インフレターゲット反対こそ経済学の本流その2

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1金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
↓性懲りもなく金融政策拡大を説く有名デムパインフレ論者 

クルーグマン、スティグリッツ、バーナンケ(プリンストン)、フィッシャー(MIT)、
岩田キクオ(学習院)、伊藤隆敏(一橋)、深尾光洋(慶應)、野口旭(専修大),
岩井克人(東大)、伊藤元重(東大)、北坂真一(神戸大学)、林文夫(東大), ポール・サムエルソン
(MIT)、マネタリスト一同(メルツアーその他大勢),渡辺努(一橋)マッカラム
(カーネギーメロン)、IMF、ブラインダー、テイラー、ドンブッシュ 他

前スレhttp://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1054780543/
http://money.2ch.net/eco/kako/1024/10244/1024424664.html
http://money.2ch.net/eco/kako/1024/10248/1024885486.html
http://money.2ch.net/eco/kako/1025/10252/1025284816.html
http://money.2ch.net/eco/kako/1025/10255/1025569769.html
http://money.2ch.net/eco/kako/1025/10259/1025945640.html
http://money.2ch.net/eco/kako/1026/10263/1026300117.html
http://money.2ch.net/eco/kako/1026/10267/1026720483.html
http://money.2ch.net/eco/kako/1027/10276/1027695115.html
http://money.2ch.net/eco/kako/1028/10284/1028423444.html
10http://money.2ch.net/eco/kako/1028/10289/1028902608.html
11http://money.2ch.net/eco/kako/1029/10292/1029206395.html
12http://money.2ch.net/eco/kako/1029/10299/1029935018.html
13http://money.2ch.net/eco/kako/1030/10304/1030452929.html(数字はないが13)
14http://money.2ch.net/eco/kako/1030/10307/1030779874.html(12とあるが本来なら14)
15http://money.2ch.net/eco/kako/1031/10311/1031108267.html
16http://money.2ch.net/eco/kako/1031/10312/1031223719.html
17http://money.2ch.net/eco/kako/1031/10313/1031372660.html
18http://money.2ch.net/eco/kako/1031/10315/1031562117.html
19http://money.2ch.net/eco/kako/1031/10317/1031713656.html
20http://money.2ch.net/eco/kako/1031/10319/1031920358.html
21http://money.2ch.net/eco/kako/1032/10320/1032081591.html
22http://money.2ch.net/eco/kako/1032/10321/1032181171.html
23http://money.2ch.net/eco/kako/1032/10324/1032447454.html
24http://money.2ch.net/eco/kako/1032/10325/1032595308.html
25http://money.2ch.net/eco/kako/1032/10326/1032691132.html
26http://money.2ch.net/eco/kako/1033/10333/1033320424.html
27http://money.2ch.net/eco/kako/1033/10336/1033659855.html
28http://money.2ch.net/eco/kako/1033/10338/1033878368.html
29http://money.2ch.net/eco/kako/1034/10340/1034002062.html
30http://money.2ch.net/eco/kako/1034/10342/1034269751.html
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37http://money.2ch.net/eco/kako/1036/10367/1036728742.html
38http://money.2ch.net/eco/kako/1037/10373/1037376873.html
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41http://money.2ch.net/eco/kako/1038/10382/1038244809.html
42http://money.2ch.net/eco/kako/1038/10384/1038435171.html
43http://money.2ch.net/eco/kako/1038/10386/1038675675.html
44http://money.2ch.net/eco/kako/1039/10390/1039000502.html
45http://money.2ch.net/eco/kako/1039/10394/1039447136.html
46http://money.2ch.net/eco/kako/1039/10398/1039859232.html
47http://money.2ch.net/eco/kako/1040/10401/1040195742.html
48http://money.2ch.net/eco/kako/1040/10405/1040539170.html
49http://money.2ch.net/eco/kako/1041/10410/1041000879.html
50http://money.2ch.net/eco/kako/1041/10412/1041206203.html
51http://money.2ch.net/eco/kako/1041/10413/1041352103.html
52http://money.2ch.net/eco/kako/1041/10415/1041585981.html
53http://money.2ch.net/eco/kako/1041/10417/1041758548.html
54http://money.2ch.net/eco/kako/1041/10419/1041941511.html
55http://money.2ch.net/eco/kako/1042/10422/1042214910.html
56http://money.2ch.net/eco/kako/1042/10422/1042298153.html
57http://money.2ch.net/eco/kako/1042/10423/1042375037.html
58http://money.2ch.net/eco/kako/1042/10424/1042457689.html
59http://money.2ch.net/eco/kako/1042/10426/1042618101.html
81http://money.2ch.net/eco/kako/1045/10456/1045654433.html
82http://money.2ch.net/eco/kako/1045/10457/1045742964.html
82http://money.2ch.net/eco/kako/1045/10457/1045742764.html(偽)
83http://money.2ch.net/eco/kako/1045/10459/1045924135.html
84http://money.2ch.net/eco/kako/1046/10465/1046510622.html
85http://money.2ch.net/eco/kako/1046/10467/1046777182.html
86http://money.2ch.net/eco/kako/1047/10470/1047025105.html
87http://money.2ch.net/eco/kako/1047/10474/1047449727.html
88http://money.2ch.net/eco/kako/1047/10476/1047653051.html
89http://money.2ch.net/eco/kako/1047/10478/1047800075.html
90http://money.2ch.net/eco/kako/1048/10482/1048297485.html
91http://money.2ch.net/eco/kako/1048/10486/1048674488.html
92http://money.2ch.net/eco/kako/1049/10491/1049198725.html
93http://money.2ch.net/eco/kako/1049/10498/1049814039.html
94http://money.2ch.net/eco/kako/1050/10504/1050416763.html
95http://money.2ch.net/eco/kako/1051/10510/1051021681.html
96http://money.2ch.net/eco/kako/1051/10516/1051657897.html
97・98欠番
99http://money.2ch.net/eco/kako/1051/10512/1051244624.html
100http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1052313745/
101http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1052756864/
102http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1053177953/
103http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1053367203/
104http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1053857789/
105http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1054026779/
インフレターゲットを讃える厨房へ
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1038076099/
インフレターゲットを主張している政治家って誰?
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1035108309/
悪魔の誘惑!インフレターゲット!
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1022427003/
【対決】インフレターゲットの実行手段は?
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1044544215/
インフレターゲットで不動産価格が急降下する
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1042769477/
リフレにする為の経済政策(インフレターゲット)1
http://money.2ch.net/eco/kako/1032/10326/1032678042.html
リフレにする為の経済政策(インフレターゲット)2
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1033054410/
リフレ政策支持こそ経済学の本流 その1
http://money.2ch.net/eco/kako/1032/10325/1032594896.html
インタゲ論はダメダメ
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1032288274/
インタゲは日本を滅ぼす
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1045663865/
インフレターゲット賛成してる奴って貧乏人だろ?
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1038431189/
インフレターゲット不支持こそ経済学の本流その18
http://money.2ch.net/eco/kako/1031/10315/1031535075.html
インフレターゲット論支持だけが日本経済を救う。
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1052711830/
【株価回復】祝・インタゲ派 敗北【ゴキブリ共無惨】
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1054530062/
■インフレターゲット反対こそ経済学の本流その1
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1054780543/
インフレターゲットより優れた政策を議論するスレ
http://money.2ch.net/eco/kako/1021/10213/1021305062.html
■イ ン タ ゲ 論 者 と は 夢 想 家■
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1056680453/l50
インフレターゲット反対こそ経済学の本流その127
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1063523064/
インフレターゲット反対こそ経済学の本流その128
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1064311170/
インフレターゲット支持こそ経済学の本流その128
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1064312840/
インフレターゲット反対こそ経済学の本流その2
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1070395403/
10金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/03 05:57
ハイパーデフレきぼんぬ。
11金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/03 07:53
デフレの日本はヘリマネをやってでも
3%インフレを目指さなければならない
平行して政治行政のムダを無くそう
これぞ構造改革!
 もう国も頼れないよ。このままだと日本国政府自体がアボン。

現在の国家の正味収入は47兆、支出は85兆、単年度借金は35兆。
3年後は、1)国債残高600兆 2)政府保証債務300兆
3)地方財政の赤字残高350兆  計1250兆円の借金となる。
金利が2%としたら、25兆円となり、金利だけで現在の国家の正味収入の
50%になる。 

誰もが目をそむけ、口にしようとしないが、これは現実の姿である。
永遠に国債を借り換え続けて済ませられると考えているのか?
借金の自己増殖段階に入れば、もはや誰にも止める事は不可能になるのである。
そしてこの事について、他ならぬ米国は既にしっかりと見据えているのである。
米国民主党のI議員が昨年明らかにした脅威のレポート(ネバダレポート)とは。

1)公務員の減員、給与30%カット、ボーナス100%カット、
  退職金100%カット*尚、全公務員の給与は実に年間に40兆円である。
2)年金一律30%カット
3)国債利払い5年乃至10年の停止  
4)消費税は15〜20%へ増税。優遇税制廃止
5)課税最低限を年収100万円以上に課税するように見直す
6)資産税(財産税)導入。不動産は公示価格の5%、債権社債は5〜15%
  課税、株式1%課税。
7)ペイオフ後、預金を30〜40%カット *即ちこれは強制的な資産収奪。

これは米国の暇な人達の遊びではなく、現在の日本の状況に対する処方箋
としてまとめられた、国家財政破綻を防ぐための真剣なレポートの要点である。

歴史上、これほどの借金依存に陥った先進国は無い。どんな過去の事例や
経済学者の本も、このような状況を予測した対策案を述べてはいない
 クルーグマンはモデルに従って『日銀は今後15年間、4%のインフレを
目標とすべきである』と政策提言をしている。この4%は以下のようにして
求められている。
 a.日本のGDPギャップを4〜5%(20〜25兆円)とする。
 b.長期金利を0.75%低下させると実質GDPが1%上昇するとする。
 c.GDPギャップを埋めるに必要な実質金利の低下幅は、以下の式で求まる。
   必要な実質金利の低下幅 = GDPギャップ × 実質GDPを1%上昇させる長期金利の低下幅
 d.計算すると 3〜3.75%が必要な実質金利の低下幅であり、4%のインフレを目標が必要ということになる。

 GDPギャップとは、生産能力をフルに利用したGDP(=潜在GDP)と現実のGDPの差で、
率で表す時には分母を潜在GDPにする。
 問題なのは、b.の『長期金利を0.75%低下させると実質GDPが
1%上昇する』という仮定が、アメリカの代表的なエコノメトリック・モデルに
従ってなされており、日本ではこのようなことはない。アメリカの利子弾力性を
日本に用いても無意味である。
 93年から99年にかけてコールレートが3%から0%へ、長期金利も
3.5%から1.8%へ大幅に低下していたのにもかかわらず、投資や消費
が力強い回復を示さなかった。その結果として「流動性の罠」と呼ばれる
までの状態に陥ったのである。なぜ需要が利子率の断続的な低下にもかか
わらず、低迷し続けたのかが、説明されなければならない。
 さて、クルーグマンの論文はくだけた調子で書かれており、この目標は
真剣な研究を刺激するものでまじめに受け取らないで欲しいとのことである。
それではクルーグマンの理論に従って再度、現実的な日本の値で計算してみよう。
 この時期の適当な数値を知らないので、おおざっぱに仮定してみる。
仮に日本では2%の長期金利の低下が実質GDPを1%上昇させるのであ
れば、必要な期待インフレ率、つまりは日銀のインフレ目標値は10%で
ある。0.33%の上昇させるのであればインフレ目標値は30%にもなる。
この10%〜30%について、続々と現れたフォロアーは気が付かなかった
のだろうか。外国の偉い先生の論文は検証されないようだ。
 1990年代から現在まで、我が国は歴史に残る低金利の時代であった。
そして同時に経済が低迷を続けた時代でもあった。史上例を見ないような
低金利政策にもかかわらず日本経済が低迷を続ける中で、「金利政策」と
は違う金融政策のアプローチが提唱されてきた。たとえばマネーサプライ
やハイパワード・マネー(現金プラス準備預金)など「数量」を増加する
ことにより景気を刺激しようとする「量的緩和論」。あるいは日本銀行が
2%、3%というように目標とすべきインフレ率を公にして金融政策を行う
「インフレ・ターゲット」などである。
 ここではインフレ・ターゲットに理論的根拠を与えるものとして、とりわ
け大きな影響を持ったポール・クルーグマンによるインフレ・ターゲット論
について論じる。クルーグマン・モデルは後に説明するように、現実の金融
政策に理論的根拠を与えるものではない。クルーグマン・モデルに基づきイ
ンフレ・ターゲットを景気回復の妙手と考えることはできない。
 インフレ・ターゲット政策とはインフレ率の目標を設定・公表して、それが
守られるように中央銀行が金融政策を行うという、金融政策の「枠組み」である。
そしてインフレ・ターゲット政策は諸外国の経験からみても、あるいは文献の中
の議論からみても、インフレ率を低位に安定的にとどめようとする政策であり、
「インフレを起こすことを目的とする」という、いわゆる「調整インフレ政策」
ではない。
 デフレの我が国で昨今議論されている日銀のインフレ目標の導入論は、量的
緩和等、調整インフレ政策の一環として日銀にインフレ目標値を設定させ、強く
金融政策をとらせようというものであり、従来のインフレ・ターゲット(インフ
レ目標)政策ではない。日銀はすでにデフレがなくなるまで金融緩和を続けると
いう弱い目標を掲げているが、インフレ目標値の達成を強制させるかのように
強化するものである。
 「諸外国ではインフレ・ターゲットをやって成功している」というが、これは
高すぎる物価を押さえるために、「上から下へ」下げているのであって、「下か
ら上へ」上げるインフレ・ターゲットは未だかつてどこの国もやっていない。
いちおう学説によるとスウェーデンで一回行われたが、これは1930年代の
話で、1993年から導入しているものとは違う。1930年代の時は数値を
設けない物価水準目標であって、まるでデフレ下のインフレ・ターゲットの
成功例であるかのように扱っている学説はどうにかしている。そして最初は
デフレよりインフレが懸念されていたという説もあるくらいで、その評価も
分かれている。一見うまくいったように見える部分もあるが、最終的には不況の
深刻化で打ち切られており状況も現代の日本と違い参考にしにくい。ただ常識的
に考えるのであれば、上で述べたように日銀がインフレ目標の導入をして
うまくできる訳がない。
 日銀の力だけで景気回復はできない。しかし日銀が何でも買いまくれば
インフレにはできる。日銀があえて明示的にインフレ目標値を設定させられた
暁には、それを達成するために、インフレになるまでどんどん紙幣を印刷し、
過剰流動性を大きく膨らませることになるだろう。
 クルーグマンのインフレ・ターゲット論の最大の問題は、中央銀行が期待インフレ率を自由
にコントロールできるとしている点である。そのようなことが日銀にできれば、バブルも起こ
らなかっただろうし、バブル崩壊もコントロールできたはずであった。これだけの長期低迷も
起こりえなかっただろう。空を飛べない人に空を飛べと言っても、それは政策とは言えない。
クルーグマンの理論は学問的に意味があっても、思考実験の範囲を越えるものではなく、政策
と言えるものではない。クルーグマンの政策提言のバカバカしさは、経済学者には分かりにく
かったのかもしれない。
 よく話題になっているインフレ目標導入論は、一歩間違えれば国民の財産1400兆円を無
に帰す大々的な実験である。お茶の間ワイドショー政治が弄ばれ、田中外相が更迭されると内
閣の支持率が30%も落ちるような世の中である。政治家の中には日銀にインフレ目標を導入
させ、強力に調整インフレ政策を進めさせるよう提言している勢力もある。マスコミでも読売
新聞、産経新聞が社説で主張している。たしかにデフレで不況下では、調整インフレ政策を強
力に進めるインフレ目標導入論は単純で分かりやすく、国民の人気を得やすいだろう。しかし
それは同時に財政赤字、過剰流動性が大きく膨れ上がった日本にとって経済破綻への道でもある。
野口旭『経済学を知らないエコノミストたち』日本評論社


本書を読んで思い起こすのは、こういう笑い話である:夜道で落し物を
した人が、電柱の灯りの下を探している。「そこに落としたんですか」
と聞かれると、「いや、落としたのはあっちなんですが、ここが明るい
ので探してるんです」。

著者の議論は「辛口批評」とかで人気らしいが、自分でもいやになると
いっているぐらい、同じ話の繰り返しである。有名なエコノミストを実
名で罵倒するのが売り物だが、その根拠は、もっぱら「そういう話は経
済学の教科書に出ていない」ということだ。まるで教科書の外に経済は
ないかのようである。私は著者と研究会で一緒になったことがあるが、
彼の専門は経済学史である。「経済学史学会」などという学会があるの
は、日本ぐらいのものだ。こういう「経済学学」が栄えているのは、経
済学ではオリジナルな仕事のできない(著者のようなマル経崩れの)学
者が多いからだろう。経済学評論家にとっては教科書に合っているかど
うかが重要なのだろうが、国民にとってはそんなことはどうでもよい。
知らなければならないのは、経済学ではなく経済である。

たとえば、著者は「国際競争力」という概念は存在しないという。これ
はクルーグマンの受け売りだが、彼の議論が開発経済学者から批判され
ているのを知らないらしい。国際競争力に意味がないのなら、為替レー
トさえ調整すれば、アフガニスタンが日本と競争できるようになるだろ
うか?そんなことがありえないのは、日本には社会に共有される「知識
の外部性」があるからだ。これは内生的成長理論などでも実証され、こ
うしたTFP(全要素生産性)が成長率を決めるもっとも重要な要因とされ
ているのである。教科書にあわない現実は無視しようとする著者の議論は、
「聖書に出ていないから、進化は存在しない」と主張するキリスト教原理
主義を思わせる。
「インフレ目標」を推奨し、「構造改革」を否定する議論が本書の
大部分を占めているが、まあインフレ目標でデフレが克服できたと
しよう。So what? それで日本経済の本質的な問題が解決するのだ
ろうか?著者は「インフレ目標では生産性は向上しない」と正直に
認める。だとすれば向上させるにはどうすればいいかを論じるのが
当然だろうが、そこで著者は「生産性が向上しても、デフレ・ギャ
ップがあってはGDPは上がらない」と話をすり替える。これでは堂々
めぐりである。問題が単にGDPを上げることなら、インフレ目標など
という危険な手段よりも公共事業のほうが手っ取り早い。そんな目
先の対策ではどうにもならないから、構造改革が論じられているのだ。
たしかに「構造問題」というのは曖昧だし、人によって意味がまち
まちだから、経済分析には乗りにくい。しかし、それは構造問題が
重要でないことをいささかも意味しないのである。

著者の語り口は、研究者というよりも予備校の教師である。学説史
なら、他人の議論を教科書に照らして○×をつけていればいいが、
経済問題は大学入試とは違って、教科書に書いてあるような解きや
すい問題だけを解いてもしょうがないのだ。「経済学の初歩も理解
していない」というのが口癖だが、著者のように経済学の初歩しか
理解していないのも困ったものである。「構造」という言葉がお気
に召さないなら、「制度」といえばわかるだろうか。いま日本が直
面しているのは、在来の経済学の枠を超えた「制度変化」であり、
それを考える「制度の経済学」は、世界中で多くの経済学者の取り
組んでいる最先端のテーマである。その成果は、まだ著者のような
初歩的な経済学者にもわかるような教科書にはなっていないが、現
実が教科書に合わないときは、教科書がまちがっているのだ。明る
い所を探すよりも、どこに落としたかを考えるのが先である。
後記:この反書評には、複数の経済学者から「よく言ってくれた」
というコメントが来た。著者のような金融実務を知らないアマチュ
アが口汚く「日銀バッシング」を行うのは、『経済セミナー』を読
んでいるような学部学生には受けるのだろうが、金融の専門家には
物笑いの種になっていることを知っておいたほうがよい。デフレの
責任をすべて日銀総裁に押しつける発想こそ、著者が批判している
(つもりの)「天皇制」的な無責任体質である。

後記:HotWired Japanの連載は、めでたくわずか6回で終わってし
まった。これは最短記録だろう。当たり前だ。毎回しつこく日銀の悪
口ばかり読まされる読者は、たまったものではない。いまだに「米国
の偉い先生はみんな私と同じことをいっているのに、素人は理解でき
ない」などと恨み言を書いている。アカデミズムでは自分が多数派だと
思っているのかもしれないが、私の職場にいる約20人の経済学者のうち、
著者のような「マクロ経済学原理主義」に賛成しているのは1人もいな
い。こんなloud minorityには影響力がないので、無視しているだけである。
20金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/03 11:59

  緊縮財政→需要減退→景気後退→歳入減少→増税→デフレ進行
    ↑                                  ↓
  日本国あぼーん                         緊縮財政
    ↑              (´д`)                ↓
  資産課税実施                           需要減退
    ↑        世界一の債権国が税金で          ↓
  財政破綻    借金返そうとしてるのが大間違い     景気後退
    ↑       本当は借金なんか日本にはない       ↓
  景気後退    国内的に資産の配分を間違えただけ   歳入減少
    ↑                                   ↓
  需要減退      お札を刷れば一発解決なのに      増税
    ↑                                   ↓
  緊縮財政                             デフレ進行
    ↑                                   ↓
  デフレ進行←増税←歳入減少←景気後退←需要減退←緊縮財政


本当は借金なんか日本にはない。これはよくインタゲ厨が使う言い方ですね。
しかしこれにはレトリックなるものが存在します。現在日本政府は国債を通
してファイナンスしていますが、これは国民からお金を借りているのです。
ずばり国民から借金しているということです。それなのに借金はないという
言い方は、国民のお金は俺の物、俺のお金も俺の物というジャイアン的な発
想に過ぎないのです。確かにお札を刷れば一発解決でしょう。その代わり
ハイパーインフレによって国民が築き上げた財産は没収されてしまうのです。
この行為から判断すれば、日本という国家という観点では一見正しいように
見えますが、国民に大被害が及ぶのは間違いないのです。いわば略奪行為
なのです。インタゲ厨の主張とは、国民の財産を略奪しましょうという意見
に他なりません。こんな略奪理論に賛同する人は、自分自身で儲けられない
人か借金を抱えている貧乏人ということでしょう。しかし世の中そんなに
甘くありません。ハイパーインフレになれば金利は大幅に上昇します。
とくに貸し出し金利はインフレ率以上に上昇するでしょう。インフレで借金
が減価するというのは考えにくいのです。そして一度信用を失った円が信頼
を回復できるのはそうとう先の話になるでしょう。安易に通貨を堕落させる
行為こそ売国奴的発想であり、それと同時に国民の期待を裏切る行為に他な
らないのです。みさなん、インタゲ厨の言うことに騙されてはいけません。
長いこと築き上げてきた金融資産が奪われる恐ろしさを考えるべき時期です。
子々孫々へと伝えるべき資産を守ることこそ国家の信頼を得る行為であるの
にそれを放棄しようという発想をもつのがインフレターゲットであります。
 この「お金」の発行はあまりにも魅力的だ。借用証書にすぎないものが、アッという間に
「お金」に変わってしまうのだから、通貨発行券という代物はまさに錬金術なのである。輪転
機さえ回せば、いくらでも自分がほしいだけ「お金」が手に入る。
 古今東西、為政者にとって、この錬金術は垂涎の的であった。そして多くの場合、為政者は
通貨発行券をという錬金術をわが物にし、紙切れにすぎないという脆弱性を忘れて輪転機を回し
続けた。その結果、「王様は裸だ」ということがわかったとき、借用証書は価値を失い、庶民
は一挙に貧国に堕ち、借用証書を呪うことになる。
著名な例としては、18世紀初頭のフランスでロワイヤル銀行を設立したジョン・ローがいる。
彼は「太陽王」ルイ14世が残した巨額の財政赤字を賄うために、それまでの金貨ではなく、
銀行券(実態は借用証書)発行による信用創造を唱え、銀行券を気前よくばら撒くことで、
一時は国家を蘇らせた英雄にまで祭り上げられた。
 ロワイヤル銀行の銀行券は、金と交換できることになっていた。とはいえ、当時のフランス
の国家予算の規模をはるかに上回る銀行券が発行されたのだから、当然ながら裏付けとなる資
金が必要となる。そこで、ローが考え出したんが「ローのシステム」である。
 ローは、当時フランス領だったアメリカ・ルイジアナの金鉱開発を目的としたミシシッピ会
社を設立し、その株式を売り出す。この会社の株は爆発的な人気となった。株式を手に入れる
ために、女性が自らの体を投げ出したとさえいわれている。ところが、払い込まれた資金は金
鉱探査には使われず、フランス国家に貸し付けられ、国債の償還に企てられていた。ロワイヤ
ル銀行の発行した銀行券をミシシッピ会社が引き受け、政府に貸し付ける。政府はその銀行券
を債務の償還に充てる。その一方で、ミシシッピ会社は新株を発行し、市中から銀行券を回収
する。ロワイヤル銀行の銀行券とミシシッピ会社の株は循環し、いっそうの株高と銀行券の発
行に役立った。そして、多くの通貨を手にしたフランス国民も、しばらくの間はハッピーな時
を過ごした。
 もちろん、この連鎖が無限に続くわけがない。
 人々が銀行券と金の交換を求めたとき、銀行の倉庫の中身は空っぽであった。ロワイヤル銀
行の銀行券は交換性を失ったと宣言され、「ローのシステム」は崩壊した。ロー自身も命から
がら国外に逃れている。
 日本も例外ではない。徳川家斉将軍の時代、老中水野忠成は14年間に8回も貨幣を改鋳し、
破綻した幕府財政を切り盛りした。明治政府も、設立当初の財政難を賄うため、太政官札を大
量に発行したし、1877年に西南戦争が起こると、戦費を調達するために政府紙幣を大増刷
した。これらはみな最終的に、貨幣・太政官札・政府紙幣の価値喪失という形で、庶民を困窮
化させたのである。
このように通貨発行券という錬金術を用いて、「借用証書=通貨」の価値を堕落させていく
という誘惑に、為政者は打ち克つことはできない。借用証書の受け取りが拒否されるまでは、
経済活動は活発化して、みなが幸せになるのだからなおさらだ。しかし、最終的には借用証書
は価値を失い、庶民の犠牲の上に、価値体系が大幅に調整されることになる。
 こうした歴史的な反省点を踏まえて、「通貨を堕落させる」という為政者の誘惑を断ち切る
ために設立されたのが中央銀行である。それゆえ、中央銀行は火薬、印刷技術と並ぶ「人類の
3大発明」と呼ばれているのだ。要するに、インフレにさせないために通貨の価値を守る番人
を置いたのである。したがって、中央銀行は「通貨を堕落させたい」為政者の干渉から、完
全に独立していなければならない。
 そう言うと、「日本銀行の通貨及び金融の調節における自主性は尊重されなければならない」
という日銀法第三条の指摘されるだろうが、中央銀行の独立性とは、本質的に「日銀が公定歩
合を自由に決める」などという低次元の話ではない。「通貨を堕落させる為政者の魔の手から、
日本国民の生活を守るために、為政者に対し抵抗し続けなければならない」という、極めてア
グレッシブな独立性を意味するのだ。
小野善康『景気と経済政策』岩波新書
著者は、吉川洋氏と並んで霞ヶ関の人気者である。今どき「景気対策」
が必要だと主張する数少ない経済学者だからだ。日本は、世界にも
珍しいマルクス派とケインズ派の棲息する経済学の「ガラパゴス島」
なのである。ただ、著者はリチャード・クー氏のような落第生では
なく、博士号を持っているから、その議論もそれなりにマクロ経済
学をふまえたものだ。要するに不良債権の処理などによって「供給
側」の効率を上げる政策は、完全雇用のときには正しいが、現在の
ように不完全雇用によって過剰設備が生じている場合には、供給能
力を削減するのではなく有効需要を追加することによって設備と労
働の有効利用がはかれるというのである。

しかし、そんなことをしたら過剰設備は温存され、いつまでたって
も供給の効率は上がらない――という批判に対して、著者は「過剰
設備は景気が回復してから削減すればいい」という。あきれた空論
である。景気がよくなってから、だれがわざわざ苦しい設備の削減
をするのか。不況というのは、予算制約によって非効率な設備や雇
用を削減する圧力となることに意味があるのだ。著者のようなマク
ロ指標しか見ない「どマクロ」経済学者には、こうしたミクロの構
造が見えないのだろう。
株式会社の重要なポイントは、会社の業績が悪くなったとき、企業
(株式)の所有権を移転することによって大規模な変化を実現する
ことにある。つまり資本主義とは、不況期に否応なく企業を解体・再
構築する自動調整装置なのである。短期的には、設備も人間も余っ
ているのにもったいないように見えるが、長期的にはこうした規律
づけによって経済システム全体の効率性が上がるのだ。著者のいう
ように行き当たりばったりに財政出動したら、そういう資本主義の
ダイナミズムが壊れ、今の日本のように際限なく問題が先送りされ
てしまう。

おまけに、その用途はゾンビのような銀行や漁港・農道だ。「よい
公共事業」を選別すべきだ、というのが著者や吉川氏の主張だが、
何がよい公共事業なのか。「これは悪い公共事業です」と銘打って
行われる公共事業があるのか。そんな選別ができる政府なら、もと
もとここまでひどいことになっていないだろう。いつまでたっても、
政府は民間より賢明だという「ハーヴェイ・ロードの前提」が忘れら
れないのも、ガラパゴス派の特徴である。
山家悠紀夫『「構造改革」という幻想』岩波書店

小泉内閣の「構造改革」は幻想であり、誤りだと主張する本である。
発想はなかなかおもしろいし、思わず手にとらせる「つかみ」を
心得ている。「構造」とは何なのかよくわからないし、改革でよ
くなる保証がないのも確かだ。しかし、これに対する著者の代案は、
要するに「何もしないで先送りしていればよい」というものだ。
財政も健全、銀行も大丈夫。悪いのはすべて「緊縮財政」なのだ
そうである。
著者によれば、日本の銀行はバブルさえなければ世界に伍してやっ
ていけたはずで、それをだめにしたのは金融ビッグバンだという。
著者は第一勧銀総研の理事だったが、日本の銀行がなぜだめになっ
たかを身をもって示す貴重な生き証人だろう。ここまで日本経済を
めちゃくちゃにしておいて「銀行は悪くない」と開き直る度胸には
恐れ入るが、私の知る限りではこういう銀行員は、特に経営者には
そう珍しくない。こういう人々には、何をいっても無駄だから、会
社ごとお引き取り願うしかない。経済学では、これを「創造的破壊」
と呼ぶが、「バカは死ななきゃ直らない」と訳したほうがいいのか
もしれない。
しかも、この「保守反動」の権化のような本の版元が、なんと岩波
書店だ。岩波は、以前からたびたび不渡り手形を出したという噂が
流れている。朝日新聞社に身売りしようとしたが、経営内容があま
りにもひどいので断られたという話もある。労使紛争が長期化して
共産党支配が強まり、労使関係も最悪だ。編集者の質の低下も著し
く、私もウェブに乗せた原稿を岩波の編集者が勝手にゲラに組んで
送ってきて驚いたことがある。経済学でも「近経」の担当者がパー
ジされ、多くの経済学者が執筆をボイコットした。

こういう「現状維持派」というのは、共産党・社民党的なイデオロ
ギーと馬が合うのかもしれない。墓場に片足を突っ込んだ戦後左翼
にとっては、「何もしないで、座して死を待て」という著者のよう
な子守唄が快いのだろう。岩波が内橋克人・奥村宏・金子勝などの
半マルクス系エコノミストを好むのと共通している。

*後記:著者の名前をGoogleで検索すると、なんとこの「反書評」
がトップに出てくる。Googleのランクは、基本的にはリンクの数で
決まるから、それだけ多くの人が著者に代表される銀行のバカさ加
減に怒っているということだろう。著者もこれを読むだろうから、
少しは恥を知って、嘘を書き散らすのをやめてほしいものだ。
リチャード・ヴェルナー『円の支配者』草思社


著者は、日本に滞在する外国人エコノミストで、日銀の研究員もつとめた。
私も議論したことがあるが、マクロ経済についての彼の議論はそう
おかしなものではない。しかし本書は、彼を知る人でさえ「ヴェル
ナーは日銀で何かあったのか?」というぐらい、わけのわからない
本である。ストーリーは単純で、要するにバブルの生成も崩壊も、
日本を「前川リポート」に示された姿に改造するために、歴代の日
銀の「プリンス」(現在の福井俊彦総裁も含む)によって仕組まれ
た陰謀だったというのである。バブル期には、窓口指導で通貨供給
をジャブジャブにし、バブル崩壊後は「構造改革」を進めるために
金融緩和を遅らせたというのだ。

まあ推理小説としてはおもしろいが、著者は、この荒唐無稽なストーリー
を本気で信じているらしい。いろいろな状況証拠をあげて、いかに
バブルが日銀によって計画されたものであるかを描こうとしているが、
著者が日銀の「インサイダー」であったにもかかわらず、その直接
証拠は一つもない。通常の司法手続きなら「起訴見送り」である。
ところが、著者はこういう薄弱な根拠をもとにして憶測をふくらませ、
日銀をバブル生成・崩壊の「主犯」と断定するばかりか、大蔵省を含
めて日本経済のあらゆる部分が日銀にコントロールされているという
誇大妄想を展開し、「セントラル・バンカーが暮らしを支配する」
と主張するのである。
これは書評というよりも「診察」が必要だろう。はっきりいって、
本書の後半は、まともな精神状態で書かれたとは思われない。
何人かの友人から聞いた話では、彼は日銀でかなり冷たく扱われた
ようだ。そりゃ当たり前だ。ここに書いてあるようなことを本気で
日銀の職員に言ったら、だれも相手にしてくれなくなるだろう。
それが彼には「何か隠している」と映ってさらに疑惑を深め、まわり
は気味悪がってよけい相手にしなくなり・・・という悪循環が生じた
のではないか。たしかに1990年代の日銀の政策はまずかったし、その
対外的な説明もへただ。それに、私の友人(日銀の幹部)にも「構造
改革」的なバイアスがあることは事実だ。しかし金融政策の実務に携
わっている彼らは、通貨供給だけでコントロールできるほど日本経済
が単純ではないことを知っているのである。

