【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 3【クレパラ】
正直自分は蓮キョ派だし今の展開にちょっともどかしさを感じている。
が、しかしGJ!!!!
ていうか本編このまま行くとこういう展開もありかもしれないよなぁ。
松キョだ!!!嬉しい。
美味しくいただきました!!!神様乙です。
889 :
884:2006/05/12(金) 11:40:50 ID:pYgUezWx
反応どうもです。
視覚派なのでドラマCDは聴いていないんですけど、松太郎の声って無闇に甘いんだろうなーとの思いが文に出てしまったようで。
最近の展開には本当に煩悩を刺激されっぱなしなので、また何か書くかもしれませぬ。
何故か犬○叉の、犬と桔梗役というドラマネタが…怨念キョーコが萌。
付録のドラマCD姪っ子にあげたのを後悔。
1回くらい聞けばよかった。
でもイメージ違ったら悶絶しそーだしな。
891 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 12:37:53 ID:hduSKpZ7
ドラマCDの声優さんは……神奈延年さんか。
ふし遊の翼宿くらいしか知らん私には、イメージ不可能orz
自分はマクロス7のバサラっすね。俺の歌を聴けー
突貫、お目汚しすまん。
とりあえず、続きできたら投げます orz
「抵抗しないなら…食べちゃうよ?」
スルリと腕を胸元に滑らされて、耳元で囁かれる。
その言葉と共に送り込まれた吐息−
ゾクリと寒気が走る。
「……っ…」
声が出ずに、ヒュゥッと喉が鳴る。
胸元に滑らされた手は、そのままウエストラインへ伸びる。
グッと力を入れて、体のラインを撫で上げられる。
親指が丁度、ブラの上からでも頂点を当てる。
ビクッと自分の意志と反して跳ねる。
『いや…』
思えど、声が出ない。
「…泣かないんだ。」
クスリと耳元で笑われる。
ただただ、嫌悪感しか沸かない−
なのに身体は防衛本能に目覚め始めている−
片腕を拘束され、自由な手でキョーコの身体を撫で回される。
「あんた、不破の大事なモンなんだろ?」
“アイツにとって大事”
その言葉がレイノを突き動かす本能―
「ち…が…」
否定しようと視線を合わせるが、その視線の猟奇さにキョーコは言葉を失う。
その隙に、両手を拘束し近場の白樺の木に縫い止める。
「…や…っ…」
腕に力を込めても振りほどくことが出来ない。
男の片手で両手を拘束される事が、これほど怖いと思えた事も無いキョーコ。
小刻みに震える肩―
「もっと、怯えて。俺の征服欲を掻き立たせてみせろよ。」
耳元で囁かれ、ねっとりと耳朶を嬲られる。
『コワイ』
純粋に恐怖を感じる。
向けられた矛先が本人でなく、自分にあった事がより一層駆り立てて。
「・・っ…や…だ…」
首を振って抵抗すると、あっさりと耳朶は解放された。
その代わり、首の当たりからジッという音が耳に入る。
後ろから、キョーコの胸を触る片腕―
恐る恐る振り向くと―
レイノが、ワンピースのファスナーを咥えて下ろしているのを捉える。
「やっ!…嫌っ!」
ジワジワと、キョーコの背中が空気に触れる。
背中のちょうど真中あたりで、ファスナーを下ろす音が止まる。
少しだけ安堵するが、小さく笑う声を耳にする。
プツッと、胸を覆う緊張の糸が外され、そのまま背骨のラインを舐め上げられる。
「−っ!!」
ゾクゾクと背筋に寒気と言い様のない感覚を送られる。
声にならない声。
「気持ち…良くさせると思う?」
ひやりと、背中から冷たい空気を感じ取り、ただただ震えるキョーコ。
「ねぇ…赤頭巾ちゃん」
レイノの言葉に、キョーコは悲鳴の声すら奪われる――
自由になる手をキョーコのしなやかな肌に滑らせる。
そのまま、ぷつりと少し尖った粒へ、矛先を向けた。
指の腹で撫で、爪で弾く。
項から肩甲骨のラインへ舌を滑らせる。
ピクッと小刻みに震える身体。
「っ…ぁ…」
軽く耳朶を甘噛みして、ワンピースの裾をたくし上げ、
両足の間に膝を割りいれる。
伝線しているストッキングを躊躇い無く引き裂く。
「…や…っ…」
するりと、レイノの指がキョーコの下肢へと伸びる。
デルタラインの真中を撫で上げられる。
「―っ…!」
抵抗すら出来ずに、されている事を受けるしかない状況―
悔しさで目の前がぼやけ始める。
「なんだ…反応しているんだな。ちゃんと」
少しずつ潤み始めた場所を指に感じる湿度で理解する。
ぷつりと主張している蕾を入念に責める。
ビクッと、熱と刺激が身体を駆ける衝撃―
「や……な…っ・…ぁっ!」
良く理解出来ないが、得体の知れない感覚に襲われる。
それが何なのかわからないが、そこを触られる度に走る―
「…ぁ…っ!んん…」
拒絶でなく、熱の混じる声―
つぷりと布をずらしてダイレクトに嬲る。
「や…ぁ…ぁんっ…」
声が思わず出てしまう。
『嫌なのに…どうして…?』
混乱する頭。
でも、快感には順応してしまう。
「…もういいか…」
カチャリとベルトを寛げる音が耳に入る。
その瞬間、キョーコの脳裏に一人が思い浮かぶ―
恐怖感が一斉に責め上げてくる。
「い…いやぁっ!!」
足を閉じたくても割りいれられた膝で阻止される。
ファスナーを下ろす音。
「や……敦賀さ…っ…」
小さく出した名前―
ピタリとあてがわれたレイノの刃。
「赤頭巾ちゃんの猟師は来なかったね。」
クスクスと笑い、キョーコの内部へ侵入を図る。
「いやぁぁぁっ!!」
喉が張り裂けるような叫び―
白樺の幹に爪が食い込む。
ドンッという、音に続き、ドサッと崩れ落ちる音―
フッと拘束されていた力が無くなった両腕。
「??」
良く分からないが、誰かが後ろから抱きしめているぬくもり。
「大丈夫??」
柔らかく頭を撫でられ、優しく問い掛ける声。
抱きしめている腕が上下に動いている事から、走っていたのだと理解する。
「怖くなかった?」
ぎゅっと力を込めて抱きしめられる―
ボロボロと涙が溢れ、抱きしめている相手を見る。
『こんな事で…やっと気付いたなんて…』
その言葉は声に出ない。
涙が答えだと。
「ご・・・ごめんなさい。心配…かけて…」
ペチッと軽く頬を叩かれる。
でも、表情は笑っていない―
「今は、そういう言葉を聞きたいんじゃないよ。今は、感じたことを堪えずにぶつけていいから……だから…俺を安心させて?」
『安心させて』その一言を告げた表情―
貴方が泣きそうな顔をするのは何故?
堰を切ったように泣き続け、眠りに落ちたキョーコ。
「俺が…全てをかけて守るから…」
左手の薬指に口付けを落とす。
「俺に君の心を預けて欲しいよ」
真摯な眼差しと、闘志が入り混じる―
目覚めた想いはまだ闇の中―
896 :
893:2006/05/14(日) 05:27:56 ID:bnMO60Wz
んー…ヘタレで申し訳ない orz
レイノ×キョーコ 寸前っつーのは、既出だったんだが・・
どうしても、蓮が欲しくなったので許して下さい。
お目汚しすみません
GJGJGJGJ!!!!
きゃー!GJ一番乗りなのが嬉しい!光栄!
やっぱり松なんだろうなーと思いつつ読んでて
蓮だった!嬉しいぃぃぃぃぃ〜〜〜〜。
ありがとうううう〜〜〜〜
>>893 GJです!
本編で蓮が間に合うのは有り得ないと分かっていても・・・
やはり蓮が来てほしいorz
もし間に合ったらそれはそれで え?!って感じなのだが。
しかしレイノ×キョは直視できない私・・・
次号で早く安心させてください先生!! orz
>>893 GJです〜!!
私もキョーコは蓮に助けて欲しいです。
続きが読みたいです〜〜〜〜
900げっと
マロンにあった風呂場で鉢合わせイベントをお借りします orz
レイノの一騒動から翌夜―
撮影も順調に進み、心の緊張が解けてくる。
浴衣を着て、いそいそと浴場へ向かう準備。
「百瀬さん、行きます?」
ちらっと、伺いを立ててみるキョーコ
「台詞を入れたいから…部屋のを使うかも…ごゆっくり。」
やんわりと微笑んで、脚本を睨む。
「行ってきます。」
ここ数日の習慣で、部屋の鍵を持って浴場に行く。
カチッと施錠して、パタパタと歩いていく。
「ゆっくり…考えなきゃ…」
女湯の暖簾をくぐって、脱衣所へと向かう。
誰も居なくなった浴場前―
カタンと、暖簾を男湯と女湯を入れ替える。
「これで元通りっと…感謝しろよ?蓮。」
近場の椅子に座って他の客が来ないように監視する社―
カラカラ〜っと、戸を開けると湯気で前がかすかに見える状態。
そのまま洗い場でシャワーを使って汗を流す。
不意に、昨日の事を思い出し、ボディータオルで、ごしごしと強く身体を洗う。
あの嫌な感覚―
「…っ…」
ザバッとお湯で泡を流して、そのまま露天風呂の扉を開けて飛び込む。
誰もいない浴場だから出来る事―
「あ…ご…ごめんなさい・・」
バシャっと水音が立ち、溜息が聞こえる。
呆れられた様だと、少し首を竦める。
でも、自分には――
「…気持ち…悪い…こんな…」
空を仰ぎ見ると月が浮かんでいる。
「敦賀さん…」
ぎゅっと自分の身体を掻き抱く。
「きっと…私は…」
ちゃぽっと、お湯を手に掬って月を浮かべる。
目覚め始めた感情が、幼いままで止まってはくれない。
ふわりと湯気が頬を撫でる。
「好き…」
その一言を呟いて照れて、バシャバシャと手でお湯を叩く。
ゆらゆらとお湯が揺れる。
「…君は、静かにお風呂も入れないの?」
聞きなれた声が、すぐ近く。
「へぇ??」
ゆっくりと声のする方向へ、立ち上がって近付いて見ると蓮の姿―
混乱する頭の中、バシャッと身体を沈める。
「こ…ここって・・女湯ですよね??」
慌てて、確認する。
「男湯だよ。」
「~~~~っ!!え!?で…でも暖簾が…っ」
あがろうと思うが、立ち上がって自分の裸を見せる事に躊躇する。
ぐるぐると思考が回る。
「……勢い良く飛び込んだけど、どうか・・した?」
お湯の注がれる音が、沈黙を紡ぐ。
「・・あ……わ…忘れ…たくて…」
―その一言が蓮の何かを急き立てる。
水音を立てないようにそっと、キョーコに近付く。
「感触が・・残ってる感じがして・・っ…」
心なしか声が震える。
「…へ…変な事言ってすみません…っ…」
俯いて、そのまま身体を抱きすくめる。
思い出して、余計に穴に嵌る。
キョーコの腕を掴み、自分の腕の中へ閉じ込める。
「…ごめん、思い出させて。言いたくなかっただろう?」
労わるように頭を撫でる蓮。
ほんのり色づいた肌。
上気して潤んだ瞳。
「敦賀さ……」
伺うような眼差し。
「好きだよ、キョーコちゃん。」
半ば放心したように、蓮を見つめるキョーコ。
頬に柔らかくキスを落とし、反応を待つ。
「で…でも…」
“好きな人はここでは作らない”というあの言葉が引っかかる。
「キョーコちゃんは?」
一筋の涙。
ぐるぐると、あの言葉が回っていても、自分の気持ちは正直に現れてしまう。
「好き…っ…」
言い終わるかどうか、そんなタイミングで言葉を奪われる。
啄むようなバードキス。
愛しさがより一層増す。
「…っ…ん…」
軽く、キョーコの咥内へと侵入を図る。
キョーコの舌を優しく絡め、吸い、嬲る。
お湯の熱さと、キスの激しさで頭が朦朧とし始める。
「…敦賀さ・…っ…」
はぁっと、解放された唇から甘い吐息が漏れる。
首筋に口付けを落とす。
唇が肌に触れると小さく震える肢体。
手のひらで乳房を包み込み、柔らかく揉む。
「…や・…っ…」
包み込まれた手のひらが熱くて、余計に熱さに浮かされる。
心臓が早鐘を打つ。
ふらふらと、蓮に寄りかかって身体を預けてしまう。
「キョーコちゃん??」
表情を見ると、真っ赤な顔で意識を投げている。
湯あたりしたようだ。
ザバッと露天風呂から上がり、脱衣所の籐の長いすに寝かせる。
手早く浴衣を着て、キョーコの浴衣を着せる。
「さて…」
カラカラと戸を開けると社の姿。
にっこりと笑顔を返すその顔は、期待に満ちた眼差し―
「あれ?キョーコちゃんは?」
本人同士しか知らないのに、あっさりと聞いてくる。
「…湯あたりしたみたいで…他の人に見られるのもマズイので、少しそこで監視して
てください。」
軽々とキョーコを抱えて浴場の廊下に出て、そのまま自分の部屋に向かう蓮。
「蓮?キョーコちゃんの部屋はそっちじゃ…」
ニヤニヤしながら蓮に尋ねる。
“この人は”と、突っ込みを入れたいが、キョーコが最優先。
「このまま帰したら百瀬さんが大変でしょう。だから、社さん。お願いします。」
誰がなんと言っても今の社が、一番はしゃいでいる。
「OK。連絡はしておくから。俺はその後、ラウンジで酒飲んでるよ。」
クスクスと笑い、二人が別れる。
ふわふわとした浮遊感。
そよぐ風。
「…ん…っ…」
見上げると天井―
お風呂に行っていて…それから―??
記憶が途中で抜けている事に気付く。
もぞもぞと起き上がり、ぼんやりとした頭を覚醒させる。
「気が…ついた?」
ほっとした表情が間近。
パタパタと団扇で風を送る。
「・・あ…」
喉がカラカラに乾いて痛む。
くっと、喉を押さえて周囲を見回すキョーコ。
何を求めているのかに気付き、水の入ったコップを目の前に。
「あ…ありがとうござ…」
クイと、水を口に含みそのままキョーコに口付ける。
「ふ・…っ…ん…」
咥内に水分が満たされ、ゆっくりと嚥下する。
小さく喉が上下するのを確認して、もう一度口移しで飲ませる。
「っ…は…ぁ…」
うるんだ眼差しで蓮を見つめるキョーコ。
「敦賀さん…あ・・あの…」
浴場で告白した事を思い出して、赤面しながら見つめる。
“他の男には見せては駄目な表情”
そう、蓮は思う。
「君が好きだよ。嘘偽りなく。」
力強く答え、キョーコを抱きしめる。
人のぬくもりが安心できる事を、初めて理解するキョーコ。
「わ…私も…好き……です。」
消え入りそうに答えると、そのまま口付けられる。
「嫌と言われても止まれない。怖いと感じるなら、言って?」
ギュっと蓮の背中に腕を回して、答えを出す。
やや…社さんGJすぎ…!!
続きが激しく気になります!
唇がキョーコの身体にキスの雨を降らせる。
柔らかい乳房の感触を楽しみながら、薄紅の粒へ口付ける。
「−ぅ…っ…」
ピクンと跳ね、伸ばしていた足が彷徨う。
小刻みに、何をしても跳ねる身体。
「可愛い・・」
するっと、露になった太ももから足の付け根まで手を滑らせる。
「や・・ぁっ…」
ゆるゆると付け根や、ウエストラインを撫でる。
顔を背け、湧き上がる感覚と羞恥に紅潮する。
じわじわと何かが下半身から湧き上がってくる―
触れたくて仕方なかったキョーコの身体。
触れば触るほど愛しさが駆け巡る。
「なんか…変…」
チュっと首筋に口付ける。
「何が?」
分かっている事をあえて聞く蓮。
「…け…経験豊富な敦賀さんと一緒にしないで下さいぃ〜」
顔を真っ赤にして蓮を上目遣いで睨む。
―――
続きはちょっと間あきます orz
クスクスと笑い、
「こんなに、ドキドキしながら抱くのはキョーコだけよ。」
まだ抱いてもいないのに、さらりと解答を出されて撃沈。
するりと、白い防護壁を撫でる。
「やぁっ・・」
びくっと触れられた場所に警戒する。
湿り気を帯びている壁を指の腹で撫でる。
触れて欲しくて疼いていた箇所が素直なレスを返す。
「んっ…つ・・敦賀さ…っ…」
和えかな言葉を自らの唇で塞ぎ、咥内を嬲る。
咥内なのか、下半身からなのか、水音が部屋に響く。
モゾモゾとさざ波のように押し寄せる感覚。
するりと防護壁の向こう側へ侵入を図る。
それに気付き、肢体が硬直する。
「や…っ…」
グイと、防護壁を取り払う。
これ以上にないくらい恥ずかしさで顔を赤くして…
「つ・・敦賀・・さ・・・」
柔らかい猫毛の鉄条網を撫でる。
くちゅりと、掻き分けて眠れる紅玉を探る。
指の腹で撫でて、ぷつりと実り出す。
「可愛いね。ここも。」
ちゅっと、紅玉を唇で包み、軽く扱く。
「んっ!・・アッ・・ッ…!」
背中が撓り、襲いくる快感に翻弄される。
後から後からトロトロと沸き出でる泉。
「甘いよ…凄く。」
つぷりと、紅玉の皮を暴き、更に追い詰める。
空気に触れるだけでもジワジワと感じるのに、更に強い快感を与えられる。
「も…っ…気持ち…くて…ず・・ずるい…ですぅぅ…」
羞恥で顔を両手で隠しながら必死に訴えてくる。
ゆっくりと、泉の中へ侵入を謀る。
甘い香りが媚薬のようで、酷く興奮する。
下肢が緊張したのに気付き、開いている手で紅玉を撫でる。
「…っ…ふぅっ…んっ…」
手で衝動的に突き抜ける声を押さえる。
キョーコそのものが愛しくてたまらない。
「―っ…」
―今すぐ掻き抱きたい衝動と戦う―
「も…っ…あ……」
甘い吐息―
キュゥと紅玉を嬲り、反応を楽しむ。
「ん…−っ!!」
ビクビクっと、身体が跳ね、透明な雫がシーツを濡らす。
くたりと脱力して、放心しているキョーコ。
「・・っ…気持ち・・良かった?」
こくりと頷く。
「感じやすいんだね。」
耳元で囁き、自分の浴衣を取り払い、足元の四角い包みを開けて、取り付ける。
キョーコの泉へと自分の楔をあてがう。
びくりと硬直するが、するりと、蓮の背中に腕を回す。
「…怖い?」
ゆるく首を振り、
「敦賀さんじゃなきゃ・・嫌です…」
じっと、潤んだ眼差しで見つめられ、思わず口付ける。
「…ごめん…優しくしたいけど…無理かも…」
グッと、キョーコのウエストを掴み、逃げられないようにする。
「−ッ!」
唇を塞いで痛がる悲鳴を殺させて。
「爪…立ててもいいから…」
「い…た…っ」
メリメリと、身体のどこかから音が聞こえる。
仰向かせて、挿入が楽なように、苦痛を和らげようと口付ける。
ズッと、狭い随道から、突き抜ける感覚。
小刻みに震えている身体。
瞳からこぼれる涙―
「大丈夫?」
零れ落ちる涙をキスで拭う。
「き…気持ち…い・・…です・・か?」
―この子は、どこまで溺れさせる気なんだ!?
「うん。俺は気持ちいいけど…キョーコは、大丈夫?」
小さくキスをされ、
「…お…お返し…です…っ…」
涙交じりに微笑んで―
―――
焦らしてすみません…orz
とりあえず、今日中には上げます
ゆっくりと動き、内壁の感触を味わう。
動くたびに、内部が変化する。
痛みを堪えるように、柳眉を顰めて耐えている姿。
ドクッと、自分の楔に血液が集中する。
「−っ・・ごめっ…」
腰を荒く掴み、自分の快楽を優先する。
「や・・っ…いた…はっ・…ん…っ…」
最奥を抉るように嬲り、自身の猛りを駆け上がらせる。
「…っ・…ん…っ…は・・ぁ・・っ」
動きについていけなくて、頭が白くなる。
「−っ!!」
グッと、最奥を突き上げて自分の欲望を迸らせる。
きゅうきゅうと、内壁が余韻を味あわせる。
ぐったりとしているキョーコ。
一呼吸して、頬に触れる。
「大丈夫?」
「…っ…ん…」
夢心地のような表情。
「…愛しているよ。キョーコ。」
柔らかく口付け、頭を撫でる。
幸せそうな寝顔―
「もう…手放さないから―」
愛しい者を今、手に入れた―
―――
こ…これでなんとか終了です〜
他の方々よりも拙くて申し訳ないです orz
GJ!!GJ!!乙ですぅ〜〜〜
一日楽しませていただきました
土曜日の発売日まで何とか乗り切れそうです
ありがとうございます
揚げ足を取るわけでは決してないのですが
>>907の「こんなに、ドキドキしながら抱くのはキョーコだけよ。」というセリフに
「モモモモー子×キョーコだ!ヒャッホーイ」
と思った私を許してください
GJでした
912 :
893:2006/05/17(水) 22:22:34 ID:Gzlu2u+Q
>>911 ぎゃん!! 脱字していたのに気付きました orz
おお、見事に誰もいない・・・
本誌買いに走ってるのか?
914 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 17:15:02 ID:Dxez6Jn+
まさかのレイノ>キョーコにビックリ…か?
間に合ったのが蓮じゃなくてみんな撃沈してるとか
私はどっちも好きなのでこの展開はこの展開で萌え
私も両方好き・・・というか、基本蓮キョだけど
このまま何事もなくくっつくのはつまらないよ派だから、
これはこれで萌え。
・・・ところで妄想板落ちちゃったみたい・・・。
こんばんは。822です。
>823-842
>862-867
の続編書きましたので、投下します。
エッチ書けないーとか思ってましたが、なんとかやってみました。
エロ本番は生まれて初めてなので、見苦しいところは見逃してください。
それではよろしくです。
919 :
1/:2006/05/22(月) 02:09:54 ID:u6XNC5In
「キョーコちゃん、お疲れさま。今日も突っ込み絶好調だったね!」
きまぐれロックの収録がなんとか終わり、ほっとため息をついたキョーコに声がかかる。
ブリッジロックのリーダーだった。
「あ・・お疲れ様です」
慌てて坊の頭をはずし、ペコンとお辞儀をしたキョーコだったが、リーダーの手にあるものを見て少し驚いた。
それはラ○ドフリーパス招待券2枚。
「あ・・・」
「あ、これ、ね。昨日ちょっと知人からもらったんだけどね・・・。キョーコちゃん好きかなあって思って・・・。良かったら一緒にどう?これからならまだパレード間にあうよ。あ、でも用事があるのなら、キョーコちゃんの都合の良いときでいいからさ」
頭をボリボリ、照れながらリーダーは早口で一気に言う。
「こういうのって絶対キョーコちゃん好みだと思ったンだよね〜」
「・・・す、すいません、実は先日デ○ズニーに行ったばかりで・・・。その時ちょっと疲れすぎてしまったので・・・私はしばらくは遠慮したいなって思ってるんです」
本当は先日ではなく、昨夜のことだったのだが。
キョーコは昨日のディズニーランドの大騒ぎと今朝の・・・のおかげか、実はまだ少し気鬱で身体がだるいままなのである。
学校はやはり丸サボりしてしまい、下宿先で夕方まで殆ど熟睡していたのだが、微妙に疲れがとれないまま仕事に来たのだ。
920 :
/2:2006/05/22(月) 02:11:25 ID:u6XNC5In
「え・・・そ、そうなの・・・いつ?何があったの?」
「せ、先日です・・・。ちょっと説明しにくいんですけど・・・、あんまりはしゃぎすぎちゃって・・・思い出しても自分が恥ずかしいというか・・・。すいません、こんな理由で失礼だとは思うのですが・・。本当にすいません」
消え入るような声で言うと、キョーコは深々と頭をさげた。
「・・・・。キョ、キョーコちゃん・・・。なんか、アレだね」
「アレ?」
「あ、いや・・・」
着ぐるみのままで暑かったというのもあるだろう、キョーコの頬がほんのり赤く染まり、ライトに少し光る汗が額ににじみ・・・そして疲れているのか、少し細められた目に瞳が潤んでいる。
何と言うか・・・『艶めかしい』?
しぐさも声の艶も、そこはかとない色っぽさが滲みでていて・・・リーダーはそれ以上キョーコに突っ込んで聞くことができなくなっていた。
「そ、か。解った。あ、あそこ疲れるもんね、ごめんね、無理言って」
もう一度深々と頭を下げて退場するキョーコを、リーダーは頭から湯気をだしながら見送った。
921 :
/3:2006/05/22(月) 02:12:26 ID:u6XNC5In
「リーダー、また・・・玉砕?」
「ディズニーで絶対キョーコちゃんのツボだと思ったんだけど。ゴメンねリーダー、俺の作戦大失敗」
スタジオの影からこっそりエールを送っていたメンバーの2人が、こそこそとややってきた。
「い、いや・・・誘って良かったよ・・・。いいもの見れた・・・」
「ほへ?」
「やば・・俺、今日ちょっと、マジやば・・・。マジ惚れするかも」
口の中でつぶやき、ぽかんとしている2人に照れ隠しにわざと大声で
「メシ食いにいこっか。いくぞーっ」
とご機嫌に背中をバンバン叩いたリーダーであった。
922 :
/4:2006/05/22(月) 02:14:16 ID:u6XNC5In
LMEに戻ったキョーコは、タレント部門に挨拶に行きその他雑務をすませて。
そしてラブミー部の部室で一息ついた。
時計は10時をまわったところ。
キョーコは携帯を取り出し、留守電メッセージを聞いた。
収録中に録音されたらしいそれは蓮からのもので、約束に遅れてしまいそうだとの内容。
キョーコは出られなかったのを残念に思いつつ、何度もメッセージを再生した。
それからは連絡はない。
緑茶を飲み干すと、キョーコは蓮のナンバーをダイヤルした。
留守電だった。
「今晩は、最上です。遅くまでお疲れ様です。・・・今日はこれでもう帰宅します。今朝はご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした。敦賀さんもお身体に気をつけてください。それでは・・・」
いつもより必要以上に畏まったメッセージになってしまった。
切ると、キョーコは部屋をでた。
923 :
/5:2006/05/22(月) 02:18:11 ID:u6XNC5In
通用口を歩いていると、偶然にも社に出会った。
「あっキョーコちゃん、お疲れ様〜〜。まだ仕事なの?」
ニコニコ笑いかけてくる。
蓮はいなかった。
「あ、社さん、お疲れさまです。昨日は色々とありがとうございました」
キョーコは激しく動揺しながら、挨拶をする。
悪事をはたらいているところを、目撃された気持ちだった。
「いえいえ、どうだった?デ○ズニー」
「とても楽しかったです。パレード感動しました」
「そか〜良かったね。蓮も楽しんできたようだったよ」
「そ、そうですか・・」
蓮の名前がでただけなのに、キョーコはドキドキしてしまう。
「あの・・・。今日は敦賀さんは?」
「今社長室だよ。もうすぐ戻ってくるんじゃないかな」
「そうですか」
それで留守電だったんだ・・・。
「うんうん、時間あるならちょっと待っていったら?・・・キョーコちゃん?ちょっと疲れている?昨日のことが原因で」
社はキョーコの目を覗き込む。
「顔が少し赤いし・・」
924 :
/6:2006/05/22(月) 02:19:34 ID:u6XNC5In
「い、いえ、大丈夫です。・・・でもやっぱり少し疲れたかな。今日はこれで帰ります。敦賀さんには失礼ですけど、また後日挨拶しますのでと、よろしくお伝えください」
キョーコは慌てて足早に社のもとを離れた。
蓮の名前だけで、これだけ動揺しているのに、社の前で平気で蓮に挨拶できる自信が全くなかった。
きっと社さんに何もかもばれてしまうに違いない。
最初に蓮と顔を合わる時は、誰か他の人も一緒にいるのはとても嫌な気がした。
・・・・本当は会いたくて、たまらなかったのに。
ビルをでて地下鉄の入り口まで行く。
心残りで一度後ろを振り返ったが、当然誰もいない。
残念だが仕方ないと諦めた瞬間。
携帯が鳴った。
「・・・もしもし」
「・・・やあ、俺だけど・・・」
925 :
/7:2006/05/22(月) 02:21:07 ID:u6XNC5In
10数分後、キョーコは蓮の車に同乗していた。
「社さんはまだ仕事があるから。・・・だから待ってて良かったのに」
ハンドルを握りながら蓮が言った。
「すいません。遅くなってしまったし、敦賀さんもお疲れだろうと思いまして・・・」
「君は疲れた?社さんが心配していたよ。元気がなかったって」
「い、いえ、そんなことはないです。大丈夫です」
赤信号で車を止めた蓮は、ギアをはずし、キョーコの方を見る。
「・・・遅くなって、ごめんね・・・」
手を伸ばしてキョーコの頬をなでた。
キョーコはびくっと肩を震わせて下を向く。
手は耳の後ろにすべり、首の後ろにまわった。
そのまま下におろし、キョーコの左手を握る。
信号は青になり、手を握り合ったまま発進した。
「敦賀さん、片手運転は危ないです」
キョーコは手を外そうとしたが、蓮に強く握り締められて、そのまま黙った。
926 :
/8:2006/05/22(月) 02:25:19 ID:u6XNC5In
蓮のマンションに到着した。
駐車場でもエレベーターの中でも、また2人は黙ったままだった。
キョーコはこのまま付いていって良いものかどうか、激しく迷った。
部屋につけば、何が始まるのか2人ともすっかり解っている。
解っていて、黙ってついていく自分が、期待している自分が、恥ずかしくて落ち着けなかった。
部屋に入るとすぐ蓮はキョーコを抱きしめてきた。
「キョーコ・・・。逢いたかったよ・・・」
強い抱擁にキョーコは息がつまりそうになる。
「つ、敦賀さん・・・あの、夕食はすまされましたか?」
「大丈夫だよ、君は?」
「私は食べました。敦賀さんあまり食べてないのでしたら何か作りますが・・」
話の途中で蓮はキョーコの唇をふさいだ。
「・・・んっ・・・」
激しいキスに眩暈がする。
舌をからめとられて息が苦しい。
唇を外し、蓮は言った。
「また・・借りてきたネコ、する?・・・でも今夜は容赦しないよ。さっき君が帰ろうとしたのも許さないから・・」
瞳の奥に燃える欲望を見たキョーコは全身の力が抜けていった。
927 :
/9:2006/05/22(月) 02:28:16 ID:u6XNC5In
引き寄せた身体は柔らかく蓮の手に従順に馴染む。
しかし、まだ戸惑いと羞恥を隠せないキョーコに、蓮にはその格差が初々しく新鮮だった。
「今日はずっと君が頭から離れなかった・・・・こうしたかった。こうして、こうして、それから・・・」
耳元で囁き、髪に顔をうずめてキスをする。
キスは首筋から喉元へ、指先でボタンをゆっくり外しながら、鎖骨、胸元へ唇は降りる。
キョーコの手は蓮の身体を形だけ押し戻して震えていたが、唇に触れた場所は熱くなり、溶けていった。
蓮はキョーコを抱いたまま床に横になった。
ブラウスは全開になり、襟元もはだけ両腕に絡まるだけになっていた。
胸の谷間に鼻を押し付け、ブラジャーのレースを噛みながら少しずつずらしていく。
蓮はキョーコの脚を膝で割り、身体を重ねた。
「・・・・っ。つ、敦賀さん・・・・、ここ・・で・・・?・・・っ・・」
濃厚なキスで朦朧としたキョーコもさすがに戸惑い、懇願する。
声は掠れて蓮の耳に甘く届いた。
「・・・止まらない・・」
蓮はそれだけ言うと、僅かに下着からずれて覗いた乳房の中心を口に含んだ。
「・・・っっ・・」
キョーコの身体に電流が流れる。
抵抗は蓮の重みで僅かに震えただけだった。
928 :
/10:2006/05/22(月) 02:30:52 ID:u6XNC5In
蓮の指が背中にまわりホックを外す。
解放され、ぷるんとはじけて出た小ぶりな肉を蓮は許さず、手と口で弄り、たわわせた。
チリチリとした快感が走り、脊髄から腰に集まる。
キョーコは気がつかないうちに膝に力を入れ、蓮の脚を締め付けていた。
腕の力は抜けてしまい、蓮の肩に震えながら添えているだけになっている。
蓮は赤く染まり硬くなった乳首から唇を離すと、身体をずらしキョーコの唇を再び貪った。
柔らかい唇は甘くどんなに味わっても飽きることがなかった。
本気で食べてしまいたい衝動を抑えながら、ようやく応えはじめたキョーコの舌先を優しく吸う。
しばらくして、やっと蓮はキョーコの身体を離した。
抱き上げてベットルームへ連れて行く。
このまま最後までいきそうになったが、キョーコの身体の負担を考え何とか自制することができた。
一度目は恐る恐る、彼女が壊れないように慎重に抱いた。
余裕のない愛しかただったが、それだけは何とか成功した。
二度目の今、焦る自分がなかなか抑えられずにいる。
が、衝動に逆らえずすぐ終わらせるのは避けたかった。
もっとゆっくりと、キョーコの身体を感じ、キョーコにももっと深い満足を与えたかった。
929 :
/11:2006/05/22(月) 02:33:20 ID:u6XNC5In
広いベットにキョーコをおろす。
キョーコは両手で胸を隠し、そのまま身体を横にして吐息をついた。
蓮は自分のシャツを脱ぎ捨て、そしてキョーコのブラウスとブラジャーを彼女の両腕から抜き取った。
うつぶせ気味になった、キョーコの両肩をそっと撫でる。
傍らに肘をついて横になり、シーツをひきよせ、そして、華奢な背中にそっと口付けをした。
「・・・・っ・・・」
予想していなかった背中への愛撫に、キョーコはビクンと反り返った。
「・・あっ・・敦賀さんっ・・・いやっ・・・」
小さい声で抗議し、這って逃れようとするキョーコ。
それを蓮は安々と押さえつけ、肩甲骨に舌を這わせながら、両脇から手を回し再び乳房を愛撫する。
「・・・・っっ・・・ぅ・・」
キョーコはうつぶせのまま、シーツを引掻き、漏れる声を押し殺した。
他に抵抗できるすべも持っていなかった。
しかしキョーコのしぐさは逆に蓮の欲望を煽り立てていた。
どこまで我慢できるか・・・、反応を見ながらあらゆる場所に手をはわせる。
うなじ、肩甲骨、脇腹、背筋をさがって腰骨のところまで蓮はキスを落とし、味わい、跡をつけ、甘噛みした。
そして下着を剥ぎ取りキョーコの内股に手をかけ、すべりこませていく。
キョーコはギリっと奥歯を噛みしめ両手で口を押さえた。
930 :
/12:2006/05/22(月) 02:35:50 ID:u6XNC5In
「・・・キョーコ・・・熱いよ・・」
耳朶を弄りながら、蓮がつぶやく。
右腕は震えるキョーコの脚の間で動き回る。
指が中に入った時、キョーコの腰が浮き震えた。
今朝の痛みがピリリと来て、ほんの少し蓮の指を赤く濡らした。
「あ・・・いや・・・や・・・」
しかし快感は前と比べ物にならないほど強く、キョーコはかぶりをふりながらうわ言のように拒否の言葉を呟いた。
蓮は手を離し、キョーコの身体を返して上を向かせる。
「・・・嫌ならやめる?」
じらすつもりで蓮は言った。
が、瞳を潤ませ自分を見上げるキョーコを見て、返事を聞く前に唇を塞いだ。
汗ばんだ身体から甘い香りがたちのぼり、突き上げる衝動に蓮の最後の理性は飛んだ。
膝を開かせ、腰を割り込ませる。
その瞬間キョーコは思わず声を発し蓮の腕に爪をたてた。
初めて聞いた喘ぎ声は、ミルクを欲しがる仔猫のように高くか細い声だった。
931 :
/13:2006/05/22(月) 02:38:28 ID:u6XNC5In
キョーコは朦朧とした意識の中で困惑していた。
痛みはまだまだ強くあったのだが、それよりも重苦しく耐え難い快感が気になった。
前は身体を重ねた事実での満足感の方が強かった。
正直快感は殆どなく、こういうものだと思ったし、今回もそうだと思っていたのだが。
蓮に覆いかぶされ、揺らされる自分の身体が、これほど熱く濡れるとは想像もしなかった。
脚の奥の中心から滲み出る愛と欲望に意識は散り散りになった。
身体が浮いているのか、横になっているのかすら解らなかった。
自分の中で蠢く蓮が、かきあげられる髪の中の指が、鎖骨を這う唇が、腰を押さえる腕が、何もかも熱く、しびれた。
「あっ・・・あっ・・・あっ・・・あっ・・・」
漏れる声がキョーコ自身のものと気づいた時、羞恥で全身が震えた。
慌てて両手で口を押さえたが、蓮に阻まれ腕を頭の両側に押さえつけられる。
「・・・んんっっ!・・・んっ・・。あっ!敦賀さん・・・!んあっ・・あっ・・や、やめ・・・・はあっ・・・!!」
抑えるものがなくなり、我慢もきかず、声を出し続けるキョーコ。
932 :
/14:2006/05/22(月) 02:40:05 ID:u6XNC5In
まだ2度目なのに・・・いやらしい・・・っ。
そう思った瞬間、キョーコの腰から脊髄へ強い快感が走りぬけた。
「ああっ・・・!!!」
キョーコの意志に反して背中が反る。
全身がガクガクと震え、腿は蓮の腰を激しく締め付けた。
「・・んっ・・・!」
「キョーコッ・・・・」
蓮は動きを止めた。
キョーコの奥は、千切れんばかりの締め付けで痙攣していたが、しばらくすると絡めとられるような、うねりがやってきて蓮を包んだ。
目の奥で火花が散ったようだった。
今まで経験のなかった強烈な快感をキョーコの身体に感じ、蓮もはじけてしまいそうになる。
が、何とか耐えて波が引くのを待った。
933 :
/15:2006/05/22(月) 02:44:57 ID:u6XNC5In
少しずつ力が抜けて、とろんとなるキョーコ。
「敦賀さん・・・」
頬は紅潮し少しはれぼったくなり、瞳は潤んでいた。
「綺麗だったよ・・・キョーコ」
蓮は愛しさに胸を震わせ、目頭にキスをする。
つながったまま、しばらく優しいソフトなキスを続けていた蓮は、そっとキョーコの胸に手を置いた。
「んっ・・」
キョーコはビクッと反応して嫌がった。
快感の余韻で少しの刺激にも強く反応してしまうのだ。
「んん・・・っ、や、やめて・・敦賀さん・・」
キョーコが蓮の手を押さえる。
「大丈夫だよ、目を閉じて、まかせて」
微かな刺激を与えながら、蓮は再び動き出した。
腰を大きく動かさずに、僅かに小さい円を描いていく。
「・・・・っ」
キョーコは目を閉じた。
蓮がまだ終わっていないのを知り、我慢するつもりだった。
が、しばらく身を任せていると、先ほどとはまた別の何かがザワザワと身の内に沸いてくるのを感じた。
本当は自分は耐えているのではなく、快感を更に深く感じ取ろうとしているのではないか。
キョーコは戸惑いながら、目をあける。
蓮も恍惚とした表情で快感に耐えていた。
目が合うと瞳を閉じて、また唇を重ねる。
キョーコの中でじわじわと膨らんできたそれは、キスの深さと比例して再び大きいうねりとなっていく。
934 :
/16:2006/05/22(月) 02:49:05 ID:u6XNC5In
吐息が抑えられず漏れ、腰が再びわななきはじめた。
「あっ・・・あっ・・・あっ・・・・・。い、いやっ・・・。いやぁ・・っっ・・」
1オクターブも高くなった自分の声に驚くキョーコ。
「いいんだよ。もう一度・・・いってごらん」
少しずつ蓮の腰の回転が大きくなる。
静かな動きのため、腰と腰は本当に溶け合ったかのようにぴったり重なり濡れあっている。
が、内部は蓮は更に締め付けられ、キョーコは奥に当たる熱い快感で足の先までしびれていた。
「・・・んっ・・!」
キョーコが再び息を詰まらせ、身体を震わせた。
腰が自然に蠢く。
蓮はまた動きを止め、胸に口付けをする。
硬くしこったそれを、そっと舌の上で転がした。
もう一つの頂には触れるか触れない程度に親指の腹で揉みまわした。
「っ・・・!?」
深い快感で熱いキョーコの身体が跳ね、またよじれた。
指は休まず刺激を与え続ける。
「あっ・・ううんっ・・・!はあぁっ」
震えは止まることなく、緩急をつけて何度もキョーコを襲っていた。
蓮のたった指1本と舌先の刺激だけで、キョーコは翻弄された。
「あっ・・やめて、止めて、敦賀さん、ああんっ・・・あっ・・!!」
切羽詰った声で哀願し、キョーコは耐えられず涙をこぼした。
もう一段高い絶頂はすぐそこだった。
935 :
/17:2006/05/22(月) 02:51:06 ID:u6XNC5In
「可愛いよ、キョーコ。こんなに感じて・・・。俺のものだ、この身体、俺だけの・・・誰にも触らせない、ずっと俺の・・・」
やっと腰を動かし始めた蓮に、キョーコは必死ですがりつき、更に甘い声でいつまでも泣いた。
羞恥心は完全に飛んでしまい、キョーコは蓮にあわせて動き、彼の問いに何度も何度も求められる言葉を叫んだ。
次に気がついたとき、キョーコは蓮の腕に包まれていた。
身体も心もとてもだるく、重たい。
規則正しい呼吸と心臓の音に、蓮も眠っているのが解った。
部屋は暗く、しんとしている。
そっと動くと、蓮の腕は無意識にもっと強くキョーコを引き寄せた。
「・・・ん・・・。気がついた?」
「あ・・すいません、起こしてしまって」
「大丈夫だよ。それより君はどう?・・・身体の具合」
「は、はい。大丈夫です」
キョーコはそっと蓮の首に顔を寄せて甘えた。
頭を乗せた腕と合わせた胸のぬくもりが暖かい。
幸せで胸がつまり、キョーコはまた目を閉じた。
936 :
/18:
蓮は身体を寄せてくるキョーコが可愛くて仕方なく、腕に力をこめる。
話があったのだが、それは明日の朝言うことにしよう。
そう思い、蓮も目を閉じる。
明日の朝、驚くキョーコの顔が目に浮かんで少し笑った。
先ほど宝田社長に呼ばれて、昨日のデートがばれていたことを教えられたこと。
仲間はずれにされたと拗ねられ、社長はその場でLMEの慰安としてラ○ドを貸し切ることを宣言したこと。
ついでに君たち2人のイベントを・・・色々(話してはくれなかったが)、考えているらしいこと。
社さんはそれが原因で、スケジュール調整のため残業になったこと・・・。
キョーコの寝息を聞きながら、蓮も眠りに落ちた。
心の底から安心して眠りに落ちる感覚は、生まれて始めてのことだと気がつき、愛しさに胸があふれていた。
(終わり)