少女漫画・少女小説全般スレ 4

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1名無しさん@ピンキー
ここはスレのない女性向けの少女漫画や少女小説のエロパロスレです。
801は801板に行ってください。
メジャーからマイナーまでみなで一緒に萌えましょう。
自分の知らない作品が出てきても文句はつけないで下さい。
荒らしにはスルー奨励。マターリマターリ。

(過去スレ)
少女漫画・少女小説全般スレ 3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1086527822/
少女漫画・少女小説全般スレ 2
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1076766215/
少女漫画・少女小説全般スレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1065972434/
まさかこのキャラをエロに使うか!?
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1027604556/

(これまでに投下されたSSの置き場)
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/
2名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 01:40:50 ID:xXS/RPNS
>>1
3名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 01:51:57 ID:ujAwgff/
4名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 02:08:01 ID:vHXWIcIX
*少女小説*


マリア様がROMってる〜妹・エロディション〜
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1109845071/l50
【伯妖】谷瑞恵作品エロパロスレ【魔女】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112447319/l50
煩悩の十二国記*九冊目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115651592/l50
5名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 02:15:07 ID:vHXWIcIX
*少女漫画*

ときめきトゥナイトのエロネタを語るスレ Part11.5
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1086224183/
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フルーツバスケットのエロ小説を書こう!part3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1102762196/l50
6名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 02:17:01 ID:vHXWIcIX
【リーヤ】赤ずきんチャチャで【襲え!!!】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1082017991/
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エースをねらえ!でエロ読みたい
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074428700/
†オルフェウスの窓でエロパロを†
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1056573368/
さくらの秘密図書 2冊目
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058785289/
ガラスの仮面で(;´Д`)ハァハァ 2発目
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073014655/
カレカノでひとつ・・・・
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1029391717/
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http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1075834734/
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【ママレ】吉住渉作品のエロパロ【ウルマニ】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1063044545/

7名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 02:36:14 ID:4P0OT7xD
乙!!
8名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 07:19:10 ID:Dq3Nhj26
>>1さん
|  |
|  |∧_∧
|_|´・ω・`) そ〜〜・・・
|お|o旦 o
| ̄|―u'
""""""""""

|  |
|  |∧_∧
|_|´・ω・`)・・・
|疲|o旦o.
| ̄|―u'
""""""""""

|  |
|  | ∧_∧   
|_|(´・ω・`)  これ置いときますね
|れ|o   ヾ
| ̄|―u'   旦
""""""""""""""""

|  |
|_|  ピャッ!
|様| ミ
| ̄|     旦
""""""""""""""""
9名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 07:19:32 ID:qaj88bdo
フェロマニのケーシ×ホトリ誰か書いてくれんかな。
それか、桜蘭高校ホスト部で、ハルヒがモリ先輩と環と光&馨と5Pする(同意)か、させられる(無理矢理)キボンヌ
10名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 09:42:30 ID:DZWPJ2xS
乙。
即死防止記念。

キミはガールフレンドでちょっと見てみたい。
無駄に薔薇を散らして一生懸命に乙女の演出をするキリエと
そんな薔薇を踏み散らかしてしまう初音。
11名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 18:18:27 ID:a8ZzhYpq
◇◆キャットストリート◆◇でエロパロ(〃ω〃)
http://domo2.net/ri/r.cgi/eroparo/1118993272/
12名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 18:28:16 ID:a8ZzhYpq
>>11
ちゃんとスレッド貼った方がよくね?
13名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 18:42:21 ID:fHZHC4k+
自演乙〜!pgr
でもキャットのスレなんてあったんだね。
人いないみたいだけど・・・。
14名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 18:49:49 ID:DZWPJ2xS
>11、12
とりあえず携帯でないアドレスぷりーず。
15名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 18:50:39 ID:0aSyF9Js
興味はないがこれだろ

◇◆キャットストリート◆◇でエロパロ(〃ω〃)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118993272/
16名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:27:39 ID:qaj88bdo
一応上げ、そいで保守
17名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:28:32 ID:qaj88bdo
桜蘭高校ホスト部で、ハルヒがモリ先輩と環と光&馨と5Pする(同意)か、させられる(無理矢理)キボンヌ
18名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 00:46:39 ID:lGh3GLH3
マダミスの続き待ってます!
19名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 14:25:19 ID:aZswwL/c
即死判定ってどのくらい?
20名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 16:50:11 ID:pcXXXUSV
あげ保守
21名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 16:50:33 ID:pcXXXUSV
age
22名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 16:50:50 ID:pcXXXUSV
age
23名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 16:53:04 ID:pcXXXUSV
上げ


あげ


揚げ



24名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 16:53:40 ID:pcXXXUSV
ぜんぜんアガンねー
25名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 17:34:32 ID:pcXXXUSV
age
26名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 16:29:45 ID:F4J1ng61
age
27名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 22:19:16 ID:F4J1ng61
あげ
28名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 22:20:02 ID:eRgaKSHM
そんなに簡単に即死しませんから。
マダミス続き、私もお待ちしてます。
29名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 22:26:43 ID:49HamW2c
ランドリオールのキボン。
六甲×イオンとかリゲイン×ファレルとか見たい。
肝心の主役のDXは相手が思いうかばんが。
30名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 22:28:37 ID:Ik2XdmVU
河原和音の作品でひとつ
31名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 23:51:37 ID:F4J1ng61
>>17のホスト部ネタキボン
32名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 16:47:53 ID:FaK6F3Fl
あげ
33名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 23:47:50 ID:iDqIATTO
>>17ホスト部ネタキボン
34名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 05:04:00 ID:CVhweGK0
ただキボンじゃなくて
もう少し妄想を語ってくれまいか。
自分は3Pが限界なので正直5Pは配置が判らない。
………あんまり人数が居ると
「ドアの向こうに姫を犯す順番待ちをしている
ふるちんの40人の屈強の兵士!」が脳裏に甦って笑えてしまう…。
35名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 12:18:05 ID:6IaK+2UV
>>17ホスト部キボン
36名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 18:57:56 ID:Li6jW2Xx
マダミス&お嬢様を待ってます。

>>34 5Pだと
A)性器、排せつ器、口腔、右手、左手
B)性器、排せつ器、口腔、乳、手
のパターンだが、実際にやりやすいのはAかもしれん。
よう知らんけどw
37名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 21:08:54 ID:rpnhOR/L
自分も想像もできない。
キボンするならどんなシチュかとかかいてくれい
38名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 01:11:21 ID:XrLX43c9
>>17のホスト部ネタ>>36のAでキボン
39名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 16:37:51 ID:nRIgNqEJ
じゃ、光と馨がそれぞれ右手と左手。
モリ先輩がお口で
キングがお尻。

………あれ? 数が合わないよ。
40名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 22:04:33 ID:XrLX43c9
>>39
4人の男相手に、女が1人で5Pなんだけどなあ。
41名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 00:05:24 ID:VvW1x6dG
古い作品で、花ぶらんこゆれての
惣せんせい×るりキボンしてみる。
42名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 23:30:14 ID:dMxXDmXD
5Pなら
一人はビデオ「ヤダヤダ映さないで」
一人は(ハルヒの本命)抑えつけ
双子がメインで犯し・・・
が読みたい。
43名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 05:30:00 ID:yKRjev00
>「ヤダヤダ映さないで」
ギャグ顔の殿しか思い付かない・・・
44名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 22:21:58 ID:xhwyed8V
>29
…むしろDX×イオンとか…言ってみ…る…
45名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:08:06 ID:q+Pz2u2d
46名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:29:11 ID:qTwJw0ej
女子妄想症候群のケーシ×ホトリが読みたい・・・。
誰か書いてくれんかな
47名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 00:06:50 ID:e69JiKVk
>>44
それ、実は私も萌えだ・・・
二巻の「お兄ちゃんです…」にはギャグだと分っていても萌えたw
シスコンだとDXが気づいていないところもイイ!

だれか書いてくれないかな
48名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 02:08:09 ID:Ukd/4CA6
>>46
俺も見たい。
今号は萌えたww
ホトリって結構敏感じゃね?首とか弱いし…神よ…!!
49名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 08:27:09 ID:ItGalTx1
フェロモって男性からみても萌えなんだ
なんかちょっとびっくりだった
50名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 17:59:34 ID:pQX3pVKZ
48は俺女だろ
51名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 23:07:18 ID:oKFUl7sn
キモいね
52名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 00:14:34 ID:hrwfIW4a
花ゆめのS・Aの慧×光が読みたい。
自分で途中まで書いてみたけど、行き詰まり・・・orz
53名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 00:18:40 ID:MzUnbjbb
>52
待ってるよ。
54名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 21:31:12 ID:/97R8eCU
>52
まだかな〜
age
55名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 03:03:47 ID:7Tna0Nhd
52さんじゃないのですが、前からS・Aの進まなさにイライラしていたので
投下させていただきます。 エロ少ないです。
56S・A 彗×光:2005/07/17(日) 03:04:13 ID:7Tna0Nhd
滝嶋が滝嶋の父親にいつものごとく拉致られて、ウンザリするほどの仕事を押し付けられた上海からようやく帰国し滝嶋邸に帰宅してみると、玄関で有り得ないものが出迎えた。

「おかえりなさいませ〜お坊ちゃま」

何故かヒラヒラしたメイド服を着た光が愛想良く玄関に立っている。
仕事のしすぎでストレスから妄想を見ているのかと、いつもは微動だにしない彗も一瞬たじろいでしまった。

「光……?」
「なんだ?ヘンな顔して」
変な顔をしているのは光の方だ。 近づいてみると、光は頬から目許が仄かに朱に染まり、瞳はトロリと潤んでいる。 光が自分に近づいてきたのだが足元がふらついている事に気づく。
慌てて腕を差し出して彼女の上体を支えるようにすると、その柔らかい体からはほのかにアルコール臭が漂う。

「光、まさか酔っているのですか?」
「いーや。全然酔ってないぞ〜、私は。 全然平気だ〜」
そう言って微笑む光だが、シラフの時の光なら、いつまでも体を支えて離さない彗の手を、もうとっくに引き剥がしているはずだ。 ましてそのまま体を支えてもらうなど、有り得ない。
57S・A 彗×光:2005/07/17(日) 03:05:21 ID:7Tna0Nhd
「かなりお酒を呑んでますね。一体誰が光にお酒を呑ませたのですか」
光の無防備な姿を楽しんでいいのは自分だけなのに……とイライラしながら酔った光を肩に担ぎ上げ屋敷
の奥に入っていくと滝嶋父が本人の部屋のベッドで酔いつぶれていた。意識はとうにない。

「この人ですか。今回の仕事といい、まったくどうしてやりましょうかね」
額に青筋を立てて怒っている彗のことにはまったく気にも留めないで、肩に担がれたままの光はケラケラと
笑いながら
「滝嶋の父ちゃんが、猪木の伝説の試合のレアDVDが手に入ったから見に来いって。観てたら喉が渇いた
から適当にドリンクバーから好きなジュースを飲んでたら、なんか愉快な気分になってきちゃって」
「……」
「そしたら、滝嶋の父ちゃんが『どっちが沢山飲めるか勝負しよう』っていってきてさ〜。気が付いたら父ちゃ
んはユデダコになって倒れてた」
「……その服装はなんですか」
「あ〜、これ? ジュース飲みながら父ちゃんにプロレスの技を掛けてたら服にジュースが掛かっちゃって、
そうしたら『服が乾くまでコレ着てて』って渡されたんだが……変か?」
「……いえ。憎らしいほど素晴らしく似合ってますよ」
光を酔わせたうえ、更にプロレス技を掛けてもらってたのか、あのオヤジ!! その上コスプレまでさせて。
彗の背中からゴゴゴゴーと怒りのオーラが放たれている。
58S・A 彗×光:2005/07/17(日) 03:05:51 ID:7Tna0Nhd
そのまま光を自分の部屋に連れていき、ベッドに優しく下ろす。
「ここで暫く休んでいてください。 酔いが醒めたら家までお送りいたしますから」
そして光が休んでいる間にエロオヤジに鉄拳制裁を食らわせる気満々でいた彗に、またもや光が思いがけ
ないことを口走る。

「滝嶋、仕事疲れただろ?」
光が急にしおらしい様子でベッドの上にペタリと座り込んだ体勢で彗を見上げる。心配そうにはしているが眼
がトローンと潤んで色っぽい。 ドギマギしていることをポーカーフェイスで隠しながら答える。
「……いえ。たいしたことはありません。いつもの事です」
光は
「そうだよな。いつも大変なんだよな。滝嶋は……」
そういうと急にシューンと俯いてしまう。
「そうだ! どうせこんな格好してるんだし、お前、何でも私に言いつけていいぞ! 今日は私が滝嶋の
専属メイドになる!!」
59S・A 彗×光:2005/07/17(日) 03:06:22 ID:7Tna0Nhd
専属メイド……。なんて良い響きだ。 今日の罰として、ぜひそうして差し上げたいところですが……。
「光はそんな事しなくてもいいんですよ」
「何でだ?」
酔ってひっく、とシャックリをしながら首を傾げている姿が猛烈に可愛い。
「光がちゃんと覚醒している時でないと嬉しくありませんからね」
「ふーん」
いつもならこんな事をいうと大暴れするであろう光は、今日はあっさり引き下がる。
「そっか、じゃあ、また今度な」

ニコリを笑うと彗の目の前でいきなり服を脱ぎだした。 これには流石にうろたえる。
「ちょ、ちょっと待ってください」
「何だよ」
「何で急に服を脱ぎだすのですか!」
「だって滝嶋がメイドしなくていいって言ったから」

男の前で平気で服を脱ぎだす光に、ひょっとしてこのメイド服を着るときも父の前で脱いだのでは……と思い
至った時点で彗は何かが切れた気がした。
60S・A 彗×光:2005/07/17(日) 03:06:49 ID:7Tna0Nhd
(いつもこれだけ光に振り回されているのだから、少しぐらいの味見は……。光は超鈍感だから「今度」が
いつくるかも解りませんしね)
 
キョトンとしながら乱れた姿で自分のベッドにいる光。 
まるで食べてくださいといわんばかりの状態にダメだと解っているのにも関わらず、何か適当な理由を付けて
己を正当化しようとしていることは充分過ぎる程自分でも理解している。 しかし。

「……正直、もう限界ですよ。俺は」

そう呟くと、光の肩に手を伸ばす。
「ん?」
「やっぱり気が変わりました」
「そうか!」
頬を染めた光が嬉しそうに笑う。 それなら、と脱ぎかけたメイド服のボタンをまた留めようとする光の手を両手
で包み込むようにして制した。
「あ、そのままでいいですよ。その方がそそられますしね」
「あ〜?うん。滝嶋がそういうなら」
61S・A 彗×光:2005/07/17(日) 03:07:15 ID:7Tna0Nhd
(今から何をさせられるのか少しも理解していないのでしょうね。この人は。)

「光には奉仕をしてもらいましょうかね」
「奉仕? 奉仕活動の奉仕か? 神社の掃除とかか?」
(まあ、光の脳内ではこの程度でしょうね)
「違います。 ご主人様の欲望を鎮める事ですよ」
「欲望?」
再度ひっく、とシャックリをしながら首を傾げている。 光に一体どこまでさせようか……彗も好きな相手の前では
健全な高校男子。 最後までしたいのはヤマヤマだが、あまり無体な事をさせると光の性格からすると、二度と口
を利いてもらえないかもしれない。それは困る。 どの道 今の光は可愛い酔っ払いだ。 最後までするのは光が
ちゃんと俺と『したい』と意識したときでないと……等と彗もが思案していると、
「ああ、そっか!わかったぞ」
光がいきなり彗の右手を握って引っ張った。
「わっ」
その思いがけない動作におかげで光にぶつからないように避けて彗はついベッドに腰掛けてしまった。
するとそれを待っていたかのように光の手が今度はスーツのズボンのジッパーをジジジ……と下げ始めた。
「ひ、光?」
「大丈夫。私だってSAの一員だ。保険体育の知識くらいあるぞ。口ですればいいんだろ」
そういうと、白い指先がズボンと下着を掻い潜って彗の欲望を引き出した。
二、三度それを手で上下にしごき上げたあと、口を開いてくちゅ……と先の方を咥えた。
心臓がドクリと波打つ。目の前が真っ白になった気がした。
62S・A 彗×光:2005/07/17(日) 03:07:49 ID:7Tna0Nhd
光にそんな性行為の知識があるとは思いしなかった彗はかなり気が動転していた。ご主人様として主導権を握る
はずが、何故かメイドの光にいい様にされてしまっている。
いきなり何の抵抗感もなさげにアイスでも食べるような気軽さで咥えられてしまったので、ついイヤな事を考えて
しまう。

「ま、まさかとは思いますが……。光、ひょっとして誰かにこういう事をした経験が?」
「あるわけないだろ」
大きくて全部咥えきれないようで、下の幹の方に両手を添えてしごき上げながら、猫のようにぺろぺろと舐めたり、
ぱくりと咥え込んで頭を上下させたりする。 その度に黒く艶のあるサラサラの長い髪が光の肩からこぼれて彗の
太ももの辺りに流れていく。
拙い精技ではあるが、光の口がしていると思うと背筋を悦楽が駆け抜けていく。

(マジで達きそうなんですが……)

「光、本当に、誰ともこんなことしてませんよね」
光は口をソレから離さずにコクリと頷く。
「もし……俺より先に誰かにこんな事していたら、……う……俺はソイツを絶対に殺しますからね」

可愛い可愛い光。良くも悪くも俺の心も身体もかき乱すのは貴方だけですよ。
63S・A 彗×光:2005/07/17(日) 03:08:24 ID:7Tna0Nhd

(なんてひたっていられなくなってきましたね)

彗はいつのまにかもう爆発寸前まで追い上げられてしまった。本当はちょっと光を虐めればそれで良かったのに、
逆に自分がのっぴきならないところまで追い詰められている。
「ひ、光。……離れて」
「イヤだ、最後までちゃんとできる」
「そんなことしなくていいですから、早……くっ……」
今すぐにでも暴発してしまいそうな快感をなんとか意識からそらしながら、そう光に懇願するのに、光はますます
扱く手を早めながら、
「イケそうか?滝嶋」
などと聞いてくる。 このままではもう少しも持ちそうに無い。

「いいから早く離れて……このままでは貴方を汚してしまいますから」
するとちょっと口を離して、
「いいぞ。    滝嶋が気持ち良くなれるのなら」
そういって微笑みながら再度、口にソレを頬張る光。 


(……今のは下半身を直撃しましたよ……)

64S・A 彗×光:2005/07/17(日) 03:08:52 ID:7Tna0Nhd
あの超鈍感な光が自分のを口で奉仕している。しかもメイド服で。それだけでも直ぐに達ってしまいそうなのに、
こんな可愛い事を言われて、もう我慢ができなかった。
「まったく貴方って人は……くっ……後でたっぷりお仕置きして差し上げますからね……。あ……ぅっ」

ついに甘美な責め苦に堪え切れず、溜め込んでいた精を一気に光の咥内に解き放ってしまった。
「ん……うぶっ!」
知識としては知っていても、実際に口の中に注ぎこまれると、光はその液体の苦さと熱さに驚いてつい顔をを引い
てしまった。 まだ注がれている最中の液体はピピッと光の口元や頬に飛び散り、口の中に溢れるソレを光は飲み
下しきれず唇の端から零れていく。

(たまらなく扇情的ですね)

今達ったばかりなのに、その様子を見てまた欲しくなる自分に苦笑する。
あまりの衝撃にまだハァハァと肩で息をしている滝嶋に、顔に付いてしまった液体を手で拭いながら光が、
「お前いっぱい出たなぁ。 溜めると体に良くないぞ」
と光はケロリとして指に付いている液を舐め取りながら言ってくる。

(溜まってるのは誰のせいだと……(怒))


65S・A 彗×光:2005/07/17(日) 03:09:32 ID:7Tna0Nhd
「で……少しはスッキリしたか?」
「……は?」
「お前、ずっと仕事ばっかりでストレス溜めてそうだったから。少しはスッキリするといいな〜と思ったん
だが。……良くなかったか?」
光はニッコリと、でもまだまだ酔いの醒めない顔で微笑んだ。

(光は光なりに、俺を心配してたってわけですか)

返答をしないでそのまま、その細い体を腕の中に抱きこんだ。
ギューと強く抱きしめて、絶対に離さない。誰にも渡さない。と心の中で強く思った。

「貴方は全然気が付いてないでしょうけど」
柔らかい長い髪を手ですくと、サラサラとした感触と共にフローラルのシャンプーの香りが漂ってくる。
抱きしめた光の体から力が抜けていって、肩に頭が寄りかかってきた。

光の耳元でそっと呟く。
「こと恋愛に関しては、俺は本当はいつも貴方には負けっぱなしですよ」
彗が生まれてから、初めての「負け宣言」なのだが……。

「ぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」
「!!……こおの酔っ払い!!(怒)」

当の光は、そんな彗の告白など少しも聞いていなかった。



66S・A 彗×光:2005/07/17(日) 03:10:23 ID:7Tna0Nhd


翌日の朝


「はぁ〜。まあいいですけどね」
光はそういう人だってことを一番知っているのは自分ではないか。これくらいでめげていては凶悪な程
鈍感な光をずっと思い続ける事などできやしない。

(それに、また煽られてどうしようもなくなったら、俺の部屋に呼んで沢山お酒を呑ませてあげますしね。
きっとまた何も覚えてないでしょうから。 ええ、今度は遠慮なんて絶対にしてやりませんから。
メイドも可愛かったけどナースもいいかもしれませんね。今から服を用意しておかないと……)

光は、何故自分が二日酔いで、かつ、滝嶋の部屋で、こんな格好で寝ているのか、
そして、何故 自分の横で滝嶋がニヤニヤ楽しそうなのか、まったく解らないのだった。


  糸冬
67名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 03:11:34 ID:7Tna0Nhd
以上です。 エロくなくてすみません。
52さん、期待しております。
68名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 03:14:47 ID:7Tna0Nhd
すんません、一番最初が改行入ってないのと、滝島の字が違ってるよ〜(´Д`;)
脳内で差し替えてください。
69名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 21:11:18 ID:VxisDoki
GJ!よいね〜(^ニ^)(^コ^)V
ぜひ続きお願いします
70名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 10:54:19 ID:RblTOWMe
どなたかシュガシュガルーンで書いてくれませんか
できればバニラ×ショコラで
71名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 11:12:06 ID:LV1YRRBG
>56
GJ!良かったよ!
72名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 16:56:01 ID:6+kkRXxd
>>17のホスト部ネタキボン
モリ先輩はビデオでハルヒが犯されるところを撮る
環は抑えつけ
双子がメインで犯し・・・
が読みたい。
ちなみに、撮ったビデオは鏡夜がハルヒが女だとばれないように編集し、れんげや
ホスト部の常連さんに売りつける。
と言う話が読みたいです。
誰か書いてくれませんかね。
73名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 22:03:30 ID:lmH59EUP
そこまで細かく希望があるなら自分で書けば?
74名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 23:40:01 ID:LY9xnwrF
いいかげん同じカプばかり希望しすぎじゃないか?
同一人物?

そしてsageてくれ。
75名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 08:44:38 ID:XKpPdDKp
女とばれないようにが至難と思われ
76名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 12:59:58 ID:z2tyQjsH
ホットギミックの、亮輝×初キボン。
純愛だけど、亮輝が、我慢できなくなって鬼畜攻めってのが読んでみたい。
77名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 13:56:30 ID:yYz079dT
恥ずかし固めとか決めるんだろうか
78名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 08:48:45 ID:VZarrKu+
来月1年以上ぶりに新刊でるのを記念して
HIGHSCOREで1本かいてみたい
政宗×えみかとか嵐士×めぐみとか
79名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 15:20:39 ID:BRMLWAM4
>>78
是非是非
80名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 15:37:54 ID:HEdTH7Rl
>>78
ぜひ書いてください!
楽しみに待ってます
81名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 17:35:02 ID:HEdTH7Rl
誰でもいいんで、桜蘭高校ホスト部のハルヒ総受け他部員全員攻め書いてくれませんかね。
82名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 17:55:51 ID:lNyWu8Ux
どなたかS・Aの宙×明でお願いします〜!
8378:2005/07/21(木) 19:49:49 ID:4z0esKnx
79,80さんレスありがとうございます。
さっそく政宗×えみかで書きはじめてみましたが、
SS書くの初めてなんで、最後まで仕上げられるかチョト心配(゚∀゚;)
エチには突入したので勢いでいけるかな?
84名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 21:07:54 ID:Rapqev2x
>81
いいかげんしつこいんだよ
85名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 21:49:00 ID:GkLjn26W
不思議のたたりちゃんのSS読みたい
86名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 21:56:15 ID:USJKzAQq
>>85
保管庫へドウゾ
87名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 23:50:47 ID:HEdTH7Rl
>>84
多分>>81のは、したらば別館にあったのをコピペして貼っただけの気がするが。
したらばでこれと同じ内容のレス見たことあるし。


ついでに上げ
88名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 23:54:51 ID:HEdTH7Rl
すまん↑のレスは無しな。
ほんとに揚げるためにプラスネタだしにコピペしただけだから!
別にあれはリクじゃないから
89名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 00:04:36 ID:R6MUjocL
見苦しい。。
本当はリクだったんだろ?
90名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 00:08:45 ID:LGGb6Em6
IDが変わってなかったのに気付いて慌ててw
91名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 00:10:44 ID:UdafwX2l
warosu
92名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 00:15:04 ID:8KBWmW+Q
時々いるよね、こういう人。夏だなあ。
93名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 13:03:39 ID:SW8UsRL9
≫82
自分も宙×明キボン
94名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 15:23:57 ID:jtRSCdW3
たたりちゃんのSSの続きはどうなるんでしょう?
またその続きを書いてください。
95名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 15:25:41 ID:OJ+GwizM
こんなにすごい(・∀・)ジサクジエーンを見たのは「魁!クロマティ高校」以来だな。
9678:2005/07/22(金) 22:36:14 ID:wlvJK5sa
HIGH SCOREエロパロ書けたので投下します〜〜
政宗×えみか近親もの(挿入なし)です
お兄ちゃんがほんのり鬼畜気味かも


【マイナーぽいのでちょいキャラ紹介】
松本政宗(兄)高3/黒髪長身美形 自己中 俺様主義 顔が悪者っぽい
松本えみか(妹)高2/黒髪長身美形 巨乳 言動が男前で女子にもてる
97「HIGH SCORE」政宗×えみか 1/12:2005/07/22(金) 22:37:35 ID:wlvJK5sa
日曜の朝、松本家

トントントントン
キッチンにはネギを刻む包丁の音と味噌汁のいい匂いが漂っていた

「おはようー」
朝食の用意をする母に、目をこすりながら声をかける この家の長女えみか
起きたままのタンクトップとショートパンツ姿
引き締まった長い脚をさばき、キッチンを進む
肩にかかる長さの黒い髪が、寝癖で少しはねていた
その髪を無造作に手櫛で梳きつつ冷蔵庫を開け牛乳を取り出す
この毎朝飲む牛乳の効果か、今や175cmの長身とFカップの巨乳が
彼女のトレードマークになっていた

「おはよう、ねぇお兄ちゃん起こしてきて」
返ってきた母の言葉に、思わずコップに注いでいた牛乳をこぼしそうになるえみか
「やだ!」
兄の政宗は1個上の高校3年生 自分の友達の藤原めぐみとつきあっている
193cmの長身と悪い男系の綺麗な顔で女子人気はそこそこあるが、
凶暴で俺様な性格のせいで堂々と近寄れる女はそういない
昔から兄妹喧嘩で蹴られたり殴られたり骨折させられたりは日常茶飯事
外で何をやっているのか、名前を出すと近隣高校の男達が逃げ出すほどだ
普段からそういう最悪な兄なのだが

寝起きは特に最悪だ
98「HIGH SCORE」政宗×えみか 2/12:2005/07/22(金) 22:38:50 ID:wlvJK5sa
「お願い、お母さん手が放せないの。お兄ちゃん今日部活で試合あるんだって。
遅刻したら大変じゃない。」

「えぇ〜なんで私・・・」

口答えをしようとして、途中でセリフを飲み込んだ
母が包丁を握り締め兄そっくりのドスの利いた目でこちらに微笑んでいたからだ

「…起こしてきます」

「いい子ね」

さっきとは違う目でにっこり笑う母を背に、
もと来た廊下を戻り
自分の部屋と隣合わせの政宗の部屋のドアをノックするえみか
(やだな…この前はわき腹に蹴り入れられてアバラにひび入れられたんだけど)
返事はない
「お兄ちゃん!起きなよ!!7時だよ!!」
今度はドンドンとノックしながら大声で呼んでみる
返事はない
(やっぱ直接部屋入って起こすしかないか…)
ハァとため息を吐きつつノブをまわしドアを開く
99「HIGH SCORE」政宗×えみか 3/12:2005/07/22(金) 22:40:20 ID:wlvJK5sa
兄は上半身裸で白いシーツから長い手足を投げ出し熟睡していた
薄いまぶたはしっかり閉じられ静かに寝息をたてている

(寝てれば綺麗なのに…)
兄の顔にそんな感想をもちつつ、投げ出された脚に用心しながら枕元に近づく
あの脚に蹴られたり踏まれたり何度痛い目に合わされたことか

「お兄ちゃん!」
黒い髪からのぞく、ピアスを2つした左耳のそばで声をかける
「ん…」
政宗の眉間にしわがよる
反応あり

「お兄ちゃん!7時だってば!」
さっきより大きな声で呼んでみる
「ん…めぐみ…」
彼女の夢ですか 日曜の朝からおめでてえな
いつものめぐみと政宗のエロくさいイチャイチャぶりが脳裏にうかび、
えみかが「フン!」とあきれ そっぽをむいた瞬間

油断していた

いきなり振り下ろされた政宗の右腕にガッチリ左腕を捕まえられ
えみかはあっという間に兄のベッドの中にひきずりこまれてしまった
100「HIGH SCORE」政宗×えみか 4/12:2005/07/22(金) 22:41:17 ID:wlvJK5sa

最悪!!

「ちょっ!!やめて!!はーなーしーて!!」
ガッシリとした腕に包まれ必死で振りほどこうとするが、
空手部主将で鍛えられた固い腕はちっとも動かない

「めぐみっ!」
「イヤーーー!!!!」
政宗の裸の胸がえみかのFカップの上に重なってくる

(前にもこんなことがあったけど、そのときは
お兄ちゃんのみぞおちにニードロップをきめて
なんとか助かった…)

今回も…と焦って左足にこめた力が、
不意に唇をふさがれ急に抜けた
「んうっ……」
びっくりして一瞬対応が遅れた
兄の舌は当たり前のように妹の口内に押し入り
強引に動きまわる
深く押し入って妹の舌を絡めとる
音を立て激しく吸い上げる
一旦出て下唇を優しく舐める
また入れて舌を舌で愛撫する
お互いの唾液にまみれてぬるっとした兄の舌の感触に、
えみかは股間がキュッと熱くなるのを感じた

口の中をあちこち舐めまわされながら
えみかは「政宗先輩ってキスがすっごく上手いの!」というめぐみのセリフを思い出す
兄の右手は妹の左胸に伸びつつあった
101「HIGH SCORE」政宗×えみか 5/12:2005/07/22(金) 22:42:32 ID:wlvJK5sa
実の兄にキスされてこんなに気持ちよくなってるなんて、私は変なんだろうか
(ていうかこの人本当に寝てるのか!?)
実の兄に口の中を犯された嫌悪感が、えみかに遅れて湧き上がってきた

胸筋の発達した逞しい裸の上半身に組み敷かれ、
左の胸をタンクトップの上からギュッギュッと強く握られ、
我に返ったえみかはもう1度 足を折り膝蹴りの準備をする

「ひゃッ」
さっきまで乱暴に胸を揉みしだいていた手のタッチが変わり、
また足の力が抜ける
節だった長い5本の指が乳房を覆ってそれぞれ違う圧力をかけてくる
乳房全体を包み込んでやわやわ揉む指の間で乳肉が柔らかく姿をかえる
「はあっ」
唇からいつのまにか離れた兄の舌は、今首筋を這い回っている
喉元で止まるとチュッと吸って、顎を舐めあげ
耳たぶにたどり着いたところで軽く甘噛みし、またチュッチュッと吸う
「ふぁっ」
耳のふちを一通り通ってから穴の中に舌が入ってくる
「やだっ」
生温い快感に、兄の体を押しのけようとする腕からも力が抜ける

「んっ…」
耳を舌で攻める最中にも忙しく動く右手の指に
タンクトップの上から左の乳首をクリクリこねられ
えみかの体は軽く金縛り状態に陥った
その隙にさっきまで彼女をガッチリ押さえつけていた兄の左手は
妹のショートパンツへ移動していた
102「HIGH SCORE」政宗×えみか 6/12:2005/07/22(金) 22:43:32 ID:wlvJK5sa
「ぜ、絶対だめー!!
お兄ちゃん起きてるでしょ!!?」
ショートパンツにもぐりこもうとしていた手首を顔を真っ赤にして掴み止めると
さっきまで閉じていた目を薄くあけ
「ジタバタすんじゃねーよ」と寝起き特有の不機嫌なかすれ声で政宗が応える
「やっぱり起きてんじゃん!!妹相手に何すんの!!」怒鳴るえみか
「うっせぇな めぐみの夢見てたらおまえかよ…最悪な目覚めだよ 責任とれよ」
完全に覚醒している政宗の冷たい目がイジワルにギラリと光った
「は?!なに責任って!」

「こんなンなって途中でやめられるわけねぇだろ」
ズボンの下で大きく張った自身の股間を示し、妹の耳元で低く囁く政宗
窓の外からはうるさい蝉の声が聞こえてくるのに、えみかは全身に冷や汗を感じた

「やだっ…っ!」
逃げ出そうと体をねじると、大きな手が素早く口を塞ぎ
両腕は、近くに落ちていた
おそらく制服用の革のベルトで
ガッチリとベッドのヘッド部分にに括りつけられてしまった
(何、この慣れた手つき!めぐみといつも何してんの!?)
「んっ!んー!!」焦ってもがくえみか
「じっとしてたらすぐすましてやるよ」
大きな切れ長の目を見開いて必死にイヤイヤと首をふる妹を無視して
政宗が一気にFカップを覆ったタンクトップをめくり上げる
ブルン!と形のいい巨乳がとびだす
先端の突起はすでに興奮で桃色に充血し勃起していた
103「HIGH SCORE」政宗×えみか 7/12:2005/07/22(金) 22:44:24 ID:wlvJK5sa
「おまえのこの乳だけは褒めてやっていいよ」
政宗はそう言いながら無遠慮に妹の白くたっぷりとした乳房をわしづかみにし
人差し指と中指で乳首を刺激しながら
時々全体をブルブル揺する

こんな一方的な触られ方、恋人の京介にだってされたことない
抱擁以外はあまりディープでないキスと、
せいぜい服の上から胸を触られるぐらいのステージで京介との性的関係は停滞していた
京介は更に先の行為を求めてくるが、どうしても恥ずかしくて
途中で突き飛ばしてでも拒絶してしまう
人並み以上に身体は発達していたが、心は昨今の女子高生にあるまじき純情さのえみかだった

「んっーん…!!」
今まで男の目にも晒したことのない裸の胸を、あろうことか実の兄に弄られている恥ずかしさに
えみかは首をふって抗議する 目には涙がにじんできた
「こっちの乳も弄ってほしいのか?」
そんな妹の様子を歯牙にもかけず薄ら笑いを浮かべた政宗の手が、反対側の乳房に伸びる
「んー!んぅっ!!」
違う、とさらに激しく首をふっても
兄のニヤニヤはとまらない

「え?両方いっぺんにやってほしい?
けど右手はおまえのうるさい口をおさえてないといけないだろ
…手が使えないならコレしかないよな」

そう言うなり右の胸を揉みしだく手はそのままに、
政宗の長い舌がえみかの左の乳首をとらえた
104「HIGH SCORE」政宗×えみか 8/12:2005/07/22(金) 22:49:27 ID:wlvJK5sa
「ひゃうっ」
初めての感覚に、ふさがれた口の中から甘い声が漏れる
乳輪をなぞるように舐めたあと乳首を舌で2,3回転がしてから
口にふくんで強めに吸う
右の乳首は乳房ごと兄の左手の中で2本の指に挟まれグニグニこねられている
(やだ、なんで嫌なのにこんな気持ちいいの 信じらんない、兄妹なのに!!)
実の兄にこんな目にあわされる恥ずかしさと屈辱と
否定できない快感で、えみかは混乱していた

小さいときから兄に虐められるのは慣れているが、こういう風に嬲られるのは初めてだった

「そろそろこっちも触ってほしいんじゃねえの?」
下腹部におりていく兄の手の感触をかんじて、混乱していたえみかの頭がまっ白になる
(やだ!!そこは絶対やだ!!誰にも見せたことないのに)
必死で足をばたつかせて抵抗するが
暴れるたびにブルブル揺れる白い乳房が凶悪な兄の眼を楽しませるだけだった

「暴れるとぶん殴るぞ」
口を押さえる手に力をこめて政宗が脅迫する
片手で器用にえみかのショートパンツを引き剥がし膝上まで下ろすと、
ボクサータイプのショーツがあらわになる
「チッ、もっと色気あるもん穿けよな」
形のいい眉を吊り上げ兄とも思えない文句を投げつけ
政宗の指がショーツの上からぷっくりした下腹部のふくらみに触れる
ビクンとえみかの体がはねあがる
(怖い!)
そんな妹の動揺を無視して、
円をえがくようにそこを撫でながら
ギッチリ閉じた妹の足の間に兄の指が滑り込んでいく
105「HIGH SCORE」政宗×えみか 9/12:2005/07/22(金) 22:50:27 ID:wlvJK5sa
「こら、足開けよ」
めぐみや校内の女子が、「低くて色っぽい!」と絶賛する声が
苛つき気味に兄妹間にあるまじき命令をくだす
(だめ、絶対いや!!)
思い切り首をふって拒絶するが、
ギッチリくっついたえみかの両ヒザを、政宗の左手と脚が容赦なく開いていく

「かってぇな、力抜けって!おまえ男の前で股開いたこともないのかよ。
何やってんだ京介は!」
抵抗もむなしく、ちょっとの時間でえみかの下半身は
太ももを開いた状態で政宗の両膝に圧し掛かられ固定されてしまった

正面を向かい合ったかたちでそういう状態なので、
えみかの股間に政宗の固く膨張した前がちょうど当たる格好だ
はっきり確認したことはないが、京介のそれより明らかに大きなブツを、
持ち主はショーツの上から彼女自身へ押し付けグリグリと擦りあげてくる

実の兄に犯されそうな現実が冷たい恐怖になってえみかの背筋を駆ける
(いや〜〜〜!!)
「えみかちゃん、何この汗じゃないしみ ここだけグッチョリ濡れてるよ?」
意地悪な笑みをうかべつついやらしいセリフでえみかを苛めながら
政宗の指がにゅるりとショーツの脇から侵入する
「!!」

粘液で濡れまくった肉の裂け目を、形のいい爪をもった長い指が上下にすべり、
たまにヌプッと深く肉の間に食い込む
くちゅっという水音がして肉は吸い付くように指を受け入れる
裂け目のあまり深くない位置で2本の指を浅く出し入れし、かきまぜ、
表面をピチャピチャ指の腹で叩く
指の持ち主は淫らな音を楽しんでいるようだった
106「HIGH SCORE」政宗×えみか 10/12:2005/07/22(金) 22:51:16 ID:wlvJK5sa
そんな ぐちゅとか ぴちゃとかいう自分の体液がたてる音に
えみかは耳まで真っ赤になって必死で耐えていた

「おまえ お兄ちゃんにこんなことされて気持ちよくなっちゃったのか?
えみかのココすっげートロトロになっちゃってるぞ」
(違っ…!)

自分の秘所を弄りながら相変わらず悪意のこもった目で笑う兄を抗議の目で睨んだ瞬間
ヌプッ
政宗の中指が今までになく深く挿入された
(ひあっ)
中指が内部で大きく動かされ中の肉壁が擦られる
(っあっ…!)
たっぷりとした粘液をまとい
一旦抜かれた中指は、そのままえみかの一番敏感な突起に攻撃を開始する

トロトロとあふれる自身の粘液を塗りつけられ
つまみあげられクリクリと指の間で捏ね回される
そうかと思うと、また深いところへ一番長い指がすべりこみ
激しくかき回され
同じ手の親指が粘液まみれの突起を突っつく
「―――――――っっ!!!」
口をふさがれ出せない声で、えみかがあえぐ
兄の高校生ばなれした巧みな指使いに全身が痙攣し、続けざまに2,3度絶頂に達した
107「HIGH SCORE」政宗×えみか 11/12:2005/07/22(金) 22:52:12 ID:wlvJK5sa
荒く息を吐きぐったり横たわるえみかの引き締まった白いわき腹を撫で
汗でびっしり額や頬に張り付いた黒髪を恋人のように指で撫でつけてやりながら、
政宗がサラリと吐いたセリフに、えみかは戦慄した

「おまえばっかり気持ちいいんじゃずるいよな」

それがこれからのどういう行為につながるかを考え、青くなって固まっている妹の目の前で
政宗がズボンをおろし 身長と同じく高校生としては規格外なサイズのそれを取り出した
「!!」
初めて間近で見る男のしかも兄の男根に、えみかは血の気がひいた
自分自身人並みはずれた美貌の持ち主で超絶面食いのめぐみが執着するほど
綺麗な兄の顔に、それはあまりにも不釣合いなグロテスクさだった

「びびんなよ。犯しやしねーよ、妹なんかに挿入できるか」
そう言うと政宗は固く怒張した凶器のようなそれを、
馬乗りになって汗でしっとり湿ったえみかの胸に押し当てた
恐怖で大声は出せない様子の妹の口から右手をはずし、
2つの乳房の間に陰茎を埋め両手を使って左右の乳房を揉み、擦り合わせる
Fカップの乳房は巨大な異物をパックリ飲みこみ柔らかく包みこんだ

タプタプタプタプ
「ほんと、この乳だけは誇っていいぞ!」
兄の男根を挟んだ状態で乳房を両側から鷲づかみで揉まれ
さらにその固い異物を両乳の中で前後に激しく突き動かされ
えみかは何年かぶりに政宗に褒められていた
(全然嬉しくないぃぃ!!!!)
108「HIGH SCORE」政宗×えみか 12/12:2005/07/22(金) 22:56:34 ID:wlvJK5sa
さっきまで涼しい顔をしてえみかを嬲っていた政宗も
今はハァハァ荒い息を吐き妹の豊乳がもたらす快楽を夢中で貪っていた
(痛っ!!)
乳房を掴む手にも力が入る
政宗の腰を振る速度が速まり、肉の摩擦熱がえみかの乳房を灼く

「っ!!」
ドクッと脈打って政宗の陰茎が熱い白濁液を大量に放出した
えみかの顔に、乳房に 降り注ぎ白い筋をつくる
「やだ〜〜〜!!」
嫌悪感に泣きだそうとするえみかの口を、政宗の右手が
射精直後とはとても思えない反射速度で覆い塞ぐ

そのまま力をこめ ほっぺたを押しつぶしながら
「バカ!おまえが俺にこういうことされたってバレてもいいのかよ」
ものすごく怖い目つきで脅しにかかる
たしかに口が裂けてもこんなこと親に告げ口できない いつもの兄妹喧嘩とはわけが違う
「黙ってろよ」
えみかは涙目でうなずくしかなかった

えみかの両手の戒めを解くと
さっさと着替えて部屋を出ていってしまった政宗の背中を見送り、
えみかは自分の部屋で兄の精液に汚された顔を拭き バスルームに直行しシャワーを浴びた
処女までは奪われなかったとはいえ、兄にこんなことをされるなんて
悲しくて恥ずかしくて腹が立って涙がでた

次は最後までやられてしまうかもしれない
早く京介に抱かれてしまおう!と決心をしたえみかだった

糸冬
10978:2005/07/22(金) 22:58:04 ID:wlvJK5sa
以上です
なんかラスト投げやりでスマソ
(あんなラストえみかがえみかじゃないorz)
一応1巻であったエピソードをもとに書きましたが、
京介とえみかのエチ進行度合い等
多分にマイ妄想設定を盛り込みました

初めてエロSS書いたけど、楽しい(・∀・)!
嵐士×めぐみの方も書けたらまた投下しにきます
110名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 23:01:38 ID:OJ+GwizM
乙です! 
リアルタイムで読んでたので、最後がなかなかうpされなくて焦れまくりでした。
ああ〜ん(´Д`;)
111名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 23:49:44 ID:R6MUjocL
>>98-108
GJ!!
乙でした。
嵐士×めぐみ待ってます。

京介×えみかも書いてくれませんか?政宗×えみかの後日談ってことで。
あのことを話しちゃって、嫉妬に狂った京介に犯されるとか。(もちろん挿入有り)
出来ればでいいので。お願いします。
別バージョンの後日談で政宗×めぐみとかも。こっちも出来ればでいいので。
112名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 23:50:59 ID:R6MUjocL
あ、ごめん!
sageるの忘れとった!
スマソ
113名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 21:14:44 ID:LNpGObpZ
嵐士×えみかが読みたいな、と言ってみる
11478:2005/07/23(土) 21:27:04 ID:mQV0QA0r
レスくれた方々ありがdです
自分も京介×えみか/政宗×めぐみな後日談
書けそうだなーとオモってたので、まずこっちから書いてみます
政宗とめぐみは、めぐみ×政宗気味になるかも

5巻発売が待ち遠しくて妄想にひたりまくりでつ(*´Д`)
他カプも書きたいですが、スレたてるほどの需要はないですかね…
115名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 00:49:03 ID:YflKfJk2
スレ立てるほどメジャーかと問われると厳しいねw
でも自分も他カプ読みたいのでとりあえず書いたらここに投下きぼんです。
エロにもっていくシチュが自分でも思い浮かばないけど泉水×かおりとか見たい…。
116名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 02:47:02 ID:vbh+1ygK
霊媒体質の泉水がエロい霊に憑かれて香織に突撃とか?

(*゚∀゚)ノ <ハイスコアスレ勃ったら日参しますyo
117名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 03:19:40 ID:TgE4/Ub7
単独スレにするるにはまだ早いと思う
11878:2005/07/24(日) 22:37:33 ID:0Ehbt9sK
そうですね
もちょっとSS書き溜めて様子みてみます
5巻でたときちょっとは盛り上がるといいな…orz

>霊媒体質の泉水がエロい霊に憑かれて香織に突撃とか
これいいですねw書いてみたいかも

ところで>>97-108の政宗×えみか後日の
「京介×えみか」の前半できたんですが、連投していいですかね
マイナーどこで連投するのは心苦しいし
全編完成してから一気に投下がいいかな…(´・ω・`)
119名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 23:10:48 ID:T/pjYjsV
>>118投下めちゃめちゃOKッス。
よろしく!
12078:2005/07/25(月) 02:44:23 ID:KY2TI5Hu
それでは投下します
「政宗×えみか」の後日、
京介×えみかで処女喪失ものです
パロ元がギャグなのに前半ちょっと重くなっちゃった…?かも(´д`;)

【簡単な人物紹介】

松本えみか(高2)/黒髪長身美形 巨乳 格闘が得意 男前な言動で女子にもてる
増田京介(高2)/細身タレ目泣きボクロ えみかの彼氏 女たらし 実家は金持ち
          常習的に浮気を繰り返し、ばれる度にえみかにきつい鉄拳制裁をくらう
121「HIGH SCORE」京介×えみか@:2005/07/25(月) 02:46:53 ID:KY2TI5Hu
この前―――
普段は自分をブスよばわりして下僕あつかいする高飛車な兄に
何も知らない身体を弄ばれ 欲望をぶつけられてから、
えみかは自分が変わってしまったのを感じた

心にはもちろん、大きな傷をつけられた
殴られたり蹴られたりしたときの、相手だけに向かう怒りや悔しさとは違う
あの日もっと用心していればよかった 
もっと必死で抵抗すればあんな目にはあわなかったかもしれない
という自責の念と後悔が、兄に対する憤りよりも激しく
自分の心を抉り 暗く沈ませていた

あの日以来、兄の第二襲来を恐れて
部屋には鍵をとりつけ、
今までは腕や太ももを露出し無防備だった部屋着…
おもにタンクトップやTシャツ&ショート丈のパンツを、
ジャージや長袖のシャツに替えた
風呂には必ず施錠して入るようになった
すべて兄の目を意識しての行動だ

しかし
仕掛けた当の本人は、まるであんなことなど無かったかのように
いつもどおりの声で、顔で、ふるまいで
自分や両親の前で過ごしている
えみかの一連の自衛行動を目にしても、
「おまえには全く興味がない」といったかんじの冷めた目で
馬鹿にしたような冷笑をなげつけてくる
そんな兄の態度に、えみかはひどく腹がたった

(そっちが無理矢理あんなことしたくせに……!!)

しかしすぐに怒りは沈んだ気持ちに変わる
あんなの、お兄ちゃんが私に特別な感情があってしたんじゃなくて、
ただ私の身体を射精の道具に使っただけのことなんだからそっけなくて当たり前か……
あの人何も感じてないんだ…

じれったいような歯痒いような思いを抑えるために、
えみかは自室にこもりベッドの上で自分の胸や秘所に手を伸ばす

あの日以来兄のことを考えたり顔を見たりするだけで、
身体は濡れるようになっていた
122「HIGH SCORE」京介×えみかA:2005/07/25(月) 02:51:07 ID:KY2TI5Hu
「ねぇ、この鍵 自分でつけたの?」
その日 いつもどおりに学校帰りに松本家に寄った京介が
えみかがホームセンターで買い自ら取り付けた自室用の鍵を
指でなぞりながら聞いてきた
鍵穴に中指をすりつけ円を描くように中心に向かってこする
いちいち手つきがエロい

「うん、ちょっとね、防犯とか…そういう」

「防犯なの?」

京介が笑いながら、ベッドに座って携帯をいじるえみかの右隣に
ぴったりくっついて腰掛ける
別に誰かにメールを打っているわけでも
ウェブサイトを閲覧しているわけでもない
政宗に身体を悪戯されて以来、初めて京介と個室で二人きりになることに
恥ずかしいような後ろめたいような
何かで気を紛らわせていないと とても空気に耐えられない
そんな気持ちがえみかに手慰みに携帯をいじらせた

「…えっちなことするためじゃないの?」
京介がえみかの肩を抱きながら 彼女の耳元で囁く
「は?! なんでっ…」
耳にかかる息に真っ赤になりながら、えみかが腰をずらして逃げる

「こういうことしてても お母さんにいきなり見つかる心配ないじゃん」
京介もえみかを追って腰を移動し、今度は背中側から脇を通って左の胸に触れ
人差し指で服の上から乳首を捕らえつつタプタプ側面だけを軽く揉む
「んっ…」
いつもなら軽くはたかれて中断される行為が、思いがけない成果を生み
漏れてきた甘い声に 逆に京介が驚かされる
「えっ」…人三倍五倍女遊びをしてきた男の直感が瞬時に告げる

俺以外の誰かにこういうことされた?

数日前までは胸に触ろうが脚に触ろうが
くすぐったがるか 嫌な顔をして払いのけていたえみかが
今自分の腕の中で頬を紅潮させ切ない吐息をもらしている

普段自分が、求めても許してくれないえみかの代用に数多く抱いている、
明らかに男の愛撫に慣らされた女達と同じ表情だった
123「HIGH SCORE」京介×えみかB:2005/07/25(月) 02:57:12 ID:KY2TI5Hu
「ねぇ えみか、俺以外の誰かにこういうことされた?」
先ほど脳裏をかすめた直感を、京介がそのままぶつけた
いつもふざけてニヤついているような京介の目が、疑惑に険しく吊り上っている
「え……なんで…」
京介にの腕に抱きすくめられ、逃げられない状態で
えみかが顔をそらして返事をにごす

(なんでそんなことわかるの?)
えみかは自分が、政宗に…他の男に口では言えないような悪戯をされたことを
京介だけには知られたくなかった
自分が口を割らなければ隠し通せることだと思っていた
けれど、女を抱くのに慣れている京介は あっさり勘づいてしまった
えみかの身体が他の男によって変えられてしまったことを

上手に嘘のつけないえみかが、
否定もせず顔をそらしうつむいているのを見て
京介は自分の直感が間違いでないことを確信した

「くそ、なんでだよ 俺にはさせないくせに
他の男と何やってんだよ」
他の誰よりも大事だから、好きだから、無理強いはしないで
えみかが受け入れてくれるのを待っていた
性的なことにうとくて恥ずかしがりやなえみかだけど、
自分のことはちゃんと好いていてくれて、
えみかが初めて身体を預けるのは自分だと確信していた

事実 恵まれた容姿とさっぱりした性格で男(だけでなく女にも)
よくもてるえみかだが、京介以外の男に目をくれたことはない
京介がしつこく浮気を繰り返しても、1発殴ればそれで済む関係だった

誰に割り込める隙間もなかったはずだ

「京介…」
自分の横で頭をかかえて沈み込む京介に、えみかが遠慮がちに声をかける

「相手 誰なんだよ」
「っ…………」
言えるはずがない

「俺以外に好きな人できたの?」
「ちがう…!!」
首をふって否定する

しかしその対応は間違っていた
「好きじゃないやつに身体許すってどういう状況なんだよ!」
京介がえみかをベッドに突き飛ばし、押し倒す

「おまえならどんな男相手だって反撃できるだろ?!」
えみかの心臓がギクリと凍る
 部屋に鍵、私が腕力で敵わない相手、絶対に名前を出せない相手――
勘のいい京介が答えを得るのに必要なヒントは、十分すぎるほど揃っている…

「最後までは、されてないもん……京介に、だ…抱いてほしいと思って…」
これ以上追求をうけたら絶対にばれてしまう
まだ男の指に身体の奥を触れられるのはたまらなく怖かったが、
えみかは声を振り絞って言った
124「HIGH SCORE」京介×えみかC:2005/07/25(月) 03:01:12 ID:KY2TI5Hu

「……ほんとに?」
一瞬黙って、京介が口を開いた
自分を差し置いて他の男にえみかが抱かれてしまったと思い込んでいたのだ
少しの安堵と、セリフの後半部への期待と、それだけではすまない
誰だか知らない 少なくともえみかに女の反応を覚えさせた男への嫉妬の感情が
ぐるぐる混ざって大きなため息となって京介から排出された
「っは―――…マジで?!」

「まだ処女?」
「処女だよ…!」
自分は手当たりしだいによその女に手をだすくせに、まったく勝手な男だ
少し輝きをとり戻した薄い色の瞳で軽くデリカシーのないことを言う京介に
ちょっとむかつきながらえみかが答えた

私は実の兄にあんなことをされて傷ついたのに、こいつ 
私が他の男に何かされても処女までは奪われてないって分かったとたん
ちょっと喜んでる……
(さっき言ったの取り消し、当分絶対抱かれてやるもんか!!)

「じゃーさ、どこまでされたか教えてもらおうかな…」
「え?!」
ベッドから起き上がりそっぽを向いていたえみかの両脇に後ろから京介の両手がさしこまれ
むにゅっと左右の乳房をつかむ

「ちょっと…なに…っっ…!」
むにゅ むにゅ むにゅ むにゅ むにゅ  
「っはっ…あっ…やっ」

「えみかのおっぱいこんなに感じやすかったっけ?」

えみかの胸を後ろから揉みしだきながら、
あの日の兄を思わせるようないじわるな口調で京介がつぶやく
京介はえみかの綺麗な身体に自分より先に触れた「許せない男」への嫉妬を、
男より激しくえみかの身体を悦ばせることで乗り越えることにしたようだった
125「HIGH SCORE」京介×えみかD:2005/07/25(月) 03:05:01 ID:KY2TI5Hu
「や、やだぁ…ちょっと待っ…っあん!」
一度ベッドから立ち上がろうとしたえみかを、再び押し倒し今度は
正面から攻める京介
水色のサマーセーターの上からしつこく乳房を揉みほぐす
「っあっ…はん…はっ」
大きな胸が細い指の間でグニュグニュ踊る

「そろそろ脱いでみよーか」
言うより早く京介の手がセーターの中に押し入り
背中側に回ってFカップのブラジャーの頑丈なホックを事も無げに外す
「あっ…」
あっと言う間にブラとセーターを押し上げられ、
えみかの白い豊満なバストが京介の前に初めて晒される

「ふーん えみかこういう乳首してたんだ」
京介の指が愛しげにえみかの胸の先端をなでる
先ほど鍵穴をいじっていたのと同じ手つきで、指を動かす
中指を使って乳輪をなぞり中心に向かって円を描くようにこすりあげ、
さっきさんざん本体を揉みしだかれたせいでコリッと直立している乳頭を
クリクリおしつぶす 円運動はそのままで

「あんっ…!」
「気持ちーの?」 
えみかの両方の乳首をつまみあげ 2本の指で揉みながら、
京介が長い前髪の間からいたずらっぽい目つきで微笑む
真っ赤な顔でえみかが首をふる
(乳首弄られて気持ちいいなんて言えるわけないじゃん…!!)
「っ…あ!!」
「ここも先客にいただかれちゃってたみたいだね」
動作とは違う、湿った声の素直な反応に京介がつぶやく

片手をえみかのジーンズのファスナー部分に伸ばしながら
京介が片方の乳首を口に含む
「んあっ…やっ」
自分の下半身の衣服を剥ごうとする京介の手を止めようとしたえみかの手が、
京介の手首を掴んだところで止まる 
女慣れした器用な指と舌で乳首を丹念に転がされ、
思わず腰が浮き 太ももをを摺り合わせると、グチュリという卑猥な音がした
いつの間にか足の間は気持ち悪いほど濡れていて、
ショーツは肌に触れると不快な粘りを伝えてきた
えみかは自分の身体が自分の意思にかかわらず、
京介を受け入れる準備を始めていることに気付かされた
12678:2005/07/25(月) 03:10:03 ID:KY2TI5Hu
今日のところは以上です
全部で11か12回になる予定

お兄ちゃんに1回弄られただけでえみかが女開発されてる件は
「政宗=すごいエロテクニシャン」という妄想設定でひとつ…
127名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 09:33:27 ID:6ZNC2i3X
>>120-126乙!!
続き、早めにUPよろしく
待ってますんで
128☆☆☆:2005/07/25(月) 17:05:48 ID:piEqf7jF
続きが早く読みたぃo(≧ω≦)o
129名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 20:26:45 ID:6ZNC2i3X
>>115
かおりなら、ブラック嵐士に強姦されるとかでも出来そうだぞ。
ふつうの嵐士×かおりもできそうだがな。
かおりはなんか、あの双子意外男女がらみでからませれないと思うのは俺だけか?(百合ならめぐみ×かおりもあるかもだが)
13078:2005/07/25(月) 20:26:55 ID:1IhK9/Aw
レスどもです
「HIGH SCORE」京介×えみかで処女喪失もの
>>121-125の続き投下します。
131名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 20:27:56 ID:6ZNC2i3X
>>130よろしく!
投下してください
132「HIGH SCORE」京介×えみかE:2005/07/25(月) 20:29:01 ID:1IhK9/Aw
「や…待って…こわい…」
ジーンズをずりおろされ
今やびしょぬれの布切れになったショーツに正面から手をかけられ
えみかが哀願する
「何がこわいの こういうこと他の男としたんでしょ?」
「してないっ…してないもん!」
かぶりを振ってえみかが否定する

嘘はついていない
アソコに指を入れられはしたが、
穿いたまま脇から指を突っ込まれて弄られたので、ショーツは脱いでいない

「それは俺が確かめるよ。ほら 見せてよ。
 えみかの大事なところ」
「やだっ…」ショーツの上辺を握り、かたくなに拒否するえみか
経験のない彼女が 自分でもよく見たことのない恥ずかしい部分を
好きな男の前で晒すには多大な覚悟が必要だった
 
「じゃ 後ろからだったら恥ずかしくないでしょ」
「?…あっ…やっ」
いきなり京介がえみかをうつぶせに転がし、
無駄な肉のいっさいついてない まっすぐな背筋にキスをする
そのまま背骨に沿って優しく舌を動かし 左右の肩甲骨を甘噛みする
「ん……っ」こわばっていたえみかの身体が緩み、ため息が漏れる
背中を愛撫しつつも、抜け目ない京介の手は 一方が前に回って乳房を揉み、
もう一方がショーツの上から尻をくすぐり、更なるえみかの心と身体の軟化を狙う
(…気持ちいいかも……)
京介の巧みなマッサージに えみかが身体を任せきった瞬間
突然 尻を撫でていた指がすばやくショーツの両端をひっかけると
尻を覆う布を中央に寄せ、Tバック状態にした

「ちょっと…!」
うっとりした気分を壊され 怒るえみかにかまわず
京介が細く束ねたショーツを持ち上げ尻の割れ目に食い込ませて上下に揺する
乳房同様 大きめの白い尻肉がタプタプ弾む
「あんっ…あっ…やっ…やめ!」
「やなの?じゃこれはどう?」
さっきまでの包み込むような愛撫とは裏腹に、京介の目が意地悪に笑う

優しいマッサージは、一気にハードなものに転回した
四つん這いの頭より高い位置にまでショーツを引っ張り尻を上げさせ
その股間部分、ギチギチに引っ張られた細い布が締め上げ包んでいる
えみかのふっくらした2枚の肉のかさなり部分を、
京介が細い指で微妙に振動させながらなぞっていく
「ひ……!! ゃ…っ」
京介の指の与える絶妙な圧力に思わずイキそうになる

えみかのそういう様子を察して
そのギリギリのタイミングで割れ目を往復するのをやめ、
今度は薬指と小指を除いた3本の指が
2枚の肉を一緒に掴んでクニュクニュ揉んでやる
絶頂に達しそうだった快感は、意識をはずされ不発に終わる
「やっ…いやぁ…」
四つん這いになっていたえみかの上半身が前にのめり、
ますます大事な部分に かつてそこを守っていた細い布が食い込む
133「HIGH SCORE」京介×えみかF:2005/07/25(月) 20:30:19 ID:1IhK9/Aw
「も…やだ…こんなのっ」
好きな彼女を初めて抱く前の愛撫にしてはえげつない京介の攻撃に、
えみかが半泣きになる
(こんなの続けられたら変になっちゃう…!)
前に倒れこんで顔を隠して羞恥に耐えるえみかに、京介は容赦がない

「あーゆーのは初めてだったの?」
うつぶせになって腕で顔を隠すえみかに
覆いかぶさるように京介が添い寝し肩を抱く
いつのまにか上半身は脱いでいる
「変なことしないでよ…!」
「変じゃないよ えみか悦んでたじゃん」いつものニヤニヤ笑いで京介がからかう

「悦んでないっ!!!」
「ここ、こんなに濡らしてるくせに?」
京介の右手が尻の側から侵入して割れ目に向かう
「やっ!!」
足を固く閉じても時すでに遅く、京介の指がショーツの隙間から入り込み
濡れそぼった肉壷の蜜をかきまぜる
「くぅ……はっ」

「もうさ、これも脱いじゃおうよ」
足の力が緩んだ瞬間に、京介がびっしょりと濡れたショーツを一気に引きずりおろす
「あっ…」
「こんなの穿いててもお尻が気持ち悪いでしょ?」
器用に脱がすとベッドからは手の届かない遠くへ投げ捨てる

「……!!」
剥ぎ取られて捨てられたショーツの行方に目をとられている隙に
京介が驚く速さでえみかの片足を持ち上げ、
あらわになったそこに口をつけた
「やだっ…!!そんなとこ…汚いー!!」
腰をひねって逃げようとするえみかを
京介はガッチリ押さえて離さない
「汚くないよ えみかの身体に汚いとこなんてないもん」
震えて怯えるえみかのそこを 京介の舌が慰めるように撫でる
内股を舌でつついてさらに大きく足を開かせると
ひだに沿って舌を使い どんどん溢れる蜜を舐めとる
ぷっくりと充血した陰核を吸い 唇で挟んで舌の先でつつき 舐め転がす
えみかはいよいよ泣きそうな顔を、抱き寄せた枕に埋めて
声を押しころし耐えている
(こっから先が誰にも触られてない領域なんだな…)
剥き出しになっている乳房が時々プルンと大きく揺れ、
京介をますますやる気にさせた
13478:2005/07/25(月) 20:37:22 ID:1IhK9/Aw
スマソ今日はここまで…(´・ω・`)
明日か明後日には完結させたいです

>>129
「キスもしたことの無い女の子の口でフェラされたい」というスレタイを見ると
京介×香織を連想してしまいます
百合ならめぐみ×リカを「女の子が女の子をいじめるお話」で…(´Д`;)
135名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 11:33:27 ID:m6oGRjxc
機種依存文字・・・
13678:2005/07/26(火) 14:37:21 ID:7ro7LQCQ
ヤッチャッタ…
検索で確かめたら丸付き文字って機種依存文字なんですね(´Д`;)
スマソ以降気をつけます
137名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 16:26:54 ID:xSlA9Gd2
続きお待ちしてマス(;´Д`)
138名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 20:31:12 ID:slzYnHhs
>>132-133続きお待ちしてます。
早めによろしく
13978:2005/07/26(火) 22:29:54 ID:0gKZvOIQ
どもです
HIGHSCORE「京介×えみか」ラスト投下します
>>121-125 
>>132-133 の続きです

ちょい甘々
処女喪失ものなんで挿入ありとはいえ多分そんなにエロくないです
140「HIGH SCORE」京介×えみか【8】:2005/07/26(火) 22:31:45 ID:0gKZvOIQ
「ハァ ハァ ハァ ハァ…っ! あう…あっ あん あん!」
すっかり京介の舌と 後から加わった指のコンビネーション技にはまり
えみかは気付かないうちに声を出していた
「あんまり大声出すと階下(した)のお母さんに聞こえちゃうよ」
「いじ…わるっ」
セリフとは裏腹に、もっと大声を出させようとするような京介の舌と指の妙技に
えみかは自分で口を塞いで耐える

(今日まだキスしてないのに…そんなところばっかり熱心に舐めて…)

「そろそろ いい?」
京介が顔をあげてえみかに尋ねる
「…?」 「……!!」

質問の意図を理解して、えみかが慌てて投げ出していた足をたたむ
「閉じることないじゃん さっきまであんなにパッカリ開いてたのに」
えみかが恥ずかしがるような言葉をわざと投げ、
京介が足をこじあける
「や…」
さんざん感じさせられて
でもイキそうになるとわざとはずして焦らされて くたくたになっている下半身は、
ちょっと力を込めただけでたやすく開いた

「やらしいね」
ずっと顔を埋めて奉仕していたえみかのそこを、初めて京介はじっくり観察した
真っ赤になって顔を隠している上半身とは違い、
さっきから可愛がっていたそこは 熱を放ってひくひく震え
待ちきれないといった様子で京介を誘っていた
ぷちゅ
「あっ…」
壷の中に浅く指を沈めると、指をくるむ水音とえみかの吐息が同時にもれた

「いいよね?」
「…………」
沈黙を、京介はYESと受け取った
141「HIGH SCORE」京介×えみか【9】:2005/07/26(火) 22:32:51 ID:0gKZvOIQ
えみかの中途半端にずらされていた衣服を全部脱がせ、
自分も裸になった京介が優しくえみかをベッドに寝かせる
さんざん濡らした後で今更遅い気もするが、これ以上シーツを汚さないように
クローゼットにあった大き目のスポーツタオルをえみかの腰の下に敷く

「ちゃんと避妊するから」
「………………」
ギクッとするような生々しい単語を聞かされ えみかの身体がこわばる

(今からすることで、京介の子供ができちゃうかもしれないんだ…
 やっぱ怖い 悪いけどできたらここで止めたい…)

再び固くなっているえみかの額やまぶた、頬にキスして
「大丈夫だよ 俺慣れてるもん!」
思いやりがあるようなないような本気か冗談か分からないセリフで京介が励ます
「ばか!!」
怒り半分切なさ半分、泣き笑いな表情でえみかが突っ込む
自分にかぶさっている京介の額か頭をはたこうと思ったが、何故か手が動かなかった

しばらく黙って顔を見つめあって今日初めてのキスを交わす
京介の舌が入ってくると、自分の分泌液で、いつもと違う甘酸っぱい味がした
今までしたことがないような、激しいディープキス
えみかは初めて 自分からも舌を動かし京介のそれに絡めた
(気持ちいい…)
政宗の奪うようなキスと違って、
優しく優しく えみかを思いやっていることが伝わってくるキス
(とろけそう…)
胸が熱くなって、やっぱり自分は京介が好きなんだ という気持ちが広がる

「じゃ、いい?」3度目の確認で、
「うん…」やっとえみかは返事をした
142「HIGH SCORE」京介×えみか【10】:2005/07/26(火) 22:34:07 ID:0gKZvOIQ
避妊具はキスの片手間で装着してしまったらしい
さすが慣れている男 
さっきの唇を合わせた口内の抱擁で、またたっぷりと濡れているえみかの秘所に、
京介が固く勃起した熱い肉棒をおしあてる 京介が腰を使って動くと、
陰茎の裏部分と その下の袋ががえみかの割れ目の上をじゅぷっとすべる
押し付けて擦りあげると、くちゅ くちゅ と肉の間で淫靡な音がする
えみかが自分を受け入れる準備ができている印だ

長いこと待った、愛しい愛しい彼女との初めてのセックス…
一息ついて、京介が膣口に陰茎をあてがう
よく濡れた肉壷はぬるっと先端部をたやすく飲み込んだ
「ん…」
京介の首に手を回したえみかが、グッと腕に力を込め眉をしかめる
自分の身体の内部に何かが入ってくる違和感
少しづつ 少しづつ 京介の熱い塊がえみかの奥へ進む
「う……」
「…痛い?」

「ん…大丈夫…」
「無理すんなよ…」
首や腕に爪を立てられながら、京介が励ます
しばらく部屋には二人の荒い呼吸だけが響く

徐々にえみかの肉壁を割って京介の肉がえみかの中に食い込んでいく
「っあっ……」
えみかの頭の中で 何かがはぜたような感覚がして、
気付くと京介を丸ごと受け入れていた
「…これ 入ったの?」
「うん、全部入ってる……」

「そっか、すごい 熱い……」
「……っ 動いていい?」

「え…(もうギチギチなんだけど)…動くの? こわい…」
「んっ…大丈夫 ゆっくりやるから…」
切ない息を吐きながら、

初めて男を受け入れたえみかの身体になるべく苦痛を与えないように
細心の注意を払って京介が腰を動かす
143「HIGH SCORE」京介×えみか【11】:2005/07/26(火) 22:35:25 ID:0gKZvOIQ
「っ…は…んっ……あ!」
少しの冷や汗と お互いの体温による汗を浮かべながら
京介の動きに合わせてえみかが喘ぐ
痛いのと自分の中で異物が動く違和感にまじって わずかな快感も確かにある

「えみか可愛いよ……」
いつもは勝気に吊りあがっている二本の眉を八の字にゆがめ けなげに
自分の下で痛みに耐えているえみかのほっぺたにキスをしながら 京介がつぶやく

発育のよい胸や尻をしてる割には不足がちだと思っていた色気が、今は
首を反り唇を噛むしぐさや表情から、
匂い立つように京介を煽る
「その顔見てるだけで……もうイキそ……」
趣味の格闘技で鍛錬されているえみかの下半身の筋肉に締め上げられ
京介は絶頂が近いのを感じた

「っ……あっ…あっ…ふ………ぁ」
喘ぎながらも 少し余裕のでてきたえみかが薄く目をあけると、
自分の上で普段見せないような切羽詰まった表情で大事に自分を抱く京介の
細い首筋が目に入った
薄い皮膚の下で、ゴツリととびでた喉仏が激しく上下し
首の側面には所々 さっき自分が立てた爪の後が生々しく残っていた
浮かびあがる太い血管と その下の深くえぐれた鎖骨のくぼみ、その延長上にある
尖った肩が たまらなく愛しく見えた

自然とえみかは 京介の肩を抱きしめ首筋に噛み付いた

「っあ…っ!!」
不意に『えみかの自発的な愛情表現』という滅多にない刺激をぶつけられた京介は
えみかの中でビクリと震え 精を放った

「ごめん…今ので…、イっちゃった……」
えみかに力なく重なりながら京介が切れ切れにつぶやく
「いつもは絶対、レディファーストなんだけど」また京介が思慮のないことを言い
今度はえみかの突込みがまともにわき腹に入る
「痛いよ!」
「うるさい、あたしの方が痛いっつーの!」

えみかの中から自身を引き抜くと 
彼女に背を向け 素早く役目を終えた避妊具を片し 
自分が刻んだ裂傷から滲む血や分泌液、それらを受け止めたスポーツタオルを始末して
「じゃ、えみかの方もイかせてあげるから!」京介が余裕の笑顔で振り返った
144「HIGH SCORE」京介×えみか【12】:2005/07/26(火) 22:36:14 ID:0gKZvOIQ
「もう今日はいいってば!」ヒリヒリ痛む身体の中心を庇うような動きで
ベッドの隅に逃げるえみか
「だめ、1回1回キッチリ イかせないと気がすまない!」妙なポリシーを振りかざし
京介がえみかの身体をつかまえ組み敷く

「そんなら、挿入はなし…今日のところは」
捕まえたえみかの耳にキスしながら京介が囁く
ちょっと安堵したえみかだったが、この後 京介の全く手抜きなしの濃厚な後戯に
また激しく身体を揺さぶられることになるのであった

「じゃあ、まずここからね」
京介の手が 仰向けに寝るえみかの胸に吸い付くように触れる
大きな乳房を両手で挟んで中央に寄せ、極力近づけた左右の乳首を
八の字を描くような軌道で交互に舐める
味わうようにねっとり、そしてだんだん乳首を弾くように素早く
「ふ あっ!あん あん」
一旦乳房を挟んでいた手を離し 重力によって脇に流れる乳肉を
今度は横からタプタプ揺すり身体の中央で打ち付ける
タン タン タン パン!
「あっ…やっ やっ あん」
中央でまた両乳を固定すると片方の乳房を大きく口に含み
乳首を中心に吸い上げる
「あんっ」
跡が残るように 強く吸う
「いっ 痛いぃ」
えみかが呻くと、吸っていた乳房を放し
逆側の乳首を軽く咥え 舌先で優しくマッサージする
「はぅ…んっ……」
えみかが甘い吐息をもらす
足の間にはまた大量の蜜が溢れていた
145「HIGH SCORE」京介×えみか【13】:2005/07/26(火) 22:37:11 ID:0gKZvOIQ
「そろそろイく?」
京介の手が下に伸びる 太ももを撫で
足の付け根で水分をたっぷりまとうと、その指先が
えみかの一番感じやすい肉芽に触れた
「いっ…!はっ…」
指の腹がゆっくり上下して突起をさする
「ん……」
身体の中線を走る強い衝撃に耐えるように 身をよじって顔を伏せるえみかに
京介が頬ずりし、口づけた
ちゅば…

口の中でお互いの舌がもつれ、糸をひく
よく動く指先は下の突起を休まず撫でている
たまに摘んで2本の指で軽く揉む
「んっ…!」
人体で一番敏感な口の中と 女体で一番敏感な肉の突起を同時に愛撫され、
えみかが果てた
キュッと緊張しやがて弛緩した身体の動きに 京介もそれを悟り、
手を休め えみかを抱きしめる
ほっぺたをくっつけて 乱れたえみかの呼吸が整うのを待ち、
再び長いキスを交わす
「えみか 大好き…」
「あたしも、京介が好き…」


気付くと京介は部屋に来たときと同じ夏の制服姿で
えみかの隣に寝そべっていた
えみかは裸のまま シーツだけを胸から下に纏っている
あのまま寝てしまっていたらしい
「気持ちよく寝れた?」京介がにこにこ話しかける

「……うん、どのくらい寝た?」
「1時間くらい。お腹すいたろ」
「うん…ごはん食べたい」
短い言葉を交わし、呆けた頭で京介の差し出す着替えを受け取る
身体は 汗もそれ以外の分泌物も綺麗に拭き取ってある
自分が眠りについた後、京介が後始末をして 自分が目覚めるのをずっと側で
待っていたのかと思うと顔が赤くなった
二人揃って何故か顔がにやける

階下から夕飯を知らせる母の声がする
下に降りるとまた兄と顔を合わせることになるだろうが、
もう自分の身体は反応しないだろうと えみかは思った

-終わり-
14678:2005/07/26(火) 22:39:23 ID:0gKZvOIQ
以上で「京介×えみか」完結です
長々と連投失礼しますた

めぐみ×政宗 嵐士×めぐみ書きたいといってましたが、
電車痴漢×(泉水&香織)なネタが浮かんでしまったので
そちらを先に進めてます…
楽しくて勢いで書きまくってますが 
全般スレでこれ以上の同作品連投はさすがに悪いので、しばらく温存しておきます
では、おそまつさまでした
147名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 00:11:02 ID:QMkjG0ka
それだけ書けるなら専スレ建てるのをお勧めするよ。
148名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 00:11:48 ID:kDsK1Ix5
146》GJです!次回待ってますっ
149名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 20:46:56 ID:cfPbCG6W
>>146GJ!!
温存なんかしなくていいから書きあがったら投下してくれ
期待の眼差しをおくる==========> >>146
早めによろしくな。

>>147そんな事言っても、前スレで「魔女の結婚」とか言う作品は、同一人物が
何個も投下していたが、専スレなんか建ってなかったけどな。
150名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 23:49:14 ID:EyjKQoMV
>>138=149
151名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 00:55:17 ID:DlMIpqTs
146GJ!!!他カプも読みたい!めぐみ絡みカプも書いてください(;´Д`)
152名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 01:47:15 ID:LzqR7xyX
原作知らなかったんだけど、ここのSS読んでたまたまブクオフで1冊見つけたんで買ってみた。
なんか…なにかにつけエロいな! いいのかリボン!
と思った昭和生まれの自分orz
けっこうツボったので本屋で揃えてみようかな。

チラ裏くさくなってしまったが>>146GJ
153名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 02:15:59 ID:eUvQE2KV
昭和生まれの人間じゃないとここに来られないことになってるから。おk?
154名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 09:40:31 ID:vd7cRVjJ
そうか…今年はまだ平成16年でしたな(´・ω・`)

自分もこの原作知らないけど(*´д`*)ハァハァハァした〜。ブクオフ逝ってみようかな。
155名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 10:04:58 ID:TKaZytLQ
さっき、このスレのレス全部見てたんだが、>>17のホスト部ネタをキボンし続けてる香具師がいるが、
はっきりと言わせてもらうと、5Pはありえないと・・・・
どうせするならば、BLEACHスレの保管庫にあった雛森が他の隊の隊長達を1人ずつ性欲の相手をするというみたいな内容をホスト部仕様にするというのならばいいと思うが・・・・
最初は環で、次にハニー、その次がモリ、その次が双子、最後が鏡夜って感じで。
まあ俺は見たく無いわけではないが、キボンしてまで見たい訳でもないからキボンなんかはしないがな。
15678:2005/07/28(木) 10:26:31 ID:5u/4mAya
レスくださった方々*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)ηありがd゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!! です
>>147
需要を考えると専スレ立ててまで投稿するのはプレッシャーなのですが…(´д`;)

まだ書きたいカプやプレイはあるし……萌え雑談もしたいし
これまでの投下反応を見たところ少なくとも何人かは読んでくれる方がいるようなので
次作できたらマイナー上等で思い切って立ててみようかと思います
いざ立てたら書き手ひとりでも頑張りますよ(`・ω・´)ノシ

>>152,154
原作知らないのに読んでくださってありがdです
>けっこうツボったので本屋で揃えてみようかな。 
是非w
自分のSSがきっかけで原作に興味持ってもらえるなんて書き手冥利です(,,´∇`)
157名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 13:53:10 ID:TKaZytLQ
>>154今年は平成16年ではなく、平成17年だ。
158名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 14:32:13 ID:PBZgsg/W
>>156
期待してます頑張ってください!!!
特にめぐみ攻めの百合を期待!(*´Д`)ハァハァ
159名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 14:45:46 ID:XoSJuf+o
>>156期待してます。
建てたらここにスレアド貼ってくださいね、
160名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 21:46:22 ID:IEBeKjt4
>>156さんGJ!
りぼんをご存知ということは
春田なな作品で一発ヨロシクリクエストしてみたり…
なんて無理だったら結構です独り言スマソ
161名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 01:03:52 ID:Z3Hq8PlQ
…78は作者?
もうすぐコミクス発売だから必死に宣伝活動してるように
見える…
162名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 03:51:43 ID:isx2YB0U
大歓迎!(^^)
163名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 12:59:29 ID:KyCXT2+s
>>161
逆立ちしても見えない。
164名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 13:06:54 ID:wYfKScbd
スルー
16578:2005/07/30(土) 13:08:00 ID:tEJ+W9bg
期待レスどもです
きりよく8月1日づけでスレ立てできたらなと思ってます
>>160
スマソ(´・ω・`)コミクス派+ギャグだけ借り読みなので
春田なな作品はちょっと分からんでつ
>>161
エロ萌え分かち合いたいので宣伝活動はする気まんまんですが
作者さんじゃないですよw
こんな素人の妄想エロSSで疑いかけられたらご本人に申し訳なさすぎ…(;´Д`)
166名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 16:05:49 ID:n5/DkkDS
>>163同感。

165さんが気にやむことないですよ
新作楽しみに待ってます。
167名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 19:10:16 ID:isx2YB0U
>>165さん春ななの件チョト残念〜でも
セリフの言い回しや流れにハァハァさせていただきますたので
スレ楽しみにしてます〜^^

そんなわけで、神々の出たあとで恐縮なのですが
駄文で>>160、自分で書いてみましたwwwwうえwwww自分テラキモスorz
ど素人なので支離滅裂スレ汚しになると思いますが
羞恥プレイしよかなといってみるテスト
168名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 23:45:39 ID:SYlbJsZz
>>165じゃあ8月1日を首を長くして待ってるよ。
169名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 04:04:35 ID:qU8ZYvGM
170名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 06:02:47 ID:ZY9xAbDh
なぜいきなり立てるんだろう……
171名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 06:07:10 ID:qU8ZYvGM
>>170
すみません…。必要性皆無でしたか?
172名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 06:08:32 ID:ZY9xAbDh
極論に持ち込む辺り、アンチはるななの工作かとまで思った。
皆無でなければいいのか、ということで。
スレ一本維持するのは大変だよ。
173名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 06:13:55 ID:qU8ZYvGM
>>172
そうでしたか…スマソです。
ということは投下人が私以外にいなさそーですね(ニガ
保守ばっかで埋まってしまいには早々落ちそworz
174名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 06:17:18 ID:ZY9xAbDh
>169さん

>167さんや>160さんが書いてくれることを期待したらどうだろうか。





別人なら。
175名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 06:24:14 ID:qU8ZYvGM
うーん…>174さん、それは…別人ではない私のジエーンなので(ニガ




望み薄でつorzアイタタ…
176名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 07:56:57 ID:P0tXCTtx
少女漫画板にまで煽りにくるなよ、無色オバwww
黙ってロムってオナってろwww
177名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 22:32:34 ID:4lmN/RBm
誰か、聖ドラゴンガールみらくるの蓮+隆司×杏樹書いてくれませんか?
HIGH SCOREの泉×さよ+かおり+えみかも書けたら、お願いです。
今月のりぼんで↑の組み合わせでのハイスコの話があったもんで・・・。
従妹が毎月買うやつ見せてもらってるんですよ。
そしたら、今月ので泉がハーレム作ってるもんで、(実際にはハーレムというわけではない)萌えました。
誰か書いてくれる人いませんかねえ。
17878:2005/08/03(水) 15:33:32 ID:vHm1uM4I
どもです
途中なんだか乗らなくて予告より遅くなりましたが、
やっと新作が形になったので、HIGHSCOREスレ立ててみました
以降SSはそちらに投下しますので、よろしくお願いします ペコリ

【Fカップえみか】HIGHSCORE【Eカップめぐみ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1123048794/l50
↑3作目の「泉水×香織」電車痴漢編 今夜投下します
179名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 22:08:46 ID:sbVLH9zC
誰か、聖ドラゴンガールみらくるの蓮+隆司×杏樹書いてくれませんか?
180名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 23:14:01 ID:m4vgIhVk
ヴァンパイア騎士の枢×優姫希望。
181名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 23:50:04 ID:bTTmR8IY
>>179
マルチは…あなたがかいてください
182名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 15:34:45 ID:FnxLB0P6
>>179
ドラみらは、どうもエロ妄想が湧かないんだよね。
悪い…自分には無理。
(by無印関連エロ作者)

そんな自分は「きせかえユカちゃん」のユカ×真澄を
現在構想中
183名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 15:42:52 ID:frRh6aX1
誰かビューティーポップ(ちゃおで連載中)の鳴海×綺里書いてくれませんか?
184名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 16:35:06 ID:hzFhrtNJ
>>183
それこそドラみらより想像つかない、と思うのは私だけ?
185名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 20:12:29 ID:ur3SL23b
女子妄想症候群の烔至×滸が読みたい・・・。
誰か書いてくれませんか?
あの温泉エピソードの時に他の皆が来なかったら…。
という話で、誰か書いてくれませんか?
神の降臨を祈る。
186名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 20:30:21 ID:Itc/W4pJ
ふし遊ってここで合ってる?
187名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 21:53:45 ID:ur3SL23b
>>186たぶんね
ふしぎ遊戯スレは落ちちゃってるから。
渡瀬悠宇スレも落ちたし、ココであってると思う
188名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 22:44:08 ID:WZIQJaR0
ケロケロちゃいむキボン
189名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 02:20:55 ID:euvMaxSk
マカエル×ミモリがいいなwwwwwwwww
190名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 18:36:27 ID:kTrLb0tz
SAの宙明とか…キボン
191名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 21:33:17 ID:NF+wSjN1
>186
ふし遊なら玄武開伝の大杉さん×多喜子が読みたいw
ソルエン×多喜子も。
192名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:07:37 ID:diJz37OX
>≫190さん書いてください!自分も読みたいです。
193名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 02:47:32 ID:BUIz/9E2
>>188モレもケロチャキボン
王道のアオイ×ミモリだろ
194名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 03:54:52 ID:Jb4voHY8
キンシンソウカーン(#゚∀゚)ムッハー
195名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 20:19:05 ID:Uc/lblmo
>>186の人、投下してくれそうなふいんき(←なぜか変換できない)
だったのに、違ったのかー
196名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 21:37:09 ID:30cb0hYp
>>195ふいんきでは変換できないのは当たり前だ。
正しくは雰囲気(ふんいき)な。





『お兄ちゃんと一緒』の兄4人組の内誰か一人×桜キボン
197名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 22:13:13 ID:Gyka2yzU
>>197ネタをネタと(ry

ごめん質問。
挿入がない場合はエロくない作品スレ行き?
198名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 22:29:57 ID:Gyka2yzU
自分にしてどうするorz

>>196でした。
199名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 23:13:50 ID:CuaLF4Eq
>>197
こっちをキボン
200世界:2005/08/10(水) 01:25:03 ID:5xU6Hp+5
200
201名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 02:02:27 ID:Pv5JwgyJ
>196
あなたのような純粋な人が、なぜエロパロ板にw
202名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 08:27:02 ID:26Jg5HPu
>>196
悪いこと言わないから、もう少し2ちゃん慣れしてから
書き込みしろや。な?
203名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 10:51:52 ID:4cvrtErr
せんせー!結平×ゆずゆをここで披露してもいいですか?
204名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 10:52:25 ID:4cvrtErr
皐×あゆみもいいですか?
205名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 16:09:34 ID:PuCMK6gB
マイナーだがゴックンぷーちょキボン
206名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 20:04:35 ID:cT3FPyh/
>>203
待ってます!
207名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 20:18:51 ID:ybkDA9Zw
>>196 ( ´,_ゝ`)プッ
208名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 20:54:28 ID:+No+Qaed
>>196さらし上げw
209名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 21:41:27 ID:18dFR6Pn
原作がちょっと動き始めた「十二秘色のパレット」とか、誰か…。
210名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 22:08:20 ID:Wf0rfasQ
>>196さらし上げw ( ´,_ゝ`)プッ
211名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 22:18:56 ID:m1v4XX/Q
あれー?きっぺい×ゆずゆはー?
212名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 00:37:23 ID:10+CTjtB
>196
久々に本物の○カを見た気がした
213名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 00:44:10 ID:k0PepKY1
>>212
禿同
214195:2005/08/12(金) 00:50:31 ID:BK4gWSt0
>>196

(  Д )   ゚ ゚ 
215名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 01:21:59 ID:0gfviFaS
ツッコミ入れるところまでがネタなんじゃなかったっけ。>ふいんき
216名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 01:30:02 ID:cd9G/tJF
まぁ、ツッコミまで入らんと面白くないが
217名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 13:07:25 ID:auYL2V1g
まさか>>196もここまでツッコミが入るとは思わなかっただろうな。
218結平×ゆずゆ:2005/08/12(金) 15:11:59 ID:pA3A2C1g
>>206では僭越ながら。


「あーくそっ。最近心ちんとぜーんぜん遊べてない気がする〜どうよ俺ー
 修学旅行以来、全然だし…はあ。」

普通のどこにでもいる男子高校生、片倉結平はぼやいていた。

「きっぺいおにーちゃん、こころおねーちゃんとあえなくてさみしい…?」

それを察して、従姉妹の幼稚園児5歳、坂下ゆずゆが言う。

「え!はっ!俺、今口に出していってた??」
「んー。」
「そんなことないよ、ゆずゆがいるから。しかしかわえーなお前は(笑)
 うし、幼稚園到着〜!行ってらっしゃい。」
「はーい!!いってきますっ」

そんな、いつもの日常。しかし、結平とゆずゆにとっては、いつのまにか
「いつも」とはちょっと違う光景になっていた。


「ねーゆずゆ。きっぺいさんって、ふだんなにしてすごしてんのかしらねえ」
「まりかちゃん、おはよー」
「うんおはようっ。て。しつもんにこたえなさいよ!!もー。
 なんであんたなんかのおーじさまなのかしら…。」
「へー?きっぺーおにーちゃんはゆずといっしょのおへやだよ。」
「!!?あんた、いまなんていった?」
「まりかちゃん、こわーい…」
「いつもいっしょになにしてるのってきいてるのよ!!」
「う、うん。えっとお。このまえね……ゆずがおへやにもどったらね…」


「ん…っ は…・ え!ゆずゆ!?」
結平はひとり部屋のベッドの上で自慰行為にふけっていた。いつものように…。
心と付き合うことになって以来、ナッツともヤれなくなって、ほかの女の子
とも遊べなくなっていたので、いつも溜まっていた。
ゆずゆと共同部屋になってからも、ゆずゆが寝入ったのを見計らって
ひとり夜中にしてはいたけれど、途端怖くなった。もしかして
ゆずゆは今までも起きて見られたことがあったかもしれない、と。
「何してたのー?」
きょとんと、でも驚きながら、疑問をぶつける。
「ナニしてた…か。ゆずゆサン、さてなんでしょう…」
「ティッシュあそび!」
「わ。はっ!」
「はずれ?」
「正解は……。きちんとドアを閉めて、こっちへきて、
 静かにいい子にしてたら教えてあげます。」
「うん!」
ぱあっと笑顔を見せたあと、そっと部屋の扉をしめると、ゆずゆは
そろりそろりと結平のもとへ近づいた。
219結平×ゆずゆ:2005/08/12(金) 15:19:41 ID:pA3A2C1g
最悪orzフリーズして後半消えた…!!!!
もう一回打ち直しかよーーーー!!!!鬼の仕業か?w
220結平×ゆずゆ:2005/08/12(金) 15:33:51 ID:pA3A2C1g
「ゆずゆ、象さんって知ってる?」
「うんーこのまえ、きっぺいおにーちゃんがつれてってくれた
 どうぶつえんでみたー!!」
「そうだったなぁ。ここにもいるんだよ。もう一度見たい?」
「もっかいあいたい!!」
「じゃあ、会わせてあげるね。」
言うと、



ごめん、なんか萎えた。もう一回打つの面倒……
221名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 20:53:18 ID:7IXHWwQw
>>220
だったらやめろ。糞が。
222名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 21:21:08 ID:pA3A2C1g
>>221
そうくると思ったwwwwwww
おまいギシュン?だったら投下しろよクズが
223名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 22:34:27 ID:TOeAmUV5
>220
そうですか打ち直すのは大変ですよね。
ゆっくり待っておりますのでまた来てくださいね。
224名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 23:57:00 ID:keWwNB6k
>>222
スレを荒らす目的の夏厨はお帰り下さい
225名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 00:47:49 ID:OFyby5hS
ていうか、>>221が元凶だろ。
>>221>>224
226名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 01:23:35 ID:58jykUGr
どっちもどっち
途中で投下止めるくらいなら最初からしなくていいし
わざわざageてまで罵倒する必要もない
227名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 01:27:04 ID:OFyby5hS
保存してなくてフリーズ→もう一度打つって大変だよ
それわかってて言ってる?>226
228名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 01:48:24 ID:58jykUGr
>227
もちろん
229名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 08:44:28 ID:acSfhfLt
>>220
マジレスすると、一度テキストエディタで書いてからうpすると、
いざというときエラーで飛ばずにすむよ。
230名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 09:28:43 ID:e+t+K3Ni
>>218>>222>>225>>227
最悪な書き手だね
231名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 09:31:29 ID:OFyby5hS
違いますけど…いちいち煽るなよ…
232名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 09:38:41 ID:eZwoVg+k
一度メモ帳やらに書いて、完成してから貼りつけるのって、
常識だろ…
233名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 09:39:57 ID:6eNXw5w5
皆いいとこでお預けくらったからキレてんの?
しかも擁護したっぽい人を自演よばわりwww>230みたいなのが一番最悪なのわかってね。
ここは投稿してくれた書き手を叩くスレじゃありませんから。
234名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 09:41:54 ID:OFyby5hS
>>232
だあね。長文になってしまってもここで直接書いて送信することあるわ私。
235名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 11:34:56 ID:0UP+LANr
馬鹿晒しage
いつ見てもこのスレ面白いなwww
236名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 11:36:14 ID:OFyby5hS
所詮少女漫画・少女小説スレだもん。夏厨の仕業だよ。
237名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 11:50:37 ID:0UP+LANr
そうだなwwwおまえが夏厨だもんなwwwww
238名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 12:04:35 ID:OFyby5hS
夏だなぁ厨にそんなこと言われる筋合いないけど
239名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 14:46:21 ID:0UP+LANr
わけわかんねwww
もっかい晒しageとくかwww
240名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 14:49:27 ID:0UP+LANr
そうだ
>>233
いいとこでお預けってちょwwwwwおまwwwwwwww
241名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 15:23:57 ID:OFyby5hS
NGワード:ID:0UP+LANr
242名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 16:43:33 ID:0UP+LANr
晒しage
243名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 16:45:24 ID:OFyby5hS
age厨UZEEEEEEEEEEEEEEEE
244名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 22:07:08 ID:Bl5fiob3
>>196が何故皆に叩かれるのかが俺は分からん。
てか「ふいんき」じゃなくて「ふんいき」だったのか。
2X年生きてきて今知った。

それと、>>196に一言。
「お兄ちゃんと一緒」でエロは発展するネタが絶対にないと思うのだが…。
かろうじてあるとしても正が桜にデコチューしただけだろ。
そんなにみたいなら、自分で書け。
245名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 23:01:13 ID:OFyby5hS
( ゜Д゜)…………………。










( Д )                ゜。     ポーン!
246名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 23:41:41 ID:eZwoVg+k
>196
>244
天然なのか釣りなのかわからん…。
とりあえず言っとく


『変だ』と思ったら調べよう。
247名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 23:43:23 ID:+4jIaazE
日高万里の「世界で一番大嫌い」とか・・・。知ってる人少なめかなぁ・・・。
248名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 17:47:40 ID:vBdo7cnn
知ってるけど読んだことない>せかキラ
249きせかえユカちゃん(ユカ×真澄):2005/08/14(日) 22:36:42 ID:3h8Ohyu/
なんかささくれ立っているようですが、SS投下します。「きせかえユカちゃん」のユカ×真澄
執筆の途中ですが、今日はもう寝ないといけないので導入部が完成した時点で
そこだけ、投下。今回は短めの話を予定しております。
(エロでコミカルな展開って難しいねぇ・・・なかなか思い通りに行きません。)

で、「きせかえユカちゃん」を知らない人のために解説:
「NANA」で有名な「Cookie」の知る人ぞ知る裏看板。おしゃれで生意気な小学生「ユカちゃん」が
周りの人を巻き込んで騒ぎを起こすショート。現在連載中(単行本7巻)
250きせかえユカちゃん(ユカ×真澄):2005/08/14(日) 22:37:50 ID:3h8Ohyu/
『きせかえユカちゃん』ユカ×真澄「ろすとばーじん」その1

「ここなら、誰も来ないよ。」
暗闇の中に突然連れてこられ、そして、唐突にこういわれたユカはこの後、なんと返していいのかよく
わからなかった。
「貞子とか、ゴスロリに追い回されたあげく突然くらいところに入って・・・」
「しっ、声が大きい。」
そうユカが不満を漏らすと、ユカを「そこ」に連れてきた方は彼女の口をふさぎまだ追い回されている
状況を再確認させる。そして、しばらくした後に向かい合ってこういった。
「やっと、二人きりになれたね。」
「・・・」
ここは、桂木小の体育倉庫。体育倉庫の例に漏れず曇ったガラスの窓から薄い明かりが
指しているだけである。そして、つぶやいた少年の名は真澄。貞子達に追い回されている
ユカを体育倉庫に連れてきたのも彼である。というよりかは、貞子はともかくとして、ゴスロリ
(と親衛隊)に追いかけられていたのは実は、この二人なのだ。そのような状況の中でユカの方は
さらに混乱してしまい、何を言っていいのか解らずに、絶句していた。しかし、お互いの体を密着して
聞き耳を立てているうちに心臓が高鳴り、少し汗ばんでくるのは確かだった。
「湯川・・・さん?」
緊張と暑さの中、ユカの異変に気づいた真澄は、思わず他人行儀になってそう口走ってしまった。
暗い部屋の中で男女が体を密着させて居るというある種、異常な状況の中で長時間平常心を
保つ方が難しい。真澄の方も彼女の吐息や、鼓動を直に感じているという状況の中、
これまでの自分にはなかった感覚に襲われていた。いや、有り体に言えば、彼は興奮していた。
「真澄、上着、脱いでいい?」
「いいよ。見てないから今のうちに。」
ユカが初めて感じる感情と感覚に、とまどいを見せて混乱している中、声をかけてくれた真澄の
好意に甘えて今だけ、この少し蒸し暑い空間の中では暑い物を脱ぎ、偶然持っていた体育袋に
入れ始めた。なぜか真澄の方は彼女から目線を外している。
251きせかえユカちゃん(ユカ×真澄):2005/08/14(日) 22:38:57 ID:3h8Ohyu/
「ろすとばーじん」その2
「真澄、何他人行儀になっているのよ。ユカの裸見ても何にもないのに」
ユカの方は真澄のとった不自然な行動をいぶかしがっていた。
いつもならー久木井小の男子がそろって言うようにー脱いだところで誰もユカのことを女と意識
する者など居ないので無関心であることを前提としているだけに、彼の行動はよけい奇妙に
思えたのであった。
「着替えを見るという方が余計・・・」
そういいながら真澄はユカの方を振り向いた。そこには上半身だけ下着姿になったユカの姿が
あった。そして薄明かりの下で、かすかに見える彼女の肌を彼はまじまじと見てしまった。
「そんな格好でいると怪しまれるから、体操着に着替えた方がいいよ。」
目線をユカの方に向けた真澄はそういって言葉を続けた。
「そんなことしたら一発でバレるよ。」
「大丈夫。久木井も桂木も体操着は無地だから。」
真澄は、真澄なりにユカに配慮しているつもりだった。しかし、彼の方も暑さとシチュエーションに
対する興奮で的確な言葉を失っていた。それでも、さすがに自分の方からスカートを脱いでくれ
とは露骨には言えなかった。
「本当?じゃぁ、ゴスロリ達来ていないか見て。」
そういってユカはスカートを脱ぐ。真澄は少しだけ、扉から頭を出すと素早く周囲を確認して
ユカの方を振り向く。
「今日はもうゴスロリ諦めたのかな?・・・真澄?真澄!?」
(なんか、真澄、目が変だぞ!?)ユカはスカートを脱いだ自分をまじまじと見つめる彼を見て
そう思った。彼の目線はユカの目を明らかに見ていない。彼はユカの足の方を見ていた。
そして、扉を背にした彼を照らす光の加減から彼女はもう一つの異変に気づく。
「なんか、ズボンに入ってない?」
ユカの足に見とれている真澄のズボンは不自然な部分が膨らんでいた。
252名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 15:13:01 ID:S6hzqETc
「ベイビーLOVE」のせあら×すばるキボン。
253名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 15:38:00 ID:X3nlKo0t
ユカちゃん、しらんけど萌え〜
続き待ってる
254名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 22:02:08 ID:zgI6S0bP
誰か、時計野はりの「お兄ちゃんと一緒」知ってる人いますかね。
>>196の人以外で。
255名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 23:41:41 ID:AQQjEbu/
知ってるお>時計の針
256名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 22:45:38 ID:CjTlx/0o
age
257名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 23:26:46 ID:xG1ynM3F
>>254
知ってるよ〜
結構好き
258名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 20:21:02 ID:iRX4sqLY
>>256−257
やったー。知ってる人がいた。あれ、私も結構好きですが、エロに発展しなさそうだから…。
エロらせるなら、正×桜か剛×桜ですよねぇ。原作がギャグっぽいからエロに発展しない…。
誰か書いてくれないかなぁ。
私は小説はまったくかけないし、絵も全然なんで。
259名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 23:01:30 ID:9eaNUR2S
>>258
正×桜が好きだけど、エロに発展したの読みたいようなそうでないような・・・
ちょっと微妙
正が手を出すシチュエーションが思いつかないからかな
260名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 23:34:47 ID:iRX4sqLY
>>259そうなんですよね。
あったとしても、額にキスしたとか、抱きつきまくってるだけですから。
261名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 00:30:39 ID:1Tv7JJEt
>>260
原作にないカップルとかシチュを妄想してるんだからおかしくないんだけど、思いつかないんだよね
あと、兄妹から恋人に感情と関係が変わっていく過程がないと違和感が激しくなりそう
なんか、書いてみようかなと思う人にプレッシャーかけてるようでごめん
チャレンジする人、がんばって!
262名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 13:36:07 ID:uFidS9LF
age厨UZEEEEEEEEEEEEEEEE
263名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 21:40:09 ID:8diY9G80
>247
あれ、途中から主人公カップルより脇(徹と扇子)の方が
気になって仕方がなかったな・・・。
264きせかえユカちゃん(ユカ×真澄):2005/08/19(金) 12:36:02 ID:IonYs07d
この前の続きだけど
きせかえユカちゃんのSSがようやく完成したので、投下します。これで完結です。

「ろすとばーじん」その3
「違うよ・・・これは・・・」
「ねぇねぇ、それって結構苦しくない?ユカが取るからその中見せてよ!ああ、みどりちゃんも
ここにいたら面白い物見せてあげられるのにな〜。」
ユカは、初めて見る「それ」に興味津々ではあるが、ユカにはそれが真澄のパンツの中に何か
異物が入っていて、それを見せたいのだという認識しかない。
「見ても面白くないよ。どうせ大人になったらいつでも見れるんだし、それ・・・っわっ!」
真澄はユカが期待しているような物など、自分のパンツの中に入っていないことを言おうとした
時、彼女がゆっくりと高くなる股間の山の正体を詳しく見ようとズボンを下げたので、彼は驚きの
あまり、説明を思わず中断してしまった。
「ん〜何も入っていないや。パンツの中に何かあるのかな?」
ユカは残念そうにズボンを脱いだ真澄を見る。しかし、パンツがテントのように張っているのを
見て、今度こそはと思い、パンツの中をまさぐり始めた。
「だ、だからそれは・・・」
真澄が顔を真っ赤にして柄にもなく取り乱す。そのいつもは絶対に見られなさそうな光景に、
ユカはどこか嗜虐心にも似たいたずら心を刺激された。
「なんか、固い物があるぞ。何だろ?もしかして、これ、」
「それは・・・ぁ・・・」
ユカは興味津々で何かおもちゃが入っているかを期待するかのように、股間をまさぐり、
そして・・・
「おちんちん?これって、この前学校の授業でやったけど、見ていい?」
具体的、かつ、残酷にその位置にあるはずであろう物の名前を言う。ユカにはまだ生理が
来ているかどうかは怪しいが、一応のことは知っている。
「・・・いいよ。」
そう頷くか否や、ユカは真澄のパンツを下げてしまった。
「これって、こんなに固くなるんだ。」
265きせかえユカちゃん(ユカ×真澄):2005/08/19(金) 12:37:18 ID:IonYs07d
「ろすとばーじん」その4
「こんなに大きくなっているところ、初めて見た。」
ユカは知識でこそは、知っていても勃起したペニスが次第に起きあがり、大きくなっていくその光景
に対して驚きのまなざしを向けてながら、真澄のそれを手当たり次第にさわり始めていた。
「そこは痛いから・・・はっ・・・そこをゆっくりと・・・・うっ!」
ペニスと睾丸をさわるユカに対して、真澄は抵抗するそぶりも見せず彼女の行動に身をゆだね
、興奮していた。好きな女の子にペニスを触られて興奮するとはまだ先のことだと考えていたのに
その時期が早く来たと言うこと、そしてもうじき誰かに見られるかもしれないという緊張と背徳感が
混ざり合った感覚が
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
・・・彼を素早く絶頂に導き、白濁液を暴発させてしまった。
「なんだろ?これ?くさいけど、おしっことは別のにおいがする。」
ユカは真澄を絶頂に導かせた方の手についたそれのにおいを嗅ぎ、軽くふき取りながらこういう。
そして、彼女は絶頂の状態でヒクついたペニスを倒れるのを見ながら自分自身の体にも異変が
あるのにも気づいた。
「あれ?パンツがちょっとだけ濡れてる。おしっこでも漏らしたのかな?乾かさなきゃ」
「多分、それ、おしっこじゃないよ。」
そう言われて、ユカはマットの上に広げた自分のパンツの臭いをかいでみる。
「ほんとだ。おしっこじゃない。なんだろ?真澄のおちんちんさわっている間に漏れてきたんだ。
じゃぁ、何だったんだろ?」
自分の体から出た分泌物のことに対して、少し不思議にも思いながら股間を仰ぎ乾かそうと
すると、真澄は自分が拭き取ると言いながら顔を近づけてきた。
「ちょ・・・ちょっと、真澄!そんなに顔を近づけたら逆に・・・」
自分の秘所がじっくり見られるという状況に、ユカは珍しく羞恥心をかき立てられ顔を赤らめる。
そして、真澄の目線だけでぬれ始め、彼が陰門を触り始めると塗れた裂け目はユカとは
別の生き物のように動き始めた。
266きせかえユカちゃん(ユカ×真澄):2005/08/19(金) 12:38:11 ID:IonYs07d
「ろすとばーじん」その5

そのころ、ゴスロリは真澄の行動半径にあるところで、なおかつ隠れるような場所でない所は
はほぼ探し尽くして、今度は隠れそうな場所にある所はどこかと考えながら、桂木小に忘れ物
を取りに戻っていた。そして、教室に戻ろうとして、学校を歩いていると、体育倉庫からなにやら
声が聞こえている。

「まるで、生きたアワビみたいだよ・・・ユカ」
(真澄はんの声や。何のことを言うとるんやろ?ユカもしかして、久木井小の湯川のことか?)
「やだ・・・そんな変なたとえしないでよ。自分のあれがグロい物に見えて来るじゃない。」
(扉越しではっきり聞こえんけど、やっぱり久木井の湯川やないけ。二人で何しとるんや?)
ゴスロリが聞いたのは確かに、真澄とユカの声だった。しかし、その会話という物が尋常
ではない。何をさしてアワビだと彼は言って居るんであろうか?それが女性の体の一部のこと
を指していることはユカの言葉から推測はできるが、具体的に何であるというのかは
判らなかった。
(もう少し、聞いとこ・・・)
この扉に鍵がかかっていないと言うことは、溝の部分から見て容易に推測できる。しかし
中の状況が途中からしか聞いていない彼女には理解しがたいので、しばらく様子を見る
ことにした。
「ま・・・真澄ぃっ・・・そんなところ見ても全然ないんだから。」
「・・・裸、綺麗だよ。・・・それになんか期待してる・・・。」
桂木小の備品に囲まれた小さな暗闇の中では、まさかゴスロリが扉の向こうで中を盗み聞き
しているとは知らない真澄が、ユカの性器を愛撫しながらブラウスを脱がせていく。そして薄明の
下で、まだブラウスをしていない女性ホルモン過小な裸があらわになる。
(え!?湯川が裸!?)
状況の流れを素早く察知したゴスロリは一瞬、まるで自分も裸になったような感覚に襲われ、
ハッとしてしまった。
267きせかえユカちゃん(ユカ×真澄):2005/08/19(金) 12:39:02 ID:IonYs07d
「ろすとばーじん」その6
「きゃっ・・・ひゃっ・・・ひゃひゃひひゃ・・・ま、真澄っ、くすぐった・・・ぁ・・あんっ・・・」
「んっ・・・はっ・・・あっ・・・かぁぁぁぁっ・・・また、なんか・・・」
(ちょっと、待ちや。真澄はんも湯川も何けしからん・・・いや、羨ましい・・・あれその逆だったっけ?
ナニなことしとんかい!)
ゴスロリはそう言うツッコミを中の様子に対して入れようと思ったが、中から二人がお互いの体を
触り合う嬌声が聞こえてくると、
(あっ・・・なんか知らんけど、うちの方もボケにまわりそうや・・・)
彼女の方も、聞こえてくるユカの声に自分を重ね合わせ乳首を立たせてしまった。
「なぁん・・・ぁあんっ・・・あっ・・・なんだか、さっきより・・・おちんちんが・・・」
「あぁ・・・そっちの方も、いっぱい・・・」
扉の向こうのユカと真澄は、闇雲に全身を触る動作から、次第にお互いの乳首や股間を触る愛撫へと
移り、そして、その声も性的なニュアンスを持ったそれへと替わっていく。
「何だか知らないけど、もう我慢できないよぉ」
「俺も・・・」
「ユカのここに、入るんだよね?大丈夫かな?」
「多分。だから、力抜いて・・・」
そう言ってユカは真澄と相対して十分に濡れた股間を開く。そして、真澄はユカの足の間に入り
彼女の膣の位置を確認するとさっきの射精前よりも固くなったペニスを体にねじ込む。
「いくよ・・・」
そのときだった・・・ユカはここですんなりいくようなタマじゃない。
「んんんんんんんっ・・・!!真澄、痛いぞ真澄!!」
初めて男が入る股間から感じる鈍痛、−いや、ユカにとっては激痛−と出血という突然の事態に
対してユカはのたうち回った。
(ぶはははは・・・湯川はん、あんた最高)
ゴスロリはその痴態に無声で笑ってしまった。
268きせかえユカちゃん(ユカ×真澄):2005/08/19(金) 12:42:48 ID:IonYs07d
「ろすとばーじん」その7
「大丈夫?・・・っていうか、声大きい」
痛い痛いと泣き叫ぶユカに対して、真澄はいつものクールさを取り戻した。
「痛かったってもんじゃないぞ。今、血出ていたんだから。」
「・・・次からは、痛くないよ。それに、すぐに痛みは治まるから」
「本当か?本当・・・嘘だったらっ・・・承知っ・・・しないんだから・・・な・・・んんっ・・・」
真澄は、結合したままの状態で暴れ出したユカの体を押さえ、体を密着させるとそのまま動かずに
慰めの言葉をささやく。そしてしばらくの間、二人が固く抱き合ったままにしておくと泣き叫んでいた
はずのユカも股間の痛みは消え、再び、真澄を求め始めた。
「じゃぁ・・・もう一度動き始めるよ。」
「うん・・・」
(二人とも、ナニええ感じになっとんねん・・・)
改めて、お互いを求め合い始めた二人の言葉を聞き、ゴスロリの方は羨望と嫉妬、そして
自分の情けなさがない交ぜになった感情を抱きながら、さりとて、興味故に止める気にも
ならず、ただその姿を想像しながら、己の乳首と性器をさわるほかなかった。
「はぁ・・・はぁ・・・はぉぅっ・・・あぁ・・・・」
「あん・・・やぁっ・・・あんっ・・・あぁん・・・」
(ナニしとる声聞いとったら、うちのメコも固ぉなって来ltうはった・・・)
ユカと真澄が扉の向こうで愛し合う声にますます敏感になってきたゴスロリは、二人の愛の合唱を
BGMに自らを慰め始めた。
「あぁん・・・あぁ・・・あぁ・・・っ・・・かぁ・・・やぁん・・・」
(あっ・・・あっ・・・うぅん)「・・・あぁ・・・何、ナニしとんねん・・・」
真澄に抱かれるユカの声が感情とともに、高ぶってくると、扉の向こうで同じ少年に抱かれる
姿を想像して自慰にふけるゴスロリの方も押し殺していたはずの声を出してしまっていた。
269きせかえユカちゃん(ユカ×真澄):2005/08/19(金) 12:44:08 ID:IonYs07d
「ろすとばーじん」その8
「あんっ・・・あぁん・・・あ・・・あ・・・はっ・・・やぁ・・・」
(あんっ・・・あぁん・・・あ・・・あ・・・はっ・・・やぁ・・・)
ユカとゴスロリのあえぎ声は、偶然の一致か、それとも意図的な物か次第に同調しだし、体育倉庫の
中で、まるでユカのあえぎ声がこだまして居るように聞こえた。そしてその淫らな響きがユカの羞恥心
をさらにかき立てる。そしてその羞恥心が駆り立てる快楽は淫声が響いているように聞こえる理由を
考えさせることを放棄させ、初めてであるはずの二人をいとも簡単に絶頂へと導き出そうとしていた。

「あぁ・・・ぁあ・・・きやぁぁっ・・・いやっ・・・ユカは・・・もう・・・」
「おぉっ・・・うぁっ・・・むはぁっ!・・・俺も・・・なんかっぁぁぁぁっ・・・!」
「あぁ・・・ぁあ・・・きやぁぁっ・・・やぁぁぁぁ・・・真澄・・・真澄はぁぁぁぁん!」

そして、体育倉庫の中で愛し合っていた二人と、盗み聞きと称して自慰にふけっていた一人は
ほぼ同時に、絶頂を迎える。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・なんか、別の声が聞こえなかった?」
絶頂の心地よい虚脱感を味わった後で、ゆっくりと自分の膣から真澄のペニスをようやく気づいた
別の声に対して、ユカは疑問を持ち始めていた。
「まさか・・・ゴスロリ?」
その声の正体はユカ自身もよく知っている人物の声である。そして、ユカと真澄が体育倉庫から
出てきたとき、扉の前を愛液でぬらしていた黒服の少女はこういった。
「あんた・・・何ナニしとねん。」
「って・・・いつの間にいたの?」
すかさず帰ってきたその質問に対してゴスロリは、こう言葉を続けた。
「オメコに真澄はんのあれが入ったところからは、全部聞いとった。で・・・真澄はんの名誉も
あるさけ、今回のことは無かったことにしたる。けど、次ん時は、うちも混ぜてぇな。」

一部始終を聞いた彼女の寝取り予告、それが答えだった。
270きせかえユカちゃん(ユカ×真澄):2005/08/19(金) 12:47:22 ID:IonYs07d
>>269に誤字脱字があったので、訂正。こっちが正しい「その8」です。すみません。

「ろすとばーじん」その8
「あんっ・・・あぁん・・・あ・・・あ・・・はっ・・・やぁ・・・」
(あんっ・・・あぁん・・・あ・・・あ・・・はっ・・・やぁ・・・)
ユカとゴスロリのあえぎ声は、偶然の一致か、それとも意図的な物か次第に同調しだし、体育倉庫の
中で、まるでユカのあえぎ声がこだまして居るように聞こえた。そしてその淫らな響きがユカの羞恥心
をさらにかき立てる。そしてその羞恥心が駆り立てる快楽は淫声が響いているように聞こえる理由を
考えさせることを放棄させ、初めてであるはずの二人をいとも簡単に絶頂へと導き出そうとしていた。

「あぁ・・・ぁあ・・・きやぁぁっ・・・いやっ・・・ユカは・・・もう・・・」
「おぉっ・・・うぁっ・・・むはぁっ!・・・俺も・・・なんかっぁぁぁぁっ・・・!」
「あぁ・・・ぁあ・・・きやぁぁっ・・・やぁぁぁぁ・・・真澄・・・真澄はぁぁぁぁん!」

そして、体育倉庫の中で愛し合っていた二人と、盗み聞きと称して自慰にふけっていた一人は
ほぼ同時に、絶頂を迎える。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・なんか、別の声が聞こえなかった?」
絶頂の心地よい虚脱感を味わった後で、ゆっくりと自分の膣から真澄のペニスを抜いた時、
ようやく気づいた別の声に対して、ユカは疑問を持ち始めていた。
「まさか・・・ゴスロリ?」
その声の正体はユカ自身もよく知っている人物の声である。そして、ユカと真澄が体育倉庫から
出てきたとき、扉の前を愛液でぬらしていた黒服の少女はこういった。
「あんた・・・何ナニしとねん。」
「って・・・いつの間にいたの?」
すかさず帰ってきたその質問に対してゴスロリは、こう言葉を続けた。
「オメコに真澄はんのあれが入ったところからは、全部聞いとった。で・・・真澄はんの名誉も
あるさけ、今回のことは無かったことにしたる。けど、次ん時は、うちも混ぜてぇな。」

一部始終を聞いた彼女の寝取り予告、それが答えだった。
271名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 16:21:15 ID:ZWgr/s79
古いのであれだが新井素子の星へ行く船シリーズが読みたい
272名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:59:46 ID:dtbVUiEl
あえぎ声なんかモエスw一定調子でハァハァw
273名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 00:00:04 ID:dtbVUiEl
きせかえユカチャソの話ね>272
274名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 16:30:24 ID:vFTHPulM
MAXラブリー!の多樹×愛里を激しくキボンo(≧ω≦;)o神!来てくださいΣ(>人<)
275名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 09:20:05 ID:RFD9S8Ga
女子妄想症候群の7巻買いました。
なんか色々と烔至がエロい台詞連発したり、一至の頭にもちが引っ付いたり、モーセの店長が何時にも増してやばいことになってたり、今までで一番笑えた。
つーが学ラン着てるのにも萌えた。
すんませんショタコンでごめんなさい。
烔至×滸をキボン。
276名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 16:38:03 ID:1kM/PIC2
>>274
アリだな。神降臨キボン
277名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 19:55:14 ID:v9pQCrOQ
けいし×ほとりもいいが、だいちゃん×ほとりキボン。漢字分からんてスマソ
278名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 20:04:30 ID:RFD9S8Ga
いやいや、俺もホトリの漢字わかんねえよ。あの漢字は、どっかのサイトでコピペしてきたんだよ
大ちゃんは分かるだろ。いくらなんでも。
279名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 21:15:28 ID:4xDqyMwo
「水滸伝(すいこでん)」と打って、余分を消してる
辞書に覚えさせるほど使う文字じゃないし。
280名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 23:07:36 ID:RFD9S8Ga
>>279でも、烔至の「烔」は何やっても出てこねえ。電子辞書の漢字字典使っても出ねえくらいだから烔はねえだろ
281名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 13:55:09 ID:yKBlxjYs
age
282名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 16:15:30 ID:0F0yDRd+
『スマッシュ1』の美羽と一誠キボンヌ
283名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 01:19:40 ID:iQSeYpIu
美川べるの作品のエロパロきぼん
284名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 02:41:26 ID:4l/sBMxr
>283
ほい。
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121761671/l50
しかしミカベルを少女漫画の範疇に収めていいものか未だに悩む俺ガイル
285名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 00:58:41 ID:t+3a+s96
烔至×滸キボン。
誰か書いてください。
神よ、降臨なされよ…!
286名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 00:40:43 ID:WpXTdtpr
>>285俺もキボン
287名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 23:31:35 ID:LfrZaOf7
ageている限り書き手は現れないだろうな…と親切な忠告をしてみる
288285:2005/08/27(土) 09:59:36 ID:CXZ9iJd0
>>287あ〜すいません。
sageるの忘れてました。
289名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 16:47:20 ID:nzdpoUzc
スターブラックスでおながいします
290名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 19:22:25 ID:FDFda1/o
女子妄想症候群のけーし×滸の需要あるんですね…良かった。
ところでけーしのケイは炯と書くんでしたっけ。
291名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 19:26:58 ID:CXZ9iJd0
>>290違います。「烔」です。
普通に変換しても絶対に出ないので、このレスや、前の「烔」と打ち込んであるレスからコピペしてください。
292名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 20:02:14 ID:FDFda1/o
「pヤ」ですね?
わかりました。確かにでませんね…。
293名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 20:40:48 ID:nzdpoUzc
pヤ?
294名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 23:04:59 ID:CXZ9iJd0
文字化けするんですか?
それでしたら、申し訳ありませんが、
http://psyco.jp/retlogical_kiss/zindex.html
のサイトに行って、MAINからcomicのフェ●ネタの5ページ目からコピペしてきてください
295名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 23:08:16 ID:CXZ9iJd0
それでも文字化けするようでしたら、>>290の炯でもかまいません。
296名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 23:16:56 ID:FDFda1/o
すみません、文字化けですね。
SS完成したら投下しようと思ってたのですが、作成は携帯で行ってるので「炯」の字をけーしの字だと思ってたみたいです。
297名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 23:32:11 ID:FDFda1/o
今手元に本無いんで、字の確認出来ないですが、きちんとした字を確認できたら大丈夫かと思います。
298名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 00:06:24 ID:Ms4+FHvX
ジョバンナ王子×マコちん

ってここでおk?
299名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 07:27:20 ID:lNPm14ld
けーしのけいが正しく(?)書かれると
「&#28884;」としか読めません。
300名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 09:38:21 ID:xYl4M0z8
>>299え?「&#28884;」になるんですか?確認画面では、「&#28884;」になりますが、実際には「烔」で出ますよ?
301299:2005/08/28(日) 10:21:36 ID:lNPm14ld
なってしまいます…。
なので、「ハートか何かの機種依存?」と思っていて
人名とは気付きませんでした。
おそるべし、フェロモ。

↓こんなふうに見えます。
>「&#28884;」になるんですか?確認画面では、「&#28884;」になりますが、実際には「&#28884;」で出ますよ?

もう何語なんだかw
302名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 12:20:45 ID:xYl4M0z8
じゃあ、そちらではこの文字は見えないんですか?それは失礼しました。では、小説を書いてくれるんでしたら、>>299のケイでもかまいません。
こっちのパソコンでは見れるんですよ。「烔」って文字が。ごめんなさい、パソコンの文字を読む機能は全部同じだと思っていたもので…すいません。
303名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 21:55:14 ID:yFZn0Mgp
メール欄にsageってかきこんでくれ。

あと自分が書くわけじゃないのにちょっとえらそうすぎないか?
304名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 22:23:09 ID:xYl4M0z8
すいませんでした。偉そうすぎましたね。ごめんなさい。
それと、下げるの忘れててごめんなさい
305名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 22:57:05 ID:Jaa3prwc
>304=294?
誰も指摘してないけど、294みたいに個人サイトのURL直に晒すのもNG。

「匿名掲示板で自サイトのURL晒される」っていうのは
2ch慣れしてない管理人の場合、閉鎖や休止のきっかけになっても
おかしくない位のダメージ食らう場合があるよ。
悪意がなかったにしろ、「このサイト荒らしてくれ」って言ってるのと同じ行為。

言動がどうも21歳未満っぽい感じなんだけど、ホントにこの板見ていい年齢に達してるのか?
306名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 23:13:04 ID:xYl4M0z8
あ、はい、しっかりと達してます。
いつも周りの人(特に親類)に言動から何から子供っぽい子供っぽいと言われ続けてますから、21歳未満かもしれないと疑われるのも仕方のないことかもしれません。
それと、いつもあめぞうとかの掲示板にいたもので、2ちゃんに慣れていなくて、サイトさんのURLを貼ってしまい、すいませんでした。
貼ってから「2ちゃんではヤバイ行為かもしれない」と思ったのですが、この掲示板は書き込み消去することが出来ないので、どうしようもなかったんです。本当にすいませんでした。
307名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 01:06:26 ID:GMF3M4zc
慣れてない奴が書き込むなよ
308名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 02:34:09 ID:pdgeoWMp
せめてHは抜いてね
309名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 05:07:55 ID:GgwfroQ8
あめぞうってまだあったのか。
あめでアドレスを貼るというのは
荒らし依頼に等しいと思っていたが今は違うの?

と思ったらまたえらくぬるいミャハミャハBBSになったもんだ
310名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 20:11:58 ID:53KY1qiu
>>307-308すみませんでした。
今後このようなことのない様、気をつけますので…ごめんなさい。
もう少し慣れてから書き込みさせていただきます。

>>309あめぞうはまだありますよ。
別に荒らし依頼に等しいということもありませんし。
311名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 23:23:04 ID:BGhl67gm
わかってねぇ
312名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 23:28:32 ID:ipvhSala
改行も知らない人がいるのでageときますねwwww
313名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 23:52:22 ID:Hlt8on6m
261 名前:( ´∀`)ノさん[sage] 投稿日:2005/08/30(木)22:23:55 ID:iiVB3fW1
http://www.hamq.jp/i.cfm?i=np01def
ここ手軽に稼げる方法を紹介してますよ。

振り込み確認しました。
314名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 01:55:55 ID:K+r22ZUU
今花ゆめで連載されてるS・Aってやつの宙×明か八尋×明で。神!お願いします。
315名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 00:11:48 ID:tytKGuSC
俺も同じくS・Aの、慧×光か宙×明キボン
316名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 23:57:01 ID:91uTzH3T
>>1の倉庫に
【藤きゅん】りぼん*春田なな*作品でエロパロ【渚*梓】
が入ってないのはなぜ?ハイスコアはあるのにw
317名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 06:34:06 ID:S3evJ5Gl
>316GJ!
ちゃんと入れて欲しいよね!
318名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 23:17:21 ID:4PwzJmeG
>>316、317
スレが立った日にちを比べてみれば分ることだろう
319名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 00:28:48 ID:NYZleGUa
どういうこと?
320名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 01:14:21 ID:REcIvNhK
なんだ、小学生でもいるのかここには。
321名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 02:48:34 ID:NYZleGUa
春1 :名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 03:59:20 ID:qU8ZYvGM
津1 :名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 14:59:54 ID:vHm1uM4I

わかるけど、>>318じゃあ明確な質問の回答になってないよ。
322名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 03:48:01 ID:AYlzbbv8
理由までは、そこの管理人さんに聞いてみないとわからないよ。

けど、あそこはエロパロ板総合の倉庫だし、
管理人さんだけじゃ全部のスレを見てまわって作品がどれだけあるか見て、
そこの作者と住人に収蔵のお伺いをたててから、収蔵してまわるのは、大変だと思う。
本当、頭が下がるしどれくらい感謝してもしたりないよ。

そのうちきっと収蔵してくれるさ、大人しく待ってようよ。
どうしても待てないってのなら、自分でスレ専用倉庫を作って運営するのも良いと思うよ?
323名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 04:02:12 ID:XGWZXkha
あるいは、管理人さんに「○○スレも良作あります。
よかったら収納ヨロ」ってお願いするとか。
サイトの掲示板に書きこめばいいわけだし。

もちろんその場合は、まず当該スレで他の人の意見を
聞いて、収納OKが確認取らないとダメだが。
324名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 14:11:15 ID:zyrhBccR
収納
325名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 13:09:42 ID:xwKhEM3Q
マダミスの続きをそっと待ってます。
326名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 22:25:44 ID:uZ47dQO3
>>325
スマン、必ず書くので気長にお待ちください……
327名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 22:56:17 ID:xwKhEM3Q
おお!
こちらこそ、催促してすまんです。
あまり気にせんで、>>326さんのペースでゆっくり書いて下さい。
328名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 21:40:04 ID:kR4hQgf+
>>326
私も気長にマターリお待ちしてますんで、いつか投下してくださいねー
329名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 01:50:53 ID:MO22WpO9
>>326
便乗して…自分もヒソーリお待ちしております
330名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 23:24:07 ID:40PRw104
S・Aの慧×光、宙×明をキボンしてみる

それとフェロモのケーシ×ホトリを書くと言っていた人がいたがまだか?
331名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 23:24:50 ID:40PRw104
さげ忘れてた…orz
スマソ
332名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 23:37:55 ID:KnstQQwa
きんぎょ注意報のエロ絵が置いてあるサイトってありますか?
333名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:34:06 ID:EdPEMq0+
ここは全く神が降臨しないな・・・。
334名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:49:03 ID:LxnucWJa
>>333さん書いて神になってくださいお
335名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:48:07 ID:sFsHGCup
キボンっていって、文字まで指定して偉そうに「まだか」で
「神はいない」て愚痴ってすむなんて楽で良いねえ
336名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:01:36 ID:NZaq35eZ
選挙行けなかった
337名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 16:36:23 ID:+dhRq9PQ
>>335
だおね
338名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 02:34:55 ID:G0hk0qaH
>>335
確かに。作者達の気も知らないで・・・
339名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 03:36:08 ID:cDswBW9t
うむ。余計なこと書くから投下人様がいなくなるんらよ
340名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 14:53:44 ID:+nfE7aWz
>>220みたいな書き手は(゚听)イラネ
341名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 15:42:43 ID:cDswBW9t
>>340みたいにわざわざ文句いうヤツも(゚听)イラネ
342名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 16:46:19 ID:ICcFgZKD
>>340
じゃなんか書いてね。見本をみせて。
343名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 03:09:24 ID:txe2rswF
>>340みたいに文句言ってるヤシはきっと自分でSS書けないんだろうなぁ。
それか自称神級に上手い人。裸の王様のように、自信たっぷりなんだろうね。
344名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 13:47:25 ID:BYsitpeD
釣られ過ぎ
345名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 15:08:15 ID:txe2rswF
>>344
叩かれたからって必死に釣り宣言カコワルイ
346名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 16:10:41 ID:vaCcAaiT
S・Aの、慧×光か宙×明キボン
347名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 17:05:17 ID:vaCcAaiT
花ざかりの君達への佐野×瑞希が激しく見たい俺がいる
花ざかりの君達への中津×瑞希や佐野+中津×瑞希も激しく見たい俺がいる
348名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 17:23:03 ID:BvBdIJC/
>>346同意
>>347同意
神の降臨をひたすら待つ
349名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 23:08:33 ID:57pSLzey
お嬢様シリーズの拓人×麗花か、王子様扱いされてる人(名前忘れた)×麗花が読みたい。
350名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 08:40:30 ID:ZEfXcCxp
姫君の条件きぼんぬ。
351名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 14:23:29 ID:lr6/VGD5
それはやはり、ダリアン×キール?
キール×ダリアンよりそっちのほうが似合う気がしてしまうw
ともあれ私もキボン
352名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 22:30:00 ID:21/aud1s
>>351
ダリアン×キールからキール×ダリアンへ、って方が好きかも
353名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 15:54:53 ID:nzzXpQAW
銀のアルジャンのアルジャン×プリムラきぼん
354名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 22:37:11 ID:G/sqoNdx
>>353
まてそれは読みたいのは山々だがやったら確実にプリ村が死ぬだろうw
というかやる前に死ぬと・・・
355名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 02:35:56 ID:FsqviCFV
アルジャンがヌカ床に浸かって毒抜きすればOKw
356名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 00:38:44 ID:B844SLJ9
けっして素肌に触れなければOKかも?
アルジャンは服着たままとか布越しで、キスはもちろんなしとか・・・

ううーん、無理があるか?
想像力の限界が・・・
357名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 09:48:35 ID:tBaJbaH9
ゴードン博士!なにか妙案を!
358名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 19:44:36 ID:TQGzQe8L
手術用ゴム手とかつけてヤればいけるんではなかろうか…想像したら萎えるけど
359名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 00:13:43 ID:FX/l2gJj
>>358
それ中世(?)にはないとおも
360名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 11:55:24 ID:/RbV/YM9
素直に絹の手袋ではダメなん?
361名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 01:50:41 ID:lOyP97M8
壁越しに声を聞きながら二人でそれぞれ自慰にふけるとか
(テレホンセックスみたいなやつね)
362名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 13:18:17 ID:RfBehPWv
>>349
工藤が麗花を襲うところは想像できないw
アケミが工藤を襲って工藤がやる気になっちゃうのが見たい
363名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 23:48:16 ID:TfAnNBmc
>362 何巻か忘れたけどちょっといい雰囲気になってたから読みたいなと思ってw
素だったら気後れしまくりそうだから、アクタガワか杉本(だっけ)に無理矢理酒飲まされて、酔っぱらって…とか。
麗花はきめてるつもりのときより素っぽい感じのときが萌える。
気弱な王子様がいきなり男らしく見えてうろたえる麗花ハァハァ
364名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 18:41:44 ID:van+f91K
あげ
365名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 08:45:12 ID:KoHZL6Z+
未完のSSをなんとかしてくれ
366名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 21:21:39 ID:Ts9QSL8p
姫君の条件のシリル×イネスタキボン。
妻が浮気していると思い込みながらどう子供を作ったのかと・・・
367名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 23:40:44 ID:G1+waTTU
S・Aの、彗×光か宙×明キボン
このスレと過去スレあわせて一つしか作品がないとはどういうことか。
368名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 11:07:37 ID:QQhJ/i/l
どういうことか、と上から思うなら自分で書けばいいと思う
369名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 19:36:49 ID:VxcoLf2i
上から思っている訳ではなく、「何故だろう」と言う疑問の意味を多く含んだ言葉なのだが
370名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 00:04:44 ID:q0da/jyg
367さん
あなたが神になってください。宙×明お願いします。
371名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 02:38:31 ID:s3JPS2Da
>何故だろう

書く人がいないから。


それだけに決まってるジャマイカ
372名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 19:37:54 ID:eZGpS03m
>>56-66の人、彗×光をもう一本書いてください。
宙×明も、書けたら書いてください。
373名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 23:10:31 ID:NzOyRk/Q
自分が職人さんなら、藻前のその口調でやる気をなくすよ
374名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 15:13:24 ID:w+3g0mA8
このスレもうだめぽ
守備範囲が広すぎる→知らない作品が投下される→スルー→職人やる気なくす

統合スレやめて雑誌・出版社別にするか、せめて小説と漫画を分けようよ
375名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 18:12:21 ID:W88MKRTB
>>374
そうすると、スレによっては即死もありえる
確かに、投下の多い雑誌などは分けた方がいいかもしれないけど

それに、その時に盛り上がってるネタ以外のネタを、発言・投下するのは
ちょっと勇気いるかも
376名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 18:46:36 ID:/v4Hsu5C
>>375

>その時に盛り上がってるネタ以外のネタを、発言・投下するのは
ちょっと勇気いるかも

それは現在でも同じだよ…
少女小説も少女漫画も、単独でスレがいくつか立ってるし、そっちはほどほどに栄えてるのに
ここだけが閑古鳥なのは、やはり範囲が広すぎることに要因があるのではないか
377名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 21:50:30 ID:Au3mDaxX
関係ない。
単に単独だとファンが盛り上がりやすいだけの話。
SS投下なくても、萌え話したりできるから住人も居着きやすい。

小説と漫画を分けようが出版社別にしようが、
総合スレである限り、萌え話は難しい。
そもそも総合スレに単独スレのような盛り上がりを
期待する方が間違い。
このスレなんかまだ投下多い方だと思う。
378名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 02:01:03 ID:e+tXb1/7
僕と彼女の×××の主役二人物が読みたい。
今や外見中身ともに美少女と、今や外見中身(は微妙だけど)ともに美少年。
うっかり元自分にときめく二人とか
379名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 18:40:42 ID:afYQXp/N
>>378
読みたい!
けど、原作で思いっきり否定していたからな、書くのは難しいかも
今後の原作次第じゃないか?
380名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 00:16:31 ID:4jc1ijZH
桑田スレ落ちたね・・・
381名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 23:14:35 ID:Bf+sthhn
そんなこと恐ろしくて言えない
382名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 20:55:46 ID:uY07uLiZ
>>380-381
ワロタ……不覚
383名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 00:20:30 ID:gkTGvNMc
わかりました、あきらめましょう。
384名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 00:42:18 ID:YGINCkv+
でもぼくあきらめません。
385名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 03:58:42 ID:4fVry4ql
シュガルンのピエール×ショコラが読みたい。数年後の秘密の関係の2人とか。
386名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 04:29:57 ID:0jJNDXAw
>>385
イイネイイネー

ところてん、結局未遂みたいなオチを投下しても許されますか?
387名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 15:28:24 ID:AsjkEso8
>>386
大丈夫だと思う。
過去にそんなSSあったし。

>>385
シュガルンは専用スレがあるよ。
388名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 20:50:40 ID:f1miqHQG
(冷凍機試験が近いというのに、何やってんだかとは思うが)
ども。毎度毎度空気を読まずに書きたいものを書き散らしている
SS作者です。
現在、ちゃお系でSSを2作ほど構想中。それぞれ別の作品。まだ本格執筆を
開始したわけではありませんが、バカシチュ短編なので乞うご期待。
389名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 22:26:47 ID:/sDuf/Dk
age
390名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 13:50:12 ID:FkQBxE1/
>388
ワクワクテカテカ

BPきぼんぬ。
……………きりが喘ぐのが想像着かないが。
391名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 23:35:28 ID:JF0FDDMt
森/永/あ/いのホッケー漫画とか・・・
392名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 22:45:28 ID:1V4crGUn
>>390
BPではない。構想中のは。スマソ。
393名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 13:58:43 ID:5tmSV47X
誰か花ゆめの「悩殺ジャンキー」の海×ナカ書いてくれまいか…
394名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 17:49:35 ID:6sVN63mt
だれそれ?
395名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 01:27:47 ID:AFtMDza9
アンダーザローズの次男×レイチェル読みたいってのはさすがにひどいかな・・・
396名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 01:45:28 ID:0R1ep8+/
>395
酷い、けど見てみたい気も。
あとアーサーとアンナさんが気になるよ…
397名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 22:11:51 ID:h1cMQ3JF
>396
少なくとも5回はしてるってことだもんな。
私室に鍵閉められるぐらいなのに、
いったいどうやってこぎつけたのか気になってしかたがない。

和音さんの両親みたいに「折りを見て」「隙を見て」って感じ?
398名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 22:50:02 ID:AFtMDza9
>>397
アンナにとっては当たり前の義務だろうから数え切れないほどしていそうだとおもう
それともアーサーは医者だしアンナを気遣って子供が生まれそうな時期にしかしなかったとか?

アンナはただじっと固まってそうだし、それよりアーサーとグレース、マーガレットがどういう経緯でそういう関係になったのかの方が気になるなあ。
399名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 22:55:34 ID:mPTc8biq
一番少女漫画的なのはアーサー&マーガレットだよね。先生と生徒だし
アンダーザローズスレは少女漫画板じゃなく漫画板にあるわけだけど…
400名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 00:38:33 ID:bwfg9wcy
でもカテゴリ的に少女漫画じゃない?
少女漫画コーナーにあるし。
・・・時々エロやBLにおいてあったりするけれど

あとアーサーとマーガレットは教師と生徒でも不倫だし、アーサーとアンナのほうが少女漫画的じゃないかな。
嫌っていたのにいつのまにかハーレクインにもよくあるある王道パターンだw


実ははにろのカプも萌える。

ライナス×フィオナとか。
401名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 15:49:54 ID:e4dk2RaS
>>400
久々に見たその名前。
ライナスとフィオナなら血つながってないしな…
でも結局戸籍(?)では兄妹だから鬼畜っぽくなってしまうだろか。
雑誌で読んだだけだから結末うろ覚えだ。
402名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 00:59:00 ID:li2kL0Bj
・むしろライナスが他の兄弟に取られてしまうのではないかと
 危機感を覚えたフィオナが、独り占めするべく襲い掛かる。

・フィオナにアリスを見たウィリアムがハァハァして襲い掛かる
403名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 20:08:45 ID:IWZP/OFF
>>402
襲い掛かる前提かよw

いっそ、ライナスをめぐってライバルであるロレンスとケンカした勢いで・・・とか。
ウィルが娘を連想して襲い掛かるってのはさすがにちょっと・・・。
でも助け起こした時ってそこはかとなくエロいよウィルはやはりエロ担当か。
百合でアニー×フィオナも面白そうだ。「わたしのフィオナ」とかいってドアにキスした時はドキドキした。
404名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 00:17:37 ID:dmp+AAHY
過疎り杉
age
405名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 02:32:35 ID:1GucmUW0
>>363
ものすごい亀だが。


工藤は寝ぼけて無言でお杉を殴った事があるから、
その時のように無言で麗花を攻めたら萌える。
麗花が泣こうがわめこうがひたすら攻めるのみ。
コトが終わって酔いが覚めた途端に平謝り。
しかしびびる麗花を前に素面でもサドに目覚める…

妄想だけ先走って文章力がない…
ネ申よ……!
406名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 23:55:07 ID:Dcy7RW1O
今更すぎかもだがウィリアム×レイチェルほぼエロなし、投下してもOK?
407名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 16:55:53 ID:wPo1VasI
>>406
カモーン!
408名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 20:22:30 ID:qyNOiobE
>406
おおおおおお待ちしてます!
409406:2005/11/16(水) 21:09:04 ID:Z8CXzRzY
それでは投下させて頂きます。

ウィリアム×レイチェル
三巻最後の暗転のところです。
410406:2005/11/16(水) 21:10:36 ID:Z8CXzRzY
―レイチェルは礼儀正しい子ね、賢くて、品が良くて―



そんな言葉が脳裏に浮かんで、レイチェルは忘れようとするかの様に強く目を瞑った。


今すぐ力一杯彼を突き飛ばして“拒絶”したいのに、自分が逃げては“彼女が”再び傷付くことになるだろう―その思いがレイチェルに行動力を与えず、彼女はどうにも出来ないまま弱い抵抗ばかりを続けていた。



「どうしたんですか、ミス・ブレナン?抵抗なさらないのですか?」



「離しなさい、ウィリアム君!やめて、お願い!」



「…なら、どうして僕をはっきり拒絶なさらないのですか?兄の時の様に、“誰か”に助けを求めて、拒絶なさればいいじゃないですか」



それを聞いてレイチェルは身を強張らせ顔を背け、それを見たウィリアムは嬉しそうに口端を上げて歪んだ笑みを浮かべた。



「貴女はどうせ今、扉の外にいる“彼女”のことでも考えていたのでしょう?自分が助けを求めては、また彼女が僕に傷付けられる、だから彼女に助けを求めることはできない―、と、そう、考えているんじゃないですか?」

411406:2005/11/16(水) 21:16:39 ID:Z8CXzRzY
「ミス・ブレナン、貴女はそうやって自己犠牲という美徳のもとに、『私が彼女を助けた』という自己満足に浸っているんでしょう?
『彼女は私に助けられた、彼女は私がいなかったら傷付けられていたのを私が助けた』、という思いに。そうして、自分を作り上げている。“善良なミス・ブレナン”の“自己犠牲の精神”という要素に、彼女を利用して」



「違う、違います、私は―」



「そうやって周囲の人間を利用して、今まで貴女は善良なミス・ブレナンを作ってきたんでしょう?心の中では彼等を見下し、同情し、憐れんで。
…それを否定なさるおつもりなら、助けを呼んではどうですか?あれは口もきけないし、読み書きも出来ないけれど、助けくらいなら呼べることは貴女だってわかっているのでしょう?」



レイチェルは、必死に考えていた。―そう、彼女に助けを呼んでもらったって、彼女をもう傷付かせない方法は他にもあるかもしれないわ。…考えるのよ、レイチェル、落ち着いて―



そこで彼女はある結論が頭に浮かび、愕然とした。体から力が抜けていく。
412406:2005/11/16(水) 21:20:43 ID:Z8CXzRzY

―もし、私が彼女に助けを呼んでもらって、助け出されて…伯爵がこのことをお知りになったら…



私は、「解雇」される。たとえ、ウィリアム君がこのことを認めても、認めなくても。




…どうしようもなかった。伯爵が私を守ろうとしてでも、私を疑ってでも、解雇になるのならば理由はもはや何の意味も持たない。それでは、私に残された道は―





「ねぇ、ミス・ブレナン。貴女が“救って”くれるんでしょう?」



止めを刺すかの様に降ってきたウィリアムの言葉に、レイチェルはもはや何を言うことも出来ず、静かに眼を閉じた。







「ミス・ブレナン、どうしたんですか?何も言わないんですか?言えないんですか?」




行為の最中にもウィリアムは喋ることを止めず、レイチェルは耳を塞ぎたい衝動に駆られた。

しかし、そんな小さな行動すら、ウィリアムの気に障ったら、と思うと何も出来なかった。



「ねぇ、ミス・ブレナン。どうですか?」



そんな、何でもないような台詞さえ、レイチェルを翻弄した。様々な思考と、ウィリアムの言葉と行為に伴う反応とが頭の中で入り乱れ、彼女から正常な思考と冷静な判断力を完全に奪い取っていた。



それと、ウィリアムは一度も彼女を「ミス・ブレナン」以外では呼ばず、そのことが二人は教師と生徒であることを再確認させられているようで、呼ばれるたびにレイチェルは背徳感で死んでしまいたくなった。




413406:2005/11/16(水) 21:22:15 ID:Z8CXzRzY
悪夢の様な時間が終わり、レイチェルはぐったりとしていた。涙は乾いて髪の毛は頬に張り付き、口許に付着した涎を気にすることもできずにぼんやりと虚ろな目で天井を見ていた。



「それでは、僕はもう行きますので」



格好を整えたウィリアムが、扉に手をかけた様子が視界に入った。

彼は何事もなかったかのように平然を眼鏡を掛け直し、普段通りの優雅なしぐさで扉を開けると、ふとレイチェルのほうを振り返って、こう言った。





「愚かですね、レイチェル・ブレナン」



それは、彼にとってレイチェルがもはや教師でもなくなったことの証であり、これからの関係を暗示するものでもあった。








やがて扉が閉まり、レイチェルは一人、絶望的な闇の中に閉じ込められた。

その闇は、これから何が起ころうとも決して晴れることのない闇だ、とレイチェルには思えた。



―それでも、自分は家庭教師だ。授業もある。心配されるわけには、いかない。



先程僅かな間に見えた向こうの部屋の灯りは、今のレイチェルには悲しすぎるほどに眩しかったが、レイチェルはゆっくりと体を起こし、光の方へと一歩足を踏み出した。
414406:2005/11/16(水) 21:24:47 ID:Z8CXzRzY
以上です。改行等おかしかったらすみません。

お粗末様でした…退散致します。
415名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 21:57:26 ID:qyNOiobE
>406
GJ!
レイチェルやっぱ好き。
しゃべり続けるウィルワロタw
416名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 00:21:45 ID:M9Zwgsaj
うわ、リクしたものだけれど本当に書いてもらえるとは思わなかった!
サンクス、萌えました
417名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 08:26:44 ID:OlcjXOq/
S・Aの彗×光、宙×明キボン

花ざかりの君達への佐野+中津×瑞希の3Pキボン
418名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 16:02:56 ID:8zb5H8vb
>>378
元親友、今男女の
千本木あきらの主役カポーはダメ?
801になるのかなぁ。
禿萌えるんだが。
419名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 01:51:26 ID:gLBvkDPf
あげ
420名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 22:06:57 ID:azK8GR0V
「きみはガールフレンド」のキリエ×はつね
神降臨を激しくお待ちしてます!!
421名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 23:36:43 ID:M7dIHfxA
最近S・Aってやつにはまってしまった…
宙×明で是非お願いしたい。
普段やられっぱなしの宙が明を攻めまくるところが見てみたい
422名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 17:41:55 ID:DBi6xgjr
遥時のあかねたん希望
423名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 00:25:12 ID:2ZV3iGk9
>>422
【アンジェ】【遙か】【コルダ】ネオロマンスでエロ萌え5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121264231/
424名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 01:52:34 ID:melXp3b5
>>423
誘導どうも
425名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 06:32:00 ID:RAaatVOG
プラネットラダーのセーウ×かぐやが読みたいです・・・
426名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 22:32:08 ID:hswSNgVy
セーウの……
初ちゅうの時はかぐやの方からふったが、初エチの時もそうだったんだろうか。
知識だけはありそうだが、ヨメ以外人に触れられない反動で結構激しかったりなー
プラダだったら、クラ×バンビとかも読んでみたい。
427名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 18:03:49 ID:1Oo4sOpj
かぐやの方は知識がない上にそういうことに淡白そうな感じがする
428名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 03:41:59 ID:z/y/TRpS
ふしぎ遊戯の心宿×唯がみたい
429名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 19:13:08 ID:B6IvUcN3
むしろ玄武が読みたい
430薬師×姫 薬師アルジャン:2005/12/07(水) 21:47:05 ID:v+mZUcFa
むせかえるような甘い"女"のにおいに目眩がする。
―目の前にいるこの女は誰だ…
彼の前にいるのは確かに姫のはず。
だが、今の彼女にはいつもの気丈さも、活発さも見当たらない。
誘うように彼を上目遣いで見上げ、はだけた胸元をすり寄せてくる。
生娘のはずの彼女が下手な娼婦よりも艶めいている。
431薬師×姫 薬師アルジャン:2005/12/07(水) 22:01:15 ID:mKiwZp+Z
そのことに疑問をいだきながらも、視線は勝手に姫の薄くひらかれかすかに乱れた熱い吐息をもらす唇やはだけられた恐らく誰も触れたことは無いだろう処女雪のように真白い胸元にいこうとする。
だが彼はけして姫に触れようとはしない。
それは彼女が姫で、彼がただの薬師であるという身分違いによるものだけではない。
彼が姫に触れられない理由。
それは彼の体質によるものだった。
彼の身体は毒でできている。
432薬師×姫 薬師アルジャン:2005/12/07(水) 22:14:40 ID:tm+O0QCd
幼い頃からの多量の毒物摂取により、彼の身体は今ではそれ自体が毒を発している。
口付けだけで目の前の姫を殺しかねない程の強力な毒を。
「俺はバジリスクだとわかっているんだろう。
悪ふざけもいい加減に…」
姫から目をそらし、その芳しい肢体を引き剥がしながら彼は姫を拒もうとするが、言葉を何かに遮られる。
それはかつて二度程味わったことのある感触だった。
唇をぺろりと舐められ我にかえり急いで姫から離れる。
「姫!?なにを…
い、いや、それより身体は…。」
「なんともないわ。
だっておまえはもう、バジリスクじゃないもの。」
ほらね…と微笑みつつ姫が彼の、彼本来の色彩に戻った髪をひっぱってみせる。
433薬師×姫 薬師アルジャン:2005/12/07(水) 22:25:13 ID:/47w3YIo
「なぜ………?」
心底驚き愕然とした体の彼に、姫はまたもや身を寄せ耳元で吐息を吹き込むように囁く。
「おまえはもう、バジリスクじゃない。
それで充分でしょう。
何故なんて問うより…。
もっと、楽しいことをしましょう。」
柔らかく耳を食まれ、その瞬間、理性の溶け崩れる音を聞いた気がする。
―自分がバジリスクであるかどうかなどもはやどうでも良い。
大切なことは、目の前に姫がいる。
それだけだった。
434名無しさん@ピンキー :2005/12/07(水) 23:12:14 ID:CxyjYsKo
在るじゃん×姫(?)キタ―――(゚∀゚)―――― !!
続き、楽しみです。
435名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 01:11:32 ID:iIHRvjuY
>アルジャン×姫
うおう!見たかったこのカプ!
IDがレスごとに違うあたり携帯で打ち込みながらUPだったのでしょうか?
お疲れ様です。続き楽しみにしてます。
436薬師×姫 薬師アルジャン:2005/12/08(木) 18:27:56 ID:XML+Q/Mm
迸る想いの勢いにまかせて噛付くように姫に口付け、舌をさしいれる。
その性急な攻めを宥めるように応えてくれる姫。
かつてたった二度だけ与えられた一瞬の口付け。
その感触を塗りつぶすかのように、何度も何度も激情をこめ口付ける。
彼は、あまりの幸福感に目眩がしそうだった。
437薬師×姫 薬師アルジャン:2005/12/08(木) 18:59:21 ID:W1mHRDg5
「ねぇ、アルジャン。
おまえにはちゃんと私の名前を呼んで欲しいの。」
姫がそう言ったのは彼が、姫のなかに押し入ろうとする寸前のときだった。
「だが…。」
「姫と薬師としての節度?
そんなもの今更だわ。
だから、ね?」
彼は姫を抱こうとするその最中でさえ、彼女のことを"姫"と呼んでいた。
ただ、その理由は姫の言う薬師としての節度などではなかった。
438薬師×姫 薬師アルジャン:2005/12/08(木) 19:22:57 ID:W1mHRDg5
もし、姫をプリムラと呼んでしまえば、彼のなかにある何かが押さえ切れなくなってしまう。
彼女を"姫"という彼には決して手には入らない人として諦めることが出来なくなる。
意識も出来ない程の深い底、無意識のうちに彼はそう思っていた。
だが、姫の言うとおり今更なことだ。
―それなら呼んでもいいだろう…。
今更なのだからと、半ば自身への言い訳のように彼はそう考えた。
「プリムラ。」
「そうよ、アルジャン。
今おまえが抱いているのは"姫"ではなく、ただのプリムラ。」
満足げで艶やかに微笑む彼女のなかに彼が押し入り、繋がる。
―本当は、ずっとずっと…望んでいた。
こうして"姫"を、いやプリムラを手に入れることを。
「プリムラっ……!」
「なに?」
439薬師×姫 薬師アルジャン:2005/12/08(木) 19:40:19 ID:PJ5LupTp
目の前に姫がいた。
いや、正確に言うと先程彼と共に乱れていた姫ではなく、いつもの、良く言えば活発で悪く言えば全く色気の無い姫だった。
「姫…?」
「まだ寝ぼけてるの?」
「ねてた…?」
「そうよ、こんな時間まで寝てるなんておまえらしくないわね。
それに寝ぼけてるなんて。
まさか…アルジャン具合でもわるいの?」
心配げに顔をのぞきこんでくる姫に、先程の夢の"姫"を思い出し、彼の心臓がひとつ拍子をとばした。
「いや、そんなことはない。それより早く出ていってくれ。」
「なによ!
人がせっかく…。」
「着替えたいんだが。」
「えっ…。
なによ、はやくいいなさいよ。」
ぶつぶつ言いながらも、素早く出ていく姫に聞こえないよう溜め息をつく。
「なんであんな夢…。」
―いや、本心ではわかりきっている。
 俺は姫のことを…。
440薬師×姫 薬師アルジャン:2005/12/08(木) 19:46:55 ID:PJ5LupTp
それ以上考えてしまうと、目を逸らし、堪えているものが溢れてしまいそうな気がして、彼は頭をふり思考を切り換えた。
「しかし、起こしに来たのがソーダでなくて良かった。」
あの勘の良い子供は気付いてしまうだろう。
彼がどんな夢を見ていたのか。
何故、そんな夢を見てしまったのかを。
それを想像した途端、またひとつ大きな溜め息が漏れ出た。
《おわり》
441薬師×姫 薬師アルジャン:2005/12/08(木) 19:51:43 ID:PJ5LupTp
お目汚し失礼しました。
442名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 21:16:46 ID:CkuCngA6
マダミスの人の続きまだかな?
443名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 21:22:21 ID:gM8mQc4F
マイナーだがメテオメトセラのレイン×マチカ希望
444名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 21:26:25 ID:hRiTUHL6
全然わからん…
みんな詳しいんだね
445名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 21:42:00 ID:CqTPrNOQ
>>GJ〜〜
やっぱり今の段階では夢オチにするしかないのかねえ。
糠床がどこまで有効なのやらw
446名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 21:42:58 ID:CqTPrNOQ
ごめ、ミス。
上の>>440にな。
447名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 22:16:00 ID:D/GyI17H
サザエとマスオのSSきぼんぬ
448名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 22:34:06 ID:PEi4EIyR
>447
はげわろたw波平わろたw波ワロw

>442
私も待ちわびておる次第で…
あと流血女神伝。エドカリだれかー〜…
449名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 22:39:07 ID:M9o0YCuA
サザエさんっていちおう少女漫画になるのか?
じゃあ太鼓と乗り助のSSきぼんぬ

>>448
太鼓といえば波平スレを思い出す…

450名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 08:33:46 ID:WEnobnFn
>>448
エドカリ私も見たいよ…
原作であれだけ急接近なのに
完璧エド→カリだが
451名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 12:07:42 ID:HnaAuZYt
今までカップルじゃなかったから控えてたけど…
1号でくっついたのでSAの明宙でお願いします。
452名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 22:15:59 ID:m67VOyyg
>>441
GJ!
面白かった
いつか夢じゃなくなる日が来るといいな、本当に・・・
453名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 16:40:22 ID:EMDZbMz8
ゴーストハントの兄×麻衣
深き水の眠りの吼×沙月
アドリアンシリーズのアドリアン×ビアンカ
誰かお願いします
454名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 18:22:45 ID:IDwP6W09
>>441
アルジャン×姫良かったです。本編でも幸せになってくれればよいが。

ゴーストハントならぼーさん×麻衣も見たいなあ。
455名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:56:44 ID:aoopdZN0
極楽同盟
456名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 00:59:53 ID:/k6fZC65
ゴーストハントの兄麻衣は確かに見たいな…。
本編では絶対無理だし…。
にこにこ鬼畜に麻衣を攻める兄が見たい…。
457名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 08:08:04 ID:dkdlbD6N
>>456
それ見たい!
あと、次も会えるかわからないという状態で互いに溺れる兄麻衣とかも見てみたい
458名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 00:48:19 ID:JZ1+BLuk
癒しの手のアルスのアルス×リシュア(二十歳ぐらいの)が読みたいな
いつか訪れる別れの予感に怯えつつも、お互いに激しく求めあう話を
見てみたい。
18歳から25歳まで一緒に旅してて、何もないわけはないと思うし、
外見が絶世の美少女でも中身は普通の男だしなアルスは。
459名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 17:34:31 ID:5nAuFjTZ
やっと知っている作品の名前が出た。
つってもアレ、打ち切りになったんだよな?
460名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 23:37:28 ID:GWHH2Mfw
チンコ勃ってきた(AA略
461名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 00:12:18 ID:XGGkke1s
そのリビドーをSSに注ぎ込め
462名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 17:40:47 ID:L8wv2w1B
SA 宙×明 禿望
463名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 03:01:12 ID:hbkpBNtr
ディアマインの九鉄×一美が読みたい。もしくは一美×九鉄。
464名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 01:14:31 ID:FEj/w1dE
>463
【許してよ】高尾滋作品【エロパロなんだ(;´Д`)】
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1060947818
465名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 00:25:04 ID:AnGfKyj3
ほしゅ
466名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 00:49:04 ID:6/b4YGoX
さびれてる…
『緑のアルダ』のウルファ×アルダが見たい、とか呟いてみる。
467名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 01:41:17 ID:AU5a8fmA
珍しく私の知ってる作品が出てきた……w
でも、なぜかあの小説はエロ妄想湧かないんだよねぇ。
468名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 21:52:19 ID:2PViNKk9
エスエーの宙×明、彗×光をキボン
469名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 01:47:21 ID:Q7+k7Kgu
自分も明×宙きぼん。
ってかSAのエロパロ板はないんだよね?
激しく読みたい。神の降臨お待ちしてます
470名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 23:25:41 ID:Bf1KwUNp
>>469
板があったらすげえw
471名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 22:23:07 ID:iIBtdfeC
谷川史子作品のエロパロはないのかーーー
472名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 08:18:14 ID:4dksj2Rj
確か無かったと思うーーー
473名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 01:45:35 ID:cZBatVvP
age
474名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 22:59:32 ID:5CL/lpuw
近年ディアマインに出会いハマったものです、おじゃまします。
こんな素晴らしいパロにめぐり合えてしあわせ。なーむー。
とおもったらえ、え。丸一年更新なし… 保守保守。

3巻を読み直しているんですが、中表紙の一美ちゃんと鉄に添えられている「Liebling.」
意味が調べれなかったんですが最近になってやっと独語だとわかりました。「お気に入り。愛するもの。」
だから一美×鉄って確信で話がすすんでるんですね!
4巻の描写だけじゃ弱いな?と思っていたのですがなるほどー!

駄文失礼しました。 神々のみなさまお元気でしょうか…
475名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 23:04:35 ID:5CL/lpuw
げ!!誤爆!! 
>464さん、>463さんではない者なのですが、ご紹介ありがとうございました。なのに恩を仇で…orzスミマセン
あのスレは更新停止してしまっているようで、残念ですね。スレ違い失礼しました。

以下何事もなかったかのように華麗に少女漫画・小説談義おねがいしますドゾー
476名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 00:00:21 ID:hc6rk9Db
>>474-475
464のスレは、エロパロ板がsakura03鯖に移転後も、前に板の
あったpie鯖に何故か残っているスレ。
今のエロパロ板のスレ一覧からは行けないので、実質的には
終わったスレになっている模様。
477名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 18:57:18 ID:7Nj2kNo4
中断してて完結してほしいSSがいくつか……
原作の旬は過ぎてるけど、読みたい。
478名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 01:57:05 ID:DTJg7y65
>>315>>330>>346>>367>>372>>417>>468

…同一人物じゃねぇか?
執念スゴス
479名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 00:26:02 ID:LZdp46/W
>>478
自演乙
480名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 15:52:16 ID:1UVMkhvX
【中原】ラブ★コンでエロパロ【アヤ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115825084/l50
川原泉作品をエロくしろ!4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1137226530/l50
【ジャンヌ・シンクロ】種村有菜作品3【満月・キョ-コ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112285045/l50
【Fカップえみか】HIGHSCORE【Eカップめぐみ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1123048794/l50
由貴香織里専門店
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1088353054/l50
□■きんぎょ注意報でエロパロ■□
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1119078548/l50
【水色時代】やぶうち優作品【少女少年】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1119571297/l50
【ママレ】吉住渉作品のエロパロ【ウルマニ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1063044545/l50
ハチミツとクローバーでエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115195698/l50
【藤きゅん】りぼん*春田なな*作品でエロパロ【渚*梓】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122749960/l50
481名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 15:53:07 ID:1UVMkhvX
セーラームーン総合スレッド2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1137314837/l50
のだめカンタービレ6
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1127490179/l50
田村由美作品でエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1082931076/l50
シュガシュガルーンでエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1123382481/l50
少女漫画「花より男子」のエロ小説5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1133759229/l50
エースをねらえ!でエロ読みたい
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074428700/l50
フルーツバスケットのエロ小説を書こう!part3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1102762196/l50
【ナッキー】生徒諸君!でエロパロ【庄司陽子作品】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1132143178/l50
王家の紋章 Ψ別室―その8
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115048043/l50
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 3【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1126793003/l50
482名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 15:53:42 ID:1UVMkhvX
ベルサイユのばらでエロを 2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122912607/l50
カレカノでひとつ・・・・
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1029391717/l50
篠原千絵作品でエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074488949/l50
学園アリスのエロい学園生活第1回
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1102342425/l50
ガラスの仮面で(;´Д`)ハァハァ 2発目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073014655/l50
少女革命ウテナで(;´Д`)ハァハァ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1081024973/l50
こどものおもちゃエロパロスレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108893311/l50
ホットギミックのエローイのお願い(><)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121871711/l50
NANA-ナナ-のエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1114708111/l50
吉田秋生作品でエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1126890640/l50
483名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 15:54:14 ID:1UVMkhvX
ときめきトゥナイトのエロネタを語るスレ Part11.5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1086224183/l50
魔法騎士レイアース第2章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1077359149/l50
〈CLAMP〉Xエックス〈女体化スレ〉
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1064322723/l50
【リーヤ】赤ずきんチャチャで【襲え!!!】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1082017991/l50
†オルフェウスの窓でエロパロを†
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1056573368/l50
「コーセルテルの竜術士」を語ろうエロパロ板
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1075834734/l50
ゾンビ屋れい子でエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1071418843/l50
だぁ!だぁ!だぁ!エロパロ総合スレpart.7
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1103723668/l50
D・N・ANGELのハァハァ小説 その4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085284505/l50
◇◆キャットストリート◆◇でエロパロ(〃ω〃)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118993272/l50
484名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 17:15:10 ID:byAfgBth
あげ
485名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 19:36:16 ID:t3IQpFzh
おおう
こんなにあったか……おつかれさん
486名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 11:14:06 ID:PDttHsa2
「おおう」で思い出したが、岡田あーみんのエロパロも面白そう。
487名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 17:20:17 ID:odwK3avY
チキタ★GUGUの
ラー?ラム デラル×チキタが切実に読みたい
アク抜きという名目でチキタにあんなことやそんなことを…ハアハア
な話が、読みた〜い!
だれかお願いします
488名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 20:14:53 ID:M5bF/5IL
ラーとチキタじゃ801臭がする
489名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 23:09:51 ID:Cd/fIK+B
本編でも女にもなってるしいけるかな〜と思ったんだが
でもたしかに本編でラーは少年?な姿が多いし、確かに801臭いかも
490名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 00:13:09 ID:nemtBXjg
それよりニッケル×チキタとかのが読みたい。
あとこないだ結婚した新婚夫婦とか
491名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 17:31:06 ID:3pCInr2H
ニッケルがリンカーンされたときの話を具体的に……
492名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 20:49:49 ID:P54WiFVe
チロを思って耳真っ赤にさせながらオナるイブシが見タス
493名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 02:30:09 ID:+bZDMCek
>>491
せめてキサスだけのときとかのほうが…
494名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 23:15:40 ID:+Eqkd/Sj
age
495名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 03:15:20 ID:QW2rkv0e
>>474
前にあった高尾スレのまとめサイト
一美×鉄もあったはず。
ttp://yellow.ribbon.to/~pandakopanda/top02.html
496名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 03:06:29 ID:UeC2BjV0
9巻発売記念にGHのナル×麻衣キボン
497名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 22:40:46 ID:C6+ZVEIq
ナル麻衣みてぇ!!
498名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 20:55:26 ID:99WYiNFE
自己発電も悪くないぞ。勇者頼む。
499名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 03:41:36 ID:HMLnN/FZ
自己発電…と思ったが自分にナルの性格は無理だorz

あの性格だから萌えるんだが、あんな性格でエロなど書けん。
というかナルにそういった欲望があるのか?
500名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 06:20:44 ID:km4hKvE4
物凄く少なくて薄そうだがある…と思いたい
501名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 23:17:03 ID:LM/YGVf5
あー……それで思い出したが、ナルは原作裏設定ではできないことになっているはず。
502名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 02:14:39 ID:wZdIDvo4
>>501
ま…まじですか?
503名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 02:16:06 ID:+/4MNT2O
できない、っつーかその手のことがすごく苦手って言ったほうが近くないか。
504名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 02:25:16 ID:Tnuot3yd
でも勃たないそうだからなぁ……
505名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 02:37:26 ID:+/4MNT2O
え、マジ?
その設定は知らないや。どこに書いてたの?
506名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 02:42:32 ID:2S+6KicY
二次の読みすぎジャマイカ。
念のためネタバレ注意。


二次で定番な説が、サイコメトリで暴行を受けた被害者とシンクロしたりとかで
トラウマみたいな状態になってるってのがちらほらと見かけた。
少なくとも原作で表立っては触れてなかったけど。あのレーベルだし。
507名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 03:10:51 ID:Tnuot3yd
>>505
一応原作者本人が言ってたことです。最初の文字だけ伏字だったけど。
ずいぶん前に出た同人誌での座談会での発言なので、もちろん表立っては出てきません。
508名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 03:15:25 ID:ixPgMYgh
>>506-507
ID変わってるけど505です。
ショックのあまり、「ナル 悪霊 インポ」「ナル 悪霊 不能」で
ぐぐるの海に溺れてきたけど、同人情報じゃ知ってる人も限られてるし、
検索で出るわきゃない罠。
二人ともどうもサンクス
509名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 03:31:21 ID:2S+6KicY
>>507
あぁ、もしかして中庭同盟かな。
伏字オンパレードの座談会があるってきいたことがある。
510名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 00:48:59 ID:bHSk7OEK
>>507
そうなんだ…ナルは一生独身でいそうだな・・・
教えてくれてサンクス
511名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 19:22:09 ID:937eYVOY
age
512ホスト部:2006/02/17(金) 01:41:51 ID:nOme79gg
鏡夜と架空(自分で勝手につくった)お嬢様のエロを投下するのあり?
513名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 02:36:42 ID:oi/A8bY/
オリキャラはオリキャラ専用スレがあるにはあるけれども。
514名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 01:33:00 ID:65ytcdz6
「ぼく地球」の輪×ありすが見たいなあ

前世の記憶から性に目覚め寝てるありすお姉ちゃんにイタズラする輪…
515名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 06:11:20 ID:K040SiXz
おいそれいいな輪×亜梨子キボン!!
516名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 07:38:27 ID:4dKOGsx7
原作がどうであれ妄想に溺れるのが二次の楽しみ
むしろトラウマ克服にこそ燃(萌)えたりするわけで。
悪霊のばあいは漫画ではまだネタバレしてないから
どこまで書いていいのか困る。
517名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 08:24:08 ID:hjB++4i2
中庭持ってるけど……聞いたことない希ガス
518名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 11:30:22 ID:zOeshQ4j
ちゃんと書いてあるぞ。キャラの名前も伏せてあるから分かりづらいが。
519名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 13:32:48 ID:/60B1l06
輪×ありすもいいけど、一成×桜もいいなあ。
ぼく地球ラストのほうの照れてる桜は可愛かった。

>>516
率直に、ネタバレありと注意書きに入れとくとか。
ネタあるなら投下してくれるとウレシス
520名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 23:17:38 ID:kvsmOGlV
>>516
ネタバレは一言注意入れといたらいいと思う。コミックのスレじゃないし。
そんなわけで、wktkしてまってる。
521名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 00:47:03 ID:Bc0lmKYz
上の方でもあったけど兄×麻衣も見たいなぁ
522名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 01:30:23 ID:xPywWbGF
天使なんかじゃないを一気に読んで張り切ってエロパロ板に来たけど
矢沢あいスレってないよねそういえば。
マミリン、あんなにエロいのに。(´・ω・`)ショボーン
523名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 02:14:21 ID:hWKCQpjL
>>516
注意書きしてキボン!
すごく読みたい
524名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 12:13:59 ID:RGE1vOtX
あたしコミックス派じゃないけど買い手もいいですか?
S,Aの八尋・光×慧
525名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 15:19:01 ID:91UNLZqY
とりあえずガンガレ
526名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 23:41:04 ID:+oTxPhtz
前薬師アルジャンあったよな。
山下友美なら、代書屋誰か書いてくれまいか。あるいはポストマン…
527名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 12:30:08 ID:aMDR6N2u
はみだしっこの801読みたいです。
528名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 13:51:04 ID:ERQHSb0j
光は桜に無理やり連行され八尋の家にいた。今光が居るのは、いつもの客間ではなく八尋の私室。しかもなぜか、ひとり。
所在なくて落ち着きなく辺りを見回していた時に、部屋の主人が戻ってきた。

「桜は帰ったよ。」
「は…?何でだ?」

八尋はまあいいじゃないかとあしらい、インターフォンを手に、飲みものを持ってくるよう指示した。

「で、今日の君の用件はなんだったっけ?」
あぁそうだったな、と光は我に帰り顔をあげた。

「あのだな、私はいつも滝島に迷惑をかけてばかりだから、なにか喜ばせるこことをしたいんだ。なにかいい方法しらないか?」

八尋はクスリと笑み、ソファに座っている光の隣に座った。

「この前教えたじゃないか。キスのひとつでもしてあげればいいって。」
「あれは…滝島怒ったぞ。」

八尋が深いため息をついた時ノックの音がした。彼は入入るよう促し、メイドは飲みものを置いて出ていった。

「まあとりあえずこれでも飲んでよ」
「ああ、すまんな」

光はその、色の綺麗なドリンク口に運ぶ。

「話を戻すけど、あのときは君が余計なことを言ったんだろう?」
それとも足りなかったのかな、とほくそ笑む。

「じゃあ教えてあげる。」

ふわっと光の体が持ちあがる。いわゆるお姫様だっこをされて運ばれているのだ。

「……っ!?おい!八尋何すんだっ離せ!っ…え…!?」

必死に抵抗していたが、どうも体が思うように動かない。風邪でもひいたときのように力が入らないし顔も熱い気がする。

「何?もうクスリ効いちゃった?」

クスと笑い、光をベッドに放りなげる。

「君の怪力は僕にとっても驚異だからね。おとなしくしてもらいたいんだ。」

それから八尋は光をやすやすと組み敷く。

「それに、君処女だろ?濡れないと困るからね」

「やひ…ろ?」

529八尋・光 続:2006/02/27(月) 14:05:16 ID:ERQHSb0j
「ちょっと待て、お前ちょっとおかしいぞ?何するつもりだ?」
「…。ここまでされて、何するかだって…?鈍いのもいい加減ウザイね」

八尋は耳もとで、大人の遊びさ、と囁き光の耳を甘噛みした。

「…っあ!!」
「ふふ…これだけで感じちゃった?イヤラシイ」

光の頬がさらに紅潮する。
「こんなの…私じゃない…っ!お前飲みものに何かいれただろっ…!」

八尋は肯定するように微笑し、
「でも普通ここまで感じるようにはならないよ?君は元々淫乱なんだ」
「違っ…!大体お前は明が好っっ…!!」

「君、うるさいよ」

八尋の手が、夏服の制服のブラウスの上から光の胸を鷲掴みにし揉み砕く。
「…っは、ぁ…や、やめてくれ…!」

クスリの力と快感とで思うように抵抗できず泳いでる光の両手を、八尋は彼女のネクタイで縛った。
「何だ?服の上からじゃ不満かい?」
「違…っ」

「どうだか」
八尋はブラウスを裂きブラをたくしあげた。そこには痛いほどに主張する突起が。

「ホントにいらやしい女だね」
とその頂を指ではねる。

「あぅ!…いや…だ」
「まだ物言える元気あるの?まあ、そのうち何も出来なくなるよ」
と、 突起を口に含み舌で転がし、もう一方の胸は手で弄ぶ。

「ひゃ…っ!く…はぁ…ンんっ…っ」
「別に声我慢しなくてもいいのに」

光の腰に添えられていた手がスルスルと降りて、下着の上から秘所を撫で回す。そこは溢れ出た大量の液が濡らし、しっとりとしていた。

「ふふ…こんな淫乱な君を慧くんに見せてあげたい気分だよ」
ショーツを降ろし、既にどろどろと溢れるソコにまず指を一本差し込みかき混ぜる。
「ひぅ…っ!あ…ンんっやッ」

クチュピチャと恥ずかしい水音にも責め立てられ、光の理性は限界だった。
八尋はその液のまとわりついた指でその少し上の、突起をこね回す。

「あっ!…んっ!やああぁ、あっ、ああっっっ…!」
ビクビクと震えが激しくなり、光は達してしまった。

「はぁ、はぁっ…」

息を整えてみせるがクスリが効きすぎて未だ躰はウズいていて、意識はぼんやりしていた。
「あれえ、もうイッちゃったの?情けないね。」
お楽しみはこれからだよ、と光の脚に絡まっていた下着をベッド脇に放り投げ、脚をグッと大きく広げさせ、ヒクヒクと待っているソコへ指を三本入れた。
「いっ……!あぁッ」その指はナカでバラハラになってかき回す。
530八尋・光 続:2006/02/27(月) 14:07:13 ID:ERQHSb0j
グチュチュク…ピチャ
「あぁ…はぁ、ンんっ、あぁあっ」
早くも再び達してしまいそうなところを、八尋がそうはさせなかった。ずる、と指を引き抜く。

「…んっ!‥へ…」
「お楽しみはこれからだっていったでしょ。慧君を悦ばせる方法、教えてあげる。」

八尋は光の腕のネクタイを解いて、もどかしそうに、それでいて艶っぽいトロンとした目の光に言った。
「君の今欲しいものを奉仕するんだよ。わかる?」

普段なら「私が欲しいのは滝島に勝つことだけだ」など言ってしまうだろうが、このときは違っていた。 不本意ながら、光は欲に溺れ八尋のソレを求めていた。

「まあ、上手に出来るまではあげないけどね。」

531名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 14:30:43 ID:ERQHSb0j
これから八尋が光を教調?するのですが、勝手ながらニガテなので省いて(誰か書ける人がいれば書いて下さい!)一旦終わり。
このあとの光と、慧のカップリにします
532名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 15:38:57 ID:mp2llxf4
GJ
533名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 19:03:55 ID:8uWKZwle
>531
久々に来てみたら珍しいのが上がってるね。
次も期待してるよ!乙!
534名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 22:14:19 ID:C89+QDlh
今度は不思議のたたりちゃんのエロの続きを書いて下さい。
お願いします。
535名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 11:55:41 ID:lX8/6cjB
保管庫で見たグラハム×グレース
マダミスの続きが激しく読みたいんだが
どこかきてる?
536名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 02:02:12 ID:7dOD3qmG
いや、私も待ってるが来てない。
しかし書いてくれる予定はあるらしいのでいつまでもマターリ待つつもり。
537名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 16:04:28 ID:HOE/j3Ih
>536
ありがとう。そうか。残念だ。

遠藤淑子ワールド壊されたくなくて避けてたんだが、目から汁がでたよ。
3スレ目に戻って小一時間語りたいくらいだ。

では、マターリジトーリ待たせて頂きます。
538名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 17:07:01 ID:7kOMKUHm
>>531期待age

539名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 05:19:15 ID:JT386lAx
やじきたキボン
540名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 20:34:18 ID:W+CNG2Ra
弥次さん喜多さん?
あれって少女漫画だっけ
541名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 22:17:33 ID:pRg8x8a9
やじきたは保管庫に二作あるな。
ハーディ×やじさんは途中で終わってる。
小鉄×キタさんは個人的に神だった。

>540
よもや膝栗毛の方をさしているのではないよな?
542 :2006/03/22(水) 23:43:49 ID:7R9K9Ncp
小鉄×キタよかったよね。
あの職人さんの書くのはわたしのツボを押しまくり。
ジャパネスクとか。
マダミスもいつまでも待ってます。
543名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 00:51:41 ID:Mc1kszTP
竹本泉キャラは少女漫画でいいのか?
ねこめ〜わくの百合子×ヘンリヒとか見たいとリクエスト
544名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 05:21:24 ID:CLjekMLg
百合子攻めかよw
545名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 23:01:00 ID:gWiHYx96
>542
保管庫のジャパネスクスレではない方の高彬×瑠璃のやつ?
あれも神で心に残ってるんだけど、もしそうならそんな神職人さんが
いるのか! 教えてくれてどうもありがとう。
546 :2006/03/23(木) 23:30:25 ID:w+mjbFCE
>>545
ご本人は名乗ってないので、推測だけどね。
作品紹介の書き方とか、カップリングの表記とか、
話の書き癖なんか見ると間違いないと思っている。

あの人は多分、百鬼も書いた人だ。
547名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 01:43:02 ID:gPcXygqF
>546
保管庫から来たからそこらへんわからなかった。ありがとう。
小鉄×キタ良かった…
マダミス待ちだが、職人が萌え書きたい作品ならなんでもおkだ。
548名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 01:44:55 ID:gPcXygqF
↑ 呼び捨てごめん 職人“さん” です。
549名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 10:59:16 ID:8foH6Obv
それは別にいいんじゃ…?
「部長さん」「課長さん」みたいなもんだろ
550名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 01:27:20 ID:TSqfPbhr
悩殺ジャンキーの郁ナカ海って需要ある?
551名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 01:41:06 ID:mhyyEbKm
需要を聞く前に投下しろ
552名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 19:53:59 ID:c66T+Prx
聞きたくなる気持ちはわかるけど、誘い受けはやめた方がいい
553名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 20:47:45 ID:zmjMj66k
誰もいない…捕手がわりに…
マイナーだから誰も知らんだろうが、すっくと狐の唱×実花希望
554名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 14:03:53 ID:MZK6KnrR
また同職人が誘い受け狙ってるのか。
555名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 00:54:54 ID:mMHkKoMs
SA、彗×光キボン…
556名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 20:18:13 ID:j4frdU0M
>>555
俺も
557名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 15:29:16 ID:i08wrXZI
彩雲国ってスレないよな、これから知名度上がっていきそうなんでここで待ってみる。
558名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 06:42:11 ID:WMPVUwX/
すみません、アニマル横町はこのスレであってますか?
一応獣姦ネタですが投下してもよろしいでしょうか?
559名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 18:16:45 ID:IAc/4NTO
まさかアニマル横丁のエロパロが読めるとは……。 どういう風になるのか見当も付かん。
ってことでヨロ。
560名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 00:19:01 ID:dGpPTCPy
少女漫画だし、自分は割と読みたい。
561558:2006/04/15(土) 03:46:55 ID:F602dg22
要望がありましたので投下させていただきます。

前にもあるように獣姦ものなので、この手のものが嫌いな方はスルーしてください。
構成としてはイヨ×ケンタで、和姦とは言い難い内容になってます。

それではどうぞ。
562558:2006/04/15(土) 03:51:07 ID:F602dg22
「どき☆どき 二人の初体験の巻」

ここはアニマル横町にあるケンタの家。
そこに、いつものお騒がせ者が、いつものようにやってきた。

「ケンター、いるぅ〜?」

彼女の名前はイヨ。一応うさぎだが、それらしい様子を見せることは全くと言っていいほどない。

「おう、いるぜっ」
「ねえねえ、イヨのお願い、聞いてくれない?」
「お願い?…どうせ俺に変なお仕置きでもするつもりなんだろ?」
「ちがうお、ケンタの電池を交換しに来たんだお」

ドカッ!
いつもの調子でケンタの(暴力的な)ツッコミが入った。

「痛いぃ〜、そんなことするから人気が落ちるんだお」
「ウッ……だったらそんなこと言うなよ!大体俺は電池で動く人形じゃねぇ!そのせって」
と、ここでケンタはイヨの手で口を塞がれ、
「はい、おしま〜い。冗談はこのへんにしといて。」
(冗談にしては酷い…)
「イヨねぇ、新しいケーキ作ったんだけど、味見してくれない?」

実はイヨの職業はケーキ屋であることはあまり知られていない。

「ん、んんー…(く、苦しい…)」
「あ、ごめん」

ケンタはイヨの手から解放され、とっさにこう言った。

「そんなに息止めて、俺を殺す気か!」
「だってぇ、人の言うこと聞かないもん」
「そりゃお前だろ?お前の作ったケーキだってかなりまずそうだし」

ケンタは怒ったようにこう言った。いつものことである。
しかし、そんな感情的な一言をイヨが「ケンタいじり」の口実にしないはずはなかった。これもまたいつものことである。

「あーあ。いっちゃった」

イヨの目がキラリ。と同時に、ケンタのまわりに、とてつもなく悪い予感がたちこめて、彼はすぐにそれを感じとった。
563558:2006/04/15(土) 03:54:13 ID:F602dg22
「な、なんだよ…」
「そんな奴には、こういうお仕置きしかないお」

というと、急にイヨがケンタにとびかかってきた。
そして…。

「お、おい、何するんだよ!」

なんと、ケンタの服を脱がせ始めたではないか。

「イイコトするんだおー」
「ちょ、ちょっと…!」

勿論彼はここぞとばかりにツッコミを入れようとするが、

「今ツッコミ入れたらイヨッペ瞬殺ビームを食らわせるお☆」
「ウッ…」

さすがにイヨッペ瞬殺ビームが相手では、彼のツッコミも歯が立たない。お気に入りの赤いマフラーも守る術は無く、服と一緒に脱がされてしまう。
こうして、いつものようにイヨの好きなようにされてしまうケンタであった。

やがて、ケンタが裸にされ、男根が露になった。

「おー、かっこいー」
「…好きにしろよ」

ケンタは女性経験もなく、裸を女性に晒したのも初めてだったので、頬がすっかり赤くなってしまった。
だが、これから起こることには既に予測がついていた。

「んじゃ、いただきまーす」

予想通り、彼女はケンタの男根にかぶりつくようにして口にくわえた。

イヨは(自称ではあるが)16歳であった。ただしこっちもまだ男性経験が無い。…お仕置きにこれとは、どういうつもりなのだろうか。

「はあ、はあ…」
「へんはほほへ、ほいひいおー(ケンタのこれ、おいしいお)」
「ああ、そう…」

イヨにとってもケンタにとっても、初めてのフェラチオであった。それはぎこちないものであったが、知ってか知らずか、イヨの舌が的確にポイントを刺激してくる。
そのせいで、徐々にケンタの体温が上がっていき、息が荒くなってきた。男根も大きさを増した。
564558:2006/04/15(土) 03:56:59 ID:F602dg22
「なんだ…この、なんか、変な気分は…」

とケンタが言うと、イヨが棒から口を離し、

「ケンタって、はじめてなのに凄い感じてるんだね〜」
「ハァ、ハァ……お前が感じさせてるんだろうが!」
「だんだん固くなってきて、男の子らしいお」
「う、うるさい!」

さすがというべきか、言葉責めも忘れないイヨ。彼女は、またケンタ自身を口にくわえた。彼の顔は、色々な理由で既に真っ赤である。
男根は普段よりもかなり大きくなっていて、ケンタがもう限界に近づいているのがイヨにも分かった。

「おい、もう止めてくれよ…」
「あんへ?(なんで?)」
「なんか、こう……変になってしまいそうだ」
「はーへ(だーめ)」

こういうときにこそケンタは彼女に殴りかかりたいのだが、いまは無理だ。
そして、ケンタに絶頂がおとずれようとしていた。

「も、もう止めろ…」
「(無視)ふぃひっふひふおー(フィニッシュいくおー)」

そして、イヨがポイントを幾度となく刺激した瞬間。

「あああぁぁぁぁぁっっっ……」

大量の白濁液が、イヨの口内に注ぎ込まれた。

彼女はそのせいで咳き込みそうになったが、さすがはひとでなしならぬ「うさぎでなし」。全部飲み干してしまった。

「ハァ、ハァ……」
「とてもおいしかったお!」

ケンタは初めての余韻に身をまかせていたが、イヨがフェラチオだけで終るはずはないと思った。
そして、その予感はやはり的中した。

「ケンタ、まだイヨ満足してないお」
「えー」

射精後のケンタには、もはやツッコミをする気力すら残されていなかった。
すると、イヨが耳を上げて、

「イヨッペビーム!」
「い、イヨ、何を…うおぉぉぉぉぉっ……」

結局、瞬殺ではなかったもののイヨッペビームを浴びる羽目になったケンタ。
その後、射精して小さくなっていた彼のシンボルが、だんだん大きさを取り戻し、本来の形に戻っていった。
イヨがそうさせた理由はもちろん…
565558:2006/04/15(土) 04:00:09 ID:F602dg22
「さて、これからが本番だお!」
「ま、まだ終ってなかったのか」
「おっと、ツッコミはまだ厳禁だお☆」
「やっぱり…」

と言ったところ、彼女が服を脱ぎ出し、恥ずかしげにすることもなく、産まれたままの姿に戻っていった。
そして、先ほどのフェラチオが原因で発情したのか、或いは自分でいじっていたのか、彼女の秘部は濡れており、男を受け入れるのに十分だった。

「どう?裸を見て、イヨを抱いてみる気になった?」
「おまえが俺を抱いてるんじゃねえか」
「そうかもしれないねー」

とイヨは戯言をはきつつ、ケンタに覆い被さり、男根に自分の秘部を当てがった。
そして、一気に男根を挿入させた。

(やった、遂に俺がイヨに仕返しする時が…)

イヨは恐らく処女喪失の痛みで痛がるだろう。そのすきに仕返し…。ケンタはそうなると確信していた。こういう所にも実は知識がある…つもりだった。
しかし、運命とは皮肉なものである。

「痛いだろ、イヨ」
「全然痛くないお!大丈夫、大丈夫!」
「(そ、そんなぁ〜)で、でも、ここから血が」
「こんなのすぐ止まるって!」

イヨの言う通り、破瓜の血はすぐに結合部からは出なくなった。イヨが痛がっていないのは、恐らく愛液が痛みを緩和させているか、もしくは彼女の体質上からだろう。
そして、しばらくしないうちに、ケンタのそれがイヨの中に全部収まった。

「ふう、やっと全部入ったお」

こういうと、彼女はすぐ腰を動かし、ケンタの男根を再び刺激し始めた。

「うわあぁぁぁぁっっっ!」
「ケンタ、とても気持ち良いお♪」

ケンタはこれまた初めての刺激に悶える一方、イヨは早くも楽しんでいる様子だった。
彼女の秘部もその現れなのか、彼の男根をしっかりと挟みあげて、離そうとはしなかった。そして、膣の最奥をつかせる度に、イヨの嬉しそうな声とケンタの苦しい息が合わさった。
まさに、イヨとケンタの普段からの力関係を表しているようであった。
566558:2006/04/15(土) 04:04:02 ID:F602dg22
そうしているうちに、ケンタの男根が限界にまで高まってきた。と同時に、彼自身も腰を動かすようになって、ストロークのスピードも速くなってきた。

