増健
6 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 00:42:44
ゴンブローヴィッチ、クンデラに匹敵する東欧の作家は?
7 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 01:04:53
ツルゲーネフ「父と子」は先日読んだがちょっとほろりと来ちゃったね
匹敵の意味がよくわからんが、
チェコなら、カフカ、チャペック、ダニロ・キシュとかか?
カフカは、スラヴ系とは言えないが。
10 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 06:23:50
岩波文庫刊の「灰とダイヤモンド」読みました。
映画と原作で甲乙つけ難い。
ほしゅ
知らなかった。ごめんね。
でも、露文総合スレはあっていいと思うし、
じゃあ、他のスラヴも入れてもいいじゃんと思ったんだよ。
そこは、スラヴという括りではないでしょう?
16 :
ミeミ?ツ?ホト:2005/12/02(金) 23:48:06
>>11 私は
映画>>>・・・>>>原作
と思いました。
どーしよーもない三流小説をたまたま読んだワイダの中で、
なぜかしら小説に触発された妄想がどんどん広がって、
あの傑作映画に結実したのではないかと思うのですが・・・。
>>16 どうしようもない三流小説って…orz
私はかなり興味深く読んだのですが。
マチェック(原作ではマーチェク)と恋人の関係とか
映画に登場しない少年たちの挿話とか。
あの原作って一般的にもそんなに低評価なんですか?
確かあの映画の脚本はワイダと原作者の共同執筆だったはず。
>>16の感想はそれはそれでいいとして、
一般的には、名作として認知されてる。
つまり、多くの人はおもしろいと感じるはず。
20 :
吾輩は名無しである:2005/12/04(日) 03:03:01
ソログープ
「灰とダイヤモンド」は原作があったのか、知らなかった。
「祖国に対する報われない愛のためさ」(うろ覚え)〜
戦後のポーランドは、音楽や映画で結構世界の注目を集めてたよね。
ポランスキとかペンデレツキ、ルトスワフスキ、グレツキ…
22 :
吾輩は名無しである:2005/12/04(日) 11:02:27
23 :
吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 16:57:39
24 :
吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 00:03:10
アンジェイエフスキよりアンドリッチのほうが(ry
ドリナの橋は名作だと思うが。
26 :
吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 04:07:06
オクジャワさん
27 :
吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 11:44:24
◇ロシア国立図書館 日本室開設
ソビエト時代からロシア最大の図書館として知られるモスクワの国立レーニン図書館では、
おととしから20万点に上る日本語の文献の整理を進めていましたが、
このほどその作業がほぼ終わり、これらの資料を閲覧できる日本室を開設することになりました。
8日に行われた開設式には、日本側から野村大使が、またロシア側からは
レーニン図書館の幹部や日本研究者が出席し、日本室の開設を祝いました。
文献の中には、江戸時代に間宮林蔵が、樺太、現在のサハリンなどを探検したときの
記録を挿絵とともに記した「北蝦夷図説」など、江戸時代の貴重な古書なども含まれています。
開設式に出席した野村大使が「書籍を通じた文化交流の重要性が高まっている」と述べたのに対し、
レーニン図書館側は「これを機に日本研究を発展させたい」として、
両国の文化交流の発展に期待を示しました。
ソース:NHK 動画あります
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/12/09/d20051209000070.html 20万冊って多いの?
国会図書館にはロシア文学の蔵書ってどれくらいあるのかな?
日本の国立図書館は洋書、少ないと思う。
20万冊は相当多いかと。
ただ、ロシアの図書館て使いにくいんだよね。
態度悪いし。
29 :
吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 19:08:02
中欧と東欧ははっきりいって別物だよ。
チェコ、スロバキア、ハンガリー、クロアチア、スロベニアなんて
成り行き上「東欧圏」になってただけ。
ドイツ語圏との関係から論じた方が余程生産的じゃないの?
まあその地域出身の作家はカフカしか知らんけど。
あっちのスレへの誤爆?
31 :
吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 14:15:57
ここで東欧だスラブだいってるやつ
国書系の注目株しか名前だしてねーな
まだたった30スレなんだが。
物知りなら、なんか出してくれ。
33 :
吾輩は名無しである:2005/12/17(土) 19:50:28
ガルシンの赤い花、めっちゃおもろい!
雰囲気がすごい!
34 :
吾輩は名無しである :2005/12/17(土) 20:07:09
シンボルスカ
35 :
吾輩は名無しである:2005/12/17(土) 20:14:25
おれ、詩は読まないんだよね。
日本語で読んだの?
36 :
吾輩は名無しである :2005/12/17(土) 20:20:24
37 :
吾輩は名無しである:2005/12/18(日) 20:27:36
6>>ミルチャ・エリアーデ、イスマイル・カダレ、ボフミル・フラバル
等は匹敵するんじゃないかな。あと、分野は違うけど、レムは知名度では
彼ら以上だと思う。
38 :
吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 19:22:19
hosyu
39 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/06(金) 13:39:51
もう慣れた
40 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/08(日) 22:04:42
ブルガーコフの「巨匠とマルガリータ」再度読みたいのに、本がどっか逝っちまった。
俺の集英社「世界の文学・4」出てきてくれぇ
41 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/09(月) 06:06:10
>>40 群像社版はまだ手に入りそうですけど、
集英社の方が評判良さそうですが、
もう無理なんでしょうね。
去年暮れに、ロシア国営テレビで初のドラマ化されて、
空前の視聴率を上げたようなので、
読みたいと思っていたのですが。。。
42 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/09(月) 15:48:03
古本で手に入れるしかないね
でもネットで調べたら集英社「世界の文学4」高い。全集のバラなんて
二束三文かと思ったんだが
あれが実写ドラマ化か。どんな感じになるんだろw
43 :
41:2006/01/09(月) 16:10:21
44 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/10(火) 02:38:35
近所の古本屋で集英社「世界の文学4」を800円という
ありえない値段で売ってたので速攻ゲットしますたw
45 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/10(火) 03:35:33
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
でもブックオフあたりでひょっこり105円で売ってそうな気がしないでもないw
東京新聞で紹介されてますね。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/wtown/20060107/ftu_____wtown___007.shtml <モスクワ> 巨匠さすが“視聴率男”
年末放映の連続テレビドラマにロシア人が夢中になった。
二十世紀ロシア文学の最高峰といわれるブルガーコフ原作の「巨匠とマルガリータ」を
ほぼ忠実に再現したものだ。
スターリン時代のモスクワとキリスト処刑前後の古代ローマとが錯綜(さくそう)する
幻想世界の映像化はロシアでは初めて。
これまで何度も映画化が試みられ、政治的、技術的理由からことごとく断念されてきたからだ。
期待を裏切らない出来栄えで放映直後から有力紙も大衆紙もこぞって取り上げた。
一回目の視聴率はモスクワで60%超、ロシア全土でも約50%と新記録を樹立したほど。
文学作品の映像化が社会現象となる国も珍しいのではないだろうか。
ソ連時代に比べて地下鉄でハードカバーの本を読みふける市民は減り、
テレビもメロドラマが優勢だが、文学好きの国民性はまだまだ健在のようだ。
47 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/16(月) 12:30:44
あげ
49 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 12:55:26
なんか出してくれ。
50 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 21:02:49
三、四年前に週刊新潮で前半はロシア文学特有の重厚で
厳かな文体で淡々と話が綴られていたのに、クライマックスの
結婚式では新郎が花嫁を殺害し、その後内臓を食べ始め
さらには排泄物まで平らげてしまう内容の作品を書いた作家を紹介してたのですが
どうしてもこのロシア人の作家名がでてきません
こんな不条理でカオス的な本を書いたのは誰ですか?
51 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 22:43:09
52 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 22:59:39
また随分トンデモない作品ですなぁ
54 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 00:47:04
〉51
有難うございます
さすが文学板
55 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/30(月) 09:59:15
収容所群島の復刊が決定!
56 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/30(月) 12:14:15
まじで〜
57 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/30(月) 16:09:09
岩波で重版てこと?
58 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/31(火) 09:36:16
じゃ新潮文庫か。
イワンデニーソヴィチだけになってたもんね。
分厚いの期待しちゃう。
60 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/06(月) 13:55:21
ソルジェニーツィンのスレがアポーンしてるのは何故?
61 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/07(火) 08:14:27
落ちちゃったね、ソルジェスレ。
62 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/07(火) 09:42:51
「いかに鋼鉄は鍛えられたか」って面白い?
面白いよ。(内容は、まあ青春群像劇という感じ)
最後の方はやや失速気味な気もするけど、全体として勢いがあって
一気に読むのにお勧めかな。
64 :
吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 01:08:44
ソログープ
65 :
吾輩は名無しである:2006/02/21(火) 21:09:28
66 :
吾輩は名無しである:2006/02/21(火) 22:11:02
お前、統計を読む基本的技術自体が無ぇのな。
この二つの統計から導かれる結論は
1.ロシアでは男性の自殺率が女性に比べ著しく高い
2.ロシアでは男性の平均寿命が女性に比べ著しく短い
の二つだけであって
その「理由」が「ロシア女は男を不幸にさせる」なんてのは
嫌露厨お得意の妄想以外の何者でもないんだよ。
で、お前の妄想を証明したいなら
1.については自殺の原因
2.については内訳として
既婚男性及び未婚男性、離婚男性それぞれのパーセンテージを提示せよ。
無論比較対照足り得る他国のデータも添えてな。
※※
>>65とのペアでマルチコピペ希望※※
67 :
吾輩は名無しである:2006/02/22(水) 00:54:38
『Клeвeта』の日本語訳を教えてください。
チェーホフの短編だということしかわかりません。
68 :
名無し物書き:2006/03/07(火) 20:52:22
Клeвeта 「中傷」「誹謗」の意。
69 :
吾輩は名無しである:2006/03/17(金) 16:19:46
не〜→〜でない
красивейше→美しい
ってことは「ネクラーソフ」って名前は「醜い」とかそういう意味の言葉なんだろうか、
なんか気になる。まぁペンネームでない本名の語源なんか別に大事じゃないけど。
70 :
吾輩は名無しである:2006/03/18(土) 01:06:05
ソログープいいよね。
「小悪魔」なんてちょっと冗長なとこはあるけど、すごく現代的な話だと思う。
お耽美だし。
ソログープは「光と影」が好きだな。
72 :
モルダー ◆MIYUKIh8MA :2006/03/30(木) 20:34:44
ツルゲーネフの初恋って良くね?
73 :
吾輩は名無しである:2006/03/30(木) 20:40:01
すごく良いです!
74 :
我輩は名無しである:2006/03/30(木) 21:43:18
ここはロシア文学上げときましょう。日本とロシアは国境が接してますから!(切腹)でも本当にそれすると三島になるからちょっとHELP!
75 :
吾輩は名無しである:2006/03/30(木) 23:45:16
レムが死んだってのにその話題出とらんとは…。
合掌。
76 :
我輩は考えても答えが出ないのである:2006/03/31(金) 00:01:04
それじゃ、沼野義充教授アゲておきましょう。私も合掌しておきます。
77 :
吾輩は名無しである:2006/04/04(火) 23:29:55
ゾーシェンコ。読まなきゃならない。
78 :
吾輩は名無しである:2006/04/07(金) 13:47:16
光あるうち光の中を歩め
これが一番
79 :
吾輩は名無しである:2006/04/07(金) 22:36:59
ぶんがく、ぶぶぶぶ、ぶんがく
80 :
吾輩は名無しである:2006/04/10(月) 14:46:27
ドストエフスキーの貧しき人びとでホロリときて
ドストエフスキーの地下室の手記で嗚咽を漏らして
ゴーゴリの外套で咽び泣いたボクに次に読むべき本を薦めて下さい。
つYoshi 『Deep Love』
>>80 ゴーゴリの他の作品も読んでみたら。
最近、岩波からでた「死せる魂」とか。
83 :
吾輩は名無しである:2006/04/11(火) 18:08:50
>>80 ゴーゴリの「ネフスキー大通り」などが面白いと思います。
ドストエフスキーなら「カラマーゾフの兄弟」「罪と罰」ですね。
私は「カラマーゾフの兄弟」を「罪と罰」よりも先に読んで良かったと思ったので、
人によると思いますが、個人的に「カラマーゾフの兄弟」を先に読むことをお奨めします。
84 :
吾輩は名無しである:2006/04/11(火) 18:17:01
ナボコフって露文になるのか、それともアメ文になるのか……
確か、この人ロシア語と英語の両方で書いてたでしょ?
だれかおせーて?
85 :
吾輩は名無しである:2006/04/11(火) 19:50:55
ナボコフは「ロシアの亡命作家」という所だと思いますね・・。
「バイリンガル作家」とも言われていますが。
世界文学史上に残る作家だと思いますし、
個人的にははっきりとどちらかの国に分類する必要もないような気もしますが。
86 :
吾輩は名無しである:2006/04/12(水) 06:21:11
>>85 じゃあ、ナボコフ研究者は大変だな。英語とロシア語にも精通してないといけないし、
更に聞いた話ではフランス語での作品も若干あるらしいしな。
まあ、ナボコフ本人がロシア語の作品を英語に、英語の作品をロシア語に自分で翻訳してるらしいけど。
露文とアメ文の研究者が共同で研究したりしてるんやろうけども。
こんだけ世間と文学畑の評価にギャップのある作家も珍しい…
電車でロリータ読んでたら女子高生に笑われたよ…カバーしてりゃよかった
よく電車の中で読むね。本屋で買うのさえ恥ずかしかったよ。
新訳は表紙がエロいからね。(;´Д`)ハァハァ
90 :
吾輩は名無しである:2006/04/15(土) 02:24:25
91 :
吾輩は名無しである:2006/04/30(日) 01:37:03
群像社ががんばっていろいろ出してるけど、
売れてんのかね?
