1 :
吾輩は名無しである :
03/10/22 06:01
2 :
吾輩は名無しである :03/10/22 06:01
3 :
吾輩は名無しである :03/10/22 06:06
4 :
吾輩は名無しである :03/10/22 06:18
鹿鳴館大舞踏場のシーンが楽しみです。観てきたら、観劇記でも書きたいと思います。
5 :
吾輩は名無しである :03/10/22 22:43
6 :
吾輩は名無しである :03/10/22 22:46
7 :
吾輩は名無しである :03/10/22 22:49
8 :
吾輩は名無しである :03/10/22 22:52
9 :
吾輩は名無しである :03/10/22 23:13
10 :
吾輩は名無しである :03/10/22 23:24
11 :
吾輩は名無しである :03/10/23 17:56
12 :
吾輩は名無しである :03/10/23 23:51
13 :
吾輩は名無しである :03/10/24 16:22
>>1 乙彼。
現在文学板で一番のスレ数を誇る作家かな?
15 :
吾輩は名無しである :03/10/24 19:08
生前に三島はレコードを数枚リリースしてたけど、 ああいうのはCDで再販されないのかな?
16 :
吾輩は名無しである :03/10/24 19:37
すみません、ナボコフ スレにも書いちゃったんですけど この辺で澁澤スレ見かけませんか?
17 :
吾輩は名無しである :03/10/24 19:39
生まれてくるのが早すぎた
いや、あの時代に三島という存在がいたことがいわば日本という国の救いになっている。 誰もが一億総戦後思想に流れていた時代の流れに巨大な杭を打ち込んだ存在として日本は三島によって救われたんだ。
19 :
吾輩は名無しである :03/10/24 23:29
うろ覚えなんですが「若き侍たちのために」って本で 三島は「いい一級の小説は人間の暗く醜い本心を描いていて毒を持ってる」 みたいな事を書いていましたよね? 確かに三島の諸作品やドストエフスキーの小説は 心に迫ってくる魅力や迫力があると思います。 だけど生きる喜びやすべてに対する愛を思い出させてくれる小説って すばらしいじゃないですか。 絵画にしても音楽にしても芸術ってそういうものだと思うんです。 俺が三島のような天才じゃないからわからないだけなのか・・・。
20 :
吾輩は名無しである :03/10/24 23:33
>19 >俺が三島のような天才じゃないからわからないだけなのか そんな童貞みたいなことぬかしてんな。お前が不勉強なだけだ。 とりあえずニーチェ読め。評論やエッセイによく名前が出てきてただろ?
ニーチェか。。 「ツァラトウストラはこう言った 」でも読んでみます。
22 :
吾輩は名無しである :03/10/25 01:30
中曽根康弘は、三島の最後を、少女歌劇団とかなんとか言ったが、 今度の中曽根の最後は、何なんだ??? 三島の最後 >>>・・・>>> 中曽根の最後「政治的テロだぁ〜!」w
23 :
吾輩は名無しである :03/10/25 01:45
三島は、ああいう老醜から何としても逃げたかったんでないの? 西郷隆盛の死にざま(身の引き方)を称えてたし。 それにしても中途半端に惚けた権威者ってのは始末に終えんよなあ・・
老醜から逃げたいあまりに自殺的行為をしちゃったとなると、 あんまり好感持てないなあ……
25 :
吾輩は名無しである :03/10/25 08:09
よぼよぼのミシマを想像できるか? 中曽根の引き際を見ろ。下唇プルプルしてたぞ。
26 :
吾輩は名無しである :03/10/25 11:01
金閣寺登場人物の命名で「溝口」はどもりと関係があり、 「柏木」は源氏物語を下敷きにしたものだろう。 とすると「鶴川」にも何か由来がありそうだが、何なんだろうね。 「有為子」は象徴的な広がりを感じさせる語感があって、 溝口の妄想の源泉となる女の名前としていかにもふさわしいと思うが、 それだけでなくもっと具体的な根拠があるような気もする。 何か思い当たる人がいたら解説してみて。
三島は老醜を晒すのも恐れただろうがホモセクシャルである彼は アヌスの締まりが悪くなることも強く恐れたのではないか・・・
28 :
吾輩は名無しである :03/10/25 15:20
三島由紀夫の辞世の句。知らんのか? 散るを厭う世にも人にも先駆けて散るこそ花と吹く小夜嵐 散るを厭う=中曽根。 散り際を大事にするのが日本人だろ。いい加減にしろ中曽根。
おまえら政治に興味あるんだなぁ
三島の薔薇刑、どこかで写真文庫として復刊しないかなあ センズリのネタに使いたい
32 :
吾輩は名無しである :03/10/25 19:53
33 :
吾輩は名無しである :03/10/26 18:31
統合失調症
34 :
吾輩は名無しである :03/10/26 19:24
きみは三島が妄想でも抱いていたとでも言うのかね。文化防衛論よみなさい。
>>32 本当に懲りない奴、ヤホーには何回も通報しているがまだ摘発にまでは
いたっていない。誰か1兆円くらいで入札してくれんかな。
36 :
吾輩は名無しである :03/10/26 21:34
37 :
色男no、1 :03/10/27 00:00
こんばんは、みなさん、私が色男です。
三島の文学は母子密着のたおやめぶりの文学であります。元来が官僚制に相容れぬ美意識の持ち主なんですね。
「絹と明察」における父の問題は天皇の問題であります。
死体の偏愛が「死は美に通じる」という金色の死に近い思想であるのかという事ですが、
「ナルシシズム論」で三島はナルシズムは男性に特有の精神的傾向であり、女性には見られないものであると
しているように、美との相関関係において、自らが疎外されているとはどうしても考えられない
パーソナリティーを露見させているという意味において、学術論文というよりは三島という天才の謎を
解明する上で病跡学的研究に一資料を提供するものであると言えます。死体の偏愛をネクロフィリアと
規定するならば、溺愛する側はむしろ死体=美から疎外される側にあるものであり、
ナルシズムの問題が抜け落ちてしまいます。三島は、自らが死体=美として偏愛される為に
「他者」を必要としたのであり、ある種の人にとって彼の自殺が演劇的装置に満ちたパフォーマンスと映るのも、
その為であります。
http://www.laspara.net/
38 :
吾輩は名無しである :03/10/27 04:26
>>36 是非質問欄に「てめー偽物ばっか作って逮捕されたいのか!」と書いて
撃沈させてください。わたしはヤフオク常習者なので書くとばれるので
お願いします。さすがにもう一つID作ってまではできませんので。
40 :
吾輩は名無しである :03/10/27 16:36
みなさん、こんばんは。私がブ男です。 顔は生まれつきですが、肉体改造しました。でも美男への憧れがふつふつと湧いてくるのです。 薔薇刑を見てくださいね。
41 :
吾輩は名無しである :03/10/27 18:05
>37 この人何? 文構造が論理的に破綻してるのは、どこかからのコピペだからかな? とまれ、 >自らが死体=美として偏愛される為に「他者」を必要としたのであり、 >ある種の人にとって彼の自殺が演劇的装置に満ちたパフォーマンスと >映るのもその所為であります。 この条りは同意。三島が死体写真やフリークスを好んでいたとの話と、 写真週刊誌の生首写真を照合した時点で、三島由紀夫という人間の「死」 に関する興味が醒めた、というか解ってしまった。 「市ヶ谷」の写真に引き寄せられるように、熱に憑かれたように読み漁った 三島論や小説、評論を手にすることもなくなった。 静かな表情の生首を見て「この人はこうなりたかったんだろうな」と思った。
42 :
吾輩は名無しである :03/10/27 18:40
買ってどうすんだ三島のサインなんて
45 :
吾輩は名無しである :03/10/27 23:24
〆が迫ると急騰するけどね。
46 :
吾輩は名無しである :03/10/28 01:10
>>44 本物としても、10000円くらいが相場。それ以上出すヤシの
気がしれないわなw
>>44 10万円?? どこのヤクザか詐欺師か(藁
49 :
吾輩は名無しである :03/10/28 07:55
★☆★三島由紀夫の古本人気を知らないの???★☆★ もうすぐ神田・神保町古本まつり(11/1〜3)ですね。 古本まつりに行ったら、「小宮山書店」の4階(だったはず。3階かも)に 三島由紀夫特選コーナーがあるから覗いてみるとよいよ。 三島初版本がいっぱい並んでるから。 見てるだけでもいいって張り紙してあるから大丈夫。 それと玉英堂の店頭に、三島の「剣」って書いた色紙、40万円。飾ってあるよ。
三島凄い
51 :
吾輩は名無しである :03/10/28 14:55
玉英堂ぼろもうけ
玉英堂も三島の恩恵を被ってるわけだな。 それみろ、、、今現在でもこうして三島スレの書き込みが多いし、謎や死についての 憶測や興味も絶えない。 やっぱり、三島の1970年の終わり方は正解だったのかね。 今も尚、話題になってる三島の勝ち! 三島の作戦勝ち! あの死は無駄じゃない。 それは今の、この(まだ続く)話題性が証明してる。 色紙に40万、というのも図らずも(人気を)証明してるわけだ。
53 :
吾輩は名無しである :03/10/28 15:13
腹切りはビジネスです。
>謎や死についての >憶測や興味も絶えない。 芥川や太宰はこれに該当する? 川端も自殺だけどあれ年取ってるしなあ・・・
55 :
吾輩は名無しである :03/10/28 17:52
>>54 芥川や太宰は単なる自殺だ。
三島の場合は”異常なる”自殺なんだよ。
「豊饒の海」という6年に渡る長期小説のラストに合わせて自分も死ぬ。
盾の会なんてのも巻き込んでる。
急に死のうと思って死ぬやり方ではなく、おそらく10年以上は練った末の
あらゆる計画を込めた完結を遂行させたんだよ。これだけ大きなスケールで
果たしたのは三島だけだろ。他の分野を見回しても。
人間ってこんな終わり方できるものなのか・・・・という死に様を見せた事で
逆に、今までの作品が生きる事になった。野垂れ死にの太宰とは全然違う。
三島は首尾一貫して「そのうち死んでやる」事をほのめかし、賛美してた。
芥川はたまたま若く死んだかもしれないが、三島のような首尾一貫した自殺ではない。
ま、一言で表せば「三島はサムライを見せてくれた」んだよ。だから支持される。
57 :
吾輩は名無しである :03/10/28 21:40
58 :
吾輩は名無しである :03/10/28 21:41
あんなコンプレックスのこじれまくった奴がサムライとは笑かすな。
尊敬できない人間は口先だけの奴。 有言して実行できる人間は敬服できる。 コンプレックスは誰にでもある。でも、ごまかしたり正当化したり、諦めたり、 みんなそのコンプレックスに負けてる。 だが、見事にコンプレックスに立ち向かい 克服したのが三島由紀夫。 ボディビルにボクシングに剣道に。 それを笑う奴は、上記の「克服できない口だけの弱い奴」とみた。 しかも三島は45歳になってもまだボディビル続けてた。凄い信念と努力があった筈だろ。 三島の行動は「日本」とか「その時代だけの事」とかを超えて「世界」や「普遍の時代」に 訴えかける、視野に入れてのものだったんだ。スケールが違う。 だから他の誰よりも伝説視されるのだ。
60 :
吾輩は名無しである :03/10/28 21:56
>>59 有言実行は尊敬?
佐賀バスジャックも尊敬か?
61 :
純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/10/28 21:57
「毒薬の社会的効用について」の最後の文知っているか? 『初志を、貫徹した。』 うん、多分是の筈。是は、三島を一言で説明していて、この頃から自殺を考えていたんだな、と一寸思った。
屁理屈並べて変な犯罪者と一緒にしようとしてるが、次元がまるで違う。 比べるのもバカバカしい。 こんな事を言う奴だよ、すなわち「口だけの弱い人間」は。そして三島や 三島理解者の軽蔑すべきタイプだ。 >>60 そういう表面上だけの薄っぺらい人間に、壮絶な死に様を見せてやって、ギャフン といわせたんだよ。その代表として三島は勇気を持って行動したんだろうな。 でも、やっぱりこういう種の奴は絶えない。しかし、少数のサムライ魂を持った人間 の鏡としては立派な存在だと思う、三島は。教祖とかの胡散臭いのとは全然違う。 もっと崇高なんだよ。だから色紙にだって40万の価値がつくんだろ。わからない人間は それでいい。 太宰治でも読んでろ。
63 :
吾輩は名無しである :03/10/28 22:27
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64 :
吾輩は名無しである :03/10/28 22:32
三島由紀夫先生、森田必勝烈士を追悼し、彼等の意志を繼承し、 拔け殼のごとく、否、そればかりか米軍の傭兵になりさがった 自衞隊が、眞の日本國軍となること訴へるため、平成十五年度 野分祭へのご參集を呼びかけるものである。 日時 平成十五年十一月二十四日(月)午後三時〜 場所 高田馬場シチズンプラザ2階 東京都新宿區高田馬場四−二九−二七 主催 野分祭實行委員會 電話03-3368-0869
今の日本を三島が見たら、もう一回割腹か、それか諦められるか。
三島好きだけど三島の死が優れているとかいうのはおかしいと思う。 むしろ死の一形態として、彼が凄いのは無論だが 簡単に「誰々より上」とか言っちゃうと単なる信者。 三島読むならそこらへんで冷静になろうよ。
67 :
吾輩は名無しである :03/10/29 01:20
>>62 どっちが上だの下だの言ってること自体、三島を読んで無い証拠。
評論だけでなく、小説や戯曲をしっかりと読もう。
若きサムライの君は精神講話に興奮してるだけでは駄目ですよ。
幾多の知識人達が、三島の死の謎に挑み、敗れ去っていった。 この戦後最大の謎を解くのは── /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / \ / ヽ / ̄\ l \,, ,,/ | ,┤ ト.| (●) (●) | 今パソコンの前に鎮座している、君だ! | \_/ ヽ \___/ | | __( ̄ | \/ ノ | __)_ノ ヽ___) ノ
69 :
吾輩は名無しである :03/10/29 09:55
こんなところまでDIEちゃんが・・・
71 :
吾輩は名無しである :03/10/29 21:52
>>62 君の反応は、三島にハマッている人の「中期」の典型的な姿だ。
ただ、今のままではマズいので、人物論に興味があるなら、図書館で
当たれるだけ文献に当たることを勧める。
ちなみになぜマズいかというと、三島由紀夫に対して適切な距離を取れていないからだ。
たとえばある大きな絵画があったとして、君はいま5cm前の距離から見ているようなものだ。
1m先、5m先から見たとき、同じ絵でも別なように見えてくるはずだ。
72 :
吾輩は名無しである :03/10/30 06:06
>>63 「三島は。教祖とかの胡散臭いのとは全然違う。」って言えば、
オウムとミシマを比較した本読んだ記憶あるな。よく憶えてないが、結局結論は、
麻原とミシマの最大の違いは、肉体を鍛えていたかいないかだ。肉体美だ。
だったような気がする。
73 :
吾輩は名無しである :03/10/30 06:45
>>67 ,71
忠告や助言をわざわざどうも。三島ファンの事を思っての事だと解釈した。
ま、俺もある一点を誇張してわざと強く書いた。本当はもっと冷静に距離を置いて(三島を)みてる。
ただちょっと、三島を侮辱する人種に強く言いたかっただけなのだ。
確かに自殺を崇高するのよくない。別に三島の精神神話に毒されてるわけじゃない。
ただ、言ったように、バカにする人間、ひやかす人間は許せないだけ。
小説や戯曲もちゃんと読んで楽しんでる。むしろそっちを沢山読んでる。
75 :
吾輩は名無しである :03/10/30 16:45
>小説や戯曲もちゃんと読んで楽しんでる。むしろそっちを沢山読んでる。 本当かな〜?自分以外の人は、その作品をどういう風に読んだか、とか研究した? ちょっと三島由紀夫が揶揄されただけでアタマに血が上るのは、読めてない証拠だって。 未熟。いろんな人が作品論・人物論を出している。それを読んで、いろんな角度から 見るトレーニングしないと。
>>74 おお、なんだそうだったのか。ごめん。
気持ちはよくわかるよ、ただよく読んでないのに批判する奴なんて
そんなもんなんだから言っても無駄なんだよね……
言って分かる脳味噌をしてる人は読んでないのに批判していること自体に
恥ずかしさを覚えるものだからな。
三島を理解している、と言えてしまう所が凄いと思ったが。距離感って大切ね
なんかちょっとズレてるなぁ…
三島の吸引力は凄いから距離が詰まってしまうのは、ある意味必然。 別にいいじゃん。研究者や評論家じゃないんなら、三島ファンとして距離感が狭いのはむしろ自然だ。
だが、感情的な反応には隙も多いからな。挙げ足取りが発生してウザイ
81 :
吾輩は名無しである :03/10/31 04:58
ファンという人間の中には熱狂的な信者になっちゃう者がいるんだよなぁ。 たとえばビートルズが好きだという人がいたとする。 で、ビートルズの曲は好きでもジョンやポールを別に尊敬したり 美化したりしない人もいるが、中には彼らを尊敬したり、あがめたり 美化しまくっちゃう人もいる。 もう熱狂的な信者になっちゃう奴。 で三島だが、実に滑稽で、情けない男で、心が狭く、そして 狂気の人間だったと考える人間がいたって別にいいんじゃないの。 そもそも作家ってのは奇人変人みたいのが多いんだし、三島が どうしようもない奴だったとしても作品もクズだというわけじゃないんだしさ。
サムライという人種が成立しないこの時代にサムライとはね 三島のそういうところを尊敬してるんだったら、君も10年かけて計画的に死んでみたらどうかな。
83 :
吾輩は名無しである :03/10/31 07:54
接近していいんだよ。三島はそういうタイプの作家なんだから。 いかに三島に接近できるかが読みの総てなんだよ。 三島の存在の前には、テクスト論なんか通じないよ。 三島の作品に託した意図が絶対なんだから。 三島の意図を読み取ることが総てだよ。 さまざまな読みなんてありえないの。 作者の死ではなくて読者の死だな。
なるほど
85 :
吾輩は名無しである :03/10/31 09:15
三島ヲタってキモいんだな・・・
失敬な。俺も三島スキーですよ? 温度差による気圧の谷ができてますが
>>82 あんたは、わざわざ凄く醒めた意見を書き込んでるな・・。 書くほども無いと思うんだが、わざわざ書き込む人間が必ず出てくる所に、今のしらけた 世の中の毒され具合が見える。 俺的には「わざわざ書き込む意見かよ」とも思う。こういう小さな所に感じてしまうね。 こういう人種は社内会議では人の意見を心の中で批判してるが、自分では意見が出せない タイプだろう。要するに嫌われ者。
88 :
吾輩は名無しである :03/10/31 11:55
2ちゃんは寒冷前線みたいなもんだから嵐もどきもそりゃ現れるわな。
89 :
吾輩は名無しである :03/10/31 11:58
こんなところで熱く反論してる
>>87 が滑稽で仕方がない。
>>83 にマジに長文反論。
笑えた。三島の存在の前にテクスト論は通用しない、か。
三島は流行りモノ大好きだから、テクスト論が人気あれば即そっちに
乗り込んで「オレの小説にも良いテクスト批評してくれないと困る」とか
批評家に言いそうな「存在」じゃないの。
それくらいファンなら予想出来るだろ?あと、最近の三島文学の批評
にはどんどんテクスト論が出てる。作家論がもういい加減出尽くしたから。
でもテクスト論として論じると三島の小説はマジ面白くない。
明晰過ぎてつまらない。象徴的意味とか解読しやすいんだよな。
91 :
吾輩は名無しである :03/10/31 12:13
この辺で、三島の小説の何が面白いのか、 素人の俺に誰か教えてくれない?
92 :
吾輩は名無しである :03/10/31 12:46
>91 三島の小説の面白さ=三島由紀夫の面白さ もしかしたら、三島自身がテクストかもしれんな。
「何が面白いか」と言われてもな。読んでつまんなかったならそれまでだ
94 :
吾輩は名無しである :03/10/31 13:01
>>92 そういうのは屁理屈に聞こえるんだよなー
俺は「三島の小説の面白さ」を聞いてるのに、
返ってきた答えが「三島自身がテクストかもしれんな」???
>>93 いや、面白いと思ってる人は、何が面白いと思って読んでんのかなと。
俺は三島は小難しいというか、言い回しがネチっこいというか、
まあそれが美文と言われるものなのかもしれないけどさ、
論理的に過ぎるというかさ、人間味に欠けるというか、
そんな印象なんだよね。
単純なのが好きだからさ、俺。
95 :
吾輩は名無しである :03/10/31 15:36
>94 >単純なのが好きだからさ、俺。 馬鹿はスニーカー文庫とX文庫だけ読んでろ。糞して寝ろ。以上。
>>94 >論理的に過ぎるというかさ、人間味に欠けるというか
充分三島が解ってるよアンタ。92みたいなのは屁理屈、というか
要するに作家論のことだから、テクスト論とは全然相容れない。
テクスト論ってのは94が言うように「小説の面白さ」を語ること。
三島が偉大、とかそんなことはどーでもいい。作家は無視。
とりあえず、『美徳のよろめき』とか『愛の渇き』とか『沈める滝』
『肉体の学校』みたいな、オバサン作家が書きそうな恋愛小説の面白さを、
誰か熱狂者なら語ってみてくれない?
97 :
純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/10/31 23:04
三島は「面白い」と言うより「美しい」といったほうがよかろう。 俺は三島の文章に魅せられたのである。
百年、二百年と経過すれば、一流作家の作品も淘汰されていくはず。 三島で最後まで残ってるのは金閣寺とみた。 そういう意味で、逆に言えば、金閣寺だけは残る。 これしかない。
99 :
吾輩は名無しである :03/11/01 15:41
>>98 じゃあやっぱ「金閣を焼かねばなら」ないんだろうな
テクスト論者ってまだ生き残ってたのか……
101 :
吾輩は名無しである :03/11/01 17:15
>>98 三島は小説よりも戯曲が残される気がする。
102 :
吾輩は名無しである :03/11/01 17:47
三島の作家論を読むと、すごく引き込まれて三島の思想にはまる奴と 退く奴がいると思う。俺は退いた・・・。 冷静に読んでいられる人は大人だね。
103 :
純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/11/01 22:39
たしかに、俺も戯曲がのこされるきがする。鹿鳴館とか。
104 :
おさむ ◆UvGJoaFDw6 :03/11/01 22:42
仮面の告白ものこるよ
春の雪も残るし 潮騒も残る。 どちらかというと金閣寺より残りそうかも。
大江は一つも残らないんだろうな。
108 :
吾輩は名無しである :03/11/02 11:58
109 :
吾輩は名無しである :03/11/02 12:02
公平のために言っておくが大江も当然残る。
死者の奢り・飼育とかの初期短篇は残るだろ。ほかはどうでも
いや、大江の方が逆に三島よりも残るかも。皮肉な結果だけどね。 ノーベル賞作家の権威は絶対だが、(実は)三島は作品の評価はそれ程高くないから。 三島はスキャンダラスな彼自身の存在が、作家(つまり三島)を実力以上に押し上げてる 部分がある。 200年くらい経って、そんな三島の人物神話が通じなくなった時、単なる「小説」だけの 評価が出るんではないか。 そうなると、太宰には完全に負けそう。ノーベル賞の「箔」を持ってる大江にも負けそうに思う。 俺は言っておくけど、三島ファンなんだがそう思う。 おそらく当の三島自身もその辺を既に敏感に感じ取って、最後ああいう終わり方をして、「切り札」 使って、身を持ってして、自身や自身の作品に「神話」をつけるべくしたんじゃないかい? (その神話も 何十年くらい生きるかわからないけど)。 その当時生きてた人は「茶番」と笑うかもしれないが、見てない世代には「凄いことした」は残っても、 細部のセコさやダサさは伝わってこないからな。「未来の人へのメッセージ」としたら成功してるのよ。 それが少数であったとしても、確実に熱心なファンを掴んでるんだから。
うーむ……やっぱ残ると思うけどなあ。 だって三島ほど崇拝されたり嫌悪されたり嫉妬されたりする作家いないじゃん。 そんだけ影響力があるってことだよ。小説自体にも。 ちなみに漏れはただ単に作品が好きなだけだけども。 まあ、歴史から抹消されるかもしれないがね……
>>100 作家論が根強く残ってるように、テクスト論も残る。そーゆーモンだ。
大江はそれをよく解ってる。だから両方を巧妙に操作してる。
くだらない話だけど、三島だって生きてたら両側から受けの良い小説を
書いただろう。器用な人だし。
で、どちらとも言えないけど、丹生谷貴志『天皇と倒錯』に収められている
「三島由紀夫はポップSFである」は結構笑える与太話であり、
核心を突いてると思う。既出かな?読んでない人は読んでみた方が良いよ。
115 :
吾輩は名無しである :03/11/02 17:33
なぜ、この話題がでない? 今日の産経新聞の一面は、三島だよ。ウソじゃないよ。 三島の憲法草案が載ってる。
116 :
吾輩は名無しである :03/11/02 17:47
>>112 「ノーベル賞作家の権威は絶対だが・・・」
そんなら、ノーベル賞が出来る前は「絶対」の基準がなかったことになるな。
でも、当たり前だが、たとえばオスカーワイルド残ってるぞ。
ワイルドが残る基準は何だ? ノーベル賞じゃないよな?
200年後、大江とワイルドどっちが残ってると思う?
ワイルドだよね。ミシマだって残ってるよ。
117 :
吾輩は名無しである :03/11/02 19:18
産経新聞(11月2日)の一面と三面に三島由紀夫関連の記事がありました。 一面 三島の遺志「改憲案」判明 自決直前まで起草 「楯の会」完成 天皇は「国体」/自衛権を明文化 三面 国を憂い 三島託す 天皇は国軍の栄誉の源/国民から祖国防衛隊創設
118 :
山中湖フォーラムは11月8日、9日です。 :03/11/02 19:20
山中湖フォーラム開催の11月8日、9日まであと五日を残すだけとなりました。現
在、山中湖は紅葉が見ごろです。園内の散策路は落ち葉におおわれ、枯葉を踏みしめ
るたびに秋が乾いた音をたてます。
なお、フォーラムの締切り日の一部変更をお知らせ致します。予約にはまだ余裕が
ございますので、ふるってご参加下さい。
往復ハガキでお申し込みの方は11月4日必着。
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〒401−0502
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三島由紀夫文学館
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FAX 0555−20−2656
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119 :
吾輩は名無しである :03/11/02 19:37
120 :
吾輩は名無しである :03/11/03 00:20
三島由紀夫の遺志「改憲案」判明 自決直前まで起草、「楯の会」完成 天皇は「国体」/自衛権を明文化 作家の三島由紀夫が昭和四十五年十一月、東京・市谷の陸上自衛隊東部方面総監部 で自決する直前まで起草作業を進めていた現行憲法の改正案の内容が、初めて明らか になった。三島が亡くなってから三十三年たつが、産経新聞が入手した改正案「維新 法案序」は、天皇を「国体」と位置づけるとともに、自衛権、戦力の保持を明記するなど 三島の国家観や憲法問題に対する認識が鮮明に反映されている。 改正案は、第一章第一条で「天皇は国体である」と規定。三島は天皇を日本民族の精 神的よりどころであり、歴史の中で日本という国を伝達していく存在と考えていたとい われ、天皇を中心とする国家体制が国体だった。 一方、天皇は政治に直接関与せず、統帥権(軍隊の指揮権)の運用および指揮につい ても有識者などからなる「顧問院」と呼ばれる天皇の諮問機関と内閣が責任を負うこと を明確にしている。
121 :
吾輩は名無しである :03/11/03 00:20
国防については「日本国民は祖国防衛の崇高な権利を有する」と定め、自衛権を明文 化。そのうえで、「日本国軍隊は、天皇を中心とするわが国体、その歴史、伝統、文化 を護持することを本義とし、国際社会の信倚(しんい)と日本国民の信頼の上に建軍さ れる」と戦力の保持を規定している。 また、軍隊とは別に民兵組織による国防制度を築くため、志願者から構成される「祖 国防衛隊」の創設を条文化した。 三島は四十四年十二月、自ら組織した「楯の会」の会員八十八人の中から十三人を選 び、憲法研究会を発足。四十五年一月、現行憲法への「問題提起」として、「新憲法に おける『日本』の欠落」「『戦争の放棄』について」「『非常事態法』について」を執 筆。研究会のメンバーはそれを指針とし、毎週一回、起草作業を進めていた。 三島は決起の際、自衛隊員を前に「憲法改正」を訴えたが、結局、改正案は決起に間 に合わなかった。 研究会は三島の遺志を継いで四十六年二月、三島と研究会メンバーの議論の記録と改 正案を内容とする原稿用紙二百枚の「維新法案序」を完成させた。楯の会は同月、「解 散宣言」を発表。「維新法案序」の存在は、一部の研究者に知られているだけだった。 三島を研究しているジャーナリスト、松藤竹二郎氏は、「改正案は、クーデター計画 が成功した時点で宣布されるはずだったが、三島は計画を断念した。その後は自らの思 いを改正案に込め、後世に遺(のこ)そうとした」という。
友達に三島の作品に「卵」ってのがあるよ、と概要を説明したら ありえないー!といわれた。本当にあるのに。 卵を書いたときの三島はいい気分だったんだろうなぁ。楽しそうだな。 私の大学の先生は三島と剣道のお稽古をしたことがあるそうです。
123 :
吾輩は名無しである :03/11/03 04:48
まぁ、大江は三島も絶賛した『万延元年のフットボール』があるからね。 この作品だけでも残されるだろう。一方、三島の方は最も後世に残りそ うなものに『豊穣の海』4部作があるが、それに比べたらやはり戯曲 の方が圧倒的に素晴らしいのではないか。その為、前の人が言ってる ように三島は小説家というよりは戯曲家として記憶されるんじゃない だろうか(もちろん、これは100年後、200年後のスパンで言っ ている)。
124 :
吾輩は名無しである :03/11/03 06:19
>123 「万延元年のフットボール」??? 日本のアホな若造が暴れまわっててほんとにそんなのが海外で興味ひいてると思うか? 「金閣寺」なんて美と心中するんだぞ。オペラにもなってんだぞ。 どっちが普遍性あると思ってるんだ? どっちが芸術性が高いか一目瞭然。 ま、芸術家と小説家の差だな。
125 :
吾輩は名無しである :03/11/03 07:03
ま、芸術家と小説家の差だな。
126 :
吾輩は名無しである :03/11/03 08:10
>>124 あほ。123をよく読んでみれば、三島より大江の方が凄いとか
書いてないだろ。単に三島は小説より戯曲の方がいいのでは
と123は書いてるだけだ。
127 :
吾輩は名無しである :03/11/03 09:07
あんま議論っぽい事はやる気は無いけど。「戯曲」ってそもそも残るかい? 俺は日本人の書いた戯曲こそ全滅に近くなると思う。現にそういう傾向に進んでる。 ノーベル賞作家の作品を「世」に残そう、残さざるを得ない・・という傾向は日本人特有の ほらっ、権威に弱いって部分で、そうなると思うんだよ。 新潮社の会議なんかで、 編者A「そろそろ昔の作家の作品を削りたいんだが」 編者B「大江の作品辺りを・・・」 偉い編者「大江はまずいだろ、タイトルホルダー(ノーベル賞)だからな。それよりまず(無冠の)三島削るべ」 こうして、三島の方が無くなっていきそうな気がする。あくまでも日本の話だが。
君、頭悪いねえ・・・ははははははは
130 :
吾輩は名無しである :03/11/03 17:44
>>128 何が残るかは編集者が決めるんじゃないの。
古今東西の作品はすべて消費者が選んで残してきたの。
編集者がこれがいいと決めても消費者がイヤと言ったら残らないよ。
131 :
吾輩は名無しである :03/11/03 20:25
>>130 ここは何を言うのも自由だが、そのアホ丸出しの口調はやめれ。
そのせいで三島の読者にロクなのがいないと思われて迷惑だ。
この糞袋が。
132 :
吾輩は名無しである :03/11/03 21:52
>131 言ってることは間違ってないのに文句言われちゃかなわんな。 間違ったことは言ってないだろ?
