ドラマの総×優みて不倫ネタありありと思ってしまったぁ
あきら君視点もいいですね
第三者からみると二人の切なさが際立ちます
総次郎の夢見るような顔・・壊れ具合が本当に切ない
続きも楽しみにしています
次のレス立て誰かお願いしまつ
スレ立て?
そういや立ってなかったか。
なんだかんだでもうすぐ1000だね
あげとくね
940 :
司誕生日投下:2007/01/31(水) 23:07:01 ID:kRpC1JwZ
今日は、司の誕生日なので、司視点の話を投下させて下さい。
話の内容は、誕生日とは関係ないのですが;
新スレが立つまでのつなぎとして、良かったら読んで下さい。
司安置の方は、スルーでお願いします。
941 :
司-1:2007/01/31(水) 23:09:18 ID:kRpC1JwZ
俺は今、女を抱いている。
一年前、ヨーロッパ社交界にデビューして以来、世界中の社交界で話題をさらっている女を。
ここはニューヨーク。
メイプルホテルの最上階、大きな窓に囲まれたスイートルームのベッドの上。
部屋に入り込む月光に浮かび上がるのは、腰まで届く長い髪を振り乱し、シーツの海で溺れる女の姿。
俺の腕の中で恍惚の表情を浮かべながら、しなやかに乱れる肢体に、俺の欲情のたけをぶちまける。
ヨーロッパ以外では、パーティーに出席することも無ければ、メディアへの露出も無かったこの女。
だが、一目会っただけで誰をも魅了する容姿と、若い女にしては、あまりにも卓越したビジネス手腕は、噂が噂を呼び、世界中の社交界での話題をかっさらっていた。
道明寺財閥は、ヨーロッパでの事業は社長であるババァが一手に担っており、ヨーロッパ社交界でのパーティーには、俺はほとんど出た事がなかった。
そのため、女の噂だけは、以前から話に聞いてはいたものの、今俺に揺さぶられているこの女と俺は、パーティーなどで顔を合わせたことは無かった。
数時間前にババァに連れてこられたこの女・・・
アメリカでも1,2を争う屈指の企業、カーネギーの一人娘だ。
俺の婚約者だと、一方的に ババァに告げられた---
牧野との約束の4年を目前に、大きなプロジェクトを成功へ導き、俺は経済界での確固たる地位を得た。
道明寺財閥の重要な一翼を担う者として、もう、俺を卑下する声はねぇ。
牧野と離れてから4年、邪魔な声も、悪意に満ちた圧力もねじ伏せるだけの力を、俺は勝ち取った。
全ては、あの約束のために・・・
折りしも、道明寺財閥の創立100周年という記念の年である今年。
プロジェクトの成功と100周年記念の式典を絡め、道明寺主催での、過去最大とも言える盛大なパーティーが開催されることとなった。
俺は、密かに決めていた。
このパーティーで、牧野との婚約を正式に発表すると・・・
そのために、牧野を迎えに行く。
誰にも文句は言わせねぇ。
あとは、日本へ飛ぶだけだと思っていた矢先の、ババァからの宣告だった。
「司さん、今度のパーティーでは、カーネギー財閥の娘さんをパートナーとしてエスコートしていただきます。また、当日はその方との婚約を発表いたします。
この事は、決定事項であり・・・牧野さんも、すでに了承済みです。」
俺は、ババァが何を言っているのか解らなかった。
牧野が、俺とカーネギーの娘との婚約を了承済みだって!?
そんな事は信じねぇと食って掛かった俺に、ババァは顔色一つ変えず、牧野は了承済みだと繰り返す。
そんなこと、あってたまるか!何故なんだ、牧野・・・・・・・・
942 :
司-2:2007/01/31(水) 23:11:44 ID:kRpC1JwZ
今、俺が組み敷いているこの女。
一年前、突然ヨーロッパの社交界に現れ、瞬く間に世界中の社交界の話題の中心に躍り出た女。
カーネギーというビックネームを背負っていることだけでも、十分話題性はあるのだが、パーティーに出席する際の独特のスタイルも、常に話題の的だった。
煌びやかな社交界の女達。
そのほとんどが、カールした髪をアップにし、胸元を露にした、色とりどりのドレスを纏っている。
そんな中で、話に聞いていたその女はいつも、胸元が隠れたドレスを纏っているという。
代わりに、腰まで伸ばした髪をおろし、髪で隠れたドレスの背中は、尻の割れ目ギリギリまで、深く、深く、開いている。
一歩間違えると、露出過剰になる後姿だが、その背中は長い髪に隠れているせいで、微塵のいやらしさも感じさせない。
しかし、優雅な動きの中で時折髪の下から覗く、背中からヒップのラインは、それは官能的で、男どもの視線を一手にこの女に釘付けにしているらしい。
その妖艶な見た目とは対極に、近頃カーネギーの手にしたビッグビジネスのほとんどが、話がまとまる際に、この女の手が掛かっているというのだ。
経済界ではかなり若い・・・1年前に社交界デビューしたばかりの女が、幾つもの世界的なビジネスに関わっている・・・
しかも、誰もが魅了されると言う容姿が備わっているとなれば、社交界のみならず、経済界でも噂にならないはずが無かった。
しかし、今まで、ヨーロッパの、しかも限られたごく一部のパーティー以外では姿を現さなかったその女は、その存在の全てが、秘密のベールに包まれていた。
その謎だらけの女が、道明寺のパーティーで、世界的にお披露目されると言うのだ。
しかも、俺の婚約者として・・・
牧野への連絡もつかず、ほとんど放心状態でパーティーの当日を迎えてしまった俺。
女とはじめて顔を合わせたのは、パーティーが始まる1時間ほど前だった。
俺の控え室であるメイプルのスイートルームに、ババァが入ってきた。
「司さん、本日エスコートしていただく、カーネギーさんよ。
あなたの婚約者です。ご挨拶なさい。」
俺は、女を見ようともせず、仕方なく名を名乗り、不機嫌な態度を露にしていた。
次の瞬間、女が俺に歩み寄り、俺の瞳を捕らえた。
!!!!!!!!!!!!!!
