1 :
名無しさんだよもん:
篠塚弥生おねえさまの魅力にはまるスレ
弥生さんいいね!
この訴えはひとりでも板が朽ち果てるまで続けます
一番日数かかるよね弥生さん
それというのも弥生さんの魅力をたぷーりと時間をかけて味わうため。
かも
とりあえず書きこんどけ〜〜!!
弥生さん好きだ〜〜〜!!
あ、できたのか。自分も弥生さん好きなんで書き込み!!
葉鍵版全人民のうち70%が弥生さん萌えという事実!
さらに残る30%はさらに弥生さん萌えという事実!
も え !
>7
100%かよ!!
9 :
セルゲイ@D:01/10/14 01:07 ID:Qq41qDWw
>. >
/ ∧~l〃 / ||\
| || V ハ N
/ | || M | }
{ | ||~ ~~~ |∨ ハ |
| _| | _-|‐} ハ} / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( | || <5l7y|\ }l < ひさしぶりですわ
| ^| | lI /ノ l} \______
} || | __ _ ノ~ |
}| { || イ | |
|| { | ||^ < |‐ | ||
/ | / || ̄ ̄ ̄^/ | |{
旧スレ後期はこのAAで間を持たせていたなぁ……と、懐かしく思い出す。
新スレ万歳。
> 8
この板のみならず2ch、ひいてはネット全(略
弥生さん / dayあえて敢行すべし!!
弥生さん 萌えというかまじで(・∀・)イイ!!
リーフ、またWA風味なのつくってくれないかなー。
>11
>またWA風味なのつくってくれないかなー。
心から同意だが、それを言うとむなしくなるよ。
13 :
名無しさんだよもん:01/10/14 12:04 ID:09rUAV63
あげておきます
14 :
名無しさんだよもん:01/10/14 12:27 ID:fl6NQGzr
弥生さんはお金持ちのお嬢様なんだよね。あまり知られてないけど…
>9
このAA、久しぶりに見たなぁ。
「Tension」を聞くと夜の車中に弥生さんといるような気になるのは
私だけでしょうか?
>15
「Tension」か。
英二と密会、というイメージが。英二萌えではないんだが。
>>15 彰とベッドの中でふたりきりと、、、逝ってきます
>10
懇情じゃない根性だね。
>11
いいよねー♪
今日も今日とて弥生好き♪
弥生さんはユーザーの好き嫌いが真っ二つなところも面白い。
みんなそれだけ弥生さんに気を持って逝かれている事に気付かないんだよね。(w
篠塚 弥生のテ−マをいつも聞いているが、この曲良いねえ・・・
車に乗って聞くと更に良いんだよなあ・・・
20 :
名無しさんだよもん:01/10/14 19:53 ID:BQeC3/YQ
車のなかで聞くとカーS○Xを(w
>17
『普通地獄』の「ああ、そうや。これで全部やないわあ」エンドだね。
「もう、冬弥のばか……」
23 :
名無しさんだよもん:01/10/15 01:30 ID:xqRrnO+9
>>22 弥生さんの家はお屋敷みたい
風呂も二人で入ってもかなり広い
大晦日だよ!由綺たんの突撃愛しの冬弥くんイベントより
24 :
>:01/10/15 01:43 ID:jwi18bHD
はじめてきいた!!
25 :
名無しさんだよもん:01/10/15 02:00 ID:n1K3LSxm
>>23 ああ、そういえばあったような無かったような…。
確かめてみたいが、今WA知り合いに貸してるんだよね…。鬱。
26 :
>>25:01/10/15 02:02 ID:jwi18bHD
やうし知り合いに貸していない漏れはやるまくる!!!
28 :
ぐあ:01/10/15 03:26 ID:jwi18bHD
ゆきふつうにクリア、が、
弥生さんの家はでてこない・・・
WAまつりだ
弥生さんデスクトップテーマとかスキン(WinAmp)とか探してるけど
あまり良いのがない・・、がんばって探せばあるのかなー。
WinXPのスキンは弥生さんで決まりやね〜( ´∀`)
あ、復活してる〜!
大卒一年とか二年とかでBMW乗り回すコムスメは間違いなくお嬢だ。
なにげに運転上手げだったり下着は高そうだったりするイメージがあるのは俺だけ?
そして気がつくと弥生さんより年上になってたりする自分に気がつく秋の夕暮れ。
>29
Leafが配布禁止しちゃったから探すのはきついかも。
あれば私も欲しいが。
>弥生さん金持ち説
うーんと、確か弥生さんの家に遊びに行ったかなにかって話を由綺がするんじゃなかったっけ?
ちょっとうろ覚えなんで断言できないや。スマソ。
>29
欲しい!!
だがここでうpきぼんは厨なのでやめておきます。
Leafの二次創作規制が憎い!!
おのれ!!Leafめ!! 弥生さん好きじゃ〜〜〜!!
>30
弥生さんは確かに大卒だろうけど、実は海外の大学で通常よりも早く
卒業してるような気がするのは私だけ?
弥生さんツールを作成することを貴殿等に提案するがドウヨ?
35 :
29:01/10/16 03:50 ID:uBDv/dv/
>>31-32 由綺とか里奈のはそこそこ見つかるんだけど、弥生さんは・・・。
なんでだーーー!
今日も小一時間探してしまった。
>>34 漏れは絵とか描けないからだめだな(w
作ってくれるとうれしいねぇ〜。
36 :
31:01/10/16 11:04 ID:/jVh2VmX
むずかしいとか言って15分程度で見つけてしまった。スマソ
Googleで「あやしげファイル書庫」で検索。
たしかに怪しい(w
>36
おお!さんきゅ〜〜!!
しかもおいらのいっちゃん好きな車の中のすっとぼけ面だぁ〜〜!!
弥生さぁ〜ん、すっとぼけててもステキだぁ〜〜♥
弥生さんの作中での立ち絵を背景なしに切り出すにはどうすればいいん?
ドットずつ透過させるとかなしね、、、
40 :
>>39:01/10/17 02:38 ID:fMvkkbva
ー`)/クスコ貴殿の善意がむくわれるとよ
42 :
ー`):01/10/20 22:34 ID:E4wZeGL9
オヒ。誰かいないのかい。
夜明けまでワガハイと弥生さんのミリキについてかたりあおうではないか
あら?珍しく人が。一応チェックはしてますがネタとか振れないので書けないんでね・・・
44 :
ー`):01/10/21 01:10 ID:BIB0XnHM
ワガハイたるやこのスレトップページに仕込んであるのに。泣
弥生さんと二人で夜のお散歩な
猫が塀の上にいて人間の頭かと思ってビックリしたら
「くす」
だって(´ー
>44
なんかいずれくる対決のネタに使えるかも知れんな、それわ。
短い文章で「氷の仮面」と「ぽろりと覗く感情」を表現できれば・・・・・・
とはいえ一回戦の相手が偽善者となると、むう。
まあ今考えた事は
夜に弥生さんと車でドライブかな。由綺と一緒の時とは違う表情出てたり・・・
47 :
ー`):01/10/21 01:44 ID:BIB0XnHM
かならずや勝つ。まだ時間もあるし
萌えシチュ考えてみよう・・・・・・
いつか機会見つけてここで試運転してみようっと。
弥生さんには勝って欲しい・・・
50 :
ー`):01/10/21 02:03 ID:BIB0XnHM
弥生さんには狩ってもらう…
>50
お互い応援しましょう。同じ弥生スキ−として。
52 :
ー`):01/10/22 02:17 ID:0d+vb313
その前にこのスレがdatに逝かないか心配
弥生さんに飼ってほしい。マジで。
自分は美咲さん好きだが当然弥生さん含めWAキャラを全力で応援する所存であります。
懐かしいスレを見つけた・・・。
WAでは一番すきじゃよ。
56 :
篠塚弥生:01/10/27 14:38 ID:ZdomFnDf
>. >
/ ∧~l〃 / ||\
| || V ハ N
/ | || M | }
{ | ||~ ~~~ |∨ ハ |
| _| | _-|‐} ハ} / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( | || <5l7y|\ }l < 私よりも、由綺さんの応援をお願い致します
| ^| | lI /ノ l} \______
} || | __ _ ノ~ |
}| { || イ | |
|| { | ||^ < |‐ | ||
/ | / || ̄ ̄ ̄^/ | |{
57 :
セルゲイ@D:01/10/29 04:53 ID:jDTMqBJ8
メンテage
コテにメンテageされるスレっていったいどーよ・・・・・・
圧縮近かったとはいえ。
そろそろ11月、WAの季節に入りつつあります。
一ヶ月でどれだけ萌えシチュを用意できるか。敵は強大なり。
ふがいない様を見せて済まなかった、
>>58 よ。
あの時はちょっと忙しかったものでね。
ともかく、このスレと弥生さんのために、決戦の日は共に頑張ろうぞ!
つか、そのためには今から準備を怠らないようにしないと。
己もなにかしら用意しないとね。
……正直、千鶴さんを敵にするのは残念だが、割り切っていくぞ!!
>59
一応対戦用のものはあったんですが・・・個人的には良いんですがどうかな・・・
弥生さん頼むから勝ってほしい!!
ねえねえ決戦の時WAもの同人の弥生さん部分貼ってもいい?
上のほうは凄い嵐だよ……美咲さん……
じゃなくて(w
しかし楓陣営の砲撃力は凄まじいもんがあるなぁ。
四姉妹中最弱の梓スキーかつ弥生さんファンとしては、
いったいどうしたらあの物量に対抗できるのか、悩む。
絵で勝負できればいいんだけど、弥生さんの絵ってあんま見ない……
64 :
セルゲイ:01/11/01 05:29 ID:0cVzchQ8
ぐはっ!! 趣味が近いね、
>>63 ヘタレの己でも、頑張ってみるか……。
>. >
/ ∧~l〃 / ||\
| || V ハ N
/ | || M | }
{ | ||~ ~~~ |∨ ハ |
| _| | _-|‐} ハ} / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( | || <5l7y|\ }l < 戻って来ましたですわ
| ^| | lI /ノ l} \______
} || | __ _ ノ~ |
}| { || イ | |
|| { | ||^ < |‐ | ||
/ | / || ̄ ̄ ̄^/ | |{
>. >
/ ∧~l〃 / ||\
| || V ハ N
/ | || M | }
{ | ||~ ~~~ |∨ ハ |
| _| | _-|‐} ハ} / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( | || ◎ y|\ }l < 千鶴さんがお相手ですわね
| ^| | lI u /ノ l} \______
} || | __ _ u ノ~ |
}| { || イ | |
|| { | ||^ < |‐ | ||
/ | / || ̄ ̄ ̄^/ | |{
誰が相手だろうと関係ない。
弥生さんは弥生さんだろ!
だからこそ必死に応援するためにがんばってるでよ。
今回は厳しい戦いだな、こりゃ・・・理奈もそうだしwaキャラは対戦相手がすごいのばっかだ・・
弥生さん萌え〜
勝敗に関わらず、応援するよ…
そういえば、弥生さんだけ大きなAA無いのね…
70 :
セルゲイ@D:01/11/06 02:45 ID:Q+vbrcYz
決戦までには何かしら自作実弾を用意しようと思ってるけど、
己に用意できるものなんて質量ともにたかがしれてる。
というわけで一つ疑問を。
以前、己がお絵かき板に貼った弥生さん見た人いる?
竹槍以下の爪楊枝みたいなもんだが、あれでも弾薬扱いになるんだろうか?
意見求む。
それと、某弥生さんサイトへの直リンクはマズイだろうか?
これについても何か解答を。
1日無レスじゃ何やっても無駄な気もするが、、、
正直実弾を撃ちこむ→一時票を集めて勝つなんて笑い。だから何って感じ。
>セルゲイ
A1 自信があれば張れば?
A2 いまさら直リンしたところで嵐に行く厨もいないだろ
とりあえずなんつーか弥生さんについて知ってもらうのが肝要かと。
勝敗はともかくとして。
>70
そうですか?手書きの絵は良いと思うよ。
リンクに関してはしても良いと思うよ。荒らす事はないだろうし、72さんの知って貰うのに
良いんではないかな?
>. >
/ ∧~l〃 / ||\
| || V ハ N
/ | || M | }
{ | ||~ ~~~ |∨ ハ |
| _| | _-|‐} ハ} / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( | || <5l7y|\ }l < 私も、がんばってみますわ
| ^| | lI /ノ l} \______
} || | __ _ ノ~ |
}| { || イ | |
|| { | ||^ < |‐ | ||
/ | / || ̄ ̄ ̄^/ | |{
まあアレだ、とりあえずやっておいて損はないってことだ。
どうせ葉鍵板の辺境住民の、さらにそのなかの少数部族だからな、俺ら(w
とりあえずマターリいきましょ、マターリ。
さすがにフィルスノーンよりは知名度あるよ…ね?
誰彼と比べたらどっちだろう…
いや、知名度だけならけっこう……
問題はその先だよなぁ(w
>>71 最初の2行非常によくわかる。
けど、せっかくの祭りだし、その祭りの場で(仮にだけど)大敗とかとなると
やっぱり寂しい。だから、応援というか、それなりの活動はとりたいと思う。
とにかく、レスはサンクスです。
で、いくつか頂いたレスをもとに考えるのに、当日は出来る限り頑張りたいと思う。
その中に過去の絵を含めることも決めた。
それ以外にも新作SSなどを加えて応援したいと思う。
リンクも当日は貼ってしまおう。弥生さんを知らない奴はここに行け!! みたいな感じで。
ただ、12月のスケジュールが解るのがまだまだ先なので、
泊まり込みで仕事、とかでないことを祈る。
>>77 激しく同意……。
79 :
セルゲイ@WORK:01/11/09 16:11 ID:UhC2PUru
おまけにage
>77
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
81 :
名無しさんだよもん:01/11/10 12:10 ID:eizCOOb0
>. >
/ ∧~l〃 / ||\
| || V ハ N
/ | || M | }
{ | ||~ ~~~ |∨ ハ |
| _| | _-|‐} ハ} / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( | || <5l7y|\ }l < メンテですが、何か?
| ^| | lI /ノ l} \______
} || | __ _ ノ~ |
}| { || イ | |
|| { | ||^ < |‐ | ||
/ | / || ̄ ̄ ̄^/ | |{
ずいぶん昔に書いたものだが、
援護射撃になるかと思って貼り付けてみる。
12月9日に、都合で顔を出せないんでね。
ここの住人の嗜好には合わないかもしれないが、
そん時は許してくれ。
〜WAより・弥生と冬弥〜
抱きたいんでしょう……。
欲しいんでしょう……。
……寂しいんでしょう……。
契約の3月を終えても、俺と弥生さんの関係は終わらなかった。
それからさらに数ヶ月が経つっても、俺は未だに弥生さんから離れる
ことが出来ないでいる。
もう、由綺を愛していないのかって?
……どうだろう。
まだ、俺は由綺を愛しているのかも、しれない。
ワカラナイ。
じゃあ、俺は弥生さんを愛しているのだろうか。
……その答えは、出ない。
自分が抱えるモヤモヤとした感情から、一時は俺もそれが愛なのかも
しれないと考えた。
弥生さんは決して俺を好きだとは言わなかったけれど、二人の心が通じ
合っているように感じたこともあった。
……あの、TV局での抱擁。
けれども今の俺には、二人の間に愛があるのかどうかなんて判らなかった。
或いは俺は、単に弥生さんの性技の虜になっているだけなのかもしれなかった。
そして、それは今も……。
「うっ……くうぅ……」
堪えていた声が、俺の口から漏れる。
弥生さんが、綺麗で長いその指で俺の分身をさすりながら、袋を口に含んで
強く吸い込んだのだ。
既に受けいた愛撫と、今のとで俺は益々元気になった。
弥生さんが俺の袋を口に含んだまま、舌でなめ回す。
俺の体はもう、そこ以外全てに弥生さんの舌が這ったあとだった。
弥生さんの愛撫は、まずそうやって全身をなめ回すことから始まる。
言葉少なに俺の体をなめ回す弥生さん。
俺はそんな弥生さんのなすがまま、されるがままでばかりいて。
ベッドの上での二人の行為は、いつだってそうだった……。
此処は緒方プロの事務所からほど近いところにある、弥生さんの
アパートだった。
仮の住まいだからなのか、此処にはあまりにも、物がなかった。
室内はひどく閑散としていて、けれども必要な物は概ね揃っている。
彼女の実家にあるだろう、弥生さんの自室もこんな感じなのだろうか。
空虚な俺の心が、やがて肉欲で埋められていく……。
誰を愛しているのかなんてどうでもいい。
誰にも愛されていなくてもいい。
今の俺はただ、弥生さんに弄ばれるままに。
この淫らな行為に、己の身を任せていたいだけなんだ……。
弥生さんが俺の袋を、今度は大きな音を立てて強く吸った。
「う……うはぁ……」
俺はますます固さを増していった……。
何も考えたくない。今はただ、この快楽に身を任せよう。
果てしなく続く弥生さんの愛撫に、俺は、俺の脳は真っ白になっていった……。
<< 続く >>
「……うっ!」
俺は早くもイキそうになった。
しかし、寸前の所で弥生さんはそのしなやかな指を俺から離し、妖しい唇を
俺の下半身から遠ざけた。
「今夜はまだ、これからですわ……」
いつ果てるともなく続く、背徳の交わり。
だが、それは俺の望むところだった。夜はまだ長い。それに、明日はバイトも
なにも入れずに、予定は全てOFFにしてある……。
俺が弥生さんの口と指の余韻に浸っていると、彼女は何処からボトルのような
ものを取り出してきた。
艶然とした笑みを見せながら、弥生さんはその中身である粘性の液体を自らの
胸へと垂れ流した。
大きくて形の崩れない、弥生さんの胸。
素敵だ。
その胸を、弥生さんが自らの手でもみしだく。
ローションが満遍なく広がるように。
それもそこそこに、今度はその重量感あふれる双丘が俺の上に投げ出された。
ややひんやりとした感触と、圧倒的な密着感。
素肌を重ねるのとは、またかなり異なる感覚だった。
密着して重なり合ったまま、8の字を描くように体を動かす弥生さん。
にゅるり。にゅるり。にゅるり。
「ああ、気持ちいいよ、弥生さん……」
ああ、本当に気持ちいい……。
喘ぐ俺に、弥生さんは妖しげな笑みを返すだけだ。
……いや、その指が。
弥生さんの冷たい指が、再び俺の分身を弄びはじめた。
俺を軽く掴んだまま、その指を前後へと。
その行為もまた、普段のそれとは感覚が異なる。
やはり素肌に唾液というものとは根本的に感覚が違うのだ。
ローションという名の潤滑油がいつもと異なる感覚を呼び、弥生さんのテクと
ボディとがそれと相乗効果をなして俺を高ぶらせる。
にゅるり。にゅうるり。にゅうるり……。
弥生さんの胸が、俺の上半身を刺激する。
弥生さんの指が、俺の分身を責め立てる。
その両方が双方ともに、今までとは違った刺激で俺を刺激するのだ。
頂上からさらに透明な粘液が分泌させながら、俺の肉茎はさらに猛った。
俺は再び上り詰めつつあった。』
「うっ……」
しかし、限界近くまで屹立したところで、弥生さんは行為を中断する。
簡単には出させてくれないのだ。
だが、それが良い。
俺は次の快楽を期待していた。
そして醜悪な肉茎を屹立させたままで、弥生さんの目を見つめた。
弥生さんはそれに応えるように頷き、そして言った。
「次は、うつぶせになっていただけますか?」
俺は視線をギリギリまでそのままに、ゆっくりと体を裏返した。
うつ伏せでは弥生さんの豊満なボディーが見えなくなってしまうのが残念だった
が、それを気にさせない快楽が得られることを期待して。
俺がうつ伏せになると、再び弥生さんが俺にのしかかってくる。
前に後ろに、その胸を押し漬けながら、俺の背中を刺激する。
そして彼女の指は。
前技の際に綺麗に舐め取られた俺の菊門の周りをなでるように、いや、『ならす』
ように触れていた。
「くっ……」
どうにもアナルの方は馴れない。
舐められたり、撫でられてもくすぐったいだけだ。舌を入れられても。
弥生さんがあの整った顔でそれをやっているのだという事実にはそそられるの
だが、行為自体に快楽を覚えたことはなかった。
そんな俺の心情を悟ってか、彼女の手が止まった。
弥生さんの右手が俺の菊門を離れ、あの豊かな胸による圧迫だけが俺の背中を
刺激する。
にゅるり。にゅるり。にゅるり。
少しずつ、弥生さんの吐息に熱が加わり始めていた。
にゅるり。にゅるうり。にゅるり……。
やや萎えかけていた俺の肉茎が、再び力を取り戻す。
安定した心地よさに、俺が酔っていると、そこで弥生さんから再び声がかかった。
「藤井さん、今度は膝を立ててお尻を上げて下さい」
その時、俺はまさかと思った。
俺が『そっち』をあまり望んでいないのは、弥生さんでも解っているはずだと
思ったから。
ならば別の手があるのだろうと思い、俺は弥生さんに言われたとおりにした。
弥生さんとの行為は、とても魅力的だった。
当初あった弥生さんのぎこちなさなどは全て影を潜めていたし、弥生さんの
テクニックは毎回少しずつだが上がっていく一方だ。
何で、ここにいるのが由綺じゃなくて、弥生さんなのだろうかなんてもう思わ
なくなっていた。
けれども、微妙なマンネリ感は拭えなかった。
だから、新しい快感は望みこそすれ、その可能性を手放すなど以ての外だった。
それで俺は、ローションが菊門の辺りに垂らされたときでも、まだ『別の何か』
を期待していたのだった。
「……!」
弥生さんの細くしなやかな指が一気に俺のアナルに差し込まれたのだ。
一瞬、体の中を電撃が走るような感覚が駆け抜け、俺は息をのんだ。
「……や、弥生さん!?」
いくらローションで、すみやかに入りやすくなっているからって……。
「大丈夫です。このくらいの方が早く快楽にたどり着けます」
俺はそのままの姿勢で首だけを後ろに向けると、弥生さんは例の微笑みを見せていた。
「正直、こちらはまだ私も不慣れですけど。……それでも大丈夫です」
それでも大丈夫って、矛盾してるよ、弥生さん!
俺は叫びたかったが、指がアナルに挿入されているせいか、上手く声が出せなかった。
「安心して下さい。必ず気持ちよくして差し上げます」
弥生さんは余っている左の手で俺をしごきはじめた。
最初は優しく、次第に荒々しく。
弥生さんの指は俺の中を蹂躙した。
それが気持ちいいのか、悪いのか、俺には分からなかった。
けれど、肉茎と菊門の両方を同時に刺激され続ける内に頭が真っ白になって。
俺は夢中の内に精を解き放っていた。
「……はぁ……ふう……うぅ……」
うつ伏せで尻を突き上げるという間抜けなポーズのまま、俺は果てた。
勢いを失った白濁液が、弥生さんの白い指をさらに白く汚していく。
俺が向き直ると弥生さんの右手が、その整った口元に運ばれていくところだった。
ぞろりと唇の外に舌を出して、ゆっくりと自分の指を舐め上げていく弥生さん。
それは、とても背徳的で。
俺にはとても扇情的に映った。
肉茎が再び鎌首をもたげた。
弥生さんはそれを視認すると、俺の菊門に刺したままだった左手の指を抜き取って
言った。
「さぁ、藤井さん。まだまだ、これからですわ……」
<< 完 >>
・冬弥の性格は、弥生さんに13回いかされたという水無月パパの遺伝子が混ざってる。
90 :
名無しさんだよもん:01/11/12 21:53 ID:f0zofiDA
……メンテ。
91 :
(>。<)クゥー抜ける!:01/11/12 22:32 ID:SE8MkS+k
彼女はどんな料理を作るのだろうか?
簡単だけどお洒落な奴か?
ポトフ(西洋おでんで良いのか?)とかか?
いや、無難にパスタか?
93 :
名無しさんだよもん:01/11/12 22:51 ID:LZBrY1YG
むしろ弥生さんが13回いかされるシチュが萌え。
94 :
しかし:01/11/13 00:11 ID:B2jWgOAV
どうしたら彼女がいくかという疑問
>91
>92とかぶるが思い切り和風だったら個人的に萌え。
なんか趣味と割り切ればめちゃくちゃ手をかけそうだし、
そうでなければコンビニ飯で済ませそうな気がする。
コンビニおでんが似合う由綺とはいいコンビだ。たぶん。
>94
愛されろ。
感情より刺激が優先される男と違って
刺激より感情が優先されるのが女、なんだそーだ。
そうでなけりゃ弥生さんの
「なんの感動も、ありませんでした……」が納得いかん。
でもそれだけに彼女はいったんハマると溺れそうな。
そんなダメダメになった彼女と一週間くらい過ごしてみたい今日の気分。
>95
>でもそれだけに彼女はいったんハマると溺れそうな。
>そんなダメダメになった彼女と一週間くらい過ごしてみたい今日の気分。
今日だけでなくいつもそう思う私の気分。
・・・つうか、ダメダメになった弥生さんを想像するだけでもう・・・・・・!!!!!
>96
ソレだ、それを文章化もしくはイメージングして投下するのだ!
これなら鬼長女の進撃を食い止めることが……もしかしたら……可能に……
なる……かも……(w
なぜだろうか。
「ねぇ弥生さん、ここ美味しいでしょ♪」
「ええ、美味しいです」
レッスンの空き時間に遅い夕食をとる。由綺さんに連れて来られた店は落ち付いた
しかしどこか近寄りがたい雰囲気を持った喫茶店だった。
ちらちらと見知った顔も見かける。どうやら芸能人のたまり場になっているようだ。
「ここのマスターは大学の友達のおじさんでね…」
どうやら彼女がここを選んだのは、その独特の雰囲気をかぎとっての事ではないらしい。
コロコロと微笑いながらパスタを頬張る。私と違う笑顔。
まわりを暖める笑顔。セイハンタイノエガオ。
少し喉を詰まらせる。慌ててグラスの水を流しこんでいる。
「由綺さん。まだ時間がありますから、ゆっくり食べてください」
私は貼り付いたいつもの笑みを送り、彼女は舌を出しておどけて見せる。
「弥生さんの笑顔って好きだなぁ。なんか優しい感じがする」
「…………」
由綺さんは私の気も知らず笑いながら「お姉さんみたい」なんてつぶやいている。
「昔からお姉さんが欲しかったんだ。妹みたいな子はいるんだけど」
彼女はいつもこんな気持ちにさせる。むずがゆい焦燥感にも似た感覚。
彼女自身は意識していないのだろう。小さな苛立ち。
こんな時に私はどうしたらいいのかわからなくなる。
由綺さんは決まって「弥生さんどうしたの?」と聞いてくる。
このあたり彼女が鈍いのか鋭いのかわからなくなる。
私はいつもの様に強引に気持ちを押し込めると「いいえ」と曖昧な答えを返した。
食事は数分の世間話で幕を閉じた。
最近腹筋を始めたが三回しかできなかったとかレッスンの柔軟がきついなど他愛ない
会話であっけなく次のスタジオ移動。
カウンター越しに会計を済ませ席を立つ。
由綺さんはマスターに軽く会釈を送ると私の後ろについて店を出た。
ドアを開け彼女がくぐったのを確認してから歩き出す。
「あっ!」
と背中から可愛らしい声が聞こえた。
同時に私が振り返ると何か暖かいものが腕の中にポスっと収まる。
「あははは!ころんじゃった。ごめんね弥生さん」
「…いえ」
「あれ?弥生さん顔が赤いよ?」
私は慌てて顔をそむける。
「そんなことはありません」
「そう?」
「そうです」
「えへへ、あったかい」
「…………」
「弥生さん耳も赤いよ?」
「…そんなことはありません」
「そう?」
「…そうです」
私たちがスタジオに向けて走り出したのは数分後だった。
これくらいの性格改竄はあってもいいよね?
由綺破れる。うげぇー
>100
二人が出会ったばかりのころだと思えばぜんぜんOK
ただ、文中で動詞の主語が弥生さんだか由綺だかわかんなくなるときが
ときどき見受けられたのが気になった。
でも良し。
104 :
名無しさんだよもん:01/11/14 18:38 ID:XaiXDqNR
英二さんは、弥生さんを芸能界デビューさせようとか思ってたりはしないんだろうか。
と考えてみる。
>101
さんきゅ〜!(≧▽≦)ノ
>102
結構接戦だったんだけどねぇ。
>103
ごめん。
主語を文面の前後に含ませてあるんだけど、こういう書き方しかできんのよ。
基本的に一人称の文面なのでそのあたり意識してもらえるとうれしいかな。
>104
どうかなぁ?そのあたりはクレーバーなんじゃないだろうか?>英二
弥生さんがうんと言うとも思えないけど。(w
おいらはシチュ的に無理矢理弥生さんに歌を歌わせてみたいとか思う。
彼女に一番似合いそうにない「困惑」が見てみたいなぁと。(w
ただ、これまた弥生さんがうんと言ってくれる状況が想像できない…
>105
唄……よりは演技、かなあ。
存在感だけならWA中でも最強レベルだし。
>105
頑張れぇ〜(はあと)
これくらいの改竄ならOK、OK! つか、むしろ歓迎かも。
しかし、弥生さんかぁ……。
モデルとしてなら充分やっていけるはずだが……。
演技かぁ、演技のいらない役なら。
はまり役の脚本さえ与えられればといったところ?
そして、弥生さんの手料理。
安くて栄養バランスの良いものをチョイチョイッと作ってくれそうな気もするが、
契約を盾にすれば凄く凝ったものも作ってくれそう。
ただ、本人の嗜好が現れたものには決してならないというか……。
あと、唄、見て(聞いて)みたいが想像できないなぁ、確かに。
だが、それ故に、これらのシチュエーションが存在するなら見てみたいモノだと思う。
108 :
セルゲイ@D:01/11/17 01:33 ID:ELJxFpmB
あと、メンテとか。
そう頻繁にあげるなや。400落ちたらぐらいでよかべ
弥生さんも、なにも完璧超人ってわけじゃないんだから、料理ぐらい下手かもしれない。
個人的には、その方が萌える。
>110
ごめんなさい、想像できないです(w
>111
いや、完璧超人だろ、
あのひとは。
何かひとつ瑕があってそれが他から微笑ましく見える、
なんてのは彼女には当てはまらない。
それはもう弥生さんじゃなくて誰か別のひとだ。
ふと思いついたネタ。
やよい6/24……あんま変わりなさそーだな(w
で、結局、貴様らは弥生さんのフィギュアは買うのか?
弥生さんならほしい・・
116 :
名無しさんだよもん:01/11/18 02:31 ID:mIhVJN0l
マジで出るヨ。
何処からいくらくらいで?
弥生さんの料理…
なんか、材料をグラム単位で正確に測ってストップウォッチとか使って作ってそう。
彼女は指先が精密機械なので無問題
>>120 その表現を聞くとジャンに出てくる料理人みたいですな(w
鉄面の弥生(・∀・)イイ!
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
弥生さんはゲテモノ料理人だったのかーっ!
124 :
セルゲイ@D:01/11/20 00:58 ID:yXi5xH4p
>>109 それって、タイミング遅すぎでは?
由綺スレなんか、ついさっきまで166くらいだったのにdat逝きだよ。
書き込みもそれなりにあったのに……。
ってワケでage!!
ホントだ・・・由綺スレ落ちた・・・なんで?
それは1日かけて誰もゆきスレに書き込まなかったらだよ
>>125 今日の出来事スレより
>359 名前:三告平 投稿日:01/11/20 00:50 ID:fMoTPF7k
>たぶんこれが最下位。
>Mon Nov 19 02:20:15 GMT+9:00 2001 新・瑞穂スレ (90)
今回の圧縮は1日書き込みがなかったのは落ちてるみたいですね
初戦には敗退して……
スレッドは堕ちて……
かぶったごめんにょ
キャラスレなんだから、AGEてかまわんだろ。
400までさげてどうするよ。
そっか・・・鬱だ・・・スレ立てて放置、逝ってきます・・・。
>119
でもね、でもね、とりあえず料理に関しては
それって正しいスタンスとってると思うのだな、うん。
目隠しで塩の分量当てたりすんのは格好はいいんだけど、
そんなのを練習してる労力はもっとほかのことに注ぐべきであって。
あくまで合理的に考える弥生さんならアレでいいのである。
しかしどーも>113の意見にも同意してしまいそうなのが困ったところ。
合理主義者であることは間違いないのだけど、
完全に大人だとは思えないし、
かといって世の中知らないひねくれ合理主義とも違うような気がするので。
うむ、なんか難しい。
弥生さんは天然素材100%のパーフェクトアンドロイド。
サテライトが不要な分、セリオ超えてます。
充電も要りません。
その代わり命令も聞きません(w
弥生さん三原則
1.由綺を護らなければならない
2.前項に反しない限り、由綺の意向を尊重しなければならない
3.前二項に反しない限り、一切の非合理は排除されなければならない
>弥生たん
菩薩掌をマスターしたり、
小学生で灘高の試験を突破してしまったりする感じ(w
>>133 >弥生さん三原則
「レズ」は…
「レズ」は生物学的に見て非合理ではないのですか?
>>135 たしかに生物学を基準にするなら、
そのような愛情の在り方は非合理そのものと言えるでしょう。
ですから、これも価値観の違い、と申し上げることにします。
合理的な行動とは、目的に到る最短の道筋を選びとること。
そう考えています。
そして私は、種の繁栄という目的には興味がないのです。
これで、納得していただけるでしょうか。
勉強になります・・・。
文字にされるとなんとなく実感。
違う。それは弥生さんのパブリックイメージだがあえて貴殿らに異を唱えるぞ。
実は弥生さんの中では今日も熱いコスモが燃えたぎっていて
人間らしい熱い魂が島本のペンよりも熱く煮えたぎっているんだけども
その表現の仕方がへたなためにあーいう風に見えるのだ!
と主張してみる。
一般的な動作、たとえば料理とか事務の才能etcでは
「えへっ、これができないんですぅ」的な弱点を萌えに転嫁することはないながら
この表現の不器用さ、というギャップが萌えるのじゃよーーー!!!
この訴えは折りを見て大々的にぶちかましてみたいです。死のう
http://arina.vis.ne.jp/cgi/bbs/img/yayoi.gif いや、なんとなく。
>139
ギャップの話はわからないでもない。
わからないでもないけど、例えば、弥生さんが料理苦手だとして(そんな設定はないけど)
はたして苦手のままにしておくでしょうか?
とてもそうとはおもえないんですよね・・・。苦手だったら、克服する、っていうイメージが。
まあそういう話で言ったら、苦手だってイメージが湧かない、っていう最初の話に戻るんですけど(w
弥生さんほど情の深い女性はいないね。
その点は
>>139に同意。
銀英伝のオーベルシュタインと同種の『情熱家』だ(w
でも「表現が不器用」というよりは、
「そういった表現を伴う愛し方に何の興味も湧かない」って感じか。
やりたくても出来ないんじゃなくて、やろうという気が起きない。
そういう精神構造を持ってしまった自分を受け入れた上で、
それでも誰かを愛そうとする姿が萌えポイントなんではないかな、と。
オーベルシュタインと同じ、、、なんかやだ…(;´Д`)
>>140 違うんじゃよーだから弥生さんにはそういう欠点は絶無!
(ヤン+ラインハルト)÷グリルパルツァーぐらい完璧だ。どういう完璧だい
たとえばマルチが転んでも怒るやつはいないわけで、
そういう意味での弱点を強みにかえる的なところは弥生さんには無いというか、
なんというか弥生さんにはそういう気張りー的な気配はないのであって、、、
脈絡が無くなってきた。寝よう
>142
あくまで仮定の話〜。
苦手なものが存在する、ってこと自体想像できないんだよね・・・。
実は毬藻が苦手な弥生さん、、、とかいうとさくさく萌を提供できるんだけどねえ。
確かに苦手なものが存在するなんてことがるんだろうか、、、
白く切ない名無しさんって理奈萌えかい?
>145
じゃあここではこれで(w
WAでは・・・みんな好きですw
全員分のトリップ持ってたりしてw
まじで全員分もってんの?!
トリップってどうやってとるんだい。
持ってると何かいいことあるかい?
見るものに与える心理的影響を考慮して設計されているんだね
>>150の言うとおりです。
全員分持ってますよ〜・・・って言いたいところなんですけど・・・はるかと美咲さんのは持ってないんです。
理由は6文字だから・・・、探しにくいんです(w
・・・すみません、WAファンとして、二人の分も探してきます。
BlandNewLeafで弥生さんに投票したのは漏れだけとは、、、死のう
>>155 スマン、最初かるーく絨毯爆撃をしたあとはスペースに張り付いてて、
気が付いたときには締め切りが終わってたw
ぶつよ……セルゲイさん!
158 :
セルゲイ@D:01/11/26 00:16 ID:AsXSUtMV
重ね重ねスマンです……。
ところで、葉鍵板において『〜ですが、何か?』と言う言い回しが、
一つのパターンとして確立されてるけど、己は『何か?』の部分だけが
クローズアップされて認識され、弥生さんみたいだ〜と若干幸せな気分になる。
こんなのって、己だけ?
あと、『〜ですが、何か?』って、何か元ネタがあるのだろうか?
>>158 通りすがりにスマソ
元ネタというほどのものはなかったと思われ
ちなみに
---------------------------------------------------------------------------
○○ですけど、何か?【ですけど、なにか】[成句]
意味はそのまま。最初は「○○ですが、何か質問ある?」という言い方が一般的だったが、
最近は、「…何か?」で止まってるものが多い。おそらく響きが良いから使われている。
この形でのレスは、ほぼ100%ネタである。
---------------------------------------------------------------------2典より
とのこと
sage点呼。1
はは。また死のう
sage点呼。2
誰かいるらしい
たまにみてる。3?5?
SS書く為に吸出しツール拾ってまで全CGを見た今日この頃。
シナリオは弥生さんのみ!
弥生さ〜ん、やっぱりステキだぁ〜♥
sage点呼。4(ボソ
他鯖の板でIDが消えると同時に荒れまくってますね。
葉鍵のIDが消されないことを祈りつつsage点呼。5
賛否両論あったけど、ヤパーリIDはあった方が(・∀・)イイ!
弥生さんも(・∀・)イイ!
点呼6
6人、、、。こんなもんか。こんなもんだよね、みさ、、、弥生さん…
8人目かな?
IDも導入当時は、キャラを模しての書き込み時に邪魔だなぁと思ったもんだが、
今ではあまり気にならず。
もっとも、キャラとコテで同じIDが並ぶと格好悪いので、
自然とコテでの書き込みの方が以前より、若干だが減る始末。
まぁ、仕方ない。
>>170 む? ビキニの弥生さんだ〜。雰囲気は出てるけど、胸が左右で大きさが違う気も。
何はともあれ、己も負けずに用意しておかねば!!
なるほど・・・微妙な修正したんですが・・・
もう一度修正〜♪
9人目ですよー!このスレ毎日、見てることは見てるんですが(^^;
美咲さんの次に弥生さんは好きです。
最近、理奈にちょっとひかれてきたかも(^^;
ROMオンリーだけどホワルバ系はいつも見てますw
10人目ゲット?
10人か!10人もいるのか!
出遅れました、11です。カキコは初めてですがROMってます。弥生さんが葉鍵最萌
キャラです
>>170 画像拝見。お疲れ様です。
……若い……?
これ以上はあつまらないかな。
俺はお前達10人のために俺の全てを賭けるぜ。
まてまて
締め切られちゃかなわんから参加しとく
萌えるのは由綺でお気に入りは理奈だが、好きなのは弥生さんだ
どう違うかは自分でもわからん(w
つまりみんな好きってことで(w
WAのキャラは甲乙つけがたひ……
他の作品は結構好き嫌い出るんだけどなぁ〜
12!13?漏れも萌えておるよ。
やはり少数民族なのか…。
しかし緒戦は千鶴。全てのネタ職人が集まってなんとかなるかならないか
ならんだろうな
13?14? いっつもROMだけど。
>>182 WAキャラの中でもっとも”食わず嫌い”が多いだろう弥生さんにとって、
千鶴という対戦相手は絶好のアピールの機会じゃない?
弥生さん好きなんだけどなぁ…
相手が悪すぎる。
票は入れられん、すまん。
今までのトーナメントの経緯から、WA好きな人は相手が誰だろうとWAキャラに入れる・・・
ような気がします(w
>>185みたいな立場って結構多い気がする
それはそれで結構なんじゃない?
千鶴さんはシリアスOK,ネタ上等,アクション得意という、
死角なしの王道キャラだし
弥生さんは安易な萌えを寄せ付けないキャラだし(w
でも食わず嫌いの連中には、
弥生さんがただのジェノサイドマシーンじゃないことを教えて上げよう
>弥生さんがただの
ジェノサイドマシーンは寧ろ恋人も勘違いで殺せる千(略
弥生さん→視線で殺す。
千鶴さん→物理的に殺す。
せりおage
193 :
名無しさんだよもん:01/12/01 23:02 ID:V4TeKFFj
ひっ
自分も弥生さんに入れる。
なんか、静かに深いっつータイプは好きなんだ。
由綺としあわせになって欲しいでつ。
弥生さん→確信犯で殺す。
千鶴さん→勘違いで殺す。
両方ジェノサイドマシーンと言う事で…
メンテだ
ゆきとのダイナミックかつ濃密かつラブラブなるエロきぼんぬ
199 :
心の中に弥生さん:01/12/03 00:25 ID:71Cyw0Q9
ここでは今までROMでした。
WAキャラの中で弥生さんが一番好きなので、来るべき決戦に対し、
己の萌えに従い支援SSを書いてみました。
初めてSSを書いたので、おかしな点があると思いますが、
感想、意見などありましたらお願いします。
ageるな。そんなことで。
ゴメンナサイ。
早く読みたくて待ってるんですが。
水曜日
弥生さんとの『契約』の日だ。
今夜も俺の部屋の中で行われる、共犯者同士の逢い引き。
今の二人の関係は、何も知らない他の人にはそう見えるかもしれない。
…彼女を愛してなんかいないはずなのに、どうしてこうなったんだろう。
愛する女性の想いを裏切り手に入れた、肉欲の関係。
…今の俺は、弥生さんが与える快楽に溺れた、ただの若い肉塊に過ぎない。
「泣いているのですか」
行為の後、弥生さんはそう話しかけてきた。
いつのまにか、涙を流していたらしい。
「まだ、由綺さんをあきらめる事ができませんか」
…なんで、彼女には今の俺の気持ちが分かるんだろう。
心の中に残っている、由綺の俺に対する純粋な想い。
それは、今の汚れきった自分自身でも犯すことができない領域だった。
…そして、それと同じくらい認めたくない気持ちがある。
「弥生さんは俺のこと、愛して、ないんだよね」
そんな気持ちが、口からこぼれてしまった。
「はい」
いつもどおりの、答えだ。
…俺は、何を彼女に期待しているのだろう。
二人の間に、沈黙の時間が流れた。
「少々、お付き合い願いませんか」
弥生さんは、俺をドライブに連れだした。
閑散とした並木道の続く遊歩道に車を止め、
突き刺さるような冷たい空気の中を二人で歩き始めた。
「おとぎ話をしましょう」
そんな中、弥生さんは唐突に話し出した。
…おとぎ話、ね。
想像できない状況を突如前にして、俺は次の言葉を待った。
「むかしむかし、ある国に一人の美しいお姫様がいました。
お姫様は明るく朗らかで、国民に大変人気がありました」
温度のない声で、物語が紡がれ始めた。
「お姫様には騎士の恋人がいました。しかし姫が成人するにつれ、
外交関係や要人との晩餐などで、二人が出会う日々はだんだんと少なくなっていきました」
記録媒体を再生するように、彼女は話し続ける。
「そして、ついに騎士はお姫様の愛を信じることができなくなり、
その国で彼女と人気を二分する貴族の令嬢と恋仲となり、結婚したのでした」
弥生さんは、そこで話をやめた。
居心地が悪くなり、俺は話の続きをうながした。
「そのあと、そのお姫様はどうなったの?」
少しの沈黙の後、物語が始まった。
「…国を捨て、各地を放浪したそうです」
弥生さんは、なぜこんな話をするのだろう
「何年、何十年も放浪し、お姫様と呼ばれた女性は二つの魔法を見つけました。
姿を変える魔法と時を遡る魔法です。お姫様は過去に戻りました、過去をやり直すために」
俺はよく考えてこう答えた。
「悲しい話だね」
「どうして、そう思うのですか?」
「だって、戻ってお姫様に変身しても、タイムパラドックスの関係でどうにもならないから」
「そうですね、過去のお姫様に何かあったら、自分は消えてしまいますから」
「そのお姫様はどうしたんです?」
「…別の女性に変身して、昔のお姫様の侍女になりました。そうして彼女は二人が結ばれるようにいろいろな工作をしました」
「そんな事しても、騎士とお姫様が結ばれたら自分は消えてしまうのに」
「彼女にとっては、たとえ自分でなくても、過去の自分が結ばれることが幸せなのでしょう」
「じゃあ、騎士とお姫様は結ばれたんだ」
「いいえ」
「えっ」
「今度は騎士が所属する部隊の、年上の女性騎士と結ばれました」
聞くのがいやになってきた。
「そして、どうなったの?」
「彼女はお姫様が出奔したのを見届けると、もう一度過去に戻りました。過去をやり直すために」
「ちょっとまって。そんなことしたら、彼女が二人になるよ?」
「ですから彼女は、過去の侍女となった自分に、自分の体験を話しました」
「その後彼女は?」
「殺されました」
「えっ」
「過去の自分である侍女に殺されました。わざと。パラドックスを防ぐために」
「…そうして、今度は結ばれたんだ」
「残念ながら、騎士は幼なじみと結ばれました。その次はお姫様の妹姫」
もう耐えられなかった。
「結局、最後はどうなるんですか!」
「終わりません」
「えっ」
「どうやっても騎士は、この4人と結ばれるのです。そのたびに侍女は未来から来る自分自身を殺し、同じ事を繰り返すのです。何度も、そして、いまだに」
「…」
「同じ事の繰り返し、自分自身の殺害、そして自然の摂理に逆らう行動は、ついに彼女を狂わせたのかもしれません。騎士は侍女を愛してしまったのです。そう、侍女は騎士に愛してもらうような行動をとってしまったのです」
1 その話の騎士と姫って、俺と由綺みたいですね。弥生さん。
2 その侍女は、いま、幸せなんですか? 弥生さん。
俺は含みを込めてそう弥生さんに話した。
「なにを言いたいのですか?」
弥生さんは無表情に聞き返す。
俺の心に浮かんでくる言葉がある。『来栖川エレクトロニクス』
『エコーズ』のマスターによると、最近二足歩行のメイドロボットを開発したそうだ。今、自分の考えていることは誇大妄想に取り憑かれた狂人の考えなのかもしれない。でも、聞かずにはいられなかった。
「その侍女は、弥生さん。貴女の事なんですか」
「…なぜ、そう思うのです」
「そうとしか、考えられないから」
それから、自分の今の考えを弥生さんに話した。『来栖川エレクトロニクス』の技術によって、未来ではタイムマシンや人体の交換などが可能になるのでは、と。
「…では、貴方には死んでもらいます」
「えっ」
「歴史を、変えるわけにはいかないのです」
弥生さんの右手が、まるで粘土のように形を変え、刃物状になった。
「な、弥生さん、まさかロボット」
「答える必要はありません」
「なんで、俺と弥生さん、いや、未来の由綺が結ばれてはいけないんだ!」
「難しい事になるので話せませんが、私が結ばれても、今の歴史が消えて、また最初から始まるだけです。今までの事情をなにも知らない『篠塚弥生』が、もう一度現れることで…」
「じゃあ、どうすればいいんだよ!」
俺は泣きながら叫んでいた。
「『今の』由綺を愛すればいいんだよ、冬弥君」
…痛かった。
声色の違いがあっても、イントネーションや雰囲気で、目の前にいる女性は間違いなく
『由綺』と言うことを認識したから。
「確かに、由綺のことは好きだ、でも、その思いを確かなものにしてくれたのは由、いや、弥生、君なんだ」
「当たり前です。そうなってほしい、私がそう工作したのですから」
弥生はまた、元の声に戻る。あの、無機質な体温を感じさせない声に。
「私の正体を誰にも話さず、『由綺』と結ばれる事が、私の、そして藤井さん。貴方の幸せにもなります」
もう、俺は訳が分からなくなっていた。目の前にいる女性が、自分の恋人のなれの果てだなんて。だから俺は、こう答えるしかなかった。
「契約を、守って下さい」
「なんですか」
「この事は誰にも話しません。ですから由、いや弥生さんも、俺との契約を守って下さい」
「…分かりました」
その言葉とともに、彼女の右手はビデオを巻き戻すように元どおりになった。
こうして、弥生さんとの水曜日は終わった。いろいろ考えることがたくさんある。
弥生さんは本当にロボットなのか?
どうやったらこの時間のメビウスを終わらせることができるのか?
本当に三人とも幸せになる方法はないのか?