売れてないでしょ。外国文学というか、文学自体が売れてない。
新潮や角川も、どんどん絶版にしてるし。
岩波は出版社自体が危ういし。
売れてないって割には随分外国文学の新刊がどんどん出るんだなw
ダヴィンチ・コードすげー売れてるみたいね。
ハリーとポッターも売れてんじゃないの?
ソルジェニーツィンのイワン〜の一日、とても良かった
他の作品でオススメのものありますか?
短編集が出てるから、それを読んだらいかがか?
前のほうで言ってた「はつ恋」読んだ。
なんだこの胸の感覚は。切ないとか熱いとかが入り交じってる。
教えてくれてありがd
99 :
無名草子さん:2006/05/15(月) 13:09:47
出してくれ
何を?
101 :
吾輩は名無しである:2006/05/24(水) 23:06:18
あげますよ
酔いどれ列車ほしいけどないね
アマゾンしか
104 :
吾輩は名無しである:2006/05/29(月) 23:43:51
105 :
吾輩は名無しである:2006/06/01(木) 20:59:55
イワン・ブーニンの短篇集、素晴らしいね。以前図書館から借りて読んだんだが
、その物悲しくも端正で美しい筆致に陶然となったことを覚えている。久しぶり
に読みたくなってさっきちょっと調べたら、在庫がもう少なそうだ。手元に置い
ておきたいので買おうかな。群像社の方の作品集は5冊の予定のうち残り3冊はいつ刊行されるのだろうか…。
106 :
吾輩は名無しである:2006/06/02(金) 04:31:35
イワン・ブーニンは私も好きです。
ところで、「チースティエ・パニジェリニック」の邦訳は何と言う題かご存知ですか?
ロシア語で読んだので、邦訳も読んでみたいです。
その作品は知らないが、数が合ってないような。
揚げ足取りすまないが、ちょっと気になったもので。
108 :
吾輩は名無しである:2006/06/02(金) 18:46:49
ブーニン夫人が夫の死後「この作品を夫に書かせてくれた神にかんしゃする。」
といったらしいです。
109 :
105:2006/06/05(月) 01:43:07
>>106 105です。僕はロシア語初歩者です。ロシア語で読まれたようでいいですね、僕もいつか
そうなれるといいです。日本語訳で読んでもその美しさが充分伝わってくるということは
原語だともっと印象深いんでしょうね。
ロシア語版はどこで買われましたか?全集とかがロシアで出ていれば、日本円にして
いくらぐらいか教えていただけると嬉しいです。
107さんの言うとおり、カタカナ表記だと『チーストゥイ…』のようです。邦訳では
『聖月曜日』となっていて、群像社刊のブーニン作品集第3巻に入っている
ようです。
110 :
吾輩は名無しである:2006/06/05(月) 15:37:05
111 :
吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 04:07:18
ナイト・ウォッチ、読んだ人いる?
感想聞かせてくれ。
112 :
スレ立て依頼:2006/06/07(水) 04:59:36
スレタイ 涼宮ハルヒの憂鬱
テンプレ
史上最高の文学作品。死に途絶えていた日本近代文学の正統なる後継。
何故、ここに?
というか、ラノベ板行けよ。
114 :
↑:2006/06/07(水) 07:27:29
谷川流・涼宮ハルヒはライトノベル。板違い。
『涼宮ハルヒ』(すずみや はるひ)シリーズは、谷川流/著、
いとうのいぢ/イラストのライトノベルのシリーズ。角川スニーカー文庫刊。
――ウィキペディア「涼宮ハルヒ」項目より
「ロシア」に反応したネトウヨ荒らしか何かかな?w
116 :
吾輩は名無しである:2006/06/08(木) 10:20:48
>>109 ああ確かに間違えました。間違えて複数形にしてしまいました。
当方、ただ今ロシアに留学中です。書店では大体150ルーブル位で売ってると思います。
基本ロシアはあんま本は安くないです。
>>116 日本に較べれば、間違いなく安いけどな。
駅だとか、地下道で買えば、結構安くなるんじゃないか?
というか、ペーパーバック?そのブーニンの。
118 :
109:2006/06/08(木) 18:28:02
>>111 図書館でめくり読みを少しした限りではかなり面白そうだけどね。設定が独創的かつロシア的な雰囲気が濃厚だし、プロットの展開もなかなか巧みそう。俺は今他の本を読んでいるので、そのうち手を付けてみるつもりだよ。
>>116 それだと物価や当地の月収を考えるとちょっと高いかも。ちなみにロシア語書籍を扱っているナウカで調べた所、ブーニンの後期短篇集が2600円位で売っていました。そのうち買ってみます。ロシア留学頑張ってね。
119 :
吾輩は名無しである:2006/06/08(木) 18:30:31
>>117 路上で売っている場合もあるみたいだね。どこに行っても目につくのはバルザックだとか。
120 :
吾輩は名無しである:2006/06/08(木) 20:33:47
私が言ったのは、ハードカバーの全集です。
ペラペラのペーパーバックだったら選集が55ルーブルくらいかな。
私はもうすぐ帰国です。10ヶ月大学の交換でいってました。
121 :
吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 07:08:03
ある人より、別のある人の方がすばらしいという
その考え方に疑問はもたないのか?
123 :
吾輩は名無しである:2006/06/16(金) 08:39:43
[ポーランド]
スワヴォミール・ムロージェック、ブルーノ・シュルツ
スタニスワフ・レム、ヘンリク・シェンキエヴィッチ
[チェコ・スロバキア]
カレル・チャペック、ヨセフ・チャペック、フランツ・カフカ
ミラン・クンデラ
[スロベニア]
フランツェ・プレシェーレン
[セルビア・クロアチア]
ミロラド・パヴィチ、ダニロ・キシュ、リュデヴィト・ガイ
[ボスニア・ヘルツェゴビナ]
イヴォ・アンドリッチ
あっちから、パクってきた。
スラブ系の非ロシア人作家。
124 :
吾輩は名無しである:2006/06/16(金) 11:32:30
カフカはドイツ文学じゃないんだよな
ドイツ語で書いているから、ドイツ文学だと思うけど。
出身は、一応チェコスロバキアだから、まあ入っていてもいいんじゃん。
126 :
吾輩は名無しである:2006/06/21(水) 05:20:13
アゴタ・クリストフはハンガリー人で、フランス語作家だろ。
でもアゴタをフランス文学としてくくるのは違和感あるな。
やっぱりこのスレに入れる方が良いんじゃないだろうか。
ダメっつーなら、アゴタ単独建てたい。その位好き。
130 :
吾輩は名無しである:2006/06/22(木) 10:49:43
ルィバコフの「あるばーと〜」が古本であぶれてるのはなんで?
みすずにしては安値で売ってるし 一時期はやったの?
131 :
吾輩は名無しである:2006/06/22(木) 16:53:53
――--.、 \ ウ ,,,,,,,,,,,,, |~~|ウ ,,,,,,,,,,,,, |~~| /
リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ \ ラ [,,|,,,★,,|,] | |ラ [,,|,,,★,,|,] │ / ウォッカ マダー
"ミ;;;;:} \ │ ( ・∀・)/ / │ ( ・∀・)/ / ,,,,,,,,,,,,,,,
, _,,,..、 |;;;:| \ /|\/| / /|\/| / ☆ チン 〃 ミ,,,,,,,,,,,,;;ミ
ヒ''tュ_ i;;;;| \ / |~~|:~~ / / |~~|:~~ / ヽ ___\(\´_>`)
` - ト'{ .\ | |: | | |: / \_/⊂ ⊂_)_
_ >、 }〉}・ \ ∧∧∧∧ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
|;|||llii;;,>、 .!-' <同志よ \ < 予 ロ > |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
='" | \< .シ > | 毛 蟹 .|/
゙,,, ,, ' { < 感 ア >
――――――――――――――― < の >――――――――――――――――――
NASAの科学者たちは10年の歳月と < ! > | | `ヽ/「ワ,|
120億ドルの開発費をかけて ∨∨∨ \ リ ,,,r==、 ,,r===ュ、 ┐ソ
.どんな状況下でもどんな表面にでも / \ ゙i -=・=-ヽ i -=・=- ` ン }
書けるボールペンを開発した!! /( ━┏)ザンギヘ\i ヽ--‐ .| l `'─‐'" ノ ト‐/
/ \ /l l 、 ,/ ├‐'゙
/ п \.ノr' レ ヽ¬、,,.... -‐ |
一方ロシアは鉛筆を使った / (`Д) 溜めんな クソ ! \ヽ,,,,,r''´ ノ |
AA貼るなよ。有意義にスレは使え。
ドイツ文学から盗作した奴を弾劾するとかに。
「セリョージャ 放浪のロシア」(佑学社)
ハンス=ユルゲン・ペライ
と云う作品に付いて教えていただけませんか?
どうかお願いいたします。
>>133 戦争に巻き込まれる子供の話だから
児童文学板で訊いた方が早い。
135 :
吾輩は名無しである:2006/06/22(木) 17:44:25
>684 :604:2006/06/20(火) 22:15:17
>
>>671 >Joseph Roth は散文の名手。フローベールにも喩えられるほどで
>原作は、佐藤亜紀の悪文*とは似ても似つかない。<*『バルタザールの遍歴』
>佐藤亜紀がヨーゼフ・ロートから盗んだのは、文体ではなく、
>>634の言う通り
>物語を支える時代背景と雰囲気、ナチス台頭前後のウィーンの光景等々…だ。
>自らその中を生き延び国境を越えて放浪したヨーゼフ・ロート自身が書いたものの
>パクリ…なるほど、道理で歴史的跡づけと時代相だけは巧みに描かれていた。<*
>一肉体の双子という設定は、萩尾望都の漫画からか。
>貴族の家門にまつわる諸々と遍歴の細部、そして章立ての手法は、
>イーヴリン・ウォー『ブライヅヘッドふたたび』から仕入れて盗んだ知識か。
>ならば、佐藤自身の手になるのはただ、女性下着のフリルやレースめいたチマチマ飾りと
>下手なユーモアもどきのみ。…得体の知れなさの正体は「盗作」だったか…呆れたね。
(盗作追及スレ=
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1145418866/150)
137 :
吾輩は名無しである:2006/06/22(木) 18:01:42
>>136 すごいですねー、
ヨーゼフ・ロートを盗作してラノベですか?
ウラジーミル・ソローキン の「ロマン」にはぶったまげました。
読んだ人いる?
ザミャーチンの「われら」、読み終わった。
直接的にはソヴィエト批判なんだろうけど、
全体性の強い日本にも、言えそうなところがあっておもしろかった。
141 :
吾輩は名無しである:2006/07/02(日) 03:13:01
関係ないけど、
新潮のウェブサイトで好きな作家投票やってるな。
結果は、年末のフェアに反映されるらしい。
新潮文庫で出てる、スラブ系作家って誰いたっけ?
ツルゲーネフ、ドストエフスキー、トルストイ、チェーホフ
>>138 読んだ。ラスト圧巻、行替え無し100頁以上の凄み、てかw
漫画「MONSTAR]の発想者は絶対コレ読んでる罠。
同じ国書刊の『愛』の帯に
ーー「ああ、がまんできない…」コトバは麻薬。ーー
平凡なようだが文字デザインの斬新さでドキリとさせる見せ方。
裏表紙の惹句が
「・…あまりの過激さに植字工が活字を組むことを拒否したとされる、
最もスキャンダラスな作家・・・」
巧いな、国書。
144 :
吾輩は名無しである:2006/07/03(月) 01:48:59
橋龍と同級生のW大のロシア文学の教授もすごいヘビースモーカーだった記憶あるけど大丈夫かな?
心配だね
>>143 読んでるねw
浦澤は悪童日記も読んでるでしょう。
147 :
吾輩は名無しである:2006/07/08(土) 23:33:36
[ポーランド]
スワヴォミール・ムロージェック、ブルーノ・シュルツ、 スタニスワフ・レム、
ヘンリク・シェンキエヴィッチ、ヤン・ポトツキイ、ヴィトルド・ゴンブローヴィチ
スタニスワフ・ヴィトキェヴィチ(ヴィトカツィ)
[チェコ・スロバキア]
カレル・チャペック、ヨセフ・チャペック、フランツ・カフカ 、ミラン・クンデラ
[スロベニア]
フランツェ・プレシェーレン
[セルビア・クロアチア・モンテネグロ]
ミロラド・パヴィチ、ダニロ・キシュ、リュデヴィト・ガイ
[ボスニア・ヘルツェゴビナ]
イヴォ・アンドリッチ
[マケドニア]
[上スラブ・下スラブ]
148 :
吾輩は名無しである:2006/07/09(日) 22:18:27
マカーニンが好きな人いる?
