1 :
名無しのオプ:
2 :
名無しのオプ:2012/06/03(日) 19:31:48.51 ID:ug+9W9JQ
NGワード・あぼーんのススメ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■書斎魔神 ◆AhysOwpt/w とは?
かつて発狂コテにも認定された、横溝スレに住みつく
NGワードの指定対象人物。
ネタバレを含めた持論を主張し続け、また、
議論においても他者の意見を受け入れようとしない傲慢な態度から、
他の住人からは忌み嫌われることに。
過去スレでのアホアホ発言を一部抜粋。
『「血蛞蝓」は首都圏でも探すのが大変だったお。 』(そんな横溝作品はない)
『「迷路の花嫁」の叙述はアンフェア』『どこが?』『お前は「物狂い」を未読』(肝心の説明ができない)
誹謗中傷当たり前、間違いを認めない、自作自演当たり前と、
三拍子揃った厄介物。
彼の発言に反応してしまうとスレが荒れる一方だが、
反応さえしなければ独り言を言い続けるだけなので、
余程のことがなければ、NGワードに指定してのスルーが推奨される。
■NGワード・あぼーんについて
2ちゃんねる専用ブラウザのオプションのひとつ。
設定することで、任意のレスを消すことができる。
2ちゃんねる専用ブラウザに関するサイトはこちら。
↓
http://www.monazilla.org/
3 :
名無しのオプ:2012/06/03(日) 19:33:43.57 ID:ug+9W9JQ
4 :
名無しのオプ:2012/06/03(日) 19:34:06.98 ID:ug+9W9JQ
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。
|| ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。
|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。荒らしにエサを
|| 与えないで下さい。 ΛΛ
|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \ (゚ー゚*) キホン。
|| ゴミが溜まったら削除が一番です。 ⊂⊂ |
||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧_ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ∧ ∧__ ( ∧ ∧__( ∧ ∧  ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_ ( ∧ ∧_ ( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
当スレにいついている荒らしは、自作自演をよく使います。
くれぐれも反応しないよう、宜しくお願い致します。
5 :
名無しのオプ:2012/06/03(日) 19:36:00.57 ID:qNZxn3kV
6 :
名無しのオプ:2012/06/03(日) 19:36:16.70 ID:qNZxn3kV
7 :
名無しのオプ:2012/06/04(月) 17:51:14.60 ID:QmFPKFwl
犬神家の一乙
8 :
名無しのオプ:2012/06/04(月) 18:16:03.78 ID:N3GfLMRh
貸しボート一乙号
9 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/04(月) 21:16:34.53 ID:A3r2Dd63
>>1 新スレ立て乙!!!
>>2-3 すぐ逝け!(w
さて新スレにおける僕の一通りのご挨拶も済みましたので、
前スレ
>>993へ。
「終わり救いがある」とまで断言されてしまうと「?」なんだが、
まあ、「一抹の救い」はあるってやつかな。
エンタメにとっては必要な要素ではあるかと思う。
超マイナー作だが、戦前の「佝僂の樹」って作はマジな鬱エンド。
10 :
名無しのオプ:2012/06/04(月) 21:18:11.00 ID:VCxMWwqC
血蛞蝓の分際でマーキングに来たよw
11 :
名無しのオプ:2012/06/04(月) 23:34:20.17 ID:qFSEahw5
先日、池部良主演の『吸血蛾』(東宝1956)を見たのだが、これがけっこう原作に忠実。
複雑な謎解きを、池部金田一がベラベラ喋るだけだから、原作を読んでいないと理解不可能。
変な映画でした。
12 :
名無しのオプ:2012/06/04(月) 23:49:46.02 ID:fBLl+Eja
途中で犯人の予想がついてしまうし推理もどうでもいいけど、あのじめじめした
共同体の雰囲気や物語が面白い
13 :
名無しのオプ:2012/06/05(火) 00:03:36.11 ID:HJ4KM4Hv
14 :
名無しのオプ:2012/06/05(火) 11:01:22.41 ID:TRETx3UV
横溝先生のせいで私の中の岡山が大変なことになっています。
15 :
名無しのオプ:2012/06/05(火) 17:49:04.73 ID:4kMGI2Bx
16 :
名無しのオプ:2012/06/05(火) 18:12:59.86 ID:4r0CSYko
17 :
名無しのオプ:2012/06/05(火) 20:03:48.14 ID:vusEKhU9
>>15 「そんな下品な蛾の話は知りません」
「下品?」
「ケツを吸うんでしょう」
「お前では話にならん」
18 :
名無しのオプ:2012/06/05(火) 20:37:17.66 ID:dp7l2iP8
19 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/05(火) 22:48:34.83 ID:7XmQIcU7
まあ、繰り返し指摘しているとおり「吸血蛾」は金田一東京もの中では、
「読める作」にはなっている罠。
俺は、一応、金田一東京ものを読みたいという者には本作と「幽霊男」を
推している。
20 :
名無しのオプ:2012/06/05(火) 22:55:52.07 ID:bIYYAY8S
だから何?
21 :
名無しのオプ:2012/06/05(火) 22:58:14.30 ID:Fit2ka0+
書斎は少し黙ってられないのかな。
22 :
名無しのオプ:2012/06/05(火) 23:12:00.37 ID:2eApVClQ
正直言うて、
>>19は、「だから何?」という感あり(w
これ、便利だなw
23 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 00:59:46.86 ID:JzqyCCyK
書斎って復刻版についてはまったく情報知らないんだな
いつも威張ってんのに
しかも、いつもファミ劇、ラジオネタ、レンタルネタ、本屋ネタ
松本清張記念館いこうとか江戸川乱歩邸に行こうとか横溝の山梨、神戸、岡山行ってみよとか
杉本画伯のサイン会行こうとか、まったくないよね。
24 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 03:59:20.50 ID:z6zFzXXy
25 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 05:54:41.12 ID:ygTLCuYi
26 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 06:24:20.48 ID:hh+7qgIc
杉本画伯の情報を教えて下さい。 何か、EVENTがあるのですか?
27 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 09:24:13.58 ID:F3yuU79f
>>23 書斎はよその現役作家のスレが新刊の話題で盛り上がっていたら
「ブコフで105円で買える本以外の話題を書き込むな!」
と公言するアホだもの。
海外作家の話題でも新訳や新刊の話題には全く触れられない。
書店の立ち読みすらできないのに「最近の出版状況」を脳内妄想で
語るんだから始末が悪いw
神保町東京堂の杉本画伯原画展は次の日曜まで。
28 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 09:32:30.72 ID:peODqV8H
杉本画伯の作品で猟奇的なカレンダーつくってほしいぞ。
29 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 12:05:45.79 ID:KUSq83jJ
そんなこと自分でやれよw
パソコンで簡単に出来る時代なんだから
30 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 17:43:12.30 ID:mwneC37T
原画展行ってきた。
文庫カバーとして見慣れた絵でも、一回り大きい原画でみると改めて見とれてしまう。
ちなみに原画の幾つかのオリジナルプリント(版画だから複数枚あり)が一枚一万円で販売されていたぞ。
31 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 18:02:54.94 ID:peODqV8H
32 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 20:14:42.29 ID:Zb9f3aqy
もう原画展とか版画って聞くとネガなイメージしかわいてこないなw
33 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 20:38:46.14 ID:9Tsu4f/6
34 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/06(水) 20:54:53.30 ID:O1y2/a3x
>>23 まあ、当時、ゲット済みのもの多数だし(w
それに俺は、基本、「内容が面白いか否か」しか興味がない。
ゆえに、低評価している「女王蜂」「不死蝶」「白と黒」「仮面舞踏会」等は、
杉本画伯の初期カバーはそれなりに魅力的だとは思うものの、
それだけのことなんだね。
ビブリオマニアの心理ってのも、理解し難いものあり。
>>24 わからんでもないけど、都会を舞台にあの程度怪奇探偵小説してれば、
OKでしょ。
>>33 あれは美しくもエロいな。
入手して抜く気か?(w
35 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 21:00:39.52 ID:mwneC37T
>>32 アールビバ(ry
>>33 誘蛾燈はなかったと思う。
展示はされていたけど。
36 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 21:01:25.33 ID:mwneC37T
>>34 で、
カースレで「死時計」が品切れなことに触れもしないと罵倒していたのはどこの誰なんだか。
37 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 21:06:55.97 ID:za82pWT0
>>36 常に出版状況を把握しておけというようなことを
事あるごとに言い続けていたのは書斎のほうですよねw
38 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 21:12:54.59 ID:Yb7cHp8h
書斎魔神は本屋さんに行ったことがないのか平成以降の出版状況を
まったく把握できていないよね。
消費税の導入で出版界に何が起こったかも知らなかったっぽいし。
都筑道夫スレでとんちんかんなことを喚きつづけて完膚なきまでに
粉砕されていたのは面白かったけど。
39 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 21:18:12.24 ID:95BYAuEx
1冊だけだが、NDLの近代デジタルライブラリーに横溝正史の本があがってる(「広告人形」 1926年)。
で、書誌情報見ると著者標目よみが「ヨコミゾ、マサシ」になってる。
エッセイとかでセイシだったりマサシだったりがよくわからんみたいなことがあたとかなんとか
書いてたし、この時点のこの本ではマサシだったってことなんかね。
ただ、デジタルライブラリーに載ってる画像見ても奥付とかも著者名ふり仮名ついて
ないんだよなあw
ちなみに当時の住所は奥付でわかるですよ。
40 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 21:19:49.29 ID:95BYAuEx
と、思ったら出版社の住所でしたわw
41 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 22:46:29.52 ID:9Tsu4f/6
42 :
名無しのオプ:2012/06/06(水) 23:07:04.21 ID:Jo6hHGsq
43 :
名無しのオプ:2012/06/07(木) 01:02:53.44 ID:osKmUz6X
まあ、感じ的に書斎に嫁が居ても、こんなに書き込みしてるのに無関心とか
嫁が居なかったとしても親族が、書斎がお空に旅立ったら
全部、邪魔だと思って本は捨ててくれるさ
44 :
名無しのオプ:2012/06/07(木) 05:58:14.05 ID:I75kkIzP
大丈夫!
書斎には嫁どころか童貞だし、
本は読んだフリでマンガとエロ本しか持ってないから!
45 :
名無しのオプ:2012/06/07(木) 05:59:15.50 ID:+ofCX3rg
46 :
名無しのオプ:2012/06/07(木) 10:20:48.17 ID:N/cxNSPp
>>45 「三つ首塔」がないのはちょっとガックシ。
あと「幽霊座」は引きこもりの人みたいな絵柄だなw
47 :
書斎魔神 ◇AhysOwpt/w:2012/06/07(木) 21:28:48.63 ID:midcbv2c
)、._人_人__,.イ.、._人_人_人_人
<私のことを嫌いにならないで下さい!>
⌒ v'⌒ヽr -、_ ,r v'⌒ヽr ' ⌒v'⌒v'⌒
// // ///:: < _,ノ`' 、ヽ、_ ノ ;;;ヽ //
///// /:::: (y○')`ヽ) ( ´(y○') ;;| /
// //,|::: ( ( / ヽ) )+ ;| /
/ // |::: + ) )|~ ̄ ̄~.|( ( ;;;|// ////
/// :|:: ( (||||! i: |||! !| |) ) ;;;|// ///
////|:::: + U | |||| !! !!||| :U ;;; ;;;| ///
////|::::: | |!!||l ll|| !! !!| | ;;;;;;| ////
// / ヽ::::: | ! || | ||!!| ;;;;;;/// //
// // ゝ:::::::: : | `ー----−' |__////
48 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/07(木) 21:44:11.93 ID:AwhncYBC
>>40の間抜けぶりに(w
「幽霊座」表紙は俺が持っているバージョンやね。
ただし、これは最初期のものではない。
49 :
名無しのオプ:2012/06/07(木) 22:16:55.21 ID:N//ZfJqA
34 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [] 投稿日:2012/06/06(水) 20:54:53.30 ID:O1y2/a3x
俺は、基本、「内容が面白いか否か」しか興味がない。
↓ (わずか一日)
48 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [] 投稿日:2012/06/07(木) 21:44:11.93 ID:AwhncYBC
「幽霊座」表紙は俺が持っているバージョンやね。
ただし、これは最初期のものではない。
50 :
名無しのオプ:2012/06/07(木) 22:31:09.20 ID:LopLzk9t
>>45 真珠郎が・・・・・・
∧_∧
(;´∀`)
人 Y / 濡れてきちゃった
( ヽし
(_)_)
杉本画伯のイラストって、顔の描写がすごいと今になって思った
でもこれだけインパクトあるのに、模写やパロディが少ないのが不思議だ。
数少ないパロディに杉本一文風のドラえもんがあったな。題字が「猫型機械」になってた。
52 :
名無しのオプ:2012/06/07(木) 23:03:41.06 ID:/MvH7Yif
>>48 「血蛞蝓」よりずうっとマシだろ生き恥晒し君w
53 :
名無しのオプ:2012/06/07(木) 23:33:29.78 ID:vgLRchep
・・・ずっと疑問なんだけど、
金田一は三つ首塔事件の最中に鬼首村に行って悪魔の手毬唄事件を解決したことになるのかな・・・
年表って結構適当だよね・・・・
54 :
名無しのオプ:2012/06/08(金) 00:11:05.08 ID:bZYxQuyx
タイトルと著者名が抜けて完全イラストだけになるとまた印象が結構変わるんだよね。
「真珠郎」と「蔵の中・鬼火」とどちらにするか迷った末に後者を購入した。
55 :
名無しのオプ:2012/06/08(金) 00:20:37.30 ID:H5YFnVSM
本陣ほしい
56 :
名無しのオプ:2012/06/08(金) 01:06:35.43 ID:zLQd0kC5
>>46 「幽霊座」のは、断然最初の方が良いよな、幽霊男のエロ写真スクラップを
綺麗なドアップで見たかったぜwww
57 :
名無しのオプ:2012/06/08(金) 02:09:28.63 ID:U+NgO6ly
>>45 杉本画伯上手だわwwwエッチングとかでも鳥とかメドゥーサとか観音とか質感すごいね
>>54 「蔵の中・鬼火」で正解だよ
58 :
名無しのオプ:2012/06/08(金) 06:06:42.35 ID:ly8soT1H
>>42 基本的に読み比べ用の本だから通読・読み比べまでには時間がかかる。
ファンなら必携の本ではあっても、まだその時間が取れない。
59 :
名無しのオプ:2012/06/08(金) 19:13:40.46 ID:+cc5AG5V
>>53 「悪魔の手毬唄」は昭和30年7月〜9月
「三つ首塔」は昭和30年10月〜昭和31年2月
じゃないかね?
昭和30年7月下旬〜金田一耕助、岡山県鬼首村に逗留
8月10日、鬼首村にて「悪魔の手毬唄」第一の事件発生
8月17日、鬼首村にて「悪魔の手毬唄」事件解決
昭和30年10月3日、東京日比谷の国際ホテルにて「三つ首塔」事件発生
昭和31年2月中旬、播州黄昏村にて「三つ首塔」事件解決
60 :
名無しのオプ:2012/06/08(金) 19:15:47.04 ID:7gd3TdGw
>>53 悪魔の手毬唄:昭和30年7月〜8月
三つ首塔:昭和30年9月〜昭和31年2月
吸血蛾:昭和30年9月〜昭和31年1月
「僕たちの好きな金田一耕助」ではこうなってるね。三つ首塔と吸血蛾が被ってるw
61 :
名無しのオプ:2012/06/08(金) 19:38:45.73 ID:ly8soT1H
手毬唄事件の後、休暇を取った磯川警部と京阪、大和、奈良を旅行。京都で別れたのが9月20日。
三つ首塔の最初の殺人は10月3日。
三つ首塔と吸血蛾は同時期に並行して起こった設定だけど、
金田一の出番が少ないので、登場は別々の日で特に被らない。
62 :
名無しのオプ:2012/06/08(金) 19:56:50.67 ID:7gd3TdGw
63 :
名無しのオプ:2012/06/08(金) 22:08:13.47 ID:C1x9nH68
久しぶりに良い考察を読めた。ありがとう。
64 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/08(金) 22:29:22.17 ID:aeqxWC3X
>>50 このショタ好きが!、もう逝けや(w
>>55 このロリコン野郎が!、もう逝けや(w
これも初期表紙バージョンには非ず。
俺はあの微妙なエロの方が「絵」としては好みです。
65 :
名無しのオプ:2012/06/08(金) 22:44:21.25 ID:C1x9nH68
またしても阿呆な書込を読んでしまった。バカヤロウ。
66 :
名無しのオプ:2012/06/08(金) 23:20:48.70 ID:mVXdRcdM
要するに書斎って杉本氏のイラストを欲情の対象としか見ていないんだな。
だから他人もそうだとしか考えられないんだ。
救いようのない変態だな。
67 :
名無しのオプ:2012/06/08(金) 23:23:17.50 ID:mVXdRcdM
>>50 真珠郎の原画、実物をみるとほんと鮮烈で綺麗だぞ。
文庫カバーで見慣れていたつもりだったけど、あれほどとは思わなかった。
68 :
名無しのオプ:2012/06/09(土) 01:38:16.48 ID:KL487ktG
装丁の表紙と、生の原画の細かい技とでは素晴らしさが違うもんね
これは杉本画伯だけではなく、生の漫画原稿とか、美術館で絵画鑑賞しても「教科書と全然違う」とか思う
書斎は本当、美術館とか行かないから
>>34みたいな「(本の)内容が面白いか否か」しか興味ないってなる
>>58-61のような金田一のプロが現れると太刀打ち出来ないので
表紙エロネタで逃げる。
69 :
名無しのオプ:2012/06/09(土) 01:44:40.62 ID:xQZl510f
>>68 藝大美術館で公開中の高橋由一の「鮭」なんかも本物は迫力あって素晴らしいよ。
教科書で見たときは上手だけど平凡、としか思えなかったのに。
70 :
名無しのオプ:2012/06/09(土) 01:51:38.02 ID:nsE3Golw
やっと見てきた。
印刷されると割とベタッとフラットな感じになってしまう髪の毛が一本一本とても細かく
気を配って描かれているのが驚きだったな。
原画を見たことがなかったので、タイトルに隠されていた部分の絵などを初めて見られて
ちょっと感動。「本陣」の鈴うちゃんや「八つ墓」の老婆の耳の辺りとか、最新版「獄門島」の
左手の島が髑髏の顔になっているところとか。
あるいは「手毬歌」のバックが着色されていない白背景だったり、「蝶々」「びっくり箱」
「羽子板娘」のイラストが元々は斜めにレイアウトされていなくて垂直になっていたとか。
印刷された単行本・文庫本の実物と見比べられるようにしてくれていたのも地味に有難く
良い気分の時間を過ごさせていただきました。
71 :
名無しのオプ:2012/06/09(土) 11:21:21.64 ID:1ICiAXgn
「八つ墓村」の表紙イラスト、あれお婆さんだったんだね
ずっと老人だと思っててさ、「このお爺さん誰だろう」と不思議に思ってた
72 :
名無しのオプ:2012/06/09(土) 11:23:18.00 ID:X9NOA8St
お婆さんは老人じゃないのかと小一時間(ry
73 :
名無しのオプ:2012/06/09(土) 19:24:16.66 ID:3W+rDXNe
>>59-61 凄い、矛盾がなく筋が通ってますね。
悪魔の寵児事件もどうなのかなと気になってしまいますけど・・・^^;
いずれにせよ金田一氏は休む間もなく次々と事件に巻き込まれいることが分かり驚嘆です。
74 :
名無しのオプ:2012/06/09(土) 20:10:56.31 ID:8TKyMPZa
>>18 Amazonで買ってみたけど、犬神と手毬唄は古い本にヤスリがけして復刻カバーをかけた奴だった。
75 :
A.M.:2012/06/09(土) 23:07:23.33 ID:kbe6gzEs
雨の神田神保町に赴いて、杉本画伯の表紙絵原画展を鑑賞。
表紙の復刻が25点だから、展示は二、三十作品かなという私の推理は
嬉しい方向に外れて、全部で異版含めて七十七作も見ることができて
至福の一日でした。
『本陣殺人事件』『獄門島』『女王蜂』『空蝉処女』『蔵の中』など
もう、うっとり……って、挙げたのって女性の絵ばかりだな。
76 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 00:30:46.61 ID:v+6yV6ce
>>75 ゆっくり鑑賞できた?行けないから羨ましい〜
空蝉乙女もありましたか、七十七作とは凄い数ですな
八の倍数だったら笑っちゃいますね
77 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 00:32:27.99 ID:v+6yV6ce
訂正→○空蝉処女ですね失礼しました
78 :
A.M.:2012/06/10(日) 00:53:24.19 ID:hPbd5O03
>>76様。
おかげさまで、二時間かけてゆっくりと鑑賞してきました。
七十七作とは角川文庫の表紙絵の原画数で、それとは別に
双葉社『青蜥蜴』とダ・ヴィンチ特別編集の『金田一耕助
The Complete』の表紙絵もありましたので計七十九作か
……惜しい、あと1作品で八の倍数でしたね(笑)。
79 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/10(日) 01:03:59.56 ID:j4R0sAtE
おい、おい(w
ここは絵画板か?
>「(本の)内容が面白いか否か」しか興味ない
板の特性上、これが当然でしょ。
フィクションの世界に詳細な事件年表作成とか、お遊びならOKだが、
>金田一のプロ
とか、何か、もう笑うしかないかも。
>>78 まさかとは思うが、お前は昔からいるコテか?
ならば、懐かしかあ・・・元気してた?
>>79は、くだらな過ぎて笑った。
たまにはこういうアホレスも和むわな(w
だから何?
81 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 01:10:20.68 ID:v+6yV6ce
>>78 まめにレスありがとう〜やっぱりね、それぐらい時間かかると思いましたよ
首とか痛くなっちゃうんだよね、ゆっくり休んでください
確かに惜しい、あと1作で尼子の落ち武者の呪いだったのに
田治見家炎上で納得したんですかね(笑)
82 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 01:11:38.59 ID:v+6yV6ce
とか書き込んでたら、書斎が来てたよ、もうやだ
83 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 01:42:19.72 ID:zHLXUfvR
84 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 02:00:36.84 ID:v+6yV6ce
>>83 わざわざ、すいません
もう落ちますわ。ありがとうね
85 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 02:40:05.10 ID:6GfgHfNj
杉本一文展10日で終わっちゃうのか。来週なら東京行く予定があるんだが。
いっそ画集でも出ないかな。けっこう売れると思うんだけどなあ。
>>79 おまいはいつもドラマや映画のことばっか書いてるじゃないか。
いい加減死ねよ。この廃棄物。
86 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 02:47:50.68 ID:98RfgvCe
年表ったって、手毬唄や三つ首塔、吸血蛾の件は、読み手の解釈とか辻妻合わせとかでなく、
作者が書いたそのまんまなんだから、お遊びではなく、作者の意図を読み取っただけのこと。
未読馬には、それすら分からないらしい。
87 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 04:05:24.46 ID:lv7NtwXL
>>85 杉本先生に画集のお話を伺ってみたところ、出すつもりは無いそうです。マーケティング調査をしたらしいんですが、良い反響を得られなかったそうです。
88 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 10:55:59.74 ID:jyXOtnVq
興味のないことならスルーすりゃいいのにいちいちインネンつける無能書斎w
89 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 10:58:29.16 ID:jyXOtnVq
>>85 画集が出るなら俺は買う。
天野喜孝の講談社文庫版乱歩全集カバー絵は画集になっているのに…
90 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 12:30:33.18 ID:fVED8s1t
>>88 そこは人格異常者だから
何かにつけて目立ちたいんだよ
実生活が親とも会話がない哀れな中年だから
91 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 12:39:49.85 ID:ccGx6BMq
書斎の親はまだ生きてるのか。可哀想になあ。
年金食い潰されてるんだろうな。
親が死んでも死体どこかに隠しそうだな、書斎は。
書斎のミステリの知識は、そういうところで活かされるんだな。
92 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 12:57:55.35 ID:oKizH7OS
>>89 > 天野喜孝の講談社文庫版乱歩全集カバー絵は画集になっているのに…
角川文庫版の乱歩作品のほうが好み。俺的には。
夢野久作作品の表紙カバーもよかった。角川文庫版。
93 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 19:01:45.96 ID:GE6wWc93
最終日の今日、杉本さんにもらったサインは家宝
94 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 20:37:29.88 ID:IKvxOShe
今から4年前、08年のNHK番組・知るを楽しむで横溝先生の評伝や作品を知りました。
今また、横溝先生や作品の魅力を伝える番組や雑誌などの存在があれば
若年層に興味を持ってもらえてありがたいです。
95 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/10(日) 22:22:52.33 ID:o5DZyXLD
まじな話、杉本画伯の画集が出ても採算が合うほど売れるかどうか疑問。
口当たりが良いソフトなものが好まれる昨今、
特に最初期カバーに顕著なある意味強烈な作風が受けるか否か。
やはり70年代に集成すべきだったのではないか?
96 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 22:25:04.50 ID:mUOcyJqe
無理に絡んでこなくていいよ。
97 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 22:31:56.51 ID:XKforDOH
>口当たりが良いソフトなものが好まれる昨今、
曾我蕭白や現代ならホキ美術館みたいのが人気の昨今に何を言ってるんだ
物知らずがw
98 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 22:36:55.34 ID:fFO2pK1i
高樋留美子とかの原画集みたいに、最初から1枚ずつバラけてるのだったら
欲しいかな、額に入れて飾ったり出来るし (^^;)
99 :
名無しのオプ:2012/06/10(日) 23:30:15.04 ID:RbiYR8Qq
>>97 ゴミ書斎の「昨今」っていうのは70年代のことだからww
100 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 02:36:14.43 ID:aUOkTtIm
ミステリーの装丁ってそうとう気合入れてると思うんだよね。文学作品でもさ
横溝ブーム時は、横溝なら杉本画伯って感じだったし横溝作品の雰囲気も出してたと思うんだ
書斎は、それを「採算が合うほど売れるとかどうか疑問」とか杉本画伯に失礼。てめえはそのエロで萌えてたくせにさ
何、その「口当たり良いソフトなものが好まれる昨今」って
ビブリア古書店とか集英社人気漫画家描き下ろしカバーってラノベ装丁の事かよ
さすが、ハルヒオタだな
しかも金田一のプロというのは特に名称が決まってないだけで
江戸川乱歩スレでも指摘があったように
シャーロキアンなんぞが大昔からある
書斎は「日本シャーロキアンクラブ」が存在していたのも知らなかったのか・・・馬鹿だな
もっと精進しろよ
書斎がコテでなければ、「まあまあ、間違って人は覚えていくもんだよ」とか思うけど
書斎はコテなうえエバっているので始末におえない。
そんでもって、絵画板(何それ、ないんだけどあったとして)本物の絵を鑑賞せず
日常生活にアンテナ張ってなくて「何が昼ドラにシナリオ投稿だよ」笑っちゃうね
101 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 03:39:44.41 ID:aotIc2vj
102 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 04:30:31.42 ID:7zGB3LgO
宮田画伯は講談社の新版横溝正史全集・全18巻の装丁もやってるんだよね。
103 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 08:26:44.59 ID:gN89KsEJ
書斎が正しいね。
104 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 08:34:09.57 ID:y0EFGQwz
何がどう正しいのかを全く説明できない無能しかいない書斎派w
採算が合うほど売れるのか、だと?
由利先生物の集成なんてそれこそ採算取れんだろバカw
105 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 08:47:12.43 ID:2LvukjIi
自分が「由利先生ものの集成を出せ」といって叩かれたときには
「2ちゃんで希望を述べるのは自由なはずだ」とほざいたくせに
他人の「希望」にはケチつけまくる異常者
横溝ファンが集まるスレなんだから、もし書斎魔神じゃない誰かが
「由利先生ものの集成が出ないかな」といったら賛同者が多いはず
しかし他人のレスに狂犬のように噛み付きまくる嫌われ者の書斎では
同じことをいっても誰にも支持されないという哀しい現実w
106 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 09:03:36.51 ID:OX7Xqqcr
>>105 それは逆。
みんなが「あれを復刊して欲しい」「こういう本を出版して欲しい」と希望を述べたとき
書斎は
「売れない」
「採算とれるかどうか検討してから希望しろ」
と片っ端から罵倒しまくった。
その後でいけしゃあしゃあと「由利先生の集成を出せ」と言い出したから
「書斎こそ採算度外視しているじゃないか」と皆が叩いた。
そのときの書斎の言い訳が「2ちゃんで希望を述べるのは自由なはずだ」
書斎がどれほど自己中心的で、一貫性のない低能なのかがよく分かる。
107 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 10:45:53.60 ID:1AnPZnl1
横溝先生の杉本画伯への感想などはあるでしょうか?
108 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 11:07:39.11 ID:VQM7DAgi
>>107 そういえば横溝先生が生前に杉本画伯について語っていたという記憶が無い。
109 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 11:12:05.93 ID:VQM7DAgi
110 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 14:16:05.68 ID:Q8XOgS1r
そういや書斎は「黒子」を知らないんだよな。
「黒づくめの男」なんて言ってたw
111 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 14:16:45.98 ID:sTc9qYMi
書斎以外の全員が正しいね。
112 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/11(月) 20:17:12.98 ID:iAWxclxt
>>97 喪前にとっては、あのギーガーやダーガーも十分にメジャーとか(w
少しは時代に敏感であれや(w
113 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 20:23:31.00 ID:YLjyZ10j
書斎よ、もっともないからおとなしくしてろよ。
114 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 20:24:31.60 ID:YLjyZ10j
みっともない、だなw
115 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 21:36:52.88 ID:F03LFicM
晩年の作品って警部どものかかわりが強かったり趣き変わるよね
116 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 21:44:35.96 ID:38EkJDQe
引きこもって世間と断絶している書斎が時代に敏感であれってww
ああ、書斎の言う「時代に敏感」っていうのは、時代の変化を怖がって
新しいメディアや新作なんかを過敏に忌避して、いつまでも70年代の
思い出にしがみついてる、っていうことなのかww
残念だけどみんな普通に時代の変化の中を生きているんだよ。
書斎みたいに引きこもって発狂しているゴミクズとは違うんだ。
由利先生の方に出てくる等々力警部って
金田一ものに出てくる等々力警部と別人ってことでOK?
118 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 22:07:53.08 ID:3EXMGgXG
>>117 同一人物にしてはキャラクターが異なるよね。
でも同一人物なんだろうが。
119 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 22:43:30.21 ID:FiarlKRR
>>108 作家がイラストレーターのことを語ることなんて、そうあるわけではない。
でも、自分の作品を彩る最大の特徴といっていいものなので、
横溝正史の感想も、あったら読んでみたいのは確かだけど。
でも横溝正史って、怖がりだったという話を聞いたことあるが、
杉本画伯の作品にはどう思ってたのだろう?
横溝正史読本では、杉本画伯の手による自画像が描かれてたな。
120 :
名無しのオプ:2012/06/11(月) 22:46:51.15 ID:2LvukjIi
自画像???
121 :
名無しのオプ:2012/06/12(火) 00:55:01.68 ID:2rWVktMv
なるほど
甦った! 横溝正史スレその2
103 :名無しのオプ[]:2012/06/11(月) 08:26:44.59 ID:gN89KsEJ
書斎が正しいね。
松本清張13
438 :名無しのオプ[]:2012/06/11(月) 08:27:18.43 ID:gN89KsEJ
書斎の書き方は正確だよ。
アガサ・クリスティ 23
646 :名無しのオプ[]:2012/06/11(月) 14:15:14.39 ID:gN89KsEJ
>>645 ドラマを見よ、アホ。
松本清張13
457 :名無しのオプ[]:2012/06/11(月) 22:49:14.22 ID:gN89KsEJ
圧倒的に書斎が正しいね。
923 :名無しのオプ :2012/06/11(月) 22:51:46.38 ID:gN89KsEJ
ドラマの話しはOKだよ。
行き過ぎていないしね。
122 :
名無しのオプ:2012/06/12(火) 00:57:35.34 ID:2rWVktMv
あ、上の引用923は「乱歩3」スレからだての書き忘れた。
>>120 肖像画って脳内変換しておやんなさいよw
123 :
名無しのオプ:2012/06/12(火) 01:02:18.00 ID:upTQiV3w
>>87 復刊ドットコムの票が伸びないとかなら気にすることはないのに。
今回の復刻カバーによる売り上げ増が、画集への潜在的需要の目安になるはず。
>>74 名古屋の高島屋・三省堂にも、新しい増刷分はなかった。
124 :
名無しのオプ:2012/06/12(火) 01:15:03.48 ID:44xqnAiq
まあわざわざ復刻カバーのためだけに増刷するとも思えんし。
125 :
名無しのオプ:2012/06/12(火) 02:20:05.48 ID:upTQiV3w
126 :
名無しのオプ:2012/06/12(火) 05:28:54.70 ID:60FaZ5HV
>>119 > でも横溝正史って、怖がりだったという話を聞いたことあるが、
閉所恐怖症ではなかったか?乗り物が苦手の。
127 :
名無しのオプ:2012/06/12(火) 11:25:38.27 ID:iRMmbxI6
自分で考えた残酷なトリックが、あまりにグロくなってしまい
眠れなくなってしまったというエピソードがあった。
あと怖がりとは違うが、痛い話も苦手だったらしい。
編集者が話していた釣り針が指に刺さった話を嫌がった逸話もある。
でも、普通にそんな話は聞きたくないが。
128 :
名無しのオプ:2012/06/12(火) 12:22:28.04 ID:ZW1ePp50
元々は派手好みで、赤色も好きな色だったそうだが、結核とそれに伴う喀血で赤色を嫌うようになって、
見舞いに例えば赤いバラの花束などを持ってこられた時も、見舞い客が帰ると、すぐに夫人に片付けさせたそうだ。
129 :
名無しのオプ:2012/06/12(火) 19:19:07.04 ID:ofF2zJ7a
角川文庫「青い外套を着た女」は、表紙だけが猛烈に怖かったが
作品自体は別に怖くなかった。
130 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/12(火) 22:06:59.70 ID:AZIifi6n
>>117-118 金田一シリーズでも由利先生シリーズでもない「びっくり箱殺人事件」に
等々力が登場するが、このネーミングは単なる「記号」と理解して欲しい旨が
記されている。
「東京もので事件を担当する警部」=「等々力」という理解程度で
OKなのではないかな。
個人的には杉本画伯の横溝作品表紙絵を良質な紙質による大きな判型のもので
見てみたい気はしている。
刷部数限定・注文販売とかなら、BEP突破も見えて来るかも・・・
コストをどのくらい抑えられるかがポイントでしょうね。
由利先生シリーズ全集企画と同一次元で語っているドキュソがいるようだけど、
これはナンセンスそのもの、こちらは横溝正史ブランドを使った
セールスの仕方次第で、文庫化・新書化等により十分に価格面で勝負できよう。
131 :
名無しのオプ:2012/06/12(火) 22:08:47.31 ID:nRR4GY+m
きちがいがでたぞー
132 :
名無しのオプ:2012/06/12(火) 22:39:12.47 ID:fodHOoGo
>>130は、くだらな過ぎて笑った。
たまにはこういうアホレスも和むわな(w
だから何?
133 :
名無しのオプ:2012/06/12(火) 22:42:51.58 ID:DBVZAp14
なんだかみんな、
杉本さんの絵のカレンダーが欲しいだの大きな絵が欲しいだの言ってるけど、
本の表紙でさえ触ると呪われそうで嫌なのに、
あんな不気味なのが大きいサイズになって壁に貼ってあったら、
生活というか人生に支障をきたしそうで無理
134 :
名無しのオプ:2012/06/12(火) 23:06:51.92 ID:iRMmbxI6
平井和正や小松左京の表紙を描いた生頼範義がコーエーの
ゲーム表紙を描くことはしばしばあったけど、杉本一文が
ゲームの表紙を描いたことってあったかな?
石ノ森章太郎のサイボーグ009の小学館の文庫の表紙や半村良はあるけど
他の媒体で見かけたことがないね。
135 :
名無しのオプ:2012/06/12(火) 23:21:29.01 ID:v0SyUxD2
79 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/10(日) 01:03:59.56 ID:j4R0sAtE
おい、おい(w
ここは絵画板か?
95 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/10(日) 22:22:52.33 ID:o5DZyXLD
まじな話、杉本画伯の画集が出ても採算が合うほど売れるかどうか疑問。
130 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/12(火) 22:06:59.70 ID:AZIifi6n
個人的には杉本画伯の横溝作品表紙絵を良質な紙質による大きな判型のもので
見てみたい気はしている。
136 :
名無しのオプ:2012/06/13(水) 01:12:04.09 ID:8hFnYF2/
>>135 あのバカはこうまでしてかまってほしいのかねえ?
なんだか哀れだな、というか情けないw
137 :
名無しのオプ:2012/06/13(水) 03:06:10.65 ID:sCitL+fH
書斎には、新参でやってきた名無しの時は「コテだし凄いんだろうな」
とか思ってだまされるわけよ。
それが、だんだんループしてる意見とか中島河太郎気取りとか
「二兎追うものは一兎をも得ず」みたくアガサいってみたりエラリー行ってみたりカーいってみたり
松本清張いってみたり江戸川乱歩いってみたりで、広く浅いちゃっちい論考ばっかり
いっとくけど、隠れてるだけでこの間、金田一の事件の時系列を研究してる
金田一だけのファンがいるのよ、横溝正史オンリーのファンが
その方々に勝てるわけないだろ。原画展にも行ってないのに(たぶん行ける距離だろうに)たいして横溝のファンじゃないので行ってない
これから、どんどん書斎の論考はちゃっちくなるから、どれか一つの作家にしぼったら?どこいっても嫌がられるだろうけど
まず、このスレは無理。横溝正史研究してる人多いから
で、書斎が、このレスに噛みつくとしたら「○○って表現おかしいって分かるよねっ」て、またしてものループパターンが既にみえる
138 :
名無しのオプ:2012/06/13(水) 04:33:55.31 ID:OXBsIkjt
>横溝正史ブランドを使ったセールスの仕方次第
この程度の考え方で「採算を考えている」というのかよアホウw
139 :
名無しのオプ:2012/06/13(水) 06:04:15.00 ID:LM3ritvJ
>>117 『病院坂』に出てくる『蝶々』を、
1 三津木俊助の作(作中世界で実際にあった事件に基づくノンフィクション)
2 三津木俊助が書いたという体裁の横溝正史の創作
のどちらに取るかで違ってくる。
1なら、三津木俊助と金田一耕助は同一世界に存在するわけだから、等々力警部も同一人物。
2なら、金田一ものの等々力警部は作中世界に実在するのに対して、
由利・三津木ものの等々力警部は、同じ名前を用いた(作中世界においても)フィクションの存在。
1、2以外や実在の人物に配慮しての仮名などと言い出せば、そこから先は何でもあり。
140 :
名無しのオプ:2012/06/13(水) 10:20:05.64 ID:WyWguGLP
>>128 先生が現役バリバリの頃は奥さんもご家族も相当苦労されたみたい。
横溝の女房なんて小説やドラマでもあったら絶対に見るなぁ・・・
息子の横溝亮一さんが書いたりして・・・・
141 :
名無しのオプ:2012/06/13(水) 11:04:32.77 ID:EyxV9mDN
>「二兎追うものは一兎をも得ず」みたくアガサいってみたりエラリー行ってみたりカーいってみたり
>松本清張いってみたり江戸川乱歩いってみたりで、広く浅いちゃっちい論考ばっかり
それ全然広くないwww
142 :
名無しのオプ:2012/06/13(水) 13:09:43.13 ID:iv9vwQsD
大体あいつの書く論も考もない駄文が論考?
クソのような願望をたれ流した露ウンコのアナグラムだろ
143 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/13(水) 20:50:14.00 ID:dd2P6FfY
>>133 俺なら笛の初期バージョンのポスターがあれば、
自室にお気に入りのアイドル(今ならサシコかな(w )のブロマイド
と並べて掲示するよ。
>>134 >生頼範義
おお〜〜懐かしや、講談社版大乱歩ジュブナイル作品表紙担当。
やはり大型ポスターあれば、掲示しまっす。
144 :
名無しのオプ:2012/06/13(水) 23:43:37.69 ID:YIkhh+Md
>>143は、くだらな過ぎて笑った。
たまにはこういうアホレスも和むわな(w
だから何?
145 :
名無しのオプ:2012/06/14(木) 00:18:25.78 ID:qDlL5F0Z
>>130なんて要するに
ボクチン文庫や新書しか買えまてん!
てことじゃないかw
3冊も出た論創社の本すら買えなかったアホがなにを言っても無駄
146 :
名無しのオプ:2012/06/14(木) 00:22:31.09 ID:85z8C0hq
由利先生由利先生っていつも連呼してるわりに言ってることは二つだけ
・蝶々のあのトリックは・・・
・水上の追跡に代表される活劇が・・・
他のことは何一つ言えない
147 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/14(木) 00:40:30.18 ID:Tcj7IFrs
何か、「びっくり箱殺人事件」に無知な椰子がいてガクーリかな(w
等々力どころか、主人公の名探偵にしても、本格ミステリ作家にとっては、
「記号」のひとつに過ぎないというのに・・・
148 :
名無しのオプ:2012/06/14(木) 04:26:02.85 ID:yQy1/JWL
頭のオカシイ書斎がここでは意味不明の発言をしているな。
誰のレスに何がいいたいのか全く見えてこないw
149 :
名無しのオプ:2012/06/14(木) 06:30:55.02 ID:EhnWo8pd
「びっくり箱殺人事件」は深夜ドラマにすると面白そうだ。テレ東に期待。
150 :
名無しのオプ:2012/06/14(木) 16:20:07.97 ID:qxVpX1Pc
びっくり箱の最初の方って、歌舞伎アルアルみたいだよな。
早く話したい、だけどこのエピソードも話さなきゃみたいな
感じが、面倒くさいが、初期の横溝テイストでなかなか良い。
151 :
名無しのオプ:2012/06/14(木) 17:05:01.05 ID:FmJnmaEB
スレが活性化してきたね。
152 :
名無しのオプ:2012/06/14(木) 18:15:10.35 ID:8Oe4eNv9
生ける屍の産廃書斎以外はいつだって活気に満ちてるよ。
画伯の話題でリアルタイムな盛り上がりもみんなで体感できたしね。
誰かさんは「ここは絵画板か」などと糞発言を連発して孤立したままだけどw
びっくり箱の表紙は、原画のすっくと直立した形の方が作品のユーモラスな
味わいを表していて良かった気がするけど、デザイン上は仕方ないか。
初めて読んだ時、ガキの目でもあまりにも面白くて、もっと軽快な表紙絵にして
くれても良かったのにと勝手なことを考えてしまったのを思い出したもので。
153 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/14(木) 22:48:21.01 ID:/Wt9MsEM
>>149 あまりに横溝作品のイメージから逸脱しているせいか、
1度も映像化されていないわな。
俺も今更ながらではあるが、テレ東に期待(w
早く映像化されていれば、この作品の等々力なら加藤武さんでOKかと。
完全なる道化役だしね。
154 :
名無しのオプ:2012/06/15(金) 04:09:43.14 ID:3xaPSb1L
ここは横溝初心者が来ちゃダメ?
もし良いんなら応えて下さい。
既読は「本陣殺人事件」「獄門島」「八墓村」「悪魔の手毬歌」「悪魔が来たりて笛を吹く」
「女王蜂」「迷路荘の惨劇」「悪霊島」「三つ首搭」「犬神家の一族」「病院坂の首・・」
他金田一の短編(「殺人鬼」とか「首」とか「蜃気楼島」とか・・・忘れたw)
金田一ものでこう言った代表作以外で、これは読むべき、とか、これ意外に面白い、
なんてのあったら、教えてください。
155 :
名無しのオプ:2012/06/15(金) 05:42:30.36 ID:7Ll6dFEH
156 :
名無しのオプ:2012/06/15(金) 06:35:16.08 ID:6PBkI9l8
>>154 > 金田一ものでこう言った代表作以外で、これは読むべき、とか、これ意外に面白い、
> なんてのあったら、教えてください。
スリラーとしての「吸血蛾」は悪くないと思う。
あと「迷路の花嫁」を誉める人も多いね。俺は薦めないけど。
157 :
名無しのオプ:2012/06/15(金) 07:09:06.52 ID:5YI3DuAo
>>154 自分も同じようなラインナップしか読んでない・・・^^;
横溝先生の名前を知ったのがごく最近で
金田一シリーズを新たに読みたくてもあの黒カバーと一文字画の新書版しか市販されていないいから。
どうしても超有名所の作品しか再版されないんだよね。
古本屋で杉本氏カバーの本を見た限りでは黄金の指紋などは面白かった。
158 :
名無しのオプ:2012/06/15(金) 07:11:33.36 ID:zM0U2PBQ
map
159 :
名無しのオプ:2012/06/15(金) 07:56:59.41 ID:rFtJz6io
なんで初学者に冷たいの。
マニアしか来訪不要なんてルールにもないぞ。
160 :
名無しのオプ:2012/06/15(金) 11:03:02.12 ID:lBYdc7qW
>>156 「迷路の花嫁」は金田一が出てこなくても
“犯人”が最後に自白する形でもよかったくらいだ。
161 :
名無しのオプ:2012/06/15(金) 14:34:35.97 ID:EMKO0qQI
>>154 「悪魔の降誕祭」集録作品「女怪」金田一さんが事件です。良く判らない金田一の心理。
「夜歩く」は、キャラがワイルドだぜえ〜笑うしかないぜえ〜
162 :
名無しのオプ:2012/06/15(金) 14:47:45.74 ID:qTg164v5
>>154 ・「車井戸はなぜ軋る」
でも「本陣殺人事件」を読んだなら「車井戸〜」も読んだことあるんじゃないかな?
たいてい同時収録されてるから。
・「鬼火」
・「蔵の中」
・「孔雀屏風」
・「面影双紙」など
怪奇ものとか幻想ものとか因縁ものとか耽美とかが好きならどうぞ。
ちくま文庫の『怪奇探偵小説傑作選〈2〉横溝正史集―面影双紙』に色いろ入ってる。
・「蝶々殺人事件」
探偵は金田一ではなく、由利先生。ミステリ好きならぜひ。
・「蝙蝠と蛞蝓」……第三者から見た金田一像。とてもおかしい。
・「幽霊座」……金田一もの。歌舞伎の世界のお話。
・「貸しボート13号」……金田一もの。青春小説風味。男臭い。
・「湖泥」……金田一もの。岡山の僻村で二つの旧家が対立して美貌の娘を巡ってドロドロ。
163 :
名無しのオプ:2012/06/15(金) 16:28:06.68 ID:tiGnUKVe
へ〜、「じゃなきゃ」でなく「しか」なんだw
164 :
名無しのオプ:2012/06/15(金) 20:09:57.27 ID:a6RpukmD
>>159 こういう理由です。
93 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 17:37:43.41 ID:2T+Zc/ip
書斎が追いつめられて書き込みが出来なくなったスレには
かなりの確率で「初心者」を名乗るやつがやってきて
この作家の本を初めて読むのですがオススメはなんですか?
皆さんが初めて読んだ(or一番好きな)作品はなんですか?
