ここって
●前スレの1から次スレの1までの時間が長いスレ
じゃないか?
>>9 たしか、『ゲルマン人の神々』の解説で
山室静と谷口幸男を徹底的に馬鹿にしたのが災いになったんだと思う。
北欧神話系の人ってこの2人を神格化してるから。
12 :
天之御名無主:04/12/10 21:35:35
で、社会が3区分になってるのは印欧語族だけというのは本当なの?
アメリカやオセアニアにも三区分は見出される、とはデュメジルも認めている。
しかし旧世界、つまり北アフリカ、ヨーロッパ、アジアのいかなる地域においても
三区分は印欧語族やその影響以外には見られない、とも言っている。
14 :
天之御名無主:04/12/13 02:24:20
ほかの地域で三区分が見られても、それが神話構造や社会構成を構成する
重要な要素としてまでは至らず、一つの道具としてしか使われてないってこと?
でいいの?
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ⊂彡
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し ⌒J
ジョルジュ長岡
16 :
天之御名無主:2005/04/10(日) 22:40:58
17 :
天之御名無主:2005/12/02(金) 22:23:31
神話学というよりもっと現代的なアクチュアリティを持っていると思う。この人
今年読んだ本の中で「ローマの誕生」はベスト。2位はスローンの「GMと共に」
「西欧社会とは何か」ということをこの論文ほど痛烈に暴きだしたものはなかったように思う。
思想の形成過程を重層的に解明していく過程ではハンナアレントや丸山以上かも。
理解できる言語がギネス記録並みとか、エコールノルマル首席卒業とか決してそういう英雄伝だけの人ではない。
なのに過去にいくつか立ったデュメジルスレでここが一番多くのレスがついてるみたいなのが・・・
18 :
天之御名無主:2006/02/06(月) 03:16:01
カイヨワの先生。
訳者の一人、丸山静は今では
まったく省みられない思想家だけど
「熊野考」はいいよ。
19 :
天之御名無主:2006/02/14(火) 05:23:23
age
20 :
天之御名無主:2006/03/02(木) 22:14:25
前田耕作
デュメジルの論文たくさん読めるところみつけた
でもフランス語が多いorz
22 :
天之御名無主:2006/03/09(木) 18:56:13
本当にすぐみつかるよ。
フランス語読めるならなおさら。
24 :
天之御名無主:2006/04/19(水) 00:22:56
フランス版白川静みたいな人だね。
25 :
天之御名無主:2006/04/19(水) 09:08:59
ミトラがらみでデュメジル知りました。
縁あってコレクション全4巻は購入できましたが分かりにくいです。
デュメジル入門の為にはどの著作から入ったほうがよいでしょうか?
「神々の構造」あたりかな・・・?
それとエリアーデの「世界宗教史」第63節に簡単な要約がある。
27 :
25:2006/04/20(木) 21:28:39
神々の構造を図書館から借りてきました。
デュメジルコレクションよりは読みやすいですが、まだ頭がチカチカします。
(訳者が悪いのだろうか・・・それとも、漏れがたんなるvaka?)
エリアーデ読んだら分かりやすいかな〜チャレンジしてす。
28 :
天之御名無主:2006/04/26(水) 00:00:45
デュメジルコレクション全巻入手しました
29 :
天之御名無主:2006/04/27(木) 22:22:32
↑
おめでとう
で、たぶん古書になると思うのだが幾らしたの?
30 :
天之御名無主:2006/05/08(月) 01:06:21
ぜんぶで5000円くらいした。
本屋に新品の状態で残ってたのを日をおいて2巻づつ買った。
31 :
天之御名無主:2006/05/08(月) 22:04:54
ミトラがらみで知ったのなら、第4巻のp. 484以降に簡単にまとまったところがあるから
そこから読めば?
33 :
天之御名無主:2006/05/09(火) 01:23:57
丸ノ内ヴィンテージクラブ www
いやあ新宿紀伊国屋でずうーーっと店頭在庫であまってたのを取り寄せて買ったんだよ。
3年ほど前にも全巻買ったんだけど一度手放しちゃって、またほしいと思ってた。
カタログ見るとp、全巻セットじゃないと売ってくれないみたいだけどそれってつまり
まだ新品で購入できるってことじゃん。
あのマーケットプレイスの奴はちゃんと調べてんのかなあ?38000ってバカもいい加減にしろよ
だいたい理解すらムリだよ。ほんと。デュメジルのあつかう神話って
日本人には全然なじみのないもの多いし。
まあ文庫をただ集めて持っていたいコレクターやたんなる神話の登場人物名しりたい
渋沢みたいなバカ好事家が満足のために買うんだろうけど。
俺は純粋に宗教をしりたいから参考として買ったまで。
34 :
25:2006/05/11(木) 23:16:27
>32 読んでみましたがピンとこない。。。m(__)m
3区分イデオロギーって自分なりの解釈なんだけど3権分立って感じだろうか
立法=契約・・・ミトラ
行政・・・・・・インドラ・(アグニ)(マルス)はっきりワカラン
司法・・・・・・ヴァルナ
おーい、どこを読んだらそういう解釈になるんだw
36 :
25:2006/05/12(金) 16:38:14
シュードラを除いたカーストがそのまんま三区分イデオロギーで
いいんでしょ?
