■スレを立てるまでもない質問@民俗・神話学板■

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1前スレ953
民俗・神話学板にようこそ
この板は2ちゃんねるには珍しい非常に落ち着いた雰囲気でまじめに語ることのできる場です。
おそらくこの板を覗くということは貴方も何かしら民俗学・神話学に興味があるということでしょう。
本当に好きなら、そういった話のできるこの板を荒らすことができましょうか?いいやできないでしょう。
しかし、時には自分では気付かなくとも他人の目には荒らしと映るときもあります。
とりあえず次のようなことに気を付けるといいのではないでしょうか?

■ゲームの話はしない!
板違いの話は荒らしに等しいです。
神話などと関係なくゲームの内容を話すならふさわしい板に帰りましょう。
ゲームサロンhttp://game.2ch.net/gsaloon/ オカルトhttp://curry.2ch.net/occult/ 電波http://natto.2ch.net/denpa/
■過去ログを読む!検索する!
基本です。何度も同じ話が出てきて同じ解答をするのは疲れます。
■質問する前に検索してみよう!
たいていはgoo(http://www.goo.ne.jp/)とかyahoo(http://www.yahoo.co.jp/)、google(http://www.google.com/)で検索すれば分かります。それでも分からなければ聞いてみましょう。
■スレッドを建てるまでもない軽い質問などはこのスレッドで聞いてください。
ただし、民俗・神話学板は非常に住民の少ない板です。
質問に答えが返ってくるまで2、3日、もしくはそれ以上かかるかもしれませんが、御理解をおねがいします。

>>2-10くらいに頻出質問、参考リンク集をあげます。
2前スレ953:03/03/18 22:29

民族神話板へようこそ【初心者用スレッド】
http://academy.2ch.net/min/kako/969/969543307.html

■スレを立てるまでもない質問@民俗・神話学板■
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/min/1022056118/ (←ただし、旧academy鯖)
3前スレ953:03/03/18 22:31
国内人文系研究機関 WWWページリスト
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~gothit/zinbun.html
学協会情報発信サービス
http://wwwsoc.nii.ac.jp/
博物館の博物館
http://candy.hus.osaka-u.ac.jp/esthome/matusita/Museum/Museum.html
日本と世界の博物館、美術館、天文台へのリンク集
http://www.pp.iij4u.or.jp/~murai/
日本民俗学会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/fsj/
日本民族学会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jse/
4前スレ953:03/03/18 22:39
民俗学と文化人類学
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/993193239/
都市に民俗学はあるのか?
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/990688707/
民俗学ってどこの大学で勉強できるの?
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/986027608/
民俗学と歴史学の違い何だ!!
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1008167959/
日本の民俗学を学ぶお勧め書籍
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1002208643/
民俗学の入門書って?
http://academy.2ch.net/min/kako/963/963406518.html


<<<< 雑談スレッド >>>>
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/963233337/
民族・神話板について考える
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/974897236/
5前スレ953:03/03/18 22:42
6前スレ953:03/03/18 22:45
菊と刀って・・・
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1037128603/
【怪異・妖怪伝承データベース】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1024983710/
神話学が勉強できる大学は?
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1022255486/
病のフォークロア/医療の民俗史
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1019047142/
稲作と畑作の民俗誌
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1016002808/
赤 松  啓 介
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1010868519/
芸能は不人気?
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1016737149/
民俗調査の方法と問題について
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1003410169/
地名の由来について
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1000031896/


他にも良スレがあるはずなので探してください!
移転してるせいか見つけきれない…
7天之御名無主:03/03/18 23:00
・数年前のスレが残っているのはこの板的にはデフォですか
・この板には何人の人がいるのですか?
#俺の感じるところでは、100人いないような気がするのですが
8前スレ953:03/03/18 23:11
>>7
過疎板だから人数は特定できないけどかなり少ないはず。
そんなわけで、数年前からのスレはデフォです。
9七死:03/03/18 23:44
セフィロトの宇宙との因果関係は旧約聖書からある初期設定なのか、後からのコジツケなのか教えてください。
10天之御名無主:03/03/19 00:17
カバラ成立は14世紀ですから。
11七死:03/03/19 06:37
前から気になってたんですっきりしました
ありがとうございました。
12天之御名無主:03/03/19 07:07
13天之御名無主:03/03/19 21:18
宗教儀式は神話を再現する事だと聞いたのですが、これは万国共通なのでしょうか?
またそうする事によって得られるメリットを教えてください。
14:03/03/19 22:55
まず最初に宣言しておきましょう。
 本校は誰にでも入れる大学ではないのであります。過酷な入学試験を突破した、ベスト中のベスト、
最良の戦士たる資質を持つ者にだけ、その狭き門戸が開かれているのであります。
 諸君らには選択の権利があるのであります。京都産業大学に行くのもいい。龍谷大学に行くのもいい。
なんなら、腰抜けぞろいの甲南大学に行くのも自由であります(嘲笑)。
 だが真の男になりたいのなら、近畿大学を選ぶべきであります。
 血沸き肉踊る試練と冒険の日々が、君を待っていることを約束するのであります。
 関西に民俗学研究室ある大学数あれど、我らが近畿大学こそが、神に
選ばれし無敵の大学なのであります。
 神を信じ、母校を信じ、学生会連合会中央執行委員長を信じるのであります。
『本学が諸君らになにを奉仕できるか』ではありません。『君が本学になにを奉仕できるか』
こそが問われるのであります。
 常に挑戦せよ。
 近畿大学は、野心ある若者を求めてるのであります

15天之御名無主:03/03/20 21:29
どうして彼岸はボタモチなのですか?
16天之御名無主:03/03/20 22:12
【お彼岸とは】
 彼岸とは「向こう岸」を意味し、先祖の霊が安じているところと考えられています。
 彼岸という習慣は、彼岸に達したであろう先祖の霊をなぐさめるためと、自分も極楽往生
したいと願うことより生まれました。
 現在では一般的にご先祖様の供養のため、お墓参りをしたり、お坊さんにお経をあげて
もらったりして先祖の霊を供養する日として過ごします。

 春の彼岸「春分の日」を中日として前後3日間ずつをあわせた7日間をいい、(秋の彼岸は
「秋分の日」を中日とします。)
 ところで、なぜお彼岸は3月の春分の日と9月の秋分の日の2回あるのでしょうか?
 仏教では極楽浄土は西方にあるとされています。春分の日と秋分の日は太陽が丁度真東
から出て真西に沈む日であることから、仏の住む世界と現在が通じ合うことができると考え
られました。
 そのため年に2回、お彼岸として先祖の供養をするならわしとなったのです。
17天之御名無主:03/03/20 22:13
 彼岸会は、延暦25年(805年)桓武天皇の時代、皇祖の追善供養のため、全国の国分寺で
金剛般若経を読経させたのが始まりといわれています。

 この彼岸に彼岸団子やぼたもちをお供えする風習は、江戸時代のころから始まったといわれ
ています。
 この習慣は、もともと春には豊穣を祈り、秋には豊穣に感謝して神様に捧げたものでしたが、
仏教の影響を受けて彼岸に食べるものとして定着しました。
 ぼたんの咲く春に作るのが「ぼたもち」、萩の花の咲く秋に作るのが「おはぎ」と呼び分けて
います。

 ちなみに、丸い彼岸団子には、仏様がお帰りになる時、団子に乗ってコロコロ転がして帰って
行くという言い伝えがある地方もあるようです。

ttp://www.merci1.com/fukuyo/2.htm
ttp://www.fromnippon.com/culture/saijiki/saijiki.html
ttp://www.fks.ed.jp/DB/30.1981koukou_shakaika_gendai-shakai_kenkyu/html/00115.html
ttp://www.pressnet.co.jp/2002_03/0309_17.htm
ttp://www.shokokai.com/yahaba/food/html/dentou.htm
18天之御名無主:03/03/20 23:59
夏には「夜舟」って言うんだよ
1915:03/03/21 16:13
春と秋に豊穣を祈り感謝してボタモチを供える
 → 仏教の影響 → 彼岸に供える
のですか。 

どうして「ボタモチ」なのか、今ひとつ説得力がないような ・・・
とりあえず、ありがとうございます。

他の情報もありましたら、おながいします。
20他の情報(16-17ではないが):03/03/21 17:47
 「モチ」は民俗学でいうハレの日(非日常、とくに神祭など祝いの日)の食べ物で、稲作農耕の
食文化の一つとして伝えられました。
 古い日本では「モチヒ」と言い、モチは糯もちごめ(粘りの強いコメ)や黐もち(ヒエなどをねって
粘りをだしたもの)、「ヒ=飯」は穀物を煮たり蒸かしたりした食べ物のことで、その二つの単語を
合わせた言葉です。
 また、「モチ」という言葉の由来は、モチヒを省略したものや、搗いたモチを満月(望もち月づき)
のように形づくった(現在の鏡餅)からともいわれます。漢語の「餅へい」は小麦粉をこねて丸く
平たく焼いた食品のことですが、日本では独自に「もち米などを蒸して搗いた食品」に限定して
います。

 その餅を神祭や通過儀礼の食品としたのは稲霊信仰によるもので、餅を食べることで神の霊力
を体内に迎え、生命力の再生と補強を願ったといいます。

 また、年間で最も重要な神祭のお正月を年玉(年魂)といい、昔は家族やゆかりの人に餅を
配る風習が各地にあり、戦後の食糧難時代にも搗きたての餅を近所に配り歩く家庭が少なく
ありませんでした。

ttp://www.bunsugi.ed.jp/pasodou/dento/mochituki.htm
21他の情報(16-17ではないが):03/03/21 17:48
>>20 を前提として、「春に(米の)豊穣を祈り、秋に豊穣を感謝」するわけですから、神饌は
お米、あるいは、それを加工したものになりますね。
 米は現代と異なり、収穫量は低かったわけですし、日常的に食べることができるものでも
なかった。
 しかも、もち米はうるち米より育てにくい。
 庶民がお米のご飯を毎日三食あたりまえのように食べることができるようになったのは、
つい最近のことだと御年配の方はおっしゃいます。

 ごはんを握っただけの「おむすび」でも、日本の主要な神様の名前に足跡を残すくらい
ですから、「モチ」がハレの日の食べ物というのも納得できるのではないでしょうか?

 もちろん、日持ちがするという側面もありますけどね。
 ちなみに主要な神様というのは、造化三神のタカミムスヒとカミムスヒの二神です。

 牡丹の花が咲く季節のころの「ボタモチ」は、その花に似せて小豆餡をまぶし、萩の花咲く
ころの「おはぎ」も萩の花に似せて、きな粉をまぶすと聞いたことがありますが、地方によって
は花の形に似せるからだとするところもあるようです。
22天之御名無主:03/03/21 18:34
どうしようもないよこのHP超つまらん。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/2468/index.html
くれぐれも見るなよ!
23天之御名無主:03/03/21 20:23
↑見るんじゃなかった・・・
24天之御名無主:03/03/21 20:42
聖書には暗号がある、と主張している人がいますが、本当なのでしょうか?
25天之御名無主:03/03/21 21:17
ドロズニンならインチキだが。
26例の170:03/03/21 23:27
>>24
本当かどうかはともかく、聖書には隠された意味があるという考えは「カバラ」に遡れます。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~occultyo/mojikabara.htm

具体的な方法はこのページに詳しいのですが、カバリスト達はこのように聖書の文章から特殊な技法をもって別の意味(神秘、秘儀)を導き出そうとしました。
その方法は暗号解読に酷似しており、この技法の一つ『テムラー』は現在の暗号技術の元となりました。

まぁどこぞのトンデモ本はこの影響を受けた(あるいは半端にパクった)だけのものでしょうね。
27例の170:03/03/21 23:45
>>15>>21
小豆にはその赤色が魔を払う効果があったともいわれているとか何とか。
28天之御名無主:03/03/21 23:54
龍とドラゴンが似てるのは偶然それとも、理由があるの?
29天之御名無主:03/03/21 23:54
30天之御名無主:03/03/21 23:55
31天之御名無主:03/03/22 01:44
過去に世界で、ノアの箱舟の元となる大洪水ってあったの?
32名無しさん:03/03/22 15:10
何でお墓に水かけるの?
33あぼーん:あぼーん
あぼーん
34天之御名無主:03/03/22 15:50
こんにちは。質問させてください。
古代インドの長篇叙事詩『マハーバーラタ』中『ナラ王』に出てくる、「ダヤマンティー姫」を、
仕事でイラスト化することになりました。
ですが、検索してみても、岩波文庫などの紹介しか引っかかりません。
自分でいろいろ調べればいいのですが、もう締め切りが迫っています。
『ナラ王』のおおまかなあらすじと、ダヤマンティー姫がどんな女性なのか、教えていただけませんか。
勉強不足でごめんなさい。
どうかよろしくお願いします。
35 :03/03/22 16:29
36あーはー:03/03/22 18:29
精液って日本語(大和言葉)でなんて言うの?

この板で質問することかどうかわからないけど・・・・
37とてた:03/03/22 22:31
>>31
ギルガメシュ叙事詩に「元の話」があるので、「メソポタミアの洪水」が元になったという説があります。
38天之御名無主:03/03/23 00:16
古事記を読んでみたいと思っているのですが、
現代語に訳してあり、中学生でも読めるおすすめの本はないでしょうか?
39天之御名無主:03/03/23 00:29
このあいだのニュースで、国連の会議場でクウェート代表とイラク代表(確か)
が口論していて、どちらか忘れましたが片方が相手に向かって
「お前のヒゲを呪ってやる」と叫んでいたのですが、イスラム教において
髭というものはそこまで重要かつ霊的な意味合いを持っているのでしょうか。
ご教授お願い致します。
40天之御名無主:03/03/23 01:42
>>36
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1038061692/
上のスレの>>334で同じ質問が出てます
解答は>>338>>346
41天之御名無主:03/03/23 01:43
42天之御名無主:03/03/23 01:47
4338:03/03/23 09:24
>>41
>>42
どうもありがとうございます。
とりあえず金銭的なことも考えて「新訂 古事記」を買って見る事にします。
41さんおすすめの口語訳『古事記』ですけど3333円の価値はあるのでしょうか?
最初はその本を買おうと思ったのですが価格の問題で見送っていたら
どこかであまり・・・と、いう事を聞いた(見た)ので迷っていたのですが。
44天之御名無主:03/03/23 09:26
>>40
見られないのですが。
45天之御名無主:03/03/23 09:53
>>44
見られますよ
46天之御名無主:03/03/23 11:37
>>32 お墓に水をかける意味・・・

 皆さんはお墓参りをするとき、まず墓石を洗ってきれいにしてから、あらためてお花や御供物を
お供えし、水鉢に水を入れ、墓石の上から水を注いでお参りをされると思われます。では、何故
お墓に水をかけるのでしょうか。
 この水をかけると言う行為は一つに、古来より”水にはものを清める力がある”と信じられている
ところから、墓地を清めるという意味合いがあります。(水垢離といって、川や海に入ったり、水を
かぶって”禊ぎ”をするのと同じ意味です。)
 また、修験道では、水そのものが仏様であるという考えがあり、この水をもって身体を洗い清め
れば、人間が本来具えている五つの智慧(物事を見極める力)をあらわして仏になることができる
と考えられてきました。
 これら”水”に対する宗教的な考え方が古くから一般に行われてきているので、お墓参りをする
ときには、必ず水を墓石に注いでからお参りをするようになったのです。
 お墓に水を注ぐときは、墓石の上から静かに一回または三回かけます。墓石を濡らせばよいと
ばかりに、水撒きでもするような乱暴なかけ方をされる人もお見かけしますが、やはり心を込めて
静かに注がれることをお勧め致します。
 お墓に水を注ぐことにより、ご先祖様と私たちの間に深い”心のつながり”が出来るのです。

ttp://www.yk.rim.or.jp/~ryogenji/houwa.html
47天之御名無主:03/03/23 11:38
 単刀直入に言うと、お墓の上から水をかけるという行為は、「浄土真宗」では墓石をきれいに洗うと
いう以外に何の理由もありません。

 この水をかけるという行為は、ある民俗学者によると死者の「霊魂」が荒れないように浄化すると
いう説があります。
 一例によると、東北のある地方では、死者が出ると「三日ざらし」とか「百日ざらし」という習慣も
あって、生前に着けていた衣類などをお寺の門前にかけ、その前に水を配置し、通りがかりの人に
一杯ずつかけてもらうといいます。つまり水をかけることによって霊魂を鎮めようとするのです。

 一方ではこんなひどい話もあります。お釈迦様がお生まれになったとき、甘露の雨が降ったと
いう言い伝えから、花まつり(釈迦降誕会)には花殿堂に誕生仏を安置して、上から抹茶をそそいで
お祝いするという仏教作法を、意味も分からず、ただ形だけをまねしている人もいるということです。

 私たち真宗の門徒がお墓参りをするのは、亡き人やご先祖を敬い、その崇敬の念を通してお念仏
に合わせていただく御縁を深めることに意味があります。更にいえば「お念仏をよろこべよ」という
ご先祖の言葉を、お墓の前で縁につながる者たちがそろって合掌しながら心に聴かせていただくの
です。
 だからお墓参りに際して、まずお掃除をするのも、この崇敬の現れです。水を用いるのも同じこと
で、水をかけるということは、呪術的な行為としてではなく、心をこめて墓石をきれいに洗うことに
ほかならないのです。

ttp://www.jyouon.net/ji/_question/a/0104_011.html
48天之御名無主:03/03/23 12:11
>>39
[ 口ヒゲとあごヒゲ ]

 中東のアラブ諸国へ赴任する人びとがよく受けるアドバイスに、「向こうで仕事をうまくこなしたい
なら、ひげをはやし、太ること」というのがある。私たちにとっても、アラブの男のイメージは、ひげを
たくわえた、褐色の顔であろう。
 しかも、ひげがないのは女性と宦官だとされてきたところがあるので、ひげがあるだけで何となく
男らしさを表現することができる。また、太った人は、度量があるという印象を与えるものらしい。

 しかし、彼らがひげと立派な体格を重んじることには、もう一つの理由がある。彼らは、預言者
ムハンマドの言行を重んじ、彼の伝承を生きた手本とするのだが、ひげや立派な体格は、ムハンマドが
そうだったからだ、と言うのだ。

 太っていることはさておき、ひげについて、もう少し見てみよう。ただ、一口に「ひげ」と言っても、
ムハンマドがたくわえていたのはあごひげだったと言われている。
 彼は、その言行の記録「ハディース」のなかで、「口ひげは刈り、あごひげは伸ばせ」と語ったと
されている。しかし、あごひげのあるなしが、宗教上とくに大きな意味をもっているわけではないので、
どちらのひげを伸ばそうと、あまり問題にはされないようだ。イラクのフセイン大統領も、口ひげは
あっても、あごひげはない。

 だが、エジプトでは、ムハンマドにならって、あごひげをたくわえた人物には、イスラーム原理主義者が
多いとされている。革命時のイランでも、口ひげとあごひげの両方をたくわえるのが革命派のしるしだった。

ttp://members.jcom.home.ne.jp/t-masami/zakki-01-7-12/z-01-10-10.html
49>>19:03/03/23 14:46
ちょっと意外な全国の彼岸行事

 「彼岸」は仏典から出た言葉で、川の向こう側の意味。仏教では、悟りの世界、理想の世界の
ことです。春と秋のお彼岸には、お墓参りやお寺参りをして先祖の霊を供養するのが一般的。
盛岡でも、お彼岸にはお墓参りをしたり、お寺で彼岸の法要(彼岸会)を行うところが多いものです。
 地域によっては、盛岡とは異なる彼岸行事が行われています。
 お隣の秋田県では、春のお彼岸の初日と中日、終日の3回、家から藁やお盆の迎え火などで
焚く麻の皮をはいだ茎を持ち出し、夜に墓場に積んで「おおじなおばな…」と唱える行事がある
そうです。 
 また、熊本県には、春と秋のお彼岸に「ヒガンゴモリ」という登山の風習があったとか。兵庫県には、
お彼岸の午前中に「ヒムカエ」といって東に向かい、午後には「ヒオクリ」といって西に向かって歩く
習慣があったとか。  
 こういった行事には先祖供養はもちろん、豊作を祈る気持ちが込められているようです。昔ながら
の行事は、先祖たちの暮らしと心を今に伝えているのですね。

お彼岸と「小豆」の関係とは…

 お彼岸になると、全国的に彼岸だんごやおはぎなど、小豆を使った食べ物が多くつくられます。
 行事食に小豆が用いられることには、日本では古来から赤が魔よけの色だったからという説、
節句などの日に折り目を迎えたことを印象づける意味で用いられたなど、さまざまあります。
 昭和初期までの岩手県北地方では、ほぼ2週間に1度は豆類が中心の行事食を食べて、雑穀や
米中心の食生活を補っていたとか。
 小豆を行事食に使う理由には、県北の伝統的な食生活のように、栄養の偏りを正す意味もあった
かもしれませんね。

ttp://www.e-macherie.com/menkoi-tv/article3/index.php3?SelectNum=8863&come=1
50天之御名無主:03/03/23 14:54
 日本では、縄文時代から古墳時代前期までの遺跡から小豆(あずき)の炭化種子が発見
されており、奈良時代初期の「古事記」に初めて、その名が登場します。
 小豆は古来から人々の生活と密接に結びついた豆で、わが国や中国、朝鮮では小豆の
赤い色に魔よけや汚れを払う霊力があると信じられ、小豆を食べる事によって、その霊力を
見につけ、悪霊や汚れから身を守るために、行事や儀式などに供されてきました。

 お正月や、季節の節句(いわゆるハレの日に)小豆粥や赤飯などを食べるのはこうした
考えにもとずいた事なのでしょう。
 また、薬用としても使われたようで、中国の明の時代の『本草綱目(ほんぞうこうもく)』の中
に、あずきの効能や処方が記されています。
 小豆はビタミンB1、B2など、健康維持に役立つ成分を多く含み、サポニンは溶血作用が
あり、血栓ができるのを防ぐといった薬用効果もあって、まさに食べるお守りとして利用されて
きました。
51山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/03/23 14:58
>47
「百日ざらし」なら全国にありますよ。流れ漢頂というのも似たものです。
水は霊を送るものとされ、また一方では身体に定着させるものとされた。
>48
髭を生命の源として尊ぶ風習は世界中にあります。ロシアでも西欧化政策を
押し進めたピョートル大帝が髭を切らせた時に「早死に」すると批判された。
5215:03/03/23 17:58
>>20-21
>>49-50
だいぶすっきりしてきました。

単純化しすぎかもしれませんが、
モチ米も小豆もハレの日の食べ物であると。
で、それを、春と秋の季節の区切りに
それぞれ、豊穣を祈り、豊穣を感謝して神にお供えした。

まあ、こんなところでしょうか。
レスくださった方、ありがとうございました。
53天之御名無主:03/03/25 23:30
日本で「化かす」生き物に狸と狐が選ばれたのは何故ですか?
54山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/03/25 23:33
>53
その前に何時ごろから言われるようになったのかを知る必要がありま
す。とりあえず「愚管抄」、「平家物語」、「今昔物語集」、「宇治
拾遺物語」あたりには今のように出て来るのでその辺からお調べ下さい。
55あぼーん:あぼーん
あぼーん
56天之御名無主:03/03/26 17:00
五穀は米、麦のほかは何があるの?
57天之御名無主:03/03/26 17:34
>>56
日本書紀の一書には、五穀を、粟(あわ)・稗(ひえ)・稲・麦・豆(大豆・小豆)と
していますが、黍(きび)を入れる場合もあります。
58天之御名無主:03/03/27 22:32
キリスト教のイシュマエルと、イスラム卿のイスマイルは同一起源と聞くのですが、
前者の意味は神を表す「el」があるので分かるのですが、
後者のイスマイルの意味が自分でできる限り探したのですが分かりません。
暗殺教団の書籍で、「時間の支配者」という意味だと書かれていましたが、
これで正しいのでしょうか?
違うのであれば、本当の答えをご教授願いたいです。
59天之御名無主:03/03/27 22:34
書き忘れましたが、元々は何語なのでしょうか?<イスマイル
ペルシアあたりの気が語感からするんですけど。
60天之御名無主:03/03/29 05:22
相撲やお葬式で使われる「清めの塩」についてですが、どのような経緯で
塩に「清める力」があると考えられるようになったのでしょう?

(ネットを検索してみましたが、お葬式に清めの塩を使うことの当否のような
議論ばかり多くて、起源についてはわかりませんでした。)

61天之御名無主:03/03/29 07:08
>>60
食べ物の保存に使える(食べ物を腐らせない)あたりから…かね?
黒ミサで食べる料理には、塩を使わなかったりするよなあ。
ごめん、こーいう話好きだけど素人なんで詳しくはわからん
(じゃあ書くなって…。でも好きなんだよぉ)。

詳しい方、お後よろしく。
62あぼーん:あぼーん
あぼーん
63山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/03/29 12:09
塩が魔よけというのは世界中にあるので起源云々はいえないかと。た
だ柳田國男によれば日本で清めに使用されたのは海の塩だけで岩塩
は不可だった事から禊のイメージが強かったらしい。
逆に古代エジプトでは海の生き物はセト神を連想させるという理由か
ら神殿では岩塩が使用されていました。
64あぼーん:あぼーん
あぼーん
65あぼーん:あぼーん
あぼーん
66あぼーん:あぼーん
あぼーん
67あぼーん:あぼーん
あぼーん
68あぼーん:あぼーん
あぼーん
69あぼーん:あぼーん
あぼーん
70天之御名無主:03/03/30 17:39
>>61 >>63 ありがとうございます。
ミソギというと川の瀬でのミソギを連想しますが、海の水でのミソギ
の例も多いんでしょうか? 海幸山幸のが海水だったかな?


71山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/03/30 23:28
>70
けっこう多くありませんか?ちょっと今すぐ分かるというものではありませんが。
たとえば北九州の女人禁制の「沖ノ島」に入島する前には発掘調査隊員たちが海
水に浸かって禊をしたという。
72天之御名無主:03/03/31 01:36
稲羽の素兎のウサギが遭った災難。
皮はがれて(服脱いで)海に入って風に吹かれるってのは
海での禊なんじゃねーのかって、何かで読んだベ。
73天之御名無主:03/04/01 15:04
s
74天之御名無主:03/04/02 01:16
山野さんって口語と文語の混ぜ書きするよね
75天之御名無主:03/04/02 02:04
Q.神主・巫女が呪文唱える時なんて言ってるの?
A.「八百万神等共に聞食せと畏み畏みも白す」
(やおよろずのかみたちにきこしめせとかしこみかしこみもうす)

Q.陰陽師が呪文唱える時なんて言ってるの?
A.「急々如律令奉導誓願何不成就乎」

Q.薬師が呪文唱える時なんて言ってるの?
A.「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」

Q.僧が呪文唱える時なんて言ってるの?
A.「のうまくさんまんだ、ぼだなん、ばく」


これって普通の日本語に訳すとなんていってるのでしょうか?
どういう意味なのか知りたいです
おしえてください〜
76あぼーん:あぼーん
あぼーん
77あぼーん:あぼーん
あぼーん
78天之御名無主:03/04/02 13:50
>>75
神社仏閣板で一生懸命答えてくれる人がここでおんなじ質問を見たらどう思う?

同じ内容の投稿を複数の掲示板で行うことは悪質な行為と見做されます。
7970:03/04/03 16:41
>>71 >>72
ありがとうございます。
80天之御名無主:03/04/06 11:42
日ユ同祖論スレのURL教えてください
81天之御名無主:03/04/06 12:09
>>80
★★★★★日本とユダヤの関係って★★★★★
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/history/1044945069/
82天之御名無主:03/04/06 13:32
さんきゅーです
83あぼーん:あぼーん
あぼーん
84あぼーん:あぼーん
あぼーん
85天之御名無主:03/04/08 15:16
>>39
【 ヒゲに関する考察 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1004434662/
86天之御名無主:03/04/08 17:53
明日から一人暮らしで、ネットできなくなるので、
これを機に、日本神話を読んでみたいと思うのですが、
日本神話を取り扱った映画、小説、検証本、アニメ、漫画等で
お勧めのものはあるでしょうか?。
突然ですいません、今日中に教えてください、お願いします。
87天之御名無主:03/04/08 19:01
>>86
火の鳥
88天之御名無主:03/04/08 19:36
>>86
せっかくだから、「古事記」をお読みになったらいかがですか?
文庫本だと一冊で手に入るし。
‘作家や評論家の視点’というフィルター漉しのものを最初に吸収してしまうと、
他の作品に接したときにも、その視点に左右されてしまうかもしれないしね。

>>87
「火の鳥」 いいよねーっ!
日本神話関連だと、黎明編とかヤマト編かな?
8986:03/04/08 19:53
>>87
あ、すいません火の鳥は読んでます。
っていうか、今のところ自分が読んだのってそれだけかも。
古代日本に興味持つきっかけが、図書室の火の鳥でした。
>>88
古事記ですか、原文だと難しそうですね。
でも読み応えもあるだろうし、変な先入観がつかなくていいかもしれませんね。
ありがとうございます。

自分でも少し調べているのですが、東宝の「日本誕生」って映画で
三船敏郎(好き)がヤマトタケル役をやってるんですね。
90天之御名無主:03/04/08 20:31
>>89
>三船敏郎(好き)
渋い趣味してはる・・・・・
もし、衛生を見ることができる環境なら、今月「日本誕生」放送するよ。


「日本誕生」(1959年)
監督:稲垣浩 特撮監督:円谷英二
出演:三船敏郎、原節子、鶴田浩二、宝田明
ttp://www.nihon-eiga.com/tokusatu/

東宝が1000本製作を記念した、三船敏郎をはじめとする豪華キャストによる古代スペクタクル
大作。
父である天皇と重臣たちに疎まれた日本武尊(三船)には次々と過酷な討伐命令が下される。
西へ東へとさまよいながらも巫女の弟橘姫(司)と恋に落ちる尊だが…。オープニングの日本
列島誕生に始まり、八岐大蛇との死闘やラストの転変地異等、技術の限りを尽くした特撮
シーン満載で、円谷英二の代表先とも言える1本。
ttp://www.nihon-eiga.com/prog/102483_000.html
91天之御名無主:03/04/08 20:38
>>86
古事記なら、>>38 >>41-43 のリンク先は参考になるかも
9286:03/04/08 20:44
>>90
スカイパーフェクTVは観られないです。
でもDVDが出てるみたいなので、いつか買って観てみたいですね。
なかなか評判よさそうなので楽しみです。
>>91
ありがとうございます、どれか一冊を選んでみます。
できれば挿絵付きがいいな〜(´Д`* )
日本書紀と古事記では天の岩戸とか微妙に違うそうですね。
93天之御名無主:03/04/08 20:59
>>86
古事記・日本書紀はまずは全訳本を読んでみては?
文庫で出てるはず
それで内容を把握したら、原文(書き下し)を
94山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/04/08 21:07
講談社現代新書なら書き下しと現代語訳が両方読めますね。岩波なら原文と
書き下し文が読める。
9586:03/04/08 21:40
>>93
たしかにいきなり原文は挫折してしまうかもしれません(´Д`* )
>>94
講談社の方にしてみようかと思ったのですが、
HPの現代新書の既刊リストをみても、古事記がないのですが、
上のほうで挙げられている講談社学術文庫でしょうか?
9690:03/04/08 21:44
>>90 スマソ
×衛生を見ることが
○衛星(放送)を観ることが


>>58
参考になれば。的外れだったら、ごめん。

[ イスマーイール派 Ismail ]
イスラム教のシーア派の一派。
765年に、シーア派が6代目のイマーム(アラビア語で「指導者」「規範」を意味する)としている
ジャーファル・アッサーディクの後継をめぐる議論の中からあらわれた。
イスマーイール派は、ジャーファルの長男であるイスマーイールこそ正統な後継者であり、
7代目にして最後のイマームであるとした。シーア派のほかの一派が12人のイマームを認め
るのに対して、7人のイマームしかみとめないために七イマーム派ともよばれる。
基本的には正統なイスラム教義にしたがっているが、秘義も維持している。9〜10世紀にかけ
てはグノーシス主義や新プラトン主義の影響もうけた。
9786:03/04/08 22:31
明日早いんで寝ます。
皆さん親切に色々教えてくださって有難うございました。
講談社の本を探して確かめてから買ってみます。
98天之御名無主:03/04/08 23:04
>>58
【 白人の名前について 】
http://academy.2ch.net/whis/kako/995/995725135.html

 33 名前: 世界@名無史さん 投稿日: 2001/07/22(日) 01:59

 白人だとアラブは入れて良いのかな?
 欧米人の人名と同語源のアラビア語人名(長母音いいかげん)
  ミハル(=ミカエル=マイケル)
  イブラーヒーム(=アブラハム)
  イスマーイール(=イシュマエル)
  イスハーク(=イサク=アイザック)
  ヤアクーブ(=ヤコブ=ジェイコブ=ジェイムズ)
  ユースフ(=ヨセフ=ジョーゼフ)
  ムーサー(=モーセ)
  イーサー(=イエス)
  ヤフヤー(=ヨハネ=ジョン)
  ダーウド(=ダヴィデ=デーヴィット)
  スライマーン(=ソロモン)
  イスカンダル(=アレクサンドロス=アレクサンダー)

 イスラム教も聖書の物語を基本的に共有しているので、聖書起源の名前が結構多い。
 まだあるかも。
99山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/04/09 07:08
>95
学術の間違いでした。
100天之御名無主:03/04/09 12:40
はじめまして。
日本神話と世界の神話の共通性をわかりやすく述べた
書籍などあったら、紹介していただきたいのですが。
101天之御名無主:03/04/09 16:15
山人について知りたいのですが、何かいい書籍はありますか?
102天之御名無主:03/04/09 17:05
ケルト神話に登場する
■メイベル 醜さの意味。
■ブレグ 偽りの意味。
■メング ずるさの意味。
の三名ですが、
名前のつづり(spelling)について記載のあるHPをご存知ありませんか?