こういう「日銀万能史観」ともいうべきものは、かなり広く日本の
(自称)エコノミストを毒している。「ケインズ政策」に対する信
仰が、まだ残っているのだろう。常識では説明できない災難が発生
すると、「陰謀」によって簡単に説明する議論が流行するのは、
「ユダヤの陰謀」などでおなじみだ。特に外国人からみると、日本の
経済政策の長期にわたる戦略の不在はとても理解できないだろう。
かつてチャーマーズ・ジョンソンなどが「通産省の陰謀」を描いた
ように、外国人はそこに系統的な戦略を読みとろうとしがちだ。
しかし、信じられないかもしれないが、政府にも日銀にも戦略など
なかったのだ。「プリンス」たちが、その場しのぎで行き当たりばっ
たりにやっているうちに、最悪の結果になってしまっただけだ。
これが日銀の最大の「秘密」である。
もはや日本は一度崩壊しないと立ち直らないだろう。いつまでもバブルの夢を追いかけ
現実に目を向けない奴が多いのがそれを証明しているな(w インタゲにしてマイルド
インフレになれば再び日本は復活するとか寝ぼけたこと言ってるもんな(w 第一前提
としてマイルドインフレにコントロールできるという発想が貧相なんだよ。しかも頭の
悪い奴になるとインタゲというインフレ率をコントロールする話に背理法持ち出すんだ
もんな(w 結局のところ根拠はない。しかもインタゲ論者の愚かしいところは国債が
暴落しないと思い込んでいるところ。アホみたいな楽観論者だよな(w しかも国債は
暴落しないだの、景気が回復すれば下がるのは当たり前とか書くしな(w 国債が暴落
しないと書くのは単なる希望的観測に過ぎないし、景気が回復すればというのも貧しい
発想だ。だいたいインタゲで景気が良くなるとは思えないからな。今も実質的にインフ
レにするインタゲやってるが、今に思い知るだろう。お金を持っていない貧乏人には感
覚すらないだろうが、お金持ちというのはインフレにすごい敏感だからな。資本規制が
はずれているからキャピタルフライトはいつ起きてもおかしくない。お金持ちが資金を
海外に逃がすと、金融機関は解約に応じるために国債売って資金調達しなければならな
くなる。要するに国債の暴落だな。こうなるとインフレになっても借金してる奴は長期
金利が上がって地獄を見ることになるだろうよ。最近は低金利で住宅ローン組む奴増え
たからな。危険な兆候だ。過剰流動性になっている今となっては、いつ通貨の流通速度
が上がるかわからない。そうなれば当然国債が暴落して長期金利が上昇する。ローン破
産がいっぱい増えてインフレなのに土地が上がらないということになりえる。ただでさ
え日本の土地はいまだに高いからな。労働分配率が高止まりしているからインフレでも
給料は上がりにくいだろうしな。
ここでインフレ基地外に問いたい。
なぜインフレを唱える馬鹿に限って経済学的な視点で話すのか不思議だ。
経済とは本来数式で表せるものではない。経済とは心理の世界なのにな(w
たとえば円というお金は単なる輪転機で刷ったただの紙切れ。その紙切れ
にみんなが価値があるという空想があるから使えるんだよ。人の心理を数字で
あらわそうとするから経済学的視点でしか経済を見れない馬鹿には限界がある。
そして心理の集大成である投機の世界を完全に無視した状態で経済を語るから
笑える。いつまでも経済学万能主義はやめてくれよな(w
安易にお札刷ることの危険性を理解できないんだろうな。リスクテイカーの存在
などもよく理解していないみたいだしな(w
そしてインフレターゲットという言葉そのものがインフレを煽る危険なものだと
理解すべきだ。この国でお金を持っているのはハイパーインフレや預金封鎖の
恐怖を味わった経験があるお年寄りだからな。物価だけを見て金融政策をやる
ことの愚かさを理解できるようにだけはなれよ。88年なんて物価は実質マイナス
だったのに景気は良かったからな。中国もデフレでも好景気なのは投機の世界が
好調なおかげ。物価なんかよりも投機の世界の方がよっぽど実態経済に影響するぜ。
これも心理なんだよ。今のGDPはバブルの頃より多いのにみんな不景気だと思い
込んでるだろ。消費量もバブルの頃より多い。しかし世間一般には不景気だ。
土地投機や株の含み益、キャピタルゲインなどで資産が膨らんで、好影響の心理を
人々に与えた。しかし経済規模は今の方が多い。でも不景気だ。これはすべて心理
なんだよ。経済学とかいう如何わしいものの愚かさは理解できたかな?
■大手町の常識と経済学者の常識

日本のデフレを中国の工業化と関連づけて理解しようとする考えは確か
に存在する。ところが、そうした立場に立つ人達はどうも勢いがない。
勢いがないという意味はこうである。筆者の印象では、大手町で働くビ
ジネスマンにとっては、「中国要因で日本の物価が下がっている」とい
うのは改めて考えるまでもないほどに自明である。ビジネスの現場では
友人の見方は広く支持されている。

しかしビジネスの現場を一歩離れると、そうした見方は自明でなくなって
しまう。自明でないどころか、「実務家の誤解」というレッテルを貼られ
てしまうようである。その傾向は霞ヶ関界隈で特に強いように見えるが、
レッテルを貼っている張本人は誰かというと、経済学者である。実務家は
自分の考えを文章に起こすことは稀であるのに対して一方の経済学者は主
張を書き物にするのが商売である。かくして、「デフレは中国要因とは無
関係」という主張が書店では幅を利かせることになる。

経済学者の主張はこうである。中国の工業化に伴って大量に生産されてい
る商品の価格が下がっているのは事実である。しかしこれは、それらの商
品の価格がそれ以外の商品の価格に比べて相対的に低下することの説明に
はなっているが、物価下落の説明にはなっていない。相対的な価格、つま
り「ソウタイカカク」(相対価格)と物価は別物だというのがその主張で
ある。

これだけ聞いて、なるほどねと納得できる読者がいるとすれば、よっぽど
の天才か、経済学オタクか、あるいは単なる早とちりかのいずれかである。
ごく普通の常識人には何のことやらわからない。書店の経済コーナーで頭
をかかえたのは筆者だけではないはずだ。
■風が吹けば桶屋が・・・

この点についてわかりやすい議論を展開しているのはマネタリストとして
名高いミルトン・フリードマン教授である。フリードマン教授は、第1次石
油危機後の原油関連の輸入品の価格上昇が物価を押し上げたという主張を
否定するために1975年のニューズウィーク誌上で次のような説明を展開し
ている。

原油関連の輸入品の価格上昇それ自体は確かに物価を押し上げる。しかし、
これは物事の一面しかみていない。輸入品の価格が上がるということは、
消費者がその他の商品に振り向けることのできる資金が少なくなるという
ことだから、その他の商品に対する需要は減少し、その結果、その他の商
品の価格は下落するはずである。その他商品の価格下落は石油関連商品の
価格上昇を相殺するので、両者の合計である消費者物価は下落しない。最
初と最後をつなげると、原油関連の価格上昇が物価を動かすことはあり得
ないということになる。「原油関連」を「中国関連」に、「上昇」を「下
落」と読み替えれば、「デフレは中国要因とは無関係」という日本の経済
学者の主張が即席で出来上がる。

フリードマン的な見方の重要な帰結のひとつは、「インフレもデフレも貨
幣的現象」という主張である。フリードマン教授の議論によれば、モノの
稀少性が物価に影響を与えることはない。したがって、物価を変動させる
要因はただひとつ、カネの稀少性だけである。ここから、全ての物価変動
はカネの稀少性の変化によって惹き起こされるという主張が生まれる。最
近のデフレ論議では「インフレもデフレも貨幣的現象」というフレーズが
頻繁に登場する。また、「デフレは通貨の供給量が少なすぎるために発生
している」という主張もしばしば聞かれる。これらの主張は大本を辿れば
全てフリードマンに行き着くのである。
■デフレの非貨幣的要因

フリードマン教授の説明を聞いて読者はどんな感想を持つだろうか。
「高名な経済学者は先の先まで考え抜くものだなあ」と感心する人もいる
だろう。確かに、多くの人の関心が原油関連商品の価格上昇に向いている
ときに、それ以外の価格の下落に注目するセンスは流石といえよう。経済
学の「イッパンキンコウ」(一般均衡)の発想には、日常の観察では気づ
きにくいところに気づかせてくれるというメリットがある。

しかしその逆に、「風が吹けば桶屋が儲かる」式の議論の展開に胡散臭さ
を感じる人もいるのではないか。確かに理屈で言えば、風が吹けば桶屋は
儲かるのかもしれないが、現実には物事は机上の計算どおりに進まないこ
とが多い。

筆者もどちらかといえば胡散臭さを感じた方である。原油関連以外の商品
の価格は本当に下落するのだろうか――筆者が学習院大学の細野薫氏と一
緒にこの問題を考え始めたのはこんな素朴な疑問がきっかけだった。

日本、米国、英国、韓国、香港、台湾の6カ国についてデータを慎重に吟味
した上で筆者達が得た結論は、一部商品に価格変化が生じた時、その他の
商品に反対方向の価格変化が生じるということはない、というものである。
もう少し正確に言うと、「技術や人々の嗜好の変化などに伴って相対価格が
変化すると、少なくとも短期的には物価に影響が出る」ということである。
中国の工業化もIT(情報通信)技術の進歩も、ともに物価に影響を及ぼす
のである。

筆者の手元にある経済学の入門書には「マネーが過剰に供給されるとイン
フレになり、供給が足りないとデフレが起きる」と書いてある。筆者達の
分析結果はこれと矛盾するものである。

当然のことではあるが、教科書と矛盾する現象が観察されたときには現象
を疑うのではなく教科書を疑うべきである。
公的融資で生きのびてる金融機関は今までの不動産や個人財産担保じゃなく
少しはw、審査能力を磨いて各々の会社の経営状態や将来性に融資すべきだ。
日本の様な連帯保証人制度じゃ一度事業に失敗すると後がない。
実際に破綻した中小の経営者が続々自殺しているじゃないか。

アメリカの様に法人が破綻しても個人財産はある程度守ってやらないと、
(いちかばちかのリスクを嫌って)起業する奴なんて誰一人居なくなるよ。
優秀な奴ほど臆病になってみんな腐った保守的公務員になっちまう。
本来なら、これこそ構造改革しなきゃいけない大問題だ。

役人どころかDQNなパチ中まで個人破産や生活保護で救済されるのに
潰れた中小零細企業の親父じゃ何もかにも失って後は死ぬしかないからな。
こういうのを放置しておいて邦銀どころか朝銀みたいな外人の銀行にまで
何兆円も公的資金が投入される様じゃ日本経済が悪いのも当たり前だ。

内容がマトモでも、審査能力も常識もない親方日の丸の馬鹿銀行に潰されるん
じゃ経営者は借入れ返済に必死になり商品開発や大きな冒険が出来ないから
似た様な商品や店しか出て来ないし景気も良くならない。

まず邦銀は世界標準に反する連帯保証人制度を見直せ。話はそれからだ。
狂った社会主義や口先の悪平等の前に自由や資本主義の理想を理解すべきだ。
今の日本には夢がなさ過ぎる。理想を持って頑張ってる奴を叩く社会だ。
政権幹部などの発言を聞くと、「デフレを克服」して「構造改革を
断行する」と、両者を別の問題のように捉えている者が多い。
このデフレと構造改革が別々のもの、という認識が間違いの元である。
デフレは結果であって原因ではない。
日本が大不況に陥った原因は、構造改革が必要なほど、日本が根深い
問題を抱えていることに尽きる。つまり、国内で供給過剰と需要不足が
恒常的に続いていることが問題の本質だ。
例えば、従来型の陳腐化した産業では企業数が多すぎるから供給過剰になる。
中国からの輸入増加で価格下落になっているというが、高賃金の日本の企業が
、中国でも作れる低い付加価値のものを国内で割高な値段で作り続けることが
問題なのだ。日本国内の産業構造調整のスピードが、世界の変化に追いついて
いないことが核心である。
同じように、ダメな銀行を退場させるのは結構だが、同時に三十代、四十代の
経営者が率いる新しい金融機関をどんどん創設すべきである。また何よりも
、個人の株式課税をゼロにするとともに、日本版SECを創設して、証券市場に
信頼を取り戻し、個人資金の奔流を築き上げることも急務だ。さらに、積極的
な国有財産売却も重要だ。売却益による歳入増加だけでなく都市再生に資する
建設投資も増加する一石二鳥の政策である。
もちろん、経済学の教えるとおり、皆が一時間早く起きるよう努力するのは
確かにつらいことで、時計を一時間戻す方がはるかに楽だ。つまり、モノと
サービスの世界での構造改革の手綱を緩め、為替の世界での調整を図る誘因は
常に存在するし、私も必ずしも否定しない。だが、官民が過剰債務を抱え、
経営スタイルが非効率なままの今の日本企業では、時計を戻してせっかく
一時間「早起き」しても、また一時間居眠りする可能性の方が高い。
ましてや、自国の利益のために、多国間で貴重な「一時間」を奪い合うのが
国際通貨交渉である。日本が得た「一時間」のために、何を相手国に代償として
差し出すのか、そこまでを考え抜いた戦略が要る。国内産業の競争力強化に
努力を傾注することなく、為替や通貨供給量に頼ろう、などという
「逃げの政治」を国民は求めていない。
いまや、韓国のサムスングループの時価総額は、日本の大手電機五社の合計
(日立、東芝、NEC、富士通、三菱電)と、ほぼ同額になったそうだ。
また、同グループでは役員の三人に二人が四十歳代以下に若返ったという。
危機意識さえあれば、わずかの間にここまで変わることができる。
円を安くして、通貨供給量を増やして、これ以上日本企業の価値を下げること
が正しいことなのか、正常な社会人であれば、答えは分かる。
日産自動車が再生したのは日銀が通貨供給量を増やしたからではない。
ゴーンさんが陣頭に立ち、シビアな再生計画を実行し、皆が努力をして、
売れる車を効率的に生産できるようになったからである
この国はいつから「デフレ克服が最重要目標だ」などという「素人国家」に
成り下がったのか。重病人を前に病巣を探り当てることなく医者が
「熱を下げることが目標だ」というに等しい。対症療法に終始し根本的治療を
怠る。これでは「ヤブ医者」どころか「ニセ医者」だ。
わが祖国を「医療過誤」で見殺しにするわけにはいかない
インフレ厨の大好きに小渕政権この時インフレ厨の大好きな
国債大量発行をしてしまい国債がじゃぶじゃぶになり
そのじゃぶじゃぶになった国債を買い支えるのは非常に
困難でそのためには株式市場を見捨ててでもお金を
国債市場に流さなければならなくなったと考えれば
今の株安はインフレ厨の影響と考えることも出来るのかもしれません
結局インフレ厨って高度成長期を忘れられない世代の
香具師等やその時に株買った香具師や住宅ローン組んだ香具師が
なんで俺が買ったとたんデフレになるんだふざけるな
こうなったら経済成長に期待持てないからインタゲとかやって
強引にでもインフレにしろよ。それで日本がどうなろうと
知ったことじゃねえよなんで俺が買ったらデフレになるんだ
そこが納得いかないとりあえず強引にインフレにして誰かに
高値掴ませてやらなきゃ納得いかねえんだよ糞が。って感じなんでしょ?
まあ、それまでなんもしなくても経済成長のおかげでなんとかなって
きた世代の香具師らの発想だ罠。苦労を知らない世代だから初めての
試練にパニックッテル感じなのかな
苦労知らない世代の香具師らは改革やら痛みやらいうと
もうキレまくり。だってなんもしなくてもなんとかなった
時代の感覚忘れられるわけないもん。しょうがないよね。
でその時の感覚をベースになんとか昔のようになんもしなくても
良くなる方法がないかとどうしても考えてしまう
発想のベースがすでにおかしくなってることには気がつかない
そこでなんもしなくてもいい時代と同じようにして楽して良くなる方法はないかと
考えるてしまいやはりというかどうしてもこれに行き着くのか
お金ばら撒けばいいんじゃない?と誰かが言う。感覚の狂ってる
ことに気がついてない世代の香具師らは一斉に「それだ!」となって
今感覚狂ってる香具師等の間でマイブームなのがインタゲなんだよなぁ
まあ、株やってる香具師なら分かると思うけど300万から株始めて
儲けて1000万になったのが500万になると200万儲けてるのに
ピークから500万も減ったてことばかり考えてしまうんだよね
ピークの時と比べてしまうのが人間の性だからしょうがないのかなぁ
いやいや要するにね、この国は社会主義なんだよ
それも官僚が主導する経済国家。
戦後はこれで伸びてきたんで驚異的な
成長の中でそういう税論議が本格的に
されてなかっただけ。
税の問題が本格的に議論されれば
当然直接税に向かうだろうがいまだに残ってる間接税の
定義と解釈が素人に難しく、またそれを仕事にしてる
業界もあるから一概にかたずけられない。
難しくてやらなきゃいけない問題があるってのに
あの子鼠が全部丸投げしちゃって最近は余計に
官僚の出番が多くなり始めてる。改革どころじゃなくて
後戻りしてるのが現実なんだがね。
構造改革なんてのはうそもいいところ。全部元に戻りつつある。
90年から93年にかけてフィンランドのGDPは坂道を転げ落ちるように減り続けた。
GDPの減少率は3年間で合わせて13%。失業率は3%から18%に跳ね上がり、
財政赤字も急激に膨張した。銀行危機も発生した。そんな中でフィンランド政府が
とったのは万事漸進主義の日本から見ると驚くような過激な措置である。
中心は財政出動の大幅削減だ。「ケインジアン的な対応を求める声は起きなかった」
とエコノミストは言う。92年に早くもGDPの1.5%分の支出削減プログラムの実施に
踏み切った。地方政府に対する補助金、失業給付や年金などの個人向け給付、
公共投資の3つをほぼ同じ程度削減した。金融システム立て直しに巨額の公的資金
をつぎこむといった出費増で帳消しになった面はあるものの、95年までに計6.5%分の
歳出カットプログラムが実施された。「経済への信認を高めるためにはそうするしか
なかった」ともいう。今や財政は大幅な黒字。「財政の構造改革がその後の急成長
の基盤を作った」
韓国は1997―1998年にかつてない経済危機に陥った。IMFの介入を必要とし、
瀕死の状態であったと言っても過言ではないだろう。しかし、4年たった今、その
経済は成長軌道に乗っている。韓国は日本よりも多かった銀行の不良債権も大幅
に削減、世界経済が停滞していた昨年でもGDPが3%成長し、今年の1―3月期に
は、GDPが年率5.7%成長したとのことである。失業率も3.1%と、日本よりもはるか
に低い。国はどのようにしてこんなに急激な回復が出来たのか。先日、米国の雑誌
インタビューに金大中大統領が答えている中に、その内容がいくつか読めてとれる。
ひと言でいうと、「規制緩和と痛みを伴う大きな構造改革」である。
例えば、金大統領は、このグローバリゼーションの世の中では、競争力のある企業
しか生き残れないと考え、弱い韓国企業を守るのではなく、逆に海外からの投資を
しやすくするように大幅に規制緩和した。その結果、海外からの投資はこの4年で
530億ドルに上ったが、その前の35年間では246億ドルだったというから、もの
すごい伸びである。また、政府や銀行と財閥とのしがらみを断ち切ったことも大きい。
多くの財閥が力を失った結果、財閥に回っていた多額の資金が中小企業に、そして、
消費者へと回った。その結果、大手企業から退職を余儀なくされた人達を含め、多く
の人達が新たに会社を起こし、成功し始めた。今や韓国の若者は、大きな財閥系の
企業に勤めるよりも、このような新しいベンチャー系企業に勤めたいと思いはじめて
いるようだ。また、苦しい状況の一方で、消費者主導の経済回復を目指し、大幅な
減税を行い、その結果、消費が活発になった点も見逃せない。
あえて通貨を堕落させようという古典的な無謀な試みを宣言して行うことは、
キャピタル・フライトのリスクを自ら膨張させる。大幅な円安と国債暴落の
リスクを高めていく。その結果、景気回復による物価上昇の前に起こることは、
急激な金利の上昇にすぎまい。デフレからインフレへの転化が景気回復をもた
らすという彼らの思惑は見事に外れ、高金利下の深刻な不況が日本全体を覆い
尽くすことになるだろう。
現時点の日本において、キャピタル・フライトのリスクを直視しないのは、
狂牛病を直視しない農林省と同じである。不良債権問題を直視しない金融庁と
言い換えてもよい。キャピタル・フライトのリスクはもうそこにある。
危機はすでにそこにあるのだ。目を凝らせば、はっきりと見えるはずである。
その危機を直視していないから、無責任な言説を垂れ流すことができるのだ。