と聞いてくるんだけど、書斎魔神が出入りしていないスレで
こんな「初心者」を見たことない。あまりにも不自然。
94 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 20:44:55.49 ID:+P2mvPzA
「〇〇読んでこう思ったけど、他に読むなら何がいい?」
というレスならたまにあるけどね。
でもまっさらな状態で来るような人間は確かにいないな。
96 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 23:01:06.45 ID:ZJgWanst
そして普段は誰彼かまわずに罵倒する狂犬のような書斎が、その「初心者」には
なぜか親切に話しかけるんだよね
自分が答えられなくなった話題は存在しないかのようにスルーしてwww
165 :
名無しのオプ:2012/06/15(金) 20:12:01.94 ID:a6RpukmD
そしてこういう背景です。
甦った! 横溝正史スレその2
159 :名無しのオプ[]:2012/06/15(金) 07:56:59.41 ID:rFtJz6io ←←←
なんで初学者に冷たいの。
マニアしか来訪不要なんてルールにもないぞ。
エラリー・クイーン&バーナビィ・ロス〜PART12〜
154 :名無しのオプ[]:2012/06/15(金) 07:57:50.33 ID:rFtJz6io ←←←
バカバカしいクイズに答える義理はなし。
東野圭吾パート70
553 :名無しのオプ[]:2012/06/15(金) 08:02:11.52 ID:rFtJz6io ←←←
白夜行といえばでつまつくんのレスが思い出されるね。
アガサ・クリスティ 23
696 :名無しのオプ[]:2012/06/15(金) 08:07:46.19 ID:rFtJz6io ←←←
それでも正しいのは書斎だ。
松本清張13
499 :名無しのオプ[]:2012/06/15(金) 14:16:28.39 ID:rFtJz6io ←←←
書斎のレスをきちんと読めや。
読みかじりで叩くなアホ。
江戸川乱歩3
967 :名無しのオプ[]:2012/06/15(金) 14:17:14.17 ID:rFtJz6io ←←←
ストーカーアンチは出て行けや。
166 :
名無しのオプ:2012/06/15(金) 20:12:59.13 ID:a6RpukmD
結論 : 林さん、いい年してみっともないよ
167 :
名無しのオプ:2012/06/15(金) 21:21:15.91 ID:S1GdrZao
168 :
名無しのオプ:2012/06/15(金) 23:17:13.42 ID:RBzhcFcA
金田一シリーズって病院坂の後2、3作で終わる予定だったの?
169 :
名無しのオプ:2012/06/16(土) 00:02:21.60 ID:xoWrfDZ2
>>154です
なんですか、これ・・・
横溝正史にもっと深く入りたくて情報を集めたかっただけなんですが。
こういった事情を知っていれば書き込むこともありませんでした。
でも、なんのためにこのスレってあるんだろう?
レスくれた人にはお礼を言いたいです。
>>156 吸血蛾、読んでみます。迷路の花嫁、もチェックしました
>>161 女怪ってひょっとして金田一の恋?噂には聞いたことがあります。
悪魔の降誕祭、チェックですね
夜歩く、はネタバレを聞いてしまって手にとっていません。
西洋人女性の書いた○○○○○○○○○と同じ・・・
それ知っていても面白いんですかね。
>>162 車井戸はなぜ軋る、読みました。ご指摘通り本陣殺人事件と併載されていました。
この作品は凄かった。正直、本陣殺人事件より良いじゃ?と思いましたよw
蔵の中、映画化されましたよね?それで名前だけは知ってます。
ホラーやファンタジーは大好きなので・「鬼火」「蔵の中」「孔雀屏風」「面影双紙」
読んでみたいです。
ちくま文庫の『怪奇探偵小説傑作選〈2〉横溝正史集―面影双紙』これを知ることができただけで感謝です。
蝶々殺人事件、金田一が出てこないそうなんで敬遠してましたが、名前は良く聞きますね。
機会があれば読んでいます。
他作品は全て未読。チェックしまくりw
ありがとうございました。
170 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/16(土) 00:53:59.24 ID:VV0060p/
そうねえ・・・
ここまであがっている作品で未読のものがあれば、
一応、目を通してみても良いと思うが、
俺は戦前のノンキャラ作品から「佝僂の樹」を推しておく。
(角川文庫「青い外套を着た女」に収録)
横溝オタ(金田一オタではなく)と言われる覚悟があれば、
アマゾン等を利用して入手されたし。
171 :
名無しのオプ:2012/06/16(土) 05:27:41.67 ID:+7fW78ze
由利・三津木ものは昔の角川文庫なら1円から買えるんだな〜
平均すると200円〜300円程度。一番レアとされる『空蝉処女』でも580円。
さすが横溝正史、今でもほぼ全作品が手軽に手に入る。
172 :
名無しのオプ:2012/06/16(土) 07:06:37.05 ID:Emjr7u/P
>>154よ、書斎にも挨拶しておけ。
2ちゃんの古参コテハンだ。知識見識もある本格派だぞ。
173 :
名無しのオプ:2012/06/16(土) 09:31:37.76 ID:+9mxksnZ
アガサ・クリスティ 23
700 :名無しのオプ[]:2012/06/16(土) 07:04:19.62 ID:Emjr7u/P
貴女はまだ活躍中だったんだね。
書斎とは浅からぬ縁ができちゃったね。
甦った! 横溝正史スレその2
172 :名無しのオプ[]:2012/06/16(土) 07:06:37.05 ID:Emjr7u/P
>>154よ、書斎にも挨拶しておけ。
2ちゃんの古参コテハンだ。知識見識もある本格派だぞ。
東野圭吾パート70
561 :名無しのオプ[]:2012/06/16(土) 07:08:18.43 ID:Emjr7u/P
でつまつくんがいないと東野スレという感じがしないんだよね。
【祝アニメ化+ドラマ化】貴志祐介【スズメバチ】
259 :名無しのオプ[]:2012/06/16(土) 07:11:56.95 ID:Emjr7u/P
でつまつくん、こっちでもいいから書き込んでくれないかなあ。
174 :
名無しのオプ:2012/06/16(土) 11:22:54.44 ID:uCz14QwZ
175 :
名無しのオプ:2012/06/16(土) 11:27:52.17 ID:y7uzl/zo
176 :
名無しのオプ:2012/06/16(土) 11:35:05.57 ID:yg1FDDJi
177 :
名無しのオプ:2012/06/16(土) 11:36:12.38 ID:yg1FDDJi
178 :
名無しのオプ:2012/06/16(土) 11:47:26.43 ID:3KEGiSbq
ここに限らずどの板のどのスレでも
荒しが常駐しているスレにはテンプレに注記がされている場合が多いよ。
初心者だから、初めて来たからという「甘え」でテンプレ読まずに荒らしにレスつけて
苦情が出てもそれを無視したり逆に食ってかかるようなような輩が一番嫌われる。
そういう奴は荒しの自演か便乗者扱いされても仕方がない。
そういうことにさえ気をつけていればやたらと叩かれることはないから安心してほしい。
179 :
名無しのオプ:2012/06/16(土) 11:51:37.57 ID:3KEGiSbq
180 :
名無しのオプ:2012/06/16(土) 20:34:54.25 ID:+9mxksnZ
カースレから逃げ出した負け犬書斎、クイーンスレで進歩のないいつもの自演ww
●83 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/05/22(火) 21:35:29.17 ID:IxkvPjGE
英国ミステリーがどんなかなのは分からないですが、大のドイルファン
ホームズ信者なんです
先日カーの短編集読んだときもなかなか出来が良いなぁと思いましたが、
それ以上の興奮というか読後の余韻に浸りましたね
〈略〉クイーンではY、Z、第八の日、九尾の猫、災厄の町 、犯罪カレンダー、
国名シリーズも3冊ほど未読本が残ってます
今からどんなクイーンの世界が待っているのかと思うと本当に楽しみです
●86 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [] 投稿日:2012/05/22(火) 22:01:48.32 ID:Wm6+4iwX
83はカースレにも来た人かな?
今後の楽しみが多そうで、正直言って羨ましい限りだ。〈略〉
●87 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 13:29:32.31 ID:d6oXYcv1
そうです カースレでは皆さんにお世話になりました
〈略〉 私は四つの署名が一番のお気に入りです
88 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 13:58:15.65 ID:+P2mvPzA
こいつ書斎の自演で決定だな。
89 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 14:36:35.30 ID:ZJgWanst
書斎の成り済ましかな
もう荒らし扱いでいいと思う
●90 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2012/05/23(水) 15:28:12.49 ID:+gU85VhY
まーたキチガイアンチが証拠も無く書斎と決めつけて発狂してるのか
181 :
名無しのオプ:2012/06/16(土) 21:14:49.04 ID:A8zkhZOV
貸しボート13号の平出警部補インパクト強すぎww
182 :
名無しのオプ:2012/06/16(土) 22:20:17.00 ID:gHZs/Wo1
>>181 あの海に映る巨大な人面のカバー画が衝撃的だったわ。
183 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/17(日) 00:06:57.32 ID:BFB0Py22
>>171 総体的に見れば、一番レアなのは「血蝙蝠」じゃね?
184 :
名無しのオプ:2012/06/17(日) 00:17:58.57 ID:uMKSlcN6
>>183 もう罵倒でもいいから突っ込んでもらいたくて仕方ないんだなww
林さん、淋しいんだろうけど、もう諦めなよ。
185 :
名無しのオプ:2012/06/17(日) 11:04:22.96 ID:sD7/A3BG
>>169 >>夜歩くはそれ知っていても面白いんですかね。
面白く無いですね。登場人物が全員陰険で気違い(←本当の)もいて最後まで読んでて気分悪いです。
金田一作品では結構有名ですけどこれを傑作とあげる人もあまりいないですよね。
186 :
名無しのオプ:2012/06/17(日) 11:34:58.85 ID:uMKSlcN6
1996年にいつもの語り好きな推理作家たちが集まって人気投票した時の結果
長編1位 夜歩く 獄門島 (同票)
長編3位 本陣殺人事件
短編1位 車井戸はなぜ軋る 貸しボート13号 (同票)
だったね。その時の「夜歩く」に対するコメントというか対談
「ラストの意外性では獄門島とこれじゃないですかね」
「読者をだまそうという意欲にあふれた作品ですね。パズル小説の好きな人には、
むしろこれが一番面白いかもしれない」
「題名が知られていない割にはものスゴく面白い作品ということで」
「若い人にこそ読んでほしいですね」
「俺達はもう若くないのか」
187 :
名無しのオプ:2012/06/17(日) 11:49:35.84 ID:8MpmCRVx
>>169 俺はずいぶん昔に「夜歩く」読んだけど、もう忘れちゃった
ネタバレ聞いちゃったなら歳取ってから読めば大丈夫
老人力ってのはたよりになるよ
それにしてもネタバレってのは罪作りだね
この板のネタバレ禁止条項は守っていかなくてはいけませんな
188 :
名無しのオプ:2012/06/17(日) 12:18:35.26 ID:uMKSlcN6
トリックのオリジナリティを過度に振り回すのは、書斎と呼ばれる未読老人みたいに
本を読んでいなくて頭の中にストックがろくに無い人間のやることと思っていい。
現代ミステリの楽しさは独自トリックなんかで決まるものじゃないよ。
横溝正史はほぼ同じトリックで二桁以上の作品を書いている達人だし、傑作も多い。
トリックを知っていたって犯人も事件の全体像もさっぱり読めないミステリなんて
幾らでもあるし、たとえば叙述トリックなんか現代の作品ではあの手この手で
バリエーションがいくらもあって、それぞれが傑作だ。
個人的には「夜歩く」は、素材はいいものがたくさんあるのに、寄せ集めすぎて
トータルの味わいがまとまっていないという気がするのでベストには推せないけど、
これを最高傑作だと喜ぶ人がいるのも当然だとも思う。
いまも初めて横溝正史を読んで感動している若い人がたくさんいるんだろうな。
ブログなんかで「物凄く古いものというイメージがあったのに、文章が読みやすくて
びっくりした」という感想をよく見るし、今後も歴史がつながっていってほしい。
189 :
名無しのオプ:2012/06/17(日) 12:30:31.40 ID:kVHbqlt9
>>185 >登場人物が全員陰険で気違い(←本当の)もいて最後まで読んでて気分悪いです。
坂口安吾の「不連続殺人事件」もそんな感じだった。
登場人物が全員陰険な作品というと、他になにかあるだろうか(横溝作品以外でもOK)?
190 :
名無しのオプ:2012/06/17(日) 12:33:04.91 ID:kVHbqlt9
筆まめで文章力が高い殺人鬼ということになると、神戸の酒鬼薔薇がナンバーワンだろうね。
191 :
名無しのオプ:2012/06/17(日) 12:55:09.60 ID:uMKSlcN6
あの犯行声明を「教養があり文章力が高い」と言ってた奴は大恥かいたじゃんw
典型的な中二病DQNの文章だったからね。
横溝正史は基本性善説的・楽天的な目で人を見ているから、本当に下種な野郎たちが
足の引っ張り合いをしているような世界はあんまり書いていないね。
極悪人みたいな言い方もされる「湖泥」の犯人とかも悲しい存在として描いてる部分があるし。
まあ年寄りとか若い世代とかに対して「あいつら何考えてるか分からん」みたいな目で見てる
作品もたくさんあるけどw
192 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/17(日) 21:21:33.00 ID:E4ASpvYv
意気がって書いているのだろうが、
>>188のようなレスは、
現在でも本格ミステリにとっては「肝」の部分にあたる「トリック」軽視の
暴論と言い得る。
蝶々、夜歩く等は面白いが、やはりアレやってしまうとな・・・
その点、本陣は正に独創的とは言える。
後、御大の作は犯人パターン使い回しのようなものが多いのも
気にかかるところで、読み慣れて来ると、キャラにより犯人を絞り込める。
遺作「悪霊島」はこの点がダブルで工夫が凝らされてはいるが。
193 :
名無しのオプ:2012/06/17(日) 22:35:22.25 ID:4AnVD9Og
「三つ首塔」感想
あ、あいつが童貞だったなんて……
音禰さん、騙されてるんじゃないかしら……
194 :
名無しのオプ:2012/06/17(日) 23:06:27.08 ID:uMKSlcN6
そもそも手記というのが怪しい。
そんなに都合よくたまたま殺人現場に居合わせるわけがない。
タチの悪い二人が金田一を味方に引き入れた上で、人の良いあの人に
すべての責任を押し付ける算段をつけ、財産を横領したんじゃないか。
…いや「孤島の鬼」が、記述者である主人公にあまりに都合よく事態が
進んでいるので、ためにする手記ではないかという意見がよくあるので。
孤島の鬼と言えばそれもモチーフにしている「八つ墓村」も、主人公が
金銭目当ての目的を途中まで隠蔽していたり、ヒロインの知力性格が
財産絡みのタイミングで急変したりとかなり怪しく、星新一のホームズ譚
みたいに、タチの悪い犯罪者夫婦が陰謀をめぐらした「真実の記録」を
誰か書いてくれないものかと。チラ裏失礼。
195 :
名無しのオプ:2012/06/18(月) 00:29:36.88 ID:w6P66ry2
横溝作品は、乱歩の「恐怖王」のような滅茶苦茶な失敗作がない。これは評価できる。
196 :
名無しのオプ:2012/06/18(月) 06:08:46.16 ID:vKrDLHIn
やっぱりね、横溝正史の小説は、
おどろおどろしい雰囲気とか、閉鎖的な村の因習とか、怨念とか、
そういうもので読者を魅了しながらも、
実は論理的にきっちり構築されてる。そこが好きだわ
怪奇的な謎がちゃんと論理的に解き明かされる。それが好きだわ
私、横溝さんの小説は推理小説として読んでるんで、
やっぱりちゃんと論理的整合性がつかなきゃ嫌なんだな
197 :
名無しのオプ:2012/06/18(月) 09:53:13.35 ID:G4jSvxBP
意気がって書いているのだろうが
>>193のような駄論は
「過度」という言葉を見逃した知能の低い人間が陥りやすい暴言と言い得る。
198 :
名無しのオプ:2012/06/18(月) 10:17:50.06 ID:WJ8TgTVf
199 :
名無しのオプ:2012/06/18(月) 20:21:06.99 ID:hskbB8Vo
>>196 松竹の「八つ墓村」のインパクトが大きすぎるだけに、近年のドラマ化とかは全部こういうのばかりなのよね。
で結局「横溝(金田一)って呪いや祟りばっかじゃんww」って視聴者的にも飽きられつつあると。
でもそれこそ「貸しボート」「悪魔の降誕祭」「白と黒」とか、立派な推理事件モノも結構あるんだけどねえ…
200 :
名無しのオプ:2012/06/18(月) 21:34:44.24 ID:4aPAjRLg
今、風船魔神・黄金魔人に収録されている座談会・横溝正史の思い出を語るを読んでるんだが
これの内容が真面目に面白過ぎる。
横溝夫人・息子亮一氏から見た横溝正史は時に小説のそれを越えた気違いそのもの。
もう外に向かう時の好々爺の印象とガラリ変わって家の中では相当な暴君だったよう。
作家という職業上、狂いたくなる気持ちを家族にぶつけるしかなかったというように書かれていた。
201 :
名無しのオプ:2012/06/18(月) 22:39:48.84 ID:ee3KC0XC
八つ墓村も改めて読むと村の伝承や因習よりも、
現在の村での複雑な人間関係の背景の方がよりグロく思えた。
>>193 音禰を襲って処女を奪ったのが五郎だったら、しっくりくるのだけどね。
純潔を失っても俺の嫁として受け入れる童貞の俊作が真の意味でヒーローになれたのに。
202 :
名無しのオプ:2012/06/18(月) 23:16:27.89 ID:SnhrJbPz
八つ墓村って祟りなんてあったっけ?
203 :
名無しのオプ:2012/06/18(月) 23:49:11.02 ID:IGgNIEMj
>>199 松竹版の八つ墓村は、最終的に何でもかんでも落武者に結びつけて、結局ただの怪談にしてしまったのがな。
金田一の推理のシーンで、美也子が落武者の末裔にしたり。
例の洞窟の中で美也子が化け猫みたいになったのは、観ていて「えっ?」としか。
204 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/18(月) 23:54:04.72 ID:upqbMPsj
>>195 「小説」としてのその点には同意するが・・・
ミステリとしての扉の影には???。
前記したとおり、本格ミステリのマエストロの手になるものだけになあ・・・
御大を怪奇・猟奇でない論理的な本格ミステリのマエストロと周知せしめるには、
金田一ものに拘泥せず、蝶々を本格的に映画化すべきだろうな。
メーントリックが非常に映像表現し難いものではあるが、
何なら「ホン」は俺が書いてもいい。
205 :
名無しのオプ:2012/06/18(月) 23:56:38.42 ID:rmXWKPCm
映画版・八つ墓村は原作を余りにも大胆に替え過ぎ、最後はもはやホラー映画に
なってたからナ、ありゃ駄目だろwww
206 :
名無しのオプ:2012/06/19(火) 02:04:10.92 ID:znMq+xiO
松竹版の八つ墓村は、金田一の麦わら帽子が違和感。
207 :
名無しのオプ:2012/06/19(火) 07:27:45.09 ID:kAEudr/u
稲垣吾郎の八つ墓村は凄く面白かった。
いつかは影丸譲也の描いた八つ墓村も見てみたい。
伝説的な相当な傑作と聞く。
208 :
名無しのオプ:2012/06/19(火) 09:38:46.32 ID:zIEF+/9G
フジの、稲垣版<金田一耕助>シリーズの「八つ墓村」は、原作のミステリ
としての勘所をいかした映像化だった。
稲垣版のベストというだけでなく、「八つ墓村」の映像化のベストじゃないか?
典子が出てれば満点だった。
マンガ化なら、個人的に影丸版への思い入れは大きいけど、長尾文子の「八つ墓村」
にとどめをさすと思う。
209 :
名無しのオプ:2012/06/19(火) 11:03:30.20 ID:HLSTSZmO
典子は映像だとトヨエツ版だけだなとか思った。犯人の動機の点も原作に忠実だ。
稲垣版も面白かったが、同じ放送局でも鶴太郎版の改変はぶっとんでたな。
落武者の武将に姫がいるというのはどうなのかな?
牧瀬を出したかったのはわかるが、これじゃ白雪姫だよ。
いっそう典子役だったらよかったのに。イメージとしては微妙だけど。
210 :
名無しのオプ:2012/06/19(火) 11:56:46.26 ID:076Ol5Fl
>>209 鶴太郎版八つ墓村は動機が強姦されての復讐じゃなかったかな。
豊川版八つ墓村はCMで、
「理由なき連続殺人、どう挑む、どう暴く、金田一」
とやっていたが、葬式での確率二分の一の殺人をカットしたんだったか、
無差別殺人に見えた事件があっさり狙いがばれたんだった。
キネ旬で、「尺考えたら仕方ない」とフォローしていた。
211 :
名無しのオプ:2012/06/19(火) 11:58:49.01 ID:e6lGm4QS
>>209 > 牧瀬を出したかったのはわかるが
牧瀬も全盛期の人気はすごかったが、この当時はすでに往年の勢いがなかったので
無理に出さなくてもよかったと思う。
212 :
名無しのオプ:2012/06/19(火) 15:12:12.54 ID:9UUWkHJ/
>>209 東宝版の『八つ墓村』は、尺が短いとかトヨエツに石坂金田一ほどの魅力が無いとか
色々悪く言われているけど、個人的には松竹版より好きなんだよなぁ。
ミステリー小説としての『八つ墓村』なら、こっちの方がちゃんと原作小説に添ってる。
元々あの話は「落ち武者伝説の崇りに見せかけた殺人」っていうのがミソなのに、
松竹版では「ホントに崇りだったのかもね。チャンチャン♪」なオチで、映画館でええ〜?と思ったよ。
213 :
名無しのオプ:2012/06/19(火) 18:43:54.31 ID:kAEudr/u
>>209 トヨエツ版って、双子のおばあちゃんの一人が釣鐘に潰される映画?
214 :
名無しのオプ:2012/06/19(火) 21:07:58.70 ID:86bXQxiq
「横溝正史ってあれでしょ、不気味な老婆が祟りじゃ〜って叫ぶやつでしょ?」
とか言う人が結構いる
横溝正史の小説に「祟りじゃ〜」と叫ぶ老婆が出て来るものは一つもない!
それだけ松竹映画「八つ墓村」のインパクトが強烈だったってことなんだろうね
でも
>>212さんの言うとおり、
「八つ墓村」ってのは大昔の死者の怨霊の仕業に見せかけた、
生身の人間が、生身の人間らしい動機によって犯した殺人事件なんで……
まあ、あの映画はあの映画で面白いんだけどさ
横溝正史の金田一もの=おどろおどろしい・怪奇・ホラー ってイメージは、
映画やテレビドラマといった映像化作品によるものであって、
「八つ墓村」に限らず、原作はロジカルなミステリであって、
おどろおどろしさや怪奇性はめくらましやムードづくりにすぎないよね
逆に言うと、おどろおどろしい雰囲気なのにあくまでロジカルなトリック使ったミステリってとこが凄い
215 :
名無しのオプ:2012/06/19(火) 22:00:05.57 ID:MDDfGT11
トヨエツ版八つ墓は、旧家の巨額の財産とか財宝とかのリッチ感がまったく
感じられない映画で「なんでこんな貧乏くさい作品にしたんだろう」と思ったけど
ラストの小室等で納得した気になりました。
バブルが弾けて若者たちがもう一度貧困を体験しなければならなることを予感した
市川崑が、八つ墓をダシにして70年代の貧乏青春劇を復活させたんだなあと。
貧乏な恋人にチャンスをあげようとした若者(…)が非合法な方法に手を染めて破滅、
恋人は彼女が残してくれたマフラーを手に都会でやり直すことを決意、ってすっかり
70年代の群像劇です。それはそれで出来が良かったともいえるのですが、よりによって
「なんでいつも財宝とか親子感動の対面とかリリカルなラブロマンスをカットされるんだ」
と不評を買い続けていた「八つ墓村」でやらなくてもよかったのに、というとこでしょうね。
でも影丸譲也以来、八つ墓で典子をまともに扱ってくれた稀有の作品であることは
どこまでも評価したいもので。なんとなく辰弥とうまく行きそうな雰囲気も残してくれてるし。
216 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/19(火) 22:09:17.00 ID:iBMs/nbt
「八つ墓村」に関するレス、概ね同意なんだが、
>>214が長文のわりに
外しているのが何とも残念だ。
>あの映画はあの映画で面白いんだけどさ
いまだに映画板では「傑作」とかのたまう者がいるが、
終盤のあの変身シーン(?)で、ミステリ板の住人としては、
最早溜め息状態。
この板としては徹底批判するのが、昔からのデフォです。
>「八つ墓村」に限らず、原作はロジカルなミステリであって、
前にも話題にあがったが、八つ墓は冒険探偵小説であり、
ロジックは主眼にはない。
笛なんかも、主眼はサスペンスであり、謎解きはこれに付随するもの
と見える。
本陣、獄門、手毬唄等は、確かに怪奇・猟奇は装飾であり、巧い本格ミステリ
になっている。
217 :
名無しのオプ:2012/06/19(火) 22:09:39.45 ID:MDDfGT11
>>207 >いつかは影丸譲也の描いた八つ墓村も見てみたい。
>伝説的な相当な傑作と聞く。
ううむ、影丸版は講談社漫画文庫版が今でも何とか入手可能ですが
あくまでも、横溝正史が忘れかけられていた時期に若者に横溝の名と
面白さを一気に知らしめて、角川映画などに見られるアップトゥデートを
導いた作品としての歴史的意義が多くを占めると思いますよ。
当時の若者の読者はそりゃ度肝を抜かれたと思いますよ。
ドロドロした田舎の土俗社会の蛮行にはじまり、落ち武者伝説と連続殺人。
何も知らずに読んでいた青少年読者たちは「いったいどうなるんだ?」と
全く先の読めない展開に手に汗握り、そして待っていた意外な犯人と
感動のラスト。「この聞いたことのない原作者の作品が読みたい!」と
問い合わせが殺到したのも無理ないと思います。
そしてそうした影丸マンガ版読者が原作を読んで、マンガをさらに超える
波乱万丈の活劇とラストを読んでどれほど「横溝正史」の四文字に
心を奪われたことか。リアルで体験できなかったのが悔しい事実です。
218 :
名無しのオプ:2012/06/19(火) 22:25:48.21 ID:MDDfGT11
ところで論創ミステリ叢書で初めて世に出たと言われるエッセイで、戦時中の
横溝正史が井上英三氏から借りたカーについて書かれていましたね。
これまではご自身でよく書いておられたように、「帽子収集狂」と「プレーグ・コート」
を借りてきて夢中になったと言われていたけれど、まず最初に「帽子収集狂」と
「弓弦城の殺人」を借りてきて、これが面白くてもう一度借りに行って読んだのが
「プレーグ・コート」と「盲目の理髪師」だったと。
そしていわく「一番いいものを一番最初に読んだ」ということで、どうも横溝氏にとって
カーのベストは「帽子収集狂」だったようです。
その後もいろいろ読んだけれど「死人を起こす」などを除いてこれ以上のものは
なかったとか、原典の英語の表現から広がってくるイメージが素晴らしかったのに、
日本語に直訳されると香気がなくなって幻滅してしまいがちだから原文で読むほうが
いいとか、実に面白い話でした。今更な話題ですいません。
219 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 00:32:58.29 ID:1ijYhCcK
杉本画伯のイラストが、再び角川文庫の本棚を彩っているけど
あの絵でパズルとかならどうなるだろう?
結構やりがいはありそうだが。ピースの数によっては難しそう。
220 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 00:36:08.41 ID:mDpPtdwg
過去映像化された『八つ墓村』は、主人公と惹かれあうヒロインの役どころを森美也子に
任せてしまっている関係上、シナリオで典子が不必要になってしまっているんだよね。
美也子に重要な役を演じさせているから典子は出さなくていいんじゃない? な流れで。
東宝の市川崑版も美也子は重要な(ある意味では松竹版よりもヒロインとしての
比重が重い扱い。特に真相解明のあたりで)キャラクターにされているけど、
それでも典子をちゃんと登場させ、映画のクロージングは辰弥と典子の会話で〆ているのが
好印象なんですよ。
里村慎太郎が恋人の編んだマフラーを旅行カバンにそっと仕舞うセンチな描写も含めて
結構愛すべき作品です。
221 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 02:32:18.36 ID:whoRAFv+
わたくしが横溝正史の作品に初めて触れたのは、
小説ではなく、
TVでやっていた映画「犬神家の一族」(珠世さん=島田陽子のやつ)でございまして、
その中の、あの、湖に人の両足がにょっきり出ている死体が幼心に強烈に焼き付き、
小学校のプールでみんなで「スケキヨ」ごっこをして遊び、
先生に「溺れてると勘違いするからやめれ〜」と叱られたものでございます
ほかにも、「あおぬましずまさあ!」と青沼静馬の声音の真似をして遊んだり、
スケキヨがマスクをペりぺりはがして、
その下から怖い顔が出て来るシーンの物真似をして遊んだりしたものでございます
まあ、そういう不気味で残酷で奇抜な画像だけが目と心に焼きついて、
「犬神家の一族」が一体どういうお話かは全然わかってなかったんですけどね
なにしろ子供だったし
その後、20歳を過ぎてからふと原作小説の「犬神家の一族」を手に取って、読んでみたら、
湖に人の足がにょっきり、という死体のインパクトよりも、
ああ!あの不気味な死体にはこんな意味があったのね!!
ということに大興奮したものでございます
湖面に人の足をにょっきりさせる、なんてことを考えつくのもすごいけど、
もっとすごいのは、
あの死体にそういう格好をさせるだけの意味がちゃんとあったということ!
222 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 06:57:31.53 ID:PCFcI8HV
書斎がいるためにスレが活性化してきたね。
223 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 07:33:23.45 ID:gflTI+KY
>>218 カーは何冊か読んだけど、期待ほどは面白くなかった記憶がある。
224 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 07:35:01.62 ID:gflTI+KY
>>221 > 湖に人の足がにょっきり、という死体のインパクトよりも、
推理小説愛好家ではない一般人にしてみれば、トリックや犯人当てよりも
そういう猟奇的なシーンのほうがずっと興味あるんだと思うね。
225 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 10:51:27.41 ID:/uMSvo3H
久しぶりに八つ墓村を読んで春代姉さんの
「ああ、辰弥さん、辰弥さん、いったいこれはどうしたというの。
わたしは気がちがったの。それともわたし夢を見てるの」
というセリフに心底感極まってしまった。セリフの言葉遣い、言葉選びのセンスも秀逸だけど
やっぱり小説の文章、セリフというのは漢字に変換できる言葉も、
あえてひらがなで表す所で読者もスラスラと読みやすくなるようなテンポを演出しているのですね。
226 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 13:58:53.75 ID:tHcXHjJX
なんかコピペ増えてるなw
227 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 20:19:21.80 ID:JDJjlJvV
>>186 それって「金田一耕助VS金田一少年」(タイトルうろ覚え)とかいう金田一少年ブームとトヨエツ八つ墓村に便乗して出した本じゃね?
228 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/20(水) 20:48:38.55 ID:ATCrdnhV
初学者が多いようなので添削という観点でレスを読ましてもらっている。
>>217 俺もKCまで買ったぐらいだから、あの影丸作品(と表現したい)が、
横溝作品普及に貢献度大だったのは否定する気はない。
ただし、漫画の貢献度を過大評価するのは禁物という感はある。
現に、当時漫画版のシリーズ化は無くそのままフェードアウト。
>>218 御大がまるでジョン作品しか読んでいなかったような物言いNG。
エルのアメリカ銃読書にも言及(ただし、御大の志向にも嗜好にも合わず)
せんと駄目でしょ。
>>220 東宝は典ちゃん登場は良しなんだが、タレントがなあ・・・
原作準拠の気があるなら、完全東洋系でないと。
229 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 20:55:18.44 ID:zAIyL9FA
その上から目線、ジョークにもならん。
その妄想だけが生きがいなのだろうけどw
230 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 21:04:27.19 ID:dCThm7nW
231 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 21:28:55.05 ID:PCFcI8HV
書斎はこのスレの実質リーダー。添削はむしろ喜んで受け入れるべき。
232 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 21:53:41.15 ID:13tIRBBc
ここしばらく、テレビで金田一作品の新作が作られずにいるよね。
一番、新しいのは稲垣版八つ墓村だっけ?
233 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 22:08:55.84 ID:Iv2JpnP+
>>232 いや、稲垣金田一はその後に蜂・笛ときて5作目の手毬唄が最後。2〜3年前だったかな。
234 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 22:09:04.67 ID:x7rPDgjp
>>232 稲垣版だけど、悪魔の手毬唄が最新。
それでも、2009年。
235 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 22:23:27.31 ID:13tIRBBc
お二人様、情報Thanksです。ところで、最近、金田一作品が作られなくなった理由は何なのでしょう?
一番の訳は、予算の問題なのかな? 戦後のドラマを一々やるよりも、今時の推理物をやった方が、安上りで済むからかな?
236 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 22:52:24.75 ID:1ijYhCcK
髑髏検校が雑誌の都合で、尻切れトンボで終わることになったのが哀しいところ。
翻案の完訳がなされてたら、十分代表作になってたのに惜しいところだ。
不知火島での最終決戦という形で読んでみたかった。
237 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 23:13:39.16 ID:/uMSvo3H
>>232-235 稲垣版悪魔の手毬唄は憤死物の最低失敗作だった。
自分はそれを観る前に市川崑監督の手毬唄をDVDで観たので
なおさらセットや演技のチープさが鼻に付いた。
ゆかり御殿などは竜宮城などとと揶揄される始末だし。
238 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 23:27:40.27 ID:dzGUjDPv
>>235 ぶっちゃけると、テレビ局的には「浅見光彦」で満足してるからじゃないかな
昭和30年代のロケ地を探すロケハンとかの大変さに悩まなくていいしさw
239 :
名無しのオプ:2012/06/20(水) 23:47:26.49 ID:tn6DPrZT
時代劇が激減したのも視聴率よりも製作費がかかるからだというしね。
浅見光彦や十津川警部なら舞台が日本各地の観光地になるから
地元にしとかりたかって経費を浮かせるし。
240 :
名無しのオプ:2012/06/21(木) 00:50:06.78 ID:YnBrWiF3
「八つ墓村」の辰弥は、
自分で自分を「美男子」という
鼻持ちならないナルシスト男であり、
さらに物欲や自己顕示欲にもまみれており、
田舎の世間知らずの婚期の遅れた娘(当時の26歳はそうでしょう)や、
出戻り年増をたらしこむことだけは上手い、
なんとも嫌な男である
241 :
名無しのオプ:2012/06/21(木) 04:13:58.61 ID:JR2r4V9T
この間獄門島で初横溝正史デビューして、その次に図書館にあった幽霊男読んであまりの酷さにワロタw
242 :
名無しのオプ:2012/06/21(木) 09:51:31.49 ID:WNhnx6n5
>>229 ボコボコにされた奴が「こ、このくらいにしといてやるよ」
と言ってるコントと同じだから、むしろ下から目線
243 :
名無しのオプ:2012/06/21(木) 10:32:04.12 ID:y5lTcL24
244 :
名無しのオプ:2012/06/21(木) 10:34:04.84 ID:y5lTcL24
>>241 江戸川乱歩の作品を読もうと思った人が、いきなり「恐怖王」から読み始めるようなもんだな。
245 :
名無しのオプ:2012/06/21(木) 10:57:06.73 ID:vp0KVbcd
>>240 だから
>>194にあるみたいに、金銭欲にまみれたなんとも嫌な男が
同じく財産を手に入れるためならどんな芝居でもできる性格の悪い女と
手を組んで親族を一人ずつ抹殺し、そのたびに顔を見られたりして
危機一髪のところをすり抜けて財宝を独り占めし、露骨に怪しい自分達の
「潔白」を証明するためにウソ八百の「体験談」を捏造して出版した、っていう
ウラ話ストーリーを誰か書いてくれないかと思うんだけどねw
「毒を入れるのに好き嫌いなんか言ってる場合じゃないでしょ!なんでそんな
すぐ足のつくようなことしたのょっ!」
「お前だってやたらアレをしたがってオレを呼び出すもんだから人に見られる
羽目になるんだろ、だいたい小判を見た時に芝居を忘れて素に戻るなよ」
みたいなことをののしり合う悪玉コンビで。
ただこれだと金田一が真相を隠蔽するために偽の犯人をでっち上げた
グルになるんだよねw
246 :
名無しのオプ:2012/06/21(木) 12:01:56.81 ID:708vf8rk
>>215 >本当に書斎はクイーンはエジプトとオランダ、レーン四部作しか読んでないみたいだ。
それすら読んでいるとは思えないな。
何度も何度も持ち出すくせに触れている内容は
いろいろな感想サイトに書かれているような部分ばっかり。
横溝スレで杉本氏のイラストについて盛り上がっていたときに
>俺は、基本、「内容が面白いか否か」しか興味がない。
なんてほざいていたけど、
これなんか本当に本を読んでいる人間の感覚としては異常。
本の装丁に無関心であることはまず有り得ない。
特に横溝ブームを角川文庫で経験した人間というのなら尚更だ。
247 :
名無しのオプ:2012/06/21(木) 12:02:19.05 ID:708vf8rk
誤爆失礼。
248 :
名無しのオプ:2012/06/21(木) 12:30:46.66 ID:vp0KVbcd
>>246 実際その直後に
「俺の持っている版だ」
とか言ってすぐ擦り寄ってきているしねw
自分が横溝を知らなかった影丸版以降のブーム隆盛期のことを
「犬神家の一族の映画がブームを起こすまで横溝なんか誰も
知らなかった」と抗弁し続けていたように、書斎にとって大切なのは
「自分のちっぽけな思い出やプライド」だけなんだな。
自分の持っている版や自分の知っていることだけが価値あるもので
自分の読んでいない新刊や自分が行けない展示会、自分がまだ見て
いない作品などは「ここは絵画板か」「オタだけが騒ぐマイナー作品」
と罵倒する。ほんとに救いようがない。
249 :
名無しのオプ:2012/06/21(木) 12:56:42.48 ID:y5lTcL24
横溝作品に限らず、
文庫本で「装丁は良かったが、中身はしょぼかった」(またはその逆)というとどういうのがあるだろうか?
250 :
名無しのオプ:2012/06/21(木) 16:36:53.03 ID:Ju7GI0ri
幽霊男は弁護しようのない怪作だったな、確かにw
251 :
名無しのオプ:2012/06/21(木) 17:13:05.09 ID:vzigM/vN
「幽霊男」の表紙は、幽霊男の趣味のエロ写真まで描かれててなかなか
凝ってて良かったねw
252 :
名無しのオプ:2012/06/21(木) 17:41:20.48 ID:RrXrLjyv
鬼太郎のネズミ男みたいな描き方だった。
253 :
名無しのオプ:2012/06/21(木) 21:15:39.41 ID:/ZvcCy+0
>>239 金田一だとホテル等のタイアップが出来ないからね
254 :
名無しのオプ:2012/06/21(木) 21:49:57.87 ID:ebf6o5Eb
>>241 >>250 >>251 え、皆さんどうなっているんですか。
自分はこの幽霊男を持っているんですが、なかなか読む機会が無くて手を付けていません。
(時間をおしてまで読む程の話題作でもないと思うので・・・)
周囲の評判からしてどうもエログロな作風のようですが
悪魔の寵児と三つ首塔を完読して、これらをそれなりに傑作と評してる自分なら読める代物でしょうか?
255 :
名無しのオプ:2012/06/21(木) 22:01:00.19 ID:f42ZOZRw
地方都市在住です。今日地元本屋で角川文庫・杉本一文覆刻カバー見ました。
覆刻カバーは「悪魔の降誕祭」1冊のみだった。あとはあの安っぽい習字ばっか。
覆刻印刷全然よくないですね。タイトルや著者名の文字もなまってる。他の24冊も同様だろうか?
おそらくカバーをもとに版下作ったんだろうな。もっと丁寧な仕事すりゃ良かったのに。
でも覆刻されただけでも良しとするか。乱歩の宮田カバーも覆刻しないかな。
256 :
名無しのオプ:2012/06/21(木) 23:32:43.77 ID:vzigM/vN
>>254 ハッキリ言って、幽霊男と迷路の花嫁は、よっぽどヒマで時間が有り余ってる時に
読むシロモノですなぁw
257 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/22(金) 00:10:31.65 ID:9N2uujpI
何かテレビドラマ板のような様相を呈して来たという感あり。
初学者多数ゆえの微笑ましさか(w
まあ、手毬唄の映像化は全6回でたっぷりと描き切った古谷金田一シリーズ
の「それ」が決定版でしょうな。
市川監督の映画版よりも良し。
稲垣金田一は、横溝ファンから不評ってこともある。
今後も岡山県、長野県等と地元市町村とタイアップしての製作は考えられない
でもないが(こういうのは昔からあるし)。
>>248の捏造も憐れなものあり(w
いわゆる横溝ブーム前から、人形佐七の作者といえばわかる者多し。
この捕物帳の作者としての御大を知る者も多かったのだ。
この点、俺がとうに指摘している。
>>256 「迷路の花嫁」に関しては同意。
「幽霊男」は前記したとおり、金田一東京ものでは読める方だが、
まあ、その程度とは言い得る。
258 :
名無しのオプ:2012/06/22(金) 00:23:39.89 ID:G6raFvm6
>この捕物帳の作者としての御大を知る者も多かったのだ。
「知る者」も多かっただろうが「知らない者」の方が圧倒的に多かっただろ。
テレビの人形佐七や伝七捕物帳は知ってても原作者まで認識しているような
「ヲタ」はどう考えても少数派。
角川による横溝ブーム以前から横溝生死の知名度が(探偵小説読者以外にも)
高かったと強弁するには根拠があまりにも薄弱。
259 :
名無しのオプ:2012/06/22(金) 01:23:39.40 ID:x/hxtTi/
初見が幽霊男だったら横溝正史もう読んでなかったかもしれないw
260 :
名無しのオプ:2012/06/22(金) 04:04:50.06 ID:i3ZLyxmP
横溝ブームが始まったころ40代だった中にはインタビューとかを
見てまだ生きていたのかと驚いているひとが多かったよ。知名度は
鮎川、土屋、都筑より上、高木、佐野、森村より下かな。
261 :
名無しのオプ:2012/06/22(金) 04:08:34.19 ID:eIyB895T
「迷路の花嫁」は推理小説としてはともかく、メロドラマとしての出来は悪くないでしょ。
262 :
名無しのオプ:2012/06/22(金) 06:05:45.09 ID:YgD+mO9e
>>218 正しくは、
最初が「帽子収集狂」と「死の時計」、
その次が 「弓弦城の殺人」「プレーグ・コート」「盲目の理髪師」。
「一番いいものを一番最初に読んだ」というのは、
話を簡略化して「帽子収集狂」と「プレーグ・コート」で一まとめにした時のもの。
だから、評価してたのは、この2作ね。
263 :
名無しのオプ:2012/06/22(金) 09:19:42.98 ID:mcidVF2t
264 :
名無しのオプ:2012/06/22(金) 11:03:19.31 ID:P3c5Yy92
>>263 無理してネット言葉使って若ぶっている書斎さんの悪口を言うなよ
265 :
名無しのオプ:2012/06/22(金) 11:34:32.50 ID:dNfbT05u
「貸しボート十三号」読んだけど男ども泣きすぎ!あまりにも締めっぽくてげんなりした。
そこが良いんでしょうって言われるかもしれないけど個人的にはもうちょっとだけ乾いてた方が好み
人情ものは好きなんだけど、さじ加減がねー
同時収録の「湖泥」これは嫌な気分になった話だった
いや面白いんだけど。とても面白いんだけど…
被害者の扱いが不快だった
なんで赤の他人の男に(メル欄)だったからって罵倒されなきゃならんのさ
「騙してた」だのなんだのと男どもが怒るわけだけど、なんじゃそりゃ
若くて綺麗な女を人間扱いしてないよこいつら
胸糞悪い
266 :
名無しのオプ:2012/06/22(金) 12:44:57.20 ID:C06lxuDI
「貸しボート十三号」は角川文庫版の表紙が怖い。
水面に人間の顔が浮かぶ怪奇現象が発生したら
連続殺人より怖いと思う。
267 :
名無しのオプ:2012/06/22(金) 19:06:09.41 ID:HH4GtxxK
金田一シリーズ長いから世間にショックを与えた事件が起きまくってるよねw
268 :
名無しのオプ:2012/06/22(金) 22:50:14.06 ID:rfPllY3f
杉本画伯の絵って、顔面アップが多いのに気づいた。
顔に妙な迫力があるのね。
269 :
名無しのオプ:2012/06/22(金) 23:11:03.69 ID:zMDdHz3u
270 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/22(金) 23:34:07.12 ID:svLFsgVf
その生死はともかくなのだが(w
人形佐七や八つ墓村は、いわゆるブーム前から知名度が高く、
その作者として「横溝正史」を知る者は多かった。
今よりも読書人口が多かったせいもあるが、
八つ墓以外は、春陽文庫(当時は街の小規模な書店にも相当数在庫していた)の
功績も大かと思う。
>>260に関しては、佐野洋に対する評価以外は同意かな。
>>261 フジ昼ドラ枠原作使用なら可か(w
271 :
名無しのオプ:2012/06/22(金) 23:43:32.32 ID:mcidVF2t
本格論考だね。
272 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 00:06:15.85 ID:IyAISqCn
書斎についての本格論考かw
273 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 00:36:08.96 ID:GJ2FPsaV
春陽文庫による横溝正史は『本陣殺人事件』が昭和49年5月30日発行。
対して角川文庫版は、その時点で『悪魔の寵児』まで12冊が刊行済み。
さらに同5月30日には『白と黒』『幽霊男』が文庫化。
すなわち春陽文庫で初めて「見た」というだけで、当時の出版状況なんて知りもしないくせに
印象だけで語っていることがよくわかります。
ちなみに春陽文庫版「佐七」は昭和32年に刊行されているのですが、そのときは全5巻。
昭和40年にはそれを改訂した全2冊の版があり、
現在の全14巻の「全集」として刊行されたのは昭和48年。
「いわゆるブーム」で春陽文庫の刊行が盛んになったのがわかります。
別に角川映画(昭和51年)以降知ったところで恥でもなんでもないのに、
調べもせず、自分の狭い狭い印象論で語る人の言うことに惑わされないようにしましょう。
274 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 00:36:44.52 ID:EoAWbYGq
私も「貸しボート十三号 他二編」感想
「貸しボート十三号」
確かに青年達が泣きすぎだし湿っぽすぎる。
青春ものも友情ものも好きだけど、
この話の青年たちは昔の森田健作主演の青春ドラマのノリって感じで、好きじゃない。
まあ、かくいう私は森田健作の青春ドラマは見たことないんですけどね。きゃはは
横溝正史の良い話系の作品では、「泣虫小僧」なんかは大好きなんだけどね。
「湖泥」
これね〜。読む前にこの小説の感想をネットでいくつか読んだんだんだけど、
「後味が悪い話」というような感想を書いてる人が何人かいたんだよね。
で、読んでみて、「ああ、なるほど」と。
ちゃんと犯人も捕まるし、金田一さんによって謎も解明されるし、犯人だと疑われた人の潔白も証明される。
でも後味が悪いんだよ。
というのは、被害者の扱いが不快なんだよね。
被害者がなんの罪もないのに殺されたから扱いが悪いってんじゃないよ。
そんな被害者は横溝作品にはいくらでもいる。
具体的にいうと、
村一番の美人として村の男たちから崇拝されてた娘さんが殺された。
死後、その娘が××であることが明らかになった。
すると村の若い巡査が憤慨して叫ぶんです、「畜生! このあま! 牝狐め!」と。
なんで? この巡査は娘さんの恋人でもなければ婚約者でもない、おそらく親しい友人でもないんだよ。
なんでこいつにこんな罵られなきゃならんの?
とにかくこの娘さんに対する男たちの……なんの罪もない死者を鞭打ち辱めるような仕打ち。
ああ嫌だ〜
「堕ちたる天女」
これは比較的どうでもいい話。しかし同性愛に対する認識に時代を感じるわ。
275 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 04:27:50.03 ID:3B/y20ft
ブーム前の『八つ墓村』の知名度の高さって、そりゃ「マガジン」の影丸版の影響力大ってことだろうに。
ようやく認めざるを得なくなったってことか。
春陽文庫の『本陣』や『蝶々』は、そりゃ昭和30年代から版を重ねてたが、
同じ状況だった『姿なき怪盗』や『鉄鎖殺人事件』の甲賀や浜尾に知名度なんてあったか?
ちょっと考えてみれば分かるだろうに。
大きな流れとしては、当時の〈大ロマンの復活〉の一環で、
かつ横溝正史には、『八つ墓村』が「マガジン」で劇画化されていたという強力な追い風があったんだよ。
276 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 05:24:56.20 ID:fl+iUsrZ
>>275 > 春陽文庫の『本陣』や『蝶々』は、そりゃ昭和30年代から版を重ねてたが、
> 同じ状況だった『姿なき怪盗』や『鉄鎖殺人事件』の甲賀や浜尾に知名度なんてあったか?
横溝ブームからの「延焼」で、角川文庫が「新青年の傑作選」を出したり
春陽文庫や現代教養文庫の探偵小説ものが「多少」売れたりした。
277 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 08:28:06.39 ID:7durC5x4
あたりさわりのないことだけを書いたつもりだったんだろうに、
それだけでこれほどの無知とバカをハッキリさらす書斎ww
本当によくここまでダメな人間が作り上げられてしまったものだ
278 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 08:41:04.41 ID:DJdv9HV4
書斎はキチガイだから仕方ない
279 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/23(土) 09:43:54.88 ID:IRv55LnI
>>273 >春陽文庫による横溝正史は『本陣殺人事件』が昭和49年5月30日発行。
おい、おい、それは新装版やろ(w
しかも、佐七のいわゆるブーム前からのロングセラー化は肯定してしまって
いるギブアップぶり(w
>>275 >春陽文庫の『本陣』や『蝶々』は、そりゃ昭和30年代から版を重ねてたが、
さて、
>>273との矛盾点をどう説明する?(w
そして、無知蒙昧な
>>277-278(=荒し目的の他板住人)乱入という次第(w
60年代には、片岡御大の映画シリーズを記憶している者多数存命という
事実も重要。
知名度に関しては、ここが浜尾検事や甲賀技師等とは大きく異なる点である。
280 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 10:14:40.51 ID:JqcWSP9u
横溝死後に見つかった原稿で、出版されてる死仮面って
角川じゃなくて春陽文庫の方だよな。
死仮面って映像化されたことあったっけ?
281 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 10:34:15.59 ID:GJ2FPsaV
馬鹿だねえ。
角川映画で大多数の人間が知り、それ以前はほんのひとにぎりのマニアしか
知らなかった、というのがお前のこれまでの主張だろうに。
それを新装版(「長編全集」のこと)で新たに出したのは、それ以前に人気がたかまっていたことの表れに
きまっているだろう。
佐七の人気は角川以前からあったなんてことは誰も否定していないし、
お前ひとりが突然「佐七でブーム前から知名度はあった」なんて(いまさらのように)
言い出したことだぜ。
佐七までも「全集」という形で再刊したのは、昭和40年代の人気振りがうかがわれるという
意味なのに、読み取れないんだな。
要は、角川以前にブームが来ていたことをかたくなに否定し続けるジジイが、
ここに来て言葉を替えてゆるやかにそんな事実はなかったように操作しようとしている
お前の姑息な変節ぶりをみんなは嘲っているだけだ。
ついでにいえば「60年代には、片岡御大の映画シリーズを記憶している者多数存命」って、
1947年に第1作『三本指の男』が公開されてから20年経っていないのに、
ほとんど存命していなかったら、それこそどうかしてるだろう。
282 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 10:48:17.56 ID:qQvj6592
春陽文庫『本陣殺人事件』昭和49年5月30日発行は新装版ではなく、
それまでの単発本に「百日紅の下にて」「湖泥」を加えた「横溝正史長編全集1」。
しかも2段組だったのを1段に組直している。
それを「新装版」とか平気で言うから、実体験でないのがバレバレになっちゃうんだな。
283 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 12:22:58.01 ID:gf0Og3gH
>>280 古谷版の2時間ドラマで映像化されてますよ。
ビデオ版はレンタルしていたけど、DVD版は出ていないんじゃないでしょうか。
284 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 13:34:09.46 ID:RdSN/PIk
書斎、無知極まりなしwww
285 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 13:46:23.72 ID:drzun2bu
死仮面とか、ああいう学園物は今でも十分通用するなw
主演が超可愛い逢沢りなとかだったら良いんだけど、一山いくらのAKBがてんこ盛りで出て
全部台無しにするんだろうな (^^;)
286 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 14:06:29.21 ID:pDp937GF
千恵蔵の金田一だって原作者のことまで気にかけていた人間がどのくらいいるだろう。
人形佐七だってキャラはともかく原作者のことまで(ry
「俳優」「キャラクター」は知っていても原作者は知らない
そういうパターンって珍しくもないぞ。
287 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 15:09:06.97 ID:2sexWB7S
>>286 人形佐七(NHK版)は主要出演者の1人がのちに本当の殺人者になったみたいだな。
288 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 15:43:43.68 ID:LWz90MwF
>>282 「新装版」って坂本勝彦の絵が表紙カバーになった版の事を指すと思っていたけど、合ってる?
>>285 成城とか緑が丘の高級住宅街が舞台の作品も、今でも通用しそうな気がする。自分の好みで言えば、『毒の矢』や『女の決闘』辺り。
そういや『雌蛭』の最初の事件現場って、8階建ての高級アパート(今で言うマンション?)の4階なのね。
289 :
273:2012/06/23(土) 16:18:50.27 ID:GJ2FPsaV
>>288 ああ、そうか、「新装版」といえば、坂本氏のカバーのことをいいますよね。
すっかり、その版のことは失念していました。
私の所持している「長編全集」のカバーは中島靖侃(せいかん)という方の抽象画です。
この方は初期の「SFマガジン」の表紙絵や「ハヤカワSFシリーズ」の表紙イラストで知られております。
>>282さん宛ての質問にしゃしゃり出てしまい、申し訳ございません。
290 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 16:54:19.27 ID:Sy5cmidi
>>287 佐七:松方弘樹、粂:小林千登勢、子分辰五郎:渥美清、子分豆六:克美しげる
金曜時代劇枠の最初の頃ですね。文五捕物絵図なんかのはるか前です。
いつもヤキモチやかれてる佐七が、妻の浮気を疑うエピソードをかろうじて覚えてます。
松方弘樹は若くかっこよく、小林千登勢は若く綺麗で、渥美清は若く威勢がよかった
克美しげるはあんまり覚えてない
291 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 21:20:17.53 ID:drzun2bu
292 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 22:22:52.79 ID:4diyi3DY
>>260 角川春樹も横溝家に赴いて遺族に会うつもりが本人が出てきて仰天したと言ってたしな。
293 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 22:32:37.12 ID:A7jSy0T/
横溝ブームは角川から。
これは世間の常識だ。周りの人に聞いてみろや。
294 :
名無しのオプ:2012/06/23(土) 23:36:08.55 ID:Ezs3gjuJ
295 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 00:10:25.81 ID:bRo5CgPw
結局、書斎は犬神家の映画が大ブームであることを知らされるまで
角川文庫のヒットすら知らなかった無知だから、春陽堂版についても
何一つ知らなかったんだな。
ブーム以後に書店でマイナーそうな春陽堂文庫の存在を初めて知って、
自分が知らなかったものは他の誰も知らないままだったはずと思い込む
いつもの無知で、春陽堂版の話を持ち出せばどんなホラでも通用すると
思い込んでいたんだなw
しかし過去のスレで、自分が知らないことを他の人たちはリアルタイムで
体験していたり、データを集めて具体的に把握していたりしていた現実を
あれだけハッキリ叩きつけられたのに、まだ懲りないのかね。
無知なのは自分だけなんだと諦められずに、自分と同レベルのバカが
まだどこかにいてウソを描き続けていればいつか騙されてくれるはずだ!
と期待しているのかもしれないけど、はかない夢でしかないのに。
296 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 06:01:40.42 ID:MHLBpJIM
>293 名前:名無しのオプ :2012/06/23(土) 22:32:37.12 ID:A7jSy0T/
>横溝ブームは角川から。
>これは世間の常識だ。周りの人に聞いてみろや。
そう、「角川文庫から」というのが世間一般の常識だね。
「角川映画から」と言い張ってた無知な奴もいたけどw
297 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 06:12:07.60 ID:3YXYfeEJ
角川映画からだよ。
だから周りの人に聞いてみろ。
マニアじゃなくな。
298 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 06:37:30.73 ID:MHLBpJIM
>一般に「犬神家の一族」公開が横溝ブームの原因となったと思われがちだが、
>1974年には角川文庫の売り上げが300万部、1975年には500万部、「犬神家の
>一族」公開直前の1976年夏には1000万部を売り上げている(2007年現在、
>〈金田一耕助ファイル〉シリーズの売り上げは5500万部)。「横溝ブーム」
>の名称も74年からマスコミに登場しはじめ、この頃から横溝正史本人もインタビューや
>新作の執筆など、メディアへの露出が高まっていた。
きちんと調べると、こういうことが分る。
当時、本など読まず角川映画の大宣伝で初めて横溝作品に触れた一般人は
>「犬神家の一族」公開が横溝ブームの原因となった
と思っているかもしれないが、それは素人ならではの勘違いで事実と違う。
書斎魔神もそう思っていたど素人の一人。別にど素人でもいいんだけど
俺は詳しいぜ、通だぜ、と威張っておいて、この無知は恥ずかしい。
299 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/24(日) 07:42:05.94 ID:9KpfA5Hr
苦しまぎれの
>>281の捏造ぶりに笑った。
>角川映画で大多数の人間が知り、それ以前はほんのひとにぎりのマニアしか
>知らなかった、というのがお前のこれまでの主張だろうに。
全くの事実無根。論証のためのレスを引用せよ、これは命令である。
まあ、出来るはずがないがな(w
事実は逆であり、横溝御大はご自身で言うほどには忘れられた作家では
なかったというのが、俺の従来からの主張である。
新装版ちゅーか、春陽文庫の
>「横溝正史長編全集1」
これが俺の本陣初読。現在でも保有している思い出の1冊ではある。
これ以前に活字2段組の本陣が存在するのだが、入手出来ず、
ちなみにアーヤはこのバージョンで読んだと先日のラ深で語っていたわな。
>>282は
>>273の完全なる自爆をカバー出来ていないのが痛いな(w
いまだに「ブーム」の定義もしないで、書き散らしているレスが見受けられる
のにもがっくりである。
300 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 07:44:27.76 ID:3YXYfeEJ
素人を馬鹿にしたマニアならではの偏狭なレスだな。
素人を巻き込んで始めてブームは生じるんだよ。
ドリフに使われた時点でブームが頂点だったというのが真相だ。
301 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 08:03:05.25 ID:MHLBpJIM
過去ログを見ると書斎は何の「定義」もせずにブームブームと書き散らしているな。
スレ内検索で一瞬で分る。
241 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [] 投稿日:2009/05/28(木) 21:28:16 ID:G42yYIuY
ブーム時は角川文庫の棚に限らず横溝作品が文庫コーナー前面の平台にずらっと平積みに
なっている書店も多かった。
277 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [] 投稿日:2009/06/04(木) 20:28:29 ID:h44Wf1H+
角川によるブーム時には、今なら当然の如くアニメ化、漫画化の話も出るのだろうが、
当時はあくまで原作・映画・テレビ主体、
時代的に見ても、漫画が無いため原作に手を伸ばした輩も相当数いそうだ。
そしてブームはメディアミックス以降、つまり角川映画の後といってしまい
無知を晒した。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1241535276/ 285 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [] 投稿日:2009/06/06(土) 10:05:14 ID:u9aMou9H
横溝ブームとまで言えるのは角川メディアミックス商法以降とするのは歴史的常識。
メディアミックス以前、ただ角川文庫に入っただけの状態で既にブームになっていた
というデータを山のように突きつけられた後は
384 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [] 投稿日:2010/07/08(木) 21:00:45 ID:TSANWybk
ただし、横溝ブームと言えるほどの現象は角川商法展開以降なのは
歴史的事実を言い得る。
「角川メディアミックス商法以降」を「角川商法展開以降」にこっそりと修正w
302 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 08:14:47.27 ID:wOvAjN/F
303 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 08:51:26.46 ID:3YXYfeEJ
ヴァカだな。
書斎は一言もそんなことは言っていない。
304 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 09:19:09.61 ID:DTFiIlKV
そりゃ書斎は「書斎は素人」とは一言も言っていないよなw
305 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 09:21:37.97 ID:DTFiIlKV
>>300 >素人を巻き込んで始めてブームは生じるんだよ。
>298 名前:名無しのオプ 本日の投稿:2012/06/24(日) 06:37:30.73 ID:MHLBpJIM
>>一般に「犬神家の一族」公開が横溝ブームの原因となったと思われがちだが、
>>1974年には角川文庫の売り上げが300万部、1975年には500万部、「犬神家の
>>一族」公開直前の1976年夏には1000万部を売り上げている
この1000万部は全て「マニア」が買い占めていたと仰るかw
306 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 09:23:11.11 ID:cIW3QgEs
前から言われているように、
角川映画の影響で、本には縁のない素人までもが横溝の本を手に取るようになった。
現に俺(=書斎)がそうなのだから間違いない。
と言っちゃえば、問題なかったものを、
当時のことをまったく知らないことは明らかなのに
昔から知っているような顔をしたがるからボロが出る。
映画『犬神家』どころか、MTVのシリーズ、『悪霊島』の出版時(単行本が1冊であることを知らなかった)、
さらには映画『悪霊島』公開時でのことでさえ知らなかったことがばれたというのに。
そのお腹を膨らませては「どうだ、でかいだろう」と威張るカエルのような性格を
矯正することを強くおすすめする。
307 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 09:30:54.12 ID:bRo5CgPw
犬神家の五割増しの大ヒットだった「ナイル殺人事件」を
「ヒットしたわけでもないのに」と無知をさらしていたしなw
けっきょく世間知らずのガキがそのまま引きこもりになり、
PCを使って情報を分析することもできないままジジイに
なって、無知と中二病を肥大化させたまま今の惨状に
いたってしまったなれの果てが書斎っていうゴミなんだw
308 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 09:55:05.64 ID:VOm+N1mB
>>307 > 犬神家の五割増しの大ヒットだった「ナイル殺人事件」
これ、外国での興行成績も含まれているんじゃないの?
309 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 10:16:30.08 ID:AgiyJP9Y
もうすでにブームについてはだれが何を言っても「角川映画以降だい!!!!」しか
いえないからむだよ。
ってか自分が間違っていることはどうやら理解し始めているようだが「角川映画以降だ。
笑った」って書けば、こうやって矛盾の指摘などでスレが消費されていくんだから
書斎としてはしてやったりなんだろうな
よくわからんけど、突っ込みを受ければ受けるほど「勝ち」って思ってるらしいからな
過去に同じことを繰り返し繰り返しやってるけど、今回も同じだよ
310 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 10:59:03.70 ID:/gV2dQbe
311 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 11:01:41.39 ID:nlJxYqLv
角川文庫の初期短編集『ペルシャ猫を抱く女』久しぶりに読んだらやっぱりこれ面白いね
前回読んだのがかなり前だったので内容をすっかり忘れてたから今回もまた楽しめた
一番好きなのは「消すな蝋燭」かなぁ…切なくて
読後感がいいのは「泣虫小僧」
探偵役のキャラが面白いのは「双生児は踊る」
女心は怖ろしいと言うが、より罪深いのは男心ですよという「薔薇より薊へ」
早苗さんとか了然和尚とか本位田とかいう名前にニタニタしちゃう「ペルシャ猫を抱く女」
インチキ秘密探偵局経営者江川蘭堂に噴いた「百面相芸人」
312 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 12:12:00.93 ID:Hq7SjYZJ
ドリフのコントで使われてた両足の蝋人形って、
けっこうリアルで気持ち悪かった。
志村が両足を持って舞台を走り回るシーンは
軽いトラウマ。
313 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/24(日) 13:38:44.32 ID:nxWvQEoM
歴史的事実のみクールに検証してゆく。
61年12月に金田一東京もの総決算的作「白と黒」の連載終了。
71年4月に角川文庫横溝作品第1弾「八つ墓村」刊行、
以後は御大の作がメガヒットしてゆくわけだが、
ここに到る前の状況を確認してゆくと、
62年 「悪魔の百唇譜」刊行 この年、御大還暦。
64年 「夜の黒豹」刊行
65年 横溝正史傑作選集全8巻(東都書房)刊行 *「八つ墓村」収録
人形佐七捕物帳全10巻(講談社)刊行
68年 新編人形佐七捕物文庫全10巻(金鈴社)刊行
*漫画「八つ墓村」少年マガジン連載開始
70年 横溝正史全集全10巻(講談社)刊行
既に還暦を迎え、功成り名を遂げた感がある作家としては、
60年代(社会派ミステリ盛況)も悪くない刊行状況と言い得、
春陽文庫の人形佐七選集も現役だし、同シリーズの人気ぶりがわかる。
御大は、自身で言うほどには、「忘れられた作家」と化しては
いなかったのである。
前記したとおり、一般には50年代の片岡御大の金田一シリーズ(東映映画)
あるいは人形佐七シリーズの原作者として知る者も多く、
勿論、ミステリファン(娯楽が限定され読書人口そのものが現代よりも
多かった点に留意)には大乱歩と双璧を成すビッグネームではあったが、
春陽文庫版本陣の件で書いたとおり、意外に本(佐七以外)が入手難
という時期もあった。
314 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 13:42:22.85 ID:EEAtaMbC
ぶれまくりw
315 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 13:42:31.82 ID:/gV2dQbe
「忘れられた」を文字通り完全に忘れ去られていることだと解釈しているとは
書斎ってまともな日本語が理解できないんだなw
316 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 14:05:49.53 ID:cc4HXDyq
317 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 18:15:57.81 ID:uie5tkTx
>>316 嗤ったw
自分がブームを定義していないのに
ブームは角川映画以降だと言ったり
ブームはなかったと言い出したりw
318 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 19:21:58.06 ID:3YXYfeEJ
アンチが筋の通らない議論をするからだろ。
ブーム=社会現象。
この意味においてドリフのコントになったとき、横溝ブームは頂点に達したといいうる。
319 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 19:49:05.21 ID:uie5tkTx
人のせいにするなよ無能w
>アンチが筋の通らない議論をするからだろ。
なら「筋の通った議論」でやり込めるのが当然だ。
事実俺たちはそうやってアホ書斎の場当たり的な自称論考を粉砕しているんだからw
320 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 19:49:34.52 ID:cc4HXDyq
321 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 19:57:26.60 ID:wOvAjN/F
>>318 書斎はブームはなかったって言ってるけど?
322 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 23:25:04.34 ID:bRo5CgPw
横溝正史【19年まえの惨劇を回想せよ−女王蜂−】
http://logsoku.com/thread/love6.2ch.net/mystery/1241535276/ http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1241535276/ 604 : 名無しのオプ : 2009/06/15(月) 19:06:38 ID:oVkEaCXn [
>「映画には金がかかる。だから映画化された時点がブームの始まり」
馬 鹿 で す か ? w
605 : 名無しのオプ : 2009/06/15(月) 19:07:10 ID:WOfp7FvY
角川映画公開以前に
○5年間で各社から横溝作品が100冊以上刊行
○角川文庫36点で売上1000万部突破
○作品が次々とテレビドラマ化、漫画化、ラジオドラマ化
○雑誌新聞での特集記事、インタビュー多数
○ATG映画「本陣殺人事件」が大ヒット
○著者自身がエッセイで「ブーム」と発言
○勲三等瑞宝章受勲
これだけのことが起こっているわけだが、「ヲタ需要」だけで本が
1000万部も売れ、作者が国から勲章を貰うなんてことが有るかw
「探偵小説マニア」「横溝ヲタ」はいったい何百万人いるんだ?
もう完全に詰んでいるのに見苦しいねえ。
606 : 名無しのオプ : 2009/06/15(月) 20:33:49 ID:jCou4EJD
まあ両親の金をあてにして60歳近いのに働きもせず引きこもり、もちろん
結婚どころか恋人もいない。そんな現実から目を背けて2ちゃんねるで
「俺は皇室の血筋」、「六本木ヒルズにオフィスがある企業のCEO」、
「夏にはコロンボ本を出版予定」なんて妄想に耽っている馬鹿だからね
いくら事実を突きつけられても見えないフリ、聞こえないフリだろうねw
323 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 23:25:35.48 ID:bRo5CgPw
続き
607 : 名無しのオプ : 2009/06/15(月) 20:52:32 ID:ZjAe2Cto
じゃあ小説がいくら売れようがそれはブームじゃないと?
そもそもブームって言葉は小説だけのためにだけあるんじゃないけど?
サッカーブームとかダイエットブームとか海外旅行ブームとか
全部映画にならなきゃブームじゃないのか?
とんでもないアホだなお前wwwww
608 : 名無しのオプ : 2009/06/15(月) 20:56:41 ID:ZjAe2Cto
つーか、映画になるまでブームに気が突かなかった自称読書家のミステリ通ってどうよ?wwww
情けねえなあ書斎w
609 : 名無しのオプ : 2009/06/15(月) 20:57:38 ID:O4D3kwDc
そう言えば横溝作品でも、犯人だと指摘されても見苦しく虚しい抵抗をした奴が出た作品が二つくらいあったかな。
作品名出したらネタバレになるかな?
610 : 名無しのオプ : 2009/06/15(月) 21:04:09 ID:ZjAe2Cto
バカの基準だと映画化される前の小説はどんなに売れていようが「ヲタ需要」らしいwwww
あーあ、本当にバカって面白いねw
324 :
名無しのオプ:2012/06/24(日) 23:59:12.77 ID:aToSnykP
>>313は
>>322のリンク先の自分の主張を自分で否定してるんだよなあw
結局クールな歴史的事実は決して書斎に味方しない
まあ、自分の主張はもちろんあたりまえの知識もなくて、見境なしに
人のレスを否定して、いきあたりばったりに自分の妄言を吐き散らす
だけなんだから、あたりまえと言えばあたりまえ
325 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 00:31:56.74 ID:bywoK8Rd
自分をフルボッコにした相手の主張をさりげなく自分のものにして
さも自分の意見のようにするっていうのはアホがよくやる普通の手口
…なんだけど、書斎はそういう手合いよりもズンと次元が低いから、
反論されて笑われたりして頭に血が上ると、他人から盗んだデータや
意見なんかを忘れてしまい、アッという間に元の自分のバカ丸出しな
主張に逆戻りしてしまう。まさに無知無学の形状記憶合金。
マガジン影丸版による「八つ墓村」の知名度や、角川映画公開以前に
出版物中心にブームが巻き起こっていたことを5年もかかってやっと
認知できたかと思ったら、またただのボケ老人に逆戻りしてしまった。
326 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 00:43:03.87 ID:bywoK8Rd
あと映画「ナイル殺人事件」を書斎はクリスティスレ19で
映画も大ヒットしたわけではないのに、なぜかナイルは日本で人気がある不思議」
などとやらかしてしまって笑い物になった。
1979年に日本で公開された洋画のうち、ナイルは首位の「スーパーマン」に次ぐ
興行収入第二位。当時は劇場の取り分を除いた「配給収入」で発表されていて
ナイルの配収は19億円だった。
これは興行収入に直すとおよそ38億円。チケット価格(当時は大人千円)や
興行システムを考えたら、今なら興収70億円から100億円クラスの大ヒット。
(いま公開されている洋画の興収は、MIB2が22億、ダークシャドウが17億)
ちなみにこの年の邦画配収ベスト3は、銀河鉄道999(16億)、ああ野麦峠(14億)
男はつらいよ・噂の寅次郎(11億)。
ちなみに前年(1978)一世を風靡した「サタデー・ナイト・フィーバー」もその前年の
金田一映画最大のヒット作「八つ墓村」も配収は19億。 「犬神家の一族」は13億だ。
アニメのルパン三世、マモーとカリオストロの興収格差は、地方で併映になっていた
「ナイル」と「ミスターBOO」の興収の差によるものだとまで言われている。
327 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 03:23:28.61 ID:cl80Uhox
ぶっちゃけ生まれてもない頃の昔話とかどうでもいいw
328 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 04:27:41.04 ID:v8CAwFjK
どうでもいいならスルーするところを
いちいち突っかかってくるのは
追及して欲しくないからなんだよねw
329 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 05:19:55.89 ID:mKY4y1FB
>>326 >「ミスターBOO」
あったなあwww
330 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 07:51:47.28 ID:GMIsjnsd
書斎が正しいね。
331 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 09:52:13.74 ID:j1wcAGak
生まれてもいない頃に亡くなった作家のスレに来て
生まれてもいない頃の話はどうでもいいとか言う厨二病小僧
書斎の40年前のようだ
332 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 10:37:09.21 ID:0bdtoIL5
「金田一耕助に捧ぐ九つの狂想曲」っていうアンソロジーが10年ぐらい前に出て、
それに栗本薫が「幽霊座」の続編みたいな作品を書いてるわけだけど。
そもそも栗本薫、吉川英治文学新人賞をとった「絃の聖域」っていう、
長唄の世界を舞台にしたミステリで、
「幽霊座」のネタをそのまま流用してたよね
ダイイングメッセージのやつ。
まあ栗本薫って作家はそもそも
好きな作家や好きな作品の二次創作みたいなものばかりを書いてきた作家で、
「絃の聖域」自体が栗本風横溝って感じの作品だけどさ。
333 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 10:58:41.61 ID:bywoK8Rd
失礼、いま公開されている「MIB」は2じゃなくて3だった。
先週末の段階でMIB3は26億、ダークシャドウは19億まで興収を伸ばしている。
けど「ナイル」クラスのヒットは今年はミッション・インポシッブル(興収50憶)くらい。
ジョン・カーター、タイタン、戦火の馬、バトルシップ、タイタニック3Dことごとく期待外れ。
ちなみに「カリオストロの城」と同時公開されたのは「Mr.BOO!」シリーズの第三弾
「ギャンブル大将」。ただし第一作を再編集したもので実質リバイバルだった。
当時の洋画は首都圏と関西では単独上映されていても、地方では抱き合わせの
二本立てにされるのが普通で、東宝洋画系で公開されていた「ルパン」の劇場版も
洋画と抱き合わせで二本立て上映され、売上はその洋画と折半もしくは(契約に
よって)分配されることになっていた。
ルパン第一作の「マモー(ルパンvs複製人間)」は「ナイル」と同時上映され、ナイルの
高収入の分け前にあずかって配収9億を超える。(いまなら興収40億近い大ヒット)
かたや「カリオストロ」は賞味期限切れのミスターBOO!と抱きあわされ、2本併せて
興収で7.5億。首都関西圏の単独公開分と併せて配収は3億と「大コケ」と言われて
宮崎駿はこの後5年間も名前を出してのアニメの仕事ができない立場に追いやられる。
334 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 11:45:02.93 ID:FjbVBFNm
書斎が泣きながら「ここは映画板かよ」と言うぜ。
もちろん名無しでwww
335 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 11:59:17.01 ID:bywoK8Rd
栗本薫は横溝を絶賛してくれる熱さのはいいのだけれど、デビュー後しばらく
「現実の人間はこんなくだらないことで殺人は犯さない。現実の殺人はもっと
リアルで身近な動機から起こるものだ」と登場人物にやたらと力説させるくせに
実際の作品が「ふざけんな!」という珍奇な動機で起こっているっていう印象が
強かったんだけど、それもある意味戦後の横溝をフォローしていたんだろうかw
336 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 12:33:12.01 ID:JHwkzn+6
>>334 そこは、併映だから話題に出してるのにもかかわらず
「どうやらアニオタが乱入しているようだ」
ってレッテル貼でしょw
337 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 14:55:12.47 ID:GMIsjnsd
ブーム=社会現象と言われてグウの息も出ないアンチ哀れなり。
338 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 16:00:33.01 ID:FjbVBFNm
まあ、「アンチ」ならずとも、そんな変な「息」は出ないわなwww
物知らずで恥知らずの書斎魔神、憐れなり
339 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 16:02:38.23 ID:bywoK8Rd
340 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 16:13:42.60 ID:bywoK8Rd
>>338 >>325で「反論されて笑われたりして頭に血が上ると(略)アッという間に元の
自分のバカ丸出しな主張に逆戻りしてしまう。まさに無知無学の形状記憶合金」
って書いたけど、「グウの息」というのもわざと間違った言葉を使ってるんじゃなくて
書斎の中に染み付いてしまって、つい出てくるバカ用語なんだろうな。
「石田金吉」とかは間違いを指摘されて意地になって使っている気配があったけど、
一時の「話し」(←名詞の「話」をこう書くものだと信じていた)とかは、完全に頭の
悪さが滲み出てしまう「語るに落ちる」だったもの。
それにしても「キタ・セクスアリス」とか「文化の枠を極める」とかは、長いあいだの
間違いっぱなしだった歴史を語ってしまうから見ているだけで恥ずかしい。
横溝ブームとかクリスティに関するズレまくった認識も、単なる「点」の間違いや
誤解ってものじゃなくて、書斎という人間の恥ずかしい人生を時空を超えて明らかに
してしまうものだから怖いよな。
341 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 17:57:13.34 ID:GMIsjnsd
書斎は正しい。間違いないよ。
342 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 19:02:02.96 ID:FjbVBFNm
もう、大泣きwww
343 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 20:44:28.04 ID:bywoK8Rd
もう三年も前のことか。
●131 :名無しのオプ:2009/05/16(土) 00:11:48 ID:u3ZkO14p ←←←
ここの住人はアンチよりも書斎さんを選んだね。
アンチはこの事実を直視すること。
●132 :名無しのオプ:2009/05/16(土) 00:30:38 ID:u3ZkO14p ←←←
同意。住人はしたらばより書斎のいるこのスレを選んだようだね。
○133 :名無しのオプ:2009/05/16(土) 01:12:41 ID:BRmzYNl7
何ひとり芝居してるのかな?
○134 :名無しのオプ:2009/05/16(土) 01:59:31 ID:TXEOOYwO
おまえがID見た瞬間の顔ほど悲劇的なものはないと思う。
●136 :名無しのオプ:2009/05/16(土) 07:57:15 ID:u3ZkO14p
誰がなんと言おうと住人がアンチより書斎を支持したことは否めない事実。
IDなどは枝葉末節にすぎないよ。
344 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 20:45:17.50 ID:bywoK8Rd
○137 :名無しのオプ:2009/05/16(土) 08:02:56 ID:SsmdC6vc
またみっともない自爆しやがったなあ。 お前らしいっちゃ、それまでだけど。
夜中に冷や汗たらした汚い顔が目に浮かぶよ。
●138 :名無しのオプ:2009/05/16(土) 08:06:01 ID:u3ZkO14p
書斎支持者がいるという事実には反論出来ないようだね(w
○139 :名無しのオプ:2009/05/16(土) 08:11:19 ID:ERlL18kv
お前の頭の中にw ちゃんと使い分けてやれよ。
●140 :名無しのオプ:2009/05/16(土) 08:27:12 ID:u3ZkO14p
事実は事実。書斎派は大勢いる。
事実から逃げ回って荒らすからアンチは相手にされないんだよ。
●141 :名無しのオプ:2009/05/16(土) 08:43:20 ID:u3ZkO14p
アンチはグウの息の出ないようだね。
○142 :名無しのオプ:2009/05/16(土) 08:45:11 ID:ERlL18kv
独り言が続いておりますw
○143 :名無しのオプ:2009/05/16(土) 08:49:23 ID:tcQvEoaw
バレバレの自演をしてる奴が涙目で「支持者はいる」と言ってもねえ
さらに「グウの息」なんて新たな無知を晒してるし
本当に救いようのない無学者だなw
345 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/25(月) 23:38:14.43 ID:N4qFF+Ns
繰り返し述べたところであるが、漫画「八つ墓村」の横溝作品周知に
関する過大評価は、再度、戒めておきたく思う。
KC化された事実を見ても(当時、少年マガジン連載作品でも、KC化されるのは、相当な人気ヒット作品に限定されていた。
例「巨人の星」「あしたのジョー」「ゲゲゲの鬼太郎」等々、正に時代を画した
今も読み継がれる名作多し)、そのヒットという歴史的事実を否定するものではないが、まず、諸君は下記の点に留意すべきである。
(1)現代とは異なり、漫画というメディアに対する社会的評価が非常に低く、それに対する偏見が存在したこと。まだ、活字信仰が強い時代であったのだ。
大のオトナが堂々と漫画を読め、その事実を表明出来るような雰囲気は皆無。
しかも、漫画八つ墓の掲載誌は少年誌であり、当時から相当数の
成人読者は存したものの、現代では想像不可能なほど異端視をされていた
わけである。
(2)当時、漫画八つ墓がヒットしたにもかかわらず、横溝作品漫画化の
ヒットはこの1作に止まったこと。
これは、その後のいわゆるブームの嚆矢と見るのが苦しい因のひとつでもある。
346 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/25(月) 23:38:52.84 ID:N4qFF+Ns
(3)漫画八つ墓の連載開始が68年秋、横溝作品角川文庫化第一弾となる
八つ墓刊行が71年春と、相当なタイムラグがあること。
やはり、
東都書房傑作選集(65年)→漫画八つ墓(68年)→講談社全集(70年)
→角川文庫刊行開始(71年)という一連の流れの中で評価すべき必要が
あろう。
つまり、過去における東都や講談社という活字作品における成功事例が
無ければ、ハルキが横溝作品文庫化を決断することはなかったのでは
ないかと。文庫化第一弾作品としては漫画化作品もヒットした八つ墓を
チョイスしたってことでしょ。
(4)しかしながら、後のいわゆるブームの貴重な下地作りを漫画八つ墓が
果たした点を否定するものではない。
漫画を愛読した少年たちが後の文庫化作品を渉猟したことは容易に想像出来
得ることである。
(5)ちなみに、御大自身は、ブームなるものが表面に出はじめたのは、
昭和50年の夏頃という趣旨の記述をエッセイに残している。
(漫画八つ墓に関する言及は皆無)
「ブームなるもの」という表現に、さすが御大、「ブーム」なる
鵺的ワードに対するクールな視点を感じざるを得ないものあり。
347 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 23:42:00.43 ID:Um4BIhJz
>>345-346 お爺ちゃん、それはとっくに我々が論破したでしょ。
>>316のリンク先をきちんと読み直しなさい。
もうすっかりボケちゃっているんだからw
348 :
名無しのオプ:2012/06/25(月) 23:43:18.88 ID:0sMohzZY
恥の上塗りw
349 :
名無しのオプ:2012/06/26(火) 00:03:44.78 ID:UYoBMyb7
キチ書斎も含めて老人会みたいなスレだなw
350 :
名無しのオプ:2012/06/26(火) 00:07:58.44 ID:L/MtJB9f
>>349 よう同類w
嫌ならここに来なければいいじゃないかw
351 :
名無しのオプ:2012/06/26(火) 00:39:13.83 ID:OqtDi5ls
最近の罵り合い見てると、このスレ平均年齢異様に高そうだなって思うことはある。
うちの後輩でも読んでるの居るし、20代でもそれなりに知名度はある気はするんだけど。
352 :
名無しのオプ:2012/06/26(火) 00:52:03.44 ID:Mu0FtJyH
このスレは老人どもに乗っ取られています
若者たちは苦々しく思いながら黙って眺めています
たまに若者がぼやくと老人どもは「嫌なら来るな」とほざきます
絵に描いたような老害どもです
353 :
名無しのオプ:2012/06/26(火) 01:07:14.78 ID:G1y58EqL
老人だとと罵られている相手は横溝の話をしているというのに
罵る若者とやらはただ罵倒するだけという頭の悪さ。
354 :
名無しのオプ:2012/06/26(火) 01:16:46.95 ID:OqtDi5ls
「横溝の話」とは言っても喧嘩してるだけだしねぇ…
ちょっとした感想とか書いたり読みに来た人がこんなの見ても引くだけだよ。
自分も昨日ようやく病院坂読み終わってこの状況で、さっきまで書き込み
控えてた感じだしね。
355 :
名無しのオプ:2012/06/26(火) 02:57:41.35 ID:Mu0FtJyH
老害とか言ってごめんなさい
お年寄りをいじめたみたいで、罪悪感にさいなまれています
胸が痛んで眠れない
356 :
名無しのオプ:2012/06/26(火) 04:21:10.11 ID:L/MtJB9f
>>354 なら変に罵倒せずそれについて書き込めばいい。
自分のレスが引かれないようなレスだと思うのか?
357 :
名無しのオプ:2012/06/26(火) 06:14:43.32 ID:Mu0FtJyH
おはよう老害ども!
ああよく寝たぁ〜
358 :
名無しのオプ:2012/06/26(火) 07:07:13.70 ID:/MlwuQru
359 :
名無しのオプ:2012/06/26(火) 07:10:01.86 ID:rvV5+Fx3
書斎の論考でアンチは木っ端微塵となったね。
360 :
名無しのオプ:2012/06/26(火) 10:28:41.73 ID:gBP+s4a4
そう自分に言い聞かせていないと気が狂いそうなんだね。
あ、もう狂ってるかw
361 :
名無しのオプ:2012/06/26(火) 17:13:24.97 ID:YeGYGgTI
毎年毎年おんなじバカ発言を書き込んでおんなじように論破されて
名無しで罵倒するループを繰り返すだけのボケ老人書斎w
中身のない中二病のガキも困ったものだけど、中二のまま何も
積み重ねられずに時間だけが過ぎた老人は、生きていた意味ゼロの
産廃だよ。
362 :
名無しのオプ:2012/06/26(火) 17:43:18.98 ID:o9u3rz0V
ガキで中二病なら年相応。
書斎みたいにジジイで中二病は存在価値なし。
363 :
名無しのオプ:2012/06/26(火) 23:30:58.96 ID:nOn0LKW3
364 :
名無しのオプ:2012/06/27(水) 00:24:10.26 ID:ccMVDeBz
365 :
名無しのオプ:2012/06/27(水) 00:34:20.06 ID:nNKHKR1l
と罵倒を繰り返す名無しの誰かさんであったとさ。
366 :
名無しのオプ:2012/06/27(水) 01:28:02.63 ID:WKd/5bUg
>>363 >「金田一耕助の冒険」のジャケットにも使用された
ちゃうちゃう。キングレコードのLP用に描かれたのは表紙絵の流用じゃなくて
真似て描き直した奴。
367 :
名無しのオプ:2012/06/27(水) 06:21:11.07 ID:GqDqQkz4
>>363 > 西田敏行主演で映画化された際
西田金田一はもっと軽いノリ(原作でいうところの飄々とした感じ)で
セリフにギャグも織り交ぜるのかと思っていたが
実際には重苦しいガチな雰囲気だったので
ちょっとがっかりした記憶がある。
368 :
名無しのオプ:2012/06/27(水) 11:31:49.37 ID:Xxsi18xD
西田敏行は太ってさえいなければ、金田一にふさわしい役者かもしれない
「太ってなかったら西田敏行じゃない」と言われてしまうかもしれないけど
369 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/27(水) 19:07:34.12 ID:xi0/YMvr
笛の映像化は、内容的には東映映画版>古谷金田一シリーズ版(TV)だとは
思うが、金田一がなあ・・・
原作ではデコちゃんブサな美禰子がいずれも美化されているのは、
ビジュアル的に仕方ないにしても、映画版で西田ピザ金田一に思慕って
設定は何か笑うしかないものがあった。
370 :
名無しのオプ:2012/06/27(水) 19:11:46.42 ID:DkZVriVd
ザ論考だね。さっすがだよ。
371 :
名無しのオプ:2012/06/27(水) 19:39:30.54 ID:9UBxH85b
初学者らしい論考だね
372 :
名無しのオプ:2012/06/27(水) 19:41:57.51 ID:DkZVriVd
書斎はベテランだよ。
そこらの初学者とはわけが違うのは一目瞭然だ。
373 :
名無しのオプ:2012/06/27(水) 19:47:53.92 ID:F++Uogtd
原作で、読者がどれほど美しく想像しても結構と、Y先生が言い切った
女王蜂の智子は、演じる女優も色々な意味で大変だったろうな。
374 :
名無しのオプ:2012/06/27(水) 19:47:58.07 ID:4CYs/Nwv
えっ、初学者と比べちゃうの?w
375 :
名無しのオプ:2012/06/27(水) 20:25:48.99 ID:I+smb9aa
>>369 大事な指をないがしろにした作品だけで優劣決めても仕方ないし
それで何が論考だよw笑わしてんじゃねーよ
せめてつい最近の指をちゃんと入れた稲垣版を含めた上で書くなら書けよw
376 :
名無しのオプ:2012/06/27(水) 20:36:54.58 ID:7UbXekAV
>>373 要は高貴な美しさだからな、演じるとしたらリアル華族の久我美子か?
俺は、若き日の美智子皇后を想像してたなw
377 :
名無しのオプ:2012/06/27(水) 20:42:08.39 ID:F1+VcOCc
で、プルーンの姉貴w
378 :
名無しのオプ:2012/06/27(水) 21:57:03.46 ID:99dMCspk
ベテランなのにブサだとかピザだとかしか書けないってよっぽど頭がわるいんだな。
379 :
名無しのオプ:2012/06/27(水) 22:57:10.06 ID:F6Rv0fQB
西田敏行版の金田一は結構好きだけどね。
「法では裁くことの出来ない、人の営みとかあるでしょう」(セリフ違ってたらごめんなさい)
380 :
hugin:2012/06/27(水) 23:10:20.11 ID:rY6goYrE
>>377 そういえば、中井貴一が金田一を演じた犬神家がありましたね。
再放送していたのを観たけど、およそ金田一らしくないビジュアルは、
中尾彬のジーンズを履いた金田一に匹敵するものがありました。
381 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 00:08:55.24 ID:mH+yGUbE
>>373 > 原作で、読者がどれほど美しく想像しても結構と、Y先生が言い切った
> 女王蜂の智子
その条件で
当時、中井貴恵以外で使えそうな女優だと
小林麻美とか竹下景子とか何人もいたと思う。
382 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 00:23:25.96 ID:aNBlZhqx
好きじゃないけど市川金田一は観たことあるんだが、病院坂と女王蜂は犯人どころか話すらよくわからなかった。
つまらなすぎたんだな。
写真撮影と有名な仲代の学ランがちょこっと記憶の片隅に残っているだけ。
そこで原作をチェックしようということでまず東映の高いDVDを何本も買う余裕がないので「悪魔がきたりて〜」を
読んで、いまは病院坂の上巻途中なんだがこれは“チェンジリング”ってやつなのかい。
なんかあまりに「悪魔〜」に似てきたから、乱歩のタイトルだけ違うだけで中身は毎回同じ話を読まされた
記憶がよみがえってきた。
いや、八つ墓村は映画が特に好きで、原作も読んでつまらなくはなかったおぼえがあるんだけど。
383 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 06:37:30.40 ID:tCtWEP3w
中尾彬の金田一は横溝正史も後々まで絶賛していただろ。
初めて原作に忠実な映画が出来た事への身びいきもあったかもしれないけど、
いろんな人が書いているように「決して悲劇の中心には染まらない」「ふらりと
やって来てまた去って行く異邦人」という金田一が70年代に甦ったならば
ああなるという一つの典型だろう。なにせ「ヒッピーの元祖」なんだし。
もの凄くアナクロに見えた原作の犯罪動機が実は普遍的、あるいは現代的な
ものだったと気付かせてくれる映画そのものとシンクロして、十分見るに耐える
いい金田一だったと思う。
384 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 11:34:17.03 ID:UCtQjPZ+
女王蜂の智子役はそれこそ能面をかぶせてさ、
おのおのが最高の美女をその能面の上に思い描いてください、としたらいい
385 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 12:22:56.26 ID:BBlD4OfT
藤崎竜版封神演義の妲己ちゃんばりの智子…
386 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 12:27:23.64 ID:AX4EJDjL
387 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 12:34:29.70 ID:CP6HV6n8
>>386 ワイルドだな〜吹いたぜぇ〜
・・・プールとか海とかで着て欲しいぜぇ〜
お約束の逆立ちをしてくるんだぜぇ〜
388 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 12:36:50.16 ID:CP6HV6n8
すまんが、もう一回ROMしにいったぜぇ〜
やっぱり、このTシャツただ者じゃないぜぇ〜
389 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 19:15:02.82 ID:HGI9OO2s
ニンテンドーDSで出てた八つ墓村と犬神家の一族をやった人いますか?
390 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/28(木) 19:16:17.07 ID:jk9YPA++
「女王蜂」の大道寺智子は原作ではエキゾチックな美形でしょ。
中井貴恵は絶対に無いし、その後も原作に沿ったキャスティングは
皆無かと思う。
2ちゃんで人気がある栗山千秋は、わりと好評だったようだが、
個性的な和風美人だし、やはり違うわな。
ただし、あくまで本格ミステリ作家である御大からすれば、
キャラは謎解き物語展開のための操り人形に過ぎないから、
イメージは読者のご随意にということであろう。
391 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 19:27:46.13 ID:HGI9OO2s
>>381 女王蜂の智子と仮面舞踏会の鳳千代子って美人の設定の割にはいまいち魅力が無いんだよな。
やっぱり珠代や音禰みたいにひどいことされる方が色気があるな。
392 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 19:37:32.68 ID:CP6HV6n8
>2ちゃんで人気のある栗山千秋
って誰か分かんないぜぇ〜誰だそれだぜぇ〜
栗山千明なら知ってるぜぇ〜
393 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 19:42:43.56 ID:hqTs65nN
>>390 > 「女王蜂」の大道寺智子は原作ではエキゾチックな美形でしょ。
今の芸能人だと誰がいるだろ?
10年前だったら伊藤裕子とか畑野浩子がいただろうが。
394 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 19:55:04.65 ID:oQ1dT2A6
杉本有美、逢沢りな、あとチンチクリンのチビだが顔だけは素晴らしかったちょっと前の
岩佐真悠子あたりが良いな (^^)
395 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 20:13:42.66 ID:hqTs65nN
396 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 20:18:44.92 ID:CLCiEikW
397 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 20:25:12.57 ID:byVJbVbS
忘れられがちだけど、井森美幸も大道寺智子を演じてたな。
子供心にありなのかと思ってたけど、これはこれで良かったかも。
398 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 20:33:10.58 ID:UCtQjPZ+
>>391 女がひどいことされれば色気があるって……
それはポルノを見て女がいやらしい目にあってるのを見れば男は劣情を感じる、
それとの同じことじゃないか
399 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 20:38:01.33 ID:oQ1dT2A6
井森の智子は、確かドラマの監督が友達に「聞いて驚くなよ!」とか言って、キャスティングに
全く納得してなかったんだよな、確かに井森はなかなか美人だけど、ちょっとガラが悪いって
言うか、まあ智子を演じるって感じじゃなかったかもね (^^;)
400 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 20:41:22.54 ID:5xwjIuEg
原作の智子は、途中からエロ変化するが、
あれって何か意味があったんだろうか?
エロい美女なら佐々木希でもいいと思うが。
401 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 21:04:12.22 ID:DwheUbY3
402 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 21:04:18.46 ID:hqTs65nN
>>397 > 忘れられがちだけど、井森美幸も大道寺智子を演じてたな。
これはホリプロ枠でしょ。
403 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 21:24:50.36 ID:YRyTk8dl
あぼーん
405 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 22:18:21.46 ID:HGI9OO2s
>>404 あれは作中でも説明されていたけど牢屋の狂犬みたいなおじさんを指しているのだろうか、と金田一は思ってた。
406 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 22:31:22.92 ID:BtQbsfIr
毒の矢の あまり上品なくせとはいえないね。にクッソ吹いたw
407 :
404:2012/06/28(木) 22:33:12.70 ID:WYUaCOkd
サンクス。
読み落としてたみたいだ。
特にテレビや映画ではあの三人娘もキ○ガイに見える
408 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 22:39:59.01 ID:UCtQjPZ+
原作でも3人娘はキチガイというか、尋常じゃない、狂い咲き、というふうに描かれてるよ
なんせ「ゴーゴンの三姉妹」だもの
でも、あの程度の女の子たちは今の世の中にはいくらでもいるけど…
409 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 23:06:46.52 ID:CP6HV6n8
>>389 やってないぜぇ〜ようつべでは予告とかやってると思うぜぇ〜
>>401=386
ちょっと今夜は寝るんでROMってないぜぇ〜
短時間で制作とはワイルドだぜぇ〜やっちまったなぁw
感心するぜぇ〜落ちるぜぇ〜
410 :
名無しのオプ:2012/06/28(木) 23:25:58.38 ID:RRroTI5n
お邪魔します。漫画家JET先生が描かれた、
金田一さん始め横溝正史先生作品のファンになった者です。
古本屋さんの少女漫画の棚に「獄門島」等三冊があり、
読んで原作を読みたくなったのが最初です。
皆様みたいな考察や、検証の様な高度な事は出来ないですけど、今一番好きな、作家先生です。
学校の図書館にも確かありましたが、黒い背表紙に緑の?文字、怖い表紙絵に手が出ない怖がりでした。
回りには読んでいる友人が居ないのですが、此方で少し楽しませて戴きました。
独特の文体と雰囲気で、怖いけど好きです。失礼致しました。
411 :
名無しのオプ:2012/06/29(金) 03:19:01.75 ID:2lsSpEaE
>>410 よかったらぜひ読んだ感想を投下なさってください
このスレは爺様たちが罵倒し合いながらも愛し合うという、
見るもおぞましい地獄と化してしまって久しいのです
どうぞ、失礼などとはおっしゃらず、どんどん新鮮な風を噴きいれてください
412 :
名無しのオプ:2012/06/29(金) 06:32:15.27 ID:sCno//va
語彙や文体だけ読むと書斎の世代に見えるね
413 :
名無しのオプ:2012/06/29(金) 07:29:13.28 ID:6MK30sP8
さっそく
>>412のような意地悪が出ていますが、無視していきましょう。
貴女のような書き込みを待望していたのですよ。
414 :
名無しのオプ:2012/06/29(金) 08:34:06.69 ID:LMCcj2so
415 :
名無しのオプ:2012/06/29(金) 08:37:25.86 ID:LMCcj2so
416 :
名無しのオプ:2012/06/29(金) 11:04:53.48 ID:VYQwTFkJ
角川文庫で杉本画伯の旧カバーが期間限定復活してる。
こりゃなつかしいわ!
でも、本文が言葉狩りにビビって改変したテクストのままなのは納得がいかない。
他社は断わり書きを入れて、乱歩とか柴錬とかを差別語ありの本文で出版してるのに…
417 :
名無しのオプ:2012/06/29(金) 11:29:30.55 ID:4gbjSU94
>>416 > 角川文庫で杉本画伯の旧カバーが期間限定復活してる。
> こりゃなつかしいわ!
それは知らなかった!買おうかな。
418 :
名無しのオプ:2012/06/29(金) 12:32:13.58 ID:I5/vCNzq
>>412 書斎みたいな老人と一緒にすんな
失礼だ
419 :
名無しのオプ:2012/06/29(金) 13:34:09.16 ID:AR4xXb3L
昨日の ID:hqTs65nN は書斎本人だけどな
あぼーん
421 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/29(金) 19:48:44.64 ID:2+NMHMhQ
>>393 ヒロインだし、メジャーどころを起用するしかないから、
黒木メイサあたりでは?
>>400 佐々木希?
エキゾチックという感じではない。
智子役で同じ秋田出身なら加藤夏希でしょ。
原作ネタに戻すと、本陣や獄門のような余韻を残すラストも良しとは
思うのだが、笛や犬神のように悪の退場と同時にエンド、手毬唄のように
「えっ!そうなの?」と思わせて即エンド・・・
この辺のあっさりしたラストも良い。
映像化作品は、事件解決後の蛇足シーンが多いのが残念ではある。
八つ墓に関しては、古谷金田一シリーズの異色のエンディング(勿論、脚色)が好きだったりするが。
422 :
名無しのオプ:2012/06/29(金) 19:54:58.15 ID:9GId/IpF
結局書斎は小説を読むのではなく
テレビばっかり見ているんだなw
423 :
名無しのオプ:2012/06/29(金) 22:22:47.75 ID:5iASwiA3
424 :
名無しのオプ:2012/06/29(金) 22:27:34.62 ID:FxbWPhDz
同じ秋田なら生駒里奈が良いな、まだ16才で幼いくらいだが、3年後には横溝ものの
ヒロインに相応しいスゴい美人になってるだろうな、彼女をヒロインにして犬神家から
病院坂まで連作して欲しいくらいだわw
425 :
名無しのオプ:2012/06/29(金) 22:33:43.02 ID:MW0NNlmW
「山名耕筰の奇妙な生活」の表紙って、白が強調されてた記憶があるのだが
杉本の絵では異色な気がしたけど。何かと勘違いしてるかな?
426 :
名無しのオプ:2012/06/29(金) 22:41:12.27 ID:yQkCI2yG
書斎は脚本家でもあるからなあ。
427 :
名無しのオプ:2012/06/29(金) 22:46:12.58 ID:QJFY4L7A
書斎は自称脚本家のただの無職2ちゃんねらーじゃん
428 :
名無しのオプ:2012/06/29(金) 22:50:20.92 ID:cTwTwy1G
なにしろ勝手に横溝をドラマに仕立てたものをフジテレビに送ると
宣言しちゃう非常識というより無常識なニートだからね、書斎は。
そりゃ本職のプロからは「絶対にこの仕事で金の稼げない八流」と
断定されるわけだよ。
429 :
名無しのオプ:2012/06/30(土) 00:17:16.68 ID:n1gZBmLD
>>425 白っぽいバックで
美女の上半身がそれほど大きくなく描かれてるものですよね。
430 :
名無しのオプ:2012/06/30(土) 00:19:47.91 ID:n1gZBmLD
あ、それと「山名耕作の不思議な生活」ですよ。
431 :
名無しのオプ:2012/06/30(土) 00:58:42.10 ID:DSz+elPj
「悪魔が来りて〜」を久しぶりに読み返してたところ
これを読むと、いつも犯人のことで胸がいっぱいになってしまう
特にラストの手記のところは、感情移入して読んでしまう
この犯人、誠実な人柄だよねぇ
孤独で不幸な生い立ちしたけど、ひねくれることもなく、地道に頑張ってたし
復讐心に燃えながらも当初は殺そうとまでは思ってなかったってとこも、
この犯人が根が善良だってことを示してるでしょう
まあ、なんの罪もないあの人を殺したことや、あの人をいじめたことは、咎められるべきだけど
とにもかくにも、あまりにも惨すぎる宿命を背負った犯人でした
432 :
名無しのオプ:2012/06/30(土) 05:32:11.69 ID:DC6XyY4N
>>431 『悪魔が来りて』は、犯人と[メル欄1]を同一人物にしちゃったのが何とも……。
そのために子爵が生きていたことによって脅かされる対象が[メル欄2]になってしまったし、
[メル欄3]の手がかりも不発に終わった(あそこで犯人を特定されてはマズいから)。
さらには子爵の[メル欄4]から、芋蔓式に[メル欄5]を洗い出されちゃうし。
当初は[メル欄1]を脅かす話の構想がどこかで崩れた痕跡があちこちに残っている。
433 :
名無しのオプ:2012/06/30(土) 07:23:48.94 ID:XDkGhwwv
>>428 バカだなあ。書斎こそがその「本職のプロ」なのに。
434 :
名無しのオプ:2012/06/30(土) 07:39:05.11 ID:tVFge2oC
>>433 「イテッテラー、ダッー!」
「さくらタン、はにゃーん!」
これのどこがプロだバカw
小学生でももっとましなもの書くぞw
435 :
名無しのオプ:2012/06/30(土) 07:48:27.61 ID:/xxqd0tp
もう五年近く前のことになるのか。
240 :ミス住観察委員会 :2007/12/22(土) 10:02:03 ID:???
12/14(金) 前日ミステリ板で、プロの編集者が婉曲な表現で「この人は現状では
どうやっても文章で稿料を手にすることは不可能」と引導を渡したのを
読解力ゼロのミス住は完全に誤読して「ミス住がプロレベルであると
本職のお墨付きが出た」と各地で言いふらし爆笑され、やっと気づくと
「三流編集者が一流作家に対して物申していてみっともない」などと逆ギレ。
「思い上がった編集者ほどタチの悪いものもないのにアホは気づかない」
「三流編集者はわざと間違えやすい言い方をしてミス住を騙したんだ」
「ミス住は紛れもなく一流、誰が何と言おうが」
「ミス住は一流の評論家、論考を普通に読めばわかる」
「ミス住は2ちゃんにしがみついているんじゃなくて、場に応じた書き込みを
しているだけ。2ちゃんなんか適当でいいんだ」
などと炎上し続けていたためもあってか、ドラマ板には書き込みなし。
あぼーん
437 :
名無しのオプ:2012/06/30(土) 11:46:35.36 ID:/xxqd0tp
んじゃ流れに乗りましょう。
「悪魔が来りて」は初めて自分で手に取って読んだ横溝だったので、たとえば
第一の殺人について、目賀博士が犯行現場を保存しろとあんたらは言うが、
部屋に入ってカーテンを開けた途端に椅子に蹴つまずいて後はむちゃくちゃだ、
と言うところとか金田一が庭を案内されてあそこの橋を渡ってくれと言われた
ところとか、読み返してみた時の小技が効いていて、大人の小説ってすごい
ものなんだなあと感心した覚えがある。
いらい思い出を楽しむように読んでいただけだったのか、
>>432さんの言うような
「痕跡」に全然気付けずにいた。あの人物シチュエーションでそういう役回りを
背負える人が誰か居たんだろうか。「女王蜂」の脅迫状みたいな趣向はあまり
使えなかっただろうし。いや面白い。
438 :
名無しのオプ:2012/06/30(土) 14:22:46.47 ID:BcTTEd2W
>>433 え?書斎にとっては2ちゃんの書き込みが職業なんだ
さすが中二病をこじらせた永遠の無職の言うことは違うな
439 :
名無しのオプ:2012/06/30(土) 14:40:49.50 ID:huSdbPRH
プロとして書いた文章がどこで出版されてるのか
どこに掲載されてるのかは永遠の謎w
440 :
名無しのオプ:2012/06/30(土) 14:50:49.23 ID:s1Oe7wc/
知識も文章力も思考力も品性もプロどころか2ちゃんねるでも下の下
2ちゃんの外では別名でシナリオ書いてる本出してるとウソついても
誰一人として信用しない低レベル
あれで本当に本を出してるプロを妬み全開で口汚く罵倒するんだから
身のほど知らずというかなんというか
441 :
名無しのオプ:2012/06/30(土) 14:58:18.56 ID:lbj6g5uN
角川文庫で、鹿賀金田一の「シナリオ悪霊島」が刊行されたのに、人気の高い、石坂金田一の、映画シナリオ本が出なかったのは、何故だろうか? 出せば売れたと思うけど…。
442 :
名無しのオプ:2012/06/30(土) 18:12:14.91 ID:1I3YFyQf
配給が同じ角川だったからじゃないかな
443 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/30(土) 21:56:51.62 ID:3O6wzk8E
>>431 根底には両親恋しって人間的心情があったように読めるのが哀しいものあり。
この辺のテーストを活かすためにも、悪魔退場であっさりとエンディング
して欲しいんだよなあ・・・
俺はマイナーな作では「スペード女王」とか好きだが、これも人情噺みたいな
締めが気に入っている点がプラス。
ミステリに限ったことではないが、「物語」には「締め」が大事ということが
よくわかる。
終わり良ければ全て良しとまでは言わないが。
444 :
名無しのオプ:2012/06/30(土) 23:17:38.51 ID:XDkGhwwv
書斎のレスで流れが変わったね。さすがにスレリーダーだ。
445 :
名無しのオプ:2012/07/01(日) 00:06:20.38 ID:ViM6ZDn4
髑髏検校のオチを見るたびに魔界転生を思い出す。
天草四郎魔人化という設定は、横溝のこの作品からきてるのかな?
446 :
名無しのオプ:2012/07/01(日) 10:18:01.55 ID:hLKXO7iW
角川文庫の横溝正史読本は黒背と初版の赤背があるけど、中身は一緒?
447 :
名無しのオプ:2012/07/01(日) 11:14:05.48 ID:SMOXuGE3
「悪魔が来りて笛を吹く」は古典的悲劇って感じがするね。
素晴らしい悲劇だと思う。
一方で探偵小説としては、皆さんの言うようにやや残念なとこが。
448 :
名無しのオプ:2012/07/01(日) 12:11:32.41 ID:YLLb8Me9
今日は、失礼致します。410です。
会社の帰路にある古本屋さんの1つに、何冊か昔の角川文庫本を見つけました。
学生時代に、怖いと思った表紙の本もありました。発行日、昭和54年と明記されています。
私、現在三十路のOLです。この歳でようやく手に取り、読めるようになりました。
女子高の図書館にあんなに沢山並んでいたのは、司書さんにファンがいらしたのでしょうか?
Tシャツの絵柄と同じ感じの、金田一耕助の冒険もありました。
今、怖くて綺麗な表紙絵の獄門島を読み進めています。ジンワリ怖いです。
女性が髪で繋がっている表紙絵です…学生時代に怖かった本、壺中美人でした。
失礼致しました。
449 :
名無しのオプ:2012/07/01(日) 15:03:14.62 ID:LV0zi5Il
>>432 >当初は[メル欄1]を脅かす話の構想がどこかで崩れた痕跡があちこちに残っている。
その人物の存在が椿屋敷の惨劇を引き起こす直接の引き金になったという趣向だったのかな。
やっぱり最後に直接手にかけて殺されるあの人あたりの役どころだったんだろうか。
あぼーん
451 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/01(日) 19:23:27.23 ID:6EUtdz17
何気に「犬神家の一族」を通読してしまった(これで4回目ぐらいかな)。
圭吾とみゆきがトップランナーであることを見てもわかるとおり、
現代ミステリの主流は清張先生が開拓したリアル設定路線だが、
やはり本格ミステリ、ちゅーか、謎解きを主眼とした作に関しては、
怪奇探偵小説路線がジャストフィットしているのではないかという感
を強く抱いた。
犬神の例でいえば、二度に渡る偶然の目撃、おなじみ湖中の逆さ死体の
見立て等々、なぜか怪奇なる世界では抵抗感も違和感も無いんだわな。
これを清張先生のスタイル(作風、文体)で書いたら、どっ白けでしょ。
本格のマエストロの手になるものでも、
最近、エルのチャイナオレンジも再読したのだが、物理的トリックのトンデモ
ぶりが、その都会的スタイルゆえ沿わないものを感じた。
452 :
名無しのオプ:2012/07/01(日) 19:29:25.08 ID:UKFlTDq1
当たり前のことを、なにを自慢げに書いてるんだかw
453 :
名無しのオプ:2012/07/01(日) 22:09:07.89 ID:pw/bQsFt
当たり前のことを普通に書く。論考の大事さがわかってないね。
454 :
名無しのオプ:2012/07/01(日) 22:12:41.27 ID:7pvA0kB4
おいおいw
455 :
名無しのオプ:2012/07/01(日) 22:47:48.09 ID:uVETgPIf
書斎の場合デタラメがほとんどなんだから、たまに書込む当たり前な事は、彼としてはかなり上出来な部類だということだよ。
たとえそれが、普通の人間なら褒めるような事では無くても、犬猫レベルの彼にとっては最大級の賛辞がが必要なのさ。
まあその当たり前な内容も、どこかからのパクリが多かったりするのが人間では最下級な彼のの限界ではあるんだけどね。
456 :
名無しのオプ:2012/07/01(日) 23:03:15.71 ID:yy9tKHtR
明らかに改行が変だから間違いなくどこかからのコピペだな。
手を入れるならそういう部分を直せばいいのに
「ちゅーか」「どっ白け」なんて若ぶった老人語にすることで自己満足しているんだから笑える。
457 :
名無しのオプ:2012/07/01(日) 23:03:59.26 ID:HyddOrxu
>>410>>448 「獄門島」は日本の探偵小説の中でも傑作です。
石坂浩二主演の東宝映画「獄門島」、古谷一行主演のTVドラマ「獄門島」とかもレンタル屋にありますから
小説読了したら見てみてください。
それからこのスレッドや他のスレッドに「書斎魔神 ◆AhysOwpt/w」という固定ハンドルネームの方が書き込みしています。
こいつはなにかレスしてきても完全無視されることをオススメします。女の人の書き込みにはたいがい絡んできますので。
どうせろくな事書きませんから。
458 :
名無しのオプ:2012/07/01(日) 23:13:55.81 ID:dsiGwbQ5
白と黒が面白かった。特に関西弁の夫婦のくだり
459 :
名無しのオプ:2012/07/01(日) 23:17:28.15 ID:dsiGwbQ5
悪魔の寵児は途中で犯人がわかってしまった。が、面白かった。
それよりも早苗と風間の関係を知ったときの方が衝撃でかかった
460 :
名無しのオプ:2012/07/02(月) 00:14:30.98 ID:pdKIqOks
書斎魔神の女性に対する接し方、その典型的な例
↓
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1328805472/699-700 699 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/16(土) 01:25:49.66 ID:VV0060p/
>>698はマジで「○長のチ○○しゃぶり」とか自称していたモナミなのでは?
そうなら、お久!(w
シャーロック、エルキュール、ドルリー、ファイロ、後年の探偵エル、
アンリ、ヘンリー&ギディオン、神父、名無しの老人、明智、コロンボ・・・
まあ、枚挙に暇が無いほどだが、一口で「天才探偵」という括りでOKでしょ。
独自の心理探偵スタイルなジュール、足を使って追うのが基本の人当たりが
良いジョー、我らが鬼貫とは全く異質な「探偵さん」なのである。
700 :名無しのオプ:2012/06/16(土) 07:04:19.62 ID:Emjr7u/P
貴女はまだ活躍中だったんだね。
書斎とは浅からぬ縁ができちゃったね。
461 :
名無しのオプ:2012/07/02(月) 06:53:21.21 ID:PXrX8eSF
古谷金田一はもう新作作らないだろうし、稲垣金田一も音沙汰なし…
新作が観たい
462 :
名無しのオプ:2012/07/02(月) 07:19:32.13 ID:srIQwFGl
古谷金田一はもうないでしょうね。
稲垣金田一も有名どころはもう作っちゃったしね〜
石坂版「犬神家」は映画としては傑作だけれど、
横溝正史「犬神家」ファンとしてはあの映画には納得できない。
だって石坂版映画「犬神家」には、
ストーリーの根幹となる佐兵衛翁の愛と哀しみが描かれてないから。
なぜ佐兵衛は生涯一度も正妻をもたなかったのか。
なぜ佐兵衛は松竹梅の母親たちを大切にしなかったのか。
なぜ佐兵衛は菊乃を特別扱いしたのか。
なぜ佐兵衛は珠世をあれほど可愛がったのか。
なぜ佐兵衛はその珠世と佐清を結婚させようとしたのか。
すべての答えは佐兵衛のある人への愛と哀しみからだったのに、
映画ではただの性悪ジジイになっちゃってる。
あぼーん
464 :
名無しのオプ:2012/07/02(月) 19:08:57.22 ID:CMH1MCvk
お前ら自重しろ、オタのオナニー会場になってるじゃねーかw
465 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/02(月) 21:21:01.95 ID:Nnyqh53h
俺はエログロがあるからミステリ(たとえ本格だとしても)としてNGなんて
偏狭な価値観の持ち主ではないけど、
「白と黒」も「悪魔の寵児」も、ミステリとしての出来のわりに、
この方面が強調され過ぎかと思う。
ミステリ板住人としての良識があれば、傑作・佳作とかは口が裂けても
言えないわな。
466 :
名無しのオプ:2012/07/02(月) 22:11:16.87 ID:7wlnqYY1
>>451 やっぱり横溝先生の小説を『おばけ屋敷』と称して先生をスランプに追いやった清張先生を恨んでいますか?
467 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/02(月) 23:59:46.96 ID:Nnyqh53h
>>466 ちゅーか、まず下記のソース呈示を。
>先生をスランプに追いやった
作風が好対照なこの2大マエストロだが、共に本が売れまくった時代があり、
当時は巨頭相並び立つという感あり。
たかがミステリとはいえ、その多様性を体感出来た良い時代ではあった・・・
468 :
名無しのオプ:2012/07/03(火) 00:02:04.07 ID:gwA6yxnG
ソースの提示をただの一度もしたことのないアホの分際でw
469 :
名無しのオプ:2012/07/03(火) 05:56:16.96 ID:EzWegji5
先生の生徒に対する宿題だから当たり前のことだろ。
470 :
名無しのオプ:2012/07/03(火) 06:57:06.48 ID:HY6tT/P1
そういうこと書いてもむなしいだけだろ
471 :
名無しのオプ:2012/07/03(火) 07:45:48.44 ID:yfv6YQRL
先生が生徒に対してならば、なおさらきちんと説明するものだ。
答え合わせだって、どうしてその答えになるのかをきちんと説明するぞ。先生だったら。
472 :
名無しのオプ:2012/07/03(火) 07:47:31.52 ID:VctcYFLX
犬神家の惨劇の原因は愛で(犯人の愛はもちろんだが、すべての根幹に佐兵衛翁の愛がある)
八つ墓村の惨劇の原因も愛で
悪魔笛も愛で
女王蜂も愛で
獄門島はキチガイじゃが仕方ない
473 :
名無しのオプ:2012/07/03(火) 11:15:38.01 ID:j56AVMq8
>>471 書斎は学校に通ったことのないヒキコモリだからそういうことがわからないんだよ。
先生は生徒に一方的に命令するものだとしか思っていないんだろうな。
474 :
名無しのオプ:2012/07/03(火) 13:30:16.47 ID:wFBIgHaA
記憶はジジイだからなあ。
自分が通ってた尋常小学校の先生しか知らないんだろ。
475 :
名無しのオプ:2012/07/03(火) 15:40:44.44 ID:21mHOreO
頭巾も所以もヰタ・セクスアリスも読めない先生なんて有り得ん
476 :
名無しのオプ:2012/07/03(火) 19:02:01.08 ID:gJLi8My3
>>467 え、
>>466の話って有名な話じゃないの?
点と線がヒットしたから仮面舞踏会を中断したんでしょ。
477 :
名無しのオプ:2012/07/03(火) 19:28:02.67 ID:KkLY+P9A
今晩は。大雨でしたが、皆様は被害にあわれていませんか?
獄門島は、島を牛耳ってらした翁の、執念の悲劇でしょうか。
二世代程前の日本の、嫡男及び男子後継重視も感じますね。
映画やドラマになったのは、見立の為に余計に現場が怖くて綺麗だからでしょうか。
昔の映画をTVで放送していた時、少し見ただけなのに覚えています。
次は、長編は犬神家を読みたいですが、お仕事でしんどいと短編にするかもしれません。
478 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/03(火) 20:56:02.94 ID:d7masxDA
>>477 僕は無事です。
時間の都合がついたら、犬神の原作は、是非、読んでみてください。
映像化作品のテーストとは異なる巧みに作り込まれた
サスペンス・ミステリの世界が堪能出来るかと思います。
大乱歩の新スレが立っていない状況だけど、
横溝御大の次スレと併せて「怪奇探偵小説作家スレッド」(仮題)
とかでOKかもな。
この2大マエストロの読者は大部分被るし、上記のようなスレタイであれば、
スレ無し作家の高木君等の話題も可となる。
479 :
名無しのオプ:2012/07/03(火) 21:01:18.74 ID:Z8VIfiV8
>>477 書斎魔神さんは素敵な紳士ですよ。
これから御大の世界と書斎との会話が楽しめるね。
480 :
名無しのオプ:2012/07/03(火) 21:19:32.62 ID:Hs0/SDdh
481 :
名無しのオプ:2012/07/03(火) 22:14:01.14 ID:lYWsRHkI
14 :書斎魔神:2007/09/23(日) 21:34:24 ID:yFAquFhz
らき☆すたの泉こなたタンは小生の奥さんである。
さっきもエッチタイムを楽しんだ。
小生のイチモツをこなたタンは本当に嬉しそうにしゃぶってくれる。
お礼にマンコに精子をプレゼントすると涙を流して喜んでくれる。
これからアナルセックスで第2戦をするよ、羨ましいだろ。
65 名前:ミステリ板住人 :03/09/07 01:05 ID:3bJhnVU1
俺様のフィアンセこなたタンに見せたら感動のあまり泣き出しそうだな。
「サイコーだよ〜、ありがとう、ありがとう、こんないいものを見せてくれて〜」
「わかるか、こなたタンもわかってくれるのか!」
泣きながら、抱き合う俺様とこなたタンの姿が目に浮かぶ
こんな糞スレでリーダー気取ってる場合じゃないかな。
愚民諸君、心しておけ!
482 :
名無しのオプ:2012/07/03(火) 22:15:04.59 ID:lYWsRHkI
214 :最低人類0号:2009/05/24(日) 16:27:43 ID:E0RcalQW0
再度警告しておく、
これ以上首を突っ込むと大火傷するとだけ言っておこう
まあ君が大けがしても私の知ったことじゃないがね
本名も住所も割れているのだからせいぜい用心することだね。
215 :ミスターミステリ ◆W2uUv8t1jQ :2009/05/24(日) 18:10:43 ID:2cmtNgXZ0
知らんぞ。そんな書き込みはしていない!!
ハッタリはよせ。本名と住所を知っているなら書いてみろ!!!
217 :最低人類0号:2009/05/24(日) 19:21:28 ID:k9V8+leZ0
林 ○士
鶴○峰 1−79
219 :ミスターミステリ ◆W2uUv8t1jQ :2009/05/24(日) 19:52:21 ID:2cmtNgXZ0
やめろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
220 :ミスターミステリ ◆W2uUv8t1jQ :2009/05/24(日) 19:53:06 ID:2cmtNgXZ0
やめろやめろやめろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
227 :ミスターミステリ ◆W2uUv8t1jQ :2009/05/25(月) 22:07:56 ID:8tp8Jf9V0
馬鹿野郎!!!!!!!!!!!!!!!
483 :
名無しのオプ:2012/07/03(火) 22:15:42.77 ID:lYWsRHkI
408 :ミスターミステリ ◆W2uUv8t1jQ :2009/06/29(月) 20:07:35 ID:+rO6s8RI0
俺以上に知識豊富な人間など存在しない!!!!!!!!
411 :ミスターミステリ ◆W2uUv8t1jQ :2009/06/29(月) 20:50:44 ID:+rO6s8RI0
バカだと?????この野郎!!!!!!!!!!!!
414 :ミスターミステリ ◆W2uUv8t1jQ :2009/06/29(月) 21:15:36 ID:+rO6s8RI0
貴様・・・
419 :ミスターミステリ ◆W2uUv8t1jQ :2009/06/29(月) 21:48:50 ID:+rO6s8RI0
ううううううううううううううう
426 :ミスターミステリ ◆W2uUv8t1jQ :2009/06/30(火) 21:57:35 ID:TfBoaYAV0
やめろ・・・
435 :ミスターミステリ ◆W2uUv8t1jQ :2009/07/05(日) 21:17:17 ID:0N510buB0
答える義務はない!!!!!!!!!
438 :ミスターミステリ ◆W2uUv8t1jQ :2009/07/05(日) 21:52:44 ID:0N510buB0
黙れ・・・
440 :ミスターミステリ ◆W2uUv8t1jQ :2009/07/05(日) 22:07:12 ID:0N510buB0
書斎魔神様をなめるな!!!!!!!
448 :ミスターミステリ ◆W2uUv8t1jQ :2009/07/06(月) 21:34:04 ID:IC51rYB/0
臭くない!!!!!!!!!!!!!
484 :
名無しのオプ:2012/07/03(火) 22:41:48.23 ID:vmSs35Sc
しかし
>>479は書斎と話すくらいなら舌噛みきって死ぬ方がマシだと言わんばかりに
書斎魔神と話す気はありませんでしたとさ(w
485 :
名無しのオプ:2012/07/04(水) 00:25:58.70 ID:iXMxvVn+
さすがに一人漫才は淋しいんだろうなw
486 :
名無しのオプ:2012/07/04(水) 07:22:44.35 ID:tETbVaHC
書斎に火箭の如く降り注がれる憎悪の視線。
しかし書斎はそれを意に介さぬかのように端然と佇んでいるのである。
487 :
名無しのオプ:2012/07/04(水) 09:16:02.44 ID:DRyC9AXg
書斎には「火箭」なんて読めるわけないし意味もわかんないだろな
あぼーん
489 :
名無しのオプ:2012/07/04(水) 11:38:50.52 ID:J/tzhRy0
490 :
名無しのオプ:2012/07/04(水) 12:52:03.13 ID:lgHQgdbD
横溝正史インタビュー 「宝石」昭和37年3月号掲載
<本格派>
やはり、本格は滅びないだろうと思う。僕はそう信じてるんだ。
つまり論理性というものがなくなったら、だめなんじゃないかと思う。
<ハードボイルド>
ハメットはよく分からないな。ウールリッチなんかのほうが僕には面白いな。
むしろ、日本的なハード・ボイルドが出てきたら面白いと思う。
<社会派>
実をいうと、あんまり呼んでいないので何ともいえないんだ。
松本清張さんのは好きだよ。水上(勉)君のはいいらしいけど読んでないんだ。
<S.F>
外国のものは読んでない。
星新一君のS.Fショート・ショートなんかは面白いと思う。
それも、どっちかといえば、ファンタスティックなものが好きなんだよ。
<批評>
僕なんかは、もう作家生活も古く長いんで、あんまり気にならないね。
けなされても平気だよ。
だけど若い人達はやっぱりこたえるだろうな。
僕の場合はむしろ、一つの作品であんまりほめられると、かえって次の仕事がしにくくなるんだ。
それほどのものが、次にもできるだろうかと怖くなってね。
<推理作家志望の人へ>
推理小説を書けば金になるからというので、推理小説も知らないで書くのは困る。
どんな推理小説を書くにしても、一応有名な本格を呼んで、それから、それにあきたらないと思ったら、
他の方向に進むというふうにすべきだと思う。
ハード・ボイルドだって、そうしてでてきたんだろう。
本格がやっぱり基本になるんじゃないか。
491 :
名無しのオプ:2012/07/04(水) 13:45:55.46 ID:lgHQgdbD
<読書>
僕は系統的に読むということはしないんだ。手当たり次第なんだな。
昔みたいに洋書を読むのは、早川さんが出してくれるので必要なくなったな。
僕は推理小説以外のものの方がむしろ多いんだ。
推理小説で今年読んで面白かったのは、「完全試合」と「破戒裁判」だった。
好きな作家は、昔から谷崎(潤一郎)先生と決まっているんだ。「鍵」が推理小説をねらったとは気がつかなかった。
外国ではモームだね。カフカなどは分からないよ。
推理作家では、江戸川乱歩さん、外国ではカー、クリスティ、クロフツかな。
<映画>
あんまり見ないな。外国嫌いだから。
この間、「ティファニーで朝食を」を家族のものと見にいったけど面白かった。嫌いじゃないんだね。
<テレビ>
プロ野球は好きだから、いつも見るし、「ペリー・メースン」もよく見たが、終わってしまったのが残念だな。
西部劇も好きだよ。「拳銃無宿」とか「ライフルマン」なんかね。
「拳銃無宿」のスティーブ・マッキーンていうのがいいね。
<音楽>
クラシックがいい。「舞踏への招待」とか、ベートーベンが好きだね。
どっちかというと、甘美なものが好きなんだ。
<絵>
歩いていて、画廊があると必ず寄って見ていくんだ。
しかし、わかるのは後期印象派までだね。近代画は色はきれいだと思うのもあるけどよく分らんね。
<劇>
歌舞伎だが、三年前位まではよくいったが、この頃は行かない。というのは、古典ものが少なくなったからなんだ。
<ギャンブル>
麻雀と将棋はできないこともないが、ぼくはいわゆるギャンブルというものは嫌いなほうなんだ。
492 :
名無しのオプ:2012/07/04(水) 13:55:03.77 ID:lgHQgdbD
<スポーツ>
なんでも見るが、やっぱりプロ野球だろうな。まえにもいったように、テレビは必ずみる。
よく野球のことで引っぱり出されるのは、僕が近鉄ファンだからなんだね。希少価値なんだね。
しかし、そんなに好きだからといっても、
佐野洋君の「完全試合」みたいなものを書けといわれても、僕には書ける自信はないよ。
見て楽しむだけなんだね。
<外出>
去年の暮ぐらいから、外出するようにもなったんだが、週に一回位が身体のためにもいいんだ。
それ以上だと、ちょっと疲れてね。
<乗物恐怖症>
外にあまり出ないのも一つには、このためなんだ。
富士見療養所にいた頃、ずっと広い部屋で窓をあけ放った開放生活を送っていただろう。
それが習慣になって、窓をしめきった狭苦しいところがいやになったんだね。
ところが乗物というのは一番それなわけだろう。だからなんだ。一種の閉所恐怖症という奴なんだろうな。
だから、出掛けるときは妻が介添役で一緒だよ。
<孤独癖>
昔からあったわけじゃないんだ。若い頃はね。
それが病気になって、上諏訪へ移っての闘病生活の間ずっと一人だったし、
帰るとすぐ戦争になって、あんまり交友の余裕なんかなくなってしまっただろう。
そしてまた、岡山に疎開して一人の生活だった。
そんなことが続くうちに、孤独に慣れ、一人で楽しみをみつけてやっていたので、それが癖になったんだね。
だから、めったに外出しないでも平気なんだ。
<政治>
関心ない。選挙のときは、やりに行くが、その時は保守党に入れる。
493 :
名無しのオプ:2012/07/04(水) 14:15:40.00 ID:lgHQgdbD
<命名法>
僕は名字と名前がしっくりしないのは嫌なんでね。
それで少しずるいんだが、有名な名前を少し変えるとしっくりした感じがでる。よくこの手を使うんだ。
金田一京助‐金田一耕助、三津木春影‐三津木俊助、山田耕作‐山名耕作といったぐあいにね。
<金田一耕助>
由利先生は結婚して引退してしまったし、今さら新しい探偵を作り出すのも面倒だからな。
だけど、金田一耕助もだんだん年をとってくるので、困っているんだ。
<影響を受けた作家>
僕の時代の作家の誰もが受けた谷崎潤一郎、宇野浩二。そして僕の場合は黒岩涙香と泉鏡花の影響がある。
また僕の方が先に書きはじめたわけなんだが、江戸川乱歩さんの影響も受けている。
海外の作家ではもちろんディクスン・カーだね。
<作風の変化>
僕も初めは、トリッキーなものが好きで、そういうものを書いていたんだ。処女作なんかそうだろ。
ところが中途で浪漫派にかぶれ、少し脇道にそれた。そして戦後また、はじめにもどったと言えるだろう。
その契機になったのが、カーの作品だったわけだよ。
クイーンやヴァン・ダインを読むと、探偵や警察が丹念に容疑者を一人ずつ取調べ尋問していくような書き方だろ。
自分にはそんなまねはできないと、あきらめていたんだ。
ところが戦争中カーを読んでみると、そういう書き方はしてない。
こういうやり方なら、僕にも本格が書けるんじゃないかという自信みたいなものが湧いてきたんだ。
僕は元来、ストーリー・テラー的作家なんだね。
494 :
名無しのオプ:2012/07/04(水) 18:46:28.90 ID:x3Uqdlio
おもしろい!
半世紀前の発言なんですね
495 :
名無しのオプ:2012/07/04(水) 18:48:45.37 ID:z5PrMIj3
長々としたレスだ。
書斎なら短文で素晴らしい論考に仕上げるだろうね。
496 :
名無しのオプ:2012/07/04(水) 19:03:16.42 ID:9uNBSGkF
じゃあやってもらう
さあ謹聴謹聴
497 :
名無しのオプ:2012/07/04(水) 19:03:19.35 ID:gtUtwJ1t
>>495 書斎「支持者」がいかに人間としてクズかということが
短文で素晴らしくよく分かるねww
498 :
名無しのオプ:2012/07/04(水) 19:52:47.18 ID:5d9fsj2K
横溝先生のインタビュー、御紹介有難うございます。
もう鬼籍に御入りになられて、長いのですね。
少しでも御人柄が偲べて、嬉しいです。
出来るだけ昔の角川文庫本を読みたいな…と、思っています。
499 :
名無しのオプ:2012/07/04(水) 20:14:32.27 ID:tETbVaHC
>>490 >>僕なんかは、もう作家生活も古く長いんで、あんまり気にならないね。けなされても平気だよ。
悪魔の寵児批判された時は結構へこんだと聞くが・・・(´;ω;`)
500 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/04(水) 21:14:16.68 ID:DoMbh8Mj
>>490-493は、既知の部分も多いが面白くは読んだ。
>>466,
>>476は、やはり違うやんけ。
清張先生は「探偵小説を『お化け屋敷』の掛小屋からリアリズムの外に
出したかった」という発言はしているが、これは、対象を横溝作品に限定
したものではないし、いわゆる『お化け屋敷』(典型は伝統的な怪奇探偵小説)を完全否定したものでもない。
「仮面舞踏会」中絶の因が「点と線」に有りってのは何がソースなのか?
501 :
名無しのオプ:2012/07/04(水) 21:51:47.06 ID:z5PrMIj3
な、書斎がきっちりと短くまとめてくれた。
スレリーダーかくあるべしだよ。
502 :
名無しのオプ:2012/07/04(水) 22:21:09.69 ID:mNqmy3qh
客観的なデータ皆無のあやふや極まりない独り言にしては長すぎるね。
当時のインタビュー記事の資料的価値の高さとは比べるべくもない
みすぼらしい書き込みだわな。
503 :
名無しのオプ:2012/07/04(水) 22:32:32.18 ID:gtUtwJ1t
清張スレで書斎が清張についていかに無知かがさんざん語られているなw
504 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 02:54:02.63 ID:PXXzpGFK
40代の自称ヨコセイ好きって映画やドラマや漫画化作品の話ばかり
金田一の配役がどーの、誰の漫画の金田一がカッコイイだのどうでもいいっての
505 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 05:55:38.04 ID:70TY2ViC
雑誌をリアルタイムで読んでた人の意見とか聞いたこと無いな。
ネットで横溝小説語る人も皆、70年代の横溝ブームの洗礼受けた人たちばかりで。
そういう自分は横溝ブームも知らない20代なんだが・・・^^;
506 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 06:05:34.67 ID:OmdHmhmO
〉〉505
70年代の横溝ブーム 間違い
カドカワ以降の横溝ブーム 正しい
な。性格に書くこと。
507 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 10:25:32.24 ID:AP9Ddl4X
◆探偵小説の構想 「宝石」昭和26年10月号 横溝正史
(略)
私は物を考えるためには、歩きまわらねば駄目なのである。
家の周囲からはじめて、しだいにその散歩回路をひろげていって、
やがて気ちがいみたいに歩きまわっているうちに、
混沌としていた思考の靄が、ようやく、ひとつの形に凝固してくるのである。
(略)
私は思うのだが、本格探偵小説の面白さは、
全体の構想の面白さ、奇抜さはいうまでもないとして、
細部にいきわたった神経の毛細管の緻密さが、非常に重要な役割を果たしているようだ。
ことに、私のように全体の構成に図太さのない作風では、
せめて、そういうところで落ちをとるより仕方がない。
(略)
私が探偵小説を考える場合には、いろいろなやり方があるようだ。
まず、トリックをかんがえる。そして、そのトリックにふさわしい人物配置をかんがえていく。
それからまた、改めて細部のトリックをかんがえて、要所々々によくくばっていく。
つまりこの場合はメーン・トリックがさきに出来て、
あとから、それにふさわしいシチュエーションを構成していくのである。
『本陣殺人事件』や『獄門島』はこのやりかただった。
ところが、それと全く正反対の場合がある。
『犬神家の一族』がそれで、この場合はシチュエーションのほうがさきに出来た。
それは私がトリックと同様に、小説の世界というものを、非常に重要に考えているからである。
トリックをさきにするか、シチュエーションをさきにするか、
それはそのときどきのこととして、
やはり最初の一行を書くまえに、両方がまとまっており、それがうまく溶けあっていなければ、
しっかりしたものが書けないのは当然である。
508 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 10:43:49.47 ID:AP9Ddl4X
◆「真説金田一耕助・50」 毎日新聞・日曜くらぶ 昭和52年8月21日 横溝正史
昭和23年8月1日、私は疎開先から現在住んでいる成城の家へ引き揚げてきた。
するとまもなくK君が訪ねてきた。
K君は私が「新青年」という雑誌を編集していたころ、
懸賞小説に応募してきて一等に当選した人物である。
そのK君、満州から引き揚げてきたといって、石炭で出来たみごとなタバコ入れを持ってきてくれた。
そのK君が苦笑しながらいわくに、
「私、帝銀事件の容疑者にされて弱りました」
「どうしてまた?」
私が驚いてききかえすと、
「あのとき犯人のモンタージュ写真というのが発表されたでしょう。
あれに私が似ているというので、だれかが密告したんですね。
こちらは満州からの引き揚げ者で、困窮していたものですから」
帝銀事件が起こったのは私がまだ疎開中のことなのだが、
そのときはまだそれが私の小説の材料になると思わなかった。
まもなく某子爵が失踪し、自殺体となって発見される事件が起こった。
その子爵も帝銀事件の犯人のモンタージュ写真に似ていることから、
いちおう取調べをうけたことがあるという記事を新聞で読んで、
ちょうど太宰治の『斜陽』を読んだあとだから、斜陽族の痛ましさに大いに同情したものである。
しかし、それでもまだそれが自分の小説の材料になろうとは気づかなかった。
ところがK君の話をきいて私はガゼン興味を催した。
そうするとあの際モンタージュ写真に似ているといって、
取調べを受けた人物がそうとう大勢いるのではないか。
するとモンタージュ写真をXとすると、A=X B=X ∴A=B という方程式が成り立つのではないか。
私は「宝石」誌上に『落陽殺人事件』という予告まで出したくらいである。
しかし、これが予告倒れでものにならなかったのは、
シチュエーションは出来たものの、もうひとつピリッとしたトリックがなかったからである。
509 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 10:50:56.99 ID:AP9Ddl4X
「真説金田一耕助・50」 つづき
「悪魔が来りて笛を吹く」が「宝石」誌上に連載を開始されたのは、昭和26年11月号だから、
「落陽殺人事件」の予告が出てから三年ほどのちのことになる。
その間私はシチュエーションを温めながら、トリックを模索しつづけた。
そのトリックを思いつかせたのはついご近所に住む若い人だった。
その青年は毎晩のようにフルートの練習をしていた。
局はドプラーの「ハンガリア田園幻想曲」で、これは元来陽気な曲なのだそうだが、
私にはなんとなく陰惨にきこえ、ある部分悪魔の雄叫びのように感じられた。
それを毎晩のように聴いているうちに、ああ、これだと膝を叩いた。
フルートの音から思いついたトリックが、長年温めてきたシチュエーションに結びついて、
ここにはじめて「悪魔が来りて笛を吹く」の構想が出来上がったのである。
私にフルートを聴かせてくれた上村泰一ちゃんは、その後おいおい修業して、
現在はN響でフルートを吹いていると聞いている。
あぼーん
511 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 11:05:31.72 ID:8y8pjBoF
512 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 11:41:37.85 ID:AP9Ddl4X
横溝正史インタビュー 「宝石」昭和37年3月号掲載 書洩らし
<若い人>
僕があまり外に出ないし、周囲は相変わらずなので、よくわからないんだが、
興味は大いにある。
ラジオの仕事をしてる乾(信一郎)君の手紙にもあったんだが、
中身は同じことで、ただ口のきき方とか動作とかの衣が変っただけなんじゃないかな。
しかし、考えは確かに昔よりしっかりしているとあったが、そのとおりだろうと思う。
「白と黒」でも少し描いてみたんだけど、あれ、君達からみてどうだい。
やっぱり古いかな。
<動物>
今、犬一匹と猫が一匹いる。動物好きな方だろうな。
犬は二匹いたんだが、去年の夏、一匹死んでしまった。
<仕事>
朝やる。十時頃から始めるんだ。
一日の量は三十枚位が身体にもいいんだ。
僕は書きはじめると早いんで、書くまでが長くかかるんだ。
<ファン・レター>
たまにしかこないな。たいていは作品に関する意見なんだがね。
弟子入り志願なんかもこない。
<代作ざんげ>
江戸川乱歩さんの名前で発表された三つの作品が私の代作なんだが、
それにはぞれぞれ違った事情があったんだ。まあ、当時は当時なりの事情があったんだよ。
(『犯罪を猟る男』『あ・てる・てえる・ふいるむ』『角男』)
<これからの予定>
僕も終戦後すぐ書きはじめて、ずっと孜々営々と書き続けてきて、その疲れがでてきたので、
もう何の意欲もわかないような作品を書くのはやめようと思っているんだ。
513 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 11:49:13.50 ID:E03HAV8v
乙です!
ところで、横溝の手になる乱歩の代作って他にもあるのではないですか?
代作だけ集めて芸術出版社あたりから作品集を出してもらえないもんですかね?
