三島由紀夫@演劇板

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103山崎渉:03/05/28 14:29 ID:4NCaYsWq
     ∧_∧
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  = ◎――◎                      山崎渉
104色男no、1:03/07/01 02:09 ID:qkpg3DgC
こんばんは、みなさん、私が色男です。
村上春樹の新約による「ライ麦畑でつかまえて」が話題になっているようですが、70年代には日本のサリンジャーとして、庄司薫の「赤頭巾ちゃん気をつけて」にはじまる薫君四部作シリーズが話題となりました。
私はこのシリーズについては未読でなんともコメントできないのですが、丹生谷貴志によると、
庄司は福田章二という本名で三島にまず発見され、その影響著しく、「豊饒の海」最終巻でそれが書かれる時点の事象をふんだんに描き込んだ追跡小説であろうとした
「天人五衰」を別の形で実現しようとしたもの、と言う事になるらしいです。
庄司は書き止める事というヴァレリー的な(?)テーマを持っていて、
その四部作の完結と同時に完全に作家活動を意図的に放棄した作家で、その後のピアニスト中村紘子さんの夫としての自適の生活は、ある意味、「天人五衰」の透の絹江との入籍後の生活を彷彿させるものである、
という印象があって、隠遁のサリンジャーとともに70年代型の自意識のある典型があると考えられます。
私なども表現者としては隠遁しているようなものかもしれません。
http://laspara.tripod.co.jp/
105山崎 渉:03/07/15 13:20 ID:LdELzDEG

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   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
106名無しさん@公演中:03/07/18 01:44 ID:bC93yiRb
107名無しさん@公演中:03/07/21 04:21 ID:UPv4S/Hl
108名無しさん@公演中:03/07/25 01:22 ID:wkvJo5Vj
☆★☆三島由紀夫etc関連スレ☆★☆ http://hobby4.2ch.net/test/read.cgi/occult/1059056046/l50
●●三島由紀夫「午後の曳航」●(())● http://etc.2ch.net/test/read.cgi/employee/1057900828/l50
三島由紀夫って馬鹿みたいに死んだねw http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1058931089/l50
三島由紀夫「美しい星」はオールタイムベストSFだ! http://book.2ch.net/test/read.cgi/sf/1056469173/l50
三島由紀夫の首 http://hobby4.2ch.net/test/read.cgi/occult/1058856149/l50
●読書の部屋●三島由紀夫「午後の曳航」● http://etc.2ch.net/test/read.cgi/hikky/1057899170/l50
【芸能】うほっ!いい写真・・・三島由紀夫の未公開写真が26枚発見、一般公開へ http://news2.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1057852794/l50
【三島】三島由紀夫について語りませんか【由紀夫】 http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1058356865/l50
109名無しさん@公演中:03/07/27 00:41 ID:7pffldso
『鹿鳴館』よかったです。
紀伊國屋サザンシアターで観てきました。
とくに鹿鳴館大舞踏場のシーンの美しさにはあぁ観てよかったなぁと。
劇場にはいっぱい花束が贈られて来てたが、
その中に三島威一郎という名前があったがたぶん三島氏の息子さんですよね。
安部晋三官房副長官とかピーコとかもあったね。
あと携帯電話電源OFF!!!!!!
第一幕で♪オブラディ、オブラダ〜♪には参ったね。まだいるんだよね。困ったね。
場内で売ってたプログラムにはドナルド・キーンとか、E・G・サイデンステッカー、
ジョルジュ・ネラン(仏訳した人)が文章を寄せてたね。
それにしてもサイデンステッカー氏って一体何歳なんだろうね?
影山役の観世榮夫氏に数日前ドクターストップがかかったそうで、
急遽、飛田天骨役だった曽雌達人氏が景山伯爵を演じましたが、
めちゃくちゃ演技うまかったです。かえって若い景山伯爵で良かったのではないかな。
大徳寺顕子役の村松えりさんのローブ・デコルテの姿は西洋人形のようでした。
第三幕冒頭の鹿鳴館大舞踏場での顕子と久雄のシーンは、
まさに『春の雪』の一場面みたいに美しかったです。
『春の雪』を舞台にしたらこんなシーンの連続だろうなと正直思いましたね。
ドナルド・キーン氏の言葉をかりれば『鹿鳴館』は、
ほんと「ヴィクトリア王朝を代表する芝居」のようですね。
よく問題となる第四幕の最後、劇的場面が終わった後の朝子と景山の長い対話のシーン
ですが全然違和感ありませんでしたね。演技がうまかったからかな。
とにかく鹿鳴館大舞踏場のシーンはすばらしかったね。観てよかった。
110名無しさん@公演中:03/07/29 23:10 ID:bV9Bt/+C
『鹿鳴館』観た人いないの〜。
500人くらい×7回公演たから3500人くらい観てるはずだよね?
3500人で私一人ですか2ちゃんねるに書き込んだの?
みんなどこに書き込んでんのかな?
おーい、誰か書き込めー!
111名無しさん@公演中:03/07/31 06:39 ID:wIr5cFvI
8月2日 (土)
NHK ETVスペシャル 「美輪明宏 一番美しいもの」
 PM 10:00−11:30 再放送
大好評につき,またまた再放送されます。お楽しみに!
三島由紀夫の映像も出てくるよ。
112109,110:03/08/01 00:46 ID:Kg1ovC1f
反応ないぞー。
「サド侯爵夫人」のチケット買いましたので、
「鹿鳴館」に続いて、また観劇記を書きたいと思います。
こんど反応なしならもう書き込まないぞー。
★公演情報★
9月4〜7日「サド侯爵夫人」於・中野劇場MOMO
http://www.aa.cyberhome.ne.jp/~kwgc/
113ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 02:58 ID:rqNqOKM3
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
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114名無しさん@公演中:03/08/06 17:46 ID:WyXc2Y/k
・・・
115山崎 渉:03/08/15 18:39 ID:yDUsjKQY
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
116色男no、1:03/08/16 10:39 ID:IuCXQogH
漱石においてさえ、近代人の分裂、両義性の問題はあったんだよねえ。明治20年代から近代文学の内面が現われ出てきた訳で、柄谷行人も同時代において乃木将軍の殉死さえアナクロニズムと見られた、とどこかで言ってたよ。
物語批判は性格なんか近代の問題じゃない、内面は基本的に分裂を孕むもので、一貫した性格を描写し得ないところにジャンルとしての小説の近代性があるんだ、というこの30年来耳にたこが出きるほどに繰り返された言説があるね。
それでね、三島は小林恭二なんかの見るところによると、骨がらみの二十世紀最大の近代人と言う事で、三島作品は内面と性格の対話劇なる批評空間で、二項対立が統一されようとする物語批判なんだね。認識と行為とかいうやつね。
文学の次元でこんな事やってる人が生活の次元で「性格」足らんとするんだよね。江藤淳とか慎太郎とか同時代の付き合いあった人たちは、偽者だよと楽屋裏を暴露しようとするけど、福田和也みたいな切腹以後の世代は、
内面の不在証明に成功した一個の「性格」を見る訳。この「性格」が厄介なシンボリズムで、政治的リサイクルを失効化させようとする人は、三島の性的人間の側面をフォーカス、フライデー(覗いて)して、切腹以前の分裂を
呼び戻そうとする。漱石には脱活字世代にアピールするような「性格」もなく、胃潰瘍に吐血するようなモダニストの内面しかない訳。大衆にアピールできなければ革命は成功しないよ。ナチスでもそうだけど、
メディア操作するようなシンボリズムがないとね。
三島の革新性とは、もはや文学が自明のものではない領域において、大衆動員する演劇的空間を創出した点につきる。
http://laspara.tripod.co.jp/
117名無しさん@公演中:03/08/31 02:54 ID:RIobNIqS
あげ
118名無しさん@公演中:03/09/06 10:46 ID:M0ZQLxTJ
こんにちは、みなさん、私が色男です。
日本文学における耽美という問題について考察するならば表現者たる主体は、美をあくまでスタティックな他者として認識するようなところがあって、谷崎や川端は特に美しい日本なるものに主眼があって、
海外市場を意識したオリエンタリズムという批評が、今日的にももっともらしく議論の的になったりしています。
ところで三島の場合、いわゆるギリシア体験以後、死刑囚にして死刑執行人を以って任じ、美を創造するものが同時に美それ自体である、という矛盾を自己の存在論的課題として背負い込むようになります。
祖母、この深情けの恋人との長い蜜月関係が幼い三島に現実にも勝る美的世界の中に自閉する事、
それを耽溺する事の頽廃的な悦楽を教えて、三島にとっての外部=現実に関わる事を困難なものにしたのでしょう。蒼白い貧血気味の子供は祖母の選んだ女の子の友達とだけ遊んで、
絵本などからいつしか同一化の対象として、美しく殺される王子という主題を自らの観念の裡に育んでいきました。祖父を官僚故に
嫌悪したというよりは、兵庫県の成り上がり者であるという出自を忌避したのではないかという説の方が、三島の耽美趣味からは理解しやすいでしょう。60年安保以降の文学外の領域への進出、
肉体改造から政治表現まで、現実にコミットする上でもなお、美は三島自身の問題であり、
「ニヒリストが絶対主義の政治に陥らぬために、「美」がいつも相対主義的救済の象徴として存在する、(略)美は、ともすると無を絶対化しようとするニヒリストの目を
相対性の深淵を凝視することに、連れ戻してくれるはたらきをするのである。」(新ファッシズム論)三島の行動哲学の
役目としては政治を、その本質たるリアリズムへ連れ戻す事にこそあったのです。マゾヒストは権力の玉座ではなく、まさに悲劇の只中において存在論的飢餓は全的に癒され、
陶酔によって鏡を必要とする事なく現実に自足できるのです。
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119名無しさん@公演中:03/09/06 23:48 ID:toa5Stcj
120色男no、1:03/09/15 08:09 ID:U2Qdfxf1
終りなき日常における覇者としての官僚性、現実に自足して正確に対処する能率優先主義が政治家に求められる資質であり、
いわゆるニヒリストは現実に価値を見出せない虚無論者として、ロマン主義者とはまた別の意味で反政治的存在と言えるでしょう。
ですから、ここで問題設定する場合、ロマン主義とニヒリズムは反政治的資質において共通項の見出せるものと位置付け、
官僚型秀才はリアリストである故に現世の競争原理の中で支配者階層を形成し得る、と考えればよいでしょう。
「政治的人間とはどうあるべきかといふ考察が、つぎつぎと私の心の中に生まれた。私は何かといふと、私はニヒリストである。
しかし幸ひにして、私は小説家であって、政治家ではない。」これは「美の襲撃」というエッセイの中にある三島自身の言葉ですが、
三島が極端な反政治主義者であると自己規定して慎太郎のように国政選挙に出馬するなどの政治参加をしないのは、
もし自分が政治家となれば岸信介のような、あるいは大きなニヒリストであるヒトラーのようなタイプになるであろう事を
あらかじめ分析し、それを自らに禁じたのでしょう。三島にとって栄光とは破滅の美学以外のなにものでもない訳ですからね。
ところで、慎太郎は三島の死後になって、三島は選挙に出るつもりで、その準備もしていたが、自分が三島より先に空前の得票数
で参院選に当選したので、政治家になる道を断念したという事をいろいろなところに書いていますが、私の知っている限りでは
三島自身のエッセイなど公式の発言としては、そのような事実はないようなのです。もっとも慎太郎は同時代に三島と
交際できた特権で、非公式に三島の本意を聞いたのだと強弁するのでしょうから、私には反論の材料はありません。
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121色男no、1:03/09/23 22:16 ID:NHQNVYT1
三島は中村光夫との対談で次のようにも語っています。──荷風の日記は美しい、よい文章であるが、あの現実蔑視というのはモーパッサン以上のものだ。その現実蔑視から荷風は痩せているんだが、自分もそれに共感を感じるから困る。
自分の筋肉は人工的なもので嘘だ。──私が少し編集しましたが、三島はこのような事を語り、自分がニヒリストである事を自白しています。
次に自意識過剰は自己評価の低さからくるか、という話に移りますが、これは完全に三島と太宰を同族として一括する論旨になっていると思います。絶えず他者の視線の中に自らを露出し続けた三島としては、どんなにハードな管理社会が
到来したところで、24時間完璧にスタイリッシュな立居振舞いで応戦した事でしょう。昔から三島嫌いという人の中には、こういったキザな部分が許せないという人が多いんですね。腹が出てくるのは末代までの恥だといい、プール
サイドから中年太りした奥野健男の肉体を見て、豪傑笑いするような人だったようです。自分と同様の資質を持つ太宰に対する嫌悪というのは、太宰が自らを道化にしているところですね。道化というのは、だいたいヒーローの引立て役