「キャピタル・フライト 円が日本を見棄てる」より
資産デフレが止まらないところに不良債権処理すると土地が売られる、だから
また地価が下がる、というストーリーは非常に俗受けするし、広くサポートされて
いるようですが、現実のデータを見るとそんなものすごいことが起きているという
ことは立証されていません。今の時点で土地の価格が年に5割、6割落ちているか
というと、実は5%くらいしか落ちていません。都内には上がっているところもある。
例えば、主要行の不良債権処理が3年連続で当初予定の3倍とか3倍以上に増えている
のは地価が落ちたからかというと、そんなことはありません。不良債権処理が予想の
3倍になっているという現実を冷徹に見ると、これまで隠してきたものが隠しきれなく
なってきたという側面が大きいことがわかります。
そこで表面的な話と、その背後で蠢いている話を峻別して議論すべきなのです。
資産デフレだから不良債権になる、それを処理するとさらにデフレになる、という
単純な悪循環を想定した議論は銀行に都合のよい自分勝手な論理を鵜呑みにした
非建設的な産物で、思考停止をもたらします。

円安+インフレ=夜明けor悪夢 より抜粋
 経済の専門家ではないから確言はできないが、そもそも現下の消費不況は
本当にデフレ予期に基づくものなのだろうか。私は疑問だ。多くの人は、物価の
先安感によって消費を手控えているのだろうか。あるいは、クルーグマンのいう
ように将来の少子高齢化への予期が現在の需要不足を齎しているのか。
違うのではないか。
 それこそバタフライ・エコノミクスの示唆するように、様々な要因(制度、法、
慣習などを含む)が複雑に絡まり、連関して消費の減退、需要の縮小が起こっ
ているのではないか。とすれば、日銀がインフレ・ターゲティングを宣言してみた
ところで、容易にインフレ予期を呼び起こすことはできないことになる。
 ところが目標値を設定した以上、インフレ期待を喚起するために、日銀は手段
を選ばずに(例えば、国債の無制限買い入れ、土地、株式の購入、信用度の低い
企業のCPや社債の買い入れも辞せずに)市中に厖大な貨幣を供給せざるを得な
くなる(この9月以降、日銀は10兆円規模の「量的緩和」を実施しているが、ほとん
ど効いていないことからも推測できるように、デフレの岩盤は極めて牢固である)。
 その過剰な操作的介入によって予期トレンドがインフレ方向に反転したとき制御
困難な悪性インフレーションを招来してしまう虞があるのではないか。あるいは国
債買い入れは、国債価格の暴落(長期金利の急上昇)に繋がらないのであろうか。
国債価格=長期金利危機は、現状よりもはるかに悲惨な景気状況に日本を落し
込みはしないのか。
 いや、私は学問においても、実務においても経済の専門家ではないので、絶対
にこうなるとまでいい切るほどの確信は持っていない。もし「大丈夫」と太鼓判を
押すことができるというのならば、クルーグマンでも、山形でもよい。岩田規久男
でも、深尾光洋でも、野口旭でも、森永卓郎でもよい。日銀総裁候補、政策委員
候補として名乗りを上げて欲しい。日銀が将来、バッシングと政治権力や世論の
圧力に屈してインフレ政策を採るようなことがあれば、絶対に彼等に三顧の礼を
尽くして責任ある地位に就いてもらうよう要請すべきである(と同時に、誰が固辞
したかも公開すべきである)。
主流派経済学は机上の科学

そうなると、モノを買わず、お金自体を抱えているのは異常であり、本来あってはならない事態、ということになる。
「だから、デフレによって、手元にお金を置いておけば将来より多くの価値を持つから、今はモノを買わない、という
説明が経済学者によってされることになる。しかし、一般の人はだれもそうは答えていない。こうした見方は、実証
科学としては最初から間違っている」−−。では、どうして人々はモノを買わないのか。

 「明らかにどの統計を見ても、皆が答えているのは『不安だから』という理由だ。だから、どうして不安なのかを
説明しなければならない。これは、実証科学では当たり前の作業だが、新古典派経済学はあくまで机上の科学
だから、デフレが問題、という話になる」−−。インフレターゲットを導入し、日銀がもっとお札を刷ればデフレは解決
する、という声も根強い。しかし、松原氏は「インフレターゲット論はナンセンスだ」と一刀両断にする。

 「そもそも、皆がお金を使わないことが問題なのに、お金を使わせるためにインフレにしましょう、そのためにお金
をまいて使わせ、インフレを起こしましょうというのは、トートロジー(同義語反復)だ。お金を渡しさえすれば使うだろう
という発想は、経済学の理論がそうなっているだけで、一般の人々は学者の都合の良い理論に従って行動している
わけではない。お金を渡しても不安があるから使わないという事実の方が、より根本的な問題だ」−−。
デフレ経済は持続可能なのか。可能でないとすれば、どのような選択肢があ
るのか。「デフレと生きる」25回目は「消費資本主義のゆくえ」などの著書
で知られる東京大学の松原隆一郎教授。「デフレで騒いでいるのは、従来の
理論で消費の低迷を説明できない経済学者だけだ。これは、経済学者という
名の既得権益者が発する断末魔だ」と言い切る。

  あなたは、なぜお金を使わないのか? 消費者を対象にした多くの調査
で、この質問に「デフレだから」と答える人は、1人もいない、と松原氏は
言う。「人々がお金を持っているにもかかわらず、消費をしないということ
は、実は、経済学にとって致命的な問題だ。経済学の枠のなかでは説明がつ
かないため、ひねり出されたのが、デフレだから買い控える、という説明だ」−−。

  「なぜ致命的かというと、現在主流となっている新古典派経済学は、
経済が基本的に物々交換から成り立っているというところから解き始める。
なぜお金が存在しているのかというと、物々交換の便宜のために導入した、
ということになっている。お金自体に価値はないので、お金を持っていれ
ば必ず使うというのが、主流派経済学の考え方だ」と松原氏は指摘する。
  モノを買わず、お金自体を抱えているのは異常であり、本来あっては
ならない事態、ということになる。「だから、デフレによって、手元にお
金を置いておけば将来より多くの価値を持つから、今はモノを買わない、
という説明が経済学者によってされることになる。しかし、一般の人はだ
れもそうは答えていない。こうした見方は、実証科学としては最初から間
違っている」−−。では、どうして人々はモノを買わないのか。

  「明らかにどの統計を見ても、皆が答えているのは『不安だから』
という理由だ。だから、どうして不安なのかを説明しなければならない。
これは、実証科学では当たり前の作業だが、新古典派経済学はあくまで
机上の科学だから、デフレが問題、という話になる」−−。インフレター
ゲットを導入し、日銀がもっとお札を刷ればデフレは解決する、という
声も根強い。しかし、松原氏は「インフレターゲット論はナンセンスだ」
と一刀両断にする。

  「そもそも、皆がお金を使わないことが問題なのに、お金を使わせる
ためにインフレにしましょう、そのためにお金をまいて使わせ、インフレ
を起こしましょうというのは、トートロジー(同義語反復)だ。お金を渡
しさえすれば使うだろうという発想は、経済学の理論がそうなっているだ
けで、一般の人々は学者の都合の良い理論に従って行動しているわけでは
ない。お金を渡しても不安があるから使わないという事実の方が、より根
本的な問題だ」−−。
  松原氏は続ける。「プリンストン大学のクルーグマン教授は賢いので、
人々にお金を渡しても使わないから、何か他の手を考えなければならないと
いうことで、別の手を考えた。日銀総裁が『わたしの首をかけて将来インフ
レにするから、今お金を使った方が得だ』と宣言すれば、デフレは止まる
という提言だ。これは、人々の頭のなかに直接手を入れて、将来の期待を  
変えてやろうという考え方だ」−−。日本の経済学者には、クルーグマン
信奉者が多い。

  しかし、と松原氏は言う。「クルーグマンの提言は、お金より、日銀
総裁や大臣の信用の方が高いことが前提になっている。狂牛病問題もそう
だったが、大臣がテレビの前で牛肉を食べても、何の効果もなかった。問
題は、大臣の信用もなくなっていることだ。今、人々が一番信用している
のは、お金だ。お金が他の何よりも信用があるということ自体、異常なの
だから、お金以上に信用できるものを皆で作らなければならない」−−。

  お金より信用のあるもの、とは具体的に何があるのか。「たとえば、
かつては企業の終身雇用制であったり、虚構だったかもしれないが、官
僚に対する信用も高かった。80年代まで機能してきたそうしたシステムを、
90年代に入り、構造改革という形ですべて潰してしまった。土地に対する
異常な信用にしても、少しずつ引き下げていくべきだったのに、一気に壊
してしまった。そして残ったのは、お金だけになってしまった」と松原氏
は振り返る。
  もちろん、80年代までのシステムが最良だったわけでないが、既存の
制度をあまりに急に壊してしまったこと、特に終身雇用制を一気に解体し
たことが、 90年代の不況の根本的な原因、と松原氏はみる。「制度とい
うものは、皆が無根拠に信頼しているものだ。無根拠に信頼されているも
のは、時間をかけて徐々に変更しなければならなかった。90年代に入り、
年功序列制だけでなく、終身雇用制を崩壊させたことが、人々のショック
を大きくした」−−。

  松原氏は、特に97年以降、マクロ経済学がこれまで想定してきた経済
の構図が崩壊しつつある、と言う。「消費は非常に安定しているので、投
資の不安定性をどうにかせよ、というのがマクロ経済学の基本的な考え方
だった。景気が悪くなると消費性向は上がり、経済にとって消費が自動安
定化装置の役割を果たすと考えられてきた。ところが、今起きているのはそ
れとはまったく逆で、景気が悪くなるほど消費性向が下がり、貯蓄率が上
がるという姿だ」−−。

  松原氏は「昨年あたりから、失業率が1%上がると、とたんに消費性
向が1%下がるという傾向が、統計上顕著になっている。消費が自動安定
化装置どころか、むしろ経済全体を揺さぶる異常事態が起きつつある。投
資だけ何とかしていれば良いというのではなく、お金を持つ以上に消費を
魅力的なものにするしか、この異常事態から抜け出す道はない。それには、
信頼と安心に足る制度を10年がかりで作るしかない、というのがわたしの
結論だ」と言う。
  短期的に有効な消費の喚起策はないのだろうか。「人々が、雇用の安定
を維持しないと将来が不安だと言っている以上、雇用の安定を最優先にする
しかない。企業にとって、リストラにするか、賃金を下げるか、どちらかし 
か手がないとすれば、賃金を下げるしかない。わたしと同じことを言ってい
るのは、今年1月に急逝した橋本寿朗法政大教授(遺著『デフレの進行をど  
う読むか』)くらいしかいないと思うが…」−−。

  松原氏は最近、ある大手百貨店の労働組合を前に講演する機会があった
という。「かれらも、雇用を守る方が重要なので、賃下げを容認し始めてい
る。働く時間を短くするワークシェアリングでは、特に能力のある人は耐え
られないだろう。だから、平均賃金を下げる一方で、能力給制を採用すれば
良い。そうすれば、企業も競争力を維持することができる。消費者にとっても、
雇用を守ることが将来不安をなくすことにつながる」と松原氏は強調する。

  イソップ童話の"北風と太陽"にたとえれば、インフレ策や消費税の段階
的引き上げで駆け込み需要を喚起するのは、北風で無理やりコートを脱がせ
るのと同じ。これに対し、安心させて消費を促すという松原氏の提言は、太
陽の発想に近い。「もともと経済学には、不安という概念がない。人々はある
程度長期の所得が分からなければ消費はしないが、終身雇用制の崩壊で、
目先の所得しか当てにできなくなった。信頼と安心に足る制度を作ることが
急務だ」−−。
しばらく前のことだが、ある国際機関に勤務する友人から次のような
質問を受けた。「日本のデフレが進行しているのはよく承知しているが、
デフレで苦しんでいるのは日本だけではない。中国、香港、台湾でも
日本と同様、あるいはそれ以上のペースで物価が下落している。
アジアの一角、敢えていえば、中国の周辺国で中国以上に工業化が
進んでいる国々でデフレが進行しているのは全くの偶然なのか、
それとも中国の急速な工業化と何らかの関連があるものなのか」と。

その友人は、デフレが大きく騒がれている日本であれば、東アジア
のデフレについてもさまざまな議論が展開されているに違いないと
考えて筆者に質問してきたらしい。しかし、日頃の不勉強を恥じな
がら慌てて関連する論文などを探した上で筆者が知ったことは、友
人の推察はどうも間違っているということだった。ただし間違って
いるのは、東アジアのデフレについての友人の推察ではなく、もう
ひとつの方――日本ならばこの点について議論が進んでいるに違い
ないという彼の推察である。
ここで、インフレマンセーしているお子ちゃまは、インフレの怖さを
知らないから暢気にいられるのだろう。戦後〜オイルショックに至る
インフレを、やっとこさ今の水準に抑えるに至ったというのに元の木
阿弥にしろというのか?ばかばかしい。

仮に、インフレ目標でデフレが克服できたとしよう。それで日本経済
の直面している本質的な問題が解決するのだろうか?日本経済の直面
している真の問題は何なのか。単にGDPを上げることなのか。それなら、
インフレ目標などという危険な手段よりも公共事業のほうが手っ取り
早い。そんな目先の対策ではどうにもならないから、構造改革が論じ
られているのだ。たしかに「構造問題」というのは曖昧だし、人によ
って意味がまちまちだから、経済分析には乗りにくい。しかし、それ
は構造問題が重要でないことをいささかも意味しないのである。

もう一度、原点に立ち返って本質的問題とは何か理解した上で議論を
進めないと取り返しのつかないことになると小生は憂慮している。
クラウディングアウトの発生

これは経済学の教科書でよく言われることですね。一見難しそうですが、
実はきわめて簡単です。国が借金する場合、国債を発行します。借金証
書と考えてもらえれば結構です。借金ですから、いずれ返さなければな
りません。償還期限は5年、10年と様々なものがあります。

ではこの調子でどんどん財政赤字が拡大していけばどういうことになる
でしょうか?「ひょっとしたら返してくれないんじゃないか?」と考え
るのが普通でしょう。国債価格が下落します。つまり高い利子率をしめ
さなければ、国債は買われなくなるのです。

さらに、大量の資金が国債の購入に充てられますから、現金が足りなく
なります。現金が必要な人は高い金利を払わざるを得ない、ということ
になりますからこれも利子率の上昇を招きます。

また、政府支出を拡大しているわけですから、貨幣の取引的需要が増大
します。つまるところ、国債の発行は市場全体の利子率を上昇させるの
です。

投資は利子率の減少関数です。どういうことかと申しますと、一般に企
業は社債を発行するなり、借金をするなりして投資をするわけです。利
子率が上昇すると、資金繰りが苦しくなる。すなわち資金調達コストが
上昇してしまうのです。結果、利子率が上昇すると民間設備投資が収縮
し、経済活動全体が停滞してしまうのです。これがクラウディングアウ
トと呼ばれる現象です。
現在のデフレは不況の原因ではなくむしろ結果。

デフレは不況を作っている一つの要素と言えなくもないが、たくさんあ
る要素の中の一つにすぎない。
不況の結果としてのデフレはよくないことだが、デフレのみを人為的、
作為的に調整しインフレにしたところで景気がよくなるものではない。
不況には他の要因が多く複雑に絡み合っているからだ。