バラモン―――――ヴァルナ・ミトラ
クシャトリア―――インドラ
ヴァイシャ――――ナーサティヤ双神(←この神ヨクワカラン)
↑のようになるらしい。
基本的にデュメジルだけ読んでも私のような解釈にならないハズ
20世紀以降の民主主義社会に変化して生きる神々を想像して
三区分イデオロギーも変化していないかなと思うロマンなのです。
デュメジル信者には失礼しましたw
三権分立と民主主義は無関係だよ。
イデオロギーは変化しない構造だからイデオロギーっつうのであって
(この点、デュメジルが親ナチだとして叩かれた原因なのだが)
別の構造になってたら全く違う話になるだけの事。
むしろ日本国憲法の三大原則はどうだろう?
第一機能 主権在民
第二機能 平和主義
第三機能 基本的人権
38 :
25:2006/05/12(金) 20:28:43
スマソ
イデオロギーとヒエラルヒーがゴッチャになっておりました。
>37についても改めて考えてみます ドモ
39 :
天之御名無主:2006/05/19(金) 14:21:10
デュメジルの弟子たちについて
40 :
天之御名無主:2006/05/24(水) 01:37:53
カイヨワがそう
「3」ってことしか共通してねーじゃんよw
42 :
天之御名無主:2006/06/26(月) 14:49:32
age
43 :
天之御名無主:2006/08/05(土) 21:28:04
age
44 :
天之御名無主:2006/09/29(金) 14:08:46
age
45 :
天之御名無主:2007/02/10(土) 12:14:32
「神話の力」の人かな?
46 :
天之御名無主:2008/06/27(金) 17:06:19
あげ
47 :
天之御名無主:2008/09/27(土) 08:56:12
あ
48 :
天之御名無主:2009/03/25(水) 01:02:22
それはジョセフ・キャンベル…って二年以上誰も突っ込まなかったのか!
ごめん、知ってて二年以上スルーしてたw
50 :
天之御名無主:2009/12/12(土) 05:32:10
>>7 誰が切り捨ててんの?
>>13 日本、朝鮮半島、琉球では三機能体系が見られる。
日本は印欧語族の影響を受けた文化
第一機能 神秘的魔術的側面と法秩序的側面からなる主権
第二機能 軍事・肉体的武勇
第三機能 生産・富
第一機能と第二機能が連携して第三機能(平民)を支配する
これはまさに、公家と武家が平民を支配する前近代日本の体制
52 :
天之御名無主:2009/12/12(土) 19:27:49
その程度なら世界中にあるってことはデュメジルも言ってるよ。
印欧語族に特有なのは、その三区分をあちこちで明確に表現してるってこと。
吉田敦彦が日本と朝鮮に三機能区分が明確にあることを立証した。
>>53 印欧語族である騎馬民族からの影響があるって程度。
しかし琉球にも影響があったとは初耳だ。
>>54 あれってどこまで信用できるんだ?
琉球については、「比較神話学の鳥瞰図」に出ているな。
印欧語族については明確な三機能分類が広く見られる。
↓
印欧語族の原文化に遡ると推測できる
ローマの王なども、三機能分類だとデュメジルはいうけど、あまり明確でない形に思える。
ただ、ローマは三機能が広く見られる印欧語族の文化で、他の印欧語族と比較することであまり明確でないそれを
三機能の現われだと判断できる、結果、印欧語族に三機能が広く見られることの信頼性があがる
というある意味、循環的な議論だと思うんだが
吉田らの言う、日本の三機能(天皇の代毎の性格の違い、天照・タケミカヅチ(+スサノオ)・大国主)は、あまり明確ではない気がする。
ヴァルナ・インドラ・双神やオーディン・トール・ニョルドやユピテル・マルス・クイリヌスやローマ祭司団と比べ、あまり明確ではない。
むしろローマの王のロムルス(+ヌマ)・トゥッルス・アンクスみたいなテクニカルな解釈+他印欧語族との平行性での立証と同レベルかそれ以下だと思う。
印欧語族なら「あまり明確じゃないけど、印欧語族だし、たぶん三機能の現れでしょう」とかも、ありだと思うけど
印欧語族ではない日本神話を、印欧語族と同レベルの強引さで三機能分類にはめ込むのってありなのか?
結局、騎馬民族論は、歴史学ではほとんど受け入れられてないわけで。
個人的には、日本での「類型」は、無理やり探し出してきただけのように思えるんだよな。
デュメジルが日本神話に詳しくなかったせいで、
「印欧語族ではなく旧約聖書にも三機能はある」という主張に反論した時のようなことができなかっただけじゃないだろうか
デュメジルはついデュジメルと書いてしまう
デュメジルも「無理やり探し出してきただけのように思える」例は多くね?
59 :
天之御名無主: