■地政学とは?

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1国際派を目指す名無しさん
地政学とはなんでしょうか?
日本では地政学や軍事関連の学問を大学で学ぶことができません
イギリスでは植民地経営学なんていう分野があるらしいのに、、、
ということで地政学について語って下さい。
2名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/20(火) 05:19
副島にきけい
3【地政学の萌芽】:2001/02/20(火) 05:52

古くはギリシャ時代から論じられていた内容なのですが、
『"地理的事実を政治的に応用する"という考え方』
こういう風に 大意として先人達に捉えられてきたようです。

まぁでも
『地理的特性を活かす』と言っても 掴みどころがないですよね。
それに具体論でやり始めるときりがない(^^;
そういう色々な観点から諸学派があったらしいのだけれど
面倒だから省略します(笑) かったるいので(^^;;
4【近代地政学の登場】:2001/02/20(火) 05:57
ラッッツエル・チェレン・ハウスフォファーこの大陸国家系地政学と、
マハン・マッキンダー・スパイクスマン これらの海洋国家系地政学、
大きく分けて この2つの流れが出てきた。

これらは遅れてきた帝国主義として富国強兵に取り組んできた
ドイツの位置付けがこの近代的地政学の母体にかなり影響している。
『レーベンスラウム(生存圏)』という考え方に基づいているとみていいよ。

『大きな国土はより 多くの人口を養える・・・』とかの
自明の理みたいなことを哲学的に論じてるんだね。
(まぁ 始りだから仕方ないか)
先駆者たちが体系化や理論化に苦しんで時期があったのです。

しかし、おりしも西洋列強の帝国主義などを背景として、
国家としてのパワーを土地収奪へと突き動かす衝動が高まった。
膨張する人口とかの生存圏を大義にすれば これは当然の動きだった。
WW1を前後して、地政学は 国家戦略や国防戦略に密接化していきました。

こういう時期に地政学の原形が完成されていったことは非常に重要です。
平時としての『植民地経営として国家運営』や
有事の際の『戦争を行なう場合の国家戦略』などが主軸になったからです。
この部分が地政学を学ぶ場合の肝要だと思います。
6眠くなってきた:2001/02/20(火) 06:06
気が向いたら また書くかも でわ〜
7名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/20(火) 08:50
地政学はいろんな分野の学問を学んでいないとわからない部分が多い。
歴史・地理・軍事・経済・政治は最低限必要な学問でしょ。
だから、本当のゼネラリストを育成できない日本の教育制度では地政学を
教えたくてもアウトライン程度しか教えられない。
学びたい学生は多くても、日本における地政学は「ナチス御用学問」
みたいなマイナスイメージを持たれているので、アカ教授どもが黙っていない。
また、地政学は国益を考える学問なので、「国益アレルギー」の日本では
敬遠されがちである。

以上の原因が重なって、日本では地政学講座を持つ大学が極端に少ない。
防衛大にあるにはあるのだろうが、それでも完全には整備されていない。
8名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/20(火) 09:20
tseigaku
9名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/20(火) 09:46
地政学を知るには、蔵前盛道先生の悪の論理が一番判り易かったです。
この本が出た時、社会党や革新の連中がこんな本は読むべきじゃない
と必死にキャンペーンを張っていました。当時のソ連の世界制覇の
メカニズム聖域ハートランドからリムランドを抑えアフリカまでの
回廊の完成(もう一歩でアフガンで野望は断たれましたが、)を
めざした征服計画を日本人の前にさらされるのを
防ぎたかったのでしょう。
コミンテルンの秘密会での共産党の陰険な砕氷船テーゼとか、
また国際社会の裏の密教である地政学を日本人の目から
封印しときたいのでしょう。
その他に情報社会のテロと祭祀、悪の超心理学などもぜひ一読を
お勧めします。なぜ日本が先の大戦に引きずり込まれたか、
なぜ日本人が眠らされているか二十年程前の本ですが
地政学に興味をお持ちでしたら得る所があると思います。


10名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/20(火) 11:17
今読んでいるのが、曽村保信氏の「地政学入門」(中公新書)。
マッキンダーとハウスホーファーの地政学の違いと、本来ならシーパワーの
立場で書かれたマッキンダーの方を引用すべきだったのに、間違って
ランドパワーの立場で書かれたハウスホーファーを引用してしまったために
日本が取り返しがつかなくなって敗戦にいたるまでの経緯が簡略に書かれてある。

何にしろ、マスゴミは地政学を取り上げないだろうね。アメリカとしても、
国益を考える地政学を日本に学ばせたくないだろうし。
だから自力で探すしかないだろうな・・・
11名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/20(火) 14:42
アメリカの大学院で、元CIA局員の教授による、geopoliticsの講座を取っていたことがあります。授業の内容は、基本的には4の方のおっしゃる通り、Friedrich Ratzel、 Karl Haushofer 、Halford John Mackinder 、Alfred Mahan、Nicholas Spykmanなどの過去の地政学者達の理論と特徴、それと、現代的な地政学的展開を説明する上で、Zbignew BrzezinsikiのThe Grand Chessboard(邦訳 「ブレジンスキーの世界はこう動く」)をテキストとして用いていましたね。
第二次世界大戦後の世界秩序となった冷戦構造は、地政学的発想に基づくGeorge Kennanの封じ込め政策の提案によるものでしたが、冷戦後も、BrzeznskiやHuntingtonのThe Crash of Civilization ?などを読むと、21世紀おいても地政学的発想は、残念ながら、生き残り続けるのかな、と感じています。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/20(火) 14:50
なるほど 地政学って きっと移動手段がもっと発達して
地理的制約がなくなるまで生き続けるんですね
1311の訂正:2001/02/20(火) 14:53
誤 Brzezinsiki、Brzeznski
正 Brzezinski
14名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/20(火) 15:12
>12
人間が完全にナショナリズムを捨てないかぎり地政学は生き続ける
と思うけどなあ・・・
今や最も大きな地理的制約は人間そのものだと思う。
15名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/20(火) 15:17
>>12 >>14
いや、国家・民族・人種・地域文化がなくなるまで続く。
つまり、地政学は政治学の基本として、決してなくならない。

>>13
ポーランド系の苗字は綴りが難しいですね。
16名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/20(火) 16:16
できれば「これ読んどけゴルァ!」
な本を紹介していただきたいです。
17名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/20(火) 17:57
>9
悪の論理(w
リリアちゃんと「地中海のマリア」でも飲んでてね。

私は曽村保信のゼミでした。
自慢話しかしない短気なジジイだったよ。
18名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/20(火) 20:46
荒巻義雄の”紺碧の艦隊””旭日の艦隊”を読んでみては?
19名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/20(火) 20:58
奇門遁甲とは違うんですか?
20名無し:2001/02/20(火) 21:04
インターネットのアルタビスタで「Geopolitics」
を引いてごらん。山ほど出てくるよ。

第一法則:隣接する国は互いに敵対する。
例:日本と、中共、ロシアなど。
第二法則:敵の敵は戦術的な味方である。
日本と印度。台湾。
韓国も一時的な味方だったが、今は本来の敵に戻りつつある。
第三法則:敵対していても、平和な関係を作ることはできる。
それは国防力が均衡すること。日中友好は、日本の核自衛から。

第四法則:国際関係は、善悪でなく損得で考える。
第五法則:国際関係は利用できるか、利用されていないかで考える。

当面これだけは覚えていて欲しい。
21名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/20(火) 22:01
クラウゼの戦争論、つまんねー!
22名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/20(火) 23:28
>18
ネタだよな・・・。
23名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/20(火) 23:30
ネタでしょ
24名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/21(水) 07:03
マキャベリ?
25名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/21(水) 23:20
国内の大学で勉強して専門家にはなれないのか・・
残念です
26名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/21(水) 23:26
>>16
地政学入門 曽村保信 中公新書
27名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/22(木) 11:09
>25
防衛大では教えてませんか?
28ゾク、ゾク、続々:2001/02/22(木) 13:25
>>25
戦後、アメリカの検閲により「概念そのもの」を消されてしまった
日本語の「地政学」


「週刊アカシックレコード」
http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/tasuki.html
●戦後日本のタブー、消された地政学
●現在も続く『広辞苑』への検閲
の頁を参照
29名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/23(金) 10:32
国内外問わずこの学問の権威みたいな人いないでしょうか?
本気で学んでみたくなりました
30名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/23(金) 12:16
>>戦後日本のタブー、消された地政学
まさに”消された”みたいだな 地政学なんて言葉
ネットやるまで知らなかったし
31名無し:2001/02/24(土) 00:20
インターネットでgeopoliticsを引いてください。
日本だけがつんぼさじきで、地政学は国際政治の基本として日夜研究されている。
32名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/24(土) 00:49
地政学入門 河野 収 原書房

33名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/24(土) 00:56
地政学の入門書としてはやっぱり

”悪の論理””新・悪の論理”倉前盛道 著

じゃないでしょうか。Book−Offで100円で売ってるよ。
34名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/24(土) 00:57
棲み分け理論も「地政学」なんて思ってるのはおれだけ?
35名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/24(土) 03:01
>33
ドキュソだと思う・・。
36名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/24(土) 10:39
>35
皆に読ませたくないの?
33さんの言ってる本はそれまでタブーとされていた
地政学を世に知らしめた良書だよ。世界平和を
歌う国際社会の本音のメカニズムを読み解く端緒となる本だよ。

3733:2001/02/24(土) 11:40
>>36

日本では地政学はタブーだから>>35のような反応が普通なんだろうね。
呼んでいない人にはBook−Offで100円で売っているような本だから
読んで欲しいな。

もっと読みたい人は次のところで地政学でサーチするといろいろあるよ。

https://market.bookservice.co.jp/emp-bin/eh_writer.exe/yamato/select3.html?hmstart
38名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/24(土) 12:03
地政学萌え〜
39名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/24(土) 15:29
ここは最近の中国の“西部大開発”と中央アジアへの接近を
ハートランドポリティクスの視点から論じている。
【CASPIAN VECTOR OF CHINA'S GEOPOLITICS】
http://srd.yahoo.com/goo/geopolitics+china/1/*http://www.transcaspian.ru/cgi-bin/web.exe/eng/2879.html

地政学のテーゼの一つに、優れた陸軍大国が同時に海軍大国を兼ねることは
できない(その逆も然り)というのがあったはず。
だが“中南海”の連中はそれを実現できると信じているようだ。
40名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/24(土) 15:57
>>39

ソ連の二の舞。
41名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/24(土) 19:46
最近の情勢は、第二次太平洋戦争の可能性を書いた、例の本を思い出す。
『来るべき、対日戦争』とでもゆうのかな?
結構昔の本だけど、一時日本でもアメリカでもはやったはずだけど。
42名無し:2001/02/24(土) 22:05
「ワナにはまった日本史」黄文雄 著 日本文芸社 刊行
日本文芸社 03-3294-8931
を古本屋で買って読んだが、よい本だ。地政学的な見地で、
北東アジアの国際関係をよく書いている。
結論は米国と提携することとしている。
私はプラス核自衛を入れたい。英仏のように核を持った上で
米国と協力する。

今後中共は人口爆発で内部崩壊する。
外にあふれ出さないように、周辺国家は核兵器で自衛するしかない。
とにかく、理屈抜きで、武力しか頼りにならない危険な時代に入った。
最悪に備えるのだ。
43名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/24(土) 22:29
地政学面白そうだage
もっといろんな話を聞きたいっす。
44名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/24(土) 23:08
http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/tasuki.html
ここ、少し見てみたけど、なんか副島系なような。
一見「陰謀論」っぽい内容が多かった。
45名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/24(土) 23:10
>>44 その適度な怪しさがいいんじゃないか
あちこちの地政学を扱ったサイトをどんどん探してみよう
46名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/24(土) 23:31
>45
本当に役立ってるうちは学問にならない。誰もいまどの株を買えば
儲かると他人に教えるはずは無い。地政学は生き馬の目を抜く
娑婆以上の厳しさの国際社会を生き抜く
切った張ったの生きた学問だと思う。だから日本人に教えたくない。
いま世界の技術のキーポイントと資金元を担っている日本が
民族意識に目覚め再び挑戦してきたら世界大乱の元になるから
47名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/25(日) 01:05
取りあえずはっとくねん。
ttp://www.h3.dion.ne.jp/~dashi/newcontent/index_002.htm
日本語で安心(笑
48名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/25(日) 01:29
地政学の起源はマキアヴェッリ、モンテスキューにあると聞いたが、
大体、1920、30年頃に風靡した方法だそうだが、実際どうなんだろう?
地政学ではないが、地域研究なんてまさにこれだと思うんだが。
49名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/25(日) 02:55
>>47
そこ、掲示板でかなりアメリカについての情報を集めてるね。
日本の新聞とかが全くやらないような分野を。
俺は結構お勧めだな
50名無しサン:2001/02/25(日) 09:55
オレはむかしサヨクだったんで(いまもか?)地政学なんてトンデモ学問だと信じ
きっていたのだが、冷戦終結後の世界を見てて「トンデモなんてトンデモない!」
と思うようになった。
国際関係を考える上での基本です。
51名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/25(日) 12:35
日本の左翼が必死になって叩いたということは
信頼に値する学問だな(藁
47のサイトはカナダ留学生の授業レポート? 何にしろためになるね
52名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/25(日) 13:27
ttp://www.h3.dion.ne.jp/~dashi/content/index_038.htm
47のサイト 田中各栄養護して立花隆叩いてるね
俺と気が合いそうな感じ
53名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/25(日) 14:33
田中角栄は日本の真の独立を目指しウランの自主開発をオーストラリア
と手を結び、東部保守本流の虎の尾を踏み、鉄砲玉立花に金脈
追求でそしてロッキード事件でつぶされました。
本流の怒りはそれに収まらず、驚倒すべきことに女王陛下の総督任命権
という大英帝国の博物館あってもいいような法律でオーストラリアの
首相の首も飛びました。法的に疑問のコーチャンの証言とか、とにかく
無理やり有罪にされ田中角栄氏の私は愛国者だと法廷で言った事を
新聞が揶揄するかの論調で載せてたことを痛ましく覚えています。
それ以来日本の民族派政治家の息の根は断たれたように見えます。
鉄砲玉はしばらくの渡米の後、ナサの特番で華々しく再登場し
原発問題とか、その時時の要な問題を太いパイプを生かし活躍
しています。ある意味報酬とマスコミのお目付け役を言い付かって
のことと思います。
54名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/25(日) 15:19
53の言ってることは間違っていないが すこし日本語が不自由なようだ。
在日さんかい?
55名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/25(日) 18:47
そんなこと知ってどうするつもりだ。まさか戦争でも始める気か?
これだから低脳コヴァ君たちは・・(藁
56名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/25(日) 19:02
>>55

脳内コヴァがなんて囁いているのか教えてよ。(w
57名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/25(日) 19:09
おうよ 戦争するぜ
サヨを皆頃しにする(藁
58名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/25(日) 19:49
マハンとスパイクマンとマッキンダー。
59名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/25(日) 20:00
>>58
その調子で勉強だ。
「ハートランド」も重要な概念だよ
60名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/25(日) 20:36
実学的要素の高い地政学ですら「コヴァ」で片付けてしまう>>55って、
地政学自体が全然わからずに画面の前で嫉妬しているんだろうなぁ。
61名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/25(日) 20:56
>>60
そうだな。「コヴァ」といえば思考停止出来るアホは幸せだね。
今の日本にもっとも必要な学問が地政学なのにね。
日本に戦略がないのは、戦略を立てるための能力が抜け落ちてしまってるからだ。
62うひょう:2001/02/25(日) 21:44
>>47
>>49
>>52
>>52
「おくやま」って、副島隆彦の弟子(?)のおくやまか?まだ28歳くらいなのにすごいね。
63名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/26(月) 00:40
地政学・・・鉄と石油と人口が戦略資源だった時代には有効でも、
これからはどうかねえ?

現代では、パラジウムとかプラチナとか、わけわからん資源も必要だし、
そんな細々した希少元素まで自給できてるのはロシアくらいだろう。

戦闘能力は兵力よりも火力に支配されるし、火力は補給力に依存する。
補給力はもちろん経済力と、水路または鉄道路に近い方が勝る・・・
いや、圧倒的制空権と空輸能力が有れば、多少の地理的な制約は無効化できるし、
ICBM、衛星兵器は地理なんぞ関係ない。

>第一法則:隣接する国は互いに敵対する。

隣接国は仲が悪い・・・などといったら、
軍事的には、アメリカは全ての国と隣接していることになる。
世界中の海岸線を持つ国はアメリカ海軍と隣接しているし、
内陸の国もトマホークやICBMから逃れられない。

・・・といったような、
テクノロジーがもたらした地政学への影響についてはいかに?
64名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/26(月) 00:42
ttp://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/usout.html#clinton
はいアカシック更新されたよん
今回更新分とは違うけど 個人的にこの項目が好きだ
●「橋本内閣」で、ストップ・ザ・売国奴
橋本の業績はもうちょっと評価されてもいいんじゃないか?
65名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/26(月) 01:05
>>64
 そこ、自意識過剰・夜郎自大・ちょっぴり電波だからなぁ・・・。
 そんなに悪くはないが、こいつの自慢は無視した方がいい。
66名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/26(月) 03:06
>63
どうなんでしょうね。
専門でないのでわからんが、法則って現実から導くものだからね。
法則を現実に当てはめようとしてたり理想(妄想)を現実に当てはめようと
してる、どこぞの宗教やサヨクウヨクの考えと違って
実学と思うので、懲り固まった時点でマズイ学問に見えますが。
ただ不思議な事に、ICBMが出来て何年もたった今でも日本以外では
研究が行われてるみたいですよ。
マル経はその反対なのかも
67名無しサン:2001/02/26(月) 04:56
地政学の始祖のみなさんの中でもやっぱハウスホーファーはダメだと思う。思い込み
が激し過ぎて。地政学以上のもっと恐るべき体系を目指してたフシもうかがえるし。
結局負けた国の言ってたケンカの勝ち方≠ンたくなっちゃったし(笑
68名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/26(月) 08:06
>>63
>軍事的には、アメリカは全ての国と隣接していることになる。
極論ですね
69名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/26(月) 09:26
もし戦前の日本人に地政学の素養があったら、
イギリス救援とニューデ−ル政策の破綻に直面していた
ルーズベルトに参戦する大義名分を与えなかったかもしれません。
私は貴女方の夫や息子を決して決して戦場には送りません。といって
当選した彼にとって中立法と幾重にも縛られた立場を逆転するために
国民の意識を変えることが必要だった。例えばいま日本を再軍備、核
武装させるために首相があらゆる方策で周辺国を挑発しテボドンを
佐渡島にうちこませることが出来たら一夜にして日本人の意識を変える
事が出来るだろう。幸いなことにそんな日本の政治家は存在しないが。
彼も日本によるだまし討ちの形での先制パンチが必要だった。
それを見通していたドイツは挑発に乗らず、世間知らずの日本が
あまりのイタブリに切れて開戦した。パール判事のもしハルノートを
突きつけられればルクセンブルグのような小国でもアメリカに戦いを
挑んだだろうという言葉に象徴されていると思う。また開戦しても
東南アジアの列強植民地を解放独立させる選択肢も取れたかも
しれないが、それをさせないためにいくつもの工作がされていた。
日本大使が開戦通告を真珠湾攻撃後にだした不可解な出来事、
敗戦後、東条は西部劇のリンチよろしく絞首刑になったと
言うのに一方の山本五十六を賛美する映画が幾本も作ることが
許可された事など、、、ヨーロッパの首脳が地政学は必須の常識です
と口を滑らしたことが、あのhpに書いてありましたが、例によって
新聞は大々的に報道しません。地政学は卑近な所でいえば国家経営
のためのいままさに生きて躍動している実学だと思います。だから
知らしめたくない。
70名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/26(月) 13:13
>>65 まあ小説感覚で読めば楽しいじゃない
脚色があったほうがこっちも盛り上がるしね
ノビーとはまた別のタイプだけど
71名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/27(火) 19:58
>>65 >>70
>そこ、自意識過剰・夜郎自大・ちょっぴり電波だからなぁ・・・。
そうですか?
最初読んだ時は胡散臭い感じがしたけど、
5割位の内容は結構本質的なことを言っているので毎回更新されるのを
楽しみにしているのですが・・・。
72名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/27(火) 20:11
良質スレあげ
7373:2001/02/27(火) 22:19
フォーリンアフェアーズに出てた地図だそうです。
おくやまさんの掲示板で見つけました。
韓国は中国の勢力圏に入るのか・・。

http://www.soejimatakahiko.net/picture_BBS/img-box/img20010209143838.jpg
74名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/27(火) 22:58
おくやまさんのところは、副島系だって事で警戒する人も多いかも
知れないけど、書いてある事はまともだね。
掲示板も結構言いと思うよ。最新のアメリカの政治に関するニューズが
多少分かる。俺みたいに英語が読めない人間にはお勧めだな。
75名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/28(水) 15:34
>63
昭和53年の蔵前先生の本の中に、こんな一文があります。アラビア人が、
剣とコーランでスペイン人が、鉄砲とバイブルで強引な布教を試みたように、
今米国はエネルギーと食料と情報をもって全世界のコントロールを完成しようと
している。これはかっての蒙古帝国や帝政ロシアの領土拡張政策に合い通じる
性格のものである。、、、米ソ核テクノロジー帝国との戦い、
エネルギーと食料と情報を独占しようとする米国大戦略との戦いは
日本の命運をかけた技術と世界戦略と民族精神の戦いとなるであろう。
先生の言われたときから四半世紀、いまでは、
エネルギーの自主開発を目指した角栄はつぶされ、食料はごらんの
とおり、情報も基本ソフトは抑えられ(唐突ですがなぜ損氏がIT利権を
手中に出来たのか。95が無かった頃にいまのウインドウズに匹敵する
使いやすさの日の丸OSを目指したトロン計画をつぶした報酬のように
思えたりします。)覇権舞台から
ソビエト共産帝国は退場し、東京一都で国一国を買えるとまで言われ
ブッシュをしてまだわれわれの競争相手より二倍の力を持っている。
米国民よ自信をもてと言わしめた善きバブルに酔った日本は
不可解な総量規制で自分で切腹し十年間病床に伏しやっと小渕小沢氏
の法改正により、明治以来権力を握ってきた官僚の手から
国民の代表である政治家の手に取ることに成功し、日本の変身は今着々と
実施されつつあります。マスコミによる総がかりの口撃もそこに
遠因があるのではと思っています。空間と時間と未来技術の変数も加わり
地政学は一段と発展し強化されていると思います。
76名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/01(木) 21:26
「悪の論理 ゲオポリティクス(地政学)とは何か」
読んでみましたが、鬱になりますね。
1977年に発行された本ですが、いまだに色あせないその内容と
筆者の洞察力がなんとも・・・。
77名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/01(木) 21:40
ばれたらまずいかも知れないけど、コピペ


論的に見てNMDはロシアと中国に対する最後通牒でしかない。
アメリカは防御兵器を作ってどこが悪いと大見得をきるが、
実は防御が恐いのである。完璧な防御兵器ができたと仮定しよう。
これはあくまで仮定に過ぎない。そんなものは出来ないと私は思うが、
出来たと仮定しよう。
その場合ロシアの核攻撃は全部打ち落とせるから怖くない。
報復が怖くないと、アメリカが攻撃できることになる。だから
START IIまでは米ロ間にABM条約があって防御兵器は
制限されてきたのである。
中国は現在ICBM二十基だけという核小国だが、米国がNMDに
進めば、攻撃兵器の軍拡をやって、更に弾頭には目くらましの囮を
装備すると脅している。中国はおそらく今年中に有人の宇宙飛行を
やると思う。これはアメリカと対抗する決断を示唆する。だから
軍拡もやるであろう。
実をいうとプーチンもNMDを最後通諜ととっているようだ。
上述したように、彼は去年、戦略ロケット部隊を格下げし、
通常兵器を優先させて第二次チェチェン戦争に傾注した。
その音頭とりをしたのがアナトリー・クヴァシニン参謀長だが、
プーチンは彼を間もなく左遷するといわれる。プーチンの
優先順位が対米拮抗に変わったらしい。ロシアの世論は
アメリカの「挑発」に刺激されて、核競争に向かうものと思われる。


↑これを書いたのは片岡鉄也氏です。
私は片岡鉄也氏の「さらば吉田茂「日本永久占領」を読んで衝撃を
受けたのですが、彼は著作も少なく、また彼を知ったのが悪名高い(藁)
副島氏経由であるため、いまいちどう評価をしてよいか分かりません。
ちょっと「地政学」とは違うと思いますが、みなさん、どう思いますか?
片岡鉄也氏に対して。
78名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/01(木) 22:35
副島隆彦とはどういう人なんでしょうか?
ここを読むと眉唾っぽいことを書き散らしているのでしょうか?
79名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/01(木) 22:50
>>78
今日のぼやきを検索して探してください。
俺は結構好きだったりする。
「新保守主義という言葉を何となく使ってる日本人は逝ってよし。
新保守主義とは・・・・・・・・・・・以下略」
とか言うのが好きですね。
実際この辺の事は結構参考になります。
まあ、確かに多少の電波が・・・・・
80名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/02(金) 00:14
アジアの中で地政学的に一番有利な国は、どこなのか教えてください。
中国なのかな〜?
81名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 03:02
中国って言われても広すぎ
82名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 03:34
地政学上における航空戦力の概念はどうなっているの?
手元にある曽村著地政学入門ではランドパワーとシーパワーしか
言及されていないけど・・・すまん、誰か教えてくれ。
83名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 13:54
このスレが日本を救う! よってあげ
84名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 16:01
>80さん
GDPで比べてみるのも、一つの方法です。
大分前朝日系列で東京都のGDPと印度が同じと
放送してましたが何で中共も同じなのに報道しないんだ
と思いました。日中記者協定にそこまで媚びへつらうのか。
日本は東京の稼ぎを一億二千万人で割ってますが
東京都の稼ぎを十二億で割ると、、、

85名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 16:32
>日本は東京の稼ぎを一億二千万人で割ってますが
こりゃ酷いな
86名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 19:23
>85
でも、地方交付金等自分らが東京からもらってる分が
かなり多いのでは?
遷都などとブラジリアの二の舞のたわごとをほざくひまに
山手線の複複線化でも都内の建築制限の取っ払いでも、
近郊の農地の宅地化地目変更でも出来る手は全てうって
東京をそれこそ子供の時手塚治虫先生の描いたような
震災にも平気な職住近郊のIT未来都市化すべきだと思いますが。
日本の復興は戦略都市東京の発展以外に無いと思いますが。
87名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 19:54
東京に本社機能が集まってて東京の方が余分に取れるとゆーのもある。
どのくらいか知らんが。
88名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 21:58
>>80
何を目的にするかにもよります。
例えば他国から通常戦力で攻め込まれるという様な事態の場合
攻める側は常に局地戦ばかりを強いられる要素が
中国にはたくさんあります。
ですが、拡大指向(周辺諸国を侵略する)という様な場合は
逆に日本などよりも弱くなるでしょうね。
現代の中国を取り巻く環境が四面楚歌に近いし
火力の運搬能力地理的な理由など
昔から中国は国境を越えると苦労ばかりしています。
で、最近、東に出ようとして空母を作ってます。
89名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 22:16
>>84
結構地方にも力がある企業がある。
山梨県のファナックスとか長野県のseikoとかな。

暴論過ぎる。
90名無し:2001/03/03(土) 22:30
地理的に有利というのは,日本のように3海峡で日本海を監視する
できる位置を持つ、英国のジブラルタルのように地中海の玄関を
見張る位置を持つなどがある。ただあいてによる。

地政学というと,地理だけではなく,軍事力,国民の生産力、などが
関係してくる。
中共が南シナ海を支配すれば、日本は石油が欠乏して,輸出産業が滅び
国民は食料不足で死に絶える。
これを避けるには,台湾の独立維持,日本のエネルギーの石油依存度
の減少がひつようであり、またそして周辺国家が日本との平和を望む,
国防力が必要だ。日本が平和を望むのではなく,相手が望むのである。
中共や北朝鮮では、共産党指導者は自国民を恐れており,
きわめて慎重である。恐れる必要はない。
91名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/04(日) 01:03
>中共が南シナ海を支配すれば、日本は石油が欠乏して,輸出産業が滅び
>国民は食料不足で死に絶える。

ニューギニアの南をまわるとか、オーストラリアの南をまわるとか、
マゼラン海峡と喜望峰をまわるとかすれば問題ないんでない?

船腹は必要になるが、今の日本はその気になればタンカーくらいいくらでも作れる。
20万トンを1万海里運ぶのに、燃料消費は1万トンくらいか?
92名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/04(日) 01:36
>>91
なぜ、大陸に沿って航海してくるか考えよう。
船の燃料消費量というのは海流によって思いっきり影響を受ける。
もしそのような航路を回れば経費、時間、同じ量の燃料を運ぶのに
使う燃料の量が跳ねあがる。
93名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/04(日) 07:45
人文地理学では地理的位置のみならず風土、気候、等で形成される
民族や国民の傾向や性格みたいなものをも追求する。
政治も地理も軍事も最後は人間の追求だよ。
その方が有機的になるんだが、、、。
データや知識もいいがスポーツの分析なんかも役に立つ。
消耗戦的なスポーツを嫌う、或いは好む国民がいる。
位置の有利性より地理的条件を如何に生かすかだ。
中国と台湾か、、、大国は常に外患より内憂を優先する。
歴史的に見ても特に中国はそうだ。
大陸と島国。この地理的条件を利用して
アジアに求心力をつくらず得するのはどこか?の方が面白いね。
9491:2001/03/04(日) 13:51
>>92
輸送コストが5割上昇して原油の末端価格が2,3割上昇しても、
日本経済にはほとんど問題ないのは明らかじゃん。

いずれにせよ中国の南シナ海封鎖=日本窒息はおかしいよ。
9588:2001/03/04(日) 14:59
>>92
1970-80年代なら大打撃だったでしょう。
わざわざ危険なマラッカ海峡をすり抜けてくるのは
輸送コストがいかに価格や利益に反映するかを語っています。
じゃあ今はどうかといえば「即窒息」というのは確かに極端でしょうね。
ただ、土台になる論理としておかしくはないと思います。
それでもって例えばそこから「海上封鎖を景気回復に利用するには?」
等という戦略思考を考えるのが地政学のプロ達です。
96名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/04(日) 17:02
つまり マラッカ海峡封鎖→石油を運ぶ道がなくなる とはならなくて
コストの問題なのね
でもまともなとこなら 封鎖されたときの別ルートとコストなんて
とっくに計算してるとおもうんだけれど、、、
石油ショックからもうずいぶん時がたったけれど
まさか日本政府は何のシミュレーションもしてないとか??
まさかねえ いくら何でもそれは・・・
97名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/04(日) 18:02
たしかコスト的な問題でマンモスタンカー日章丸が
マラッカ海峡を通る規模のタンカーに負けて
解体されたような記憶があります。中がいきなり封鎖する事は
沖縄の米軍のプレゼンスで無いと思えますが。ただ中は証拠を
抑えられない範囲で便衣隊志向で海賊を奨励しているのでは?
日本の援助で警備艇やブイ等を整備してると聞きますが
多数の諸島群があるので中への朝貢金を減らしてもっと
インドネシアとかフィリピンとかへの援助を増やすべき
だと思いますが。原油はたしか備蓄してると思いますが
どのくらいの量なんでしょうか。
9888:2001/03/04(日) 23:34
>>97
国と民間合わせてだいたい3ヶ月分と言われています。
ただ、これは価格云々までコントロールされたものではないから
備蓄分を使う状況というのは正常な経済活動が行えるというのとは
イコールになりません。
個人的な憶測では、むしろ輸送や発電のためにその殆どが
動員される、ギリギリの状態と考えていいのではないかと思います。
9988:2001/03/04(日) 23:42
>>98
すみません訂正です。
平成12年現在で
国家備蓄84日分、民間備蓄分77日分、合計5ヶ月分でした。
100名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/04(日) 23:46
http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/usout.html#toyota
アカシック更新されたよ
今年ついに自民が野党に、、、だそうだ
でもそうなったとして日本はよくなるのかな?
中・韓に弱腰になったりしないかな?
101名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/04(日) 23:54
アカシックを書いてるのは、どういう人たちなんですか?
102名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/05(月) 07:08
日本の石油依存は何割ぐらいが中東で
何割くらいがインドネシアやメキシコその他なんだ?
103名無しさん:2001/03/05(月) 11:42
>>101
京大の法学部政治学科を出た人が
一人で書いてるそうです。

Japan geopoliticsのキーワードでgoogleを検索してたら
こんなのを見つけました。

http://www.foreigncorrespondent.com/archive/monyglot.html

China's demands for continuing Japanese apologies are much more
about current geopolitics than past wrongs.
China is skilfully using war guilt to keep Japan on the defensive.
Every time Tokyo makes a hesitant attempt to begin acting
like the great power it should be,
China beats the drums about the war.
Koreans and Philippines happily join the chorus,
knowing that Japanese guilt - like German guilt - is a big cash machine.

As US military influence in Asia recedes,
and Russia founders, China is well aware the sole impediment to its domination of East
Asia is Japan. Chinese geopolitical analysts consider Japan a long-term, determined,
highly dangerous enemy. So China's strategy is to keep Japan militarily impotent,
and on the diplomatic and moral defensive.

However, the US has been pressing Japan to openly announce
military and logistical support of US forces in South Korea
in the event North Korea attacks. Defenseless
against Chinese or North Korean missiles,
Japan is finally considering building an anti-missile defensive shield.
Both issues have roused Beijing's ire,
producing the usual accusations of `resurgent Japanese militarism.'

Chinese well understand Japanese mentality.
They are literally trying to browbeat Japan into a state of constant submission.
Japanese still wallow in tribal humiliation over their crushing wartime defeat.
Japan's foreign and military policies are those of a beaten,
guilt-plagued nation that must remain forever on best behavior,
and atone for past wrongs.

Any Japanese leaders
who suggest it's time to remove the hair shirt of national guilt are
immediately branded warmongering fascists.

Each time Japan must apologize for World War II,
it loses much face among fellow Asians,
many who relish watching the fiercely proud Japanese having to
genuflect to their `inferior' neighbors. By forcing Japan to kow-tow,
China reasserts its self-appointed role as Asia's premier power.

It is the Confucian way. Young must pay respect to the old; woman to man;
lowborn to the high; vanquished to victor;
Japan's Shogun to the visiting Emperor of China.


104名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/05(月) 18:01
かっての武士は魂を抜かれ中にいいようにあしらわれている。
ただ日本人だけが嘲られ笑われている腰抜け外交しか出来ない政治家達
痛ましいのは笑いものにされている事さえ理解できないほど一般の
日本人は眠らされ続けている。沖縄サミットで歌われた歌
小渕さんへの鎮魂歌だが ”眠れ眠れ”のフレーズが占領軍の3S政策で
見事に骨抜きにされた日本人の魂への呪縛として聞こえる、、、
だから、世界の常識地政学を学んでほしい。
外国と対等に渡り合える政治家を見分ける眼力を養うためにも
105名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/05(月) 21:21
キッシンジャーとかブレジンスキーとかシュレジンジャーとか日高レポートでしょっちゅう地政学って言ってたよ。
106名無し:2001/03/05(月) 23:01

地政学的思考=戦略思考

1.国際政治を損得で見る。善悪を持ちこまない。
2.外国を利用できるか考える。
3.日本が利用されているのではないか疑う。
107>>105:2001/03/06(火) 00:05
その3人の意見(シュレジンジャーって、ジェームズではなくてアーサーの方ですよね)は、現在でもアメリカの外交戦略に影響しますので、傾聴に値します。
108名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/06(火) 00:35
最近バーミヤンでランチできない。だって何時タリバンが襲ってくるかわかんないからね。安くて美味しいのに。
109名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/06(火) 00:56
地政学とは立派な名前だが、ようはただの戦略シミュレーション。
シミュレーションゲームやってきたえたほうがいいね。
110名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/06(火) 00:57
>102
ここ見てちょ。
http://www.jnoc.go.jp/c_stat/sekiyu/98js/20ws-03.html

意外な事にイランが多いんだよなぁ。
111名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/06(火) 12:31
日本人は外国の謀略に赤子のごとく常にきりきり舞いさせられてきた。
もしいま、KDS事件は米国の謀略で政治改革を果断に実行している
森内閣を叩くためにこのタイミングでしかけられたのだから、スケープゴートの
村上議員の逮捕を指揮権発動で止めさせたとしたらあなたは
どう反応するだろうか。なにを馬鹿なと激昂し内閣はあっという間に
つぶれるかもしれない。ロッキード事件を思い出してほしい。正義の味方立花隆
巨悪に挑戦する検察、テレビやマスコミ大橋巨泉が歌まで作って日本中が
総理の犯罪に怒りの渦の中にいた。その時これは米国のエネルギー独占に
日本を守ろうとした角栄氏をつぶすための謀略だから等と言っても誰一人
聞く耳を持たなかったろう。国際政治の常識を知らないということは、かくも
無惨な結果をもたらす。角栄氏の私は無罪だ、私は愛国者だと
言った血の叫びを聞いてほしい。同じロッキード事件でオランダのB殿下も
角栄氏と同じ立場にいた。しかし彼は逮捕も非難もされなかった。
世の中の常識には非常にいかがわしいものもある。考察してみてほしい。
古くはシーメンス事件。2.26事件
ロッキードグラマン事件。リクルート事件。
Ibm事件、そしてゼネコン疑惑。そして、、、
112名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/06(火) 17:43
あげあげ
113名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/07(水) 02:11
>111
ゼネコン疑惑、中村某は、地元では
はめられた!を連呼しているらしい。
お決まりの弁解だと思ってるが、もしかすると・・・。
114名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/07(水) 03:07
地政学に興味があるのですが、
「倉前盛道」ってトンデモ本に載っていた人ですよね
買って大丈夫でしょうか
115うへほ:2001/03/07(水) 03:24
 懸念するのであれば、地球儀を買い、統計資料を収集して
自分の頭で考える事から始める事をお勧めする。
116名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/07(水) 04:08
地政学って、体系的な「学問」といえるのでしょうか?
対象とする分野が多すぎる気がするのですが。

要は、多くの要因からその国家の最適な行動を決定する、と
いうことだと思うんですが。

貶すつもりはありません。
私も大学の頃、地政学関係の本を読みましたので。
117名無しさん:2001/03/07(水) 08:03
日本でトンデモとされていること
(地政学・諜報)は
外国の高級誌に普通に書いていることなんだよね。
日本の左翼学者はそういうのを読んでいながら
平気で嘘をつく確信犯。
地政学を習おうと思ったら外国に留学するしかないと思う。
118名無しさん:2001/03/07(水) 09:09
age
119名無しさん:2001/03/07(水) 09:11
話ズレるが
2001/3/7 9:2:45
1 ニュース速報 97
2 スポーツ 85
3 モー娘。(狼) 70
4 国際情勢 62
5 無職、だめ 55
6 Mac 48
7 なんでもあり 43
8 海外旅行 43
9 モー娘。(羊) 38
10 最悪板 37
めずらしくこの板が上位にきてるね
しかし最近糞スレ&レスが多い気がする
どこから厨房が流れてきたのか・・・? やっぱ政治思想からかな
120名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/07(水) 09:17
>>119
それって、どこで見られるんだっけ?
最近かちゅーしゃしか使ってないから、どこか分からなくなった。
121名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/08(木) 01:54
地政学=幾何学?
122名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/08(木) 05:07
「正論」のワールド・ウオッチ 連載してる人でしょ。
副島 隆彦って

123名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/08(木) 11:37
マスコミが総理をやめさせる。この異常さに誰もいぶかしさを覚えず
快哉をさけんでいるかのようだ。 なぜ森政権の支持率がこれほど
下がったのだろうか。誰がけなしだし、誰が調査し、誰が宣伝したか。
支持率が悪い悪い悪い、歌を七十五回聞かせるとヒットするという。
連日きかされたものだから選挙におちるとタダの人の議員もやめて
もらわねばと言い出した。
森内閣の使命は志半ばに憤死した小渕首相の遺志の実現にあった。
この点でいきなりの重責に懸命に職責をはたしている。
もしマスコミがこのあたりを神の国発言のように大きく報道していたら、国民の森首相に
対する信頼感は大きく違っていただろう。いまの社会的な空気は
違ったものになっていたかもしれない。いま次の首相が
だれになっても小渕内閣の暫定森内閣のそのまた暫定で、よりによってこの
大切な時期に一番悪い政治的ブランクは致命的な結果を果たすかもしれない。
それとも懸命に改革した効果がではじめて、レーガン、ブッシュの成果を
クリントンが横取りしたように次期首相が幸運の座をいとめるのだろうか。
マスコミは常に国民を節目節目で悪い方向にハメルーンの笛を吹いてきたように思える。
新聞関係者との飲み会からのっぴきならなくなり加藤氏の猫踊りがはじまった。
いまのシナ礼賛からすればとても同じ新聞とは思えないシナ討つべしと
大陸侵攻をあおった朝日新聞、 日露講和条約でも国力が底をついた日本は
不利な条件でも結ばざるを得なかった。新聞社の上層部にはこの事は知らされていた
ジャーナリスト精神を貫き政府を支持する報道をした徳富蘇峰の国民新聞は
怒り狂った国民の焼き討ちにあいつぶれ、知らされていたにもかかわらず
政府の弱腰をついて国辱講和だとあおった朝日は驚異的に売上を増やした。
かの吉田首相は日本の新聞なんかちゃんちゃらおかしくて小説の捕り物帖しか
読まないといった。佐藤首相は辞任会見で、新聞は嫌いだ。
うそばかり書くと新聞記者を締め出しテレビだけの会見をした。そのときは
奇異に感じたが、、、、外国の新聞はどうして森首相をやめさせなければならないのか
判らないという、、、、
124名無しさん:2001/03/08(木) 11:52
125名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/08(木) 21:14
124=自民党の回し者
スレ違いにつき逝ってよし
126名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/09(金) 07:09
政治は感情で動くよ。理性では動かない。
謀略や戦略ばかり考えていてもかえって政治が解らなくなるよ。
シナリオ通り行かないのが政治だからね。
あとからシナリオが出てくるなんてこともあるのよ。
127名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/09(金) 08:35
>めずらしくこの板が上位にきてるね
>しかし最近糞スレ&レスが多い気がする
>どこから厨房が流れてきたのか・・・? やっぱ政治思想からかな

国際情勢板って去年の秋口までは閑古鳥掲示板だったんだけどね、
ヒロヒトのハングル板荒らしが酷かった頃、難民化したコヴァ崩れの
ハングル厨房に、いつのまにか植民地化されていたね。
ここはもともと空白地帯だったし、規制が緩いから居心地いいだろうさ。
でも同じ時期に政治系や歴史系に侵入した連中は、原住民に反撃されて
ほぼ絶滅したよ。
128国際派を目指す名無しさん:2001/03/09(金) 10:36
ここ数週間特に駄スレ・駄レスが激しくなってきてます
2ch全体のアクセスが100万/dayから150万/dayに増加したのと
連動している感じ、、、
やはり春だからでしょうか?

地政学の重要性はよくわかりましたが、今起こっている現実に
対してどのようにあてはめるとうまく説明できるのか
そこらへんがまだまだ掴めないです
でも最近はテレビを見ていても 解説者や評論家の的外れな意見に
思わず突っ込みを入れることが多くなりました
この人達ひょっとして馬鹿なんじゃなかろうか?と思うことも
例えば朝日の社説なんて 2chでもよく晒されていますが
ああいった文章を書いている人達ってホントに頭良いんですかね?
129名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/10(土) 00:03
>128
>例えば朝日の社説なんて 2chでもよく晒されていますが
>ああいった文章を書いている人達ってホントに頭良いんですかね?

入社時は頭良いでしょう。数年経てば・・・。
社の方針に逆らうと高い高い給料を失うのよ。
130名無しさん@どーでもいいことだが。:2001/03/10(土) 00:13
 風水と地勢学とは違うの?
131名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/10(土) 00:24
>121
>森内閣の使命は志半ばに憤死した小渕首相の遺志の実現にあった。
青木氏の言ったことが正しければ小渕首相が遺志を託したのは青木氏自身。
青木氏の言ったことが嘘なら、誰も遺志など託されていない。
いったい小渕首相の遺志って何さ?
何時、誰がその遺志を聞いたの?
死人に口無しだからって勝手に遺志をでっち上げるな、ボケ!
132名無しサン:2001/03/10(土) 00:26
>>130
アラマタさんに聞いて下さい(笑
133名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/10(土) 02:11
川勝平太の「海洋連邦論」てのは地政学に入るんでしょうか?
故小渕総理の政治方針はこれに近かったのではと思ったのですが。
134名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/10(土) 07:04
川勝平太の講義放送大学で見たがかなり面白かったよ。
135128:2001/03/10(土) 09:13
>>129
なるほど そして「社の方針」を決めているのは
団塊の世代のおっさん連中と・・・鬱ですなあ
136名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/10(土) 11:57
>121
政治家の志(こころざし)とは一体なんでしょうか。
政策を掲げ選挙で国民の信託を受け、国民の負託に答える事
では無いでしょうか。いま国民は何を望んでいるか。日本の
変革です。特権階級と化し、危機を先送りする事しか出来なかった
官僚機構、軍事秀才官僚は先の大戦を敗北へと導き滅び、いままた
無傷で残った経済秀才官僚達は第二次大東亜経済戦争に敗れました。
後は残された戦艦大和は再び襲いくるEB29爆撃機や新型敵戦闘機の
中へ最後の出撃をするのでしょうか。
すでに平成のマッカーサーは成田空港に降り立ち、進駐軍が
日本企業を接収しつつあります。敗戦処理かはたまた対*百年戦争
の残りの五十年への再構築か、小淵、小沢両氏により遂に明治以来
の官僚社会主義体制に決別する法律が続々と国会を通過したのは
奇しくも戦争とインフレの支配した20世紀の終焉時、平成の年号
を掲げ、株あがれーと市場のおっさん?のすすめにも
気軽に一生懸命に応じた小渕総理の志は新世紀へむけての法案の
施行と、真に国民の公僕たる官僚機構の再構築とそれによる
日本の再浮上だと思います。それによる日本国民の安全な暮らし
だと思います。我が身を省みず病魔に倒れるまで国民の中を
行脚した小渕首相。憤死といえないのでしょうか。
彼の遺志が見えないのでしょうか?
137名無し:2001/03/10(土) 13:50
地政学は,政治を検討するのに下記のような基本的なスタンスを持つ。
1.目的は自国の生存と発展だけ
2.手段は選ばない
3.損得だけを考える。道義は擬装である。
4.国際関係を2国間だけでなく,多国間的に考える。
5.油断しない
6.友好,理解を真に受けない
7.徹底的に人が悪い考えに絶つ
8.科学技術の発達を考慮する
138名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/10(土) 14:12
>>137
なんか、無茶苦茶納得できるな、それ。
139名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/10(土) 14:22
>>137極めて合理的だと思うが
これを全く理解していないのが今の日本か、、、先行き暗いね
140名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/10(土) 14:26


「国家に真の友人はいない」  キッシンジャー
141名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/10(土) 17:12
「囚人のジレンマ」
142>137:2001/03/10(土) 19:44
社民党、共産党、自民党の一部(大半?)の政治家の考え方
1.目的は自国の生存と発展だけ →自国の利益より周辺諸国の利益を第一に考える。
2.手段は選ばない→憲法改正反対!
3.損得だけを考える。道義は擬装である。→ 周りの国は善良です!
4.国際関係を2国間だけでなく,多国間的に考える。→2国間だけで考えている人多そうだね
5.油断しない →隙だらけ
6.友好,理解を真に受けない→間に受ける奴多数
7.徹底的に人が悪い考えに絶つ→日本人だけが悪い、他国人は善良と見なす
8.科学技術の発達を考慮する→考慮できる政治家はほとんどいない(これは他党も含めて)


143名無しさん:2001/03/10(土) 21:34
>>142読んでて悲しくなってきた。。。
144名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/10(土) 22:12
地政学初心者です。いろいろ聞きたいことがあります。
日本が生き残るには、どのような戦略が地政学では、必要なのか?
中国やアメリカとの付き合い方は?
日本がこれからとるべき国内政策は?(地政学を基準として)

145名無し:2001/03/10(土) 22:16
142を厳格に政治に当てはめればいいわけだ
とりあえず在日から菊の御紋のパスポートを取り上げよう
146名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/10(土) 22:29
>>123,>>136
なんか定期的にデムパな書き込みがあるな。
もうちょっと日本語の書き方を考えたら?
デムパに逝っても無駄か?
147樹海:2001/03/10(土) 23:20
>142

おいまてよ。いったいいつ日本が自国の利益より周辺諸国の利益を
考えたんだ?そんなバカいるわけないだろ。
ぜひいつやったのか教えてほしいね。
憲法改正すると手段を選んだ事になるのか?
因果関係が全然わからないな。
油断しない →隙だらけ て笑いとろうとしているだろう。
つい笑ってしまった。
1〜7までは非常に基本的な事だが、
8の科学技術の発達を考慮するてのがよく分からないな。
これは137に説明してほしいね。

ところで地政学と聞いて何かと思ってきてみれば政治の基本を羅列しているだけ。
そんでおきまりの左翼が悪い。しかし俺達が現れたのでもお大丈夫てか。
来たの損したてとこだな。

                                     以上。
148名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/10(土) 23:35
>147
それが考えているだけならいいんですが、日本はほんとに律儀に
やってるので始末が悪いんです。それは少し時計を
さかのぼってみれば検証できます。茶化さないで自分の頭で
考えてみてください。
149名無しさん:2001/03/11(日) 00:10
お ひさびさの新キャラ>147
150名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/11(日) 00:44
>133
あなたの言葉で思い出したことがあります。たしか蔵前先生の新悪の論理
だったと思うのですが、日本の若い政治家の間でアングロサクソンのような
覇権主義でない、日本型地政学として米西海岸を含む環太平洋海島連合構想?が
造られつつある。声高に理屈を言わないので欧米人に判り難いかもしれないが
日本人の深層心理に根ざした穏やかなそれでいて強靭なものとなろう。
うろ覚えなので新悪の論理お持ちの方の訂正お願いしたいのですが。
川勝平太で検索したら緊急提言がヒットしましたがいい言ですね。
あなたの感性が正しいのでないかと自分は思います。
151名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/12(月) 00:27
>>147
「無着陸で地球を1周できるような航空機」
「1発で都市を壊滅できるような新型爆弾」
152133:2001/03/12(月) 00:44
>>150さんレスありがとうございます。
太平洋島サミットが開かれた時は訳わからんと思ったのですが、
この本読んで、素晴らしい理念に基づいていたんだなと思い
妙に感動しました。「新悪の論理」の方も読んでみたいと思います。
153名無しさん:2001/03/12(月) 22:46
良スレあげ
154『新悪の論理』:2001/03/13(火) 22:44
>>133
>>134
>>150
>>152
川勝平太、梅棹忠夫、櫻田淳らが提唱する「西太平洋津々浦々連合」はハッキリ
言って、倉前盛通著『新悪の論理 -日本のゲオポリティクスはこれだ-』
(日本工業新聞社「大手町ブックス」・1980年)で既にその全容が紹介されています。

以下引用

●西太平洋海島国家連合を結成せよ
・海島国家の利点
「ヨーロッパがEECという経済共同体をつくったように、日本が今後生き延びる道は
シベリア開発に深入りしたり、シナ大陸への経済援助に深入りすることではない。
まずアジアとオセアニアの島国国家の連合体をつくり、これをがっちり固めること
から出発すべきである。
まず日本は海洋国家であって軍事介入であろうと経済介入であろうと、いずれを
問わず、断じて大陸内部の問題に介入すべきではないという原則を確立すべきである。」
(378ページ)

今読んでも全く色褪せることのない本です。特に当時から日本のマスコミが中国に
及び腰だった点を強調してます。そこでは中国から来たパンダをまるで「おパンダ様」
のように丁重に扱っていたと皮肉っています。

ちなみに僕は本日「Book Off」にて100円で購入。いや〜安い買い物でした。
155名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/14(水) 03:11
>154
有難うございます この本が
まさか本当に百円で売られてるとは
もう、それほどよまれたのなら
そこから補助線を引いて、いまの情勢の
ご自分の分析をしてみて下さい。
レーガン、ブッシュ共和党とスターウオ−ズ計画ソ連崩壊
いままたブッシュジュニア共和党とTMD計画とくると、、
156名無し:2001/03/14(水) 21:07
地政学というのは、国際政治の分析手法である。
日本の生存と発達に必要な条件を検討するとどうなるか。

地政学については、インターネットでGeopoliticsで引けば
山ほど出てくる。正に生きている学問だ。

周辺国家の生存と発展条件を冷静に分析してみると面白い。
これを押さえれば、日本の生存に役立つ。

マキャベリから地政学の原則を一つ若い日本人に贈る。
「隣国を援助する国は滅びる」
157名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/14(水) 21:13
地政学はナポレオン時代〜2次大戦前半
までは意味があったけど、核の時代に
入ってからは過去の学問だね。
158名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/14(水) 21:49

未だ洗脳解けず、イタタ。
159>114:2001/03/14(水) 22:58
トンデモ本に載っていた本の名前を教えて下さい。
160名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 00:13
>159
たぶん秘密力?という本ではないのですか。ちがってたらす間ソ。
日本の活力ある人たちの力を紹介した本だと思うのですがその中で
見るもの全てを覚えているスーパーマンとして紹介されてるのでは。
蔵前先生は日本の敗戦濃厚の中必死にレーダーの発振源となる
金属の研究に格闘していて、当時はパソコン等無いので
金属の組成とか冶金の条件とか全部頭の中に覚えていました。
敗戦後日本の負けた原因などを思いながらアジア経済研究所で
ソ連のシベリア開発の研究をされてて、共産主義からはシベリア
開発が出てこずいろいろ研究されある日地政学にたどり着いた
との事です。そして短い期間しかなかったソ連のレンタカーを
西側の人間として始めて利用しシベリアを横断したのですが
ちらとしかみていないドライブ中のソ連のあらゆる工場とか
すべて覚えていてシベリア研究の飛躍的なデータ−を
そろえる事ができたそうです。なぜかとかんがえられて
日本の敗戦濃厚の中必死の瀬戸際の研究に頭の中に
つくられた記憶回路がある日シベリア旅行という機会をえて、
よみがえり見るもの全てを覚えていたのだろう。でもこの頃は
学生の顔さえもなかなか覚えられないとご本の中で
おっしゃっていました。先生の本は十冊以上でてますが
本当に示唆に富むものばかりです。衷心から一読をお勧めします。
161名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 20:50
地政学は面白そうだが、あまりに情報が少ないような気がする。
倉前盛道氏の本を探してみたけど、全く見つからん(T_T)
162過去ログ:2001/03/15(木) 21:27
地政学
1 名前: 名無しさん@そうだ選挙にいこう 投稿日: 2000/07/17(月) 10:57

勉強してます?「悪の論理 倉前盛道 角川文庫」は「ムー」みたい。
「地政学入門 曽村保信 中公新書」はフムフムって感じ。
なんなんだろねー。

2 名前: 名無しさん@1周年 投稿日: 2000/07/17(月) 11:50

別スレッドがあったけど、
アメリカ、フランスなんかでは(てか欧米では?)
まともな学問扱いされてるんですねー。知らなかった。
日本じゃ死んだ学問でしょうけども。なんでこうなるんだろう。

3 名前: そりわ 投稿日: 2000/07/17(月) 12:01

敗戦でGHQに航空産業なんかが禁止されたのと同じぢゃ。

4 名前: 倉前門下 投稿日: 2000/07/19(水) 13:31

もっと勉強しましょう!

5 名前: 名無しさん@1周年 投稿日: 2000/07/19(水) 14:28

マッキンダーとマハンくらいは必須じゃな

6 名前: 曽村保信 投稿日: 2000/07/19(水) 17:49

「デモクラシーの理想と現実」って売ってる?
図書館でも見た事ないよ。

マハンは読んだ。

7 名前: 名無しさん@そうだ選挙にいこう 投稿日: 2000/07/19(水) 19:43

日本ほど地政学を学ぶのが重要な国は少ないと思うんだが。
戦略を立てる上でね

8 名前: 名無しさん@そうだ選挙にいこう 投稿日: 2000/07/19(水) 20:22

荒巻義雄せんせいの
『紺碧要塞の地政学』を読もう!ワラ)

9 名前: 名無しさん@そうだ選挙にいこう 投稿日: 2000/07/19(水) 22:07

バカにされるかもしんないけど、
「悪の論理 倉前盛道 角川文庫」
の基本的な考え方に当時(読んだのは十数年前)
はショックを受けました。
沖縄がなぜ重要なのか、あるいは対馬の位置付けなど
いろいろと考えるきっかけを作ってくれた本です。
その意味では重要な本です。

10 名前: ばばぼん♪ 投稿日: 2000/07/19(水) 22:10

どなたか、昔の地政学スレッドあげて下さい。
お願いしますm(_ _)m
163過去ログ:2001/03/15(木) 21:29
11 名前: 名無しさん@そうだ選挙にいこう 投稿日: 2000/07/19(水) 23:51

ひろゆき氏が、過去ログに対して復旧の行動を起さないので、張り付けます。
以下転載<960863054より>
=======
名無しさん,,2000/06/13(火) 11:24,
1「地政学入門」曽村保信著 中央公論新社 この本の批評を聞かせて下さい。
私は地政学の初学者です。宜しくお願いします。

2 名無しさん,,2000/06/13(火) 15:12,
てか地政学そのものがすでに過去の学問では。。
骨相学や錬金術と同じ分類ですが、私の内部では。

3 イ左々木 敏,,2000/06/13(火) 15:23,
http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/tasuki.html

4 名無しさん,,2000/06/13(火) 15:38,
骨相学や錬金術までいったらかわいそう。
せめてマルクス・レーニン主義くらいにしといてあげようよ。
地政学は、オリジナルを教条的に適用しても百害あって一利なし。
生き生きと発展(笑)させれば、ヨタ話を書く手助けにはなります。
発想としてはマハンよりはるかにマシだと思うしね。

5 名無しさん,,2000/06/13(火) 15:40,
http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/y2k/y2k.html
こんなページもある。あやしいな。

6 名無しさん,,2000/06/13(火) 16:10,
角川文庫で以前出ていた、「悪の論理」(倉前盛通)を読みました。
これは、大学教授の書いた地政学の本ということになっていますが、
その実態はトンデモ本でした。

6,sage,2000/06/13(火) 16:21,
あ、「トンデモ本」というのは、著者の意図とは無関係に、
読者が笑いを持って読める本のことだからね。

7 名無しさん,,2000/06/13(火) 19:35,
「悪の論理」持っています。 まさにトンデモでしたね。
気候別に軍隊を分け、それを文化の衝突と関連づけるのはなかなか
「ふつう」の人はしません。

8 うひゃひゃひゃ,,2000/06/18(日) 13:42,
偽者騒動やら、まして特定個人の誹謗中傷よりはまだマシという意味で、
ageちゃいます

===============以上転載

他にもスレッドありましたっけ?

12 名前: ばばぼん♪ 投稿日: 2000/07/19(水) 23:59

>11様
ああ、感謝いたします。
あともう一つ、スレッドのタイトルは忘れましたが、
「戦後、地政学に対する研究がタブーになって、政治地理学として再出発して云々」
という発言が入っているスレッドがあったのですが……。
すでに次元の彼方でしょうか?

13 名前: 名無しさん@そうだ選挙にいこう 投稿日: 2000/07/20(木) 00:05

東欧、バルカン半島、中東という世界の火薬庫がなぜそうなのか、
っていうのを考える材料にはなる。

上の過去ログの1があげてる「地政学入門」は、ちょっと古いかなあ。

14 名前: 名無しさん@そうだ選挙にいこう 投稿日: 2000/07/20(木) 01:02

>>12さん
探してみます。
次元の彼方の可能性も、あります。。。。

15 名前: 11 投稿日: 2000/07/21(金) 00:14

沖縄は、アメリカが開国を求めた時に認められなかったら、
実力で占領する気だった読んだ事あります。
対中国を当時から考えていたんだろうか。
沖縄自体が、比較的小さいから占領し易いと考えてたのか?
明治以降の歴代政府は、沖縄の重要性をどれくらい考えてたんですかね

>>12検索かけてみたんですが、引っ掛からず。。。
他に検索キーになるもの、覚えてますか?

16 名前: ばばぼん♪ 投稿日: 2000/07/21(金) 00:25

>15
いやあ、わかんないんですよ。
もう一年くらい前のスレッドだし、ダメですかねぇ。
あのスレッド、とっときゃよかった(泣)
164過去ログ:2001/03/15(木) 21:30
17 名前: 通行人 投稿日: 2000/07/23(日) 05:25

単純に地図を見て、日本列島は、米露中という三大核保有国に囲まれています。
この列島上の政権(日本国)が「米露中、いずれに加担するのか?」によって、
三大国の政治的・軍事的選択肢が大きく変わってきます。

そのうえ、日本は経済的・技術的国力が第一級の準大国です、
その去就によっては、世界の力関係が大きく変化するでしょう。

もし、日本列島と台湾島(台湾も、ややよく似た地理的位置にあります)が、
大陸中国の支配下になったなら、
アメリカにとって、ハワイやグアムは前進基地になり、西海岸が軍事的国境線になります。
おそらく、オーストラリアは真剣に核武装を考え始めることでしょう。

誤解を恐れず極めて単純に言うと、地政学とは、そう言うことを考える学問です。
諸子の、軍事的側面からの意見を聞きたいと思います。

18 名前: 七篠権兵衛 投稿日: 2000/07/25(火) 13:25

地政学ではなく、今や「政治地理学」か「国際関係論」です。
「悪の論理」読んでると、まともな政治地理学がわからなくなります。
マッキンダーは原書房から出てます。
ついでにリデルハートの「戦略論」その弟子たるケネディーの「大国の興亡」も読みましょう。

19 名前: 名無しさん@そうだ選挙にいこう 投稿日: 2000/07/27(木) 03:48

地政学やろうとおもったら国際関係学科に行くと良いですよ.
わたしは卒論エリトリアを扱いました.

20 名前: 名無しさん@そうだ選挙にいこう 投稿日: 2000/07/27(木) 16:50

AERAムックの「新国際関係学がわかる」はどう?
読みやすかったし、偏りもない・・・と思う。

http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=99025041

21 名前: そりより 投稿日: 2000/07/27(木) 16:54

チャイナウエーブ読んだ人いる?
http://www2u.biglobe.ne.jp/~kayabook/cwave.html

この森野軍事研究所はあやしい団体でしょうか?

22 名前: >21 投稿日: 2000/07/27(木) 17:08

あやしくはないが、なんとなくぼけてる。

23 名前: > 21 投稿日: 2000/07/27(木) 17:43

http://www.amuse-soft.co.jp/g/g06.html

対ガメラ研究もやってます。(藁

24 名前: 名無しさん@そうだ選挙にいこう 投稿日: 2000/07/27(木) 18:24

>23
軍事の研究だけじゃ、食ってけないんだよ、きっと。
見逃してやって……(泣)
165>162-164:2001/03/15(木) 22:37
過去ログを読んでると地政学や「悪の論理」に
否定的な意見が多いね
なんで同じ2chでこんなに意見が違うんだ?
166名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 22:37
>161
蔵前先生の悪の論理は当時政財界や各界の人に戦後タブーとされた
地政学を知らしめ多大な影響を与えました。と同時にそれを
埋没させるかのように悪を冠した多数のトンデモ本が多数発行され
またこんなバカな本は読むべきではないと必死に貶めていました。
先生の書名と発行社わかる範囲ですけど
情報社会のテロと祭祀 -その悪の解析- 創拓社03-291-6841 昭和53
悪の戦争学 国際政治のもう一つの読み方
太陽企画出版03-270-8191昭和59年発行
悪の超心理学 米ソが開発した恐怖の秘密兵器 太陽企画出版 昭和58
悪の運命学 ひとを動かし自分を律する強者のシナリオ
  プレジデント社 03-478-1411  1983年
悪の情報地政学 謀略の世界のもう一つの読み方 (株)経済界
  タツの本  03-503-1211 昭和58
電話は出版当時のもので今と違うかもしれません。
先生は世界は自由平等博愛のような白昼夢でなく備えの無い国は
あっという間に他国の餌食になる弱肉強食が常識だと言われて
おられますが同時に日本人の深層心理にある恨みを水に流せる
災い転じて福となすおおらかな国民性に希望と強い信頼を
託されています。こんな本は絶対読んではいけない本かご自分の
感性で確かめてみてください。


167奈々資産:2001/03/15(木) 23:04
ハンティントンその他は
「現時点では日本はプレイヤーになれない。
移民を受け入れて文化的繋がりを作れ」
と言ってるが
これってどうよ?
168名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 23:20
移民を受け入れるメリットって何?
日本には失業者が沢山いるのに どうして移民が必要?
日本には土地が無いのに どこに住ませる?
日本はアメリカじゃない 移民を受け入れる義務は無い
労働力がどうしても必要なら一時的に出稼ぎを受け入れればいいだけのこと
169名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 23:21
従軍慰安婦等発明されてあたふたするレベル
だからまだ無理だけどプレイさせられボロ負けじゃないですか。
移民を受け入れる?正気ですか?
170>166:2001/03/15(木) 23:26
結局色々な本を読んで、或いは多くの人の
意見を聞いて、自分自身で判断するしかない
と言う事ですね。
でも自分自身で判断するにはよほど自分に
自信がないと出来ないよね
自分の考えを持つというのは非常に大変な
気がします。
171名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 23:51
>161
多分、ほとんどが絶版になっていると思うけど大き目の古本屋に行けば
「悪の論理」は見つかると思うよ。俺が探したときは「悪の論理」と「新悪の論理」
はそれぞれ二、三冊おいてあったから、これらは結構出回った本みたいだし、見つ
かるでしょう。結局俺はその二冊に加えて「情報社会のテロと祭祀」を買った。
〆て三百円なり。
172名無しさん@お腹いっぱい:2001/03/15(木) 23:57
ジェオポリティクスはウォーラスティンの影響を受けた
アメリカンニューマルクシストの学問ですよ。

国連やOECDの発展途上国開発関係の実証研究を参照しましょう。
173名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/16(金) 03:37
要は、国益追求の為に自然条件や環境が如何に政治に影響するかということだろう。
地政学の学問的意義や理論家の是非より自然の影響力と考えればいいんでないの。
それはそもそも地理学の本来の目的。
それに加えて国際政治や軍事で味付けしたからカッコ良くきこえちゃうけどね。
一種の総合的な政策学かな。学問というものが専門化細分化されたことの反動かな。
専門バカじゃ政策つくれないしね。
研究の意義はあるんでないの、、、。
174名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/16(金) 03:49
要約すれば、イギリス人とフランス人のおせっかい(藁)
175名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/16(金) 07:02
>113
皆がやって来た事がいきなり事件化する。そこにプロデューサーは
いないのでしょうか 身近なところを考えても会社の社長や役員、
議員や行政のトップ近辺の不祥事でさえめったな事では表面化しません。
(内ゲバや、すくなくとも同じ力をもった者の攻撃が無ければ)
徒手空拳の小さな一個人の正義感が社会の巨悪を退治することは
残念ながら少ないと思います。
ケーススタディとして、公設秘書の給与横領事件。
中島飛行機の末裔は己が身を処しました。
臆面も無く人のアラを攻撃する元社会党のパチンコ女も、
他のスレで追求されていたようにもっと酷く上前をはねています。
公金横領をしています。だけど、ごらんのとおりです。
いままで関係者の間で普通にすんできたことがなぜそこで声高に
しかも特定の個人に偏向して追求されるのでしょうか。
 宇野宗佑氏の指三本妾スキャンダルは 総理と外人記者の会見で
外国の通信社が質問して始まりました。政治家の臍から下は独立の
存在でおかまいなしが常のはずが(中国女性諜報員の性の虜になっても
報道さえされない政治家もいるのに) なぜか。宇野氏は外務大臣の時
中東訪問時Yの気にいらないことをしました。ご存知のように通信社は
Yのコントロール下にあります。迫害されているP人に肩入れした
気骨ある政治家宇野総理はかくて恥ずべき退陣を迫られました。
 リクルート事件もこの頃政治家の株は選挙前の政治銘柄にたとえられたように
普通の錬金術だったそうです。しかも皆がリクルートに群がり本当は
事件として筋がわるかったのをどこかの飼い犬 社会党の楢崎やの助が
隠しカメラを用意して自分にもよこせと脅しつけてむりやり出させ、
もってきた社員にこれは何の為だとかなんとか収賄の証拠の言葉を
言わせている映像がテレビに流れていました。
民営化で素晴らしい実績をあげていた中曽根内閣、 リクルート事件が
もし無かったとしたら郵政民営化も実現していたことでしょう。この後
民営化の動きは勢いをそがれいまの日本の桎梏となっています。
リクルート事件がもし無かったとしたら本当に大成したであろう器の人物藤波氏。
氏は全てを己の胸の内に秘め一人罪をきて事件を収めました。
しかし資金の一部を自分の家を建てるのにも使用したと大々的に報じられ
彼はいまだに戦いを余儀なくされています。
彼の政治家としての力を殺されながら。なおも証人喚問と騒ぐ
革新議員に対して惻隠の情をしらぬかと氏をかばう議員を
マスコミは非難してました。
 考えてみてください。
ゼネコン疑惑も米軍基地の工事に対する米の文句つけから出発しました。
(それも日本の金で賄う工事だったとか)
時の金丸氏はゼネコンは絶対に手をつけさせないと言ってました。
その日本の最高権力者でさえ抑えられなかった事件とは、、、
176名無しさん:2001/03/16(金) 16:16
ageてみたり・・・・・・・
177名無しさん:2001/03/16(金) 18:10
今NHKで 菅直人が”自民の一部勢力を含めた”新政権の可能性も
と言ってた
アカシックレコードの文章が現実のものとなるのか?
-----------------------------
http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/usout.html#toyota2
きわめて近い将来、まず森政権が退陣し、次に自民党が野党になる
(方法は、公明党の離脱による「衆議院の解散総選挙」から、
参議院選挙での自民党の惨敗まで、さまざまなパターンがある。
又、その後できる非自民連立政権の組み合わせも予測不可能なほど多様な
ものがありうるが、自由党と民主党が参加することははっきりしている。
共産党、社民党、公明党や、自民党の加藤派、山崎派、
森派!?の参加不参加までは、ここでは細かくは述べきれない)。
---------------------------
178名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/16(金) 20:11
アカシックってかなり電波はいってないか?
179名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/16(金) 20:25
どこかにさがってたの?
やっと見つけた。
180転載さん:2001/03/16(金) 21:17


アカシックを一躍有名にした
スハルト政権崩壊の予測は
MITのシミュレーションが元ネタ。
日本では電波にされてしまうのが現実。
インドネシアの駐在員でさえバカにしていたが
結果はご存知の通り。

去年の6月に発売された「文芸春秋」6月臨時増刊号に
掲載されたMITの4つのシナリオ

1・「非難を浴びる世界の警察官」
2・「軍事国家(中国)の出現」
3・「群雄割拠の世界」
4・「地域友愛の世界」

シミュレーションの締めくくりの言葉。

「世界の公共財を増産し、米国の指導力の衰退を減速させる
ことができるならば、冷戦時代とその後に確立された数多くの
経済的機構や地政学的行動規範が今後も続くように保証する
ことは可能だ。そうなれば次の世界秩序への移行も、比較的
円滑になるだろう。私たちが想定したシナリオのように、
もし日本が米国による世界秩序の維持を支援できなかったり、
その意欲がないならば、日本は新たな友人を探す覚悟を決めな
ければならない。さもなくば独力で、危険かつ高価な世界の
公益を確保する用意がなければならないだろう。」

181レイプ オブ ジャパン:2001/03/16(金) 22:41
>180
新たな友人ったって、中共だけは嫌、絶対に、いや〜!!!!!
182名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 06:05
>米国による世界秩序の維持
それは半分は幻想だよ。世界秩序は各国の勢力均衡で成り立っている。
何処につくかつかないかでなくて先ず疑うこと。
アメリカが冒険しすぎる可能性の方が昨今の情勢では高いよ。
対抗勢力ないしね。
一番警戒すべきはアメリカの冒険主義だよ。
中国は内政の為以外は簡単には冒険しないな。余裕ないしね。
人権だの民主主義だのの為に戦争始められたらアジアはメチャクチャになるよ。
ユーゴや中東でなんか進歩あったかい?MITも疑わないとな。
それに中国は既に日本の友人だよ。
もっとも本当のところ日本よりアメリカとより親しい友人かもね。
クリントンの頃は特にね。
そもそも拒否権持っていて国連に決定的な影響力持っている核保有国どうしが
本気で対立するのかね?
戦後の政治地図は連合国により作られ、冷戦後も基本的に変わってないよ。
そもそも冷戦は連合国や国連の成立の後に本格的に起こった現象だよ。
その前にもどっただけじゃない?となると連合国は仲良しかな?
183ななしさん:2001/03/17(土) 09:18
はてさてアメリカが人権や民主主義のために戦った事ってあったっけ?
民主主義を建前にしたことならあったと思うけれど、、、
まさかユーゴ空爆についてアメリカの言い分を鵜呑みにしてるなんてことはないよね?
184名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 12:10
>>182
> それに中国は既に日本の友人だよ。
> もっとも本当のところ日本よりアメリカとより親しい友人かもね。
> クリントンの頃は特にね。
そんなアホみたいな嘘はつくなよ。
185名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 16:28
>182

 国連作った国はどこかね?(笑)  どこの国にあるのかな〜国連本部は。(笑)

 貴方をドキュンと認定します。
186名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/18(日) 22:56
>170
大切な、、そうですかと見流していました。大変、、そうです。
おっしゃる通りです。思わざれば見れども見えず聞けども聞こえず。
反省、じぶんで考える、真剣に自問すればいかに大変か。
ルーチンワークで処理する。他人の考えに乗って
物事を判断する。これほど楽で安心できる事は無いと思います。
みなと同じ方向へ行く羊の群れ。しかし疾風怒涛の変化の時には?
牧用犬の吠えるまま誘導されそれで日本は塗炭の苦界にいます。
自分の考えを持つ。これほど難しい事は無いと思います。一度
悪の情報地政学を探して読んで見て下さい。どうしても
無ければ公立図書館にあると思いますので、  第四章
たぶんそこにあなたの解答があると思います。春秋に富む方だと
思います。群れる羊より自分を持った孤独の狼となって下さい。
頑張ってください。
187名無し:2001/03/19(月) 22:47
中共が米国の核ミサイルの秘密を盗んで、大騒ぎだ。
シナ系米国仁科学者がやったので,米国ではシナ系米国人の忠誠心に疑問が
出ている。米国人って本当に馬鹿だ。シナ人は米国人にぺこぺこするが,
腹の中で嘲笑しているのが分からない。
地政学は核兵器の発達で科学技術が新たな要素になってきた。

蔵前先生の悪の論理は今読めば,なるほどという内容だが,当時の
異常な空気下では,反対するものがいた。
それがこの本の正しさを証明している。
日刊工業新聞に再版を求めたらどうか。
だめならインターネット上で紹介するのもよい。
188名無し三等兵:2001/03/20(火) 23:12
age
189名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 14:43
 川勝平太の本読んでるとシナ海の地政学に思えてくる。
190名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 22:32
age
191名無しさん:2001/03/25(日) 16:05
今 日ロ会談後の記者会見で
プーチンが「地政学」という言葉を使ったね
日本とロシアの地政学的にみた重要性云々と言ってたよ
やはり地政学は国家運営を考える上で常識なのだろう
しかしこの後の森の喋りが不安だ、、、
192名無しさん:2001/03/25(日) 16:30
今回の会談で日ソ共同宣言の有効性を再確認
しかしプーチンはエリツィンよりずっとまともな人間に見えるな
193名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/26(月) 01:01
age
194名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/26(月) 09:18
ageru
195名無しさん:2001/03/26(月) 15:40
あげげ
196名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/26(月) 16:07
地政学はあくまで仮説レベルの話だろう。大前提は国益。
国際情勢をシミュレーションして参考にするのは当たり前。
今の日本の情勢認識は「信長の野望」「提督の決断」などの
ゲームレベル以下だぞ。
戦国武将は囲碁将棋を戦略研究の足しにした。
本能寺の変の前夜、信長の目の前で囲碁が打たれ、劫があちこち
沢山できて皆不思議に思ったらしい、関係ないね、スマソ
197名無し:2001/03/26(月) 22:55
地政学と言うのは国益のあり方をイデオロギー抜きで研究する学問だ。
仮説レベルではない。実証的な学問だ。
このため共産主義の宣伝が効かなくなるので、左翼が反発した。
しかしスターリンや毛沢東の左翼の国際戦略は地政学を基に作ったものだ。
198名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/26(月) 23:04
兵頭二十八氏の本を読め。
地政学ならず他範囲にわたる学問を垣間見れるぞ。
彼こそ、真のホモ・ポリティクス。
199名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/26(月) 23:40
>>199
「日本の防衛力再考」と「ヤーボー丼」なんかいいですね!
最近、兵頭二十八氏は何をされてるのでしょうか?
また交通観測のバイトに励まれてるのかな(藁
200>197:2001/03/27(火) 13:57
だとしたら、「地政」学とは、名前の付け方が悪い。
誤解を招くような気がする(もう既に誤解されているか)。

もちろん、地理的要因も国益を考える上での重要な部分だと思うが、
それだけではないだろう。
「国益学」(プ)とでも名付けた方が、余程はっきりしている。

ところで、林子平は?
201212:2001/03/27(火) 22:25
新しい板ができました
政治・経済板
http://ch212.ouchi.to/hokkaido/economy/index.html
http://ch212.ouchi.to/
202名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/03(火) 11:01
ageてみたり・・・・・・・・
203異邦人さん:2001/04/03(火) 11:17
いまポーランドスレ見たが、
中欧の国々は地政学の実験場のようだ
204名無し三等兵:2001/04/03(火) 19:39
ここのスレ、テーマが国家戦略論全体に拡大してるよな。別にかまわんが。
「地政学」ってgeoがついてることで分かるとおり、国家戦略論の中でも、
地理的条件を考慮した分野についての学問だろ。
絞ったほうがよいんでわ?
205名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/03(火) 23:17
204の方の言うように卑近な範囲で真剣なケーススタディを考えてみました。
なぜ米偵察機が海南島へ緊急着陸させられたか。最初は単なる事故と思って
ましたが、新聞やテレビ報道を見てるうちに、米国がなぜ急に偵察を増やしたか
中共の軍備増強が看過できる水準を越えつつあり、偵察されては困る中共が
暴走族の幅寄せでぶつけたのが真相ではと、あの中共が最初の文句と異なり勝手に
海南島へ着陸したのが勘弁できないと主張しだしたのをみて思ったのですが、これ
からの展開を注視する必要があると思います。中共の危険な軍備増強は軍部の
コントロールを江沢民が出来ているのか、またブッシュ共和党のアジアにのこる
三悪人を退治(また電波だといわれるかも)する決意の試金石として、、、
204の方の検証を期待します。

206名無し:2001/04/03(火) 23:32
米国の中共政策は封じ込めだろう。
経済ではなく軍事的な封じ込めである。
中共は核があるので北のロシアには出て行かない。
西も印度が核を持ったので出て行けない。
南が開いている。東の日本も。
したがって日本が核自衛すると東がしまる。
あと台湾に核を設置すれば、南も閉じられる。
あとは中共は内部で煮詰まるから中共国民が決めることだ。
核の時代は、人口や領土は、関係が無くなる。
中小国にとっては素晴らしい時代だ。
207名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/04(水) 14:36
書き込みが少ないので、地政学の時代は終わったという事で・・・・・・よろしいですか?
208名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/05(木) 06:34
よろしいです。
209名無しさん:2001/04/05(木) 08:21
日米安保にひたすら反対を唱える奴は中国の手先ってことだね
210名無し募集中。。。:2001/04/05(木) 10:21
>>207-208
よろしくない。これは名スレ。ログちゃんと読むのを薦めるよ。
211207:2001/04/05(木) 10:25
>>210
イヤ、参加してたけど最近書き込み少ないから、みんなにハッパをかけたわけ(藁

もうネタ切れか>ALL
212名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/05(木) 10:46
では、地政学的に見た日本の課題についての議論は如何でしょう?
シーレーンの確保・維持等、ご意見をどうぞ。
213名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/05(木) 22:55
>>212
ちょっと話題がずれてしまうが、戦時中日本は物資補給を軽視して
輸送船を片っ端から沈められた。つまり、シーレーンの確保を軽視したが
ために起こった悲劇と言えるだろう。
現在、日本におけるシーレーンの確保はアメリカにやってもらっている
と言って良いだろうが、アメリカが極東から手を引いた場合、戦時中と
同じような失敗をしそうな気がする。
214名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/06(金) 07:11
同意。
政府が必死に日米安保&米プレゼンスを維持しようとしているのは、
それが結局一番確かで安い方法だから。

あと、ブレジンスキーの本の受け売りだけど、
南北の融和が進むと朝鮮半島に米プレゼンスを
維持するのが大変になりそうだな。

北は適度に危ないほうが日本にとって都合がいいんじゃないか?(藁
215名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/06(金) 14:13
ちょっと横槍入れてすみませんが、日本の大学でこういう事習うなら何処なの?
政治学部?
216213:2001/04/06(金) 23:38
>>215
私は工学部の出身ということもあり分かりませんが、
法学部の政治学科や国際関係学部あたりになるの
かも?
そもそも前にもレスがありますが、日本でまともに
地政学を学ぶのは無理かもしれません。
217名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/06(金) 23:39
>215
日本では無理です。第一政治家が軍事知識を持ってない。こんな国家は
世界にありません。国の安全の要が日本ではタブーになってます。スレを
立てた方もそれが気がかりで警鐘をならしたのだと思います。
218215:2001/04/06(金) 23:55
>>216-217
なるほど、では皆さんは独学で知識を得ているわけですな。
読書に頼るしかないのか。
219213:2001/04/06(金) 23:56
>>217
だとしたら絶望的ですね。
日本で軍事知識を教えているのは防衛大だけでしょう。
非常に危機感を覚えます。
ただ、これは戦前から続く流れという気もしますね。
戦前もまともに軍事知識を教える学校は陸海軍の学校だけだったの
ですから・・・。
220名無しさん@お腹いっぱい:2001/04/07(土) 00:22
>>219
防衛大はちょっと最近は・・・って感じらしいと聞きますな。
私も実は蹴ったくちなんですが、まじめに防衛大行きたくていく人は年々減ってるようです、みんな受かっても蹴ります。
防衛庁も防衛大の質の低下に対して対策会議を最近始めてます。
221中道右派:2001/04/07(土) 00:42
>>212
マラッカ海峡では海賊が横行し、日本の船の被害も多い。
海賊対策を名目に、東南アジアへ海自の退役艦を供与し
防衛協力を進めるのも一考だ。
武器輸出3原則に抵触するかもしれないが、シーレーン
防衛には、東南アジアとの軍事協力は必要だ。
222名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/07(土) 00:47
防衛大は腕だめしで受ける人が多いから蹴る人多いのでわ?
理系の人は防衛医大、文系の人は防衛大の人文を受けるんだよね。
漏れも蹴ったけど、逝っとけばよかったかな。
でも研究はしたいけど、部隊を指揮する自信はないしな。。。
223名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/07(土) 00:49
>219
そうだと思います。もしあの頃真の軍国主義者が日本の政治家に
いたら、あの悲惨な戦争を防げたのにと思います。
224中道右派:2001/04/07(土) 01:07
俺が思うに、指導部の軍事知識の欠如と言うより、中長期的国家戦略と
情勢分析能力の欠如が問題だ。
中国侵攻も対米戦争も、目の前の問題解決の為に先行きの展望も無い
ままに政策決定された事を反省すべきだろう。

今もこの欠陥が是正されていないことは、軍事知識云々より更に憂慮
すべきではないか?
225名無し:2001/04/07(土) 01:07
戦争は避けられなかった。
当時の大国米英中ソが仕掛けてきたからだ。
日本の勝手にはならないよ。
226名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/07(土) 02:43
>225
そりゃそうだけど、もうちょっとうまく立ち回れたと言う事じゃない?
227名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/07(土) 17:11
確かロンドン大には戦争学部があったな・・・
228名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/07(土) 18:53
>>225
戦争が仕掛けられた?
それは在支日本権益を打倒しようとする
米英中ソを日本があえて敵にまわしたという
ことの居直りとしかいえない。
 中国国民党に日本権益と邦人への危害防止
要求をのませるための、軍事的揺さぶりと傀儡
政権でっちあげを居直る言辞でしかない。
229名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/07(土) 22:06
蔵前先生の悪の情報地政学の前書きです
、、、、
筆者が訴えたかったことは如何に情報に対処するかというテーマ
についてである。この問題は底の知れない奥行きを持っているので
到底筆者一人の手におえる問題ではないが、長い間、国際情勢の分析
をやってきたことも手伝って、その経験をふまえながら、私の手法を
述べてみた。諸賢の御叱正をいただければ幸いである。
現代の社会では情報ほど大切なものは無いと、大抵の人々は口に
するし、事実そう思っているようである。しかし、実際に仕事をする
立場にたち、組織のラインの上に乗ってしまうと、その事をすっかり
忘れてしまう人々が大部分である。
 情報洪水の今日無数の情報が流れ込んでくる。その中には矛盾するものも
相反するものも含まれている。しかし、そのどちらも本当の場合が
多いのである。
 それゆえ情報との格闘に慣れていない人間や、矛盾した情報の中で
意思決定する心理的重圧に耐え切れぬ弱い人間は、情報拒絶症におちいる。
あるいは殊更、おおきな声で怒鳴り散らして気に入った情報だけを
持ってこさせようとする。政治家であろうと、軍人であろうと、
ビジネスマンであろうと、このようなタイプの輩が事を誤るのである。
それが一個人の失策に終わるだけでなく企業に計り知れない損害を
与え、国家利益を大きく損なうことが多い。
、、、、
230名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/09(月) 19:15
悪の情報地政学
第四章
悪の戦略シナリオをどう立てる
情報能力を高めるシナリオの書き方
現代は情報禍!時代で、周りには無数の情報があふれている。情報洪水に溺れぬ
ために情報の真偽を見極め時代の流れを的確に読み取ることが必須条件。
それには情報洪水に慣れることである。汚染情報の濁流の中を泳ぎぬく自信を
持つことである。無数の情報の中からこれは重要だと思うものを抽出し
整理された情報を蓄積しておくことが必要である。そしてそれが無意識下に
残るようになればしめたものだ。結局人間がいざと言う時、瞬間的に判断意思決定
するのは脳の無意識下に残っている情報の操作によるものである。第六感とは
こうした情報収集の経験が積み重なった結果反射的に反応する判断力のことを
さすものであろう。この情報処理にはドラマトゥルギーつまりシナリオを
瞬時に書いてみることが必要であるが、その前提としての、必要な基礎訓練に
ついての私なりの考えを述べてみる。
、、、
231名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/11(水) 18:01
中国がメコン川の上流部分にダムを作っているとか、、
これも地政学的にみたら、ベトナム・ラオス・カンボジア・タイに対して
無言の圧力をかけるツールになると思われ、、、
中国がチベットにこだわった訳はこういうことだったのかな?
232名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/11(水) 18:05
知性学とはゴヴァの頭の中身を推し量る学問の事です。
233>232:2001/04/11(水) 19:13
>>232
ならペンタゴンもCFRも皆コヴァか?
234名無しさん:2001/04/12(木) 14:08
>215

筑波大学の中川八洋が講義のとき地政学っていってた。
235名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/13(金) 02:16
ロシアはハートランドから太平洋への出口としてウラジオストック(東の支配)
を確保しているが、日本海から太平洋に出るには、間宮海峡(浅くて通れない)、
宗谷海峡、津軽海峡、対馬海峡を通る必要があり、地政的に日本との衝突が
避けられない関係となっている。日本は単独ではロシアと対抗できないため
アメリカと同盟関係を結び、上記の海峡を監視している。そこでロシアは
旧ソ連時代、必死でシベリア鉄道を建設し、また日本を共産化(支配)するため
左翼の文化人や新聞を育てた。この時、特に沖縄や北海道を重視した(北海道は
陸上自衛隊の精鋭の北部方面部隊、沖縄は在日米軍が防衛にあたっている)しかし
ソ連が先に崩壊してしまい、ロシアは日本の情報網を失いかけた。
ここから生まれたのが、従軍慰安婦問題である(1991年より突如として発生)
これにより、日本の左翼メディアは共産主義を絶賛した罪から逃れ、新たな情報網
を拡充することに成功した。(かつて共産主義を賞賛した文化人やメディアが
盛んに慰安婦問題を取り上げている。)これにより、日韓関係は悪化、一方ロシア
は北朝鮮を通じ韓国への影響を強めている。ねらいは対馬海峡である(帝政ロシア
時代のウイッテは朝鮮半島を将来のロシアの領土と呼んだ。)つまり、地政学上
日本の本当の脅威は中国や北朝鮮ではなくロシアである。ロシアは大国の地位を
維持するために東アジアを自らの勢力範囲に入れる野心を捨てていない。
ハートランドを強化し、大海軍を創設してユーラシア大陸を内と外から包囲する
のが究極的な目標だろう。これは、極東の地理的条件から自動的に導き出される
結論である。対日重視を掲げるのブッシュ政権のライス安全保障担当補佐官は
ロシアの専門家であることからもこのことは明白である。
と、まあ、こういうことを考えるのが地政学でしょ。ドキュソっぽい??
236名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/13(金) 19:57
>235
すごい!
237名無しさん:2001/04/13(金) 20:21
>235
もっと!もっと聞かせて!
238名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/13(金) 20:50
>>235

う〜ん。俺には本当の脅威は中国であるとこの文脈から思ったが。
239名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/15(日) 05:09
ばか。大海軍つくる金どこにあんだ。経済のべんきょうもしろ。
240名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/15(日) 05:20
かつてのソ連が大海軍つくろうとして経済運営に失敗して
ついにソ連崩壊に至ったという事だろう。
大海軍建設には高度な技術と巨額の費用が必要
大陸軍建設は生産の担い手を兵役にシフトさせるため経済に打撃
よって両立は大変に困難。
かつて日本も帝国海軍、帝国陸軍が結局敗北。
あんな貧乏な無資源国がよくもあそこまでやれたとは思うが・・・
今中国がそれをやろうとしている。
原資は日本からのODAかな?
241名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/15(日) 13:29
235の続き
究極的な(大規模な地殻変動ないし重大な地政学的変化がない限り永遠の)敵は
ロシアであると指摘した上で、当面の(今後20から30年の)敵の中国との関係
について述べたいと思います。日本と中国の関係を考える上で最も参考になるのは
イギリスとヨーロッパ大陸の関係です。歴史的に見てイギリスの安全保障上最大の
脅威はヨーロッパ大陸に1つの強力な勢力が生まれることであり、イギリス外交の
最大の課題はヨーロッパ大陸を1つにまとめず、それぞれの国々の勢力均衡(バラ
ンス・オブ・パワー)を図ることである。よって「18世紀以降、イギリスは常に
ヨーロッパで1国がヘゲモニーをとらないようにバランスを取ってきました。七年
戦争ではフランス・オーストリア・ロシアに対抗してプロシアを助けて、植民地戦争
の宿敵フラン寸に対抗してヨーロッパでの対抗勢力を育て、ナポレオン戦争では
一時孤立の危機に立ちますが、スペイン・ロシアついでプロイセン・オーストリアと
組んでナポレオンを倒します。クリミア戦争ではロシアの南下をフランスと組んで
抑え、そして、二度の対戦では、ドイツの挑戦に対して、二度ともフランスと
ロシア、最後にはアメリカを巻き込んで勝ちます。」(戦略的思考とは何か 岡崎
久彦著 中公新書)これは日本の戦略を考える上で重要な視座を与えてくれます。
明治以前の日本の歴史において、最大に外的脅威は元の襲来であり、これは大陸に
1つの征服王朝が生まれ、それが朝鮮半島を支配したことから起きたことです。
歴史的に見ると朝鮮半島は中華帝国に対し服従か抵抗しか選択肢はありませんでし
た。朝鮮半島で激しい抵抗がある場合(または中国国内で外征を不徳とする中華思
想がある場合)日本は労せずに安全を守れます。しかし、朝鮮半島を敵対的勢力が
征服すると日本は重大な安全保障上の脅威を受けてしまいます。朝鮮半島を日本の
盾として利用するためには朝鮮半島への大陸からの圧力を弱める必要があります。
つまり、日本は、中国大陸を1つの勢力に与えておくべきではなく、いくつかに
分割して勢力均衡を図るべきであるということです。現在日本国内で嫌韓感情が高
まりつつあるようだが(確かにムカつく)、安全保障は好き嫌いの感情論ではなく
要不要の現実論で考えるべきである。日韓関係の悪化はロシア・中国を利するもの
で2chの書き込みは、結果的に日本の安全を脅かしている。(今のところ)韓国
は日本の役に立っており必要である。
242名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/15(日) 15:29

2ちゃんねるの書き込みは嘘をつくな!ということでしょう?
政府はきちんと抗議してほしいとか。

これができていないから国交断絶とか言い出す人がでてくるんです。
これさえきちんとできてれば韓国と必要以上に険悪な仲にはならないと思います。
243名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/15(日) 21:30
age
244名無し:2001/04/15(日) 23:45
ファイナンシアルタイムズを見ていたら、今回の米中衝突で
なぜ米国は中国にあれほど投資したのか、と言う戦略的な疑問が
提起されていた。投資が軍事力強化に使われているからだ。

膨大な金を米国から投資させ、それを使って米国に撃ちこむ核
ミサイルを開発する。賢い作戦だ。
日本も同じ轍を踏んでいる。日米ともに、失敗したとわかったら、
すぐに止めることだ。これを君子豹変すと言う。
245ななし:2001/04/15(日) 23:54
>>244
つい最近まで(今でも)日本たたきをしていたから、中国がアメリカの味方に見えていたのだろう。
アメリカが太平洋戦争聖戦史観を捨てない限り、アメリカは中国との同盟を指向しつづけると思う。

246EUと日本の連帯は可能か?:2001/04/16(月) 13:28
最近のメディアはアジア報道(特に中国、台湾、朝鮮半島)に偏りすぎ
ではないか?EUはドイツを中心に、人類が出来るだけ長く存在する
ためどうすればいいか?という既に地域連合の枠組みを超えたテーマ
で新世界秩序を模索している。にも関わらず、こうした報道は殆どなく、
幻想に過ぎない12億の市場論やアジアでの覇権に拘る米国や中国の
古い近代的国際戦略に日本人は一喜一憂している。

台湾問題等で中国が沿岸部に目を向けているうちは、ベクトルが分散
されEUも落ち着いて見ていられるだろうが、中国が現在推進中の
“西部大開発”が旧来の大陸地政学上、最重要地域であるカスピ海沿岸
地域を支配下に置くための布石でもあることに、日本のマスコミは殆ど
注意を払っていないようだ。また、この中国の戦略が、やがてEU諸国
との軋轢を生むことは間違いないといえる。

EUとの関係を強化することのメリットについてもっと考えるべきだ。
個人的には、EUへの準加盟国としての日本さえも、一応考慮して
おいて損はないと思うが、、
247名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/16(月) 14:12
中国からカスピ海へ達するとなると、
1.カザフ経由
2.キルギス・ウズベク・タジクの事情の入り組んだ辺りを通ってトルクメニスタン経由
3.アフガニスタン・イラン経由
どれもイスラムとかなりの軋轢を覚悟しないといけませんね。

いずれにしても、現在はイスラムゲリラに悩まされているとの報道ですが、チベットの実情を見ると、果たしてどっちが先に手を出したやら。
248名無し:2001/04/16(月) 21:56
とはいえ、まず自国の国防を整備してからの話だ。
情け無用の弱肉強食の世界では、核自衛を急ぐべきだ。
世界に50年も遅れている。

日本は核融合と燃料電池を開発し、門外不出の技術とする。
そのために必要なら相当の犠牲も覚悟する。
生き残るのは並大抵のことではない。

日本の投資は友好国印度へ向ける。中共への投資は減らして行く。
輸入も減らす。
249名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/17(火) 18:09
235・241の続き
中国と台湾の問題について考えてみると、東アジアの地図を普通に見れば、日本
のシーレーン防衛のため台湾がいかに重要かは明白である。この台湾の地政学的重
要性を考えると中国は海に出るため(日本を自らの勢力圏に入れるため)台湾を
諦めることはないだろう。アメリカは現在、同盟国(日本・韓国)と友人(台湾)
を重視する姿勢(ペルシア湾―インド洋―マラッカ海峡―グアム―ハワイ―北米
大陸の重視)を示しているが、究極的にはインド洋からオーストラリアの南側を
通ってハワイに至るルートに妥協する可能性も有り得るので(日韓台を捨てる
可能性はかなり低いが、安全保障政策は可能性の高低ではなく、有無で判断すべき
である)、日本は日米同盟を基軸としつつも、朝鮮半島(韓国)、台湾、マラッカ
海峡(マレー半島)を自力で防衛できるだけの軍事力を持つべきである。
米偵察機の事故については、故意か偶然かはわからないが日本にとって幸運な
事故である。なぜならこの事故によりアメリカ・中国両国内の世論に重大な変化が
見て取れるからで、第二次世界大戦前の日本人移民の強制収容問題に酷似している
ように思われる。つまり、アメリカ側の敵対的な政策に対し抗議すると、逆ギレ
してアメリカ国内の世論が硬化し、一方日本国内(中国国内)の世論はアメリカの
理不尽さに怒り、政府の対応を生ぬるいとして突き上げると言った状況である。
(また、かつての日本は近代化の成功で、今の中国は経済的発展で国民は自信を
深め、両政府ともなかなか引くに引けない)結果、アメリカ世論は中国に対し
不信感と敵対心を強め、中国世論は(かつての日本と同様)「アメリカ恐れるに
足らず」といった身のほど知らずな意識(中華思想の影響もあると思われる)を
持つようになりつつある。このことが、日本にとってなぜ幸運かと言えば、
アメリカ世論の硬化により、共和党だけでなく比較的中国に甘かった民主党も
強硬な姿勢をとらざるを得なくなり、アメリカの対中外交が(クリントンの時と
違って)一貫性を持つようになったからである。先に述べたように、日本は単独
でも台湾を死守しなければならないので、アメリカの政権が変わっても対中強硬
外交を取り、台湾を重視することは、日本の安全保障上歓迎すべきことである。
250七誌さん:2001/04/17(火) 21:26
地政学本=何の役にも立たない、糞拭き紙(トイレットペーパー)ですな。
既知害厨房の戯言だらけですね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
251>>250:2001/04/17(火) 22:10
残念なことだが、君の買ったのは痴性学の本だったのだろう。
とりあえず、このスレを最初から読むべし。
252名無しさん:2001/04/17(火) 23:16
>249

シーレーンが重要なのはよーーーーーくわかります。
でも、でもですね、地政学って日本の権力者たちが理解していて初めて
役に立つものなんでしょ?

このスレはとてもおもしろいんですが、同時にむなしさを感じません?
253249じゃないけど:2001/04/18(水) 00:17
政治家の役割とは識者や一般市民の意見を聞いて政策に反映させるのが仕事。
一般市民が理解していても別に損はないのだが?
それと、ここを読んでいる若い学生や政治家志望者がいれば今後、何がしかの役に立つこともあり得るだろう。
なお、シーレーンの重要性というのは、日韓中台すべての国に関わる事項。
中国も石油の輸入国となっていて、中東への依存度が今後高くなることは明らかだ。
これらの4カ国が束になったところで、アメリカには対抗できない。
インド洋までの制海権などとても確保できないよ。
中東への連絡路を確保、パイプラインの建設等を行いたいという欲求を持つのも
理解できる。

有体に言って、現在の中国の状況は戦前の日本と同様の状況に追い込まれているのであるが、
だからといって我が国国民が中国に同情するか、というとさてどうでしょうかね?
254253:2001/04/18(水) 00:19
パイプラインというのは >>246>>247 を踏まえた上での話ね。
ODAに関しては戦争が終わった後で取り立てるしかないでしょう。
255253:2001/04/18(水) 00:44
ただし、中国はロシアとの関係が深い。
米国との緊張が高まれば、CIS各国との関係が改善されてチュメニ油田からの原油供給が復活・増加する可能性も否めない。
ロシア自身はトルコ経由でイラクから原油を買うだろう。タンクローリーでね。(藁
現在、中国とロシアの間で相互守備条約を結ぶ内諾があり、共に前向きである。
ロシア空軍の統合演習の直後、中国の揚陸艦隊が九州沖で発見されたのは記憶に新しい。
これが中国とロシアの連携をただちに意味するかどうかは不明であるが、時期が近接していたことは注目に値し、かつ警戒すべき事項であろう。

長期的に見ても、話題はクラ地峡の運河開削ぐらいだと思う。
石油およびシーレーン関連についてはこれでOKかな?>ALL
256253:2001/04/18(水) 00:46
誤)長期的に見ても、話題はクラ地峡の運河開削ぐらいだと思う。
正)長期的に見ても、残りの話題はクラ地峡の運河開削ぐらいだと思う。
257253:2001/04/18(水) 01:00
地図を見てもらえればわかるが、クラ地峡はタイ王国内、ミャンマー連邦の国境近くにある。
ラノンからチュムポンへ至る地峡で、丁度マレー鉄道が走っているところ。
ここに運河を開削すれば、海賊で危険なマラッカ海峡を通過せずに済み、丸1日分の行程を
短縮できると言われている。

良いこと尽くめのようだが、問題がひとつ。
「誰が航行の安全を保障するのか」
258名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/19(木) 02:29
ばかたれ。経済考えたら日本に攻めてくるわけないだろ。
そんな余裕も必要もないよ。
消費大国として徹底的に利用するだろ。
今もそうだろ。だから中国もロシアももってんだよ。
頭使え。馬鹿。
どうも軍事に強くても経済や歴史や外交に弱いバカ最近多いな。
259253:2001/04/19(木) 08:57
>>258
え?どこの国が日本に攻めてくるの?

単純に軍事力だけに着目すれば、周辺国で日本に着上陸作戦を実行できる国はアメリカ以外には存在しません。
が、既に橋頭堡を築いているので余り意味は無い。
また、シーレーンを支配しているのはアメリカであり、この海上覇権に挑戦できる国も現状では存在しません。
シーレーンが脅かされたとしても、日本はオーストラリア迂回航路を使えばよろしい。が、中国は使えない。
日本・クウェート間がマラッカ経由で19日、迂回航路で21日。余分に必要な船腹は10%程度。

中露の接近について警戒しているのは軍事での連携があるなら、経済・政治的な連携が背後に必ずある、ということを暗示しただけに過ぎない。
石油の供給を海上輸送以外で賄えるのであれば、中国に対する経済封鎖が難しくなるので、アメリカの支配力が低下する。
ということを示しただけなんだが。
260名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/19(木) 17:55
235.241.249の続き
現在西太平洋エリアには(不完全ながらも)日米同盟と台湾が存在し、中国は影響
力を行使することは難しいので、中央アジア―インド洋を重視しつつあるように
思われる(インド洋で空母を展開することが目的)。かつて、ソ連は中央アジアを
影響下に治めインド洋への出口を探っていたと言う経緯がある。この時起こったの
がアフガン紛争であり、これはソ連のアフガン侵攻に対しアメリカがイスラム原理
主義ゲリラを利用して対抗したものである。結果、ソ連のアフガン侵攻の失敗と
自身の崩壊により、中央アジアに一種の混乱(軍事的空白)が生まれた。この時
影響力を深めたのが中国である。現在中国は2つのルートを通じてインド洋を目指
している。1つはパキスタンである。インドとパキスタンは敵同士、中国とインド
も敵同士、敵の敵は見方であるとして戦略上、技術上の広範囲で協力関係を模索
している。もう1つはタイ・ミャンマーである。タイは華僑の影響力が強く、また
中国の軍事的圧力を感じており、中国を(日本より)重視する政策を取っている。
ミャンマーに対してはロシアの極東エリアと同様に、人口動態的圧力(大量の中国
人の不法入国)をかけている。(ミャンマーは久しく軍事政権が続いているが、欧
米は旧ユーゴと違って本気で潰そうとはしておらず、日本は支援すらしている。つ
まり、軍事政権が安全保障上役に立っているということである)このような中国の
野心を封じ込めるもっとも効果的な戦略は元栓を締めること、つまりチベットの
独立である。日本は基本的には大陸の問題に干渉すべきではないが、チベットと
台湾の独立は支援すべきである。日本の防衛戦略の基本方針はシーレーンの防衛と
大陸の勢力分割と均衡だからである。ただし、日本は陸上交通(パイプライン)の
防衛力はなく、また大陸に経済的利益を求めて陸上の防衛力を強化し、大陸の問題
に大規模な政治的介入を行えば(金もかかるし)、日中戦争時の国共合作ように
(日本を共通の敵として)大陸の勢力を1つにまとめてしまうので、経済的利益や
エネルギーの安全保障を絶対に大陸に求めてはならない。
261名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/19(木) 23:45
ふむふむ、続けて、続けて
262名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/20(金) 04:56
中国の経済的利益はもう受けてるでしょ。
チベット独立で中国の他の自治区や民族が独立運動おこして
一番経済的に損するのは何処の国だ?君株式市場って知ってる?
おまけに経済封鎖まですんだ。へぇー。
んで、そんときわが国はどうなっちゃうわけ?
経済破綻かい?
263>262:2001/04/20(金) 16:51
はあ?中共の人?
一番損するのは中国自身に決まっているだろ?
日本は限定的な影響しか受けないよ。そんなことで株価が0円になると思っているのかい?
もうちょっとお勉強したら?

まあ、でも中国の分断を図るのはそんなに得策とは思えないな。
ロシアが絶対的な敵ではなくなった今、極東の安全はこの3国の力の均等によって保つべきだし、
アメリカは軍事的には同盟国でも経済的には競争相手であるので、アメリカの過度の干渉を排除
するためにも適度にパワーを持った国があるのは望ましいと思う。
関係ないけど、現在の嫌韓・無韓心はそういった意味で日本における韓国の重要性が薄れてきた
ことにも依ると思う。
将来の統一朝鮮は現在の状況だと反日政策を採りかねないが、本来なら日中露の3国の影響力を
バランスを取りながら排除していくべきだろう。
ま、中国の属国になりたいというなら話は別だけどね。
264名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/20(金) 17:30
>262
どうせ 日本から公務員のふりして金巻き上げている外務省だよね?
それは金融機関に口利きして稼いでいる創価学会の類。
己の卑怯さを認識していない人間。
自己組織の利益勘定しかできないところ。
265今日の日経に:2001/04/20(金) 17:33
日本近郊の海底に埋ってる天然ガスの採掘計画の事が載ってた
ガスによってエネルギー自給率が良くなったら石油の重要性は低下し
日本のシーレーン防衛もずいぶん変わるよね

しかしガスは良い位置に埋ってるなぁ
266名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/20(金) 19:32
>>265 それってメタンハイドレードのこと?
267個人的覚え書き:2001/04/20(金) 21:08
学研M文庫の「海上護衛戦」大井篤著
268駆逐艦雪風:2001/04/20(金) 23:19
台湾を取られるという事は,日本が中国の属国となるということ。
 日本が20世紀からアジアにおいて急激な発展を遂げたのはなぜか?
日本人が努力したから? それは必要不可欠な条件だったが,何よりも重要なのは,
日本が軍事的に東アジアの制海権を抑えた事だ。 日本の繁栄は軍事的な保証の上に成り立っている。
 アメリカが日本にアジアのパイを独占させたくないから,今度は日本とアメリカで共同してアジアを握っているだけ。
 もし台湾が中国のものとなれば,日本の株価は大暴落,日本の経済的地位は,(韓国もだが)低下,アメリカへの依存度が
拡大して,属国のように扱われることになる。
 いいかげん日本の現在の経済的繁栄が日本人の勤勉さにあるという幻想を捨てるべきで,
アメリカが阻止するまでもなく,分断されて大国の餌食になるアジア諸国は、自ら率先して台湾だけは死守しなければならない。
と言う事実が解ってないんでしょ?単に彼等わ。 事実を見たがらんだけでしょ?
何遍も言うけど学研M文庫の「海上護衛戦」大井篤著を読んでみればよーく解るよ。
凡百の政治、軍事、歴史、イデオロギー書よりこっち読んだほうが絶対いいよ。
269名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 01:45
同じ事書くな馬鹿。そつちよりフェアバンクでも読め。
アメリカの対中国アナリストだよ。
まえ言ったろ「中国は伝統的に外患より内憂を優先する」んだよ。
糞本読むな。ばーか。
日本が中国の属国になったことが4000年のうち一回でもあったかよ。
朝貢してりゃいいの。中国は日本やアジアのヒモなんだよ。
270名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 02:13
質問です。僕は今アメリカにいますが、学部で地政学を専攻したいと思ってます。今カリフォルニアにいますが、カリフォルニアで地政学の評判のいい大学や、教授っていますか?アメリカの事情に詳しい方お願いします。

そして皆さんは地政学は実学的だとおっしゃいますが、実際社会でたら、就職先としてどんな職につけるんでしょうか?
271名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 04:27
陸自のコンサルタント。
272 :2001/04/21(土) 13:05
268はあちこちで見かける
誰かがコピペしてまわってるのだろう
最近はマトモな文章をコピペしまくる厨房がいるらしいから
273265:2001/04/21(土) 13:12
>>266
うん。そう
2010年までに採掘可能になるらしいよ
なんか今の日本の天然ガス消費量の100年分は埋まってるんだってさ
それならどんなにバカスカ使っても30年位もつだろ
こうゆうのって地政学に影響するんじゃないかな
274名無しさん@どーでもいいことだが。:2001/04/21(土) 16:04
メタンハイドレードって世界中にあるの?
275名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 16:13
公明党はメタンハイドレード反対

http://www.komei.or.jp/kensaku_files/2000/12/14/007.htm
276名無し三等兵:2001/04/21(土) 16:14
>>272
何が言いたいのかわからん文章だけどコピペする人がいるんやねえ。

「海上護衛戦」はミリオタ必読書だけど、
読んだからといって賢くなるわけではないみたい・・・。
277 :2001/04/21(土) 17:13
>>275 反対は当然
日本が自力でエネルギーを得たら 中国様も韓国様も アメリカの石油メジャー様も
もの凄く困るものねえ
つーか氏ねよ公明
278265:2001/04/21(土) 17:42
>>277
太平洋側(大体紀伊半島から九州沖位まで)の採掘計画ですから
明らかに日本の領海内で諸外国も口出しされるいわれは無いんですけどね

尖閣諸島(油田)みたいに領土問題だされる訳じゃないし…
279265:2001/04/21(土) 17:44
あー日本語おかしい…(恥)
諸外国も×
諸外国に○
280名無し:2001/04/22(日) 13:10
エネルギー問題は大切だ。日本の生命だ。
解決は,原子力だ。核融合技術に総力をあげる。
この技術は門外不出だ。国禁だ。あと燃料電池を開発する。
自動車は電気自動車である。工場のエネルギーはただにちかくし、
これで世界の市場で価格競争に参入する。

台湾は地政学的に日本の友好国だ。中国と言う共通の敵がいるからだ。
日本の産業が中国に移っているのは危険だ。自民党中枢が中国共産党に
侵食されたためだ。売国政権が田中以来続いてきた。
もう切りかえるときだ。30年の損失は大きい。
281 :2001/04/22(日) 14:30
>売国政権が田中以来続いてきた。
すまんが田中の何処が売国政権だったか教えてくれ
エネルギー問題で石油依存からの脱却をはかろうとしてスキャンダルに呑まれたのが田中だ
一体彼の何処が売国的だったか 解説してくれや
282意地悪:2001/04/22(日) 15:53
経済板過去ログ コピペ
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=eco&key=984667263

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
23 名前:機種依存文字修正済みコピペ投稿日:2001/03/16(金) 04:08
  WBSを見ろ   Part 2

503 名前:山師投稿日:2001/03/16(金) 01:09
今、再放送を見て思ったんだけど、ちょっとマジな話だが…
(1)霍見教授はブッシュの政策ブレーンで情報が入ってくる。
 そして、ブッシュ政権は構造改革もしない、腐りきった自民党では日本は
 もうだめだと思っているという。
(2)この前のG7ではアメリカは銀行の不良債権処理に関し、直接償却を強く
 求めていて、それを受けた親米派の柳沢はそれを訴えた。
 米国企業の繁栄のため、日本の優良顧客をもった不良貸付先を綺麗にしてから
 安く買い叩きたい。ゼネコン、流通、銀行、生保など。
 長銀のように公的資金付きでただ同然で…
(3)しかし、亀井のような政治屋が跋扈してる限り、構造改革に伴った
 バーゲンセールは期待できない
(4)そこで仮説。例えば田中角栄の時の様にKSD疑惑というスキャンダルを
 CIA等を使って演出し、選挙で今の与党が大敗するように誘導する。
 米国はマスコミやCIAを使って日本を影から操ってきた。
(5)次の政権は日本をハードランディングさせ、2〜3年の短期で構造改革
 をし、徐々に本格的な景気回復を成し遂げる。
 しかし、その繁栄の果実は米国資本の入った企業が多くなる。
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=stock&key=984480328


24 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:2001/03/16(金) 04:12
そらそうだろ、今や外国資本なしに再建なんてあり得ないだろ、
いいじゃないかアメリカの企業にも日本資本が食い込んでいるのだし


25 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:2001/03/16(金) 04:20
ゆだやのいんぼうだったのか!

26 名前:意地悪投稿日:2001/03/16(金) 04:32
>(4)そこで仮説。例えば田中角栄の時の様にKSD疑惑というスキャンダルを
> CIA等を使って演出し、選挙で今の与党が大敗するように誘導する。

国際情勢板で小耳にはさんだんだけれども
田中角栄はアジア経済協力グループを作ろうとした。
アメリカはアジア諸国を団結させようとする田中角栄流外交に反対した。
しかし、田中は実行スキームを司(つかさ)に指示して作らせ始めた。
で、アメリカのどこかの勢力が日本にのけ者にされるのを嫌がって
ロッキード事件をリークして田中の政治活動を封じた。

サンプロの田原総一郎が検察を取材した本では、
ロッキード事件だけに関して言えば
現金の入ったダンボールの受け渡し時間に矛盾があり
ロッキード事件だけに限って言えば、田中角栄は無罪だという。

ロッキード事件は
田中角栄流の外交を阻止するためアメリカが仕掛けた陰謀なの?
日本高度経済成長の時期に
アジア仲良し組みを作ると日本に大きなメリットがあり
アメリカにとって損だったの?