149 :
吾輩は名無しである:2006/07/17(月) 06:00:25
、
アウルゲリーチンが好き。
151 :
吾輩は名無しである:2006/07/29(土) 23:18:01
152 :
吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 14:30:34
メレジュコフスキー
154 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 10:09:28
「遠い蟻たちの叫び」の作家について情報下さい
「ロシア幻想小説集」みたいな感じの本に入ってたやつで
ぐぐったが無かった
155 :
吾輩は名無しである:2006/09/17(日) 23:43:59
とても亀だけど>>40-
>>43、ありがとう。心底ありがとう。
『巨匠とマルガリータ』がドラマ化されてたなんて。
HP飛んで映像見たら不覚にも感動した。
自分がどれだけこの小説好きだったか思い出した。
もう一度言おう。ありがとう!
156 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 17:10:35
ロシア女最高
157 :
吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 10:33:53
過疎っすね
158 :
吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 06:39:21
159 :
天皇:2006/09/29(金) 00:14:21
>>154 アレクサンドル・ウル-ソフかな。
白水社の『現代ロシア幻想小説』あたりで探してみよう。
160 :
吾輩は名無しである :2006/09/30(土) 05:13:43
そう
そのウルーソフなんだが他に作品はある?
ぐぐっても見つからないんだ
>>159ではないが、
そのウルーソフての、調べたんだが「遠いアリのー」以外に日本語ではないみたい。
で、気になったんだが、日本語でアレクサンドル・ウルーソフと書きながら、
ロシア語でニコライ・ウルーソフと表記してあるものばかりで、
ちゃんとロシア文字でもアレクサンドルと書かれているものがなかった。
で、ロシア語でウルーソフについて、調べようと思ったんだけど、
とりあえず、「遠い蟻のー」のロシア語では、見つからなかった。
ウルーソフてのも、よくある名字らしくて、よくわかんね。
暇ができたら、また探す。
162 :
天皇:2006/10/01(日) 00:59:44
>>160 つーか、なんでウルーソフが気になったん?
こんなマイナー作家はロシア文学に相当詳しい人でないとな。
163 :
吾輩は名無しである :2006/10/01(日) 05:02:56
>>160 残念だが期待には答えられないと思う
元々ラテンアメリカ文学を読んでハマッた
→魔術的リアリズム?
→幻想的な作品だって?じゃあそんなんが好きなのかな?
→たまたまロシア文学についての授業を学んだ
→ドストエフスキー?トルストイ?俺には微妙・・・・
→ロシア、幻想・・・・(検索)
→「遠い蟻たちの叫び」ハァハァ
164 :
吾輩は名無しである:2006/10/01(日) 17:35:31
ストルガツキーはいいよなあ
165 :
天皇:2006/10/01(日) 22:01:26
>>163 南米マジックリアリズムから来たとは意外だ。
ロシア・東欧文学は幻想系の宝庫ではあるが。
166 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 10:10:02
そうなのか?
トルストイといいドストエフスキーといい社会問題だの哲学的で宗教的だと
偏見持ってたんだが
ロシア文学おもしろいねー
登場人物の弾け具合とかぶっちぎりだよ
トルストイ・ドストエフスキー・チェーホフ・ツルゲーネフと読んでる
ロシア文学の登場人物の弾け具合は
ドストが一人で平均値を上げてる気がする。
はつ恋読んだ
凄く欝になった
確かに世間並みの部類には入らないな
170 :
吾輩は名無しである:2006/10/17(火) 06:52:33
ソルジェニーツィンのスレ落ちたね
171 :
吾輩は名無しである:2006/10/17(火) 17:40:42
age
172 :
吾輩は名無しである:2006/10/19(木) 13:41:55
トゥルゲーネフの「初恋」読んだ。
こんな恋もあるんだな…
173 :
吾輩は名無しである:2006/10/20(金) 07:56:43
なあ、みんな
ゴンチャロフの『オブローモフ』を忘れてないか?
いい年こいてニート、引きこもりのオレは
オブローモフがコワくてコワくて・・・
もちろんオレはニート、引きこもりだから
女の子もコワいんだ
ついでに、お茶もコワい
174 :
吾輩は名無しである:2006/10/20(金) 19:47:32
現代の英雄読み終わった。
よい作品なのに、他の作家に比べて知名度が低いのがおかしいな。
19世紀ロシア文学は、ニートに読ませたい文学ナンバーワンだが、
この作品も、それに含まれるな。
決闘前後のエピソードは最高だった。
175 :
吾輩は名無しである:2006/10/20(金) 22:21:51
あれって女こましまくりの小説じゃなかったっけ?
女をこますのが目的というより、
男女問わず人の心を弄ぶことで憂さ晴らしをしてる感じ。
自分の命すら憂さ晴らしのために賭けて遊ぶ。
「ありあまる才能をくだらないことに無駄遣いする人物」を
これより上手く表現できる作家はいないと思う。
177 :
天皇:2006/10/21(土) 00:20:15
『オブローモフ』は後藤から入る人もいるだろうな。
178 :
吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 20:58:06
ブルガーコフ「巨匠とマルガリータ」って新書版でてたんだなぁ
嬉しくなって即買いしてしまった。ナイスだ群像社
179 :
自演対策 ◆wc2ZTlqgRs :2006/11/03(金) 05:42:33
180 :
吾輩は名無しである:2006/11/03(金) 05:44:33
181 :
吾輩は名無しである:2006/11/03(金) 05:46:34
182 :
吾輩は名無しである:2006/11/03(金) 05:48:46
184 :
自演対策 ◆wc2ZTlqgRs :2006/11/04(土) 02:48:15
>>183 は、自演氏のレスと思われます。
皆様、反応しないようにしましょう。
>>183 OK。
自作自演の板荒らしはこいつ→自演対策 ◆wc2ZTlqgRs
ラノベスレを乱立して自演しているバカw
186 :
自演対策 ◆wc2ZTlqgRs :2006/11/04(土) 10:35:21
>>185 は、自演氏による自演レスと思われます。
皆様、反応しないようにしましょう。
>>186 は、自演氏による自演レスと思われます。
皆様、反応しないようにしましょう。
188 :
吾輩は名無しである:2006/11/04(土) 19:41:01
晒しage
晒しage
190 :
吾輩は名無しである:2006/11/04(土) 19:48:40
sage
191 :
吾輩は名無しである:2006/11/04(土) 19:54:43
?
?
193 :
自演対策 ◆wc2ZTlqgRs :2006/11/04(土) 20:26:46
194 :
吾輩は名無しである :2006/11/20(月) 03:13:30
トルストイ ドスト チェーホフ ゴーリキー ツルゲーネフあたりか?
195 :
吾輩は名無しである :2006/11/20(月) 22:52:04
アンドレーエフの小説が読みたいんだが
そんな事よりゲンゴロウでも見に行こうや
197 :
吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 02:55:20
ものすごい過疎スレになってて残念
岩波文庫『蒼ざめた馬』購入記念あげ
198 :
吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 05:40:45
>>144 あの先生はあべじょーじとも麻布で同期だよ。
すごいヘビー・スモーカーで大酒飲みだけど、意外にもタバコを吸い始めたのは30代になってからなんだって。
なんかロシアに行っている時に、ウォッカとタバコを吸わないとかっこがつかないから吸い出して、癖になってしまったんだと。
しかしM野先生は70近いのに本当にイケメンだよね。。。大好きです。
199 :
吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 05:44:00
>>144 あの先生はあべじょーじとも麻布で同期だよ。
すごいヘビー・スモーカーで大酒飲みだけど、意外にもタバコを吸い始めたのは30代になってからなんだって。
なんかロシアに行っている時に、ウォッカとタバコを吸わないとかっこがつかないから吸い出して、癖になってしまったんだと。
しかしM野先生は70近いのに本当にイケメンだよね。。。大好きです。
200 :
吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 05:45:00
あれダブった。ごめんよ。
201 :
ポロニュウムスキー:2006/12/22(金) 10:23:12
ロシアの不潔について書きましょう。
ロシアに居たことのある人なら、食中毒にかかり、寝込んだことのある経験は
誰でもあるはずです。 私もひどい下痢、腹痛に襲われ、なかなか直りません
でした。
日本で食中毒なら、軽症ですむはずのものが、ロシアは何日も寝込む重症に
なります。
いま思い出すと、あの食べ物だったとわかりますが、ロシア人から「街で売って
いるものは、全部が衛生管理が悪いと思え」と指摘されたこともあります。
日本でなら、食中毒にかかるような食べ物はすぐに想像つくはずです。しかし、
ロシアは想定外のものも多く、一流ホテルの食事でさえ、原因になることがあり
ます。
私の友人はモスクワの最高級のホテルで見事に食中毒にかかりました。
202 :
吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 14:46:16
》201
それ超いえてる。経験ありですから。そもそも水がやばいよね。
私もしょっちゅう食中毒を起こしてました。そもそもロシア人はちゃんと手を洗わないと思われ。
そんなこと言ったら
衛生管理なんて概念のない時代・地域の人間は
常時食中毒に罹っているリクツになるわけで。
逆に日本人が耐性を無く(弱く)してるんじゃないの?
204 :
吾輩は名無しである:2006/12/23(土) 10:42:12
>>202 機能、NHKのTVでノロビールスの話をやっていて、手の洗い方の実習を
やっていた。
水をかけた程度の手洗いしかやってない人をよく見るけど、あれは気休めだ。
今年38人も死んだ。
このビールスは必ず胃腸をやられるらしい。罹った人が吐いた場合は
どうするか。吐いた汚物の処理の仕方が大変だ。
塩素系のクスリの消毒法。
汚物処理に必要な手袋やティッシュ。
捨てるときの注意。
患者が出たら感染をどう防ぐか、大変だ。やはり手洗い励行だ。
205 :
シベリア公爵:2007/01/14(日) 21:00:39
センナヤ広場に行ってみたいです。
206 :
吾輩は名無しである:2007/01/15(月) 23:54:29
207 :
吾輩は名無しである:2007/01/16(火) 00:58:50
カザンザキスの「その男ゾルバ」は本当に素晴らしい・・・
208 :
吾輩は名無しである:2007/01/16(火) 01:15:30
どんなふう?>207
209 :
吾輩は名無しである:2007/01/29(月) 23:03:44
>>206 酷いな・・・
いまだロシアは19世紀だ
210 :
吾輩は名無しである:2007/01/30(火) 01:15:50
一部を見て全体を知ったような顔するのはやめるんだな。
211 :
吾輩は名無しである:2007/01/30(火) 01:46:26
ポトツキ「サラゴサ手稿」(部分訳)
クラシツキ「ユートピア旅行記叢書第9巻」
ミツキエヴィチ「パン・タデウシュ」
シュルツ「シュルツ全小説」「ブルーノ・シュルツ全集」
ゴンブロヴィッチ「フェルディドゥルケ」「トランス=アトランティック」「コスモス―他」
「バカカイ―ゴンブローヴィチ短編集」「ポルノグラフィア」
シェンキェーヴィチ「クオ・ワディス」
ケルン「すばらしいフェルディナンド」「おきなさいフェルディナンド」「ぞうのドミニク」
ムロージェック「象」
ヴォイドフスキ「死者に投げられたパン」
レム「ソラリス」「虚数」「完全な真空」「砂漠の惑星」「捜査」「天の声・枯草熱」「高い城・文学エッセイ」
コット「私の物語」
コンラッド「闇の奥」「密偵」「コンラッド短編集」
アンジェイェフスキ「灰とダイヤモンド」
プルス「椋のミハイロ」二葉亭四迷訳
212 :
ヤバンスキー:2007/02/01(木) 11:22:34
ロシアの野蛮性 欧州の劣等民族の素顔は原始そのもの。
ロシア人は冬が長く、糞尿は”おまる”でするそうだ。
部屋にそいつを置いとくから、冬の一日は”おまる”の廃物棄却から始まるとか。
”おまる”のない家では大鍋やフライパンにやってしまうらしい。
ロシア人の感覚では、鍋やフライパンは水で洗って火にかければ完全な消毒を
やったことになる。
だから汚物(糞尿)をいれても、どうということはないと感じている。
真冬は極寒の世界なので細菌もヴィールスも死ぬ。
だから汚物は汚くない、というのがロシア人たちの意見だそうだ。
213 :
吾輩は名無しである:2007/02/01(木) 19:02:43
ゲイや男色を扱ったスラヴ文学には、どんな作品がありますか?
