>>851 kekkinumaじえんハケーン!! 文学板住民の眼はごまかせない!(w
( ´,_ゝ`)プッ 哀れ過ぎる粘着オヤジ…。
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:::::::::: /______/ ::::::::::::::: 潰されたスレ?
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この後書く奴は>951のDQNオヤジkekkinumaのジエンだな(激藁)
↓ ↓ ↓ ホラホラ、来るぞ〜〜
>>851 はて? 851は確かに我がレスなのだがこれが何か?
それとも単なる書き間違いか。
人をからかうならもっとスマートにできんのか。( ´,_ゝ`)プッ
まあ無理と分かって言っておるわけだが…。
( `/。ゝ´)ブ-ッ
>>954のオッサン、粘着してるようだが
スレ主が消えたスレをageんじゃねーよ! 夏厨以下の馬鹿か?w
>>954 アンタ痛いよ、
別スレの色男なんたらと同じ三島オタクで行き場のない親父かよ(藁
スレ主退去の後は、アホ厨房とDQNオヤジの喧嘩スレと化した
糞スレ認定。
よって終了。
================糸冬===============
959 :
これはこれはめでたい!:02/09/09 23:50
おいおい、ついにくたばりおったか!!
中国の痰壺、亡国売僧・・消えたのは実にめでたい。
三島先生の名を囮にして、我が売名に走る。
言葉を虫けら扱いにして、のうのうと「物書き志望」とうそぶく。
破廉恥の極み、生き恥中の生き恥
二度と浮かび上がってくるなよ、腐臭がするから。
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スレ主退去の後は、アホ厨房とDQNオヤジの喧嘩スレと化した
糞スレ認定。
よって終了。
================糸冬===============
((>959=>954、文体ソックリ))
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\終わり\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
963 :
吾輩は名無しである:02/09/10 00:05
y' ,.-'" /、__,/
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. / ,. i ヽ、
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 ̄` ノ,. /r‐' ゙il ヽ /:::::::::::::::::::::::::::,.-'"゙ヽ、
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u ニ二 -'" __,,./il゙、 ヽ; ,i';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ \
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本多と少年の目が会った。そのとき本多は少年の裡に、自分と全く同じ機構の歯車が、同じ冷ややかな微動を以て、正確無比に同じ速度で廻っているのを直感した。
どんな小さな部品にいたるまで本多と相似形で、雲一つない虚空へ向って放たれたような、その機構の完全な目的の欠如まで同じであった。
この少年の内的な精密さは、本多が人々に壊されるのを怖れてもっとも深部に蔵いこんでいるものの精密さと瓜二つだった。
965 :
三島由紀夫:02/09/10 08:11
ひょっとすると、透の身辺に起ることには、何一つ偶然はないのかもしれない。突然透は、知らぬま間に自分の身のまわりに、緻密な悪の構図が張りめぐらされているかのように感じた。
夏は王子たちのどんな欠乏をも補い、どんな悲哀をも癒やし、どんな不幸をも償うもののように見えた。
清顕はまだ見ぬシャムの炎暑を偲びつつ、自分たちの身のまわりに豁然とひらけた夏に、自分も亦酔うているのを感じた。蝉の声は庭に立ちこめ、冷たい理智は冷えた汗のように額から蒸発していた。
四人はそのままテラスから一段下ったひろい芝生の央の、日時計のまわりに集まった。
本多はその文字盤のSのあたりを指でまさぐりながら、シャムは正確にはどのへんの方角か、と王子たちに訊こうとして、徒に郷愁をそそることをおそれて止めた。そして、われしらず、太陽へ背を向けて、自分の影で日時計をおおい、その三時の影を消してしまった。
そこには何か、精神の絶対の閑暇があり、肉の至上の浄福があった。夏と、白い雲と、課業終了のあとの空の、何事かが終ったうつろな青と、木々の木漏れ日の輝きににじんでくる憂愁の色と、そのすべてにふさわしいと感じることの幸福が陶酔を誘った。私は正に存在していた!
