★★ 三島由紀夫と現在日本 ★★

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365名無しさんの主張:02/10/15 20:36
本屋で売ってねーから、予約したよ
366名無しさんの主張:02/10/26 21:02
三島の不道徳教育講座を読んでみ 彼の常識感覚がわかるよ しかし
古本屋でさがさんとないかも
367名無しさんの主張:02/10/26 21:21
天ちゃんにママを求めたマザコン由紀夫
368名無しさんの主張:02/10/29 00:59
>>367
ハァ?
369名無しさんの主張:02/10/29 05:21
彼は男色好みだったのか?
370名無しさんの主張:02/10/29 05:43
「われわれは戦後の日本が、経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、
国民精神を失ひ、本を正さずして末に走り、その場しのぎと偽善に陥り、自ら
魂の空白状態へ落ち込んでゆくのを見た。」

「併しながら明治以來歐米文物の輸入に急なる餘り、ややもすれば
本を忘れて末に趨り、我が古來の國風に悖るが如き餘弊を貽すに至つた。
かくて明治三十七八年戰役は一般民心の弛緩を來たし、殊に世界大戰は
未曾有の好景氣を齎して軽佻奢侈の風が瀰漫し、
個人主義・自由主義・功利主義等の病弊が顯著となり、この間隙に乗じて
赤化思想の流入もあり、時に我が國體の本義、肇國の拐~を没却するものも
出づるに至つた。綱紀の弛緩、思想の動搖、國防の輕視等、
各方面に憂ふべき状態を呈したのである。」(臣民の道)
http://members.tripod.co.jp/shinmin0/shinmin0.htm
371名無しさんの主張:02/10/29 12:47
結局は民族の団結なるものは存在し得なかった。
国民のコントロールの意味において
ヨーロッパのようにキリスト教がそのフォーマットを担った事に対し、
「天皇」を持ち出した時期もあったが、現在では効果の程は定かでなし。
結局は三島氏の発言どおりの日本。
しかし、その当時すら、その事件を理解できたのは少数派ではなかったか?
ってことは希望を見出せないな。

先程の国会議員刺殺事件もテロリズムの開花か?勘ぐってみたが、
これも犯人のミーイズムを超える物ではなかった。
・・・テロリズムさえも・・・である。

合法的にも違法的にも大儀を全うする主義は日本には存在しない証明にはならないか?
(決してテロリズムを容認する意味ではないが。)
372名無しさんの主張:02/10/29 12:59
麻原
373名無しさんの主張:02/10/29 13:40
日本人は元々「私」の概念が薄いからな。
結局戦前までは「国体」という曲りなりの「公」があったが、
戦後になって個人主義やら社会主義やら入ってきて戦前の反動で「公」を失って文字通り
「公」も「私」もない欲だけのエゴイストがあふれたって訳よ。
理不尽な「常識」と権利概念が悪い意味で組み合わさったのさ。
屁見ニストとかブサヨ糞ウヨなんか見たら一目瞭然っしょ。
374名無しさんの主張:02/10/29 17:07
そう、その内容の正否ではなく、オウムや北朝鮮の輪の中にいる者は、
今の日本よりよっぽど「三島的」とも言え、(まあ流石に三島流の情緒はないが)
その方がよっぽど恐れなくてはならない状況ではないだろうか?