214 :
吾輩は名無しである:2007/02/05(月) 20:55:43
★ ソ連(ロシア人)軍は強姦部隊だった ★ 新京での体験
侵攻したソ連軍は日本人住宅に押し入って手当たり次第に略奪した。
ソ連将校が先頭にたってする「部隊ぐるみ」もあった。
ソ連兵の乱暴狼藉は新京だけではなく、至る所でみな皆じ状況だった。
朝鮮との国境に近い敦化郊外にあった日満パルプ工場にソ連軍が進駐した。
独身寮の男性は拉致され、約170人の女性と子供を幾つかの部屋に監禁して
強姦した。
たが、ソ連軍幹部は止めようとしなかった。
早朝、酒に酔い欲望に狂ったソ連兵が、数人づつの集団となり、自動小銃で
威嚇しながら力ずくで女性を部屋から引きずり出して強姦の限りを尽くした。
深夜にも同じ事が繰り返されました。
ソ連兵が去った後、ある部屋の女達23人は死を決意した。課長夫人が青酸カリを
隠し持っていたので躊躇無く決行された。
翌朝、巡視に来たソ連兵は呆然となった。
将校の命令で部屋には歩哨がたち、各部屋の女性達は外を見ることを厳禁され、
死体は密かに運び去られた。
215 :
吾輩は名無しである:2007/02/07(水) 23:40:29
★ 終戦の年のロシア軍の暴虐 ★
俳優の宝田明さんは、終戦の年にハルピンの国民小学校六年生だった。
「ロシア軍が侵入し、めちゃくちゃな暴行、略奪を繰り返した。(中略)
子供を捨ててきた人もいる。カボチャ一個と交換した母親もいる。
信じられない事だが、事実だった」
(月刊誌「潮」昭和四六年八月号「引揚げ者一〇〇人の告白」より引用)
置き去りにされた子供、金や食糧と交換された子供が、大量に発生した。
酷薄な親と非難できようか。ソ連軍にせよ、中国や朝鮮の新たな統治者に
せよ、必要な食糧を給付するという人道上の、あるいは国際法上の義務を
果たさなかった。
親が生き残って祖国に帰るために、そして中国人に引き渡された子供達が、
せめて飢えから解放されることを願って、そうせざるを得なかったのだ。
216 :
KEMANAI:2007/02/07(水) 23:45:31
ヴィトカッツィって舐めただけやけど
結構ヤバイ感じやね〜。
217 :
吾輩は名無しである:2007/02/08(木) 18:55:35
★ 女性ジャーナリスト射殺 ★
2006年10月7日、ロシア人ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさんが、モスクワ市内の自宅アパートのエレベーター内で
射殺体となって発見された。
アンナさんは、1999年以来、ロシアの新聞『ノーヴァヤ・ガゼータ』紙上で
チェチェンにおける人権状況を報道し続けてきた人。
業績が認められ、2001年のアムネスティ英国支部による人権ジャーナリズム
国際賞を含め、数々の賞を受賞。
一方で、軍による暴力、国家機関の汚職、警察による残虐行為など、ロシア国内の
人権侵害についても広範に執筆し、歯に衣着せぬ批判をしてきたために、彼女は
ロシアとチェチェン当局から何度も脅迫を受けた。
2004年6月には、チェチェンのツェンテロイにあるラムザン・カディロフ氏
(現チェチェン首相)の自宅で拘束され、脅迫を受けた。
また、同年9月に北オセチア、ベスランの学校で人質事件が起こった際には、モスクワからの飛行機の中で
意識を失い、同地へ行くことができませんでした。これは機内で飲んだ
お茶に毒が盛られていたためとされている。
218 :
吾輩は名無しである:2007/02/12(月) 14:55:56
>
219 :
吾輩は名無しである:2007/02/12(月) 16:51:38
ゴンブロヴィッチとシュルツを入れた
平凡社ライブラリーはえらいねえ。
220 :
吾輩は名無しである:2007/02/18(日) 20:59:15
221 :
吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 11:55:00
あちこちにコピペあるね
222 :
吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 13:09:36
一人粘着してコピペはってんのがいるなあ。大江スレッドのコピ平と同じ椰子だな。
223 :
吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 23:38:39
アンドレーエフ強烈
ヴィクトル・ペレーヴィンの「恐怖の兜」をよんでます。
ただいま三分の一地点。
今の所おもしろい。
225 :
吾輩は名無しである:2007/02/21(水) 13:08:33
ロシアで外国人(アジア系、アフリカ系、イスラム系)への暴行が
頻発してから、アンチロシア・スレがあちこちのネットで貼られるようになった。
暴徒のやり方も酷いから、反発も強い。
ロシア政府 (警察)はもっとびしびし取り締まらなければならないのに
傍観してるw
国内の不満分子のはけ口を、あんなやり方で発散させているんじゃ、クソ国家
と言われるのが当たり前。
226 :
吾輩は名無しである:2007/02/21(水) 15:57:34
ヴェネッア
227 :
吾輩は名無しである:2007/02/21(水) 16:32:19
>>226 ヨシフ・ブロッコリーでしょ
マルドロールの影響は可也見られる
228 :
吾輩は名無しである:2007/02/21(水) 23:36:18
ペレーヴィンの新刊出てたのか。
今回のペレーヴィンは一味違う。
なんせ、角川書店から出版されたんですよ。
群像社じゃないので注意。
230 :
:「KEMANAI」@タコシェ:2007/02/24(土) 01:08:29
群像社ライブラリーで集めたかった気もする。
あの版型は結構悪くないと思うけど。
231 :
吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 21:03:02
平凡社ライブラリーで
水野忠夫の「マヤコフスキー・ノート」がでてた。
ぶ厚く一冊でね。
233 :
吾輩は名無しである:2007/03/09(金) 22:45:20
ソルジェニーツィンスレなくなった??
234 :
吾輩は名無しである:2007/03/12(月) 22:51:18
木下ってのが代表のサークルってどうよ?
235 :
吾輩は名無しである:2007/03/15(木) 20:22:33
ぷっ、それはノーコメント。
236 :
犯罪腐敗大国:2007/03/17(土) 11:56:35
ロシアは日本人の礼節と武士道への恩を踏みにじり
今では大犯罪国として,世界の脅威になっている。
こんな腐った国を何時までも野放しにしておいてよいのか?
こんな国によって今まで苦しめられ続けた国のこと、
その国に住む国民の苦しみを考えれば怒り心頭になる!!
腐敗大国ロシアの正体を、もっと知れ!!
237 :
:「KEMANAI」@タコシェ:2007/03/27(火) 00:55:00
ダニロ・キシュ「砂時計」のあとに
ペレーヴィン「恐怖の兜」を読む予定
すいません、露文学をちょろちょろ読んでる者ですが、ソルジェニーツィン以降の代表的作家(もしくはおすすめ)を教えてくれませんか
239 :
吾輩は名無しである:2007/03/30(金) 02:06:55
240 :
吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 15:26:10
ペレーヴィンの「恐怖の兜」どうだった?>224
241 :
吾輩は名無しである:2007/04/03(火) 02:36:12
>>240 面白かったよ。でも、それでおしまい。
ユーリー・ルィトヘウという人が、本の中で
「神秘は人間がつくった。謎を考える事をやめたとき、それを神のせいにした。
考えられなくなった謎の数だけ神話がある 。」
というようなことを言っていて、それが強く響くのね、凄い説得力あるの。
「恐怖の兜」を読んだ後に感じたのは、
謎は謎として提示された時に一番輝いていて、謎に近づいてゆくと
その輝きはだんだんと薄れてゆく、という事。でもそこはペレーヴィン、しこりが残る。
最近、郁朋社版の「巨匠とマルガリータ」を読んだんだけど、
すごいね。読んでいるとポンティオ・ピラトに寄っていっちゃう。
すごく近くに感じる、もうピラトが気になって仕方がない。
次はバーベリの「騎兵隊」を読む予定。あとソローキン未体験なので読もうと。
でも、まずはセシル・ディ・ルイスの自伝を読まなければ。
米原万理さん曰く「すべての本を読まなければならないのに、一度の人生では短すぎる」
世界にはまだまだ読まなければならない本がたーくさんあります。
おすすめの本あれば教えてくださいな。
242 :
:「KEMANAI」@タコシェ:2007/04/03(火) 23:16:43
>>241 すごく読書家なのが伝わってくる。
>謎は謎として提示された時に一番輝いていて、謎に近づいてゆくと
>その輝きはだんだんと薄れてゆく、という事。
これはよくわかるね。
ダニロ・キシュの「砂時計」を読み終わって、
ペレーヴィン「恐怖の兜」を今度読もうと思ってたので参考になりました。
バーベリの短篇は玉石混交の感があるけど、
すごく強度を感じる作品が多いと思ったなあ。
243 :
imanawi:2007/04/04(水) 01:41:21
ダニロ・キシュ、気になってたんですよ。東欧の想像力1ってやつ。
どうでした?
バーベリは「オッデッサ物語」だけ読んだことあるんですよ、群像社の。
あれは沁みました〜。
イェイツの「斑の鳥」
ジョイスの「若き芸術家の肖像」
ナボコフの「記憶よ、語れ」
そして「オッデッサ物語」
みんな幼年時代の思い出をかたるわけですが、それが実に甘美なんですよ。
過去だからこそ甘美というだけではない、そこに全幅の信頼をよせている。
人生で一番輝いていたのはこの時代だった、というような強い信頼。
「失われる前の時代が、特別な時期のうえにあった。あの時代に戻る事ができたとしても
あの頃には戻れない」みたいな感覚というか…。
世代の近いヘッセからはこういった印象は受けません。あの人は幼年期よりも青春が大事だからかな?
それより古い時代のシャトーブリアンなんかでも、ないんですね。
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2007040400087 2007/04/04-11:20 故田中一生氏の遺灰、異国の川へ=旧ユーゴを愛した翻訳家
【バニャルカ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)3日AFP=時事】
3月9日に死去したセルビア文学翻訳家、田中一生氏の遺灰が3日、
故人の遺志に従い、ボスニア・ヘルツェゴビナとセルビアの川にそれぞれまかれた。
田中氏は、1961年のノーベル文学賞作家イヴォ・アンドリッチの全作品を翻訳したことで知られる。
生前、アンドリッチの生まれ故郷、ボスニア東部ビシェグラードを流れるドリナ川と、
アンドリッチが半生を過ごしたセルビアの首都ベオグラードを流れるドナウ川に魂をとどめたいと希望していたという。
ドリナ川はアンドリッチの作品「ドリナの橋」で知られ、田中氏は生前、ビシェグラードを何度も訪れていた。
245 :
吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 20:58:24
心より、ご冥福をお祈り致します。
246 :
::「KEMANAI」@タコシェ:2007/04/05(木) 02:20:22
>>243 「東欧の想像力1」は装丁がダサイんですよ。
でもまあそれはおいといて、ダニロ・キシュなんですが、
甘美な幼年時代の思い出、がお好みであれば
『若き日の哀しみ』というリリカルなやつがあります。
で、もしボルヘス好きなら短篇集『死者の百科事典』を。
表題の短篇は図書館と夢と死者が出てきます。
キシュの父はアウシュヴィッツに送られたまま戻らなかったんですが、
『哀しみ』も『百科事典』も直接間接父が出てきます。
そして『砂時計』のほうはそのお父さんが主人公なんだけど、
かなり作品の構造は複雑で。。。今度続きをもうちょっと書きますね。
247 :
::「KEMANAI」@タコシェ:2007/04/05(木) 02:23:34
>>244 >ドナウ川に魂をとどめたいと希望していたという。
異国での散骨を希望するほどの思いって凄まじい。。。
そんなことはない。
地球上の何処でも本人の思い出の場所に遺灰を撒くのが
いま静かに流行している。
知り合いも遺言で墓を作らず、遺灰を思い出の場所に少しずつ埋めたり撒いたりして
地球へ還ることを望んだ。未亡人が少しずつ遺言を実行している。
これからは皆がそうすると思う。
宇宙に遺灰を撒くことを望む人々も現実に出てきて
実行されている。
249 :
吾輩は名無しである:2007/04/08(日) 15:28:57
俺も死んだらユーフラテス川に撒いてほすい
250 :
imanawi:2007/04/15(日) 02:21:42
>>246 確かに、あのデザインはダサいですね。でも本は装丁より中身が大事ですから。
もっとも、装丁も良いにこしたことはないんですが。
『死者の百科事典』、面白そう。
最近はセシル・デイ・ルイスからニコラス・ブレイクに流れて、
そのまんま英国桂冠詩人の歴史なんかを読んでいるため、
スラヴ文学から遠ざかっております。
それでも、今年の目標は、群像社ライブラリーを制覇するです。
『砂時計』の感想の続き、是非きかせてください。
>>250 >『砂時計』の感想の続き
ちょっと遅れてしまいすいません、ばたばたしてまして。
ごく簡単なアウトラインですが、書いてみますね。
キシュのお父さんはアウシュヴィッツに送られそのまま帰らなかったし、
ちなみに母もキシュが16歳のときに亡くなったんですが、
『砂時計』で肖像として描かれる人物はそのお父さんがモデルです。
『若き日の哀しみ』と『砂時計』は自伝三部作と呼ばれるもののうちの、
二作目と三作目にあたるのですが、この両作はまったく違う作風で、
同じ作者とは思えないほどなんですが、自伝一作目の『庭、灰』も
一体どんなタッチの作品なんだろうと興味が沸きます。
『若き日の哀しみ』はキシュの少年時代を描いたリリカルな作品ですが、
『砂時計』は全体的にアイロニカルな作品で、複雑な構成をもってます。
キシュの父がモデルのE・Sという人物およびそれをとりまく状況を、
4種類のプロットで多角的に浮き彫りにしていくという斬新な構成です。
三人称の情景描写のプロット、一人称の覚書のプロット、
予審のプロット、証人喚問のプロット、が織り交ぜられ、
最後には実在した父からの手紙が挿入されるという離れ業も。
この奇妙で雑多なシークエンスに慣れるまでに時間はかかりました。
形而上的なエレメントにしろ形而下的なエレメントにしろ
ほんとに雑多なさまざまな種類の細部の集積が詰め込まれてるので。
けれど、だんだんキシュの父の肖像が浮かび上がってくるにつれて、
頁をなめらかにめくれるようになってきましたね。
それでも普通の小説のようには全体像が見渡せないんですが、
この本からは迷宮を彷徨うような楽しみを与えられました。
ニコラス・ブレイク/セシル・デイ・ルイスについて
ちょっと調べたんですがアイルランド出身のようですね。
ちょうど今同じアイルランド出身のベケットを
他スレ↓で3人で感想を書きあっるんですが、
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1165671140/l50x ほかにも、ワイルドやフラン・オブライエンなど、
小さい国の割には気になる作家が多い国ですね〜。
セシル・デイ・ルイスの息子ダニエル・デイ・ルイスのほうは、
クンデラ原作の映画「存在の耐えられない軽さ」に出演してたあの俳優!