…そして、俺は弥生の本当の想いを知りたい。
『契約』の切れる『音楽祭』まで、時間は、余り残されていない。
FIN
うわっ改行忘れてるよ…。鬱だ。
尾張?>心の中に弥生さん
終わりです。丁度区切りがよかったので…。
一応頭の中に続きはあるのですが。
文体とかWAっぽいんですが・・・
内容的には、私はちょっと・・・。
もっと素の弥生さんの肯定が欲しいかな〜と。
正直言って面白いっす。続き読みたい。
漏れ意見。漏れは厳しいぞーgehehehe
・まず204までは大変良かった。次へ次へとわくわくした。
・荒唐無稽にすぎないか
正直、おとぎ話をしてくれるところまでは大変良かったんだが、、、
・突然展開が早くなりすぎ
展開がはやい、というと
>自分の今の考えを弥生さんに話した
のあたりのことだと思われそうだけど、ここはそれでいいとおもう
むしろそれまでの丁寧な描写にくらべて206以下が駄目。
どうせならより丁寧な描写を希望
・WAとSF
サイエンスフィクションのあじとかほりだが果たして本当に受け入れられるか?
まじあんのごとき大逆転劇的世界観、弥生さんがターミネータのごとき
あれはどうかと思う
・何で勝負するのか
弥生さんが単なる登場人物で終わってはいまいか。
たしかにこれは弥生さんではないと出来ない役だがこのSSそのものの意義を問う。
萌えさせるのか弥生さんの魅力を伝えたいのか
それともWAキャラを使ったSFを観戦者に読ませたいのか
・改行下手
基本的に人間は横30〜40字、縦20行を越えると長いと感じるようになる。
改行忘れ以外の部分でのレイアウトの再構成を期待。
同時に細かく文章を整理、テンポよくされると良いかも
漏れごときの意見はあっさり流すのが吉。もっとスレの他の人に意見を待とう!
なんか一大SF巨編の幕開けの予感がするんですが(w
着眼点は面白いよ
ただ、支援SSというより、ファン向けのアナザーストーリーって感じかなあ
推敲して続きができたら、個人的には読んでみたいけど
>白く切ない名無しさん(青薔薇のつぼみ)
この作品は萌えとか関係なしに、
弥生さんのSSネタとして考えていたので…。
葉鍵板の人達には合いませんかね。
『心の中の弥生さん』さん、続きを是非!!
つか、この終わり方では続きが気になって……。
まぁ、文体がいかにもWAっぽいのに、SFな設定が入ってきてびっくり
しましたから、白く切ない名無しさんのコメントも分かるような気もしますが。
(しかし、さんにさん付け。これって変だよね〜w)
とりあえず、今回のスレ圧縮は乗り切りましたね。
トーナメントまで一週間を切りました。己も頑張って準備するぞ〜!!
萌えだの魅力だのにこだわる必要なんて無かとですよ。
話が面白い事の方がずっと大事。
あ、すみません、支援SSとして読んでました。
そうですね、上の意見だけだとアレなので補足します。
雰囲気はWAを踏襲してていいと思います。
ただ、>214さんのいうようにWAとSFが混ざり合ったのが受け入れるかというと・・・、正直どうだろう?という感じがします。
ネタ的に面白いとは思うのですが・・・。
内容以外だと、会話の比率が多いかな、と思います。
ゲーム画面で会話が多いのは別にいいのですが、文字にして会話が多いと少し読みづらいかも。
登場人物少ないので大変だとはおもいますが・・・。
う〜ん、こんな感じでしょうか。
あと『時非学園物語』を思い浮かべました(w
>>213 >>216 続きですか…。ここまででは駄目ですか?
ラスト、ある意味無難な終わり方なんですが…。
>>214 意見、ありがとうございます。
確かに、ここで見てもらおうと思い、
後半手を抜いていたと思います。
タイムマシンとか、来栖川エレクトロニクスとか、タイムパラドックスとか出さずに・・・
おとぎ話だけでなんとかするとか・・・。
あ、私の好みなだけですね、すみません(w
>>222 うん、いま222のあげた単語は自分的にはかなり引っかかった
>>218 続き、ですか。
決戦まで、後一週間切りましたね。
キツー
>>220 自分で見ても、204と205以降の差がとんでもないと思います。
情景描写が細かくなると文章が多くなって、
読むのが大変なのでは、と、ただの言い訳ですね。
正直つまんない。
>この作品は萌えとか関係なしに、弥生さんのSSネタとして考えていたので…。
>葉鍵板の人達には合いませんかね。
あなたは何板の人ですか?こういう考え方しかできない人はOHPとか自分のHPでやってください。
文章力はありそうな感じではないけどトーナメント云々するまえにまず誰が読み手で、
誰を楽しませようと言う概念はありますか?ここは葉鍵の弥生さんスレですよ?それで
「俺のSSの良さはお前らにわかるまい」
的な考えがある限り絶対面白いのはかけませんよ。
俺は葉鍵板住民ですが面白いものはなんでも素直に面白おうという努力はしてるつもり。
その一文にかちんときたのは全くどうでもいいんですが、よみものとして大変中途半端です。
萌とか関係無しに面白くない。
ただ弥生さんを登場させるSSを書くことに満足している印象を受ける。
このスレはネタも少ないし応援してあげたい周りの気持ちも分かるけど、
まず根本的につまんない。文章どうこういう前に弥生さんの良さが伝わってこない。
これで「葉鍵の人にはわかりませんよ」で片付けられるとおしまいだけど、
折角WAを元ネタにとるなら少しはその良さの伝わるものを書いたらどうか?
まあ、誉めてほしい、
ねたも無いし誉めてやりたいのはわかるけど、それに乗っかっるのは大変に危険。
無菌室で信者に誉められて勝ち誇りの超先生みたいなことにならないよう注意。
そういうサイトとかは見てて痛々しい。
>>222 >>223 できるだけ作品内の設定を利用してSSを考えたので…。
作品内の「リアルさ」をSSで感じることができればいいかな、と。
>>225,
>>227 うん、まあ言いたい事はわかる。
わかるけど、ちょっと落ち着いて。
>>229 そのリアルさの演出のためにも、どうかな〜と思いました。
なんていうか、そこだけWAとは違う空気というか、雰囲気というかをかもし出してて。
浮いてる?感じがするので・・・。
>心の中に弥生さん
自分のSSにリアルさを感じることができるか再考を期待
つーか、真面目な話じゃないと思うんですが。
本編を下敷にしたおまけシナリオでしょ?
この後軽い音楽が流れてエンディングなんでしょ?
面白かったと思うがなあ。
批評してくれというからつい批評してもいいものかと……
痕のおまけシナリオみたいなもんだと思えばいいんですか
>>225 >「俺のSSの良さはお前らにわかるまい」
そんな考えは無いんですがね。
一応最初に「初めて書いたSS」と書いていますし。
同じ弥生さん萌えなみなさんがどういう意見を出すか
知りたかっただけです。
もう少し別な面での弥生さんSSを考えてみます。
心の中に弥生さんの次回作を期待しながら寝るよ。漏れは
>234
>同じ弥生さん萌えなみなさんがどういう意見を出すか
>知りたかっただけです。
とするなら、弥生さんは弥生さんであって、由綺じゃないと思う。
あと、おとぎ話の始まりが唐突だと感じたよ
細かいところを突っつくけど、
弥生さんの契約は、由綺と判れさせるためのものじゃなかったと思うよ。
コンパニオンになるという感じのじゃなかったかな。
>>230 >そこだけWAとは違う空気
たとえ作品内の設定を使っても、
それだけではダメって事ですね。
>>231 自分では判断できなかったもので。
大会当日に勝手に貼って、迷惑だったら大変だな、
と思いまして。
>萌えさせるのか弥生さんの魅力を伝えたいのか
>それともWAキャラを使ったSFを観戦者に読ませたいのか
やっぱ問題は↑かな。
このSSは前者ではあり得ないし、後者だとしたら支援にするのは難しい。
弥生さんの存在をなくしちゃってるんだし(w
トーナメント関係なく、後者として開き直るんなら別に良いと思うけどね。
おまけシナリオってのは言い得て妙かな。
俺は「おまけシナリオ」の類って結構好きだけど。
あと、推敲が欲しいのは確か。
職人目指してがんばってほしい、と言ってみよう。
来栖川エレクトロニクスまではいいとして、タイムマシンとか純SFテイストが気になったんです。
そこはWAの雰囲気のリアルじゃないかな〜と思って。
何度もレスつけてしまってすみません。
今回のことでSSの難しさを思い知りました。
朝の仕事が早いのでもう寝ます。
もう少し別な角度の弥生さん萌え萌えSSを考えてみようと思います。
< `∀´><リアルリアリティを見事に表現しきったすばらしいSSだと思います
寝てる間に一通りの結論が出てしまってるよ……。
言いたいことは一通り言われてしまった感じだ。
それでも、いくつか。
>>199 の、『己の萌えに従い支援SSを書いてみました。』
のコメントがなければ、より受け入れやすかったと思う。
おとぎ話の辺りまでは本当になじんだ感じで進行したので
>>206の終わりまでは普通に読み進んでいた。
で、その後、弥生さんが弥生さんでないことが明らかになると、
『?』が浮かんできたんだな。
『己の萌えに従い支援SSを書いてみました』じゃなかったの、と。
萌えという物の形は人それぞれだからとはいうものの、
弥生さんでないと宣言された弥生さんは、間違いなく弥生さんではないわけで。
一個の作品としてみた場合(他の人の言葉を使えば『おまけシナリオ』)、
つまり、弥生さんのSSというよりは、WAのSSで弥生さんを使ったもの、
としてみた場合は、着眼点や、テキストの雰囲気からかなり良い感じではあると思う。
もう何人かが言ってるように、主題が何処にあるのかという部分が問題なんですね。
もう一つ。
>>211 で、頭の中には続きがあると書かれてるのも気になる。
このあと、何か救いがあるのか、救いようのないEDが待っているのか。
或いはその中で、由綺のなれの果てとしてではなく弥生さんとしての魅力が
描かれるとか、それとも……。
とにかく、続きがあるのであればこの時点では本当の評価なんて出来ないよなぁ、
という思いがあります。
とか書いてる内にもう出社時間(今日はお昼から〜)だ。
己ももう行かねば。言葉がかなり中途半端になってしまったけど、
『心の中の弥生さん』さん、頑張ってね。
調理の仕方は面白いのだが、選んだ素材に問題があるというか・・・。
一応、まじめな話として受け取ったが。
少なくとも弥生さんSSでは無いような気分。
弥生さんは由綺ではないわけで。
二人の根底を成すものが同じというのはどうにも拒否反応が。
>心の中に弥生さんのSS(敬称略失礼)
おいら的には説明文の所為で中盤からのテンポが悪くなっちゃったのが残念。
題材と目の付け所はとっても斬新。
ただ受け入れられるかどうかはすでに答えが出てるかな。(^^;
でもこれだけ作品に意見が出るのもSS書きとしては羨ましい限りっす。
気持ちとしては由綺=弥生をばらした時点でその片鱗を見せたり、弥生さんにはミスマッチな
人間味(失礼)を曝け出させたりすると別話として成立したような気がするです。
(由綺の一言では足りなかった)
SFを取り入れるのは結構珍しいのでこのラインを保ってもらいたい気もします。
苦言を言えば、ロボット化(T2?)はやりすぎだと思ったです。
技術の時間経過を考えれば仕方ないことなんだけどね。(^^;
あと、やっぱり弥生さん萌えSSではない気が…(コレカラ?)
とか人を批評している割に自分のSSが進んでないっす。(>人<)ゴメン
↓から面白くて目のタマの飛び出るぐらいのSSを投稿されるに一票
ごめん無理(w
とレスつけづらそうな書き込みを潰してみる。
247 :
名無しさんだよもん:01/12/03 23:26 ID:RGXtTvHo
あんたSS書きなら少しは努力したらどうだったんだ?
目のたまは飛びでんでも下のたまなら飛び出したかもしれんのに。萎えage
書き手は自分の書いてるもの
が面白いと錯覚しないように
でも自分が読み手としても楽
しめるようなものを用意しな
いといけんし大変やね。その
点2chでは普通のサイトより
読ませる努力が必要でさらに
大変やね。税金ばっかり取る
のはさもしいやね
という点では地獄車のように叩かれても凹まず
どんどん書いていくことができる人間の方が
最初のレベルが高くても叩かれたりすると
へこーんっと凹む人間よりもかくという
行為にはむいているかもわからんね
>247
それって私のことでしょうか?
う〜ん、そうですね、ネタとして流しちゃいましたけど、努力はするべきですね・・・。
>249
その通りだと思う。 同人やってて特に思う。
創作行為に実のところ「天性の才能」なんて存在しないと思われ。
あるとしたら「没頭する才能」くらいであって。
書く、感想を聞く、考える、また書く、
このサイクルを繰り返した分だけ書き手の経験値はたまってく。
だから本業の同人活動のほうにも感想が欲(以下略
まあ、叩かれるよりゃ無視されるほうがよほど辛いってこった。
原文を多用してみました。萌えではなく、焦がれとでもいうかな、そんな風にしてみたんだけど…
やっぱ原作パクリ過ぎだとだめかな?
"たとえば恋人が車にひかれたとするよ。ひかれた恋人は血まみれだ"
"要するに、それを冷静に写真に収められるかってことなんだ"
英二さんと交わした言葉が反芻される。
弥生さんとの情事の最中だというのに。
"考えてみろ、写真の写りは鮮明な方が、観る奴らは大喜びするんだぞ"
"感情に駆られて死体に泣きすがったって、作品にはならないんだ"
弥生さんは一雫の汗もなく冷然とした顔で、
俺の屹立した肉欲の象徴をあの滑らかな白い手で淫靡な紅の唇で弄っている。
前髪が邪魔をして、あの冷たい瞳だけが見えない。
"苦しい恋愛や綺麗な恋愛を、苦しいまま綺麗なままに歌にできるなんて"
"そりゃあ、なあ、あんまり感心できた作業じゃないんじゃないかなあ"
それはまるで、まるで弥生さんじゃないか。
この人は底知れぬ深い情熱をもって、冷徹に写真を収めている。
車に引かれて血まみれなのは、きっと由綺と弥生さんのアンドロギュヌス。
瞬間、頭の中が真っ白になる。
「…泣いておられるのですか?」
俺は感情に駆られて死体に泣きすがっているのか?
「…違う…」
死体は…きっと…アンドロギュヌス。
弥生さんを愛してはいない。
弥生さんも愛してはいない。
寂しさを紛らわすだけの、歪んだ契約なんだ。
…いや、きっと死体に涙を流しながらも俺が見ているのは…冷徹なカメラマン。
求めながらも、それが手に入れることが許されず、また許せない彼女。
オーディエンスのいないこの世界だからこそ、彼女は俺を共犯者に仕立てた。
ゲームを続行しよう。契約が契約であるために。
弥生さんが部屋から出て行くのを見送りもせず、ベッドに腰掛けたまま、
「…来週も…」とだけ呟く。
「ええ、いいですわ」
きっと彼女は振りかえりもせずに言ったに違いない。
>>名無しさん二等兵
WAの世界観をよく表現していますね?なかなかうまいと思います、
しかしアンドロギュヌスという単語の用法を間違えられていませんか?
一言でいうと「ふたなり」です
>255
ギリシャ神話の、完全過ぎて神の嫉妬を買い、2つに分断されたという説話の
両性具有というより、一心同体という意味合いで使ってみたんだけど、だめですか?
…一心同体じゃなくて、2人が一つになったイメージかな。
『名無しさん二等兵』さん
原作の引用も巧い具合に機能させつつ、自分の文章で構成させていると思う。
まるでゲームのワンシーンを切り取ったみたいな感じ。
テーマ、って堅苦しく考えるとそれはあまり見えてこないんだけど、
この作品はこれでいいんじゃないかと思う。
問題はアンドロギュヌスの部分に本当は何を入れたかったのかということですね。
>257
>問題はアンドロギュヌスの部分に本当は何を入れたかったのかということですね。
簡単に言うと、身も心も1つになりたい、という願望そのものですね。
短い言葉で、もっと判りやすく言えたらいいんだけど、思いつかなくって。
精進してきます
上級大将ぐらいになって帰って来てください
>名無しさん二等兵さんのSS
よかったっす!
世界観に違和感無いです。
二身一体としてギリシャ神話を持ってくるならアンドロギューノスよりもナルシスの方が合っているかも。
水面に映った己の合わせ鏡に恋する感じが…(チョトチガウカ)
セックスに(アンドロギューノスで言う)一体感を感じるのは憧れかな?
この段階じゃまだしてないし。
SSちょっと進んだっす。
このSSの後に入れられたらかなり良さげ。(デモニガテジャンル…)
わーお。レインだよー。嘘。で、職人さんsにききたいんだけど、
SS一本書くのにどれくらいかかってる?
2chに投稿するには18行*40文字ぐらいの感じだと思うけど、
このサイズで例えば4レス分のSSでどんくらい時間かかる?
二等兵であるゆえ、実戦はさっきのがはじめてであります!
仕官学校出てないのであります!
18行*40文字ぐらいで4レス分の時間はちょっと想像できないです。
わたしの実戦は、ネタが決まってからは半日以上くらいかと思います。
資料集めとしてWAプレイもしてたので(わらい
でリプレイするとさ…また弥生さんでもだえちゃって(以下略)
昇進への道は遠いのでありますな
トーナメント用の応援SSを書いてみました。
…しかし、今回も弥生さんに萌えるようなSSではないですね。
関西弁分からないし、他ゲーのキャラ出してしまうし。
次のSS書くときは、もう少しネタ考えてみます。
前作の推敲については、支援になるようなら考えます。
>>262 今回の作品はだいたい6時間位かかりました。
…遅いですかね?
朝早いのでSS書き込み後、寝ます。
年の瀬も押し迫る12月9日。
ついに、この日がきた。
『葉鍵板最萌トーナメント』
由綺さんは、一回戦で三本の指に入るほどの接戦の末、
『東鳩』の姫川琴音さんに僅かの差で負けてしまった。
でも私は知っている、戦いの舞台から降りる時の彼女の素顔を。
愛する人の胸の中に還っていった由綺さんは、嬉しそうだった。
それは争いを好まない彼女らしい幕引きだったと思う。
…もし、藤井さんを賭けての戦いなら、由綺さんはどうしただろうか。
ふと、そんな不謹慎なことを考えてしまう。
そんな私の相手は『痕』の柏木千鶴さん。
冷静に判断して、私に勝てる可能性はほとんどないと言っていいだろう。
…なぜ私は、こんな勝ち目の薄い戦いをしなければならないのだろう。
…なぜ私は、こんな非効率的な試合に出場しなければならないのだろう。
「失礼するでー」
「貴女は?」
「ウチは猪名川由宇や、よろしゅうな、弥生はん」
「…こみっくパーティーの方が、どんなご用事ですか」
「あんた、いま何もせず出場辞退しようと思っとったやろ」
「素直に、勝てる相手とは思えませんから」
「あかん、あかんで、勝負する前からそんなことでどないする!
せっかくうちが応援しにきたんや、もっときばりや」
「…猪名川さんは、なぜ私を応援してくれるのですか」
「理由か、理由はこれのここを見てみ」
由宇さんが差し出した雑誌のページには、私の写真とともに
『最初の設定では、世渡り上手で、人当たりがよく、
由綺と同い年の努力家の関西人で、しかも眼鏡っ娘』
と言う文章が書かれていた。
「これは、何です」
「ホワイトアルバムの生みの親へのインタビュー記事や。
もっとも『もっと大人っぽいキャラが欲しい』と言うことで
今のあんたになったそうやけどな」
「そんな理由で、応援されるのですか」
「そんな理由で、なんてあるかい! あ〜あ、惜しいな〜、
最初の設定やったら3作連続『関西人の眼鏡っ娘登場!』
を売りにできたのになあ」
「…ジェットストリームアタックでもするつもりですか」
「おっ、あんたも分かっとるなあ弥生はん、これで眼鏡っ娘や
関西弁キャラ萌え〜な葉鍵板住人をゲットや」
「…そんなアピールだけでは」
「それだけやないで、弥生はん。ここ見てみ」
そこの箇所には『弥生さんは、ら〜・YOUさんいわく
「彼の力量がいちばん発揮されている」と原田さんを
指して言われるほど趣味爆発のキャラ』
『原田さん自身も「いちばん自由に書けたし、最初に書き上がった」
と言っていたので間違いない』と言う文章が。
「これで原田はんシナリオマンセーなファンもKOやな」
「…失礼します」
「ちょっと待ち! …ホントの事言うとな、ウチがあんたを応援するのは、
あんたのシナリオが一番主人公の冬弥はんに共感できたからや。
ウチは『弱さ』を見せつけるキャラはあんま好きやないねん。
同じ『女』から言わせると、あのズルさがちょっとイヤなんや」
「…それは、どなたのことです」
「さあ、な。それにファンをなめたらあかんで。職人と呼ばれる人は、
あんたをもっと知ってもらいたいために、命と時間を削って弾薬となる
画像やSSを作ってるんや。その努力を裏切らんといてや」
「…そうですね」
「で、どうや、弥生はん。試合に出場してくれるか」
「分かりました」
「よっしゃ、ほなウチは会場で応援してるやさかい、ガンバリや」
「ありがとうございます、由宇さん」
…そして弥生は歩き始める。由綺の果たせなかった夢を抱いて。
>しかし、今回も弥生さんに萌えるようなSSではないですね。
ちがう!あなたの問題点はそこじゃない!
でじこは萌えという感情は無いと思うにょ〜。
例えばどきどきした、面白かった、感動した、涙したとか
そういう記憶/体験の組み合わせを便宜的に萌えと称していると思うんです
<漏れの一方的主観
そのうちのどういう体験を読む人間に与えるかーというのが大変そうな
tu-kaこれSS書くの2本目なんですよね?>心の中に弥生さん
次々と期待。がむばれー
……スレに吹き荒れる若いちから!!
つか、昨日から職人さんをNAEさせるような発言ばっか。死のう
The smile of machine
カラーンカラーーーン
彰「冬弥、由綺。おめでとう」
美咲「藤井君、由綺ちゃん。幸せにね」
はるか「ん」
マナ「藤井さん、お姉ちゃんを泣かせるようなことしたら、脛だけじゃなく、あばらも五、六本もっていくわよ」
舞い散る花びらと、人々の拍手。
その中央でタキシード姿の冬弥が純白のドレスを身に纏った由綺の肩を抱き手を振っていた。
由綺は冬弥の隣で、白い手袋を濡らして
由綺「うん・・・みんなありがとう。うん・・・私幸せに・・・うん・・・」
冬弥「ばか、元アイドルが泣くなよ、こういうときは笑顔だろ。ほら、ハンカチ」
由綺「だって、だって・・・」
冬弥「仕方ないな、拭いてやるよ。ほら由綺、こっち向いて」
由綺の目元をそっと、やさしくなでる冬弥。白いハンカチが由綺の涙を吸い込みうっすらと模様を描いた。
マナ「あーーーーーーっ! 藤井さんセクハラ!!! ちょっとそこに立ってなさい」
マナは腕ではなく、足を巻くってずかずかとバージンロードを駆け上る。
由綺「ちょ、ちょっと、マナちゃん・・・」
ドカッ!!
冬弥「痛ったーーーーーーーーーーーっ!!」
由綺「と、冬弥君、大丈夫?」
マナ「お姉ちゃんを泣かしたら、蹴るっていったでしょ」
冬弥「マ、マナちゃん。なにもこんなとこまできて蹴らなくても・・・」
マナ「だから、藤井さんはダメなのよ。ほら、こういうときは新郎のキスで花嫁を慰めるの! いい、わかった」
そう仏頂面を浮かべて、綺麗なツインテールを踊らせながらマナは人垣に消えていった。
冬弥、由綺「マナちゃん・・・」
すると、冬弥はおもむろに由綺の瞳をまっすぐ見つめて
冬弥「由綺・・・」
由綺「冬弥君・・・」
冬弥「俺は由綺のことずっと守るよ。由綺が泣きそうになったら電話してくれ。仕事なんか捨ててこうして慰めてあげるから・・・」
由綺「うん・・・冬弥君・・・。うんぅ」
ワァァァァァ―――――――――――!!!