「金閣寺」はその金閣寺を「日本」に置き換えて読むと怖いなあ。
375色男no、1:02/10/29 23:47
みなさん、こんにちは。私が色男です。
 事件で不快感を表明した人の中には確かに、三島の「性的人間」としての側面にとらわれたようで、
オナニーやホモ、卑俗な意味合いで「精神的なもの」が相対化され不在に逢着した、(何もない月面の海にアポロが着陸したように)と感じ取った人もあったようです。
 吉本隆明などは、生き残った自分たちが「コケにされる」ほどの不毛の存在としての生首というコメントをしていました。しかし、これらの見解は一部であり、あの事件に政治的意味付けを与えようとする人々の間では、
性的な事柄は一切、語られていないと思います。あれはリトマス試験紙のような事件で、あれについてコメントする事は、その人のイデオロギーや性癖を自ら暴露してしまうリスクを負ってしまうという点に特徴があって、
ノーコメント組も複数見られましたが、保身の嗅覚の利く人と思われます。
 努力のウソ臭さというよりは、「死」がそのまま生存の批判になるような、生きることの虚偽を告発する装置であった事が、延命策をとる者に三島への悪意を口にさせたと見るべきでしょう。まさに生者の意味を剥奪する死者として三島の存在は今も
語られざる謎としてあります。
http://laspara.tripod.co.jp/
376公威でござる:02/10/30 00:14
三島由紀夫の妹は聖心女子学院に通っていた
377名無しさんの主張:02/10/30 00:38
三島って切腹する時相当痛がったらしいね。首がなかなか切れなくて。
378名無しさんの主張:02/10/30 00:51
  _, ._
( ゚ Д゚)<腹切りだろ・・・>377
379男色no、1 :02/10/30 00:56
みなさん、こんにちは。私が男色です。
当時の検死の報告では、三島の切腹傷は他のメンバーと異なり、
ためらい傷も無く立派なものでした。
380名無しさんの主張:02/10/30 01:01
  _, ._
( ゚ Д゚)<一気に脇腹に刺し込んで、そこから左におもいっきり
      引くのが痛々しかった、刃切れ悪そうなのが三島氏の
       表情からも伺えた。
      彼の言ってる事が今現実になってるので、マジ惜しい人を
      日本は亡くしたよ。腐敗し堕落しる!警察などの組織に対し
      本気で日本を愛していた人なんだし。
       最後しゃぶしゃぶ屋で会いたかったよ・・・・。
381色男no、1:02/11/11 01:44
三島は「太陽と鉄」において、文武両道という彼独特の二元論哲学を開陳していますが、文学としてはロマン主義であり、思想行動においてエロティシズムを具現する媒介として肉体が浮上して言葉に拮抗します。
古林尚との最後の対談でも、戦後、ロマン主義を憎悪してむりやりに自分を新古典派のように規定して「潮騒」なんか書いたが、全てを理性で統御できる日本にまだない古典主義を実現できると思ったのは間違いで、
年とともに十代で受けた感情教育が芽をふいて自分がロマン主義者である事を認めない訳にはいかなくなった、と語っています。
文学は相対的なもので最終的に責任という観念はなく、とにかく生きて完成を目指して洗練されるべきものだとして、作家として自殺する事を否定した三島には、文学とは異なる第二言語としての肉体によって、
道徳的な自殺という事を考えたようです。
エロティシズムは超絶的なもの(三島はそれを天皇と呼んだ)に触れる事で真価を発揮し、この世の最も残酷なものの極地の向こう側にその真骨頂がある、としていますが、
人は直ちにバタイユなどの神学的論考を経由して、血の海に浮かぶ聖痕(スティグマ)のような観念に到達する事でしょう。本物の血を流せるのは文学ではなく、肉体に他なりませんからね。
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382名無しさんの主張:02/11/11 01:51
昔何かの映画の記事で、事件起こす前に三島と盾の会のメンバーが
褌姿でくんずほぐれつホモセックスしてましたが、あれは事実でつか?
383 :02/11/12 21:18
今夜の実況は こちらで

