強制女装少年エネマ調教小説

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50まりを
 みなさま、新年明けましておめでとうございます。

 少し間を空けてしまって申し訳ありませんでした。色々ありまして・・・・
 とりあえず、42の続きをば。


「っん!・・・・ふぁああ・・・・・」
 禁断の緊張と弛緩が繰り返され、その成果は外見からは股間に立ち上る小さな泡以外に伺い知ることができない。
 ただそれをビデオのモニター越しに見守る者だけが、そこで不埒な行状が為されていることを知っていた。
 手を後ろに突き、空を仰ぐような姿勢で腰を浮かせ、禁忌の行為に耽溺している裕太の姿がそこにある。
 やがてモニターの中の人影が腰を落とし、荒い息をついているのを見て赤城は裕太のところまで歩み寄った。
「すんだようだな。じゃあ行くぞ」
「えっ?!」
 驚愕した裕太が振り向く間もなく、赤城は裕太の両脇に手を入れて立たせ、砂地へと手を引っ張っていく。
 恐慌をきたした裕太だが、力強い手は容赦なく群れ集う人並みの中へ彼を導いていった。
 海水から出た途端、お尻にずっしりした重みがかかるのを感じる。
(ああ!!お尻がウンチで膨らんでる・・・・それが、みんなに見られちゃううっ!!)
 他人に注視する者は少なく、全体としては僅かな異常がすぐばれるものでもなかったが、衆人の中にある裕太には全ての目が自分に注がれているように思えて切なくなる。
 せめて手でお尻の膨らみを隠したかったが、片手は赤城に取られ、もう片方の手だけで隠すしかない。
 しかも、隠さねばならない膨らみはそれだけではなかった。
 直前までの排泄に興奮しきった屹立が今もなお鎮まらず、前部で大いなる主張をしていたのだ。
 ためらい、迷った後に、裕太は前を手で覆った。
(ウンチはどうせ・・・ばれる。・・・・せめて、女の子のふりをしていないと・・・・・)
 酷悪な二者択一に哀しい選択をし、屠殺される豚さながらに悲愴さを滲ませて赤城についていった裕太は、やがて入った先が大型の食堂兼売店であることに気づいた。
51まりを:02/01/02 13:22 ID:g96DA6uU

 そこの店員に赤城が大声で話しかける。
「おばちゃん、この子がうんこ漏らしちゃったんでトイレに行かせたいんだけど、どこかな?」
「!!」
 その台詞に息を呑んで裕太は赤城の顔を見つめる。
 共犯者の大いなる裏切りに一瞬憤ったが、それを表せる相手でもない。裕太は顔を真っ赤にして俯くしかなかった。
 近くに並べてあるテーブルで食事をしていた家族連れは驚き、顔を顰めさせて裕太を見る。周りにいた客達も、声に驚き裕太の屈辱の膨らみを無遠慮に覗き見た。
(いやっ!!見ないでっ、見ないでよぅ・・・・だってこれは、これは・・・・・)
 だが事情がどうあれ、裕太が水着の中で脱糞したのは厳粛な事実である。少しからだが乾いてくると、股間からは強い汚臭が漂いだした。
「・・・あれ、可哀想にねえ。悪いんだけど、おトイレは外側なのよ。だいぶ並んでるから、ワケを話して先に始末させて貰うといいですよ」
 同情しつつも明らかに迷惑そうな様子でその店員は答えると、慌ただしく買い物客の相手に戻る。
「どうも。さあ行くぞ」
 その声に引っ張られて、力無く裕太は歩き出す。と、その背に
「あーーー、オモラシしてるぅ!ウンコくさーい!!」と叫ぶ幼児の声が被さって氷のように裕太の心臓を突き刺した。
52まりを:02/01/02 13:23 ID:g96DA6uU

