ライトノベルキャラで抜こう! 5th

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1名無しさん@ピンキー
お前ら! 日頃ラ板で大っぴらにハァハァ出来なくて、
前スレも残り少なくなって、さぞや鬱積した不満があったことだろう。
欲望もあったことだろう。 だが! だが、しかし!
今日この日をもって我らの魂は解放される!
新スレにも同士しかいない!
さあ、思う存分、魂を解放するのだ!!

*注意事項*
@原作スレッドにここのURLをカキコまないこと。双方共に荒れる元。
@キャラごとのスレ乱立を防ぐため、スレ立て前にここで問い合わせましょう。
@単行本派にはネタバレとなる話題が出る可能性があります、ご注意を。
@SS内でのネタバレはOKですが、雑談・ネタ振りでは単行本の公式発売日まで控えましょう。
過去スレ・関連リンクは>>2-5あたりに。

<前スレ>
ライトノベルキャラで抜こう! 4th
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1079917442/
2名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 01:15:34 ID:FsfArtnC
<過去スレ>
ライトノベルキャラで抜こう!
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1014/10149/1014917285.html
ライトノベルキャラで抜こう! 2nd
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1035/10351/1035105665.html
ライトノベルキャラで抜こう! 3rd
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058629033/(Dat落ち)

<SS保管庫>
2chエロパロ板SS保管庫
http://adult.csx.jp/~database/index.html
3名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 13:22:40 ID:FsfArtnC
<関連スレその1>
少女漫画・少女小説全般スレ 4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1119717509/
マリア様がROM ってる〜百合のミルフィーユ〜
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125638235/
【伯妖】谷瑞恵作品エロパロスレ【魔女】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112447319/
煩悩の十二国記*九冊目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115651592/
【ここで】フォーチュンクエスト10【ない場所】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078245053/
火魅子伝のエロ小説
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085490682/
スレイヤーズ 第5話
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1113229332/
【足コキ】戯言等、西尾維新スレvol.2【髪ズリ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1111663212/
【キノ】時雨沢作品でハァハァしよう6【アリソン】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1126260007/
リウイのヒロインには、まだ需要はあり?
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118066808/
4名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 13:23:47 ID:FsfArtnC
<関連スレその2>
青い小鳩亭 inソードワールド 7号店
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1126869407/
高橋弥七郎[A/Bシャナ]燃え萌え小説PART9
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124111007/
【ハルヒ】【学校】谷川流 第3章【イージス】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110707994/
R.O.D -THE SS- 2枚目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101662948/
【角川】ウィザーズブレインエロパロ【ラノベ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1123504820/
爆れつハンターでエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115644071/
【ガイエ】田中芳樹作品エロパロ【ハァハァ伝説】 2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115051240/
撲殺天使ドクロちゃんエロパロスレッド2(゚∀゚)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115472095/
【デル】山本弘 サーラの冒険【幼女輪姦】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110734459/
【ダブルブリッド】中村恵里加作品【葬儀屋】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1109260563/
5名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 13:25:18 ID:FsfArtnC
<関連スレその3>
トリニティ†ブラッド
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112890967/
それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ エロ小説
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1107541632/
【僕は】京極堂エロ【神だ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125659149/
フルメタ(マイナーキャラ可)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1067387662/
空ノ鐘の響く惑星でエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122502832/
■成田良悟作品・エロパロスレ■
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125130208/
【運】終わりのクロニクルでエロパロ【切】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1107333008/
榊一郎作品総合エロパロスレ 第一章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1107074395/
ROOM NO.1301の女性キャラを撃墜せよ!
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1109498379/
魔術士オーフェンでエロパロスレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1106314542/

分かる限り拾ったつもりですが、追加あったらヨロ。
6名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 21:04:24 ID:tWBu9ktw
>>1乙!
7名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 21:09:24 ID:K1/M39Kl
<関連スレ追加>

ロードス島戦記のSS2【クリスタニアも】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083410959/
まぶらほ-隠し玉-
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1067477837/
8名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 23:30:01 ID:52nOEpzb
1さん、乙。
9名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 20:37:27 ID:Oo43v9RU
ho
10名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 23:58:41 ID:5CaDorqG
>>1
11名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 22:56:31 ID:SlWz+TT7
前スレのキーリの続き期待ほしゅ。
12名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 11:19:55 ID:KBd4Qlyx
>>1
乙&保守
13名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 21:16:50 ID:Hz/VRf6z
「でぃ・えっち・えぃ」って需要無し?
14名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 21:39:18 ID:zcdYwxVX
>13
つ「汝の為したいように為すがよい」
15名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 21:50:58 ID:ISLRovwH
……いつからファラリスはエロ神様になったんだ。
16名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 22:33:30 ID:oOzjKqD7
ファラリス「とんでもねぇ! あたしゃ神様だよぅ」
17名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 22:12:10 ID:qpjQHbxv
>>13
ここに需要はありますが、書いてくれるんでせうか?
18名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 00:24:21 ID:VCzym2fE
BBBの、というか、あざの作品の場合は需要があるでしょうか?
作風からいって、あまりエロ方面にはいきにくい部分はあると思いますが。
19名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 03:33:21 ID:MVYF4eJ/
トイレネタのあるラノベがあったら些細でもいいので教えてください
20名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 13:15:45 ID:yenPieiG
吸血鬼のおしごとのハッピーエンド……いや贅沢はいわん
ノーマルエンド誰か書いてくれ
なにこの鬱展開w
21名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 22:10:07 ID:6KfJeyTx
>>18
過去スレにはDクラのSSも幾つか投下されてましたよ。
潜在需要は割りとあるんじゃないかと。とりあえず私はミミコさんネタキボン。
22名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 01:42:32 ID:5JQzScNk
ミミコタン、ハアハア
23名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 17:32:32 ID:bp4rGjNz
――――――――保守
24名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 17:35:32 ID:w9wyv7xO
>18
とりあえず、ここにもミミちゃんハアハアなのが一人おります。
25名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 23:54:36 ID:rKTaaGDo
秋が来る記念に封仙娘々追宝録ネタが来たりはせんかのう。ぴよぴよ。
26名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 00:32:00 ID:Ngn2/4+V
スレ立て直後なのでこまめに保守。
27名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 19:24:15 ID:r4f8xVxx
どっちも秋発売日なので、BBBと封娘もれなく希望。
28名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 00:05:14 ID:1J/9QyYs
悪魔のミカタで、ジィ・ニーのふんどしプレイを……ってどんなだ。
29名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 09:51:45 ID:WKW5k+TB
>>20
あれは相当にきいたなあ。
結局鬱を地で行く展開だった。
…最後辺り読み直して幸せな結末を見れないか探してみる
30名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 22:16:08 ID:aYHhWclq
なんとなく数年ぶりにラノベを買おうかと(そしてこのスレに還元しようかと)
思うんだけど、最近のでお勧め何かある?
女の子が突然やってきてハーレム、みたいのは勘弁なんだけど…
本屋で見かけたゴスロリの奴にしようかな
31名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 00:12:07 ID:OQg4l2Nw
>>30
電撃から出てるキーリをお勧めします。
ラノベとしては文章もうまい方だと思うし、メイン二人の関係が萌える。

ストーリーとキャラなら成田良悟作品全般も最高に好きなんだが、
あれはキャラクターが良くも悪くも爽快すぎてエロさがあまり感じられないんだよなー。
32名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 07:37:15 ID:vxoM1Ho0
わたしたちの田村くんとか
33名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 13:09:26 ID:jf6q2B0Q
>本屋で見かけたゴスロリの奴
GOSICKのことかー!