マニアックすぎるとは思いますが…
514 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 11:59:34.83 ID:7GBOFyhI
谷崎は今読んでもオモロいもんなぁ、「金色の死」なんかは乱歩のパノラマ島に
影響を与えてるし、「細雪」のエンディングなんか秀逸すぎるな(笑)
515 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 17:53:03.49 ID:BbpEGwAW
>40代の自称ヨコセイ好きって映画やドラマや漫画化作品の話ばかり
今49歳ギリギリでも「犬神家の一族」の時には中学二年生だぞ。
生まれたのが1962年。中絶した「仮面舞踏会」連載版がスタートした年で、
「八つ墓村」の再開した連載が終わってからも10年以上経ってる。
横溝の雑誌連載を読んでいた40代がいたら不気味だ。
まして40歳ちょうどだったら、マガジンの「八つ墓村」連載もNHKのドラマ化も
生まれる前の出来事、「本陣殺人事件」「犬神家」が映画化された時で
2、3歳だろ。物心つく前に横溝氏本人がお亡くなりになってる。
そしてその頃には「金田一」といえばビジュアルが定着してる。つまり
映画やドラマを全く見ないでいきなり小説の形から入るなんてことが
現実的に無理な時代になっていたっていうことだ。そして人は最初に出会った
ものの思い出を語るのが当たり前。
テレビやドラマの記憶を改ざんして「オレは最初から小説が好きだったぜ!」
みたいな見栄を張らなきゃならないような、歪んだコンプレックスを持つ奴が
いないというだけの事だろう。
516 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 18:01:47.76 ID:BbpEGwAW
個人的にはマガジンの八つ墓村をリアルタイムで読んで感動し、その後
出版された原作を読んで二度感動した人たちの体験が聞きたいけどね。
漫画の展開は予想を覆す波乱また波乱、そして原作はそれをさらに
超える冒険活劇とラブロマンスとハッピーエンド。
漫画の連載のときに10歳、講談社全集の八つ墓が発行されたとき11歳、
角川文庫が出た時に12歳だった人で、いま五十代半ばだね。
高校生の時に角川文庫を読めた人はもう還暦近い。
517 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 18:32:22.77 ID:WvtzZ6tt
40代ならそうだろうね。
俺は50代だけど、父親が探偵小説好きだったから、横溝は春陽堂の本陣、蝶々が最初。
マガジンの「八つ墓村」連載はリアルタイムだったけど「随分大時代なのを」と思ったものだ。
その後の怒涛の角川文庫の発行で「うわあ、ブームになっちゃったよ」と驚いた。
今思えばブームに「なった」のではなく、ブームに「した」角川春樹はすごかったんだけど
俺は単純に、随分マイナーなのまで読めて、それが嬉しかった。
映画は知恵蔵金田一はさすが生まれる前。
角川文庫ブームの大分あとになって中尾彬の本陣。ATG日劇文化でリアルで見たよ。
それから市川崑の石坂金田一。やっと原作通りのコスチュームの金田一だというのが一番の印象。
ドリフのコントになる頃は、どんなブームももう下り坂だね。
518 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 18:40:25.70 ID:YPKVGvuO
「覆面の佳人」(春陽文庫)ってのが乱歩・正史の合作ってことで出ているが、実際は
正史が一人で書いた「翻案」ものだったりする
519 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/05(木) 19:51:25.51 ID:kNSKrnoy
初期の清張ミステリは、アリバイ破り、顔の無い屍体、一人二役等々、
メーンのネタそのものは古典的ものが多いし、
短編の方も「顔」「声」「地方紙を買う女」「捜査圏外の条件」等々、
海外ミステリのようなアイデアストーリー多数。
横溝御大は、さほど抵抗感無くミステリとして楽しんでいたのではないか?
論考「日本の推理小説」における清張先生の従来の探偵小説批評には
辛辣なものがあるが、前記したとおり現代の圭吾、みゆき等の大活躍、
新本格派の沈滞ムードを見ると、提唱された「お化屋敷の外へ」という方向性
は妥当であったと言わざるを得ない。
まあ、
俺は横溝御大や大乱歩のような優れた興行主(=作者)による「お化け屋敷」
なら大好きではあるけど。
520 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 20:39:06.42 ID:M8u/9jAN
思い出話にはついていけないんだな
ドリフで金田一を知った書斎はw
521 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 20:50:13.34 ID:BbpEGwAW
千恵蔵金田一は56年まで公開されていたから、15の頃に「三つ首塔」や
池辺良の「吸血蛾」を見た人は、高林「本陣」や市川「犬神家」のときには
まだ35、6でしかなかったんだね。
15の時に「犬神家」を見た人が35になった時にはトヨエツ金田一の八つ墓村。
石坂金田一が同じスタイルで復活するのはさらに十年近くあと。
ある意味最近の方が時間の進みは緩やかになっているのかもw
522 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 21:03:08.69 ID:BbpEGwAW
今さらだけど
1968年7月 桃源社が国枝史郎の『神州纐纈城』を復刻、以後乱歩、横溝、夢野、小栗などが刊行される
1968年10月 『週刊少年マガジン』で『八つ墓村』の連載開始
1969年4月 『週刊少年マガジン』の『八つ墓村』連載終了
1969年10月 影丸穣也『八つ墓村』が講談社コミックス全2巻で発売
1969年10月 NETでドラマ版 『八つ墓村』 放映開始
1970年1月 講談社「横溝正史全集」刊行 第1回配本は『八つ墓村』
1970年8月 「犬神家の一族」を原作にしたテレビドラマ「蒼いけものたち」放映開始
1971年4月 『八つ墓村』角川文庫化 いきなり10万部のヒット
1971年8月 NHK銀河ドラマ『八つ墓村』 放映開始
1973年4月 東京文芸社で金田一耕助シリーズ刊行開始
1973年9月 春陽文庫『人形佐七捕物帳全集』)刊行開始
1974年5月 春陽文庫『横溝正史長編全集』刊行開始
怒涛の展開だよね。渦中にいた人には本当に「うわあ、ブームになっちゃったよ」
だったのでしょうね。
523 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 21:30:08.64 ID:70TY2ViC
524 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 21:44:52.61 ID:pA+sOKzo
還暦近いといえば、まさに書斎の年代じゃないかwwwww
同級生たちがマガジンの「八つ墓村」に熱中していたのも気付かず
角川文庫の怒涛の復刊本が若者の間で人気を呼んでいたのも知らず
角川映画の大ヒットがドリフのコントになってようやく横溝を知る
で、目についた春陽文庫や角川文庫を何冊か読んだだけ
完全なるニワカのくせに、なぜか自分が横溝に詳しいと勘違い
横溝に限らず清張、乱歩、クイーン、カー、クリスティもそうだが
よくこの程度のお粗末な知識でミス板で威張ろうと思ったもんだ
525 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 22:02:22.82 ID:mMKZiPzT
>>517 一般によく知られたものじゃなければパロディコントにしても意味がないからね。
特にドリフがコントにするからには子供にも知られたものじゃなければいけない(ウケない)から
“はしり”じゃダメ。
526 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 22:23:18.77 ID:7GBOFyhI
確か八つ墓村は講談社漫画文庫から出てたな、最近ブックオフで横山光輝「時の行者」や
つのだじろう「うしろの百太郎」などこのシリーズを買って読んだが、次は八つ墓村
を買って読むかなw
527 :
名無しのオプ:2012/07/05(木) 22:25:48.67 ID:7GBOFyhI
>>525 昔から「ドリフと朝日新聞が取り上げたらブームはおしまいw」って言われてるもんな(笑)
528 :
名無しのオプ:2012/07/06(金) 11:11:27.76 ID:I8mLiiTo
>>527 見たことも聞いたこともないな。
ドリフが取り上げる=社会現象=ブームだよ。
それ以前は読書家の間での流行でしかない。
カドカワ商法こそブームの発端だったのだ。
529 :
名無しのオプ:2012/07/06(金) 11:53:27.81 ID:WqhqoZ1A
ドリフは知らんけど、ボンクラ朝日がブームだと取り上げる頃にはもう下り坂
だってのは、結構前から言われてるなw
530 :
名無しのオプ:2012/07/06(金) 12:17:08.39 ID:UUJEJP4Y
自分の狭くて偏った知見に凝り固まって事実を受け入れられない老人www
531 :
名無しのオプ:2012/07/06(金) 12:21:47.84 ID:rAf5iXH+
>>528 なるほど、書斎は読書家じゃないから
ドリフのコントで見るまで横溝のよの字も知らなかったわけだ
あぼーん
533 :
名無しのオプ:2012/07/06(金) 15:53:05.80 ID:2t9lJkFO
女馬鹿を洗えは書かれなかった
534 :
名無しのオプ:2012/07/06(金) 17:42:47.14 ID:s7/quWAN
ねたばれぷららが自爆w
535 :
名無しのオプ:2012/07/06(金) 17:44:35.73 ID:J2A5FM2y
>>528 なるほど「読書家」ってじつに膨大な人数なんだねw
そしてその中に入れない書斎っていったいw
536 :
名無しのオプ:2012/07/06(金) 18:18:44.89 ID:/jWaNlob
>>515 そういうただの懐古おじさんがいっぱしの横溝マニアを名乗っているのが横溝正史研究にとっての不幸
>テレビやドラマの記憶を改ざんして「オレは最初から小説が好きだったぜ!」
みたいな見栄を張らなきゃならないような、歪んだコンプレックスを持つ奴が
いないというだけの事だろう。
なんであとで原作を読んでただのドラマファンから原作ファンになることが見栄になるのか。
あんたこそ歪んだコンプレックス持ってない?
537 :
名無しのオプ:2012/07/06(金) 18:25:13.30 ID:J2A5FM2y
>>536 >>515が書斎のことを皮肉っていることが読み取れなかった?
自分がバカにされているものだとでも思った?
538 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/06(金) 19:41:06.48 ID:fjSYzYit
そうねぇ(w
昔話が聞きたいのであれば、実は俺の横溝作品(?)初体験は、
「火曜日の女」再放送の「蒼いけものたち」(原作は犬神)、
次が後に「そーなんですよ、川崎さん」でおなじみ山本耕一さん主演
のNHKドラマ「八つ墓村」だった。
(「人形佐七」のテレビシリーズは見ていたかもしれないが、幼少時の記憶には
無い)
いずれも、金田一抜きの世界。後者は完全に「抜き」でスリリングな世界が
成立していたが、さすがに前者は別物(メロドラマとしては面白かった
記憶あり)殺されるガイシャが良い人設定ゆえ、
後に原作犬神を読んだ時に違和感大だったな。
「蒼いけものたち」は再見出来る可能性有りかもしれんが、
NHK八つ墓は駄目だろうね。
539 :
名無しのオプ:2012/07/06(金) 19:43:21.56 ID:asVbmCiE
今さら見栄をはらんでもいいのにアホ書斎w
お前は初横溝はドリフのコントだろw
540 :
名無しのオプ:2012/07/06(金) 21:40:46.62 ID:ltLokkPq
それらのテレビドラマや漫画が連載されていた時代は
「少数のマニア以外は誰も知らなかった時代」とさんざん
言い張っていたのに、人の言葉を自分のものみたいに
見せかけようにも、このスレでも矛盾撞着発言をさんざん
かましているのにww
もう構ってもらいたくてわざとバカをして見せているとしか
思えない。
もちろん書斎ほどのアホは本気でごまかせると思って
やっている池沼だというのは周知の事実なんだけどw
541 :
名無しのオプ:2012/07/06(金) 21:41:36.24 ID:ltLokkPq
ちなみに
>テレビやドラマの記憶を改ざんして「オレは最初から小説が好きだったぜ!」
>みたいな見栄を張らなきゃならないような、歪んだコンプレックスを持つ奴
というのも実証しちゃったねw
542 :
名無しのオプ:2012/07/06(金) 21:51:05.59 ID:ltLokkPq
横溝正史【19年まえの惨劇を回想せよ−女王蜂−】
496 :名無しのオプ:2009/06/12(金) 23:37:02 ID:Y36ZG8M+
・「影丸KCと角川が生み出したブームを関連付けるのは無理。ブームと
言えるのは角川映画のヒット以後と言うのは国民的常識」
↓
山のような事実を突き付けられ発狂
↓
「ブームのまっただ中にマガジンの漫画が始まったわけではない」
・角川の情報統制、歴史の捏造に自分だけが引っ掛かっていたと暴露され
→「ウソに惑わされて書斎を責める奴はリテラシーがない。
歴史はこうして捏造されるんだ!」
・「横溝がブームになったのは日本の三大ミステリ作家の一人だから 。
都筑あたりとは格が違う」 → 笑い物に
・「横溝以外の話をするな」 → 都筑や寿行の話をしてるのはおまえだろとツッコミ
・「アニオタか、くだらねぇ」
→らきすた、ハルヒ、日本むかし話に粘着している現実を付きつけられる
543 :
名無しのオプ:2012/07/06(金) 21:59:54.84 ID:ltLokkPq
395 :名無しのオプ:2009/06/06(土) 22:55:58 ID:cAam3dOF
書斎さんは既に出版社のCEOだぞ!!!!!
406 :名無しのオプ:2009/06/09(火) 10:46:23 ID:50DDRj68
馬鹿にするな!!生活保護なんて貰ってない!!!
障害年金だけだ!!!!
410 :名無しのオプ:2009/06/10(水) 07:52:46 ID:zmNuEgUx
だから貰ってない!!!!
障害年金だけだ!!!!
412 :名無しのオプ:2009/06/10(水) 16:32:09 ID:ffOGmDse
生活保護なんて貰ってないと言っとるだろクソが!!!
障害年金と親の小遣いで暮らす高等遊民だ!!!
414 :名無しのオプ:2009/06/11(木) 08:06:15 ID:2Szvk9Rc
書斎が障害年金貰っているというのはもちろんジョークだよ。
544 :
名無しのオプ:2012/07/06(金) 22:24:11.55 ID:7ieRB0SJ
私にとって横溝正史ってのは、
子供のころ夏休みになるとTVでやってた心霊特集番組「あなたの知らない世界」とか、
子供のころ林間学校でやった肝試しとか、
子供のころに行った遊園地のお化け屋敷か、
それらのものと似たイメージだったですね
湖から足がにょっきり出てるとか、不気味な白いマスクとか、
洞窟で鬼女みたいな女に追いかけられるとか、
障子に血がびしゃああっ!とか、
不気味な老婆とか、
どことなくエロい殺され方されてる女の人とか
完全に市川崑監督の映画化作品からのイメージだったんだな
でも、その市川崑監督の映画化作品をまともに観たことは一度もなかった
ただ血と殺人と怪奇とグロとエロっていうイメージ
そして、さらに文庫本の表紙イラストによって、そのイメージが正しいと信じ込んだ
手に取って読んでみようという気には全然なれなかった
でも、大学に入ってから、
島田荘司が好きなら横溝正史の金田一ものを読んでみろって言われて、
読んでみたら、イメージと全然ちがってたんでびっくりした
ストーリーがしっかり練られてて、トリックが論理的で、ちゃんとしたミステリだった
ちょうど島田荘司に夢中になってたころだったんだけど、
なんだ、横溝正史って島田荘司と同じ系統だったんだと、そこにもビックリした
いや、まあ、単に自分が無知だったってことなんだけど、
でも横溝正史に、ただ人を怖がらせるだけのお化け屋敷的イメージ持ってる人って、
多いんじゃないかね?
映像化作品の影響で湖から足が出てるのとか、白いマスクとか、
「八つ墓村」「悪魔のなんたら」ってタイトルはそれなりに知名度高そうだけど、
じゃあどういう話?トリックはどんなんだった?って聞かれても、答えられない
545 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/07(土) 00:11:54.85 ID:FRCS1bPd
>>544 >心霊特集番組「あなたの知らない世界」
直木賞作家となった元都知事や千夏ちゃんがMCの頃?
>横溝正史って島田荘司と同じ系統だったんだと、そこにもビックリした
これは、やや「?」。
シマソウにはマエストロ鮎や清張先生の要素もあって、純粋に横溝御大
言うところの「絵双紙・読本の世界」をやっていないという感あり。
546 :
名無しのオプ:2012/07/07(土) 00:26:20.92 ID:z5dtXNbn
>>544 ブログやつぶやきでも、「読んでみたら文体は読みやすいし
明るいカラーだし、読む前のイメージと違いすぎて驚いた」
と言う若い読者の方は本当に多いものね
昔の世代は映画やテレビでイメージを刷り込まれながらも同時に
原作を読むっていうスタンスだったけど、今は70年代の頃以上に
ミステリってものが浸透してるから、映画や文庫イラストなんかの
イメージはぼんやりとしか知らない人も、数あるミステリの一つとして
スッと小説に入ってくるっていうことが少なくないでしょう
547 :
名無しのオプ:2012/07/07(土) 00:39:51.17 ID:yXzrpSqp
大谷崎について語らせたら書斎の右に出る香具師はいないよ。
548 :
名無しのオプ:2012/07/07(土) 04:54:03.99 ID:BBQizRVL
そういや書斎は
死んだはずの谷崎潤一郎が実は生きていて
ブリッグズ須藤と名乗って変なブログ開設していたと語っていたっけな
549 :
名無しのオプ:2012/07/07(土) 07:38:42.54 ID:rX9kmFAM
石坂金田一の映画って、死体損壊描写が、過剰ですよね?
あれは監督なりの、ファンサービスなのかな?
それとも、そういう趣味?
550 :
名無しのオプ:2012/07/07(土) 10:27:18.46 ID:XdkHBTvD
>>549 渥美清主演のスプラッタ八つ墓村を見ると
石坂版金田一は死体描写もくどくどしく描いてないことが分かる。
あぼーん
552 :
名無しのオプ:2012/07/07(土) 10:44:56.46 ID:z5dtXNbn
市川崑は「人間が必死になっている時っていうのは、本人には悲劇でも
周りからは喜劇にしか見えないことがある」っていうスタンスが基底にあって
死とか死体とかっていうものもその延長上で描くことがあるんじゃないか。
(ポーリン・ケイル女史の「細雪」評がいきなりそういう話から始まっていて
ビビったなあ。プロは凄いわ)
それと市川監督もミステリマニアだから、横溝を読んでいてその華やかな
死体とか首取りとかに、横溝氏が大好きだった歌舞伎の感覚を見つけたのかも
しれないななどとも思う。それを忠実に再現するとああいう描写になるとか。
歌舞伎って時代ものやある種の世話ものなんかに、殺しや死体などの扱いを
華やかかつ脳天気に「見せ物」にしちゃうっていう、突き抜けたところがある。
横溝正史の作風をやれ草双紙だのと言う人が多いけど、メインはやっぱり歌舞伎
じゃないかと思えてしまう。首を取って人を違えて見せるとか綺麗な着物を着た
娘の死体を派手に見せるとか、御本人の言葉でいえば 「ホーカス・ポーカス、
ハンキー・パンキーの大宝庫」 なのが歌舞伎ってものだから。
553 :
名無しのオプ:2012/07/07(土) 14:00:07.95 ID:+D0vqwNL
草双紙か歌舞伎かと明瞭に分ける必要もないんじゃないかな
草双紙も歌舞伎も浮世絵も(出版も演劇も美術も)現代より
もっとからみあって影響しあってたでしょうし
横溝正史はそのあたりの知識感覚をかなり取り入れてたってことで
554 :
名無しのオプ:2012/07/07(土) 15:10:16.53 ID:z5dtXNbn
ああ、それは間違いないと思う。横溝正史が幼少期以来草双紙の類を、
赤本黒本なんかで直接読んでいたのは間違いないし、人形浄瑠璃やら
歌舞伎やらといわばメディアミックスしていた部分もあったろうし。
ただ「生首」とか「美しい死体」なんかを一種突き放して見せてくれるのは
子供が感情移入して一代悲劇とか壮大なロマンとして読み込む青本とかより
大人が酒かっくらいながら見ていた歌舞伎じゃないかという気がするのと、
あとは中島河太郎の解説なんかで「草双紙の影響がそのままストレートに
戦後の諸作品のカラーに現れている」と思い込んでいる部分があるのかも
知れないけど、あの頃だとむしろ歌舞伎の方が直接影響を与えやすい位置に
あったんじゃないのかなという気がするので、ついつい強調してしまいました。
555 :
名無しのオプ:2012/07/07(土) 17:06:42.21 ID:hQY/vsve
首を斬るのが好きなのは、子どもの時に読んだホームズもの「六つのナポレオン」の翻案が、
首斬り死体に改変されていたことが尾を引いている。
死体のオブジェ化は、横溝正史が職業作家になる以前に乱歩がさんざんやっていて、
順序から言うと、まず乱歩の真似から入って、
クイーンやらカーやらクリスティやらを読んで、
そこに合理性を織り込んでいった、という流れ。
556 :
名無しのオプ:2012/07/07(土) 18:34:32.78 ID:a1Uz/ORh
滑稽な死体、異様な死体、華やかな死体、ありえない死体、奇想天外な死体などを、
読者の眼前に突き出して
読者を妖しい夢(悪夢だが)の世界へ誘い込んでおいて、
そのあとで論理によって夢をぶち壊し、読者の目を覚めさせる
そこが本格と新本格の魅力だと私は勝手に思ってます
横溝さんの「湖面に足が二本にょっきり逆さに生えている」なんて、
まさに悪夢以外のなにものでもなく、
読者はこの世ならぬ妖しい世界に迷い込んだ気分になるけど、、
なんで犯人はそんなことをしたのかを合理的に説明されると魔法は解ける
余談だけど
乱歩さんの探偵小説の場合、悪夢や魔法が解けないまま終わってるのが結構多い気がする
(初期の作品を除いで破たんしてるのが多い。
でも読者は乱歩さんの作り出す妖しい世界に浸れるだけで満足なんでしょうね。
推理好きな私は満足できないが)
557 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/07(土) 19:08:04.32 ID:KNIy5C7f
>読んでみたら文体は読みやすいし
>明るいカラーだし、
前半は成程感ありだが、後半は要説明だな。
本陣、獄門、手毬唄、笛等々の代表作だけ見ても、
とてもじゃないが、明るいカラーとは言い難い。
女王蜂なんかは少女漫画好きとかに受けそうではあるが。
歌舞伎ねただと、早期に文庫化されていた「幽霊座」の品切れ状態は
納得がゆかないところだ。
東京を舞台にした横溝流怪奇探偵小説の数少ない成功例。
558 :
名無しのオプ:2012/07/07(土) 19:14:47.47 ID:yXzrpSqp
見事な論考で締めくくったね。
559 :
名無しのオプ:2012/07/07(土) 21:10:22.28 ID:/hM3KLsY
和田辞めろ
560 :
名無しのオプ:2012/07/07(土) 22:33:01.47 ID:z/vjNbDd
この程度で論考かよw
561 :
名無しのオプ:2012/07/08(日) 06:51:50.20 ID:d1lLF8DU
他人の感想に対して、ちょっとばかり逆のことを言うのが、
「論」じたり「考」えたりしてるんだと思わなきゃ、生きていけない人なんだから仕方がない。
562 :
名無しのオプ:2012/07/08(日) 09:11:03.19 ID:RU7oumKf
しかも
>>546が「若い読者がブログでこうつぶやいている」というのにインネンつけて
どうしてそうなるのか説明しろ、だものな
>>546のレスさえまともに理解できないアホだと自己宣伝してどうするんだろう
563 :
名無しのオプ:2012/07/08(日) 09:34:51.12 ID:79xdqD8e
しかし市川崑の死体の描き方から始まって、死体のオブジェ化の歴史や草双紙と
歌舞伎や浮世絵の関わりまで論じられているのに、わざわさせ割り込んできて言うことが
>歌舞伎ねただと、早期に文庫化されていた「幽霊座」の品切れ状態は
>納得がゆかないところだ
だけなんだから、「僕は教養がないので話についていけませーん」と大声で騒いでいる
みたいなもんだ。「締めくくった」のは自分の首だろう。
だいたいついこのあいだ、同じこのスレで
>それに俺は、基本、「内容が面白いか否か」しか興味がない
と豪語して版や表紙について論じる人をバカにしていた人間の言うことかね。
ほんと一貫性のカケラもない行き当たりばったり人生しか送れないんだなww
564 :
名無しのオプ:2012/07/08(日) 10:35:17.56 ID:4bT51nuY
でも、死体損壊描写がエグイと、正直、今の時代では受け入れられない気がするな。最近の推理作品は、あまりその辺の描写はハードじゃないでしょう?
横溝ブームの時と、今とでは、残酷描写の許容が違っているのかな?
あぼーん
566 :
名無しのオプ:2012/07/08(日) 11:26:51.35 ID:79xdqD8e
567 :
名無しのオプ:2012/07/08(日) 11:35:51.00 ID:79xdqD8e
>>564 今でも歌舞伎なんかだと、いたいけな子供の首をすり替えて別人に見せるなんて話が
名作として毎月のように上演されているし、主役がエイッと刀を振るうと無頼漢たちの
足が取れたり腕がなくなったり、顔が取れて逃げて行くなんていう場面がバーバル・
ギャグみたいに描かれているものが少なくないんだよ。
ただ日常接するテレビが思いっきり軟弱なメディアになっちゃっていて、それを基本に
している世代が多くなってきているから。70年代頃はテレビはホームドラマから子供向け
番組まで、流血や死体損壊はかなり大っぴらだったものだけど、いまではPCゲームや
深夜アニメにまで規制がかかるご時世。
もっとも小説などではかつての「言葉狩り」も落ち着いてきて、旧作の「差別表現」と
されてきた言葉も平気で刊行されるようになったし、CSによる昔の作品の再放送に
触発されている若い世代も多い。昔の大河ドラマのハードさに目を開かされている
新規のファンも多いみたいで、メディアルネサンスがちょっとは期待できるかも。
568 :
名無しのオプ:2012/07/08(日) 11:54:39.29 ID:4bT51nuY
特に問題なのは、地上波放送ですよね。CSや歌舞伎の様な舞台では、残酷描写もOKでしょうが。
最近だと、ドラマの『ストロベリーナイト』で、電車横転人間半割れなんていうエグイ内容がありましたが直接描写を避け、上手く表現されていました。
569 :
名無しのオプ:2012/07/08(日) 13:14:37.84 ID:yVSQeq4Q
>>564 表向きというかテレビで、
ちょっとしたエロもグロも残酷なのも一切ダメ!ってなっちゃったから、
今の時代は残酷なのが苦手な人が多くなったように感じられるかもしれないけど、
実際は小説や映画やアニメや漫画やゲームでは残酷ものはのいくらでもあって、
そこそこ受けているので、
昔も今も残酷なものが平気な人・嫌う人の割合は変わりはないと思う
570 :
名無しのオプ:2012/07/08(日) 13:47:37.23 ID:PnfUUaKD
元禄御畳奉行の日記なんか読むと、小塚原刑場にさらし首見物に
行ったあとに蕎麦屋に入って雑談したりしている。
歌舞伎全盛期の庶民の死体に関する感覚は今と全然違うね。
メディアの描写限度と直接つながらないかもしれないけど、
現代人は大人も子供も現実世界ではめったに死体を(動物のでさえ)
見なくなっちゃった。ここ数十年のことだと思うけど。
571 :
名無しのオプ:2012/07/08(日) 13:54:47.83 ID:4bT51nuY
東日本大震災でも、海外メディアは遺体を放送したらしいですけど、日本の主要メディアは、それをしませんでしたね。
でも、欧米ではフィクションでも、横溝遺体展示は地上波放送は不可能かな?
572 :
名無しのオプ:2012/07/08(日) 17:20:07.51 ID:IbJVNZ5+
>>570 > 歌舞伎全盛期の庶民の死体に関する感覚は今と全然違うね。
武家と町人では感覚が違ったと思う。
573 :
名無しのオプ:2012/07/08(日) 17:35:47.24 ID:PnfUUaKD
武家は基本は戦士だから、当然意識的に死体を日常視してたろうね
それでも江戸初期はともかく、中期以降はほとんど町人と同じだったらしい
(ソースは大江戸死体考など)
その頃の感覚が歌舞伎の死体のオブジェ化のセンスの基になってるのだろうし
そのセンスは横溝正史の作品に取り入れられてるってのは間違いじゃないだろうね。
オブジェ化されてるからこそ、現実の死体がタブー視されてる現代人にも
あまり抵抗なく読めるんだと思う。
574 :
名無しのオプ:2012/07/08(日) 19:41:15.40 ID:VWvllQtZ
>>552 >>554 若くして亡くなったお兄さんに連れられて歌舞伎とかよく見てたらしいね。
そのお兄さんの死も横溝先生の死生観に大きく影響してるとか。
575 :
名無しのオプ:2012/07/08(日) 20:21:41.25 ID:d1lLF8DU
横溝正史本人は歌舞伎をトリックの宝庫として捉らえているね(『横溝正史読本』中の「忠臣蔵とカー」)。
576 :
名無しのオプ:2012/07/08(日) 22:28:57.55 ID:XrPjd0xc
こちらの皆様は、色々博識ですね。
横溝先生は、歌舞伎がお好きだったんですか。
今、少しずつ犬神家を読んでいます。一地方を支配する家って、凄いです。
金田一さんではありませんが、読む時に登場人物を書き出して読んでいます。
獄門島もでしたけれど、怖いだけでは無いですね。
577 :
名無しのオプ:2012/07/08(日) 23:54:40.81 ID:PnfUUaKD
>>574 早逝で博識で教養深い兄がメンターてのは黒澤明とおなじだね
578 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/09(月) 00:15:23.25 ID:EU4fw0Dr
テレビオタ乱入、荒らし中?
いつの間にか、横溝御大の話題とはかけ離れたものになっているぜよ。
しかも、とうに語り尽くされたような「テレビドラマの軟弱化」というた
問題が、今更、意気がって語られているような始末(w
俺は、久々に「白と黒」を再読中。
うーん、御大が長期に渡り筆をおいた時期があるのは、年齢の関係もある
だろうが、いわゆる社会派ミステリの隆盛とかでなく、
都市舞台の現代ミステリにアンマッチだったせいだと再確認できた。
ジョン好きな御大ゆえ、「笑う後家」(ただし舞台は田園)のネタを
あえて団地に持って来たりと、色々工夫はされているのだが、
結局、犯人既知だと、魅力に乏しいあざとさが目立つ作になっているという
感あり。
579 :
名無しのオプ:2012/07/09(月) 00:23:18.13 ID:vbawSK0w
580 :
名無しのオプ:2012/07/09(月) 00:28:04.20 ID:vbawSK0w
しかし、
>>549-575が「横溝御大の話題とはかけ離れたもの」というのも
物凄いアキメ○ラぶりだなww
ほんとに他人のスレは読める単語だけ拾って読んでるとしか思えないわ。
まあ他人の書き込みの三分の一も理解できない頭しかないのはここ数日の
各スレの現状だけでもハッキリわかってしまうことなんだけどw
581 :
名無しのオプ:2012/07/09(月) 02:08:11.68 ID:bxXXz3YF
>>577 横溝家は決してお金持ちではなかったので、博識で教養深い兄、とは言い難い。
歌舞伎も近所の芝居小屋で見た程度。
上京後は本式の歌舞伎も見ただろうけど。
『女王蜂』なんか歌舞伎座を事件の舞台にしてるしね。
582 :
名無しのオプ:2012/07/09(月) 08:59:25.17 ID:3a9+mWw0
>>580 うち551は前科を持つせいで就職できない愛知のぷららだから
「横溝御大の話題とはかけ離れたもの」だけどねw
583 :
名無しのオプ:2012/07/09(月) 09:58:46.94 ID:dEJ08jBp
>>581 なるほど
黒澤の兄貴も弁士ということで、別に金持ちじゃないしね
584 :
名無しのオプ:2012/07/09(月) 12:30:40.23 ID:Fr9o7byH
歌舞伎なんて庶民の娯楽以外の何物でもない
実際に観劇してみたら分かるよ
歌舞伎ってのはもともと低俗なものなんだよ
(決して悪口ではない)
それは近所の芝居小屋だろうが東京の歌舞伎座だろうが同じこと
585 :
名無しのオプ:2012/07/09(月) 13:54:10.51 ID:vTGO6kfg
書斎は自分が話題の中心になれないと嫌なんだろうな
586 :
名無しのオプ:2012/07/09(月) 13:58:57.70 ID:dEJ08jBp
馬鹿にされたりあきれられてるだけで中心になったことなど無いけどなw
全く話について来られないのはいつものことだが、
口を挟むことさえできないので、スレ違い!と発狂してるだけだよ
クリスティスレでグルメ話になった時もそうだった
あぼーん
588 :
名無しのオプ:2012/07/09(月) 16:14:20.89 ID:vbawSK0w
>>586 ああ、あったねえw
話のレベルにまったく付いていけないんで「このスレには食いしん坊万歳が多いのか」
なんていうつっまらない文句でせせら笑って必死に見下そうとしていたね。
それなのにグルメ話がさらに続くと我慢できなくなって参加しようとする。
一度虚勢を張ったなら最後まで張り通せばいいのに、書斎は絶対にそれが出来ない。
しかも言うことが「昔はプディングっていうのはプリンとは知らなかった」とかの
小学生みたいな話で、そんなみっともない見栄を張っているうちに、例の
「ポワロは健啖家だが美食家というほどではない。ステーキがあれば納得する」
なんてバカ発言かまして笑い物に拍車をかけるんだよな。
いまも全くおんなじことをして成長のなさというか進歩の無さを見せてるけど。
589 :
名無しのオプ:2012/07/09(月) 16:50:45.35 ID:hjYU2nFg
杉本氏の原画展が話題になっているときもそう。
「作品が面白いかつまらないかにしか興味がない」と言い放っていたくせに
話がずうっと続いたら口を挟みだした。
590 :
名無しのオプ:2012/07/09(月) 16:57:23.58 ID:vbawSK0w
話の流れを読んで気のきいた事をコソッと語ったりすれば
「おや、書斎も少しは分かってる部分もあるのかな?」
と思わせられるかもしれないのに、自分の「見識」を見せつけようと
ただただ焦りまくってあとさき顧みられないから、もうとっくに語られた
話題を、流れを無視してそれも
「全くお前らはダメだな」
という人を見下した態度を必死に取り繕って、ふんぞり返って書き込むから
笑い物に拍車がかかるんだよね。
先天的な巧まざるマゾ体質としか思えないわ。
591 :
名無しのオプ:2012/07/09(月) 20:25:41.17 ID:c+608e0c
悪魔の降誕祭も女怪も霧の山荘もおもしれえ
金田一へのスポットの当たり方が強いのも珍しいし
592 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/09(月) 23:17:40.96 ID:P3s68T/a
歌舞伎ネタで荒らせると見ているようだな(w
そして結論は、.
>>584というありふれたものとは・・・
こんな事は出雲阿国の時代から常識でしょ。
「白と黒」読了。
うーん、「その後」が気になるキャラが多いのだが、
(特に由起子ちゃん)、謎は全て解かれたし、
御大にとっては「それら」に一々言及するのは、正に蛇足に過ぎないの
でしょうな。
結局、人間ドラマには興が薄いプロ中のプロなミステリ作家という感あり。
593 :
名無しのオプ:2012/07/09(月) 23:43:37.65 ID:qWXQwwNN
横溝の歌舞伎からの影響をみなが論じて自分が着いて行けないから荒らしだって
みんなが言ってる通りの反応をして自分で証明してどうするww
さすがに日本人には観劇の習慣がないと言っただけのことはあるな
観劇の習慣がないのは、お前だけだっての
594 :
名無しのオプ:2012/07/09(月) 23:52:16.59 ID:RP0I77L/
神変稲妻車なんか歌舞伎にできそうだが、だれか新作歌舞伎としてやってもらえないものか
595 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 00:06:07.24 ID:bGvYqNXM
そうか、歌舞伎のケレンから来てるんだな、一連の横溝作品の芸術的な
死体展示はw
596 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 01:03:53.15 ID:JgZ3vgde
当然、歌舞伎の外連味とかを意識的に取り込んだ面はあるでしょうね
現在の現代人に見せる歌舞伎でもあれだから、
横溝のによく出てくる「旅回りの芝居一座」なんて泥絵の具の世界だろう。
草双紙趣味ってのは誰が最初に言ったかは知らないが、解説でよく使われるフレーズだけど、
>>554の言う通り、歌舞伎をキーワードにした方が現代人にはわかりやすいかもしれない。
597 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 03:22:06.40 ID:iAXK5gWN
>>596 「草双紙趣味」を最初に使ったのは横溝正史自身ね(『薔薇と鬱金香』の「解題」)。
今だと、ちくま文庫の「怪奇探偵小説傑作選」に入ってる。
598 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 07:00:32.29 ID:sHGneKuq
中島河太郎が文庫解説でこれでもかと使っていた気がしたなあ
草双紙なんていうと現代人は中身まで高尚なお芸術か何かかと
勘違いする人もいそうだけど、今ならマンガの単行本だものな。
今のマンガが映画化されてるみたいに、赤本青本で出版されてた
エンタメ作品が狂言にされて、そこでさらにケレンを増した部分が
横溝氏の世代の感覚の柱になったところは確実にあるだろう。
終戦直後に桜の村人の為に書いた狂言もベタベタのお涙劇だったと
言っておられたよね。
599 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 07:44:16.81 ID:+jMpH83Q
歌舞伎ネタはあまりに陳腐。
書斎のいうことが正しい。
600 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 11:01:05.91 ID:KS3RILYm
話についていけない哀れな書斎の名無し自演かw
601 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 11:13:24.50 ID:PjDlf4AV
602 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 14:24:30.33 ID:Vvk2/yRY
歌舞伎は今でいうとTV的なもんだよね
今でいうとTVドラマみたいなものであり、
今TVでお昼ごろにやってるワイドショー的なとこもあった
草双紙はマンガ本だね
歌舞伎も草双紙もそういうもの
戦後数十年たって、歌舞伎も草双紙もどういうものかよく解らないという人が増えた
それでなんとなく高尚なものなんじゃないかというイメージを抱いている人がいる
でも実際はTVやマンガみたいなもの
そんで横溝正史だけど……
横溝正史の小説を高尚と言う人はまずいないでしょう。今もご存命中も。
TVやマンガ、そういうものと同レベルの娯楽。そういう位置づけでしょう
小説というもの自体がまともなもんじゃないと言われ続けてきたもんだし。
その中でも探偵小説ってのは乱歩さんのおかげでw、エログロナンセンスで低俗のきわみ、
そんなものを読むなんてろくな人間じゃないと言われてたものなんだし
今では小説の地位も推理小説の地位もあがったけど
でも横溝さんはあの角川映画や角川文庫表紙イラストのイメージが強烈すぎたせいもあって、
やっぱり今でも夏の清涼お化け番組的な低俗イメージのままだと思う、一般的に
603 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 15:54:38.31 ID:WVTf5ZCc
>>598 > 中島河太郎が文庫解説で
横溝ブームの主役は角川書店だが、脇役は中島さんだな。
文庫の解説がわかりやすかったし、気合が入っていた。
604 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 15:56:35.13 ID:WVTf5ZCc
>>602 > その中でも探偵小説ってのは乱歩さんのおかげでw、エログロナンセンスで低俗のきわみ、
> そんなものを読むなんてろくな人間じゃないと言われてたものなんだし
浜尾四郎は検事で華族だけど堂々と探偵小説を書いていたぞ。
もっとも貴族院議員になる時に「書くのヤメレ」とやんわり圧力があったそうだが。
605 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 16:15:52.22 ID:BiyWMQZg
>>602 歌舞伎や草双紙が低俗かどうかはともかく、大衆的なものであるのはその通りでね
だからこそ一般庶民の美意識とか娯楽性とマッチして(ちょっとだけ先鋭で)
探偵小説と相性がよかったんだろう
ところが歌舞伎ときいただけで、自分には縁がない高等なものと思って(そいつにとってはその通りなんだが)
スレちがいとか喚きだすのがいるんだよw
わからなかったら、だまってりゃいいだけなんだがね
606 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 16:58:37.37 ID:WVTf5ZCc
そういえば能は高尚かもしれないが、その合間の狂言は高尚とはいいにくい。
607 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 19:04:42.49 ID:BiyWMQZg
能狂言や高尚か低俗かどうかはどうでもよいよ
要は、歌舞伎や草双紙と横溝正史作品との関連は語るに値するってこった
608 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 19:09:33.81 ID:+jMpH83Q
関連しないからスレ違いだと言っている。
609 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 19:22:33.23 ID:aaubcrQu
おまえは陳腐って言っただけじゃyないか
どう読めばそれがスレ違いってことになるんだか
頭おかしい人とは思うけど、さすがにひどい
610 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 20:05:45.57 ID:gB+QtQVF
無学無能無教養の書斎の泣き言はもう悲鳴の域だなw
理解できないなら黙って「白と黒」の理解できる部分だけでも
つまみ読みしていればいいだろw
漢字の大半は理解不能なんだろうけど
611 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/10(火) 20:59:45.58 ID:qa8mKbrp
そして、無知な
>>595乱入とか(w
横溝御大がコテコテな関西人という点が全く念頭に無し。
その御大が江戸歌舞伎に一番影響受けたとか(w
御大のエッセイにも、自作の歌舞伎からの影響に関して記したものは
皆無。
大坪直行氏は「幽霊座」解説で、本作が全集から外された因として、
(これは現在、文庫フェードアウトの因でもあるか)、
「正史は、あまりよく知らない歌舞伎の世界をバックにしただけに自信が
なかったのかも知れない・・・」記している。
白黒見ると、うーん、やっぱり関西では漫才>落語なのかと実感。
(作中のあの夫婦のやりとり参照)
612 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 21:14:52.97 ID:JgZ3vgde
だから、恥ずかしいから知らない奴は書くなって言ってるだろうがww
だれがどこに「江戸」歌舞伎って書いてるんだよ?
それとも歌舞伎ってのは江戸にしかないと思ってるのか
「西の藤十郎東の團十郎」って言葉も知らんのか
ほんとうにとことん底抜けの無知蒙昧なんだな
613 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 21:22:10.20 ID:+jMpH83Q
江戸歌舞伎の話ししかしてなかっただろうが。
上方限定の歌舞伎の話題でも出してから反論しろや。
614 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 21:36:37.52 ID:5s+iaAAe
>>602 ヘー、今のテレビゲームやったら頭がおかしくなるみたいなものですか(昨今は風当たりも少しは和らいでるようですが)
まぁ確かに探偵、推理小説だけ読んでたら頭おかしくなるでしょうね。
実際に本陣殺人事件にそういう人出ました。
615 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 21:54:13.11 ID:65Zz+dKz
616 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 22:07:40.14 ID:JgZ3vgde
>>613 お前は「江戸歌舞伎の話ししかしてない」レスへのリンクも貼らずに何を言ってるんだよw
みんな横溝「歌舞伎」の話をしてるのであって、「江戸」と限定したのは
>>611だけなのだよ
歌舞伎の話についていけないので、必死に横溝の出身地を思い出し
そだ歌舞伎と言えば江戸だから関西人は関係ないゾ
などと考えたのは、いかにも無知蒙昧らしいが、お生憎様でござんしたねえww
617 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 22:08:39.14 ID:JgZ3vgde
?横溝「歌舞伎」
○横溝と「歌舞伎」
618 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 22:33:23.09 ID:iAXK5gWN
横溝正史自身が語る草双紙趣味や歌舞伎趣味については、小中陽太郎や都筑道夫との対談を参照。
その中での発言。
「歌舞伎には、どんでん返しがあるでしょう。あの趣味ですよ」
『仮面舞踏会』の「あの結末は、あきらかに草双紙趣味ですよ」
「ぼくは子どものときには、小芝居しか見てませんもの」
619 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 22:35:17.77 ID:8SXhK29n
だいたい今まで住人たちの話のどこをどう読めば「江戸歌舞伎」限定の話に
思えるのか、読み返してもさっぱりわからんw
草双紙から浄瑠璃狂言・歌舞伎狂言、そして「泥絵の具」の地方歌舞伎に至る
エンタメとケレンの系譜が、横溝から市川崑に続く「死体のオブジェ化」にどう
影響してきたかを推察している話に、ケチをつけることでさえ
>>616で見抜かれた
無知蒙昧ぶりを丸出しにしてしかできない無知の哀れさw
「日本人に観劇の習慣はない」と言いきった書斎の馬鹿さ加減はみんな知ってるし
例によって「幽霊座」の話以外何もできないのもとっくに予想済み。
それにしても「コテコテの関西人」だから「江戸歌舞伎に影響受けた」はずがないって
横溝正史の経歴すら記憶にとどめられないんだな、このボケ老人は。
イチャモンつけるにしても、ここまで斜め下というか低レベルな思いつきは、真性の
馬鹿でなければ絶対思いつかないよ。
あるものは見えず見えないものが見える、書斎のスカスカ頭は教養ある人間には
全く想像できない構造になってるんだなww
620 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 22:59:46.58 ID:8SXhK29n
しかしかそうなんだよな。
ガキんちょの頃に横溝作品を読み始めた時、金田一耕助らの登場人物、
つまるところ作者横溝氏の歌舞伎に関する造詣の深さに何だこりゃ?と
驚いた。道成寺や義経千本桜について当たり前のように語るお志保や清公、
妹背山婦女庭訓お三輪の悲劇を軽く口にする典ちゃん、音羽屋の嘉言に
くわしい古舘弁護士、その音羽屋の芝居にうるさい菊江さん…
「忠臣蔵とカー」を読んでも、サッパリわからない歌舞伎狂言の筋立てや
趣向がポンポン話題に出てくる。鑑賞教室なんかで「お勉強」させられるだけの
身としては、「昔の人は教養があったんだなあ」と感心するしかなかった。
それが大人になってから、なんだ、横溝氏の世代にとっての歌舞伎ってのは
我々の世代にとっての少年誌の漫画やアニメ・特撮ヒーローもののような物で、
意識せずとも血肉になっている「基礎教養」だったんだと気付かされた。
幼いころから身に付いたものだからこそ、三つ子の魂百まで、人を面白がらせたい
作家魂が振りしぼられる時にこそその姿を現してしまうものなんだなと。
621 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 23:07:38.88 ID:iMIjRfcE
この間、初めて八つ墓村を読みました。
原作は映画と違って理路整然としたミステリーになっていて驚きました。
野村監督は大胆に脚色したものですね。
今までは映画やドラマでしか知らなかった横溝作品ですが、原作も面白いですね。
よければ次に読むべき作品でおすすめなのを教えてください。
お願い致します。
622 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 23:10:12.34 ID:aaubcrQu
いろいろネタバレされやすい獄門島は先読んじゃいなさい
623 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 23:14:50.02 ID:GjQPTWxB
横溝先生は、テレビや映画がない時代に幼少を過ごしていたから、1番の娯楽として、歌舞伎の様な芝居を楽しまれていたのでしょうね。
作家の様な表現者は、子供の頃の体験を、作品に反映させるのかな?