で太鼓持ちですよね、太宰は悲壮美の人、イエス、キリストの太鼓持ちです。三島の美意識というのは、自らの肉体から不随意筋及び脂肪を駆逐するかのように、同情を引くような自己憐憫や笑いを駆逐する事にあり、文字通り、
自らの存在にヒーローを体現する事にあるんですね。誰か他者の太鼓持ちなんて死んでもやらないという、強いこだわりがあって、政界なんかに身を置いた日には金に体を縛られて、美意識なんて言ってられなくなってしまう。
江藤淳に無意識過剰と呼ばれた慎太郎は、三島のポートレートに辟易する訳ですが、最後に三島の絶対に美しい写真を見たといいます。それは大自意識家である三島が誰の視線も感じる事なく、その無意識を露見させて、
市ヶ谷の総監室で学生達を指揮しているところを隠し撮りした写真で、慎太郎はそれをさる警察官僚から見せられたといいます。
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122色男no、1:03/10/16 01:57 ID:suk2E2Za
みなさん、こんばんは、私が色男です。スポーツ芸能等の他ジャンルへの越境行為についての三島回答は、
「似合っても似合わなくても、流行には従うべきなのであります。それはあなたの最上の隠れ蓑であって、思想よく隠すのは流行の衣装だけだと言ってよろしい。」
(不道徳教育講座より)
同時代人に知識人の道楽と思わせノーマークを得るのに有効性があるみたいです。社会人として生きるうえで「文学」はよけいもの、とはごく常識的な考えで近代的知性は
時代遅れになったとか大学解体とかは、つまり当時のスローガンでした。大学生、院生(ことに文学部)は極言すれば思想犯予備軍、という認識。これについては澁澤龍彦が
「私のなかの文学者は、私のなかの市民とつねに敵対している。」というふうに簡潔に言っています。若い頭の柔らかいうちに抽象的事柄について徹底的に思考しておくのは、
長い人生行路の貴重な宝で役に立つ時がくるよ、という岩波教養主義ですね。70年代以降、若い世代がこれと決別しました。80年代の最初頃、現代思想がファッションに
なりましたけどね。同時代人として三島に出会ってたら嫌いになっていたろう、あるいは世代によって三島像は大きく異なる、という問題。三島とは遠くにありて思うもの
、です。同時代人は三島にとって役者(しかも脇役)であり、後世の世代は観客です。直接関わらなかった世代の方に完成品としての三島があります。
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123色男no、1:03/10/27 00:21 ID:MdRj22G+
こんばんは、みなさん、私が色男です。
三島の文学は母子密着のたおやめぶりの文学であります。元来が官僚制に相容れぬ美意識の持ち主なんですね。
「絹と明察」における父の問題は天皇の問題であります。
死体の偏愛が「死は美に通じる」という金色の死に近い思想であるのかという事ですが、
「ナルシシズム論」で三島はナルシズムは男性に特有の精神的傾向であり、女性には見られないものであると
しているように、美との相関関係において、自らが疎外されているとはどうしても考えられない
パーソナリティーを露見させているという意味において、学術論文というよりは三島という天才の謎を
解明する上で病跡学的研究に一資料を提供するものであると言えます。死体の偏愛をネクロフィリアと
規定するならば、溺愛する側はむしろ死体=美から疎外される側にあるものであり、
ナルシズムの問題が抜け落ちてしまいます。三島は、自らが死体=美として偏愛される為に
「他者」を必要としたのであり、ある種の人にとって彼の自殺が演劇的装置に満ちたパフォーマンスと映るのも、
その為であります。
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124色男no、1:03/11/08 07:57 ID:aSyKPRuZ
中上とたけしは、不在の三島をめぐる共犯関係にある、とするのが正しいでしょう。中上は三島の死の年齢と仕事を異常に気にしていた、
というのは柄谷行人など親交あった人々の証言に明らかです。三島の天皇に対するかのように路地を文化起源として小説を書きましたが、
彼自ら自分もある意味、天皇小説を書き続けてきたと、発言しています。パロディー化、矮小化というのは屈折した愛情表現なのかもしれません。
コロッケや清水あきらが美川憲一や村田英雄に対するかのように。神話化された姿には父殺しにも似た脅迫観念を持ち、
彼を笑いに転換する事で限りない慰みが得られる。アンチ巨人もファンのうち、あるいは全共闘は三島ファンを多く含んでいました。
三島のパロディーおよび再来について、三島が果たして文学的に師を必要としたか、あるいは文壇政治的に川端を攻略しておく事に意味があったのか、
などの問題になると思われますが、三島は唯一無二で二つとありえないし、また、必要もないと考える三島絶対主義が一方にあれば、
ナポレオンがヒトラーに反復するようにヘーゲル歴史哲学的に考察するならば重要な事件や人物であるほどに反復するという見方もあります。
再来がありえないから歴史偽造主義的要請からパロディーが捏造されると考えるか、弥勒菩薩よろしく再来がありえるとして、
その真贋論争が問題になってくるという見方もあります。
125色男no、1:03/11/08 07:59 ID:aSyKPRuZ
楯の会=たけし軍団、三島事件=フライデー事件。大蔵官僚から文学、コメディアンから映画。たけし自身が説明するように既成権威が
あればあるほど奇行や笑いの起爆力が向上するという振り子現象があります。また、吉本隆明、蓮実重彦らは両者の関係性について言及しています。
たけしは本質的には三島と類似点はないと思います。ただ、表層において、それがある訳です。貴種流離というのは三島のキーワードの一つですが、
たけしはその逆ですね。たけし一人ではとうてい三島の不在を埋める事はできませんが、分業化されるマスイメージとしての三島集団の一人であると思われます。
平野にしてもそうですが、マスコミが三島のパロディーや再来を必要としている要素はあるでしょうね。
新潮2000年11月臨時増刊の座談会三島由紀夫不在の三十年で、三島空位の時代に後の人は彼の役割の分業を意識してきたのではないか、と島田雅彦が発言しています。
主体は分身自身にある場合と、マスコミのイメージ操作の意志にある場合とがあります。文学に関しては様々な研究が今もさかんになされつつありますが、
三島の存在論的な意味の読解と他ジャンルへの影響の様相を浮き彫りにする作業を私は問題としており、サブカルチャーにまで及ぶ言及を積極的にしています。
http://www.laspara.net/
126名無しさん@公演中:03/12/03 02:18 ID:cJuDxLwv
age
127色男no、1:03/12/19 01:03 ID:FjqtxTIU
ユーミンについては宗教にまで高められた恋愛至上主義を信条とし、その全楽曲はつまるところ三島へのレクイエムである、という見解を私は持っています。
三島はエロティシズムと単なるフリーセックスを区別し、価値相対主義の社会にはエロティシズムはない、と極限しているんですね。
ですから反体制運動に見られるような、人間性を管理社会から解放するところのセックス、という認識を批判して、絶対者がなければ人間性の救済というのは
あり得ない、と三島は説明している訳です。
ユーミンの場合、バブリーな時代背景の投影としての表層的な恋愛模様のディテールを通して、相対主義的なフリーセックスを賛美しているように
誤解されているのですが、三島の不在を絶対者の喪失と捕らえることで逆説的に価値相対主義社会における恋愛を描写するんですが、
生まれ変わる事で絶対者との再会を果たし、現世的なものを超越していかねばならないというメッセージを30年間変る事なく唄い続けている、
というのがユーミンの本質なんです。したがって、ユーミンに単なる風俗現象を見ようとするところに、
三島を隠蔽しようとする時代の気分が現われているという事ですね。
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128色男no、1:03/12/21 05:38 ID:r7lZlyWY
役目としては政治を、その本質たるリアリズムへ連れ戻す事にこそあったのです。マゾヒストは権力の玉座ではなく、まさに悲劇の只中において存在論的飢餓は全的に癒され、
陶酔によって鏡を必要とする事なく現実に自足できるのです。
慎太郎は三島によって、そのファリック ナルシズムを指摘されていますが、慎太郎によると、二人の間にはどちらが一番乗りで二番煎じかという子供じみた闘争があったらしく、
一番乗り(オリジナル)と二番煎じ(コピー)のシーソーゲームにおいて、エロティシズム(死にいたる生の昂揚)を一番乗りされた慎太郎にはもはや、
「老いてこそ人生」という凡庸な大団円しか選び得ず、死んだ三島が仕掛けた罠にはまった慎太郎は、あのようなキャラを生きることを余儀なくされた、
と見るべきでしょう。
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129色男no、1:03/12/21 06:25 ID:r7lZlyWY
そして、さらに恐るべき事に、三島は自らの死後に残された全てのナルシストに、慎太郎同様の二番煎じの意味付けを与えようとしたのであり,
それこそが三島によって仕掛けられた罠=呪縛なのです。三島以後、もう我々は凡庸さを生きる事しか許されない。
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130色男no、1:03/12/29 15:17 ID:TVRJoS9j
みなさん、こんばんは、私が色男です。
三島は45年という短い生涯の中で個人全集として42巻もの膨大な著作を残したという点において、日本近代の他の大作家と比べての差異が顕著であるように思われます。
といいますのも日本においては純文学を私小説と呼ばれる身辺雑記風の心境小説が代表したという特殊な事情があって、その結果、資質的に短篇作家の最も技術的に洗練された一群が文豪とされているようなところがあります。
つまり、ストーリーテリングは大衆文学でこそ問題にされますが、芥川のいわゆる話のない小説というものに、東洋的詩精神のようなものが読解されて、それが文壇的にも半ば制度化されてしまったところに、
日本文学のお家事情があったという事です。ですから長編小説が純文学のメインジャンルのような待遇を得られるのは、戦後派の全体小説の理念によるのであり、三島といえども、昭和20年代には「近代文学」の同人として、
文壇に自らの地位を得たのであって、資質以前の問題として長編小説に手を染める事で、時代潮流におもねるところがあったように思います。日本において、もっと戯曲書きの待遇がよければ、自分は小説家という職業を
選ばなかったであろう、というような事もどこかで言っていました。現在のところ、研究者の間でも「鏡子の家」は失敗作であったとされていますし、好みの問題もあるとは思いますが、三島の短篇のいくつかは、
その文体や技術的洗練において、文豪の列に加えてもいいような完成度を持つものであったのは間違いないことだと、私なども考えています。
http://www.laspara.net/
131色男no、1:03/12/29 15:43 ID:TVRJoS9j
占領時代が終ると、文壇も消費社会の大きな渦に飲み込まれるように週刊誌ジャーナリズムが成熟し、その当時、既に時代の旗手と目され流行作家となっていた三島は当然ながら、
多くの雑多な書き飛ばしの仕事を引き受け、それが今日では全集にも収められて、一見したところ古色蒼然とした風俗資料に落ちたと思われるようなものも少なくはありません。
しかしながら三島の文章は凡百の雑文書きとは異なり、不易流行とでも言うのでしょうか、皮相な風俗ウォッチングの中にさえ、三島的「批評」が見え隠れしているようなものが、
いくつもあります。三島的「批評」というのは、アンチというのに最大の特徴があり、天皇でさえ、三島の手にかかると近代化=西欧化に対するアンチエゴイズム最後の砦というように規定して、
三島自身の行動原理に再構築してしまう有様です。三島は驚くほど多岐に渡って、様々な現象について言及した作家でしたが、「三島」それ自体の批評的本質については、
ついに最後まで沈黙を守ったように思います。その自決は謎とされ、多様な読解を包摂する巨大な存在として現代に屹立するのを見る時、三島は批評的存在であり続ける事によって、
歴史の永遠の呪い手足らんとしたのでしょう。
http://www.laspara.net/


