風疹が流行っていますね。
東京都感染症情報センターを見ると先月は毎週100人以上罹っているそうです。
各自治体が予防接種に助成金を出しているのが深刻さを物語っています。
しかし、予防接種に使う風疹ワクチンが不足気味で、通院している病院に聞いてみると入荷がないからと、ワクチン接種を受け付けておらず、状況はさらに深刻なようです。MR(麻疹・風疹混合)ワクチンはまだ流通量が多いものの、病院によってはそれさえも入荷が不安定だそうです。
国立国際医療研究センター トラベルクリニックでは、風疹もMRワクチンも少なく、輸入ワクチンのMMRワクチンが登場してきています(7月1日時点)。MMRワクチンは多くの自治体で助成金の対象外なのですがMRワクチンに比べると、1000円ほどお安いようです。
とはいえ、MRワクチンならあるところにはあるようで、ある病院に電話で問い合わせしたところ、翌日でも接種できるとのことで、接種してきました。血ならよく抜かれているので癖で腕をつき出したのですが、予防接種はそんな姿勢ではありません。腰に手を当てて注射していただきました。
料金は8820円(病院により異なります)
保険証は見せるものの、健康保険適用対象外なので全額自己負担です。
ちなみに、東京都千代田区にお住まいで、風疹単独のワクチンを接種する場合は無料です。
帰宅後、自治体に提出する助成金申請のための書類をそろえ、窓口で書類提出。費用の一部が帰ってきますが、万が一風疹に罹れば数日は仕事を休まなければならないわけで、費用対効果はばつぐん。
まずは、お住まいの地域の自治体のホームページを見てから、予防接種を受けてみませんか
参考:
厚生労働省 風しんについて
東京都感染症情報センター 風しんの発生状況(東京都 2013年)