≪ プロジェクト X 金閣 ≫ 02年11月12日
http://live.2ch.net/test/read.cgi/endless/1037046579/
384名無しさんの主張:02/11/12 21:31
性同一性障害不安抱えたやつって、それ払拭しようとして
不自然観念的なジェンダー性の強調に走りやすいんだよね。
385名無しさんの主張:02/11/12 21:33
マザコン握り飯エゴイスト右翼、三島由紀夫に引導を。
386男色no、1:02/11/12 22:10
男と男。男は、一度その超絶的なエロチシズムの世界の入り口に到達すると
二度と元の世界には戻れない。それだけそのエロチシズムは異次元の高みに
ある。一度高みに上れば、元の世界は深淵の彼方のものとなり男はその頂点
である超絶的エロチシズムを目指して昇華する。
血の海に浮かぶ蓮華、その究極の美と快楽に目覚めた時、男は袖を断つことの
真の意味を悟る。
387名無しさんの主張:02/11/13 01:58
ホモとかそういう問題ではない。それで失望するならそれまで。
思想を尊重すればいい事。その他の事はどうでもいい。
今の日本わ三島は理解してたと思う。いや失望して警告の意味で自決に怠ったのだろう。
388名無しさんの主張:02/11/13 21:24
ワグナーのBGMで開場か。
おめでてーな(笑)
389男色no、1:02/11/14 01:15
>>387
三島の死はその美学の最終表現であり華である。彼のエロチシズムに対する哲学も
同じであり、欲望を単なる哲学を超えて美学の世界にまで体現できた。三島の最後の
苛烈さと作法にのっとった最後の静けさは、まさに葉隠れに秘められた日本人の究極の
美学とエロチシズムを具現したものであり、老醜を晒さず花と散る美学の極致だろ
う。三島の思想とセックスを美学として本当に理解しているものは少ない。
390名無しさんの主張:02/11/14 02:27
>>389
男色no、1さんのレスは難しいっす・・・自分はまたお子ちゃまです。
三島は好きです。
男色no、1さんは三島のどういう所に惹かれたのですか?
391名無しさんの主張:02/11/14 05:55
で、早い話ホモだったんでしょ?
392名無しさんの主張:02/11/14 07:33
マザコンで性同一性障害でマゾでホモ
岸田秀によれば統合失調症
393名無しさんの主張:02/11/14 07:40
その歪みの中からああいう傑作群が生まれたわけだけどね。
394名無しさんの主張:02/11/14 07:48
文学者としてはそれでOK
395名無しさんの主張:02/11/14 08:05
エステティック・ユキオ
396名無しさんの主張:02/11/14 20:52
だいたい「葉隠」だってさ、実際の戦場なんか経験したことない、
ずーっと事務方で文書管理やってたようなやつが口述した、
浮世離れした浪漫主義・観念論にすぎないんだよな。
某マゾ漫画家の描いた与太話にちょっと通じる部分があるな。
397浪漫ティック救国モード(ユキティ):02/11/15 19:26
浪漫ティック救国モード(ユキティ)