是非還元して下さい。
34名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 00:52:02 ID:eNFZBIp6
>30
1巻終盤が超展開だったことにより地雷扱いされたせいで、
女装ショタだとかエルフ耳ロリとか出てくるってのが周知されない
彼女はミサイルとかどうだろ?
35名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 01:41:26 ID:LPyRsfo/
前スレで半ば埋めネタの代わりのように話されている 円環少女 でひとつ……
3630:2005/10/01(土) 17:48:17 ID:8hOB9uwS
ありがとう、把握した
いつかこのスレに投下する日が来るかもしれない、
その時はよろしく頼むノシ
37名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 19:51:19 ID:B6LPQEBq
半月のエロ・・・・・・・
38名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 01:02:10 ID:uAWQVhS+
前スレ907です。
キーリの続きが一応ラストまで書きあがったので投下します。
39名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 01:02:47 ID:uAWQVhS+
「早かったね……」
咄嗟に毛布まで被り平気な顔でそう言うキーリに、ハーヴェイは射抜くような視線を向ける。
キーリの言葉にもまともな返答はせずに、つかつかとベッドに近寄って一言ぼそりと呟きを上げた。
「……淫乱」
聞こえるか聞こえないかぎりぎりといった声量のその言葉に、しかし如実に反応してキーリがびくんと身を硬くする。
表情を凍て付かせてしまった彼女の姿を、どこか嗜虐的な思いを抱きながらハーヴェイは見つめる。
おどおどとびくついた顔でこちらを見るキーリの表情に、苛立ちとともに奇妙な高揚が押し寄せた。
膨れ上がる何かが抑えきれず、欲望に任せてがたんと小さなベッドに飛び乗ると毛布越しにキーリの上へと馬乗りになった。
投げ捨てられた紙袋から買ってきたばかりの林檎が放り出されて床に落下し、ぐしゃりと潰れて甘い芳香を室内に漂わせた。
その甘ったるい匂いが部屋中に充満している色っぽい香りと混じり合って、ハーヴェイを誘惑する。
小声で「やだっ」と言ったキーリの台詞は聞かなかったことにして、眼前の彼女の顔面をぺろりと舌で舐め上げる
汗まみれの頬は塩辛くて、けれどそれがキーリの分泌したものの味なのだと思うとそれだけで上等の甘露のように思えた。
そして、たったそれだけのことで股間をはちきれそうにさせている自分は、やっぱり心底救いようのない変体なのだと確信した。
頬を執拗に舐めて汗を拭い取ると、そのまま唇を強引に割り行って口付けた。
女にキスするなんて何十年ぶりだろうと思いながら、キーリの小さな舌に自分のそれをきゅぅと絡めてちゅっちゅと小刻みに吸い上げる。
乱暴に舌を動かして、口腔を喉に達するほどの奥深くまで盛大に犯していく。
息が出来ないらしく苦しそうに顔を赤くするキーリを労わろうとはせずに、だくだくと自身の唾液を彼女の喉へ送り込んでいく。
閉ざさせた口を再び開かないよう手で蓋し無理やりそれを飲み込ませてやると、まるで精液でも飲ませたかのような昏い満足感があった。
長身で押さえつけられたうえ、そもそも熱のためまともに動くことの出来ないキーリは、ハーヴェイにそうされてもじっと身を横たえていた。
時折はあはあと苦しそうな声音で息を吐き、我慢しきれないといった風に身体を揺らす以外には何一つ動きを見せない。
拒絶の意思を見せない彼女に余計苛立ちが募って、ハーヴェイは心にもない台詞で彼女に口汚く言葉を浴びせかける。
「何で嫌がらないんだよ」
「ハー……ヴェイ?」
「それとも、もうとっくに誰かにやらせてるのか」
わけが分からないと言いたげに眉根を寄せるキーリの表情を、注視するハーヴェイは別の意味に受け取る。
『私の勝手でしょ!? 口出ししないでよ!』何故かこのときのハーヴェイには、キーリがそう言っているように思えた。
彼女はそんなこと微塵も言ってはいないのに、苛立ちが全身を支配していく。
「相手はヨアヒムか? ユーリか?」
身体中に点在していた嫉妬の澱がもくもくと浮かび上がって脳を埋め尽くし、そこから本能そのままの指令を出す。
キーリを自分のものにしてしまえと。嬲って犯して、他の男のことなど考えられないようにしてしまえと。
40名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 01:03:50 ID:uAWQVhS+
片手でばさりと乱雑に毛布を剥ぎ取って床に投げ落とし、そこに在る半裸のキーリを見据える。
パジャマの下は下着ごと足首まで引き摺り下ろされていて、粘液でねっとりと光るそこが明かりの元にしっかと晒された。
先ほどまでキーリの指を飲み込んでいたそこは、こうして間近で見ると更に嫌らしくぬめっているような気がした。
「やっ……見ないで……」
「起き上がれないほど熱出してんのに、こんなことする元気だけはあるんだ」
熱く火照った彼女の身体を視姦する。
上のシャツからちらりと覗く桃色の突起がまだ硬くしこっているのに気づき、吸い寄せられるように左手を伸ばした。
芯を持ったそれにそっと触れてやると、身体の下にいるキーリがぴくんと上半身を痙攣させるのが分かった。
その敏感さにまた、誰か他の男がこの身体に触れたのではないかと心が暗くなる。
指先で摘んで丁寧に転がすと、キーリはすぐさま甘い声を漏らした。
鈴を振り鳴らしたように高いその声は耳に心地よくて、もっと聞かせてほしくなる。
ぐりぐりと指の腹を使って押しつぶし、形の変わったそれを再び指でこね回して元の形へと戻す。
時たま気まぐれに爪を直角に押し当ててすぅっと横に引くと、立ち上がった乳首はひくひくと震えながら悦びを見せた。
「……やっ、めて…ハーヴェ……イぃ……」
言葉のうえだけの意味をなさない嫌がり方は、男の興奮を倍増させる媚薬だ。
事実ハーヴェイも、悶えながら『嫌だ』と叫び続けるキーリの姿に魅了されきっていた。
「嫌なら逃げろよ」
今の彼女の容態でそれが無理なのはよく分かっているのに、念のためキーリの肩をがっしりと押さえつける。
二人分の体重が強くかかって敷布へと深く沈みこんだキーリの身体を掬い上げるように抱き止めると、ハーヴェイは彼女の唇にもう一度キスをした。
傷ついた小鳥を真綿でくるむような、或いは綿菓子を口にするような、――それは優しいキスだった。
「ハーヴェイ……?」
ほっとキーリが少しだけ安堵したのも束の間、ハーヴェイはすぐに暗い色に瞳を戻し彼女のパジャマを無理やり引き裂いた。
その彼らしからぬ荒っぽい行為に、キーリが再び身を硬直させる。

何がなんだか分からなかった。
確かに、いつかハーヴェイと結ばれる日が来ればいいなと思っていた。
けれど望んでいたのはこんな、まるで強姦のような形でではないのに。
41名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 01:04:24 ID:uAWQVhS+
ハーヴェイはキーリの手首を掴んで虚空に持ち上げると、長い人差し指を口に含み丁寧に舌先で舐め始めた。
ねっとりとした粘膜に包まれているのを感じて、キーリの瞳が戸惑いに揺れる。
そんな彼女には構わず、ハーヴェイは奴隷のようにひたすら彼女の右手を口で愛撫し続けた。
単調なその行動に、しかしキーリの身体が次第に反応を見せるようになる。
手に触れられるくらい何ともないはずなのに、こうして長い時間をかけて延々と責められると感覚は鋭敏になっていくのだろうか。
指の股を擦り上げられ、指先をちゅくちゅくと吸い付かれるだけで恐ろしいほどに肌が粟立つのを実感する。
「……ハー……ヴェっ……! だ、めぇ……」
そう叫んで見るものの、けれどキーリの上に乗っかっているハーヴェイは微塵も動こうとしない。
ただ茫洋とした瞳でこちらを見つめながら、壊れた仕掛け玩具のように歪んだ笑いを見せるだけだ。

ぞくりとした。
快感とは違う感情が背中に鳥肌を立たせた。
目の前にいるのはハーヴェイで、だけれどハーヴェイでない別の人だった。
少なくともキーリには、そう思えた。