133 :
吾輩は名無しである :03/11/03 22:38
>>130 横あいからレスするが、
@消費者ではない、文学作品は「読者」以外には豚に真珠だ。
A読者が選んで残した…とは言えない、厳密には。まず作品を発見する
眼識を備えた存在(評者あるいは先輩&後輩作家)によって
「出版に値するもの」と認められ、それを出版する版元が存在すれば
そこで初めて、一般読者の前に提供されることになる。
その上で、一時の流行に終わるか時代を越えて残るか・・・は
気まぐれな読者や商業主義の版元が決めるのではない、作品そのものの
質が決定する。
「消費者」などという言葉がいけないんでしょうねえ。 ここは「読者」、「一般読者」などと書きたいところ。 そもそも私は日常に使われる「消費者」なる言葉も気に入りません。 何とまあイヤな響きでしょうか。「生活者」とか「一般大衆」とかの 左翼的用語の方がよほどましですね。 もっとも昨今は共産党までが「消費拡大!」などとスローガンを掲げる 始末で、世の中が狂い始めているのではと心配しているのは私だけ?
135 :
吾輩は名無しである :03/11/03 23:13
ぼくは三島の初版本を集めてるマニアを知ってます。 「なに読んだらいいかな?」 「読んだことない。」 「・・・」
大江は三島からバトンを受けついだ存在 両者を対立させるのは間違い
137 :
吾輩は名無しである :03/11/04 00:59
たまたま同じ時代に居合わせたからといって誰も大江にそんなこと期待してないよ。 三島の後を継ぐ才能ということなら二百年とか五百年とか気長に待つしかないだろう。
スマソ。三島と師匠にあたる人の往復書簡集の本の題名を教えてください。 たしか、豊饒の海を書き終えると私は死ななければならないみたいなことを、 その師匠にだけは告白していたという内容です。
あげ
140 :
吾輩は名無しである :03/11/04 01:49
>>138 『師・清水文雄への手紙』三島由紀夫著(エディション刊・¥1500)
141 :
吾輩は名無しである :03/11/04 05:42
書簡集だけで3冊?もあるんだな
142 :
吾輩は名無しである :03/11/04 11:04
単行本になったのは、 恩師・清水文雄、川端康成、ドナルドキーン、 学習院時代の文芸部先輩・東文彦など4冊だと思う。 あと、訴えられたのがある。○島○郎。(笑 単発の手紙なら、まだいっぱいありそうだね。今の作家じゃ考えられない量!!
もし三島の本(関連本も含めて)が売れなくなったら
《日本文学》はホントにヤバイとこに来た、って証拠になるかな。
>>135 初版本マニアなんてそんなモンっしょ?
144 :
吾輩は名無しである :03/11/04 11:53
「近代能楽集」で卒論を書くことになったんですが どんなことでもいいんで「近代能楽集」について 語っていただけないですか。
>>144 三島関連本の事典があったはずだが。
それ読んで「近代能楽集」についての文献漁れ。
146 :
吾輩は名無しである :03/11/04 18:29
147 :
吾輩は名無しである :03/11/04 18:50
>>144 『近代能楽集』は、中世の能(謡曲)を現代化したものだから
その能と、三島の近代能を比較すれば良いのではないかな。
三島が何処をどんな理由で変更したか考えればいいではないか。
148 :
吾輩は名無しである :03/11/04 23:38
>>144 能
三島「近代能楽集」
野村萬斎監修「現代能楽集」
の比較なんてどうだ?
野村萬斎の現代能楽集はもうすぐ上演だよ。
2003年11月14日(金)〜30日(日)東京・世田谷区
一風変わった卒論にはなるとおもうよ。
>>142 東文彦って「詩を書く少年」に出てきた女に現を抜かす先輩のモデルかな?
150 :
吾輩は名無しである :03/11/05 05:36
金閣寺を読みたいのであらすじを教えてください。
151 :
吾輩は名無しである :03/11/05 05:50
>>150 不細工が器量の良い人に嫉妬して殺してしまうお話。
>>150 ある日、木こりが池に寺を落としてしまった
すると池から女神が現れて、オマエが落としたのはコレか?と言って金閣寺を取り出した
木こりは違うと答えた
すると女神は、ではコレか?と言って銀閣寺を取り出した
木こりはそれも違うと答えた
すると女神は・・・
という、お話。
面白いよー。
153 :
吾輩は名無しである :03/11/05 06:48
>>150 誰にも心を開かない謎の転校生・美哉(みや)は、
高校二年の主人公・春音(はると)にだけ心を開き、
二人の関係は急接近してゆく…。
そんな学園モノBL小説だよ。
>>153 「学園モノBL」に精通してる方ですか?
多くの小説家の場合は、まず人生経験があって、その後に小説を書き始める。 しかし三島の場合は、始めに小説を書く自分があって、その後に人生があった。 ここが他の作家との(良くも悪くも)決定的な違い。 「頭で小説を書いてる」と言われた事もあった。 そして、思想的には十代の時のものをズーっと45歳まで頑なに引きずっていた。 珍しい作家だと思う。
156 :
吾輩は名無しである :03/11/05 12:26
>>150 どもりの少年が宇宙戦艦・金閣に乗って悪の帝国を滅ぼすという大活劇だよ。
金閣にはタキオン光線銃というすごい武器があって、守りは黄金光線パリアで完璧、
操縦はもちろん念力を使ってやるんだ。
>>155 単純にデビューが早かったってことはあると思うが。
だから人生経験浅くて当たり前。三島は戦争で死ねなかったのが
そもそもの大誤算。てのが一般論?なのかな。
終結から人生スタートした感じ。
ついでだけど始めに書いてたのは小説じゃなくて詩。
詩はダメだったから散文へ移行。思想的にも
色々な変遷があったような…。
だから、ハッキリ言っちゃうと、そういうタイプの作家は稀代の名作が書けない んじゃないかと思う。 三島は天才で、目一杯努力もした超優秀作家だけど、一つ だけ足りないのが、文学ネタとして十分になるような人生経験じゃないかと思う。 ヘミングウエイ等、人生の経験があるから、作品が素晴らしくなったんだし。 欲を言えば、45歳で死なないで、まだ続けて名作を残して欲しかったし、出来る作家 だったとは思うんだけど、これを言ってもしょうがないか。
>>158 ネタになるようなことは色々したと思うが。
映画もパイロットも剣道もモデルもやった。
それらを人生経験と呼ぶかどうかは知らないが、少なくとも
村上春樹よりは豊富かも(?)
戦争も一応経験してるし…文学ネタという言い方がよく分からないけど、
つまり戦場に実際に行ってないってコト?行かなくても素晴らしい作品
は書けると思うが。三島はトコトン実証的に調べて書ける人だと思う。
パイロットはやってないか。 単に戦闘機乗ったよ!ってだけかw
161 :
吾輩は名無しである :03/11/05 14:59
>>150 自分は異星人だ、っていう観念に憑かれた同性のことを考えて
自涜するどもりの溝口という学習院の右翼少年が、金閣寺に火をつけて自決するんだが、
その後、滝の下で光クラブの社長として生まれ変わって、夜な夜なある人の家に行って
おかしなことを語りあった後、「命売ります」って広告を出す、っていう小説だよ。
絶対読んだ方がいいよ。
162 :
吾輩は名無しである :03/11/05 15:43
実際に兵隊にとられて上官からボコボコにぶん殴られてたらどうなったか。
163 :
吾輩は名無しである :03/11/05 15:54
>>161 このレス読めば三島をしたり顔で語れるな(w
165 :
吾輩は名無しである :03/11/05 23:06
166 :
総選挙の争点は憲法 :03/11/06 00:04
三島の遺志「改憲案」判明 自決直前まで起草 「楯の会」完成 天皇は「国体」/自衛権を明文化 国を憂い 三島託す 天皇は国軍の栄誉の源/国民から祖国防衛隊創設
167 :
吾輩は名無しである :03/11/06 06:28
>>150 『キンカクシ』と読ませる、偽古典主義の冗漫な物語と三島自身が語っている
主人公がキンカクシを燃やして、そのあと「生きよう」と思うんだが
何故そう思ったのかは書いてない。
なんか短編でお勧めありませんか?
170 :
吾輩は名無しである :03/11/06 23:55
剣
171 :
山中湖フォーラムは11月8日、9日です。 :03/11/07 01:12
山中湖フォーラム開催の11月8日、9日まであと五日を残すだけとなりました。
現在、山中湖は紅葉が見ごろです。園内の散策路は落ち葉におおわれ、
枯葉を踏みしめるたびに秋が乾いた音をたてます。
なお、フォーラムの締切り日の一部変更をお知らせ致します。
予約にはまだ余裕がございますので、ふるってご参加下さい。
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(ただし、懇親会に参加される方は11月6日まで)
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172 :
吾輩は名無しである :03/11/07 04:51
NHKで三島特集があるようですNE
173 :
名無しさんの告白 :03/11/07 07:51
大学の講義で三島やることになったんだが、なんかレジュメや卒論向けなマイナーメジャーな短編作品ないですか? いっそ、レジュメが置いてる場所でも(オイ
175 :
吾輩は名無しである :03/11/07 23:12
三島は小説家というよりも、評論家という感じがする。 その方がいいよ。 例えば小林秀雄が「じゃ、小説も書いてみっか」って頑張って小説書いて、なんとか読めるのに 仕上げたとする。 そして、小説も数冊書いたところで「小説家」という称号がついたら 彼も三島タイプになるような気がする。 つまり、小林と三島は同類で、共に評論家であると。 たまたま小説も書いてたのが三島だと いう感じがする。
>>175 俺の一番好きな短編でつ。
「待つ」ってなんなんでしょうか。
178 :
色男no、1 :03/11/08 07:15
中上とたけしは、不在の三島をめぐる共犯関係にある、とするのが正しいでしょう。中上は三島の死の年齢と仕事を異常に気にしていた、
というのは柄谷行人など親交あった人々の証言に明らかです。三島の天皇に対するかのように路地を文化起源として小説を書きましたが、
彼自ら自分もある意味、天皇小説を書き続けてきたと、発言しています。パロディー化、矮小化というのは屈折した愛情表現なのかもしれません。
コロッケや清水あきらが美川憲一や村田英雄に対するかのように。神話化された姿には父殺しにも似た脅迫観念を持ち、
彼を笑いに転換する事で限りない慰みが得られる。アンチ巨人もファンのうち、あるいは全共闘は三島ファンを多く含んでいました。
三島のパロディーおよび再来について、三島が果たして文学的に師を必要としたか、あるいは文壇政治的に川端を攻略しておく事に意味があったのか、
などの問題になると思われますが、三島は唯一無二で二つとありえないし、また、必要もないと考える三島絶対主義が一方にあれば、
ナポレオンがヒトラーに反復するようにヘーゲル歴史哲学的に考察するならば重要な事件や人物であるほどに反復するという見方もあります。
再来がありえないから歴史偽造主義的要請からパロディーが捏造されると考えるか、弥勒菩薩よろしく再来がありえるとして、
その真贋論争が問題になってくるという見方もあります。
http://www.laspara.net/
179 :
色男no、1 :03/11/08 07:16
楯の会=たけし軍団、三島事件=フライデー事件。大蔵官僚から文学、コメディアンから映画。たけし自身が説明するように既成権威が
あればあるほど奇行や笑いの起爆力が向上するという振り子現象があります。また、吉本隆明、蓮実重彦らは両者の関係性について言及しています。
たけしは本質的には三島と類似点はないと思います。ただ、表層において、それがある訳です。貴種流離というのは三島のキーワードの一つですが、
たけしはその逆ですね。たけし一人ではとうてい三島の不在を埋める事はできませんが、分業化されるマスイメージとしての三島集団の一人であると思われます。
平野にしてもそうですが、マスコミが三島のパロディーや再来を必要としている要素はあるでしょうね。
新潮2000年11月臨時増刊の座談会三島由紀夫不在の三十年で、三島空位の時代に後の人は彼の役割の分業を意識してきたのではないか、と島田雅彦が発言しています。
主体は分身自身にある場合と、マスコミのイメージ操作の意志にある場合とがあります。文学に関しては様々な研究が今もさかんになされつつありますが、
三島の存在論的な意味の読解と他ジャンルへの影響の様相を浮き彫りにする作業を私は問題としており、サブカルチャーにまで及ぶ言及を積極的にしています。
http://www.laspara.net/
180 :
吾輩は名無しである :03/11/08 18:33
↑いつも突然やってくるな。からっ風野郎だ。w
181 :
吾輩は名無しである :03/11/08 21:16
179って馬鹿だろ 178はもっと馬鹿で白痴レベルだ 〉中上とたけしは、不在の三島をめぐる共犯関係にある こういうのは人を驚倒させるな、アフォだ 金嬉老がすべての日本人とシャム双子でその行動の責任は すべての日本人にあるっていうのを読んだ時も驚いたけど たけしが〜三島集団の一人ってのもそうとうすごい基地外レベルかもしれん。
182 :
吾輩は名無しである :03/11/08 21:52
>181 馬鹿、白痴、阿呆、気違いは使うなよ。表現が汚い。品のないヤツだな。
183 :
吾輩は名無しである :03/11/08 22:59
>>182 馬鹿は三島が最も好きな言葉
馬鹿の分類までしている
白痴もよく使ってる
184 :
吾輩は名無しである :03/11/09 00:59
若き坂東玉三郎の才能に三島が惚れ込んでいたことをたけしは意識して、 座頭市に若い女形を浅草から呼んできた。
浅草に女形なんかいるのか? 大衆演劇のことかな?
186 :
吾輩は名無しである :03/11/09 18:12
女形?といえば、美輪明宏がいるだろ。 美輪はいまだに三島の広告塔になってファンを増やし続けてるんだから感謝しないとな。 来年は「椿姫」だけど、再来年はまた「黒蜥蜴」やるみたいだぞ。
187 :
校長が強盗 :03/11/09 18:19
188 :
是非三島戯曲を観てほしい :03/11/09 19:11
★☆★待望の再演決定★☆★ 『鹿鳴館』 ル テアトル銀座 2004年1月23日(金)〜2月15日(日) 影山伯爵:平幹二朗 朝子:佐久間良子 清原永之輔:近藤正臣 清原久雄:平岳大 ほか
189 :
吾輩は名無しである :03/11/09 22:09
山中湖の三島フォーラム、行った人いるのかな? 疲れがとれたら、レポおながいしまつ。
190 :
吾輩は名無しである :03/11/10 20:32
191 :
吾輩は名無しである :03/11/10 20:43
おまいら三島なんかどうでもいいから、 ダ・ヴィンチの特集読め 予想通りか(笑
どんな特集?
ん? どうした?誰もいないのか?
194 :
吾輩は名無しである :03/11/13 21:18
明治19年秋、天長節の夜、 日比谷の鹿鳴館では、いつもの様に、華やかな夜会が催される。 繰り込む馬車や人力車、輝くガス燈、ワインにワルツ。 誕生したばかりの日本の貴族とその婦人たちが 着慣れぬ燕尾服やローブ・デコルテに身を包み、 外国の大使や軍人たちと共にダンスを踊る。 今夜その夜会の主人役は伯爵婦人影山朝子・・・
195 :
吾輩は名無しである :03/11/13 22:05
よく知らないが、平野啓一郎が出てきた頃「三島由紀夫の再来」なんて言われたんだとか。 これなんて、三島あっぱれ!って感じだよな。 こういう風に言われるってのは名誉な事だし 揺るぎない名声というかポジションをゲット(確立)したって事だろ。 例えば20年後にまた優秀な新人が出てきた時、同じように「三島の再来」ってキャッチコピー は付くんだろうけど、「平野の再来」とはまず付かないだろうからね。平野がそれをクリアするには 三島の1.5倍の業績を残さないと無理だからね。同じ業績ではダメ、超せない。これは悲しいかな、 先に出てきた者の特権だから。 ま、だから要するに「三島の再来」という言葉はここ何十年も言われ続けるんだろうな。名誉な事だよ。 それに対して「漱石の再来」とか「芥川の再来」とかって言われる事あるんだろうか? 少なくとも「谷崎の再来」とか「川端の再来」なんて言葉は聞かれないだろう。 という意味からしても、俺は三島は既に日本の明治以降の作家のトップ3に入っていると思っているよ。
>196 確かに名誉なことだね。話変わるけど、平野君が再来って言われたのは 単に、法学部だからじゃないのかな? さすがに、同じなのが法学部だけでは、再来というには無理があるでしょう。 最低でも、学習院首席→東京帝国大学→大蔵省のどれか一つでも同じならまだ わかるけどね。 三島の自決によって、日本文学の終焉を迎えた、現代日本にとって、その衰退 を救えるのは平野君であるということは否めない。
198 :
吾輩は名無しである :03/11/15 04:42
あれだけ凄いって言われた中上健次も今ではどうなんでしょうか、 小さな存在になってるように思うんですよ。違うか? なんだかんだ言ってもやっぱりミシマって凄いよね。 戯曲だっていまだに上演されてるからね。最近は憲法草案も発見されたし、 島田雅彦が「春の雪」薄めて引き延ばしたような小説を書いたし、 いろいろ影響あたえてるよね。 平野は戯曲が書けないんじゃないの?パフョーマンスも不発だし・・・。 ジミー大西みたいな顔なんだから、ジミー大西みたいに絵も描けばいいのにね。w
ワラタ パフョーマンス
200 :
吾輩は名無しである :03/11/15 05:15
三島ファンはいろんな側面から入ってくるからね。 まず、小説。「金閣寺」「春の雪」とか、「肉体の学校」「音楽」など。 次は、戯曲ね。「近代能楽集」「鹿鳴館」「サド侯爵夫人」「黒蜥蜴」など。 最後は、右翼。「文化防衛論」「英霊の声」「憂国」「奔馬」「剣」など。 これだけ多才な作家はちょっと出ない。 あんまり三島の再来なんて言うもんじゃないよ。
まだまだあるぞ。 映画、 それと、各種評論も定評がある。
202 :
吾輩は名無しである :03/11/15 06:00
超マニアック三島ファンは、歌舞伎から入るんだよ。 「地獄変」 「鰯売恋曳網」 「熊野」 「芙蓉露大内実記」 「むすめごのみ帯取池」 「椿説弓張月」
203 :
吾輩は名無しである :03/11/15 06:56
「憂国」には愛着あったらしいけど、ひどい出来だよな 読み終わるとなんだこりゃ
204 :
吾輩は名無しである :03/11/15 07:03
中上健次と江藤淳が対談で「椿説弓張月」の事を話してたの思い出した 中上は「椿説弓張月」を観に行って松本幸四郎の演技、声の素晴らしさを発見、 江藤は松本幸四郎を観に行って「椿説弓張月」の素晴らしさを再発見する、 だいたいこんな感じの対談だったと思う 漏れ、歌舞伎は殆ど興味ないけど 三島歌舞伎なら観てみたいな
205 :
吾輩は名無しである :03/11/15 10:12
きょねん上演したチン説、すばらしかったヨ 様式美のセップク。。。
206 :
吾輩は名無しである :03/11/15 12:22
平野が三島の再来って言われたのは、三島好きの文学少年少女にも顕著 に見られるあの衒学趣味なとこだけじゃないの?
相似た人がいる。三島のそれは・・・・・・・・・わかるかな?
関係ない話題から切り出してしまうが、最近、吉行淳之介を初めて読んでみたんだけど、 意外に面白くてハマってしまった。なにしろ読みやすい。文が上手い。ストーリーに無駄が なく、テーマも身近であるし。図書館で全集借りてきて、片っ端から読んでるんだけど、 (全集にしか載ってないような)殆ど埋もれた作品まで楽しかった。駄作が少ない人だと思った。 スラスラって読めるから、楽しくて、一瞬、三島よりも凄いんでは?くらい思ってしまった。 吉行って三島より一歳上なんだよね。でも文壇での活躍時期のせいか、三島の方が年上に感じてしまう。 まあ、それはいいけど。 吉行作品にハマった後、冷静に考えてみたら、逆に三島の凄さがジワジワ とわかり出してきた。 三島文学の、その多様さや奥深さ。 (吉行氏を落とすわけではないが)吉行氏は、 三島ほどダイナミックに書けてるか、といったら全然ダイナミックじゃないよな。豊饒の海なんてサスガ三島だよ。 他に戯曲(傑作多数)も書いてるし、評論はピカ一だった! 同時代の人と比べてみて、つくづく三島の凄さが わかった結果になった。 吉行淳之介は凄い面白いんだよ、だけど三島はもっと怪物だった、ってのが感想。
209 :
吾輩は名無しである :03/11/16 00:28
>208 吉行淳之介。「男流文学論」では、 上野千鶴子・小倉千加子・富岡多恵子に一番たたかれてたね。 吉行は、女性に対して無理解。 周りの男性批評家達は、吉行の無理解さを見抜けないほど、女性に対して無理解。 たしか三島も載ってたはずだが、大した話はしてなかったよ。
>>209 あ、そうなんですか、それはどうも。いずれチェックしたい。
ヤフーオークションで三島のメダルが出品されているが、どう見ても別人だ。 敢えて例えるのなら、メダルの三島がハチマキをして、何故に裸の上半身で写っているのか? 謎が多い。
212 :
吾輩は名無しである :03/11/16 18:29
>>209 それは単に、その人たちの評価でしょ。
誰だったか覚えていないが、ある女性が書いてた話では、
吉行淳之介は非常に女にモテたらい。
吉行が現れると、その場の雰囲気がパッと変わるような感じで、
また女性の心がよく分かっていて、とても人気があった
ということを書いていた。
ま、それが100%真実か知らないが色々な意見があるということで。
213 :
吾輩は名無しである :03/11/16 19:24
もてる男で売り出すのも大変だろうな 極端にもてるってのも不自然だしな
214 :
吾輩は名無しである :03/11/17 02:59
憂国忌と野分祭は、なぜ、別々に行うのか?
215 :
吾輩は名無しである :03/11/17 09:37
それにしても あなたたち エンエンと おしゃべりすきねぇ、、 男のおしゃべりなんて○○○○よっ!
>>212 なんか根本的に勘違いしてないか? 吉行の文学のことを語ってるんだろ、女史達は。
女を理解してない文学だといいたいんだろう。吉行が女性にもてたのは周知の事実だから別にどうでもいいが
女性にもてたことと文学の性格は別物だろうよ。
217 :
吾輩は名無しである :03/11/17 23:18
218 :
吾輩は名無しである :03/11/18 03:24
>>216 吉行より飯干晃一や笹沢佐保とかのほうがぜんぜんもてたらしいよ。
愛の渇きは久々に後味悪いものを感じた・・・
尻なで三年、ひざ八年。
221 :
吾輩は名無しである :03/11/19 19:40
三島なら、 唯識三年、倶舎八年、だろ。 三島はたった五年くらいで豊饒の海書いたんだぞ。
222 :
吾輩は名無しである :03/11/20 00:38
愛の渇き 浅丘ルリ子 萌え〜
223 :
吾輩は名無しである :03/11/21 03:55
愛の渇き 『浅丘ルリ子は意外な好演』−三島由紀夫−って そりゃないよ浅丘ルリ子はうまい女優だよ 三島に浅丘ルリ子の魅力がわかるとも思えんが。
NHK教育 ETVスペシャル 「美輪明宏・一番美しいもの」(再放送)(480x360).avi 865,254,228 a27babfbfc9d5382589ccbe71c5b7e14 これでもう一度三島の演説シーンを見よう。
225 :
吾輩は名無しである :03/11/21 22:34
↑どうやって見るんだ?
226 :
吾輩は名無しである :03/11/21 22:34
サンデー毎日に、1ページ使って三島の演説シーンのどアップが載ってたよ。 「彼女(日本)が年老いて、しわが寄って醜くなってゆくのを見るに堪えない」云々 という恩師に宛てた手紙が引用されてた。
228 :
吾輩は名無しである :03/11/21 22:58
↑どうやってゲッツするんだ?
>>225 「winny2」で検索しまくる。またはdownload板のスレをかたっぱしから読んでいく。
三島がメインの番組じゃないけどね。三島がカメラ目線で葉隠についてかたってるヤツや
「黒蜥蜴」登場シーン。演説は
「聞け、お前ら聞け、命を懸けて諸君に訴えているんだぞ。
諸君は武士だろ、武士ならばだ、自分を否定する憲法をどうして守るんだ。
諸君のなかに一人でも俺を一緒に立つやつはいないのか。
一人もいないんだな・・・」
と叫ぶ部分がカラーで収録されている。
230 :
吾輩は名無しである :03/11/21 23:14
ぼくはちゃんとビデオ録画したよ。 三島が出てくるのはほんのちょっとだけどね。
231 :
吾輩は名無しである :03/11/21 23:23
公ちゃんは近江を愛した同性愛者で近江になりたがった。 これ即ちナルシストである。園子にふられた。
232 :
吾輩は名無しである :03/11/21 23:30
三島関連のテレビ放送を録画したものが合計3時間くらいある。 いずれ新しいPC買ったらパソコンに取り込んで公開したい。 東大全共闘との討論会とかあるよ。動いてる三島をぜひ見てほしいね。
233 :
吾輩は名無しである :03/11/21 23:55
>>232 立っている全身像は1秒もない
座っているか
上半身だけ 。・゚・(ノД`)・゚・。
234 :
吾輩は名無しである :03/11/22 00:19
「VS東大全共闘」は10年以上前 自分も録ったんだけど紛失してしまって悔しい、 記憶では ガキを肩に乗せてエラそうに吠えてたのって芥正彦だったような、、 あのアジ演説とヤジの中で 首を少し横に向けて苦笑いしている三島が渋かったなぁ、、
>>232 >>東大全共闘との討論会
ウホッ、見てー。
「政治の季節」の学生は皆あんな感じだったんですかね?
今の大学キャンパスとは別世界。
ドストエフスキーの小説読んでるような錯覚に陥る。
236 :
吾輩は名無しである :03/11/22 01:56
>あのアジ演説とヤジの中で 首を少し横に向けて苦笑いしている三島が渋かったなぁ、、 まぁ、あれは三島でなくとも苦笑したくなるがw
237 :
吾輩は名無しである :03/11/22 02:17
238 :
吾輩は名無しである :03/11/23 17:53
週刊「AERA(アエラ)」(朝日新聞社)で 三島由紀夫の特集が7ページありました。 @三島由紀夫 クーデター説を追う 5ページ A素顔の三島を読む3つの鍵 2ページ
三島の奥さんは可愛い
240 :
吾輩は名無しである :03/11/23 23:43
最近「右翼」方面から三島入って 憂国忌か野分祭とかいうの行ってみたいんですが どっちがイイのかな みんな行くのかな
242 :
吾輩は名無しである :03/11/24 02:18
東大で講演している三島のテープを持っているのだが、これ聞くと 話し方が中曽根康弘にそっくりなのだ。 単なる偶然なのか?どっちかが真似たとか? それとも、あの年代の人間には、ああいうしゃべり方が多かったのか? あまりああいうしゃべり方って、あの二人以外に聞いたことないのだが。
NHKアーカイブス 放送:11月30日(日)午後11:10〜翌午前0:30(80分) ■特別番組「川端康成氏を囲んで」1968年(昭和43年)10月18日 放送:23分 ノーベル受賞決定の翌日、特別番組として急きょ放送されたもので、 川端康成を生涯師と仰いだ三島由紀夫と、文芸評論家の伊藤整が、 鎌倉の川端邸を訪れ日本文学や川端氏の作品について語り合った模様を 中継したもの
244 :
吾輩は名無しである :03/11/24 04:20
>242 そのテープは、新潮社「学生との対話」じゃないの? それだったら、表紙は東大全共闘と討論した時のものだけど、 中身は、早大での討論だよね。
245 :
吾輩は名無しである :03/11/24 04:36
>>241 憂国忌と野分祭の違いは、おそらく、
野分祭=一水会=反米保守
憂国忌=重遠社=親米保守
ではないかと思う?
ちょうど、西尾幹二vs西部邁みたいなのもかな。
246 :
吾輩は名無しである :03/11/24 04:45
西尾幹二(親米保守)は、憂国忌で講演してる。 西部邁(反米保守)は、月刊誌「発言者」で、一水会と対談してる。
247 :
吾輩は名無しである :03/11/24 13:29
三島の奥さんは俺も可愛いと思うが、あの当時としては、今より可愛い子少なかったし、 超イケテる部類の女性だったんでは? そしてあんなに年下。 それにしても、三島からは、ああいう奥さんとか二人の子供がいたのに、お父さんとしての 姿が全く想像できない。 家庭人三島はあったのだろうか?と思う。 子供にどういう風に接してたんだろ? おもちゃ買ってやったり、授業参観出たりしたのかな? 全く想像できない! 全部奥さんに任せっきりか? その辺りの謎は田村正和と双璧だな。
248 :
三島由紀夫・内 :03/11/24 13:32
石原慎ちゃん以上の親馬鹿でした。はい。
249 :
吾輩は名無しである :03/11/24 13:35
250 :
吾輩は名無しである :03/11/24 14:03
身長から離れたあらゆる三島論は無意味だよ 金閣寺で暗に三島自身が認めている
252 :
吾輩は名無しである :03/11/24 20:21
野分祭は今日15:00からだよ
253 :
吾輩は名無しである :03/11/24 21:35
>>252 ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン!!
_| ̄|○
255 :
吾輩は名無しである :03/11/24 22:32
野分祭ご報告キボーン!!
256 :
吾輩は名無しである :03/11/25 07:27
>>247 猪瀬直樹や福島次郎の本を読んでみると、三島はいわば恐妻家だったと思うよ。
三島は奥さんや家庭をとても大事にしていたらしい。
だけど、それは心からの愛情というより、三島得意の律儀さというか
義務感に近いものだったろね。
結婚自体、三島が積極的に望んだものではなく、母親が死んでしまうかも
しれないと思い込んで、母親を安心させたいために、かなり急に
お見合い結婚したそうだ。
(もし本当に奥さんや子供を愛していたのなら、自分勝手な理由で
自殺などしなかっただろうし)
それから三島は同性愛であることを奥さんに知られるのをひどく
嫌がっていたようだ。
そして同性愛であることが引け目になっていて、余計に家庭を大事に
しようという気持ちが働いていたんだろうね。
三島を少し思い 私は昨年入隊しました
皆さんこんにちは。私が清様です。 本日は三島の命日ですが、33年前の今日、日本の文学や伝統は 終焉を迎えたといっても過言ではないでしょう。「金閣寺」から 「豊饒の海」に至る戦後文学の金字塔を打ち立てた三島は、周知の通り 日本の文化や伝統を守るため、文学者としての地位を捨て、楯の会を 結成し行動者としての道を歩みます。それは政治活動というよりもむしろ 絶対者(天皇)を復活させることによって美やエロチシズムを成就させよう とする文化活動に近いものだったと思います。 その後三十年余、文壇は大江健三郎に代表される偽善者によって牛耳られ、 美しい日本文学は過去のものとなってしまいました。 政治においては、日本は今やアメリカの属国に成り下がり、戦後民主主義の イデオロギーが国民に浸透し、自由や平等や平和といったきれい事ばかりが 繰り返され、憲法改正もままなりません。自国の正規軍隊も持たない国に果 たして将来があるのでしょうか?また、身分や貧富の差があってこそ、そこ に真の意味での芸術やエロチシズムが生まれて来るのではないでしょうか。 三島が企てた「昭和の神風連」は失敗に終わりましたが、我々日本人は彼の 行動を真摯に受け止め、今一度この国の行方を憂えるべきです。 遠方なので憂国忌には参加できませんが、三島先生と森田烈士のご冥福を 心よりお祈り申し上げます。
259 :
吾輩は名無しである :03/11/25 17:10
みなさん、こんばんは。私が聡子です。 何やら三島さんやら森田さんやら自決やら芸術やらお話なさっておりますけどやな、 その三島さんと森田さんという方は、どういうお人やした? 市ヶ谷での自決やなんや言うてますけどな、何かの間違いでっしゃろ。 えろう面白いお話やすけど、そないな方もそないな事件も、存じませんな。 三島さんも森田さんも、昭和の神風連も、聞いたこともありませんな。 そんなお方は、もともとあらしゃらなかったのと違いますか? そんな事件は、もともと あらなんで、何やらみなさんがあるように思うてあらしゃっているだけと違いますかな。 お話をこうして伺っておりますとな、どうもそのように思われてなりません。 その三島さんやら森田さんいうお方に、みなさん、ほんまにこの世でお会いにならしゃったのですか? ほんまに市ヶ谷で死んだかどうか、そもそもそないなお方がほんまに生きていたのかどうか、 今はっきりと仰言れますか? 記憶と言うてもな、映る筈もない遠すぎるものを映しもすれば、それを近いもののように 見せもすれば、幻の眼鏡のようなものやさかいに。
しんとしてゐる……。
261 :
吾輩は名無しである :03/11/25 19:03
命日である
262 :
吾輩は名無しである :03/11/25 19:09
で、命日にテレビで美輪が三島を語った バーで三島「から」無理矢理呼ばれて出会ったんだとさ
263 :
吾輩は名無しである :03/11/25 20:08
福田だか柄谷だか龍だか浅田だか 誰が言ってたのかは忘れたが、 「三島が死んだ後、日本文学から緊張感がなくなってしまった。 それと同様に中上健次が死んだ後も」(めちゃうろ覚え) 本当にそうなのかななんて思った。 今で言うと、大江、古井あたりが日本文学に緊張感を与えてるのかな?
えーー今日はね、私の命日という事もあってね、特別に私が天国から或る特殊な 機能をもちいてね、ここの掲示板に何かお話しよう、そう思っておるんですがね。 もうあれから33年経ったわけですけどね、私はこっちの世界、そう死後の世界に今 来ちゃってるわけでね、来てみて初めてわかった事は、死後の世界というものはスピード が凄く早く感ぜられると云う事が一つ。これは地上の1年なんてあっという間じゃないかと。 もう一つはね、ここは楽園でも何でもない。する事は只一つね、そう人間界を観察する事。 普通はね、滅多な事じゃ人間界に姿を現せられないんだけど、こっちからは人間様のやっている 事はもう何でもお見通しなんですよ。そういった意味じゃここは傍観者的な人には大変居心地 がいい。私は書く人間だったんでね。どうもそういった事が出来ないのがもどかしい。 唯一こういった特別な日だけ許されるっていうね、つまんない規定のようなものがある。 そろそろね、私もこっちの死後の世界も十分見てきたんで、まあ、人間様として復活してみようかと 思ってるんだよ。輪廻転生ってわけですよ。私みたいな人間は業が強いから、100パーセント、今の この三島由紀夫の時の記憶を持ってして生まれ変わる事が出来る。 そうしたらね、君たちにまた面白い文学を提供してみたいと思ってるよ、ガッハハッハ。
265 :
吾輩は名無しである :03/11/25 20:55
大江、古井が死んだら緊張感を与えるのは………… 春樹、龍? 日本文学、もうだめぽil||li_| ̄|○il||li
266 :
吾輩は名無しである :03/11/25 21:17
>>264 なかなかよろしい! 口真似もうまいですな。
267 :
吾輩は名無しである :03/11/25 21:59
>>264 読んでて途中で涙が出てきたよ…。
死んじまったんだもんなぁ
268 :
吾輩は名無しである :03/11/25 23:46
>264 霊界通信ですか。 霊界通信と自動手記で三島といえば、太田千寿という人がいましたね。 この人によると、たしか、霊界では、 三島とジャンコクトー、オスカーワイルドは、大変仲がいいようです。 なかなか霊界は楽しそうですね。
269 :
吾輩は名無しである :03/11/25 23:58
↑ワロタ
270 :
吾輩は名無しである :03/11/26 01:22
>命日につきスペシャルバージョンのレス パチパチ、、、、 2chで 久々に名人芸を見た。
271 :
吾輩は名無しである :03/11/26 06:06
★☆★野分祭を終えて(平成15年11月25日)から転載★☆★ 昨日(11月24日)、高田馬場で33回目の「野分祭」を開催し、 無事終了いたしました。第一部の神事は厳粛な中で行なわれ、 野分祭実行委員長の伊藤好雄委員長は祭文の中で、 「混沌とする世界情勢の中で、自衛隊のイラク派遣をめぐり、 議論が交わされているが、自衛隊員の名誉を重んじ、『建軍の本義』 を明らかにして、日本国のために派遣されるべきである。 そのような状況を現出していかなければならない」 と語るとともに、 「三島・森田精神の継承と来年も引き続き『野分祭』を執り行ない、 その意義を社会に恢弘して行きましょう」と、力強く訴えておられました。 第二部では大日本生産党党首・北上清五郎先生に、 『道統から見た楯の会事件』と題して追悼記念講演をしていただきました。 北上先生は、東条英機氏を批判し、『戦時宰相論』などを書いて 東条内閣から弾圧されて自裁した中野正剛氏の自決も、アメリカで 排日移民法案が可決された際、当時の駐日米国大使宛に再考を促す文書を 送って自裁した無名烈士も、自裁の潔さや、諌死の思想などは、武士道に通じ、 三島・森田両烈士の自裁と同様の見事さがあった、との旨を話されました。 第三部は直会(なおらい)が行なわれました。で、当日は100名の参列者があり、 直会(なおらい)の後も二次会、三次会と、盛り上がりを見せていました。 参加された皆さんは、野分祭を通して、三島・森田両烈士の精神を 国や社会のことを考える「原点の日」として位置づけて行かれたのではないか と思われます。ここで大切なのは、それぞれが当事者意識をもち、 自分の問題として考えることです。
>>265 春樹と龍は「緊張」ではなくて
「弛緩」しか与えていないような気がする。島田や高橋はダメだし。
案外女の作家のが抑圧しそう。金井や柳とか・・どーでもいいけど。
273 :
吾輩は名無しである :03/11/26 14:03
三島の作品のみで、文学界に緊張感を与えていたとか言えるのだろうか? 緊張感を与えていたのは、むしろ三島のエキセントリックな性格や奇行でしょ。
274 :
吾輩は名無しである :03/11/26 18:14
大地震
275 :
吾輩は名無しである :03/11/26 19:29
>273 緊張感を与えてたよ。 小説、戯曲、さらに歌舞伎なんて多彩に書けるのは当時も今も三島だけ。 「鹿鳴館」「サド侯爵夫人」なんて今の作家じゃ無理だね。 このような華麗なセリフを書けるのは三島だけ。 村上春樹も大江も戯曲が書けない。歌舞伎なんて絶対無理。 「春の雪」の装飾過剰な文体も書けるのは三島だけ。 作品のみで十分緊張感を与えてたよ。
276 :
吾輩は名無しである :03/11/26 19:45
>>273 浅田彰:皇室問題に触れるってことで発表が延期されてた島田雅彦の小説
「美しい魂」が、『新潮』八月号に掲載されたね。まったく話題になってないけど。
田中康夫:中身はどうなの?
浅田彰:退屈で読めない(笑)。皇太子妃らしき人物との禁断の恋ったって、
タブーっていうほどのこともないでしょ。しかも、
三島由紀夫の『春の雪』みたいに華麗でもないし。
あの浅田彰が「三島由紀夫の『春の雪』みたいに華麗でもないし。」だよ。
今でも、文学界に緊張感を与えているじゃない。
277 :
吾輩は名無しである :03/11/26 20:10
>>276 浅田も田中に小説の中身、質されるとは痛いな
278 :
吾輩は名無しである :03/11/26 20:57
>>263 いま作家なんて馬鹿みたいなもんだけど
当事はスターだったからね。
三島はトップを走りたい典型的タイプだったけど
金閣寺以後は明らかに後退し
テーマも文体も文学青年を捉えられなくなっていた。
三島の大江評は平野謙に『三島君は大江を嫉妬しているんでは。』と揶揄される始末
楯の会の制服着込んでテレビ出演しての奇怪な言動も冷ややかにみられていた
文学的な影響力は霧散していて
やたら誉めてくれるのは森茉莉くらい。
小説家としては過去傑作を残した人位の評価になりつつあった。
連載延々続く『豊饒の海』の輪廻転生のテーマは枯渇した才能の苦肉の策としか見えず
「『豊饒の海』書いたらその後どうするかはわが家では禁句なんです。」と公言していたが
ほんとどうするんだろう筆を折るんだろうか、国会議員にでもなるしかあるまいが一般の観測だった。
へー。そうなんですか。 後期三島はグダグダだったんすか。世間的に見ても。 腹切して死んでしまったのが印象的で、本当のことが見えにくく なってるのかもしれないですね。 >三島君は大江を嫉妬しているんでは ここも興味深いですね。 当時ライバル的な存在の石原慎太郎の「星と舵」の解説で三島は 最大級の賛辞を送っているのにw 逆に言うと石原は三島にとって恐ろしい存在ではなかったのかもしれないですね。
280 :
吾輩は名無しである :03/11/26 22:21
>>278 よく晩年は衰えていたと言うが、それは、おかしいぞ。
1965年・昭和40年(40歳)には、「サド侯爵夫人」を書いてるではないか?
この戯曲のどこが衰えていると言えるのか?
1966年・昭和41年(41歳)に、「英霊の声」を書いている。
1967年・昭和42年(42歳)に、「朱雀家の滅亡 4幕」を書いた。
1968年・昭和43年(43歳)に、「わが友ヒットラー 3幕」を書いた。
毎年、問題作をきちんと書いてるではないか? なぜこれで衰えてるの?
1969年・昭和44年(44歳)に、「癩王のテラス 3幕7場」と
「椿説弓張月 3幕8場」を書いた。衰えていたら書けない。
なぜこれだけ書いて、衰えてると言えるのか? 毎年書いてるではないか?
281 :
吾輩は名無しである :03/11/26 23:03
地震キキキキタタタタ━━━((゚(゚∀゚)゚))━━━!!!!
282 :
吾輩は名無しである :03/11/27 01:19
ハンセン王のテラスの話をしませんか?
>>280 英霊の声初版5000部らしいよ。
人気は衰えていたんじゃないかな。
お金が無くて盾の会大変だったらしいし。
284 :
吾輩は名無しである :03/11/27 05:36
>283 大衆小説やミステリーじゃないんだから、それくらいでいいの。 三島自身の「右翼的発想の“源泉”」を発表したことに意義があるのだよ。 「英霊の声」を書かなかったら、それ以降の三島の行動の説明が出来ないだろ。 それから、人気なんて全然衰えてないよ。 その証拠は、当時、三島戯曲が大入り満員だったこと。 当時、あんまり人気があるんで、豪華装丁本がいっぱい出たんだ。 だから、いまでも、古書店では、三島が一番人気あるんだよ。
285 :
吾輩は名無しである :03/11/27 08:13
>>280 三島の才能で一番は劇作家
二番目は評論家
小説家は三番目と言ったのは誰だったか
しかし肝心の三島自身が小説を最上位に置いていたようで
創作について『虚空から掴み出すようなものでその難しさといったらお話にならず……。』
と言うときそれはやはり小説で
古典の換骨奪胎ででっち上げられる戯曲は余技と考えていたのではないか
大骨を折った「禁色」と「鏡子の家」の不評はこたえたろう。
286 :
吾輩は名無しである :03/11/27 08:13
その時代に生きたのでなければ信じられない
だから、頭脳は完璧で偏差値100の三島に唯一欠けてたもの。 それは、「アイデア」とか「小説になるような体験」とかだったんだよ。 それで小説に関してだけ、思うようにいかなかったんだと思う。 ネタになる人生経験がないければ、やっぱり苦しいよ、三島と言えども。
288 :
吾輩は名無しである :03/11/27 16:43
いやいや、彼、小説になるような体験ばっかじゃん。 言葉の後ろ・意識の背後にあるものが物凄いことになっているから あれだけの文学が出来るわけでしょ。
体験は豊富なんだけど、語る言葉が空疎。 美辞麗句を多用するせいで、実際のブツからどんどん遠ざかってゆく。 それこそが三島の美点。 戯曲や評論、エッセイは面白いの書けるのに 「小説になるような体験」してないから小説書けない、 って言われてもなあ・・・どんな体験なんだか。うーむ。
290 :
吾輩は名無しである :03/11/27 19:08
25歳から虚構の青春を生き直したというんだから 有無はともかく自分の体験に手応えや自信を持っていなかったのは間違いない
291 :
吾輩は名無しである :03/11/27 19:27
>>290 いやいや、それをある種の「体験」として文学してたんじゃないか。
292 :
吾輩は名無しである :03/11/27 20:31
刻苦勉励、努力を続けた人らしいが あの手の込んだ『仮面の告白』なんか読むともう才能なんかの世界だよな 三島がこのスレ見たら一瞬眉をひそめ 苦笑いして「まぁもう少し勉強したまえ、ガッハッハッハ。」
>>292 後進の作家に対して励ましたり、緊張を強いたり、バカにしたりw
という点で貴重な存在ではありましたな…て、リアルタイムに
生きてないからホントはよく知らないんだけど。
いやいや、劇作家の評価が高く、ついで評論で、小説の評価は不思議と低い。 そういう意見がある。三島本人も何故?と嘆いてる。 とあるが、俺はこの理由は三島の頭のレベルが高すぎて、普通レベル+αぐらいの人じゃ理解出来 なくて違和感を感じてしまうという理由じゃないかな? 俺も実は三島に「簡単な文使って、軽いテーマで書いてくれたの見たいな」と思う事が時々ある。 その方が、そういう作品から飛びつけて、新しいファンを呼びつける事が出来るからね。 だから今でも、俺が三島ファンだからって事で「何読めば面白い?」って聞いてくる人もいるんだけど、 正直迷ってしまうよ。小説じゃなくて、「終わりの美学」のようなエッセイの受けが良かったりする。 三島だって、そういう風に俺が今言った「読みやすい小説」を絶対に書けたはずなんだけど、それをしな かったよね。 そう、美辞麗句が多いから何か読んでて疲れちゃう事多いね。何だこれは!って感じ。 ま、三島を読む時はそこをポイントとして大事に読んでるわけだけど。 人生経験あるか無いか?ってうんぬんだけど、とにかく45年間、絶えず何かを書き続けてた人だよね。 途中海外も長く行ったけど、そういう意味じゃ、作家である自分を一時も離れられなかった人だよな。 だから俺は、断筆でもすれば面白かったと思う。 豊饒の海を書き終わった時点で、自決などしないで10年くらい断筆すればよかったんだよ。 それで、55歳三島で華麗なる復活をしてくれる。そんな幻想をかき立ててくれるんだよな。
296 :
吾輩は名無しである :03/11/28 14:17
凄い奴が書いたものって時の洗礼をあまり受けないものだね 「不道徳教育講座」なんて凄いじゃないか
297 :
吾輩は名無しである :03/11/28 19:49
>>295 「永すぎた春」なんてずいぶん軽いんじゃないかね
「複雑な彼」なんてのもある
「午後の曳航」はガキンチョがらみのうだうだ読み飛ばせば
男にも女にもロマンティックな物語
298 :
吾輩は名無しである :03/11/28 21:45
>>295 >自決などしないで10年くらい断筆すればよかったんだよ。
それで、55歳三島で華麗なる復活をしてくれる。
なんかつい先日ニュースステーションに出た大江の言葉の受け売りみたい。
299 :
吾輩は名無しである :03/11/28 22:10
「豊饒の海」のあと、断筆して、 55歳で、「藤原定家」を書いて復活なんて、 あり得たかもしれないな。 「藤原定家」は、書きたいと生前言ってたらしいからね。
作家としては大したこと無いから あんな異様な自殺しなければ 今の時点で注目されることはないだろーね
>300と同様の意見は三島の死後、ずぅっと反復され続けていると思う。 自分たちが繰り返し吐いている言葉の貧し過ぎる退屈さ(不毛さ)に、 いい加減気づかないもんかな。 幸せな話だ。多幸症?
三島信者必死だなw
・読書歴はほとんどなし、せいぜいSFかミステリー。 ・最初三島の自殺が気になって読み始める。 ・三島ばかり読む。 ・三島の小説も作品以外にも三島についての伝記や評論をむさぼり読む。 ・三島が評価する作家の作品も多少読む。 ・大学に入ったりして時間ができて他の作家、現代文学、評論、哲学思想書等 大量に読み、三島の位置が分かるようになる。 ・そこそこ評価されるべきだが、実は大したことがなかったことが判明する。 ・三島卒業。 ・その後、評論は再読することはあっても、作品は再読しない。 まあ、これが普通の経過だから、中高生に過大評価されるのも分かるけどね。
三島も所詮は職業作家。 様々な企画物も多数あるあけど。おれは奴の小説よりは奴の企画物の方が好き。 不道徳講座など、誰にも書ける品だしな。
盾の会を維持するためには、来る仕事は皆やったという感じだね。
306 :
吾輩は名無しである :03/11/29 18:57
不道徳教育講座の頃は楯の会なんかやっとらんだろ
307 :
吾輩は名無しである :03/11/29 19:22
みんなそんなまじになるなよ。 金閣寺っておもしろかったし、 自殺も含めて彼は一流の エンターティナーさ
308 :
吾輩は名無しである :03/11/29 22:50
>>303 ・読書歴はほとんどなし、せいぜいSFかミステリー。
・最初三島の自殺が気になって読み始める。
・三島ばかり読む。
・三島の小説も作品以外にも三島についての伝記や評論をむさぼり読む。
・三島が評価する作家の作品も多少読む。
・大学に入ったりして時間ができて思い切って三島戯曲を観劇してみる。
・美輪明宏の「黒蜥蜴」を観て、あまりのゴージャスさに驚愕。
・「鹿鳴館」を観劇。美しき鹿鳴館時代にタイムスリップ。
・「サド侯爵夫人」で完全にノックアウト。三島以外に絶対書けないと確信。
・他の作家、現代文学、評論、哲学思想書等大量に読み、
三島特有の言葉の美しさをあらためて再発見。
・社会人になって、多少三島から離れる。
・中年になって経済的にもゆとりが出来て、久々に家族で「鹿鳴館」を観劇。
・三島熱が再燃。「近代能楽集」も家族で観劇。家族全員三島ファン。
・古書店で三島初版本を収集する。
・その後、「豊饒の海」を毎年のように再読。
まあ、これが普通の経過だから、やっぱりミシマが評価されるのも分かるけどね。
309 :
吾輩は名無しである :03/11/30 01:15
三島人気の粘り強さは、小説、戯曲の二枚腰の強さにあるんだな。 三島戯曲の華やかさを是非自分の目で確認すべきだね。 ★☆★待望の再演決定!「鹿鳴館」★☆★ <1月23日(金)〜2月15日(日)> ル テアトル銀座 三島由紀夫 作 山田和也 演出 出演:平幹二朗、佐久間良子、近藤正臣、平岳大 他
310 :
吾輩は名無しである :03/11/30 03:25
みなさんあまり注目しませんが、「肉体の学校」がおすすめ!! これ、1998年にフランスで映画化されたんですよ。ちくま文庫から出てます。
311 :
吾輩は名無しである :03/11/30 04:12
今晩、NHKで68年当時の三島由紀夫が見られます。
314 :
吾輩は名無しである :03/11/30 15:58
「豊饒の海」はまだまだ続くと思われていたので 天人五衰の最終原稿渡された編集者はその唐突さに驚いた
315 :
吾輩は名無しである :03/11/30 16:24
ノーベル賞取ってれば死ななかったろうし 石原に先越されなければ国会議員になっていたろう 2番目は嫌だったらしいね 議員になってれば青嵐会には当然入っていただろうし 大臣くらいにはなって今頃はTVタックルでハマコーとおだ挙げて 人気者になっていたかもしれない。 スタジオで日本刀振り回すくらいはやりかねないキャラだから いろいろ楽しませてくれたかも
くだらん妄想だな
彼の人生最大の誤算は、まさか土壇場で三太刀も浴びせられ、 あのような醜い最期になるとは、予想もしなかったことだろう。 介錯人は腕の立つのにやらせなくちゃ。
>>317 死に顔見たことないんか?
この上なく安らかな…静謐といっていい死に顔だ<三島。
医学的にいえば、頚動脈切断の時点で脳死だから、あとは何太刀だろうと
関係ない。森田必勝に介錯の役を振ることは、計画遂行上の要であり、
すぐ後に切腹する森田の太刀筋が乱れたとしても、構わなかった。
残りの3名には、死ぬことはならぬ、と厳命した(当日の朝までは3名も
死ぬつもりでいた)から、誰かがキッチリ介錯するはずだとわかっていた。
その通り、古賀は三島の首を落としたあと、
続いて腹を切った森田の首も、一刀の元に介錯した。みごとな腕だ。
ちなみに、真性の介錯というのは、首の皮を一枚残して斬るのが極意。
落ちた首がゴロゴロと転ばぬように。それが
「義」の為に死ぬ切腹者への礼儀であり、武道の美学でもあった。
現実には、それほどの剣の達人は、そうそう居なかった。
319 :
吾輩は名無しである :03/11/30 18:35
と言うことは、三島の最高傑作は「葉隠れ入門」ですか?
320 :
吾輩は名無しである :03/11/30 19:00
>>312 危うく見逃すとこだった。
また三島の映像コレクションが増えるよ。録画しなくちゃ。
自衛隊の訓練に参加し、自分はいっぱしの武人のつもりに なったつもりだろうけども、現実は違っていた。 刀は、少しでもひねりが加われば、対象を裁断できない。 それには、何度も実践を重ね、失敗を重ねて、 切るための「コツ」を会得しなくてはならない。 この「コツ」とういうものは、決してバカにできない。 職人などが長い経験を経て、やっと身につけるような代物なんだ。 残念ながら、三島さんも森田さんも、そのへんの実地に根ざした 実践が足りなかった。頭のなかだけで、すべてを考えていた。 その結末が、土壇場になって、一刀のもとに首を落とせず、 右往左往あわてふためきまくって「こんなはずじゃ!」の、 おそまつの一席。古賀さんあんたが、一番エライ!誠の武士だ。
322 :
吾輩は名無しである :03/11/30 19:59
NHK総合で今晩11時から 川端康成がノーベル賞受賞での座談会みたいな 映像で三島も出演ですね。
323 :
吾輩は名無しである :03/11/30 20:03
三島の割腹はかなりの気合で引き回していたらしいね 森田のはかすり傷程度
324 :
吾輩は名無しである :03/11/30 20:08
三島が映像で一番格好よく見えるのは上半身だけあおりで撮った時だ
325 :
吾輩は名無しである :03/11/30 20:10
こ の 文 章 を 見 た 人 に は 、 身 の 回 り で 、 3 日 後 に 何 か と て も 悪 い 事 が お き ま す 。 悪 い 事 を 起 き な く さ せ る た め に は こ れ と 同 じ 文 を 2 日 以 内 に 、 違 う 所 に 5 回 書 き 込 ん で く だ さ い 。 5 回 書 き 込 ま な か っ た 女 子 中 学 生 が 、 書 き 込 み を 見 た 後 、 3 日 後 に 死 に ま し た
326 :
吾輩は名無しである :03/11/30 20:20
>>325 天才三島もなしえなかった赤の他人の3 日の命の保障をしてくれるんのか
327 :
吾輩は名無しである :03/11/30 23:25
生三島由紀夫が キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!! キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!! キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!! 今夜11:10からのNHKアーカイブスの第2部「川端康成氏を囲んで」に 三島由紀夫が出演!!!!!! 68年の番組だから、川端康成がノーベル文学賞を受賞したときの 特別番組だと思う。この頃、三島由紀夫はすでに「文化防衛論」を 中央公論に発表した後だ。
328 :
吾輩は名無しである :03/11/30 23:29
329 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:12
白黒画面。w しかも画面がかすれてる。
330 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:13
なんというか、ふりかえると残酷だよな。
331 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:16
「わたしじゃなくても」の後の沈黙が無残だな
332 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:17
三島必死だな
333 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:17
自爆霊対談 なんか怖い
334 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:17
三島の明晰な分析的しゃべりと比べると、 川端康成は頭の回転悪そうだな。
335 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:18
二人の結末を知っているだけに迫力がある
336 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:18
画面、意外ときれいだ。デジタル処理してるな。
337 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:20
ふたりが必死に誉めちぎり 川端はボケてるかのように喋る まるで何十年も前に書くのをとっくに止めた人のようだ
338 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:20
川端康成は、今にも死にそうな顔してるな。w それと、川端と三島だけでいいよ。となりの人いらない。w
339 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:20
三島の前ではしゃべりにくいんだろうよ。
340 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:21
隣の人誰?久米明?
341 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:23
・・・時たま流れる一瞬の沈黙が恐いw
342 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:23
343 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:23
川端は話を聞いてるのか? 煙草吸いだしたがw
344 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:24
川端は無関係を装っているな。w
俺の持ってる腕時計の文字盤にある顔と同じだ!
346 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:25
竹下登とキックボクシングの武田ですよね?
347 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:26
あああまた沈黙が…
348 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:29
川端のこの疑いの眼差し・…
349 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:31
なんか、よそよそしくないか? てか、なんかはずまない会話だな。w 伊藤整がじゃまなんだよ。
350 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:31
心がこもってないな、三島
351 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:31
なんか三島が必死でゴマをすっているように見える
352 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:32
伊藤が必死にとりもってるというのが正解。 三島は早く終わりたいみたい
353 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:33
ごますってるなじゃないんだよ。川端が必死に三島に気を遣ってるんだよ。
354 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:33
本当は三島がもらうはずだったのにね……
355 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:34
タコで伊勢エビをとるのか。みたいな
356 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:35
つ、疲れた。三島が司会者っぽくなってなかった?
357 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:35
北ヨーロッパは寒いですなあ、の後、 川端、何か言おうとして止めたな。 何て言おうとしたんだろ。 なんだとてめーって顔してたけど。
358 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:37
まぁつまり 日本も文学頑張らないとね ってことか
川端の寡黙は有名
360 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:42
ノーベル文学賞ももう一人日本人が貰えば騒がなくなるよ。 だれでもいいから貰うべきだね。 米国ではノーベル賞ではもはや騒がないからね。いっぱい貰いすぎてるから。
標準録画して良かった。 動く三島・川端初めて見たよ。ついでにdと壇の肉声も。 NHKはもっとこういうお宝映像放送しる。
363 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:52
自分(川端)の作品が翻訳で読まれて、 それで受賞したことについて、「伊藤くんはどう思いますか」 って突然話ふられて、伊藤整あたふたしてたね。
>>362 うpしてください・・・
お願いします。
365 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:52
ノーベル賞を逃した三島はスウェーデンをボロクソに言ってるよな。 ロシアとの戦争の傷を回復しなかったから福祉国家という偽善国家になったと。 三島がノーベル賞を獲っていれば…藤原定家も読めたのにな。畜生。
366 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:58
伊藤「川端さんの文章は本当に怠けていらして・・・」 聞いているこっちがハラハラした。
367 :
純団 ◆xyX.vGXBSY :03/12/01 01:03
いやぁ、川端見て萎えたよ。
三島が必死に修正しようとしてたね。
369 :
吾輩は名無しである :03/12/01 01:05
三島の話し方や声の調子は佐々淳行にそっくり。
370 :
吾輩は名無しである :03/12/01 01:09
ノーベル賞を逃したのは、たしか、「宴のあと」を読んだ選考委員が、 三島を左翼と勘違いしたらしいね。当時は、今の左翼傾向とは違って ノーベル賞選考委員も保守主義がしっかりしてたみたいね。
371 :
純団 ◆xyX.vGXBSY :03/12/01 01:09
いやぁ、川端さんのね、ご受賞を拝見したとき、ビックリしましたよ。ハハハ、えーー一体、あの非常に日本的な作品が海外の文学賞で認められるとはね。
>>370 1964年にサルトルがノーベル賞受賞しているが・・・。
373 :
吾輩は名無しである :03/12/01 01:13
ここは三島本人の自作自演が多いスレですね
374 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :03/12/01 01:17
ここが『NHKアーカイブス』の実況スレになってたんですね。 こういうの見ると、まるで彼らがいまも生きているみたいで、 やっぱり泣けてきます。
375 :
吾輩は名無しである :03/12/01 01:18
アメ文ではフォークナーが一番「難解」と三島が言ってたけど 未だにそうですよね。
376 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :03/12/01 01:20
今日の放送を観た方は、 『川端康成・三島由紀夫往復書簡』(新潮文庫) も併せて読んでみるといいでしょう。
377 :
吾輩は名無しである :03/12/01 01:29
そもそもなんで三島は川端康成を師匠に選んだんだろうね。 師匠・川端がノーベル賞をもらって結果的には正解だったけど。 海外でも川端康成と三島の師弟関係は有名だよね。
378 :
吾輩は名無しである :03/12/01 01:46
三島が文学の天才であることは間違いないとは思うが 主従関係の美学みたいな考え方は全く理解出来ない。 三島信者は本気でこんなアナクロな思想に共鳴しているのだろうか?
しまった見逃した。果てしなく鬱
380 :
純団 ◆xyX.vGXBSY :03/12/01 01:53
>379 見てしまった。激しく嬉しい。
三島は川端のことを本当に崇敬していたのだと思うぞ。
382 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :03/12/01 02:11
>>377 2人の最初の手紙のやりとりは昭和20年、川端46歳・三島20歳の春のことでした。
三島が弱冠19歳で出版にこぎつけた処女作品集『花ざかりの森』を送ってくれた
お礼の手紙を川端が出し、その後、折を見ては三島が手紙を出すようになって、
川端が返信を繰り返すうちに、三島が死ぬまで20年以上にも渡るやりとりが続いたのです。
最初に川端が出した手紙には「私も足利義尚について書いてみたい」という記述があり、
先ほどの『NHKアーカイブス』にて三島が言っていた「足利義尚の話、早く書いて下さい」
という話が、実は20年来の約束だったことがわかります。
不勉強なものでわからないのですが、
川端は結局、足利義尚の小説を書いていないんでしょうか?
エッセイなどで書いてはいたみたいです。
ちなみに足利義尚といえば応仁の乱の最中、
25歳の若さで病に弊れ夭折した不遇の人物です。
歌人として名声を馳せていたこともあって、
川端・三島ともに興味を持っていたようです。
しかも武家百人一首に描かれた絵を見ると、
美形だったようです。
383 :
純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/12/01 02:12
>382 へぇ、知らなかったや。どうも。
>>382 三島は「中世」という短編で足利義尚を書いてるよ。
凄く美しい作品で、出征前に遺書として書いたそうです。
まぁ結局出征しないわけですが。
385 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :03/12/01 02:25
他のスレで消されそうなので、こっちにコピペさせて頂きます。 12 名前:工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :03/12/01 00:51 三島はノーベル賞選考会宛に川端の推薦文を書いていたんですね。 しかし当の川端自身は、ノーベル賞受賞をさほど喜んでいなかったみたいです。 それでも対談中は進行役の伊藤整よりも三島のほうを向いて話す事が多く、 20年以上も手紙のやりとりを続けていた2人の結束は固かったようです。 しかしその2年後、三島は割腹自殺を遂げます。 衝撃的な駐屯地占拠事件の起こる4ヶ月前に遺書ともとれる内容の手紙を 三島は川端に送っていましたが、川端は多忙もあって返信をできぬままになっていました。 その後、留守中に電話があった際にも返事ができなかったそうです。 川端がガス自殺を遂げたのは、三島事件から1年半後のことでした。 事件当日、三島から川端宛の最後の手紙が届けられたそうですが、 それは川端が燃やしてしまったため、どんな内容だったかはもはや確かめようがないのです。 そんな2人が生き輝いていた頃の姿をこうして見られるのは、嬉しいことです。 人は死んでも、本や映像は残る。当たり前の事ですが、ありがたいことです。 13 名前:工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :03/12/01 01:00 壇一雄については、太宰とのやりとりの話が面白かったです。 いわく「親がなくとも子は育つなんて当たり前じゃないか。親があっても子は育つんだから」 なるほど『火宅の人』の作者の言う事は違いますね。 『火宅の人』の口述筆記の合間合間に看護婦さん(看護士と書くべき?) や付添い人とのやり取りや痛みに耐える嗚咽が入っているのが壮絶さを まざまざと感じさせてくれました。また、ちょっとした言葉の言い換えや 文章を紡ぎだすまでの間隔が、執筆時の思考過程を考える上で、興味深く思いました。 ちなみに川端&三島と壇一雄を結ぶキーパーソンは中河輿一みたいです。
386 :
吾輩は名無しである :03/12/01 02:27
>太宰とのやりとりの話が 坂口安吾ね。
387 :
吾輩は名無しである :03/12/01 05:23
>>385 三島さんが亡くなったとき、川端氏の狼狽はものすごいものだったと
記憶している。
葬儀の時の弔辞で、三島君を日本の山河として生きていく、という
ような表現があった。
感動したのは、三島君を止めるためには、私も楯の会に入って
説得しなければ駄目だったようだという趣旨の言葉。
それにしても、三島由紀夫の存在感、頭の回転、言葉遣い、どれを
取っても35年前の映像とは思えなかった。
三島さんは・・・・凄い。。。。。改めて、そう感じた。
388 :
吾輩は名無しである :03/12/01 06:24
事件当日、三島から川端宛の最後の手紙が届けられたそうですが、 それは川端が燃やしてしまったため、どんな内容だったかはもはや確かめようがないのです。 ↑ 激しく読みたい。実は燃やしてなくていつかひょっこり手紙発見されないかな。 三島さんが亡くなったとき、川端氏の狼狽はものすごいものだった ↑ 三島の死後、川端康成はホテルで従業員を 三島が現れたと勘違いしてギャーとか叫んで逃げ回った噂あるね。w
389 :
吾輩は名無しである :03/12/01 06:47
_| ̄|○ビデオタイマー録画にして寝ちまったが、時間変更とは… 最後が切れてる…
390 :
吾輩は名無しである :03/12/01 07:55
3人ともこのあと続けて亡くなってしまうよね 操状態で伊藤整の葬式に出かけた北杜夫は 遠くに三島をみかけ軍隊式敬礼をしたが三島はちらりと見て そのまま立ち去ったそうだ 以後、北の躁鬱が昂進したのは言うもでもない
391 :
吾輩は名無しである :03/12/01 09:37
なんでしりきれとんぼになってんだよぅ 番組表みて設定しておいたのに 、、、受信料二度と払わねぇぞ! NHKのタコ!
392 :
吾輩は名無しである :03/12/01 09:49
はじめて動く映像みてびっくり。 伊藤整の舌足らずの部分を見事にフォローしていた三島。 あれだったら神格化されてもしょうがない気がするな。 Nステにちょっと前に出演していた大江さんなんかと比較しても 格の違いをまざまざと見せられた気がする。 それにしても川端って、いかにも文士ってかんじですね。
393 :
吾輩は名無しである :03/12/01 10:33
川端は終始怒ってるような表情だったな 三島と伊藤は彼の態度をどう思ってたんだろう 「こいつまともに人の話聞きやがらねえ」くらいのものかな? あるいは「そんなにむすっとした顔ばかりしないでくださいよ」 と内心不安だったのか
川端はいつもあんな感じだったらしい。 会話してても目をギョロっとするだけで、ずーとダンマリ。 別に機嫌が悪かったわけではないと思う。 三島は付き合い長いんだから慣れてるだろ。
395 :
吾輩は名無しである :03/12/01 11:29
とりあえず、昨日見てわかったことは、川端はぶっ飛んでるということだ。
396 :
吾輩は名無しである :03/12/01 12:13
川端ウケル
397 :
吾輩は名無しである :03/12/01 12:17
あんなじいちゃん欲しいよな。
炉理でウホだけどいいのか?
おもに猪瀬直樹の本かた仕入れら知識だけど、川端はすごい 奇人変人ようだね。 口下手で人付き合いが下手で、ものすごい変な奴。 特に女性に対するときの態度は、本当にものすごく変な奴だったそうだ。 そして三島も、これまた超奇人変人。 三島は饒舌で、オレはなんでも分かっているんだ、という態度を しないではいられない奴。 たしかに受け答えも当意即妙で、いかにも利発な感じだったんだろうけど、 それは多分に三島がそういう風に見られたくて仕方なかったからだろう。 ちなみに海外で出版されることに非常に憧れていた三島は、英語も なかなか上手だったそうだ。 まぁ記憶力も良かっただろうし、感性も鋭かっただろうから 外国語を覚えるのは得意だったろうね。
400 :
吾輩は名無しである :03/12/01 13:57
なんの脈絡もない雑談だったけど、スゴイお宝映像だったな。 同じノーベル賞作家の大江は俗っぽすぎて勤まりそうにない。文士たるものは弧高でないといかん。 大衆に媚無い番組構成もイケてた。>>在りし日の日本放送協会
401 :
吾輩は名無しである :03/12/01 14:36
やっぱり古林尚との対談の方が重みあって 三島の意思が聞けるからそってがいい。 昨日の鼎談も三島の一人説明だったけど。 三島の姿は貫禄あって肉迫するものがあるな。 さて演説のときの映像でも見るか。
昨日の三島、川端の座談会は本当に貴重な映像だったな。 三島の「声」は他に朗読のカセットでも残っていて手に入るが、川端の声や映像が今こうして 出てくるとは感動したよ。68年だから、時代的に残ってて当然なんだが、それにしても 希有なものに感じた。 単純に嬉しかったよ。 聞くところによると谷崎の映像なんかもあるんだろ。見たいよな。 印象に残ったのは、やっぱり三島だよ。というより、あのインパクトの凄さは何なんだよ。 三島だけ、日本人離れしてると思った。言うことも、風貌も雰囲気も全て。 サッカーの中田を 最初に見た時、そういう風に感じた。(←俺海外勤務してたんで中田の事知ったの遅かったんだが) 中田と比べると陳腐と言われそうだが、両者共に日本人というより国際人的視野の奴だという感じが するんだよ。そういう素養がある感じがする。もちろんこれは、どこかのエセ教養人の国際気取りとは 違う。 余談で、三島って後頭部がでっかくて、額が前に出ずっぱってて、堀が深い顔してて、顔も日本人離れ してないかい?というかゴリラみたいだった。 頭の異様に切れるゴリラがいるようで面白かった。 そのギャップに何度も笑ってしまったよ。 ホントに惜しい人を無くしたもんだ。日本の大きな損失だよ。
クソ!漏れもGコード予約だったから、途中で切れちゃった。 NHK!てめえ、勝手に放送内容変えるな!ヴォケ!
404 :
吾輩は名無しである :03/12/01 16:58
三島の「学生との対話」はテープで音声だけ出てるけど、 映像はないの?
405 :
吾輩は名無しである :03/12/01 20:57
三島の映像初めて見たってやつ、けっこう多いんだなあ。 映画『からっ風野郎』で主演してるのに。dvdだって出てるよ。 それから、谷崎の映像は10年近く前BSで見たことあるからまたやるんじゃない。
406 :
吾輩は名無しである :03/12/01 21:06
「国際化」ってほぼ死語じゃねえのか?
407 :
吾輩は名無しである :03/12/01 22:22
伊藤整が非常に気が利かない、頭の回転の悪い男で あのような間の悪い雑談になったのが残念。 あれだったらNHKのアナウンサーが進行役して、川端にもっとしゃべらせたほうが良かった。 川端は伊藤整に引いていたようだった。 ずっと三島の方を向いていたのは、伊藤の無神経ぶりに嫌気が差したのだと思う。 川端が何か言おうとしているのに言わせず、持論ばかり述べていた伊藤。 あれがなければ相当いい対談になっていただろうに、残念。 川端は感情を抑えないタイプで三島は気を使うタイプのようで、それは面白かったが。
408 :
吾輩は名無しである :03/12/01 22:36
何も知らないやつが印象批評するとこうなるのかよ…… どっと疲れて、いちいち訂正する気にもならん……
409 :
吾輩は名無しである :03/12/01 23:04
1968年当時はまだカラー放送じゃなかったんだね。 なんとも言えないかすれた画面が妙に重厚さをかもしたしてたね。
410 :
吾輩は名無しである :03/12/01 23:15
伊藤整、評判悪いね。w ときおりあった永い沈黙がおかしかったよ。
三島好きならもうちょっと川端のことについても知っててほしいね。
412 :
吾輩は名無しである :03/12/01 23:59
川端ってあの頃やっと源氏物語読み始めたの?そう言ってたよね?
源氏の翻訳をしようとしてたんじゃないの?
どこに書けばいいかわからんからここに書く 近頃思い出したように武士道、武士道といって流行ってる気がする 海外派兵、憲法改正にも抵抗が少なくなってきている気がする が、さすがに昨日のいいともで香取がむき身の模擬刀を担いでる のは引いた 映画も日本刀多いよね 武士道ブームが間違って加熱して 軍国主義的な運動か暴走し始めたその時 その運動の指導者は責任をとって三島のように割腹するべきだ そうすることによってみんな目が覚めるような気がする そんな将来を見越して手本として自刃した そんな気がした 日本刀には自分を律する意味が強いと思う 死んで責任を取る、武士道とはそういう厳しいものだ
415 :
吾輩は名無しである :03/12/02 03:21
414の考え方には賛成だけど、三島は逆の意味で自決したんじゃないの?
416 :
吾輩は名無しである :03/12/02 03:23
>が、さすがに昨日のいいともで香取がむき身の模擬刀を担いでる >のは引いた そうやってどんどん武士道の幻想を消費してしまえばいいと思う。
417 :
吾輩は名無しである :03/12/02 03:28
武士道、武士道といえば、6日に公開される トム・クルーズ主演の映画「ラスト サムライ」があるね。 トム・クルーズ自身は、「サムライ文化の美学と美意識、 そして強さをこの映画を通して伝えられればうれしいと 思っています。」とか言ってるけど、間違いなく 脚本家は、絶対に三島の「奔馬」を読んでると思う。 というのは、近代的な軍服と装備の政府軍と対決するのが、 銃やライフルなどの近代兵器を持たない甲冑武者たちなんだな。 これはちょっと考えるとおかしい。もちろん、映画自体は、 史実に忠実ではない架空の乱みたいだからいいんだけど、 銃をもたずに新政府軍(熊本鎮台)と戦ったあたりは、 どう考えても神風連。そう「奔馬」に出てくる「神風連史話」。 反乱軍から銃を取り上げてしまった結果、装備の質でも 兵員の数でも劣る反乱軍が、何のために戦ってるか分からない という批判があるが、三島の「奔馬」を読んでないんだね。 負けるとわかっている戦争で、何を得ようとしたのか? 答えは「奔馬」にある。
418 :
吾輩は名無しである :03/12/02 03:32
>>394 新潮社の女性編集者が川端康成の所に現行を取りに行ったとき、
2時間一言も話さず、あの眼でじいっと睨まれていて、遂には泣き出し
てしまったという伝説がある。
なんせ、三島由紀夫が絶賛していた「片腕」とかシュールな小説を
書いていたんだから、しょうがないだろ。
あの、女の腕が話すという小説。
419 :
吾輩は名無しである :03/12/02 03:39
>>392 禿堂!!
三島由紀夫は凄すぎる。緊張している伊藤整が何を言いたいのか全て
予見して、どんどんフォローしていた。
話の内容も35年前という時間を感じさせない。
三島由紀夫の講演集とか音だけでもいいから発売されないかな?
東大全狂頭との討論集会は全部、あのTBS(藁)が録画テープを
持っているはず。
神格化といえば、ちょうどあの番組が収録された半年後くらいに「諸君」
に発表した論文「革命哲学としての陽明学」は、全部口述筆記で、全く
書き直し無しで、あの文体の文章がスラスラ出てきたので、編集長だった
田中健吾と速記者がぶっ飛んだという逸話もあるね。
420 :
吾輩は名無しである :03/12/02 03:46
三島以降に作家っているの? 三島由紀夫の死は文学の死だったのか? 村上春樹?島田雅彦?平野なにがし? ???????????? 昨日のあの番組の後、三島を一日中読んでいた。 評論も凄い。
421 :
吾輩は名無しである :03/12/02 07:08
三島信者さんにはガッカリの四方山話しをば一つ。 あのスタイリッシュでクールで全てに完璧を目指した三島由紀夫が 目標としたスター像はなんとエルヴィス・プレスリーだったのだよ。 これホント。知る人ぞ知るエピソード。
422 :
吾輩は名無しである :03/12/02 08:53
↑そんなことこのスレの住人なら皆知ってるぞいw 五木寛之かねチミは?
423 :
吾輩は名無しである :03/12/02 09:13
>目標としたスター像 ぷっ、あれをマジにうけとるやつらがいるとはw
424 :
吾輩は名無しである :03/12/02 10:21
>>419 最初は驚くかもしれない
でも三島はいつまでたってもそうなんだな、どこまでいっても
で気づくこいつは何なんだって、その人間的な希薄さ異常さに
時折訪れる沈黙を破って話し始めるのは三島だがまるで台本を
読んでいるような話しぶり、およそ肉声を感じさせない
あれで何時間でも行きかねない。
426 :
吾輩は名無しである :03/12/02 10:32
>>417 え? 西郷隆盛の西南戦争でしょ、モデルは。
>>415 三島の理想の2・26の終わり方知ってる?
知らない。教えて。
429 :
吾輩は名無しである :03/12/02 13:54
武士道と軍国主義は違うものだと三島も書いてるよ。 軍国主義的な運動の指導者が割腹するのはおかしくないか?
武士道→軍国主義 日本刀→軍国主義 切腹→軍国主義 天皇→同上 愛国心→同上 神道→ 世間はこの単純思考をいいかげんやめてもらいたい
431 :
吾輩は名無しである :03/12/02 18:26
三島なんて君たちが考えてるよりずーっと 通俗なやからなんだよ。Re:プレスリー。 今生きていたら、絶対に文学なんかやってないよ。 他の大衆向けの分野でカリスマ・スターやってるよ。
432 :
吾輩は名無しである :03/12/02 19:06
とりあえず『真夏の死』っていうタイトルに惚れた。
433 :
吾輩は名無しである :03/12/02 19:24
浅田彰なみに自己演出が上手そうですね、いい意味で。 頭は浅田さんより良さそうですけど。
434 :
吾輩は名無しである :03/12/02 19:50
435 :
(・∀・)DQN国王( ・∀・) ◆DQNRMiTK9c :03/12/02 21:25
三島由紀夫の生首と胴体は見たけど 三島ともう一人の生首が転がってる画像と 三島の最後の演説の動画キボンヌ
436 :
吾輩は名無しである :03/12/02 22:16
>>434 三島に自分を投影してる
己を知らないド庶民の君たちに忠告しただけ。
>>436 『君たちに忠告』...
面白いね、君。
438 :
吾輩は名無しである :03/12/02 22:27
>>424 ( ´,_ゝ`) プ
大江健三郎の嫉妬のカキコか?
439 :
吾輩は名無しである :03/12/02 22:28
三島以降に作家っているの? 三島由紀夫の死は文学の死だったのか? 村上春樹?島田雅彦?平野なにがし? ???????????? 昨日のあの番組の後、三島を一日中読んでいた。 評論も凄い。
440 :
吾輩は名無しである :03/12/02 22:30
>>426 西南戦争と神風連、萩の乱などをフュージョンしたのが
ラストサムライの設定。
441 :
吾輩は名無しである :03/12/02 22:31
442 :
吾輩は名無しである :03/12/02 22:32
>>433 同意。浅田彰って、田中康夫とヨタ飛ばしている時点で、頭の程度と
お里が知れるよ。
443 :
吾輩は名無しである :03/12/02 22:51
そうそう、一つだけ三島に続いてもらってもいい点がある。 そ、潔く自ら死んで逝くっていうこと。 三島だって自分はもう旬ではない、古臭い存在だと十分悟った時点で お去りになったのだから。将来も何もない存在自体が世間の邪魔者で 自分で自分を持て余してる君たちの有終の美はこれっきゃないでしょ。 でも逝かれる時はちゃんと一人でひっそり死んでいってね。 ちゃんと後始末して身ひとつになってから。 君たちは三島のようなスーパースターじゃなくて、 ただのそこらのいちド庶民なんだから。間違えるなよ。
>>443 うっせえ。
ただのそこらのいちド庶民=スーパースター なんじゃい。
おまえもな。
445 :
吾輩は名無しである :03/12/03 00:01
小杉英了『三島由紀夫論』はとてもよかった やっぱシュタイナーを理解している人はレベルが高いね
すいません。 言いたかったのは武士道を間違って解釈した人が暴走して 軍国主義に行くんじゃないかと言うことです 自衛権の拡大解釈から海外派兵に行くのと近いかなと
小説家としては長編より短編向きだったと思う。
448 :
吾輩は名無しである :03/12/03 05:25
>447 おまえは星新一でも読んでろ。w
449 :
吾輩は名無しである :03/12/03 05:31
浅田・・・ 好きじゃないけど 頭良いのは認める、、。
450 :
吾輩は名無しである :03/12/03 05:37
451 :
吾輩は名無しである :03/12/03 06:03
このスレに書き込んでるヤシはろくに三島を読んでないんじゃないか 膨大な著作あるのにかたよったつまらんカキコばかりだ
452 :
吾輩は名無しである :03/12/03 06:08
おまえの書き込みが一番つまんないよ。w
453 :
吾輩は名無しである :03/12/03 06:19
>>450 渡辺謙:「きょうは日本人の心を世界に紹介する一番最初の機会だと思う。
忘れられない日になりそうです」と表情を引き締めた。
↑
哀しいかな。この発言は間違い。
まず日本人の心を日本人に紹介しないとな。哀しいけどね。
454 :
吾輩は名無しである :03/12/03 07:12
三島由紀夫は在日
455 :
吾輩は名無しである :03/12/03 12:19
456 :
吾輩は名無しである :03/12/03 12:30
戦前に東大入って大蔵省入省している奴がなぜ在日なんだ? バカじゃないの……。
三島は在日であるはずは無いよ。ただのアラシだろう。 ところで、三島の祖父が樺太の長官か何かをしてた関係で、(三島)自身も子供の頃樺太に 行ってたんだなあ。最近その写真を見て何故だか驚いた。
458 :
吾輩は名無しである :03/12/03 19:17
\ .人 / \ (_) なんと。 / ___ ブブブッ \ウンコアゲルー (__) / _/ ::( ( ) \( ・∀・)ノ(___) / / :::::::\. ウンコウマー ノ( * )ヽ \ ./ ~) :::::::;;(~ ∧_∧ ノωヽ ブブブッ \ ∧∧∧∧ / \_――(___,(・д・ ) ( ) | ( ) < ウ. こ > / ̄――ヽ__/ ∪ :::⊂ ) ノ( * )ヽ ● ノ( * )ヽ < ン の >( ● ヽ / ●:::::::::::::::)ノ ノωヽ ブブブッ ノωヽ < コ ス > \ ヽ/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ∪ ─―────────‐< な .レ >─────────────── 人 /< 予 は > (__) / < 感 > ひぃ (__)火 /VVVVV./ ∨∨∨∨\VVVVVVVVVN\ ∧_∧ ( ・∀∩┌┴┐ ̄ / 人 \._ / \ (・∀・;) / ヽつ丿 / _/(__) \∠―\ / ( ) > > > Y^VVVV/(__) . \ VVVVN/ │ │ │ (__) (__) . / ( ・∀・ )∩ ウンコビ━ヴ \ .(_(__)
459 :
吾輩は名無しである :03/12/03 22:08
生首画像と市ヶ谷での割腹直前の演説動画がホスィでつ
>>456 戦前の朝鮮人でも東大→官庁はいくらでもいるよ。
戦後の大蔵省に入省することは不可能だが。
461 :
吾輩は名無しである :03/12/03 23:46
煽りが出没し始めたようだが、頭悪いようだから消えたほうが良いと思われ。
462 :
吾輩は名無しである :03/12/04 00:44
三島、川端、伊藤、3人ともノーベル賞なんてどーでもいーように見えたのはおれだけ? あと三島が「眠れる美女」の話をしていたが、コレは三島の代作ってのはホントウですか?