ひと際大きな歓声が教会を包む中、一台の黒いBMWが低い唸りをあげて止まった。
英二「おっ、やってる、やってる」
理奈「ホント、あの二人結婚したのね。由綺・・・あなた今までで一番輝いてるわよ。幸せにね」
弥生「・・・・・・・・・」
英二「あれ、弥生さん見ないの? 由綺ちゃん綺麗だよ」
助手席から出た英二は、無機質にハンドルを握る弥生に運転席の窓から呼びかける。
弥生「時間が押してますので。このままですとスタジオに30分前には間に合いません」
英二「なに、固いこと言っているの。・・・・・・おっと、手が滑った」
ドアが開け放たれるのと同時に、車内に溢れる拍手と純白のウェディングドレスに身を包んだ由綺の姿。
弥生「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
彼女は、あの独特の直線的な動作で振り返る。
理奈「(兄さんはやり方が露骨過ぎるのよ。弥生さん、怒ってるじゃないの)」
英二「(いいんだよ、子供は黙ってなさいって)」
弥生「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
感情の篭らない手で運転席のドアを閉め、弥生は車を隔てて由綺を望む。
人形のように見つめる弥生の瞳には温度がない。とても清潔な沈黙が冷たい冬の風に溶け込む。
弥生はすっと目を閉じると、英二と理奈の二人を抑揚のない事務的な声で呼んだ。
弥生「では時間です。参りましょう」
と、そこに
由綺「弥生さん!!!」
笑みを満面に湛えた由綺が白い息を切らせ、バージンロードを一直線に駆けてきた。
弥生はその姿を捕えると、いつもと同じ機械的な動作でBMWの外へと身を踊らせ、静かに英二の隣へ立った。
そして・・・
ぼふっ!
由綺「弥生さん!!」
弥生「由綺さん・・・」
子供のように飛びつく由綺。
由綺「弥生さん、来てくれたんだ。ありがとう。英二さんも理奈ちゃんも、忙しいのにみんな・・・みんなありがとう」
言葉を詰まらせ、由綺はまた涙目になってベールを縦に揺らす。
理奈「由綺おめでとう。結局、高校時代の彼と結ばれたのね。由綺・・・幸せにね、応援してるわよ」
由綺「うん、理奈ちゃんも音楽祭また最優秀賞だったね。おめでとう」
理奈「ううん、あれは兄さんや弥生さんが側にいてくれたからよ」
弥生「そんなことはありませんわ。私達はあくまでサポートであって、あれは理奈さん本来の力です」
すると、弥生は由綺の肩にそっと手を乗せて
弥生「もちろん由綺さんもあのまま続けていれば可能性はありました」
由綺「弥生さん・・・」
弥生「しかしそれはもうすでに過去の話です。由綺さんは自分で選んだ道を進んで、幸せになってください」
由綺「はい・・・」
由綺「弥生さん・・・、はいっ・・・・・・」
「おっと、由綺ちゃん。花嫁がこんなところでボイコットしてていいのかな? 青年、困ってるぞ」
由綺「あっ、いけない。弥生さん来てっ」
問答無用に弥生の手を引き、由綺は再びバージンロードを駆け戻る。
そんな由綺と弥生を見て英二はくっくっくっと苦笑し理奈を見た。
英二「弥生さんを引き回すなんて、由綺ちゃんにしかできない芸当だな。理奈、お前できるか?」
理奈「無理よ。だってそんなことしたら、ナイフでトスってやられそうだもの」
英二「はっはっは、理奈も言うね。うん、ホント由綺ちゃんにしかできないね。俺、今から奪っちゃおうかな」
理奈「奪うって、兄さんが由綺を!?」
英二「うん、だめかい? よくある話だと思うけど」
理奈「はぁ、兄さんそれはドラマでの話でしょ。バカ言ってないで、ほら私達もいくわよ。由綺がブーケを投げるとこだわ」
由綺を中心にして扇状に広がる人の壁。
そこから少し離れた場所で長い黒髪をなびかせ、弥生は案山子のようにじっと立ち尽くし花嫁を見つめていた。
英二「ふられちゃったな」
後ろから彼女の肩をポンっと軽く叩き、英二はそう小さく呟いた。
弥生「・・・・・・・・・」
しかし弥生は振り返ることなく、そっと瞳を閉じる。
弥生「そうですね・・・」
その瞬間、強い風が吹いた。
白い吐息が根雪と共に風に舞い上がる。
英二「ひとつだけ聞かせてくれ、由綺が歌をやめると告白したとき引き止めなかったのはどうしてだい?」
弥生の横でタバコに灯を点ける英二。弥生は由綺をまっすぐ見つめ、白い息を紡ぐ。
弥生「愚問ですね・・・」
弥生「それなら、どうして緒方さんも由綺さんを引き止めなかったのですか?」
英二「・・・・・・・・・・・・」
英二「・・・そうだな。愚問だったな」
フィルターを深く吸い込むと、英二はタバコを投げ捨て、靴底で灯を消しながら人垣の中にいる理奈を呼んだ。
英二「おい、理奈! もう行くぞ、早く来い!!」
理奈「待って兄さん、今、花が投げられるとこなの」
キャアアアァァァァァァ――――――――――!!!
人々の歓声に乗って投げ放たれるブーケ。
白い、純白の花弁を舞い散らせながら、花束は中空を泳ぐ。
そして、それは鴉羽色の黒髪をなびかせる女性に手渡った。
幸せそうに手を振る雪のように白い花嫁。
花の中で、じっと花嫁を見つめる彼女の顔は・・・
確かに、笑顔だった。
(おわる)
以上が弥生さん支援SSです。長レスでご迷惑をお掛けしました。
私は忙しいので、トーナメントに参加できそうにありません。
よって、どなたか気さくな方がいらっしゃったら、このSSを弾薬としてお使いください。
では、失礼します。
kita−−−−−−−−−−−−−−−!!!
このけち兵衛にもけちのつけよう一点も無し!!
兄ちゃま!面白いデス!面白いですよ?!
だんだん活況を呈して来たね
試合当日が楽しみになってきた
>>270-277 すごくイイ!
俺も内容は文句の付けようがないと思う
>275
>花嫁がこんなところでボイコットしてていいのかな?
意図的に単語を選んだのでなければ、
この部分はボイコットよりサボタージュの方がしっくりくる気がする
つまんないことで申し訳ない
「ふぅ…」
一日の仕事は終わった。
傍目には簡素に見えるインテリアも私にとっては落ち着く場所だった。
何かに当てられたように身体が熱い。
裏方であるマネージャーの仕事は地味できつい。
決して表に出ることのない努力が必要になる。
服を脱ぐのも面倒くさい。
スーツのボタンを外し、スカートのホックも外し、そのまま床にすべり落とす。
だが、その努力はした分だけ星を輝かせる。
それはまさに宇宙ロケットの開発と酷似していた。
まだ腕と足で無駄な抵抗を続けるブラとパンストがわずらわしい。
今は一刻も早くシャワーを浴びたい気分だった。
重い疼きがまだ残っている。
ロケットの打ち上げは大観衆に見守られ、その光跡が見えなくなるまで
溜息ともに大きな感動を与える。
だがその瞬間にはそれを作り上げた人々への配慮は微塵も無い。
ただ星になっていくそれを見つめるのみだ。
アレの後はいつもそうだ。
彼は私に指一本触れもせず、ただ為すがまま身悶えているというのに。
私は不思議な熱を感じ、それを持て余したまま彼を嬲る。
やっとシャワー室に辿り着いた。
最後にパンティを脱ぐ。室内の冷気が直接身体を冷やしていく。気持ちがいい。
浴室に入る。
冷えはじめた身体を今度は熱いお湯で温める。
暖かい液体が身体を落ちる。
シャワーの流れに沿って掌を滑らす。
「…ふぅ」
またあの疼きを感じる。
本能が勝手に彼の男を感じているのだろう。
全く…面倒な話だ。私にはそんなつもりは無いと言うのに。
無い?本当に?
本当は貧欲に彼を求めているんじゃないの?
理由をつけて彼に取り入っただけなのではないの?
彼に彼女と同じ空気を感じて欲情しているのでしょう?
そんなはずはない。
あの行為は彼女を煩わせないために必要な…
まだ理由が欲しいの?
私はこんなに熱くなってるのに…
手がゆっくりと股間に落ちる。
撫でるような指の動きに背筋が震える。
さあ次は?どうすればいい?どうしたらいいの?
撫でる動きが大きくなる。内側を擦るように。
シャワーが腕に沿ってそこに注がれる。別の液体と混ざり合う。
胸元にも水滴の刺激が伝わる。
そうだよ。今度は胸…
私のものであるはずの空いた手が乳房に置かれ、柔らかく揉む。
「あふ…」
指の腹が十分に硬くなった乳首に当たるたび膝が笑う。
感じやすいね。弥生さん。
これは私ではない。彼にやらせている!
気が付いた時には遅かった。
彼は私の胸をまさぐり、腹を舐め、硬くしこった核を口に含む。
「あぅ!」
ここがいいんだ。
これは妄想。わかっていても抗えない。
彼の唇がひだをついばみ舌を這わせる。
彼のソコも私を求めてそそり勃っている。
胸をきつく掴まれ、痛いほど乳首を嬲られる。
私はもう立っていられない。しゃがみこんでも彼の攻撃は止まない。
内側に指を滑り込ませ、掻くように蠢かす。
「っ!!」
快感に足が震え、息がつまる。
指の動きは止まらない。絶え間なく私の奥に刺激を送りつづけてくる。
指が締め付けられ、鳥肌が立つ。
「あぁっ!!」
シャワーが、力の入らない身体に降り注いでいた。
「また…」
『また“彼”は私の中に入って来ようとはしなかった』
いやな気分だった。
あれほど熱かった身体は既に冷め、ただ気だるさだけが全身を覆っていた。
今日はこのまま寝てしまおう。
身体を手早く洗うとタオルで軽く拭くだけでベッドに倒れこむ。
明日は、気を付けなければ…
眠りはすぐに訪れた。
私は由綺さんの待つ楽屋へと向かっていた。
廊下の角を曲がると見知った顔が目の端に映った。
見てはいけない。
向こうも気付いたようだった。
ちょっとぎこちなく笑いながらもこちらに近づいてくる。
「おはようございます、弥生さん」
ここだ。
私はいつものように笑みを浮かべて答える。
「おはようございます、冬弥さん。今日はADですか?」
しまった。
「ええ、これから打ち合わせです。弥生さんは由綺のとこですか?」
「…はい、それでは急ぎますので失礼します」
「あ…」
私は顔をそむけ、そそくさとその場を離れた。
大きなミスだ。私が話を長引かせるなど…
『科学者は寡黙かつ孤高であるべき』とは少々時代錯誤ですね。
「クスッ…」
自嘲が自然と顔を緩めた。
それは、いつものそれよりいい気持ちがした。
(おわれ!)
『あのね、言い訳させてくれる?』
『そのね、音声多重放送なの』
『えとね、いわゆる新しい試みってやつなの』
『だから、とりあえず許して欲しいの』
『逃げるの』
「あのね」「逃げ道はね」
「なの」
「無いの」「あのね」「あなたはね」
「ここでね」「書くの」
「なの」
>心の中に弥生さんの2ndSS
弥生さんが言いそうなセリフバシバシで笑ったです。
かなり正反対のキャラを応援にぶつけるのもいいです。
初期プロットの設定とか小さいことだけどとっても重要だよね。
#実はこの設定が由宇に受け継がれたのではないかとか妄想したり。(w
##完全に正反対の二人が(プロット上)姉妹関係っていうのも面白いかも。
>The smile of machine
むむむ!単純に英二が羨ましい!
何故かと言うと、最後のところ絶対由綺は見てないはずだから。(マテ
文句つけようが無いっす!
弥生さんの笑顔見て〜〜♥
>280
う〜ん…
より意識的な脱線ということでボイコットにしたって感じじゃないでしょか?
サボタージュだとやる気の無さとか批判的なマイナスイメージがある気がするです。
わかんないんだけどね。(^−^;;
>287
エエ!?Σ(゚ロ゚ノ)ノ
>262
えっと今回ので制作期間は1週間くらい。
で、実働4時間くらいかな?
単純に遅筆です。(^^;
そして逃げ!
>265-267
及第点には達してるとは思うんだけど、最後の、由綺の果たせなかった夢〜
というのは弥生さんと違うんじゃないか?
>270-277
いいね〜。萌え。
ブーケを受け取った弥生さんが結婚を考えるのか(するのか)を考えたりするのもまたイイ
ただ、>275で由綺を奪っちゃおうかなってののあとで理奈が「ドラマ」って単語使ってるけど、
本編クリスマスライブの時に英二さんが映画の「卒業」の話してたと思うんで、
そっちにしてくれた方が本編スキーにはいいかも。
確認とってないんで、記憶違いだったらごめんね
>281-285
エロしゅちゅいいんだけど、なにかロケットの話が浮いてるような…
あと、パンティじゃなく、ショーツに一票
辛口すまそ
291 :
入場直前:01/12/06 01:53 ID:5pIquvhR
「結末としては、”極端に差がつかない敗北”がベターだと考えています。
マネージャーとして、由綺さんの予定にあまり影響を出さずに済みますから」
この言葉を、まったく予想していなかったわけじゃない。
由綺という存在を絶対の軸として、この人の基準はいつだって明快そのものだから。
「そして、惜敗なら由綺がショックを受ける心配もない…と、そういうことですね」
”よくできました”とでも言いたげに、弥生さんは微かな笑みを浮かべた。
「由綺さんは、私を応援してくださると言っていました」
「だったら、それに応えようとは思わないんですか? 由綺は本気で…」
思わず大きくなりかけた俺の声に、落ち着き払った言葉が水をかける。
「この大会で力を尽くすことに、私自身はそれほど意義を感じておりません。
ですが、由綺さんは真剣です。ご自分の試合だけでなく、私や理奈さんに関しても」
それから、弥生さんの口からは思ってもみなかった台詞が飛び出した。
「試合の間だけ、私と藤井さんの役割を取り替えてみませんか?」
それは23時間だけ有効な、新しい契約の提案――。
「それでは試合中、由綺さんのお世話はお任せします。
私と同じことを同じようにやれとは申しません。藤井さんのやり方で結構です」
そして軽く会釈すると、弥生さんは振り向きもせずに入場口に向かって歩き出した。
これから丸一日の間、彼女はこの不慣れな仕事に全力を傾けるんだろう。
別れ際の弥生さんの言葉が、脳裏に残って消えない。
『由綺さんはいま、芸能界のステップを着実に昇っています』
『常人には耐え難いほどのプレッシャーを受けながら、それでも確実に…』
『そして、それを支えているのは藤井さん、あなたの存在です』
不意打ちでこんな話をされて混乱気味の俺に、弥生さんは構わず言葉を継いだ。
『仮定の話になりますが』と、彼女は言う。
『私が試合に全力を尽くすことで、由綺さんの心に”支え”に似たものを作れるとしたら』
『その可能性があるというだけで、私の動機としては充分だと思いませんか?』
292 :
291:01/12/06 01:55 ID:5pIquvhR
触発されて書いてみました。
インターバルか開始直後に落とそうかと思ってます。
ツッコミよろ。
逝け!堂々と投下してこい!
ばっちり!
ツッコミか。
一つ思うのは、弥生さんはベターな考えじゃなく、ベストで行く気がするんだが…
>>294 弥生さんにとって「ベスト」な選択肢は不参加でしょう
おそらく最萌への参加は(英二さんあたりの)方針だと思えば
「ベターな選択」でも解釈可能かと…(w
横槍スマソ
296 :
278:01/12/06 07:13 ID:3ESUWrAJ
>>290 私は『卒業』を見ていないので、職人として無責任なことは書けませんゆえドラマにしました。
どのようなストーリーなのか、どなたかさりげなく教えてください。
板違いですみませんでした。
SSの訂正
由綺「弥生さん、来てくれたんだ。ありがとう。英二さんも理奈ちゃんも、忙しいのにみんな・・・みんなありがとう」
↓
由綺「弥生さん、来てくれたんだ。ありがとう。緒方さんも理奈ちゃんも、忙しいのにみんな・・・みんなありがとう」
弥生さんが英二を呼ぶ時、SS作中では『緒方さん』と書きましたが、これは作者の創造物です。
どなたか情報をお願いします。
297 :
290:01/12/06 09:36 ID:T150t9oa
>296
もうだいぶ前に見たきりなのでうろおぼえスマソ
大学を卒業した主人公が地元に帰ってくるところから始まるんっだったなぁ…
主人公がヒロインの母親とセクースしちゃって、
で、それがばれてヒロインとの婚約が破談になっちゃう。
ヒロインは別の男と結婚することになるんだけど、
その結婚式の最中に主人公が乗り込んで、花嫁を奪っちゃうって話です。
あ、勿論ヒロインが付いて行ったんですよ。
多分結婚式の最中に相手が別の人間と逃げて行っちゃう国内ドラマは
この卒業の影響だと思うんだけど…
本編スキーは『卒業』がいいかもしれないけど(というか私の趣味)、
ドラマの方がイメージが通じそうでいいかも。
自分でふっといてなんだけど、スマソ
クリスマスライブの帰り、弥生さんの車中において
弥生さんが緒方さんと呼称してるの確認しました。
>>297 どうもありがとうございます。
やはり、弥生さんのHAPPY ENDは、冬弥と由綺が結ばれて、自分は仕事に生きる。
そんな感じでしょうか?
俺はらぶらぶらぶらぶエンドをばらまきますよ(⌒∇⌒ゞ)隊長
おお、臨戦態勢バチーリ。
学校からしか見られないから直接参加は無理だけど、
みんなの健闘を祈ってるYo!
>290
>ロケット話
はい、敢えて浮かせてあります。
でも表現したかったものは多分伝わっていないっす。
完全に力不足&練りこみ不足っす。(−−
>パンティ→ショーツ
細かいとこに気付かなかった…(鬱
投下時には変えておくです。
おいらのもガンガン批判してね。
>>281-285 決戦までに直せるところもあるかもしれないし。
>291
何から何まで由綺中心な頭の中が(・∀・)イイ!!
>298
理想はkanonの舞と佐祐理みたいだとなおうれし♥
何かを選ぶことが誰かの幸せで、誰かの不幸せなら、何も選ばない方が(・∀・)イイ!
>299
ぜひばらまいてください。(切実)
>300
学校から参加だぁ!
はぁ、強敵を前にみんな総力を結集してる感じだねぇ。
舞と佐祐理は同感だなあ…
303 :
けち兵衛:01/12/06 23:26 ID:ax3kkRJZ
いっそコテるか(⌒∇⌒ゞ)むかついたらあぼーんかけやすくなるでしょ
>>舞佐由理
らぶよらぶ。世界の50%は愛でできてるって漏れグランマも言ってたし。
あくまでタイトあくまで徹する弥生さん、それが魅力の弥生さんながらあえてそれに
304 :
名無しさんだよもん:01/12/07 06:19 ID:q3FSEb9o
そろそろ上げてみる
それから、いま実弾仕込んでるんですが、
再プレイして確認する余裕がなさそうです
誰か知ってたら教えてください
・弥生さんと由綺のなれそめは本編で言及があったか
・弥生さんが最初に男に抱かれた時期
1,初めてあったときにびびびときた、的なコメントはあった気が
2,大学のころでしょうたぶん
うろ覚え+適当
>304
弥生さん初エチの時期は不明。
「なんの感動も、ありませんでした」の台詞で我らがヘタレ主人公が沈黙してしまってるので
それ以上の追求はなかったりする。ただ主人公のモノローグが入るばかり。
個人的には脳内美咲さんに萌え狂って現実の美咲さんが見えてないっぽい彰くんに
ふとそうした関係性の類似点を見てみたり、する。
>脳内美咲さんに萌え狂って現実の美咲さんが見えてないっぽい彰
彰萌えーーー!!!
いまWAやり直してるんだけど、弥生さんが攻略できない…
パッチ当てたve.2.01なんだけど。
弥生さんからクリスマスライブのチケット手渡しされたのに、郵送でも届くし、まだバグが残ってる?
それに年明け後の喫茶店で水曜ならここにいるというセリフを聞いたのに、
弥生さんコマンドが出てこないんだよね…
新装版を買えという事ですか?それとも初期ロット分でやれというのだろうか…
初期ロットだけど問題なくプレイできてるからパッチあててないや。なんで?
……帰宅。
書こうとするSSが全部応援にならない感じで煮詰まってたり。
ただ単に弥生さんが出てるだけのSSじゃあ、駄目だよねぇ……?
当日までに何とか頑張りたい。
>>291 そのままでGO!!
ベストでなく、ベターなのは
>>295の解釈が的を射ていると思います。
>>304 由綺との初見に関する描写は、本編になかったと思う。
世の、由綺と弥生の初顔合わせ描写が十人十色なのはそのせいかと。
あと、弥生さんの初Hは本編のここから類推するしかない。
己の印象ではやっぱり、『大学で、一人暮らしをするようになってから』
というイメージだが。
弥生「学生の頃、とても私に愛情を持って下さった男性の方がございまして。年下の方でしたけれど…私に憧れにも近い感情をお持ちでして」
冬弥「でしょうね…」
そう…。
彼女は、憧れとか、信仰の対象になるタイプの女性だ。
…だから、彼女を愛する人間は、いつだって不幸だ。
弥生「一度だけその方のお誘いを受けて…」
弥生「…その夜、抱かれました…」
話しながら弥生さんは静かに歩き出す。
>>308 初期ロットんときも、パッチ当てただけでほぼ全員クリアできたけどなぁ……。
無茶苦茶運が悪かったと思って攻略をやり直してはいかがか?
わーお。れいんだおー。嘘だけど。
つか弥生さんのはじめてをもらった幸福者は誰よ。
312 :
名無しさんだよもん:01/12/08 00:42 ID:eGn686Y0
>305,306,セルゲイ@D氏
ありがとうございます。
あの独白シーンで一気に弥生さん好きになったんだよね。
セーブデータとっとけばよかった。
これで嘘つかずに書けそうです。多謝。
>>311 どうやらヘタレだったらしく、あんまり幸せそうではなかったが。
>>313 ヘタレっちゅうより
「このひとに自分がしてやれることは本当に何もないんだ」
みたいなある種の絶望感じたんじゃないのその青年。
倖せになりたいとか誰かを倖せにしようとか
そういう普通の回路通ってないひとだから弥生さん。
いずれにせよ、尋常な奴では相手にならんということか…
マイ同士諸君。
諸君の感じている感(略
>そういう普通の回路通ってないひとだから弥生さん。
ノンだ。答えは断じてノンだ!
弥生さんの体には熱い血潮が燃えるような思いにのって流れているのだ!
というのが此処数日の脳内ビジョンによる投影。
らぶ!
漏れはこの弥生さん像を断固主張する!
凍てついた炎のような人というイメージ。
回路を繋ぐなり、融かしてあげるなりしないと駄目なんだね。
ていうかどうしてこういう人になったのか想像力を廻らせたい。
一体何故…。
>>270-277を書かしていただいた者なのですが。
日曜はなんとか時間が空きそうです。
それで、このSSをいつ貼れば効果的なのか皆様教えてください。
トーナメント初参加ゆえ、どうかよろしくご鞭撻下さい。
読んでくれそうな人がたくさんいるころ、、、かな。
人が多くても読む気ない人相手だと仕方ないし
>318
相手の支援が途切れた時を狙うとか。
時間帯に関係なくSS読む人は読むし、読まない人は読まないからね。
まあ、あなたの好きな時に投下すればいいと思うけど。
>318
7レス分あるの力作なんで、
試合開始直後の壮絶と予想される射撃戦が終わった後で、なるべく間に挟まれないような時が
いいんじゃないかな、と思う。
流されちゃうのも癪だしね。
いまやってる戦いの調子だと、
今のスレを継続して戦いが始まりそうな感じだから、
新スレが立ってからそっちに入れた方がいいかも。
ハイパーリンク(だっけ?)とかで参照できるし。
でも、ま、そんなに肩肘張らずにマターリいきましょ。
322 :
321:01/12/08 16:19 ID:Jh7+1/li
8レス分だった…(鬱
逝ってきまーす
>>318 長いので本スレに直接貼らずにこのスレにリンク貼った方が効果的かと思われ。
本スレで長いSS貼ると結構不評っぽいので。
射撃されて応射できるほどのタマがあるのか!という
砲撃兵器は本編CGに頼る展開になるのかなあ
何気に、弥生さんは立ち絵の美人度がかなり高い気がする
>>323 リンクだけだと読み飛ばされること多いかも
こっちに飛ばす場合でも、
最初の1〜2レス分ぐらいは本スレに貼る方がいいと思われ
入場文はどうするよ?
帰宅。
SSはリンクにしてしまうとCG以上に読まれないのではないかと危惧する。
出来れば、<<直接はってしまった方が良いと思う>>に一票。
時期的には、スレの流れがやや緩慢になったときの方がよいとは思うけど、
時期を見てという感じだろうか。
>>326 はっ! 入場前分の出来に満足してしまっていました。
誰かが考えてるのかな?
何も考えてないヤシは挙手。
何か考えてるヤシはアプ。
( ー )/
( ー )/
おまえらなめてんのか!
( ー )/
ここには本当に良い職人さんがいらっしゃいますね。
改めて感服しました。
今、入場文を考え始めました。
ですが、いかにもベタな入場になってしまいそうです。
もし、よろしければみなさんも考えてみてはいかがでしょうか?
