先日撮影に失敗した国道4号線の収録。ずっと原因追求しておりようやくわかってきました。
3.5インチHDDの故障は対衝撃振動性に優れる2.5インチHDDを使用することにより解決する見込み。
残る問題は収録中に発生した謎のノイズ。ビデオカメラ使用中にバッテリ部分を揺らすとIEEE1394への出力が停止したり揺らさずとも頻繁に画像のノイズが出力されてしまう。いろいろと障害切り分けをしてみたところ原因はインバーターにあるようです。と、いってもビデオカメラに比べると大電流を使用するパソコンはまったく問題なく使えているわけです。さて・・・
カー用品店に売られているインバーターは車のバッテリの直流12Vを家庭用電源の交流100Vに変換するものです。しかし、実際に出力される”交流100V"は製品によってさまざまで出力される電圧パターンは矩形波・擬似正弦波・正弦波の三つの方法があります(UPSも同様です)。実はコレがくせもので矩形波では使えない機器がいくつかあります。電気毛布が使えないようです。また経験したように手持ちのビデオカメラでは一見すると正常のようでも動作異常が見られました。UPSの中には矩形波を出力するものもありパソコンは普通に動いてしまいます(でも、ノートパソコンなどのACアダプタを使用するものは微妙かも)。(矩形波)
みみずんさーばーでも使用しているUPSは擬似正弦波を使用しておりこれはたいていの機器が問題なく動きますが家庭用電源のパターンとはちょっと違います。これは矩形波が四角のパターンが時系列に連続するものとはちがい電圧が階段状に変化していきます。私が持っている100wのインバーターはこの方式でパソコン、ビデオカメラともに正常に動きました。(擬似正弦波)
参考:オーディオテクニカ INV-100W
正弦波にいたってはその出力は家庭用電源とまったく同じで全ての機器が動作します。しかしネックなのは正弦波のインバーターは高価なこと。同容量のインバーターでも方式が矩形波と正弦波では何倍もの価格差があります。(正弦波)
と、いうことで。ヤフオクで正弦波のインバーターが矩形波の価格程度なので落札してみました。これで正常にいくとよいのですが。
ちなみに矩形波ではUPSは入力電圧異常を検知するので使えませんが正弦波ならば使えるはず。これでエンジンを切っても安定して電源を出力できるはず!給油の際にエンジンを止められなくて心苦しい思いをしなくても済むかも。
なんか、執念て感じですねー(笑)