7月に受けた健康診断。
なんと、便に出血が認められてしまいました!
さっそく、大きめな病院に検査予約。
3週間後に検査決定。大腸内視鏡検査を行うとのことで、検査時に異常があればその場で手術、一泊入院だそうです。何も異常がなければ、帰宅です。
何もなければよいのですが、入院なんてしたことないのでわくわくしてきました。
大腸内視鏡検査は大腸内をカメラで見るので、当然、検査当日は大腸内はきれいでないといけません。
その為、前日は消化の良いものを食べないといけないのですが、いちいちメニューを考えるのも面倒なので、検査前日の朝に検査食を買ってきました。1日分の食事で2100円もします。
まずは、朝食。といっても、買ってきた時間が遅かったので、食べたのは12時ごろ。
消化の良いものなので、おかゆになってしまいますね。でも、どんぶり一杯のおかゆなので腹にたまります。赤いものは梅干のふりかけなのですが、これが汗臭くてひどい。このふりかけだけはダメですね。
つぎに昼食。21時までに食事を済ませなくてはいけないので、食べたのは15時半ごろ。コーンスープとクッキー4個だけです。量が少ないのですが、3時間半前に食べたばかりなので、また満腹。
20時半ごろに最後の晩餐。おかゆ(ふりかけ付き)とみそ汁のみ。3食でカロリーは1027kcal。ダイエットが捗りますねっ。
22時に写真の下剤を飲んで寝ます。以後、何も口にしてはいけません。
翌朝、水も飲まず、朝食も食べずに、病院へ。
まずは、吐き気止めを飲まされます。
吐き気止めが効いてきたころに、ニフレックという腸管洗浄剤を2リットル飲むように言われます。一気飲みしてはならず、2時間かけて2リットル飲まなければなりません。ビールなら、2時間で2リットルは・・・。最近は無理ですが、昔はできました。
味は、まずいのですが、まぁ飲めます。ゆっくり飲みます。1時間経つころから、もよおしてきてトイレに何度も行くのですが、しばらくすると下痢のようになり、そのうち、飲んだニフレックがそのまま出てきています。これで大腸の洗浄完了・・・。ニフレックを飲みきる前には吐き気がしてくるのですが、吐き気止めを飲んでいますし、2時間きっかりで完飲!
1時間ほど休憩してから、点滴を受けます。この点滴を受けながら、大腸内視鏡検査を受けます。はじめて点滴を受けたのですが、動きを制限されるというのはもどかしいですね。
13時過ぎに手術室に呼ばれ、横になり、医師にお尻を突き出して・・・。アッーー!
内視鏡がお尻から体内に入り、進んでゆきます。仰向けになって足を組み、しばらくすると、ポリープ発見。内視鏡的大腸ポリープ切除術開始っ。私もモニターを見て、手術の経過を見守ります。
ポリープにワイヤーを巻いて、カウントダウンとともに、電気で焼き切ります。一発目は腕がベッドの金属部に触れていたせいか、腕にチクッときました。危ない危ない。切除したら、ワイヤーでホッチキスのようにバチンッと止血します。これは、後に便と一緒に出てくるそうです。
ポリープは3個発見され、すべて切除。手術終了後に、切除したポリープを見たのですが、BB弾より小さい肉片で、病理検査に回して良性か悪性(ガン)かチェックするそうです。ちなみにポリープの写真は別料金です。手術前に相談するか手術中にお願いすればいただけるでしょう。病院の施設にもよりますが、この病院では手術中にお願いしたところ、手術後すぐにプリントアウトして頂けました。
手術自体は短時間で終了。まだ14時です。
入院の為、ベッドまで車いすで運ばれますが、看護婦さん大変そう・・・。重くてすいません。
点滴に止血剤が投入され、何度かトイレに行くものの、それ以外の時間はベッドで横になって安静にしながら、iPhoneでネットして時間をつぶします。
18時になって、22時間ぶりの食事!わくわく。初めての病院食。うまいっ。うまいっ。あっという間に完食!
この後も、何度もトイレに行って、ニフレックを出し切り、21時には天空の城ラピュタを携帯で鑑賞。22時ごろに点滴が外され、バルス前に寝ちゃいました。
起床。健康的な朝。
顔を洗って、点滴再開。そして、朝食!これもうまい。うまいっ。
しばらく暇。横になってまた寝ます。すると、医者に呼ばれ昨日の手術の説明。
また横になって寝ると、点滴終了。入院費の説明を受けますが、4万円ちょっと。そんなもんなんですね。生命保険で賄えそうです。これで帰宅できるのですが、昼食も予約していたので、食べてから帰ります。
昼食もうまい!終始、魚には骨がなく食べやすい。かぶりつける魚はうれしいですね。
食べ終わって、しばらくして、退院。
意外と病院って居心地がいいところなんですね。