624 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 23:19:44.53 ID:bGvYqNXM
草双紙って今で言や漫画週刊誌みたいなもんだったのか、今は人気漫画はすぐドラマや
映画になるし、草双紙趣味の横溝作品が映像との親和性に富んでるのも納得だw
625 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 23:27:24.17 ID:iAXK5gWN
ヴァン・ダインの『僧正殺人事件』を読んで、「ああいうご趣向がわたしの好みにかなうのである」
あと、首切りはクイーンの『エジプト十字架』ね。
子どものころから慣れ親しんだものを、探偵小説の中に持ち込めることに気づいて、
創作意欲をかき立てられたってことでしょう。
626 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 23:32:20.55 ID:iAXK5gWN
小中 横溝さんの世代で、読本を愛読するというのは、どうなんですか。
横溝 特殊でしょうな。
627 :
名無しのオプ:2012/07/10(火) 23:41:19.01 ID:TVTRhmcZ
子供の頃から夏目漱石は落語、芥川は芝居をよく観に連れて行ってもらったというしね。
(「坊ちゃん」なんてほとんど落語だしw)
三島由紀夫は中学生の頃から歌舞伎狂いで、その思い出をよく語っているが、歌舞伎が
庶民の娯楽だったことがよく分かる。
628 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 06:06:55.23 ID:OZ13TnVB
三島は庶民じゃないだろ。
観劇は子供にとってハードルは高いよ。
テレビがある時代と取り違えてはいけない。
629 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 06:08:25.04 ID:uKso99Sq
「まぼろし館」の「作者のことば」では、
『獄門島』や『八つ墓村』を「草双紙趣味」と位置づけている。
630 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 07:22:54.46 ID:OZ13TnVB
>>629 観劇と言っている。
読書は敷居が低いが観劇は子供には敷居が高いってこった。
631 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 09:38:43.51 ID:Xm02bWZo
書斎には敷居が高いの間違いだろw
別に横溝正史が子供のときに歌舞伎を見たとはだれも言ってないしな
で、江戸歌舞伎というレスはどこなんだ?
632 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 09:50:17.43 ID:yCnzGaD6
テレビ時代以前の観劇は、少なくとも今と比較にならないくらい敷居は低いだろう。
若い人にはピンと来ないかもしれないけど、テレビもネットもなかった時代、動く
役者っていうのは演劇でしか見られなかった。 「悪魔の手毬歌」にあるように
トーキー映画が日本に来たのは横溝氏がとっくに「新青年」編集長を降り、
「探偵小説」をたたんでもう博文館を退社する頃だ。活動大写真はしょぼい
C級D級の娯楽で、「忠臣蔵」を尾上松之助が全役一人で演じていたなんて
わびしい代物でしかなかった。カラー映画なんか夢にも存在しなかった頃で、
「泥絵具」のように毒々しい色彩の立ち回りや派手な衣裳のヒロインなんかは
演劇でしか見られなかった時代なんだよ。
こうなれば演劇の需要は今と比較にならないほど多いわけで、明治期にはもう
京橋が「築地橋の角から桜橋の方へ行った四つ辻まで芝居(小屋)のならび、
向側に芝居茶屋が軒を並べて、…芝居小屋を中心にして、全く一廓別天地の
芝居町を形づくって、はなやかな雰囲気を生じていた」くらいで、ちょうど昭和の
映画館のような気軽さで芝居が見られていた時代が長く続いてる。
633 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 10:07:03.42 ID:yCnzGaD6
横溝少年が三津木春影に熱中して、西田政治の弟さんと読書仲間になっていた
時代は、まだ川上貞奴や松井須磨子が生きていた時代(!)で、神戸では宝塚が
ガンガン公演を行って、京都で新国劇も盛ん。この時代の演劇のキーワードは
「民衆演劇」「大劇場演劇」「児童劇」「新舞踊」といったもので、演劇が若者から
老人まで日本人のメインカルチャーだったわけだ。菊田一夫、田谷力三、徳川
無声といった横溝がらみでも名前が出てくる人たちが世に出てきて、横溝氏が
東京で編集者から作家に転身した昭和初期は大衆演劇の全盛期と言われてる。
当時は700を超える劇団が日本に存在し、「満員、すし詰め、長蛇の列」が当たり前
だったと言われているほどの盛況ぶり。この演劇が娯楽の王様から滑り落ちるのは
戦後になって映画がカラー化し、テレビが出てきた昭和30年代だって言われてる。
634 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 10:11:30.17 ID:yCnzGaD6
いっぽう江戸期の赤本青本なんかの草双紙の流れをくむ「読み本」は、もう大正期には
子供の読むものじゃなくなってた。べつに内容が高尚だとかということでは全然なく、
単純に「古臭くって子供が手に取らない過去のメディアになっていた」というだけのこと。
何しろ横溝氏が少年の頃にはもう「少年倶楽部」や「少年世界」といった少年雑誌が
人気だったんだから。博文館が出していた「少年世界」は、横溝氏が森下雨村と会った
大正の中頃が発行部数のピークだったはず。
けど読み本に描かれていた、チャンバラ、怪談、ヒーローもの、ロマンス、勧善懲悪
なんかはエンタメの定番としてそのまま演劇・映画の世界に移行してる。
横溝氏が「ぼくは草双紙で育った」と言うのは、他の人が当時のメインカルチャーだった
演劇や映画で身につけたエンタメ作法を、ちょっと古臭い紙媒体で一足先に体験していた、
ってことを言いたいだけで、そのまま青年期に歌舞伎や歌劇でメディアミックスされたものを
追体験したことと矛盾することを言ってるわけじゃないだろう。
今でいえばアニメで話題になったものをマイナーな雑誌に連載されていた頃から好きだった、
というようなものだと思ってもらえばいいのかも。
ここでもさんざん言われているけど、草双紙だとか歌舞伎だとかをなんか特殊な教養か
なにかと思うからつながりが分かりにくいかもしれないけれど、草双紙→演劇→映画、
っていうのはテレビやネットにつながる時代ごとのメインカルチャー、一番身近で隆盛を
誇っていた「基礎教養」だったんだから。
635 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 11:03:10.72 ID:FL3GlR9b
どっかからそのまんまコピペしたような感じだな
つーか鬱陶しい
636 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 11:06:30.19 ID:pnyDx49X
クリスティすれから。
>871 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w 投稿日:2012/07/09(月) 23:38:17.21 ID:P3s68T/a
>892 名前:名無しのオプ 投稿日:2012/07/10(火) 19:12:14.05 ID:+jMpH83Q
>
>>871 >投稿するだけなら誰にだってできる、掲載されなきゃ何の意味もない。
>こんなこと自慢げに言い張っていったい何の意味があるんだろう。
>「いつまでたっても掲載される気配がありませんねw」と未来永劫バカにされるネタを撒いただけじゃないかw
書斎を擁護しているフリしても実際は書斎をバカにしているんだよね、 ID:+jMpH83Q= ID:OZ13TnVB
無理するなよw
637 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 11:31:42.54 ID:Xm02bWZo
>>635 ちょっと長いけど
>>632-634はわかりやすくてまとまってるよ
草双紙や歌舞伎が横溝正史にとって基礎教養だったってことはみんなわかってるけど
一人全く知らなくて否定しようと躍起になって荒らしてるのがいるから、
一度これくらい書いといてくれるといいんじゃないかね
638 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 12:41:12.83 ID:eeXJMqxP
>>621 私も、少し前から横溝先生の御作を読み始めています。
先に御提示なさった方がいらっしゃいますが、私も獄門島をお勧めします。
因に、今は犬神家を読んでいます。次は、八ツ墓にしようかな。
639 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 12:51:38.32 ID:eeXJMqxP
横溝先生、大分前の時代の方なのですね、でも御作凄く面白いです凄いです。
大衆演劇は、そんなに盛んだったんですね。獄門島の皆様も、お芝居がお好きのご様子で。
楽しい話題ですね。現在でも、気軽に古典的な演劇が見られたら、横溝先生世界の気分が味わえてよいのに。
640 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 12:58:12.83 ID:QNZcp+k/
スレの流れなんかまったく読まずに書き込みするけど、
某横溝作品でさ、
「なんで実の母親が、溺愛する我が子かニセモノかを見抜けないんだよ」って突っ込みあるけど、
あれはさ、溺愛してるがゆえなんだよ
我が子かニセモノか、見抜けないってところが、母親の盲目の愛なんだよ
周りの人たちはあの息子はもう死んじゃったに違いないと見なしてたわけでさ
でも母親だけは我が子が死んだなんて絶対に信じてなかった
いや、信じてないと言うより、信じたくなかったんだ
我が子は絶対に生きてる、その一心で母親は日々を過ごしてたんだよ
そんなとき、我が子だと名乗る男が帰ってきた
母親としては「こいつ、本当に私の息子かしら?」なんて疑うよりもまず、
「生きてた!やっぱり生きててくれた!!」っていう、その思いしかないわけ
「こいつ、もしかしたらニセモノ…?」という疑念を母親が抱くのは、やや冷静になってからだよね
実際、やや冷静になってから、母親はちゃんと疑念を抱きだしたわけで
で、疑念を抱いちゃったってこと自体を申し訳ないと思ってしまう
それほどの盲目的であり、純粋な母の愛なんだよ
だから、あの作品の母親の心情は、リアルだと思うよ
実の母親なのになんで最愛の我が子か否かがわからないんだよっていうツッコミは、
母心を理解してない人の言い草だよ
641 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 15:19:15.88 ID:ZW0ARKYi
642 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 15:22:47.92 ID:Xm02bWZo
スレの流れに合ってますよ
わが子かニセモノか見抜けないかはともかく、
メール欄は歌舞伎には安達ヶ原がありますからなあ(母ではなく乳母だけど)
643 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 16:51:33.00 ID:ma0u+dz4
犬神家の事件当時は、血液検査とかの捜査方法はなかったのかな?
今では当たり前の捜査方法が、いつ頃から実施されているか分からないから、過去が舞台の作品を読んでいると、不条理を感じたりする。 まあ、私の勝手な感情ですけどねw
644 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 17:01:04.42 ID:OZ13TnVB
また江戸歌舞伎。
上方歌舞伎の話しでも出してみてから歌舞伎の話題を持ち出せや。
645 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 17:11:26.02 ID:Xm02bWZo
646 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 17:12:41.63 ID:K0kWpXrm
>>644 ご自分で話題を変える努力をすればいいのでは?w
647 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 17:18:44.06 ID:+rRcg+pP
また「話し」www
歌舞伎狂言の話題を能の幕間の狂言のことと勘違いする文盲はしょうがないな
お前は公約したミステリマガジンの投稿が掲載されてから口を開けw
648 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 17:53:55.25 ID:yCnzGaD6
>>637 お言葉深謝であります。
「草双紙趣味」っていうのも時代によって使い方受け止め方は色々で、
たとえば私小説=純文学だっていう潮流が幅を利かせていた時代は
派手な活劇ふうの見せ場や因縁めいた筋立てがあるだけで、低級な
作り物扱いされていた。
だからそういう時代にある作品を読み手が「草双紙趣味だ」と言えば、
それは大時代な絵空事として軽んじた侮蔑の色彩が強かったかも
しれないし、逆に物語の復権が語られてきた頃に作り手が「草双紙だ」と
言ったなら、シンプルなドラマの伝統的な力強さっていうものを作者が
信頼している自信の表れかもしれない。
微妙な変わり目の時代に書かれた「仮面舞踏会」のラストシークエンスを
氏が「草双紙」とおっしゃったのも、いろいろな取り方が出来そうですね。
しかしたまたま「黒死荘の殺人」の改訳が出るから頭に浮かんだのだろうけど
あのラスト、ちょっとカーの「プレーグ・コートの殺人」のラストを思い出してしまう。
戦前に読んだカーを、それまでのコネクチャ推理物と違って「物語的だ」と
言った時の横溝氏の頭の中には、やっぱり草双紙→歌舞伎狂言の流れを持つ
因縁話、心中話、人情話…なんかが「物語」の基本軸として存在していたと
思ってしまうわけで。「帽子収集狂事件」なんかも、どんでん返しと人情噺で、
ラストなんかお白州ものみたいな味まである。
ヴァン・ダインやクイーンみたいなものはどうも書く気になれないけれど、こういう
行き方なら本格物が書けるかも、と思った時の氏が考えていたカーの「たんまり
した味」と歌舞伎狂言に至る物語性には、やっぱり一本筋が通ってるんでしょうね。
649 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 18:46:18.22 ID:y/+vz0KW
>>632-634 う〜ん、実に具体例を挙げての解説、ありがとうございます。
どこかの長いだけで無意味な悪文を投下するコテハンもどきとはえらい違いだ。
650 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 19:19:46.32 ID:OZ13TnVB
傍証しかない歌舞伎と横溝の関係性を論じるのはやめろや。
やりたければ演劇板行け。
651 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 19:22:50.45 ID:K0kWpXrm
652 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 19:46:31.93 ID:9w4rxPuA
一般的には傍証を挙げて関係性を論じることを「論考」というんだがなあ
傍証すらない独りよがりの思い付きを得意げに並べて「論考でござい」と
威張っているような馬鹿には、それが判らないんだろうね
653 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 20:07:38.56 ID:mR0JrSte
「黒子」も知らない無知な書斎は無視しましょうw
654 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/11(水) 21:05:40.68 ID:0dBaXUlC
おい、おい、
>>611には真っ向から反論して来れないって一体・・・(w
だから、御大の歌舞伎に関する知識ってのは
現代でいうネットに関する常識・興味って程度でしょ。
ゆえに、ネタとしてそこそこは作品中に取り入れて一般にアピールでけたわけ。
(読者、皆、知っているはず前提)。
まあ、そんな程度でしょ。
ゆえに、歌舞伎そのもの対する思い入れは、さほどのものではないはず。
そろそろ、御大が浮世絵の残酷絵とかにも興趣を持っていたのでは?
あたりにも言及せんといかんのでは?
それにいつのまにか、歌舞伎と演劇が一緒くたに語られているのは痛過ぎる
ぜよ(w
655 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 21:07:20.99 ID:PXRMqi5g
書斎が「おいおい」で始めるときは負けましたのサイン
656 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 21:11:25.76 ID:pcJ4WTYs
書斎さんにとって、ID:OZ13TnVB氏の書き込みは迷惑千万だと思うのだが、
あなたはこの手の人は華麗にスルーするね。
657 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 21:15:32.69 ID:l44oZy/d
>>628 三島は庶民ですよ。
山の手育ちのお坊ちゃんであるけれど、皇族・華族でもない、庶民です。
三島は、当時それほど身なりが上等とはいえないお婆さんたちが孫連れて
弁当持参で歌舞伎観劇に来ている様子なんかを語っているんだよ。
歌舞伎観劇→富裕層、インテリ層のもの、そんな風に考える人っているんだね。
658 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 21:29:54.81 ID:nsQ/cqG2
659 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 21:33:40.76 ID:31guK4+C
書斎は、作中に登場する旅芸人を、何者だと思ってるんだろう?
論考とか研究とかじゃない、世間一般の常識が無いとしか思えない。
660 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 22:01:37.65 ID:l44oZy/d
>>658 平民と庶民、意味はほぼ同じではないですか。
格差の問題は別として。
(有産階級出の当時の正田美智子さんだって「庶民の出」にされるのだから。)
爵位のない家系=平民、庶民、という意味で、三島は庶民でしょう。
661 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 22:07:50.50 ID:nsQ/cqG2
>>660 はいその通りです。身分階級の話題はもうやめましょう。
662 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 23:06:29.92 ID:yCnzGaD6
>>649 またまた深謝。思いつきで書きなぐったものでまとまりが悪くてすみません。
このスレの常識ある方々は当時の演劇状況を御存じでしょうし、なぜ歌舞伎以降の
劇が「新劇」「新国劇」と「新」つきの名を名乗らざるを得なかったかということや、
赤本青本の草双紙の内容がどれだけ歌舞伎の狂言をフォローしたものだったか、
色々抵抗があったものの読み本だったものが歌舞伎狂言に取り入れられていったか
といった基本常識はご存じでしょうから説明の要はないでしょうし、明治末から大正、
昭和初期までの、横溝氏が上京して博文館で働き、東京の娯楽に親しんでいた時期と
どのようにリンクしていたかも、既成の知識として聞かされていなくても、容易に想像
できることと思います。
ただ横溝氏が大正15年に上京するまでの宝塚を中心とした演劇・歌劇界の動きを
まとめてくださっているありがたいサイトは面白いので、今まであまり関心がなかったと
いう方がいらっしゃったら「宝塚歌劇歴史年表」「新劇・新派」でググってみてください。
サンフランシスコ在住のフレデリック・ショットが描いたマンガ論で、「少女マンガの
全ての要素は『リボンの騎士』に収められている。これは手塚治虫が宝塚で育った
ことが大きく関係している」と述べていたものですが、時代と人の有機的なつながりと
いうものはいつ見ても面白いものです。
663 :
名無しのオプ:2012/07/11(水) 23:28:48.72 ID:n6eSosLf
なかなか面白いと思うよ
どうしても書斎の馬鹿ロンコウの否定か肯定かという見方をしがちだけど、
正直そんな基準に使うような価値はないんで
まともな話をするために書斎をNGワード登録するわ
664 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 08:29:01.01 ID:8Aa7BB6E
>>658 >あんたが古今東西のミステリに通じてても文壇を知らないっていうみたいにさ。
横溝の歌舞伎の知識を、書斎のミステリの知識と同列にするなよ。
それじゃ横溝が歌舞伎について「ネットに関する常識・興味って程度」ということになるじゃないかw
>横溝正史は歌舞伎の演目には詳しいわ。作品読んでてわからんか?
書斎は歌舞伎も知らないし、横溝も実際は読んでいないんだぞ。
わかるわけないだろ。
665 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 10:14:17.94 ID:mhvVniMm
>>658 証拠なき断言。アンチはこれしかできないんだよね。
666 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 10:20:01.45 ID:+i6GeCm0
論拠なき断言。書斎はそれしかできないんだよね。
667 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 10:49:43.18 ID:T1PHAuH9
横溝先生は若い頃から、海外の推理小説を読まれていたのは有名だけど、怪奇小説・ホラー小説は読んでなかったのかな?
草双紙には、そういう作風の作品も含まれていたはずだし。先生の作品にも、それらの影響は、あるはず。
668 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 10:55:29.75 ID:tUIBrNnW
本当かどうかはわからないけど、イギリスの作家ハーディの短編を読んで
鬼火や犬神家の顔面崩壊を思いついたという話を読んだことがある。
普通の海外文学の影響も大きい?
669 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 11:37:15.98 ID:dG8weXmB
670 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 12:00:15.72 ID:dG8weXmB
あぼーん
672 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 15:43:33.46 ID:mhvVniMm
>>670 牽強付会にもほどがある。
もう歌舞伎の話しは禁止にしよう。
673 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 15:45:57.53 ID:mhvVniMm
あと、横溝は御大な。
先生という雰囲気はないから。
674 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 15:56:27.18 ID:ARa3zmPW
低能の書斎の泣きが入ったので歌舞伎の話をつづけましょうか。
横溝先生の歌舞伎に関する知識がググった程度のものと同レベルではないことは
作品をきちんと読んでいればわかることだね。
675 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 16:29:32.84 ID:gCoCxSXN
江戸後期からの歌舞伎はまさに都会人の背骨に当たる中心文化。
ヘアスタイルや服の着こなし、装身具などのファッションから
男伊達のありよう、操や忠義の立て方、泣かせ方から笑わせ方まで
粋とエンタメの見本市だった。
歌舞伎自体が内外の歴史から三面記事的な時事ネタやゴシップまで
話のタネはガンガン取り入れ、流行りの草双紙があれば狂言化し、
センスのいいイラストがあればビジュアルに取り入れる。
もちろん草双紙は歌舞伎を文字に写しかえ、浮世絵は歌舞伎の
名場面をイラストにして売り出す。
象牙の塔に収まりかえっていない生きた文化ってのはそういうものだ。
だから庶民がマゲを切り洋服を着ても、写実主義が活歴を訴えても
歌舞伎の感覚は日本人の心意気でありエンタメの基本であり続けた。
これに影響を受けなかった作家がいたらそちらの方が稀少だろう。
676 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 16:31:34.24 ID:JcnbEeJH
売れない歌舞伎役者は売春してました。
677 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 16:32:45.64 ID:JcnbEeJH
お能は高尚
歌舞伎は低俗
678 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 16:38:26.91 ID:dG8weXmB
679 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 17:05:26.20 ID:JcnbEeJH
お能を持ち出したのは釣りなので気にしないでください
ま、歌舞伎役者ってのは河原乞食ですから
売れない役者は男娼やってたわけですから
売れてる役者もパトロンに体を売ったりしてたわけですから
河原乞食だの男娼だのと言われた存在ですから
それがいつの間にか名家みたいな扱いになってさぁ
歌舞伎も芸術みたいな扱いになってさぁ
歌舞伎を観たことない人ほどそういう扱いするんだよね
まあ、歌舞伎役者は身分は低いが(乞食ですから)、
江戸時代から庶民のスターだったわけだよね
士農工商で商人が一番下に置かれてるのに実際にはリッチな商人が多かったのと同じで。
それが封建的身分制が廃止されてから、
歌舞伎役者は名実ともにでかい顔をするようになり、セレブ顔するようになった
海老蔵なんかが解りやすい例
歌舞伎ってのは、今のジャニーズとかAKBみたいなもんでしょう
芝居や踊りはさすがにジャニやAKBよりは上手だけどw
似たようなもんだよ
ジャニーズ見てると昔の歌舞伎役者はあんなんだったんだろうなと思う時がある
ジャニーズなんかは歌や踊りやTVドラマだけじゃなく舞台やってるのも結構いるしね
だからなおさらそう思う
現代、かつての歌舞伎役者の地位にいるのがジャニーズあたりじゃないの
昔は若い娘さんやおばさんたちが歌舞伎役者に憧れてキャーキャーとミーハーに騒いでたんだしさぁ
で、なおかつエンタメとして優れてたから男たちも夢中になった
女形とか少年の役者にハァハァしてる男たちもたくさんいた
680 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 17:31:07.82 ID:mhvVniMm
江戸時代の話しはいいよ。
横溝の頃には歌舞伎は現代と同様のものであった。それだけのこと。
681 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 17:36:38.06 ID:dG8weXmB
682 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 17:40:31.14 ID:mhvVniMm
演劇板でやれや。横溝の話しができないなら出て行け。
683 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 18:28:31.94 ID:Iu3JBSLi
自分で話題を変える努力をすればいい。
興味あるものなら誰かしら食いつくものさ。
684 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 18:53:35.91 ID:mhvVniMm
明らかに板違いの話題は荒らしだろ。
685 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 18:56:53.05 ID:8nFd1YpT
今は横溝と歌舞伎の関係性の考察なんだから
別にいいんじゃねーの
話にのれないなら、黙って過ぎるの待てよななし書斎
686 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 19:03:37.51 ID:ARa3zmPW
まずは「黒子」から覚えようやw名無しの書斎
687 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 19:25:32.92 ID:RSyjypwj
>>682 ならお前が出ていけよ。IDで検索してみろ。
お前こそ歌舞伎関係以外のレスは全くないんだが。
>>681は歌舞伎と関係ない
>>668の質問にも
>>669でちゃんと答えてるじゃないか
>>670はそこから派生した谷崎・横溝に言及したレスだしな。
小説の話しかしてはいけないんだったら、書斎が映画話始めたらちゃんと噛み付きな。
噛み付こうにも自分のケツには口が届かないかw
688 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 19:32:11.25 ID:RSyjypwj
>>668も話を変えようとした書斎の自演くさいがな。
>>669のリンク先のブログとかいかにも書斎がパクリ用に見てそうなとこだし。
あっさり、答えられて谷崎から歌舞伎に言っちゃったからあてが外れて大発狂ってとこかな。
689 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 20:18:46.50 ID:Dqqz5jpP
>横溝の頃には歌舞伎は現代と同様のものであった。それだけのこと。
>>632-634を読んでも内容が全く読みとれなかったのか?
それとも書斎には荷が重かった?
横溝正史が作家に転向した昭和初期までは映画は白黒サイレント、
大衆演劇も田舎芝居も歌舞伎を小さいスケールで演じていたもの
ばかりだろ? 獄門島の登場人物たちの会話を見てみれば、あれが
横溝先生が理解していた当時の人間の感覚っていうものなんだろう
690 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 20:22:03.51 ID:Dqqz5jpP
まあ書斎は獄門島を読んで30年たっても、狐忠信だ道成寺だってセリフが
歌舞伎のことだということすら気付いてない可能性が高いけどw
なにせ「サー」をドイルの「名前」だと思っていたり、「そして誰もいなくなった」を
ポワロが解決した事件だと思っていたり、「頭巾」が重要なモチーフの作品を
読んでいながら「頭吊」だと思い込んだまま年を重ねていた御仁だ。
読めない単語は脳内でスルーして、ひらがなばかりを拾い集めた、普通の
横溝ファンとは全然異なる書斎独自の獄門島もどきやエセ八つ墓村を
「論考」している可能性は高いよなw
691 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 20:36:51.78 ID:Dqqz5jpP
「三つ首塔」はもともと「桜姫東文章」のミステリ化だっていう話が過去スレでも
何回かでているよ、 「おとねしゅんさく」の刺青も、元の南北歌舞伎にある釣鐘権助の
刺青がヒントになってるのだろうし、死んだはずの人間の亡霊が襲ってきたりもするし
横溝正史 〜十一月は季節外れの雪の密室〜
ttp://mimizun.com/log/2ch/mystery/1153933453/ 27 :名無しのオプ:2006/07/30(日) 00:05:19 ID:K+7NbKeu
「三つ首塔」は基本設定も歌舞伎の桜姫東文章をそのまんまトレースしたような作品だから。
家に押し込んだ盗賊に操を奪われた桜姫は、その男が忘れられずに自分自身も盗賊に
身をやつして男を探し求める。 男の手がかりは、腕に彫られた入れ墨だけ。
28 :名無しのオプ:2006/07/30(日) 01:06:01 ID:4dF/vfln
よかったなあ俊作君、寝首をかかれなくて…
39 :名無しのオプ:2006/07/31(月) 11:52:47 ID:jWI7x/cI
能楽(謡)、文楽からインスパイアされた作品はないのかな?
41 : ◆nzHkXvX.bA :2006/07/31(月) 23:32:36 ID:iVHSZq2+
厳密に能楽や謡曲から影響を受けたとは言いきれないけど、
「幽霊座」である人物が片袖を託すくだりは、謡曲「善知鳥(うとう)」に代表される
「片袖幽霊譚」を念頭に置いて書いているのだろうと思ってます。
もちろん歌舞伎にも「弁慶上使」や「十種香」など、片袖を今生の形見に託す芝居はあるけれど、
「幽霊座」では、歌舞伎では影をひそめている怪談じみた使い方を、あえてしている気がするわけで。
こればっかりは主観なので、やっぱり歌舞伎が元ネタだと言われればそれまでだけど。
692 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 20:50:21.05 ID:RSyjypwj
なるほど
歌舞伎化ということで「三つ首塔」を思いつくのは当たり前と言えば当たり前なのか。
勉強になって面白いなあ。
横溝正史の小説と歌舞伎は関係大有りじゃないか。
693 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 22:00:43.56 ID:E7extYby
書斎の今までの言動を集めたら、そっくりそのまま平成の「瘋癲老人日記」に
なるよ、よかったな、大谷崎の後継者になれて (^^;)
694 :
名無しのオプ:2012/07/12(木) 22:03:47.96 ID:IgG/exjr
695 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/13(金) 00:23:27.11 ID:dSWIVBoC
いまだに、歌舞伎と大衆演劇をごっちゃにして語っているのが、
議論の混乱の原因やね。
旧制中学・専門学校とある程度の教養人であった御大が大衆演劇や歌舞伎を
娯楽として楽しんでおり、ある程度の知識があったのは当然でしょ。
しかし、エッセイ等で全く言及していないことでわかるとおり、
さしたる思い入れは無いと見ておくのが妥当。
どう考えても、御大が心から愛したのは、やはり本格ミステリでしょ。
多少、作品の装飾的に使用したとしても、その程度のものなんである。
例えば、この板で「プレーグコートの殺人」を読んでいて当然の如く、
「安珍清姫」や「葛の葉」程度を知っているから歌舞伎・芝居に精通している
とかいうたら、当時はとんだ笑い者でしょ。
御大が歌舞伎等に関して記した文献は存在しないが、思い入れの問題の他にも
当時の一般教養レベルから見て、普通に知っている程度だし、
あえて語るほどのもので無しというたところか。
696 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 00:56:23.00 ID:wa2uZ/Z2
>いまだに、歌舞伎と大衆演劇をごっちゃにして語っているのが、
>議論の混乱の原因やね。
話にまるでついていけずに泣き喚いている馬鹿が笑いものになってる
というだけで、議論はまったく「混乱」なんてしていないんだが
697 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 01:56:53.34 ID:i7UJY6hJ
横溝正史は「普通に」歌舞伎に詳しかったし、当時の読者層もまた「普通に」詳しかった。
ブーム以降は読者層が様変わりしたんで、
インタビュアーが「歌舞伎(小芝居)趣味」の濃厚なことを聞いて、横溝正史もそうだと答えている
(小林信彦しかり、都筑道夫しかり、小中陽太郎しかり、栗本薫しかり)。
だから話の流れとしては、少しも間違っていない。
そりゃ作家・横溝正史個人を本気で論じるなら、
そのネタを芝居として見たのか、書き物として読んだのかは、
大きな分岐点になるだろうけど
(現代作家が「自分は乱歩や正史が好きだったから」の語るのを受けるのなら、
それが小説なのか、土曜ワイドや角川映画なのかの差が大きいのと同じ)。
例えば、(これは歌舞伎ではないけれど)正史少年は『金色夜叉』は活動で充分と考えていたのを、
次兄・五郎(この兄が芝居見物に連れ出してくれた)に促されて小説を読み、その本当の面白さを知った、とか、
谷崎の「恐怖時代」は戯曲でしか読んでいない、とか。
698 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 04:50:10.45 ID:3bLnMeO5
「アクロイド殺し」がゴチャゴチャして理解できなかったとのたもうた書斎だけのことはあるねw
699 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 06:20:04.01 ID:ohItzf1A
横溝氏に「なぜ先生の作品の映画はヒットするのでしょう」と失礼な
聞き方をしてしまったのに丁寧に
「ボクは歌舞伎が好きだから、あの美しくハデに見せるケレンが
場面を描くときに出てくるから、映像化しやすいんじゃないかな」
と答えてもらって感激したって書いていたのは誰だったっけ。
栗本薫じゃなかった気がするけど
700 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 06:52:14.51 ID:ohItzf1A
それにしても
「横溝はエッセイなどでも歌舞伎について書いたことなど無い」
って、笑うとこだよね?
さすが漢字の読めない書斎と笑うべきなのか、それともツッコミを
入れてもらいたがっている自虐プレイなのか?
みんなが「歌舞伎は大正昭和を生きた横溝氏にとって基礎的な
教養なのだから作品に影響しているのは当然」という話をしてるのに、
初めは例によって無教養に
「歌舞伎は敷居が高い、日本人に観劇の習慣はない、横溝も関心なんか
持っていたはずがない」
とバカ丸出し発言を続けて、完膚なきまでに叩き潰されたら今度は
「当時の人間が歌舞伎を常識にしていたのは当たり前。でも常識だから
作品には反映しない」
なんていう発狂発言をかましてきたよw
それなら自分がいい気になって持ち出した残酷絵なんて何の影響も
ないことになってしまうじゃないか。
それとも横溝氏が現に歌舞伎について書いたもの以上に、残酷絵について
山のようなエッセイとかを書いているのかね、書斎の脳内世界ではw
701 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 07:24:49.00 ID:VkniBkA5
>多少、作品の装飾的に使用したとしても、その程度のものなんである。
これが今回の逃亡ためのひとことなんでしょね
今後は全部「装飾的に過ぎないんだもん!!!」って言い続けるだけですな
やれやれ
702 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 09:44:26.98 ID:MxcknNot
馬鹿なのはみんな知ってるんだから、強がらずに黙ってりゃあいいのになあ
>どう考えても、御大が心から愛したのは、やはり本格ミステリでしょ。
こんなのは、手塚治虫における宝塚歌劇の影響について話してるとき
「どう考えても、手塚先生が心から愛したのは、やはり漫画でしょ」
と言うぐらい、スットコドッコイの知障丸出し発言
703 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 09:59:47.33 ID:MxcknNot
しかし、ここの住民は歌舞伎にも詳しいし、ハーディなんかも読んでるし
三つ首塔の設定が桜姫東文章だとか、面白くてたまんない
大学生サークルに参加させてもらってる高校生気分です
「ボクにわかんない話すんなー!」ってわめく、紛れ込んできた
ジジイ顔のガキがうるさいのが、ちょっとなんですが
704 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 19:00:33.07 ID:i7UJY6hJ
>>699 岡田鯱彦。「幻影城」増刊「横溝正史の世界」のエッセイ。
705 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 19:56:26.72 ID:jrqTw8Se
>>699 >>704 うおおおお
そうそうそう、あったあった!
私も本棚ひっくり返してみよう
ほんとこのスレの住人は凄いよ
706 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/13(金) 22:23:59.93 ID:GbAOhY3s
>「歌舞伎は敷居が高い、日本人に観劇の習慣はない、横溝も関心なんか
>持っていたはずがない」
>とバカ丸出し発言
>「当時の人間が歌舞伎を常識にしていたのは当たり前。でも常識だから
>作品には反映しない」
上記のような
>>700みたいな捏造しだしたらお終いですな。
「その趣旨が書いてあるレス要引用」と反論されて逃亡という
毎度お約束のパターン(w
(1)>御大が大衆演劇や歌舞伎を 娯楽として楽しんでおり、
>ある程度の知識があった
(2)>エッセイ等で全く言及していないことでわかるとおり、
>さしたる思い入れは無いと見ておくのが妥当。
このレスに対し、
>「ボクは歌舞伎が好きだから、あの美しくハデに見せるケレンが
>場面を描くときに出てくるから、映像化しやすいんじゃないかな」
この発言(御大自身が記したものではない)で反論になると思っている
のも、不可思議千万。
そりゃあ好きじゃなきゃ見ないでしょ(w
前記したとおり、創作の際、多少参考にしたり、影響を受けたかな程度
の感に過ぎぬのである。
707 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 22:29:53.65 ID:Wa74Rr+V
>>705は言い方変えているだけで結局
>>695そのまんま。
いつもの逃げパターン。
お前のそのアホ発言は
>>697-702で論破済み。
まともな論拠をひとつも上げずに「ボクチンここう思うんだい!」なんて駄々こねるだけじゃ誰も論破できないぜw
708 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 22:31:52.69 ID:TGcz9NcY
ミス住は具体例も挙げているが。
709 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 22:34:47.34 ID:Wa74Rr+V
ハッタリご苦労。
具体的にあげているというのが本当ならそれがどれなのか指摘できるはずだよな?
それができないのは要するに存在しないからだw
710 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 23:05:11.81 ID:dDLW52kj
>>704 手元の現物で確認してみた。確かに幻影城1976年五月増刊の岡田鯱彦の文章だ。
質問はなぜヒットするかじゃなく、なぜ横溝作品ばかりが(戦後すぐの時期から)
映画化されるのか?というもので、横溝が、私は歌舞伎が好きなものでよく見る、
そのために自分の小説は場面の一つ一つが絵になっているらしく、映画化したく
なるのではないかと答え、岡田鯱彦がひどく感心したということを書いている。
この別冊冒頭の横溝正史本人のエッセイが、
「私が古い歌舞伎狂言を知っているのは五郎のおかげである」
と横溝自身が記した「書かでもの記」。次兄の五郎が歌舞伎に詳しくて、月に二回の
休暇帰宅の時には必ず正史を芝居小屋に連れて行ってくれたことなど、
>>697でも
紹介されているような内容が生々しく描かれているけど、この号のための書き下ろし
エッセイだったんだな。
711 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 23:16:04.77 ID:dDLW52kj
>>707 >>709 まあまあ、書斎がついこのあいだまで
「歌舞伎は敷居が高い」
「日本人に観劇の習慣はない」
と言ってたことはミス板の住人ならみんな知ってるし、書斎が三日前に自分が
書いたことも覚えていない老人なのもみんな分かっているから。
そもそもいきなり「ミス住は」なとどと言い出すあたり、書斎は本格的に
ボケてきたとしか思えない。もうほっておこうよw
712 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 23:17:42.71 ID:1L5dKpfV
>>706 もう、馬鹿なのはみんな知ってるからやめなよww
人間はとっくにやめてるみたいだけど
713 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 23:24:34.01 ID:1L5dKpfV
さすがに横溝が歌舞伎に興味がなかったとは言えなくなって
「多少」参考にしたに変えて、必死で負けてない風を装ってるのが笑わせるよなあ
多少なんて程度問題なんだから、大いに影響を受けてたと認めても何の痛痒も感じないはずなんだが
これだけ必死に否定するのは、要するに歌舞伎の話題が全くわからないからの拒否感なんだろうな
「観劇」そのものの否定してたしなあ
板違いだからというのは言い訳で、なぜならドリフを筆頭にTVの話題は大好きw
要するに本は105円のをたまに読むだけ、あとはTVとネットだけが毎日の人生なんだね
714 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 23:54:33.08 ID:xj1ZUtAr
>>713 誰も「横溝の歌舞伎に対する造詣の深さはいっぱしの研究者並みだ」
なんて言っているわけじゃないんだから
いちいち躍起になって噛みついてくる必要なんかない筈だものね。
書斎に歌舞伎の知識のかけらも持ち合わせていないのは
>>601でよくわかるけど
知らないこと、興味のないことならそれこそ完全スルーすればいいのにそれができない。
いちいち噛みついてきては無用の恥を晒して己の無知を露呈するのが書斎の頭の悪いところの一つ。
715 :
名無しのオプ:2012/07/13(金) 23:54:41.78 ID:1cg0qFCw
横溝作品の登場人物はよく「なんぼなんでも」と言うよね
東京出身という設定の登場人物も「なんぼなんでも」と言うよね
「なんぼなんでも」、これって関西弁だよね?
私は関東の人間だけど、「なんぼなんでも」なんてまったく使わない
横溝さんは関西で生まれ育って、成人後に東京に出てきた人だから(そうだよね?)、
「なんぼなんでも」は関西弁であって、標準語じゃないって知らなかったのかな?
716 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/14(土) 00:25:34.33 ID:SAritSOy
>誰も「横溝の歌舞伎に対する造詣の深さはいっぱしの研究者並みだ」
>なんて言っているわけじゃないんだから
遂にこういう形で逃げを打って来るしかないとか(w
まだ、歌舞伎そのものとおそらく歌舞伎演題ネタの大衆芝居を同一次元で
語り続けている連中、痛いわな(w
実は横溝作品に対する実際の影響度を考えれば、
>>667が問題提起している欧米怪奇小説や本邦の怪談からのそれを検討
する方が、はるかに重要なんである。
御大自身による詳しい読書記録等も残されていないため、
推測するしかないが、
時代的には、
岡本綺堂の創作やアンソロジー(翻訳)、大乱歩が紹介しているような欧米
の怪奇小説群は、全て目を通していたのではないかな。
ただし、俺は本格ミステリ作家という自負を持った御大は、
謎や怪奇がそのままエンディングしてもOKなスーパーナチュラルな
怪奇小説は決して好みではなかったように思う。(あくまで作家としてだが)
本陣でも元ネタとなった琴の怪談を強調していないし、
八つ墓でも落武者伝説による恐怖をことのほか煽ることはしていない。
確かに、ドラキュラネタの「髑髏検校」があるが、怪物の恐怖をコテコテに
描いた原作と異なり、主眼は謎の検校の正体如何というミステリ的ものに
あると考えられる。
短編では戦前の「かいやぐら物語」もあれど、これも殊更に恐怖を煽ると
いったものではなく、甘美な怪奇幻想譚、むしろ横溝流ファンタジーと言う
た方が適切な作であった。
すると、「三つ首塔」で金田一が「理外の理」をあっさりと是認してしまう展開
は、ちょい気にかかるものはあるが。
717 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 00:28:12.02 ID:gDWnqAtE
話をそらそうとに必死なことだけはわかったが、で?
718 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 01:01:21.92 ID:QO8Bar9z
719 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 03:38:02.54 ID:zmm7TU5e
要するに書斎は無知だから「手持ちの札」が極端に少なくて、他人の持ってる豊富な札を
絶対に認められないし理解もしたくないから、自分の持ってるしょぼい札を
「これだけが価値のあるものなんだい!」
と泣き喚き、それこそ無理なものをエイヤッとつなぐ牽強付会をほざくだけなんだな。
TV板のコロンボスレでも、ミステリ初心者向けの倒叙ミステリの解説だけにしがみつき、
「フリーマンのソーンダイクもの、ハルの伯母殺人事件などの倒叙ミステリだけがコロンボの
生みの親である!」と単純な起源論を後生大事にふりかざして、オリジナルのコロンボである
舞台版「殺人処方箋」が生まれるまでの具体的な経緯をスレ住人たちが語っていても
さっぱり理解できないから「そんなものに価値はない!」とヒステリックに喚き立てるだけで、
結局つっこまれると倒叙ミステリについても何も知らないことを露呈して、以後はこの話題に
触れられなくなってしまっていた。
>>716の泣き言なんか見ると、もうジャンルもまとまりも何もなく、知ってる単語を脈絡なく
並べただけで、自分で言ってることを自分で否定したりの酔っ払いのたわごとになってる。
「御大自身による詳しい読書記録等も残されていない」という無知と怠惰からスタートし、
「推測するしかないが」「〜ではないか」「〜ではなかったように思う」「〜と考えられる」と
根拠の全く無い妄想をダラダラ並べるだけ。もうバカの一つ覚えとして百遍くらい書いてる
「三つ首塔の理外の理」については、過去スレでも「桜姫東文章」に元ネタがあると指摘されて
いるのに、何を言われているのか十年近く理解できないままだったのだろう。
720 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 04:29:44.13 ID:qkmZ7uh+
>>誰も「横溝の歌舞伎に対する造詣の深さはいっぱしの研究者並みだ」
>>なんて言っているわけじゃないんだから
>遂にこういう形で逃げを打って来るしかないとか(w
これなんて書斎自身が他人のレスを全く読めていない証拠だな。
逃げだというならどのレスが
「横溝の歌舞伎に対する造詣の深さはいっぱしの研究者並みだ」
という要旨なのか指摘したらどうなんだろう。
逃げを打つというのは一字一句一致しない限り
「そんなことは言っていない」という言い逃れをしてばかりの書斎のいつもの所作のことを指すもんだぞw
721 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 05:01:51.03 ID:5WIraAPK
また改行する場所がおかしいぞ書斎
書斎がそういう時はパクリか悔しくて泣いているかのどちらかだけど
今回は間違いなく後者だなw
722 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 06:25:15.88 ID:InDuP7UQ
723 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 06:30:38.87 ID:2qyowxFt
ミス住の論考で決定版が出た。
これで歌舞伎の話しを持ち出すのは牽強付会だわな。
724 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 06:38:30.00 ID:InDuP7UQ
ミス住の論考なんてありもしないものが見えるなんて、何かの心の病ですか?
725 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 07:49:30.04 ID:IzAgk5qt
横溝先生は、渥美金田一を見て、原作イメージに最も近いと言っていたんだっけか?
石坂金田一は、イケメンすぎるのかな?
古谷金田一は、野性的な感じだし、ちょっと雰囲気が違うかな?
726 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 09:09:22.66 ID:6LyXuRc1
>>725 「渥美清が金田一耕助のイメージに近い」という発言は、松竹版『八つ墓村』ができる前だと思う。
確か、昔横溝原作の捕物帳(人形佐七だったか他のだったかは忘れた)がドラマ化された時に、渥美清が出てるのを見ての発言だったような。
あぼーん
728 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 12:45:46.23 ID:qoRclklf
松竹からの映画化申し込みに対して、
金田一耕助は二枚目ではなく汚れ役でと渥美清を推したのは、
横溝正史自身(小林信彦との対談・第二部)。
以下、新たに制作されるたび、古谷一行にも、西田敏行にも、雰囲気があると発言。
最晩年のエッセイでは、誰がいいかなんて私の口からは言えないよ、と前置きしながら、
一番最初に原作どおりにやってくれた石坂君には感謝している、と記している。
729 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 13:01:36.51 ID:b7avdFsX
新作が見たい!!
金田一がジャニでも甘受しよう、その代わりヒロインには旬の美人を一杯
使ってくれ、眼福としてw
730 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/14(土) 13:50:41.62 ID:/cJ18uH4
>「幽霊座」では、歌舞伎では影をひそめている怪談じみた使い方を、
>あえてしている気がするわけで。
とうにこの点に気付いていて、何で御大作品と怪奇小説の関連という
この板らしい話題に繋がらなかったのか、これも不思議でならないものがある。
コテコテな西洋怪談(=怪奇小説)の古典「幽霊屋敷」「猿の手」「上段寝台」
「泣き叫ぶどくろ」「信号手」・・・
この辺は、横溝御大なら巧みで合理的な解決を考え得たかもと思える作品群だ。
例えば、名作中の名作である「猿の手」終盤クライマックスのノックの音の謎とか。
731 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 13:53:24.94 ID:2cGuySAc
後出しじゃんけんw
732 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 14:14:17.14 ID:5L1392TU
というより上にも書かれていた通りの
「貧弱な手持ちの札に頼るしかない無知のあがき」
そのものじゃないかw
国内の怪談も何も知らず、ただ「西洋の怪奇小説」っていう中味ゼロの
一般名詞を振りかざすだけで具体的な論証も例示も何もできない。
海外文学に明るいこのスレの人達が具体的な作品名や傾向なんかに
ツッコミを入れたら、歌舞伎や倒叙ミステリwと同様にたちまち
遁走するのはいつものことだろ。
733 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 14:41:13.54 ID:QUj6XgOh
しかしこれだけ恥をかいて後出し(のつもり)と臆面もないパクリで
主張をコロッと変えても、老人性痴呆が進行する一方の書斎のこと、
どうせあと2ヶ月もするとまた
「日本人に観劇の習慣なんかなかった」
「横溝も歌舞伎は見ていない」
「三つ首塔の理外の理は」
と毎年書いてた何とかの一つ覚えのレベルに逆戻りしてしまい、
ここ数日痛い目を見て学習したことも忘れて、昔のボケ「ロンコウ」を
またオウムのように繰り返すんだろう。
自分が人並み未満の無知だっていう、スタートラインの現実を認め、
きちんと勉強してからものを言うっていう当たり前のことができないから
いつまでもおんなじ痴態の無限ループなんだよ。
ミステリマガジンの道ははるか彼方だぞw
734 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 15:08:42.00 ID:qoRclklf
編集者時代の横溝正史は、「文藝倶楽部」で「怪談号」の編集もしてるし、
「講談雑誌」に西洋怪談も書いてる。
怪談仕立てのトリックなら「貝殻館綺譚」がある。
何で、ありもしない妄想の世界へ行ってしまうのやら。
735 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 16:07:37.84 ID:idmrAYX8
無知だから仕方ないwww
736 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 17:15:29.96 ID:zmm7TU5e
リトルリーグの時代にちょっと勝った時の思い出に固執して、
その頃の戦法を高校生や大学生相手の試合になっても
いつまでも使い続けて連戦連敗しているみたいなものだねw
書斎は小学生の時に「すごーい!」と言われたっていうレベルから
一歩も出られないままでいるんだ。
そりゃ雑誌の読者欄に載るのが夢だっていうレベルのはずだ。
737 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 17:46:56.94 ID:hsXSfE4v
横溝先生の作品にビンに入れてある目玉をかざってある店、という話があったのですが、
あのお話の題名は何でしょうか?以前にNHKラジオの朗読で紹介されていました。
738 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 19:08:30.75 ID:53Fe/25f
>>737 ビンの中に舌なら『舌』ってお話だけど、目玉は知らないです
私も知りたい。どなたか教えて
739 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 19:20:16.67 ID:hsXSfE4v
>>738 あ、ごめんなさい、確かにおっしゃるように目ではなく舌でしたね。ありがとうございます。
この作品が載っている本を探してみます。
>>739 あぁ、『舌』でしたか。
『舌』なら、旧角川文庫の『誘蛾燈』に収録されていますが、これは古本屋か図書館を探すしかないでしょうね。
現行の文庫とかで収録した物ってありましたっけ?>>皆さん
741 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 22:01:13.40 ID:qoRclklf
>>740 ちくま文庫の『怪奇探偵小説傑作選』か出版芸術社の『鬼火』。
『誘蛾燈』も含めてAmazonなら500円くらい。
742 :
名無しのオプ:2012/07/14(土) 22:07:34.62 ID:53Fe/25f
>>739 『舌』ならね、740さんの挙げてるのの他に、
ちくま文庫の『怪奇探偵小説傑作選2 横溝正史集 面影双紙 日下三蔵・編』にも入ってるよ
ただ、これも絶版かなぁ?