美貌のイザベル・アジャー二と最初に結婚してたことや
劇作家アーサー・ミラーの娘レベッカ・ミラーと再婚したことは
まったく知りませんでしたが。。。
>>250 ペレーヴィン「恐怖の兜」も装丁がきもいよ。
腰巻の島田雅彦のキャッチコピーはもっときもい。
「神話はチャットから立ち上がる。ー迷宮をさらに迷宮化するロシアの電車男と
身勝手な仲間たちはミノタウロスを出し抜けるか?−」
275Pはもっときもい、まんま2ちゃんねるw
作者PHはそれよりもっときもい。
255 :
吾輩は名無しである:2007/04/20(金) 17:48:21
高度経済成長で道路の大渋滞が社会問題となっているモスクワでは、
ベンツに乗っていた大金持ちも地下鉄に乗り換え始めている。
その地下鉄も、全く想定されなかった程の混雑に見舞われている。
モスクワ地下鉄は1935年に開業。今は12路線の総延長278キロで、平日
のべ910万人を輸送する。
ラッシュアワーには90秒間隔で運転されているが、それでも乗客をさばききれない。
昨年末は環状線のある駅で入場制限までかけられた。
すし詰めの地下鉄車内はエアコンも換気扇もない。暑さや酸素不足から失神する乗客も出る。窓以外の換気設備は天井付近の小さな格子戸だけ。
時速60キロで走行しなければ十分に換気されないから、ラッシュアワー時
ノロノロ運転になると、全く効かない。
コムソモリスカヤ・プラウダ紙によれば、座席下に換気扇が取り付けられた時期もあったが、すぐに壊されるので長続きしなかった。
エアコンは車両が古いために取り付け不可能。
そもそもトンネル内に地上の空気を引き込む装置からして拡張の必要があるという。
256 :
imanawi:2007/04/21(土) 00:45:16
>>253 わー、ありがとうございます。キシュ今度読んでみます。
セシル・デイ・ルイスのほうは一区切りついたのですが、今度はどうも
松村みね子(片山廣子)が気にかかる。そんなわけで読めるのは
まだ先になりそうですが、おかげで楽しみが一つ増えました。
【おしゃべりノート 長話しが好きな人】
お仲間内での集まりにさそっていただけるなんて光栄です。
拝見しましたが、みなさん濃密な議論を楽しんでおいでですね。
ベケット……マーフィだけなら以前読みましたが、あの作品について
何かを語れるほど、私はマーフィを理解していません。
ROMさせていただきますね。機会があればお邪魔させてもらうかも(お邪魔できたら良いな)
でも本当に邪魔になるだけかもしれない、それはまずい。
でも嬉しいです。ありがとうございます。
追伸
普段書き込みに特定のHNを使わないんですが、折角レスポンスをいただいたのに
名無しでは申し訳ないと思い、名前・名前、何にしようと考えていたところ、
手近にあった本から −imanawi
意味は、逆から読んだら解ると思います。
257 :
吾輩は名無しである:2007/04/21(土) 01:03:09
>>254 牛頭の両目の部分に、人の目の写真(眉付き)がパッチされてるやつね。
最初見たときは気付かなかったけど、なんか不自然だなと思ってよく見ると、
あれ、両方右目なんだね。ああ、成る程と妙に関心しました。
本買うときに帯って良く見てないんだけど、あれ、そんなことが書いてあったのか。
>作者PHはそれよりもっときもい。
PHってPhotoの事? プププッ。
確かにあの写真を見たときは私も
「あっ、変な人いるな」とおもいました。
そういえば群像社からペレーヴィンの新刊でたみたい。
ライブラリーじゃあなくって単行本で。
258 :
::「KEMANAI」@タコシェ:2007/04/22(日) 18:56:18
>>254 島田雅彦のキャッチコピーは確かに。。。
>>256 邪魔だなんてとんでもない!
機会を見てぜひぜひ立ち寄ってください。
みんな気さくな話し相手なので。
マーフィは結構壊れた作品だと思うので
かなり語りにくいですね。
imanawiはすぐわかりました(微笑
ペレーヴィンの新刊! これは早速見てみなくちゃ。
259 :
吾輩は名無しである:2007/04/24(火) 11:11:56
すとあん
260 :
吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 23:59:34
>>257 あれそんなことが、って…
ペレーヴィンの「恐怖の兜」はそれが売りだろう。
迷宮をさらに迷宮化するロシア
電車男と 身勝手な仲間たち
ミノタウロスを出し抜けるかどうか? さすがのペレーヴィンだよ。
261 :
吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 00:12:18
>>260 島田の惹句は読者迎合的でコピーライター的で。
「ミノタウロス」と「電車男」で
ペレーヴィンを印象付けようとの計算。帯で売れたかも?
262 :
吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 01:32:33
島駄はコピー巧いよ
263 :
吾輩は名無しである:2007/05/07(月) 21:26:13
264 :
吾輩は名無しである:2007/05/14(月) 05:42:44
>>253 2ちゃんで商業宣伝すると、広告費請求されるよ
書き込む前に注意読まなかったの(・∀・)ニヤニヤ
265 :
仰天:2007/05/18(金) 16:58:42
モスクワで買ったピロシキのこと。
ロシアの年配の女性に聞いたら、普通に買えるピロシキでも何の肉が入って
いるかわからないので、買わない方がいいと言った。
「犬と猫は間違いなく混じっているわ」
266 :
吾輩は名無しである:2007/05/18(金) 17:16:46
ロシア文学は便所の落書き程の価値もないと思う
面白い小説って気づくとロシアのものばっかり
268 :
吾輩は名無しである:2007/05/18(金) 21:39:34
ロシア文学が面白いっていうが、今の日本のアニメと大して変わらんのではないか?
>>264 それはヤヴァイね。明日ワルシャワに高飛びするよ。
ロシア文学全集ゲットした
ゴーリキイとショーロホフ
271 :
吾輩は名無しである:2007/05/20(日) 00:03:39
外はマローズが厳しいから家でだらだらしてた。
サモワールも湧いてるし、妻のリーザ(エリザベータ)が作ってくれたウハーであったまった。
>>241 >米原万理さん曰く「すべての本を読まなければならないのに、一度の人生では短すぎる」
この人が書いた「必笑小咄のテクニック」は、イラク人質事件や中国での毒ガス兵器なんかが
変な解釈なんだけど、書いてる内容は面白いね。
273 :
吾輩は名無しである:2007/05/26(土) 01:51:40
ソローキンはイマイチじゃね?
そう?
ペレーヴィンの恐怖の兜、ジャケ買いだったけど当たりだわ
神話に興味持っちゃったよ
ソルジェニーツィン氏に国家賞 ロシア
http://www.asahi.com/international/update/0606/TKY200706060386.html ロシアのプーチン大統領は5日、ノーベル賞作家アレクサンドル・ソルジェニーツィン氏
(88)に文化功労の国家賞を贈ることを決めた。同氏はナタリヤ夫人を通じ、「私の生
涯の仕事への注目の証しだ。わが国が20世紀におかした自滅から教訓をくみ取り、
それを繰り返さないことへの希望につながる」との談話を出した。
経済的には急速に復興しながらも、共産主義イデオロギー崩壊後の知的混迷が続く
ロシアでは、「収容所群島」などでソ連の全体主義を告発した同氏への関心が再び
高まりつつある。昨年9月には、30巻の全集刊行も始まった。
*********************
ていうかソルジェニーツィンて御存命だったのですね。
生きてたの
嬉しいなあ
ちょ映像見たいわ探してくる
スレはよく落ちるね
巨匠とマルガリータを読もうと思っているのですが、
中田 恭、法木 綾子、工藤 幸雄、安井 侑子、
誰の翻訳がお勧めですか。
279 :
吾輩は名無しである:2007/06/23(土) 12:30:45
>>278 法規綾はやめておけ。専門家筋から批判があった。
工藤は訳してるの?
水野忠夫が池澤世界文学全集で改訳するらしいけど
281 :
吾輩は名無しである:2007/06/28(木) 00:39:23
池澤? はっ、ケツ喰らえ!
282 :
吾輩は名無しである:2007/06/28(木) 00:42:37
>>278 中田 恭氏の訳を読んだんですが、不満なく読み通しましたよ。
もっとも、他の訳は読んでないんだけど。
一冊にまとまって、値段も手頃でした。
パステルナークの名がまだ出てない県について。
ドクトル・ジバゴを丁度読み終えたところ。
この文学は小説の部分全てが前振りで、
ジバゴの生涯を理解しきったところでジバゴが作った詩を鑑賞する、
ってのが本当の読み方なんだと思った。
翻訳者がかなり丁寧に注釈入れているけれど、
詩を鑑賞するというのは言葉の微妙なニュアンスや行間含めて感覚的に理解できるロシア人が
言葉のリズムや脚韻に浸りながら味わうものであって
日本語に翻訳された詩を注釈読みながら読んでもピンと来るものがない。
キリスト教に疎い俺にとってはなおさら。
ってことで、
翻訳者は様々な角度から深読みしないと
作品の本質を理解できないみたいな事を書いているけど
そこまでしようとしたら、
たとえロシア語原文を読める力があったとしてもそれだけでは足りないわけで、
そこまでのめり込む暇も頭もない俺は普通に浅く一読しただけで終わり。
一応、詩編の部分はロシアのサイトに掲載されている原文と翻訳を照らし合わせながら読んでみたけど
ロシア語の語彙がまだ初〜中級レベルだから知らない単語おおすぎて
自分はまだまだロシア詩を鑑賞する力が全然無い事を自覚させられた。
最近の作家ではもう故人だけど、セルゲイ・ドヴラートフがよい。
でも、ほとんど品切れで手に入りにくいようだね。
淡々としてとぼけているけれど、深い。
プリスターフスキンの「コーカサスの金色の雲」を読んだのですが作者は孤児出身
だそうですね。孤児の視点での描写が生き生きとしていて良かったです。
彼は現在では再審査委員会委員長だそうですが、どの様にして孤児からのし上がった
のかすごく興味がでてきました。
もし何か存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
287 :
吾輩は名無しである:2007/09/21(金) 22:49:53
チャパーエフと空虚面白そうだなあ。
図書館で借りてこよう。
でもペレーヴィンって自分の小説大部分サイトにのっけてるから
ロシア語さえ読めれば買う必要はないんだよなあ
288 :
吾輩は名無しである:2007/09/22(土) 02:17:28
ペレーヴィンってサービス精神旺盛なんやね
「アレクサンドルU世暗殺」を書いたエドワード・ラジンスキーはどんな作家
なのでしょう。ネットで検索してもわかりませんでした。日本でいえば誰に相当する
のかなど、わかる方教えて下さい。現代ロシア人気作家 と書評にありました。
290 :
吾輩は名無しである:2007/10/18(木) 01:08:12
虫の生活読んだが、おもしろかった。
虫だったり、人間だったりの描写分けが秀逸。
よくあんな発想できるなあと、感心してしまったよ。
だれか「ナイトウォッチ」「デイウォッチ」読んだ/見た?
ちょっとチープだがまあまあのできだぞ。
>>291 読んだ。俺は映画から入ったクチだが、小説の方も日本には無いセンスで面白かった。
ただ、あれ大型書店でも児童文学の棚に置かれているのは問題だと思う。
映画の「デイ・ウォッチ」もやっと公開、ふう〜
294 :
吾輩は名無しである:2007/11/29(木) 13:58:35
あげ
295 :
吾輩は名無しである:2007/11/29(木) 22:57:32
つるネーゲフやドスとエがどうして明治期に何であんなにはやったの?だれかおせーて!!
296 :
(`益´):2007/12/01(土) 13:00:55
日本の近代文学の祖先はロシア文学やろな
どうしてロシアなのかはわしも知らん
二葉亭に聞いてみとくれ
297 :
吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 13:03:33
アナタヲユルサナイ」はPSPを縦に持って遊ぶスタイリッシュな探偵アドベンチャー。探偵業を仕事と割り切れない、まっすぐな女探偵・竹内理々子になって、浮気調査や奇妙な暗号文の真相を探る。そして次第に明らかになる所長失踪の謎……。感動のラストは必見だ。
http://www.yahgoo.co.cc
298 :
吾輩は名無しである:2007/12/09(日) 00:16:55
>>295>>296 近代化の問題というのが日本と共通しているのではないかと、最近ドストを
読み返して思いました。
ドストのテーマも突き詰めてみるとそういうことではないでしょうか。
299 :
吾輩は名無しである:2008/01/22(火) 05:33:35
あけましておめでとうございます(^^)
300 :
吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 17:46:44
>>295 去年のネタを引っ張ってくるのはあれだけど、明治期の日本の風潮なんだよ。
欧米に追いつけ追い越せってやるにあたって、分野ごとに目標となる国を決めて、
そこの真似をしながら進歩していくって形がありとあらゆる分野で取られてる。
じゃあなんで文学がロシアなのか?ってことになると専門家じゃないからわかんないけど、
漢文書き下し調とかしかなかった頃の日本人にとって、漢文に近い文体だったのがロシアなのかな。
>>300 ロシア文学はヨーロッパに「発見」されたんですよ。
おっ、凄いものがあるぞ、と。
だから、日本も発見されるようになろうと思ったわけです。
ゴーゴリやチェーホフは40代で、
プーシキンは30代で、
レールモントフにいたっては20代で死んでしまったんですよ
夭折には程遠い俺達
304 :
吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 03:24:01
某大学のロシア語学科に合格したのでこれからは思う存分本が読めます^^
しかしもう「就職」とか「社会人」というのとは無縁になっちゃうんだね・・・
306 :
吾輩は名無しである:2008/03/16(日) 01:31:23
アカデミズムの道があるじゃないの
307 :
吾輩は名無しである:2008/03/16(日) 02:57:30
飯食えんの?