27 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:2001/03/16(金) 05:02
得意のアメリカの過大評価だったんでしょ、
ほっておいてもアジアの仲良し組みなんて失敗しました。

34 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:2001/03/16(金) 10:42
>>26
田中角栄はアメリカに先んじて中国とオーストラリアの
鉄鉱石に関する協定を結んでしまった。
対中国政策に関しては日本側は焦っていたから急いで締結
したのだが、却ってアダになった。

35 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:2001/03/16(金) 10:55
>>26
 ロッキードに関しては無罪だよ。コーチャンが賄賂を世界各国の政治家に贈ったことにして実はニクソンに渡してた。他の国ではそんなことはすぐに見抜いて無視していたんだけど、日本のマスコミは当時から馬鹿揃いだったので信じちゃったんだね。
283名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/22(日) 19:25
田中派・経世会は戦後にできた党人派の集団である。戦後の混乱期の中
旧ソ連は社会党と自民党の一部、アメリカは自民党の一部と共産党を
通じて、陰に陽に日本の内政に干渉してきた。このような干渉を排除し
政治の自主性を確保するため愛国者たちが作ったのが田中派経世会
である。脅迫・買収・スパイ狩りといった汚い仕事をこなすことで、政界
での影響力をを持つようになり(アメリカのスキャンダル攻撃にも必死
で抵抗し)、同時に第3の道として中国との友好を深めた。しかし、
現在その親中的な政策が逆に日本の安全を脅かしている(日本のODA
は中国の軍拡に利用されている)。このような状況の下、アメリカと
日本の保守本流は中国の脅威を共有し、田中派経世会(野中)を潰そう
としているようだ。実際、経世会の方針は経済政策も安全保障政策も
時代の要請から外れ、消えていくことは自然なことなのかもしれない。
(この総裁選で小泉氏が勝利し、橋本派が主流から外れるだろう)
しかし、日本の政治の独立性・自主性(経世会)を失うことで、(欧州
と同様にアメリカの勢力圏に真の意味で入ることで)日本の改革が進む
というのは皮肉なことだと思う。
284    :2001/04/22(日) 22:23
青嵐会の時代がくる
285んでれ:2001/04/23(月) 04:31
>281
 280は田中が中国と仲良くしようとしたのがいけなかった(平和条約締結だっけ?おいらも厨房ゆえ正確なレス出来ずスマソ)と云いたいんだと思うよ。

 で、これからは、おいらの、拙い解説もとい私観。
 角さんが、あの当時、中国との国交を回復したのは壮挙だと思う。当時の中国はソ連と一歩身を引いた中道に近い社会主義国であった。農地の私有化等をかかげ開放・改革政策を採っていた。
 どうも、天安門事件・或いはソ連の崩壊から方向転換をしたようだ。いまや、覇権主義のかなり左側の国だ。北朝鮮に次ぐ左傾国と云っても過言ではないかも知れない。
 今の中国とははっきり言って組めない。反中国の台湾をはじめ周辺国と歩調を合わせ、調子に乗ったこの国にがつんと言ったほうが佳いと思う。
286名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/23(月) 20:31
>285
だから、中国はもう実体は共産主義じゃないって。言うなれば共産党による帝国主義体制。
私もあの当時はベターな選択だと思おう。中ソ対日米だったのをソ対日米に持っていった。
だけど、ソビエトがひっくり返ったので今度は残った中国が邪魔になってきたんだな。
だから売国売国と言わずに、状況に応じて組む相手を帰るのが政治の王道。
287age:2001/04/25(水) 00:50
このスレが2chで一番ためになると見た
288 :2001/04/25(水) 00:57
>>285-286 なるほど
当時の仮想敵国ソ連を孤立させるためか
そしてソ連が消えた今 共産党による完全独裁となった中国は自由主義陣営にとって
新たな敵 到底組めるわけがない
それなのにODAのキックバックでニヤケてる糞政治家もいる と、、、
このスレみてると歴史の流れが掴めるような気がしてくるよ
きっと中国は崩壊する 自由の力には勝てない
289名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/25(水) 16:24
>>285んでれ
> 角さんが、あの当時、中国との国交を回復したのは壮挙だと思う。
>当時の中国はソ連と一歩身を引いた中道に近い社会主義国であった。農地の私有化等をかかげ開放・改革政策を採っていた。
 当時の中国はプロレタリア文化大革命の真っ最中。
中道どころか毛沢東の極左路線でポルポト派の師匠。
人民公社は健在だったよ。
当時ソ連と軍事衝突するなどして社会主義国側は団結が崩れていた。
そのスキを突いて米大統領ニクソンが訪中し、米中連合でソ連を牽制しよう
とした。田中がそれを無意味にマネしただけと思われ
290289:2001/04/25(水) 22:11
当時の日本は軍事的プレゼンスが弱く米のマネをしてもあまり実質的な
意味はなかったのではないの?
米中接近の深い意味をソ連はさとっていたはず。
田中首相は72年に訪中し国交回復、73年に訪ソしたが、この順序は
逆だったので?虎の威を借るよな事するより、先に孤立感を深めたソ連を
訪れ優しい言葉(無内容な友好云々)でもかけてやれば日本をつなぎ止める
ために北方四島の件についても少しは色よい返事が得られた可能性が大きい。
ソ連は中国との関係については干渉されるだろうが、これも利用できる。
日中国交に反対とのコメントならば、そのままマスコミに流せばマスコミや
三木派もビビって中国、中国と騒がなくなる。(自民党内で三木派、特に
宇都宮徳馬あたりがバカに熱心だったらしい)
革命騒ぎに狂ってる北京などテキトーに相手してても何の問題もなかった。
そもそも中国と国交がなくてもそれまで全く困らなかった。ODAの出費も不要。
毛沢東が死に、革命騒ぎが一段落して中が冷静になってからアプローチしても
問題なかったと思う。
結局無駄な外交の典型ではないの?
あの当時のマスコミは文革賛美で国交回復を煽ってたみたいだからそちらにも
騙されてた国民にも責任はあるが、慎重さが足りなかったね。
逆にしたためにソ連から200海里でイヂメにもあってしまた。
国交で日本は何も得てはいない。
291名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/25(水) 22:15
茶々入れするようですまんが
19世紀的枠組みで21世紀を分析するのはやめれ。
戦車と軍艦の時代の地政学とミサイルと空爆の時代の
地政学は大いに異なる。
その辺を冷静に考えてから、発言してくれ。
292289:2001/04/25(水) 22:30
尤もあの知恵は生きるよね。
隣り合う国家は対立しがち、中は仮想敵となると露は味方。
米がそういう戦略をとればだけど、栗金団はHが忙しい間
仲間の為替博徒のソロスあたりがコトもあろうにルーブルで
博打やってロシア経済を打ちのめした。ロシアは西側に対し
不信感を持ってしまった。
しかも訪中して中との関係深めて、どうするの?
民主党はこれだからダメ。
ブッシュには少し期待。
293名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/25(水) 22:46
>>291
確かにね、軍艦の攻撃が及ばないハートランドの概念は少々古い
かもしれない。ただ海洋国家が貿易に重きを置いて海軍力重視する
のは変わらないし、国境線の長い大陸国家が陸軍力というのも
変わらないだろう。せめぎあいが大陸周辺に起こりがちなのも
不変だと思う。
291はどのように異なると考えているのか参考に聞かせてほしいな。
294291:2001/04/25(水) 23:07
それが、適当な資料が見あたらず、皆目見当も付かない。
しかし大陸間弾道弾が飛び交い、陸軍はその存在すら疑問視
されている時代(湾岸戦争を思い起こして欲しい)ランドパワー
シーパワーだの語っている時代では無いと思う。
295名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/25(水) 23:22
陸軍の存在が疑問視されてる???
それって軍事板で散々バカにされ相手にされてない説なんですけど
ハイテク戦争では陸上兵力無しで戦争に勝てるとでも?
むしろ湾岸戦争やコソボ空爆では航空爆撃だけの攻撃が
いかに危ういものかを証明してしまった戦争なんですけど・・・
296293:2001/04/25(水) 23:25
大陸間弾道弾が飛び交う戦争なぞ見た事ないぞ。
航空戦力同士のたたきあいからはじまり、制空権を支配した側が
爆撃やミサイル攻撃をして弱らせるのは日本も経験して敗者と
なった。
その後は上陸作戦や陸上攻撃で占領というのは不変では?
湾岸戦争もそうだったと思う。
297293:2001/04/25(水) 23:27
あらま!かぶった。
298名無し大学生:2001/04/26(木) 00:32
>日本では地政学や軍事関連の学問を大学で学ぶことができません
>>1
只単に需要が無いから大学にも講座が無いんではないでしょうか?
本当に必要なものなら、ちゃんと学科がありますよ!
たとえマイナーでも必要性があれば(例 インド哲学)どこかの大学なり
学校が講座を作るはずです。

必要性のない事に関わり煩うのは、みんな無駄だと思いますよ!
299>298:2001/04/26(木) 00:44
まあ戦後の日本じゃ「軍事」は触れてはならないものだったからな。
まして教育界はサヨクの温床だし。
ただ、時代の風潮で必要性がなくともそれが本当に「無駄なもの」か
どうかはまた別だと思うよ。まともに軍事が研究できないが故に
思考停止して「平和憲法を守っていれば他国は攻めてこない」
っつう非現実的な理屈を増長させる場合もあるし。
300名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/26(木) 09:57
地理学板の、地政学スレッド
http://ton.2ch.net/test/read.cgi?bbs=geo&key=987723908&ls=50
301名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/26(木) 10:46
Sea Power と Land Power をそのまま海上戦力・陸上戦力と思うから誤解が生じている気がする。
軍隊の行動しやすいところ=民間人も行動しやすいところ
と思えば良いのでは?軍事とは兵站。部隊の移動と物資の輸送。
水運と陸運のどちらが優れているか、というちょっとだけ拡大した視点で見れば古い地政学もまだまだ捨てたものでもないと思う。
マッキンダーは陸送能力(鉄道)を過大に評価していた、ということらしい。

輸送費でいうと、鉄道と水運では1桁とか2桁とかの違いがあるそうです。(資料なしで済まん)
また、鉄道は特定の重要拠点で事故がおきたり破壊されたりすると、機能が著しく低下します。
迂回路は設定されているでしょうが、機能低下は避けられません。
水運はどうか、というと積出港や荷揚げ港が破壊されればもちろん他の港を使わなければなりません。
しかし途中の航路が安全なら使う港を変えればよく、また、航路が安全でないなら、他の安全な航路に振り代えることが可能です。
(もちろん、安全な港と航路が必要だが、鉄道のタイトさに比べればフレキシブルで余裕がある。もちろん、荷揚げした後の陸送能力による補完は必要)

水運は鉄道に比べて
・コストが安い
・抗堪性が高い
・速度は遅い
ということが言えるでしょう。

これがマッキンダーに対する「LandPower過大評価批判」という奴だったかと。
302301 続き:2001/04/26(木) 11:04
モータリゼーション(自動車)について
鉄道に比べて自動車は
・抗堪性は高い (安全な道路があればなんとか)
・小回りが効くが、荒地の踏破性は低い
・コストは鉄道のほうが安い。ただし、総合的に見て鉄道は敷設に金がかかる。
・速度については鉄道網と道路網とどちらが整備されているか、による。現在、ほとんどの国では自動車のほうが有利。

航空について
空港は水運の港と違ってまだ数が少ない。また、燃料のことを考えると迂回はしにくい。
・抗堪性は低い
・コストは高い
・速度は速い
・輸送量は圧倒的に少ない
303301 続き:2001/04/26(木) 11:11
軍事にしても、経済にしても、その輸送が効率的かどうかでその勝負が決まる。
必要なもの(戦力or商品)を、必要な場所(戦場or市場)に届ける能力に優れる方が勝つ。
物が無ければ話にならないし、有っても使えなければ意味が無い。

より優れたシステムを構築した、あるいは手に入れた者が勝つ。
ただし、それは地理的・政治的要因を無視することは出来ない、ということです。
海に面しているか、資源はあるか、工業は、商業は、民族は、宗教は?
304名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/26(木) 11:57
貿易について

何故輸入するのか?
・自分の国にはない・作れない
・自分の国で作るより安い

何故輸出するのか?
・輸入するためには、外貨(相手国の通貨、もしくは基軸通貨が必要)

したがって、極論すると、輸入の必要の無い国は輸出の必要が無い。
当然外貨も必要ではない。

しかし、資源の枯渇や国内市場の拡大によって輸入が増大すると、それに応じて輸出を増やさなければならなくなる。
国内の物資が足りないから輸入が必要なのに、その足りない資源を使って輸出しなければならない。
なんだかおかしなことである。まるで、利子で借金が膨らんでいくサラ金地獄のようである。
そうした状況下で何が起こるか?まして、統制経済から自由経済に移行するとどうなるか。
終戦後の日本、現在の中国をみれば分かるが、インフレーションになる。
さて、中国がアジア経済危機のときに元を切り下げなかったことを評価する人もいるが、実際には切り下げると輸入が困難になるので、
そもそもそのような選択肢はありえなかった。中国は現在も慢性的な外貨不足で、その資金繰りのために日本のODAが投入されている。
一見すると景気は良いが、拡大する経済の規模に対して運転資金が不足していて、借金による自転車操業と見たほうがよい。
また、海外渡航者が外貨を比較的自由に持ち出せることも外貨不足の一因となっているが、これを禁止すると不満が高まるので、出来ないのであろう。
(ただし、日本のODAの一部が軍事に使われている疑惑については、否定する根拠も肯定する根拠も持っていないので、言及しません。というか、できません)
305304 補足:2001/04/26(木) 12:36
誤解のないように補足しておきますが、すべての中国人が自由に海外に渡航できる訳ではないです。(密航を除く)
また、国内のインフレによって、相対的にドルに替えやすくなった、というのも外貨不足の一因となってますね。
ただし、中国元には内地元と兌換元とがあるので、そうそう簡単にドルに替えることができるわけでもありません。
モグリの両替屋なんかあって、公定のレートに比べれば割は良いのですが、交換してもらえるのは内地元ですね。
出国するとき日本円には換えてもらえません。おまけに、「外国人なら兌換券で払え!」とか言って受け取り拒否されることもあるそうな。

内地元:外貨と交換できない。国内用
兌換元:ドルと交換できる、主に外国人用
都市部では当然兌換元の方が人気が高いが、田舎に行くと「こんなお札見たこと無い。偽札だ」と警察に通報されたり受け取り拒否されたりしたこともあったそうな。
で、警察にしょっぴかれて実はその地区は外国人立ち入り禁止区域だったのが判明して、罰金を払うことになったのだが、いざ払う段になって「偽札じゃねーか」
最後のは都市伝説の類だとは思うが、面白いので紹介した。多分、実話だとしても相当昔の話ではないかと思われる。
306:2001/04/26(木) 12:38
>>298 社民党員の方ですか? 活動ご苦労様です。

ところで地政学において航空戦力とミサイルなどの長距離兵器の扱いは
どうなっているのでしょうか?
将来は国家間の紛争においてミサイル攻撃が多用されると思うのですが、、、
それとTMDの扱いです 技術的には不可能などと言われていますが
万が一できた場合にはどうなるのか、、、?
307名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/26(木) 12:56
>>306
兵器の運用やその直接的な影響は純粋に軍事の学問だと思います。
地政学からはちょっと外れてる気がします。
それに、航空戦力やミサイルは既に戦場の主要な兵器の一つになって久しいです。
ミサイルでさえ40〜50年ぐらいは歴史がありますよ。V2を入れれば60年ぐらい。

TMDについて。
「鉄砲の弾を鉄砲の弾で打ち落とすことが出来ますか?」というのがこれまでの常識的な答え。
これから先については不明ですね。何かすごい技術的なブレークスルーがあれば実現可能かもしれません。
小型で大出力のレーザーが開発されるとか、ものすごい性能のレーダーが開発されるとか、ものすごい追尾・探索・軌道予測能力を持つをコンピュータプログラムシステムが開発されるとか、
敵の基地機能自体を破壊せずに無能力化するトンデモな兵器とか。(まぁ、世の中何が飛び出してくるかわからんし)

>万が一できた場合にはどうなるのか、、、?
片一方だけが手にした場合、一方的にボコることが可能になりますね。
ただし、第二次大戦後のアメリカがソ連がまだ核兵器を手に入れてないうちにボコったかというとどうでしたっけ?
そういうのは政治の問題です。
308名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/27(金) 09:55
小型で大出力のレーザーは開発できても巨大な電源が必要なのは変わらない。
今のままだと大型発電所並の電源が必要。
でも昔電源を肩から下げていた携帯がポケットに入るようになったのだから
電源の小型化は不可能とはいえない。
309名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/27(金) 10:04
TMD関連はこっちでやってね。

日本は核を持つべきか? −第二幕−
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=kokusai&key=982560377

310名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/27(金) 14:24
水利について。

水利には3つの重要性ががある。
まず第一に、飲料水の確保。食べ物が無くてもそうすぐには死にはしないが、水が無ければ3日で死ぬ。
第二に、農業用水の確保。水無しで農業はできない。
第三に、水運。すでに述べたが、安価で安定的な輸送能力は経済発展に欠かせない。
それ以外にも、健康の為には清浄な水が必要、とか、工業用水、という重要な意味を持つ。

日本では流れの緩やかな大河川が無いため、また、島国であるため大型船による河川通称は存在しない。
その為、上記の第三の部分が軽視というか無視される、或いは意識にも上らない傾向にあるが、世界の文明が発展した地域には例外なく大河川が存在する。
日本では河川の代わりに周囲を取り巻く海があり、西廻船東廻船といった沿岸通商が発達した。
ただし、江戸時代には淀川流域の水運や、利根川の水運、江戸湾・隅田川の水運が存在していて、河川通商も重要な存在であった。
実は現在でも内国海運の輸送量は相当な量に達する。(船腹約9千隻で約400万トン、総輸送トン数1年間で5.5億トン)

おまけ)いわゆる四大文明
エジプト:ナイル川
メソポタミア:ティグリス・ユーフラテス川
インド:インダス川、ガンジス川
中華:黄河

「河川の規模だけ」見れば、こうした文明の興り得た河川の候補はいくつかあげられる。
また、現代的視点で見れば、河川開発が順調に進めば経済発展の望める?地域でもある。
長江:竜山文明(文字が無かったため、黄河文明に吸収される?)
ウスリー川(黒龍江、中露国境および中国東北部)
ニジェール川(アフリカ、ナイジェリア。ただし、河川の規模に比して平野が狭い)
311298:2001/04/27(金) 14:33
>社民党員の方ですか? 活動ご苦労様です。
>>306
惜しい!俺は共産党員です。
まあ俺の考えをカキコしただけですので、お気になさらずに!
今まで真面目に勉強してきたけど、某国立大学に入学するまで、地政学や軍事関係は
全く必要ではなかったので!
俺は今でも不必要なものだと思ってます。
312298:2001/04/27(金) 14:37
失礼>>1でしたね。
313名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/27(金) 14:54
人工的な河川、運河について。
運河は水運のために開削される。内陸運河には付随的に農業用水等の整備も行われる。

>>310 では黄河と長江を別扱いにしているが、この2つの河川は運河で結ばれている。
通斉渠、邯溝、及び淮水を通じて結ばれた。この工事は春秋時代から始まって、漢代に至ってとりあえず完成、隋の時代に大々的に整備されてこの地方の経済的発展に寄与した。
現在使われている運河は、明元時代に整備されたもので、北京から(上海近くの)蘇州、嘉興辺りまで、全長1800Kmに亘る。
ただし、よく整備されているとは言えないし、現代的な大規模な船舶が通行できる訳ではない。
314名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/27(金) 17:14
さて、以上 >>301-305 >>310 >>313 と、水運の陸運に対する圧倒性ばかりを強調してきましたが、陸運もそう捨てたものでもありません。

大規模な都市は海岸沿いか或いは大河川の流域に存在し、鉄道以前は船舶・馬匹・人力によって物流を担っていまして、大規模な流通は河川の流域に沿った物に限定されざるを得なかった。
距離的には近くても、物流という面からはそれほど近かった訳ではない。
もちろん、各国とも街道の整備を行って流通量の増大を図ってはいただろうが、鉄道は都市と都市を直接結び、それまでの荷馬車による輸送に比べて速度・貨物の量を遥かに凌駕し、内陸部の発展に寄与したことは疑いない。

え?何故運河じゃないのかって?
運河開削には鉄道敷設以上に金がかかります。
初期投資コスト:運河>>鉄道>>道路
ランニングコスト:自動車>>鉄道>>船舶
また、運河を開削するといっても、結構な面積を必要とします。
10年ぐらい前でしたか、東京湾を埋め立てて、その代わりに関東平野を一巡する大運河を開削しよう、というトンデモな企画があったのですが、運河に要する敷地面積が東京湾と同等か、より広い面積が必要と分かった瞬間にボツになりました。
未開発で土地が余ってるならともかく、農地等に既に使われている場合、この分の損失は結構馬鹿にならないかと。
(当時の視点でなく、現代の視点で語っていますが、その辺は見逃してください)

マッキンダーが鉄道を過大評価した原因の一つとして日露戦争や第一次世界大戦が挙げられます。
大量の兵員輸送をシベリア鉄道経由で行った実績があるため、脅威に感じられたのでしょう。
第一次世界大戦においても、鉄道による戦略輸送は大きな比率を占めていました。
315名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/27(金) 17:26
ロシアにおいては、自国内の通商を海に頼ることができなかった、という点にも着目する必要があるでしょう。
(70〜90年代までは原子力砕氷商船というのが就役していて、北極海の氷を割り進んでました。維持が困難ということで、廃止が云々されてましたが、あれはどうなったんでしょうね。その影響かどうかはしりませんが、北にヤクーツクまで鉄道を敷設する計画があるようです。)
マッキンダーがハートランドとして重要視した場所に必ず含まれるところに、西シベリア低地というところがあります。
西はウラル山脈、東はエニセイ川、南はカザフ高原、北はカラ海に囲まれていて、まぁ確かに守りやすそうな地形ではあります。
冬は流氷で閉ざされてしまうため、海からの大規模な荷揚げは困難だし、寒いから碌な作物は育たないので仮に占領してもちっともうれしくない土地。
実際、1950年代に石油が発見されるまではそれほど開発がなされていたわけではない。
せいぜい、ウラル山脈沿いに鉱山があった程度。
重工業が発展していた訳ではないので、ウラル以東に引っ込んだら第二次大戦は負け確定ですよね。
もちろんそれが分かっているからこそ必死で防衛した訳ですが。

近年になってこの西シベリア低地で様々な地下資源が豊富に発見され、シベリア開発云々で日本に秋波を送ってきています。
よく勘違いしてる人がいますが、このシベリア開発は飽くまでも西シベリア低地のことで、オホーツク海沿岸や沿海州のことじゃありませんよ。
もしこの地域が開発されて重工業地帯になったら結構頭の痛い存在になるかもしれません。
ただし、
・物流に水運を用いるのは難しい
・気候から見て食料自給は困難
ということで、それほど気にするほどでも無いかもしれませんが。
(ロシアは旧ソ連時代に既に小麦の供給をアメリカに頼るようになっており、また、現在はベラルーシ、ウクライナ等分離独立した国から買い付けています)

おまけ)現在西シベリア低地で発見され、発掘されている資源
天然ガス、石油、石炭、鉄、銅、ボーキサイト、マンガン、金、白金、ニッケルなど。
レアメタルについても有望とされています。
316名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/27(金) 19:33
中央アジアについて。

カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン。
旧ソ連の崩壊に伴い、独立した国々。一応CISにはまだ加盟してはいます。
イスラム教徒の多い土地で、スンニ派が主体。ロシア正教徒もいるが、これはスラヴ人。
イラン・アフガニスタンと国境を接しているため、原理主義者の浸透に苦慮している。
様々な地下資源が豊富に発見されているのは西シベリア低地と同様である。
ただし、西シベリアと違ってこちらには欧米の資本が入りつつあります。
これは必然的にイスラム原理主義との対立を意味します。
(イスラム原理主義者は反米・反イスラエルなので、これらの国々が欧米資本を受け入れるということは欧米の走狗と見なされることを意味する)

資源の輸出にあたっては鉄道・パイプライン(石油と天然ガスのみ)・船舶のいずれを選ぶかでルートの策定が制限される。
日本にとって一番安上がりにつくのはカスピ海・ヴォルガ川・ヴォルガドン運河・ドン川・黒海・地中海というルートが考えられる。
イランやアフガニスタン・パキスタン経由は論外。山がちな地形なので、非効率で仕方ない。
欧州にとってはカスピ海沿岸からワルシャワ・ベルリン・ライプチヒまでパイプラインが既に通っている。
問題は、ロシア・ベラルーシ・ポーランドにいくら「通行料」を支払うのかということと、何か問題があってもちゃんと送られてくるかどうか、ということ。
アメリカは日本のルートと欧州のルートのどちらでも選択できる。
ただし、どちらのルートもロシアとの関係が重要になる。
このことを考えるとカスピ海・黒海のアクセスはグルジア・アゼルバイジャン両国を通過するパイプラインを選択することも考えられる。
317 :2001/04/27(金) 19:40
318名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/27(金) 20:12
なかなかの力作だねえ。
どなたかは知りませんが地政学の良い見取り図を提供して
もらったけど、何故わざわざsageで書くのかな?
319名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/27(金) 20:16
あ、ごめん。かちゅ〜しゃをつかってるんです。
sageのチェックボックスがチェックされてました。
いや、道理で何の反応もないと思いました。(自爆)
320名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/27(金) 20:56
インド亜大陸。

インドを外部から侵略した勢力は数多くあれど、たった一つの例外を除いては全てハイバル峠を通過して侵入しています。
ハイバル峠:現在のアフガニスタンとパキスタンの国境上にある。両国の首都、カブールとイスラマバードを結ぶ道路の通過地点でもあります。
このルートはアジアハイウェイ(インドシナ半島からテヘランまでを結ぶ)の一部でも有ります。
ただし、山賊の跋扈で通商路としてはあまり機能していません。(情報が古いかな?)

ハイバル峠を使わずに進入した唯一の勢力とは、イギリスです。
海上から支配しました。

この地域はインドとパキスタン、インドと中国の国境紛争を抱えていて、国境が未画定の区域が結構あります。
しかも、この3国、何はともあれ核兵器を持っている。
中印パの錯綜するカラコルム山脈、中印国境のアッサム州北部、また最近はシッキム州への中国人の浸透が問題になりつつあります。

また、ダライラマ十四世はラサを脱出した後、足取りが分からないまま急にデリーに出現、世界を、(というか割と一部の人々を)あっと言わせた。
一説には徒歩でヒマラヤを越えたとか言われてますが・・・。(まるで谷甲州の某小説の様だ)
321名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/27(金) 21:00
ちなみに、チベットからアッサム州を貫いてプラマプトラ川が流れていますが、サディア近郊までは流れが急峻で、とても通商には使えません。
322名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/27(金) 23:33
インド亜大陸つづき。

中国のインドへの浸透はアッサム・シッキムに限らず、ネパール王国へも行っている。
これはネパールの宗教がチベット宗教であるためチベットとの関係が深く、チベット独立運動の策源地になる可能性が高いと見なされているため。
また、カルマパ十七世のインドへの亡命ルートとしての疑いが持たれているため、その報復の意味合いも強いと思われる。
ネパールはグルカ兵の産地なのに・・・。兵の強さが軍や国の強さに結びつかない例。

なお、>>320はダライラマ十四世じゃなくってカルマパ十七世です。失礼しました。

ブータン。南部のネパール系住民を追い出したりしようとして、国内に紛争を抱えている。
現在は余り表立ってはいないが、カシミール・ネパール・シッキム・アッサムへの浸透ぶりを見れば、いずれはここも中国の工作が顕在化する可能性が高い。

バングラディシュ。インドがイギリスから独立するとき、ヒンズー教徒とイスラム教徒とで国を分割した。
これが現在のパキスタン(西パキスタン)とバングラディシュ(東パキスタン)の前身で、当時は合わせて一つの国だった。
これだけ離れていては文化的にも政治的にもいずれは対立は避けられず、インドの支援を得て東パキスタンが独立、バングラディシュと改名した。(1971年)
(もっとも、その前振りとして憲法停止・政党禁止などあったが)

例によってまた水運ということに結び付けて考えれば、ガンジス川河口を貿易に使いたかったためにインドは東パキスタンに肩入れした、という考え方もできます。(裏づけなし)
また、農業用水ということでネルー大統領の時にインディラ・ガンジー運河というのを開削し始め、パンジャブ州のインダス川(サトレジ川)上流部にダムを作って大インド砂漠(タール砂漠)を穀倉地帯に変えることに成功しています。
この川はパキスタン国内に流れ込むのですが、水利権で揉めたりもしてますね。結局はパキスタンが金を払って水を分けてもらっているようです。

インドの主要な輸出産業。
えっと。数学者とプログラマや半導体設計などの技術者。

インドの経済的発展はカーストの解消が鍵と言われています。
国外ではカーストを意識しないで済むが、国内に戻ると意識せざるを得ない。
このギャップを解消しないことには云々という言説がありますが、国外に出て仕事が出来る人(=英語をはじめとする高等教育を受けられる割合に裕福な人)は全体の少数でしかない、という悲しい現実があります。
323名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/28(土) 02:09
インドシナ諸国。
ミャンマー、タイ、マレーシア、カンボジア、ラオス、ベトナム。
地形を基準に国境が策定されているので錯綜する要因が少ない。

ミャンマーはエーヤワディー川水系とシッタウン水系とを有する。
エーヤワディー川は水運に用い(石油の輸出)、シッタウン水系側は鉄道が敷設されていて、この2つの交通路はマンダレーで合流する。
インド・バングラディシュ・中国・タイ王国に隣接するが、地形によってこれらの国と隔てられているので干渉されることもすることも無い。
軍事独裁政権では有るが、国内をしっかり掌握して周りの国に迷惑をかけないようにしているため、特に問題になっているわけではない。
スーチー女史を中心にして民主化運動があるが、純粋に国内問題とみなされている。
(イメージ的にはインドネシアのスハルト大統領による開発独裁みたいなものを考えると近いのかもしれない。)
マレー半島部ではすず・チタン・タングステンを産出する。

タイは欧米日中のいずれの植民地にもなったことの無い国。
外交がうまいのでしょうね。
大まかに言ってチャオプラヤ川流域の広大な平野部と、ムーン川水系のコラート台地、それとマレー半島部に分けられる。
ムーン川はラオス国境でメコン川に合流するため、こちらの水系は貿易には使いにくい。
首都バンコクを中心に鉄道が敷設され、コラート台地方面、半島方面、チャオプラヤ方面に接続されている。
コラート台地を南北に縦断する鉄道はラオスの首都ビエンチャンの近く、ノンカイまで達している。
クラ地峡を有し、ここが開削された暁には通行料が新たな収入源として期待できます。
このスレのどこぞでクラ地峡がマレー鉄道沿いに、なんて書いて有りましたが、チュムポンとラノンを結んでいるのはアジアハイウェイですね。(ごめんなさい、地図読み間違えてました)
産出される資源は天然ガス、すず。

ラオスは内陸国で、輸出入の経路を全面的にタイに依存している。
メコン川を使って河川貿易できれば別でしょうが、下流はカンボジアとベトナム。
現在でこそ安定してますが、ラオス内戦、ベトナム戦争、カンボジア紛争、中越戦争と、とてもじゃないですが危険で通商路としては使えませんね。
戦略的に重要な産出資源は無し。
324名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/28(土) 02:53
インドシナ諸国つづき。

カンボジアはメコン川流域を中心とした農業国。メコン川河口はベトナムが押さえている。
タイのバンコクから首都プノンペンを経てカンポト、コンポンソムまで鉄道。
重要な資源は産出しない。

ベトナムはインドシナ半島東海岸に沿って南北に細く伸びている。
ホン川流域の平野に首都ハノイ、メコン川の河口付近にホーチミン。
この2つの都市を結ぶのは海岸沿いの鉄道。
メコン川の河口を押さえてはいるが、ベトナム単独では使い道のない戦略要地。
メコンデルタ一帯が産業開発されれば意味を持つでしょうが、現在は宝の持ち腐れ状態。
輸出産業は米。タイに次いで2位。

マレーシアはマレー半島だけじゃなく、ボルネオ島の北半分もマレーシアです。
しかし、この東西マレーシアの間に浮かぶアナンバス群島、ナツナ諸島はインドネシア共和国なんですよ。ややこしい。(笑)
マレー半島部ではすず、ボルネオ島では石油、天然ガス、銅、アンチモニーが産出されます。
アンチモニー:レアメタルの一種。原子番号51。工業的には果たして意味があるのか?鋳物ぐらいしか見かけないが。

シンガポールは小さなシンガポール島と周辺のさらに小さな島々から成る国。
貯水池が沢山ありますが、降雨だけでは賄いきれないのでマレーシアから買っています。
産業は精密工業製品(半導体を含む)、金融(株式市場)。
この国が経済的に成功した第一の理由はクーラーの普及だという。確かに暑いよりは涼しいほうが働きやすいが・・・。
325名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/28(土) 07:36
久しぶりに見たら、結構スゴいことになってますな。

お気に入りに入れておこう
326名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/28(土) 09:07
ラオス・カンボジア・ベトナムはあれだな、メコン川の水利を
共有している点が重要だね。ただ、上流に中国があることはもっと
重要、中国がメコン川上流にダムでも作れば、以上の3カ国を押さえる
大きな外交カードになるな
327:2001/04/28(土) 12:32
>>311 共産党員でしたか
まあそう思うのも当然でしょう 日本の一般市民が地政学を理解したら
共産党や社民党は危機的状況に立たされる危険性がありますから

http://atlas.geo.cornell.edu/webmap/
コーネル大学のデジタル世界地図サービスです。任意の地点を切り出してjpgファイルでダウンロードできます。
このスレに役立つと思います。
ところでもっと細かい地形データが得られるサイトってありませんか?

328元党友:2001/04/28(土) 12:46
共産党員の人も、なぜ日本共産党ができたのか、
しかもコミンテルン極東支部の下に、
戦前綱領がなく、ソ連製の27テーゼ、32テーゼだったのは
なぜか?等自分の頭で考えてみると地政学と無縁ではないことに
気付くだろう。莫大な資金は上海の極東支部で受領。
ソ連は日本共産党を革命の主体としてより後方攪乱と謀略のために
支援していた。本当の狙いは中国革命。
329政教分離名無しさん:2001/04/28(土) 13:06
俺も某国で地政学ならったけど、Geopoliticsというクラス
ではなくWorld Strategyというクラスだったよ。
330名無しさん:2001/04/28(土) 13:11
>>328 ソ連の狙いも中国再分割?
なら日本と利害が一致するな これから先数十年は
ソ連と摩擦無しでやっていけるような気もする
いつかは対決せにゃならんのだろうけど
331名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/28(土) 13:42
>>326
上流には景洪という町がありますね。残念ながら経済規模その他が不明なのでダム建設が可能かどうかは地図からだけでは判断できません。
中国にとってそれだけの投資をして果たしてどれだけの見返りがあるか?ということを考えると難しいかもしれない。
しかし、三渓ダムが完成した後、その技術をどこかで使いたい、という欲求が発生することは有り得る。
普通の経済的効果だけを考えると、ダムで発電して電力をラオス・タイ・ベトナムなどに売るぐらいでしょうか。(ただし、ラオスは水力発電のうち、70%を既にタイに輸出しています。)
大きな外交カードになる、というのはその通りだと思いますが、それだけの余力が今現在はないだろうと思います。ただし、将来的には可能性があると思います。(ご指摘感謝)

>>327 1さん
いいサイトを紹介していただいてありがとうございます。これで河川(River)と鉱山(Mine)が表示されればなお良いですね。
おおまかな地形が分かるだけでも十分助かると思います。
私は帝国書院の高等地図帳を使っています。なんだかんだ言って、便利ですよ。
巻末には各国の人口・面積・GNPとか載っているので資料としても結構お勧めです。
多少古くても構わないのですから、皆さんも引っ張り出して来てみてはいかがでしょうか。

地形以外の各国のデータについてはここを使っています。
http://www.sekainenkan.com/MENU/GENSEI.HTM

>>328
実際、成功していますしね。満州国中枢に日本人・中国人の共産党の工作員が数多く入り込み、満州国の官僚機構をそのまま用いて強力な統治を行い、国共内戦の勝利の礎になったと言われています。
国共内戦については現在まだ明らかでない事柄が沢山ありますが、戦史として見るといろいろ参考になりそうなのでどこかに資料が無いかと思ってるんですが。(笑)
332名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/28(土) 15:14
中共が長征の果てにたどり着いた延安でケシの栽培を農民に教え
できた阿片を満州や上海に売って資金にしてたというヤクザのシノギ
まがいの話とか(蟹
ベトナム戦争では米兵を中国製の麻薬付けにしてたし、
まんざら嘘でもなさそうだがとにかく資料がない。
333名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/28(土) 15:26
シンガポールに関しては華僑の国だがいろいろあるらしい。
東南アジアの華僑が稼いだ金を国内で再投資せずシンガポール
に送金し、シンガポールから香港に送られてそこから投資されて
いたとか。これは簡単に調べられる。
インドネシアあたりの華僑が国内で再投資していれば
国内の雇用増加にもなり経済がもっと発達していただろうに
あれでは庶民の怒りが華僑に向かうよ。
まるで絵に描いたような階級闘争だ。
おまけに昔のインドネシア共産党の幹部まで華僑。
どうころんでも華僑に支配される絶望的な状況
334名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/28(土) 20:29
シーレーン近辺の島嶼国、地域。
インドネシア、フィリピン、台湾、沖縄、日本。

インドネシアは一万三千以上の島々からなる国。
スハルト大統領の開発独裁ということで強力な統治を行っていましたが、その政権は倒れて現在政治的に不安定になっています。
軍は特定政党と結ぶと却って命取りになる可能性が高いと見て、政治的に中立の立場を選択しつつあり、今後は政党・政治家の力量如何によってどう転ぶか分からない状況。
場合によっては東ティモール、アチェのみならず、あちこちで分離独立の火の手が上がらないとも限らない。中国よりもこちらの空中分解の方が早いかも。
鉄道はジャワ島と、スマトラ島の一部に敷設。島国ですので国内の運輸は船舶によるところが多大でしょう。
輸出している物資は天然ガス、石油、ボーキサイト、ニッケル、すずなど。

フィリピンはインドネシアほどではないですが、それでも7000を越える島からなる国。
スービック、クラークという米軍基地を提供していましたが、現在は米軍は撤退。
ピナツボ火山でしたっけ?噴火を理由に撤退しましたが、本当は経費がかかり過ぎるからだったという話がある。
フィリピンから米軍が撤退したことにより、台湾・沖縄の相対的な重要性が高くなった。
ただし、フィリピンからの撤退はベトナムのカムラン湾からソ連海軍が存在しなくなったから重要性が低下したという評価もある。
クロムを産出する。

台湾は台湾本島と周辺の島、大陸近くの馬祖島、金門島からなる地域。
独立台湾とは事実上独立しているが、しかし中国の一部としての台湾を意味し、
台湾独立とは中国から分離して完全に独立することを意味する。ややこしい。
日本と同様に内国海運が盛んであり、台湾を全周する鉄道が敷設されている。
道路網もよく整備されており、内陸輸送にも難が無い。南北を縦断する高速鉄道が建設中である。
日帝時代に建設された農業用水により、米の生産も多い。(ジャポニカ種)
産業は電気電子、機械工業。
335名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/28(土) 20:29
シーレーン近辺の島嶼国、地域。つづき。

沖縄。
基地と観光の島。
県民130万人だが、農作物の生産量からすると、一説には可食人口20万人という話もある。
ハワイが食糧自給できないのと同様、本土から大量の物資を送り込まなければ維持できない。
アメリカ海兵隊第一師団が駐留している。
東シナ海の蓋。

日本。日本海の蓋。
せっかくロシアが手に入れた不凍港ウラジオストックも、この国があるばっかりに無用の長物。
宗谷海峡、津軽海峡、対馬海峡。海上自衛隊の水上部隊と潜水艦、対戦ヘリなどで今も封鎖は万全。
唯一間宮海峡は開放されてますが、冬は流氷で閉ざされます。

番外として、海南島。
もしここが欧米列強や日本に割譲されたり独立国になっていたりしたら現在の中国にとっては悪夢でしょうね。
鉄を産出します。
鉄道は西海岸に沿った一部。
道路網と周回海運によって輸送が賄われます。


今後、紛争の火種になりそうな諸島。
西沙群島。ベトナムと中国。
南沙、中沙、東沙群島。マレーシア、インドネシア、フィリピン、中国。
尖閣諸島。日本と中国。
カムラン湾からソ連が、フィリピンからアメリカが撤退した戦力の真空を埋めるようにして中国が進出。
336名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/28(土) 20:30
朝鮮半島について。
半島東部は山脈が連なり、海岸沿いに細長い平野が南北に続いている。
西部も結構複雑な地形で、平壌、開城、京城、大田、光州、大邸はそれぞれ別の平野・盆地に属している。当然水系も別。
さらに慶尚道は北と西を小白山脈で囲まれ、守りやすい地形である。
日帝時代に鉄道と農業用水を整備。戦前は南部が農業主体で、北部が工業主体だった。
平壌は緯度が秋田や盛岡と同じくらいで、気候が厳しい。南部に農業の重点が置かれたのは当然といえよう。
北部の山脈から採掘される資源だけでなく、遼東半島から出る資源を加工する工場等が整備され、平壌は満州経営を支える工業都市であった。
南部からも鉄や石炭が採取されたが、これは釜山から下関に運ばれ、内地で加工された。
この工業の偏在が朝鮮戦争初期における北優位の原因の一つと言える。
また、満州との連絡を強化するため、鉄道網の整備が為されていたため、中国やソ連からの支援を受けやすい体制にあった。
中国との国境は鴨緑江、豆満江と長白山脈を結ぶ線である。
337名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/28(土) 20:30
中国東北地区(旧満州)について。
遼東半島では鉄、銅、金、ウラン、鉛、亜鉛、タングステン、マグネシウムなどを産出する。
大慶では石油を産出する。
気候は寒く、米作ではなく麦作の地方である。
東北平原は遼河を水系とする南側と、松花江を水系とする北側とに分けることが出来る。
遼河は渤海湾に注ぎ、松花江はロシア国境で黒龍江に合流し、最終的には間宮海峡に注ぐ。
この2つの水系を結び付けているのは鉄道である。
運河を開削すればもっと効率的であるが、ソ連との軍事緩衝地区の意味合いを持たされていたこともあって、過去そのような開発計画が発表されたことは無い。
重点開発は直轄市である北京、天津、上海、重慶がまず対象となり、後に福建、広州などの南方が経済特区として優遇されることになった。
まして、南方人脈の江沢民のグループが党中央を占める限りは、この地方が目を見ることはないだろう。
戦前は日本や朝鮮半島が資源や資金の供給地として、また農産物の消費地として控えていたが、現在この地方は南方の工業地帯への出稼ぎ労働者の供給源でしかない。
北京から高速鉄道を敷設する、などと言ってはいるが、そんな物一つで解決するなら苦労はいらない。(たとえ、代わりに運河を開削したとしても)
これが、いわゆる中国の南北問題である。
338名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/28(土) 20:30
ロシア沿海州地方、黒龍江流域、樺太について。
黒龍江、ウスリー川流域に沿って鉄道が敷設され、その終端は軍港ウラジオストック、商港ナホトカである。
ナホトカから、黒龍江河口のニコライエフスクナムーレの航路が存在するが、これは黒龍江流域で河川通商を行っているものと思われる。
それならいっそハンカ湖からウラジオストックまで運河を(以下省略)
この地区では石炭、すず、鉛、亜鉛などが産出される。
樺太のオハ付近で天然ガス、石油を産出。オハからハバロフスクまでパイプライン。
339名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/28(土) 20:30
モンゴルについて。
ソ連崩壊後、ソ連軍が撤兵して軍事的空白が発生。(国軍は一応ある)
しかし、重要な資源を持たないため、中国から侵略を受けてはいない。
この国の平和のために、願わくは地下資源が見つかったりしませんように。
鉄道は、ソ蒙中鉄道が南北に縦断しているものと、東方にロシア領内からの物だけ。
340名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/28(土) 21:07
新疆ウイグル自治区について。

1955年までは独立国で、東トルキスタンといった。
ジュンガル盆地周辺でウランが産出される。核実験場など関連施設がここに集中する。
もしここが失陥したりすれば、中国は核戦力を維持できなくなるかもしれない。
少なくとも、核兵器の開発や更新に遅れを来すことは間違いない。

現在、イスラム原理主義者の資金・武器の支援を受けて分離独立運動が展開中。
アフガニスタンから直接のルートではなく、タジク・ウズベク・キルギスの山岳地帯を浸透しているらしい。


チベット自治区について。

ウイグルと違って外部に有力な協力者が存在せず、また、地下資源も特に見つかっていないために、それを餌にして援助を求めることもできない。
仮に独立できたとしても独立を維持できるかどうか不明。


また、ウイグルが独立を果たしたとしても、異教徒であるチベット仏教徒を助けなければならない義理も無い。
ウイグルが無事独立を果たし、かつそれを維持するためにチベットとの連携が必要と感じたときに初めてチベット独立の可能性が見えてくる。
しかし、新疆ウイグル自治区を管轄するのは蘭州軍区、チベット自治区を管轄するのは成都軍区。
蘭州軍区の軍だけでは対処できなくなって、成都軍区から支援部隊が送られるような事態にでもならない限り、そのようなことが起きるとは考えにくい。
341名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/28(土) 21:12
>>340 補足
チベットが併合されたのは1951年。東トルキスタン同様、武力によってです。
342331 訂正:2001/04/28(土) 21:19
>これで河川(River)と鉱山(Mine)が表示されればなお良いですね。

ちゃんと出ますね。(汗)
使い方がどうもまだあまりよくわかっていなかったようです。
日本の川は小さすぎて、表示されないようです。
鉱山についてはどういう分類なのか今ひとつよく分かりません。
油井、露天掘り鉱山、山岳鉱山?
衛星からの分析だとそれぐらいの違いしか分からないと思うのですが・・・。
343名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/28(土) 21:37
中国のチベット侵略はとりあえずヒマラヤ山脈まで領土を拡張しておかなければ、
いつ背後を脅かされるかわからんからなのかな?やっぱ。
344名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 06:41
1949 国共内戦終結、中華人民共和国成立
1950-1953 朝鮮戦争
1951 チベット併合
1955 新疆ウイグル併合
1958 金門島攻撃(これが原因でソ連からの核開発を断られる)

朝鮮戦争のどさくさまぎれにやっとるな。

>いつ背後を脅かされるかわからんからなのかな?やっぱ。
日本が危ない>朝鮮を保護国化>満州は日本の生命線>河北侵略>日中戦争
背後が危ない>チベット併合>カシミール・ネパール・シッキム・アッサムに浸透工作

まさかインドとドンパチ始めたりはしないとは思うが。
守るため守るためといいつつ攻め込んでく姿勢はどこかの国の昔を思い出さずにはいられませんね。
345名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 06:43
>>344
>1958 金門島攻撃(これが原因でソ連からの核開発を断られる)
×核開発
○原子力技術提供
346298:2001/04/29(日) 11:03
>>1
単純な疑問なんですが、俺の通う国立大学においても、偏差値が高い人間ほど
軍事等に対する関心が薄いようです。(文系学部)
俺の周りでもその様な事に関心がある人間は、全く存在しません。(皆成績が
良いので将来官僚等になる者も多いと思いますが)
もし本当に地政学及び軍事が、知識の中に於ける必須の物だと思われておられ
るなら、具体的にその必要性について、説明していただけますか!
私は最低限の知識と理解力はあるつもりですので!
説得力のある論拠を示していただけたら、幸いですが。
347名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 11:23
>>346
君が(あるいは偏差値の高い君の大学の人)地政学を学ぶ必要が無い事と、どこか地政学などの学問を学べる場所が必要だって事は、何も矛盾しないでしょう。
ひとりの人間の中で見れば必須の知識だとは思わないけど、国家としてみれば必須だ、そういう事。
君はやる必要ないよ、興味がないんだからさ。
だからさ、アホな事はもう止めて、どっか逝ってね。

3481:2001/04/29(日) 11:28
>>346 関心が薄いと思われるのはそのような学問が存在することを知らないor意識しないからでは?
普通に大学の講義として開講されれば 以外に繁盛するかもしれませんよ?
http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/tasuki.html
私は↑を読んでから 地政学は大学の一般教養でやるべき学問だと思うようになりました
少なくとも微分方程式や量子論(理系なもんで)よりはずっと面白い。
ところで(事実かどうかは別にして)どうしてこんな面白い文章を既存の雑誌で読むことができないのでしょうね?

地政学や軍事関係の学問 戦争の歴史 現在の日本の状況について国民みながしっかりと学んだら
「平和主義者」と呼ばれる方々は全滅してしまいますね。
そういえば旧社会党でしたっけ? 朝鮮戦争で北が釜山付近まで攻め込んだ時
党大会でそれまでの憲法解釈を投げ捨てて 自衛のための戦力は許されるという路線に方向転換しようとしたのは
しかし戦局が安定しているとの情報が入ると ”自衛隊は違憲”で落ち着いたとか(笑)
こういった人達に「羞恥心」というものは無いのでしょうねえ
349名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 12:04
そのページの尼子が吉川を毛利方に送り込んで
>いざ決戦という土壇場になって吉川軍は敵陣であるはずの毛利陣に駆け込み、攻撃ではなく、「合流」をしてしまうのである。

ってあるけどこれ敵陣であるはずの尼子軍の間違いじゃない?

3501:2001/04/29(日) 12:14
>>349 あ ホントだ
間違ってますね
メールで教えておこう
351名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 14:08
>>346 298さん

そういう人たちも国T試験に地政学関連から出題されるとなったら意識が変わるでしょうね。
案外、そんな物です。
352名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 15:49
>>298
俺も、東大法学部出身だから、言いたいことはよ〜く分かるけど、
最悪の場合を想定するのが安全に世渡りする基本だよ。
皮膚感覚だよね。何が本物かを見抜く力って。
情報処理はできても、感性の鈍い利口バカ沢山いるのは分かっているよ。
あと、政治とは、毒を以て毒を制するのが基本だからね。
悪に強くなければ悪には勝てない。
こういうタイプの東大生って、ホントいなくなったね。岸信介とかは、東大法首席にして
悪にも強かったけどね。ああいう頭もタフネスさも、図抜けた指導者でないと、世界の
海千山千には勝てない。
所詮、人間は最後は身の安全と欲得で動くから、これに即して誘導するということ。
要するに、悪に負けない基礎的教養として、悪の図式の基本を示す地政学が必要なの。
そういう意味では、政治は悪と隣り合わせだけど、バカが政治に清潔を求めるのは
お門違いとくる。北岡伸一教授もいっているけど、露悪趣味や私利私欲では
人はついてこないし、蓄財と保身しか脳がない人は、真っ先に排除すべきだね。
民主主義とは、政治家を国民が使い捨てることだよ。


353名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 16:17
ロケット・ミサイル飛び交うこの時代に
地政学かよ。19世紀人は滝に打たれて
目を覚ましてきたら?
354名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 17:01
今度はミサイル万能信者かよ。。。
355名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 20:26
四川盆地について。

古くは蜀と呼ばれ、劉元徳が蜀漢を建てた土地。
新しくは、中華民国が南京を放棄した後立てこもり、外部からの支援を受けて生き延びた。
守りやすいが、外に出るのも難しい土地。中原に比べて経済力で圧倒的な差がある。
蜀・漢中・洛中といった山岳地帯から平原に出て成功するのは
・中原が疲弊している
・中原が混乱している
・異民族の侵入
以外の場合以外にない。

おまけ)
三峡ダムが完成すると、水位が300m(!)上昇し、標高230mの重慶は水没する。
重慶の機能は成都へと移転しつつあるが、しかし何か重慶に恨みでもあるのであろうか。
356名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 20:26
華南沿岸地方について。
広州、福建、浙江。

中原に直接アクセスする水路がないので海岸沿いの交易が中心となった。
後期倭寇の跋扈する地域でもあった。
明末、この地方は日本への輸出産業で莫大な利益を挙げていた。
鉄道が敷設されて内陸との直接の連絡路も拡充されたが、現在は海外貿易の拠点として強化がなされている。
(内陸とを結ぶ鉄道はあるが、海岸線に沿っての鉄道網はない)
南嶺山脈・東南丘陵からは各種資源が豊富に産出される。
鉄・マンガン・銀・タングステン・アンチモニー・モリブデン・ウラン。
357名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 20:26
長江中流域について。

この流域の動脈は言うまでも無く長江。両湖平原、?陽湖平原を通り、南京、上海に至る。
武漢は戦略上の要害である。
守りやすく、且つ外部への通路がいくつも開けていて包囲が難しい。
その上、両湖平原という穀倉地帯を擁している。
358名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 20:27
華北平原について。
北京・江陵・上海を頂点とする三角形の広大な平地。
運河が整備され、人が多く住み、沢山の米が取れる。
南北大戦といって、中国の統一が成るかどうかは、北が南を制圧できるかどうかに掛かっていると言われている。
華南も広いが、華北と比べると平地が少ないし、南部沿岸部から船舶で運ぼうにも動力船が無い時代は風が頼り。
大規模で安定的な輸送が期待できないため、北に対する侵攻は困難だった。
それ故に北から攻め、南は持久して守りに徹するという構造ができあがった。
南が守りきれば統一は遅れるか分断状態が続き、北が攻めきれば統一が成る。
もちろん、現代は機械力があるからこの限りではない。
国共内戦当時もそれほど機械化されていた訳ではないが、果たして上記の構図通りだったのか、という興味がある。
359名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 20:36
>>353
モンゴルが日本に攻めてきたとき、ロケット花火で威嚇しましたな。(笑)

ミサイル:missile,飛び道具のこと。
石礫、投槍、弓矢、鉄砲、大砲、ロケット。
戦場では定番の兵器ですな。

武力の行使とは我の物理的暴力を彼に配達することです。
運搬手段が手渡しか投げつけるかという違いくらいで、あとは火力の大きさと距離の問題。
これはどちらも技術が進歩すれば増大する性質のもので、基本は変わりません。
どんな学問であっても、過去のものに一つ一つ積み上げていくものですよ。
相対性理論が出てきたからといって、古典力学が不要に成りましたか?
360名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 20:37
>>353 19世紀人は滝に打たれて

百歳過ぎの老人にそんな荒行を勧めるのですか?
361名無しさん:2001/04/29(日) 20:48
確か広州の州軍って人民解放軍の3分の1の戦力があるんでしょ?
それで中央の言うことを聞かないとか
なんで日本はこういうとこに機密費で支援とかしないの? ワイン買ってる場合じゃないっつーの
チベットにもモンゴルにもウイグルにも金ばらまけよ、、、
362名無しさん:2001/04/29(日) 20:48
広州→広東省ね 間違い
363名無しさん:2001/04/29(日) 20:50
360ナイスツッコミ(w
気づかなかったよ
364名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 21:41
>>361
それは恐らく南京戦区のことと思われ。
南京戦区=済南軍区+南京軍区+広州軍区
軍閥支配だから一枚板じゃなく、利権でどろどろしてます。
あの江沢民は軍人じゃないけどこの地方の出身。

以下、長いので覚悟。(笑)
北京軍区(河北省、山西省、内蒙古自治区の一部)
第38集団軍 A型。緊急展開軍
第27集団軍 B型
第63集団軍 B型
第24集団軍 C型
第28集団軍 C型
第65集団軍 C型

瀋陽軍区(遼寧省、吉林省、黒龍江省、内蒙古自治区の一部)
第39集団軍 A型。緊急展開軍
第23集団軍 B型
第16集団軍 C型
第40集団軍 C型
第64集団軍 C型

済南軍区(山東省、河南省)
第54集団軍 A型。1個即時対応師団(第162師団)を有する。
第20集団軍 C型
第26集団軍 C型
第67集団軍 C型
第15空挺軍 空挺軍。3個即時対応師団(第43、第44、第45空挺師団)を有する。

南京軍区(江蘇省、浙江省、安徽省、江西省、福建省)
第31集団軍 B型。攻台主力部隊
第1集団軍 C型
第12集団軍 C型

広州軍区(湖北省、湖南省、広東省、広西壮族自治区)
第42集団軍 B型
第41集団軍 C型

成都軍区(四川省、雲南省、チベット自治区)
第13集団軍 B型。1個即時対応師団(第149師団)を有する。
第14集団軍 C型

蘭州軍区(【コザトヘン+夾】西省、甘粛省、青海省、寧夏回族自治区、新疆ウイグル自治区、内蒙古自治区の一部)
第21集団軍 B型。1個即時対応師団(第63師団)を有する。
第47集団軍 C型
365名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 21:54
編制はこんな感じ。定員を充足してるかとか、兵器は十分かとか、そういうのはちょっと。(笑)
空海軍の資料はちと持ち合わせてません。

A集団軍
装甲師団×1
機械化歩兵師団×2
自動車化歩兵師団×1
砲兵旅団×1
防空旅団×1
対戦車連隊×1
ヘリコプター大隊×1
工兵連隊×1
化学防護大隊×1
レーダー大隊×1
対電子戦大隊×1
通信連隊×1

B集団軍
歩兵師団×5
装甲旅団×1
砲兵旅団×1
防空旅団×1
ヘリコプター大隊×1

C集団軍
歩兵師団×3
守備師団×3
装甲師団×1
砲兵旅団×1
防空旅団×1
366名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 23:39
>>364-365
情報が古くないか?
一個集団軍あたり約10万人なので、合計すると陸軍約250万だよ。
天安門事件の前辺りで江沢民が50万軍縮を主張ていたが、天安門で軍による鎮圧をしなければならなかったため、軍出身でない江沢民は軍に借りが出来てしまった。
しかし、その後人民解放軍を50万人削減して警察軍に編入することで折り合いがついて、陸軍自体は一応50万人削減された。
もっとも、削減されたのは昔ながらの人民解放軍の集団軍だろうけど。
367298:2001/04/30(月) 10:41
>>1
貴方の言われる事も、一理ありますね。
もしかして俺は、頭の良い馬鹿(自動機械)だったかもしれません。
クラウゼの「戦争論」でも読んでみます。

失礼はお詫びします、今まで偏差値のレベルでしか、頭の良し悪しを
考えていなかったものですから!

368352:2001/04/30(月) 11:59
国際社会で、日本のペーパーエリートが、どんなに冷笑されているかを考えると、ホント背筋が寒くなるね
369名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/30(月) 12:42
>>359

301-303を見ると分かるように、地政学は輸送手段と切り離せない。
航空機とミサイルは経済的な輸送手段としての役割は小さいが、軍事的には大だ。
ミサイル時代に地政学は無意味・・・とは思わんが、影響が無いわけではない。

ハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」や
谷甲州の航空宇宙軍史シリーズでも読んで、
一足先に宇宙時代の地政学(宙政学?)なんてのも考えて見ては?
370名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/30(月) 14:56
>>369
もともとそっち方面(SF)の人間なんですが、できるだけ冷静に軍事とかイデオロギーとかを持ち込まずに話を進めたいと思ってます。
そもそも、兵站に関して興味を持ったのは谷甲州の影響なので、嫌いじゃないんですけどね。(カルマパ十七世あたりで気づいて欲しかった(笑)
日本のリニアモータ技術もマスドライバー絡みで考えると極めて戦略性の高い技術なんですが、それをやっちゃうとヨタとかネタになっちゃうんでこの板での続行は無理ですね。

すぐ上げるから意味が無いんですが、一応sage。

あと、訂正。
>>357 ?陽湖
【番+オオザト】陽湖

>>335 アメリカ海兵隊第一師団
第三海兵師団
371名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/30(月) 14:57
さて、西シベリアを皮切りに反時計回りにぐるぐる回って来ました。この仮想観光旅行ももうすぐ終わり。
ハートランドから初めたのですから、最後もハートランドで締めるのも良いでしょう。

それでは最後に内モンゴル自治区。(含むモンゴル)
基本的な産業は放牧で、天候任せ。気候が良ければ豊かになって人口も増える。
しかし、旱魃や気温の低下など、気候が悪くなれば、他の土地へ移動せざるを得なくなる。
それは民族の南下や、東遷、西進となって現れます。
歴史的には、この地域に入ったものは少なく、この地域から出て行くものは多い。
最近は中国の人口圧が問題になっているが、歴史的にはこの地域の人口圧が世界史に与えた影響は大きい。
フン族、匈奴、元、女真、などなど。

国共内戦への貢献度が大きいため、内モンゴルは他の民族に比べて優遇されている、と思っていたんですが、モンゴルスレを見てるとどうもそうでも無いようですね。
仮に独立やモンゴルとの糾合を目指すとしても、経済力の差から言ってこれは難しいと思われます。

これは他の自治区に共通して言えることなんですが、そもそも自力で独立が達成できるようなら、最初から武力で併合されたりはしないものです。
従って、これらの自治区が実際に独立するとしたら、それは外部の勢力の支援が無ければ不可能な訳です。
それ故に、中国はこれらの自治区の人権に関して諸外国が言及することを、内政干渉であると主張して排除しようとする。

しかし、民族自治区といいつつ、漢族をどんどん入植させて実権を奪っていくやり方は、アメリカがハワイでやったこと、イスラエルがヨルダン川西岸に入植したことと大差がない。

遊牧と農業について。
草原は表土が薄い。草原の草がかろうじてこれを保持している。
遊牧は馬や羊を伴い、地表に生える草の葉を食べはするが、根を掘り起こす訳ではない。
表面の草が無くなれば、次の土地に移る。根が残っているので、しばらくすれば復活する。
そういう土地に農民が入るとどうなるか。
草地に鍬をいれ、土を掘っくりかえす。強い風が吹き、表土が飛ばされる。雨が降って表土が流される。もともと表土が豊かでないので、あっという間に荒地に。
一度耕した土地には草が根付かず、風で飛び、雨で流される。
日本も満州の草原地帯でやろうとして怒られましたね。
372名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/30(月) 15:30
中国についてまとめ。

南寧から北京まで直線を引くと、見事に沿岸平野部と内陸山間部にすっぱり切り分けることが出来る。
この線から東側は面積にして20%、人口にして90%を超える地域。
この地域だけで加工貿易していた方がよっぽど儲かる、という話もある。
地域間の経済格差の問題があるし、何より、他の地域出身者に払う給料は地元に比べて安くて構わないのだ、という態度では国内植民地の維持も楽ではない。

さて、そうは言ってもそれぞれの自治区、東北部が自力で独立など覚束ないし、独自に経済発展するのも無理。(水運に着目せよ)
内乱が起こるかもしれないと言うが、経済の支え無しに戦争など無理。
となると、内部的な軋轢は残るが、しばらくはこの状態が続くと予想される。ただし、外部からの干渉がなければ、だが。
ケ小平の先富主義は、まず最初に富めるところから始めて、それを広げていけば良い、という主張。
確かに、薄く広く資本を投下するより一箇所に集中した方が効率が良い。
日本も戦後、傾斜生産方式によって経済再生を行った。
そういう意味では正しいのは正しいのだが・・・。

南方「俺たちが一生懸命働いた稼ぎを、どうして他人に分けてやらなきゃならないんだ!」
中央・その他の地方「あぅ。・・・。(絶句)」
もともとその成功の為の元手は一体どこから出たんでしたっけ?(笑)

私は日本人なので他人事の様に見てますが。
373名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/30(月) 16:31
中国関連の話題でよく出てくる、軍閥って何でしょう。

わかりやすくいうと、戦国大名の中国版です。
皇帝や党中央が天皇や征夷大将軍と思うと分かりやすいでしょう。
それぞれの地方を牛耳っていて、農作物を作って、兵隊を養って、兵器を作って、工場を作って、と色々手広くやっています。
ただ、日本の戦国大名と違うのは、集団指導制で、必ずしも特定の家系が跡を継ぐ訳ではありません。
それぞれの軍閥で有力な人物が指導的な立場に立つことになります。
しかし、それぞれの地方の人脈や有力な一族の関係とは無縁ではいられません。
力を持つ家系との結びつきはどうしても強くなっていきます。

人民公社と人民解放軍は切っても切れない関係です。
軍閥の両輪と言っても良い。経済力によって軍事が支えられるという構造になっていて、党中央への影響力にも軍事力の大きさが物をいったりします。
北京で学生デモが起きたりしたとき、各地方からバスで動員がかかったりしますが、あれは騒ぎに乗じて自らの影響力を誇示する絶好の機会だからです。
人民解放軍を動かしたりして軍事的に圧力をかけたりもします。


人民解放軍が国家の軍でなく、党の軍隊だ、などと言って批判されていますが、実態は以上のとおり私軍の連合体です。
374名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/30(月) 16:31
文化大革命って結局は何だったの?

上記のような軍閥の跋扈、群雄割拠の状態から強力な中央集権の制度に改めようとして行われた宮廷革命と思えばほぼ正確かと思います。
軍閥は構成者同士の利害関係や家族関係による影響を受けやすく、自らの利害に敏感です。
儒教の廟堂や仏教寺院はこうした「古い体質」を持つ勢力と結合したり、利用したりされたりの関係だったので攻撃の対象とされました。
古い体質:地方軍閥、既得権の確保
新しい体質:党中央、中央集権体制の確立
毛沢東は自分の軍閥は持っていなかったため、周り中が敵に見えていたでしょう。
密植農法の失敗による国中からの批判、経済改革を訴えるケ小平など。

ケ小平は一旦は失脚しましたが、後に復活しました。
密植農法は復活しなかったので少々解説を。

密植深耕農法とは、従来農法よりも深く耕し、より稠密に稲を植えて収量を増やそうという農法。
当然、単位面積辺りの養分は少なくなるので化学肥料によってこれを補う。
一見うまく行きそうですが、数年で地力が無くなって却って凶作になりました。
日本だと休田とか転作とか豆を植えるとかでこうしたことには対処していたのですが、最近は日本もちょっとおかしなことになってますね。
当時、この農法でギュウギュウに生えた稲の上に、赤ん坊が座った写真とかが流布されてましたな。
ナウシカが王蟲の触覚の野原を歩くシーンの元ネタです。
375名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/30(月) 16:43
>谷甲州の航空宇宙軍史シリーズでも読んで、
>一足先に宇宙時代の地政学(宙政学?)なんてのも考えて見ては?

真面目に、日本はそろそろ宇宙のことも視野に入れておいた方が
良くないか?
376名無し:2001/04/30(月) 18:40
今度の参議院選挙、必ず投票しよう!
あなたの周りの人達に対し、投票するように説得しよう。(特に、若い人達の投票率が低い)
今の政治に対し、自分の意志を表そう。
377名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/01(火) 01:51
江沢民って上海閥じゃなかった?
広東の実力者は葉一族じゃ?
378名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/02(水) 01:00
あげ
379名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/02(水) 01:04
>374
おつかれです〜。役に立つです〜。
380名無しさん:2001/05/02(水) 02:10
面白いね。
チヅ片手にヨンダーヨ。
モットヤッテ!
381名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/02(水) 20:13
GWだというのに、仕事上のトラブルが・・・。(T□T)
そんな訳で亀レスすまそ。>ALL
今回はちと地政学からは離れる話題なのでsageます。

>>377
>江沢民って上海閥じゃなかった?

その通りですね。ご指摘ありがとうございます。

http://www.ne.jp/asahi/cn-jp/gold-net/cn_outline/vipsprofile.htm
ただ、ここを見ますと、ほとんど長江流域以南であることに気づきます。
いわゆる北方系の人脈(北京・天津・旧満州)に連なる人物は
李 瑞環(天津市宝梟県)
温 家宝(天津市)
王忠禹(吉林省長春市)
石 広生(河北省昌黎県)
と、17人中これだけ。

どういう訳か、中国では旧満州や北京など北方の人脈は割合親日的で、南方は反日的という傾向があります。
一説には平時の日本人は割合公正に振舞ったから、という事らしいです。
裏を返せば戦時は、ということにもなりますが。
まぁ南の方面というと通州事件等の関係で日本人が苛烈に戦った所為もあるのかもしれません。
それ故に南京大虐殺を声高に喧伝する、と。

それ以外に私が今まで聞いた中で面白いと思ったのは、
北方の人たちは戦前の日本の資産を貰っているので親日的なのだ。
満州に投下した資本、満州国の官僚機構、鉄道、軍隊。そして、規律。
それ故に、バリバリの共産主義者の癖に親日。
一方、南方の人たちにすると、日本が余計な置き土産を置いていったのが原因で中国が共産化した、というので日本人を恨んでいる。
つまり、中国が共産化したのは毛沢東の所為じゃなく、日本が原因だ、という(声に出せない)主張。
それ故に、バリバリの拝金主義者の癖に反日。
という説。面白いのは面白いのだけど、どこまで信じてよいのやら。

この辺は毛沢東がソ連留学派と反目していた、実はアメリカと結びたかった、とか、その辺の話とも繋がるのかもしれません。

>広東の実力者は葉一族じゃ?
葉剣英、葉選平 氏の葉氏ですね。

いわゆる、北と南の反目、ということにとらわれ過ぎていたようです。m(_ _)m
382名無しさん:2001/05/03(木) 03:30
物知りの方、
今後の日本の国家間戦略についての考え聞かせて。

私にはどうもロシアが日本と仲良くしたがっているように思えます。
そこで、
中共VS日本+インド+ロシア
なんてのはできないでしょうか?
もちろんアメリカも加わっていますが
上記の結びつきを拠り所に、
アメリカとの親分子分関係からの脱却を図っていくべきかと。
383名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/03(木) 15:59
>私にはどうもロシアが日本と仲良くしたがっているように思えます。

ロシアにしてみれば、助けてくれるなら誰でも構わないのでは?

http://www.cis.yamaguchi-pu.ac.jp/~iwashita/page/ronbun/1999/kokumon.html
ここを見ると、中露間の国境紛争は解決された、もしくは解決されつつある、と見ます。(中国側にばかり分があるように思いますが)
このお陰で中露両国は陸軍を縮小することが可能になり、中国の100万人軍縮と回空軍の増強へと繋がっています。
同時にロシアもまたこの方面に割く兵力を減少させることが可能になり、現在国防予算中11〜12%程度の海軍予算を25%まで増加させることを検討しています。
(この辺は予算の分捕りあいですのでどうなるかは不明)

ロシア製兵器のメンテナンスを出来ない国向けに保守サービスの輸出すら検討されてますから、中露の共闘路線は既に相当進んでいると見たほうが良いです。
384名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/03(木) 16:54
>回空軍

(゜□゜; 回ってどうするよ。海空軍に訂正。
385名無しさん:2001/05/04(金) 23:43
おーい。順位が下がってきてるぞ!
誰か書き込んでくれ。
386名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/05(土) 01:18
> 382
>私にはどうもロシアが日本と仲良くしたがっているように思えます。

「北方四島返還」というカードがあるからでは?
日ソ共同宣言がある以上いずれは返還しなくてはならないが、返還すればそれまでの借りはチャラにできる。
きわめて合理的判断
387名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/05(土) 01:42
この前ロシアと中国が共同で軍事演習したってニュースがあったような
388名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/05(土) 03:06
お金持ちとは誰だって仲良くしたいよ。
但しお金なくなったら袖にされるよ〜ん。
ロシアからすれば、北方領土をネタにして日本から金をどんどん援助して
もらいたい狙いは明白だと思う。
だから、日本に金がある限り「返還します」とは確約しない。

ここからは推論なんだけど・・・日本のチャイナ・スクールも南北二派に分裂しているんじゃないかな?
紅の傭兵・ポマード橋本と結びついているのが南方系人脈で、
父の角栄が切り開いた人脈を受け継いだ田中真紀子と結びついているのが北方系人脈。
う〜ん・・・証拠というのが全くないでたらめなんだけどね。

勝手な推測なのでsageるよ。
390名無しさん@もね:2001/05/05(土) 05:28
_・)地政学なんて中学以来。2冊ほど読んで面白かったのに、他が書店に並んでなかった。
また読んで宙政学にでも使おうかな(笑)仮想観光ツアー感謝です^^。
391名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/05(土) 19:11
> 382
>私にはどうもロシアが日本と仲良くしたがっているように思えます。

ロシアは隣国である中国がロシアを飲み込むまで力をつけをつけてほしいとは考えていないだろう。
その点では中国が弱体化するのはロシアにとっては好ましい。
しかし、中国の弱体化がアメリカの一極支配を強化させるものならばロシア側の見方が変わる。
ロシアはTMD構想ではヨーロッパを巻き込む形ででアメリカに反対、
対極東政策では北朝鮮訪問などでアメリカを牽制している。
今後日本が取るであろうアメリカ主導での対中政策にロシアを巻き込むのは難しくなかろうか。
392名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/05(土) 23:36
おーい。誰か早く講義を再開してください。
ちなみにテキストは『ゲオポリティク入門』倉前盛道著です。
お願いします!
393名無しさん:2001/05/05(土) 23:50
『ゲオポリティク入門』倉前盛道著
この本 bk1じゃ手に入らないみたいなんだけど
どこかに売ってない?
394392:2001/05/06(日) 00:04
私は、京都の古書即売会で買いました。近くのブックオフには、『悪の論理』すら
売ってなかった。
395名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 00:12
悪の論理は評判悪すぎ。
もうちょっとまともな本を読むべきだよ、本当に学びたいのなら。
396名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 00:37
>391
アジア地域でロシアが何を優先させたいかによると思う。
基本的に国境が安全な経済発展地域として、勢力伸長/防衛ラインを
中央アジアや欧州方面に置くとすると、アメリカや日本に「代わりに
働いて貰っておまけで経済援助もして貰って」住み分けという可能性はあるかな。

そもそも中国との国境は潜在的に危ないのは昔から変わらないので、
日米に対してある種の保険をかけるという発想は無きにしもあらずかと。
日米が中国と敵対すれば中国のエネルギーはそっちに向くし、友好的なら
そのパイプで取り持って貰う。ロシア側からみれば日本カードはかなり有効。
397名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 00:50
本当?結構面白い本だったが・・・
しかし、地政学の本はほとんど絶版になってるけど。
『地政学入門』河野収 原書房 絶版
倉前盛道の本は全滅してるし。
あとは、中公の『地政学入門』曽村保信くらいかな。
398うり:2001/05/06(日) 00:59
チグリス ユーフラテス川
399名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 01:02
ロシアにふっかけて、樺太の油田の採掘権を要求しよう!
400名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 01:16
このスレにのせられて、
倉前盛道「悪の論理」(80円)と岡崎久彦「戦略的思考とは何か」(250円)を
一昨日、昨日と買ってしまいました。(
(一緒に竹内久美子の「賭博と国家と男と女」「BC!な話〜あなたの知らない精子競争」
 も買いました。昭和天皇が生物学を研究した理由を生物の戦略で分析していたのが笑える。)
「悪〜」は、冒頭がノビーみたいな雰囲気で???と思ってしまいましたが、
我慢して読んでいると段々面白くなっていきますね。(岡崎さんのは未読です。)
地政学と似ている内容で「銃・病原菌・鉄」はいかがでしょうか?
リアル・ポリティクスの役にはたたないけど、地理や気候、動植物条件が
各大陸での人類の発達にどのように影響を与えたかを考察した、優れた著作です。
http://garyoan.hoops.ne.jp/diamond.part1.htm
401ss:2001/05/06(日) 06:29
面白いですね、このスレ。勉強になります。
この2〜3か月で荒れ出した国際情勢板の中でも、平静を保っていますね。

お奨めの書籍など、教えてください。>ALL
帝国書院の地図帖ですか… 厚さ、大きさなどが手頃で良いですね。
各国の諸々の生産量とか、人口比、宗教分布、言語分布など
一日中見ているときもありますね。
 うちは四人兄弟なので、各時代の物がそろっています。
402名無しさん:2001/05/06(日) 10:51
おい 朝生見ろ!
志井は地政学を理解しているかのような論調だ
半島についての話題だぞ
403名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 10:57
見てるよ〜
404名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 11:02
朝生じゃないだろ。(ワラ
405名無しさん:2001/05/06(日) 11:13
スマソ サンプロだった
それにしても 志井も共産トップに立つだけあって バカじゃないのね
デブメガネだけど かなり狡猾なんだろうな〜
406名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 11:21
まあ、そりゃ頭は良いんだろうけど、生き方間違ってる(藁
407名無しさん:2001/05/06(日) 13:28
大人になったのび太くん。
記憶力と大声で怒鳴ることを身につけました。
408意地悪:2001/05/06(日) 14:27
>>400
>一緒に竹内久美子
私は一冊も竹内久美子を読んだことがないのでなんとも言えないけれども、
専門書ばかり読んでいる生物板では竹内久美子の著書の評価は高くないよ。
竹内久美子の論法は全部遺伝子の淘汰で面白おかしく片付ける傾向があるってね。
国際情勢の落合信彦、遺伝子の竹内久美子のような娯楽の本かな?

地球上の全生物は遺伝子だけで運命付けられているわけではなく
環境要因の成長プロセスや偶然、確率などがものを言う場合があるよ。
ヒトの場合であれば家庭環境や友人関係、教育、時代背景とかね。
それに遺伝的な淘汰というものは、
何百世代、何千世代を重ねて定着し残る結果であるし、
集団の中にヘンテコな才能をもった個体が一定の割合を保って
混じっているほうが有利な場合が多いよ。
さらに、雌雄分離した有性生殖の場合はクローン増殖の効率よりも雑種の生命力、
多様な能力、多様な才能を伸ばす個性重視で変化に富んだ環境に対応し生き残る戦略だしね。

多くの誤解の原因であるダーウィニズムの弱肉強食、優勝劣敗的思想には問題があって
極端に淘汰圧の強い競争ばかりが24時間、何百万年も続く環境では
多様な変異が次世代に伝わり蓄積する余裕がないので
遺伝的な多様性が育ちにくくなり革命的な進化は起りにくくなるしね。

また、競争による淘汰ばかりではなくウィルス感染により
生殖不可能な異種間の遺伝子が導入されて、遺伝子組み替えが起こり
『水平進化』で驚異的な能力を偶然に獲得し進化することもあるよ。

でも、遺伝子に興味を持ち遺伝子の不思議を垣間見たいときは
竹内久美子のキャッチーな娯楽本がもってこいの入門書らしいよ。
そして、そのモチベーションで大先生の書いた専門書を読んで竹内久美子を卒業するのが、健康的で正しいプロセスかも。
409意地悪:2001/05/06(日) 14:43
>>408
×それに遺伝的な淘汰というものは、
○それに遺伝的な淘汰と獲得形質の定着、進化というものは、

内容が専門的だから、言わなきゃ誰も気が付かないね。
黙っておけばよかったかな(w
410名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 14:50
>>408
環境による選別と遺伝子による選別は別物、とでも言いたいのかな?
でもね、それと地政学と何の関係があるのかね?
君のやってることは荒らしだよ。迷惑。
411名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 14:53
言い忘れたけど、その話題を続けるつもりなら雑談スレッドへどうぞ。
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=kokusai&key=987690680
412とりあえず名無しさん:2001/05/06(日) 17:22
>>408
生物板じゃあ竹内久美子はドキュソ扱いだったような…
まぁとりあえずこーゆー話題は生物板でどうぞ。

生物系でもミームの話しなんかは地政学に関連すると思うんだけどね
413 :2001/05/06(日) 17:59
竹内はポジション的にはノビーと一緒でしょ 408も書いてるけど
おもしろければいいんだよ
>>410 脱線迷惑だというならあなたが地政学に関することをまず書きなさいな
大体どう読んだら荒らしにとれるの?
414名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 18:04
やれやれ。反論できなくなったら逆ギレかい?
まぁ別にそれでも構わないけど。

そんなに言うなら、まず、ミーム(模倣子)と地政学の関係について一席ぶってもらおうじゃないの。
415413:2001/05/06(日) 18:56
あのー 414は何に対してのレスなんだ?
ひょっとして俺? まさかね
416名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 19:16
「ミーム(模倣子)と地政学の関係」については判らん。
動植物相とかの話ならまぁ判らないでもないですが。
っつーか、ミームって何ですか?(とか書くとスレ違いとか言って怒られるのかな?)

そもそも地理に関係無しで成立しそうな話題なんだよね。
となると、それで一個の独立した話題として十分にしそうな気がするんですよ。
どう思います?>ALL
417412(長文スマソ):2001/05/06(日) 21:33
>>414
えーとドーキンス氏の『利己的な遺伝子』って本知ってますよね。
極論を言えば生物個体は遺伝子の乗り物に過ぎないって話なんだけど
これと同じ考え方を人文・社会科学の領域まで広げて
人類社会自体も文化の乗り物に過ぎず民族や血族なんてものは見せかけである
というミーム仮説が提唱されたんだ。
で、このスレを見てると地政学っていうのは国家の地理的な要因からのみでなく
文化、民族性までをも含んだ広範囲の政治学の基礎となるみたいですよね。
それで社会性を血統からでなく文化の乗り物と捉えて
地政学を考えてみるのも悪くないんじゃないかと思ったまでです。
418名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 21:37
やれやれ栗本慎一郎のウィルス史観といい勝負のトンデモか。
419名無しさん:2001/05/06(日) 21:42
そろそろ地政学のお時間です。どうぞ。
420名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 22:21
何だ、脱線は駄目なのか。
そうすると私が書いた>>373-374辺りなんか許容範囲外なんだろうな、きっと。

ミームとジーンの話は結構面白いと思うんだけどね。
遺伝子は世代間の垂直方向にしか情報の伝播が無いけれど、摸倣子は世代内の水平方向、あるいは世代間を遡っての情報の伝播がある。
(どうだ、今度は攻殻機動隊が元ネタだぞ(笑)

私がイデオロギーや軍事についてあまり突っ込まずに話を進めているのは、こうした文化には流行り廃りがあるから、と思ってるからです。
資本主義だ、全体主義だ、共産主義だ、帝国主義だ、といいつつ、同じ政体どうしなら仲が良いか、というと必ずしもそんなことはないよね。
同じ宗教どうしでも殺し合いをしたりする。
十分に豊かな社会なら、殺し合いをしたりしないで済む訳です。皆ビンボが悪いんじゃ(笑)
生活が苦しくなってくるから競争になり、奪い合いになり、殺し合いにまで発展する訳です。
その際に、人数が多いほうが有利だから、できるだけ味方を増やすために「同じ民族」「同じ宗教」「同じ文化」だから、と味方につけようとする訳です。
で、反対に「異なるものは敵」、となる訳です。判りやすいからね。
また、連合している相手に対してはその差異をあげつらって離間を図ったりしますよね。

判りやすい例(?)を挙げましょうか。
7並べってありますよね。あれって地政学だと思うんですよ。(どきゅ〜〜〜ん)
6とか8とか止める人がいるよね。(資源を持っている)
人がパス3回してるのに出さずにおいて、相手の息の根を・・・。
でも、仲の良い友達や家族の場合は取り合えず出して助けたりする。(笑)
会社の同僚とか上司・部下の関係だとまた複雑なことになりますよね。

仲の悪い友達同士ではそもそも一緒に遊ばない、とか、いい年した大人は7並べなんかやらない、とかいう心無いツッコミはやめてね。(T□T;
421名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 22:41
イデオロギーや軍事には流行り廃りがある、というのは説明しなくても判ると思うけど、一応。
一国のイデオロギーが変わる、というのは政変がある、ということです。
革命かもしれないし、軍事クーデターかもしれない、選挙かもしれない。
外国からの差し金とかね。
私は、案外簡単にひっくり返ってしまう性質の物だと思ってます。

軍事について。
兵器の進歩は日進月歩、それを使うドクトリンも兵器に応じてどんどん変わっていくわけです。
湾岸戦争という名の国際兵器展覧会で新兵器をお披露目したら、あっと言う間にガラリと様変わりしてしまった訳です。
その中で地政学という学問の中で(割りあいに)長い時間使い続けることの出来る法則は、と言ったら精々、次に挙げることぐらいでしょう。
・火力、機動力、砲戦距離の何れかで優位にある方が、その優位を生かした戦い方をした方が勝つ(当たり前すぎ)
・兵站は重要(武器弾薬、兵士、食料の補給が切れたら負け)
・正規戦が駄目ならゲリラ戦、それも駄目ならテロリズム

イデオロギーにしても、軍事にしても、10年から20年ぐらいで変わってしまう性質のものだと思ってます。
それに対して、民族、宗教、文化というのは最低でも60年程度の連続性があると思います。
(例外として新興宗教とかありますけど)
422名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 22:55
だから、ミサイル時代の地政学は?と聞かれても、
いや、弓矢の延長だよ、とか、

核時代の地政学は?と聞かれても
いや、ただ単に威力の大きい爆弾だよ、とか誤魔化さざるを得ない所があります。(該当する方、ごめんね)

もちろん、そういう最新兵器の性能を取り入れた精密な方向に行くやり方もあると思いますが、それは新しい情報を次々に仕入れないと遅れていってしまいます。
私は専門家じゃないから、そういう方向に進むと息切れしちゃう。(笑)
それに、こうしたある程度抽象的な扱いに留めておいた方が息が長く続くと思います。
地形や宗教や民族はそんなに簡単にガラリと変わったりしないからある程度詳しくやっても長持ちしそうだし。
戦史研究とかやるにしても、地形はそれほど変わらないですよね。
川の流れが大きく変わることはあるけど、山があっちに行ったりこっちに来たりはしません。(笑)
423名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 22:58
それで、今後の予定なんですけど、どうしましょうか。
中国と周辺地域の現状を軽くやったんで、アメリカの対中戦略とかやろうかと思ってたんですけど、ロシアも気になりますよね。
(北朝鮮はちょっと旬を過ぎちゃったかな。正男ちゃんは帰っちゃったし)
424名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 23:00
う〜ん、このスレ、良いスレだね。
425229.230:2001/05/06(日) 23:04
九九を教えるのは、脳の発達段階から十歳以下で教えないとものに
ならないそうである。その時期をすぎると大脳に条件反射が育たず
答えが反射的に出てこない。だから二十や三十になって九九を
教えても中々覚えない。日本では昔から九九は十歳以下で教えていた。
日本では何処の田舎の年寄りでも煙草のつり銭の暗算などパッと
できるのは寺子屋の昔から九九を十歳以下で教えてきた歴史的財産で
あった。世界中にこのような国はあまりない。
 母国語も同じ事が言え主に十二歳までに身につくという。それを
すぎると本当に言葉はうまくならないとされている。
文章の基本も十代の半ばに身につく。文章を読んで論理のおかしい点が
理解できるようになるのも、この時期に言葉の訓練を積み文章構成の
論理を条件反射として駆使できるようになるからであろう。
426名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 23:05
次に膨大な量の情報を処理するため格闘する訓練が二十代である。この
時期は情報とデータとの取っ組み合いをする時である。日本の会社では
大学院卒を余り歓迎しないで新卒を採用するが、これも大学卒を現場で
鍛えたほうが情報処理能力を身につけやすいからであろう。
情報処理能力を身体で覚え身につけていくには二十代が最適なのである。
とにかく泥まみれになって情報と格闘する訓練をすべきである。
このようにして情報と格闘する訓練とセンスを磨いたのち三十代はいよいよ
シナリオを書く訓練を身につけドラマトゥルギ−の習得に入る世代である。
シナリオとはすなわち ”戦略である。サラリーマンなら経営戦略、販売戦略
広告宣伝などの戦略であり役所ならば国家戦略、政治外交戦略などであろう。
戦前は士官学校や海軍兵学校などを出て少尉,中尉として現場で苦労し
鍛えられた後大尉、少佐などになってから海軍大学や陸軍大学に入って
作戦つまりシナリオの立て方を学ぶというコースをとっていた。
士官学校や兵学校を出たばかりの二十一、二歳の若い士官では世間知らずで
人生経験も浅いし兵隊の扱い方も知らない。それではとうてい作戦などは
立てられない。作戦とは人間ドラマのシナリオである。そこで十年位
現場で苦労をさせ生きた情報と格闘したあと作戦の勉強をさせるわけである。
会社も同様で経営戦略などを勉強するためにはまず現場で鍛え三十歳位から
本格的に戦略(シナリオ)づくりにタッチさせるべきであろう。
427400:2001/05/06(日) 23:32
竹内久美子を読んだのは、その専門的にみて厳密にどうこうというわけでなくて
息抜きに面白いと言う意味です。(私は分子生物学専攻)
(天皇家のような貴族、殿様、裕福な有閑階級が生物学のような学問を愛好するのは、
 身代を潰すような賭博好きや一発勝負好き、ドキュソ的傾向の人(その家族)が
 寄って来るのを避けるため、というお笑いな解釈をジョークでいっている。)
天皇家はともかく、男と女の駆け引きの戦略を遺伝子で面白おかしく解釈しているのは、
かなり鋭いところもあって、地政学をかじった人が(視点が的確かどうかはともかく)
世界情勢を落ち着いて眺められるようになるのと同じような効果が得られます。

話しを遺伝子方向に脱線させてすみませんでした。
(古本屋で文庫を見かけたら立ち読みしてみて下さい。
 夫婦仲などに悩みのある人に、一歩引いて考えるきっかけを与えてくれるかもしれません。)
428412(遺伝子工学専攻):2001/05/06(日) 23:45
>>427
そーゆう事なら同意。
生物系にとっても地政学スレって面白いよな
429420ほか:2001/05/07(月) 00:06
>>427
なるほど。結構面白そうな本ですね。機会があったら読んでみます。

>話しを遺伝子方向に脱線させてすみませんでした。
いやいや、SF屋としてはそっち方向も興味ありますので、感謝(笑)
430名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/07(月) 00:24
>>425>>426は、一体何なの?
431名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/07(月) 00:28
>>430
多分、>>229-230のつづきが>>425-426なんだと思う。
432名無しさん@もね:2001/05/07(月) 01:00
>>417
読んだのが昔で殆ど忘れてますが、地政学は政経・軍事の戦略を考える上での
基本的なパラメータとして参考になりました。人への影響で多少こじつけ的な面や、
情報戦に適用不能なところがあった気がしましたが、ミーム的な視点を採り入れると
色々と使える生きた地政学になりそうですね。感謝^^。ちょっと読んでみます。
・・・まず竹内さんの方から(笑
433名無しさん@もね:2001/05/07(月) 01:04
うひゃ、下げてしまった(汗)もちろん、上げ〜。
434名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/07(月) 18:46
>>426
正論だと思うし、そのためには速読術は必須だね
しかし他方で、例えば戦略系コンサルタントは若くないと使い物にならないというし
周知の通り読みが外れたとかという悪評もある。また営業マンとかの使い走りで
酷使されるだけの人も多い まあ、戦略を立てられる人は、いつの時代も少数派だけどね 
435名無しさん:2001/05/07(月) 21:36
アメリカの対中戦略希望。
436430:2001/05/07(月) 21:43
>>425>>426は、蔵前さんの本の前書きを写してくれたわけか。

スマソ、てっきり荒らしかと思っちゃった。
437名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 00:25
アメリカの対中戦略について。

アメリカは1776年の建国宣言以来、その領土を西へ西へと拡大してきた。
独立戦争(1775-1783)に勝利すると、独立13州に加え、ミシシッピ川以東のミネソタの一部、ウィスコンシン、ミシガン、イリノイ、インディアナ、オハイオ、ケンタッキー、テネシー、ミシシッピ、アラバマの各州を得た。
その後も、以下の通り北米大陸において領土を拡大した。
英米戦争(1812)
ノースダコタ及びミネソタの一部をイギリスから割譲(1818)。
フロリダをスペインから割譲(1819)。
テキサス、ニューメキシコとコロラドとカンザスとオクラホマの一部をメキシコから割譲(1845)。
ワシントン、オレゴン、アイダホ、モンタナ及びワイオミングの一部を合併(1846)。
米墨戦争(1846-1848)
カリフォルニア、ネバダ、ユタ、アリゾナ、コロラド及びニューメキシコの一部をメキシコより割譲(1848)。
南北戦争(1861-1865)
アラスカをロシアより購入(1867)。
フランスより西部アメリカと東部アメリカの間のモンタナ、ワイオミング、ノースダコタ、サウスダコタ、ネブラスカ、コロラド、カンザス、オクラホマ、ミネソタの一部、アイオワ、ミズーリ、アーカンソー、ルイジアナの諸州を購入(1883)。

フランスより領土を買い取った時点で、フロンティアが消失した。

米西戦争(1898)
ハワイ合併(1898)
キューバ独立、フィリピンをスペインから割譲。(1901)

南北戦争当時は東部と西部は分断されていて、東部において戦われた。
西部諸州はこの戦争には積極的には関わらず、静観の姿勢であり、初代皇帝J.A.ノートンの停戦の呼びかけも虚しく激しい戦闘を繰り返し、最終的には工業力で優位に立つ北部諸州が勝利した。
脱線)
アメリカ合衆国初代皇帝 ジョシュア・エイブラムス・ノートン について、「本当の事(笑)」を知りたい人はこちらを参照。
http://www.d3.dion.ne.jp/~kchatani/kijinn.htm
438名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 00:25
1883年、新大陸におけるフロンティアは消失したが、フロンティア精神自体は消失していない。
北米大陸から西へ、と視点が移動し、ハワイの併合、フィリピンの獲得と、領土の拡大を続けている。
この後の日露戦争を重大に受け止め、レインボープランにより、日本を含む各国を仮想敵とした戦争計画を策定。
太平洋戦争はこの戦争計画に従って粛々と進行した。
この結果、アメリカは中国大陸に対する海上基地として日本を獲得したほか、親米台湾(旧国民党政府)、大韓民国という橋頭堡をも得た。

こうしてみると、対日戦争すら中国大陸へ向けた戦略の一環にしか過ぎないように思えて、何か寒気すら覚える気がします。
共産主義の封じ込め、ベトナム戦争すらその戦略の一部ではないか、と。(ベトナム戦争は失敗しましたが)
また、チベットの亡命政府や、台湾に対する支援などは、その期間が長ければ、その分アメリカに対する依存度が高くなる。
(亡命政権が選挙によって新しい首班を選ぶなど、普通は考えられない。台湾はかなり珍しい部類に入ると思う)

辛亥革命(1911)は、孫文が日本政府の追及を受けて横浜中華街に潜伏中、孫文と切断された最中に勃発しており、これの策源地がアメリカのカリフォルニア、サンフランシスコだったとする説さえある。また、法輪講の支援団体もカリフォルニアにあるとのこと。(かなりドキュソ度が高いとは思うが、敢えて紹介した)
中国の門戸開放要求にも見られる通り、アメリカの言う自由貿易やらグローバルスタンダードなどというのは、自国の権益の無い地域・国に対して割り込む為の方便である。

こうして見ると、アメリカにとっては中国こそがフロンティアであり、そこを征服したいという欲求があるように思われる。
このスレの一連の中国及び中国周辺の分析などは、私のような素人でさえ成し得ることであり、専門家がひしめくアメリカでは恐らく常識なのだろうと思う。
各地方に分離独立のベクトルはあっても、自力での独立は無いだろう、というのは恐らく折込済みの上で、いずれ中国は分裂する、と宣伝しているのだと思います。
つまり、外部から支援を与えて中国を分割するぞ、という宣言に見えてしまいます。(ただし、私の妄想かもしれない)
439名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 00:25
こうした状況を中国が見て取ったらどう行動するであろうか?
とりあえず、チベットや新疆支配の既成事実化を図り、既得権を守るために動くでしょう。
日韓、日台、米韓、米台の離反を画策して外交を展開すると思われます。
日韓の間の離反を図るには、それぞれの国民感情を利用して、信頼関係を損なうように働きかけます。(例えば、日本の某巨大掲示板で反韓感情を煽るような書き込みを多数するとか(笑)
日台間については、通州事件や南京大虐殺の当事者が国民党政府であることを示唆する。
韓国の対露債権の回収にロシア製兵器による物納を仲介し、その兵器の使い方を教えさせるためにロシアの軍事顧問を送り込むようそそのかす。
日米間においては海南島の偵察機事件を奇禍として相互の不信感を煽る。
(自分で言うのもなんですけど、後知恵、こじつけのような気もしないでもないな(笑)
440名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 00:26
米国の食糧戦略
1994年から、中国が穀物輸出国から輸入国に転じ、2030年には2億トンから3億数千万トンに達するというレスター・ブラウンの『誰が中国を養うのか』以降、中国の将来の食糧不足について、あれこれ言われている。
参考)http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/jamjam/Environment/9902/13/01.html
ここでも水問題ですね。

食糧生産が追いつかなければ奪い合いになり、ここから内戦等に発展する可能性も有る。
しかし、これを避けるには食料の増産が必要であるが、人口は級数的に増え得るにも関わらず、耕地面積はせいぜい一次式でしか増加は見込めず、農業技術の進歩も同じようなもの。
また、中国は一人っ子政策を緩和しているため(詳細は省くが、離婚者が再婚したときなど、特例を認めるようになった)、人口圧はこれからさらに増大する見込みが高い。
こうなると、アメリカとしては中国で内戦が起こるとなったら願ったり叶ったりではないだろうか。
需要があっても供給がなければせっかくのビジネスチャンスを逃してしまう。
また、内戦で農地が荒れれば人口が減っても食料の需要は残る。
できれば、カンボジアの様に地雷が大量にバラ撒かれればウハウハであろう。
地雷除去までの期間が長ければ長いほど金儲けが出来る。
しかも、その期間中に中国の米よりアメリカの米が優位に立つことがあれば、中国の米作は壊滅的なダメージを受けるであろう。
アメリカは食料によって中国を支配することができる。(日本の小麦・大豆市場を支配しているように)
441名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 00:26
中国の主食は米である。アメリカでは小麦が主食であるから、アメリカで米を生産するとなったら、それはどう考えても中国向けであろう。
その際、ライバルになり得る国はどこであろうか?  タイ?ベトナム?
アメリカがインディカ米を作っても、価格面で太刀打ちできません。そうすると、付加価値の高いジャポニカ米を作るしか選択肢がない。
カリフォルニア米を思い出して頂きたい。ジャポニカ米で、日本の移民が持ち込んだ種籾から品種改良によって生み出された。
その前にハイブリッド米が開発されたが、毎年アメリカから種籾を買わなければいけないので大変不評であった。種無しスイカの種ですね。
しかし、その後、精米した後にポストハーベスト農薬を使う戦略に転じた。(精米されているので、これを田圃で増やすことが出来ない点ではハイブリッド米と同じ)

カリフォルニア・・・。法輪講・・・。え〜と。多分、気のせいですよ、気のせい。
442名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 00:27
おまけの余談)
さて、そうすると大量に米を生産していて品種改良に余念の無い日本が最大の競争相手。
日本に対する米自由化の本当の目的はここにある。
輸送距離で日本の方が圧倒的に有利なことは言うまでも無く、日本米の方が上であるとされています。
嘘だと思うなら手近なところにいる中国人を連れてくれば判ります。
少なくとも、中国米よりは日本米やカリフォルニア米が美味いことはすぐに認めます。
「日本のお米と私たちの普段食べてるお米は違う。甘い。同じ米なのに違う」と。
でも、高いと言って文句をいう。(笑)留学生は大抵はタイ米を買ってきて食べてますね。
で、金持ちで舌の肥えた連中ははっきり「カリフォルニア米なんかまずいから食いたくない」とはっきり言います。

仕事の打ち合わせで日本に中国の偉い人が来たとするじゃないですか。そうするとですね、まず昼飯をこちらで用意する訳ですよ。
一回失敗しまして「うまいソバがあるんです、食いに行きましょう」って連れて行ったら何かね、不機嫌なんです。
何でかな、と思ってお付きの日本人社員に聞いたらですね、「米食えないんで不機嫌なんですよ。晩御飯はご飯でお願いします」って。
それで晩御飯はまず会食でお弁当。(酒飲みながらね)
2次会はちょっとした料理屋でご飯。
3次会は飲み屋でおにぎり。
4次会はバーで出前。
一晩の内に4回も飯食うのを付き合わされました。
しかもその後、日本人社員と寿司食いに行ったらしい。
443名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 00:27
おまけの続き)

「そんなに日本米が好きならお土産で持っていきますか?」と聞いたら「いや、どうせ税関で取り上げられて、党幹部が食っちゃうだけだから」。
金持ちとか特権階級はやはり味が判る。カリフォルニア米はまずいということで取り合えずその場は盛り上がりました。(笑)

そういう訳で、日本は今後米の増産を図って輸出産業に育てる、という国家戦略も悪くないと思います。
444今宵は厨ever:2001/05/08(火) 00:32
>>435 アメリカさんは多分対立しつつも決して正面から戦わない
お互いにらみ合うだけ そんで日本からはTMDで金を引き出す
ってのを望んでると思う(台湾は中国に絶対に渡さない)
なにせ中国とやりあったら米軍に被害がでるでしょ? そんなの国内世論が許さないよ
イラクみたいな弱小国なら 湾岸戦争の時みたいに一方的に殺戮できるから
安心して戦うだろうね
あれから何年たったっけ? 10年か? そろそろもう一度兵器ショーをやると思う
この夏あたり・・・
中国は内部はバラバラだと思う 中央の軍部に好戦的なグループがいるだろうけれど
江沢民は押さえられるかな?
台湾に攻めたくても 圧倒的な戦力差でとても無理
かといって今更台湾は独立しているとも言えない(そんなこと認めたら地方が次々に独立していくかも)
中国の苦悩は続くね
しかし↑の分析は凄いね このスレってためになる〜
445洋楽でマターリ:2001/05/08(火) 00:56
というわけで米国の近況。
http://news.msn.co.jp/articles/snews.asp?w=12493

 地政学は将来を測るための道具と認識しております。
しかし、過去と比べてパラメータが多過ぎて近い将来さえも
予測することが難しくなってきている。
446名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 00:58
連続投稿規制に引っかかってしまった。(笑)

本題に戻ります。
アメリカが中国の分裂を画策するとなると、
1)CIAを使ってイスラム原理主義者に支援して新疆ウィグル地区の独立を策動。
2)旧満州地区を煽って、場合によってはロシア極東のユダヤ人自治区を策源地として内乱を画策。
独立できたら運河の開削、日本海経由の対日貿易の支援を約束。日本をもこの戦略に巻き込む。
3)裕福になった中国南部(長江流域以南)の民主化を促し、台湾と連携させる。
4)チベットに対する何らかの支援。政治的、経済的、人道的な物資の援助、など。
見返りとしては、チベットから出るかもしれない(笑)地下資源。試掘してみないことにはあるかどうかわかりませんからね。
しかし、いずれは中国政府自身がチベットにおいて資源探査を行うはずです。その結果を見てからでも遅くはないし。

アメリカにしてみれば、カードは沢山ある、ということになります。
447名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 01:09
1)のイスラム原理主義者にアメリカが支援する、というのはおかしいじゃないか、という反論があると思います。
イスラム原理主義者はアメリカ帝国主義者を敵だと言っている訳ですから。
しかし、ソ連のアフガニスタン侵攻に対し、アメリカは武器の援助をした。
その後、イスラム原理主義者はアメリカに叛旗を翻した訳ですが、本気でそう思ってるんでしょうかね?
武器をくれるとなったら、しかも同じイスラム教徒を助けるためであれば一時的とはいえ、目をつぶるような気がします。
ラディン氏でしたっけ?アメリカ出身の富豪でイスラム原理主義者の支援をしているひと。場合によっては裏でCIAと繋がっててもおかしくない気もします。(空想ですけどね)
448名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 01:13
2)に関しては日本とロシアを抱き込まないといけませんね。
しかし、そこまでアメリカが旧満州地区に投資できるかどうかは怪しい。
そこで、日本とロシアに対して「特殊権益」(古い言葉だ)を認める可能性もありますね。
ただし、それについてはアメリカはノータッチのフリをします。(そうですよね、国内世論が怖い)

3)は民主化要求の圧力が高まれば自然にそういう方向へ進むんじゃないでしょうか。
台湾としては、独裁が嫌だから、民主的な政体になれば一緒になって良い、と再三宣告しています。
実際にそうなれば、躊躇しないかもしれないでしょうから。
449名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 01:15
こうして見ると、やはりチベットや内モンゴルに手を出すのは筋が悪そうですね。
450名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 01:30
>>445
【総兵力】 志願制。137万1500人、予備役130万3300人。州兵46万8700人。陸、海、空、海兵隊の各軍で構成する欧州、太平洋、大西洋、中東、南方、戦略、宇宙、輸送、特殊作戦の9統合軍がある。
【陸 軍】 兵力46万9300人。師団10個の内訳は機甲2、機械化4、軽歩兵2、空中強襲、空てい各1。その他パトリオット地対空ミサイル大隊9など。
【海 軍】 兵力36万9800人。第2(大西洋)、第3(東・中部太平洋)、第5(インド洋、ペルシャ湾、紅海)、第6(地中海)、第7(西太平洋、インド洋)の5艦隊で構成。
【海兵隊】 兵力17万1000人。
【空 軍】 兵力36万1400人。戦闘航空団12.6個(1航空団72機で換算)。

これが果たしてどの程度削減されるか、ですね。
アメリカの国防予算は5年単位で策定され、クリントン政権で国防予算は2005年までの分が決定されていますので、削減されるとなると、2006年以降ということになります。
また、実際に兵力が削減されるとしても、海空軍はあまり大幅な削減はされないんじゃないでしょうか。
一部には陸軍の海兵隊化、つまり緊急展開軍として再編制する、というような話もありますので、実質的には人員を減らして装備の拡充を図る方向にすすむ可能性もあると思います。
全体の兵力が減っても実は海外への展開力は今まで以上に増す、という可能性すらあるわけです。
実際にどういう方向に進むかは今後見ていかないといけない訳ですが。
海兵隊は陸軍の海兵隊化に猛烈に反対してますね。自分たちの重要性が薄れると言うことを恐れているのでしょう。
451洋楽でマターリ:2001/05/08(火) 02:16
 米国の施策に対する中国のオプションも煮詰めれば、東アジアの将来も
予測しやすいというものです。現状から考えて、中国は防御が主で攻勢が
従の政策をとるのでわないでしょうか。
 その攻勢のベクトルを何処に向けるか?軍事?外交?経済?やはり可能性は
軍事<外交<経済かな。
軍事に関しては中国にとって先手必敗の世界情勢。外交は北朝鮮が良くも悪くも
Joker、強力なパートナーも今のところ見当たらない。
452名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 03:14
ここ、軍事板よりレベル高いな。少し教えてやったら?
453名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 03:42
中国の場合、軍部の独走は考えられるのでは?
454名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 05:13
>453
まったくもって、今年の軍事予算の伸び率が高いことや、ロシアから
駆逐艦や戦闘機をおもちゃのように買っていることを見ても、どっちの
ベクトルに向かうかは解らない。江沢民は体制強化の為に、米国をあか
らさまに敵対した国営放送をさせているけど、一度燃え上がったナショ
ナリズムと軍部の動向はどちら側に向かうか解らない課題だね。
結局これで高圧的な対外強硬路線の外交をしなければ、火のついた軍部
を押さえられないジレンマも同時に抱えちゃっている。
CCTVの放送とかを見ているとあまりにも必死で笑っちゃうく
らい痛々しい。自分で自分の首を絞めているってやつだなあれは。
もし軍部指導者や共産党の保守系の力が強まって暴走気味になれば、、
軍事<外交<経済という力関係も変わる可能性があるだろう。
まあ俺は実際変わりつつあるんじゃないかと思うしね。
455名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 06:15
ベクトルをどう解析しているのですか?
456名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 13:11
軍事板でこんなスレがありますね。
軍事@大学
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=army&key=987785336
457名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 14:12
このシナリオを書く能力は三十歳から四十歳位までのうちに鍛え上げておかねば
ならない。そして四十歳以上になったら一人前のシナリオが書けるようになり
経営の中枢に参画しなければならない。
 リンカーンは”人間四十歳になったら自分の顔に責任を持たなければならない”
といったそうであるが四十歳になっても自分でシナリオの掛けない人間は一生
人に使われて終わるだけとおもうべきである。
 また二十代で真剣に山のような情報の波と格闘してこなかった人間は”十で
神童二十で秀才三十過ぎればただの人”になってしまう。
学校の卒業席次や上級職試験に上位で合格したものだけがエスカレーター式に
出世するという明治末期からのしきたりが”三十すぎてのただの人”を
大量に生み出し日本は敗戦の憂き目をみたのである。
 **ミッドウェー敗北が示す情報把握の大誤算**
ではシナリオを書く要諦つまりドラマトゥルギ−の密教は次の通りである。
(1)状況を明確に把握せよ
458名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 14:14
第一条件は状況シチェーションを明確に把握することである。
黒沢明監督の映画の面白さはスミからスミ間でこの状況設定がきちっと
できているからである。建物から城の設計、草木の一つひとつまで実に
綿密に構成されている。だから迫力があり観客をうならせる説得力がある。
少々こりすぎる嫌いもあるが。
 情報マンはまず情況を正確に把らえなければならない。大東亜戦争で
なぜ日本は負けたのか。それを分析してみると、この情況の把握が正確に
なされていなかったことにある。国際環境下における日本の立場、国力は
どうなのか、また各方面の戦場で各部隊がどんな状況下にあるのか、その
正確な把握を怠り、ただやみくもに戦ったのであるから負けるのも当然で
あった。日本の指揮官はそのような情況の把握と判断で多くの誤りを
犯している。その好例はミッドウェー海戦である。この戦いで兵力的に
みて日本は絶対優勢で負けるはずはなかった。にもかかわらず
ミッドウェー海戦で破れたのは、ミッドウェーの米軍基地が”真水を
作る装置故障せり”と平文で打った無線を日本軍が傍受したことに
始まる。その電文を真に受けて”ミッドウェー方面水不足の如し”
という暗号電文を各方面に打ち、暗号の鍵を解読されてしまった。敵の
仕掛けたワナに見事にはめられたのである。
459名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 21:58
米国の食料戦略と言えば、ソ連も家畜用の飼料が不足して食肉の生産量が不足し
米国から緊急輸入していたけれど。軍事力で対抗していても、食用戦略ではすで
に米国にコントロールされていたとは。恐るべし米国!
460名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 22:39
>>450
海軍の第一、第四艦隊は無いの?
461農学部の人間:2001/05/08(火) 23:02
>>459
そういえば授業で
『米国の食物侵略』と言うビデオ見たな。
圧倒的な量の食物を輸出して
食料の価格カードを握るという内容だったはず(たしかテストにも出た)
日本も米国からの食料輸入に頼りすぎるのはいけませんな
462>461:2001/05/08(火) 23:13
アメリカはしたたかだよね。
穀物戦略と言い、特許戦略と言い・・・。
463名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 23:22
というか、
軍事(核戦略から在日米軍、また彼らの福祉までお金を出す)
経済(対アメリカで貿易黒字を毎年毎年たたき出す)
外交(アメリカ様が表向き嫌がっている国に成り代わってお金を出す)
等、何でもアメリカ様にお世話になってる現状では食料のカードなど
カードのホンの一枚に過ぎません。
464うーん:2001/05/08(火) 23:28
>>463
軍事に関してはシーレーン防御の為しょうがない部分がありますし
経済は黒字なのだから大目に見て下さい
問題なのは外交(ODA)だけですね
465名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/09(水) 01:01
>>463
これ、整理すると
日本はマネーロンダリングに利用されているのかな。
466名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/09(水) 03:37
そんな大層なモノじゃ御座いません
アメリカの預金口座、世界の預金口座で御座います
残高は日本の公債発行限度額までとほぼ青天井で御座います
467名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/10(木) 00:06
こんなの見つけました。291以降ちょいと面白いかも。

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=police&key=988414794
468名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/10(木) 00:26
>>467
確かに、面白い事は間違いないね、それ。
469名無しさん:2001/05/11(金) 00:26
>>467のリンク先 有名なスレだけどね
そこの1はけっこう良いこと書いてるけど
残念ながら多少の電波も入っている、、、 国内はいいとして
国際のほう、、、
TMDが現状で使い物になると思っているのか?
あと 日米戦争の可能性がどうのこうのって、、、50年前の話かそれとも100年先の話か?
470名無しさん:2001/05/11(金) 23:14
「大国から身を守るには」的な日本にとって受け身の戦略ではなく、
「生き抜くために先手を打つ」為の攻撃的な戦略は無いのでしょうか?
471名無しさん:2001/05/11(金) 23:53
>>470
突拍子もなくSFっぽいけど。、
1)人類のテリトリーの拡大(地球外への進出等)
2)化石燃料からの脱却(クリーンな核融合の開発等)
は駄目か?
2)のあと1)に移行?
472地下鉄の壁の詩:2001/05/12(土) 13:09
曽村「地政学入門」を古本屋で見つけました
これから読みます
他にお薦めのあります? 古本屋にありそうなやつで
473名無しさん:2001/05/14(月) 02:33
良スレあげ
474nanashi:2001/05/14(月) 10:34
475名無しさん:2001/05/15(火) 01:33
>>474
どのへんが地政学じゃい、ヴォケ!
4761:2001/05/15(火) 16:08
あちこち探し回って やっとこさ
「悪の論理」入手しました。 それと「大空のサムライ」(これは有名か)
「銃・病原菌・鉄」「海上護衛戦」も発見。
477458:2001/05/15(火) 23:15
艦隊の指揮官あるいは暗号担当将校は、まず真っ先に”なぜ米軍は暗号でなく
平文で打電したのか”を疑って見るべきだった。これほど致命的な情報を
みすみす敵に知られるような平分でなぜ打ったのか、もしかすると、こんな
おとりの電文を打つ所をみると米国は日本のミッドウェイ作戦に気付き
それを確かめようとしているのではないか、と逆に察知できた筈である。
こんな子供だましにひっかかった当時の日本海軍の幕僚はよほどたるんで
いたのであろう。私は山本五十六元帥にもその責任の一端があったと思う。
 日本の軍隊も官僚と同じで士官学校や兵学校で成績の良かったものが
出世していくシステムになっている。ところがアメリカでは兵学校の
一番から十番までは情報将校に任命し、指揮官になるのは十番以下の者
にしているという。彼らは長年の経験で学校の成績の良い人間は
指揮官に向かないということをよく知っているのであろう。
 ところが明治以後の日本はちょうどその逆をやっていた。
海軍大将や陸軍大将になる者、大使、大臣などになるものは
学校の成績の一番から十番までのものでないと難しいというような
しきたりが何時の間にかできてしまった。
 東郷平八郎元帥のように学校の成績は悪かったが勝負の勘どころを
知っている人間が戦争では勝利を得ているのである。その上戦場は
理論や常識の通用しないところである。実戦では人生における経験に
よって培われた度胸と持って生まれた動物的カン、いわゆる勝負カンが
最終的にはモノをいってくるのである。
 つまり情況の把握ということは無数の情報のなかから一番重要なものを
選別する動物的直感がなければできないことである。これは学校の成績
などでは見分けられない。やはり上に立つ人が、勝負のカンの強い人物
を抜擢していくより他に道は無い。東郷元帥は運の良い男と定評のある
強運の持ち主であったから、山本権兵衛が日露戦争で連合艦隊司令長官に
すえたのである。これは動物的直感にめぐまれていたことを示している。
そして日本海海戦で勝利を得た。
478名無しさん:2001/05/19(土) 00:46
あげ
479名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 02:16
うん、おもしろい意見だな。
480名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 02:11
話の流れを絶やす感じで申し訳ないのですが、
地政学を本格的に勉強したいです。この関係って国際政治学科関係でしょうか?
もしくは防衛大、もしくは防衛大の院でしか勉強できないのですか?
外国に行かずに専門家になるにはどうすればよいのでしょうか?
スレを見てみると外国か防衛大でしか学べないと書いていましたが
国内で防衛大意外では学べないのでしょうか?
厨房質問で申し訳ないのですが、どなたかご教授お願い致します。
大卒28才会社員ですが、もしどこかあるのであれば受験して見ようと考えてます。
宜しくお願い致しますm(_ _)m
481名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 04:21
自分で勉強したら?地政学の本なんかたくさんあるでよ。
482名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 04:58
つまり専門家になりたいといってるわけでしょ?
本だけではむずかしいのでは?
483真・ソニックpool-d2ed960c.fctv.ne.jp:2001/05/22(火) 07:18
>>487
>私は山本五十六元帥にもその責任の一端があったと思う。
なにせ愛人への手紙に
「今度の戦いも勝つよ。ガッハッハ」
てな感じのやつを送る始末でしたから・・・トホホ
484名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 07:41
専門化なら尚更独学せいよ。
大学で人に教わっててもたいしたこと無いぜ。
専門化はみんな自分で研究してんだぜ。
人になんか教わらないよ。
それともそれで食っていきたいってことか?
そりゃ何処行っても無理だな。
485名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 11:27
>>480
 学位をとるくらいの専門化なら留学するしかないのでは?
日本では戦争学を教える土壌がないから地政学を論じる以前の
問題だろう。
486名無しさん@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 11:32
>東郷元帥は運の良い男と定評のある
強運の持ち主であったから、山本権兵衛が日露戦争で連合艦隊司令長官に
すえたのである。

運の悪い名将というのは「論理的に」ありえない、
というのをどこかで読んだ気がする。
確かにそのとおりだ。
487名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:21
乃木将軍は運の悪い名将?
488480:2001/05/22(火) 14:54
>>484
>>485
食って行くのは無理ですか。どうもありがとうございました。
自己研鑚に励んで見ます
489えーちゃん:2001/05/22(火) 14:58
>487
乃木将軍は無能な働き者。詳しくは佐藤大輔「レッドサン ブラッククロス」読むべし。
地政学うんぬんは荒巻義雄の「紺碧の艦隊」「旭日の艦隊」よむべし。
490名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 20:10
>>480
国際政治学関係でdrとってあとは自分で勉強していくのはいかが?
491思えば変な形だよな:2001/05/22(火) 20:44
                                     |~|
                                      | .ヽ
                                  _  ノ  \    _
                                   |ヽ_/    \_//
                                 √_  ._     __.(
                                 ) (.ヽ´\  ./   ̄
                                 ⌒_   .\/
                                .ノし~|
                                |   .|
                                <   ヽ
                                /    .|
                                /    ./
                               /   ._(
                             _/   /
                        _   ._/    .|
                      . <(_..‐"~     .|
                 ___   /         /
             _..-‐"   ~ー´          .|
           _ /__ ,,__....._,...,_  ._      (~.) ./
         <"~ し、_.ノヽ- \ ]  (`‐‐-´~U⌒.|,/
          ヽ,  く ~|._.-‐.v´.| /
          /  /       ~
          ヽ∩/
492477:2001/05/22(火) 23:14
それゆえ情況を可能な限り正確に把握するには無数のデータや情報を
かねてから根気づよく集積し整理しておく必要がある。自分の手で
丹念にデータの整理をやらない者は情況を正しく把握できない。
企業においても特殊な調査部門の担当者はやたらに人事異動で動かす
べきではない。ラインに乗ることだけが出世ではなくスペシャリストと
して年季を積むことが、そのままその人のステイタスの向上にも
つながる道を講じておくべきである。
**情報操作の策謀(デマゴギー)を読む教科書騒ぎ**
だが無闇に沢山のデータだけ蓄積しても整理されてないものは
情報価値が低い。データは時間と共に変化するし偽情報や逆情報も
紛れ込む。マスコミと政治屋の結託で事実無根のことが、いかにも
本当らしく宣伝され一般に信じ込まれることもある。昭和57年夏の
教科書騒ぎがその典型である。
 教科書を 侵略から進出 に書き直したものは一冊もなく
独立運動を暴動へ かきなおしたものも無かった。一部の新聞と
NHKなどが何らかの政治的意図によって虚報を流し大々的に
文部省はけしからんと叫んだ為、北京やソウルでも反応がおきた。
それをあわてて総理大臣や外務大臣が陳謝したりしたので、いよいよ
本当の話になってしまった。だがこれは日本国内の新聞やNHKだけで
出来る芝居ではない。誰がこのシナリオを書いたのか、そこが問題である。
 私は北京の中国共産党の第十二党大会に合わせて北京の路線変更に
呼応する形で、あらかじめ、この意図的な虚報は準備されていたと
推測している。これは私のシナリオである。漢民族は昔から、こういう
陰謀と政治工作だけは巧みである。多分今度もうまくいったと、ほく笑えんで
いよう。だが陰謀の巧み過ぎる漢民族の政治指導者の実行する政治そのものは
大失敗におわるのが常である。無言の漢民族大衆のしっぺ返しを食うからである。
日本の大新聞やNHKにどのような仕掛け人がいるか知る由もないが、もし、かりに
これらの人々がうまくいったと喜んでいるとしたら、むしろ逆効果のほうが
やがて大きくあらわれてこよう。
493名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 02:57
中京の方から見た地政学?
494名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 03:04
>>489
大チャンはともかく、荒巻を地政学とするのはどうかと思うぞ。
495名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 04:30
鮭はあれでも地政学で本だしとる。
496492:2001/05/23(水) 20:27
資料を丹念に集めてみると教科書騒ぎだけでも、きわめて豊富なデータと
情報を得る事が出来る。中学高校の教科書を数十冊も全部集めて調査を
始めた学者も多い。それだけでも大変な事になる。今まで本気で中学
高校の社会課教科書を集めていた人は稀だった。今度の騒ぎで
それを始めた人が多い。つまり騒ぎたい奴には勝手に騒がせておけ、
やがて空騒ぎは飽きがきて終わる。しかし、そこに動いた様々の
データと情報はあとまで残る。それを丹念に集めて将来に備えて
いる者が結局”シチュエーション(情況)を正しく把握する”ことになる。
悪魔の飽食で使った偽写真も背後にあるのは北京と日共とアメリカの
共同作戦であろうという風にシナリオを書いてみるのも面白い。
つまり世上に仕組まれた多くの茶番劇の背景、つまりシチュエーションを
データと資料を丹念に集積し整理することで大よそ推測し、当てることが
できる。頭を隠していても、どこかに尻尾がチラチラするからである。
情況の把握とは世間のムードやキャンペーンや茶番劇の空騒ぎとは
別のところで、じっと情報を整理し集積し時間をかけてそれを温めて
いることによってできることである。
 文化大革命の時北京はどんなことを言い、日本の新聞や政治屋は
どんな応じ方をしたか。雑誌にはどんな記事が多くでたか。
四人組逮捕の時は?四人組裁判の時は?中越戦争の時は?
時の変化とともに舞台の幕は変わり登場人物も少しは変わったが
百年一日の如く同じことを繰り返している向きもある。
中国問題ひとつをとっても長い時間をかけて、じっと見つめて
いる冷静な情報マンの目にかかれば裏の仕掛けはすべて丸見えで
ある。萬犬虚に吠ゆる中で静かに落ち着いて情況の把握に
つとめる者には忍術の仕掛けもかなわない。
497名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 02:23
ただの宗教です。信者が多ければ多いほど有効です。
498:2001/05/24(木) 10:38
サヨと混同するな
499 :2001/05/24(木) 10:48
>>497 なるほど つまり
シラクもプーチンもブッシュすらもその宗教に毒されているわけだ(藁
500意味無しさん:2001/05/24(木) 15:36
「世界地図をシミュレーションゲームのマップとして見る視点」
のことでしょ――地政学って。
ゲームやって育った世代は「地政学」という言葉は知らなくても、
内容的には地政学的な視点を充分に身に付けてると思うけどな。
地政学が「禁断の知」とかなんとか言ってる感覚も古くさい。
『悪の論理』とかって、戦略的発想がタブーだった時代には、
反偽善主義の魅力があったかもしれないけど、
今となってはわざわ読む必要のある本じゃない。
むしろゲームやってウェブで資料を集める方が地政学を理解できるよ。
501名無しさん:2001/05/24(木) 20:29
>>500
>「世界地図をシミュレーションゲームのマップとして見る視点」
 それはちょっと違うな。
 地形だけをパラメータにした視点は近代的な地政学だな。言語、宗教、イデオロギー、
民族、気候、等のマップエリアを考慮しなければ、より使える地政学とはならんのだよ。
502名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 21:41
>>501
> 地形だけをパラメータにした視点は近代的な地政学だな。言語、宗教、イデオロギー、
民族、気候、等のマップエリアを考慮しなければ、より使える地政学とはならんのだよ。

確かに。ゲームだけやっていてもこれらの知識は中々身に付けられない
だろう。
503とりあえず名無しさん:2001/05/24(木) 21:48
>>500
信長の野望とかか?
504名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/25(金) 01:49
歴史が抜けてねえか?
この視点がない政略なんぞ役に立たんな。
ビスマルクも似たようなこと言ってなかったか?
505名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/25(金) 02:23
>>499
宗教団体の教祖や幹部が、自分達の宗教を信じてると思ってるんだ。
経典に書いてあることを鵜呑みにできる盲目な信者って幸せだね。
506名無しさん@もね:2001/05/25(金) 04:05
紀伊国屋本店で「地政学入門」発見。昔読んだのこれだった(笑
当時でもカビ臭いと思ったが、国際戦略における分析手法や基本特性の定義
としては今だ有効なものはある。5法則などは地政学云々以前の常識。

科学や学問も内輪は宗教。使えるか、使えないか、どう使うかが問題。
地政学的観点のあるゲームとしては、Age of Empiresも可。戦術寄りだが。
507名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/25(金) 10:24
>>500
>「世界地図をシミュレーションゲームのマップとして見る視点」
う〜ん。それは前段階なんではないかな。
最終的にはゲームをデザインするレベルまで到達できれば一流だと思う。
508507:2001/05/25(金) 10:28
つまり、経済・軍事・政治などについて数値化できて、それをデザインできるかどうか、ということですね。
国債外交シミュレーションとかその類。
生産力や輸送力等は割合数値化しやすいけど、民族感情とか歴史的経緯とかは数値化し難いでしょうけどね。
509名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/25(金) 11:30
悪の情報地政学
**イラン革命が暗示する矛盾対立の重要性*****
第二の条件は矛盾対立の設定である。映画や芝居が
面白いのは筋立てがハラハラするような矛盾対立の上に
組み立てられているからである。敵討ち、心中、戦争などの
映画や芝居が昔からたくさんつくられ、大衆に好まれるのは
そのためである。国際情勢においてもしかり。矛盾対立が
あるから国際紛争が絶えないのである。イスラエルと
PLOには本当の所どのような矛盾対立があるのか、レバノン
内部の矛盾対立はどのように入り組んでいるのか、米ソの
間のそれはどうか。アメリカとヨーロッパの間には、
どのような利害の矛盾対立があるのか。イギリスと
アルゼンチンは何が原因で交戦に入ったのかなど、世界を
見渡すといたるところに矛盾対立が激化している。
国内的にも矛盾対立はたくさんある。自民党内の
田中・中曽根陣営と非主流派との対立、共産党、社会党は
どうなのか。中共などは矛盾対立だらけで容易にその情況が
掴めないほどである。それらを整理して第一矛盾、第二矛盾
第三矛盾などを抽出し第五矛盾ぐらいまで選択する。
そして現在最も問題になっている主要な矛盾対立はなにかを
判断する必要がある。だが日本人は日本的感覚で物事を
判断しがちである。そのため判断を誤り右往左往する場合が
多い。
510意味無しさん:2001/05/25(金) 12:46
<Age of Empires>や<信長の野望>と現代世界との違いは、
武器の到達距離が長くなり、距離感が縮まったことだね。
弾道ミサイルで水爆や生物兵器を打ち込む戦争にとっては、
「地球全体が一つのヘックス」みたいなマップになってしまう。

