横溝正史【第十七章 横溝正史読本復刊記念】

>>951
シナリオ悪霊島は見つかりにくい文庫だよねぇ。

なくてもかまわないけど、っていう感じのしろものなのがさらに癪だな

当時は古本屋にあったんですが、
シナリオだしと思い買わなかったんです。

佐七はよそも出してたんで買う気は
なかったんですが、なんで3だけあるんだろう？


もう思い出せない。

出た時はあれはいいや、とスルーしていたからなあ。

「悪霊島」にかぎらず確かにこのころの出てた角川映画のシナリオシリーズはどうでもいと当時は思ってたな

シナリオというものに興味があるのなら「悪霊島」のそれは読んでおいてもいいかも。
当時は佐七は角川より春陽で読むのが一般的だったかと思う。
まだ、春陽文庫が多くの書店に在庫して時代である。

>>956
本屋でいくつか立ち読みしてみても正直面白いものじゃなかったしね。
ただ無いとなるとちょっと欲しくなってくるのが悔しいw
今後復刊されることはまずないだろうから、古書店探すしかないけどね。

>>954図書館で上巻読んで下巻だけ借りるパターンならあるけどね。

悪霊島、戦国自衛隊を持っている俺は勝ち組

「ザ・キーパー・オブ・ザ・キーズ」こと「チャーリー・チャン最後の事件」読了。
正直（メール欄）の使い方は「仮面舞踏会」のほうが巧いと思った。


ちなみに巻末の作品リストにはチャン物のパロディ・パスティーシュのたぐいも載せられていて
横溝正史が『新青年』の編集長時代に掴まされた作品もあった。

「これなら自分が［メル欄］でとっくにやってるわい」ど自信を持ったのでは。

家には
『チャーリー・チャンの活躍』
Charlie Chan Carries On （1930） Earl Derr Biggers
『チャーリー・チャンの追跡』　　　　　　　　　　（1884-　1933）
Charlie Chan in Behind That Curtain （1928）
がある（共に創元推理文庫）が

The Keeper of the Keys: (1932)
は全く知らなかった（2008年11月　の訳本）

ttp://en.wikipedia.org/wiki/Earl_Derr_Biggers
ttp://movie.goo.ne.jp/cast/13148/index.html

うちには「鍵のない家」と「黒い駱駝」があるよ

家には｢墓を洗う女｣があるよ

それはパチモンだな。
うちにあるのは「女の墓を洗え」だぜ。

>>966が正解ｗ


おっ…ウチには「千社札殺人事件」のハードカバー版があるぞｗｗ

いいな〜千社札殺人事件
ウチには横溝のレアものなんて一冊もないよ・・・

しいて挙げれば乱歩の悪霊・空気男の完全版が有るぐらいだなｗｗ

みんな!あの世に逝った時の楽しみにしよーぜ！

｢甲冑殺人事件｣と｢復員殺人事件｣もあるし､楽しみばっかりだな、おい!

そうだ！　あの世へ行こう！

獄門島の続編も書く予定だったけど、読みたかったな。


典子が元祖萌えキャラなら、ボンちゃんは元祖ツンデレ。

八つ墓村では典子のファンが多いみたいだけど
おれは春代が告白するシーンが大好き

>>973
> 八つ墓村では典子のファンが多いみたいだけど


映像化されるとたいてい消滅しているケナゲなキャラクターだから同情される。

>>972 獄門島2?マジなの?

＞獄門島の続編も書く予定だったけど


あれは小林信彦との対談でのリップサービスみたいなもので
実際には書くつもりはなかったのではないか？

ただ、ポワロは最後にスタイルズ荘を再訪しているけど。

本当の話かはわからないけど、どこかのサイトで聞いた。
金田一老人の回想という形式でストーリーが進んで、由利と金田一が
宿命の対決をするらしいが。

まあ、獄門島は一つの作品として既に完成しているから　続編とかど〜でもいい

でもあったらもちろん読みたい
てかあの後どう続けるんだろう？無理っぽいな

>>977
それは「獄門島ふたたび」じゃない？
石上三登志のパロディですがな。

早苗ちゃんのその後は誰しも気にかかるところではある。
そこで「獄門島その後〜悪魔は再び」（仮題）を用意中である。
あの獄門島で謎の連続殺人、悪夢は今蘇った！
金田一の面影を胸中に抱きながら事件の探索に当たる早苗の姿がいとおしい作だ。
当スレで近日掲載予定（スレタイに沿った内容ゆえ削除依頼は不可能）
各人、心して待て！！

ジュブナイルの方でちょろっと獄門島出てきたことあったよね

ありゃ山村正夫だかが勝手に付け足したんじゃなかったか

>>982
「夜光怪人」だったっけ。
清水巡査も出てましたよね。

いや、実は原文のママだったりする。
由利先生が清水巡査に会ってるんです。

あれは「ごくもんとう」じゃなくて「ごくもんじま」なので別もの

あれって結局由利先生ものを金田一ものに山村正夫がかえちゃったってことだっけか

>>987
そう。横溝先生直々の依頼だったらしいけど、「何でも良いから金田一ものに書き換えてくれ」だったのか作品を指定して（「夜光怪人」と「蝋面博士」）改稿を頼んだのかは知らない。

>>982-988
じきに、魔神様の解説がある筈ぢゃ。
楽しみぢゃのう。

他板住人（横溝作品だけは少しは読んでいるので漏れでも語れるかも・・）が乱入しているのか、
スレ違いの話題へ流れ過ぎ。

しかし、「蜃気楼島の情熱」では何ら言及されない早苗さんだが、「悪霊島」では金田一の感慨と
いう形で軽く言及されている。
まあ、事実上の「獄門島ＰＡＲＴ２」は遺作長編「悪霊島」ということでしょ。

角川以前のソノラマ文庫版で既に改稿されているんだよね。
ソノラマ社の意思なのかなあ。

書斎の一喝でスレが引き締まったね。

改稿されたのは、ソノラマ文庫の前の、同社版・少年少女金田一耕助シリーズから。
当時は、「金色の魔術師」を講談社に取られ、「迷宮の扉」はまだ未刊で、金田一もののジュブナイルが５作なかったため。

で、よく知らんのだが、改稿前の由利先生版って今どっかで読めるのかしらん

そもそも改稿ってのは横溝自身によるものではないのだから厳密な意味で著作とはいいがたい
改稿前の作品を「横溝正史少年探偵全集」とか出して欲しいわ

長編化される前の短編なら「金田一耕助の帰還」「〜新冒険」でいくつか読めるし
捕り物だと人形佐七ものに改稿される前の原型や、逆に佐七捕り物帳で後に現代ものに
改作されたやつもそこそこ出てるけど
その手のやつは出てないね
創元の横溝傑作集にはぜひ「車井戸はなぜ軋る」の原型のほうを収録してほしかった

実は「金色の魔術師」が横溝作品初体験な俺だが、つまらなさに唖然。
ジュブナイルでは大乱歩＞御大と確信した。

＞973
そうかい？八つ墓村なら春代ねーちゃんが人気じゃね？
春ねぇに比べると典子はインパクト弱い。

やはり映像化作品で一度しか出てないというのは痛いな典子は
それだけ端折ってもストーリー進行に問題ないキャラだということだから

書斎は去れ
荒らすな書斎

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