メイベルとメングについては、人名でそれらしき物があったのですが、
ブレグに関しては検索できませんでした・・・
もっとも、見つかった二人分にしても、語源を考えると別物かもしれませんが。
103天之御名無主:03/04/09 18:46
>>102
英語のスペルでいい?
メイベル [ Meabal ]  ブレグ [ Breg ] メング [ Meng ]

Breg = Ireland. ‘Lie, Guile, Disgrace’. Wife of Dagda. She appears to form a triune goddess with her other names, Meng and Meabal.
ttp://www.geocities.com/cas111jd/celts/minordeities/celts8.htm

あと、関連スレね
【 ケルト神話 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/947591768/
104天之御名無主:03/04/09 18:47
>103
どうもありがとう!
105天之御名無主:03/04/09 18:49
>>86
もう遅いかも知らんが、今日本屋で文芸春秋の完訳古事記が出てるのみたよ
「中学生でも読みやすい」と書いてあったので分かりやすいかも?
106山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/04/09 21:45
>>100
大林太良先生の著作。でも比較以前に各地の神話をよく知らないと上っ面の
知識しかつきません。
107100:03/04/10 14:11
>106
ありがとうございます。
そうですね。元の神話から勉強してみます。
108天之御名無主:03/04/10 18:33
おしえてくれろ!
何故、物部の墓、神社には荒れている所があるんだろう?
石神神社が氏神。島根には物部神社があるけど
捨てられている物部の墓、神社は数多い。
あれは「ただの兵隊」だったんだろうか?
甲府盆地、山梨にも多かった。
タケルの東征にも関係あるのかな?
109あぼーん:あぼーん
あぼーん
110あぼーん:あぼーん
あぼーん
111とてた:03/04/10 22:39
>>108
そですか?
岩船神社はちゃんとしてましたが。
112誘導厨:03/04/11 01:23
>>100
【 日本神話とギリシャ神話の共通性について語るスレ 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1015782896/l50


>>101
【 山の民について知ってる方 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/949066103/l50

【 山窩だそうです 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/988420242/l50

【 私はサンカ系? 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/991634884/l50


>>108
【 いまいちマイナーな存在、物部氏について語るスレ 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/history/1029739403/l50

【 物部 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1027935326/l50
113101:03/04/11 03:16
>>112
ありがとうございます
114天之御名無主:03/04/12 05:02
>>112
サンキューです。
早速、書いてきた
115天之御名無主:03/04/14 23:31
百万篇ってどんな神様ですか?
116天之御名無主:03/04/14 23:57
>>115
百万篇ではなく「百万遍」で再検索してみよう。(^^;)
117天之御名無主:03/04/16 00:40
>>92
>日本書紀と古事記では天の岩戸とか微妙に違うそうですね。

編纂の意図が違うといいますからね。
日本書紀は中国の史書を参考にしたのか紀伝体で記されて(つまりは、対外的)いて、本文の
ほかに「一書に曰く」と牽いて異伝を紹介することが多いので、古事記と比較して一貫性がない
ような印象を受けるかもしれないですね。

たとえば、古事記で一番はじめに顕れる神様は、この板の名無しさんのルーツにもなっている
「天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」ですが、日本書紀では「国常立尊(こにのとこたちの
みこと)」になっています。
また、古事記ではあれだけ存在感のある大国主神の事績が、日本書紀ではかなりの部分が
省略されています。
ほかにも異同を認めることができ、そのためか、古事記のほうが成立年代は早いにも関わらず、
登場人物の表記が書紀と異なることなども含め、書記の編纂グループは古事記を参考にして
いなかったのではないかと考える研究者もいます。
118天之御名無主:03/04/16 12:01
神社で売ってるお札に悪魔の様な黒い生き物が描かれている事がありますが
あれは一体何なのか教えてください。
119天之御名無主:03/04/16 12:32
>>118
それは多分、角大師(つのだいし)さんでは?
検索されるなら、[良源]や[元三大師][豆大師]でもHITすると思いまつ。

【 良源[元三大師](912〜985) 】
第十八代天台座主で、比叡山の中興の祖といわれています。
良源は、比叡山の教学を振興するかたわら、老朽化していた諸堂を復興して
比叡山の全盛期を生み出しました。

【 角大師 】
良源が亡くなる前日、自坊で坐禅修行中に壁に映った影が良源が去った後も
消えず、これを弟子の尋禅が描きはじめると、写した部分から消えていき、
この不思議な良源影像図は今でも横川四季講堂に安置されていると伝えられ、
元三大師信仰はこれより広まりました。
異常に長く書かれた眉毛が角に見えるので、「角大師」と呼ばれ、疫病除けの
護符とされています。

ttp://yuyusangai.com/sougya/tunomame.html
ttp://www2.wbs.ne.jp/~renm/ryougen.htm
120天之御名無主:03/04/16 18:33
>>119
解説ありがとうございます。
あれは元々は人間だったんですね。
しかも僧侶、神社とはあまり関係ない方でしたか。
勉強になりました。
121天之御名無主:03/04/16 18:38
「臨兵闘者皆陣列在前」てカコイイよね
122あぼーん:あぼーん
あぼーん
123天之御名無主:03/04/16 21:42
>>117 訂正スマソ
×「国常立尊(こにのとこたちのみこと)」
○「国常立尊(くにのとこたちのみこと)」


>>120
元三大師は道教ほかの宗旨にも造詣が深かったといいますし、「元三大師百籤」という
おみくじの元祖ともいえるものを創ったといわれているので、神社と全く無関係というわけ
でもないかもね。
124山崎渉:03/04/17 09:11
(^^)
125天之御名無主:03/04/17 10:24
荒らしがスレ順をひっくり返していったのでとりあえずage
126中学生:03/04/17 14:16
将来、民俗・神話学関係に就職したいのですがどうすれば良いのでしょうか?
127あぼーん:あぼーん
あぼーん
128天之御名無主:03/04/17 15:44
>>126
2世紀前の貴族の息子に生まれ変わるしかないな
129天之御名無主:03/04/18 13:06
どうして一回忌の次が三回忌なんですか
130天之御名無主:03/04/18 14:21
>>129
年忌法要は、地域や宗派によって違いがあるもので、一概にはいえないかもしれませんが、
ある葬儀屋さんは、満一年後に執り行なうから「一周忌」、満二年後にあたる「三回忌」以後
は死亡した年を含めた数え方(数え年)になるんですなどと説明されます。
また、割り切れない奇数を尊ぶからなのだという方もいます。

もともと、「一周忌(後世、一回忌ともいうようになる)」と「三回忌」、それに「百ヶ日の法要」は
仏教の発想ではなく儒教から来たものです。
『禮記(らいき)』という書物によると、死して三ヶ月後の行事を「卒哭忌(そつこくき)」、十三ヶ月
目の命日を「小祥(しょうしょう)」といい、二十五ヶ月目の命日を「大祥(だいしょう)」というとあり
ます。
仏教がこれを取り入れた際、卒哭忌を百日の満数にして「百ヶ日法要」に、小祥忌を年が一巡
した最初の祥月命日に行うから「一周忌」に、大祥忌は三年目にあたるから「三回忌」に対応
するようになったのだとか。

なお、七回忌以降はまた別の説があるようです。
131129:03/04/18 15:15
なるほど
諸説あるんですか
しかし説明は良く分かりました
ありがとうございます
132山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/04/18 18:05
年忌が登場したのは鎌倉時代になってからで、当初は三回忌までであ
ったはず。
133あぼーん:あぼーん
あぼーん
134天之御名無主:03/04/18 19:51
『日本民俗宗教辞典』(東京堂出版)によると、日本で初めての年忌は
「国忌」という名称で天武天皇一周忌に持統天皇が営んだのが最初だ
ということだよ。
ただし、奈良時代は一周忌で終わっていたとのこと。
135天之御名無主:03/04/19 16:18
京都の碁盤の目のような町を覚えるための手鞠歌があるらしいのですが、
どなたかご存知じゃないですか?
136天之御名無主:03/04/20 02:16
>>135
メロディーまでは、よーお伝えできまへんが。(^^;)
北から南へ。

♪丸竹夷二押御池、姉三六角蛸錦、四綾仏高松万五条
(まるたけえびすにおしおいけ、あねさんろっかくたこにしき、しあやぶったかまつまんごじょう)

 丸(丸太町通) 竹(竹屋町通) 夷(夷川通) ニ(二条通) 押(押小路通) 御池(御池通)
 姉(姉小路通) 三(三条通) 六角(六角通) 蛸(蛸薬師通) 錦(錦通)
 四(四条通) 綾(綾小路通) 仏(仏光寺通) 高(高辻通) 松(松原通) 万(万寿寺通) 五条(五条通)


いくつか他のバージョンもあるんで、興が向いたら、検索してみて。
137山崎渉:03/04/20 04:32
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
138天之御名無主:03/04/23 12:46
>>121
九字は「抱朴子」に出てくる「臨兵闘者皆陳列前行」がオリジナルなんでしょうか?
139天之御名無主:03/04/23 14:35
ホメロス「オデッセイア」
どっかで和訳読めるとこなかろうかの?
まぐれで教えてけろ。
140天之御名無主:03/04/23 14:48
本屋
141天之御名無主:03/04/23 15:01
わしは脚がないから外にはいけんのじゃよ。
142天之御名無主:03/04/23 15:08
ホメロス / オデュッセイア〈上〉〈下〉 / 岩波文庫 / 松平千秋 (翻訳)

内容
 トロイア戦争が終結。英雄オデュッセウスは故国イタケへの帰途、嵐に襲われて漂流、さらに
10年にわたる冒険が始まる。『イリアス』とともにヨーロッパ文学の源泉と仰がれる、ギリシア
最古の大英雄叙事詩の、新たな訳者による新版。94年刊のワイド版。 (全二冊)

 (下)には第一三歌から第二四歌を収める。
 怪物たちとの戦いや冥界訪問など、オデュッセウス自身の語る奇怪な漂流冒険譚は終わりを
告げて、物語はいよいよ、オデュツセウスの帰国、そして復讐というクライマックスへと突き進ん
でゆく。

ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003210247/ref%3Dpd%5Fsims%5Fdp%5F%5F4/249-4130128-1987550
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003210255/ref%3Dpd%5Fsims%5Fdp%5F%5F2/249-4130128-1987550


検索してみて、知った。呉先生訳のものは絶版になってるのね。
143あぼーん:あぼーん
あぼーん
144あぼーん:あぼーん
あぼーん
145例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/04/24 00:37
>>139
土井晩翆の訳は読みやすいぞ。冨山房から出てる。
あと、ググって見たらdでもないサイトが見つかった。
あまりにヤヴァすぎるので何も言えない。
146天之御名無主:03/04/24 00:56
なんかいえよ
147例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/04/24 01:00
ああ、調べ直したら「オヂュッセーア」は新版出ていないから↓は問題なかった。
http://www.sm.rim.or.jp/~osawa/AGG/odyssey/odyssey-toc.html
「オヂュッセーア」の全訳が掲載されているスゴいサイト。ええんかと心配になたよ。

「イーリアス」はどうしてか冨山房のホームページではヒットしないので
http://www.washin.co.jp/honya/index.html
で注文しる!
重ね重ね申し訳ない。
http://www.sm.rim.or.jp/~osawa/AGG/odyssey/odyssey-toc.html
↑まだ七歌までしか載ってなかった。

お詫びに

http://www.furuhoncenter.com/list/005045_003.html
\3000(カバー破れ)
http://bookbigbox.com/
\3800

に在庫があった。
149:03/04/24 01:24
神話と宗教と呪術は、密接に結びついてると思いますが
陰陽道ってどの辺りに出てきますか?
書籍さがしてます。ヒントください
150例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/04/24 01:46
つまり、陰陽道はどの神話・宗教・呪術の流れをくむかってことか?
なら
道教、(四書五経の)易経、風水
あたりだろう。詳しくは大陸の神秘思想を調べてくれ。

あと、密教とはあんまり関係ないので気をつけるように。
151例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/04/24 02:06
陰陽道?神道?@民俗・神話学
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1003062474/

こんなスレがあった。ちゃんと検索しろ?オレモナー
152天之御名無主:03/04/24 02:27
私は無き祖父母(血縁ではありませんが)と仏壇越しに会話する事ができます。
祖父の死の予感、命日の前に夢にでてきたり、祖母からあらゆるメッセージを受けます。
祖父は兄を守護していて、兄がいない時は仏壇には現れません。
母は私を気味悪がります。話せて嬉しいのですが、こういう状態は何というのでしょうか?
153天之御名無主:03/04/24 02:37
メンヘルのほうがよくない?>>152
154151:03/04/24 03:03
>>152
ムーとか読んでませんし、特権意識を持つつもりもありませんのでマジレスして下さい。
155あぼーん:あぼーん
あぼーん
156154:03/04/24 04:15
オカ板は死者で遊ぶ様な単純な所が厭でここに来ました。
べつに霊能者やら巫女と呼ばれたいが為に来ている訳ではない。ここに来ればもっと理解できるレスが付くと思った。
いまの能力は所詮文化人類学の枠ではない、という事ですね。
基地外で結構です。
157天之御名無主:03/04/24 10:24
マジレスしていい?
「霊と話せる」「霊が見える」等と称する(もしくは称される)人間というのは
探せばいるものだが、そういった能力が集団内で認められ機能していれば、
シャーマンだの巫女だのと呼ぶことができる。たとえば宗教における教祖とか、
クラスで人気のある霊感少女とかが、これに該当するわけだ。ただしこの
肩書きが通用されるのは、その集団内でのみということも忘れてはならない。
だから152の能力とやらが集団の中で認められ機能していれば、シャーマン。
そうでなく自分で言ってるだけなら、表面上死霊の実在を認めない現代日本では
デムパという。

民俗学的に述べてみたが、満足か?
あ、精神的要因とか、死霊の実在を踏まえた上での自己能力の解明を期待して
いたのなら、それぞれ該当板があるからそっちへ逝ってくれ。
158天之御名無主:03/04/24 11:20
能力は社会あっての能力なんだね。これ、神話学をも含む人類学の
基本了解事項。能力を自分の卑小な否定すべき自意識と結びつけて
語るなんて野暮もいいとこ。「日本心霊科学協会」にでも行きなさい。
「修業料金」を提示された上で、お仲間がついてきます。
159天之御名無主:03/04/24 13:30
poka-n
160天之御名無主:03/04/24 14:48
「ぽこぺん」って遊びありますよね。
あの「ぽこぺん」という言葉はどこの言葉なのでしょうか?
とても日本の言葉とは思えないのですが…
161天之御名無主:03/04/24 14:59
中国語
162あぼーん:あぼーん
あぼーん
163156:03/04/24 17:06
>>158
開発型の「能力」は何らかの学習の末に造り出せる。
公に認めて貰えるもののみのが「能力」と言うのなら、ショー的に義祖父母との会話を行う事になる。
自己アピールの為に仮に亡き義祖父母を利用などしたくはない。当人にしか理解できぬ歴史を踏まえると私には出来ない。
当然の理由に家族でも私のみにあると気付いた潜在的な「能力」だ。
そして「否小な自意識」等と煽る意図さえ理解できない。
それはシャーマンへのコンプレックスにも見える。まっとうな意見では無い。
興味はあるが己には無い、自己体験を反映させている様な煽り。
164天之御名無主:03/04/24 17:16
すべてあなたの妄想だといえば満足ですか?
165あぼーん:あぼーん
あぼーん
166あぼーん:あぼーん
あぼーん
167156:03/04/24 17:30
それに、「私、霊と話ができるんだ〜!」とか言ったらキモがられるの必須。
母にも「気味悪い。」とか言われるから、言わない。
それに>>157に便乗して意見ですか?
ガチンコ出来ないのですね。まあその方が楽に生きていけますもんね。
168天之御名無主:03/04/24 18:03
現実を直視してないのはそっちだと思う。
169156:03/04/24 18:42
>>168
どこから「現実逃避」の話題に飛ぶん?生きてるし。
主語がぬけてるよ。
そっちって?

ここの板、釣り堀ですね。沢山セックスしてくださいね!
170あぼーん:あぼーん
あぼーん
171天之御名無主:03/04/24 20:06
>>151=154=156
次々と名前を変えるな。最初のレス番にしろ
172天之御名無主:03/04/24 20:35
最後に反論した者が勝者とは限らない。

そんなわけで放置汁。
173天之御名無主:03/04/24 23:26
「2ちゃんでおもちゃにされたよ〜」って仏壇のじいちゃんに泣きつけば
いいじゃねえか。何して欲しいんだ、莫迦が。
174天之御名無主:03/04/24 23:35
素養の無い奴は指摘されたことの意味も判らんようだ。
美味しすぎ。
175天之御名無主:03/04/24 23:53
>>160-161
>あの「ぽこぺん」という言葉はどこの言葉なのでしょうか?

中国語で「元が切れる」といった意味で、転じて「だめだ。話にならない」といったところだね。
176天之御名無主:03/04/24 23:55
ろーとる
めーふぁーす
177鉄頭道人:03/04/25 01:10
>>151
「社会に阻害される特別な自分」にうっとりしたけりゃミュータントテーマか進化テーマのSFでも読んで適当に妄想しとけ。
小説が読めないレベルで馬鹿なら、最近新潮社からX-MENのコミックの翻訳が出たはずだからそれ買って読め。

178天之御名無主:03/04/25 04:13
>156
私の知り合いにもそんな人はいる。仏壇ごしじゃないけどね。あなたはそれで
苦しんでいるのでしょうか? 母君の無理解が気になりますか? あなたの
言動を気味悪がるだけでなく、信じない人、非難する人もたくさんいるでしょう。
周囲とうまくやって行ければ問題ないのでは?
179あぼーん:あぼーん
あぼーん
180156:03/04/25 05:32
>>178
そうなんです。変に云えば「自己陶酔」やら「自己愛」やらでうんざり。
それか「馬鹿」と罵り、自らより下に私を置き、悦に浸る「民俗学好き」さん。
本業で生きてゆく。ただそれだけなんです。
実際身近に居ないと解らない事ですね。ありがとうございました。
181あぼーん:あぼーん
あぼーん
182天之御名無主:03/04/25 09:21
>>180
ちょっと優しく書かれた書き込みだとすかさず擦り寄っていく甘ったれた態度、「自己愛性人格障害」以外のなんだと言うんだ。
長距離持久運動(マラソン、水泳、山岳、自転車あたり)に没頭して心身を鍛えればそんな「声」なんか聞こえなくなるわい。
それができなきゃ、さっさとメンヘル板に逝け。
どちらにしろ心霊さんは板違いだ。
183天之御名無主:03/04/25 10:00
書き込まれた時間が…
朝の5時半にネットに書き込みですか。
あなたの不規則な生活が窺い知れますね。そんな不健康な日常を送ってる人が「死者の声が云々」といったところで、「自律神経失調」の一言で終わりですね。

184YHVH:03/04/25 12:05
HAHAHA!マターリイコウジャナイカ!
185天之御名無主:03/04/25 12:23
>184
たまにはこういうのも楽しい。
というわけで、「うっさいハゲ」。
 
まあ、自分も人類学と哲学で食わせてもらってるわけだが
この類の手合は二年に一度くらいお目にかかる。そのくらい
の頻度で済んでいるのは、努めてこちらが避けているからだ。
現場にいるとかならずこうした人に出くわすわけで、ある程度
彼らの特質を理解し、対処する方法を学んでおくのも悪くない
だろう。いままでの君らの対応を見てると、まるで2ちゃんの典型
なんだもん。この際、君らの培った能力を使ってこのケースで
学習してみたらどうだろう。
 
とりあえず、気づいたことから挙げてみよう。まず私から、ひとつめ。
1.常に彼らは「理解して欲しい、しかし標本化されていわば死物として
 扱われることを極端に恐れる」傾向にある。言葉を求める割には、認識
 における自由を拒否するわけだな。
186天之御名無主:03/04/25 19:15
すみません。
「神隠し」の記述があるスレを教えてください。
187あぼーん:あぼーん
あぼーん
188あぼーん:あぼーん
あぼーん
189165:03/04/25 19:24
>>185
たしかにリコナイズしていなかった部分もありました。
つまり「構ってちゃん」になって依存している所があった。
皆が理解していたらもっと怖いなと。
でも煽りのいたちごっこには僻易しました。このループは過去にもあったのですね。
一応稚拙な煽りは放置して、安易に同意を求めず、依存から自立します。
190天之御名無主:03/04/25 19:33
>>186 次は検索しようね。


【 神隠しについて〜恐い話でもOK。 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1018766659/

【 神隠しについて 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1049812014/
191天之御名無主:03/04/25 19:38
>185
「うっさいハゲ」というのは、特撮板ローカルの風習と伝え聞いていたのですが、他板にも浸透してきつつあるのですか?
192165:03/04/25 19:43
>>185
しかし、哲学や人類学で食べてゆける方からお話が出来て嬉しいです。
一応精神・心療内科に診てもらいましたが人格障害でも自立神経失調症でもなく、処方箋無しで帰宅しました。
あの「能力」は否定しませんが、理解を押しつけません。
社会に出れば只のアパレル業に従事する人間です。
193天之御名無主:03/04/25 21:59
>>191 あちこちで見るよ。
194天之御名無主:03/04/26 15:50
サンカや山に住んだ人々に関する本を好んで読んでる素人ですが、質問させてください。

近年のサンカ論について、沖浦和氏の「幻の漂白民・サンカ」や
五木寛之氏との共著「辺界の輝き」を読み、三角寛などの
サンカの古代起源説や乱波説などロマン的なサンカ論に説得力がないのは分かりました。

けど、最近「三角寛サンカ選集」を読み始めてみたら、
三角が描くサンカの生態の緻密な描写に、どこまでが三角の想像で、
どこからがリアル要素なのか分からなくなってきました。
前言と異なる表現が、後になって出てきたりして
三角の描くサンカ像にあやふやさがあったりして如何にも創り物感がありますが、
沖浦氏が述べるように三角のサンカ像にもある程度の理があると思います。

そこで、サンカの生活誌だったらり、特殊なサンカ社会構造だったりが
どこから何のヒントを得て膨らませて描いているのか、どのネタがより真実に近いのかといった、
三角サンカ文学の考証をしているような本があったらお教え下さい。

単なる読み物として読んでる分には面白いんですが、
どの辺がリアル部分なのかが分かってないと
なんか地に足がついてなくて読んでて気持ちが悪いもので・・・
195194:03/04/26 16:14
説明が足らなかったかもしれないので補足。

「サンカの実在性」ではなく、三角が描いたサンカの生態ってのは
どっから元ネタ引っ張ってきてるのか・・・ってのが知りたいんです。
あれ全部マルッと妄想とも思えないもので。
補足になってないかな(汗
196天之御名無主:03/04/26 16:15
>>194
■おまえ等、サンカやアイヌを馬鹿にするな!■
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1018785469/

私はサンカ系?
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/991634884/

山窩だそうです
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/988420242/
197194:03/04/26 16:29
>>196
即レスどうもです。
そのスレは前に何となく読んでました。
もう一度流し読みしてみましたが、やっぱり知ってる範囲の話題みたいなので
もうちょっと濃いのあるかなーと思ってここに書き込みさせていただいたんですが・・・
もっと自分で本読んで調べろってことっすね。精進します。
198天之御名無主:03/04/26 17:06
知ってる人は黙ってるモンね、そのスレ。
199天之御名無主:03/04/26 17:10
>>197
これなどはどう。
自分は読んでいないので、奨めるのもどうかと思うけど、目に止まったので。


歴史民俗学22号 『サンカの最新学 2』 歴史民俗学研究会 編

漂泊の民・サンカと三角寛をめぐる謎多き疑問に迫る最新報告。
三角寛の取材当時から生存していた武蔵サンカ・松島兄弟へのインタビューを通して、サンカ社会
の生活を実証するほか、三角寛の「現存者の言」を覆刻掲載、三角の未公開資料解説等、サンカ
社会の「共有文化」を多角的に検証する 総力特集。

A5判  216ページ 並製
定価1,800円+税
ISBN4-8265-0364-4 C1021

ttp://hihyosya.co.jp/NewBooks/NBT0302.htm
200194:03/04/27 00:52
>>198
なんかトンデモなノリで話が進行してること多いみたいだし、
似たネタがループしてる感じしましたんで。

>>199
ありがとう。
それ、前に読んでみようかと思っててそのまま忘れてたんですよね。
また忘れないうちに探しに行っときまつ。
201天之御名無主:03/04/28 02:19
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/987578701/

ここ、スレストが失敗してるんだけどどうすりゃいいの?放置?
202あぼーん:あぼーん
あぼーん
203天之御名無主:03/04/28 20:46
「どさんぴん」という言葉の意味について、
相手を罵倒する時に使うようなのですが、どのような意味のある言葉なのか
google等で検索してみたのですが、よくわかりませんでした。
ご存知の方いらっしゃいましたら、お教えいただけませんか?
204天之御名無主:03/04/28 20:51
さんぴん‐ざむらい【三一侍】‥ザムラヒ
(江戸時代、1年に三両一人扶持の俸禄を受けたから) 身分の軽い侍・若党を
卑しめていう語。さんぴん奴。
205天之御名無主:03/04/28 22:04
>204
即レスありがとうございました。
206山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/04/29 15:13
近世の随筆に狐に呼ばれたので呼び返した男が居て、お互い呼び合って
いるうちに狐が負けて朝行ってみると死んでいたという話がありましたが、
出典を忘れてしまいました。どなたか教えて下さらないでしょうか。
207あぼーん:あぼーん
あぼーん
208あぼーん:あぼーん
あぼーん
209天之御名無主:03/04/30 23:12
http://www.d5.dion.ne.jp/~engel/jiten/genso.htm
↑検索で引っ掛かったページ。
簡単にだが多くの魔物達が掲載されています。
ちょっとした調べごと程度なら役に立つと思います。
210天之御名無主:03/04/30 23:16
>>209
以前はそれの10倍以上載ってるページがあったんだが・・・
211天之御名無主:03/05/01 16:08
2ちゃん内で錬金術とかを語ってる所ってどこかにありますか?
212天之御名無主:03/05/01 16:28
1.中国では神の色は黄色。日本では紫。なぜ正反対に違うのですか?

2.アラハバキについて知っている限りで良いので知っている限りの事を教えてください。
遮光器土偶はアラハバキですか?龍ですか?
213天之御名無主:03/05/01 19:30
質問があります。ほんとにわからなくて困ってます。
1.プラトンは何故哲人政治を唱えておきながら、自分は哲学者なのに参政してないのか。

2.ソクラテスは、完全なものは神のみだと考えるが、ソクラテスの言う神ってのは、
どんな神なのか。例えば宗教によっても神は違うし、どの神なんですか。

3.プラトンが理想国家論を唱えた後、多少なりとも哲学者が政治をすることは
実際にあったんですか。


お願いです。どなたか教えて下さい。
  
214天之御名無主:03/05/01 19:33
215あぼーん:あぼーん
あぼーん
216天之御名無主:03/05/01 21:02
>>211
この板でなら、ここあたりを盛り上げてみてはいかが?

【 金属史について 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1049774130/l50

煉丹術なら『西遊記』スレでも触れていたように思う。
西洋のエリキサとかパラケルススなどの話題はあったかなあ?


>>212
>1.中国では神の色は黄色。日本では紫。なぜ正反対に違うのですか?

「黄色」「紫」とも、中国起源で、日本に移入されたものだと思いますよ。
「黄色」は黄土の色で中国の大地を示し、皇帝の色。天皇が束帯に纏われる黄櫨染(こうろぜん)の
御袍にも影響が見られますね。
「紫色」は天界の天帝の居所だとされる紫微宮(紫微垣)からですね。

>2.アラハバキについて
なんだか、高橋克彦先生の『竜の柩』ネタのような・・・

ここは参考になるのかしら?
【 アラハバキ神社 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1006796821/l50
217例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/05/02 01:31
>>213
つーかさぁ、あんた世界史板にも同じ質問してたろ。あっちではきちんとお礼言ってた
から、こっちでも礼と詫びのレスを早めに。
>>214は冷たいかったもしれなかったけど、確かに正しいし。

>>211
こっちもおながいします。スレ揚げたはいいけど、漏れ、板違いじゃない知識が無くて
ちょっと気まずい。(m_ _m)考え無しの大将だ、漏れ。
Ω神秘学の歴史Ω@世界史
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1026300351/
218212:03/05/02 08:56
レスありがとうございました。
219211:03/05/02 09:25
>>216
>>217
どうもありがとうございます
220天之御名無主:03/05/02 21:17
在日がいろいろ人種工作やってるけど、真相はかなり違う。

大雑把に、
頭示数が、韓国人は短頭〜過短頭、日本人は中頭〜短頭。
鼻示数が、韓国人は中鼻、日本人は広鼻〜中鼻。
二重の出現率が、韓国人は約2割、日本人が約5割。

一般的に韓国人の顔は、ツリ目が多く、鼻は低く目立たず、彫りが浅い。
頭は絶壁頭の傾向が強く、その分頬骨が高い。体毛が薄いのに比例して
眉毛や髭などが薄い。全体的に見て平坦な印象。形態もさる事ながら、
中国人ほどではないが遺伝子の方もかなり違う事から考えれば、
韓国人は人種的に日本人とはかなり違った異人種であるという事が分かる。

http://www3.mahoroba.ne.jp/~npa/narayaku/image/dna_map.jpg
>>217の前半、かなり痛いな、漏れ。別に自分で質問に答えた訳じゃないのに、やたら偉そう。
反省しませう...。
222天之御名無主:03/05/03 11:34
私は幼少時から神話に登場する神様は男神も女神もみんな大きい(というか巨大)の
イメージがあるんです。それこそ人間なんか束になっても小指一本でやられちゃうぐらいの。
でも実際大きい神様てそんなにいないですよね。
北欧神話の巨人族くらいでしょうか(これも具体的な大きさは知らないし)
世界的に見てどうなんでしょう?
223あぼーん:あぼーん
あぼーん
224あぼーん:あぼーん
あぼーん
225あぼーん:あぼーん
あぼーん
226山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/03 19:16
>>222
「世界的な」ことを語るのは無謀過ぎますが、仏菩薩はかなり大きな
存在ということになっており、日本のククノチなど大きな神も珍しく
ありません。
227例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/05/03 23:46
>>222
インドの神様は伸縮自在、山の大きさどころかヴィシュヌなんかはただの二歩で世界
を端から端まで歩いたりしました。
ギリシアのティターン神族はよく「巨人」と表されます。アトラスなんかがいるからデカい
のがデフォなんでしょうな。ゼウスは巨人族ギガース最強のティフォーンとプロレスして
ますから、こちらも伸縮自在と考えるのが自然かと。

とにかく神様というのは伸縮自在なのが当たり前のような気がします。考えてみると
人間サイズじゃどー考えたって不自然だろってエピソード、心当たりありませんか?
228天之御名無主:03/05/03 23:51
こんにちわ、みなさま。
始めて書かせていただきます。

質問なのですが、「いとも憎むべきもの」の意味をもつ
堕天使また悪魔、魔王って誰のことかわかりますか??
229天之御名無主:03/05/05 10:25
>>201
こちらへどうぞ。

■ 調子の悪いスレッドの修理承り口-6-
http://qb.2ch.net/test/read.cgi/accuse/1047912295/
230例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/05/06 02:14
昔、精神薄弱者が神性を持つものとして、ある種の神聖視をされていたと聞きました。
そこで、こういう特殊な神聖視をされたりする人間のことを調べられる本を、皆さんご存じないでしょうか。
231天之御名無主:03/05/06 19:48
>>228

【 ケモシ / Chemos、Chemosh、Kemosh 】

 死海の東岸に住んだモアブ人によって崇拝された太陽神にして主神。後にキリスト教に
よって悪しき存在におとしめられる。
 ケモシはソロモン王の神殿にも祭られた神で、アンモン(死海の北東の地域)人の神モロクと
同一視されることもある。

 『列王下記』第3章27節によれば、先勝祈願のために、皇太子が人身御供にされことがあり
ます。ベルフェゴルのことだとも言います。『士師記』第11章24節によれば、アンモン人にも
崇拝されていたことがあります。
 アッカド人はこの神をシャマシュと呼んだ。
 唯一神に対抗するため、太陽神から 「 憎むべきもの 」 に落とされ、ついに悪しき存在になる。
後世の悪魔祓いの祈祷師らは人々にとりつく悪霊をしばしばケモシの名で呼んだ。

 ミルトンは、『失楽園』において、「その自称した名前はペオルであった。それだけでなく、彼は
そこからその猥褻な祭儀を、殺戮の邪神モーロックの森に近い、あの涜神の丘にまで蔓延させ
たが、憎悪と隣り合わせの淫情とはまさにこのことであった。」(第一巻、四一五〜四一七)
 ケモシはいくつかの点でモーロック(モレク)とも結びつき、この二神は実際には同一の存在で
あるという指摘もある。ヒエロニムスはモアブ人の神、ケモシュがバアル=ペオルと同一であると
しているのでミルトンはこの言及を頭に入れていたとされる。

ttp://www.linkclub.or.jp/~argrath/devil4.html
ttp://urawa.cool.ne.jp/seraph/MiltonD.htm
ttp://nt.sakura.ne.jp/~krsna/densho/card/ca001001.html
232天之御名無主:03/05/06 22:00
>>227
>ヴィシュヌなんかはただの二歩で世界を端から端まで歩いたりしました。

ヴィシュヌ神のアヴァターラを説明する神話で、天・空・地の三界を三歩で踏み越えるエピソードは知っていました。
二歩で、というエピソードもあるのですね。インド神話も異伝が多いといいますものね。もしよければ出典を教えていただけませんか。

>>230
商売繁盛の福の神とされた「仙台四郎さん」のことはご存知ですか。私はこの人の話を聞くと、布袋さんの縁起を思い浮かべてしまいます。
233山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/06 22:01
>>230
福神信仰で良いのでは。福助も水頭症の子供だったようですが。
234228:03/05/07 04:12
>>236
ご親切な解説ありがとうございました!!
235天之御名無主:03/05/07 12:17
さあ、次の>>236は「ご親切な解説」をしなくてはならなくなったぞ。がんばれー。

>>234さん、ごめん。ネタにしちまった。(w
236山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/07 19:12
                        | まぁまぁ各々方、豆腐でも食って
                                 l  落ち着きぃな。
                                 ヽ、,,,__  ______ノ
                    _,, ィェ 、,,,,,__             ノノ
               _,, ィ ''"~壬丑圭圭圭~"''ャ 、,,_
           _,, ィ '"壬圭圭午丑圭圭圭圭圭圭圭~"''ャ 、,,_
       _,, ィ '"壬圭圭圭午圭丑圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭''ャ 、,_
    _,, ィ '壬壬壬壬壬午ヱヱヱヱエエエエヱヱヱヱヱヱヱヱヱヽ、
   イ壬方シン亠''''''""~'三(ハ,-、i! _,,-    ,,_ )ヽ≡ヽ≡ヽ≡ヽ≡ヽ~''-ヽ
  /-'''""≡/≡/≡/≡/≡_i`!、!.i! ィ_・ュ  ィ・シ三 \三\≡\三=--'''"
  `'''-==---------ー'フ''"⌒~"ヽi!     ィ、 j  i、   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            / ◆,,,,,,,,_◇入   ー=ァ ノ ) 
            〉' ◇  !、 ヽ、 ヽ、_____/゙/`┌──,──┐
            | `ー、,,, >テ>-、 /(人)'____,゙ |. .冰( ; . . .....:|
           /|  ) ◆<ノi /⌒ー‐( ̄ テiミ三 三三i三三三三l
           ヽ弋    / | トー-----ァ---、ン  `ー’
            ヽ戈,◇ ィ  | | | ,,ソ彡'、◆ノ |
            人_ ◆ノ ノ ノ l ラー''::::\ノ .ノ
          ノ 个、 ̄""~ _ノ ノ) :::ノ::::::::::ト'"
       __,, -"ノノ人 `ー____,,,,ン((:::::::/:::::::::::ノ
       `'' ンノノ ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::ノ;;;;;;;;;ノ
       `''ー'ー'   i、;;:::::::::::::::::::::;/  |
              | `''-ァ---''"ヽ   |
             /   /     ヽ  ~ー-.,,_,、
            (    ヽ、__   〈_  _  _ノ
             `ー 、_ )ー、)    ̄   ̄
                 `'
237天之御名無主:03/05/07 19:26
神話道具はどのサイトにいけば調べられますか?
検索で以前引っ掛かった素晴らしいページが消失してました。
238あぼーん:あぼーん
あぼーん
239あぼーん:あぼーん
あぼーん
240天之御名無主:03/05/07 21:07
質問させてください。

民族学と民俗学は全く違うものなのでしょうか?
241あぼーん:あぼーん
あぼーん
242例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/05/07 22:05
>>237
ヤマ(閻魔)の話からです。
倭人に化けたヴィシュヌが、当時全世界を支配し傲っていたヤマ王に口先三寸で気に入られて、
「三歩分の土地をやろう」と言われたので変身を解き、二歩で全世界を歩いて、「もう歩けんぞ」
と言いました。そこでヤマは無言で自分の頭を指さしました。ヤマの態度に感服したヴィシュヌ
は死後の世界を彼に与えました。
こんな話でした。出典は「インド神話図鑑」からです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877193022/qid=1052309965/sr=1-18/ref=sr_1_0_18/249-2075596-4045900

>>237さん、山野野衾さん
レスありがとうございます。福助、仙台四郎ですか。

あと、すいません、あの時は「生き神信仰」という言葉が思い浮かびませんでした。こちらを
扱った本についてもお聞きしてよろしいでしょうか。
精神薄弱者はしばしば依巫とされたという話を聞きましたので。

生き神信仰  宮田登 著 塙書房
http://www1.e-hon.ne.jp/content/onde_collect.html
復刊されるそうなのでとりあえず予約しますた。

ここは雑談スレということなので、
↑のリンク先のラインナップ、皆さんにとってはどんなもんでしょうか?
私は、「地獄」や「幻視者たち〜宇宙論的考察」あたりが気になりますが。
243天之御名無主:03/05/07 22:06
>>240

「民族学」と「民俗学」の関係を、どう捉えるかは、国によって、時代によって、また学者に
よって様々であって、一言で言い切るのは難しい。

民族学を「文化人類学」とも言い換えることもあるが、「文化人類学」は、自然人類学(形質
人類学とも)・狭義の文化人類学・先史考古学・歴史考古学・言語学などを包含すると認識
している国もある。
「民俗学」が民間伝承(フォークロア)を研究する学問と言うのなら、「民族学」の一分野だ
などと乱暴なことをいう人もいる。
アメリカなどは民族学を自然科学と社会科学の両面で総合的に考察しようとするスタンス
だと思う。

「民族学の研究対象は世界のすべての民族であり、民俗学は一民族に限定して研究する」
という考え方もあれば、「民族学は異なる国家・地域間の比較文化的な方法をとり、民俗学は
他文化との比較より自文化内の対象を研究するもの」という方法論の面で説明する研究者も
いる。
244山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/07 22:48
>242
「地獄」は面白そうですね。一つのテーマ(日本史系)に興味がおあ
りなら『古事類苑』を参考になさっては。
245232:03/05/08 21:39
>>242=227
丁寧なレスありがとうございました。
『バーガヴァタ・プラーナ』の倭人(ヴァーマナ)に変化したヴィシュヌ神と魔王バリとの
エピソードの異伝になるんですね。この場合、ヤマの頭頂は三歩目に含めないんですね。
ところで、このリンク先の『インド神話図鑑』の著者のKZ和神さんというのはどういった
プロフィールの方なんでしょう? ほかにも著作があるのでしょうか?