132名無しさん@公演中:03/12/29 20:44 ID:t8pGIFBN
age
133色男no、1:04/01/04 01:22 ID:lfvQFm1Q
佐伯彰一は「新潮」の三島没後三十年臨時増刊に寄せて、「「批評家」三島を批評する」という一文を書いています。
そこで、三島がさるパーティーの席上、俺は第一に劇作家、第二に批評家、第三に小説家だと開高健に言ってのけて、
唖々大笑したというエピソードが紹介されているのですが、
以下、佐伯は三島の資質の問題として、「座談会などでの三島の発言が、いかに冴えて颯爽たるものであったかは、
改めて諸家の証言を徴するまでもない話であるばかりか、文学賞の選者としての三島は、大方の場合、結果が決まるや否や、その場で忽ち、
「選評」原稿をさっさと書き上げてしまうのが通例だったと語り伝えられている。(略)わが身の体験に徴しても、これは相当な離れ業である。
選考プロセスの疲労もあり、やれやれという解放気分が先行して、到底その場で一気呵成になどとゆくものではあるまい。
やはり三島一流の集中力と、速筆そして批評能力の天分と舌をまく他はない。」と、書いています。
http://www.laspara.net/
134名無しさん@公演中:04/01/14 01:09 ID:HxCT07Nc
age
135ex.blue:04/01/30 06:26 ID:45OEpln/
あぼーん回避のために電番などはここに書いて誘導汁!
http://6214.teacup.com/blue/bbs
ここにいる香ばしい「管理者1」は管理者ではない偽物。
136名無しさん@公演中:04/02/02 11:35 ID:55DngEA8

