★天才 三島由紀夫 文学と行動 再評価★2

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1日出づる処の名無し
昭和45年(1970年)、11月25日、市ヶ谷の自衛隊東部方面総幹部で東部方面総監
増田陸将を人質に取り、総監室を占拠。自衛隊員を前に演説し、檄文を撒いて割
腹自殺した三島由紀夫。天才作家のその行動は当時から謎と言われ、様々な議論
を喚んできた。
16歳で処女作を書き、18歳で初出版。昭和24年、24歳で「仮面の告白」を発表、
鮮烈な印象を戦後文壇に与えた。その後、多くの話題作を発表、31歳で戦後文学の
金字塔「金閣寺」を発表、同年、小林秀雄と「美のかたち」というタイトルで素晴
らしい対談も。35歳で「憂国」、36歳で「午後の曳航」、38歳で「美しい星」、
39歳で「絹と明察」を発表。昭和40の40歳からライフワーク「豊饒の海」の「春の雪」
の連載を開始、同時に、日本人を深く考察する分野も開拓し、「英霊の声」を41年
に発表。43年の「文化防衛論」、自決までの間に「行動学入門」「若きサムライのため
に」と次々と社会評論も発表する。
その死は当時の日本に大きな衝撃を与え、いまだにその死の意味は解明されていない。

30代でノーベル文学賞候補にも挙げられた作家としての才能を無にしても、彼が訴えた
かったものは何か? 死後33年のいまこそ、その意味が日本人に問われている。

※前スレがうっかりデータ落ちしたため、立てました。
前スレ
★天才  三島由紀夫 その文学と行動  再評価★
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/asia/1051243290/
2日出づる処の名無し:03/09/29 06:18 ID:MKAMb3tw
>>1
檄 三島由紀夫 昭和45年11月25日

(略)
われわれは戦後の日本が経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、
国民精神を失ひ、本を正さずにして末に走り、その場しのぎと偽善に陥り、
自ら魂の空白状態へ落ち込んでゆくのを見た。
政治は矛盾の糊塗、自己の保身、権力慾、偽善にのみ捧げられ、国家百年
の大計は外国に委ね、敗戦の汚辱は払拭されずにただごまかされ、日本人
自ら日本の歴史と伝統を涜してゆくのを、歯噛みをしながら見てゐなけれ
ばならなかつた。
(中略)
日本を日本の真姿に戻して、そこで死ぬのだ。生命尊重のみで、
魂は死んでもよいのか。生命以上の価値なくして何の軍隊だ。
今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸官の目に見せてやる。
それは自由でも民主主義でもない。日本だ。われわれの愛する歴史と
伝統の国、日本だ。これを骨抜きにしてしまつた憲法に体をぶつけて
死ぬ奴はゐないのか。もしゐれば、今からでも共に起ち、共に死なう。
われわれは至純の魂を持つ諸君が、一個の男子、真の武士として蘇へる
ことを熱望するあまり、この挙に出たのである。
3日出づる処の名無し:03/09/29 06:19 ID:MKAMb3tw
>>2
三島さん関連のサイトなら、こんな所が定番だと思います。まだチェック
してませんが、僕の尊敬するスーパーエディター、松岡正剛のサイトにも色々
あるかも知れません。

三島由紀夫倶楽部
http://www.asahi-net.or.jp/~ds8y-tktr/

三島由紀夫サイバーミュージアム
http://www.vill.yamanakako.yamanashi.jp/bungaku/mishima/index.html

三島由紀夫は死なず
http://www.healing.co.jp/mishima/index.htm

三島由紀夫研究会
http://www.nippon-nn.net/mishima/contents/

三島由紀夫をそれなりに考察するHP
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Kenji/9388/

山中剛史氏のサイト
http://www3.tky.3web.ne.jp/%7Etaqueshi/
4前スレより最後の部分:03/09/29 06:28 ID:692pZ2fZ
847 :日出づる処の名無し :03/09/24 18:37 ID:9HZVIlaM
『美しい星』、ラストはじーんときた。
核戦争をテーマの議論のところは難しかったが。
羽黒の議論は、ディベートの名人っぽくて面白かった。

>>835
哲学的な小説だけど、ユーモアがある。
テレビドラマにもなったんだよ
大島渚が映画にしたがっていたんだけど、制作費の関係で断念したんです。

制作費で断念ってことは、壮大なSFを考えてたんでしょうか?
大島渚って好きじゃないけど、一流の監督らしいので(作品、一本もみてない)
「美しい星」の映画化、興味あるなあ。
そういえば、まだ三島作品の映画もみたことない。「潮騒」くらいは見ておかないと。

>>846
迷わず、「春の雪」と「奔馬」を嫁。それから、他のを読んで、いろいろ勉強した4、5年後に「暁の寺」「天人五衰」に往け。

実は、三島を今後どう読んでくか迷ってますが(『豊饒の海』シリーズは最後に取っておこうかと)、そういう読み方もありか。
うーん、どうしよう。
5前スレより最後の部分:03/09/29 06:28 ID:692pZ2fZ
848 :846 :03/09/24 21:05 ID:9hj4qhsr
(『豊饒の海』シリーズは、1、2作だけなら、ある意味単独作品として、金閣寺よりもはるかに判りやすいと思うよ。
気にせずに読んでみたらいい。あとで、なんども読んでもいいと思うし、ここで紹介されてる重要作品それだけの価値があると思う。



849 :847 :03/09/24 23:54 ID:pXallm8a
>>848
『豊饒の海』シリーズは、1、2作だけなら、ある意味単独作品として、金閣寺よりもはるかに判りやすいと思うよ。

なるほど。ありがとうございます。『豊饒の海』は三島の集大成。だから最後に読もうって気もあるし、
それに、ヒンズー教とか仏教の基礎をある程度わかってないと難しいみたいな話を
どっかで聞いたもんで、一通り主要長編、戯曲、評論を読んでからにしようかと思ってました。

決定版全集19の月報で、吉田知子って作家(彼氏が三島に毒饅頭を郵送し、この人、慌てて「食うな!」って電報を三島に送ったそうだ)が、
昔は三島も太宰もどっちも好きってファンが多かったって書いてます。
いちおう太宰は郷土の偉人(?)なんで、太宰&三島ファンとしては嬉しい話でした。
6前スレより最後の部分:03/09/29 06:29 ID:692pZ2fZ
850 :846 :03/09/25 01:35 ID:nEEyRtin
>>849
私的に勝手に言わせてもらいますと、別に全部わかんなくてもいいから、一番すごい作品から読んじゃえばと。
1巻、2巻、まではすらすらいきます。でも、3巻、4巻にいくと、混沌として、わかんなくなりますよ。 最初はそれでいいじゃないですか。
でも、必ず、もっと知りたい、もっと理解したいと思うような魅力があると思います。 

ラスト解釈とか、当初のプラント違って、輪廻転生が崩れていった理由とか、
遺作ですし、死ぬ直前に完成したわけですから、三島の人生観が深く関係してるんじゃないかとか、
そんな気持ちが、他の作品を読く意欲につながり、伝記的なことも調べたくなったり、
仏教も調べたくなったりとか、そんなふうに、4部作を機軸にしていろいろ知識を深めたらよろしいかと思います。

実際、時代がかなりたってるので、評論とか政治の論文を解釈する方が難しいと思います。
時代背景とか、そのときの社会情勢とか、活躍していた文学者とかそんなことも考慮しないといけませんしね。
7前スレより最後の部分:03/09/29 06:29 ID:692pZ2fZ
851 :日出づる処の名無し :03/09/25 03:51 ID:/c4coca6
良スレ、上げ!!!!!

852 :日出づる処の名無し :03/09/25 11:32 ID:GGkguGbb
初めは短編から読み始めればいいんじゃないですか?
オススメは「海と夕焼け」「翼」「美神」「詩を書く少年」
「憂国」「百萬円煎餅」「春子」「仲間」
軽く読めて口当たりの良い小品群です。
短編じゃないけど「午後の曳航」も三島美学が
彼処に顔を出していて面白いですよ。
「金閣寺」「午後の曳航」「海と夕焼け」に通底するのは
「世界が崩壊する瞬間に朧に立ち上がる美の世界」という主題が好きでした。
 プラトーンが語っていた
「 …だからして、パイドロスよ。美だけが神的にして同時に眼に見えるもなのだ。」
 ってやつですよ。

853 :日出づる処の名無し :03/09/25 23:59 ID:fXQ9uudI
>>852
オススメは「海と夕焼け」「翼」「美神」「詩を書く少年」
「憂国」「百萬円煎餅」「春子」「仲間」
三島の自薦短編集『花ざかりの森・憂国』を読むと、三島の幅の広さに驚く。
どんなテーマでも書けるって感じ。
852さんお薦めの「仲間」、全集に入ってるのでいま読んだが(短い!)、不思議な小説だ。
これは寓話なんだろうが、新しい「仲間」はなにを象徴しているのか??
8前スレより最後の部分:03/09/29 06:30 ID:692pZ2fZ
854 :日出づる処の名無し :03/09/26 01:21 ID:0Rx0y347
>>850
そんなふうに、4部作を機軸にしていろいろ知識を深めたらよろしいかと思います。
実際、時代がかなりたってるので、評論とか政治の論文を解釈する方が難しいと思います。

アドバイス感謝です。『豊饒の海』を軸にして、自分の興味にそっていろいろ勉強していくのがいいか。
三島の自刃の時代状況なんて、三島関連本をどんなに読んでもほんとにリアルにはわからないだろうし、
三島作品の時代を超えた普遍性みたいな所を、きちんとつかまえるべきかと。


855 :852 :03/09/26 16:58 ID:9p64ic5H
「仲間」は渋澤龍彦のアンソロジーで読みました。
なんとも不思議な味わいの幻想小説ですね。
三島の小説のテーマは当時の若者風俗を描いた小説から
古典に範を取った小説までその守備範囲の広さには驚かされます。
ホントに才気走った天才って感じですね。
三島自身は夭折したラディゲに憧れたらしいですが
同じ十代で「花盛りの森」を書いたんですから
彼も早熟の天才ですね。
初めて三島を読んだ十代の時、その才能に嫉妬した憶えがあります。w
9前スレより最後の部分:03/09/29 06:31 ID:692pZ2fZ

856 :日出づる処の名無し :03/09/27 04:41 ID:UA299abj
>>855
変わったタイプの短編なら、俺は「月」と「葡萄パン」が大好き。
この2つの小説を書くために、三島さんは新宿2丁目にあった
伝説のジャズ喫茶「キーヨ」に通い詰めていたという話を先輩から
聞いたことがある。

俺もジャズが大好きで、学生時代は日本中のジャズ喫茶、CLUBに
行ったけれど、キーヨは伝説の店で、実際に行ったことのある人とは
ほとんど会えなかった。

「月」に出てくる登場人物の名前が(・∀・)イイ!
ハイミナーラ、とか・・・・・ビート族(フーテン族の前の世代)を主人公に
した小説だ。
10前スレより最後の部分:03/09/29 06:40 ID:TprrVDYP
857 :日出づる処の名無し :03/09/27 12:15 ID:9IKbnKqg
>>856
漏れは若き日の美少年時代の金子國義の姿がダブるんだけどね。
あの耽美主義な絵画で一世風靡した画家のね。
金子は当時同性愛の世界に接近していたので、禁色のモデルの店にも
よく出入りしており、モデルの人にもあったことがあるとか。
自決の少し前、たまたま三島と出会った金子は、三島に鮨屋に連れて行ってもらった。
「何でも好きなものをお食べ」と金子に勧める三島。
そして最後に三島はこう言った。
「君はピーターパンみたいな子だね」
この言葉がうれしくて今も忘れられないと金子はのちに述懐している。

三島は、自宅にもビート族の連中を招いてパーティーをしたことが
あるらしいよ。


858 :日出づる処の名無し :03/09/27 13:19 ID:jGvElo7h
>>856
椿實という作家がいるんですが
彼の作品には三島のそのへんの風俗小説と似た味わいがあります。
もし機会があれば読んでみてください。
きっと気に入られると思いますよ。
11前スレより最後の部分:03/09/29 06:42 ID:TprrVDYP
859 :日出づる処の名無し :03/09/27 16:49 ID:ffCEEXgZ
加藤典洋は『仲間』をよんで三島に天才を感じたらしいね。
この作品は60年代末の「文芸」一月号が初出だが、その掲載頁をちぎって、
雪の降る東北の町をさすらいながら何度も読み返したとか。
加藤はどちらかといえば左派の論客だが、天皇を巡る言説を通して三島を高く評価している。
いわく、三島一人がいたおかげで、戦後日本は道義的に、大いなる茶番の時代となることから辛うじて免れた、と。
そのあたりは加藤の『戦後的思考』に詳しい。


860 :日出づる処の名無し :03/09/27 22:51 ID:KAj8W1BK
>852
「葡萄パン」
キーコ、「よしなよ。私なんかカゾクの出だよ。八人家族の」
くだらないダジャレになぜか笑ってしまった。
「ゴーキの名前は何の意味だかわからない。豪気からきているのだろうか」
ゴーキって三島自身がモデル?
12日出づる処の名無し:03/09/29 06:46 ID:McuGyTAf
>>1 乙!!!

復活おめでとん。
13日出づる処の名無し:03/09/29 09:27 ID:1uBV+8qS
>>1
オトゥ!
14日出づる処の名無し:03/09/29 21:41 ID:HBvsxsQ3
キタ━(゚∀゚)━ !! >>乙!
15日出づる処の名無し:03/09/30 01:21 ID:tBtAFAlU
http://come.to/jogwingの
過去ログ2000年11月25日
 「三島由紀夫氏の死を思う」を読んで、

思うところを述べよ。 (もしくは、だれかいい燃料を投下しる。)
16日出づる処の名無し:03/09/30 13:38 ID:r2Y4XdJE
>>1
乙です。良く復旧してくれました。ぼちぼち書き込みますんで。
いま、仕事中だから。
17日出づる処の名無し:03/09/30 14:55 ID:db4gt7RB
>>1
おつかれ〜ッ。
スレが消えてたんで、なんだ?…と思いました。

新スレに荒しがきませんように(さげ進行がいいかな?)

いま、『絹と明察』読んでるYO!

18日出づる処の名無し:03/10/01 18:21 ID:a3U+oKPN
(´・ω・`) 落ちるよ。保守
19日出づる処の名無し:03/10/02 04:14 ID:ci6ghcdP
いま、文化防衛論を読み直ししている。
20日出づる処の名無し:03/10/02 14:26 ID:jeGK30nc
>>19
俺も、ちょうど読んでいるところ。
21日出づる処の名無し:03/10/03 00:24 ID:l7lsce7A
三島を妄信的に持ち上げる連中ってキモイねw
22日出づる処の名無し:03/10/03 02:38 ID:Dbny9nEn
>>21って、知能が低そうだね。それとも、日本人じゃないの?
23日出づる処の名無し:03/10/03 02:43 ID:jxMr3HyR
前スレから超面白カキコ、発見!!>>22さん、そいつはこんな程度の
ヤツだろう。

434 :日出づる処の名無し :03/08/03 11:45 ID:ziIoBUdU
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/kova/1059657104/243
だってさあ、三島由紀夫って、俺たちの時代には伝説だよ。
自衛隊官舎(?)の前で腹切って死んだくらいしかしらん。
小林よしのりが、三島由紀夫を取り上げたか? 取り上げていないだろ?
知る訳無いじゃないか!
やっぱし、ここのスレは全共闘世代おやじ ばっかじゃねーのか?(w


この板でもちょくちょく顔出ししている
NipponA ◆fV.NipponAなるコテの寒い発言

やっぱり、こいつ在日だな
三島も知らないなんて
24日出づる処の名無し:03/10/03 02:46 ID:jxMr3HyR
前スレで本当に驚いたカキコ

>>640
ああ、文庫に入ってるんだよね。行動学入門だっけ。
これから読もうと思っているんだけど、難しかった?
今月号の文藝春秋に「革命哲学としての陽明学」を担当した、当時の
諸君の編集長が座談会で明かしていたが、確かこのスレの過去ログ
にもあったと思うけど、あの論文、資料を持ってきて、その場で口述筆記
で作った論文なんだって!!!!

直しが全く無い口述筆記で、スラスラ文章体で、あの論文の文章が
口から出てきたんだから、驚いたって、回顧していた。
天才の頭の構造って、どうなっているんだ!!

25日出づる処の名無し:03/10/03 02:49 ID:jxMr3HyR
それと、このスレの住民にお願いが・・・・・・

三島由紀夫の名著、「文化防衛論」の復刊を復刊.comで要望している人が
います。興味のある方、賛成の方は、応援して下さい。
俺は、今こそ、非常に重要な論文であり、この本に収められた、他の論文も
今こそ、多くの人に読まれなければと思っています。

http://www.fukkan.com/vote.php3?no=16815

26日出づる処の名無し:03/10/03 02:52 ID:Bq4W06tx
三島由紀夫文学館 山中湖フォーラム2003
挑発する三島文学X−三島由紀夫の現代的意味−
 
 三島由紀夫はある意味で、時代の未来を鋭く予見していました。しかし、
三島が生きた時代と現代との間に、大きな時間の隔たりがあるのも事実です。
今ここに生きている私たちに、三島は何を語り、何を訴えかけてくるのか。刺
激的な評論の書き手であり、現代文学の優れた読み手でもある大塚英志氏、
清水良典氏、加藤典洋氏をお招きし、この問題を考えてゆきたいと思います。

日時/2003(平成15)年11月8日(土)〜9日(日)
受付/フォーラム会場/清渓(TEL0555−62−0020)
申込方法/往復はがき、FAX、電子メール(メールアドレス[email protected])に
@住所A氏名B電話、FAX番号C年齢D懇親会参加の有無を明記の上、三島由紀夫文学
館あてにお申し込下さい。
@ フォーラム参加費/2日間1,000円(当日、会場受付にてお支払い下さい)
A 懇親会費/11月8日、大塚英志氏、清水良典氏、加藤典洋氏と一緒に立食をご希望
の方は4,000円(フォーラム参加費1,000円を含む)を当日、 会場受付にてお支払い下
さい。
申込締切/平成15年(2003年)11月4日。受付は先着順とさせていただきます。
申込・問い合せ先/山中湖文学の森・三島由紀夫文学館        
〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野506−296 TEL(0555-20-2655) FAX
(0555-20-2656)
宿泊問い合せ先/山中湖観光協会 TEL(0555-62-3100) FAX(0555-62-6181)
http://www.mfi.or.jp/ysa/
■司会 井上隆史(いのうえ・たかし/白百合女子大学助教授) 
主催/山中湖文学の森・三島由紀夫文学館
http://www.vill.yamanakako.yamanashi.jp/bungaku/mishima/index.html
27日出づる処の名無し:03/10/03 02:53 ID:Bq4W06tx
>>26
パネリスト(50音順)
大塚英志(おおつか・えいじ) /まんが原作者・編集者
1958年、東京生れ。筑波大学卒。『漫画ブリッコ』の編集人やまんが誌専門の編集者
を経て、現在にいたる。著書に『多重人格探偵サイコ』『木島日記』『物語消費論』
『戦後まんがの表現空間』『戦後民主主義のリハビリテーション』『江藤淳と少女フ
ェミニズム的戦後』『物語の体操』など。

加藤典洋(かとう・のりひろ) /文芸評論家・明治学院大学教授
1948年、山形県生れ。東京大学文学部仏語仏文学科卒。国立国会図書館勤務をへて現
職。主な著書に『アメリカの影』『日本という身体』『言語表現法講義』(新潮学芸
賞)『敗戦後論』(伊藤整文学賞)『日本の無思想』『戦後的思考』『日本人の自画像』
など。

清水良典(しみず・よしのり) /文芸評論家
1954年生まれ。立命館大学卒。愛知淑徳大学教授。文芸評論や書評の活動と並行し、
万人の創造力を引き出す作文教育に携わってきた。著書に『自分づくりの文章術』
『文学がどうした!?』『最後の文芸時評』『作文する小説家』『虚構の天体 谷崎
潤一郎』など。 
2818歳:03/10/03 04:26 ID:KIb4OcGn
三島由紀夫ってそんなに偉いの?前東京知事の青島とかなり被るんだけどどう違うの?
29日出づる処の名無し:03/10/03 11:17 ID:O7LLwdEd
>>26
このシンポジウム、前スレでも紹介されていたけど、是非、参加したいと
思っています。加藤典洋がちょっと疑問だけど。
30日出づる処の名無し:03/10/03 11:18 ID:3WrGoiGX
>>28
?????????  8歳?
31日出づる処の名無し:03/10/03 14:10 ID:B+sjFfFx
32日出づる処の名無し:03/10/03 15:40 ID:Q28ZE+GM
>>28
確かに現代日本語で書かれた文章だが
内容は意味不明。
誰か、解説されたし!
33日出づる処の名無し:03/10/03 16:45 ID:RCTCVkEp
『絹と明察』、面白かった。
これ読んでる間、猪瀬直樹『ペルソナ』もぱらぱら眺めてみたんだけど、
ひとつ疑問が。
猪瀬は、駒沢善次郎を描くことで、天皇を描いている、天皇をイメージしてるって書いてる
けど、違うんじゃないか?
だれか、詳しい方、どう思いますか?
34日出づる処の名無し:03/10/03 18:27 ID:qEj6QINc
>>32
   Λ_Λ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  =( ´∀`) < おリは、キれイなnほんg5だと。思うのココロよ0、
  (    )   \____________________________
  | | |
  〈_フ__フ

35日出づる処の名無し:03/10/04 23:02 ID:4Dsjvvuo
>>28
青島ゆきおなんて横山ノック以下の三流タレントでしょ?
この人、オウム事件のとき「オウム捜査がいきすぎて警察国家になるのが怖い」
なんて発言してたらしいぞ(ソースは出せないが、テレビに出演して言ったらしい)。
おなじゆきおでも、ぜんぜん違うって。
36日出づる処の名無し:03/10/05 03:27 ID:s1rW5KyB
>>33
俺も「絹と明察」は好き。でも、あんまり売れなかったらしいね。
猪瀬の解釈は強引でしょう。駒沢善次郎は天皇と言うより、日本的な
土着性を現したものだと思う。その中に、天皇も含まれているが、天皇
そのものでなく、近代以前の日本の土着性みたいなもの。
今の言葉で言えば、グローバリゼーションに負けた日本型資本主義が
駒沢善次郎なのでは?

そういう意味で、この小説は今こそ読まれる小説なのかも。
文庫は新潮にも入っているんだっけ? 俺は講談社文庫のを持っている。
37日出づる処の名無し:03/10/05 23:47 ID:z2Nd9GUs
>>36
猪瀬の解釈は強引でしょう。駒沢善次郎は天皇と言うより、日本的な
土着性を現したものだと思う。

36さん、レスありがとうございます。
猪瀬直樹の解釈、はあ?でした。
『ペルソナ』はけっこう読みごたえあったけど。
全集の解題によると、三島は、「日本の家父長制」をテーマにしてみたみたいなことを
言ってるらしいけど、猪瀬のように家父長制=天皇とするのは無理と感じました。
うまく言葉にならなかったところを、うまく言ってもらった感じです。

三島関連本で「五衰の人」が面白いらしいんで、買ってきた。
著者の徳岡孝夫は、三島の自決のときに三島に呼ばれて現場にいたらしい。
38日出づる処の名無し:03/10/06 02:03 ID:i9MVmlVn
>>37
徳岡孝夫氏とドナルド・キーン氏が対談した「悼友紀行」という単行本がある。
これも、素晴らしい本です。二人で三島作品の舞台になった場所を
訪ねながら対談している。
中公の単行本で持っているけど、文庫になってるかも。
39日出づる処の名無し:03/10/07 00:57 ID:DoV4xbKc
>>37
「五衰の人」を読み始めた。読了したら、感想を書きます。
40日出づる処の名無し:03/10/07 20:01 ID:gCOhGhxf
新潮社から出た「文化防衛論」を復刊させよう!!
興味ある人はここに投票してください。

http://www.fukkan.com/vote.php3?no=16815
41日出づる処の名無し:03/10/08 00:28 ID:HLCtiN8+
>>40
僕も「文化防衛論」は発行当初の姿で読みたいと思っていたので、
この計画は賛成です。
さっき、復刊ドットコムを見に行ったので、登録してみます。
42日出づる処の名無し:03/10/08 03:29 ID:Fd6YTmZc
前スレの記憶なんだけど、「仲間」という小説が話題になっていました。
まだ読んだことがないので、何に入っているのか教えて下さい。
短編だと思うけれど。

>>26
そのシンポジウムに参加します。誰か参加する人(特に女性)、
いませんか?
43日出づる処の名無し:03/10/08 12:35 ID:6WpMJROH
>>42
 『仲間』は、新潮文庫では、殉教に入ってるヤツだと思う。( 5Pしかないよ。)
44日出づる処の名無し:03/10/09 01:45 ID:jYe2Bywe
>>43
ありがとん。しかし、そんな短い短編なのか?ワラタ!!
45日出づる処の名無し:03/10/09 02:09 ID:BQbyUAL1
行かなーい。極東板にいる人怖いんだもん。由紀夫タンは好きだけど。
46日出づる処の名無し:03/10/09 16:13 ID:vJ+Z6Fv7
>>45
あなたは誤解をしている。 極東版の人は、(´・ω・`)な人ばかりだ。
47日出づる処の名無し:03/10/09 16:17 ID:IwCAAZPu
してません。マナーとしての反米を唱えたらものすごい勢いで
あおられましたもの。せいぜい北朝鮮イジメでもしてたらいいんだわ。
48日出づる処の名無し:03/10/09 16:34 ID:vJ+Z6Fv7
>>47
マナーとしての反米って何? どのスレに書いたのか教えてくだされ。
49日出づる処の名無し:03/10/09 16:43 ID:vJ+Z6Fv7
      
  Λ_Λ  
  <丶`∀´>             単純に極東板と言っても、
  ( ̄ ⊃・∀・))           カキコ自由な掲示板なわけだから、
  | | ̄| ̄       
  〈_フ__フ  ←こんな人や、
                     ですから、
 ΛΛ                 世間では出せないその人の本性が、
.( ゚Д゚ ) ∧∧             現れてしまいます。
ミ  ̄ ⊃<ヽ`Д´>
 ミ  ミ ̄ ̄ ̄  ←こんな人や、
 U U
                     それが、純粋で正直な誠実な意見の場合もあり、
 ΛΛ                  日頃隠していた嫉妬や執着心が出ることもあります。
(゚Д゚ )_∧,,∧
ミ  ̄ ⊃ミ゚Д゚彡
 ミ  ミ   ̄  ←こんな人やも、いるわけです。 
 U U        
         したがって、煽りや糞スレは避け、自分が居心地のいいスレを見つけてくだされ。
50日出づる処の名無し:03/10/09 18:42 ID:CS4FlPVt
>>45
ま、あなたの知能程度ではあのシンポジウムに参加しても
理解不能でしょう。

ところで、誰か参加する人いませんか?
51日出づる処の名無し:03/10/09 23:44 ID:Vt0jOwMR
>>43
短いけど、奇妙に心に残る、奇妙な味わいの短編。

>>50
まあ、そうシビアなこと言わずに。
地方だから私は参加できないんだが。
52日出づる処の名無し:03/10/10 18:14 ID:d4bYrW41
>>50
あーら、お馬鹿さんで結構。本望よ。
つーか、お前みたくインテリぶってるやつって
確か由紀夫たんが一番嫌いなタイプなの知らないの?
絶対読んでないよね、そのあたりのこと。

草場の陰から「>>50のようなやつには最も来て欲しくないんだが…」
と由紀夫たんが嘆くのに5億ペリカ。
53日出づる処の名無し:03/10/11 03:37 ID:pcXETZBV
>>52
下らない罵り合いは、他スレで。

シンポジウムは行くつもりです。>行く人

眠いから・・・・・

54日出づる処の名無し:03/10/11 04:55 ID:M4jnPFjn
三島をして
「すごい名文だ。とてもかなわない。僕は命を賭けて文章を書いていない。」
と言わしめた、靖国で常設展示されている特攻隊員の遺書はここでは常識ですか?
55日出づる処の名無し:03/10/11 05:24 ID:pcXETZBV
>>54
それ、教えて下さい!!!!!!!
56日出づる処の名無し:03/10/11 07:58 ID:WVuO3z/p
マスコミは都合の悪いことを隠蔽したり、捏造することがあるということを
ここ数年で知った人も多いと思う。
ならば、三島が亡くなった当時も隠蔽・捏造はあった可能性は高い。
当時の日本最高水準の頭脳を持った男が血迷って総監室に乱入した
とはどうしても考えにくい。
ベランダでの演説中、話を聞いている自衛隊員から嘲笑されたとされているが
これは信じていいのだろうか?
そもそも三島が死に臨んで訴えたかったことというのは、現在まで正しく
伝えられていないのではないか?
1に>いまだにその死の意味は解明されていない。
と書いてあるが、命と引き換えにした発言がわれわれに伝えられていないなら
彼の死の意味が解明されることはありえない。
57日出づる処の名無し:03/10/11 10:57 ID:Lw7YPGV3
>>55
靖国神社のHPに行けばイパーイ読めるよ。

あそこは重いので、こっちもどうぞ。http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/5410/
58日出づる処の名無し:03/10/11 18:42 ID:q/eYU3Bq
>>56
徳岡孝夫『五衰の人』によると、
三島の演説が、ヘリコプターの音でかき消され、よく聞こえなかった
というのは、事実とは違う、少なくとも、現場にいた徳岡たちにはちゃんと
聞こえたそうです。
ただ、他のマスコミ関係者たちは、本社への連絡だのなんだのであわただしく、
演説をちゃんと聞く余裕というか、姿勢ががなかったのではないか…みたいなことを、
徳岡は書いてます。
上司を監禁されてた自衛官の憤激は凄まじく、ヤジはあった見たいですね。
当時の映像、衝撃映像特集みたいな番組で部分的にしかみたことない
んで、フルで見てみたい。
59日出づる処の名無し:03/10/11 20:31 ID:aytB3SRZ
三島が左翼・全共闘世代を引きつけたって話を聞いたことあるけど本当ですか?
60山紫水明 ◆BOND/I.JZc :03/10/11 20:41 ID:DVb6w2jS
>>59
マルクス主義の唱える平等が、概ね資本主義社会で実現されて、左翼活動家に
無気力感が広まった。そんな時、ニーチェ主義化した左翼が「言行完全一致」を
行動原理にして、新左翼集団が生まれる。

そしてその新左翼、全共闘世代の前で、三島由紀夫氏は言行完全一致の行動哲学
「陽明学」を唱え、言行完全一致という共通点が彼らをひきつけたようです。
61日出づる処の名無し:03/10/11 23:01 ID:juU+dycP
東大全共闘と、公開討論会をやっとる。まずは、嫁。
(仲間同志でリンチ殺人もあった時代。 今では、想像できんだろうが、
  当時は討論会にのこのこ出かけるなんて、命がけだったんだよ。)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041212081/250-5908929-7422630 (本)
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d35687614 (カセット)
               古本屋で売ってるが高いからまずは本を。
62日出づる処の名無し:03/10/13 06:17 ID:+HI7xBLi
>>60>>61

全狂頭のほとんどは、反日馬鹿サヨだから三島さんを拒絶していた。
ただ、東大全狂頭の呼ばれて封鎖中の駒場に行ったとき、椰子らの中で
敬意を払った椰子がいたのも事実。

全狂頭は今でこそ大手を揮っている進歩的文化人を馬鹿にしていたから。
特に東大では丸山真男は犯罪者になっていた。今のサヨクが丸山に固執
するのは、思想的退嬰だろう。
ただ、あいつらは観念で知行合一などを理解していただけで、実際は、
おぼっちゃんの革命ゴッコ。
安田講堂陥落(佐々氏が指揮を執った)の時、誰一人自殺もしなかったし、
戦士もできなかった。しょせん、安全な場所でのお遊びだった。

だから、三島さんの死を積極的に評価できた全狂頭は少数だった。
京大の滝田悠という超過激派は三島さんが死んだとき、京大の時計塔から
追悼のでっかい垂れ幕を出した。
ま、ラディカリズム同士で通じるものはあったのでは?

