翻訳されてないのが意外。
逆にたくさん英訳が出ていて、それがある程度評価もされている佐賀純一が日本ではほとんど無名だったりするんだよなぁ。
佐賀純一は民俗学者ではないし、その著作も民俗「学」的ではないけど、そもそも宮本常一も民俗「学」的じゃないもんね。
民俗学徒ではない普通の宮本好きなら佐賀純一の著作も面白いと思うんだけど。
一応おすすめ三冊。
田舎町の肖像[Memories of Silk and Straw]
霞ヶ浦風土記[Memories of Wind and Waves]
浅草博徒一代[Confessions of a Yakuza]←(ボブディランがこの本の中から歌詞をパクったことで話題になった)
561 :
天之御名無主:
60年頃までの日本って、まだまだ貧しかったんだなあと実感。
だけど、なんか今より幸せだったのでは、と
古い写真を見ていると考えてしまう。