今夜の実況は こちらで

乱歩R 第四話 ◆ 黒蜥蜴
http://live6.2ch.net/test/read.cgi/liventv/1075676645/
137名無しさん@公演中:04/02/02 20:34 ID:YbfVa7gu

今夜の実況は こちらで

乱歩R 第四話 ◆ 黒蜥蜴
http://live6.2ch.net/test/read.cgi/liventv/1075676645/
138色男no、1:04/03/13 15:46 ID:Vi3hdXSs
こんばんは、みなさん、私が色男です。
三島文学とは全く異なるところで三島そのものの伝説があります。この事が三島問題を他の作家論から逸脱させる要素なのですが、
あくまで例外を認めずにテクスト論による文学研究に一貫させようという立場もあります。しかし、言うまでもなく三島の
存在それ自体が一つの作品ですから、これを言及する事なく三島作品だけに当たる事が可能であるかと言えば、やはり不完全に思われます。
三島を解読するために三島文学を読むのか、三島文学を読むために三島を解読するのかは、そのアプローチする個人の内的問題によるものです。
ところで三島には確かに他者を吸収合併して凡庸化=非個性化するところがあります。三島がフォルムこそが永遠である、という時、
個性は時間の持続に耐え得るものではないという認識があります。100年も経てば、個々人の差異はふるいにかけられ、
様式化したもののみが固有名として定着します。アンフォルメルの思想を否定し、人間の形それ自体を志向するのは彼が代表的人間、
ある性格の雛型となり、類似する他者を全て代表しようとする意思があるからです。
http://www.laspara.net/
139名無しさん@公演中:04/06/01 17:50 ID:hlVdqx88
ふーん
140名無しさん@公演中:04/07/03 07:27 ID:+1lz6k1R
141名無しさん@公演中:04/08/29 19:39 ID:diIHmw0O
age
142名無しさん@公演中:04/09/14 17:46:49 ID:M1UJDdfB
うだうだ駄文の輩がいるな、成敗成敗。
143名無しさん@公演中:04/09/15 04:50:51 ID:/V0vAbsf
>138
翻訳調の学生論文ですね。
いいかげん大人の会話をしましょうね。
144名無しさん@公演中:04/09/16 18:49:17 ID:GOkRuZ8/
読みかじり、聞きかじりで長ったらしい作文投稿はいけません。
145名無しさん@公演中:04/09/17 20:55:25 ID:ZCPYaReZ
>138
>アンフォルメルの思想を否定し、人間の形それ自体を志向するのは彼が代表的人間、
ある性格の雛型となり、類似する他者を全て代表しようとする意思があるからです。

何これ????こういう鼻白む軽薄な学生新聞?のレベルで物を言っちゃ、だれも
読む気はしねえわな、、、、フフ。

146名無しさん@公演中:04/11/04 04:03:30 ID:IbcK2ZeE
なんか演劇板のレベルの低さを表しているようなスレになってるね。
147しょうい:04/11/24 04:50:33 ID:c8zcOSRg
みてーわ
148名無しさん@公演中:05/02/08 13:04:48 ID:xOHap0F+
近代能楽集 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

出演:<卒塔婆小町(そとばこまち)>壤晴彦/高橋洋/他 <弱法師(よろぼし)>藤原竜也/夏木マリ/鷲尾真知子/清水幹生/神保共子

6月1日(水)〜19日(日)
(火)(金)7:00PM (水)(土)2:00/7:00PM (木)(日)2:00PM
※6/1(水)・6/4(土)7:00PM。6/5(日)2:00/7:00PM。
※月曜休演。

席種・料金 S-10000円 A-8000円 B-6000円
一般発売日 3月12日(土) 10:00AM
149名無しさん@公演中:05/02/23 23:21:19 ID:MeUrTYHa
150名無しさん@公演中:05/03/08 01:09:54 ID:Xio+F3gk
3月3日(木)〜
  鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)歌舞伎座
3月11日(金)  「聖女」 横浜人形の家 あかいくつ人形劇場
4月7日(木)〜 「黒蜥蜴」 ル テアトル銀座(東京)
6月1日(水)〜 「近代能楽集」 彩の国さいたま芸術劇場大ホール
7月28日(木)〜 「近代能楽集」 リンカーンセンター<ニューヨーク公演>

『春の雪』妻夫木聡&竹内結子
2005年秋全国東宝洋画系にてロードショー!
151名無しさん@公演中:2005/05/08(日) 18:13:08 ID:91TJNj8O
コピペしまくりすいません。これ読んだことありますか?

