子供向けの古事記で知ってたはずだけど、あまりに影が薄くて・・・
スサノオの逸話は、本来ツクヨミの逸話であったものと置き換えられてる。
よってツクヨミは男だと思う。
置き換えに関しては
ウケモチ・オオゲツとか天の岩戸(月が太陽の所に行って日食)など書紀の「一書に…」を読むと解る。
月読を線の細い華奢で色白の男性、須佐之男は筋肉のがっしりした姿と
ずっと思い込んでいたので
保食神のエピソードはかなりショックだった。
月読は、元々月日とか暦を数える役割の奴がいて
それが男だったんじゃなかろうか
どっちかっていうと、女は数に弱いし
>434
保食神のエピソードはスサノオのものと混ざった説もある。
それでも文句言わないところがいいなぁ
437 :
天之御名無主:2007/11/11(日) 10:11:39
月読尊ツクヨミは、月の女神であり。太陽神アマテラスと姉妹である。
結局、古事記にも日本書紀にも性別の描写はないんだから結論の出しようはないだろ。
万葉集の歌では「月人をとこ」という文句があるから、月=男と観想されていたんじゃないかと連想して、
どちらかというと男かなと個人的には思うけど。
月読って、日本神話をベースにしたファンタジー小説なんかだとよく出てくるよね
三貴子の一人なのにエピソードが少ないから、かえって作家にとっては大胆にキャラクター作りができるのかな
願望で書き込むのはやめてくれよ。
男も女も。
441 :
天之御名無主:2008/04/17(木) 11:32:01
こないだ、月読宮(伊勢)に行ってきた。
すごく外との空気が違う神社で興味を持ってこのスレにきた。
神主さんに聞いたら男と言われたんだろうか?
ツクヨ『ミ』なんだし、女神と思うけどね
後ろにミのつく神ってだいたい女違うかな?
443 :
天之御名無主:2008/04/17(木) 19:26:59
ツク黄泉だよ
黄泉でも読みでもミはミかなと思う
「ミ」が独立してないとね。
天照大御神は女神、須佐之男命は男神。
もうわかるな?そう、オカマだ。
半陰陽だろ
>>439 チョイ役では出るけど、主役扱いしてるのは滅多に見ないな
たいていアマテラスとスサノオに挟まれてかわいそうな扱い
ネットで名前検索しても、ネコミミモードなサイトとか
気取ってHNにつけてるヤツのサイトばかりHITして悲しい・・・
まあスレが八年で半分もいかないぐらいだしな\(^o^)/
若水関係の話は記紀神話にないのに
いつごろ付加されたんだろう
ゼウス・ポセイドン・ハデスとアマテラス・スサノオ・ツクヨミが役割分担被ってる気がする。
天空神と海洋神と冥界神。
月は死者の霊魂が行き着くところだって説話があったよね。
ゲルマン系の神話と日本神話が目立って月を男性として扱ってるのはどうしたわけだろう。
451 :
天之御名無主:2008/07/29(火) 01:52:03
>>48 そうですね。
この当時(弥生後期〜古墳時代前期)の出雲地域の考古学において
考古学的には、3つの拠点があったと考えられている。一番に西が
島根県出雲市の西谷墳墓群、真ん中が安来市の荒島墳墓群、最東部
が鳥取県大山町の妻木晩田遺跡です。
イザナギの両目より生まれたのが西谷(アマテラス)、妻木晩田(ツクヨミ)で
鼻から生まれたスサノオの勢力は安来と考えらます。またそれは(1)古代より
鉄器製造が盛ん、(2)出雲国風土記より安来という地名はスサノオより授かった
とされているという2つの別の視点からも支えられる。
ただし妻木晩田(=ツクヨミ)は、3つのなかで最初に衰退してゆく地域であり
中心の安来(=スサノオ)の勢力に吸収されたと見るのが自然です。そして、最後
まで出雲風の四隅突出型のスタイルを守り通したのが安来の勢力で、西谷も衰退
してしまう。このように安来は日本神話の中核地点のひとつであり、イザナミ神
の神陵地もあるのに、ここのことは神道関係者も深く語らない。
河合隼雄氏の有名な中空構造論でアマテラスとスサノオの対立構図に並列して
なにもしない、活躍も語られないツクヨミが実際の中心だとすることも頷ける
のは、安来=スサノオ=ツクヨミだからではないのかという思いに至ってしまい
ます。安来の中空性が現代までなぜ続くのか?それも不思議です。
452 :
天之御名無主:2008/07/29(火) 16:46:09
アマテラス、スサノオは誰がモデルなんだろうね?
453 :
天之御名無主:2008/08/23(土) 10:55:04
ヒミコだろ? って言いたいところだが、
アマテラスを奉る場所が、奈良の笠縫をスタートして、近畿各地をさまよった末、伊勢に落ち着いたよね?
これって宗教的侵略とか、制圧とかってとれないかな?
デンパ的な見方かもしれないけど、崇神天皇の関係者じゃないのかな?
454 :
天之御名無主:2008/08/25(月) 19:45:42
そういう場合、普通は天照大御神を奉じる勢力と解釈する。
>>392 日常、剣を携帯してるのは男だろ。
ツクヨミが女神だとしたら、アマテラスがスサノヲを迎えた時のように
「わざわざ」武装して行ったって事になる。何のために?