 店の横にまわり、トイレを見つけたもののやはりそこは列が並んでいた。
 とりわけ女性用は長い。男性の小用は短時間で済むが、女性はそうもいかないからだ。
「あそこに並んで始末してこい。男の俺は並ぶわけにはいかんからここで待ってるぞ」
 そう言って身体を揺すると、赤城は腕を組む。
 本当ならば回転の速い男性用に並びたい。裕太は男の子なのだからできるはずなのだ。
 だが偽りの装いがそれを阻む。そして今は偽り続けねばならなかった。
 再びどうにもならない切なさに身悶えし、裕太は女性列の最後尾に並んだ。
「おい、あの子漏らしてるぜ・・・・」
「可哀想に、間に合わなかったんだな」
「臭いな・・・」
「なんだおい、サイテーだな!」
「やだぁ」
「・・・我慢できなかったのかしら?・・・」
 同情的なヒソヒソ声や、無遠慮な驚きが次々に裕太に叩きつけられる。裕太の頭は恥辱に飽和し、照りつける太陽の熱さで沸騰する。そして、自覚のないまま失禁していた。
 前を押さえた手の下から水流が溢れ、足元の砂を黒々と濡らす。それに気づいた人々からざわめきが起こり、それによってようやく裕太の状態に気づいた前の女性達が先に個室へと入らせてくれた。
53まりを:02/01/02 13:25 ID:g96DA6uU
「小便を漏らして先に入るとはうまいやり方だったな」
 車のところまで戻ったとき、それまで無言だった赤城が言った言葉はそれだった。
 それを聞いたとき、裕太はこれまで怺えていた涙をどっと流してしまった。
「恥ずかしいっ・・・!!!お願いですっ、あ、あ、あんな、恥ずかしいことはもうさせないで下さいっ!!」
 それは聞く者に哀れを催させる叫びである。だが、赤城の鋭い目はその叫びの深奥に隠された恥悦を嗅ぎ当てていた。
「だがお前はそれに興奮していたんだ。あの間中、お前は自分のチンポをおっ立てていたんだぞ。姉貴の水着を、お前の臭いクソで汚しながらな!!」
 そして赤城は汚れた水着を脱がせたあと着せたワンピースの裾を捲り、裕太のノーパンの下半身を凝視する。
「そしてまだここをピンピンにしていやがる。ノーパンにされてなおチンポが立つようなド変態に、恥ずかしがる資格はない。お前の正体を忘れたのか?思い出せ!」
(そうだ・・・ボクはオモチャだ・・ペット、ウンチ奴隷なんだ・・・・・なにをされても・・・ああ、分かっていたのに・・・・)
 羞悪と慚愧が裕太の中を駆け巡る。そしてその場に跪いた。
「ご主人様、ゴメンなさい・・・ボクは、奴隷でした・・・・・」
54まりを:02/01/02 13:31 ID:g96DA6uU

 全身で過ちを謝す裕太の姿に、赤城は感動に包まれる。
(この従順さ・・・一片の曇りもない奴隷に、裕太はますます近づいている。この禁断の果実を熟れ落ちるまで貪り続けたい・・・・例え破滅しようともだ)
 赤城は裕太を優しく抱きかかえると、そっと呟いた。
「いい子だ。今夜、お前を俺が“女”にしてやろう」
 そして永遠に消えぬ烙印を灼き付けるのだ、と赤木は心に誓った。
「“女”に・・・・」
 その意味を裕太は知っている。赤城がいつか行うこととして、裕太に覚悟させておいたからだ。
 その時を怖れもしていたが、今の裕太は赤城の思いがけない面を見たような気がして、ただ身体を捧げられる悦びに満ちていた。今夜、どんな痛みにも裕太は耐えることができるだろう。
「ありがとう・・・・ございます」
 この異常な主従が暖かいものに包まれ、僅かではあるが心を通わせる。
 その幸福な気持ちを抱いて、二人を乗せた車は夕闇の中へと消えていった。

(海水浴場編:終了)


 このあとはまたしばらくシチュエーションSSや各種情報などでまったりと行きましょう。
 それではみなさま、新年もよろしく!