463 :
吾輩は名無しである :03/12/04 00:50
父方の祖先は加古川のBだと、墓守だと聞いたが・・・・
464 :
吾輩は名無しである :03/12/04 00:53
>>462 三島ほど「賞」に固執していた作家も珍しいと思われ。
465 :
吾輩は名無しである :03/12/04 00:59
代筆疑惑だね。 なぜ川端は三島の死後数年で亡くなったのか? 三島の死の当日川端のもとに届いた手紙の内容は何だったのか? なにか負い目があったのでは?
いたずら小僧が試しに在日って書いただけなんだから、いちいち反応するなよ、くだらない。 三島は数え切れないほどの研究者から四方八方研究されてクリアな経歴なんであって いちいち取り合うなよ、アホらしい。
川端康成様 突然の手紙で驚かれる事と思います。私、今日から魅死魔になったわけであります。 この手紙が届く頃にはもうこの世にはいないでしょう。 しかし川端さんには長生きしていただける事を切に願います。2年前の事ですが、私の父が ノーベル賞の件で川端さんに憤慨しておりましたが、どうかお気になさらぬよう申し上げる 次第です。確かに私は自らのノーベル賞受賞の機会をつぐみ、川端さんに先に栄誉を与える べく配慮は致しましたが、それは私を文壇へ登場させていただいた、せめてもの御恩返しで あるのです。 また、眠れぬ美女代筆の件につきましても、私は一切公言しておりませんのでご安心下さい。 この手紙は読み終えた後に、お手数ですが消去致して下さい。 三島由紀夫 70年11月25日 川端康成様 私は或る三島君の知り合いの者です。 あなたと三島君の秘密を全て知りました。あなたがもし人格者であるなら償いに 自殺なさい。出来ないでしょう。出来るわけない。 だがもし自殺できなければ全てを世間に公表する事を覚悟して下さい。 72年早春 何某
468 :
吾輩は名無しである :03/12/04 03:19
>>466 三島は在日などではなく、クリアな経歴の持ち主だということか?w
馬鹿も甚だしいな。
在日だとクリアな経歴じゃなくなるのかよ?w
三島が在日だと言われると、ヒステリックに反論してた連中も
同様の馬鹿者だ。
三島が在日だろうが何人だろうが、どうでもいいことだろうが。
>468 禿同。やはり2chは阿呆ばっかりかと思ってたけど、ちょっと安心。
>>468 ,469
おまえら、論理的な思考ができんらしいな。
三島家及び三島がクリアな経歴である。
これと、
三島が在日だとクリアな経歴ではない。
この二つがどこをどうしたら結びつくんだよ。説明できるならしてみろ。
二つの文は、まったく関連が無い別のことを言っているのであって、結びつきようがないだろうが。
三島の経歴がすでに丸裸にされてクリアなのは事実だ。それを言っているだけだろ。
在日だったらクリアでないかどうかはまったく別個の命題で論理のすり替えも甚だしいな。
471 :
吾輩は名無しである :03/12/04 04:26
>>470 そんな言葉遊びはどうでもいい。
三島が在日だ、と言われたことに対して、ヒステリックに反論している行為が馬鹿なんだよ。
そうした本質を分からずに、ヒステリックな反論を繰り返すとは馬鹿の中の馬鹿。
>>466 の馬鹿丸出しな書き込みを添削してやろう。
こう言えばいいのだ。
いたずら小僧に、いちいち反応するな。
三島が在日だろうが純日本人だろうが三島の文学的価値が
上がったり下がったりするわけじゃない。
在日だのどうのという書き込みに、いちいち取り合うな。
在日だろうが関係ないって・・・、大いに関係あるよ(苦笑)。 あれだけ武士道、天皇、日本文化等を語って在日だったら今よりさらに大きな謎ができる。いままでの三島研究も根本からやり直さなきゃならなくなる。 まあ、そんな心配はないが。
474 :
吾輩は名無しである :03/12/04 06:01
>>467 その後半の手紙、
三島の親友・村松 剛が匿名で川端に送ってた噂あるね。w
475 :
吾輩は名無しである :03/12/04 06:24
目を閉じると新聞の見出しが目に浮かぶ・・・。 ★☆★ノーベル賞作家に代筆疑惑?★☆★
476 :
吾輩は名無しである :03/12/04 06:27
477 :
吾輩は名無しである :03/12/04 06:37
川端も、代筆当時のまだ青二才・三島が あんなにビッグになるとは思わなかっただろうね。 そういえば先日のNHKテレビで川端は心なしかビクビクしてたね。 三島がテレビの前で突然代筆疑惑を暴露するとでも思ったのかな。w
>>477 物凄い余裕たっぷりで、余裕あり過ぎて
逆に怪しいくらいに見えたけどね。
心ココにあらずな態度は川端らしい態度。
479 :
吾輩は名無しである :03/12/04 10:27
アタシはね つまりね バタイユがね 葉隠のね 絶対的な価値をね ↑これは誰のしゃべり方ですか?
480 :
吾輩は名無しである :03/12/04 10:32
蛙の遠近法w 人生の大半をTVなどない時代で過ごした人間と、生まれた時から空気にようにTV があって、そこでの振舞い方に馴れている人間との差異すら想像できない奴が多い。 ましてや、川端は女性記者の前で1時間一言も口を利かず、ついにその記者を泣かせてしまった逸話の持ち主。 TVで話したこと自体、奇跡的。
481 :
吾輩は名無しである :03/12/04 11:37
へー川端の代筆疑惑は初めて聞いたよ。 禁色は川端がモデルと言われてるけど、 それを含めて代筆疑惑を論じてくれたまえ。
482 :
吾輩は名無しである :03/12/04 13:42
デマにきまってる 文章読本とかならともかく「眠れる美女」だって?(爆笑
483 :
吾輩は名無しである :03/12/04 15:12
代筆しててテレビであの作品をべた褒めするなんて 本当だったら凄まじく嫌な奴だよな。
484 :
吾輩は名無しである :03/12/04 16:43
川端はああ見えて義理堅くて真面目な人物なのかね 今東光の選挙応援への異常な熱心さは周りを驚かせた 川端康成が肩車されて群集の中に入り手を振るなんて想像できるかい しかし確かに見た。 アナに『浮動票なんて言い方は失礼だ自由票と言い給え。』と食ってかかったり あれで三島が選挙出てたら応援中に心臓麻痺起こしたかもね それとも病的に見えて頑健なのか。
485 :
吾輩は名無しである :03/12/04 21:44
この世界には思想も哲学も政治も経済も男も女も老人も子供も戦争も平和もいらない。 ただ、美、美さえあればいい。 それ以外は全て滅べ。 美とは醜と同一なのだ。
487 :
吾輩は名無しである :03/12/04 22:33
美が滅びなくてどうすんだよ。
488 :
吾輩は名無しである :03/12/04 22:34
川端の「眠れる美女」の代筆疑惑は 板坂剛の「極説三島由紀夫」に詳しく書かれている。 本当かどうかはまだよく分からないけど。 三島が眠れる美女をベタ誉めしているから自画自賛?
489 :
吾輩は名無しである :03/12/04 22:43
板坂剛ねぇw それトンデモ本ですよね。 でも立ち読みしたけどなかなかおもしろかったよ。 続編は内容がスカスカだった。w
>>483 つーか、本人の前でべた褒めは脅迫に近いよな。
トンデモ説決定。
491 :
吾輩は名無しである :03/12/05 01:36
492 :
吾輩は名無しである :03/12/05 03:39
493 :
吾輩は名無しである :03/12/05 04:32
柘榴の国に住んでるドイツ文学者の今西だよ。w
494 :
吾輩は名無しである :03/12/05 05:00
部落民説が噂されているのは三島と川端の共通点だね。
在日の次は部落説か
三島は確か「不感症の女萌え」だったはず。 それに関する短編、中編があったと思うが(思いだせん、スマソ) それから言えば「眠れる美女」がつぼなのは理解できる。 代筆云々はわからんが、べた褒めつーか単純にハアハアだったのでは?
497 :
吾輩は名無しである :03/12/05 13:13
>>496 ばか、どうしてモーホーが女萌えなんだよw
498 :
吾輩は名無しである :03/12/05 14:14
>>497 ヤヲイ女発見。
真性ホモでも両刀いるだろうが。
ホモだから性的にカタワな女に萌えるんだろうよ。
あんたが男に餓えているからって他人を馬鹿扱いしちゃだめだよ。
801板へお帰り。
499 :
吾輩は名無しである :03/12/05 14:21
>>498 ネクロフィリアと「不感症の女萌え」つかないアホ
>ホモだから性的にカタワな女に萌えるんだろうよ
てめーの妄想垂れ流してんじゃねーよ、タコw
500 :
吾輩は名無しである :03/12/05 14:22
訂正 ネクロフィリアと「不感症の女萌え」の区別さえつかないアホ
>三島は確か「不感症の女萌え」だったはず。 >それに関する短編、中編があったと思うが まさか、こいつ『音楽』のことを言ってるんじゃないだろうな(w いや、ありえるかも。
502 :
吾輩は名無しである :03/12/05 14:39
>ホモだから性的にカタワな女に萌えるんだろうよ。
要するに
>>497 は自分の性的嗜好を語りたかったということでいいですか。
「仮面の告白」きもっ
503 :
吾輩は名無しである :03/12/05 15:06
取り敢えず何故三島が川端の「眠れる美女」 を絶賛したのか、誰か内実を語ってあげて下さい。 「不感症の女萌え」だから誉めたのかそうでないかを。
505 :
吾輩は名無しである :03/12/05 19:52
>>504 「不感症の女萌え」なんてのは論外w
一にかかって、芸術作品として優れているから。
濃密な死の匂いの立ち込めたデカダンス小説の傑作。
しかも川端作品としては異例なくらい構成が整っていることも三島好みといえよう。
結びの女将の科白の怖ろしさに戦慄を感じないのか。
具眼の作家なら羨望を禁じえない出来栄えではないか。
>504 の言うとおり、内実、記録に基づいた分析しか説得力は無いだろう。 >505 は個人的な「意見」でしかない。非難ではない。真摯な傾倒を示す、 美しい意見だとは思う。
507 :
吾輩は名無しである :03/12/05 21:27
↑じさくじえ〜ん
508 :
吾輩は名無しである :03/12/05 21:38
509 :
吾輩は名無しである :03/12/05 22:57
具体的に厨キタ━━━(゜∀゜)━━━ !!!!!
510 :
吾輩は名無しである :03/12/05 23:18
くだらね〜 ただ、ただ、くだらね〜 ━━━(゜∀゜)━━━ ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ 痴呆の笑い、白痴風が吹いてる
511 :
吾輩は名無しである :03/12/05 23:36
12/6(土)22:00から12chで「美の巨人たち ジャン・コクトー」 が放送されます。ジャン・コクトーは三島も憧れたようでパリで 何度か会ったことがあるようです。三島はジャン・コクトーのことを 「軽金属の天使」と名付けたが、ほんとにコクトーの作品は軽いん ですよね(笑。三島の最晩年にはなんとコクトーの方から三島に 会いたいと言ってきたが、もうコクトーには興味がなくなっていて 断ったみたいです。コクトーに対する追悼文も素っ気ないものでした・・・。
512 :
吾輩は名無しである :03/12/06 00:17
513 :
吾輩は名無しである :03/12/06 01:13
やおい女はキモイ
514 :
吾輩は名無しである :03/12/06 02:54
いやあ、三島由紀夫といえども2ちゃんにかかると例外なくこんなくだらないスレになるんだね。
在日だとか部落だとかホモだとか・・・。下劣、不潔な罵りあいばかり
あ、ホモだけは本当だったかw
既出かもしれないけど、最期の「檄」を掲載してるページを見つけたので一応貼っとくね
ttp://www004.upp.so-net.ne.jp/kuhiwo/dazai/mishima.html 後、これだけは言わせてくれ、豊饒の海で価値があるのは春の雪だけだ。
このことが分からない奴は小説オンチ。
逆に、このことが分かってる奴はもう二度とくだらない文学板なんか来ちゃ駄目だよ。
頭が腐るから
515 :
吾輩は名無しである :03/12/06 03:00
>>514 え?
キミみたいに、自分だけは分かってると思い込んでる奴が
ウンチクたれに来るのが2ちゃんの文学板だろ?
(オマエモナーが来そうだが、オレは三島諭とか文学論とか垂れたことなし。w)
516 :
吾輩は名無しである :03/12/06 03:06
>>515 いや、僕は三島のファンじゃないです。
だって三島なんてプルーストと谷崎の劣化コピーなんだもん(プ
517 :
吾輩は名無しである :03/12/06 05:47
いや、三島はトマスモアと釈超空の劣化コピーだろ・・・
518 :
吾輩は名無しである :03/12/06 06:58
三島由紀夫の父方の祖父が加古川の被差別部落の出身という話の出所は、 梶山季之編集の「噂」。 祖先が江戸時代に御禁制の鶴を弓で射て、非人階級に落とされたらしい。
>>518 で、元々の情報ソースは何なんだ? 古文書に書いてあるんだろうが、それを梶山は明記してないのか?
ソースが無ければ何ともいえんな。
520 :
吾輩は名無しである :03/12/06 15:08
加古川に平岡家の菩提寺があり、そこの過去帖を調べた人がいるよ。調査の結果はクロだったそうだ。
522 :
吾輩は名無しである :03/12/06 18:47
被差別部落出身で樺太長官ですか、そうですか
鶴を撃ったなんてのはイレギュラーな事態なわけで、その前は何をやってたんだよ? そこまで調べてるんだろうな。
524 :
吾輩は名無しである :03/12/06 20:23
くだらね〜 ほんとくだらね〜スレだな 恥ずかしくねえのか いったい何を論じているんだかww
525 :
吾輩は名無しである :03/12/06 20:55
>>524 禿同
三島の魅力は優越と葛藤の持つエロスだろ
526 :
吾輩は名無しである :03/12/06 21:44
ジャック・ド・ラクラテルって手に入る? 「花ざかり〜」の解説に書いてあったんだけど。
三島で読めるのが潮騒くらい。 今は、三島の血の通っていない文章が読めない。 あの文章は上手いというもんじゃないね。
528 :
吾輩は名無しである :03/12/07 03:19
>>527 お前の文章もなw
今では三島の人工的な文章が読めなくなってしまった。
なんだか血が通っていないような気がする。
読むに耐えるのは『潮騒』くらいだ。
529 :
吾輩は名無しである :03/12/07 05:19
>>526 和訳そのものがほとんど出てない。
図書館で旧新潮文庫を探せ。古本屋では結構な高値が付いてるからな。
531 :
吾輩は名無しである :03/12/07 06:50
532 :
吾輩は名無しである :03/12/07 07:34
そーかなー。 潮騒は病気の要素が少なくてつまらん。 精神の屈折こそ三島先生。 ベンゼンさんは軍板追い出されたの?
533 :
吾輩は名無しである :03/12/07 13:12
ベンゼンって何なんだ?オカルト板にもいるだろう。
>>531 農民なら日本の主流派だからBじゃないな。Bは屠殺業が代表的なように穢れ感からきている忌避感情が
根源にあるからね。それに対して日本の代名詞の一つとして瑞穂の国との言われるように
農民は日本の主流を担ってきた。ま、B説も根拠薄弱だな。
535 :
吾輩は名無しである :03/12/08 09:06
でも、罪を犯して被差別身分に落とされた家系が存在することは事実だよ。 侍が戦に敗れて逃げ延びて部落民になった例もある。どんな被差別民の家系も、歴史の初めから被差別民だったわけではない。
536 :
吾輩は名無しである :03/12/08 10:05
537 :
吾輩は名無しである :03/12/08 10:49
三島の文章は血が通ってない? 戯曲なら大丈夫。 役者の技量で三島のセリフはいつでも血が通うようになるよ。 血が通ってないセリフをしゃべったら役者失格だからね。
三島の戯曲より小説の方が好きだというのは 今や少数派の意見なのかね? 漏れは三島の血の通ってない散文が好きなのだが。 あと、割に文学少女が好みそうな比喩も使ってしまうトコ。
539 :
吾輩は名無しである :03/12/08 12:05
最近群像は、戦後小説ベスト10なんてやってるのかね いつだったか田中美代子はベスト10に3つか4つ三島の作品入れてたな
徴兵検査所を出たあと、お父さんと手をつなぎ、 必死に走って逃げ帰ったってエピソードは、ほんとでつか?
541 :
吾輩は名無しである :03/12/08 13:28
どうやら本当のようです。(笑 なかなか微笑ましい光景ですね。
542 :
吾輩は名無しである :03/12/08 13:36
>>536 >私たちが住んでいる地区は、加古川市の西北端に位置し、さらに西側の峠を
>越えれば姫路市に入るという川際の農村部にあります。十数年前、加古川市と
>合併するまでは、印南郡志方町と言っていましたが、そのとうじは、志方町の
>同和地区人口は、町全体の三割近くを占めるという同和地区の比率の非常に
>高い町で、一説によると、同和特別対策の予算が加重になって町財政がパンク
>寸前に陥り、そのため加古川市と合併したとも言われています。
ttp://village.infoweb.ne.jp/~fwga9098/14-6.html
543 :
吾輩は名無しである :03/12/08 14:08
544 :
吾輩は名無しである :03/12/08 14:14
部落出身の高級官僚もいるんだけど。宮澤喜一は、父親の出自を部落解放同盟に暴かれて 激怒したことがあるな。
もう、部落関係の馬鹿話はたくさん。勘弁してよ。
546 :
吾輩は名無しである :03/12/08 17:20
森田必勝の情報はないのか?
宮沢喜一の親父は統帥権干犯問題で勇名を馳せた宮沢・・・なんたらだろ? Bだったわけ?
548 :
吾輩は名無しである :03/12/08 19:00
三島がBだったら、「天皇陛下万歳」っていうセリフは、納得いくな。
549 :
吾輩は名無しである :03/12/08 19:15
だからさっきから言ってるでしょ、三島はBじゃないの。w
550 :
吾輩は名無しである :03/12/08 19:18
宮澤って小森龍邦と同じ選挙区だったんじゃないの? だったらおもろい構図だね。
551 :
吾輩は名無しである :03/12/08 19:33
>>549 三島がBだったら、なんか困ることでもあんの?
552 :
吾輩は名無しである :03/12/08 19:41
Bって言ったら、中上健次だろ。容貌がもろにBだもんなぁ。w 三島は面長で公家顔っぽいからBじゃないよ。
553 :
吾輩は名無しである :03/12/08 19:45
三島由紀夫さんが童貞をなくしたのは、 二十代も半ばを過ぎた随分あとのことだったらしい。 それを人生最大の痛恨事だと本人が嘆いていた話をどこかで聞いた。 あの天才三島青年がずっと女を知らず、 心の中で美化し昇華させ続けてきた女性像。 それは「憂国」の中に武山麗子さんとなって描かれている。
>>554 >「人生最大の痛恨事」
マルチ臭いレスだな〜、いいけど。
『不道徳講座』。
脱童貞年齢は記述していない。
結婚前に交渉を持った女性が一人いるとか居ないとか話があるね。
556 :
吾輩は名無しである :03/12/08 23:43
557 :
吾輩は名無しである :03/12/09 01:10
>>554 知ってる人は知ってるけど、
「憂国」の原作は、「愛の処刑」(榊山保)なんだな。
もちろん、榊山保=三島だよ。ただし、堂本正樹が代筆したけど。
558 :
吾輩は名無しである :03/12/09 20:32
家に『英霊の声』の初版本、文庫本じゃない布表紙で箱入りのやつがあったんだけど、これって少しは価値あるんですしょうか?
559 :
吾輩は名無しである :03/12/09 20:44
むかし古書店の目録で「花ざかりの森」の初版を発見したことがある。確か当時10万円だったか。 これほどの稀覯書になると値下がりすることはまず無いから、投資の意味で買っておけば よかったかなと思うことがある。もっとも保存が大変だが。
560 :
吾輩は名無しである :03/12/09 23:49
三島が何故死んだか知りたいですか?
561 :
吾輩は名無しである :03/12/10 00:12
>>558 帯のある無しで価値が違う。
ま、帯があっても数千円程度。
562 :
吾輩は名無しである :03/12/10 00:25
・・・。 なぜ三島は死んだのか? 聞きたくない?
563 :
吾輩は名無しである :03/12/10 01:26
「英霊の声」初版本が、数千円はないだろ。
564 :
吾輩は名無しである :03/12/10 03:37
>>562 霊界通信で有名な太田千寿さんですか?
また、三島由紀夫からの霊界通信を審神(さにわ)されたんですね。
565 :
吾輩は名無しである :03/12/10 09:22
太田千寿って自動書記で「三島由起夫」と署名するんだよなw あれを見ればニセ霊媒師と分る。
566 :
吾輩は名無しである :03/12/10 11:00
「英霊の声」初版帯付き美本だったら数千円から一万円くらいまで行くよ。 古書の流通価格はそんなもんです。
567 :
吾輩は名無しである :03/12/10 17:54
「英霊の声」十年前で、1万5千円だったけど・・・。
568 :
吾輩は名無しである :03/12/10 20:58
↑バブルだったんだね
569 :
吾輩は名無しである :03/12/10 21:24
「英霊の声」なんか三島の道楽本で需要自体ないだろ
>>565 頭を斬ちゃったから、多少悪くなったかと。
571 :
吾輩は名無しである :03/12/10 23:48
>569 「英霊の聲」は、「英霊の聲」「憂国」「十日の菊」の 2.26事件三部作 が収録されてて大変重要だと思うけどなぁ。
わりんだけどさ、純文学ってどんなん?宴のあとはエンターテイメント系だら、 金閣は純文学やん?禁色や豊饒の海も純文学なの?
573 :
吾輩は名無しである :03/12/11 02:14
「宴のあと」は、純文学だろ。 フランスでは、ガリマール出版社から出てるんだから。
574 :
吾輩は名無しである :03/12/11 09:56
>>572 一流大学出身者が書いた小説が純文学
したがって『鞍馬天狗』は純文学
まぁ小説自体が文学としては曖昧不純なものだから
ほんと言えば小説に純文学ってのがそもそもおかしいんだな
語感から言って純文学という呼称がもっともふさわしいのはマルクス『資本論』
575 :
吾輩は名無しである :03/12/11 10:49
エロ小説転向後の宇能鴻一郎の作品も全て純文学。
576 :
吾輩は名無しである :03/12/11 14:22
>574 だから、三島に徹底的に嫌われた松本清張は、 何を書いても純文学にはならないんだね。
577 :
吾輩は名無しである :03/12/11 14:34
だから、東京外語大卒の島田雅彦は、中途半端なんだね。w
578 :
吾輩は名無しである :03/12/11 15:07
旧制中学中退とかで純文学と称するもの書いてるヤシが 一番みっともないね
579 :
吾輩は名無しである :03/12/11 15:38
低学歴でなおかつ賤民階級の生まれである中上健次は、日本文学の衰退の象徴。 エタの小説を文学全集に収録すべきではない。書棚が臭くなる。
こういう地下世界の住人の下劣な落書きを目にできるのが2ちゃんの魅力なんだね。 人外魔境を垣間見ることができて刺戟的だった。 ありがとう 579!
581 :
吾輩は名無しである :03/12/11 16:42
三島が褒めていた作家 深沢七郎・庄司薫・島尾敏雄・小松左京・北杜夫・野坂昭如・内田百閨E稲垣足穂・瀬良真理夫 三島が貶していた作家 太宰治(「笈を負って上京した田舎者の青臭い野心」)・松本清張・丸谷才一(「華がない」)・ブラッドベリ(「太宰みたい」) 補足きぼんぬ。
んなもんどうでもいい
583 :
吾輩は名無しである :03/12/11 16:59
584 :
吾輩は名無しである :03/12/11 17:20
>>583 ちがうね。
アナタが思っているとおり「きみたけ」と読みます。
585 :
吾輩は名無しである :03/12/11 17:21
きみたけのチンコ
586 :
吾輩は名無しである :03/12/11 17:22
でもわざわざ「きみとし」と振り仮名を入れたページがあるのは気になる。何か理由があるのでは。
587 :
吾輩は名無しである :03/12/11 17:57
三島は呼吸するような清張の自在な文章力に嫉妬していたんだよ あの唇もきらいだったかもしれんが 自分がチビを克服する為に血の汗かいてるのに あの顔でお面もかぶらず自然に振舞う清張が許せなかったのかもしれん
588 :
吾輩は名無しである :03/12/11 18:09
清張の唇はセクシーだよ。あの魅力を解しない奴は、文学を語る資格がない。
589 :
吾輩は名無しである :03/12/11 18:12
清張の唇の悪口を言ってるのは誰だ。
590 :
吾輩は名無しである :03/12/11 18:22
きみとし君
>>587 >あの顔でお面もかぶらず自然に振舞う清張が許せなかったのかもしれん
おまえ面白いこというなあ、コーヒー噴出してパソコン汚しちまったぜw
592 :
吾輩は名無しである :03/12/11 19:54
三島の文章で殺人犯の追跡はできない
>592 きよはるの顔なら殺人犯にもなれる
595 :
吾輩は名無しである :03/12/11 20:06
まじで清張の顔の悪口言うな。 荒れるかもしれないぞ。
荒れた唇にはリップクリームを塗ると良い。 清張なら一度に一本使い切るだろうが。
597 :
吾輩は名無しである :03/12/11 20:11
清張、清張言うな。 ここは三島スレだろ。
598 :
吾輩は名無しである :03/12/11 20:11
多磨霊園に行ったことあるよ。 最初、間違えて江戸川乱歩の墓前に行っちゃった。ウ・ソ。 ちゃんと三島の墓前へ行きました。 案外小さいと思ったら、代々の平岡家之墓なんだから当たり前だよね。
>>597 清張
清張
清張
清張
清張
清張
清張
清張
清張
清張
清張
清張
清張
清張
600 :
吾輩は名無しである :03/12/11 20:20
アク禁食らって他のものが迷惑するからやめれ。 とりあえず、通報しますた。
602 :
吾輩は名無しである :03/12/11 21:05
てめえらが清張の悪口を止めないからだろカス 事前に警告しておいたはずだぞ それでも悪口をやめないなら アク禁覚悟の上で荒らす
603 :
吾輩は名無しである :03/12/11 21:07
被害者面して通報しますたかよ、笑わせんな
でも清張はぶさいく
605 :
吾輩は名無しである :03/12/11 21:10
清張、三島以上とほめられてるじゃん馬鹿じゃねぇの
606 :
吾輩は名無しである :03/12/11 21:10
いや、誉めているのは一人だけだ
607 :
吾輩は名無しである :03/12/11 21:12
> 665 面白がったり、わざと煽ってた奴の方が多いだろ。馬鹿か。
608 :
吾輩は名無しである :03/12/11 21:17
>>581 三島が嫌ってた作家に、井上靖がいる。
賞を独占するのが気に入らないらしい。
井上、漏れは厨房時代凝りに凝ったもんだ。
609 :
吾輩は名無しである :03/12/11 21:17
突然清張が三島に嫌われていたなんてヨタ話持ち出したヤシが荒らしくさいな
610 :
吾輩は名無しである :03/12/11 21:18
なんで性徴嵐が出てるんだ? もしかして松本家のひと?