今の状態で強引に人為的インフレを起こしたところで景気は回復せず、
不況とインフレの二重苦に苦しめられることになる。
インフレ、債権放棄、公的資金注入、デッドエクイティスワップは麻薬と同じである。

麻薬の投与は苦悩を一時的に浄化させてくれる魔性の薬であるが、
やがて激しい副作用で麻薬の投与量が増えていき、後戻りできなくなる。
よかれと思って麻薬を投与しても、与えすぎれば死を迎える。
苦痛から解放させるため、患者に麻薬を与えるのは間違いだ。
たとえ多量の血が流れようとも、大手術を施さなければ問題は解決しない。

今の状態で強引に人為的インフレを起こしたところで副作用が激しくなる
だけだ。正常な人達が中毒患者の看病を無理やりやらされることで、関係
のない沢山の人が被害を受けるだろう。
インフレを期待している人は敗者の論理が好きである。

常に歯を磨き続けることは重要なことだが、これは忍耐と努力が必要であろう。
最初のうちは歯磨きを放棄してもたいした問題はないが、ミュータンス菌は菌
体表面の付着性蛋白抗原で直接歯に付着するとともに、糖代謝により不溶性グ
ルカンを作り歯面に頑固に付着しているため、ほおっておけば命の源である永
久歯が死に、時には人間の命さえも奪うときがある。

歯医者はいつも思う。なぜ虫歯の人は磨き続ける努力をしないのかと・・・
虫歯は、治療が遅れれば遅れるほどひどくなる。歯磨きを怠ったのだから、痛くても
治療はやむないことなのだ。敗者の論理とは、歯磨きという努力ができず、外部の
力を借りなければに自分を磨けない人間である。歯医者も呆れて笑っていることだろう。
57左派はアンチです(キッパリ:03/12/03 14:09
日銀新総裁の与党内決着についての談話 社会民主党全国連合 幹事長 福島瑞穂

国民生活を脇に置いた“政治的なおもちゃ”の意味しかないインフレ政策を強要する狙いから、日銀総裁人事に露骨に
容喙してきた政府・与党の姿勢は看過しえないものだ。改正日銀法の要諦は、「中央銀行の独立性と政策決定責任を
より鮮明にする」ことにあった。成就しなかったとはいえ、自らも責任を負うべき改正日銀法の意義を貶める一連の
自民党内の策動は、現政権の蔓延する政策的手詰まりを浮き彫りにして余りある。

「物価の番人」たる日銀には、マイナス成長下の物価低迷は、人間の体になぞらえるならば健康状態に応じた体温の
ようなものという冷静な態度こそが求められている。健康体を取り戻すこと(経済再生)を優先しないまま、
インフレ・ターゲティングのような物価水準の引き上げをことさら重視する姿勢は、木を見て森を見ない選択に等しい。
物価だけを上げようとすれば、グローバルな競争のもとで賃金上昇が望めない家計の将来不安を増幅し、かえって
個人消費を減退させる。また、金利の上昇が物価上昇より先に起きて、中小企業の打撃となる危険性も高まる。
インフレを人為的に起こそうとする政策は、実は、家計や中小企業などの犠牲の下にバブル企業を救済する手法
そのものだ。インフレ・ターゲット策は取り得ない選択肢であることを、福井新総裁は政府・与党に毅然と通告
(最後通牒)する必要がある。
終戦直後に大日本帝国という老体は滅び、脱皮した。

新しく登場した赤ん坊である日本は、戦勝国であるアメリカを目指した。
いくつかの困難を乗り越えて、羽ばたき出した翼は誰にも止められない
勢いがあった。若い体は世界中を旅しながら成長していったのである。
しかし若手からベテランになり、今となっては老体となってきてしまう。
大昔の成功を語るようになり、それは今でも通用するという妄想が先行。
その妄想が老体の皮膚を守るエネルギーとなっているのだ。

今のように老体の皮膚を守り続けてる構造は、表に出ていない新しい若い
皮膚にダメージを与える。若い皮膚を傷つけないためにも老体の皮膚には
市場から退場していただくしかないのである。
特権階級とは制度化された略奪を意味する盗賊集団である。

日本という国には特権という方法で盗賊になれる制度がある。
法律を作り、それを制度化して国民を縛り付ける連中は、考え方しだいでは
泥棒より悪質と言える。泥棒は高いリスクをとって努力しているが、特権階級
はノーリスクで、努力もせずに大金を手にしているのである。法的に犯罪では
ないが、やっていることは泥棒以上であろう。

日本は腐ったリンゴに蝿がたかる果物みたいなものである。民間が再生させよう
としても、すぐそこに蝿がたかって腐ってしまう蛆虫国家だ。
人間の欲は無限の底無し沼のブラックホール。

人間が成長するには栄養が必要である。その成長を助ける源泉こそが欲というものだ。
とくに食欲というものは人間が成長する上で最も重要な欲と言えるだろう。
人間および動物は食べれば体を成長せさせることが可能である。しかし食べ過ぎれば
腹を壊したり成人病にかかるデリケートなものなのだ。そして今の日本は食べ過ぎの
状態で肥満体質になってしまった身動きできない患者である。

人間とは身長が伸びているうちは太りにくい生き物である。しかし成長期が終わった
あとも沢山食べ続ければ肥満体質となってしまう。その基本を忘れたインタゲ派は
構造改革を否定する売国奴である。
真の構造改革とは既得権益者の排除である。

既得権益者とは、参入障壁を作って新しい業者に参入させない権限を持った官僚や
その官僚達の天下りを受け入れるかわりに規制で守られている団体である。
例をあげればきりがないが、共通しているのは彼らが働きもしないで高い給料をもらい、
倒産寸前になっても税金や債権放棄によって助けられるという、民間では考えられない
ことをやっていることだ。

日本全体のコストが高くなっているのは既得権益者のせいであろう。この既得権益者を
排除すれば電気代ガス代高速料金などの公共料金は安くなり、意味のない資格だらけ
で仕事をするのにも高い投資がなくなれば、コスト削減に繋がることになる。そして
規制などの参入障壁がなくなれば健全な競争がなされ、いろいろなサービスの値段が
下がるだろう。これもコスト削減につながるはずである。
織田信長は関所を廃止するなど構造改革をやったが、今の官僚は関所を作り続けること
に命を燃やしている。彼らは歴史を学んだが、歴史に学べない無能者なのだろう。
債権放棄、国有化なしの公的資金注入、デッドエクイティスワップはゾンビを作っている。

債権放棄などで体力をつけた企業が適切に処理されないために供給過剰がなくならず、
勝ち組として利益をあげるはずだった企業が損をするような体質になってしまっている。
まともな資本主義であれば、倒産という形で供給過剰が緩和され、そして適正価格に
戻るはずなのだが、日本ではそうなっていない。これは好景気になるまで不良債権処理
を拒もうとする日本人の村社会的発想にすぎない。

不良債権処理をしないことは、新たな不良債権を増やす原因となっている。
ゾンビがいるおかげで価格競争が激しくなり、優良企業の体力が奪われているのだ。
そして優良企業までもがゾンビになってしまうのである。
インフレターゲットは効果希薄と思っているので支持しないが、
日本は最低でも10年位は持つと思っている。カキコしてインタラクティブに説明しようと思っても、
荒らしくんたちから訳のわからん妨害を受けるので、
長文になるがまとめて理由を示す。2chじゃ猫に小判という説もあるが...。

日本は膨大な債務(700兆円)を背負い込んでいる。
それに対して利払いはといえば現在残存国債の平均が2.5%位、
700兆円には国債以外に財投とかもっと利率の高い借金が含まれているから、もうちょっと高いと思う。
もっとも、地方に対しては昨年から財投(郵貯,年金,簡保から借り入れ)はやめて
財投債(国債)という形で調達することになったので、多少は利払いは軽減されて行くだろう。

一方、国債の利率は概ねH13年1Qに底を打った。以後若干の上昇傾向。
国は利払い負担軽減のため、中短期債(5年,2年)の発行比率を増やしている。
残存国債における中短期債の比率は、
H11年までは長らく2割位だったものが、H12,H13と突然増加を始め、H14年には4割を突破する。
さてここで、かなり乱暴だが数字だけの話をしてみる。
通貨不安等が起こらず利率が底這いを続け、国は全ての国債を中短期債ばかりに借り替えて行った場合、
10後の国債利払いは理論的には0.4%位となる。
仮に債務残高が1200兆円で金利が国債並みなら4.8兆円位、となる。
一方税収はといえば、この先どうなるかは分からないが、
現時点で国が約50兆円、地方が約35兆円、計85兆円ある。

実際には、特殊法人に3、400兆円の借金があり、事実上政府が利払いを肩代わりしているので
もうちょっと苦しいとは思うが数字的には耐えられることになる。
だから10年位はもつと思うのだ。

もちろんこれは将来を予測するものではない、
前提として金利底這という前提があり、
全国債を中短期債にするというのは、火薬を暖めて発火温度以下でカラカラに乾燥させる様なものだ。
ちょっとした不安で金利上昇が止まらなくなれば、それで終わりだし、
ちょっと景気が回復して金利が上昇しても財政はもたないだろう。
為政者がそんな状態にもって行く可能性は小さい。
しかし、最低でも10年位はもつという感触は感じるのだ、少くとも俺は。
大赤字で公的資金(国民のお金)を入れてもらいなおかつ高い給料とボーナスをもらう連中。
利権政治家利権土建屋利権官僚利権保険業界利権公務員利権証券界
こいつらの高い給料は国民から略奪(税金というなの徴収)して得たものだ。
それにデフレ不況と誰がつけたか知らんが、デフレが不況の最大の原因という考えはおかしい。
バブル景気のことを思い出せ。あの土地バブルの異常さを。
土地を担保に金を借り、そのお金で土地を買い、得た土地でまた金を借り、そのお金でまた土地を買う。
こういう愚かなことをやれってればいつか破綻するに決まっている。
日銀が金融引締めをやらなくても間違いなく破綻しただろう。
そして資産デフレが起こるというのはごくごく当たり前なことだ。
そしてデフレの中で過去最高益をあげる企業も存在する。

人為的にインフレを発生させればデフレの時よりも経済環境は良くなることになる?
そういうのは利益をあげられずに借金ばかり増やして続けている企業を助け、
企業収益を上げながら借金を返済している企業をいためつけることになる。
いつまでも本業で利益をあげられない企業が資産インフレで助かる状況が健全な社会なはずがない。
へたにインフレ起こしたらきちんと収益をあげられる企業は全面的な資産の海外移転をされかねない。
場合によっては現金資産を海外移転させる危険性すらある。そうしないと現金資産が目減りするからね。
この板に出入りしている経済学を専攻している人達の
人間性に問題がありすぎると思う。
学会の権威を妄信し、経済学を専攻していない人間の
意見にまったく聞く耳を持たず
ケインズの理論を今でも完璧なものと考え
経済理論通りに世の中が動くものと信じて疑わない・・・。

インフレターゲットスレに24時間出入りしている
人達っていったいなんなんだろう?
仕事は?勉強は?日常生活はどうなってんの?
エンドレスの議論を延々と・・・。
個人的にインフレターゲット論自体は
正しいのではないかと思っているけど
あそこのスレに出入りしている人達はヘンだよ。
反対する意見に対する反応がヒステリックで・・・。
文章にも余裕が感じられない。
はっきりいって実社会の感覚から乖離しすぎ。
こういう人達が将来大学の教授になったりして
経済学を机上の空論にするのだろう。
インフレターゲット導入

インフレ期待上昇

資金が国債から外貨や貴金属などへ移転
↓              ↓
長期金利上昇     株価暴落
↓              ↓
財務省マズー      株式運用者減少
↓              ↓
日銀買オペ増加 → さらに株爆下げ
                ↓
              所得減少効果で消費減少
                ↓
税収不足   ←   失業率増加&景気は下降  →    不良債権増加
↓              ↓
財務省マズー     消費減少&ハイパーインフレ  → 貯蓄率低下
↓              ↓                      ↓
増税開始   →   食糧難になる     ←       実質消費減少、株価・地価反騰
                ↓
インタゲ上限  ←  物価更に急上昇     →       労働コストが上昇 
↓                                     ↓
金融引締め  →   物価不安定      ←        コストプッシュインフレ
                ↓
              革命勃発!
68社民党をよろしく:03/12/03 14:49
日銀新総裁の与党内決着についての談話 社会民主党全国連合 幹事長 福島瑞穂

国民生活を脇に置いた“政治的なおもちゃ”の意味しかないインフレ政策を強要する狙いから、日銀総裁人事に露骨に
容喙してきた政府・与党の姿勢は看過しえないものだ。改正日銀法の要諦は、「中央銀行の独立性と政策決定責任を
より鮮明にする」ことにあった。成就しなかったとはいえ、自らも責任を負うべき改正日銀法の意義を貶める一連の
自民党内の策動は、現政権の蔓延する政策的手詰まりを浮き彫りにして余りある。

「物価の番人」たる日銀には、マイナス成長下の物価低迷は、人間の体になぞらえるならば健康状態に応じた体温の
ようなものという冷静な態度こそが求められている。健康体を取り戻すこと(経済再生)を優先しないまま、
インフレ・ターゲティングのような物価水準の引き上げをことさら重視する姿勢は、木を見て森を見ない選択に等しい。
物価だけを上げようとすれば、グローバルな競争のもとで賃金上昇が望めない家計の将来不安を増幅し、かえって
個人消費を減退させる。また、金利の上昇が物価上昇より先に起きて、中小企業の打撃となる危険性も高まる。
インフレを人為的に起こそうとする政策は、実は、家計や中小企業などの犠牲の下にバブル企業を救済する手法
そのものだ。インフレ・ターゲット策は取り得ない選択肢であることを、福井新総裁は政府・与党に毅然と通告
(最後通牒)する必要がある。
69金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/03 16:40
>>67

(゚д゚)ハァ
なんでインフレ期待上昇すると株価暴落になるんだよ

アホか
70金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/03 16:43
>>69
アルゼンチンではインフレとともに株価は暴落しましたが何か?
韓国ではインフレとともに株価は暴落しましたが何か?
インドネシアではインフレとともに株価は暴落しましたが何か?
タイではインフレとともに株価は暴落しましたが何か?
マレーシアではインフレとともに株価は暴落しましたが何か?
>>70
アルゼンチンでは通貨危機とともに株価は暴落しましたが何か?
韓国では通貨危機とともに株価は暴落しましたが何か?
インドネシアでは通貨危機とともに株価は暴落しましたが何か?
タイでは通貨危機とともに株価は暴落しましたが何か?
マレーシアでは通貨危機とともに株価は暴落しましたが何か?
72金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/03 17:41
>>71
事実を前にしてそういうアホなことしか書けないよね。
73金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/03 18:00
>>72
すべて対外債務国じゃないか?
>>72
インフレ→株価の暴落じゃなくて
通貨危機→株価暴落・インフレでしょう。
>>71がせっかく訂正してくれてるのに、それがわからないとはね。
75金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/03 18:50
>>67
なんでインフレ期待が生じての資金移動に株や土地が入っていないんだ?
76金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/03 20:27
>>75
アルゼンチンではインフレとともに株価は暴落しましたが何か?
韓国ではインフレとともに株価は暴落しましたが何か?
インドネシアではインフレとともに株価は暴落しましたが何か?
タイではインフレとともに株価は暴落しましたが何か?
マレーシアではインフレとともに株価は暴落しましたが何か?
771:03/12/03 20:39
インフレターゲット導入

インフレ期待上昇

資金が国債から株式などへ移転
↓              ↓
長期金利上昇     株価上昇
↓              ↓
財務省マズー      株式運用者増加
↓              ↓
日銀買オペ増加 →  さらに株爆上げ
               ↓
            所得効果で消費増加
               ↓
税収回復   ←   失業率低下&景気回復  →   不良債権解消
↓              ↓
財務省ウマー     消費拡大&物価下落止まる  → 貯蓄率低下
↓              ↓              ↓
増税中止   →   景気更に回復     ←     消費増加、株価・地価上昇
               ↓
インタゲ上限  ←  物価上昇開始     →     労働コストが上昇
↓                              ↓
金融引締め  →   物価安定       ←     企業がコスト削減投資開始
                ↓
              安定的な経済成長路線へ
781:03/12/03 20:42
対日本経済インフレターゲット論支持派経済学者

クルーグマン(プリンストン)、スティグリッツ(コロンビア)、バーナンケ
(プリンストン、現在FRB理事)、フィッシャー(MIT)、
岩田規久男(学習院)、伊藤隆敏(東大)、深尾光洋(慶應)、野口旭(専修大)、岩井克人(東大)、
伊藤元重(東大)、北坂真一(神戸大学)、林文夫(東大)、ポール・サムエルソン(MIT)、
マネタリスト一同(メルツアー,フリードマンその他大勢)、浜田宏一(エール)、
マッカラム(カーネギーメロン)、IMF、OECD、ブラインダー、テイラー、ドンブッシュ
オリヴィエ・ブランシャール、アダム・ポーゼン、ベンジャミン・フリードマン、ベッカー他
79(^O^)/:03/12/03 20:45
インタゲ厨はきもいーよ
80金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/03 20:45
参考URL
http://www.post1.com/home/hiyori13/krugman/japtrapj.html
http://www.post1.com/home/hiyori13/krugman/liquid-j.html
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/Readings/stiglitz.html
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/Readings/iwata20020227.html
参考文献
初級レベル
「恐慌の罠」クルーグマン  「インフレターゲティング」伊藤隆敏  
「デフレの経済学」岩田規久男  「日本破綻」深尾光洋
中級レベル
「金融政策論議の争点」小宮隆太郎編著  「マクロ経済政策の課題と争点」吉川洋編著
「デフレ不況の実証分析」原田泰・岩田規久男編著 「経済論戦は蘇る」竹森俊平
「日本の金融危機」三木谷良一、アダム・S.ポーゼン編
81金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/03 21:05
>>76
ディマンドプルインフレとコストプッシュインフレと
インフレには2つあるって知ってる?
82金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/03 21:08
>>81
インタゲ→国債暴落→日銀引受→通貨危機→コストプッシュインフレ→株価暴落
83金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/03 21:08
>>77
ちんぽ〜ん。
しぇいかい。
84金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/03 21:16
>>82
国債が暴落する前には物価の上昇が起こるわけだ。
そして、インタゲにより引き起こされた物価上昇なら
それは需要増があったことを意味する。
(なぜかはお勉強してね)
その結果としての株価上昇が起こるからこそ、
資金が国債から株式にシフトしての国債「下落」が起こる。