また一次産業の重要性も薄れ、資源マップの重要性も下がった。
例えばウェブで仕事を受注するインドのプログラマにとって、
日本との言語的な距離は障壁になるが、
アメリカとの空間的な距離は問題にならない。
そういう現代的産業は地理的空間との関係が薄い。

といった具合に地理的空間の意味は変質した。
これに合わせて現代的な地政学を考えることもできるけど、
地理的空間にこだわらなくなった地政学は、
単に「国際関係論」と呼べばいいんで、
「地政学」ではなくなってしまっているような気がするな。
511名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/25(金) 13:13
>>510
とりあえず、このスレの300辺りから読んでみることをお勧めしますよ
512名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/25(金) 13:33
>>510
浅い。
513509:2001/05/25(金) 20:04
例えばイランのパーレビ国王の近代化政策は、なぜ
ホメイニ師らのシーア派を中心とする反対勢力に敗れたのかを
考えてみても良い、。日本人の感覚では近代化は大いに
結構のはずである。イランがなぜ近代化をめぐって
あんなに大騒ぎしたのか大抵の日本人には理解できない。
ところがマホメット教の社会にとってみれば、近代化は
ヨーロッパ化のことであり、それはキリスト教化という事
を意味する。つまり近代化するためにはヨーロッパの
プロテスタントの思想に基づく”近代法”を導入せねばならない。
それは慣習法として社会に定着しているマホメット教、つまり
イスラム法と真っ向から対立する思想である。パーレビは
それを強行しようとした。シーア派の熱烈な信者である
イランの国民が猛反発したのはそのためである。このような
経緯をみるとイラン内部に潜む矛盾対立も良く判る。
ではなぜ日本はすんなりと欧米の近代法を明治時代に
うけいれたのだろうか 。それは
514名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 01:16
朝日の社説に地政学の文字が
httm://www.asahi.com/paper/editorial.html#bottom
515  :2001/05/29(火) 11:43
イランも若者はみんな近代化支持らしいよ
拒んでいるのは年寄りだけらしい
516名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 13:07
>>513
近代化反対というより、近代化の負の側面が露わに
なると、シャーの専制体制の暗黒側面と結び付いて
アンチ・シャー体制ということになったにすぎない。
同じ開発独裁でもスハルト・インドネシア体制がうまく
いったのは、地方懐柔や有力者懐柔がスハルトの方
がうまかったということにすぎない。
517名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/30(水) 03:17
フランスの新聞ル・モンド紙の海外記事の日本語訳のバックナンバーが読めます。
アメリカ・英国系の情報とは違った見方があって、結構参考になると思います。
1996年頃からの記事のindexのサイトから、最新の2001年5月の記事まで
ざっと目を通して興味のある記事に飛んでみてください。

「翻訳してくれている皆さんに感謝します。」
Le Monde diplomatique + Saito Kagumi
ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版は、フランス編集部との契約に基いて、
有志スタッフのネットワークによって制作されています。
http://www.netlaputa.ne.jp/~kagumi/articles.html
http://www.netlaputa.ne.jp/~kagumi/articles96.html
http://www.netlaputa.ne.jp/~kagumi/articles98.html
518名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/02(土) 02:03
age
519名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/03(日) 12:42
age
520名無しさん:2001/06/05(火) 00:02
どなたか博識の方、
今が旬のネパールの地政学など
いっちょお願いですわ。
521名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/05(火) 00:12
>520
>>320-322
が参考になるかも。
後ネパール国王暗殺スレよむべし。
522名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/05(火) 21:27
>521
中凶にとって、鴨葱の情況ですか?
523名無し:2001/06/05(火) 22:47
国民の結集する伝統を奪う。マキャベリの書いている通りだ。
国民は指導者が居ないので無力だ。
新国王は支持がないので、混乱が起きる。
中共の援助を要請する。中共の義勇軍が進駐する。
そんな筋書きだ。
524名無しの声:2001/06/06(水) 00:32
やっぱマキャベリと孫子は必読なのかな?
525名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/06(水) 05:52
地政学の古典といったら、
「史記・列伝」で蘇秦と張儀が説く合従連衡と分断がそもそもじゃないかな?
蘇秦、趙の粛公に説く。
「…国民を安定させる方策の基礎は外交にあります。…さて秦に味方するか、敵とするか
 利害の分かれるところはここから始まるわけです。…秦や斉と趙が単独で味方すると、
 秦は韓と魏、斉は楚や魏を圧倒するでしょう。韓や魏が西側を割譲すれば、
 趙は上郡への交通路が閉ざされてしまいます。(このほかいくつかのパターンを例示)
 (ちょっと持ち上げて)中原に趙にまさる国はございません。方二千里、歩兵数十万、
 戦車千台、騎馬一万余り、糧食数年分。…西方には常山、南には黄河としょう水、東には清河、
 北には弱国燕国…。 秦が趙を攻めてこないのは、韓国と魏国がそのあとを襲うことを
 心配しているからでございます。秦から見て、韓と魏とは特に高い山や大きな川を境と
 しておらず、徐々にこれを蚕食して両都にせまるのみです。韓と魏は抵抗できなければ、
 秦の臣下となるに違いありません。 秦が韓と魏の牽制をまぬかれたら、きっと
 趙に迫ってくるでしょう。これこそ私が心配することなのです。…」

蘇秦はこの調子で、秦以外の各諸侯を説くけど、そのなかで地形、産業、軍隊の質、
どこが他国のどの領土が攻め取られたら、その影響が自分の国のどこにくるかなど
細かく予測して、君主へのお世辞もいれながら説明していく説得力は、実にすさまじい。
>>524マキャベリや孫子に加えて、史記列伝も必読でしょう。
526名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/11(月) 17:45
age
527名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/12(火) 18:02
今日の国会の外交防衛委員会で田中真紀子が朝鮮半島情勢で「地政学」という
言葉を連発していた。就任直後の会見でも「地政学上〜」と言っていたと思うが、
外務省の議事録では「性格上〜」となっていた、、
今回の外交防衛委員会では果たして議事録が書き換えられるのだろうか?
ソース>国会TVなもんでございません。今日の夜に再放送だす。
528 :2001/06/12(火) 18:05
>>527 すいません再放送ってNHKですよね? 夜何時頃でしょうか?
529名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/12(火) 18:19
527じゃないけど、こんなんあるよ。>>528
衆議院TV
http://www.shugiintv.go.jp/top.html
参議院インターネット審議中継
http://www.sangiin.go.jp/japanese/frame/joho1.htm
530 :2001/06/12(火) 18:28
>>529 おお、ありがとうございます。
今日の外交防衛委員会放送分は今見れないようですが
明日になったら見れるかな?
531527:2001/06/12(火) 18:42
>528
いや、NHKではありません。うちの地区のケーブルテレビに
無料で入っているらしい「国会TV」なるものです。
外交委員会、外交防衛委員会などの討議をノーカットでやってます。
非常におもろしいです。ちなみに「地政学」発言は社民党の田英夫の
北朝鮮ベッタリ発言の前後にしていたと記憶しています。
532 :2001/06/12(火) 18:44
>>531 ケーブルですか、jcom? それならうちも入っているのだけれど。
533527:2001/06/12(火) 19:01
>529
参議院インターネット審議中継は便利ですね。
議事録を検索できたりして、「地政学」でひいてみたら
いっぱいありますね。
http://kokkai.ndl.go.jp/cgi-bin/KOKUMIN/www_search?SESSION=18190&EXEID=32&RESID=1&MSIE3=0&MACIEJAV=0&MACIE=992339476
534 :2001/06/15(金) 08:34
さきほどワイドショーの映像で「地政学」発言を確認しました。
田中外相が地政学を正しく理解しているなら快く支持できるのですが、、、
535名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/15(金) 10:34
>>534
んなわきゃねーだろ
現実を見なさい、現実を。
536527:2001/06/15(金) 13:59
>534
地政学という言葉はいっぱい使っているが、
マキコが本当にその意味を解った上で発言しているかどうかは疑わしいよ。
特に朝鮮半島を語るときに地政学上という言葉を多用するけど、、
どうなんだろ、そのへん
537名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/15(金) 15:08
多分、例によって官僚が「地政学」という、日本においてはネガティブな意味合いを持つ言葉を意図的に使わせているのでは?
場合によってはゲオポリティクスと訳されて外国に持ち出されてる可能性もありますね。
538名無し:2001/06/15(金) 18:38
>537 地政学は永遠の真理である。ネガテイブな意味は全く無い。

共産主義が日本人に戦略的な発想をさせないために,根拠も無く反対非難した。
というのは共産主義国家は,地政学で国際戦略を立てていたからだ。
手のうちを知られたくないということ。
今共産主義が崩壊し,その腐った工作の数々が明らかになった。
日本のマスコミはまだk放散主義かぶれを清算していない。

田中マキコは知識が無く,理解力が低い上、記憶力も酷く悪いので,
何を言ったか自分でも分かっていない。
地政学と誰かが言ったので,意味も知らずに使っただけだ。
問題にならない。質問されればまた恥じをかくだけだ。

国際外交の世界は知能指数が田中程度では相手にされない。
539537:2001/06/15(金) 20:03
>>538
>地政学は永遠の真理である。ネガテイブな意味は全く無い。

地政学の中身についてはその通り。
「地政学」という言葉のイメージだけが先行していて、その理由はあなたの言う通り。
ただし、外国でもドイツ系のゲオポリティクスと、英米系のジオグラヒィクスは異なるもの、として言葉のイメージによる操作がやはり行われている。
中身は大同小異なのだが。所詮、地政学は学問であり、道具でしかないのであるから、これをどう使うかで良し悪しが決まる。

まぁ、こんなことはお互い判っているはずなので、判ったもの同士が愚痴をこぼすのもみっともないと思いつつ、sage
540537:2001/06/17(日) 06:19
>ドイツ系のゲオポリティクスと、英米系のジオグラヒィクス
何故みんな突っ込まないのだ。
×ゲオポリティクス
○ゲオポリティーク
×ジオグラヒィクス
○ジオポリティクス
541名無し:2001/06/17(日) 16:33
マハンは、国家は海洋国家と大陸国家をかねることはできないといったが、
今中共はそれをやろうとしているようだ。
ミサイルの発達で、マハンの理論は修正すべきなのだろうか。
542にょ:2001/06/17(日) 16:42
>541
ある程度はね、、
でも大陸間弾道弾は殆ど最終手段だから、あくまでもカードとして
付け加える形の修正ではないかいな?
通常ミサイルの射程はそれほど長くないからね。
地政学は総合学問だから、量的軍事力と技術面での軍事力、経済、国民性
地理的条件などなどの内の技術面の軍事力に新たな要素が入ったと
考えるべきもんです。
543名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/21(木) 03:53
>>541
一度このサイトを読むがいいにょ
http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/index.html

特に、中国を語るには先ずこの記事を読む事を強くお勧めするにょ
http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/dragon/note.html

ちなみに543は542とは別物にょ
544名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/21(木) 06:59
サヨクの社会学、ウヨクの地政学って感じ?
あらゆる学問の上に立って、全部を見渡してるつもり。
545名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/21(木) 07:33
>>544

フランスのシラクとかも右翼なんだ。(藁
546 :2001/06/21(木) 08:14
ロシアのプーチンも右翼なんだ(藁
田中真紀子も「地政学上の〜」と外交防衛委員会で発言していたから
右翼なんだ(藁
547544:2001/06/21(木) 08:51
ここで云々されてる地政学は随分胡散臭いじゃない?社会学並に。
シラクやプーチンや田中真紀子がどの文脈で使ったのかは知らないけどさ。
548名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/21(木) 22:04
>>544
この辺りは既出かな? そんなに難しくは無いから、読んでみるべし。
「海軍力に関する諸外国の事例」
http://lib1.nippon-foundation.or.jp/1997/0560/contents/036.htm
「地政学の論理と国際政治」
http://lib1.nippon-foundation.or.jp/1997/0560/contents/049.htm

地政学ってのは、どちらかと言えばマキャベリの言う、リアリスト的な考え方で、
「右」とか「左」って発想で語るのはあまり意味の無い事だよね。
549544:2001/06/22(金) 04:15
>>548
リアリストだったら「右」と「左」の影響もファクターに入れるんじゃないの?
それとも、イデオロギーの対立は国際政治において影響力を持たないと前提してるのかな?
その「地政学の論理と国際政治」を読んでみたけど、どうも単純に中共の不正義を
挙げているだけで、いわゆるリアリストには見えないんだけど。
イデオロギーから自由になって国際政治を論じるのは無理だと思うよ。
550名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/22(金) 07:34
NHK「その時歴史がうごいた」で今週の放送した
卑弥呼の大陸外交は実に地政学に基づいたものであったし臨機応変で見事であった。
551にょ:2001/06/22(金) 22:58
>>549
当然いれるべきだとは思う。ファクターとしてね。
ある国について考えるとき、その思考方法を考えるのは大事なことだからね。
歴史的に考えれば、ソビエトはそのイデオロギーに於いて、革命という政治手法を
持ちうるということを頭に入れていないと、他の国は対処法を考えられないのと
同じでね。でもでも、地政学の考え方だと、地理的に陸上で隣接しているとか、
海上の権益を共有しているとかが第一義で考えるべきことで、それに付随するもの
としてのイデオロギーなんではないかいな?
例えば、「東シナ海の自由主義陣営の覇権を揺るがすためにインドネシアで共産勢力の
クーデターを起こす必要性がソ連にはあった。」という考え方でしょ。それとニクソンの
チャイナカードも地政学的なもんでしょ。ベトナム・中国・ソ連が一枚岩だと東南シナ海
に於ける自由主義陣営の覇権が非常に脅かされるため、彼らの丁度真ん中にある中国が
米国に少しでも歩み寄るようしむければ、共産主義勢力は分断されるとかね。
552名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/22(金) 23:18
>>549
冷戦後はイデオロギー対決じゃなくて「国益」対決よ。
冷戦以前はイデオロギーの仮面をかぶったもの同士の
「国益」対決だったけど。イデオロギーなど「国益」の
口実にすぎない。
553にょ:2001/06/22(金) 23:41
>552
同意っす。まあ共産主義国家は国益というか、共産党独裁体制にとっての利益
だったような気もするが、、
554名無し:2001/06/24(日) 00:27
>522 同意します。
東欧は西欧からの干渉地帯として占領する。
これはロシア伝統のソ連の地政学の考えだ。
チベットを印度からの干渉地帯として,占領する、中共の地政学的戦略だ。

地政学は良し悪しや、すき嫌いのレベルの話しではない。
すべての国家が拘束される国際政治の条件を理解する考えである。

否定しても始まらない。相手の考えを理解するのに必要だからだ。
555名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/24(日) 03:32
>>506
そこらへんの粋をゲームに求めるなら「ディプロマシー」やね。
シチュエーションがWWI前夜の「総力戦が割に合わない」事に列強が
気付いていなかった時代だけど、発想法は応用効くと思う。

プレイヤーがある程度の知性を備えていないと悲惨な事になるのが、
問題だけどね。
(逆の意味、ルールをわきまえない馬鹿は周囲に不幸をまき散らす
 害悪でしかないのが分かるよ。例えば、過度な平和主義者とかね)
556名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/28(木) 23:57
言いスレだと思うけど、そろそろネタぎれ?
557 :2001/06/30(土) 00:57
悪の論理見つかりません (泣
代わりに高坂先生の「国際政治」買いました
558age:2001/06/30(土) 01:43
>>557
古本屋に結構置いてあったけどねー。ちなみに俺は>>154の言った通り
ブックオフで100円で買った。「新・旧」両方で。

真珠湾攻撃の真相云々について今ごろ日米で話題になっているけど、20年以上前に
この本で紹介されていたのに、誰も倉前盛通氏について引用したがらないのはナゼ?

「復刊ドットコム」に皆で投票しない? 今、倉前氏の本が市場に出回れば、
日本の知識階級のレベルがグンと上がること間違いなし。

http://www.fukkan.com/
559      :2001/07/01(日) 01:04
>>558
どうも。557ですけど、ブックオフ3つぐらい回って、
古本屋も結構まわったんです。
見た目ってどんな感じなんでしょうか。

「復刊ドットコム」
これいいっすね。投票しましょう。
560名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/01(日) 01:42
>>559

558ではないが、高さ18cmくらい、幅2cm前後で白いカバーに
青い帯が付いている事が多い。東京のブックオフでは沢山見かける。
561558:2001/07/01(日) 03:34
>>559
『悪の論理』は上3分の2くらいが白地で、下3分の1がまるで帯のように見える青地。
その「帯っぽい単なる青地」にはこう書いてある。

「日本人を震撼させる恐怖の世界戦略
列強が世界戦略のよりどころとし、教科書としているゲオポリティクスとは何か?
戦後30余年のタブーを破って、ここに鮮明に描きだされる世界の悪魔たちの陰謀。
与えられた平和に酔い痴れてきた日本人が、今こそ知らねばならぬ覇権の政治学
"悪の密教"の本体。」

『新悪の論理』は真っ赤な本で、白い帯にはこう書いてある。
「ソ連のアフガニスタン侵攻を予言した書!!
前著『悪の論理』が発表されてから、世界はこの提説の通り動いている。
アフガニスタン侵攻のあとに来る"悪の80年代"の展望と日本の対応を、ゲオポリティクス
の理論から鋭く説いた日本人必読の名著」

背表紙はどちらも白。色落ちしてなければ、だけど。77年と80年の本だから、
装丁はどちらも地味。俺はこのスレッドに来て初めて倉前氏の名前を知った。
時代背景から考えて、刊行後は左派陣営からの攻撃はすさまじかったはずだが、
なぜか保守陣営からも彼の名前を聞いたことはない。巧妙に日本の言論界から
干された形だろうね。
しかし、今問題提起されていることは、まさに蔵前氏が20年前に提言している事と
ほぼ同じ。政治家志望・学者志望・商社マン志望の者は迷わずこの本を読むべき。
読む前と後とでは、明らかに国際情勢を見る目が変わっているはずだ。

日本は、本来「海軍国」であったのに、アジア大陸(「陸軍国」の集まり)に深入り
してしまったために敗北した。同様に、海軍国のアメリカも陸軍国の朝鮮・ベトナムに
介入してしまったために大きな痛手を負った。

「いかなる国も大海軍国と大陸軍国を兼ねることはできない」っていうことを
知っただけでも大収穫。

古本屋で見つからないなら図書館に行ってみよう。
562      :2001/07/01(日) 04:19
どうもです。それは、文庫本じゃないほう(単行本?)ですかね。
文庫本が角川文庫からでてると
このスレの初めのほうに書いてありました。
ありがとうございました。
また探しに行きます。
563名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 10:15
age
564名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/05(木) 05:20
『悪の論理』はぶっとんではいるがそれなりに刺激的ではある。
いずれにせよ面白い本だ。厨房の頃、オヤジの本棚から盗んで読んだ.
面白くはあるけど、今読むとどうだかなあ。
565ともチャン:2001/07/05(木) 07:25
ネタ切れらしいので聞いてみたいんですけど・・。
かなりヤバメのおっかない本

アイアンマウンテン報告

どう思います?
地政学とは関係ないかもしれないけど。
566花泥棒™:2001/07/10(火) 00:30
そろそろ定期あげ
567名無し:2001/07/13(金) 10:00
日本と南北朝鮮問題を地政学で解析してもらいたい。
568ゴルゴ13:2001/07/17(火) 12:33
スレ違いかもしれませんけど次の参院選は皆さんはどこに
投票されますか?
僕は自民か民主か自由か保守に入れようと思ってるんですけど
この4党の違いがイマイチわかりません。厨房にもわかるように
説明できる方はいませんか?
569>568:2001/07/17(火) 21:27
なぜその四党に入れようと思うのか、あなたの選択の基準を
教えてください。
570名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 21:28
厨房は選挙権剥奪でもいいというのが俺の見解
571名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 21:41
>>568
余計なことは考えずに、棄権するか、影響が出ないよう保守党にでも入れとけ。
無所属の会でもいい。
572ゴルゴ13:2001/07/18(水) 02:15
>>569
選択の基準は消去法です。
社民は「自衛隊をなくせ」って政党だし(無責任政党)
共産は「消費税を下げろ」って言ってるし(借金が増える)
公明党は怪しげなイメージがあるから(創価学会ってどんな組織なんだろ?)
他に何かいい政党ってありましたっけ?
573名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 02:43
今年の参院選は自民が勝つ
次の衆議院選までによく勉強しておけ何か起こるぞ
574ななし:2001/07/18(水) 11:23
>>573
橋本派分裂ってことですか?
575ゴルゴ13:2001/07/18(水) 14:03
>>571
せっかくの投票権だから棄権はしたくないですね。

>>573
石原・小沢が言う「ガラガラポン」の政界再編生の事ですか?
アメリカみたいに2大政党になれば党の違いが明確になって投票率
も伸びると思うんだけど・・・。
576名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 18:46
>>575
旧自民系がずっと政権を持つことになるだろう。
旧社民、旧民主、旧共産の電波を何とかしないと亡国になるから。
577名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 18:53
>>575
二大政党は不可能じゃないかな?共産と公明があるから
578高校教諭非組合員:2001/07/18(水) 19:52
共産党は不滅です。欧州で共産党が姿かたちを変えたのは共産党の本当の姿を肌身で感じていたからですが、日本では共産党が権力を握ったことが無いので、かれらの指導による政治というものが直接理解できず、一政治団体程度にしか認識しないことにあります。
かれらの上意下達の組織コントロール、権威主義、個人への過干渉という本質部分は恐ろしいものがあります。
579名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 23:50
>>574
好き好んで負け組みに入りたい人は少数ですので、嫌われ者野中が
ぽっくり逝くほうが可能性は高いと思われます。
仕掛け人となるのは・・・さて
580ゴルゴ13:2001/07/19(木) 00:17
>>577
いや、アメリカも完全な2大政党じゃないはずだよ。
前回の大統領選でゴアとブッシュ以外にもう1人候補者がいたはずだし。
ただ、「巨大政党が2つとその他の雑魚政党」って形になればと思う
んだわ。保守とリベラルって感じでわかり易くなれば、俺みたいな厨房
でも政策の違いが理解できるしね。
581名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/19(木) 00:26
ロシアの中国の結んだ善隣友好協力条約の意味についてどう考えますか?
アメリカのミサイル防衛構想に絡んでのロシア側の条件しだいでは
受け入れそうな態度を見せているところなど、ロシア外交の巧みさは
感じるのですが、素人なのでロシアの外交戦略の基本方針が良くわかりません。
ロシアにとって対外戦略のプライオリティはどう言う順序になるのでしょうか?
(国力は落ちたのに長大な国境を持ち、なおかつ国境の反対側には中国からイスラム圏
国内少数民族勢力、西欧にとりこまれる東欧、遠距離でも影響力は最大のアメリカと
その複雑さは、素人でも就任後に勉強すれば外相が務まる日本をはるかにしのぐ。)
582名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/19(木) 00:58
>>580
そういう方向には向かってるよ。ただ今の自民党は公明党と連立してないと
過半数とれないから雑魚政党あつかいはできないけどね。
583名無しさん@お腹いっぱい:2001/07/19(木) 02:52
残念ながら、50年ほどまえから先進国の士官学校では
地政学は教えられていません。

旧共産圏では未だに本気で教育されています(藁
584名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/19(木) 03:07
>>583
アメリカじゃ、形を変えて生き延びてる。
585高校教諭非組合員:2001/07/19(木) 10:36
>>581
彼らの結婚離婚は世界情勢上のご都合主義です。
中ソ論争周辺の歴史と両国の国内勢力、それと国益追求の方向性を見れば、彼らがその時々の情勢によって「付き合いの形」を変えているのがなんとなくわかります。
長い国境線は両国の利益にも不利益にもなるので意識せざるを得ません。
もっとも専門家ではないレベルで見た場合、「両国の発展」のため条約ではなく「両国が今後の国際政治活動に不干渉であろう」とする条約のような気がしますが・・・。
中国は今後「東」への国力投資のため「西」、「北」への関心度を低レベルに抑え、ロシアも今後東欧や対欧米への資源(鉱物資源じゃないよ、人的金銭的なものだよ)投入のための安心鍵のつもりなんだと思う。
586名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/30(月) 03:33
あげ
587オオニタ:2001/07/30(月) 06:14

    /〃〃 〃 \
    /〃,ノ(((((( ))
  /  λ  \ 〃/)
  | /  □ ,,(・) (・)|
   (6$      ´つ゛)
   |  ⊂□⊃  _ |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   |     // ̄ //  < 社会不適合者どもが偉そうに能書きたれるな!ファイヤー
 /|       ̄ ̄/\  \________
588>ゴルゴ13:2001/07/30(月) 10:47
選挙と地政学といわれてずっと気になってましたが、良い着眼だと思います。
いま小渕小沢改革で政治が凄いレベルアップの最中です。
省庁のホームページ、特殊法人改革、など読んで見てください。
貴方なら読み解けると思いますが、淡々とした表現で今まで
望んでも得られなかった改革が着々と進んでいます。569
589名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/03(金) 03:54
  
590名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/03(金) 23:44
今までいろんな意見を出てきたけど、
未だどっちが正しいのか確かなる根拠はないはず。
もう21世紀だし、今まで沈黙してきた俺がここらで
結論を出したいと思う。この意見に逆らう奴はヲタクか
厨房決定とみなすからね。プロレス歴18年の俺が言うんだから、
そこらへんのとこはお前達も納得するべきだし、しないといけない。
んじゃ、言うよ。プロレス最強団体は新日本プロレスリング株式会社ね。
当たり前すぎて恥ずかしいけど、闘魂を受け継いでいる新日こそ日本、
いや、世界最強の団体なのである。これは日本国民の殆どがそう思ってるし、
認めてることだよ。反論するやつって過去にイジメられた経験があるか
アウトローの奴か完璧な真性ノア・全日ヲタだよ。(藁
ま、みんな俺の意見に賛成だと思うから、ここで反論してくる可哀相な奴らを
心の底から笑ってあげよう。んじゃね。
591名無しさん@どっと混む:2001/08/04(土) 03:24
地政学ってのはミサイルや人工衛星以前には有効だった学問なんだよね

地政学の通りにやっていたらアメリカとソ連はもっと早くに没落していた
592名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/06(月) 10:25
アメリカはいまどき地政学を生きた学問としてやっているのかな。
593 :2001/08/06(月) 11:23
このスレで書いてあった「悪の倫理」「新悪の倫理」買いました。
まだ少ししか読んでないけど、他の本に無い内容なので色色参考になります。
594名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/06(月) 12:39
>>39
アメリカはそうじゃないの?
595名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/06(月) 13:10
test
5961:2001/08/10(金) 00:58
皆様、夏厨の季節が過ぎたらまた書き込んで下さいね。
597名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/14(火) 02:22
定期的に防腐剤投下しとかないと倉庫逝きになっちゃうから注意しようね。
夏厨を避けつつ倉庫逝きも避ける、と…
598名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/17(金) 09:55
age
599非地政学者:2001/08/17(金) 14:19
良スレだと思うので、虫よけを兼ねて(?)一言。基本認識に関わることだが
地政学が一時期流行っただけのトンデモ学問であるとか、ミサイルや航空機が
発達する以前の現実に寄りかかった過去の学問である、というのは全くの誤解である。
現在の我が国においてこの分野の本があまり出てないとはいえ、欧米では近年でも
地政学関係の本はコンスタントに出ているし、概論書や基本論文集のようなものですら
相当数出版されている。しかも出版元はRoutledgeのような一流の学術書出版社である。
思うに大学(院)クラスの教科書として使われるケースが多いのではないだろうか。

それらの内の一冊を紹介しよう。G.O.Tuathail et al (eds): The Geopolitics Reader:
Routledge: 1998 という地政学関係の基本論文のダイジェストを収録した教科書だ。
これには39篇の論文のさわりが(関係図書の紹介とともに)収められているのだが、
そのうち第二次大戦以前のもの(マッキンダー、ハウスホーファー等)は5篇にすぎない。
冷戦期のもの(1947-88)は9篇。それ以後の論文が8編。あと環境汚染や人口増化に伴う
国際政治上の様々な問題を取り組んだ「環境地政学」という新しい分野からの論文が8編。
そしてどちらかというと左派リベラルの立場からの「地政学批判」というジャンルが9篇。
(これにはサイードの「オリエンタリズム再考」のようなものも含まれる)という編成だ。
大戦後のものには「トルーマン・ドクトリン」「ブレジネフ・ドクトリン」ゴルバチョフの
「新思考」、G.ブッシュの「新世界秩序」ジョージ・ケナン、フランシス・フクヤマ、
S・ハンチントン等のものが含まれている。即ち現在「地政学」という言葉で理解されている
ものは、政治、軍事、経済、文化、地理、歴史といった実に広範な内容を含む学問なのだ。
言い換えると現代の地政学は核時代/ポスト核時代の現実を念頭に置いた学問なのである。
だがこんなことを指摘する以前に、ミサイル・航空機万能論者は、空中兵器は現代戦における
最強兵器ではあっても、これらの運用には陸上基地ないし艦船(及び海軍基地)という
プラットフォームが必要不可欠であるという現実について少し考えてみる必要があろう。
国際政治・軍事における不変的要素としての地理学的現実という思想はなお有効なのである。
600新スレを立てて下さい:2001/08/18(土) 20:17
このスレのログの大きさが256KBを超えました。
サーバ側のCGIの変更により、ログが256KBを超えると
IEやNN等の普通のブラウザではスレの過去ログが参照
できなくなります。

早急に次スレを立ち上げて下さい。
詳細は自治スレを見て下さい。
■■■国際情勢板自治(討議)スレッド2■■■
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=kokusai&key=998127097
601名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/22(水) 04:56
>>600
その規制解除されたみたいよ。
602名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/23(木) 01:47
>>600
「大きすぎます」出るね。
新スレかな?
603【地政学関連書】:2001/08/23(木) 03:35
>>9 >>75 >>154 >>166 >>229 >>230 >>561
倉前盛道「悪の論理 -ゲオポリティクス(地政学)とは何か-」(日本工業新聞社)
倉前盛道「新悪の論理 -日本のゲオポリティクスはこれだ-」(日本工業新聞社)
倉前盛道「情報社会のテロと祭祀 -その悪の解析-」(創拓社)
倉前盛道「悪の戦争学 -国際政治のもう一つの読み方-」(太陽企画出版)
倉前盛道「悪の超心理学 -米ソが開発した恐怖の秘密兵器-」(太陽企画出版)
倉前盛道「悪の運命学 -ひとを動かし自分を律する強者のシナリオ-」(プレジデント社)
倉前盛道「悪の情報地政学 -謀略の世界のもう一つの読み方-」((株)経済界 タツの本)

曽村保信「地政学入門」(中公新書)>>10 >>397
Zbignew Brzezinski「The Grand Chessboard」
(邦訳 ブレジンスキー 山岡洋一訳「ブレジンスキーの世界はこう動く」(日本経済新聞社) >>11
S.Huntington「The Crash of Civilization ?」>>11
河野収「地政学入門」(原書房)>>32 >>397
黄文雄「ワナにはまった日本史」(日本文芸社) >>42
川勝平太「海洋連邦論」(PHP研究所)>>133 >>150
岡崎久彦「戦略的思考とは何か」(中公新書)>>400
G.O.Tuathail et al (eds)「The Geopolitics Reader」(Routledge) >>599
604【地政学関連リンク集】:2001/08/23(木) 03:39
「地政学は有望ですか?」@地理学板 >>300
http://ton.2ch.net/test/read.cgi?bbs=geo&key=987723908
「地政学」@地理学板
http://ton.2ch.net/test/read.cgi?bbs=geo&key=998308599
「軍事@大学」@軍事板 >>456
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=army&key=987785336
「日本の国際戦略-えげつなく」@国際情勢板
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=kokusai&key=987506155

「週刊アカシックレコード」 >>28 >>44 >>64 >>100 >>177
http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/index.html
「Caspian Vector of China's Geopolitics」>>39
http://www.transcaspian.ru/cgi-bin/web.exe/eng/2879.html
「Geopolitics(地政学)の授業を覗く」>>47
http://www.h3.dion.ne.jp/~dashi/newcontent/index_003.htm
「The Emperor of China Visits Japan」>>103
http://www.foreigncorrespondent.com/archive/monyglot.html
「海軍力に関する諸外国の事例」 >>548
http://lib1.nippon-foundation.or.jp/1997/0560/contents/036.htm
「地政学の論理と国際政治」 >>548
http://lib1.nippon-foundation.or.jp/1997/0560/contents/049.htm

コーネル大学デジタル世界地図サービス
http://atlas.geo.cornell.edu/webmap/
「各国の現勢」 >>331
http://www.sekainenkan.com/MENU/GENSEI.HTM
仏紙「ル・モンド」日本語訳 >>517
http://www.netlaputa.ne.jp/~kagumi/index.html
605【地政学スレ名言集(?)】:2001/08/23(木) 03:43
>>20
一、隣接する国は互いに敵対する。
二、敵の敵は戦術的な味方である。
三、敵対していても、平和な関係を作ることはできる。
四、国際関係は、善悪でなく損得で考える。
五、国際関係は利用できるか、利用されていないかで考える。

>>39
「優れた陸軍大国が同時に海軍大国を兼ねることはできない(その逆も然り)」

>>106
1.国際政治を損得で見る。善悪を持ちこまない。
2.外国を利用できるか考える。
3.日本が利用されているのではないか疑う。

>>137
1.目的は自国の生存と発展だけ
2.手段は選ばない
3.損得だけを考える。道義は擬装である。
4.国際関係を2国間だけでなく,多国間的に考える。
5.油断しない
6.友好,理解を真に受けない
7.徹底的に人が悪い考えに絶つ
8.科学技術の発達を考慮する

>>140
「国家に真の友人はいない」 キッシンジャー

>>156
「隣国を援助する国は滅びる」  マキャべリ
606 :01/08/27 11:10 ID:oW6nd6Zc
jnnhloknh
607名無しさん@お腹いっぱい。:01/08/27 16:13 ID:iLJpUf3A
「くらまえ もりみち」先生の正しい漢字表記は、
「倉前 盛通」です。

これが間違ってると検索かけてもヒットしないです。
608名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/04 21:26 ID:fHPDBYOI
age
609名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/05 13:02 ID:Z/OuVGzw
610名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/06 09:55 ID:VelMVyBA
605
なかなか、面白い。
日本も中学あたりから教育してもらいたいな
611       :01/09/06 15:44 ID:92Ip3Owo
外務省の連中は地政学をちゃんと学んだのだろうか?
613     :01/09/07 15:00
614名無しさん:01/09/08 01:58
この名スレまだあったんだ。

>>609
面白そう。
まるごとDLしたよ。
615名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/08 14:01
616 :01/09/12 04:03 ID:???
617ゲノムの方舟はおもろかった。:01/09/13 02:00 ID:pfxGxASI
まだこのスレッド生きてた。嬉し〜!
618名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/13 11:42 ID:NOLTxeZM
倉前先生の”情報社会のテロと祭祀”の昭和53年二月の序文にかえてに
次のような一文があります。ヒトラーやスターリンや毛沢東の大量虐殺も
ちっぽけに見えるほどの恐るべきテロが情報化社会に反撥するグループの
新型擬似宗教のために引き起こされる可能性を今こそ真剣に検討しそれとの
生死をかけた戦いの準備を怠るべきでない。もはや国防軍と警察との区別など
何処かへ消し飛んでしまうほどの世界大戦規模のテロが少数の過激派に
よっておこされる事を来るべき情報社会の病理現象として直視し
予想すべきである、、、
619名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/13 16:45 ID:/X7pI/Yw
今回のテロを地政学的に考察してくれ>ALL
どうやらブッシュはパキスタンに協力を求めて、
アフガンへの攻撃を強化するみたいだね。
これはオイラの妄想だけど、これによって中国の中東への
陸上ルートを分断するのがブッシュの戦略なのかと。。。そうなると中国は
タジキスタンルートでカスピ海油田への道は何としてでも
確保しないと行かなくなるねえ。
621620:01/09/13 17:59 ID:???
参考資料
http://www.sekainenkan.com/MAP/INDEA.HTM
地図↑カスピ海油田↓
http://www.jnoc.go.jp/c_develp/project/soviet/sov_m.html
後、いま思いついたんだけどイランを背後から突っつくのかもね。
622名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/13 20:19 ID:???
おぉ、懐かしいです「悪の論理」
厨房の時、夏休みの自由読書感想文のために読んだ。
(ビックリハウスで書評してた)

おかげでサヨに染まらずここまで来られました
倉前氏に感謝。
でも以来、他人と感覚が違っちゃって
日本で生きるのがちょっと苦しい。

個人的な昔話スンマソ
623名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/13 21:37 ID:???
テロリズムを地政学で考えるのは、古典的な地政学では難しい。
第二次大戦前後までの地政学は主に国家を中心とした、様々な地理的“領域”の概念で構成されている。
いってみればある領域と他の領域のぶつかり合いであった。
ところがテロリズムと言うのは相手の領域にその国民として潜り込み、領域の内部で攻撃を実行する。
まさに戦略思想においては四次元的展開。従来の構図に無理矢理当てはめれば相手の軍隊が「どこでもドア」を持っているようなもの。
今回の事件でも、アメリカは地政学的に要所を押さえ、覇権国家として万全な配置を持っているのにも拘わらず、相手は地理的概念を超越ししかも姿を見せず、
いきなりアメリカの本土に攻撃を加えた。
しかも、相手は攻撃されるべき領域を持たない。(地図上には存在しない)

勿論、イスラム国家をテロに結び付けて考えれば地政学でも捉えられるが、純粋にテロのみを地政学で語るのは難しい。
と思うんだけど、如何?
(ちなみに昨今の地政学の進展については知りませんm(__)m)
624名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 00:01 ID:HxmS0a1A
>623。あなたの言われるとおりこれはまさしく
どこでも起きることになりました。いくらなんでもやっちゃいけない事があると
いうバリアをおおっぴらにとっぱらってしまった。新聞にテロリスト達は
スーツケースあとむボムを持ってたら躊躇なくつかってたろうと
書いてありましたが、「どこでもドア」を防ぐにはどうすればよいのでしょうか
625 :01/09/14 05:23 ID:???
626z:01/09/14 10:17 ID:y4cSjNpE
テロリストはモラルを取り戻せ!
ということですか

上げときました
627 :01/09/14 10:55 ID:???
こういう事件を考える時は
「誰が一番得をしたか」だね、基本だけど。
で、イスラエルが最大の利益を得て、アメリカも大手を振って戦争参加できるわけで
まぁモサドあたりがやったのは間違いないだろうけれど、
(イスラエルは直ちにパレスチナ自治区に侵攻したよね、素晴らしい反応だ)
それを説得力のある言葉にする技術は自分はもってないんだよね。
とりあえず「アラビア語の操縦マニュアル」報道には笑わせてもらったよ。なんかのギャグかと思った。
なんて良いタイミングで証拠が次々と見つかるんだろうねえ。
しかもアメリカが誇るFBIは、犯人の電話を盗聴できていたのに、
犯行の阻止はできなかったんだね、もう笑いが止まらない。
以下予測
計画・資金援助・サポート・実行犯の一部もしくは全部→モサド
実行犯の一部?→アラブ系人種
テロ計画を知っていながら泳がせた→CIAだかFBIだか
中東戦争は既に始まっている 勝者はアメリカ、これも決まっている。
イスラエルも大きな利益を得る。
負けるのは中東、イラクはまたしても悪役だな。
628にょ:01/09/14 11:36 ID:/pXAkpq.
しかしまあアフガニスタンとはなんとまあ微妙な場所にあるな、
目と鼻の先のカシミールはインド・パキスタンの国境紛争地域だし、
中国や旧ソ連だった国とも隣接、、っちゅうことは核保有国が
4カ国(トルク・ウズベクなどの国はロシアの庇護にあるという
意味で)も集まっているところな訳で、、、
今回の首謀者がラディンだとしたら、彼はあまりにもおいしい
ところに陣取っているね、もちろんテロは国際社会で非難される
だろうが、犯行声明を出さないことで、彼は中国、パキスタン、
ロシアに踏絵を踏ませるつもりだろう。タリバンはラディンを
イスラム法廷に出廷させる容易があるといっているが、これなんか、
非常に微妙によいところをついている。イスラム法廷であれば、
イスラム国家の支持を取り付けられる可能性がある。西欧対イスラム
の図式を描くつもりなんだろうな、と同時にこのごろ発展途上国の代表ツラ
している中共政府の出方を探ることができる。
インド・パキスタンへ混乱を飛び火させることもできるわけだし、
なんかたくさんのオプションが考えられるよな、、、
629 :01/09/16 06:36 ID:???
630名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/16 14:56 ID:ZyJcKxqs
地政学的な視点なら、アフガンの位置する場所が問題だよ。あの場所はハートランドに位置するだろ
ソビエトもアフガンに対しての武力侵攻を断念したほど、ハートランドに位置する地勢は軍事的攻略が
しずらいと思うぞ。アメリカの軍事力をもってしてもハートランドに位置するエリアを攻略するは
てこずると思うよ。
631名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/16 15:28 ID:???
632名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/16 16:39 ID:svV1qM3w
もっと面白い話ないか?
633名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/16 16:54 ID:u28lXUCE
ハイテク兵器の弱点が露呈するとまずいことになる。ベトナム戦争以前アメリカは世界最大の経済大国だったが
戦後、財政が破綻し世界最大の債務国になった。つまりハイテク兵器の最大の弱点とは
長期戦になると本国の財政が持たなくなるということだ。タリバンがベトナムのように
どんなに激しい攻撃を受けても、決してあきらめず長期化するように戦えば勝機があるかもしれない

ハイテク兵器による戦争は短期戦しか戦えないというところに、タリバンが気が付けば勝敗はわからないよ。
地形もタリバンに有利に働くよ、ベトナムのごとく。
634名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 14:52 ID:lMxAbfO6
救済age
635名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/18 10:05 ID:???
外務省のwebサイトにこう書いてあったが。

 19世紀にはアフガニスタンをめぐるイギリス(英領インド)と
ロシアの勢力争いが展開され、「グレート・ゲーム」と称されました。
 ソ連の崩壊と旧ソ連諸国の独立後、中央アジアの天然資源が
注目されるようになっており、アフガニスタンは中央アジアと外洋を結ぶための
有望なルートの一つとして脚光を浴びるようになりました。
 特に、トルクメニスタンの天然ガスをアフガニスタン経由でパキスタンへ
供給するためのパイプライン敷設計画が米国の石油会社UNOCAL社などによって
描かれたことから、これがアフガニスタンをめぐる新たな「グレート・ゲーム」の
幕開けになるとも言われています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/afghanistan/qa.html

意外にも外務省はこの辺の地政学を理解していたのか?
636名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/18 10:41 ID:/bc6Et5A
>>635
このくらいは、専門家なら常識。
これを前提に、では日本としてはどうするのかが、問題。
637名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/18 10:58 ID:19CQUrJ2
韓国が対馬島を攻撃?
638名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/20 09:13 ID:yNJFyXYw
 あげてみる
( ノ゚Д゚)ノ
639名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/21 17:10 ID:???
>>517 のサイトにこんな論文が…

Pierre Conesa「低強度紛争の地政学」(「ル・モンド」'01年3月号)
http://www.netlaputa.ne.jp/~kagumi/0103.html

テロとは関係ありませんが、最近の地域紛争の地政学的分類を試みてます。

国民感情より部族意識が強すぎる「国家の欠如」タイプ:
ビルマ(ミャンマー)、イエメン、リベリア、シエラレオネ、アフガニスタン、
スーダン、ソマリアなど、過去に植民地化されたことが殆どない国での紛争。

帝国時代の分割統治に由来する「帝国の終焉」タイプ:
エリトリア、カフカス、クルディスタン、バルカン、レバノン、インドシナ高地
アフリカのサハラ諸国など、旧帝国の辺境地帯での紛争。

アフガニスタン紛争は「国家の欠如」タイプに分類してるね。
640名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 10:39 ID:d244JnTw
私も なつかしい「悪の論理」。
浪人中 図書館で見つけて 貪るように読んだ。
このスレ 一気に読んでしまったよ。
641名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/24 11:33 ID:F6zRslVA
 あげてみる
( ノ゚Д゚)ノ
642名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/24 11:55 ID:gywTBSdM
神浦 元彰J-rcom 日本軍事情報センター

http://www.kamiura.com/new.html 
643 :01/09/26 08:02 ID:???
アメリカの軍事介入は不可避の模様ですが、今回の作戦の結末は?
1アメリカ完勝 (短期決戦 ラディン死亡 タリバン消滅 北部同盟がアフガニスタンを支配?)
2泥沼     (長期戦 世界でテロ多発 イラクやイスラエルが動き中東戦争再び)
他には ラディンは死ぬがタリバンは残り、アメリカ撤退後延々と紛争が続くとか、、、

つか今NHKで「この地域は地政学的に見て〜」って言ってたな。
644名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/26 09:59 ID:???
アフガニスタンって,大きく分けると,
・カブール川(≒インダス川)流域
・アムダリア川流域(アラル海・カスピ海)
・ヘルマンド湖流域

に分けられるんだよな。
645名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/26 15:17 ID:???
>日本では地政学や軍事関連の学問を大学で学ぶことができません


防大逝ったら?ひきこもりしてないで。。(-_-)
646 :01/09/27 20:24 ID:???
NHKでアフガニスタン情勢特集
ワシントンの記者(英国人?)が地政学という単語を連発
しかし通訳が変なのか今ひとつ意味が通らない。
647名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/28 01:03 ID:???
たまには何か書くかな。以下、「と」の可能性も高いので注意のこと。(笑)

EUは液化天然ガス系の燃料電池、アメリカはガソリン系の燃料電池を推進しているね。あまり関係ないかもしれないが。(苦笑)
ま、いくら何でも京都議定書とWTCテロを結びつけたら「と」だろうけどな。
原油価格は結局落ち着いた様だが。誰か、原油の先物で得した奴がいるんじゃないのかね?(笑)株より利益が大きいかどうかは知らんけどさ。
ヨーロッパでは今年の春先だったかな。原油値上がりで暴動が起きたりしている。
燃料政策ということでは、中東からの脱却を図ろうとすると同時に中央アジアの石油利権の確保に動いてアメリカの不快感を買っている。
EUから中央アジアへのアクセスはロシア経由でのパイプラインが有力視されている。
この為、EUとロシアの接近に関してアメリカは不快感を持つわけだ。
EUのロシアへの経済的擦り寄りも看過し得るものではない。
今回のテロに乗じて(流石に自作自演とまでは言わないぞ)、アメリカがEU諸国に対して忠誠を要求するのも当然と言えば当然。
648名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/28 01:04 ID:???
一方、ロシアと中国の軍事的接近に関しても不快に思うのは当然である。
今年2月13日から16日にかけて行われたロシア軍の統合演習を記憶されているだろうか。日本に対しても領空侵犯された件だが。
現在、これは西側諸国に対する核攻撃演習であったことが明らかになってている。
そして、これに連動して中国海軍の輸送艦が九州沖で発見されたのも記憶に刻み込んでおく必要がある。
(ただし、喫水線からしてカラ船であることは容易に推測されたが、自衛隊の側も良い機会とばかりに演習のネタにした(笑)
つまり、ロシアを軸にして中国・EUが結合する、まさに世界島統一という島嶼国家群にとっての悪夢が生じそうになったわけだ。(上海5を含む)
こうした中露の軍事的挑発はアメリカのミサイル防衛政策に対抗するものではあったが、現在はWTCテロの騒音に掻き消されて最近は余り話題にならない。
緊急決議でWTCテロ対策関連で400億ドルの予算が可決され、そのうち半分の200億ドルを国内の被害者対策と今後のテロ防止に用いられ、残りの200億が報復に用いられることになっている。
しかし、そのうちのどれだけの金額が他の用途に用いられるかが問題である。(苦笑)
というのも、湾岸戦争時に日本から拠出された135億ドルを含む外国からの資金の使途が不明であることが米国議会で問題になったが、「米国市民の税金でない」ことを理由に追求は沙汰止みになったことを想起するからだ。
649名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/28 01:04 ID:???
さて、東ティモールの独立に関してオーストラリアが派兵し、日本に対しても自衛隊の派遣を要請したのを覚えていますか。
東ティモールには石油があることは知られており、インドネシアがその利権を外国に認めていたが、政情不安になってそれが保護されるか微妙になったため、分離独立を認めさせる必要があった。
もともと、石油利権がらみでインドネシアへの併合を認めた経緯があるだけに、今回の動きも非常にわかりやすかった。(アチェの独立はないでしょう)
650名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/28 01:05 ID:???
さてさて、小泉内閣は戦争準備内閣である。(爆笑)
というのも、何よりまず小泉支持率90%がとにかく胡散臭かった。(笑)
小泉にしても田中真紀子にしても派閥の領袖ではないのだから、資金は一体何処から出たのか。(苦笑)
比例代表については党員・党友集めに実弾をばらまく話が出てくるのに、総裁選挙ではこうした話が出ないのがおかしい。
同様の総裁選挙で総理大臣になった中曽根が渋い顔してたよなぁ。
(注:報道が無いのは報道規制もしくは情報操作の証拠と言う論理(爆笑)
第二次大戦後、日本は賠償金を支払うことになったが、軍用手票の発行残高に対する支払いの裏付けがなかった。そこで、まけて貰うことにした。(ゼロになった訳ではない)
軍用手票の支払いの裏付けとは戦時国債である。しかし、財政が破綻していてこれも支払いが出来なかった。
という訳で、戦時国債を無効にして借金を踏み倒すことにした。(デフォルト不履行ですな)
当時、戦時国債を買っていたのは誰か。売っていたのはどこか。
買っていたのは一般の国民だけでなく、銀行も大量に保有していた。売っていたのは郵便局。
他の法案と一緒に、どさくさ紛れで可決した。都銀はこれを受けて大量に売り、事情のわからない普通銀行や地方銀行が安いからといって大量に買った。
で、当然、潰れました。金融再編ですな。合併だの何だのと大変な騒ぎだったが・・・。
ところで、財政投融資であるが昔は郵貯から財投会計へ資金を貸し出し(国債と同様の拘束力を持つ)、支払いの責任は国が持つことになっていた。
だが、現在は異なる形式になっていて、資金の運用その他を郵政省が責任を持つことになっている。
これで郵便局を民営化したら何が起きるか。(笑)
郵貯はこれまで預金保険に加入していない。当然ですな。国が保証していたんですから。
民営化すれば当然倒産の危機があるわけで、その場合のツケはどこにいくかというと銀行やら預金保険機構、預金者そして国民、ですな。
現在は過去の財政投融資の赤字を郵便局が被らなくて良いことになっているが、民営化した後で法律を変えたらどうなりますかな?
郵政官僚は抵抗するでしょうが、何時まで持つやら。(やっと小泉に繋がった(苦笑)
そして、財政を整理して借金を減らす方向で進むんでしょうな。で、軍需でもって内需拡大を狙う、と。(産業の構造から言って無理なんですけどね)
651名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/28 01:06 ID:???
こうして日米の戦争準備政権が主体になって世界戦争を起こす、と。(笑)
軍事による恫喝で世界島統一を阻んでEUとイスラム諸国と中国とロシアを分断しておき、混乱を求める。
コソボで一方的に肩入れしたように、恐らくはEUに肩入れするんでしょうな。できればロシアをもコントロール下に置きたいのでしょう。(苦笑)
SIS(旧MI6)の協力の下、SASがウサマ・ビン・ラディンを釘付けにしている、というニュースは今回の事件を平和に終わらせる方向の明るいニュースではあります。
これが成功すればイスラム教徒とテロリストを分離して扱うことが出来、問題をこれ以上大きくしないで済む「はず」なのですが、
恐らく、どういう訳かは知りませんがアメリカが不手際を働いて失敗し、問題がこじれて大きくなるんでしょうな。
そうして、21世紀の世界の形と言うのは「欧露中印回」の大陸諸国が相争い、「日米英豪」の島嶼国家群が漁夫の利を得る、と。
652名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/28 01:07 ID:???
成功する、というのはラディンを生きたまま拘束するのに成功すれば、ということね。
それから、どうでも良いことなんだけど、未だにSISをMI6って呼ぶのはどういう訳なんでしょう?
653647:01/09/28 14:38 ID:???
国際石油産業の高笑いが聞こえる
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=kokusai&key=1000653136
↑このスレの1の人ってこのスレに書いてた人なのかな。
悪い、ネタをパクッちまった。すまぬ>にこにこぷん さん
654a:01/09/29 12:08 ID:BUMRT9N6
アフガニスタンを地政学的にまとめると。
ロシアにとって、アフガニスタン、パキスタンと南に抜ければ不凍港を手
に入れ、アラビア海に出ることができる。東南アジア、東アフリカに進出
することが可能。
中国にとって、アフガニスタン、パキスタンと西に抜ければ産油国に着く。
経済成長とともに原油の需要が高まっている中国はアラブの原油に目を付
けているだろう。タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンルー
トはロシア保護国。
つまりアフガニスタンとパキスタンを押さえれば対中、対露政策になる?

ここから先は予想だが、アフガニスタンを攻めると表明し、それに協力す
るものとの区別はしないとした。アフガニスタンを攻めるには、パキスタ
ンの協力が必要。パキスタンが反対すればパキスタンを攻める口実が出来
る。パキスタンが賛成すればパキスタンに軍を駐屯させることができる。
すなわち、アフガニスタン、パキスタンを押さえて対中、対露政策とする
のが今回の報復のねらいか?
655名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/29 20:29 ID:???
≪参考≫
地政学スレの中で、テロ以前からあったアフガン周辺地域についてのレス:
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/982605692/246-247n
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/982605692/260
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/982605692/316
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/982605692/320
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/982605692/340
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/982605692/446-448n
やはり、登場する勢力は米・中・露・イスラム・欧・印で、
だいたい「石油」「インド洋」がキーワードになってる。
656名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/29 23:33 ID:???
地図を見ていて気がついたんですが、
高名なカイバル峠って分水嶺じゃないんですね。
カブール川ってのがアフガニスタンから流れ出て、インダス川に流れ込むんですね。

じゃぁカイバル峠って何?
657名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/30 11:40 ID:???
峠と分水嶺は別物です。
峠:山の坂道を上り詰めたところ。勢いの最も強いところ。最高点。最高潮。英語ではpeak
分水嶺:二つ以上の川の流れをそれぞれ反対の方向に分ける境となる山脈。分水界。分水線。英語ではdivide/watershed

峠という字は日本製の文字で、国字といいます。(漢字ではない)
山を上ってきて下るところ、即ち峠です。local peak か global peak かはあまり関係ないですし。
658名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/30 11:44 ID:???
質問に答えて無かったね。スマソ。
カイバル峠っていうのは天然の要害、関所みたいな物です。
函谷関とか、箱根の関所とか。
659名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/30 12:01 ID:???
>>320 にも書いたけど、中央アジアからインド亜大陸に入り込むための要地だった。
現在は東トルキスタン(=中華人民共和国の新疆イスラム自治区)のカシュガルからパキスタンのイスラマバードに至る道路がある。
正規軍を進軍させ、補給できるようなインフラかどうか迄は不明。
普通はカシュガル〜タシケント経由またはウルムチ〜バルハシ湖経由で
カスピ海沿岸に出るというのが中国・モンゴルからインド亜大陸に入るのが歴史上のルートです。
パミール高原を越えて、というのは旅行客くらいならあるけど、軍隊の侵入路とするのは無理でしょう。
今後、カシュガル〜イスラマバード経由でパキスタンへというルートが確立するとなると、歴史地理的な流れが少々変わることになるでしょうね。
660名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/30 12:07 ID:???
峠もしくは関所などの要衝を有することの戦略的意義は敢えて説明するまでも無いと思うけど一応。
ペシャワル〜カブール間で何らかの軍事的行動を取るとしたら、ハイバル峠は必ず通らなければならない所です。
迂回が困難です。そういう所を無理に通れば損耗が激しい。補給も大変。
迂回している間にハイバル峠を通って敵の軍勢が本土に侵入してしまいます。
従って、こうした戦略的要衝を有している方が圧倒的に有利。
661名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/30 12:16 ID:???
>>644
民族分布辺りと照らし合わせると何か浮かび上がってくるかもしれませんね。
http://www.lib.utexas.edu/maps/middle_east_and_asia/afghanistan_ethnoling_97.jpg

アフガニスタンの地図全般:http://www.lib.utexas.edu/maps/afghanistan.html
662名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/30 12:26 ID:???
>>623 >>623-628
第一次大戦もサラエボの一発の銃弾から勃発した。
テロリズムが発端であったことは奇妙な一致か、それとも何かの陰謀か?
誰が得をしたか、という視点もあるだろうが、一番重要なのは
「誰がこの事件を最も上手に利用できるか」
ということではないでしょうか。
オーストラリア皇太子暗殺が誰の差し金であったか、というのは実のところ大して重要な話ではない。
教科書には暗殺事件があったことは書いてあるが、誰が犯人だとか、どういう経緯で開戦に至ったか、ということは書いていない。
663名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/30 12:50 ID:???
>>654
ロシアの手に入れたいもの:不凍港、中東石油(ただし、カスピ海で手当てできるなら敢えて不要。費用の問題)
中国の手に入れたいもの:石油(中東でもカスピ海でも)

インドは特に手に入れたいと思うものは無いだろう。
海に面していて、中東から石油を輸入するのに特に問題は無い。
EU。カスピ海や中東より遠い位置にあるのでいわば対岸の火事。ただし、中央アジアに飛び火するとやだなぁ、という認識が近いでしょう。

アメリカのは「No.1の戦略はNo.2を潰す」というのが正しいでしょう。
目障りなのは取り合えず叩いておく、と。
このため、どうもイスラムを挑発してるようにしか思えない。
ボスニアでは正教徒とイスラムとどちらに肩入れしたか、とか。(ロシア対イスラムの対立の激化を促進?)
中国の東トルキスタンでのイスラム弾圧を非難し、宣伝するとか。
EUとロシアが石油がらみで結合しようというなら、これもイスラムとの戦争に引きずり込む。
そんな感じがしますね。当たるかどうかは判りませんが。
664名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/30 12:56 ID:???
>>655 >>246>>260以外は同一人物じゃないですか。偏るのも当然と言うものです。(自爆)

>>316については訂正があります。
イランはテヘランからアバタンまでパイプラインが既に存在しますね。
輸送能力はどの程度かわかりませんが。
カスピ海方面へのパイプラインの建設計画やら、あるいは実際に建設中のものもあるようです。(ソースはちょっと手元にありません)
665名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/30 13:04 ID:???
>>647-653
イギリスの伝統的な大陸政策というのは
「常に大陸国家同士をいがみ合わせておく」
というものでした。フランスとドイツを噛み合せる、ロシアとドイツを喧嘩させる、などなど。
アメリカ主導のECで分割したドイツをフランスとロシア(ソ連)で分割させ、
(英米のコントロール化に置かれた)フランスとロシアを直接対決させる方向に持っていくはずだったのに、
フランスの独自外交ということで離反を招き、フランスとロシアの結託を許す羽目になった、という視点もあるかもしれませんよ。
ドイツを挟んで敵の敵は味方、なんてことを長いことやっていた訳ですから。
666名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/30 13:05 ID:???
>>647-653
もちろん、World Island の統一を防ぐ、というのも重要な着眼点ですね。
667名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/30 13:08 ID:???
>>635 >>639
面白そうですね。参考になります。
668名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/30 13:47 ID:???
>>657-660
例えば、カブール北方のサラン峠は、
アラル海に通ずるアムダリア川水系と、インド洋に通ずるカブール川・インダス川水系
を分ける、一級の峠だと思うのですが、
カイバル峠はカブール川から1000m弱の標高差を上って下りて再びカブール川に戻る
という、なんとも中途半端な峠なように地図上では見えます。

カブール川を一旦離れて敢えてカイバル峠を越えなければならない理由って何なので
しょう?単なる近道?