>>222
>私は幼少時から神話に登場する神様は男神も女神もみんな大きい(というか巨大)の
>イメージがあるんです。
創世神話や、天空や大地に比定される神格は、巨大な神が多いんじゃないでしょうか?
中国の盤古とか、エジプトのゲブやシューとか。
そういえばゴヤのサトゥルヌスの絵も巨大なイメージで描かれていますよね。
246あぼーん:あぼーん
あぼーん
247例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/05/10 00:04
>>244
「古事類苑」、量、質、価格、・・・いずれも、最強!
うっくっく、図書館に置いていそうなのが救いですな。ちょっと探してみます。

>>245
>『インド神話図鑑』の著者のKZ和神
あの本、図書館で借りた本で、しかも現在貸し出し中なのでハッキリとは申し上げられない
のですが、この本自体は見た目、内容共に新紀元社っぽいです。なのでそんな感じだと思いますが。
本が返却されてきたら改めて報告させて頂きます。
248天之御名無主:03/05/10 00:07
.
249山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/10 08:56
>247
古書なら5千円ぐらいしかしませんよ。
250245:03/05/10 19:45
>>247 :例の170 ◆vBOFA0jTOg さん
>あの本、図書館で借りた本で、しかも現在貸し出し中なのでハッキリとは申し上げられない

わざわざ、図書館に確認に行ってくださったのでしょうか?
そこまでお手を煩わせるのも心苦しいのですが。。。 (´・ω・`)
>>249
五千円ぐらいしかって・・・、しかも全冊のうち一冊だけでしょう(w
もっとも、必要な巻だけを選べばいいだけでしょうが。
よさげなのは神祇部、宗教武あたりでしょうか。

>250
いえ、ただ最近図書館に入り浸っているだけですから。
252山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/10 23:25
>251
だって毎月生活費の3〜4割を書籍購入にあてているくらいですから(笑)。
253あぼーん:あぼーん
あぼーん
254天之御名無主:03/05/11 22:05
埴山姫命
罔象女命

これなんて読むんですか?
255あぼーん:あぼーん
あぼーん
256山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/11 22:16
>254
記紀の最初の国生みのところに出て来ますよ。
はにやまひめのみこと、みずはめのみこと。
257254:03/05/11 22:22
>>256
ありがとうございました
258天海悠午:03/05/12 17:31
皆様失礼します、はじめて書き込みをさせていただきます。

西遊記に登場の白馬(竜馬)が任じられた八部天竜とは
どういった役職なのでしょうか?

どなたかご存知の方がいらっしゃれば教えて頂けないでしょうか、
お願いします。
259あぼーん:あぼーん
あぼーん
260天之御名無主:03/05/12 20:14
妄説 納豆の歴史
http://finedays.org/natto/nattohistory.html
これ、何からパクってるんでしょうか?
261あぼーん:あぼーん
あぼーん
262山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/12 22:38
>258
そもそも小説なんですから、仏典にあるわけもない。八部衆か天竜八部
あたりが元ネタでしょう。その同族というくらいの意味。
263天之御名無主:03/05/12 23:43
ちくまの「マハーバーラタ」の続きは翻訳されるの?
264あぼーん:あぼーん
あぼーん
265あぼーん:あぼーん
あぼーん
266あぼーん:あぼーん
あぼーん
267天之御名無主:03/05/13 12:51
>>260
パクリと決めつけるのもどうかと、、、
パクりだとすれば『納豆沿革史』あたりか?
『納豆沿革史』がみれなかったので何ともいえないが、
『納豆沿革史』からのパクりである可能性は低そう。
かなり学識のある方でないと書けないと思われ。
268天海悠午:03/05/13 12:52
>262
なるほど、承知致しました。
回答ありがとうございます。
269天之御名無主:03/05/13 14:23
寺社の起源、いわれなどを語るときに
夢でお告げがあって、土中に埋まっていた仏像・神像などを掘り起こした
または海から引き上げた、という話を割と全国的によく聞く気がするんだけど
像ってのはそんなにぼこぼこ埋まっていた物なのだろうか。

埋める→掘り出すって事に何か意味があるかなとも思ったんだけど。




270あぼーん:あぼーん
あぼーん
271天之御名無主:03/05/13 18:06
>>212
【 アラハバキ統一スレッド 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/986555876/
272天之御名無主:03/05/13 19:37
>>258
>西遊記に登場の白馬(竜馬)が任じられた八部天竜とは

三蔵法師は、旃橿功徳仏(せんだんくどくぶつ)
孫悟空は、  闘戦勝仏(とうせんしょうぶつ)
猪八戒は、  浄壇使者(じょうだんししゃ)
沙悟浄は、  金身羅漢(こんしんらかん)

たしかに、他の四者に比較すると、白馬の「八部天竜(はちぶてんりゅう)」という位階は
異質に見えるのかもしれない。
『西遊記』は、天帝や二郎神君、西王母など、道教の世界をベースに、仏教のエッセンスを
注入している。
しかも、釈迦の掌中から脱けだせない悟空を見てもわかるように、仏教の優位性を見て
取ることができる。

「八部天竜」と聞けば、天竜八部(衆)を思い浮かべるが、「天竜八部衆」とは、仏法を守護
する阿修羅や夜叉などの八部の異類のこと。また、天竜八部衆は「竜神八部」とも言い換
える。古語辞典を引くと「竜神八部」は、こう説明されている。

 【竜神八部】[名] 仏法を守護する八種の生物。八種のうち、竜神が特に優れている
 ので代表させていう。

白馬は、そもそも西海龍王敖閏の三太子。つまり、竜種。
しかし、『西遊記』世界の龍たちは、背筋を抜かれたり、宝物を巻き上げられたり、読んで
いて可哀想になるくらいに弱く弱く描写されている。
そのため、仏教の八部衆を持ち出してきて、レベルアップしたことを、端的に示したともいえる。
273天之御名無主:03/05/13 19:37
>>263
>ちくまの「マハーバーラタ」の続きは翻訳されるの?

【インド神話・インド哲学について語る】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1018866702/l50

 >476 :転載します :03/01/27 14:17
 >>>470-471 >>473-475
 >【ちくま学芸文庫はまだまだ続くか?】
 >http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1026211223/442-451
 >
 >451 :吾輩は名無しである :03/01/27 11:38
 >筑摩書房に問い合わせをしたところ、訳者を代えて刊行を続けるとのことでした。
 >上村先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
274272:03/05/13 20:08
>>268
すまん。既に解決済みだったのな。
ちなみに関連スレ。


【 西遊記って 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1004995377/l50
275275:03/05/13 23:54
最近、「竹内文書」に興味があるんだけど、いい書籍やHP知ってる人居ます?
276天海悠午:03/05/14 01:35
274>
詳しい説明ありがとうございますm(__)m。
言葉は悪いかもしれませんが
噛ませ犬的役割から仏教の守護役への格上げ
位の意味で捉えてよろしいのでしょうか。
277_:03/05/14 04:29
>>275
定本 竹内文献 八幡書店
幻の超古代文書の原典を忠実に公開(増刷予約受付中)
http://www.hachiman.com/books/89350-088-0.html

神代秘史百話 八幡書店 酒井勝軍 竹内文献を理解するための教科書
http://www.hachiman.com/books/89350-296-4.html

超図解 竹内文書―地球3000億年の記憶 徳間書店 超知ライブラリー
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198602611/qid=1052853577/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/250-5599382-6790650
278じん:03/05/14 14:18
ぶっちゃけ神さまって存在するんですか?
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/psy/1052881436/l50

意見を聞かせて
279275:03/05/14 21:47
>>277
遅くなりましたが、ありがとうございました。
しかし、定本だけあって高いですね(^^;
280天之御名無主:03/05/16 00:16
はじめましてw
いきなりですが皆さんに質問です。
1.妖怪と幽霊の違い、もしくは境界線って何だと思いますか?
2.最近の都市伝説に出てくる連中は妖怪でいいんですか?
意見お願いしますm(__)m
281あぼーん:あぼーん
あぼーん
282あぼーん:あぼーん
あぼーん
283天之御名無主:03/05/16 01:05
バロメッツって何なの?
284天之御名無主:03/05/16 01:43
>>280
その辺に関してはいまだに定義が定まってないのが現状です。
とりあえず自分の意見としては、
1.生前の個人情報があれば幽霊。なければ妖怪。
2.問題なし。
です。
285天之御名無主:03/05/16 02:04
神社・仏閣版ではレスがなく、宗教板より誘導されて来ました。
神仏習合についてお尋ねします。m(_ _)m

1)明治の神仏分離で強制的に分離された神仏習合の宗教が再び神仏習合に戻ったところはありますか?
もしあるようでしたら、その経緯について知りたいと思っております。

2)神仏習合に戻っていない宗派はどのような理由で戻そうとしないのでしょうか?

3)神仏分離されずにそのまま残っている宗派や
一旦分離されながら再び神仏習合に戻ってそのまま現代いきている宗派の有無。
その一覧などありましたら。

以上について参考になるサイトや文献などもありましたらご教示下さい。

神奈川県立図書館のリファレンスでも問い合わせたのですが、
上記の項目について書かれている書籍などがないようです。
質問スレでなく新規にスレを立てた方が良いようでしたら、
どちらの板が適当かご指示いただけたらと思います。
(自分でスレッドを立てたことがないので・・)
宜しくお願いいたします。
286あぼーん:あぼーん
あぼーん
287天之御名無主:03/05/16 03:35
>>283
スキタイの羊のこと。樹から羊が生えてる幻獣(幻樹?)。
288天之御名無主:03/05/16 05:16
民俗学関係の本でこんなの(娯楽的に)面白いよ! ってどんなのありますか。
289あぼーん:あぼーん
あぼーん
290あぼーん:あぼーん
あぼーん
291天之御名無主:03/05/16 07:44
魔術を使うための素養であるとか、条件とはなんでしょう? ゲームのように数値的な何かを消費するわけではないでしょうし、やはり悪魔との契約や、先天的なものでしょうか? オカルト的な事かもしれませんが、こちらの板の方が良いような気がしまして。
292天之御名無主:03/05/16 10:29
>>240 >>243
【民俗学と文化人類学】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/993193239/


>>288
【民俗学・神話学ベースのおすすめ作品ってある?】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/986444023/

【日本の民俗学を学ぶお勧め書籍】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1002208643/
293天之御名無主:03/05/16 11:23
>>291
魔術など現実には存在しませんが
294天之御名無主:03/05/16 11:40
>>291
実在云々はともかく、魔術は民俗学ではありません。
適切なスレッドに行ってください。
295天之御名無主:03/05/16 12:34
おいおい。人類学で魔術を扱うじゃないか。なんて不親切なんだ。

>>291
とりあえず概説書として偏ってはいるけどオキーフの『盗まれた稲妻』
をおすすめする。
296あぼーん:あぼーん
あぼーん
297あぼーん:あぼーん
あぼーん
298天之御名無主:03/05/16 12:47
>>285
神仏分離によってわけられたと各寺院ですが、まだ、探索中なので
あるかもしれませんが、再び神社習合に戻ったというものは見受け
られません。
理由はわかりませんが、各地おのおのの理由があるとおもいます。
(財政、思想など)

神仏分離では宗派でというより、同じ社で同居していた神、仏をわける
整理統合というケースが多く見られます。しかしながら国家神道の形成が
廃仏につながった感じも見られます。

場所によっては行きすぎた廃仏(鹿児島はそれが強いようです)や
全体的に極端に衰退してしまったケースなど、さまざまです。
なので、衰退してしまった場所では隆盛を取り戻そうとして、政府に要望
したケースもあります。生き残りに必死だったようですね。

なお、分離されずに残ったものはあります。有名で大きいところでいえば、
愛知県の豊川稲荷などが例に挙げられます。

神仏分離令の影響は土地や寺社によって影響がバラバラですので
全部をいっしょくたに語るのは難しいです。

なお、参考までに・・・

立山講社←(神仏分離に抵抗したケース)
http://www2.ocn.ne.jp/~tomoya1/sub6.html

豊川稲荷
http://www.ne.jp/asahi/rekisi-neko/index/toyokawa.html
299298:03/05/16 12:57
再び神社習合

再び神仏習合
300298再修正:03/05/16 13:03
立山山麓芦峅寺、岩峅寺

http://www2.ocn.ne.jp/~tomoya1/sub6.html

だった・・。2度もスマソ
301天之御名無主:03/05/16 13:50
>>295
ごめんね。
>>291はファンタジー世界に入り浸って現実と想像の区別がつかなくなった変な人だと思ったのよ。
302あぼーん:あぼーん
あぼーん
303天之御名無主:03/05/16 14:19
>>291
定評ある書籍を紹介します。(いかがわしいオカルト本とは違うと思う)
魔法―その歴史と正体 K.セリグマン (著), 平田 寛¥5,000
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4409030361/qid%3D1053062015/250-5599382-6790650
大きめの図書館に行けばあると思う。

どうしても手元に欲しければ上記のものが品切れらしいので古書ですが
http://www5.ocn.ne.jp/~kittyomu/mind_cat/majyutu.htm
MJ-38 魔法−その歴史と正体(ビニールカバー版)世界教養全集20 K・セリグマン 平凡社 昭49 \1600

世界教養全集版は少し前までゾッキ本と並んで一冊500円位で手に入ったんだけどね。
304あぼーん:あぼーん
あぼーん
305あぼーん:あぼーん
あぼーん
306天之御名無主:03/05/16 23:10
雪女の昔話について、
最後に雪女が男の元から去っていく以外のバージョンはあるのでしょうか?
307280:03/05/17 01:38
>>284
返答ありがとうございます!参考になりましたw
308天之御名無主:03/05/17 07:34
どうしてもみつからないのでよろしくお願いします
前に読んだ東洋文庫の一冊のなかに 
東欧か中近東の話で人間の一生を動物に見立てて
「・・(略)30代では馬のように働き・・60代では犬のように用心深くなり
・・80代では猿のように醜くなる」
というたとえがあったのですが どうしても全部が思い出せません
南方熊楠の一二支ではないようです
どなたかご存じのかたあとお教え下さい
よろしくお願いします
309あぼーん:あぼーん
あぼーん
310天之御名無主:03/05/17 09:12
>>308
タルムードかと思ったけど違うかな?
一応、講談社+α文庫「ユダヤ5000年の知恵」より

‡男の人生は七変化
タルムードによれば、男の人の生涯は七つの段階に分かれる。
1. 一歳は王様 みんなが集まって王に仕えるようにあやしたり、きげんをとったりしてくれる
2. 二歳は豚 どろの中を走り回る
3. 一〇歳は子ヤギ 笑ったり、はしゃいだり、駆け回る
4. 一八歳は馬 大きくなって自分の力を見せたがる
5. 結婚してロバ 家庭という重荷をしょって、とぼとぼ歩かなければならない
6. 中年は犬 家族を養うために、人々の好意をせがまなければならない
7. 老齢は猿 子供っぽくなり、それにもかかわらず誰も関心を払ってくれない
311山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/17 09:33
東欧の民話にはじめの二十年は人間の一生であとは様々な動物のもの
であったというものがありました。
312とてた:03/05/17 10:33
僕は「チンプイ」でそれを知りました…。
313308:03/05/17 10:33
>310,311
早いレスありがとうございます。
タルムードのはかなりわたしの記憶に近いようです。
別解釈の文献だったのかもしれません。
調べてみます。
東欧の民話ですか・・もう少し詳しくわかれば検索できるのですが・・
どうもありがとうございます。
314山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/17 10:46
>313
書いてあった本自体が出典を明記していなかったものですから。それ
も今は手元にありません。
315天之御名無主:03/05/17 14:25
もしも僕がいつか山野と出会い話し合うなら
そんな時はどうか愛の意味を知ってください
リンダりんだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
りんdなリンダリンダ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼あああああああああああああああああああああああああああああ
316あぼーん:あぼーん
あぼーん
317天之御名無主:03/05/17 21:28
「夢」に関わりのある幻獣、魔獣・・・
ナイトメアなどを詳しく紹介されている本などありますか?
スレとか。
心理学板行ったほうがいいのかな。
318天之御名無主:03/05/19 21:34
「夢の劇場」って本があるけど
319天之御名無主:03/05/19 22:31
316さんありがとうございます。
4800円て高いのぁ。
320天之御名無主:03/05/19 23:05
お金出して買うほどの本じゃないですよ。。。
321天之御名無主:03/05/20 01:28
>319
つーか>316は業者でしょ(w
322山崎渉:03/05/21 21:51
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
323天之御名無主:03/05/21 22:51
ハイチあたりに「バロン・サメディ(土曜男爵)」という神様(?)
がいるらしいのですが、
なぜこのような名前なのか、ご存知でしたら教えていただけませんか?
324天之御名無主:03/05/21 23:17
>>323
土曜日に現れるからなのか儀式を土曜にやるからなのか…
325山崎渉:03/05/22 00:11
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
326山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/22 00:18
ブードゥー教ではキリスト教のイエスに相当する存在らしいですが、
私も詳しいことは存じません。サムディとも表記されるようですが。
327天之御名無主:03/05/22 20:05
教えてほしいのですが
FFのバックボーンって言う過去のスレで
>バハムート=ベヒーモス=ベヘモット。一般的に同じです。バハムートって魚よん♪
>リヴァイアサン=レビアタン。ベヒーモスと食い合って殺られた方。
って書いてあったんですがこれって事実ですか?
328天之御名無主:03/05/22 20:26
[ ベヘモト Behemoth ] 陸の魔獣

 ベヘモト、またはビヒモス(ベヒーモス)と呼ばれる。
 レヴィアタンと同様、海から生まれたが、あまりに巨大なため、二匹が共に暮らすことが
できず神はベヘモトを地上に上げデンデインという広大な砂漠に住まわせた。この二匹は
最後の審判の日には互いに殺し合うことになっている。
 その姿は、「尾は杉の枝のようにたわみ、腿の筋は硬く絡み合っている。骨は青銅の管、
骨組みは鋼鉄の棒を組み合わせたようだ。これこそ神の傑作、創り主をおいて剣をそれに
突きつける者はない」(『ヨブ記』)と表されている。
 ベヘモトは本来は河馬のような姿をしていると考えられたが、イギリスの詩人ジェイムズ・
トムスンが『四季』(1726年頃)で犀であるとし、ウィリアム・ブレイクもそれに影響を受けた
ベヘモトを描いたとフレッド・ゲティングスは述べている。
 もっともその性質は、「山々は彼に食べ物を与え、野のすべての獣は彼に戯れる」とあり、
穏やかであるらしい。
 しかしグリモアの伝統においてはベヘモトは暴飲暴食を助長するデーモンであり、サタン
の別名であるとされている。

 ルーツとしてはインドのガネーシャ神の姿が模されて生まれたともいわれる。
 後世になると、ビヒモスの名はイスラム伝承の「バハムト」に由来するとデーモン学者たち
は推測するが、「バハムト」は巨大な魚であり、犀や河馬にイメージされるベヘモトと、ルーツ
に共通点があったとしても、それは名前の点だけであると思われる。
 『バルク黙示録』では、ベヘモトとレヴィアタンはともに天地創造の第五日目に創られ、
ベヘモトは男性の魔獣として、レヴィアタンは女性の魔獣として結びつけられている。

ttp://www.angel-sphere.com/fallenAngels/list/Behemoth.htm
329天之御名無主:03/05/22 20:26
[ レヴィアタン Leviathan ] 七つの大罪:嫉妬 巨大な海の魔獣

 レヴィアタン、もしくはリヴァイアサンと呼ばれるこの悪魔はヘブライ語では「自ら折りたたんで
集める者」を意味する。
 その体は剣も矢も槍も、鉄の武器も青銅の武器をもってしても突き通すことはできない。
「彼はおののきを知らぬものとして造られている。驕り高ぶるもの全てを見下し、誇り高い獣全て
の上に君臨している。」(『ヨブ記』)

 ラビの伝統によれば、原初の海の天使であるラハブと関係があるとされている。
 またレヴィアタンを竜の支配者であるとする解釈もある。
 ベヘモトが陸の魔獣として生まれたのに対し、レヴィアタンは海の魔獣として生まれている。その
姿の詳細については、鯨とも、クロコダイルとも、また海竜や海蛇とも説が分かれているが、水に
関係した巨大な生物であることは確からしい。
 ウィリアム・ブレイクはレヴィアタンをとぐろを巻いた蛇として描いている。
 レヴィアタンのルーツは複雑で、イスラエルと敵対関係にあったエジプトのナイルワニのイメージ
化されたものや、蛇神ネフシュタン、聖書にも登場するレヴィ人というイスラエルの祭祀を司った
一族が信仰した神の異形の姿などが挙げられる。

ttp://www.angel-sphere.com/fallenAngels/list/Leviathan.htm
330天之御名無主:03/05/22 20:32
>>328-329
ご丁寧にありがとうございます。
331天之御名無主:03/05/23 11:43
文化人類学と人類学ってどう違うんですか?
332天之御名無主:03/05/24 09:49
 神話学ド素人ですが、
「神話学」でGoogleしたら、2chがトップに来たので、
この板には初めて来ました。
 学問名で検索してトップに来るのが2chというのも、
少々悲哀を感じました。



333天之御名無主:03/05/24 18:44
神話や昔話には地球規模で広い範囲に共通する部分があるらしい。
また、言葉の中にも近い発音で同じ語彙が少なからずあったりするらしいが
通信手段、移動手段ともに乏しい太古ほど
この辺がグローバルなのは何故?
334天之御名無主:03/05/24 18:52
>言葉の中にも近い発音で同じ語彙が少なからず
これは怪しいけど、、、
物語が同じなのは人間どこでも同じような生活をしてるからでしょ。
335天之御名無主:03/05/24 19:09
この板的に「西風隆介(ゆうむはじめの別名義)」はどうですか?
オカ板よりもこっちで語った方がいい話題なんだけど、スレ立てても需要あるかな?
dでも理論(ゆうむ理論)の偽科学性なんて理系関係の板では扱えないし。どうでしょ?
336あぼーん:あぼーん
あぼーん
337天之御名無主:03/05/25 01:24
>>335
ミステリ板では細々と続いてるけどなあ。この板は人少ないよ。
年一冊新刊がでるかでないかの作家さんの話題は難しいかも。

【 “西風隆介”は“ならいりゅうすけ”と読みます 】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1033110251/l50
338天之御名無主:03/05/25 03:38
>>331
> 文化人類学と人類学ってどう違うんですか?

人類学をどうとらえるかで、答えは違うような気もするが、
「文化人類学」は社会科学で、「人類学」は自然科学という分類もできる。もちろん、異論はあるが・・・
339山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/25 10:08
>>335
必要ないでしょう。特に目新しいことを書いているわけでもなし。
340天之御名無主:03/05/26 14:51
児童書のスレから来ました。
どなたかドイツの児童文学で、プロイスラーの「クラバート」の元になった、
「クラバート伝説」が載っている本をご存知ないですか?

クラバート伝説はドイツのラウジッツ地方・ヴェンド人の伝説で、かなり長い話らしいです。
世界の民話とかを読み漁って見ましたが見つかりませんでした。

良かったら情報下さい、お願いします。
341天之御名無主:03/05/27 01:21
>>331
文化人類学は人類学の一部。
アメリカ流だと「人類学」は「文化人類学(cultural anthropology)と「自然(形質)人類学」と「考古学」かから成り立っている。
ヨーロッパていう「人類学」は、アメリカの「自然人類学」を指し、文化についての研究は「民族学」になる。
日本では戦前から、ヨーロッパにならって「人類学」は人間の身体の研究、文化は民族学の担当とされてきたが、戦後は民族学にかわってアメリカ起源の文化人類学という言葉が使われるようになった。
なお、イギリスでは「文化人類学」といわず「社会人類学」と呼ぶ・・・・らしいぞ、と。

「民俗学」と「民族学」の違いについてはこっちで学びたまえ。
http://www.first.tsukuba.ac.jp/~gaku/2ofMinzokugaku.html
342あぼーん:あぼーん
あぼーん
343あぼーん:あぼーん
あぼーん
344あぼーん:あぼーん
あぼーん
345天之御名無主:03/05/27 12:52
昔K学院で取った講義は「社会人類学」だったなあ。
名称くらいは教授の趣味で左右されるのかも。
346346-347:03/05/28 00:13
>>306
>雪女の昔話について、最後に雪女が男の元から去っていく以外のバージョンはあるのでしょうか?


【 しがまの女房(にょうぼう) 青森県/昔話 】

 むかし、むかし、独り身の男がいました。ある寒い朝、朝日に輝きながら軒から下がっているしがま
(つらら)を見て、おもわず「なんぼきれいだば。」と、独りごとを言ったそうです。
 そして、このしがまみたいに姿がきれいな女が、自分の嫁になってくれたらどんなにいいだろうと
思った男は、「あのしがまのように美しい嫁コがほしいな。」と叫んだそうです。
 夜、トントンと戸を叩く者がいます。戸をあけるときれいな女の人が立っており、あなたの嫁コになり
たくて来た、と言ってにっこりわらいました。男は、見たこともない美しい女の人が、嫁コになりたいと
言ったのでびっくりしましたが、大喜びで嫁に迎え、二人は夫婦になりました。
  その女の人は、美しいのはもちろんのこと、気だても良く、それによく働くので、いい嫁コだと近所
でも評判になりました。しかし、一つだけ問題がありました。風呂が大嫌いで、男がどんなに勧めても
入らないのです。風呂に入ればもっときれいになれるのにと思い、隣家の女房に、湯に入れてやって
くれと頼みます。
  隣の女房は承知し、熱い風呂をたてて、いやがる男の女房をむりやり風呂場に押し込めてしまい
ました。どんなにきれいになって上がってくるだろう、二人は楽しみに待っていましたが、いつまで
経っても出てきません。声を掛けても返事がないので、とうとう二人は戸を開けてみましたが、嫁コの
姿は影も形もなく、風呂桶からは湯気が立ち昇っているばかり。
 男が風呂桶の中を覗いてみると、嫁コが挿していた赤い櫛がぽつんと浮かんでいたそうです。
 しがまの嫁コだったので、熱い湯にとけてしまったんだということです。
347346-347:03/05/28 00:14
(つづきです)

【お話の背景】 「しがま」はつららですが、これと同系列として、雪女の民話が東北地方にはたくさん
残っています。
 突然現れる美しい気だての良い嫁というところも共通していますが、毎年のように雪や冷害に苦しめ
られ、いっときでも貧しい生活を忘れるために、現実には起こり得ない夢が叶えられたら・・・、このお話
からはそんな農民たちの叫びが聞こえて来るような気がします。

ttp://www.michinoku-yume.net/myn/db/db03-m003-t003.php3
348天之御名無主:03/05/28 02:22
>>340
ちょっとまって。
349天之御名無主:03/05/28 13:30
達磨の民話(?)について誰か簡単に教えて下さい。お願いします。
350天之御名無主:03/05/28 15:57
この板、スクリプト荒らしにほんと弱いなあ。
とりあえず浮上。
351あぼーん:あぼーん
あぼーん
352あぼーん:あぼーん
あぼーん
353考える名無しさん:03/05/30 00:15
354あぼーん:あぼーん
あぼーん
355天之御名無主:03/05/30 13:24
>>269
> 寺社の起源、いわれなどを語るときに
> または海から引き上げた、という話を割と全国的によく聞く気がするんだけど
> 埋める→掘り出すって事に何か意味があるかなとも思ったんだけど。

「大黒様や福禄寿など、縁起をかついだものが漂着することもある。誰がなぜ流したのだろうか、
と考えると不思議な漂着物である。これを『ゴミ』のように捨てるのは理解できない。仏像などが
漁師の網にかかったとか、漂着することはずいぶん多い。御神体漂着譚と共に海中出現仏や
漂流仏の部類に入る。」
ttp://www.polepole-isl.com/boboforest/home/t-isii/3.html

全国的に見られる、その土地の共同体とは異なる来歴をもった異神・蕃神が「福」をもたらすと
いう謂れと、同じ構造かもしれませんね。
来訪神、漂着神、海中出現仏、河中出現仏などとも呼ばれるそれらは、常ならぬ者だからこそ、
異郷から異なるテクノロジーをもたらすことを期待されているのでしょう。
「夷(エビス)信仰」と同じように、「埋める→掘り出す」は「捨てる→拾う」の置き換えの操作を感じ
させます。
356天之御名無主 :03/05/31 00:41
神社・寺板では答えをもらえませんでした・・・。
「古墳」と「神社」が一体化している場所をご存知でしたら教えて頂けませんか?
関東に多い? とか・・・
357あぼーん:あぼーん
あぼーん
358天之御名無主:03/06/01 02:31
リヴァイアサンについて興味があります。
元々は神様だったか、少なくともある程度の神性を持っていたものがキリスト教に
よって貶められた、といいかんげんに理解しているんですが…。
それにしても新旧聖書の中では神の所有物のようにも思えるし、サタンの一員にも
数えられてたりして、正体がつかめません。一番不可解なのが、ホッブズの「可死
の神」という表現。なんだってそんなことになるのか…。あれは板違いですが。
リヴァイアサンの解釈についての説をご存知でしたら、教えてください。
359天之御名無主:03/06/01 03:09
黒猫・カラスが「悪魔の使い」とか、「縁起が悪い」とか言われるようになった
原因を教えてください。
考えてみたら、忌避する理由が「縁起が悪いって言われてるから」じゃ奴らがかわいそうじゃありませんか?
360天之御名無主:03/06/01 05:18
・夜行性だから(猫は)
・墓場によくいるから(むろん死体にたかってることもあるから)
・鳴き声が怖いから
・キリスト教に教化される前の土着宗教では信心されてたから

おそらくそんくらい
361天之御名無主:03/06/01 09:23
>>349
もう少し、聞きたい事を絞って質問をした方がいいかもよ。
>349だと、実在の達磨大師のことが聞きたいのか、置物のダルマさんのことが聞きたいのか
わかりにくいし。
362とてた:03/06/01 11:21
>>356
たしか比叡山のそばにもあったような。
363山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/01 12:01
>>358
50以内のレスをお探し下さい。
>>359
中世には犬とセットになって死体を食べるものの象徴として扱われていたの
ですよ(日本の場合)。また頭が良いことから、人の来訪や災害などを予知
するものとされていたらしい。夜鳴くという点も気味悪がられた理由の一つ
であったらしく、烏・カッコウ・フクロウなどは日本でも欧州でも不吉な存
在とされて来ました。
364天之御名無主:03/06/01 16:18
>>356
>「古墳」と「神社」が一体化している場所をご存知でしたら教えて頂けませんか?

あなたがそれを知りたいという目的と、あなたが既に知っている神社古墳を挙げておくと
レスがつきやすいのでは?
とりあえず、2ヵ所。

前玉(さきたま)神社
ttp://skyimpulse.s26.xrea.com/saitama.html

伊達(いたて)神社
ttp://www.ne.jp/asahi/asamasa/shako/miyagi/itate.html
365天之御名無主:03/06/01 19:52
366天之御名無主:03/06/01 21:56
>>364
ありがとうございました。私の関心は、ざっと以下のようなものです。

**************************************
巨大な大王墓と飛鳥以降の天皇家は本当に関係があるのでしょうか?
古代の天皇は、死んだらどうなると思われていたのでしょうか?
怨霊的な、神宮の神様になる? じゃぁ、古墳は?
古墳ってのは死体を埋葬するためだけの「穢れた地」に過ぎないのでしょうか?
それならば何故手間隙かけて、あんなに壮大な物を造る必要があるのか?
死者の権力の象徴? それならば、その分の手間隙やお金を使って、絢爛豪華な神社、神宮を造ればいいのに・・・。

ひょっとしたら、神宮・神社(天皇家)と古墳(大王)は、別文化だったりしないんでしょうか?