戸外は灼けつくような日ざしだ。草ばかりの廃園が、はげしい日を浴びてしんとしている。
969 :
吾輩は名無しである:02/09/10 08:32
「さあ、わかりません」とジン・ジャンは何の感動もなしに答えた。「幼さい時のこと、私は何もおぼえていません。本当に何も!」
本多はいろいろわが身に言訳を言い、この世の言訳のありたけは、いつしか、月修寺を訪れない、ということの言訳のようになっていた。
彼は身に破滅をもたらすことのたしかな美を拒む人のように、われしらずこれを拒んでいた。
そして自分が頑固に月修寺を訪れないのは、ただ荏苒時を移しているというだけではなくて、実は訪れることができないのを自分で知っているからであり、正にこれこそ自分の人生における最大の不如意ではないかと考えることがあった。
ひたすら闇に融け入ろうとしている聡子は、その闇がただ、漁船の侍らせている影にすぎないと思うとき、恐怖にかられた。
それは堅固な建物や岩山の影ではなくて、やがて海へ出てゆく筈のものの、かりそめの影にすぎなかった。
船が陸にあることは現実ではなく、その確乎たる影も幻に似ていた。彼女は今にも、そのかなり老いた大ぶりの漁船が、砂の上を音もなく滑り出して海へのがれてゆくような危惧を抱いた。
その船の影を追うには、その影の中にいつまでもいるためには、自分が海にならなくてはならぬ。そこで聡子は、重い充溢のなかで海になった。
「君はのちのちすべてを忘れる決心がついているんだね」
「ええ。どういう形でか、それはまだわかりませんけれど。私たちの歩いている道は、道ではなくて桟橋ですから、どこかでそれが終って、海がはじまるのは仕方がございませんわ」
あなたが何か考える、するとそれがみんな私の心に映る、そんな具合だった、思うのです。どうでしょうか。
男であるとは、不断に男の絶顛へ向って攀じ登ることであり、その頂きには白雪のような死があった。
本多は再び槇子を見た。槇子はその白銀に光る白髪をたゆたわせ、自若として見下ろしていた。性こそちがえ、槇子が自分と全く同じ人種に属するのを本多は覚った。
浅間神社に着いたのは午後の三時半である。あちらの黒いクライスラーから降り立つ三人を、ちらと見た本多は、黒い棺から蘇って出て来た人たちを見るような忌わしい心地がした。
平気で腰をかがめて摘むので、聡子の水いろの着物の裾は、その細身の躰に似合わぬ豊かな腰の稔りを示した。清顕は、自分の透明な孤独な頭に、水を掻き立てて湧き起る水底の砂のような、細濁りがさすのをいやに思った。
「お手つだいするわ」
と慶子は堂々と腰をかがめた。
彼女の腰は、本多のあげた目の先に、無際限のひろがりを以て見えた。ウェイストをくびらせたスーツの仕立のために、タイト・スカートの腰の青磁いろは、巨きな李朝の壷のように充溢していた。
あの春の雪をほのかに纏った月修寺自体が、聡子の思い出と共に、年を経るにつれて、層一層本多の中で遠くなった。
遠くなったというのは、心が遠ざかったというのではない。まるでヒマラヤ雪山の寺のように、切に想えば想うほど、記憶が追い求めれば追い求めるほど、月修寺は今や白雪の絶巓に在るかのごとく思いなされ、その優美は峻厳に、その柔和は仏威に変ったのであった。
遠い絶顛に輝く白は清顕の目にだけ映り、清顕の心だけを射当てていた。彼女は、罪、不名誉、狂気を一身に引受けることによって、すでに潔められていた。そして自分は?