話がずれるけれど、日本のサヨクで一番まともな吉本隆明は、大ショックを
受けていた。吉本隆明からマルキシズムを取ったら、三島由紀夫と共闘
できただろうね。
63日出づる処の名無し:03/10/13 06:19 ID:+HI7xBLi
>>59

>>62


>>58
三島由紀夫の割腹直前の演説を録音したテープを持っている。
自衛艦からの野次は飛んでいるよ。
64日出づる処の名無し:03/10/13 07:14 ID:z5NWUg75
>>60
西尾幹事の本でも同じようなこと出てた。
ただ、ちみのははしょりすぎかなw
65日出づる処の名無し:03/10/13 12:35 ID:lG9/awKG
>>63
東京湾にいた自衛艦からスピーカーで野次を飛ばされていたわけか。それはひどい。(・∀・) ウソウソ
66日出づる処の名無し:03/10/13 18:13 ID:QBUcQf1l
他スレでみつけたモノを安易にコピペ。

檄 三島由紀夫 昭和45年11月25日

(略)
われわれは戦後の日本が経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、
国民精神を失ひ、本を正さずにして末に走り、その場しのぎと偽善に陥り、
自ら魂の空白状態へ落ち込んでゆくのを見た。
政治は矛盾の糊塗、自己の保身、権力慾、偽善にのみ捧げられ、国家百年
の大計は外国に委ね、敗戦の汚辱は払拭されずにただごまかされ、日本人
自ら日本の歴史と伝統を涜してゆくのを、歯噛みをしながら見てゐなけれ
ばならなかつた。

(中略)

日本を日本の真姿に戻して、そこで死ぬのだ。生命尊重のみで、
魂は死んでもよいのか。生命以上の価値なくして何の軍隊だ。
今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸官の目に見せてやる。
それは自由でも民主主義でもない。日本だ。われわれの愛する歴史と
伝統の国、日本だ。これを骨抜きにしてしまつた憲法に体をぶつけて
死ぬ奴はゐないのか。もしゐれば、今からでも共に起ち、共に死なう。
われわれは至純の魂を持つ諸君が、一個の男子、真の武士として蘇へる
ことを熱望するあまり、この挙に出たのである。

67日出づる処の名無し:03/10/14 02:00 ID:YTcXDnJC
    /                    ヽ
   / __, ィ_,-ァ__,, ,,、  , 、,,__ -ァ-=彡ヘ  ヽ
    ' 「      ´ {ハi′          }  l  
   |  |                    |  |
   |  !                        |  |  
   | │                   〈   !   
   | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ 
  /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !  
  ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |  
 | | /ヽ!        |            |ヽ i !   
 ヽ {  |           !           |ノ  /   ageないか?
  ヽ  |        _   ,、            ! ,   
   \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'′
     `!                    /     
     ヽ     ゙  ̄   ̄ `     / |
       |\      ー ─‐       , ′ !
68日出づる処の名無し:03/10/14 03:02 ID:qnMDvUpK
>今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸官の目に見せてやる。

聞け!我は汝らに超人を教える。超人とはその雷鳴であり狂気である。

ニーチェ

漏れは先の一節にツァラトゥストラの一節に通じる物を感じたね。
69日出づる処の名無し:03/10/14 10:54 ID:wquBkK+Q
俺は、ツアラトストラを先に読んだので、英霊の声の天皇論に超人思想を感じた。
天皇が神聖で現人神だから、こうしなければいけなかったではなく、
人としてこうあるべきだったと言い放った三島の言葉に、
俺自身は、そのときに、すべての問題が解けた気がしたな。

 『神』について。

 かつて、ひとびとは、はるかなる海を眺めたとき、それを≪神≫と言った。
しかし、今わたしは君たちに教える。そのとき≪超人≫と言うことを。
 
 神はひとつの憶測である。しかしわたしは望む、
君たちの憶測が、君たちの創造する意志を飛び越えて先走りすることがないように。創造のなかに、
すなわち超人のなかに身をおくがよい。
 
 神はひとつの憶測である。しかしわたしは望む、
君たちの憶測が、われわれの思考しうる領域に限定されることを。神は思考できないが、
真理についてなら思考できる。
 
 真理への君たちの意志とは、いっさいを、人間が考えきわめることができ、
感知することができるものへと変えようとする意志である。
君たちは君たちの感覚でつかんだものを究極まで考え抜くべきだ。
70日出づる処の名無し:03/10/15 03:04 ID:lvtVCy7n
>>69
なかなかラディカルですね!!!!
71日出づる処の名無し:03/10/15 08:52 ID:vLHAZIt8
三島事件の時のニュース映像を何度も見たけど
確かに野次っていたな→自衛隊員。
バルコニーを取り巻いて、怒号と野次が飛び交う中
呆然と立ちつくす隊員達、まさに野次馬って感じ。
三島さんが命を懸けて自分たちに訴えかけてることに全然気が付いてない。
(まぁ、まさか直後に割腹するとは思ってなかったからだろうけど。)
アレ見ちゃ、三島さんも萎えちゃっただろうね。

ニーチェから連想。
ドストエフスキー。(ラスコーリニコフ、スタブローギン、イワン・カラマーゾフ、
          キリーロフ、)
ロープシン「蒼ざめた馬」
ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」
トーマス・マン「魔の山」
カミュ「シーシュポスの神話」
埴谷雄高「死霊」

ツアラトストラは「夜の歌」が好きだ。
72カリ@行動學入門は名著:03/10/15 22:30 ID:LJRcbhCL
【舊字體IME辭書】
●對應機種:IME98以降のIME全て
・帝國臣民たる者、普段から正規の漢字使用を心がけるべし
ttp://www.ne.jp/asahi/fuso/fuso/index.html

【旧漢字変換ツール QKan】
●對應OS:Win95以降のWin系OS全て
・文章を昔風の舊漢字に變換
ttp://www.vector.co.jp/soft/win95/amuse/se205078.html

【上記ツールの漏れ分補足】
本→夲
高→
場→塲
燮理(しょうり)


73日出づる処の名無し:03/10/16 04:50 ID:8bu5vZ7l
ニューズウィークが「拉致ヒステリーの落とし穴」と偏向報道!
徹底的に抗議しよう!!

「拉致」された北朝鮮報道
拉致問題についてはもっと自由な報道と議論が必要だ

拉致被害者が北朝鮮から帰国して1年、拉致問題の解決なくして北朝鮮
問題の解決はないとする世論が、日本を迷走させている。核やミサイル
問題を置き去りにした外交の不幸なゆがみは日本に何をもたらすのか
---------------------------------
朝鮮ナショナリスト、カン・サンジュンを起用するなど、最悪の編集方針。
安倍晋三氏、西村眞悟氏、救う会、家族会を非難しています。
徹底的に抗議しましょう。客観的な視点で、別の筆者を使った特集を再度
掲載するように強く要望しましょう。TBSや週刊金曜日、朝日新聞、アエラ
の特集ならまだ分かります(藁・・何が)。一見色が付いていないと思われる
ニューズウイークだから問題視したいんです。

編集長はまともな事を言ってますが、内容がひど杉!!
http://www.nwj.ne.jp/public/constant/archives/column/20031022/index.html


投稿先はこちらなので、抗議もOKなのでは [email protected]

http://www.nwj.ne.jp/
株式会社阪急コミュニケーションズ
〒153-8541 東京都目黒区目黒1-24-12
ニューズウイーク編集部の電話は不明
販売局 TEL:03-5436-5724
74日出づる処の名無し:03/10/16 07:06 ID:Py0M8xA5
>>73
色が付いてない?甘いですよ。
ニューズウィークの反日親韓ぶりは昔からマス板では有名。
頻繁に反日記事を書く「高山」ってのは在だそうだし。
http://society.2ch.net/test/read.cgi/mass/1046250513/l50
75保守点検:03/10/17 21:55 ID:8csVdyCg
   _____
 /:\.____\
 |: ̄\ (∩゚Д゚)\  < オマイラがなんか書かないと、
 |:   |: ̄ ̄ U ̄:|     勝手にワーグナー論でも展開しちゃうぞ。

        バタン !!
 _______
 | ̄\     \
 |   |: ̄ ̄ ̄ ̄:|
 |   |:にーちぇ .:|
 |   |:      .:|                 

76日出づる処の名無し:03/10/17 22:20 ID:coMVlu4q
保守点検乙です。
いま忙しくてなかなか三島を読めないけど、
『三島vs東大全共闘』は読んだよ。
全共闘の学生が、思わず「三島先生」って呼んじゃって、
キャンパスにうろうろしてる進歩的東大教授どもより、
三島さんの方が先生と呼ぶにふさわしいって言うと、
会場から拍手があがったのには笑った。
77保守点検:03/10/18 01:45 ID:Rn9io5dB
>>76
『三島vs東大全共闘』は、面白いですよね。
題名から勘違いしてる方がいるかもしれんけど、
当時の革命や思想論争を展開してるわけでもないから、今読んでも充分楽しめるし、
中身は、天皇、日本、美、エロティシズムもありで、このスレにはぴったりかもしれん。

2000年にそのときの、Aとか、Hとかの学生どもが回想しながら討論する本がでてるよ。藤原書店 2800円 
全共闘A 木村修、全共闘H 小阪修平、全共闘C 芥正彦・・・・だったらしい。
サヨだったらああっ!!あれが、あの方でしたか!と感動するんだろうか。w  俺にはわからん。

78日出づる処の名無し:03/10/18 02:16 ID:J2v+YIAl
NHKで美輪が回想録で三島を語る番組をみたヤシがあつまってるのかな?

79日出づる処の名無し:03/10/18 18:58 ID:xGjpMlXy
>>73
ニューズウィークは時々、反日電波を流すので有名。
本国版はさほどでもないが、アジア版、日本版は要注意。
特に朝鮮ネタ関係では
ハン版や極東住民に撒き餌状態。
「日本人は韓国が羨ましい。」
「日本でKポップが大流行。」
「サムソンはソニーを越えた。」
「現代はトヨタを追い越す。」
「韓流熱風。」
探せば他にも美味しいネタがザクザク出てくるよ。w
80日出づる処の名無し:03/10/20 04:23 ID:It/PQXoh
>>79
そういえば、昔、TIMEの表紙に三島由紀夫が起用されたことがあったな。
日本人では初めてだっけ? その後もいないだろうね。
81日出づる処の名無し:03/10/20 04:51 ID:jyBPzl46
>>80
北野武とか松田聖子とか
82日出づる処の名無し:03/10/20 11:08 ID:F/M3/OVD
>>80
今は亡きSONYの盛田昭夫氏もTIME誌の表紙に
なったことあります。(1971年)
83日出づる処の名無し:03/10/20 13:46 ID:i41VPPUP
>>55
(靖国HPより転載)
古谷眞二少佐 「遺書」
東京都出身 慶応大学卒 海軍第十三期飛行科予備学生
第八神風桜花特別攻撃隊神雷部隊攻撃隊
昭和20年5月11日南西諸島洋上にて戦死 23歳
特攻隊員の中には大変な才能を持った方もおられた。
作家三島由紀夫が自殺の一ヶ月前に江田島の海上自衛隊第一術科学校教育参考館で
その遺書を読み、「すごい名文だ。命がかかっているのだからかなわない。
俺は命をかけて書いていない」と言って、声をあげて泣き出したそうである。
この遺書は古谷中尉が繰り上げ卒業式の前に書いたものである。
84日出づる処の名無し:03/10/20 13:48 ID:i41VPPUP
85日出づる処の名無し:03/10/20 14:08 ID:w3Nm2ogz
86日出づる処の名無し:03/10/20 15:33 ID:+yRvE8V9
>>85
こういう組織投票はどうも。。
正直、やり杉
87日出づる処の名無し:03/10/21 06:22 ID:OTifoRj0
>>85
ワラタ!!!!!三島由紀夫もビックリ!!

なんで俺のスレに田代が出るんだって。
88日出づる処の名無し:03/10/21 06:24 ID:0va0mAGi
>>83>>84

ありがとうございます。早速読みに行きます。
89日出づる処の名無し:03/10/21 07:32 ID:SG0hz2Oq
神格化というか、今までのここの書き込み見ると、ずいぶんと観念的ですね。
皮膚感覚というか、実際の生前を知ってたものからすれば、違和感ありますよ。
どういったらいいのかな。
ぼくらが三島に抱いてたイメージは「ビートたけし」で、神格化されたイメージは「北野武監督」みたいなのかな。
ほんとうに、今でいえば、どうかすると、あの叶姉妹くらい、ゲテもの扱いされることもあったし、本人はそれを歓迎してる面もあった。
でもねえ、さすがに男色の件とか、徴兵逃げた件とか、デビュー作出版でのいろいろな工作とかは報道されてなかったように思う。
当時の週刊誌はそういうことは書かないものだったのか、三島が抑えてたのかはわからない。
亡くなってから少ししたころかなあ。
「楯の会」は男色集団で、体でつながってたとか、それを裏付けるホテルの従業員の証言もあってねえ。
でも、何でもパフォーマンスをやる先生だったから、どこまで本気なのかねえ。
いつだったかなあ。彼はテレビにもよく出てたが、まあ今考えれば、出たがりだったんだろうね。
で、テレビのインタビューで、どういう文脈かは忘れたが、死を語るところがあって、
「まあ、ぼくも畳の上で死ぬことになるでしょうねえ」
なんて語ってたよ。
90日出づる処の名無し:03/10/21 14:44 ID:MJFs+AYJ
>>89
ゴッチャにして誤魔化すなよ

まぁ、生で見てた人と、残した言葉しか知らない人では印象は変わるだろうね
91日出づる処の名無し:03/10/21 15:05 ID:4RMonRx1
>>89
テレビでしかみたことないくせに
実際の生前を知ったいただと w
92日出づる処の名無し:03/10/21 15:52 ID:dq2FQ3xA
>>89は知能指数が低い、反日糞サヨの成れの果てです。
93日出づる処の名無し:03/10/21 16:21 ID:xgFYlqog
>>89
当時でも質の悪いテレビ情報や週刊誌ネタ程度の話。
そんなことで生で見たとよく言えたモンだよな。
適当なイメージふりまこうとしてるのはそっちじゃねえかよ。
神格化とか観念的って・・・・・このスレ読んでそんな感想しか出てこないなんて、『自分はアホです』って言ってんと同じだよ。
94日出づる処の名無し:03/10/21 16:34 ID:4RMonRx1
だいたいコイツいくつだ?
50超えてるな
50超えてこんな皮相的なことしか言えんとは・・・・w
95日出づる処の名無し:03/10/21 17:13 ID:SG0hz2Oq
三島の人間像について忌憚のない意見を言える方は、確かに五十代以上ですね。
でも、その心情はよくわかります。
生前からいろいろ人騒がせなことをして、亡くなってから出てくる人物像は、目を覆いたくなるようなものばかり。
「そんな奴だったのか!」という幻滅が大きいんでしょうね。
当時はまだ、死んだ人は叩かないという美徳があったのに、さすがに三島さんはスターでありたがった人だし、
「好きな芸能人」で上位にランクされる人は、「嫌いな芸能人」でも上位にランクされるごとく、おそらく彼を骨の髄から嫌ってた人が多かった人がリークしたのでしょう。
不思議なのは、神格化ということですが、彼の時代、取り巻きだった人たちが彼を神格化するのはわかりますが、現在、彼は神格化されにくいと思います。
死後直後からかなりバッシングされている上に、1980年代以降、「偉人」もリアリズムで語られるようになり、テレビの情報番組も「これでもか」とばかりに、偉人の陰の面を暴露するようになりましたからね。
三島についても、近年でも猪瀬さんが、かなり露骨に人間像を書いてますね。
ああいうのを最初に知ってしまったら、もう神格化できないと思うのですが。
しかも、そのような情報量のほうが、当時の取り巻きが神格化したものよりはるかに多いし、目につきやすい。
若い人で神格化してる方は、どういう過程を経てるのか、非常に不思議ですね。
最初に神格化してる文書をかなり読み込まないととてもじゃないが洗脳されないと思うので。
ぼくら五十代以上の人間は、なんというか、人間としての彼にはうんざりですね。
そのいっぽう、今読み返しても、文章はまったくもって端正だと思う。
そのギャップが人間というものかもしれませんが。
96大辞林より:03/10/21 17:19 ID:KC7aiDgF
しんかく-か   【神格化】



(名)スル

支配者などを神として扱うこと。神と見なすこと。

97日出づる処の名無し:03/10/21 17:24 ID:KC7aiDgF
>>95
まぁ日本の「神」は一神教と違ってそれが絶対とは限らないから、
いくら人間臭かろうと神格化は可能なんじゃないかな。

俺は三島を神格化した覚えはないが

三島を「盲信」してるんじゃないか?って言いたいのだろうか
98日出づる処の名無し:03/10/21 18:18 ID:4RMonRx1
>>95
作品を読んで感動し小説家として神格化するのは
別にかまわないのではないか?
古今東西、天才的な人物は人間としては破綻しているケースが多い。
だからといって作品の価値が減じるわけではない。
99日出づる処の名無し:03/10/21 18:59 ID:4RMonRx1
>>95
>ぼくら五十代以上の人間は、なんというか、人間としての彼にはうんざりですね。
50代を十把ひとからげにするのはやめてくれない?
あなたのように三島を考えている人ばかりでない。
100日出づる処の名無し:03/10/21 20:21 ID:aemj4s8E
>>95
老いて自分に才能がないとやっとわかったオヤジが、
せめてもの腹いせに、有名な文学者のたわいのない私生活をもちだして、
堕としめて自己満足しようとしてるだけか。哀れなもんだな。

めんどくさい批判を避けるために、解釈や判断の違いを世代間のせいにして、
自分だけは達観したつもりの所がなおさら、むなしいな。

鏡で自分の禿頭と出っ張った腹をみなよ。それがアンタの心そのものだよ。
101日出づる処の名無し:03/10/21 23:57 ID:UxnGtDuC
>>89
若い人で神格化してる方は、どういう過程を経てるのか、非常に不思議ですね。

二十代前半なんで、あなたの言う「若い人」に入ると思うんで言わせてください。
まず、「神格化」ってのがわからない。偉大な文学者であると思ってるけど、別に信仰してるわけじゃない。
私が最初に読んだ三島論は村松剛の『三島由紀夫の世界』。次に読んだのが石原慎太郎の『三島由紀夫の日蝕』、それから徳岡孝夫『五衰の人』、猪瀬直樹『ペルソナ』。
この四冊の評伝読んで、三島のイメージは、一言で言うと、
愚直の人。道化を愚直に演じるまじめな道化師。
石原が、三島を「女の腐ったようなやつ」と吐き捨てた。
でも、文学やってる人って、男も女もそうでしょう、みんな!
だから、三島は、文学やってるめめしい自分と、雄々しくあるべき自分を
きちんと分けて考えたんでしょうが!!



102101:03/10/22 00:10 ID:2hVbGB5q
ゴメソ。89さんではなく、95さんへのレスでした。
103色男no、1:03/10/22 01:49 ID:7+T3IWNS
みなさん、こんばんは、私が色男です。スポーツ芸能等の他ジャンルへの越境行為についての三島回答は、
「似合っても似合わなくても、流行には従うべきなのであります。それはあなたの最上の隠れ蓑であって、思想よく隠すのは流行の衣装だけだと言ってよろしい。」
(不道徳教育講座より)
同時代人に知識人の道楽と思わせノーマークを得るのに有効性があるみたいです。社会人として生きるうえで「文学」はよけいもの、とはごく常識的な考えで近代的知性は
時代遅れになったとか大学解体とかは、つまり当時のスローガンでした。大学生、院生(ことに文学部)は極言すれば思想犯予備軍、という認識。これについては澁澤龍彦が
「私のなかの文学者は、私のなかの市民とつねに敵対している。」というふうに簡潔に言っています。若い頭の柔らかいうちに抽象的事柄について徹底的に思考しておくのは、
長い人生行路の貴重な宝で役に立つ時がくるよ、という岩波教養主義ですね。70年代以降、若い世代がこれと決別しました。80年代の最初頃、現代思想がファッションに
なりましたけどね。同時代人として三島に出会ってたら嫌いになっていたろう、あるいは世代によって三島像は大きく異なる、という問題。三島とは遠くにありて思うもの
、です。同時代人は三島にとって役者(しかも脇役)であり、後世の世代は観客です。直接関わらなかった世代の方に完成品としての三島があります。
http://www.laspara.net/
10489,95:03/10/22 02:21 ID:+r/yzUVh
スイマセン89,95同一人物です。
実はあれは某板からのコピペなんですね。
僕も二十台前半です。でもリアルタイムで三島の存在を感じられた世代の三島に
対する感覚、感想って興味深くないですか?確かにあのコピペは隙だらけですが
中々面白かったのでつい。彼の私人としての側面を暴露して、遺した作品を貶めよう
とは僕も思いません。ただこのスレで結構ピュアな書き込みもあったので・・・・
自決前の檄文とか、散々語られているんでしょうけど、演劇的というか喜劇的というか
あまり本気にしないほうがいいと思いました。三島さんもどこまで本気だったのかなぁ
というのもありますし。
105日出づる処の名無し:03/10/22 07:56 ID:1CfHRIjQ
>>103-104

               荒らしの反日糞サヨ

キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!
106日出づる処の名無し:03/10/22 07:57 ID:1CfHRIjQ
気を取り直して。ちょっといいニュース!!



★☆★「鹿鳴館」待望の再演決定!★☆★
<2004年 1月23日(金)〜2月15日(日)>  
三島由紀夫作 山田和也演出
出演:平幹二朗、佐久間良子、近藤正臣、平岳大 他
場所:ル テアトル銀座
前売開始:10月16日(木)
チケットのお問合せ:ポイント東京03−3423−7045
107日出づる処の名無し:03/10/22 08:02 ID:KMmQoyH4
三島さん関連のサイトなら、こんな所が定番だと思います。まだチェック
してませんが、僕の尊敬するスーパーエディター、松岡正剛のサイトにも色々
あるかも知れません。

三島由紀夫倶楽部
http://www.asahi-net.or.jp/~ds8y-tktr/

三島由紀夫サイバーミュージアム
http://www.vill.yamanakako.yamanashi.jp/bungaku/mishima/index.html

三島由紀夫は死なず
http://www.healing.co.jp/mishima/index.htm

三島由紀夫研究会
http://www.nippon-nn.net/mishima/contents/

三島由紀夫をそれなりに考察するHP
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Kenji/9388/

山中剛史氏のサイト
http://www3.tky.3web.ne.jp/%7Etaqueshi/

108日出づる処の名無し:03/10/22 08:26 ID:7XQyN6EI
最近読んだ三島論の中では、出色でした。

出口裕弘・著 『三島由紀夫・昭和の迷宮』
1800円/2002.10.31/新潮社/ISBN:4-10-410203-2

プロローグ 三島邸は、今
  1 『仮面の告白』の自己診断
  2 椿事を待つ人
  3 体内時計のささやき
  4 転生譚に挑む
  5 闘牛と剣
  6 『神州纐纈城』の誘惑
  7 『天人五衰』の悲運
  8 『沈める滝』・女の世界
  9 『鏡子の家』の収から『太陽と鉄』の私へ
  10 『英霊の声』と快活な青年紳士
  11 『葉隠』変相
  12 弔問には赤い薔薇を
  13 西洋、この長き白昼夢
 エピローグ 東京湾岸にて

「波」(2002年11月号)に四方田犬彦氏の書評があります。
下記アドレスで閲覧できます。
http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/410203-2.html
109日出づる処の名無し:03/10/22 08:27 ID:7XQyN6EI
猪瀬の三島論は、三島論の系譜上、大した位置は占めないよ。

それだけのこと。
110日出づる処の名無し:03/10/22 16:20 ID:bNEpylCE
>>104
二重にアホ晒してるな、コイツ。
111日出づる処の名無し:03/10/23 00:22 ID:xuZUAPDl
112日出づる処の名無し:03/10/23 17:20 ID:9Lb3CWUE
>>104
結論は、同時代に生きても現在に生きても、何も影響を受けない香具師がいるということか。
113ななし:03/10/23 21:41 ID:uflPlOUB
>>108
私も出口さんの三島論は関心しました。三島論の出版物はかなり多く
ありますが結構納得いける方ですね。個人的には青海健の三島論が
好きです。思想より言語表層の深さを捉える点がいいですね。
他に何かいい三島論ないかな?

114日出づる処の名無し:03/10/23 23:28 ID:mVbxfU5N
青海健は、『三島由紀夫とニーチェ』青弓社持ってる。
上にもでてた、全共闘の小阪修平の、『非在の海』 河出書房新社は、なかなかよかった。
難しくて内容をまとめられんので、うまく伝えられんでスマン。88年初版だから、古本屋しか手に入らんかも試練。
115日出づる処の名無し:03/10/24 08:10 ID:fL0kSIJS
>>113
青海氏の三島論を知ってるなんて、かなりの通ですね。

出口氏はバタイユの翻訳をしていたし、そういう意味で三島さんが

理解は
116ななし:03/10/24 21:25 ID:i/9eZ95y
>>114
青海健の三島本は「三島由紀夫の帰還」もお勧めです。

三島由紀夫の著作は今でも全集や文庫本で読めるから収集している訳では
ないけど、三島の評論本はその時代に出版されてそれまでというパターンが
多いので結構関心持って収集しています。100冊以上単行本集めましたが、
時代によって論じ方も内容も様々なので興味深いです。

あとお勧めは磯田光一著作集の「三島由紀夫全論考」もなかなかのボリュームが
あって読み応えあります。
117日出づる処の名無し:03/10/24 21:58 ID:IKdUQk9H
三島論を語れるほど評論本読んでないけど、これが面白かったよ

「三島由紀夫」とはなにものだったのか 橋本治・著<新潮社・1800円>
http://www.mainichi.co.jp/life/dokusho/2002/0303/05.html
118114:03/10/25 00:12 ID:O/Ja670/
少し、読みなおして当時感じていたことを書いてみます。
青海健は、『三島由紀夫とニーチェ』で、以下のような二項対立をとりあげています。

 1・芸術家ワーグナーと理想主義者ニーチェ
 2・『中世に於ける一殺人者・・・』での、殺人者(芸術家)と航海者(行動家)、
 3・『豊饒の海』での、本多と清顕・勲

 4・言葉と肉体
 5・文と武
 6・認識と行動
 7・否定と肯定

そして、三島の人生が、これら二項対立の脱構築に挑んだものだ。と書いてあります。
当時の私の三島文学の理解にとても影響を受けました。(この本一冊しか読んでないのですが・・・)

芸術家に憧れた哲学者ニーチェは理想主義者となり、最後は錯乱と狂気に向かい自壊してしまいました。
一方、三島は上記の相反し矛盾する要素を止揚することなく、上記で言えば、右サイドへ深く傾注していき、
自刃という最後を迎えました。

しかし、三島の場合はニーチェと異なり、自己の行動の意味を最後まではっきりと認識したと思います。
ニヒリズムと肉体の老化への恐れも含みながら、『行動』と『自死』という結論を選んだと理解しております。
そして、三島の死は自己認識がある限り、そこには、恣意的な演出が隠されていることも事実だと思うのです。
そういう意味では、三島は最後まで芸術家という側面を捨て切れなかったのかもしれませんね。
三島芸術を理解する者同士でも、自刃に対して肯定否定が生まれるのはそのあたりにあるのでは思うことがあります。

(本を読んでない方にはさっぱりわからん内容ですんません。)
119ななし:03/10/25 07:36 ID:scKZosKI
三島の二項対立は基本テーゼですよね。逆説的な主張はもとより
ですが、個人的にはやはり心証的にはアウフヘーベン(止揚)を
円環(螺旋)的に持っていきたかったように思います。そういう
三島の理想郷を持っていたのではないかな。二項対立を打ち破る
何かを求めて…
120114:03/10/25 11:57 ID:8lH2/cnS
>>119
三島が自分の行動の意味を最後まで認識していたとすれば、
最後の文学作品である豊饒の海はそのテーゼに対する解答があると思います。
1、2巻での本多の位置づけは、美を理解する者、つまり芸術家として描かれていたと思います。
それが、3.4巻にいくにつれて、彼は傍観者から覗き野郎にまで堕ちていき、男として社会的地位も失います。
美を認識し定義つける崇高な役目のはずの本多の地位は次第に転落していき、
3巻・4巻では作品の根幹をなすはずの転生の疑義さえ生じてきて、作品の終末を迎えます。
ワーグナーのリングのように、救済への希望として愛のモチーフが鳴ることもありません。

つい、豊饒の海の本多の位置づけの変化を三島の人生と照らし合わせて考えてしまうのですが、
ニーチェはショーペンパウアーを通して永劫回帰を知り、三島は唯識論を通して仏教の諦念を知った。
そして、豊饒の海を創作したことで三島の芸術家としての円環は閉じられ、本多が最後に出した結論が三島の理会だった。
自分の創造してきた『美』が妄念と空想の産物でしかないという認識、肉体が滅びるとその認識すべてが失われるという事実。

しかし、かれの精神はこれらの結論を受け入れがたかった。皮肉に言えば、精神から生まれた男は、
肉体の限界に支配されることを受け入れることは出来なかったと。
そして、肉体と時間によって制約される精神の限界を超えることは、その限界である『死』を越えること。
『死』の克服とは、『死』をコントロールすること、つまり自死。
自死することによって肉体は滅びても、かれの創造した価値は永遠となる。すくなくとも信じることの価値を見出したのではないか。

別の選択枝として終生芸術作品を創造するという選択もあったかもしれません。
また、自死の方法として、ある種無意味で軽蔑されそうなあのような行動を選択したのは、
意味のないとされる行動であればあるほどその精神性は高まり、肉体を犠牲にすることで、精神の肉体への優位性を勝ち取れる。
ニヒリスト三島にとって、逆にそんな魅力を感じていたのかもしれませんな。 (長くなってすんません)
121ななし:03/10/25 12:49 ID:HOwU8RV8
>>119
芸術家と行動家の間で生き「死」を選択したことは三島にとっては
重い障壁を乗り越えた開放感があったと思います。三島の文学・軌跡は
我々の表層に深みを与えて今も生き続け、天国の三島はさらに価値を
見出そうと豊饒の海をステップにさらに何か模索しているような気がします。
その懐を快く聞いて、三島から新たな我々が生きる芸術感を探さねばという
欲求が沸いてきますね。
死んでいる三島…生きている自分(人間)…
大切なメッセージを現在に残しています。


122日出づる処の名無し:03/10/26 00:00 ID:rlkniULr
三島由紀夫文学館 山中湖フォーラム2003
挑発する三島文学X−三島由紀夫の現代的意味−

三島由紀夫はある意味で、時代の未来を鋭く予見していました。しかし、
三島が生きた時代と現代との間に、大きな時間の隔たりがあるのも事実です。
今ここに生きている私たちに、三島は何を語り、何を訴えかけてくるのか。刺
激的な評論の書き手であり、現代文学の優れた読み手でもある大塚英志氏、
清水良典氏、加藤典洋氏をお招きし、この問題を考えてゆきたいと思います。

日時/2003(平成15)年11月8日(土)〜9日(日)
受付/フォーラム会場/清渓(TEL0555−62−0020)
申込方法/往復はがき、FAX、電子メール(メールアドレス[email protected])に
@住所A氏名B電話、FAX番号C年齢D懇親会参加の有無を明記の上、三島由紀夫文学
館あてにお申し込下さい。
@ フォーラム参加費/2日間1,000円(当日、会場受付にてお支払い下さい)
A 懇親会費/11月8日、大塚英志氏、清水良典氏、加藤典洋氏と一緒に立食をご希望
の方は4,000円(フォーラム参加費1,000円を含む)を当日、 会場受付にてお支払い下
さい。

申込締切/平成15年(2003年)11月4日。受付は先着順とさせていただきます。
申込・問い合せ先/山中湖文学の森・三島由紀夫文学館
〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野506−296 TEL(0555-20-2655) FAX
(0555-20-2656)

宿泊問い合せ先/山中湖観光協会 TEL(0555-62-3100) FAX(0555-62-6181)
http://www.mfi.or.jp/ysa/
■司会 井上隆史(いのうえ・たかし/白百合女子大学助教授)

主催/山中湖文学の森・三島由紀夫文学館
http://www.vill.yamanakako.yamanashi.jp/bungaku/mishima/index.html
123日出づる処の名無し:03/10/26 00:24 ID:qi5NNijc
長文でワケワカメの自己満足レスが多くなったんだね、ここ。
すげーつまんねー。
由紀夫タンはそういうの望んでいないと思うけど、まあいいか。
124日出づる処の名無し:03/10/26 01:52 ID:zZdoXq1o
>>123
勉強して出直してきな、坊主。
125日出づる処の名無し:03/10/26 05:36 ID:KGbiKBkN
>>123
禿同。三島さんが最も嫌いそうな似非インテリ多いなこのスレ。
三島さんも罪だよ、こんな盲目的なバカウヨを大量生産しちゃうんだから
126日出づる処の名無し:03/10/26 06:20 ID:azkKcf+w
>>123
ほんま馬鹿だね。文みただけで何も勉強していない偏向者だね。
盲目ではないよ。三島を乗り越えるのが大切なのさ。
127日出づる処の名無し:03/10/26 09:41 ID:7CS2mEtk
知ったかぶりの評論かもいらん。なんか書いてくれ。スレ停滞。
128色男no、1:03/10/27 00:08 ID:toTv13Zr
こんばんは、みなさん、私が色男です。
三島の文学は母子密着のたおやめぶりの文学であります。元来が官僚制に相容れぬ美意識の持ち主なんですね。
「絹と明察」における父の問題は天皇の問題であります。
死体の偏愛が「死は美に通じる」という金色の死に近い思想であるのかという事ですが、
「ナルシシズム論」で三島はナルシズムは男性に特有の精神的傾向であり、女性には見られないものであると
しているように、美との相関関係において、自らが疎外されているとはどうしても考えられない
パーソナリティーを露見させているという意味において、学術論文というよりは三島という天才の謎を
解明する上で病跡学的研究に一資料を提供するものであると言えます。死体の偏愛をネクロフィリアと
規定するならば、溺愛する側はむしろ死体=美から疎外される側にあるものであり、
ナルシズムの問題が抜け落ちてしまいます。三島は、自らが死体=美として偏愛される為に
「他者」を必要としたのであり、ある種の人にとって彼の自殺が演劇的装置に満ちたパフォーマンスと映るのも、
その為であります。
http://www.laspara.net/
129日出づる処の名無し:03/10/27 05:29 ID:oaT24EzK
なかなか良スレですよ。

>>128はスレに粘着する荒らしなので。無視。

>>122
いま、そのシンポジウムに行くべく色々調整をしています。
130日出づる処の名無し:03/10/27 20:54 ID:anXKOQ/S
ぼくは仕事でイギリスに数年駐在したけど、あちらで三島が取り上げられる時は、必ずホモという側面が強調されてたね。
アングロサクソンの作家にはホモが多いという暗黙の了解があるからだろうねえ。
作品について言えば、ぼくは「花ざかりの森」なんて文学少年の作文で、まったく評価しない。
ああいうのって、ちょっとした文学少年なら書けるんじゃないかな。
学習院の恩師の保護も得られる環境だったしね。
「仮面の告白」も、若い頃はそれなりに読めたけど、あるていど年がいくと、私小説、しかも自分の心情だけをしつこく綿々と書き綴るのなんて、馬鹿馬鹿しくて読めないよね。
「金閣寺」は、読んだ当時は、醜悪なものに対する耽美がうまく書かれてて感心したね。読み返す気にはならないけど。
でもね、それより面白いと思ったのは、当時「中間小説」と呼ばれてた、「沈める滝」とか「永すぎた春」だね。
面白いし、さすがにうまいよね。「中間小説」は変な言葉だけど、「純文学」の作家がエンターテインメント性の高いものを書くときに、こういう呼び名を使ったんだね。
エッセイの類では、「不道徳教育講座」や「作家の日記」は面白かったね。
あんな怜悧なこと書いてる人がああいう死に方するのかねえ。
彼自身、「自分は文弱で軍国主義の時代はまことに軍事教練では教官のおぼえ悪かったが、平和になって兵隊にとられることがないとわかってから、今度はもりもりとからだを鍛え始めた」なんて、冗談半分に書いている。
わかっててやってたんだよねえ。それなのに、とは思うけど、精神科医も自分の精神病はどうにもならないっていうから、彼も結局自分を持て余したのかなあ。
131日出づる処の名無し:03/10/28 00:27 ID:EjJzC4ld
(´・ω・`)ショボーン
132日出づる処の名無し:03/10/28 01:01 ID:kCtTkCwC
>>131

>>130は劣化した煽りなので、ショボーンしないで!!
133日出づる処の名無し:03/10/28 06:08 ID:gt7DKe/g
三島はノーベル賞候補とまで騒がれたんだよね?
それが楯の会で、割腹自殺だからなぁ。

おらはよく知らないけど。
134日出づる処の名無し:03/10/28 07:52 ID:WXXA3mr5
好きな著作が「音楽」と「不道徳教育講座」、「レター教室」の
私はこのスレに居ては駄目でしょうか?
三島氏の死については私の伯父(元自衛官 空挺出身)が
よく残念がっていました。
135日出づる処の名無し:03/10/28 08:36 ID:ukeIqNkH
>>133
「憂国」のような小説を書いているのだから
意外でもなんでもないだろう。
136日出づる処の名無し:03/10/28 09:10 ID:XSMXFJSq
>>134
私も結構その3作品は好きよ。
読んでて疲れない。
一時期、三島の旧作が文庫化されてたけど、最近の若者は三島作品を
読んでるのかな。
137日出づる処の名無し:03/10/31 05:29 ID:it0e5qdu
>>134
(・∀・)イイ!

誰でもそういう小説から好きになるのかも。音楽は、ちょっとエロチックだよね。
138134:03/10/31 07:34 ID:baNKrS7K
>>137
どうも。まぁ書き込みは控えてROMさせてもらいます。
「金閣寺」、「豊饒の海」なども読みましたが、この三つ
を何故か何度も読み返したくなるもので。前レスに書いた
伯父は「国防に理解ある方だったから、先走って死なずに
一般に啓蒙し続けてほしかった」とよく語っております。
139日出づる処の名無し:03/10/31 17:13 ID:/w255lVx
>>138
一粒の麦死なずば・・・・・・・・(´・ω・`)
140日出づる処の名無し:03/10/31 18:47 ID:GpO81J7I
まあさあ、言ってることはわかるし、
三島は優秀な作家だったとも思う。
(「花盛りの森」「仮面の告白」みたいな文学少年の作文は全然だめだが)
だけれども、人間としては最低だよ。
戦時中は、親のこねまで使って、徴兵逃げまくって、
平和になって、絶対に戦争起きないのわかったら、
クーデーターで自衛隊に決起を促すもねえもんだ。
意気地なしだよ。ひ弱なガリ勉お坊っちゃん。
自衛隊が決起して、軍国主義国家になって、戦争にでもなったら、
真っ先に逃げるホモ、ってとこだろうね。
141日出づる処の名無し:03/10/31 19:16 ID:Ze3HIWP4
>>140

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                    >( c´_ゝ`)

142日出づる処の名無し:03/11/02 01:06 ID:+x1qwz/k
26才の男です
「葉隠れ入門」に衝撃受けて三島ファンになりました。
その後小説読み漁るも「仮面の告白」「金閣寺」「豊饒の海」等読みましたが
今ひとつ退屈で印象に残らない。「ああ、いい表現だなあ」と思うことはあっても
心には残りませんでした。つーかストーリーも覚えてないです
その後エッセイに狙い定めて「不道徳教育講座」「レター教室」なんかを読みまして
そこそこは楽しめました。が「葉隠れ入門」程の衝撃受ける作品無いのですわ
こんなセンス無い俺に楽しめそうな三島作品って他にありますかね?
もう無いかな
143日出づる処の名無し:03/11/02 02:34 ID:3fUNmKTm
葉隠入門のどんなところに衝撃を受けたか、
そのへんを書いてくれるとアドバイスができるのだけど。   モウネル (´-ω-`) zzzz
144日出づる処の名無し:03/11/03 22:40 ID:YQKei0SQ
「葉隠入門」より(昭和42年9月1日初版)
現代は、生き延びることに全ての前提がかかっている時代である。平均寿命は史上かつて
ないほどに延び、我々の前には単調な人生のプランが描かれている。青年がいわゆる
マイホーム主義によって自分の小さな巣を見つけることに努力しているうちはまだしも、
いったん巣が見つかると、その先には何もない。あるのはそろばんではじかれた
退職金の金額と、労働ができなくなったときの、静かな退職後の、老後の生活だけである。
このようなイメージは福祉国家の背後には、常に横たわって人々の心を脅かしている。
スカンジナビア諸国において、もはや働く必要が無くなり、老後の心配が無くなって、
社会からただ「休め」と命ぜられている退屈と絶望のあまり、自殺する老人は異常に多く、
また福祉国家として戦後一定の理想的水準に達したイギリスでは、労働意欲が失われ、
それがさらに産業の荒廃にまで結びついている。

このあたりの洞察は秀逸だなあ。シビレます。
145日出づる処の名無し:03/11/04 02:44 ID:Dqc6++L+
>>140
嘘ばっかり書くなよ、低脳ちゃん。
新日本文学の人ですか?(嘲笑
146日出づる処の名無し:03/11/04 02:45 ID:Dqc6++L+
三島由紀夫文学館 山中湖フォーラム2003
挑発する三島文学X−三島由紀夫の現代的意味−

三島由紀夫はある意味で、時代の未来を鋭く予見していました。しかし、
三島が生きた時代と現代との間に、大きな時間の隔たりがあるのも事実です。
今ここに生きている私たちに、三島は何を語り、何を訴えかけてくるのか。刺
激的な評論の書き手であり、現代文学の優れた読み手でもある大塚英志氏、
清水良典氏、加藤典洋氏をお招きし、この問題を考えてゆきたいと思います。

日時/2003(平成15)年11月8日(土)〜9日(日)
受付/フォーラム会場/清渓(TEL0555−62−0020)
申込方法/往復はがき、FAX、電子メール(メールアドレス[email protected])に
@住所A氏名B電話、FAX番号C年齢D懇親会参加の有無を明記の上、三島由紀夫文学
館あてにお申し込下さい。
@ フォーラム参加費/2日間1,000円(当日、会場受付にてお支払い下さい)
A 懇親会費/11月8日、大塚英志氏、清水良典氏、加藤典洋氏と一緒に立食をご希望
の方は4,000円(フォーラム参加費1,000円を含む)を当日、 会場受付にてお支払い下
さい。

申込締切/平成15年(2003年)11月4日。受付は先着順とさせていただきます。
申込・問い合せ先/山中湖文学の森・三島由紀夫文学館
〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野506−296 TEL(0555-20-2655) FAX
(0555-20-2656)

宿泊問い合せ先/山中湖観光協会 TEL(0555-62-3100) FAX(0555-62-6181)
http://www.mfi.or.jp/ysa/
■司会 井上隆史(いのうえ・たかし/白百合女子大学助教授)

主催/山中湖文学の森・三島由紀夫文学館
http://www.vill.yamanakako.yamanashi.jp/bungaku/mishima/index.html

147日出づる処の名無し:03/11/04 02:48 ID:Dqc6++L+
>>146
パネリスト(50音順)
大塚英志(おおつか・えいじ) /まんが原作者・編集者
1958年、東京生れ。筑波大学卒。『漫画ブリッコ』の編集人やまんが誌専門の編集者
を経て、現在にいたる。著書に『多重人格探偵サイコ』『木島日記』『物語消費論』
『戦後まんがの表現空間』『戦後民主主義のリハビリテーション』『江藤淳と少女フ
ェミニズム的戦後』『物語の体操』など。

加藤典洋(かとう・のりひろ) /文芸評論家・明治学院大学教授
1948年、山形県生れ。東京大学文学部仏語仏文学科卒。国立国会図書館勤務をへて現
職。主な著書に『アメリカの影』『日本という身体』『言語表現法講義』(新潮学芸
賞)『敗戦後論』(伊藤整文学賞)『日本の無思想』『戦後的思考』『日本人の自画像』
など。

清水良典(しみず・よしのり) /文芸評論家
1954年生まれ。立命館大学卒。愛知淑徳大学教授。文芸評論や書評の活動と並行し、
万人の創造力を引き出す作文教育に携わってきた。著書に『自分づくりの文章術』
『文学がどうした!?』『最後の文芸時評』『作文する小説家』『虚構の天体 谷崎
潤一郎』など。 
148日出づる処の名無し:03/11/04 02:49 ID:Dqc6++L+
新潮社から出た「文化防衛論」を刊行当時のまま復刊させよう!!


興味ある人はここに投票してください。
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=16815

149日出づる処の名無し:03/11/04 04:41 ID:skELb3VL
>>148
(・∀・)イイ!
150日出づる処の名無し:03/11/04 06:23 ID:TPhSVFKU
>>148
俺も投票するか!

そういえば、シンポジウムの締め切り今日だった。どうしようかな・・・・・
151日出づる処の名無し:03/11/06 15:52 ID:kk6qXogB
152日出づる処の名無し:03/11/06 15:52 ID:AyaRAC+8
若者よ、目を覚ませ、耳を澄ませ。
大人のウソにだまされてはならない
言葉はウソだらけ、現実だけが真実だ
君たちの給与はかすめ取られようとしている

今こそ抵抗する時なのだ
奴隷と言う言葉は使いたくない
囚人とも言いたくはない
では君たちは何者なのだ?

こんな国にしたのは誰だ
税収15年分の借金をつくったのは誰だ
20年も前から予測できた年金の危機を放置してきたのは誰だ
国中をコンクリートで固めたのは誰だ
年金や保険でつくった施設を投げ売りしているのは誰だ
それは自民党だ、それは役人だ
彼らに責任を取らせるのだ

中身の無い改革など改革の名に値しない
拉致被害者家族が帰って来る方法を示せない幹事長
言葉だけが踊り飛び交っているだけだ
自民党を追放しなければ何も変わらない
政治は人気投票ではない

さあ、選挙に行って自分の意思を明らかにするのだ
自分たちの権利を主張せよ!
153日出づる処の名無し:03/11/06 17:27 ID:tXHhH2j0
>>152
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                    >( c´_ゝ`)

154日出づる処の名無し:03/11/07 02:48 ID:XSgPW3RF
極東板、移転記念カキコ!!

三島由紀夫のシンポジウムに行く人、レポートお願いします。
155日出づる処の名無し:03/11/08 00:11 ID:PzdRZv5S
シンポジウムと聞いて、檜俊輔の全集出版記念講演会の客を思い出した。
まぁ・・・マンセーしてきて下さい(藁
156色男no、1:03/11/08 07:23 ID:lv0/WMmI
中上とたけしは、不在の三島をめぐる共犯関係にある、とするのが正しいでしょう。中上は三島の死の年齢と仕事を異常に気にしていた、
というのは柄谷行人など親交あった人々の証言に明らかです。三島の天皇に対するかのように路地を文化起源として小説を書きましたが、
彼自ら自分もある意味、天皇小説を書き続けてきたと、発言しています。パロディー化、矮小化というのは屈折した愛情表現なのかもしれません。
コロッケや清水あきらが美川憲一や村田英雄に対するかのように。神話化された姿には父殺しにも似た脅迫観念を持ち、
彼を笑いに転換する事で限りない慰みが得られる。アンチ巨人もファンのうち、あるいは全共闘は三島ファンを多く含んでいました。
三島のパロディーおよび再来について、三島が果たして文学的に師を必要としたか、あるいは文壇政治的に川端を攻略しておく事に意味があったのか、
などの問題になると思われますが、三島は唯一無二で二つとありえないし、また、必要もないと考える三島絶対主義が一方にあれば、
ナポレオンがヒトラーに反復するようにヘーゲル歴史哲学的に考察するならば重要な事件や人物であるほどに反復するという見方もあります。
再来がありえないから歴史偽造主義的要請からパロディーが捏造されると考えるか、弥勒菩薩よろしく再来がありえるとして、
その真贋論争が問題になってくるという見方もあります。
http://www.laspara.net/



157色男no、1:03/11/08 07:25 ID:lv0/WMmI
楯の会=たけし軍団、三島事件=フライデー事件。大蔵官僚から文学、コメディアンから映画。たけし自身が説明するように既成権威が
あればあるほど奇行や笑いの起爆力が向上するという振り子現象があります。また、吉本隆明、蓮実重彦らは両者の関係性について言及しています。
たけしは本質的には三島と類似点はないと思います。ただ、表層において、それがある訳です。貴種流離というのは三島のキーワードの一つですが、
たけしはその逆ですね。たけし一人ではとうてい三島の不在を埋める事はできませんが、分業化されるマスイメージとしての三島集団の一人であると思われます。
平野にしてもそうですが、マスコミが三島のパロディーや再来を必要としている要素はあるでしょうね。
新潮2000年11月臨時増刊の座談会三島由紀夫不在の三十年で、三島空位の時代に後の人は彼の役割の分業を意識してきたのではないか、と島田雅彦が発言しています。
主体は分身自身にある場合と、マスコミのイメージ操作の意志にある場合とがあります。文学に関しては様々な研究が今もさかんになされつつありますが、
三島の存在論的な意味の読解と他ジャンルへの影響の様相を浮き彫りにする作業を私は問題としており、サブカルチャーにまで及ぶ言及を積極的にしています。
http://www.laspara.net/
158日出づる処の名無し:03/11/08 16:06 ID:eLWZWURJ
(´・ω・`)ショボーン
159日出づる処の名無し:03/11/09 15:18 ID:rUcIToRB



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160日出づる処の名無し:03/11/09 15:19 ID:rUcIToRB
>>156>>157は前スレでも暴れていた荒らしです。

ブラクラのURLを踏まないで、スルーして下さい!!
161【侠】:03/11/10 15:54 ID:y85kAdkH
【侠】  九龍エンタープライズ
任侠グッズ・稼業グッズ 極道グッズなどが入手出来る唯一のサイト!
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162菅谷栄二:03/11/10 22:32 ID:VOIQ6UMC
さてと、今日の日課。
「女は人間じゃなくて家畜だよ。」
「女は人間じゃなくて家畜だよ。」
「女は人間じゃなくて家畜だよ。」
おわり。
163学部生:03/11/11 11:07 ID:qI118/2P
三島由紀夫は人格障害ですた
164日出づる処の名無し:03/11/12 01:53 ID:JTBA8f8t
(´・ω・`)ショボーン
165日出づる処の名無し:03/11/13 02:24 ID:JMUplYCs
文学者って、どんないい人でもどこか崩れたとこがるらしいけど、
三島は、日常生活の上では常識人だったというのが、『五衰の人』に書かれていました。
三島と親交のあったジャーナリストの証言だから、間違いないんじゃないかな。
やっぱ天才だから歪みはあったんだろうけど、作品とくにエッセイ読んで感じるのは、
とにかくまじめな人だなあってこと。

村松剛の評伝はおもしろかった。
自衛隊の幹部が、自衛隊の現状を憂い激しく泣いたとき、三島も涙を堪えられなかったそうです。

166日出づる処の名無し:03/11/13 15:01 ID:616JdrHN
>>165
徳岡氏の指摘は正しいね。三島さんは締め切りを守る希有の物書き。
トーマス・マンの二元論を実践していた人だった。
167日出づる処の名無し:03/11/15 16:56 ID:C5mUbbWV


新潮社から出た「文化防衛論」を刊行当時のまま復刊させよう!!
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168日出づる処の名無し:03/11/15 17:11 ID:4XlytF7k
文化防衛論とか盾の会とかって
三島特有の手の込んだ冗談じゃないかな
あんまり大真面目に受け取るのもどうかと思うけど
169日出づる処の名無し:03/11/15 18:31 ID:5uAq2e7Y
惰性で生きている人間には永遠に理解出来ないだろう。
170日出づる処の名無し:03/11/15 18:41 ID:u9quL/Yl
冗談ってのは言い過ぎだと思うけど
当時の激しい左翼運動の逆をついたんじゃないかな。
171日出づる処の名無し:03/11/15 20:02 ID:ta4Lt2nq
>>170
ゲバ棒・ヘルメット・タオルで覆面・変な書体のプラカード VS 盾の会の規律正しい行動とカッコのイイ制服。

なるほど。 ( ゚д゚)ポカーン
今、盾の会のことだけ考えると、『なぜ?』となるが、
対極にいた変な人たちとの服装や行動との対比も必要だね。
172日出づる処の名無し:03/11/16 02:35 ID:Ewb7gfB6
三島の最後の主張は要するに「自衛隊は自らを否定する憲法を守るのか」
ということだったけど、今になって護憲の社民党、共産党は消えかかってるし
首相も堂々と軍隊である自衛隊を否定する憲法はおかしいと言っている。
三十三年経ってやっと動き出したか。
173日出づる処の名無し:03/11/16 03:05 ID:+NIZu8DZ
憂国忌行く人いるかい?

意外な三島グッズが手に入るときあるからねー。
まえ、「憂国」って毛筆で、三島の書いた色紙のコピー売ってて、思わず買っちゃった。
174日出づる処の名無し:03/11/16 18:04 ID:I6LkIw5n
隣町にリサイクルショップができたらしく、親が行ってきて
小林秀雄編集の「現代日本文学館42 三島由紀夫」を50円で買って来ました。

やたら古い本やけど、まだ読んでない「仮面の告白」やら「憂国」やらが入ってました
中身まで読んでないのですが、巻末の年譜を見たら、昭和四十一年までしか書いてない。
アレ?と思って発行年月日見たら、

昭和41年八月一日 第一刷


なんか、嬉しくなりました。
175日出づる処の名無し:03/11/21 19:47 ID:lfMTMERE
>>173
30年祭の年だっけ?わたすも4000円で買いますた。
176日出づる処の名無し:03/11/21 19:51 ID:2eIKn7YQ
そうそう。
あの色紙は、特別に作ったのかな。あの年に。
ほぼ非売品?だったらうれすい。
177日出づる処の名無し:03/11/21 22:56 ID:/FtCTTyT
近頃政府が具体的に動き出してきたように思います。
やっとひとり立ちできるのでしょうか、この国は。
三島さん、あんたの夢がかなうかもな。
178日出づる処の名無し:03/11/21 22:59 ID:SyVOaWOU
神奈川県高座の台湾人少年工が、今晩の筑紫の番組で取り上げられるそうです。
前のスレッドに、三島の徴用体験の話を紹介したんだけど、
この少年たち、神奈川県高座ってことは、
休み時間に、三島が雨月物語を話して聞かせた子たちが、中にいるかも。


179日出づる処の名無し:03/11/22 06:35 ID:Z5oVm0r6
>>174 その本、欲しいです!!!!!!!


昔、図書館で見た。挿し絵が素晴らしかった記憶がある。「海と夕焼け」も入っているでしょ。
名作の「橋づくし」も収録されているはず。



180日出づる処の名無し:03/11/22 06:37 ID:Z5oVm0r6
>>178
せっかくのいい話しをTBSが滅茶苦茶にしたらしいよ。
反日報道に捏造したらしい。

TBSは低学歴の反日糞サヨだらけだから、三島さんの徴用のこと、
雨月物語を読んで聞かせた事なんて、知ってる分けないよ。
181日出づる処の名無し:03/11/22 09:01 ID:ZHhbFJa8
T豚Sに自爆テロしる!!!
182日出づる処の名無し:03/11/24 03:51 ID:hAP6kvv9
>>178
戦前、台湾から学徒動員で日本に来ていた少年工たちが神奈川の海軍高座工廠で
働いていましたが、三島由紀夫もそこで働いていて、台湾の少年たちにに
「雨月物語」を朗読して聞かせていたというエピソードを読みました。
これは三島さんがどこに書いたものでしょうか?
全く思い出せずに困っています。
先日、TBSのニュース23で台湾からの勤労学徒の物語を歪曲して報道した
ので思い出したんですが、誰か、ぜひ、教えて下さい。
皮肉なことに、TBSの反日歪曲報道で、三島由紀夫のエピソードを思い出し
ました。
183もも:03/11/24 13:38 ID:V/8s7ol6
先週仮面の告白読んだんだけど次に何読めば良いと思う?
分かり易そうな感じの名作紹介して欲しいな
あとあんま漢字読めないからルビふってるやつで
184日出づる処の名無し:03/11/24 14:02 ID:Etqw34EI
金閣寺
185日出づる処の名無し:03/11/25 01:58 ID:cxHNJHMs
>>183
憂国、真夏の死、豊饒の海・・・・・


ああ、今日は11月25日、憂国忌です。
186日出づる処の名無し:03/11/25 02:16 ID:t7hVxhp3
本日、憂国忌が九段会館であるよ。
187陽一:03/11/25 10:08 ID:zK/Wig40
今日僕の誕生日なんですよね
ただそれだけだけど
188日出づる処の名無し:03/11/25 10:28 ID:T5h0CBRN
さてと、今日の日課。
「女は人間じゃなくて家畜だよ。」
「女は人間じゃなくて家畜だよ。」
「女は人間じゃなくて家畜だよ。」
おわり。黙祷・・・。
189日出づる処の名無し:03/11/25 11:46 ID:JhH0HOVR
>>187
命日が誕生日だと、残念だが君は三島の生まれ変わりではない。
190 ◆jUT5cpxiMc :03/11/25 12:38 ID:pXZKdZqH
>>189
小室直樹が以前本書きましたね。1970年11月25日の49日後に生まれた人物が
三島の生まれ変わりだって。おもしろいこと言うなと思いました。
伊沢甲子麿によると11月25日は旧暦になおすと吉田松陰の命日だそうです。
だから三島はこの日を選んだのではないかということでした。
191日出づる処の名無し:03/11/25 12:46 ID:L124YfK7
 ん〜三島由紀夫も団塊世代の右翼版って感じで、団塊世代の特有のあの
厚かましさ、地球背負った気でいるあの習性は、右左関係なく拒否感がある。
192日出づる処の名無し:03/11/25 13:41 ID:JhH0HOVR
左巻きの人は特に地球背負ってるというより、自分中心に地球廻ってるって感じだな。
右の人は死んじゃう人多かったね。野村秋介・・・・あんなことで死ななくてもいいのにさ。
せめて、今のWCなんかで、君が代を歌うスポーツ選手の姿だけでも見せてあげたかったよ。w

団塊の世代は小学校の教室が足りなくて、人数多くて競争社会だったけど、
高度経済成長時代にうまく合致して、やればやっただけ金儲けと出世が転がり込んできた。
上の世代は戦争で死んで人材不足。ある意味いい世の中だったわけだ。
60年代のSFと80年代以降のSF、マンガも小説も映画も描く未来はまったく違っている。
未来像ってのは、その時代の価値観を反映してるから。

鉄腕アトムが生まれた年になっても、なんにも変わってない。
それどころか、そういう未来に希望が持てないだけ、今の方が悲惨だね。
193日出づる処の名無し:03/11/25 13:59 ID:tuGZnnLd
憂い国費あげ
194日出づる処の名無し:03/11/25 17:33 ID:M1Z6JnZd
団塊の世代ではないぞ。
195日出づる処の名無し:03/11/25 22:56 ID:NrTIQ/5W
うん、三島は団塊と違うな。
196名古屋意志の会:03/11/25 22:59 ID:keiUyp8p
大東亜戦争を批判する御仁はそれが侵略戦争だったからという。
だが、侵略して何が悪い。
我々は島国であるにも関わらず、気宇壮大な志で大陸に攻め込んでいった過去を誇らなければならない。
一例が、秀吉の朝鮮出兵。
各地に広がっていた日本人町を思えば、明国まで取らんとしたその野望は決して夢物語ではない。
大東亜戦争の意気と志、今やもう一度である。

  街頭制圧部隊から政策スタッフ,お手伝いの方まで幅広く募集中!

名古屋意志の会
http://k.excite.co.jp/hp/u/ahoyama369/
197191:03/11/25 23:04 ID:Nu872n+C
地球背負った気になって、あーでもない。こーでもない。人にいちいち言うのはやめてくれ。
迷惑極まりない。そんな事は自分で調べて、自分で判断する。
当然、本当の歴史を教えてやるだの言う、馬鹿左翼なんてのも問題外!
198日出づる処の名無し:03/11/25 23:32 ID:vydKzwvV
>>191=>>197
おまえ、何かイヤなことでもあったのか?
見当違いな怒りをこんなところで垂れ流してないで
カノジョでも見つけてつつましく暮らした方がいいぞw
199日出づる処の名無し:03/11/25 23:37 ID:zpzQPlnF
「神風特攻隊をはじめ、先の大戦で亡くなった多くの日本軍人をどうか敬っていただきたい。
 これは私から日本の若者たちへのメッセージです・・・」

東南アジア諸国の中でも「反日的」と思われがちなフィリピンで、こんな考えを持つ人物に出会うとは思わなかった。
 
さらに、私にはディゾン画伯の、「私達フィリピン人は白人支配の犠牲者ですょ」という言葉が耳について離れない。
 
この”疑問符”を取り払ってくれたのは、地元通訳のマリオ・ピネダ氏(73)の証言だった。
 
「かつて日本の統治を受けた台湾や韓国を見てください。立派に経済的な繁栄を遂げているでしょう。
これは日本が統治下で施した”教育”の成果です。・・・・

 ですが、アメリカの統治を受けたフィリピンでは、自分たちでモノを作ることを学ぱせてもらえなかった。
人々は鉛筆すら作ることができなかったのですよ。
 
 アメリカが自分達の作ったものを一方的にフィリピンに売りつけてきたからでした」
200日出づる処の名無し:03/11/25 23:39 ID:zpzQPlnF
東京都出身 慶応大学卒 海軍第十三期飛行科予備学生
第八神風桜花特別攻撃隊神雷部隊攻撃隊
昭和20年5月11日南西諸島洋上にて戦死 23歳

 特攻隊員の中には大変な才能を持った方もおられた。作家三島由紀夫が自殺の一ヶ月前に
江田島の海上自衛隊第一術科学校教育参考館でその遺書を読み、「すごい名文だ。
命がかかっているのだからかなわない。
俺は命をかけて書いていない」と言って、声をあげて泣き出したそうである。
  この遺書は古谷中尉が繰り上げ卒業式の前に書いたものである。

(引用:「いざさらば我はみくにの山桜」)
201日出づる処の名無し:03/11/26 00:34 ID:t4u2jt3r
>>196
そういう観点はよくないよ。結局、その時代との価値観の違いを指摘しないと。
自由、人権、平等、人種差別などの概念は、100年前にどうだったかを。

2植民地時代に現地の人は西欧人に人として扱われなかった。人権だの平等だのあるわきゃない。
幕末期に日本にもその危険が及び、そこで日本は自己改革して立ち上がり独立と自由を守った。
しかし、西欧的な資本主義と私的所有の価値観からすると、アジアに国家として認識出来る国は日本だけ。

今の極東三馬鹿は西欧的価値観からいうと、秩序を保つような国家の存在しない土人の生息する開拓原野でしかないわけ。
唯一独立を維持した日本は西欧の枠組みにしたがって物理的に国家の勢力範囲を拡大して祖国防衛しないと、国民の自由と平和と安寧が保てない。
だから、日本は祖国防衛の防波堤のために野蛮人の住んでいた半島を勢力圏に治めたわけだ。
そして、その一方、国力の伸長と平行して西欧の勢力と戦うために、アジアの人民の覚醒を求めた。 半島を開発し教育を施した。
日本が半島や台湾や東南アジアでやっていたことを5分でも調べりゃ、西欧の、アジア人を人とも思わない植民地支配の実態と日本の善政の違いが判る。
そして、WWTで、空白になったアジアで力を伸ばし、不毛の大地満州を開拓して、五族共和の理想を掲げた満州帝国を建設したわけ。
日中戦争なんてのは、その後、豊かになった満州を狙って共産帝国が戦争を仕掛けただけのことだ。

日本は志半ばに西欧諸国に敗退したが、民族独立の理念と人種・民族平等の理想の実現している過程は、1900年と2000年の世界の地図を比べらば明らかだ。
糞サヨのアホマスコミの日教組史観に毒された捏造歴史なんかに惑わされるな。



202日出づる処の名無し:03/11/26 09:30 ID:+4isc6gM
>2植民地時代に現地の人は西欧人に人として扱われなかった。人権だの平等だのあるわきゃない。
日本の場合、「富国強兵」のスローガンの元
自国民・・・否、自分さえ人間扱いしなくなってしまった。

> 日本が半島や台湾や東南アジアでやっていたことを5分でも調べりゃ、西欧の、アジア人を人とも思わない植民地支配の実態と日本の善政の違いが判る。
日本が劣勢になると西欧諸国よりひどい仕打ちをした例もある。
ベトナム餓死事件が良い例だ。
丸山静雄・『インドシナ物語』
「明号作戦は三つの意味で批判されなければならないと思う。・・・
げんに主として日本軍の軍用米調達によって北ベトナムでは200万人もが
餓死するにいたったのである。
その原因としては、一世紀近いフランスの殖民地支配によって民衆が困窮の
生活を強いられていたことを見落としてはならないだろうし、たまたま
トンキン・デルタを襲った大洪水と、それに続く干ばつや、連合軍の爆撃で
国道一号線が破壊され、コーチシナからトンキン地方への米の輸送が中断された
ことなどもあげられるが、決定的な要因は日本軍の米の調達であった。明らかに
駐屯日本軍の責任だと思う。」

後、満州は日露戦争時イギリス・アメリカから「ロシアから満州の機会平等を守る」という約束で
500万ポンドづつ(当時の国家予算の8年分)借りていたのにもかかわらず
満州の利権を独占したという事実を忘れてはならない。
203日出づる処の名無し:03/11/26 11:09 ID:E3FzaNIr
>>202
>日本の場合、「富国強兵」のスローガンの元、自国民・・・否、自分さえ人間扱いしなくなってしまった。

 具体例があがってないよ。現在の人権の考えで言ってるんじゃないの?

>ベトナム餓死事件が良い例だ。

 こういうのって、ひとつの事件で歴史全体を騙るサヨの人が使う常套手段だね。

 自分らはさんざん、東南アジアを食い物にしてどうしようもない環境をつくっておいて、あとで入ってきた日本が起こした事件で、
 非難する。 人権もなく、子供の人身売買ば平気で行われている国で、日本人観光客の売春を非難するのと同じだわさ。

>後、満州は日露戦争時イギリス・アメリカ・・・・・・

利権の独占という非難は主観的判断でしかないわ。自分達が負けてりゃ不平等ってなん癖つけてるだけのこと。アホクサ。



204日出づる処の名無し:03/11/26 14:54 ID:lWxrPe7w
>>203
>  具体例があがってないよ。現在の人権の考えで言ってるんじゃないの?
倫理と道徳の区別付きますか?
現在の人権の考え方ってなんですか?
道徳的には言えば時と状況に応じて良かったリ悪かったりするけど
倫理は客観的な絶対基準で時代が変わっても不変ですよ。

三島由紀夫が1970年前後にあれ程苛立っていたのは
現代の日本に天皇の様な倫理が作動する装置が無いからで
そんな時に倫理、倫理と言ったって簡単にそれに基づいて
人々がモノを考える訳が無い訳だからです。
だから>現在の人権の考えで言ってるんじゃないの?
なんて勘違いした事を言い出す奴が後をたたなくなる訳。
205日出づる処の名無し:03/11/26 14:57 ID:SU/NOyoE
>>203
>こういうのって、ひとつの事件で歴史全体を騙るサヨの人が使う常套手段だね。

まだまだあるぞ
日本軍による占領によって、東南アジアと外部地域との交易関係は断たれ、
また東南アジア内の交易関係も寸断された。
日本にはこれらの地域の産物をすべて引き受け、またこれらの地域で必要な工業製品を供給する力はなかった。
日本国内でも日中戦争開始以来、物資不足が深刻化し、食糧や衣類などの配給制、
切符制が実施されるようになっていた。軍需生産のために、
国民にとって必要な物資さえも満足に供給できなくなっていたのであり、
広大な「大東亜共栄圏」に工業製品を供給することははじめから不可能であった。

ハゴム、砂糖、コーヒーなどの輸出品は輸出先を失い、そこで働いていた労働者は職を失った。
必要な工業製品は入ってこなくなった。
そのうえ日本軍は「現地自活」方針をとって駐留する日本軍に必要な食糧や物資を現地調達したために物不足は深刻になり、
軍票の乱発とあわさってひどいインフレに陥った。

日本は1943年後半よりこの地域で必要な工業製品を地元で生産する方針に転換したがうまくいかなかった。
食糧を輸入に頼っていたマラヤ、フィリピンなどでは食糧自給のために商品作物から米やとうもろこしへの転換が図られたが、
日本軍に食糧を供出させられたこともあり、深刻な食糧不足に陥った。
食糧の多くを輸入に頼っていたマラヤでは人々はさつまいもやタピオカを作った。
タピオカはキャッサバから作ったでんぷんであり、
マレーシアでは日本占領時代が食糧難の時代であったことから「タピオカ時代」と呼んでいる。

ハ日本軍の占領地域ではないが、インド東部のベンガル地方で1943年末から44年にかけて大飢饉が発生し、
約150万人(一説によると約350万人)が餓死した。
これはビルマが日本軍によって占領されたことによって米の輸入が途絶えたこと、
日本軍のインド侵攻(44年3月よりインパール作戦開始)にあたって、
英軍が牛車や小船などの輸送手段を徴発する一方で食糧輸送の手だてを行なわなかったことなどによる。
206日出づる処の名無し:03/11/26 15:05 ID:uYkQ8Ad5
>>203
>人権もなく、子供の人身売買ば平気で行われている国で、日本人観光客の売春を非難するのと同じだわさ。

これは他国の事を一方的に非難出来ない。
一九八九年の子どもの権利条約の国連総会採択を機に、
子供の権利を守るという観点から、幾つかの国で不十分な、
子供の性にかかわるさまざまな権利の保護に関する法的な施策を整えてほしい、
そういう国連からの要請というか期待に対して、
先進国の中で日本だけがそのような趣旨に沿う法整備を行ってこなかったために、
一九九六年の通称ストックホルム会議で日本が非常に強く批判され、
国会議員の方々が大恥をかくという事件があった。

それを機に、児童買春・児童ポルノを防止する法案をつくらなければいけないということになったが、
そのような法案作成プロセスで、なぜかこれが援助交際禁止法案の趣旨に変わってしまい
国外犯を捕らえると言う本来の大切な部分が無くなってしまった。
207日出づる処の名無し:03/11/26 18:26 ID:qnk+Y1eT
>>205
いくら出したって一緒だって言ってるのに。

>>206

問題をすり替えてるよ。
208日出づる処の名無し:03/11/26 22:49 ID:dkh9ryeO
まぁ「現在の人権の考え」なんてものにせよ、普遍的な真理でも何でもないわけでね。
近代の生んだ妄想という可能性だってある罠。

>>204
>道徳的には言えば時と状況に応じて良かったリ悪かったりするけど
倫理は客観的な絶対基準で時代が変わっても不変ですよ。

その通りだね。で、日本の場合はそれが「天皇」(に象徴される国体、国柄、民族性)なわけだ。
天皇を悪し様に罵る糞サヨは、2600年に及ぶ日本の歴史の中では
ごく最近の5、60年にしか存在しない、極めて異常、かつ異例な存在ってことだね。
人権なんて曖昧でいい加減なものより「天皇」こそが日本の倫理だよ。
209日出づる処の名無し:03/11/27 00:32 ID:HrtQWpjv
ところで、今年の憂国忌に行った人はいますか?
感想など書いてくれたら有難い。
210名古屋意志の会:03/11/27 01:10 ID:2e3FJ3CM
 本日のメルマガより
平成の一桁頃、私は三島の慰霊祭に参列していた。
凛烈な遺書に涙し、誰が後に続くのかと嘆いていた。
その後ある雑誌で突撃隊を知った。そして現在に至る。
今だに三島精神継承する方々の末席に居る自身に、驚き戸惑う私である。
奉る事もさておき、その精神は運動により躍動を始めるのだ。
運動に遅いも早いも時期等ない。もの足りないなら、訪ねて欲しい。我らは待っている。

  街頭制圧部隊から政策スタッフ,お手伝いの方まで幅広く募集中

名古屋意志の会
http://k.excite.co.jp/hp/u/ahoyama369/
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24時間365日が闘争である!
祖国の大義のために生き,死のうとする憂国青年は参集せよ!
211日出づる処の名無し:03/11/27 03:50 ID:YHZ+q0PT
>>207
> >>205
> いくら出したって一緒だって言ってるのに。
日本が劣勢になると西欧諸国よりひどい仕打ちをした例もある
という話だから問題ない。
それに対して
>こういうのって、ひとつの事件で歴史全体を騙るサヨの人が使う常套手段だね。
という返答が既にずれている。
212日出づる処の名無し:03/11/27 03:54 ID:b+e237zN
>>211
>日本が劣勢になると西欧諸国よりひどい仕打ちをした例もある
つまり平時の植民地支配と戦時の支配地行政に差があってはいけないと?
213日出づる処の名無し:03/11/27 04:03 ID:P8VLaWAD
>>212
それぐらい差がないと反日妄想は成り立たない。
214日出づる処の名無し:03/11/27 04:48 ID:bf7WQDmg
>>201
> 日本が半島や台湾や東南アジアでやっていたことを5分でも調べりゃ、西欧の、アジア人を人とも思わない植民地支配の実態と日本の善政の違いが判る。
に対する答えで反日妄想でもなんでもない。
215日出づる処の名無し:03/11/27 07:50 ID:qXfzYyxg
>>191は間違いなく知障。消えろ!!!幼稚園児は(ゲラゲラ
216日出づる処の名無し:03/11/27 07:54 ID:qXfzYyxg
下らない馬鹿サヨコピペの厨も、消えろ!!
217日出づる処の名無し:03/11/28 10:02 ID:1y35veb1
>>208
> その通りだね。で、日本の場合はそれが「天皇」(に象徴される国体、国柄、民族性)なわけだ。
それも倫理宗教のキリスト教をまねて浅見絅斎の『靖献遺言』と栗山潜鋒の『保建大記』
なんかを基に伊藤博文が作った妄想。

人間の持つ愛情や感性から来る倫理感を元に「現在の人権の考え」がある訳で
こっちの方が真理に近かったりする罠。
218映画板からコピペ:03/11/28 10:58 ID:5gUemRyR
743 名前:名無シネマ@上映中[] 投稿日:03/11/28 08:39 ID:2rcdPB0r
>>717
お疲れ様でした。いい仕事してますね。こういうの読みたかったです。
今夜の筑紫哲也NEWS23にトム出るらしいよ。
日本公式にこういうメディア情報欲しいな。

744 名前:名無シネマ@上映中[] 投稿日:03/11/28 10:25 ID:rstx/cMw
>>743
うわぁああああぁああああああ!!!!!!!!!!!!!!!
ネタじゃないでしょ?
筑紫にだけはこの映画を語って欲しくない。つーか、語る資格なんか無い。
無礼者!!畜死よ、日本に近づくな!!!!

745 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:03/11/28 10:32 ID:G6aiyJq/
>>743
イヤァァァァァ ヤメテェェェェェ!

746 名前:名無シネマ@上映中[] 投稿日:03/11/28 10:32 ID:iKZd50im
筑紫だったらマジでこの映画と反グローバリズムを結びつけて反米話に繋げそうだな

747 名前:名無シネマ@上映中[] 投稿日:03/11/28 10:41 ID:rstx/cMw
>>746
滅茶苦茶なことを言いそうだ。
反グローバリズムはいいんだけど、馬鹿サヨで糞サヨだから、反日と
どう繋げるかが、畜死のテクニック。
自衛隊にイラク派兵反対にどう、ヤツが結びつけるか???
強烈な電波が発信されそう。結局、褒めないのか?褒めるのか?
畜死の脳内変換が見所だね。w
219日出づる処の名無し:03/11/28 10:59 ID:5gUemRyR
ところで、憂国忌へ行った方がいたら、感想キボンヌ!!
仕事を抜けられなく行けなかったので。。。
220日出づる処の名無し:03/11/28 20:14 ID:IhCHXH+D
>>214
意味わからん。日本語知らん人?
221日出づる処の名無し:03/11/29 00:43 ID:xkIamMZY
三島由紀夫ってホントに天才だね。
いちに冊しか読んでない俺が言うのもなんだけどw
悉く言ってることがあってる
222日出づる処の名無し:03/11/30 03:18 ID:Vc3X/NbA
>>217
>人間の持つ愛情や感性から来る倫理感を元に「現在の人権の考え」がある訳で
こっちの方が真理に近かったりする罠。

それこそあんたの妄想だろ。
日本には古来から人情とか義理とか忠義という観念はあっても人権などという観念は無かった。
人権などという妙な概念が、日本古来のよき伝統、風習をどれだけ汚してきたか、考えてみろ。
223日出づる処の名無し:03/11/30 04:50 ID:ZiHIOJ4z
サド侯爵夫人を先日読んで、この人は日本語の天才だと思った。
将来間違いなく更に高い評価を獲得しているだろうね、三島は。
この戯曲の翻訳が海外でもよく上演されるそうだけど、日本語
が一番でしょ、やはり。
1925生まれだから、生きていれば今年で78歳か。俺が生まれる
10年前に亡くなった人だけど、2003年の日本社会を目にしたら、
何と言うだろうか、などと思うこともある。

俺は来年から会社員になるので、自分のためそして日本のために
働きまくるつもりだぜ。そしてなにより、三島の著作を文庫から
ハードカバーへ買い換えるつもりだ。
224日出づる処の名無し:03/11/30 04:57 ID:LV+D2MR6
人権=強姦殺人者の命を守り、殺された女の子の名誉を踏みにじる思想
人情=強姦殺人者に天誅を下し、殺された女の子を悼み名誉を守る思想
225日出づる処の名無し:03/11/30 11:27 ID:thJ0KkHB
>>222
禿同。
「人権」っていう定義は、資本主義社会の私的所有の概念を補完し、正当化するためのご都合主義的な臭いがするんだよね。
そういう経済社会の要請で出来た概念だから、効率良くても、「心」がない。
>>224氏が例えている微妙な違い、w っていうあたりなんだけど、
仏作って魂入れずじゃないが、「人権」って、その出自からして、魂が入ってない概念だね。

個と他者の区別が、幼児やサルが、感覚で自分のまわりと自分の存在を認識するための第一歩だというなら、
それはそれで、意義を認めるが、古来の日本社会の精神文化の成熟度をみれば、人権などという不明瞭で幼稚な方便に振り回される必要なしだな。

西洋から入ってきたから、新しいとか、進んでいるとかってのが、妄想にしかすぎんよ。
人権って言ってる時点で、自己の存在をひとりの肉体の辺縁に限定した、とても陳腐な発想でしかない。
奴らにとっては、偉大な発想の一歩なのかもしれんがね。


226上のつづき:03/11/30 11:35 ID:thJ0KkHB
人権ってのは、あなたの人権、私の人権っていう風に、個人を区別する。

男女同権なんてのは、女性のことを男が何も考えてない、ただ虐げて搾取する対象としか考えてないって発想なのよ。
とても、日本の思想とはなじまないよ。日本人は他者の幸せも、個人の幸せもその区別はない。すべて自分の幸せとしてとられらる。
意識の及ぶ範囲が個人の肉体の枠を超えてるんだよ。
人権が、人間の意識を個人の領域に限定して個人の集まりとして社会をとらえ、そこから平等思想やらが生まれる限り、自ずと限界がある。




227日出づる処の名無し:03/11/30 15:34 ID:5p5byEPA
今夜のNHKアーカイブズ見れ。
三島が見られるぞ!
228日出づる処の名無し:03/11/30 18:24 ID:6CQNzy3w
今日のアーカイブスはたしか三島と川端と伊藤整の鼎談だね。楽しみ。
229日出づる処の名無し:03/11/30 20:45 ID:ttblvdDh
23時45分頃かな。
230三島由紀夫が今夜蘇る!!:03/11/30 21:42 ID:BHyXrdoD
>>227>>228>>229

キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!

キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!


                  生三島由紀夫が、
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!

今夜11:10からのNHKアーカイブスの第2部「川端康成氏を囲んで」に
三島由紀夫が出演!!!!!!

68年の番組だから、川端康成がノーベル文学賞を受賞したときの
特別番組だと思う。この頃、三島由紀夫はすでに「文化防衛論」を
中央公論に発表した後だ。
231日出づる処の名無し:03/11/30 23:17 ID:nMS4yr7I
                 生三島由紀夫が
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!


キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!

今夜11:10からのNHKアーカイブスの第2部「川端康成氏を囲んで」に
三島由紀夫が出演!!!!!!

68年の番組だから、川端康成がノーベル文学賞を受賞したときの
特別番組だと思う。この頃、三島由紀夫はすでに「文化防衛論」を
中央公論に発表した後だ。
232日出づる処の名無し:03/12/01 00:24 ID:Y+Qc32JV
NHKに三島由紀夫

NHK総合を常に実況し続ける三島由紀夫 4835
http://live6.2ch.net/test/read.cgi/livenhk/1070203977/ 
233日出づる処の名無し:03/12/01 00:52 ID:eGtmyhU9
三島かっこいいな。

意識過剰だね。無意識過剰じゃなくて。w
234日出づる処の名無し:03/12/01 01:01 ID:v5iTOGCL
川端さんなんだか挙動不審だったな。
235日出づる処の名無し:03/12/01 01:15 ID:RsQwK754
三島さん、言い淀むということが全くないね。
声のトーンも高いとも低いともいえない独特のもの。
実に印象的だ。

236日出づる処の名無し:03/12/01 01:31 ID:r+z6sipd
このスレ見てたお蔭で三島を録画できた。
ありがとう、教えてくれた諸君!!(新聞とってないので知らなかった)
237日出づる処の名無し:03/12/01 01:52 ID:t36d2s0z
>>236
新聞をとらないあなたはネットでテレビ番組欄とニュースをチェックして、
あとは、ここを嫁。http://f3.aaacafe.ne.jp/~asapy/  (・∀・)
238日出づる処の名無し:03/12/01 02:27 ID:+ujrdB6/
うわああ、見逃したあ
再放送はありますか???

239日出づる処の名無し:03/12/01 05:20 ID:RsQwK754
三島さんは戦後の文壇にデビューする際に川端さんにお世話になった。いわば三島さんの師匠格。
川端さんは『豊饒の海』を読んで、『源氏物語』以来の傑作と絶賛している。
前年には、三島さんがノーベル文学賞候補だったが、文学以外の活動が災いして惜しくも受賞を逃している。・・・
そのあたりの知識があるだけで、三島さんの内心複雑な心境、川端さんの三島さんをいたわるまなざし、
あの鼎談はもっとおもしろく見れるぞ。

240日出づる処の名無し:03/12/01 05:48 ID:RvbHomaI
三島由紀夫、凄すぎ!!

35年前の映像だよ!!言葉遣い、頭の回転の早さ、身のこなし、
現代的だ。話しの切り口、テーマ設定、問題意識、全く古くない。
21世紀の平成15年の録画といってもおかしくない。
時間を超越した、本物の神を見たような気がした!!!!!!

凄すぎでした。


なんでこんな天才が死んじゃったのか!!!!!!!
憲法改正しろ!!
241日出づる処の名無し:03/12/01 11:28 ID:vF+huYkg
>>222

> 人権などという妙な概念が、日本古来のよき伝統、風習をどれだけ汚してきたか、考えてみろ。

それは伝統も三島も否定することになるな。
「天皇の赤子」「一君万民」というのは万人が天皇の赤子だから皆平等であると言った物で
これが人権の根拠と動機付けなっているのに天皇制を否定したらもとの木阿弥なんで
三島は天皇制を復活するベきだと訴えたんだけど・・・

国粋主義とは広辞苑によると
『自国の歴史、文化、政治を貫く民族性や国体の優秀性を主張し、民族固有
の長所や美質と見なされるものの維持をはかる思潮や運動。』
とある。
つまり、伝統的な価値観を大切にしようといった考えであり
日本がキリスト教圏の概念を取り入れ民主主義、個人主義となって近代化するからこそ
自国の歴史、文化、政治を貫く民族性が伝統となる訳で
純粋な日本固有の伝統的価値観の中で生きる人間にとっては
そんなモノは当たり前の常識な訳で大切にしようなんて微塵も思わないし
伝統としても意識しない。

最近のウヨクや保守なんて言う奴らはその辺がよくわかっていない。
「個人主義 対 共同体主義」、とか「近代化 対 伝統」と考えている所がイタイ。
242:03/12/01 12:35 ID:YDqmsB9Z
?×?=?
243Go East:03/12/01 18:41 ID:WJHPJbJ0
このスレには、語り馬鹿がいるようだ。
244日出づる処の名無し:03/12/01 21:45 ID:zN15rXze
うん。ときどき出てくる。 きっと昔の左翼系の人だと思うよ。

ウヨクとわざわざカタカナで書いてるところが笑えるよね。
245日出づる処の名無し:03/12/02 03:42 ID:cuzn6tEJ
>>241
まあ、おまえが三島をろくすっぽ読んでもいない(か、読んでも全く理解していない)ことはよく分った。
もうここには来なくていいよ。無意味な長文は迷惑だからw
246日出づる処の名無し:03/12/02 12:25 ID:gV7zamEd
近代化あっての伝統ってのは戦前の日本ロマン派の思想だと何かで読んだな。
247日出づる処の名無し:03/12/03 02:19 ID:sWIC9gFu
まあ、餅ついて、三島さんの作品でもじっくり読め。
248日出づる処の名無し:03/12/03 03:17 ID:XMqmM4oB
このスレって作品の内容についての議論がされたことってある?
249日出づる処の名無し:03/12/03 05:12 ID:Og2Frpjm
>>248
前スレで何度もあるよ。
250日出づる処の名無し:03/12/03 05:19 ID:Og2Frpjm
いま、TBSで「ラストサムライ」のLAでのプレミアのニュースが流れた!!!

ザマー見ろ!!この映画の世界的成功は三島由紀夫も願っているぞ!!
TBSは東大全狂頭との録画を持っているんだから、検証番組のオマケに
特番で放送しろ!!
251日出づる処の名無し:03/12/03 05:27 ID:WGs8cwY1
58 名前: [] 投稿日:03/12/01 13:28 ID:TINTD1Cw
>>55
剣道日本5月号のコーナー、韓国剣道便り(文 イ・キョンヨプ)より本文を引用

前略
日本人は、剣道は日本だけで発達したと考えているようだ。
しかし韓国では、「スポーツ剣道は日本人が始めたが剣道の本流は韓国である。」
という考えが一般的であるのをご存知であろうか?
韓国が剣道の本流と聞いて、日本人はふざけるな!と怒るかもしれない。
しかし韓国では、昇級審査や昇段審査に日本剣道型のみならず本国剣法の型が
課されているのである。
本国剣法は三国時代の剣道で、現存する世界最古の剣法と韓国では信じられている。
韓国剣道の歴史についてはいずれ詳説しようと思う。

剣道日本6月号のコーナー、韓国剣道便り(文 イ・キョンヨプ)より本文を引用

さて、韓国では今年から、公式な試合での正規袴は韓国袴のみと決められた。
腰板のある日本式袴を履くと失格負けになる。
実際に今年、全国剣道大会で本韓国強化選手が失格負けになったこともあった。

でも啓蒙だけじゃダメよ、抗議できる機会があればキッチリ抗議しないとダメよ
252日出づる処の名無し:03/12/03 16:33 ID:zMy5+nah
小杉英了『三島由紀夫論』はとてもよかった
やっぱシュタイナーを理解している人はレベルが高いね
253日出づる処の名無し:03/12/04 01:00 ID:L2sukq5z
ウラリンダ年代記のことか?
254日出づる処の名無し:03/12/04 05:59 ID:ZpvWuX4L
>>252
あ、その三島論知りません。出版社を教えて下さい。
シュタイナーと三島由紀夫は反近代という共通性がありますね。

ただ、シュタイナーは難解です。w
255あぼーん:あぼーん
あぼーん
256日出づる処の名無し:03/12/05 16:46 ID:y1oZAHv0
占領憲法を解体し、日本が核武装しなければ日米安保は解消しない。
そんな当たり前のことは中学生でも解るよ。日米安保は占領憲法の表裏の関係
のものでセットになっている。三島由紀夫も指摘していた。

今月号の諸君2月号に面白い特集があったので読んで欲しい。中学生でも
理解できた。
占領軍の洗脳工作の特集です。これを読んで思ったのは、アメリカの日本の
占領政策の大きな柱が検閲と世論誘導であって、その洗脳工作の中で日本
国憲法が作られ、東京裁判が行われたこと。
で、今もそれは続いている。アメリカは日本を監視している。石原慎太郎が何を言い
出すか分からないから(藁)って、山本さんは話している。w

●二つの占領──狼のイラク、羊の日本
保坂正康(評論家)
山本武利(早稲田大学教授・20世紀メディア研究所代表)

イラクに手間取る米国が日本占領に成功した秘密を、プランゲ文庫の資料と歴史証言
に探る
〈付〉GHQの郵便検閲を振り返って横山陽子さんに聞く[インタビュー・構成]西村幸祐

http://202.32.189.64/mag/shokun/index.htm
 
257日出づる処の名無し:03/12/05 23:15 ID:yMe5dk2O
>>256
そのへんのことをしっかり勉強したら、日本の歴史や戦争の解釈は変わるんだけどね。

War Guilt Information Program 関連のHPをちと紹介
http://www003.upp.so-net.ne.jp/DPHW/war/index.html
http://members.at.infoseek.co.jp/WGIP/file/index_2.html
258日出づる処の名無し:03/12/06 02:13 ID:6HkdkKxh
まずは江藤淳の「閉ざされた言語空間」読め。文春文庫
259日出づる処の名無し:03/12/06 05:18 ID:FM+tInnO
>>258
江藤淳は、三島由紀夫が死んだときの批評が最悪だった。
まるで福田和也のようだ。(藁

で、小林秀雄に怒られて、晩年にいい仕事を残した。
三島由紀夫の死が、江藤に占領軍の検閲の仕事をさせたのかも知れない。
260日出づる処の名無し:03/12/07 03:12 ID:XgSli3t7
中曽根も石原も三島の自殺にたいして糞味噌に言っていた。
261日出づる処の名無し:03/12/07 06:36 ID:sxD5LM1k
>>260
佐藤栄作もそうだよ。「気が違ったとしか思えない」と佐藤が言ったんだよね。

政治家は糞だな。
262日出づる処の名無し:03/12/08 17:07 ID:yfSlPxCu
>>261
そういうな。政治家は現実と戦わねばならんのだから。
世論と愚民の蒙昧と闘い、理想のためには手も汚し、妥協もする。それが政治家。
現実社会で戦う者も、短く強烈な人生を送り後世にその思想や生き様が残る者も、その価値は変わらんよ。

吉田松陰や、西郷南洲のことは今でも語られるが、
実際の日本の近代化の基礎を作った大久保利通、伊藤博文、大村益次郎などは取り上げらることは少ない。
彼らも命を賭して戦ったもんだよ。最後は知ってるだろ?

生き続け、何かを成し遂げるのは大変なこと。それもわかってやれ。
佐藤栄作も、中曽根も、石原も、三島を偉大な思想家だと評価してるからこそ、生きて言葉を残してもらいたかったのだよ。
まず、現実社会と対峙する。その立場をとるのが現実を生きる政治家。だから自死したものには辛らつな言葉をぶつけてしまうのだよ。  



 
263日出づる処の名無し:03/12/08 19:38 ID:A0KuBaxo
>>262
政治家は芸術家ではないから、現実と対峙しなくてはならない、という点は同意。
だが、戦後の日本の政治家は果たして現実と戦ったといえるだろうか?
むしろその逆で、戦後政治はひたすら現実と妥協するか、現実から逃避していただけではないのか。
そのツケが今になってどんどん出て来ている。
「諸君ら自衛隊に指令を出すのは、日本政府ではないのだ」とあの時すでに警告していた三島の言葉は、いまだに生きているよ。
これ一つとってみても、大久保や伊藤の名と、戦後政治家の名を同一に並べるのは甚だしく無理がある、と俺は思う。
そもそも、三島ほどの天才作家が命を賭してまでうったえようとしていたことを、政治家はただ「狂気」の一言で片付けてしまった。
これ1つとってみても、戦後日本の精神の空洞化を象徴している。
「狂気」と片付けることが、仮に本音ではなく大衆に配慮したものだったとしても、
それが現実に有効だったとはとても思えない。
ましてや、三島を糞味噌に罵ることが政治的に有効であったとも必要であったとも全然思えない。
264262:03/12/09 01:33 ID:z3W11UUQ
俺の考えも君と同じだけど、政治家の行動は国民のレベルの範囲から逸脱することはないんだよ。民主主義国家では。
戦後の政治家の行動が偉大な明治の元勲と比較にならないのは承知の上。
しかし、佐藤栄作の兄貴がどうなった? 日本の国民のレベルはしょせんあの程度なんだよ。
戦後の国民の意識が糞な限り、政治家は国民のレベルにあった行動しかとれない。
絶対権力を掌握してた明治の元勲とはその立場が違う。

戦後、下らん植民地発言や、教科書発言でマスコミに叩かれた辞職して逝った政治家は数知れず。
そんな中で、少しでも日本を良くしようとしてるだけ、改憲を主張するだけ自民党の議員は野党のアホよりも数万倍ましだよ。
戦後の自民党政治家の評価を明治の元勲と比較するのは無理なはなしだよ。
アホ国民のレベルで理解できる中で、最大限の努力をしてたんだよ。すくなくとも佐藤栄作や中曽根はね。
だから、国民の意識を変えうる力を持つ可能性をもった思想家の三島が死んで語るよりも、生きたままでもっと国民に語ってもらいたかったんだよ。

政治家が現実逃避???? 戦後の日本精神の空洞化??? 
そんなカッコのいい言葉よりも、自国の国民が基地外テロ国家に拉致監禁されても、
100万人集会さえおきない日本国民のレベルの低さとアホさ加減をもっと批判しなよ。
政治家のレベルの低さは国民のレベルの低さでしかないんだよ。

イラクに派遣した自衛隊員に被害がでたとき、アホ管とアホマスコミが政府批判の大合唱をするだろう。
そのときに国民のアホさ加減にあきれて、小泉総理が政権を投げ出さないことを祈るよ。
265日出づる処の名無し:03/12/09 05:50 ID:c4PTDzSs
>>263>>264

あなたたちの論争は、まじで興味深い。僕もずうっとこのテーマを考えていた。
今、話題になっている「ラストサムライ」のことも考えた。
政治家が現実的な対応が必須なのは当然としても、やっぱり、三島さんが
死んだときの政治家の発言はアメリカに従属する意思表明にしかならなかった。
>>263さんの意見の方に賛成です。

日本にとって、占領空間からの脱出が最も革命的な事であるのは自明であり、
佐藤、中曽根はやはり保守政治家に過ぎない。
変革、革命は、吉田松陰と三島由紀夫の系譜からしか生まれないだろうと思う。
で、そろそろ、そういう時期じゃないでしょうか?
と、思います。

266262:03/12/09 17:09 ID:328LQoPt
>>265
判ってないよ。松陰の革命を実行したのは、高杉、木戸、西郷なんだよ。そして、国家の基礎を作ったのは、大久保と伊藤。
思想的な純粋度ははるかに下がっていると嘆きたいだろうけど、あなたのいうように『そういう時期』がきたというなら、
今後の戦略は、現実的な対応と作戦。汚かろうが、ずるかろうが、暗殺しようが、勝てば官軍なんだよ。

革命思想の源泉は松陰や三島から生まれても、革命を実行に移す行動はそこから生まれない。
現在は情報化がすすんだ表向き民主主義社会の議会制民主主義。クーデターも暗殺も許されないなら、
有効な世論形成しか方策はない。そのためにはどんな汚いスキャンダルをでっちあげようが、敵を追い落とすことが必要なんだよ。
今が『その時』きならば。松陰や三島の純粋さを学ぶところから、一歩でろ。現実の政治家が全部糞でも、非常に臭い糞と我慢できる糞がある。
そして、舐めてもいいような自分の子供の糞だってあるだろう。
思想の純度と平行して現実の政治でどうするかを考えれ。俺はそう言ってるだけよ。

中曽根や佐藤が糞だって発想をすてろ。現実で政治を担える立場で誰を選ぶか、それとも自分がやるか、その選択枝ししかないんだよ。
戦後の政治史のなかで、アホ社会党とそれを支ええるアホマスコミがいるなかで、中曽根、佐藤、岸なんかは、よくやったよ。
揚げ足とって、欠点見つけて無責任に批判するのは、糞サヨの常套手段だぞ。

日本は敗戦によって経済と食料と外交と軍事と情報を米に握られているだよ。
その中で、少しでもよくやってる奴は評価しろ。絶望から涙をぬぐって考えれば、中曽根や佐藤は戦後日本では偉大な政治家だよ。

だから、もっと自民党と小泉をささえるだよ。それしか日本を救う道はない。
267263:03/12/09 20:46 ID:w1ku4VMa
>>264
どうも誤解を招く表現だったかもしれんが、俺だって戦後の政治家すべてがクズだなんて言ってやしない。そこまで傲慢なことを言ったつもりはないよ。
ましてや、この日本国の情けない現実の全ての責任を、どこぞの新聞みたいに、自分や一般的な民度の低さを棚に上げて、第一線で努力している政治家に押し付けて非難するつもりも毛頭無い。
ただ、たとえどんなに立派な政治家であっても、三島の死をあげつらったり、糞味噌に言う資格が生じるとはとても思えないってことを言いたかっただけでね。
ちなみに、俺は石原慎太郎は好きな政治家だけど、その石原にしたって三島の死をボロクソに言っていいことにはならんだろうし、何よりもそれは礼節に反していると思うよ。
中曽根や佐藤にしたって、政治家としての立場上、本音がいえなかったというなら、軽々しく非難などせず、それについては沈黙を守ったって良かったわけでしょ。

>政治家が現実逃避???? 戦後の日本精神の空洞化???そんなカッコのいい言葉よりも、

は?かっこいい言葉か?きわめて情けない状態を表す言葉だと思っているんだが。
政治家が現実逃避した、というのは100%正確な表現ではなかったけどね。君の言う通り、厳しい現実から逃避…というより忌避していたのは、政治家だけじゃなくて日本国民。
そして、君のいう「バカ国民」「アホ国民」というのを、より正確に表現するなら、どうしても空っぽの精神とかそういう言葉になるんではないかな。

>自国の国民が基地外テロ国家に拉致監禁されても、
100万人集会さえおきない日本国民のレベルの低さとアホさ加減をもっと批判しなよ。

‥‥まぁ、大筋では同感だが、そういうのはこの板にもっと相応しいスレもあるだろうし、あんまり話を飛躍させないでくれや。
君の言うように、日本が普通の国だったら、それこそもう100万だろうが1000万だろうが、そもそも集会なんてやってる段階じゃないんだよね。
なぜ国を挙げて北朝鮮と戦争だ!というムードにさえならんのか、と思っているけど、
これ以上はスレ違いだからやめておく。
268267の続き:03/12/09 20:48 ID:w1ku4VMa
>だから、国民の意識を変えうる力を持つ可能性をもった思想家の三島が死んで語るよりも、生きたままでもっと国民に語ってもらいたかったんだよ。

これについては賛成できかねるな。
いや、何も死んだ方が良かった、という意味ではなく(俺にしても、せめて定家について書いてからにしてほしかった、という個人的な願望はある)
それでも三島本人が覚悟の末に選んだ道である以上は、武士たる者(つか武士のようでありたい、と思う者というべきかな)はそれを尊重することが先であって、
そこから何ごとかを汲み取ろうという謙虚な姿勢になるべきではないか?と思うのよ。
ましてや、三島はそれまでにも幾多もの言葉や作品を世に残し、そして晩年には「言葉はむなしい」と語って、最後には行動によって、その死によって日本民族に顕示したものがあるわけで、
それはもう言葉とか文章とかそういうレベルでくくれるものではないほど強烈だったわけでしょ。
三島って論理的にも凄く明晰な人だったけど、それが最後には心というか魂の部分で語りかけて自決した。
日本にはそういう、「死して生きる」「死によって万言を語らしめる」という精神的な伝統がある。
終戦直後に蓮田善明が示した死なんかも同様で、ああいうものには、言葉以上に雄弁に語る何ものかがあり、それがわかる、というよりも感じる人は、この腐った日本でもまだまだたくさんいると思う。
まぁ、それは政治家の役割と思想家の役割の違い、ともいえることであって、
どっちが上とか下ではない話だけど、三島は政治家ではなく思想家であったわけだから。
政治家がそういう思想家の決意の上での死に対して、冷笑したり軽蔑したような言葉を手向けるなどもっての他だと思うわけよ。

以上、君が真面目に書いてきたんで、俺も真面目に答えた。長文スマソ。
269262:03/12/09 23:22 ID:F7NKq6dF
始に謝っておく。ちょっと煽りも入れてしまったことを。
貴殿の文を読めば判ること、ほとんど同意できて、ただ『禿同』とか書いてりゃそれでよかったんだろうけど、
ちょっとロムってる香具師にやり取りを読んでもらいたいことも含めてオーバーに書き散らかしてしまった。

季節の話題を取り入れるなら、三島が忠臣蔵のことを批判していた。
内容は、どうして一年もかかったか、失敗しようがどうしてすぐに殿の無念を晴らすために決起しなかったとかだったと思う。
思想を純化して考えていけば、まず行動すべし言う三島の批判の意味も理解できる。
しかし、何も結果をもたらさずに討ち死にしていたら、果たして忠臣蔵は歴史に残っただろうか?
目的を遂げるために一年行き続けることは、志の純粋さが鈍化し、生命への執着と戦う辛さもあるのだ。
(世間は三島の思想の純度と忠臣蔵の忠義の純度の区別など出来ないレベルなんだが・・・・)

僅かな違いかもしれんが、現実に闘い続けることも評価したいわけだよ。 特に最近思うんだけどね。
現実と闘いながら、日本をよくしていこうとすることは、自分の価値観や精神の成長の度合いと折り合わない速度差があり、
三島が選んだ自死は、間近に迫った肉体の衰退を逃れようとしていたという邪推も働いて、中曽根や石原は辛らつに批判しちまったんだよ。
 
現実の政治で戦うには向かない三島が思想や価値観の分野では、いまだに、このように三島のことを回想する野郎どもが、
絶えない現実を鑑みるなら、三島は死んだことで生きたともいえるだろうし、肉体を摩滅させる前に精神の不変を得たことはうらやましくさえある。
それぞれ、生きていたという意味を残すために戦った政治家たちと、生きていた証を永遠に残した三島と、その評価に区別はないと思うわけよ。

最後に長文ありがとう。 ここは極東板だからたまにこういうのもいいだろ?(・∀・)





270263:03/12/11 00:05 ID:GV8pvfXV
>>269
いや、真面目に相手してくれてこちらこそ有難う。

一応言っておくと、俺も三島は尊敬しているけれども全てがマンセーというわけではない。
三島の忠臣蔵批判にしても、あの人の、純粋性を重視するあまり、挫折も厭わない行動の美学(厭わない、というよりむしろ進んでそういう挫折する道を求めている。三島が好きなのは神風連であり、2.26であり、「未完の英雄」為朝であり‥‥)
というのは、観念とか文学の世界ならともかく、現実にそれを支持できるのか、
成否を度外視してまで決起するのか、といわれれば、やはりできないと言うしかない。
できないんだけれども、ただ、やはり自らの生命を捨て石にして世の魁けとなろうという、
その精神と行動について言うなら、これはもう称賛するしかないってことね。
271270の続き:03/12/11 00:07 ID:GV8pvfXV
おっしゃる通り、日本人がなぜ忠臣蔵が好きなのかというと、命を捨てて義を重んじた、
とか、そういう部分も勿論あるんだけど、やはり最後には「本懐を遂げた」ってことが大きいと思うし、もし失敗していたなら、一部のマニアックなファンしか付かなかっただろう。
でも、三島美学では、本懐を遂げる、遂げないはあくまで副次的なもので、
「純粋な行動」とその果ての「死」ありき、が第一だから。
これでは現実の、例えば政治というレベルの世界では到底受け入れられるようなものじゃない。
ただし、日本の古典、例えば「太平記」なんかを読んでいると、色々な武士や武将が
「戦うだけ戦って、討ち死にするなら本望だろ。さぁ行くぞ!」みたいなこと言っては、現代的にみるなら「無謀な」戦死を遂げるシーンがイパーイ出てくる。
しかも当時はそれを無駄死にという言い方はされず、むしろ敵も味方も天晴れだとか言って褒めていたりする。
その究極が大楠公だけど、そういうのを見ると、日本では、古くは三島的美学の方が、むしろ日本人の普通の美意識に則っていたのかもな、とも思えてくる。
前レスにも書いたけど蓮田善明とか三島のような人は、自分が近代人でいることじたいを呪詛していたようなところが多分にあり、
「古代の復権」みたいなことを再三言っていた。
そして、時に世の中を大きく変革させる原動力には、そうした熱狂的な思想の方が作用する、というのも歴史的に見て事実。
げんに幕末の尊王攘夷運動も、一見無謀で危険ともいえる運動だったわけだが、
実際には世の中を大きく動かす原動力になった。
そういう意味では、一概に三島の決起も「現実には妄想でしかない」とは片付けられないところもある。
だから、俺は>>265さんのような情熱も頭から否定したくはない。
勿論、現実にはきわめて実行は難しいけれども。
272271の続き:03/12/11 00:09 ID:GV8pvfXV
>三島が選んだ自死は、間近に迫った肉体の衰退を逃れようとしていたという邪推も働いて、

いや、それは何も邪推ではなく、多分にそういう要素はあったでしょう。
つか、三島本人がそれに類したことを生前に再三言っていた、「ガンで死ぬのは恐ろしい」とか。
ただ、三島は林房雄との対談で、特攻隊の遺書をひきあいに出しながら、こんなことも言っている。
以下『対話・日本人論』からの引用。
「それにしても、その類型的な遺書は、みんな実に立派で、彼らが自分たちの人生を立派に完結させる叡智をもっていたとしか思えない。
もちろん未練もあったろう。言いたいことの千万言もあったろう。しかしそれを「言わなかった」ということが、遺書としての最高の文学表現のように思われる。
僕が『きけわだつみの声』の編集に疑問を呈してきたのはそのためです。もし人間が決死的行動を迫られるときは、本心などは、ましてや本心の分析などは物の数ではない。
それは泡沫のようなただの「心理」にすぎない。そんな「心理」を一つも出していない遺書が結局一番立派なのです」。
‥‥つまり、実際の本心とか真意などは二の次であり、はっきりと表に出た行動こそが全てを語るっていう美学。
これはなかなか出来ることではないし、ましてや、生命尊重を通り越して生命偏重にまでなっているこの現代なら尚のこと、生命以上の価値があるということを行動で示して死んでいったというのは、
真の動機が何であれ(仮に青島某が中傷したような「情死」であったとしたって)その意義までが否定されるものではないわけです。
極論すれば、動機なんてどうでもいい。
何をしたか、どう死んでいったのかが重要だ、と。

以上、再三再四の長文スマソ。以後は暫くロムに徹しますのでご勘弁のほどを。
273日出づる処の名無し:03/12/11 03:23 ID:YexXv9lj
>>266
あなた、熱いね。分かるよ。
だけど、三島が死んだときの政治家の応対は評価できない。
だから、あなたが言うように、三島死後33年で、やっと小泉や安倍晋三、
西村眞悟などが生まれたということだ。
で、石原慎太郎はずうっと、三島の死を耐えてここまで来ているのだろう。

>>265が言っているのは、そういうことじゃないですか?
やっと三島の先駆性が現実性を持って語られるようになったと。
274178:03/12/11 15:06 ID:UorEeJeN
>>182
レス遅れてしまいました。
わたしが読んだのは、石川淳「新釈雨月物語・春雨物語」(筑摩文庫)
の解説です。
なんか、しみじみといい話だなあと思いましたよ。
275262:03/12/11 22:02 ID:zYyJv48S
>>272
私は、三島の死を考えとき、いつも思い出しますのが中野正剛なのです。
詳細は省きますが、彼はも戦争の時代に無用な嫌疑をかけられ、自死を選びました。
彼は共産主義者ではなく、愛国側で、国の行く末を憂いていた政治家です。
三島の死への疑問と同様、中野正剛の死も、なぜ?という疑問を捨て切れませんでした。
なぜ、行動してくれなかったと・・・

>>273氏がご指摘されたように、『時代』が、ひとつの鍵となっているのではないかと思うようになりました。
あの時代、中野正剛一人では戦争の流れを帰ることはできなかったでしょう。
同じように、三島の時代も、市谷での自衛隊員の罵声でもわかるように、時代は到来していなかったのだと。
しかし、後世のわれわれがあの時代を振り返るとき、中野正剛を知ることで、あの時代の可能性と別の未来を想うことが出来、
三島を知ることで、現在の我々が直面している問題への行動の指針を得ることは出来るのではないかと。
幕末の志士たちも、精神のよりどころとして松陰に戻っていたのではないかと。
そして、我々は、未来への日本の指針として三島に戻るのではないかと。

政治家を創るのは国民です。政治家の批判をする前に、われわれひとりひとりが、
傍人に自分が気づいたこと、知ったことを語ることだと思うのです。
植民地発言、教科書問題、発言した政治家たちは、その意図さえ歪曲され、捏造までされて、その職を追われました。
しかし、今は《 だ・い・ぶ 》変わってきました。西村眞吾がテレビであんなことまで言ってもまた出番がくるんですからね。
ここ、1、2年、サヨマスコミがいくら植民地発言を騒いでも政治家の進退にまで及ぶことがなくなりました。
きっと、気づいた香具師どもが、親兄弟、友人達に語り始めたのではないかと思っております。
なんとなく、国民の意識が変わってきているのではないと思うのです。(あくまで、私の期待を込めたものでしかありませんが・・・)

http://www.sal.tohoku.ac.jp/~kirihara/senji.html#top (中野正剛 戦時宰相論)

私もこれにて262と称してカキコするのを最後にしたいと思います。




276日出づる処の名無し:03/12/12 23:49 ID:V9I3/g3w
熱い長文を読んで、こりゃあ口を挟めないなあと
思いました。

中野正剛は知ってる。東条打倒を目指して失敗して自殺した人ですね(ゴー宣で知った)。
死なないで生きのびた方が日本のためだったのでは???
と惜しむべきところが、三島に近いのか。

三島には思想家という言葉はにあわないと思う。
思想的行者ですよ。
277日出づる処の名無し:03/12/13 00:02 ID:aYvyKABq
三島は死んでも不幸な男だあな
278日出づる処の名無し:03/12/16 21:18 ID:hsvszY/4
(´・ω・`) 憂国 ショボーン age
279日出づる処の名無し:03/12/17 02:57 ID:4v70Ii1T
日本人がきちんとしないでどうする!!

アメリカ人に三島を再評価されちゃったよ。
「ラストサムライ」は、ズウィック監督による三島由紀夫へのオマージュです。
280日出づる処の名無し:03/12/17 06:21 ID:SXtYUhBT
>>279  ラストサムライをより理解するための、参考文献

●「明治天皇」(新潮社)ドナルド・キーン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103317043/ref%3Dpd%5Fsim%5Fdp%5F5/250-0336819-7843465

●「武士道」岩波文庫新渡戸 稲造 (著), 矢内原 忠雄 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003311817/qid=1071178316/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/250-0336819-7843465

●「武士道」解題―ノーブレス・オブリージュとは 李登輝 (著)
新渡戸稲造の「武士道」を現代人に分かりやすく解説した好著。前台湾総統、
李登輝さんの日本への愛情が伝わってくる。なお、李登輝さんのインターネット
講演会が支那共産党の弾圧にめげす、12月12日行われる。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093873704/qid=1071179167/sr=1-4/ref=sr_1_2_4/250-0336819-7843465

●「葉隠入門」新潮文庫 三島 由紀夫 (著)
言わずと知れた名著。葉隠れの極意、本質を三島由紀夫が現代人に解説
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101050333/ref=pd_sim_dp_2/250-0336819-7843465

●「若きサムライのために」文春文庫 三島 由紀夫 (著)
これも名著。反日馬鹿サヨ全狂頭全盛の60年代末期に、三島由紀夫が肩の力を
抜いて語ったエッセー集。出版社のコピーは、こう。
「若者よ、高貴なる野蛮人たれ!平和ボケと現状否定を厳しく排し、日本を問い、
文化を問い、生き方を問う、毒と先見に満ちた煽動書」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167124033/ref=pd_bxgy_text_2/250-0336819-7843465

武士道関連書籍
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/250-0336819-7843465

281日出づる処の名無し:03/12/17 11:35 ID:eX+OAro5

              武士道に目覚めた熱い香具師登場             
       (´・ω・`)∩      
  |\ ̄ ̄ ̄旦 ̄ ̄ ̄ ̄\
 ./..\\          旦 \  
/   \|=================|
\    /             
  \ ノ ___/(´・ω・`)ヽ___\  がんがれ。
    ̄ ̄     〇旦〇
282日出づる処の名無し:03/12/17 17:10 ID:li0efNxT
薔薇族だったかな、写真掲載されたね。
283色男no、1:03/12/19 00:47 ID:wKnOKtHl
ユーミンについては宗教にまで高められた恋愛至上主義を信条とし、その全楽曲はつまるところ三島へのレクイエムである、という見解を私は持っています。
三島はエロティシズムと単なるフリーセックスを区別し、価値相対主義の社会にはエロティシズムはない、と極限しているんですね。
ですから反体制運動に見られるような、人間性を管理社会から解放するところのセックス、という認識を批判して、絶対者がなければ人間性の救済というのは
あり得ない、と三島は説明している訳です。
ユーミンの場合、バブリーな時代背景の投影としての表層的な恋愛模様のディテールを通して、相対主義的なフリーセックスを賛美しているように
誤解されているのですが、三島の不在を絶対者の喪失と捕らえることで逆説的に価値相対主義社会における恋愛を描写するんですが、
生まれ変わる事で絶対者との再会を果たし、現世的なものを超越していかねばならないというメッセージを30年間変る事なく唄い続けている、
というのがユーミンの本質なんです。したがって、ユーミンに単なる風俗現象を見ようとするところに、
三島を隠蔽しようとする時代の気分が現われているという事ですね。
http://www.laspara.net/
284日出づる処の名無し:03/12/19 01:16 ID:xOd/WWXQ
(´・ω・`)ショボーン
285日出づる処の名無し:03/12/20 05:48 ID:3KIEIPZ5
>>283
そのイカサマ・ブラクラへリンクを貼るの、止めろ。荒らしか?


286日出づる処の名無し:03/12/20 19:53 ID:3JQ1gfJd
いやあ、とうとう「春の雪」「奔馬」読んじゃいましたぞ。
ほとんど純文学って読まないんで、このスレ知らなかったら、一生読まないはずの作品だった。
意外に難解ではなく、すっ、すっと読めた。
この二作、文体が違ってて、意識的に「たおやめぶり」と「ますらおぶり」のトーン
をかき分けたと本人が言ってるみたいだ。
私的には「奔馬」の方が好み。
さて、そのまま「暁の寺」に突入するか、気分を変えて評論の方を読もうか?
287日出づる処の名無し:03/12/21 01:14 ID:2eIKn7YQ
全4巻読み終わったら、脱力感でなんもする気起こらなくなるぞ。
いろんな思いが巡って。
288日出づる処の名無し:03/12/21 02:06 ID:Fe91xomS
そうやなぁ。3巻4巻で、ドドット疲れがでるだろうなぁ。
289日出づる処の名無し:03/12/21 02:09 ID:mgoaWutP
>>287
そうだね。読み終わった後、
記憶もなければ何もない所に来てしまったと思った、よ。


>>286
勢いで何でも読んで下さい。評論でもいいし、「暁の寺」に突入するのもよし。
「春の雪」って、ものすごくエロチック立ったという記憶があります。
最後の方で月修寺に清顕が訪ねたときに、隣の部屋か絹を裂くような音がした
という描写がありますが、あれを読んだとき、本当に天地がひっくり返った。
ものすごい描写だと思い、聡子の気持ちが伝わってきて涙が出てきた。
ああ、今時はああいう聡子みたいな女性はいないぁ・・・と思ったことも
いい想い出です。
290色男no、1:03/12/21 05:34 ID:4ykgX/Mh
役目としては政治を、その本質たるリアリズムへ連れ戻す事にこそあったのです。マゾヒストは権力の玉座ではなく、まさに悲劇の只中において存在論的飢餓は全的に癒され、
陶酔によって鏡を必要とする事なく現実に自足できるのです。
慎太郎は三島によって、そのファリック ナルシズムを指摘されていますが、慎太郎によると、二人の間にはどちらが一番乗りで二番煎じかという子供じみた闘争があったらしく、
一番乗り(オリジナル)と二番煎じ(コピー)のシーソーゲームにおいて、エロティシズム(死にいたる生の昂揚)を一番乗りされた慎太郎にはもはや、
「老いてこそ人生」という凡庸な大団円しか選び得ず、死んだ三島が仕掛けた罠にはまった慎太郎は、あのようなキャラを生きることを余儀なくされた、
と見るべきでしょう。
http://laspara.tripod.co.jp/





291色男no、1:03/12/21 06:21 ID:4ykgX/Mh
そして、さらに恐るべき事に、三島は自らの死後に残された全てのナルシストに、慎太郎同様の二番煎じの意味付けを与えようとしたのであり,
それこそが三島によって仕掛けられた罠=呪縛なのです。三島以後、もう我々は凡庸さを生きる事しか許されない。
http://www.laspara.net/

292日出づる処の名無し:03/12/21 06:42 ID:/PzZKvtL
>>286
「豊饒の海」4部作
「春の雪」>「奔馬」(この両者は甲乙つけ難いが僅かの差でこうなる)>>>>>「曉の寺」>>>(超えられない壁)>>>「天人五衰」
293日出づる処の名無し:03/12/21 07:42 ID:dfG9Y0wV
>>289
あ、それって、「天人五衰」の最後の文章の前のセンテンスだね。
記憶もなければ、何もないところ、って。
294日出づる処の名無し:03/12/21 10:50 ID:80WruVCv
>>292
この人?・・・・・・・・ (・∀・) 
295日出づる処の名無し:03/12/21 10:52 ID:80WruVCv
>>294(追加) 
 「 ア ホ 」が抜けてた。
296日出づる処の名無し:03/12/22 01:34 ID:LG8dRyyq
>>286
「曉の寺」は全体的にけだるい印象がある。
特に後半の仏教哲学コーナーはかなり疲れるな。
今西の「性の千年王国」のあたりは個人的に好みだが。
297日出づる処の名無し:03/12/25 13:19 ID:m/IPnLnu
諸君2月号、西村幸祐の殉死---奧克彦・井ノ上正盛が向き合った「日本」に
三島由紀夫の檄文がかなり長く引用されていた。
報告です。

http://202.32.189.64/mag/shokun/index.htm
298日出づる処の名無し:03/12/25 16:42 ID:PnvbJ8ry
三島作品読もうと思うんだけど
どれから読んだ方が良いってある?
299日出づる処の名無し:03/12/25 22:59 ID:KL4ERvtn
>>298
もし、あと3日しか生きられなかったら、「春の雪」と、「奔馬」と、「天人五衰」を読んで涅槃に入ります。
300日出づる処の名無し:03/12/26 06:05 ID:W/9FE3IF
>>297
今日買うよ!!
301あぼーん:あぼーん
あぼーん
302日出づる処の名無し:03/12/27 23:25 ID:MU/YmAl4
(´・ω・`)ショボーン
303日出づる処の名無し:03/12/29 04:28 ID:OL+AyxYf
●「明治天皇」(新潮社)ドナルド・キーン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103317043/ref%3Dpd%5Fsim%5Fdp%5F5/250-0336819-7843465

●「明治天皇を語る」(新潮新書)ドナルド・キーン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106100010/qid=1071889254/sr=1-9/ref=sr_1_2_9/250-7943076-2157057

●「武士道」岩波文庫新渡戸 稲造 (著), 矢内原 忠雄 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003311817/qid=1071178316/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/250-0336819-7843465

●「武士道」解題―ノーブレス・オブリージュとは 李登輝 (著)
新渡戸稲造の「武士道」を現代人に分かりやすく解説した好著。前台湾総統、
李登輝さんの日本への愛情が伝わってくる。なお、李登輝さんのインターネット
講演会が支那共産党の弾圧にめげす、12月12日行われる。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093873704/qid=1071179167/sr=1-4/ref=sr_1_2_4/250-0336819-7843465

●「葉隠入門」新潮文庫 三島 由紀夫 (著)
言わずと知れた名著。葉隠れの極意、本質を三島由紀夫が現代人に解説
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101050333/ref=pd_sim_dp_2/250-0336819-7843465

●「若きサムライのために」文春文庫 三島 由紀夫 (著)
これも名著。反日馬鹿サヨ全狂頭全盛の60年代末期に、三島由紀夫が肩の力を
抜いて語ったエッセー集。出版社のコピーは、こう。
「若者よ、高貴なる野蛮人たれ!平和ボケと現状否定を厳しく排し、日本を問い、
文化を問い、生き方を問う、毒と先見に満ちた煽動書」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167124033/ref=pd_bxgy_text_2/250-0336819-7843465

武士道関連書籍
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/250-0336819-7843465
304日出づる処の名無し:03/12/29 05:18 ID:x+dB3Lhi
>>303
●「若きサムライのために」文春文庫 三島 由紀夫 (著)

凄く面白かった。文章も簡単で読みやすい。福田恒在との対談があって、
日本国憲法無効論を話していたね。
今、石原慎太郎が言っている憲法破棄と同じ考えだ。
305日出づる処の名無し:03/12/29 12:31 ID:fKJToSnZ
306色男no、1:03/12/29 15:01 ID:LabVNfKa
みなさん、こんばんは、私が色男です。
三島は45年という短い生涯の中で個人全集として42巻もの膨大な著作を残したという点において、日本近代の他の大作家と比べての差異が顕著であるように思われます。
といいますのも日本においては純文学を私小説と呼ばれる身辺雑記風の心境小説が代表したという特殊な事情があって、その結果、資質的に短篇作家の最も技術的に洗練された一群が文豪とされているようなところがあります。
つまり、ストーリーテリングは大衆文学でこそ問題にされますが、芥川のいわゆる話のない小説というものに、東洋的詩精神のようなものが読解されて、それが文壇的にも半ば制度化されてしまったところに、
日本文学のお家事情があったという事です。ですから長編小説が純文学のメインジャンルのような待遇を得られるのは、戦後派の全体小説の理念によるのであり、三島といえども、昭和20年代には「近代文学」の同人として、
文壇に自らの地位を得たのであって、資質以前の問題として長編小説に手を染める事で、時代潮流におもねるところがあったように思います。日本において、もっと戯曲書きの待遇がよければ、自分は小説家という職業を
選ばなかったであろう、というような事もどこかで言っていました。現在のところ、研究者の間でも「鏡子の家」は失敗作であったとされていますし、好みの問題もあるとは思いますが、三島の短篇のいくつかは、
その文体や技術的洗練において、文豪の列に加えてもいいような完成度を持つものであったのは間違いないことだと、私なども考えています。
http://www.laspara.net/
307日出づる処の名無し:03/12/29 15:19 ID:Cs0sq0M1