景気回復には避けて通れないプロセスですが、何か?
>>82
変動制の日本で通貨危機だってw
やっぱりアンチの思考は俺たちの斜め上を言ってるね♪
86金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/03 21:54
>>85
頭大丈夫?
>>86
頭大丈夫?だってw
いつも笑いを提供してくれてありがとう。
88金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/03 21:58
>>87
頭大丈夫?
>>81
ディマンドプルでなんでインフレ起きるんだよ?
90金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 16:27
>>89
おいおい、それはものすごーく基本的かつ単純な話だぞ。
総需要曲線が右側にシフトしたら物価水準が上がるだろう。
教科書を読みたまへ。
91鉄仮面:03/12/04 17:06
>>64 仮に国債残高1200兆円で金利が国債並なら4.8兆円となる。、、、、もうちょっと苦しいとはおもうが、
数字的には耐えられることになる。だから10年くらいは持つと思うのだ。
12〜67長文の力作ご苦労様です。ただ私は今の日本の財政状態ではとても10年は保たないと思うので、貴方の10年保つという根拠を教えてもらえればありがたい。
毎年国債残高の伸びが増えている、まるでサラ金に金を借りているサラリーマンのような自転車操業の日本財政は保って2,3年と思うので。
貴方の論説を見れば単なる勘ではないとおもうので、、、、
92金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 20:16
 インタゲの正否はともかくとして、サミュエルソンやフリードマンら、ノー
ベル経済学賞受賞者を「電波」呼ばわりするのなら、1が考える経済学の主流
派って、どんなヤツなんだろうねw 斎藤精一郎とかいうんじゃないだろう
な。自説に自信がないから、「主流」とか数に頼みたがるんじゃないのかね。

 それと、「ケインズを盲信」とか書いてるヤツもいたが、マネタリストが
ケインズを盲信するわきゃないだろw 全く…少しは勉強してから書けよ。

 カネをばらまきつづけても、インフレにならないのなら、日銀はお札を好
きなだけ刷りまくって、世界中の資産を買い占められるはずだが、そんな
ことはあり得ない。お札をばらまけば、やがてはお札の価値は下がる。つま
り、インフレが起こる。これを理解するのには、別段、高度な数学など要ら
ないよ。インタゲに問題があるとすれば、「どれぐらいお金をまき続ければ
物価が上がり始めるのか」がはっきりしないことだ。お金をばらまけば、
インフレになることは自明であり、学者の机上の空論ではないよ。

 だらだらとわけの分からんことを書きこみ続ける方がよほど人間的におか
しいんじゃないかい?
93荒鳩:03/12/04 20:46
>>92
>それと、「ケインズを盲信」とか書いてるヤツもいたが、マネタリストが
>ケインズを盲信するわきゃないだろw 全く…

むしろスティグリッツが、元祖ケインジアンの立場を踏襲して、インタゲが
ベストの政策といえるのかどうかに疑問を呈しているぐらいだからね。
どちらかといえば、マネタリストの方がインタゲ完全肯定だろうな。
ザモデルの連中がどう考えているのかは知らないが、元祖(ポスト)ケインズ
以外の立場から分析的にインタゲ否定を導き出すのは難しそうだ。
(元祖ケインズからもより良い政策の可能性を提示されただけだからね。)
あとは全く論外な経済学否定派や○経ぐらいかね(笑)。
94金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:00
>お金をばらまけば、
>インフレになることは自明であり、学者の机上の空論ではないよ。

インフレ=好景気だったらいいのにね。
95金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:02
>>93
国債暴落について答えてくれたまえw
国債は暴落しないなどと希望的観測だけは書かないでくれたまえw
96金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:03
>>92
彼らの信仰の対象である経済学者(もどき)は炊け中・気ムラ、それからライオン丸さまに決まっておろうが。
97金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:04
>>96
国債暴落について答えてくれたまえw
98金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:05
>>97
対外債権国だから国債の暴落はない。
99金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:06
希望的観測だけは書かないでくれたまえw
100金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:08
>>94
インフレ=好景気は成り立たないが
デフレ=不景気は成り立つんだな。
だから、まずはデフレを脱却するためのインタゲを
するべきだと主張していたんだ、一部のインタゲ派は。
101金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:09
デフレ=好景気=中国
102金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:11
――――――――――――――
世の中にはコストプッシュインフレとディマンドブルインフレがある。
__  __ .r――――――――
    ∨     同じ物価が上がる現象でも景気効果としてはまったく逆
日 凸 U | ______
≡≡≡≡≡| /  .∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 U ∩ [] ∨% (゚Д゚ ;) < ジブリ作品(宮崎駿作品と他)みたいなものですか。
__ ∧∧___ .∧∧|つ∽)_ \違いすぎると。
  (  ,,)日  (  ,,)∇
― /   | ――.../   | ―――
\(__.ノ   \(__.ノ
 ━┳━   ━┳━
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ̄
103金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:21
>>96

 なるほど、竹中かぁ。20年ぐらい前はカッコよく見えたけどね。
IT革命論のお先棒をかついだあたりで、「こいつ何?」って感じ
だったが、いまや20年遅れのサプライ・サイダーだ(でも、本家
サプライ・サイダーと行動をともにしたマンデル先生は、金融緩和を
説いていたけどね、合掌)。

 木村は、まず国際収支統計の見方から勉強した方がいい。経常収支
黒字の減少がキャピタル・フライトによる資本収支の大幅赤字なんて
議論は、「経常収支+(外貨準備増減を含む広義の)資本収支=0」
という関係が分かっていたら、絶対に出ないはずだからね。

 小泉君は論外w
104金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:23
竹中ってインタゲ厨だったよね
105金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:25
>>104

 ああ、そういえば、斎藤精一郎くんは、日本にいち早くサプライ
サイド
経済学を紹介したんだよね。いまでは、例の座談から以降、単なる
知ったかぶりのアホだと知れ渡ってしまったが。
106金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:27
>>105
君みたいなバカに言われたくはないだろう。
107金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:28
>>104

 おっと、105は103へのレスだった。失礼。

 竹中は、構造改革派だったのに、最近は、インタゲもどきみたいな
話をし始めているな。まぁ、節操のない御仁だから、別に不思議は
ないんだが。
108金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:30
>>106

 いや、俺がバカなのはどうでもよいが、斎藤君がアホなのは、あの
座談会の記事を読めば誰でも分かることだ。インタゲへの賛否とは、
全然関係なく、あいつはアホだよ。
109金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:31
>>107
君みたいなバカに言われたくはないだろう。
110荒鳩:03/12/04 21:36
>>95
俺、もうそれについてはさんざん書いたからな〜。
直接それについて書いてはいないけど、経済から政治を語るスレ逝って、
俺のレスを拾い読みして、そこから俺の考えを類推してくれるかな?
部分的にはかぶるところもあったから。
ちなみに、「国債は暴落しない」も「日銀が買いオペすれば暴落は発生しない」も
「国債は実際にインフレになってからじゃないと暴落しない」も間違いね。
あとは君の知能次第。
どうでもいいけど(本当はよくない)「支持」と「反対」のスレ、統一できんのか、ゴルァ!!
112金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:49
>>109

 君みたいなバカのひとつ覚えに言われたくはないなぁ。

 あっ、でも、「君みたいなバカに言われたくはないだろう」っての
は、どのスレでも使えて便利だねぇ。中身も全く考えなくていいし。
次すれ
「インフレターゲット論争こそ経済学の本流」
114金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/04 21:51
 というわけで、このスレは、

 「君みたいなバカに言われたくはないだろう。」

で999を目指すスレとなりました。
115金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/05 04:22
インタゲ厨房は必死になってるスレ発見!
116金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/05 04:50
ダイエー・セザール・山水電気・石井鐵工所・住友金属工業
ハザマ・東急建設・大成建設・住友石炭・藤和不動産・山九
日商岩井・ニチメン・トーメン・オリコ・大京・いすゞ自動車
三井建設・アゼル・富士紡績・ピーエス・トウペ・日本冶金工
古川機金・住友軽金属・日立造船・太平洋興発・ニチモ
プリマハム・エコナック・日本橋梁・東洋シャッター・滝沢鉄工所
大江工業・長谷工コーポレーション・飛島建設・不動建設
大末建設・佐田建設・イチケン・熊谷組・東洋建設・五洋建設
林兼・志村化工・神栄・高島・蝶理・鈴丹・日本橋倉庫・東急観光
みずほ・UFJ・三井住友F・りそな・北海道銀行・千葉興銀
みずほアセット・みずほインベスターズ・さくらフレンドリー
光世証券・東洋証券・水戸証券・あいおい損保・大同生命・富士火災
117金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/05 05:31
>>116
やばい企業?
118金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/05 05:53
http://homepage3.nifty.com//coco-nut/
あんたいやらしいよ
119鉄仮面:03/12/05 06:17
>>95 国債は暴落するか?
横レスなれど、、
個人の家庭に例えてみればよく分かるのでは?例えば年収500万の家庭で借金が6000万あれば如何だろう
今頃個人破産だろう。いくら金利の安い時期だといっても早晩破綻するのは火を見るより明らか。
金融機関の運用担当者は度胸がいい。もしオレが運用担当者なら怖くて国債など買えぬ。
120素人志向:03/12/05 07:53
>>110
>直接それについて書いてはいないけど、経済から政治を語るスレ逝って、
>俺のレスを拾い読みして、そこから俺の考えを類推してくれるかな?
>部分的にはかぶるところもあったから。

そんな暇な奴がどれぐらいいると思っているんだい?
面倒くさいという気持ちは分かるけど、コピペでいいから教えて欲しい。
121金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/05 11:26
毎年60兆円も借金が増えてて国債は暴落しない。なんて言ってる人って森永ぐらいでしょ。
122金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/05 13:00
>>119
国債買わずに何を買うんだ?株か?

>>121
暴落するとして、その資金はどこに行くの?
123金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/05 14:57
>>122
外貨
124金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/05 22:12
 最近、ケインズに粘着してるヤツがいるが、経済学者=ケインズ原理主義者
だと思っているのなら、かなりオメデタイ。確かに、日本の大学教員には、
ケインジアンが多いかも知れないが、彼らはそろそろ定年退官している頃だ。
ケインズ全盛なんて、40年も前だろ?

 今の大学院では、動学マクロとかで、新しい古典派が主流。IS−LM
なんて、せいぜい学部の1、2年の話だろ。修士論文でIS−LMなんか
やろうとしても、まず認められないだろう。かつては、どマクロだった国際
マクロだって、マンデル・フレミングは昔の話だ。

 カビの生えたような認識に基づいて、存在すらしないケインズ原理主義者
とやらをネチネチ攻撃するのは、滑稽という他ないねぇw
125金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/05 22:41
少なくとも、インタゲ反対派は経済学の主流ではないよ。正しい正し
くないは別として。インタゲ反対の人たちが考える主流派の経済学者
って、そもそも誰なの?竹中?木村は学者じゃないし。斎藤精一郎?
彼が主流派なの?
126金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/05 22:44
日銀の審議委員をやってた植田和男とか須田美矢子は、金融緩和反対
だったけど、彼らが主流派なの?まぁ、一応、学問的なご業績のある
お2人ではあるのだけれど・・・。あとは、誰?斎藤誠?あの人のモデル
は変だよ。
127金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/06 08:53
>>119
あのう・・・
国と家計を同レベルで見ること自体が噴飯物なのですが、何か?
128金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/06 13:18
ブッシュ大統領:
『ようやくイラク出兵の覚悟ができたか、なんだねそのお願いとは』

小泉首相:
『米国がドル安政策で基軸通貨の旨み存分に吸い取るあいだに、いずれに日本
のドルの外貨準備は来年中に100兆、すぐに200兆となります。このお金
はどうせ返ってこないのですから、かわりにハワイか、イチローのいるワシン
トン州を日本にください』

ブッシュ大統領:
『絶句』


 かくして日本はイラクと米国に200兆円を貢ぐことによって戦後はじめて
植民地を得ることになりました。
129金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/06 14:38
>>127
そういう愚かな考え方が国家破産寸前へと追い込んでいるんだが
130だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :03/12/06 14:54
>>129
35年の住宅ローン抱えて破綻しないでやってる家計はいくらでも
あるけどな〜。キミの、総債務額の多寡にしか目がいかない頭の
悪さは、どのような人生を歩んだ結果として形成されたのかって
点に、オレは非常に興味があるな〜。
131金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/06 19:24
>>129
我が国は資産超過です
132金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/06 19:26
>>128
>どうせ返ってこない

つまり1ドル=1円を目指すんだな。
133金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/06 20:58
>>129
国には輪転機があることを知ってる?
そして、今はデフレだと知ってる?
輪転機とデフレの事を同時に聞いた理由が理解できる?
祝・新2ちゃん語誕生!
歴史的瞬間をその目で見よ!

http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1070670230/
135金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/06 22:22
国にも信用というものが大事なわけだが・・・。
136金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/06 22:24
>>135
お金を使う気が起きないほどの信用はいらない。
最近思うんだが、テクニカルタームとしての
「成長」とか「信用」とかの用語を
自身が普段使っている範囲での意味でしか考えられない奴が多すぎる。
適当に経済学用の新語をでっち上げた方が
その手の勘違い野郎を門前払いに出来て良いんじゃないかね?
138994:03/12/07 00:26
経済から政治を語るスレからきました。

>>だな〜
>その言説は、竹中の「IT雇用500万人」と同等のものとしか
>オレには聞こえんな〜。
竹中さんは供給側から需要を必ず作り出せるというスタンスではなかったですか?
その極端さがうさんくささを匂わせていたと思いました。

金利を下げて投資機会を増やすことが必然的に企業の投資を促すとは思いませんが、
あるかないかもわからない投資機会ですが、それさえ奪ってしまう点は企業の競争力に
マイナスに働きませんか?

以上から、金利は上げてはやばいから、下げるべき、という考えでいます。
139金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/07 00:46
>>138
竹中は失業者が死ねば供給力の過剰を解消できると考えている。
名目金利はすでに下げようがないレベルに達している。
140金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/07 02:41
>>138
これ以上どうやって下げるの?
141138:03/12/07 02:48
>>140
「上げるべきではない=維持」という意味で使っていました。
142金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/07 03:09
>>141
日本語がまちがっています。
143138:03/12/07 03:13
でも、あなたももう下げる余地がないことはわかった上で聞いてきたのでしょう?
ネットで言葉上の揚げ足取りをしていたらキリがない・・・
>130
ま・だ・本格的破綻が始まってないだけじゃネーノ?
そろそろ、実際に破綻した例も出始めている。
今後少子高齢化と相まってさらに住宅価格が低下→
破綻→さらに住宅売りに出される→価格さらに低下。

と住宅デフレスパイラルが発生するヨカーン。
ま、ローンゼロの俺はそれを待ち望んでいるんだがね・・・
145金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/07 14:14
住宅価格が下がってローン負担が軽減されれば少子化問題も解決。
146金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/07 15:14
株の世界では、信用買い残(債務)が多い銘柄は、一旦それらの期日が到来して
買い方が投げる(破綻)しないと上昇しない ・・・ という事は良くある。

つまり日本経済も一旦破綻しないと再度の上昇は無いものと思われる ・・・
これは経済の本質である。株がその本質を良く体現してくれているのである。
147  天帝 GGS   :03/12/07 15:19

名目金利はまだまだ下げ余地が十分ある。
148金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/07 19:49
>>147
ふーん、あとどの位「名目」金利を下げられるの?
149金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/07 19:55
>>147
マイナス金利とか寝ぼけたこと書くなよ
名目金利と実質金利にこだわる人にクイズを一つ。

利子率=金利(クーポン)÷元本だとして、どちらも単位は通貨単位である。
日本なら円のことだ。
分母と分子の両方が通貨単位であるならば利子率は当然貨幣価値から解放されている。
これはインフレ率とは関係ないことを意味する。

このような状況でなぜ名目利子率=実質利子率+インフレ率の等式が成立するのでしょう。

賃金ならば話は別である(想定されている賃金は賃金率であり例えば時給である。)。
分子は通貨単位であり分母は時間であるから、実質賃金と名目賃金は貨幣価値の呪縛から逃れていない。
この場合、名目賃金=実質賃金+インフレ率という式は容易に成立する。
151金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/08 05:42
スーパーマリオ3を11分でクリアしますた
http://www.interq.or.jp/hot/dakacho/moSMB3.wmv
152金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/08 21:08
マイナス金利でキャピタルフライト
153金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/08 22:10
ですなw
キャピタルフライト=資本収支大赤字=経常収支大黒字=輸出大爆発=景気大回復ですなw
155金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/08 23:33
>>150
あのう・・・
詭弁にすらならないマヤカシを言って、楽しいですか?

分子分母が通貨単位で、得られた解が通貨単位から
解放されたから何?
インフレ率は通貨単位に縛られてる?
利子率もインフレ率も、単にパーセンテージだと思いますが、何か?

a%=b%+c%が成り立ったからって、なにか不思議はありますか?

