ここ2年ほど、電源も入れていないパソコンが1台だけあった。10年ほど前に発売された東芝のLibretto60で、もう5年ほど前にヤフオクで買ったものだ。
旅行の際に持ち出して、デジカメの写真を保存したりはしたけど、最近はぜんぜん使う機会がない。
さて、ヤフオクを見ていたらコンパクトフラッシュをIDEに変換する基板を見つけた。
昨今、SSDという名前のHDDの代替となるシリコンディスクが流行(?)だ。
そこで、ふと思った。安いコンパクトフラッシュと、このIDE変換基板でSSDもどきが作れるんじゃないかと。
結果、簡単に完成。
IDE変換基板は4000円ほどしましたが、コンパクトフラッシュは1Gで2000円程度。
10年前のLibretto60が、最新の!?HDDレスマシンに!1Gしかないけど。
しかも、CPUは100MHzで、メインメモリ32Mbyteしかなく・・・。これでも最大。
問題は、用途で・・・。何も考えていない・・・。
みみずんさーばーの異常発生時に警告音を出すだけの監視パソコンにしようかしら。
ちなみに写真の変換基板はCFをマスタースレーブと2枚搭載可能ですがリブレットで認識できるのは1枚だけでした。1枚用なら2480円。
参考:変換基板、製造発売元 ARTMIX CF-2.5"IDE変換アダプター
以下、作成メモ
1.IDE変換基板にCFを接続。
2.デスクトップパソコンに1を接続
3.Windows95や98の起動ディスク(MS-DOS)から起動しFDISK、FORMAT、SYSをする。
NT4をインストールする場合はFATで。
4.今回はNT4をインストールしたのでCD-ROM内のi386フォルダの中身を全てコピー。
5.CFをUSBリーダーに接続して東芝USAよりダウンロードしたユーティリティやドライバーとsp6aもコピー。LANカードのドライバーもコピーしておく。
6.1をlibrettoに内蔵して起動させる。
7.起動を確認したら。。。> \I386\WINNT /B でインストール。
もし、LOCKなんちゃらのエラーが出たら、リブート後にLOCK C:
8.ディスクのNTFS変換はいつでもよいが、後にやっても面倒なので今行う。後にやる場合はconvertコマンド。
9.インストールが終了したらsp6aのインストール→リブート
10.東芝ユーティリティのインストール→リブート。サウンド、VGAドライバーもインストールする。
この段階でシャットダウン後の自動電源断が有効になるが、sp6aをインストールすると無効になる。
アクティブデスクトップの機能が必要な場合はIE4をインストール。
11.\WINNT\system32\hal.dllをコピーして保存しておく。(自動電源断の無効対策)
12.再度、sp6aをインストール→リブート (東芝ユーティリティのインストール後にメニューが英語になる。この対策)
13.11のhal.dllを\WINNT\system32\に戻す。
14.SRPのインストール。必要に応じてIE6のインストール。
以上