.   ∧__,,∧ age ξ
   ( ;´・ω・)      ξ
  /J   つ==(ニニニニニ) ジュウウウウ・・・
  し―-J   从从从
308色男no、1:03/12/29 15:26 ID:LabVNfKa
占領時代が終ると、文壇も消費社会の大きな渦に飲み込まれるように週刊誌ジャーナリズムが成熟し、その当時、既に時代の旗手と目され流行作家となっていた三島は当然ながら、
多くの雑多な書き飛ばしの仕事を引き受け、それが今日では全集にも収められて、一見したところ古色蒼然とした風俗資料に落ちたと思われるようなものも少なくはありません。
しかしながら三島の文章は凡百の雑文書きとは異なり、不易流行とでも言うのでしょうか、皮相な風俗ウォッチングの中にさえ、三島的「批評」が見え隠れしているようなものが、
いくつもあります。三島的「批評」というのは、アンチというのに最大の特徴があり、天皇でさえ、三島の手にかかると近代化=西欧化に対するアンチエゴイズム最後の砦というように規定して、
三島自身の行動原理に再構築してしまう有様です。三島は驚くほど多岐に渡って、様々な現象について言及した作家でしたが、「三島」それ自体の批評的本質については、
ついに最後まで沈黙を守ったように思います。その自決は謎とされ、多様な読解を包摂する巨大な存在として現代に屹立するのを見る時、三島は批評的存在であり続ける事によって、
歴史の永遠の呪い手足らんとしたのでしょう。
http://www.laspara.net/
309日出づる処の名無し:03/12/29 17:01 ID:Cs0sq0M1
だれもよんでないんだから、アホ投稿やめれ。
310日出づる処の名無し:03/12/29 19:44 ID:2w2ehRIu
>>298
「憂国」「海と夕焼け」「真夏の死」を読んで下さい。

短編です。文庫本でチェックすればOK!
311日出づる処の名無し:03/12/30 12:29 ID:HPdfrERu
『憂国』がええなぁと思うようになったら、ある意味三島美学を理会したってことでしょうね。
312298:03/12/30 13:24 ID:cDlXRuUt
いろいろ意見有り難うございました〜
探してみます
313日出づる処の名無し:03/12/30 20:30 ID:+00tFLmb
初期の作品はもう五十年以上経ってるんで青空文庫で読めないかな?
314日出づる処の名無し:03/12/30 20:32 ID:0IMh3rYG
死後50年じゃなかった?
315日出づる処の名無し:03/12/30 20:40 ID:+00tFLmb
死後三十三年でげすよ。
316日出づる処の名無し:03/12/30 21:11 ID:oSMO+UIj
民主党の菅代表は29日、イラクへの自衛隊派遣問題に関連し、国連平和維持活動(PKO)や
国連の下での多国籍軍に日本が参加する場合は、自衛隊と別組織の「国連待機軍」(仮称)を
派遣する構想を提唱する方針を固めた。
来年1月13日の党大会で提案し、党の安全保障政策の柱とする考えだ。
同様の構想は旧自由党の小沢一郎代表代行や社会党出身の横路孝弘副代表らも唱えているが、
党内の意見集約に手間取る可能性もある。

菅氏は29日、朝日新聞の取材に「国連決議などがある場合、国家の主権の行使とは別の意味で、
自衛隊と別の組織を海外に出すこともあり得る。そういう整理が必要だ」と述べた。
菅氏は24日の記者会見で「どういう原則で自衛隊を海外に出すのか、年が明けた段階で提起したい」と
語っており、自衛隊と別組織を派遣することを原則とする考えを示したものだ。

11月末には小沢氏と横路氏が「指揮権を国連に委ねた自衛隊の別組織である国連待機部隊を創設する」
との合意文書を確認している。しかし、小沢氏は武力行使を含む活動が可能と考えているのに対し、
横路氏はPKOを想定しており、考え方の隔たりは大きい。
菅氏は武力行使については将来的な検討課題と位置づけており、今後の詰めが必要となる。
また、党の政策を決める「次の内閣」では議論されておらず、批判的な意見が出る可能性もある。

朝日新聞 http://www.asahi.com/politics/update/1230/003.html


三島が似たようなことを提唱していたような気がする。
日本国民の生命・財産及び日本国土を防衛する国防軍と
国連関係で海外に派兵される軍とを別々に組織する…とか、そういうの。

317日出づる処の名無し:03/12/30 21:14 ID:0IMh3rYG
>>315
ことばが足りませんですた
著者の死後50年で著作権が切れるのではという意味
318色男no、1:03/12/31 01:34 ID:mfFmKRSN
佐伯彰一は「新潮」の三島没後三十年臨時増刊に寄せて、「「批評家」三島を批評する」という一文を書いています。
そこで、三島がさるパーティーの席上、俺は第一に劇作家、第二に批評家、第三に小説家だと開高健に言ってのけて、
唖々大笑したというエピソードが紹介されているのですが、
以下、佐伯は三島の資質の問題として、「座談会などでの三島の発言が、いかに冴えて颯爽たるものであったかは、
改めて諸家の証言を徴するまでもない話であるばかりか、文学賞の選者としての三島は、大方の場合、結果が決まるや否や、その場で忽ち、
「選評」原稿をさっさと書き上げてしまうのが通例だったと語り伝えられている。(略)わが身の体験に徴しても、これは相当な離れ業である。
選考プロセスの疲労もあり、やれやれという解放気分が先行して、到底その場で一気呵成になどとゆくものではあるまい。
やはり三島一流の集中力と、速筆そして批評能力の天分と舌をまく他はない。」と、書いています。
http://www.laspara.net/
319日出づる処の名無し:03/12/31 03:15 ID:tZbsjNid
>>316
その通り。
これって、そもそも、昔、三島由紀夫が言っていた自衛隊二分論と同じで、
小沢がパクって政策にしいていたもの。
三島さん生きていた60年代末期の状況ではものすごく画期的で、有効な
アイデアだったけれど、すでにPKO活動をしている自衛隊には、もはや
不必要な案となった。

小沢一郎、姦ナオト、34年前に三島さんが言っていたことを持ち出して、
恥ずかしくないのか?

それにしても、三島由紀夫の先進性には改めて驚く!!

320日出づる処の名無し:03/12/31 03:26 ID:VE1pqJ40
日本人分析がすごく面白かった 

「日本は戦争責任を認め、中国に謝罪せよ」という強い意見があります。[中略]
それらの意見を仔細に調べて見ますと、[中略]「私の責任です、といって謝罪す
ることにより責任が免除され、中国と『二人称の関係』に入りうる」という考え方が
前提に立っているとしか思えないのです。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Kenji/9388/nppon.htm
321日出づる処の名無し:03/12/31 09:54 ID:MLArLGjd
アメリカは真の日本の自主的軍隊が日本の国土を守ることを喜ばないのは
自明である。あと二年の内に自主性を回復せねば、左派のいう如く、自衛
隊は永遠にアメリカの傭兵として終わるであろう。

らしいです。

322日出づる処の名無し:03/12/31 13:32 ID:gDyh6QXX
>>320
ユダヤ人と日本人ですね。
学生時代に読んだ。いい本でした。

>>321
そう。檄文の中に書いてあった。前から2年以内って、何だろとずうっと気になっていた。
で、最近、気づいたのは、72年にニクソンショックが起き、田中角栄が訪中し、
日中首脳会談を行ったのが、この年。
つまり、三島由紀夫はアメリカと支那の国交回復、台湾切り捨ての後、アメリカが
アジアの盟主を支那と決めて、日本の永久支配を支那と結託して行うことを予言
していたのではと気づいた。
その後、30年、アメリカの対支那政策は、大きなブレがありながら、基本的に同じ
方向を向いているように思える。
ま、東西冷戦が終わってソ連が解体したので、三島の予言よりは緩やかになって
いるが・・・・・・・。

本当に、三島由紀夫が予言したように早く占領憲法を解体しないと、永年に
アメリカの属国になってしまい、それどころかアメリカと支那の緩衝地帯として
日本のあらゆる金、技術、人などが両国に吸い取られて行くだろう。
323日出づる処の名無し:03/12/31 13:35 ID:m0Hz0Lgj
お願いです。
外出かもしれませんが、復刊ドットコムというサイトで「文化防衛論」の復刊を希望
するページができているので、みんな署名して下さい。

http://www.fukkan.com/vote.php3?no=16815


※関連スレに、コピペよろしこ!
324日出づる処の名無し:04/01/03 18:25 ID:HQ+TxB6U
>>297
読みました!!かなり面白かった。酷い憲法だと思った。
9条より前文がひどいね。初めて気づいたよ。


> 諸君2月号、西村幸祐の殉死---奧克彦・井ノ上正盛が向き合った「日本」に
> 三島由紀夫の檄文がかなり長く引用されていた。
> 報告です。
> http://202.32.189.64/mag/shokun/index.htm
325日出づる処の名無し:04/01/03 19:50 ID:xnMH864y
鹿鳴館、今月に上演があります!!
ちょっと高いけど、観に行きたいと思っています。


http://shop.goo.ne.jp/store/art-m/gds/01107/?
326日出づる処の名無し:04/01/04 02:54 ID:WUUvMDQv
三島が愛した剣道。国際化によって道の意義が失われるのではと杞憂しています。
皆さんの意見が聞きたいです。
【あれが】剣道の国際化、是か非か?【一本!?】
http://sports.2ch.net/test/read.cgi/budou/1073122478/l50
327他スレからコピペ:04/01/04 20:25 ID:FmROz2us
619 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:04/01/04 15:51 ID:T8fMGuT3
>>615 は勢いで書いたんだと思うよ。
まあ、戦争なんかしなくても、楽な方法を考えて目的を達成する方がいいよ。

>>618 チョンの方が、ちゃんと仕事してるじゃない。フジにいくらの金が動いたことやら。女か?薬か?

↓ところで、あんまり関係ないけど、この本おすすめ!
自衛隊「影の部隊」―三島由紀夫を殺した真実の告白
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062107813/249-0383924-1177911
328日出づる処の名無し:04/01/05 13:56 ID:/jDJonjo
>>320
おお!懐かしい本だな、これは。
まさか、これを「ユダヤ人」のイザヤ・ペンダサン氏が書いた本だとは思ってないよね?w
329日出づる処の名無し:04/01/05 15:28 ID:cuJtjEne
国連待機軍案は三島も考えてた事だけに、
あのカイワレが言うとムカムカしてくる。
330日出づる処の名無し:04/01/05 17:26 ID:/jDJonjo
>>326
ほっとけ、周りがいくら心配してやっても
当事者がそれでイイと言ってるんだから。
あとでどうなろうが、自業自得。

A man may lead a horse to the water,
but he cannnot make it drink.
331日出づる処の名無し:04/01/07 06:21 ID:YtIY1VmO
>>330
しかし、剣道に関わっている人間で大局的にものが見える
まともな人間はいないのか?
332日出づる処の名無し:04/01/07 14:37 ID:tYVDOy8N
>>331
「沈黙は金」とか、黙っていても判ってもらえるという
日本人のお人好しなメンタリティが
アノ民族や世界に通じると思っているんだろ。w
333日出づる処の名無し:04/01/08 00:29 ID:ywC++aNa
>>332
それでは駄目だよ。
334日出づる処の名無し:04/01/10 13:04 ID:teH5ZgZf
>>332
そういうな。
なんだかんだ言っても、日本は亜細亜で西欧の侵略を阻止するために、
立ち上がって国内改革成し遂げた唯一のすげー国だったんだから。

そのDNAを受け継いでいる日本民族は根本的に半島民族とは違うよ。
一旦緩急の危機が迫れば、そのDNAが作動を始める


                     
                                  


                                 ・・・・はずなんだが・・・・・・・(´・ω・`)
335日出づる処の名無し:04/01/10 17:26 ID:m4zBfWL9
>>334
ラストサムライのCM、そんなコンセプトのコピーだった。
336日出づる処の名無し:04/01/10 19:43 ID:tHUs/PQc
「氏より育ち」と云ふ…。
明治維新から百年以上、
敗戦から五十年以上、
既に日本人の中身もすっかり入れ替わっていると思われる。
事、いざ鎌倉とならうとも、
死んだサムライたちは生き返ってこないだらう。
337日出づる処の名無し:04/01/10 21:42 ID:iTLwniCC
面白いね。アマゾンを見に行ったら、「葉隠入門」「若きサムライのために」の
2冊の文庫が売り上げランキング上位に入っている。
タレント本の類と一緒に・・・・・・・・・

完全にラストサムライ効果ですね。
338日出づる処の名無し:04/01/11 11:10 ID:Ceq+gsrC
サヨ検閲を受けて、1980年で完全に終わってしまった日本映画よりも、ラストサムライの方が数百万倍いい映画だよ。
339日出づる処の名無し:04/01/11 22:59 ID:R+21n3XF
>>338
1980年って、具体的に何があったの?
340日出づる処の名無し:04/01/12 12:40 ID:VE8yd2hd
郷里の偉人(?)寺山修司(あたしゃきらいだが)三島の対談を読む。
角川文庫『対論 四角いジャングル』三十円にてげっと。
三島が寺山の前で、鍛えた胸の筋肉を動かしてみせると、寺山が挑発。
寺山「胸をこうやって動かすんだと胸を張っても、自在筋が動かない日が、ある日突然やってくるわけですよ」
三島「そういう日はこないよ」
寺山「いや、きます。そういうときにエロティズムが横溢する」
三島「そういうときはこないよ、絶対に」

この対談、1970年7月。死の決意はもう固まってたんだろうか?
341日出づる処の名無し:04/01/12 15:17 ID:9QJNw71x
寺山修司→田代まさしの先輩。
342日出づる処の名無し:04/01/12 16:18 ID:aq4LKi/o
>>339
それほど特別にここから区切りってわけじゃないんだけど、「203高地」 
教科書問題なんかも、1980年以降に発明された捏造だったんです。
343日出づる処の名無し:04/01/12 16:26 ID:LrrZaVRu
>>340
決起立案が九月だから決意していたと思われ。
344日出づる処の名無し:04/01/14 14:45 ID:Qb8uYzjo
>>340
ああ、その対談、読みたかったんです。角川文庫にあるのか?
寺山の対談集ですか?

三島さんの全集を買うつもりなので、いつかは読めると思ったいたけど、
それまで我慢できないね。
良かったら、面白い部分、upして下さい。

その部分では、完全に三島さんは天才歌人、寺山修二に自決の告白を
していますね。
345日出づる処の名無し:04/01/14 14:46 ID:Qb8uYzjo
>>342
203高地は80年ですか!!

日本映画界って、異常に組合が強いんだよね。日教組並みでしょう。
だから、ラストサムライも作れない。
346日出づる処の名無し:04/01/14 14:48 ID:Qb8uYzjo
>>341
田代さんは覗きですが、寺山さんは露出趣味も入ってます。
一回、渋谷で捕まったけど、当時は全然話題にならず、不起訴処分
だった。
347日出づる処の名無し:04/01/15 16:59 ID:eBOJ759H
>>340
これは寺山の対談集? それとも三島の対談集?
本屋で探したい。
348日出づる処の名無し:04/01/15 22:14 ID:efRdnYjF
>344
三島は寺山相手に芝居のこと、当時のこと時代状況のこと、のびのびとくつろいだ感じで楽しそうに話してます。
演劇なんてまるっきりわからないし、三島と寺山の発言も難しいんだけど、考え方がぜんぜん違うのはなんとなく分かった。

寺山「三島さんが賭博をおやりにならないというのは、反悟性的とお考えだからですか?」

三島「偶然というのは嫌いですからね。偶然が生きるというのは、必然性がギリギリに絞られているときだけだ。
   たとえば、A男がB男と数寄屋橋でばったり会う。『やあ、おひさしぶり』、「よく合えたね』ってってのは小説じゃないんですよ。
   ところが、芝居だと、舞台の両側からでて、『やあ、珍しいとこであったね』、『あなた、会いたかった』って言ったっておかしくないんだよ。
   芝居は必然性のワナですよ」

寺山「必然性というのは、偶然性の一つです。ぼくらは偶然的に宇宙に投げだされたとは思いませんか?」

三島「思わない。つまり、必然性が神で、芝居のスピリットなんだよ。だから、ハプニングというものを、芝居に絶対に導入したくないんです。
   というのは、芝居は必然性があるから偶然性が許されているんで、ギリギリの芝居の線」

それと、寺山が、「執念深く長生き」することに肯定的な感じの言い方をしたとき
、次のように言ってるのも、なんか三島の人生観を感じます。

三島「長生きするとか、長持ちするとか、ぜんぜん考えないものね。あなたの言ってることは芸術行為だろう。芝居していて、どうしてそんな考え持つの?
 それは一夜だけの陥落だけじゃないか。小屋出たら、もうなにもないでしょう」
349348:04/01/15 23:00 ID:8iiiOT/q
>344
寺山の対談集です。すごい古い本です。
350日出づる処の名無し:04/01/16 00:58 ID:fIIW+iAj
351日出づる処の名無し:04/01/16 05:18 ID:kJ38bKaq
>>348
どうも、ありがとう!!
本屋で探したけれど見つからなかった。
三島と寺山の対談なら、かなり難解な内容だと思っていたけど、
やっぱそうですね。でも、面白い。ぜひ、読んでみたい。
三島由紀夫の対談は最高に面白いね。知性がないと理解できないが、
揃えてみたいな。

いま、渋谷で寺山の「草迷宮」を上映中なんだけど、三島由紀夫とかなり
資質が違うけど、二人とも好きです。お互い惹かれるものがあったから、
対談が可能になったんでしょう。
この二人が生きている時代と比べると、今は本当に芸術家が薄ぺっらで、
グレードが下がっています。
日本人のクリエイティビティが低下しだしたのは、三島の死が大きな原因だ
と思います。

352日出づる処の名無し:04/01/18 07:26 ID:Q24PwLTz
ところで、復刊ドットコムというサイトで「文化防衛論」の復刊を希望するページが
できているので、みんな署名して下さい。

http://www.fukkan.com/vote.php3?no=16815

※関連スレに、コピペよろしこ!
353日出づる処の名無し:04/01/18 10:22 ID:YxntUPdE
ホモのどこがいいのだろうか
354日出づる処の名無し:04/01/18 14:31 ID:r+VvnYKk
中道左派の加藤典洋は三島ファンですよ。

彼が実生活で同性愛かどうかは、私個人、さして重要時だと思えませんが。
「ホモ」だけで斬って捨てれる程度の表現、発言者であることを、
私のような粗雑な頭の持ち主にも判りやすい解説、きぼんぬです。
355日出づる処の名無し:04/01/18 17:27 ID:GL4omppa
いずれにしろ、中道左派がどんなものかを知ってるのは中道左派だけだろうな。あほらしい。
356日出づる処の名無し:04/01/18 22:37 ID:JKC31K+x
>>352  thanks 行ってくる。


> ところで、復刊ドットコムというサイトで「文化防衛論」の復刊を希望するページが
> できているので、みんな署名して下さい。
> http://www.fukkan.com/vote.php3?no=16815
> ※関連スレに、コピペよろしこ!
357 :04/01/19 01:01 ID:+7kLEykx
「文化防衛論」は三島由紀夫全集35に入ってるから復刊には応じないと思う
358日出づる処の名無し:04/01/19 01:21 ID:WGqfHDcG
>357
いや、そんなことないでしょう
それに、全集買ったり図書館で借りる人はいいけど、
やっぱり単行本であった方がいいよ。
359日出づる処の名無し:04/01/19 01:42 ID:ro+Ushz8
>>357
そんな馬鹿な!!!!何でも全集に入っているのはあたりまえ。
そうじゃなくて、文化防衛論は単行本だから価値がある。
学生との討論集会や、橋川文三への反論など、色々なモノが入っている。
それと、68年のソ連のチェコ侵略のことを書いた「自由と権力の状況」という
論文が非常に優れていると、先生が言ってたよ。
360日出づる処の名無し:04/01/22 05:16 ID:8pdfYazB
>>359
同意。「自由と権力の状況」は素晴しい論文です。
361日出づる処の名無し:04/01/22 12:32 ID:xcoUmnqS
文化防衛論くらいなら近代文学を扱う古書店なら簡単に見つかると
思うよ。ネットで検索すれば簡単にヒットしますよん!
362ブシドー:04/01/22 13:15 ID:69647CRQ
おれ「文化防衛論」は古本屋で買ったよ。
復刊してほしいのは「葉隠入門」です。いちおう文庫になってるけど
ほとんど注文になるんじゃないかな。見たことがない。
で、当時のようにカバーに石原慎太郎のカックイイ推薦文も載っけてほしい。
363日出づる処の名無し:04/01/22 15:53 ID:HyohVJeY
>>362
葉隠入門は、ものすごく売れている。ラストサムライ効果で。
アマゾンでも上位に来てる。
364日出づる処の名無し:04/01/24 20:14 ID:++MZJsZa
>>353
ホモの芸術家がどれだけいるか、
在日のスポーツ選手や芸能人くらい沢山いるんだぞ!
365日出づる処の名無し:04/01/26 02:46 ID:O0ZqHNFh

ところで、復刊ドットコムというサイトの「文化防衛論」の復刊への要望がまだまだ
足りません。僕は、もう書いているので、ぜひ、書き込んで投票をお願いします。
いい本なので、みんな署名して下さい。

http://www.fukkan.com/vote.php3?no=16815

※関連スレに、コピペよろしこ!
366日出づる処の名無し:04/01/30 06:54 ID:9peCCcoc
>>365
だんだん増えてきたね。復刊希望者!!
367日出づる処の名無し:04/01/30 18:40 ID:BDhETgTF
三島って自害の仕方を事前に練習(シミュレート)したの?
368 ◆.EDMOUBKE2 :04/01/30 18:43 ID:f836X8cX
三島ブンガクって乙女ちっくなとこあって、2ちゃんねるの
ウヨみたいなのには読めないだろうな。行き場を無くして
苦し紛れにやった右翼的な言動だけが崇められるだけ。
369日出づる処の名無し:04/01/30 21:50 ID:qEzut1Ni
>>368
たった3行で自分のアホさをこれほど明快に表現した文章力には感服した。
オマイにとって不幸だったのは、今週は、たった5分の演説で自分の人生を
終わらせた古賀という上手がいたことだな。(ちょっと3行に足らんかったな)
370日出づる処の名無し:04/01/30 22:04 ID:7GcgQq5S
>>368
三島の生来一貫している姿勢を理解できない、
欺瞞に満ちたあの時代の民度の低さを
受け継いでいる人間がいるな。
371日出づる処の名無し:04/01/31 04:33 ID:+zrxJim0
>>370
つーか、知能指数が低いやつは無視すればいいよ。
当時、京大全共闘だって、三島由紀夫追悼の垂れ幕を京大の時計台に
出したからね。

低脳をさらす恥ずかしいやつはスルーでいい。レスをつけるだけ無駄。
372日出づる処の名無し:04/01/31 19:05 ID:HMAfASQt
・三島由紀夫が復活する
・三島由紀夫の世界
・英霊の声
373日出づる処の名無し:04/01/31 19:21 ID:asDjR5u0
三島っていうのは、自分がホモであることを隠そうとしてたの?
それともカミングアウト派?
もし前者だったら、雑誌でホモの事をばらされたことでショックを受け、
名誉挽回の為に腹切って死んだんじゃないの?
当時は死ねば名誉回復できる時代だったから。
374日出づる処の名無し:04/02/01 06:20 ID:5/890Mk8
>>373
( ´,_ゝ`)プッ


もうちょっと、知能をつけてからカキコ汁!!
375日出づる処の名無し:04/02/01 17:25 ID:Q1EU0BNF
全日本剣道連盟のHPに「剣道は韓国起源」についての反論が出た!
論者の竹内も武士道精神あり!みんなで禿げ増そう!
http://www.kendo.or.jp/jp/w-kendo/index.html#kenkai

竹内はこれからが大変よぉ!みんなメールなり電話なりして励まそう!
メアド→[email protected]

●関連スレ
韓国の捏造を容認し続ける日本剣連を動かそう part2
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1070059782/l50

韓国、ついに剣道(コムド)の五輪種目化を本格化
http://tmp2.2ch.net/test/read.cgi/asia/1064194462/l50

【エスカレート】韓国が剣道の国技化を開始【四】
http://sports6.2ch.net/test/read.cgi/budou/1070578558/l50
376日出づる処の名無し:04/02/02 00:35 ID:TDUIqQUD
>>375
ちょっとスレ違いになるけど、全剣連に激励メールしときました。


**と申します。はじめまして。

「剣道の起源」に関する御著述、
快哉を叫ぶ思いで読ませていただきました。
近年、「剣道の起源は韓国」なる言説がインターネット上で跳梁跋扈しているようです。この現状に、竹内様が明快かつ厳正な正論を対置したことに、心からの賛意を表したいと思いです。
「剣道の起源は韓国」なる珍説は、武術史的にも文化論的にも完全な妄説であり、放っておけばいいレベルのものですが、「嘘も百回言えば真実になる」という言葉もあります。
 また、「クムド」なる表記で、オリンピック競技化を目指す韓国側の姿勢には、「クムド」を剣道の「本流・正嫡」として世界に認知する意志が見え隠れし、日頃から不愉快な気持ちを抱いておりました。
 みなさまにkのようなことを言うのは釈迦に説法ですが、
現代の剣聖・高野左三郎(の言葉と記憶しております)曰く、
「撃って勝つかなれ、勝って撃て」
 この箴言には、勝負上の極意のみならず、武道の真髄が表現されていると
思います。この箴言は、勝てば官軍的スポーツ発想とは、まさに対極にあります。
このような箴言を生み出した歴史を持つ、『剣道』をはじめとする日本武道は、オリンピック競技には<馴染まない>本質的性格があります。
もし、「クムド」の形でオリンピック競技になれば、
「撃って勝て」→「勝った者が真の強者だ」
という発想の元に、武道精神が蹂躙されることでしょう。
 オリンピック問題は、「クムド」を種目とすることで、「クムド」こそが剣道の源流・起源とする流れ、韓国側が意図する流れの中にある問題であります。
今回のホームページでの正論は、まさに、その流れへの正当な立場表明であり、こころから嬉しく思いました。
 ありがとう御座います。

377日出づる処の名無し:04/02/02 01:11 ID:2AlTHclH
>>376
乙!!
378日出づる処の名無し:04/02/02 01:32 ID:NdyiyFrL
>>375
この話が堂々とマスコミレベルで討論できるようになればなぁ。
379日出づる処の名無し:04/02/02 02:26 ID:2AlTHclH
>>378
良心的なメディアに期待するしかない。
380日出づる処の名無し:04/02/02 11:33 ID:JVbfEzTB

今夜の実況は こちらで

乱歩R 第四話 ◆ 黒蜥蜴
http://live6.2ch.net/test/read.cgi/liventv/1075676645/
381日出づる処の名無し:04/02/02 20:34 ID:zSV893wM

今夜の実況は こちらで

乱歩R 第四話 ◆ 黒蜥蜴
http://live6.2ch.net/test/read.cgi/liventv/1075676645/
382日出づる処の名無し:04/02/03 04:10 ID:c6VTG+fe
>>381
黒蜥蜴をどこかで放送しているの?
383日出づる処の名無し:04/02/04 17:45 ID:fCikDi/C
>>375
自分も遅ればせながら、激励メールしたです
兄が学生時代に剣道してたので、兄にも依頼しておきました

まあ、確かにスレ違いではあるけどw
384日出づる処の名無し:04/02/04 20:28 ID:eDegm2mf
三島信者はさー
なんでクーデターやんないの?
へたれだから?
385日出づる処の名無し:04/02/05 17:17 ID:xA8cedAr
>>372
小室直樹著「三島由紀夫が復活する」ってどんな感じ?
面白い?
386日出づる処の名無し:04/02/08 05:46 ID:QhD9nscP
>>385
俺もまだ読んでいない。本が見つからないよ。
amozonで買えるのか?
387通行人:04/02/08 10:42 ID:DrJV9fxo
三島の死は早すぎた。本当は今こそ三島が必要だった。
もし、生きていたら慎太郎なんて足元にも及ばない影響力を日本に与えていただろうに。
388日出づる処の名無し:04/02/08 14:17 ID:I8+1tRfh
小林よしのりは三島由紀夫を結構パクっている
389日出づる処の名無し:04/02/09 06:13 ID:e7z5/EQv
>>387
返す返すも残念。生きていたら、改憲も10年前にできていたかも知れない。
390日出づる処の名無し:04/02/10 04:15 ID:qnv2JaXS
良スレ、浮上。
391日出づる処の名無し:04/02/10 05:43 ID:473pyhw6
>>384くん。三島は在るべき天皇と、その姿になったときの臣下のあるべき姿、つまり武士を演じたんだよ。
392日出づる処の名無し:04/02/10 08:40 ID:4I5tRFxr
>>391
いいこと書きますね。
393日出づる処の名無し:04/02/10 08:48 ID:OVj7+FId
394日出づる処の名無し:04/02/10 18:10 ID:473pyhw6
現在の天皇は三島にとっては耐えられないお姿なんだ。神じゃないんだけど神と同じというか、神聖さがなくなっているんだ。だから忠誠を今持つことをうしなっているんだね。だから三島はおのが命をもって訴えたんだよ。
395日出づる処の名無し:04/02/10 21:28 ID:G6Y04ekO
>>394
つーか、英霊の声を嫁。

あれを読んで三島の事を保守だの、右翼だのと、ちいせい枠でしか見れない香具師がいたら、そいつは氏ね。

俺は初めて読んだとき、『戦後』と『天皇』に関して抱いていた疑問が霧消し、俺の瞼の裏には日輪が・・・(ry。

 



396日出づる処の名無し:04/02/11 03:57 ID:7BqXY+e5
>>395
深いですね。根源的なものへの問いかけを三島由紀夫はしたと思います。
青年将校の反乱をなぜ、認めなかったのか?
なぜ、戦後、人間宣言をしたのか、という英霊の呪詛が聞こえてくる
小説です。
恐らく、戦後社会の中で日本共産党より遥かに深い場所から
戦後日本の体制を批判したのが、英霊の聲だと思います。