ツクヨミが女神だって説は、単に異を唱えたいだけにしか思えん。
456 :
天之御名無主:2008/10/16(木) 22:53:24
いま、薮田絃一郎著「ヤマト王権の誕生」が密かなブームになっていますが、
それによると大和にヤマト王権が出来た当初は鉄器をもった出雲族により興さ
れたとの説になっています。
そうすると、がぜんあの有名な出雲の青銅器時代がおわり四隅突出墳丘墓が
作られ鉄器の製造が行われたあたりに感心が行きます。当時は、西谷と
安来-妻木晩田の2大勢力が形成され、そのどちらかがヤマト王権となったと
考えられるのですがどちらなんだろうと思ったりもします。
ツクヨミは桓武天皇のときに追加されたって説があるな
459 :
天之御名無主:2009/05/24(日) 22:20:17
古事記、日本書紀のもととなったと考えられているオシテ文献の一つ秀真伝に、兄・天照さん、次男・月読さんと書かれていると、どこかで読んだ気がします。
でも、個人的には神様に性別は無くて、男性でありつつ女性でもあると思ってる。
460 :
天之御名無主:2009/05/24(日) 22:29:11
追記
神社で働いてたときに天照さんのことを禰宜さんに聞いてみたら、普通に女神と言っていました。
461 :
天之御名無主:2009/05/24(日) 22:36:43
462 :
天之御名無主:2009/05/28(木) 12:07:20
ツクヨミ尊の別名中、女神としての尊名
月夜見姫命
月讀姫命
トンデモ論文に、月読が日神つーのがあった。
月讀の伝承は天武天皇の吉野行き以前の伝承・功績と共に、
桓武天皇が抹消したという説もあるな
腕を降る部分で遅延があるように見えるといより、打点というポイントではラグはほとんどないんだよ。
打点のあとの余りの部分でラグがあるように見えているだけ。
466 :
天之御名無主:2009/07/15(水) 17:06:29
467 :
天之御名無主:2009/09/04(金) 20:57:42
『月待ち』祝詞に
月弓の尊は上弦の月。
月夜見尊は満月。
月読の尊は下弦の月。
468 :
天之御名無主:2009/09/06(日) 20:47:16
>>441 「月読宮(伊勢)に行ってきた。すごく外との空気が違う神社で」
そう、もう20年近く前、F1の帰りに行った。他には誰もいない境内で
建築中核から終始注視されているという 体験したことの無い言いようのない感覚。
横向きに移動してもずっと捕捉されているのをまざまざと感じ 震え上がった。
やはり「神」という存在はいらっしゃるのか と思わざるを得なかった二つの経験のうちの一つ。
469 :
天之御名無主:2009/09/06(日) 20:52:49
いや 失礼 外宮の月夜見宮であった 全く失礼
もう一つの慄然とする経験は 出雲の 神魂神社 やれやれということで
470 :
天之御名無主:2009/09/10(木) 19:22:03
スサノオがアマテラスに天叢雲剣を渡したのは、出雲が大和へ鉄器を供給し
たという、考古学的な見地と対応するのではと思います。しかし出雲神には
スサノオとオオクニヌシという2人の大物の神様がいるのかというのは、
弥生後期の出雲の状況を見ればわかります。島根県安来市を中心とする
東部出雲王朝(スサノオ)と島根県出雲市を中心とする西部出雲王朝
(オオクニヌシ)があったのです。東部出雲王朝は早期に発達し、長きに
渡って繁栄しヤマトへの鉄器供給を行った。西部出雲王朝は東部の分家
として発達したが、東部よりも発展しやがて、北陸あたりまでの日本海
沿岸に渡る大国家を作りました。それで大国主といわれます。しかし、
それより少し遅れて大和が発展し、西部王朝は短命に終わり、これが
国譲りに対応します。一方、大和から見ても東部王朝は本宗家だったの
で、スサノオとアマテラスは兄弟と言う設定になっていますが、この
事情のため滅ぼさなかったと考えられ、この子孫が蘇我氏のような
大豪族になって行くと思われます。
472 :
天之御名無主:2010/02/25(木) 09:53:48
そもそも、何でツクヨミって読まれてるのかが不思議
伊勢神宮の内宮も外宮も両方の別宮も読みはツキヨミ
他の月読神社も大半の読みはツキヨミ
ツクヨミって読みは月夜をツクヨと読むケースから広まった
誤読なんじゃないの?
そりゃ古代中世あたりの記紀関係の文献でもあたってみないとわからないんじゃないの
474 :
天之御名無主:2010/03/16(火) 19:45:20
神社の名前はじゃあ何故変わったの
475 :
天之御名無主:2010/03/17(水) 09:36:26
伊勢の月読宮に坐す。四つ柱の大神方は全て陰の御神格。
>>461 オオゲツヒメ=大月姫ってのはなんか納得だな、それだと記紀の説話に大きな意味が付与されることになる。
出雲国風土記の「月女神」ってのもあるし、土着の月女神ってのが実はいたのだろうか。
大月姫は、保食神(ウケモチノカミ)のことで、ツクヨミの嫁じゃなかったっけ?
なぜか、大月姫って四国のことだと何かで読んだことがある。
大月→おおつきorダイゲツ。
おお(訓)ゲツ(音)ねぇ・・・。コジツケとしか思えんが。
オオゲツ姫とはフツーに、大(オオ)食(ケ)ツ("の"の古語)姫だろw
そして尻がでかい
>>477 豊受大神をオオゲツヒメ命と同一視するところから来てるのかな?
月読命が通ってるって伝説ありませんでしたっけ。
大月をオオゲツと読むのは、天照をテンテルと読むのと同じレベル。
重箱読みとか湯桶読みは平安以降、特に中世以降に多く表れる。
飛鳥時代の伝承をまとめた古事記の神様が湯桶読みの名前ねぇ・・・