「カーネギーの娘のつくしです。
本日は、パーティーでのエスコートを受けて下さると聞き、嬉しく思っております。
よろしくお願いいたします。」
ババァは、驚きのあまり目をひんむいたまま、身動きのとれなくなった俺を一瞥し、「それでは、今日は頼みましたよ。」と言って、部屋から出て行った。
一瞬、その横顔は、微かに口元を綻ばせているように感じた。
943 :
司-3:2007/01/31(水) 23:13:42 ID:kRpC1JwZ
今、俺の目の前には、あの頃と変わらぬ強い意思を湛えた漆黒の瞳に、腰まで伸ばした艶のある黒髪の、俺が求めてやまないこの世にただ一人の女が居る。
3年振りに目の前に立ったその女は、少女を脱ぎ捨て、あまりにも妖艶な色香を纏い、噂以上の存在感でそこに佇んでいた。
微動たりとも動けない俺の耳に、心配そうに様子を窺うような、懐かしい声が響く。
「道明寺・・・」
その声が俺を呼び覚ました。
次の瞬間、俺は、牧野を腕の中に閉じ込め、その唇を貪る様に味わいつくしていた。
牧野・・・牧野・・・熱に浮かされたように、何度も愛しい名前を呼びながら、深く、深く、情熱的に口腔内を侵していく。
牧野の瞳から、大粒の涙が次々溢れる。
その表情に溺れながら口腔内を味わい尽くし、やっと唇を離すと、牧野は息も絶え絶えに、俺の胸に倒れこんだ。
ひとしきり抱き合うと、俺と牧野は、お互いの3年間の事を話しはじめた。
俺の知らない牧野の3年は・・・
俺がニューヨークに訪ねて来た牧野を突き帰した時、流れかけた道明寺とカーネギーとの企業提携を、牧野が救ったことがあったらしい。
何でも、ババァとカーネギーの間に入って、両者を和解させたとか・・・相変わらず、牧野はすげぇ奴だ。
3年前、静の結婚式直後、突然ババァが牧野を尋ね、子供のいないカーネギーが牧野の事をいたく気に入り、養女にと熱望していることを聞かされたと言う。
カーネギーの元で上流社会の教育を受け、語学とビジネスを学び、3年後にババァが牧野を認めた暁には、申し分のない家柄と共に、道明寺に迎え入れること。
それが、カーネギーの希望でもあること。
牧野家の家族会議の結果、両親も弟も、大喜びで後押しをしてくれたことを、牧野は懐かしそうに話した。
その後、フランスに留学し、英語やフランス語、経済学や上流階級のマナーを習得し、それが形になった去年、社交界にデビューしたのだ。
ヨーロッパの社交界で、牧野の陶器のようなきめの細かい肌と、東洋人特有の真っ直ぐな美しい黒髪は羨望の的だったようだ。
カーネギーは、牧野にハリウッドでも活躍するメイクアップアーティストやスタイリストを付け、外見からも、社交界で決して恥をかくことのないよう、牧野を仕立て上げた。
世界屈指の美容チームは、牧野の魅力を存分に引き出し、瞬く間に、牧野をヨーロッパ社交界の華へと押し上げた。
牧野の出席するパーティーは、VIPと呼ばれる連中の中でも、ごく限られた者のみしか出席が許されない程の、敷居の高いものに限られていた。
だからこそ、牧野の情報が安易に外に漏れるような事も無かったのだ。
勿論、牧野の情報が決してメディアに晒される事の無いよう、マスコミも、カーネギーの力によって抑えられていたようだが。
そんな社交界の中にあっても、牧野のマナーは、生まれながらの上流階級の令嬢のそれとは違い、荒削りだ。
でも、それが素直で優しい牧野の本来の魅力と相まって、うわべを取り繕うばかりの上流社会の奴らの中で、独特の魅力を持つ令嬢として評判になった。
そんな牧野のあり方は、ビジネス面でも好影響を及ぼし、カーネギーが牧野を連れて交渉の場に赴くと、牧野の雰囲気に呑まれて、その場が和やかになり、交渉が上手く進んだ。
それに尾ひれがついて、類まれなるビジネスの手腕を持つ、と評される事となったらしい。
944 :
司-4:2007/01/31(水) 23:16:23 ID:kRpC1JwZ
俺は、他人との婚約を牧野が了承したと聞いた時、ババァの話を信じる事もできなければ、納得なんて出来るはずもなく、3年ぶりに牧野に連絡をとろうと携帯を手にした。
静の結婚式で牧野と再会し、やっと結ばれた俺たち。
あの日、俺は牧野を胸に抱きながら、牧野を迎えに行けるその時まで、連絡は取らないと宣言したんだ。
実際、このバケモノみたいな財閥の仕事を、4年という限られた時間で掌握するためには、1分、1秒も余裕など無かった。
俺は、あの日牧野を抱いた事で、なお牧野への気持ちを強くし、あいつとの未来を手にするために、自分を律する事を誓った。
牧野という甘い存在から己を断ち切り、ただ、未来のみを見据えて、残りの3年を過ごす事を自分に課したんだ。
くじけそうになる度に、何度、あいつの声が聞きたいと思ったかしれねぇ・・・
そんな思いを幾つも乗り越えて、やっともうすぐ、あいつを迎えに行けると思っていたのに・・・
あいつの口から真実を聞こうと、3年ぶりにボタンを押した牧野の携帯番号は、すでに使われてはいなかった。
牧野の自宅に電話を入れても、やはり電話はつながらない。
こうなったら、あとはここしかないと、やはり3年ぶりに親友へと電話を入れる。
こんな時に絶対に頼りたくはないが、あいつなら、何かを知っているはず。
だが、その期待も、すぐに打ち砕かれた。
牧野が一番頼りにしていたであろう、類までもが、あいつの行方を知らなかった。
あいつは、3年前のある日、突然、みんなの前から、姿を消してしまっていた・・・
3年前牧野は、決意を胸に、カーネギーの指示により単身、フランスに渡っていた。
家族以外、誰にも・・・親友の優紀にさえも行く先を告げず、友人達にはただ、心配せずに居て欲しい、との言葉だけを残して・・・。
牧野の家族も、仕事と生活の保障を与えられ、人知れず引っ越していたため、仲間の誰もが、牧野と連絡をとれずにいた。
F3、滋、桜子は、心配はいらないと言われても尚、それぞれ牧野の行方を捜したが、カーネギーによって牧野と家族の消息が隠されていた為、探し出す事ができずに月日は流れた。
牧野が消えた当初、F3は勿論、俺への連絡を試みたが、ババァの手回しで、俺にも連絡がとれず終い。
俺も、牧野との連絡を絶ったと同時に、仲間とも連絡をとっていなかった為、今日の日まで、ただ時間だけが過ぎていた・・・
何も知らねぇ俺は、俺達の気持ちは決して揺るがないと、それだけを信じて、一日も早く約束を叶えるべく、激務を耐え抜いた。
そして、知らねぇ女との婚約発表という、絶望的だと思っていた今日、全てが報われる時が来た。
お互いを信じて、新しい世界への扉を開け、そこへ飛び込んで種を蒔いた俺達の努力が、今、花を咲かせたんだ・・・大輪の花を。
再会を果たした時から、俺はたまらない気持ちを抱えていた。
3年ぶりに目にした牧野は、本当に、魅力的になった。
美しく艶やかで、凛とした魅力があるのに、儚げで可愛い。
俺のために生を受けた、俺だけの女。
こんな女、二人といない。
945 :
司-5:2007/01/31(水) 23:18:37 ID:kRpC1JwZ
俺達は、挨拶を終えると、パーティーの終わりを待たずに、部屋に戻ってきた。
部屋の扉が閉まった瞬間、俺は牧野を強く抱きしめ、唇を貪りつくした。
牧野を失神寸前まで追い込み、脱力した身体をベッドへと運ぶ。
ベッドの上に牧野をうつぶせて、パーティー会場中の男達を魅了した背中を、唇で侵していく。
背筋に舌を添わせると、牧野は小さく喘いだ。
「ぁっ・・・」
羞恥を含んだあまりにも色っぽいその声は、俺の欲情を駆り立てた。
大きく開いた背中から一気にドレスをはぎ、体を仰向けにすると、牧野の白い肌が、以前よりも膨らみを増した胸が、先端の美味そうな蕾が、露になった。
俺の理性という理性は全てぶっ飛び、俺は欲望のまま、牧野の体にむしゃぶりついた。
胸を揉みしだき、先端の可愛い蕾を口に含む。
舌先で転がすと、蕾は固く尖った。
その変化に狂喜し、もう片方の蕾も指で弄びながら、身体のすみずみまで舌を這わせていく。
首筋から、鎖骨をなぞり、胸の谷間を通って、へそを攻める。
ウエストで止まっていたドレスを引き下げると、牧野が身に纏っているのは、ストッキングと小さなショーツのみとなる。
俺は、ストッキングを脱がすことすらもどかしく、力いっぱいその薄い膜を引き裂いた。
露になったショーツの上から、割れ目に添って指を動かす。
「ぃやっ・・・」
小さな抵抗を含んだ牧野の声に煽られて、脇から手を差し込み、直に割れ目に触れる。
「ぁっ・・・あぁ・・・」
恥ずかしがって声を抑えようとする牧野から我慢できずに漏れる喘ぎ声は、俺を益々駆り立てる。
目の前の愛しい女を、メチャメチャにしてしまいたい・・・湧き上がる欲望が抑えられない。
控えめに濡れていた割れ目からトロッと垂れてきた愛液を確認すると、俺の欲望が走り出した。
中指を泉に突き立て、牧野の中をかき回す。
「あぁんんっ」
濃度を増した喘ぎ声にたまらなくなった俺は、ショーツを剥ぎ取り、牧野の脚を思い切り開かせて泉に舌を差し込んだ。
舌先を巧みに使い、花びらを舐め上げ、蕾を攻めたてると、牧野の太ももが痙攣してきた。
俺は蕾を舌で攻めたまま、泉に指を深く沈めて、抽送を繰り返しながら、壁をノックした。
「あっ、だめ、いやぁぁぁ・・・」
強すぎる刺激に、下半身を痙攣させた牧野は、意識を手放した。
しばらくして、牧野の目が開いたのを確認すると、俺はもうとっくに限界を超え、これ以上ない程にそそり立った自分自身で、一気に牧野を貫いた。
「いつっ・・・あぁぁぁ・・・・」
悲鳴とも喘ぎともとれる声を聞きながら、すっかり余裕の無くなった俺は、牧野を思いやる事も出来ず、己の欲望のままに、抽送を繰り返す。
牧野の中は、意思を持っているかのようにざわつき、締め上げ、俺を攻め立てる。
あまりの刺激に、数回出し入れしただけでいってしまいそうになるのを必死で堪える。
「くっ、すっげ・・・牧野、俺、どうにかなりそうだ・・・」
「どぉみょ・・じぃ・・・私も・・・あぁっ」
牧野と一緒に、どこまでも堕ちて行く事を望んだ俺は、えもいわれぬ快楽の渦に巻き込まれていく。
俺は牧野の両脚を肩に乗せ、腰を掴んでもっと深く、もっと奥へと、自身を突き立てていく。
「あぁっ・・・も・・・だめぇっ!!!」
牧野が果てる瞬間、強く締め付けられた俺は、ビクビクッっと脈動を撃ち、牧野の中に一滴も残さず欲望の全てを解き放った。
女達の羨望と男達の欲望の眼差しをまとった社交界の華が、月明かりを浴びてシーツの海で乱れ、溺れている。
牧野にまとわりつく男達の視線を思い出し、果てたばかりの俺が嫉妬をまとって硬くなっていく。
もっともっと、俺だけに溺れさせてやる。
会えなかった3年分の思いを、お前の身体に刻みこんでやる・・・尽きない思いを抱えて、二人の長い夜は続いていった・・・
946 :
司誕生日投下:2007/01/31(水) 23:24:20 ID:9buoQ7B3
以上です。
お目汚し、失礼しました!
新スレ、立て方が分からないので、分かる方、どうぞよろしくお願いします。
司生誕良かったです!ありがとです
いやーよかった。GJ!
この展開実際にありそうだねGJです
司×メイドつくしが読みたいっ!ドラマでも来週メイドだし。
951 :
総×優 10:2007/02/03(土) 19:09:39 ID:54FTyEml
「もっと一緒にいて…」
あんなにもベッドの上で乱れていた彼女が、俺が一度、射精すると手早く身支度を整えて帰ろうとする。
それって、結構ムードない。
でも、怯まない。
彼女が部屋のドアノブに手を掛けたところを、背後からゆっくりと羽交い締めにし、左右の足で前後に挟み込むように、腕のなかに閉じ込めた。
うなじに唇を寄せ口付けたまま「帰らないで…」とあまえたように囁く。祈るように。
それでも彼女は肩をわななかせるだけで、言葉を返してはくれない。
この子は素直で可愛い。
けど一度決めたことは、頑なに貫き通そうと、意地になる。
全部解ってて、俺はこの子の我が儘を許してあげる。
俺って結構、健気なとこあるよなぁ。
952 :
総×優 11:2007/02/03(土) 19:10:11 ID:54FTyEml
「もう帰らないとっ」
柔らかい髪に顔を埋めてると、固い声で肩を怒らせて彼女はこたえた。
鼻先を左右に振りダメとこたえた。
「明日は日曜日だよ。それに君の友達も、……出張でまだ帰ってこないし?」
最後の友達というとこは、すこし刺々しい声だったかも?
だって仕方がないじゃないの。俺よりも、そいつのほうに気を遣ってるみたいだし?
これって結構、納得いかないけどさ。でも大丈夫。俺だって昔は結構遊んでた。つうか、かなり遊んでた、と言ったほうが正しい?
だから、こうして彼女の我が儘を許しちゃってる健気な俺がいるって訳。
それなのに「困るんです」と酷いお言葉。
なんで? 君だって俺と一緒にいたいばずだよ。
「どうしても、帰らないとダメ?」
こんな風に聞いたって帰す訳ないじゃない。解っててそう問う。
「もう、…本当に帰らないと」
消え入りそうな語尾なのに、彼女の手は腕の拘束をとこうとしている。
「もう一回、しよ?」
それには気付かぬ振りをしてねだる。
そしたら、君の好きにしていい。ほんとは朝まで一緒にいたいけど、譲歩してあげる。
顎をこちらに向け、視線を合わせた。
驚きに眼を見張る優紀の瞳が大きく揺らいでいる。
それから、きゅっと唇を噛み締めゆっくりと眼を閉じた。
「あっ…西門さ、んっ」
「ねえ、きもちいい?」
眉間に皺を寄せ苦しげに喘いでいる彼女の姿は酷く官能的で美しかった。
もっとやさしくしてあげたいのに。そんな姿に我を忘れて気の済むまで彼女を突き上げていた。
「あんっ…ああ…っ」
「教えて。優紀のいいとこ教えて…」
「んっ、あっ…」
「ここ? …ここ好き?」
「ん、…いっ…。きもち……いっ」
「きもちいいとこ全部教えて…なんでもしてあげるから。君の好きなとこ全部良くしてあげる…」
「…んっ」
きっと今の俺は最高に幸せそうな顔をしているだろう。
だってそうだろう? 二人がまた会うようになってから初めて優紀の口からその言葉を聞いたんだから。
いっだって彼女の身体は正直で、触れると蜜を沢山溢れさせてあまい声を聞かせてくれるのに。
どんなに乱れていても、俺の囁いた睦言には知らんぷりで結構プライド傷付いてた。
なのに、今日は素直に悦びを表現してくれて……。
もっとよくしてあげたくて。可愛らしい喘ぎ声が聞きたくて。俺の名をベッドの中で呼んで欲しくて。
懸命にしがみついてくる腕が愛おしくて。
夢中になりすぎて、何度も気を失わせた…。
それでも足りない。
全然足りない。
もっと君が欲しい。
このまま永遠に。
誰の眼にも触れさせずに、…君を閉じ込めておけたら。
−…いいのに。
953 :
総×優 :2007/02/03(土) 19:13:02 ID:54FTyEml
読んでくださる方、有難うです。
>935
丁寧なご感想有難う御座います。
あきら視点で、二人の。
総二郎の切なさを理解していただけ嬉しいです。
切なくてよいですっ
955 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 00:16:42 ID:cCkncyKQ
ほんと切なくていいですね。続きを知りたい!!
956 :
総×優 12:2007/02/05(月) 07:37:57 ID:4Y4VrfMa
西門総二郎の名義で家具付きの洋館を購入した。
もちろん誰もこのことは知らない。あきらたちF3にも言ってはいない。
出来る限り人目につかない地理で検討し、行き当たったのがここ信州の深い森のなかに佇む邸だった。
戦後の間もない頃、物好きな外国人が日本に滞在中、作らせたという邸だと聞いた。
国道から細い小道を抜けて、しばらく歩くと湖が見える。
邸はその湖を越えて更に奥まった場所にある。
車は入り込めない。ここまでは舗装のされていない獣道のような道を抜けて自力でくるしかない。
嘗ては、整備されていたはずの小道も人が去ってからは荒れ放題に荒れていた。
「なんでしたら、私どものほうで整備の依頼を出しましょうか?」
誰一人見向きもしなかった邸の買い手が付き、よほど嬉しいのか物件の所有者である不動産屋がにこやかに言った。
「いや、このままでいい。すこしくらい不便なほうが、都会の煩さを忘れられるだろう?」
こちらもにこやかに返した。
「そうですか、では私はこれで失礼致しますが、何か必要なものがあれば、いつでもお知らせください」
「ああ、有難う」
古びたアンティークゴールドの鍵を受け取ると、男は帰っていった。
すこし建て付けの悪いドアを抉じ開けるように開くと、湿った匂いが鼻を掠めた。
契約のときに一度だけ室内に足を踏み入れただけだからな……。
とりあえず、空気の入れ替えのために窓という窓をすべて開け換気した。
ソファには埃よけの白いシーツが被せてある。
一枚ずつ剥がして、一人掛けの椅子に深く腰を下ろした。
右手の壁にあるマントルピースに眼を遣ると、小さな肖像画が眼に入った。
近寄って手に取ってみる。
以前の持ち主のものだろうか。だが、しかし密画に描かれていたのは日本の若い娘だった。
「永遠の時を…?」
密画の裏には、サインとメッセージのような走り書きがある。
細部までは文字が潰れていて読めない。
密画を元いた場所に戻すと、邸のなかを彷徨った。
絵のなかの娘の手掛かりが、まだこの邸の何処かに残されているかも知れないと思ったから。
手入れのされていない階段を登ると、ギシっと朽ち掛けた階段の鳴く音がする。
登りきった二階には全部で五つの扉がある。
まずは奥の部屋から順に開けた。
ここは元は書斎だったのだろうか。大きな書棚が二つ並んでいる。
窓際には使い勝手の良さそうな、木製のライティングデスクにお揃いの椅子。
マントルピースは階下の居間と同じもの。暖炉にはいつからそこに置いてあったのだろう。薪がくべてある。
「湿ってる…」
薪を一本拾い上げると、長い期間放置されていたのが解るくらいに湿り気をおびずっしりとした重みを腕に感じた。
書棚の扉を開くと、様々な分野の書物がぎっしりと並んでいた。
指先で書籍の背表紙をなぞりながら、興味を惹かれるものを探していると一冊の古書の上で止まった。
何度も綴じなおされた跡のある体裁。
古い革表紙の本。
表紙を開くと、先の密画の裏に書かれていたと同じ文字。
「日記?」
恐らく以前の邸の持ち主が残したものだろう。読みにくい字面ではあるが、英文の日記に間違いはなかった。
957 :
総×優 :2007/02/05(月) 07:40:56 ID:4Y4VrfMa
昨日出来た分投下したつもりでしたが、残ってました。
切ないと言ってくださる方、すいません。
話しが変な方に向かいつつありますが、お付き合いくださると嬉しいです。
958 :
総×優 13:2007/02/06(火) 22:46:07 ID:Rl7DrFGN
ここに訪れたときは、まだ太陽は南中にあった。
どのくらいの時間が過ぎたのだろう。手にした日記を夢中で読み耽っていた。
太陽はすでに傾き夜の帳が訪れている。
遠くの森で梟が鳴く声が聞こえた。
ここに呼ばれたのは偶然か。
男の想いに引き寄せられたのか。それとも、…俺、自身の手が手繰り寄せたのか。
どちらでもいい。
ただ解っているのは一つだけ。
以前の家主もまた、俺と同じ想いに苦しんでいたということだけだ。
男と娘は戦後間もない混乱の東京で出逢ったらしい。
二人はすぐに恋に落ちた。
一目惚れだったのだろう。
だが、男は外国人で身分も階級も高い家の生まれで本国には許婚もいたという。
娘は貧しい生まれで、もちろんあの時代なら尚更、食べるものにも困っていただろう。
周囲の反対は凄まじく、それどころか敵国の男と恋仲に落ちるなど信じられないと酷い嫌がらせを受けていたらしい。
二人は男の帰国を機に一度は別れを選んだ。
だが、再び出逢ってしまった。
そうなるともう誰にも止められなかった。
本国の妻や親兄弟を捨て、男は娘を連れてこの邸に隠れるように住みついたのだ。
「似た話しってあるんだな…」
本を閉じ、センターテーブルの上に置くとおもいきり腕を伸ばした。
何時間も同じ姿勢で日記を読み続けて、身体が固まっていた。
「あっ…電話すんの忘れてた」
本当なら邸の修復の為に、業者に連絡を入れ、家政婦を雇う手配をしなければいけなかったことに気付いた。
「ま、明日でいいか」
誰もいない邸で、俺はひとりごち初めての寝床に潜り込んだ。
昨日の失敗から、今日は目覚めてからすぐに業者に連絡をつけた。
家政婦は不動産屋の紹介で口の堅い者を選んだ。
『なんでも、昔は旧家の女中頭をしていたらしいので、口は堅さはお墨付きですよ』
「そう。なら、すぐにでも頼める?」
『もちろんですよ。以前、いらしたときにすぐに連絡を取ってますから、今日からでもお伺い出来ます』
「それって、通いはムリだよね?」
『ええ、あの道が舗装されたら通うことも出来るでしょうが、老人の足ではとても毎日は…』
「そうだよね…。って、その人、お婆さんなの? 大丈夫?」
『ははっ。大丈夫です。まだまだ、現役の者には負けないと言ってるくらいですし』
「あっそ。んじゃ、都合がつき次第、すぐにでも来てもらえる。とりあえず、部屋は邸の裏の使用人部屋を使っても良いからさ」
『解りました。これから、連絡を取り、なるべく早く連れていきますから』
用件を終え電話を切ると、することもないのでまたあの書斎に向かった。
日記は全部で十冊あった。
一年で一冊とし、十年分になる。
あの続きが気になっていたのだ。
だが、あったのは男の方のものだけで、娘のものは見付かっていない。
日記なんてものは、皆がみんなつけてる訳ではないからな。
気にはなったが、男のものだけで大体のことは解るだろう。
昨日の続きを手に取った。
長すぎ・・・・何時まで続くんだwww
総×優は箸休め程度で丁度いい。あんまり濃いと胸焼けする。
>>959 お前の好みなんて聞いてない
作家さん、気にしないでどんどん投下して下さい!!
作家さんの切ない総二郎がツボで、総優にはまりました
総×優完結まってます!
つかつく読みたいです
962 :
総×優 :2007/02/07(水) 19:30:37 ID:kKb6xAwj
こんばんは。
随分とカットしての投下ですが、選んだ設定上もう少し長くなりそうです。
あとこれ以上カットすると、話しが解らなくなりますので、申し訳有りませんが
設定が好みでない場合、スルーくださいね。
その他、レスくれた方有難う御座います。
総優に嵌ってくれたかたも、元から総優すきなかたも楽しんでくれたら良いです。
うん、でもエロ無しが長すぎるのは最初に言って欲しい。
スレも残り少なくなってきたし、一応ここはエロパロ板だし。
カプがどうとかいう問題じゃないよ。
>>962 どうでもいいから、一気に落としてくんないかなー
ちまちましないで全部書いて欲しい
スレもわずかだから長くなるなら新スレ立ててね
新スレ立てお願いします
ここエロパロだよね???
どうでもいいけど、長編二次置き場みたいなスレになってきた。
967 :
総×優 :2007/02/08(木) 18:25:58 ID:mYrSDu88
花男は、エロ部分のみの投下ですか?
その場合は、そういう書き方は出来ないので打ち切りにしますね。
結局誘い受かよ
969 :
総×優 :2007/02/08(木) 19:06:58 ID:mYrSDu88
>>968 穿った受け取り方は、不愉快です。
花男のエロパロに作風が合わないようですので、投下しても無駄と判断しました。
何度も表記しているにも、関わらずCPに対し絡まれるのは心外ですし、
その他のことも書いておいたと思います。
それに、この程度の長さでエロナシが長い。
作品自体が長い、というのも私とこちらでは合わない、と考えての打ち切りです。
誘い受けまでして、読んでもらいたい。書きたいほど、時間に余裕も有りません。
残念ながら。
970 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 19:55:10 ID:/eBztjoG
あ〜あ。作家さん追い出しちゃったよ。
他に投下がある訳でもなかったし、スレの進みも慌てて新スレ立てるほど早くもなかったのに。
エロ部分だけを投下なんて誰が決めたの?
全くエロ部分無しの作品じゃないんだからいいじゃん。
これでまた作家さん来なくなって過疎ったら最悪。
次スレ立てようとしたけどダメだった。
でも、書く人がいないんじゃ立てても意味ないか・・・。
作品自体が長くなりそうという理由で自サイト開いたり
自サイトにうpしてた作家さんが多かったからね。
注意書きしてくれてるのにカプに文句つけるとかは論外だけど、
あまり長くなるとどうなんだろうとは思う。
またもし長編なら、一気に書いてうpするくらいの配慮は欲しい。
他の作家さんが投下しづらくなるよ。このくらいのルールって
別にこのスレに限ったことではない、暗黙の了解だと思う。
973 :
司:2007/02/08(木) 20:50:58 ID:+OoBRph+
このスレでこんな風に作家さんを追い出すなんてショックです;
私も一読者として、楽しませて頂いてました。
次にまた投下しようと思っていましたが止めますね。
974 :
総×優 :2007/02/08(木) 20:53:41 ID:mYrSDu88
>>972 今、投下済みの文章の回収中ですので、この作品専用のサイト作る予定です。
途中放棄は性に合わないので。
でも、今までの投下でこの程度のレス数の投下で文句を言われたこともないので
気が付かなかったです。他も似たような投下の方が多くて。
たぶん、ジャンルの違いでしょう。
最初の投下前に、聞いたらCPと注意でOKというレスでしたので詳しくは書いてません。
書いてみないと中編、長編になるか不明ですので。
しかし、これ以上終わったことにレスも必要ないので。
擁護、批判ともにナシでお願いします。
性格的に女性っぽいのが苦手ですのですいません。
こんな事になってしまって残念ですが、
総優の続き・サイト完成楽しみにしています!
>性格的に女性っぽいのが苦手
・・・・
作家さんは、お前みたいな、ねちっこい婆が苦手と言ってるって分かんないかな?
サイトを作られたら是非教えてくださいね。楽しみです。
空気を読まずにリクいいでしょうか。
少し強引なS司が読みたいなあなんて・・。
私も総*優の続きとサイト完成楽しみにしてます!!総二郎のせつなさがとても好きだったので。。
980 :
ネックレス:2007/02/09(金) 00:31:04 ID:2YVI66MQ
つくし司です
誤字脱字改行など変な所あったらすみません
優紀と西門さんの婚約パーティーを楽しんだつくしと桜子と滋。
「優紀綺麗だったね〜。親友の結婚って自分から離れるみたいで寂しかったな。」
「そうですか?私の方が綺麗ですよ。西門さんはやっぱり素敵でしたね。
美作さんも相変わらずかっこよかったですね。」
「つくしが結婚する時あたしも寂しかったよ〜。けど司と幸せみたいだし嬉しいよ」
いつも以上に桜子は毒を吐き滋はニコニコとしていた。
「あんたねぇ…」
「けどとても幸せそうだったし、いいんじゃないですか。」
「桜子は逃げられててばかりだから、幸せが羨ましいんでしょ?今から合コンに行くわよ!」
つくしが気づいた頃には滋が桜子を連れ去り、小さくなった二人の背中が見えた。
道明寺邸に着きつくしはあることに気づいた。
「な…ない…」
顔を青ざめバッグやポケットを確認するが、道明寺からもらった土星ネックレスは見つからない。
慌てふためいていると、司はつくしが帰って来たことをメイドに聞き、玄関までつくしを迎えにきた。
「よぉ、遅かったじゃねぇか。」
司はつくしを抱きしめた。
「う…ん。」
つくしの様子が変なため、道明寺はつくしの顔をのぞきこんだ。
981 :
ネックレス2:2007/02/09(金) 00:31:44 ID:2YVI66MQ
「俺が仕事で一緒に行けなくて寂しかったのか?結婚式には行くんくからよ」
「ばっ…馬鹿そんな訳ないでしょ!
久々にF3に会えたから寂しくないわよ!」
つくしは腕を伸ばし道明寺の体から離れた。
「可愛くねぇの。で楽しかったか?」
「うん!優紀がすごい綺麗だったけど、西門さんが相手だからこの先不安だよ…」
つくしは道明寺を見上げ、不安そうな顔をした。
「大丈夫だろ!お前がついてるんだろ?」
道明寺はつくしの髪をクシャっとなでた。
「それよりお前シャンプーいつもと違う香りなんだけど」
道明寺は抱きしめた時に違う香りに気づいたのだ。
「あっそれはね…」
その時ガチャリとドアが開き、類が立っていた。
「類どうしたの?」
類にかけよるつくし。それをにらむ司。司の視線に気づかない類。
「牧野バスルームにネックレス忘れてたよ。はいこれ」
類はつくしの手の中にネックレスを落とした。
つくしは顔をハッとさせ、無くしてた事を思い出した。
「類お前帰れ!!牧野に触んな!」
司は類を扉の向こうに押し出した
扉が締まる時
「じゃぁね」と言いニコッと笑った類の顔が見えた。
「つくし!!!!どういう事だ!!!!」
982 :
ネックレス3:2007/02/09(金) 00:33:05 ID:2YVI66MQ
「いっいや違うの!誤解よ誤解!!!」
司はつくしの言葉など聞きもせず、つくしを担ぎあげ寝室へむかった。
「降ろして!降ろしてよ!」
司の肩の上でジタバタするつくし。司は黙ったままだ。
「そんなに嫌なら降ろしてやるよ」
勢いよく投げられると思ったつくしは目をきつく閉じた。
ポスン…ベッドの上に優しく降ろされつくしは目をあけた。
見えるのは天井と司の顔だけだ。
「ちが…」
訴えるが司はつくしの唇を奪い歯列を舌で丁寧に舐める。つくしは体をビクっとさした。
司は舌を絡めながらつくしのドレスを丁寧に脱がしていく。
「ちょ…っと…待っ…てよ」
「もう待たねえ。俺を怒らした罰だ」
司は耳を甘噛みし首筋に赤い印をつける。つくしはパーティーでカクテルを飲んだため、
体が言うことをきかず抵抗することができない。
司は胸の蕾に舌をはわせ歯を軽くたてる。蕾は硬くなり膨らんだ。
何度も執拗に胸を舐めたり揉んでいると、つくしは腰をくねらしだした。
「もうほしいのかよ?やらしい女だな。類にもそうやって欲しがったのかよ?」
司は花弁を指で触り泉から溢れでた水を舐めた。
「だから…違う…の」
983 :
ネックレス3:
つくしは上半身を起き上がらせようとするが司はそれを許さない。
つくしの足を開かせ内股に指を滑らし、赤い舌をつくしの中に入れた。
「あっ…やめ…て…んっ…」
「無茶苦茶にしてやる」
舌で小さな突起をつつくと背中を反らし甘い声をもらす。
「っ…はぁ…はぁ」
「類にもこうやってもらったんだろ?」
司は類に嫉妬し小さな突起を噛んだ。
「いっ…痛い!」
それと同時に泉から水がピュッと飛び出した。
「美味い…誰にもやらねえ」
司は花弁に吸い付いたり舌を巻き付けた。
つくしは司の肩に手を置き小さな抵抗をするが無意味だった。
そして司はつくしの足を肩にかけ、自身で一気に奥を突いた。
つくしの息は荒くなり時おり声にならない声をもらす。
司はその声を聞き足を降ろし往復の速度をあげる。
部屋には荒い呼吸と結合部分から漏れる音だけ。
つくしは潤んだ瞳で司を見つめ背中に手を回し、しがみついた
そして二人は絶頂をむかえ体をダラリとさせた。
司は唇を重ね終えるとつくしの横に寝転び、ぎゅっと抱きしめた。
「お前は俺の女なんだよ。俺以外の男に触んな。なんで類なんだよ…」
司は抱きしめながらつくしをなじった。