金沢の「チャペック」てまだあるんだね。
短編集キターー!!
『絶対子工場』はまだ新刊書店で買えるよね?
訳がよくないの?
品切れという名の絶版だと思うけど
どっかの本屋さんで見かけた?
訳が良くないとかじゃなくて
ドイツ語からの重訳だから。
あ、重訳だったのか。
AmazonかBK1かどこかのオンライン書店で発送可能になってるのを見た気がしたんだが、
いま確認してきたら取り扱い不能になってた。やっぱり絶版らしい。
クラカチットって映画化されてるんだよね。NHKあたりで放送してくれないかしらん
クラカチットって後半明かされる性質が今でも新鮮かつダークだよな。
持ってる奴が世界を制する訳じゃ無い爆発物・・・・って危険すぎww
>>92ありがとんです。
舞台にしてもよさげなんですけどどうでせう?
「クラカチット」、旧版は批評も紹介も核兵器よりも恋愛ものという印象を受けたのでそれに乗って読んだら
最初はコミュニケーション不全に最後の王女様とは修羅場の連続で
「ちょ、こ、これって恋愛小説なのか?」と悄然となった思いでがあるww
最近日本でも上演される事が多い「マクロプロス事件」
11月に日生劇場でヤナーチェクのオペラ版舞台上演予定。
あと「マクロプロス」は宝塚でも舞台化されている。
ヅカなので主役は男なわけだが「不滅の刺」のタイトルがなかなかイカすw
「いろいろな人々」に収録されてる
関東大震災にチャペックが寄せた文章を読んで泣けた
田才益夫氏の熱意は買うが、正直この人の翻訳はあまり出来がよくない。
例えば晶文社から出ている、「もうひとつのポケットから出た話」の訳である
「ポケットから出てきたミステリーも」、栗栖継の「ひとつのポケットから出た話」と
比較すると日本語がこなれていないし、英訳版と比較した限りではところどころ
怪しい部分がある。
この人はどちらかというと「コラムの闘争」のような論説文の翻訳が向いているのではないか。
>>97 「山椒魚戦争」に出てくる日本人て無気味に自信ありげな笑いを浮かべながら強気発言する奴らばっかだけど
近代の欧米列強に対抗して強気に出ざるえない日本は海外からそう見えていたのだろうな。
今は中華思想の中国がニコニコ強気発言だが
しかーし四川地震に対する欧米の対応は某観光地にくらべると冷たいなぁ。中国政府の閉鎖性もあるだろうけど。
101 :
MT:2008/08/08(金) 16:33:38
98 :吾輩は名無しである:2008/06/17(火) 15:53:17
田才益夫氏の熱意は買うが、正直この人の翻訳はあまり出来がよくない。
例えば晶文社から出ている、「もうひとつのポケットから出た話」の訳である
「ポケットから出てきたミステリーも」、K氏の「ひとつのポケットから出た話」と
比較すると日本語がこなれていないし、英訳版と比較した限りではところどころ
怪しい部分がある(ここで君は英語役の方が正しいという無根拠の前提に立ってはなしをしている)。
(この部分は非常に問題である―門外漢の口を出すべきところではない―。
英語訳を参考にすると必ずおかしなことになる。
君はチェコ文学ないしチェコ語にたいして利いた風な評言を発しているが、そこまで言いたいのなら
『チェコ語エクスプレス』かなんかで、すこしはチェコ語の勉強をしてからにしたらどうだ。)
この人はどちらかというと「コラムの闘争」のような論説文の翻訳が向いているのではないか[大きなお世話だ]。
それから、チェコ語で文語体と口語体が文書の上ではっきり区別というか、
むしろ文語体のもので書かれていた文章が、口語体で書かれるようになたのは
いつごろからで、その張本人はだれか答えられるかね?