ちなみに『舌』って物凄く短いよね。確か5〜6ページぐらい。ちょっと怪談みたいな……
743 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/15(日) 00:10:46.47 ID:FsUCSlmK
他人の褌で相撲を取る狙いの
>>732に失笑しながら、
さあ、きちんと反論しておきまっしょ(w
>>734 残念ながら反論として成立していない。
>あくまで作家としてだが
と書いているにもかかわらず、
>編集者時代の横溝正史は
これは無いっしょ(w
>怪談仕立てのトリックなら「貝殻館綺譚」がある。
苦しまぎれとはいえ、ミステリと怪談を同一視してはいかんだろうが(w
それに本作もコテコテ怪奇ちゅーよりは、
かいやぐら程ではない幻想ファンタジー色がある作である。
744 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 00:21:14.80 ID:TF/I0ND2
誰が見ても立論の薄っぺらさ、知識のなさ、カン違いっぷりが歴然としている
書斎の感想文をせせら笑ってる常識的な反応を、自意識肥大のバカはいつも
「反論になっていない」
と言うんだよなw
狂人がキィー!ヒィー!と金切り声をあげているだけの痴態に、なんで周りが
「反論」しなきゃいけないんだか、 思い上がるなよ池沼w
>>720でも指摘されてるように、スレの流れも今議論されている軸も読めなくて
スレの全てが自分を中心に書かれたことだと思い込んで、読める部分だけを
読むから、ますます発狂ぶりが際立っているんだよ
745 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 00:46:33.73 ID:TF/I0ND2
雪の上の足跡トリックを扱った名作「白い僧院の殺人」について
書斎はこんなことを書いてるよ
↓
>十八番のオカルティズム皆無ゆえ、エンタメ度ダウンという感あり。
>西洋では雪女ネタは無いだろうけどね。
雪が舞台のオカルトと言って「雪女」しか出てこないんだww
書斎の頭の中の「西洋怪談」「欧米怪奇小説」っていうものがどれだけ
薄っぺらなものか、こういうところで簡単に馬脚を現すんだよなあw
746 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 01:24:07.94 ID:wPGraMqu
ほんと本読んでないよな
ハーディぐらいで発狂するだけのことはあるわw
ここでぐうの音も出なかった腹いせにクイーンスレで
「英米文学専攻でもない限り、ホーソーンやハーディ読む者は希少」
なんて負け惜しみを言って、途端に瞬殺されてたがwww
747 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 03:14:28.30 ID:WQLoAGX0
「文藝倶楽部」の「怪談号」で、横溝正史は自分でネタを考えて若手に書かせ、
中には口述筆記させた一編すらあるんだが。
748 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 06:10:29.99 ID:fUhmLM4H
横溝に限らずミステリ一般、文学一般、社会常識一般についての書斎の知識の浅さは
歴然としているな。スレ住人たちの足元にも及ばぬ低レベル。
ミステリマガジンに「論考」を投稿する、などと妄想を垂れ流すのが精一杯か。
749 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 07:09:56.68 ID:pJlDX9f5
書斎はプロなんだが。
名前を明かせばひれ伏す権威主義者のスレ住人には呆れるわ。
750 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 07:16:34.46 ID:mRvlLTRW
妄想のプロw
751 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 08:10:00.37 ID:NE7ZibYJ
幼稚園児レベルの嘘w
752 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 09:36:31.26 ID:19lCFr5V
書斎のほうがよっぽどの権威主義者だろw
第一「書斎はプロだ」なんてことを何の証拠も示さずに言い出すことこそ権威主義そのものじゃないか。
プロだといえばそれだけで皆がひれ伏すと思っているんだろうw
753 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 09:42:49.73 ID:yCq/+YIo
まず書斎がプロとして依頼原稿を書いていることは絶対にありえない。
知識も文章もプロとしての最低レベルにもはるかに達していない。
「たかが2ちゃんねるだから手を抜いている」と言い訳するだろうが
プロは2ちゃんねるでも手を抜かないし、仮に抜いたとしてもあんなに
間違いだらけの書き込みをすることはない。知識の量がちがう。
書斎はプロだ、出版社のCEOだ、天皇のご落胤だと幼稚なウソをつけば
住人が恐れ入ってひれ伏すとでも思っているのだろうか?
2ちゃんねるでは書き込みがすべて。えらい人でもレス内容が馬鹿なら
馬鹿にされるし、誰とも知らぬ名無しでもいい書き込みなら感心される。
ミス板でも馬鹿にされてるプロ作家もいるよ。
書斎は書き込みの程度の低さ、自演で優位に立とうとする卑劣さ、満足に
その自演もできない頭の悪さと、褒める要素がどこにもない産廃級のクズ。
「書斎は自演していないよ」とか
「サイレントマジョリティは書斎を支持している」とか
発言内容自体が矛盾しているレスを平気でしてくる頭の悪さは異常だ。
754 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 09:46:04.10 ID:WQLoAGX0
おツムがプロレタリアートなんだよ。
最近覚えたての言葉で多分、
アートのようなレトリックを持ったプロ、
ぐらいの意味だと勘違いしてるんじゃないか。
755 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 09:46:52.63 ID:/Kj+LtHl
>>744 「論」に対してなら反論もしようがあるんですけど
書斎の場合は根拠もなにもない独りよがりの妄想ですからねw
>>745 書斎はカーをまともに読んでいないことが証明されましたね。
カーの“エンタメ度”が“オカルティズム”だけみたいなこと言い出すとはw
756 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 10:13:36.71 ID:TF/I0ND2
書斎のミステリの認識って、いつも中島河太郎の初心者向け解説のレベルで
止まっているから、カーと言えばオカルトとドタバタ、っていう (まだ世の中が
「純文学」≒自然主義・私小説の権威にとらわれていた時代である) 1960年代の
発想から全く進んでいないんだよな。
書斎が権威主義者なのと根っこが同じで、とにかく既成の、悪く言えば手垢のついた
レッテルが大好きで、俗論俗説にすぐ飛びついてそれを疑わない。何の証拠もない
権威にも、それが権威だというだけで簡単にひれ伏すのが書斎の根本的態度。
その原因は一にも二にも、自分で実際の作品を読んだり歴史を調べたりしすることで
事実を把握することが出来ないから。
>>753に書かれていることは2ちゃんに限らず世の中の基本。まず作品を実際に
味わって、事実を確認して、その上で既成の一般論や偏見に誤りや行き過ぎが
あったと感じたら黙って捨てるか実態を証拠に基づいて人に知らせる、それが
趣味人の快楽であり使命感でもあるのに、書斎はいつだってトンチンカンな
既成概念(=権威)に縛られて、それを振り回すだけしかできない。
角川映画がマスコミで騒がれれば「角川以前は横溝なんて誰も知らない」
子供の頃にカーはオカルトだと聞けば「オカルトのないカーは面白くない」
間違った初心者向けのガイドをうのみにして
ポワロの相棒はヘイスティングスだと聞かされたら「ヘイスのいない作品は淋しい」
自分の目と頭が実態を把握できないんだから
既成の権威に頼るしかないっていう絵にかいたような俗物、それが書斎。
757 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 10:24:21.34 ID:TF/I0ND2
途中で送信に飛んでしまった、失礼。
間違った初心者向けのガイドを鵜呑みにして「ポワロがハゲなのは世の常識」
ポワロの相棒はヘイスティングスだと聞かされたら「ヘイスのいない作品は淋しい」
横溝は草双紙趣味と解説に書いてあれば「歌舞伎なんて敷居の高いものは
横溝作品には影響していない」と、草双紙や歌舞伎の中身も知らずに早とちり。
草双紙の具体的な作品の系譜と歌舞伎狂言や大衆演劇のはっきりした繋がりを
把握している人たちが語っていることがまるで理解できないから「歌舞伎と大衆
演劇は違うのが分かっていない」「西洋怪奇小説の方が影響はでかい」などと
行き当たりばったりの聞きかじりハッタリを盲撃ちして、それで相手が恐れ入って
ひれ伏してくれるのを夢見る。
すべて「ド素人」の一言で片づけられる中二病的態度でしかない。
自分の目と頭が歴史にのっとって個々の現実を検証できないから、既成の権威に
頼って思考停止するしかないっていう絵にかいたような俗物、それが書斎。
松本清張スレでも、「清張はこういう作家や作品を意識ししていたに違いない」と
挙げた作家や作品の名前が、みんな当時の人気大衆作家やベストセラー
みたいなものばっかりだったのが悪いが笑えたなあ。ほんとにテレビの人気しか
知らない人間なんだよな。そりゃ今どき異常な「文学コンプレックス」に捕われた
ままのはずだわ。
ただ「映画と言えばキューブリック」という恥ずかしい俗物発言は最近しなくなったね。
笑われまくったからね。どうしてそうなのかはまだ解ってないだろうけどw
758 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 10:29:58.65 ID:NE7ZibYJ
>>745 万年無職の書斎と一緒にしたらプロレタリアートに失礼
759 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 16:35:24.45 ID:wPGraMqu
だいたい、頭巾もヰタ・セクスアリスも所以も読めないプロ物書きなんてありえん
というか、中学生以下
760 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 18:12:01.31 ID:XEEIKIGE
書斎の相手してる奴等が夏の盛りの銀蠅のごとくうざい。
そんなに書斎が好きか、お前ら。
761 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 18:37:46.69 ID:r5BKh/0T
>>756 >>(まだ世の中が「純文学」≒自然主義・私小説の権威にとらわれていた時代である)
山崎豊子と松本清張の対談でもこの事に言及していたな。
文壇とか芥川賞とかは嫌い、だから距離を置いているというお二人の話は大変興味深かった。
762 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/15(日) 19:13:02.88 ID:6lRcF5hX
御大が狂綺堂の愛読者だったのは周知なことだが、
その実作、捕物帳や「河獺」なんて作を見ると、
心底愛読したのは半七であり、「三浦老人昔話」に代表される巷談集かと思う。
怪談の方は「一本足の女」なんかはミステリ的処理するとしたら
困難至極なネタだし(w
763 :
名無しのオプ:2012/07/15(日) 21:20:14.44 ID:xcoVmDG9
またもや根拠もなく「かと思う」かよw
764 :
名無しのオプ:2012/07/16(月) 07:39:21.05 ID:IOvw9VJY
皆様、お早うございます。
大雨が酷かったり、大変蒸し暑くなっていますけど、お元気ですか。
横溝先生の犬神家、やっと読了です。この作品は確か、一度テレビで見た事がありました。
大分昔でしたけれど、原作を読んだ感想とイメージが違う気がします。
確かに、ただ恐いのではなくて、何故こうなって行ったのか?強い愛が絡んだから…。
と、感じます。単純な事しか書けず、すみません。では、お仕事に行ってまいります。
765 :
名無しのオプ:2012/07/16(月) 10:35:49.45 ID:a1TUpghl
766 :
名無しのオプ:2012/07/16(月) 10:41:33.97 ID:a1TUpghl
▼あと、例によって書斎のワンパターンが始まりそうだから確認しておきますね
92 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 16:57:20.18 ID:HgHmcwu5
カースレで書斎が恥を晒したらいきなり現れて「初心者向けのオススメ」を
質問し、以後も書斎がやたらと馴れ馴れしく会話を続けていた相手は、
書斎がこてんぱんにされてコテハンを名乗れなくなった途端にスレから
消え失せてしまったなあ。
93 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 17:37:43.41 ID:2T+Zc/ip
書斎が追いつめられて書き込みが出来なくなったスレには
かなりの確率で「初心者」を名乗るやつがやってきて
「この作家の本を初めて読むのですがオススメはなんですか?」
「皆さんが初めて読んだ(or一番好きな)作品はなんですか?」
と聞いてくるんだけど、書斎魔神が出入りしていないスレで
こんな「初心者」を見たことない。あまりにも不自然。
94 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 20:44:55.49 ID:+P2mvPzA
「〇〇読んでこう思ったけど、他に読むなら何がいい?」
というレスならたまにあるけどね。
でもまっさらな状態で来るような人間は確かにいないな。
96 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 23:01:06.45 ID:ZJgWanst
そして普段は誰彼かまわずに罵倒する狂犬のような書斎が、その「初心者」には
なぜか親切に話しかけるんだよね
自分が答えられなくなった話題は存在しないかのようにスルーしてwww
767 :
名無しのオプ:2012/07/16(月) 10:41:36.18 ID:vVFDsq+v
書斎は綺堂が数々の戯曲を書いていることなんか知らないだろうなw
768 :
名無しのオプ:2012/07/16(月) 11:09:11.44 ID:oVpCwXtn
>>767 正史が、『ランプの下にて』(岩波文庫)のように芝居に関する著書まである綺堂の愛読者である
といいながら、「芝居には思い入れはない」なんて妄想を得意げに吹聴してますね。
まあ、無知が露呈するのは毎度のことですが。
どうせなんの根拠もなく、「御大が一番愛読したのは、怪談ものだ」とか
「狂綺堂の本領は怪談物であり、芝居評や戯曲は余興(←w)にすぎない」
なんて、思いつき言い訳に終始するんでしょうけど。
769 :
名無しのオプ:2012/07/16(月) 14:57:12.01 ID:eCXpwK2u
770 :
名無しのオプ:2012/07/16(月) 16:54:45.00 ID:k0HR3On4
>>764 休日なのにお仕事ご苦労様であります!
犬神家は、愛、だよね、愛
いくつもの強い愛が絡んでるのが犬神家ってお話だよね
それから、静馬がテレビと違ってただの悪人じゃなかったでしょ
映画やテレビドラマだと、静馬はいつだって悪者として描かれてしまうんだよね
771 :
名無しのオプ:2012/07/16(月) 17:21:41.69 ID:2aKgCSXW
>749 :名無しのオプ:2012/07/15(日) 07:09:56.68 ID:pJlDX9f5
>書斎はプロなんだが。
>名前を明かせばひれ伏す権威主義者のスレ住人には呆れるわ。
どうも意味不明だと思ったら2行目はかつての都筑スレでの逆恨みなんだな。
書斎が都筑作品を、売れない、店頭から消えてる、二年以内に忘れ去られる
と好き放題に罵倒していたところ、あるコテが論拠を徹底的に問い質した。
その結果、書斎は何のデータも持たず勝手なイメージで「店頭から消えてる」
と繰り返していたことが暴露されてしまった。
書斎のデタラメぶり、虚言が完全に明らかになった後、件のコテは一言だけ
自分の正体をほのめかす発言をした。過去ログを見れば明らかだがあくまで
もしかして? という程度でハッキリと実名を名乗ったわけではない。
書斎はこれを恨んで、プロが名前を出して書き込んだから住人が媚び諂って
自分が論破された、という風に記憶を捏造してしまった。
プロが名乗ったからといってスレ住人が媚びる必要はないし、別に媚びようが
媚びまいが書斎が嘘をついていたという事実には何の関係もないんだけどね。
それ以来、書斎魔神はことあるごとにそのプロに当て擦りを言いつづけている。
知識も実績も比べるのも馬鹿馬鹿しいほど上の相手にみっともなさ過ぎるわ。
772 :
名無しのオプ:2012/07/16(月) 18:21:06.36 ID:QqWGJ0kZ
>>771 > 書斎が都筑作品を、売れない、店頭から消えてる、二年以内に忘れ去られる
関係ないが、地方の書店では高木彬光作品をあまり見かけなくなったような気がする。
773 :
名無しのオプ:2012/07/16(月) 18:50:06.81 ID:IOvw9VJY
>>770 労いの御言葉、有難うございます。蒸し暑いので、屋外はきついですね。
本当に愛が複雑に絡んだ、気の毒ささえ感じてしまう一族ですね。
娘さん三人は、母娘揃って愛されなかったから、ああなって。他の皆さんも色々…。
あ、あまり内容を書き込みしてはいけないのですよね。すみません。
イメージで覚えていた内容と良い意味で大分違っていて、良い読後感です。
あのお嬢さんが無事に赤ちゃんを産んだら、姉妹の御二人はもっと落ち着いて仲良くなれますでしょうかね?
楽観的ですか?
774 :
名無しのオプ:2012/07/16(月) 20:29:55.92 ID:dXvKSjK9
若き日の横溝正史が、半七捕物帳だけでなく、岡本綺堂の奇談物を愛読していた、
っていうのは、「田舎太平記」に書いてあるし、そのまま文庫本の解説にも引用されてるんだから、
そりゃ「衆知の事実」なんだろうけど、
じゃあ具体的にどの作品から、どう「その文体についていちばん大きな影響をうけた」のか、
って話になると、数が多すぎて、Amazonをクグったぐらいじゃ見当もつかない。
普通の人間は、発言するのは綺堂の作品を相当数読んでからにしようと考えるのに、
それをせずに、いきなりあらぬ妄想へ走るのが、書斎ならでは。
かくして、新たな「羞恥の事実」がまたひとつ増えていくのだった……。
775 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/16(月) 21:37:17.98 ID:567umF8J
「横溝御大は狂綺堂作品を愛読していたから、
狂綺堂と同じくらい芝居に思い入れがあるはず」
とか、何か滅茶苦茶な話になって来たな(w
まあ、狂綺堂のミステリに対する思い入れよりも、
御大の芝居に対するそれは更に低いと思われだ。
あくまで趣味、作品の中に装飾として使うこともあった程度でしょ。
776 :
名無しのオプ:2012/07/16(月) 21:41:16.05 ID:dKyBQY9V
>「横溝御大は狂綺堂作品を愛読していたから、
>狂綺堂と同じくらい芝居に思い入れがあるはず」
>とか、何か滅茶苦茶な話になって来たな(w
見えないものが見える、書斎の妄想がまたぞろ始まったなw
いったい誰がそんなこと言ってるんだか具体的に示してみろよ
777 :
名無しのオプ:2012/07/16(月) 23:23:44.22 ID:a1TUpghl
いやほんと、書斎の言動は普通の人から見ると発狂しているか薬物中毒か、
というレベル以外の何物でもないんだが、これでも本人としては頭を作って
論理的に発言しているつもりなんだろうな。
周りのスレ住人はごくごく真っ当に客観的な資料をあたり、綺堂や横溝の
来歴や、そこから生まれたであろう嗜好を物証に基づいてたどる努力を
しているだけ。ごく普通の趣味人の態度だ。
ところが、知識もなければ調査探索する努力も全く持ち合わせていない
書斎だけが、自分の知らない事実に基づいて確実な推論が積み重ねられて
いくのが口惜しくて仕方ないらしく、そうした地道な調査の積み重ねを一撃で
吹き飛ばす革命的超科学新兵器!みたいなノリで、自分の知ってるわずかな
知識の切れっぱし、たとえば「残酷絵」「西洋怪談」「巷談集」なんてものを
世紀の大発見みたいに持ち出してくる。
778 :
名無しのオプ:2012/07/16(月) 23:25:46.19 ID:a1TUpghl
けど所詮は書斎の貧弱なコレクションを思いつきでピックアップしただけの
その場しのぎのハッタリ知識でしかないから、敗戦寸前のナチスの珍兵器
みたいなもので、笑い物になるだけ。
そうしたら今度は自分の狂った牽強付会を他人のせいみたいに捏造して
「○○は△△△と言いたいらしいなww」
などとズレまくった発狂発言を繰り返す。
このスレだけでも一体いくつ、そういう暴投発言を繰り返したんだか。
いいから自分の思いつき暴論をちゃんと補強できるだけの具体的な証拠を
どんどん挙げてくればいいだけのことだろうに。
まあそれが出来ないことを自覚しているから、どのスレでもあっという間に
他人に対する的外れな罵倒・誹謗しか書き込めなくなっているわけだけど。
書斎の無知の逆恨みをされるまともな人たちは気の毒だわ。
まあ「虚心に」スレを読めばまともな人たちの理論に学ぶところが多くて
書斎は誰に対してもかすり傷一つ負わせられていないんだけどねw
書斎本人は深い致命傷を負って、十年間恨み言を書き続けるわけだがw
779 :
名無しのオプ:2012/07/16(月) 23:33:03.04 ID:zuk+mo7G
780 :
名無しのオプ:2012/07/16(月) 23:46:50.08 ID:a1TUpghl
まあそのあたりはご容赦いただければ…
書斎が勝利宣言付きの「上方歌舞伎論」「西洋怪談論」「綺堂の巷談論」などを
次々ぶち上げる図がなかったのを残念だと思われるのであれば、それはそれで
仕方ないことですが。
個人的にはこの一週間の住人の方の書き込みでとても勉強になりました。
書斎の放置プレイが淡々と並ぶだけのスレより得るところは大だったと思います。
あくまでワタシ個人の嗜好なので自重したいと思いますが。
781 :
名無しのオプ:2012/07/16(月) 23:57:50.52 ID:eCXpwK2u
>>780 たしかに歌舞伎関連のやり取りは、俺も実に面白かったけど
きっかけは別に書斎じゃないし、正直あの馬鹿がいないか、
いても、自分が皆目わからないことには黙っていれくれればもっと楽しかったと思うよ。
俺も書斎はとことん馬鹿なのはわかるけど、からかって面白いわけでもなく、
いなくなってくれるのが一番いい。
782 :
名無しのオプ:2012/07/17(火) 11:16:57.01 ID:W+8r93IJ
「横溝御大は狂綺堂作品を愛読していたから、
狂綺堂と同じくらい怪奇小説に思い入れがあるはず」
とか、何か滅茶苦茶な話になって来たな(w
まあ、狂綺堂のミステリに対する思い入れよりも、
御大の怪奇小説に対するそれは更に低いと思われだ。
あくまで趣味、作品の中に装飾として使うこともあった程度でしょ。
783 :
名無しのオプ:2012/07/17(火) 12:04:20.99 ID:INDZi50N
狂綺堂なんて別号でこれみよがしに呼ぶとこが書斎らしい半可通だよなあw
その号では主に劇評・歌舞伎評を書いてたんだがね
「横溝御大は狂綺堂作品を愛読していたから、
狂綺堂と同じくらい歌舞伎に思い入れがあるはず」
ということになるね
あぼーん
785 :
名無しのオプ:2012/07/17(火) 16:08:40.27 ID:gDX1eK8N
>>773 金田一ものは、どんなに凄惨な事件が起こっても、読後感が良いものが少なくない気がします。
私も「犬神家の一族」を読んだ後、彼らの未来にやや明るいものを感じました。
786 :
名無しのオプ:2012/07/17(火) 19:58:07.81 ID:iHd5bj6D
>>785 探偵の身体的特徴と期を一にしているね。
787 :
名無しのオプ:2012/07/17(火) 20:19:35.50 ID:sTvFX+7u
御大が薦めるからカーの本を買って読んだが
それほどおもしろくなかった記憶がある。
788 :
名無しのオプ:2012/07/17(火) 20:23:37.88 ID:DttR9nDy
石坂金田一をテレビドラマで見たかった。由利先生は確か、ドラマでやったんだよね?
789 :
名無しのオプ:2012/07/17(火) 21:11:17.38 ID:xmQPeoEv
>>788 土曜ワイドの「蝶々殺人事件」か。あれはちょっと・・・
原作をあそこまで改変するのであれば、犯人の名前も変えてほしかった。
790 :
名無しのオプ:2012/07/18(水) 06:50:08.84 ID:sRP+Tfgc
791 :
名無しのオプ:2012/07/18(水) 08:17:57.87 ID:nBo2d1CH
キちがいじゃから仕方あるまい
792 :
名無しのオプ:2012/07/18(水) 08:33:29.36 ID:nBo2d1CH
いや、まじめに786の書き込みは誤爆にしか思えん。
軌を一にする、でも意味不明だろ。
金田一耕助の「身体的特徴」・・・ぼさぼさの髪とか貧相な体格が、「犬神家」
の読後感の良さと、何の関係があるの?
793 :
名無しのオプ:2012/07/18(水) 08:34:41.38 ID:Szis1WTg
ID:iHd5bj6Dは「探偵の身体的特徴」について
クリスティスレで集中砲火浴びて逃げて来た未読魔神
794 :
名無しのオプ:2012/07/18(水) 09:10:21.87 ID:nBo2d1CH
>>793 サンクス。向こうを覗いて来た。
なにやら「ミステリマガジン」に論考を投稿予定w らしいから、そっちに
専念して、ここからは消えてほしい。
といっても、
>>787みたいな十年一日なことをしてるからなあ。
あぼーん
796 :
名無しのオプ:2012/07/18(水) 11:35:59.73 ID:+b7sA+U0
>>792 金田一のイメージと明智のイメージを比較すれば子供でもわかるはずだが。
797 :
名無しのオプ:2012/07/18(水) 12:06:12.87 ID:bcWsFamb
書斎がボコボコにされると定期的に現れて「季違い」とだけ
呟いているのがいるが、やっぱり書斎のひとりごとなの?
798 :
名無しのオプ:2012/07/18(水) 12:22:18.42 ID:0cMN8YLZ
>>797 頭のおかしな愛知の恥晒しことねたばれぷららだろ。
799 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/18(水) 21:10:18.62 ID:DBIdXVJ4
じゃあ、由利先生は誰が適役だったか?
という話題が随分前にあった。
一番賛同を得たレスは故岸田森氏。
これには俺も成程感あり。
800 :
名無しのオプ:2012/07/18(水) 23:11:05.71 ID:LeZ97p8/
役者じゃないけど、筑紫哲也かな?
白髪のイメージでw
801 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 00:33:41.70 ID:LAFmFVip
東野圭吾パート71
49 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 15:57:57.85 ID:+b7sA+U0 ←←←
ぶたくん、えさの時間だ。人糞尿をあげよう。
東野圭吾パート71
55 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 20:42:34.60 ID:+b7sA+U0
でつまつくんは生きている。
必ずリーダーとして復活するぞ。
ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part13
9 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 11:34:59.59 ID:+b7sA+U0
一生懸命に書斎をばかにしていることにしたいらしいが、そんなことは全然ないよ(w
議論活性化のために、必要なレスをしているだけのこと。
ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part13
15 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 21:46:33.17 ID:+b7sA+U0
アンチの弱弱しい反論が一刀両断されたね。
アガサ・クリスティ 23
971 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 18:33:42.47 ID:+b7sA+U0
ミステリのカテゴリもわからずアガサについて妄言を撒き散らすアンチ。
みっともないからもうやめろや。
甦った! 横溝正史スレその2
796 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 11:35:59.73 ID:+b7sA+U0
金田一のイメージと明智のイメージを比較すれば子供でもわかるはずだが。
802 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 00:40:01.21 ID:XxAGD2TJ
由利先生は、ああ見えてかなりの好き者なので、藤本義一。
803 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 00:51:48.82 ID:DVeVgAd9
キザなので、キザと言えば岡田英二だなw
804 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 02:25:15.70 ID:qi1N//g/
ミス住のリードでスレが活性化してきたね。
805 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 07:31:36.67 ID:h7y3rIWN
犯人役は鶴峰の林博が適役なんじゃないかな
806 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 07:38:12.01 ID:LAFmFVip
ボケ老人林、
>>708で名無しのフリをしていたのにうっかり書斎のことを
「ミス住」とやらかしてしまって、以後ムキになって関係ないスレでも
ミス住ミス住と連呼しているな
意地を張るべきことは別にあるのに、とことん人として壊れているんだな
あぼーん
あぼーん
809 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 11:19:20.99 ID:JsSIivnz
必死な愛知ねたばれぷららw
書斎の支持者ってこんなのしかいないのかよw
あぼーん
811 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 11:23:55.09 ID:JsSIivnz
愛知県ってこんなのしかいないのか?
自分を叩く奴はたったひとりだと思い込んでる。
なんて孤独なんだろうw
812 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 11:29:43.60 ID:zwSxJRj2
俺はそのぷらなんとかとかいう奴ちゃうのに
人違いで煽る奴って季違いなんやろか?
813 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 11:35:56.84 ID:JsSIivnz
愛知ぷららが必死。
書斎と同じ刑務所の同じ房だったというのは本当かい?
814 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 11:43:15.58 ID:zwSxJRj2
ちゃう言うてるやん
謝れや
815 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 12:06:28.71 ID:zwSxJRj2
謝らずに逃げたか
親が季違いやからこーゆー蛆虫が育つんやろな
816 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 12:12:26.85 ID:LAFmFVip
はいはい箸休めに置いておきますよ
ttp://toro.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1334595136/ 652 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/07/18(水) 20:47:31.74 ID:fV4BJRIS
カチカチのフランスパンを凶器にする話があったけど
いくら固くてもパンでは質量に欠けるので、人を殺すほどの打撃は
与えられないと思う。
653 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [] 投稿日:2012/07/18(水) 21:14:48.19 ID:DBIdXVJ4
清張作品なら、それは「ブツ」が違う「和風もの」だね。
655 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/07/18(水) 22:08:40.44 ID:mjAuw5Z9
何言ってるんだ、両方あるだろがw
フランスパンが凶器の作品と和風のブツの作品は別(もちろん両方清張)
本当に、書斎は何も読んどらんね
もう、何も書き込まないで引っ込んでろよ
656 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/07/19(木) 08:53:36.64 ID:JsSIivnz
たとえ知らなかったにしても652がどうしてここに書きこまれたのかを考えれば
そういう作品を清張が書いているという見当くらいつけられると思うけどね。
語るに落ちた書斎くんw
657 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/07/19(木) 10:05:33.91 ID:aQ/59fSw
たぶん該博wなる書斎クンは、類似ネタの先達であるダールの作品と
652が勘違いしてると思ったんだろうな
勘違いは書斎の専売特許だっての
ダールを読んでれば間違うはずはないんだがねw
817 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 12:16:12.30 ID:zwSxJRj2
勝手に貼るなよ
著作権の侵害やろ
書斎に金払えや
818 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 12:20:39.90 ID:1zv7VtGN
松本清張すら読んでいない頭の悪い死斎君w
819 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 12:22:30.24 ID:aQ/59fSw
俺はかまわないよ
どんどん貼っとくれ
820 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 12:25:54.76 ID:zwSxJRj2
あかんいうてるやろ
貼るならしばくぞ蛆虫どもが
821 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 13:28:00.99 ID:h7y3rIWN
林の独り芝居が酷すぎるw
822 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 14:51:47.89 ID:LAFmFVip
これらの落書きにも書斎の著作権があるのかな?ww
東野圭吾パート71
49 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 15:57:57.85 ID:+b7sA+U0
ぶたくん、えさの時間だ。人糞尿をあげよう。
東野圭吾パート71
55 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 20:42:34.60 ID:+b7sA+U0
でつまつくんは生きている。
必ずリーダーとして復活するぞ。
ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part13
9 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 11:34:59.59 ID:+b7sA+U0
一生懸命に書斎をばかにしていることにしたいらしいが、そんなことは全然ないよ(w
議論活性化のために、必要なレスをしているだけのこと。
ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part13
15 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 21:46:33.17 ID:+b7sA+U0
アンチの弱弱しい反論が一刀両断されたね。
アガサ・クリスティ 23
971 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 18:33:42.47 ID:+b7sA+U0
ミステリのカテゴリもわからずアガサについて妄言を撒き散らすアンチ。
みっともないからもうやめろや。
甦った! 横溝正史スレその2
796 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 11:35:59.73 ID:+b7sA+U0
金田一のイメージと明智のイメージを比較すれば子供でもわかるはずだが。
823 :
”削除”依頼:2012/07/19(木) 16:41:32.09 ID:JsSIivnz
824 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 16:42:45.73 ID:JsSIivnz
誤爆失礼w
825 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 19:26:22.69 ID:WliE6KrO
久しぶりに犬神家の一族を読んでみると佐兵衛翁の身勝手な糞ジジイっぷりに驚くな。
何故、松竹梅の娘に冷たく当たったのか、それは東代と祝子への愛を忘れないため・・・
何か、感覚が一般庶民の全てを超越している。まるで意味不明、理解不能としか言いようがない。
自分の業で娘らの性格を陰険にしておいて、その業を娘らの息子に精算させるとか。三界に渡る気違いだわ・・・
826 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 20:09:49.25 ID:qXimryRw
まあ悪魔の手鞠歌に歌われている殿様よりはマシだw
827 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 20:16:31.54 ID:YyrASlyx
>>825 あんたはよほど人間関係に恵まれてるらしいな
佐兵衛ぐらい身勝手なおっさんは、世の中にいくらでもいるよ
828 :
名無しのオプ:2012/07/19(木) 21:38:19.01 ID:h7y3rIWN
>>825 東代?晴世だろ。どうやったら間違えるんだよ
829 :
名無しのオプ:2012/07/20(金) 01:33:15.11 ID:EuZeZkyy
横溝正史さんのお父様とお母様は、
お互いに家庭のある身でありながら、恋に落ち、
それまで住んでいた岡山から神戸へと駆け落ちしました。
その神戸で、正史さんや幾人かの子供たちが誕生しました。
捨てられた正史さんのお父様の正妻は、首をくくって自殺しました。
息子の歌名雄くんは、早死にしました。
異母兄である歌名雄くんの死因ついて、正史さんは「語りたくない」と言っており、
あるいは彼もまた自殺だったのかもしれません。
正史さんのお母様の夫君だった人の家も、その後、いろいろとご不幸があり、
ついには断絶してしまったそうです。
ちなみにこのお母様の夫だった人は、「悪魔の手毬唄」のお庄屋さんのモデルだそうです。
首をくくって自殺したお父様の正妻が「手毬唄」のリカのモデルであること、
また、歌名雄さんが「手毬唄」の歌名雄のモデルであることは、言うまでもありません。
道ならぬ男女の恋・愛欲が、周りの人々に不幸をもたらす。
周りの人間……特に子供や孫といった世代に不幸をもたらす。
親の因果が子に報い。
これが多くの横溝作品のテーマとなっています。
「犬神家の一族」しかり、「悪魔の手毬唄」しかり、「悪魔が来りて笛を吹く」しかり……
数え上げたらきりがない程です。
正史さん自身、常に罪悪感を抱いて生きてきたと言っています。
もちろん正史さんにはなんの罪もないのですが……
ご自分のご両親の不倫の恋が多くの人々を不幸にしたことを知れば、
その恋の結果として生まれた正史さんが罪の意識を感じてしまうのも、
あるいは無理はないのかもしれません。
軽々しく不倫をしている男女が、今も昔もたくさんいますが……
彼ら・彼女らには横溝正史の小説を読んでみることをお勧めします。
830 :
名無しのオプ:2012/07/20(金) 10:14:20.56 ID:qXcPjOtu
「私生児」を描き続けた作家だと思う。
そして、当時のミステリー(特に、海外の古典ミステリー)では悪役に
描かれがちだった私生児を優しい目で好意的に描いた。
たとえば、犬神家は、グリーン家殺人事件の影響を受けていると思うけど
タマヨは、グリーン家で言えば誰のポジションに当たるか。
もし純文学の作家だったら、その面が研究対象になってもっと評価されたと思うけど。
831 :
名無しのオプ:2012/07/20(金) 10:34:49.67 ID:F7nh2xQP
少なくとも珠世の漢字がわからなかったことだけはわかったw
832 :
名無しのオプ:2012/07/20(金) 16:58:52.24 ID:40A9PWqy
八つ墓村の多治見家の財産が昭和23年で1億2千万円とあるが、現在に換算すると幾らになるの?
833 :
名無しのオプ:2012/07/20(金) 20:11:23.75 ID:8cVgKmRY
>>829 真実のお話なのですか。
だとすれば金田一作品に共通する血の因縁とは全く空想のお話という訳ではないのですね。
834 :
名無しのオプ:2012/07/20(金) 20:59:47.45 ID:mdkpCLfA
>>829 悪魔の手毬歌ってそこまでの思いを込めた作品だったのですか・・・。
読んだときには、耕助はなんで手をこまねいてみていたんだ?との疑問が強かったけど、
横溝先生自身に復讐を遂げさせたいという思いがあったからかもしれないのですね。
また、その事情を知ると最後の歌名雄に生きて下さいというくだりの重みははかりしれないです。
835 :
名無しのオプ:2012/07/21(土) 00:26:47.73 ID:xaZq2Jry
>>832 えーと、良く判らないのですが。戦前の1円は今の=3,000〜4,000円ぐらいだそうです
なので戦前だと多治見家財産は3,600億円〜4,800億円かしらん?
でも戦後は価格が暴落したらしくタンス貯金などは紙屑同然だったとか(一応クグッた)
多治見家が、どこに貯金していたかで財産額が変動するかも
尼子の落ち武者の大判小判の方が、安定していて良さそうですね。
・・と、占い師のような発言。
836 :
名無しのオプ:2012/07/21(土) 05:58:04.12 ID:d6YhxbXO
手毬唄○
手毬歌×
手鞠歌×
837 :
名無しのオプ:2012/07/21(土) 06:44:38.21 ID:ffhxAJKH
>>835 ありがとうございます!
今、BSで八つ墓村やってますが番組情報で多治見家の土地山林を含めた総資産がそれくらいだと解説に出てました。
換算して数千億、結局は慎太郎さんが継いだんですよね多治見家。
辰弥も3000両の金塊を手にし幸せを掴んだ。それ以上に可愛い嫁さんも(笑)
鶴子さん始め、不幸に逢われた方々も多々いるけれども最後は報われて本当に良かったと思います。
838 :
名無しのオプ:2012/07/21(土) 07:16:48.14 ID:zk5DrKhO
>>834 あれって犯人が仁礼と由良の娘当人に不快な感情を抱いてないと殺人もできないよね。
殺しておかないといずれ近親相姦が起こることは火を見るより明らかだから、殺人の大義はあるが。
839 :
名無しのオプ:2012/07/21(土) 07:22:12.68 ID:zk5DrKhO
>>832 >>835 >>837 しかし、横溝正史読本によると横溝先生は「その後、八つ墓村はあの石灰工場によって公害に悩まされることになる」
と語っていられるから・・・あんまり救いがないな。
八つ墓村を書いた当時は公害は周知されてないから、将来こういうことをが起こると予測出来なかったかと。
840 :
名無しのオプ:2012/07/21(土) 08:34:19.40 ID:siAcQ0rI
>>838 犯人の心理にはさらっとしか触れてないところがまた恐ろしい。
四人(五人)目の殺害はありったけの憎悪をこめて行ったのだろうが、
その結果を知ったときの心裏とか、その後も復讐続行の為に隠蔽工作をし、
平然と葬儀を取り仕切る精神力とか、少し想像しただけで恐ろしすぎるよ。
841 :
名無しのオプ:2012/07/21(土) 09:32:40.08 ID:Bn5vBrQb
裏を返せば、それほどの愛情があったともいえる
842 :
名無しのオプ:2012/07/21(土) 09:39:28.66 ID:jUqWWTOg
あんたらの平然とネタバレする姿のがおそろしい
843 :
名無しのオプ:2012/07/21(土) 09:55:03.45 ID:E9FnbVdB
論考バカと「○違い」連呼するバカが
「やっぱりスレ住人もネタバレ解禁を希望してるんだね」とか言い出して
調子に乗ってネタバレ荒らしに励みだすといけないから
思い当たる人は自分で削除依頼出した方がいい
844 :
K.DATE:2012/07/21(土) 11:27:22.28 ID:WnH2Dpcz
お初です。
月並みですが、ベストは「獄門島」「八つ墓村」「本陣殺人事件」「蝶々殺人事件」、
そして「悪魔の手毬唄」。
「〜手毬唄」は快楽殺人だと思いませんか?
止むに止まれぬ事情が動機だとしても、
ひとりの男をどこか遠方に放逐すれば、
とりあえずは難を回避できますよね。
しかも、わざわざ老婆のコスプレって…
なんてことを思いながら楽しく読んでいます。
845 :
名無しのオプ:2012/07/21(土) 12:09:24.52 ID:PkKIJoqo
夏休みだなぁ
あぼーん
847 :
名無しのオプ:2012/07/21(土) 14:46:29.92 ID:KyUHrBy8
関西は、午後に短時間に激しい雷雨がありました。
長編の八墓村の前に、表紙絵が綺麗な鬼火・蔵の中を読み初めています。
お天気がこんなのですから、怖さが増幅されてしまいます。
848 :
名無しのオプ:2012/07/21(土) 16:03:43.77 ID:EJt3beJf
>>838 横溝正史の父親には三人の妻がいて、
ひとりめが歌名雄の母、
ふたりめが正史の実母で、姉がひとり兄がひとりいた(この兄が「五郎」)。
三人めの妻との間には、男の子がふたり(女の子も生まれたが生後まもなく死亡)。
つまり、歌名雄の異母妹というのは、正史の実姉に当たっていて……。
849 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/21(土) 20:00:04.70 ID:4TRcipu7
本陣、蝶々等と共に第一回探偵作家クラブ賞長編にノミネートされた
「幻想殺人事件」というのを読んでいるが、あらためて御大の力量を
実感。トリック、ストーリーテリング、描写力等々、どの点を見ても
御大に遠く及ばないのがわかる。
とても同じ賞のノミネート作品とは思えぬ。
まあ、これだけ卓越した作家と比較しては気の毒なのかもしれぬが。
850 :
名無しのオプ:2012/07/21(土) 21:25:36.16 ID:VPihpzAY
読んでません
851 :
名無しのオプ:2012/07/21(土) 22:11:57.92 ID:ndQSCz77
相変わらずあらゆることから目をそらす性犯罪者・林の現実逃避www
852 :
名無しのオプ:2012/07/21(土) 22:24:45.79 ID:1j+N17sV
>>849 「幻想殺人事件」は初刊の仙花紙本か、最近になって出た論創社の
守友恒の傑作選しかテキストがないが、どっちで読んでるんだ?
853 :
名無しのオプ:2012/07/21(土) 23:22:40.38 ID:a06uWrdq
>>852 ヒント:書斎は読めなくても言えるようなことしか言ってない
854 :
K.DATE:2012/07/22(日) 00:21:14.84 ID:97YthXF5
こんばんは。
御手洗潔。
若い頃は鼻持ちならない皮肉屋で反体制の極み、
みたいなキャラでしたね。
それがいまではストックホルム大学の先生で、
あまりメチャクチャも言わなくなりました。
少なくとも「暑いから冷房の効いた銀行でボケ〜としていよう」
なんてコトはしていないと思われます。
島田さんもそんな権威の高みに達してしまった御手洗はいささか手に余るようでして、
近作は石岡と出会う前の、過去のお話がメインです。
「摩天楼の怪人」もそうですね。
…なのですが、ここでの御手洗、妙に好青年なのですよ。
時系列的にも「占星術」の前の話ですので、
もっとギザギザハートの持ち主であってもいいと思うのですが。
このあたり、ちと違和感。
ここって島田荘司さんの著作についてああだこうだと語るスレですよね。
島田さん本人のことは二の次だと思うのですが。
エラリー・クイーンも言っていますね。
「書いた人のことなどどうでもいいでしょう?」
855 :
K.DATE:2012/07/22(日) 00:22:52.87 ID:97YthXF5
↑スレを間違えました。
申し訳ございません。
856 :
名無しのオプ:2012/07/22(日) 01:42:13.47 ID:e+IHSVtm
書斎の発狂ぶりがますます顕著になってきたなあ
857 :
名無しのオプ:2012/07/22(日) 06:48:25.99 ID:2A/BIJNn
>>449 犯人が[メル欄1]に手がかりがあることを知りながら、
事件のたびに必ずそれを使い続けるのも、自分で自分の首を絞める行為でしかないし、
そもそも自分が[メル欄2]なんだから、[メル欄3]で家族を怯えさせるというのも方向違い。
[メル欄2]への復讐という図式ならすっきりするところが、
ことごとく犯人自身を指していた……というのが、読み返してみての実感。
858 :
名無しのオプ:2012/07/22(日) 07:44:43.14 ID:g4vDObgm
笛を吹くの犯人って本編ではセリフは無いも同然だし確かにあとで取って付けた感が強いな。
獄門島も島の登場人物全員ひとりひとりが犯人になる可能性もあったと言われているね。
http://www.yokomizo.to/999mystery/110-119.htm >>後に、横溝夫人がインタビューで語ったことには、当時、家事や疎開先での慣れない農作業で疲れて眠いところに、
>>先生が得意になって登場人物を話すものだから、話を終わらせたいのも手伝って、
>>「それ、みんな犯人ですか」と半ば適当に口をついて出たものだそうです。
>>先生にもそれがわかったのか、ブ然として「犯人がそんなにいるか」とぶつくさ言っていたのが、
>>いつの間にやら夫人が言ったとおりの犯人になっていたので、あきれたと言うことでした。
859 :
名無しのオプ:2012/07/22(日) 10:34:37.60 ID:I9y67HYn
A は、花子との関係を隠すために花子を殺した。
B は、雪枝との関係を隠すために雪枝を殺した。
C は、月代との関係を隠すために月代を殺した。
元々殺したいと思っていた人間がいた時に、たまたま起きた殺人に便乗しその人を殺害する。
犯人は同一人物という先入観から動機が分からない不連続殺人というのも面白い。
860 :
名無しのオプ:2012/07/22(日) 10:37:46.65 ID:sx/W9zE+
もうすっかりネタバレをするスレになってしまったな
861 :
名無しのオプ:2012/07/22(日) 10:54:40.71 ID:5x+ZQ1vZ
>>847 蔵の中(エロくない方)の表紙はいいよね。
幻想的で退廃的、表題の魅力が引き立っている。
862 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/22(日) 19:26:43.67 ID:xYxc5Qy0
実は「蔵の中」の映像化には期待していた。
だが、いくら美形でもカマーってのは・・・
勿論、オチも原作どおりを期待していたが、
大乱歩の人間椅子にしても、この手のものは読んでる分には短編だし、
面白いのだが、映像化された場合には脚色されてしまうのが宿命のようだ。
863 :
名無しのオプ:2012/07/22(日) 19:28:18.41 ID:Yk+Wh5bc
ドラマや映画の話ばっかだねこの人
864 :
名無しのオプ:2012/07/22(日) 20:05:27.67 ID:e+IHSVtm
そりゃあ「頭巾」「所以」「宍戸」「日下」が読めない未就学児童なみの文盲なんだから
小説なんて読んだって理解できるはずがないよ。
ここ一時間必死になって書き込んでるのがこんな話ばかりwww
66 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [] 投稿日:2012/07/22(日) 19:35:27.18 ID:xYxc5Qy0
ファミ劇は8月には、えみりパパこと西郷版、ソフバンの犬こと北大路版の
明智シリーズも全話オンエアとのこと。
うーん、原作も把握したうえで、割り切って楽しむ分にはオールOKでは
あるが、あの多羅尾伴内みたいな世界を乱歩ワールドと思うて欲しくはない
という気もする。
676 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [] 投稿日:2012/07/22(日) 19:40:26.83 ID:xYxc5Qy0
「遠い接近」は近年の再放送はあった。
実況でも「刑事コロンボ」みたいで面白いとの声もあり。
(遺書に関する工作など)
少年向きドラマ「赤い月」は、もうフィルムが現存していないのでは?
