2月11日にJR日光線で一家四人が死亡した踏切事故が発生しました。
この踏み切りは通っている病院の近くにあるので帰りにちょっと見てきました。
ニュース:抜け道扱いの踏切で電車と衝突、一家4人が死亡
現場はココ(mapfan)。思いつきで行ったので写真はすべてボス電です。
現場は遮断機も警報音もない田舎ののどかな踏み切り。踏み切り前後はアスファルトで舗装されているもののその前後は舗装されていません。
この踏み切りは自動車通行禁止なのですが小型特殊など農耕用の自動車は通行できます。
この踏切を自動車で通行し走行中の電車に衝突となりました。
亡くなった一家が近くを走る片側2車線の宇都宮環状線や楡木街道を走らずにこんな辺鄙なところを走っていたのかが不可解ですがここで事故が起きました。
この踏切の幅員は1.7m。5ナンバーの車ならぴったりの幅員になります。
ここを3ナンバー車(トヨタ ブレビス)で通行しようとしたのですから当然走れるわけがありません。
スピードを出して踏み切りに向かったとの証言もあるので大して確認もしなかったのでしょうか。右方向から警笛をならして近づいてくる電車に気づいたときはもう手遅れでした。
北側からこの踏み切りを通過しようとすると見通しはよいのですが南側から進入すると雑木林が見通しを悪くしているのです。これが事故の原因といわれています。
しかし、踏み切りを渡るときは一時停止して左右の確認をするものです。そこで歩きながらどの程度まで見えるのか確認してみました。
雑木林に隠れてその先が見えませんね。
踏み切りの標識が見えるころ雑木林のむこうがちょっとだけ見えます。
標識を越えるとさらに先が見えます。大きめの車ならこのときに車体先端部は鉄道の敷地内に入ります。
また電柱で見通しが悪くなりました。このとき、車体は走行中の車輌に接触する距離になります。
そして見通しがよくなったとたん・・・
距離はこんなもん。衝突距離です。電車は時速90kmで走行していたそうです。秒速25mですね。見えたと思ったらもう衝突。よくもこんな踏切を抜け道に使いましたね。多数の方が苦労して通行しているのか縁石にはタイヤを擦った跡が見られます。標識守れよ・・・。
事故後、小型特殊も通行禁止になりました。標識を見落とすことなく安全運転に努めましょう。
ところでgoogleで「日光線 事故」で検索結果がでるのだけども各ニュースサイトの記事はほとんど削除されている。掲載期間が短いようだ。
私の幼馴染です。
まともに遮断機もつけられない踏切があるのは危険ですね。
こんな電車早く廃止されたらいいのに。
俺の家族だよ、このページ消してください