21時まで待っていただいて、考えた入場文をここに貼り付けて
これが、良いって入場文を本戦で貼ってみては?
私は森川さんを入場させたヘタレです(w
332 :
318:01/12/08 20:21 ID:8mEpU37P
では、明日の20:00ごろ貼ろうと思います。
皆さんレスありがとうございました。
( ー )/
です、正直スマンカッタ
未だ仕上がらぬ援護射撃を横に置き、入場を考えてみた。
でも、弥生さんの魅力を語るよりも冬弥の独白の方が目立ってしまって
やや(ややか?)駄目モード。331氏か、他の方に期待。スマソ。
「時間、ですわ」
ちらりと腕時計に目をやると、彼女は言った。
由綺は次の番組の収録のため、この場にはいない。
英二さんもそっちについて行っているから、
ここにいるのは俺と弥生さんの二人きりだ。
そして俺も銀のリストウォッチに目をやり、頷く。
「由綺さんからのプレゼント、
いつも身につけていらっしゃるんですね?」
弥生さんの問いに俺は応えられない。
由綺からのプレゼントとして弥生さんから、
渡された銀のリストウォッチ。
弥生さんと二人きりになったときに渡された、
正確に時を刻み続ける機械。
あのバレンタインの日、鈍感だった当時の俺は気付けなかったけれど、
この懐中時計を俺に送ってくれたのは間違いなく弥生さんだった。
由綺は、一晩に二つもプレゼントを用意できるような考え方をしない。
僅かな時間で精一杯選んでくれたであろうあのチョコレートだけが、
あれだけが由綺からのプレゼントだったはずだ。
由綺の成功の為だけに俺と時間を過ごすと言い切った弥生さん。
俺を愛してなんかいないと言った弥生さん。
その彼女が決して表にせぬまま、僅かに俺に見せた不器用な好意の欠片。
俺は、時計の送り主を由綺に確かめてはいない。
けれど、この銀のリストウォッチは弥生さんからのプレゼント間違いなかった。
返事を返さない俺を、弥生さんは僅かに首を傾けて見つめてくる。
>>333の続き
会場で上がりはじめているであろう喧噪は意味をなさない。
沈黙が花道への入り口を支配する。
「……もう、入場いたしませんと」
もう一度、時計に目をやって、弥生さんは言った。
言うや、彼女はしなやかかつ無駄のない動きで歩き始める。
俺は黙って見送るばかりだった。
そして間もなく花道へと弥生さんが吸い込まれていくと思われたとき、
不意に彼女は、あの独特の直線的な動作で振り返る。
「藤井さんも、応援して下さいますか?」
「もちろん、応援しているよ」
右手を挙げて応える俺。
「そう、ですか」
彼女は頷いて、再び歩き出した。
まるで機械のように精密な歩みで。
ビスクドールのような弥生さんのシルエットが
花道に吸い込まれていくのを、俺は今度こそ見守った。
――頑張れ、弥生さん……――
『篠塚弥生、入場!!』
>333-334
>291と繋がるし、よいと思います。
ただ、リストウォッチは腕時計ですよ〜懐中じゃないっす。
あと、冬弥の独白の方が目立つ事を危惧されているようですが、
私はかえって弥生さんの1人称とかよりいいと思う。憧れとか、信仰の対象と本編で言われる所為かな?
弥生さんの良さというのは他者の目を通じて表現されるものな気がするのは、俺だけか?
関係無いけど、機械式の時計って、デジタルのと比べてすっごく温かみがあるんだよね
336 :
331:01/12/08 21:28 ID:DfmBPTXt
がーーーん、私は由綺に偏ってたり
うー、こんな駄文を挙げてしまっていいのだろか
…コン、コン…
「…はい?」
「由綺です!森川です!森川由綺です!」
「…ゆ〜きぃ〜…、なんで由綺が緊張しなくちゃいけないの?」
「だ、だって、今日弥生さんの試合なんだよ!今日なんだよ!」
「…だから…」
思わず俺は苦笑した。由綺は相当パニックに陥っているみたいだ。
「…ふふふ、藤井さんも御一緒ですか?どうぞ」
<続>
337 :
331:01/12/08 21:29 ID:DfmBPTXt
<続>
…がちゃ
「弥生さぁ〜ん!今日なんだよね!!」
由綺の顔が突然歪み、弥生さんに向かって走り出す。
「…とうとうきてしまいましたわね。この日が…」
弥生さんはク−ルに微笑んだ。
そしてパニックに陥っている由綺を柔らかく抱きしめる。
「…どっちが試合にでるんだか…」
つい、ひとりごとが出て苦笑してしまう。
「…………」
「…………」
弥生さんは、由綺を抱きしめたまま微笑んでいた。
<続>
338 :
331:01/12/08 21:30 ID:DfmBPTXt
<続>
「…………」
「…………」
弥生さんは微笑んでいた。
由綺から緊張で歪んだ顔が、笑顔に変わっていく。
…そして、ひまわりのような満面な笑み。
「…弥生さん、頑張って!」
「…はい」
…そして、2人で微笑んでいた。時間が止まったかのように…
俺も思わず微笑んでしまう。
…本当に強い信頼関係ができてるんだよな。
きっと俺が踏み込むことが許されないない領域なのかもしれない。
<続>
339 :
331:01/12/08 21:31 ID:DfmBPTXt
<続>
「ほら、由綺、これ」
「あっ、そうだ、忘れてた。弥生さんにプレゼントがあるの」
「…えっ、私に…ですか?」
「うん!開けてみて♪」
由綺は、大きな包みを弥生さんに渡す。
「…さて、何でしょうか…」
…ガサガサ、ガサガサ……ガサッ…
「……千羽鶴」
…弥生さんの笑顔が固まった。
<続>
>>335 コメントサンクス。
イメージで懐中時計と書いて、その後で実際確認してみたらリストウォッチ
だったんで、修正したつもりだったんだけど洩れてました。 カコ悪いw
他にも『返事を返さない』とかあったんでとりあえず直しておきますけど……。
他者エントリー待ちですよねぇ?
341 :
331:01/12/08 21:32 ID:DfmBPTXt
<続>
「うん!弥生さんの健闘を祈って、私と冬弥君で作ったの」
「………」
「…あはは、私も冬弥君も折り紙が下手だから…」
「………」
「…でも一生懸命作ったの」
「………」
俺は、黙って頷いた。
「………」
「…私はもう、試合に負けちゃったから…」
…自嘲ぎみに由綺が笑った。
「………」
<続>
342 :
331:01/12/08 21:33 ID:DfmBPTXt
<続>
「…試合中にとっても辛くなったらこれを見てほしい…」
「………」
「………」
「………」
「…私たちは、いつでも弥生さんの味方だよ!」
「………」
「………」
「………」
「………」
「……ありがとう…ございます…」
…弥生さんは笑顔を取り戻し…
弥生さんから一滴の宝石が流れ落ちた…
<続>
343 :
331:01/12/08 21:34 ID:DfmBPTXt
<続>
「…では藤井さん、由綺さんをお願いします」
…俺は大きく頷き
「はい!健闘を祈ります!」
「…では、いきます」
手には、俺と由綺の作った千羽鶴を…
心には、由綺と培った信頼を…
…そして彼女は会場に姿を消していった…
<終>
331さんの方のが、
弥生さんの冷たいイメージを払拭する意味では良いかもしれない、
とか思うのだが……。
&割り込んだ形になって申し訳ないです。
とりあえず、まぁ、時間までは他案募集なのかな?
選考は第三者に任せます。
私は335さんに賛成です。
確かに291と繋がるとさらにいい感じになるなぁ・・・と思ったりする。
331さんは少しレスが長いような気がする。ちょっと読みづらいかな。
もう少し圧縮して再度貼って見ては?
印象がだいぶ変わると思う。
面白いが長い
347 :
331:01/12/08 22:09 ID:DfmBPTXt
で改行えらーが出て…(涙
ホントは
>>336、
>>337、
>>338で一区切り
>>339、
>>341、
>>342、で一区切り
>>343でエンドの予定でした。…無念
とりあえず、弥生さんの「冷たい」というイメージを払拭したかった
それと由綺との絶対な信頼関係を全面に出してみたかったので
こんな感じになりました。
>>セルゲイ@D 氏
私は、セルゲイ@D 氏の方が好みです。291氏と連動してくれると尚良しです。期待してます。
>>345氏
確かに長すぎて読みづらいですね。少し圧縮してみます。
「弥生さん!」
入場口の袖で引き止めたのは由綺だった。
「由綺さん…レッスンはどうされたのですか?」
「緒方さんに、ちょっとだけ休憩にしてもらったの、えへへ」
はにかむ由綺に対して弥生はただ頭を下げる。
「ご心配をおかけしてしまった様で、申し訳ありません」
「そんな事無いよ!」
慌てた様子で手を振って否定する。
「それにね…私弥生さんには頑張って欲しいの。
弥生さんってホントいい人だから、みんなに弥生さんがいい人だって知って欲しいし。
冬弥君ね、はじめの頃弥生さんの事苦手だった見たいだし…えっと、だからその…」
弥生は由綺だけに向ける柔和な顔をしていた。
「こら、由綺なにいってんだ」
由綺の隣にはいつのまにか冬弥が立っていた。
弥生さんの前の所為か、由綺を小突く事はしない。
「とにかく、弥生さん頑張ってね。会場にはいられないけど、ちゃんと応援してるから!」
「由綺、レッスンもちゃんと受けるって言わないと、弥生さん安心しないよ」
「えっと、どっちも頑張るから、弥生さん頑張って!」
「はい、ありがとう…ございます。…ではいって参ります」
弥生は冬弥と並んで立つ由綺を見た後、静かに歩みをすすめる。
『篠塚弥生、入場』
1レス分の作ってみたんだけど…
いろんな所がいろんな意味で中途半端だなって我ながら思う。<なら上げるなって
ところで、1レス分の最大行数ってどのくらいなんでしょ?
ライトに楽しめる点で<<331に一票>>です
>>349 だいたい30行ぐらい
意外と書ける。
>350
サンクス
読ませる対象を考えると…浮動票を対象に考えると…
331さんの方がライトでいいかも。確かに。
セルゲイさんのも結構お気に入りなんだけど
(時計ネタが入ってたりするとことか、心の中で頑張れっていうとことか)
む〜ん、ごめん、<<上手く圧縮させた331さんに一票>>
352 :
331:01/12/08 22:42 ID:DfmBPTXt
圧縮厨です…。
…コン、コン…
「…はい?」
「由綺です!森川です!森川由綺です!」
「…ゆ〜きぃ〜…、なんで由綺が緊張しなくちゃいけないの?」
「だ、だって、今日弥生さんの試合なんだよ!今日なんだよ!」
「…だから…」
思わず俺は苦笑した。由綺は相当パニックに陥っているみたいだ。
「…ふふふ、藤井さんも御一緒ですか?…どうぞ」
…がちゃ
「弥生さぁ〜ん!今日なんだよね!!」
由綺の顔が突然歪み、弥生さんに向かって走り出す。
「…とうとうきてしまいましたわね。この日が…」
弥生さんはク−ルに微笑み、そしてパニックに陥っている由綺を柔らかく抱き止める。
「…どっちが試合に出るんだか…」
つい、ひとり事が出て苦笑してしまう。
「…………」
弥生さんは、由綺を抱きしめたまま微笑んでいた。
「…………」
弥生さんは微笑んでいた。由綺から緊張で歪んだ顔が、笑顔に変わっていく。
…そして、ひまわりのような満面な笑み。
「…弥生さん、頑張って!」
「…はい」
…2人で微笑んでいた。時間が止まったかのように…
…本当に強い信頼関係ができてるんだよな。
…きっと俺が…踏み込むことが許されないない…領域…なのかもしれない。
<続>
353 :
331:01/12/08 22:43 ID:DfmBPTXt
<続>
「ほら、由綺、これ」
「あっ、そうだ、忘れてた。弥生さんにプレゼントがあるの」
「…えっ、私に…ですか?」
「うん!開けてみて♪」
由綺は、大きな包みを弥生さんに渡す。
「…さて、何でしょうか…」
…ガサガサ、ガサガサ……ガサッ…
「……千羽鶴、ですね…」
…弥生さんの笑顔が固まった。
「…うん!弥生さんの健闘を祈って、私と冬弥君で作ったの」
「………」
「…あはは、私も冬弥君も折り紙が下手だから…でも…一生懸命作ったの」
俺は、黙って頷いた。
「………」
「…私はもう、試合に負けちゃったから。…で、でも」
…自嘲ぎみに由綺が笑った。
「………」
「…でも、弥生さんには…」
…由綺は、下唇を噛み、後の言葉が繋がらない…。
…………。
「……ありがとう…ございます…」
…弥生さんは笑顔を取り戻し…
弥生さんから一滴の宝石が流れ落ちた…
<続>
354 :
331:01/12/08 22:45 ID:DfmBPTXt
<続>
「…では藤井さん、由綺さんをお願いします」
…俺は大きく頷き
「はい!健闘を祈ります!」
「…では、いきます」
手には、俺と由綺の作った千羽鶴を…
心には、由綺と培った信頼を…
…そして彼女は会場に姿を消していった…
篠塚弥生入場!
<終>
スンマセン、三点リーダー(…)が多いとなんか読みにくいのですが……
356 :
331:01/12/08 22:49 ID:DfmBPTXt
あんまり圧縮出来ませんでした。スマソ
皆さんで、アレンジ、圧縮、何でもやっちゃってください。
私の限界かも…(鬱
357 :
350:01/12/08 22:53 ID:LlvWlQn2
大丈夫、うまくまとめられてると思うよ。
でも、そろそろ入場コール決めないとまずいような・・・
23:15までには決定したほうが良いと思う。
投票を求む。
やっぱり、
>>350-351さん達の言う理由が決定打かな。
というわけで、<<331氏の入場>>に一票?
己の入場パターンを支持してくれた人サンクス&、
対象を広範囲に捉えて書き、圧縮に成功した331氏に感謝!!
……フッ、アナザーの数なら任せろッッッ!! (ちと、ホロリw)
359 :
331:01/12/08 23:19 ID:DfmBPTXt
ご指摘いただいた皆さま、大変有難うございます。
僭越ながら、入場をやせて頂きます。
皆さまの援護、よろしくお願いします(ペコリ)
>>355 3点リードも減らしますです。ご指摘のように多すぎました。
ありがとうさんです。
360 :
355:01/12/08 23:26 ID:z6yVXq+r
>>359 いや、こちらこそなんかスミマセン。偉そうな口叩いて。
入場のみならず入場直後の追加支援等も重要だと思われますので
頑張ってくださいね。
各員の健闘、弥生さんの勝利。
それ以上に、弥生さんのよさをみんなに知ってもらうことを願って・・・敬礼!
ゲームの立ち絵CGとかはどのタイミングが良いかね?
イベントCGとか、HCGとかも。
立ち絵くらいは、序盤からいくべきかな?
立ち絵序盤で知ってもらって・・・、それがらみのSSのか書けたら最高ですけどw
で、HCGは明日の盛り上がる頃、でしょうか?
いま起きましたw
入場シーンを見ただけでも、このスレ職人多くて楽しみです
どれを投下したとしても残りがホントもったいない…
リング穴氏の直後ぐらいに291を落とすつもりです
健闘を祈ります
一応の応戦も無いと寂しいしね。
ただ、試合開始直後がどうなるか心配だけど…
新スレだから、流されても暫くは持つからOKだと思いますよ
はっきりいって、タイミングはわかんないです(^^;
漠然と思うのは、相手の第1波が終わった頃かな…
何時かはわからないですけど。
ただ、画像のリンクにコメントは欲しいかも。
弥生さんが「何か?」というシーンを立ち絵、セリフ別のを5箇所ほどキャプってあるんだけど
貼っていいのかな〜 ネタだしな〜
367 :
331:01/12/08 23:48 ID:DfmBPTXt
では、入場は23時58分頃から逝きます。
千鶴さんとぶつからないように逝きますです。
皆さんの健闘を祈ります。
これより遊撃を開始します。
みなさまも御武運を。
弥生さん支援しました・・・ろくな事やってません。申し訳ないとしか言いようがない。
勝ち負け関係なくただ、弥生さん支援しただけだがなあ・・・・
できれば勝って欲しいですね。
序盤の『最初から投票決め手た組』の人たちは、1:2か1:3くらいで千鶴さんですね〜・・・。
浮動票の取り込み・・・、SSでも練ります
むう。こっちもゲームのH、いっとくか?
即興の支援SSを貼って来ました。
しばらく寝ます、皆さん頑張ってください。
"たとえば恋人が車にひかれたとするよ。ひかれた恋人は血まみれだ"
"要するに、それを冷静に写真に収められるかってことなんだ"
英二さんと交わした言葉が反芻される。
弥生さんとの情事の最中だというのに。
"考えてみろ、写真の写りは鮮明な方が、観る奴らは大喜びするんだぞ"
"感情に駆られて死体に泣きすがったって、作品にはならないんだ"
弥生さんは一雫の汗もなく冷然とした顔で、
俺の屹立した肉欲の象徴をあの滑らかな白い手で、淫靡な紅の唇で弄っている。
前髪が邪魔をして、あの冷たい瞳だけが見えない。
"苦しい恋愛や綺麗な恋愛を、苦しいまま綺麗なままに歌にできるなんて"
"そりゃあ、なあ、あんまり感心できた作業じゃないんじゃないかなあ"
まるで…まるで弥生さんじゃないか。
この人は底知れぬ深い情熱をもって、冷徹に写真を収めている。
車に引かれて血まみれなのは、きっと由綺と弥生さんの完全な混成体。
瞬間、頭の中が真っ白になる。
>>372 お疲れ〜。
落ちはチト弱かったような気もしますが、愉快な感じで、己は好きです。
ともかく、おやすみになられるそうですが、小休止後の再度の働きに期待します。
しかし、年下の男性とか……。
もしかして、この後がアレですか? アレなんですか?
折原並に駄目ですな、『年下の男性』。何も分かってない。
……いや、何処に連れていっても、弥生さんは大して感慨を覚えそうにないけどさw
うわ、誤爆だよ…
意味間違ってないけど。
とすると、2/2はどこへ…(鬱
>>371 浮動票を集めるためには、最低限ビジュアル的に弥生さんが
どのような姿形であるかを認識して貰う必要有り。
(これまでのマイナーキャラのありようを見れば間違いないと思われ)
ある程度良いアピールができる画像が有れば最初にウプしておくが吉。
これから見る人も多くなるだろうし。
但し、張りすぎは千鶴側の大反抗を早めに呼び込む可能性も考えられる。
ほどほどが肝要かと。
千鶴さんは夜に備えて画像温存してるのかな
視覚的イメージが薄いと浮動票につながらないんだよね
いまのところセルゲイ氏の活躍が頼みか…
>>375 さて、何処でしょうw まぁ、めげなさるな。
>>376 レスサンクス。では、普通系の画像を少し散らしてこようかな。
二重カキコですかってエラーで間隔が開いてしまった…
ちょっと鬱。
とりあえず、SS貼ったので…次のネタ考えてきます。
しかし、弥生さん支持の方ってこんなにいたんですね。
なんか涙でてきます。
ビーコンビーコン!!! SS職人に注意!!!
今、重いSSを貼ると確実に流されます。
もう少し立ってから、貼った方がよろしいようです。
今はライトな会話文がよろしいかと思います。
今のところ、互角か!?
中間発表見ると、なんとかぎりぎり2倍差は離されていないが、
かなり苦しい。
しかし、キャラ格差を考えると、実際こんなものかな?
先行き暗いが、かえって吹っ切れた気がする。
あの偽善者相手にどこまで食い下がれるかで
弥生さんの真価が問われる。
徹底的にアピールすることで、このトーナメントの見物人から
新たにWAをプレイする人達が増えれば、
そのまま弥生さんファンの拡大に繋がると思われ。
ゲリラ戦用弾薬の収集にでも行って来るわ。
#悲しいかな弥生さん用戦術核クラス弾薬って、見あたらない。(;_;)
>>381 うぉー、萌え!!
つか、一つ一つタッチが違うように見えるのは、複数の人に描いて貰ったのかしらん?
>>382 もう少し競っているように見えたんだけどねぇ。
まぁ、しかし、己は己のやれることをやるのみよッ!!
ちょっと一息。
冬コミのWAサークル(サークルカット上)は20サークルみたいですね。
そのうち弥生さんのカットは2つ。
で、夏に解散宣言してたIKSO(東ツ37a)もいます。(カットは弥生さんじゃないですが)
冬コミ二日目の東4・5・6地区です。
とりあえず現時点までの投下SS
しかし、本スレ移行と同時にこのアドレスは読めなくなっちゃうんだよね
こっち(キャラスレ)に上がってない分は本スレからの貼り付けを推奨します
SSは持続的に効くので、スレ移行と共に沈没するのはもったいない
及ばずながら一票投じました…。
知名度が上がってくれる事を祈りつつ。
ファンページにも良質なSSがあるので、本スレから
リンク張ろうかと思うのですが、まずいでしょうか。
(ファンページから、ということを明記すればアリか
と思うのですが。)
http://www.hmx-12.net/~yayoi3/ それはそうと、セルゲイ@D氏のスキャンしている原田氏の
同人誌はハート本(白本)でしょうか。凄く欲しいのですが、
中古同人誌を扱っている店でもなかなか見つからない…。
>>381 一寸だけわかるよその気持ち。
俺由綺の時入れてやりたかったけど出張でダメだったからね・・・
>388
リンク貼ってもOKだと思います。
俺も探してるんですけど…あのころはホワイトアルバムに目がいってて、
スタッフさんとかまで気が回らなかったからな。
秋葉に出来たっていう同人誌図書館みたいのにはあるんだろうか?
出来れば手に入れたいですけどね。
>>386 本スレのSSをこっちに移植ですか。ふむ、悪くないかも。
とは思うのですが、他の人はどうかな?
>>388 向こうもやってることだし、っていうのは理由にならないけど、
良いんじゃないですか?
以前、貼っちゃおうかとここで相談したけど、それに対しても
まぁ良いんじゃない? ってな意見が返ってきてたし。
あと、スキャンしてるのもその通りです。
表紙に、雪の結晶が描かれているだけのシンプルな奴。
ハラダさんが雫同人やってる頃からのファンが友人にいたため、
WAが出る前からその存在に気が付けました。
しかし、本を傷めたくないから綺麗にスキャニングできないです。
うーむ……。
>386
いいですね。
一元管理は楽ですし、賛成です。
オフィシャル抜粋のためになんかないかな〜と公式ガイドを読み返していて・・・
弥生さんのところのやつ、全部読んだらなんだか涙が出そうになってしまいました・・・。
末期症状〜(w
現時点では
柏木千鶴 154票 -- 篠塚弥生 58票
で負けてる。午前2時でこの得票数は、美咲さんやはるかよりも少ない。
もう少し弥生さん人気はあると思ったんだがな。
あと、naver や google image search で探してみたけど、良質なCGは
少ないね…。結構きつい。
>394
私見だけど、勝つ事より、1人でも多くのひとに弥生さんを知ってもらう事が1番かと。
あと、俺もそうだけど、弥生さんも千鶴さんも好きってのは結構多いんじゃないかな。
俺の中だと弥生さんと河原での千鶴さんって被る部分があるんだよね。
CGが少ない我らには言葉が武器だね。
…それにしても、自分の戦術・戦略性の無さが恨めしい。
ん。
たしかに己も、弥生さんの相手でさえなければ迷うことなく、
千鶴さんに一票を入れているところだからなぁ……。
397 :
二等兵:01/12/09 03:04 ID:NJXFtSnN
一時離脱。
弥生さん支援も大切だが、現実の家族とは比べられん。
それに、弥生さんは心のうちにいる。
トーナメントで徹夜覚悟がこんな役に立つなんて、喜んでおくよ。
ありがとう、弥生さん。そして、弥生さん萌えなおれの心。
というわけで、病院いってくる。
復帰できないかもしれないけど、心の中で応援してます。
では、失礼。頑張ってください。
失礼ながら、正直、弥生さんのCGがこんなにあるなんて思ってなかったよ。
CG・SSともに自作が多いし、いい雰囲気ですな。
弥生さんのイメージアップ成功…かな?
むぅ。己も一時仮眠を取ります。若さが足りませんでしたw
でも、早朝から仕事に行かなきゃならんのだよなぁ……。しかも深夜まで。
凄く悔しいが、もしかしたら、目が覚めたときには出社時間かも……。
健闘を祈る!!