♪浪漫ティック 志士を気取った 市ヶ谷台
 いつもと違う 景色に変わったぁ

 浪漫ティック 武士の華咲く 浮かれモード
 これ見よがしに 腹を掻き切った〜
398名無しさんの主張:02/11/15 22:11
事件の翌日朝日新聞に載ったクビちょんぱ画像ってどこかで見れないの?
399男色no、1 :02/11/17 18:13
白蓮華ちゃんとかいうカルトの子がオカルト板にいたんでお誘いしました。
来てくれるかな?
400名無しさんの主張:02/11/18 15:41
400 GET!
401色男no、1:02/11/20 00:50
こんばんは、私が色男です。
三島にとって天皇はロイヤリティの対象であり、それが別に殿様であってもかまわないという意味の発言があります。それに比してレームにとってのヒトラーは、あくまで「わが友」であり、無垢の信頼心が裏切られる物語でもあります。
結局ヒトラーは一人の友達も持たない非人間性によって独裁を達成する訳ですが、認識者としての三島の内面にはむしろ、この独裁者に近いものがあったと思われます。ボードレールのいわゆる死刑囚にして死刑執行人を自負する三島は、
自らの肉体をしてレームと突撃隊を作り、それを粛清する事でイデオロギーの終焉を自作自演してみせた節があります。三島以後、日本では現代のファシズムともいうべき高度大衆消費社会が爛熟し、主体性論は地に落ち、
プレモダンの再来のようなポストモダンが全て文化現象を様式なる同一性の円環に回収するような自体が起こります。
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402名無しさんの主張:02/11/20 00:57
むずい・・
403色男no、1:02/11/22 01:13
価値相対主義と不即不離のサブカルチャーこそが、三島の存在を忘却する事で成立し得る流行=風俗思想である、と言った批評家もいましたし、浅田彰などもかつて島田雅彦との対談で、
「そういう豊かな情報の束としての三島を「善用」するというか、世界中の小説や劇や映画の中に三島的なものが現われ、三島が至るところで偽の物語として反復されるという状況があるわけれども、
それをそのまま肯定すべきこととは到底思えないんですよ。」というように理解していました。つまり三島を傍らに置くことで、そのパロディに見えてしまうような流行現象があふれているという認識があって、
三島という記号が戦後体制の全否定であり戦後再軍備徴兵制のシンボルとみなすような進歩的文化人の間でも、三島の名前をやたらと語らず、というような態度がある程度の勢力に幅広く浸透していたようです。
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404色男no、1:02/11/25 01:07
話を「わが友ヒットラー」にもどしますと、三島は自作解題の中で「私が書きたかったのは、一九三四年のレーム事件であって、ヒットラーへの興味というよりも、レーム事件への興味となっている。
政治的法則として、全体主義体制確立のためには、ある時点で、国民の目をいったん「中道政治」の幻で瞞着せねばならない。それがヒットラーにとっての一九三四年夏だったのであるが、このためには、
極右と極左を強引に切り捨てなければならない。(略)レーム大尉は、歴史上の彼自身よりも、さらに愚直、さらに純粋な、永久革命論者に仕立ててある。この悲劇に、西郷隆盛と大久保利通の関係を類推して読んでもらってもよい。」
大久保は西郷を切って捨てた後、その心酔者に暗殺され、ヒトラーもレームの後を追うように首相官邸で自殺していますが、昭和天皇は戦後も人間天皇宣言のよって延命したのは周知の事実ですが、
三島は今日では戦後最大の昭和天皇批判の作品「英霊の声」の作者として知られるところです。
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405名無しさんの主張:02/12/09 01:59
MISIMAAGE
406たん:02/12/09 08:38
たんにキモイオッサンにしか見えん
407色男no、1:02/12/10 02:06
こんばんは、みなさん、私が色男です。
美と行動の二元論的問題はまさに金閣寺のテーマですね。澁澤龍彦は三島はニヒリストで何も信じていない、イデオロギーは死ぬためのアリバイだと言っています。
三島は芸術至上主義者として美を客体として信じているように、当初は振舞っていた訳です。
ところが金閣寺において告白するんですね。美は自分にとって怨敵なんだと。柏木は、まさか貴様の口からそれを聞こうとは、と驚く訳で、
これは後に三島パフォーマンスは兵隊ごっこでふざけているんだと思っていた、と驚く知識人を先取りしているところがあります。
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408名無しさんの主張:02/12/21 02:43
409名無しさんの主張:03/01/04 22:28
age
410名無しさんの主張:03/01/04 22:53
射精板に三島スレなんてあったのか。
仮面の告白、金閣寺、潮騒、文章読本を読んだことあるけど
偽物臭い格調と気品が、あまり好きになれなかったな。
411名無しさんの主張:03/01/04 23:17
 死んで 理想の近づくものか? 生きてる人の生きてる諸問題。

 利用するならそれも良し。いずれ庶民の決めること。
412名無しさんの主張:03/01/04 23:30
切腹で自決ってのがすごい
413名無しさんの主張:03/01/05 01:43
三島系握り飯右翼の本質=正成の皮を被った、実は尊氏(但し本人達も自覚はしていない)
414山崎渉
(^^)