ttp://www.nhk.or.jp/bs/mdstage/mdstage.html [舞台中継]「イワーノフ」(新国立劇場 小劇場・2006年)
3月19日(月) 前0:55〜3:30(18日深夜) BS2
原作:アントン・チェーホフ 構成・演出:鈴木忠志
出演:奥野晃士、斎藤有紀子、舘野百代 ほか
鈴木忠志の16年ぶりの東京公演にして新国立劇場 初登場となる今回の作品。
「劇的な情念をめぐって」と題し、世界の名作を2作品「イワーノフ」と「オイディプス王」を
放送します。
「イワーノフ」は、知識人・イワーノフとその妻アンナの前に現れる“籠(かご)の男”や“籠の女”。
それらは全て、イワーノフの幻想でした。
他人との意志の疎通が出来ない主人公イワーノフの絶望感を“籠”として現した演出は、
モスクワでも絶賛されました。人種差別問題を現代的に問い直した作品です。
868 :
吾輩は名無しである:2007/03/01(木) 12:00:39
>>24 >いまチェーホフなんて読んでいる若衆いるの?
>もうすぐ300周年だっけ…
>来年から、新劇(俳優座)で連作するらしい
劇団キンダースペースじゃね?
それより若衆て
870 :
吾輩は名無しである:2007/03/02(金) 10:35:15
一幕劇集「結婚・結婚・結婚」が上梓されましたね。
そのまま上演可能な新訳とのことですが。
方言なのはどう?
872 :
吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 00:19:31
あげ
873 :
吾輩は名無しである:2007/03/18(日) 23:15:24
あげ
874 :
金原文則 ◆jG/Re6aTC. :2007/03/19(月) 00:13:03
どなたかチェーホフとトルストイの2ショット写真の画像持ってませんか?
875 :
吾輩は名無しである:2007/03/21(水) 07:07:57
876 :
吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 18:24:19
チェーホフの「賭け」なんだけど、この間知り合いと話したら、俺と知り合い
との間で結末が違った。俺の記憶では一般に言われている内容(部屋を出て行く)
の後に非常に辛辣などんでん返しがあった気がするのだけど、友人はそこでおし
まいみたいなことを言っていた。ネタバレになっちゃうといけないんで詳しく内
容は書かないけど(書いていいなら書きますww)。
確かめたいんだけど、賭けって続編があるのかな?続編があるなら、それが収
録されてそうな本の名前を教えてくれると嬉しいんだけど。「賭け」自体もちく
ま書房の本を探さないと読めないかな?
今見たよ。
見逃しちゃったよ…
うわーん
チェーホフの作品は
どんな物事も「眺めている」という感じがする
その目線の冷たさと優しさが自分には本当にツボに入る
書き方によってはすごく嫌味になってもおかしくないのに
チェーホフはまったくそう感じさせないのがスゴス
一流の作家なんだなと
チェーホフはどんな登場人物にも実に均等に愛情を持っているように思える。
ひいきがないと言うか。
普通、自分が好きな応援したい立場のものをよく書き、
嫌悪し軽蔑し好きになれない者は悪く書いてしまうと思うが
チェーホフにはそれがない。そこが稀有だと思う。
先日ワーニャおじさんを読み返したが、登場人物全員の
言い分がそれなりにわかるし、またわからなくもある。
881 :
吾輩は名無しである:2007/04/09(月) 03:06:35
かもめは上手いよなぁ
実に上手い
>>879 上手いこと言うなあ
確かに観察日記っぽいとこある
筑摩世界文学全集のチェーホフ集を105円で買いました。
評判の「イオーヌイチ」を読むのが楽しみ。
通りすがりの者です、実は読んだことないんですが。
ここに来ている皆さんは、どういう方々?
文学青年ですか?
新聞の記事にあったんです、「犬を連れた奥さん」ってのが。
読んでみようかな。
自分は文学青年っていうんじゃないけど、普通に読書好き。
「犬を連れた奥さん」いいよ。読んでみたら?
青空文庫とかに入るようになればもっと気軽に読めるのにね。
そこがちょっと残念。
自分が人に薦めるなら「犬を連れた奥さん」より四大戯曲かな…
一冊選ぶとしたら新潮の「かもめ・ワーニャ伯父さん」。
888 :
吾輩は名無しである:2007/05/16(水) 02:47:43
桜の園、三人姉妹、犬を連れた奥さん、ねむい、の4作を父の全集で
読んだけど、超短編の「ねむい」以外は筋もオチも似たものばっかりで
正直つまらない以外の何物でもなかった。
特に桜の園はサリンジャーのグラース兄弟がしきりに押してた(演劇として)
だけにがっかり。こんなの読んでるよりだったら太宰の斜陽を5回繰り返し
読んでる方がいい。
ただ「ねむい」は本当にショッキングで驚いた。
そしてあまりの短さにワロタw
889 :
吾輩は名無しである:2007/05/16(水) 10:11:30
きみ もしかして十代?
