■地政学とは?

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426名無しさん@お腹いっぱい。
次に膨大な量の情報を処理するため格闘する訓練が二十代である。この
時期は情報とデータとの取っ組み合いをする時である。日本の会社では
大学院卒を余り歓迎しないで新卒を採用するが、これも大学卒を現場で
鍛えたほうが情報処理能力を身につけやすいからであろう。
情報処理能力を身体で覚え身につけていくには二十代が最適なのである。
とにかく泥まみれになって情報と格闘する訓練をすべきである。
このようにして情報と格闘する訓練とセンスを磨いたのち三十代はいよいよ
シナリオを書く訓練を身につけドラマトゥルギ−の習得に入る世代である。
シナリオとはすなわち ”戦略である。サラリーマンなら経営戦略、販売戦略
広告宣伝などの戦略であり役所ならば国家戦略、政治外交戦略などであろう。
戦前は士官学校や海軍兵学校などを出て少尉,中尉として現場で苦労し
鍛えられた後大尉、少佐などになってから海軍大学や陸軍大学に入って
作戦つまりシナリオの立て方を学ぶというコースをとっていた。
士官学校や兵学校を出たばかりの二十一、二歳の若い士官では世間知らずで
人生経験も浅いし兵隊の扱い方も知らない。それではとうてい作戦などは
立てられない。作戦とは人間ドラマのシナリオである。そこで十年位
現場で苦労をさせ生きた情報と格闘したあと作戦の勉強をさせるわけである。
会社も同様で経営戦略などを勉強するためにはまず現場で鍛え三十歳位から
本格的に戦略(シナリオ)づくりにタッチさせるべきであろう。