308 :
吾輩は名無しである:2008/03/16(日) 08:47:13
佐藤優みたいなゴミウヨクにならないでね><
「過去と思索」を復刊してください
310 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 21:46:33
文学じゃないけどロシア芸術通の方にお聞きしたい。
ロシア系の画家の絵で、腕時計とスプーンで顔を覆ってる絵を見たことないでしょうか?
米川正夫 米川哲夫 米川良夫 米川和夫
この4人の関係を教えてくれ。
米川正夫=♀
|
米川良夫
米川哲夫 米川和夫
314 :
吾輩は名無しである:2008/05/30(金) 21:02:54
米川正夫 米川哲夫 米川良夫 米川和夫
人 間 皆 平 等
そういう関係か!?
316 :
吾輩は名無しである:2008/06/12(木) 19:00:52
子供の頃読んだ短編です。作品名わかりますか?道徳の本にありました。
時代は混迷する帝政ロシア末期。
ある男が世の中が嫌になりテロを起こして憂さ晴らししようと思いつきます。
線路の一部を破壊し脱線させようとしました。
そこを友人が見つけます。「なんてことしたんだ。どこへ行く?帰ってこいよ。**ビッチ。
畜生道に落ちないでくれよう」
遠くで汽車の音がします。男の友人は布を棒に繋ぎ、左腕にナイフを突き刺します。
真っ赤に染まった旗を持って汽車の方へ走りながら振り回しました。
出血のため意識が遠のき彼は倒れこみます。
しかし旗は地につくことなく別の男性が持ち上げ振り続け、汽車が止まりました。
わらわらと降りてくる人々。
男性は両腕を前に出し言いました。「オラをしょっ引いてくれ」
317 :
我輩は名無しである:2008/06/20(金) 20:40:14
>>316 確かガルシンの「信号」じゃないかな。短編集「赤い花」に入っているはず。
318 :
吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 21:37:53
今日、本を購入しました。確かに「信号」です。
道徳の本では後半部分を短くまとめていました。
懐かしいです。
317さん、ありがとう!!
319 :
吾輩は名無しである:2008/07/05(土) 22:17:57
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080705-OYT1T00866.htm 東欧文学の紹介者、詩人の工藤幸雄さんが死去
ポーランド文学者で翻訳家、詩人の工藤幸雄(くどう・ゆきお)さんが5日、肺がんで死去した。
83歳。告別式は14日午前11時、東京都調布市布田2の34の6セレモニアル調布。
喪主は長男、堀切万比呂(まひろ)氏。
中国・大連生まれ。東大文学部卒。共同通信外信部記者を経て
1967年から7年間、ワルシャワ大講師。
帰国後、多摩美術大教授。ポーランドの労働組合「連帯」を支援し、
東欧文学の日本への紹介の第一人者として知られた。
「ブルーノ・シュルツ全集」の翻訳で99年、読売文学賞。
著書に「ぼくの翻訳人生」など、訳書に「シュルツ全小説」、
アダム・ミツキエヴィチ「パン・タデウシュ」、詩集に「不良少年」など。
(2008年7月5日23時28分 読売新聞)
ttp://lapidarium.jugem.jp/ 言葉の話
2008.03.10 Monday 17:29
@author:工藤幸雄
小生、永年に及ぶ喫煙の悪習の結果、肺気腫その他の診断を受け、明後12日に入院します。
しばらくというか、当分の間か、ブログは休みとなります。 ごあいさつまで。
入院中の用意に、初めてケータイを買いました。末尾の数字<4771>に気をよくしています。
では、みなさま、ごきげんよう
工藤 幸雄拝
はいはい。 国境(くにざかい)と読みます。
あら、工藤先生、亡くなられたのか…
やっぱタバコは吸わないほうがいいね
325 :
吾輩は名無しである:2008/07/10(木) 21:05:50
別に長生きしたくねえと、ショッポを愛用する露文学者を知っています
326 :
吾輩は名無しである:2008/07/10(木) 22:36:15
ロシアンスピリッツだね
亀山郁夫の本はいいな、ブックガイドの役割もする
327 :
吾輩は名無しである:2008/07/15(火) 18:59:21
328 :
吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 19:39:36
ご冥福をお祈りしますよ、フリオ・フレヒト文庫化されませんかねぇ(笑)
↑フレニトですねぇ(笑)
ttp://www.asahi.com/international/update/0804/TKY200808040036.html ソルジェニーツィン氏死去 ロシアのノーベル賞作家
2008年8月4日8時33分
大作「収容所群島」などでソ連の全体主義体制による民衆抑圧を告発した
ロシアのノーベル賞作家アレクサンドル・ソルジェニーツィン氏が
3日午後11時45分(日本時間午前4時45分)、急性心不全のため、死去した。89歳だった。
子息のステパン氏が、イタル・タス通信などに明らかにした。
ロシア革命の翌18年、ロシア南部キスロボツクに生まれた。ロストフ大物理・数学科を卒業直後に独ソ戦に召集され、
45年にスターリンを批判した疑いで告発され、8年の収容所生活を送った。
フルシチョフによるスターリン批判の翌57年に名誉回復し、
「雪解け」の自由化政策に乗って62年にデビュー作「イワン・デニーソビッチの一日」を発表。
ソ連の強制収容所の実態を生々しく描いて、世界的なベストセラーとなった。
しかし、67年にソ連作家同盟大会に書簡を送って検閲の廃止を求めてから当局と激しく対立。
長編「ガン病棟」などの発表を許されないまま、70年にノーベル文学賞を受賞。
その後、74年に逮捕、国外追放された。
76年から米バーモント州に家を構え、20世紀のロシアの運命を扱った
歴史小説「赤い車輪」の執筆に打ち込む一方、
評論や講演で「合理主義に毒された」西欧世界を激しく批判した。
90年には、翌年のソ連崩壊を先取りする形でソ連を解体して
ロシアなどスラブ系3国の同盟を提案、激しい議論を巻き起こした。
333 :
吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 09:32:22
>>332 20年の亡命生活を終えて94年にロシアに帰国後は、回想録やロシアの作家論などの執筆を続けた。
また、評論やインタビューなどで、ソ連崩壊後の急速な市場経済化や
チェチェン戦争でロシアが陥った荒廃と疲弊に警鐘を鳴らし続けた。
ここ数年は高齢と体調不良のためモスクワ郊外の自宅にこもり、新作の発表もまれになっていた。
ただ、メディアを通じた発言が注目を集め、05年には「1917年の革命前と同様、国家と社会の対立が深まっている」と
民主主義の現状を批判したテレビ・インタビューがロシア内外で大きな反響を呼んだ。
07年6月には、長年の文学上の功績に対して当時のプーチン大統領からロシアの国家賞を贈られ、
「受賞は私の全生涯の仕事への注目の証しだ。わが国が20世紀におかした自滅から教訓をくみ取り、
それを繰り返さないことへの希望につながる」との談話を出していた。
334 :
吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 15:12:31
ザチャーミンは読まないの?
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008080600813 ソルジェニーツィン氏に最後の別れ=葬儀に市民ら1000人−ロシア
【モスクワ6日時事】ロシアのノーベル文学賞作家、ソルジェニーツィン氏の
葬儀と埋葬式が6日、モスクワ市内のドンスコイ修道院で営まれた。
メドベージェフ大統領のほか、市民ら約1000人が参列、
旧ソ連のスターリン主義の圧政に抵抗した偉大な文学者に最後の別れを告げた。
メドベージェフ大統領はボルガ川沿いでの休暇を一時中断して参列。
ソルジェニーツィン氏のひつぎに赤いバラの花束を供え、冥福を祈った。
大統領はナターリア夫人ら遺族とも話し、改めて哀悼の意を伝えた。
葬儀後、ソルジェニーツィン氏のひつぎは同修道院の墓地に埋葬された。
(2008/08/06-20:41)
>>334 ザミャーチン、な。
われらはおもしろいけど、ほかの作品が手に入らないからな。
誰か訳してくれないものか。
「洪水」って中篇が小笠原豊樹訳である
(せっかく「われら」も訳してるんだから、こっちで岩波文庫にいれればいいものを。)
なんかの全集に入ってたはず
そうか、よく考えるとそれぐらいなのか
でも「洪水」は凝ってておもしろいよ
島の人々もある
ママイは無いのか?
今さらだけど、ザミャーチンは『洞窟』も翻訳があったはず。
340 :
吾輩は名無しである:2008/10/18(土) 17:59:12
探してみよう
341 :
吾輩は名無しである:2008/10/20(月) 01:21:59
私はロシア文学に興味はないんですが・・
ロープシン(ヴォリス・サヴィンコフ)の
「蒼ざめた馬」
をタイトル買いしてしまいました。
最初、これは100年前に書かれたハードボイルド小説なのかと
思ったのですが、本物のテロリストが書いた私小説だとは・・・
この作品読んで非常に現代的だと思いました。
と思ったら最近映画化されてました。
ロシア文学って全く知らないのですが、こういうのが標準なんですか?
342 :
吾輩は名無しである:2008/10/20(月) 01:30:00
今まで読んだロシア文学といえば
「罪と罰」を数ページ読んで捨てたくらいです
何のことは無い、殺人衝動じゃないかと。
後はそれに理屈がくっつくだけでしょ?
捨てたのは早計でしょうか?
創造のための破壊。生命現象。衝動。
345 :
吾輩は名無しである:2008/10/26(日) 20:55:18
登場人物を、いまどきの萌アニメキャラに勝手に想像して読めば、
結構いけますね
19世紀のロシア---。
この時代のロシアは西ヨーロッパと違って中産階級がまだ育っておらず、政治を動かす
原動力にならなかった。そのため、国をうごかそうとしたのは一部の貴族階級の若手インテリ
たちで、西ヨーロッパの進化する政治文化と、外の世界を知らないロシア民衆社会との
狭間に立たされた。
彼らは、西ヨーロッパの諸改革を取り入れて西欧と同じ道を進むべきとする西欧派と、
宗教的な連帯によって大衆と共に発展すべきだとするロシア派に真っ二つに割れ
激しいイデオロギー対立を繰り返した。
西ヨーロッパが順調に政治改革がすすみ、産業も発展し、生活水準が上昇する一方で、
帝政ロシアは産業発展が遅れ、政治改革もなく、大衆は貧困に苦しみ、反政府活動を
すれば弾圧されてシベリア監獄に送られた。
ロシア民衆への啓蒙は困難で、経済的な土台をもたない労働階級や小作人は
ウオッカを飲んで政治に興味を示さない。彼らは苛立った。
西ヨーロッパで政治改革が成功するたびに西欧と自国とのギャップに神経を研ぎ澄まされ、
大衆の無知や底なしの貧困に絶望し、言論世界に唯一の救いを見出した。
数十年に及ぶ激しいイデオロギー論争は、ロシア民衆から孤立感を深めた当時のインテリ
ゲンチャの根無し草的な不安定さを示している。
社会の貧困に耐え忍び、民衆はバカで、反政府運動はできず、ただ隣の西ヨーロッパの
経済発展を傍らから見守るしかない。
その耐えられない精神的苦痛と葛藤から、あの異様にテンションの高い文学が生まれた。
19世紀のロシア文学を作ったのは労働者階級ではなくインテリゲンチャだったのである。
チェーホフの「世紀末の憂愁」をもって終わったかにみえたインテリゲンチャ的伝統は、
20世紀に入って存在形式を「言論」から「行動」に変えて、息を吹き返すことになる。
インテリゲンチャの直系、革命家レーニンの登場である。
「テルレスの憂鬱」を読んでます
ヘッセの「デミアン」に匹敵しますね
青春文学ではヘッセのほうが格調が高いかな
「テルレスの混乱」読了
キシュ「砂時計」まもなく読了
なかなか読みづらいなあ…
ううむ…
秋雨の休日、久々に本の世界に浸れるのは嬉しい
雨は大好きなので雨の日の読書はものすごく贅沢に感じる♪
ブルガーコフの「巨匠とマルガリータ」が三種類も出てる。
350 :
吾輩は名無しである:2008/12/02(火) 05:17:50
文学ジャンルではないかもしれないけど、クロポトキン「ある革命家の手記」がいたく好きなんだよなぁ
特に幼年時代の母の思い出を語るところとか
宝石のような思い出ってまさにこんなのをいうんだろうな、とうっとりしてしまったよ
誰か読んだ人いないか
ゲルツェン「過去と思索」文庫にでもならんかなあ
352 :
吾輩は名無しである:2008/12/03(水) 23:27:44
ペレーヴィンみたいな作家をもっと知りたいんだ
353 :
吾輩は名無しである:2008/12/03(水) 23:46:55
紀伊国屋書店新宿店で「エペペ」を定価で購入できました
354 :
吾輩は名無しである:2008/12/07(日) 00:44:33
この専攻で東大の博士まで行った人ってどうなるの?