***********************************

天皇崩御の時の信仰・・・平たく言えば宗教ですが。
(庶民の場合)神道葬式が行われるのは明治の神仏分離令以後、寺社葬式もせいぜい、江戸以降ですよね。
で、特別な血筋の場合、当然、固有の儀礼があったと思われますが、仏教式火葬は、僧道昭と持統天皇が初めですよね。
それ以前、日本書紀などに「もがり」と書いてあるのが実際、神道形式のお葬式と呼んでいいものなんでしょうか?
古事記の仲哀記に「大祓え」が出てきますから、古事記成立712年、そのもっと前に、神道が成立しているはずですが、
それをもって「神道」の葬式があったといっていいかどうか?

仮に「神道のお葬式」が古代にあったら、その「オクツキ(お墓)」を、そのまま氏神として祀った神社があり得るのでは?
極端な話、最古の神社と言われる大神神社が山がご神体というのは、超巨大な円墳に見立てての話だったりしないんでしょうか?

三輪山にはイワクラがごろごろあって、中津イワクラ、奥津イワクラ、辺津イワクラだったと思いますが、それらがオオクニヌシ、オオモノヌシ、スクナヒコに対応させられて鎮座していることになっていたと思います。
そうしてみると、「イワクラ信仰→神社」「土葬習慣→古墳」
であって、あえて別文化とか、別民族と考える必要もない気もしてきますが・・・・
367天之御名無主:03/06/01 22:01
>>362 比叡山のそばですか、ありがとうございます。
どこか思い出したら、また教えてください。
368山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/01 23:15
>>366
薄葬と神社云々は関係無いでしょう。それと平安時代には天皇の身に
「先帝」と「辰巳大神」(天照)の祟りが降りかかるということが習
慣となっていました。遺灰を撒けと遺言しようとして「では何処にお
参りすればいいのですか」と言われた嵯峨天皇は「自分は死んでも例
の通り祟ることは無い。」と述べていましたが、やはり死んでから祟
りが認められて祈りが奉げられています。
ところで死者を神社に祀る、という習慣の出来た時代と「巨大な王墓」
の造られた時代の間にはずいぶん開きがありますが。
369あぼーん:あぼーん
あぼーん
370天之御名無主:03/06/02 00:00
>>368 さっそくのお答えありがとうございます。
>>ところで死者を神社に祀る、という習慣の出来た時代と「巨大な王墓」
>>の造られた時代の間にはずいぶん開きがありますが。

では天皇と大王は、やはり関係ないのでしょうか?
神社と古墳は、別の文化なのでしょうか?
神社古墳というものは、あくまで偶然の産物なのでしょうか・・・

この話題に相応しいスレッド、ありましたらそっちに移動しますが・・・
ここ、スレ立て相談所ありましたっけ?
371山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/02 00:14
>>370
スレ立て相談はここでいいかと。古墳に対する扱いというものは時代
により人により違いがありますからね。まず関連書籍と葬列・喪服な
ど関係のありそうな論文をお読みになられたうえで判断なさった方が
よろしいのでは無いでしょうか。
372天之御名無主:03/06/02 00:23
>363
もちろん読んでます。
が、何が元になったかということよりも、正反対のイメージを与える理由は
どこにあるのかといった点が知りたかったのです。
質問が悪かったですか、すみません。
373天之御名無主:03/06/02 00:29
>>371 ありがとうございました。
374天之御名無主:03/06/02 00:43
>>370
横レス失礼。
なぜ、古墳文化が廃れたのか?
また、神社建築の起源に触れているような書籍も眼を通されてはいかがですか。
概説書のようなもので構わないと思うので。
375天之御名無主:03/06/02 19:53
唐突ですが、古代エジプトの話ができるスレってありますか。
それとも別板でしょうか?
376あぼーん:あぼーん
あぼーん
377天之御名無主:03/06/02 20:06
>>375
世界史板やね。
この板にもあってもいいとは思うけど、需要あるのかな?


【 ***古代エジプトスレッド*** 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1012025397/
378あぼーん:あぼーん
あぼーん
379あぼーん:あぼーん
あぼーん
380天之御名無主:03/06/02 20:43
>>377
ありがとうございました。
世界史板でしたか、気付かなかったアホですみません。
381あぼーん:あぼーん
あぼーん
382天之御名無主:03/06/03 22:25
>>380
確かにこのスレには口の悪い住人が多いけど、そこまで腰を低くしなくても
いいと思いますよ。
383天之御名無主:03/06/04 01:04
非常に大雑把な質問ですし、この板で聞くのが適当かも
わからないのですが、ここが一番近いのではないかと思いましたので、
質問させてください。

「神学」とは、どういう学問なのでしょうか。

高校生の頃世界史で「オックスフォード大学はイギリス最古の大学である」
という記述が教科書にあったときに、教師が当時の大学では「神学」と
「哲学」しか学ばなかった、と雑談まじりの話で言いました。

そのときは「ふーん、そうなんだ」としか思わなかったのですが、
考えてみると暦を作るためには天文学の知識が必要ですし、
てこの原理なんかは物理だし、三平方の定理は数学ですよね。

哲学に物理などは含まれないだろう、と最初感じました。
で次に「神学」とは聖書に関係したことを学ぶ物と漠然と考えて
いたので、これまた物理などは含まれないだろうと思いました。

そこで当時は自然科学は学問として認められてなくて
大学で学ぶものではなかったのか、それとも「神学」には
それさえも含まれるのか、と考えるに至って
まてよ、そもそも「神学」ってどんな学問なんだろう、
と疑問に思ったわけです。

長文でしかも曖昧な質問で申し訳ないと思いますが、
なにとぞご教示下さるよう、お願いします。
384天之御名無主:03/06/04 01:05
レヴィストロースの社会集団の二項対立のひとつで

A:夫と妻が仲が良ければ、妻と妻の兄弟姉妹は疎遠
B:妻と妻の兄弟姉妹の仲が良ければ、夫と妻は疎遠

て、このABのどちらかと言われても実感ないんですけど…
これは統計学的にということかレヴィストロースが調べた範囲でってことか、
どういうことなんでしょうか。
うちは夫と妻の仲もまあまあ、妻と妻の姉妹の仲もまあまあだと
思うんだけど…。お前がそう思ってるだけだろってのはナシで。

ここか社会学板か迷ったんですが、とりあえずこっちで。
385天之御名無主:03/06/04 01:31
社会学板のほうがいいんじゃない?
レヴィストロースは。
386天之御名無主:03/06/04 01:32
あっちもこっちも過疎だから数日中の返答は期待しないほうがいいけど。
387天之御名無主:03/06/04 01:38
さっそくありがとう。
社会学板にも書いて気長に待ってみます。
388天之御名無主:03/06/04 11:42
>>374 助言をありがとうございす。
古墳文化が廃れたのは、やはり薄葬令のせいだと思いますが、
神社の(というか、神道の)起源はイマイチわかりませんよねえ・・・
出雲大社のように住居的なものも、大神神社のような山岳イワクラが背景にありそうなものでも、
どっちも鳥居があって「神社」とヒトククリになってるのが納得いかない。
日本教ってのは、やっぱごたまぜの文化で、部分的にでも信仰習俗の起源をクリアにしていくの
は無理なんでしょうか・・・

********************
すみません、もう一個質問なんですが3とか5の奇数を吉とする感覚は道教のものですか?
お札と筮竹というアイテムも共通ですよね?
神道の起源の一つが道教だとしたら、道教流入のタイミングが神道の形成そのものにかかわってる
かと思いますが、カヤ滅亡などに関連した渡来伝説なんかありませんでしょうか。
大陸側資料で5c以前だと徐福伝説くらいしか聞いたことがないんですが・・・
389天之御名無主:03/06/04 11:56
>>383
 大学制度の基本モデルは、イタリアのボローニャ大学とフランスのパリ大学を嚆矢とします。
 大学を現在のような総合大学をイメージすると混乱するのですが、もともとはプラトンのアカデメイアの
ように、有名な教師の元に学生が集うといった私塾やギルドのようなものが発展して成立したと考えると
無理がないかもしれません。
 12世紀までに、ボローニャ大学は法学を、パリ大学は神学と哲学を学ぶ場として成立しました。
 ボローニャ大学は南部ヨーロッパの、またパリ大学は北部ヨーロッパの基本モデルになりました。

 オックスフォード大学は、12世紀後半にパリ大学から外国人が追放され、多くの学者がオックスフォード
に住みついたこともあって、パリ大学の影響を濃厚に受けていますね。
 >383さんの世界史の先生が話された「神学と哲学しか学ばなかった当時の大学」の「当時」というのは、
12世紀のことなのでしょう。このころ(中世)は、教会の権力が絶大な時代でしたから。

 さて、暦や梃子(てこ)の原理、三平方の定理など、自然科学・実験科学は古代のエジプト,ギリシャ,
ローマ時代の遺産のようなものですね。
 キリスト教会の発展もあり、4世紀頃までには科学の姿も変容してきます。本来は冶金などの実験科学
から派生した錬金術が、象徴主義的,神秘主義的になってしまうのもこのころからです。

 古代の科学が復権してくるのは、やっとのことで、13世紀です。
 パリ大学では、13世紀に神学,医学,教会法,学芸の4つの学部が組まれ、ボローニャ大学も医学,
神学,哲学,数学の学部が増えることになります。この萌芽がやがてルネッサンス(ギリシャ・ローマ時代
の学芸の「再生」)に繋がっていきます。


最後に、御質問の「神学」を広辞苑で牽くと、

>しん-がく 【神学】(theology)
>宗教、殊にキリスト教の真理による教義や信仰生活の倫理を組織的に研究する学問。

とされています。
390あぼーん:あぼーん
あぼーん
391天之御名無主:03/06/04 17:08
突然ですみません。
「日能水能」ってなんて読むんでしょう?
宮本馨太郎氏の『(図録)民具入門事典』(柏書房)
に載っていたモノですが、祭祀にとかに使う仮面のようです。
(日能水能の写真はこの本には掲載されていませんでした。)
ちょっとだけ検索してみましたが、「日能水能」が
どんな場面で使われるのかとか、いわれとかが解らなかったので、
知ってらっしゃる方がいたら、教えてください〜。
392あぼーん:あぼーん
あぼーん
393あぼーん:あぼーん
あぼーん
394あぼーん:あぼーん
あぼーん
395天之御名無主:03/06/04 21:29
真剣に質問させていただきます。

キリスト教の方って十字架のネックレスをしてますよね。
あれって、どこで買ってるのでしょうか?
由緒あるブランドの物でしょうか?
それとも十字架なら何でもいいのでしょうか?
396天之御名無主:03/06/04 21:34
そういうのは宗教板でキリスト教徒の人に聞いたほうがいいかも
397天之御名無主:03/06/04 21:36
>>395
そうさせてもらいます
398383:03/06/04 22:12
389さん、レス有り難うございます。

神学とは宗教に関する学問、という漠然とした
認識は外れていたわけではなかったのですね。


以下はこのスレで書くのは不適切かもしれませんが、
どうしても書かせていただきたいのでご容赦下さい。

私は高校時代の世界史の雑談が妙に耳に残っていて、
中世の大学では自然科学は学ばなかったらしい、
でも自然科学の知識はヨーロッパ大陸にはあったはず、
じゃあ自然科学は学問ではなかったのか、どういうことだ、
というのがずっと疑問でした。

しかしこれをどう調べたらいいかわからなくて、自分なりに
考えたものが、今思うとトンチンカンなことですが、
「自然科学を学ばなかったはずがないから、
神学に自然科学が含まれるんじゃないか」という仮説(笑)でした。
そこで神学とはなにかと、ここで質問させていただいたのです。

399383:03/06/04 22:13
(続き)
というわけで、389さんが書いてくださった中世以降の
ヨーロッパの大学及び学問の沿革はまさに私が知りたかったことなのです。
本当に有り難うございました。

文字通り当時のオックスフォード大学では哲学と神学しか学ばなかった、
ということを再確認できましたし、ルネッサンスを「芸術、学問の再発見」
というときの芸術はともかく学問の再発見とはなんだ、との疑問も
すっきりしました。

繰り返しになりますが有り難うございました。

長文並びにスレ違いかもしれないことをお詫びいたします、失礼しました。
400あぼーん:あぼーん
あぼーん
401あぼーん:あぼーん
あぼーん
402あぼーん:あぼーん
あぼーん
403あぼーん:あぼーん
あぼーん
404天之御名無主:03/06/05 17:10
突然ですみません。
エミシの服装や風俗、兵装などについて絵つきで紹介している本・サイトや、
そういったものを扱った映画などをご存知な方いらっしゃいますか?
ぜひ教えていただきたいのですが・・・
405389:03/06/05 23:02
>>383 >>398-399
どういたしまして。
こちらこそ、礼を尽くしたレスを頂戴し、恐縮です。(^^;)
>383さんの質問の文中にヒントとなるキーワードが散りばめられていたので、見当が
ついたというのが正直なところです。
これが、「神学ってなによ?」くらいしか書かれていなかったら、逆にスルーしていたこと
でしょう。
ともあれ、お役にたてて良かったです。


>>404
絵つきで紹介して「いない」本ですが、工藤雅樹先生の『蝦夷の古代史』(平凡社新書)
はどうですか?

また、レスの内容からみると、参考にならないかもしれませんが、舞台劇で『アテルイ』
(脚本;中島かずき 主演;市川染五郎,堤真一,水野美紀)というものがあります。
舞台の常として、視覚的効果を狙っての‘大胆なアレンジ’がされていますので、服装や
習俗を知りたいというのには向かないでしょうけど、興味があれば(DVD化もされている
ので)、ご覧になってもいいかもしれません。
詳しくは  ttp://www.so-net.ne.jp/e-oshibai/aterui/  で。
406天之御名無主:03/06/06 00:22
>400
「もののけ姫」のアシタカの村も劇中では「蝦夷の一族」などと言われて
いましたが、やはりアレンジも激しいと思われます…
407天之御名無主:03/06/06 03:03
質問です。

だいぶ前なので記憶がかなり曖昧なのですが、
日本の古い書物?かなにか分かりませんが、能登あたりに水熊?海熊?
か良くわかりませんが、漂着したと記憶していますが、その辺を知りたいです。
出典とか、水熊?海熊?なのか。水熊・海熊だったのかも怪しいです・・。

それと、某基督系宗教団体では、キリストは十字架にはりつけたのではなく
杭だと聞きましたが、何か根拠があるのでしょうか?

よろしくお願いします。
408天之御名無主:03/06/06 07:40
ああ、エホバだね。連中は福音書のギリシア語に拘泥して十字架じゃ
なくって、杭だとしつこくしつこく主張しとる。
枝葉末節を針小棒大に強調して文脈全体をカルト的に書き換えよう
とするのがプロテスタント系カルトのいつものやり方ですな。
409山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/06 12:27
>>407
水熊ですか。確か『三州奇談』だったかと。出羽の方には川熊の話も
ありました。
410天之御名無主:03/06/06 12:58
川熊の話。
http://www15.big.or.jp/~kaini/image/img-box/img20030601152351.jpg

水熊の話のほうが面白いよね。
411天之御名無主:03/06/06 13:40
>410
しつこいよ。
412天之御名無主:03/06/06 16:26
ディオニオシス(ディオニッソス)?の意味を知りたいのですが
誰か教えてください
413天之御名無主:03/06/06 16:41
初めて>>410のを見た。
人間の体とは思えないな。

すれ違いsage
414天之御名無主:03/06/06 16:59
>>413
コラだから・・・。
415天之御名無主:03/06/06 17:32
今外を自転車で通っていったおっさんが、
くしゃみをしながらフォン(ゴムを押すとパフパフいうやつ)を
ヤンキー風に鳴らしていたのは
どんな心理ですか?
416あぼーん:あぼーん
あぼーん
417あぼーん:あぼーん
あぼーん
418天之御名無主:03/06/06 19:02
>>415
宗教板か電波板か哲学板向けですね

と言うか電波一筋

>>414
そうなのか
しかし何と合成すればああなるんだ
419404:03/06/06 19:04
>>405、406
ありがとうございます。さがしてみます。
420407:03/06/06 19:10
>>408
>>409

ありがとうございます!気になっていた事がとけて嬉しいです。
出羽の方にも出るんですか、全て日本海側ですね、何かあるんでしょうかね。

>>410
ううっ・・・。
421天之御名無主:03/06/06 19:16
すいません誰か>>412に答えてくらはい
422天之御名無主:03/06/06 19:49
>>412=421
ディオニュソスなら、ギリシャ神話の酒神、ぶどうと演劇の神ですが。ローマ神話のバッカスね。
423421:03/06/06 19:56
>>422なるほど、お酒ですか
それで、そのお酒を飲むとどうかなってしまうとか?
いや、小説に突然出てきた単語で気になったもんですから
424天之御名無主:03/06/06 20:08
マイナスたちと狂宴になるな。
425あぼーん:あぼーん
あぼーん
426おぐら:03/06/07 23:05
いきなし質問ですみません。
いろいろあたって探している神話(?)があるんですけど、
どうしても探せなくて困ってます。

一つは、昔万物は一つの魂であったが、地球上で様々な生き物に分かれ、
いずれは全てがまた一つの魂になる・・・みたいな内容の物です。

もう一つは、人類は三度滅びており、最初は神の怒りで、二度目は大火で、
三度目は洪水で滅亡した・・・らしきものです。

アメリカインディアンの神話かと思って探していたのですが、
今のところそれらしい物が見当たりません。
もし「〜の神話だったんじゃない?」という心当たりのある方
いらっしゃいましたら情報下さい。よろしくです。
427山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/08 00:37
>>426
後者はやはり北米のもののようですよ。ホピ族では?
428おぐら:03/06/08 16:14
ホビ族ですか?早速チェックしてみます!
429あぼーん:あぼーん
あぼーん
430天之御名無主:03/06/08 20:22
>428
ほぴね
431天之御名無主:03/06/11 22:01
【土神について】
すみません、質問させてください。
先日、長崎に旅行に行きました。
長崎は坂の町として有名ですが、長崎駅からも見える丘の麓が寺町になっており、
このあたりは観光スポットでもあります。
お寺の裏手の傾斜地が墓地になっており、
墓地のある丘の裾野よりさらに高いところに人家が密集しているので、
このあたりの住人の皆さんは坂を上り下りして生活されているようです。
坂本竜馬ゆかりの亀山社中跡が、やはりこの丘を上っていった中腹にあり、
私は同所をたずね、お寺の裏手から、石段をのぼり、
墓地の中を縫うようにして歩いていったのですが、
ここの墓地を見て変わったことに気づきました。
「○○家」などと書かれた普通の墓石の隣に、「土神」とだけ書かれた小さな碑が建てられており、
花が供えられている墓所が少なからずあるのです。

私は他所の土地の墓所でこのような碑を見たことがありません。
長崎、あるいは周辺の九州に特有の風俗・習慣なのでしょうか?
そうだとしたらどのような言われがあるのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。
432山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/11 22:50
その土地に宿る「地神」なら『今昔物語集』からこっち話としてはよ
く出て来ますが、細部は土地により異なりますからね。地元の人をつ
かまえて聞き出すしかないでしょう。
433天之御名無主:03/06/12 11:23
>>431
長崎特有の風俗・習慣のようですね。
研究されている方もおいでのようですし。

> 長崎の墓地に見られる「土神」について 鈴木一馨(東方研究会)
> wwwsoc.nii.ac.jp/jse/meeting1/33rd-meeting.html

長崎には道教起源の土神堂(どじんどう)もありますし、お墓ですから産土神(うぶすながみ)かもしれません。
レジュメでもあるのでしたら拝見したいところですね。
434431:03/06/12 21:37
>>432
>>433
レスありがとうございます。
おっしゃるとおり、地方に特有の地神、氏神、産土神などと関係があるのかもしれません。
残念ながら鈴木一馨氏の論文は、ネット上からは読めませんでしたが、
少なくとも長崎に特有の習俗で、学問的な興味の対象になることがわかりました。
私は長崎からは遠隔地の住人なので、いずれ郷土史とかに関係する文書を探して、読んでみたいと思います。
土神堂(どじんどう)も、ネットで検索できました。
市販の観光ガイドブックにはあまり載っていないようですが…。
双方に関連があるとすれば、土神は「どじん」と読むのが正しいのかもしれません。
長崎が古くから異国に向けて開かれた土地であったことと、関係あるかもしれませんね。
435天之御名無主:03/06/14 12:00
質問させていただきます。
民族学では「紐の結び方」ってのはあまり研究されてないのでしょうか?
ググったところ杉浦昭典氏という方が

「結びの技法−ひも結びの系統と分類およびその結び方と生活文化の関わりについて−」
って報告を出してる位しか見つかりません。

世界各地に伝えられるひもの結び方と民族分布の比較とか興味があるんですけど
何かいい本とかないでしょうか?
436あぼーん:あぼーん
あぼーん
437天之御名無主:03/06/14 13:56
又神とはいったい何なのですか?
438天之御名無主:03/06/14 14:49
「えくぼ」について、幸福の象徴と言う人がいるのですが、
関係する神話や言い伝えなどあるのでしょうか?
できれば、本などご紹介いただければ幸いです。宜しくお願いします。
439あぼーん:あぼーん
あぼーん
440天之御名無主:03/06/14 16:44
ヴィーナスのえくぼ(違
441天之御名無主:03/06/15 18:07
>>435
全然関係ない話でスマンが、「狭山事件」の時、被害者が縛られていた紐の結び方が、
なんとかいう特殊な結び方だったとか。

杉浦氏の研究は民族学というより、民俗学でしょう。
民族学上の紐の結び方となると、エスキモーのような特殊な狩猟民族との関連で
何かあるかもしれませんが、よくわかりません。
もっとも現代のアウトドアにおける紐の結び方は、民族的な起源があるかもしれませんね。
アウトドア関連の文献から、そのあたりのルーツをあたってみてはいかがでしょう?
442天之御名無主:03/06/15 19:18
>>435
レヴィストロースなんかが好きそうな話だ。

単純に考えて、一種類しか結び方を持たない民族はない。
詳細な知識がなくては個別の発明か伝播か区別がつかない。
だから「民族分布と結び方」はあまり興味をひかないの
でしょう。個別の民族誌では結構あるでしょうが、世界
地図を作るほどのテーマじゃない。
ただグローバリズム状況下では、国際的な出稼ぎ労働など
と関係した分布があるかも。「現代都市民俗学」みたいな
もんか。
443天之御名無主:03/06/15 21:14
>>435
これなどはどう?


『ものと人間の文化史 6 結び』 額田 巌

〈結び〉の発達は人間の叡知の結晶である。
本書はその諸形態および技法を作業・装飾・象徴の三つの系譜に辿り、〈結び〉のすべてを
民俗学的・人類学的に考察する。

四六判264頁 ISBN4-588-20061-5 本体2,800円 法政大学出版局 発行日: 1979年

ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4588200615/ref=sr_aps_b_/249-0194086-1613945
ttp://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=ja&id=b3dbc5c4b4e0
ttp://www.h-up.com/mono.html
444天之御名無主:03/06/15 21:33
>>438
>「えくぼ」について、幸福の象徴と言う人がいるのですが、

>「全国で何人が、このえくぼのある表情に癒やされただろう」。
>ふと思った。
>笑い具合によって、そのくぼみはかすかに形を変え、表情を豊かにする。
>えくぼは、神様が指でほおを押した跡だと、外国で言い伝えがあることを
>思い出した。
ttp://www.yomiuri.co.jp/entertainment/zipzap/interview/zi03061201.htm


板違いのレスでスマソでつが、こんな言い伝えがあるそうな。
「えくぼは、神様が指でほおを押した跡」 → 「幸福の象徴」。。。なのかもよ。
445山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/15 21:36
結び方といえば、手ぬぐいやちまきの巻き方の違いなんてのもありますね。
446天之御名無主:03/06/15 21:50
>>435
特異な例だと、インカ(現在のペルーあたり)の人々は文字は持っていなかった
けど、キープ(結縄)と呼ばれる縄の結び目によって、意味や数量を示したり、統計
をとる方法を用いていましたね。
447天之御名無主:03/06/15 22:00
インカだけじゃないよ。中国の周末でもキープやってたんですね。
『荘子』に、昔は結び目が字の代用だった時代があったんだが云々
という記述がある。
448山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/15 22:06
>>447
>『荘子』に
『老子』では?結紐文字というのは古代には大抵の文化圏にあったようです。
449天之御名無主 :03/06/15 22:07
シャーロック・ホームズを読んでると、独特の縄の結び目から
「犯人は船員だ」と喝破している例が3件ほど・・・
450天之御名無主:03/06/15 22:20
船舶の速度の単位は「ノット」ですものね。
451天之御名無主:03/06/15 23:08
>>444
わざわざありがとうございます!
「外国」ってどこなんでしょうね? 読売の広報にでも聞こうかな?

どーでもいいですけど漢字だと「靨」なんですよね。かわいくない・・・
「笑窪」とか当て字にしちゃえばいいのに。
452天之御名無主:03/06/15 23:47
>>451
いや、「笑窪」でもOKなはず。
気になって、辞書ひいてみたんですけど、

> え-くぼ【靨】 [笑窪(えくぼ)の意] 笑う時、ほおにできる小さいくぼみ。

らしいっす。
ついでに、こんな記述も見つけちゃった。おめでたい意味合いはあるのかも。

> えくぼもち【靨餅】 京都で、初潮の際の祝いに作る餅。

ちなみに「厭」の字には凹むという意味もあるらしいので、面(顔)のへこみで
「靨」という字になったとか。
453天之御名無主:03/06/16 00:15
>>448
『荘子』なんですけど。内篇。確たる証拠も無しに思いつきで
指摘がましいことされても困るんだけどね。
454山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/16 00:22
>>453
失礼しました。しかし指摘がましい云々はお互いさまかと。
民をして復結縄して之を用いしむ。(『老子』独立第八十)
455天之御名無主:03/06/16 00:27
>>452
451です。ご指摘どうもありがとうございます。
お聞きする前にまず辞書を引くべきでした。お恥ずかしい・・・
「えくぼもち」を調べていくと何か分かるかもしれませんね。
新たなヒントまでいただきありがとうございました。
456あぼーん:あぼーん
あぼーん
457天之御名無主:03/06/16 00:45
呪いたいので適当で強力な呪文を教えてください。
458天之御名無主:03/06/16 01:07
>>457
日本古来のおまじない
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1042725263/
霊符・咒符スレッド
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1033495251/

ダメだったらオカ板か神社仏閣板へ。


# 結びの話、盛り上がってますね〜
459天之御名無主:03/06/16 01:08
>>458
サンクスっす!
460天之御名無主:03/06/16 01:16
「人を呪わば穴二つ」
461435:03/06/16 01:29
返答多々、ありがとうございます。

やはり縄としての実利的な活用法以外に色々あるのですね。
手始めに>>443で紹介された本を手に入れてみます。
462天之御名無主:03/06/17 22:01
河川の神 っていったらどんなのがいるんでしょうか・・・?
たとえば、ディベル川の神とか、チグリス川orユーフラテス川の神とか・・・。
463山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/17 22:19
>>462
サラスヴァティー(弁才天)はさておき・・・ガンガー(ガンジス川
の神格化された女神)とか。
464あぼーん:あぼーん
あぼーん
465天之御名無主:03/06/17 22:25
>>463
ほうほう・・・即レスありがとうございました。
466天之御名無主:03/06/17 22:29
古代ギリシアだったら川の神の名前=川の名前っぽいけど。
神統記の337以降にたくさん。

あとは
ナイル川の神ハピ
セーヌ川の女神セクァナ
ティベル川の神チベリヌス
ティグリスユーフラテスの神エンビルルとか
とか

書いている途中に山野さんに先越された。。。
467天之御名無主:03/06/17 22:37
>>466
へぇ〜・・・やっぱりイロイロいるんですねぇ〜・・・。
よい勉強になりました!!
>>463 & >>466 どうもありがとうございました!!
468angler:03/06/18 16:59
ど素人ですが質問します。
谷川健一氏ってどうなんですか?
この板をざっと見たところ、有名な割にあんまり話題になってないようですが、
みなさんがどんな風に思っているのか知りたいです。
469山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/18 18:34
>>468
ちょっとお話が国際的すぎてついていけなくなる事もありますが、独学
という点も含めて個人的には好きな先生です。下手するとトンデモですが。
470あぼーん:あぼーん
あぼーん
471通りすがり:03/06/18 21:25
>>468
晩年は地名研究に走ったからね〜それにもうご高齢だし・・・
でも柳田・折口的な最後の研究者って感じで、孤高の学者だと思うけどね。
亡くなってから評価が上がるんじゃない(^^;
472山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/18 22:25
>471
晩年とは縁起でもない(笑)。もっとも「南アルプス市」ほかのせい
で余命を縮めてしまわれたかもしれませんが。
473天之御名無主:03/06/19 21:02
まんが日本昔話って学術的な価値はだうですか?
あの番組の収集した昔話の量って、ハンパじゃないだすよね?
アーカイブ資料として役に立ちそうだすか?
474山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/19 21:59
>>473
改変が多過ぎて使えません。せいぜい出典を調べるために間接的に使用
するぐらいです。「どっとはらい」とか色々欠けているものも多いです
し、細かい点が演出上の都合から省略されているのかもしれない。
475天之御名無主:03/06/20 02:33
図像学的な方面からは使えませんかね。

小松和彦氏みたいに、アニメや漫画など娯楽メディアに登場する
妖怪のイメージを学術研究の一環に取り入れようって人もいるわけだし。
476天之御名無主:03/06/20 04:10
すみません。
小さい頃読んだ聖書の物語で,
「ジュゼベルという王妃が塔から落ちて犬に食われる」
という話があったような気がするのですが,詳細が思い出せません。
幼心に大変なインパクトを与えられたのですが,今だに彼女がなぜ
そのようなむごい目に遭わされたのかが,すごく気になります。
理由をご存じの方いらっしゃいましたら,どうぞご教授くださいませ。
477あぼーん:あぼーん
あぼーん
478天之御名無主:03/06/20 11:20
479あぼーん:あぼーん
あぼーん
480天之御名無主:03/06/20 15:27
そうそう、我が家は大物主を祖先としているとされていて、爺ちゃんが

「大物主様は、紀元前にブッダと蛇と狼を両親に持つ母との間に生まれた」

と言い出した

(オイオイ、紀元前になんでブッダが居るんだよ)と突っ込みたいのを我慢していたが、
蛇と狼の間に生まれた母親と言うのが面白かったので、許してやったさ
481天之御名無主:03/06/20 15:38
>紀元前になんでブッダ

キリストの間違いでは?
482あぼーん:あぼーん
あぼーん
483傷口に塩を・・・・:03/06/20 15:56
釈迦 [しゃか]
仏教の開祖。その生没年については種々の説がある。
大別すると、没年を紀元前544年か前543年とする南方仏教の説、前486年ごろと
する大乗仏教の説、前383年ごろとする日本および欧米の学者が提唱した説の
3つにわかれているが、80歳で没したことは定説とされている。
484天之御名無主 :03/06/20 16:50
>>483
かわいそうなことしたんなよw
見逃してあげれ・・・・とか言いながらageてみる
485476:03/06/20 17:21
>478
ありがとうございます。スッキリしました!
小さい頃読んだ本はオールカラーの挿絵付きで,
塔から突き落とされた瞬間のおののく表情の王妃の背後に
地べたでドーベルマンのような犬が牙をむいて待ちかまえているのが
生々しく描写されておりました。
残る疑問は,なにゆえガキむけにそのような本が出版されたのかと言うことだけです(w
本当にありがとうございました
486天之御名無主:03/06/20 23:04
三途の川の話なのですが、
『伊勢物語』、『源氏物語』の中で人間が死んだ後に(死者が女性だったら)
初めて逢った男性に手を引かれて(もしくは背負われて)三途の川を渡る
っていう俗信が元になっているとみられるやりとりがあります。

しかし、この俗信についての話が「伊勢」と「源氏」以外では
聞いたことが無いのですが、証拠になるような元ネタってあるんでしょうか。
487山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/20 23:19
>>486
『とはずがたり』にもありますが、俗信に根拠を求めてはいけません。
それと正しくは「処女を奪った男」だったようですが。ただ男が非常
時に女を背負って移動したことは大国主命や『更級日記』の例を御覧
になられてもお分かりでしょう。また仏神が人を救い出す際にもオン
ブという手段がとられました。
488山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/20 23:22
ああ、一応東京大学の帆立道久先生の論考を開いてみると十世紀に成立
した偽経(俗信が多く面白い)に書かれているようですね。『北野天神
縁起』や『六道絵』にも出て来ます。
489山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/20 23:25
連続レス失礼。でも「三度目の正直」ということで(三途の川の話で
すし)お許しを。「偽経」というのは『地蔵十王経』のことです。
490あぼーん:あぼーん
あぼーん
491天之御名無主:03/06/21 00:13
以前、「ひな人形の首を魔除けとしてつるす」というまじないがあると、
なにかの本で読みました。
詳しく知りたいと思ったのですが、なんの本で見かけたのかまったく思い出せません。
(もちろん小説などではなく、民俗学関連の書物でした)
せめて、どこの地方で行われているものなのかわかれば、調べようもあるのですが……。
ご存知の方がいらしたら、教えて下さい。
492天之御名無主:03/06/21 01:00
>487 
ありがとうございます。
「とはずがたり」にもあったんですね。知らなかった…。
今、バーっと見てみたのですが
 
 ○浮き沈み三瀬川にも逢う瀬あらば 身を捨ててもや尋ね行かまし

の歌ですよね?(間違ってたらごめんなさい)
あれ?この歌からすると、有明が作者の初めての相手になってしまう?
非常に面白そうなので他の資料も明日探してみます。
ありがとうございました。
493あぼーん:あぼーん
あぼーん
494あぼーん:あぼーん
あぼーん
495天之御名無主:03/06/22 02:00
インドの世界観を表した絵で
蛇が宇宙を取り巻いていて、その上に亀、そのうえにいくつかの象、そのうえに世界っていうのがありますよね。
あの蛇の名前はなんていうんですか?
496天之御名無主:03/06/22 02:13
497天之御名無主:03/06/22 03:33
( ´・∀・`)へー
即答ありがとうございますー!
498天之御名無主:03/06/24 12:42
すいませんが、神主さんが持ってる
ハタキのような(めちゃめちゃ失礼ですいません)
道具ってなんていう名前なんでしょうか?
499天之御名無主:03/06/24 13:16
>>498
紙垂(しで)や幣(ぬさ)のことかな?
こちらのサイトでも参考にされたらいかがでしょうか。
ttp://www.ne.jp/asahi/trpg/chiya/taima/Item/shintou_item.html
500あぼーん:あぼーん
あぼーん
501天之御名無主:03/06/24 13:23
>>499
そう、それですありがとうございました!!
502天之御名無主:03/06/25 19:35
非常に遅いレスで恐縮ですが、山野野衾さんの>>206のご質問