しかも、それはただの復古主義とかアナクロとは違うものなんです。
だから、そうやって、戦後民主主義の天皇を批判しても、実在の天皇を
批判したことではなく、ゾルレンとしての天皇を批判したものです。
言い換えれば、ゾルレンとしての天皇が不在になった戦後日本体制を
最もラディカルに批判したのではないでしょうか?
397日出づる処の名無し:04/02/11 05:23 ID:zsqlviGA
などてすめろぎは人となりたまいし。これが全てを現してるかな。
398日出づる処の名無し:04/02/11 06:49 ID:GYXIy9ON
昭和天皇はご自分のことを神だとは思ってなかった。
思ってたら独裁者のごとき振る舞いをしたでしょう。
人間として生まれているのに神と呼ばれて否定しないのは異常です。
呼ぶ方も科学全盛の「時代」というのを考えないといけない。
昭和天皇はその「時」を見定め、占領中であることも考慮して
「昭和21年年頭の詔書」を発表されたんでしょう。
もし本当に英霊が昭和天皇に対して疑問を持っているのなら、それは自分
と同じ人間のレベルで見ている、天皇を人間と思っていることになります。
しかし昭和天皇のご生涯はとても人間業とは思えません。
399日出づる処の名無し:04/02/11 17:20 ID:zsqlviGA
究極とは超越とはと考えた時、原因と思われる物が単なる結果つまり非連続と言う事で一
つの判断中止をするならば対立項としての客観的信念の中でのみ連続性を帯びた物とな
り得るのではないか?つまり三島の言葉"芸術は生であり行動は死"と言う言葉の意味は
私的にはそうとれるのですよ。つまり芸術とは生き続ける観念的客観そして行動とは現実
的非連続つまり個体の死と言う事ですね。
400日出づる処の名無し:04/02/11 20:27 ID:lV1cyfC0
>>398
人間天皇が『神』を否定したとき、日本は未来を失い、卑近で矮小化された快楽をむさぼる動物となりさがった。

三島が批判したのは、理想を具現化する役割、つまり、『人』としての崇高な使命を捨てた昭和天皇への批判だったのです。
その『人』っていうのは、ほとんど『神』と同義語ですよ。特攻に向かった若き英霊の精神はまさに、『人』でありながら、『神』でした。
その後も50年近く生きながらえた『現人神』以上にね。人と動物を区切るものは、意思であり、未来であると思います。
向上心、理想を思い描き、高みを臨んで、それを成し遂げる行動をしないのは人間ではない。
昭和天皇は、人間宣言によって日本の未来を放棄した。未来を信じて生きた英霊たちの命を奪ったのです。



401日出づる処の名無し:04/02/11 23:33 ID:nVFXV+xK
そうだね。三島は殿っていう言葉を使ったんだけれど忠誠を誓える対象物は人を超越していなければならないんだ。少なくとも2.26と戦後宣言の時だけは天皇陛下は神であるべきだったんだよ。
402398:04/02/12 00:44 ID:Khz4QJ1p
>>400
>理想を具現化する役割、つまり、『人』としての崇高な使命を捨てた昭和天皇

ここであなたの言う理想と使命は何を指すのでしょう?
天皇の使命の一つは國體の存続です。國體の掲げる理想は八紘一宇とも言えます。
言うまでもなく昭和天皇は、戦争を終結させ、敵将マッカーサーを感化し、
我々国民がもたらした未曾有の国難を乗り切り、日本を未来へ何とか存続させました。
三島は「英霊の声」で「國體を明らかにせんための義軍をば、叛亂軍と呼ばせて死なしむる」
と語らせてますが、二二六の将校たちのどこが國體を明らかにする義軍なのでしょうか?
彼らは独りよがりの理想のために天皇の名を利用し、世を混乱させただけでしょう。
昭和二十一年の年頭の詔書はマスコミによって「人間宣言」となってしまいましたが、
その問題のところは要するに「天皇と国民の関係は、神話や天皇が神であるといった
本当かどうか確かめようのない観念に基づくものではない」という意味です。
神と言っても人によっていろいろな解釈やイメイジが存在し、そんなあやふやなもの
ではないぞ私とあなたの関係は、とおっしゃっているのであり、朕は人間だなどとは
どこにも見当たらない。そんなものよりもっと天皇を貶めているものがある。それこそ
まさに日本国憲法であり、だからこそ三島は憲法改正を大義名分として市ヶ谷に突入して
「天皇陛下万歳」を叫んで亡くなったのです。
403400:04/02/12 09:40 ID:wfaa+cvJ
>>402
昭和天皇がやったことは、國體の存続じゃないよ。
國體の存続のためにその身を犠牲にするどころか、結局、人間という動物である自分の存在の存続だけ。
三島は、あの時点で、戦後に存続していた日本が、英霊が命を捧げて守った日本の未来かと嘆いていたね。

昭和天皇が戦争を収束させたなんて、今頃子供でも分かるような幻想をここでわざわざ否定する元気もないし、
ましてや、マッカーサーを感化したなんて・・・・・w。

後半の天皇の発言の解釈は都合のよい曲解だね。
確かに、朕は人間だよといったわけじゃない。しかし、昭和天皇はそれ以上の暴言を吐いたんだよ。
『架空なる観念』・・・・・・つまり、昭和天皇は、日本の思想や価値観、伝統、慣習、
文化それらすべてを否定して、その統合された天皇という存在を否定したんだよ。
八紘一宇の思想も包括した日本の國體を否定したんだよ。
それどころから、戦前にありもしなかったかってに選民思想(他ノ民族ニ優越セル民族)まで付け加える始末。

当時の日本人だって昭和天皇を、どんな定義であろうとも、『神』などとは思ってない。
国民は昭和天皇個人の人格や、震える手や、低い背格好などに心酔していたわけじゃねえよ。
天皇の背後にある日本国、つまりそれが当時でいうところの『國體』。もちろん、八紘一宇もね。

226将校の批判ばかりで、神風特攻の英霊を避けたのは反論が思いつかなかったから? 


これぐらい書けばすこしは議論が活発化する?(・∀・)


404日出づる処の名無し:04/02/12 11:32 ID:Pkp+w2zY
>つまり、昭和天皇は、日本の思想や価値観、伝統、慣習、 文化それらすべてを否定して、
その統合された天皇という存在を否定したんだよ。
これが、すなわち三島のいう芸術かな。まあ彼は臣下でもないが、彼の中での武士道は完
璧に成就したんじゃないかな。禅的思考、痛みすら喜びとするサドマゾ、肉体改造と。自己
克服の壮大なドラマなんだな。
405日出づる処の名無し:04/02/12 17:06 ID:LrMVy1Ee
>>403
深い議論になってきた。しかし、三島由紀夫が言っていた天皇はザインと
ゾルレンの二つがある事をお忘れなく。
僕は、人間宣言そのものを否定したとは思っていない。
昭和天皇には尊敬を念を抱いていたからね。
406日出づる処の名無し:04/02/12 17:08 ID:LrMVy1Ee
>>403
付け加えるけれど、昭和帝がマッカーサーを感化したのは事実だと思う。
それは、>>402さんと同意見ですね。
407日出づる処の名無し:04/02/12 18:36 ID:Pkp+w2zY
>>403くん横取りするね。つまり彼のいっているのは、人間天皇、昭和天皇個人に興味はな
いんだよ。国体そのもの、日本の伝統文化歴史、そしてその全てを体現し包括している天
皇だ。つまりつまり芸術とは生き続ける観念的客観なんだ。これが405くんのゾルレンだな。ザイン
というのは英国の国王のような覇王かな。三島の中にある天皇は封建主義時代の天皇なんだよ。
西洋の政治的天皇やキリスト教の民主主義には美がないんだ。だから体制の中に組み込まれた
天皇つまり明治維新は失敗したとしかいいようがない。芸術は超越していないとだめなんだよ。
だから現在のテレビの美智子様が今日何食ったとか、愛子様が風邪をお引きになられた、なんて
いうあまりに人間的なザイン皇室も否定する。
408403:04/02/12 21:51 ID:RryPBzcq
>>407
サッカー観てた。(・∀・) そんなとこですけど、ちょいと付け加えると、
天皇というのは、日本のあらゆる物(文化・芸術・歴史・=国体)を包括しながら、
現実に人間として存在し、それらの象徴的地位にある稀有な存在であり、
代表のようなもんでありながら、しかし、生存中はカミそのものではなく、
絶対権力を有する覇王ではなく、カミたる皇祖皇宗への祭祀を司る役目を担う存在なのです。
その点では、いわゆる封建時代の天皇像と言ってもいいかもしれんけど。

しかし、三島が昭和天皇を英霊の声で昭和天皇を批判している理由にしている天皇像というのは、
そういうようなある種、受身的な立場ではなく、言ってみれば、明治維新以降の天皇のあるべき姿を啓示したところではないかと思うのです。
そんなすごいもんじゃなくて、普通の人間なら、だいたいやれそうなこと。天皇の地位にいて空気読めればできそうなことですけどね。
( あくまで、自分の地位に執着せず、自分の命を惜しまなければですが・・ ところが、昭和天皇は・・・・)

三島は、指摘した226と神風の2つの契機に、昭和天皇は人として崇高なる極みのなりえるチャンスを逃した点を嘆いています。
三島が批判しているのは、昭和天皇という人間個人の資質についてであって、言ってみれば、
『・・20歳そこらの若者ですら、やり遂げた日本人の魂のあるべき姿を、なんであんたは!』と思ったわけですね。
どっかの国会議員じゃないが、人として×だと言い切ったわけです。







409日出づる処の名無し:04/02/12 23:12 ID:BYl+0OiE
すみません、明日までに三島由紀夫の奔馬を読んで、下の課題をしなくてはならないのですが、どなたかヒントをください。。。

1. Write a 3 page paper (typed, double-spaced, in English) on your reactions to reading the novel.
In writing your paper, you should respond to the following questions:
a. What happened in the novel. Be sure to include a summary of the main events of the novel.
b. What was Isao’s critique of Japanese society in the 1930s?
c. How closely do Isao’s thoughts and actions compare with that of the young officers who carried out the February 26, 1936 incident?
410日出づる処の名無し:04/02/13 02:39 ID:sV/5sLKI
誰かやくしてくれる?
411日出づる処の名無し:04/02/13 15:17 ID:Mm4u0PFP
a. 挫折 
b. 堕落
c. 恋闕
412日出づる処の名無し:04/02/13 17:18 ID:FbQWoirl
a 小説の主要な出来事の概略を念頭において何が起こったのか。
b 1930年代の日本社会に対する勲の批判は何か。
c 1936年の2・26事件を成し遂げた青年将校と勲の思想と行動を比較しれ。
こんなところか?
413日出づる処の名無し:04/02/13 17:31 ID:FbQWoirl
として、aは輪廻転生、b、c、は今までのレスを読め。とか言ってみる。
414日出づる処の名無し:04/02/13 18:06 ID:IpiQq/3Q
ただのバカウヨ
415日出づる処の名無し:04/02/14 14:45 ID:s1N+kAe2
>>403
現行の憲法に表記している象徴としての天皇ってことだろ?
おれは美濃部の機関説を支持するけどね。
まあ、似たり寄ったりだがな。
416日出づる処の名無し:04/02/15 03:04 ID:/rc1OFEe
>>415
美濃部の機関説は、今の憲法による天皇解釈と殆ど同じ。
明治憲法の矛盾は近代以前の天皇「制」を無理やり近代的な
立憲君主国の憲法に収めた事じゃないかな?

三島の文化概念としての天皇はその両方とも違うもので、まさに
近代を超克する可能性を持ったスキームではないかな?
417日出づる処の名無し:04/02/15 03:18 ID:BisSUDDs
三島由紀夫は焦りすぎていたのかなと思う。
もう少しだけ辛抱して、文章で日本人を啓発してほしかった。
拉致事件について、北朝鮮について、自衛隊について、靖国について、
憲法について・・・今彼が生きていたらどのように書いただろう?
418日出づる処の名無し:04/02/15 04:14 ID:XQ+T0jv6
>>417
あああ。。。それは、もう本当に残念でならない。
いま、彼が生きていたら、どれだけ多くの事を教えてもらっていたか?
そう考えると、切ないよ。
419日出づる処の名無し:04/02/15 10:11 ID:+B4TQnVB
三島の政治的発言は本気でなされたものではない。
彼には全て見えていたからね。
だからあんな滑稽で愚劣なスタイルで自殺してみせたわけだよ。
本人も愚行を予定していると言ってたわけだし。


420日出づる処の名無し:04/02/15 10:15 ID:JI1cOnZV
>>419
♪ せなで泣いてぇぇぇる 唐獅子牡丹 ♪ 
421日出づる処の名無し:04/02/15 10:24 ID:+B4TQnVB
自衛隊は決起しないんだなっ。 しないんだなっ。
なら、こんな風に自殺してみせる。死に様を見よっ。
てな感じでさー。子供じゃなんいだから。
本気で日本のこと考えてるなら、そんなことしねーよな。
要するに長年かかってやってきたロマン派的な自殺の舞台づくりの一貫なんだよ。
本気にしてどうするよ。
誰だったか、対談なにもかもどうだっていいって感じの
三島のニヒリストぶりが丸出しになったやつがあったよ。
422日出づる処の名無し:04/02/15 14:00 ID:wfAvoZhc
  ∧∧   
  ∩,゚Д゚)   まとまりのない長文ご苦労逝ってよし。
 └   )     ∧ ∧
 〜|  |      (,;  )>>421
   し`J      (  )〜
423日出づる処の名無し:04/02/15 17:57 ID:Q5R6nbUm
>>415
達吉親分の弟子は8月革命説を持ち出した宮沢・・・
不思議なモノですな。
424追記:04/02/15 18:00 ID:Q5R6nbUm
俺の通っている大学には三島全集がなかった・・・
少し哀しくなった。
425日出づる処の名無し:04/02/15 19:12 ID:LcBYFeD2
石原都知事は、
「彼がもし政治家になっていたのなら全力で応援した。
惜しかった」
って言ってたなぁ。
三島だって彼がしたことで即クーデターまで
起こると考えていたかどうか・・・。
けども、少なくても、
我々が戦後の日本について、
独善的平和憲法について、
考え直すきっかけにはなrんじゃないかとは、
思っていたんだろうね。
ホモだけど。。。
426日出づる処の名無し:04/02/15 23:54 ID:hMqhTHFh
>419
三島の政治的発言は本気でなされたものではない。
彼には全て見えていたからね。
だからあんな滑稽で愚劣なスタイルで自殺してみせたわけだよ。
本人も愚行を予定していると言ってたわけだし。

彼の政治的発言が本気でないというのは、ちょっと違うと思う。
三島はそもそも「政治的発言」をしようなんて思ってなかったのではないのか。
一人の偉大な芸術家が、芸術家としてぎりぎりできる極限の思想的表現を、
ああいう極端な自己抹殺的な形でやったのではないのか?
思想的表現と政治的発言は違うと思う。
そして、彼の捨て身の思想的表現は、日本人の魂を揺すぶることを狙い、
その一点だけに効果を絞ったものではないか?
「愚行」だと自分でもわかったうえで、命を捨てることに賭けた…。
三島を少し読んで、彼の死をそう考えています。

427日出づる処の名無し:04/02/16 03:39 ID:SX7U6uuT
>>426
「愚行」ではあっても、三島のそれにはどこか崇高な輝きがあるよ。
それにひきかえ、美のかけらも無い、見ていてへどの出るような愚行なら、それこそ掃いて捨てるほどあるけどね。
まぁ、魂を失った、「頭のいい」ことしかやろうとしない香具師らには永遠に分からん世界だろうさ。
428日出づる処の名無し:04/02/16 05:53 ID:uFGeElUL
崇高な輝き?ゲラゲラ
検死の時、三島の肛門からザーメンがドロリ。
こいつ死に際にオケツ丸出しで男とまぐわっていたんだよな。
糞の付いたチンポなめあってる奴が崇高ってか憂国ってか?w
429日出づる処の名無し:04/02/16 08:09 ID:Vhk6beXg
彼の性癖を持って全てを否定する根拠はないよ。一つの欠損があるとして総てが欠損にあらず。多数の非常識が総ての非常識でもなし。一つの欠点が総てに及ぶ事にもあらず。
430日出づる処の名無し:04/02/16 09:47 ID:VB1DXyTk
ていうか三島って若い頃に徴兵検査で
たまたま風邪ひいてて
検査官が結核かなんかの病気と見違えて不適格にされて
親父と一緒にこれ幸いと逃げ帰ったんだんよな。
これってブッシュより酷いよw
431日出づる処の名無し:04/02/16 10:19 ID:oIZM0tIr
これ幸いに逃げ帰った。のソースを出したまえ。調べるから。
432日出づる処の名無し:04/02/16 11:05 ID:VB1DXyTk
彼は士官候補生として兵役につく道を選ぶことができたが、その決意のせいで、
あえて普通に徴兵検査を受けた。ひょっとして自分の貧弱な体なら不合格にな
るかもしれない、そうすれば作品執筆を続けられると期待していたのである。
期待は外れて、戦争末期の非常事態のせいもあり、第二乙種合格となった。そ
うなると、赤紙による召集命令が届くまでのわずかな間が、彼に許された短い
猶予だった。


昭和19年、スタルヒンが失意の軽井沢行きを余儀なくされた頃、三島は祖父
のツテで製紙会社から当時困難であった印刷用紙の確保を受け、処女出版「花
ざかりの森」を世に出す。そして、昭和20年2月、運命の赤紙が届いた。
ところが、入隊検査の直前に三島は風邪による高熱を出した。普段でも貧弱な
三島の体は、風邪のためにますます弱々しく見えた。さらに軍医による誤診も
あって、「肺浸潤」と診断され即日帰郷を命じられた。三島は事の偶然に驚き、
検査場から一歩外へ出るなり、全速力で走って逃げた。「今のは間違いだった。
取り消しだ。立派に合格だぞ。おめでとう」と、誰かが追いかけてくるのでは
ないかと思ったからである。
433日出づる処の名無し:04/02/16 11:11 ID:VB1DXyTk
戦時の少年時には「英雄たらんと夢みた」三島、戦争末期には神風特攻隊の
「勇士」を最高の「悲劇の英雄」とみなして賛美憧憬した三島は、己を彼ら
になぞらえて自己美化と自己栄化の甘美な夢想に耽っていたのだが、土壇場
で死の恐怖から仮病を使って必死に兵役逃れの振る舞いをしてしまったのである。
入隊検査場で軍医に「この中で肺の既往症がある者は手を挙げろ」と言われて、
三島はサッと手を挙げたのである。


ググッただけでいくらでも出てくるなw
434日出づる処の名無し:04/02/16 11:15 ID:VB1DXyTk
三島由紀夫は最後の死に方を考えると意外に思われるかもしれないが、 彼は兵役を免
れようと東京都から引っ越して兵庫県で徴兵検査を受けている。 何故なら東京はひ弱
な人が多く、 自分なら甲種で合格しそうなので、 地方の青年達の中なら、 自分の体は
弱々しく見えるだろうということだったとか。
435日出づる処の名無し:04/02/16 11:19 ID:VB1DXyTk
付け加えておくけど
俺の祖父の弟は昭和元年生まれで三島と同い年だけど戦死してるよ。
兵役逃れして戦後にホモって死んだ三島より立派かもね。
436日出づる処の名無し:04/02/16 13:05 ID:X2eXbDto
兵役拒否問題だけで、三島の一生評価されてもね。

若い頃はもともとひ弱だったのは事実だし、ラディゲに憧れて夭折したかったとか・・・

晩年のホモな生活とか、盾の会やボクシングなどを基準にして考えてすべてを語ろうとするのは愚論でしょ。
三島をウヨとして批判したい輩は、そればっかり。
あの人ほど私生活の行動なんかが、そのまま文学とリンクしていて分かりやすい人はいないと思うがね。

はなざかり森と、金閣寺と、英霊の声をまとめて語ろうとするつもる?
437日出づる処の名無し:04/02/16 13:05 ID:X2eXbDto
る × り ○
438日出づる処の名無し:04/02/16 13:19 ID:jo0Sbq9s
三島の死は政治的行動(アンガージュマン)ではなく
あくまで文学的行動、(日本)浪漫主義的な自死だと思う。
けれども彼の自死が此の国に於ける政治的メルクマールと成り得たのは自明のことであろう。
439日出づる処の名無し:04/02/16 13:53 ID:oIZM0tIr
くぐってみたが君の抜粋は全体の一部、つまり人間として誰もが当然持っている恐怖心の部分を摘み取っているにすぎない。実際、戦争中の彼は天皇のため、皇国のために、命を捨てる覚悟でいたのは事実だ。
440日出づる処の名無し:04/02/16 14:12 ID:WZdQbpeb
 
441日出づる処の名無し:04/02/16 14:18 ID:oIZM0tIr
そして自決を以て武士道を示したのも事実ではないか。彼がノーベル賞
に何ら興味を示さなかったのも西洋の評価受けばかり、こびを売る事を
意識した当時の日本の文学者に嫌気をさしたものだ。所詮、生を語るロ
ゴスは偽善だ。死なないやつは偽善じゃないか。三島はりっぱに死をも
って自分の文学に責任を果たしたではないか。
442日出づる処の名無し:04/02/16 15:49 ID:p1Jx0sFM
>>彼がノーベル賞に何ら興味を示さなかったのも

って本気で言ってるわけw
ドナルドキーンとの関係調べたことある?
443日出づる処の名無し:04/02/16 16:09 ID:p1Jx0sFM
そういえばジョンネイサンが三島の翻訳より安部公房か大江健三郎なんかを
翻訳するようになっていったとき
三島は必死になってネイサンにすりよったが相手にされず
癇癪起こして仲違いしたんだったよな。
よだれだらしてノーベル賞ほしがってたんだよw
444日出づる処の名無し:04/02/16 17:16 ID:hFon55/5
まあ、どっかで本人が「作家というものは雑誌の誌面が全部自分の名前で
埋め尽くされることを夢見るぐらいに名声に飢えている」ってなことを
書いていたと記憶しているので、ノーベル賞欲しがってたと聞いても、
俺は別段なんとも思わないけどな。正直誰だって欲しいんじゃないの?
咎められるほどのことではないと思う。
445日出づる処の名無し:04/02/16 18:09 ID:oIZM0tIr
こびを売る事を
意識した当時の日本の文学者に西洋の評価が当てえられる事がいやなわけで、自分の作品には自信を持っていたということだ。
446日出づる処の名無し:04/02/16 20:15 ID:IzC2Dg+P
三島の文章を翻訳すると、翻訳するために書いたんじゃないかと思えるほど
素晴らしい訳になるそうだが、川端の「雪国」のノーベル受賞の理由になった
サイデンステッカーの英訳はあまりよろしくない。
ノーベル平和賞・文学賞はいいかげんなもんだ。
447日出づる処の名無し:04/02/17 01:13 ID:9x2VbcL9
・・・・で、三島をオカマだとかなんとか非難している連中は
実生活でどれだけ立派なことやってんだろうね?

人間なら誰でも持ってるような弱い部分、醜い部分だけをクローズアップして、鬼の首でも取ったように騒ぎ立てているだけ。
そんなことだから「糞サヨ」って言われちゃうんだよ。
>>428みたいに、朝っぱらからザーメンがドロリとか、そんなことしか言うことないの?
全く鼻糞以下のくだらなさ。もう存在しなくていいよw
448日出づる処の名無し:04/02/17 01:18 ID:CXOf4xhI
ザーメンがドロリ、気持ち悪いな三島って。
こいつを尊敬している奴はヌルヌルマニアか?
とっとと、しねばいいのに。あーキモ。
449日出づる処の名無し:04/02/17 01:42 ID:1uKJFGcf
右翼団体構成員はアヌス好き兄貴オタクか・・・w
450日出づる処の名無し:04/02/17 01:45 ID:2buXrKXI
↑ブサヨが同性愛者を差別してますね(w
451日出づる処の名無し:04/02/17 01:47 ID:CXOf4xhI
右翼 = 菊紋マニア = 肛門マニア = 三島
452日出づる処の名無し:04/02/17 11:25 ID:/YFyV4ZF
>>435

お前って、本当に頭が悪そうだな。www


反日馬鹿サヨの団塊ジジ−って、哀れだと思う。
453日出づる処の名無し:04/02/17 11:31 ID:kJKoVJlD
>>427>>452

同意。崇高だからこそ、死後34年たってもここで、こういうスレができる。
崇高にしたくない、下卑た反日糞サヨや反日カルト、落ちこぼれ団塊馬鹿サヨ、
そういった椰子が荒らしに来る。

ま、しょせん、思想的退嬰者の共産主義者の残党。絶滅種です。

はっきり言って、良スレなんだから、ファシストどもや低脳厨房には来てほしくない。

454日出づる処の名無し:04/02/17 11:45 ID:CXOf4xhI
肛門マニア = 思想的退嬰者 = 三島
455_:04/02/17 11:48 ID:HNwwq3yg
mms://vod.tbc.co.kr/vod1/vj/vj02-0527-1.asf
韓国の某サイトに張られていた映像がすごいんですけど。
日本の修学旅行生一行が韓国でアイドル扱い受けて引っ張りだこになり
熱狂的に握手や写真を求められてる。中には泣いている子もいる。
感想欄を見るとみんな一様に「イルパ」「恥ずかしい」「かんしゃくが起こる」
日本人の落ち着きと韓国のハシャギを比較して恥ずかしがっている。
このような光景は絶対に日本人に見られたくないんだろうな。
まさに彼らの脳内にある朝鮮通信使一行の逆バージョンだ。
http://bbs.enjoykorea.naver.co.jp/jaction/read.php?id=enjoyjapan_16&nid=344152&work=list&st=&sw=&cp=1
456日出づる処の名無し:04/02/17 15:07 ID:rBH7efTo
ざっと読んだけど
やっぱりあれだな
三島信者は三島についての知識無さ杉(藁
457日出づる処の名無し:04/02/17 15:18 ID:7YQ6MPzC
んなもん知識なんて言ってる自点で馬鹿丸出し
458日出づる処の名無し:04/02/17 15:26 ID:CXOf4xhI
作品はいいが、人間はキモイ。
そこんとこ混同している信者はただの痴呆。
459日出づる処の名無し:04/02/17 18:56 ID:O8MLrP+y
>>456
必死な荒らしも頭の悪さだけを露呈するだけだな。 どうどうと議論で勝負できないの? 
460日出づる処の名無し:04/02/17 22:05 ID:9UNCh5El
三島という一人の憂国者の思想は中々お目にかかれないんだ。以前の石原は太陽族とかいわれて三島と人気を二分していたが、今の石原を見れば三島の思想を真似ているとしか思えないよ。彼はコンプレックスがあるといってたが、私的には多分三島だ。
461日出づる処の名無し:04/02/18 00:04 ID:vQlERzFX
三島=ホモって言うことで、
三島を貶め否定する人って……。
人間として卑しいよ。

パトリシア・ハイスミスはレズだけど、
偉大な小説家だ。レズだって知ったときもふーんって感じだったよ。
私生活持ち出す人は、それで業績を否定できるとでも
思ってるんだろうか???
462日出づる処の名無し:04/02/18 00:26 ID:e4u5VeEf
で、パトリシア・ハイスミスは三島のように憂国とか叫んでましたか?
三島のような糞チンポ愛好家のヘタレのように偉そうに説教してましたか?
肛門からザーメン垂らしながら、男らしさを誇示してる時点で最低の人間。
463日出づる処の名無し:04/02/18 00:35 ID:5Jbt+OMy
>>461
業績が立派すぎるから私生活を持ち出して憂さ晴らしているんでしょう。

左翼が口癖の様に言う「多様な価値観を認めよう」というのは嘘っぱち
に過ぎないというのが>>448>>451>>454のレスで確認出来ますね(笑い
464日出づる処の名無し:04/02/18 00:55 ID:e4u5VeEf
業績が立派すぎるからageときます。ぷっ
465日出づる処の名無し:04/02/18 03:22 ID:fvGyGPCF
>>448=451=454=458=462=464(粘着暇人w)
おまえさぁ、キモイとかヌルヌルザーメンとか肛門どうたらとか、そんな幼稚な単語しか使えないの?
その程度でよく三島作品のよしあしまで言えたもんだね。
そもそも誰も三島を批判するなと言っているわけじゃないだろうに、批判なら批判でいいからさ、
日本人ならもちっとマシな日本語書けや。ご先祖様も泣いてるぞ(w

・・・それとも今のサヨクってのはこの程度なのか?(w
466日出づる処の名無し:04/02/18 03:22 ID:+HA0MVEW
なんか、最近このスレに来る荒らしのレベルが下がってるね。www

「テレビの人間はファシスト」

 強制連行、従軍慰安婦、教科書問題という捏造史観三点セットが繰り
返し、繰り返し、拉致報道の中に微妙にブレンドされてきた。洗脳は繰
り返しにその効用がある。どんなに馬鹿げた取るに足らないことでも、
毎日、何回か繰り返し聞かされていると違和感を感じなくなり、反撥も
鈍くなっていく。もし、歪曲された自虐史観の歴史しか知らない人間が
あの手の情報を浴び続けていたら、間違いなく拉致問題への憤りは沈静
化され、<平和幻想> の中で主体性を失った日本人として北朝鮮の主張を
次第に受け入れ始めてしまうだろう。かつて大島渚が三島由紀夫と対談
したとき、大島渚が「テレビ局の人間はみんなファシストですね」と言
ったのだが、まさに <ファシズム> による洗脳工作がどれだけ日本人の
北朝鮮への怒りを抑えているのだろうか。イラク戦争反対デモは行われ
ても、北朝鮮への怒りのデモさえ行われないのが日本の現状なのである。
もちろん、イラク反戦デモは <ファシスト> たちの絶大な協力があって
こそ生まれたものなのだが、二万人が集まった拉致被害者奪還の集会が
一切報道されず、百人の反戦デモを報道するテレビ局に普通の国民がも
っと、もっと、憤りを表明する必要があるだろう。

http://nishimura.trycomp.net/works/003-2.html
467日出づる処の名無し:04/02/18 03:27 ID:+HA0MVEW
>>465
いや、本当にレベルが下がってる。だから、馬鹿サヨという言葉が定着
したんだね。この前、三島由紀夫と東大全共闘の討論の本を見つけたけど、
面白くて読み耽ってしまった。
あの頃は、全狂頭でさえ、レベルが高かった。ちゃんと三島と会話ができた
んだよね。
ま、全狂頭は戦後民主主義カルトの教祖、丸山真男を否定して糾弾
したんだから、そういう意味では通じ合うものがあったんだろうね。
468日出づる処の名無し:04/02/18 03:56 ID:dsGt7Ei4
馬鹿サヨのレベル低下にお嘆きな、そんな貴方に、お知らせが・・・・


復刊ドットコムというサイトの「文化防衛論」の復刊への要望がまだまだ
足りません。僕は、もう書いているので、ぜひ、書き込んで投票をお願いします。
いい本なので、みんな署名して下さい。

http://www.fukkan.com/vote.php3?no=16815

※文学関連のスレに、コピペよろしこ!