「ケンタ、いい、いいお!」
「あっ、もうだめだ、俺」
「なにいってんの、イヨと一緒にイクんだお!」

そう言うと、イヨの締まりが更にきつくなり、ケンタをこれでもかと刺激させる。彼女も、とうとう楽しむ余裕はなくなってきたようで、ラストスパートをかけてきた。

「はぁ、はぁ、さーて、もう一回フィニッシュいくおー!」
「ふぅ、ふぅ…もう、なんでも来やがれ!」

そして、イヨの肉襞がケンタを刺激し、彼が絶頂を迎え、先程と同じかそれ以上の量の熱い精液が彼女に注ぎ込まれた。

「おおおおおぉぉぉぉっっっ……」
「ケンタの…とっても熱くて気持ちいいお…きゃぁぁぁぁぁぁぁっ!」

その多さと熱さにイヨも絶頂に達し、ケンタを絞りとるように締めつけ、彼に極上の快楽を与えた。その後、愛液と精液が混ざったものが秘部から出てきた。

「ふぅ、これが二人の愛の印というものですか」
「ハァ、ハァ……黙れ!お前が一方的にやったんだろうが!それにしても、俺、イヨとやっちまったのか…」

そう言ってイヨから自身を抜くと、二回も射精したせいでさすがに疲れてしまったのか、ケンタはそのまま寝てしまった。

「あらあら、裸で寝たら風ひくお」

イヨはこの後、ことの事後処理をし、ケンタの服を着させて、マフラーもつけ、自分自身も服を再び着た。
そして何もなかったように帰っていった…。

こうして二人の初体験は終わりを告げた。
567558:2006/04/15(土) 04:05:12 ID:F602dg22
後日。

「あみちーん、ケンタったらひどいんだお」
「イヨ、またケンタになにかやらかしたんでしょ」
「イヨの新作ケーキ食べてって言ったら、まずそうだって」
(そりゃ、あたしだって前に言ったよ、食べたくないと)

そこにイッサが割り込んできて、

「ねえねえ、その後どうなったの?」
「その後?あんまりケンタが強情だから…」

突然、イヨの頭をボコッと殴る音がした。

「痛いぃ〜」
「なにするの、ケンタ!?」
「気にすんな、あみ。いいか、イヨ。これ以上は言うなよ」
「はーい」

ケンタがイヨとやってしまったと知られたら、大好きなくーちゃんとの関係が危うくなってしまうどころか、あみの部屋にすら来られなくなるかもしれない。何より、読者からの支持を更に失ってしまう。彼女はそれを察知したのか、今回は素直にケンタに従った。
その様子を見ていたあみとイッサは、

「変なケンタ…」
「イヨも珍しいよね、ケンタの言うことを聞くなんて」

イヨがあの時、なぜあの行為に走ったか、誰にも分からない。それでも、あみの部屋は今日も平和だった。
568558:2006/04/15(土) 04:09:39 ID:F602dg22
以上です。
エロまでの展開がかなり強引になってしまいましたorz
ケンタのキャラ壊してるし…

至らないところが多数存在するとおもいますが、ご愛敬と言うことでw
569名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 00:23:31 ID:gcinlKPn
極楽青春ホッケー部のエロを見てみたいと思う。
原作の展開で微妙にもやムラしてるのは私だけではないよね。

スレがあったらごめん。
570名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 00:53:39 ID:y2OBoYg/
>>568
イヨケン大好きなので楽しんだ。
ケンちゃんはやっぱり受けだな。

でも一言だけ言ってもいいかい。イヨがケンタを呼ぶ時は「ケンちゃん」なんだ…(ついでにイッサも)
571558:2006/04/16(日) 07:12:56 ID:rvf9F+qq
エロパロって難しいですね…
うろ覚えだけでかくんじゃなかったorz

原作をもっと見ておけばよかったです、すみません
572名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 15:03:53 ID:CnvD1olT
っポイ! の真を犯しちゃう小説ありませんか?
573名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 23:15:28 ID:K0NRRgoX
スレと原作の流れを読まずに「十二秘色のパレット」投下。
とりあえずさわりだけ。
574パレット グエル×セロ:2006/04/18(火) 23:25:07 ID:K0NRRgoX
「グ…グエル先生?」
僕の体の下で、セロ君がそう、ささやいた。
驚いてはいるけれど、怯えてはいない。
それがまた、癪に障るんだ。顔には出ないらしいけど。
だから、セロ君は、気づかない。
今、自分が何をされようとしているのかを。

「あ…勝手にスミマセン、例のごとく体についた色をとってもらいに
来たんですけど、先生がいなかった上、日差しが暖かくてですね、つい…」
エヘヘ、といつもの調子で笑う彼女の口を、自分のそれでいきなり塞いだ。

柔らかい。その柔らかさに初めて、僕はこれをずっと求めて、
恋焦がれていたんだとわかった。
僕もセロ君のことは言えないくらい、鈍感なのかな。

でも、気づいてしまったから、後戻りはできない。
僕だってそこまで大人ではないから。

―-傍若無人なたれ目には、渡さない。
575名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 23:26:24 ID:K0NRRgoX
ぐは…勢いに任せて打ったけど文才ないですね。
ごめんなさい。勇気が出たら続き投下します。
576名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 08:49:08 ID:Ot+HIJRV
携帯からかな。
投下前に、読み返して推敲をするといいです。
誰もが最初は素人。頑張れ。
577名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 21:11:35 ID:Xe2bUeeE
>>575
イイヨイイヨーがんがれがんがれ
いつか出来たら同じ作者のご主人様×アラムも…。
578名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 02:59:47 ID:bU9gytVi
>>574
グエル×セロイイ! 続き待ってます。

ガー×漱とか眼帯×姫とかも読みたい
579パレット グエル×セロ:2006/04/27(木) 18:07:54 ID:wz8JhVPt
>>576-578さん、批評・応援ありがとうございました。
書き終わった…というより終わらせましたので、投下いたします。
ぬるいです。嫌な方、コミックス派の方はバレキャラ含むのでスルー推奨で。
NGワードは パレット グエル×セロ で。
580パレット グエル×セロ:2006/04/27(木) 18:08:36 ID:wz8JhVPt
「ん!!?……むぅっ!?」
この期に及んでもセロ君はまだ、自分が何をされているのかわかっていないらしい。
いったん唇を離すと、ぷはっ、といった感じで息をつく。そして、一言。

「あの…先生。もしかして寝ぼけてます?」
………寝ぼけてるのはセロ君のほうでしょ。
さすがに脱力しそうになったけど、踏みとどまった。
というより、もう踏みとどまれないところまで来てしまっていた。

もう一度、今度は深く口付ける。
「ぐ…ぐえうひぇんひぇい、めをひゃまし…んっ」
起きてるってば。唇の甘さに、絡めとった舌の感触に、脳天が痺れる。
流れのまま、今度は首筋に口付けた。
「ひゃっ!!」
ムードのない声だね。でもそれも、セロ君らしいけど。

「ちょ、ちょっと待ってください、グエル先生!」
さすがにやばいと気づいたらしく、ようやく彼女が抵抗を始める。
「待てないよ」
一言で切り捨てて、キャミソールで半分隠された、彼女の胸元に口付けた。
「んっ…」
手は僕を必死で押し戻そうとしてる。
(どうしちゃったんだろ、グエル先生らしくない)とか、思ってるんだろうな…。

自分でもそう思うよ。僕らしくないって。
自分の中に、こんな感情が残っていたなんて。
自分から何かを手に入れたいと、こんなに強く願うなんて。
誰にも渡したくないと、こんなに強く何かに執着してしまうなんて。
でも、それは、君だから。他でもない、セロ君だから。
581パレット グエル×セロ:2006/04/27(木) 18:09:46 ID:wz8JhVPt
手を滑らせて、キャミソールの肩紐をずらす。
確かにマネの言うとおり谷間はないけど、小ぶりで形のいい、二つのふくらみ。
その頂点の突起の片方に、軽く口付けを落とすと、セロ君が「ひあっ…」と震えた。
その反応に気をよくして、今度は吸い付くようにその突起をなめあげる。
「んあっ」
ちょっと声に甘さが混じった。
そのままもう片方のふくらみを、手のひらで包んでやわやわとなでると、
さらに声に甘さが増す。
「ん…先生、やめ…ひぁぁっ、ん」
右の乳房は強く吸い上げて。左の乳房はやわやわと。
二つの異なる感覚に、僕に押さえつけられた体が身をくねらせる。

「…セロ君、かわいい」
手を止めて、そう耳元に囁くと、潤みを帯びた大きな瞳が僕をねめつけてきた。
「先生…どうして…」
「……フェンネ君と、あんなところで何してたの」
彼女にとっては唐突な問いかけ、問いを問いで返されたかと思っただろう。
けれども僕にとっては「どうして」の答えとしては十分すぎるくらいだよ、セロ君。

校舎裏。普段なら、誰も近寄らないようなところ。
けれども僕の医務室からは、嫌なくらいよく見えてしまうんだよ、あの場所は。
何か囁いたあのたれ目に、天真爛漫な笑顔を見せる君も。
そんな君の肩をずうずうしく引き寄せて、髪に顔を近づけた、あのたれ目も。
嫌になるくらい、よく見えてしまうんだ。
582パレット グエル×セロ:2006/04/27(木) 18:10:38 ID:wz8JhVPt
あんな笑顔の君を、僕は知らない。
君が僕に向ける笑顔は、どこか大人びた、緊張したようなものばかりで。
同学年というだけで、あんな笑顔を向けられる。
あの傍若無人なたれ目が、ただ羨ましくてたまらなかった。
そんな悶々としているときに、医務室のベッドで無邪気に眠る君の姿を見せられて。
それで、何もせずにいられると思う?
「答えて、セロ君。何してたの、あのたれ目と。」
「ぐ…グエル先生、質問の答えに…」
「なってる。」
 ああ、これは、告白したのも同然だな。
 ずれているけれども聡いセロ君も、さすがにそれでわかったようで。
口をあんぐりとあけたまま、ぽかんと僕の顔を見上げてる。

 呆れられたかもしれない。もう、医務室に来てくれなくなるかもしれないな。
でも、触れずにはいられなかったんだ。おかしいんだよ、セロ君。
何で君のことになると、僕はこんなに、歯止めが利かなくなってしまうのかな。
583パレット グエル×セロ:2006/04/27(木) 18:11:52 ID:wz8JhVPt
けれども、セロ君は。
「せ…先生。もしかして、いま、すごく困ってます?」
………驚いた。参ったな。どうして君にはわかってしまうんだろう。
僕の怒りも、みにくい独占欲も、自分自身でもよくわからない、この今の葛藤も。

…思わずこっくりとうなずいた僕を、さらに驚いたことに…
セロ君はその両腕で、ふわりと包み込んでくれた。
「せ…セロ君?」
びっくりして腕の中でもがく僕にセロ君は、自分でもわからないといった口調で。
「あ…いや、その…ですね。なんだか急にこうしたくなったというか。
 グエル先生が可愛…じゃなくて、え、えーとですね、なんと申しますか、
さすがにびっくりはしたんですけど、でも、何か、えーと、オルガには申し訳ないんですけど、
わたしも、その…嬉しくなくはなかったこともないことはないというか…」
…えーと。それは。思わず顔を上げた僕の瞳と彼女の瞳がぶつかる。
「嫌じゃない、ってこと?」
こんなことをした僕を、嫌いにならないでいてくれるの?
「き、嫌いだなんて、滅相もありません!・・・・・・      」
 最後は小声だったけど、それでもこの至近距離で、聞きまちがえるはずがない。
 僕は思わず目を見開いて。それから無表情が売りのはずの自分の相好が、
頬からだらしなく崩れていくのを感じていた。
584パレット グエル×セロ:2006/04/27(木) 18:12:45 ID:wz8JhVPt
セロ君が後日語ってくれたところによると、
僕はそのとき、「滅多に見られないような、子どもみたいな笑顔」をしていたらしい。
セロ君は一瞬、息が止まったような表情をして。
それから、まるで彩色したような、真っ赤な真っ赤な顔になって。
それからゆっくり顔を崩して、あの「天真爛漫な笑顔」を見せてくれた。

僕はそんな彼女を抱きしめて、ふんわりと額に口付けた。
これが僕たちの、新しい関係のはじまり。
585パレット グエル×セロ:2006/04/27(木) 18:13:18 ID:wz8JhVPt
うわー、何だこの100年前の少女マンガ!
すみません、未遂です…予定では最後まで行く予定だったんですけど。
ってかぜんぜんエロくならねぇ!
でも自分にはあの原作の二人から妄想するのはこれで精一杯です。
原作者のサイトの「ありえない二人」のイラストからの妄想でした。
すみません。失礼しました。

ご主人様×アラム、ガー×漱(兄漱も好き)、片目×姫、
自分も読みたいです…どなたかプリーズ…。
586名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 11:18:50 ID:VSNGYpss
「姫君の条件」SSきぼんぬ。最終回の台詞に萌え
587名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 23:14:51 ID:JUAXLadp
588名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 23:47:29 ID:fgNWYEa6
誰かに頼まれたわけでもなく、そういう流れでもないけど
「めだかの学校」の めだか×備悟(びんご)を投下します。
全然エロくないです
589めだか×備悟 ?:2006/05/05(金) 23:50:15 ID:fgNWYEa6
「お兄ちゃんっ!アメあげるー」
ミサの元気な声に、すこし躊躇ってからアメを受け取る。
いらねーよ、と言おうかと思ったのだが、
その後田中に尾ビレビンタを食らう事を考えて、その言葉は飲み込んだ。
「備悟くん、今日は素直だね」
めだかの笑顔が、視界の端に入る。
「うっせーよ、田中に怒られるのが面倒なだけだ
 ・・・観察池の魚たちにエサやる時間だ、午後の授業サボるわ」
そんなことしたら、どっちにしろ先生に怒られるのに。
めだかは、青ざめた顔で笑う。
「ミサも見に行く!」
ミサちゃんはそういい残して、教室から走り去った。
「ま、待ってよ!そんなことしたら、私―――」
周りを見渡すと、自分以外には一人・・・いや、一匹しか居ない。
「どうかしたのかな?めだかちゃん」
悪夢のような笑い声に、めだかの顔がさらに青ざめる。
ポチ君と猫子さんは、お休みしてる。
つまり、午後の授業は・・・
「先生とめだかちゃんの二人だけか?」
「・・・はい、ミサちゃんと備悟くんは観察池に・・」
「そうか、折角だからイカでも捕りに地中海に行こうか?」
これが本気なのだから、めだかの悩みは尽きる事が無い。
「いや、ちゃんと授業してくださいよ!」
・・・しまった。
そう思ったのは、言い終わってからだった。
いつものクセで突っ込んでしまった。
「そうだな・・久しぶりに授業するか・・」
「はい・・・」
どうしてこういう時に限ってやる気になるんだろう。
めだかの涙はもう干からびそうだ。
「も、もう私・・・・・・・限界なんです〜〜〜!」
「め、めだかちゃん!?」
わけもわからず、教室を飛び出していた。
590めだか×備悟 ?:2006/05/05(金) 23:53:36 ID:fgNWYEa6
どこかに、隠れないと・・・!そうだ、観察池のところ!
「備悟くん、かくまって!」
「あ、めだか!?」「お姉ちゃん?」
ミサと備悟は驚いた顔で振り返った。
「しゃあねーな、こっち来い」
備悟の手が強引にめだかを引っ張る。
学ランのボタンを全部外して、胸の中にめだかを抱きかかえる。
「え、わ、備悟くん!?」
「黙れ、田中来たぞ」
服ごしに、田中先生の声が聞こえる。
『めだかちゃん見なかったか?』
「いや、見てない」
『・・・・・異様にお腹が大きいのは何故だ?』
「妊娠三ヶ月だから」
えぇっ!?備悟くん!?
突っ込みたいのを我慢して、口を手でふさいだ。
『そうか、元気な子を産めよ』
えぇ!田中先生?あっさり過ぎです!
「あぁ」
田中先生の遠ざかる足音をが聞こえなくなったころ、めだかは備悟から開放された。
「ちょ、備悟くん!?妊娠って、無理ありすぎだよ!」
「ん?俺、妊娠中だぞ」
備悟くんの真剣な眼差しに、何も言えない。
めだかは、ため息をひとつ。
「誰の子?」
自分で言っておいて恥ずかしくなる。
「ミサ」
「なん・・っ、ハァ!?ちょ、犯罪ていうか・・えぇーーーーーーーー?」
どこまでが本気なんだろう。
いや、多分彼は大真面目なのだ。
「備悟くん、コウノトリ信じてる?」
「あぁ?信じるも何もねぇよ、居るに決まってんだろ」
恐らく、性知識に関しては備悟は小学生以下だ。
サンタクロースを信じているか、の問いにも同じ反応をするに違いない。
『めだかちゃーーん!戻ってきてくれー!十秒以内に出てこないと僕泣くよ!?』
田中先生の声だ。泣かれると面倒なので、声のした方に体を向けた。
「・・・・田中先生は妊娠すると思う?」
顔だけ備悟に向けて尋ねる。
「いや、あいつはオスだから妊娠しねーよ」
「・・・・・そう」
591めだか×備悟 ?:2006/05/05(金) 23:58:43 ID:fgNWYEa6
終了です。終了ぽくないですが。
どこがめだか×備悟なのか、とかそんな事は気にしないでください。
本当に全然エロくなりませんでした。

すみませんでした。色々な意味で。
592名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 00:35:57 ID:xboHNcBU
あやまるくらいなら(ry
593名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 01:19:30 ID:5m2k3yDN
高校デビューのヨウ×晴菜お願いします
594名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 00:04:04 ID:l99744GF
↑自分も高校デビューのが読みたい
595名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 23:22:30 ID:JzFudkw5
あのすみませんが「不思議のたたりちゃん」の続きはどうなりましたか?
またあの続き書いてくれませんか?
お願いします!!
596名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 18:38:18 ID:6JQkIduS
すっくと狐の唱×実花希望
作者さんのサイト以外ですっくと狐を少しでも扱ってるサイトを見たことがないくらいマイナーだが
597名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 22:59:00 ID:dqIfiDaz
皆さんは、少女漫画のSSだと、
ヒロインの一人称・ヒーローの一人称・三人称
だとどれが一番萌えますか?

ちょっと書く参考にしたいので教えてちょんまげ
598名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 19:38:26 ID:mICwcc62
自分は三人称ですかね。
何を書くんですか?
599名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 17:02:06 ID:ArwCquj3
自分も高校デビュー読みたいな〜
誰かお願いします!
600名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 02:52:58 ID:z+32uUjB
保守
601名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 04:52:28 ID:5k9CYuLv
ふしぎ遊戯 玄武開伝
女宿×多喜子です。

単行本だと五巻の後半あたりの遊郭に潜入する
あたりど土台にしてます。
前半を投下させて頂きます。
まだエチまでいきませんw しかも前半だけだと
ほぼノベライズだし(少し変えてあるけど)w

苦手な方はスルーよろ。
602:2006/05/30(火) 04:53:17 ID:5k9CYuLv
 首飾りが光った。
 ここは、紅南国の首都・栄陽。
 当然、七星士を探しに来たわけだけれど、何か雰囲気が
怪しい。
 厚化粧の女たちと、それを品定めするように眺める男たち。
私は何か名状し難い嫌悪感を感じ取っていた。
 すると。
「おいおい、餓鬼共が遊郭に何のようだぁ?」
 私たちが場違いに映ったのだろう。着飾った女を連れた中年の
男が通り際に声をかけてきた。
 え――? 遊郭って……!?
 虚宿が私が反応するよりもはやく、
「遊郭!! ここが金が女を買って、あんなことやそんなこと
をする――!」
 すぐに落ち着け、と突っ込みを入れられてたけど、驚いたの
は私も同じだった。遊郭で首飾りが光ったということは、七星
士は女ということで、だから彼女は遊女で……。
 いや、女を買う男が七星士という可能性もあるけれど、遊郭
で遊ぶ男が七星士なはずがない。断じてない……たぶん。
「でも、どうしようかしら」
「とにかく調べなきゃ始まらないからな」
 女宿が言う。そうなんだけれど、そうすると調べる方法は
ひとつしかない。そう、遊女になって中から調べるしか。
「私が潜入するわ。遊女になって、調べます」
 怖いけれど、仕方ない。
 だって、一番確実な方法なのだから。
「ば、馬鹿! 絶対、駄目だ!」
「女宿……」
「多喜子、遊郭だぞ! 男に買われるかもしれないんだぞ! そん
なの絶対駄目だ! 俺が女になって潜入する!」
603:2006/05/30(火) 04:54:37 ID:5k9CYuLv
 女宿はそう宣言し、早速虚宿と打ち合わせ(?)をしている。
女宿は私のためを思って代わりになってくれるのだろうけれど、
やっぱり、首飾りを持つ私が行かないと。
 何より――
「いいか、多喜子たちは宿で待ってろ!」
 女宿と一秒たりとも離れたくない。

 女宿にひどく叱られたけど、なんとか私も遊郭に潜入することが
できた。
「悔しいけど、あんた、べっぴんだからすぐに客がつくわよ」
 と嬉しいのか嬉しくないのか、よくわからないことを言われた。
 遊郭というものに偏見があったのかしら。
 こうして遊女になってみて、私の先入観は打ち砕かれていた。
遊女のみんなは失望感に打ちひしがれているわけでもなく、皆
楽しそうにおしゃべりしている。
 綺麗に着飾り、化粧をし、それで客を取るのだ。
 だから私も否応もなく、着替えさせられた。
 首飾りも取られ、七星士を探すのがまた大変になってしまった。
 でも、皆いい人そうだし、明るいから、調べるのはそれほど
苦労しないかもしれない。
「多喜子、勘違いするなよ」
 隣に座っていた女宿が私の心を読んだかのように言った。
 彼――今は「彼女」も美しく着飾っている。
「え?」
604:2006/05/30(火) 04:55:52 ID:5k9CYuLv
「あいつらは皆、売られてきたんだ。別に自分の意思で遊女
になったわけじゃない。親や借金取りに売られて来たんだ。
だから心のうちでは絶望してても、開き直って明るくふる舞う
しかねーんだよ。好きでもない男に抱かれて、嬉しいわけ
ねーだろ」
「あ……」
 私は自分を叱咤した。
 そんな当たり前のことに気付かなかったなんて。
 私は男の人とそういうことをした経験はないけれど、愛して
いない男性に抱かれるなんて考えただけでゾッとする。
 でも、それを我慢しないと借金を返せない、家族を守れない、
というその構造自体に私は腹が立った。
 その時、
「おいで新入り。さっそくご指名だよ」
 女将がやってきて、私に声をかけた。
「――え?」
「客はうちのお得意さんだ。しっかりやんなよ」
 女将は私の意志など関係なく、部屋へと連れて行く。
「多喜子!」
 女宿は私を止めようとしてくれたけれど、彼にも
指名があったみたいで、他の遊女に別部屋に連れて
行かれる。
 ここで大きな問題を起こすわけにはいかないから、
女宿も力を発揮できないのだ。
 私はいつの間にか、独特な雰囲気の寝室のような
ところに放り込まれていた。
「あんた生娘だろ。でも、すぐ慣れるよ。最初は皆そう
なのさ。ちゃんとやりなよ。」
 そう言って、女将は出てってしまう。
「ちょ、ちょっと――」
 ど、どうしよう。
 入っていきなり、こんなことになるなんて。
 私、何も知らないし。
 慣れるって言われても……。
605:2006/05/30(火) 04:57:15 ID:5k9CYuLv
「こんばんは〜、お嬢ちゃん」
 と案内人にここまで連れてこられた中年の男が入ってくる。
「げ」
 部屋には私と客の男だけ。
 ここは遊郭。それで、私は買われた遊女で、そのぶん奉仕
しなければならない――。
 な、なんてことなの!?
 女宿、助けて!
 私は遅まきながら、遊女として潜入することの意味を思い知
らされた。つまり、入ってすぐ、七星士を見つけなければ、
遊女として客の相手をしなければならないということ――
「可愛いね〜、優しくしてあげるからね」
「ち、近寄らないで」
 仄かに酒の臭いがする客の男はゆっくりと私に近寄ってくる。
後ろには寝床しかないので、後ろに逃げるわけにもいかない。
 お金で女を買う男なんて最低よ!
 そう毒づいたところで男が帰ってくるはずもなく、次の瞬間、
私は男に押し倒されていた。どさりと寝床に落ちる音がする。
「ちょっと……いや!」
 男は唇を近づけつつ、右腕で私の服を脱がそうとする。
 指がまるで虫のように蠢く。
 でも、私がいくら拒絶しようが、そこは女の力では勝てず、
男の行動を阻止することはできない。
 私は考える前に叫んでいた。
「うるきーーー!!」
 瞬間、扉が開かれたと同時に、強烈が風が生まれ、部屋を覆った。
 一陣の疾風がまるで男に衝撃を与える。それはまるで武器
の攻撃のようであり、威力は並みの人間なら一撃で気を失って
しまうほどだ。
「いぎゃ!」
 という声を出し、客の男が床に気絶し倒れる。
「女宿っ」
「多喜子!」
 風を纏った女宿が明らかな怒りの表情を浮かべて、入り口に
立っていた。
606:2006/05/30(火) 04:59:40 ID:5k9CYuLv
「女宿……ありがとう来てくれて。私、怖くてつい」
「他の男に、おまえに指一本触れさせねぇよ。……フツーだった
ら、殺してるところだったぜ」
 だから俺だけで潜入すればよかったんだ、と女宿は口を
尖らせた。
「でも、悪いな。俺も客をいなすのに苦労してよ。しょうがねぇ
からこいつと同じように気絶させてやったけど。トラブル起こし
て、ここから追い出されたらマズイし……」
 一応、私を助けるなりにも気を使ってくれたらしい。
 私は、男から解放されたことと女宿が来てくれたことで緊張の
糸が切れたのか、そのまま寝床にどさりと横になってしまった。
「多喜子?」
「女宿、ごめん。女宿が私を思って一人で潜入しようとしたのに
無理についてきて……それで、遊郭なんだから、こういうことも
あると想像できたのに、また女宿に迷惑かけて……」
 幸いにも女宿が機転をきかせてくれたおかげで、女将や他の
遊女には気付かれてない。
 気絶している二人の客さえなんとか誤魔化せば、捜索を続けられ
そうだ――。

(後半へ)
607名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 19:10:42 ID:1fs0SNrN
wktk
608名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 16:29:53 ID:D4z56CCn
保守っとく
609名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 02:15:33 ID:XUC0U9+A
高校デビューに期待…
610名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 16:10:18 ID:BUVIyUaW
age
611名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 19:33:56 ID:6YUPRHiq
フルバが読みたいなぁ・・・保管庫にも置いていないみたいだし、
ビューア購入してdat落ちスレ読むしかないですかね。
612名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 09:52:28 ID:glE91y5l
不思議のたたりちゃんのエロの続き書いてほしい。
613名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 15:26:58 ID:fPYFLi9+
あさりちゃんの高校生タタミのとか無いかなあ
614名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 17:42:15 ID:RI1AsPH1
アニメ化記念にゴーストハント希望!
と思ったけどちょっと前にナル不能設定があったね…
でもやっぱり読んでみたいw
615名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 02:41:49 ID:dU8JYnJf
ネタバレ×麻衣が読みてえ…
616名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 20:29:47 ID:pE3xXCuL
自分もナル×麻衣読みたい。
不能設定はない方向でwあっても克服とかw
できればあんまり甘めじゃなくて、でもそれなりにナルががっついてるのが読みたいw
617名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 02:39:50 ID:i4Nfb8v4
ぼーさん×麻衣な自分は確実に少数派だろうな
でも神が投下してくれるのを期待して待つよ
618名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 21:58:18 ID:wRsCYXQW
>>617
いやナル×麻衣もぼーさん×麻衣もイケるでよ。
でもぼーさんは綾子とのちと大人な雰囲気のを読んでみたい気もする
619名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 22:20:57 ID:xI1zQpIa
自分は真砂子受けが読みたい…
620名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 22:32:26 ID:wRsCYXQW
真砂子こそ正統派ツンデレ・・・
621名無しさん@ピンキー :2006/07/04(火) 02:15:17 ID:3ObtyAjE
綾子は何のカテゴリに属するんだろうな…
622名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 04:29:11 ID:zu6cEtMO
お色気世話焼きおねーさんでいいじゃないか
623名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 13:52:30 ID:apveQdgl
ゴーストハント系スレを立てるとして、アニメ準拠の人も
いるだろうし、ネタバレ有り無しが困るよね。
自分もネタバレ×麻衣が読みてーや。
ネタバレ有りはこのスレ使うとか?
624名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 23:24:58 ID:hGFdK1V6
プライドのエロパロがみたい…
625名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 19:38:48 ID:FCm/g2Du
プライドなら省略された神野×史緒の初Hを…!
626名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 22:37:14 ID:SQEig6hv
高校デビュー晴菜×ヨウ自分もキボン。

でもやっぱ無理なのかな・・・orz
627名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 00:23:14 ID:sgEtlBb/
ゴーストハント…ぼーさんと綾子でアダルティーwな感じのが読みたい
628名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 00:51:24 ID:od/Drk+y
あの二人はどう絡んでもアダルティにはならんよーな気がするW
629名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 01:04:00 ID:pGTuEmJJ
>>628
いや、何事ももっていきようだw
630名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 00:36:15 ID:REwmKTI/
あの2人って?
631名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 00:40:43 ID:GJf8WeJk
>627
どこかのファンサイトでやってたよ。
でも、もう閉鎖してたと思う。

個人的には、体だけ設定でリン×綾子が読みたい。
互いに想い人、あるいは恋人はちゃんといてお互いに承知の上。
でもギリギリでビデオに写らないような位置でとか、
機材の撤収をしながらとかやっちゃうようなやつ。
普通にホテルや互いの部屋でもいいけど、
仕事場でっていうのが特にもえるw
632名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 02:45:59 ID:yJ0a2vM9
悪霊は公式カップルがいないから妄想のしがいがあるよねw
ジョンは神父様だしちょっときついけど。
633名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 14:21:30 ID:acVcsY1E
age
634名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 00:58:23 ID:YeFq20SR
高校デビューかスイートミッションを是非ともお願いしたい・・・。
635名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 01:24:43 ID:cM9iMHui
>>631
おまえ……エロいな!w
636名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 11:21:25 ID:qNjept/v
結局誰もくっつかなかったんだよね。>悪霊。
これが小野主上クオリティ。


昔はジョン×麻衣に萌えていたこともあったが
自分が耶蘇教信者になってからは、なんて大それたことを妄想していたんだろうとガクガクブルブル
今でも好きだけどね。間違ってもエロにはならんわな。
637名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 22:27:06 ID:M5lpVQ1R
まああくまで二次ならアリじゃない?>ジョン麻衣
638名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 01:52:27 ID:WlfEkMuR
自分はジョン真砂萌えだ。
639名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:29:22 ID:APuQPu2q
ジョンか安原少年かナルがお姉さま達に弄ばれるのが好きw
3者3様の反応を見せてくれることだろう。
達といっても、あのシリーズのお姉さまはまどかさんか綾子の2択だが。
640名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 00:54:17 ID:JmGLDK++
ここって願望だけで埋まってるよね。

需要あんのか?
641名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 08:11:25 ID:4JDJNDH3
需要はあるだろ、見ての通り。




供給がないだけで。
642名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 10:28:04 ID:Yz1Mr+hh
悪霊シリーズのぼーさん×綾子を投下します。
全然アダルティーじゃない上に寸止めスマソ。
643ぼーさん×綾子:2006/07/24(月) 10:30:03 ID:Yz1Mr+hh
「――わかった。じゃあ後でな」
ピッと電源を切り、滝川はテーブルの上に携帯を置いた。
ソファに腰掛けてそれをじっと眺めていた綾子は、怪訝な顔をした後、ああ、と呟く。
「もしかして、麻衣?」
「ご名答〜。多分そのうちお前のとこにもかかってくるんじゃないか?」
滝川は綾子の隣に腰掛け、テーブルに置いていたアイスコーヒーのグラスを傾けた。
途端、綾子のバッグの中から無機質なメロディが流れ始める。
綾子は「早いわね」と呟きながら携帯を取り出し、通話ボタンを押した。
「もしもし」
『あ、綾子?あたし。麻衣だけど。今いい?』
「いいわよ。なあに、また調査?」
『そうなんだ。これからミーティングするんだけど、すぐ来れる?』
「いいけど、やけに急ぐのねぇ」
『うん。実はさ・・・・・・』
「ゲホッ!」
突然綾子の隣で滝川が大きく咳き込み、綾子も、電話の向こうの麻衣も凍りついたように沈黙する。
『・・・・・・えと、もしかしてデート中だったり、した・・・・・・?』
申し訳なさそうに片手を立てる滝川を睨みつけ、綾子はため息をついた。
「いいのよ。大した相手じゃないから。これから出るわ」
『ごめんね〜。じゃ、また後でね』
「ええ」
綾子が電源を切ると、滝川ははぁ〜とため息をついた。
「・・・・・・ひでぇの」
「あんたが余計なことするからでしょ。さ、とっとと用意して」
立ち上がろうとした綾子の腕を掴み、滝川は強引に座らせた。
「何すんのよ」
「んな急がなくても、ここから事務所まで大してかからんだろ」
「そんなこと言って・・・・・・ちょっと、この手は何」
滝川は綾子の腕を片手で掴んだまま、もう片方の手で綾子のうなじを撫でる。
にやにや笑いながら覆いかぶさってきた滝川を見上げ、綾子は眉間に皺を寄せた。
「ちょ・・・・・・!ん、ふ・・・ッ」
滝川は噛み付くように口付けると、舌先で綾子の歯列をなぞり、舌をさし入れた。
抵抗するように胸を押す綾子の手首を掴み、ソファの背に押し付ける。
「・・・っあ、あんた、いい加減にしないと・・・・・・っ」
なんとか唇を離し、綾子は息を整えながら上気した頬で滝川を睨む。
対する滝川は、睨まれているなど気づいてもいないようなしまりの無い顔で笑った。
「久しぶりに二人っきりになれたんだから、いいだろ・・・・・・?」
「あんたねぇ・・・・・・麻衣に呼ばれてるの忘れたわけ!?」
「終わってから出ても十分間に合うって」
「な・・・・・・何頓珍漢なこと言ってんのよ!」

いつの間にかソファに押し倒されていたことに気づき、
綾子は、嬉々としてのしかかってくる滝川を見上げて抵抗を止めた。
「・・・・・・何でいきなりその気になってんのよ・・・っ」
「大した相手じゃない、なんて言葉は返上してもらわねぇことにはなー」
「ん・・・そんなの、いつものあんたなら気にしないじゃないの・・・・・・」
綾子の襟元を広げようとしていた滝川は、にっこりと笑った。
「まあ、口実なわけだ」

「・・・・・・この破戒僧・・・!」



結局大幅に遅刻してやって来た二人を見る、SPRの視線は様々だったようである。
644名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 10:32:03 ID:Yz1Mr+hh
入れ忘れた。終了です。
お粗末でした。
645名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 18:15:31 ID:gKMsVCId
GJ!
ぼーさん×綾子萌えました〜
だがちょっと生殺し気分だw
また書いてくださると嬉しいです。今度は寸止めなしでw
いやこういうのも好きだけど
646名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 21:22:48 ID:kNYro1Tx
>643
激しくGJ!
ソファーが汚れ(ry
647名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 22:04:46 ID:SCoyjFAC
GJ!
なんつーか、一番ナルの視線が恐ろしいよね…。
648名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 01:42:27 ID:JZeEkR6k
>>647
想像してしまった。
テラコワス
649名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 20:24:54 ID:k/9oCWno
ナルは研究三昧でそのテの知識が乏しそうだから、
遅刻のお詫びに2人の行為を実際に見せてもらってお勉強すればいいと思う。
650名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 22:21:00 ID:69RvPrbi
>>649
漫画しか読んでない人にはネタバレになるから具体的には書けないが、ナルはそういうことに
ついての知識は十分ある

・・・って上のほうでレスあったなそういや
651名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 21:44:35 ID:jYHmp0Tc
>650
小説も全部読んだけど、その設定に覚えが無い。
記憶が薄れてるw
652名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 03:15:37 ID:A9E7pGEL
>651
上にもあったが、非公式の場で出た裏設定だからな。
公式に出てない設定なんだから、ないことにしてもいいと私は思うけど。
653名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 20:59:25 ID:uQnHq5eh
超GJ!!
やっぱりこの二人のふんいき(ryだいすきだ!
また神きて下さったらうれしいな。

>>647
ナルの視線も怖いが安原さんの笑顔もかなり怖そうだw
654名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 00:31:10 ID:0hheoLXq
age
655名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 03:53:42 ID:WVq4BK7R
高校デビューはるな×ヨウお願いします。
この2人の小説読んだことないので・・・
656名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 14:22:50 ID:1bTLRTHP
「君に届け」の風早×爽子読みたいなぁ。
657名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 22:43:44 ID:vvrqs3w7
ライフのエロパロ読みたい。

怖いもの見たさでw
658名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 19:52:36 ID:YBQ2GW2t
>>634
一瞬自分が前に書きこんだのかとオモタ
高校デビューかスイート☆ミッション、激しく読みたいです。
659名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 11:37:24 ID:PxX3bux2
age
660名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 15:22:37 ID:FnrYRwk+
犬木加奈子の「たたりちゃん」のエロパロ書いてほしい。
そして「不気田くん」のエロパロも。
661名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 10:00:26 ID:Qb69rVBX
プレイガールK知ってる人いないかなー。
至×景子が読みたい。
662名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 20:12:46 ID:v5MUNL/+
確かに私も不気田くんのエロパロ読みたい。
不気田×アラクネか、不気田×多々里とかさ。
いっぺん読みたいー!! 激しく読みたいー!!
663名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 20:38:01 ID:fVoi3fIy
閑古鳥鳴いてるなー
664名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 23:22:42 ID:ZbgEpNtL
「狼には気をつけて」のアレクとフォレスト君のSSが読みたいな
さすがにあの年齢のままだとフォレスト君が犯罪者になってしまうので、
本編の6〜10年後くらいの設定で
665名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 15:12:36 ID:AEe1Au7Q
ほしゅ
666名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 00:24:04 ID:gzJ/6u/F
ッポイ!で長髪の剣道部の子とその子に熱烈アタックしてた少年のエロが読みたい。
読んだのは名前を忘れるほど昔だけど……。
667名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 02:00:14 ID:Js37e5Hb
マコトさんと花島田君ね
私も読みたいー
668名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 19:00:56 ID:FtsRhWEG
>>531の人の続き読みたい…
669名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 19:38:28 ID:NCBwBppf
騙しリンクや広告の少ない優良アダルトサイトリンク集
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/frontire1017
670名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 21:35:18 ID:R9D0bR3N
hosyu
671名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 11:07:11 ID:xKAqOQzG
あge
672名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 11:08:57 ID:xKAqOQzG
あげ
673名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 05:32:53 ID:R1rzu/gR
誰か『伯爵と妖精』書いて欲しい…。
674名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 05:53:31 ID:Mn3bCUOP
>>673
もう落ちてるけど

【伯妖】谷瑞恵作品エロパロスレ【魔女】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112447319/

>>1にあるSS保管庫から読めるよ。
675名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 06:07:57 ID:R1rzu/gR
>>674
ありがとう!!!
676名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 01:35:45 ID:s5jFjHIG
だれか「ろまんが」ネタで書いてくれないかなあ・・・
コンチがどんだけねちっこくするのか気になる
・・・けど不能なんだよなあotz
677名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 13:46:33 ID:jgzYVWV+
このスレでいいのかなぁ……。

紺野キタ Dark Seed クリス×セレスト
元ネタ参考 http://www.gentosha.co.jp/search/book.php?ID=601163
コミックス既刊分のネタバレを含みます。未見の人は注意。
クリス♀とセレスト♀は誓約によって結ばれた魔法使い見習い。
セレストが持って生まれた魔法の力をクリスが誓約によって分け与えられている。

属性:百合、陵辱

1行42文字で一発言に目一杯詰め込んで9発言分になるはず。
では、参ります。
678677 Dark Seed クリス×セレスト(1/9):2006/10/02(月) 13:48:21 ID:jgzYVWV+
 いったい何がきっかけだったのかわからない。
 いつものようにクリスと喧嘩を始めてしまったのだが、その日のクリスはいつになく感情的
で、ヒステリックだった。口論はあっという間に白熱し、声を荒げての罵り合いへと発展した。
「なに、クリス。今日はやけに突っかかって来るじゃない。鬱陶しい」
「赦せないのよ。赦せないのっ。あんたばかりがどうして? 同じ血を引いて生まれてきたの
に、石を握っていたのはあんただけ。わたしはあんたのお零れを頂戴するボロワー。惨めだわ、
惨めすぎる。その上、何、その三つ編みは? レディ・アグネスの遺産ですって?」
 目を充血させたクリスがセレストに掴みかかろうとする。こんなクリスは初めてだった。口
も頭も良く回る彼女は口喧嘩をするときでさえ己を忘れることのないプライドの高い娘だった
はずだ。
「なんで、なんであんたばっかり」
「ちょっとっ。クリス、なにっ」
 掴みかかってきたところを押し返そうとしたのだが、クリスはセレストに頭を寄せたかと思
うと、力のない拳で胸を打つ。どう対処すれば良いのかわからずに打たれるままになっている
と、やがてクリスが顔を上げた。
「あんたがっ……」
 両肩を掴まれ、涙で腫れた瞼で睨み付けてくる。
「もう、何だってのさっ。わけがわかんなっ……んぐっ」
 クリスが唐突に唇を押しつけてきた。生暖かい唇が無遠慮に、乱雑にセレストの唇を奪う。
「ぐぐぐっ。ちょっと、何考えてんのっ」
 押しのけようともがくセレスト。だが、クリスは離れようとしなかった。それどころかさら
に強く唇を押しつけてくる。
「離せってば!」
 ぱんっ。
 頬を、思い切り叩いてしまった。
 上体を泳がせて数歩を下がったクリスの目には明らかに傷ついた色があった。
 ――なんだって言うの。いきなり乱暴なことをしてきて、傷ついたのはこっちだってのに。
 セレストは口元を拳で拭う。
「何、逆上してるのよっ。いい加減にしてよね。ヒステリーをぶつけられるのはいい迷惑……

 怒鳴るセレストの前にクリスの手が掲げられる。その手に握られているのは――。
 石、だった。
 魔法使いの石。セレストが握って生まれ、誓約によってクリスに預けられた魔法使いの石。
その石の魔力に、セレストは抗えない。石をクリスの手から取り戻したくて、これまでさんざ
足掻きを重ねてきた。
 ごくり、とセレストの喉が鳴る。
 クリスの瞳には冷酷な光が宿っていた。セレストに石を使って罰を与えようという時の、あ
の意地の悪い目だ。薄く唇の端に滲んだ笑みに悪意が見え隠れしている。
「あんたは、石には、抗えない」
 冷たく言い放たれる言葉の魔術。セレストはそれが暗示となることを知っていたが、それで
も尚、抗えなかった。石の力が強すぎるのだ。手に取りたいのに、目の前にあるその石に向か
って指を動かすこともできない。
「これがなんだかわかる?」
 片手に石を掲げたままのクリスが小さなガラス瓶に手を伸ばす。常にはクリスのベッドサイ
ドに置かれていた小瓶だ。中には赤い色の液体が揺れている。香水瓶にも似たその瀟洒な容器
に、クリスは甘ったるいシェリー酒を入れていたはずだった。
「シェリー酒みたいでしょう? でも、これは媚薬なの」
「媚……薬?」
「媚薬を溶かし込んだシェリー酒よ。預かりし者でもね、魔法の薬くらいは自分で手に入れら
れるわ」
 クリスは石を手のひらに載せてセレストの目の前に突きつけてきた。石の魔力に身動きを封
じられる。それは、誓約者によって与えられなければ『持てる者』の手には戻らない。
「ぬるい紅茶に浸すだけであんたに火傷を負わせるこの石に媚薬を注いでみたらどうなるかし
ら」
「や、やめ……」
 言葉にならない恐怖がセレストを縛る。石とセレストは強く結びついていた。媚薬の効果な
どは信じなかったが、それを溶かしているのはシェリー酒だ。石に注がれでもすれば酒精の影
響を受けて到底立ってはいられないだろう。大人たちはセレストと石のそんな結びつきを「自
己暗示に過ぎない」と窘めるが、それに囚われているセレストには逃れようのない呪縛だった。
 クリスの手の中で栓を緩められたシェリー酒の壜が傾けられていく。 ガラス瓶の先端で大
679677 Dark Seed クリス×セレスト(2/9):2006/10/02(月) 13:49:34 ID:jgzYVWV+
きく膨らむ紅の滴。
「待っ……!」
 滴はゆっくりと落ちていく。まっすぐに、過たず、重力に引かれたルビー色の液体はセレス
トの石の上ではじけた。
「くっ」
 血管に酒精を注ぎ込まれたかのようだった。一瞬で全身が熱くなり、鼻孔はシェリー酒の芳
香で満たされる。吐息も燃えるように熱く、酒臭い。あっという間に視界が回転を始め、セレ
ストはその場に膝を突いた。
「あんたはお酒、弱いものね。紅茶に垂らした一滴のブランデーでも顔を真っ赤にしてしまう
。でも、その様子は単に酔っているだけじゃないんじゃない? 媚薬も効いていそうね、相当
に」
 意地の悪いクリスの声が響いた。酔っているだけではない、と言われてもセレストにはわか
らない。ただ、無性に身体が熱かった。
「見なさい、セレスト」
 俯いたセレストの顎をクリスが持ち上げる。目の前でチェーンに提げられているのはセレス
トの魂とも言える石だった。それが今、ルビー色の滴をまとわりつかせて小さく揺れている。
「わたしがこの石にキスをしたらどうなるかしら。舌先でこの石を舐ったら」
「やめ……」
「わたし、シェリー酒は好き。血の色をしているから。あんたから預かっているこの石も大好
きよ。こうしてあんたを自由にできるものね。
 石を口に含んで舌先で嬲るの。拒めないのよ。この石を舐められるってことは、わたしに口
の中を、身体中を舐め回されることに等しいんじゃなくて?」
 クリスという娘はこんな悪趣味なことを口走る娘だっただろうか。病床のセレストを見舞い
、守護者の誓約を求めた彼女は天使に見えた。その後に本性を現したクリスも、けっして本気
でセレストを嫌っている訳ではなかったはずだ。プライドの高さが意地の悪さとして現れてい
ただけだと、そう、セレストは思っていた。
 今、この嗜虐の笑みを浮かべている少女は誰なのだろう。セレストとよく似た顔立ちに、冷
たい笑いを張り付けたこの少女は。
「ご覧、この石を。ほら、わたしの唇に触れてしまいそうよ。あんたにはこの吐息が感じられ
るんじゃない?」
 見たくはなかった。だが、セレストは視線を外せない。クリスの言葉は暗示を与えるためだ
と判っているのに、耳を傾けずにはいられなかった。桜色の唇に、紅の滴を纏わり付かせた石
が近づいて行く様を、セレストは息を呑んで見つめるしかなかった。
 ――暗示。暗示に過ぎない……のに。
 耳元にクリスの気配を感じた。甘やかな吐息が熱を持って耳介に吹き込まれる。耳元から起
きたその感覚がぞわりと背筋を駆け抜ける。
 ――逃げなくちゃ。
 そう思うのに、セレストの足は萎えたように力が入らない。
「あんたはこの石から逃れられないのよね。可哀想に、心は悲鳴を上げているのに身体は少し
も言うことを利かない。ふふ。セレスト、あんたの石にわたしの唇が触れてしまいそう」
 だが、クリスは言葉以上に意地が悪かった。唇に触れさせる前に、舌で石を舐め上げたのだ