>近世の随筆に狐に呼ばれたので呼び返した男が居て、お互い呼び合って
>いるうちに狐が負けて朝行ってみると死んでいたという話がありましたが

は、早川孝太郎『猪・鹿・狸』に狸の話として出ていますね。
山野さんがそれは先刻承知で、近世の随筆にもあるはずと思ってのことで
あればそれは知りませんが・・・。
503山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/26 17:08
>>502
ありがとうございます。千葉先生の御本にもありそうですね。でも実はそれ
とは別にあったのですよ。タイムマシンでもあれば・・・。
504  :03/06/26 21:38
これはオカルトネタなのかもしれませんが
寄宿舎のように女が共同生活しているところでは
みんなの月経周期が揃ってくるというのは本当なんでしょうか

もう一つ、作家の池上永一によると
「来世を見たらキレイになれる」という都市伝説があるらしいのですが
真偽のほどを教えてください
505天之御名無主:03/06/26 21:59
「竹取物語」はかぐや姫が月に帰って終わりになりますが、これ以外にも
月の住民が出てくる話ってありますか?
似たような話はあまり聞いたこと無いので気になりました
506山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/26 22:04
>>505
おそらく月の仙女ジョウガがモデルなのでしょう。仏典や『大唐西域
記』や『今昔物語集』には月に行った兎の話があり、月の模様に関す
る伝説は世界各地にあります。月には蝦蟇が住むとも桂があるとも言
われました。とりあえずネフスキー(スターリンの粛清で死んだので
随分前の人ですが)の『月と不死』(未完)をお勧めします。
507天之御名無主:03/06/26 22:11
>>505
参考スレ。

【 月に生きる生物たち 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/989818918/l50

【 ○ 月 ○ 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/986179456/l50

【 ★月読尊は男?女?★ 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/968807822/l50
508天之御名無主:03/06/26 23:02
ネフスキーの日本語文献、もちろん『月と不死』も含めて
だけど、ほとんどオシラサマ関係なんだけどね。
509天之御名無主:03/06/27 14:49
民俗学初心者です。
各地に残る「うつぼ船」の話とか、「空海伝説」とか、その他、
大まかにはわかりますが、具体的にどういう話がどこにあるかなど
さっぱりわかりません。
ざっと図書館で見ても、数例紹介しているだけで、たいてい
「いちいちとりあげてもきりがない」って感じのものばかりです。
類型的な民話を収集分類した参考書とかあるのでしょうか?
どんなテーマのものでもかまいませんのでご存知でしたら教えてください。
510天之御名無主:03/06/27 16:29
>>509
昔話ではなく伝説ということでしたら、
『日本伝説名彙』(日本放送出版協会)が今でもいちばん
まとまっていて収録話数も多いと思います。
検索すると古書店にもちらほらあるようですね。
511天之御名無主:03/06/27 19:13
>>506-508
早速の御助言ありがとうございます
かぐや姫のモデルはジョウガでしたか
早速紹介してもらったスレや本を読んで見たいと思います
512天之御名無主:03/06/27 21:13
>>510
ありがとうございました。図書館でさがしてみます。
513山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/27 22:28
>>511
当の『竹取物語』にも『更級日記』にも「月を見ていると寿命が縮む」
という俗信が記されていますから生死と関る存在と見なされていたこと
は確かなようです。
514天之御名無主:03/06/28 16:10
神話学や古伝などを学べる学部ってどこの大学あるか
よくわからないので情報きぼん
515天之御名無主:03/06/28 16:30
神話学が勉強できる大学は?
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1022255486/
民俗学ってどこの大学で勉強できるの?
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/986027608/

神話学なら、日本より海外に目を向けたほうがいいと思われ
516天之御名無主:03/06/28 17:18
海外ってやっぱり英語とか話せないとだめかな?
517天之御名無主:03/06/28 20:20
>516
そりゃそうなんじゃないかと思われ
話す、聞くはもちろん論文も英語で書かなきゃいかんだろうし
518天之御名無主:03/06/29 01:25
箒またいで空飛んだり魔女と箒って密接につながってるけど何故?
519天之御名無主:03/06/29 01:43
時節柄ですが、
てるてるぼうずには由来とか何かあるのですか?
首をくくって吊るしてあるみたいでなんか呪いに思えます。

神社の注連縄につるしてある白い紙って
雷って聞きますが
最初は人を吊るしてあったってことはないのでしょうか?
520天之御名無主:03/06/29 03:14
>>518
 箒は、女性が使う家庭用品であり 事実ほとんどの魔女は、女性であった。箒を戸口にかけて
おく事や煙突にさしておく事は、隣人への留守のサインであった。
 箒が日常的な道具である事が、どの女性も魔女の可能性が出てくる事にも繋がった。
 箒と魔女の関連は、異教徒が、豊作を願って、畑で竹馬のような物にまたがって飛んだりはね
たりした儀式が 元になっているといわれている。
     『魔女と魔術の辞典』 ローズマリー・エレン・グーリー著 原書房刊
521天之御名無主:03/06/29 03:34
>>519
 てるてる坊主は江戸時代に民間ではじまった。「てるてる法師」と呼ばれていたようだ。
 江戸時代の書物にはノッペラボウでつるし、晴天になったら目鼻をつけてお祀りしたとある。
 西日本では日和(ひより)坊主とよばれる。また、逆さにつるしたり、黒い坊主にすると雨乞いに
なるという。

 てるてる坊主の起源は、中国にあった掃晴娘(そうせいじょう)と称する女の子の人形を雨乞い
のときに作って、晴天を祈る風習からではないかという説がある。
 それが日本に伝わり、日本では日乞い、雨乞いをするのが修験者や僧侶(聖=ひじり=日知り)
などの男性だったことから、男の子の姿に変化していったのではないかと言われています。

ttp://www.asahi-net.or.jp/~FJ9M-ISGR/magazine/012.html
ttp://members.tripod.co.jp/huameizi/text02/qingniang.htm
ttp://www2.plala.or.jp/kamkamkam/minigimon/minigimon9.htm
522天之御名無主:03/06/30 13:51
>>519
こんなん見つけました。「日和坊」
http://www.hi-ho.ne.jp/itasaka/youkai/komori/mi-hiyoribou.htm
523山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/30 22:35
>>522
石燕の描いた妖怪というのは一種の洒落が多かったですからね。それも実際
にあった伝承とは言い難い、佐藤某の妖怪辞典の説明のようなものでしょう。
524天之御名無主:03/06/30 23:22
神社の名を挙げる数え歌を知ってたら教えてください
たしか「一番初めは一ノ宮〜♪」で始まるはず
525山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/30 23:32
>>524
地域により違います。私が祖母から聞いたものは
一番はじめは一宮 二で日光東照宮 三で佐倉の惣五郎 四で信濃の善光寺
五つ出雲の大社  六つ村々鎮守様 七つ鳴門の不動様 八つ八幡の八幡宮
九つ高野の弘法寺 十で東京明治神宮
古くは式亭三馬の『浮世床』に見られます。
526山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/30 23:34
他の板の質問スレより↓

幼いころ口ずさんだ童歌(?)に…

一番初めは一宮〜、二は日光東照宮〜、三は…(失念)〜
四は信濃の善光寺〜、五つ出雲の大社〜、六つ?(失念)の鎮守様〜
七つ成田の不動さん〜、八つ大和の八幡宮〜、九つ高野のこうごう(?)さん〜
十で…(失念)〜、十一心願かけたなら〜…

と言うのがありますが、こんな浮気しまくりで願かけって有りですか?
確か唄の最後は「鳴いて血を吐くホトトギス」だったと思いますが
報われなかったのは気の大過ぎが原因でしょうかね?
527とてた:03/06/30 23:35
>>524
「ほととぎす」
お手玉の時の数え歌だそうです。始めのとこしかしりませんでした。
http://www.ztv.ne.jp/web/kiho/hototogisu.htm
528山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/30 23:39
>>527
民俗中の歌というものはそれぞれ違いますから、「これが正しい」と
基準を持ち出されぬほうが・・・。それに限定されてしまう。
529とてた:03/06/30 23:39
あ、やっぱり地域によって「差」があるんですね。

>>527は紀州のものです。
530天之御名無主:03/07/01 03:00
差というより、味?
水が合わないのはよくあること
531初心者。:03/07/01 07:31
日本神話ってどんな本を読めば出てきますか?
名前が出てこないのですが、たとえば「〜オロチ」とか
「イザナミ?」とかそんな感じのものです。。。
532天之御名無主:03/07/01 07:57
533天之御名無主:03/07/01 10:33
>>531
とりあえず、ベストセラーになった『口語訳 古事記』などいかがでしょう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163210105/250-3376017-2256216
http://homepage2.nifty.com/wayway/
ただこの本は神名が全部かなに直してあるので、もとの漢字を知りたい
場合は原文を探す必要がありますが、古事記も日本書紀もどこの図書館にも
あります。
三浦さんの本のヒットに刺激されたのか、昔の鈴木三重吉の『古事記物語』も
復刊されていますね。
戦前の人にはこれで神話を知った人が多いし、筋を知るだけならこれでも
いいと思いますが、リライトされています。
534>>531 御参考:03/07/01 11:45
> 38 :天之御名無主 :03/03/23 00:16
> 古事記を読んでみたいと思っているのですが、
> 現代語に訳してあり、中学生でも読めるおすすめの本はないでしょうか?

>>38に対してのレス
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1047993896/41-43


> 86 :天之御名無主 :03/04/08 17:53
> 明日から一人暮らしで、ネットできなくなるので、
> これを機に、日本神話を読んでみたいと思うのですが、
> 日本神話を取り扱った映画、小説、検証本、アニメ、漫画等で
> お勧めのものはあるでしょうか?。
> 突然ですいません、今日中に教えてください、お願いします。

>>86に対してのレス
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1047993896/87-97
>>99 >>105
535天之御名無主:03/07/01 12:32
>>504
>これはオカルトネタなのかもしれませんが
>寄宿舎のように女が共同生活しているところでは
>みんなの月経周期が揃ってくるというのは本当なんでしょうか

むしろ生物板かと。
「寮効果(ドミトリー効果)」で検索すればヒットするはず。

女子学生が女子寮などで共同生活をすると月経周期が同調してくる現象は、
フェロモンの作用と考えられています。
月経周期を延長するフェロモンと短縮するフェロモンが、ヒトに存在することが
見いだされ、このニ種類のフェロモンが月経周期の同期を引き起こすと考えられ
ています。
536天之御名無主:03/07/01 15:21
こんにちは。
日本の民話でチョウマツという主人公がでてくる悲しい話があるときいたのですが
知っている方いらっしゃいますか。
537あぼーん:あぼーん
あぼーん
538あぼーん:あぼーん
あぼーん
539天之御名無主:03/07/01 16:21
>>536
もしかして斎藤隆介さんの「ベロ出しチョンマ」では?
540536:03/07/01 19:03
>>539
うーん違うと思う・・長松かな?
541563:03/07/01 19:21
再び
>>539
そのタイトルで検索してみたら それだとわかりました
千葉の話なんですね・・どうもありがとうございました
542あぼーん:あぼーん
あぼーん
543天之御名無主 :03/07/02 01:31
>>535
ありがとうございます! 感激。
544天之御名無主:03/07/02 06:12
ベロ出しチョンマといえば、教科書問題で話にのぼりましたね。
http://www.hico.jp/ronnbunn/furutataruhi/genndaijidoubungakunositen/311-318.htm
じゃあ、どんな話なら載せられるのかって、結論出していないのが、いかにも教員的w

もっとも、日本の教員はアルジャーノンを否定する根拠に「SFだから」と言い放ちますが(藁
545563:03/07/02 08:35
ふーん教育現場って歪んでるんですね。
民話ってある意味いかがわしいというかきれいごとでない部分があって
それが当然なのにいきなり無菌状態または都合のいい論理方向にねじ曲げてしまわれがち。
教科書に載ってた民話って憶えのあるのはごんぎつねぐらいだな・・
546あぼーん:あぼーん
あぼーん
547天之御名無主:03/07/02 08:47
「人気のある先生」って、そーゆー「外れた話」をたくさんしてくれる人だったりする。
548山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/07/02 11:15
>>545
あれは創作ではないので。それとも何か元ネタがあるのでしょうか。
>547
激しく同意です。
549あぼーん:あぼーん
あぼーん
550天之御名無主:03/07/04 14:22
憑き物筋の憑き物って、どのくらいまで主の感情に反応するの?
顔も知らないメールのやり取りした程度、の相手でも襲うもんですか?
狙いが完全ではないのか、今のところ物的被害だけで収まっているようなのですが。
551天之御名無主:03/07/04 14:31
今上天皇との血縁がほぼ確実なのは第26代継体天皇からだけど、
継体天皇は福井出身。だから今回の原発と北海道の件は、
第10代崇神天皇か第15代応神天皇の流れをくむ一派によるクーデターだと思う。
552あぼーん:あぼーん
あぼーん
553山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/07/04 22:40
>>550
どこの、どういう憑きものですか。「牛蒡種」なら身内にカチンときて
も被害が出るそうですが。
554あぼーん:あぼーん
あぼーん
555天之御名無主:03/07/04 23:41
>>548
>ベロたしチョンマは創作

あれれ? >>525.でも謡われている「佐倉惣五郎」の伝承が元になった創作童話と聞きました(たぶん・・・
556山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/07/05 00:10
>>555
一応モデルでしたか。でもある意味「捏造」のような気が・・・。
ありがとうございました。
557天之御名無主:03/07/05 01:12
民俗板での質問は妥当ではないかもしれませんが、
古代(大化改新以前)の氏と姓で、臣と並んで最も尊重された姓に『物部連』があります。
ご存知の様に、武内宿禰を祖とする7氏族のひとつでである『蘇我臣』に討たれた一族です。

この後、二官八省制以降の下級職に、罪人の刑罰及び看守を担当する物部という職がありますが、
何らかの関連性があるのでしょうか?
558天之御名無主:03/07/05 02:48
もののべ 【物部】

古代、大伴氏とともに大和政権の軍事をつかさどった伴造(とものみやつこ)系の有力氏族。
また、その部民。大伴氏の衰退後大連(おおむらじ)として、大臣(おおおみ)の蘇我氏とともに
政治の中枢を占めた。六世紀中頃、仏教受容をめぐって蘇我氏と対立、守屋が蘇我馬子に
滅ぼされて衰えたが、一族の石上(いそのかみ)氏から奈良時代有力官人が輩出した。

古代、朝廷の軍事・刑罰に関与した人々。
律令制下では囚獄司・衛門府・東西市司に所属した。


三省堂提供「大辞林 第二版」より
559天之御名無主:03/07/05 03:15
東洋神名辞典
http://w3.shinkigensha.co.jp/books/4-7753-0123-3.html

この本の評判はこの板としてはどうでしょうか?
560天之御名無主:03/07/05 04:44
とにかくいろんな地域のたくさんの神様を知りたいという人にはどうぞ
勝って損はないでしょう
561天之御名無主:03/07/05 14:11
>>560
ありがとうございました。購入を検討します
562A-10 :03/07/05 17:17
ゼカリア・シッチン的に眺めた中東の神話体系の上ですが、イスラエルの神であるヤハウエは誰でしょうか?
反マルドゥーク派なのは確かですが、急先鋒のエンリルでも無さそうだし、イスラム教のマークが三日月なのでナンナルかなとは思うのですが・・・
ヤハウエが二ビルに帰ってしまったという記述から地球に滞在したアヌンナキであろうと思うのですけど。
ニビル王アヌ?
誰なのでしょうか?
563天之御名無主:03/07/09 00:06
洪水伝説って、ノアの洪水の他いろいろあると聞きましたが
他にどのような話があるのか知りたいです。

よろしくおねがいします。
564天之御名無主:03/07/09 00:42
>>563
「洪水伝説」で検索ぐらいはしたんだろうな?
565天之御名無主:03/07/10 11:12
>山野野衾
 本当は『憑き物』かどうかよくわからないんです。
 彼女が大陸出身の人なので。
 古くからある家で、そうしたものに親しい家系らしいです。
 先祖が人間じゃなかった、とかそういう伝説があるような……。
 ただ、彼女のお母さんがそういうものが嫌いな人で実家と付き合いを切ってしまい、
 詳しいことがわからないそうです。
『憑き物?』ですが、1体ではなく複数いるそうです。
 全部で何体いるのかは怖くて聞いてません。
 時々、みえる人がいるみたいで彼女と歩いていると彼女の足元を見て逃げていく人がいます。
 連れてるの?、って聞くと「うん」って……。
 みた、という後輩に聞いてみると
『黒い大きな肉食獣っぽいもの』『天井に頭が届きそうな竜人?』だそうです。
 たいてい獣の方で、竜は時々と言ってました。
 
566天之御名無主:03/07/10 18:43
狼系の神を教えて下さい。私の知っているのはアモンくらいです。 できれば出典も教えて下さい。
567天之御名無主:03/07/10 19:44
民俗学に最近興味を持ったものデス。
初心者のオススメのHPを教えて下さい。
568天之御名無主:03/07/10 20:47
今オカルト板でちょっとした話題になってるんですが、主に田舎で
人型(?)の白いものが遠くでくねくねしてて、それを見て正体がわ
かった人は気が狂ってしまうといった民話・俗話はありませんか?
569あぼーん:あぼーん
あぼーん
570山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/07/10 21:45
>>565
あちら系ですか・・・確かに『捜神記』に出て来る話が日本の蛭神譚
の起源だといいますね。先祖が非人間という話なら私も以前聞きまし
たが(日本の話)、そう悪いものでもないのでは。
>>568
大入道のたぐいを見れば死ぬとか気がふれるとかいいますが・・・。
徳島あたりですか?
571天之御名無主:03/07/10 22:00
>>570
いや、場所とかは特定はされてません。海辺だったり田んぼだったり…
何かちょっとでもそういう話知っていたら教えて欲しいんですが。
572天之御名無主:03/07/10 23:43
大隅半島なら有名な「一反木綿」だが。
573天之御名無主:03/07/11 00:08
>>568
該当スレ見たけど、現代になって創られた話っぽいね。
既存の言い伝えに絡めるなら、
「変なものを見る。→深入りする。→災いが起きる。」
という具合に単純化すればいいと思うけど。
574天之御名無主:03/07/11 02:15

きょうてんえ  を変換するとなぜ
経典ね  というふうになるの?
575天之御名無主:03/07/11 03:15
>>574
IMEのNの過不足補正機能。つーか板違い。
576天之御名無主:03/07/11 18:12
中国地方では
「田の神であるサンバイ様は本来は山の神だが、田植えの季節になると
里に下りて田の神になる」とされているそうです。

だとすれば夏から秋にかけては山には神は居なくなるのでしょうか?
それともサンバイ様は山から里に毎日出勤されるのですか?

野衾さま、教えてつかあさい!
577あぼーん:あぼーん
あぼーん
578あぼーん:あぼーん
あぼーん
579山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/07/11 22:07
>>576
理屈だと前者になりそうですが・・・参考文献として『稲魂と富の起源』
なんてのはどうですか。異界から富がもたらされるとか、蓑笠つけたも
のが異界の住人だとかいった話は『梁塵秘抄』にもありますね。
(後半余談)
580無名草子:03/07/12 00:51
プロップとリュティとジョゼフ・キャンベルの
昔話および神話(キャンベル)の分析というのは
どういう関係になっているんでしょうか。
それぞれ「唯一の」構造を主張しているようにも
見えるし
プロップは構造で、リュティは様式という見解も見たことが
ありますが、
構造と様式の違いがよくわかりませんでした。

すごーく単純に言うと、で結局誰が正しいわけ? という
のが知りたいのですが、さすがに
そういう問題ではないだろうというのはわかります。
ですがどれを読んでも「へーそうなんだ」と思っていると
頭の中が全然整理がつかなくて…

どうかよろしくお願いします。
581天之御名無主:03/07/12 02:04
キャンベルはDQN。で、そういう問題ではないだろう。
582天之御名無主:03/07/12 02:14
ん。キャンベルはガチガチのユーロセントリズムに固まってるから。
583山崎 渉:03/07/12 12:34

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
584 :03/07/14 19:29
age
585山崎 渉:03/07/15 12:26

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
586考える名無しさん:03/07/15 13:54
age
587天之御名無主:03/07/16 17:49
死者の断片(肉体や骨など)を集めて、蘇生を試みるという話は
西洋には多くあるようですが、日本にはどういった話がありますでしょうか?

西行の話しか当方は知らないのですが、他にもありましたらご教示ください。
588天之御名無主:03/07/16 19:16
>>587
じゃ、有名どころで。

 中納言・紀長谷雄は、朱雀門楼上で鬼と双六の勝負をしている。勝った長谷雄は、
約束によって、鬼が女の死体を寄せ集めてつくった絶世の美女を得た。鬼は、百日
経てば、この美女は完全な人間として再び命を持つから、それまで抱くなという。
 しかし、長谷雄は、あまりの美しさに辛抱できず、この女を抱いてしまった。女は水
になって流れてしまったそうだ。

ttp://www.thekyoto.net/kyoukyou/0206/020621_02/
589天之御名無主:03/07/16 21:58
この板ではどれくらい書き込みがないとスレが落ちますか?
590天之御名無主:03/07/16 22:18
>>580
プロップは地域とジャンルを限定したから構造を示し得た。
キャンベルの研究対象はジャンルも地域も無視するわけだから
それほど精密な共通構造が見つけられないのは当然。
591天之御名無主:03/07/17 00:54
>>589
数日くらい余裕で落ちません(w

ただし、山崎爆弾やら厨房がわらわらと来る季節になってきましたので、
注意は必要かも、おれも一日に一回は巡回に来てはいるけどさ。
592589:03/07/17 02:30
例えばオーパーツスレでは2002年5月〜2003年1月まで
レスがつかなかったにもかかわらず落ちませんでしたが、
この板ではこれは比較的普通な現象ですか?
593天之御名無主:03/07/17 03:02
3ヶ月〜半年ぐらいは普通だな。
594あぼーん:あぼーん
あぼーん
595天之御名無主:03/07/19 02:02
イスラム神話のジンについて詳しく知りたいのですが、
ジン関連の話を詳しくまとめた本とかどなたか御存知ないですか?
コーラン以外で。図書館で探したんですがなかなか見つかりません。
596天之御名無主:03/07/19 11:05
>>595
アラビアンナイトは宝庫だと思う。
597天之御名無主:03/07/19 15:00
>>595
ユリイカの創刊号にあったと思う
あと、詳しくは無いけど新紀元社の「イスラム幻想世界」
598天之御名無主:03/07/20 10:39
人間は完全な円形だったのが、神によって二つに分かたれ男女になった
…てのは、なに神話でしたっけ。
599天之御名無主:03/07/21 00:17
プラトンだったけ?
600天之御名無主:03/07/21 00:25
ぷらとんですな
601天之御名無主:03/07/21 01:17
アンドロギュス
602天之御名無主:03/07/21 01:17
違う違う、アンドロギュノス。
603598:03/07/21 01:18
神話じゃなく哲学だったのですね!失礼しました…
板違いなのに教えてくださった方、どうもありがとうございました。
604595:03/07/21 14:46
>>596-597
ありがとーございます
アラビアンナイトは昔小さい文庫か何かを読んだのですが
今度改めて探してみようと思います
イスラム幻想世界は見ました。
あれもスライマーンの話とかは載っててなかなか面白かったですね
605天之御名無主:03/07/22 21:28
ニュース速報から議論板に移転しますた。
【スーパーフリー】早大生ら5人 集団強姦114【Xデーは?】

さあ、皆さん!xデーめざしてage続けましょう!

http://news3.2ch.net/test/read.cgi/news2/1058814853/l50

606天之御名無主:03/07/23 10:35
質問です。
沖縄などにあるマレビト信仰の「マレビト」って人の形をした神様の事ですよね?
ニライカナイとかいう神の国から来る。
新しい文化を伝えてくれる本土や中国の人だったというような話も聞いた覚えがあるんですけど、
現在の沖縄の人は本土の人の事を指してマレビトと言ってるんでしょうか?
↓の掲示板で自分の事をマレビトと称する人がいるんですが、
こういう使い方って普通するもんなんでしょうか?
どうも「私は神なのだからもてなしなさい」という態度に見えるんですけど。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=PERS&action=m&board=2000346&tid=1bhfea4ga5aca1bca5ka5ua5la5sa5ijgbd8&sid=2000346&mid=1&type=date&first=1
607天之御名無主:03/07/23 13:57
>>606
リンク先は見てないけど。
辞書引きゃわかるんだが「まれびと=稀人=客人」
608天之御名無主:03/07/23 22:37
>607
よそから訪れた人が何かをするという日本思想で、
非常にわかりやすくいうとドラゴンクエスト。
村ではとっても困っているが、村人には何もできない。そこに
旅の勇者が現れて、状況を打破する。
609天之御名無主:03/07/24 00:18
でもケースによっては身ぐるみ剥がれて殺されたり埋められたりもするよな<外部からの人
610天之御名無主:03/07/24 03:24
第一次大戦中にスパイ嫌疑で魔女法により裁かれた人がいるって話を
聞いたんですけど、これってどこの国ですか?
裁かれた人の名前もできれば知りたいのですが……。
611天之御名無主:03/07/24 03:34
612天之御名無主:03/07/25 00:59
ここの板のネタスレで妖怪「彼女」にまつわるスレッドがあったはずなんですが、
過去ログのURLわかるかたいましたらお教えください。

『彼女』なんて架空の生き物で、いない。いや見た。彼女は陰謀論だ、云々といった感じの内容のスレッドです
613天之御名無主:03/07/25 11:01
tuboで見てるから過去ログURLはわからないけど

http://academy.2ch.net/test/read.cgi/min/988731992/

614天之御名無主:03/07/25 11:08
>>613
おおっ良スレ
615あぼーん:あぼーん
あぼーん
616天之御名無主:03/07/25 17:11
みんな女神転生好きですよね?
617天之御名無主:03/07/25 18:06
>616
ゲームにせよラノベにせよ板違いです。
その手の話題をこの板でしたければ、質問スレではなく、
雑談スレを選んでください。
618あぼーん:あぼーん
あぼーん
619天之御名無主:03/07/27 07:30
キムジョンイルが、自分を表す聖なる数字として666を使っていると聞いてびっくりしたんだが
この手の話題はどこに行けばいいですか
620天之御名無主:03/07/27 09:47
>>619
オカ板
621天之御名無主:03/07/30 08:43
置物の狸の金たまって、なんで大きいものとされてるの?
622天之御名無主:03/07/30 10:00
巷間に、「狸の金玉八畳敷」といって、狸の陰嚢は八畳敷の大きさに広がりそれを
使用して人を化かすという俗信があります。

では、どうして狸の金玉はあんなにも大きく表現されるのでしょうか。

信楽焼の狸の容姿については以下のように言われています。

笠 → 災難から身を守る
目 → 物事を正しく見極める
顔 → 愛想
腹 → 落ちつきと大胆さ
徳利 → 徳と利益
通帳 → 信用
金玉 → 貯金 or 使ってこその金
尾 → 最後が肝心

「たぬき」→「他をぬく」ということもあって、商い等で縁起を担ぐために店先に置かれたり
しています。これを見るとなるほど大きければ大きいほど良いということになるのですが・・・

金箔を作る工程で金を槌で叩いて打ち延ばす作業があるのですが、この時直接金を
叩かずに狸の皮に包んで打ち延ばすそうです。そうすると八畳敷の大きさになるとかで、
実はこれが「八畳敷」の由縁であると言われています。

また、その昔、金箔職人が「狸の金玉が本当に金で出来ているならば、俺の腕前なら
畳八畳の広さまで伸ばせる」と、腕自慢をした時に使った例え話だったともいわれています。

ttp://adasino.incoming.jp/etoki/tanuki.htm
623天之御名無主:03/07/31 20:42
オカ板のトリビアスレで悪魔くんにでてくる「東嶽大帝」のモデルについての話題がでてるんですが。この板的には何だと思いますか?
自分は泰山府君かホウ都大帝辺りだと思うんですが。
624天之御名無主:03/07/31 21:18
「東嶽大帝」→(とうがくたいてい)→「東岳大帝」


■ 泰山府君

「泰山府君」とは陰陽道の主神、冥府の神、人間の生死を司る神として知られ、
東岳(中国五岳の一つで別名を泰山、大山、太山とも言います)に降りて神となった輔星の精を
意味し、すでに広く信仰されていた泰山を神格化した「東岳大帝」としばしば同一視され、
現在では同一神として見なされています。

東岳大帝という神は人間の賞罰や生命の長短を司り、人の魂魄は死んだのちにこの神の元へ
帰るとされています。
現世と来世を管理し、現世で犯した罪はすべて報告されると信じられていたため、
人々に恐れられ、尊崇されている神です。

この神は同神とされる神が多く、
中国では太一神(北極星を神格化したもの)、
日本では素戔嗚尊、三輪明神、牛頭天王、福禄寿、閻魔大王といった神々と同一視する俗説があります。

ttp://homepage1.nifty.com/haruakira/onmyoudou/f_11.html


さて、泰山府君を陰陽道の祖神と位置づけたのはかの安倍晴明。
漢の武帝が泰山にて封禅の祭りを太一神と同じ礼式で行ったので、太一神(北極星)と同一とも
見なされていました。
また、『封神演義』では「黄飛虎」が泰山府君として封神されました。
625天之御名無主:03/07/31 22:09
>>624
レスさんくす。
やはりそうでしたか。水木しげるのことなんですこし捻ってるかと思ったんですが。
ありがとうございます。
626天之御名無主:03/07/31 23:46
教皇と法皇ってどうちがうの?カトリックは法皇だよね
627コピペだよん:03/08/01 00:03

【 教皇 】 きょう-こう Pope

 カトリック教会の最高位の司祭。
 ラテン語ではパパ(Papa)、原語はギリシア語のパッパス(Pappas)で、いずれも「父」を意味する。
 日本では一般に法王といわれているが、これは正しい意味を示さない。

 西欧では8世紀より、カトリック教会の首位者であるローマ司教に対してのみ、教皇の名が用い
られてきた。
 4〜5世紀には司教(または主教)がパパと呼ばれたこともあり、この呼称は今でもコプト教会の
アレクサンドリア総主教に対して用いられている。
 東方正教会の司祭もパッパと呼ばれ、カトリック教会でも司祭は日本語で神父、英語でファーザー、
イタリア語とスペイン語ではパードレという具合に、父を意味する言葉でよばれている。

 教皇はキリストの代理者、聖ペトロの後継者、そして全教会の最高司祭、西欧の総司教、
イタリアの大司教、ローマ教区の司教、バチカン市国の元首でもある。
 教皇は自らを「神のしもべのしもべ」と呼ぶ。
628天之御名無主:03/08/01 01:02
>>627 に補足すると、日本語の立場としては、

【 法王 】 は、本来、仏教用語で、「仏法の王。つまりは、仏」を意味し、

【 法皇 】 は、「退位して仏門に入った天皇のこと」を意味するから、厳密に言えば

違うということなんだと思うぞ。後白河法皇なんて言うやろ。
629天之御名無主:03/08/01 18:20
ここにある話は信用できますか?

ttp://ip.tosp.co.jp/NIki/Tospi400.asp?I=KAZEnoEDEN&P=0
630あぼーん:あぼーん
あぼーん
631山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/01 19:06
>>628
道鏡が「法王」になっていませんでしたか。
632天之御名無主:03/08/01 19:31
>>631
たしかに『続日本紀』に道鏡が称徳天皇に「法王(法皇だともいう)」の称号を
授けた記事(766)があります。
レアケースなので省かれているのでは?
633天之御名無主:03/08/01 19:50
太陽神の末裔と称する王家は、日本の天皇家はじめ、いろいろありそうですが、
月の神の末裔と称する王家があったら教えてください。
634天之御名無主:03/08/01 20:02
インドの古都カジュラーホの建設者である「チャンデーラ王家」は月の神の後裔だといわれています。
635天之御名無主:03/08/01 20:12
>>634
ありがとうございます。
ヒンドゥー教ですね?
636634:03/08/01 20:21
>>635
そうですよ。
637山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/02 01:03
>>632
「例外」ではありますが、一応。
638天之御名無主:03/08/02 03:11
ttp://village.infoweb.ne.jp/~fwky4834/
誰かこのページ解説してくれ、マジで。
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
640ぼるじょあ ◆yEbBEcuFOU :03/08/02 03:18
>>638
電波
>>639
この鯖はセV8cLFセzだぞ
641天之御名無主:03/08/03 00:48
訂正です。

>>632
×授けた
○授けられたという
642天之御名無主:03/08/04 01:39
「祟り神」をテーマにした論文を書きたいのですが、何か、参考になるような良い著作は無いでしょうか?
「祟りとは」「祟り神になるまでの過程」を公式的にしてみようとか考えているのですが…
Googleってみてもなかなか…
643あぼーん:あぼーん
あぼーん
644天之御名無主:03/08/04 13:57

\_____________
   |  ||    |    ||
   |  ||    |    ||
   |  ||    |    ||
   |  ||.   ∧_∧ .||age ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   |  ||.   (.  ´∀).|| ▲<  まったく、ちょくちょくageとかないかんな、このスレは
   |  ||.   (    )つ▽  \____________________
   |  ||     |  |  | ||sage
 /  ̄ ̄ ̄ (__)_) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

645天之御名無主:03/08/04 20:30
土蜘蛛一族って何ですか?
ググってみてもよくわかりませんでした。
646天之御名無主:03/08/04 20:42
>>642
ある程度、論文の核になるような論旨は(もやもやっとしたものでも可)決まってるの?
内容次第では参考になる書籍を挙げられるかもしれないですよ。

>>645
古代(古事記あたり)の出てくる土蜘蛛ですか?
それとも、中世(平安期ころ?)の土蜘蛛ですか?
時代背景によって説明も変わってくるので、>>645さんが疑問に思った出典をきぼんぬ。
647天之御名無主:03/08/04 20:52
>>645
江戸時代、主に大阪で暗躍した盗賊団。
党首は豊臣家の末裔を自称していたが、隠れキリシタンとの説もある。
648645:03/08/04 20:57
いや、何かの本で読んだとかじゃなくて
うちのボケかかった祖父が
「どうせワシらはツチグモ一族やからな・・・」とつぶやいたのが気になって。
649646:03/08/04 21:38
>>645=648
学のあるおじいちゃんが、韜晦して呟かれたのなら、
「どうせワシらは時勢に乗り切らなかったアウトサイダーやからな・・・」
というニュアンスなのかも?