うちの田舎で数十年以来の秀才がそうらしいんだけど、
ぜんぜん消息がつかめない・・。外国にいるのかな?。
>>354 うちの近所でルンペンやってる。マジで。
思う所があったんだろうな・・・
ルンペンやってますおうちには帰れない
357 :
354:2008/12/08(月) 00:47:19
そうですか・・。
その昔、僕は常に2番どまりでした。今は数字を追いかけるだけのサラリーマン。
東大の博士までいったのだから、きっと精神生活は、豊かなのでしょう。
そうであって欲しいです・・。
ロシア文学の翻訳家って、露文出身者より外語大出身者が多いという気がするのだけど、気のせいか
359 :
吾輩は名無しである:2009/02/03(火) 09:59:38
その通り!
そもそも数が少ないですからねぇ(笑)おやはや(笑)
361 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 19:10:48
すいません、ちょっとお教え頂きたいんですが、
「処女皇帝」もしくは「処女ツァー」という
ロシアの童話ってございますでしょうか?
これは、ユング派のマリー=ルイーゼ・フォン・フランツ女史が
「おとぎ話における悪」(人文書院)p90
「永遠の少年」(紀伊国屋書店)p263
「おとぎ話の心理学」(創元社)p54
で言及しているのですが、いずれも一部の引用のみで、
物語全体を知りたいので
この物語が掲載されている本が無いか知りたいのです。
(ネットで検索してもだめでした。)
お詳しい方、よろしくお願いします。
以下、この物語の概略です。
ロシアに老王と3人の息子がおり、その3兄弟が花を摘みに行きます。
(花とは女性のことかもしれません。)
途中道しるべが立っており、こう書かれています。
「右の道を行く者は、自分は食べ物に不自由はしないが、
馬がひもじい思いをするだろう。
左の道を行く者は、馬には存分に食べさせてやれるが、
自分がひもじい思いをするだろう。
まっすぐ行く者は、死ぬだろう。」
そして、長男は右の道を、次男は左の道を行って失敗し、
末っ子のイワンが、まっすぐ進み、美しい姫を連れ帰り、皇帝の座を継ぐ。
こんなお話です。
これを掲載している本がありましたら、
ぜひお教えいただきたく、よろしくお願いいたします。
362 :
吾輩は名無しである:2009/02/09(月) 01:19:14
3冊も翻訳があるのに巻末の書誌に記してないのか。。。
クルイロフでもなさそうだし
364 :
吾輩は名無しである:2009/02/09(月) 05:32:04
「処女皇帝」というのは「ツァーリ・ジェヴィーツァ」の訳でしょう。
末っ子のイワンはロシア民話の主要キャラクターです。
「イワン王子」と呼ばれています。
アファナーシェフのロシア民話集にいろいろ載っているはずです。
昔、岩波文庫で出ていました。図書館で調べてみてください。
365 :
吾輩は名無しである:2009/02/09(月) 09:42:47
貴重な情報ありがとうございます。
確かに岩波のロシア民話集(下)の15番目に
処女王 TSAR'-DEVITSA
が収録されていますね。
絶版のようですが、図書館にあるようなので、
調べてみます。
本当にありがとうございます!!
366 :
吾輩は名無しである:2009/02/19(木) 20:07:07
≫341
「我、汝に暁の明星を与えん」
「ソロモンよ、私は帰って来たぞ!!」
ドカーン…
「こ、これが星の屑かぁっ…!」
こんな話だっけ?
367 :
吾輩は名無しである:2009/02/20(金) 21:00:00
うん
368 :
吾輩は名無しである:2009/03/14(土) 11:58:56
ロシアの不潔について書きます。
ロシアに居たことのある人なら、食中毒にかかり、寝込んだことのある経験は
誰でもあります。 私もひどい下痢、腹痛に襲われ、なかなか直りませんでした。
日本で食中毒なら、軽症ですみますが、ロシアは何日も寝込む重症になります。
いま思い出すと、あの食べ物だったとわかりますが、ロシア人から「街で売って
いるものは、全部が衛生管理が悪いと思え」と指摘されたこともあります。
日本でなら、食中毒にかかるような食べ物はすぐに想像つくはずです。しかし、
ロシアは想定外の食べ物も多く、一流ホテルの食事が原因になることがあります
369 :
ぜっとんT世:2009/05/09(土) 01:41:25
東欧の想像力の2冊に期待やな
パヴィッチ『帝都最後の恋』三谷惠子 訳
カダレ『死せる軍隊の将軍』井浦伊知郎 訳
370 :
吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 18:08:40
あのシリーズはもっと装丁をがんばっていいはず
371 :
ぜっとんT世:2009/05/12(火) 22:07:17
あの装丁はないなw
ツルゲーネフの「猟人日記」を復刊して欲しい。
アレクサンドル・プーシキン/バトゥーム ミハイル・ブルガーコフ作/石原公道訳
群像社 5月29日 税込価格:1,575円 ISBN:9784903619156
『巨匠とマルガリータ』を生んだ作家の戯曲集。妻をめぐるトラブルで死んだ国民的詩人と若きスターリンを主人公にしたドラマ。
374 :
吾輩は名無しである:2009/05/29(金) 04:36:24
北方領土交渉秘録―失われた五度の機会
http://www.amazon.co.jp/dp/4103047712/ 2001年3月、北方四島は戦後、最も日本へ近づいていた──。
1985年のゴルバチョフ登場以来、日ソ、日ロ間には領土問題を解決する五度もの
チャンスがあった。にもかかわらず、なぜ、島は返ってこなかったのか、何がそ
れを妨げたのか──。領土交渉に外交官人生を懸けてきた人物だからこそ語りう
る、迫真の外交ドキュメント。
375 :
吾輩は名無しである:2009/05/29(金) 09:15:29
赤いおんどり
376 :
吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 23:14:07
ツルゲーネフの「初恋」を読んだけど良かったわ。
といっても作品そのものよりも作中に出ていたプーシキンの「グルジアの丘の上」
という抒情詩のほうが好きだけどね。
また神西清さんの翻訳は上手いね。卓抜した日本語、語選びに、その詩的表現
原語で実際に読んだことはないけど、作品の魅力を十分に引き出せてたんじゃないかな。
俺の中では堀口大学より良いと思うな。フランスとロシアの翻訳で比べるのも変だと思うけど
有名所ということで
377 :
ぜっとんT世:2009/06/16(火) 22:35:31
チェーホフ好きの神西ファンは周囲にいてはるな
378 :
吾輩は名無しである:2009/07/07(火) 11:09:41
379 :
吾輩は名無しである:2009/07/07(火) 19:44:50
赤いおんどり
ツルゲーネフは『父と子』『初恋』を読もうと思うんだけど、岩波文庫と新潮文庫のどっちがいい?
381 :
吾輩は名無しである:2009/07/14(火) 23:23:31
初恋については新潮の神西清が断然おすすめ
ただ一場面だけは非常にガックリくる。南無三!
…だったら、『はつ恋』と書くんだ少年よ(笑
俺もつい最近再読したばっかだよ新潮文庫版。…って、あれはあれだが、
『青春』なんて題のが相応しいかもしれないなこれ。ジジイにしか判らない世界(苦笑
今ならじぶん、グレートギャツビーを(楽しく)読めるかもしれない、
なーんてことをも考えながら。あと、続けて『ルージン』も読んだ。福永武彦?w
…彼(鶴)はしっかしあれれだよなあれれ、何を書こうともをの身は決して、
持ち崩したりはしない人間(とオモタ)。――そこがFとは決定的に(って。
たぶん…。もう10とウン年は読んでないww)違うし、またね、
俺が(まだろくすっぽ読んでないんで暫定的にではあるが)ドスト読んでっとき
しばしば、イライラッとするその理由でもある気がしている。今のところ。
知性か。
ゴメ。「を」じゃなくて「そ」。その身をは決して。
385 :
吾輩は名無しである:2009/07/19(日) 04:43:17
巨匠とマルガリータってどれがいいの?
3つもあるけども
386 :
吾輩は名無しである:2009/08/04(火) 12:31:38
夏房だけど『はつ恋』読んだよ。
三つ質問があるんだけど、
1、モスクワに送ったお金は手切れ金なの?
2、主人公は彼女の死を知って何をわかったの?失恋?それとも青春の終わり?
3、老婆のいまわの床でなぜジナイーダの身になって恐ろしくなったの?
おしえて
イスマイル・カダレもここでいいの?
388 :
吾輩は名無しである:2009/08/10(月) 22:25:31
>>381 読み終わりました。
言ってる意味が分かりましたw
390 :
吾輩は名無しである:2009/09/11(金) 00:24:26
ttp://www.asahi.com/international/update/0910/TKY200909100042.html かつて露で出版禁止の「収容所群島」、学校の必読書に
2009年9月10日11時18分
【モスクワ=星井麻紀】ロシアの教育科学省は9日、ノーベル文学賞作家の故ソルジェニーツィン氏の
代表作「収容所群島」を、学校の必読書にすると発表した。インタファクス通信などが伝えた。
この作品は、スターリン批判で収容所に送られた自らの体験を元にその実情をつづったもので、
旧ソ連では出版が許されず、73年にパリで刊行。
ソルジェニーツィン氏は翌年に逮捕され、市民権を剥奪(はくだつ)されて国外追放された。
旧ソ連崩壊後の94年に帰国し、晩年はソ連崩壊後の混乱をある程度修復したとして
プーチン前大統領(現首相)を評価。07年には文学上の功績で国家賞を贈られ、昨年8月に89歳で死去した。
今回の決定には、プーチン首相の意向が働いているという。
妻のナタリヤさんは「本質的な、象徴的な出来事」と喜んでいる。
教育科学省は作品だけでなく、ソルジェニーツィン氏の生い立ちも歴史の授業で学習させる計画という。
だが、歴史の教科書の中にはスターリンを肯定的に説明しているものもあり、
今後、教育現場でスターリンがどのように扱われるかが注目される。
スターリンは冷酷な粛清を断行した独裁者として知られるが、
ロシアでは第2次世界大戦でナチス・ドイツの侵攻に打ち勝った「強い国家」の象徴でもある。
昨年実施されたロシアの偉人の人気投票でも上位に食い込んでいる。
391 :
吾輩は名無しである:2009/09/23(水) 01:25:23
水野忠夫が亡くなった…
合掌
おちゃめで面白い先生だった。
講義中に缶ピースがみるみるなくなっていったっけ。
大学時代の思い出で、もっとも色濃く記憶に残る水野先生、さようなら。
寂しいです。
394 :
吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 10:14:00
カダレの「死せる軍隊の将軍」出たか?
出たよ
タイトルが『死者の軍隊の将軍』になったけどね
397 :
吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 20:19:39
あー出たか! しかし外は絶版ばかりって。。。orz
◆偽造献金処理◆
◆まさに、「死せる魂」(ゴーゴリ)
399 :
吾輩は名無しである:2009/11/19(木) 09:11:42
プーチンは秘密警察にいた人。 政府に都合の悪いことはすべて隠す。
2002年に起きたモスクワ劇場の人質事件が良い例だ。 ある日、モスクワ劇場に
チェチェン共和国の武装テロ集団が多数の人質をとって、劇場内に立てこもったが、
特殊部隊が強行突破してテロリスト全員を殺して事件は終了した。
このときの人質、129名が特殊部隊が使用した麻酔用の毒ガスによって即死した。
毒ガスの種類は、はっきりさせないらしいが、人質のロシア人が129名、これに対し
テロリストは50名死んだ。 プーチンのロシアのやることは実に容赦ない。
人質になったのは運が悪かったという結論だ。
原子力発電事故も被害者は運が悪かった、ということで済まされてしまっている。
ウクライナもベラルーシュもロシア共和国も、まったくソ連時代と変らない。
400 :
吾輩は名無しである:2009/11/19(木) 18:37:04
夏の合唱コンクールの練習中、上半身裸で歌っていた夏江の姿に欲情し、
そのまま押し倒してスラブ魂を深々と貫き通したというのである。
エキノコックス(鳥肌実)
401 :
吾輩は名無しである:2009/11/25(水) 00:02:23
カダレってだれ?
402 :
吾輩は名無しである:2009/11/25(水) 01:05:14
>>399 2002年のモスクワ劇場占拠事件は凄まじかったな。
チェチェンの独立派武装集団・・・42名
劇場で人質になった観客・・・922名
ロシアの特殊部隊スペツナズによる突入の際、
無力化ガス使用によりテロリスト42名はすべて死亡。
毒ガスの巻き添えになり病院に運ばれたりなどして
結局亡くなった人質129名。
いったい誰がこんな乱暴な計画立てたんだよ??
犯人グループと辛抱強く交渉していれば、せいぜい
人質20〜30人の犠牲で済んだかもしれないのに?
403 :
吾輩は名無しである:2009/11/25(水) 10:08:01
>>402 こんなやり方だったら、ロシアと戦争したら即、究極の兵器(核兵器)を使われ
そうだね。
こんな野蛮な政権じゃ何やっても国民は不幸だろう。
そう、我々は思うが、ロシアの馬鹿国民はプーチンのやったことを70%が
支持してんだって?