汗まみれの鎖骨の窪みを、ハーヴェイは丹念に愛撫していた。
指先の一本一本から脇腹、臍にいたるまで余すところなく舌を使って綺麗に舐め上げていく。
ハーヴェイの舌が前後する度に、キーリは声を上げてすすり泣きじたばたと全身を暴れさせた。
「ひ、あ……んっ……あぁっ……」
喉が枯れそうなほどに嬌声を上げ続けるキーリを尻目に、ハーヴェイは淡々と彼女の身体への責め苦を続行する。
彼は見えない誰かの痕跡を必死に消そうとしていた。
きっと、キーリにそんな相手などはなからいないのだろう。
理性ではそう分かっていても、頭のどこかが痺れたように命令して止まらない。
他の男が触れたかもしれない場所はすべて、上から自分の痕を付け匂いを被せて消してしまえと。
それかいっそ、彼女の全身に誰のものか分かるように淫らな印をつけてしまえと。
それに突き動かされるようにして、ハーヴェイは彼女の全身を消毒するように唾液で汚し、更にその上からキスマークを重ねていた。
胸元や下腹部はもちろん、服を着てさえ誰にでも見えてしまうような首筋の箇所にまで。
まるで吸血鬼にでもなった気分で彼女の柔肌に吸い付いて、幾度も幾度も性行為の印である鬱血した痕を残す。
数十分はかけて完成した赤い痕でいっぱいのほの白い皮膚は、ハーヴェイの征服欲を満たすのに十分なものだった。
それを満足そうに見つめるハーヴェイに、キーリは絶え絶えな息で問いかける。
42名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 01:05:04 ID:uAWQVhS+
「ど……して? どうして、こんな、こと……」
「……さあ」
答えどころか質問の意味すら分からないという顔でそれだけ言って、ハーヴェイはキーリの脚へと手を伸ばす。
必死に力を込めて閉ざしている太腿の間をこじ開けるようにして、彼はキーリのすべすべとしたそこに触れた。
自慰と先刻までの愛撫とで漏れ出た愛液は、脚を伝ってびっしょりと内股を濡らしている。
ねっとりと糸を引くそれを指に絡めて遊べば、キーリがますます脚を閉じようとする力を強くした。
片腕を荒々しく動かして、かたくなに拒絶を続けるキーリの左足をがばりと横に広げる。
眼前に露になったそこは既にとろとろと液を溢れ返していて、ハーヴェイはごくりと喉を鳴らした。
まるで一輪の花のような光景に目を奪われながら、ハーヴェイは密に惹かれた虫の如くその花弁にふらふらと指を這わせる。
摘んでくしゃくしゃと乱暴に引っ張っると、顔を逸らしていたキーリが「あっ」と息を呑んだ。
その初心な反応に気をよくして、ハーヴェイはキーリのそこを指で蹂躙する。
二本の指で挟んで擦り立て、同時にもう片方の手で乳首を弄りまわす。
胸を弄ぶ義肢の冷たい感触に身悶えしつつも脚の間を蕩けさせるキーリに、ハーヴェイは苛々と吐き捨てる。
「無理やりされてんのにこんなになんのかよ。……キーリ、お前男好きなんだな」
自分で言ってから、ああそうだったのかと得心する。
1+1の答えを3だと言い張られて、絶対に違うはずなのに何故か反論できず納得してしまう。そんな気分だった。
「ああ、そっか……それで、こんなお尋ね物の不死人といたのか。やっと分かった」
「なに……いってるの」
「そうだよな。お前みたいな普通の人間が俺なんかと一緒にいたんだ。理由があるに決まってるか……」
ぶつぶつと呟くハーヴェイの目の中に、最早キーリは映っていないようだった。
その姿を見てキーリは、ハーヴェイの心のうちのどこか大事な部分がひび割れてしまったのだと思った。
――その証拠に、ハーヴェイの目には一筋の涙が伝っていた。
髪とお揃いの色をした赤銅色の瞳は涙滴で溢れていて、憔悴しきったような表情をしていた。
その姿に触発されるようにして、キーリは何故か初めて会った日の彼を思い出した。
「ハーヴェイ……」
「悪かったな、キーリ。今まで期待に沿ってやらなくて。ははっ、すぐに抱いてやるよ」
名を呼ぶキーリを綺麗に無視して、ハーヴェイはキーリの両足を力任せに左右に割り開く。
「いやっ、やだっ!」
キーリは自由になる首を振り乱してそう唱えるものの、当のハーヴェイはどこ吹く風といった様子だ。
ぬらぬらと粘液の滴るそこを愉快気に見ながら、口唇を僅かに冷笑の色で歪めた。
43名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 01:05:51 ID:uAWQVhS+
赤い果実のように熟れたその中央に、ろくな前戯もせずにずっぽりと中指を突き立てる。
襞が絡まるようにして吸い付いてくる感触を愉しみながら上下にずぶずぶと律動させれば、キーリが激しく息を吐いた。
「痛い、いたいよっ、や……だ、あ、嫌だぁっ!!」
絶叫するキーリに構わず、ハーヴェイは指を動かし続ける。
久しぶりに感じる女の感触に、そしてそれが最愛の相手であるという事実に、ハーヴェイの興奮は静まり止まなかった。
貪るように無我夢中で、彼女の中を蹂躙していく。
多少は気を使うつもりがあったのか優しく軽い動かし方だったのも初めだけで、ハーヴェイの愛撫はすぐさま辛辣なものへと形を異にする。
犯すような激しさで突き上げて内壁を爪で擦り上げると、キーリの身体が波立つようにシーツの上を跳ねた。
「あ……やぁっ、やだぁ!!」
室内全体をこだまするほどに大きな声で嫌がられて、ハーヴェイがぽつりと不平を洩らす。
「……うるさい」
嘆息して、指を勢いよく内奥から引き抜く。
愛液でぬったりと汚れた自身の指をべろりと舌で綺麗に舐めとると、その指を今度はキーリの敏感な女芯へと向けた。
硬いそこを指先でくりくりと弄ると、キーリの苦しげだった声が徐々に甘い嬌声へと音を変えていく。
「……ん、あ……くっ、ぁあっ」
最も敏感なそこを嬲られる快感は耐え難いものがあるらしく、キーリはとろんと目を潤ませたまま喘ぎを上げた。
ぷっくりと丸く勃った肉の粒は、ハーヴェイの手の中で彼の好きなように弄ばれていた。
指の腹で擦られ、ぴんぴんと弾かれ、時たま気まぐれにきりきりと爪を立てられる。
その動作の全てが怖いほどの快感をキーリの神経に与えてきて、彼女は泣き出しそうになりながら快感を叫んだ。
「……っあ……ん、ぁっ、ぁあっ!」
キーリが快楽に溺れかかっている隙に、ハーヴェイは再び彼女の中へと指を押し入れる。
もっとも、今度は生身の手ではなく金属義手の方を挿れたため、こちらにはあまり感覚が伝わってこないのだが。
「やだ……嫌、変、やあっ、んんっ……」
身を捩じらせるキーリの姿に嗜虐心を奮い起こされて、ハーヴェイは二本目の指を挿入する。
こちらの指も食い千切られそうなほどにきついそこを目一杯拡張して、無理やり作った隙間に更に三本目をぎちぎちと押し込める。
先刻までは一本入れるだけでも窮屈だった内部に三本もの太い金属の指を突き込まれて、キーリは苦痛に目を見開いた。
苦しすぎて息もまともに吸えないのか呼吸音がおかしくなっている彼女の耳元に、ハーヴェイが唇を寄せて忠告する。
「ちゃんと息しろ。じゃないと死ぬから」
「だっ……て……、いた、い……」
腹の内側を小さな怪物に食い破られている様な気色の悪さに、キーリが泣き出しそうになりながら答える。
44名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 01:07:16 ID:uAWQVhS+
それを悲しげな瞳で見やりつつも、『やめてやる』なんていう善良な選択肢は最早どこにもない。
ハーヴェイはどこか済まなそうな顔をしたまま、それでも中を犯す指の動きを開始した。
三本の指をそれぞれ別方向に向けてばらばらに動かされると、狭い内奥はその全てを侵入者の手で埋め尽くされてしまう。
自分で慰めるのとは百八十度違うその感触に、キーリはただ泣き喚くほか何も出来はしなかった。
中を無理にがしがしと嬲られて、キーリは声を限りに絶叫し続ける。
瞳に滲んだ涙がぽたりと皺まみれのシーツに落下して、そこに小さな水溜りを作った。
「……ちょっ、へいちょ、たすけっ……」
頼りがいのあるラジオは、今は電源が切られた状態で隣の部屋に置いてある。
名前を呼んでも助けに来てくれるはずなどないのだけれど、藁にもすがる思いのキーリはひたすらにその名を連呼した。
「兵長は来ないよ。ここには、俺とお前しかいないから」
頭の悪い生徒に諭すようにして、ハーヴェイは分かりきった内容をキーリへ言い含める。
そうしながら、勢いを増した指の動きで丹念に中をほぐしていく。
ぐちゅぐちゅと嫌らしい音が鳴り響くほどにそこを弄られて、痛みと快楽の狭間にキーリが悶え狂う。
「やっ、嫌ぁっ……ん、はぁっ!」
細身の身体をベッドいっぱいにくねらせる少女の卑猥な姿に、ハーヴェイの抑圧が限界点を突破した。
痛いほどに張り詰めた自身の性器をはやりながら取り出して、押し込めていた三本の指をずぷっと引き抜く。
むわりと女の匂いが立ち上る指先を美味しそうな顔でぺろりと舐めてから、濡れた女の園に狙いを定めた。
猛った性器を入り口に押し当てて、力ずくで一息にキーリの身体を貫く。
「キーリ……ごめん」
入れる瞬間、ハーヴェイは無表情のままでそう漏らした。
その言葉に対するキーリの答えは、まるで絹を裂くような高く鋭い悲鳴だ。
「あぁぁーっっ!!」
痛々しい声を故意に無視して、ハーヴェイは己の腰を突き動かす。
きゅうきゅうと圧迫してくる中の感触はひどく気持ちがよくて、入れただけで達してしまいそうな程だった。
すぐにでも射精してしまいそうなのを我慢して、がくがくと腰部を打ち揺らす。
指の束よりもなお太い熱の塊で内部をめちゃくちゃに掻きまわされて、キーリがとうとうふっと意識を失いかける。
けれどその度に中を犯される痛みに刺激されて目が覚め、完全に闇に落ちていくことすら出来ない。
深く沈めた腰を獣のように律動させ、奥のざらりとした感触を楽しむハーヴェイに、キーリが叫び掛ける。
「……っ、あ……ハーヴェイ……!」
その名に反応したように、ハーヴェイはキーリの頬を片手でそうっと包み込んだ。
45名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 01:08:37 ID:uAWQVhS+
その暖かな触り方にキーリが普段の彼を思い浮かべた刹那、ハーヴェイは彼女に声を掛けた。
「…………ごめん、な」
何かが内側で弾け、流し込まれていく。それがハーヴェイの快感の証なのだと気づいて、キーリは再度涙を零した。
ぐったりとした顔で精を吐出したハーヴェイの雄は、しかしキーリの内部を抉ったまま熱を保っている。
それがすぐにまた硬くなっていく感覚に恐怖を覚えながら、キーリは涙に濡れた瞳でぼんやりと横に顔を向ける。
丁度目の高さにある小さな覗き窓から外の闇を見れば、月は今しがた東の空に上ったところで星はたった幾つかが空に瞬いているのみで。
――詰まる所、まだ今夜は始まってすらいないのだった――。
46名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 01:09:51 ID:uAWQVhS+
ここまでです。
すいません、全部あわせるとそこそこ長い割りにエロがぬるいかも…。
47名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 23:43:50 ID:YRnF8uVg
いや、良かったですよ。ハーヴェイの暗いキレっぷりがなかなかイイ。
珍しいキーリネタ、堪能させていただきました。ぐっじょぶ!
48名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 03:07:01 ID:hOrrs8Im
GJ!
イイヨ〜イイヨ〜
49名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 01:58:40 ID:d5533Ywh
>>46
堪能させて頂きました。GJ!
この調子で次々と神が降臨して欲しいなあ。
50名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 23:49:12 ID:+gva3xjO
初めてこのスレきたんだけど、我が稲の話は出た?
51名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 09:12:07 ID:tpu09cIi
新刊出たことだしROOMはどうですか、
エロにつなぎやすいと思うんだが・・・