また、名目賃金=実質賃金+インフレ率は、摩訶不思議なんだが
正しくは
名目賃金=実質賃金+(実質賃金×インフレ率)
じゃないのか?

名目賃金=実質賃金+インフレ率
って容易に成立してるのか?w

あまりに拙い詭弁もどきで、逆に何が言いたいのか悩んでしまった。
恥ずかしいからヤメレ。
156金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/09 04:31
>>154
国債暴落は視野に入ってないのかよ!
157金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/09 08:46
債権放棄、経営責任なしの公的資金注入、デッドエクイティスワップはゾンビを作っている。

債権放棄などで体力をつけた企業が適切に処理されないために供給過剰がなくならず、
勝ち組として利益をあげるはずだった企業が損をするような体質になってしまっている。
まともな資本主義であれば、倒産という形で供給過剰が緩和され、そして適正価格に
戻るはずなのだが、日本ではそうなっていない。これは好景気になるまで不良債権処理
を拒もうとする日本人の村社会的発想にすぎない。

不良債権処理をしないことは、新たな不良債権を増やす原因となっている。
ゾンビがいるおかげで価格競争が激しくなり、優良企業の体力が奪われているのだ。
そして優良企業までもがゾンビになってしまうのである。
158素人志向:03/12/09 09:00
>まともな資本主義であれば、倒産という形で供給過剰が緩和され、そして適正価格に
>戻るはずなのだが、日本ではそうなっていない。

供給過剰というのは相対的なもんだろ。
供給側が単に少なくなればいいと言うもんじゃない。
失業者や給料削減が増えれば、消費する側が少なくなるため供給過剰が続くはずだよ。

不景気のため不良債権が増えたのであって、不良債権が不況の原因じゃないんだ。
159金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/09 13:37
まともな資本主義であれば、餓死・自殺というかたちで労働の過剰供給は緩和され、そして適正賃金に戻るはずなのだが、日本ではそうなっていない(w
160金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/09 13:38
>>158
そういう発想が不良債権や財政赤字を増大さえてきたんだよ!
161金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/09 14:25
162金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/09 14:50
こここそが本スレ
163金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/09 15:15
フーン
164金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/09 15:47
デフレマンセー
165金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/09 17:16
自殺も経済主体の最適な適応の一つであり、歓迎すべきだ。
166金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/09 17:29
処理すると債務超過になるので不良債権を簿価のまま抱え込んでいるのも最適化行動の結果である。
167金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/10 09:35
>>166
だからこそ政府が介入しなきゃならんのよ。
168金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/10 09:45
住民税累進税率を撤廃…財務省案
(前略)
財務省案では、所得税は累進税率を残して税率や各種控除の見直しで減税し、
住民税の所得割りでは累進税率をなくす。
個人住民税の税率を10%に一本化すると、地方全体で年間約3兆円の増収になる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031210-00000001-yom-pol

収入の大半を消費する低所得者の可処分所得を減らし
貯蓄の多い高所得者を更に豊かにする、そして緊縮財政
これで内需主導の景気回復なんか出来るわけない
いよいよ小泉政権の本質が明らかになってきたな
169金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/10 09:59
.-──-、
| : : : : : : : : \          
|: : : : : : : : : : : ヽ         
|-…-…-ミ: : : : :',     
| '⌒'  '⌒' i: : : : :}     
| ェェ  ェェ |: : : : :}   
|   ,.、  |:: : : :;!        
| r‐-ニ-┐| : : :ノ       
|! ヽ 二゙ノ イゞ‐′ <20代以上で1000万以上持っていない人は生きてて恥ずかしい
| ` ー一'´丿 \        
| \___/   /`丶、     
| /~ト、   /    l \.   
170金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/10 10:17
つうか・・・

20代で1000万以上持っていない人間はクズだろ?

ふつうにw
171金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/10 11:00


まともな資本主義であれば、餓死・自殺というかたちで労働の過剰供給は緩和され、
そして適正賃金に戻るはずなのだが、日本ではそうなっていない(w
自殺も経済主体の最適な適応の一つであり、歓迎すべきだ。


takenakamanse-
172金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/10 17:05
>>171
君ってバカ?
173金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/10 17:36
だな〜(自称東大法学部卒)は30代で300万円
174金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/10 21:55
貧乏人は逝きててはずかしくないの?
175金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/10 22:26
恥ずかしい
176金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/11 01:28
もう日本は終わってるんだよ。
177金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/11 02:21
おそらく20代の99%はクズです。
178金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/11 03:52
インタゲ厨=貧乏人?
179金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/11 12:55
現在のデフレは不況の原因ではなくむしろ結果。

デフレは不況を作っている一つの要素と言えなくもないが、たくさんあ
る要素の中の一つにすぎない。
不況の結果としてのデフレはよくないことだが、デフレのみを人為的、
作為的に調整しインフレにしたところで景気がよくなるものではない。
不況には他の要因が多く複雑に絡み合っているからだ。

今の状態で強引に人為的インフレを起こしたところで景気は回復せず、
不況とインフレの二重苦に苦しめられることになる。
180金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/11 13:12
国って債務超過だったんだね。

一兆円一万円理論を適用すると、一人あたり1000万円の借金を負って、
金利2%で年間20万円払ってる計算になります。
四人家族で4000万円、年金利80万円、月々の利息支払いは約6万6千円です。

国税収入は約50兆。金利が30兆。
日本国は末期の多重債務者ですね。

財務省ソース (安心の.go.jp系<.GOverment.JaPan>)
http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/bs/bs1509.pdf

負 債 合 計 9 5 4 . 8 4 兆円

A平成13年度中の国債残高の推移
上記@の予算額及び決算額は出納整理期間中の公債金収入を含むものであるが、13年度
中(13年4月〜14年3月)に新規に発行された建設国債と特例国債の発行額(額面ベース)
は、それぞれ約9兆574億円、約19兆1,735億円であり、総額は約28兆2,309億円であ
った。また、同年度中に、国債の整理又は償還のため、建設国債及び特例国債に係る借換
債が約69兆546億円発行され、他方で13年度中のこれらの国債に係る償還額が約72兆
4,256億円であったため、13年度末の建設国債及び特例国債の残高は、対前年比で約24兆
8,599億円の純増となった。
これに、同年度中の財投債の新規発行額(約43兆7,604億円)や交付国債等の増減額を
加味すると、
『13年度末の国債残高(既償還未払い額を含む)は対前年比で約67兆5,100億円の純増』
となった(20頁参照)
181金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/11 15:11
マイルドインフレにすると景気が回復する・・・ハァ?
182金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/11 15:16
つーか、景気が回復するから(マイルド)インフレになるんだと思うが。
183金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/11 18:17
GDP大幅下方修正<怪しくなってきた景気回復宣言>

http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031210k0000m020096000c.html
184金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/11 21:02
>>182
ヨーロッパはマイルドインフレで大不況だが何か?
185金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/11 21:07
>>184
>ヨーロッパはマイルドインフレで大不況だが何か?

ディスインフレの間違いでは?
186金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/11 21:14
>>185
マイルドインフレとディスインフレの境界線なんて人それぞれ
[フランクフルト 10日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)の政策理事会
メンバー、ウェルテケ・ドイツ連銀総裁は、ユーロ圏の金利が相当な期間、低水
準にとどまる見通し、との見解を示した。
同総裁は記者団に対し、「現時点の金利が、戦後例を見ないような歴史的低水準
にあることを考慮すれば、金利水準が相当な期間低くとどまるのは確かだ」と述べた。
188金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/12 01:34
で?
189金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/12 02:07
日銀が政府と地方自治体の借金を全てちゃらにすると、
どういう問題が起こるのでしょうか?
190金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/12 02:15
それじゃ、10億円札でも作って、毎年100兆枚くらい刷るか〜。

・これで株価急上昇!(日経平均100億円突破)
・デフレ克服!!(物価急上昇、Tシャツ1枚3億円)
・給料急上昇!!(平均月給450億円)

これでいいんだろ?
191誰がインタゲに反対している?:03/12/12 03:42
福島瑞穂

国民生活を脇に置いた“政治的なおもちゃ”の意味しかないインフレ政策を強要する狙いから、日銀総裁人事に露骨に
容喙してきた政府・与党の姿勢は看過しえないものだ。

物価だけを上げようとすれば、グローバルな競争のもとで賃金上昇が望めない家計の将来不安を増幅し、かえって
個人消費を減退させる。また、金利の上昇が物価上昇より先に起きて、中小企業の打撃となる危険性も高まる。

インフレを人為的に起こそうとする政策は、実は、家計や中小企業などの犠牲の下にバブル企業を救済する手法
そのものだ。インフレ・ターゲット策は取り得ない選択肢であることを、福井新総裁は政府・与党に毅然と通告
(最後通牒)する必要がある。
ユーロ圏は、デフレ懸念が薄らぐ

ユーロ圏は、金融当局が、インフレファイターに拘ったため(もあり)
戦後初めてデフレ懸念が生じる状態になった。
英国は、インタゲ2,5%で好景気。ECBは、2%以下。
194金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/13 07:54
英国は住宅バブルで好景気なだけ。バブルが弾ければおちまい。
3100万円が、ゴミ焼却場で見つかったのも、間接的な
デフレの影響。インフレなら現金の死蔵は少なくなる。
196金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/13 09:15
>>195
なんか関連づけに無理があるぞ。
197金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/14 10:16
3100万円の持ち主がいっぱいでてるらしい。
198金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/14 15:30
そんなことよりお前ら市立船橋が横浜マリノスと肉薄してるぞ!
199金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/14 15:55
市立船橋負けた
200金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/14 16:59
デフレマンセー
201金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/14 17:12
ばっかりでうんざり。政治家も産業界も経済学者も
どこに日本経済がまだ拡大するなんていう根拠があるんだよ
イノベーションが枯渇しないとか本気で信じてる奴は頭の古いオヤジだけ
経済を拡大して景気回復しようとかいう思考から
既存の条件で持続可能性を追求する思考へのパラダイムの転換が必要
202金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/14 18:24
>>201 法律で貯蓄は禁止するか?(藁
203金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/14 20:42
>>202
頭大丈夫?
204金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/14 20:47
フセイン逮捕
205金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/14 21:59
きしょい髭だ。
206金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/14 23:28
>>201
人間は破滅しないと目を覚まさないんだよ。
拡大拡大と狂ったようにお金垂れ流して国家破産しないと目を覚まさないはず。
だから破滅したほうがいいのよ。インタゲ厨の目を覚まさせるために。
ただしインタゲ厨達は責任取る立場ではないから失敗しても他人のせいに
できるずるい立場だということをお忘れなく。
もしインタゲやって失敗しても「福井が悪い!責任取れ!」で終わりだろう。
インタゲ薦めた自分を棚に上げて・・・
207バカアンチ撲滅こそ経済学の本流:03/12/14 23:32
>>206
それなら、インタゲにマンセ―して岩菊総裁論をぶったらいい。
宿敵岩菊が責任取ってくれるぞw
208金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/14 23:33
>>207


ハァ?
209バカアンチ撲滅こそ経済学の本流:03/12/14 23:36
>>208
インタゲには当然達成期限が付く。
岩菊を総裁にして達成できなければ、岩菊が責任取る。
文句あるまいwww
210金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/15 00:15
>>209
責任はどうでもいいから、達成しろよボケ。
金融緩和だけで需要超過になるかっつーの。
211金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/15 00:16
>>210
「コテハン」消えろ!
212金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/15 01:26
>>210

Σ財の超過需要額≡貨幣の超過供給額
213金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/15 01:57
インタゲ信者って「足りない」以外いえねえのかアホ。
214金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/15 02:23
アンチって、構造だの、高齢化だの、少子化だの、グローバル化だの、
FTPLだの、サービス化だの、将来不安だの、年金崩壊だの、財政赤字だの、
学力低下だの、IT化だのと際限もなく屁理屈こねて、でも共通するのは
日銀は無罪だということ(嗤)とにかく金融政策は無罪なんだよなw
215金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/15 23:05
>>214
0点
216金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/16 05:36
Dow 10,056.75 +14.59 (+0.15%)
Nasdaq 1,932.94 -16.06 (-0.82%)
217金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/17 05:06
           .,∧、
         .r-‐i'''''''''''i''''‐-、
        o| o! .o  i o !o
       .|\__|`‐´`‐/|__/|
        |_, ─''''''''''''─ ,、 / _
      , '´   ´    `     `‐、    フーン
    / //       ゝ       ヽ
    | ! !      -          .|
   .| ! j                  .|
    |                    |
    'i                _ ノ'
     `''─ _      _ ─''´
218金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/17 05:33
まじで岩菊総裁になってほしいな。
そうすれば白黒はっきりするよねw
219金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/17 09:23
>>218

あるいは初志貫徹wで、即時の金利正常化(利上げ)と過剰準備解消。
220金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/17 13:40
hu-nn
221金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/17 14:05
222金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/18 08:11
20歳を過ぎてインタゲ反対する者は知能が足りない
223   天帝GSP   :03/12/18 08:24

どっかの最低中銀総裁が、マネーサプライの伸び率低水準でもそれは歓迎されるもの、

とかという趣旨の発言をしてたってほんとですか?

国債買いきり増額圧力回避の布石ですか?
224   天帝GSP   :03/12/18 08:26

だれか馬鹿総裁をヤッテシマッテクレ。
225   天帝GSP   :03/12/18 08:27

日銀ってほんと日本のお荷物ですね。
226金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/18 12:59
インタゲに賛成する人はウソコ
227金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/18 13:06
インタゲに反対する人は社民w
228金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/19 00:01
社民がインタゲ賛成してたらどうなったんだろう。
今度はインタゲ反対する人が逆のことをしていただろう。
229金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/19 00:15
インタゲなんて起死回生の政策だね。失敗するリスクの心配をしないのかね?
230金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/19 00:16
>>228

無意味な命題w 社会主義者は戦前も前後も、ナチス前夜のドイツでも
昭和恐慌時の日本でも、資本主義延命につながるインフレ政策には常に
反対。
231金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/19 00:18
>>229
失敗するリスクってなんじゃらほおい?
232金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/19 00:19
>>230
調整インフレ政策のどこが資本主義延命なわけ?
ハイパーインフレで資本主義が崩壊して戦争が起こった歴史なら知っているが。
233金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/19 01:04
>>232 「国家独占資本主義論」という表題のマル経の教科書くらい読んでみれば?
>>1も読まず、国独資の本も読まず、藻前は文盲か?
234金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/19 01:05
○刑の教科書・・・プ
235金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/19 01:11
>ハイパーインフレで資本主義が崩壊して戦争が起こった歴史なら知っているが。

へー、そんな歴史あるんだ(プププ
ドイツ? 残念でした、ナチ台頭の理由は、社会民主党のデフレ政策w
236金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/19 10:51
>>235
ナチ台頭の理由はハイパーインフレw
237金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/19 11:04
>>236

ほう? じゃあ、ハイパーインフレの終わりがナチス政権樹立だって言う
年表をお見せw

社会主義者は、そういう欺瞞をこくから嫌いだねw
238金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/19 11:24
>>237
全く関連がないのかよ。なら何故ヒトラーが演説でハイパーインフレに触れてるんだよ。
その時の凄まじいダメージが残っているからじゃないのかよw
ナチスが台頭するまでにはその道筋があるんだよ。政権取った時点のみの理由がすべてなら
世の中単純明快だよなw
239金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/19 11:37
金正日か藻前は? 椰子の演説で戦前の日帝支配が述べられると拉致の原因も
そうだというわけだな(爆
240金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/19 13:45
話を変える野師は逝ってよし!
241金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/19 14:57
>なら何故ヒトラーが演説でハイパーインフレに触れてるんだよ

基地外の演説が重要な真実を伝えているなら、キムの演説も同じw
242金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/19 18:34
デフレマンセー
243金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/20 01:26
握る




















囲碁のこと
244金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/20 20:46
振り駒マンセー
ちょいと解説。

軽率な人間であるという評価もあるケインズなる人物は、第一次大戦後にフランスの要求した懲罰的な賠償金請求は良い結果をもたらさないと主張した。
結果ドイツはハイパーインフレを起こし賠償金を支払い、ハイパーインフレも解消したが国家経済は破壊されてしまった。

ヒトラーは政治と軍事に関しては残念なことに天才であったらしく、それゆえドイツ国民の希望を誤った形で糾合できたらしい。
まあ、キムとかいうのと同列に論じるのは誤りであろう。

うろ覚えのところもあるので、訂正・修正は歓迎しますのでヨロシク。
246金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/20 21:57
>ドイツはハイパーインフレを起こし賠償金を支払い

結局、全部は払ってない。元々無理。その結果、ハイパーは終息し、
20年代にはアメリカからの資本流入で経済は好調。結果、ナチは
低迷。しかし、

大恐慌の過程で、金本位制維持(為替レート死守)、緊縮財政、金融引き締めを行い、経済は破綻

その結果、ナチスが政権を獲得、ケインズ的な政策の実施で急激な景気回復が起こり、
ナチの支持率は大幅に上昇した。

諸悪の根元は、デフレ下で正統的財政金融政策に執着し、ケインズ的政策などの景気政策を
構造問題を軽視した問題先送りと言い続けたマルクス主義者=社会民主党など。
247金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/20 23:23
日本は0金利の超金融緩和。異常な財政支出。インタゲ厨の望みどおりの政策で国家破産の危機に。
248金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/20 23:49
はいはい。利上げ、歳出大削減で経済構造大改革を推進してくれYOw
それで復活したら、臍で茶を沸かしてやるよw
249金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/20 23:50
化石的存在のインタゲ厨房(w
250金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/20 23:53
>>248
事実を言われて戸惑っているのだねw
251金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/20 23:56
グローバル化だの国際競争力だの規制緩和だの小さな政府だの
欧米の常識を推進している構造改革派はどうして国際標準である
インフレターゲットの導入には反対するんだろうねw