本多が夢にたびたび想起するのは、そのときのホット・ケーキの忘れられぬ旨さである。雪の中をかえってきて、炬燵にあたたまりながら喰べたその蜜とバターが融け込んだ美味である。
生涯本多はあんな美味しいものを喰べた記憶がない。
背後に勲は、気ぜわしい喘ぎと、草を蹈む音をきいて、振向いた。胸がややときめいたのを恥ずかしく思った。雨の庭に忍び込んできた野犬らしかった。喘ぎの小刻みな、賤しい鼻息が下草を分けてゆく音でそれと知れた。
本多は一つの窓に近づいて、窓硝子の汗を指さきで拭いた。枯芝のかなたの檜林に凄い月が出ていた。その影を曳いて一疋の野犬がうろついていた。立止ると、尾をすぼめるようにして、白い胸を張って月に輝やかせて、悵々たる遠吠えの声をあげた。
ここから見れば、地上のもろもろの事象も、過去の事象も、雨に濡れた一枚の地図に見えた。
「よし。じゃ訊くが、お前のもっとも望むことは何か」
今度は勲が一寸口ごもった。彼の目はそれまで直視していた中尉の目からやや外されて、雨じみのある壁から、締め切った磨硝子の窓のほうへ向けられた。
視野はそこで阻まれ、雨は窓のこまかい桟のむこうに、どこまでも垂れ込めているのがわかる。窓をあけても、雨の尽きる堺を見届けることは決してできない。
それでも勲は、ここにはない、ずっと遠くのことを語ろうとしたのである。
口ごもったまま、思いきって言い出した。
「太陽の、……日の出の断崖の上で、昇る日輪を拝しながら、……かがやく海を見下ろしながら、けだかい松の樹の根方で、……自刃することです」
日の出は遠い。それまで待つことはできない。昇る日輪はなく、けだかい松の樹陰もなく、かがやく海もない。
かえりの車で留学生会館まで送って行ったが、その恐らく殺風景な一室までも忍び入って湿らす春の雨が、あの熱帯育ちのジン・ジャンの肉体にどんなひそかな影響を及ぼしているのかという思いは去らなかった。
本多は戸じまりをするために戻りがけに、傘をかざして、二階の灯を仰ぎ見た。四つの窓が灯を残している。書斎の灯は消してきたので、四つの窓の灯は、書斎につづく二室のゲストルームのそれである。書斎の隣りにはジン・ジャンが泊っている。
僕は世界の外から手をさし入れて何かを創っていたので、自ら世界の内部へ取込まれるという感じを味わったことはない。
雨が来て、物干場から大いそぎで取込まれる洗い物のシャツのように、自分を感じたことはない。あそこには自分を世界内存在へ転化させるようないかなる雨も降らなかった。
朝はおろか、日がな一日、心にじっと澱んだままになっている昨夜の夢が、時あって次の夜の夢の記憶と重複したり、きのう見た夢のつづきを見たりすることさえある。
雨に蔵い忘れた色鮮やかな洗い物が、いつまでも乾かずに、そのまま物干しに懸っているようである。雨がつづく。おそらくその家の住人は狂人で、また新たな友禅の洗い物を、物干場の竿に懸け加えて、暗鬱な空を彩っているのである。
『待った甲斐があって、やっと傷つける値打のある存在が現われたぞ』
さらに彼の背後に窓外の雨があった。蒸れた樹皮を窓の灯に照らされて黒い汗のように淋漓として伝わる雨。
……高架線ををゆく地下鉄のひびきが、夜になると、このあたりをとよもしてきこえ、やがて地下へ没する車輛のつかのまの燦とした窓の連なりを、まだやまぬ父の咳の合間に、透に夢みさせた。
しかし船の気配はこの夜のどこにもなかった。
この自然には奇聳なものもなければ激越なものもなかった。無為のまどろみが、かがやく緑に包まれて、燦爛としているばかりだった。
自分はやがて仏教の占める領域へ入ってゆくのだという心持が、本多の慰藉の大きな部分であることはいうまでもない。
たとえそれが、衰え滅んだすでに廃墟の仏教であろうとも。
たしかにあの極彩色の怪奇な曼陀羅に接したあとで、夢みる仏教は一片の氷のように思いなされ、この野の明るい静けさのうちに、すでに馴染みのある仏の寂寞の予感があった。
本多はゆくりなくも帰郷の感情を味わった。ヒンズー教の活きて支配する喧騒の王国から、今自分は、滅びはしたが滅んだことによって却って生粋になったあの親しい梵鐘の国へ帰ってゆくのだ。
絶対からの帰還の末に待つ仏を思うと、彼はともすると一度として仏教のなかに絶対を夢みたことがなかったような気がした。
そこには今まで誰かがいて立ち去った?