さっきガルシンの「四日間」読んだんだが
イワーノフとマーシャ(二葉亭訳ではマリヤ)との間がその後どうなったか気になるな
405 :
ロシアの人種差別運動:2009/11/26(木) 23:53:56
★ロシアの国家ぐるみの人種差別活動
http://www.liveleak.com/view?i=187f699ac9 ロシアのレイシスト(人種差別主義者)によるアジア人(日本人もふくむ)への集団リンチ映像。
手口は卑劣極まりない。 手を上げて降参しているのに、平気で顔を蹴ったり殴ったりしている。
ときには10人以上で、街中で会っただけのアジア人に襲いかかってリンチをする。
問題は、ロシア国民の半数以上の人々はこの行為に賛成していること。
レイシスト達は裁判沙汰になっても無罪釈放されるケースがほとんど。国家ぐるみの
人種差別運動と言える。
406 :
吾輩は名無しである:2009/11/27(金) 00:32:24
ところで、東欧文学って懐が深いなあ!
407 :
ザ・スミス:2009/11/27(金) 21:11:29
カダレ、キシュもいいけどレムには勝てへんなあ
408 :
吾輩は名無しである:2009/11/29(日) 09:28:38
「モスクワ11月28日 ロイター] ロシアで27日に起きた列車脱線事故で、大破した車両の
下敷きとなっていた遺体を回収した結果、死者が39人となった。非常事態省が28日に明らかにした。
地元テレビは、ビデオ会議で同省の当局者が、ショイグ非常事態相に対し「(死亡者の)人数は39人」
と伝える様子を放映した。
モスクワからサンクトペテルブルクに向かっていた列車「ネフスキー・エクスプレス」(乗客661人・13両編成)は、
現地時間午後9時半(日本時間28日午前3時半)、モスクワから約350キロの町、ボロゴエ近郊で
脱線事故に遭った
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-12676520091128"
409 :
吾輩は名無しである:2009/11/29(日) 09:31:33
馬鹿発見w
410 :
吾輩は名無しである:2009/11/29(日) 12:35:21
スラブ文学って質高いね
411 :
吾輩は名無しである:2009/11/29(日) 12:47:50
>>408 テロだろw
チェチェン人じゃないかもしれないな。
ロシアを憎む民族はけっこう多い。
ウクライナ、ベラルーシュ、バルト三国、フィンランド、タジーク、グルジア等々
中国人かもしれないな。
412 :
吾輩は名無しである:2009/11/29(日) 18:21:33
東欧文学はいい意味で多様性がある
413 :
吾輩は名無しである:2009/11/29(日) 19:00:28
カフカもスラブだよな
415 :
ザ・スミス:2009/12/04(金) 01:13:42
パビッチしんじゃっか
ちょっと策に溺れるきらいはあったけど
416 :
ザ・スミス:2009/12/04(金) 17:34:29
パヴィチ残念だよね
俺結構ハザールとか好きだったんだけど
417 :
吾輩は名無しである:2009/12/04(金) 17:45:52
『カティンの森』 アンジェイ・ワイダー監督、2007年製作。
岩波ホールにて12/5より公開。 03-3262-5252
月〜金、 11:00、 14:30、 18:30、
土、日、祝、 11:00、 14:30、 17:30、
第二次世界大戦中、ソ連の秘密警察によってポーランド軍将校が虐殺された「カティンの森事件」を、
ポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ監督が映画化した問題作。
長い間明らかにされてこなかった同事件の真相を、ソ連の捕虜となった将校たちと、彼らの帰還を
待ちわびる家族たちの姿を通して描く。
父親を事件で殺された過去を持つワイダ監督が歴史の闇に迫った本作は、
第80回アカデミー賞外国語映画賞ノミネートをはじめ、世界各地の映画祭で高く評価された。
418 :
ザ・スミス:2009/12/05(土) 18:40:49
ハザール二冊持ってる人はまさかおらんやろうな
419 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 11:47:38
書いてる人がいないようなので、一応(見落としてたらごめんなさいね)
「ポケットのなかの東欧文学」って本があるんだけど、
もしまだ読んでいないのだったら、お勧めしておきます。
スラヴ文学だけじゃなくて若干ハンガリーやグルジアの作品も載ってます。
420 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 12:56:21
赤いおんどり
これが東欧文学では印象深かった
421 :
ザ・スミス:2009/12/06(日) 21:36:29
419の本は知らない作家ばかりのアンソロジーだなぁ
タイトルはチャペックから取ったような感じだけど
422 :
吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 23:33:19
『ロシア・闇と魂の国家』 亀山郁夫、佐藤優著、2008年4月、文芸春秋社(新書)
ドストエフスキー」からスターリン、プーチンに至るまで、ロシアをロシアたらしめる
「独裁」「大地」「闇」「魂」とは何か。 ロシアを知り尽くす二人が徹底的に議論する。
(目次)
第1章 スターリンの復活(二人の出会い;判断と決断;甘い腐臭 ほか)
第2章 ロシアは大審問官を欲する(西欧文明の限界;スターリニズムは「ヒューマニズム」;神と人間との断絶 ほか)
第3章 霊と魂の回復(「知もてロシアは解し得ず」;千年王国への待望;極端から極端へ ほか)
↑胡散臭さ全開www
424 :
ザ・スミス:2009/12/19(土) 18:06:35
パヴィチ「帝都最後の恋」を買おうか買うまいか思案中。
425 :
ザ・スミス:2009/12/19(土) 19:56:39
タロットカードの入門書読んでからにしたまえ
426 :
ザ・スミス:2009/12/19(土) 20:28:14
タロットカードが関係あんの?
カルヴィーノの『宿命の交わる城』みたいに?
付録についてるw
428 :
吾輩は名無しである:2009/12/21(月) 10:30:48
ロシアの国家ぐるみの人種差別活動
http://www.liveleak.com/view?i=187f699ac9 ロシアのレイシスト(人種差別主義者)によるアジア人(日本人もふくむ)への集団リンチ映像。
手口は卑劣極まりない。 手を上げて降参しているのに、平気で顔を蹴ったり殴ったりしている。
ときには10人以上で、街中で会っただけのアジア人に襲いかかってリンチをする。
問題は、ロシア国民の半数以上の人々はこの行為に賛成していること。
レイシスト達は裁判沙汰になっても無罪釈放されるケースがほとんど。国家ぐるみの
人種差別運動と言える。
429 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/12/27(日) 05:38:12
プーシキン『オネーギン』
ゴンチャロフ『オブローモフ(上)(中)(下)』
読んだ人いますか?感想聞きたい
430 :
吾輩は名無しである:2009/12/27(日) 11:02:27
★ロシアの国家ぐるみの人種差別活動
http://www.liveleak.com/view?i=187f699ac9 ロシアのレイシスト(人種差別主義者)によるアジア人(日本人もふくむ)への集団リンチ映像。
手口は卑劣極まりない。 手を上げて降参しているのに、平気で顔を蹴ったり殴ったりしている。
ときには10人以上で、街中で会っただけのアジア人に襲いかかってリンチをする。
問題は、ロシア国民の半数以上の人々はこの行為に賛成していること。
レイシスト達は裁判沙汰になっても無罪釈放されるケースがほとんど。国家ぐるみの
人種差別運動と言える。
431 :
吾輩は名無しである:2009/12/27(日) 11:23:19
シュクヴォレツキー『二つの伝説』はどうなのかな?
しかし、松籟社のHPで、これは残念な知らせだった。
※刊行予告をしておりましたコジンスキー『異端の鳥』ですが、
著作権上の問題が生じましたため、
刊行をしばらく延期させていただきます。
たいへん申し訳ございません。
432 :
ザ・スミス:2009/12/27(日) 22:14:28
角川がまだ版権持ってるのかな
433 :
ザ・スミス:2009/12/27(日) 22:19:32
例のゴースト問題じゃない?
静かな(静かなる)ドンて新刊書店で売ってないんだな。
今は古書店とかオークションで手に入れるしかないか……
435 :
吾輩は名無しである:2009/12/31(木) 10:45:20
ショーロホフいいな。人間の運命読んで思った。
436 :
吾輩は名無しである:2009/12/31(木) 14:17:55
『静かなドン』新潮版を十数年前買ったきりまだ読んでないや。
岩波版は待ってればそのうち復刊すると思うけど。
問題は『開かれた処女地』のほうだ。
なぜまた『開かれた処女地』が?
440 :
ザ・スミス:2010/01/16(土) 01:10:09
ソローキンはイマイチだったな
441 :
吾輩は名無しである:2010/01/16(土) 17:33:54
『オネーギン』いいよ。まず男が振って、次に女が振り返す。
池田健太郎の絢爛たる翻訳にも酔わされた。
442 :
吾輩は名無しである:2010/01/17(日) 20:08:54
443 :
ザ・スミス:2010/01/19(火) 20:17:44
ユーゴのアンドリッチって名前はそこそこ有名だけど読まれてる気配がしないね。
チェコのルスティクとかクリーマはこれからの作家になるんだろうか。
444 :
ザ・スミス:2010/01/23(土) 22:30:21
『死者の軍隊の将軍』買ったぜ
445 :
ザ・スミス:2010/01/24(日) 08:58:29
夢宮殿のほうがすきなんだが
446 :
ザ・スミス(仏蘭西):2010/01/25(月) 22:30:29
「夢宮殿」もなかなかいいよね
447 :
ザ・スミス(土耳古):2010/01/26(火) 18:35:03
だろう?
448 :
ザ・スミス(仏蘭西) :2010/01/26(火) 20:30:47
「夢宮殿」はディストピア小説だよな。
夢まで国家に管理されちゃかなわないぜ。
449 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2010/01/27(水) 18:07:18
『黄金の子牛』は、ロシア小説にしては珍しくユーモアあふれる風刺が効いています。
ロシア・スラブ文学系は重たい本が多いので、頭の休息にもなります。
450 :
吾輩は名無しである:2010/01/27(水) 23:48:30
絶版?
451 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2010/01/28(木) 00:32:11
>>450 恐らく絶版かと思います。出版社(歴程社)も現在存在しているか不明です。昔どこかの古本市で拾ったものです。
>>449 コテやってるんだったら
『黄金の仔牛』と正しく書きなよ。
日本の古本屋で何冊もヒットする。
453 :
吾輩は名無しである:2010/02/13(土) 03:21:30
キシュ三部作そろった。いつ読もうか。
454 :
吾輩は名無しである:2010/02/24(水) 20:18:57
日本とロシアは白痴崇拝が共通してる??
455 :
ザ・スミス:2010/02/24(水) 20:38:48
キシュはあと1作まだ読んでないけど
『死者の百科事典』と『砂時計』は
深くつながってるような印象だったな。
456 :
吾輩は名無しである:2010/02/24(水) 22:36:46
>>454 別に聖書に似たような記述があり、それを踏まえたものだと思いますが?
ニーチェだって似たような事を言っている。
これが理解出来ないとルサンチマンという
近代人の自我構造の解体を目指したニーチェ思想と聖書の理解は無理だ。
457 :
吾輩は名無しである:2010/02/27(土) 22:38:21
『ドクトル・ジバゴ』好きだね。
新潮文庫のカバーもセンスいい。
458 :
吾輩は名無しである:2010/02/28(日) 00:59:15
459 :
ザ・スミス:2010/03/03(水) 23:03:28
今年はペレーヴィンを読むぞ!
ペレーヴィン何ぞはナバコフを嫌っておるようですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
ペレーヴィンってほぼ全部訳されてんの?
>>452 これは失礼しました
わたしの場合、コテは自分用の栞代わりで、深い意味はありません
463 :
吾輩は名無しである:2010/03/04(木) 20:44:27
ペレーヴィンの未邦訳
『オモン・ラー』 『ジェネレーションΠ』 『数』 『帝国В』
464 :
ザ・スミス(今春卒業):2010/03/28(日) 00:01:21
>>460 『虫の生活』の最初のほうでナボコフの名前が出てきたよ
おやはや(笑)意識しておるのでしょうねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
466 :
吾輩は名無しである:2010/03/28(日) 21:55:57
オススメの恋愛小説を教えてください!
ソローキン「ロマン」
468 :
吾輩は名無しである:2010/04/09(金) 04:26:37
巨匠とマルガリータおもしろいなー。
469 :
スミソニアン博物館:2010/04/11(日) 21:53:37
「巨匠とマルガリータ」読みたいな!
470 :
ハイスミス:2010/04/12(月) 15:54:41
巨乳とマルガリータ読みたいな!
471 :
スミソニアン博物館:2010/05/08(土) 21:36:06
ペレーヴィンはやや期待外れだったな
472 :
吾輩は名無しである:2010/05/24(月) 00:28:23
既出かも知れんが、ヤロス・サイフェルトええよなあ。
この世の美しき〜涙でる。
473 :
スミソニアン博物館:2010/05/25(火) 22:46:29
サイフェルトいいの?
ペレーヴィンにも短篇で悪くない佳作があった。
宇宙飛行士 オモン・ラー ヴィクトル・ペレーヴィン著/尾山慎二訳
群像社6月1日税込価格:1,575円ISBN:9784903619231
月にあこがれて宇宙飛行士になったソ連の若者に下された命令は
帰ることのできない特攻飛行。自転車で行くスペース・ファンタジー。