F-02DとF-LINK その2

 つながらないF-02DF-LINK

 ドコモに富士通の連絡先を紹介され、モバイルフォン事業本部の方とお話ししたのですがF-02Dではなく、パソコンのファイアウォールが原因と考えているようなので、詳細を確認することにしてみました。先日のブログで書いたルーターのログだけではあまりにも情報が不足してますのでね。

 まず、USBのLANアダプタを購入。ノートパソコンにLANコネクタは一つしかないわけで、二つにしようと思うとUSBのLANアダプタを買わねばなりません。ノートパソコンのLANコネクタを二つにして何をするかというと、LANケーブル上に流れるデータのチェックです。

 次に、無線APとルーターの間に、ノートパソコンを設置します。次にノートパソコンの二つのLANをブリッジ接続にし、右から左へ、左から右へ、そのままデータを流すようにします。そして、流れるデータをWiresharkというネットワークアナライザで可視化し、詳細なパケットをチェックします。

 接続図は以下のようなものになります。

F-LINKチェック用接続図

 ノートパソコンにインストールした、Wiresharkで、F-02DのMACアドレスを用いたパケットだけ表示するよう、フィルターをセットします。
 eth.addr == B0:99:28:xx:xx:xx

 手元のパソコンのファイアウォールを無効にし、パソコンのF-LINKを起動します。次にF-02Dの電源を入れます。

F-LINKチェック中その1

 F-02Dが自動的に無線APに繋ぎ、DHCPでIPアドレスを受け取り、F-02DでF-LINKの「パソコン連携」を実施する直前が下記の写真。

F-LINKチェック中その2

 パソコン側のF-LINKでケータイ連携画面にし、F-02Dの画面に表示されたOKを押します。

F-LINKチェック中その3

 F-02Dの画面では「検索中」にもかかわらず、Wiresharkの画面に動きなし。
 本来、この時点で、F-02Dはブロードキャストを出していなければなりません。

F-LINKチェック中その4

 相手を探しに行っていないのですから、当然、相手先が見つかるわけがありません。

F-LINKチェック中その5

 Wiresharkの画面を見ても、表示が増えておらず、データが一切流れていないのが確認できます。よって、パソコン側のファイアーウォールが原因ではないと考えることができます。

 あぁ、正常に動作している時にこのチェックをしていればよかった・・・。後悔。

 また、Twitterでの別の窓口にも相談し、回答があり、「データ共有」については、事前にWi-Fiネットワークに接続している状態で共有すると、共有に失敗する場合があるようです。とのことです。直るといいんだけれどなぁ。

 データの流れはちょっと知識のあるユーザーであれば確認できますが、内部動作は富士通しか知りえないわけで、症状を確認していただけない事には原因がわかるはずもなく、問題を早く特定してほしいものです。

 ちなみに、F-02Dでフルブラウザ、及びホームメディア機能は正常に動作しています。

F-02D フルブラウザ
F-02D ホームメディア

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このページは、mimizunが2013年6月 2日 00:20に書いたブログ記事です。

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