神様呼び込みのため緊急浮上!
52名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 10:41:14 ID:jvG2phFM
53名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 13:34:03 ID:C7m7kZnD
ROOMの単独スレが立ってるのって不思議な感じがするな。
マイナーすぎるというか、ROOMスレがあるなら大抵のラノベはスレが在っておかしくない。
「とある魔術」とか「清水文化総合」とか需要ありそうだがなぁ、如何せん供給が・・・・・・
54名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 16:15:41 ID:KSaxqZSN
roomって富士ミスの中じゃ結構売れてるほうじゃん?
空鐘とか終わクロとか電撃の中堅クラスのスレもたってるしそんなに不思議じゃないと思う
55名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 18:59:31 ID:Q9fd0JDq
富士ミスの人気作家というと桜庭一樹なんだろうが、GOSIKのエロパロってないね。
56名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 19:19:37 ID:Gvj0ONN5
人否杉
57名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 21:42:10 ID:kT6chgjs
円環少女キボンヌ。
前スレで盛り上がっていたけど、落ちちゃったみたいだし。
58名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 19:41:04 ID:nYqeNd3q
トゥインクルスターシップものキボン
目撃証言があれば、誰か教えてくだせえ・・・!
かなり読みたい・・・!
頼む・・・。
59名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 00:30:18 ID:oqpiy5Ta
田村×松澤書こうとしてるが
事にあたり激しくパニくる田村と
「え」「う」「うわあ」と取り乱す松澤で
一向にコトに至る様子がありませんorz
60名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 07:33:58 ID:4hoLOt85
田村キターーーーーー!
是非、松澤だけではなく相馬も書いて欲しいです・・・。
後、GOSIKよみたいね。
トゥインクルも。
61名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 11:24:43 ID:bXSj6orS
禁書で当麻×ビリビリ妹を書こうとしたら、妹の口調が難しすぎたので断念した事は秘密だ。
62名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 15:01:55 ID:IjmUobuI
>61
よくわかった、秘密は守る
誰にも言わないから安心しろ
63名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 19:23:01 ID:75fsMYGY
>禁書
どんなに頑張っても、事にたどり着けない不幸な主人公しか想像できない件について
6461:2005/10/21(金) 11:16:35 ID:EsEpwZpc
3巻の最後の病院でのシーンでヤッチッタと、言うことにして書き始めたんだけどねぇ。
あの妹の独特な口調が再現し切れなかったのよ。
この事も実は秘密だ
65名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 15:17:28 ID:YcVs8TAw
ここブギーポップSS投下してええの?
66名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 19:38:22 ID:rGBiHDcP
>>65
単独スレはないね・・・
存分に投下よろ。
67名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 00:39:17 ID:DY3bL7kp
単独スレあったけど、落ちてから
次スレ立てられなかったからね・・・

ちなみに投下しようとしているSSは、だいぶ前に
『こんなブギーポップが好きだ』スレであった小ネタを
もとにしてます。
他人の褌で申し訳ないですが、エロ部分には関係ないので
ひらに御容赦を。
68名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 00:13:21 ID:UKHXRNUR
そういう姿勢、いいね。
69名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 21:31:09 ID:AavpcnLr
ううっ投下は・・・もうチョイ待ってください。
イロイロいそがしいもんで・・・
70名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 21:49:38 ID:4QZWCwGV
よし、流れの止まっている今だからこそ言おう

ルナルの続きキボンヌ、と……
71名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 19:49:32 ID:GPQZ+bXD
よし、流れの止まっている今だからこそ言って良い?
禁書をキボンヌ、と……
72名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 17:22:49 ID:MGJylaC4
>>71
禿げ同
前スレで書くって言ってた人はやっぱ釣りかな?
73名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 00:32:57 ID:q3BeEATk
2chエロパロ板SS保管庫ってもしかして更新履歴にある8月から更新されてない?
74名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 01:25:22 ID:Qcw7UVGw
誰か「座敷童にできること」で・・・
75名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 03:30:17 ID:GLckpabV
どなたか、「イリヤの空」の伊里野たんが
陵辱されちゃう内容のSSを投下してください・・。
76名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 22:52:59 ID:ZIRT42Hf
ここで〈9S〉と言う俺は流れが読めないばか・・・。OTL
77名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 00:04:59 ID:xY8KeRhF
9Sイイよな
アニメ化キボン
78名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 22:43:35 ID:UAYlOird
>>73
止まってるのは更新履歴の書き込みだけ。
遅れがちだけど更新そのものはされてるよ。
79名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 00:19:59 ID:r3ySyrUP
禁書かー。読んで見たい組み合わせが多々在るなあ。
とりあえず・・・一方×打ち止めをキボン・・・といっておこう
80名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 21:30:46 ID:YKx3CDZJ
>>79
ラストオーダーはヤヴァイなww
アクセラにぶち抜かれながらも健気にwww
オメガモエスw
81名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 12:54:18 ID:3Z2L9edp
ここで打ち止め×一方にすると………おお……
82名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 21:45:34 ID:Fjq7aK27
ネーヤン×幻想殺しでひとつ…
83名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 11:47:10 ID:o23/6v7Q
一万人シスターズ×幻想殺しというのはすでにギャグですか?
84名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 20:52:38 ID:NN1Dgxiv
股間の幻想殺しで処女という幻想を殺すSSマダー?
85名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 00:27:52 ID:bEgrWO/+
>>83
それギャグでなしに拷問w
疲労で根本からちぎれそうだ
86名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 10:40:42 ID:c2++voD1
>>83
一万人シスターズは感覚共有できたはず。
そうすると…おぉ…
87名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 16:47:30 ID:weyCD+Vd
>>85
御坂妹「ふふ、ミサカは大満足だと分かりやすい現代仮名遣いで、ミサカは懇切丁寧に説明します。」
当麻「……あい。上条さんももういっぱいいっぱいですよ?」
御坂妹「へばってないで早く起きてください、とミサカは催促します。」
当麻「……、ちょっと休ませてくだせぇ。」
「どうやらあなたの体はもう限界のようですね、とミサカは」「しかし心配なさらずとも」
「最後に今ここにいるミサカ全員であなたと」「時間にして40時間もあれば終わると、ミサカは」
「万が一心臓が止まったとしても、ミサカの電撃で」「始めるとミサカは宣言します。」
当麻「待て!待って!シャレや冗談では済まないって!っつーかテメェは命の恩人に対する配慮とか少しは―――嗚呼不幸だー!!」
88名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 18:39:31 ID:IYjW8vAc
上条さんとフラグ立ってる人全員。
89名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 19:01:23 ID:WTljG5y1
>>87
 そして死にものぐるいで全員何とか終わらせたと思ったところでオリジナル乱入w
90名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 21:49:15 ID:weyCD+Vd
ビリビリ「アンタ!今ナニやってるか説明してもらうわよ!!」
当麻「いや、待て。待って。断じて、これは俺の、せいじゃない、と思うん、だけど」
びりびり「アンタには色々聞きたい事あるから、おい妹達、ちょろっと外に出てもらおーかー」
御坂妹「「「「ミサカ達にはスケジュールが詰まっています、と―――」」」」
biribiri「いいから―――行きなさい」
当麻(怖ッ!)
当麻「――――――――アレ?何で御坂タンは、いきなり服を脱ぎだし始めるんですか?」
びりびり「…………」
当麻「う、うそつきぃ―――ぎゃあああ!」
91名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 14:16:43 ID:DgE/jkHA
すげぇ、一万人とんで一人の女の子に囲まれたハーレムウハウハ状態であるにも関わらずまったく羨ましくねぇw
これが上条クオリティか。
9291:2005/11/15(火) 14:17:22 ID:DgE/jkHA
sage忘れた、ごめんなさい。
93名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 15:19:08 ID:MklKyKCs
G
94名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 20:04:18 ID:0tByk1bU
禁書と呪いのビンという電波が頭に飛び込んだ

汁を集めよ



おれだめかもわかんね
95名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 20:22:54 ID:hqau72sk
何その姉汁
96名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 21:35:30 ID:0tByk1bU
>>95
どうみても姉汁です
本当にありがとうございました
97名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 14:52:11 ID:RWSKoFNa
待て待て待てぃ
それは確かに発売日目前ではあるが、禁書目録に姉属性キャラ数居たか?
ぶっちゃけ神裂のねーちんだけではあるまいか……と思ったけどオルソラもぽややん系なら姉と言えなくもないか。

だが他はどいつもこいつも妹属性だがその辺どうよ?


