340 :
まりを:
浣腸してから実際は20分ほどだったろうが、まこには何時間にも感じられていた。
強い便意に耐え、しかも悶える姿を通行人に見られる羞恥。しかも人目を引く容姿が災いして、落ち着かなげに佇む美少女は数多くの視線を浴び続けていた。
そこへ、ズンッ、と地べたへへたり込ませそうなほどの重さが肛門にかかってくる。辛うじて悲鳴を抑え込み何とか姿勢を堅持すると、まこは不落の城門と抵抗不可の楔が最後のせめぎ合いに出ていることを覚った。
(ダメぇぇ・・・・ボクのお尻、爆発しちゃうよおっ・・・!!)
かつてない肉体破壊の予感に怯え、まこは膝をガクガクと震わせながら携帯を手にした。
プルルルルルル。
「あっ、ご主人様っ! お願いです、ボクもう・・・・」
『どうしても出したいのか?』
「は、はいっ、お願いします!」
『よし、そうまで言うなら許してやる。ただし・・・・・』
「た、ただし・・・?」
不吉な予感に怯えながらまこは携帯をきつく握りしめる。
『そこから一歩も動くな。それと、栓は手で抜いてはならん。分かるな』
まこにとっては分かりすぎるほど分かる命令だった。倉橋は、挿入されたタンポンごとこの場で排泄せよと言っているのだ。
これ以上ないほど青ざめながらまこは、しかしご主人様の命令であること、そして耐えきれないほどの知り感覚のことを考え合わせ、持っていたポーチを口に銜えると再びスカートの後ろの裾をまくり上げた。
(ああっ、は、恥ずかしすぎるうっ!! 酷い、酷すぎますご主人様あっ!!)
挿入され、腸液や薬液をたっぷり吸って膨張したタンポンはそのままでの排出、とりわけ立ったままの姿勢でのそれは困難である。
まこはショーツからはみ出ている自分の尻肉を左右から両手でしっかりと掴み、思い切り割り拡げた。
そしてお尻を後ろへ突き出し、少し屈んで中腰になる。
その姿勢は、まるて屈んでいた和式便器から立ち上がる途中のような不様なものだった。
「・・・・・くううっ!!」
小さな息み声が美しき偽少女の喉から響いてくる。
やがて、奇異の目を向けていた少なからぬ通行人の耳に、ブリブリという信じがたい排泄音が忍び込んできた。
341 :
まりを:02/03/09 11:57 ID:4eYkIE1U
まさか、という表情の観衆を前にまこは、解放と至福の悦びに包まれながらさらに下着の中へ脱糞し続ける。
(はああ・・・まこがウンチおもらししてるトコ、みんなに見られちゃってるよう・・・・・)
止めたい羞恥よりも排泄の悦びが上回り、痴愚的な笑みを見せながらなおも汚辱を重ねていく。
あたりに汚臭が立ちこめ、小さな布地に納まりきれなくなった塊が、膨張し汚れきったタンポンと一緒に足元へぬめり落ちていく。
そしてそれらと、潰れたイチジクの残骸との関係に気づいた人々は、皆うって変わった蔑みの表情を浮かべながら足早に立ち去っていったのだった。
(あはああん・・・見てえ・・・マゾヘンタイまこのみっともない、惨めな姿ぁ・・・・)
なおミチミチと糞塊を垂れ流し、周囲に驚愕と侮蔑、そして嘲りの嵐を巻き起こしながらまこは、ビュクビュクと精を洩らし、恥辱を極めたのだった。
ふとまこが気がつくと倉橋が自分の肩を抱き、ラブホテルに向かっているところだった。
お尻の汚物もそのままで、グチュグチュとたまらない感覚が脚を前に出すたびに感じられる。
ルームの中にはいると床にドンと突き倒され、足でグリグリと踏まれた。
「メスブタめ! どんな場所だろうがクソをせずにはいられないんだな!」
「お、お許し下さいっ!!」
過酷な条件とは言え排泄を乞い、それに従ったのはまこであった。そのため、破廉恥な粗相豚と罵られようが一切言い訳はできない。そのうえ露出脱糞の快楽で射精までしてしまったのだ。
惨めに泣きじゃくりながらシャワーで全ての汚れを落としたあとまこは別の衣装に着替えさせられ、ベッドで四つん這いのまま犯された。
「どうだこの淫売め!」
「ああ、ま、まこのお尻、気持ちいいです! もっとこの淫売を虐めてぇ・・・・」
同性に犯されながら快楽を貪るまこ。
倉橋は喘ぐ偽少女を貫きながら、あるものを枕元においた。
342 :
まりを:02/03/09 12:01 ID:4eYkIE1U
「これ、は?」
「いわゆるハンディビデオカメラというやつだ。それも国内最小のな。再生ボタンを押してみろ」
そう言われて、胸騒ぎがするままにまこはスイッチを押す。と、小さな画面に映し出されたのは少女−−いや、つい先ほどの自分自身の後ろ姿だった。
「ええっ?!」
やがてスカートが捲られ、ショーツの中で浣腸が行われる。そして次第にそわそわと身体を揺すって懸命に便意を堪えている後ろ姿が克明に映し出されていた。
「い、いやあっ!!」
「目を背けるなっ!! ふふ、よく撮れてるだろうが。さあ、自分が漏らすところを見ながらイけよ」
おのが醜態を見続けるように命じ、倉橋はまこのアヌスをより激しく抉ってゆく。
まこは自分自身が不様に尻を振りながら震えている姿を見つつ無理やり頂点へと押しやられていった。
そして崩壊の瞬間−−無数のギャラリーの前で自分のショーツが醜く膨れ上がり、汚塊がはみ出していく瞬間、倉橋、まこそして画面の中の偽少女は熱いエキスを噴き上げ、果てていったのだった。
343 :
まりを:02/03/09 12:17 ID:4eYkIE1U
今回ちょっと短かったな。
このシリーズとりあえずこれで終わりにします。(短ッ!)
まあ、たぶんまこちんは卒業後倉橋の家に住み着き、立派な女装マゾ奴隷として生きるようになるものと思われます。
歳を誤魔化してオカマバーで働いて貢ぎ、しかしやがて新たな奴隷を見つけた倉橋にヤ○ザに売られる。そして更に外国へと・・・・
でもそのままだとちょっと可哀想なので、やがて金持ちの“妾”として引き取られ、幸せに暮らす・・・というのはどうでしょうか。
いっそ独立して女装奴隷の館を運営し、快楽の女王として君臨するという裏サクセスストーリーもいいかも。
それじゃまた、いつか。
こっちには初めて書き込みします。
まりをさん、やっぱすげーです。
こういう小説とか他にあんまし読んだことないんで比較できないですけど、
充分すぎるほどエロい気分にさせられました。
次も期待してます。
こんにちは!
新作拝見させて頂きました!
はにゃ。なんかやっぱりすごいです。
公衆の前での恥辱って私には難しくて、なかなか描けないですし。
はふ。
執筆お疲れ様でした。
次回作も楽しみに待たせていただきます!
ところで、以前許可してもらった『リンク表』が完成したので貼らせていただきますね。
うわ、すみません!
いきなり、リンク間違ってるコトに気付きました!
て、訂正番をつくってきますっっ!