書評『神々の軍隊−三島由紀夫と国際金融資本の闇』(浜田政彦 著)
三五館
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883202119/qid=1094762871/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/249-6180826-7472319

ああ、この本を読まなければよかった。この本には、途轍もない「真実」が書かれている。
第1次大戦終結後から第2次大戦の勃発までの日本史の動きを「国際金融資本」という補助線を引っ張って読み解いている。
この補助線なしには、日本が突入したシナ事変と大東亜戦争(太平洋戦争)の泥沼は
いかなる世界史的意味を持っていたのか理解できないだろう。政治家の動きだけを見ていては絶対に分からない。
152名無しさん@公演中:2005/05/08(日) 18:13:42 ID:91TJNj8O
当時(第1次大戦後)の日本には大略、3つの勢力がいた。一つ目は「皇道派=新興財閥連合」、
「統制派=大財閥(ロックフェラー、ロスチャイルド系)連合」「日本原理主義者(大本教、日蓮教、浄土宗、国柱会など)」である。
「2.26事件」は、日本原理主義者と皇道派=新興財閥連によって起こされた、反財閥、反国際金融資本のクーデタだったのである。
この大きな視点が、これまでの日本史解説書では全く欠けている。
皇道派の幹部たちも、本当に国体明徴による天皇の神権国家を作ろうという考えの人々は
僅かで多くは、大財閥との利権争いの一環として、政治闘争を仕掛けただけであった。
ところが、大本教、日蓮教などの宗教的熱情から、天皇中心の国体の明徴を実現しようとした「ラディカル」な、ある意味では純粋な、
日本原理主義者たちは、あくまで純粋に自らの志に従って散った。筆者はここに三島由紀夫の自決と重なり合うものを見ているのだが、
現代の日本人の視点から見れば、このあまりにも純粋な日本原理主義者の姿は、イスラム原理主義のアルカイーダやタリバンとも重なっていく。
原理主義はそれが「狂気」であるが故に、現実妥当性を持たず、金と権力を握った者たちによって覆滅せしめられるのだ。
原理主義者の、武器は狂気だけであり、戦略を欠いていた。これが、日本があの戦争に負けた最大の原因であろう。
私は彼らの崇高な理念には共感はするが、これは危険なアイデアリズムであり、リアリズムの観点からすれば、
唾棄すべき「国際金融資本」につながりながら、日本の独立をなんとか維持しようとした政治家たちの立場を取る。
153名無しさん@公演中:2005/05/08(日) 18:14:36 ID:91TJNj8O
この本は、一方に2.26事件に連座した若い日本原理主義者たちに視点を置き、彼らの姿に徹頭徹尾共感した形で筆を進めている。
その一方で、数々の文献を渉猟した筆者は、ロックフェラー、モルガン、ロスチャイルド、サッスーン財閥などの国際金融資本の中国政策と、
元々「国際金融資本」(判りやすく言えば、ユダヤ金融資本)のひも付きであり、その限りに置いて自主性を許されていた、
日本の三井・三菱などの大財閥たちが、欲を見せて、「彼らの虎の尾を踏む」さまを存分に描き出している。
昔も今も日本が国際金融資本の強い影響下にあるということは変わらない。昔は英国の属国として、今はアメリカの属国として。
この本の時代背景は妙に現在に重なっている。三井・三菱は「死の商人」でもあった。
今、アメリカの要求で、武器輸出三原則の見直し、憲法9条の「改正」が行われようとしている。歴史はくりかえすのか。

本文の内容もさることながら、巻末に乗せられた文献録と人名辞典の資料性を一段と高めている。
天皇家は初めから、日本原理主義者の抱くような理想を体現していなかった、というあまりに悲惨な現実を、
海外の文献まで調べながら立証している。天皇家のキリスト教改宗運動を進めた、クウェーカー・コネクションについては最近、
園田義明氏が詳しく調べているが、本書でも園田氏の観点からとは全く正反対の立場から検討が加えられている。
154名無しさん@公演中:2005/05/14(土) 09:59:31 ID:Pjrs0wk9
モリマリ
155名無しさん@公演中:2005/07/04(月) 11:22:59 ID:fWQzMb15
>>133の佐伯彰一氏の三島速筆の話はいくら佐伯氏が当時の三島を知る人だとしても
素直に受け入れられません。>色男さんは書いてあることを
そのまま写してくれただけでしょうが、それを手放しに信用できないのです。

三島由紀夫は「一日に400字原稿用紙、二枚書ければいいよね」というようなことを
言ったと聞きました。
それは自分の作品意識が高ければ高いほど、責任感から言葉や表現を選ぶようになると思うので
「なるほどねえ」とうなづけます。

今となっては藪の中ですが、選評論文等には自己の作品意識よりも
(それを選評した)自己弁護の意識の方が高かったんじゃないでしょうか、三島って。 
そのための焦燥感からの集中力というわけです。

つまり簡単に言うと頑固親父の域に達していたわけですな。

小説や戯曲は確かにいい作品がほとんどですが、随筆には駄作が多いのが事実です。
駄作を速筆して何が凄いのか? と思ってしまうのは自分だけでしょうか?

156名無しさん@公演中:2005/07/16(土) 22:17:22 ID:DzBElgTj
モリクミ
157名無しさん@公演中:2005/07/29(金) 21:17:44 ID:asDsa49R
おい、なんか凄いことになってるぞ↓。

  三島由紀夫全戯曲上演プロジェクト
   http://mishimayukio-project.com/main.html
158名無しさん@公演中:2005/07/30(土) 00:39:37 ID:MB4OA4EB
         ↑
よく分らない団体、サイトだ。
159名無しさん@公演中:2005/07/30(土) 00:57:50 ID:9yrh2WRU
婦人画報を知らないのか? 
160名無しさん@公演中:2005/07/30(土) 01:16:14 ID:6UHTSlzQ
ルネだけドシロートじゃん
161名無しさん@公演中:2005/07/30(土) 09:33:52 ID:wWNcfwX3
なんで新妻聖子?三島っぽくなーい
162名無しさん@公演中:2005/08/04(木) 08:05:53 ID:u9PVzGHT
サド公爵夫人のチケットとれるかなぁ

そう言えば最近は杉並あたりのちっちゃい小屋でちんまりと上演されるようなオナニー芝居しかみてなかったな…


しかし三島は未だどれだけの人に飯をくわせりゃ気が済むんだw
163名無しさん@公演中:2005/08/04(木) 18:44:04 ID:UtF5D+Cn
道成寺 一幕
8月20日(土)〜9月4日(日) ベニサンピット
出演:中嶋朋子、塩野谷正幸、千葉哲也、大浦みずき、池下重大、植野葉子
http://www.tpt.co.jp/top/doujouji/index.html
164名無しさん@公演中:2005/08/28(日) 09:14:02 ID:8WCXWykV
ここで質問しても仕方がないのかもしれないが
「憂国」はいつから幻になっていたの?
国立劇場の資料室で頼めば、学生でも普通にビデオが見られたんだけれど。
世間で言うような三島の自決よりも、切腹マニア的な側面が目について
はっきりいって笑ったよ。
165名無しさん@公演中:2005/09/05(月) 08:22:45 ID:zw58Awyt
>164