98名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 15:44:56 ID:ZvPve1pU
じゃあ妹汁でいいんじゃね?
99名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 16:08:22 ID:Yj6vMfoB
そろそろMissingキボン・・・。
100名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 20:39:21 ID:5gEwnfu5
電撃hpaで上条さんが過去に立てたフラグが読めるそうなんだが。
101名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 02:47:39 ID:fvRU3Zqz
>>97
ゴーレム使い
個萌先生の同僚
102名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 11:53:35 ID:uNZ24Stc
「え、あ……そりゃ、先生がですね……好き、だからですよ――――?」

この後に小萌先生とのラブが会ったはずなんですよ、奥さん
103名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 22:11:15 ID:wgRghmtu
あのゴーレム使いは萎えると言うか・・怖いw
104名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 23:03:25 ID:qHwzx2zE
唯タソカマーン
105名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 10:17:59 ID:KdVOMf1x
天槍の下のバシレイスでエロキボン。もう一年も新刊出てないよ。
いつまで待てばいいんだ。せめて半年に一冊のペースで出してくれ
106名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 22:50:52 ID:DOMRyPRr
もういっそ禁書スレ作っちまいな
107名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 04:38:44 ID:boLE+IM2
…BBBのジローとアリス…
108名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:08:57 ID:NEtCe9kG
>>103
友達思いの良い子じゃないか。
どこが悪いんだね?
109ファイゼル:2005/11/25(金) 00:00:48 ID:v7SHEYYH
しにがみのバラッドのモモ×ダニエル投下してもいいかな?
初めてなんで下手かもしれないけど…
110ファイゼル:2005/11/25(金) 00:13:35 ID:RcLsylGf
あの後―モモとダニエルが死神局のデータベースでアンについて調べた後、二人は珍しく死神局に泊まることにした。
パタパタパタパタパタッ
「ねぇねぇモモぉ…」
ダニエルは羽根はためかせながら、部屋の中をせわしなく飛んでいる。
「ん?なにダニエル」
モモはベッドに腰掛けながら、足をぶらぶらさせていた。
「体のキズ大丈夫なの?」
「もうっ大丈夫だってば」
「だってだって……うわぁぁん……うぅ…」
僕は、つい泣いてしまった。大丈夫なはずがないのだ。アンにあんなに傷つけられて…それでも
「んもぅしょうがないな〜…」
モモはポンポンと膝を叩きダニエルを引き寄せる。
「ほらほら大丈夫でしょ?」
モモはボクの顔を覗きながら微笑えむ。
…一見大丈夫そうに見えるのだが―、よぉ〜く見ると微笑えみに陰りが見えた。
「ボクにできることはないかな?なんでもするよっ!」
「う〜ん…なんでも…してくれるの?」
「あ、いや…手品とか綱渡りとかは言われたら困るかも…」
「そんなこと言わないってば!」モモは笑いながら言う。
「じゃあ人型になってこっちにきてくれる?」
……さて何されるんだろ?
「うん」
パタパタパタパタッポンッ
トコトコ、とモモのそばまで行くとヒョイッとモモはベッドから起きた。
「じゃあ目をつむって」
はて?…言われたとおりに目をつむる。
う〜ん一体何するんだろ…と、その時くちびるに何か柔らかいモノが触れた。
ん…?ボクはそっと目を開けてみる
「……へ?」
随分まぬけな声をだしてしまった
…モモがボクにキスしていたからだ
「…え…ぇええ!?なっなっなっ何やってるのモモ!?」
「んーと、キスかな?」
モモは頬をほんのり赤くそめながら言う。
「きっ、キスってあの!?」
「ダニエルは私とキスはイヤ?」
いやいや、むしろ光栄ですが―、あーモモのくちびるってこんな柔らかいんだ…っ…じゃなくて!
「モモだめだよ!キスは好きな人とやらなきゃ!」
「ダニエルは私のこと嫌い?」
「いやっっ好きだけどっ…むぐ…!?」
またモモにくちびるを奪われてしまった。
「…ぷはっ…モモ!?」
トンッとモモはボクの胸によりかかる。
「今日だけのわがままだから……ね?」
「う、うん…」
「ありがとう、好きだよっダニエル」
そう言って彼女はきれいに笑った。
111ファイゼル:2005/11/25(金) 00:15:02 ID:RcLsylGf
ボクはモモに覆いかぶさりながら見事に硬直していた
「……あ、あのさ…ボク初めてだから…」
「私もっ初めてだよ♪」
モモはベッドに横たわっている、まぁ行動におかしいところはない…ないが、
ボクが動けないのはモモが生まれたままのかっこ、…つまり裸だからだった。
少しちっちゃいけど整っている胸、雪のように触れたらあとがついてしまいそうな程白い肌…そしてほんのり赤く染めた顔…
断言しよう、例え今この場にいるのがボクじゃなくても――そんなこと許さないが――目を離せないだろう。
ボクがぼーっとみとれていると
「ダニエルのえっち」
「い、いや!え、えーとえーと…」
「冗談だってば、あははダニエルかわいー♪」
むーむむむ…反撃とばかりにボクはモモの胸をそっ…と揉む
「…!?…ぁんっ…」
モモの胸はむにゅっとしていてとても柔らかかった
胸を手全体でつつみこむように揉みながら、人差し指で先っちょをツンとついてみる。
「あ…あふっ…ぁっ…」
モモがすごく甘い声をだすのでつい乳首を舌でなめてみた。モモの体がビクンと跳ね上がる
「…うぁ!?…んっんっダニエルぅ…」
真っ赤な顔でボクの名前を呼ぶモモ…やばいすごく可愛い…
ボクはとても愛しくてキスをした。
「ん…っちゅ…んっ…ぷは」
くちびるの間によだれの糸がひいていた。
右手でコリコリ乳首をつまみながら、左手を秘所にもっていくと少しぬめっていた。
指をそっと秘唇にそわせると体がビクビク動いた
「……そこはだめぇ…」
んー…少し考えたあとたまにはいいよねっ♪と結論にいたる
112ファイゼル:2005/11/25(金) 00:16:04 ID:RcLsylGf
そこが少しずつ熱を帯びていったので、胸への愛撫をやめて顔ごと秘所に近付けた…
「うわぁ…すごく甘いにおいがするよぉ…」
と言いながら舌で秘唇をつっつく、
「…じっくりと…見ないで…」
秘唇の上にある小豆を舌でつつくとすごく体がビクビクした
「…ぁっ…いやぁ…」
モモは顔に両手をそえながらいやいやする
だけどここまできてやめるのも無理なので―秘唇を指で開いてみた
くちゅ、と卑猥な音がした
「…ぁぅ…」
中指を熱い割れ目にいれて動かす、そこは指1本いれただけできつかった
くちゅっ、くちゅ、ちゅく、くちゃ…
「あぅ…ダニエルぅ…きもちいいよぉ…」
うるうるした瞳でモモがボクを見つめる
指をくちゅくちゅだしいれしながら、くちびるで小豆を啄んだ。
「ひぅっ!!」
ビクンッと身体が跳ねて、モモは全身を襲う感覚に翻弄された。
「…はぁ…はぁ…ふぁ…」
痙攣を続けるモモの額にちゅっとキスをした。
モモは上半身を起こして、ボクをベッドに押し倒す
「今度は私がしてあげるね…」
そう言って微笑んだ彼女の顔はとても妖艶だった
113ファイゼル:2005/11/25(金) 00:19:03 ID:RcLsylGf
あまり慣れてないので下手ですいませんorz
一応ここまで書いたのでラストまで書いてみます
114名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 00:21:34 ID:vZoLFIAl
>>ファイゼル
うおお。
夢に描きながらもついぞ見ることのなかったカプが。
萌え転がってお待ちしております。
115ファイゼル:2005/11/26(土) 00:57:46 ID:bvKmjA7D
モモは、おもむろにボクのトランクスをおろしてソレをじーっと見つめる
「あのぉ…モモさん?」
「ん、なぁに?」
「そんなに見つめられると困るんですが…」
えぃっと聞こえたと思ったら、ボクの分身がモモの両手に挟まれていた。
ぺちぺちと触ったり、シュッシュッと擦られるとボクの半起ちだったペニスは天井に向かってピンッと起った。
「うわぁ…男の子のおちんちんってこんなんなんだ…」そう言われモモの息がボクのにかかると、
「…ひぅ」
つい犬みたいな声をだしてしまった。
「あはっ、可愛い―♪」
うぅ…モモさっきのこと根にもってるなぁ〜!
「んと、男の人はこうすると気持ちいいんだっけ?」
そう言いながらモモは舌で先っちょを舐める
「ぺろっ……んちゅ…ちゅっ…ちゅぱ…ちゅぷ………気持ちいい?」
「う、うん…」
「良かったぁ…ちろ……ちゅっ……んはぁ…」
よだれのついた幼い指が、ぬちゃぬちゃと竿を刺激する。ふだんの姿からは想像もつかない淫靡さがボクを興奮させる。
モモは舌で舐めるだけだったのに、口を大きく開けるとペニスをぱくりと含んだ。
「んん……ちゅぷ……ちゅ……っ」未熟ながらも不規則に竿をしごかれ、じゅぷじゅぷとしゃぶられると意識がとびそうな程気持ち良かった。
「あぅ…モモ…でちゃうよぉ…」
「ん……くちに……だひて…いいよ…」
モモが上目遣いにボクを見る。
「うっ……出るっ……」
弱々しい声をあげながら、ボクはモモの口の中に精液を放出した。
どくっ、どくっ、どくっ……と、ペニスがうなっている。
喉の奥に粘っこい精液をだされて苦しそうだったが、モモは決して口を放そうとしなかった。
モモが口から、ちゅぽんっとペニスを抜き取ると、
こくっ、こくっと少しずつ飲み干した。口からあふれた白い精液があごを伝って垂れた…。
「んっ…ぷはっ…うぇーなんか苦いよ、これー」
「ご、ごめんね」
にっこりとモモは微笑みながら。
「ん♪ダニエルのだから大丈夫♪……ん…ちゅっ♪」
そう言ってまたキスをした。ボクはモモをベッドに横にすると、
「んーと…そろそろいいかな?」
「うん、いいよ…きて」
そう言うと、モモはボクの首に両手をまわした。
116ファイゼル:2005/11/26(土) 01:00:44 ID:bvKmjA7D
ボクは腰をひいて足のあいだを確保すると、モモの腰を手で押さえ、唾液でぬらぬらしているペニスを秘所にあてがった。
「それじゃあ…いくよ」
「うん、きて…」
力を抜いたモモの秘所に、ボクはゆっくりと分け入っていった。
「んっっ……!」
モモが息を止めるのがわかる。
できるだけ痛みを与えないように、少しずつ膣の中を進んでいく。ず、ず、……ずっ、ずっ。
それでもやはり痛いようでモモはぎゅっとボクの背中に手を回して抱きついた。ボクはそれがとても愛しくて優しく抱き締めた。
「うっ……あぁ……!」
亀頭がなにか堅いものにぶつかった気がした。
ボクはモモにキスをすると一気につらぬいた。
「んっ………あぁあああ!」
目を見開いて、モモはボクの背中に爪をたてた。
結合部のあいだから赤い血が流れる。
モモは荒い息を押さえながら言う。
「あっ……くぅ……つ、繋がってるんだね♪」
「うん…モモは初めてがボクで良かったの?」
「ここまでしてて言わないの♪」
涙を滲ませながら、モモはぎゅっと身体を寄せる。ボクはとてもとても愛しく感じた。
117ファイゼル:2005/11/26(土) 01:01:28 ID:bvKmjA7D
「んっ……動いていいよ」
「いいの?」
「うん……ダニエルをいっぱい感じたいから…」
ボクはこくりとうなづいたあと、腰をグラインドさせはじめる。モモの中はとろけるほど熱くて…信じられないほど締まっていた。
ボクはゆっくりと、そして徐々に早く腰をうちつけていった。
ぐちゅ、ぐちゅっ、ぐちゃ、ぐちゃ、じゅぷ、くちゃ…
部屋の中にイヤらしい水音が響く、
「……あっ、はぁっ……ああん……ダニエルのがぁ…奥までぇ…入ってくるよぉ…」
それまでボクに身をまかせっきりだったモモが腰をぐちゅぐちゅ、と動かしてくる。
「う…ダメだよ…モモぉ…」
「あんっ、だってぇ……あ、奥になんかあたってるぅ…はぁ……はぅ…あぁん」
膣の中の雛壁が一本一本絡み付き、それだけで達してしまいそうな快感が襲ってくる。
「あぁ…きもちいいよぉ……もう、だめぇだめなのぉ!」
「うっ……だすよ!モモ」
「あっ……あぁん…あはあああああっ!」
――うっ、でる!
どぷっ、どぴゅ、どぴゅ、どくっ、どくっ、どくっ……
ボクはモモの中で、そのまま全部を放出した。
果てしない射精感と共に、視界がぐるぐる回っていく。
「あぁ……はぁぁっ……」
とても疲れたのでボクは、ポンッと猫の姿に戻ってしまう。
モモは放心状態になりながらも、ボクをしっかりと抱き締めてくれる。
「大好きだよ…ダニエル…」
「ボクもモモのこと大好き…」
「ん…ダニエルに初めてあげちゃったね♪責任とってよ?♪」
「え?ぇえええっ!?」
「とってくれないの?」
「い、いや…ボクはモモの使い魔だし…いや…でも……」
「あはは、冗談だってば!」
「うぅ〜モモぉ〜」
ん……ちゅっ、モモは腕の中にいるボクの鼻にキスをした
やっぱりボクのご主人様は最高だ
……………ちょっといじわるだけどね
これは一匹の猫と一人のご主人様の物語
――――リン♪END――――
118ファイゼル:2005/11/26(土) 01:04:29 ID:bvKmjA7D
なんとか書き終わりました
あんまりエロパロは、書いたことがないので、上手く書けてたどうかはわかりませんが…