「ひゃう!」
 石に舌が触れる光景は、セレストには首筋を這う舌の感触となって伝わった。銀の糸を引く
涎が、ねっとりと頸動脈に沿って筋を引く、その感覚。
「あら。敏感なのね、セレスト」
「やめ……ろ、クリス」
 クリスの唇が石を捕らえる。同時にセレストの唇に先程押し付けられた柔らかな肉の感触が
蘇った。
「う……」
「ふふ。セレスト、よくご覧。あんたがどんなに嫌がろうと、わたしの唇を拒めないの。スレ
イブである事実をこの唇の感触で刻み込んであげるわ」
 クリスの唇が音を立てて石を吸う。それはセレストには下唇を吸われる感触として伝わった

「唇で挟んだこの石を舌でなぞったら、あんたにはどんな風に感じられるのかしら。あら? 
この囁きは耳を嬲ってでもいるように感じられる? 首筋がおかしな風に震えているわよ」
 食事の時でさえ音を立てることのないクリスの舌がわざとらしく鳴った。
「――っ」
 音と同時に、唇をぞろりとなぞる感触が生じた。唾液に包まれた舌。あのくすんだ紅色の舌
が唇を蹂躙している、そんな幻視がセレストを襲う。クリス以外が相手であればこんな理不尽
680677 Dark Seed クリス×セレスト(3/9):2006/10/02(月) 13:50:56 ID:jgzYVWV+
な扱いに屈することはないのに、とセレストはスレイブの身を痛感する。さらに下腹部でじわ
りと動き出した感触が狼狽を生んだ。
「見るのよ、セレスト。あんたはわたしの口でこうして弄ばれるの。この石のように、ね」
 見るものか、と念じても視線が勝手にクリスの唇を追ってしまう。ボロワーの舌が魔法使い
の石を舌に乗せ、口腔へと運んで行く様を見てしまった。薄く開かれた唇の隙間から、いやら
しげに蠢かされる舌が石を通じてセレストを翻弄する。
「う……うう……んっ」
 目前で音を立てて石を嬲るクリス。その陵虐に対抗するすべもないままセレストは息を荒く
していく。肩で息をするセレストを見て、クリスが優越感を含ませた声でさらに嬲り物にする

「普段の勢いはどうしたのかしら、セレスト。嫌っているボロワーに逆らえないなんて、情け
ないにもほどがあるわね。やっぱりあんたはスレイブに相応しいんだわ。
 ――ほら、顔を上げなさい」
 クリスの細く尖った指先でさらに仰向かされて喉をさらす。そのセレストの顔にクリスの顔
が近づいてくる。
「このまま口移しであんたの口に石を押し込んだらどうなるのかしら。あんたはとんだ朴念仁
で官能なんて縁が無さそうだけれど、酒精と媚薬と石が揃えばおもしろいことになりそうじゃ
ない?」
「ク……リス……」
 にんまりと笑ったクリスの頬が上気しているように見えるのは石と共に含んだシェリー酒の
酔いか、媚薬の効果か。
「受け取りなさい、セレスト。あんたの石よ」
 石を通じて感じさせられてきたこれまでとは比較にならないほどの現実感を伴った感触が熱
く、柔らかに唇をふさぐ。少し遅れて唾液に包まれた固まりが口腔内へと押し込まれてきた。
 ――わたしの石。
 確かめるまでもない。セレストの魔力の源。
「んんんんんんんんっ!」
 拒むことはできなかった。石の存在はあまりに甘美で、セレストを蕩かせてしまう。クリス
の舌と一緒になってセレストを骨抜きにする石。その魔力を受けて独立した生き物のように動
き始める六本の三つ編み。それはレディ・アグネスから受け継いだ相続人の証。
 さらに深く、クリスの舌に執拗に口腔を辱められ、セレストは強く胸を波打たせる。痙攣す
る体を感じながらセレストは無意識に舌をクリスの舌に向けて突き出し、クリスの舌を吸って
いた。忘我のうちに両の手でしがみついてしまってもいた。
「ふふっ。そんなに気に入った? あんたはいつもこの石には酔わされるけれど、今日はずい
ぶんと反応が違うのね。ほら、涎が垂れている」
 目の前に石をちらつかされ、恍惚に包まれたセレストはクリスの言葉の半分も理解できなか
った。口に石を含まされたことで理性のほとんどが飛んでいた。
「クリ……ス……もう、や……め……」
「やめろですって? スレイブは黙って言いなりになっていればいいのよ」
 襟元を掴まれて無理やり立たされた。華奢なクリスのどこにこんな力が、とセレストは回ら
ない頭で考える。
「徹底的に辱めてあげる。こんな骨抜きが『持てる者』で、しかも遺産の継承者だなんて。そ
の過ぎた力があんたをどんな風に翻弄するのか、身をもって思い知るといいわ」
 その言葉と共にセレストは乱暴にベッドに投げ出された。もとより一人で立っていられる状
態ではない。くたりと仰向けになったまま逃れようと弱々しくもがいていると、クリスがベッ
ドを軋ませて覆い被さってきた。
「石に含ませた分では足りないでしょう? ほら、飲ませてあげる」
 クリスはそう言うとセレストの目の前で媚薬入りと言ったシェリーを口に含んだ。強引に口
をこじ開けられ、再び忍び込んだ舌と共に咽せ返りそうなほどに甘い、芳醇な液体がとろりと
流し込まれてきた。
「んあ……」
 侵入した舌によって舌の付け根にまで運ばれた液体を反射的に飲み込んでしまう。セレスト
にはその一口のシェリーが燃える液体のように感じられた。
 石を啄み、再び唇を重ねてくるクリス。もはや酒の香りは気にならない。二人の唇の間に魔
法使いの石を挟みながら繰り返される口づけに、セレストは抵抗できなかった。内に含むまい
と舌先で押し返そうとすると、石を差し挟んだその向こうにクリスの舌先が同じように石を支
えてるのを感じてしまう。そして、石に対して行われる舌先の愛撫は、セレストにはそのまま
舌を搦め捕られる感触として伝わってきた。
 ぴたりと重ねられたクリスの胸に圧迫され、セレストは呼吸もままならない。ブラウス越し
に伝わる双子の重みは熱く、瓜二つの身体を、その細部に至るまでセレストは脳裏に描き出し
681677 Dark Seed クリス×セレスト(4/9):2006/10/02(月) 13:51:56 ID:jgzYVWV+
てしまう。
 クリスの指がタイを緩める。しゅるりとブラウスの襟を滑る衣擦れの音が背筋に妙な痺れを
走らせた。
「クリ……ス、こんなことが許される……とでも」
「許されなければどうだというの。それに、あんたはそれで本当に拒んでいるつもり? わた
しの舌を吸っていたのは誰?」
 つい、と涎に塗れた石がセレストの首筋をなぞる。
「ぐっ」
「わたしの胸の下で、胸の先を堅くしているのは誰なのかしらね。蛇のようにうねる三つ編み
はなんなの? ほら、石で鎖骨をなぞってみせるだけで絡み付くようにのたうつわ。こんなも
のがレディ・アグネスの遺産だなんて、おかしいこと」
 ひっ、とセレストが息を呑んだのはクリスが三つ編みの先を強く握ったからだった。エルズ
ワースの屋敷で魔法使いの『遺産』とやらの印だというこの六本の三つ編みが編まれてしまっ
て以来、毛先にまで五感が行き渡っていた。
「男の子のように粗雑なふるまっている割に身体は女なのね。さっきからわたしの太腿を挟ん
でるあんたの足、もじもじと擦り合わされてばかりいるわよ」
 クリスの意地の悪い言いように、セレストは束の間、足の力を緩める。けれど、それはクリ
スの更なる罠だった。セレストの足の間に割り込ませた腿をさらに深く、鼠蹊部にまで密着さ
せられた。ズボン越しに太腿に押し当てられたクリスの恥骨の感触もセレストをさらに動揺さ
せる。
「石が少し退屈しているみたい。しばらくあんたのその口で、愛撫してご覧なさいよ。自分で
自分を慰めているみたいで惨めなあんたにはお似合いじゃない?」
 クリスの唇に挟まれた魔法使いの石がまともやセレストの口腔を侵す。クリスの唇が軽くセ
レストをなぶって離れ、石だけが舌の上に残された。
 ――熱い……
 それは口に含んでおけるような代物ではなかった。炎の熱さとは異なる。どちらかと言えば
熱を出している時の感覚に近い。クリスと誓約を結ぶまでは始終悩まされていた、あの病の感
覚。
 懸命になってクリスは石を吐き出そうと試みるが、口中に留まる石は舌の上を滑るばかりだ
った。熱いばかりではない、魔法使いの石はいつでもセレストを陶然とさせたように、受け入
れずにはいられないのだ。けれど――。
 ――こんなもの、飲んでしまったら。
 生まれる時に握っていた魔法使いの石は闇の力を封じ、身体の外に弾き出したものと言われ
る。それを飲み込んだりすれば無事には済まないだろう。
 そうしてセレストが力無くもがくうちにクリスは指と唇でブラウスの前を開いてしまった。
そのことに気づいたのは口に押し込まれていた石が取り上げられてからで、その強い喪失感が
セレストにわずかに正気をもたらしたらしい。
「クリス、何を……んっ」
 もう幾度目か。クリスの唇に塞がれてセレストは言葉を途切れさせる。忍び込んでくる舌を
押し返そうとするのだが、逆らい切れずにいたずらに舌を絡め合う結果となった。相手に石を
握られている以上、直接触れ合うのは分が悪い。
 ブラウスの下につけていたのはキャミソールだけだった。クリスはその絹の下着に指を掛け
ると一息に引き裂いてしまった。
 ぴぃぃぃぃっ。
 言葉通り絹を裂く悲鳴のような音が響く。セレストは剥き出しにされた自分の肌を見るのこ
とに耐えられず、目を背けた。
「不思議よね。わたしたちは双子で、何から何までそっくりなのに、肌の感触だけが違う。髪
の癖も」
 クリスが顔を背けたセレストを間近から覗き込みながら、指先で摘まんだ石で肌へと触れて
きた。首筋からゆっくりと胸の谷間を撫で、臍の周囲に輪を描いて、再び上へと向かう。その
、石の辿る軌跡が燃えるように熱い。そしてセレストはその軌跡が魅了《チャーム》の呪《じゅ》
を描いていることに気づく。
「そうよ。魅了の魔法。こんなのは他愛ないお呪《まじな》い、媚薬以上に頼りないものかと
思ったけど、そうでもないみたい。あんたの白い肌、桜色に染まってきたわ」
 セレストにはもう答えを返す余裕はない。熱く灯る石の感触にひたすら歯を食いしばって耐
えるばかりだった。
「呼吸が苦しそうね。もう諦めて声を出してしまえば? ほら」
 唇に触れそうな距離でささやくクリス。その吐息がセレストの力を奪い続ける。吐息と視線
を支配されれば、魔法使いは無力となる。そこは魔法のほとばしる門だからだ。
 呪《じゅ》を描き終えたクリスが微かに含み笑いを漏らした。その気配におののいて薄く瞼
682677 Dark Seed クリス×セレスト(5/9):2006/10/02(月) 13:53:18 ID:jgzYVWV+
を開いて見ると、青い瞳が紫色の魔力の炎を灯してクリスを眺めていた。潤んだ瞳に愉悦の光
が揺れる。何を、と言いかけたところでセレストは気づいた。クリスが石で胸の先に触れよう
としていることに。
「――っ!」
 息を呑んだ。すでに胸の中心は痛いくらいにしこり、先端を尖らせている。そんなところに
石で触れられれば――。
「んああぁぁっ!」
 ベッドを強く軋ませて背筋が弓なりに持ち上がる。抑えようとした息も、声も、為すすべも
なくほとばしり出た。突き出した胸が揺れるその感触さえ、漏れ出る悲鳴――嬌声だとは思い
たくなかった――を増幅するようだった。
 それからのセレストには断片的にしか記憶がない。全身をクリスの持つ石に嬲られ、舌と唇
に辱められ、痴態を曝してしまったのは確かだ。その切れ切れの記憶も、身体の芯に舌先と指
で石を押し込まれ、意識が白い光で包まれたところで途切れていた。そして目覚めて見れば、
ベッドサイドに腰をかけて憂鬱な表情で見下ろす双子の片割れがいた。
「――っ!」
 シーツを首元まで引き付けて遠ざかろうとするセレストをクリスは沈鬱な色の瞳で眺めてい
た。シーツの下の身体には何も纏っていない。衣服はベッドサイドに畳まれて積み上げられて
いた。
「これだけ辱めておいて、まだ物足りないっての?!」
 心の中は屈辱と敗北感で一杯だったが、セレストは目一杯の虚勢を張る。
「セレスト」
「なによっ」
 常にはセレストより容易に癇癪を起こすクリスの声は低く、落ち着いていた。
「わたし、石を返すわ。誓約も破棄する」
「当たり前っ。あんなことをした守護者《ボロワー》が許されるはずがっ――」
「この学園にもいられない」
 気づけばクリスの服装は制服とは違う。外出着だった。
「……何?」
 クリスの纏う不穏な空気にセレストは眉根を寄せる。
 かたり、と音を立ててセレストが立ち上がった。その俯いた顔からぱたりと音を立てて何か
が落ちる。涙だった。
「――さよなら」
 トランクを提げたクリスは手に持った石にひとつキスをしてセレストに投げて寄越した。シ
ーツの上に落ちた石からセレストは視線を外せない。
「呪縛を解いてあげるわ。いいこと、セレスト。あんたは自由なの」
 それだけ告げたクリスはそっと部屋から出て行った。残されたセレストはぽかんと閉ざされ
たドアを見上げていた。

 ――訳がわからない。
 クリスの足音が消えて、尚しばらくの間セレストはドアを見つめて呆然としていた。血の繋
がった双子、石の守護者でもある片割れから問答無用の暴力を受け、辱められた。こんなに酷
い仕打ちがあるだろうか。
「何だってのよ」
 そう、言葉にして呟いてみると倦怠感に包まれていた身体に気力が満ち始めた気がした。ク
リスが去ると言うならば何か一言でも投げ付けてやらねば気が済まなかった。勢いよく跳ね起
きて身体にシーツを巻き付ける。時刻は既に夜半を回っている。人目はないはずだった。
 魔法使いの石を手に取ろうとしてセレストはわずかに躊躇を覚える。手にしただけならば先
程のような官能を呼び起こすことはなかったが、気怠い多幸感に包まれて身動きできなくなる
のはわかっていた。けれど、石が近くになければ十分な魔法を使うこともできない。今の消耗
したセレストには石の助けが必要だった。
 ――ええいっ。
 意を決して石を繋いだ紐を掴む。
「あれ?」
 石を目の前に掲げてまじまじと覗き込む。大きな力の源泉であることには変わりがなかった
が、間近にしても恐れていたような影響はない。直接手にしてみても仄かに暖かいだけで、セ
レストを振り回しそうな支配力は微塵も感じられなかった。
 ――もしかして、魔力が弱った?
 窓に向かって見えない手を伸ばそうと手のひらを向けると、格子の入った窓ガラスは鎧戸ご
と木っ端みじんに弾け飛んだ。
「うへぇ。……何、これ」
683677 Dark Seed クリス×セレスト(6/9):2006/10/02(月) 13:54:19 ID:jgzYVWV+
 レディ・アグネスの遺産を受け継いだ時から何かがおかしかったが、これほどの魔力の奔流
は初めてだった。弱ったどころではない。これまでにない魔法の効果だった。
 ――クリスのアレ、が?
 自由だとセレストに告げたクリス。預かりし者である彼女はさほど強い魔法は使えなかった
が、言葉を操る魔法は得意だった。どういう方法でかはわからなかったが、本当にセレストを
縛っていたのかもしれない。
「とりあえず、一言だけでも言ってやらないと」
 ふん、と鼻を鳴らしてセレストは窓から飛び出した。シーツ一枚の姿に夜風が冷たい。空か
ら見下ろすとクリスの姿はすぐに見つかった。学園には居られない、と言ったのに向かう先は
正門とは反対方向の礼拝堂だった。
 ――何を考えているんだか。
 夜の礼拝堂に吸い込まれる後ろ姿を上空から見送って、セレストは渋い表情を作る。後を追
うのをやめて礼拝堂の最上階に舞い降りた。
「やな感じ……」
 夜露に濡れたバルコニーは寒い。一人で手摺りに腰掛けていると間もなく人の気配が近づい
てきた。
 ――こんな予感ばかりが当たる。
 レディ・アグネスの、エルズワースの屋敷でも嫌な予感は当たった。逃げ出すべきだと直感
が訴えていたのに、結局逃げ出し切れずに厄介な遺産とやらを押し付けられた。これから起き
るのも、まず間違いなく厄介事だろう。だが、この厄介事は逃げ出せば確実に後悔しそうだっ
た。
「やっぱり、あんた」
 バルコニーに現れたのは予想した通りセレストの双子の片割れだった。待ち受けていたセレ
ストを見てあからさまに怯んだ表情を浮かべる。
「……なんであんたが。セレスト」
「さあね。誓約を解消したいって言うなら願ってもないことだし、学校を辞めるって言うのも
止める気はしないけど、あんたには一言文句を言ってやらないと気が済まない」
「…………」
「ついでに言えば、空も飛べないスレイブが、夜中にこんな高い場所にいるのも気に入らない
。石を手放せば身を守る力さえ得られないってのに」
「放っておいてちょうだい」
「放っておけ? あんたがわたしにそんなことを言えた義理? あんたのお陰でわたしの自尊
心はめちゃくちゃ。石を持つ者にあんなに好きなように扱われるなんて知ったら、もう二度と
誓約なんてできっこない。しかも、わたしを辱めたあんたときたら、加害者の癖に泣き腫らし
た目で真夜中の塔の最上階なんかにいる。
 ――どういうこと?」
「…………」
「ひとをさんざっぱら慰み者にしておいて、被害者面で誰の手も届かないところに逃げ出そう
っていうの? プライドばかり高いクリスティーン・アードリー。石を放り出したからって誓
約まで無効になる訳じゃないことはあんたが一番よく知っているのに」
「……石。セレスト、あんた、石を持っていて平気なの?」
 クリスがセレストの首に下げられた魔法使いの石を見て目を丸くする。
「おかげさまでね。クリス、あんたはわたしに何をしたの? 石に耐えられるような呪文? 
勉強家のあんたのことだから古の魔法でも見つけてきた?」
 クリスは力無く首を振る。
「何も。何もしていないわ。それはあんたが自分で手に入れた力。……カノンに石持ちをさせ
ずとも平然としていられるなら、ますますわたしは必要ないわね」
 ふらふらとバルコニーの手摺りに近づくクリスにセレストはひやりとする。
「……飛び、降りる気?」
「嫌なものを見ることになるわよ。……どこかへ行けば?」
「とめやしないけど。でも、聞かせて欲しいな。エルフィンウッドの主席で、レディ・アグネ
スの遺産を背負わされたカノンを自由にできるあんたが、一体何が不満でこんなところから飛
びたがるのか。エルフィンウッドの怪談話でも増やしたい訳?」
「あんたにはわからない」
 クリスが手摺りを背にしてセレストに向き直る。
「魔法使いの石を握って生まれ、レディ・アグネスの遺産を受け継いだ持てる者のあんたには
。わたしがどんなに羨んだか、あんたは知らないでしょう。魔法が使えるようになれば持てる
者と同じになれるかと思ったのに、わたしの魔法はあんたの足元にも及ばない。誓約の前、苦
しんでるあんたを見て、わたしが助けられるのだと知って嬉しかったわ。病床のあんたは本当
にか弱い生き物で、わたしを必要としていた。なのに、誓約を交わしたとたんあんたは不細工
684677 Dark Seed クリス×セレスト(7/9):2006/10/02(月) 13:55:31 ID:jgzYVWV+
で無神経なくそがきよ。しかもカノンなんてお金で売り買いされる地位で、あんたの相手はわ
たしじゃなくてもちっとも構わなかったなんて知ってしまった。同じ血を引いて、同じ顔をし
て、運命の相手かと思ったら、自分は単なる石をかけておく飾台。しかも何年か経って身体が
丈夫になればお払い箱。すでにあんたは石の力に耐えられる。これからのわたしは本当にただ
の借り暮らし《ボロワー》。あんたは嫌でも真の魔法使いになってしまうでしょうよ。レディ
・アグネスの遺産も持って、本当にこの国最高の魔法使いよ。だのにわたしは……」
 我慢ならない、と自嘲するのはプライドばかりが高い、本性を剥き出しにしたクリスそのも
のだった。
「それが絶望の理由なの? そんなことが? 持てる者なのにあんたより弱い力しか使えない
ような貧弱な魔法使いだっているのに。それでこの世とおさらばするからって、行き掛けの駄
賃にわたしにあんな辱めを?」
 クリスは首を振った。
「……あんたをわたしのものにしたかったの」
「は?」
「病床のあんたは儚げな天使に見えたのよ。そのあんたはどんどん力を得て、レディ・アグネ
スの相続人。わたしはそのお情けを頂戴するボロワー。あんたはわたしの手から逃れて飛んで
行ってしまいそうに見えた。掴んでおきたかったのよ、あんたを」
 セレストはその言葉にうんざりと返す。
「わたしにペットになれって?」
「わかってる。あんたはあたしに飼えるようなスレイブじゃないって。現にもう、あんたはわ
たしの守護なんて必要としなくなったわ」
「当たり前だってば。第一、あんな辱めを与えてどうなるって言うの」
「辱めようと思ったんじゃないわ。わたしのものにしたかっただけ」
 セレストは、わからない、と肩を竦める。
「強引にでも、その、情を交わせばわたしがあんたのものになるとでも?」
「……そうね。そうだわ。わたしはあんたを虐げたかったの。憎かったもの。羨ましかったも
の」
「なにそれ。よくわかんない。屈服させたかったってこと?」
 クリスは寂しげに笑う。
「あんたには通じないと思ってたわ」
「だから、なに」
「あんたが好きだったの。羨ましくて、妬ましくて、あんたになりたいって。……あからさま
にげっそりした顔をしないでよ。わかっているわよ。まったく同じ血を持つ双子で、女同士で
、禁忌そのものだってことくらいは」
「……アルジーみたいなのが好みかと思ってた。まあ、あんたの趣味は置いといても、好きな
相手をあんな風に嬲るわけ? クリス、あんた絶対に恋人に愛想を尽かされるタイプ」
「そう、ね。現にあんたにも愛想を尽かされたみたいだし。あんなことをしでかした自分も許
せない」
 バルコニーに沈黙が降りる。新月の暗い夜空に梟の声が響いた。誰かの使い魔だろう。セレ
ストは一歩、クリスへと足を踏み出す。
「来ないで。――巻き添いになりたくはないでしょう?」
「どうだかね」
 言いながらセレストは大股にクリスに近づく。揉み合いになった。だが、セレストは初めか
らクリスを止めるつもりはなかった。思い切り掴んだ腕を引き寄せ、クリスを身体ごと抱き寄
せるとそのまま露台の縁を越える。腕の中のクリスが息を呑んだ気配が伝わった。
「――!」
 絡み合った二人はそのまま重力に引かれて落下する。セレストは魔法で空を飛べはしたが、
人を一人抱えられるほどの力はなかった。
 ――これまでは。
 セレストには予感があった。月は出ていなくとも魔力は満ちていた。いつもならば飛ぶまで
にそれなりの心構えと時間が必要だったが、今は思うだけで宙に留まれる。そんな直感があっ
た。
 六本の三つ編みが大きく宙に広がる。それは本来の長さを超えて翼のように広がった。魔法
特有の浮遊感が二人を包む。同時に、セレストはミランダの、懐かしい曾祖母と同じ魔力の香
りを嗅いだ。開放された力が束の間の幻覚を見せる。その瞬間、セレストにはすべてがわかっ
てしまった。すべてのからくりが。セレストと腕の中にいるクリスは対になって継承者となっ
たのだ。こうして二人が揃わねば魔力は真には開放されない。
 セレストとクリスは絡み合ったままゆったりと宙に浮いていた。きつく目を瞑ったクリスの
顔が眼前にあった。クリスはその額に軽く口づけする。
「……セレスト?」
685677 Dark Seed クリス×セレスト(8/9):2006/10/02(月) 13:56:27 ID:jgzYVWV+
「わたしもあんたのこと、天使だと思った。曾祖母がいなくなって、わたしの身体を石の毒か
ら守ってくれる人がいなくなってしまって。横になっているわたしの手を握ったあんたは本当
に天使に見えた。中身は意地悪だったけどね」
「…………」
「小憎らしいし、恨んでもいる。でも、今でもあんたはわたしの天使だよ。それは、しょうが
ない。わたしは諦めた。そう見えてしまうんだもん。あんたが石を使ってわたしを辱めたこと
も忘れない。でも、あんたを失うわけにはいかない。今、わかった」
 緩やかに舞い降りて、とん、と地面に爪先を着く。
「言いたくはないけど。必要なの。あんたの力が。
 レディ・アグネスの遺産は、負の遺産。相続人が受け継ぐのは義務ばかり。その義務を果た
すための力も与えられるけど、それはわたしのものじゃない。力を使う権限が与えられるだけ
。負の遺産を封じ込めるのが相続人の仕事。あんたと一緒にバルコニーから飛んだ時にわかっ
た。あんたとわたしはめでたくはめられて、その莫大な借金の相続人よ。あんた一人、とっと
と逃げ出そうなんて絶対に許さない」
「重荷を……分かち合えって言うの?」
「あんたじゃないと分かち合えない」
「カノンなら誰でもいいんじゃなくて?」
「違う。それに、それだけじゃない。あんたにいなくなって欲しくないと思った。意地悪で、
プライドばかり高くて、癇癪持ちだけどわたしの天使には違いないもん。さっきも言ったでし
ょう。諦めたって。意地悪でも、小憎らしくても、あんたは今でも――天使だ」
「わたし、ここに居ていいの?」
「居て」
 クリスはセレストが巻き付けているシーツの端を掴んだ。指が白くなるほどの力を込めて。
こつん、とそのトレードマークである広い額をセレストの肩に当てる。
 クリスが何かを言おうとしたその時、闇の中から靴音が響き、二人は身体を強ばらせた。夜
の礼拝堂は何かと不吉な噂の絶えない場所だ。
「こんな夜更けに出歩いているのは何者です?
 ――あら、これはクリスティーン・アードリーとセレスト・アードリー。どんな不届き者が
夜のエルフィンウッドを徘徊しているかと思えば。
 常習のセレストはともかく、学年主席のクリスまでこんな時間に外出とは感心しませんね」
 魔法使いの杖を教鞭のように持ち、上品な笑顔に気迫を湛えて闇の中から現れたのは校長だ
った。エルフィンウッドを統括する文字通りの魔女。警告カードの保持数トップをキープし続
けるセレストには何かと縁の深い人でもあった。
「校長先生」
 クリスとセレストは思わず顔を見合わせる。この現状をなんと言い繕えばいいのだろう。
「おや、セレスト。シーツ一枚の姿で夜の散歩とは酔狂な趣味ね。なんでも窓を壊して外へ飛
び出して行った生徒がいるとの報告も受けていますが、もしやあなたたちのどちらかであった
りはしないでしょうね? ミス・セレスト・アードリー?」
 クリスと交互に顔を覗き込まれクリスは困惑する。この魔女はすべてを見通しているくせに
こういう聞き方をするのだ。
「……あ、あの」
「まあ、いいでしょう。夜風にその格好は冷えますよ、セレスト。わたくしの部屋にお茶にで
も呼ばれませんか。クリスも。じっくりとお話を伺いたいものです」
 校長は空に向かってぱちりと指を鳴らす。開け放したままにしてしまったバルコニーの扉が
閉じる音がした。
 ――全部ばれてる、クリス。
 ――エルフィンウッドの魔女ですもの。
 肘を小突きあって無言の会話を交わす。校長室に連れて行かれた二人は、大した咎めの言葉
も受けないまま、言葉通り暖かな紅茶を振る舞われて解放された。もっとも、帰された先は自
分たちの部屋にではなく反省室へだったが。
 在学中に二度の反省室送りを経験した二人組として、クリスとセレストは長くその名を残す
こととなった。

「セレスト、あなた、もう少しまともな結界、張れないの?」
 反省室から戻って数日後、二人は機嫌の悪そうなルームメイトたちに囲まれた。寄宿舎の部
屋は大きな部屋に二人一組の二段ベッドが置かれている。ベッドというよりも、天井の高い部
屋にある中二階のような仕組で、しっかりとしたスロープの階段のついた半開放の個室のよう
な作りだ。この二段ベッドにはカノン同士があてがわれることが多い。
「え? 結界って?」
「夜に遮音結界、張ってるでしょう。あんたたちの声、だだ漏れなの!」
686677 Dark Seed クリス×セレスト(9/9):2006/10/02(月) 13:57:30 ID:jgzYVWV+
「嘘……」
「ばか……」
 セレストとクリスの言葉が重なる。頭を抱えているのがクリスだ。恨めしそうにセレストを
睨みつけている。
「あんたはいつもそう。何をするのでも粗雑でいいかげん。なんで結界くらいしっかり張れな
いのよっ」
 取り囲んでいたルームメイトの一人がうんざりと言う。
「クリス、あなたが結界を張った日はさらに問題があるわよ。盛り上がってくると結界が消え
ちゃって、丸聞こえ。たぶん隣の部屋にも聞こえてる」
 さすがにクリスの顔からも血の気が引いていた。と思えば瞬く間に赤くなって行く。
「……丸聞こえですって?」
「『石、受け止められる?』」
「『んっ。もうちょっと上……そこ』」
 クリスとセレストが交わした通りの睦言がルームメイトたちの口から再現される。双子たち
には返す言葉もない。
「あなたたちのせいでね」
 と中の一人が全員を見回してから睨みつけてくる。
「この部屋のカノン同士はみんなくっついちゃって、他の部屋から『百合部屋』なんて呼ばれ
てるのよ」
「へ?」
「へ?じゃないの。あなたたち、その桁外れな魔力で周りに魅了《チャーム》をふりまいてる
のよ。当てられちゃって、わたしたちまでおかしくなってるの。少しは自重して欲しいわ」
 クリスとセレストは顔を見合わせる。
 ――反省室で済むかな。
 ――むしろ、反省室から出してもらえなくなりそう。
 期せずしてルームメイトたちのキューピッド役を働いてしまった二人は声を揃えて笑いをこ
ぼす。よく似た声が二重唱となって古い寄宿舎に響いた。


                                   ――了――
687名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 18:47:04 ID:rDBWTU3B
>>677-686
原作知らないが面白かった
GJ!
688名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 22:01:48 ID:D1VBirwm
実はアルジー×セレストが読みたいなんて思ってたんだが、クリス×セレストも萌えだ
作品の設定を本当に上手く使っていて、素晴らしかった。GJ!
百合ならリジー×クレアもおいしそうだ、とキボンしてみる。
689677:2006/10/03(火) 18:05:53 ID:xsE0eNXR
改行位置が変なところがありました。「。」とか「っ」の前後。読みにくくてゴメンナサイ
あと、>>685

   ×クリスと交互に顔を覗き込まれクリスは困惑する。
   ○クリスと交互に顔を覗き込まれセレストは困惑する。

キャラの名前が入れ替わっていた部分も。これは大ぽか。

GJをいただけて良かった。
原作設定にどっぷりでパロってしまったので元ネタを知らない方には厳しかったと思います。
読んでくださった方、よくぞ……です。感謝。

リクをいただけたのも望外の喜びです。>>688
原作を知っている方がスレ住人に一人もいなかったら寒いぞ、とドキドキものでした。
アルジー×セレストだとアルジーが切ない役所かな?
リジー×クレアは私のストライク!なのでぜひパロしたいのですが、今のイメージだと非エロになりそう。
なんとなく原作者がジーンとくるエピを用意しているような予感もします。
690名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 01:26:09 ID:0BLFarv6
ママレードボーイの遊×光希お願いします
691名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 20:30:42 ID:VZWtlx7I
倉庫のマダミスに死ぬほど萌えた。

神の人見てるかわかんないけどGJ!
692名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 11:10:40 ID:K3Do4qrq
ここにも、ひたすらマダミスの続きを待ち続けている子羊がいますが。





神よ!!!
693名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 19:13:20 ID:UOA38GOm
マダミス需要結構あるみたいですねー

グラハムさんのメガネでスーツで優しげなのにSっぽい所がたまらん…
694名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 04:31:52 ID:/bLuaOJg
>>678-686
読みました。力作ですね。
ヴィンセント×ピップなどキタ先生はお喜びになるのでは・・・
あるいはアルジー(のび太ver.)×スタンリーとか。
695名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 12:54:56 ID:tnZxGDNt
>>694
801は板違い
つーか作者持ち出すな
696名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 15:39:21 ID:+/JpYoeK
801は板違い。ならば百合も板違いじゃないとおかしい。
揉めるからどっちも専用板でやってくれ。
697名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 20:34:26 ID:Eyg6FmFR
>>695-696
スミマセン。
698名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 21:59:23 ID:2Vqgp/q9
作者が喜ぶとかってのも694のキモい主観だろ
699名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 23:53:55 ID:tnZxGDNt
>>696
百合板には801板のようにSS投下出来る棚スレがないらしいよ?
だからかエロパロ板では基本的に容認されている。
スルーすればいいだけでしょう。
700名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 00:17:33 ID:NG85zQcK
↓隔離スレ

【オールジャンル】エロパロ板801総合スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1139754709/
701名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 01:20:56 ID:e1OhCBlc
>>677
まさか「あの」原作者スレから21禁板に
誘導されることになるとは思いませんでしたが、
とりあえずGJ!!
今後も気長に新作の投下を楽しみにしてます
同原作者の某階段のネタとかも期待していいのだろうか(笑)
702名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 10:53:10 ID:ZiNIcPzs
ゴーストハントでスレ立てましたので報告に来ました。
即死しないようご協力下さい。

ゴーストハント/悪霊シリーズでハァハァ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1161308766/l50
703名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 01:37:13 ID:mOmbmiKP
age
704名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 22:02:26 ID:OWXueQEK
姫君の条件はだめかな。
不完全燃焼っす。キールカワイソス
705名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 13:38:25 ID:47y7Tb6D
>>704
ぜひ読みたいよ、姫君
初夜は姫の希望通り宿なのか、夢もってそうなキールとしては結婚後なのか気になる
706名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 19:22:08 ID:WMqH6OX7
結婚するまで我慢できるのか。キール。旅は長そうだし……
ダリアンにしても、無防備に誘ってた割に
いざとなったらキンコンカンな事にならなきゃいいけどw
707名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 23:38:44 ID:ujprPwOU
今月のスピカ読んで超萌えたんで「Dark Seed」のアルジー×セレストをキボンしてみる
708名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 19:10:25 ID:Zb2ctb9y
ほしゅ
709名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 13:31:53 ID:RJQSg3pq
新・不思議のたたりちゃんのエロパロ読みたいー
話は突然クラスの同級生達がエッチや1人エッチされてしまうスキ魔妖怪に
取り付かれて。そしてたたりも乃呂井もそれに取り付かれる話で。
乃呂井×多々里をお願いしまーす!!
710名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 13:40:25 ID:gTC3zFmQ
なるべく最近立った少女漫画・小説のスレを貼ってみる。
もう貼られてたらスマソ

「西の善き魔女」でエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1148555591/l50

Under the Rose【船戸明里作品】Honey Rose
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156600831/l50

【千沙&一清】柳原望作品スレッド【まるいち】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1159610647/l50

遠藤淑子作品でエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1161706182/l50

【千花】山岸凉子作品でエロパロ【破瓜】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155913283/l50

桜蘭高校ホスト部 3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1161856737/l50
711名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 22:28:14 ID:7UmfEpST
ならこれもプラスしたほうがいいんでない。
しかしこうして個別スレが立ってこのスレが過疎っていくんだな・・・

彩雲国物語でエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156870009/l50
712名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 18:09:31 ID:0WcpKaYS
どうしようもなくマイナーなパロを投下する場所に
713名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 18:42:38 ID:PcQG9wkf
いっそ雑誌別にスレ立ててみたらどうか
714名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 19:16:18 ID:IrABSUXN
しかしここでさえ過疎ってるわけで
715名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 18:05:21 ID:fEEwTzCL
まー見つけやすくはなるかもしらんが
716名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 22:43:20 ID:YfrGpBmL
古いけど「先生!」で伊藤×響誰か書いてくれませんかー
717名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 01:52:45 ID:oeGeja51
『先生!』と言えば気になってたんだが、
後半のほうで伊藤と響が夜の学校(教室)で会ってるシーンあったよな?
あの時の二人にはキス以上の何かがあったんだろうか?
確か響は制服だったと思うんだが、いつの間にか上を脱いでいなかったか…?
718名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 18:16:13 ID:4DmSTXrE
>>717
そのシーン多分分かる。
私も「ちょwこれはwww」って思ったけど、
その後アクシデント起きてホテルに泊まる事になった回の
ウブ過ぎる響を見て、これゃまだだなー・・・と思った。
719名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 21:58:03 ID:YVJU2qq8
カルバニア物語のライアン×エキューの初体験ネタが読みたい。
だが、まったく想像が付かん! 百戦錬磨のライアンと獣のようなエキュー。
ど、どんなだろ。
720名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 23:14:01 ID:aAARNKrt
>>719
百戦錬磨といっても女の経験は一人だけじゃない?
しかもリードしてくれたであろう娼婦相手だから女相手だと勝手が違うだろうしそこまで慣れた態度ではなさそう
あれだ、いれるところを間違えて・・・なんてことはさすがにないかw
721名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 17:57:10 ID:FXF9q+Et
ここであえてカフ×エキューキボンと言ってみる
722名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 19:29:59 ID:d8+tgspd
あげてみる
723名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 21:50:29 ID:PjjQgAtv
>>720
でもあの獣のようなエキューを満足させたんだから、それ相応の……
ライアンも自信満々だったしな。
724名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 19:57:11 ID:w0VP0do3
風光る、で何か頼む。
725名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 19:21:52 ID:OnMZMqq6
ヴィクトリアン・ローズ・テーラーのシャーリーとクリスを
何とかしてやって下さるお方はおられないだろうか。

…いや、無理難題は承知の上でw
あの二人はどうやったら進展出来るんだか、皆目見当が付きません。
726名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 10:49:05 ID:8WdMZ+Sy
機体上げ
727名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 08:14:58 ID:V1fsCWNA
BANANAFISHの外伝『光の庭』に出てきた暁と、
シンが結婚に至るまでの話が読んでみたい。歳の差カップルってすごいツボだ。
728名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 02:30:28 ID:apCH06Bj
>727
自分もそれ読みたい。
あの二人は、なんというか共犯というか同病相哀れむというか、
自分の中ではそんなイメージが強いけど。
729名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 14:19:37 ID:8CaKg3I8
ホットギミックの亮輝×初をお願いします
730名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 22:00:48 ID:872u8zJH
以前薬師と姫のSSに萌え死んだ一人です。
本編の展開で薬師に無毒化の希望が出てきましたね!
早くあんなことやこんなことをする二人が見たいっ。
薬師帰国後の妄想が膨らみまする。

でも姫とコトをなすのは最終回かのう…。
731名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 18:07:56 ID:5fgB6f0Y
>>730
薬師無毒化の可能性を祝して私もパピコ
 
だが、今のままでは最終回でもいたすのは不可能だろう
なんせ薬師はヘタレ下僕だからwww
帰国までに頑張ってヘタレ返上をしてほしいw
732名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 23:16:58 ID:9VVqTQ99
まいあを読んで萌えを思い出した。
SWANのレオン×真澄キボン・・・!
733名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 21:52:26 ID:2tiszLJ7
王家のスレはないかな。そういえば。
734名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 23:39:52 ID:SS3pPah6
hosyu
735名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 21:19:03 ID:IxKQyw/v
age
736名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 11:02:56 ID:cIGipAx6
保守
737名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 18:03:00 ID:zoLwwfgm
保守
738名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 21:46:04 ID:LaPNpkek
っポイ! の万里と真に萌えるのですが、webで探しても小説がないよ(´-T)
739名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 17:10:37 ID:jmnVZ+uO
あげ
740名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 04:46:18 ID:7iMfIWhQ
需要ないだろうけれど井上ほのかだお。
都市戦記妖魔アルディーン ナイトハンド×梨花だお。
三回くらいで完結予定。
741ナイトハンド×梨花1:2007/02/03(土) 04:49:27 ID:7iMfIWhQ

 街には花火と、爆竹の音が響いていた。
「すごいねぇ!」
 涼がこの音で目を覚ますのは二度目のことだ。
 一度目は二週間前の元宵節でのこと。
 そのときの香港の浮かれようもすごいものだったが今回はまた一段だ。
 あの時は美しく彩られていた本島と新島。
 今もその美しさは変わらないとはいえ、恐ろしい暗黒のクリスタルとの戦いの爪あとはまだ
残っている。
 ―――――それでも、たった一週間ちょっとでここまで復興させるなんて、香港仔ってすごいな!
 荒れ狂う傭兵たちが破壊した街角を見ているものにとっては驚異の光景だろうが、この街を
知るものにとっては当たり前のことだった。
「涼、なんたって、ここは香港なんだよ!」
 どれほど荒れ野原になろうとも、そこに香港仔がいる限り生き延びて―――美しさを取り戻す!
 それが彼らの意地であり、生き様なのだ。
 辛いことがあったことは忘れないけれど、嘆くよりもまず前を向いて駆け出そう。
 そんな空気は涼にとって圧倒もされるけれども憧れも呼ぶ。
「巧猿、今日は失敗しちゃだめだよ?」
「当たり前だ。従姉妹殿に恥をかかせるわけにはいかないだろう? 女性にとって、たった一度の
主役になる日なのだから」
 暗黒のクリスタルの闇を払った五星家の二人の当主の一人、レン・巧猿はあれ以来、すっかりと
落ち着きと貫禄を備えた様子で、かつてであれば想うだけでうろたえ素っ頓狂な言動に走っていた
麗しの従姉妹のことを話しても、奇抜な仕草の一つも見せなかった。
 今日、香港に生きるすべての人間が祝っているのはこの男ともう一人の五星家の当主、
アリエナ・ライルの結婚式である。
 暗闇は去ったとはいえ、同時に、守りであったレーテア騎士団も香港を離れていった。
 失われた命は多く、傷跡の深い香港で、白きクリスタルの継承者二人の結婚の発表は、熱狂的な
歓呼で迎えられた。
 暗黒のクリスタルの作り出した影の城に囚われていたアリエナは、自分が長官を務める
香港警察の部下を守るための護法に自らの一部を贄として差し出した。
 片目も、指も、髪も。
 美を尊ぶ香港に生きるものにとって、それがどんなに苦痛か分かりつつもためらうことのなかった
彼女の勇敢な振る舞いに、美以上に勇気と強さを貴ぶ香港仔が喝采を送ったのはいうまでもない。
 そのアリエナと、彼女を求めて黒い波を乗り越えていった巧猿の結婚式だ。
 香港自治区の復活をこれ以上体現する事柄があるだろうか!
 自身、生粋の香港仔である巧猿はこの催しにすべての私財をなげうっても惜しくないと思い、事実、
そうしていた。
 華やかに祝え!
 香港は、けして死なない!
「すごいパーティーになるんだよねえ」
 うっとりと宙に視線をさまよわせる黒髪の少年を見て巧猿はにこっと笑った。
 美しいこの子こそ闇の皇子アルディーン。香港のほかの人間はほとんど知ることのない、
もう一人のこの街の救世主だ。
 彼を飾り立ててお披露目すればパーティーがさらに華やかになることは分かっていたが、
巧猿はそうしようとはおもわなかった。
 少年の心はネオ・ナリタの赤毛の少女の下にあるのだ。
 意に染まぬ場所に引っ張り出すことはあるまい。
「ああ、最高のパーティーで、最高の料理も出すからね。涼も気が向いたら顔を出すといい」
 なにせ、今日は祝い事だから、香港にいるすべての人に参加の権利があるのだからね。
 巧猿の言葉に涼は、この街に住む二人の親しい人の面影を思い浮かべていた……。
742ナイトハンド×梨花2:2007/02/03(土) 05:15:21 ID:7iMfIWhQ
「ねえおまえ、これは夢ではないのね?」
 月光のように白い指先に一枚の紙を握り締めて、銀鈴を転がすような声が呟いた。
 すらりと立つ姿の後ろに控えた男は、頭を下げたまま女主人に肯定する。
「本日早朝、ナサニエル・ゴードンの名で届けられたものです」
 あの狂乱の中でも死力を尽くして守り通された屋敷の一角の東屋で、黒髪の美しい女が
濡れた星のごとき目で淡い青の紙に書かれた言葉を追っていた。

 ――『約束は果たす。今宵、黄金の針にて』

 今宵のレン・巧猿とアリエナ・ライルの結婚式は表の香港だけではなく、裏の香港でも慶事である。
 香港を代表する女賊、威梨花は同時にその美しさでも香港に君臨していた。
 その彼女がこれほどの祭事に顔を出さないというわけにはいかない。
 だが、半ば義務のようであったそれが一枚の紙、一つの言葉によってにわかに違う意味を
帯び始めていた。
「約束というのは、私が思っていることで間違いはないのかしら? ああ、おまえどうしよう、
もし思い違いであったら!」
 その美しさで数多の男をとりこにし、ひれ伏せさせてきた美女は少女のように困惑した面持ちで
珊瑚の色をした爪をかむ。
「奥様。それを届けたのはナイトハンドの腹心といわれる執事です。その際、「前回の非礼をお詫び
する」という言質を取り付けておりますので、間違いはございませんでしょう」
 男は淡々と言った。
 その瞬間梨花の頬がばら色に染まる。
「ああ……!」
 ため息すら色づいて消えていくようだった。
 美しい香港の威梨花。
 彼女が愛するのは黒髪に浅黒い肌を持つ強靭な青年。
 香港の裏社会に生きるものであれば頬を歪め、忌まわしきものとして名を吐き捨てるクライム
ハンター「ナイトハンド」だった。
 かつて敵同士として何度も邂逅した二人は、遠く離れたネオ・ナリタでの一件でがらりと関係を変えた。
 いや、心が変わったのは梨花だけだ。
 蝶のように恋から恋へとさ迷い歩いていた彼女を、とうとう愛という名の鎖が捕らえてしまったのだ。
 ひたむきにナイトハンドへ愛を捧げる梨花を、しかしナイトハンドは冷笑とともに切り捨てた。
 強靭で罪を憎むナイトハンド。
 彼は同時に、過去に負った心の傷で女という生き物自体を蔑んでいた。
 女であり、犯罪者である梨花など、どれほど切ないまなざしで、あまやかな声でかき口説かれても
ナイトハンドにとってはわずらわしい害虫に過ぎなかったのだ。
 彼はほんのひと時前にも、彼女の愛に少しも心が動いていないことを証明して見せた。
 よりにもよって多くの香港仔が見守る中、巧みな誘導で彼女の自慢の黒髪を切り落とさせた姿を
愚弄して見せたのだ。
 仇魔刀という呪具を制御するために、どうしても梨花の元にある魔力を持った紅玉が必要だった
涼たちはナイトハンドをダシに無事梨花から紅玉を借り受けることが出来た。
 そのときにした約束が、一夜、ナイトハンドが舞踏会に同行するというもの。
 どれほど梨花がその夜を心待ちにしたか、乙女のように胸を高鳴らせて日を待ったか、この
青年にはどうでもいいことだったのだろう。
 少しでもナイトハンドの好みにそう女になりたいと、青年と親しい涼を通して彼の好みを聞き出そうとした
梨花は、そのたくらみを邪悪な意図で悪用したナイトハンドの罠にまんまとはまった。
 長く、夜の海のように美しかった髪を少年のように切り落とし、堕天使のような紅のドレスで装った
梨花を彼は多くの人が集まるトーナメントの席上であざけったのだ。