同じく、弥生さんとの戦いでなければ千鶴さんに一票。
WAを抜かした葉だと、1,2を争うくらいすきなんですよね。
綾香か千鶴さんか、ってかんじです(w
・・・私も寝ます、職人さん立ちがんばってください。
403 :
二等兵:01/12/09 06:23 ID:NJXFtSnN
本格的に戦線離脱確定です。
一人でも多くの方に弥生さんを。
あの焦がれるような、切なさを、痛みを、愛おしさを。
どうぞ皆さん頑張ってください。
>>403 あう〜。
とりあえず、20枚近くあるので、昨晩ここのスレに貼られた
7枚ほどとあわせて、有効活用して下さい。
405 :
二等兵:01/12/09 06:34 ID:NJXFtSnN
すいません、セルゲイさんのに便乗させていただいて、
「何か?」ネタ画像をおいておきました。(名前は7743にしちゃったけど)
使える様でしたら使ってください。
…まさか、身内が亡くなるとは思ってなかったからね。
申し訳無いが、
心の中では応援しますので。
悔いの残らぬ萌えを。
それでは。
>1-405及び406-
もっと頑張れ、と応援したくなる
負けを覚悟で戦わなければならないのは、つらいだろうけど
まだ、相手にめぐまれただけ(負けて元々なら、あきらめつかんか?)
いいじゃん。少なくとも見てる人間は、Gブロックで一番多い試合なんだし
ん、起きた。完璧な寝坊だ。
ない頭絞って、SSを考えよっと。
安西先生「ほっほっほ、あきらめたらそこで試合終了ですよ」
…コン、コン…
「…はい?」
「由綺です!森川です!森川由綺です!」
「…ゆ〜きぃ〜、なんで由綺が緊張しなくちゃいけないの?」
「だ、だって、今日弥生さんの試合なんだよ!今日なんだよ!」
「…だから」
思わず俺は苦笑した。由綺は相当パニックに陥っているみたいだ。
「…ふふふ、藤井さんも御一緒ですか?どうぞ」
…ガチャッ
「弥生さぁ〜ん!今日なんだよね!!」
由綺の顔が突然歪み、弥生さんに向かって走り出す。
「…とうとうきてしまいましたわね。この日が…」
弥生さんはク−ルに微笑み、そしてパニックに陥っている由綺を柔らかく抱き止める。
「…どっちが試合に出るんだか…」
つい、ひとり事が出て苦笑してしまう。
「…………」
弥生さんは、由綺を抱きしめたまま微笑んでいた。
「…………」
弥生さんは微笑んでいた。由綺から緊張で歪んだ顔が、笑顔に変わっていく。
そして、ひまわりのような満面な笑み。
「…弥生さん、頑張って!」
「…はい」
…2人で微笑んでいた。時間が止まったかのように…
本当に強い信頼関係ができてるんだよな。
きっと俺が…踏み込むことが許されないない…領域…なのかもしれない。
<続>
<続>
「ほら、由綺、これ」
「あっ、そうだ、忘れてた。弥生さんにプレゼントがあるの」
「…えっ、私に…ですか?」
「うん!開けてみて♪」
由綺は、大きな包みを弥生さんに渡す。
「…さて、何でしょうか…」
…ガサガサ、ガサガサ……ガサッ…
「……千羽鶴、ですね…」
弥生さんの笑顔が固まった。
「…うんっ!弥生さんの健闘を祈って、私と冬弥君で作ったの」
「………」
「…あはは、私も冬弥君も折り紙が下手だから…でも…一生懸命作ったの」
俺は、黙って頷いた。
「………」
「…私はもう、試合に負けちゃったから。…で、でも」
…自嘲ぎみに由綺が笑った。
「………」
「…でも、弥生さんには…」
…由綺は、下唇を噛み後の言葉が繋がらない…。
…………。
「……ありがとう…ございます」
…弥生さんは笑顔を取り戻し…
弥生さんから一滴の宝石が流れ落ちた…
<続>
<続>
「…では藤井さん、由綺さんをお願いします」
俺は大きく頷き
「はい!健闘を祈ります!」
「…では、いきます」
手には、俺と由綺の作った千羽鶴を…
心には、由綺と培った信頼を…
…そして彼女は会場に姿を消していった…
篠塚弥生入場!
>>291の少し前の出来事
年の瀬も押し迫る12月9日。
ついに、この日がきた。
『葉鍵板最萌トーナメント』
由綺さんは、一回戦で三本の指に入るほどの接戦の末、
『東鳩』の姫川琴音さんに僅かの差で負けてしまった。
でも私は知っている、戦いの舞台から降りる時の彼女の素顔を。
愛する人の胸の中に還っていった由綺さんは、嬉しそうだった。
それは争いを好まない彼女らしい幕引きだったと思う。
…もし、藤井さんを賭けての戦いなら、由綺さんはどうしただろうか。
ふと、そんな不謹慎なことを考えてしまう。
そんな私の相手は『痕』の柏木千鶴さん。
冷静に判断して、私に勝てる可能性はほとんどないと言っていいだろう。
…なぜ私は、こんな勝ち目の薄い戦いをしなければならないのだろう。
…なぜ私は、こんな非効率的な試合に出場しなければならないのだろう。
「失礼するでー」
「貴女は?」
「ウチは猪名川由宇や、よろしゅうな、弥生はん」
「…こみっくパーティーの方が、どんなご用事ですか」
「あんた、いま何もせず出場辞退しようと思っとったやろ」
「素直に、勝てる相手とは思えませんから」
「あかん、あかんで、勝負する前からそんなことでどないする!
せっかくうちが応援しにきたんや、もっときばりや」
「…猪名川さんは、なぜ私を応援してくれるのですか」
「理由か、理由はこれのここを見てみ」
由宇さんが差し出した雑誌のページには、私の写真とともに
『最初の設定では、世渡り上手で、人当たりがよく、
由綺と同い年の努力家の関西人で、しかも眼鏡っ娘』
と言う文章が書かれていた。
「これは、何です」
「ホワイトアルバムの生みの親へのインタビュー記事や。
もっとも『もっと大人っぽいキャラが欲しい』と言うことで
今のあんたになったそうやけどな」
「そんな理由で、応援されるのですか」
「そんな理由で、なんてあるかい! あ〜あ、惜しいな〜、
最初の設定やったら3作連続『関西人の眼鏡っ娘登場!』
を売りにできたのになあ」
「…ジェットストリームアタックでもするつもりですか」
「おっ、あんたも分かっとるなあ弥生はん、これで眼鏡っ娘や
関西弁キャラ萌え〜な葉鍵板住人をゲットや」
「…そんなアピールだけでは」
「それだけやないで、弥生はん。ここ見てみ」
そこの箇所には『弥生さんは、ら〜・YOUさんいわく
「彼の力量がいちばん発揮されている」と原田さんを
指して言われるほど趣味爆発のキャラ』
『原田さん自身も「いちばん自由に書けたし、最初に書き上がった」
と言っていたので間違いない』と言う文章が。
「これで原田はんシナリオマンセーなファンもKOやな」
「…失礼します」
「ちょっと待ち! …ホントの事言うとな、ウチがあんたを応援するのは、
あんたのシナリオが一番主人公の冬弥はんに共感できたからや。
ウチは『弱さ』を見せつけるキャラはあんま好きやないねん。
同じ『女』から言わせると、あのズルさがちょっとイヤなんや」
「…それは、どなたのことです」
「さあ、な。それにファンをなめたらあかんで。職人と呼ばれる人は、
あんたをもっと知ってもらいたいために、命と時間を削って弾薬となる
画像やSSを作ってるんや。その努力を裏切らんといてや」
「…そうですね」
「で、どうや、弥生はん。試合に出場してくれるか」
「分かりました」
「よっしゃ、ほなウチは会場で応援してるやさかい、ガンバリや」
「ありがとうございます、猪名川さん」
…そして弥生の、1日にも満たない新たな契約が始まった…。
弥生「藤井さん、おはようございます」
冬弥「・・・ん、あれ、なんで弥生さんが?」
弥生「あの情事の後、藤井さんは寝てしまわれました」
弥生「途中で安眠を妨げるのも由綺さんへの仕事に差し支えると思いまして、そのままにしておきました」
冬弥「そのままって、これシングルベットだよね。じゃあ・・・」
弥生「はい、僭越ながら藤井さんのかわいらしい寝顔を隣で拝見させていただきました」
ワイシャツの第二ボタンまで外し、窮屈そうな胸が半分はだけている弥生さんは温度のない笑みをこぼす。
冬弥「(う、うわ・・・弥生さん。ノ、ノーブラだ)」
弥生「藤井さん」
冬弥「は、はいぃ!」
弥生「朝食の時間です、藤井さんの分もございます、よろしければ召し上がってください」
冬弥「ふぇ?」
素っ頓狂な声を上げ弥生さんの部屋を見回すと、
広いテーブルにこれぞ日本朝食メニューだと言わんばかりの和食が載っていた。
てっきり、弥生さんはパンとコーヒのブレックファーストに違いないという先入観あっただけに少々驚いた。
テーブルには翡翠の釉薬がかかった味わいのある平皿に乗る鮭の切り身と厚焼き玉子。
そして、頭に鰹節を化粧されたほうれん草のおひたしにはその先端である赤い部分まで使われており、緑と赤の綺麗なコントラストを浮べ、
菊の花をあしらった青磁の小鉢には、鰹節の餡がかかった絹ごし豆腐。
また、花鳥の器には色とりどりの野菜が詰め込まれた煮しめがなんともいえない香りを放出し、
部屋一面に広がる、食欲を誘う味噌汁の香りと共に絶妙なハーモニーを奏でていた。
弥生「藤井さん、どうそ御飯です」
冬弥「は、はい」
炭水化物の甘い香り漂わす、ほかほかごはんが弥生さんの白い手から手渡される。
冬弥「じゃ、じゃあいただきます」
弥生「・・・・・・・・・」
そして、俺と弥生さんだけの奇妙な朝食がはじまった。
冬弥「あ、この味噌汁おいしい・・・豆腐も小さく切られてるし、それに三つ葉がいい食感と風味を出して・・・あと・・・」
冬弥「なんて、言ったらいいのかな、ダシが薄味なんだけとしっかり取れてるって言うか・・・」
弥生「それは引き出し昆布という手法を使っています」
弥生「また、大量の鰹節を沸騰した湯に入れひとたちした所で取り出すと、魚臭さが出ずしっかりとしたダシを取ることができます」
冬弥「へ、へぇ・・・弥生さん、すごいね」
弥生「いえ、それほどでも。学生時代とある料亭で修行しただけですから」
弥生「また、このほうれん草のおひたしですが、とある僧侶が・・・」
冬弥「ご、ご馳走様でした」
俺はぱんぱんに膨れたお腹をおさえテーブルに突っ伏した。
いや、お腹だけではなく、今の俺の頭は弥生さんの料理のうんちくで破裂しそうだった。
だって、弥生さんたら食事開始から終りまで料理を取るたび、あの顔で逐一解説するんだもん。
でも、意外な一面が見れて、ちょっと得した気分だ。
弥生「多少、長舌になってしまいましたわ。申し訳ございません」
冬弥「い、いえ。いろいろと堪能させていただきました」
弥生「はい、藤井さん。お茶です」
冬弥「あ、どうも」
ずずぅ・・・
弥生「・・・・・・・・・」
冬弥「・・・・・・・・・」
テーブルを挟んで、弥生さんと共にお茶をすする。
なんていうか、これだけで幸せな気分になってしまう。
そう、まるで・・・
弥生「藤井さん、こうしていますとまるで夫婦みたいですわね」
冬弥「そ、そうですか?」
弥生「冗談ですわ」
いつもと同じく空気で温度で弥生さんはお茶を口に含む。
冬弥「そ、そうですよね」
今、鏡を除いたら、俺はいったいどんな顔をしているんだろう?
弥生「藤井さん、私はこれからシャワーを浴びますけど。先に入りますか?」
冬弥「え゛・・・シャ、シャワーですか?」
弥生「はい、何か不都合でも?」
俺の心を見透かすように、弥生さんは口元を上げて小首を傾げる。
冬弥「い、いえ・・・じゃあ、先に入らしていただきます」
そして、少し前かがみにすこすこと風呂場に向かおうとすると
弥生「よろしければ、私も御一緒しましょうか?」
(ピキッ!)
弥生さんの思わぬ発言に、俺は中腰の姿勢で固まってしまった・・・
俺はブリキのおもちゃのようにギギギッっと首を軋ませ弥生さんの方を振り返ると、弥生さんはくすりと笑って
弥生「冗談ですわ」
そう、目を細めた。
そして、その日俺は風呂場から一時間以上出れなかった・・・
(おわる)
以上、できたてほかほかSSです。
まだまだ、頑張るぞい!!
冬弥「由綺、お疲れ」
弥生「由綺さん、お疲れ様です」
由綺「うん。冬弥君、弥生さん、ありがとう」
由綺「弥生さんも今日はこれであがりだよね?」
弥生「はい、この後のスレジュールには何も入ってませんが。なにか?」
由綺「えへへ、今日ね今から冬弥君とおいしいラーメン屋さんに行くの。弥生さんも行こ!」
弥生「ラーメン・・・」
刹那、弥生の目が鷹のごとく冷たく光る。
由綺「あれ、もしかして弥生さん嫌い?」
弥生「いえ、ではお言葉に甘えさせて御一緒します」
ガラガラガラ・・・
おやじ「へぃ、らっしゃ・・・あ、あんたは!?」
弥生「どうも、御無沙汰しています」
由綺「あれ? 弥生さん、この店知ってたの?」
弥生「はい、一度大学のときに年下の男のかたに誘われて来ました」
由綺「へ〜、ちょっと意外。あっ、私、とんこつラーメンをお願いします」
弥生「由綺さん・・・差し出がましいようですがここのとんこつラーメンはやめたほうが良いと思います」
弥生「背油がきついためスープが重く、後味が筆舌に尽くしがたいほど悪いです」
弥生「ですから由綺さんの健康を考えるとあまりお勧めはできません」
由綺「あ、そうなんだ。えっと、じゃあ味噌ラーメンを・・・」
弥生「由綺さん・・・大変申し上げにくいのですが、それもあまり良い選択ではありません」
弥生「ここの、味噌は化学調味料がふんだんに使われたもので、味に奥行きがありません」
弥生「もちろん味覚の劣化にも繋がります。ですから絶対に頼んではいけません」
由綺「そ、それなら、しょう・・・」
弥生「由綺さん」
由綺「は、はい!」
弥生「残念なことに、ここ醤油ラーメンはラーメンの命といえるべく醤油を一般家庭で使われているものを使用しています」
弥生「また、スープもブロイラーの鶏がらだけで、魚のダシやニョクマムを加えるという開拓精神がありません」
弥生「それに加えて、麺もケンスイの入った業者麺で少し苦い味がします」
おやじ「あ、あの・・・」
弥生「なにか?」
おやじ「い、いえ・・・」
弥生「それと、ここの塩ラーメンですが・・・」
永遠と続く恐怖のラーメン批評
おやじの頭髪がみるみるうちに雪のように白い、純白の髪へと染められてゆく
そして、店の主人は・・・
∧||∧
< ⌒ > やっぱりパクレない転職は失敗だったか・・・
∪ ノ
∪∪
;
-━━-
(おわる)
"たとえば恋人が車にひかれたとするよ。ひかれた恋人は血まみれだ"
"要するに、それを冷静に写真に収められるかってことなんだ"
英二さんと交わした言葉が反芻される。
弥生さんとの情事の最中だというのに。
"考えてみろ、写真の写りは鮮明な方が、観る奴らは大喜びするんだぞ"
"感情に駆られて死体に泣きすがったって、作品にはならないんだ"
弥生さんは一雫の汗もなく冷然とした顔で、
俺の屹立した肉欲の象徴をあの滑らかな白い手で、淫靡な紅の唇で弄っている。
前髪が邪魔をして、あの冷たい瞳だけが見えない。
"苦しい恋愛や綺麗な恋愛を、苦しいまま綺麗なままに歌にできるなんて"
"そりゃあ、なあ、あんまり感心できた作業じゃないんじゃないかなあ"
まるで…まるで弥生さんじゃないか。
この人は底知れぬ深い情熱をもって、冷徹に写真を収めている。
車に引かれて血まみれなのは、きっと由綺と弥生さんの完全な混成体。
瞬間、頭の中が真っ白になる。
2/2
「…泣いておられるのですか?」
「…違う…」
俺は感情に駆られて死体に泣きすがっているのか?
死体は…きっと…無様な混成体。
…いや、きっと死体に涙を流しながらも俺が見ているのは…冷徹で蠱惑的なカメラマン。
いや、ワイエスのような風景画家か。
求めながらも、それを手に入れることが許されず、また手に入れる事を許せないんだ。
一つの完成に向かっている風景画が、壊れてしまう事を知っているから。
オーディエンスのいないこの世界だからこそ、彼女は俺を共犯者に仕立てた。
弥生さんを愛してはいない。
弥生さんも愛してはいない。
心なんて求めていない。
寂しさを紛らわすだけの、歪んだ…契約なんだ。
…ゲームを続けよう。契約が契約であるために。
由綺と弥生さんと俺の為に。
弥生さんが部屋から出て行くのを見送りもせず、ベッドに腰掛けたまま、
「…来週も…」とだけ呟く。
「ええ、いいですわ」
きっと彼女は振りかえりもせず言ったに違いない。
そう…。
全部判ってたよ…。
弥生「ですから、私は決して…藤井さんを愛しません…」
そして再び、弥生さんは俺をきつく抱きしめ、そして深く深く吐息した。
哀しいけど、その通りだから。
いや、哀しくなんかない。
弥生さんが俺を愛さないみたいに、俺もそのことを哀しくなんて思わない。
俺達は等しく、同じ罪から逃れなきゃいけないんだから…。
だから、だったら…。
冬弥「だったら…俺を離さなきゃ…」
哀しいけど、哀しくなんかないけど…。
だけど弥生さんは何も言わない。
ただ静かに吐息するだけだ。
静かに、とても静かに。
そして俺達、決して相手を愛してなんかいない俺達は静かに抱き合った。
最後の抱擁を、いつまでも味わった。
交わした言葉が、哀しい嘘になってしまう寸前までに。
(テキストも本編より)
ただいま随時ネタを募集中!!!
はっきりいって、今すっからかんです。
こんなシュチュ、こんな弥生さんがいいな〜って心の赴くままにカキコして下さい。
ちなみにエロは書けませんのであしからず。
では、お願いします。
428 :
427:01/12/09 11:04 ID:x9Bnjh4y
勝手にこっちに貼り付けちゃいました
カッコのなかのコメントは勝手に付けてます
洩れてるSSやコメントへのクレームはこちらに
>>426 いい仕事しますねえ
やってるのが弥生さんだからこそ効果的な場面て感じです
さらなる活躍期待〜
>426
弥生さんとデートとかどう?
>>429 デートか・・・ふむふむ。いいね。
もっと具体的にしてくれるといい。
むっ、閃いた。冬弥と弥生さんが遊園地でデート。どうだ?
>430
お、遊園地か。いいですね。
じゃあ、アトラクションに乗りながら冷静に解説する弥生さんとかどう?
うっし、電波受信完了。
>>429さんありがとうございました。
では、フィーチャリング由綺、冬弥、弥生さんの三人で送る
つかの間の休息を描こうと思います。
ひぃ〜・・・
いまは幕間の休憩時間――。
前半を終えて、やっぱりというべきか、弥生さんの旗色は良くなかった。
冬弥「やっぱり千鶴さんは強いですね」
弥生「そうですね。あの方には背負ったものがありますから」
由綺「あ、でも、これをきっかけに弥生さんに興味を持ってくれた人もいるよ。
千鶴さんに入れた人だって、弥生さんのことを嫌いなわけじゃないんだし」
弥生「お気遣いありがとうございます、由綺さん。
それに、これはお祭りなのですから、どんな状況でも楽しんだ方が勝ちです」
由綺「う、うん。そうだよね…。楽しまなきゃだめだよね」
弥生「私は、楽しいですよ…」
楽しんだ者勝ち…か。
よりによって、なんて弥生さんに似合わない言葉なんだろう。
由綺は旗色の悪い弥生さんをなんとか励まそうとしていた。
そして、弥生さんはすべて解った上で、由綺の配慮に応えている。
ふたりが、お互いのことを気づかっていた。
由綺「いい応援もたくさん出てるし、これからだよね」
冬弥「そうですよ。まだ半分ちょっとなんですから」
弥生「はい」
涼しい顔をしている弥生さんより、俺はむしろ由綺の方が気になって同調した。
そし後、仕事のある由綺が先に退出して、控え室には俺と弥生さんが残った。
冬弥「やっぱり、あまり気にしていないんですね」
弥生「私は…、この状況を楽しんでいます。それだけですわ。
藤井さんからも仰って下さい。由綺さんがあまり気にしすぎないように」
冬弥「分かってますよ…。言われなくても、由綺の面倒はちゃんと見ます」
ちょっとした空白の後――。
冬弥「じゃあ、がんばってください」
弥生「はい、ありがとうございます」
そうして、俺たちは同時に席を立った。
や、やっと終わった・・・
やはり七瀬百番勝負の方は神だ・・・もう、書けない・・・
後は、The smile of machine を貼って、今日はもう寝ます。
すまん・・・
本スレに大作降臨だね
職人さんおつかれさま
しかしネズ耳とは…
由綺さえいれば弥生さんをいじるのは簡単かw
特に照れもしないのは弥生さんらしい
438 :
331:01/12/09 17:17 ID:Lrytguyb
モデル
{「なあ、弥生さん」
「はい、何でしょうか?緒方さん」
「うむ、この間話したモデルの件なのだが…」
「あの話は、なかった事になっております」
「そこを、こうなんというか、ちょっと曲げて」
「曲がりません」
「…手厳しい」
「あっ、緒方さん!こんにちはっ♪」
「おっ!ちょうどいいところに!!」
「…緒方さん」
「そ、そう怒らないで」
「なあ、由綺ちゃん」
「はい」
「時に弥生さんがもし、モデル…」
「緒方さん!」
「えっと、弥生さんが…ですか?格好いいと思います」
「…ほら」
「由綺さんも…」
「私は引き受けませんわよ、絶対に」
「弥生さん、格好いいのになぁ…」
「……」
うむ、好感触
<続>
439 :
331:01/12/09 17:18 ID:Lrytguyb
440 :
331:01/12/09 17:20 ID:Lrytguyb
<続>
「何?兄さん達集まって何話してるの」
「…くっ、り、理奈か」
「また、ずいぶんと失礼ね」
「あのね理奈ちゃん、実は…」
「へぇ、そうなの?篠塚さんがモデルに???」
「うんっ!私は似合うと思うんだけど…」
「…そうね、篠塚さんは私も似合うと思うわ」
「おお」←(冬弥)
「ところで、兄さん。仮に篠塚さんがモデルをやったとして…」
「うむ」
「身元とかは、ばれないんでしょうね…」
「それは安心しろ。かなりローカルだからばれない」
「…そう」
少し考える理奈。
「…篠塚さん、私もやってみたらいいと思う」
「…理奈さんまで…」
「どうだね、弥生さん、引き受けてはくれないか」
………………。
……………。
………。
「…解りました。1回だけですよ」
「…ま、マンセ〜♪」←(英二&冬弥)
「どうしてマンセ〜なの???」
<続>
441 :
331:01/12/09 17:21 ID:Lrytguyb
<続>
「…海ですね」
「…海よね」
「あの〜、弥生さん」
「はい?」
「今日のお仕事はいいんですか?」
「ええ、緒方さんが全てキャンセルしたそうです」
「…だ、大丈夫なんですか?」
「緒方さんが全て俺に任せろと言っておられました」
「理奈ちゃんのお仕事も?」
「はい、でも、たまには良いかもしれませんわ。息抜きとして」、」
「うんっ」
「…おーい、そっちの方にかたまってる女性陣!こっちにきてくれぇ〜」
「お呼びのようですわ」
「うん」
………。
「それでは弥生さんは、これに着替えてくれ」
「…はい、でも何故か気が進みませんわ」
「ここまで来たんだ、頑張ってくれ」
「…はい」
「………時に青年」
「(;´Д`)…ハァハァ…、はいぃぃぃ!」
「鼻血が出ているぞ」
「…と、冬弥君!!」
ぽかぽかっ!