409 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [] 投稿日:2012/07/22(日) 19:51:45.77 ID:xYxc5Qy0
エルって言えば、Yは例外的に横溝御大への影響度大かな。
「白と黒」「仮面舞踏会」といずれも力作だったのであろうが、
凡庸な出来に終わっており、
この犯人設定は御大の作風にはミスマッチだったのかもしれぬ。
やはり、横溝作品は薄幸な美少女キャラに限る?
865 :
名無しのオプ:2012/07/22(日) 21:47:59.86 ID:GVaYXnOT
>>849 ↓
「幻想殺人事件」みたいなマイナー作品を読んでるといえばみんな驚くぞ。
こんなの読んでるやついないだろうからテキトーに叩いてもバレないな。
↓
>>852 ↓
あれあれ、どの版で読んでるのか訊かれちゃったよ。これはまずいなあ。
どう答えても次に質問されたら嘘がバレそうだから答えずに誤魔化そう。
↓
>>862 「いま読んでる」といった本の出版社名を答えられない
イコール「読んでる」なんて真っ赤なウソ
誰でも分ることだけどねw
866 :
名無しのオプ:2012/07/22(日) 21:56:02.79 ID:ulcdsxVe
>>858 いいえ、横溝先生は最初から「笛」の犯人を決めてましたよ
「笛」については、誰が犯人でどういう物語にするのか、
細かいところまで練り終えたのに、
トリックが思いつかないので書きはじめることが出来ず、
何年も寝かしておいたんです
867 :
名無しのオプ:2012/07/22(日) 23:12:13.90 ID:THFKS/f2
>>866 最初からあったのは、正しくは「犯人」ではなく、
斜陽族の「世界」を舞台にするという「シチュエーション」と、
[メル欄1]を介して[メル欄2]の人物がいるという中心テーマね。
逆に、おどろおどろを排した「本格」という当初の予告からは、あの犯人、あの動機だったはずはないし、
細部まで出来上がったものにトリックを当てはめただけならば、
プロットづくりが「サボタージュ」状態に陥ったり、
完成後の「大手術」を考えたりしなくともよさそうなもの。
そもそも全編を貫くフルートの音は、執筆直前に聴いたものだし、
そのフルートを聴かなければ、[メル欄3]のトリックも[メル欄4]の手がかりもあり得なかったわけだから。
それと同時に、フルートの音の陰欝さに引きづられて、忌まわしい動機が割り込んできたんじゃないの。
868 :
名無しのオプ:2012/07/22(日) 23:36:28.50 ID:VECSsiw1
>>863 ところが歌舞伎の話になると板違いだといって発狂するのだよww
869 :
名無しのオプ:2012/07/23(月) 06:26:20.67 ID:2nKV9+zA
横溝作品はカドカワ映画を筆頭に何度も映像化されている。
歌舞伎とは全く無関係。この差がわからないとは横溝読者ではないと言いうる。
870 :
名無しのオプ:2012/07/23(月) 07:00:09.66 ID:Q0jKbOOd
文体が書斎と一緒になってますよ、名無しの書斎さんw
871 :
名無しのオプ:2012/07/23(月) 11:01:15.33 ID:oma69fI6
この名無しの書斎、筋が通っていない意味不明の妄言吐いているよ。
いつものことだけどw
872 :
名無しのオプ:2012/07/23(月) 12:08:46.04 ID:mKkxUd/c
名無しの書斎は、自分に理解できないものを
理解できているふりっていうものが全くできない
社会性皆無のアホだから実に分かりやすいw
873 :
名無しのオプ:2012/07/23(月) 12:15:22.93 ID:9T2ER3d5
でも「書斎魔神」や「ミステリ板住人」を名乗るときは
自分に理解できないものを理解できているふりばかり。
例:ボクタン文学を理解しているゾ
だから文学読んだフリしたときは「人間が描けている」と通り一遍のロンコーしているゾ
874 :
名無しのオプ:2012/07/23(月) 13:24:32.59 ID:DMkg8opA
書斎の論考はいつも「当を射てる」ね
875 :
名無しのオプ:2012/07/23(月) 16:36:05.38 ID:uATRxpOQ
希違い
876 :
名無しのオプ:2012/07/23(月) 18:21:44.50 ID:mKkxUd/c
2か月どころか十日も持ちませんでしたwww >書斎の鳥頭
733 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/07/14(土) 14:41:13.54 ID:QUj6XgOh
しかしこれだけ恥をかいて後出し(のつもり)と臆面もないパクリで
主張をコロッと変えても、老人性痴呆が進行する一方の書斎のこと、
どうせあと2ヶ月もするとまた
「日本人に観劇の習慣なんかなかった」
「横溝も歌舞伎は見ていない」
「三つ首塔の理外の理は」
と毎年書いてた何とかの一つ覚えのレベルに逆戻りしてしまい、
ここ数日痛い目を見て学習したことも忘れて、昔のボケ「ロンコウ」を
またオウムのように繰り返すんだろう。
877 :
名無しのオプ:2012/07/23(月) 19:47:57.15 ID:mghZgDZT
そんなことより横溝作品の話をしようぜ!
「首」を読んだが短い中に横溝テイストが溢れていて楽しいな。
怪しい昔話から始まり、過去の殺人事件、そして新たに起こる惨劇、と、
シンプルだが贅沢に仕上がっている。
最後の金田一、磯川両者の粋なはからいもいいね。
878 :
名無しのオプ:2012/07/23(月) 20:01:57.88 ID:fo01zZbd
何年ぶりかに来たけど相変わらずだなあ
でもこんだけ釣れれば書斎魔神さんも楽しいだろうね
879 :
名無しのオプ:2012/07/23(月) 20:31:48.27 ID:2nKV9+zA
880 :
名無しのオプ:2012/07/23(月) 21:15:21.85 ID:VtRK/W/n
歌舞伎は歌舞伎座でやってるのばかりじゃないものな
横溝作品にはよく旅役者の一座が出てきてこれが曰く因縁になってるよね
俺の地元みたいなちっぽけなとこでも、昔は芝居小屋があって
よく旅一座が歌舞伎の演目をやってたらしい。
しかも、地元の女子衆が役者と駆け落ちっぽいとこがあったりして
まさしく横溝の世界だと、話を聞いたときは感慨深いものがあったな。
881 :
名無しのオプ:2012/07/23(月) 21:22:23.66 ID:/eZS+Y8w
>>866 >>867 笛といえば天銀堂事件とか何だったんだろうな。物語の核に特に絡まないじゃん。
悪魔が来たりて笛を吹く、はあの帝銀事件をモデルにした作品と聞いて事件の扱いには期待したのになぁ。
882 :
名無しのオプ:2012/07/23(月) 22:03:00.95 ID:Jxgael1n
>>839 それで起こる事件には、金田一の孫に解いてもらいましょう。
883 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/23(月) 23:56:35.58 ID:pZDmBTQG
>帝銀事件をモデルにした作品と聞いて事件の扱いには期待したのになぁ。
俺もこの点を期待して読んだのだが、東京がメーンな舞台なだけで、
通常運転のドロドロ展開(w
戦後の大事件も本格ミステリ作家横溝御大にとっては作品の装飾の
ひとつに過ぎないということでしょ。
まあ、それはそれでOKかと思う。
884 :
名無しのオプ:2012/07/24(火) 00:22:03.98 ID:w0OwOPZx
またバカの逃げ口上の「作品の装飾の一つ」かw
他人が話題にしたものは何でもかんでもそうやって話を打ち切りたがるよな
それでいて自分が持ち出してくるのは、ゴミみたいな「残酷絵」「美少女」「ドラマ」ww
885 :
名無しのオプ:2012/07/24(火) 04:45:35.66 ID:BHMXs2+m
>>881 発想の核は[メル欄1]から容疑者とされた者同士は[メル欄2]している、だったわけだから、
[メル欄3]への復讐のため子爵の[メル欄4]をそこから探したところが、
なんと[メル欄5]の真犯人だった、と話を繋げるはずだった。
だけど、忌まわしい[メル欄6]に動機を変更したために、そこらへんも消し飛んでしまったのではないかと推察。
886 :
名無しのオプ:2012/07/24(火) 07:56:52.33 ID:8nSmDezL
887 :
名無しのオプ:2012/07/24(火) 08:36:41.35 ID:1AHoOUnP
>>885 いやいや、最初から動機は885の[メル欄6]でしたよ
横溝先生が千葉の海辺の町で療養していたころ、
時折とても綺麗なお嬢さんを見かけた。
そのお嬢さんは華族の令嬢なのだが、なぜかいつも憂い顔をしていて、
横溝先生は気にかかっていた。
そしてあるとき、知人からそのお嬢さんの忌まわしい出生の秘密を聞いたんです。
戦後、横溝先生は、このお嬢さんの呪われた出生をテーマにして、
「落陽殺人事件」という話を書こうと決めた。
そして何年もこのテーマを温め続けていたんです。
そんなある時期、夜ごとお隣りさんの家からフルートの音色が聞こえてくるようになって、
そしてトリックを思いつき、タイトルも「悪魔が来りて笛を吹く」と変えました。
つまり、最初の段階から犯人の動機は決まっていたんです。
888 :
名無しのオプ:2012/07/24(火) 08:41:55.69 ID:1AHoOUnP
・千葉の海辺の町で見かけた、忌まわしい出生の秘密を持つ華族の令嬢。
・帝銀事件のモンタージュ写真に似ているということで警察の事情聴衆を受け、
後に自殺した元子爵。
現実にこういう二人の人物が存在したわけです。
彼らを元ネタにして「落陽殺人事件」という、
華族の世界を舞台にした話を書こうとしていたわけです。
動機は最初から決まってたわけです。
889 :
名無しのオプ:2012/07/24(火) 08:42:38.16 ID:1AHoOUnP
○事情聴取
×事情聴衆
890 :
名無しのオプ:2012/07/24(火) 10:30:51.00 ID:pVY2RSmt
>>887 彼女がメインの洛陽殺人事件の方がよかったのに。
私見だけど、彼女の暗さは、美禰子のキャラにつながっていったと思う。
あと、その人の出生の秘密は、ただの噂で、横溝正史が真に受けたかもしれないよ。
ただの非嫡出子だけど、本当の親の名前を公表できないから、どんどん話が
膨らんだだけで。
891 :
名無しのオプ:2012/07/24(火) 10:37:51.26 ID:EXdL+YYt
横溝先生は、「帝銀事件」「津山大量殺人」なんかを作品のモチーフにしているけど、ほかの有名な事件を題材にしているのは、あるのかしら?
「三億強盗事件」や「吉展ちゃん誘拐殺人事件」を扱って欲しかったな。
892 :
名無しのオプ:2012/07/24(火) 10:56:57.50 ID:w0OwOPZx
吉展ちゃん事件は63年、三億円事件に至っては68年。
もう横溝氏が完全に絶筆状態の時だし、なによりルポルタージュ
ブームで腐るほど関連作品が書かれていた時代だから、かりに
横溝氏が元気でもこれを扱った作品はまず書かなかったのじゃないか。
後期の作品で社会派チックな取り上げ方を試みているけど、どう見ても
載っている雰囲気が感じられないのは仕方ないし。
もともと歌舞伎狂言やらの人工的に構築された物語を、カーの骨法で
ロマンチックなミステリーに作り変えた横溝氏だから、有名な事件は
ミスリードするための入り口みたいな扱い以上のことはできなかったと
いう気がする。
よく言われる「横溝作品によく出没する謎の怪人物はたいてい冒頭の
段階で既に○○している」というパターンも、そういう構造なのだろうし。
「びっくり箱殺人事件」の璽光尊事件の話題は笑えたけど。
いまだに双葉山って言うと人格高潔、力氏の鑑みたいに言われるけど、
あの事件との関連も語り継いであげた方がいいと思うんだけどなw
893 :
名無しのオプ:2012/07/24(火) 11:02:56.86 ID:xKnaTqUy
三億円事件については、時効になったことには興味あると言っていたな。
894 :
名無しのオプ:2012/07/24(火) 12:15:11.43 ID:UZPugSBR
あのさ、書斎やでつまやぷららに粘着してるお前等の方が余程異常だよ
自分でおかしいと思わないの?
何でスルーできないの?
あっ構ってちゃん馬鹿だからか(超新星爆笑)wwwwww
895 :
名無しのオプ:2012/07/24(火) 12:56:18.89 ID:Efb0XCCl
ここ何スレも書斎相手のレスなんてないのに、突然どうした?
構ってほしい自演かw
896 :
名無しのオプ:2012/07/24(火) 12:57:03.03 ID:Efb0XCCl
○何レス
×何スレ
897 :
名無しのオプ:2012/07/24(火) 13:12:02.43 ID:8nSmDezL
歌舞伎の話しなどは明らかに書斎を意識したものだったわな。
898 :
名無しのオプ:2012/07/24(火) 14:08:05.27 ID:Efb0XCCl
899 :
名無しのオプ:2012/07/24(火) 20:48:52.50 ID:BHMXs2+m
>>888 前者は「淋しさの極みに立ちて」だけれど、
「当時はまだそれをテーマにして、後年長篇探偵小説を書くにいたるであろうとは夢にも思っていなかった」
とあるのは、完成した『悪魔が来りて笛を吹く』のことであって、
最初からの構想だったなどとはどこにも書いていないよね。
出来上がった『悪魔が来りて笛を吹く』での浮き具合いからして、
その動機から発想したストーリーとは思えない。って話をしてきたんだが。
一度読み返してみたら?
900 :
名無しのオプ:2012/07/24(火) 20:50:51.32 ID:zj95pEeL
>>892 > 有名な事件はミスリードするための入り口みたいな扱い以上のことはできなかったと
> いう気がする。
自分もそう思う。
あくまで作品に対するスパイス程度に留まっているよね。
現実の事件に深く突っ込むのを無意識に忌避したのかな。
901 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/24(火) 23:55:13.44 ID:X38hC2Dl
結局、巡り巡って結論は、
>あくまで作品に対するスパイス程度に留まっているよね。
でしょ(w
まあ、同意はする。
純文学ではあるが、
太宰の「斜陽」(戦後の大ベストセラー)には興を惹かれたらしい横溝御大、
米なので貴族ではないが、本格ミステリとして高く評価したエルのYも
呪われた血の一家のお話だし、この辺を自分流に書きたかったという
ことでしょ。
902 :
名無しのオプ:2012/07/25(水) 01:40:08.20 ID:j07oj2pv
>>899 俺は888さんじゃないけどさ、
どのへんが浮いてるのか分かんないな
あの人が犯人で、動機はあれってのは、ごく自然だと思うけどな
最初から伏線めいたものがしっかり張られてると思うけどな
たとえば、
犯人がアキ子さんと目賀博士の関係について、
顔を真っ赤にして恥ずかしがってる描写が序盤にあるしさ
903 :
名無しのオプ:2012/07/25(水) 11:00:35.32 ID:paB5XHf7
>>874 的を射てるの似た意味で”肯綮をつく”という言葉を、悪魔の寵児で発見したのは知見だったな。
調べてみるとこの言葉の由来は実にカッコイイ。
横溝先生は他にも犬神家の一族の"卓抜不羈”とか古語のセンスが抜群だと思う。
とにかく先生の小説を読んで、分からない、見たこともない言葉があったらすぐさま辞書でその意味を調べる。
そうしたら、横溝先生は言葉一つ一つの意味、成り立ちをちゃんと理解して咀嚼して、
話し作りのエッセンスにしてることが分かるんだな。
904 :
名無しのオプ:2012/07/25(水) 11:04:45.34 ID:paB5XHf7
>>903 あ、ごめん。自分で
>>903みたいなレスを書いてて何だけど
肯綮をつく、は正しくは肯綮に中る(あたる)ね。すみません。
905 :
名無しのオプ:2012/07/25(水) 11:26:12.13 ID:Y47mVcUu
卓抜不羈は京極なんかも使ってるね
漱石や芥川だと造語も含めて漢語の使い方を読んでるだけで面白い
石川淳だの谷崎だのの世代の文学者は四書五経を自家薬籠中のものとしてるんだろうな
横溝正史や山田風太郎辺りがミステリや時代小説の中ですらりと使ってるのは、
たしかにかっこいい
906 :
名無しのオプ:2012/07/25(水) 17:24:47.65 ID:TZshjfah
無理に難解な語句を使うでなく、自然にものにしているのは凄いよな。
横溝も山田風太郎もむしろ読みやすい文章を書くし。
907 :
名無しのオプ:2012/07/25(水) 17:40:51.20 ID:p31dLfdV
今時の作家が難しい単語を使うと、只の知識自慢に思えるけど、当時のリアルタイムの読者は、作中の言葉の意味が簡単に理解出来る程の知識の持ち主が多かったのかしら?
908 :
名無しのオプ:2012/07/25(水) 18:16:25.25 ID:Y47mVcUu
知らなくても、色々読んでる間に、そういう言葉が頻繁に出てくれば覚えたんじゃないかな。
聞けば教えてくれる知識のある人は今より多かっただろうし。
今は代わりにネットで検索ということかな。
909 :
名無しのオプ:2012/07/25(水) 18:25:57.41 ID:+JdhH8Yn
漸くとか、慥かに、なんかも小説でしかみない。
普通は、平仮名でようやくだったり、確かにだったり
することのほうが多いし。
910 :
名無しのオプ:2012/07/25(水) 18:27:32.20 ID:Y47mVcUu
現代より進学率は低くて、トータルでの学力はわからないけど、
高校生大学生以上に限れば読書量は今よりずっと高いでしょ。
10年位前にTVで「戦争と平和」「罪と罰」「赤と黒」「老人と海」「異邦人」
の5冊のうち一冊でも読んだことがあるかというアンケートをやってた。
渋谷の若者:50人中ゼロ
東大赤門前:50人中9人 ただし「老人の海」の作者を遠藤周作と答えてるのがいたw
銀座で50代以上:50人中27人
銀座の27人は見栄を張ったという可能性もあるけど、本を読んでないのが恥ずかしいという感覚があるのが大きい。
戦前ならさらに読書量は多いだろうね。
911 :
名無しのオプ:2012/07/25(水) 18:37:02.82 ID:paB5XHf7
>>905-908 先生は結核の闘病時代は小説を書く量も医者から制限され、
余った時間では「辞書を引いて書いた原稿の誤字などを訂正する味気ない日々を送っていた」
ようです。探偵小説五十年に記してあったかと。
やっぱり物書きではない普通の人は、言葉のイントネーションなどでその意味も理解したという気になります。
例えば”憮然とした面持ち、態度”という言葉の使われ方、語感から
ぶっとした様子、面白くもない態度を連想しそれを本来の意味だと受け取り日常語とするでしょう。
しかし実際には"憮然”という言葉は、『失望してぼんやりする様子』を意味するのです。
語感やメディアでの使われ方とは真逆です。
言葉の意味を正しく理解し、しかし漢字ばかりを多用せず、平易な言葉も入れて読みやすい文章を作る。
その作業の連なりで初めて一遍の話が作られる。
この国に生きるものとして、小説家の仕事は本当に偉いと思います。
912 :
名無しのオプ:2012/07/25(水) 18:52:46.19 ID:TzvNo93r
昔の方が学力高かったかも、中学校中退の俺の親父ですら谷崎やら有島武男やらの
全集読んでたし、何故か経済原論の英書を読んでたりしてたぞ、別にインテリでも
何でも無かったんだが、やっぱ昔の人の向学心は半端無かったんだよなw
913 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/25(水) 21:08:19.65 ID:lrQHAWBV
>「老人の海」の作者を遠藤周作
これは「海と毒薬」との勘違いと思われだな(w
>有島武男
有島武郎やね。
うーん、向学心が高いというよりは、娯楽が読書ぐらいしかないし、
その上に出版点数が現在とは比べものにならないぐらい少ない時代
もあった。現代のようにミステリばかり耽読するってのが困難で、
自然に純文学まで手を伸ばしたりするという好結果を招くこともあったのだ。
横溝御大は正確には大卒ではないのだが、
旧制中学→薬学専門学校卒(阪大薬学部の前身)だから、
その読書量、教養は推して知るべしだな。
914 :
名無しのオプ:2012/07/25(水) 22:11:53.47 ID:TZshjfah
>>912 学歴などは関係なしに、一冊の本に対して本当に真摯に向き合っていた、という気はするな。
その姿勢が多くの作家を生み、真剣な読者の後押しが、偉大な作家を育てた、と言えるかも。
915 :
名無しのオプ:2012/07/25(水) 23:17:09.91 ID:9XnY7HVd
なんか気持ち悪いなこのスレ
916 :
名無しのオプ:2012/07/26(木) 00:30:42.58 ID:ADG6gd1o
コテハン叩きばかりやっているからね・・・・。
917 :
名無しのオプ:2012/07/26(木) 00:33:08.95 ID:5p6oDdTH
コテハンが相手にされないとおかしな名無し(正体はわかってるんだがw)が湧いてくるな
918 :
名無しのオプ:2012/07/26(木) 00:43:22.03 ID:ZuZAwk47
まあ文字通り十年一日だし
当時アマチュアだった人がプロ作家になっているというのに
書斎だけはものの見事に何の進歩もない
あ、恨みと歪みだけは着々と積み重ねているのかw
919 :
名無しのオプ:2012/07/26(木) 04:12:37.33 ID:1Lc2lK0H
>>902 「物語的、伝奇的、草双紙的探偵小説」ではない「組立てのガッチリとした、本格的な探偵小説」を、
と書いた翌月の冒頭が、
「これはあまりにも陰惨な事件であり、あまりにも呪いと憎しみにみちみちていて、読むひとの心を明かるくところが、微塵もない」
「この事件はあまりにも後味の悪さにおいて、極端であろう」
とあるわけだから、書き出す時点で動機が現行のものであったのは明らかで、
その伏線があるのは当然のこと
(ついでに言えば、この時点で腹案どおりのものでなくなっていることも)。
それでも、その動機の組み込みが上手くいっていないのは、
[メル欄1]を示す[メル欄2]の手がかりが宙に浮いちゃうくだり。
この動機だと、子爵の「メル欄3」で家族を怯えさせるのが無意味(なにしろ、自殺の表面的な理由とされていた[メル欄1]が犯人自身なんだから)。
天銀堂事件を蒸し返せば、そこから子爵の当日の行動、ひいては犯人の[メル欄4]に捜査の手が伸びるのは明らかなのに、
そうなってから慌てて[メル欄5]の始末に走る。
さらには発想の核であったはずの[メル欄6]にいたっては、単に両方の[メル欄7]だった、などなど、いくらでも目につくはずなんだけど。
920 :
名無しのオプ:2012/07/26(木) 05:58:22.55 ID:zPikWfzg
>>919 >>「これはあまりにも陰惨な事件であり、あまりにも呪いと憎しみにみちみちていて、読むひとの心を明かるくところが、微塵もない」
>>「この事件はあまりにも後味の悪さにおいて、極端であろう」
むしろ夜歩くの冒頭に適切な一文だな。
あれ程、読んでてストレスが溜りラストで胸糞悪い気分にさせられる小説も珍しい。
921 :
名無しのオプ:2012/07/26(木) 06:36:49.57 ID:b/m1Sexq
>>912 昔のオタってネット無いから知識面じゃ今のオタの1割も無いし、昔に夢見すぎ
そもそも当時は娯楽小説なんてバカの読み物なんだし
冷蔵冷凍車や真空パック無くて公害まみれの1950〜1990年の飯が
旨かったって言ってるアホな老人と変わらんぞ
922 :
名無しのオプ:2012/07/26(木) 09:47:19.74 ID:mdPbZfUQ
あまりにひどくて反論する気もおきないが、やはり書斎は
無視されて自分が口を挟むことができない会話が続くのが
一番こたえるのがわかった。この調子で無視していきましょう。
923 :
名無しのオプ:2012/07/26(木) 10:17:14.95 ID:3/G+vEjU
>>921 アホかw
ネットで得られる知識なんて表層的な物だろ
学術専門用語をググると該当サイトが一桁あるいはゼロなんて事がザラだぞ
そもそもなんでオタ限定・娯楽小説限定の話になってんだよ
924 :
名無しのオプ:2012/07/26(木) 11:53:28.44 ID:0szkuMgL
『笛』は、犯人も、動機も、全然とってつけた感はないよね
だってあき子夫人っていうキャラが最初から妙に目立ってたもの
あき子夫人は、登場する前から美禰子さんの口から思い入れたっぷりに語られて、
ヒロインである美禰子さんのコンプレックスの源なんだなって感じだったし。
んで、出てきたとたん、その特殊な魅力というか、特殊なお色気で金田一さんを圧倒する。
会ったばかりの金田一さんに抱き付いたりしちゃって、
男性に対して危うい女性なんだなって印象付ける。
このあき子夫人の特殊なお色気というか、あの一族の澱んで狂った血というか、
それが最初から色濃く出てるから、
それが事件の根本だって判明しても、全然とってつけた感はないよ。
あき子夫人が性的に狂ってるってことに対して、
犯人が、世にも切なげな表情をして苦しむシーンが、ちゃんと前半にあるし。
ラストも、ヒロイン美禰子にとってコンプレックスの源だったあき子夫人が、ああいうふうになって、
んで、ヒロインから影が消える。
最初から最後まで綺麗に筋が通ってる。全然とってつけた感はないよ。
横溝先生も、
>いま、私が『宝石』で書こうとしているつぎの小説の場合(注:『笛』のこと)、
>世界もきまっているし、人物配置も出来ている。
>殺されるべき人物もあるし、犯人も出来ている。むろん、動機も出来ているのである。
>つまり、シチュエーションはあらかた出来あがっているといってもよい。
>それからトリックのほうも、一番大きなやつだけはあるのだが、
>このトリックとシチュエーションを無図び付ける段になって、
>私の貧弱な灰色の脳細胞が、サボタージュを起こしてしまったのである。
って言ってるし。(『宝石』昭和26年10月号)
925 :
名無しのオプ:2012/07/26(木) 15:29:21.56 ID:aa2uKgAn
人形佐七は、かって頻繁にドラマ化されていたみたいだけど、ここ二十年ぐらいは新作が作られていないよね?
一番新しい作品は、何年前まで遡る?
926 :
名無しのオプ:2012/07/26(木) 17:16:49.80 ID:Au4Sf/pk
>>925 平成四年(1992)の、テレビ東京の時代劇スペシャル・人形佐七捕物帳
「江戸の華・美人役者に迫る魔手! 凶悪のけものを追え!!」じゃないかな。
堤大二郎主演のやつね。
927 :
名無しのオプ:2012/07/26(木) 19:43:02.58 ID:aa2uKgAn
ありがとうございます。
今から丁度、二十年前に制作されたきりなんですね。これから先も作られる可能性は低いのでしょうね。
928 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/26(木) 19:45:49.90 ID:1QBWsXST
遠藤周作「沈黙」がベストセラーって時代もあったし、
思えば、今は文豪扱いの太宰、三島は戦後のベストセラー作家なんだよね。
現代では考えられないほどに、大衆の読書浴が高かった時代が存した
わけである。
確かに、その頃に横溝御大や大乱歩の読者ってのは、今のマンキチ、アニオタ
のレベルで見られて当然か。
人形のような美形の目明かし役に、今、フィットする役者って果たして
いるだろうか?
林与一版を時専がオンエアしてくれることを期待。
シバレンの岡っ引きどぶなら、阿部ちゃんで見てみたい気はするが。
929 :
名無しのオプ:2012/07/26(木) 20:24:11.44 ID:KFHyKKVH
目欄で最後の目撃しなかったから殺されたってどういう意味?
930 :
名無しのオプ:2012/07/26(木) 20:27:14.86 ID:KFHyKKVH
スマン、自決したかも目欄でOK?
931 :
名無しのオプ:2012/07/26(木) 22:03:07.29 ID:H2Vs0/cc
932 :
名無しのオプ:2012/07/27(金) 00:08:25.61 ID:QgrLRTjX
読書浴って、面白いな
確かにPCで打ったら、そう変換したわ
933 :
名無しのオプ:2012/07/27(金) 01:18:02.49 ID:VeCAF0jt
ミス住は早く必殺仕事人2009の感想教えろよ。
渡し人の全話感想と巨大AAもまだ作ってねえだろ?
言ったことは責任もってちゃんとやれや。
934 :
名無しのオプ:2012/07/27(金) 02:26:03.23 ID:BZ7UO51/
書斎魔神のよく言うセリフ「後ほど○○をお目にかけるが――」は
「そんなもの出せっこない」「このままばっくれるよ」と同義
935 :
名無しのオプ:2012/07/28(土) 01:23:03.45 ID:5FrEdNED
石坂金田一は病院坂でシリーズが終了したけど、映像化して欲しかった作品はありますか?
私は「八つ墓」かな。
原作に忠実な中身で。
936 :
名無しのオプ:2012/07/28(土) 07:55:01.31 ID:nnBnYjgK
長編・短編とあれだけの数を、あいだに空白期間はあるにしろ、
一定水準の品質をを保ちつつ発表し続けたのは凄い
>>935 迷路荘の惨劇
937 :
名無しのオプ:2012/07/29(日) 02:09:40.04 ID:ymIvI0U6
>>935 典子役は、無難な所で加藤夏希、佐藤藍子?きわどいけど、華原朋美。
架空の人物を含めれば、いたずらなキスの琴子、ジュエルペットの
有栖川あおい、プリキュアの夢原のぞみ、キュアハッピー。
>>928 今でもドストエフスキーの新訳や村上春樹の小説が話題になるし、
読書浴の点では当時と変わらない。むしろ、進学率や識字率が昔より高いから
知識の量、参加する大衆の数の点では昔より増えている。
>>935 シナ扇の女の短編バージョン、知られざる傑作バラの呪い、三姉妹から見た
獄門島異聞。
938 :
名無しのオプ:2012/07/29(日) 04:32:07.63 ID:NR75EajB
>>924 ん? だから[メル欄1]への復讐として出来つつあったのを、
[メル欄2]に変更して書き出し、犯人=[メル欄1]にして乗り切ろうとしたところが上手くいっていない。
そこらへんが「サボタージュ」だの「大手術」だのに繋がってるんだろうと書いてるんだが。
939 :
名無しのオプ:2012/07/29(日) 07:44:32.06 ID:kKqIgKwe
>>937 > 典子役は、無難な所で加藤夏希、佐藤藍子?きわどいけど、華原朋美。
朋ちゃんはガチなので、ちょっとやばい。
940 :
名無しのオプ:2012/07/29(日) 19:12:18.02 ID:JimJOjmC
豊川版金田一の八つ墓は、出来が酷かったけど、あれを石坂浩二が演じていたら、評価は変わっていたかな?
941 :
名無しのオプ:2012/07/29(日) 19:16:10.51 ID:GQaRcX+4
閉ざされた世界、そこでだけ通用する論理
ミステリーを作る上でこういった装置は便利だよな
(限られた容疑者、意外な動機など)
横溝正史は地方の村、梨園、没落貴族を選んだが、
舞台が現代の場合は安易に使えないから大変だな
有栖川の某作品のように、新興宗教団体の施設の中など、
作家は舞台にいろいろ工夫を凝らさねばならない
942 :
名無しのオプ:2012/07/29(日) 20:21:19.08 ID:U7/WdIR/
物語を読ませるって点ではマジで文章うめえよなぁ
943 :
名無しのオプ:2012/07/30(月) 12:48:39.84 ID:IP36w+Lj
横溝ってどんな金田一でも褒めるよなw
渥美とか西田はイメージ通りって褒めるし、石坂はイメージとは違うけど実際に見たらよかったって言ってるし
944 :
名無しのオプ:2012/07/30(月) 15:45:50.56 ID:YzoSsFAH
>>940 役者というより、脚本に問題があったと思う。
945 :
名無しのオプ:2012/07/30(月) 16:30:14.44 ID:54Qa6i/W
豊悦金田一は未見なので再放送楽しみにしてるんだけど
なかなかやらないね
豊悦だとシリアスすぎる気もするな
946 :
名無しのオプ:2012/07/30(月) 18:46:16.68 ID:Yx62rdZy
豊悦はじめっとした演技で人物像が妙に生生しいんだよな
あれはあれで好きだけど、演じるのが金田一となるとちょっと違和感ががが
947 :
名無しのオプ:2012/07/30(月) 22:09:40.02 ID:Aa24N+/H
周りの俳優陣もモロ90年代のトレンディ俳優って感じで軽いよね
948 :
名無しのオプ:2012/07/31(火) 06:35:45.38 ID:/BqcrduE
949 :
名無しのオプ:2012/07/31(火) 10:57:14.25 ID:MaHJKEXA
影丸譲也版の八つ墓村がやっと届いた。
まだ少ししか読んでないけど、この劇画は画力よりも
作者独自のセリフの豊富さが魅力的だね。
弟子の長尾文子が描いた原作に忠実と言われる八つ墓村も買ったけど、
こちらは小説の文とセリフをトレースしてる感じで微妙。
完読するなら影丸譲也版が先かな。
950 :
名無しのオプ:2012/07/31(火) 17:52:18.43 ID:HZIigB7M
耕輔が出向く行楽地って山と海ばっかだよねw
951 :
名無しのオプ:2012/07/31(火) 17:55:08.11 ID:q71D/QhK
影丸版の功罪。
横溝の再評価をもたらした反面、落ち武者の呪いを強調して
典子の冷遇を招いた。
それは、渥美版の映画にも言えるけど。
でも、典子冷遇(抹殺)の遠因は、主人公と探偵役を切り離した原作にも
あるんだよね。金田一が登場しない(辰也が探偵役の)設定だったら
典子ももっと有名になったのに。
952 :
名無しのオプ:2012/07/31(火) 18:01:41.83 ID:C7w54emF
漫画にまで手を出すってスゴイな、原作→映画→TVドラマまでだわ
劇画だとすると、落武者惨殺がどう描かれている気になる
渥美清さんの八つ墓村は、日本独特のじめ〜とした暑さが印象的だった
黒沢監督の「野良犬」みたいな湿度感
今年の夏も暑いけどね
953 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 04:48:39.67 ID:aicJTwNU
漫画はスレ違い。漫画板行けや。
954 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 09:40:47.05 ID:0n61n5mI
横溝作品の場合、死体展示が謎解きの鍵や作品の見せ所だから、文章で説明するよりも、画や映像で見せた方が、ユーザーは作品に入りやすいのかも。
また、乱歩等に比べると、映像化しやすいのも、映画や漫画が一大ブームになった要因なんじゃないかな?
955 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 11:56:12.29 ID:aicJTwNU
カドカワ映画はブームを作ったが、漫画はなんのブームも作っていないよ。
956 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 12:31:14.44 ID:jsvdUyKB
講談社の少年マガジンは当時漫画雑誌としては先進的だったからね。
(ガロやCOMと違って娯楽、商業ベースとしての先進性だけど)
貸本劇画作家や少女漫画家を登用したり、原作付きで編集部主導の企画を推進したり
一部、ゲゲゲの女房で再現してたけど、あんな感じ
横溝正史の劇画化もその路線だけど、さすがに「そうきたか!」と思った
俺は父親が探偵小説好きなんで、たまたま知ってたけど、
同級生で知ってる奴なんていないから、新鮮なショックという感じで話題になったよ
角川春樹はその頃角川書店入って数年だったけど、影響を受けたのは間違いないと思う。
影響を受けたというよりマガジンの反響を見て「これはいける」と思ったんだろうね。
当時だと全く文庫らしからぬ洋画のノベライズを文庫にして当てるような男だから。
957 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 13:20:07.03 ID:xIOz2U5r
>影響を受けたというよりマガジンの反響を見て「これはいける」と思ったんだろうね。
まさに角川春樹自身がインタビューでそう証言しているよ。
マガジンの「八つ墓村」を読んでこれは売れると思い横溝家を訪ねた。
ただしミステリではなくオカルトブームだから怖い本として売れると
思ったらしい。
作者はとっくに死んでると思い込んでたから本人が出てきて驚いたとか。
そこで「先生の作品をぜんぶ文庫にするからください」といって横溝を
口説いた。
角川文庫の連続刊行によって横溝ブームが起こったことは数々の資料や
データから明らか。その直接の原因はマガジン「八つ墓村」だった。
各社で映画化されたのは発生したブームを受けてのことだし、ブームを
拡大させた功績はあっても「映画がブームを作った」というのは誤り。
958 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 14:06:37.81 ID:aicJTwNU
漫画ではブームは来なかったことをまさに証明しているね。
その後のカドカワ映画でこそブームは到来した。
認めざるを得ない証言が出たねえ。
959 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 14:30:19.82 ID:jsvdUyKB
>>958 956は、そうは読めないはずだけどね。
リアルタイムで読んでた実感だと、久々に横溝正史の名前が話題に!ってのが劇画
それをきっかけに角川が横溝作品を怒涛の復刊、と言っても最初の復刊が当たったから
角川も続々と復刊できたんで、ブームというなら文庫連続復刊時にブームは来てる。
ATG映画も角川の第一作も映画館で見てるけど、これらはブームの起こったずっと後ね。
どうしてもブームに位置づけるんだったら、ブームのクライマックスが映画化。
当時、映画ではじめて横溝を知ったなんて人がいたら、本はおろか新聞も雑誌も読まない人ぐらいですよ。
960 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 14:37:53.26 ID:aicJTwNU
原典を読めない子供にまて浸透してこそブーム。
その意味ではやはり映画なんだな。
961 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 14:50:39.13 ID:7rRgtxOE
もう地べたに大の字になって駄々をこねてる子供といっしょだな
これで還暦過ぎのジジイというから呆れるわ
962 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 17:05:48.35 ID:aicJTwNU
ドリフのコントにまでなった文芸作品が過去あったかということを考えれば、アンチのいうことのおかしさなど一発で見抜ける。
963 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 18:39:59.73 ID:MaK6DkGE
なんだか書斎認定してもらおうと必死だな
964 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 19:00:40.38 ID:ya2YDoZp
965 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 21:20:37.01 ID:BPhWaVdX
皆様今晩は、暑いですね。
私も漫画の金田一さんから、改めて横溝先生作品に入りました。
怖くて綺麗、綺麗で怖い。推理物の中でも、本当に独特だと感じています。
怖くて綺麗と言いますと、この度読了致しました鬼火・蔵の中の表紙絵も。
バリエーション豊富な中短編集で、色んな感想が生まれました。
横溝先生、凄いですね。学生時代に、怖くて読まなかったのを後悔中です。
図書館にかなり揃っていたのに、勿体無かった。
966 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/01(水) 21:32:25.13 ID:MTuMGg4V
気になったことを2点ほど。
まず、
>>937の
>今でもドストエフスキーの新訳や村上春樹の小説が話題になるし、
>読書浴の点では当時と変わらない。むしろ、進学率や識字率が昔より
>高いから 知識の量、参加する大衆の数の点では昔より増えている。
この点は完全に外している。
まず、娯楽の多様化、ネット隆盛の時代において、
書籍に対する読書欲と進学率・識字率・知識量にはダイレクトな関連性はない。
売れている書籍はほんの一部だし、内外の古典(エンタメのそれも含む)を
読んでいる者は昔日(70年代前半ぐらいまで)と比較すれば、
格段に減少しているという
事実をしっかりと押えておくべきである。
>>952の
>渥美清さんの八つ墓村は、日本独特のじめ〜とした暑さが印象的だった
>黒沢監督の「野良犬」みたいな湿度感
これは感覚的に「?」。
確かに湿度が高い日本のむし暑さが描かれているという点だけは
共通するのだが、八つ墓は土の匂いがまじる田舎の暑さ、
野良犬のそれは人いきれでむんむんとした都会の暑さ、
正に「テースト」が異質という感あり。
967 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 22:04:50.49 ID:2eicPsDF
真夏に真冬の舞台の作品を読むもまたよし
自分は横溝作品は基本、秋から冬のイメージだなぁ
本屋でいま並んでいる旧角川表紙で、
読書感想文を書く見所ある小学生などはいないものか
例えば仮面舞踏会とか・・・
968 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 22:20:40.83 ID:GItyncrp
[メ欄]の人を相手に、赤と緑のマッチを使うなんて酷いと思いました。
こんな人は殺されて当然です。
969 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 22:29:39.92 ID:MVH8Qsmi
>>964 自分で何かを語ることができず
他人のレスにインネンふっかけることしかできないからね、その構ってちゃんは。
>>967 自分は夏休みに集中して読んだという体験からして、横溝は夏だというイメージが染みついている。
本陣殺人事件ですら。
970 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 22:36:02.22 ID:XL9H4GcP
>>968 色盲(変換できないじゃないか、どうなっておるのだ?)の奴って色盲指摘されるのすごく嫌がるよな。
971 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 22:41:39.51 ID:0n61n5mI
横溝作品は優れた映画が沢山あるけど、ライバルの乱歩は少ないよね?
一番の名作は「恐怖奇形人間」かな?
972 :
名無しのオプ:2012/08/01(水) 23:38:12.95 ID:vxQrYdPv
>>969 その作品を読んだときの季節や天気がそのまんまその作品のイメージになることってありますね。
俺の場合は「幽霊座」はどんよりと曇った秋の日の午後のイメージ。
>>971 松竹の「江戸川乱歩の陰獣」は横溝先生も褒めていましたよ。
「真説金田一耕助」中の「『陰獣』の試写を見る」でしたっけ。
973 :
名無しのオプ:2012/08/02(木) 03:07:44.07 ID:B17OQBPM
>>972 創元の日本探偵小説全集・乱歩集に中井英夫が書いたものによると、
実際には否定的なことも言ったみたいだけどね。
晩年の横溝正史は、結構リップサービスをしてるので、
>>943 本音は分からない。
974 :
名無しのオプ:2012/08/02(木) 19:23:46.77 ID:yjhF2rwi
>>969 真夏で本陣のあの舞台は面白いなw
動機は暑さのせいにするわw
975 :
名無しのオプ:2012/08/02(木) 22:03:28.92 ID:YSf2geL5
三本指の男の死因は熱中症。
976 :
名無しのオプ:2012/08/02(木) 22:45:46.62 ID:0YvdBkcr
中尾彬のATG版では、三本指はリアルに再現されていたの?
977 :
名無しのオプ:2012/08/02(木) 22:55:18.05 ID:Q0hAyWBd
三本指って吸血蛾だっけ?
978 :
名無しのオプ:2012/08/03(金) 06:38:37.21 ID:Xy082sMN
979 :
名無しのオプ:2012/08/03(金) 14:36:36.48 ID:HOz31nXQ
BSでこの前、古谷一行の金田一で「白蝋の死美人」が放送しててさ
今日古本屋で「蔵の中・鬼火」という短編集を見つけ
その中に「蝋人」ってのが入っている
これ原作かなと思って買ったら違うみたいだね
まあ105円だからいいけど
980 :
名無しのオプ:2012/08/03(金) 18:24:05.82 ID:YiCvfnb+
ふおお、犬神家読んでて謎があるんだけど
佐清って横溝作品でも一、ニを争うほどの好青年として描かれてるのに
なんで佐兵衛翁は佐清まで殺されるように遺言状で仕向けたの?
981 :
名無しのオプ:2012/08/03(金) 19:04:21.43 ID:pg+O0hPx
>>980 そのへんは著者も「推理小説はパズル」「登場人物は駒にすぎない」と常に言い逃れをしている。
982 :
名無しのオプ:2012/08/03(金) 21:02:45.64 ID:tdY5V77U
>>979 『白蝋の死美人』の原作は、『蝋美人』と『雌蛭』(どっちも金田一物)だよ。
少しだけ細かく言うと、全体のドラマは『蝋美人』で、一部分だけ『雌蛭』らしいところがある。
現行の角川文庫では『蝋美人』は『首』に、『雌蛭』は『七つの仮面』に入っているよ。
983 :
名無しのオプ:2012/08/03(金) 21:33:39.02 ID:SdFcdx7R
>>979 あ、鬼火・蔵の中購入なさったんですね。私も先日、読了致しました所です。
表紙絵は蔵の中でしたが、一作目の鬼火がずっしりした怖さを感じました。なんて人生。
蝋人も不思議な退廃感、背徳感の短編ですね。つらつらと、失礼しました。
金田一さんの作品、沢山映像化されているんですね。知らなかったです。
984 :
名無しのオプ:2012/08/03(金) 22:52:30.38 ID:HOz31nXQ
>>982 どうも、2冊も読まなきゃならんですか
今さわりの10分位観てみたけど、オープンロールで原作本が出てた
とりあえずブックオフでは見かけたことはなかったね
>>983 初めの10分で、かなり安っぽい臭いがプンプンしてる期待は出来そうにない
杉本彩らしき人が出てた気がする
985 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/04(土) 07:22:06.09 ID:g37CIXJ7
>>971 実相寺版「屋根裏の散歩者」は、原作の雰囲気が上手く活かされていた
佳作かと思う。
主人公郷田役の三上博史は予想外の好演(個人的には
大乱歩作品愛読者でもある佐野史郎にやって欲しかった)ながら、
惜しむらくは、明智役のビジュアルがちょっと・・・かな。
「恐怖奇形人間」は海外版DVDを見たが、期待が大き過ぎたせいか、
今ひとつという感あり。
石井輝男監督も成人向きB級東映時代劇ほどのはじけぶりが無く、
ややおとなしめ。
986 :
名無しのオプ:2012/08/04(土) 09:08:20.61 ID:E/fAq0xp
金田一に比べ、明智・二十面相・少年探偵団などの乱歩映画がイマイチなのは、やはり原作の質が劣るからでしょうか?(後はスケール感と、話のリアリティーの欠如も?)
ドラマ化された作品も、乱歩より横溝作品の方が多そうだし…。あと、乱歩作品には横溝作品にある、人情的な物が少なく、怪奇性が先行しているのも原因?
987 :
名無しのオプ:2012/08/04(土) 17:20:02.88 ID:x3Nf0GfT
>>983 上のレスでも言われていたことで、角川春樹さんと作家の真山仁さんの対談でも仰られていたことだけれど
横溝先生の文章は非常に映像的。文を読んでていて容易に絵を推察できる。
だから角川さんも題材が映画化しやすいと語っていた。
988 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/04(土) 23:50:57.34 ID:O67nRWI1
>>986 並び称されることが多い2大マエストロだが、
横溝御大→基本は長編作家、本格ミステリ作家。
大乱歩 →短編の名手、変格(サスペンス、怪奇、冒険等)。
意外や、作家としての特質は異なる。
ミステリとしてのストーリーが丁寧に創り込まれたもの(長編)が多い
横溝作品に対して、大乱歩の傑作は短編に集中していること、
(映像化にボリューム不足)
通俗長編は読んでいる分には良しなのだが、映像化すると奇抜過ぎて
漫画ちっくになってしまうこと等が、映像化の成功例・人気度では横溝作品に
軍配があがる結果となっているのかと思う。
989 :
名無しのオプ:2012/08/05(日) 04:10:33.91 ID:yb0ftZws
決定版の論考がまた出たね。
990 :
名無しのオプ:2012/08/05(日) 09:53:56.78 ID:+r4/1yI3
そろそろ次スレの季節
>>984 確かに杉本彩出てたね
自分はわりと楽しめたな
991 :
名無しのオプ:
自分に安価打ってる