もちろん近道が、戦略上重要なのは言うまでもないのでしょうが。
669名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/30 14:07 ID:???
峠と分水嶺は異なる概念ですよ。

河川の場合、下りは楽だけど登りはちょっと、というのがありますね。
昔は動力船はありませんでしたし。
また、季節によって水量が著しく異なる場合、安定した水路として使えるかというとどうでしょうか。
陸路としても、水量の増減が激しい場合は道路が削られたりとかあまり良いことは無いでしょう。

http://www.lib.utexas.edu/maps/middle_east_and_asia/jalalabad_tpc92.jpg
川幅が広く見えますが、これは下流にダムが建設されたからですね。
で、今まで道路もなかった場所に新しくインフラを整備するのも労力ばかりかかって旨みがない、ということでは?
670名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/04 23:47 ID:???
防衛局調査課:
「カスピ海周辺諸国のエネルギー資源を巡る最近の動向について」
(SECURITARIAN 1998年4月号)

・資源開発とパイプライン
・カスピ海の法的地位の問題
・米国の動向
・ロシアの対応

http://www.jda.go.jp/j/library/secur/1998/04/defsemi.htm
671名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/07 21:59 ID:???
Gilles Dorronsoro:
「アフガニスタンに対する欧米の矛盾政策」
(「ル・モンド」2001年6月号)
http://www.netlaputa.ne.jp/~kagumi/0106-3.html
672名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 11:20 ID:ARIOd7Y.
倉庫行き防止のためageます。
673,,:01/10/10 15:13 ID:???
金森薫さんの考え方はどう?
674J:01/10/10 20:24 ID:???
欲望と欲望のぶつかり合い
集団心理は原始的
持てる者と持たざる者の戦い
殺られたら殺り返す
単純
675名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 00:18 ID:DQ4DBurA
なかなか
676G:01/10/11 19:35 ID:???
ふーん
677るん:01/10/13 16:24 ID:???
地政学で飯は食えるのか?
678名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 17:55 ID:???
Patrick Love:
「様変わりするエネルギー地政学」
(OECDオブザーバー No.217/218 1999年夏号)

・重要性を増す中東
・カスピ海地域の微妙さ

http://www.oecdtokyo.org/observer/no217218/217218-19.htm
679名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/15 09:29 ID:FpF2aPt4
神浦 元彰 日本軍事情報センター
http://www.kamiura.com/new.htm
l
680名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/17 21:02 ID:qKaaadRo
age
681名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/17 22:07 ID:???
曾村さんの本読みました。面白いですね、地政学。

しかし、シーパワーであるアメリカが
ハートランドである中央アジアにいとも簡単に
軍隊を駐留することができたという、この現実。
マッキンダー先生もきっと天国で卒倒されたことと思います。
こんなことは冷戦期までは絶対に不可能でしたよね。
プーチンの外交戦略も完全に吹き飛んでしまった観があります。

>>20 >>106 >>137 にあるように、善悪・道義は擬装で、
それ自体は全く無力なのはいうまでもないですが、
圧倒的軍事力を背景にした善悪・道義は最強の武器になる
(第三国が全く無抵抗になる)ということを
今回アメリカは実証したようですね。
682そんな単順には:01/10/18 02:32 ID:emcWc5kd
行かないのが国際政治なんだなー。
683 :01/10/18 02:51 ID:???
わかんないけど、
自分の立っている場所をまず把握しないと
知性が食って思考が浮き足立ちそうな感じ・・
 もっと簡単になればいいんだけど、難しいんですね・・
684思考は文化?:01/10/22 00:55 ID:VpkiRFpz
文化的な地政学??地政学的にみたらどの文化が強いのか?
亜米利加か欧羅巴か中華か大和かはたまた、、、
685名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/22 03:13 ID:???
アジアのエネルギー需要が左右する政治力学
http://www.ipsnihongo.org/n02/20.html
686名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/22 05:29 ID:04TsBtYj
ロシア外交が、新たな変革を遂げたのではないか、と自分は見ております。
というのも、先の中央アジアでの米軍プレゼンスを認めたのと同様、今回はキューバとベトナムのレーダー基地の撤去を決定し、さらにアメリカに対する敵対心を下げました。

これは、アラスカへのミサイル基地建設容認発言とならぶ重要性をもつ事件であると思います。

あと、ウズベキスタンとアメリカの同盟関係も、ここ最近では驚きのニュースです。
中央アジア5カ国の盟主的存在であるウズベキスタンが、ほぼ完全に西を向いたと見ていいでしょう。
これで、ロシア、中央アジアは、pro western の姿勢をはっきりさせましたが、しかし中央アジアに潜伏するイスラム過激派の存在は、未だ予断をゆるさない状況であるといえましょう。
中央アジアは未だ不安定の状態が続くと思われます。
687名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/22 10:26 ID:myl4ctUB
Geographyは地理学、Political scienceは政治学 だから、ゲオポリテック(Geopolitik)は
厳密に訳すとすると地政治学になると思んだが。それはさておき
>>684
社会地理学という学問があるんだよ。地理学は、そこから派生する、
社会地理学、人文地理学、人類地理学、地政治学とともに
国家戦略の要だ。地政学を理解するためには、地理学全般の知識が必要なんだよ。
684は、こんな初歩的なこともしらんのか?
688>687:01/10/24 23:03 ID:tpFS+Lys
シラナンダ ^_^;
687地理学の基本教えて m(__)m684
689名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/24 23:28 ID:???
樺太の地下資源、まだ様子見てたほうがいいよね。
どう思う?みんな。
690つか:01/10/29 12:35 ID:???
今ムネオがテレ朝で「タジキスタンは地政学的に〜」と発言
ムネオがこんな発言をするとは意外だ、金ばらまいてるだけのアホかと思ったら。
691名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/29 14:51 ID:rWl4yqyu
ムネヲやマキコなどが知っているのは地政学という言葉だけで
内容は全く知らないと思われる。今までどんな論文を読んだのか小一時間問いつめたい。
知ったかぶりでしゃべるやつが一番迷惑だし害が多いよ。地政学に対する偏見が生まれるもとだ。
本当に勉強した者なら、知ったかぶりのニセモノはすぐに見抜く事ができるよ
ムネヲは地政学を全く勉強してないのは明白だ。彼のいう事はデタラメだしね。
692名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/29 14:56 ID:rWl4yqyu
ムネヲみたいな奴が地政学という言葉を使うから、この学問に対する偏見が広まるんだ。
迷惑な話だよ。
693名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/29 19:23 ID:???
金森薫さんは?
694名無し:01/10/29 21:22 ID:jEBshlSD
地政学というのは別に秘密でもなんでもない。
ユークリッドの幾何学のような基本だ。
共産主義は、イデオロギー宣伝をしたので、地政学は邪魔だった。
そこで日本では左翼が地政学をボロクソに攻撃した。
しかし共産国家の行動はまさに地政学で解明できるものだった。

地政学を学ぶものは、マッキャベリの君主論を読んでほしい。
新潮社から「マキャベリ語録」塩野七生著がでている。
695ああ:01/10/29 22:48 ID:???
いまの時代に孫子がいたらならば、、、
つーか中国よ、いいかげんに目を覚まして歴史家とか戦略家をバシバシ輩出してくれよ。。。
696名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/30 15:56 ID:+p0a+Nba
>>688私は687です。これは、以前に私自身が書き、他の掲示板に投稿した物です。


地理学は古代ギリシャ時代から国々の自然や人々の生活環境を記述し説明する学問として始まりました。
後の気象学、民族学もここから独立し発展を遂げたことから諸科学の母といわれます。
地理学は系統地理学と地誌学からなり、統計地理学には自然地理学(地形学、気候学など)と
人文地理学(農業地理学、都市地理学など)がある。
自然地理学は地形、気候、海洋、陸水、植生、動物、土壌、天然資源などを扱い
人文地理学は文化、歴史、政治、社会、などを扱います。

ドイツの地理学者、ラッチェルが「人類地理学」を著して以来、歴史的に人間が自然環境に積極的に手を加えて
改変し、その人間と環境との関係は文化によっても政治体制の違いによっても異なっており
人間活動の空間分析も人文地理学の主要課題で、工業立地論や中心地理論などの理論研究も進み
チューネン・モデルや精密な都市モデルなども提示されていて、小地域を詳細な実地調査基づいて行う
ミクロレベルの研究から、大地域をシステム分析の手法を用いて地域間関係や地域構造を明らかにする
マクロレベルの研究も行われ、対象の大きさや分析方法もさまざまなものが用いられています。

地誌学は20世紀初頭にフランスのヴァダル・ドゥ・ラ・ブラーシュが「世界地誌」を刊行たのが有名で
世界各地で綿密な現地調査を実施し生活様式という概念を用い、自然環境と調和の取れた
人間生活が営まれている地域を記述しました。現在の地誌学では、システム分析の手法を取り入れるのが
普通で、ミシガン大学を中心として地理学者、社会学者、経済学者が共同で総合研究を行い
諸問題を理論的、定量的に扱う地域科学が発達してきました。

人文地理学では再び、特定の場所とそこの生きる人間への関心が強くなり
地誌学は新たな発展を迎えています。アメリカの地理学者プッツァーは堆積物の分析や地形発達
植生の変化などの研究を行い、生態系などの概念が地理学にも大きな影響を与えてきました。
また、地理学は景観という概念を生み出し、都市工学や建築学にも影響を与え
近年、景観論が盛んに論じられるようになりました。行動地理学のように人々が環境をどの様に
認知し、どの様に評価するのかという研究は、環境心理学の分野にも地理学の研究成果が
取り入れられています。
697名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/30 15:56 ID:+p0a+Nba
例えば、陸地上の水循環は降水Pと流水R、蒸発散Eの三要素からなり、一年間を単位として
P=R+Eの関係が成り立つが人間は河川水や地下水などを取水I し排水Dとして捨てる
利用される水は家庭用、工業用、水力発電用などに使われ水利用の過程で蒸発散Eが生じ
一定の時間を単位としてI=D+Eの関係が成り立ち、自然界の水循環P=R+Eを基礎において
人為的な水循環I=D+Eを水の量、質ともに合理的に成り立たせるかが、研究されているが
ダム問題は地理学の水環境管理の概念理解が必要不可欠でしょう。

地理学は政治学、社会学、歴史学、人類学にも多大の影響を与え、その昔、欧州で
地理学は諸科学の母と形容されたのは誇張した表現ではなく
社会科学、人文科学、全域と結びつく広大な学問です。

地政学を軍事的側面からのみ論じるのは間違っています。地政学は国家戦略を
総体的に論じる学問で、外交戦略がその研究の中心となります。
海外の国際政治学の論文には、力の裏づけのなければ予防外交はなし得ないとよく記されていますが
軍事はあくまでも外交の一部であって、主従関係を履き違えてはいけません。
外交が主で軍事が従です。軍事に特化した戦術的なものは軍事学と呼ぶべきです。
戦略論と戦術論は別物です。

軍事的には地政学にのっとった国土に最適化された兵器体系が必要でしょう、
一例を挙げれば日本の場合、大小の島々に国土が分断されているので強襲揚陸艦が必要です
空母と違い揚陸艦は航空機と上陸部隊を運搬できるので、平時にも離島への人命救助などで
活躍することができます。また、PKO派遣部隊としても陸海空の戦力を一隻で有する強襲揚陸艦は
最適でしょう。
698名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/30 15:57 ID:+p0a+Nba
最後に一言
戦後の日本のアカデミズムは、東大の中で共産党系の学者の発言力が強く、主導権を握った事により
共産党の政策および党略に反する者に対して、アカデミズムの中で酷い中称と罵倒が行われ
彼らの意に反する研究や発言は軍国主義者、右翼、などのレッテルを貼られ激しい中傷に晒されてきました
その結果、学術研究もその影響を受け、特に地政学は激しく排斥の対象とされ、偏見と悪意に満ちた
確信的なデマゴーグにより、誤解され学問の自由を奪われ弾圧されてきました。

その偏見を無くすためには、確かな地政学の知識に基づいた者による啓発が必要でしょう。
であるがゆえに、私は知ったかぶりして地政学を公のメディアで語る者が許せないのです。
特に、マキコやムネヲのような明らかに地政学的知識を持ち合わせていない者が
公の場、特にマスコミの前で地政学という言葉を使うのは我慢ならないのです。彼らの発言からは
全く地政学に基づいた見識を見出すことはできず、論文を一度も読んだことがないのは明白です。
彼らのような無知な者が空想で地政学などと発言するのは、地政学の学術的品位を貶め
新たな偏見と誤解を生むだけで、真面目に取り組んでいる者には迷惑千番でしかありません。
社会的に高い地位にある者は、メディアでの発言に気をつけてもらいたいです。

このスレでも「敵の敵は見方」などと連呼する人には閉口しました。マキャベリや韓非子、六韜三略などは
一読すべき書物ですが、地政学を語る場でマキャベリズムを過剰に誇張して主張するのは
やめたほうが良いでしょう。政治学の議論の場ではまだ良いですが、地政学の場では不自然です。
本当に地政学を知っているのか他者から疑問視されるでしょう。

ネット上で気軽に地政学について語るのは良いと思いますが、あまりマキャベリズムを強調するのは
スレ違いです。もっと気軽な議論がネット上では大切で、中途半端な知識でヒステリックに過剰宣伝するような事は
慎んだほうがよい。本人は地政学の重要性をアピールしているつもりでも、あまりにも情緒的で論理性を欠き
地政学の品位を貶めています。本人が無自覚なだけに、はた迷惑でしまつが悪いですね。

ネット上なのですからもっと気軽な議論が出来れば良いのにと思います。
ただ、地政学の論文を読みもせずに知っているかのような口ぶりで地政学を語るのはやめたほうが良い
見る人が見れば直ぐにニセモノとバレますからね。
699別に:01/10/30 18:17 ID:QEib7Vhy
そこまで堅苦しく考えんでもいいんとちゃう?
俺は幼稚な意見にも見るべき点が少しでもあればいいと思うよ。
どうせ半端な意見は叩かれるんだしね。
その方が意見の多様性があっていい。
大衆掲示板上の意見に品位も偽者もないよ。
700あー:01/10/30 19:05 ID:???
為になる話だけれどネットに関しては(特に匿名掲示板に関しては)
素人さんの模様。。。まあいいか
ところでネット上で地政学関連の論文って見れないの?
つーかどんなジャーナルに地政学が載ってるの? 理系なんでさっぱりわからんです
誰か教えて〜
701名無しさん:01/10/31 01:51 ID:T2i6hujY
>>698
中途半端な知識を披瀝したっていいんじゃないの?
それこそが気楽な議論のきっかけになると思うよ。
気に入らなきゃ、あんたみたいな猛者が修正すればいいんだし。
デマゴギーに右往左往するのも2chの楽しみのひとつだよ。
702名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/31 04:20 ID:???
>>692
ムネオは秘書からのウル憶えでものを言っております。単なる鉄砲玉の犬ですから。
在る派閥のケッタイなスポークスマンです。
>>695
それは、今の中国の体制では不可能です。ほんとは今でも凄い方がいるはずであると思うよ。
703名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/31 17:40 ID:vL+zXm4K
面白い学問だと思うけど
これで生きていくことはできるの?
704>>700:01/10/31 18:45 ID:???
>>700

米軍のサイトにCFRの論文があったけど。
googleに行ってgeopoliticsで検索。
705Dr.YAMATO:01/11/07 10:55 ID:???
世界市場を相手に日本製品を浸透させるには、地政学(=戦略)が、、

戦後の日本は何事にせよ、戦略的発想ができない。
戦略とは軍事的(地政学)発想から来る。
日本は敗戦以来、戦争とか軍事的なものを頭から否定し(GHQの洗脳に依って)、
議論するだけでも、
軍国主義者、軍国主義復活と罵られるしまつである。
しかし、「戦い」は、別に戦争、戦闘行為に限るものではなく、
グローバルマーケットでの金 融・経済のせめぎ合いも「戦い」だ。
戦いを恐れ、戦いを論じることを毛嫌いすることによって、
軍事的な発想の応用である知略、戦略までも無視してしまったことに
現在の日本の弱さと混乱、低迷がある。
、、ってことで学部の創設申請運動でも始めるか?

こんなにスレのびる〜んとは、、、、
"No bi no bi tenmade no bi."
706Geo-economics:01/11/10 17:02 ID:t+WGfzHI
最近、地経学(Geo-economics)という言葉を良く聞きますが、特別な定義とかあるのでしょうか?

自分としては、
Geo-politics > Geo-economics

てな感じで、地政学は経済的なことも考慮するから、地経学は地政学に含まれてしまうのではないか、と思うのですが。
あえて言えば、地経学は特に経済事情を考慮する地政学というもののような気がするのですが、こんなんで正しいでしょうか?
707名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/10 20:19 ID:9XSXAAWP
俺の大学の経済史の先生が、
今アメリカの学会では「地政学と言うものが流行ってるんですね〜」と
おっしゃってました。

なんか、江戸と大阪どうして江戸の方が栄えたのか
地政学的に分析してみる。とかやってる方(女性)が、
向こうにはいるそうです。
708名無しさん:01/11/11 02:11 ID:???
>>707
(・∀・)イイ!
709名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/11 14:59 ID:???
>>707
“今”流行ってるモノではなくてずっと研究されてきた分野なんだが。。(-;
710707:01/11/12 21:39 ID:???
「民族的力量」という概念があるらしい。
多分、経済史の物だとおもうんだが。
意味は「なにかあったときの対応力」だそうだ。

例えば何故日本が植民地化されなかったのか?
それは、当時の日本が木綿・砂糖・生糸・茶を国内生産(輸入代替)していたので、
外国の貿易商が来たとき、それらを輸出し資本の蓄積が出来た。

また、外国商人との居留地での交易の際は、売り込み商が木綿・砂糖・生糸・茶の生産者と
外国貿易商の仲介をしていて、外国商人は生産段階に入れなかった。
明治政府はこの売り込み商を保護しつつ、接触を保ちつづけていた。
ただ、通信が発達してなかったので、
為替だなんだで潰れる売り込み商も結構有ったらしい。

明治政府は殖産興業政策を取って、
「中国の轍を踏まないように」と、
その他の物に関しても輸入代替を進めた。
(軍艦は相当数輸入していた)
こういうのが民族的力量というらしい。

経済史やってると、地政学みたいなものにも興味が行くんでしょうかね。
結局地政学がなんなのか?私はわかってませんが。
711名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/22 13:10 ID:???
age
712 :01/11/23 00:55 ID:LZYHkHmJ
>>710
同じく。分からん。

TVでこの言葉を聞いたのは、ムネヲ、マキコ、草野仁の口からだが、
いずれも「地政学的に」>「位置関係的に」と代替可能なニュアンスだったな〜。
713名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/29 01:09 ID:pzxtfsQ2
http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/geo/Space,%20Society%20and%20Geographical%20Thought.htm
地政学の論文もいくつか読めるよ。ヘスはホンとはハウスフォーファーの副官ではなかったんだなあ?
714名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/04 12:03 ID:w8xakYuV
age
715名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/07 03:51 ID:SD7Im29y
age
716名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 11:30 ID:???
日本は安全保障をどっぷりアメリカに頼りきり、パックスアメリカーナの下で国益増大をやってきたからな。
アメリカに護衛してもらってやってきたわけだし、しかも、リアリズム的な政治・外交は憲法、国内左翼の存在で完全に封じ込められてきた。
だから、戦後は安全保障上の観点からみる地政学は必要無かったのかも。
むしろ地経学のほうが重要だったんだな。
717名無し三等兵:01/12/11 11:34 ID:???
>どっぷりアメリカに頼りきり、
つうてもその気と機会があっても、
アメリカ側に世界秩序構築に日本を
加えるつもりがなかったとも思われ。
徐々にスレ違いsage
718名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/12 06:50 ID:???
age
719名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/14 06:06 ID:v6Y7aAOe
中国が管制域拡大、空から南シナ海実効支配強化
http://www.yomiuri.co.jp/05/20011213i301.htm

今年4月に米中軍用機の接触事件が起きた中国・海南島周辺の南シナ海上空で、11月1日から
中国当局が管制する空域が同島の東南方向に拡大した。国土交通省筋が12日までに明らかにした。
同省がこのほど国際民間航空機関(ICAO)から受けた通知によると、中国がICAOの承認のもと、
海南島を中心に新設した飛行情報区(FIR)には、天然資源が豊富で、周辺国が領有権を主張する
西沙諸島全部と中沙諸島の一部の上空が含まれ、中国による空からの実効支配が強化された形だ。(国際部 藤原 善晴)

 南シナ海上空では、1975年に崩壊した南ベトナムが管轄していた空域のうち洋上部分を香港、シンガポール、
タイに暫定移管した。その後、統一ベトナムがレーダー施設を整備したことで、シンガポール、タイは95年、
暫定管制空域をベトナムに返還。しかし、中国は、香港の暫定空域について返還を拒否すると同時に、
海南島三亜のレーダー基地を中心にした「三亜飛行情報区」新設を主張した。97年の香港返還をにらんだ動きだった。

 ICAO関係筋によると、ベトナムはあくまで返還を要求、両者の主張が平行線をたどったため、ICAOが
97年に調停に着手。結局、今年9月下旬にバンコクで行われたICAO作業部会で、香港の暫定空域について
〈1〉島しょを含まない南部は返還する〈2〉島しょを含む北部は、ベトナムが中国に管制を委任し、三亜飛行情報区に
含める、との妥協案について両国が合意した。ベトナムは「委任」によって一応のメンツは保ったものの、西沙、中沙諸島
上空の中国の実効支配固定をのまされたといえる。西沙諸島を巡っては、74年、中国と当時の南ベトナムが軍事衝突した経緯がある。

 中国はかねてから海南島南方上空に複数の「危険空域」を設け、空中給油機など新兵器の実験や訓練を
繰り返してきたといわれる。事実上中国の「既得権」の追認を意味する今回の新管制空域設定について、
ベトナムがなぜ了承したかは不明だが、米同時テロ後の米中関係の変化が影響しているとの見方もある。

 中国問題に詳しい安田淳・慶大助教授は「中国が軍近代化と表裏一体で進めてきた空からの南進政策は、
米国の情報収集活動に拍車をかけ米中軍用機接触事件を誘発したが、同時テロ後の米中関係修復の
流れの中で、米国が新空域設定を黙認した可能性もある」と見る。事実、作業部会では接触事件後、米国出身の
ICAO官僚が議長に就任しており、米国の調停への関与も憶測されている。

 一方、中国は、新たな管制空域承認に伴い、同空域を運航する日本などの民間航空会社に、
これまで不要だった通過料を要求。航空業界筋の試算では、同空域は約30社が利用し、
通過料総額は年間数十億円にのぼる可能性があるという。

(12月13日10:23)
720名無しさん@お腹いっぱい :01/12/15 18:40 ID:???
age
721名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 00:27 ID:MVXQhTGZ
なぜチャンコロのほうが地政学を駆使してるのか。
722意地悪:01/12/27 03:40 ID:m3ENooxN
私は背筋が寒くなった。
竹内久美子の書いたものを生まれて始めて読んだからだ。
竹内久美子の書いた週刊誌のエッセーにちょっと目を通した。
   先天的に若い妊婦は女の子を産みやすく、
   高齢出産の妊婦は男の子を産みやすい。
あんなのデタラメだ。
あの竹内久美子の話を本気にすると実生活で大失敗するぞ。
竹内久美子の話は身近な話題だからこそ、それを信じた場合、
実生活で害が及び危険だ。仮説程度に思わないと大火傷をする。

このスレのこのレスについて。
 ↓
>>408
408 名前:意地悪 投稿日:2001/05/06(日) 14:27
>>400
>一緒に竹内久美子
私は一冊も竹内久美子を読んだことがないのでなんとも言えないけれども、
専門書ばかり読んでいる生物板では竹内久美子の著書の評価は高くないよ。
竹内久美子の論法は全部遺伝子の淘汰で面白おかしく片付ける傾向があるってね。
国際情勢の落合信彦、遺伝子の竹内久美子のような娯楽の本かな?

(中略)

でも、遺伝子に興味を持ち遺伝子の不思議を垣間見たいときは
竹内久美子のキャッチーな娯楽本がもってこいの入門書らしいよ。
そして、そのモチベーションで大先生の書いた専門書を読んで
竹内久美子を卒業するのが、健康的で正しいプロセスかも。
723名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/27 06:32 ID:d9SrSU6+
ホレ。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Lynx/8842/1-0.html
 第一次・第二次世界大戦が、この英国「地政学」の展開であり、
そして、「九一一は第一二次世界大戦の序曲」、と、九月十二日
付けロシア紙が鋭くそして正確に指摘したように、今回の「事件」
もまた、第三次大戦を演出する英国地政学の一連の布石を背景
として組織されたのだ。
724コピペ:01/12/27 06:43 ID:d9SrSU6+
 しかしこんな程度のことは、ジョン・コールマン博士の「三百人委員会」、
その他、私が平成四年来紹介論評してきた欧米第一線本物の思想家著述家
戦略家たちの業績に通じる者ならば、本来は、イロハのイ、に過ぎない。
 その群度の初歩も弁【わきま】えないで、今日の世界情勢についてあれ
これと得意満面、揚言するとは、「盲、蛇に怖【お】じず」と、言うか、
何と言うべきか。
 日本のいわゆる「地政学者」で、一応の評価に値する水準のお方は、私の
知る限り唯一人、『悪の論理』の著者のみ(故倉前盛通)。
 敗戦前(京都帝大の小牧実繁【こまきさねしげ】博士など)については
ここでは省略するが、これはドイツ地政学の輸入であろう。
 これがそもそも幼稚で愚かしい。
 地政学は、十九世紀末、「三百人委員会」の世界統一戦略のための学問的
基礎として、英国人マッキンダーによって創設されたのであって、その功績
によって彼はイルミナティ世界権力の奥の院「三百人委員会」の正式メンバー
に選抜されている。
 ドイツ地政学は、その亜流であるに過ぎない(「亜流」とは必ずしも正確な
表現とは言い難いが、ここでは一応、このままにして置く)。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Lynx/8842/1-0.html
725コピペ:01/12/27 06:44 ID:d9SrSU6+
 英国地政学(地理政治学、または地球政治学)は単なる「価値中立的」な
「科学」の、分野なとどいう代物ではない。
 それは、大英帝国(実はユダヤ世界帝国、さらに実はイルミナティ同胞秘
密結社【ブラザーフッド】の世界帝国)の世界支配を完遂する戦略を支える
基礎科学の一つ、として定義される。
 マッキンダーによれば、この地球は、

1.世界島(ユーラシア大陸プラス、アフリカ大陸)と、
2.世界島を取り巻く海洋と、そこに浮かぶ島々(この中には、北米中南米の
大陸も含まれる)と、この二つの部分から成り立つ。

 世界島には陸上勢力【ランド・パワー】。
 海洋とその島々には、海上勢力【シー・パワー】。
 いま(十九世紀末、二十世紀初め)、海上勢力は、米英すなわち「民主主義」
陣営によって掌握された(悪逆無道未曾有の大悪魔米英「帝国」が「民主主義」
とはお笑い草だが)。
 世界統一とは、この海上勢力【シー・パワー】が、世界島を制圧することを
意味する。
 つまり、世界島の陸上勢力を丹念に潰滅させ、そして最後に、米英民主主義
海洋勢力が、世界島の中心部まで占領してこれを単一世界政府に統合する過程
だという。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Lynx/8842/1-0.html
726コピペ:01/12/27 06:45 ID:d9SrSU6+
 これはマッキンダーという学者の机上プランか。
 いや、そんなものではまったくない。
 マッキンダー・テーゼ(命題)に曰く。

1.世界島を制する者は世界を制す(支配する)。
2.世界島の中心部【ハートランド】を制する者は世界島を制す(支配する)。
3.東欧を制する者は世界島の中心部【ハートランド】を制す(支配する)。

 したがって、どうなるか。
 米英「民主主義」陣営は海洋をすでに制した。
 次に成すべきことは、東欧を制することである。
 東欧を制するためには中欧を制しなければならない。
 と言う。
 しかし、中欧にはドイツ帝国、オーストリア(ハンガリー)帝国が存在する
ではないか。
 そして世界島の中心部【ハートランド】(心臓部)にはロシア帝国。
 かくして、大英帝国を中核とする「三百人委員会」によって、第一次、第二
次と二つの世界大戦が周到に計画され、そしてその計画は見事に実現された。
 十九世紀末の時点では、米英が全地球海洋の制海権を確保し終えたように
思えた。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Lynx/8842/1-0.html
727コピペ:01/12/27 06:45 ID:d9SrSU6+
 しかし、世界島の心臓部【ハートランド】に盤踞【ばんきょ】するロシア
帝国が、ユーラシア大陸に広がり、バルチック艦隊によって英国の北方海上
スカンジナビアを脅やかし、黒船艦隊によってトルコと東欧、そして太平洋
艦隊によって日本海、黄海に進出して、どの地点でも、英米海上勢力にとって
無視できない対抗要因に成長してきた。
 英国は、まず日本にテコ入れしてロシアに対抗せしめ、次に第一次世界大戦で
ドイツとロシアの共倒れ、そしてユダヤ・ボルシェビキ革命によってソ連共産
政権を樹立、ドイツ帝国もまた壊滅させ、超インフレを通じて、ドイツの資産の
七五パーセント(一九三三年ナチス党が政権を掌握した時点では八○パーセント)
が内外のユダヤ人の所有に帰するという、驚くべき箆棒【べらぼう】な暴挙が
罷り通ってしまっている。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Lynx/8842/1-0.html
728コピペ:01/12/27 06:45 ID:d9SrSU6+
 日露戦争で、米英イルミナティの目算をはるかに超えて日本が、とくに日本
海軍が大勝したために、「彼ら」は、この「日本処分」のための大作戦を発動
させ、わずか四十年で日本海軍は潰滅する。
 かくして、第二次世界大戦終了とともに、ただちに「彼ら」は、米国を潰滅
させるための第三次世界大戦の第一次局面に突入するのである。
 もちろんこんな高次元の話は、敗戦後、白痴、ブタと化した日本の自称(詐称)
エリートインテリ指導階級と、単なる役立たずの金食い虫に過ぎない「学者」
「ジャーナリスト」「作家」「宗教家」などなどの耳には人らず、目にも止まら
ない。
 第一次世界大戦はもちろんのこと、第二次世界大戦の真実の歴史が、日本人
にはまったく教えられてはいないのだ。
 しかしこんな体【てい】たらくで、どうしていま、「九一一」以後の世界情勢
を云々することが出来るであろうか。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Lynx/8842/1-0.html
729あぼーん:あぼーん
あぼーん
730名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/27 17:51 ID:pSp2VarU
>>723-728
おいおい
真面目に地政学の話している優良スレに「ユダヤイルミナティ陰謀論」などの話を持ち出すなよ
こんな話はオカルト板でしてくれよ。300人委員会って何よ。
リンク先見たけど、世界が異星人に支配されているなどという話は板違いだよ
オカルト板に行け!
ここで雑誌「ムー」の愛読者が好むような陰謀論するのは変だろ
731名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/27 17:53 ID:pSp2VarU
>>729

荒らすな
732枢機郷研究会報告:01/12/27 17:55 ID:???
500 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/27 17:32 ID:???
>>499
ここの枢機郷ってコテハンが、あまりにヴァカなんで遊んでるだけの冬厨です。(藁
ザ・エンドとか言ってるような低脳が、一人前に国際情勢なんて理解出来る訳が無い事は、
リアル厨房の僕にだって分かるよ。(藁・(ワラ・(w
しかもこいつカギ括弧の使い方が変だしね。
こいつ絶対チョンの手先だよ。
日本人にこんなのいたら虐められるだけじゃん。(藁・(ワラ(w


501 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/27 17:44 ID:???
>>500
確かに、枢には虐められっ子特有の臭気を感じるな。
知識は人並みにあるが、「ザ・エンド」で分かるように、
他人とのコミュニケーションの機会が乏しかった事を思わせる偏りがある。
友達がいないから、家に篭もって読書ばかりしていた感じ。
だから、あれだけ朝鮮人を毛嫌いしながら、彼らの蔑称が「チョン」である事すら知らなかったのも説明がつく。
あの性格が友達に恵まれる訳ないし。
733電波さん逝って下さい・・・:01/12/27 22:19 ID:???
政治学の講座をもってる先生が実は地政学やってる学校があるよ。
734名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/28 16:54 ID:???
>>723-728
地政学について書いてあったので興味本位でつい、リンク先のHPに書いてあること全文読んじゃったよ〜(涙
かかれてあったことを要約すると
・シリウス星人が地球に飛来して、最初の文明を建設した
・人類が異星人に支配されている
・イルミナティ三百人委員会が超長期的人類奴隷化計画を実施している

こんなことが書かれてあったよー(涙)こんな電波ヤローが地政学という言葉を使うのは
この学問に対する冒涜だ。やめてくれよー地政学を電波論に悪用するんじゃない!!
735名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/28 16:58 ID:???
newsweekより http://www.nwj.ne.jp/public/toppage/20011226articles/JP_site.html

理念なき「土建外交」が運ぶ病
-------------------------------------------------------------------
ODAを通じてアジアに腐敗と環境破壊を輸出する日本
国内を覆う文化的な病がその外交をもむしばんでいる
-------------------------------------------------------------------
アレックス・カー(東洋文化研究者)
 1980年代半ばから、日本の外交には静かなシフトが起こっている。そのエネルギーと資金の
多くが、欧米よりもアジアに向けられるようになってきたのだ。
 日本は今、タイ、インドネシア、ベトナムなどの国々へ、主にインフラづくりの公共事業を
目的に、膨大なODA(政府開発援助)資金を投入している。日本の業者に施工を依頼することで、
日本企業の現地での足場づくりにも役立てている。ある意味では、東南アジアでの日本外交の
大きな成功例といえるかもしれない。
 だが、そんなODA外交にも転換期がやって来た。今年、タイのタクシン・シナワット首相は、
日本のODAのなかで最大のプロジェクトであるバンコク新空港建設の再調査を命じた。その
結果、総額1480億円の建設コストのうち475億円ほどが、無駄に膨張したものであることが
明らかになった。

 タクシンは入札に参加するゼネコンを4社から9社に増やし、ついには日本以外の
国の企業に入札させようとした。借款を手配する日本の国際協力銀行がプロジェクトから
降りるなどと言いだし、ことは日本とタイの外交問題に発展。最終的に施工はなんとか
日本企業が担当することになったが、プロジェクトの経費は縮小され、施工側の利益は
大幅に減少した。
 30%以上もコストが膨張した原因は、タイの政治家や官僚へのリベートや建設業者の
過剰な利幅、そしてコストや経済性を分析し評価するノウハウの欠如だ。
 コストの膨張はODAの慢性病だが、たとえ最初から不要なプロジェクトであろうと、
返済不可能なほどの額の借款であろうと、受ける側の国は文句を言わない。返済期限は
政治家や担当官僚の任期切れより数十年も先だからだ。
736名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/28 16:59 ID:???
文化なくして尊敬なし

 実際、アジア諸国を「ODA属国」化してきた日本は、その一方で足元を見透かされるよう
にもなってきた。ODA予算は今や既得権益と化し、それを知った受ける側は強気になって、
「もらってやる」という感覚をもちつつある。
 政治家や官僚へのそでの下、業者の利益の水増し、コストや経済性の分析もろくにない
公共事業の推進、返済のめどがない新たな借金、予算の既得権益化、予算を配分される側の
援助漬け体質。これらは外交というより、日本の国内問題とまったく同じ図式だ。日本は
自国の政治腐敗と過剰な土木事業による環境破壊を、そのままアジアに輸出しているのだ。

 実は外交には、昔から必ずつきものの大きなポリシーがある。古代アテネが哲学者を
特使としてローマ帝国に派遣し、唐の皇帝が絹の反物や金の冠を蒙古に贈ったのは理由が
ある。それは外交上、自国の高度な文明を相手国に示すことが重要だからだ。高貴な
文化や理想に対する尊敬の念を他国にいだかせることで、その国は自らの権威を振るう
ことが可能になる。
 現代でもそれは同じだ。アメリカが国際社会の中で圧倒的に強いのは、軍事力や
政治力ばかりではなく、民主主義や自由や人権といった理想を長年追求してきたためだ。
もっとも京都議定書の批准を拒否するような、自らの理想に反した行動を取り続ければ、
その力も少々弱まっていくだろうが。
 ODAがかかえる問題は、カネよりも文化的な側面が大きいかもしれない。外務省の
ウェブサイトにある第2次ODA改革懇談会の中間報告には「ODAは、日本という国の
あり方、国際社会における日本人の生き方にかかわる問題である」と記されている。
ODAのスローガンは「フロム・ザ・ピープル・オブ・ジャパン」、つまり「日本国民
からの贈り物」だ。
外交の病根は内にある

 しかし、高貴な理念をおろそかにし、川や海岸をコンクリートで塗り込め、政治家や
官僚を太らせるために借金を天まで積み上げる日本国内の構造を輸出しているかぎりは、
「贈り物」の中身もコンクリートと借金でしかない。
 日本は深い文化的な病を患っている。自然破壊以外にも、公的機関の情報の隠蔽、
詰め込み教育、古い街並みの破壊、株主無視の企業経営など、官僚主義による硬直化の
症例はいくらでもある。そして、理想の欠如という日本の病に気づいたアジアの
エリートたちは、いくらODAの援助を受けようとも最終的には日本を尊敬しない。
 中国の古典『大学』には、「国を治めて而して后に天下を平らげる」とある。結局、
日本の外交問題の根は、すべて内にあるのだ。
http://www.nwj.ne.jp/public/toppage/20011226articles/JP_site.html
7371:01/12/31 12:19 ID:???
シーレーンや海洋地政学に関する論文があります
http://lib1.nippon-foundation.or.jp/1997/0560/mokuji.htm
このへんをちらちら見ていると、アカシックの論調に通じるものがありますね。
やはり佐々木さんなどはこういう文献を沢山読んでいるのでしょう。
738名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/31 14:27 ID:???
>>737
日本財団ですね。
なかなか頑張ってるよね。こういう国粋主義なら大歓迎。
ドン笹川も草葉の陰で喜んでいる事でしょう。
一日一善!
739名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/04 14:57 ID:LcndsEQF
>>736
禿しく賛同です。
ODAで土建事業を輸出するところは国内問題と同じだ。
740あぼーん:あぼーん
あぼーん
741あぼーん:あぼーん
あぼーん
742あぼーん:あぼーん
あぼーん
743あぼーん:あぼーん
あぼーん
744あぼーん:あぼーん
あぼーん
745あぼーん:あぼーん
あぼーん
746あぼーん:あぼーん
あぼーん
747あぼーん:あぼーん
あぼーん
748あぼーん:あぼーん
あぼーん
749あぼーん:あぼーん
あぼーん
750名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/04 15:14 ID:???
ヤラレタ…
751あぼーん:あぼーん
あぼーん
752あぼーん:あぼーん
あぼーん
753ゴルゴ:02/01/04 17:01 ID:???
本部がなくなっている。
いったいどうしたんだ。

でもこの2つはやっておいたぞ。
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/kova/1006348167/l50
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/sisou/998647994/l50
754名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/05 15:38 ID:ev9xayqV
おいこらー!

なぜこの優良レスを荒らすんだよ!!
オカルト電波投稿する奴が現れてから、このスレおかしくなっちゃったよー(涙)
755名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/05 15:52 ID:kmZcEIfi
>>753
本部がなくなってやんの(プ
756名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/09 16:01 ID:???
保守
757名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/14 14:47 ID:r+zdQIVe
本の紹介
軍事学入門
防衛大学校・防衛学研究所(かや書房)

読んでみて
758名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/14 17:55 ID:obYEYmIF
私には地政学ってそもそも最初からオカルトと関係があるという
イメージがある。
地政学の大家ハウスホッファーっていう人はナチズムのオカルト
面での先生の一人だったんでしょう。
日本の秘密結社の掟を守って敗戦の時ハラキリして亡くなったと
いう噂もあります。
759名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/14 18:35 ID:SM8yLlHZ
>>758
リアル厨房ですか?
760名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/14 19:02 ID:obYEYmIF
私は世間知らずなので「リアル厨房」の意味がわかりません。
それにしても最近私は常々思っているのですが、大胆な独創的仮説
を立てて世間に発表する人を迷惑な危険人物扱いしたり、そういった
仮説に考察を加える人に「幼稚」だと罵声を浴びせる風潮は大変よ
くないことだと思います。
思索・言論と言うのは自由にのびのびと行われるべきなのです。
もっとも本当に優れた知性を持った人間なら先述したような下品な
批判はしないでしょうが。
761名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/14 19:16 ID:SM8yLlHZ
>>760
ラッツェル・ハウスフォーファ・マハン・マッキンダー・スパイクマン
この5人の中でオカルトと関係があるのは?
しかも、地政学が尤も盛んに研究されてるのはアメリカですよ。
マハンの海上権力史論を斜め読みで良いので読んでみて下さい。
762名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/14 23:54 ID:GCOpd6QC
皆さんに質問です。
週刊アカシックレコードというサイトで
「半島国家は内陸国家に対して地政学上不利な立場にある」
ということが書かれてありましたが、このドグマはどんな著作から引かれたもので
しょうか?
また実際に半島国家がどのような点で内陸国家に対して不利なのでしょうか?
よろしくおねがいします。
763赤軍Z ◆Jxx5Bvmo :02/01/15 00:02 ID:???
>>753ゴルゴ。
ハハ・・、バーーカ。 俺が潰しといたよ。
スレ立てたらまた潰してやるぜ!荒し屋気取りのゴルゴちゃ〜ん。(藁・(w・・
764名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/15 01:14 ID:7sgsg1O/
>762
軍事面で恒常的に背水の陣を強いられるからだと思う。
経済面では利点の方が多そうだな。どんな欠点があるのだろ。
765名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/15 02:08 ID:YCjLsjxJ
>>762
補足すると、“一対一ならば”大陸側の国家の方が有利である、ですね。
半島国家は海洋国家の支援を得なければ勝つコトは難しい、、と載ってたよーな。

それとは別の話ですが、古来より、
「海洋国家は同盟を組んで戦争する」
って文句がありますけど、これは誰が言った言葉なんでしょう?
766名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/15 02:12 ID:???
>>765
朝鮮戦争がいい例か
767762:02/01/15 02:44 ID:4SVNEfoj
>>764
なるほど「背水の陣」ですか。しかし陸地の国境線が短い分守りやすい
ようにも思えますが。
768名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/15 03:25 ID:4SVNEfoj
マケドニアとギリシャ(ペロポネソス半島のポリス国家)もそんな関係か(?)
769名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/15 03:26 ID:YCjLsjxJ
>>767
理由は知らないけど、勝ったためしが無いからじゃないの?
770767:02/01/15 03:33 ID:4SVNEfoj
>>769
いわゆる「経験則的に導き出されるドグマ」ってやつかな。
771 :02/01/15 07:26 ID:Uy4kopnS
>>762 その記事、インドが(中国に対して)半島国家というのはちょっと無理ありすぎの気がしたよ。
772名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/15 12:10 ID:CpIAMwDP
>>771
確かにインドはインド亜大陸と呼ばれるほど広大な地域だもんね。
インドと中国の間にはこれまた険しい山岳地帯があって、これが
緩衝地帯になると思います。
なので中国がインドを地形効果を用いて圧迫するのは無理があるよね。
773名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/15 16:56 ID:t3VREyAN
>>758
>日本の秘密結社の掟を守って敗戦の時ハラキリして亡くなったという噂もあります。

貴方は、ハウスホファーが日本人に影響されて、終戦時に切腹したと主張するんですか?
貴方の言う「日本の秘密結社」って何ですか?本当にこんなことを信じているんですか?
もう少し勉強した方がいいですよ(もしかしてイオンド大学かね?)

>>760  >大胆な独創的仮説を立てて…
あのですね〜正しい推論の立て方というものを、大学にでも行って学んできてください。
非科学的な空想や妄想は独創的仮説とは言いませんよ。
774名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/15 17:10 ID:t3VREyAN
>中国がインドを地形効果を用いて圧迫するのは無理があるよね。

このアカシックの推論は、それなりに一理あるんじゃないかな
例えば、中国の歴史を思い出してみたらいい

モンゴル(元)やヌルハチ(清)など内陸国家に何度も漢族は中原を奪われているし
広大な地域であっても、現在の福建省などの地域から中国統一した勢力はないぞ。
インドに当てはまるかどうかは知らないが、中国の歴史を見れば内陸勢力の方が有利だといえると思う。

やはり、後背地を持つのと、持たないのとでは軍事的に違うと思うぞ。
それが外交にも跳ね返ってくるんじゃないかな。経済協力も軍事的影響が及ぶと思う。

例えば、民生技術でも高度に軍事転用されるようなものは、協力しずらいだろう
日本もリニアの中国輸出をしなかったのも軍事的価値観が影響しているだろう
775名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/15 17:28 ID:XE+PyY0V
>>773
私は特に地政学に詳しいわけでもなんでもなく、ただ
「こういうイメージが私にはあるんですが」とか「こんな噂
があるんですが」という程度のことを話題が拡がるきっかけ
にでもならないかと提出しただけです。
とくにこういうところでは気楽にそれくらいのことを語って
もいいはずなのです。
それをいちいちからかうような風潮に対して「中途半端に利口
な人は柔軟性や精神的ゆとりがなくてそのくせ人を見下したが
って困ったもんだ」ということを言っているのです。

そんなことより大東亜共栄圏の源流の1つとも言われている
いわゆるナチスの「生存圏」は誰が発案し、それはどのよう
な内容のものであったかについてどなたか何かご存知でしょうか?
776&gt;775さん:02/01/15 17:37 ID:alfQB2fQ
このスレを
最初から読まれる事をお勧めします。
777>775さん:02/01/15 19:29 ID:93Y7qfeA
再び大日本経済官僚帝国は負けました。敗戦国の政体は更迭される。
それが小泉敗戦処理内閣です。中葉先生の喝破した文化戦争も
経済的、文化的、立体的な亜米利加生存圏獲得のためのTOC,SCM,等
などのソフト、教育、実行ツールの米軍の秘密兵器で敗色濃厚です。
古色蒼然のドイッチェランドでなく、立体的な貴方のこれからの
時代の共生的な生存圏を考え出してください。
778鉄腕アトム:02/01/16 05:19 ID:tz1PtWvL
ちょっと気になったのですが、日本がイギリスの艦隊に石油を補給する条約を結んだのですが
どうなんでしょう? アメリカの艦隊に補給するなら話はわかるのですが、如何してイギリスまで??
何か大きな紛争でも起こるのでしょうか・・・・アメリカ・イギリスを含めた何かです。
何か推論があるなら教えて下さい。それとビンラディンがソマリアに逃亡したなんてニュースに
成っていましたがアメリカが攻撃する絶好の理由ですね。これホントかなぁ〜。ビンラディン
案外、死んでいたりしてネ。
779 :02/01/16 06:06 ID:wrqpSGZw
>>775 大東亜共栄圏という思想にはマルクス主義の影響の方が強いらしい。
地政学やナチスはあまりたいした影響を与えてないと曽野の本にはあったね。
780名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/16 10:28 ID:qGTsIA30
まぁ、大東亜共栄圏の思想を推進したのは、
共産主義から国家社会主義に転んだ“転向左翼”とコミンテルンのスパイだしね。
781名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/16 14:23 ID:l8rKBru5
>>778
日英同盟画策。
1月30日で日英同盟締結100周年。

アメリカとロシアがちょっと神経質になるかも。
782名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/16 17:46 ID:X5Tca42f
石原慎太郎も言ってたけど大東亜共栄圏の理念は本当は
今でも大変な重要性を持っている。
たとえば、日本がアメリカに従属する理由の一つはアメ
リカが日本製品の巨大市場だからである。
だからアジアが日本と連携して安定した経済発展を果た
して日本製品の市場になってくれれば日本にとってのア
メリカの重要性は低下するのである。
783 :02/01/17 00:59 ID:???
↓地政学的発想てこんな人のこと?

Jugg :01/12/28 18:37 ID:???
東南アジアにおける日本の権益を中国が狙っているがために
将来の日中の利害の不一致は必至であろう。
EUやロシア、米国ですらこの対立を利用して利益を得ようとするかもしれない。
日本としては米国、ロシア、インド、EUと中国との間に生じる
政治的衝突、経済的衝突の全てに注意を払い、
対中国で共同歩調をとるための外交的基盤を形成すべく努力すべきである。
地政学上、特にEUは中国と日本を手玉にとろうと試みる公算が高い。
ASEANに対しては彼らの日本に対する警戒心を払拭しつつ
なるべく真摯な態度で接して行くべきであろう。
日本とASEANからなる日本主導の国際分業体制こそ望ましい。
同時に、反日教育と反日世論に支配された朝鮮半島を
常に弱小勢力に止めておくことも忘れてはならない。
784鉄腕アトム:02/01/18 02:41 ID:4nyPGRIj
>>783 大東亜共栄圏もいいのですが、それを実行するに当たってアジアの国々の政情不安が
無くなるまでは止めた方がいいと思います。国内が不安になると難民がドット日本に流れ込んで
きます。身勝手のようですが日本にとっては不利益の方が多いと思います。物は売れてもリスクが
高すぎます。日本の財産は何かといわれたら安全も大きな財産の一つです。治安が悪くなれば
安心して夜も歩けなくなるような犯罪と隣り合わせのような国にはなってほしくありません。
島国根性といわれても構いません。
785名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/18 17:27 ID:Xc6o5tvw
日本はアジア諸国と政治的・経済的結びつきを強めることに
よって、お互いに発展していけるのです。
アジアに日本の教育と技術協力、資本投下、資金貸与、行政
的ノウハウの移植を行うことによって、アジア全体に高度成
長が始まります。
それは日本経済の復活とよりいっそうの発展をもたらします
。日本を基軸としたアジア全域の安全保障システムを構築す
るべきです。最初はアメリカが入っていても仕方ありません
。できれば円経済圏をつくるべきです。
786名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/19 02:07 ID:+flzlRHz
地政学って英語でいうと何?

そんな講義が、欧米の大学にはあるの?
787名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/19 02:23 ID:???
>>786
ゲオポリテック(Geopolitik)
日本は敗戦国だから禁止されただけ
世界中にあるっつーの
過去ログ読めや
788鉄腕アトム:02/01/19 02:48 ID:eF75jZ7A
もし、中国が経済破綻をして大量の難民が日本きたらどうしますか???
韓国も中国も他のアジアの国々も日本の首相が靖国神社に参拝した位でガタガタ言って
いるうちはダメですね。人の国に干渉するより己の国の治安、貧民街の救済、貧富の格差
是正をしてからにしてほしいです。人が良いと日本は食い物されちゃうよ。
789名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/19 07:30 ID:kvnpHArh
>>785
そのためには圧倒的な軍事力が必要
790名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/19 08:19 ID:5P7B9mVH
>>788
お金の力を”最大限”に利用することだろうね。
アフガンと同じで、”経済力”(技術も含む)と”お金”を
効率良く使うことで、日本へ入ってくる難民を最小限に抑えられる。
少しはしょうがないでしょう。しかし、密入国が後を絶たない
という最悪の状況よりは良い。
あと、防衛システムの強化。アメリカ並に。

内が大事なら、外も大事にしないと。
791そんなこついってっと:02/01/19 08:36 ID:NBVDwwxT
欧米においしい市場とられちまうよ。
経済より精神が重要か?
コリャ戦前に逆もどりだな。
欧米は歴史的に常に豊かな中国市場を
欲してきたんだよ。だから日本が邪魔だったんだよ。
だから利用したり、潰したりしてきたんだよ。
このままだとただの欧米経済の足場だよ。
ゴーンに象徴されるグランエコールの卒業生や
ハゲタカファンドが考えているのは中国市場への足場だよ。
妙にフランスが元気だろ。ユーロの中心、サッカーもテニスも強い。
明治100年、外国人が社長になってこれほど堂々と経営危機のりこえたことないね。
何のためだ?リーダーシップの象徴。あの世界に完たる日本製造業の核たる
自動車産業を再製した。ルノーは嘗てF1では本田をも抜いた。
中国行ってもさぞかし説得力アルな、こりゃ。大した実績ではないのに。
上手くポイントをついているね。グランエコール出のナポレオンの申し子達は
こうやって植民地支配やアングロサクソンとの外交を生き抜いてきたんだぜ。
早く欧米の逆襲に気づけよ。でないとアジアは手も足も出なくなるぞ。
そういやぁ、フイリピンには米軍、インドネシアにはオーストリア軍がいるんだよな。
で、中国は欧米市場化か。あれあれ、フランスは何年か前に100人近くの大使節団ベトナムに派遣したな。
ありゃま、これまた、なんか戦前に似てきたな。
どうしましょう?

792名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/19 08:38 ID:kvnpHArh
「豊かな中国」と言う幻想
793名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/19 17:22 ID:5UATsQBK
最近このスレに電波っぽい投稿が続いているのが気になりますね
地政学というのは「徹底した、リアリズム」が出来る人じゃないと扱っちゃいけないと思うけどね
空想主義を持ち込むと、とたんにトンデモ論に転落しちゃうよ。
まずは、自然科学的な情緒を持ち込まない、徹底した現実、現状分析があって
その上で地政学的な検証をするもので、リアリストしか扱ってはいけない学問なんですよね。
空想主義などを持ち込むと、たちどころに電波論に転落、腐敗する危険性がありますね。
それと、政治運動やってる人がアジりに来てほしくないですね。
このスレで政治宣伝活動はやめてね。
794鉄腕アトム:02/01/20 02:21 ID:5f6vpzqQ
反省!! 地政学の入り口のまたその入り口のず〜っと入り口ではありますが、最近
倉前盛通の本をBOOK OFFでも神田の古本屋街を検索しても無いので地方の古書店から
2〜3冊購入しました。ゼンゼン倉前盛通の本が見つからない!!!冗談でCIA当たりが
買い占めたのかなぁ〜なんて勘ぐってしまうこの頃ではある。世界戦略研究所から出ている
小室直樹との対談本「世界戦略を語る」と読むと、成る程学校では絶対教えてくれなかった
事が沢山載ってます。ちなみに出版社側の回し者ではありませんが、世界戦略研究所にまた
在庫がありました。一様 電話番号を書いときます。請求書は送料込み2000円でした。
03−3258−3551です。
795名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/20 03:32 ID:19ibLlUc
小室直樹氏の著作には“地政学”とは出て来ないけど、
それを説明してる事が結構あるね。

何が専門の人なのか全くしらないけど(とゆーか何でも屋さん?)
地政学にはこういった人の方が向いてるのかもしれないね
796名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/20 04:40 ID:cFEaVLqO
786>787
ありがとう。
797 :02/01/20 05:01 ID:9L7tT2ZO
>>795 一応大学(学部:京大)では数学科、阪大大学院、アメリカで経済学をやったが留学中に社会学等に触れる。
帰国後東大大学院で政治学専攻。

一応、社会学を中心に政治学、経済学(のバックグラウンド)が小室氏の議論を形成していると見ていいと思います。
http://www.interq.or.jp/sun/atsun/komuro/
798名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/20 18:04 ID:LKokPwos
>>793 こういうところは素人が楽しんだっていいと思うけど。

私は地政学と言うのは「地理的条件を考慮した国家政策論」と
勝手に解釈しています。
私は学者や学問の限界を知っていますので、いわゆる専門家に
過度の信頼を最初からおいていないのです。
自分でものを考える訓練と他者との討論は貴重なのです。
「電波」とか「トンデモ」という言葉でいちいち議論や思索を
窮屈にするのはそれ自体呪術的な行為です。
これは別にあなた個人に対する文句ではなく社会的風潮に対す
る批判です。
学者やマスメディアの言うことなんか嘘が多いんですよ。気を
つけてください。
799名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/20 18:08 ID:NjHwzvuA
中国主席専用機に20個以上の盗聴器 英紙が報道
http://www.asahi.com/international/update/0119/010.html

船橋洋一がコラムで地政学的なことを書いていました
朝日でも地政学という言葉が出てくるようになったということは、
これが一般にまで社会的に認知されつつあるのでしょうか

欧州は一つ アジアはいくつ
http://www.asahi.com/column/funabashi/ja/K2002011000327.html
海洋国としての戦略を
http://www.asahi.com/column/funabashi/ja/K2002011601037.html
800名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/20 18:16 ID:NjHwzvuA
>>794
>神田の古本屋街を検索しても無いので地方の古書店から2〜3冊購入しました

あなたの様に、一人で何冊も買い占める人がいるからですよ。(藁
本が入手しにくくなるのは、注目されると需要が供給を上回るだけだからですよ
801 :02/01/20 21:30 ID:B66J+fxC
倉前盛通の本まったく見つからん。
802コピペ:02/01/20 23:07 ID:0Ok4McEE
15 名前: 11 投稿日: 2000/07/21(金) 00:14

沖縄は、アメリカが開国を求めた時に認められなかったら、
実力で占領する気だった読んだ事あります。
対中国を当時から考えていたんだろうか。
沖縄自体が、比較的小さいから占領し易いと考えてたのか?
明治以降の歴代政府は、沖縄の重要性をどれくらい考えてたんですかね

803鉄腕アトム:02/01/21 01:11 ID:DGaBD1MZ
800へ
私は同じ本を2〜3冊購入したのではなく、違うものを購入しましたよ。
念の為。スゴーク苦労しました。ナンセ「悪の論理・地政学とは何か」は
何処の本屋さんに行ってもないし、ブウクオフに行ってもないし、神田の古本街を
検索してもダメでした。
801へ ちょっと高くつくけど、古本屋で検索してみると結構見つかりますよ。
探している人と本を売りたい人が連絡しあえるHPを利用するといいかも。
804ナルヘソ:02/01/21 09:20 ID:IBTraRD/
中国が豊かだと言うのは幻想?
歴史的にはアレクサンダーからナポレオンまで極東には豊かな大国がある
と思ってたんだぜ。
植民地時代も中国だけは英仏だけで独占できなかったね。
英語でチャイナってどう言う意味か知ってるよな?
そう陶器。食器から始まり、唐の時代には既に芸術の域に達しているね。
ヨーロッパで皿を使い始めたのは10世紀、
ナイフやフォークを使い始めたのは14世紀。
食器の発達は食の発達、豊かさとパラレルなんだよ。
食が豊かでない国が食器が発達することは有り得ない。
絹って知ってるね?そう耐久性のない贅沢な繊維。
絹って弱いんだよ。使い捨てに近い使い方しないともつものではない。
だから現代日本では着物は化繊を入れる。ネクタイには芯を入れる。
中国は漢の時代から絹は輸出品。ふんだんにあった。
わかるかな?衣食は豊か。商売もうまい。だから12億にまで増え得たんだよ。
清朝末期から毛沢東時代の混乱期の貧しい時代の中国だけを見て
欧米のエリートは国家戦略なんぞ考えていないよ。
潜在的な経済力や国力を感じ取りながら進出しているんだぜ。
米国もペリー以来そうだよ。鯨だけの為に日本までやってこないよ。
南北戦争の時代に維新なんかやられてさぞかし悔しかったろうな。
そこで海将マハンの登場だ。海を支配するんだってさ。
さぞかし東郷元帥の申し子たちは邪魔だったろうな。
この後に東アジア研究所みたいなものもできたんだったな。
ハルノートもある種米国の本音があるよ。ただの嫌がらせだけではない。
やはり南北戦争とその戦後処理で遅れてしまった対中国進出には興味はあったはずだな。
鉄道作ったりしたかつたんじゃないの?
ハワイとって沖縄とって邪魔な島国を基地で押さえて
冷戦でロシアに社会主義経済の限界知らしめてようやくフリーハンドで中国進出できてるんだぜ。
長くかかったよなペリー以来。100年だよ。
あ、いけね!また「幻想」抱いちまったよ。
ごめん、ごめん、中国は永遠に貧乏だったっけな。
え?じゃあ何で社会主義国のくせに、
権力闘争が終わった1975年以来たった25年で
近代化の波に乗ってんだ?不思議、不思議。
日本は何年かかったんだっけな?明治以来100年?
戦後50年?50年にしとこう。ありゃ、それでも半分じゃん。
生意気だよな、大躍進の時代に大工が木彫りの船作ってたのを
「造船所」なんて言ってやがったくせにな。
どうしましょ、、、、、、、ぐふ。
805>794さん:02/01/21 13:26 ID:We2m8stM
有難う、小室さんと対談してるとは
知らなかった。
806名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 15:06 ID:???
>英語でチャイナってどう言う意味か知ってるよな?
多分、単なる勘違いだろうとは思うけど、磁器のことだよ。
陶器ならヨーロッパでも作成は可能だった。

>ヨーロッパで皿を使い始めたのは10世紀、
ローマ帝国時代、陶器の壷で調理し、パン(現在で言うと乾パンがイメージ的に近い)
の上に取って食べていた。

>ナイフやフォークを使い始めたのは14世紀。
イスラム世界からの輸入だったっけ?