また書く機会があったら読んで下さい
119名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 01:49:39 ID:Rpcg3mUL
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
120名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 05:05:17 ID:MgojM+p5
GJすぎて言葉が浮かばない
121名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 14:06:50 ID:lSVIKN62
ダブルブリッドキボンッッッ
122名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 21:52:00 ID:4+ZCaUQV
【ダブルブリッド】中村恵里加作品【葬儀屋】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1109260563/

スレあるぞ。
123名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 01:55:49 ID:u8TUEN+6
9Sキボンッッッ
124ファイゼル:2005/11/27(日) 13:47:45 ID:w414FDcr
9Sだと由宇×闘真かな?
男性器はどうなってるんちゃらかんちゃらみたいな話かなぁ…
125名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 23:45:17 ID:DnpvrmPi
>>110GJ!
ていうか俺も9S読みてえぇEEEEEE!!11!
ツンデレ由宇タン(;´Д`)ハァハァ
ファイゼル氏、お願いできませんかね?
126名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 00:04:38 ID:IgW0p3nT
由宇にAVをみせれば超テクニシャンになってくれそう。
闘真を実験台にして超絶技巧で枯れさせる由宇。

「ふふっ、足で弄られたぐらいで逝きそうになるなんて。
案外、君のココはだらしないのだな。
ほら、尿道がビクビクいってるのが感じられるぞ。
こうして私が踏みつけて抑えてやらなかったら、君は射精してたはずだぞ」
127名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 00:24:35 ID:3ClrjS4J
ここで風間が邪魔な件について

「風間、闘真にその・・・恩返しというか何かできる事で、もっとも喜ばれる事とはなんだ?一般的な男性を経験した事のある君に助言を求めたい。」

・・・そうでもないか?
128ファイゼル:2005/11/28(月) 01:37:21 ID:Thcc/f+J
今一応書きはじめたんですが…闘真の二重人格と欲求を無理やり関連づけて書いてます
あんまり期待しないでくださいorz
129ファイゼル:2005/11/29(火) 01:19:05 ID:8YBPGffl
一応できあがったので投下しますね
全部一気に最後までw
130ファイゼル:2005/11/29(火) 01:20:43 ID:8YBPGffl
「闘真、君に少し聞きたいことがある」
そう言われ僕はのこのこ昼寝を中断して由宇について行った。