  ――――なんと惨めな姿だ、と。

 愛する男の仕打ちに梨花は涙し、美しい女首領を愛してやまない部下たちは憎悪の雄たけびを
上げた。
 ……それでも、梨花はナイトハンドを愛していた。
 氷の槍のようにその言葉が、仕草が彼女を貫いてもあきらめることなど出来なかった。
743名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 10:50:29 ID:RJOuhWbG
女神伝のリウジール×カリエが読みたい…
744名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 22:32:50 ID:ufdn1Gjf
女神伝ならエドカリとかミュカカリとか、ありえない設定のが読みたいなあ・・・
745名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 23:11:50 ID:9pRokenE
エドカリ読みたいな
エドが欲情するところがあんまり想像できないからこそw
746名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 16:29:49 ID:ULu+8JxB
空気を読まずにイタKISSとかいってみる
747名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 02:03:28 ID:/YZ4fC/o
>741-742

懐かし作品途中かな?でもGJ。
今この原作者は何をしてるんだろうなぁ・・・エディシリーズ好きだったの思いだしたよ。
748名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 13:44:25 ID:cSzhQHLB
>>741-742
うおお懐かしい!続きあるのかな、楽しみ。
ナイトハンド好きだったなー。
749名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 02:57:49 ID:PUBWFAc5
たたりちゃんが増えてほしい…
750名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 13:00:23 ID:TIhSnF5X
私もたたりちゃん増えてほしいなー。
今度はいじめっ子の男子達×多々里でvv
751名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 17:38:44 ID:eU7vHhw+
ああそれかたたりちゃんが夜中に家の部屋のベットで
乃呂井を思い浮かべながらアンアンと1人エッチでもいいな。
1人エッチするたたりちゃんを想像したらハアハアvv
752名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 21:52:52 ID:qpi23LcN
>>741-742
うわあ自分もこの二人好きだった!
まさかこのスレで巡り会えるとは。続きwktkしながら待ってるよー。
753名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 23:41:28 ID:j+kTQxk/
こいつら100%とかないかなあ・・・
黒髪と姫の話が読みたい
754名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 08:28:30 ID:lmOuWde0
ぐは!きん注スレ落ちたか…迂闊だった
755名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 18:02:28 ID:6UY0/KBb
keep
756名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 02:32:10 ID:TRV4c/ie
最初からROMってきた、なかなかの良スレだと思った。
757名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 20:30:41 ID:TRV4c/ie
このスレに期待
758名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 23:52:25 ID:E4lFcmlo
誰かキューティーハニーFの青児×ハニーを…
759名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 04:28:04 ID:cGRsxhHj
姫ちゃんのリボンの大地×姫子が読みたいな
たたりちゃんののろい×たたりも好き
760名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 08:21:37 ID:meypA+nb
ひたいに三日月とか需要ある?
761名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 00:19:12 ID:6uw8dRMj
あります。
762名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 02:07:46 ID:FJ7Le4pZ
age
763名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 22:45:47 ID:RULcv74l
>>758
禿げしく同意。
764名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 17:32:41 ID:bLXJOFS2
花ゆめの「花の名前」の主役カップルで一つ。
耳噛み萌え。
765名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 15:17:41 ID:3hjjfvjn
じゃ白泉繋がりで龍の花わずらいで誰か何か書いてホスィ
ルシン×シャクヤでもクワン×シャクヤでも何なら3Pでもw
766名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 22:42:10 ID:JWFLxjYV
>>765
ふたりで左右で分けるんだなw
767名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 00:01:28 ID:3hjjfvjn
自分に技術があればその三人で3P書きたいんだが、妄想すらむりぽorz
シチュもよく思い浮かばんし
768名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 00:05:13 ID:kHchvW5W
攻められるたびに花が咲いたり…
769名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 00:21:13 ID:PwtuRdC/
えろーーーい
770名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 01:09:56 ID:vkqRAFI+
>>765です
会話のみの短い小ネタだが、結局自分で書いちまった
一応3Pで、ギャグです
>>768さんのネタを参考にさせて貰いました
771龍の花わずらい・3P小ネタ:2007/04/09(月) 01:25:51 ID:vkqRAFI+



シャクヤ「やぁ…!二人とも、私…も、ダメ…」

ルシン「右腕、こんなに花が咲いてる…気持ちいいんだ?シャクヤ」

シャクヤ「へ、変なとこ…触りながらっ、ん…変なこと
聞かないでよルシン…!あ、やだ、クワンそこは…っ」

クワン「左腕を見て御覧なさいルシン。貴方より私が咲かせた
花の方が数が多い…これが何を物語っているかわかるでしょう」

ルシン「…テクニックで負けてるとでも?」

クワン「シャクヤ様…どうされたいんです、私(強調)に」

ルシン「シカトすんな!シャクヤ、どうして欲しい?俺(強調)に」

シャクヤ「ふっ二人とも…張り合ってないで、早く(私の中から)出てってよぉ…!!」



二人の婚約者に隅々までたっぷりと愛されたシャクヤは、
後日、抱かれた影響で花の増えまくった両腕を隠す為に更なる
手袋のバージョンアップを余儀なくされたとか、ルシンクワンと
暫く口をきかなかったとか、侍女に何があったのかしつこく問い詰められたとか。



以上です、お粗末様でした
772名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 18:58:38 ID:0PsaxEoa
GJ!
これ面白そうだからロングVer.キボン
773名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 21:09:30 ID:JTmd0x4M
花わずらいで書いてみました。

個人的な趣味で ルシン×シャクヤ です。

本誌の流れをちょっと絡めてますので、
コミクス派の方でネタバレNGの方はスルー願います。

一応簡単に解説------
 右手:ルシンの薔薇(そうび)
 左手:クワンの竜胆
シャクヤの恋する気持ちに比例して刺青の花が増えて咲いていく
7741/7:2007/04/09(月) 21:10:18 ID:JTmd0x4M
『シャクヤ様。私が帰ったら…長い夜を、二人で』

耳にこびりつくように残るクワンの囁き。
シャクヤは遠征に出るというクワンを見送り、火照る頬を両手で覆いながら自室に飛び込んだ。
バタン、と戸を閉め、高鳴る鼓動を沈めようと思考に篭る。

――なんなのあのクワンの色気!
耳元で囁かれただけでドキドキして、身体が熱くなって……

初めてクワンに身体を許したのが十日程前。
それ以降シャクヤは毎晩クワンの部屋に通い、行為を重ねた。
戸惑うだけだったはずの夜は時を追うごとに熱く濃厚になり、シャクヤはクワンの手の中に溺れていった。

「クワンったら……」
「熱々だね」
「きゃあっ!」
7752/7:2007/04/09(月) 21:10:56 ID:JTmd0x4M
まさか誰かがいるとは夢にも思わず、シャクヤは小さく悲鳴をあげて振り返った。

「ル、ルシンっ!びっくりするじゃないの…!」
「邪魔なら出て行くけど」
「べ、別に…少しならいいけど……」
「少し、ね…」

ルシンは窓辺に座ったまま、再び視線を外に戻した。

――いつからここにいたんだろ…

もしも今来たばかりでないのなら、ルシンはクワンを見送るシャクヤの様子も、
そしてその後真っ赤になって走り去る様子も見ていたことになる。

おそらく、この数日シャクヤが毎晩クワンの部屋へ通いつめていたことも、ルシンの耳に届いているはず。
シャクヤの胸は底知れぬ罪悪感でチリリと痛み、俯いたまま顔を上げることすらできなくなった。
7763/7:2007/04/09(月) 21:11:38 ID:JTmd0x4M
気付くといつの間にか近づいていたルシンの足が目の前にあって、シャクヤは驚いて顔を上げた。

「なに?罪悪感でも感じてるわけ?」

すっと指で首筋を撫で上げられ、シャクヤは息が止まりそうになる。

――まっすぐな眼……その奥にはいつも優しさがあって…なのに私、この数日間、ルシンのこと……

「ルシ……」
「気にすることないよ。クワンと俺を天秤にかける、それはシャクヤに与えられた運命であり義務なんだから。
 むしろそんな申し訳ない顔されるほうが微妙に俺としては傷つくんだけど。
 いちいち気にせず堂々としてりゃいいんだよ、シャクヤは次期当主なんだから」

一度開いた口は勝手に動き続け、ルシンは途中で止めなければと思いつつも一気に言い切ってしまう。
しまった…、と後悔し、恐る恐るシャクヤを見ると――…彼女はふわりと微笑んでいた。

「ありがと…」
「シャクヤ……」
「でもルシン、記憶が戻ってからなんだか」
「…わかってるから言わないで」

くすりと笑うシャクヤが愛しくなって、ルシンは腕を引いて抱きとめ……右手の手袋をするりと取り去った。

「俺にも…花を頂戴……」
「ルシ……ん…」

ルシンはシャクヤの唇を優しく、しかし隙間なく深く塞ぎ、右手の薔薇の蕾を撫であげた。
7774/7:2007/04/09(月) 21:12:17 ID:JTmd0x4M
「はぁあ…ぁ…んんっ……ルシ、ン…だめ…そこは…ぁあ…っ」

ルシンはシャクヤの膝を押し広げ、溢れ出てくる蜜を吸い上げる。
この反応の良さを開拓したのがクワンだと思うと、ルシンの胸の底にジリジリと燻る何かがあるのは否定できない。
が…それを頭から振り払い、ルシンは焦らすように舌の先でわざと軽く絡め取る。

――こんなことを考えるのは癪だけど…

誘うようにぷくりと膨らんだシャクヤの陰核をとがらせた舌で突付きながら、ルシンは思いを巡らせる。

――クワンの事だ…きっとまだ行為に戸惑っているシャクヤに嫌がる隙も与えないほど、啼かせ続けたに違いない。

「…ダメ…?だったら……やめようか…?」
「……っ…」

同じように攻めて、シャクヤが俺の方を向くとは思わない。
俺には俺の、愛し方があるはず。
7785/7:2007/04/09(月) 21:13:01 ID:JTmd0x4M
シャクヤが答えないのを見て、ルシンは舌を中央からはずし足の付け根へと遠ざかる。

――「ダメ」ならクワンにも言ったんだろう?だったら俺は、違う言葉が欲しい……

「ぁああ…っ…んぁ……ル、ルシンっ…!」
「ん…」

ルシンはシャクヤの懇願に気付かないフリをして、太腿を舐め…そして再び中央へと近づき……
シャクヤが期待からぶるりと身を震わせたのを見て、反対の太腿へと愛撫を移動した。

待ちわびる愛撫が与えられず、焦れ始めたように身をよじらせるシャクヤ。
蜜壷からは触れられぬ間もルシンを呼び込むように愛液が溢れ、ひくひくと反応するたびに卑猥に水音が響く。

「ぁあ…ん、もぉ…ルシン、お願い…っ…お願い、だから…!」
「なに?言ってみてよ…ルシンの望みどおりのこと、してあげるから」
「……ぃの…、お願い…」
「聞こえないよ?」
「お願いっ…ルシン、焦らさないで…!…さ、触って…舐めて…欲しいの…っ」

シャクヤのようやくの哀願に満足げに微笑んで、ルシンは愛撫を再び始めた。
7796/7:2007/04/09(月) 21:13:32 ID:JTmd0x4M
「あああぁ…んぁあっ、ああっ…ルシン…ん、もっと…もっとぉ…」
「ダメだよ…もっと味わいたいから…」
「んっ、はぁあっ…意地悪っ…ルシンがこんなに…意地悪なんて、知らなかった…ぁあっ」

――俺だって、もっと激しく突き上げてしまいたい…

霞んでいく理性の端を必死に掴むように、それでもルシンは緩やかに腰を揺らす。
ルシンを押し止めているのは、クワンに対する嫉妬心。

クワンとの違いを思い知らせて、そしてシャクヤに自ら乱れさせ…求める言葉を吐かせたい。

そんなルシンの考えに、シャクヤは期待以上の反応を返していた。
大きく…深く、しかしゆるりと回していた腰を止めてみると、シャクヤは淫らに腰を揺らす。

「シャクヤ…いやらしいんだね…そんな風に腰を振って」
「ゃあっ…だって…だって、ルシンが…」
7807/7:2007/04/09(月) 21:14:05 ID:JTmd0x4M
羞恥に頬を染め、それでも待ちかねるように腰を震わせるシャクヤの瞳に、ルシンもまた昂ぶる熱を制御できなくなっていく。
手袋をしたままの左手に指を絡め、シーツに押さえつける。
伸びていく右手の薔薇に唇を這わせながら、ルシンは最後の質問をした。

「シャクヤ…どうして欲しい…?」
「ぁ…ルシ、ン……花を……んん…」

時間をかけて丹念に咥内を味わわれたシャクヤは、ようやく解放された唇を開き、熱のこもった瞳でルシンを見上げた。

「…薔薇を…咲かせて…」

――咲かせてあげるよ…その腕いっぱいに、満開にしてあげる…

ルシンはシャクヤの膝を抱え上げ、その奥まで…もっと奥まで……
クワンとの幾度もの夜をかき消すように、長く深く、ただひたすらに愛し続ける。

「ぁあっ…ああぁあっ…ああっ、ルシン…っ、ぁああっ…んぁあっ…!!」
「……っ…シャク…ヤ……」

みるみるうちに枝を伸ばし、はちきれんばかりに膨らみ始めていた薔薇の蕾たちは、
シャクヤの声に応えるかのように、鮮やかにその花々を開かせていくのだった。
781名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 21:15:01 ID:JTmd0x4M
終わりです。
782名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 21:17:28 ID:JTmd0x4M
追記。
名前欄に作品名入れればよかったですね。失礼しました。
783名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 22:34:02 ID:vkqRAFI+
うぉぉぉルシン×シャクヤktkr!!!
職人さんGJです!!

>>772
自分は小ネタが精一杯だったから、同じくロングバージョンを所望してみる
もし書けたらそのうち投下します
784名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 15:51:06 ID:LOyviSbU
クワン×シャクヤのSMもどきでどなたかお一つ…!
785名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 20:43:50 ID:d77RIY9C
ルシン×シャクヤは甘いのが似合うけど、クワン×シャクヤは鬼畜エロが似合うなw

クワンがシャクヤに
786名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 20:49:53 ID:d77RIY9C
ルシン×シャクヤは甘いのが似合うけど、クワン×シャクヤは鬼畜エロが似合うなw

ぶどう食べさせるのエロかったからあれの延長でクワンの指を舐めるシャクヤとか見たい
787名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 06:43:35 ID:1NPlD6KN
スマソ連投してた
788名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 12:48:45 ID:3Y2oEZnf
君に届けが読みたい
789名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 16:41:02 ID:O87SCVnA
気が早いかもだが、夢落ちじゃなくて
本当に毒抜けして帰国した薬師アルジャソと姫の再会エチが読みたい。
790名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 01:37:22 ID:ZLcnRxg5
>>788
専スレあるよ
791名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 18:51:23 ID:Ie1yC+Rs
とらわれごっこの長男×主人公が読みたい。
長男登場後は一気に話の展開がいかがわしくなってきててイイ!
792名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 23:45:06 ID:BQOmA9BF
定期あげ
793名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 20:38:14 ID:iMhNgVK9
おお!ルシン×シャクヤが読めるとは思わなんだ…!>>773GJ!
794名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 00:23:33 ID:UXnX/fgC
795名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 22:20:19 ID:5vYmdtb+
保守&質問

ここって絵の投下はアリ?
馬鹿な質問してスマソ、問題発言だったらスルーして
796名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 22:50:05 ID:n+0kWcWh
絵? AAならおけだと思うが
797名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 22:53:35 ID:z3+d5JbD
他スレでは絵師さん降臨とかがあると聞いたことはあるが
目にしたことのない自分にはこの板的にはどうなのかよくわからん
教えてあげてえろい人
特に禁止事項でないならおkじゃないかな
798名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 03:12:35 ID:QcirnJPc
投下SSにイラストをつけてくれるなら大歓迎。
絵だけでネタを提供したいなら二次元半角板あたりが適当じゃないかな。
799名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 10:38:54 ID:WIahon8k
レスくれた皆d
SS書けないから絵だけでも投下を…と思ったんだ
二次元半角板とやらに行った方がよさそうなので、覗いてみます
800名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 00:33:43 ID:YaMdpzuI
はらきよシリーズ(?)の輝麦読みたいー。
未来は子供までいるけどまだまだおあずけなテルカワイソスww
801名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 01:40:42 ID:TQjuI6qh
はいぱあ警備隊の高屋敷×元祖ツンデレ娘・つぶら、読みたい・・・!
きっとベットの中でも駆け引きがすごいんだろうな・・・。
802名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 23:03:11 ID:k1nkcB+r
>>801
すごそうだよねー・・・高屋敷がw鬼畜そうw
つぶらかわいいけどあのツンデレは徹底してて正直疲れる
803名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 23:52:13 ID:qEkRBodC
>>800 読みたい!
確かにおあずけなテルカワイソス
804名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 23:55:49 ID:rkN0VGjh
>>801
それがあったか…ものすごいSMな図が見られそうだなw
805名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 22:32:59 ID:YdpQo5HM
「イヤ」だといえば「おまえの言葉は反対の意味だ」とひたすら言葉攻めになりそうだな・・・>高屋敷とつぶら
確かに凄そうだ・・・
806名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 07:46:04 ID:HtV/DB1i
いっそ、鮎川も混ぜて、つぶらをイかせたほうのもの、とかいう3Pをw
807名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 19:15:25 ID:wQ0H4vk/
つぶらすにイっちゃいそうだから先に攻めたもん勝ちだなw
808名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 19:15:56 ID:wQ0H4vk/
×つぶらすに
○つぶら、すぐに
809名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 23:34:49 ID:Fc+TB3ZV
鮎川が先に攻め始めるも、最終的に高屋敷が奥の手(それが何かは知らんがw)使って
美味しいところをかっさらっていきそうな気がするよ。

……だって、ぶっちゃけ「はいぱあ」ってそういう話だしw

つぶらのあの妙なテンションが読んでて疲れるのには同意。
あと作者の「(笑)」マークも疲労感に一役買ってた。
810名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 01:14:04 ID:LTZNYvgW
はいぱあといえば黒峰とアニーがものすごく好みで読みたいが
こっちも二次書くには難しそうだな・・・黒峰がアレだし・・・
811名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 11:52:38 ID:QbYoWZBJ
黒峰とアニー好きだったなぁ
読みたいけど、黒峰は女相手に勃つか?wがわからないから難しいね
812名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 21:10:54 ID:xxj7mSyN
自分も黒峰とアニーすごくすきだったなー
最後の番外編とかすごく良かった
黒峰はああだけどアニーだけは特別で勃つってことで誰か書いてw
813名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 04:49:11 ID:4ECUwFzx
黒峰アニーに負けず劣らず、鮎川×小町も好きだな
でも森生作品ナンバー1は梅さまと寅
814名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 23:27:41 ID:fdKJEn5A
>>811
黒峰がゲイなのは女性不信から来たものと考えれば
その不信をアニーが解けば大丈夫な気がしないでもない。

・・・でもやっぱ真性かな、あの生徒会長は・・・・
815名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 22:16:41 ID:uhKi8ob5
うん、女性不信から男に走ったとか、そんな可愛げのあるタイプじゃないと思う<黒峰
816名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 00:48:00 ID:lEgob75u
黒峰とアニーだったら、ただ手を握るだけでも萌えられる。

大学の図書館でレポートの資料を探していたアニーは、資料室の奥の座席に
黒峰の背中を発見する。
今までの憂鬱だった気持ちが、ぱっと花が咲いたかの様に朗らかになった。
この広いカレッジで彼に偶然会える機会は少なく、いつもアニーが追い掛け回しては
煙のように消えてしまう。
だから、ゆっくりゆっくりと近づいて囁きかけようと耳元まで口を寄せたときに初めて
彼が肘を突いたまま眠っているのだと気付いた。
こんなチャンスは滅多に無い。
隣の席に座ったアニーは、じっくりと黒峰を観賞することにした。
降ろした方が格好が良いと思える髪、神経質を表した眉間の皺、人を見透かす目は
閉じられていて少し残念。
そして綺麗だけれど、骨ばった掌は左手は頬に右手は机の上にあり、アニーは自分の
右手を添えようとするが、あと三センチのところで手が震えて動かない。
演技でエスコートされたときは、容易くこの手を取れたのに……
やはり止めようと手を引こうとしたとき、急に温もりに包まれた。
「何をしている」
しっかりと目を開いた黒峰が、アニーの手をギュッと握りこんでいた。
「起きていたの!?…意地悪ね」

この程度の体の接触は良くてもエロパロは書くのが難しいなぁ。
817名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 00:49:55 ID:XlYLhZfB
ちょ・・・すごい萌えたというかときめいたw
もっと書いて〜
818名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 01:06:06 ID:lEgob75u
>>817
わ〜レス早いね。
ときめいてくれてありがとう。
でも黒峰とアニーでエロを書き終わる自信はないの。
819名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 01:17:52 ID:XlYLhZfB
あ、ほんとだw
ちょうど投下されたとこだったのか
えろなしでも・・・ってそれはスレ違いか
気が向いたらよろしく〜
820名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 19:41:15 ID:87g40/8B
作品に限らず、エロまでに持ってくのが難しいよね
だからなかなか投下できないという
821名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 22:20:38 ID:LykVeTPp
自分も黒峰とアニー書いてみようかと思ったが正攻法では思いつかなかったので
無理やりくっつけるために、ハーレクインでよくある偽装結婚モノにしてみてもエロまでいかんし、
きわめつけにおじいさまを危篤にしても(理事長スマン)エロにたどり着けない。


・・・難しいな!
822名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 22:25:18 ID:nNqKhNQq
> おじいさまを危篤にしても

ちょww
823名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 23:18:15 ID:edW38JFK
>>816
たしかにすっごい萌えた・・・!
なんつーか黒峰は森生作品で一番の王子様キャラと作者が言っていて、
それがどこかさっぱりわからなかったんだが分る気がした・・・!
GJ!
824名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 19:40:59 ID:Btu8uBx/
>>816
萌〜
黒峰とアニーが一言しかしゃべってないのに凄くイイ!!
825名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 23:16:49 ID:CowhbRMB
このところの流れにワクテカしつつなん思い出すなーと思っていたら
まさかこのキャラをエロに使うか!?
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1027604556/
スレを思い出したよ。さすが元スレだ。
少女漫画にエロは想像しにくいものなのかね?
826名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 22:57:33 ID:XiF/8gtg
【はいぱあ】森生まさみ作品でエロパロ【小林クン】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1180366213/l50

いつのまにかできてたよ
827名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 22:04:29 ID:Biio63sE
>>816の続きを書いてみたんだけど、続きだからこっちに投下でいいですか?
それとも専用スレが立ったなら、そっちに投下した方がいいかな。
828名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 22:20:43 ID:mOAC+Ui3
専用スレに>>816もコピーして落としたらどうかな。
>>826-827が誘導になってるし、本人なら問題ないと思うけど。
829名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 22:24:42 ID:Biio63sE
>>828
レスありがとう。
816を書いたのも自分なのでたぶん問題ないと思います。
では>>826のスレに投下してきます。
830名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 20:48:05 ID:ZaRPMI1Q
誰か、せかキラの本庄×扇子を・・・
831名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 23:08:26 ID:+zELWguI
>830
懐かしいな
書いてみるよ
832名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 00:46:42 ID:cCbrAsWJ
>>831
ヤター!!
楽しみにしてます!
833名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 19:10:25 ID:i8TEiq66
誰か、せかキラの略意味を教えてくれ
834名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 20:23:22 ID:hnrAGeld
>>833世界でいちばん大嫌い
835名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 10:26:51 ID:lmw5yWZH
昔の漫画だけど『星の瞳のシルエット』の司と沙希が読んでみたい。
くっつくまでも素直じゃなくてすれ違ってたけど、初Hまでいくのが大変そう。
沙希って今で言うツンデレだよね?
836名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 13:59:56 ID:suFeIKeN
流れを読まないでろまんがのコンチキチ×菊花と言ってみる

結構前にここで読んだ気がするが夢オチだったので
コンチの本懐を遂げさせてあげてください
837名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 00:08:13 ID:vXfd0geN
ネ申待ち
838名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 14:23:03 ID:E07OtVe6
ブックレット届いてエビアンワンダーのフェイ×フレデリカで妄想しまくり
フレデリカの明確な処女設定はカナリ美味しいw
839名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 01:48:39 ID:Fc6xxSI8
同作者のランドリオールでも何か読んでみたいな〜
イオンでも五十四さんでも
840名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 00:00:36 ID:/0dpn+fs
イオンなら六甲かライナスかな…
五十四さんは思いつかねー。ヒゲ?竜葵でもイイかも
841名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:36:44 ID:q5TpZZ9y
花ざかり〜の佐野×瑞希がみたい
842名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 07:44:56 ID:EKb2smZP
↓ドラマの見所は?
843名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 18:31:17 ID:k14BK2dv
瑞希が男に見えない、って事よりももっと違和感を覚える佐野が高校生という設定。
844名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 18:49:44 ID:EKb2smZP
>>843
非常にありがとうございました
845名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 20:54:07 ID:+fJc6nkc
いいのかそれでw
846名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:33:40 ID:j09sp8Dy
>>842-844
ちょww
847名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 03:10:07 ID:/J1lYcB5
あげ!
848名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 19:03:56 ID:RcQJLEeM
「ディアマイン」で大人になった咲十子と風茉ってどうよ。
どうよと言いつつうまく想像できないんだが、
あのふたりだと明らかにSの風茉とMの咲十子だよな。

お互い初めての相手のはずだがなぜかテクニシャンな風茉、
あるいはひとつひとつに真っ赤になりながら事を進める純粋なふたり。

歳の差7歳くらいだっけ?
風茉が15、6まで必死に我慢したとすると咲十子は二十歳過ぎてるが
やっと身体も大人になって咲十子を手に入れたと実感して嬉しさに震える風茉とか萌える。
849848:2007/07/07(土) 19:07:28 ID:RcQJLEeM
あ、ごめん、過去にはスレもあったんだな<ディアマイン
ちょっとSM談義をしてみたくなったもので。
850名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 22:37:50 ID:KctdjpsC
軽い程度ならSMもの萌え

ディアマもいいけどゴールデンの慶×節が読みてぇぇぇぇえ
切なすぎるだろこの二人
851名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 00:21:31 ID:R9QMhnTx
ラブ★コンの田中×鈴木で誰か書いてくれませんか?
852ヴィクトリアンローズテーラー:2007/07/09(月) 00:59:52 ID:xzop8sw+
クリスとシャーロックです

……こんな筈ではなかった。
クリスは真上にシャーロックの端正な顔を見上げていた。
シャーロックはこちらが引き込まれそうな真剣なまなざしでずっと見つめていたのに
今、なぜだか目をつぶっている。
だからクリスもどうしてこうなったのか、考える余裕が少しだけできた。
確か、ブランデーをいれたお水を飲んで、それがちょっと強いみたいだった。
シャーロックと久しぶりに二人きりで話して、舞い上がっていたのかもしれない。
とにかく、椅子から立ち上がろうとしたらふらついて……そこをシャーロックが支えてくれて。
でも、どうして今ベッドの上にいるのかしら。
掴まれた両手が熱い。シャーロックも酔っているみたいだった。

「クリス、俺を信頼している?」
息がかかりそうなくらい間近にシャーロックの顔がある。黒髪がクリスの前髪に触れる。
「ええ……」
「じゃあ、俺はきっと君の信頼を裏切るべきじゃないんだろう。
今すぐ、君を放して、紳士的に別れるべきなんだろう」
言葉とは裏腹に、シャーロックは顔を近づけてくる。
呆然としている間に、唇が重なった。
「どうしてそんなに無防備なんだ、クリス」
唇を離して、苦しそうにシャーロックが言う。
「俺が本当に何を考えているか、分からないとでも?」
シャーロックは唐突に身体を離した。
クリスは戸惑って、起き上がった。唇に手を当てて今更ながら赤くなる。
「帰ってくれないか」
「シャーロック……」
「俺たちの間に何かがあったとして、傷つくのは君のほうだ」
シャーロックは扉まで歩いていって、開け放った。
「さあ、お帰り、クリス」
クリスは震える手で髪をなでつけた。ベッドから降りて、シャーロックの傍に歩み寄る。
「わたしが、それでいいと言ってもですか?」
「そんなことをいっては駄目だ……」
シャーロックの瞳が揺れている。ああ、やはりこの人は強いのだけれど、時々、もろい。
「お願いがあります」
シャーロックの背中にクリスは腕を回して、抱きしめた。
「綺麗だと言っていただけませんか? あなたには他に何も望みません…」
「クリス…!」
力強く抱きしめられる。少なくとも、今この瞬間だけは、この人はわたしのもの。

クリスのおろした髪が広がる。シャーロックは髪をすくって、口づける。
「君は綺麗だ。出会った最初からそう思っていた」
愛撫は手馴れていて、優しい。クリスは息を詰める。
何でもできる人だから、きっと女性の扱いも上手なのだろう。
わたしは何もできないで、暖かな手のひらに安心して…どきどきしているだけ。
煽られて、息があがる。
「クリス、最初は痛いんだ」
黙って、頷く。首に手を回して、シャーロックの身体を引き寄せた。
決して結ばれることなどないと思っていたのに。
痛みと熱が身体を貫いても、それはずっと心のどこかで望んでいたことだから。
だから……大丈夫。
853ヴィクトリアンローズテーラー:2007/07/09(月) 01:24:42 ID:xzop8sw+
続き

シャーロックはクリスの寝顔をみつめながら、長い黒髪を撫でていた。
神秘的な瞳が閉じたままだと、クリスは歳よりも若く、あどけなく見えた。
身体全体を満たしているのは満足感だった。
クリスに惹かれていることを自覚したのが、ずっと昔のように思える。
俺はクリスを愛している。そして、クリスも俺を愛してくれている……
誰かにクリスを譲ることなんて、考えられない。
こうなった以上、俺は「薔薇色」の支援をしよう。
クリスは最初は嫌がるかもしれないが、無理に働かせたくない。
ドレスを作り続けるのはいい。だけどクリスはもっと楽に生きるべきだ。
シャーロックは微笑んだ。幸せだった。
貴族の令嬢との結婚が頭をかすめたが、無理に追い払う。
……眠気が襲ってきた。

クリスが目を覚ますと、シャーロックが隣で眠っているのに気づいた。
記憶がよみがえってきて、クリスは赤くなる。
わたしは何てことを言ったのかしら。
それから、少しだけ悲しくなる。
シャーロックの貴族らしいところがとても好きだった。変わって欲しくない。
これからシャーロックが歩む道を考えると、今夜のことはきっと過ちなのだろう。
引きずってはいけない。
「綺麗だって言っていただけて、とても嬉しかったです」
そっと寝顔にささやいた。
でも今はもう少しだけ、このまま一緒に眠ろう。
クリスはシャーロックに寄り添うと、再び目を閉じた。
854名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 17:42:58 ID:uZr1Qpbr
河原和音の先生!が読みたい
855名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 01:42:53 ID:QAajoE2U
>>852-853
GJ!!
まさかこの作品が読めるとは思わなかった
856名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 20:37:07 ID:xZ/3/t2w
悪魔の花嫁お願い
857名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 20:33:11 ID:q6+SQA3b
龍の花わずらいのクワン×シャクヤ読みたい
最新号の話のエロさは異常www
858名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 23:10:29 ID:a5SjMxak
せかキラの徹×扇子が読みたい
徹に萌えて萌えて仕方無い私はドMですか
859名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:10:56 ID:McXou9ea
ほしゅ
860名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 20:38:07 ID:nRVZWpRG
保守
861名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 01:30:27 ID:jsGhltS0
プライベートアイズで時緒×里花か浅見×碧が読みたい
862名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 10:38:52 ID:1tOyaiqz
不気田×乃呂井が読みたい!!
863名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 15:16:50 ID:0MMwOuPS
>>861
野村あきこさんのだよね?懐かしいなあ
浅見さんの条件が「碧と同室」ってことに萌えたもんだw
今考えればかなりやばいお願いだけどw
864名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 15:16:06 ID:hqEifmje
保守
865名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 16:40:31 ID:PMNe9kue
hoshu
866名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 03:56:22 ID:sOTbnnCy
>>861
その4人好きだったー
結構あぶない科白連発してるのに変ないやらしさがない時緒と、
守られるおとなしいお姫様状態なのに好感持てる里花が好きだった
あんな極端な性格なのに、嫌味なくかっこいい・かわいいのがイイ
里花が時緒に可愛がられまくるとこが大好きだったよ
867 ◆i00Aq69qlQ :2007/09/03(月) 20:41:09 ID:j3A04o3j
本に載ってたおまじないの儀式に、必要なもの。
『黒猫の生き血』。別に殺せとは書いてなかったから、
そのへんにいた黒猫をニボシで誘って、注射器でちょっとだけ採らせてもらった。
ひっかかれた。『カエルの心臓』。食用に養殖された冷凍のやつでよければ、
通販で買える。けっこう高かった。『新月の夜に摘み取られた四つ葉のクローバー』。
懐中電灯持ってって、がんばって探した。
『ウサギの足』。お守り用に雑貨屋で売ってた。
『処女の愛液』。これは私一人でも用意できるから、たいした問題ではなかった。
他にもいろいろ要るものはあるけど、どれもなんとか準備はできた。
三角定規とコンパスで、魔方陣も描いた。あと問題なのは、ひとつだけ。
だから私は、部室で彼を待つ。副会長の石綿は、今日は学校を休んでる。
心霊研究会のメンバーはもともと三人しかいないから、
今日、来るのは会長の私と彼だけだ。そしていつものように、
彼はノックもせずに扉を開く。
「よう御簾津。今日も放課後の掃除はサボリか」
彼、苑田尚之の、いつもの挨拶。
「そーだよ。ね、そんなことより、これ見てよ」
私は、用意していたマニュアル本を、ページを開いたままで彼に手渡す。
「どれ。なになに、どんな願い事でも叶うおまじないの儀式?」
「そうなの。別に召喚するわけじゃないし、材料も簡単なやつだし、いーでしょ?」
ずっと前に変な動物霊を呼び出して石綿に怒られて以来、
召喚儀式は禁止ということになっているのだ。
「ふーん」
いつもの仏頂面で文字を追っていた彼の目線が、一点で止まる。
「これは、どうすんだ?」
彼の指差した先にあるもの。そこには、こう書いてあった。

『破瓜の血』。

「だからさ、苑田、協力してよ」
彼はキョトンとして、それからまじまじと私を見つめる。
「石綿はお姉ちゃん一筋だし、他にこんなこと頼む相手いないしさ」
何でもないことのように、いつものクラブ活動の話し合いのように、
私は一気に言葉を繋ぐ。でも、本当をいうと少しだけ膝が震えた。
「破瓜って最初の一回目じゃないと駄目だってことだよな。おまえ処女か?」
「失敬だな。あたしに彼氏なんかいるわけないじゃない。正真正銘、乙女ですよーだ」
私がそう言うと、彼は躊躇う風もなくずいと身を乗り出して、私の手を掴んできた。
「御簾津、いいんだな?二度は聞かねーぞ」
鋭い彼の瞳が、真正面から私を見据えている。
私も真っ直ぐに彼を見つめ返して、小さく頷く。
「うん。お願い」
次の瞬間、私は椅子から引き立てられ、彼に唇を奪われていた。
こそばゆいような、胸の奥が切なくなるような、不思議な気持ち。
本当のところ、キスだって私にはこれが初めてだ。
「ん……」
彼の舌が、私の中に割り込んでくる。はじめは探るように、そして次第に大胆に。
私も不器用な仕草で、一生懸命それに応える。彼が、私を蹂躙していく。
「ん、ん、んんっ……ぷはぁ」
彼の手が、スカートの裾を割って私の太ももに触れてくる。
そしてすみやかにショーツが膝まで下ろされる。なんて、話の早い人だろう。
868 ◆i00Aq69qlQ :2007/09/03(月) 20:42:05 ID:j3A04o3j
そして、なんて強引なんだろう。いかにも彼らしいけど。
私は立ったまま、壁を背にして体を支える。
「よっと」
彼は私のスカートの前をまくり上げ、その前にかがみこんだ。
夕日が差し込む放課後の部室で、私の頬が朱に染まる。
「え、ちょっ、待……!」
「待ったは無しだ」
彼の指が、探るような手つきで私のそこをまさぐる。
彼は私の左足を抱え上げ、私の足を開かせる。
「やー、こんなん恥ずいってば……」
消え入りそうな声で言ってはみたけど、それで優しくしてくれるような彼じゃない。
いつもと変わらぬ彼の鋭い眼差しが、私のそこをまじまじと見つめている。
私の心臓は、今まで経験したこともないような早さで鳴り続けている。
「あ、っ……や、ふっ」
彼の舌と唇が、私のそこをついばみ、クリトリスを刺激する。
彼の動き方は執拗で、むしろ乱暴でさえあった。だけど不思議と、
それを嫌とは感じない私がいた。
「や、んんっ……!」
中を指で乱暴にかき回されても。もう、準備は十分にできていたから。
彼は自分の指先を確かめ、私に尋ねる。
「濡れたのか?」
「そーだよっ……あんたが、恥ずかしいことばっかするからじゃない」
「じゃ、いくぞ。そっち向け」
うん、優しくしてね……なんて言ってみたい気持ちは私にもなくはなかったけど、
やめておいた。優しくする気があるような人は、処女の女の子を相手に、
相手を壁の前に後ろ向きに立たせてそのまま後ろから……なんてやり方は、
たぶん、ふつう、しない。
「いーよ、ご勝手にっ」
彼がジッパーを下ろす音、衣ずれの音が聞こえる。私は壁に両手をつき、
目を閉じて歯を食いしばる。彼の体が、ふわりと後ろから私を抱きすくめた。
私のそこに、何かが触れた……と感じた途端、それは私の中に侵入してきた。
バツンと、音ではない、千切れるような感触が私を貫く。
「やー、いったーい!」
学校の中だというのに、私は思わず大声を出してしまう。
ムードも何もあったものじゃないけど、本当に痛い。
こんなに大変なものだとは思わなかった。
「あっ、やっ、いた、痛いってばー」
私は涙声で訴えたけど、彼は後ろから遠慮会釈なく私をゆすり立てる。
彼の手がセーラー服の裾をかき分け、ブラの上から私の胸を撫で回す。
「貧乳だな」
「うっさいー、あっ、あっ、あっ」
容赦なく私の中を往復しながら、彼の手がブラのホックを外そうとする。
でも、何しろ服は着たままだし、うまく外せないみたいだ。結局諦めて、
彼はブラを強引に上にたくし上げ、両手で私の胸をもてあそぶ。
だけどその手の動きはだんだん散漫になって、
そして次第に、腰の動きのほうがピッチを早めていく。
「みずほ……いくぞっ」
珍しく私の名前を呼ぶ彼の声に、私の胸は切なく疼く。
「あ、あん、や……あ、あ、……!」
私を抱きすくめる彼の体がビクンと震える。
869 ◆i00Aq69qlQ :2007/09/03(月) 20:43:21 ID:j3A04o3j
次の瞬間、彼は私の中に精を放っていた。

「で、おまじないって」
「んー?」
服を直している私に、彼が今さらなことを聞く。
「何を願うんだよ」
「あたしの願い事なんて決まってるでしょー?お姉ちゃんと会いたい、だよ」
「……それってつまり」
「そう。今日、思いっきり危険日」
数年前に亡くなった私の姉、御簾津みずえは、いつか私の子供として生まれ変わる。
私の夢枕に立って、本人がそう言ったのだ。
だから、妊娠しさえすれば、私はそれでお姉ちゃんと再会することができる。
「つまりお前は俺を利用しやがったわけだな」
「何言ってんのよ。好きほーだいに楽しんだくせに」
私はプイとそっぽを向く。
「じゃあ、お前の姉は俺の娘になるわけか」
「そうだね」
変な理屈だけど、私はうなずく。
彼はしばらく何かを考える仕草をした後で、だしぬけに言った。
「御簾津。お前、俺の女になるか?」
「んー、なったげてもいいよ」
「じゃ、なれ」
「わかった」
何でもないことのように私はそう答え、そして、心の中でガッツポーズ。
「ね、私の願い事、叶うかな」
願い事は、本当は二つある。ひとつはさっき彼に言った通り。
もうひとつは……苑田が、私にメロメロになってくれますように。
「あー?前にも言ったじゃねーか」
彼は私の頭をくしゃくしゃと撫で、いつもと変わらぬ頼もしい意地悪顔で、言う。
「必ず叶う。心配すんな。俺の予言は必ず当たんだよ」
「そっかー」
私は彼を見上げて微笑む。
だって、好きになっちゃったんだもの。




元ネタ:花とゆめCOMICS『1+1=0』桑田乃梨子
870 ◆i00Aq69qlQ :2007/09/03(月) 21:44:56 ID:j3A04o3j
Q 苑田が下手すぎます。
A 仕様です。

Q 真昼間の学校でするのはどうかと思います。
A エロゲー時空です。

Q 高校生が生中田氏するのもどうかと思います。
A それは原作者に言ってくれ。

Q 実際こういう体位ってしんどいだけじゃね?
A エロゲー時空です。

Q みずえは俺の嫁。
A どう見ても精子です。本当にありがとうございました。
871名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 23:52:33 ID:xAC/p4J1
GJ!
淡々としてるのが、らしいなwww
872名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 21:05:33 ID:gqV45f09
うわー!
苑田×みずほ大好きなので二人のエロ読めて嬉しい!
超GJ!!!!
873名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 22:54:30 ID:knrUbF6T
ちなみにこれ何の漫画?小説?
874名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 23:00:52 ID:rMuaXbmV
『1+1=0』桑田乃梨子
もとは別冊花とゆめに掲載された少女漫画。
コミックスは絶版で、その後別の作品とカップリング収録された文庫版が出ている。
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%80%E9%99%BD%E6%9D%A5%E7%A6%8F-1-0-%E6%A1%91%E7%94%B0-%E4%B9%83%E6%A2%A8%E5%AD%90/dp/459288616X/ref=sr_11_1/503-8505998-5259128?ie=UTF8&qid=1189346324&sr=11-1
875名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 23:01:10 ID:grWUUv5y
>>869の最後に書いてあるよ
876名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 23:44:32 ID:oOqJEO28
できれば最後じゃなくて最初に前置きとして書いてほしいな。
自分は今回知らなかったから無問題だが
嫌いなカップリングの人とかいたら荒れる原因にもなりかねない。
877名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 00:08:47 ID:/Q013qfy
総合スレのお約束だと思ってたんだけどね、前置きに作品名とカプ名。
初めて投下するスレだったら、最初に現スレの中身ぐらい目を通しておけばいいのに。
878名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 01:35:58 ID:I68+lUuv
その通りだけど「今度から気をつけれ」くらいでいいのでは…
>>876で充分じゃないか
879名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 14:56:23 ID:AVMQ+ymY
捕手
880名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 13:20:50 ID:LAHMq1Wt
ほす
881名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 09:13:09 ID:O5FKpHPw
今回の圧縮で少女漫画系のスレ、結構オチてたね。
882名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 19:15:53 ID:XzgjIXfi
>>870
うわあああああ萌え転がったこのふたり
くわたんカプの中で一番好きなんだ…!
ありがとうございます心からGJ!!!!
883名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 10:05:56 ID:socaJ5J/
ho
884名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 21:56:20 ID:gney7TVU
>>881
しくしく
885名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 22:43:36 ID:FkOIjjCD
森奈津子のお嬢さまシリーズでエロパロみたいけど、その前に10年前のどマイナーなこの少女小説を知ってるいる人が、はたしてこのスレにいるのかどうかをまず知りたいww
886名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 23:32:34 ID:N9VSG8D7
お嬢様シリーズ大好きだ。濃いキャラたちにお腹が捩れた記憶が。
「万年幼児イクラちゃん」ってセリフが忘れられない。
887名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 04:05:12 ID:nLhoo0wu
>>885
君が書くんだ。
シリーズまとめて再刊の予定はどこに行ったのだろう。
888名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 13:31:16 ID:qvGttuks
>>887
そんな予定があったのか!!初耳だ!!
889名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 19:32:02 ID:C+3jtWqJ
今月(11月かも)に円たーブレインから出るよー>お嬢様シリーズ復刊
890名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 13:11:43 ID:VT21e1WB
オーソドックスに拓人×麗花も好きだが、お杉君×佐伯も読んでみたい。
891名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 23:25:30 ID:IvAzLYGF
>751
むしろ多々里ちゃんでエロ妄想しまくってオナニーする乃呂井を思い浮かべて
しまったw

そして翌日学校で本人に会っちゃって、思わず挙動不審に。
それでなんだか悔しくなってしまい、鬱屈した性欲をぶつけるように縦笛吹いて、
多々里に淫らな呪いをかける乃呂井。
呪いのせいで、今まで味わったことのない強烈な感覚に襲われる多々里。
そして>751に繋がります。