>食器の発達は食の発達、豊かさとパラレルなんだよ。
すると何かね?古代ローマは豊かでなかった、と。(苦笑

>絹って知ってるね?そう耐久性のない贅沢な繊維。
そうだね。だから今も昔もシルク100%は贅沢品であって日常の用に使う品物には成り難い。

>中国は漢の時代から絹は輸出品。ふんだんにあった。
漢の時代はまだ朝貢国へ見せびらかすといったレベルだったが、これは果たして「ふんだんにあって輸出していた」と言えるのか?

>衣食は豊か。商売もうまい。だから12億にまで増え得たんだよ。
食はともかく、衣はつならがらないな。
単に農耕適地だ、ということでしかないでしょ。

>米国もペリー以来そうだよ。鯨だけの為に日本までやってこないよ。
既に中国しか残ってなかったという話もあるし、もともと金融による経済の間接支配を目指してたから
別に植民地はいらなかったという話もある。

>南北戦争の時代に維新なんかやられてさぞかし悔しかったろうな。
>そこで海将マハンの登場だ。海を支配するんだってさ。
間が空きすぎ。もうちょっと丁寧にやったら?
1861〜1865 南北戦争
1867 大政奉還
1890 アルフレッド・マハン 海上権力史論
1894 日清戦争
1897 オレンジ計画策定
1904〜1905 日露戦争 (→不平等条約の撤廃)

>日本は何年かかったんだっけな?明治以来100年?
っつー訳で30年ちょっとだな。

>権力闘争が終わった1975年以来たった25年で
ハァ? 「権力闘争が終わった」? 幻想ですか?それとも本気?(苦笑
南北対立は解消したんでしょうかね?
強いて言うならケ小平の先富主義によって華南経済が中国全体に占める重要性が
飛躍的に増大結果として、江沢民以後のことをといっているならまだ判るが。
国家統一という意味なら1949年に国民党を追い出しているが。
ソ連等の援助を得て経済建設は進められていたことを考えればおかしな主張だ。
75年は76年の間違いだろうね。
周恩来の死去、第一次天安門でケ小平は失脚、毛沢東の死去、四人組の失脚。
ケ小平の復活は77年だが。権力闘争が終わったが、同時に始まりでもある。
自由経済への緩やかな移行という意味なら
1979 米中国交回復、経済特区設定
1982 人民公社解体決定
この頃から数える方が正確だろう。ただし、農家の生産請負制が経済改革の端緒と捉えれば1961から、ということになる。
807名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 16:23 ID:Xw41pDOC
>>804
だから
>歴史的にはアレクサンダーからナポレオンまで極東には豊かな大国がある
って幻想でしょ?
まぁ、当時の中国が豊かってのは事実だけど、
これからの中国が豊かになる・・・
ってのは幻想以外の何物でもないと思う。
中国がこれから発展する・・・って証明してくれれば別だけど。

中国は前漢〜唐の時代にほぼ完成されてるよ。
その後は分裂と合一の繰り返し。
808 :02/01/21 16:34 ID:???
中国は100年くらい前からずっと数十年で日本を追い越すって考えられつづけてるっぽいからな。
最早オオカミ少年(w
809名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 17:51 ID:QvyV6y1b
>英語でチャイナってどう言う意味か知ってるよな?
>食器の発達は食の発達、豊かさとパラレルなんだよ。
ちなみに英語でジャパニーズは漆器ね。
別にそれが日本の豊かさの根拠になるとは思わんけどさ。
810301その他:02/01/21 19:03 ID:???
>>762 「半島国家は内陸国家に対して地政学上不利な立場にある」
あまり熱心には見てないんですけどね。記憶に無いのでお尋ねします。
アカシックのどこにそんなこと書いてありました?(笑

で、本題ですけど、そんな訳ありません。(苦笑
ローマ帝国はどこから勃こりましたかね。イタリア半島ではなかったかな?
ハンニバルのアルプス越えは実際には海岸沿いの軍船輸送に拠る。
ナポレオンの「アルプスの険何物ぞ」といいつつ、実際にはニース方面からの攻勢発起だった。
ジェノバを征服して後は海路から補給というプランだった。ミラノを落とせばトリノはオマケで征服可能。
イベリア半島はどうでした?フランス側から侵略された事例がありますか?
アフリカ側からイスラム教徒に攻められたのと、レコンキスタ(国土回復運動)で失地を回復したが、海路による物の方が影響が大きい。
ヴァイキングの影響を無視できんと思うがね。ピレネー越えは非現実的。
インドを征服した勢力はイギリスを除いては全てハイバル峠からの侵入。ヒマラヤ越えは非現実的。
朝鮮半島はどうですか?日本はここを基地として満州や中国本土に攻め込んだんじゃなかったかね?
ソ連は「ヨーロッパ半島」を支配できましたか?スカンジナビア半島は?

攻め取れる/守りきる、というのは国力の差に起因すると言った方が正確。
相手が陸上戦力のみなら主攻軸は限定されるので守りやすい。(半島側も、半島に接する側も)
貿易という点で半島の方が有利そうな気が一瞬だけするが、港湾適地・後背人口やインフラなどを考えるとそんな乱暴な一般化などできません。
で、ローマが滅んだのも朝鮮が日清露に良いようにやられちゃったのは国力が低かったから。
アレキサンダー大王のマケドニアが大帝国を築いたのは兵制による。ま、広義の意味で国力といってよいでしょう。地形は関係ないですね。

そもそも、「内陸国家」というのは「海に全く接していない国」という意味ならそもそも中国は除外される。
811名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 19:07 ID:NQ+Vw/7C
>>810
>>762>>765で、
一対一では、って断ってるでしょ。
ソ連vsヨーロッパの場合でも、一対一ならソ連が圧倒的優位な立場ですよ。
50年間ずっとね。

一面だけ見て、自分に良いように解釈するのは辞めた方がよろしいかと。
812301その他:02/01/21 19:32 ID:???
>>795
>何が専門の人なのか全くしらないけど(とゆーか何でも屋さん?)
>地政学にはこういった人の方が向いてるのかもしれないね

地政学のための学問といったら
・地理・経済・軍事
が必須でしょうかね。で、国際情勢を語るには地政学が必須だと思いますが。
観念論で物を言う人が多いですが。

>>798
>>793 こういうところは素人が楽しんだっていいと思うけど。
そうですね。私も素人ですよ。
でも電波は勘弁。

>>775 やその他の人たちへ。
第二次大東亜共栄圏構想はすでに破綻してますね。
外為法改正で外地円の内地への持ち込み自由化が為されてますが、
アメリカの仕掛けたアジア通貨危機によってあぼ〜んされてます。

>>765
>それとは別の話ですが、古来より、
>「海洋国家は同盟を組んで戦争する」
>って文句がありますけど、これは誰が言った言葉なんでしょう?

聞いた事無いです。大陸国家だって同盟を組む時は組みますし、
イギリスの栄光ある孤立というのはどうなっちゃんうんでしょう?
813301その他:02/01/21 19:34 ID:???
>一対一では、って断ってるでしょ。

一対一というのは何が一対一なの?国力?
それとも一国対一国という意味かな?
だとしたらそれぞれ国力の差による話に収束して終わり。
814301その他:02/01/21 19:50 ID:???
>>787
いや、戦前日本には組織的に戦略研究をする機関が存在しませんでした。
一部軍人による個人的な、私的研究に留まっています。

>>788
政治難民はともかくとして、経済難民を受け入れる義務はありません。
追い返すか、さもなければ洋上であぼ〜んして終わりです。
現在日本に入り込もうとする人の一部は黒子と呼ばれる中国籍を持たない中国人でして、(法律に違反して生まれた第二子以降)
国籍を証明する書類(端的に言えばパスポート)を持ってません。蛇頭にとりあげられたとかいってますけど、元々無いんですよ。
あるなら不法入国なんかしないで空港から堂々と入って来れるんですからね。(苦笑


都市戸籍や農村戸籍をもっている人でも、パスポートが必ず発給される訳でもないですしね。

815名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 19:56 ID:???
>>812
「古来『海洋国は同盟国とともに戦う』」 平間洋一“地政学の論理と国際政治”より
元の出典はわかりません。
イギリスが本当に孤立してたと思うんですか?
大陸勢力が一体化しないために奔走してますよ。

>>813
地政学を論じる上で、大陸国家、半島国家、海洋国家(+島国)
を分けて考えるのは常識なのですが。
ttp://www.sankei.co.jp/databox/paper/0010/12/paper/today/seiron/seiron.htm
で初歩的な紹介がされてます。
アカシックのは
ttp://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/dragon/sasia.html
ttp://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/dragon/super.html
この2つの事でしょうね。
816301その他:02/01/21 20:23 ID:???
電波について。(苦笑

キーワード:
キリスト教ファンダメンタリスト(キリスト教原理主義)
UFO
ホロコーストは無かった
フリーメーソン(特に会員のことをメーソンリーとか実際には存在しない用語で呼ぶ類の物)
ニューエイジに対する反発(転生に関して、仏教とキリスト教の合体だからカルト、という牽強付会。儀典・外典のうちには生まれ変わりや、キリストの肉体的復活を肯定するものはいくつかある)
イスラム原理主義。(イスラム復興主義をそう呼んで、自分達はイスラムの原理主義者ほど過激でないとして正当化。)

これらのものは出所が全部一緒ですよ。(苦笑
事実上ソースが一つしかないんだから信用に足らないです。評価の対象になりませんね。

はい、これ以上はオカルト板にでも逝って下さい。この件はこれで終了。

817 :02/01/21 20:29 ID:???
なんの話?
818301その他:02/01/21 20:51 ID:???
>>815
>イギリスが本当に孤立してたと思うんですか?
>大陸勢力が一体化しないために奔走してますよ。

合従連衡は国家の常。なら、何故「海洋国家」に限る必要があるんでしょうかね。
多分、前後の文脈から一文だけ取り出してるからおかしくなってるんだろうと思いますが。
常に大陸国家互いに対立させ、牽制させる為の同盟工作、という意味合いなら成り立ちますけどね。

しかし中国は現在は分裂状態にあるわけじゃありませんからこれに当て嵌めるのはちょっと無理でしょう。
無理矢理にでも分裂させる、というのなら別ですが。

さてさて。
ところで、半島国家が大陸国家に対して不利、というのもちょっと。
半島なんだから大陸国家と接している訳で、勝つこともあれば負けることもあるわけです。

半島側が危うくなるのは「強大な大陸国家が成立した時」でしょう?
それは海洋国家も同じ訳です。地積の関係も無視できませんが。
大陸側が分裂している/弱体化している時は形勢が逆転し得ます。

それに、半島が常に大陸より不利なら大陸国家が常に半島を領有するという状態で安定するはずです。
実際にそうでないのは半島には半島の有利さがあるからですよ。
819301その他:02/01/21 20:53 ID:???
>>817 なんの話?
え〜と。>>734とかその辺の話。よく見たら去年の話ですね。(爆笑
ま、気になさらずに流しちゃいましょう。(いや、エライスンマセン)

820名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 20:55 ID:???
>>818
地政学の基本からやり直して下さい。
参考図書はこのスレッドに多く上がってますので。
821 :02/01/21 20:58 ID:IHkOILD7
>>818
大陸国家は、「統一」しようとします。
海洋国家は、それらと「同盟(或いは利用)」しようします。

>ところで、半島国家が大陸国家に対して不利、というのもちょっと。
>半島なんだから大陸国家と接している訳で、勝つこともあれば負けることもあるわけです。

半島国家が勝った例はちょっと思い付き難いですが。。
ローマぐらいかな。。最終的にはローマも内陸勢力に破れたけど。
822815:02/01/21 21:02 ID:???
>>818
>>815のリンク先読んで下さい。
出来れば平間洋一氏(防大教授・元海将)の著作も読んで欲しいですけど。。
webじゃ無理かな。
823>818:02/01/21 21:35 ID:w9orr95d
すいません。酔払ってます(今日はちょっと自棄酒)。最初に白状しておきます。

さて、半島国家と大陸国家、たしかに両方とも負ける事も有れば勝つこともありますが、根本てきに違うのは、半島国家は海に接している。
例えば少し古めの地政学で取り上げられるハートランド。ハートランドの強みは私の理解では単に後背地!!
信長の野望では周りを完全に占領して、その国には兵隊を全くおかず、軍備の必要がなく、せっせと開墾にいそしんで兵糧を積み上げられる国の事。大陸国家には当然存在する。
ある程度の領域を持った大陸国家にはこの、銃後の生産地帯が存在する。
海洋国家には、海と言う自然の要塞が存在する。
では、半島国家はどうか。
はっきり言って、よほど大きな半島でない限り(インドみたいに。あそこまで大きければ後背地が存在する)後背地が存在せず、自然の様が至る海もない。
つまり、半島国家は地上の国境は当然隣接大陸国に対する備えをしなければならない。
海岸線は世界中の海軍を持つ国(海洋国家にしてみれば特定の拡張対象国境はない。大陸への進出拠点として、半島国家は大陸国家に比べてまさに攻め易いターゲット)と接している。
半島国家は両方からいびられていびられて、むふふ。

中国の分裂に関してはパス。また次の機会に。さようなら
824301その他:02/01/21 22:09 ID:???
何か「半島国家」「大陸国家」「海洋国家」というキーワードに関連して
教条主義(ドグマ)に冒されてる人がいるようですね。

ヨーロッパ発の学問なんですから、自分達の住んでいる地域を基準にして
考えるのが自然な発想ですが、それらを教条的に受け入れるのはマズイん
じゃないかと。
海洋国家というのはイギリスという固有名詞を出す訳にいかなかったから
でしょう。それに対する大陸国家というのは主にドイツ・フランス・ロシア
のことですよね。ヨーロッパの分裂状況での話を単純に普遍化できるか、
というのは疑問だと思いますよ。
マッキンダーのハートランド対ヨーロッパ半島という発想自体がヨーロッパの
人間の発想から出てきているわけでしょ。
無批判に受け入れ、単純に日本周辺に導入しようとするのは危険だと思います。
そうすると歴史研究が必要になってくるわけで。

インド征服がイギリス以外はハイバル峠経由、というのは何度も指摘した通り。
一方で、インドから大陸に向かって侵略していったのは数えるほどしかないのも
事実ではあるが、しかし、インドが独立した国家であった時代の方が長いのも事実。

朝鮮半島は?中国の直接支配を受けた時期は限られますね。朝貢国だった=支配下に
あったというなら別ですが。

北ベトナムが南ベトナムに勝った理由が内陸国家だったから?
中国国民党が中国共産党に負けたのと同じ理由でしょ?
アメリカ曰く「政権が腐敗してたから」。
ただし、負けた責任をなすりつけるための言い訳かも知れませんけどね。

内陸国家側が有利なら、何故中国は日本に対して常に守勢だったのですか?
勿論日本も重慶を攻めきれませんでしたが。

マケドニアはギリシャ半島を統一した後、あれだけの世界帝国を築いていますが?
メディナから発し、サウジアラビアを統一した後、ムハンマドは一体何をやりましたっけ?

半島の有利さというのは「海上に敵対勢力が無い場合は後顧の憂い無く大陸に攻め込める」
ことですよ。違いますか? 要するに、ハートランドとは全く逆の地理的特性によって
ハートランドと同等の効果を得る、ということです。

イタリアにおけるコルシカ・サルディニア・マルタ、ギリシャにおけるクレタ、ヨーロッパ半島に
対するイギリス、朝鮮半島に対する日本、そういう対比の中での話に過ぎないわけですよ。

アフリカ大陸を一個の半島と見なしてマダガスカルが地政学的に重要な拠点に成り得るかとか、
インドに対してスリランカは?
オーストラリア大陸に対してインドネシアやニューギニア、ニュージーランドがそう成り得るか、
あるいは北米大陸に対してキューバやドミニカがただちにそういう立場に成り得るのか。

そういった検討なしにいきなり一般化されてもね。
まして自分で論説することなしに他人の言説を用いられても困る。
825301その他:02/01/21 22:12 ID:???
>>815
>日英同盟 平間洋一 PHP研究
>第一次世界大戦と日本海軍
とりあえず、検索で掛かったのはこの二つ。
どちらがお勧めですか?
826762:02/01/22 01:41 ID:08r1pB1k
おおっ!?誰もレス付けてくれないから、この半島国家VS内陸国家の話題
流されたのかと思ったら、話題復活してて嬉しいです。
>>810
レスつけてくださってありがとうございます。
>>815
フォローありがとうございます。
とりあえず、みなさんのレスをじっくり読んでこのテーマについて考えたいと思います。
827名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/22 01:47 ID:8NAfO/N9
>>824

>半島の有利さというのは「海上に敵対勢力が無い場合は後顧の憂い無く大陸に攻め込める」
>ことですよ。違いますか? 要するに、ハートランドとは全く逆の地理的特性によって
>ハートランドと同等の効果を得る、ということです。

つまり、支援を受けなければ劣勢であるってことじゃないんですか?
>>815の最後のHPにあるように
828301その他:02/01/22 16:36 ID:???
>海上に敵対勢力が無い場合
中立であれば十分でしょ?
特に支援を受けることが必須とは言えないですね。
829301その他:02/01/22 16:54 ID:???
>>815の最後のHPにあるように

>>810で反証を挙げてますけどね。
それでも足りなきゃ>>824にも充分以上に書いてますが。
830名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/22 19:51 ID:jDuIM2av
>>828
中立であれば海洋国家に対抗出来るだけの海軍を持たなくても良い
ってのは妄想もしくは願望以外の何物でも有りませんね。
831名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/23 00:52 ID:j2Qyv5EI
>>830に補足
基本的に政治家や軍人は、隣接国は潜在的な敵だと認識しています。
例えば韓国が新しい(北朝鮮戦には必要ない)艦船の装備計画に対する、
韓国高官の説明は、常に「日本と戦う時に必要になるから」です。
実質的に同盟してると言って良い、敵国を共にする韓国ですら上記の通り。

ちなみに、所謂「国力」では、現役兵の数でのみ、北朝鮮が韓国を上回ってますが、
実際に戦争をして勝つのは恐らく北朝鮮ですよ。
832鉄腕アトム:02/01/23 01:50 ID:srnhkTAI
301その他へ あなたのような博学のインテリが戦時中の作戦ミスで日本の方向性を
誤らせたんだという気がしないでもありません。イヤミはありません。そんな気がします。
倉前本を読んだあとだと余計そんな気がします。
833名無しさん@お腹いっぱい:02/01/23 05:22 ID:ey9LE9L/
 半島国家の不利な点は陸海両方に戦力を振り分ける必要があること。
陸軍が強くないと大陸国家に侵略されるし、かといって海軍が強くないと
簡単に後背地に回り込まれてしまう。

 その上、侵略してくる大陸国家は大抵強力。そこで大陸国家の強大化を
望まない海洋国家の支援が不可欠になる。そうすることで陸軍に国力を
傾斜できるし、逆に半島である事が負けても縦長であるため最後まで
抵抗できるという利点となる。
また、朝鮮戦争の仁川作戦みたいに海抑えてると一発大逆転も狙える。
834ナルヘソ:02/01/23 06:12 ID:Beun8zId
細かい突っ込みしてきたな。但しあまり本質的な反論はないね。
で、中国は歴史的に見て豊かだとは欧米が考えてなかったと言いたいのか?
単に農耕適地?それが如何?%
835ナルヘソ:02/01/23 06:25 ID:Beun8zId
単に農耕適地?それが如何にに現代でさえも重要か分かつてんのか?
パンも満足に作れないで崩壊した社会主義国がお隣になかったっけな?
ましてや近代以前以前の社会では農業が全てだよ。
土地が豊かな所は動植物も陶器もよくできるんだぜ。
なんで欧州に熊などの大型動物がいないんだかわかるよな?
植生が貧しいと小型動物が繁殖し難いから。
衣類も化繊が無い時代には農業なんだよ。
絹なんかヨーロッパには見せびらかすほどもなかったろ。
だから麻製のトゥガ着てたんだろ。
チャイナと言う語は厳密には陶器や磁器の区別はしてないぞ。
日本語で瀬戸物というと瀬戸焼だけを言わないのといっしょだよ。
嘘だと思うならネイティブに聞いてみ。ああ、細けえ。
836ナルヘソ:02/01/23 06:29 ID:Beun8zId
漆器?いいこというねー。
そう日本の山林が欧州の禿山に比して豊かな証拠だな。植林できたしな。
だから豊富な木材や樹脂が使えたんだろ。
だから貞永式目に書かれているような建替えができたんだよ。
土地が痩せていると植林さえもできないんだぜ。
日本が歴史的に見ても十分豊かな土地に住んでいた証拠だな。
近代までは土地の豊かさが国力そのものなんだぜ。
だから豊かな国土を求めて欧州は植民にいったんだよ。
その結果最も豊かになった国がどこだったっけな?
そう米国だ。イギリスは植民地がなけりゃただの島国。
穀物戦略なんて芸当できるのは世界で米国だけだぜ。
瑣末な知識にとらわれずに大局を見ろよ。
墓掘り人夫じゃないんだろ?
837ナルヘソ:02/01/23 06:30 ID:Beun8zId
ヨーロピアンは定住したのおそいんだよ。
ラテン人もギリシャ人ももともと粗食。移動経済下では食器なんか運んでられないんだよ。
だから中世までパンが皿代わり。
これは、その土地や土壌の貧しさの表しているんだよ。
これは世界一豊かなはずの米国が今でも引きずっている食文化だよ。
ローマは属州の豊かさで成り上がったにすぎないんだよ。
その領土が広大だった期間は意外と短い。
コンスタントに統一を形成してきた中国と比べて見。
ヨーロッパが統一されたのもカール大帝の一時期だけだろ。
今必死に1つになろうとしているな。
米国に対抗するためのみならず、アジアの発展を危惧しているんだよ。
838ナルヘソ:02/01/23 06:32 ID:Beun8zId
植生、農業、食器、すべて有機的に関連して発展するものなんだよ。
だからその豊かな国土を自分たちで奪い合ってきたのが中国だろ。
豊かじゃなけりゃとっとと航海技術と火薬で植民しに行ったろよ。
゛近代兵器の実験場゛南北戦争とその戦後処理が米国外交を停滞させたのは事実だろ。
年表出したまではよかったんだけどな。
戦後も10-20年は復興にかかっているぜ。
シャーマン達がどんなやり方したかぐらいは知ってんだろ?
そんな19世紀後半の米国にシチ−より金融の力あったんだ?へぇー。
権力闘争にまで噛み付くか?何年が中国近代化の出発点ですかなんて
歴史のテーマやったら22世紀に正確な資料が出で来るまでかかっちゃうね?
1970年代半ば頃とでも言って欲しいのか?
小平路線が近代化を確実にしたのは事実だろ。揚げ足取りだな。
私的生産部分とやらならソ連もやったろ。
で、中国の近代化のスピードは速くは無いという結論かい?
1980年代にもってくるとより早いとなるな。
何を言いたいのかわからんな?
分裂しようが南宋は豊かだったしな。
南北格差があろうが今も昔も発展しているぞ。
おいおい均衡ある発展なんて言い出すんじゃあるめえな?
そりゃ小さな国の発想。
中国は1億の文盲や一億のバーター経済引きずっても近代化していくぞ。
大陸の大国のダイナミズムとはそういうもんだよ。
じゃあ、ここの結論は中国は歴史的に豊かではなく、
近代化のスピードも緩慢であり、
欧米の中国進出などは気にしないで、ゆっくりと日本の改革でもやろうや。
全然心配無いね。
と言う結論でいいかい?
そりゃー欧米人喜ぶわなー、、、、、、、ぐふふ。
些事にとらわれずに、もっと本質を突いた反論してみ!
839ナルヘソ:02/01/23 06:41 ID:Beun8zId
あーあ細けえ反論とレスの分割疲れた。
840名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/23 06:51 ID:???
よお分からんがオツカレ
841 :02/01/23 09:04 ID:aPVKsNM5
中国が豊かだったかどうか議論してるようだが、中国や日本の算出は18世紀後期まででは西洋諸国よりかなり大きい。産業革命の結果これが19世紀前半に急速に逆転する。
あとここで実際に大事なのは西洋人の中国へのイメージだろうけど、これはかなり昔から豊かさのイメージがあったのは間違いないだろう。日本に対してもそうだったようだね。

>>799 冷戦中は国際政治をイデオロギーの問題として見てきたわけだけど、冷戦が終わった結果地理的なものを無視できなくなったということですね。
朝日は最近一種のアジア主義を唱えていますからその点でも地理的な要因を好むようになりつつあるでしょう。それが地政学と言えるかどうかは別として。

>>839 大国のダイナミズムなんて昔の大陸浪人みたいな考え方じゃダメだよ。
南宋の発展だって、後に政府が発展にブレーキをかけているんだよ。経済が拡大しすぎると体制が崩壊する危険が感じられたからさ。
近代産業体制は組織力がものをいってきたわけだが、中国社会がそれに対応できるかどうかが鍵になる。西欧や日本では近世国家が国民国家的社会体制を準備したのだが、中国やロシアはそした歴史を欠いている。
アメリカなどには共産党支配が倒れれば簡単に民主主義体制が生まれるように思っている人もいるが、共産党の強権支配なしには社会秩序の混乱が一層ひどくなる可能性の方が高くないかな。
といって共産党独裁を維持しようとすれば経済発展はマズイだろうし、共産党独裁体制のままでは発展に限界も出るだろう。

>>810 これだね。

地政学上、半島国であるインドは内陸国である中国からの攻撃に対して宿命的に劣勢であり
http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/dragon/sasia.html

842名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/23 17:29 ID:RiCDdopK
これは私の個人的見解というよりも客観的事実なんだけど
戦前の日本には経済的にも軍事的にも文明・体制からくる
いきづまりは全く見られない。
発展途上において英米が共産主義者と手を組んで最新兵器
などで強引に破壊したのが実際である。
好き嫌いはあるにせよ、「これは戦前の××に似ているか
らダメ」という発想は物事を見えにくくするする。
843301その他:02/01/23 23:41 ID:???
うわ〜〜(汗;
沢山レスがついてるな・・・。

>>830
>中立であれば海洋国家に対抗出来るだけの海軍を持たなくても良い

そんなことは一言も書いてませんが?
飽くまでも大陸国と半島国との比較の話ですよ?
ハンニバルのイタリア半島侵入は軍船による、と>>810で書いてあるんですが。
それ以外にも海軍の重要性を示すものは書かれているのでその批判は失当です。

>>831
>実際に戦争をして勝つのは恐らく北朝鮮ですよ。
どちらかと言うとあんな所に首都を置いている韓国のマヌケさ加減の方が問題だと思いますが。
と、このスレ的にはそれで終わってしまっても良いんですが、それは幾らなんでも酷いと思うので追加。
ただ単に兵数だけで勝つ云々って言ってる訳じゃないでしょうね。
いくら匿名掲示板だから自由に書き飛ばせるといっても根拠なしで言ってもらっても困ります。
火力、機動力、補給、動員力、部隊連携性、士気、防御の攻撃に対する優越性、戦場の不確定要素その他諸々。
具体的に一つ一つ挙げて論証していただけますか?(笑
多分、判った上で敢えて無理矢理な話を持ち出してるだけだと思いますが。(苦笑

>>832
別に博学でもインテリでも無いんでそんなこと言われても困ります。(笑
というか、この程度のことでそんな風に言われてしまう時点で日本のこの分野の層の薄さが露呈されてしまう気が。
ああ。ついでですから>>814のこれは訂正しときましょう。
>いや、戦前日本には組織的に戦略研究をする機関が存在しませんでした。
>一部軍人による個人的な、私的研究に留まっています。
戦後の日本にも国家戦略を研究する公的機関は存在してませんね。
それぞれの省庁が勝手にやってるだけで、統一性が無く、バラバラ。
そういう意味では戦前よりもむしろ現在の方が危険かもしれません。

あ、それとも数値に基づかずに空想的にやってるから石原莞爾と同じで危険、っつー意味かな?
そういう意味の批判なら甘んじて受けますよ。
満州事変の直後は【山+夾】省から石油が出るから攻め取れとか言ってた割に、内地に戻されて日米の国力比較を見て10倍以上の開きがあるのを
「初めて」知った挙句、「1950年まではアメリカと戦えない、だから開戦反対」とか抜かした御方です。まあ、そっくりと言われても反論できませんね。
本来なら数値を積み上げて議論すべきことだ、というのは随分前から言ってますし、かつ非専門家だからそこまでは出来ないよ、とも言ってあるはずです。
844301その他:02/01/23 23:41 ID:???
>>833
概ね同意なんですが、>>811>>813 の流れから来てるもんですから。
> 半島国家の不利な点は陸海両方に戦力を振り分ける必要があること。
ブラウンウォーターネービーの整備のみで済ませておけば良い訳でして。
「強力な」ブルーウォーターネービーを維持しているのは「現在は」アメリカ一国のみ。
また、陸軍についても半島入り口の防御が出来れば十分。あとは沿岸海軍+港湾防衛軍で海岸線の保持は可能。
技術の優性によってスペインはイギリスに破れるまでは大海軍国であったことも言っておいた方が宜しいですか?
もっとも、現代では技術の優越は比較的短期間の寿命のようではありますが。

>その上、侵略してくる大陸国家は大抵強力。
・半島国家は陸上に勢力圏を拡大しようとすれば即大陸国家との衝突を意味する
・大陸国家は別に半島以外のところで弱そうなところを選んで勢力圏を拡大できる
大陸国家は勢力伸張が容易→国力差の増大→侵略の成功の可能性増大
という説明の方が判りやすいかと。
もっとも、現在のところは「侵略(戦争)による国境の変更は原則として認めない」ことになってますので、半固定的な情勢ではある訳ですが。

>また、朝鮮戦争の仁川作戦みたいに海抑えてると一発大逆転も狙える。
教科書に載るような(というか載ってますけど)反攻上陸作戦の非常にうまくいった例ですね。

朝鮮戦争初期において北が優性だったのは「北は工業化されていたが南部は農業主体だった」から、というのも随分前に書いた話ですが。>>336

845301その他:02/01/23 23:43 ID:???
>>834
>細かい突っ込みしてきたな。但しあまり本質的な反論はないね。
基本的には同意見なので(>>437以降)、揚げ足取りみたいなことぐらいしか書く事無いし。
細かく書いた方が第三者に対しての説得力が増すでしょ?

でも、一部ひどい所があるので一応突っ込んでおく。
>絹なんかヨーロッパには見せびらかすほどもなかったろ。
そもそも蚕も桑も中国原産でしょうが。(笑
まさか胡椒や唐辛子やトマトやナスが無かったからといって古代中国が貧しい、ってことになるのかいな?
どうせ出すなら製紙の話を出した方が通りがいいと思うが。

>パンも満足に作れないで崩壊した社会主義国がお隣になかったっけな?
>>315で既出ですし、それが原因の全てではありませんよ。
>(ロシアは旧ソ連時代に既に小麦の供給をアメリカに頼るようになっており、また、現在はベラルーシ、ウクライナ等分離独立した国から買い付けています)

>土地が豊かな所は動植物も陶器もよくできるんだぜ。
陶器に関してはどんな土からでも作れます。磁器は土を選ぶ必要がある。
あ、それとも焼くのに熱源(=木炭など)が必要って意味かな?

>なんで欧州に熊などの大型動物がいないんだかわかるよな?
ハァ。焼畑農業で森を食いつぶした、と言わないと駄目なのかね?
ドイツの森が消えたのは開墾して農地に転換したから。
それと、熊が居ないのは人間との競合に敗れたから。
東北だって北海道だって奥地に人間がどんどん入るようになってその数を減らしている。
シベリアもアラスカもいずれはそうなるだろう。だからこそ保護対象になってるんだが。

>土地が痩せていると植林さえもできないんだぜ。
一面の真実ではあるが、因果関係が変。長年の内戦で荒れ果てた中国でどうやって緑地転換していったのか説明がつかないだろう。
植林によって保水力を増し、結果として土地が豊かになる。
或いは、森を切り開いたまま放っておくと表土・保水力が失われる。
畑の場合は深く耕し、堆肥や化学肥料の導入、豆類などで地力を回復。

>ヨーロピアンは定住したのおそいんだよ。
現在はフン族侵入によって民族大移動が起きるまでは定住していた、とも考えられているようですが?

>ローマは属州の豊かさで成り上がったにすぎないんだよ。
その属州をどうやって切り取っていったか、という問題もありますが。(笑
正確な数字は覚えていないが、エジプトの小麦供給量はローマ全土の1/3とかを占めていたような気もしますね。
だからこそ「パンとサーカス」なんて政策が実行可能だったわけですが。

>豊かじゃなけりゃとっとと航海技術と火薬で植民しに行ったろよ。
鄭和の遠征?平底舟でか?(笑  竜骨(キール)の発明は北欧バイキングなんだが。
火薬を使った兵器で何かちゃんとしたものあったっけか?(笑
モンゴルが日本に攻めてきた時はロケット花火だかネズミ花火みたいのを持ち込んだようですが。
銃の発明はどこだったかな? 大砲は銃より前に中国で発明されたが、あまり普及しなかったように記憶しているが。

>゛近代兵器の実験場゛南北戦争
うわ。表現が古っ。(笑
で、大抵は日露戦争・ボーア戦争とセットで語られるべきなんですけどね。
陸戦の決着が一日で終わらない、という事象が起こり始めたのはこれらの戦争なので、近代戦争を研究するに当たって格好の題材にされる訳ですが。

>戦後も10-20年は復興にかかっているぜ。
>シャーマン達がどんなやり方したかぐらいは知ってんだろ?
あ、この辺はあんまり詳しくないんで負担にならない程度に解説お願いします。
846301その他:02/01/23 23:44 ID:???
>やはり南北戦争とその戦後処理で遅れてしまった対中国進出には興味はあったはずだな。
>鉄道作ったりしたかつたんじゃないの?
これは何時の時代に欲したのか、という話ですな。(笑
大陸横断鉄道開通が1869年。フランスから最後に領土を買い取ったのが1883年。フロンティアの消失が1890年。ハワイ併合1898年。フィリピン割譲1900年。
>そんな19世紀後半の米国にシチ−より金融の力あったんだ?へぇー。
というからには日露戦争(ハリマン提案)以前の話なんでしょうな。そうすると当然鉄道引くのもそりゃ無理ですな。(笑
私が言ってるのは日露戦争後のことだから噛みあわないのは当然といえば当然。
でもまあ、南北戦争をやらなきゃ工業化された北部による経済支配は進まなかった訳で、その後の経済発展自体が有り得たかどうかも実は怪しい。
南北戦争が単に奴隷に関してだけの戦争などでは無い、というのはもはや常識だと思うんですがどうでしょう。


>権力闘争にまで噛み付くか?何年が中国近代化の出発点ですかなんて
>歴史のテーマやったら22世紀に正確な資料が出で来るまでかかっちゃうね?
>1970年代半ば頃とでも言って欲しいのか?
洋務運動と北洋軍閥って知ってますか? って古すぎか。(笑
日本だって55年体制から数えれば80年までで25年ですよ、という言い方だって出来る訳でして。
自分勝手にものさしを使えば何とでも言えるでしょ、という皮肉ですよ。
「日本に出来て中国に出来ない道理が無い」ぐらいの言い方に留めておけば良いのに。

>私的生産部分とやらならソ連もやったろ。
ん?ソ連は中国の真似をしたんではなかったっけかな? この辺はちょっと虚覚え。

>大陸の大国のダイナミズムとはそういうもんだよ。
別に大国に限った話じゃないですよ。日本だって傾斜生産というのをやった。
日本は産業分野を絞って集中投資したが、中国は地域を絞ってやった、ということ。
地域を絞ればインフラ整備も楽だし。

>欧米の中国進出などは気にしないで、ゆっくりと日本の改革でもやろうや。
国内がガタガタなのに国外に進出したら太平洋戦争の二の舞ですよ。(苦笑
合言葉は「バスに乗り遅れるな」ですか?
乗ったは良いけどバス料金払えません、じゃシャレにならないんですけど。
847301その他:02/01/23 23:50 ID:???
>あーあ細けえ反論とレスの分割疲れた。
そんな事言わずにこれからもお願いしますよ。
啓蒙ってのは手間が掛かる物なんですから。

ま、お互い頑張りましょう。
848鉄腕アトム:02/01/24 01:08 ID:ADEQC9yX
日本がこれからするべき戦略をご教授でがいませんか。
849本質的反論みーっけた!:02/01/24 08:31 ID:rH7J2Vjb
ダイナミズムとはだな、中国の発展は、日本のみんな一緒主義とちがうと言うことだよ。
産業政策の問題ではなかろう。今の日本は何が改革を拒んでいる?
恐らく日本人の国民性だろ。格差、他と違うことを恐れているんだろ。
中国は逆にこれを利用しているだろ。昔もそんなことやってたな。
多くの文盲と少数の科挙エリートと言う識字率の利用による支配は
そのまま現代の国内の賃金格差の利用そっくりだぜ。
それが日本の製造業が圧迫されている原因だな。
バスにはもう既に中小企業でも乗っちまってるぞ。返すかい?
で、帰りの運賃は誰が出すんでげすか?
早く国内改革して中国を利用することを考えれといっとるんだよ。
バスの乗り方教えようか?
他人より先に乗ってガンダダみたいに後の奴蹴落とすこと。
これを綺麗な言葉で自由競争と言います。
戦前は蹴落とされる側になったのらろ?
またまたのんびりと鎖国してた後みたいに欧米の後から乗るかい?
運賃高くつくよーん?
いいの?
国内の製造業空洞化なんて心配いらんよ。
残るものは残る。今欧米が一番おそれているもの教えようか?
アジアの発展。特に中国と日本が接近すること。
アラブに欧米噛み付かせている間にさっさと接近する方が賢明だね。
中国に近づいた方が欧米をコントロールしやすいよ。
あとな、近世国民国家なんてカビが生えたような単語やめなしゃい。
共産主義けっこう。中国の独裁はサポートすべきだよ。あの国は昔からそう。
かわんないよ。欧米が垂れ流している民主主義の優越なんて無視しろ。
国家の発展などは国の数ほどバリエーションがある。
独裁国家が発展した例は歴史上いくらでもある。
ネズミを取れば良い猫なんだよ。いい猫は利用しましょう。
相手もそれを望んでいるんだぜ。
全ての民主国家が同じでないように全ての共産主義国家も同じではない。
あれで国が安定しているならそれで充分だよ。
共産主義はダメでしゅーなんてのは欧米のプロパガンダだ。
上手く利用できれば相手なんかなんでもいいのよ。
下半身資本主義はなかなかの傑作だと思うがね。
くだらない主義にこだわっている欧米人では考えもしなかったろうな。
850>794さん:02/01/24 10:26 ID:BCvU0B8f
今日、本が着きました。
倉前先生と小室先生のこれこそ教科書にすべき本ですね。
せめて日本の政治家が全員これを読んでくれたら。
共産社民民社は絶対反対するでしょうが、  805
851名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/24 11:15 ID:+4AMLtIT
>>849
本気で中国と連携出来ると思ってるのか?
852名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/24 17:24 ID:sPB8VyZ1
地政学の方法論
地政学は歴史学、経済学同様主観的な人文科学でしかありえない。
これらの学科は「人間世界の現実」を対象としているがゆえに、
とうてい一般的に当てはまる法則・定理を打ち立てることができ
ないからだ。
経済学の公式は個々の経済学者が現実現象世界をある特殊な視点
からながめ、その一部を主観的に抽出することによって成立する。
または勝手にある概念や条件を設定し、論理や数式によってその
仮説モデル世界を展開するだけである。
地政学も同様でしかありえないだろう。だから想像力をたくまし
くして一片の詩をつむぎ出すようにとり止めもなく発言しつづけ
るのに格好のテーマなのである。
853鉄腕アトム:02/01/24 18:17 ID:lbUbilHl
>854さん
その本を読んでから、もうお読みだとは思いますが、小室直樹「日米の悲劇」を
何とか入手して読みたいと思います。このスレでも中国との関係が多いですが
なにか重大な落とし穴があるような気がしてなりません。

854鉄腕アトム:02/01/24 18:18 ID:lbUbilHl
間違った。850さんへ
855名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/24 19:14 ID:3+qOE1Cg
>>852
経済学が人文科学?
中学生からやり直しましょう。
同様に地政学も人文科学ではありません
856>鉄腕アトムさん :02/01/24 23:40 ID:vVmduGaE
この本を読んで、、853で言われた本が引っかかってて
いま酔っ払ってて、ふと馬鹿な類似を妄想しました。
怖い事言わないで下さい。世の中は賢く進歩
してると思いたい、 ^_^;
857名無しさん:02/01/24 23:43 ID:???
ドクターボンベ
858名無しさん:02/01/24 23:44 ID:???
↑誤爆です
859301その他:02/01/25 01:17 ID:???
>ダイナミズムとはだな、中国の発展は、日本のみんな一緒主義とちがうと言うことだよ。
ちっとも説明になってませんね。(笑

政治の本質とは利益の調停、有体に言えば利益の再配分ということです。
広く薄く集めた資金をどう使うか、という話。
集めたお金を広く薄く使ったらそもそも何のために集めるんでしょうかね。(苦笑
効果的に使うためには集中しなければ意味が無いでしょう。
地域に集中するか特定産業に集中するかは政策による決定ですよ。同じレベルの物です。
「太平洋ベルト地帯」という言葉を思い出してもらうのも良いかも知れませんねぇ。

地域ごとの格差云々の話はローマの属州支配やアメリカの北部資本による南部経済の破壊(侵略)行為とそっくりですね。
私はてっきり華南経済が他の地域を支配する正当性の根拠にでもするのかと思いましたが、何故か出てきたのは中華思想ですな。(苦笑

>中国は逆にこれを利用しているだろ。昔もそんなことやってたな。
はい、具体的に示すように。御自身の主張なんですから挙証責任という物があります。きちんと義務を果たすように。
少なくとも↓これは地域格差の話ではありませんね。
>多くの文盲と少数の科挙エリートと言う識字率の利用による支配は
>そのまま現代の国内の賃金格差の利用そっくりだぜ。

>これを綺麗な言葉で自由競争と言います。
自由競争の究極は戦争ですな。殺し合いによって決める訳です。
ですから、
>今欧米が一番おそれているもの教えようか?
>アジアの発展。特に中国と日本が接近すること。
このような事態になれば欧米が足並みを揃えて戦争を仕掛けてくるでしょうな。
そんなのはまっぴら御免ですよ。足手まといの中国なんかと組んで戦争なんか出来ますか、馬鹿馬鹿しい。
中国を見殺しにした方がよっぽどマシです。ライバルいなくなるしね。
ちなみに、第一次世界大戦はドイツの経済発展に恐れをなしたイギリスがフランス・ロシアと組んでドイツを叩き潰そうとした、というのが本質ですね。
その代わりにアメリカの台頭を招いた訳ですが。

そうするとアフガニスタンへの攻撃は中国の柔らかい下腹である西部国境への進出ということかな?
そう言えば蘭州軍区で4個師団ほどイスラムゲリラを掃討するために南部国境地帯に派遣したそうだが、額面どおりに受け取っていいものかねぇ。
攻撃に必要とされる戦力比は一般的には下表のとおり。対テロリスト戦は一説には100:1と言われています。
野戦    1:1
攻城戦   3:1
着上陸戦  5:1
対ゲリラ戦10:1
蘭州軍区に配備されているのは乙類・丙類の軍集団だから、4個師団というと6〜10万人の規模の軍隊ということだな。
貴重なゲンコツ部隊を前面に押し出すとも思えないからやはり10万人近くか。ま、空中歩兵くらいは出すかもしれないが、1個旅団まるまる出すとも思えない。
となると、ゲリラ掃討ということになると最大1万人程度の敵を想定していることになる。
さて、このゲリラとやらは誰から武器や食料、資金の援助を受けてるんでしょうかね。
タリバンを叩いたのとは別の手でイスラム原理主義者に援助でもしてるんでしょうか?
ひょっとしたら実際にはゲリラなんかいないのかもね。
南部国境ということはタジキスタン・アフガニスタン、そしてカシミール地方。
何が狙いなんでしょうかね〜。


>あとな、近世国民国家なんてカビが生えたような単語やめなしゃい。
私は一度足りともそんな単語は使ってませんよ。
>>420辺りを読めば私のイデオロギーに対するスタンスは判るでしょう。
860名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/25 17:19 ID:ZVA/Edu5
>>855  
私は経済学も地政学も歴史学も人文科学でしかありえ
ないと言っているのです。
カテゴリーなんぞ創造的頭脳にとってはどうでもいい
のです。
内容をよく読んで、それに対して反論して下さい。
861 :02/01/25 17:28 ID:???
>>860
カテゴリーなんぞ創造的頭脳にとってはどうでもいいなら人文科学にカテゴライズするなよ。
862名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/25 18:33 ID:ZVA/Edu5
>>861 
私があそこで人文科学と呼んでいるのは自然ではな
く「人間世界の現実」を対象としている学問のこと
だ。私がこだわっているのはこの自然・人間世界
の区別なのです。
経済学は結局主観的な学問でしかありえないとい
うことの証明は852でいいですよね。
まず、ある特殊な視点に立って世界を眺める時点
で主観が入っている。
ある命題をたてるために抽出する現実現象の選択・
範囲限定は個人の主観によってなされる。
個々の概念(カテゴリー)自体が主観によって
決められる。企業とか資本とかがいい例ですね。
モデル世界が主観によって作られているのはいう
までもないことですよね。
地政学と歴史学も同じでしょう。そもそも地政学
という概念・カテゴリー自体が主観によって勝手
に作られたもので、他の学科に比べても容易に諸
学科に分解解消されたり、包摂されたりしやすい
感じがします。
わたしが「カテゴリーなんぞどうでもよい」と言
っているのは「既成の分類」および「分類名」な
んぞ重要でないという意味です。
863名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/25 18:53 ID:EMihJ6Dh
>>852
>地政学は歴史学、経済学同様主観的な人文科学でしかありえない。

理系的な科学ではないでしょう。でもそれ以外は人文科学というのはどうですかね
数式によってその法則・定理を打ち立てることは出来ないから駄目と主張されるんですか
文系全般に否定的な感情を持っていませんか。

最近少し変ですね。例えば、>>847 
>そんな事言わずにこれからもお願いしますよ。啓蒙ってのは手間が掛かる物なんですから。
>ま、お互い頑張りましょう。

啓蒙という言葉を使っていることからしても、政治的な動きに見えますね
つまり、政治運動家がこのスレに来て「啓蒙」なるものを実践しようとしているのでは?
これは啓蒙ではなくて、誘導ですよ。

運動家が2人いるみたいですけど、一人は中卒レベルの街宣右翼ぽい人で無い知恵絞って書いてみた物の
あまりに知ったかぶりがひどく、間違いだらけでお話にならない。あまり議論の経験がない人である
ことは明白で、度を超えて稚拙で見るに耐えない。文章表現も間違いが多く日本語が不自由で
中韓の留学生のほうが彼より日本語がうまいよ。一行レスの集合体であることから分かるように
長文を書く能力が無いのは明瞭だ。彼は自分が何を述べているのかもワカッチャいないよ(藁

本質とは違うなどと見苦しい言い訳をし、誤魔化そうとするだろうが恥知らずな奴だから
救いようがない。「本質」とは本質が論じれる人間が使うもんだ
本質すらまともに論じられん奴が、自分の無能さをカモフラージュするために
「本質とは違う」などと言って、誤魔化せると思っている本物の低脳だよ。
こんなクソはどうでも良いんだが…

気になるのは、もう一人の地政学そのものを否定しようとしている人だ
この人は左の思想を感じてしまうのだがどうでしょう?301さん
貴方のことですよ、このスレは地政学について肯定的に論じるスレですよ
スレ違いだと思うけどね、それにこのスレでは政治運動はやめてもらえませんかね
それと啓蒙を誘導、の意味に使わないようにね。
864名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/25 20:40 ID:YlgnxvXF
>>860>>862
社会科学って何だかわかりますか?
理系/文系の違いが、自然科学/人文科学の違いなんですか?(ワラ
865にょ:02/01/25 21:01 ID:M4sNoWOk
ひさびさに来てみれば、大議論炸裂!
春から年末にかけてちょろりちょろりとスレが伸びていたが、、、
なんかあたのか?
866301その他:02/01/25 22:34 ID:???
信じるかどうかはそちらの勝手ですが、過去の発言の実績です。
>>247,>>253-257,>>259,>>301-305,>>307,>>309-310,
>>313-316,>>319->>324,>>331,>>334-342,>>344-345,
>>351,>>355-360,>>370-374,>>381,>>383-384,
>>420-423,>>429,>>437-443,>>446-450,>>529-537,
>>539-540,>>647-652,>>657-667,>>669,>>806,

>>810以降はコテハン。

どこをどう読んだら
>気になるのは、もう一人の地政学そのものを否定しようとしている人だ
>この人は左の思想を感じてしまうのだがどうでしょう?301さん
>貴方のことですよ
こうなるのか全く不思議でしょうがないですね。
>>843 で
>戦後の日本にも国家戦略を研究する公的機関は存在してませんね。
>それぞれの省庁が勝手にやってるだけで、統一性が無く、バラバラ。
>そういう意味では戦前よりもむしろ現在の方が危険かもしれません。
こう書いてるんですが。

もしかしたら
>というか、この程度のことでそんな風に言われてしまう時点で日本のこの分野の層の薄さが露呈されてしまう気が。
これを読んでカチンと来たのかもしれませんが、>>832氏に対する軽い皮肉でしかないんですがね。
具体的に言うべきことも無く、ただ感想を言うだけなら黙ってみておけば良いのですよ。

もしアナタがアカデミズムの人なら、きちんと反論していただきたい。
歴史上の実例を挙げて反証としているんだからそちらもキチンとやるべきです。
地政学とは、素人の私程度の人間がちょっと反論した程度で破壊されてしまうような脆弱な学問なのですか?
そんなはずは無いでしょう?
まさか、それが出来なくて「自分が論破される→地政学が破壊される」などと言っているわけでは無いですよね?



>この人は左の思想を感じてしまうのだが
>>806のレスを書いた時点で実は失敗だったのですよ。無視して放って置けば良かったのかもしれませんけどね。
結果として荒らしみたいになったことについては謝ります。
でもまあいい加減うざかったのでお引取り願っただけのことです。しばらくは静かにしてるでしょう。
しかし、どう見たって彼こそが中国の回し者でしょうに。
中国に対する投資を呼び込みたくって仕方ないように見えましたが?
867鉄腕アトム:02/01/26 03:34 ID:ZGvqo5aP
ハウスホーファー系統のの地政学の中にスキャンダル戦略というのがあると蔵前先生の「
新・悪の論理」に書かれてある。又、日本の戦略的に韓国は(昔は旧ソ連、今なら北朝鮮と
中国だとは思うけど)外国の侵略から守る防壁であるから、韓国及び台湾は断じて日本は自国の防衛の
為にも守らなければならない。っとありますよね。つまり、ア○リカ・中■がもし日本を完全に植民地
したいと考えが起きた時、日本・韓国・台湾の三国が近しい友好国になりすぎるのは阻止したいでしょ。
この頃、この2チャンでも他のサイトでも韓国を批判するスレが多いし、又、韓国側をみると
ことさら反日を撒くし立てる人があるでしょ。(若い人たちは反日感情がそれ程でもない人がいるけど)
そういう反面、煽り立てる人もいる。何だか、何処かで謀略が・・・・な〜ンってネ。
868Jugg:02/01/26 07:51 ID:B9XI3lPm
とりとめもなく書く。

日本と中国が結託したら欧米が一体どういう地政学的脅威を被るか?とか、
日本と中国がその地政学的な関係上、紛争を抱えざるを得ない、とか、
いろいろ考えると外交において「全面的結託」を想定して議論するのは
あまりに大味でそれこそ地政学的現実味がないと思うけどなぁ。
日本にとっても中国にとっても共通の脅威としてのEUだとかインドだとかが
浮上してくれば話は違うかもしれないけど、そういう架空の話をしてもなぁ。

>>ちなみに、第一次世界大戦はドイツの経済発展に恐れをなした
>>イギリスがフランス・ロシアと組んでドイツを叩き潰そうとした、というのが本質ですね。

これはどうかなぁ。
イギリスは、ドイツがベルギーを通過するまでは
中立の可能性を保持しようとし、逆にその曖昧さを残した態度が
ドイツの決意を促したってのが一般的見解じゃないかねぇ。
「全面戦争」で白黒つけようじゃないかて発想はドイツ、ロシア、日本(?)的だと思うんだけど。
イギリスが本当にやりたかったのは
野心的な態度をあらわにするカイザーに対して
ジワリと協商でチェックを与えつつ外交で利害調整を図ることだったと思うけどね。
(ビスマルク後)ドイツはその強大さへの自信過剰と外交的経験不足から
イギリスのスタイルを理解した上で最善手をとることができなかった。
ドイツはオーストリアのセルビアへの宣戦布告に自制を促し、
ロシアの面子を傷つけないカタチで三国間の利害を調整していれば、
ロシアに宣戦布告した後、さらに特にバルカンに利害関係を持たない
フランスに対しても宣戦布告するという愚行を避けられたんじゃないのかねぇ。
イギリスとしては大陸諸国に対しては超然とした立場から
改めて新秩序を提示して紛争の調停にあたりイギリスの国益を守るという方向にしたかったが
問題はドイツがイギリスの政策が妥当する以上に強大でしかもむこうみずだったというところではないのだろうか。
869Jugg:02/01/26 07:53 ID:B9XI3lPm
>>864
ある意味そうだとも言えそうだが(藁
870Jugg:02/01/26 07:58 ID:B9XI3lPm
つまり、ドイツはただ「自制」しさえすれば
フランスやロシアに対してどんどん差をつけることができ
さらなる強大国への道が開かれていたわけで、
ビスマルクはそのことを知っていたので
列強諸国から警戒されないことをドイツ外交の至上目的にした。
一方、第一次大戦前夜にはドイツが仏露にどうしても戦争を
仕掛けなければいけないという理由は見つけることができない。
871Jugg:02/01/26 08:05 ID:B9XI3lPm
一方でイギリス外交としても今度ばかりはフランスに対して
きっちりとした同盟を保障することが正解だったわけで、
そうすればドイツは全面戦争を自重したかもしれなかったわけだ。
こう考えると30年戦争以来ずっと弱小であったドイツが
統一されヨーロッパ最強の国となったことに対して
イギリスもフランスもこのドイツをどう扱うべきかについて
彼らの歴史があまり参考にならなかったことが破局の本質といえそうだ。
歴史上初の強大なるドイツは第二次大戦前でもやはり不安定要因になり、
ヨーロッパの全ての国が束になっても抑えきれない強大なドイツを
どう扱うかという問題は今日でもまだ解決されていないのではないか。
872Jugg:02/01/26 08:07 ID:B9XI3lPm
と、考えるとEUも恒久的同盟関係というよりは
ドイツの自制心の上に成立しているとものといえそうなわけで、
今後どうなるかは慎重に見ていきたいですな。
873名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/26 08:17 ID:e0eRWuQR
ちなみに、今まで3度ほど通貨同盟が組まれてるけど、
戦争が起こると反故にされてきてる歴史がありますね<EU

独仏の場合は、仏にしたら独は脅威、独にしたら、仏は最終的には、
必ず敵側に周ると言う前提で戦略を組んでいます。
普仏戦争の名残でしょうね。

仏は単独では独には対抗出来ないので,露と結んで牽制してました。
一触即発・・・なら先制攻撃を仕掛けようと思っても不思議ではないと思います。<独

イギリスは、大陸に統一国家が登場するのを妨げる場合にのみ、
大陸に干渉する政策を取りますよね。

これを見習うならば、やっぱり支那大陸には分裂していてもらいたいと
思うわけで・・
874Jugg:02/01/26 08:22 ID:B9XI3lPm
>>873
強大で自制心のなかったカイザー・ドイツと
現代の中国との類比はなかなか参考になりますな。
問題は東アジアには日本と中国(とアメリカ)以外に
プレイヤーがいないことで柔軟な勢力均衡も何もないんだよね(藁
日本と中国のどちらにもアジアの覇権をとらせないの
米国がまさにイギリスともいえそうだ。
875名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/26 08:44 ID:e0eRWuQR
>>874
日本としては、大陸に深入りするコトの無意味さは身に染みているので(苦笑)、
今後台湾には介入しても支那大陸に出て行くことは無いでしょう。
マハンの教条が染み込んでいるアメリカも同じ。
周辺を抑えて大陸への影響力を保持したまま、儲けを取ろうとするでしょうね。

これを柔軟にするためには、満州/北京/広東/チベット/東トルキスタン/台湾
ぐらいに支那大陸が分裂してくれた方が便利なんだけれども・・・

普仏戦争の余談ですが、これって、戦争前の外交交渉で決着が付いてるんですよね、実は。
でも、、その外交文書を改竄したことにより戦争が始まった。
“公式な外交文書/発言”ってのはかのように重大な意味があると、
我が国の外交官にも知って欲しいものです。
876生姜、ないですね?クソはありません。:02/01/26 09:24 ID:t98RxBpu
はい、他称、中卒の中国の八百屋です。
八百万の妄想も神々と一緒に売ってます!
アニミズムの八百屋です。アカデミズムなんて尻ませんね。
映画の勲章でげすか?
はい、勝手に人違いして、けんかしない、けんかしない。
310は中卒の漏れの先生なんだよ。
310が啓蒙なんて言葉使うからいけねーんだよ。
なまじっか漏れの妄想修正すっから誘導なんて言われちまったんだよ。
でも、修正したいだろ?インテリの性だな。八百屋になれ八百屋に。
お気楽でいいぞー。なれないだろ?ざまー味噌付け。ぐふ。
さてと、、、、おいおい、格差とは所得の格差のことだよ。
地域格差か?有ったってイイじゃないかそんなもの。
ほっとけ。大国にはつきものだよ。
識字率の話は広大な人口或いはそれから生まれる様々な格差を
利用して来たと言うことだよ。人海戦術みたいなものだよ。
日本にも地域による差はあるべ。中国は平等にこだわらないと言うことだよ。
格差がヒエラルキーを生み底辺を作る。そしてその底辺を武器にしてきたんだよ。
中国行くとどこ行っても貧乏人の手作りだよ。もの作りじゃあかなわねー。
おいおい、、、、中国進出がすぐ戦争にいっちゃうのか?経済の競争だよ。
それこそ戦前の発想だろ。いやでも日本の東アジアへの投資は増えているよ。
確か米国への投資より多いよ。中国もその中に入っているのよ。
大阪の方でもなかよしごっこ始めたぞ。
ゴメンと言ってもとっくに現実はその方向に既に動いているんだよ。
日中が接近しても欧米は戦争なんかしかけちゃこないよ。
日本にあるのはどこの国の基地だい?
外交と経済で接近すんのよ。
田中の角さんが中国と条約結んで欧米が戦争しかけてきたか?
今のアフガンはだな、、、インドやロシア牽制の為だよ。
米国やパキスタン助けてやってんの。
北部同盟が少しは懐柔できたろ。
インドのカシミール砲艦外交のお返しだよ。
米もWTO簡単に通してくれたべ。
イデオロギーにこだわらないんなら中華思想なんか認めてやれ。
それだけ強力な求心力必要な国なんだよ。
近世国民国家云々は別の奴への皮肉だよ。あんまり脊髄反射すな。
877生姜、ないですね?クソはありません。:02/01/26 09:25 ID:t98RxBpu
で、日本の客観的立場とやらはだな、
米中露の三大国に囲まれた地政学的位置にあると言うことから考えれ。
明治以降この三つの国と戦争したのは偶然ではない。
地政学と言うものは自国の地理的位置関係や風土、民族の特徴、歴史的教訓等に基づいて
国家戦略を考えることだよ。
外交下手のドイツ人やアメリカ人は軍事に頼りすぎた。
それがハウスホーハ−やマハン。クラウセビッツなんかもそうだな。
中原の国の不可避的軍事重視或いは
大洋で囲まれた国の海のビジランティズムにすぎない。
孫子は軍事戦略と同じく外交や謀略等を重視している。マキャベリもそう。
中国の内乱やイタリアの商業都市の対立から生まれた所以だ。
軍事だけでは統治まではいかない。寧ろ統治に重きを置く。
全体見れと言ったろ。もっと歴史上の戦略家の限界を見極めろよ。
彼等は普遍的なことを言っているようで、所詮民族やその歴史的地理的環境から逃れられていない。資本論みたいなもんだな。
日本の地政学を考えるなら日本人の立場で考えるしかない。
普遍的な理念が無いように普遍的な戦略も外交もない。
良いこと教えようか?政治と法律の天才と言われた古代ローマ人の民族性は
イギリス人と似ていたとも言われている。で、イギリスは判例法。
ローマもパンデクテンシステムを作る前は判例法だったと言われている。
どちらも原理原則よりも当面の事件に対処するノウハウを考えた。
主義主張や哲学なんてくだらないものにこだわったどこぞやの
民族どもとはちがうんだなーこれが。
イギリス人の思考はカズイスティックだと言われている。
つまりカジュアル。その場凌ぎ或いは適当。
なんかカエサルの戦術と似てネーか?
中国の下半身資本主義も少し似てねーか?
原則なんてそのときそのときの都合で変えちゃう。柔軟性あるね。
だからソ連のように崩壊しない。香港も柔軟に取りこむ。
あららまさか、台湾とまで仲良しか?まるで東洋の神秘。
日本を見習っているのかな?
日本は表向きは資本主義だが極めて社会主義的発想をする。
平等に異常なほどこだわる理由がここにある。それが今曲がり角だがな。
東洋の神秘の復活のため、がんばんないとな。
東洋人の多元論的思考はソフト開発のみならず柔軟な戦略的思考に充分つながるぞ。ナポレオンが尊敬して止まなかった孫子を生み出した文化圏だよ。
都市文化に遅れたイギリスは自然をこよなく愛した。
一元論的信仰の下でも観念論を排し帰納的具体的思考を重視した。
場当たり的でも的確な外交はここから生まれる。
日本も充分その素養はあるぞ。
八百万の神々に感謝しないとな。
878生姜、ないですね?クソはありません。:02/01/26 09:34 ID:t98RxBpu
だから、さっさと改革でもして東アジア経済圏を作れ。
だから、アメリカがうるさいこと言って来たら仲間に入れてやれ。
どうせイギリスの入れ知恵がなけりゃ大した外交でけへん。
イギリスは香港返還してからプレゼンスは落ちている。
どうせ米国はそのうち内向になるよ。
交渉するときは常に多国間交渉。
大国とタイマンで交渉なんてバカなことは考えない。
そんな能力日本にない。格好悪かろうと
キャスティングボード握ることだけ考える。
まちがってもリーダーシップなんて馬鹿なこと考えるな。
狐や狸に火中の栗拾わされるのが落ちだ。
で、平和で分を知った賢明な国となる。勿論軍備は必須。
ただし軍事より外交。東洋の思想だな。
優れた外交戦略がないと如何に優れた軍事戦略があっても限界があることは、
ドイツの観念バカやアメリカの物量馬鹿が教えてくれているだろ。
アメリカが賢明な戦争をしているのは英国の英知が動いているときだけだ。
テロやユーロ問題でイギリスが動き難い今がチャンスなんだよ。
欧州ではフランスが優勢。イギリスたじたじ。フランスの六角形が拡大してんだよ。
日本はアフガン支援なんかしている場合ではない。
今度のテロルは、ある意味東アジアのチャンスだぜ。
はよ気付け。最後に戦略的思考で一番重要なもの教えといてやる。イマジネーション。柔軟性。
優れた外交や政治が何で芸術と呼ばれるかわかるか?
つくるものなんだよ。なぞるものではない。
キッシンジャーが大学で実際の外交問題を若い学生に論議させて
発想の起点を捜そうとした意義がここにある。自らの妄想に躊躇するな。
意外といい視点や発想がかくれているかもしれないぞ。主観や妄想おおいに結構。
石頭よりよっぽどまし。
先生!最後にしちもん。
大陸系だの海洋系だのの固定観念から逃れるにはどんな神様拝めばいいんですか?