ないんえす


僕が由宇と一緒に〈希望〉から逃げたして、横田婦人の家に世話になりだしてからだいぶたった。
この日和恵さんと鏡花ちゃんは買い物へ行っており、まだ当分は帰ってこない。
そんな時だ…由宇に呼ばれて2階の部屋に行ったのは。
「君に少し聞きたいことがある」
「だから、なにさ?」
僕は由宇の向かいに座っている。LAFI3が少し離れた所に置いてあるが無視することにした。
由宇がこうやって僕にあらたまって話す時は、大抵重要なことが多いので緊張する。
僕が気をつめて聞いてみると由宇からとんでもない言葉がでた。
「君はどれぐらい自慰をしてない?」
「は………?」
僕は由宇の口から出た言葉の意味が上手くのみこめず。つい間抜けな声をあげてしまった。
「君は相変わらず理解力が低いな、俗にオナニー、マスターベージョンとも呼ばれるらしいが」
由宇の口からオナニーなんて言葉がでてきたせいで、僕の脳内は危うく真っ白になるところだった。
131ファイゼル:2005/11/29(火) 01:21:16 ID:8YBPGffl
「………えっと、なんでかな?」
つとめて冷静に言うが、言葉の端々に滲み出るあせりはどうしようもなかった。
「これはあくまで推測の域をでないが、君の禍神の血は精神状態にかなり左右される。」
「うん」
由宇があまりにも真面目なので僕も真剣に聞く。
「人間の欲求の中で強いものは特に3つ、食欲、睡眠欲、そして…性欲だ。
君は横田夫妻の家にきてから、食欲、睡眠欲は充実していると言っていいだろう?」
「うん…まぁ」
確かに最近は野宿や始終ピリピリする必要もないし、食事にもちゃんとありつけている。
「だが問題は性欲だ。押さえ付けられた欲求は噴火する。」
132ファイゼル:2005/11/29(火) 01:23:00 ID:8YBPGffl
「そ、そんなに僕はがっついてないよ!」
慌てて僕は弁解する―が、
「そう確かに君はいいかもしれない。だがもう一人の君はどうなんだ?」
僕はハッと息をのむ
「気付いたようだな、そう君は二重人格だ。しかももう一人の君は本能に忠実だ。彼は欲のほとんどが強者との戦闘に向いている。
だから…もし押さえ付けられた欲求が限界まできてしまったら、もう一人の君が出てきてしまうかもしれない。
はっきり言って本気の君に勝つ自信が私にはない…」
そう言って由宇が少しへこんだように見えた。
「由宇…」
「だから限界が来る前にその欲求を解消してしまおうと思う。
そ、その!もし…闘真が嫌じゃないなら私が手伝ってやってもいいぞ…」
「え!?由宇が!?」
「あ……いや、すまなかった私ではやはり無理か……」
その綺麗な顔を歪ませながら由宇は言った。
「ううん!そんなことないよ!」
「ほ、ほんとか…無理しなくていいんだぞ?…このさいはっきり言ってくれないか?やはり私は見た目が変なのか?」
由宇は長く孤独だったせいで、とてつもない美人なのに自分の容姿に自信がないんだ。
「由宇は…すごく…その…きっ綺麗だよ!」
133ファイゼル:2005/11/29(火) 01:23:36 ID:8YBPGffl
その言葉に安堵したようだった。
「よ、よしそれじゃあ始めるか」
「あ―…由宇」
「なんだ?」
僕はLAFIを指しながら困った顔をする。
「んと…風間の前でするの?」
すると、LAFIから男の声がした。
「「ん?やはり気になるか?それなら、私は感知モニターを切っておこう」」
プチッとわざとらしい音がする。
……あまりに素直で怪しい
そう思いLAFIを抱えあげ持って行こうとした。
「「待て何をする」」
「やっぱり聞こえてるじゃないか」
僕はしかめっつらをしながら持っていった。
いろいろ言っているが、洋服でくるんでだまらせる。
戻って来た僕をおもむろに横にすると、由宇はズボンを降ろしはじめた。
「ちょ!ちょっと由宇!?」
由宇は顔を赤らめながら、
「だ、大丈夫だ
ちゃんと資料も読んで理解している」
資料ってなんだろう…?
そんなことを思っているうちに下半身を裸にされてしまった。
「前回見られちゃった時は由宇に殴られたよね―」
あはははと笑いながら頭を掻く、
「君に露出癖があるとは思わなかったからな」
…やはり無言が一番のようだ。
134ファイゼル:2005/11/29(火) 01:25:08 ID:8YBPGffl
由宇がジーっと僕の分身を見つめる。はっきり言って美人にあそこを凝視されるのは、この上なく恥ずかしかった。
ふむ…、とうなづいたと思ったらその綺麗な細い指でペニスをしごきはじめた。
「参考文献にはこうすると気持ちいいと書いてあったが…」
そう言うと舌で、ちろっと亀頭を舐めた。
由宇が僕のペニスを舐めている…その光景を見ただけで逸物はむくむくっと大きくなった。
その立派になった逸物に由宇が舌をはわせながらしごく、
「ちろ…れろ…ちろ…んふっ…ど、どうだ?」
彼女は困ったような顔をしながら聞いてきた。
その普段の常に自信まんまんという顔とのギャップから意地悪な心が芽生えた。
「ちゃんともっと咥えてよ」
手で由宇の頭を掴んで逸物を咥えさせる。
しばし戸惑った顔を見せたが、決心したように口に亀頭をふくみ頭を上下させる。
「ちゅぱ…ちゅっ…じゅぶ…じゅぶ……」
時折亀頭から離しエラの裏筋にも舌を這わせる。
「ぺろっ…ちろちろ…んんっ……」
あの…生意気な…由宇が…僕の逸物を舐めている…
ナニを読んだのか知らないが由宇の舌遣いはめちゃくちゃ気持ち良かった。
135ファイゼル:2005/11/29(火) 01:25:48 ID:8YBPGffl
熱いものが体の奥底から沸き上がってくる。
「う……ゆ、由宇そろそろでそう…」
そう言った途端、由宇はラストスパートとばかりに激しくなった。
じゅぷ…じゅぷ……ちゅぱ…ちゅぱ……
射精感がこみあがり、由宇の口から引き抜くと顔に白濁液をぶちまけた。
どぷっどぷどぷ……びゅるびゅる……
「たくさん溜まっていたのだな…」
そう言って微笑む由宇の顔は所々に―髪の毛や顔―白い精液がかかっていてとても淫靡だった…。
「こっちばっか気持ちいいのは心苦しいから由宇も気持ち良くさせてあげるね」
「い、いや…私はけっこうだ」
あせる由宇を無理やり倒しズボンを脱がす。
「ひゃん!」
今日は完全に僕のペースだ、後からが怖いが…
上半身を脱がすとわりと大きな胸が見える。
「由宇ってきやせするタイプなんだ」
「そ、その変じゃないか?」
「ううん、綺麗だよ…」
と微笑むと二つの双丘に手を延ばした。
ゆっくりと白い陶器のような肌を擦る。
少しずつ揉み下していくと甘い声が洩れだした。
136ファイゼル:2005/11/29(火) 01:26:26 ID:8YBPGffl
「ん……っ……」
「感度がいいんだね」
ピンッと起立した乳首を少しつまんでみた。
「!?…んっ…ひゃんっ」
ビクリと体が跳ねる
片方を指でいじりながら、もう片方に舌を這わせると面白いほど反応した。
「んっんっ……あぁ…」
「由宇はえっちだね〜」
と耳元でささやくと顔を真っ赤にした。
…これも普段は見られない反応だ。
右手で胸をいじくりながら、左手で股間をなぞった。
「あ…そ、そこは…」
手のひらで包むように揉みながら秘所をショーツの上から擦ると少しショーツが濡れ始めた。
「あぅ……ん……ふぁ…」
親指と人差し指で硬くなった乳首をつまんで軽くひっぱりあげる。
「ひっ……つ、つまむな!」
まだ少し強気だったのでショーツの中に手を突っ込み直に割れ目に触る。
もう既にそこは少し濡れていた。
両手でショーツを降ろし、割れ目を開くと、くちゅと音がした。
指を秘唇に当てるとぬるぬるした愛液がまとわりついた。
つぷ……と人指し指を1本中にいれる。
膣がきゅうきゅう圧迫してくる
137ファイゼル:2005/11/29(火) 01:27:06 ID:8YBPGffl
人指し指をゆっくりと少しかきまわすように出し入れさせる。
くちゅくちゅ、と水音が聞こえた。
だんだん愛液が増えてきたので中指もいれる。
さすがに少し痛がっているようだが、少しずつ息が乱れてくる。
「くっ……と、とうま…もう少しゆっく…ああっ……」
日本の指をじゅぷじゅぷと出し入れさせると、とろとろした白い液が奥のほうから出てきた。
指を抜いて由宇の目の前にもってきて、指を開いたり閉じたり愛液を弄ぶと、それは透明な糸を引いた。
「由宇ってやっぱりえっちだね」
熱があるんじゃないか、と思うほど顔を真っ赤にさせる由宇が、とても可愛くてキスをしてしまった。
「ん!?……ちゅぱ…」
唇を離すと唾液が糸をひいた…
「由宇入れるよ」
と言うと僕は逸物を由宇の秘唇にあてがった。
ず、ずっと中に入れると、由宇は痛そうに顔をしかめながら手をぎゅっと握っていた。額にキスをしてなだめると、一気に貫いた。
「ん!?あぁあああぁあっっ」
はぁはぁと、荒い息がもれる。
138ファイゼル:2005/11/29(火) 01:29:10 ID:8YBPGffl
「由宇動くよ?」
と聞くとこくり、とうなづいた。
腰をゆっくりと動かすと
ぐちゃぐちゃっずるずるっ
と音がする。
ゆっくりかきまわすように円をかく
「あんっ、ふぁ……いいっ!」
由宇が少しずつ腰をタイミング合わせて降ってくるせいで、今にも射精しそうなほど気持ち良かった。
負けじとばかりに乳首をつまむ
「ひゃっ、とうま…や、やめ…」
由宇の腰をつかむとラストスパートをかける。
ぐちゅっ、ぐちゅっ…、ぐちゃぐちゃっ。
「ひゃあぁあああ」
「ゆ、由宇だすよっ」
「ああっ、あああっ…、ひゃぁああ」
由宇の身体が何度も振るえる。
力いっぱい僕にしがみついてきて、同時に膣も強く締まった。
「ひっっ!んぁああああ………っっっ!!」
その瞬間、闘真は白濁液を由宇の中にぶちまけた。
びゅく、びゅる……びゅっびゅっ、どぷ…どぷ……。
果てしない射精感とともに、闘真はぐったりとして横になった。由宇の秘所からは白い液が垂れていた。
「い、痛かったぞ…」
と言う由宇がとても愛しくて長い長いキスをした………。