誰がいたのだろうか?
石窟の冷気のなかに一人でいて、本多は周囲に迫る闇が、一せいに囁きかけて来るような心地がした。
何の飾りも色彩もないこの非在が、おそらく印度へ来てはじめて、或るあらたかな存在の感情をよびさましたのだ。
一種動物的な感情が生まれた。それとは定かにつかぬながら、心の奥底ではすでに遠いしっかりした記憶の手が握っていた。本多の胸は期待に乱れた。
994 :
吾輩は名無しである:02/09/10 09:45
★★★ 美香◆5qBZxQnwを召還するスレ ★★★
どうして、あれほど本に詳しい人が嫌われるのか、僕にはよくわかりません。
いえ、僕はみんなの、彼女の知識に対する嫉妬が、
そうさせているのだと思う。
できるならば、僕は彼女に戻ってきてもらいたいです。
寂しいです。
心に、ポッカリと穴が空いたように…。
僕は彼女に恋をしています。
できれば結婚してほしいです。
ああ、もう見られないのだろうか…。
僕はこんな気持ちになったのは初めてです。
何か、一言でも、sageでも構いません。
何かおっしゃってください。
あなたの元気なお姿が、少しでも見られれば、
僕は安心します。
ネタではありません。
一人きりの夕食の食膳に、やや黒ずんだ洋紅の液体を充たした小さな切子硝子のグラスが出た。
清顕は葡萄酒だろうと見当をつけて一気に呑み干した。すると舌に異様な感触が残り、暗く滑らかな後味が尾を引いた。
「何だ」
「鼈の活血でございます」
それは池底のなまぬるい泥に身を埋め、ときどき半透明の池水を、時間を腐蝕させる夢や悪意の藻をかきわけながら泛び上がり、永年に亙って清顕の成長にじっと目を凝らして来たのであるが、今突然その呪縛が解かれ、鼈は殺され、彼は知らずにその活血を呑んでいたのだ。
そこで突然、何かが終わってしまった。恐怖は従順に清顕の胃のなかで、何か未知の、不可測の活力に姿を変え始めていた。
1000!!!!!!!!!!
343 :ヒラノ :02/07/06 04:22
大御所ってのはチマチマ書くようなミットモナイことはしないもんだよ。
まあ俺様クラスになると4〜5年に一作品を発表すれば十分だと思うけど
ね。芸術家ヒラノとしては質の高い作品を世界に発表する義務があるんだ
よ、ハハハ。
まあ気長に待っててくれよ。君たちの期待を裏切らない傑作を届けること
を約束するよ。
344 :ヒラノ :02/07/06 04:25
>>343 なんか本物っぽい…
DQN作家を今でも読んでるDQN
999 :
吾輩は名無しである:02/09/10 10:01
i ,. へ-、 __ i
!i _,..::'"li.∧.l! ゙_」ト、
, j<.ー-i! l!-―'"/\
/゙.,へ、 ┐ i、 / ヽ.
.i i >/\/)゙"‐ 、. i
l lレ''" \jl!レ゙ _,...、ヽ. l
アホ l! rヲ――--_」Lii--――ヾ. l
キタ━━━━━━━l! // <二》 _ 《二>゙ ヾ、!、━━━━━━━━━ !!
.j.,.ィ゙ ./ ! \_ l!\\
/'' l! ,.. '´ ヽ  ゙̄ーr-ノ ゙ー-、_
_/'´ トt-イ ,−--- ,!/ >
<. ゙t'ヽ ヽ ─ / /,」 /
\ `-iヽ ヽ / ,.r 「 _/
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l テ、 ]l.l ,r= ゙.l
,.,..-、--ー―===ー".ヽ、 ゙r ! ̄F" /ー--、ー-----、
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フ/,ィi」i」 ヾ====== \_ \ i! / __/,.=======ヲ i ,. _ r、\
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/ ,.へ 二二// ̄V ̄\\二二二゙ ,、 \
これからこのスレは平野スレになりました
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1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。