361 :
吾輩は名無しである:2008/12/07(日) 01:11:02
なんでやめてほしいの?
新約読んだことないけどそんなにやばいんすか?
362 :
吾輩は名無しである:2008/12/10(水) 23:20:37
ゴーゴリは意外と行け免だな
363 :
吾輩は名無しである:2008/12/13(土) 00:38:30
新宿紀伊國屋で「死せる魂」買おうとしたけど上だけなかった
お前ら戻せよ
今年は生誕200年!!
365 :
吾輩は名無しである:2009/02/19(木) 23:50:59
このスレ、結構長寿スレだなw
いま鼻を再び読んでるよ。ゴーゴリはナイスです。
366 :
吾輩は名無しである:2009/03/06(金) 16:25:34
あ
367 :
吾輩は名無しである:2009/03/06(金) 16:35:24
外套読んだ
悲惨過ぎだろ
翻訳者の癖かもしれんが、次から次に
言葉が押し寄せてくるようだった
368 :
吾輩は名無しである:2009/03/12(木) 11:29:25
ゴーゴリ 「死せる魂」 (1842)
現代の我々から見れば巨大な富を産み出すであろうと思われるこの土地と人間が、農奴制的に経営されると
マニーロフ的ルーズやノズドリョフ的バカ騒ぎやソバケーヴィチ的大食漢を育てる。それ以上のことはできない。
彼らがそれ以上のことをしようと思えば、つまり農奴制など忘れてしまったパリ風の生活をしようと思えば、
妻や娘の衣装代のためだけにでも土地も農奴も抵当に入ってしまうし、
実際パリ風はこのようにして農奴制をぶち壊しつつあった。
369 :
吾輩は名無しである:2009/03/12(木) 11:41:56
病院の経費を節約するというので、看護婦がどんどん減っている、
医療検査も下請けに出され、何がどうなっているのか、一人ひとりの患者の全体をつかめない。
そんなわけだから、病院の中で、違う患者の肺を切り取ったり、違う足や手を切ったり、
胃に入れる薬を静脈に入れたり、消毒液を点 滴液と間違えたり20CCの点滴を200CCと間違えたり大変なことが起きている。
医者も1人で責任がおえないから、関連する医者に一言相談して共同正犯のようにして責任を逃れている。
そんな医療制度がこの国を覆い尽している。
ロシアの作家ゴーゴリは作品「死せる魂」の中で、
狡猾な主人公チチコフは、 死んだ農奴を沢山買いあさってそれでインチキ地主になりすまし、
他人か ら膨大な金を借りて大儲けしょうと計画する。
この作品を書きながらゴーゴ リは自分で自分の作品に嘔吐が出たそうだ。
この作品のなかに出てくるタ イプが全員今の日本をのさばり歩いている。
規制緩和はこの国でもう十分行き渡っている
370 :
吾輩は名無しである:2009/03/13(金) 19:20:08
肖像画と狂人日記を読んだ
思うんだが、この人の作品全部が狂人日記じゃないか?