まだチェーホフはちょっと早すぎたみたいだね
十年か二十年後に読みかえしてごらん
たぶん 眼からウロコが落ちるはずですよw
空クッションで真ん中へ
891 :
吾輩は名無しである:2007/05/17(木) 06:45:05
>>886「ワーニャ叔父さん」は今の下流時代にキツイよ・・・・
892 :
吾輩は名無しである:2007/05/17(木) 11:01:00
>>888 モーパッサンみたいなオチがないということが、チェーホフの短篇の特徴。当時は斬新だった。
その後、井伏鱒二やレイモンド・カーヴァーなどが真似してるけどな。
それから、太宰の斜陽は桜の園を意識して書かれたことは知っておいたほうがいいと思います。
挫折した経験のない人はチェーホフとか読んでも
普通に通り過ぎちゃうんじゃないかなという気がする
かといって本当にギリギリの状況にいる人
もしくはそういう状況を知っている人というのも
チェーホフの物語にはそれほどはまらないような気がする
チェーホフってなんか幸せじゃないけど、でも不幸じゃない人たちが読むと
一番しっくりくるんじゃないかしらとてきとうなことをいってみる
894 :
吾輩は名無しである:2007/05/19(土) 09:55:53
読解力って、露骨にあらわれるもんだねw
895 :
吾輩は名無しである:2007/05/27(日) 13:48:08
>>876 小学校のとき公文の読書プリントみたいなのでは銀行家と話してた気がするけど
高校の図書館で見つけた短編集「賭けと人生」は出てって終わりだった。
小学校の時の記憶があいまいだから確実ではないけれど。
896 :
吾輩は名無しである:2007/06/26(火) 21:08:23
チェーホフ全集って中公社から出ていると思っていたんですが、
もう廃刊なのでしょうか?
最近はオクなどでよく出てますよ。
値段もむかしに比べるとずいぶん安くなった。
絶版だ~新規では買えないと思います。
装丁のデザインそのままで文庫になって
くれないかなあ…
>>897 返答ありがとうございます
おととい神保町をさまよっていたら、
ある古書店で筑摩書房の世界文学全集「チェーホフ集」を
300円で手に入れることができました
中公は全16巻、ちくまの文庫は全12巻です。
ちくまはこのスレの60ぐらいのとこ、中公は200すぎぐらいのところに
巻ごとの収録作品名をあげてありますからご参考に。
ちくまの文庫じゃないほうはみたことがないんですよねー
ちなみに何巻ですか?まさか全部で300えん?
一巻のみです。
収録作品は大体新潮文庫で出ている3冊に収録分+数作品
+チェーホフの経歴と、訳者によるそれに関する割に詳しい解説
です。
欲を言えば、持ち運びしにくいのでやはり文庫が良いのですが、
なかなか見つからない上に多少高価なので、まぁ難しいですね
解説かー面白そう。私も探してみよう。
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いいですか、仕事をしなくては……。
手を休めないで……
生きているかぎり
903 :
吾輩は名無しである:2007/07/12(木) 07:45:00
オークションで中央公論のチェーホフ全集(60・61年)を買いました。1500円プラス送料1000円。ちこっち嬉しい
あなたがもし孤独を恐れるのならば、結婚をしてはいけません。
図書館で筑摩の本予約した。
借りるの楽しみ。
スレ流し読みしやしたが、『谷間』が出てきて無いようですが、評価低めですか?
898さんと同じ(と思う)本を読んだんですが、
短編の中では自分は1番すきなんです。
谷間はちょっと長さが中途半端な気もしないでもない。
あれくらいの長さなら長編に発展させてよかったんじゃないか。
とても好きな話ではあるけどね。
新潮文庫で初めてチェーホフを読んで、
最初はまあ、ふーんて感じだったんだけど
谷間でガツンときました。読み終わって衝撃でした。
それから結局全集を買うまで行ってしまいました。
折りに触れ読み返す作品のひとつです。
新潮の「かわいい女・犬を連れた奥さん」はすごくいいよね。
粒が揃ってていつどこを何回読んでも読み飽きない。
個人的には表題作よりはいいなずけとか中二階とか往診中の出来事が好きだな。
かわいい女も良いんだけど、
最後がちょっとほっぽり出したような感じで、あの終わり方読むたびに何か不安になる。
910 :
906:2007/07/14(土) 22:46:31
やっぱり『谷間』好きな人多いんですね。
それよか過疎スレだからレス付いたとしても2,3日後かな。
なんて思ってたら、こんなに早くレスがついて驚いたですw
911 :
吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 02:55:41
中公の全集6巻に入ってる「裁判」のラスト忰が看守っていう解釈でよろしいか?
だとすればゾッとする
あそこまでためて、ふいに振り向いて話し掛けるところ衝撃的だよね。
913 :
吾輩は名無しである:2007/08/01(水) 01:01:07
あげあげ
914 :
吾輩は名無しである:2007/08/01(水) 03:11:27
谷間はナボコフも好きだったらしいが、
良さがあんまりわかんないなあ
誰か語って
谷間は確かにナボコフが好きそう