棋譜ソフト使用法テンプレ
棋譜のフォーマットはsgfが世界標準。
【Windows初心者用】〜"PocketGoban"による棋譜管理
(1)インストールとsgfファイル閲覧
ttp://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se178901.html の PocketGoban をダウンロード(デスクトップへ保存)
そのファイル「pg0999w」をダブルクリック。保存先等はそのままで「OK」をクリック。
これでインストール完了。使い終わった「pg0999w」は削除してよい。
道策の棋譜がサンプルとして入っていますから使用法を練習。
さて本番。
PocetGobanを起動。
sgfファイルは1ファイルごとに括弧 ( ) でくくられている。
見たいsgfファイルのその最初の ( から終わりの ) までを範囲指定してコピー。
これでデータがパソコン内のクリップボードという部分に入った。
次にPocetGobanの「ファイル」→「クリップボードから読み込み」をクリック。
これでデータがPocetGobanの中に入った。
あとは矢印ボタンや自動再生で再現。
「ファイル」→「名前を付けて保存」でsgfファイルとして保存できる。
(2)sgfデータのテキスト出力
「ファイル」→「クリップボードへ書き込み」をクリックして
データをクリップボードに入れる。
メモ帳を起動して「編集」→「貼り付け」でクリップボード内のデータが書き込まれる。
(マウスの右クリックメニュー又はショートカットキー「Ctrl+V」でも可能。)
(3)sgfデータの手入力
棋譜を自分で入力するときは、まず、「ファイル」-「新規作成」で現れる
「新しいゲームの初期設定」ダイアログに対局者名、棋戦名、勝敗等の基本情報を入力。
書き込んだ内容は「情報」タブで見ることができる。
次に着手の入力は「入力」タブを開いてマウスクリックで入力。
「手番の着手」モードで黒白交互入力ができる。
着手に対するコメントを入れたいときは「コメント」タブの「編集」から記入。
誤入力修正は、その手番に戻って再入力すると「変化図を作成しますか」の
ダイアログが開くので、置き換えを選択。
変化図については、同様にその手番で変化手を入力しダイアログを選択する。
なお、置碁の場合は、最初に「入力」タブの「黒石」モードで黒石固定入力しておく。
入力が完了したら「ファイル」-「名前を付けて保存」で保存完了。
当該sgfファイルは、エクスプローラー等の名前の変更で拡張子sgfをtxtに書き換える
ことでテキストファイル化することができる。
また、既述の「ファイル」-「クリップボードに書き出し」による即時出力方法もある。
PocetGoban以外のWinソフト、Macソフトもいろいろあります。
それぞれに長短や癖があることを承知してお使い下さい。