僕の本の悪口を言うくらいの勉強家なら、ついでにこれまで僕が出版した本のあとがきを全部読んでごらん。
僕はいたずらに格落ちの文章でチャペックを訳しているのではない。原文ではチャペックは
確かに口語体で書いている。それを意識しているからこそ、新聞記者と自称しているころの文章を、
ことに文体と語彙の両面から手さぐりしながら、苦労してチャペック的文体を作り上げているのだ。
つまりチャペックの口語的文体に対応するね…日本語の訳語、文体をだ。
それに引き換えKさんの文章は羽織袴の田舎の頑固爺の文章だ。
それはもうチャペックの文体とは遠くかけ離れている。
以上、こんな話書き出すときりがないから、僕の文章にたいする対極にある人物の
文章の書き手として、君もあえてKさんの名前を出した。(別に品格から言っても、興味から
言っても、僕からいえば、問題外だ。むしろあの人の文体に僕は興味がない―
現在われわれが日常的に用いている言葉ではないからだ)
じゃ、公平な立場を常に忘れないように、また文章の意図をもね。MT
おやおや、本物で消化ねぇ(笑)
>>101 >>98を書いたものですが、こんな過疎スレで二ヶ月もたって
返信があるとは思いませんでした。
この書き込みだけではあなたがMT氏本人かどうか不明ですので、
例えばトリップをつけてホームページにそれをアップするとか、
何か証拠を見せていただけないでしょうか。
あと、栗栖継氏の文体は確かに古い翻訳調かもしれませんが、
氏が日本へのチェコ文学紹介のパイオニア的存在であるのは
間違いの無いところであり、岩波文庫にも四作が入っています。
もうすこし先達に敬意を払われても罰は当たらないと思いますよ。
104 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/09/21(日) 03:15:40
あんまし突然レスなんで悪いけど、チャペックは『ロボット』しか読んでないけど、あれは泣いたな。マジで泣いた。
とどのつまりは愛の物語なんだよなあの戯曲。
山椒魚戦争もぜひぜひ
来月は日生劇場でマクロプロスですよお前ら
山椒魚保守!
いたずら子犬ダーシェンカの訳者さんは
栗栖継先生の縁者の方?
111 :
吾輩は名無しである:2009/05/08(金) 23:38:29
「園芸家12ヶ月」が好き。
112 :
吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 00:25:53
チャペック好きな人はジャック・タチも好きでない? 郵便屋さん万歳!
113 :
吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 00:36:26
山椒魚戦争LOVE
114 :
吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 20:53:42
チャペックがいなかったら『火の鳥』も無かった!
115 :
吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 19:55:47
「ダーシェンカ」大好きだ。
犬好きの俺にはたまらんね。
117 :
吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 08:48:05
カレルチャペックという喫茶店が吉祥寺かどっかにあり、経営者のおばちゃんが同名のブランドを手がけてイラスト入りTシャツなんか出してるんだが…
最初見た時はヨーゼフの絵じゃなくてガッカリしたっけ
ガルシアマルケスってブランドもあり、経営者はマルケス大ファンらしいが、このブランドの色づかいやデザインの派手なバッグを持ってる層は南米文学なんて読まなそう(偏見だけど)
「予告された殺人の記録」とか表紙だけ見るとえらいカラフルだけどあんなイメージかね?
でもブランドの名前にチャペックってのもなんかマニアックだな
120 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 13:30:03
「山椒魚戦争」大好きだ!
取りあえずアレだ・・・保守だ。
『受難像』読んだ。すごすぎ。チャペックなめてました、サーセン。
スレ違いかもしれんが
ピランデッロの小説はチャペックの哲学小説と通ずるものがあるように思える。
人間の弱さや情けなさの中に人間愛に近いものを描き出そうとするとことか。
金沢の市場にチャペックの名を冠した喫茶店があったな。数年前開発とともに郊外に移ったらしいけど。
ダーシェンカ関連の文章で
「引き取り手が見つかったので子犬を水死させずに済んだ」という一文を読んでショックだったのを覚えているが
どのダーシェンカ本なのか思い出せない。
チャペック作品のオペラというとヤナーチェクの「マクロプロス事件」が有名だが
今月上旬にアンサンブル・テオリアなる団体で「郵便屋さんの話」をオペラ化した「手紙の神様」が初演されている。
あと、こんにゃく座なる団体で卵の童話もオペラ化されている。
紅茶屋の方のチャペックの本が出た。
おやはや(笑)田才益夫の訳はいかが(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
「白死病」テアトル・エコーとまつもとレジデンスカンパニーで上演
テアトル・エコーの公演観た人いる?
132 :
吾輩は名無しである: