1 :
132人目の素数さん :
2007/05/13(日) 05:00:00
__,,......,,,,___ ,.'7'::::::::::::::::!:::::`ヽ. /::::!:::::::::::::::::::!:::::::::::::i ,.!:::::i:::::::o:::::::_」:::_;;:::: ) ( 、 ./`.7-i-r‐ r‐ 'i_! !ハ ⌒ ヽ. i !/!,_,ハ_ハ,.-' -‐'‐ i__! i. ', ! i !.´ __、 ',.-- 、 i i i ! `'7ヽ!.'´ ` "ノ / i イ !. ハ" '___ くン 、/'´ 乙でございます ヽ,ヘ.>.. ヾ ..ノ ,.イ/ .`>, -=´_,.!-、 r-、 _,く`' ーrr-'":::::〈ヽ、.__ ,,..-ヽ;:`ヽ. ,.イ´::::::>-‐-<-‐'":::::::/ `ヽ. -‐::::::i::::::::i / !;:::::::! i´ ̄`i i::::::::::::;::! i _ / ____!___ヽヽ| ヽヽ ── .____|__
Cinco!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
sex
任意の正の実数x、y、zに対して次の不等式が成立する実数wの最大値を求めよ。 √(x/(y+z))+√(y/(z+x))+√(z/(x+y))>w
x=1≦y≦z としてよい y+z=k(≧2)とすると、kが一定ならy=1の時が最小値f(k)をとり、 f(k)は単調減少で、f(k)→2 (k→∞) よってw=2
nを2以上の整数とするとき ((n+1)^(1+(1/n))-n^(1+(1/n)))/((n+1)^(n+1)-n^(n+1))^n)^(1/n)>1/n を示せ
>>10 ちんスレの人?
答えが必要な訳じゃないんだよね?
正の数 x、y が x+y+xy=1 をみたすとき、1/x + 1/y + 1/(x+y) のとりうる値の範囲を求めよ。 ( ゚∀゚) テヘッ
>8 √{x/(y+z)} + √{y/(z+x)} + √{z/(x+y)} ≧ (√x + √y + √z)^2 / [√{x(y+z)} + √{y(z+x)} + √{z(x+y)}] > 2. (略証) 左側: コーシーで簡単。 右側: x, y ≦ z としてもよい。 f(z') = √z' のグラフは上に凸だから、接線の下側にある。 √(z+y) < √{z+y+(y^2)/(4z)} = √z + y/(2√z) < √z + (√y)/2, √(z+x) < √{z+x+(x^2)/(4z)} = √z + x/(2√z) < √z + (√x)/2, √{z(x+y)} < {(x+y)+z}/2, (← 相加・相乗平均) これらに √x, √y, 1 を掛けてたすと、 √{x(y+z)} + √{y(z+x)} + √z(x+y)} < √(zx) + √(zy) + √(xy) + (x+y+z)/2 = (1/2)(√x + √y + √z)^2, よって上式を得る。 (終) ハァハァ ゼェゼェ…
>13 x+y=s, xy=t とおく(基本対称式), 題意より s+t=1, s>0, t>0, 絶対不等式 s^2 -4t = (x-y)^2 ≧0, より 0.828427… = 2(√2 -1) ≦ s < 1, (与式) = s/t + 1/s = s/(1-s) + 1/s = 1/{s(1-s)} -1 ≧ 5(1+√2)/2 = 6.0355339… 等号は x = y = s/2 = √2 -1 のとき。
18 :
132人目の素数さん :2007/05/31(木) 10:48:17
実数x,y,zについて以下の不等式が成り立つことを示せ。また、等号成立条件を求めよ。 (x^3 + y^3 + z^3 - 3xyz)^2 ≦ (x^2 + y^2 + z^2)^3
>>18 (右辺)-(左辺)=(xy+yz+zx)^2(x^2 + y^2 + z^2 + (x-y)^2 + (y-z)^2 + (z-x)^2)≧0
より不等式は成立。
この表式より,等号成立条件は xy+yz+zx=0 または x=y=z=0 だが,まとめると xy+yz+zx=0
>14 [19.] Series involving e. Find the sum of the following series: Σ[n=1,∞) {e -(1 +1/n)^n} n*log(1 +1/n) = n*{1/n -1/(2n^2) +O(1/n^3)} = 1 -1/(2n) +O(1/n^2), (1 +1/n)^n = e*{1 -1/(2n) +O(1/n^2)}, e -(1 +1/n)^n = e/(2n) + O(1/n^2). (e/2)Σ 1/n 〜 (e/2)log(n) より対数発散… 蛇足だが、↓ならば収束すると思われ… Σ[n=1,∞) {e -(1 +1/n)^(n +1/2)}
>>16 > 左側:
> コーシーで簡単。
シュワちゃんをつかうと、分子は (x+y+z)^2 にならないですか?
>>16 > 左側:
> コーシーで簡単。
シュワちゃんをつかうと、分子は (x+y+z)^2 にならないですか?
キモ
>>16 左側の証明が分からないのでお願いします。
29 :
132人目の素数さん :2007/06/02(土) 11:43:22
知恵遅れはこのスレに来るなよ。目障り
>29 荒らすなよ.このスレでは仲良くしろ. >23 性格変わった?意地悪せずに答えてやれよ.俺が分かるなら答えてやるんだけど.
つ Cauchy-Schwarzの不等式 (a^2+b^2+c^2)(x^2+y^2+z^2) ≧ (ax+by+cz)^2 [√{x/(y+z)} + √{y/(z+x)} + √{z/(x+y)} ]・[√{x(y+z)} + √{y(z+x)} + √{z(x+y)}] ≧ (√x + √y + √z)^2 不等式ヲタは仲良くしよう ( ゚∀゚) テヘッ
a_1,a_2,a_3,・・・・a_n のk次基本対称式をe_k (k=1,2,...n) F(k)≡(e_k/nCk)^(1/k) とするとき F(k)≧F(k+1)
>>32 まとめwikiの過去スレミラーから探せ。
>32
a_1,a_2,…,a_n >0 のとき、…
* nに関する帰納法
Part1 の 257, 263(1), 269, 271
数セミ増刊「数学の問題 = 第@集」日本評論社 (1977/02) No.21 の解説(本文)
* 対称式, Muirhead
第2章の 800, 810-818
http://www.ams.org/proc/2004-132-09/S0002-9939-04-07384-8/home.html * 微分法
Part.1 の 480-481
数セミ増刊「数学の問題 = 第@集」日本評論社 (1977/02) No.21 の解説(追補)
E.F.Beckenbach and R.Bellman: "Inequalities, Ergebnisse der Mathematik und ihrer Grenzgebiete", Band 30, Springer-Verlag, Berlin (1961) p.11
35 :
23 :2007/06/02(土) 15:27:17
>24-25 亀レスだが… Q. ゼロ面(node) xy+yz+zx =0 はどんな形? A. 座標軸を回して Z=(x+y+z)/√3 とし、(X,Y,Z)で直交系をなすようにすれば xy+yz+zx = {(x+y+z)^2 -x^2 -y^2 -z^2}/2 = {3Z^2 -X^2 -Y^2 -Z^2}/2 = Z^2 -(X^2 +Y^2)/2, よって、円錐面で、主軸はZ軸 すなわち x+y+z の方向。
37 :
16 :2007/06/02(土) 21:30:14
>8 √{z/(x+y)} = z/√{z(x+y)} > 2z/{(x+y)+z}, (← 相乗・調和平均) 循環的にたす.
>15 [C.851] b^2 +c^2 +bc = (3/4)(b+c)^2 + (1/4)(b-c)^2 ≧ (3/4)(b+c)^2, a√(b^2 +c^2 +bc) ≧ {(√3)/2}(ab+ca), 循環的にたす。 [C.844] Σ[k=1,n] 1/k -γ -log(n) = ε(n) とおくと, Σ[n=1,N] ε(n)/n = log(N)ε(N) + (1/2)ε(N)^2 - (1/2)γ^2 + (1/2)Σ[n=1,N] (1/n^2) + {(1/2)log(N)^2 - Σ[k=1,N] log(k)/k } → -(1/2)γ^2 + (1/2)ζ(2) - L (N→∞).
何者だ一体? すげー実力w
照れるぜ・・・
>>42 不等式ヲタは共同体で連続体で群生体だから、無限の知識と無尽蔵の体力を持ってるんだYO!
恒等式ヲタ出現きぼん
実数x,y,zについて以下の不等式が成り立つことを示せ。また、等号成立条件を求めよ。 (x^3 + y^3 + z^3 - 3xyz)^2 + (xy+yz+zx)^3 ≦ (x^2 + y^2 + z^2)^3.
>15 [C.846] (1/n)Σ[k=1,n] {C[n,k]}^(-k) ≧ {(n+1)/(2^n)}^((n+1)/2). (略解) ・n=1,2 は直接確かめる。 ・n≧3 のとき、k=n の項だけ残す。 n^2 ≦ 2^(n+1), n+1 ≦ 2^(n-1), (左辺) ≧ 1/n ≧ (1/2)^((n+1)/2) ≧ {(n+1)/(2^n)}^((n+1)/2) = (右辺).
>>47 (右辺)-(左辺)=(3/2)(xy+yz+zx)^2((x-y)^2 + (y-z)^2 + (z-x)^2)
より不等式は成立。
等号成立条件は xy+yz+zx=0 または x=y=z
>>15 [C854]
H_k=∫[0,1]Σ[j=0,k-1]t^j dt=∫[0,1](1-t^k)/(1-t) dt
n!/Π[j=0,n](k+j)=Γ(n+1)Γ(k)/Γ(n+k+1)=Β(k,n+1)=∫[0,1]t^(k-1)*(1-t)^n dt
これらから
H_k*n!/Π[j=0,n](k+j)
=∫[0,1](1-t^k)/(1-t) dt*∫[0,1]t^(k-1)*(1-t)^n dt
=[∫[0,x](1-t^k)/(1-t) dt*∫[0,x]t^(k-1)*(1-t)^n dt]_[x=0,1]
部分積分を使うことで
H_k*n!/Π[j=0,n](k+j)
=∫[0,1](1-x^k)/(1-x)∫[0,x]t^(k-1)*(1-t)^n dtdx
+∫[0,1]∫[0,x](1-t^k)/(1-t) dt*x^(k-1)*(1-x)^n dx
を得る。
kについてこれらの和を取る。(極限の順序交換の大雑把さは大目に見てください)
Σ[k=1,∞]∫[0,1](1-x^k)/(1-x)∫[0,x]t^(k-1)*(1-t)^n dtdx
=∫[0,1]∫[0,x] Σ[k=1,∞] {t^k-(tx)^k}/{t(1-x)}*(1-t)^n dtdx
=∫[0,1]∫[0,x](1-t)^(n-1)/(1-tx) dtdx
=∫[0,1]∫[t,1](1-t)^(n-1)/(1-tx) dxdt (積分の順序交換)
=∫[0,1]log(1+t)*(1-t)^(n-1)/t dt
同様に
Σ[k=1,∞]∫[0,1]∫[0,x](1-t^k)/(1-t) dt*x^(k-1)*(1-x)^n dx
=-∫[0,1]log(1-x^2)*(1-x)^(n-1)/x dx
=-∫[0,1]log(1-t^2)*(1-t)^(n-1)/t dt (変数をtに書き換えた)
以上から
Σ[k=1,∞]H_k*n!/Π[j=0,n](k+j)
=∫[0,1]log(1+t)*(1-t)^(n-1)/t dt -∫[0,1]log(1-t^2)*(1-t)^(n-1)/t dt
=-∫[0,1]log(1-t)*(1-t)^(n-1)/t dt
=∫[0,∞]y*e^(-ny)/{1-e^(-y)} dy ( y=-log(1-t) と変数変換)
=∫[0,∞]Σ[j=n,∞]y*e^(-jy) dy
=Σ[j=n,∞]1/j^2=π^2/6-Σ[j=1,n-1]1/j^2
ゆえ
Σ[k=1,∞]H_k/Π[j=0,n](k+j)=1/(n!)*{π^2/6-Σ[j=1,n-1]1/j^2}
>52 A,B,C は同時に鋭角、直角または鈍角。 3つとも鈍角、直角は不合理なので、鋭角3角形。 A=arctan(1)=45゚, B=arctan(2), C=arctan(3).
54 :
132人目の素数さん :2007/06/06(水) 13:40:18
何所が不等式や
>54 ハァハァできればいいのさ >53 過程がよくワカリマセン
>>15 [C.854] 別法
S_n = (n!)Σ[k=1,∞) (H_k)/[k(k+1)……(k+n)] とおき、
S_1 = (π^2)/6 と S_n - S_(n+1) = 1/(n^2) から
S_n = (π^2)/6 -1 -1/(2^2) - … - 1/{(n-1)^2}
を示す。
S_1 = Σ[k=1,∞) (H_k)/[k(k+1)]
= Σ[k=1,∞) (H_k){1/k - 1/(k+1)}
= Σ[k=1,∞) {(H_k)/k - H_(k-1)/k} (← H_0 = 0 )
= Σ[k=1,∞) 1/(k^2)
= ζ(2)
= (π^2)/6.
S_n - S_(n+1) = Σ[k=1,∞) (H_k){ (n!)/[k(k+1)…(k+n)] - (n+1)!/[k(k+1)…(k+n+1)] }
= (n!)Σ[k=1,∞) (H_k)/[(k+1)……(k+n+1)]
= (n-1)!Σ[k=1,∞) (H_k){1/[(k+1)…(k+n)] - 1/[(k+2)…(k+n+1)] }
= (n-1)!Σ[k=1,∞) { (H_k)/[(k+1)…(k+n)] - H_(k-1)/[(k+1)…(k+n)] } (← H_0 =0)
= (n-1)!Σ[k=1,∞) 1/[k(k+1)…(k+n)]
= (n-1)!Σ[k=1,∞) (1/n){ 1/[k(k+1)…(k+n-1)] - 1/[(k+1)…(k+n)] }
= (n-1)!(1/n)(1/n!)
= 1/(n^2).
>51 上 [A.422] Let x_1,x_2,…,x_n,x_(n+1) be positive real numbers with x_1+x_2+…+x_n = x_(n+1). Prove that Σ[i=1,n] √{x_i[x_(n+1) - x_i]} ≦ √{ Σ[i=1,n] x_(n+1)[x_(n+1) - x_i]}, (略解) (左辺) ≦ (1/n){Σ[i=1,n] √x_i)}{Σ[j=1,n] √(x_{n+1} - x_j)} (← 逆順序積 ≦ 乱順序積) ≦ √{Σ[i=1,n] x_i}・√{Σ[j=1,n] (x_{n+1} - x_j)} (← コーシー) = √(x_{n+1})・√{Σ[j=1,n] (x_{n+1} - x_j)} = √{Σ[j=1,n] x_{n+1}[x_{n+1} - x_j]} = (右辺). [B.3989] a,b,c are positive real numbers, such that a^2 +b^2 +c^2 +abc = 4. Prove that a+b+c ≦ 3. (略解) 1-a,1-b,1-c のうち2つは同符号、よって (1-b)(1-c) ≧0 としてもよい。 3(3-a-b-c) + (a^2 +b^2 +c^2 +abc -4) = (1/2)(2-a-b)^2 + (1/2)(2-b-c)^2 + (1/2)(2-c-a)^2 -(1-a)(1-b)(1-c) = (1/4)(3-2c-a)^2 + (1/4)(3-2b-a)^2 + (1/2)(1-a)^2 + a(1-b)(1-c) ≧ a(1-b)(1-c). [C.892] Prove that if x,y,z are positive real numbers and xyz=1, the values of the expressions 1/(1+x+xy), y/(1+y+yz), xz/(1+z+xz) cannot all be greater than 1/3. (略解) 1/(1+x+xy) = yz/(1+y+yz) = z/(1+z+xz), xy/(1+x+xy) = y/(1+y+yz) = 1/(1+z+xz), x/(1+x+xy) = 1/(1+y+yz) = xz/(1+z+xz), 辺々たす.
>51 下 [B.3997] x,y,z are real numbers. Prove that if xyz=u, then x^4 + y^4 + z^4 + x^2・y^2 + y^2・z^2 + z^2・x^2 ≧ 2u(x+y+z). (略解) (左辺) - (右辺) = (1/2)(x^2 -y^2)^2 + (1/2)(y^2 -z^2)^2 + (1/2)(z^2 -x^2)^2 + (x^2)(y-z)^2 + (y^2)(z-x)^2 + (z^2)(x-y)^2. ハァハァ
>>57 [C.892]の解答みて思い出した。
俺は この問題を解いて(いや解けずに答えを見て)、
不等式の世界に入ったんだ(いや囚われの身になったんだ)!
ハァハァ・・・
以前あった問題 a,b,c>0 ab+bc+ca=1で (1+a^2+b^2)/(a+b)^2+(1+b^2+c^2)/(b+c)^2+(1+c^2a^2)/(c+a)^2≧5/2 を誰か解決してくれ。もうノート2冊分くらいぐるぐるしてる。 ちなみにいじってるうちに (a-b)^2+(b-c)^2+(c-a)^2≧(a-b)^2/(a+b)^2+(b-c)^2/(b+c)^2+(c-a)^2/(c+a)^2 と同値とか、わきにそれてばかりいる。 大体、2文字対称不等式だと、大抵そんなむずかしくはないし、使う式も大体 決まってるんだが、どうも、3文字対称不等式はめんどくさい。誰か解いてくれ。 それから、不等式もそろそろ分類してもいい頃あいだと思うんだが、、、。 むずかしそうで、ルーチンで解ける物、それ以外(これが多いから収集したりする 訳だが、、、)。 結局、相加相乗平均を使うだけの問題も多いと思う。
対称不等式だから (1+a^2+b^2)/(a+b)^2+(1+b^2+c^2)/(b+c)^2+(1+c^2 + a^2)/(c+a)^2≧5/2 でいいんだよな a+b+c=s, ab+bc+ca=t, abc=uとおいて (t^2+a^2+b^2)/(a+b)^2+(t^2+b^2+c^2)/(b+c)^2+(t^2+c^2+a^2)/(c+a)^2≧15/4 を示す t^2+a^2+b^2=t^2-2ab+(a+b)^2等を使えば (t^2-2ab)/(a+b)^2+(t^2-2bc)/(b+c)^2+(t^2-2ca)/(c+a)^2≧3/4と同値 左辺=f/(a+b)^2(b+c)^2(c+a)^2とすれば、根性で対称式で書いて 4f-3(a+b)^2(b+c)^2(c+a)^2 =4s(st-u)(s^2-3t)+(18stu+s^2t^2-27u^2-4t^3-4su) st-u≧0は容易、 18stu+s^2t^2-27u^2-4t^3-4su≧0は 3次方程式x^3-sx^2+tx-u=0が実数解のみを持つ条件 s^2-3t≧0はその解がすべて0以上の条件で、終り 間違ってるかもしれん。正しい/いい解法は実力者を待て
18stu+s^2t^2-27u^2-4t^3-4su≧0と s^2-3t≧0 合わせて実数解条件だったかもしれん 正の解の条件ではないな、 まあなんか本を見ておくれ
手許にあった論文 a new look at newton's inequalities (結構面白い、webで拾えると思う) によると 18stu+s^2t^2-27u^2-4t^3-4su≧0は実数解条件でwell-knownだそうだ s^2-3t=(1/2){(a-b)^2+(b-c)^2+(c-a)^2} は理くつ不要だった スレ汚しすまん
18stu+s^2t^2-27u^2-4t^3-4s ^3 u なんかボロボロorz
またt^2とか間違いを見つけたので直したの貼り直しときます a,b,c>0に対し、a+b+c=s, ab+bc+ca=t, abc=uとおいて (t+a^2+b^2)/(a+b)^2+(t+b^2+c^2)/(b+c)^2+(t+c^2+a^2)/(c+a)^2≧15/4 を示す。これはt+a^2+b^2=t-2ab+(a+b)^2等を使えば (t-2ab)/(a+b)^2+(t-2bc)/(b+c)^2+(t-2ca)/(c+a)^2≧3/4と同値。 左辺=f/((a+b)^2(b+c)^2(c+a)^2)とすれば、 4f-3(a+b)^2(b+c)^2(c+a)^2 =4s(st-u)(s^2-3t)+(18stu+s^2t^2-27u^2-4t^3-4s^3u) と基本対称式で書ける。(一応乱数入れてチェックしてみた) ここで、s^2-3t=(1/2)((a-b)^2+(b-c)^2+(c-a)^2)≧0...(*)、 st-u=(a+b+c)(ab+bc+ca)-abc ≧3(abc)^(1/3)・3(ab・bc・ca)^(1/3)-abc=8abc>0であり、 D_3=18stu+s^2t^2-27u^2-4t^3-4s^3u≧0は 3次方程式x^3-sx^2+tx-u=0が実数解のみを持つ条件で a,b,cがこの方程式の3解だから満たされている 等号条件は(*)よりa=b=cが必要で、このとき実際成立する。
>>60 あまり考えてないけど、x=b+c, y=c+a, z=a+b と置き換えて
(ab+bc+ca+a^2+b^2)/(a+b)^2
をx,y,zで表したらどうなる?
>>67 そうです、ありがと
やってみたらたまたまできた?だけなんで
素人の力づく解法でみっともないかもしれない
このスレすごい人がいるから期待してる
>>66 それでうまく行きますね、俺何やってんだか・・・やっぱりみっともなかったw
>15 [M.1769] Determine a formula for the coefficient of x^i・y^j in P_n(x,y) = Σ[k=0,n] C[2n+1,2k+1] x^(n-k)・(x+y)^k. (略解) {(1+u)^(2n+1) - (1-u)^(2n+1)}/(2u) = Σ[k=0,n] C[2n+1,2k+1] (u^2)^k = Q(u^2) とおくと, P_n(x,y) = (x^n)Q({x+y}/x) = Σ[i=0,n] C[n+i,n-i] (4x)^i・y^(n-i) = Σ[j=0,n] C[2n-j,j] (4x)^(n-j)・(y^j). テヘッ
>>70 キタッ!wヘ√レv-(゚∀゚)-ヘ√レ- !! スンバラスィ!
(1+a^2*b^2)/(a+b)^2+(1+b^2*c^2)/(b+c)^2+(1+c^2*a^2)/(c+a)^2≧5/2 ごめんなさい。
>>51 下
[A.425]
Let n≧2 and let a_1,a_2,…,a_n, x_1,x_2,…,x_n be positive real numbers such that a_1+a_2+ … +a_n =A, x_1+x_2+ … + x_n =X.
Prove that
2Σ[1≦i<j≦n] x_i・x_j ≦ {(n-2)/(n-1)}X^2 + Σ[i=1,n] {a_i/(A-a_i)}(x_i)^2.
(略解)
コーシーより
Σ[i=1,n] {A/(A-a_i)} (x_i)^2 ≧{Σ[k=1,n] x_k}^2 /{Σ[j=1,n] (A-a_j)/A } = {1/(n-1)}X^2,
よって
(右辺) = {(n-2)/(n-1)}X^2 + Σ[i=1,n] {A/(A-a_i)}(x_i)^2 - Σ[i=1,n] (x_i)^2
≧ {(n-2)/(n-1)}X^2 + {1/(n-1)}X^2 - Σ[i=1,n] (x_i)^2
= X^2 - Σ[i=1,n] (x_i)^2
= 2Σ[1≦i<j≦n] x_i・x_j
= (左辺).
[B.3997]
>>58 [B.4000]
Find the smallest possible value of x^2 +y^2, given that x and y are real numbers, x≠0 and xy(x^2 -y^2) = x^2 +y^2.
(略解)
(1/4)(x^2 +y^2)^2 = (1/4){(2xy)^2 + (x^2 -y^2)^2} ≧ (1/2)(2xy)(x^2 -y^2) = xy(x^2 -y^2)
と与式から
x^2 +y^2 ≧ 4,
等号成立は 2xy = x^2 -y^2,
(x,y) = (±√(2+√2), ±√(2-√2)), (±√(2-√2), 干√(2+√2)) 〔複号同順〕
ハァハァ
75 :
132人目の素数さん :2007/06/15(金) 09:35:26
△ABCが鋭角三角形のとき, tanA tanB tanC ≧ 3√3 を示せ。
>>75 tanA=x tanB=y tanC=zとおく。
△ABCが鋭角三角形な事からx,y,zは全て正の数。
また z=tan(π-(A+B))=-tan(A+B)=-(x+y)/(1-xy) ゆえ
z-xyz=-x-y すなわちx+y+z=xyzが成り立つ。
x/(xyz)^(1/3)>0 ,y/(xyz)^(1/3)>0, z/(xyz)^(1/3)>0
について、相加相乗平均から
(x+y+z)/(xyz)^(1/3)≧3{xyz/(xyz)}^(1/3)=3
x+y+z=xyzから (xyz)^(2/3)≧3 ゆえxyz≧3√3
等号成立はx=y=zのとき、それは
0<θ<π/2でのtanθの狭義単調増加性から
A=B=Cのときなので△ABCが正三角形のとき。
77 :
132人目の素数さん :2007/06/15(金) 11:19:19
>>75 tanA=x tanB=y tanC=zとおく。
△ABCが鋭角三角形な事からx,y,zは全て正の数。
また z=tan(π-(A+B))=-tan(A+B)=-(x+y)/(1-xy) ゆえ
z-xyz=-x-y すなわちx+y+z=xyzが成り立つ。
…までは
>>76 と同じで,ここからはtan xの凸不等式でおしまい。
>>77 コピペの上に「〜でおしまい。」って。
人の事馬鹿にしてるのじゃなければ
もう少し書き様って物があるんじゃないですか?
>>75 解析的な証明。
tanA=x tanB=yとおく。
まず,A,B<π/2よりx,yは正の数。
また,C<π/2 なので,tan(π-(A+B))=-(x+y)/(1-xy)>0 だから xy>1
つまり,x,y>0, xy>1 の条件下において,xy(x+y)/(xy-1)≧3√3 を示すことになる。
s=x+y, t=xy とおくと,s,t の変域は s>0,t>1,s^2-4t≧0.
この条件下で,st/(t-1)≧3√3 を示せばよい。
言い換えれば,t>1, s≧2√t ⇒ s≧3√3 (1-1/t) を示せばよい。
つまり,t>1 ⇒ 2√t≧3√3 (1-1/t) を示せばよい。
f(t)=2√t - 3√3 (1-1/t) とおけば,f'(t)=0 となるのは t=3 のときで,このとき最小値をとる。
よって f(t)≧f(3)=0 なので示された。
80 :
132人目の素数さん :2007/06/15(金) 12:39:16
ごめん,怒られてる理由がいまいちわかんない。 だってほんとにtan xの凸不等式でおしまいじゃん。w
>>78 凸不等式を知っているかね? オービーくんッ!
>>80 見通しの悪い駄解答を書き込んですまんかったな。
わざわざコピペ引用までして晒し上げたうえに
あてつけの一言まで頂いたけるとは思わなかったよ。
仲良くしようぜ ('A`)
★★小泉純一郎と安部は朝鮮人★★
コピペして各板に貼り付けよう 知人にも話そう 政治板もたまには覗こう
小泉純一郎
・戦前大臣を務めた祖父小泉又次郎は純粋な日本人とされる。だが、純一郎の帰化朝鮮人である父が鮫島姓を買い取り
又次郎の娘をたぶらかして婿として小泉家に入る そこで小泉家は帰化朝鮮人である純一郎の父に乗っ取られた
参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E7%B4%94%E4%B9%9F ・父親の純也は、鹿児島加世田の朝鮮部落の出身者といわれる 日大卒業名簿には、純也の日本名はなく、
見知らぬ朝鮮名が書かれているという
純也は朝鮮人の帰国事業、地上の楽園計画の初代会長であった
・結婚後、子供をもうけ即離婚した宮本佳代子は在日企業エスエス製薬創業者の孫
・小泉の元秘書官の名前は飯島勲←注目 帰化朝鮮人
・派閥のドン森喜朗も生粋の朝鮮人 ←森も帰化人がよく使う通名
・小泉は、横須賀のヤクザ、稲川会と関係が深い
安倍晋三
・岸家 毛利元就が陶晴賢と厳島沖で戦い大勝を収めた際、寝返って毛利方についた船の
調達人が「ガン」と称する帰化人であったという 毛利はその功績によって「ガン」を
田布施周辺の代官に召したてた このガンを岸家の先祖とする説がある
・祖父岸信介が文鮮明と共に 反共団体 国際勝共連合(統一教会)を設立
・官房長官時代統一教会「合同結婚式」に祝電を送り、話題に
・安倍のスポンサーは、下関の朝鮮人パチンコ業者である
・グリコ森永事件時、明らかになった帰化朝鮮人企業森永のご令嬢と結婚
・そのわが国のファーストレディーは電通(会長成田豊、半島生まれの帰化人)勤務という分かりやすい
経歴の持ち主の朝鮮の血筋
・韓国、中国の留学生に日本の企業に入ってもらうために住居費分、学費免除分、生活費など月計20万〜30万円相当の支給
日本人のワーキングプア層を全く省みない また帰化系在日系朝鮮人が日本の企業で技術を盗み、半島の現代などの企業に
伝授していることが深刻な問題になっている
・多くの朝鮮人が差別を主張し、警察、原発、自衛隊で職を得ている
>15
[C.847]
面積を とおくと、
r=/s, 4R = 2a/sin(A) =abc/,
(竸2)/s = (s-a)(s-b)(s-c) (← ヘロン)
より
(左辺) = (r^2・s)^(1/3) = {(竸2)/s}^(1/3) = {(s-a)(s-b)(s-c)}^(1/3),
(中辺) = √{(4R+r)r /3} = √{[abc + (竸2)/s] /(3s)} = √{[(s-a)(s-b)+(s-b)(s-c)+(s-c)(s-a)] /3},
(右辺) = s /3 = {(s-a) + (s-b) + (s-c)} /3.
以下ry)
まとめ
[C.844]
>>41 [C.846]
>>48 [C.847] ↑ [C.851]
>>41 [C.854]
>>50 ,
>>56 [M.1769]
>>70 ハァハァ
86 :
57 :2007/06/18(月) 00:46:37
>51 上
[B.3987]
Let n≧4 be an integer, and let a_1,a_2,…,a_n denote non-negative real numbers.
Prove that
Π[k=1,n] (a_k + a_{k+1} + a_{k+2})^2 ≧ (2^n)Π[k=1,n] (a_k + a_{k+1})^2,
where a_{n+1}=a_1, a_{n+2}=a_2.
{略解(in Hungarian)}
(a+t)(t+d) = t(a+t+d) + ad ≧ t(a+t+d),
に t=b+c を入れて
(a+b+c)(b+c+d) ≧ (b+c){(a+b)+(c+d)} ≧ (b+c)・2√{(a+b)(c+d)}. (←相加・相乗平均)
循環的に掛ける。
http://www.komal.hu/verseny/feladat.cgi?a=feladat&f=B3987&l=en ゴホゴホ
( ゚∀゚)つ問題投下 a,b,c>0 のとき, (2/3)(a^2/(b+c)+b^2/(c+a)+c^2/(a+b)) ≧ √((a^2+b^2+c^2)/3) が成立することを示せ。
まず(b+c)/2≦√((b^2+c^2)/2)等だから、 (2/3)(a^2/(b+c)+b^2/(c+a)+c^2/(a+b)) ≧(√2/3)(a^2/√(b^2+c^2)+...) よってa^2=x等とおいて、 (√2/3)(x/√(y+z)+y/√(z+x)+z/√(x+y))≧√((x+y+z)/3) を示せばよい。 k>0に対し、f(x)=x/√(k-x)は0<x<kで凸であるから、k=x+y+zとしておけば、 (√2/3)(x/√(y+z)+y/√(z+x)+z/√(x+y))=√2・(f(x)+f(y)+f(z))/3 ≧√2f((x+y+z)/3)=√((x+y+z)/3)
>87 (2/3){a^2/(b+c)+b^2/(c+a)+c^2/(a+b)} ≧ (a^2 +b^2 +c^2)/(a+b+c) ≧ √{(a^2 +b^2 +c^2)/3}. (略証) 左側 (左辺)*{(b+c)a^2 + (c+a)b^2 + (a+b)c^2} ≧ (2/3)(a^2 +b^2 +c^2)^2, (←コーシー) (b+c)a^2 + (c+a)b^2 + (a+b)c^2 ≦ (2/3)(a+b+c)(a^2 +b^2 +c^2), (← 逆順序積 ≦ 乱順序積) 辺々割る。 右側 (a+b+c)^2 = 3(a^2 +b^2 +c^2) -(a-b)^2 -(b-c)^2 -(c-a)^2 ≦ 3(a^2 +b^3 +c^2), ∴ 1/(a+b+c) ≧ 1/√{3(a^2 +b^2 +c^2)}. ハァハァ
90 :
88 :2007/06/22(金) 00:25:00
91 :
89 :2007/06/22(金) 00:39:29
>89 の左側の別解 (左辺) ≧ (2/9)(a^2 +b^2 +c^2){1/(b+c) + 1/(c+a) + 1/(a+b)} (← 同順序積 ≧ 乱順序積) ≧ 2(a^2 +b^2 +c^2) / {(b+c) + (c+a) + (a+b)} (← 相加・調和平均) = (a^2 +b^2 +c^2) / (a+b+c).
>87 〔系〕 a,b,c>0 のとき (2/3){a^2/(b+c) +b^2/(c+a) +c^2/(a+b)} ≧ (a^2 +b^2 +c^2)/(a+b+c) ≧ √{(a^2 +b^2 +c^2)/3} ≧ (a+b+c)/3 ≧ (abc)^(1/3). 2. (IMO 1995 Canada) Let a,b,c be positive real numbers such that abc=u. Prove that 1/{a^3・(b+c)} + 1/{b^3・(c+a)} + 1/{c^3・(a+b)} ≧ (3/2)u^(-4/3). (略証) 上式の a→1/a, b→1/b, c→1/c, u→1/u とおく。
並べ替えの不等式について質問です。 n!個の式のうち一番大きくなるは正順で、一番小さくなるのが逆順ですが 残りの中間の不等式で大小関係がはっきりつくグループは何個なんでしょうか? n=3 のときは中間の3!−2=4個の式が2個のグループに分けられるみたいですが。
>>93 面白いね、これって論文1本書ける問題じゃないのかな
専門家のコメント希望
>>93 n=4 のときにやってみたらハッセ図?みたいのが出来たけど、、
(*゚∀゚)=3
>97 ∫f(g(x))dx + ∫g(x)dx ≦ 2∫f(x)dx. (略解) max_[0≦y≦a] {f(y)+y} = M とおくと (右辺) ≦ ∫_[0,a] M dx = Ma, 題意により、f(x)+x は上に凸な連続関数。よって、折れ線 (0,f(0))−(h,M)−(a,0) より上側にある。 (左辺) = 2∫_[0,h] {f(x)+x}dx + 2∫_[h,a] {f(x)+x}dx - 2∫_[0,a] xdx ≧ {f(0)+M}h + (M+a)(a-h) -a^2 = Ma.
99 :
98 :2007/07/01(日) 15:13:30
>98の訂正, スマソ >97 (略解) max_[0≦y≦a] {f(y)+y} = M とおくと (左辺) ≦ ∫_[0,a] M dx = Ma, 題意により、f(x)+x は上に凸な連続関数。よって、y=f(x)+x のグラフは 折れ線 (0,f(0))−(h,M)−(a,a) より上側にある。 (右辺) = 2∫_[0,h] {f(x)+x}dx + 2∫_[h,a] {f(x)+x}dx - 2∫_[0,a] xdx ≧ {f(0)+M}h + (M+a)(a-h) -a^2 = Ma.
>100 左辺に (1/k)^{(m-1)/m} < ∫[k-1,k] (1/x)^{(m-1)/m} dx を代入するらしいお…
x,y,z is possible. Prove {(xy^2+1)^(1/3)+(yz^2+1)^(1/3)+(zx^2+1)^(1/3)}^3≧xyz+1
104 :
102 :2007/07/13(金) 04:23:56
105 :
102 :2007/07/13(金) 09:35:05
>>104 どちらさま?
>>103 ありがとうございますっ
っってどうみても
>>102 には右辺の定数倍が欠けてるっっorz
右辺を3倍いやむしろ27倍してもたぶん成立するという事実
102自体も問題としてはなりたっているが…
103様、もしよろしければ解き直して、wikiのほうも追加してもらえませんか?
申し訳ない
| |
| ‖ ノノノノ -__ 勘違いするなよ!
|
>>102 (゚∈゚ ) ─_____ ___
|∧ 从ノ (ミ_ (⌒\ヽ _ ___
( (≡ ̄ ̄ ̄ ̄三\⌒ノ ノ )
|(つWつ  ̄ ̄\ ⌒彡) ノ =_
| \つ つ \,___,ノノ
| | ) / / ≡=
| | / ノ __________
| | /ノ _─ (´⌒(´
| | ミ/= (´⌒(´⌒;;
| ''''""'''"'''"""''"""'''''"'"''''""''"''''"""''"'''""''"''"'''"''
>102 (xy^2)^(1/3) =Z, (yz^2)^(1/3) =X, (zx^2)^(1/3) =Y とおくと (X+Y+Z)/3 ≧ XYZ = xyz, g(t) = (t^n +1)^(1/n) とおくと g'(t) = t^(n-1) /(t^n +1)^(1 -1/n) >0, (単調増加) g"(t) = (n-1)t^(n-2) / (t^n +1)^(2 -1/n) >0, (下に凸) (左辺)^3 = {g(X) + g(Y) + g(Z)}/3 ≧ g((X+Y+Z)/3) ≧ g((XYZ)^(1/3)) = g((xyz)^(1/3)) = (右辺)^3,
108 :
107 :2007/07/14(土) 08:01:35
>102 いつもの事だが訂正 (X+Y+Z)/3 ≧ (XYZ)^(1/3) = (xyz)^(1/3), n>1 (左辺)^(1/3) = …… = (右辺)^(1/3).
102は、f(e^x)がxについて凸な関数のときに、(x>0) Jensen不等式の相乗平均verが成り立つことを 問題にしたかっただけなんだ。 迷惑かけて申し訳ない。お詫びとして a,b,cは正の実数。このとき常に次の式が成り立つような最大のαを求めよ a^b+b^c+c^a>α
>109 c=a^(1/a) のとき、 (左辺) = a^b + b^c + a, a→0 のとき c⇒0 なので, lim[a→0] (左辺) = 0^b + b^0 + 0 = 1, α = 1.
( ゚∀゚)つ
>>87 の改良版
a,b,c>0 のとき,
(2/3)(a^2/(b+c)+b^2/(c+a)+c^2/(a+b)) ≧ ((a^3+b^3+c^3)/3)^(1/3)
が成立することを示せ。
Polyaの不等式のH.Alzerによる拡張 f,g,h は [a,b] 上の実数値関数で,f は単調増加,g,h はC^1級で, g(a)=h(a),g(b)=h(b) を満たすものとするとき, (∫_[a,b] f(x)g'(x)dx) (∫_[a,b] f(x)h'(x)dx)≦(∫_[a,b] f(x)√[(g(x)h(x))']dx)^2
>114 f(x,y,z)>0 となるのは 0≦x<y<z またはその cyclic の場合。 そこで、x<y<z の場合を考える。(他の場合も同様) f(x,y,z) = (y-x)(z-y)(z-x) は zについて単調増加、xについて単調減少。 f(x,y,z) ≦ f(0,y,z+x) = f(0,y,1-y) = y(1-y)(1-2y) = 1/(6√3) - 2{y -(1/2) +(1/2√3)}^2・{y +(1/2) +(1/√3)} ≦ 1/(6√3), 等号成立は x=0, y=(1/2)-1/(2√3), z=(1/2)+1/(2√3) のとき。
数蝉の最新号に、不等式が載っていたなはぁはぁ…せdfrtgyふじこlp
>117 a/r = cot(B/2) + cot(C/2), …, … を左辺に代入し、cotθは下に凸, A+B+C=π を使う。
【問題】 3辺の長さがa,b,cである三角形の外接円の半径をRとする. このとき,不等式 (a + b + c)/R ≦ 3√3 が成り立つことを示せ.
〔系〕R ≧ 2r. これは、球殻不等式というんだお。 (・3・)
>121 dクス. △の3辺の中点を通る円の半径 = R/2. この円は△の3辺を切るから、半径 ≧r. (清水多門氏) [前スレ.496-499,660,974] 文献[3] p.8 (絶版)
>123 このスレの解答は↓になるだろうな。ちっともエレガントぢゃねぇが… a,b,cが3角形の辺をなすとき、次の附帯条件(3角不等式)がある。 s-a >0, s-b >0, s-c >0, s=(a+b+c)/2 そこで s-a, s-b, s-c を独立変数と見れば、附帯条件は無くなる。基本対称式を (s-a) + (s-b) + (s-c) = s, (s-a)(s-b) + (s-b)(s-c) + (s-c)(s-a) = t, (s-a)(s-b)(s-c) = u, とおくと abc = st-u, = √{s(s-a)(s-b)(s-c)} = √(su), r = /s = √(u/s), R = abc/(4) = (st-u) / {4√(su)}, (左辺) = {2s - (st-u)/√(su)} / √(u/s) = 2(s^1.5)/√u - (st/u) +1, 示すべき式は {(st/u) +(右辺-1)}^2 - 4(s^3)/u = (1/t^2)H(s,t,u) ≧0, H(s,t,u) = {st + 2(右辺-1)u}sF_(-2) + 27(7-4√3)uF_(-1) + 3(16√3 -27)sG , ここに F_n はSchurの不等式のF_nで, F_(-2) = (t^3 -4stu +9u^2)/(u^2) ≧0, F_(-1) = (t^2 -3su)/u ≧0, F_0 = s^2 -3t ≧0, G(s,t,u) = st-9u ≧0, これより、 H(s,t,u) ≧0, ぬるぽ
125 :
124 :2007/08/21(火) 00:22:21
(補足) 3角形の面積を凾ニおくと、 = √{s(s-a)(s-b)(s-c)} = √(su), …… ヘロンの公式
グッジョブ! (*゚∀゚)
【類題】 3辺の長さがa,b,cである鈍角*三角形の内接円の半径をr, 外接円の半径をR とする. このとき, 不等式 (a + b + c - 4R) /r ≦ 2, が成り立つことを示せ。 (*直角3角形も含める) 等号は直角3角形のとき.
>127 r=/s, R=abc/(4) より, (4R+r)r = {(竸2)/s + abc}/s = s^2 + (ab+bc+ca) = (2ab+2bc+2ca-a^2-b^2-c^2)/4 (=t), (4R+2r)^2 - (a+b+c)^2 = 16R^2 +4(4R+r)r - (a+b+c)^2 = 16R^2 + (2ab+2bc+2ca-a^2-b^2-c^2) - (a+b+c)^2 = 2(8R^2 -a^2 -b^2 -c^2), = -16R^2 cos(A)cos(B)cos(C), (← 補題) 〔補題〕 (a^2 +b^2 +c^2) -8R^2 = (a^2 +b^2 -c^2) - 2(4R^2 -c^2) = 2abcos(C) - 2(4R^2 -c^2) (← 第2余弦定理) = 8R^2 {sin(A)sin(B)-cos(C)}cos(C) (← 正弦定理) = 8R^2 {sin(A)sin(B)+cos(A+B)}cos(C) (← A+B+C=π) = 8R^2 cos(A)cos(B)cos(C), これは、鋭角・直角・鈍角に従って 正・0・負。(終) (数セミ, 2007/09) ぬるぽ
>129 は q≦p≦0 のときも成立. q-p = d とおくと >131 より (左辺) ≦ (a^p + b^p + c^p)(a^d + b^d + c^d)/3 = (右辺) + {(a^p -b^p)(a^d -b^d) + (b^p -c^p)(b^d -c^d) + (c^p -a^p)(c^d -a^d)}/3 ≧ (右辺).
134 :
132人目の素数さん :2007/09/10(月) 22:34:38
IMO longlisted problem 1987 θ[1],θ[2],θ[3]・・・,θ[n]を実数とし、sinθ[1]+sinθ[2]+・・・sinθ[n]=0とするとき次の不等式を示せ。 |sinθ[1]+2sinθ[2]+・・・+nsinθ[n]|≦[n^2/4 ] The IMO compendium P209 より この本って問題は豊富なんだけど解答がその半分もないんですね
135 :
132人目の素数さん :2007/09/11(火) 00:01:21
あっさりオイラー使えよ
136 :
132人目の素数さん :2007/09/11(火) 06:43:58
nt-t+(n-1)t-2t...=tn(n+1)/2-2t(n/2)(n-2+1)/2=
137 :
132人目の素数さん :2007/09/11(火) 06:48:20
tn(n+1)/2-2t(n/2)(n/2+1)/2= f df/dt=n(n+1)/2-n(n+2)/4=0 nn/4=0 t=1->n^2/4
>134 a[k] = sinθ[k+1] + sinθ[k+2] + …… + sinθ[n], とおく。題意より a[0] = a[n] = 0, また |a[k-1] - a[k]| = |sinθ[k]| ≦ 1, よって |a[k]| ≦ k (k=0,1,2,…,[n/2]) |a[k]| ≦ n-k (k=[n/2]+1,・・・,n-1,n) 与式 = | Σ[k=1,n-1] a[k] | ≦ Σ[k=1,n-1] |a[k]| ≦ ・・・ あっさり。
139 :
132人目の素数さん :2007/09/12(水) 16:23:24
>>138 あっさりでしたか。
問題仕入れてきました。1988年/大学への数学「宿題」らしいです。
実数x[1],,x[2],・・・,x[n]が
x[1]+x[2]+・・・+x[n]=0
(x[1])^2+(x[2])^2+・・+(x[n])^2=1
を満たしながら動くとき次の不等式を示せ。ただしnは3以上の整数とする。
(x[1])^3+(x[2])^3+・・・+(x[n])^3≦(n-2)/√(n^2-n)
140 :
132人目の素数さん :2007/09/12(水) 20:02:15
xk=-xn-k+1=t nt^2=1 t^3=n^-3/2 nt^3=n^-1/2
>>139 [略解]
ラグランジュ乗数法で停留点条件を調べると,
x[1],x[2],……,x[n] たちは2種類の値のみをとることが必要と分かる。
そこで x[1] から x[n] のうちで p 個が a という値をとり,(n-p)個が b という値をとるとする。
ただし x[1]=……=x[n] とはなりえないので a<b,1≦p≦n-1 としてよい。
2本の束縛条件の式に代入して解くと, a, b を p の式で表せる。
すると (x[1])^3 + …… + (x[n])^3 が p の関数として表せる。
この関数は p について単調増加なので,p=n-1 のときが最大値。
その最大値は (n-2)/√(n^2-n) となる。
>142 f(x) = (e-x)log(e+x) - (e+x)log(e-x) とおく。 f(0) =0, f '(x) = (e-x)/(e+x) + (e+x)/(e-x) -log(e+x) -log(e-x) = 4(x^2)/(e^2 -x^2) +2 -log(e^2 -x^2) = 4(x^2)/(e^2 -x^2) - log{1-(x/e)^2} >0, ∴ 0<x<e ⇒ f(x) >0.
>144 最大値は M = {2/(n+2)}{n/(n+2)}^(n/2) の辺りなので、差をとってみよう。 x・√{(n+2)/n} ≡ y とおくと、 M - (1+x)(1-x)x^n = M - {1-(n/(n+2))y^2}・{n/(n+2)}^(n/2)・y^n = M{1 -(1/2)(n+2)y^n +(n/2)y^(n+2)} = M(1-y){1 +y +y^2 +・・・+y^(n-1) -(n/2)(1+y)y^n} = M(1-y)^2・{1 +2y +3y^2 +・・・+ny^(n-1) +(n/2)y^n} ≧ 0, 等号成立は y=1 のとき。 もっとも、x≧1 のときは (左辺)≦0 から明らかだが・・・
さすがに後付けにもほどがあるな
これは、「最大値を求めた」のではなく、最大値を取る付近で適当な変数を取って関数を展開しただけのこと。 微分方程式等、動きが判らない関数の性質を調べるときなど、よく使われる手法。お疲れ様
任意の三角形の三辺a,b,cに対して常に
a^(2n)+b^(2n)+c^(2n)<2(a^nb^n+b^nc^n+c^na^n)
が成り立つような正の整数nを全て求めよ。
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1190854032/352 まず必要条件を求めるため,xを0<x<1なる実数として,
a=2,b=1,c=1+x という三角形を考える。
このとき,題意を満たす n が存在するとすると,
2^(n+1) + 2(1+x)^n + 2^(n+1)(1+x)^n > 2^(2n) + 1 + (1+x)^(2n)
が成り立つ。
これが0<x<1なる任意のxに対して成立するので,両辺 x→+0 として,
2^(n+2) ≧ 2^(2n)
∴ 4≧2^n
∴ n≦2
よって n≦2 が必要。
n=1のとき,
2(ab+bc+ca)-(a^2+b^2+c^2)=(b+c-a)(c+a-b)+(c+a-b)(a+b-c)+(a+b-c)(b+c-a) > 0
より成立。
n=2のとき,
2(a^2b^2+b^2c^2+c^2a^2)-(a^4+b^4+c^4)
=(a+b-c)^2(b+c-a)(c+a-b)+(a+b-c)(b+c-a)^2(c+a-b)+(a+b-c)(b+c-a)(c+a-b)^2 > 0
より成立。
以上より n=1,2
>149
(略解)
・n = 1 のとき
I(1) = ∫[0,π/2] x・sin(x) dx = [ sin(x) - x・cos(x) ](x=0,π/2) = 1,
I(2) = ∫[0,π/2] {x・sin(x)}^2 dx = π/8 + (π^3)/48 = 1.038663・・・,
ゆえ n=1 のとき成立。
・n> 1 のとき
u = ∫[0,x] x'・sin(x') dx' = sin(x) - x・cos(x) はxについて狭義の単調増加。
xの替わりにuを独立変数と考え、x・sin(x) = s(u) とおく。x・sin(x)dx = du から
I(n) ≡ ∫[0,π/2] {x・sin(x)}^n dx = ∫[0,1] s(u)^(n-1) du,
ここで ヘルダーの不等式 により
{∫[0,1] s(u)^n du}^((n-1)/n)・{∫[0,1] 1^n du}^(1/n) ≧ ∫[0,1] s(u)^(n-1) du,
I(n+1)^(1/n) > I(n)^(1/(n-1)),
I(n) > I(2)^(n-1) > 1,
から
I(n+1) > I(n),
n> 1 のときも成立。
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1190854032/637 東大入試作問者スレ11
〔問題〕
α、β、γ は 0 < α,β,γ< π/2 、(sinα)^3 + (sinβ)^3 +(sinγ)^3 =1 を満たす。このとき、以下の不等式が成り立つことを証明せよ。
(tanα)^2 + (tanβ)^2 + (tanγ)^2 ≧ (3√3)/2
〔略解〕
(sinθ)^3 / (tanθ)^2 = (sinθ)(cosθ)^2 = (sinθ){1-(sinθ)^2}
= 2/(3√3) - {(2/√3) + sinθ}{(1/√3) - sinθ}^2 ≦ 2/(3√3),
∴(tanθ)^2 ≧ {(3√3)/2}(sinθ)^3
θ=α,β,γを代入して辺々足せば得られる。
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1190854032/438-462 東大入試作問者スレ11
154 :
132人目の素数さん :2007/10/26(金) 21:18:01
[問題] f:[0,1] → R は f(0)=f(1)=0を満たす滑らかな関数とするとき、次を示せ. ∫^1_0 |f'(x) x|^2 dx < 2 ∫^1_0 |f(x)|^2 dx
>>154 f(x)=sin(2πx) のとき,f(0)=f(1)=0 で,
2∫_[0,1] |f(x)|^2 dx = 1
∫_[0,1] |x f'(x)|^2 dx = (2π^2)/3 + 1/4 = 6.82……
よって不成立。
>>154 f(x)=sin(nπx)のとき,
∫_[0,1] |f(x)|^2 dx = 1/2
∫_[0,1] |x f'(x)|^2 dx = (n^2π^2)/6 + 1/4
なので,
>>154 の命題は係数2をいかに大きくしても不成立。
157 :
132人目の素数さん :2007/10/28(日) 11:31:45
>>154 成り立たないのですか!
[3] 不等式への招待,大関信雄・大関清太,近代科学社,1987年(絶版)
の本の最後のページにこの手の不等式があって、幾つか自分でやったんですけど、
これだけはどうしても出来なかったが、間違っていたとは思わなかった orz
お騒がせしました。
しかし、直ぐに成り立たないと反例を挙げるその才能に驚きました。
158 :
132人目の素数さん :2007/10/28(日) 18:57:34
>158 いつものように 基本対称式を x+y+z =s, yz+zx+xy =t, xyz =u とおく。 y^2 +yz +z^2 = s^2 -t -sx, z^2 +zx +x^2 = s^2 -t -sy, x^2 +xy +y^2 = s^2 -t -sz, よって w(x,y,z) = (s^2 -t -sx)(s^2 -t -sy)(s^2 -t -sz) = (s^2 -t)^3 -(s^2 -t)^2・s^2 +(s^2 -t)ts^2 -us^3 = (s^2 -t)t^2 -us^3 ≦ (s^2 -t)t^2 + min{0, -(s^3)(4st-s^3)/9}, (← s^3 -4st ≧ -9u) ここで t/s^2 =τ, w/s^6 =ω とおくと 0≦τ≦1/3, ω ≦ τ^2 - τ^3 + min{0, -(4τ-1)/9}, ω(τ) の増減表から、ωは 0≦τ<1/4 で増加し、1/4<τ≦1/3 では減少する。 ゆえに τ=1/4 で最大値 3/64 をとる。 等号成立は τ =t/s^2 =1/4, u=0 のとき、すなわち (x,y,z) = (a,a,0), (0,b,b), (c,0,c). ぬるぽ
問題を投下した者です。ちょっとこのスレ的ではない解ですが… ω=exp(2πi/3) を用いて問題の関数は w(x,y,z)=|(yω-z)(zω-x)(xω-y)|^2 と表せる。そこで p=x+yω+zω^2 という変数を考えるとpは複素平面上で 1,ω,ω^2 を頂点とする三角形の内部または周上 (Tとする) を動く。ここで p-1=(x+yω+zω^2)-(x+y+z)=(1-ω^2)(yω-z) p-ω=(x+yω+zω^2)-(x+y+z)ω=(ω-1)(zω-x) p-ω^2=(x+yω+zω^2)-(x+y+z)ω^2=(ω^2-ω)(xω-y) であるから w=(1/27)|p^3-1|^2 である。この式の形とTの形状から、pの動く範囲はTのうちの 2π/3≦arg(p)≦4π/3 に制限してもよいことがわかる。このとき p^3の動く範囲(Dとする)を描いてみればわかるように、max(w) を与えるpはTの周上のどこかになる。そこで p = (-1+it√3)/2 (-1≦t≦1)と置いてwを計算してみると p^3-1 = (3√3/8)(t^2-1)(√3+it) |p^3-1|^2 = (27/64)(t^2-1)^2(3+t^2) w = (1/64)(t^2-1)^2(3+t^2) あとは u=t^2 (0≦u≦1) の3次関数の問題で、u=0で最大となる ことがわかり、max(w)=3/64 である。最大を与えるpは p=-1/2 のときと p^3の位置が同じp、すなわち p=-1/2,-ω/2,-ω^2/2 である。
おっと
>>158 は x+y+z=s になってますね。元の問題は x+y+z=1 です。
イパーン化してしまうのが不等式ヲタのSA・GA
164 :
156 :2007/10/29(月) 13:38:52
>>157 >>157 確かにその本にはそう書いてありますね。
しかし,前後の文脈を読むと,おそらく著者が言いたかったのは
「f:[0,1] → R は f(0)=f(1)=0 を満たす C^1級の関数で,かつ恒等的に0でないものとする。
このとき,
∫_[0,1] |x f'(x)|^2 dx > (1/4) ∫_[0,1] |f(x)|^2 dx
が成立する。」
ではないかと思われます。
おそらく著者は,
http://links.jstor.org/sici?sici=0002-9890%28197108%2F09%2978%3A7%3C705%3AIIIAFA%3E2.0.CO%3B2-2&size=LARGE&origin=JSTOR-enlargePage から引用したものだと思われますが,引用元のこの論文において既に同じミスをしています。
この修正版の不等式は,次のようにして示せます。
g(x) = √(x) f(x)$ とおくと,g(0)=g(1)=0 を満たし,かつg'(x)は[0,1]上で恒等的に0ではない。
また,f(x)=x^(-1/2)g(x)なので
{xf'(x)}^2=(1/4)x^(-1){g(x)}^2 - g'(x)g(x) + x{g'(x)}^2 = (1/4){f(x)}^2 - g'(x)g(x) + x{g'(x)}^2
よって,
∫_[0,1] {xf'(x)}^2 dx
=(1/4)∫_[0,1] \{f(x)\}^2dx - (1/2)[{g(x)}^2]_0^1 + ∫_[0,1] x\{g'(x)\}^2 dx
> (1/4)∫_[0,1] {f(x)}^2dx (∵g(0)=g(1)=0, x\{g'(x)\}^2≧0で恒等的に0でない)
この係数1/4の最良性は言えそうで言えない……
165 :
132人目の素数さん :2007/10/29(月) 14:40:59
>>164 ご丁寧な解答ありがとうございます。
逆向きの不等号ならば、本に書いてある方法でできますね。
ちなみに、積分区間は [0,1] となっていますが、これは任意の区間 [a,b]
(ただし,0<a, b< ∞)でも大丈夫ですね。
私も少し調べたのですが、大体関数 f の積分を f やそれらの微分を
使って上から押さえるタイプのが多いようです。
しかし、逆タイプ、つまり、f の微分を f で押さえるというタイプの
式が見つからなかったので、案の定、間違っていたのですね。
そもそも、一般にこの逆向きの不等式は無理なのでしょうかね?
166 :
156 :2007/10/29(月) 15:55:37
>>165 おっと,
http://links.jstor.org/sici?sici=0002-9890%28197108%2F09%2978%3A7%3C705%3AIIIAFA%3E2.0.CO%3B2-2&size=LARGE&origin=JSTOR-enlargePage をよく読むと,
∫_[0,1] |x f'(x)|^2 dx < 2∫_[0,1] |f(x)|^2 dx
については,「そういうf(x)が存在する」と主張しているだけでした。
存在を示すだけなら折れ線だけで大丈夫です。
つまり,この論文は間違っておらず,この論文を「不等式への招待」に転載したときに
著者が「存在」を「任意」だと取り違えてしまった,というのが実情でしょう。
>そもそも、一般にこの逆向きの不等式は無理なのでしょうかね?
難しいと思いますね。
直観的に言うと,|f(x)|がいかに小さく抑えられていたとしても,
その小さな幅の中で激しく振動しまくれば,|f'(x)|はいくらでも大きくすることができてしまいます。
逆に,|f'(x)|がある程度小さく抑えられていれば,f(x)の変動が小さいわけですから,
|f(x)|もある程度の幅しか動けなくなります。
また,[0,1]上の関数f(x)を周期1の周期関数と見てexp(2πinx)によって
フーリエ級数展開したときのフーリエ係数をc_nとすると,パーセバルの等式から
∫_[0,1] |f(x)|^2 dx = Σ_[n=-∞,∞] |c_n|^2
∫_[0,1] |f'(x)|^2 dx = (2π)^2Σ_[n=-∞,∞] n^2|c_n|^2
です。Σ|c_n|^2 と Σn^2|c_n|^2 の収束性の善し悪しを比較しても,
|f'(x)|を|f(x)|で評価することの困難さが分かると思います。
167 :
132人目の素数さん :2007/10/30(火) 22:30:48
>>166 >∫_[0,1] |x f'(x)|^2 dx < 2∫_[0,1] |f(x)|^2 dx
>については,「そういうf(x)が存在する」と主張しているだけでした。
>存在を示すだけなら折れ線だけで大丈夫です。
ご丁寧にありがとうございます。それなら、納得です。
(ところで、JSTORってフリーじゃないですね。)
このタイプの不等式、つまり、微分を評価するのは、偏微分方程式の解の
評価とかで非常に重要で、また、いろいろと応用が多いのですが、
さすがにこれだけの条件では無理ですね。
ただ、不等式の形が特殊なのでいけるのかな?と思ったんですけど、おっしゃる
ように関数が激しく振動してしまうと無理ですよね。
積分型の不等式で何か良い本がございましたら、教えてください。
(洋書でも構いません)
168 :
156 :2007/10/31(水) 01:14:28
169 :
132人目の素数さん :2007/11/12(月) 06:25:55
多変数が良いな。L^p, p\neq 2 に関する不等式はないか? 小平-Spencer-NirenbergのL^4 ぐらいで。
170 :
132人目の素数さん :2007/11/12(月) 18:01:36
リクエスト 「二次式」だけで、ごっつい不等式
172 :
132人目の素数さん :2007/11/12(月) 21:02:13
>>171 [問題(激難)]
実数 a_i > 0 (i=1,,,n) のとき、
a_1/(a_2 + a_3) + a_2/(a_3 + a_4) + … + a_{n-1}/(a_{n} + a_1) + a_n /(a_1 + a_2) >= n/2
が成り立つような、n の範囲を求めよ。
>172
n≦13 および n(奇数)≦23 については成り立つらしいお。
http://mathworld.wolfram.com/ShapirosCyclicSumConstant.html 大関, 「不等式への招待」 近代科学社 (1987) 絶版
n=3〜6 については
過去スレのミイラ置場の 不等式スレ2.html の >889
n≦13 については
H.S.Shapiro: "Problem 4603." Amer. Math. Monthly, 61, p.571 (1954).
〔余談〕
(左辺) > n/3 ならば、3以上の自然数について成り立つらしい。
過去スレのミイラ置場の 不等式スレ1.html の >501
174 :
132人目の素数さん :2007/11/12(月) 23:25:12
>>173 >>171 激難というか、未解決問題じゃねえかよ!
Shapiro の巡回不等式だな。
まあ、答えが直ぐに出る問題もいいが、こんな不等式でも未解決である
ということは不思議だよな。(n によって真偽が異なるし)
これを解いたら、かなりいい雑誌に論文として載るだろうから、挑戦
する価値は十分にあるだろう。
不等式に未解決問題があるとは驚いた。
176 :
171 :2007/11/12(月) 23:50:29
177 :
132人目の素数さん :2007/11/13(火) 03:22:28
>177 グッジョブ! Full-text PDF もDLして読んでまつ・・・・
179 :
132人目の素数さん :2007/11/14(水) 03:11:28
>>178 他にも Shapiroの巡回不等式関係の論文は山ほどあるから、最新のを探して
から読んだほうがいいよ。
漏れも今どこまで分かっているのか知らないから、もし分かったら教えてちょ。
しかし、Journal of Inequality なんて雑誌があるんだ。
不等式は奥が深いぞ!
やべ〜、はまりそうだ
180 :
132人目の素数さん :2007/11/14(水) 04:48:46
『古田の不等式』は既出?
182 :
132人目の素数さん :2007/11/14(水) 08:55:34
古田って前に新聞に出ていたけど、この不等式がよほどいい仕事だと 勘違いしているようだねw かなり痛い男だw
183 :
132人目の素数さん :2007/11/14(水) 08:57:15
95 :132人目の素数さん:03/02/19 11:18 古田の不等式。 作った本人に聞けばそれが載ってる数学辞典やら他 様々な文献を見せ付けられることでしょう。 96 :132人目の素数さん:03/02/19 11:28 ワロタ
184 :
132人目の素数さん :2007/11/14(水) 20:47:18
問題 次の不等式を証明せよ。ただし0<=x<=1とする。 1/2 <= 1/1+√x <= 1/1+x二乗 どうしても分かりません;;;誰か解いてください!!;;;;
185 :
132人目の素数さん :2007/11/14(水) 20:51:44
858 名前:132人目の素数さん :2007/11/14(水) 20:41:47 藤川英華っておばはん顔じゃんw ブスだな
186 :
132人目の素数さん :2007/11/14(水) 21:11:15
187 :
132人目の素数さん :2007/11/14(水) 21:14:59
国際的に権威のある「数学百科全書」に名前が掲載されている日本人数学者はわずかしか存在しない。 数学百科全書ってなに? Springerからでている Encyclopaedia of Mathematical Science?
ディドロ&ダランベール
>>183 すごいな
四年も粘着してるのか
どんな私怨があるんだろ?
191 :
132人目の素数さん :2007/11/15(木) 10:00:55
おまえのこと?
Shapiroの巡回不等式って、
本当に
>>172 のような単純な形をしているのか?
元の原型はもっと複雑な形をしているんじゃないのか?
不等式の未解決問題にしては妙に単純な形だ。
「不等式への招待」に現れる不等式の中には
何らかの理論の中に現れるものが結構あるのだが。
193 :
132人目の素数さん :2007/11/17(土) 10:15:46
【問題】 f: [0,1] ---> R を C^2 級関数で f(0)=f(1)=0 をみたせば, 次の不等式が常に成立することを示せ: max_{x ∈ [0,1]} |f(x)| ≦ 1/8 max_{x ∈ [0,1]} |f^{(2)}(x)|.
>193 (左辺) = |f(ξ)| とする。(ξ∈[a,b]) X>ξ でも X<ξ でも f(X)≦f(ξ) だから f'(ξ)≧0 かつ f'(ξ)≦0, ∴ f'(ξ) = 0, |f'(X)−f'(ξ)| = |(X-ξ)f"(η)| ≦ |X-ξ|・max{|f"(x)|;x∈[a,b]|}, |f (X)−f (ξ)| ≦ (1/2)(X−ξ)^2・max{|f"(x)|;x∈[a,b]}, 題意より f(a)=f(b)=0 だから, (左辺) = |f(ξ)| ≦ (1/2){min(ξ-a,b-ξ)}^2・max{|f"|} ≦ (1/8)(b-a)^2・max{|f"|} = (右辺), 注) ξ∈[a,b] ⇒ min{ξ-a,b-ξ} ≦ |b-a|/2 を使った。
196 :
132人目の素数さん :2007/11/18(日) 14:41:48
>>192 そうだよ。
どうしてこの不等式が出てきたのかは知らないが、まだ未解決らしい。
もっとも、問題が簡単な形をしているから易しい、というのは完全な誤解。
それは、フェルマー予想やポアンカレ予想のことを思えば納得行くだろう。
しかし、Shapiro の巡回不等式の場合、n=14, 20 で反例があることは分かっている。
16≦n の場合を大型計算機ででチェックぐらいはすれば、ある程度は分かると思う。
なお、n が十分大きければ、不成立であることも分かっている。
Shapiro の巡回不等式は本当にあの形をしているのか! むしろ、今まで多くの人に知られずにいたのが不思議なくらいだ。 フェルマー予想のように有名な問題であってよかった筈だが。
92 名前:MASUDA ◆5cS5qOgH3M [] 投稿日:2007/11/22(木) 21:22:50
a,bは正の実数,tは正の実数とする.このとき,いかなるa,bに対しても以下の不等式が成り立つようなtの最小値を求めよ.
log√(ab)≦{(a+b)/2}^t
93 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 22:15:42
>>92 a=b=e^eとすれば、(左辺)=e,(右辺)=e^(et) となるので、与不等式が成立するためには
et≧1、すなわちt≧1/eでなければならない。
次に、t=1/eで不等式が成立することを示す。
y=logx上の点(e,1)での接線がy=x/eであり、y=logxのグラフが上に凸なので
x/e≧logxが言え、この式からx≧log(x^e)が導かれる。
このときx^e=zとすることでz^(1/e)≧logzとなる……@
また相加相乗平均の不等式から{(a+b)/2}^(1/e)≧(√ab)^(1/e)となる……A
@でz=√abとしてAと組み合わせることで{(a+b)/2}^(1/e)≧log√abが示される。
以上から、求めるtの最小値は1/e。
問題文の左辺をloga+logbとした方が解きづらい問題になりそう。
94 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 22:46:51
>92
相加相乗平均より、(左辺) ≦ log((a+b)/2) = log(A),
>84 の式で y=(1/e)A^t とおく。
t*log(A) ≦ (1/e)A^t,
与式成立条件は、t≧1/e,
高校質問スレで質問したところ、こちらを勧められたので質問させて頂きます。 |a|,|b|,|c|<1のとき、(1)ab+1>a+b(2)abc+2>a+b+cを証明せよ。 という問題があり、この2つはゴリ押しで何とか解けたのですが 4文字以上の場合に繋がるような証明法がどうしても思いつきません。 |a1|,|a2|,・・・,|an|<1のとき、a1・a2・・・an+(n-1)>a1+a2+・・・+an 成り立つかどうかもわからないのですが、わかる方いましたらよろしくお願いします。
a(bc)+2>a+bc+1>a+b+c.
ありがとうございました。
202 :
132人目の素数さん :2007/12/31(月) 21:24:01
あげ
>177 Shapiro’s cyclic inequality for even n を保存しようとした時、何か変なメッセージ (Acrobat 8 がどうのこうのと言う) が出た。そんな物持ってないのに普通に保存出来たが、問題あったかな?
204 :
【吉】 【371円】 :2008/01/01(火) 17:31:46
今年こそは Shapiroの巡回不等式予想を解くぞ! って、まだ本当に未解決なのか?
205 :
132人目の素数さん :2008/01/01(火) 18:16:28
ふふ…
(∬_D f (x, y) dxdy)*(∬_D h (x, y) dxdy) ≦ ∬_D f (x, y)*g (x, y) dxdy
任意の実数x,y,z,nに対して不等式 (x-y)(x-z)x^n + (y-z)(y-x)y^n + (z-x)(z-y)z^n ≧ 0 を証明せよ これがわかりません
あきらか
212 :
132人目の素数さん :2008/01/06(日) 18:44:40
>>206 ただの 乱順序積 ≦ 同順序積 (積分版)だが…
それを、普通はチェビシェフの不等式と言う。
積分版も同じ。
FKGかなんかしらんが、チェビシェフの不等式のパクリ。
数学の世界で「パクリ」という言葉を初めて聞いた気がする
214 :
132人目の素数さん :2008/01/06(日) 19:40:39
或る人が書いた数学本の中には、 不等式の本といってよいものが存在する。
どこの存在定理ですか?
>>213 でも定理の系や簡単な応用なのに名前をつけるのは、どうかと思う。
最初にやった人の功績は重要だが、それを統一化された現在では、
変てこな名前を言われるより、「チェビシェフの不等式」と言って
くれた方が十分通じるし、理解も早い。
同時期に独立に出したのなら、パクリではないが、 最近は論文数を増やす為のパクリも多い。
P. J. Bushell and J. B. Mcleod
"Shapiro’s cyclic inequality for even n",
Journal of Inequalities and Applications Volume 7 (2002),
Issue 3, Pages 331-348
http://www.hindawi.com/GetArticle.aspx?doi=10.1155/S1025583402000164 Abstract
In 1954 H. S. Shapiro proposed an inequality for a cyclic sum in n variables.
All the numerical evidence indicates that the inequality is true for even n≤12
and for odd n≤23. We give an analytic proof for the case n=12, which implies
the former result. The remaining case n=23 remains an open problem.
〔問題〕
a,b,c は 0≦a,b,c<1 をみたす実数とする.また,
S = 3(a+b+c+abc)/(1+ab+bc+ca),
A = (3+a^2)a/(1+3a^2),
B = (3+b^2)b/(1+3b^2),
C = (3+c^2)c/(1+3c^2),
と定める。このとき,
A+B+C ≦ S < 3,
を示せ.(MASDA)
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1199706844/155 ,168
東大入試作問者スレ13
>221 右側は 1 - S/3 = 3(1-a)(1-b)(1-c)/(1+ab+bc+ca) >0 より。 左側は a = tanhα, b = tanhβ, c = tanhγ とおくと、tanhの加法公式より S = 3tanh(α+β+γ), A = tanh(3α), B = tanh(3β), C = tanh(3γ), ∴ tanhθy は θ≧0で上に凸だから、 A+B+C ≦ S. ここに tanhθ = {e^θ -e^(-θ)}/{e^θ +e^(-θ)},
(*゚∀゚)=3 ハァハァ…
224 :
132人目の素数さん :2008/01/28(月) 09:32:39
A(x) = ( a(x)_{ij} ) をn次対称行列で、各成分 a_{ij}(x) は [0,1] 上の連続関数とする。 このとき、次をしめせ。 det { ∫_[0→1] A(x) dx }^{-1} ≦ ∫_[0→1] { det A(x) }^{-1} dx. ただし,∫_[0→1] A(x) dx = ( ∫_[0→1] a_{ij}(x) dx ) であり、det は行列式を表す。
225 :
132人目の素数さん :2008/01/28(月) 09:43:25
>>224 訂正:A(x) はn次の「正定値」実対称行列です。
「正定値」がぬけていました。
x > 2、y > 2、1/x + 1/y ≦ 1/2 のとき、2x+yの最小値を求めよ。 簡単だからエレガントに頼むぜ、ブラザー!
227 :
132人目の素数さん :2008/01/29(火) 01:19:46
レポートって…(笑) 高校の問題をレポートに出す大学って、教育学部?
>>228 私立の文系(受験科目に数学なし)の選択必修など沢山ある。
文系は高校の微積分も知らないし、私大だと中学の数学(今はゆとり教育で、
以前は中学の数学が今は高校でやるようになった)が怪しい奴が大勢いる。
不等式の両辺に負の数を掛けると、不等号の向きが変るのが分からない奴が
いるから。ゆとり教育はマジでやばい。
>>229 分数の計算すらまともにできない大学生が蔓延っている今の日本
不等号の向きがナンチャラカンチャラなんぞ知らない人がいることなんて
別に驚くにあたらないし、今に始まったことでもない
これが今の日本の現状
事実だ!これが現状だ!
目を背けるな!
そして、じゃあはたして僕らはどうしたらいいのだろうと・・・
日々自問自答を繰り返している
そんな大学生が居ない大学に行けばいいだけの話だろ
232 :
1stVirtue ◆.NHnubyYck :2008/01/30(水) 16:47:14
そこで 1stVirtue 王国の創設だ。
じゃぁ数ヲタ達はエリートだな
234 :
132人目の素数さん :2008/01/31(木) 02:39:38
>>231 私立大の文系ではほとんど入試科目に数学が無いから(最近は推薦やAO入試があるから
理系でもやばいけど)、一部の学生を除いて全然数学を勉強してきていない。
そういう奴らに数学を教えると、まあ易しいのをやれば大丈夫なのだが、そこで必ず
単位を落とすような奴が出てくる。よくよく問い詰めるとそういう奴は
>>229 や
>>230 のように中学レベルの数学で落ちこぼれているんだから、救いようが無い。
私立のトップといわれるW大やKOでもそういう奴がいるそうだから、きついよ。
それにこれからもっとゆとり世代が入ってくるから、ガクガクブルブル。
手っ取り早い改善策は、とにかく入試問題に数学を課すことだ。
センターの数学でもいいからさ。
235 :
132人目の素数さん :2008/01/31(木) 08:53:16
nを自然数とするとき e-(1+1/n)^n<e/(2n+1) が成り立つことを示せ。
236 :
132人目の素数さん :2008/01/31(木) 11:44:55
平成の時代に不平等は許されません よって与式は成り立たない
237 :
1stVirtue ◆.NHnubyYck :2008/01/31(木) 18:07:50
不平等を許さないという奴が平成の時代にも居たのか。
239 :
1stVirtue ◆.NHnubyYck :2008/01/31(木) 19:03:27
不平等を許さないというやつは、すべての悪人に対しても平等を強いておけ。
Reply:
>>235 e*(2*n)/(2*n+1)<(1+1/n)^n.
240 :
1stVirtue ◆.NHnubyYck :2008/01/31(木) 19:17:06
なんとなくレスをつけてみたが、e<(1+1/n)^n*(1+1/(2*n)) をどうやって証明しよう。
241 :
132人目の素数さん :2008/01/31(木) 21:01:57
自作問題。 nとMは自然数で、1≦n<Mを満たすとする。Q(n)を次のように定義する。 Q(n)=Π[k=0〜n−1](1−k/M)=(1−0/M)*(1−1/M)*(1−2/M)*…*(1−(n−1)/M) また、非負の実数cに対して、 a={−(2c−1)+√{(2c−1)^2+8Mc}}/2 , b={1+√{1+8Mc}}/2 とおく。 (1)次を示せ。 ・n≧bならばQ(n)≦e^(−c)である ・n≦aならばQ(n)≧e^(−c)である ・0≦b−a≦2cである (2)nは自然数で、1≦n<365とする。n人の人間のうち、誕生日が一致する 2人がいる確率をP(n)とおく。次を示せ。 ・n≧42ならばPn≧1−e^(−2.3) (≒0.9) ・n≦39ならばPn≦1−e^(−2.3)
243 :
1stVirtue ◆.NHnubyYck :2008/02/02(土) 08:21:34
Reply:
>>241 思考盗聴で個人の生活に介入する奴を排除するかすべての人が思考盗聴できるようにならないと、平等にはならない。
>>235 0 ≦ d < 1 とする。
log(1-d) = -d -(1/2)d^2 -(1/3)d^3 -(1/4)d^4 - ……
≦ -d -(1/2)d^2 -(1/4)d^3 -(1/8)d^4 - …… (等比級数)
= -2d/(2-d),
これに d = 1/(n+1) を代入すると
-log(1 +1/n) = log(n/(n+1)) ≦ -2/(2n+1),
n・log(1 +1/n) ≧ 2n/(2n+1) = 1 - 1/(2n+1),
あとは exp( ) するだけ。
(1 +1/n)^n ≧ e・exp(-1/(2n+1)) ≧ e{1 - 1/(2n+1)},
〔235の類題〕 nを自然数とするとき e・exp(-1/(2n+2)) > (1+1/n)^n > e・exp(-1/(2n+1)), が成り立つことを示せ。
>245 右側は >244 左側も同様に log(1-d) = -d -(1/2)d^2 -(1/3)d^3 -(1/4)d^4 - …… ≧ -d -(1/2)d^2 -(1/2)d^3 -(1/2)d^4 - …… (等比級数) = -d -(d^2)/(2(1-d)) = -d(2-d)/(2(1-d)), これに d = 1/(n+1) を代入すると -log(1 +1/n) = log(n/(n+1)) > -(2n+1)/(n(2n+2)), n・log(1 +1/n) < (2n+1)/(2n+2) = 1 -1/(2n+2), あとは exp( ) するだけ。
〔235の拡張〕 nを自然数とするとき e/(2n+2) < e - (1+1/n)^n < e/(2n+1), が成り立つことを示せ。
>247 右側は >244 左側も同様に log(1-d) = -d -(1/2)d^2 -(1/3)d^3 -(1/4)d^4 -(1/5)d^5 - …… > -d -(1/2)d^2 -(1/3)(d^3 +d^4 +d^5 + …… ) (等比級数) = -d -(1/2)d^2 -(d^3)/(3(1-d)), これに d = 1/(n+1) を代入すると -log(1 +1/n) = log(1 -1/(n+1)) > -1/(n+1) -1/(2(n+1)^2) -1/(3n(n+1)^2), = -(1/n){1 -1/(2(n+1)) -1/(6(n+1)^2)}, n・log(1 +1/n) < 1 -1/(2n+2) -2/(3(2n+2)^2) ≦ 1 -1/(2n+2) -1/(2(2n+2)(2n+1)) (← 3(2n+2) ≦ 4(2n+1) ) < 1 + log(1 -1/(2n+2)), ( >246 の公式に d=1/(2n+2) を代入) あとは exp( ) するだけ。 (1 +1/n)^n < e{1 -1/(2n+2)},
つまんなくて申し訳ねぇ… nが大きいとき、マクローリン展開して n*log(1 +1/n) = n*{1/n -1/(2n^2) +1/(3n^3) -1/(4n^4) + …} = 1 -1/(2n) +1/(3n^2) -1/(4n^3) +1/(5n^4) - …, (1 +1/n)^n = e{1 -1/(2n) +11/(24n^2) -21/(48n^3) +2447/(5760n^4) - …}, {e - (1 +1/n)^n}/e = 1/(2n) -11/(24n^2) +21/(48n^3) -2447/(5760n^4) + …, e/{e - (1+1/n)^n} -2n = 2n/{1 -11/(12n) + 21/(24n^2) -2447/(2880n^3) + …} -2n = 2n{1 +11/(12n) -5/(144n^2) +17/(1080n^3) -… } -2n = 11/6 -5/(72n) + 17/(540n^2) - … → 11/6, (n→∞) e - (1+1/n)^n ≒ e/(2n +11/6). (n>> 1)
251 :
132人目の素数さん :2008/02/06(水) 09:31:57
数学科の微積分での証明だったら、これらは全部不合格だよ。 まず、e の存在を証明して(有界単調数列は収束する)から物事が始まる。 指数関数の定義やその逆関数として log x を定め、さらに、それらが解析的 であること、つまりTaylor展開できることという順番だからな。 ここの「証明」は全部循環論法。 e の不等式の証明にTaylor展開を使うのは、数学科だとアウト。
最初からTaylor展開でe^xを定義する事だってよくあるけど。
君が知らないだけで。定義も書かないで251みたいな事を書くのはナンセンス。
まあ
>>249 には大体同意。
>>251 それ、数学科の微積分じゃなくて、高校の微積分って言った方が正しいと思うよw
254 :
132人目の素数さん :2008/02/08(金) 17:59:08
【問題】 f を開区間 (a,b) の C^2 級関数とするとき,次の不等式を示せ. ∫^b_a |f ' (x)|^2 dx ≦ 54 [ 1/(b-a)^2 ∫^b_a |f(x)|^2 dx + (b-a)^2 ∫^b_a |f ' ' (x)|^2 dx ]
>251 小平の解析入門なんかでは 無限級数の極限で定義してる。 いろんな定義が可能なことを知らないなんて 数学科ではないなw
256 :
251 :2008/02/09(土) 11:19:43
数学科の微積分をナメるなよ!!!!!!!!11111
ってか、king氏にも分からないことがあるんだと かつ、このスレの優秀さを改めて見直した
_,.-‐"':" ̄~゙'ヽ、 __ _,---‐" ̄\ / ``ー‐-、 ノ \ / ヽ ;" ) / \ / ぐ わ | / |ノ/ \ / ら か | | )/.| ・ オ | | .い ら | | ,;';;,, /ノ | ・ レ | | ・ な | |::::.................:::::::::;;,'^;、::::::'''..,,_;、丿 | ・ に | | ・ い | /:::::::::::::::::::::::::::;"゙, /゙~゙`''::;'゙; | ・ だ. | | あ こ | `、;;::::::::::::::::;/ ),;' :.'.,、 | ・ っ | | る と | ,へノ `'''''"´ .:; .:::_ヽ | ・ て | | ・ Y \ .::; ::::ゝ .| ・ | | ・ ∧ \ ::::::、 .:;` | | | ・ |ヽ丶 \;; :::;;;;::..,,、. ::i | | | ・ | ` \;;;;/ `゙" \
>>255 ふ〜ん
じゃあその e^x をTaylor展開で定義する方法で、指数法則
e^{x+y} = e^x e^y
や、三角関数の加法定理
sin (x+y) = sin x cos y + cos x sin y
を証明してみせてよ。
数学科なんだからこのくらいは出来るよね。
>>259 どの定義からも他の定義のものが得られることが知られている
その証明はいい練習になるだろうが、本質的でない
本質でないことに拘ることの意味が分からないのですが
>>260 へ〜、どの定義から始めるかは大事なことだと思うけどね。
それは個人のスタイルだから、義務ではないけど、その時々に都合良く定義
を変えることは、何も証明をしていないことだね。
どの定義から始めても同等であることの事実は非常に重要なことですけど。
それは、実数の完備性をどの公理を採用するかの問題と似ていますね。
>>255 ふ〜ん
じゃあその e^x をTaylor展開で定義する方法で、指数法則
e^{x+y} = e^x e^y
や、三角関数の加法定理
sin (x+y) = sin x cos y + cos x sin y
を証明してみせてよ。
数学科なんだからこのくらいは出来るよね。
e^xをどの定義で始めるかは一長一短がある。
お前はそれを知っていて、
>>259 のようなことを書きやがったな。
その通りだよ、この証明はベキ級数の収束の議論が入るから、非常に面倒だよ。
微分を使ってもいいけど、それには項別微分の可能性を示さなくてはならない。
指数法則はe^xが絶対収束することと二項定理から得られる 加法定理はcosとsinがそれぞれe^xを用いて表現できることから得られる で、こんなの常識でしかないのだが
265 :
132人目の素数さん :2008/02/09(土) 19:16:06
> 加法定理はcosとsinがそれぞれe^xを用いて表現できることから得られる それは複素変数の場合 一応大学1年のレベルなんだから、複素数を使わないで証明してもらいたいね
266 :
132人目の素数さん :2008/02/09(土) 23:45:00
何言ってるの? 基地外?
exp(x)と同じようにやればいいだけなのもわからんのか
弧長とか使って厳密にsinとかcosとか定義するのも それはそれで面倒だと思うけどな。 e^{x+y} = e^x e^y は実際にTaylor展開で証明してる本が 結構あると思うけど。三角函数もちょっと面倒になるだけで基本的には同じ。 (本質的には複素変数にしただけなんだから当然といえば当然)
>>268 >>三角函数
か・・・漢字が読めねぇ・・・orz
歴史的名著は大抵函数表記だった気がするが
>>269 ゆとり世代乙
>>270 収束のことを収斂とか書いていたが、流石に今は直されているだろう
だけど、函数は時々見かける。
あと、個人的には線形代数という表記が気に入らない。
線型代数だろうよと,,,
函はハコと読みます。 サンカクハコカズです。
>>269 北海道の函館(はこだて)って知らないのか?
ゆとり・・・
>>273 釣りかも知れんが「しゅうれん」だ。
覚えておけ!
>277
示すべき不等式を整理すると
| (xyz + x+y+z)/(xy+yz+zx + 1) | < 1,
を示せばよいことがわかる。
問題文に (x,y,z) の絶対値は1より小さい, とある。そこで
>>222 に習って x=tanhξ, y=tanhη, z=tanhζ とおこう。tanh の加法公式より
(xyz + x+y+z)/(xy+yz+zx + 1) = tanh(ξ+η+ζ),
| tanh(……) | < 1,
よって、問題の不等式も示される。
>278 の補足 (coshθ)^2 - (sinhθ)^2 = {[e^θ + e^(-θ)]/2}^2 - {[e^θ - e^(-θ)]/2}^2 = 1, より 1 - (tanhθ)^2 = 1/(coshθ)^2 >0, よって |tanhθ| < 1,
>>269-276 読めない漢字@数学板
三角函数(さんかく・かんすう)→三角関数
収斂(しゅうれん)→数学の用語で収束のこと
帰謬法(きびゅうほう)→背理法ともいう
数学板、誤変換 ○確率 ×確立 ○置換 ×痴漢 ○偏微分 ×変微分 ○整式 ×正式 ○小数 ×少数 ○対数 ×大数 (ただし『大学への数学』または"大数の法則"の意の場合も・・・) ○シミュレーション ×シュミレーション (日本語にない発音のため。ただし方言には近い発音があるらしい) ○キチ(既知) ×ガイチ (またちなみに、既出(きしゅつ)と読む。"がいしゅつ"ではない。) 既知の既の字に「木」へんが付くと 高木貞治の『解析概論』"かいせき・がいろん"の概の字になる。
、____,, -―――- 、ヽ 、 _> ヽ} ) / / ' / ⌒ヽ ∠( / ^メ、 // } ', ヽ/ { / {{ ハ } ヽ. | . / ,ノx=ミ从 / |⌒/ V | ∠ -ァフ ,イ〃うハハ/ _ | ∧ { リ 厶‐'´! } V辷j ≠弌 〉、 ∨ V{. ヽゝ '__ / \ \ \个 . V _) _厶 人ノ ̄ ^ j人>rー/^}_ ,イノ´ ニホンゴのカンジってムズカシイネ xr<了 (`ヽ{ /`ヽ / {. {YY´ ̄ }7 } /〃} } 人_, j / / {{ { {{ ヽ. \ /
283 :
1stVirtue ◆.NHnubyYck :2008/02/11(月) 23:33:13
1stVirtue教では応用数学の習得もする。
284 :
132人目の素数さん :2008/02/12(火) 00:49:18
285 :
1stVirtue ◆.NHnubyYck :2008/02/12(火) 07:26:02
Reply:
>>284 日本人の心を持つことをお前様はわかるのだろうか。
286 :
132人目の素数さん :2008/02/12(火) 16:30:11
>>285 は気違いだから相手にするな。
「1stVirtue教」だとさwww
287 :
1stVirtue ◆.NHnubyYck :2008/02/12(火) 16:56:38
Reply:
>>286 不心得者は早く日本から去りてくださいませ。
289 :
1stVirtue ◆.NHnubyYck :2008/02/12(火) 19:32:57
Reply:
>>288 誰が本物であるかの議論をしなくてはならぬのか。
>>289 当たり前だろ
それより俺の心を読むのをやめてくれないか
291 :
1stVirtue ◆.NHnubyYck :2008/02/13(水) 23:38:37
数学の命題にはそれ自体真か偽かが証明不可能な命題が存在する(ゲーデル)
293 :
132人目の素数さん :2008/02/14(木) 11:34:35
1stVirtue ◆.NHnubyYck お前邪魔やからさっさと消えろや!
294 :
1stVirtue ◆.NHnubyYck :2008/02/14(木) 11:48:43
Reply:
>>293 自分または自分の親戚がよそ者かどうか考えてみよ。
>>277 示すべき不等式を整理すると
| N | < D,
を示せばよいことがわかる。ここに N = xyz + (x+y+z), D = (xy+yz+zx) +1,
問題文に (x,y,z) の絶対値は1より小さい, とある。よって
D + N = (1+x)(1+y)(1+z) >0,
D - N = (1-x)(1-y)(1-z) >0,
辺々掛けて
D^2 - N^2 = (1-x^2)(1-y^2)(1-z^2) >0,
| N | < D,
同スレからもう一題。
82 :69:2008/03/09(日) 18:11:30
【補題】
x,y>0 のとき
x^(n+1) - (n+1)x・y^n + n・y^(n+1) ≧0,
等号成立は x=y のとき。
(略証)
(左辺) = (x-y)^2・Σ[k=0,n-1] (k+1)・x^(n-k-1)・y^k, より明らか。
{S_n = 1 + 2r + 3r^2 + … + n・r^(n-1) を求める頻出問題より}
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1204606214/82 -------------------------------------------------------
(別証)
(左辺) = (x-y)S,
ここに
S = x^n + x^(n-1)・y + …… + x・y^(n-1) - n・y^n = Σ[k=0,n-1] {x^(n-k) - y^(n-k)}・y^k,
とおいた。
x>y>0 のとき S >0,
(左辺) = (x-y)S >0.
y>x>0 のとき S <0,
(左辺) = (x-y)S >0. (終)
299 :
132人目の素数さん :2008/03/12(水) 04:31:35
入試レベルの不等式キボンヌ
300 :
132人目の素数さん :2008/03/12(水) 04:34:48
ヘルダーの不等式を証明汁
>302 (略解) 各点の座標を O = (0,0,…,0), 原点 A_1 = ( r,0,…,0), A_2 = (0, r,0,…,0), ……, A_n = (0,…,0, r), B_1 = (-r,0,…,0), B_2 = (0,-r,0,…,0), ……, B_n = (0,…,0,-r), P = (x_1,x_2,…,x_n) とおく。題意より OP = √{(x_1)^2 + (x_2)^2 + … + (x_n)^2} ≦ r'. Π[i=1,n] A_iP・B_iP の最大値をもとめる。 (A_iP・B_iP)^2 = {(x_1)^2 + … + (x_(i-1))^2 +(x_i -r)^2 + (x_(i+1))^2 + … + (x_n)^2} * {(x_1)^2 + … + (x_(i-1))^2 +(x_i +r)^2 + (x_(i+1))^2 + … + (x_n)^2} = (OP^2 + r^2 - 2r・x_i)(OP^2 + r^2 + 2r・x_i) = (OP^2 + r^2)^2 - (2r・x_i)^2, i=1,2,…,n について相加・相乗平均をとる。 (Π[i=1,n] A_iP・B_iP)^(2/n) ≦ (OP^2 + r^2)^2 - (1/n)(2r・OP)^2 = OP^4 + (2- 4/n)(r・OP)^2 + r^4, 等号成立は |x_1| = |x_2| = … = |x_n| = OP/√n のとき。 題意より OP≦r', n≧2 だから、 Π[i=1,n] A_iP・B_iP ≦ {(r')^4 + (2- 4/n)(r・r')^2 + r^4}^(n/2), とくに r'=r のとき Π[i=1,n] A_iP・B_iP ≦ {4(1 -1/n)}^(n/2) r^(2n), (例) n=2, r'=r のとき 2r^4, n=3, r'=r のとき (8/3)^(3/2) r^6.
半径1として考える。超球体の点x=(x1,...,x_n)を 単位ベクトルt=(t1,..,tn)を使ってx=rt (0≦r≦1)と書く。 (距離の積の2乗) =Π{(r^2+1)^2-4r^2(t_i)^2} ≦{(1/n)Σ((r^2+1)^2-4r^2(t_i)^2)}^n (相加相乗) ={(r^2+1)^2-(4/n)r^2}^n ={(r^2+(1-2/n))^2+1-(1-2/n)^2}^n よって右辺はr=1で最大となるから 距離の積はr=1, |t1|=...=|tn|(=1/√n) のとき最大値(4-4/n)^(n/2)
リロードしてなかったorz
>306 (略解) a,b,cに対する頂角をA,B,C とする。 a^2 + b^2 + c^2 = (-a^2+b^2+c^2) + (a^2-b^2+c^2) + (a^2+b^2-c^2) = 2bc・cosA) + 2ca・cos(B) + 2ab・cos(C) (←第2余弦定理) = (8R^2){cos(A)sin(B)sin(C) + sin(A)cos(B)sin(C) + sin(A)sin(B)cos(C)} = (8R^2){ -cos(A+B+C) + cos(A)cos(B)cos(C)} (*) = (8R^2){ 1 + cos(A)cos(B)cos(C)} (← A+B+C=180゚) ≦(9R^2). (*) exp(iA)exp(iB)exp(iC) = exp(i(A+B+C)) の実部をとる。 〔補題〕 三角形の三頂角をA,B,Cとするとき、cos(A)cos(B)cos(C)≦ 1/8, 等号成立は A=B=C=60゚ のとき。 (略証) ・鈍角3角形のときは、残りの2角は90゚未満だから cos(A)cos(B)cos(C) <0, ・鋭角3角形のときは、子s(A),cos(B),cos(C)≧0, 相乗・相加平均と cos(x) が上に凸であることから{または log(cos(x))が上に凸であることから} cos(A)cos(B)cos(C) ≦ {[cos(A)+cos(B)+cos(C)]/3}^(1/3) ≦ cos((A+B+C)/3)^3 = (1/2)^3 = 1/8, (← A+B+C=180゚) (終)
308 :
307 :2008/03/29(土) 03:10:13
訂正。スマソ。 cos(A)cos(B)cos(C) ≦ {[cos(A)+cos(B)+cos(C)]/3}^3 ≦ cos((A+B+C)/3)^3
相加相乗の不等式をできるだけ多くの方法で証明せよ
>>306 [同スレ262]
既に解かれているが別解。
a ≦ b ≦ c として考えてよい。
R = abc/4S (S は三角形の面積)
= abc/√{(a+b+c)(a+b-c)(a-b+c)(-a+b+c)} (∵ヘロンの公式)
= {√(a^2 + b^2 + c^2)}/3
∴ 9 a^2 b^2 c^2 = (a^2 + b^2 + c^2)(a+b+c)(a+b-c)(a-b+c)(-a+b+c)
0 = 左辺 - 右辺
= a^6 + b^6 + c^6 + 3 a^2 b^2 c^2 - a^4 b^2 - a^4 c^2 - b^4 a^2 - b^4 c^2 - c^4 a^2 - c^4 b^2
= a^2 (b^2 - a^2) (c^2 - a^2) + (c^2 - b^2)^2 (c^2 + b^2 - a^2)
≧ 0 (∵ a ≦ b ≦ c)
だから等号は成り立っていなければならない。
等号の成立条件は {a = b または a = c} かつ b = c すなわち a = b = c。
このとき R = a/√3。
801
313 :
132人目の素数さん :2008/05/06(火) 00:59:34
age
>>309 n個の正の数 {a,b,c,…} の相乗平均をGとする。
すべての要素がGに等しい場合を除いて、 a < G < b となるような要素a,bがある。ここで
a' = G, b' = a・b/G,
と変更しても相乗平均はGのまま。一方、相加平均は
(G + a・b/G)/2 - (a+b)/2= -(G-a)(b-G)/G <0
より減少する。
この変更操作を繰り返すと、(n-1)回以内にすべての要素がGに等しくなり、相加平均もGになる。
しかし相加平均は減り続けた筈だから、元々の相加平均Aは Gより大きかった。(終)
参考文献[3] の p.71-72
0≦x≦1,0≦y≦1,0≦z≦1の範囲で {(x+y+z)/3}+√{x(1-x)+y(1-y)+z(1-z)} のとりえる値の最大値を求めよ。
半径rの球面上を4点A,B,C,Dが動く.このとき, AB↑・AC↑+AC↑・AD↑+AD↑・AB↑ の最小値をrで表せ.
317 :
132人目の素数さん :2008/05/08(木) 11:22:51
>>315 (x+y+z)/3 =A の断面で考える。 Σ逆順序積 ≦ Σ乱順序積 より
x(1-x) + y(1-y) + z(1-z) ≦ (x+y+z)(3-x-y-z)/3 = 3A(1-A),
よって
(与式) ≦ A + √[3A(1-A)]
= (3/2) - {(3/2 -A) - √[3A(1-A)] }
= (3/2) - 4(A -3/4)^2/{(3/2 -A) + √[3A(1-A)]} ≦ 3/2,
等号成立は A=3/4, x=y=z=3/4 のとき。
>>316 球の中心をOとし、OA↑=a↑, OB↑=b↑, OC↑=c↑, OD↑=d↑ とおく。
(与式) = (b-a)(c-a) + (c-a)(d-a) + (d-a)(b-a)
= b・c + c・d + d・b -2(a・(b+c+d)) + 3(a・a)
= (S^2 -b^2 -c^2 -d^2)/2 -2(a・S) + 3(a・a) (← S=b+c+d)
= (1/2)(S-2a)^2 + a^2 - (1/2)(b^2 +c^2 +d^2) (← 平方完成)
≧ a^2 - (1/2)(b^2+c^2+d^2)
= -(1/2)r^2,
等号成立は S = b+c+d = 2a のとき。
(例えば、 △BCDが正3角形、その重心の方向にAがあり、∠AOB=∠AOC=∠AOD=arccos(2/3).)
319 :
132人目の素数さん :2008/05/14(水) 03:01:17
(゚Д゚)≡゚д゚)、カァー ペッ!!
320 :
132人目の素数さん :2008/05/14(水) 03:01:34
(゚Д゚)≡゚д゚)、カァー ペッ!!
321 :
132人目の素数さん :2008/05/14(水) 03:01:49
(゚Д゚)≡゚д゚)、カァー ペッ!!
322 :
132人目の素数さん :2008/05/14(水) 03:02:03
(゚Д゚)≡゚д゚)、カァー ペッ!!
ん?タン虫は4連で終わり? つまらん! 1000までやりゃいいのに
324 :
132人目の素数さん :2008/05/14(水) 21:44:03
宿題ですが。。解き方が、わかりませんので、教えてください。 不等式2a-1/3<xを満たすxの最小の整数値が4であるとき、整数aの値をすべて求めなさい。 っていう問題です。 3≦2a-1/3<4 を満たす a を求めればよい。となっていますが、 5/3≦a<13/6 となり a=2 と答はなりますが。。 解き方として 2a-1/3<4 は、xに4を代入(最小の整数値は4のため)分かりますが 2a-1/3≧3 がどうして3がでてくるのか分かりません。 機械的に、不等式で最小の整数値と出てきた問題は 整数値をBとした場合 B-1≦式<B と機械式に覚えるのでしょうか。 また、不等式で最大の整数値と出てきた問題は 整数値をCとした場合 C<式≦C+1 と機械式に覚えるのでしょうか。
>>324 2a-1/3<4 は成り立つが
2a-1/3<3 は成立たない。(← 4は最小値)
326 :
132人目の素数さん :2008/05/20(火) 20:20:39
a[1],・・・,a[n]>0 に対し, 不等式 (a[1]/a[2])+(a[2]/a[3])+・・・+(a[n]/a[1]) ≧{(a[1]+a[2])/(a[2]+a[3])}+{(a[2]+a[3])/(a[3]+a[4])} +・・・+{(a[n]+a[1])/(a[1]+a[2])} が成立することを証明せよ. (出典;数学セミナー)
ベクトルで…と思ったが、分けわかめ ('A`)
330 :
132人目の素数さん :2008/05/24(土) 14:15:32
>>314 蛇足だが…
その変更操作によって調和平均は
2ab/(G + ab/G) = 2ab/(a+b-) > 2ab/(a+b),
により増加する。
……
しかし調和平均は増え続けた筈だから、元々の調和平均HはGより小さかった。(終)
333 :
132人目の素数さん :2008/05/28(水) 17:29:13
>>333 nPk /k! = C(n,k) とおくと、問題の式は C(n,k) < (2^n)/√n,
C(n,k) = C(n,k-1)*((n+1-k)/k),
より、左辺は k=[n/2] に向かって単調に増加する。
∴ C(n,k) ≦ C(n,[n/2]),
〔補題〕
C(n,[n/2]) ≦ (2^n)/√(n+2),
等号成立は n=2 のとき。
(略証)
nについての帰納法による。
n=1,2 のとき成立。
nが偶数のとき、n=2m,
C(2m,m) = 4{(m -1/2)/m}・C(2m-2,m-1) < 4√{2m/(2m+2)}・C(2m-2,m-1),
C(2m,m){1/[2^(2m)]}√(2m+2) は単調減少。
C(2m,m) ≦ {2^(2m)}/√(2m+2),
nが奇数のとき、
C(2m-1,m) = (1/2)C(2m,m) < {2^(2m-1)}/√(2m+2), (終)
※ 分母を √(n+2) にすると、間単に出る所がミソ。
>>334 の補足
C(n,k) = n!/{k!(n-k)!} = n!/{(k-1)!(n+1-k)!}*((n+1-k)/k) = C(n,k-1)*((n+1-k)/k),
(m -1/2) /m < √{2m/(2m+2)},
(略証)
2m(m^2) - (2m+2)(m -1/2)^2 = 2m^3 -2(m+1)(m^2 -m +1/4) = (3m-1)/2 >0,
〔問題83〕(改作)
a,b,c>0 とする.
a^4 + b^4 + c^4 ≧ (ca)^2 + (ab)^2 + (bc)^2 ≧ abc(a+b+c) ≧ abc{√(bc) + √(ca) + √(ab)} ≧ 3(abc)^(4/3),
を示せ。
東大入試作問者スレ15
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1212563635/83 ---------------------------------------------------------
(略証)
左端
(1/2)(a^4 + b^4) ≧ (ab)^2,
巡回的にたす。
中央左
(1/2){(ca)^2 + (ab)^2} = (1/2)(a^2)(c^2 + b^2) ≧ (a^2)bc,
巡回的にたす。
中央右
(1/2)(b+c) ≧ √(bc),
巡回的にたす。
右端
√(bc) + √(ca) + √(ab) ≧ 3{√(bc)√(ca)√(ab)}^(1/3) = 3(abc)^(1/3),
ハァハァ…
>>326 a[k]/a[k+1] = b[k] とおく。
(右辺) = Σ_{k=1,n} (a[k] + a[k+1]) / (a[k+1] + a[k+2])
= Σ_{k=1,n} (b[k] +1) / (1 + 1/b[k+1])
= Σ_{k=1,n} (b[k] +1) * b[k+1]/(b[k+1] +1)
ここで x/(x+1) = 1 - 1/(x+1) は単調増加ゆえ、チェビシェフ和の不等式から
≦Σ_{k=1,n} (b[k] +1) * b[k]/(b[k] +1)
= Σ_{k=1,n} b[k]
= (左辺).
ただし、a[n+1]=a[1], a[n+2]=a[2] 等とした。
ぬるぽ
http://mathworld.wolfram.com/ChebyshevSumInequality.html
339 :
132人目の素数さん :2008/06/23(月) 23:58:44
a,b,c を実数,nを自然数としたとき,次の不等式を示せ. |a+b+c|^{2n/n+1} ≦ 3^{2n/n+1} { |a|^{2n/n+1} + |b|^{2n/n+1} + |c|^{2n/n+1} }
>>339 |a+b+c|≦3*max{|a|, |b|, |c|} から明らか。
【問題148】(改作)
sin(cosθ)、cos(sinθ) の大小を比較せよ。
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1212563635/148 ---------------------------------------------------
(略解)
・|θ| < π/2 のとき, |sin(x)| ≦ |x| より
|sin(cosθ)| < |cosθ| = cosθ ≦ cos(sinθ),
・cosθ ≦0 のとき
-1 ≦ cosθ ≦0,
sin(cosθ) ≦ 0 < cos(1) ≦ cos(sinθ),
344 :
132人目の素数さん :2008/06/28(土) 21:48:06
>>341 やさしいのは・・・
B.4019.
1/(2k+1)^2 < 1/{4k(k+1)} = 1/(4k) - 1/(4(k+1)),
より
(左辺) < 1/4 - 1/(4(n+1)) < 1/4.
なお、真の極限値は (3/4)ζ(2) -1 = (3/4)(π^2)/6 -1 = (π^2)/8 -1 = 0.23370055013617・・・
B.4035. 積和公式
2cos(kx)sin(x/2) = sin((k+1/2)x) - sin((k-1/2)x),
を使うと
(左辺) = sin((11/2)x) / sin(x/2),
x=(2/11)nπ, (nは整数, 但し11の倍数を除く.)
B.4043.
(a,b,c,d) = (1,3,5,11) (1,2,8,17)
B.4046.
(a,b) = (169/9, 196/9) 順不同
|a-b|=3,
346 :
345 :2008/06/28(土) 22:07:34
〔問題〕は↓でつ・・・ B.4019. Prove that 1/(3^2) + 1/(5^2) + ・・・ + 1/(2n+1)^2 < 1/4, for every positive integer n. B.4035. Solve the following equation: 2cos(5x) + 2cos(4x) + 2cos(3x) + 2cos(2x) + 2cos(x) + 1 = 0. B.4043. For what pairwise-different positive integers is the value of a/(a+1) + b/(b+1) + c/(c+1) + d/(d+1) = 3, or 1/(a+1) + 1/(b+1) + 1/(c+1) + 1/(d+1) = 1 ? B.4046. Solve the following simultaneous equations: a√a + b√b = 183, a√b + b√a = 182,
私のコレクションの中にも無いなぁ…
A436とか微妙におもしろいね。不等式ならでは。解析ならでは。
349 :
132人目の素数さん :2008/07/02(水) 01:21:20
中心がOで半径1の円に内接する△ABCがある。 ↑OA=↑a、↑OB=↑b、↑OC=↑c とするとき ↑a・↑b+↑b・↑c+↑c・↑a の取りうる値の範囲を求めよ。
>>341 B.4040.
a=tan(A/2), b=tan(B/2), c=tan(C/2) (0<A,B,C<π)
とおく。附帯条件から
cot((A+B+C)/2) = (1-ab-bc-ca)/(a+b+c-abc) = 0,
A+B+C = π,
ABCは三角形をなす。
(1) 鋭角三角形(or直角三角形)のとき
(左辺) = cos(A) + cos(B) + cos(C) ≦ 3cos((A+B+C)/3) (← 上に凸)
= 3cos(π/3) = 3/2.
(2) 鈍角三角形のとき、0<A,B<π/2<C とする。
(左辺) = cos(A) + cos(B) + cos(C) ≦ 2cos((A+B)/2) + cos(C) (← 上に凸)
= 2sin(C/2) + cos(C) = 1 +2sin(C/2) -2sin(C/2)^2
= √2 - 2{sin(C/2) -(1/√2)}{sin(C/2) -1 +(1/√2)} < √2 (← sin(C/2) > 1/√2)
351 :
350 :2008/07/02(水) 21:18:08
〔問題〕は↓でつ・・・ B.4040. a,b,c are positive real numbers, and ab+bc+ca=1. Prove that (1-a^2)/(1+a^2) + (1-b^2)/(1+b^2) + (1-c^2)/(1+c^2) ≦ 3/2.
>>351 ab+bc+ca=1 をみたす正の数 a、b、c に対して、
1/(1+a^2) + 1/(1+b^2) + 1/(1+c^2) ≦ 9/4
を示せばよい。
s = a+b+c、t = ab+bc+ca、u = abc とおくと、 t=1、u > 0 より、
(右辺)-(左辺) = (s-9u)(s-u)/{4(1+a^2)(1+b^2)(1+c^2)} ≧ 0
等号成立条件は a=b=c.
なぜならばっ! なぜならばっ!
s-u > s-9u = st-9u ≧ 0 (←相加相乗平均の関係)
蛇足、t=1 より
s-u = st-u = (a+b)(b+c)(c+a) > 0
s-9u = st-9u = c(a-b)^2 + a(b-c)^2 + b(c-a)^2 ≧ 0
___
|┃三 ./ ≧ \
|┃ |:::: \ ./ | 久々の出番だね!
|┃ ≡|::::: (● (● | 不等式と聞ゐちゃぁ
____.|ミ\_ヽ::::... .ワ......ノ 黙っちゃゐられねゑ…
|┃=__ \ ハ,ァハァ、ハァハァ、ハァハァ…
|┃ ≡ ) 人 \ ガラッ
>>352 成る程。
>>350 は牛刀だったか・・・orz.
>>349 (与式) = ↑a・↑b + ↑b・↑c + ↑c・↑a = {|↑a + ↑b + ↑c|^2 - |a↑|^2 - |b↑|^2 - |c↑|^2 }/2
= {|↑a + ↑b + ↑c|^2 -3}/2,
ここに
0 ≦ |↑a + ↑b + ↑c| ≦ 3,
-3/2 ≦ (与式) ≦ 3,
等号成立は (左側 :ABCが正三角形のとき, 右側 : A=B=C のとき)
ハァ ハァ
>>350
>>353 牛刀も大歓迎です! (*゚∀゚)=3 ハァハァ…
なぜならばっ! なぜならばっ!
不等式ヲタだからです!
別解が多いほど興奮するからです!
>>355 解けたけど芋のもんだいよりは簡単だった。
>>341 ,
>>355 念のため・・・
B.4101.
a=k/(x^(3/2)), b=k/(y^(3/2)), c=k/(z^(3/2)), (k>0) とおくと
x^2 = 4bc/a^2, y^2 = 4ca/b^2, z^2 = 4ab/c^2,
(左辺) = a/√(a^2 + 4bc) + b/√(b^2 + 4ca) + c/√(c^2 + 4ab)
≧ a/√{a^2 +(b+c)^2} + b/√{b^2 +(c+a)^2} + c/√{c^2 +(a+b)^2} (← 相乗相加平均)
> a/(a+b+c) + b/(a+b+c) + c/(a+b+c)
= 1.
358 :
357 :2008/07/06(日) 10:49:06
>357 の訂正、スマソ a=k/(x^(2/3)), b=k/(y^(2/3)), c=k/(z^(2/3)), (k>0) とおくと
359 :
132人目の素数さん :2008/07/09(水) 17:25:53
誰かA.435解いて〜
361 :
132人目の素数さん :2008/07/10(木) 00:11:21
バーゼル不等式を自力で見つけた俺は普通より上
A435 s1=a+b+c,s2=ab+bc+ca,s3=abc S1*S2/S3≧6{a/(s1-a)+b/(s1-b)+c/(s1-c)}
a/(s1-a)+b/(s1-b)+c/(s1-c)={a(s1-b)(s1-c)+b(s1-c)(s1-a)+c(s1-a)(s1-b)}/{(s1-a)(s1-b)(s1-c)}
a(s1-b)(s1-c)+b(s1-c)(s1-a)+c(s1-a)(s1-b) =(a+b+c)s1^2-(ab+ac+bc+ab+ca+bc)S1-3abc =S1^3-S1*S2-3*S3
a(s1-b)(s1-c)+b(s1-c)(s1-a)+c(s1-a)(s1-b) =(a+b+c)s1^2-(ab+ac+bc+ab+ca+bc)S1+3abc =S1^3-2*S1*S2+3*S3 (s1-a)(s1-b)(s1-c)=S1^3-(a+b+c)S1^2+(ab+bc+ca)S1-abc =S1*S2-S3
S1*S2/S3≧6{S1^3-2*S1*S2+3*S3}/{S1*S2-S3} S1*S2*{S1*S2-S3}-6*S3*{S1^3-2*S1*S2+3*S3}≧0
-6*S3*S1^3+S2^2*S1^2+13*S2*S3*S1-18*S3^2≧0
>>360 (分子) = Σ[k=0→2n] C[2n,k] = (1+1)^(2n) = 2^(2n),
(分母) = Σ[k=0→n] (C[n,k])^2 = Σ[k=0→n] C[n,k]・C[n,n-k] = C[n+n,n],
より
(左辺) = {2^(2n)}/C[2n,n] = b[n]
とおく。
b[1] = 2 = √(2n),
b[n]/b[n-1] = 4*(n*n)/[(2n)(2n-1)] = n/(n - 1/2)
= √{n*n/(n - 1/2)(n - 1/2)}
= √{n/(n-1)} * √{(n-1)n/[(n-1)n + (1/4)]}
< √{n/(n-1)}.
∴ b[n]/√(2n) は単調減少。
なお、
b[n]/√(2n) → (√π)/2, (n→∞)
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1212563635/239
372 :
371 :2008/07/10(木) 23:08:51
b[1] = 2 = 2√n, b[n]/b[n-1] = 4*(n*n)/[(2n)(2n-1)] = n/(n - 1/2) = √{n*n/(n - 1/2)(n - 1/2)} = √{n/(n-1)} * √{(n-1)n/[(n-1)n + (1/4)]} < √{n/(n-1)}. ∴ b[n]/(2√n) は単調減少。 なお、 b[n]/(2√n) → √(π/2), (n→∞)
a,b,cは0より大きく1/2より小さい実数でa+b+c=1を満たすとする。このとき (7a-1)/(a-a^2)+(7b-1)/(b-b^2)+(7c-1)/(c-c^2)≦18
>>373 0<a,b,c≦1/2 で考えてください。m(_ _)m
∫[-1,1]|x^2+ax+b|dx≧1/2 を示せ
376 :
132人目の素数さん :2008/07/13(日) 18:12:00
今までで一番綺麗だと思った不等式は何ですか
>376 シュワルツの不等式
>>375 (ア) [-1,1] 内に x^2 +ax+b =0 の2根がない場合は
a ,bを適当に動かすことによって [-1,1]の全域にわたり |x^2 +ax +b| を減少させることが可能(証略)。
(イ) [-1,1] 内に x^2 +ax +b =0 の2根がある場合 -1≦α≦β≦1 と置いて積分を実行!
(左辺) = ∫_[-1,α] (α-x)(β-x)dx + ∫_[α,β] (x-α)(β-x)dx + ∫_[β,1] (x-α)(x-β)dx
= {(1/6)(3β-α)α^2 + b - (1/2)a + (1/3)} + (1/6)(β-α)^3 + {(1/6)(β-3α)β^2 + b + (1/2)a + (1/3)}
= (1/3)(β-α)^3 + 2b + 2/3 (αβ≧0 のときは 明らかに ≧2/3)
= (1/3)(β-α)^3 -(1/2)(β-α)^2 + 1/6 + (1/2)a^2 + 1/2 (← 以下、α≦0≦β とした.)
= (1/3)(β-α +1/2)(β-α-1)^2 + (1/2)a^2 + 1/2
≧ 1/2.
等号成立は β-α=1 かつ α+β= -a =0、すなわち α=-1/2, β=1/2 のとき. (終)
いくら何でもマンドクセ?
380 :
379 :2008/07/14(月) 22:44:37
〔問題〕は↓でつ・・・ B.4097. Solve the following equation on the set of integers: 2^((x-y)/y) − (3/2)y = 1.
Jensenの不等式で f(t_1・x_1+…+t_n・x_n)<=t_1・f(x_1)+…+t_n・f(x_n) が証明されて、特に t_1=…=t_=1/n とおけば f((x_1+…+x_n)/n)<=(f(x_1)+…+f(x_n))/n ですが、 t_1+…+t_n=1 の場合を示さないで、直接 f((x_1+…+x_n)/n)<=(f(x_1)+…+f(x_n))/n を示すことは可能なんですかね?
383 :
132人目の素数さん :2008/07/16(水) 23:32:04
入試問題でも貼ろうか?
不等式ならドンと来い
385 :
132人目の素数さん :2008/07/16(水) 23:59:00
2S|x^2+ax+b|>2S|(1+a)x^2+b|>2S|x^2+b|>2S|x^2|>2/3|x|>2/3>1/2
>>380 x,yは整数でy≠0よりx≠0、さらに2^(x/y)は整数よりy|xかつx≧y≧1
あとはゴリ押しで、任意の正整数nに対して
x=(2/3)(2n+1)((2^n)-1)((2^n)+1)、y=(2/3)((2^n)-1)((2^n)+1)
が求める整数解となる
不等式とか関係ない気がするが
387 :
132人目の素数さん :2008/07/17(木) 02:16:55
a≧0,b≧0,c≧0,a+b≧cのとき,次の不等式が成り立つことを証明せよ {a/(1+a)}+{b/(1+b)}≧c/(1+c) (53群馬大,59中部工大) 2数a,bがa>0,b>0,a+b=1を満たすとき, {a+(1/a)}^2+{b+(1/b)}^2≧25/2 を証明せよ (52茨城大) 3つの正数x,y,zがx+y+z=1をみたすとき,不等式 {2+(1/x)}{2+(1/y)}{2+(1+z)}≧125 が成り立つことを示せ (58東京女大・数理) nは25以上の定数,x,y,zは負でない整数で,x+y+z=25のとき {1−(x/n)}{1−(y/n)}{1−(z+n)} の最大値を求めよ (58東京理科大) 暇潰しにもならないと思うがどうぞ
訂正 nは25以上の定数,x,y,zは負でない整数で,x+y+z=25のとき {1−(x/n)}{1−(y/n)}{1−(z/n)} の最大値を求めよ (58東京理科大)
フハハハハ…、解ける、解けるぞ!
390 :
132人目の素数さん :2008/07/17(木) 07:02:42
(1-25/3n)^3 2*2.5^2=2*5^2/2>25/2 2(c/2+2/c)^2=(4+c^2)^2/2c^2>c/(c+1) 2^((x-y)/y) − (3/2)y = 1 2^(x/y-1)=1+(3/2)y=(2+3y)/2 2^(x/y)=2+3y (x/y)log2=log(2+3y) xlog2=ylog(2+3y) x=ylog(2+3y)/log2 log(2+3y)=klog2 2+3y=2^k y=(2^k-2)/3=2(2^(k-1)-1)/3 2^(k-1)-1=3m k-1=log(3m+1)/log2 k=log(3m+1)/log2+1 y=(2^k-2)/3=2(2e^log(3m+1)-2)/3=2(2(3m+1)-2)/3=4m x=ylog(2+3y)/log2=4mlog(2+12m)/log2
私にも解けますた…
>>387 (1) a/(1+a) + b/(1+b) ≧ a/(1+a+b) + b/(1+a+b) = (a+b)/(1+a+b) ≧ c/(1+c). {← x/(1+x) は単調増加}
∵ (a+b)(1+c) - (1+a+b)c = (a+b) - c ≧ 0.
(2) a+b=s, b-a=d とおくと
(左辺) = {a+(1/a)}^2 + {b+(1/b)}^2
= (a^2 + b^2) + {(1/a)^2 + (1/b)^2} + 4
= (a^2 + b^2){1 + (1/ab)^2} + 4
= (1/2)(s^2 + d^2){1 + 16/(s^2 - d^2)^2} + 4
これは d^2 について単調増加。d=0 のとき最小値
(1/2)(s^2){1 + (2/s)^4} + 4 = 2{(s/2)+(2/s)}^2.
(別法) f(x) = {x + (1/x)}^2 = x^2 + 2 + 1/(x^2) は下に凸だから
f(a) + f(b) ≧ 2f((a+b)/2) = 2f(s/2) = 2{(s/2)+(2/s)}^2.
(3) 基本対称式を x+y+z =s, xy+yz+zx =t, xyz =u とおく。
(xy+yz+zx)/(xyz) = t/u ≧ 3*(3/s),
(x+y+z)/(xyz) = s/u ≧ 3*(3/s)^2,
1/(xyz) = 1/u ≧ (3/s)^3,
(左辺) = {2+(1/x)}{2+(1/y)}{2+(1/z)} = {8xyz + 4(xy+yz+zx) + 2(x+y+z) + 1}/(xyz)
= 8 + 4(xy+yz+zx)/(xyz) + 2(x+y+z)/(xyz) + 1/(xyz)
≧8 + 12*(3/s) + 6*(3/s)^2 + (3/s)^3
= {2 + (3/s)}^3
>>388 (4) 相乗相加平均より
(与式) ≦ {1 - (x+y+z)/(3n)}^3 = {1 - s/(3n)}^3.
とりあえずIMO '08 2 (1)x,y,z∈R-{1}, xyz=1のとき, x^2/(x-1)^2+y^2/(y-1)^2+z^2/(z-1)^2≧1を示せ。 (2)(1)で、等号が成立する有理数の組(x,y,z)が無限に存在することを示せ。
>>392 (1) 基本対称式を x+y+z =s, xy+yz+zx =t, xyz =u とおく。
{x(y-1)(z-1)}^2 + {(x-1)y(z-1)}^2 + {(x-1)(y-1)z}^2 - {(x-1)(y-1)(z-1)}^2
= 3u^2 -4tu +2t^2 -2(st-3u) + (s^2 -2t) - (u-t+s-1)^2
= (t-3)^2 + 2(u-1)(u-t-s+5),
= (t-3)^2 (← 題意より u=1)
≧ 0,
これを {(x-1)(y-1)(z-1)}^2 >0 で割る。
(2) 等号条件は t=3, u=1. なので・・・
そろそろ、3文字の対称式に対する不等式に対して一般的解法をここへ載せてもいい時期ではないか? 表立って現れて来ない条件は3文字が実数を現すって事だけで、後は問題の条件が付け加われば もう、解法に使える条件式は本質的にはないのだから、後はその式が少々煩雑で 一般的にはそれほどよく目にしないってだけの話なんだから、、、。 そうして、文字の次数をあげれば、それはそれで一般的な理論への道が開けている。 そうして、事はそれほどには単純明快にはならないだろうが、、、。 ここらへんから先には幾何や代数もからんで来て数学を学んで視野や地平線を広げていくのには 格好の話題になると思う。 別に不等式だけからでも、数学の全分野に近い範囲を見渡す事だってできると思うし、 そいつは結構おもしろい旅路だと思うよ。
a,b,c≧1のとき、次の不等式を証明せよ。 4(a+b+c)≧(1+a)(1+b)(1+c) ・・・なんか間違ってるような気がするんだが、 どのようなものと間違えたか心当たりある人いる?
>>397 a = b = c = 2 のとき左辺 = 24、右辺 = 27 にて不成立
頭悪いので次の式が成り立つのが分かりません。 C>1、nが正の整数であるとき、C<=(1+((C-1)/n))^n 教えてください。引き算と割り算のどちらからも 数学的帰納法をうまく使えませんでした。
数式部分を書き直すと、 C>1で、nが正の整数であるとき、 C≦(1+((C-1)/n))^n
>>399 x ≧ 0 について (1 + x)^n = 1 + n x + ... ≧ 1 + n x なので
x = (C - 1)/n を代入するだけ。
402 :
399 :2008/07/25(金) 11:47:10
早速のご回答ありがとうございます。リロードするのを忘れて レスが付いたのに気づくのが遅れました。2項定理でしたか。 なるほど。ありがとう。
403 :
132人目の素数さん :2008/07/26(土) 18:28:48
図書館に [2] 不等式,大関信雄・青木雅計,槇書店,1967年(絶版) あったから借りてきた 受験参考書っぽくてよさげ
どこの大学にもあるんじゃね? うちの大学にもあるが数学科が借りてるらしい
うちの大学って言われても……
復刊希望ンヌ!
>>408 (略解)
b-a=x, c-b=y, a-c=z とおく。x+y+z =0,
∴ ≧0 のものと ≦0 のものがある。
題意より (a-b)^3 + (b-c)^3 + (c-a)^3 = 3(a-b)(b-c)(c-a) = -3xyz > 0,
{x,y,z} の2つは正、1つが負である。
x,y>0>z としてもよい。(x,y)-平面の第一象限で考える。
(a-b)^3 + (b-c)^3 + (c-a)^3 = -3xyz = 3xy(x+y),
(最小値)
軸を45゚回して
S/(√8) = (x+y)/√2,
d = (x-y)/√2,
とおくと、
3xy(x+y) = (3/√2){(1/8)S^2 - d^2}S,
題意より、
0 ≦ d^2 = (1/8)S^2 - 80/S = F(S), (F は単調増加函数)
S ≧ 4・10^(1/3),
等号成立は x = y = -z/2 = 10^(1/3), またはその rotation のとき。
(最大値) なし
x→∞ のとき、0 < y < 20/x^2 →0, S=2(x+y) →∞.
π^4+π^5<e^6を示せ
グーグルで計算したら殆ど同じだった。 でも少しだけe^6が大きかった。 これはただの偶然か?
これだけ近い値だと近似して示すのは無理ぽいな なんかうまい方法があるのかな
π^4 + π^5 ≒ e^6 は有名な近似式でつ ( ゚∀゚) テヘッ
414 :
132人目の素数さん :2008/08/03(日) 02:29:53
スゲーΣ(0д0`ノ)ノ 誰がこんな近似思いついたんだ!
持ってる本で一つ、
>>410 関連のことをごく短く書いてあるのがあったな
「数のエッセイ」(一松信、ちくま学芸文庫)
のP.236(ただし、俺の持ってるのは第二刷発行のものなので、それ以外はわからん)で、
文庫本編のエッセイに対する補足説明の部分の一文なのだが、
――――もっとおもしろいのは
π^4 + π^5 = 403.4267758… ≒ e^6 = 403.4267934…
であろう。
最後の式(↑の式のこと)はカナダでT^3(電卓研究会)が開かれたとき(2003年)、
現地の年配の女性教員から教えられた。
と書いてあった
他にも何かの本で見たような気がするが、ちょっと思い出せないな
別にすごくないでしょ。 eやπでの近似を考えて掛けたり割ったりしていれば e^6をπで割っていってe^6/π^4を見れば気づく。
>>416 じゃあ、eとπだけを使って
π^4+π^5≒e^6
みたいに小さい数で見た目のキレイな誤差0.0001以下の近似を作ってみな
どうせ作れないから
>>417 20 + π - e^π ≒ 0.0009000208 1052423273 3557015330 9555・・・
e^6 - π^5 - π^4 ≒ 0.0000176734 5123210920 5537811247 561872・・・
>>418 「e π 整数」
とかで検索すると上の式の載ってるHPがいくつか出てくる。
それと、下の式をそんな自信満々に貼られても……移項しただけじゃん。
そろそろ不等式に戻ろうか。
近似式がすごいのか、思いつくのがすごいのか、どっちだ?
よく見つけるなーとは思う
係数と定数を無視すれば、e1項とπ2項では50乗くらいまでの中で一番良い近似っぽいね これにて終了
結局 π^4+π^5<e^6 を示すのは電卓使わないと無理でOK?
>>423 ゼータ関数ζ(3)を求める事くらい難しいと思うからOK
>>423 その不等式を数値計算しないで示せというのが数検であったからOKじゃない
3段の問題だな
>>427 もっとくわしく! (;´ρ`) ハァハァ
>回答締切 平成20年9月12日(当日消印有効) ここに解答書いたらまずいってことか。 ここにいる猛者なら誰かは出来たであろう
x>1に対しd/dx (1 - √(ln(x)/x))^(√(xln(x))<0を示せ.
(√2)+(√3)-π>0 であることをなるべく数値計算をせずに示せ 一応、答は用意してある
東大スレに不等式がらみのが沢山あるね
面白スレに三角比の(;´ρ`) ハァハァ問題があるね
相加相乗平均に新証明法 高校教諭、運転中にひらめく
http://www.asahi.com/science/update/0816/OSK200808160004.html 高校の数学で習う定理の新しい証明法を県立倉敷古城池高校教諭の内田康晴さん(49)が見つけ、オーストラリアの数学専門誌に論文が掲載された。
「高校の教育現場から論文投稿はもっと増えていい。励みになるだろう」と数学者からも喝采の声が上がっている。
証明したのは「相加相乗平均の定理」。高校1年で習うことが多い。
内田さんは、ある定理の証明で描いていた図形が、相加相乗平均の定理の証明に使えることに気づいた。さらに簡単な証明法がないかと連日、考えていたところ、
出勤途中の運転中にひらめいた。高校入学後すぐに扱う簡単な公式を使うだけの方法だった。
>「この証明方法に気づいた人はこれまでにもいたはず。
>簡単すぎるので発表済みと思ったのかもしれない」と謙遜(けんそん)する
分かってる先生だな。
>>437 の証明法ってどういう証明かご存知の方いらっしゃいますか?
萌え死にそうでつ (*゚∀゚)=3 ハァハァ…
ありがとう。
まぁあれだ! 不等式があれば、あと10年は戦える!
445 :
132人目の素数さん :2008/08/18(月) 22:28:24
実数a,b,cに対してf(x)=ax^2+bx+cとする.このとき ∫[-1,1](1-x^2){f'(x)}^2dx≦6∫[-1,1]{f(x)}^2dx であることを示せ. (08京大文系)
446 :
132人目の素数さん :2008/08/18(月) 23:27:08
>>445 x∈[-1,1] のとき 1-x^2 < 6 だから自明?
∫[-1,1](1-x^2){f’(x)}^2dx≦6∫[-1,1]{f(x)}^2dx
448 :
446 :2008/08/18(月) 23:41:22
450 :
132人目の素数さん :2008/08/19(火) 08:32:28
>>433 用意しといた解答書いておく
sin(π/12) > (π/12) - (1/6)(π/12)^3
tan(π/12) > (π/12) + (1/3)(π/12)^3
より
8sin(π/12) + 4tan(π/12) > π …(*)
一方
sin(π/12) = (√6 - √2)/4
tan(π/12) = 2 - √3
より
√2 + √3 - (8sin(π/12) + 4tan(π/12))
= √2 + √3 - (2√6 - 2√2 + 8 - 4√3)
= (√2-1)^2 (2-√3)^2 (√3-√2)
これは明らかに正なので
√2 + √3 > 8sin(π/12) + 4tan(π/12) …(**)
(*)(**) より
√2 + √3 > π
>>451 sin(π/12) > (π/12) - (1/6)(π/12)^3
tan(π/12) > (π/12) + (1/3)(π/12)^3
これはどこから沸いてきた。
3 次のTaylor展開を用いた不等式でしょ。
456 :
132人目の素数さん :2008/08/21(木) 18:36:37
k∈N、t≠0 のとき、 |(d^k/dt^k) exp{-1/(t^2)}|≦ {(2^k・k! / (|t|^k)} exp{-4/(81t^2)} を示せ。
>>445 f(x) = ax^2 +bx +c,
f '(x) = 2ax +b,
を与式の両辺に代入する。
奇数次の項は積分すれば0である(計算するには及ばない)。
(左辺) = ∫[-1,1](1-x^2){(2ax)^2 + b^2}dx = (16/15)a^2 + (4/3)b^2,
(右辺) = 6∫[-1,1]{(a^2)x^4 +(2ac+b^2)x^2 +c^2}dx = (12/5)a^2 + 4(2ac+b^2) + 12c^2
= (16/15)a^2 + 4b^2 + (4/3)(a+3c)^2
≧ (16/15)a^2 + 4b^2,
458 :
132人目の素数さん :2008/08/21(木) 22:39:41
0<θ<π/4のとき不等式 (cosθ)^(cosθ)>(sinθ)^(sinθ) を示せ。
459 :
132人目の素数さん :2008/08/21(木) 23:30:30
>>458 この範囲において
cosθ>sinθ
よって不等式は明らか
460 :
132人目の素数さん :2008/08/22(金) 01:40:53
x1,x2,x3,a1,a2,a3は実数。 x1≧0,x2≧0,x3≧0、 a1+a2≧0,a2+a3≧0,a1+a3≧0とする。 x1+x2+x3=1のとき、 a1x1+a2x2+a3x3≧a1(x1)^2+a2(x2)^2+a3(x3)^2を示せ。 (2)正の実数x,yに対し √x+√y≦k√(2x+y)が成り立つような実数kの最小値を点と直線の距離公式を用いて求めよ。
cosxと(sinx)^tanxのグラフを書いて・・・ 力技過ぎるか
対数とって考えてみるか・・・
466 :
132人目の素数さん :2008/08/22(金) 21:43:06
f(θ) =log (cosθ)^(cosθ) -log (sinθ)^(sinθ) を微分したら単調性は自明。 多分 0 < θ < π/4 の条件はもっと弱くできると思う。
467 :
466 :2008/08/22(金) 21:45:36
最後の1行は勘違い。
468 :
466 :2008/08/22(金) 21:49:54
全部勘違いだ〜
469 :
132人目の素数さん :2008/08/23(土) 00:41:31
>>458 0≦t≦1 とする。
f(t) = (1/2)log(1+t^2) + log(1/√2)・t,
とおくと
f(0) = f(1) = 0,
f "(t) = (1-t^2)/(1+t^2)^2 ≧0,
f(t) ≦ 0 (0≦t≦1)
t=tanθ とおいて
log(cosθ) ≧ tanθ・log(1/√2),
cos(x) >0 を掛けて
cosθ・log(cosθ) ≧ sinθ・log(1/√2) ≧ sinθ・log(sinθ), (0<θ≦π/4)
>>460 (1) ,
>>469 (左辺) - (右辺) = a1・x1(1-x1) + a2・x2(1-x2) + a3・x3(1-x3)
= a1・x1(x2+x3) + a2・x2(x3+x1) + a3・x3(x1+x2)
= (a1+a2)x1・x2 + (a2+a3)x2・x3 +(a3+a1)x3・x1 ≧0,
>>460 (2)
2x=u^2, y=v^2 とおく。
(k^2)(u^2 + v^2) - (u/√2 + v)^2 = (k^2 -1/2)u^2 -(√2)uv + (k^2 -1)v^2,
が常に≧0である条件は相異なる2実根をもたないこと。
判別式 D' ≦0,
D' = 1/2 - (k^2 -1/2)(k^2-1) = (k^2)(3/2 - k^2),
k ≧ √(3/2),
>>470 見事な攻撃だ、たけちゃんまん。
f(t)≧g(t) を示すより、f(t)≧h(t) かつ h(t)≧g(t) を示す方が簡単な h(t) を作ってくる眼力には脱毛だぁ
>>454 f(x) = sin(x) - x + (1/6)x^3,
とおくと
f '"(x) = -cos(x) +1 ≧ 0,
これと f "(0) =0 から,
x・f "(x) = x{-sin(x) +x} > 0,
これと f '(0) =0 から,
f '(x) = cos(x) -1 +(1/2)x^2 > 0,
これと f(0) =0 から,
x・f(x) > 0,
{tan(x) - x} ' = 1/cos(x)^2 -1 = tan(x)^2 > 0,
と tan(0) -0 =0 から
x・{tan(x)-x} > 0, (|x|<π/2)
g(x) = tan(x) -x -(1/3)x^3
とおくと
g '(x) = 1/cos(x)^2 -1 -x^2 = tan(x)^2 - x^2 >0 (|x|<π/2)
これと g(0) =0 から
x・g(x) >0,
>>473 マクローリンの 3次+剰余項 で自明でないの。
477 :
132人目の素数さん :2008/08/24(日) 03:29:33
通約可能って意味を教えてくんなませ はーでぃの本でいきなりつまったwww
>>456 って右辺は {(2^k・k! / (|t|^k)} exp{-4/(9t^2)} にならないかな?
勿論 exp{-4/(9t^2)} ≦ exp{-4/(81t^2)} なんだけど。
おらの勘違い?
>>477 通約可能ってのは例えば 4/6 が = 2/3 と直せたり
(x^2 - 1)/(x^2 + 2x - 3) が
= [(x + 1)(x - 1)]/[(x - 1)(x + 3)] = (x + 1)/(x + 3) と直せたりするように
分母分子に共通の因子があることだけど。
そういう意味で言ってるの?
もしかして不等式の専門書では通約可能という言葉を
難しい意味で使うのかな、とも思ってレス控えてたけど。
Hardyの本って「不等式」のこと?もしかして「数論入門」のほう?
★東大入試作問者になったつもりのスレ★ 第十五問
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1212563635/937-945 より。
937 :132人目の素数さん:2008/08/26(火) 19:55:34
a,b,cをabc=1を満たす正の実数とする。次の不等式を示せ。
(a-1+1/b)(b-1+1/c)(c-1+1/a)≦1
945 :132人目の素数さん:2008/08/26(火) 22:40:11
abc=1 とあるから当然、 a=y/z, b=z/x, c=x/y と置くんだろうな。
(左辺) = {(y-z+x)/z}{(z-x+y)/x}{(x-y+z)/y}
題意より、-x+y+z, x-y+z, x+y-z のいづれか2つの和は正だから、
正でないのは高々1つだけ。
・1つが正でない場合、明らかに成り立つ。
・3つとも正の場合、 相乗・相加平均より
√{(x-y+z)(y-z+x)} = √{x^2 - (y-z)^2} ≦ x,
√{(y-z+x)(z-x+y)} = √{y^2 - (z-x)^2} ≦ y,
√{(z-x+y)(x-y+z)} = √{z^2 - (x-y)^2} ≦ z,
辺々掛けて
(x-y+z)(y-z+x)(z-x+y) ≦ xyz,
482 :
132人目の素数さん :2008/08/30(土) 00:54:44
>>478 , 480さん
レスありがとうございます。
「不等式」のほうです
例えば、p15に「通約可能なウエイト付き平均」と「通約可能でないウエイト付き平均」の
話が出てきます
「また、通約可能でないウエイト付き平均は、通常の平均の中のある種の極限とみなす」
などと書いてあります。
それと、話は違うのですが、これは益田塾のなかの問題ですが、
abc=1(a,b,cは正)で、abcについての対称式である不等式を
a=x/y, b=y/z, c=z/xとおいて一般性を失わず、として書き換えて解く論法っていうのは
一般的な方法なんですか?
483 :
132人目の素数さん :2008/08/30(土) 00:56:27
うわwww 偶然だげと481とかぶった。481で引用されているのが益田塾サイトにある 問題とその解答ですね。
484 :
132人目の素数さん :2008/08/30(土) 01:12:12
ちょっと長めに引用しておきます 「通常の平均はすでに述べたようにウエイト付き平均の特別な場合である。 一方、通約可能なウエイトつき平均は, 通常の平均に帰着することができる。 実際、同次性によりウエイトはすべて整数であるとしてよく、さらに(ry」 これ読むと、ウエイトが有理数って意味なんかなと(深く考えずに)思っていたんですが ググってもよくわからずで。
>>456 ,476
f(t) = exp{-1/(t^2)} とおく。
f^(k)(t) = {(2/t^3)^k - 3・2^(k-2)・k(k-1)/t^(3k-2) + ・・・・・ + (-1)^k (k-1)(k+6)(k+1)!/[12t^(k+4))] + (-1)^(k-1) (k+1)!/t^(k+2)} exp{-1/(t^2)}
= {(2/t^2)^k - (3/2)k(k-1) (2/t^2)^(k-1) + ・・・・・・ + (-1)^k (k-1)(k+6)(k+1)!/(12t^4) + (-1)^(k-1) (k+1)!/t^2} (1/t^k) exp{-1/(t^2)}
= P_k(1/t^2) (1/t^k) exp{-1/(t^2)},
ここに P_k はk次の多項式で
P_k(x) = (2x)^k -(3/2)k(k-1) (2x)^(k-1) + ・・・・・・・・ + (-1)^k [(k-1)(k+6)(k+1)!/12] x^2 + (-1)^(k-1) (k+1)! x,
ところで、
f^(k)(t) (t^k) exp{a/(t^2)} = P_k(1/t^2) exp{-(1-a)/(t^2)} = P_k(x) exp{-(1-a)x}, (a=4/81 or 4/9)
これの絶対値が (2^k)(k!) 以下であることを示す。
〔補題〕 a<1, j>0 ならば
(x^j)exp{-(1-a)x} ≦ {j/[(1-a)e]}^j, 等号成立は x=j/(1-a) のとき。
>>485 流石不等式スレ、恐れ入ります。
実は元ネタがあって、コーシーの積分公式より
(d^k/dt^k) exp{-1/(t^2)}=(k!/2πi)∫[exp{-1/(z^2)}/(z-t)^(k+1)] dz
487 :
132人目の素数さん :2008/09/06(土) 18:52:13
1<cosA+cosB+cosC≦3/2 を示す巧い方法ありますかね?
488 :
132人目の素数さん :2008/09/06(土) 18:56:09
記号から考えて、A≧0,B≧0,C≧0,A+B+C=πが仮定されているのではなかろうか。 凸不等式とか使えばなんとかなるんじゃね。
(0,π)でcos xは凸関数でも凹関数でもないからなあ。 とりあえず、A≧B≧Cを仮定して、 f(B,C)=cosB+cosC-cos(B+C)を、0<C≦π/3、C≦B≦(π-C)/2の範囲で 偏微分でゴリゴリやれば、示せるが。
491 :
132人目の素数さん :2008/09/06(土) 21:03:58
それはウマい方法じゃないだろw
A+B+C=π π>A≧B≧C>0 として cos(A)+cos(B)+cos(C)-1 =cos(A)+cos(B)-cos(B+C)-1 =2*cos((A+B)/2)*cos((A-B)/2)-2*cos^2((A+B)/2) =2*cos((A+B)/2)*{cos((A-B)/2)-cos((A+B)/2)} =2*sin((A+B)/2)*{(-2)*sin(A/2)*sin(-B/2)} =4*sin(A/2)*sin(B/2)*sin(C/2)>0 log(cos(A)+cos(B)+cos(C)-1) =log(4)+log(sin(A/2))+log(sin(B/2))+log(sin(C/2)) ≦log(4)+3*log( sin( (A/2+B/2+C/2)/3 ) ) (∵log(sin(x)) は0<x<π/2で上に凸) =log(4)+3*log(sin(π/6))=log(1/2) log(x)の単調増加性から cos(A)+cos(B)+cos(C)-1≦1/2 以上から 1<cos(A)+cos(B)+cos(C)≦3/2
>>487 cosA+cosB+cosC=4sin(A/2)sin(B/2)sin(C/2)+1 が成り立つ[*]ので,
示すべき不等式は 0<sin(A/2)sin(B/2)sin(C/2) ≦ 1/8 と同値。
sin(A/2)>0などより,左側の不等号は明らか。
右側は,まずは相加相乗平均により
sin(A/2)sin(B/2)sin(C/2) ≦ ( { sin(A/2)+sin(B/2)+sin(C/2) }/3 )^3
さらに,凸不等式より
{ sin(A/2)+sin(B/2)+sin(C/2) }/3 ≦ sin((A+B+C)/6) = 1/2
なので,sin(A/2)sin(B/2)sin(C/2) ≦ (1/2)^3 = 1/8 となり示せた。
[*]の証明は,C=π-(A+B)を左辺に代入して和積,倍角公式で変形するだけ。
494 :
132人目の素数さん :2008/09/07(日) 13:37:35
半径1の円の周上に3点A,B,Cをとる ↑AB・↑ACの最大値,最小値を求めよ
>>487 三角形ABCの内接円の半径をr、外接円の半径をとすればR
cosA+cosB+cosC=1+r/R
で、R≧2rはすぐ示せるから与不等式も示される
496 :
132人目の素数さん :2008/09/08(月) 01:06:12
>>496 ハイ理とは何ぞや?
>>495 cosA+cosB+cosC=1+r/R はどうやってだすの?
498 :
132人目の素数さん :2008/09/08(月) 02:04:14
>>497 ハイレベル理系数学という大学受験参考書の一つでつ
ところで、R≧2rを一番簡単に示す方法はなんでしょ?
>>498 ( ゚∀゚)テヘッ、呼んだ?
私のコレクションには4通りの解法が汚い字でメモってあるけど、
久しぶりなので、自分の走り書きが理解できない秘密 ('A;;;,,...
----------------------------------------------------------
(1) ヘロンの公式に …(←走り書きなので読み取れない)を用いた後、
S = abc/(4R) を用いる
(2) 示すべき不等式を基本対称式を用いて表してから頑張る!
R = u/(4S)、r = 2S/s、16S^2 = s(-s^3+4st-8u)
(3) チャップル・オイラーの定理を用いる
(4) 示すべき不等式を sinA、sinB、sinC で表してから頑張る!
----------------------------------------------------------
私は初代不等式スレで自作自演していた一人です。
主に収拾&出題担当でしたが…
その頃には、書き込んだ不等式を片っ端から証明する不等式神がいますた
それらの証明は、その神に託します
不等式にハァハァしたいのに、雑事が多すぎて時間が取れない我が糞人生… ('A;;;,,...
500 :
132人目の素数さん :2008/09/08(月) 03:12:31
>>495 の式が一番明瞭の気がするけど、r/R示すのにまたワンステップ踏まないといけないのか
>>499 なんか各辺の中点を通る円でのキカ的な証明があった気がする
>>498 外心をO、内心をIとするとに
OI=√(R^2-2Rr)
となることを幾何学的に示す
ヴィルティンガーの不等式
有名どころでヘルダーの不等式。
ディルレヴァンガーの方程式
>>505 ヴィルティンガーつったらspellはwirtingerだろうからぐぐろうぜ
ぐぐったら聞いたことがあることになる?
聴覚を使わない限り聞いたことにはならないと思う。 ぐぐった結果、動画ファイルなどを見つけて聞いたのならOK
>>508 何その詭弁
空気読めないねって良く言われるだろ
510 :
132人目の素数さん :2008/09/11(木) 21:54:23
独学した内容は聞いたことないってのも珍しくないがな 聞いたことはないが知ってるってやつ
512 :
132人目の素数さん :2008/09/11(木) 21:58:30
513 :
132人目の素数さん :2008/09/13(土) 16:23:44
不等式ではないですが・・・ θ=(360/11)°の時(1/cosθ)+(1/cos2θ)+(1/cos3θ)+(1/cos4θ)+(1/cos5θ)の値を求めよ お願いします
なぜスレチとわかってて...
マルチと見た
>>513 次の恒等式を考える。 (11倍角公式)
cos(11t) = T_11(cos(t)),
ここに T_11(x) = 1024x^11 -2816x^9 +2816x^7 -1232x^5 +220x^3 -11x,
T_11(x) -1 = (x-1)(32x^5 +16x^4 -32x^3 -12x^2 +6x+1)^2 = (x-1)p(x)^2,
∴ cos(θ), cos(2θ), cos(3θ), cos(4θ), cos(5θ) は T_11(x)-1=0, x≠1 の根、すなわち p(x)=0 の根。
∴ 1/cos(θ), 1/cos(2θ), 1/cos(3θ), 1/cos(4θ), 1/cos(5θ) は p(1/t)=0 の根。
(t^5)p(1/t) = t^5 +6t^4 -12t^3 -32t^2 +16t +32,
根と係数の関係より、
(与式) = -6.
>>497 左辺に 第二余弦定理 cos(A) = (b^2 +c^2 -a^2)/(2bc), etc. を代入してゴリゴリ計算する.
(左辺) = 1 + (-a+b+c)(a-b+c)(a+b-c)/(2abc) = 1 + 4(s-a)(s-b)(s-c)/(abc) = 1 + 4(S^2)/(abcs) = 1 + (r/R) = (右辺),
ここで、s=(a+b+c)/2, Sは△ABCの面積, r=S/s, R=abc/(4S) を使った。
>>487 中辺に 第二余弦定理 cos(A) = (b^2 +c^2 -a^2)/(2bc), etc. を代入して計算すると
(中辺) = 1 + (-a+b+c)(a-b+c)(a+b-c)/(2abc),
ここで、
√{( a-b+c)(a+b-c)} = √{a^2 -(b-c)^2} ≦ a,
√{(-a+b+c)(a+b-c)} = √{b^2 -(c-a)^2} ≦ b,
√{(-a+b+c)(a-b+c)} = √{c^2 -(a-b)^2} ≦ c,
辺々掛けて
(-a+b+c)(a-b+c)(a+b-c) ≦ abc,
521 :
519 :2008/09/15(月) 21:24:35
522 :
132人目の素数さん :2008/09/15(月) 22:19:32
∫[0→1]dx/(1+x^2*e^x)>1/(e-1) x+y+z=1,x>0,y>0,z>0のとき (x^x)(y^y)(z^z)≧1/3 △ABCの内部に点Pをとり,△ABCの面積をSとおけば PA+PB+PC≧2(3S^2)^(1/4)
>>521 >>ヘロンの公式
どっかの馬鹿が勝手につけた名前は重要ではない
524 :
132人目の素数さん :2008/09/16(火) 15:30:46
For distinct real numbers $a,\ b,\ c,\ d,\ e,\ f$ such that $a < b < c < d < e < f$ and $abcdef = - 6$, let \[ M = (a^{12} + 58a^8 + 193a^4 + 36)(b^{12} + 58b^8 + 193b^4 + 36)(c^{12} + 58c^8 + 193c^4 + 36)(d^{12} + 58d^8 + 193d^4 + 36)(e^{12} + 58e^8 + 193e^4 + 36)(f^{12} + 58f^8 + 193f^4 + 36) \] \[ N = 64(a^8 + 12a^4 + 11)(b^8 + 12b^4 + 11)(c^8 + 12c^4 + 11)(d^8 + 12d^4 + 1)(e^8 + 12e^4 + 11)(f^8 + 12f^4 + 11) \] . Prove the following inequality. \[ \sqrt [8]{\frac {M}{N}}\geq 6. \]
>>523 そりゃ定理名や式の名前は重要ではないけど、
名前が付いてなきゃ呼びづらいだろ。
>>522 (上) コーシーの不等式より
∫[0→1] {1+(x^2)(e^x)}dx * ∫[0→1] 1/{1+(x^2)(e^x)} dx ≧ {∫[0→1] dx}^2 = 1,
∫[0→1] {1+(x^2)(e^x)}dx = [ x + (x^2 -2x+2)(e^x) ](0→1) = e-1,
(中)
f(x) = x・log(x) とおく。
f "(x) = 1/x >0 だから、fは下に凸。
f(x) + f(y) + f(z) ≧ 3f((x+y+z)/3) = 3f(1/3) = log(1/3).
この真数をとる。
527 :
132人目の素数さん :2008/09/17(水) 22:00:51
f’(x)≧0とする ∫[-1→1]{f(x)/√(1+x^2)}dx≧0
528 :
132人目の素数さん :2008/09/17(水) 22:34:51
質問です (0<a<b、X、Y、Zはいずれもa以上b以下であるー)「X+Y+Z=a+2b⇒XYZ≧ab^2」を示せ
>>522 (下)
(Toth の証明)
Pの辺BC,CA,ABに関する対称点をA',B',C'とし、6辺形AC'BA'CB'を考える。
周長L=2(AP+BP+CP), 面積F=2S,
一方、等周問題から、n辺形については、L^2 ≧ {4n*tan(π/n)}F,
n=6 のとき L^2 ≧ (8√3)F, これに代入。
文献[3] 例題9, p.17 (1987)
大関・青柳「不等式」p.162
というか寧ろ締切り過ぎてない問題は晒しちゃダメだろうw
>>522 (上) の別解
e^x ≦ e < 3 より
(左辺) > ∫[0→1] 1/(1+3x^2) dx = (1/√3)∫[0→√3] 1/(1+y^2) dy = (1/√3)arctan(√3) = π/(3√3) > 3/5,
一方、e > 2 + 2/3 より
(右辺) < 3/5.
>>528 XY - b(X+Y-b) = (b-X)(b-Y) ≧ 0, ・・・・ (1)
Z(a+b-Z) - ab = (b-Z)(Z-a) ≧ 0, ・・・・ (2)
X+Y+Z -a -2b = 0, ・・・・ (3)
(1)*Z + (2)*b + (3)*bZ より
XYZ - ab^2 ≧ 0.
等号成立は (X,Y,Z)=(a,b,b) (b,a,b) (b,b,a) のとき。
そう言えば上の数検の3段の問題は締め切りすぎてそろそろ回答できたやつもいるのかな。
今気付いたけどこのスレのURL0がいっぱい並んでて綺麗
535 :
132人目の素数さん :2008/09/19(金) 01:11:37
>>528 2008 千葉大の問題でした。回答速報の答えはへたくそ。
実際、誘導つきなんですがねえ。
536 :
132人目の素数さん :2008/09/19(金) 02:50:44
n個の正の実数x[1],x[2],,,,x[n]がx[1]+x[2]+・・・+x[n]=1を満たすとき 不等式 {x[1]}^2+{x[2]}^2+・・・+{x[n]}^2<{-1+x[1]*x[2]+x[2]*x[3]+x[3]*x[4]+・・・+x[n-1]*x[n]+x[n]*x[1]}^2 を示せ。
537 :
536 :2008/09/19(金) 02:55:48
n> 2です
king ↔ うんち (ab)^½ ≤ (a²+b²)/2 (a²+b²+c²)(x²+y²+z²) ≥ (ax+by+cz)²
荒らそうと必死ですね わかります
>>535-537 (-1+納j=1,n]x[j]x[j+1])^2 (x[n+1]=x[1])
=1-2納j=1,n]x[j]x[j+1]+(納j=1,n]x[j]x[j+1])^2
=(納j=1,n]x[j])^2-2納j=1,n]x[j]x[j+1]+(納j=1,n]x[j]x[j+1])^2
=納j=1,n]x[j]^2+2納1≦i<j-1≦n]x[i]x[j]+(納j=1,n]x[j]x[j+1])^2
>納j=1,n]x[j]^2
↑なんか凄い見難いし、安価ミスってるし、狽フ記法もいい加減だけど、なんかこんな感じだと思う。
なんか²
543 :
KingMind ◆KWqQaULLTg :2008/09/19(金) 12:30:28
Reply:
>>538 お前は何をたくらんでいる。
544 :
132人目の素数さん :2008/09/19(金) 14:54:59
>>540 > =(納j=1,n]x[j])^2-2納j=1,n]x[j]x[j+1]+(納j=1,n]x[j]x[j+1])^2
> =納j=1,n]x[j]^2+2納1≦i<j-1≦n]x[i]x[j]+(納j=1,n]x[j]x[j+1])^2
これはどういう変形?
>>544 (納j=1,n]x[j])^2 を展開しただけ
546 :
132人目の素数さん :2008/09/19(金) 17:52:03
king ≤ うんこ
荒らそうと必死ですね わかります
548 :
KingMind ◆KWqQaULLTg :2008/09/19(金) 21:06:37
>>536 x[1] + x[2] + ・・・ + x[n] = s,
Σ[1≦i<j≦n] x[i]*x[j] = t,
とおくと
s = 1,
納j=1,n]x[j]*x[j+1] ≦ t,
だから
(左辺) = s^2 -2t = 1-2t,
(右辺) > (1-t)^2,
よって成立。
〔問題620〕
全ての自然数nについて
n*log(n) -(n-1) ≦ log(n!) ≦ (n+1)log(n) -(n-1),
が成り立つことを証明せよ。
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1209732803/620 (略証)
左辺を a_n, 右辺を b_n とおく。
nについての帰納法による。
log(1!)=0 より a_1 = log(1!) = b_1,
n>1 のとき
a_n - a_(n-1) = n*log(n) -(n-1)log(n-1) -1
= n*log(n) - (n-1){log(n) + log(1 -1/n)} -1
= n*log(n) - (n-1){log(n) - log(1 + 1/(n-1))} -1
< n*log(n) - (n-1){log(n) - 1/(n-1)} -1
= log(n),
b_n - b_(n-1) = (n+1)log(n) -n*log(n-1) -1
= (n+1)log(n) -n*log(n-1) -1
= (n+1)log(n) -n{log(n) + log(1 -1/n)} -1
> (n+1)log(n) -n{log(n) - 1/n} -1
= log(n),
よって成立。
不等式たん (;´д`) ハァハァ…
俺も
>>410 の証明知りたい
夏休みずっと考えたけどできんかった(´・ω・`)
>>555 みせてもらおうか!
その過程とやらを!
πを上から評価して e を下から評価するだけでしょ。 e の方はテーラー展開ですぐ出る。 π の方は単位円に外接する正 2^n 角形の面積を考えれば良い。
>>557 全然計算してないでしょ
それじゃあ、1日計算しても無理
>>415 の小数第三位は 6 じゃ無くて 8 の間違いじゃない?
e^6 =403.42879 34927 35122 60838 71805.........
とかそんな感じになったんだけど。
>>561 スレ違いっぽいが・・・・・
(略証)
f(x) - x = g(x) とおくと (1) は
g(x) = 0,
題意により、g はすべての実数xで連続。もし
g(a) ≦ 0 ≦ g(b),
なる a,b があったと仮定すれば、中間値の定理により、(1)が実数解をもつ。
これは 題意に反する。
∴ g(x) は定符号。
題意より f(0) ≠ 0,
f(0) < 0 のとき g(x) <0,
x > f(x) > f(f(x)) > f(f(f(x))) > …
f(0) > 0 のとき g(x) >0,
x < f(x) < f(f(x)) < f(f(f(x))) < …
>>557 評価がかなりシビアなんで、手計算だとその方法では無理。
>>562 関数方程式ヲタもいるから、okokよん! (*゚∀゚)=3 ハァハァ…
e のほうはTaylor展開の収束がやたら速いから
十数桁ならすぐ計算できる。(解析概論に例題として載ってる)
だからこの問題は要するに
π を 誤差 0.00 001/400・5 = 1/200,000,000 ・100% 程度で
上から評価せよという問題とほぼ同義。11桁くらい正しく出ればうまくいく。
2^n 角形による近似は誤差が約 1/2 倍で小さくなっていくだけだから
1 桁進むのに 3.3 回くらい掛かる。 30 回程度は計算しないといけないので
一日じゃ無理そう。じゃあ不可能なのかというとそうでもなくて
1579年にVièteが外接正 393216 角形の周長から π < 3.1415926537 を導出している。
1596-1610年にはLudolph van Ceulenが正 32212254720 ( = 60・2^29 ) 角形の周長から
32(35?) 桁まで正しく計算している。独逸では彼の業績を記念して円周率をLudolph数とも言う。
和算家の村松茂清が同じ方法で七桁正しく計算している。Archimedesから続く伝統的方法で
中国人は劉徽のalgorithmというらしい。
http://en.wikipedia.org/wiki/Liu_Hui%27s_%CF%80_algorithm # 建部賢弘は正1024角形を用いて42桁まで求めたとか書いてあるけど
# これは42桁まで正しかったんだろうか?だとするとかなり工夫を凝らした方法のはずだが。
で、もっと早く求めたいなら色んな方法があるが、
θ < (2sin θ + tan θ)/3 を使うSnell(Ludolphの弟子)の方法(1621)ってのがあって、
Huygensはこれを改良して正六角形だけで π < 3.1415926538 まで出している。
これ系を使うのが一番賢いかな。
全面的に数値計算するのは題意に反してるんだが。
と思ったが
>>410 には書いてないか。数検の方にはなるべく数値計算せずに、と書いてある
綺麗には出て来ないと思うけどなあ。 だから「なるべく」と数値計算が少ない解答を 高く評価するという表現に止めてあるわけで。 Snellの公式改良してsinやtanのTaylor展開使ったら 数値計算は少なくて済むと思う。
>>410 は数値計算しないで示すことができるの?
もしできても普通思いつきもしないようなことするんだろうな(人´A`;)
>>410 のもとの問題文は↓(
>>430 )
円周率をπ、自然対数の底をeとするとき
π^4+π^5≒e^6 (400余りの数値で小数点以下4けたまで同じ)
で、しかも右辺が僅かに大きいことがコンピュータによる数値計算で知られています。
数値計算をせずに
π^4+π^5<e^6
であることを理論的に証明しなさい。
571 :
KingMind ◆KWqQaULLTg :2008/10/06(月) 20:54:56
Reply:
>>570 数値計算もまた誤差の評価で成り立っている。
>>570 論理的になら証明できるんだけど、残念!
これなんで自然に出て来なさそうかというと、 π^4+π^5≒e^6 ってのは偶然近いだけで、別に 深い数学的事実の表れとかじゃないからなんだよなあ、
>373-374 , 394
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1219648297/121 f(x) = 6/(1-x) - 1/x とおくと、
(左辺) = f(a) + f(b) + f(c),
(a,b,c)の変域は、平面a+b+c=1上の a=1/2, b=1/2, c=1/2 を辺とする正三角形(但し頂点は除く)
・境界上の極大
6/x + 6/(0.5+x) = 16 + 2(1-4x)^2 /{(1-x)(1+2x)},
1/x + 1/(0.5-x) = 8 + (1-4x)^2 /{x(1-2x)},
より、辺 c=1/2 では
(左辺) = f(a) + f(1/2 - a) + f(1/2) = 18 - (1-4a)^2 {7+(1-4a)^2}/{4a(1-a)(1+2a)(1-2a)} ≦ 18,
等号成立は (a,b,c) = (1/4,1/4,1/2) のとき。
・ 内部の極大
生姜ないから、微分法を使おう。
束縛条件(a+b+c=1)があるので、ラグランジュの未定乗数λを使う。
I(a,b,c;λ) = f(a) + f(b) + f(c) - λ(a+b+c-1),
∂I/∂a = ∂I/∂b = ∂I/∂c = 0 から
f '(a) = f '(b) = f '(c) = λ, f '(x) = 6/(1-x)^2 + 1/(x^2),
∴ (a,b,c; λ) = (1/3, 1/3, 1/3; 45/2) で 極大値 18 をとる。
なお、この極大と境界上の極大(1/4,1/4,1/2)の間の鞍点(峠点)↓も解ではあるが、これらは捨てる。
(a,b,c; λ) = (0.279000307274921, 0.279000307274921, 0.441999385450158, 24.3886725897975)
しかし・・・・・後味わるいな。
577 :
576 :2008/10/09(木) 21:47:21
・境界上の極大 6/(1-x) + 6/(0.5+x) = 16 + 2(1-4x)^2 /{(1-x)(1+2x)},
後味の悪さってのは、やはり、中高生でも分かる解法じゃないからだろうな
ド田舎に住んでいるんだけど、近所の大学にAMMが置かれなくなってネタがたりねぇ…
580 :
576 :2008/10/13(月) 04:25:00
>> f '(a) = f '(b) = f '(c) = λ, を解くところを補足しとく。 f '(x) = 6/(1-x)^2 + 1/(x^2), f "(x) = 12/(1-x)^3 - 2/(x^3), ∴ {x - 1/[1+6^(1/3)]}*f "(x) ≧ 0, ∴ 区間 (0,1/2] で、f '(x) が等しいxは高々2個しかない。 ∴ 極値では、a,b,c のうちの2つは一致する。 a=b, c=1-2a としてよい。このとき (左辺) = 2f(a) + f(1-2a) = 2{6/(1-a) -1/a} + 6/(2a) - 1/(1-2a) = (1+8a-21a^2)/{a(1-a)(1-2a)} = 18 - (4a-1)(3a-1)^2 /{a(1-a)(1-2a)} ≦ 18, (1/4 ≦ a ≦ 1/2). 等号成立は a=1/4 と 1/3 のみ。 なお、a=0.279000307274921・・・ には極小(鞍点、峠点)がある。
>>341 A.435. Prove
(a+b+c)*(1/a + 1/b + 1/c) ≧ 6{a/(b+c) + b/(c+a) + c/(a+b)},
where 1≦a,b,c≦2.
(略解) (
>>394 を参照)
>>373-374 から,
6/(b+c) - 1/a + 6/(c+a) - 1/b + 6/(a+b) - 1/c ≦ 18/(a+b+c),
両辺に a+b+c を掛けて,
6{a/(b+c) + b/(c+a) + c/(a+b)} - (a+b+c)(1/a + 1/b + 1/c) ≦ 0,
>>341 B.4021
a_k = 1 + b_k, b_k≧0 とおくと
(左辺) = (b_1 +2)(b_2 +2)(b_3 +2)・・・・・(b_n +2) ≧ (b のn〜2次の項) + 2^(n-1)・(b_1 + b_2 + ・・・・・ + b_n) + 2^n
≧ {2^(n-1)}{b_1 + b_2 + ・・・・・ + b_n +2) = (右辺).
A.433 A.436 A.439 A.447 は解答付き。
>>373-374 を何とか高校レベルで解けないか頑張ってみて
次の問題に帰着され所までいって挫折した。
より遠ざかった感もあり...
t に関する実係数3次方程式 t^3 - (r-2)t^2 + qt - r=0 が全て1以上の実数解を3個持てば、
r(r+1)≧6q が成り立つ。
584 :
583 :2008/10/19(日) 00:45:17
4 r^2 + 32 r - 4 q r - 11 r^2 - q r^2 + 2 r^3≦0、r≧5、q≧2 r-7 ならば r (r+1)≧6 q が成り立てば良いか...駄目だ...
585 :
584 :2008/10/19(日) 00:46:41
× 4 r^2 + 32 r - 4 q r - 11 r^2 - q r^2 + 2 r^3≦0 ○ 4 q^2 + 32 r - 4 q r - 11 r^2 - q r^2 + 2 r^3≦0
586 :
132人目の素数さん :2008/10/19(日) 07:23:26
〆切過ぎたから今月の大数の宿題 a_1=2,a_(n+1)={1+(2+√3)a_n}/{(2+√3)-a_n} a_n<5を示せ
>586 a_(n+1) = (2-√3 + a_n)/{1 - (2-√3)a_n} = {tan(π/12) + a_n}/{1 - tan(π/12)a_n}, ∴ a_n = tan(α + (n-1)π/12), ここに α = arctan(a_1), a_n は周期12をもつ。 a_(n+6) = -1/a_n. ∴ はじめの6項を求めれば分かる。
多投スマ祖。 q≦2 r - 3 を忘れてた。 4 q^2 + 32 r - 4 q r - 11 r^2 - q r^2 + 2 r^3 ≦ 0 を q について解いて、 r-q 平面でグラフ書いて領域で責めたら何とかなった。
>>583 t - {(r-2)/3} = T,
とおいて 2次の項を消すと、
t^3 - (r-2)t^2 + qt - r = T^3 + QT - R,
ここに、Q = q -3{(r-2)/3}^2, R = r - q{(r-2)/3} + 2{(r-2)/3}^3,
・3つの実根をもつから
Q <0, R^2 < 4(-Q/3)^3,
・解が t≧1 だから
(t-1)^3 -(r-5)(t-1)^2 + (q-2r+7)(t-1) + (q-2r-3) =0,
の解がすべて t-1≧0.
根と係数の関係より
r-5 ≧0, q-2r+7 ≧0, q-2r+3 ≦0,
>>341 A.436. Prove that |{n√2} - {n√3}| > 1/(7n^3),
for every positive integer n.
(略証)
0 ≦ {x} <1 より |t| <1, また、k = [n√3] - [n√2] とおくと (← ガウスの記号)
t = {n√2} - {n√3}
= n√2 - [n√2] - n√3 + [n√3]
= k - (√3 -√2)n (k∈N)
= ((k^2 -5n^2) + (2√6)n^2) / (k + (√3 -√2)n)
= ((k^2 -5n^2)^2 -24n^4) / ((k - (√3 +√2)n)(k + (√3 -√2)n)(k + (√3 +√2)n))
= (k^4 - 10(kn)^2 + n^4) / ((t -2√2・n)(t +2(√3 -√2)n)(t +2√3・n)),
分母は0でない整数。
・ n≧20 のとき
|t -2√2・n| < 2√2・n + 1 ≦ (2√2 + 1/20)n,
t +2(√3 -√2)n < 2(√3 -√2)n + 1 ≦ (2(√3 -√2) + 1/20)n,
t +2√3・n < 2√3・n +1 ≦ (2√3 + 1/20)n,
辺々掛けて
|分母| < 6.9356560324845688673761191952915・・・ * n^3,
より成立。
・n≦20 のとき、
(左辺) ≧ (√3 -√2)/n^3 > 1/(√10・n^3) > 1/(7n^3).
>590
分子は0でない整数。
>>565 Snellの方法の略証
相加・相乗平均より
{ cos(x) + cos(x) + 1/cos(x)^2 }/3 > 1,
これをxで積分する。 [0<x<θ]
>>341 B.4049. a,b,c are positive real numbers, such that ab+bc+ca=t. Prove that
a/(a^2 -bc+3t) + b/(b^2 -ca+3t) + c/(c^2 -ab+3t) ≧ 1/(a+b+c),
(略証)
a+b+c =s, abc =u とおく。
(左辺) - (右辺) = 2{us^3 + (s^2 -4t)t^2} / {(6s^2・t^2 + 8t^3 + us^3)s} ・・・・(*)
= 2{u(s^4 -9t^2) + (s^3 -4st +9u)t^2} / {(6s^2・t^2 + 8t^3 + us^3)s^2}
= 2{u(s^2 +3t)F_0 + t^2・F_1} / {(6s^2・t^2 + 8t^3 + us^3)s^2}
≧ 0,
ここで Schur の不等式 F_0 = s^2 -3t ≧0, F_1 = s^3 -4st +9u ≧0 を使った。
(*) a^2 -bc =A, b^2 -ca =B, c^2 -ab =C とおくと
S = A + B + C = s^2 -3t,
T = AB + BC + CA = -t(s^2 -3t),
U = ABC = us^3 - t^3,
(左辺) = a/(A+3t) + b/(B+3t) + c/(C+3t)
= (aBC + AbC + ABc +9st^2)) / (U +3tT +9t^2・S +27t^3)
= 2{us^3 + (s^2 -4t)t^2}/{(6s^2・t^2 + 8t^3 + us^3)s}.
次の問題を現実的な方法でやってくれませんか? 30分以内に確実にやって下さいと要請されたらどうするかっていうこと。 [問題] abc=2なる正の実数a,b,cの組に対して、次の式の最小値を求めよ 1/(a(b+1))+1/(b(c+1))+1/(c(a+1))
>>593 > 次の問題を現実的な方法でやってくれませんか?
> 次の問題を現実的な方法でやってくれませんか?
> 次の問題を現実的な方法でやってくれませんか?
> 次の問題を現実的な方法でやってくれませんか?
> 次の問題を現実的な方法でやってくれませんか?
新手の釣り師か?
計算機で解けば?
釣りじゃないですよ。 この問題の出典は数学検定1級の2次という変なところなのですが、 試験時間が短めで、時間制限を気にしないといけないのです。 もちろん値だけではだめで、論証しないといけません。 なので、『現実的な方法』という言葉を使いました。 そこで皆様の知恵をかりたいのですが、どうでしょうか。
それのどこが不等式?
>597さん a=b=c=2^(1/3)で最小を取ることが予想できるので、 abc=2なる任意に正の実数a,b,cに対して、 次の不等式を示すことになるので、 そういう意味で不等式の問題とみなせると思いました。 1/(a(b+1))+1/(b(c+1))+1/(c(a+1)) ≧ 3/(2^(1/3)*(1+2^(1/3)))
600 :
132人目の素数さん :2008/10/29(水) 03:55:59
Σ[k=1→n](1/k)>5 となる最小の整数nを求めよ a,b,cが相異なる正の数で√a+√b+√c=1を満たすとき {ab/(b−a)}log(b/a)+{bc/(c− b)}log(c/b)+{ca/(a−c)}log(a/c)≦1/3 を示せ
Σ[k=1→n](1/k)= log(n)+γ+O(1/n) に注意すると、 だいたいn=[e^(5-γ)]=83 とわかる。 答えはn=83
602 :
132人目の素数さん :2008/10/29(水) 19:49:32
Σ[k=1→n](1/k)>4 となる最小の整数nを求めよ これだと高校生でも何とかできるか
それの改良問題。 [Σ[k=1→n](1/k)] = [e^(5-γ)] を満たさない正整数nは無限に存在するか。 ただし、γはオイラー定数とし、 [x]はxの整数部分を表すとする。 これだと愚直に計算機使うだけじゃ無理。
>603 問題ミス。 Σ[k=1→n](1/k)>m を満たす最小の整数nが、 n = [e^(m-γ)] とならない正整数mは無限に存在するか。
>>600 S_82 = 5 - 971061970808803141778039548955447 / D_5,
S_83 = 5 + 16703434187251287967291034353582814 / (D_5 * 83),
D_5 = 2^6 * 3^4 * 5^2 * 7^2 *11*13*17*19*23*29*31*37*41*43*47*53*59*61*67*71*73*79,
>>602 S_30 = 4 - 11675421053 / D_4,
S_31 = 4 + 1967151510157 / (D_4 * 31),
D_4 = 2^4 * 3^3 * 5^2 *7*11*13*17*19*23*29,
S_11 = 3 - 2221 / D_3,
S_12 = 3 + 89 / D_3,
D_3 = 2^3 * 3^2 * 5*7*11,
S_3 = 2 - 1/D_2,
S_4 = 2 + 1/(D_2*2),
D_2 = 2 * 3,
606 :
592 :2008/10/29(水) 23:35:18
>>592 の訂正, スマソ.
(左辺) = a/(A+3t) + b/(B+3t) + c/(C+3t) = (3us + 8t^2)s/(6s^2・t^2 + 8t^3 + us^3).
>>600 ↓の補題に x=√(a/b), √(b/c), √(c/a) を代入してたす。
(左辺) < √(ab) + √(bc) + √(ca) < (1/3)(√a + √b + √c)^2,
〔補題〕
x>0, x≠1 のとき
{x/(x^2 -1)}log(x^2) < 1,
(略証)
f(x) = x -(1/x) -2log(x),
とおくと、f(1) =0,
平均値の定理より
{f(x)-f(1)}/(x-1) = f '(ξ) = (1 - 1/ξ)^2 >0, (ξは1とxの中間にある)
これに x/(x+1) を掛ける。
ハァハァ
(*゚∀゚)=3 ハァハァ…
正の実数x,y,zに対して次を示せ。 (xy)^3/(x^3+1)+(yz)^3/(y^3+1)+(zx)^3/(z^3+1) ≧ 6/{xyz(1+xyz)} できる神いる?
>>609 x=y=z=1のときとか成り立たないんだが・・・
なんか間違えてねーか?
612 :
132人目の素数さん :2008/11/04(火) 04:11:04
>>600 次の問いに答えよ。
(1) xが正の数のとき│log x│≦│x-1│/√x を示せ。
(2) p, q, r がp + q + r =1を満たす正の数のときp^2+ q^2+ r^2 ≧1/3を示せ。
(3) a , b, c が相異なる正の数で、√a + √b + √c = 1を満たすとき、
{ab/(b - a)}・ log(b/a) + {bc/(c - b)}・ log(c/b) + {ca/(a - c)}・ log(a/c) ≦ 1/3
を示せ。 (2007 阪大)
test
lemmma3 a1≧a2,b1≧b2 -> (a1-a2)(b1-b2)≧0 -> a1*b1+a2*b2≧a1*b2+a2*b1 TH2 任意の自然数nに対して:a1^n+a2^n+,,,+an^n≧n*a1*a2*,,,*an 証明) n=1:a1≧a1 n=kの時成立していると仮定しn=k+1で成立する事を示す。 まず、a1≧a2≧,,,≧a(k+1)@と仮定しても一般性を失わない。 a1^(k+1)+a2^(k+1)+,,,+ak^(k+1)+a(k+1)^(k+1) =a1^(k+1)+a2^(k+1)+,,,+ak^k*ak +a(k+1)^k*a(k+1) ≧a1^(k+1)+a2^(k+1)+,,,+ak^k*a(k+1)+a(k+1)^k*ak =a1^(k+1)+a2^(k+1)+,,,,+a(k-1)^k*a(k-1)+ak^k*a(k+1)+a(k+1)^(k-1)*ak*a(k+1) ≧a1^(k+1)+a2^(k+1)+,,,,+a(k-1)^k*a(k+1)+ak^k*a(k+1)+a(k+1)^(k-1)*ak*a(k-1) (ここまでの不等号は全てlemma3と@による) ,,,, ≧(a1^k+a2^k+,,,+ak^k)*a(k+1)+a1*a2*,,,*ak*a(k+1) (,,,及び最後の不等号もlemmma3と@による。 ai^k*ai+a(k+1)^i*a(i+1)*,,,*ak*a(k+1)≧ai^k*a(k+1)+a(k+1)^(i-1)*ai*a(i+1)*,,,*ak*a(k+1) がやはりlemmma3と@によって成立するので、この事が言える) ≧k*(a1*a2*,,,*ak)*a(k+1)+a1*a2*,,,*ak*a(k+1) (この不等号は帰納法の仮定による) =(k+1)*a1*a2*,,,*ak*a(k+1) よってTH2が成立。 TH1.TH2において、Ak=ak^nと置いていけば、明らかな相加相乗平均の不等式が現れる。 という事が今年の夏、8/18だか8/19に日本の高校の教師が示された。
日本の高校の教師によって示された。 俺はまず、ハーディーにあたってみたが、あの不等式の本ではもう少し一般化した式が もう少し、めんどくさく示されており、ハーディーとリトルウッドの明晰でわかりやすいスタイルの中には入らない。 次に「天書の証明」にあたったが、コーシーがほんの一歩、めんどくさい証明をしており、 これが、美しい部類の物として、「載っていた」 シンプルであり、アルゴリズムの様な、簡単な、美しい証明だと思う。 「日本の高校の先生が「天書」から証明を盗んできた。」
>>617 「天書の証明」は、数ヲタとして持っておいたほうがいいですか?
本棚に飾っておいたほうがいいですか?
てか、オヌヌメですか?
最近、本を買っていないので何か買いたい気分です( ゚∀゚)
>>618 あれは持っておいて損はない。
俺は日本語版(第2版)と原書(第3版)を両方買った。
アルゴリズムの様な、簡単な、美しい証明 のアルゴリズムのようなっていう比喩が全く意味が分からん
>>620 俺は分かるぞ。手続きが明らかになる構成的証明だということだと思う。
相加平均と相乗平均という,全く形が異なるものの間を一気に飛ぶのではなく,
相加平均が,1つずつ項を入れ替えてゆくことで少しずつ小さくなってゆき,
やがて相乗平均に至るという,途中経過が明らかになる証明だ,という意味だろう。
俺も全く同感だ。
622 :
132人目の素数さん :2008/11/05(水) 05:24:54
x,y,z≧0,x+y+z=1のとき xy+yz+zx-2xyzの最大値、最小値を求めよ ところで質問なんですが 任意の整数nに対して n^2+an+b≧0 となるようなa,bの条件出すこと出来ますか?
623 :
132人目の素数さん :2008/11/05(水) 07:24:12
>>622 (1-2x)(1-2y)(1-2z)を展開すればわかる。
a^2-4b≦0
624 :
132人目の素数さん :2008/11/05(水) 07:32:47
すまん。整数だったな。 0<a^2-b≦1これも必要かな……。
625 :
132人目の素数さん :2008/11/06(木) 20:53:25
基本対称式を使った初心者でも何とか解ける不等式を教えてください。
('A` ) プウ
ノヽノ) =3'A`)ノ ヒャー
くく へヘノ ←
>>625
>>625 x_1, ……, x_n を正の数とする。
これらの相加平均を A,
これらの二乗平均平方根を M ( =√{((x_1)^2+……+(x_n)^2)/n} ),
これらから作られる2次の基本対称式を S (=x_1x_2+……) とおく。
このとき,A≧M*n^{S/{n(n-1)M^2}-1/2} が成り立つことを示せ。(出典:Part2-847)
--------------
x_1, ……, x_n を正の数とする。
これらから作られる k 次の基本対称式を e_k とおき,
A_k=(e_k / C[n,k])^(1/k) とおく(C[n,k]は二項係数)。
このとき,
A_1≧A_2≧……≧A_n
が成り立つことを示せ。(出典:マクローリンの不等式)
>>620 >>621 さんに付け加える事は何もないですが、要はlemma3がサブルーチンで、この証明ではほとんどが
このサブルーチンで片がついているのです。プログラムでも、すっきりした簡単なメインルーチンと
もし、サブルーチン一つでかなりな複雑な事柄が片付けば、それは「美しいプログラム」だと
思います。
要はわかりやすく、読みやすい。と言う事かなと思います。話はむずかしくではなく、簡単でわかりやすい
方が「美しい」と思います。あなたが例えば、人様のノートをテスト前にコピーさせてもらった場合、要約もすばらしく、
論点も明確なノートなら、やはり、「美しい」と思うのではないでしょうか?
それと同じだと思います。
「まず、a1≧a2≧,,,≧a(k+1)@と仮定しても一般性を失わない。」の位置がおかいかったようです。 n=1の前に、 「まず、a1≧a2≧,,,≧an@と仮定しても一般性を失わない。」が正しいです。
単発スレ立てる厨房よりはマシじゃね?
633 :
132人目の素数さん :2008/11/08(土) 03:26:54
a,b,cは自然数で (1/a)+(2/b)+(3/c)<1 を満たすとき (1/a)+(2/b)+(3/c)の最大値を求めよ f(a)=∫[0→π/4] |sinx−a cosx|dx の最小値を求めよ x≧0において f’(x)>0,∫[0→x] f(t)dt≧x ならば,x>0においてf(x)>1を示せ
>>633 f(a)=∫[0→π/4] |sinx−a cosx|dx
の最小値を求めよ
不等式では、ない。これ去年、代ゼミに通ってた友人が持ってきたテキストにあったな。
>>634 それは東工大の過去問だな。sinx=t と置換すれば ∫|f(t)-a|dt の形になるので,はみ出し削り論法で終わり。
>>633 (上)
1-(1/1332),
(a,b,c) = (37,9,4) のとき.
>>633 (中)
f(a) = 1 - (1+a)/√2, (a≦0)
= -1 - (1+a)/√2 +2√(1+a^2), (0≦a≦1)
= -1 + (1+a)/√2, (a≧1)
637 :
132人目の素数さん :2008/11/08(土) 22:43:41
>>637 具体的に書けるから自明すぎてつまらないと言うメッセージなのかもしれない
641 :
636 :2008/11/09(日) 21:47:35
>>637 f '(a) = 0 から a = 1/√7, 最小値は
f(a) = -1 + (√7 -1)/√2 = 0.16372191220042316839103000405343・・・
>>633 (下)
部分積分を使うらしい・・・
∫[0→x] f(t)dt = [ t・f(t) ](t=0→x) - ∫[0→x] t・f'(t)dt < [ t・f(t) ](t=0→x) = x・f(x).
その部分積分は名古屋大かどっかの問題にあったな 解いたことがある。もう忘れてたけど。
≧≦
645 :
446 :2008/11/10(月) 23:33:38
>>642 g'(x)≧0 かつ ∫[0→x] g(x)≧0 と同値だから lim[x→0] g(x)≧0 が自然に言えて解決.
1/37+2/9+3/4=1331/1332. 1/31+2/3+3/10=929/930. 1/5+2/41+3/4=819/820. 1/38+2/9+3/4=683/684. 1/15+2/11+3/4=659/660.
647 :
132人目の素数さん :2008/11/13(木) 03:04:12
不等式のノート作ってる方とかいます?
>>647 名前を書かれると無性に不等式を証明したくなるとか?
B5サイズで50枚以上になるからなぁ…、断るッ!
【(2nCn)/(n+1)】カタラン数【(2n)!/(n+1)!n!】より
64 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2008/01/03(木) 18:20:39
〔不等式064〕
C[2m,m] = (4^m)/√(mπ) * exp(-1/8m + O(1/m^3)) 〜 (4^m)/√(mπ) *(1 - 1/(8m) + …),
(略証)
スターリングの不等式
(n +1/2)log(n) -n +(1/2)log(2π) +1/(12n) -1/(360n^3) < log(n!) < (n +1/2)log(n) -n +(1/2)log(2π) +1/(12n),
を
log(C[2m,m]) = log((2m)!) -2log(m!),
に代入する。
(2log(2))m -(1/2)log(mπ) -1/(8m) -1/(2880m^3) < log(C[2m,m]) < (2log(2))m -(1/2)log(mπ) -1/(8m) +1/(180m^3),
65 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2008/01/20(日) 20:24:33
大学への数学1月号の宿題を解いたつわものはいる?
lim[n→∞) {(1/2^(2n -1/2))*C[4n,2n]/C[2n,n]}^(2n)
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1200494361/113 さくらスレ235
66 名前:スターリング[sage] 投稿日:2008/01/20(日) 20:34:06
>65
log(n!) = (n +1/2)log(n) -n +(1/2)log(2π) + 1/(12n) -1/(360n^3) +O(1/n^5),
log(C[2n,n]) = log((2n)!) - 2*log(n!)
= 2log(2)*n -(1/2)log(nπ) -1/(8n) +1/(192n^3) +O(1/n^5),
log(与式) = -(2n -1/2)log(2) +log(C[4n,2n]) -log(C[2n,n])
= {1/(16n) -O(1/n^3)}*(2n)
= (1/8) - O(1/n^2) → 1/8, (n→∞)
〔問題202〕
任意の正の整数mに対して不等式
|sin(a)| + |sin(2a)| + ・・・・ + |sin(ma)| > (m/2) + (1/4) - 1/|4sin(a)|.
(略証)
|sin(ka)| ≧ {sin(ka)}^2 = {1 - cos(2ka)}/2 = (1/2) - 2cos(2ka)sin(a)/(4sin(a)) = (1/2) - {sin((2k+1)a)-sin((2k-1)a)}/(4sin(a)),
k=1,2,・・・,m について和をとる。
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1220115988/202
任意の正の整数mに対して不等式 |sin(a)| + |sin(2a)| + ・・・・ + |sin(ma)| < √{m[(m/2) + (1/4) + 1/|4sin(a)|]}. が成り立つ。 (略証) (左辺) ≦ √{mΣ[k=1,m] sin(ka)^2} = √{m[(m/2) - (sin((2m+1)a)-sin(a))/4sin(a) ]}
655 :
132人目の素数さん :2008/11/19(水) 16:36:21
なんだこのスレwwww おもすれーwwwうぇwwww
>>653-654 ワイルの一様分布定理から、
〔補題〕 a/π≠整数 ならば、
(左辺)/m → (1/π)∫[0,π] sin(x)dx = 2/π. (m→∞)
657 :
656 :2008/11/20(木) 22:30:32
訂正 〔補題〕 a/π ≠有理数 ならば、
f(x)=x^2-2mx+m+6 とする。 (1) すべてのxの値に対してf(x)≧0となる 定数mの値の範囲は-2≦m≦3である。 (2) 0≦x≦8のすべてのxの値に対してf(x)>0となる 定数mの値の範囲は-6<m<3である。 これを証明してください。
うるさい。
r;;;;;ノヾ
>>662 ヒ‐=r=;' ∬ 口を慎みたまえ!
'ヽニ/ っ━~~ 君は不等式王の前にいるのだぞ!
_と~,, ~,,,ノ_ ∀
ミ,,,,/~). │ ┷┳━
 ̄ ̄ ̄.じ'J ̄ ̄| ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┻
nCrオタ向け 納k=0,n](k+2)*(k+1)*[2k+1]C[k]=?
>>661 [751] 微分法を使う。
g(t) = log(sin(e^t)) とおくと
g '(t) = (e^t)/tan(e^t) は単調減少(*)
g "(t) = −(e^t){1 - sin(e^t)cos(e^t)}/{sin(t)}^2 < 0,
∴ f は上に凸。
log(与式) = f(log(x)) + f(-log(x)) ≦ 2f(0) = log{sin(1)^2}
(*) {x/tan(x)} ' = 1/tan(x) - x/{sin(x)^2} = {sin(x)cos(x)-x}/{sin(x)^2} <0,
より、x/tan(x) は単調減少。
[763] 無限乗積表示(オイラー積表示)を使う。
sin(x) = x・Π[n=1,∞) {1−(x/nπ)^2},
{1−(x/nπ)^2}{1−1/(nπx)^2} = {1−1/(nπ)^2}^2 −(1/nπ)^2 (x−1/x)^2 ≦ {1−1/(nπ)^2}^2,
等号成立は x=1 のとき,
∴ (与式) ≦ {sin(1)}^2.
>>664 それ本当に求まるのか?
Mathematicaにやらせてみたら
-((2 + n)*(3 + n)*Gamma[5 + 2*n]*Hypergeometric2F1Regularized[1, 5/2 + n, 3 + n, 4] +
2*Gamma[7 + 2*n]*Hypergeometric2F1Regularized[2, 7/2 + n, 4 + n, 4] +
8*(7 + 2*n)*Gamma[6 + 2*n]*Hypergeometric2F1Regularized[3, 9/2 + n, 5 + n, 4])/(2*Gamma[3 + n])
になったぞ。
667 :
665 :2008/11/27(木) 23:57:46
>>665 訂正
f(x) = log(sin(x)) なので、
log(与式) = f(x) + f(1/x) = g(log(x)) + g(-log(x)) ≦ 2g(0) = 2f(1) = log{sin(1)^2},
668 :
132人目の素数さん :2008/11/28(金) 05:13:49
みなさんは不等式の必須手法みたいなのを何で学びましたか?
不等式を制する者は解析を制する。
△ABC の辺 a、b、c に対して、次式を示せ 3abc ≧ (b+c-a)a^2 + (c+a-b)b^2 + (a+b-c)c^2 ∧_∧ _ ( ゚∀゚) たぶん、出したことないと思う… |≡(つc□≡| `T ̄∪∪ ̄T ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙
>>664 (k+2)(k+1) = (2k+3)(2k+2)/3 - (k+1)k/3,
(k+2)(k+1)*C[2k+1,k] = (1/3)(2k+3)(2k+2)*C[2k+1,k] - (1/3)(2k+1)(2k)*C[2k-1,k-1]
= (1/3)(k+2)(k+1)*C[2k+3,k+1] - (1/3)(k+1)k*C[2k+1,k],
(与式) = (1/3)(2n+3)(2n+2)*C[2n+1,n] = (1/3)(n+2)(n+1)*C[2n+3,n+1].
>>671 三角不等式の束縛からのがれるため
b+c-a = a' >0, c+a-b = b' >0, a+b-c = c' >0,
とおく。条件は a', b', c' >0 だけになった。両辺に
a = (b'+c')/2, b = (c'+a')/2, c = (a'+b')/2,
を代入すれば、
(左辺) - (右辺) = (3/8)(st-u) - (1/4)(3u+st) = (1/8)(st-9u) ≧0,
いつものように s = a'+b'+c' = a+b+c, t = a'b' + b'c' + c'a', u = a'b'c' とおいた。
等号成立は a'=b'=c' すなわち a=b=c のとき。
ハァハァ
>>671 移項したらSchur不等式・・・・
(左辺) - (右辺) = a(a-b)(a-c) + b(b-c)(b-a) + c(c-a)(c-b) = F_1 ≧0,
三角条件なくても成立・・・・
さすが。
問題を作ったときには (左辺)-(右辺)=(a-b)^2・(a+b-c)/2+(b-c)^2・(b+c-a)/2+(c-a)^2・(c+a-b)/2 から導いたと思われ
676 :
671 :2008/11/29(土) 22:30:45
毎度ながら、100歩前を行くレスに感心。 ありがとうございます。
1 ≤ a,b,c ≤ 2 のとき (a+b+c)(1/a+1/b+1/c) ≥ 6(a/(b+c)+b/(c+a)+c/(a+b)) たのもー( ^ิิ,_ゝ^ิ)
homogeneousなのに何で1<=a,b,c<=2が必要?
1≦a,b,c≦2がないと問題が成り立たないから
別にk≦a,b,c≦2kでも良いけど いずれにせよ或る一定範囲内に三つとも入ってないといけなくて a=b=1、c=1000とかそういうのはダメってことでしょ。 それぞれa/kとかで置き換えて要らないkを消去したのが問題文と。
もっとすきっとした解法はないもんかねぇ
683 :
132人目の素数さん :2008/12/03(水) 19:23:45
686 :
132人目の素数さん :2008/12/07(日) 04:23:34
1)a,b,cが正の実数のとき a/(b+c^2)+b/(c+a^2)+c/(a+b^2)≧9/(a+b+c+3) を示せ 2)a,b,cが相異なる実数のとき {(4a-3b)/(a-b)}^2+{(4b-3c)/(b-c)}^2+{(4c-3a)/(c-a)}^2≧25 を示せ 3)a,b,cが正の実数のとき {(b+c-a)^2}/{(b+c)^2+a^2}+{(c+a-b)^2}/{(c+a)^2+b^2}+{(a+b-c)^2}{(a+b)^2+c^2}≧3/5 を示せ(日本数学五輪1997)
>>686 (2)(3)は、ともに凸不等式に帰着できた
(1)に苦戦中
>>686 (3)は公式解答は汚い解法だったんだがエレガントに解けるのかな
俺はシュワたんで失敗した
>>686 (3)
Σはcycとして
a+b+c=1とおくと
与式
⇔Σ[(1-2a)^2/{(1-a)^2+a^2}]≧3/5
⇔Σ[1/(2a^2-2a+1)-9/5]≦0
⇔Σ[25/(2a^2-2a+1)-45-18(3a-1)]≦0 (∵Σ(3a-1)=3(a+b+c)-3=0)
⇔-Σ[(3a-1)^2*(6a+1)/{a^2+(1-a)^2}]≦0
a,b,c> 0よりこれは正しい。
691 :
132人目の素数さん :2008/12/11(木) 13:39:30
実数上の任意の確率変数 X と、0以上の実数値が値域の関数f,gに関して E[ f(X)g(X) ] ≦ E[ f(X) ] E[ g(X) ] が成り立つための関数f,gの条件として ∀x,y f(x)≦f(y) → g(x)≧g(y) が十分条件であると予想しているのですが 証明の仕方がわかりません。お願いします。
まさかのpdf、ありがとうございます。 自分の頭で理解できるか不安ですが じっくり読まさせていただきます。
定理1のX(Y-E[Y])]≧X(x0)(Y-E[Y]) による E[X(Y-E[Y])]≧E[X(x0)(Y-E[Y])]=0がコツですね。 どうもありがとうございました。
>>695 このスレの住民が満足できる内容ならいいね。
参考文献に付け加えられるくらいの内容を気盆濡!
>>588 Q,R を
>>589 のようにおくと
(判別式) = 27R^2 - 4(-Q)^3
= (q-1+2r){4q^2 +(32-4q)r -(11+q)r^2 +2r^3}
>>585 = (q-1+2r){[2q - r(r+4)/4]^2 - (1/16)r(r-8)^3},
∴ r<8 には求める領域はない。
rを固定したときの q の下限および上限は
q_min = [r(r+4) - (√r)(r-8)^1.5]/8,
q_max = min{[r(r+4) + (√r)(r-8)^1.5]/8, 2r-3}
= [r(r+4) + (√r)(r-8)^1.5]/8 (8≦r≦9)
= 2r-3 (r≧9)
rが大きいほど細く鋭くなる。 (素手で触るな)
r>9 のとき q < 2r-3 = (1/6)r(r+1) -(1/6)(r-2)(r-9) < (1/6)r(r+1)
8<r<9 についても同様。
>>588 , 684, 697
8<r<9 のときは、
r-8 < r/9,
q < [r(r+4) + (√r)(r-8)^1.5]/8 < [r(r+4) + (1/3)r(r-8)]/8 = (1/6)r(r+1),
-------------------------------------
(2r-3) - q_min = 8(r-9)/{r^2 -12r +24 +(√r)(r-8)^1.5} → 0 (r→∞)
699 :
132人目の素数さん :2008/12/24(水) 12:09:03
>>677 (a+b+c)(1/a + 1/b + 1/c) - 9 = Σ(a-b)^2/ab
6(Σa/(b+c)) - 9 = 3Σ(a-b)^2/((a+c)(b+c))
より
Σ(a-b)^2/ab ≧ 3Σ(a-b)^2/((a+c)(b+c))
(a, b, c∈[1, 2])
を証明すればよい.
ここで,
S[a] = 1/bc - 3/((a+b)(a+c))
S[b] = 1/ca - 3/((b+c)(b+a))
S[c] = 1/ab - 3/((c+a)(c+b))
とおく.
また, a≧b≧c とおいても一般性を失わない。
S[a] = (a^2 + ab + ac - 2bc)/(bc(a+b)(a+c)) ≧ 0
(∵ ab≧bc, ac≧bc)
S[b] = (ab + b^2 + bc - 2ac)/(ca(b+c)(b+a)) ≧ 0
(∵ ab≧ac; a≦2, y, z≧1 より b+c≧a; よって b(b+c)≧ac)
ここで, S[b]+S[a]≧0 は明らかなので, S[b]+S[c]≧0 を証明する.
S[b]+S[c]
= (bc(b+c)^2 + a^2(b^2-4bc+c^2) + a(b^3+c^3))/(abc(a+b)(b+c)(c+a))
= (bc(b+c)^2 + a^2(b^2-4bc+c^2) + a(b+c)(b^2-bc+c^2))/(abc(a+b)(b+c)(c+a))
≧ (a^2(bc) + a^2(b^2-4bc+c^2) + a^2(b^2-bc+c^2))/(abc(a+b)(b+c)(c+a))
= (2a^2 (b-c)^2)/(abc(a+b)(b+c)(c+a))
≧ 0
よって SOS より ΣS[a](b-c)^2 ≧ 0.
等号成立は a=b=c or b=c=1, a=2 (cyc).
(*゚∀゚)=3 ハァハァ…
ネ申
自演乙
このスレで自演とか言ってるやつは新参者 自演は初代スレから恒例だ! もうね アホガド バナナかと… ( ゚∀゚)
704 :
132人目の素数さん :2008/12/24(水) 16:40:29
飯島愛死亡だとよ
/ ≧ \ / _ノ \ | ( ●)(●) <おっと、スレ違いな発言はそこまでだ! . | (__人__)____ | ` ⌒/ ─' 'ー\ . | /( ○) (○)\ . ヽ / ⌒(n_人__)⌒ \ ヽ |、 ( ヨ | / `ー─− 厂 / | 、 _ __,,/ \
708 :
132人目の素数さん :2008/12/25(木) 01:24:11
x,y,n∈N,(1/x)+(1/y)<1/n max{(1/x)+(1/y)}=(n^2+2n+2)/{(n+1)(n^2+n+1)}
>>678 ,685
誤解してた、すまない。
三角不等式で十分だった。
>>699 の証明によれば・・・・
bはaとcの間にあるとしても、一般性を失なわない。
c-a = (c-b) + (b-a) より
(左辺) - (右辺) = S[a](b-c)^2 + S[b](c-a)^2 + S[c](a-b)^2
= (S[a]+S[b])(b-c)^2 + 2S[b](c-b)(b-a) + (S[b]+S[c])(a-b)^2,
また (c-b)(b-a)≧0,
したがって、S[a]+S[b] ≧0, S[b] ≧0, S[b]+S[c] ≧0 を示せばよい。
S[a] + S[b] = {2(c^2)(a-b)^2 + (a+b-c)[(b+c)a^2 + (c+a)b^2]} / {abc(a+b)(b+c)(c+a)},
S[b] = {b(a+b+c) -2ac} / {ca(a+b)(b+c)}
= {2b^2 -Mm + (c-b)(b-a)} / {ca(a+b)(b+c)} (← {M,m}={a,c}, m≦b≦M とした.)
= {b(b+m-M) + (b-m)(b+M)^+ (c-b)(b-a)} / {ca(a+b)(b+c)},
S[b] + S[c] = {2(a^2)(b-c)^2 + (b+c-a)[(c+a)b^2 + (a+b)c^2]} / {abc(a+b)(b+c)(c+a)},
これらが負にならないためには、a+b-c≧0, b+c-a≧0 (三角不等式)があれば十分。
[A.435] の拡張
>>341 a,b,c が三角形の3辺をなすとき、
(a+b+c)(1/a + 1/b + 1/c) ≧ 6{a/(b+c) + b/(c+a) + c/(a+b)} ≧ 9,
等号成立は (a,b,c) = (k,k,k), (2k,k,k), (k,2k,k), (k,k,2k) のとき。
そこで
>>672 に習って
b+c-a = a', c+a-b = b', a+b-c = c', a+b+c = a'+b'+c' = s,
とおく。上式に
a = (b'+c')/2 = (s-a')/2,
b = (c'+a')/2 = (s-b')/2,
c = (a'+b')/2 = (s-c')/2,
を代入すると・・・
[A.435'] (正準形)
a',b',c' ≧0 のとき
6 + 2{a'/(b'+c') + b'/(c'+a') + c'/(a'+b')} ≧ 6{(s-a')/(s+a') + (s-b')/(s+b') + (s-c')/(s+c')} ≧ 9.
ここに s = a'+b'+c'.
等号成立は (a',b',c') = (k,k,k), (0,2k,2k), (2k,0,2k), (2k,2k,0) のとき。
【系】
a,b,c ≧0 のとき
(a+b+c)(1/a + 1/b + 1/c) ≧ 6{a/(b+c) + b/(c+a) + c/(a+b)} ≧ 18{(s-a)/(s+a) + (s-b)/(s+b) + (s-c)/(s+c) -1} ≧ 9.
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1179000000/677
713 :
712 :2008/12/29(月) 18:24:36
訂正、すまそ。 【系】 a,b,c が三角形の3辺をなすとき (a+b+c)(1/a + 1/b + 1/c) ≧ 6{a/(b+c) + b/(c+a) + c/(a+b)} ≧ 18{(s-a)/(s+a) + (s-b)/(s+b) + (s-c)/(s+c) -1} ≧ 9.
>>712 Sh_3(x,y,z) = x/(y+z) + y/(z+x) + z/(x+y) - 3/2,
とおく。
[A.435']
a',b',c' ≧ 0 のとき
Sh_3(a',b',c')/Sh_3(b'+c', c'+a', a'+b') ≧ 3,
715 :
132人目の素数さん :2009/01/16(金) 19:05:31
数セミ2月号出たね
>>715 うちの田舎は入荷数が少ないので予約注文したんだけど、
まだ連絡が来ないぜ… ('A`)
>>598 (593,596)
〔問題〕
abc = d^3, √3 -1 ≦ d ≦ (1+√3)/2 なる正の実数の組(a,b,c)に対して、次を示せ。
1/{a(b+1)} + 1/{b(c+1)} + 1/{c(a+1)} ≧ 3/{d(d+1)},
(略証)
abc = … と来たら a=d・z/y, b=d・x/z, c=d・y/x とおく。(これ定石)
ただし x,y,z >0
(左辺) - (右辺) = (1/d){y/(dx+z) + z/(dy+x) + x/(dz+y) - 3/(d+1)}
= {d(d+1)・S -(3d^2 -d-1)・T1 -d(-d^2 -d+3)・T2 -(d+1)(d-1)^2・(3xyz)} / {d(d+1)(dx+z)(dy+x)(dz+y)},
ここに、S = x^3 + y^3 + z^3, T1 = yz^2 + zx^2 + xy^2, T2 = zy^2 + xz^2 + yx^2 とおいた。
・√3 -1 ≦ d < 1.30 のとき
{(左辺)-(右辺)}d(d+1)(dx+z)(dy+x)(dz+y) = {d(d^2 +2d-2)(S-T1) + d(-d^2 -d+3)(S-T2) + (d+1)(d-1)^2・(T1-3xyz)} ≧ 0,
・0.77 < d ≦ (1+√3)/2 のとき
{(左辺)-(右辺)}d(d+1)(dx+z)(dy+x)(dz+y) = {(3d^2 -d-1)(S-T1) + (-2d^2 +2d+1)(S-T2) + (d+1)(d-1)^2・(T2-3xyz)} ≧ 0,
718 :
717 :2009/01/17(土) 23:56:03
>>598 〔補題〕↑ のようにおくとき
S ≧ T1 ≧ 3xyz, S ≧ T2 ≧ 3xyz,
(左側) チェビシェフ不等式から、あるいは
(y^3 + 2z^3)/3 - yz^2 = (1/3)(y+2z)(y-z)^2 ≧ 0, (相加・相乗平均)
これを循環的にたすと S - T1 ≧ 0,
(2y^3 + z^3)/3 - zy^2 = (1/3)(2y+z)(y-z)^2 ≧ 0, (相加・相乗平均)
これを循環的にたすと S - T2 ≧ 0,
(右側)も 相加・相乗平均。
>>2 に追加
数学セミナー vol.48 no.2_569,日本評論社,2009年2月号
720 :
132人目の素数さん :2009/01/28(水) 07:31:59
>>720 ハァハァ ∩ 不等式と聞ゐちゃぁ
( ⌒)_ ∩_ _ 黙っちゃゐられねゑ…
グッジョブ!! .___ //,. ノ≧ \ .i .,,E)__
/ nCr \| / /\ ./ |/ / cos \ ハァハァ //
_n .|::::\ ./ |/ /(● (● | ノ\ ./ | / /___
( l |::●) ●) .| /:::... .ワ ....ノ/(● (● | ./ / Σ \
\ \ヽ:::::.∀ .ノ /ヽ:::::... .▽....ノ n / ∩.|:::: \ ./ |
ヽ__ ̄ ノ ヽ |  ̄ \ ( E) / .| | | (● (●)|_
/ / \ ヽ フ / ヽ ヽ_//.// | | ヽ:::::. へ ノ/
非等式と不等式の違いはなんですか。
a,b,c>0, a+b+c=1 のとき (a+1/b)(b+1/c)(c+1/a)≧(41/5)(a/b+b/c+c/a-3)+1000/27
このスレを見てる人は、もれなくそっちも見てると思
>>725 分かってないな〜チミ
そんなこと百も承知の助さ〜
ここに保存しておけば、後で探すときにどのスレだったか困らないだろ〜う
次の不等式は一見シンプルにみえますが、 左辺は対称式でないせいか、(私には)証明がうまくいかないです。 任意の非負実数a,b,cに対して、次が成立する。 {(a+2b)(b+2c)(c+2a)}^2 ≧ 27(ab+bc+ca)^3 もしよろしければ、どなたかご教授おねがい致します。
s、t、uでズコバコするといいよ
>>727 相加相乗から
(a+a+b)/3 ≧ (a*a*b)^(1/3)
2a+b ≧ 3(a^2b)^(1/3)
以下略
問題見まちがった
>>727 力づくで解いた
a+b+c=0 のとき題意は明らかなので a+b+c > 0 としてよい
左辺-右辺 は同次式なので a+b+c=3 とする
a-1, b-1, c-1 のうち符号が同じ(または片方が 0)のものを
a-1, b-1 としても一般性を失わない
つまり (a-1)(b-1)≧0 とする
a = 1+x, b = 1+y, c = 1-x-y とする
a,b,c≧0 より、 x,y≧-1, x+y≦1 …(1)
(a-1)(b-1)≧0 より、 xy≧0 …(2)
(1)(2) より、 -1≦x,y≦ 1 …(3)
s = x-y, u = x^2+xy+y^2 として
((a+2b)(b+2c)(c+3a))^2 - 27(ab+bc+ca)^3
= 9(3-u){3u(3-u) - 2s(3u-s^2)} + s^2(3u-s^2)^2
(3) より 3-u≧0 なので { } の中が非負になることを言えばよい
3u-s^2 = 2x^2+5xy+2y^2 は (2) より非負
s<0 のとき { } の中は明らかに非負なので、以降
s ≧ 0 …(4)
とする。また (2)(3) より s ≦ 1 …(5)
t = xy として
{ } の中 = -27t^2 + 9t(3-2s-2s^2) + s^2(9-4s-3s^2) …(6)
(6) で s を一定と見て t を動かす。t の動く範囲は (2)(3)(4) より
0 ≦ t ≦ 1-s
t^2 の係数が負なので、端点の t = 0, 1-s について (6) が
非負になることを確認すればよい
t = 0 のとき (6) が正なのは (4)(5) より明らか
t = 1-s のとき
(6) = 9(1-s)^2 + s^2(5-3s)
これが正なのは (5) より明らか■
732 :
731 :2009/02/08(日) 22:58:40
いろいろ間違ってた × ((a+2b)(b+2c)(c+3a))^2 - 27(ab+bc+ca)^3 ○ ((a+2b)(b+2c)(c+2a))^2 - 27(ab+bc+ca)^3 あと、下から1行目と4行目の「正」は「非負」に直しといて 因みに、等号成立の必要条件は a=b=c ∨ 3-u=0 ∨ s=t=0 なのは議論をたどれば分かる 結局、等号成立条件は a=b=c か a,b,c のうちふたつ以上が 0 であること
V
734 :
132人目の素数さん :2009/02/09(月) 16:59:31
>>727 x=a+2b, y=b+2c, z=c+2a とおくと、
右辺 = [ (-2/9)(x+y+z)^2 + xy+yz+zx ]^3.
X=[(x^2)/(yz)]^(1/3), Y=[(y^2)/(zx)]^(1/3), Z=[(z^2)/(xy)]^(1/3)
とし、X, Y, Z に関する相加相乗調和平均をそれぞれ A, G(=1), H とすると、
右辺/左辺 = (-2A^2 + 3/H)^3.
735 :
734 :2009/02/09(月) 20:55:19
とはしてみたものの、もうだめかもわからんね
5行で証明できたのかと思って一瞬驚愕した
>>734-735 s = a+b+c, t = ab+bc+ca, u=abc とおくと
>>728 (a+2b)(b+2c)(c+2a) = 3st + (a-b)(b-c)(c-a) = 3st + ,
だから↓を示せればいいのだが。。。
〔補題〕
a,b,c≧0 のとき |處 ≦ (3t/2s)(s^2 -3t),
ここに、 = (a-b)(b-c)(c-a).
107 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 21:17:45
自然数nについての不等式
(n^n)/(e^(n-1))≦n!≦(n^(n+1))/(e^(n-1))
を証明せよ。
ただしeはネイピアの数
108 名前:132人目の素数さん[sage ] 投稿日:2009/02/11(水) 23:35:25
>>107 n=1 のときは 等号成立。
n>1 のときは log(1+x) < x を使う。
k・log(k) - (k-1)log(k-1) -1 = k・log(k) - (k-1){log(k) - log(k/(k-1))} -1
= log(k) + (k-1)log(1 + 1/(k-1)) -1 < log(k) +1 -1 = log(k),
(k+1)log(k) - k・log(k-1) -1 = (k+1)log(k) - k{log(k) + log((k-1)/k)} -1
= log(k) - k・log(1 - 1/k) -1 > log(k) +1 -1 = log(k),
k=2,3,・・・,n について たす。
n・log(n) - (n-1) < log(n!) < (n+1)log(n) - (n-1),
>>737 〔補題〕 a,b,c≧0 のとき |處 ≦ (2/√3)(t/s)(s^2 -3t),
(略証)
min(a,b,c) = m とおき、{a,b,c} = {m, m+x, m+x+y} とする。(x,y≧0)
然らば、 |處 = xy(x+y), s = 3m+2x+y, t = 3m^2 + 2m(2x+y) + x(x+y), s^2 -3t = x^2 +xy +y^2,
∴ t(s^2 -3t) - ((√3)/2)s|處 = 3m^2・(x^2 +xy +y^2) + m・{4x^3 + 3(1-(√3)/2)xy(x+y) +2y^3} + x(x+y){x - ((√3 -1)/2)y}^2 ≧0,
等号成立は m=0 かつ x/y = (√3 -1)/2 のとき。
>>727 (左辺) - (右辺) = (3st+)^2 - 27t^3 = 9(t^2)(s^2 -3t) +6st + 竸2
≧ (9-4√3)(t^2)(s^2 -3t) ≧ 0,
〔問題〕
n は自然数, N = 3n(2n^2 +1) のとき
{N + (n^2)/N}^2 < (2n^2 +1)(3n^2 +1)(6n^2 +1) < {N + 1/(6n)}^2,
(略証)
・左側
(左辺) = N^2 + 2n^2 + {(n^2)/N}^2 < N^2 +2n^2 +1 = N{N + 1/(3n)} = (中辺),
・右側
(中辺) = N{N +1/(3n)} < {N +1/(6n)}^2,
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1219648297/555 京大入試作問者スレ@
(*゚∀゚)=3 ハァハァ…
742 :
132人目の素数さん :2009/02/21(土) 18:13:33
不等式に興味が出たんだけど とりあえずモノグラフ注文してみたよ まとめwikiの「よく使う不等式」すらわかんないレベルだけどねorz 群とかわかんないし・・・
>>742 分からないことを自分で調べていけば一生楽しめるぜ
前スレ49が気になったので注文した… 楽しみだぜ! (*゚∀゚)=3 ハァハァ…
ミラーみれなくね?
746 :
132人目の素数さん :2009/03/03(火) 23:52:29
749 :
132人目の素数さん :2009/03/04(水) 00:32:35
a≧b≧0,c≧d≧0のとき √(a^2+ab+b^2)+√(c^2+cd+d^2)≧√(a^2+ac+c^2)+√(b^2+bd+d^2)
>>749 は今月号の大数の宿題。
ネタバレになるから回答しないように。
>>749 過去に解いたことがある
入試問題かな?
754 :
132人目の素数さん :2009/03/05(木) 01:59:49
√(x^2)+√(1−x^2) の最大値の求め方って何通りありますかね?
0
756 :
132人目の素数さん :2009/03/05(木) 17:02:58
鳥取市の誘致企業リコーマイクロエレクトロニクスにアルバイトに行っていた。 勤務態度不良でリコーのアルバイトをクビ同然で辞めた。 その後、鳥取市のテスコという工場に勤め真面目に働いていた。 「真面目に働いているのはリコーに対する報復(あてつけ?)」という噂でテスコをクビになった。 直後、テスコの社長から雇用保険の書類をとりに来るよう泣きそうな声で電話があった。 噂は嘘だと知ったのだろう。 雇用保険の手続きのため職安に行った。 職安の次長と相談すると、口止めをされた。 職安と会社は連絡を取り合っていたらしい。 しかし噂は狭い鳥取市である程度広がっているようだ。 リコーマイクロエレクトロニクスに電話を掛けた。 「君はうちのような一流企業が組織ぐるみでやったとでも思っているのかね?」 「そんなことはありませんけど」 「じゃあ会社には関係ないじゃないか」 しかし公的機関(職安)も巻き込んだ組織ぐるみの人権侵害の揉み消しである。
757 :
132人目の素数さん :2009/03/05(木) 21:51:51
(1) 実数xが-1<x<1,x≠0を満たすとき,次の不等式を示せ. (1-x)^{1-(1/x)}<(1+x)^(1/x) (2) 次の不等式を示せ. 0.9999^101<0.99<0.9999^100
>>758 消えろ!カーッ(゚Д゚≡゚д゚)、ペッ
>>757 (1) f(x)=log(1-x) は上に凸だから、平均変化率 g(x)={f(x)-f(0)}/(x-0) は単調減少。
x<0 のとき g(x^2) > g(x),
x>0 のとき g(x^2) < g(x),
よって
x・g(x^2) < x・g(x),
f(x^2)/x < f(x),
(1/x)log(1-x^2) < log(1-x),
>>757 (1) f(x)=log(1-x) は上に凸で f(0)=0.
平均変化率 g(x)={f(x)-f(0)}/(x-0) は単調減少。
x<0 のとき g(x) > g(x^2),
x>0 のとき g(x) < g(x^2),
よって
x・g(x) < x・g(x^2),
f(x) < f(x^2)/x,
log(1-x) < (1/x)log(1-x^2),
1-x < (1-x^2)^(1/x),
(2) (1-x^2)^{1+(1/x)} < 1-x < (1-x^2)^(1/x),
を示す....
みんな解いた問題って保存してるの?
>>757 を改めて試験中の様にエレガントに解いてみせようとしたら間違いに気づいた。
落ちてそうだから死にたい。
>>764 最近は時間がなくてのぉ…
このスレを保存するだけで精一杯さ ('A`)
>>763 (2) の左側
(1) で x→-x として, 1+x = (1-x^2)/(1-x) を使えば出る。
>>754 f(x) = |x| + √(1-x^2),
とおく。
(1) f(x)^2 = 1 + √{4x^2・(1-x^2)} = 1 + √{1 - (1-2x^2)^2} ≦ 2,
等号成立は x = ±1/√2 のとき。
(2) x=cosθ (0≦θ≦π/2) とおく。
f(x) = cosθ + sinθ = (√2)sin(θ + π/4) ≦ √2,
等号成立は θ=π/4 のとき。
コーシー・シュワルツから (1*|x|+1*√(1-x)^2)^2≦(1+1)(x^2+(1-x^2))=2
770 :
132人目の素数さん :2009/03/08(日) 19:05:38
>>757 もし(2)の不等式だけ出たらやっぱ(1)の不等式を示すことに帰着されるんかな
不等式は嫌いなんだ
>>771 ありえん!?
一度医者に見てもらったほうがいい…
この本に出てくる形の不等式って本当にそのまま論文で出版されてんのか? 他の議論をしているときに「たまたま現れました」っていう不等式や、 もっと洗練されたものの特殊ヴァージョンじゃないのか?
>>773 だがさ、蛇足するが、
例えば、(「不等式への招待」)第5章「不等式の作成と証明法」
の例題1の不等式が本当にそのまま論文で出版されているのか、
ということを聞いた訳さ。
ちょっと読みにくかったり曖昧に書かれている箇所がところどころあるんだがな。
>>757 >>763 (2)
|x| << 1 のとき、マクローリン展開から
(1 + 1/x)log(1-x^2) = -x - x^2 -O(x^3),
log(1-x) = -x -(1/2)x^2 -O(x^3),
(1/x)log(1-x^2) = -x -O(x^3),
・・・ぢゃあダメだろうな。
xとyはともに正の実数でx+4y=3のとき、1/x+1/yの最小値は。 1文字消して微分したらできたけど全く愉快じゃないので、 かっこいい解法をお願いします。
(1^(1/2)+4^(1/2))^2<=(x+4y)(1/x+1/y).
778 :
776 :2009/03/11(水) 00:33:11
はやっ。 (√(ax),√(bx)) と (1/√x,1/√y) にCauchy-schwarzってことですね。 かっこいいす。ありがとう。
779 :
132人目の素数さん :2009/03/11(水) 21:00:44
モノグラフって調和平均とか重みつきとかないよね 受験ではいらないってことか 他の不等式を学びたい場合はどんな本がいい?
781 :
132人目の素数さん :2009/03/11(水) 23:28:00
>746のprime_132ってこのスレの住人?
あぁ、だがそれ以上は詮索しないでもらいたい
783 :
132人目の素数さん :2009/03/13(金) 16:40:42
784 :
132人目の素数さん :2009/03/13(金) 20:10:07
785 :
132人目の素数さん :2009/03/13(金) 20:46:55
F(a,b)=√(a^2+ab+b^2) Fa=(2a+b).5/()^.5=0 a=-.5b Fb=0 b=-.5a F(a,b)=(a^2-.5a^2+.25a^2)^.5=(.75)^.5a a=rcost,b=rsint a>b>0->cost>sint>0 F=r(1+costsint)^.5
787 :
132人目の素数さん :2009/03/14(土) 23:52:56
ある直方体の12辺の長さの和を4L、表面積をS、体積をVとする (1)L、Sが一定のときVのとりうる値を答えよ (2)L、Vが一定のときSのとりうる値を答えよ (3)S、Vが一定のときLのとりうる値を答えよ
790 :
132人目の素数さん :2009/03/15(日) 20:34:14
>>749 は問題としては簡単だが,何がしか背景があるのだろう
120°
794 :
132人目の素数さん :2009/03/16(月) 00:04:47
〆切あげ
>746 から・・・
〔出題95〕
x, yを正の実数とし, x,yの調和平均, 相乗平均, 相加平均, 2乗平均をそれぞれH, G, A, Q とおく.
すなわち,
H = 2xy/(x+y), G = √(xy), A = (x+y)/2, Q = √{(x^2+y^2)/2}
とおく.
(1) H ≦ G ≦ A ≦ Q を示せ.
(2) G-H ≦ Q-A ≦ A-G を示せ。
--------------------------------------------
H,G,A は等比数列だから
(A+H)/2 ≧ √(AH) = G,
G-H ≦ A-G,
また G^2, A^2, Q^2 は等差数列で、公差は
= Q^2 - A^2 = A^2 - G^2 = (1/4)(x-y)^2 ≧ 0,
(Q+A)(Q-A) = (A+G)(A-G) ・・・・ (*)
よって
G ≦ A ≦ Q,
Q+A ≧ A+G,
これで (*) を割ると
Q-A ≦ A-G,
あとは
G-H ≦ Q-A,
を示せれば・・・
G^2 - H^2 = (H/G)^2・ = (G/A)^2・ = (H/A)・,
http://www.casphy.com/bbs/test/read.cgi/highmath/1169210077/95, 100
796 :
132人目の素数さん :2009/03/16(月) 01:18:31
今年の東北大入試問題から a+b≧cであるとき a^3+b^3+3abc≧c^3
それは易しすぎるだろ・・・ 湘南工科大レベル
>>796 3乗の因数分解の公式そのもの。
レベル0
高校入学時の始業式の翌日にやる試験レベル
c=0。 d=0。 b=0。 d=0。
>>796 これはひどい
こんなのが出るのが今の入試は
もしかして文系学部の問題?
802 :
132人目の素数さん :2009/03/16(月) 03:12:29
>>802 ガセネタかと思ったら、マジかよ!
オhル
おまえら不等式には厳しいなw
805 :
132人目の素数さん :2009/03/16(月) 04:02:27
>>805 アー、アー、キコエマスカー?
どの辺が難しいのかな?
因数分解の公式かな?
それともその後の平方完成の仕方かな?
807 :
132人目の素数さん :2009/03/16(月) 04:10:09
>>796 ウソだろ・・・高1の1学期の中間レベルだと・・・?
>>805 Fランのお前には難しいのだろう
国立行けるレベルの理系には簡単すぎるよ
講評では難易度は標準って書かれてるんだけどな
ゆとり的には標準なんじゃないか
>>809 そのとおり。
言うほど簡単じゃない。模範解答見ればやさしいけどね。
問い1としての難易度は適切だと思う。
良問かどうかはわかりかねるが、東北大の入試の倍率が3倍だとすると、
この問い1で受験生のうち下3分の1くらいは落とせるんじゃないかな。
まず、下10%くらいは、 a+b>=c <=> a^3+b^3+3ab(a+b)>=c^3 として、a+bをcで置き換えて証明終わり とする(東北大入試の)受験生はでてくる。 そういった論理性の欠ける人を落とすのがひとつの目的だと推測
(1)は=だから、
>>813 のとおりにやって良いんだけど、
(2)は不等号だから、だめ。
講評では(1)がヒントになる、と書いてあるけれど、かえって(1)の
おかげで間違える人も10%(いいすぎか5%)はいると思う。
だからいくらなんでも
>>798 >3乗の因数分解の公式そのもの。
>レベル0
>高校入学時の始業式の翌日にやる試験レベル
は言いすぎだろ。
>>816 え?高1はじめの中間に出るレベルだけど?
その入試問題1−6全部みるとわかるけど、問題1以外は証明問題は
問題5(1)だけで、あとは、値を求めさせる問題。
問題1は、証明がちゃんと書けるか、を見るのがねらいなんじゃないの?
問題1がなかったら、論証がいいかげんで答えを見つけるのが得意な
人だけが入ってきちゃう。
それに、数学科志望生だけが受けるレベルじゃないからね。
>>817 でも、中間テストでみんなが満点なわけじゃないと思うよ。
しかも公式を習った直後で範囲が狭まっている時に出題すれば
得点率上がるのは当たり前。
君は高1か?予備校の模試受けたら(できれば東北大限定模試)、
各問題の平均点見てみ。
そんなに高くないよ。制限時間内ではね。
問題1としては適当。(6題全部がこれだったらやさしいけどね。)
>>817 君の学校は、始業式の翌日に中間テストをやるのか?
今年東北落ちた人か? 河合は標準、駿台はやや易だった
>>821 >今年東北落ちた人か?
落ちてない。落ちるほどの学力なら、あぁ、俺には難しいけど、
受かった人にとっては簡単なのかも、、と思って難易度は断定できない。
>河合は標準、駿台はやや易だった
そうだろ、標準か、やや易、だろ。そんなもんだ。
びっくりするほど易しすぎはしない。入試問題として。
>>811 真剣な話、どこが難しいのかな?
>>819 入学式の翌日に実力テストをやりましたが何か?
範囲は2次関数の終わりまで。
そろそろどこか他のところでやってくれ。
件の人はa^3 + b^3 + c^3 - 3abcの因数分解の公式知らんのかね。 つうかこのスレは大学入試問題レベルの簡単な問題を 扱うような感じじゃないと思うけど。
少なくともこのスレ的には対称式に対する標準的な処方箋で解ける問題. 因数分解の公式なんて忘れても,基本対称式で書こうとするだけでいい.
>>795 G-H ≦ Q-A を示そう。
(A-H) = (A^2 -G^2)/A = (Q^2 -G^2)/(2A) = (Q-G){(Q+G)/(2A)},
(Q-A) - (G-H) = (Q-G) - (A-H) = (Q-G){1-(Q+G)/(2A)} = {(Q-G)/(2A)}{(A-G)-(Q-A)} ・・・・・・ (**)
∴ Q-A は G-H と A-G の間にある(G-H寄り)。
**) 右辺の係数は 0 < (Q-G)/(2A) ≦ (Q+G)/(2A) < 1,
よって
(3) (Q-A)-(G-H) ≦ (A-G)-(Q-A),
〔問題〕
3変数(x,y,z) のときは (1) のみが成り立つことを示せ。
831 :
132人目の素数さん :2009/03/16(月) 23:39:12
そんなもん見るよりジャーナル見るほうが有意義だ
>>830 (1)
H = 3/(1/x + 1/y + 1/z), G = (xyz)^(1/3), A = (x+y+z)/3, Q = √{(x^2 + y^2 + z^2)/3},
Q^2 - A^2 = (x^2 +y^2 +z^2)/3 - (1/9)(x+y+z)^2 = (1/9){(x-y)^2 + (y-z)^2 + (z-x)^2} ≧ 0,
A^3 - G^3 = {(x+y+z)/3}^3 -xyz = {(x+y+7z)/2}(x-y)^2 + {(7x+y+z)/2}(y-z)^2 + {(x+7y+z)/2}(z-x)^2 ≧ 0,
(1/H)^3 - (1/G)^3 = {[(1/x)+(1/y)+(1/z)]/3}^3 - 1/(xyz) = {(x'+y'+z')/3}^3 - x'y'z' ≧ 0,
∴ H ≦ G ≦ A ≦ Q,
(2) y=z=1 の場合を考えると
H = 3x/(1+2x), G = x^(1/3), A = (2+x)/3, Q = √{(2+x^2)/3},
x<1 のとき G-H > A-G > Q-A,
x>1 のとき G-H < A-G < Q-A,
834 :
830 :2009/03/17(火) 00:05:05
>>833 GJ!!
されど、3変数のときはQよりも
T = {(x^3+y^3+z^3)/3}^(1/3),
使った方が良くね?
>>830 , 833
(2) y=z=1 の場合は・・・・
0 < x < 0.00415949095310635… のとき、 G-H < Q-A < A-G,
0.00415949095310635… < x < 0.15064425… のとき, Q-A < G-H < A-G,
0.15064425… < x < 1 のとき, Q-A < A-G < G-H,
1 < x < 9.33372455・・・ のとき、 G-H < Q-A < A-G,
9.33372455・・・ < x のとき、 G-H < A-G < Q-A,
と成増とんねるず。
但し、区間の端点は
0.15064425142615432931841204604911・・・・ = 1/{2cos(π/9)}^3, x + 3・x^(2/3) -1 =0 の根。
9.3337245536744706772511885807731・・・・ = {(2√3)cos([π-arccos(25/27)]/6) - 1}^3, x + 3・x^(2/3) -6・x^(1/3) -10 =0 の根。
a≧b≧0,c≧d≧0のとき √(a^2+ab+b^2)+√(c^2+cd+d^2)≧√(a^2+ac+c^2)+√(b^2+bd+d^2)
837 :
132人目の素数さん :2009/03/18(水) 03:27:30
a,b,cを実数とする a+b+c=0のとき (|a|+|b|+|c|)^2≧2(a^2+b^2+c^2)
2(a^2+b^2+c^2) = (a^2+b^2+c^2)+(a+b+c)^2-2(ab+bc+ca) =(a^2+b^2+c^2)-2(ab+bc+ca) ≦(a^2+b^2+c^2)+2(|ab|+|bc|+|ca|) = (|a|+|b|+|c|)^2
839 :
835 :2009/03/18(水) 22:01:22
>>830 ,
>>833 ,
0.00415949095310635… は x^3 +3x^(8/3) +3x^(7/3) +(9/2)x^2 +3x^(5/3) +3x^(4/3) +(39/8)x +(33/8)x^(2/3) + (3/4)x^(1/3) -(1/4) =0 の根。
843 :
132人目の素数さん :2009/03/20(金) 00:22:31
a≧b≧0,c≧d≧0のとき √(a^2+ad+d^2)+√(b^2+bc+c^2)≧√(a^2+ac+c^2)+√(b^2+bd+d^2) じゃね?
>>843 ∠UOV = 120゚ なる半直線 OU,OV を考える。
>>792 OU上に OA=a, OB=b なる点A,B をとる。
OV上に OC=c, OD=d なる点C,D をとる。
題意により、2つの線分AD, BC は交わるから、交点を X とする。2つの線分AC, BD は交わらない。
(左辺) = AD + BC = (AX + XD) + (BX +XC) = (AX + XC) + (BX + XD) ≧ AC + BD = (右辺).
[初代スレ.068, 071] の類題ぢゃね?
>>846 Problem 1.
a,b,c は正の実数で、a+b+c=1 を満たすとき
a^(1-a) * b^(1-b) * c^(1-c) ≦ 1/9,
Austrian M.O. 2008, Final round (part 2)
Problem 312.
a,b,c を正の実数とするき
(a+1)^4 /(b^2) + (b+1)^4 /(c^2) + (c+1)^4 /(a^2) ≧ 48,
Problem 316.
n>6 のとき, 凸n角形A0A1……An に対して適当な i≠j が存在して
|cos(∠Ai) −cos(∠Aj)| < 1/{2(n-6)},
>>847 Solution 1.
f(x) = (1-x)log(x), とおくと
f "(x) = -(1+x)/(x^2) < 0,
∴ y=f(x) は上に凸。
∴ log(左辺) = f(a) + f(b) + f(c) ≦ 3f((a+b+c)/3) = 3f(1/3) = 2log(1/3) = log(1/9) = log(右辺),
Solution 312.
相加相乗平均2回
(a+1)^2 = (a-1)^2 + 4a ≧ 4a, etc.
(左辺) ≧ 16{(a/b)^2 + (b/c)^2 + (c/a)^2}
= 16{(aac)^2 + (bba)^2 + (ccb)^2}/(abc)^2
= 48 + {(aac)^2 + (bba)^2 + (ccb)^2 -3(abc)^2}/(abc)^2
= 48 + (X^3 + Y^3 + Z^3 -3XYZ)/(abc)^2
≧ 48 = (右辺).
ここに X=(AAC)^(2/3), Y=(BBA)^(2/3), Z=(CCB)^(2/3),
X^3 +Y^3 +Z^3 -3XYZ = (1/2)(X+Y+Z){(X-Y)^2 +(Y-Z)^2 +(Z-X)^2} ≧ 0,
>>847 Solution 316.
外角 π-A_i の和は2πである:
(π-A_1) + (π-A_2) + …… + (π-A_n) = 2π,
n>k とする。
π-A_i > 2π/k となる A_i は k-1 個以下。
残りの n-k+1 個以上については 0 <π-A_i ≦ 2π/k,
-1 < cos(A_i) ≦ - cos(2π/k),
ディリクレの引き出し論法(鳩ノ巣原理)により、
| cos(A_i) - cos(A_j) | < {1 - cos(2π/k)}/(n-k),
本問では k=6.
〔蛇足〕
nを固定すると、k ≒ 2n/3 の辺りで最小になると・・・
(右辺) < (2π^2)/{(n-k)k^2} < (27/2)π^2 / n^3,
850 :
849 :2009/04/05(日) 19:45:07
↑は
http://www.math.ust.hk/excalibur/v14_n1.pdf のp.3に出てた。orz
しかたないので一題・・・
Problem 2.
Let a_1 〜 a_5 be real numbers satisfying the following equations:
a_1/(1+k^2) + a_2/(2+k^2) + a_3/(3+k^2) + a_4/(4+k^2) + a_5/(5+k^2),
for k=1〜5. Find the value of
a_1/37 + a_2/38 + a_3/39 + a_4/40 + a_5/41,
(Express the value in a single fraction.)
>>850 結果だけ並べると・・・
a_1 = 1105/72,
a_2 = -2673/40,
a_3 = 1862/15,
a_4 = -1885/18,
a_5 = 1323/40,
より
b_6 = 187465/(3*37*38*39*41) ≒ 1.00061649483987・・・ / 36,
b_7 = 1197/(5*13*17*53) ≒ 1.00150260394436・・・ / 49,
b_8 = 85345/(16*13*17*23*67) ≒ 1.00240485551780・・・ / 64,
b_9 = 277289/(9*17*41*43*83) ≒ 1.00321917612728・・・ / 81,
b_10=12117378/(3*25*7*13*17*101*103) ≒ 1.00391855290609・・・ / 100,
b_0 = 13489 / 3600 ≒ 3.74694444444444・・・
ここに b_k = a_1/(1+k^2) + a_2/(2+k^2) + a_3/(3+k^2) + a_4/84+k^2) + a_5/(5+k^2),
不等式バンジャイ!
853 :
850 :2009/04/07(火) 21:04:51
スレ違いだったか・・・・・ ---> 線形代数/線型代数スレ ぢゃあ もう一題 〔問題322'〕 Let a,b,c be positive real numbers satisfying the condition a+b+c=s. Prove that (a^2)(3b+s)/(as+bs+3ab) + (b^2)(3c+s)/(bs+cs+3bc) + (c^2)(3a+s)/(cs+as+3ca) ≧ 2,
>>853 忙しいので、とりあえずハァハァしておく!
(;´ρ`) ハァハァ…
a(1)/(x+1)+a(2)/(x+2)+a(3)/(x+3)+a(4)/(x+4)+a(5)/(x+5)−1/x =(x−1)(x−4)(x−9)(x−16)(x−25)/120x(x+1)(x+2)(x+3)(x+4)(x+5)。
>>853 a=b=c=1/2とかで不等式が成立しない気が
>>857 スマン。↓に訂正。
(a^2)(3b+s)/(as+bs+3ab) + (b^2)(3c+s)/(bs+cs+3bc) + (c^2)(3a+s)/(cs+as+3ca) ≧ (2/3)s,
>>686 2)
(pa-qb)/(a-b) =X, (pb-qc)/(b-c) =Y, (pc-qa)/(c-a) =Z,
とおくと、
X^2 + Y^2 + Z^2 = p^2 + q^2 + (X+Y+Z-p-q)^2 ≧ p^2 + q^2,
本問では p=4, q=3,
>>858 (左辺)={a-abs/(as+bs+3ab)}+{b-bcs/(bs+cs+3bc)}+{c-cas/(cs+as+3ca)}
≧{a-(b+a+s/3)/9}+{b-(c+b+s/3)/9}+{c-(a+c+s/3)/9} (-調和≧-相加)
=(2/3)s
>>686 1)
a≧b≧c,x≧y≧z,X≧Y≧Zのとき
a/(y+Z)+b/(z+X)+c/(x+Y)≧a/(x+X)+b/(y+Y)+c/(z+Z)
が成り立てば示せるが…
成り立つ?
>>686 2),
>>859 の略証・・・
X = {p+q+(p-q)x}/2, Y = {p+q+(p-q)y}/2, Z = {p+q+(p-q)z}/2,
とおくと
X^2 + Y^2 + Z^2 = (X+Y+Z)^2 -2(XY+YZ+ZX)
= (X+Y+Z-p-q)^2 -(p+q)^2 +2(p+q)(X+Y+Z) -2(XY+YZ+ZX)
= (X+Y+Z-p-q)^2 -(p+q)^2 +3(p+q)^2 -(3/2)(p+q)^2 -(1/2)(p-q)^2・(xy+yz+zx)
= p^2 + q^2 + (X+Y+Z-p-q)^2 -(1/2)(p-q)^2・(xy+yz+zx+1),
ところで、題意から
x = (a+b)(a-b), y = (b+c)/(b-c), z = (c+a)/(c-a),
∴ xy + yz + zx + 1 = 0,
863 :
132人目の素数さん :2009/04/16(木) 01:49:31
問題投下 3辺がa,b,cの三角形の面積と3辺が1/a,1/b,1/cの三角形の面積の積が3/16を超えないことを示せ ヘロンでどぞー
キタコレ!
>>863 = (1/2)ab・sin(C) = (1/2)bc・sin(A) = (1/2)ca・sin(B),
でも解けるお。
= (1/2)(abc)^(2/3)・{sin(A)sin(B)sin(C)}^(1/3)
≦ (1/2)(abc)^(2/3)・{sin(A)+sin(B)+sin(C)}/3 (相加・相乗平均)
≦ (1/2)(abc)^(2/3)・sin((A+B+C)/3) (0〜πで上に凸)
= (1/2)(abc)^(2/3)・sin(π/3)
= (√3)/4・(abc)^(2/3), (等号成立はA=B=C(正三角形)のとき.)
'≦ (√3)/4・(1/abc)^(2/3),
辺々掛ける。
>>863 せっかくのヒントなのでヘロンで・・・・・
本問では、 (a+b+c)/2 =s とおく。
(s-a) + (s-b) + (s-c) = s,
= √{s(s-a)(s-b)(s-c)}
≦ √{s(s/3)^3} (相加・相乗平均)
= (1/√27)s^2
= (√3)/4・{(a+b+c)/3}^2
≦ (√3)/4・(abc)^(2/3), (相加・相乗平均)
'≦ (√3)/4・(1/abc)^(2/3),
辺々掛ける。
868 :
132人目の素数さん :2009/04/18(土) 11:55:55
無視しません!
黙殺する
870 :
866 :2009/04/18(土) 23:39:33
>>863 せっかくのヒントなのでヘロンで・・・・・
本問では、 (a+b+c)/2 =s とおく。また
(s-a) + (s-b) + (s-c) = s,
(s-a)(s-b) + (s-b)(s-c) + (s-c)(s-a) = t,
(s-a)(s-b)(s-c) = u,
とおく。
= √(su)
= {s・(√su)・u}^(1/3)
≦ {(1/√3)st・u}^(1/3) (3su≦t^2)
≦ (√3)/4・(st-u)^(2/3) (*)
= (√3)/4・(abc)^(2/3),
※ st-u ≧ (8/9)st ≧ 8u より
st≦(9/8)(st-u), u≦(1/8)(st-u),
871 :
132人目の素数さん :2009/04/22(水) 19:51:53
n:自然数とする。 (1) 2数 x、y の和、積を考え x+y=p、xy=q この p、q が共に整数ならば x^n + y^n は整数であることを証明せよ。 (2) x>0、y>0 のとき ( (x+y)/2 )^n ≦ (x^n + y^n )/2 であることを証明せよ。
>>861 〔命題〕
a,b,c >0, x,y,z >0 のとき
f(x,y,z) = a/(b+cx) + b/(c+ay) + c/(a+bz) - 9/(x+y+z+3) ≧0,
が成り立てば示せるが…
成り立つ?
f(0,0,0) = (a/b) + (b/c) + (c/a) -3 ≧0,
x,y,z のいずれかが∞となるとき、(右辺) → 0 で成立。
f(,,)に極値があるとすれば
∂f/∂x = -ca/(b+cx)^2 + 9/(x+y+z+3)^2 =0,
∂f/∂y = -ab/(c+ay)^2 + 9/(x+y+z+3)^2 =0,
∂f/∂z = -bc/(a+bz)^2 + 9/(x+y+z+3)^2 =0,
b+cx >0, c+ay >0, a+bz >0, x+y+z+3 >0 から
a/(b+cx) = 3{√(a/c)}/(x+y+z+3),
b/(c+ay) = 3{√(b/a)}/(x+y+z+3),
c/(a+bz) = 3{√(c/b)}/(x+y+z+3),
に限る。この点でf(,,)が極大なら (←これが問題だが・・・・)
f(x,y,z) ≧ 3{√(a/c) + √(b/a) + √(c/b) -3}/(x+y+z+3) ≧0,
( ゚∀゚)<荒らしイクナイ!
876 :
132人目の素数さん :2009/04/23(木) 09:10:06
こんなスレがあったとは!!最近不等式に興味持ち出していろいろやってます。 ところSOS不等式って何ですか?
>>876 sum of squares inequality: Σa_k^2 ≧ 0
「任意の非負有理式は有理式の自乗和で書ける」というArtinの結果があるので,
有理式≧0 は,左辺を記述する有理式の自乗和を構成する方法で必ず証明できる.
(もちろん,それを見つけるのが簡単とか難しいとかはあるけれど)
マジ? SOS不等式ってもは初めて聞いたし、877の解説が面白くて、ネタに見えて仕方がないんだけど…
>>878 SOS不等式と呼ばれている不等式が何種類かあって紛らわしいから,
普通は前後の脈絡無しに「SOS不等式」って言うことはないんだけど,
最近最適化の専門家の間で
>>877 の「SOS不等式」が盛んに研究されてて,
個人的にも今その辺がホットだから,勢いで書いちゃった.
数学的な内容としては
>>877 の結果は正しくて,
特にここ10年くらいで,この方法を使った多項式の最小値を計算する
アルゴリズムが実用的になってきてる.
興味があるなら,古典的な話題はHilbertの第17問題で調べるとよくて,
最近は Pablo A. Parrilo って人が活発にやってる.
882 :
132人目の素数さん :2009/05/08(金) 03:29:09
質問です。 一応、有名不等式(Weighted AM-GM,Cauchy-schwartz,Holder,Rearrangement, Jensen,Muirhead,Schur,etc...)などについての知識やその証明は理解したのですが 実際に問題に取り組む時に「どんな場合にどの有名不等式を用いるべきか」が見えてきません。 不等式が得意な方々の解法などを眺めていても妙に突拍子なアイディアにしか見えないんです。 数多くの問題に当たってるうちにこういう直観的なものは磨かれどれをいつ適用するかなど 見えてくるものなんでしょうか?
>>882 職人芸修行 文献を大量に勉強してどの方法はどこで使うか博覧強記
イメージ戦略 解きたい問題が解けると信じる直観的理由と同じ意味の不等式を利用
試行錯誤 各場面毎に片端から使って出てくる不等式をノートに蓄積
他にもあるが時間が無くなったので
>>882 とりあえず、片っ端から不等式とその証明(別解も全て)をコレクションし、Texでまとめるんだ!
>>881 休憩が終わったら、他スレの不等式をここに貼る作業に戻るんだ!
>>882 休憩が終わったら、刺身の上にタンポポを乗せる仕事に戻るんだ!
>>884 休憩が終わったら、不等式を証明する作業に戻るんだ!
>>885 休憩が終わったら、不等式まとめサイトを更新する作業に戻るんだ!
>>886 休憩が終わったら、不等式を収集する作業に戻るんだ!
887 :
132人目の素数さん :2009/05/10(日) 03:49:35
>>876 SOS を具体的に用いて解いた解法は
>>699 にありますよ。
簡単に言ってしまえば SOS ineq は
それぞれ S[a], S[b], S[c] は a, b, c の関数とし,
S = f(a, b, c) = S[a](b-c)^2 + S[b](c-a)^2 + S[c](a-b)^2
とおいたとき, S≧0 を証明するために使われる手法です。
>>887 ,
>>889 で言われているものも SOS ineq ですが,
>>876 さんが知りたいのはこういう類の方の ineq ですよね?
〔問題〕 a,b,c,p,q >0, 1/2 ≦ p/q ≦ 2 のとき a/(pb+qc) + b/(pc+qa) + c/(pa+qb) ≧ (p+q)^2 (a+b+c)^3 /{9(pb+qc)(pc+qa)(pa+qb)} ≧ (1/3)(a+b+c){1/(pb+qc) + 1/(pc+qa) + 1/(pa+qb)} ≧ 3/(p+q), (Shapiro不等式の一拡張)
>>888 見かけほど難しくない(?)
左側:
a/(pb+qc) + b/(pc+qa) + c/(pa+qb) - (p+q)^2 (a+b+c)^3 /{9(pb+qc)(pc+qa)(pa+qb)}
= {(2p-q)(2q-p)F_1 + (p+q)(2p-q)G + (p+q)(2q-p)H}/{9(pb+qc)(pc+qa)(pa+qb)} ≧ 0,
ここに
F_1 = a(a-b)(a-c) + b(b-c)(b-a) + c(c-a)(c-b) = s^3 -4st +9u ≧ 0,
G = F_1 + (st-9u+3)/2 = a(a-b)^2 + b(b-c)^2 + c(c-a)^2 ≧ 0,
H = F_1 + (st-9u-3)/2 = a(a-c)^2 + b(b-a)^2 + c(c-b)^2 ≧ 0,
ここに
s = a+b+c, t = ab+bc+ca, u = abc, 基本対称式
= (a-b)(b-c)(c-a), 差積
中央と右側:
pb+qc = x, pc+qa = y, pa+qb = z, とおく。
a+b+c = (x+y+z)/(p+q),
よって 相加・調和平均より
(x+y+z)^3 /(9xyz) = (x+y+z){F_0 + 3(xy+yz+zx)}/(9xyz) ≧ (1/3)(x+y+z)(1/x + 1/y + 1/z) ≧ 3,
これを (p+q) で割る。ここに
F_0 = (x-y)(x-z) + (y-z)(y-x) + (z-x)(z-y)
= (x^2 + y^2 + z^2) - (xy+yz+zx)
= (1/2){(x-y)^2 + (y-z)^2 + (z-x)^2} ≧ 0,
nを正の整数とする。 (n+2)角形A1A2……AnA(n+1)A(n+2)について、面積をS 正整数kに対して辺AkA(k+1)の長さをx(k)とする。 このとき 納k=1_n] {(k^2-k+1)*(x(k))^2} + n*x(n+1)^2 ≧4S を示せ。
〔問題895〕
正の実数a,b,cに対して不等式
a/{(s/3)+2b} + b/{(s/3)+2c} + c/{(s/3)+2a} ≧ 1,
が成立することを示せ。 ただし、s = a+b+c.
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1220115988/895 東大入試作問者スレ16
a/{(s/3) +2b} = a/{s +2(b -s/3)} ≧ a{s -2(b -s/3)}/(s^2) = a(5s-6b)/(3s^2),
巡回的にたす。
(左辺) ≧ {5s^2 -6(ab+bc+ca)}/(3s^2) = (3s^2 +2F_0)/(3s^2) ≧ 1,
ここに
F_0 = s^2 - 3(ab+bc+ca) = (a-b)(a-c) + (b-c)(b-a) + (c-a)(c-b) = (1/2){(a-b)^2 + (b-c)^2 + (c-a)^2} ≧ 0,
>>891 ab+bc+ca ≦ (1/3)s^2,
f(x) = 1/{(s/3)+2x} は単調減少かつ下に凸。
(左辺) = a・f(b) + b・f(c) + c・f(a) ≧ s・f((ab+bc+ca)/s) ≧ s・f(s/3) = 1,
パネェっす
nを正の整数とする。 (n+2)角形 A1A2……AnA(n+1)A(n+2) について、面積をS, 正整数kに対して、辺AkA(k+1) の長さをx(k)とする。(1≦k≦n+1) このとき (1/2)納1≦i<j≦n+1] x_i・x_j ≧ S, を示せ。
二年。
>>895 180度より大きい内角が存在するような図形も考慮するの?
>>892 Problem 322.
a+b+c=3 のとき、
a^2・(b+1)/(a+b+ab) + b^2・(c+1)/(b+c+bc) + c^2・(a+1)/(c+a+ca) ≧ 2,
(略証)
a+b+c=s とする。
D = (a+b+ab)/(b+1) + (b+c+bc)/(c+1) + (c+a+ca)/(a+1)
= (a+1) -1/(b+1) + (b+1) -1/(c+1) + (c+1) -1/(a+1)
= s + 3 -1/(a+1) -1/(b+1) -1/(c+1),
ところで、
1/(x+1) = 1/{2 + (x-1)} ≧ (1/4){2 - (x-1)} = (3-x)/4,
より
1/(a+1) + 1/(b+1) + 1/(c+1) ≧ (9-s)/4,
あるいは、y=1/(x+1) は下に凸だから、
1/(a+1) + 1/(b+1) + 1/(c+1) ≧ 3/(s/3 +1) = 9/(s+3),
よって
D ≦ s+3 - (9-s)/4 = (5s+3)/4 = 9/2, あるいは
D ≦ s+3 - 9/(s+3) = 9/2,
コーシー不等式より
(左辺) ≧ s^2 /D ≧ s^2 /{(5s+3)/4} = 2, あるいは
(左辺) ≧ s^2 /D ≧ s^2 /{(s+3) -9/(s+3)} = 2,
>>892 Problem 322.
a,b,c>0, a+b+c=3 のとき、
a^2・(b+1)/(a+b+ab) + b^2・(c+1)/(b+c+bc) + c^2・(a+1)/(c+a+ca) ≧ 2,
(略証)
xy ≦ (1/4)(x+y)^2, より
(左辺) = (a-1) + (a+b)/(a+b+ab) + (b-1) + (b+c)/(b+c+bc) + (c-1) + (c+a)/(c+a+ca)
= s-3 +(a+b)/(a+b+ab) + (b+c)/(b+c+bc) + (c+a)/(c+a+ca)
≧ s-3 + 1/{1 + (a+b)/4} + 1/{1 + (b+c)/4} + 1/{1 + (c+a)/4}
≧ s-3 + 9/(3 + s/2) (← 相加・調和平均)
= 2,
>>895 凸でない場合は、凸でない部分を折り返すことで
辺の長さの構成を変えずにより面積を大きくできるので
凸の場合を考えればよい。
(n+2)角形を、点A1を端点の一つとする対角線で分割し
それぞれで三角不等式を用いて上からおさえれば示せる。
>>900 正解でつ!!
三角形 A1AjA(j+1) の面積は
(1/2)A1Aj・x_j・sin(∠A1AjA(j+1)) ≦ (1/2)A1Aj・x_j ≦ (1/2){x_1 + x_2 + ・・・・・ + x_(j-1)}x_j
これを j=2 から j=n+1 までたす。
x_(n+2) を含まないところがミソ。この辺が重なるように2つ並べると・・・
〔系〕
点対称または線対称な2n+2角形の 面積を S, 周長を
L = 2(x_1 + x_2 + ・・・・・ + x_n + x_(n+1)),
とすると、
{n/(8(n+1))}L^2 ≧ 納1≦i<j≦n+1] x_i・x_j ≧ S,
※ 等周問題からは {1/(4π)}L^2 ≧ S, (等号成立は円のとき)
a,b,cは正の実数でa+b+c=1を満たす。nを正の整数とするとき Π(k=0_n) 1/{1+a^(2^k)}{1+b^(2^k)}{1+c^(2^k)} > 8abc を示せ。
>>902 左辺に
1 + a^(2^k) = {1 - a^(2^(k+1))}/{1 - a^(2^k)}, 等
を代入して
Π(k=0,n) 1/{1 + a^(2^k)} = (1-a)/{1 - a^(2^(n+1))} > 1-a, 等(0<a,b,c<1)
ここで a+b+c = s とおくと、
(左辺) - (右辺) > (s-a)(s-b)(s-c) - 8abc
= s(ab+bc+ca) - 9abc
= a(b-c)^2 + b(c-a)^2 + c(a-b)^2 ≧ 0,
ハァハァ
Σ(゚Д゚ )! ふ、ふつくしい…
どの角も鈍角でない三角形ABCの三辺の長さをa,b,cとする。このとき (1/a^2+1/b^2+1/c^2)(a^2+b^2)≧5 を示せ。
>>906 a,bを固定すると、c^2が最大のとき左辺は最小。
鈍角が無いからc^2=a^2+b^2が最大値である。
一般性を失うことなくa^2+b^2=1とすると、
左辺=1/a^2+1/b^2+1 なので、
a^2=b^2=1/2のときに最小値を取る。
>>906 左辺に c^2 がないから、タイプミスかと思っていたぜ…
909 :
132人目の素数さん :2009/05/28(木) 01:42:00
実数x,y,zが、xyz=1,0<x<y≦1を満たすとき z/(y-x)≧4 を示せ。
xyz=1 なので z=1/(xy). これをz/(y-x)≧4 に代入して整理すると、 xy(y-x)≦1/4 を示せばよいことがわかる。 相加相乗平均の関係式より x(y-x)≦y^2/4 なので、 xy(y-x)≦y^3/4≦1/4.
>>914 ビブンのことはしない、ってことぢゃね?
解析使わないってことでしょ
積分による不等式評価もだめかしら。 expをどうやって定義しようか。
>>913 オイラーの無限解析に書いてあるよとか確認せずに言って見るテスト
920 :
132人目の素数さん :2009/05/30(土) 23:38:14
ノート派ですか?ルーズリーフですか? □□□示すべき不等式□□□ (証明) ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ (証明2) ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ こんな感じで書いてるんですが、皆さんはどうですか?
>>920 TeXで書いて、別の証明があったら付け加えて…、の繰り返しだわな… ( ゚∀゚)テヘッ!
922 :
132人目の素数さん :2009/05/31(日) 00:48:23
0<a,b,cかつa+b+c=6のとき (a^a)(b^b)(c^c)≧(abc)^2
たいしょうせいよりうんたらかんたら たいすうとってちぇびしぇふ
>>906 は C≦90゚ ならおk.
蛇足だが、C>90゚ も許すと、
(1/a^2 + 1/b^2 + 1/c^2)(a^2 + b^2) > 9/2,
(略証)
コーシーより
(1/a^2 + 1/b^2)(a^2 + b^2) = 4 + (a/b - b/a)^2 ≧ 4,
c<a+b より
c^2 < (a+b)^2 = 2(a^2 + b^2) - (a-b)^2 ≦ 2(a^2 + b^2),
(1/c^2)(a^2 + b^2) > 1/2,
>>920 ルーズリーフに大きく不等式を書いてセクションみたくして
次ページから証明を書けばよい
そうすれば後から追加し放題じゃね?
>>926 なるほどなー
TeXが使えなかったら、きっとそうしていたね!
928 :
926 :2009/06/02(火) 10:42:43
ページの片側だけ使うようにすれば,さらに視認性が上がる(ひっくり返さなくて済む) ただしページが倍になる...
>>925 C≧90゚ のときは
cos(C) ≦ 0,
c^2 = a^2 + b^2 -2ab・cos(C) ≦ {1-cos(C)}(a^2 +b^2), 第二余弦定理
(1/c^2)(a^2 + b^2) ≧ 1/{1-cos(C)},
(906の左辺) ≧ 4 + 1/{1-cos(C)},
931 :
926 :2009/06/02(火) 22:35:55
>>930 >>926 >>928 方式だと
ルーズリーフの
1枚目表: 不等式(1)
2枚目表: 証明(1)
・・・3枚証明に割く・・・
5枚目表: 証明(2)
・・・2枚証明に割く・・・
7枚目表: 不等式(2)
8枚目表: 証明(1)
・・・以下続く・・・
不等式(1)の証明が増えたら,7枚目の前に入れていく.
セクションとは区切りね.不等式ごとに区切る.物理的という意味ではないが,目印として付箋貼っとくとかインデックスシール貼るとか,そのまんまルーズリーフ区切り入れるとか
>>931 どのくらいのレベルの不等式から取捨選択するかによって大きく異なりそう
長方形ABCDの辺AD,CD(頂点は除く)上にそれぞれ点P,Qをとる
PB+PQ<AB+AQ
a,b,cは自然数とする
2^(a+b)+2^(b+c)+2^(c+a)≧2^(a+b+c+1)+1
2^(a+b) + 2^(b+c) + 2^(c+a) ≦ 2^(a+b+c) + 4, (略証) A,B,C≧0 のとき (2+A)(2+B)(2+C) +4 -(2+A)(2+B) -(2+B)(2+C) - (2+C)(2+A) = AB+BC+CA + ABC ≧ 0,
934 :
132人目の素数さん :2009/06/05(金) 23:06:39
____ / \ 宿題が終わらないお / _ノ ヽ、_ \ / o゚((●)) ((●))゚o \ | (__人__) | \ ` ⌒´ / /´ `\ / / l l .___ __l l_¶______/_/__/ ヽ \, ´-'ヽ  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| l二二二二l ヾ_ノ | '''' ' | l二二二二l | 9=ε-8. | '''..-- | l二二二二l:::.. | ..'' | ''-. ,|
2^x ≧ 2φ(x) のとき 2^(a+b)φ(c) + 2^(b+c)φ(a) + 2^(c+a)φ(b) ≦ 2^(a+b+c) + 4φ(a)φ(b)φ(c), (略証) 2^a - 2φ(a) = A, 2^b -2φ(b) = B, 2^c -2φ(c) = Cとおくと、 題意により A,B,C≧0, 2^(a+b+c) + 4φ(a)φ(b)φ(c) - 2^(a+b)φ(c) - 2^(b+c)φ(a) - 2^(c+a)φ(b) = {2φ(a)+A}{2φ(b)+B}{2φ(c)+C} + 4φ(a)φ(b)φ(c) - φ(c){2φ(a)+A}{2φ(b)+B} - φ(a){2φ(b)+B}{2φ(c)+C} - φ(b){2φ(c)+C}{2φ(a)+A} = ABφ(c) + BCφ(a) + CAφ(b) +ABC ≧ 0, (例) φ(x) = 1, x, (x^2 -x+2)/2, ・・・・・, Σ[k=0,n] C[x-1,k], ・・・・
>>932 (上)
辺CD上に、CA '= QD なる点A 'をとる。
辺CDの延長線上に、B 'D = DQ なる点B 'をとる。
A 'B '= AB かつ A 'B '//BA ゆえ、ABA 'B 'は平行4辺形。
AD上の点Pは、その内部にある。〔系〕により
BP +PB '< BA + AB ',
∴ BP +PQ < BA + AQ,
〔補題〕 点Pが △XYZ の内部にあれば PY + PZ < XY + XZ,
(略証) YPの延長線とXZの交点をP 'とおく。三角不等式により PY + PZ < P 'Y + P 'Z < XY + XZ,
〔系〕 点Pが 平行四辺形ABA 'B 'の内部にあれば、BP + PB ' < BA + AB ',
〔問題〕 △PQR が △XYZ に含まれるならば PQ+QR+RP ≦ XY+YZ+ZX,
>>937 (・∀・) ジメイ…のような気もするが・・・
>>938 △PQR を相似拡大して △XYZ に内接させる。
(△XYZ を相似縮小して △PQR に外接させる)
かな?
凸多角形が閉曲線に囲まれた図形に含まれているとき 凸多角形の辺ABのAの側の延長と閉曲線の共有点の一つをC Bの側の延長と閉曲線の共有点の一つをDとすると 閉曲線のCDの部分を線分CDに置き換えると閉曲線の長さは長くはならない。 この置き換えを凸多角形の全ての辺に対して順に行う。 最初の閉曲線の長さ≧最後の閉曲線の長さ=凸多角形の周の長さ。
x+y+z=1を満たす正の数x,y,zについて以下の不等式が成立することを示せ。 (1+x^2)/x(y+z)+(1+y^2)/y(z+x)+(1+z^2)/z(x+y)≧3
944 :
132人目の素数さん :2009/06/07(日) 20:48:48
【トレビアン動画】朝日が台湾を「核保有国」に分類した件で紙面で「おことわり」掲載! 購読者が電話攻撃!
朝日新聞5月26日朝刊の6面に掲載された「核兵器をめぐる現状」という地図に「核保有5大国」にアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国に赤色に染められているほか、
なんと台湾まで赤色になっているのだ。台湾は中国領土という見解なのか、6月5日に「おことわり」として紙面に掲載。その内容は以下のようなものだ。
おことわり
5月26日付「闇市場に関与指摘次々」の記事で核不拡散条約(NPT)で認められた核保有5大国などを地図に示しました。
その中で台湾については核保有国と同様の色分けでしたが、台湾は核兵器を保有していません。(原文ママ)
このことに疑問に思った購読者が朝日新聞に電話突撃攻撃。録音した内容を『YouTube』や『ニコニコ動画』にアップしている。
朝日新聞の対応も酷く受話器を放置してそのまま仕事をしたり「名前は名乗っていませんー」と名前も名乗らない対応。
電突者が「一流企業の広報とは思えない対応」というとその後は音信不通になりまたも受話器を放置される始末。
対応の状況をまとめると以下の様な感じだ。
・「おことわり」の意味を聞いても「読んで理解しろ」と言われる
・「おことわり」は訂正では無い(動画10:25〜)
・ガキレベルの対応(動画10:25〜)
・「ほかにも電話入っているので失礼します!」と強制的に切ろうとする(動画12:50)
・お名前は? 「名前は名乗っておりませんー」(動画15:27)
19分と長い戦いになるが、この動画を観れば大企業、朝日新聞社の対応の凄さがわかるぞ。
何回も電話を掛け直し、この対応に耐え抜いた忍耐力は凄いものである。
http://news.livedoor.com/article/detail/4190772/ ★動画:朝日新聞に電凸 6月5日
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7255107 http://www.youtube.com/watch?v=ThGlsJBtlM0 http://www.youtube.com/watch?v=WQxexTEOduQ
>>941 対称性から考えようとしたけどうまくいかない。。。
1/x + 1/y + 1/z -3 + 2/(1-x) + 2/(1-y) + 2/(1-z)
までは変形したんだけど
(1+x^2)/x(1−x)>1。 (1+x^2)/x(3−x)≧(1+x)/2。
>>945 1/x, 1/(1-x) は下に凸から、あるいは相加・調和平均から
1/x + 1/y + 1/z = (9/s) + (st-9u)/(su) ≧ 9/s,
1/(1-x) + 1/(1-y) + 1/(1-z) ≧ 9/(3-s),
(左辺) ≧ (9/s) -3 +18/(3-s),
>>946 (1+x^2)/{x(1-x)} = 1/x -1 +2/(1-x)
は下に凸だから x=1/3 での接線の上側にある。
∴ (1+x^2)/{x(1-x)} = (13-9x)/2 + (1-3x)^2・{(2-x)/(2x(1-x))} ≧ (13-9x)/2,
(左辺) ≧ 3(13-3s)/2,
948 :
132人目の素数さん :2009/06/08(月) 22:05:51
∫[0→π]{(e^x)(sinx)^2}dx>8 であることを示せ.ただし,π=3.14…は円周率,e=2.71…は自然対数の底である. エレガントな解を求む.
,, -−──−-、、 _,, -−─‐,r'",r''"´ ̄ ̄`"''−、` ー 、 ,r'" 〈 ヽ ヽ、 / ヽ、 ! , ィ \ ゙ 、 ,r' / !:. く) ⌒ヽ、_ .厂 ̄i ノ ,イ ゙、::. r  ̄"'''ー--------一'" ,' // ,' ..::'"⌒ヽ、 !::.. ,' , ヘ、__ _ノ / / !:. ゙、 ト、::.. ノ:::..._厶_ _>゙ーーー‐‐‐‐‐‐‐一''"´ ( ( |:::.. i::. !::`'''ー-一<´厂  ̄ ヽ、) !::::... !::::... ゙、::.. ゙ 、 人:::::::.. ゙、::::::::.......___,,ゝ、:::.. ヽ /::::...\::::::.... ヾ ̄ ̄ /::::..ヽ、:::.. \ ,'::::::::::::....ヽ、:::::.... ゙、 ノ::::::::::::::...\::::... ヽ 〈:::::::::::::::::::::/`ヽ、:::::..... 〉 〈:::::::::::::::::::::...人:::::::::..... 〉 `ー─一'" `ー─一'゙ `ー−一'" `ー─一'゙
>>949 誰がエレファントなAAを貼れと言った!
a[1],…,a[n]>0において (a[1]/a[2])+(a[2]/a[3])+…+(a[n]/a[1]) ≧{(a[1]+a[2])/(a[2]+a[3])}+{(a[2]+a[3])/(a[3]+a[4])}+…+{(a[n]+a[1])/(a[1]+a[2])} f(x)は微分可能かつf'(x)が連続で,f(0)=f(π)=0のとき ∫[0,π](f(x))^2dx≦∫[0,π](f'(x))^2dx a,b,c>0,ab+bc+ca=1において {(1-a^2)/(1+a^2)}+{(1-b^2)/(1+b^2)}+{(1-c^2)/(1+c^2)}≦3/2
>>948 地道にやると・・・
∫ e^x・(sinx)^2 dx = ∫ e^x・{1-cos(2x)}/2 dx = e^x・{(1/2) - (1/10)cos(2x) -(1/5)sin(2x)},
(与式) = (2/5)(e^π - 1) だが、 この後が・・・・
>>951 (下)
a^2 + b^2 + c^2 = ab+bc+ca + F_0 ≧ ab+bc+ca,
(左辺) = 2/(1+a^2) + 2/(1+b^2) + 2/(1+c^2) -3
≦ 6/{1 + (a^2 + b^2 + c^2)/3} -3 (← 2/(1+x) は下に凸)
≦ 6/{1 + (ab+bc+ca)/3} -3,
>>951 上
a[i]/a[i+1]=x[i]、a[n]/a[1]=x[n]とおくと
(右辺)=(1+x[1])/(1+1/x[2])+(1+x[2])/(1+1/x[3])+……+(1+x[n])/(1+1/x[1])≦(1+x[1])/(1+1/x[1])+(1+x[2])/(1+1/x[2])+……+(1+x[n])/(1+1/x[n]) (チェビシェフ)
=x[1]+x[2]+……+x[n]=(左辺)
>>951 下
左辺を整理すると
1+4abc/(b+c)(c+a)(a+b)
よりabc/(b+c)(c+a)(a+b)≦1/8
をしめせばよいが
2√bc≦b+c,2√ca≦c+a,2√ab≦a+b
を辺々掛ければ明らか
(a=tanA,b=tanB,c=tanCとおいても解ける)
>>948 e^2.302585・・・ = 10,
π = 2.302585・・・ + 0.83900・・・> 2.302585・・・ + 5/6,
e^(5/6) ≧ 1 + (5/6) + (1/2)(5/6)^2 > 1 + (5/6) + 1/3 > 2 + 1/6,
e^π > (e^2.302585)・e^(5/6) > 10・(2 + 1/6) = 21 + 2/3,
(2/5)(e^π -1) > 8 + 4/15 > 8,
>>952 下
無理筋ですた・・・・・orz
>>953 下 (続き)
cot(A+B+C) = {1-(ab+bc+ca)}/(a+b+c-abc) =0,
より A+B+C = π/2,
(左辺) = cos(2A) + cos(2B) + cos(2C) = 1 + 4sin(A)sin(B)sin(C)
≦ 1 + 4{[sin(A)+sin(B)+sin(C)]/3}^3 (相乗・相加平均)
≦ 1 + 4{sin((A+B+C)/3)}^3 (上に凸)
= 1 + 4{sin(π/6)}^3
= 1 + 4(1/2)^3
= 3/2,
956 :
132人目の素数さん :2009/06/11(木) 23:43:43
x,y,z>0,x^2<y<logzのとき xy^4<z^2 a,b,c,d∈N,r=1-(a/b)-(c/d),a+c≦1982,r>0のとき r>(1/1983)^3
a,b,c≧1のとき {a^3-(1/a)^3}+{b^3-(1/b)^3}+{c^3-(1/c)^3}≧3{abc-(1/abc)} a>b>c>0のとき [1/{(a-b)(a-c)√a}]+[1/{(b-c)(b-a)√b}]+[1/{(c-a)(c-b)√c}]>0
a_k(k=1,2,3,..n)は正の数 Π[k=1,n]a_k^a_k≧(Π[k=1,n]a_k)^(Σa_k/n)を示せ
>>957 上
a+b+c=s, ab+bc+ca=t, abc=u とおくと、
a^3 + b^3 +c^3 -3abc = (a+b+c){(a-b)^2 +(b-c)^2 +(c-a)^2}/2
≧ 3{(a-b)^2 +(b-c)^2 +(c-a)^2}/2 (← a,b,c≧1)
≧ (1/a + 1/b + 1/c){[(a-b)/ab]^2 + [(b-c)/bc]^2 + [(c-a)/ca]^2}/2 (← 1≧1/a,1/b,1/c)
≧ 1/(a^3) + 1/(b^3) + 1/(c^3) - 3/(abc),
>>957 下
(a-c)/{(b-c)(b-a)} = -1/(a-b) - 1/(b-c) より
(左辺)*(a-c) = {1/(a-b)}(1/√a - 1/√b) + {1/(b-c)}(1/√c - 1/√b)
= - 1/(a√b + b√a) + 1/(c√b + b√c) > 0, (← a>c)
>>958 対数を考えれ。チェビシェフより
Σ[k=1,n] (a_k)log(a_k) ≧ {Σ[i=1,n] log(a_i)}(Σ[j=1,n] a_j)/n,
960 :
959 :2009/06/13(土) 00:42:37
>>957 上
a^3 + b^3 +c^3 -3abc = (a+b+c){(a-b)^2 +(b-c)^2 +(c-a)^2}/2
≧ 3{(a-b)^2 +(b-c)^2 +(c-a)^2}/2 (← a,b,c≧1)
≧ (1/a + 1/b + 1/c){[(a-b)/ab]^2 + [(b-c)/bc]^2 + [(c-a)/ca]^2}/2 (← 1≧1/a,1/b,1/c)
= 1/(a^3) + 1/(b^3) + 1/(c^3) - 3/(abc),
>>957 下
√a = A, √b = B, √c = C とおくと、
(左辺)*(a-c) = (A-C)(A+B+C)/{(A+B)(B+C)ABC},
(左辺) = (A+B+C)/{(A+B)(B+C)(C+A)ABC} >0,
961 :
132人目の素数さん :2009/06/13(土) 02:28:42
f(a)=f(b)=0 f’’(x)≧0 (a≦x≦b) なら,なぜ f(x)≦0 (a≦x≦b)なんですか?
不等式ヲタ=関数方程式ヲタ=整数ヲタ=CのΣヲタ
π>3.05であることを示せ。
>>961 ロルの定理から、
f '(ξ) = 0,
なるξが (a,b) にある。
a<x≦ξ では f '(x) = f '(ξ) -∫[x,ξ] f "(x)dx ≦ f'(ξ) = 0,
f(x) = f(a) + ∫[a,x] f '(y)dy ≦ f(a) = 0,
ξ≦x<b では f '(x) = f '(ξ) +∫[ξ,x] f "(x)dx ≧ f'(ξ) = 0,
f(x) = f(b) - ∫[x,b] f '(y)dy ≦ f(b) = 0,
これって入試にそのまま使っていいのか悩んだ記憶がある
最近じゃヘロンの公式も入試で使っていいのかダメなのか議論されている
使っていいに決まってんじゃん
それが最近はダメだという意見もあるそうだ
ロルの定理使ったらダメなら平均値の定理も使ったらダメになるwww
973 :
132人目の素数さん :2009/06/13(土) 23:33:34
不等式で頭を挟み撃ちにされたわけだな
>>974 かわいいオニャノコに、挟み撃ちにされたいです
979 :
132人目の素数さん :2009/06/15(月) 23:24:53
nは自然数とする (sinx)^n+(cosx)^n の最大値、最小値を求めよ Kを非負の定数とする 区間[t1,t2]で定義された負でない連続関数f(t),g(t)が f(t)≦K+∫[t1→t]g(s)f(s)ds (t1≦t≦t2) を満たすならば f(t)≦Kexp(∫[t1→t]g(s)ds) (t1≦t≦t2) が成り立つことを示せ
二年三十四日。
カーッ(゚Д゚≡゚д゚)、ペッ
>>977 ,980
982 :
132人目の素数さん :2009/06/16(火) 16:19:53
A,B,C>0,A+B+C=πのとき sinA+sinB+sinC≦4sinAsinBsinC を示せ
0 < a, b, c, d < 1 のとき、以下の不等式を示せ! (1) 1+ab > a+b (2) 1+abc > ab+bc+ca (3) 1+abcd > abc+abd+acd+bcd (4) 一般化せよ お久しぶりです。( ゚∀゚) テヘッ!
>>982 改造せずにはいられない… (*゚∀゚)=3 ハァハァ
三角形ABCに対して、
0 < sin2A + sin2B + sin2C < sinA + sinB + sinC ≦ (3√3)/2
二年三十五日。
>>982 相乗・相加平均 と 上に凸 より
{sin(A/2)sin(B/2)sin(C/2)}^(1/3) ≦ {sin(A/2) + sin(B/2) + sin(C/2)}/3 ≦ sin((A+B+C)/6) = sin(π/6) = 1/2,
∴ 1 ≧ 8sin(A/2)sin(B/2)sin(C/2),
∴ sin(A) + sin(B) + sin(C) = 4cos(A/2)cos(B/2)cos(C/2) ≧ 4sin(A)sin(B)sin(C),
(不等号が逆向き・・・・)
>>985 (左側&中央)
sin(2A) + sin(2B) + sin(2C) = 4sin(A)sin(B)sin(C),
(右側) sin は上に凸だから
sin(A) + sin(B) + sin(C) ≦ 3sin((A+B+C)/3) = 3sin(π/3) = (3√3)/2,
二年三十六日。
>>984 nは正整数
0<a[i]<1で
n-1+Π[k=1_n]a[k]≧Σ[k=1_n]a[k]
と言いたかったのかな
>>990 俺はこう思った
1+ab>2(a+b)/2
1+abc>2(ab+bc+ca)/3
1+abcd>2(abc+abd+acd+bcd)/4
1+abcde>2(abcd+abce+abde+acde+bcde)/5
992 :
132人目の素数さん :2009/06/18(木) 20:46:56
新数学スタンダード演習にあった問題です 1. x<y<zのときxyy-xxy+yzz-yyz+zxx-zzx>0を示せ 2. 1<a<b<cのとき log[a](c/b)+log[b](a/c)+logc[b/a]>0を示せ. 解答では1.でxについて整理、2.では1.を利用としています. ここの住人の方々にエレガントで驚愕できる美しい解答をお願いしたいです.
>>992 とりあえず、1. の方だけ。
A=y-x B=z-y とおいて式を整理すると、
xy^2 - x^2y + yz^2 - y^2z + zx^2 - z^2x
= xyA + yzB - zx(A+B) = x(y-z)A + z(y-x)B = (z-x)AB > 0
>>984 すまぬ、こう書きたかった…
0 < a, b, c, d < 1 のとき、以下の不等式を示せ!
(1) 1+ab > a+b
(2) 1+2abc > ab+bc+ca
(3) 1+3abcd > abc+abd+acd+bcd
ダメだ,対称性がありすぎて普通にしか解けん... 1. x<y<zより 0<y-x, z-y, z-x なので乗じて (y-x)(z-y)(z-x)>0. これを展開すれば与式となる. 2. 1<a<b<c の自然対数(常用対数でも可)をとって 0<log a<log b<log c それぞれx,y,zと見立てて 第1式に代入し, logA-logB=log(A/B) という規則を用いたのち, (log a)(log b)(log c)>0 で両辺割れば {log(c/b)}/log(a)+{log(a/c)}/log(b){log(b/a)}/log(c)>0 最後に logB/logA=log[A](B) という規則を用いれば与式となる.
>>994 (1) 1+ab > a+b:
(1-a)(1-b)>0を展開.
(2) 1+2abc > ab+bc+ca
(1)式両辺にcを乗じると c+abc > ca+bc=(与右辺)-ab
両辺に (1-c+abc) を足すと (与左辺)>(与右辺)-ab+(1-c+abc)
最後の部分 abc+1-ab-c は(1)を用いると0より大きいので,結局上式の右辺は与右辺より大きくなり(2)が成立.
(∵ 0<a,b,c<1より0<ab,c<1)
一般化すると
1+(n-1)(a1a2…an)>Σ[j=1,n]{(a1a2…an)/aj} (0<ai<1) ――― (*)
右辺は a1〜an の積が1項欠けたモノの和.
帰納法で示す.n=2 の場合は(1)で示した.
今 n で成り立つとする.
(*)の両辺に a(n+1) を乗じると
a(n+1)+(n-1)(a1a2…an・a(n+1)) > a(n+1) {Σ[j=1,n]{(a1a2…an)/aj}} = Σ[j=1,n+1]{(a1a2…an・a(n+1))/aj}-(a1a2…an)
両辺に 1-a(n+1)+(a1a2…an・a(n+1) を足すと
(左辺)=1+n(a1a2…an・a(n+1))
(右辺)=Σ[j=1,n+1]{(a1a2…an・a(n+1))/aj}+[1+(a1a2…an・a(n+1)-a(n+1)-(a1a2…an)]
0<ai<1 より 0<a(n+1),(a1a2…an)<1 がいえて,右辺第2項に(1)を用いれば
(右辺)>Σ[j=1,n+1]{(a1a2…an・a(n+1))/aj}
以上合わせて 1+n(a1a2…an・a(n+1))>Σ[j=1,n+1]{(a1a2…an・a(n+1))/aj}
となり n+1 でも成立
【コメント】
(2)(3)ともにaについて整理してて,前の結果を変形してやれば (n-1)(a1a2…an) が出ることに気付いた.
(a1a2…an) 足りないけど気にせずやってたらいい感じに.
二年三十七日。
二年三十七日一分。
二年三十七日二分。
二年三十七日三分。
1001 :
1001 :
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