611 :
吾輩は名無しである :03/12/11 21:23
稲垣足穂・・・A感覚
>>669 通りすがりだが、ヨタ話ではないぞ。
中央公論の文学全集に清張を入れることに三島は断固として反対した。
当時の女性編集者の生証言がある。
ただし、顔が醜いとかいう低次元の理由ではないはず。
613 :
吾輩は名無しである :03/12/11 21:43
>>612 三島は編集権にまで介入してたのか
中央公論はそんなだからチンビラ右翼になめられるんだ
614 :
吾輩は名無しである :03/12/11 21:53
普通は『編纂委員』として反対した、と思うよな。
615 :
吾輩は名無しである :03/12/11 22:22
削除感謝。(意味が解らない方へ、荒らされていました。)
616 :
吾輩は名無しである :03/12/11 23:17
松本清張は、どう考えても推理小説だろ。 「金閣寺」「サド侯爵夫人」「春の雪」などと全然タイプが違うじゃない。 オスカー・ワイルドとコナン・ドイルを比べて優劣つけるようなものだな。
>>613 知性が無いやつは書くことに品が無いね。
中央公論社は三島に編集委員をお願いしてたんだから、意見を出すのは当たり前だろ。
むしろ、それが仕事なんだから。
ちなみに、編集委員は他に、谷崎、川端、伊藤整、高見順、大岡昇平、ドナルド・キーンらがいた。
谷崎、川端は清張が入ることを容認していたが、清張は三人がかりで 自分を締め出したんだとずっと思い込んでいたらしい。 強硬に反対したのは本当は三島だけだった。
619 :
吾輩は名無しである :03/12/12 07:31
当然だろ、推理小説なんだから。三島が正しい。 なんで、探偵とか刑事が小説の中でうろちょろしてるんだよ。 訴えたいことをストレートに訴えればいいんだよ。そうだよね。
620 :
吾輩は名無しである :03/12/12 07:39
三島の「黒蜥蜴」みたく、黒蜥蜴と明智の危険な恋を前面に出さないと 芸術にはならない。 松本清張の方は、 マジで刑事が犯人を追いかけてるんだもん。全然芸術にならない。ダメ。
しかし、文学全集という概念自体、昭和という特殊な時代の産物だったかもしれないね。 かりに「平成日本文学全集」という企画があったら、 誰が編纂し、どんな作家が選ばれ、そして誰が買うだろうか。 まったく想像つかない。
622 :
吾輩は名無しである :03/12/12 10:03
三島は『風流夢譚』の掲載を中央公論にゴリ押しして結局嶋中事件を招いた いくらホモ仲間でもああいう低レベルで問題かかえた作品を強力に推薦し 何の罪もない女性一人が殺され一人が重傷負ったというのに 事件後は警察の護衛つきで自宅にこもって震えていた。 作品の鑑賞眼が怪しいのは勿論、現実的な見通しとか他人の迷惑とか考えられないんだな たぶんそれを見抜いた清張に叱責されたのを根にもったんだろう。
三島の作品への鑑賞眼は鋭いに決まってるし、深沢の小説は 当然面白いワケだが。ところで、三島が清張を嫌い(または清張が 三島を嫌い)だからどうだというのか。 推理小説は芸術か?というスレ違いな議論にも流れず、 単に三島の人間関係(仲良しか険悪か)に対する追及になっているようだが…。
624 :
吾輩は名無しである :03/12/12 10:28
三島が清張よりうわまわっているといったら 学歴とボディービル後の腕の太さだけだろ
そもそも、薔薇の花と大根はどちらが偉いかというような問題提起はナンセンス。 おれは三島も清張も、場合に応じてどっちも読む。 ただし、どっちにせよ、「日本文学全集」なんかでは読まない。 個人全集か文庫かノベルス。
626 :
吾輩は名無しである :03/12/12 11:28
三島由紀夫は大藪春彦の熱烈なファンだったようだね。市谷駐屯地に乗り込んでいったときも 「野獣死すべし」の主人公と自分を重ね合わせていたのではないか、と勘繰りたくなる。
627 :
吾輩は名無しである :03/12/12 23:43
三島由紀夫はなぜ自殺したの? 自殺の一ヶ月前、特攻隊員である古谷中尉の遺書を読んでるよね?なぜそれでも自殺できるの?
628 :
吾輩は名無しである :03/12/13 01:14
自分が書いてきたことは所詮特攻隊員の遺書にはかなわなっかたと告白してる。 書くことによって富や名声を得たことが久しい心の傷だったととも告白してる。 物書きの自分が恥ずかしくなったんだ。 それで死刑囚にして死刑執行人なわけだ。だから11.25に死ぬのは必然だった。 靖国神社に行ってその遺書を読んだことがあるけど、 三島はそれを読んで涙を流したらしいね。 しかし俺は涙は出なかったが、切腹する気持ちはわからないでもないな。
629 :
吾輩は名無しである :03/12/13 02:00
でもだからと言って自衛隊に乱入して切腹するのは飛躍がありすぎるね。
630 :
吾輩は名無しである :03/12/13 05:49
>629 全然飛躍してない。なぜならば、三島の政治的思想のエッセンスは、 日本の軍隊の建軍の本義とは、 天皇を中心とする日本の歴史・文化・伝統を守ること にしか存在しないのである、だからである。
631 :
吾輩は名無しである :03/12/13 10:56
いや、それは政治と文学を完全に混同した態度だ。
632 :
吾輩は名無しである :03/12/13 22:22
633 :
吾輩は名無しである :03/12/13 23:53
634 :
吾輩は名無しである :03/12/14 13:20
>>628 〉書くことによって富や名声を得たことが久しい心の傷だったととも告白してる
そんな事もしほんとに言ったとしたら白痴か精神分裂病だな
635 :
吾輩は名無しである :03/12/14 15:34
>>612 三島は、いかにも高次元っぽいことを語るのが好きだったけど
実際には三島ほどミーハーで単純な奴もあまりいないよ。
もしかしたら清張の顔が嫌いというのが大きな理由だったかもしれない
(もちろん、そんなことが理由だとは三島自身は言わないだろうが)
636 :
吾輩は名無しである :03/12/14 15:50
清張のような育ちの貧しい低学歴者にありがちな、恨みがましくて、いじけた作品世界が嫌だったんだろう。
637 :
吾輩は名無しである :03/12/14 16:16
>>636 もし清張の容姿が若き日の三輪や三島好みの男だったら
(聖セバスチャンの絵みたいな?)、三島の清張に対する評価は
全然違っていたかもよ。
なんたってホモだからね、三島は。
638 :
吾輩は名無しである :03/12/14 19:17
清張を嫌う三島の視線は、春樹を嫌う浅田彰を同じ。 浅田彰:ぼくは、村上春樹って、あの田舎くささと貧乏くささに耐えられなくて、 どうしても最後まで読めないから、田中康夫流に「読まずに評する」しかないんだけど、・・・
>>638 浅田彰もなかなかの釣り師なんだなあ。
出典はどこ
640 :
吾輩は名無しである :03/12/14 20:28
642 :
吾輩は名無しである :03/12/14 20:51
田中も浅田も東大コンプひどいな情けない
643 :
吾輩は名無しである :03/12/14 20:57
田中康夫には東大コンプないよ。(笑
うむ。なんでもかんでも東大コンプと決め付ける方が情けない。 それに三島の時代の東大は必ずしも学力で入るものじゃないし。
645 :
吾輩は名無しである :03/12/14 21:13
ミ彡  ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄ |ミ彡 ほんとにフセイン捕まったね
646 :
吾輩は名無しである :03/12/14 21:23
拘束時のフセイン映像まだぁー? テロ朝はこの日にエアフォースワンをもってくるとはさすがだなw
647 :
吾輩は名無しである :03/12/14 21:33
今度はブッシュを捕まえる時だな。 で両方、死刑と。
648 :
吾輩は名無しである :03/12/14 23:05
田中康夫は東大落ちだが、本当に東大コンプレックスはないのか。
649 :
吾輩は名無しである :03/12/14 23:14
>>634 君は「果たし得てゐない約束―私の中の25年」を読んだこと無いのかい?
わりと有名だと思うのだがね。
三島自らが言ったという事実など知らんし、書くことも告白だろが。
650 :
吾輩は名無しである :03/12/15 00:11
中村光夫との対談「人間と文学」を今読んでるんですけど、 面白い。対談自体は1967年に行ったものですけど、 今読んでみても、やたらに面白い。 日本の近代文学ってそんなに興味なかったんですけど、 対談に触発されて、いくつか読んでみたいと思いました。 今さらながら、講談社文芸文庫に大感謝です。
651 :
吾輩は名無しである :03/12/15 04:45
だったら、是非、講談社文芸文庫には、 「文化防衛論」「英霊の声」など入れてほしいね。 もっとも重要な作品が、どういうわけか、現在、文庫では読めないからね。
652 :
吾輩は名無しである :03/12/15 05:17
一冊 1,100円もしたら「文庫」とは呼べない。 講談社文芸文庫は高すぎ。
653 :
吾輩は名無しである :03/12/15 07:28
浅田彰は田中よりずいぶん背低いな150位か 科学者なら身長低くても問題ないが 文学系のチビは存在価値も低いんだよな 浅田もボディビルやったらいい。
>文学系のチビは存在価値も低いんだよな 最高に面白い言葉ですね
おれも163センチしかない文系だけど、思わず声出して笑っちまった。 存在価値も低いです。
657 :
吾輩は名無しである :03/12/15 18:37
三島も背は低かった。しかし、チンポは立派だったらしい。
658 :
吾輩は名無しである :03/12/15 22:35
俺は187もあってしかも農学部
659 :
吾輩は名無しである :03/12/15 22:38
>>654 じゃ文学の分野じゃ、162cmとかの三島は最低ランクで
180cmぐらいある慎太郎は最高ランクってことか。w
660 :
吾輩は名無しである :03/12/15 22:59
チェーホフやバーナード・ショウは2メートルぐらいあったらしいな。 サリンジャーも190センチぐらいあるらしい。
石原慎太郎からあの背とフサ髪とったら何ものこらんしな。
662 :
吾輩は名無しである :03/12/16 03:29
かの有名な哲学者・カントは、身長150cmくらいだったのだ。ホントだよ。
663 :
吾輩は名無しである :03/12/16 04:14
三島がお見合いの時 相手の女性に対する 絶対の条件の一つは 自分より背が低い人というものだったんだって、、 天才の最後の虚栄心、、? ダンディズムが邪魔をする、、?
伴侶が自分より背が低いほうがいいというのはごくありふれた感覚に過ぎないと思うが? 世の中では結構ありふれた事象だね。逆に、女性は自分より背の高い男性を人生の伴侶にしたいというのもまた ごくありふれた感覚。虚栄心とかダンディズムなんて概念を持ち出すまでもない。
665 :
吾輩は名無しである :03/12/16 07:01
そう言う意味では、トム・クルーズ(172cm)は、偉いな。 前妻ニコール・キッドマン(177cm)の方が背が高かったのだ。 離婚した際キッドマンは一言「ハイヒールをはけるわ」 ちなみにペネロペ・クルスは、167cm
666 :
吾輩は名無しである :03/12/16 09:00
>>663 最後の虚栄心??
三島が虚栄心の塊みたいな人物だったってことは衆知のことじゃないの。
667 :
吾輩は名無しである :03/12/16 10:11
血タギル〜を読んで思った事、たしかに一人の男としては魅力は感じた。リアルに三島という男を見ていないからかも知れませんが。
668 :
吾輩は名無しである :03/12/16 22:23
三島論でいちばん面白かったのは岸田秀
669 :
吾輩は名無しである :03/12/17 04:23
>667 まだ読んでませんが、パクリ指摘の書評を発見??? 私はライターさんたちの常識とか慣行とか知らないのですが、本書はかつて 三島由紀夫の同志であった山本舜勝氏の『自衛隊「影の部隊」』の剽窃本に 見えるのです…。 引用するならするでろくに明示もしてませんし、プロローグで 山本氏と面識があることが書かれていますが、これって死人に口なしでは? これが業界の常識なのでしょうか!? ホントか??
670 :
吾輩は名無しである :03/12/17 08:29
667ですが、自分は正直に言うと三島作品は一つも読んだ事はないし、その周辺の作品、ニュースもあまり知らないのです。無知ですみません。だから血タギル〜が面白かったのかもしれません。最初に、自分がこの本を読む事自体おかしかったのかもしれません。駄文ですみません。
>>670 正直な人なんだなあ。
この機会に三島を読んでみたら?
「男」の魅力ということなら
短編小説「憂国」 長編小説「奔馬」 エッセイ「葉隠れ入門」あたりが適当かな。
ますらおぶりの文章を選んでみました。
672 :
吾輩は名無しである :03/12/17 10:54
まずは、エッセイから読み始めたいと思います。ご教授ありがとうございます。
673 :
吾輩は名無しである :03/12/17 15:27
三島の小説も悪くないが、何よりも際立っているのは作者自身の変人ぶり。 三島が創り出したどんな登場人物よりも、三島由紀夫という実在の人物のほうが 独創的で面白い。
楯の会の楯って男の胸板の事なの!?
675 :
吾輩は名無しである :03/12/17 17:52
三島の息子って今何やってるの?
676 :
吾輩は名無しである :03/12/17 20:08
銀座で宝石店をやってるらしい。
677 :
吾輩は名無しである :03/12/17 20:10
>>670 あと、「剣」「わが友ヒットラー」がいいね。男性美がよく出ている。
678 :
吾輩は名無しである :03/12/17 21:20
今tbsに美輪明弘が出てるね
679 :
吾輩は名無しである :03/12/17 21:25
再来年また「黒蜥蜴」やるみたいよ。来年は「椿姫」だけど。
680 :
吾輩は名無しである :03/12/18 00:34
681 :
吾輩は名無しである :03/12/18 00:36
682 :
吾輩は名無しである :03/12/18 00:38
683 :
吾輩は名無しである :03/12/18 00:41
Bookuって何だ。ダサッw
ごめんなさいね、酔っ払いなもんでw
685 :
吾輩は名無しである :03/12/18 02:09
プッ
686 :
吾輩は名無しである :03/12/18 03:45
よく見かけるけど、ダサッw とか プッ ってどうにかしろよ。w
687 :
吾輩は名無しである :03/12/18 04:29
↑意味が分からん
688 :
吾輩は名無しである :03/12/18 04:39
↑ プッ ダサッw
689 :
吾輩は名無しである :03/12/18 04:40
よく見かけるけど、ダサッw とか プッ ってどうにかしろよ。w
690 :
吾輩は名無しである :03/12/18 04:40
↑意味が分からん
691 :
吾輩は名無しである :03/12/18 04:41
↑ プッ ダサッw
692 :
吾輩は名無しである :03/12/18 04:51
↑ 意味不明
金閣寺が教科書に載っていたことってあるの? もし載っていたとしたらどの部分?
694 :
吾輩は名無しである :03/12/18 16:01
>>693 社会の教科書になら載っていそうだな。
あるいは国語の「資料集」とか。
695 :
吾輩は名無しである :03/12/18 18:58
「橋づくし」は是非教科書に載せてほしいね。 「剣」とかもいいな。
696 :
吾輩は名無しである :03/12/18 19:00
三島由紀夫「私の遍歴時代」や平岡梓「倅・三島由紀夫」その他数冊を、図書館から借りてきた。 これで年末年始は退屈しない。
697 :
吾輩は名無しである :03/12/18 19:02
金閣寺は、柏木が障害者だから教科書には載らなくなったみたい。
>>697 そういう判断って本当馬鹿だよね。
障害者は存在しないことにしたいんだよ。結局。
699 :
吾輩は名無しである :03/12/19 00:08
常軌を逸した難癖を付けてくるエセ人権団体が多いからね。 教科書会社は、余計なトラブルで神経をすり減らしたくないのさ。
700 :
色男no、1 :03/12/19 00:44
ユーミンについては宗教にまで高められた恋愛至上主義を信条とし、その全楽曲はつまるところ三島へのレクイエムである、という見解を私は持っています。
三島はエロティシズムと単なるフリーセックスを区別し、価値相対主義の社会にはエロティシズムはない、と極限しているんですね。
ですから反体制運動に見られるような、人間性を管理社会から解放するところのセックス、という認識を批判して、絶対者がなければ人間性の救済というのは
あり得ない、と三島は説明している訳です。
ユーミンの場合、バブリーな時代背景の投影としての表層的な恋愛模様のディテールを通して、相対主義的なフリーセックスを賛美しているように
誤解されているのですが、三島の不在を絶対者の喪失と捕らえることで逆説的に価値相対主義社会における恋愛を描写するんですが、
生まれ変わる事で絶対者との再会を果たし、現世的なものを超越していかねばならないというメッセージを30年間変る事なく唄い続けている、
というのがユーミンの本質なんです。したがって、ユーミンに単なる風俗現象を見ようとするところに、
三島を隠蔽しようとする時代の気分が現われているという事ですね。
http://www.laspara.net/
どうやら憂国のモティーフのようですね。 色男no、1さんは、三島の死が相対主義的な価値観から距離を置き絶対性に殉じたものか、 それとも絶対と相対の間を行き来した二元論の選択の結果だったのかどちらだと思いますか? 私は当初、三島は相対主義的理念からは距離を置いていたと考えていましたが、 私自身澁澤を知ってからは三島が二元論の中で闘っていたのだと思うようになりました。 話は変わりますが、エロティシズムを書けなかった石原の行動は三島に対する贖罪だと考えて良いですか?
702 :
吾輩は名無しである :03/12/19 07:51
703 :
吾輩は名無しである :03/12/19 20:59
三島は書いた順に読んでいくのが一番だ。 年譜みて「仮面の告白」→「金閣寺」・・・・・ というように代表する作品を読んでいくと三島への理解が深まる。
704 :
吾輩は名無しである :03/12/20 01:47
>>704 よく似てるけどどうなんだろ。銀座で宝石屋やってるんじゃないの?
あと年齢も違うと思われ。
706 :
色男no、1 :03/12/21 05:24
こんにちは、みなさん、私が色男です。
助六さん、三島における絶対と相対の二元論的問題については、だいたい以下のように言えると思います。
日本文学における耽美という問題について考察するならば表現者たる主体は、美をあくまでスタティックな他者として認識するようなところがあって、谷崎や川端は特に美しい日本なるものに主眼があって、
海外市場を意識したオリエンタリズムという批評が、今日的にももっともらしく議論の的になったりしています。
ところで三島の場合、いわゆるギリシア体験以後、死刑囚にして死刑執行人を以って任じ、美を創造するものが同時に美それ自体である、という矛盾を自己の存在論的課題として背負い込むようになります。
祖母、この深情けの恋人との長い蜜月関係が幼い三島に現実にも勝る美的世界の中に自閉する事、
それを耽溺する事の頽廃的な悦楽を教えて、三島にとっての外部=現実に関わる事を困難なものにしたのでしょう。蒼白い貧血気味の子供は祖母の選んだ女の子の友達とだけ遊んで、
絵本などからいつしか同一化の対象として、美しく殺される王子という主題を自らの観念の裡に育んでいきました。祖父を官僚故に
嫌悪したというよりは、兵庫県の成り上がり者であるという出自を忌避したのではないかという説の方が、三島の耽美趣味からは理解しやすいでしょう。60年安保以降の文学外の領域への進出、
肉体改造から政治表現まで、現実にコミットする上でもなお、美は三島自身の問題であり、
「ニヒリストが絶対主義の政治に陥らぬために、「美」がいつも相対主義的救済の象徴として存在する、(略)美は、ともすると無を絶対化しようとするニヒリストの目を
相対性の深淵を凝視することに、連れ戻してくれるはたらきをするのである。」(新ファッシズム論)
http://laspara.tripod.co.jp/
707 :
色男no、1 :03/12/21 05:25
役目としては政治を、その本質たるリアリズムへ連れ戻す事にこそあったのです。マゾヒストは権力の玉座ではなく、まさに悲劇の只中において存在論的飢餓は全的に癒され、
陶酔によって鏡を必要とする事なく現実に自足できるのです。
慎太郎は三島によって、そのファリック ナルシズムを指摘されていますが、慎太郎によると、二人の間にはどちらが一番乗りで二番煎じかという子供じみた闘争があったらしく、
一番乗り(オリジナル)と二番煎じ(コピー)のシーソーゲームにおいて、エロティシズム(死にいたる生の昂揚)を一番乗りされた慎太郎にはもはや、
「老いてこそ人生」という凡庸な大団円しか選び得ず、死んだ三島が仕掛けた罠にはまった慎太郎は、あのようなキャラを生きることを余儀なくされた、
と見るべきでしょう。
http://laspara.tripod.co.jp/
708 :
色男no、1 :03/12/21 05:31
そして、さらに恐るべき事に、三島は自らの死後に残された全てのナルシストに、慎太郎同様の二番煎じの意味付けを与えようとしたのであり,
それこそが三島によって仕掛けられた罠=呪縛なのです。三島以後、もう我々は凡庸さを生きる事しか許されない。
http://www.laspara.net/
>色男no、1 こいつが出てくるとスレの進行が停まる。 自己陶酔的な長文レスばっかりでつまんねーw
話題を振るよ。 三島は心象風景を描いた「海と夕焼け」がさっぱり評価されなくて ひどく落ち込んだそうな。 でも「海と夕焼け」って漏れ大好きなんでつよ。 漏れは人生において何を「待つ」んだろう。
評価されなくて落ち込んだといえば「鏡子の家」もそうだな。
三島の代表作は読んでみたが、俺には会わないね。 まるで、人工知能が書いたような味のない文章は好かないね。
人工知能が書いた文章を読んだことがないらしいね。
714 :
吾輩は名無しである :03/12/24 06:21
サムライミシーーーーマーーーーーーーー!!!ワンダフルハラキリネーー!! オオエムズカシクテヨメナイデーーーーーーーーース!!!
715 :
吾輩は名無しである :03/12/24 15:35
スポーツマンbP決定戦って三島が大好きそうな番組ですね
test
717 :
吾輩は名無しである :03/12/24 19:52
三島はなぜあれほどまでにキリスト教を 日本人がキリスト教を受容する事を非難・排撃したの? なぜ 「西洋から摂取した文物の中で最も悪いもの」なの? その一方で ギリシャは崇拝していたというのは、、
718 :
吾輩は名無しである :03/12/24 19:58
>>717 古代ギリシアとキリスト教は別物。
ニーチェ読んだらいいよ。
三島もニーチェのファンだったんじゃないのか。
三島が崇拝していた古代ギリシア文化はヘレニズム。キリスト教は 中東起源のヘブライズム。ニーチェは前者を称揚し、後者を罵倒した。 そういったニーチェの反ヘブライズムに人種主義を混ぜ合わせたのが ナチスの反ユダヤ主義だ。
720 :
吾輩は名無しである :03/12/25 10:04
「不道徳教育講座」に出てくるK・K女史って 小森のおばちゃまだね
なんていう章だよ 見つからない
「不道徳教育講座」には実名で小森和子が登場すると思うが。
皆さん、お願いなのですが先日のNHKの川端との対談を見損ねてしまい、 なんとか見たいと願っている者です。ビデオか何かに撮っていらっしゃる方が おられましたらダビングかなにかしていただけないでしょうか?こちらは 広島県福山市です。よろしくお願いいたします。
無償でダビング・郵送してくれと? 有償だったら引き受ける奴がいるだろうが、 その場合は著作権法に違反すると思うぜ。
2ちゃんでメルアドさらすとは大胆な御老人だな ビデオとってたら差し上げたいくらいだ
本メアドじゃなくて捨てメアドだろ。だったら、結構いるよ。どうしても見たいという気持ちは良くわかる。 でも、俺も見損ねた口。残念ながら協力はできないな。
色男よ、お前が三島の罠にかかっているとすれば、それは 凡庸という名の観念にとらわれている点だ。これを克服できなければ 君の評論そのものが出来そこないのナルシズムのままに留まるよ。 まずその論説スタイルをなんとかしろ。明晰だと自分で信じているのか?プ
あれが評論? 単なるオナニーだろ(´,_ゝ`)プッ
三島と川端の対談を録画しておられる方は誰かおられませんか?実際見る方法は思いつかないのです。ダビングして送って いただくのですから、必要経費と多少のお礼はいたします。
731 :
吾輩は名無しである :03/12/26 09:27
例のNHK番組をパソコンに保存したから、ネット上にアップできるけど、法律に触れるよな? 容量が結構大きいこともあるし、無理だな。 メールに添付して送ったら、メールボムとかと間違われて管理者に通報されそうだしな。
映像ファイルをメールに添付? ネタだろw
とてつもなく川端が気持ち悪かった、とだけ言っておこう。
なんだかんだいっても、あの3人の中では圧倒的に 三島の切れ味の良さが目立っていた。能弁で頭脳明晰。 あんな作家はもう日本にはいない。
でははっきり言ってやろう。 川端はもう霊界に足を踏み入れかけていた人間。 生来のニヒリストでノーベル賞などどうでもよかった。 気がかりなのは弟子の三島のこと。 愛弟子の「死への傾斜」を感じ取っていた川端は 三島がノーベル賞を取れば自殺を止められるかもしれないと一縷の望みをかけていたのだ。 「ぼくなんかがとるのはおかしい。まだ後に続く人が出ますよ」といって三島をちらちら見たのは もう少し辛抱してノーベル賞を取るまで生きてくれという呼びかけだったし、 三島が淡々と川端文学にオマージュを捧げたのは もう死の覚悟ができていることを暗黙のうちに師に伝えたということなのだろう。 川端が異様におどおどして見えるのはその気配を察知したせいなのだ。 何気ない会話が孕んでいる含みを読み取らなくてはならない。
川端はおどおどなんかしていなかったよ。例の鳥のような眼つきで辺りを睥睨していただけ。
737 :
吾輩は名無しである :03/12/28 00:22
>>735 面白い見方だけど、ちょっと創作入ってない?
あなた、物書きでしょう。
三島って鴎外を愛していた事は有名ですが 漱石はどうなのですか?三島が漱石について言ってるのみたことない。
739 :
吾輩は名無しである :03/12/28 00:44
最初のところで伊藤が三島の名前を間違ったのはワザと
740 :
吾輩は名無しである :03/12/28 00:48
整はあの時きっと緊張してたんよ。
しかし、当の三島は次は大江だと言っています。 山本舜勝氏が言ってますけど昭和42年、 山本一佐(当時陸自調査学校情報教育課長)の門を叩いた三島は、 文学は捨ててはいないが既にノーベル文学賞は捨てていたと証言しています。 平成7年にNHKで放送されたETV特集の一部から引用したんですけど見た方はいませんか? 43年10月5日にある楯の会の結成式の参加を川端は三島から打診されていませんでしたっけ? となると、川端は三島の死の覚悟をとっくに察知していたと考えるのは自然だと思います。 いかがでしょうか。
742 :
吾輩は名無しである :03/12/28 08:22
>>741 まぁ憂国やら、226事件の将校たちへの異常な思い入れやら、
熊本の何とか隊?への思い入れやら、盾の会を率いての数々の
奇行などを見ていたら、コイツおかしいぞ、そのうち死ぬんじゃないか、
と思ってた人は川端に限らずいっぱい、いただたろうね。
まぁ時々言われてることだけど三島は死にたがりだったんだろう。
死に憧れを持っていた。
しかも早死にに憧れてた。
要するに「死にたい」というのがまずあって、後はいかに死ぬか
だけだったんだよ。
743 :
吾輩は名無しである :03/12/28 15:29
石原新太郎、黛敏郎、そして三島由紀夫。 まあ、同時代のこの3人に共通しているのは、一時は時代のトレンドセッター で輝かしいスターとして存在していた。 ちなみに、 黛敏郎は音楽界のノーベル文学賞のようなローマ賞を戦後すぐに受賞。 当時のスポーツカーを乗り回したり、その都会的で洗練された身のこなしは 三島など足元にも及ばなかったくらい。 でも時代を引っ張るだけの力がなくなると、つまり自分は過去の存在だと 自覚する(誰よりも自分の限界は自分が一番分かるでしょ)につれ、 天皇崇拝、神道のごりごりの右翼になって行く。 こういう傾向はどの世界でもあるけど、三島の場合はそこに自分が年をとることに 半端じゃない嫌悪感をいだいてたのではないかと思う。
744 :
吾輩は名無しである :03/12/28 16:15
>>743 「そこ」というのは「天皇崇拝、神道のごりごりの右翼になって行くこと」を
指しているのか?
恐らく、そこにプラスして、と書きたかったのかな?
>743 ローマ賞??日本人じゃなかったの?
747 :
吾輩は名無しである :03/12/28 18:09
では745の意見を取り入れて勝手に添削してみる。 こういう傾向はどの世界でもあるけど、三島の場合はそれに加えて、自分が年をとることに 半端じゃない嫌悪感をいだいてたのではないかと思う。
>>745 ,747
Thanks, good geuss.
geuss- guess-guss, ah ha!