「ご、ごめん由綺」
………。
<続>
442 :
331:01/12/09 17:23 ID:Lrytguyb
<続>
「では、お披露目だ!」
「………」
「………えっ!」
「………え〜っ!!」
「…………(ピクピク)」
「………………」
「…だからお断りしていたのです…」
「……………す、すばらしい」
<<ここには強烈な画像をキボンヌ>>
<終>
すいません、パロです、未完成です。
誰か、1番最後の絵を頼みます(ペコリ)
…私の電波が弱すぎるのか
皆さんのご指摘お待ちしております。
ねずみの耳
冬弥「由綺、お疲れさま。音楽祭よかったよ」
由綺「うん、冬弥君ありがとう。あ・・・弥生さん」
弥生「由綺さん、お疲れ様です。理奈さんに負けずとも劣らない大変すばらしいできだったと思います」
由綺「えへへ、ありがと。あっ、そうだ弥生さん明日は確かOFFだったよね」
弥生「はい、一区切りついたので、休養ということで由綺さんの明日の予定はなにも入れてませんが」
由綺「じゃあ、明日。冬弥君と私と弥生さんの三人でディズニーランド行こっ!」
弥生「遊園地・・・ですか」
由綺「うん、きっと楽しいと思うよ」
弥生「ですが、由綺さんは藤井さんと二人で行った方がよろしいのでは?」
顔を由綺に向けたまま、ちらっと俺の方を見る。
由綺「うん、だけどね。冬弥君がせっかく一段落したんだし弥生さんも連れて行こうって」
由綺「絶対大勢の方が楽しいよ、弥生さん・・・ダメ?」
由綺は上目づかいに弥生さんを見る。
弥生「・・・・・・・・・」
再び横目で俺と目をあわすと、弥生さんはおもむろに目を閉じた。
弥生「わりました・・・」
由綺「よかったぁ。じゃあ明日の朝10時、駅で待ち合わせでいい?」
冬弥「おい、由綺。弥生さんはこれからいろいろと書類の整理とかあるから、午後からの方いいんじゃないか?」
由綺「あっ、そっか。じゃあ・・・」
目を上に向けて由綺は考え込む。
だが、弥生さんはふいに俺達に背を向けると
弥生「では明日の10時、駅のロータリーですね」
そういい残して、足早に廊下の奥へと消えていった。
由綺「わぁー! ディズニーランドだ。あっ、冬弥君ミッキーがいるよ。一緒に写真とろう」
冬弥「おい、そんなにあわてるな、ミッキーは逃げないから。ほら、変装用の帽子が飛ぶぞ」
由綺「えへへ、ミッキーだ」
俺の制止を全く無視して、由綺は子供のようにねずみの人形に抱きつく。
由綺「ほら、弥生さんもおいでよ。ふかふかだよ」
弥生「わかりました」
由綺の掛け声でスーツ姿の弥生さんが歩き出す。
なんというか、場違いというか・・・弥生さんらしいというか・・・
由綺「ほら、冬弥君も!」
冬弥「由綺・・・はじめから飛ばすと後がもたないぞ」
由綺「だって、久しぶりのお休みなんだもん。今日はいっぱい遊ぶって決めたんだ。早く、写真とろ!」
冬弥「わかったよ、そう急くな」
カシャ・・・
そして、シャッターとともに俺達の一日がはじまる。
ゴォォォォォォーーーー・・・
由綺「えいっ、えいっ、えいっ!」
冬弥「ゆ、由綺。も、もう止めろ・・・目が回る・・・」
弥生「・・・・・・・・・」
由綺「あはははは、冬弥君楽しいね、えいっ、えいっ!」
周りの景色がまるで早送りされたように線を引いている。
由綺はえらくコーヒーカップが気に入ったらしく、開始から今に至るまで全力で真ん中のテーブルを回し続けている。
回転系が全然ダメな俺は、最初は由綺と反対側に回そうとしたが、すぐに三半規管をやられて早々にノックダウンしてしまった。
目の前にいる弥生さんはケロッとした顔で、平然と缶コーヒに口をつけている。
由綺「あははは、あははははは、弥生さん楽しいね」
弥生「そうですね、これは回転に対する耐性をつけるには非常に効果的だと思います、由綺さんもっと回してみては?」
由綺「うん、弥生さんも。一緒に回そ!」
弥生「・・・わかりました」
そう呟いて飲み干した缶コーヒを、外に設置されたゴミ箱に放り投げる。
それは3Pシュートが決まるような高い打点を描いて綺麗に決まった。
この人は本当に人間なのだろうか?
そして、さらに回転数が増した・・・
由綺「あー面白かった。あっ、冬弥君チェロスがあるよ。買ってきていい?」
冬弥「ああ・・・転ばないよう気をつけろよ」
うん、と由綺は手を振って、ぱたぱたと露店へ走っていった。
冬弥「あんなに回したのに、どうしたらあんなに走れるんだよ・・・」
弥生「それは、由綺さんがクラシックバレエをやっているからですわ。バレエにはビルエットが多いですから」
冬弥「ビルエット?」
弥生「回転のことです。藤井さんのおやりになって見たらどうですか?」
冬弥「俺が・・・バレエを?」
弥生「はい、そうすれば由綺さんの努力をより肌で感じられると思います」
冬弥「・・・・・・・・・」
冬弥「あの・・・弥生さんもバレエをやっているんですか?」
弥生「はい、ここ最近はじめたばかりですが」
冬弥「そうですか・・・」
と、そこにチェロスを四本抱えた由綺がやって来た。
由綺「冬弥君、弥生さん。お待たせ、はいこれ」
そう言って、俺と弥生さんに棒状のお菓子を手渡す。
冬弥「サンキュウ。あれ、どうして一本多いの?」
由綺「えへへへ、お店のおじさんに『譲ちゃん、森川由綺によく似てるね。俺は彼女のファンなんだ』っておまけしてもらっちゃった」
冬弥「へぇ、よかったな」
由綺「うん、じゃあこれ三分の一づつに切って・・・」
冬弥(そうだ、由綺はアイドルなんだ・・・)
そんな単純なことが今更のように俺に重くのしかかる。
こんなに近くにいるのに遠い由綺。
俺が由綺にできること・・・それは・・・
それから、俺達三人は一般的に知られているアトラクションをまわって楽しい時を過ごした。
ちなみに大きな滝から落ちるジェットコースターの写真でも弥生さんは無表情だった。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、外にはすでに夜の帳が落ちて根雪の残る地面を常夜灯が青白く照らしている。
由綺「あ、この帽子。かわいい」
キャラクターグッズの店で、黄色い声を上げ由綺がねずみの耳が付いた帽子を被る。
由綺「えへへ・・・どう?」
弥生「由綺さん、よくお似合いですわ」
由綺「ホント、じゃあ弥生さんはこれをつけてみて」
笑顔を浮かべて、由綺はこれまたねずみの耳が着いたカチューシャを手渡す。
冬弥(おいおいおい・・・)
弥生「・・・・・・・・・」
しかし、弥生さんは躊躇いもせずそれを頭につけた。
弥生「どうでしょうか?」
由綺「わあ、弥生さん似合ってる。うん、かわいいよ」
弥生「ありがとうございます」
スーツ姿にねずみの耳を付けた弥生さん。元がいいから不思議と違和感がなかった。
いや、普段とのギャップでむしろかわいいぐらいだ。
由綺「そして、冬弥君もこれ」
冬弥「へ、俺もつけるの? 俺は男だぞ」
由綺「うん、冬弥君も絶対似合うと思うよ。ほら」
由綺に押し切られ、言われるままねずみのカチューシャをつける。
由綺「あはは、冬弥君。ミッキーだ。うん、似合ってるよ」
冬弥「ホントか? 周りの視線が痛いんだけど」
由綺「あっ、パレードがはじまるよ。冬弥君、弥生さん。早く早く!」
耳をつけたまま問答無用に俺の袖を引く由綺。
視界の端の方で、一万円札を店員に手渡すねずみの弥生さんが見えた。
ティンティカティンカティンティカティカティカ・・・
外に出ると人で作られた道を、光を身に纏ったディズニーキャラクターがけたたましい電子音と共にゆっくりと行進している。
光と音と闇が作りだす、エレクトリックパレードだ。
由綺「わぁ・・・」
俺と弥生さんの間にいる由綺は、人垣の最前列で無垢な目をキラキラさせて見入っていた。
冬弥(ホント由綺ってこういうとこ変わらないよな)
皮肉ではなく本心からそう思った。
なんていうんだろう、由綺は大人になるにつれて俺たちが失ってしまう大切な何かを持っているような気がする。
原石の輝きを決して失わず磨かれ、さらに光を放つというか・・・
それが由綺の魅力の根源なのかもしれない。
そう・・・このパレードのように人は光に導かれ、集まるものなんだ。
そしてその由綺を繊細に磨き続けてきたのは・・・
弥生「何か?」
俺の視線に気づいたらしく、弥生さんが横目で尋ねる。
冬弥「いえ。弥生さん、それよく似合ってますよ」
弥生「どうもありがとうございます。藤井さんもよくお似合いですわ」
由綺と弥生さんの耳が風にふわりとなびく。
きゅ・・・
冬弥「ん?」
誰かが、ふいに俺の左手を掴んだ。
冬弥「由綺・・・どうしたの?」
弥生「・・・・・・・・・」
みると、弥生さんも由綺にやさしい眼差しを向けている。
きっと弥生さんも同じように手を握られているのであろう。
由綺「・・・・・・・・・」
間にいる由綺は、俺達の存在を確かめるように再びきゅっと強く手を握った。
見るとパレードを見つめる由綺の目は滲み、白い頬を伝う涙がキラキラと輝いている。
冬弥「ゆ、由綺!?」
由綺「ふぇ? あ、あれ、どうしちゃったのかな私。どうして泣いているんだろう?」
手を振りほどいて、両目をコシコシとこする。
由綺「私の側には冬弥君とか弥生さんがいて。音楽祭にも出れて」
由綺「こうして三人で遊んで、なんか今、私幸せだなぁ・・・って思ったら急に目が・・・」
冬弥「・・・・・・・・・」
弥生「・・・・・・・・・」
きゅ・・・
俺はやさしく由綺の手を握り締める。きっと反対側で弥生さんも同じことをしただろう。
今にも折れそうなくらい小さい由綺の手。それを包む俺と弥生さんの大きな手。
そう、俺が由綺にできること・・・それは・・・
冬弥「弥生さん・・・」
弥生「何か?」
冬弥「俺もバレエを習いたいんですけど、ダメでしょうか?」
弥生「・・・・・・・・・」
弥生「・・・殊勝な心がけだと思います。では、来週そのように手配しておきますわ」
由綺「え、冬弥君も踊るの?」
冬弥「うん、ダメかい?」
由綺「ううん、そんなことないよ。でも、大学とAD掛け持ちして大丈夫?」
冬弥「うん、大丈夫、心配するな由綺に比べたら屁でもないさ。ほら、大好きなミッキーが通るぞ」
由綺「あっ、ミッキー!!!」
満面の笑顔で振られる俺と弥生さんの手。
光のイルミネーションの中で踊るねずみの耳。
冬弥「弥生さん・・・」
弥生「何か?」
冬弥「来年もまた三人で来れるといいね」
弥生「・・・・・・・・・」
弥生「いいえ・・・藤井さん、違いますわ」
冬弥「え?」
そして、弥生さんはこちらを振り返ることなく白い吐息を紡ぐ
弥生「来れるといいではなく、絶対来るんです・・・また三人で・・・」
(おわる)
英二:あ、弥生ねえさん、ちょっと、ちょっと……?
弥生:何か?
英二:いやぁー、困ったことになってしまってねぇ。
弥生:……。
英二:……。
弥生:……。
英二:(やっぱり、そっちからはノってこないか……。まあいいや)
実は、一つ頼まれて欲しいんだよ、新人が一人、体調不良でね。
ま、エキストラだから、大勢に影響はないんだけどね……。
弥生:契約は契約ですわ。代わりになる者を行かせましょう。
頭をぽりぽりと掻く英二。TVでは決して見せない姿の一つだ。
英二:いや、弥生ねえさん、最近由綺ちゃんに付きっきりだったから、
知らないのも当然なんだけど、他の局に大勢送り込んじゃっててね、
今日。で、代わりは居ないんだわ。
弥生:……。
英二:……。
弥生:では、英二さんご自身が出演なされば……。
大仰に両手を広げる英二。
英二:ハッw ねえさんにもウィットの心があったんだねぇ。
でも、さすがに俺じゃいかんのよ。
と、言うわけで、現場いってこれ着てきて頂戴w
中国ものだから、その辺よろしく。
と、一掴みの衣装をぽんと投げ渡す英二。
弥生:……。オーナー社長である、英二さんの命令でなければ、
お断りしているところですわ。
英二:んふん。そう、怖い顔をしなさんなってw
……なんてやり取りがあったかどうかはしらんが、とりあえずチャイナの弥生さん描いてみた。
http://okomeken.room.ne.jp/cgi-bin/img-box/img20011209013336.jpg
454 :
331:01/12/09 17:39 ID:Lrytguyb
>>451 おお、び、びきにぃ〜〜〜!
有難う御座います。
少し本スレの様子見て投下します。
456 :
モデル:01/12/09 19:27 ID:x9Bnjh4y
やれることは、全部やりました。
先立つ私をお許しください・・・
皆さん最後まで頑張ってください。
誰もいない??
そろそろラストスパート!
>>457 ホントにおつかれさま(まだ終わってないけど)
小泉純一郎のAAを貼るぐらいの勢いでおつかれさまと言いたい
ところで、誰か画像撃てません?
ちょっと寂しい感じ
俺には弾薬がないので…
あと1時間切ったね。
勝敗はまぁこのさいい良いとして、
せっかく集めてくれた画像を使わないのは勿体ないね。
未使用画像はペタペタ張り付けて問題ないのでは?
www.hatune.netの画像はトーナメント指定の画像掲示板に
張り替えておいた方が良いと思われ
じゃ折れが貼ってきます
www.hatune.netはアドレスの先頭を削るってことで
千鶴さん、流石に強い・・・。
でも、みなさんSSいいですね〜、私も精進しなくては。
>>465 乙彼。:-)
漏れはろくな支援できなかったよ。
コミケカタログのチェックもせずに弾薬探しまくったけど、
全然間に合わなかった。(;_;)鬱だ
皆さん、お疲れさまー……ミ(o xx)oバツタリ
お疲れ様でした。
今回結構WAの知名度のが響いた感じがありましたね〜。
WAはやってないから〜っていう投票の方。
でも、大体最後に、やってみたくなった、って言ってくれてから、WA的にはかなり前進できた感じ?(w
弥生さんにワビを入れつつ長女に投票する人を多数確認。
痕政権下に於いて、国民達の生の声を引き出しただけでも大きな勝利と思われ。(w
逆パターンは見てないしなぁ。
俺的にはこれだけで実質勝った気が。:-)
470 :
点呼11:01/12/09 23:09 ID:3PYahm4b
……その前に、弥生さんがこんな得票するとは正直思わんかったデスヨ(ぉ
>75「葉鍵板の辺境住民の、さらにそのなかの少数部族」なのに。
乙彼ー。
大差で負けは負けだけど、戦果はあったということで。
最初から勝ち目は薄かったしねえ。
「やってみたくなった」って反応が勲章でしょ。
あまりの無力感に絶望したというか…
ワースト20に入らなくてヨカタ。(^^;
どこだかに
>最近のWA勢の結束力は目を見張るものがある
って書いてありましたしね〜w
それが職人さんを呼ぶ。
↓
良質SSとか。
↓
観戦者の興味をひく。
↓
WA再プレイ・再評価。
↓
(゚д゚)ウマー
お疲れさまでした。負けたけど悔い無し。スレにも書いたけど良いSSとか見れましたし。
お疲れ様でした。今回で弥生さんをプレイしてくれる人が増えてうれしいよ。
頑張ったかいがあった。こう、みんなでなにか目的をもって頑張るのって文化祭以来だ。
ああ・・・なんか涙腺緩んできたよ・・・
皆さん本当にお疲れ様でした!!!
東鳩のノリでWAをプレイして、痛いシナリオに拒否反応を示していた人達が
これを機会にWAの良さを認識してもらえれば。
みなさん。乙彼。
<Waiting for her>
「とうとう卒業も迫ってきた感じだよねえ。あー、花の命も秒読み開始か…」
憂いを帯びた目で窓の外を見つめるかと思えば、次の瞬間には弾けるように破顔する。
彼女の表情は一瞬ごとにくるくる変わって、話の内容も同じくらい頻繁に飛び回った。
この快活を絵に描いたような女性は、大学での数少ない友人の一人。
私が在籍するこの大学の、私より一つ年上の四年生だ。
決して広いとは言えない私の交友関係のなかでも、彼女は少々特殊なケースに分類される。
「ところで、弥生は就職先の希望決まったの?」
「いいえ、まだです」
「弥生は仕事選びそうだよね。なんでもできるくせに、気が乗らないと何もやらないし」
学内に限って言えば、『篠塚弥生』を最もよく知る人間はおそらくこの先輩だろう。
彼女は私の”恋愛事情”を知っており、その上で私と交友を続ける希有な人間だった。
「それなら永久就職の道はどうかなあ? 篠塚クン」
「それこそ展望がありません。先輩も分かっているでしょう」
「そう? 弥生はぜったい、尽くすタイプだと思うんだけどな」
私が誰かに尽くす?
先輩の考えは相変わらず独創的だ。
私のスタンスをよく知っているはずなのに、彼女は時々こんな突飛なことを言う。
この先輩は私と違って友人が多く、交友も多方面にわたっている。
”普通の男女関係”の経験が豊富で、相手の方から好意を寄せられることも多い。
その彼女が、ことあるごとに私をつかまえては他愛のないおしゃべりをしたがるのだ。
最近あったこと、いま興味のあること、付き合っている男性のこと…。
他にいくらでも適任は居るだろうに、彼女がつかまえるのは大抵私だった。
お互いがお互いのことを物好きな友人だと思っていた。
そしてお互いに、物好きな友人のことが嫌いではなかった。
それだけだったはずだ。
<続く>
その先輩から突然誘いを受けたのは、冬に入る直前だった。
「ねえ、弥生。進路のことまだ迷ってるって言ってたよね?」
何かをためらうようなもの言い。
普段の彼女は、こんな歯切れの悪い態度は取らない。
「迷う以前に、選択肢が一つも浮上していないというところでしょうか」
「じゃあさ、半月後にライブに来られないかな?」
「先輩、それでは何が『じゃあ』なのか判りませんよ」
それから先輩は話し始めた。
彼女がパフォーマンスを中心としたプロアマ混合の劇団に参加していること。
実験的な運営を続けてきたが、本格的なプロ活動に移る話があること。
人数が少なく先行きが見えないため、アクターも運営スタッフも人手が足りないこと。
「優秀なマネージャーがほしいの。弥生なら舞台だっていけると思うけど」
あまりに突然の話だ。
「なぜ…」
私を?
「私はけっこう本気。一度ライブを観て、何も感じなかったら忘れてくれていいから」
先輩の目はどこまでも真剣そのものだ。
「一度、弥生に観てほしいの」
私の人生で、これまで求めたことも求められたこともなかった”何か”が必要とされている。
そのときは、そう解釈するのが精一杯だった。
「何もお約束できませんが、予定は空けられると思います」
「よかったあ。断られたらどうしようかと思った」
「先に言っておきますが、期待に応えられるとは思わないでください」
「あ、それはいいの。観てもらうのが一番の目的だったんだから」
そう言いながら、彼女は私の手を取ってぶんぶんと振り回した。
<続く>
そしてその日。
舞台という装置の力を初めて思い知ったのは、たしかこの時だ。
スポットライトに切り取られた異世界で、私はその魔力を目の当たりにした。
人を魅了する舞台があり、その上で本当に輝く人間がいることを知った。
「素晴らしい舞台でした」
素直な感銘の言葉が、自然に口をついて出てくる。
しかし、そのときの私は、話題が将来のことに及ぶのを心のどこかでためらっていた。
「結論は急がなくてもいいの。もっとよく知って、よく考えてから決めて」
高揚と、達成感と、大きな夢。そして、もしかすると信頼。
さまざまな感情がライトの光を受けて、私に向けられた彼女の表情は輝いていた。
私が先輩の舞台を観たのは、これが最初で最後だ。
冬のある夜、私は一人の知人と会う機会が永久に失われたことを知らされた。
恋人とのドライブ中に、交通量の多い交差点で玉突き事故に遭ったらしい。
葬儀の日程をメモして電話を切り、それを手帳に書き写す。
大した時間は掛からなかった。
そうしながら、自分の将来に関わる一つの可能性が閉じたことを理解する。
そして…、私は黙って現実を肯定した。
『森川由綺』という名前と出会ったのは、それからもうしばらく後のことだ。
そのとき彼女は、芸能人のタマゴのそのまた候補とでもいうべき頼りない立場だった。
だが、多くの人間を惹きつけ、自らの存在を掛けて振りまこうとする何かがある。
私は、”今度は”迷わなかった。
<続く>
季節は冬。
あれから数えて何度目になるだろう。
未明からの急な冷え込みによって、この街にも冬の欠片が舞い降りていた。
『いくら冬に生まれたからってねえ。うちの両親は名前の付け方が安直なのよ』
――粉雪が空から。
『先輩は、自分の名前がお嫌いなのですか?』
――やさしく、降りてくる。
『ううん、好き』
自分は彼女を愛していたのかも知れないという考えは、今でも頭をかすめることがある。
しかし、いまの私にとってはそれこそ無意味な追想だった。
あの先輩にはもう何の感慨もない。いまではそう思うことにしている。
車に乗り込んでキーを回す。
私にはやるべきことがあり、考えなければならないことが多い。
なにより、もう由綺さんを迎えにいく時間だった。
<FIN>
拍手
初めて訪れたその邸宅は、12月の冷たい夜気の中に凍るように佇んでいた。
高級住宅街の中にある、庭とガレージのついた三階建て。深夜とも言えない時刻、
隣家の住人たちはまだ起きているはずなのに、防音設備が整っているのか鍵を開ける
音さえも辺りに響く。家の中に灯りはない。
白い壁に圧迫されるように感じたのは、その主への先入観のせいだけだっただろう
か。
「もてなしもできませんが、どうぞお上がりください」
邸宅の主──弥生さんは、いつも通りの折り目正しい言葉で、俺と由綺を招き入れ
た。
今年2月──10ヶ月前の音楽祭以降も、由綺の忙しさは変わりなかったけれど、定
期的にオフが取れるようになり、由綺との仲には相応の機会と、そして、進展があっ
た。もちろん、音楽祭までの弥生さんとの『契約』は、由綺には秘密のままで。
今日、こうなったのは、ただのありふれた偶然だった。
真冬の海辺での、アイドル歌手・森川由綺のプロモーションビデオの撮影の帰り。
駅までの道を一人歩いていたところ、同じく帰宅途中の黒いBMWに拾われた。途中
で由綺の荷物を取るために、弥生さんの家に寄るが、それでも同乗しないか、と。た
だそれだけ。由綺の弁によると、「弥生さんがいいって言ったから」らしい。弥生さ
んの方はそっけなく一瞥しただけで、何も言わなかった。
広いリビングが暖まっていくのを感じながら、俺は周囲を見まわした。調度品に違
和感はなく、壁には西洋画が飾られて綺麗に片付いている。けれど、片付けられすぎ
て生活感を感じない、まるで弥生さん自身のような部屋だった。──と、そこで、気
付いた。
生活感のない家。
「……もしかして、弥生さんって、ここに一人暮しなの?」
「あ、うん。そうなんだって」
由綺はあっけらかんと答えた。
「家族は?」
「さあ……弥生さん、そういうこと、話さないから」
これには呆れた。由綺はそういうことに頭を回さない。そんな知識を仕入れなくと
もすんなりと人を信用できるのが、いいところではあるのだけど……。
「……一人暮し、か」
この三階建ての広い家全体がこんな様子なのだろうか。もしかしたら、実際に殆ど
使っていないのかもしれない。
弥生さんが紅茶のを運んできた。陶磁器のティーセットも、新品のように手入れさ
れていた。
……空になったティーカップが三つ、テーブルに並んでいる。正面には弥生さん一
人、部屋の人数は二人。
話題をリードする由綺が席を外すと、弥生さんとの間には途端に話すことがなくな
ってしまう。いや、音楽祭の日以降、弥生さんと二人だけになること自体、今日が初
めてだったかもしれない。『契約』の終わりは、無言の契約の始まりだった。向き合
う僅か1メートル、その距離が縮まることは、もう、二度とない。
「……弥生さん、ここに一人暮しなんですか?」
気まずさを誤魔化すために、つまらないことを聞いていた。弥生さんはそれまでの
沈黙が嘘のように毅然と答える。
「ええ。四年ほどになります」
四年も、この広い家で。
「……寂しいですね」
「………」
彼女はそれには答えず、じっと、視線を合わせた。
「す、すみません」
幾らなんでも失礼だった。弥生さんの視線はいつも抗議や非難のそれに見えるのだ
が、それは常よりも更に強いように見えた。
すると、彼女は視線をあの、温度のないものに戻して、
「さして、変わり栄えもありませんでしたわ」
俺が何も言えないうちに由綺が戻って来た。
弥生さんは立ちあがった。彼女は、こういう時に主導権を逃さない。
「では、そろそろ参りましょうか」
由綺に向けたその口調は、いつも通りに、少しだけ柔らかかった。
相変わらず驚くほどスムーズで正確な運転で、弥生さんは車をマンション前の路肩
に止めた。
この後、由綺をマンションに送ってから、彼女は家に帰るのだろう。あの邸宅に。
「ありがとうございました、弥生さん」
「………」
「弥生さん?」
返事がなく、BMWの運転席を覗きこむと、彼女は視線を地上に下ろした。どこか
を見上げていたのだ。
思わず仰ぎ見る。一瞬前まで彼女が見上げていた方向を──
──暗いマンションの一室。
『寂しいですわね』
唐突に、いつかの言葉が蘇った。そして、引っかかっていたものの正体に気付いた。
今初めて、やっと。
つまり、同じだったんだ、と。
「……どうしたの、弥生さん、冬弥くん?」
助手席で、由綺が怪訝そうにしている。
「由綺さん」
それを、弥生さんは遮って、
「用を思い出しました。大変申し訳ありませんが、マンションまで送ることができま
せん。ここで失礼させていただいてもよろしいでしょうか」
「……え? え?」
意味を把握できずに戸惑う由綺と、俺とを弥生さんは交互に見る。
「今更、困る仲ではございませんでしょう?」
「……そっ、なっ……弥生さん!」
由綺が真っ赤になって抗議したが、弥生さんは、殆ど一方的に由綺を『追い出す』
と、黒いBMWはいつもと変わらない正確さで夜の中に消えていった。
「……どうしちゃったのかな、弥生さん……」
「ん……」
いくら由綺でも、弥生さんが言った『急用』が嘘だとは気付いているだろう。そこ
で、自分が何か気分を害することをしてしまったのではないかと気遣うのが、由綺の
由綺らしいところだ。
それに答えることもできず、エレベーターのボタンを押した。
結局、自分は彼女に対して何もできなかった。あの時、二人にとって、一番大事な
ものは共通していて、それを壊すことはできなかったから。
けれども、もしあの時、ありえないはずの選択をとったとしても──やはり、自分
には無理なことだったのかもしれない。
……幸福とか、不幸とかいう問題じゃない。彼女に対して、『何か』をできる人間
がいるとしたら。
「ねえ、冬弥くん。明日──」
ずっと考え込んでいた由綺が、部屋の前で振りかえった。
見上げる表情。2年前に選んだ彼女。
「………っ」
何かがこみ上げてきて、その身体を抱き寄せる。
「ど……どうしたの、冬弥くん?」
「……いいから」
「………」
由綺は、それ以上何も聞かず、抱きしめられるがままにしていた。
「……な、由綺」
落ち着いて由綺を離すと、部屋の鍵を開けた。この部屋に三人がいた、数少ない時
を思い出しながら。
「今度の大晦日は、弥生さんの家にお邪魔しないか?」
手を伸ばす。部屋に灯りをともすために。
>. >
/ ∧~l〃 / ||\
| || V ハ N
/ | || M | } ズギュゥーーン
{ | ||~ ~~~ |∨ ハ |
| _| | _-|‐} ハ} / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( | || <5l7y|\ )l <
| ^| | lI /ノ l) \______
) || | __ _ ノ~ |
)| { || イ | |
|| { | ||^ < |‐ | ||
/ | / || ̄ ̄ ̄^/ | |{
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃┌────┐ 弥生
┃│(;;´Д`) │ 「…私が藤井さんを愛してしまったら…由綺さんが、苦しみます…。ですから…」
┃│ /つつ │
┃└────┘
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_________________________
ジュッ
::::: ::::: : : : . . .