それは知らなかったです

しかし今となってはDVDの発売を待ってみます。
166名無しさん@公演中:2005/09/29(木) 12:21:08 ID:JjVNhsxS
三島由紀夫の最高傑作『鹿鳴館』 2006年1月、自由劇場にて上演決定!
http://www.shiki.gr.jp/navigation/#navi45
167名無しさん@公演中:2005/10/03(月) 06:13:51 ID:89L35vqF
劇団四季

  「鹿鳴館」 2006年1月自由劇場にて上演決定!
168名無しさん@公演中:2005/10/05(水) 22:36:40 ID:7ygtRyCe
169名無しさん@公演中:2005/10/24(月) 02:01:52 ID:EZz1HCQC
あげ
170ホッシュジエンの国内ニュース解説:2005/11/03(木) 19:10:37 ID:GxzCSwUG
衝撃的な三島由紀夫の自決事件から今月で35年となりますが、三島由紀夫が、生前、
「楯の会」に指示し、とりまとめを進めていた憲法改正案の全文を、このほどJNN
が初めて入手しました。
草案は、討議の議事録の形をとり、その中に条文化したものが記されています。草案
では、まず三島がこだわった日本の歴史、文化、伝統の総体としての国柄を、
「第一条、天皇は国体である」と表現し、第二条で「天皇は神聖である」とするなど、
復古的色彩が強く感じられます。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    * 三島は大蔵省出身の作家。官僚機構とのつながりは
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  / 当然あると見ていい。国策協力者なら自殺はないな。
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~ 
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 70年といえば中曽根内閣の時代。この頃から
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l この人は日本再軍備のチャンスを仕掛けてたんですね。(・∀・ )

05.11.3 TBS 「三島由紀夫の憲法私案、初めて公開」
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3152145.html

* こんな工作員まがいの事をして糊口を凌いでいたのなら、大した作家ではありません。
171名無しさん@公演中:2005/11/17(木) 01:40:07 ID:YWsOA/NV
あへ
172名無しさん@公演中:2005/11/24(木) 13:59:34 ID:W/CYFyC9
>>170
藻前、引きこもりの世間知らずが、斜め上も程々に汁。
嘘は書いちゃいかん。

 × 70年代といえば中曽根内閣の時代
 ○ 70年代といえば中曽根防衛庁長官の時代


三島は新卒でたった数ヶ月の公務員生活を経た程度だ。
これで官僚機構と呼ばれるものと繋がりが生じるほどキャリアの世界はぬるぽくない。
盾の会と、霞ヶ関及び永田町に存在する東大学閥との繋がりは、あったかもしれないが。

一方、日本海軍の士官出身である大勲位が、日本再軍備のチャンスを伺ったところで、
何も不思議はないだろう。
但し、功を焦ってあからさまな再軍備をしなかったところが大勲位のエロいところだ。
結局三島の流した血のりも、大勲位によって日米安保の基礎を固める漆喰にされちゃった
みたいだな。

35年を経た今、大勲位の手で憲法改正の草案が書かれたと言うことは、時代の皮肉か。

それから三島の生活が>>170が「糊口を凌ぐ」ほどと書くほど、貧しいものだったのかどうかは
検証の余地がある。おそらくこれも適当に書いているんだろうがな。

てゆうか、>>170もう少し日本語を勉強してから書き込め。バカっぽいぞ。
173名無しさん@公演中:2005/12/04(日) 17:58:19 ID:bg7C4HaU
http://www.tbs.co.jp/houtama/
を見たら、今晩夜中の三島由紀夫ドキュメンタリーのことが
でてました。
美輪明宏も凄い話をしているようですね。
ちょい怖い系の筋ですが、ちょっと期待してます。
美輪明宏も18年も三島と付き合い、純愛なのか、肉体関係が
あるかは知りませんが、
三島が自決をした直後に丸山から美輪に改名するなど
抜き差しならぬ深い関係と想像します。
だいたい美輪という名前と三島という名前は
似ているような気がします。
174名無しさん@公演中:2005/12/31(土) 07:53:14 ID:wEtj6Otm
安芸
175名無しさん@公演中:2006/01/15(日) 19:32:16 ID:cNw4x5I1
age
176名無しさん@公演中:2006/01/26(木) 00:31:42 ID:LPvGcWj/
卒塔婆小町が好き。
17763:2006/01/26(木) 04:34:29 ID:H8DktE2d
劇団四季の「鹿鳴館」はどうでしたか?
178名無しさん@公演中:2006/01/29(日) 02:05:05 ID:tR/NEctr

関連スレ

三島由紀夫@伝統芸能板
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/rakugo/1138465239/
179名無しさん@公演中:2006/01/29(日) 02:07:04 ID:tR/NEctr

関連スレ

** 新派を語る ***
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/rakugo/1137957658/
180名無しさん@公演中:2006/02/20(月) 16:47:23 ID:ne+lKeck

関連スレ

四季ストレートプレイ総合スレ Part6
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/siki/1137479468/
181名無しさん@公演中:2006/02/22(水) 10:58:24 ID:AvO0Cix5
芝居がやりたいけどなかなか出来ない状況にいる僕が来ましたよ
182481:2006/03/01(水) 21:41:13 ID:+N8E6uKx
三島由紀夫は以下の問題に関連して自決したと考えています。

社会版:
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/soc/1139132859/
の投稿5と222を読んでいただけないでしょうか? 明治維新時に孝明天皇父子の虐殺
及び長州藩の部落住民による『乗っ取り』があったため血統に正当性がない可能性が
高く、その歪が日本を亡国状況にしている可能性が否定できません。

また社会生態学的に分析した場合、
オーム真理教を「皇室犯罪」と仮定した時には
有機リン剤の専門研究室がある東京大学農学部にて、サリンが製造され、
地下鉄で多数の命を奪っていた可能性も考えねばなりませんが、
万一その場合、毒物製造を担当した東京大学農学部の教員陣は
殺人罪で検挙されるべきかと思うのですが、 この点の検証は行われつつあるのでしょうか?