ふ・し・ぎ
252金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/20 23:58
>>251
インフレ抑制政策か?
253金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/23 01:11
だな〜を攻撃してた奴らはカルト宗教っぽい余裕のなさだな。

だからインタゲ真理教とか言われるんだ。
254金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/24 02:29
[北京 12日 ロイター] 中国国家統計局が発表した11月の同国消費者物
価指数(CPI)上昇率は、前年同月比3%と、予想外の高い伸びとなった。
 1─11月のCPI上昇率は、前年同期比1%。
 10月のCPI上昇率は1.8%、1─10月は0.8%だった。

[17日 ロイター] 欧州連合(EU)統計局が発表した11月のユーロ圏
12カ国のEU基準の消費者物価指数(CPI)は前年比2.2%上昇した。
前月比では0.1%の上昇だった。

[17日 ロイター] ブラジル中銀は17日、政策金利の金利を17.5%から
16.5%に引き下げると発表した。 ブラジルの利下げは、過去7カ月で7回目。
同中銀は今回の利下げについて、インフレが抑制されている中、景気刺激を狙った
もの、としている

18日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)は、英経済に関する年次概況報告書で、
同国の最近の状況は「うらやましい限り」と称賛したが、同時に住宅相場の急落による
危険性を警告した。段階的かつ予防的な金融引き締めが必要との見方を示した。
ハードランディングのシナリオの可能性を見極めるのは困難だ」と指摘した。
255金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/29 13:07
>>253
だな〜も財政真理教信者
256金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/29 19:39
>>255
全然違う。アホ?
257メロンパン ◆IsbrRFROyY :03/12/29 19:42
>>251
金融政策は「ルール」ではなく「裁量」に依るべきと思っているからでしょうネ。
258金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/30 20:58
>>256
どこが?
259金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/31 05:05
>>258
両輪でといっていたのにどこが財政真理教なんだ?
260金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/12/31 05:06
>>1
アホだな。
反対が本流とかそういう問題じゃなくて
インタゲなんてハナから相手にされてねえっての。

このスレ終了だろ。
>>260
なぜ大晦日に?
262金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/01/11 17:41
学者なんてハナから相手にされてねえっての。
263金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/02/13 15:43
学者ねぇ〜
ああいう人種は自我が強いだけで世の中を知らなすぎでしょ
264金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/02/15 13:19
>>246
ワークシェアだよ。
265金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/03/29 19:44
インフレ、債権放棄、公的資金注入は麻薬と同じである。

麻薬の投与は苦悩を一時的に浄化させてくれる魔性の薬であるが、
やがて激しい副作用で麻薬の投与量が増えていき、後戻りできなくなる。
よかれと思って麻薬を投与しても、与えすぎれば死を迎える。
苦痛から解放させるため、患者に麻薬を与えるのは間違いだ。
たとえ多量の血が流れようとも、大手術を施さなければ問題は解決しない。

今の状態で強引に人為的インフレを起こしたところで副作用が激しくなる
だけだ。正常な人達が中毒患者の看病を無理やりやらされることで、関係
のない沢山の人が被害を受けるだろう。



266金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/05/20 21:30
 1920年、党名を民族社会主義ドイツ労働者党(NSDAP)と改め、ドイツ民族至上主義、ヴェルサイユ体制
(同条約が敗戦ドイツに押しつけた不当な領土割譲や賠償金や軍備制限等やサン・ジェルマン条約による独墺合併の禁止等々)
の打破、反資本主義、反共主義及びそれらを包括する意味での反ユダヤ主義を唱える。1930年代の世界恐慌の嵐のなか、
33年1月、ヒトラ−は広範な国民の支持を得、首相に就任。34年、ヒンデンブルク大統領の死後、首相と大統領を兼ねて総統となる。
 民主的手続きで、憲法を停止し独裁的権力を握る。以後アウトバ−ン建設や社会保障制度の拡充等、大胆な国内政策を実行すると共に、
36年ラインラント、38年独墺合邦、ズデ−テンラント回復、とドイツ民族領の失地回復を平和裡に実現。だが39年チェコ併合を期
に英仏との緊張が高まり、ポ−ランドとの領土問題を武力解決しようとして第2次世界大戦となる。
 英仏ソ米等のいわゆる連合軍を敵にまわしての6年間の戦いの後、ドイツ第三帝国の首都たるベルリ−ンの総統官邸地下壕にて、
長年の愛人エ−ファ・ブラウンと結婚。翌日、新婦と共にピストルで自決。(45年4月30日、享年56才)
267金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/07/01 19:08
演説で「インフレという愚行を犯し・・・」

ヒトラーはインフレの愚かさをわかっている
268金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/07/01 19:42
日銀はデフレの愚かさをわかっていない
269金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/15 03:08:17
デフレのおかげで東京に住宅を購入できますた。

デフレマンセー
270金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/12/13 21:52:57
>>269
ケ!
271金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/12/13 21:55:42
日銀はヒトラー以下である。



272金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/12/13 23:59:25
はあ〜。
273金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/12/28 23:23:07
円高 ウォン安の間に、韓国企業は日本企業との競争に勝って化け物に成長した

サムスン恐るべしTOYOTAと並ぶ高収益製造業グループに浮上
http://bbs.enjoykorea.naver.co.jp/jaction/read.php?id=enjoyjapan_15&nid=81990&work=list&st=&sw=&cp=1

274金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/12/29 03:39:32
インタゲ派は本物のアホだな。
インフレの発生するメカニズムがまるでわかってない。

コストプッシュインフレであれディマンドプルインフレであれ実物ベースの需要が
実物ベースの供給を追い越していく時にはじめて価格上昇が現実のものとなる。
実物ベースの供給>実物ベースの需要の状況で作為的に最終消費財の値上がりを図
ったところでインフレにはならない。

せいぜいデフレ下の物価上昇即ちスタグフレーションを招来するのが関の山だよW
275金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/12/31 16:39:45
>>273
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/rate/chart_krw.htm

サムスン電子の急成長は、組織の官僚主義を改め、若い人材をトップにもって行き、
研究開発を怠らずに、そして優秀な人材には高い給料を支払うような制度に変えた
ことによる要因であり、為替の問題など関係ない。チャートぐらいみろバカ!
チャートを見てウォンが下がったなどと言っているのはお前だけだ。
276金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/12/31 17:00:30
インフレターゲットは今直ちにインフレを起こせというものではない。
望ましいインフレ率をアナウンスし、それに向けたあらゆる手段を講じると
約束することで、人々の期待をデフレからインフレに転換しようというものだ。
たとえるなら「雨が降るまで雨乞いをします」と宣言することである。
そして、人々が雨が降ると信じるようになれば、雨が降る前に傘が
売れるようになるであろう。
277金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/12/31 17:45:17
>>276
金融資産の70%およそ1000兆円を65歳以上の高齢者が保有してる。
インフレどうこうじゃなくて物を買う必要がないんだよ。
278金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:05/03/14 21:12:10
>>276
日銀がゼロインフレを目標とする事実上のインタゲやったよ。
アナウンス効果なし。
279金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:05/03/14 21:38:39
>>274
あはは、ちょっと経済の勉強は君には難しかったかな。
リフレって言葉を聞いたことはある?
調べてごらん。 それからまたここにおいで。
約束だよ!w

>>276
>「雨が降るまで雨乞いをします」
これじゃいくらなんでもイカンでしょ。
「物価が上がるまで国が色んなものを買い続けます。」
とでも言わないとダメなんじゃない?
雨乞いじゃアンチから色々言われちゃうぞ。

>>277
高齢者が欲しいものをより魅力的にしてふんだんに
用意したらどうなる?
ものを買う必要がないということはない。
誰だって欲しいものはあるでしょ。
でも、お金を使わない理由が、お金を減らすことに対する
恐怖だったらどうなる? それを先に解決してあげないと
やはりお金は使ってはくれないね。
それを解決するためには・・・ デフレじゃダメ。
早いうちにものを買っておかないと、ドンドン値段が上がる
状況ならものは売れるようになるだろう。
やはりインフレにすることは意味があるんだよ。
280金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:05/03/14 21:39:22
>>278
目標がゼロインフレじゃ、事実上のデフレターゲットだけどね。
281279:05/03/14 21:45:00
久々にカキコしてみたら・・・
276、277はまんまと去年の大晦日のレスやった・・・
マジで鬱や
いまだに、こんな化石みたいな奴が存在したのか(w
283金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/04/27(水) 03:49:42
その3はまだぁ〜??
284金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/04/27(水) 04:02:17
http://cgi36.plala.or.jp/bargiko/bargiko.cgi?roomID=1114515459733
ここにおっぱい出すって女がいまつ。
インタゲ厨が糞以下と分かるスレだ
286金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/06/25(土) 01:40:06
>>285
同意
287金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/06/25(土) 08:08:54
株初心者なんですが、公定歩合と無担保コールとの倍率が
高倍率のときってデフレになる?
288金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/06/25(土) 08:19:14
そうとは限らない。
しかし、可能性が上昇する。
そんなとき、内需関連に期待はできない。
>>288
れすサンクスです。
気になるのでもう少し相関関係を調べてみようと思います。
290金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/08/30(火) 12:22:46
国債が借金であることは事実であるが、それは形式的な議論でのみ妥当
するのであり、国債とは本質的には、総支出(総需要)を調節するため
の手段でしかないのだ (ラーナー『雇用の経済学』第一章)
それはまた、庶民が想像するところの借金とは異なるものである。すな
わち日銀が国債をたとえば、500兆円買取って保有した場合に、その
利息収入は日銀の手にはいるが、その利益は政府に納めなければならず、
単なる帳簿上の債権債務となることから明らかである。
さらに明確に国債の本質をとらえるためには、政府の子会社である日銀
を、年末30日に政府に吸収合併するところを想像すれば良い。そうな
ると国債の債権者が政府となるのであり、債権債務が同一人格に帰属す
ることになり、民法における混同の法理により、債権債務が消滅するの
である。これを借金と呼称することには、いささかの無理があることが
分かるだろうと思う。

http://homepage2.nifty.com/niwaharuki/

291金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/09/26(月) 20:15:59
人のせいにする愚か者達が集うスレ
292金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/11/12(土) 20:44:25
デフレマンセー
293金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/01/01(日) 02:56:35
天才投資家ジェイコム20億男 元2chコテハンだった!
わずか5年で元手160万→100億まで増やした天才!
山本一郎のようなホラ吹きとは格が違う!

http://saitama.no-ip.com/market/user_data.html?d=323
294金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/02/21(火) 10:52:27
現在のデフレは不況の原因ではなくむしろ結果。

デフレは不況を作っている一つの要素と言えなくもないが、たくさんあ
る要素の中の一つにすぎない。
不況の結果としてのデフレはよくないことだが、デフレのみを人為的、
作為的に調整しインフレにしたところで景気がよくなるものではない。
不況には他の要因が多く複雑に絡み合っているからだ。

今の状態で人為的インフレを起こしたところで景気は回復せず、不況と
インフレの二重苦に苦しめられることになる。
>>276
馬鹿だな。それはインフレ参照値だ。インフレ目標すなわちインタゲとは全く異なるものだ。

インタゲ=インフレ目標とは、「時期を決めて」政策コミットすることだ。
あらゆる手段ってなんなんだ
297金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/03/20(月) 12:57:25
さあ楽しくなってまいりますた!
日本中が高視聴率で見守る決勝戦、観客席には韓国人客が多く見受けられます。
韓国は負けたものの、同じアジアの国として応援してくれるのでしょう。
実に頼もしい。

・・いや違います。イチローに対して嵐のようなブーイングです。
韓国人客は完全にキューバサポーターと化しています!
なぜかここでテーハミンゴの大合唱です!意味が分かりません!
嫌がらせです!わざわざ嫌がらせをしに球場に足を運んだ韓国人が
憎しみを力いっぱい日本チームにぶつけています!
298金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/03/20(月) 13:27:46
>>1
サミュエルソンを電波扱いって……あんた何様?
>>298
経済学者なんてみんな詐欺師みたいなもんじゃん。
後講釈で誰かのせいにするだけの馬鹿評論家の典型w
300金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/04/11(火) 21:29:16
300
301金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/11(木) 11:00:58
>>299
同意
302金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/11(火) 01:19:50
バブル期の企業の過剰債務を作ったのは、現在65歳以上の
企業経営者やオーナーである。
従って個人金融資産1400兆のうち65歳以上が約7割握っている
はずであるから、相増税を100%にすれば700兆の
政府の国債残高はチャラになるはずである。
303金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/11(火) 01:36:14
貧乏人の嫉妬ウゼーな!
相続税は緩和して、 努力して築いた財産や先祖から受け継いだ家は子孫に受け継がせるようにしなくてはならない

私有財産を尊重しないと、資本主義は駄目になってしまう。

庶民は先祖から受け継いだ遺産で家族や親族の仲で困っている人を助けたり、
新規ベンチャーへの資本として有効に生かせばいい。

資産が蓄積されて豊かな国になるのが望ましい。

相 続 税 の 借 金 を 苦 に 自 殺 し て い っ た 無 数 の 霊 魂 が

そ の う ち 人 の 家 産 を 奪 う 貧 乏 人 を 呪 う の で は な い か

も の を 祖 末 に し て は い け ま せ ん

こ こ ろ を 祖 末 に し て は い け ま せ ん

お 金 を 略 奪 し て は い け ま せ ん

相 続 税 す な わ ち 家 産 没 収 制 度 は 廃 止 す べ き で す
305金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/08/07(月) 10:10:50
インタゲ厨チネ!
306アポロン:2006/08/07(月) 10:18:41
すでにインフレは始まってることで、歯車は動いている。
307金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/08/26(土) 11:28:17
フーン
308金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/08/26(土) 12:43:19
だがインフレになったとしても その恩恵が本当に我々のところに来るんだろうか?
そうとはとても思えない。 すずめの涙程度の昇給があってそれでおしまいなんじゃないか?
309金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/08/27(日) 22:27:38
新しい物価理論:
―物価水準の財政理論と金融政策の役割

単行本: 244ページ
出版社: 岩波書店 (2004/02)
ASIN: 4000097288
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4000097288
310金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/09/21(木) 10:08:38
岩波は共産主義が蔓延る会社
311金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/09/21(木) 10:26:00
高利貸しの利息のグレイゾーンは、高利貸し会社に出資しているアメリカの
ファンドなどがもっと高くしたいと要求した、しかしこの問題を持ち出したら
かえってグレイゾーンは高すぎると言う世論が巻き起こり、驚いた出資者
が金融庁へ駆け込んで利息引き下げを阻止しようとした

以上の事はアメリカの対日、『年次改革要望書』に貸し金利息の自由化という
ことで要求されている。

20日テレビ朝日スーパーモーニングより要旨
312金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/10/21(土) 12:07:44
そもそも金利に上限を設けるのが間違い!
社会主義じゃあるまいしw
313金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/11/12(日) 11:03:53
age
日銀がCPIバイアスが大きくないというのは異例。
算出基準改定でCPI大幅下方修正。
日銀は物価上昇率が一貫してゼロを上回るのを待たずに金利を引き上げた。

FRBには数百人の博士号レベルの経済学者を抱えており、
数千人の(大半が博士、修士の)統計学専門家が処理した情報を分析。

日本では経済学の正式な訓練をほとんど受けていない人を「エコノミスト」
と称する慣行がある。政府は経済の問題に対処できない。
無知な官僚制によって身動きがとれなくなるのではないか。

日本のCPI算出方法は上方バイアスがかかるので米国では1990年代に別にかえた。
日銀が3月にCPIが0.1%と知っていたら量的緩和解除はなかったに違いない。
公的年金など、政府支出はCPIに連動している。バイアスがかかっていれば政府は
必要以上の支出。93年から03年まで23兆円政府は失った。

デビット・ワインシュタイン、コロンビア大学教授
10月23日、日経、経済教室
315金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/12/09(土) 18:02:16
経済学ほど役に立たない学問はない。
経済学信望者は頭おかしいんだろうなあ。
●米国は現在、逆イールドカーブ●

逆イールドカーブについて少し調べた。89年、98年、00年
に米国は長短金利逆転してるんだけど、興味深いのは
当時の日本経済。

89年=言わずと知れたバブル崩壊。日本経済はその後、奈落の底へ。株価も暴落。
98年=長銀破綻、金融危機。株価も暴落。
00年=ITバブル崩壊。光通信の暴落は記憶に新しい。株価暴落。
06年=?


しかもFRBの研究によると、米国は過去50年間で6回の景気後退が
起きてるが、6回ともすべて

長 短 金 利 逆 転 が 起 き て る そ う だ 
317金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2007/01/28(日) 23:27:18
経済学の常識なんて現実には通用しないってこった。

経済学しか知らない馬鹿は死んでくれ!
318金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2007/02/22(木) 13:10:15
経済学部への助成金などやめてほしい!
319金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2007/03/22(木) 14:25:47
楽天
320金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
現在のデフレは不況の原因ではなくむしろ結果。

デフレは不況を作っている一つの要素と言えなくもないが、たくさんあ
る要素の中の一つにすぎない。
不況の結果としてのデフレはよくないことだが、デフレのみを人為的、
作為的に調整しインフレにしたところで景気がよくなるものではない。
不況には他の要因が多く複雑に絡み合っているからだ。

今の状態で人為的インフレを起こしたところで景気は回復せず、不況と
インフレの二重苦に苦しめられることになる。