:::::::::::: :: : : . .
:::::::::::::: :: : : . . . . .
:::::::: ::: : : . . . .
;::::::::::::::: : : : . . . .
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃┌────┐ 冬弥 ┃
┃│ ゝ´Д`;ν │ 「弥生さん・・・ゴメン・・・」 . ┃
┃ ⊂ ⊂ ノ │ ┃
┃└────┘ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
やっと一通りログを追い終えた。
弥生さんの敗北は残念だけれども、素晴らしいSS群に感涙。
あと、この試合でWAを、弥生さんシナリオをやろうと思ったという声が
散見されたこと、我々の戦いが無駄ではなかったと考えられる。
組み合わせを恨みたくもなるが、弥生さん陣営の闘いッぷりは、
見事だったと思いたい。
陣営で、粉骨砕身の働きをされた方々、そして、
貴重な票を弥生さんに投じてくれた方々、
この素晴らしい闘いを、ありがとう。
そしてしばしの休息を……。
弥生さん負けてしまいましたか…。
結局私用のため何も支援できなかったです。
間に合わなかったSSは手を加えて
ここでちゃんと日の目を見させたいです。
>>366 …ログ見たら、名前入れ忘れてる…鬱。
とりあえず、皆様お疲れさまでした。
彼女の物語に新たに興味を持ったひとが一人でも増えてることを祈って。
∧||∧
( ⌒ ヽ Now 燃え尽き中・・・
∪ ノ
∪∪
;
-━━-
494 :
名無しさんだよもん:01/12/10 20:00 ID:P5t6zyEc
がいしゅつかも知れんが、弥生さん、あれだけの美貌だし、人気アイドルのマネージャーだし、
写真週刊誌のターゲットになったりしないのだろうか。
冬弥との関係が発覚して、さらに芋づる式に冬弥と由綺との関係も発覚したりしたら、芸能界
を揺るがしかねない事態だと思うのだけど。
トリプルスコアでの敗戦か・・・・。
一体何が悪かったんだろう? 知名度の無さか?
496 :
名無しさんだよもん:01/12/10 20:18 ID:c7OXWO2c
>>495 相手が悪かったのが一番大きいだろう。
あと、弥生さんに対して抱く感情って「萌え」と言えるか微妙なとこがあるかも。
常に相手のペースでもてあそばれてしまうっていうシナリオは
ロリ属性7割(噂)の葉鍵板では受け入れられにくいのかもしれない。
いや、オレは年上属性ですが、何か?
弥生姉さんにもてあそばれたいですぅ…ハァハァ(;´Д`)
>>495 いや、R-62を見る限りでは、ある意味勝ったと思うんだけど・・・
一応マジレス
1.相手が葉のエースそれもトップクラスであったこと。
2.弥生さんがだーはらキャラである故、萌えるまで時間がかかる。
3.基本的に動かないキャラなのでギャグが作りにくく、浮動票が取り込みにくい。
例えるなら千鶴さんはトロで弥生さんはスルメ
こんな感じかな?
他の人の意見もお願いします。
そして今回の戦いで得た他のWA勢の参考になるような戦略も希望。
(おわる)
予想の範囲とはいえ…やはり残念な気持ち。
残念なのは自分で書いたSS投下できなかったこと。
それより何より投票できなかったこと…
親に3日ほど死にかけられちゃった♥(テヘ
最萌に投票もできなかったのにこのハンドル背負ってるのはおこがましいのでコテやめます。
がんばってくれた人たちお疲れ様。 じゃね!(;∀;)/~
>>497 これまでのトーナメントの対戦を見た感じ、
無口系キャラの分が悪そうな感じは受ける。
SSとか作りにくいっていうのがあるだろうし。(舞とか)
あの人の場合、「萌え」というよりも「生き様にほれる」といったほうが
いいのかも知れないね。 むしろ「かっこいい」というか。
>>494 由綺と弥生さんが百合ってたら叩かれるだろうけど
マネージャーが晒し上げられたことってあるのかな?
週刊誌に詳しい方誰かいませんかぁー?
WAは全般的に原田さんシナリオなので、萌え要素という部分が少ないんじゃないかと。
あとは、知名度って言うか、WA自体やってないって人も多かったですからね・・・。
とりあえず、プレイまでの敷居が高いことが敗因の一つじゃないでしょうか?
あと弥生さんが相手じゃなかったら、まず千鶴さんに入れてたし、相手も悪かったかな〜。
トーナメントの敗因はこんな感じ?
でもこのトーナメントのおかげで、WAをかなり普及できたような気がする・・・。
>>494 世間にばれるようなミスを弥生さんがするとは思えないです。
世間にばれる=由綺にばれる、ですから。
弥生さんがもっとも恐れてるのは、そこの部分のはずですし。
503 :
名無しさんだよもん:01/12/10 22:41 ID:5LCMFls6
>>502 >世間にばれるようなミスを弥生さんがするとは思えないです。
弥生さんはそのように注意を払うだろうね、確かに。
でも、現実は時として思い通りにいかないものだしねえ。
ハプニングというものは起こりうる。
(ゲームのことを語るのに「現実」なんて言うのも変だが、まあ、そこはそれ)
504 :
331:01/12/11 00:57 ID:kGY1N/0f
弥生さんを支援、応援なされた皆さま、大変お疲れさまでした。
良質のSS、CGを沢山拝ませて頂き感無量です。
そして、大変勉強にもなりました。御礼申し上げます。(ペコリ
>>495 ぶっちゃけた話で申し訳ないのですが…
waというゲーム自体のシステムのランダム性の為では?
特に鳩をやって期待した者にはあのランダム性が堪えました。
(…何年前の話をしているのかは秘密です)
…でも、逢いたくても逢えないあのもどかしさが、また(・∀・)イイ!
その苦難?の先にあるエンディングが、凄く(・∀・)イイ!
もし、このトーナメントを通してwaをやったことのない人や
途中で投げてしまった人が、playし、何某かの感想を以て
くれた時、本当の意味で弥生さんを支援、もしくはwaを、
支援した人達の本当の勝利なんじゃないでしょうか…。
>>497 戦略というよりは手法の提案なのですが…
森川戦 葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 Round35!!
28 名前:名無しさんだよもん投稿日:01/11/13 19:22 ID:pSGDCkRg
己の萌えに賭けて、多重投票はやめましょうね!
由綺からのお願い☆
http://uri.sakura.ne.jp/~denpa/img-box/img20011113051902.jpg これはDNMLを使ったCGだと思うのですが、これにヒントを得て
4コマパロを作ってみるとか、東鳩方式でSSとCGを合体させるとか…
これって、見た記憶がないような…あったらスマソ
トーナメント敗戦要因、分析的には、
>>496,
>>497、
>>499,
>>502 辺りが妥当なところなんだろうなぁ、と思う。
しかし、WAキャラ最後の一回戦だったにもかかわらず、
WAやったことがないから千鶴さんという声がまだまだあるのが残念だ。
一方で、今回の試合でWAをやる気になったという声がかなり上がったのは、
嬉しいことだとも思う。
>>498 『名無しさn@やっぱり弥生さんが好き』さん
そのままのあなたで居て欲しいっ!!
つか、家庭の事情ってのは本当に大事なことなんだから、
そっちを大事にしない方がおかしいんだし。
その意味では、二等兵さんも今回大変だったみたいで、
気を落とさずにいて貰いたいところ。
このコテをやめるにしても『名無しさn@それでも弥生さんが好き』とかでの
復帰を激しく希望。つか、熱望!!
トーナメント、個人的な心残りはブーケを持って笑う弥生さんを描けなかったこと。
出社前に書き残していきたかった……。
あとの、前もって準備に取りかかっておきながら完成できなかったSSとイラストは、
他の人の作品群と比べるとまぁ、見劣りしまくりだったんで、
あんまり心残りではなかったりするんだけど……。
>>504 面白い手法かも。しかし、DNMLかぁ……。
己も何か作ろうと思って買ったものの、結局動かしてないなぁ……。
ゝ ー ^ ヽ
^_ / γ ノ } ノ| / } ~ヽ
// { / |/|__/_ノZ/| ノ ヽ }
// {-、 ´ju┐ |/} / .( ん・・・
//)゚) 'ー'' ノノヽW )
(^ ン ノ
\` ノ ノ <(
\__(' ̄ ̄ ┴ー┐
< ̄ ̄ ̄|{__ / ⌒⌒ \
}_ ーl==/ / ⌒\\
ゝ ー ^ ヽ
^_ / γ ノ } ノ| / } ~ヽ
// { / |/|__/_ノZ/| ノ ヽ }
// {-、 ´ju┐ |/} / .( 冬弥だ・・・
//)゚) 'ー'' ノノヽW )
(^ ン ノ
\` ノ ノ <(
\__(' ̄ ̄ ┴ー┐
< ̄ ̄ ̄|{__ / ⌒⌒ \
}_ ーl==/ / ⌒\\
ゝ ー ^ ヽ
^_ / γ ノ } ノ| / } ~ヽ
// { / |/|__/_ノZ/| ノ ヽ }
// {-、 ´ju┐ |/} / .( 轢こっと・・・
//)゚) 'ー'' ノノヽW )
(^ ン ノ
\` ノ ノ <(
\__(' ̄ ̄ ┴ー┐
< ̄ ̄ ̄|{__ / ⌒⌒ \
}_ ーl==/ / ⌒\\
WA自体の知名度もそうだけど、
「WAは良くても弥生さんはちょっと…」
っていう人が結構いるんじゃないかと心配してた。
終わってみたら杞憂だったけどね。
応援のために自分の時間を割こうって考える人が、
他のキャラにひけをとらないのが分かって嬉しい。
>戦略・戦術
投票時のコメントが意外と重要だった気がする。
特に知名度の低いキャラとか、
どこが魅力的なのか認知されてないキャラだと特に。
別にSSやネタを出すだけが応援じゃないしね。
笑いも泣きもとらなくていいからとにかく語れ! って感じか。
一行や二行の投票コメントで、観戦者へのアピールがかなり変わってくる。
…ような気がした。
>>510 みちるvs松本戦では、見た瞬間に効果を発揮する一発ネタがすごかったね。
ああいうライトなネタはWA勢には少ないのかも。
うまく使えれば浮動票には強いと思う。
λ_λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( `ー´) <
>>505 SSの練習だと思って貼ればいいんじゃね−の?
/ ノつ \試合は終わったんだし、肩の力抜いて気楽にいこーぜ
(人_つ_つ あと、あんたトーナメントでいい仕事してたぜ。んじゃ、頑張れや
ぶっきらぼうにいいやつじゃん。(w
>>512 サンクス。頑張るよ。
応援SSの方は、初期の構想だと長すぎて応援に向かず、
短く再構成すると内容が応援にならず、で、
煮詰まってしまったんです。
まぁ、こっちに貼る分には多少長くても許されるだろうし、
そのうちに貼り付けますわ。
>505
なんと言うか、今回の最萌を見てここほど良質なSS書きが気にしてるとこも少なそうなので
そろそろ引いた方がいいかなと。
最初の頃はWAスレも寂れてて火付けにバカ晒しまくったけど、もう盛り立ててくれる人も多いしね。
ウザがられる前に空気コテは空気のように消えるのです。
寂れていたらまたバカ晒しにくるかもしれないけど♪(w
最後に、
弥生さ〜ん♥ あなたはいつまでもステキだぁ〜♥
>515
いいよ!トッテモ(・∀・)イイ!
惜しむらくは弥生さんじゃないことだぁ!ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
>517
早速だな(w
たしかに>515には弥生さんばーじょんキボンヌ。
セルゲイ兄さんも完成したら見せてね、みたいな感じで
弥生さんも、頬を赤く染めるようなことがあるのだろうか…
と思ってみる。
むぅ、確かに・・・
弥生さんは喜怒哀楽を表に出さないからな。
だが、しかし
>>519よ
お前の胸に燃え盛るココロはあるか?
お前の胸に誰にも負けぬ鋼のココロはあるか?
・・・・・・・・・。
そうか、あるか・・・
なら同志
>>519よ! 今こそその熱く萌えるココロを弥生さん萌えシュチュSSとして具喧嘩するのだ!!!
ズガーーーーーン!!!
だが・・・我輩も鬼ではない選択肢を三つばかしやろう。
1.男になる。
2・男になる。
3.漢になる。
では、さらばだマイエターナルフランドよ、良い返事を待っているぞ。
ハッハッハッハッハッハ・・・
はぁ、アホらし。
でも、弥生さん子供生んだ時とかに、頬を赤く染めて幸せそうに微笑むんだろうなぁ・・・
521 :
515:01/12/12 23:33 ID:wMJ21hxS
自分で言うのも変だが、
トーナメントで投下していい物なんだろうか…紙芝居(w
もし、祭りに貢献出来るのなら、他のキャラ私怨で使おうと思う。
皆さまの意見キボンヌ
>>517、
>>518 私が書いた弥生さん入場を書き直すのだったらオケっす。
他の方のSSを書き直すのはNGです。
でも問題が1つある。
弥生さんと由綺が抱き合うCGを当方は持っていませぬ。
トーナメントで投下されたかもしれないが、集めていないです。
もし提供して頂けるならやってもオケっす。
…って、なんで自分の首を絞めちゃうんだろ…(涙
やよいちゃれんじ!!
このスレの住人的には、小学生verの弥生さんはどうなの?(ハラダ氏の同人誌にそういうカットがあったのよ)
あーもう小学生でも高校生でも幼稚園児でも弥生さんなら可。可。全て可
525 :
名無しさんだよもん:01/12/13 01:00 ID:6nukLJgk
下がりすぎage
糞がき「せんせ〜、やよいちゃんがノートとってませ〜ん」
やよい「これまでの授業内容は一字一句余すところなく総て記憶しておりますが、何か?」
527 :
433:01/12/13 07:06 ID:7KkQviJf
λ_λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( `ー´) <
>>521まあ、言っちまったものはしょうがねぇーんだ
/ ノつ \ 時間もたっぷりあるんだし、気張らずマターリといこうぜ
(人_つ_つ
> 520
2・男になる。
いや、他よりおっきいじゃん?一歩前に出てるし、男前っぽい。
>でも、弥生さん子供生んだ時とかに、頬を赤く染めて幸せそうに微笑むんだろうなぁ・・・
その横で○○が弥生さん見ながら微笑んでるってか?
萌えるような悔しいような何とも言えんシチュだ。(w
>528
その○○の中に冬弥も、まして俺たちも入りそうにないのがしゃくでならん。
萌えるような悔しいような、実になんとも言えんのう。
ほんと、壊れてなんぼの御方。
だがそれがいい。
年下の男性がそこに入ったら、俺はだーはらさんを尊敬するね。
子供を堕ろすという辛い過去でもって、弥生さんはあの性格に拍車が・・・
実は年下の男性はそんな伏線だったとか
ってんなことたありえないけどね。
>529
あれ?ちょっとまって。IPとか見える人?
もしかしておいらコテいらないとか言ってる?(w
にじみ出るバカっぷりはちょっと文面変えただけじゃ隠せないって?(;´Д`)
>530
逆に堕ろした経験が今の弥生さんなら子供への笑顔は深いよね。
やっヤバイ。叫びたくなってきた…(ぉ
弥生さんのテーマソングを一つあげるなら何よ?
奥井雅美『MASK』
laputa 「xxxxanimals」
鬼束ちひろの月光なんつったりして。(w
こんなもののために生まれたんじゃな〜い♪弥生さ〜ん♥
「強く儚き者達」
>>536-537 …たしかに(w
思い人の成功のために必死で売り出しをしている間に
由綺は某青年の上で腰を振ってるわけですね……(;´Д`)
>由綺は某青年の上で腰を振ってるわけですね……(;´Д`)
あヽ(´ー`)ノ
サティの「ジムノペディ」1番なんて弥生さんチック?
「ジェラシー」Mr.childlen
かな?
541 :
名無しさんだよもん:01/12/16 23:44 ID:pfmU8dE3
イエモンか中島みゆきで何かないですかねぇ…。
いや、知ってるアーティストがそれしか無いもので(´Д`)
542 :
名無しさんだよもん:01/12/16 23:52 ID:pfmU8dE3
緒方兄は弥生さんについてどう思ってるんだろう。
惹かれたことは無いのだろうか。
…とか思ってみるのですが、どうも考える手がかりが掴めないです。
連カキコスマヌヨ〜
543 :
名無しさんだよもん:01/12/17 12:36 ID:b2XHcoxV
>542
うーむ、緒方兄は由綺に対してすら「どう」なのか不明というのが定説だし……
とりあえず俺たちの大半が弥生さん萌え(?)になった理由であるところの、
「クールな外見とうらはらの内面の熱情」
「その感情をうまく表現できない意外な幼さ」
「葉で最強クラスの長身ないすばでぃ」
……とか(他にもあるなら追加きぼん)の
いわゆる「ミリキぽいんと」にはほとんど興味なさそうだし、緒方兄。
つか、性格的な部分を覗くほど親しいのかね、兄やんと弥生姉さんは?
544 :
542:01/12/17 14:52 ID:9JtlaGnc
ぼくが弥生さん萌えになった要因の一つに、音楽祭前夜の独白の際に見えた、ぼくの
拙い日本語では表現しきれない、複雑な精神的「何か」があります。
緒方兄の性格からすると、その「何か」に興味を示すことも無きにしもあらずかなぁと思ったわけです。
仕事上の付き合いは長時間に亘っていそうだから、お互いの性格も少しは分かってきているかも。
さらにズーレ(むしろ仮性(バイ)かも)であるというのも大切な要因の一つだな。
弥生さんと英二さんはある意味同類
だから私的な交わりは薄いと思われ
似たもの同士ってのは反発しあうものです
逆に弥生さんや英二さんが由綺に惹かれたのは
自分にはない何かを持っていたから
と、思いますが何か?
反論を求む
敢えて同意!
弥生さんハァハァメンテ…
過去ログ見ましたが、書いてなかったので一応。
私のSS等で出てきた「努力家の関西人」ネタは
コ○プティ○ク1998年8月号に載っています。
…SS、もう少し待って下さい。
由宇とかぶる
でも、同人魂を理解しない人間に対して由宇は厳しいし。
弥生さんから見た冬弥もそんな感じだったのだろうか。
…と、つぶやいてみるふりをしたメンテ。
緒方兄は自分の恋愛さえも斜に構えて楽しむタイプっぽい。
やるとなったら真剣にやるだろうけど、
自分の存在や仕事を投げ打ってまで没入することはなさそう。
弥生さんでもじゅうぶん興味の対象にはなると思う。
緒方兄は守備範囲広そうだし。
でも、お互いに惹かれ合う要素があるかというと…ないかも。
弥生さんが英二を評して、
「あの人には(由綺のことより)もっと大切なモノがある」
という意味のことを言ったシーンがあったよね。
彼をして、斜に構えることができない唯一の領域が妹なのかな。
なんか、WAで一番本心が見えないキャラだ…。
552 :
名無しさんだよもん:01/12/23 09:48 ID:adXRIcNY
age!
>553
肉体的にはサイキョー!! なんだがな(w
あ、弥生さんが、ね。
なんとなくWAの恋愛が精神世界だけで帰結してしまってるような気がするとつぶやいてみる。
弥生さんはちと違う、というか、
彼女は葉の中でもいちばんそこからとびだした物語を演じてしまってるのだろーか。
554 :
名無しさんだよもん:01/12/25 02:20 ID:A5/Cjdyp
由綺と二人で慎ましく栗須増すな弥生さんもえー。
冬弥ははるかを攻略中(藁
コンサートですよ(w
弥生さんのクリスマスって、どんなでしょうねぇ・・・、お仕事なかったら。
家で静かに由綺に萌えているに違いない!
何となく書類整理か何かを手持ちぶたさにやりながら、
「………今ごろ何をしているのでしょう…?」
とかつぶやいちゃってるにいっぴょ!
憂いのある横顔もステキだぁ〜♥(妄想中)
>>558よ
ふふふ・・・残念だったな。
どうやって、冬弥を落そうかと計画書を練っているに決まってあろう。
そして、それは年を越えたときにまさに実行にうつされるのだ!
どうでもいいが、メガネをかけて冬弥調教計画を製作する弥生さんに萌え〜♪(ブーストオン!)
>559
ふっ…冬弥なんてNO!GUNちゅっさ!
メガネ弥生さんはガード不可!これ最強!
しかしこれをやるとただのお姉さん萌えに「めっ♥とか言って欲しい」なんて勘違いされる諸刃の剣。
素人にはお勧め出来ない。
まあお前らド素人は、ハッピーレッスンにでも萌えてなさいってこった。
弥生さんにはレンズの小さ目な眼鏡が似合いそうだと思うんだがどうか。
真剣かつ冷静かつ論理的に物凄い妄想を展開する弥生さん。
しかも全て実行可能プラン。
弥生三原則
第1条
弥生は由綺に危害を加えない。また、その危険を看過することによって、由綺に危害を及ぼさない。
第2条
弥生は由綺を能動的にサポートする。ただし、そのサポートが、第1条に反する場合は、隠蔽する。
第3条
弥生は、前掲第1条および第2条を行うために必要なら、自己をまもらない。
>563
第三条が良い…。