久しぶりに三島を読む。演劇人としての三島を。以下に感想を付す。 ふむ。なるほど三島スレにはこのような文体のレスが似合う。皇国日本万歳! 「近代能楽集」(三島由紀夫/新潮文庫) →戯曲。いまさら、それもわたくしごときが、三島由紀夫の「み」も語れるとは 思っておりませんが、それでも世界の名作戯曲を読み漁っている、その道半ばで、 三島戯曲がどのようにわたくしの目に映ったかぐらいは書いてもいいと思うのです。 三島由紀夫というブランドの呪縛からできうるかぎり逃れ、彼の戯曲だけを作品群から 引っこ抜く。そして置く。並べてみる。どこへ? たとえば「わが町」の右隣へ。 「欲望という名の電車」のそばに。「るつぼ」「アマデウス」「かもめ」と比較してみる。 この三島戯曲の代表作「近代能楽集」を。それがただ同じ戯曲という理由だけで。 するとミシマは恥ずかしかった。島国ニッポンそのものだった。つまり小さいのだ。 そのくせボディービルで自らを大きく見せようとするのだからさらに恥ずかしい。 言葉でわざとらしく飾り立てる。 上にあげた名作戯曲は読んだ翌日にも再読したくなった。 この「近代能楽集」を再読することはないでしょう。
「鹿鳴館」(三島由紀夫/新潮文庫) →戯曲。かつて(今も?)三島賞の選考委員をしていた宮本輝が三島由紀夫を こう評していた。三島の作品はガラス細工。人間がまともに生活をして50歳を 過ぎたらば、あんなものはとても読めやしない。それを公の場で発表するのではなく、 テルニストHPという自分のファンクラブHPに書き込んでしまう、その卑怯さは いかにも作家らしいとここでは置いておいて、注目したいのはその内容なのです。 ガラス細工。よくも見事に言い切ったと思う。この「鹿鳴館」という戯曲集を 読了したのは三日前。しかしいまそれについて何がしかの感想を書こうと思っても 何も思い出すことができない。そうガラス細工のようにきらびやかであったこと以外は。 「熱帯樹」(三島由紀夫/新潮文庫) →戯曲。あひゃ。これおもしろい! 三島さんってコンプレックス過剰で、 しかもホモで変態のキチガイだと思っていたけど、やはり世界のミシマといわれる だけのことはあったのかもしれない。なんて今頃遅い?w こむつかしい顔をして、 三島由紀夫にはひとかどの才能があった。なんて言っちゃダメかな? えらそう? 期待していなかったからかな。この戯曲集に入っている三つとも「いける」。 ギリシア悲劇を思わせる「熱帯樹」。精神年齢8歳の白痴青年がとってもかわいい「バラと海賊」。 劇が起こらないことを劇にした「シロアリの巣」。どれもいい。再読したいです。 過去ログをぜんぶ読んだ。飛ばし読みで申し訳ないが。 この良スレをわたしの悪文で汚すことを遺憾に思う。語れものども演劇人三島を! そういえば「演劇人、三島由紀夫」とかいう本があったけど読んだことがあるひといます?
752 :
吾輩は名無しである :03/12/29 10:11
ネカマ、きもっ
てすと
754 :
色男no、1 :03/12/29 14:58
みなさん、こんばんは、私が色男です。
三島は45年という短い生涯の中で個人全集として42巻もの膨大な著作を残したという点において、日本近代の他の大作家と比べての差異が顕著であるように思われます。
といいますのも日本においては純文学を私小説と呼ばれる身辺雑記風の心境小説が代表したという特殊な事情があって、その結果、資質的に短篇作家の最も技術的に洗練された一群が文豪とされているようなところがあります。
つまり、ストーリーテリングは大衆文学でこそ問題にされますが、芥川のいわゆる話のない小説というものに、東洋的詩精神のようなものが読解されて、それが文壇的にも半ば制度化されてしまったところに、
日本文学のお家事情があったという事です。ですから長編小説が純文学のメインジャンルのような待遇を得られるのは、戦後派の全体小説の理念によるのであり、三島といえども、昭和20年代には「近代文学」の同人として、
文壇に自らの地位を得たのであって、資質以前の問題として長編小説に手を染める事で、時代潮流におもねるところがあったように思います。日本において、もっと戯曲書きの待遇がよければ、自分は小説家という職業を
選ばなかったであろう、というような事もどこかで言っていました。現在のところ、研究者の間でも「鏡子の家」は失敗作であったとされていますし、好みの問題もあるとは思いますが、三島の短篇のいくつかは、
その文体や技術的洗練において、文豪の列に加えてもいいような完成度を持つものであったのは間違いないことだと、私なども考えています。
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755 :
色男no、1 :03/12/29 15:29
占領時代が終ると、文壇も消費社会の大きな渦に飲み込まれるように週刊誌ジャーナリズムが成熟し、その当時、既に時代の旗手と目され流行作家となっていた三島は当然ながら、
多くの雑多な書き飛ばしの仕事を引き受け、それが今日では全集にも収められて、一見したところ古色蒼然とした風俗資料に落ちたと思われるようなものも少なくはありません。
しかしながら三島の文章は凡百の雑文書きとは異なり、不易流行とでも言うのでしょうか、皮相な風俗ウォッチングの中にさえ、三島的「批評」が見え隠れしているようなものが、
いくつもあります。三島的「批評」というのは、アンチというのに最大の特徴があり、天皇でさえ、三島の手にかかると近代化=西欧化に対するアンチエゴイズム最後の砦というように規定して、
三島自身の行動原理に再構築してしまう有様です。三島は驚くほど多岐に渡って、様々な現象について言及した作家でしたが、「三島」それ自体の批評的本質については、
ついに最後まで沈黙を守ったように思います。その自決は謎とされ、多様な読解を包摂する巨大な存在として現代に屹立するのを見る時、三島は批評的存在であり続ける事によって、
歴史の永遠の呪い手足らんとしたのでしょう。
http://www.laspara.net/
入退院を繰り返しているかのような周期で出るね。
757 :
吾輩は名無しである :03/12/29 23:32
>750, 751 キミには美的感受能力が欠如しているようだね。個人の資質は人それぞれで、キミがどうであろうと とやかく言うことではないが、こんな所にわざわざ自分が鈍感であると書くことに何の意味があるんだい? 鈍感な人間なんて世間にいくらでもいて少しも珍しいことじゃないんだから。
758 :
吾輩は名無しである :03/12/30 00:38
>750 そもそも原典の能曲が短いのだよ。なのに、 わざわざ一幕モノと長編戯曲を比べるのはフェアじゃないな。 それに、今でも美輪明宏が何度も上演してるし、お客は入ってる。 今後も上演され続けるよ。 >751 「三島の作品はガラス細工。人間がまともに生活をして50歳を 過ぎたらば、あんなものはとても読めやしない。」 それでいいのだよ。ミシマは、オスカーワイルド型の作家なのだから。 「サロメ」「ドリアングレイの肖像」だって、考えようによっては、 50歳を過ぎたらば、とても読めやしない。作家のタイプを考えないとね。 ミシマは、ワイルドやジャンコクトー型なのだ。 それから、三島戯曲と言ったならば、是非「サド侯爵夫人」「わが友ヒットラー」 にも言及して。あと個人的には「朱雀家の滅亡」「恋の帆影」が好きだな。 「癩王のテラス」もいい。
俺は朱雀家の滅亡と喜びの琴が好き!
760 :
吾輩は名無しである :03/12/30 05:23
しまいにゃ書くのいやになっちゃたんだろうな 文章におよそ迫力がない滴り落ちるものがない 大江80 春樹60〜100 三島15 位か
761 :
吾輩は名無しである :03/12/30 05:41
>760 「バカの壁」の高さが、大江80 春樹60〜100 三島15位なんだね。
762 :
吾輩は名無しである :03/12/30 05:42
>>751 『ガラス細工のようにきらびやかであったこと』だけでも
思い出したならば、三島の戦略は成功したと思うな。
実際に「鹿鳴館」の舞台を観た者として言わせてもらうと、
目の前で鹿鳴館大舞踏場のシーンが再現されたその美しさは、
そう簡単には忘れない。朝子はちょっと年を喰ってるけど、
大徳寺顕子役の女優のローブ・デコルテの姿は、
まるで西洋人形のようでしたね。はっきりと憶えてる。
明治の一番美しい思い出を舞台の上で再現させるのが目的
なのだから、"ただ美しかった"でいいではないか。
763 :
吾輩は名無しである :03/12/30 16:52
まえから不思議に思っていたのですけれど、 色男no.1の、目的はなんなんですか? 自身のHPの宣伝ですか。
764 :
色男no、1 :03/12/31 01:24
763さん、文化共同体の構築のためです。
765 :
色男no、1 :03/12/31 01:38
佐伯彰一は「新潮」の三島没後三十年臨時増刊に寄せて、「「批評家」三島を批評する」という一文を書いています。
そこで、三島がさるパーティーの席上、俺は第一に劇作家、第二に批評家、第三に小説家だと開高健に言ってのけて、
唖々大笑したというエピソードが紹介されているのですが、
以下、佐伯は三島の資質の問題として、「座談会などでの三島の発言が、いかに冴えて颯爽たるものであったかは、
改めて諸家の証言を徴するまでもない話であるばかりか、文学賞の選者としての三島は、大方の場合、結果が決まるや否や、その場で忽ち、
「選評」原稿をさっさと書き上げてしまうのが通例だったと語り伝えられている。(略)わが身の体験に徴しても、これは相当な離れ業である。
選考プロセスの疲労もあり、やれやれという解放気分が先行して、到底その場で一気呵成になどとゆくものではあるまい。
やはり三島一流の集中力と、速筆そして批評能力の天分と舌をまく他はない。」と、書いています。
http://www.laspara.net/
766 :
吾輩は名無しである :03/12/31 02:06
767 :
吾輩は名無しである :03/12/31 02:25
おおむね「才気煥発」のスタイル、語りの範疇だと思うが。 高校にそんなタイプのセンコーいたよ。 あれ、ホザいてる佐伯がモサすぎなんだよ、だせー禿。三島の英会話もホメてたな。
>>758 >わざわざ一幕モノと長編戯曲を比べるのはフェアじゃないな。
言われてみたら確かにそのとおり。
わたしとしては今回三冊読んだ段階でそれらを世界の有名戯曲と比べて……
というつもりだったのですが、うまくそこのところを書けなかった。
おもしろいと思った「熱帯樹」でさえも今までわたしが読んだいわゆる名作戯曲と比較したら……。
>「サド侯爵夫人」「わが友ヒットラー」
世間的に三島戯曲の代表作とされていますね。
一年前くらいに読んだけれども、そのあと三島戯曲を続けて読まなかったことから
感想はわかっていただけるかと。
そんなわたしに戯曲のおもしろさを教えてくれたのはT.ウィリアムズとA.ミラー。
なかば教養としてシェイクスピアやギリシア悲劇をあくびをしながら読んでいたわたしに
戯曲とはなんとおもしろいのかと教えてくれたのが、この戦後アメリカの二大劇作家です。
じゃあ、日本はどうなんだろうと思ったのが木下順二や三島由紀夫の戯曲を読もうと
思った理由。感想はやはり
>>751-752 やはり日本は世界と比べたら……。
スレ違いになりますが昨日読んだ安部公房の戯曲「どれい狩り」!
こんなおもしろいものを日本人が書いていたのかと感動しました。
現代の日本の演劇界はもう文学とは無縁な存在にほぼなっています。
しかし三島由紀夫、安部公房、木下順二、福田恒存らを読んでいると
日本にも文学と戯曲の蜜月時代があったのかという感慨があります。
ぜんぜん関係ないですけど。
柳美里が書いていたのかな。
太宰治がテネシー・ウィリアムズを誉めたのに対して、
三島由紀夫はその叙情性を批判したというのはおもしろいです。
>>762 >実際に「鹿鳴館」の舞台を観た者として
「観る」のと「読む」のは大違いというやつですね。
わかります。たとえば寺山修司の戯曲。まともに読み通せないほどつまらない。
しかしあれもアングラ演劇の一時代を作ったわけですから、
観客に見せる段階で何か化学反応をおこしたとしか思えない。
戯曲にはどうしても読むだけではわからないところがある。
三島由紀夫でいえば「近代能楽集」の「道成寺」。
でっかい衣装ダンスがでてくるあれです、なかに女が入ってしまうあれ。
この戯曲ほど舞台美術家のこころをくすぐるものはないのでは?w
「近代能楽集」でわたしがいちばん好きな作品でもあります。
>>757 鈍感というのはわたしの目指すところ。
大学時代にこんな男がいた。
最初の自己紹介で「ヒラオカキミタケです」と自分の名前を紹介。
もちろん反応なし。
あとの飲み会でクラスのやつらはバカばっかと嘆いていた。
三浪だったかな。
「美的感受能力」が自分はあるのだと思っていた様子。
きみのレスを読んで彼を思い出した。それだけ。
>太宰治がテネシー・ウィリアムズを誉めたのに対して ホントかね。初耳だが。
>763さん、文化共同体の構築のためです。 わたしの頭が悪いのでしょうか? 「文化共同体の構築の」"ため"とは、具体的になにを指していらっしゃるのですか。 そこを説明して下さい。 「文化共同体」とはなにか、それを貴様が「構築する」とはなにか、 さらに「構築するため」の必要はどこから起因するのですか。 なぜに貴様が「構築」しなければならないのですか。 たとえ、それを「構築」しえたとしてだれが、一体、なにを目指して 貴様についていくのですか? そこのところを説明して下さい。佐伯彰一なんかどうでもいいです。 そんなこと聞いていません。
772 :
吾輩は名無しである :03/12/31 21:42
>>768 きみは、ちょっと「バカの壁」(←養老孟司の話題本)が高いね。
どんな情報が脳に入っても、
結論「三島戯曲を評価したくない」が変わらないんだから。
養老本のキャッチフレーズ《「話せばわかる」なんて大うそ!》そのままだな。
773 :
吾輩は名無しである :03/12/31 23:35
772の方が馬鹿
774 :
吾輩は名無しである :03/12/31 23:47
日テレの岡村が三島そっくりなのはデフォ?
775 :
吾輩は名無しである :04/01/01 05:43
>>772 どうでもいいけど、養老氏の「バカの壁」って本は相当つまらないし、
かなりアホっぽい本だよ。
深くない内容を自己満足でダラダラとエッセーのように書いているだけ
という感じ。
なぜ流行ってるのか分からんし、あんな本から何かを引用する価値も
無いと思うのだが。。
9月にたまたま本屋で題名を見て、面白いかも?と思って買って
しまったが金を損した。
(そして養老孟司は今後読む必要のない作者のリストに入れた)
776 :
吾輩は名無しである :04/01/01 06:04
>>775 君にはこの言葉を贈ろう
「タバコ銭にも困っている時、駄本をつかまされるほど腹の立つ事はない。」-小林秀雄
>>776 偶然だが、養老孟司の本を買ったのはタバコをやめた直後だったんだな、これが。
ま、養老孟司の本は「ブックオフで100円になったら、まぁ買ってもいいかも」程度だね。
778 :
吾輩は名無しである :04/01/01 06:23
>>778 あんなの誰が読むんだよ・・・
つか、自分こそ読んじゃって、しばらく、はまってたんじゃないのか?笑
無駄に煽りがはいるあたり、余裕のなさがうかがえます。 とりあえず落ち着け。 養老孟司に文句つけたければ専用スレでも探せばよかろ。
781 :
吾輩は名無しである :04/01/01 19:56
782 :
ここに集う白痴一同に告ぐ :04/01/03 01:35
三島由紀夫とは「行動」と「表現」の間に壁を自ら設けて そこに真実を伝えようと必死にもがいてきた作家だ。 三島の本質とは・・・ 1)小説世界に形成された本業の世界。 2)エッセイ・評論の形で遺された「本音」。 3)マッチョ、ホモ疑惑などのお茶の間ワイドショー的サービス。 三島のメッセージとしてとくに重要なのが(2)だ。 あなたがたは三島の檄文とその後の行動の意味を考えたことがありますか。 この世に「ナンセンス」なんてものは存在しないのです。 どんなくだらないことにだって意味がある。 三島の「切腹自殺」にはとてつもない批判がこめられていた。 それは日本の敗戦、戦後、精神的堕落への反発だ。 それがいまボディブローのように効いてきているように思う。 三島の家族主義、国家主義的な思想を笑うのなら それに代わる思想的枠組みを提示してみろ。 左翼も経済至上主義も全部だめじゃん。 いま右翼的な発言するひと大嫌いだけど三島の言葉は分かる。 ちなみにホモ説は売文稼業上の戦略だとにらんでます。 実際に「俺、三島のけつ掘りました」て奴ら、本人死んでから出てきてるし。
783 :
吾輩は名無しである :04/01/03 04:15
>>782 三島本人は、自らの人生を
@書物の河
A舞台の河
B肉体の河
C行動の河
という四つの河に区分してる。
すべてが合流して巨大な大河になるのであって、
どれか一つだけ(例えば「檄文とその後の行動」など)を
取り出して解釈するのは間違いだ。市ヶ谷の最後だって、
「A舞台の河」と「C行動の河」が融合してるのであって、
純粋に政治的な解釈だけすると耐用年数が短くなる。
100年後を考えてみてくれ。ちゃんと「舞台」という芸術的要素を加えないと。
784 :
吾輩は名無しである :04/01/03 04:31
2004年6月25日から27日まで、 目白にある「シアター風姿花伝」という劇場で、「サド侯爵夫人」あるみたい。 なお、「鹿鳴館」は、ルテアトル銀座にて2004年1月23日〜2月15日まで。
785 :
吾輩は名無しである :04/01/04 05:24
★☆★仙台文学館の催し★☆★ 〒981-0902 青葉区北根2-7-1 電話271・3020 『井上ひさしの戯曲講座(全2回)』 三島由紀夫の作品『鹿鳴館』『サド侯爵夫人』をもとに、 戯曲の面白さを読み解きます。 ●日時=2004年2月14日(土)、15日(日)午後1時〜4時 ●対象=2日間受講できる方120人〔抽選〕 ●当日上記作品を持参してください ●往復はがきによる申し込みは、1月27日(必着)までに。 ※化石左翼の井上ひさしにどんな解釈されるか恐ろしいですが 興味のある方は参加してみては・・・。
786 :
吾輩は名無しである :04/01/04 12:34
今日 日テレ「波乱万丈」中曽根・大勲位・康弘出演 三島事件について語った模様 見た人内容教えておくんなまし
787 :
吾輩は名無しである :04/01/04 17:49
>>786 三島は防衛庁長官の私と親しいと吹聴していたらしいが会ったのは3回だけ
武人の総監だまし討ちにして縄目の恥辱を与えていると聞いて、全軍に三島を捕らえろと指令をだした。
顔みしりのに総監に刀見せると言って、そのまま突きつけ縛り上げたのは自衛官につたわっていて
皆、激怒していた。切腹しなければなぶり殺しにされかねなかった
葉隠を研究していたらしいが、やりかたはおよそ武士道からかけはなれていて
今の中国人押し込み強盗以下だ、あんなやり方では駄目だ。
788 :
吾輩は名無しである :04/01/04 17:54
↑ ウソですよ。w
789 :
吾輩は名無しである :04/01/04 18:00
中曽根はミシマの楯の会を「男版 宝塚」と小バカにしたカス野郎。
790 :
吾輩は名無しである :04/01/04 18:06
>>789 なんと正鵠な形容だ
大勲位もたまには良い事いうな
791 :
吾輩は名無しである :04/01/04 18:09
正鵠な 言葉の使い方から勉強せい
792 :
吾輩は名無しである :04/01/04 18:13
>>791 なんと正鵠を射た形容だ
これならよろしいか
793 :
吾輩は名無しである :04/01/04 19:04
つうか、隙を見て総監が三島と森田を刺して首をはねたと仄聞するが。 「昭和のサムライ」と諸外国でも評判だったときく
794 :
純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :04/01/04 23:39
どうも。波瀾万丈、中曽根元総理スペシャルを見た純文学団長です。 少しですが、三島由紀夫のバルコニー演説シーンが出ていました。 そして、三島事件の時の防衛庁長官中曽根は三島と何回か会ったこ とがあるような話しをしていましたね。後になってみると、あれが 死の前兆だったのかも知れない、とも言っておりました。また、総監を 締め付けたのは失策だったと言っていた。偏に自衛隊員の反感を かうだけだからそうだ。おおよそ、そういう話しである。 何も目新しいものなぞ無かった。瞠目すべきは一刹那放映された三島由 紀夫の演説シーンであると思うのである。
795 :
吾輩は名無しである :04/01/05 06:33
レスしてくれた方々 ありがとうございます。 私の記憶が間違っていなければ、中曽根氏は三島の自決に至る政治行動は 否定していたたけれども文学についてはその芸術的価値を尊重していた という印象があります。(過去の発言から推測するに、、) 事件当時は立場上敵対する関係ではあったけれども 「豊饒の海」を読んで三島の死生観を認識したということです。
あんなバーコード禿に三島の美学は分らんよ。
バーコード禿いうな
798 :
吾輩は名無しである :04/01/05 16:11
親父が、ポニーキャニオンから発売された『嗚呼 三島由紀夫』といふレコードを持つてゐました。 表が市ヶ谷で演説してゐる三島氏が写つてゐるレコードなのですが、 結構価値あつたりしますかね? それから、レコオドを聞くためのプレイヤアは何処に売つてゐますかね?
799 :
吾輩は名無しである :04/01/05 17:32
卒論締め切り、あと3日。 助けて三島さま。豊饒の海と古典文学の関わりをじきじきに教えてくださーい
800 :
吾輩は名無しである :04/01/05 18:01
801 :
吾輩は名無しである :04/01/05 19:37
>>798 三島関係のレコードはマニア向けですから
中古屋でも店によって値段は区区です。
売却が目的ならレコード屋より古書店の方がまだ高く買ってくれると
思います。オススメです。
中身を確認だけならプレイヤーは秋葉原ならポータブルのが
すぐ見つかります。
コイツよりも難しい文章の作家っているのか?
803 :
吾輩は名無しである :04/01/05 20:32
↑春琴抄
>>802 三島の文章はきわめて明快でわかりやすいものだと思うが。
晦渋を極めた文章というのは蓮実重彦のようなのをいう。
学長の文章はオナニーなわけでつ。
と混じれ酢。
805 :
吾輩は名無しである :04/01/05 23:32
三島由紀夫ちゃんもせっかく戦前の軍国主義の時代に育ったんだから、 子供らしく、ちゃんばらごっごや兵隊さんごっこして遊んでいれば いいおっさんになってから、失なわれた子供時代(彼の世代は軍国少年) を取り戻そうとやっきにならずにすんだのに。 ほら、青春時代にちゃんど同世代の子とボーイフレンフド&ガールフレンド やっておかないと、ロリコンの買春に走ったりするじゃん。 三島もそれと同じだよ。やっぱ、子供らしい子供時代、 若者らしいバカをやっていないで中年になったりすると、 過剰でゆがんだ形でいっきに失われた日々を取り戻すんだな。 三島由紀夫もマッチョ嗜好にしろ、彼の青春以降のその後はあり方は あまりにもステレオタイプで不思議でも謎でもなんでもないよ。 彼は自決の形でしかを男を証明出来ない精神構造と文化背景しかなかったのだよ。 なんせ自己形成した幼少期がそういう時代だったからさ。 三島の場合はそれが美意識が過剰で潔癖症が徹底していて、 自決の形で完結するしかなかったのでしょう。 これすべての結論ね。
>やっぱ、子供らしい子供時代、 >若者らしいバカをやっていないで中年になったりすると、 >過剰でゆがんだ形でいっきに失われた日々を取り戻すんだな マイケル・ジャクソンを思い出したw
807 :
吾輩は名無しである :04/01/06 04:16
(・∀・)イイ!! よ
808 :
吾輩は名無しである :04/01/06 11:22
>>801 さうですか、よくわかりました。
私も由紀夫マニアなのであまり売る気はありません。
ただ、値段によつては売つてもいいかも……、と思はなくもないですが。
秋葉原ですね。今度行つてみます。
生れて初めて行くかもしれません、秋葉原。
いや、通つたことは何回もあるのですが、若干怖いですね。
809 :
吾輩は名無しである :04/01/06 11:49
三島っち
810 :
吾輩は名無しである :04/01/06 14:34
ミッシー
ユッキー
812 :
吾輩は名無しである :04/01/06 14:48
由紀ちゃん
813 :
吾輩は名無しである :04/01/06 22:49
三島先生再降臨キボンヌ
814 :
三島由紀夫 :04/01/06 23:20
俺は神だ!わはははは
815 :
吾輩は名無しである :04/01/06 23:24
816 :
三島由紀夫 :04/01/07 00:36
↑ぷ
817 :
吾輩は名無しである :04/01/07 00:45
↓ぷ
やぁ、僕がユッキーだよ
819 :
吾輩は名無しである :04/01/07 08:22
楽しいか?
一つ頂けますか?
If you found your new favorit phrase,contact me.
→
[email protected] Inoki, Hiroyuki, and Takashi Okamura are waiting!
I'm going to call Mr. Tsumabuki too!
Although Enari has mailed saying "I want to appear".
But I refused his order.
822 :
吾輩は名無しである :04/01/08 02:16
川端康成がノーベル文学賞取れたのは一説によると三島がゴーストライター やってたと噂がたつぐらい三島はすごいんでしょ・・・ 三島自身も30代の若さでノーベル文学賞の候補に何度かあがったことが あるくらいの人物だしもし生きてたら確実に受賞してたでしょうね。
823 :
吾輩は名無しである :04/01/08 20:50
三島の祖父さんは、加古川で江戸時代何をしていやのか、だ。
824 :
吾輩は名無しである :04/01/08 23:17
>>823 三島の祖父・平岡定太郎は、生まれたのが
1863年だから江戸時代は5年ほど経験しただけですよ。
加古川で定太郎が何をしていたか?
一生懸命に勉強してたのだよ。だから、
東京帝国大学卒業→内務省→福島県知事→樺太庁長官なのだね。
825 :
吾輩は名無しである :04/01/08 23:42
俺の祖父よりえらいかもしれん ・・・
826 :
吾輩は名無しである :04/01/09 07:43
三島の曾祖父さんは、加古川で江戸時代何をしていたのか、だ。
827 :
吾輩は名無しである :04/01/09 10:28
卒論間に合った。 良かった
既出かもしれないが、 年末恒例になってしまったナイナイ岡村の白装束番組、 あれは三島由紀夫のパロディ? 見る度思うんだよね。 低身長に濃い顔立ち。岡村ほんとに腹切っちゃうんじゃないかと けっこう心配になります。
829 :
吾輩は名無しである :04/01/09 14:54
大晦日、リアルタイムで既出だが、黙殺されてる。
830 :
吾輩は名無しである :04/01/09 23:01
黙殺じゃなくて、その番組、みんな見てないのだ。w
金閣寺では、表情(美・愛、そして醜と憎悪、PTSD)について語っています。 南泉漸猫がキーワードとして、ころころ解釈が変わります。 音楽では、パラノイア(サカキバラ)的弱者と、麗子のようなちゃんと現実を 見据えて人間の本質を見失わず健気に誠実に(原理的愛を)まっとうする女性を 描き分けています。 天人五衰では、まさにパラノイア(対自先行・自分にとってが先行)の、 観念論的人間のサカキバラ的正体を暴露、反間主観的な人間故に、 外界を、他人を愛さない、自分しか愛さないが故に覗きにはしる(他人の言葉も 行為も無視する)現代人の実相を暴露。 スキゾフレニアの絹江にいたっては、対他・他人にとって・現実をでっちあげる 始末。 現相世界が意味を帯びている。現相世界は見えているだけで意味であり、被媒介的 である。観測者にとって何々であるコトのほうが、自存的な事物・モノに対して 存在論的・認識論的に第一次的なのである。 かかる超文法的判断事態・ゲシュタルト的把握・として把握は、認識の間主観性を 示す。認識は、原基的には記憶には依らない。現相世界は対他帰属相にアル。 そこにおいて、人格的自己の生成は、対他者反照規定性にまつ。 これ即ち役割存在であり、つまり、対他と対自は同位同格ではない。 対他があって、対自があるのである。 特攻隊は、反観念論的、反パラノイア(サカキバラ)的にして、 反全体主義そのものである。権力に「生かしてください。」などと言うくらいなら、 死んだほうがマシである。言論の自由の根幹が、ここにある。 浅田彰・島田雅彦は、「天使が通る」で、天人五衰のラストシーンに対して トンチンカンな、あるいは無知丸出しなゴタクをのべているが、よくあれで 哲学者・文学者が気取れるものである。 廣松渉くらい読んでください。
832 :
吾輩は名無しである :04/01/10 19:03
833 :
吾輩は名無しである :04/01/10 20:51
『音楽』を30年振りに読んだ。おもろかった。 女性の性的絶頂を「音楽を聞く」とネーミングした冴えたタイトルから、 精神分析にちなんだ推理小説ばりの展開によるStory Tellingの妙まで、 名人芸とはこういうものかと思う。 『仮面の告白』や『豊饒の海』四部作のような力こぶの入った力作よりも、 本書や『潮騒』のような軽い気持ちで書いたエンターテイメントの方が、 作家の優れた技巧を浮かび上がらせるのかもしれない。
834 :
吾輩は名無しである :04/01/13 23:08
836 :
吾輩は名無しである :04/01/14 19:14
傘寿の誕生日age
837 :
吾輩は名無しである :04/01/14 20:05
Happy Birthday ユッキー!