371 :
吾輩は名無しである:2009/03/13(金) 23:52:29
先日『その名にちなんで』ってゆう映画で、
内容は文豪の名にちなんでゴーゴリと名付けられたインド人青年の話なんだけど
TSUTAYAで彼女がたまたま選んできて見たよ。
まぁまぁ面白かったので軽い気持ちで見てくれよ。
372 :
吾輩は名無しである:2009/03/14(土) 00:18:26
じゅんぱらひり
青空にあるの読んだっけ面白かったので、集英社の全集端本を買ってきた。
楽しみ。平井肇訳でないのがちと残念。横田瑞穂と服部典三が半々。
死せる〜は入ってないんで別に買わなきゃだわ。『検察官』、『肖像画』他。
んでー青空の、『鼻』に一番笑ったが出色はやっぱ『外套』やね。これもでも、
爆笑しながら俺は読んでたが。つか後半はむしろ付けたしでしょうあれ(あくまでも
作品鑑賞としては。アイデア自体は、外套の代わりに猟銃でそういった実話が
あったそうでそこからでは?なんて解説にはあったが)。逆に『狂人日記』は
じぶんは読んでて、悲しかったな…。
ゴーゴリ論争勃発だそうで(笑)おやはや(笑)表向きは単一民族国家日本では見られない事態でしょうねぇ(笑)おやはや(笑)
375 :
吾輩は名無しである:2009/04/13(月) 21:18:46
376 :
吾輩は名無しである:2009/04/22(水) 05:51:57
ゴーゴリは読ませるという点では本当に凄いと思う
377 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 19:24:59
あげてみる
378 :
吾輩は名無しである:2009/06/30(火) 00:27:29
天才ということでは、ゴーゴリが最高では。
あんまり天才過ぎて、狂っちゃったとしか思えん。
『死せる魂』も面白い。
食べ物の描写なんか、もうこってりしすぎて、胸焼けしそう。
379 :
吾輩は名無しである:2009/06/30(火) 09:42:36
ゴーゴリの「外套」「狂人日記」には深い共感を得た。その主人公ってまるで
フランツ・カフカみたいだな。カフカはドストエフスキーの愛読者だったと
いうけど、このゴーゴリこそは愛読書にしても遜色ないと思うんだけどな。
共感て…
戯れて書いただけだよ狂人日記なんて
本人もそういってる
まあ面白いことは面白いけど
382 :
吾輩は名無しである:2009/06/30(火) 22:39:48
フランツ・カフカには、ドストエフスキーの影響を受けたことも否定できないが、
このゴーゴリからの影響はなかったのであろうかと考える。カフカのおかれた
境遇は、ゴーゴリの「外套」「狂人日記」の主人公にも酷似しているし、カフカが
これの影響を受けていないということ自体が不思議にも思える。
個人的には、ゴーゴリの後継者はカフカだと考えるけどな。
383 :
吾輩は名無しである:2009/07/05(日) 11:49:44
2008年、ロシアで起きた「殺人もしくは殺人目的の襲撃事件」は約2万件。
7000人に1人が被害に遭っている。
日本の警察白書によると、平成19年(2007年)に起きた殺人事件は約1200件、
10万人に1人の割合で被害が出ている。
日本の場合、殺人未遂の件数が抜けているため単純に比較できないが、
日本で起きた殺人事件の1年分が、ロシアの1カ月分に相当する。
384 :
吾輩は名無しである:2009/08/31(月) 22:33:27
385 :
吾輩は名無しである:2009/09/07(月) 16:57:49
386 :
吾輩は名無しである:2009/09/27(日) 11:07:46
公務員になるための必読書とすべき。
実際には誰も読んでいないだろうね。
387 :
吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 08:29:49
388 :
エカテリーナU:2009/10/11(日) 11:10:58
ハラショーな日々はイラストが
とってもかわいく気に入りました。
エルミタージュに陳列したくおもいます。
◆偽造献金処理
◆まさに、「死せる魂」(ゴーゴリ)
390 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/11/30(月) 04:07:13
『露西亜三人集』という選集に、チェーホフとゴーゴリとゴーリキイが一括りにされてましたが、
この組み合わせはどうなんでしょうね
それぞれどの作品が収録されていたか今ちょっとわかりません
391 :
吾輩は名無しである:2009/12/26(土) 20:07:59
岩波文庫はもっとゴーゴリを出すべき
392 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/12/27(日) 05:29:20
393 :
吾輩は名無しである:2009/12/27(日) 14:31:08
fds
394 :
吾輩は名無しである:2009/12/28(月) 04:09:24
言葉の世界がぶっつっ壊れてる。ディカーニカ均衡夜話はおすすすすめ。
ちょうどいま青空に上がってた「ソロチンツイの定期市」を読み終えたところだが、
タイヘンなものだなあれは。21かこそこいらの頃の作品でしょう? ちょっとね、
特にその終盤あたりでテンペストを思い出したよ。――がけれども、何を描かかんとは
むしろ、意識せずに書いている部分が良いなゴーゴリは。無意識が噴出している様な
ところが彼においては、より「新しい」。まだちょっとは起きてるが、もったいないので
今日はもう何も読まない。
あww 例によって訂正を
何を描かかん → 何をか描かん
あwww 「こ」も要らんなw →21かそこいら
――と、このためだけに1レス潰すのもあれなんで、おまけとか。
読みながら俺がとった難読漢字その他のメモ。
鶉 うずら
鴎 かもめ
朝まだき 早朝
蜿蜒 えんえん
白楊 どろのき、どろやなぎ。
ゆくりなし 予想もしない。
鳧 けり 〜をつけるのケリの当て字か?