神話伝承では、「土蜘蛛」は「土雲八十建」「都知久母」などとも書き、
大和朝廷に服従しなかったという辺境の民を、中央政権側からみた呼称です。


>>646 ゴメン
×古代(古事記あたり)の
○古代史(古事記あたり)に
650642:03/08/04 21:38
>>646
もやもや…。
祟り神が祟り神になる過程を公式的にしてみたり、その公式をまた別のケースに当てはめて考察したり…
といった程度のことしか考えていませんでした;
651天之御名無主:03/08/04 21:56
>>649
そういう比喩とかじゃなくて、純粋に家系のことを言いたかったのでは?
652天之御名無主:03/08/04 22:02
昔、茨城には土蜘蛛と呼ばれる人たちがいっぱい住んでいてね。
彼らは、洞窟を住まいにしていたんだけど、数は多いし強暴だしとなかなか大変だったんだよ。
それで、昼間、彼らが住まいを留守にしている間に茨の枝をたくさん洞窟に敷き詰めて罠をしかけたんだ。
日が暮れて洞窟に帰ってきた彼らは、ものの見事に罠にはまって、体中を茨の刺でブスブスと・・・。
それこそあたり一面が血の海になるほどで、そのあと、隠れていた兵士たちに皆殺しにされてしまったんだと。
それで、土蜘蛛の城に茨の罠をしかけて勝った地ということで、茨城という地名がついたんだって。

653646:03/08/04 22:10
>>642=650
>>642さんのインスピレーションの源がどのあたりにあるのか不明なので、
スレ住人もアドバイスしにくいのかもね。
どういうアプローチを考えているのかな?
民俗学・神話学に沿ってでいいんだよね。文学や歴史、文芸などからの
アプローチもできるだろうけど。

起点がコミックやアニメーションからではないとは思うけど、「公式」的のあたりで、
井沢元彦先生の『逆説の日本史』でも意識しているのかなあなんて。。。思えました。

御霊信仰(ごりょうしんこう)あたりを取り上げるのなら、読みやすいところで、
永井路子先生の『悪霊列伝』(角川文庫)でも挙げておきましょうか。
あとは、山折哲雄先生の著作も参考にしてみては?


>>651
>そういう比喩とかじゃなくて、純粋に家系のことを言いたかったのでは?
とはいっても、土蜘蛛の所伝は大和をはじめ、東は陸奥から西は日向におよぶ
広範囲にみられるから。
>>652のは『常陸国風土記』からだよね。
654646:03/08/04 22:24
>>651
やー、>>653を読み返してみると、なんか俺エラそうやなー。
先に謝っとくわ。


 (´Д`;) ゴメンナサイゴメンナサイ
   ∨)
   ((

 (;´Д`)  スミマセンスミマセン
 (  八)
   〉 〉

 (´Д`;)、  コノトオリデス
   ノノZ乙
655642:03/08/04 22:28
>>646さん
はい、民俗学・神話学からです。
…ですが、うーん、自分でもいまいち…。
あんまりやたらと煩わせてしまうのもアレなので、もう少し考えが固まってから、出直させて頂きます;

永井路子先生の「悪霊列伝」、山折哲雄先生の著作、チェックさせて頂きます。
ご丁寧な対応、どうも、ありがとうございました。
656646:03/08/04 22:53
>>655
すまねー。大事な人を忘れてたー。
プリミティヴな祟りを考えるなら、折口信夫先生を外したら意味ないじゃん。

どうも今日はオイラ、抜けてるわー。
皆の衆、スレ汚しお許しあれ。では、回線切って(ry
657651:03/08/04 23:37
>>653
いや、地域がどうとかそういうんじゃなくて。
そのおじいちゃんの家系がもとを辿ればツチグモと蔑称されるような(実際にされたか
どうかはともかく)もので、それで>>648のような台詞を言ったのではないかと。
年配の人って、そういう家系とかやたら気にするじゃない。当人周囲ともに。
658天之御名無主:03/08/05 03:38
引越しの時に処分した「もっけ」を買い直した。

 ち  び っ 子  静  流  萌  え  〜♪

んだけ・・・
659天之御名無主:03/08/05 20:56
>>652をはじめ見た時、できの悪いネタだと思った。
しかし、よくもまぁ血生臭い地名を県名にしたもんだ。
660あぼーん:あぼーん
あぼーん
661山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/05 21:14
>>659
『常陸国風土記』には単に土蜘蛛相手に茨で城を構えたからだという
異説もあったような。
662天之御名無主:03/08/05 22:41
で、ルドルフシュタイナーってどんな人ですか?
663645:03/08/07 00:15
ご先祖が昔どの地域に住んでいたのかは知りませんが
土蜘蛛ってそんな一族だったんですね。
でもそんなに古い歴史のある家系とも思えないので
土蜘蛛云々もひょっとしたら祖父の妄想なのかもしれませんが。
なんだかちょっと怖くなってきたのでもう切り上げます。
皆さんレスありがとうございました。
664天之御名無主:03/08/07 07:01
もう随分と行ってないけど、弘法大師のお祭りで
「弘法さんのハナクソ」なる、米の乾燥した物を
もらった記憶があるんだけど、いつ頃からこうなったのか
また、地域によって違うのか知っている方教えてくだされ。

2日間あって、植木・骨董市もあります、変なの。
665天之御名無主:03/08/07 09:09
>>664
普通は旧暦2月15日の涅槃会で、お寺が参拝者にやる「あられ」状の
ものを「お釈迦様のハナクソ」とか言いますね。
旧暦四月八日の灌仏の時にも出すお寺もあると思います。
もともとは「花供(はなく)」だという説がありますが。
666天之御名無主:03/08/07 22:20
北欧神話の本の前書きに「最も犀い」という言葉が出てきました。
「もっとも○○い」 なんて読むの?
667天之御名無主:03/08/07 23:43
>>666
かたい/するどい あたりか。

古文漢文漢字板
http://academy2.2ch.net/kobun/
668|○|広報部隊:03/08/07 23:55
民俗学的日本の流れを踏まえた知識をお貸しください。
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/asia/1060044617/
極東板で新党を結成します。
朝鮮などの分化略奪から身を守り、神話をいつまでも共有できる
日本を明日に繋ぐ為よろしくおねがいいたします。
669あぼーん:あぼーん
あぼーん
670あぼーん:あぼーん
あぼーん
671天之御名無主:03/08/08 01:19
>>668
この板的には日本なんてのはあっという間にバラバラにされるのがオチだが・・・。
672天之御名無主:03/08/08 14:47
>>671
そもそも学問は不偏不党という建前があるしねぇ。
673山埼渉:03/08/08 16:47
一夫多妻制の社会がいくつかありますよね。男女の数はほぼ同数のはずですから、
そういった社会では結婚できない男性がたくさんいるのですか。
674あぼーん:あぼーん
あぼーん
675天之御名無主:03/08/08 19:06
>>673
これは一例ですが、イスラム教などは4人の妻までは認められていますが、
この背景には、戦争などで男性が多く死亡してしまうために、
未亡人救済のために認められたという側面もあるようですよ。

とはいっても全ての妻を平等に愛するよう求められていますが。
676天之御名無主:03/08/08 20:52
>>673
ニホンザルは一夫多妻ですが、あぶれた者はあぶれた者同士、結構うまくやってるようで。
そう考えてみると人間社会の一夫多妻ってのも実は建前であって。
常識的に考えて、王様の何百人もの妾たちが、王様の体しか知らないということも有り得ないのではなかろうか、と。
677山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/08 21:03
日本鹿は一夫多妻制と考えられていましたが、実は乱交状態であった
ようです。因みに鴛鴦の雌も複数の雄を相手にしているらしい。
江戸では女性の数が少なく(お妾を何人か抱えている人もいて)男は
器量以前に結婚出来れば良かったそうですよ。紺屋高尾は例外。
678天之御名無主:03/08/08 22:32
>>677
江戸の嫁不足はかなり深刻だったようですね。
女郎の下請けもかなりの倍率だったとか。
679天之御名無主:03/08/09 08:51
>>676
少なくとも勤続期間中は王様の体しか知らないようにしないと、
産まれる子供が「王子」であるかどうかに疑いが持たれてしまいます
ね。
それを防ぐために宦官とかいたわけですし。
尤も後宮にいる期間は短くて、適当なところで良縁を探して片付けて
やることが多かったのではないかな。
680664ですが:03/08/09 13:37
>>665
>お釈迦様のハナクソ

う、こんな言い方だったかも…
台風も去ったし、お寺を捜して聞いてみる事にします。
レスありがとうございます。
681天之御名無主:03/08/10 00:58
問題:この神の名称は何ですか?

  男根に似た自然石または石製・木製の陽形を祀った神。
  ヒント 広辞苑八四八ページ、上から二段目右から九番目の項。(版によって多少変動有ります)


・・・とあるWEBサイトの裏ページの設問です。どうしてもわからないのです。
コンセイ・コンセイサマ・シヴァ・シヴァリンガ・パラス、、など
すでに試してみましたがいずれも違うようです。
どの宗教のことなのかまったくわからないので、いくつか正解候補を
教えて欲しいのですが。
682天之御名無主:03/08/10 01:21
こんせい‐じん【金精神・金勢神】
男根に似た自然石または石製・木製の陽形をまつった神。
683681:03/08/10 01:41
ありがとうございました。
あってました
684あぼーん:あぼーん
あぼーん
685天之御名無主:03/08/10 21:04
>>678
遊郭の「吉原」が誕生したのは江戸時代の初期のこと。江戸唯一の公認の遊里である。
徳川家康が豊臣秀吉の命令で江戸城に入府した天正十八(一五九〇)年八月一日から、
僻地だった江戸は状況が一変する。
天下分け目の決戦、そして開幕を経て、京の都から遠く離れた関東の江戸は、鎌倉に続く
新しい武士の都として発展を遂げることになったのだ。

大名の参勤交代制度にともなって、江戸には諸国の武士が妻子を郷里に残して集まってくる。
また江戸店(だな)と呼ばれる関西資本の出張所も数多くあるなど、これらの事情で当然の
ことながら単身赴任の男たちが大勢いる。気がつくと江戸はむさ苦しい男ばかりの社会と
なっていた。

その人口は江戸時代を通じて町人は五十万〜五十五万人で、男女比は中期のころで2対1、
終わりにはほぼ半々になったが、これに参勤交代でやってくる武士がいる。
武士の人口はおよそ五十万人と言われていて多くは男。合わせて百万人と世界で最も人口の
多い巨大都市江戸の6〜7割は男が占めているのである。

「娘一人に婿八人」と言われるゆえんである。
これに対して若い娘は箱入り娘などと言われて家の奥に入ったきりで、あまり外に出ることなく、
往来を行くのは男、男、男で、たまに女がいたと思えばそれは婆ア。

こんなわけで男性の多くは働き盛り、そっちの方面も現役の男性だったので、遅かれ早かれ
江戸各地に娼館ができるのは自然のなりゆきだった。
686天之御名無主:03/08/10 21:23
「八幡(ヤハタ)=ヤハウェ」だというのは本当ですか?
確かに発音が似ているし、ネストリウス派が中国まで広まっていましたし
神道が外国の神々を取り入れてきたことを考えると
ヤハウェ神が神道の神として取り入れられたとも考えられるかもしれないとは思いますが。
ちょっと日ユ同祖論っぽいのですがどうなのでしょうか?
687天之御名無主:03/08/10 23:02
>>686
>確かに発音が似ているし
ネストリウス派ってYHVHをヤハウェって発音していたっけ?
ヤーウェ、ヤーベだったら「ヤ」しかあってない。
詳しい人教えてプリーズ(w

>神道が外国の神々を取り入れてきた
これは少し疑問。例えば記紀神話で明らかな外国の神っていたっけ?

ただ、宇佐八幡の扱われ方を見ると、天皇家と八幡宮の関係が興味深いのは確かだね。
688天之御名無主:03/08/10 23:17
サウジアラビアは男女比が2:1だそうな
689天之御名無主:03/08/12 02:14
エムプウサイって一体何者なのでしょうか?
妖怪?神?
是非ご説明お願いします。
690天之御名無主:03/08/13 22:37
>>689 「エムプーサ」でぐぐってみるよろし。
691山崎 渉:03/08/15 18:16
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
692天之御名無主:03/08/15 18:41
単発質問スレ防止age
693天之御名無主:03/08/16 07:39
板違いでしたらすみません。

無地の絵馬みたいなのに短冊状の板をつけて
カラカラ音を鳴らすのってなんでしたっけ?
時代劇とかで警報代わりに使ったりするやつです。

資料を探してるんですが
探そうにもそのものの名前が出てこなくて困っております・・・
694天之御名無主:03/08/16 08:01
鳴子(なるこ)かな?
695山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/16 08:27
>>693
鳴子でしたら平安時代から田に設置されていましたよ。
696天之御名無主:03/08/16 09:57
質問です。
子守唄で「ねんねんねこじまのやぐらおとめ」
(曲は「ねんねんころりよおころりよ」と同じ。)
という歌詞はどの地方のものでしょうか。
697天之御名無主:03/08/16 10:29
>>696
検索したところ、このサイトがヒットしたけど、江戸子守唄なのかな?

ねんねん寝小島の やぐら乙女
乙女が大きくなったら 江戸にやろ
江戸では ちんちん ちんちりめん 
田舎じゃ 菜種の花盛り

ttp://www.d-b.ne.jp/snota/essay/ka/kyougo_ei.htm
698天之御名無主:03/08/16 10:32
>694さん >695さん
うあー助かりました! 
早速のお答えありがとうございました。
699あぼーん:あぼーん
あぼーん
700天之御名無主:03/08/16 12:14
>697

ありがとうございます。
(以前検索をしたときには出なかったもので。)
後半の歌詞がわかってうれしいです。

「江戸子守唄」でも調べてみます。
701天之御名無主:03/08/16 13:34
初めてこのスレ見ました。
早速やけど質問。羊太夫は実在の人なんかな?
確か下野(栃木)の方の話やったと思うけど。
702天之御名無主:03/08/16 15:05
>>701
これは上野国(群馬県)の多胡碑に「羊」という人物?が出てくるん
ですね。
地元では羊太夫という足の速い人物がいたという伝説がありますが、
碑は確かなものらしいので、「羊」が人名だとすれば少なくとも
そういう名の人はいたのでしょう。
http://homepage3.nifty.com/nireyamajinja/ture/hituji.htm
703天之御名無主:03/08/16 16:35
世間では、田中康夫を改革派だの市民派だのって言ってるけど、あんなのぜんぜんインチキ、まるでダメ。
一ツ橋大学時代は学内誌の部費百万円を横領して停学喰らい就職もフイ。プ〜タローしているときに書いた
小説がたまたま、文藝賞の「なんとなくクリスタル」。ところが、受賞騒ぎで横領事件が世間にバレルのでは?
と受賞辞退までしていた、なんて知ってた?
私は昔ロッキード事件なんてのを取材したこともある元記者で、こんな質問を会見で訊いたけどバックレ
られちゃって田中康夫の正体モロ見え。
この有様、長野県HP http://www.pref.nagano.jp/hisyo/press/20011228n.htm で確認できます。
今やってるのはメルマガだけど取材のほうはバッチリでマスコ゛ミの上を行く情報沢山出してます。
マスコミって言ったって、長野県辺りにいる連中はオイラから見れば出来の悪い大学生ぐらいにしか見え
ないんだけど、やってることは目茶苦茶でこんなんでよく・・・と今更ながら思う今日この頃。
うわべだけの田中康夫と、程度の低い新聞印刷会社の文案係が織り成す、ドタバタ長野県政物語を読
みたい方は読者登録の上お読みください、なんてね。
マスコミにない情報満載 田中康夫が恐れをなし、リンク拒否する「田中県政追撃コラム」
http://members.goo.ne.jp/home/tuigeki http://www.pubzine.com/detail.asp?id=16295 
704山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/16 16:41
>>702
その羊云々、諸説(方角説・動物説等)あったので確定は出来ないかと。
実在を否定出来ないというのが無難なところでしょう。もっともそれを
言っていたら多くのトンデモ説も「肯定は出来ないが否定も出来ない」
ものですが。
705701:03/08/16 17:24
群馬だったんか。ありがとう。
記憶があやふやで申し訳ないが、確か続日本紀だったと思うが
武蔵国に高麗郡を設置し、半島からの移民(帰化人)を居住させたとか。
それから類推すると、胡はかつて古代トルコ民族やペルシャ系
民族を指す言葉やったと思うことから移民居住地やったのかな?
羊は古代中世を通じて日本にはいなかったと南方熊楠の十二支考に書いて
あったが・・
706天之御名無主:03/08/16 18:39
道教や修験道の話をするのはどこのスレ(板?)に行けばいいですか?
707山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/16 18:59
>>705
古代の上野では毛氈用の羊が飼われていました。また平清盛も輸入し
ています(こちらは珍獣扱いでしたが)。胡人云々はどうでしょうか
移民居住地であったのかもしれませんが。
>706
ここか神社仏閣板です。こちらの方が学問中心で、あちらは信仰中心。
708あぼーん:あぼーん
あぼーん
709天之御名無主:03/08/17 01:39
>>707
> ここか神社仏閣板です。こちらの方が学問中心で、あちらは信仰中心。
どこのはなし? ここは民俗・神話学板ですが。
710天之御名無主:03/08/17 02:17
こちら=民俗神話学板でしょ。
711天之御名無主:03/08/17 02:25
>>710
「ここが」と見間違えちまったよ。スマソ。
でも信仰中心は宗教板じゃないのかな。
712天之御名無主:03/08/17 11:48
宗教板はむしろ電波中心な雰囲気がする
713天之御名無主:03/08/17 18:41
修験道なら神社仏閣板に山伏スレがあったが
道教関係はこの板の霊符スレぐらいしか見たことないような・・・
714天之御名無主:03/08/18 02:35
聖書を読んでみたいのですが
新約と旧約どちらから読むべきでしょうか?
またカトリックとプロテスタントで内容は違うのですか?
おすすめがあれば教えてください
715天之御名無主:03/08/18 02:53
現在、日本で普通に出回っている聖書は「新共同訳」というもので、
カトリックと諸プロテスタントが共同で訳したバージョン。
旧約・新訳の両方が含まれている。
716天之御名無主:03/08/18 17:34
片方しかないのも売ってたりするがな。
ほとんど別の話だから読みたいほうから読めばいいと思う。
717天之御名無主:03/08/19 19:32
日本の八百万の神様の相関図が載ってるHPか書物ってありませんか?
いまいち把握しきれないので…。
718天之御名無主:03/08/19 20:40
仏教用語について質問したいのですが、板違いじゃないよね?
719あぼーん:あぼーん
あぼーん
720天之御名無主:03/08/19 21:47
>>714
初めてなら、とりあえず新約のマタイと黙示録を読むべし。
ルカ・マルコ・ヨハネはマタイと基本的に同じ話。
旧約は長すぎるので、創世記だけ読んで、後はとばしとばし。
阿刀田高の「旧約聖書を知っていますか」で済ませたってよかろう。
「小説・聖書(新約版・旧約版)」というものもあるぞ。
721天之御名無主:03/08/19 22:34
あやふやな情報で申し訳ないのですが、皆様に教えて頂きたく書き込み致しました。

体はウサギ、背中に鳥の羽が生えていて、前の左足が鳥の足、
霊獣 「ヴォルテルティンガー」(確かこんな名前?)ってご存知の方いますか?

下呂の博物館(?)に行ったときに剥製で再現されていたのが印象的で、
どんな霊獣なのかな?と思ってネットで検索してみたのですが、ヒットせず・・・
ドイツかイギリスでは森の守り神として有名〜
みたいな事しか書いてなかったので詳しい事が知りたいです!

宜しくお願いします。


722天之御名無主:03/08/19 22:41
>>718
神社仏閣のほうがいいかもね
http://travel.2ch.net/kyoto/
723天之御名無主:03/08/20 00:01
>>721
ヴォルパーティンガーですね・・・Wolpertinger。
アメリカだとジャカロープとして知られています。
バイエルンでは州を象徴する獣で、ドイツの狩人の間で有名なウサギだったそうで。
アメリカのきこりのほら話に出てくる幻獣と同じような存在だったそうです。

・・・って、以前自分も興味を持って調べたんだけど、この程度しかわからなかった・・・。
荒俣宏『怪物の友』にちょっとだけある。
724天之御名無主:03/08/20 14:39
>720
モーセの十戒があるから出エジプト記も読んだ方がいいんじゃないかな。
725天之御名無主:03/08/21 11:09
まず「天地創造」って映画をみるという手もある。
なにげに聖書はわかりづらい表現とかあるしね。
726天之御名無主:03/08/21 18:55
>723
うわーそうなんですか!
自分で調べてもさっぱり・・・だったので、723さんのレスに感動です〜!

でも、あんまり人気ある幻獣じゃないんですかねぇ?
「怪物の友」探してみます!
ご親切にありがとうございました☆
727天之御名無主:03/08/25 12:59
最近中国の神話に興味を持ち始めました。
花の女神といえば、一番に思い浮かぶのはフローラですが、
中国にも花神っているんでしょうか?
某漫画でチラッと「百花娘々」と出てたんですが良く分からない…。

中国って道教とか民間信仰とか複雑で難しいです。
どなたか教えて下さると嬉しいです。
728天之御名無主:03/08/25 13:25
>>727
花の神は知らないが、花の精ならよく出てくるよ。
『聊斎志異』には菊の花の化身の姉弟とか牡丹の精とか出てくる。
729727:03/08/25 13:36
そうなんですよね。
私も花仙(?)というか、妖精みたいなものがいるっていうのは
なんとなく知ってました。
で、そういうのを統括してる神はいないのかなーと思ったんですよね。

花の王というと牡丹のことなので、牡丹の精が仕切ってるんでしょうか?
730天之御名無主:03/08/25 14:01
>>727
微妙にズレてるかもしれないけど、大村益次郎を主人公にした
司馬遼太郎の小説『花神』では、「花神」とは、「中国の言葉で野山に
花をもたらす神のことを指す。日本でいう花咲爺(はなさかじい)さんの
ことである」と紹介していますね。
731天之御名無主:03/08/25 14:02
女夷という女神がいます。春夏の生長を司る神様ですが、
花の神だとされることもあります。
732天之御名無主:03/08/28 05:10
この板って、実はメソポタミア神話についてのスレッドがないんですか?
733☆コギャルとHな出会い■:03/08/28 10:38
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734勿忘草:03/08/28 13:11
あの、質問です。
何年か前、新聞(中日か読売)の日曜版で、エジプト神話のイシスについての記載
があったんですが、魔術を統べるイシスの言葉、
「かつて在った過去、ここに在る現在、そしていつか在るであろう未来、我はその
すべてである」
のようなことが載っていました。実際の言い回しや、詳細な言葉は忘れたんですが、
当時、感銘を受けた覚えがあります。(その日曜版、保存してたのを誤って捨てて
しまいました…トホホホ)
この言葉の正確なもの、そしてどこが原典なのか知りたいです。
ネットで検索したり本屋で立ち読み(資金不足のため)しましたが、どうしても見
つかりません。お願いします、知っている方、教えて下さい。
735天之御名無主:03/08/29 02:16
直接それってわけじゃないですが
アプレイウスの「黄金の驢馬」に、微妙に関連しているようなところがあります・・・

ttp://golden-ml.hp.infoseek.co.jp/papers/isis.htm
736勿忘草:03/08/29 10:03
>735
ご丁寧に、ありがとうございました。

「私は 万物の母、あらゆる原理の支配者…」

たしかにこの言葉にも覚えがあるように思います。もしかしたら、この献辞に
続きがあるのかもしれません。
アプレイウスや黄金の驢馬などの関連で、検索等してこれから調べたいと思い
ます。

重ね重ね、ありがとうございました。
737天之御名無主:03/08/31 13:45
単発質問スレ防止age
738天之御名無主:03/08/31 18:06
天津甕星(アマツミカボシ)とはいったいどんな神格なのでしょう
色々調べてみたんですが、統一した見解としては
@星の神である
A天津神である
B高天原の侵攻に頑強に抵抗した
という3点くらいです。疑問点としては。
@星の神だとしてもどの星か… 金星か火星か
A結局、高天原との戦闘でどうなったのか。いくつか異なる結論が見つかる。
 Aフツヌシ・タケミカヅチを撃退するが、タケハツチに敗れた
 Bフツヌシ・タケミカヅチを撃退するが、タケハツチに懐柔され服属
 Cフツヌシ・タケミカヅチを撃退し、独立を守った
 Dフツヌシ・タケミカヅチに敗れた
Bタケミナカタとは関係のある神格か
という点です。どなたかおねがいします。
739天之御名無主:03/08/31 21:08
http://life.2ch.net/test/read.cgi/northa/1062236326/l50
【ポルノ】U・S・Aエロスポット【ストリップ】

1 :BUTTMAN :03/08/30 18:38 ID:8oA9+xvp
みんなの住んでる町のエロ情報(ビデオ屋、ストリップ等)お待ちしてます
3 :名無しさん :03/08/31 12:46 ID:velG5xPl
ピッツバーグにあるクラブ「エリート」は昼12時から夜7時までタダ(チップ、
ドリンク代は別)。トップレスでモロダシは無いけど結構そそる。夜7時以降は
7ドルくらいチャージ取られるけどそれくらいだよ。いいケツした女多いよ。チップ
払うと曲にあわせて桃みたいなケツ顔面3センチくらいまで近付けてくる。たまんね〜。
よくおかずにしたな〜。
740天之御名無主:03/09/01 00:58
すいません。超基本的なことを教えてください。
日本民俗学史上の主要人物を三名挙げるとしたら、
柳田、折口、南方だと思うのですが、
五名挙げるとしたら、あとは誰が入るのでしょうか?
宮本常一あたりでしょうか。
それとも特に定まっていない?
741天之御名無主:03/09/01 14:55
板違いだったらすみません。
>>579で山野さんがおっしゃっている、蓑笠つけたものが異界の住人である、という話は『梁塵秘抄』の何処に書いてあるのでしょうか。
検索してみたもののわからないので教えて下さいませ。よろしくおねがいします。
742天之御名無主:03/09/01 17:46
>740
個人的には赤松啓介を入れたいです
743天之御名無主:03/09/01 17:51
>>740
>>742さんに便乗。(´∀` )
個人的には早川孝太郎、渋沢敬三、中山太郎、喜田貞吉を入れたいです。
744天之御名無主:03/09/01 19:45
おれも便乗するが、個人的には入れたいです。
あ〜 入れたい。入れたいんだよう(ハァハァ
745山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/09/01 21:49
>741
「蓑笠をつけているわけでもないのに入れてくれない」というのがあったで
しょう。検索ではなく直接お読みになった方が。
>740
個人的に上記以外だと本田安次先生と千葉徳爾先生を。
746天之御名無主:03/09/01 22:02
>>740
現役の研究者ではなく民俗学史上だったら、
その三人に、宮本常一、澁沢敬三かなぁ。
747740:03/09/02 01:06
色々とお答え下さりありがとうございます<主要研究者五名

様々な名前が挙がりましたが、とくに研究史上の「五強」的
存在は定まっていないと見ていいのでしょうか。


渋沢に二票入っていますね・・・・・・。
748天之御名無主:03/09/02 01:35
>>747
5強ってのは聞かないけど、普通は柳田、折口、南方、渋沢の4人
が民俗学創立ビック4なんじゃないのかな??
渋沢は普通にはずせないでしょ?ってか、影響を考えれば南方なんかよりも
ゼンゼン大事なような気がする・・・この人がいないと色んな意味で民俗学は
立ちゆかなかったんじゃないかな〜。
749748:03/09/02 01:39
自分で書いたけど創立って言うのも変かな(ーー)う〜〜〜ん・・・発展に大きく貢献かな〜。
750天之御名無主:03/09/03 00:47
あの・・・
世間一般でイメージされる「年寄りの口調」は、語尾に「じゃ」をつけますよね。
語尾にじゃをつけるのは広島弁も一緒ではないですか。
どうして老人語と広島弁は共通性があるのですか?
さすがに老人語で「ぼっけぇきょうてぇ」「シゴウしたる」「こらえてつかあさい」
は、無いけど。

山野様、教えてつかあさい!
751山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/09/03 01:01
>>750
そもそも「老人語」の出所が何処にあるんかよう分からんけえのう。
わしゃあ普通に幼児から老人まで「わし」ゆうのを聞いて育っとった
し。方言であったもんが、年寄りしか言わんようになったけえ「老人
語」じゃゆうことになったんじゃろうか。
で、『日本国語大辞典』で調べてみた。近世に主に女性がつこうとっ
た言葉じゃったけえど、今は男性が目下のもんに用いる、じゃと。
八王子や入間郡、それに勿論広島などの方言でもある。男女両方がつ
こうとるんが広島県佐伯郡などじゃ。郡上八幡あたりじゃあ主に女子
がつこうとるそうな(元々は)。
752天之御名無主:03/09/03 21:55
人間は本来男女の体で出来ていて神の怒りに触れてそれが二つに
切り裂かれた、ってのを高校の頃教科書で見た気がするのですが
なんでしょう?
教えてください
緊急です。
753山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/09/03 22:03
>>752
前にも出た気がしますが、プラトンでしょう。緊急の理由というのは?
754天之御名無主:03/09/03 22:07
>>753
ありがとうございます
一刻もはやくしりたかったからです!
755天之御名無主:03/09/03 22:14
どっかで流行ってるのかな?
756天之御名無主:03/09/03 22:15
いや、映画でみたのです。
Hedwig & The Angry Inch
という。
757目撃者:03/09/03 23:01
民族・神話学に興味のある方、社会学版にスレ立てたので、よろしければ遊びにきてください

キコイは実在した-報告-分析-
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/sociology/1062501628/
758天之御名無主:03/09/06 15:50
熊野99王子社てなんやろ?合祀でかなり減ったようやが、王子社ということに
詳しい人、簡単に教えて下さい。過去に同じような質問があったら申し訳ない。
全部読んでないんで・・・・・
759山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/09/06 16:29
>>758
『新道集』(「熊野権現の事」)をお読み下さい。
760山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/09/06 16:44
『神道集』が『新道集』になっていたのはご愛嬌、ということで。
761トップページのリンクが切れてました:03/09/06 21:11
他の板で話題に上ったのですが、宗教関係に詳しくないのでここで質問させてください。

神様の水神様と、河童様ってどちらが神様として格上で
力が強いのでしょうか?

一応、あちらの板では、

河童様>>>>>>>ざしきわらし>>>ネズミ男>>水神様

という意見が出ているのですが・・・
762天之御名無主:03/09/06 21:23
山野さん、あんた世界史板だけやなかったんか(笑

一応、水神=河童説や水神の使いが河童、などという説もあるので一概には言えませんが・・・
個人的には水神>河童ですかねぇ

ただ、水神と申しましても、水の精である場合もございまして、この場合には河童ど同格になるかと・・・
河童も土着の妖怪(国津神あたりでいいのかなぁ・・・厳密には違うけど)ということなので、水神
って言っても差し障りはなさそうなんですよね・・・

格という事をお尋ねになるなら、どこそこの伝説で、と聞いていただけるとありがたいですね
763トップページのリンクが切れてました:03/09/06 22:30
>>762
大体の雰囲気は掴めました。
どこの伝説で、っていうわけじゃないんですけどね。
実は、河童>水神という説の根拠となっているものがありまして、
それはキュウリを河童様に捧げると、とある行為を河童様がお許しになるんですが、
水神様は狭隘な心しか持っていないためにそのとある行為をした人間を罰する、
従って、寛大な慈悲心をもった河童様のほうが格上だ、と主張した者がいたわけです。
それで、実際の力関係はどうなのかな、と思った次第です。
764天之御名無主:03/09/06 22:42
河童に様なんかつけるなよ。
で水神は呼び捨てかい。

水神様>>>>>かっぱくん>>>>>>>>>>>>>>>>しょうぐんさま
765天之御名無主:03/09/06 22:53
河童様>>>>>>>ざしきわらし>>>ネズミ男>>水神様

これでOKなんじゃないの?
水神と河童を同一視する地域もあるようだけど、河童信仰が厚い地域では、
水神を河童とは別物の存在として、河童の使いのようになってるところもあるんだし。
ざしきわらし、ネズミ男は水神と河童の微妙な差を表現するのにいい引用だね。
766天之御名無主:03/09/07 01:50
マジで格付けする意味がわからないんですが・・・

そんなの、地方によって違うわけだし。
ざしきわらしが入ってるから、東北限定ってこと?
それともネズミ男があるから、創作限定ってこと?
767山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/09/07 05:57
「河童」の初見は『下学集』(1444年)ですが、それには獺が化けた
ものだという説明があります。大体本草系だと獺・亀系の、伝承だと猿系
の化物として扱われたらしい。
しかし年経た生き物が化けるという信仰が定着したのは平安後期以降らし
いのでそれ以前の形態が気になるところです。
で、『今昔物語集』に登場する満濃池の竜が化けた小法師や『日本霊異記』
に登場する道場法師を授けたりした雷神兼水神がその原形だという説があ
ります。これだと完全な神(実社神ですが)ですね。
結局のところ「神」としての扱いも受けていたわけですが、河童が「神」
として祀られた霊も少なくない。時代や地域により扱いの異なって来た
ものを一くくりにしようというのは無理があります。
狐は稲荷では無いという意見がありますが、狐や蛇それ自体が水神だとい
う伝承も存在する事を考えれば少なくとも農耕神であるという点において
は間違いが無いといえる。
異類について考えるのに明確な境界線や格付けなど無意味でしょう。
768天之御名無主:03/09/07 11:41
そもそも何を基準に「格」を設けているのやら。
769天之御名無主:03/09/09 17:59
そのむかしオリハルコンについて色々語ったスレがあったんですが
どなたかしりませんか?
770天之御名無主:03/09/09 21:35
771天之御名無主:03/09/09 22:34
>>770まだあったのね。
あ・・・ありがd。(>Д<)ゝ” 敬礼
772天之御名無主:03/09/09 23:18
河童とは中国の河の神、河伯が訛ったもんだと聞いたことがありますが・・・


 山野さんここのスレの19に答えてやってちょ
        ↓      
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1056913476/l50
773天之御名無主:03/09/10 21:56
〜エル(ミカエルとか)ってのがでてくるような本が読みたいんですけど
なんかいいのないですか?分かりやすいのがいいです
774天之御名無主:03/09/10 23:15
聖書。
775天之御名無主:03/09/11 13:09
古代日本の氏族やら部族とかがよく理解できません。
先祖、職業に絡んでいるのはなんとなく分かりましたが・・・
そもそも氏>部ということ?

なにか良い書籍等がありましたら教えてください。
776天之御名無主:03/09/11 15:36
>>775
日本史板で質問したほうが適切な答えを得られると思うよ。

【初心者】スレッド立てる前に質問をPart4【歓迎】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/history/1061721234/
777天之御名無主:03/09/11 20:53
>>775
とりあえず日本書紀の簡易12回と八色の姓
778あぼーん:あぼーん
あぼーん
779天之御名無主:03/09/11 21:40
ヒロヒトラーはどこに行ったのですか?
780天之御名無主:03/09/11 21:44
一昔前の神話研究者(国内)として、松前健、大林太良、松本信広
といった顔ぶれが目に付きますが、
これらの研究者の評価は現在どのようなものでしょうか。
もしかして「話にならないトンデモ学者」という人もいますか?