879Jugg:02/01/26 10:04 ID:qTgQ6sTU
何なんだろう。いっぱい言われてもわからん。
柔軟性というのは戦略をもたないことを意味しない。
戦略的要素と戦術的要素を混同することでもない。
東洋文化の偉大さを強調しても
具体的な外交戦略に繋がらないのなら
それこそ理論上の固定観念にすぎない。

と、とりとめもなく書いておく。
いや、何がいいたいのかわからないので。
880Jugg:02/01/26 10:10 ID:qTgQ6sTU
>これを柔軟にするためには、満州/北京/広東/チベット/東トルキスタン/台湾
>ぐらいに支那大陸が分裂してくれた方が便利なんだけれども・・・

仮にそうなると強すぎる日本に対して
アメリカ(とロシアもか?)の厳しいチェックが来るだろうねぇ。
日本は中国市場への自由なアクセスを阻害すべきでないとか、
やってもないしやる気もなくても警戒されそうだ。
ま、それでも中国が外国の直接介入とは無関係に分裂してくれるなら
日本としてはアジアを安定できて嬉しい限りですわな。
アメリカから見れば、日本が「自制心」をもっているかぎりにおいて
望ましいなんてことになるんだろうか。
881Jugg:02/01/26 10:22 ID:qTgQ6sTU
>>欧州ではフランスが優勢。

これはどうなのかねぇ。
フランス1国で(あるいは英仏2国でも)
いつまでもドイツをなだめておけるのかしら?
という疑問があるからイギリスはEUと距離をとってるんじゃないのかな。
結局、EUの集団安全保障を可能にしてるのは米国なわけで。
もしドイツが野心をむき出しにしたら
ロシアが後退している以上、米国でなければとめられないんだよね。
ドイツとフランスがぎこちなくなってくると、
EUが束になってもドイツは止められないという
現実の(潜在的)力関係がフランスにのしかかってくるわけで。
ドイツがフランスの政治的優位の容認に
価値を見出す限りにおいてEUが成立するといえそうだし。
EUの集団安全保障の構想を賛美する人なんかには米国は苦笑せざるをえないんだろうなぁ。
882名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/26 12:27 ID:sdcgpHom
飯の不味い軍隊は強いと言う仮設。
EUで糧食を統一したら欧州内でのスーパーパワーは生まれないかも(笑)

と冗談はおいといて。
やっぱり、ドイツに対する潜在的な恐怖はありますよ。
本気で遣り合えば勝てませんからね。
今は戦争をすることが儲けにならないからしないだけであって・・・

ただ、今回の統合は今までと違って、各国分散してると、アジアの国に(経済的に)負けてしまう
って言うのから生まれてると思うんで、そう簡単にはEUが分裂するとは思えないけど。

今回の通貨統合っていつまで持つと思いますか?
883Jugg:02/01/26 12:53 ID:2+lFkD+l
>>882

そうですねー。
そういう意味ではEUという試みが偉大であることは確かですよねー。
EUに対して冷たい言葉が出てしまうのは
EUをモデルにして東アジア共同体を!とか言う人へのあてつけです(笑
EUにはあるけど東アジアにはない条件が多すぎるし、
逆に言うと、共同体をつくれなさそうな要員が
東アジアには多いけどEUには(比較的)少ない、と。

通貨統合ってどうなんだろ。

1、米国の超大国としての地位はどれぐらい持続するか?
2、ロシアの改革がどれだけ結実するか?
3、日本の影響力は拡大するか?
4、中国の成長はどこまで進行するか?
5、ドイツは右傾化するか?

に影響されるんじゃないかな、と。何の答えにもなってないけど。
米国の動向は影響力が大きいのではないか、と思います。
米露が弱体化すればドイツ主導のEUの実現可能性が高まるわけで
そうなるとフランスとの摩擦がどんなふうに処理されるんだろうかな、と。
もし、それを乗り切ったらEUはホンモノかも?
て、全て想像の話なのでナントモ。わかりません。ハイ、スイマセン。
ドイツがドンドコ成長して通貨統合が足手まといなんて状況もあるかもだし。
884名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/26 13:26 ID:uaS3dIRG
>>883
今までの欧州での共通通貨の崩壊を見てみると面白いですね。
19世紀に二回ほど実施されてるはず。
今出先で詳しい資料がないので、誰か解説きぼんw
885名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/26 17:07 ID:61akNfFv
>>866
私は>>863の投稿をした者です。866の文脈からすると半島国家vs内陸国家の論争をしていた人と
私とを同一人物だと思っているようですが、全くの別人です。(笑)

地政学について、私自身が具体的に論じたことはありませんし、このスレで他者と論争したことも
無いですしね(地理学の解説めいたことを、少しだけ語ったことはありますが)

>この程度のことでそんな風に言われてしまう時点で日本のこの分野の層の薄さが露呈されてしまう気が。
このご意見には同感ですね。異論はありませんよ。

>ただ感想を言うだけなら黙ってみておけば良いのですよ。
私は始めからそうしているし、そのとうり実践していますが。(笑)
私が出て来る時は、荒らしめいた人がきた時だけですよ。

このスレで301さんと半島国家vs内陸国家の論争をしていた人!ちょっと出てきて
私とは別人であるということを一言、言ってくれませんかね!すごく不愉快な気分なんですけど(笑)
886Jugg:02/01/26 19:28 ID:82bKpbcQ
関係ないぼやきするけど(笑)
日本がさらに一歩抜きんでた大国になろうとすると
純粋な経済力(その気になれば軍事力)という点では
何の問題もないと思うんだよね。
問題は(内政改革とも表裏一体だけど)国際関係の中での
日本の舵取りなわけで、ビスマルク級の天才政治家でもなければ
日本の戦略的利益の拡大ってのは
今の所、全然ダメっていうかすごく暗く感じてしまう。
コイズミやマキコは国内改革する分にはよさそうだけど
外交ってことになると積極性やら忍耐力やらで不安だし。
887Jugg:02/01/26 19:38 ID:82bKpbcQ
日本が将来にわたって同時に満たすべき外交課題って

1、日本 + ASEAN、円経済圏の建設を推進
2、米国から独立した外交・軍事能力の確保
3、日本の強大化(への意欲)に対するASEAN諸国(および米国)からの懸念の払拭
4、対中関係の安定化(落としどころはどこなんだ?中国の戦略目的は?)

何て難しい舵取りなんでしょう(笑)
888>>864:02/01/26 19:41 ID:srt+BkQt
だから私には「既成のカテゴリー」や「カテゴリー名」は
重要でないといってるではないですか。批判するなら内容
を批判して下さい。
だいたいそんなことを言っていたら中卒や高卒の人が議論
に参加できないではありませんか。
私は「地政学とはなんだろうか」とか地政学の方法論につ
いて少し討論したくなって一連の書き込みをしただけです
。そういう話がここで不向きであるということは全くあり
ません。
 いちいち相手の学歴やら政治思想を勘ぐって折角のこう
いうメディアの可能性を限定してしまう傾向は改めたほう
がよいでしょう。
 でも案外ただの外面的な個人の条件や形式的な知識の枠
組みを思索や議論に持ち込む程度の人が学者も含めてほと
んどなのかもしれない。
 そういう人たちを「中途半端に利口な人たち」と呼ぶの
は言いすぎなのだろう。本当に高度な思考能力を持つのは
ごく一部の選ばれたものだけなのかもしれない。
889鉄腕アトム:02/01/27 02:22 ID:9hqr3huy
888>同感。中途半端な利口な人たちが先の大戦において日本の道を誤らせたことが倉前盛通と
小室直樹の対談本に書かれていたので記して置きます。ちょっと長くなるけど・・・読んでネ。
 前提 満鉄をアメリカと共同でするという案がありました。
倉前 それはやっぱりアメリカと共同経営しておれば、第二次日露戦争もできたんですよ、ロシアがちょっかい出してきたりすればシベリア出兵ときなどいろいろ都合がよかった。
小室 大東亜戦争の最大の間違いはここにある。というのは、まずー、日米の共同経営で満州をやっておればよかったんです。アメリカに半分やったって日本の経済力が50倍になったら、結局、こちらの得じゃないですか。
倉前 ちょうとあの頃からアメリカの近代工業化が始まった。アメリカの自動車の大量生産がはじまった時が1905年だから。
小室 簡単に言うと、その時の置ける鉄道産業というのは基幹産業で、今とは重要性が全然違う。だから、鉄道産業を入れたらアメリカの他の産業がみんな入ってくるに決まっていた。入ってきたらこっちのもの。
倉前 アメリカは太平洋を渡って助けにはこれないからね。一種の人質として使える。日米共同で経営すれば朝鮮を併合する必要などなかった。ロシアが恐ろしいばっかりに朝鮮を併合したのだから。
小室 フィリピンですらアメリカは同胞といっているんだから、満州にいるアマリカ資本なんて人質もいいところだから、日本とアメリカは自然に同盟国になったんじゃないですか。
倉前 それにユダヤ人も満州に入りたかったんですよ。世界を放浪していたユダヤ人があの頃、満州に目をつけたんですね。それて、満州にユダヤ人の国を作ろうと考えた。パレスチナでの建国はなかなか無理のようだし
   満州は無住の地だからここにユダヤ国を作ってもよかろうと。日露戦争の時にユダヤ人が日本に沢山の金を貸したのは、そういう魂胆があったとみることもできる。
小室 そんなのをみんな入れたらよかった。そしたら、半分がアメリカ、ユダヤになっても、半分は日本のものになった。それで日本の工業力が強くなったら、当時、日本軍くらい強いものはなかったんだから万々歳だった。
倉前 小村寿太郎が、外務省が反対したんですよ。外務省にやっぱり軍事のわからないものが多くてね。山縣有朋の方は軍人だから、日本陸軍の力の限界をしっているし、日露戦争の真相を知っていたから、どうも、これは日本だけでは
   ロシアに対抗できない、アメリカを引っ張り込んだ方が得だと、そろばんをはじいていたんです。だから、満鉄を日米の共同経営でやつというちゃんとした協定書まで作っているんですよ。それを外務省が蹴って、破棄した。その時
   アメリカの鉄道王でユダヤ人のハリマンが怒って、日本は必ず後悔するよと言った。後でそのとおり後悔する破目になったんです。

以上です。
890 :02/01/27 02:54 ID:???
昔も今も外務省は.....
板違いか、スマソ
891 :02/01/27 03:14 ID:VFZiKDzb
ドイツって今そんなに強いのか?
ぜんぜん知らんかった。

ごめんね。程度の低いカキコして。
892ばかだなー:02/01/27 03:37 ID:BLI6RlSZ
馬鹿の一つおぼえみたいに分割統治ばかり言ってても進歩ない。
アングロサクソンでもローマでも常に分割統治していたわけではない。
ケースバイケースなんだがね、、、、。
893762:02/01/27 04:02 ID:TRdDzGdF
>885 このスレで301さんと半島国家vs内陸国家の論争をしていた人!ちょっと出てきて
762で最初にこの半島国家vs内陸国家のネタを振ったものです。
みなさんたくさん知識があり、かつ深い考察を述べられる方々なのに、仮説に対する論証
ではなく、単なる喧嘩になっているのが残念です。
いくら2ちゃんでも、ちょっともったいないと思います。

894名無しさん@お腹いっぱい:02/01/27 04:35 ID:???
>>889

ていうか、アメリカが怖かったんだと思われ。その頃のアメリカはばりばりの
帝国主義で、インディアン消してメキシコから土地ぶん取っただけではあき足らず
ハワイ併合して、フィリピンまで伸びてきてた。
この上満州まで影響力がおよんだら、国力からいっても日本が潰されるのは
確実と踏んだのでは?

実際太平洋戦争でははるばる海渡って来て日本を潰してる訳だし
倉前、小村の判断が必ずしも間違いとは言えないと思う。
895名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/27 06:24 ID:01PNjn2p
このスレ、電波80%、まとも20%くらいか??
明晰な分析を求む。

妄想国際関係素人小説はヤメレ。読むに耐えん。
896 :02/01/27 07:14 ID:36l5aXlQ
ハウスホ−ファー
897ばか?:02/01/27 07:45 ID:BLI6RlSZ
能書きいってんなら、自分で分析書けよ。
898EUは:02/01/28 06:44 ID:RnqGOtc2
フランスの普遍主義の現れだよ。
ワールドカップ、オリンピック、F1、万博、等フランス提案のものは多い。
EUもそうだ。植民地でも押しつけがましいこの考え方が反発を受け
イギリス程の拡大ができなかったとも言われている。
民族の思考パターンは戦略思想のベースだね。
ドイツは旧東独の経済問題がEUで解決容易と言う腹があるのでは?
ドイツ人からEUを指導できるほどの指導者がでるかな?
「わが国にクレマンソーさえ居れば」〜大一次大戦でのドイツの参謀〜
確かマックス・ウェーバーも講演のなかでドイツのインテリが政治や経済を
軽視しすぎることを嘆いていたな。ユンカー貴族や将校も政治より音楽を聞きながら
哲学書を読むのが好きみたいな奴が多かったと読んだような、、、。
「政治を軽蔑するような国民からは軽蔑すべき政治しか現われない」
こんなことドイツに対して言ってたフランス人いなかったっけ?
ヒトラー政権の是非はともかく、ドイツ人が政治下手なのは確かでないか?
だから軍事重視しすぎるのかもね。
多分、EUはフランスに引っ張られるよ。
今回はイギリスがあまり頼りになりそうも無いようだし。
899 :02/01/28 07:03 ID:???
柄谷行人・マルクス流にいえば
英=経済 > 仏=政治 > 独=哲学
だからな。
900名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/28 07:16 ID:???
クレマンソーの演説は素晴らしいね。
関係ないのでsage
901Jugg:02/01/28 07:30 ID:T9lnWSLV
>>898
問題はフランスには伝統のヨーロッパ外交主導に
ふさわしい国力がもはやないことではないかな?
ドイツが外交経験が薄いというのは事実で
フランスにキャスティングボードを握らせているのも
自国の安定を優先して、ドイツ主導した場合の不安定を避けているとも言えそうだ。
ただ、ドイツはビスマルク、シュトレーゼマン、
アデナウアーと立派な政治家を輩出しているのも事実。
摩擦が生じるとしたらドイツがフランス主導にメリットを見出さず
しかもドイツ自身が自信をもったときでしょうかね。
特に2度の大戦でもドイツの潜在力が失われなかったのは
ビスマルクのくにづくりの偉大さを思わせる。
一方、ドイツを弱小化させておいたリシュリューの偉大さも。
902Green:02/01/28 19:09 ID:S+fVH49M
なるほど。勉強になりますわ。
903名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/28 23:28 ID:Stfh/9pl
EUの地理的中心にどこが来るかではないかな?
東欧が多く参加するようになればドイツ、現状ならフランスかな。
言語や散在している民族を考えても東欧の参加国の動向次第では大ドイツ主義の復活か?
エネルギーの供給、交通や通信等を考えても中心部にどかがなるのか
は大きいのでは?
東欧が参加して来た場合にはドイツは大ドイツ主義の復活のようなことを
考えるのだろうか?明確な根拠はないが、小ドイツ主義的なドイツの方が
上手い国家運営をして来たような気がするのだが、、、
904 :02/01/29 05:42 ID:ok8tY6x5
EUにおける独の力は強いよ。
EU圏人口の3分の1以上がドイツ語を話し、
東はフィンランド、西はバルカン半島まで
旧マルク圏。ECBもフランクフルトにある。

EUROに参加しなかった英・スウェーデン・デンマーク
は米の切り崩しにあった。

デンマークの人の話によると国民投票の数ヶ月前にスウェーデンから
オピニオンリーダーが現れ、世論を切り崩したとのこと。それまで
デンマークはEURO参加に傾いていた模様。


905名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 09:01 ID:???


























906おい!301!:02/01/29 13:17 ID:Q60uBOnA
いじけてねーで、出てこいよ。どうせ、内緒で書いたり見たりしてんだろ。
おめーがいねーと街宣右翼やれないじゃんかよ。つまんねーんだよ。
EUなんかどうでもいいよ。フランスが冷戦時代から一貫して半世紀かけて育てたんだから、
どうせフランスが主導だろ。ドイツ?何いってんの?ビスマルクもアデナウワ−も
ドイツの一部纏めるのに手一杯だったろ。無理だよあんな観念馬鹿のあつまり。
大ドイツ主義?馬鹿だナーまだそんなこつ言ってんの?主義だけで終わったやつだろ。
そう言う国。考えはすんだよな。実行下手。組織力は意外とたいしたことないんだよ。
経営だの戦術だの上手くてもそれだけ。戦略レベル国家レベルになるとダメ。
だから領邦国家なんて言われてたんだよ。今だって連邦制じゃん。統一も遅かったしな。
明治維新よりあとじゃん。
ドイツ人って意外と小異にこだわって大同につけねーんじゃねーの?
ビスマルクだって小ドイツ主義じゃん。
アデナウワ−はヒトラーの失敗後の分断された西ドイツの首相。
だからあっちこっちに民族ちらばっちゃったんだろ。馬鹿な民族だなー。
おれみたい。うそうそ。金や武器あっても使い方へた。
あ、それが政治って言うんだっけ?
本当に組織力あんの?あれ?日本人もかな?
EUなんか見習わないで、アメ公もロスケもいれて緩やかな東亜経済圏つくろうぜ。
アジアの通貨一元化なんてまだまだ先だよ。
とりあえず、メンバーそろえて定期的な会議やりゃいいんだよ。
米中ソは必須だぜ!ここいないと話になんない。人間てーのはな、二人だとなかいいんだよ。
三人だと悪くなったり良くなったりすんだよ。そのほ−が扱いいいんだよ。
わかりる?この中卒の悪の論理?
301大先生、添削頼むぜ!
907名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 19:02 ID:YWCRaaUk
↑どうでもいいが米中ソて何だよ(藁
908名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/01 09:49 ID:???
>>906
取りあえずあんたが馬鹿なのはわかった
909名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/01 17:06 ID:???
地政学は地理学の研究成果に基づいて、政治的な応用を目的としていると思うが地理学的検証に最大の労力を費すべきだと思う。

1・地理学的検証・分析
2・政治的検証・分析
3・結論
4・実践論への可能性の研究、実効性の検証
5・実践理論への応用・判断・決断

このうち1〜3までで留め置くべきであり、4・5は論文には記述しない。
世界中の政治家は、地政学の研究成果を知っており理論を現実政治に反映させようとする政治力学が働くことは
無視すべきではないと思う。地政学を知らなければ、他国の国家戦略、本音を見抜くことはできず自国の戦略も立てれないし
国際政治は地政学抜きに語れないと思う。

以前、このスレにオカルト論を主張する人が現れたとき、私は情緒を持ち込まない自然科学的思考でリアリズムを重視するべきだと説いた
道徳的価値観を持ち込まず(善悪美醜)生物学視点で生物としての人間分析を試み、人間が道徳に反する行為をも現実にはとりうることを直視し
考慮するということです。(行動地理学を参照のこと)

権謀術数は人間に実在する営みと認め、国家は手段を選ばない事を事実として知るべきだが、実践論は事実認定に最大の労力を使い
状況証拠、物証、を重んじ断片的であっても存在の有無を確認すべきであり、確認の取れない部分は留保し安易な結論は避けるべきで
マトリックス理論や現代間謀理論などの実践理論への言及は論文上では記述するべきではなく、避けるのが作法であると思う。
910名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/01 17:08 ID:???
地理学的検証
国土、人口、食糧生産、産業構造、国民性、政治傾向、などの記述が重要でここを調査すべきでしょう。
国民性の分析は、心理学の成果を参照しつつも医学的手法に過度に依存せず、行動地理学の作法に準じたほうが良いと思う
人文地理学的考察でも良いが、「人文地理学」と「人文主義地理学」とは根本理論が著しく異なり、注意が必要です。
従来の諸事象の意味と価値を、客体として扱ってきた人文地理学とは違い、人文主義地理学は研究者の主観が入り込みやす点を
理解する必要があると思う。

技術革新の波を時空間過程として分析し、ある場所から他所への移動を伴う行動は、空間と時間が三次元のグラフ上のパターンに現れ
同時に、時空間の上で他者の計画と競合する。時間と空間を有限の資産と見なし、個人、集団の行動が時空の制約を受けることを
追究してきた「時間地理学」は航空、人工衛星などを論じるときに参照しておいたほうが良いでしょう。

軍事学からの引用はひかえ、有事よりも平時の政策決定要因への関連性を調査し、その解明としての軍事学参照であるべきで
戦術論を地政学で論じるのはなじまないと思う。例えば朝鮮半島の歴史を論じるとき、朝貢せざるおえなかった政治的理由を考えればよく
戦術論は論じなくても良い。朝貢とは俗な言い方をすればカツアゲであって朝鮮国は、国土保全のための唯一の手段が華夷秩序に
従うことであった。この屈辱的な政策は国力差から生じるもので、その究極の理由は地理にもともめることができる。
(上述は内陸・半島比較論ではなく、軍事学への安易な言及を批判する趣旨で述べたもので、私の趣旨を取り違えてはならない)
911名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/01 17:10 ID:???
人類誕生後、初めに沿岸地域にその生息域を確保し、内陸へと生存権を拡大してきた。古代には(地中海地方に限らず大陸、島国も)
文明の発展が沿岸地域と内陸部では時間差があり、内陸に十分強力な国力を持った国家を形成するには時間がかかり
沿岸国との国力に時間差が生じるのは歴史の必然でしょう。(歴史地理学参照のこと)(中国に関してはシルクロードに注目すること)
近代以前、人口は食糧生産量(当然、国土面積、気候など地理的条件に注目)に比例し食料量と人口は深い関連性が認められる
(食料分しか人口は増えない)収穫量は地理に依存するので、国力の源泉は究極的には地理に求めることができる。
国力と地理は関連し、他国との国家関係が国力によって決定され、その国力は地理によって決まる。(地理学全般を参照のこと)
(私はこのスレでは、地理学を無視した論考には同意できないので、私へのレスは不要)

現代日本の国家戦略と、地理学・地政学全般を論じるのと、軍事学を論じるのとは別スレでしたほうが良いと思う。
混ぜて論じるのは無理があるし、荒れてしまうのではないかな。(戦略論と戦術論は峻別すべき)
特に軍事は軍事オタク論化する傾向が強く、軍事板でするべきだと思う。(あそこには兵器マニアしかいないが)
有事よりも平時の、軍事の政治への影響を考えるべきで、軍事を二国間で考えるのは間違っていると私には思える。
912名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/01 17:13 ID:???
最近私は掲示板で地政学を語るのは無理があるのではと思えてきました。自由と無秩序を同義語と考える人もいて
まるで、成人式で暴れまわる者と同じ行為をネット上でする人がいるし、一喝するとそれを擁護する人もいて
掲示板の現状に絶望感を抱いています。ネット上に遊び場などいくらでもあるというのに、優良スレにまで来て
まだ遊び足りないといいだすのでしょうか?よく公私のけじめをつけろといわれますが、公の意識のない人が多いですよね。
優良スレとネタスレとを峻別するべきだし、掲示板の流れからもそれを読み取る読解力がいると思うのです。
2ちゃんの大多数はネタスレ愛好家のためにあるのですから、遊び場はそのような人のために十分に確保されているのだから
みんなで協力して、少しくらい優良スレを保全、保護する意識があってもいいと思っています。
私の印象ではこのスレで、真剣に地理学・地政学を学ぼうとする情熱と志を持った方はJuggさん位だったんじゃないかな

こんな愚痴を2チャンで言っても仕方がないのは判っているのですけどね、  さようなら。


913Jugg:02/02/02 00:46 ID:???
あら。私自身も自分でもよくわかっていないことを書いてしまったのですが。
レゾン・デタだのリアル・ポリティークだのは
「地政学的要素」「地政学的考察」というものとは密接な関係があるんだよね。
リシュリューやビスマルクは、国益とは、あらゆる状況を鑑みれば
まるで数学の定理を導くように自ずと特定していくことが出来る
と考えていたわけで。社会科学を自然科学との類比で見る見方が背景にあるわけだけど。
実際には天才的直感で国益を見抜く天才的政治家にしか無理な話で。
でも、地政学的現実を知ることにより国家間(地域間)の
長期的関係が見えやすくなるんだよね。
ジョージ・ケナンが敗戦後の日本復興に際して
ほとんど数学的な美しさのある論調で、旧大東亜共栄圏を
そのまま日本の経済圏として再建するよう提案してたりするんだよね。
特に満州・北朝鮮と日本の経済的結びつきは
「経済的に自然な」関係なのでそのまま日本の経済圏に組み入れるべし、と。
そのときケナンは計算不能な満州の中国人や朝鮮人のことなど考慮すらしていない。
確実性の高い計算できるパーツだけで国際秩序を組み上げようとしている。
リアル・ポリティークと弱者の権利が
大抵においては両立しないことの一例でもあるわけだけど。
だとすると旧満州や北朝鮮は日本とビシビシ取引をした方が
金が儲かるはずなんだが、そういう風にはなっていないのは何故なんだろう?
と、考えると地理関係から示唆される事実だけではリアル・ポリティークとは言えず
イデオロギーや宗教だけを見ていてもリアル・ポリティークとは言えず。。。
ビスマルクの考える「数学の定理のように導かれる国益」と
地理関係が示唆する地域間の関係とが直ちには一致しないが
深く関係しあっている所に深遠なるものが見えそうな気がしてくるわけですな。

意味不明なカキコで唐突に終わりますが。。
「301その他」様、お世話になりました。
914まるで子供だな:02/02/02 07:22 ID:???
少し衝突したぐらいでいやになるのでは幼稚だな。
301は地政学を論じる前に心の体力鍛えてきた方がいいかもね。
そうしないと2チャンは続かないよ。
この世界はこの世界で権謀術数も謀略も
があるにじゃないかな?
論語読みの論語知らずってやつかな、、、。いや、医者の不養生か?
いずれにせよ、もう少し精神鍛えてから出直してきたほうがいい。
そんなことでは、「啓蒙活動」などおぼつかないな。
所詮その程度の「情熱と志」か?
じゃあ二度と来なくていい。
まるで無知な農奴に対してニヒリズムに陥ったナロードニキだな。
いや、民主主義に辟易したプラトンか?プラトニック?
古代ギリシャローマ以来、議論の手段として「挑発」
が使われてきたのは知っているね?弁論術の指南書にも出てくるぞ。
少なくとも欧米では学者やインテリの議論の手段としてより以上に、
政治家の道具としてディベートが発達した来たんだよ。
当然議論の中でも挑発、煽り、嘘、扇動等々様々な手段
が使われてきた。大衆社会、民主主義など特にそうだよ。
民主主義社会での大衆掲示板の使い方をも
う少し経験積んだほうがいいな。早く大人になれ。
君はまだ大衆民主主義社会なるものがわかっていないな。
今の日米を見てみろ。いい見本だろ。
大衆は感情で動く。理性などで動かないぞ。
理性の楽園など電脳世界にも存在しないぞ。
少し甘いな。
ギリシャ語のロゴスって知っているよな。
言葉、理性、観念、論理等を表す多義語だ。
「政治家を志そうとする者は必ず憶えておきなさい。
    社会は決して理性などでは動きません。感情で動くのです。」
                       〜サッチャー〜


915909-901:02/02/02 14:42 ID:cwCIUlDn
おいおい!私は301とは違うってば(笑)
第一、彼は地政学に否定的な立場に立っていて、私は肯定する立場でしょうに
301のこの>>866投稿内にリンクされている、彼の主張をよく読めばわかるけども
彼のいう「啓蒙」とは地政学批判することだろ。

私は地政学に肯定的に関心を知ってもらいたいという立場なのよ。
私の全投稿をリンクしとくよ>>696-698>>793>>863>>885 >>909-912
301と私の主張が対立していることがわかると思うけどね

それと968の素人批判は社会的地位の高い著名人によるメディアでの発言であって
一般に対する批判とは違うよ。
916909-901:02/02/02 14:42 ID:cwCIUlDn
おいおい!私は301とは違うってば(笑)
第一、彼は地政学に否定的な立場に立っていて、私は肯定する立場でしょうに
301のこの>>866投稿内にリンクされている、彼の主張をよく読めばわかるけども
彼のいう「啓蒙」とは地政学批判することだろ。

私は地政学に肯定的に関心を知ってもらいたいという立場なのよ。
私の全投稿をリンクしとくよ>>696-698>>793>>863>>885 >>909-912
301と私の主張が対立していることがわかると思うけどね

それと968の素人批判は社会的地位の高い著名人によるメディアでの発言であって
一般に対する批判とは違うよ。
917名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/02 15:06 ID:???
あ!ハンドルの番号打ち間違えてる。スマン909−912だ
それと二重投稿もスマン(どうしてこうなんるだろう…)
>>915の文中
>それと968の素人批判は社会的地位の高い著名人によるメディアでの発言であって
一般に対する批判とは違うよ。

これは>>698の間違いだ。
番号打ち間違いだらけで、再度スマン
918Jugg:02/02/02 16:01 ID:???
あれ?失礼しました。激しく勘違いしてたのか(藁
すみませんでした。
919名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/02 16:06 ID:???
>まるで無知な農奴に対してニヒリズムに陥ったナロードニキだな。 いや、民主主義に辟易したプラトンか?プラトニック?

このアホ助真性の基地外だね。自分が他者からどう見られているか分かってないらしい
なに得意げにくだらない駄文書いてんだ?誰にも相手にされちゃいないのにな(笑)
文面からすると年配者らしいが、馬鹿丸出したよ。最近の若者を説教してやる〜テカ(苦笑)

チンピラ右翼が場違いな意見を書き並べててしらける。
スレ違いの何の値打ちもない精神論、バカ人生論を書き散らかされても、やっぱりしょうもない。
スレと全く関係ない投稿は荒らし行為とみなされることに、早く気づけよ!
地政学と無関係の投稿を続けるお前は荒らしだと思われているんだぞ。なに勘違いしてるんだ。

>民主主義社会での大衆掲示板の使い方をも う少し経験積んだほうがいいな。早く大人になれ。
>君はまだ大衆民主主義社会なるものがわかっていないな。

アハハ…腹イテーヨ。こいつ自分が見えていないよ!
文意全く不明。お袋さんの腹の中からやり直すことをお勧めするね
自分が人様に、人生を諭す資格があるつもりでいるらしい街宣右翼殿(笑
少し文章の修行を積む事をお勧めしますわ。読みにくいし文章表現もあちこちおかしい

わかったわかった。このスレッドを駄目にしてしまおうってわけだね。
920Jugg:02/02/02 16:12 ID:???
パッと読んだ感じ、
>>909−912さんと
>>301その他 さんは
1対1で話していないことからくる混乱に
巻き込まれていただけのようにお見受けしましたが
むしろ本質的には客観主義的な立場で共通しているようにも見えましたが。
自分の無知のせいなのかも。
921自作自演:02/02/02 20:04 ID:/ze5JAm2
ご苦労様です。
922Jugg :02/02/02 23:27 ID:???
お前の無知のせいだ。
923あれあれ:02/02/03 00:06 ID:h68fB5ig
また喧嘩してんの?
右翼がまた増えちゃったのかよ。本家は俺だぜ。
馬鹿な人違いいい加減にしたら?
で、馬鹿どもが喧嘩している間にロシアよりの宗男がマキコ追い出して
ロシア外交再開か。北方領土のエサに食らいついて道益追及かな。
国益になるんだろーな?いいとこ、ちっちゃい島二つもらって終わりだな。
プーチンの中央アジア外交見れば明らか。外交能力の差が有りすぎ。
田中家はよっぽど欧米に評判わりーんだな。
アジアよりのオヤジもタスかなんかにすっぱ抜かれて失脚だったな。
アジアは分断しておきたいということかな。
コンスタンチノープルが陥落したとき、
坊主の馬鹿どもが天使は男か女か議論していたってほんと?
馬鹿はどこにもいるんだなー。あ、おまえらじゃないぜ!???
外務省だよ?
924Jugg:02/02/03 00:12 ID:???
>>922
アンタ誰だよ(藁
925Jugg :02/02/03 01:59 ID:???
>>924
アンタ誰だよ(藁
926鉄腕アトム:02/02/03 02:44 ID:RyE1v8Xr
小泉がシンガポールで演説した、まぁ〜円経済圏構想と倉前先生の「新悪の論理」
で書かれてある西大西洋海島国家連合結成構想の影響受けてるね。っと言うより同
じみたいだね。ドル経済圏・ユーロ経済圏・円経済圏ってとこかなぁ〜。中東は
どの経済圏に入るの? それとも別ですか。
927名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/03 05:57 ID:???
マキコが更迭されたら、
中国よりロシアを重視するようになるのだろうか?
北方領土か中国経済かと言う綱引きだったのか?
928鉄腕アトム:02/02/04 00:42 ID:0pS6slzi
あっ間違った西太平洋海島国家連合結成構想の間違い。字 入力間違いでした。
929鉄腕アトム:02/02/04 01:17 ID:K3d+td/u
倉前盛通の西太平洋海島連合構想の国々
朝鮮半島南部・マレー半島南部のマレーシア・台湾・フィリピン・イントネシア諸国
オーストラリア・ニュージーランド・ニューギニア・ソロモン群島・ならびに
ミクロネシアです。これは戦略的な面でとうことみたいです。
 「新・悪の論理」も30年以上も前に出版された本なので読んでない人の為にその部分だけ
書いときますね。
 ・・・・これらの島国国家と半島国家を網羅した連合体を形成すべきである。そして、これを守る為には当然オーストラリア海軍・ニュージーランド海軍・マレーシア海軍・フィリピン海軍・台湾海軍・韓国海軍およびアメリカ海軍
との共同作戦を考えるべきである。必要とあらば日本は大きな造船力をもっているのであるから、ここで最新鋭の軍艦をつくり、これを各国に供与、または貸与するという方法をとっていいであろう。もちろん、アメリカ海軍との間には
最も密接な協力関係が必要である。アメリカの東部保守本流はあらゆる陰謀・暴力を用いてこの西太平洋海島国家連合をつぶそうとはかるかもしれない。しかし、アメリカ議員も馬鹿ばかりではないから、見識ある人々と素直に話し合いも持つことによって、
アメリカの世論を動かすことも可能である。自分たちの愚かな独占欲の為に、日本や西太平洋の島国国家が生きのびるためにつくろうとする連合体を破壊し、叩き潰そうとする
愚かな行動をとらないようにアメリカの識者に呼びかけるべきである。その話し合いこそ日本の政治家はなすべきことであって、今後の日本の政治家に期待されることは、アメリカとの対決的交渉能力にかかっているといえるであろう。
 日本の政治家に必要なことは、1に対米交渉能力 2に対米交渉能力 3に対米交渉能力 4と5が無くて6番目に対ソ交渉能力 7番目くらいに共産シナとの交渉能力であろう。
つまり、アメリカとこれらの点について率直な話ができ、彼らを説得できないような人間は日本の政治家としての資格はないといってよい。日本にとって最も恐るべきことは、
アメリカと対立関係に入り、アメリカのパイプが切れることである。日本にとって一番恐ろしい国は強敵アメリカであって貿易、通貨、マスコミ、食料、石油、情報、その他あらゆるチャンネルで日本をしめあげるkとがのできる国である。 
930名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 21:57 ID:4JYjJ9Xz
age
931鉄腕アトム:02/02/16 03:24 ID:2RuzR2mu
小室直樹先生の「日米の悲劇」を読んで、日本人は地政学及び戦略を
勉強する前に、優れた人材を育成し(特に外交官)、尚且つ日本の
日本的共同体意識を変革することの方が先だと思われます。
932名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/16 05:32 ID:???


676 : ◆yzlSeA0w
933名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/16 05:38 ID:???
662 : ◆yzlSeA0w :02/02/14 07:35 ID:???
平和じゃなくしてあげるなりよ〜〜


663 : ◆yzlSeA0w :02/02/14 07:35 ID:???
平和じゃなくしてあげるなりよ〜〜


664 : ◆yzlSeA0w :02/02/14 07:36 ID:???
平和じゃなくしてあげるなりよ〜〜


665 : ◆yzlSeA0w :02/02/14 07:36 ID:???
平和じゃなくしてあげるなりよ〜〜


666 : ◆yzlSeA0w :02/02/14 07:36 ID:???
平和じゃなくしてあげるなりよ〜〜


667 : ◆yzlSeA0w :02/02/14 07:36 ID:???
平和じゃなくしてあげるなりよ〜〜


668 : ◆yzlSeA0w :02/02/14 07:36 ID:???
平和じゃなくしてあげるなりよ〜〜


669 : ◆yzlSeA0w :02/02/14 07:36 ID:???
平和じゃなくしてあげるなりよ〜〜


670 : ◆yzlSeA0w :02/02/14 07:36 ID:???
平和じゃなくしてあげるなりよ〜〜


671 : ◆yzlSeA0w :02/02/14 07:36 ID:???
平和じゃなくしてあげるなりよ〜〜


934>929さん:02/02/17 00:19 ID:FR/80xLl
本当に考えされる、AGE!
935マナ☆カナ大好き!!:02/02/17 13:03 ID:???
936名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/23 03:53 ID:Uc8YwavM
保全
937名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/01 09:16 ID:PWrLhO/v
ぎゃー
938国際派を目指す名無しさん:02/03/01 10:44 ID:???
次スレ立てました。

◆地政学とは何か -第2章-
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1014946908/l50
939国際派を目指す名無しさん:02/03/01 10:54 ID:???
前スレで紹介されたリンク、お薦めなど

「週刊アカシックレコード」
http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/tasuki.html
●戦後日本のタブー、消された地政学
●現在も続く『広辞苑』への検閲

ここは最近の中国の“西部大開発”と中央アジアへの接近を
ハートランドポリティクスの視点から論じている。
【CASPIAN VECTOR OF CHINA'S GEOPOLITICS】
http://srd.yahoo.com/goo/geopolitics+china/1/*http://www.transcaspian.ru/cgi-bin/web.exe/eng/2879.html

副島隆彦公式サイト
http://www.soejima.to/

国際派日本人養成サイト
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogindex.htm

THE EMPEROR OF CHINA VISITS JAPAN
http://www.foreigncorrespondent.com/archive/monyglot.html

石油公団 石油・天然ガス統計
http://www.jnoc.go.jp/c_stat/
940国際派を目指す名無しさん:02/03/01 10:55 ID:???
ありゃ、まちがい。
941名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/03 02:30 ID:Vj0rOAXJ
asge
942名無しさん @お腹いっぱい。:02/03/04 00:46 ID:igpZ5A+U
>>97
マンモスタンカーの実用が中止されたのは、コスト的な問題よりも喫水の問題の方が大きいです。
平均水深20メートルのマラッカ海峡を航行するには大きすぎ、座礁する恐れがあるということから、
実用が見送られたそうです。
943名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/04 23:25 ID:???
どうやら地政学的話題としてはせいぜい「半島」云々といったところしか
無いようですので、それに絞って講釈します。
わざわざ新スレに引き摺るような事でもないでしょうから、こちらに書きます。

半島の優位点についてですが、それは飽くまでも「半島が統一されている場合」
についてのみの言及であることに対する指摘がない、ということが少々驚きですね。
ハンニバルのイタリア半島侵入はローマによる半島統一前の話ですし、
インドは統一されていた時代は物凄く短いですよ。
ヨーロッパに対してソ連が優位だったのは事実ですが、ソ連のウラル以西
は地政学的にはヨーロッパ半島内の勢力とするのが自然です。
北ドイツ平原と東ヨーロッパ平原を隔絶する地理的な要因があるわけでは
ありません。せいぜい河川程度です。
ウラル以西をヨーロッパ半島と見なすべきですね。
マッキンダーがラテン半島と呼ぶ地域はドイツ以西ですが、これはローマ帝国の
実効支配地域を元にした話です。
南北朝鮮の話にしても、未統一の半島についての話題とした方がしっくり来る訳です。
ですから、軍事的に大陸と対峙したときにどうこうとか言う前に、統一されていたか
否かで大きく分かれる訳でして、これを明確に分離できていない以上、議論の意味があるとは
思えませんね。
スペインの話にしても、レコンキスタ前後の未統一の時代のフランスからの干渉とかについて
触れていない訳ですから。

944名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/04 23:25 ID:???
フィンランドはロシア・ソ連に対して地政学的・軍事的に優位であったか?
ということですが、地形による防護は期待できず、結局はカレリア地方を
割譲している訳です。

一方的に都合が良い物ばかりを挙げている、という批判があるようですが、
具体的な反論が無ければそれまでです。
元々、某HPでの記事自体がそういう作りですから、あまりどうってことないですよね。
もっとも、それで飯を食ってる人の米びつに砂を撒くような行為でしょうけど。(苦笑

さて、中国についてですが、歴史的に見てモンゴル・チベットの人口圧の増加が
西アジア、ひいてはヨーロッパへの波及が懸念される、ということは明らか。
中国の西部大開発がこれらの地域の警戒感を呼んでいるというだけのことです。
(地政学的に言えば、ただ単にそれだけの話でおしまい。)

それに対してアフガニスタンへの「見せしめ攻撃」であり、印パへの影響力の行使
であり、ベトナムのカムラン湾への進出の打診であり、アルカイーダの基地がある
ことを口実としてソマリア・イエメン・フィリピンなどへの駐兵を実現しようとしている、
ということです。

トルコのEU参加についてですが、ソ連崩壊に伴い、ボスポラス・ダーダネルス海峡の
重要度が下がった、ということでしょう。イデオロギーの対立に変わって民族対立、
宗教対立が前面に出てきたということです。
945名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/04 23:26 ID:???
この文脈から解釈すればキプロス島問題も民族対立・宗教対立の話になってしまいます。
イギリスからの独立の経緯を考えればキプロスこそテロ国家なのですが。

ここまで事態が推移すれば、ネパールのギャネンドラの後ろ盾が誰か、明白ですね。
証拠は無いですが、布石を見れば狙いは明らかです。
(ま、証拠が無いので中国もさぞやイライラしているでしょう(笑)
ソマリアは海を失ったエチオピアの代替、イエメンはイスラム原理主義の入り込みやすい
サウジアラビアの代替。
本当はジブチ辺りが基地として欲しいところですが、こちらはフランスの旧植民地ですので。
また、マダガスカルへの言及がありますが、これもフランスが宗主国ですね。
ディエゴガルシア島だけでは基地として不足となるような事態を想定しているのでしょう。
イエメンはソコトラ島という島を有していますが、これを要塞化して基地とするところまで
いくかどうかは不明です。

現在のところは自衛隊の再編途上であって軍事対応力がない・国内法の未整備ということで
北朝鮮有事を起こさせないように日本も米国に対して一生懸命牽制を続けていますが、
この時間稼ぎもいつまで出来るか怪しい物です。

946名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/04 23:26 ID:???
もともとアメリカが今次アフガニスタン戦争で日本に求めてきた協力は、日本のシーレーン防衛
の担任地域を九州・台湾間にプラスして台湾・フィリピン間を臨時に延長できないか、という物
でした。
が、これをすると中国の神経を逆撫ですることになるので(台湾自体が日本のシーレーン防衛の
保護下に入ることになる)、イージス艦の派遣を打ち出した、という経緯があります。
直接戦闘に関わる訳で無いし、さらに野党による抗議(もちろん時間稼ぎの茶番なのですが)
によってさらに時間を遅らせ、ついでにイージスじゃなく普通の護衛艦に格下げ。
果たして、何時までこうした引き伸ばし策が効果を発するか見物ではあります。
不審船の引き上げに対する中国の抗議やら何やらで時間稼ぎができるかどうかですが、これも
難しそうです。恐らく、今年のうちにはアメリカによる中国の「テロ支援国家認定」が行われるの
は間違いないでしょうね。
そして、不審船の国籍や中国による支援の証明との前後は現時点では不明となりますが、何物かに
よる「ワールドカップにおけるテロ」が日本もしくは韓国で起こるでしょう。
実際の犯人はともかくとして、誰が犯人であると公表されるか、今から見物です。(爆笑

(尤も、こういうことを書くと計画変更になる可能性も有りますが、準備期間等を考えれば)
(それはもうかなり難しいでしょう。わざわざ日本国内でイザコザを起こすのは止めにして)
(頂きたいので、計画の中止を希望します。(笑 とは言っても強行されるんでしょうけど)
947名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/04 23:43 ID:???
まあ個人的にはアメリカと中国が勝手に戦争するなら勝手にやってくれ、
日本を巻き込むな、と言いたいのですが、もうそれも時期を逸してしまった
ようです。
まあ、在野の人間にやれることなんて高が知れてますしねぇ。

まあ、負ける側より勝つ側についた方が良いに決まってますから
そういう選択もありか、とは思いますが。

国際的には日米英豪の海洋国家連合に対して仏独露が独自路線を
追求し、イスラム諸国はまとまりきれずに右往左往し、アフリカ諸国は
自分の問題で手一杯、結果として中国は見殺しになるだろう、という
のは大筋として変わりそうにありません。
ま、一人当たり地雷の百個もばらまいて決着が付くでしょう。
10億×100個×1ドル(=量産効果含めた見込み)で1000億ドルです。
今回の費用の倍で済む話ですから大した金額じゃ有りません。
塩を撒くか、枯葉剤か、劣化ウラン弾か、地雷か、という選択です。

私の目から見れば中国の命運は既に決まったものに見えます。
御愁傷様です。(−人−)
948名無しさん:02/03/05 17:39 ID:???
949名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/05 17:41 ID:???
age
950名無しさん:02/03/05 17:55 ID:???
sage
951名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/15 05:35 ID:???
EUの地理的中心にどこが来るかではないかな?
東欧が多く参加するようになればドイツ、現状ならフランスかな。
言語や散在している民族を考えても東欧の参加国の動向次第では大ドイツ主義の復活か?
エネルギーの供給、交通や通信等を考えても中心部にどかがなるのか
は大きいのでは?
東欧が参加して来た場合にはドイツは大ドイツ主義の復活のようなことを
考えるのだろうか?明確な根拠はないが、小ドイツ主義的なドイツの方が
上手い国家運営をして来たような気がするのだが、、、
952名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/15 07:06 ID:eqC2Rr7Z
>>951
小ドイツでも十分強力だし
いつでも大ドイツになれる潜在力があるしね。
953俺 ◆KCWsreyE :02/03/15 10:01 ID:???
そうするとさあ、中国に進出してる企業はどうなるのかねえ。
まとめてあぼーん??
まああんな国に工場つくるほうがどうかしてるんだけど。
954名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/15 17:45 ID:???
>そうするとさあ、中国に進出してる企業はどうなるのかねえ。
一時的に工場を失う、とか損害はそりゃ出るでしょう。
一昔前なら賠償金をとる、なんて話で吸収してましたが、
今後は「復興資金」から損害が補填されるでしょう。

アメリカには強大なライバル国家の出現を希望している理由など無く、
自分達の言いなりになる世界の工場が欲しい、というのが本音。
955名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/15 17:50 ID:???
食料は自給できない、仕事は無い、と。
そこに仕事を恵んでやる、食い物もやろう、お前ら感謝しろ、と。
(感謝しないと思うけどねー)

まー日本にやったことを中国でもう一遍やりますよ、お前ら日本人も
グルになれ、おいしい思いさせてやるぞ、と。
もちろん嘘、もしくは途中で取り上げられちゃうんですが、それに
気付かず、或いは知った上で乗っかっちゃうんだろうーなー、と。


或いは、お金を大量に貸し付けた後、罠に嵌めて破産させた後、
苛烈に取り立てるサラ金という感じですかね。
956名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/16 06:34 ID:???

地政学的思考=戦略思考

1.国際政治を損得で見る。善悪を持ちこまない。
2.外国を利用できるか考える。
3.日本が利用されているのではないか疑う。


957名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/16 09:02 ID:???
>>956

ボケ それはパワーポリティクスだろ

>1.国際政治を損得で見る。善悪を持ちこまない。
これはまぁよし。

>2.外国を利用できるか考える。
どこが地政学やねん?
『近隣諸国の地理的特性を考える』でしょ。
日本の場合は 周囲を海に囲まれている島国であるから、
そこから国土防衛や経済的流通経路とかの考察が進められます。
シーレーン防衛の是非と、海上輸送の経済的コストが大きな柱ですね。

>3.日本が利用されているのではないか疑う。
これも地政学じゃないでしょう。
すべての国の存在を考えても始まらないから
遠親近攻を防衛の基本的備えとして考え まず周辺国家から、
朝鮮半島と中国大陸に動乱もしくは政治的不安定要素がないか考察。
また 海を隔てていても強力な海軍を擁していれば直接的脅威になりうるので
その可能性を考慮する。
具体的には現状としてアメリカが第七艦隊を持ってるのでそういう要素の考察ですね。
将来的に南米諸国連合やらが海軍力持ったら環太平洋地域とか大変でしょうな・・(妄想ですが)

地政学的な話の進め方はこんな感じでしょ
958あぼーん:あぼーん
あぼーん
959名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/18 07:45 ID:???
荒れているのでこっちでやりましょう
http://1.5ch.info/
960名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/15 17:46 ID:pQiLNkWr
最近のメディアはアジア報道(特に中国、台湾、朝鮮半島)に偏りすぎ
ではないか?EUはドイツを中心に、人類が出来るだけ長く存在する
ためどうすればいいか?という既に地域連合の枠組みを超えたテーマ
で新世界秩序を模索している。にも関わらず、こうした報道は殆どなく、
幻想に過ぎない12億の市場論やアジアでの覇権に拘る米国や中国の
古い近代的国際戦略に日本人は一喜一憂している。

台湾問題等で中国が沿岸部に目を向けているうちは、ベクトルが分散
されEUも落ち着いて見ていられるだろうが、中国が現在推進中の
“西部大開発”が旧来の大陸地政学上、最重要地域であるカスピ海沿岸
地域を支配下に置くための布石でもあることに、日本のマスコミは殆ど
注意を払っていないようだ。また、この中国の戦略が、やがてEU諸国
との軋轢を生むことは間違いないといえる。

EUとの関係を強化することのメリットについてもっと考えるべきだ。
個人的には、EUへの準加盟国としての日本さえも、一応考慮して
おいて損はないと思うが、、
961にょ:02/04/15 19:19 ID:EkMn8705
>>960
なんで西欧クラブに入れるねん、、
実際トルコが排除されるだろうし、、キリスト教文明、且つ白人及び
ラテン系でなければ排除されると思うぞ、、、
遠回しに見ておくのが寛容かと、、、
まだ米国を中心とした、日米英の海洋同盟のほうが実現性がある。
まだまだ欧州は力不足、地理的環境も考えると、米国を軸にして付き合う
のがよろしいかと思うよ。
ちなみに西部大開発は、単なる沿岸部との格差是正のため、もちろん、
ウイグルのイスラムに重石をおくためだが、この点ではロシアとイスラム
諸国と軋轢が生じても、欧州とは生じないと思われ、、
962名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 00:47 ID:adRlbNHu
国際社会で、日本のペーパーエリートが、どんなに冷笑されているかを考えると、ホント背筋が寒くなるね
963名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/22 02:16 ID:zZvqKOUr
日本の石油依存は何割ぐらいが中東で
何割くらいがインドネシアやメキシコその他なんだ?
964名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/06 13:15 ID:LO8ikuXf
おーい、出番だぞ!

戦争の始まりと終わりがよくわからない
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/army/1022727613/
戦争の始まりと終わりがよくわからない・2
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/army/1022961256/
「戦争の始まりと終わりがよくわからない」職員室
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/army/1023173264/
965名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/06 13:33 ID:9fFEnNSO
地政学は本当に難しい学問だと思う。価値観や国益の違う諸国家が
一つの地球に存在していて誤解や摩擦が生じないようにするほうが
困難かもしれない。一方の国が善意の甲と考えて行動した場合でも
相手国は反対の答えである乙と解釈することもしばしばある。
現代の世界は相互依存が浸透したけど、結局第2次世界大戦終了後
の国境を基本的に動かしていないからこそ世界規模の紛争が防げてる
のかも知れない。他国の国境線に近づくことは自重すべきなのかなと
>>964を読んで感じた。

966味方殺しのドキュソ砲兵:02/06/06 15:34 ID:1AXEP+mO
>>964
生徒が来てくれたときの為に,残り少ないこのスレの補強として、

◆地政学とは何か -第2章-
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1014946908/l50
を挙げときます
967名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/12 00:19 ID:gaybY66A
世界市場を相手に日本製品を浸透させるには、地政学(=戦略)が、、

戦後の日本は何事にせよ、戦略的発想ができない。
戦略とは軍事的(地政学)発想から来る。
日本は敗戦以来、戦争とか軍事的なものを頭から否定し(GHQの洗脳に依って)、
議論するだけでも、
軍国主義者、軍国主義復活と罵られるしまつである。
しかし、「戦い」は、別に戦争、戦闘行為に限るものではなく、
グローバルマーケットでの金 融・経済のせめぎ合いも「戦い」だ。
戦いを恐れ、戦いを論じることを毛嫌いすることによって、
軍事的な発想の応用である知略、戦略までも無視してしまったことに
現在の日本の弱さと混乱、低迷がある。
、、ってことで学部の創設申請運動でも始めるか?

968名無しさん@お腹いっぱい。:02/09/12 22:03 ID:qJpnKZP6
969名無しさん@お腹いっぱい。      :02/09/13 00:58 ID:lGNQn1Do
まあ端的に言ってしまえば、冷戦で悪者がいたのと、米国の核の傘の下で
悪者と向かい合っていれば、いい子いい子でいられたのだから、
地政学もある意味無用でもあったわけだが、

今は情勢が違うな、

ただ歴史は繰り返すようでもあるが。
970名無しさん@お腹いっぱい。:02/09/13 01:23 ID:GBKIndTa
つか、早くここ埋め立てない?

次スレ立ってるんだし。とうの昔に。
971おきゅきゅきゅきゅ〜:02/10/28 21:16 ID:sIjeK2zJ
保守揚げ
972おきゅきゅきゅきゅ〜:02/10/28 21:22 ID:sIjeK2zJ
下げてた
から揚げ

      ,,...-:':::":~~ ,,..  .~~""''':::..,,,
      :::::,         :..::::::::  ,
  ;y=ー~"''-::..,,,. ;;;;;,,,...:::--''''"~      ズゴォッ
  \/|おきゅ|)
973名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/01 18:02 ID:RryfUwoB
まだこのスレ有ったのか
記念カキコ。
975山崎渉:03/01/07 07:34 ID:QXKMWk9d
(^^)
976山崎渉:03/01/20 12:39 ID:GaGlp9FC
(^^;
977名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/09 14:47 ID:1YdrN7Jp
たしかに。埋め立てが必要だ。
>>977
いや、バックアップ取りたいんでちょっと待ってちょ
979名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/09 18:46 ID:1YdrN7Jp
あともうちょっと。えいしょ、こらしょ。
もう大丈夫だし。つーか埋め立てなんぞ下げでやれば良いのでは?
とか言いながらも埋め立てには賛成だが。
981戦略家志望@ヘーゲル研究中。:03/02/09 19:10 ID:5hTGeVe8
貢献。

早く、スパイクマン/ケナンと戦後のアメリカ対外政策における地政学の役割に
ついての議論に華を咲かせたい。
982名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/10 04:45 ID:RGInlfUj
>>966
−第2章− の方が先に逝っちゃったんだね……
983おきゅきゅきゅきゅ〜@こぴぺ:03/02/10 15:38 ID:RhPMpDQ0
>>982
いきてますよ。
◆地政学とは何か -第2章-
http://society.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1014946908/l50
鯖移転の所為でつ
ほるほる。