838 :
吾輩は名無しである :04/01/14 20:07
Gペックが大嫌いとあったけど いかにも三島らしい
839 :
吾輩は名無しである :04/01/14 21:05
ユッキー79歳ですか。 Happyとは思わないんじゃないかな、きっと。(笑 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ココに書き込む人たちはあまり戯曲観ないでしょう。 (前に三島戯曲の観劇記書いたけど反応が鈍かった。) 「鹿鳴館」チケット買ったから、観てきたら何か書くね。
840 :
吾輩は名無しである :04/01/14 23:25
805
>>806 過剰さとゆがみ具合はメディアの露出度と知名&財政具合に比例したりして。
>>835 どこがどうゆう風にガキなんかー、おっちゃん。
おいらをどうぞ論破しておくれ。楽しみだよー。嗚呼、刺激が欲しい、うふん。
841 :
吾輩は名無しである :04/01/15 12:22
じじいなユッキー
美香は創価学会員
843 :
吾輩は名無しである :04/01/16 15:56
sst.ns.tc
844 :
吾輩は名無しである :04/01/16 16:23
ブリッコキモキモ文学少女 三島が好きでも頭脳は小坊 読書感想厨房駄文 短編幾つか書いてはみても 母に読まれて屑篭行きに 聡明君子に議論を挑むも 反駁されて議場を遁走 「芸術ラブラブ!自然ラブ!」 知能障害発生中 なりふり構わず2chでスレ立て 人も蔑む誤読の連続 今日も悶々携帯見つめ 試しに軟でこ拳で叩くと 頭の悪い音がした 頭の悪い音がした
美香はオバサンなのに頭脳は...(ry
846 :
吾輩は名無しである :04/01/17 20:12
\ .人 / \ (_) なんと。 / ___ ブブブッ \ウンコアゲルー (__) / _/ ::( ( ) \( ・∀・)ノ(___) / / :::::::\. ウンコウマー ノ( * )ヽ \ ./ ~) :::::::;;(~ ∧_∧ ノωヽ ブブブッ \ ∧∧∧∧ / \_――(___,(・д・ ) ( ) | ( ) < ウ. こ > / ̄――ヽ__/ ∪ :::⊂ ) ノ( * )ヽ ● ノ( * )ヽ < ン の >( ● ヽ / ●:::::::::::::::)ノ ノωヽ ブブブッ ノωヽ < コ ス > \ ヽ/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ∪ ─―────────‐< な .レ >─────────────── 人 /< 予 は > (__) / < 感 > ひぃ (__)火 /VVVVV./ ∨∨∨∨\VVVVVVVVVN\ ∧_∧ ( ・∀∩┌┴┐ ̄ / 人 \._ / \ (・∀・;) / ヽつ丿 / _/(__) \∠―\ / ( ) > > > Y^VVVV/(__) . \ VVVVN/ │ │ │ (__) (__) . / ( ・∀・ )∩ ウンコビ━ヴ \ .(_(__)
「仮面の告白」の園子のモデルってまだ生きてるのかね。 村松剛は「まだ生きているが、その人については書きたくない」みたいな書き方をしていたが。
848 :
吾輩は名無しである :04/01/19 10:11
夏は稲妻 冬は霜 富士山麓にきたへ来し 若きつはものこれにあり われらが武器は大和魂 とぎすましたる刃こそ 晴朗の日の空の色 雄々しく進め 楯の会
849 :
吾輩は名無しである :04/01/19 22:19
人大杉なの?
美しい星のラストを何であんな風にしたのかがわからん
851 :
吾輩は名無しである :04/01/20 01:59
「中世」の冒頭部、 「其許は月に向かって星の言葉を使うておる〜月は言葉を持たぬのじゃ」 って、どういう意味なんでしょうか?
852 :
吾輩は名無しである :04/01/20 02:23
「皆さーん、無職ですかー!!」「とっととハロワに、いってこい〜!!」 「ハイ!」「1・2・3・無職〜!!!」 「挙動不審」「労働意欲が見つからない(缶拾いは除く)」「ヒキコモリ」 ダラダラ 止まらない 「無職」「アルコール依存」「情緒不安定」「2ちゃん以外にすることない」 ズルズル ずっと無職 多分…… ママンがため息 つくたびに 胸が 胸が 痛むのよ ヤ・ト・ッ・テ・ホ・シ・イ オバサン 職歴もないけれど I Want JOB 熱いハートの微熱 今すぐ雇ってよ 雇って 使って バイトでいいから 雇用して 昼間でも 夜中でも 毎日何もしないから 眠れないの セツナイ刺激 All Night Long I Miss JOB きっと変われる 素敵なわたし 無職オバサン 近所の冷たい視線 感じる毎日 肩身狭いの 雇ってください 十年 百年 一億光年!! 「クビだよ。……役立たず!」 オバサン無職! 「まだまだ無職だよぉ〜〜〜!!」 「オバサン無職! オバサン無職!」「生麦 生米 オバサン無職!!」 「オバサン無職! オバサン無職!」「蛙ピョコピョコ オバサン無職!!」 「オバサン無職! オバサン無職!」「セクシャルバイオレット オバサン無職!!」 「オバサン無職! オバサン無職!」「ソウルトレイン オバサン無職!!」 「オバサン無職! オバサン無職!」「姉三六角 オバサン無職!!」 「オバサン無職! オバサン無職!」「立直一発 オバサン無職!!」 「オバサン無職! オバサン無職!」「オバサン無職! オバサン無職!」 「オバサン無職! オバサン無職!」「オバサン無職! オバサン無職!」 「最後にもいっちょー、ハイ!」 「オバサン無職!」
854 :
吾輩は名無しである :04/01/21 21:39
清様
潮騒、って何なのあれ? なんか中身があるの?
>>855 あれ最高じゃん。
水の中に棲んでいた魚がはじめて新鮮な空気を吸ったような小説。
まあ、その分湿気はないけどね。
857 :
吾輩は名無しである :04/01/22 22:29
>>855 こういう可もなく不可もない青春小説のスタンダードを一冊書いておかないと
中学生の推薦図書に指定されない。
「仮面の告白」や「サド侯爵夫人」など中学生に推薦できないでしょう。
そういう意味で「潮騒」は有り難いのだよ。安心して中学生に推薦できる。
たまにはこんなのが書きたいんだよぉ〜〜〜 って感じで書いたの?
859 :
吾輩は名無しである :04/01/22 23:15
古林との対談で『潮騒』を書いた経緯をしゃべってゐる。 古典派だか浪漫派だかに走ってみれば、自分を制御できると思った、みたいなことを言ってるよ。
>>859 自分を制御できると思った、
どういうことなんだろうか・・・?
861 :
吾輩は名無しである :04/01/22 23:20
>>860 わからんけど…。
自分のなかのどうしようもないものが制御できる、
それが出来る日本で唯一の文学者になれる、みたいなことをのたまってた。
俺も記憶があやふやだから、古林との対談を聞いてくれ。
一つ頂けますか?(ムシャムシャ も出てくるから。
ムシャムシャって?
863 :
吾輩は名無しである :04/01/23 18:51
864 :
吾輩は名無しである :04/01/23 20:52
ただね、バタイユはね、
あーあ なんだよ芥川賞って。 日本の文学は三島より後には誰もいないよな。 全部ウンコだ。
866 :
吾輩は名無しである :04/01/23 22:07
三島は日本にはまだ無い古典主義を理性で統御できるような作家になれると錯覚をおこしていた、 と三島自身が自決一週間前に告白している。 自分の中のどうしようもないものとは、10代に蓮田善明から受けた感情教育のこと。 戦争中清水文雄から古典の手ほどきを受けた三島は戦後ロマンティシズムを憎み、 そして昭和26年年末からの旅行でギリシアを体験する。 その旅行が古典主義に走る(潮騒を書く)伏線になる。 しかしそれは長続きはしなく、10代に受けた感情教育が芽を吹いてきて制御できなくなった。 そして金閣寺を書くことになるというわけ。
867 :
吾輩は名無しである :04/01/23 22:11
一つ頂けますか?
869 :
吾輩は名無しである :04/01/23 22:28
精神的な影響って意味かな?
870 :
吾輩は名無しである :04/01/23 23:00
潮騒は、三島が当時おこなっていたギリシア神話研究と 翻訳の流れで生まれたもの。 類似した話が神話にある。たまにはかきたいんだよ〜 ってわけでもないよ
アフォスレばっかりあがってるなかで このスレは素晴らしい。 精神的な影響か。理性で制御できない精神的な影響ってのは何なんだ。
872 :
吾輩は名無しである :04/01/23 23:15
死に至る病だろ
873 :
吾輩は名無しである :04/01/23 23:26
あの対談の中で三島は「美―エロティシズム―死」は一本の線をなしている、 と言っている。 後年の三島の思想そのものである。 これは死と芸術とを課題とした蓮田善明の影響。
874 :
吾輩は名無しである :04/01/23 23:32
エロティシズムは天皇においてしか成り立たない。 というよりもエロティシズムが成り立てば天皇だ。
死に至る病?絶望か? 美エロティシズム死か。
876 :
吾輩は名無しである :04/01/23 23:50
そう、エロティシズムには絶対者が必要だと。 死を意識しなければただのセックルだと言っているから、 三島が葉隠を例に出してくれるのは日本人にとって実にわかりやすいことだと思う。
877 :
吾輩は名無しである :04/01/24 00:02
まるで、絶対者であるマーハー・グル・アサハラが ヴァジラヤーナの考え方が背景にあるならば 殺人は立派なポアですといっているようだ・・・
878 :
吾輩は名無しである :04/01/24 00:13
三島が石原に聞いた。男にとっての最高の美徳は何か? 石原が言おうとしたところ入札をしようと持ちかけ、お互い紙に書いた。 二人とも同じことを書いていた。 それは自己犠牲。結構有名な話だよね。 武士道は自己尊敬、自己犠牲、自己責任であり自己犠牲が抜けたものがナチスであるとどっかで言っていた。
手前勝手なイデオロギーと自己満足的なヒロイズムのために益田総監に 縄目の恥辱を味わわせた三島由紀夫。女性や在日アジア人など、社会的弱者への 侮蔑発言が目立つ石原慎太郎。こいつらのどこに自己犠牲の精神があるのかね。
880 :
吾輩は名無しである :04/01/24 10:36
>>880 そっとしといてやれ。可哀想な人たちなんだから。
882 :
吾輩は名無しである :04/01/24 21:47
883 :
吾輩は名無しである :04/01/24 22:05
∧_∧ ( ・ω・) 一つ頂けますか? ( つ旦 O と_)_)
885 :
吾輩は名無しである :04/01/24 22:15
∧_∧ ( ・ω・) もっともエロティックなのはカソリックですね。 ( つ旦 O と_)_)
886 :
吾輩は名無しである :04/01/24 22:36
文学なんてものはだ、三島の「花ざかりの森」で終了 したんだよ。あとはせいぜいつけたし。 ノーベル・芥川賞、そんなものは君らのあんちゃんの 世界のものだよ。 悪いことは言わないぎ、恐ろしいものに近寄らず、糞 して早く寝なさい、な、て。
887 :
吾輩は名無しである :04/01/24 22:44
∧_∧ ( ・ω・) 悪いことは言わないぎ、ねぇ…。 ( つ旦 O と_)_)
888 :
吾輩は名無しである :04/01/24 22:53
話は替わるけど、その湯のみ、落とせる のかなあ。
889 :
吾輩は名無しである :04/01/24 22:56
∧_∧ ( ・ω・) なに? ( つ旦 O と_)_)
890 :
吾輩は名無しである :04/01/24 23:21
え
891 :
☆キキ+キ゚Д゚ ◆qpmo.OOqAo :04/01/24 23:28
哲板最強のカリスマ・☆キキ+キ゚Д゚♪が満を持して再登場!
物事に表面上の美しさを求めるな、
深く掘り下げれば真実が見えてくる、、、
そんな☆キキ+キ゚Д゚♪の哲学HPはココ↓
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/8862/ 僕の哲学は、学問ではない。
人間が生きていく中、背負うべき道徳なのだ。(HPより抜粋)
孤独を越え、闇から光を見出した☆キキ+キ゚Д゚♪だからこそ言える!
もう何も迷う事は無い、、、
☆キキ+キ゚Д゚♪に触れ、明日への一歩を踏み出すのだ!
892 :
吾輩は名無しである :04/01/25 00:29
むむむむむ、三島由紀夫。 エルヴィス・プレスリーと同じでとってもじゃないけど あの悪趣味の報道の露出で、ちっとも読む気になれんかったけど、 それでも一冊だけ読んで見た。そ、わたし橋本治信者だから、 治ちゃん『三島由紀夫とはなにものだったのか』って著書で、 さかんに「三島由紀夫、関係ない、興味ない。」を繰り返していて、 言い訳がましいから、ためにに『反貞女講座』をさらっと、 あらららららら------、のらららら------、!!!!!!! 私が敬愛する治ちゃんのネタ本じゃないですか------!!!!!! もうもう、三島由紀夫?関係ない、意地悪のネタを仕入れるだけだとかとか言って、 治ちゃんったら、三島先生に影響バリバリなんてもんじゃない、 形をかえた三島先生まんまじゃないのよーー。 ちがいは戦前と戦後派のバックになるカルチャーの違いくらい。 なめるように治ちゃんの本を読んでる私がおったまげた。 あああああ、、、それにつけても三島由紀夫、たった一冊の本で それも雑文で、あああああ-----。
893 :
吾輩は名無しである :04/01/25 01:22
橋本治は三島由紀夫が太宰治を毛嫌いしていながら似たもの同士だったことをふまえて、自分が三島由紀夫と関係ないといいつつ実は似たもの同士と言わそうとして書いたのであーる
東大卒のホモという以外には何も共通点がない。 顔も文学的才能も比較にならん。
895 :
吾輩は名無しである :04/01/25 03:03
三島「ひとつくらい刺を残しておかないと飽きられちゃうから」
本当は最後の対談を吉本隆明に申し込んで断られたらしい。 隆明は断って賢明だったかも。三島の最期を念頭に置いて あの最後の対談を聞く(読む)と、古林尚がバカに思えてしまうものw
897 :
吾輩は名無しである :04/01/25 13:20
お前もバカだ、バカ助。いやバカにも値えし ない、尚のオンジだw 百万遍ぐらい聞いたり唱えてみな。一言一句 はとても無理だが一字くらいわかるかもよ。
898 :
吾輩は名無しである :04/01/25 13:37
一言が判れば、その果ては殺される。そう いうものだよ、文学は。僕?特別なんだ。
899 :
吾輩は名無しである :04/01/25 13:49
誰が殺すって?決まっているだろう、しかし 君らには永遠に関係ないことだから、早く糞 してねんねしなさい。再臨の要望がなければ もう僕は現れません。
901 :
吾輩は名無しである :04/01/25 20:50
決定版三島由紀夫全集、読んじゃったからいらないんだけど、いくらでなら 売れるかな? 月報・折り込み広告あり。極美。
902 :
吾輩は名無しである :04/01/25 23:04
903 :
吾輩は名無しである :04/01/27 07:05
MISHIMA:A Life in Four Chaptersを見ましたけど、 おもしろかったです。かなりリアルな感じで、総監室を占拠してから 切腹するまでは、実際もあんな感じだったんでしょうか。 主演の緒形拳は三島に全然似てなくて最初違和感があったのだけども、 だんだん三島に見えてきたので不思議。 気合の入った作品です。おすすめ。
いま三島の伝記映画を作るなら 三島の役を演じるのはルー大柴だな
905 :
吾輩は名無しである :04/01/27 14:24
>>902 意味?そんなものには意味がないだって?それならどんな事なら意味があるんだ?
アンタの好きなショッピング、綺麗な洋服、化粧品、バッグに靴?
他人を妬む程欲しいのか、それが?本当に?
俺はアンタが何故その程度の事に霧中になれるのかわからない。
突き詰めていけば事象の全ては無意味だという帰結に辿り着くとは思わないか?
だがそれではつまらない。だから自分に言い聞かせている。
これは価値があるのだ、大切なものなのだ。と。
しかし、心のどこかでは醒めている。
本当はこんなもの、クズだと、二束三文のゴミにすぎないと、無意識がそう、吐き捨てている。
さて、また金閣寺読むか。 何度目だろ。
907 :
吾輩は名無しである :04/01/28 01:00
>>903 『五衰の人 三島由紀夫私記』 徳岡孝夫 著 文春文庫
を読んでみるといいと思う。
大筋ではあんな感じだったらしい。
908 :
吾輩は名無しである :04/01/29 04:43
>>903 MISHIMA:A Life in Four Chapters 見たーい!
「からっ風野郎」は、DVD持ってるけどね。
表紙のミシマが おぼっちゃまくん みたいな写真なんだよ。w
もっとカッコイイの選べよ。(笑
[映画]mishima a life in four chapters(1985 FFコッポラ&Jルーカス製作 緒形拳主演)720X480DivX5.1DVDRip.avi 712,306,824 78bba11ed6477eea10aa57676aa2946f
三島 由紀夫の映画ってあるの ツタヤとかにありますかね
911 :
吾輩は名無しである :04/01/29 23:54
>>910 「MISHIMA:A Life in Four Chapters」は日本未公開。
遺族の意向で(圧力で?)日本公開ならなかった。
見てみたいのなら海外から取り寄せで。
あと、DVDドライブをリージョンフリー化しておかないとダメ。
まあ、ガンガレ
何がJルーカスだバーカ。Gルーカスだw
913 :
吾輩は名無しである :04/01/30 03:51
914 :
吾輩は名無しである :04/01/30 05:32
ミシマは、芥川賞をもらってないが、かえってカッコイイよね。 綿矢りさ とかとミシマが同列に並ぶのヘンだもん。 歴代芥川賞作家の一覧表に、三島由紀夫なんてあったらカッコワルイ!
915 :
吾輩は名無しである :04/01/30 05:48
大江だって「飼育」で受賞しちゃったから、 こんなヤツ→綿矢りさ と同列じゃない。やだやだ。 村上龍とかと一緒にされたくないよね。
916 :
吾輩は名無しである :04/01/30 06:42
海外では、芥川賞と言っても、はぁ?だけど、 三島賞のほうは、ミシマの知名度によって、文学賞だとわかるみたい。 福田和也が雑誌のコラムに書いてた。
917 :
吾輩は名無しである :04/01/30 11:41
ロシアでは芥川や安部公房のほうが知名度が高いかも
共産中国では保守反動勢力の象徴として敵視されてるみたいだな
920 :
吾輩は名無しである :04/01/30 15:20
>>919 中国に行ったとき、書店に「日本人物図鑑」みたいなものがおいてあった。
三島由紀夫の項には、不思議なほど事実しか書いてなかった。論評抜きで。
まあ、そういう本もあるんだな。
>>919 ロシアでもソ連時代はそうだったからね。
>>911 ありがとうごさいます。
そんなのがあったなんて知りませんでした。
見たいけど金がかかりそうなので諦めます。
でも見たいなー。
WinMXを使えば…(以下略
924 :
吾輩は名無しである :04/01/30 19:00
>>918 「ロシアでは芥川や安部公房のほうが知名度が高いかも」
↑
いやいや、信じられないかもしれないが、
ロシアでは、村上春樹がダントツで知名度バツグンなんですよ。ほんとの話。
芥川文学などは、小説に出てくる小道具が日本的だから、
ロシア語に翻訳すると注釈がいっぱい付かないとロシア人が理解できないのだ。
小説を楽しむというより文学研究みたくなって一般の人は読まなくなってしまったらしい。
安部公房とか村上春樹は、無国籍っぽいから抵抗なく読めるみたい。
ミシマは、ようやく最近「豊饒の海」が翻訳されたばかりのようだ。
「サド侯爵夫人」や「癩王のテラス」は是非ロシアでも上演してほしいな。
「黒蜥蜴」なんかもいいかな。
925 :
吾輩は名無しである :04/01/30 20:11
ロシア人の「黒蜥蜴」見たーい。美輪明宏を超える緑川夫人が見られそう。w
926 :
吾輩は名無しである :04/01/30 20:21
「春の雪」をロシア・バレエにしろ!
927 :
吾輩は名無しである :04/01/30 20:23
「春の雪」をロシア・バレエにしろ!
928 :
吾輩は名無しである :04/01/30 21:08
モスクワのボリショイ劇場から「太りすぎ」を理由に解雇された アナスターシヤ・ボロチコワが聡子役だな。w
三島の文学の魅力がわからない… みなさんホモでつか?
930 :
吾輩は名無しである :04/01/30 22:04
どの作家の魅力だったらわかるんだい? >みなさんホモでつか?(プゲラ
931 :
吾輩は名無しである :04/01/30 23:44
三島は好きだけど神扱いはしたくない 我も人なり 彼も人なり
太宰の世界は本質的に青春の文学だが、その太宰を嫌った 三島の世界もまた、青春の文学に属する。
933 :
吾輩は名無しである :04/01/31 00:19
ゲーテは、おじいさんだから嫌い。(詩を書く少年)
三島は学習院のドイツ語教師に「こんなによくできる生徒は見たことがない」と 驚嘆されたほどドイツ語が得意だったくせに、ドイツ文学からはあまり影響を 受けなかったように見受けられる。せいぜいトーマス・マンぐらいか。 実際に影響が大きかったのはラディゲやコクトーやサドやラクロなど、フランス文学 のほうだったようだね。フランス語は苦手だったのに。
935 :
吾輩は名無しである :04/01/31 00:47
「わが友ヒットラー」とか楯の会とかみると、別の意味でドイツの影響あるね。
文学的な影響とは別に思想的な影響で言えばニーチェはどうしても外せない
937 :
吾輩は名無しである :04/01/31 01:02
東大独法の出で、能動的ニヒリスト。文学部の出じゃないんだよね。
当人は文学部に行きたかったが、父親の命令で法学部に進まざるを得なかった。 ただし当人はそのことを非常に感謝しており、法学部進学を命じたことを「父が私の 文学に対して与えた唯一の貢献」と呼んでいた。自分の文学に論理性を付与できたのは 法学の素養のおかげだと思っていたらしい。
939 :
吾輩は名無しである :04/01/31 01:23
ミシマの内側からにじみ出ているエリート意識は、東大法じゃなくては出ないな。 文学部じゃもうちょっと控えめな態度のミシマになってたかもしれない。
文学部に進んでいたら、少なくともあの檄文は内容が随分変わっていたことであろう
三島の思想を受け継いだ鳥肌実は中卒。
鳥肌は日芸落ちと聞いたが
943 :
吾輩は名無しである :04/01/31 02:08
朝生見てるけど、三島が生きてたらこのアホどもを一刀両断にバッサリ論破するんだろうな。 田原は金閣寺を読んで作家になることを諦めたんだよな。(プ
慎太郎の喋り方は三島に似せているような気がしないでもない
945 :
吾輩は名無しである :04/01/31 02:50
>943 いま朝生に出ている小林よしのりは、頭の悪い三島由紀夫である。(笑
947 :
吾輩は名無しである :04/01/31 04:18
朝生の小林よしのりは、一生懸命にしゃべる内容を考えて来るんだけど、 前半で全部しゃべっちゃうんで、後半極端に静かになるんだな。w 頭悪いから番組中に、話す内容を増やせないんだよね。w
948 :
吾輩は名無しである :04/01/31 04:48
ここのスレに群れている君たちと同レベルで あったま悪いだけだよ。
949 :
吾輩は名無しである :04/01/31 06:10
小林よしのりが頭悪いとは思わないな。 ずいぶんと柔軟に自分の思想を作りかえてるのはなかなか出来ないことだぞ。 特に、サヨクから目覚める過程を描いた初期の漫画は、秀逸ですよ。
950 :
吾輩は名無しである :04/01/31 11:00
>>938 そうなんだよな。
法学の素養がないと無理だな。
文学部出身で、文学しか知らないんじゃ偽物しか書けない。
論理学を勉強しろ。
川端や大江が偽物だとは思わない
952 :
吾輩は名無しである :04/01/31 11:20
>>951 いや彼らは文学部だけど文学しか知らないわけじゃないからさ。
953 :
吾輩は名無しである :04/01/31 12:39
論理学に関してはデカルトは否定的だった。 日本ではやらないから、未知なる者へのある種の 崇拝で論理学はスゴイって厨房が多いけど。 論理学は自明のものをもういちど言葉で繰り返す たんなる変種トートロジー。 言葉の上でだんだん重ねに証明することと小説を 緻密にすることはにてるようで全然違うと思う。 綺麗に整った論理はそのぶん奥行きを無くして つまらなくするというのが東大理知派文学の 欠点というのはよくしられるところ
俺 三島由紀夫と武道館で剣道したことあるけど 下手だったよ。
955 :
吾輩は名無しである :04/01/31 13:55
>>953 う〜ん。ただ単に知らないのとでは違うと思うがね。
>>953 小説はランダムに文字を選んで並べたのが一番ってことすね、先輩。
957 :
吾輩は名無しである :04/02/01 05:41
958 :
吾輩は名無しである :04/02/01 06:06
ようやく憲法改正ができそうな雰囲気になってきたので、 是非、絶版中の「文化防衛論」を文庫で出してほしい。 そこで、文庫の中身を考えてみた。 −目次− 第一部 「英霊の声」「憂国」「剣」 第二部 「文化防衛論」「反革命宣言」「革命哲学としての陽明学」「楯の会」資料等 こんな内容でどうだ?
960 :
吾輩は名無しである :04/02/01 09:39
>>954 三島は運動神経ゼロだしな。
弱いのは当たり前だよ。
961 :
吾輩は名無しである :04/02/01 10:58
剣道5段じゃなかったっけ? 段ってのはあんま意味ないの?
962 :
吾輩は名無しである :04/02/01 12:34
三島の「み」の字も知らん ガキどもが、軽々しく三島 を語っちゃいかんな。 偶然が重なりゃ、へたすり ゃ殺されんだぜ。きっちり ウオッチングされているん だよ。
963 :
吾輩は名無しである :04/02/01 12:54
>>962 じゃあ三島に詳しいあなたの三島論を聞かせて。
965 :
吾輩は名無しである :04/02/01 17:44
963 ガキには語れん。アホには語れん。だ から誰にも語らん。それさえわからん だろうな。
966 :
吾輩は名無しである :04/02/01 21:21
>>943 慎太郎の「太陽の季節」じゃなかったっけ?
967 :
吾輩は名無しである :04/02/02 01:48
>>958 英霊−河出
憂国−新潮
剣−講談
無理。憂国も剣も現在読める。
英霊という作品は諸刃の刄でよろしくないから評論だけでよい。楯の会資料はいらん。
969 :
吾輩は名無しである :04/02/02 11:34
970 :
吾輩は名無しである :04/02/02 20:38
971 :
吾輩は名無しである :04/02/02 22:10
>970 美輪明宏は、絶対に見てないね。 名探偵・明智小五郎の孫だとしても、 お笑いタレント・藤井隆が演じるなんて許せないはず。
972 :
吾輩は名無しである :04/02/02 22:29
美輪明宏の相手役は、榎木孝明、名高達男、高嶋政宏だよ。 藤井隆じゃ乱歩&三島の美学なんて全部ぶち壊しだね。 いま見てるけど、お笑い番組みたいで、つまんない。
973 :
吾輩は名無しである :04/02/02 22:53
是非、美輪明宏の怒りのコメントが聞きたい。 美輪明宏は、竹中直人とか西田敏行とかも公然と批判してるからね。 二人とも主役なんてもってのほかで「通行人」クラスだそうです。
974 :
吾輩は名無しである :04/02/02 23:37
>>967 「楯の会」資料とは、最近発見された三島憲法草案のことですよ。
楯の会メンバーが、加筆してるので少し問題がありますが。
975 :
吾輩は名無しである :04/02/02 23:44
福島だけはゆるせん
976 :
吾輩は名無しである :04/02/03 00:03
>975 ぼくも許せないと思う。でも本人は一生懸命書いたみたいだね。
>>976 読んだけどさ、一生懸命書こうが、世間に「やっぱり三島はホモ」
っていうレッテル貼り付けたのが、自分が売れたいがために
故人とはいえ御大をスキャンダルに巻き込んだのが許せん。
しかもあのツラ。私は信じられない。
美しいものが好きな先生を辱める行為だと思う。
そういう過去があったとしても、死後文献が発見されるならまだしも
(故人の一番いい写真が載るから)自分から晒すのは生き恥&自殺行為。
978 :
吾輩は名無しである :04/02/03 07:52
この著者は一応独力で,芥川賞の最終選考まで残っていたはず. 世間的には作家と名乗っていいくらい.しかも文芸春秋社から出版された. やはりミシマともなるとゴシップの格がちがうな.品がある.
979 :
吾輩は名無しである :04/02/04 02:15
昨日の朝日の夕刊の文化面を見た奴はおらんのか?
981 :
吾輩は名無しである :04/02/04 04:46
朝日は購読してない 売上に協力したくないのでね なんかミシマ関連の記事あったのかな?
982 :
吾輩は名無しである :04/02/04 06:08
三島全集に書簡800通あまりが収録されるみたいです
983 :
吾輩は名無しである :04/02/04 06:34
問題は、例の“福島書簡”が収録されているかだな。
三島も三島関連のこともすべて阿呆で間抜けだ。 俺は三島がいるから、三島がいたから文学なんて読まない。 日本文学は三島がいるからだめだ。だから俺は読まないね。