また研究史を手堅くまとめた初心者向けの「神話研究ハンドブック」の
類がありましたら、ぜひご教示ください。
781天之御名無主:03/09/12 17:43
>>780
全員過去の人。
782天之御名無主:03/09/12 20:16
>>780
>また研究史を手堅くまとめた初心者向けの「神話研究ハンドブック」

神話に特化してないけど、古典は読んででおくべきかと。
フレイザー・ストロース・ベネディクトなど、有名どころを簡単に解説してくれてます。

綾部恒雄 編
『文化人類学の名著50』
平凡社; 1994; \2,720


参考サイト
ttp://wwwsoc.nii.ac.jp/jse/library/intro.html
783天之御名無主:03/09/12 20:43
>>780
松村一男さんの「神話学講義」なんか、どうでしょう。
784天之御名無主:03/09/14 10:50
>>775

[ 氏姓制度(しせいせいど) ]

 大和朝廷が国土をを統一して各地の豪族を従える仕組みが「氏姓制度」です。

 豪族の集団は「氏(うじ)」と呼ばれ氏は集団の頭(蘇我馬子、物部守屋など)に率いられ
朝廷に仕える一方、「部(べ)」という集団を支配しました。

 部に属する人々は部民(べのたみ)と呼ばれ、氏の所有していた土地を耕し、収穫物を
氏に差し出していました。
 部の名には氏の名をつけた大伴部とか天皇の名をつけたアナホ部(安康天皇の生前の
名はアナホノミコト)や、部の仕事を名にした錦織部(織物に携わっていた)弓削部(弓を
作っていた)犬飼部(犬を飼う仕事をしていた)などがあります。

 朝廷は氏にたいして姓(かばね)をあたえますが中央の有力豪族には臣(おみ)、連
(むらじ)、地方の有力豪族には君(きみ)、直(あたい)の姓があたえられました。
 臣と連を名乗る中央豪族のうちもっとも大きな有力な氏の頭は特に選ばれて大臣
(おおおみ)、大連(おおむらじ)になり国の政治を担当しました。
 地方では君や直などの氏の頭がその地方の国造(くにのみやっこ・知事)県主(あがた
ぬし・市町村長)になって地方政治を担当します。
 朝廷は国造や県主を監督し、貢物を納めさせ各地に屯倉を置いて管理させました。

ttp://www.ne.jp/asahi/koiwa/hakkei/rekis4.htm
785780:03/09/15 22:15
>>781-783
色々とお答えいただきありがとうございました。
参考にさせていただきます。

ネットも検索したのですが、文化人類学や口承文芸全般の
入門書は別として、神話学に特化した初心者向けガイドブック
というのはなかなか無いようですね。
786天之御名無主:03/09/20 07:59
ラーメンの起源について知りたいんだけど、

ラーメンの歴史をググって見ると、横浜の唐人街で誕生とか、それ以前に水戸光圀が中国から儒学者招いた際に食べてるとか
結構あやふやで。どうやら日本で中国人が作ったとかいう説もあるそうです。
でも、中国北部の主食は米ではなく麺類だと聞いたことがあり、その辺について詳しく知ってる方いませんか?

はたして中国で『ラーメン』という料理があるのか。主食として食べてる一般的な麺料理がそれなのか。
787天之御名無主:03/09/20 10:45
>>786
満州から引き揚げた人が札幌ではじめた屋台が起源という説もあるらしい>ラーメン

たしか、中国では蘭州がラーメンの発祥地とされていたはず。
ただ、実際に食べてみたけどあれはラーメンというより「にゅうめん」に近い。
あと、北京ではほとんど麺料理を食べることはなかったなぁ。餃子とかは多かったけど。
上海で食べた海鮮五目麺と成都で食べたタンタン麺は麺にコシがあって美味かった。
788天之御名無主:03/09/20 11:13
>>786
>はたして中国で『ラーメン』という料理があるのか。

ラーメンと言う言葉は、居留地生まれの日本育ちで、語源は中国に由来。
中国ではひも状の麺はおおよそ3種類に分類できるようだ。
それが、「拉麺(らあみぇん)」に「刀削麺(だおしゃおみぇん)」に「捍麺・切麺(かむみぇん・ちぇんみぇん)」。

「拉麺」の「拉」は、ひっぱって伸ばすといった意味。あとの「刀削麺」に「捍麺・切麺」は字面で推して
察して。
明治はじめごろの横浜や長崎にあった華僑経営の中国料理屋で呼ばれていた「拉麺・老麺」の「らあ
みえん」「らうめん」が日本人がいいやすい「ラーメン」になったのだとか。

ただ、中国で「麺」という場合には、餃子やわんたんなどの小麦粉をこねて作ったものはすべて麺類に
該当するらしい。
ひも状の麺は「麺條(みぇんてぃぁお)」といって区別する。


詳しくは世界史板のほうがいいかも?

【 食物と酒、嗜好品の歴史 六皿目 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1063471221/l50
789コピペ:03/09/20 11:51
【 ラーメン 】
中華めんをもちいた汁かけそばの総称。
語源は中国語の「拉麺」とされている。拉麺は手でひきのばしてつくるめんをいう。

ラーメンは日本で発達した料理で、大正時代末期より全国的に普及し、屋台のラーメンが
チャルメラの響きとあいまって人気をよんだ。
1952年(昭和27)以降、札幌にはじまって全国各地にさまざまな名物ラーメンが生まれた。
即席麺(インスタントラーメン)は第2次世界大戦後、1958年(昭和33)に日本で誕生した。

【 麺 】
麺の起源は中国の黄河流域と考えられている。
前5〜3世紀、あるいは前1世紀のころに小麦を粉にするための石臼(いしうす)がシルクロードを
へて中国につたわり、粉食がはじまった。
初めはだんご状にこねてゆでる、すいとんやワンタンの皮のようなものであったが、3世紀までに
細長い麺状のものが登場している。
中国で発達した麺類は、作り方から、手でひきのばす手延べ法、のばした生地を線状に切る
包丁切り法、小さい穴から線状におしだす押し出し法の3つの系統にわかれて各国につたえ
られた。
790天之御名無主:03/09/20 21:20
民俗学って、英語でなんてーの?文化人類学とちがーの?
791天之御名無主:03/09/21 04:16
>>790
前に書いた記憶がある
過去ログよんでくれ
792天之御名無主:03/09/22 18:46
巫女が神社に居るようになったのはいつ頃の話?
それと巫女装束と言われるものを着だしたのはいつの事ですか?
793792:03/09/22 18:55
それと、今の巫女装束の色と形に落ち着いたのはいつの事ですか?
なぜ今のようになったのかも知りたいです
794天之御名無主:03/09/22 22:18
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1010082373/ 【 巫女装束 】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/983779665/ 【 ★☆★ 巫女攷(;´д`) ★☆★ 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/972717067/ 【 巫女さんとは・・・ 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1015937278/ 【 神職・巫女さんに質問 【巻之弐】 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1022176985/ 【 ■神社の巫女について考える■ 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/994163528/ 【 神職、巫女の愚痴スレッド 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1013198118/ 【 この板名『巫女さん板』でいいよね 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1008770763/ 【 神職・巫女の結婚 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/992223061/ 【 巫女祭り 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1005316792/ 【 +++巫女バイト+++ 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1005639235/ 【 うおおお!巫女さんになりてええええええええ! 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1010327468/ 【 こんな巫女はイヤ! 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1001181982/ 【 巫女が目当てで神官になった人 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1029462305/ 【 巫女さんと 付き合う 方法 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/969000016/ 【 かわいい巫女さんのいる神社は? 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1035003591/ 【 巨乳の巫女さんのいる神社教えて 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1009364837/ 【 すけべ巫女がわんさかの神社ってないの? 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1012674006/ 【 巫女とヤっていいのか? 】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1005578787/ 【 緊急!巫女さんは下着を穿いていない 】
796天之御名無主:03/09/22 23:17
巫女さん、大人気だな(笑
797山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/09/23 08:27
>>793
巫女装束の成立は
『姿としぐさの中世史』を参考のこと。
798天之御名無主:03/09/23 09:04
>>795
某削除人が頭を抱えそうだ。誰とは言わないが。
799サルベージ:03/09/24 20:21
質問者&回答者かもーん
800天之御名無主:03/09/25 19:49
赤松啓介の民俗論は、信用していいんでしょうか。それともトンでもですか。
801天之御名無主:03/09/25 21:04
>>800
参考までに。


赤 松  啓 介
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1010868519/
802天之御名無主:03/09/26 17:13
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1064077486/
【歴史】天皇(日本人)は朝鮮の被差別部落民だった

↑は事実でしょうか?
803天之御名無主:03/09/26 18:09
>802
捏造です。
詳しくはハングル板の質問スレへどうぞ
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1064046885/l50
804天之御名無主:03/10/01 20:31
部落問題でつかわれる「ムラ」と「村」では意味が異なるの?
805天之御名無主:03/10/01 22:37
ここを見ればどうかな、掲示板のほうかな
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/2468/
806805:03/10/01 23:42
スマン間違えた、上のやつクリックしてたらゴメン

「ムラ」にたいした意味の違いはないと思われ

気にするだけムダ!!
807天之御名無主:03/10/02 09:06
Asatruってなんですか?北欧にある神話ですか?
808天之御名無主:03/10/02 11:33
>>807
「WICCA」と言う言葉は「叡智の術」あるいは「叡智の技術」と言う意味の古い
アングロサクソン語です。
もっとも近年では「古き神々」を崇拝し、自然と共に生きる信仰の名前として
使われます。そして、それを実践している人のことを「WICCAN」と呼びます。

WICCAは、モヘンジョダロやラスコー洞窟の壁画に見ることができる、旧石器
時代の狩猟の神と豊饒の女神の崇拝に起源を求めることができる自然崇拝の
宗教です。

ttp://www.wicca.gr.jp/Japanese/wicca.htm

Asatru派:Asatruはノルウェー語で「神に対する確信」と言う意味の単語です。
この流派は、スカンジナビアおよび北部ドイツの農業のバニル神族および勇士
アーゼンにそのルーツを持つと主張しています。主要な神はオーディン、トール
およびフロイ、女神はフレイア、フリッグおよびノルヌです。

ttp://www.wicca.gr.jp/Japanese/Q&A.htm
809天之御名無主:03/10/02 11:53
まず最初に、スレ違いだったらごめんさない。

今、絵馬の歴史についてちょっと調べているのですが、
生き馬の奉納〜土馬・木馬の奉納ときた後に、
現在の絵馬の原型になったといわれている「板立馬」というのが
登場するのですが、これ、なんと読むのでしょうか?

ググったりもしてみたのですが、
読み方を書いてある文献が見当たらないのです。

「寒立馬」を「かんだちめ」と読むようですが、
「板立目」は「ばんだちめ」とか読むのでしょうか?

ご存知の方がいたら、ぜひ教えて下さい。お願いします。
810天之御名無主:03/10/03 19:29
救済アゲ
誰か、答えられる人、カモーン
811天之御名無主:03/10/03 19:41
>>809
レポートの発表かなにかで、読みが必要なのかな?

「板立馬」の表記があるらしい「類聚符宣抄」に読みがふってあるかどうかはわからないけど、
「神社・仏閣板」の質問スレ [ http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1062160686/ ] の
ほうがいいかもしれないね。

[ 絵馬を読むのが趣味だけど・・ ] というスレもあるけど質問するには不向きかもしれない。
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/980300628/

貴船神社が絵馬発祥のお社を標榜しているようだから、[ 貴船神社に参拝した人の数→ ] スレ
で聞く手もあるよ。
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1029977550/

芳しい反応がなければ、趣旨を説明して、貴船社に問い合わせしてみてはいかが?
ttp://kyoto.kibune.or.jp/jinja/
812山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/10/03 23:05
そのものずばり『絵馬』という本もありますが。「いただち」では。
『止由気宮儀式帳』に「板立御馬二疋」とある。ただこれは普通板で
囲った厩で飼われた馬を指したようですが。
813天之御名無主:03/10/04 03:04
ここの板でいいのかわからないのですが…地理お国自慢板でもなさそうだったのでこちらに。
方言の質問なんですが、「かまむい」ってどこの言葉ですが?意味は可愛いって意味みたいなんですが。。。
教えていただけましたら幸いです。
814809:03/10/06 12:44
>>810>>812
スレ違いかなと思いつつ、
親切に解答いただきありがとうございます。
もう一度自分で文献を調べてみて、
ダメならいろいろ問い合わせてみたいと思います。
ほんとうにありがとうございました。

815名無史さん:03/10/07 19:39

1)漢字3〜4文字くらいである
2)男性で、確か将軍のような役職だったと思います。実在したか、逸話かははっきり
覚えていませんが、端正な顔を隠すために被りものを使用した、とか
補足もうろ覚えに近いため、これじゃないか、と思いましたら是非書き込んでみて下さい。宜しくお願いします。
816天之御名無主:03/10/07 19:52
>>815
羅陵王(蘭陵王、羅竜王などとも書く)だと思うけど。
読みは「らりょうおう」「らんりょうおう」「りょうおう」など。雅楽で有名かな。
817名無史さん:03/10/08 00:48
>>816 ああ!そうだ!それだ!!
これでやっと検索が出来まつ。ありがとう!!感動した!!
818天之御名無主:03/10/08 01:38
>>816
言われて見ればなるほどだが、>>815だけで本当によくわかったな(驚
819天之御名無主:03/10/08 18:30
>818
同意

>816
よくやった!感動した!
820天之御名無主:03/10/13 23:25
「日の枝」という言葉に関して、"丙""比叡"以外の意味でなにがあるか
ご存知の方、ご教授くださいm(_ _)m
821天之御名無主:03/10/13 23:59
>>820
とりあえず、日吉(山王権現)
比叡に含めて考えているかもしれないけど。
822天之御名無主:03/10/14 00:24
>>821
ありがとうございます。日吉は比叡に連なると考えていました。

「日の枝」(ヒノエ)という言葉自体になにか特別な役割や象徴性
(たとえば太陽を導くとか)があるのかなあ、とおもいまして……
ご存知の方がいらっしゃればよろしくおねがいしますm(_ _)m
823天之御名無主:03/10/14 00:56
>>820=822
たぶん、あなたの求めている答えとは違うと思うけど。と、断りを入れておきます。

比叡は古くは「日枝」と『古事記』にも記されていて、原初は「ヒノエ」ではなく「ヒエ」と
呼んでいました。
「ヒエ」の語源は、寒冷地の「冷え」だとする説や、「聳(そび)え」るが略されたものと
して高くそびえた地形を表わすとする説などがあるようです。
824天之御名無主:03/10/14 01:18
他にこんな説もあるようです。

『日本神道入門』(本田総一郎著 日本文芸社 1984/4/5初刊)には、「ヒエ」とは、
霊江( ひえ )から発したものであり、琵琶湖の霊格がこもった山とされた。
祭神の大山咋神( おおやまくいのかみ )は、もともと日枝山の自然神であったと
思われる。この祭神は近江という湖国の山と、湖の両方を支配する神だといえる。

ttp://boat.zero.ad.jp/~zbd85319/osan.shtml

比叡山は日枝山と書くが、西郷信綱は、「ヒエ山とは、朝日たださす山の意」とみる。

ttp://www.kamnavi.net/mn/kinki/konosima.htm

比良山の枝山で「比枝山」
ttp://www.iris.dti.ne.jp/~muken/intro3.htm
825山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/10/14 01:36
類似した概念としては『今昔物語集』の最後は世界樹を思わせる巨大
な樹の両端から太陽が出入りしたという説話で結ばれていますが。
猿が日吉社の使いとされるようになったのは猿が日の出に騒ぐからだ
といいます。
826天之御名無主:03/10/14 22:01
>>「ヒエ山とは、朝日たださす山の意」
 やはりヒエは「日」となにか関係あるのかもしれませんね。
 「日迎え」の訛りで「ヒエ」ですか。

>>猿が日吉社の使いとされるようになったのは猿が日の出に騒ぐからだ
>>といいます
 なるほど。しかし山王権現は山の神なのにどうして「日の出」に関わる
 動物がいるのかとても不思議でした。
 「比叡」に「日吉」を当てて、「日枝」をあてた理由もナゾです。

 わたしもこちらに参るまで何回もgoogleなどで調べてみたのですが、
 二つほど面白いサイトをみつけまして、ひとつは「日枝」は朝鮮語の
 「イルギ」からきたという説が掲げられていました。
 そういえば近所にある居木神社は祭神が日枝神社に似ていましたね。

827826:03/10/14 22:03
すみません、823さま、824さま、825さま
ご教授ありがとうございます。
828天之御名無主:03/10/14 22:34
>>820

「ヒエ」「火恵」「火の兄」という線もあるわな…( ̄ー ̄)ガンガレ
829星野さん感動をありがとう。さんまvsたけし!踊る大総選挙!:03/10/17 19:08
阪神タイガース優勝バンザーイ!
星野さん感動をありがとう。そして、おつかれさまでした。
落ちこぼれ阪神の優勝は多くの人たちに勇気を与えたと思います。
あらためて、阪神優勝バンザーイ! よーし、次はダイエー相手に日本一や!
でも喜んでる場合やないで〜
大阪の景気は超ドン底最悪状態真っ最中!
大阪の選挙の投票率はなんと全国で最下位!(55.69%)
なさけないわ、ほんま。。。
投票率が低いのは社会、経済に対して自発的な努力が無い証拠やで!
(....43京都 44沖縄 45埼玉 46千葉 47大阪)
こんなことで大阪の景気が良くなるわけないやろが!
大阪を変えたいんや!
11月9日の総選挙、投票率を上げようや。 全国一位をねらおうや!
それが無理でも、せめて、 阪神の勝率(62,7%)を超えるぐらいの投票率をめざそうやー!
大阪人よ立ち上がれー!!!
そして、政権交代で日本を変えたいんや!
イメージとパフォーマンスばっかりで
弱者の痛みを無視するような政策ばっかりの小泉政治はもうアカン!
自民党の利益を失うような構造改革を
自民党自身ができるわけないのは誰でもわかる。
もうだまされへんぞー!
大多数の無知な国民をあざむくのもいいかげんにしろー!
自民の自民による自民のための政治はもう終わりにしろー!
11月9日、踊る大総選挙。
政界の明石家さんまこと小泉純一郎と
政界のビートたけしこと菅直人。
さあ、勝つのはどっち!!!?
http://www2u.biglobe.ne.jp/~over80/shugiin_watching-2000.htm
若者の投票率はめっちゃ低いねん。
若もんの力で日本を変えようや!!
....................................................
830天之御名無主:03/10/18 06:18
質問です。
オン・バザラダド・バンとナム・ビナヤカ・シャアシッチ・・・で始まる真言はそれぞれ何真言ですか?
831天之御名無主:03/10/18 09:46
>>830
こっちのほうがいいかもよ。

[ 御真言集 第四 ]
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1059309197/

 ※過去スレ
 御真言集 第三
 http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1031056214/
 御真言集第二
 http://mentai.2ch.net/kyoto/kako/1017/10177/1017799540.html
 御真言集
 http://mentai.2ch.net/kyoto/kako/974/974771186.html
832天之御名無主:03/10/18 09:59
>>831
ありがとうございます。早速聞いてきました
833天之御名無主:03/10/19 11:21
中国・琉球・日本各地の「獅子舞」について研究・解説された本を教えて下さい。

先日、観光旅行で登別温泉に行ってきました。観光協会の方々が、地元の伝統芸能
という事で「熊舞」を演じておりました。一頭の熊を二人で演じ(一人は頭と前足、
もう一人は後ろ足とお尻)て、毛むくじゃらでした。その熊が二頭でて、人間役の
人と踊ってました。私の出身の沖縄の獅子舞(シーシー)とそっくりで驚きでした。
内地の獅子舞は一人で、毛むくじゃらではなく風呂敷ですよね。「獅子舞」は何処
で発生して、日本にどのように伝わってきて、変化していったのでしょうか?
834山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/10/19 12:24
以前読んだ論文では(『山岳修験』だった筈)このようになっていました。
まずペルシャからライオン像(スフィンクス)のイメージがシナに伝来。
シナで獅子像がつくられるようになり、日本でも伎楽や狛犬といったかたち
で吸収されるようになった(どういう訳か朝鮮半島には相当するものが残さ
れていない)。
やがて我が国で『信西古楽図』にあるような「獅子舞」が舞われるようにな
った。『沙石集』などによれば鎌倉時代の京都では一般に知られるようにな
っていたようです。
ところが我が国にはそれ以前から鹿・猪(どちらもシシと呼ばれた)という
動物がおり、やがてこれらを真似た舞と獅子舞が混同されるようになった。
東日本や伊達家の移った伊予宇和島の鹿踊りはシシ舞いですが一人で踊るも
ので鹿の角を具えたものです。
江戸後期に書かれた『嬉遊笑覧』という本には「ここ数十年の間にシシ舞い
が一人舞いから二人舞いに変化して来た」と書かれています。
つまり「シシ舞い」には獅子系と猪・鹿系があったと。ただ沖縄とアイヌじ
ゃどうでしょうか。
835833:03/10/19 14:19
ありがとうございます。
スワヒリ語の「シンバ」がインドで「シン」になって、中国では敬称である
「子」をつけて「シシ」になったと言う事は、何かの本で読んだ覚えがあり
ます。

「獅子系」「猪・鹿系」と二つの系統があるのですね。
『スフィンクス→狛犬』 と、『獅子舞』の流れには、重なったり離れたり
なのですね。

初心者向けにまとまった本はないでしょうか?
836天之御名無主:03/10/21 10:52
>>835
広島大学名誉教授の真下三郎先生による『広島県の獅子舞』という本がおおざっぱ
ながらよく記されたものです。ただ入手は難しいかと。
語源説のスワヒリ語云々はどうでしょうかね・・・。
837山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/10/21 10:53
失礼、836は私でした。
838投票ラブストーリー 〜こころ踊る大総選挙〜<ダイジェスト>:03/10/21 20:02
♪〜あの日あの時あの場所で♪〜
この一ヶ月、恋人のカンチとは会っていない。
ため息をついたリカは、またいつもの独り言を繰り返した。
やっぱり私が言いすぎたせいなんだわ。
ちょうど一ヶ月前、リカはお気に入りのドリカムの限定版CDをカンチの不注意で割られてしまった。
リカはあまりのショックで我を忘れ激しく怒った。二人は大ゲンカになり、それから一度も連絡を取っていない。
考え事をしながら歩いていたためか、リカは投票所となっている小学校の校門の目の前まで来ていたことにようやく気が付いた。
そして、十何年ぶりに訪れた小学校の校庭を目にしても何の感慨にふけることもなく、
ただ、恋人との関係を悲観するばかりであった。
投票所である体育館の階段を一段一段と重い足取りで上がり、入り口まで来たリカはまた一つため息をついた。
私にとって無意味な選挙。
わざわざ私がしなくても。
そう思い、リカは今来た道を帰ろうと、うつむきかげんの顔をフッと上げ、体を後ろに向きかけたその時だった。
リカの目に思いがけず飛び込んできたのは恋人カンチの姿だった。
「カ、カンチ!」
リカは目を疑ったが、それはまぎれもなく選挙管理委員として投票所で立ち働いていたカンチだった。
カンチはその声に気づき、仕事を放り出し、受付のテーブルを跳び越え、リカの元に駆け寄った。
「リ、リカ!ごめん。」
カンチは急きょ選挙管理委員を頼まれ、この一ヶ月、選挙の準備で忙しかったことが会えない原因だったのだと説明した。
そして、カンチは思わずその場でリカを抱きしめた。
「す、好きだ、リカ!愛しているよ!」
リカは熱くなった。
心の底からわきあがる感情を抑えられなかった。
「カ、カンチ!カンチ!カンチー!」
リカはうれしさのあまり大声で恋人の名を叫んだ。
そして、胸元で握りしめた投票用紙を涙が静かにぬらした。
館内からは拍手がおこり、そこに居合わせたすべての人が若い二人を祝福していた。
そしてその後、リカは生まれてはじめての投票を終えた。
その夜、テレビは民主党の勝利を伝え、日本は大きく動きはじめたのだった。

一人でも多くの人に選挙に参加して欲しいです。ぜひ!
839天之御名無主:03/10/21 20:18
以前、本で「天皇は天照大御神と夫婦擬制の形式をとる」というような
話を読んだのですが、これって本当ですか?
840天之御名無主:03/10/21 22:50
正教国家の民間伝承

カトリックと比べて正教国(ギリシャ、ブルガリア、マケドニアなど)
における民間伝承に関する情報が乏しいように思います。宗教改革などによって権威を失ったカトリックと異なり、
正教世界はそのストイシズムばかりが強調され(マルクス曰くビザンツ帝国は最低国家だそうで)
その土地に生きる民衆のなかで生まれた伝説・民話等に注目される事があまりありませんでした。
ここではそのような一面的キリスト教世界のイメージを覆すような民間伝承について楽しく語りたいと思っています。


−――――――――――――――――――――――――
誰かこういうスレ立ててくれませんかね?
841素人A:03/10/22 19:34
天皇は民衆にどのように受容されたのでしょうか?
各時代ごとに通説的見解(有力説)を教えてください。
842天之御名無主:03/10/25 15:38
エホバとアッラーとゼウスが喧嘩したら誰が一番強いのでしょうか?
843われは北種:03/10/25 17:00
ちょっと外しているようなのですが・・・ 
「文明の性格は気候風土の影響を受けることが極めて大きく、東西よりも南北に大きな差異を生ずる。
われら北種は東西を通じて、おしなべて朝日を礼拝するのに、
炎熱に苦しめられている南種は同じく太陽を神聖視しながらも、夕日に跪伏する。」
これは事実ですか?
844天之御名無主:03/10/25 22:31
>>843
もっと外しているような気もしますが…。
暑い国、インドとかでは、美女の形容に「月のように美しい」なんて言う
そうです。太陽はどっちかというと恐ろしい存在なので誉め言葉には使わない。

インド出身のゴータマさんが亡くなるときに北枕だったのも、
南が「不吉な方位」であったからだとか聞きました。

ご質問の答えになってるかどうか、書いた事が正しいのかどうかも
激しく不安ですが、まあ話のタネに。
845わむて ◆wamuteW7DE :03/10/26 12:26
    ___
   <_葱看>
  / i    レ)) \   
   人_  从
    ⊂~~((つ
   ⊂<_/:| 
      ∪
846天之御名無主:03/10/26 17:11
親公認で集団童貞処女喪失する島

昔、昭和40年代にNHKのドキュメンタリーでやってたらしいんだけど
西日本のどっかの島(確か島)では、若者は一定の年齢になると
公会堂に集められ、童貞と処女を同時に捨てさせられるっていう風習があったらしい。
子供の親たちは、その夜は、わが子がうまくできるか、集まって心配したのだという。
しかも、Hの指名権は男子にあり、女子は男子からの指名を受けると、嫌でも断れないそうだ。
つД`) ググりようがないのでだれかこの番組見た人、どこの島か、いまもまだつづいてるのか、教えてたも!!!
847天之御名無主:03/10/26 17:14
華麗に2ゲトー
   ∧∧
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ
848わむて ◆wamuteW7DE :03/10/26 18:48
   ___
  <_葱看>
/ i レノノ))) \       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  人il.゚ ヮ゚ノ人       < みる、みる、みるまらー!!
   ⊂(∨)つ         |
    く_ :|〉            \_______
    し'ノ
849天之御名無主:03/10/26 22:33
>>826
>「比叡」に「日吉」を当てて、「日枝」をあてた理由もナゾです。

順番おかしくないかな?
850天之御名無主:03/10/30 00:28
北欧神話とインドの神話以外に二種類の神族が争う構図を持つ神話はありますか?
また、北欧神話とインドの神話の発祥地はカスピ海沿岸だって本当ですか?
あと、発祥地から中国方面とオリエント方面に向かった可能性についてはどのようになっていますか?
851まっすぅー:03/10/30 21:46
最近になってからなんですが、
民俗学に興味がでてきた高Bの♀の子デス、、。
大学も民俗関係(和光大学のイメージ文化学科志望)デス。
妖怪や伝説のできた背景、習慣(七夕・てるてる坊主など)に
興味があります。
でもまだ、興味のあるのが漠然としているのが悩みです。
それで、受験までにちょっとでも多くの本を読みたいと
思いまして、どなたかオススメはありますか?
Aちゃんねる(民俗・神話)みてるとおもしろいのですが、
本だと難しくって・・・。和光の教授の本は、まだ言葉がわからなすぎて断念しました。
初心者向きで言葉が簡単(または説明してくれる)かんじ
のでおもしろい話のが良いんですけど、お願いします。

852山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/10/30 21:55
無理してでもお読みになられたほうがよろしいかと。>教授の著書
『諸国風俗問状答』や平凡社ライブラリーから出ている菅江真澄の本
から講談社学術文庫やちくま文庫にあるような最近出た本まで色々あ
るのではないかと。
ただ教授により同業者の好き嫌いがある為、それまで自分が好きだっ
た研究者を罵倒されるかもしれませんがうまく合わせて下さい。
否定されている成果もありますが、宮本常一先生の御本はいいですよ。
ただ「妖怪」も各地の背景から成立して来たもので、「妖怪」だけや
るというのは無理ですので、その点は覚悟なさって下さい。
853まっすぅー:03/10/30 22:41
本当にこの板の人はやさしいですね☆
あたしみたいな中途半端な奴でも答えてくれて。
私の行きたい学校は、頭ではなくって、マニアック度ややる気や目的が
ハッキリしてたりの中身で決めるんですよ。
そのへんがわたしにとって壁で・・・。
周りの受験生は、民俗学のなにがやりたぃってハッキリしてるんですよ。
私は、決まってなくって、、。時間もないし・・。
教授の本は、もうちょっと後に読んでみます!
宮本常一先生の本、ぜひ調べてみます☆
854まっすぅー:03/10/30 23:43
もうひとつお聞きしたいんですが、
和光大学のイメージ文化学科って妖怪について学べる環境でしょうか??
お祭りや神様、神話などはあるんですけど、妖怪についての先生はいないんです。
自分が学びたいと思ったら学べると思うんですけど、
妖怪について学びやすいところかと思いまして、、。
どなたか知ってたらお願いしますm(_ _)m
855山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/10/30 23:47
そもそも「妖怪」とか「怪異」専門の先生はまずいらっしゃいませんよ。
居ても陰で「一発屋」呼ばわりされていますし、実際そんなものです。
856まっすぅー:03/10/31 00:16
妖怪を教えてる先生はいないんですか↓↓
でも妖怪の授業なんか受けてみたかったですww
さっき、妖怪のスレ見てきたんですけど、おもしろかったデス☆
本が読みたくなってきました!
もっと早くに興味があったらな、、。
857天之御名無主:03/10/31 00:33
鬼って結局は外人のことだったって本当ですか?
858山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/10/31 01:27
>>856
まるで無いという訳ではありませんし、ミーハーな学生を釣るために
一回ぐらいは講義に登場するものです。祭りや神話とも不可分ですし。
>>857
中世までは人の目に見えない妖怪の総称といったところです。
「○○は実は××だった」という人は今ある姿から考えている場合が
多いですが、初期の姿は大抵今のものとは異なっている。
859天之御名無主:03/10/31 09:20
大国主って大物主とおんなじ神様なの?
860天之御名無主:03/10/31 12:01
>>859
大物主神を祭っている大神神社(おおみわじんじゃ)のサイトには、下のように記されています。

>遠い神代の昔、大己貴神【大国主神に同じ】が、自らの幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)を
>三輪山にお鎮めになり、大物主神の御名をもってお祀りされたのが当神社のはじまりであります。
  ttp://www.oomiwa.or.jp/c02/c02_01.html
  ttp://www.oomiwa.or.jp/c02/c02_02.html

また、『日本書紀』の一書には「大国主神、またの名を大物主神」とあり、大物主の名は、別名で
あると共に、大国主を荒魂(あらみたま)だとすると、その和魂(にぎみたま)または幸魂・奇魂の
名であるとしています。

ただ、大神神社の主祭神を「大物主大神」としながら、「大己貴神」と「少彦名神」を配祀していること
などから、もともとは別の神だったのではないかとする考えもあります。
861天之御名無主:03/10/31 13:09
>>860
参考までに言うと、
古事記では少名毘古那が死んだ後に
一人ではどうしてよく国作りができようかと大国主が嘆いていると、
大物主が唐突に海を輝きわたらせて来て
自分を祭ったら国作りを手伝ってやると言いながら登場してる。
862天之御名無主:03/10/31 15:24
揚げ
863まっすぅー:03/11/01 00:27
塾からとにかく本をいっぱい読めと言われました、、。
妖怪の本でオススメある人教えてくださいm(_ _)m
わかりやすい本でその妖怪ができた背景にはこんなことがあった
など、おもしろいのを希望します。
864天之御名無主:03/11/01 00:38
それ以前に、この時期に2chはやめたほうが・・・。
865まっすぅー:03/11/01 01:07
私の行きたい学科は、学科試験などなく、面接重視なので、
とにかくたくさん本を読んでみなさい、、とのことです。
やっぱりどの本が良いかは、人に聞いたほうが良いと思ったので書きました。
866天之御名無主:03/11/01 01:18
>>852で山野氏が教えてくれただろうが。

妖怪だけ書いてあって面白くていっぱいあるのが良いなら
ゲゲゲの鬼太郎でも読んどけ。それで十分だ。
867天之御名無主:03/11/01 02:14
>>858でさらっと皮肉を言う山野さん萌え。
868まっすぅー:03/11/01 16:28
今日、図書館行ってたくさん借りてきましたvv
ありがとうございマス☆
869余計なお世話:03/11/02 21:02
まっすうーさんへ。
本を読むのは必修ですけど、やはり本を読みながらご自身が心にひっかかった点、
あるいは興味をひかれた点にも注意しながら本は読んだほうがいいです。
ただ知識として吸収するだけではもったいない。本を読みながら、自分の関心の所
在をざぐることもかなり重要です。
あと山野さんのレスともかぶるけど、やはり妖怪だけをみるのではなく、妖怪を通
してさまざまなものを見ていくほうが建設的です。
これからもしっかり考えていきましょう(オレモナー)。
870天之御名無主:03/11/03 19:55
To be is to do・・・ソクラテス
To do is to be・・・ジャン=ポール・サルトル
Do be do be do・・・フランク・シナトラ
871天之御名無主:03/11/04 23:31
死に神ってたいてい、大鎌を持ってますよね。
そう言ったイメージっていつ頃作られたのでしょうか?
また、そのイメージを作った原典がありましたら、ご教授お願いできませんでしょうか?
872コピペです:03/11/04 23:55
ヨーロッパ風死神の黒装束はもともと医者の装束です。
ペストが大流行した時代、医者は黒マントに鳥の形の白いマスクをつけ、患者に接触
しない様にしていました。
当時ペストは発病すればほぼ確実に死ぬ病気だったので医者の仕事は発病者を見つけだし、
隔離し、焼却する事だった訳です。
無駄に人が死ぬ事に理由を求めたキリスト教は「死ぬ人はこの世で何かを成し遂げたので
神の許に召されたのだ」と解釈し、それをたわわに実った麦になぞらえた訳ですね。
出来のいい作物を選抜して刈り取る存在=麦刈り鎌のイメージと、死ぬべき運命の者を
選別して連れ去る存在=黒マントに白いマスク、そして死の結果=白骨の三つのイメージが
重なって現在のヨーロッパ風の死神像が出来上がった訳です。
873天之御名無主:03/11/05 01:50
>>871ではないが、さんくす。おもろい
874871:03/11/05 17:04
>>872
ありがとうございます。
にしても、モデルが医者だったんですねえ。
875天之御名無主:03/11/05 17:12
鎌のイメージは農耕神サトゥルヌスの時代からあったらしいが・・・
876天之御名無主:03/11/06 00:08
>>858
うちの大学の入門的な講義では先生が「最近話題の陰陽師」っていう言葉を
何回も発してた。今ミーハーを民俗学にひきつけるのは「妖怪」じゃなくて「陰陽師」なのかも・・・。
877天之御名無主:03/11/06 16:08
日本神話で国生みに使われた天の沼矛のその後が知りたいのですが
知っている人教えてください。
878天之御名無主:03/11/06 17:49
>>877
山本ひろ子先生の『中世神話』(岩波新書)に「天の瓊矛とその行方」と一節立てて
論述されているのでご覧になっては?
879天之御名無主:03/11/06 20:21
>>878
ありがとうございます。探してみます。
880^◇^:03/11/08 12:16
>>877
極東の島国を作った後、世界中の陸地を作った。

最後に塩が垂れた所は、塩が足りず少し窪んでいた。
そこに周りから雨水が流れ込んできてできた湖が、
死海である。

天の瓊矛も近くの塩の中に長らく埋まっていたが、地形の風化により露出していた。
これを見つけたのがローマの兵士である。

これが、ユダヤのならず者を処刑し、処刑した兵の名をとってロンギヌスの槍とよばれるようになった。
また、この槍の霊性がならず者に移り、その霊性によりならず者は蘇生した。

ならず者の仲間たちは彼を神の子と思った。そのならず者は、イエスであった。
881天之御名無主:03/11/09 13:45
すれ違いな質問かもしれませんが、
改造人間(これ自体で答える気がなくなったらすみません)みたいな
ものを取り扱った伝説・民話・神話などあれば教えていただきたいんですが。
よろしくお願いします。
882天之御名無主:03/11/09 16:14
>881
このスレの >>587-588 みたいな話とか、
ホムンクルス ( Homunculus ↓ ) みたいな話?
ttp://www.asahi-net.or.jp/~QI3M-OONK/tosyokan/fantasy/w-homunculus.htm
883881:03/11/09 16:37
>>882
ありがとうございます。
ゼロから生命を作るといったものではなくて、
たとえば途中から何らかの物質や呪術を使い、違った生命としたとかいった
話とかはあるんでしょうか?