オーム真理教が「皇室犯罪」か否かで 地下鉄毒物殺人事件の当事者が違ってきます。
東京大学農学部がサリン製造を担当していたかどうか慎重な検証が必要と考えます。
なお、この行政テロの被疑において、英米の関与があったのかもしれませんが、統治行為論により
他国の責任は不問にしてでも、この点の検証は求められると思います。何故ならば
米国の9・11で見られた行政サタニズムミーム(すなわち田中宇氏が主張しているように
米国当局自体がビンラディンである可能性が否定できない)が形を変えて何度も未だに繰り返されている
からです。これは日本国民にとっても米国国民にとっても大変なマイナスです。日米英とも今一度
国民主権に戻りサタンではなくイエス(仏)のミームによる国家再構築が求められるように思えてなりません。
社会生態学という学問の一環として上のスレッドをダウンロードして冷静かつ慎重に読んでいただけるよう
重ねてお願いします。今のまでは日米英ともサタン・ミームに支配されかねません。米国は基本的には
キリスト教国家ですが、これではキリスト教も何もあったものではありません。サタン教は撤廃すべきです。
社会生態学を今後あらゆる分野で育てていく必要があるよう思えてなりません。
183名無しさん@公演中:2006/03/07(火) 23:10:58 ID:4hb6cKSU
age
184名無しさん@公演中:2006/03/15(水) 01:48:18 ID:yMqtbz/X
age
185名無しさん@公演中:2006/04/26(水) 19:23:01 ID:tt1+krFp
先日、NHK衛星でサドやってた
鹿鳴館も放送して
186名無しさん@公演中:2006/04/27(木) 19:46:47 ID:v5fM5mZq
明日ですよ
みなさん当然、春の雪、憂国、買いますよね
187名無しさん@公演中:2006/05/03(水) 04:24:47 ID:94zX6qCq
三島由紀夫 - 『死について』& 東京市ヶ谷自衛隊駐屯地占拠時の演説
http://www.youtube.com/watch?v=h5ArWGBFKmk&search=yukio
188名無しさん@公演中:2006/06/07(水) 21:16:41 ID:omOBfwvf
保守
189名無しさん@公演中:2006/07/06(木) 18:09:28 ID:csVskJxG
三島由紀夫は天才!
190名無しさん@公演中:2006/08/07(月) 23:25:01 ID:whqrmrBD
age
191名無しさん@公演中:2006/09/06(水) 19:23:15 ID:Ic+lyp86
ィャマッタク
192名無しさん@公演中:2006/09/10(日) 05:43:13 ID:u5x8JHz+
【君はъака】\_(・ω・`)ココ重要!
193名無しさん@公演中:2006/09/13(水) 02:20:20 ID:94rH3G6j
(  ゚Д゚)⊃旦 < 茶飲め
194名無しさん@公演中:2006/09/13(水) 02:22:46 ID:94rH3G6j
(  ゚Д゚)⊃旦 < 茶飲め
195名無しさん@公演中:2006/09/19(火) 01:27:25 ID:jHvo/6HS
コノコノ( ´∀`)σ)゚Д゚;)
196名無しさん@公演中:2006/09/20(水) 16:10:04 ID:EFRxPrHd
ムカムカ〜(-_-メ〜)(〜メ-_-)〜〜(-_-メ〜)(〜メ-_-)〜ムカ♪
197名無しさん@公演中:2006/09/20(水) 19:50:43 ID:EFRxPrHd
o(`・ω・´)○ ヤー!!
198名無しさん@公演中:2006/09/20(水) 20:43:13 ID:r0L7Cv99
卒塔婆小町やってほしい。哀しく美しい悲恋だし。
199名無しさん@公演中:2006/10/19(木) 15:29:38 ID:3f03ATiG
tptが『黒蜥蜴』やるわけだが・・・

11月24日〜12月20日
200名無しさん@公演中:2006/10/24(火) 22:39:12 ID:wSW7pLjT
2006年11月24日(金)→ 12月20日(水)ベニサン・ピット

麻実れい
in
三島由紀夫作
「黒蜥蜴」

デヴィッド・ルヴォー/門井均 共同演出
201名無しさん@公演中:2006/11/10(金) 08:23:06 ID:p5TU1lzt
いよいよ11月、「黒蜥蜴」リハーサルが走りはじめています。溢れんばかりの
三島由紀夫の言葉、言葉。リハーサル初日、麻実さんはタイトルロール女賊黒蜥蜴
の言葉を隅々にまで心を通わせて美しく響かせてくれました。すでに膨大な量の
言葉は麻実さん自身の言葉となって生きていました。夏からずうっと台本を読み続け
ていたそうです。カンパニーもとてもいい刺激を受け取り稽古場は活気に溢れ、
演出の喜びと、責任とで熱く燃えています。24日の初日に向け、「黒蜥蜴」創造の
現場からの声をfrom Pit からお届けいたします。コクがあり、深い味あいのある
上等なエンターティメントを目指します。どうぞご期待ください。
202名無しさん@公演中
NHKBS2
1月2日(火) 後0:15〜3:30
   劇団四季「鹿鳴館」
戦後の劇壇にさん然と輝く三島戯曲の最高傑作「鹿鳴館」を、故人の
古くからの友人でもある劇団四季代表、浅利慶太が演出。
 夫婦と昔日の恋人をめぐる愛情のもつれ、離れ離れになった親子の
名乗りなど、宿命的な人間関係の縦糸に、政治的陰謀や暗殺という横糸
が絡み合って描かれる愛と憎しみのドラマが、卓越した朗誦術を誇る
劇団の俳優陣により演じられ、6か月のロングランを達成。2006年春の
話題作となった。戯曲誕生から半世紀、最高のスタッフと俳優陣が紡ぎ
出す三島由紀夫の華麗なる世界に心行くまで酔いしれていただく。
(2006年12月 自由劇場で収録)
【出演】日下武史(影山伯爵)、野村玲子(影山伯爵夫人朝子)、
     石丸幹二(清原永之輔) ほか