昔、一般の固定電話での発信者番号の偽装はISDNでのTAを利用してのホニャララで可能とか眉唾的なことは聞いたことがある。発信者が番号非通知にしてもTAまで番号は来ているので実は取り出し可能とかいうことも聞いたが当然信用などしていなかった。
昨今、携帯電話での発信者番号の偽装が問題になっていて振り込め詐欺に使用されたりしたのだがテレビなどで報道されたとおり手口は解明されたようで現在は国際回線経由での発信者番号偽装はできなくなっている。
ところがであるここ数年のサービスであるIP電話では発信者番号偽装に関してチェックが甘い可能性がありまた海外からISDN回線で発信した場合にも偽装が可能であるという。
詳しくは日経Networkの記事を拝見していただくとして・・・
メールアドレス詐称程度はたいしたことはないが一対の(信義上)閉塞された網である電話回線でさえ番号偽装が容易となると電話番号も信じられなくなるものである。自宅からの電話も嘘を嘘と見抜ける知識が必要になってくるのだろうか。
日経Network 電話の発信者番号は偽装できる?
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NNW/NETHOT/20050325/158003/