個人的に、そのとき多々里ちゃんはオナヌー初めてだと良いと思う。
892名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 11:30:07 ID:XPBInqIz
>>891
それいいですね!乃呂井×多々里のエロパロ誰か描いてくれないかな。
不気田くんのエロパロもあればいいのに。
893名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 23:50:11 ID:oaRyIKCR
乃呂井のモノをフェラするたたりちゃんを想像しちゃったww
894名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 14:41:05 ID:UfHTGvxE
たたりが1人でオナニーやってる時に乃呂井がやってきたら
赤面しつつも彼は「真面目でおとなしいくせして意外といやらしい奴だな」
とからかいそして襲い乃呂井の手で優しくたたりのアソコに愛撫しながら
「お前のここ、どんどん濡れていくぜ。そんなに虐めて欲しいのか?
いじめられっ子というよりマゾだなお前。」と甘鬼畜な乃呂井だったら萌える
そして乃呂井の前で恥ずかしい事したたたりの赤面を考えると萌え。
いじめっ子男子達×多々里の輪姦も描いてほしい。
895名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 18:06:30 ID:Fa6DMRxT
先生…三原ミツカズ作品のエロパロが読みたいです…
特に三兄弟×リコリス(ヤったら毒で死ぬけどそこはエロパロ力でなんとか…)とか、心十郎×アズキとか
896名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 20:48:41 ID:9Se856be
不思議のたたりちゃんで、「ノロイのペット」っていう
乃呂井が多々里を呪いで操って自分のペットにしようとする話あったけど、
よく考えたらスゴい話だよな。
乃呂井、多々里を自分の家まで連れて行こうとしてたけど、
あれでもし途中でたたりが発動してなかったら、どうするつもりだったのか。
ヤバい 監 禁 & レ イ ー プ って事態しか思い浮かばん。
897名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 21:30:10 ID:UfHTGvxE
>>896
私もそれすごいと思った!
もし「ノロイのペット」でたたりちゃんのたたりが発動しなかったら…の
乃呂井×多々里のエロパロ誰か描いて欲しいです!! たたりちゃんが
増えて欲しいです。
898名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 00:12:20 ID:PQnLkJe0
>>895
狂おしい程に同意!!
毒姫問題はまぁ置いといてw
個人的にはハル×リコリスが見たいけど他のでも全然いい
899ノロイのペット:2007/10/24(水) 02:19:15 ID:K752aZpb
「ノロイのペット」のパラレルなエロパロ投下します。
乃呂井がかなりの変態ですがお許しください。
900ノロイのペット1:2007/10/24(水) 02:23:07 ID:K752aZpb
ニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべて前を行く乃呂井に、見えない力でぐいぐいと引っ
張られて歩かされながら、多々里は、途方にくれていた。
 乃呂井の学生鞄を銜えさせられている顎が、いい加減だるくなって、ぶるぶる震えてい
る。それでも、その鞄を口から外すことは出来なかった。
 多々里の首に巻き付いているリボンタイに――――昼間、机に入っているのを見つけ、
「たたりへ」というメモ書きに、てっきりプレゼントかと思って自ら付けてしまった、忌
まわしいリボンタイに――――込められた呪いが、乃呂井の命令に逆らうことを許さない
のだ。
「ほら、タリー、もうすぐ着くからな」
 乃呂井が勝手に付けた妙なあだ名で多々里に呼びかけ、首のリボンタイに繋がる見えな
い綱をぐいっと引っ張る。首を仰け反らせ、少しよろけながら、多々里は彼について行く
他ない。
 着くって、どこへ? 尋ねたかったが、いかんせん、口は鞄の持ち手で塞がれている。
 今はもう、人通りの少ない夕方の住宅街を歩いていたのだが、さっきまでは、人通りの
多い道をわざと遠回りされ、大勢の人の前にこの無様な姿を晒さなければならなかった。
 その屈辱を思い出し、多々里の胸に悔しさが込み上げてくる。
「ほれっ、着いたぞ」
 行って乃呂井が立ち止まったのは、周りに立ち並ぶ瀟洒な家々の中でも一際立派な、屋
敷とも呼べそうな建物の前だった。
 黒いアーチ型の門の横の塀に、『乃呂井』という表札がかかっている。どうやら、ここ
は彼の自宅らしかった。
「今日からここがお前の家だぜ」
(えっ?)
 聞き捨てならない乃呂井の台詞だったが、多々里は聞き返す余裕もないまま呪いの力に
引っ張られ、家の中まで連れて行かれる。
 玄関ホールを抜け、階段を上り、二階のある一室のドアの前まで、多々里は連れられて
いった。
 『カケル』と書かれた木の札がかけられていることから、そこは乃呂井の自室だとわか
った。その下に、『勝手に入るな!!』と、血文字のような不気味な赤い字で書かれてい
る紙が貼ってある辺りが、彼らしいと言えば彼らしい。
 乃呂井は何も言わずドアを開けると、多々里を中に引っ張り込む。
「わっ!」
 よろけながら乃呂井の部屋に入った多々里は、中の様子を見て、驚きに思わず声を上げ
る。
 そこは、およそ普通の中学生男子の部屋とは思えないような、異様な有様だった。
 黒いカーテンが閉め切られいて薄暗く、大きな本棚には呪術書らしき怪しい装丁とタイ
トルの本がぎっしり詰まっていて、床にまで呪術関係の本が広がっている。その他にも、
薬草だの、蝋燭だの、不気味な形の人形だの、呪いに使う道具らしきものが部屋のそこか
しこに置かれ、まるで絵本に出てくる魔女の家のようだった。
「はあ〜…………」
 乃呂井らしいといえばあまりにも乃呂井らしい部屋に、多々里は思わず絶句する。こん
な状態じゃ、部屋に人を(恐らく両親でさえ)入れたがらない様子なのも頷けた。
901ノロイのペット2:2007/10/24(水) 02:25:20 ID:K752aZpb
「なにそこに突っ立ってんだ。座れよ」
 乃呂井が尊大な口調で言いながら、後ろ手で部屋のドアを閉める。
 座れと言われてもどこに、と少し戸惑った多々里だが、ベッドの上が比較的きれいなの
に気付き、その縁に腰掛ける。
「おいおい、飼い主のベッドに勝手に座るのか? ずいぶん図々しいペットだな。床に座
るんだよ、ほら、『お座り』!」
 ニヤニヤ笑いと共に放たれた乃呂井の命令に、多々里の体が意に反して勝手に動く。
 ベッドから降りた多々里は、正に犬が『お座り』するように、膝を立て、足を広げて床
にしゃがみ込んだ。スカートの裾が捲れ上がり、中の下着が丸見えになる。
「きゃん!」
 当然、隠そうとするが、体が思うように動かない。羞恥のあまり上げた悲鳴も、子犬の
鳴き声のようにしかならない。
「くくっ、いい子だ、タリー」
 乃呂井は、そんな多々里の無様な姿を、くつくつと喉を鳴らして嘲笑う。
 そして、無造作に多々里に歩み寄ると、自らも片膝をついて身を低くし、緊張と不安に
身を強張らせる彼女に向かって、ゆっくりと手を伸ばす。
 そのまま、多々里の体の前で床に付けられていた手を掴み、彼女の恥ずかしい部分を隠
す最後の砦だったその腕を、無理やり後ろへ退けてしまう。
「あっ…………」
 支えを失った多々里は、後ろに傾いて床に尻餅をつく。するとますますスカートの中は
乃呂井から丸見えの状態になり、どうしようもない羞恥に、多々里は身を震わせるしかな
かった。
「いい格好だぜ、多々里…………」
 嘲るような、しかし、どこか恍惚とした声で、囁くようにそう言いながら、乃呂井は、
露わになった多々里の白い内股に、つっ…………と指を這わせた。
「ひっ…………」
 くすぐったいような、奇妙なその感覚に、多々里は身を固くする。
「随分ガキっぽい下着だな。おれがその内、もっといいのを選んでやろうか?」
 からかうように言いながら、乃呂井は、多々里の秘所を包む下着の縁を、ゆっくりと指
でなぞる。耐え難い羞恥と、徐々に込み上げてくる奇妙な疼きに、多々里は身体を震わせ
た。
 その内に、下着の線を辿っていた指がふっと離れ、多々里は安堵に力を抜いた。しかし
次の瞬間、多々里の秘所を覆う下着の中心に――――つまりは、その下の柔肉の上に――
――乃呂井の中指が、強く突き立てられる。
「きゃっ…………ぅんっ…………」
 子犬のようなか細い声が、喉奥から飛び出す。乃呂井の指が押し当てられている箇所か
ら、微弱な電流のような痺れが、背筋を通って一瞬で駆け上っていく。
(なに…………これ…………)
 知らず知らずの内に呼吸が乱れ、身体の中心が熱くなっていた。たった今走り抜けてい
った鋭い感覚の正体がわからず、ぼうっとした頭で多々里は考える。
902ノロイのペット3:2007/10/24(水) 02:26:23 ID:K752aZpb
「きゅっ…………くぅっ、ん…………」
 突き立てられた乃呂井の指が、そのまま下着越しに多々里の秘所を引っ掻く。その下の
割れ目をなぞるように、何度も、何度も…………。
「くぅんっ…………ふ、くぅっ…………んっ、んっ」
 乃呂井の指が下着の上を往復する度に、断続的に軽い電流が身体の中心を駆け上ってき
て、多々里は幾度か腰を跳ねさせ、首を仰け反らせた。
「感じてるのか? くくっ、口ではいつもいいコぶってる割に、随分と淫乱な奴だな。ほ
ら、だんだん、湿ってくるぜ…………」
 恥辱を煽るような言葉を囁きながら、乃呂井は、反らされた多々里の白い喉に口づけ、
舌を這わせる。熱く、柔らかく、濡れたその感触に、ぞくぞくと寒気にも似た――――し
かし決して不快感などではない――――感覚が、多々里の身体を支配する。
 そして、乃呂井の言葉通り、多々里の秘所は熱を帯びてとろけ始め、それを包む下着は
内奥から染み出た蜜を吸い、湿り気を帯びつつあった。
(い…………いやだ…………いやだよぉ…………)
 多々里は、熱い吐息を吐きながら、ぎゅっと目を瞑る。
 自分の身体を支配しているのが紛れもなく快感であることは、もはや多々里自身にも疑
いようのないことだった。だからこそ多々里は、こんな屈辱的な仕打ちを自分の身体が悦
んでしまっている事実が、到底受け入れがたかった。
 固く閉じた目蓋の間から、涙が染み出てこぼれ落ちる。
 喉に這わされていた乃呂井の舌が、顎を伝い、次に、その涙の跡をなぞり、耳の付け根
をくすぐった。
 秘所に這わされていた指も、往復を繰り返しながら徐々に上へ上へと移動していく。そ
して、薄布の下でその存在を主張し始めていた、少女の一番敏感な部分に差し掛かると、
その指は引っ掻くような動きをやめた。代わりに、親指と人差し指も加えて、三本の指で
その肉粒を強く抓む。
「んあぁぁっ…………!」
 そこを捕らえられた瞬間、一際強い電流が、多々里の全身を駆け巡った。紛れもない人
間としての嬌声が、多々里の喉を大きく震わせた。
「くくくっ…………一瞬でシミが広がったぜ。そんなにここを嬲られるのが好きだったか」
 乃呂井が、敏感すぎる多々里の反応を責め立てるように耳許で囁く。それすらも、今の
多々里には被虐的な快感を与えてしまう。
「あっ…………ふ、あぁっ…………」
 今度はそれほど激しく指を動かされない、ただ抓まれたままでいるだけなのに、断続的
な甘い痺れが、腰全体に何度も広がる。
 それだけでは飽きたらず、身体は更なる刺激を求めて自ら動こうとしてしまう。
 しかし。
「おっと。この辺で止めておこうか」
 唐突に、乃呂井が多々里の身体から身を引き、何の刺激も与えなくなった。
「えっ…………」
 中途半端に高められて放置され、耐え難いほどの疼きを感じた多々里は、思わずそう声
を上げる。しかし、見下ろしてくる乃呂井に唇の片端を歪められて、はっとし、自分の上
げた声の中に不平の響きが混じっていたことを、激しく恥じた。
「ま、お預けってとこだな」
 からかう口調でそう言いながら、乃呂井が立ち上がる。
「……………………」
 多々里は、乃呂井の行動の真意がわからないながらも、何も言わず、いつの間にか自由
になっていた身体で、捲れ上がっていたスカートの裾を直し、きちんと座り直した。
903ノロイのペット:2007/10/24(水) 02:31:50 ID:K752aZpb
続きますが、ひとまずここまで。
エロの突入の仕方がなんかすげー唐突ですみません。
当初の予定だともっとたくさん前フリあってからエロに入るんだったのですが、
なんかノリで書いたらこんなんに…………。
お目汚しすいませんです。
904名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 08:15:31 ID:kuzPztdZ
>>903
面白いです!続きが楽しみです!
905名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 17:52:57 ID:0/B7GuC1
>>903
この後の多々里がどんな風になるのか見物です!
乃呂井のやり方は鬼畜ですね(笑)
906名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 14:52:37 ID:5zCoDtfA
乃呂井と多々里の小説まだですかー?
907名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 21:21:38 ID:dw975A0L
☆ゅ
908名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 18:39:57 ID:ronLEUH7
「ノロイのペット」のエロパロの続きが気になる!!
はたしてどうなるのか!?
909名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 22:39:14 ID:quldoS2M
完結記念で流血女神伝のエドカリキボンしたい
910名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 08:55:41 ID:tYXY1LTR
エドカリ、自分も激しくキボン
子どもこさえといて何だが、江戸がムラムラしてるところがどうも想像つかないんだ…
911名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 12:15:32 ID:QqqAf09N
たたりちゃんの続き描いて欲しい。
912名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 21:25:35 ID:QqqAf09N
ついでに不気田×たたりのエロパロも描いて欲しいです!
913ノロイのペット4:2007/11/04(日) 00:06:57 ID:QmTiMGtH
>902の続きです。
すみません、今回はエロなしです…………。

なんだか、わけがわからなかった。陵辱が中断されたことに安堵はしつつも、なぜ唐突
にやめたのかは疑問に感じる。良心が咎めた、という風にはとても見えない。
 しかし、乃呂井に直接尋ねるようなこともしなかった。聞いてもはぐらかされるか、せ
いぜいからかいの種にされるとしか思えなかったからだ。
 ベッドの向かいには、どこの中学生でも持っていそうな木製の学習机があり、異様な雰
囲気を持つ乃呂井の部屋の中で、それだけが妙に浮いていた。乃呂井は多々里に背を向け
る形で、その机に向かって腰掛けると、急に押し黙ってしまった。
 ますます、乃呂井の行動の意味がわからなかった。部屋の中に気まずい沈黙が流れ、多
々里は居心地の悪さを感じながらじっとしていた。しかし、ふと、乃呂井が自分に背を向
けたまま動く様子がないことに気付き、もしかしたらこの隙に逃げることができるかもし
れない、と考える。
 ドアに鍵はついていない。ノブを回せば、すぐに開けて出られるということだ。呪いで
引っ張る力がどのくらいの距離まで効くのかわからないが、効かないところまで離れるこ
とができたら、少なくともこの場から立ち去ることだけは出来るかもしれない。
 この呪いが解けるまでは、とりあえず乃呂井の近くで様子を見ようと多々里は思ってい
た。しかし、さっきのことで、このままここにいたら色々と危険だということがわかり、
一刻も早くここから逃げなければ、と考えを改めていた。
 音が立たないように、じりじりと、静かにドアの方へ近付く。乃呂井が気付く様子はな
かった。とうとう、ドアノブに手が届く。多々里は、そっとノブを回した。
 ノブは、全部回った。しかし、ドア自体はびくともしなかった。
(え? どうして?)
 頭がパニックになり、思わずガチャガチャとノブを左右に回してしまう。
「お前は本当にバカだな」
 背後から、含み笑いの交じった、可笑しくてたまらないというような乃呂井の声が聞こ
えてくる。
 振り返ると、ニヤニヤと悪魔のような笑みを浮かべた乃呂井がこちらを見ていた。
「逃げようったって無駄だ。この部屋全体に呪いがかかってるからな。俺以外の人間には、
勝手にドアを開けたり外に出たりできないようになってるのさ」
「そ、そんなぁ…………」
 絶望的な気分で、多々里は弱々しい声を上げる。
「言ったろ、今日からこの家がお前の家だって。ま、正確に言えば、この部屋がお前の家
だがな。一日中、この部屋で過ごすんだ。食事もトイレもここでしてもらうぜ」
「い、嫌だそんなの! 絶対嫌だよ!」
 乃呂井のとんでもない言葉に、多々里は思わず悲鳴を上げる。
 食事はともかく、トイレまでここでしろなどという命令は、思春期の少女である多々里
には、到底受け入れがたかった。
 それに対する乃呂井の答えは――――
「そうか。嫌ならいいぜ、帰してやっても」
「へ?」
 やけにあっさり聞き入れた風の乃呂井の言葉に、多々里は拍子抜けする。
 乃呂井は、意地の悪い笑みを浮かべて、言葉を続ける。
「ただし、お前の持ってる祟りの力を利用して、俺と一緒に学校を支配すると、今この場
で約束すればな。そうすれば、少なくとも家には帰してやるぜ。俺のために忠実に働いて
くれれば、その内リボンの呪いも解いてやるよ。そのときは俺様のペットから、右腕に格
上げってとこだな」
「……………………」
 そうか、最初からこうやって脅すつもりだったんだ…………。多々里は心の中で呟く。
 先程受けた辱めも、「逆らわない方が身のためだ」と思わせるための、一種の脅しだっ
たのかもしれない。中途半端なところで止めたことも、そう考えれば合点がいく。
914ノロイのペット4:2007/11/04(日) 00:08:38 ID:yDF/30GB
「さあ、どうするんだ?」
 乃呂井が、急かすようにそう尋ねてくる。
「どうするって…………そんなこと…………」
 多々里は口籠もる。そんなことには協力できない。かつて同じ誘いを受けたときと、答
えは一緒のはずだった。
 しかし、ここで断れば、待っているのは乃呂井の部屋での監禁と、どこまで酷いことを
されるかわからない辱めだ。流石の多々里も即答はできなかった。
「なんだ? 何を迷ってる?」
 押し黙ってしまった多々里に向かって、更に畳みかける乃呂井。
「また前みたいに、それじゃますます友達ができなくなるから、とか言うんじゃないだろ
うな? バカな奴だ、現実をよく見てみろ」
 鼻で笑いながら、乃呂井は残酷な言葉を次々と投げかけてくる。
「いいか、お前は生まれついてのいじめられっ子。学校の支配者になろうがなるまいが同
じだ。友達なんか、一生できっこないね。もともとお前には、二つの道しかないのさ。こ
の俺様に縋りつくか、周りの人間にいじめられ続けるか。そのどっちかだ」
 矢のように突き刺さってくる乃呂井の言葉を、多々里は否定することができなかった。
 多々里は今まで、学校でどんな辛い目に遭っても、いつか友達ができる、いつかクラス
のみんなとも仲良くなれると、懸命に希望を持ち続け、毎日学校に通い続けてきた。
 しかし、クラスメイト達の態度のあまりの冷たさ、残酷さに、自分には友達を作ること
など無理なのではないか、自分はずっと独りなのではないか、という不安に、本当はいつ
も駆られていたのだ。
 乃呂井の言葉は、そんな自分の内なる声と、ぴったり重なって聞こえた。
「あたしは…………」
 多々里は迷った。悪いことに誘われて、生まれて初めて迷った。
 ここで首を縦に振れば、自分は楽になれるかもしれない。少なくとも、ここから自由に
なれることは確かなのだ。それに、持っていてもしょうがない希望なんて、捨ててしまっ
た方がいいのかもしれない。
 しかし――――本当にそれでいいのだろうか。
 呪いや祟りの力でみんなを無理やり従わせて、今以上にみんなに憎まれて、疎まれて、
怯えられて――――。
 そんな日々が、本当に、今より幸せだと言えるだろうか。
「前に…………言ったとおりだよ」
 震える声で、しかしはっきりと多々里は言った。
「あたしは、絶対にそんなことに協力する気はないからね」
915ノロイのペット:2007/11/04(日) 01:09:47 ID:yDF/30GB
とりあえず今回はここまでです。
916名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 14:19:07 ID:DN5hTo2F
GJGJ!
続きが気になる終わり方だなー。
917名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 15:01:04 ID:2SHjlz9y
どんどん気になります。乃呂井はどんな風に
多々里を襲うのかvv
918名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 23:39:16 ID:USBdy1nf
>>910
エドってなんかそういう方面疎そうだしなぁ
カリエのがじれったくなって迫ったりしそうw
919名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 01:36:55 ID:b5bDkClv
カリエ攻めか
それならありそうw
920名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 21:37:50 ID:LkYLXFIU
たたりちゃんどうなるのかな?
乃呂井君も悪だね。 ワクワクする。
921名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 23:12:17 ID:rQL0daZi
最近このスレ投下があるからか活気づいてるね
いいことだ

自分にエロ書く技量があればもっと少女漫画・小説であれこれやりたいのに…
922名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 05:59:16 ID:Se11N4Gk
>>920
最近ageてんの全部おまいか?
投下待ちでwktkするのはいいがあんまageるなよ
923名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 21:14:48 ID:bWWI5hK9
ヤドカリヤドカリwktkwktk
924名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 22:34:33 ID:+YQ6l+Cw
ヤドカリ違うwww
925名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 22:54:01 ID:oBs+JL/V
たたりちゃんの続きを
926名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 11:12:10 ID:RJ5ZPjTg
>>744ではありえない設定と言われていたのも今は昔・・・しみじみ
927名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 19:25:26 ID:XBLo6O5K
「ねぇ、エド、私ってそんなに魅力ない?」
結婚というものをして、一年近く経とうというのに、カリエとエディアルドの関係は昔と何ら変わっていなかった。
そこで、カリエは今までの自分の恋愛に思い返してみる。しかし、身体の関係になるまでの恋愛部分がごっそり抜け落ちている気がする。
色々と悶々と考えたあげく、結論カリエは思い切って尋ねてみることにしたのだ。エディアルドだって、普通の男の人だし、そうゆう欲求が無いとはいえないと思う。
だけど、彼女は彼のそういった話を今まで聞いたこと無かったので、多少の不安はあった。
顔を真赤に染めて、色々と考えを巡らしているカリエに言った。
「私にも人並みの欲はある」
その言葉をカリエが知覚したかしないか、彼女の腕が引かれた。



うーん、なんだかなぁ・・・
やっぱり、エドが悶々してるは全く想像出来ませんね。
928名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 20:39:18 ID:pBpcdcWZ
乙!いやそこまであからさまにエロにもっていかんでいいからw
二人のロマンス分が足りないんだよおおお
でもそんくらいしないとエドに火が付きそうにない気もするなw

「人並みの欲がある」の所を本文の「昔は恐怖も感じなかったけど今は〜」とからめて
お前と変わって変われた的な内容にしてひとつ長文化でお願いいたします先生
929名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 20:56:49 ID:TAB9YXSR
GJ!
エドとカリエが他愛無いことを喋ってるだけで萌えてしまう自分キモスw
ロマンスいいな…
930名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 21:17:34 ID:iSGbMi67
カリエとエドの会話いいなー。
たたりちゃんのも気になる。
931名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 21:30:48 ID:pBpcdcWZ
>>930
うん、sageようね・・・(メール欄にsageと入れる)
932エドカリ@海賊島1:2007/11/11(日) 02:23:26 ID:tay67jo/
「ありがとう」
カリエが針を片手に少しくたびれた子供服と奮闘していると、不意に名前を呼ばれ、エディアルドがおもむろに言葉をかけてきた。その服は、隣人からのお古だったが仕立て直せば成長の早いセーディラの服に十分代用出来る。
いきなりの言葉に吃驚したせいか、カリエは針を指に刺してしまった。小さく呻いて、その指を口に含む。血の味が口内に広がった。
「急にどうしたのよ」
エディアルドの手元には、アルゼウスから下賜されたという剣。ユリ・スカナで漁村シジコフに行く途中、イーダルに見つかった折に返されたらしい。
海賊島に移り住んでからというものカリエはエディアルドが剣を振るっているところを見たことが無かった。
漸く島の生活にも慣れてきたかと思う最近では、夜にアルゼウスの剣を磨くことが彼の日課になっているようだった。
毎日丹念に磨いているからか、昔よりもその刀身の輝きは増している様に見えた。
エディアルドは、その剣の塚に視線を落とし懐かしそうに目を細める。そこには、アルゼウスの紋と今では名前だけとなってしまったゼカロ公爵家の紋が入っている。
「お前がいなかったら、今私はここにいなかったと思う」
933エドカリ@海賊島2:2007/11/11(日) 02:24:35 ID:tay67jo/
剣に固定していた視線をゆっくりあげてカリエに向けた。思いもかけなかった事を言われ、カリエは目を瞬かせる。
エディアルドの薄い青色の瞳は静かな湖面をカリエに思い出させた。
「あの時、お前は私に共に来いと言ってくれた」
彼がいつのことを語っているのかカリエは瞬時に理解した。カデーレでの寂しい冬の森が脳裏に過ぎる。灰色の湖を渡る冷たい風と目の前にいる男の生きながらにして死の淵に足を突っ込んだかのような顔。
「私は生きる意味を失っていた。生きようとすら思っていなかった」
今思い返せば、あれだけアルゼウス至上主義だったエディアルドが、どうしてカリエの手をとってくれたのかが不思議だった。
あれから、色々な人に出会った。中にはもうこの世にはいない人もいる。生きながらにして会えない人間もいる。それを思うと胸の奥が少し疼く。
「私は今までお前に礼を言っていなかったからな」
いきなり畏まるエディアルドにカリエは少し照れる。
「な、何今更そんなこと言ってるのよ」
「お前のあの言葉が無かったら、私はセーディラに会うことも出来なかった」
エディアルドは既に寝台で熟睡している小さな顔に目を向ける。
彼の目元は以前より少し柔らかい。その微かな変化が判るのもカリエがエディアルドを長年知っているからだ。
その変化に気づけたことが嬉しく、カリエも娘に視線を向ける。友人という言葉に括り切れない大切な人に似たその寝顔を見ると自然と微笑が浮かんでしまう。
昼間にその人――ラクリゼと出かけたからだろう、セーディラははしゃぎ疲れていたのか帰ってきたときには既に船を漕ぎ始めていた。
934エドカリ@海賊島3:2007/11/11(日) 02:25:25 ID:tay67jo/
「セーディラがいて、お前がいる」
軽く息をついて、胸の内にある想いを実感するように、そして確認するようにエディアルドは言葉を続けた。
「お前達の傍にいることが出来て私は幸せだ」
エディアルドが己の心情を語ることなど滅多に無い。カリエは静かに彼の言葉に耳を傾けていた。
アルゼウスのためだけに生きてきた人、そしてその後はカリエの為にその生き方を捧げてくれた。
彼には何度も救われてきた。エディアルドがいなかったら、カリエもそしてセーディラも生きてはいないだろう。感謝してもしきれなかった。
どうしてそこまでしてくれるのかが解らなかった。彼自身の為に生きるという選択も出来たのに。
しかし、そんな想いとは裏腹、彼が自分の傍を離れてしまうことが考えられなかった。いや、考えたくなかった。彼の傍にいると不思議と心が落ち着いた。安らぎを覚えることが出来た。
バルアンに感じていたような炎の様な激しい感情は無い。けれど、胸の奥に静かにある暖かいもの、胸を締め付けるような切なさをカリエは知っていた。
だから、言えなかった。「自分の為に生きて」と口に出すことが怖かった。
「ねぇ、エド・・・」
エディアルドはセーディラから視線を戻す。
「――今、エドは・・・、自分の為に生きてる?」
935エドカリ@海賊島4:2007/11/11(日) 02:28:31 ID:tay67jo/
カリエの質問にエディアルドは少し怪訝そうな顔をする。
「普通生きるのは自分の為だと思うが?」
その言葉にカリエは込み上げてくる何かを感じた。鼻の奥がつんとする。息が詰まる。
「お前達がいるから――、お前達の傍で私は生きて行きたい」
カリエは膝の上で止めていた針と衣服を投げ出した。そして、エディアルドに力いっぱい齧り付いた。首に回した腕に力を込める。
エディアルドは体制を崩すことなくカリエを受け止めた。落とさないように、アルゼウスの剣を横に置く。それを霞んだ目の端に捕らえたかと思うと、暖かい腕が彼女の背を包むのを感じた。
「昔はこんなことを自分が思うということさえ思わなかった」
カリエは知らない。アルゼウスが望んでいたことを。彼はエディアルドが新しい世界を見いだすことを願っていた。
「生きることが苦しいとは思わなかった」
カリエはエディアルドの言葉に頷くことしか出来なかった。涙が次から次へと溢れて来る。嗚咽を殺すので必死だった。
暫く、カリエの小さくしゃくりあげる音だけが部屋に響いた。エディアルドは彼女が落ち着くまで、ただ優しく抱きとめてくれた。
カリエが少し落ち着き始めた頃、エディアルドは静かに口を開いた。
「――ここまで自分が欲深いとは思わなかった」
エディアルドは軽く嘆息する。
「そうよ、人間は欲深い生き物だもの。全然不思議なことじゃないわよ。エドも何か欲が出来たの?」
カリエは尋ねてみる。しかし、エディアルドの欲求なるものが想像出来なかった。
微かに身体を離して彼に向き直る。涙で霞んだ視界を服の端で拭うと、彼の瞳に自分の青い瞳が移っていた。
そこにエディアルドの欲なるものを見出そうと凝視するカリエは、エディアルドの手が自分の片頬を包んだのに気づかなかった。




927だけど、>>928のレスで書いてみようと思いました。
ちゃんとエドカリ風味出せてれば良いけれど・・・自分にはこれが限界です。・゚・(ノД`)・゚・。
936名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 07:26:28 ID:/Rj+970S
>>927、932-935
928でも他の人でもないけど、GJ!良いよー。

欲を言えばあと少し、ほんの少し続きがあれば…
937名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 09:43:56 ID:vk2vIXvf
GJ!!ラブktkr
つ、続きを…!
938名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 14:38:17 ID:4Qm/yo8X
GJ−−−−−−−!!!
是非続きを!
939名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 10:45:43 ID:MZcS2Is0
エドカリ続きを是非!
「ノロイのペット」の続きも希望。
940名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 11:16:28 ID:oQuqiHR+
941名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 14:07:19 ID:q6L5jRgB
>>939
だからageるなと言ったのに
930嫁
悪気がないなら半年ROMってこい
942名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 23:23:21 ID:cT8O5ucS
どいつもこいつもの乙犬×朱野が読みたい
943名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 00:35:28 ID:zK3o/i8Y
>>942
おー自分もその二人好きだ
…いい大人な二人なんだがキスまでしか想像できんw
944名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 00:39:12 ID:VgHKZkBk
本スレのエドカリ論議に萌えてしまったw
というわけでエドカリ期待(*´∀`*)935の続きもwktk
945名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 11:41:46 ID:DBf8juT6
エドカリwktk

そして保守
946名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 02:09:47 ID:/4tBKESx
保守
947名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 00:23:05 ID:GuEZ4XZI
保守あげ
948名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 00:37:32 ID:p5pfNJkl
>>942
二人してまだ経験なさそうな感じだけどね(特に朱野)。
それぞれ周りが余計な情報を話してそうだw
949名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 15:51:06 ID:yi9eaSqz
ときめきトゥナイトのシーラさんに萌えた
950名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 00:52:50 ID:WphtYBmM
>948
特に江口辺りが「あんたは彼氏がいていいわよね」と言いながらも世話をやきそう。

>949
いつまで経っても夫大好きなのが素敵。
951名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 00:57:51 ID:w9hi5TL1
保守
952名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 14:23:13 ID:FuOEdjXK
ほっしゅ
953名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 05:03:10 ID:2iaustV4
クリスマスイヴ保守

クリスマスというシチュで萌えるエロパロを描いて下さる神はいないものか…
954エドカリ〜海賊島にて〜1:2007/12/25(火) 21:50:16 ID:G/MpE4YX
>>927様のエドカリに興奮して、思わず書いてしまったのを投下させて頂きます…
初めてのパロ&投下なのでかなりのお目汚しかと思いますが好きな方はドゾー


左右異なる色の目が、ゆっくりと閉じられていく。質素ではあるが、エドと二人で作ったしっかりとした造りの小さな寝台でセーディラは瞼を閉じた。
「セーディラ、寝たよ」
夕食の片付けをしてくれているエドの背中に言うと、こっちも終わった、とのことだった。
愛らしい我が子の頬に口付けをして寝台を離れ、温かいお茶を淹れてくれているエドの元へいく。
「わあ、このお茶好きなんだよねえ」
嬉しそうな声をあげるカリエを見下ろし、エドは自分でも気付かないまま少し微笑する。
955エドカリ〜海賊島にて〜2:2007/12/25(火) 21:55:07 ID:G/MpE4YX
こうして、ゆっくりと過ごす時間の有り難さがじんわりと二人の胸に広がった。
カリエは海に逃げるようにして辿り着いた時、不思議と不安を感じなかった。以前海賊として海神ワーデンに荒々しい洗礼を受けていたし、そして何より今はエドが隣りにいてくれる。
いつだってエドは自分の側にいてくれて、多少憎まれ口をきくが、心の底からセーディラを愛してカリエとセーディラの生活を支えてくれている。
二人で住居をととのえ、やっと落ち着けるようになったエドとカリエの日課は、夕食後セーディラを寝かしつけ、エドの淹れてくれたお茶を飲みながら今までの経験を語り合うのだ。
エドにさらわれる前、ヤンガの村でどんな生活を送っていたのかとか、エドにしごかれたとき殺したいほど憎んでいたことも。
956エドカリ〜海賊島にて〜3:2007/12/25(火) 21:59:36 ID:G/MpE4YX
ほとんどカリエが、あんなこともあった、こんなこともあったよね〜というのを、
エドが、そうだなと静かに相づちを打つ形ではあったが、ときどき話の内容によっては気まずそうに顔をしかめたり、
カリエの向こう見ずな行動に今更ながら青ざめたり憤慨して顔をまだらに染めもした。エドもまれではあったが、自分の想い出をぽつりぽつりと語ってくれた。
957エドカリ〜海賊島にて〜4:2007/12/25(火) 22:04:29 ID:G/MpE4YX
「…本当に有難うね、エド」
昔は、こんな風に過去のことを語ろうなんて思わなかった。そうする時間もなかったし、神に翻弄され激動の人生にしがみつくのに精一杯だったからだ。
けれど、この自由な海賊島で暮らす日々には、お互いの記憶を共有しあう時間が必要に思われた。最初は、ドーン兄上の近況やルトヴィアの状況を心配する時間だったが、この島から動けない以上情報は限られており、自然と昔を語り合うことになったのだ。
958エドカリ〜海賊島にて〜5:2007/12/25(火) 22:10:08 ID:G/MpE4YX
開放的な南国仕様の家には波音が絶えず届けられ、森生まれのセーディラも二人の心配をよそに子守歌がわりにすやすやと寝入っている。

「エドがいてくれたから、ここまで来れたし、ここまで頑張れた」
二人で長椅子に腰をおろし、大きな風入れから夜空を見上げながら、語りかける。昨日はバルアンとの別れ、そして擦れ違いをエドに語ったのだ。
もう平気だと思ってあえて自分から話出したのというのに、まだチリチリという胸の痛みに少し泣いてしまった。そんなカリエの背中を温かく大きな手で優しく撫でながら『ゆっくりでいい』と言ってくれた優しさに甘え、今夜もゆっくりと語る。

「……というわけで、アフレイムが生まれたことも嬉しいし、バルアンさまとの出会いは私にとって…良かったものだと思う。…色々な物を彼から学んだし、与えられたから。今も気にならないと言えば嘘になるけれど、今はエドがいてくれるから平気」
なんか気恥ずかしいわ、とえへへと笑う。
…エドに気付いて欲しかった。上手く言葉にはできないけれど、今自分が最も必要としているのはエドだということを。
すると、飲み干したカップを静かに机に移したエドの指が、カリエの目尻に浮かんだ涙をすくい取った。
「泣くな」
959名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 02:17:51 ID:5bI06vrn
キター!!
全力で支援する
960エドカリ〜海賊島にて〜6:2007/12/26(水) 17:37:37 ID:eFLCp3g7
分かっている、だから心配するなという優しい言い方に、カリエの涙腺がさらにゆるむ。
…今、側にいてくれるのがエドで良かった。エドならどんな自分でも受け止めてくれる。
「以前お前は『生きろ』といってくれた。アルゼウス様が亡くなって生きる意味がなくなった私に。セーディラに会わせてもらったことも、本当に感謝している」
ゆっくりと、そして噛み締めるようにエドは言った。
「今、生きていて側にいられるのが、本当に幸せだ」

あまり喋るのが得意でなかったエドが真摯に、カリエを見つめながら語りかける。
胸が熱くなる。
全てを捨てて、自分とセーディラの元に来てくれたエドに心の底から感謝した。
熱い感謝の念につき動かされるようにして、長椅子に押し倒さんばかりにエドに抱き付く。
「…エド、本当に有難う。私も今、エドといられて幸せ」
謝罪ではなく感謝の気持ち。
この気持ちが伝わるように、首元にかじりついて耳元でささやく。瞳を閉じると涙がエドの首筋につたった。

「…エド。ずっと一緒にいてね」
きっとエドは、いつの日か約束してくれたように、きっとセーディラの良い父となってくれている。
961エドカリ〜海賊島にて〜7:2007/12/26(水) 17:43:51 ID:eFLCp3g7
感慨深げにしみじみとしていたカリエへの返事のかわりに、エドはカリエの頬に触れ、顔を近付ける。
「…エ、エド?」
あまりの顔の近さに困惑し、カリエは少し身を引く。

「……お前が悪い」
―こんなに近くにカリエがいるのに、今まで触れずにいたのが不思議だったのだ。サルベーンやラクリゼたちのような遠くで想い合うような愛の形もあるだろう、けれどエドは想う人とは手をとり、触れ合っていたいと思う―
低く呟くエドの水色の瞳はカリエの青い瞳からそらさないで、ぐいっとカリエの腕を強く引き寄せた。体勢が逆転し、エドがカリエに覆いかぶさるような格好になる。
ひゃっ、と情けない声を出したカリエを受け止めて、エドはカリエの濡れた頬に唇を落とす。
涙の筋をなぞるように。柔らかく。カリエのなめらかな肌に、少しでも多く触れていたいかのように。

「エ、エドっ!?」

エドは湯沸かし器のように赤くなるカリエの顔にかかる髪を、優しく掻きあげて言った。
「…ずっと待ってきた」
その言葉の意味が分かるとカリエはさらに頬を赤く染めた。
―よく似ていると言われたことはあるが、兄と思ったことはない。けれど…いわゆる恋人という風にエドをみたこともない。そう言う関係より先に『かけがえのない人』としてカリエの心を占めていたからだ。

今、エドはカリエを求めている。冗談ではなく(普段からめったに言うこともないが)、偽りなくカリエを求めている。

「……ずるいわ…」
そんな言い方をされては、抵抗することなどできない。ずっとずっと待ってくれたんだ。

どちらからともなく、唇が触れ合う。静かに、優しく、ただ触れるだけのキスだった。
お互いの熱を移すように、ゆっくりと。

しばらくすると、舌がすべりこみ、熱い熱のやり取りが始まる。
「…んんっ」
酸素が足りず、思わず喉を鳴らすが、その声に煽られたかのように、エドは舌を深かめた。
962名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 17:52:58 ID:eFLCp3g7
携帯からですいません!おまけに遅いし長すぎる…
初めて尽くしで読みにくくて申し訳ないですが、あと少しで終わるハズ…なのでお付き合い宜しくお願いします。
963名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 17:53:04 ID:eFLCp3g7
携帯からですいません!おまけに遅いし長すぎる…
初めて尽くしで読みにくくて申し訳ないですが、あと少しで終わるハズ…なのでお付き合い宜しくお願いします。
964名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:13:02 ID:jbWMVlgS
965名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:14:17 ID:qhhH1/Yk
しえん
966エドカリ〜海賊島にて〜8:2007/12/26(水) 21:26:59 ID:eFLCp3g7


全てが優しかった。

全ての行為は、欲望のままにつき動かされるだけでなく、その裏に深い愛情がある。
今まで、他の人と肌を合わせたことはあるが、あの時のように意味の分からないままでなく、勢いに呑まれたものでもなく、乱暴に痛めつけられるのでもなく、多少荒々しさはあれど、エドの唇や指先は優しい。
呼吸のために唇を離し、深く息をつくと、気遣うようにエドがカリエをうかがう。

「……なんかびっくりしちゃったわ」
まさか彼がこんな風に求めてくるなど、出会った時は考えもしなかったし、今でもまだ信じられない。
けれどまだ口内にエドの温かさが確かに残っているような気がして、真っ赤になる顔を背けながら照れ隠しで呟く。
「何がだ」
応じるエドもいつものように無愛想だったが、彼も照れているのかもしれない。

「いやっ、あのね…エドにも人並みにそうゆう欲があるのかと……」
「……」
生真面目さゆえか、カリエの正直な感想に固まってしまう。
「ごっごめんねあはは。でもね、ほらサルベーンは結構経験豊富だから分からなくもなかったけど…あの堅物のエドが…と思うと」
甘い雰囲気はどこに行ったのか、必死にまくし立てる照れ隠しのための言葉はエドの沸点にふれたようだった。

「お前、まさかあの男と?」
剣呑な光がエドの瞳にやどる。
「えっ?」
かつて後宮にいた二児の母とはいえ、情事における駆け引きなど実践できるはずもなく、
ただでさえエドの対抗心を煽ってきた他の男の名を、このような場で言う危うさをカリエは知らなかった。


「…来い」
エドはカリエの腕を掴むとズルズルと引きずるようにして寝所へと向かう。

「ちょっ!エド!?」急展開した状況に目を白黒させながら、何やらまずい事に自分は彼を怒らせてしまったらしいと、あわあわとおののく。

ぽすんっ、とエドの寝台に引き倒され、やっと彼の行動の意味を知る。
(…これは、やっぱり…そういうコトをするのよね)

何をいまさらとせせら笑われそうだが、キスまでしたのに、いまだにあのエドとコトに及ぶのに驚きを隠せない。
「するの?」
驚きはあっても恐怖はない。上着を脱ぎ、鍛えられた上半身を天窓からの月と星の光に照らされたエドはカリエの問いに途端に不安げになる。

「…嫌か?」
967エドカリ〜海賊島にて〜9:2007/12/26(水) 22:47:03 ID:eFLCp3g7
「ううん、でもびっくりしてるだけ」
驚き隠さずに言うと、答えに窮しているようだった。
しばらくして、照れるようにしてボソリと呟く。
「…セーディラは弟か妹が欲しいと思うのだが」
明らかに言い訳だったが、カリエはくすりと笑ってやった。
「しょうがないわね。娘思いのお父さんに付き合って、ひと肌脱ぎますか!」
先程の甘さを放り投げ、文字どおり、色気もなく衣服を勢いよく脱いでいくカリエに、エドは苦笑しながら、白い鎖骨に唇をおとした。
こんな始まりが自分達らしいのかもしれない。

しかし、再び甘い空気に溺れるのに、そう時間はかからなかったが。




「…っエド、ゆっくりにしてっ…セーディラが起きちゃうっ」
喘ぎ声が我慢できず、頼みこむが
「セーディラは良い子だから、夜はぐっすり寝ている」
と言って、とりあってくれないままカリエの体を求め続ける。
(親バカすぎんのよ、このバカっ)
確かにセーディラは海辺での生活がお気に召したのか、夜泣きもせず本当に良い子に育ってくれた。

「…んぁっ、…あっんんっ、あっ」
それでも、こらえられない声を唇でふさいでくれる所は優しい…のかもしれない。


体を満たすのは熱さだ。エドを受けいれている自分もさらに彼を求めている。エドの息遣いすら愛しく思う。

エドの肩越しに天窓を見上げると、満天の星が広がっていた。
…快い痛みに霞む瞳から涙がこぼれ、星空が滲む。エドの背中にまわされた手をさらに強く抱き締める。
(きれいだわ…)
まるで星々が優しく見守っているように感じる。

……今日という日を忘れないだろう。この星空はきっと大切な想い出になる、そう確信してカリエはゆっくりと瞼を閉じた。





全てが終わり、気怠そうにしているエドの背中の傷を人差し指でたどりながら尋ねる。
「ねぇ、いつから私のこと好きになったの?」
わくわくと期待に満ちた目でうかがうが、エドはそっけない。
「分からん」
えぇ〜!何それ〜!?と非難するとくるりとカリエと向き合い、至極真面目な顔で
「気付いたら、お前無しで物事を考えられなくなっていた」
とさらりと吐く。
あまりの甘さと、さりげなさに唖然とし、続いて顔を赤くしてカリエはたじろぐ。

「…エ、エドってさー、時々すごい事をさらりと言うよねぇ…」
968エドカリ〜海賊島にて〜10:2007/12/26(水) 22:54:16 ID:eFLCp3g7
エドの照れる姿を見たくて訊いたのに、逆に自分が照れるハメになってしまった。
案外エドの方が、すごい甘い言葉を言えるのかもしれない。
昔、カリエがマヤラータだった頃『其は我が血』と言ってくれていたではないか。
なんだ、思い起こせば、意外とエドとの甘い思い出もあるではないか。
うんうん、とうなづきき、自然とゆるむ口元に、エドはもう一度くちづける。

「顔、ゆるんでるぞ」
「いいんです〜、素敵な回想してたんだから」
今は、マヤラータでもなく、王子様の影武者でもなく、ただのカリエ・フィーダとしてエディアルドといられるのが幸せだ。

しかし、考えてみれば、自分は亡国の皇女で、エドはその国の滅亡を共にした、かの有名な傭兵王の息子だったのだ。

「運命だったのかしらね?」
茶化したように、その実、少し本気でシーツごしにエドに尋ねると、彼は出会うべくして出会ったんだろう、と少し掠れた声で呟いた。

その答えに、えへへと照れた笑いを返し、抱き付いて言った。



……ねぇ、エド。私たちずっとずっとずっと一緒にいようね。約束よ…



終わり
969名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 22:59:32 ID:eFLCp3g7
10で収まって良かったわ…
無駄に長い駄文を失礼しました〜。初パロ初エロで下手すぎてヤバいですが、自分は楽しかったです。
お付き合い、本当に感謝です。
では名無しに戻りますノシ
970名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 21:50:55 ID:DjQd8Wk8
GJ!!
気が向いたらまた投下ヨロ
971名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 23:51:23 ID:/+N0H+/V
GJ!
萌えましたよぜひ続きを!


ところでそろそろ新スレ?
972名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 02:46:29 ID:nJEzwbXz
>>971
ここ流れ遅いし、980踏んだ人が立てたらいいんじゃないかな
それまでテンプレでも考えつつ
973名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 19:15:55 ID:XYTeTTFJ
>>954-968
アク禁解除でやっと書けるー!
良かったよーありがとう! GJ!!
974名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 05:28:24 ID:ISNNNQDD
チャームエンジェルのラミエルとアミーのが見たいな
975名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 01:44:11 ID:/fhmmc8I
保守
976名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 07:50:41 ID:e4cWPWR/
>>954
GJ!!
927だけど、自分の気まぐれで書いた文から、こんな萌が派生するとは思わんかった!!
萌を有難う、そして、また投下よろしく
977名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 22:45:10 ID:nfZwdXOW
954です。皆にGJって言って貰えてすごくうれしい。
特に萌をいただいた>>927さんにまでレス貰えて感激してるw
また機会があったら、ムッツリ助平エドを書こうかと思ってます
978名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 02:45:32 ID:9d3dNrNw
ほしゅ
979名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 08:16:15 ID:9d3dNrNw
ケロケロちゃいむのエロパロ読みたいなー
980名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 22:04:30 ID:cdbC1Dal
新スレ立てようとしたがちょっと出来なかった。
だれかお願いします。
981名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 22:24:58 ID:q/aRYL2l
挑戦してみる
982名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 22:29:27 ID:q/aRYL2l
次スレ

少女漫画・少女小説全般スレ 5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1201440506/
983名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 03:14:54 ID:wjbbBjsO
>>1乙少女小説の方はあとまわしでテンプレ貼ってみる


*少女漫画*

ときめきトゥナイトのエロネタを語るスレ Part11.5
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1086224183/
少女漫画「花より男子」のエロ小説 3
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1072178687/
「ベルサイユのばら」で(;´Д`)ハァハァ
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1076518229/
魔法騎士レイアース第2章
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『ミルモでポン!』で萌えれるか…?
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1065617657/
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エースをねらえ!でエロ読みたい
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074428700/
†オルフェウスの窓でエロパロを†
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1056573368/

984名無しさん@ピンキー
スマソ、誤爆。新スレに張ってきますorz