10年前に発売された、Libretto60にFreeBSDをいれてみました。
その為に、ヤフオクでフロッピーディスクドライを落札しました。
しかし、インストール自体は、すんなりとは行かず。。。
最新のリリース版である、FreeBSD6.2はインストールできるものの、PCCardを認識せず。FreeBSD5.5も同様。これだけで、丸1日つぶしてしまいました・・・。
どうも、古いマシンに関して5以降はPCMCIAまわりに問題があるようなので、4の最終版である4.9-RELEASEをインストールし無事動いています。
しかしまぁ、最大メモリ32Mbyteのマシンでいったい何ができるのか。はてさて。
ちなみにHDDはなく、半年前に購入したCF変換アダプタを使用し、CFを2枚載せています。LibrettoのHDDは、通常1台でBIOS上でもmasterしか認識しません。しかし、FreeBSDでは起動時にslaveも認識され使えるようになります。
予定では、メインマシンのメンテ時の、メンテ告知サーバーにする予定です。
以下、俺様用メモ。手順
1.LibrettoのHDD代りにCFを入れる。CFは事前にFAT等でフォーマットしておくとよい。
2.MS-DOSにてFDISKする。(ハイバネ対応)
3.Librettoを再起動するときにESCキーを押しっぱなしにしBIOSを呼び出す。F1キーをおす。
パラレルや、COM2を無効に、サウンドも無効にする。COM2とLANカードがIRQ競合していた。
4.LibrettoにFDをつなぎ、FreeBSD4.9のkern.flpを入れ起動。その後、mfsroot.flpを入れる。
5.PCCardが認識されたら、FDを外し、LANカードを差し込む
6.FreeBSDのインストールに入るが、FDISKにて2で確保された容量を勘案して再確保する。
7.あとは、FTPインストールで。場所は、ftp-archive.freebsd.org/pub/FreeBSD-Archive/old-releases/i386/4.9-RELEASE
8.インストール後は時計がずれまくっているので、crontabにntpdateを登録。
んでもって、dmesg及びdf
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FreeBSD 4.9-RELEASE #0: Mon Oct 27 17:51:09 GMT 2003
[email protected]:/usr/obj/usr/src/sys/GENERIC
Timecounter "i8254" frequency 1193182 Hz
CPU: Pentium/P54C (99.97-MHz 586-class CPU)
Origin = "GenuineIntel" Id = 0x52c Stepping = 12
Features=0x1bf
real memory = 33685504 (32896K bytes)
config> di bt0
config> di aic0
config> di aha0
config> di adv0
config> q
avail memory = 27537408 (26892K bytes)
pnpbios: Bad PnP BIOS data checksum
Preloaded elf kernel "kernel" at 0xc053f000.
Preloaded userconfig_script "/boot/kernel.conf" at 0xc053f09c.
Intel Pentium detected, installing workaround for F00F bug
md0: Malloc disk
npx0:
えーっと、FreeBSD 4.Xの最終版は4.11-RELEASEではないでしょうか?
そうなんですよ。ftpをのぞいた当初、4.11よりも4.9が上にあって、気付かずに4.9をダウンロードしていたんです。その後、気づいて、4.11をインストールしました。