説明が不充分ですみませんでした。
884天之御名無主:03/11/09 17:11
改造人間というと、シェリー女史の『フランケンシュタイン』の怪物のようなイメージ?

神が土くれをこねて人間を造るといったような話なら、けっこう多いような気もするけど。
中国神話のジョカとか、ギリシア神話のプロメテウス、エジプト神話のクヌゥムとかね。

ほか、外れるかもしれないけど、余談として。
『封神演義』のナタとか、ユダヤのゴーレムとか、『ギリシャ神話』のピグマリオンが
彫った彫像とか。
詳しくは検索してちょーだい。
885881:03/11/09 18:31
>>884さん
教えていただきありがとうございました。
早速検索します。

882さんもありがとうございました。
886天之御名無主:03/11/10 09:03
フリーメーソンとユダヤの関係について教えて

後、ただの石工組合がなんで陰謀集団といわれるようになったの?
いつ頃からそういった扱いになったのか知りた
887たぬこ:03/11/10 20:34
いまでもサンカのシノガラはいるのでしょうか。
888天之御名無主:03/11/10 20:59
>>886
フランス革命あたりかなあ・・・(完全な推測)
889天之御名無主:03/11/13 01:49
民話の分類、異類婚姻譚以外どんなのがありますか?
890山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/11/13 13:23
>>889
『日本昔話集成』や同大成があります。
891天之御名無主:03/11/13 22:22
「鶴の恩返し」等に代表される、「開けないで下さい」「覗かないで下さい」と
 言われるが主人公は開けてしまう類の民話・伝承は多くあると思うのですが、
そういった話は何かにジャンル分けされているのでしょうか?民話にはなにかと
教訓めいたものがあると思うのですが。
 また、障子にまつわる昔話(民話・伝承)を知っている人がいれば、教えて
下さい
892山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/11/13 23:03
>>891
「見るなの座敷」。但し一部のみ共通する鶴女房などは別に分けられている。
『古事記』や『今昔物語集』などの類話が古くまた『栄花物語』にも海龍王の
宮殿には四方に四季があるという話がある。
あとは>>890でお調べ下さい。
893天之御名無主:03/11/13 23:20
物部一族か東北地方に関わりのあるもので、十種神宝のような蘇生や反魂に関係する道具や呪具ってありますか?
894891:03/11/14 00:53
>>892
ありがとうございました。自分は民俗学に全く学術的知識が無く
調べる手がかりすら分からない状態だったので。
895天之御名無主:03/11/16 00:48
ちょっと思ったんですが
雄山閣の『講座 日本の民俗学』って
帯を見ると、全部で11巻の予定で
最後に福田編で出版されることになっているのですが、
いつごろ出版されるのでしょうか。
どなたか情報を持っている方がいらっしゃたら、教えてください。
896山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/11/16 09:30
>>895
まだ出てなかったのですか?7巻が出たのが6年前なのに・・・もう意味ないかも。
897895:03/11/16 18:22
最新は第10回配本の9巻ですが、その前の第9回配本から2年以上経っているので、
まだしばらくかかるかもしれませんね…。
898天之御名無主:03/11/17 23:31
雄山閣が一度倒産したりして、遅れてるらしい、、、
899天之御名無主:03/11/18 22:26
冷やかしはご遠慮ください。 真に困っている人のみ相談してください。

やさしい法律相談その57【相談者はその1を読んで】
http://school.2ch.net/test/read.cgi/shikaku/1068898156/l50
900天之御名無主:03/11/19 01:46
文化地理学と民俗学の違いがよくわかりません・・・
901天之御名無主:03/11/20 14:21
前から疑問に思っていたのですが、神様は実在するんですか?因みに私は、見たことが無いので信じておりません。どうなんでしょうか?
902とてた ◆0Ot7ihccMU :03/11/20 22:54
>>901
僕はアメリカに行ったことがないけど、あることは知っています。

…まぁ、それはともかく「太古から多くの民族が信じてきた」んだから、
「全否定」することはないでしょう。
903天之御名無主:03/11/20 23:39
水滸伝の『洪にあって開く』の封印は『封神演技』の封神台ですか?
904天之御名無主:03/11/21 13:53
>>903
違うと思うよ。
905天之御名無主:03/11/22 12:14
「土は土に、塵は塵に、灰は灰に」
↑これって土と塵ってのはなんとなく創世記からだなーとわかるんですけど
灰ってのはどっからきてるんですか?
906天之御名無主:03/11/22 12:42
907天之御名無主:03/11/22 21:29
さんみ一体の聖霊とはなんですか?
908コピペ:03/11/22 22:02
さんみいったい 【三位一体】
 キリスト教で、創造主としての父なる神と、贖罪者キリストとして世に現れた子なる神と、
信仰経験に顕示された聖霊なる神とが、唯一なる神の三つの位格(ペルソナ)として
現れるとする説。この三者に上下の差別はない。

せいれい 【聖霊】 (Holy Spirits)
 キリスト教で三位一体の第三位を占める位格。人に宿り、神意の啓示を感じ、精神的
活動の鼓吹力となるもの。助け主。慰め主。
909天之御名無主:03/11/22 23:17
月の女神アルテミスは海を操れるの?
910天之御名無主:03/11/23 00:55
>>906
905ですがどうもありがとう
911天之御名無主:03/11/24 12:27
どうして祭事に危ない行為をあえてするのでしょうか。

日本の祭りだと丸太を神社の階段から落としたり、人々が横から支える大きな木を
急斜面で滑らしたり、またスペインだと牛を町の中に解き放ったりします。

日常に行わないことをするのが祭事というのはわかりますが、なんで危険行為なんで
すか?

どなたか教えていただけませんでしょうか。
912天之御名無主:03/11/24 22:50
中国人て今でも字(あざな)持ってんの?
なかったとすれば、いつ頃からなくなったの
913天之御名無主:03/11/25 00:00
>>912
ほとんどなくなりつつあるけど、今でも持ってる人がいないわけでも
ないみたいよ。
914天之御名無主:03/11/25 00:03
あ、ただし、いても台湾人とか華僑とかだとも聞いた覚えがある。
915山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/11/25 00:41
>>911
危険な行為をするというより、危険な行為を厭わないと考えたほうが。
安全第一、生命優先というのが新しい考え方です。
よく悪い意味で「考え方が古い」と言いますがその逆もどうでしょうか。
916天之御名無主:03/11/25 01:22
>915
なるほど。俺たちはこんな危ねーこともやっちまうぐらいすごいんだぞ、見て
見てってとこですか。神様・奥さん・彼女にもアピールできますね。

なんか子供がジャングルジムの一番上まで登って「僕すごいんだぞ」とやってい
るのと一緒かな。子供は親の注目が欲しいのだが、祭事で危ないことやる香具師
は神様とかに注目して欲しいのかな。

アホな質問へ回答、どうもありがとうございました。
917天之御名無主:03/11/25 01:43
>>916
うん?野衾のいってるのはそういう意味かな?
祭りの行われた時代や地域、発生理由にもよると思うけど、アピールというより
もともと祭りは呼んで字の如く、神をたてまつる奉斎が原義だと思われ。
時には荒ぶる神を鎮める意味もあったろうし、原始的な「神」の姿が偶像化された
ものではなく「大いなる力」という漠としたエネルギー体として認識されていた
時代なら、祭りもそれに見合った荒々しいものになったということでは?
918天之御名無主:03/11/25 02:08
質問です
八ツ墓村で「八ツ墓明神さまの祟りじゃー」って台詞あって
この『明神』ってなんのことですか?
たたり神をさす言葉なんですか?
919まずは調べよう:03/11/25 02:16
みょうじん みやう― 0 【明神】(三省堂提供「大辞林 第二版」より)
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%96%BE%90_&kind=jn
----------------------------------------------------------------
〔「名神」から転じた語か〕神を尊んでいう語。特に霊験あらたかな神をいうこともある。
「―様」「大―」


みょうじん みやう― 0 【名神】
----------------------------------------------------------------
社格の一種。鎮座の年代が古く由緒正しくて霊験ある神社。名神社。
920天之御名無主:03/11/25 02:26
「たたり神」という語は一般的なのでしょうか?宮崎駿氏の造語なのでは?
たたる神はいることでしょう。これは勿論、和御霊←→荒御霊のような
元来ひとつの神格の両面として祟るような場合が多いのではないですか?

もちろん、「天神様」のような御霊信仰のなかで出てきた神様には
もっぱら祟り専門みたいな方もいらっしゃいますが、それでも時間の経過
とともに学問の神様になったりと、軟化していく傾向があるとすれば、
いわゆる「たたり神」なんてあるのでしょうか?
(日本の神道についてです。ユダヤ教の「妬む神」とかはナシで)
921天之御名無主:03/11/25 10:22
>>920
御霊系は一人残らず、祟ったから、あるいは祟るに決まってるから
祭られたものだよ。
強烈な怨霊ほど、祭ったときの御利益も大きい、みたいな発想。
災厄をもたらす神は災厄を取り除く神でもある。

宮崎の描くようなイメージでの祟りについてはわからんのでパス。
ただ、祟りのおさめ方としてはややパターンから外れる(単に鎮魂してる
だけで、土地の神として鎮座するような話になってない)ようには
思う。
922a:03/11/25 15:10
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923山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/11/25 17:58
>>918
なお「明神」と「大明神」の違いについてですが、後者は平安末期以降
本地に仏を持つという点を強調して言われたもので、仏典にあった言葉
です。それ以前にも尊称として「大」が冠せられることもありましたが。
ところで916氏にはお分かりいただけ無かったようですね。
924前スレ953 :03/11/28 03:58
次スレまで、もう少し時間がありそうかなぁ
925天之御名無主:03/11/28 04:28
今年中はいらないでしょうね
926天之御名無主:03/11/28 11:02
ま、一応次スレ用に貼っときますか。


民族神話板へようこそ【初心者用スレッド】
http://academy.2ch.net/min/kako/969/969543307.html

■スレを立てるまでもない質問@民俗・神話学板■
http://academy2.2ch.net/min/kako/1022/10220/1022056118.html

■スレを立てるまでもない質問@民俗・神話学板■ (現行スレ)
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1047993896/
927天之御名無主:03/11/30 13:33
暴力をコミュニケーションのひとつとして制度化した民族・部族はあるんでしょうか?

わたしたち日本人が暴力を使って相手に意志を表明する時は
「言葉より率直に怒りを相手に伝えることができる」からと考える事ができると思います。
しかし、相手を傷つける、あるいはこちらにも殴られた事への怒りによる報復を考えれば、
これはあまり有効な意思伝達手段では無いでしょう。

ですが、この暴力を使っても、相手は報復を行うわけではなく、
あくまで意志の発露と受け取る関係が成立する部族、
たとえば相手を怒らせるほどに殴るという行為ではなく、
指で叩いたり、叩く部位を変えたりして、暴力を日常的にコミュニケーションとして
使っているような民族・部族は存在するでしょうか?
928天之御名無主:03/11/30 15:23
>どうして祭事に危ない行為をあえてするのでしょうか。

うろ覚えなんだが

日本人は、”活力”ある状態がのぞましいと思っているようで。
元気で、精神も正しい状態。これが理想。
神様もそう。
故に、柱(神、若しくは神が降臨するツール)や御輿(神が中にいる)を
激しく揺り動かせば動かす程神は喜び、活力を呼び起こすと考えていた。

奉納のお祭りもそう。参加者の活力があふれていればいるほど神は喜び
力も大きくなる。奉納相撲もそう。力の強い者を選ぶ。祭りにケンカはつきもの。
”H”もそう。
死んじゃったらどうなる?  聖なる贄・・(これは根拠なし)
929天之御名無主:03/11/30 15:28
お偉い年長者が、やんちゃな若い奴をみて

元気があってよろしい。ワシも若い頃は・・(▼。▼)y−
といって目を細め、若い奴に胴上げされて「おいおい・・」って
喜ぶみたいなもの。
930天之御名無主:03/11/30 23:21
>>930
ふだんは血だとか死穢だとかをケガレとして嫌いますよね?
それが神聖であるはずの祭りのときだけ、血や死穢を神様の前で
露出する(露出する危険性のある)行為をするのはなぜでしょうか?

ケガレという語が、ハレとケの「ケ枯れ」だと聞いたような
気がするんですが、関係ありますかね?
931天之御名無主:03/11/30 23:28
怪我することそのものが目的じゃないしなあ。
単純に、そんなことまで考えてない、が答えな気がするけれども。
932天之御名無主:03/11/30 23:28
>血や死穢を神様の前で露出する

とっとと退場させる。それと、そういうことは起きないとして行動する。
ケガするかも・・・なんていったらケガをする。言霊信仰(w
933930:03/12/01 00:22
>>931,932
回答ありがとうございます。
祭りのとき(ハレ)には、普段(ケ)タブーとされていることが
解禁される一面がありますよね。
たとえば、禁食の捕食、禁色の着衣、禁域の立入、などなど。
ここには普段は侵してはならない神仏の所有物の共有化、あるいは
神仏との一体化があるように思うのですが、血や死穢を共有する
というのも変な気がしますし……。喜捨ととれなくもないですけど。
934天之御名無主:03/12/01 12:36
しっつもん なんですが、

明治時代、神仏分離、神社合祀が行われ、神社界は再構築された
ようですが、

江戸時代くらいの鎮守の森の神社ってどういう感じのモノだったのでしょう?
鳥居は有り?狛犬も?拝殿は?寺みたいな建物でなかったの?

家の近所の鎮守の森の神社(小規模で田圃の中や丘の麓にあるような神社)
を散策したみたのですが、鳥居・狛犬は明治〜昭和初期、拝殿は昭和30年
〜50年代に作られたものが多かったんです。(奉納 昭和○○年 とか書いて
有りますよね。それで判りました)
今の神社の姿を見て、いにしえから伝わる日本の伝統・・・なんて思っても
いいのでしょうか?
習俗としての信仰レベルでは、今の神社の雰囲気とずいぶん違っていたのでは?
なんて思う今日この頃・・・

935山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/12/01 22:05
鳥居・狛犬・拝殿あたりはまあいいとして、社僧が管理していたり経
があげられたりとかなり混交していたのは確か。僧侶と神主が並んで
拝殿に向かっている様子を描いたものもあります。
(日本史上ではどちらかといえば仏教中心だったと言っていいと思い
ますよ。仏教色を完全に排除した「神道」なんて江戸後期の産物)
狛犬といえば『徒然草』にも丹波の出雲社のものの話が出ておりまし
たね。鎌倉時代や室町時代の狛犬も結構ありますが、普及するように
なったのは江戸時代になってから。
石造の狛犬は日本海側で盛んだったらしく、表日本に出て来るのはや
はり近世になってから。江戸で17世紀、大阪で18世紀でそれまで
は木造が中心でした。出雲や若狭には14世紀にはありました。
ところでこれ↓は滋賀県の文化財ですが・・・伝来はともかく神社の
所蔵品もほとんどが仏教系のものですね。
ttp://www.pref.shiga.jp/edu/content/10_cultural_assets/list/ken/02_tangible.html
936天之御名無主:03/12/01 22:27
>>933
ざっと流し読みなんで、論点はずしてたらスマンが
日本の祭りにおいて、血を流すことを目的にしてるなんて聞いたことないぞ
血は「出てしまった」んで、あって、「流血も厭わなかった」だけのことでしょ
あなた、「血」という”結果”を”目的”に取り違えてやしませんか?

もっとも、オルギーが死を呼ぶ、死を厭わないということには重要な意味もある
有名なところでは奈良天理の石上神宮(ふるみたま神社)で、甦りのアイテムを含む十種神宝を祭る言葉に
「ゆらゆらとふるべ」ってのがあるね
クリスマスや過ぎ越しと同類の冬至祭りの一つだが、この場合の「ふる」という言葉には
「鎮める」という字をあててたはず
つまり、「振る」→「動きが活発である」「元気を出す」ということと
「ふる」→「死ぬ」「鎮まる」ということは根本的に同じものってこと

太陽は一度、「死」を通過しなければ元のような活力を持ち得ない
あらゆるイニシエーション儀礼は「死」の通過儀礼であって、
そこにおいては死ぬことは生きることだといえる

立論がめんどくさくなってきたが
つまり、日本の祭りで人が死ぬのは「結果」に過ぎないが死んだってぜんぜん構わないってこと
バンジージャンプとかでも同じ。
アステカでは血が目的化しえいるが、血の生贄も論理的には同じ部分がある
937天之御名無主:03/12/01 23:19
>935

ありがとうございます。
神仏分離、神社合祀以前の神社(寺と一体化している?)の姿を
なかなかイメージ出来なくて。

文章でもあまり具体的な説明が無いんですよ。
でっかい神社はともかく、集落の鎮守の森神社。
神主は持ち回り?それともお坊さん兼任? ご神体に向かって
お経読んだのかなあ? そもそも、鳥居とかも明治になってから
作ったのでは? とか。
938937:03/12/01 23:50
「社僧」でググッたら神社の江戸時代の絵図をそこそこ見ることが
できました。

鎮守の森くらいの大きさの神社で田畑の中に有るようなところでは
狛犬もなく、鳥居もなく、田舎でよく見るお地蔵さんの祠みたいな
建物があるというようなイメージでした(当然地域差はあるでしょうが)
今よく見る(といっても家の近所でですが)鎮守の森神社とはやはり
イメージは違いますね。

あと、大きめの”神社”は、鳥居のある”寺”のイメージですね。
なんとなくイメージが出来てきました。(正しいかどうかギモンも
ありますが)
939933:03/12/02 00:10
>>936 「血」という”結果”を”目的”に取り違えてやしませんか?

ご回答ありがとうございます。
“目的”とは思っていないのですが、偶発的な“結果”であれば許されますか?
極端な例ではありますが、平安時代に宮中の庭に小鳥の死骸があったというだけで
大騒ぎするほどに死穢に対して神経質な側面が日本文化にはあったことは事実です。
また、出産に際して妊婦は母屋ではなく産屋※に移された習俗があります。

神経質な国民柄にもかかわらず、蓋然性の高い「血」や「死」には頓着しなかった
のには、「血」や「死」を許容できる何らかの理由付けがなかったのかと思うのです。

※うぶや:昔、出産にあたって用いられた別棟の家。出産時の血の汚れが忌まれ、
     産婦は産の忌みの期間、ここで別火の生活を送った。
940天之御名無主:03/12/02 01:01
>「血」や「死」を許容できる何らかの理由付けがなかったのかと思うのです。

許容はされてると思うよ
死ななければ生き返ることができないんだから、論理的には死んでもいいわけだ
吉野熊野への「大駆け」の修行も、熊野という黄泉への旅が修験者としてのイニシエーションになっとるわけで
現実には死の寸止めが理想なんだけど
マンガのドラゴンボールにも「さいや人は死にかかって復活するとスゲー強くなる」とかいう設定があったっけ
941天之御名無主:03/12/02 01:06
もひとつおまけに
「一粒の麦もし落ちて死なずば」とかいう言葉もある
これは新約聖書だが
日本の秋祭りにも、稲魂を殺して無数の稲となって復活とかいう論理があると思うね
田の神は冬には山に帰る、それは死という休養の時期を必要とするということであって
942天之御名無主:03/12/02 01:17
>>940

なるほどです。「大駆け」は「奥駆け」の間違いですね?
たしかに修験道ではまさに「死に物狂い」の修行を積みますね。
修験道のルーツのひとつである仏教自体、厳しい修行を課しますし。
しかし、あれは生死の境で「物狂い」になって幻想(ランニングハイ)
を見ることにひとつの価値を見出している面がありませんか?
「補陀洛渡海」などの浄土信仰も強く、死出の旅路を指向しているような……。

また、熊野は女性信仰も篤かったと記憶しますが、それは反面、
ケガレた存在※であった女性(や女性の月経)すらも受容する神様なので、
あそこはケガレ信仰からすると特殊な例ではないかと思うのですが。

※女性がケガレているというのは、当時の感覚でということ。
943天之御名無主:03/12/02 01:23
>>941
ふむ〜。「再生」を前提としての「死」であれば神聖である、と?
説得力あると思います。太陽信仰(季節)と結びついた「復活」の逸話は
万国共通ですからねえ。エジプト、中国、北欧、ネイティブアメリカ等々。

また、新約聖書の引用にあるように、一粒が鈴なりになる穀物というのは
農耕民族では信仰対象になりやすいですからねえ。
944天之御名無主:03/12/02 01:45
>>942
>また、熊野は女性信仰も篤かったと記憶しますが

そうだっけ?
オクガケの中には今だに女人禁制の部分がけっこうあったはずだが

>>943
中国に太陽復活神話ってあったかな、ちょっと覚えてないが
射日神話ってのは太陽殺しというより旱魃憎しだと思うし
エジプト、北欧、ネイティブアメリカなどは同意
945天之御名無主:03/12/02 02:48
「蟻の熊野詣」の熊野三山のことです。たしかに修験道場は女人禁制かも。

中国の太陽神話ですが、私はまさに射日神話をイメージしてました。
これって旱魃がモチーフなのですか?だとしたら私の勘違いです。
まあ、二陽というのは多く乱世(南北朝とか)のシンボルだったりと
あまり太陽復活神話とは関係ないのかもしれませんね?

でもホント、甲骨による太陽復活の卜占の形跡もあったとか陳瞬臣
あたりが言ってたような気がするんですよ。うろ覚えなのですけど。

中国古代(龍山文化、殷代など)に「火烏」信仰が色濃いのは確かですが、
奇妙な符合で、熊野には兄弟分の「八咫烏」がいたりして(w
946天之御名無主:03/12/04 22:32
トリックスターってあるじゃないですか?
あれって言い出したのは誰が最初ですか?
つまりトリックスターって概念を最初に考えてそういう単語を作ったのは?
お願いします。
947天之御名無主:03/12/05 00:02
>>946
たぶんイギリス人じゃない?
948天之御名無主:03/12/05 00:14
そりゃ英語の合成語だからイギリス人かアメリカ人だろうよ
949天之御名無主:03/12/05 16:03
心理学でトリックスターの役割にこだわった(意味付けをかえた)のはユングでは。
とりあえずユング心理学のスレできいて、そこで次にどこに聞くか考えるべし。
演劇論の人とか、キンダイ文学の構造分析な人とか、英文学あたりも狙い目?
950天之御名無主:03/12/05 19:40
>>946
あとは、ネイティブ・アメリカンの神話関連も見ておくといいよ。
著名な学者だと、フランツ・ボアズあたり。
951天之御名無主:03/12/05 20:47
で、誰だ?最初に言い始めたのは。
952天之御名無主:03/12/05 21:02
心理学板でユングの話をしても相手にされないんで聞きに行くなら気をつけれ。
953天之御名無主:03/12/05 21:45
みんな遠回しに「イタチガイ」とかいってる?ひょっとして…。
954天之御名無主:03/12/05 22:14
鼬害なんていてないyo
新スレ立てたら言われるだろう質問だけど
955天之御名無主:03/12/05 23:09
>>924
今回は [ 953 ] 踏めなかったようですね。
このペースだと年内に次のスレに突入するかも・・・・・
次スレ用にテンプレ案でも募集しますか?
956天之御名無主:03/12/06 21:53
  
957天之御名無主:03/12/06 23:14
今のテンプレは学問板であることを強調したり、反語表現をつかったりと
少々くどい気がします。前文は全てカットで、ゲーム関連、事前検索関連の
注意事項もカットでよいのではありませんか?
板自体のルールと重複する部分、2ちゃん内での暗黙のルール、さらに
このスレッド自体は板ルールよりも「ゆるい」運用にあることを踏まえて。
958天之御名無主:03/12/07 03:21
>>957
くどくて質問したくなくなるところに好さがある。
959天之御名無主:03/12/07 05:02
新スレッドを立てるべきでない場合の条件を示せば、
このスレの本義を全うできるのではないか?たとえば、

 ・単純な質問で100レス付かないうちに収束するようなテーマはNG
 ・既存スレッドで代用できそうなテーマもNG(既出テーマのミクロ化・マクロ化)

などといった条項をあげるのはいかが?
また、2以降で既存スレッドを項目別にカテゴライズする。
たとえば、下記のようにである。
960天之御名無主:03/12/07 05:04
【人物】
 柳田國男
  http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1004228452/
 折口信夫
  http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1026407185/l50
 南方熊楠
  http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/984583799/
 宮本常一
  http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/965297842/
 赤松啓介
  http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1010868519/
 中沢新一
  http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/968481744/
 レヴィ・ストロース
  http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/996249255/

【初学者】
 民族神話板へようこそ【初心者用スレッド】
  http://academy.2ch.net/min/kako/969/969543307.html
 民俗学の入門書って?
  http://academy.2ch.net/min/kako/963/963406518.html
 日本の民俗学を学ぶお勧め書籍
  http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1002208643/
 民俗学ってどこの大学で勉強できるの?
  http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/986027608/
 民俗学と歴史学の違い何だ!!
  http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1008167959/

この他、【研究手法】【地名】【姓名】【妖怪】【日本神話】【ギリシア神話】【雑談】など
961Ф司たらこ唇:03/12/08 23:58
感想や、書きたいことをどんどんお願い!!
少し堅い掲示板かも知れないですけど。
http://www.kct.ne.jp/~mmdinfo/kibiji/yybbs/yybbs.cgi
962天之御名無主:03/12/09 12:27
スレ違いだったらごめんなさい。
ロシアの歴史学者ユーリ・アファナシェフの事について知りたいのですが、
ネットで検索してもあまりよくわからないのです。
もし生年月日でもいいので、何かご存知の方いらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか
963天之御名無主:03/12/09 21:31
>>962
歴史学者なのでしたら、世界史板のほうがいいのでは?

『ロシア民話集』(岩波)のアファナーシエフ[Aleksandr Nikolaevich Afanas'ev]でしたら、
この板でもいいと思いますけど。


以下参考までに。
著(編)書;『ぺレストロイカの思想』(群像社) アファナーシエフ/編 和田春樹/ほか訳
 ttp://gunzosha.com/books/ISBN4-905821-56-8.html
 ttp://product.esbooks.yahoo.co.jp/product/keyword/keyword?accd=06272412

 ttp://www.hh.iij4u.or.jp/~iwakami/ussr12.htm
 ttp://www9.ocn.ne.jp/~kafkas/chn/0104.htm
964962:03/12/10 17:07
>>963

色々ありがとうございます〜
世界史板の方にも聞いてみようとおもいます。
お世話になりました。
965天之御名無主:03/12/11 16:09
ある本で“日本のガキは虎ほどもある猫や普通の人間など様々に変身する能力がある”と書かれていました。

(アメリカの本で、ゲーム用の資料みたいなものです)

これって何を元にしているのか、どなたか御存知の方がおられましたらご教示下さい。
966天之御名無主:03/12/11 17:53
>>965
ガキてのは子供のことですが餓鬼のことですか。
その本は具体的には何ですか。
967965:03/12/11 18:33
>>966
問題の本は「GURPS Blood Types」というものです。
http://www.sjgames.com/gurps/books/Bloodtypes/

「GURPS」というTRPGの為の追加データ集/資料集で、吸血鬼について扱っています。
この中で日本における吸血鬼(に類するもの)として「ガキ」についての説明があるのです。
ですから多分これは「餓鬼」でしょう。

著者はアメリカで手に入る(あるいは閲覧できる)書籍類を調べた上で書いているはずなのですが……
学術的な著作ではないので、どこまできちんと調べたのかは不明です。
968天之御名無主:03/12/11 18:53
■▲▼
【1:1】磐長姫はなぜ醜いのか?
1 名前:天之御名無主 03/12/11 18:51
そして海幸彦、山幸彦では海幸だけ神に愛されるのはなぜか?
妹は美しく。弟は神に愛される。
神話の世界ではなぜかそんな話が多い。(カインとアベルなども)
なぜか?

969山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/12/11 19:10
>>965
餓鬼道に堕ちる前の姿を現すことならあるそうですが・・・火車(猫が化けたとも)
やもうりょうのイメージが混ざったんじゃありませんか。
970天之御名無主:03/12/11 20:22
>>967
なるほど GURPS ですか。
http://www.sjgames.com/gurps/Roleplayer/Roleplayer22/Gaki.html
に書いてあるやつだと思っていいですね?

「虎ほどもある猫や普通の人間など様々に変身する能力がある」ってーのは、
そりゃ猫股じゃないのかと思うんですが。大きいって話もあるし、人に化けるし。
吸血鬼云々、ってのは餓鬼憑きを、精気を吸われたとかいう解釈をしたんじゃないかと。

まあこの程度しかわかんないっす。


971天之御名無主:03/12/11 20:46
海外のそれ系のウェブサイトや資料読むと謎の日本の妖怪がたくさんあったりするしねえ

とはいえ逆もまたしかりだが。
972天之御名無主:03/12/11 21:06
GURPS Japan の売文句には
Racial packages for fox spirits, artifact spirits, long-necks and the vampiric gaki
とか書いてあるね。
狐に付喪神にろくろっ首に餓鬼か。これはまた微妙な偏りかただな。
973天之御名無主:03/12/12 22:51
大安や仏滅など六曜を信じることは、人権侵害につながるという話を聞いたんですが、
なんでそうなるんですか?
意味がよく分かりません。教えて下さい
974コピペです。:03/12/12 23:37
私たちの生活の中には、非科学的であったり不合理な「風習」や「迷信」が存在します。
「六曜」もそのうちのひとつですね。
古いしきたりや迷信を無批判に受け入れることは、自分の自由な意志で判断できず、
まわりの考え方に安易に同調するもので、このような態度が偏見や差別を温存させる
原因のひとつになっていると考えられているようです。
975天之御名無主:03/12/13 00:18
コピペにマジレスするのもアレだが。

六曜が不合理なら、七曜だって30日で月をくぎることだって
一日三食なのも結局は不合理なわけで。
六曜→差別論を唱えてる連中はあれで何かを語ってるつもりになってるんだが、
実際には「迷信」「非科学的」「不合理」という言葉で思考停止してるだけ。
あれで啓蒙してるつもりなんだから笑わせる。

むしろ、彼らが何故あの話に固執するに至ったかということのほうが民俗的
には興味深い。
976山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/12/13 01:00
>>975
ごもっとも。人間なにかしらの「虚構」に生きておりますからね。
それ自体を否定しちゃいけません。
977天之御名無主:03/12/13 01:15
むしろ社会内の「不合理」を説明するために信仰やらなんやら
できたって側面もあるんだが。そーゆーのの意義を考えるのが民俗学
や神話学なんじゃないのか?
978天之御名無主:03/12/13 01:28
次スレの季節です。
979天之御名無主:03/12/13 03:04
コロッケって和食?(日本の食べ物?)
アメリカとかにもコロッケってあるの?
980殺スケ:03/12/13 13:07
あるときは日本代表・美空ひばり、またあるときは毛唐代表・マイケルジャクソン、それがコロッケなり〜
981terada_gonnosuke:03/12/13 14:01
最近、東京都心では至る所で再開発の開業ラッシュが続いています。
六本木ヒルズや丸ビルなど、一等地の超高層ビルの開業が景気を賑わしていますが、
中でも最も目玉と言えるのは、汐留地区における日本テレビ新社屋ビルなのだ〜!
地上波デジタル放送開始に合わせて今年開業したばかりの最新鋭の放送設備。
高さ200メートルに迫る威容に、読売系列の力がまじまじと示されていると感じる人も多いと思います。
汐留には他にも何棟もの超高層ビルが建ち並んでいますが、日本テレビが一際輝いて見えるのは目の錯覚では無い。
この御威光に導かれるように、お台場などからテナントを移転したがる企業が絶えないとか?

懸念された「2003年問題」もそっちのけで経済に活気をもたらした日本テレビは素晴らしい!
これも全ては読売系列のトップに立つ渡辺オーナーのマネジメントによる物なのでしょ〜ね。
この分で行けば、日本の不況脱出も案外近いのではないかと実感します。

http://profiles.yahoo.co.jp/terada_gonnosuke/?.src=prf&.done=http%3a//messages.yahoo.co.jp/bbs%3f.mm=SP%26action=m%26board=2000193%26tid=7j5a42sifca4nbh0ljba4o5pbfm73a4nffckdc0l%26sid=2000193%26mid=609&lg=jp
982とてた ◆0Ot7ihccMU
>>979
カレーライスが日本料理とするなら、コロッケも和食です。

元々はフランスのものだったかと。