弥生さん@篠塚

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452弥生さん支援(死にかけ)

満面の笑顔で振られる俺と弥生さんの手。
光のイルミネーションの中で踊るねずみの耳。
冬弥「弥生さん・・・」
弥生「何か?」
冬弥「来年もまた三人で来れるといいね」
弥生「・・・・・・・・・」
弥生「いいえ・・・藤井さん、違いますわ」
冬弥「え?」
そして、弥生さんはこちらを振り返ることなく白い吐息を紡ぐ

弥生「来れるといいではなく、絶対来るんです・・・また三人で・・・」


                               (おわる)