469日出づる処の名無し:04/02/18 09:57 ID:KBK+dqZ5
兵役逃れした人間が何言っても説得力ないわな(ゲラゲラ
470日出づる処の名無し:04/02/18 10:04 ID:ym1HA3my
>>469
オマエは 本当の祖国もしくは、ココロの祖国が鬼畜米国に攻められようとしているのにどうして兵役志願しないの?
471日出づる処の名無し:04/02/18 18:28 ID:BcHLRciE
説得力というのも現実に三島の予言したとおり、自衛隊の要請は米国から来たではないか。
472日出づる処の名無し:04/02/18 20:41 ID:e4u5VeEf
>三島の予言したとおり、自衛隊の要請は米国から来たではないか。
笑わせるな、知ってたけど誰も口にしなかっただけ。
屈折した無責任なオカマ野郎が発言したら予言かよ?
今の自民党みろや、誰も米国の要請とは言わんだろが。
三島は尻の穴にバットつっこんだまま身の丈に合った死に方すればよかったんだよ。
よりによって憂国とか誰も否定できないような紛らわしい屁理屈つけて、
己の過去の恥さらし人生を精算しようとしやがってよ。
オカマの浅はかな小芝居にまんまとのせられて、いまだに白痴崇拝者がいるのが大笑い。
473日出づる処の名無し:04/02/18 21:15 ID:YxntUPdE
なんていうかさぁ
兵役逃れしておいて
偉そうなことよく言えたなぁと思うよ
この人
474日出づる処の名無し:04/02/18 22:03 ID:xIsnabvg
誰か知ってたの?
475日出づる処の名無し:04/02/19 09:25 ID:ulIlfBdq
三島由紀夫似のおさーんに振られたゲイボーイが荒らしてるスレはここですか?
476日出づる処の名無し:04/02/19 11:37 ID:ltJHN4QN
↑3/100点
477日出づる処の名無し:04/02/19 12:43 ID:itnpLR7E
荒らしくんよ、三島をこき下ろすのは構わないんだけど、君達は真剣に日本を考えた事あるのかい?
478日出づる処の名無し:04/02/19 15:32 ID:ltJHN4QN
>>477
日本の将来のために、派手な上面だけでヘタレ糞まみれ野郎を神扱いするような
おまえたち低能どもが絶滅することを真剣に願っているよ。
479日出づる処の名無し:04/02/19 15:38 ID:EUbj5841
>>477
お前は自衛隊に入れ!
480日出づる処の名無し:04/02/19 15:51 ID:itnpLR7E
おいおい三島を神と思ったことはないぞ。文化防衛の切り口が気に入ったんだ。
481日出づる処の名無し:04/02/19 16:20 ID:ltJHN4QN
「文化防衛論」別名「白人コンプレックス垂れ流し論」
伝統文化の危機に警鐘をならしながら、おのれの肉体をマッチョ化。
羞恥心のかけらもないこんな奴の戯れ言に誰が耳を傾ける?
ドキュソが国家論語りながらオナってるのみてて楽しいか?共感するか?
自身の趣味嗜好の延長線上に国家論を絡めた時点で、三島を許すことができない。
482日出づる処の名無し:04/02/19 18:46 ID:CQ627lTj
>481
なんなんだ、こいつ。
単なる荒らしにしては粘着ぶりが必死だし
そのわりには内容が全く無いしで、どうしようもない低脳だな。

>羞恥心のかけらもないこんな奴の戯れ言に誰が耳を傾ける?
ドキュソが国家論語りながらオナってるのみてて楽しいか?共感するか?

これって、まるでおまえ自身のことじゃねーかw
てめえでてめえ自身のツラに唾吐いてどうすんだよ(ハゲワラ
483日出づる処の名無し:04/02/19 20:12 ID:ltJHN4QN
>482
チミのおかげでますます三島信者は痴傷扱い。
日本のためにしねばいいのに(ゲロゲロ
484日出づる処の名無し:04/02/20 03:13 ID:idv+nsGc
右翼って夜寂しい時は三島由紀夫やヒットラー石原の写真見ながらオナニーするの??
気持ちいい?? ケツの穴。 ん? なッ。

兄貴セックスで愛されてるん? 
あんまり激しい時はケツの穴にワセリン塗りなさい。
485日出づる処の名無し:04/02/20 09:27 ID:9gGkFRL+
>>484
この人はじめて、ヒットラーって書いたんだね。 普通の人はヒトラーって書くよ。
あまり知らない言葉使って無理に書くのはやめなよ。

ここの住人はオマイのようにケツの穴の使い方とか知らないんだよ
ヒトラーやシュタイナーやブラバツキーのことはは知っててもさ。
486日出づる処の名無し:04/02/20 12:01 ID:Xjvj1arq
三島信者教養なさすぎw
487日出づる処の名無し:04/02/20 12:52 ID:+8kmnLF9
三島の小説を賞賛するならまだわかる、しかし思想や私生活を賞賛する奴は、
はっきり言ってキチガイか無知。
オカマのクーデターごっこに、いちいちつきあってられるかw
488日出づる処の名無し:04/02/20 14:58 ID:vY+vBL24
>>487
無知はおまいだ。三島はオカマではない。両刀使いだバカ。
489日出づる処の名無し:04/02/20 15:11 ID:z8O+SkB8
>>473 このスレ違いのキチガイをアク禁にしろ!!


なんていうかさぁ
> 兵役逃れしておいて
> 偉そうなことよく言えたなぁと思うよ
> この人
490日出づる処の名無し:04/02/20 15:14 ID:SaqGgwjF

兵役拒否でない人間を平気で兵役拒否と書き、捏造ネタで人格攻撃。

みんな、まともに議論できない、低脳の反日馬鹿サヨの成れの果て。
キチガイは、このスレとこの板から出て行け!!

491日出づる処の名無し:04/02/20 15:43 ID:+8kmnLF9
>>490
★天才 三島由紀夫 文学と【行動】 再評価★2
タイトルどおり三島の行動を批判評価して何が悪い。
オマエのように日本語もろくに理解できないような白痴が、
文学を語るなど勘違いもはなはだしい。
ろくに本も読んでねーくせにちょろちょろ目障りなんだよ。

尿道に爪楊枝刺して遊んでろw
492日出づる処の名無し:04/02/20 15:47 ID:toVl2loH
狭義に置いての思考というものにつまり芸術的観念の具現化は逸脱をもってしか成り立ち得ない事を鑑みると、詭弁を労さずしてなんの正当性があるのか。
493日出づる処の名無し:04/02/20 16:54 ID:wTzauET2
三島は何がしたかったのか。
決起したから、どうだというのか。
この先見の無さ。あきれられて当然。
494日出づる処の名無し:04/02/20 17:13 ID:9gGkFRL+
>>492
英訳した方が意味が分かりやすそうな文章だな。
495日出づる処の名無し:04/02/20 17:14 ID:zkL9Enbh
三島って何か根無し草みたいな印象があるなぁ。
普通の人は故郷だとか家族というバックボーンみたいな
モノがあるじゃん。日本人としての土台、アイデンティティ。
そーいうモンが三島には欠けていたから概念としての
日本文化や歴史に傾倒していったんじゃないかなぁ。
普通のオレ等愚民は意識しないけど持っている「日本人」と
しての身体性?みたいなモンを思想的にとらえすぎたのでは・・・

シロート愚民のたわごとだけどね
496日出づる処の名無し:04/02/20 18:31 ID:toVl2loH
個人の観念などは解る人だけに解れば良い。マニアックは所詮マニアックだ。
497日出づる処の名無し:04/02/20 18:56 ID:1GnjUSBl
三島信者必死だな(藁
498日出づる処の名無し:04/02/20 21:34 ID:BbRz9yni
兵役逃れした作家なんて三島だけじゃないでしょうに。
たとえば漱石。
499日出づる処の名無し:04/02/20 23:13 ID:KaD0AD0b
たとえ狂気と言おうが、人が信念を貫き命を掛けてやった事は少なからず論じるに値する。君達が思わざるに係わらず日本の潮流は彼の予言通りに進んでいるんだ。
500日出づる処の名無し:04/02/20 23:36 ID:IESGqY1R
>>495
あなたの指摘は鋭い。
でも、それは三島に限らず日本の芸術家の宿命なんではないのか?

三島は、西欧に傾倒する知識人(たとえば敗戦後日本語をやめてフランス語にしろと言った志賀直哉、
漢字を全廃してローマ字にしろとかいった人たち)
とは違ってたことだ。
西欧への傾倒をこえて、西欧の限界への自覚を深め、日本をあらためて考察し、追求したことだと思う。
私は三島の死の行動に否定的だけど、死をもって表現しようとしたことの意義
を否定するべきではないと思う。
あの死に方は、単に美意識にとりつかれた死ではないよ。
戦後日本の生命尊重への意義申立を、自分の命を捨てて訴えたかった。
そうとしか思えない(賛成反対は別として)。
三島旧全集の最後の巻、サヨクの人と対談してるんだけど、
あれ読んだら、三島の死の意味がなんとなく分かるような気がします。
501日出づる処の名無し:04/02/20 23:38 ID:+8kmnLF9
おまえの論によると安保闘争でアメリカ追従に反対した人間は全て予言者になるな?
イラク派兵も何百万人もの予言者によって予言されていたわけだ。
取り立ててキチガイオカマを予言者扱いすることもなかろうものを。
信者の信者たるゆえんだな。
502日出づる処の名無し:04/02/20 23:42 ID:+8kmnLF9
501は>>499へのレス
503日出づる処の名無し:04/02/21 00:36 ID:tkQ5ZynA
>>485
手が震えているようだが、心当たりがあったか、ケツの穴w

504日出づる処の名無し:04/02/21 01:39 ID:EmWsfsq7
約1匹、糞蠅のようにしつこい野郎が必死にブンブン飛び回っているなw

>>501よ。だいたいおまえは三島をまともに読んだことがあるのか?
小説でも戯曲でも評論でも対談でも何でもいいから
1つ取り上げて、まともな日本語で論じてみな。話はそれからだ。
505日出づる処の名無し:04/02/21 03:09 ID:5NS+doGg
糞蠅は信者だろう。
糞まみれの三島のケツにあ・こ・が・れ(ハート
506日出づる処の名無し:04/02/21 05:47 ID:vK9pIouu
予言はまだあるぞ。理念なき経済大国。民主主義の弊害。日本文化の混沌。チミたちのようなルサンチマンを生み出した事。左翼的オポチュニズムつまりサヨク的ご都合主義。
507日出づる処の名無し:04/02/21 06:31 ID:tkQ5ZynA
予言かぁ・・・
フランスのノセタラダマスの大予言といい・・・、
オウム真理教の予言カルトといい・・・、インチキ臭。

神道系カルト右翼の文学とは、男色家のお匂いがするケツの穴。
508日出づる処の名無し:04/02/21 09:15 ID:2cLocieS
戦中の本番は必死で兵役逃れしておいて
平和な戦後にお稚児さんと一緒に軍隊ごっこ
そのあげくひとりではできずに
手伝ってもらって自衛官拘束して
日本がどうだとかまあ偉そうな演説して切腹でつか プッ
でもまあ三島が偉いのはそんな馬鹿な様子を
本人が全部意識していたと思われる点だね。
本当のバカはこの行動を美化しようとする三島信者
509日出づる処の名無し:04/02/21 09:54 ID:Mxb2dpmg
日本共産党のみなさんも戦争中は獄中にいて戦争に行かなくてよかったな。
510日出づる処の名無し:04/02/21 10:44 ID:Ni8FYKkF
>>508
マッチョな彼に逃げられたゲイのママ、ヒカルさん 朝からご苦労さん。
511日出づる処の名無し:04/02/21 14:13 ID:vK9pIouu
私が終始三島の社会民主性とその理念構築の不可能性(つまり結果としての現状)を言
及しているにも関わらず、チミたちの回答が、呼称への非難とケツ以外のアクロバット的
展開を述べていないと思われる様なきがするがいかがか?私の勘違いか?であるなら
その私の勘違いであると言う言説の論拠を示せ。といっても解からんか。
512日出づる処の名無し:04/02/21 14:55 ID:Esr84B0v
何だか、三島由紀夫と縁もゆかりも無い、低脳の荒らしが湧いていますね。www
それだけ、時代は反日馬鹿サヨに過酷になっているんでしょう。

>>467
貴方の言う通りでしょう。昔の左翼はまだ頭脳があったんですが、頭脳の
ある人間で今時、共産主義者は絶滅したようで。。。馬鹿サヨしか残って
いない。他人に迷惑を掛けずに一人でオナニーをしてればいいのに、ノコノコ
こういう場に出てきて、日ごろの鬱憤晴らしをしています。
削除以来を出すので、>>467以外の人も協力してください。

>>468
僕は古書店でgetしていますが、その投票に協力します。文化防衛論自体は
新潮文庫の「裸体と衣装」に入ってますが、オリジナルの「文化防衛論」に
収められている他の論文や学生とのシンポジウムが非常に面白いので、再販を
望みます。「自由と権力の状況」という論文は秀逸です。

>>496>>500
深い議論ができそうなので、後でレスします。
それにしても、荒らしがウザイので削除ご協力を。
513日出づる処の名無し:04/02/21 15:04 ID:UI7wZiYt
フランスからの留学生です。三島由紀夫に詳しい人がいるかと思って、質問です。
西村幸祐氏の拉致問題とメディアの関係を論じた文章に、こんな一節があります。

>かつて大島渚が三島由紀夫と対談したとき、大島渚が「テレビ局の人間は
>みんなファシストですね」と言ったのだが、まさに <ファシズム> による洗脳工作
>がどれだけ日本人の北朝鮮への怒りを抑えているのだろうか。

http://nishimura.trycomp.net/works/003-2.html

この三島由紀夫と大島渚の対談はどこで読めますか?何と言う本に入って
ますか?誰かご存知の方は教えてください。お願いします。
514飯沼勲:04/02/21 15:21 ID:KIq+9Sma
>>513
( ゚Д゚)⊃ ホレ  【ファシストか革命家か】と題されていて、納められているのは、
『源泉の感情』 三島由紀夫対談集 河出書房新社 昭和45年初版 
もとは、『映画芸術』 昭和43年1月号に納められていたものなので、他の本にも収録されている可能性もあります。

この対談集には、ほかに石原慎太郎、野坂、安倍公房、小林秀雄、モンチッチなどもあり、300Pでかなりボリュームあるよ。
 
515日出づる処の名無し:04/02/21 15:52 ID:5NS+doGg
三島さんは、きっと若く美しく、ごく普通にかあいらしい男の子に、愛されたかったんだろうなぁ・・・。
武士道だの、文化防衛論だのといった偽りの鎧で、いったいなにを守ろうとしたんだろう?
ぼくは、若くて美しい男の子が大好きで、彼らに愛されるためならなんだってする・・・と、どうして言えなかったんだろう?
そんなことだけは絶対言わず、もちろんじぶんがゲイだなんてことは死んでも言わず、
そのかわりにもっともらしい尊敬されやすいことばかりを言って。
そんなことばっかり言ってるものだから、まわりには劣等感いっぱいのインチキ信者ばっかり寄ってきちゃって。
返す返すも、お気の毒。
516日出づる処の名無し:04/02/21 16:05 ID:80Hr4/xc
>>438
それは、もう、彼の死後33年間、ずうっと論争されて来た事で、
誰も結論を出せた人はいない。

永遠の論争だし、誰か天才的な思想家が出現してくれれば、終止符を打てる
かも知れない。
でも、歴史しか証明できないでしょ。村松剛は三島さんの死の意味が理解される
には100年掛かると言っていたけど・・・・・
517日出づる処の名無し:04/02/21 16:08 ID:5NS+doGg
三島は男に欲望を感じ、はっきりとした肉欲を感じ、なんとかそれと正面から向き合わずに済ませたい、
もっと高尚な、もっと高潔な、そういうものにすりかえたい。
それがボディビルとなり、武道となり、右寄りの精神となり、楯の会へと結びつき、割腹自殺になってしまった。
痛ましい、そこまでゲイであることを隠したかったのか。
自分のお腹を切って見せてまで、欲望を知られまいとしたのか。
必死になって美しい身体を作り、それを青年たちの手で殺させる。
隠したいとあれほどまでに望んだ欲望に打ち震えながら、彼は最期の時を迎えたのだろう。
518日出づる処の名無し:04/02/21 16:19 ID:5NS+doGg
昭和45年11月25日。作家三島由紀夫は市ヶ谷の自衛隊で死んだ。
その死に「自決」の言葉はふさわしくない。自決とすれば何に対して責任をとったのか明確でない。
もちろん「世間をおさわがせした」からではない。「心中」と言ってしまったほうが彼の内実に近い。
結局は同性愛指向にさからって、男らしく結婚して子をつくり、文武両道を地でいくために自分自身を偽る。
国粋主義者でもなんでもない。「若くして国家を憂えて男らしく諌死した三島由紀夫」という役者であった。
男色家という語がぴったりする彼が、もし平成を生きていたならば、文章を書くひとりのゲイにすぎなかったであろう。
519日出づる処の名無し:04/02/21 16:22 ID:x1fcNVC7
>>517
スレチガイのキチガイホモ!!ウザイんだよ。
削除するぞ。荒らしは出て行け。

24歳で「仮面の告白」、26歳で「禁色」を書いているのも知らないのか?

ホモの知恵遅れなんか、生きてる意味が無いから死ねよ。
変態で生きていていいのは芸術家だけだ。お前のような人間のクズは
早く自殺しろ!!

変態ホモの低脳児!死ね!!出て行け!!殺すぞ!!
520日出づる処の名無し:04/02/21 16:25 ID:XtTAAXp6
>>519 同意。

荒らしの知障のホモ、
ID:5NS+doGg
ID:5NS+doGg
ID:5NS+doGg

こいつをアク禁にしろ!!通報したぞ。
521日出づる処の名無し:04/02/21 16:29 ID:5NS+doGg
日本では、同性愛は情緒的批判者から右翼思想や天皇制と多く結びつけられ、エセ病理学的にも揶揄されてきた。
つまりオカマはオカマのままだったわけです。が、アメリカでは、オカマは次第に誇り高き「ゲイ」になっていきます。
それは民主主義と結びつく運動です。民主主義にはなんらの感情移入もできなかった作家三島由紀夫は、
ただのヘンタイ男色者として死んだ。もちろんここでいう「ヘンタイ」とは、自分が同性愛者であることを恥じている、
その「恥」の意識の変態性を指す。
522日出づる処の名無し:04/02/21 16:30 ID:uTi7PO7K
ID:5NS+doGg
      |
      |
   ぱくっ|
     /V\
    /◎;;;,;,,,,ヽ   そんなエサで
 _ ム::::(,,゚Д゚)::|   俺様が釣られると思ってんのか!!
ヽツ.(ノ:::::::::.:::::.:..|) ( そうか・・・韓国でもハーフタイムなんだな。)
  ヾソ:::::::::::::::::.:ノ
   ` ー U'"U'
523日出づる処の名無し:04/02/21 16:35 ID:sZlynU1B
>>514
513ではないけど、情報thanks!!
俺もあの西村幸祐氏の文章を去年雑誌で読んでから、三島さんと大島渚
の対談を読みたかった。
教えてくれてありがとう。

あの対談は、全集を買うか、古書店でさがすしかないね?
524日出づる処の名無し:04/02/21 17:14 ID:5NS+doGg
三島は、『仮面の告白』で、絵本の中のジャンヌダルクが美少年ではなく、
男装の麗人であったことにがっかりしたと書いた。
名家の女性との結婚を決めたとき、それは本当に三島にとって自分らしく生きることだったのだろうか。
結婚後もさまざまな男性との交際を続け、最後は楯の会の美少年と共に死ぬことを選んだ。
『仮面の告白』を発表した後も、仮面をかぶり続けた。
「三島のあの告白はよくできたフィクションであって、あれは文学上の虚構ですよ」と述べる批評家もいて、
三島もその評を利用した節がある。
もし、三島の生きたころが、現代と同じようにセクシャリティの多様性やトランスジェンダーに対して
理解ある時代であったなら、三島の文学と死は、異なる結果を迎えたかもしれない。
今のようなジェンダーに対する考え方の変化に対して一番論じて欲しい文学者は、三島だったと思うのだ。
現在のジェンダー論が、女性学や社会学の方面からの論より以上に、サブカルチャーからのツッコミによって
社会に浸透してきたことを考えると、文学の立場から物言える人のジェンダー論を三島に聞いてみたかったと思う。
ジェンダーとセクシャリティに対し、社会は50年前40年前とは違う反応を示すようになった。パートナー選びも自由。
ヨーロッパでは同性との結婚を法的に認める国も出てきた。
男と女も、女と女も、男と男も、どんな組み合わせであれ、ベストパートナーといっしょにいられる人は幸福だろう。
そして「私らしさ」を失うことなく、「自分は自分」として生きて行けたらそれにまさることはない。
525日出づる処の名無し:04/02/21 17:35 ID:JBdbMRyV
>>524
言いたいことはわかるが、荒らしに惑わされんで暮。
ホモ兵役拒否の荒らしが横行しているが、ここは極東ニュースなので、すまんが同性愛論議は他でやってくれ。
526日出づる処の名無し:04/02/21 17:42 ID:PDe8rA0v
>>524

どこを縦読みするの?
527日出づる処の名無し:04/02/21 17:54 ID:3FlJrkhZ
>>525

524のID:5NS+doGgが低脳ホモの荒らしだよ。レスをするなよ。
そいつをアク禁にしよう。

520 名前:日出づる処の名無し[] 投稿日:04/02/21 16:25 ID:XtTAAXp6
>>519 同意。

荒らしの知障のホモ、
ID:5NS+doGg
ID:5NS+doGg
ID:5NS+doGg

こいつをアク禁にしろ!!通報したぞ。
528日出づる処の名無し:04/02/21 18:09 ID:2cLocieS
>>525
「兵役拒否」って言葉はやめろよ

兵役逃れとニュアンスが違うんだから
529日出づる処の名無し:04/02/21 18:38 ID:5NS+doGg
三島由紀夫は国粋主義者でもなんでもない、憂国という仮面をかぶった、ただの男色家。
もし今、生きていたならば文章能力に優れたひとりのゲイにすぎない。
等身大の三島の姿に向かい合えず、ひたすら崇拝する愚かな人間がいるとするなら、
教養のない右翼かカミングアウト出来ない臆病者のゲイである。
530日出づる処の名無し:04/02/21 18:46 ID:5kpfESye
IDが変わった。(・∀・) バレバレ
531日出づる処の名無し:04/02/21 20:06 ID:kYXowc5E
精神医学から見ても純文学の物書きはどこか精神に病的なところがないといけない。
高名な作家は古今東西ほとんどビョーキである。
そのビョーキの部分をひたすらあげつらうのは単なる中傷である。
532福田和也vs前田日明:04/02/22 01:50 ID:a9Hye8pc
前田:坂井三郎さんがアメリカの旧空軍の撃墜王クラブみたいな会に招かれて講演したとき、
自分は空戦で1回も負けなかったというようなことを言った。俺は勝って勝って勝ちまくった、
その証拠に、零戦は防弾ガラスはおろか、防弾構造そのものが全然施されていなかったのに、
アメリカのパイロットは誰も俺に致命傷を与えられなかったではないか、とまぁこんな啖呵を切った。
そしたら何と歓声が上がった。これはもう敵味方を超えて、坂井さんの比類なき勇気に対する敬意
の表れですね。日本人にも俺たちをたいそう苦しめたすごいやつがいたんだということへの、率直
な評価だと思う。

福田:本当にそうです。この感覚が戦後日本には見事なまでになくなってしまった。あるのは、ああ、
撃ったんですか、飛行機落としたんですか、人を殺したんですか、なんて悪い人だっていう、そういう
感じだけ。

前田:敵ではあるんだけれど、敵ながらあっぱれみたいなね、そういう闘う者の美意識がなくなって
きましたね。
533福田和也vs前田日明:04/02/22 01:51 ID:a9Hye8pc
前田:戦後は、そういうふうな日本人を貶めることばかりしている。たとえば俺が腹立たしく思っている
言説の1つは、日露戦争の旅順港封鎖で戦死した広瀬武夫中佐を同性愛者云々というやつ。何馬鹿な
こと言ってるんだ、誰でも部下を救いに死地に飛び込めるのか、くだらないことを言うな、と言いたい。
偉大な存在、物語を削りとるような真似をしていったい何の意味があるのか。
(中略)

福田:結局いまの価値観なり基準で人間を見る貧しさだと思いますね。本質的にはどうでもいい話を
殊更フレームアップしてみせる。それで何か一段深い人間理解をしたような気になってしまう。

前田:俺はそういうのは嫌だな。理屈じゃなくて感覚として、そういうのは人を貶める行為だし、
卑怯だと思う。そういうことを論じるな、というんじゃないけれど、それには時と場所があるでしょう。
情けとか思い遣りとか、それに通じる感覚のない人間の言説なんて、いくら論理的に正しかろうが、
そんなもので人間は動かない。日本的な、東洋的な美的感覚からいってもそうだと思う。

534福田和也vs前田日明:04/02/22 01:53 ID:a9Hye8pc
福田:それを壊そうと思ってやっているんだから、その感覚は無いでしょうね。端的に言えば、
侮辱しようと思って言っているのだから。

前田:侮辱です。もちろん批評、批判はいい。でも、侮辱はだめですよ。
同性愛であろうと何であろうと、死ぬかもしれない状況で助けに行くわけでしょう。そもそも
それは同性愛とか何とかいう以前の問題で、人間として尊ばれる行為じゃないのか。それを
省いてしまっているんですよ。同性愛ということで全部帳消しにしてしまう。そっちのほうこそ
浅はかな人間理解だと思いますよ。それでいて、一方では同性愛に対する差別や偏見に批判を
加えたりしている。
たとえば三島由紀夫に対しても、同性愛者としての視点から論じることが、さもリアリズムにかなう
みたいに言う人たちがいるけれど、三島がそうだとしても、誰もがあんなことをできるわけじゃない。
畏怖が無さ過ぎますよ。当時ノーベル文学賞をとるかどうかというぐらい名誉があって、もちろん
日本の文壇にもジャーナリズムにも大変な地位があって、富もあって、もうロココ調の自分の好きなデザインの
家を建てられて、子供二人と奥さんがいて、家の玄関を入ってみたら、三輪車があるような日常が一方
にあって、それでいながら、天下国家を憂えて腹を切れますかって言いたい。切れないですよ、絶対に。

535福田和也vs前田日明:04/02/22 01:55 ID:a9Hye8pc
前田:三島由紀夫という人間は、本当のところは分らないですよ。彼だって、実のところ、自分たちと同じ
ように「戦後」という時代の洗礼を受けていて、それにもかかわらず武士道とかそういう様式の中に
自己を埋めることで己の核心にある純真を甦らせようと、えいやっと、やってしまっただけかもしれ
ない。
でも、それでも実際にやってしまったところがすごいんだと思うんです。さっきの広瀬武夫と同じ、
じゃあおまえがやってみろと言われて誰ができるか。やっぱり削りとってはいけない、貶めてはいけ
ない存在だと思います。
(中略)
三島由紀夫の最期の一文、『檄』を読んで、俺はよけいに三島が好きになったんですよ。文芸評論家
はあれを悪文と言っているけれど、俺は全然そうは思わない。感情のこもったいい文章だと思います。
思いのたけがほとばしっている。
それに、彼が『檄』のなかで誰に対してものを言っているかというと、いま生きている人たちだけでは
ない。死者に対しても語りかけている。過去と現在、両方の日本人に対して語りかけているんですね。
(中略)
三島ほど文才のある人間なら、最期の文章ということで、もっと文芸上、巧緻をきわめた文章を
いくらでも書けたはずだし、正確さを期して書こうと思ったら、きっといくらでもできたでしょう。
いや、そうするほうが簡単だったと思う。でも、そういう文章ではなく、感情のほとばしりをその
まま筆にのせた。技巧にはまったくこだわらず、思いのたけをさらした。
536日出づる処の名無し:04/02/22 03:31 ID:OL0Szstu
三島さんは、きっと前田日明に、愛されたかったんだろうなぁ・・・。
武士道だの、文化防衛論だのといった偽りの鎧で、いったいなにを守ろうとしたんだろう?
ぼくは、前田日明に愛されるためならなんだってする・・・と、どうして言えなかったんだろう?
そんなことだけは絶対言わず、もちろんじぶんがゲイだなんてことは死んでも言わず、
そのかわりにもっともらしい尊敬されやすいことばかりを言って。
そんなことばっかり言ってるものだから、まわりには劣等感いっぱいのインチキ信者ばっかり寄ってきちゃって。
返す返すも、お気の毒。
537日出づる処の名無し:04/02/22 05:14 ID:DYusd9NN
時間軸が支離滅裂。
538日出づる処の名無し:04/02/22 09:28 ID:NoE/vARN
俺の場合、このふたりの対談っていうだけで読む気がしないんだが・・・
539日出づる処の名無し:04/02/22 09:53 ID:bnlNzsXe
終戦間近に徴兵されて
東ニューギニアのジャングルで地獄の激戦を闘って
終戦を迎えて生きて帰ってきて
おなじことを言ってたのなら信用してやってもいいけど
徴兵検査で肺水腫と誤診されて助かったと思って逃げて帰った文学オタ
の戯言につきあいたくはないわなw
540日出づる処の名無し:04/02/22 10:31 ID:6H+laSib
>>539
つきあいたくないんならイチイチ書きこむなアホ。
541日出づる処の名無し:04/02/22 16:09 ID:ORidRgAv
>>539
おまえ、叩く相手は他にいるだろ? その異常さが信用できない。
542日出づる処の名無し:04/02/22 16:10 ID:ORidRgAv
>>541

>>536へのレスでもある。
543日出づる処の名無し:04/02/22 16:58 ID:Vn4hZBDS
同じ内容の書き込みばかりだな。確かに三島の思想はゲイ特有の感性から発しているのかもしれないな。しかしあらゆる切り口から選択技を学ぶ事は無駄ではないだろ。
544日出づる処の名無し:04/02/23 07:34 ID:n/Do+E9X
いま、出口裕弘の「三島由紀夫・昭和の迷宮」を読んでいるが、
なかなか面白い。
読了後、感想を書きます。
545日出づる処の名無し:04/02/23 10:29 ID:cckKijYM
(・∀・)イイ!!
546日出づる処の名無し:04/02/23 17:14 ID:7ttMp8NS
ホモスレ
547日出づる処の名無し:04/02/24 02:59 ID:00t1rBrM
             /::::/
            /::::::::<,,____
           /::::::::::::::::::::::,,-;;~;;ヾ
          l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ  
         /:::"''''''ー‐---‐‐'''''"":::~ヾ
        l,;:::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`,、
       /`ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,,.,;‐ヽ
      ./:::::::::::"''''''ー‐---‐‐'''''""::::::::::::::::::;
      l:::::■::::::|______/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
      |:::::::::::::::::|  /::::::::■:::::::::::::::::::::::::::::ノ
      ヽ:::::::::::::::| ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,/うんこの出口で挿入しちゃぁイヤYO!
        `ヽ::_::::|/::::::::::::::::::::::::::::::,,.,;‐'
          "''''''ー‐---‐‐'''''""
548日出づる処の名無し:04/02/24 21:01 ID:DW+N0zOg
肛門は入り口です。
549日出づる処の名無し:04/02/25 02:34 ID:g9taU5+L
>>544
私は既読だが、なかなか面白いよ。出口氏の仏文学者としての
面目躍如の筆致だな。三島の偉大さを再確認できた。
同時代者として本当にまぶしい存在だったんだなぁ、と羨ましく思えた。
出口氏の三島体験がね。
550日出づる処の名無し:04/02/27 02:40 ID:QY74OIOx
現在、「春の雪」読書中・・・・  夢中です。

これ、映画にならないか!!!
551日出づる処の名無し