1 :
タイシャンψ ★:
「人間失格」などの作品で親しまれる作家太宰治の生誕98年を祝う記念祭が19日、
故郷の青森県五所川原市(旧金木町)で開かれた。
同市の芦野公園にある文学碑前で、太宰の長女津島園子さん(66)が
「皆さんにいつまでも太宰の文学を愛していただくことを祈っている」とあいさつ。
同県南部町の「フルーツ娘」の板橋佳奈子さん(24)と奥山香さん(21)が
旬のサクランボ「紅さやか」を献上した。
地元の読み聞かせサークル「すずめっこ」が「走れメロス」を朗読し、
参加者約200人が献花して生誕を祝った。
6月19日は入水自殺した太宰の遺体発見日でもあり、かつては太宰の作品
「桜桃」にちなんだ「桜桃忌」が開かれていたが、遺族の要望で1999年から「生誕祭」に衣替えした。
http://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20070619010002821.asp
2 :
タイシャンψ ★:2007/06/21(木) 18:09:02 ID:???
3 :
読者の声:2007/06/21(木) 19:47:21 ID:83iHJKCo
津軽の雪
こな雪
つぶ雪
わた雪
みづ雪
かた雪
ざらめ雪
こほり雪
4 :
読者の声:2007/06/21(木) 21:20:34 ID:83iHJKCo
金木は、私の生れた町である。津軽平野のほぼ中央に位し、人口五、六千の、
これといふ特徴もないが、どこやら都会ふうにちよつと気取つた町である。
善く言へば、水のやうに淡泊であり、
悪く言へば、底の浅い見栄坊の町といふ事になつてゐるやうである。
5 :
読者の声:2007/06/21(木) 21:27:06 ID:83iHJKCo
ぼんやり窓外の津軽平野を眺め、やがて金木を過ぎ、
芦野公園といふ踏切番の小屋くらゐの小さい駅に着いて、
金木の町長が東京からの帰りに上野で芦野公園の切符を求め、
そんな駅は無いと言はれ憤然として、津軽鉄道の芦野公園を知らんかと言ひ、
駅員に三十分も調べさせ、たうとう芦野公園の切符をせしめたといふ昔の逸事を思ひ出し、
窓から首を出してその小さい駅を見ると、
いましも久留米絣の着物に同じ布地のモンペをはいた若い娘さんが、
大きい風呂敷包みを二つ両手にさげて切符を口に咥へたまま改札口に走つて来て、
眼を軽くつぶつて改札の美少年の駅員に顔をそつと差し出し、美少年も心得て、
その真白い歯列の間にはさまれてある赤い切符に、
まるで熟練の歯科医が前歯を抜くやうな手つきで、器用にぱちんと鋏を入れた。
少女も美少年も、ちつとも笑はぬ。当り前の事のやうに平然としてゐる。
少女が汽車に乗つたとたんに、ごとんと発車だ。
まるで、機関手がその娘さんの乗るのを待つてゐたやうに思はれた。
こんなのどかな駅は、全国にもあまり類例が無いに違ひない。
金木町長は、こんどまた上野駅で、もつと大声で、芦野公園と叫んでもいいと思つた。
6 :
読者の声:2007/06/21(木) 22:58:46 ID:WIPHWgk4
禅林寺が近くにあるよ。
斜陽間にも若い頃行ったことがある。
桜桃忌はすっかり忘れていた。
7 :
読者の声:2007/06/21(木) 23:48:55 ID:53cmD/00
まだ98年なんだね
まだ生きててもおかしくない年齢だけど、もう60年前に亡くなってるんだよね
亡くなったときに生まれた赤ん坊が還暦を迎えてる・・・
でもキリが悪い98年でなんで記念なんだろう
今年は中原中也の生誕100周年ですね
8 :
読者の声:2007/06/22(金) 00:49:14 ID:xrCiMVFc
9 :
読者の声:2007/06/22(金) 01:02:10 ID:pAVI93ON
10数年前に禅臨寺の桜桃忌に行ったことがあるんだけど
お墓の周りに人があふれていた。ちょうど森鴎外のお墓の
前にあるんだよね。
見たことあるような顔の人(太宰の弟子かなにか)が来ていて
仕切っていたような覚えがある。
10 :
読者の声:2007/06/22(金) 01:05:28 ID:pAVI93ON
ああ、そうだ娘さんの講演会が三鷹図書館であって
聞きに行ったなあ、そういえば。太田治子さんのほうだったと思う。
11 :
読者の声:2007/06/22(金) 03:08:43 ID:xrCiMVFc
12 :
読者の声:2007/06/22(金) 05:36:32 ID:xrCiMVFc
13 :
読者の声:2007/06/22(金) 05:44:41 ID:xrCiMVFc
14 :
読者の声:2007/06/22(金) 05:48:25 ID:xrCiMVFc
15 :
読者の声:2007/06/22(金) 05:52:44 ID:xrCiMVFc
16 :
読者の声:2007/06/22(金) 05:56:48 ID:xrCiMVFc
17 :
読者の声:2007/06/22(金) 06:04:03 ID:xrCiMVFc
18 :
読者の声:2007/06/22(金) 07:18:09 ID:xrCiMVFc
19 :
読者の声:2007/06/22(金) 21:24:39 ID:xrCiMVFc
20 :
読者の声:2007/11/11(日) 11:53:21 ID:zDWzdcLz
おめ
21 :
読者の声:2007/12/04(火) 00:48:09 ID:1mHh0emy
もしかして毎年祭ってるんかい
22 :
読者の声:2008/04/13(日) 17:48:24 ID:jHdUD8xp
98歳になるか
23 :
読者の声:2008/05/04(日) 19:48:40 ID:7ac0OBM2
1:タイシャンψ ★ :2007/06/21(木) 18:08:39 ID:???
「人間失格」などの作品で親しまれる作家太宰治の生誕98年を祝う記念祭が19日、
故郷の青森県五所川原市(旧金木町)で開かれた。
同市の芦野公園にある文学碑前で、太宰の長女津島園子さん(66)が
「皆さんにいつまでも太宰の文学を愛していただくことを祈っている」とあいさつ。
同県南部町の「フルーツ娘」の板橋佳奈子さん(24)と奥山香さん(21)が
旬のサクランボ「紅さやか」を献上した。
地元の読み聞かせサークル「すずめっこ」が「走れメロス」を朗読し、
参加者約200人が献花して生誕を祝った。
6月19日は入水自殺した太宰の遺体発見日でもあり、かつては太宰の作品
「桜桃」にちなんだ「桜桃忌」が開かれていたが、遺族の要望で1999年から「生誕祭」に衣替えした。
24 :
読者の声:
太宰さん