敲く たたく
麺麭 めんぽう、パン。
茲 ここ
瞋恚 しんい(しんに)。怒ること、憤ること。
嫩い わかい
哥薩克 コサック
懶げ ものぐさげ
籬 かき。垣。
嚇かす おどかす。
北叟笑み ほくそえみ。
紡錘 つむ。糸巻きなどの心棒。
懶惰 らんだ。らいだ。めんどうくさがり、怠けること。怠惰。
拱く こまぬく。 腕組みをする。傍観する。こまねく。
教父 =ゴッドファーザー=名付け親のことかっw
398 :
吾輩は名無しである:2010/01/28(木) 22:29:45
399 :
吾輩は名無しである:2010/03/08(月) 09:47:28
ロシア最大の文豪
400 :
吾輩は名無しである:2010/03/12(金) 18:07:42
『死せる魂』は傑作。そのうち『ディカーニカ近郷夜話』
岩波文庫を読もうと思っている。
401 :
吾輩は名無しである:2010/03/29(月) 19:35:29
ゴーゴリが現代日本に生まれていたら果たしてどのような作品を書いていただろうか
岩波のディカーニカは、もう売り切れだね。
古本漁るしかないかな。
もしかしたら田舎の本屋とかにあるのかな。
403 :
吾輩は名無しである:2010/05/17(月) 12:19:27
図書館にない?
なにこれw
半端なく面白いんだけどw
ドストやチェーホフをかるく超えてんな。
つか青空文庫で外套にぶちあたるまで聞いたことなかったぜ。
おそるべしロシア文学。
肉体が、より強くその精神を方向付けているという点においては、
まさにドストと直線で繋がってんなーとかは思う。――がそれ故に
どっちも芸術家としては俺の評価は高くないというねw
天才ないしは天才的っての、こと小説においては最上級の褒め言葉じゃないと、
個人的には。ともあれ近代小説においては、じぶんはそんな風に。
いや訂正を。芸術家 → 小説家
ディカーニカ、古本で1994年モノをゲットしたが、
旧字体だった……。
頑張って読もうと思ったが、読みにくくてダメだ。
新字体で読めるやつってあるのだろうか。
ゴーゴリ全集で読めるはず
旧字は慣れておいて損は無いよ
409 :
吾輩は名無しである:
ロシアでは他の国みたいに平等な経済活動が行われていない
あそこは都市部を離れるとすぐに田舎の風景が広がる
ロシア国内の殆どを占めるそのような場所では
まるで明治時代のような庄屋と小作人、又は旦那と丁稚
というような差別的な経済関係が資本主義への移行の過程で形成された。
封建社会から社会主義というあまりにも極端な歴史背景から
民主主義に基づいた社会秩序のあり方は都市から離れるほど雑然となっていく。
携帯電話を持ち、フリースジャンパーを着ていて見た目は我々と変わらないが
小さな町にいけば会社の社長は旦那様であり、社員は使用人である
給料とは仕事の代価というよりは、旦那様からの施しのような意味合いだ
そこへロシア正教の復活がからむと
旦那は父親、使用人は子、という家族的な枠組みが秩序として形作られ
親は子にほどこし、子は親に絶対服従。
ひどいところになると社員は仕事以外でもいそがしい。
旦那様は自分に富をもたらしたプーチン政策を強く支持し
財と人を従える優越感から“強いロシア”を声高に叫び始めた
ロシア経済を支える国民の経済活動の底辺がこのような有様では
健康的で安定した経済は望めないのではないだろうか
今のロシアは都市部で活躍する一部の富豪による経済成長しかありえない
あの国で大規模な労働争議が実現すればいいのだけれど
まだ社会主義時代への抵抗感がそうはさせないのだろうな
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1230391762/l50