いつの間にか眠ってしまったようだ。
「ん……あれっ!?」
闘真が起きてみると隣りに由宇がいない
「え!?もしかして全部ゆめっ!?」
そんなに溜まっていたのかなぁ…と思いつつ闘真は頭をぽりぽりと掻く
……それにしてはリアルな夢だったな


それをそーっと除く一人と…一匹?
「「これでいいのか?」」
「ああ……」
そう視覚毒の応用で闘真を眠らしたのだ
「「しかし由宇よ、何故に教えてやらんのだ?」」
由宇は顔を赤らめた
「うるさいっ、恥ずかしいからに決まってるだろう!」
「「素直じゃない娘め……おぃ、やめろフレームが曲がる」」


さて闘真は気付くでしょうか?いつの間にかトランクスが変わっていることに
そして由宇が素直になる日はくるのだろうか?










…………………多分こないかも
139ファイゼル:2005/11/29(火) 01:30:53 ID:8YBPGffl
ラノべ板ではあまり投稿してないので下手やも…orz
まぁお暇でしたらお読みくださいな
では、また
140名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 03:04:01 ID:d51q5KNW
うはっ、キタコレwwwwwww
141名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 03:59:43 ID:o9YFAgZT
良かったよーイイヨーイイヨー
142名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 11:25:11 ID:vJLbNAVK
よくわかる現代魔法の百合とか需要ある?
嘉穂×こよみがもう俺の頭の中ではガチなのだが
143名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 15:21:01 ID:y6r0rR+f
>>142
あるに決まってんだろうがっ!!!
後で書けませんでしたなんて言ったら呪うからな!
今から全裸待機して待ってるからな!

144142:2005/11/30(水) 17:32:10 ID:vJLbNAVK
寒いんだからさ、風邪引いても知らんぞお前
とりあえずエロ直前までは書いたがここで俺はエロ小説も読んだことがなきゃエロゲもプレイしたことがないし百合小説さえ読んでないんじゃということに気付く
美鎖だったら魔法のちんぽでも生やしそうなもんだけどそうはいかねぇよなぁ
145ファイゼル:2005/11/30(水) 20:00:30 ID:grhh/f74
百合ものは書いたことないなぁ…
エロパロは足りない部分は妄想で補う
146名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 22:00:05 ID:4W2V+xN7
禁書のss書きたいけどな。
神裂とか御坂とか。けど相手がな・・・
あと、神裂が18だったのには素直に驚いたりける。
24くらいかと。
147ファイゼル:2005/11/30(水) 23:09:28 ID:grhh/f74
モモの輪姦もの面白そうだけど心苦しくてorz
ただでさえ鬱になる…

ところで9Sのどうやった?
148名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 08:17:46 ID:llDNM6Rj
>146

いいじゃないか夢オチで

えろぱろだもの
149名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 12:49:05 ID:u1JROI69
                 みつを
150名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 14:50:27 ID:0fo2Y8bY
あ〜そういえば前に禁書のスレに
当麻はどんなことしても孕ませて
しまう的なこと書いたなぁ。
151名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 15:59:22 ID:llDNM6Rj
赤飯前のインデックスなら問題ありません。と、ミサカは提案します。
152名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 19:32:25 ID:V0M52HY9
さらに、生まれた自分の子にもフラグを立てるんだろ。
153名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 22:47:41 ID:0fo2Y8bY
>>151
そういえば当麻神様に愛されて
ないから子供つくれないかもな。
154名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 23:27:39 ID:KG0qLaTl
古田
155名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 23:58:20 ID:mMH1/eB/
禁書のSSを書く、もしくは書こうとしたという発言は今まで何度か見かけた。
書き手に禁書儲でもいるのか?一度も投下されたことがないのに禁書、禁書、禁書
もうね、禁書が嫌いになった。禁書のキの字も見たくない。
くさった蜜柑か、お前らは。
ろくに書きもしねーで、禁書ネタばかり振りやがって、つまんねーんだよ。
クソが! こんど禁書のことを一言でも話題にしようもんならスルーしてやる!
156名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 08:34:08 ID:xxKU4Jvr

 き
  ね
   た
    き
     こ
157名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 15:54:53 ID:4PZKsLCo
>>150
 ちょ、どういう理屈で!?
 右手が「安全日」という幻想でも殺してしまうのか?
158名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 01:06:22 ID:h3MYRAIO
 深夜の姉原邸は、かみなりがごろごろと鳴って後ろを振り返ったら
血まみれの女の人が立っていたりしそうな所で、
幽霊というのはゴーストスクリプトというコードで現れたものだということを別にしてとにかく怖い。
 森下こよみは幽霊が苦手だ。足とか目がいっぱいあるいきものも苦手だ。
 姉原邸のホラーなオーラは随分と慣れたつもりだったのだけれど、やっぱり深夜に一人で歩くのは怖い。
 一歩踏み出したら床板がきしみ、
 二歩進んだら視界の端を何か白いものが横切り、
 三歩目には奥の部屋から女の呻き声が聞こえてくる。
 これは美鎖がですまーちにうなされているだけかもしれないが。
 夏休みに入ったこよみは姉原家で開かれたさばとに呼ばれて、今日はそのまま泊まったのだけれど、
こんな怖い思いをするくらいなら帰った方が良かったかもしれない。
 がんばってトイレまでは行けたが、貸してもらった部屋まで帰り、一人でベッドに入ることができるだろうか。
 できそうにない。
 恥ずかしいけど、嘉穂に一緒にいてもらおう。弓子はそんなことを言ったら怒るだろうし、
美鎖はそもそも寝ていないし。
 嘉穂のいる部屋をノックする。
「嘉穂ちゃん、起きてる?」
 ドアが開いた。
「ふええん!」
 尻餅をついたこよみを嘉穂は見下ろした。
 起こしてもらう。
「うう、あのね、あのね……」
「森下の言いたいことは大体わかる」
 起こしたときに握ったこよみの腕を離さないまま、嘉穂は部屋の中に入った。
 引っ張られたこよみも入る。
 嘉穂は部屋に置いてあるPCに向かった。相変わらず、モニターの中で嘉穂が何をしているのか
こよみにはさっぱりわからない。
「先に寝ててもいい」
「嘉穂ちゃんはどうするの?」
「終わったら寝る」
「ここで?」
「ここで」
 一安心だ。
「あ、でも、ベッド狭くなっちゃうけど」
「森下ならいい」
「ありがとう」
 こよみはすっかり安心して眠ることができた。
 けど、眠る前に『森下ならいい』という嘉穂の言葉がちょっと気になった。
 嘉穂は誰かならいいとか悪いとか言わない。
 まあ、身長146センチのこよみなら問題ないと、そういう意味なのだろう。
 深く気にせず、目をつむった。
159名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 01:06:51 ID:h3MYRAIO
「ぁぅ……ゃ……かほちゃ……あぅ……」
 変な音声が入れてある目覚まし時計だった。
「あさー。あさだよー。あさごはん食べて、学校行くよー」
 なんとなく目の前に目覚まし時計があったから、なんとなく中身が見たくなって分解しだしたのだが、
うまくカバーが外れない。
 見た目はプラスチックだ。しかしやけにあたたかいしやわらかい。
「ぃゃ……はぅ……嘉穂ちゃ……おきてよぉ……」
 聞き慣れた声だ。彼女なら、目覚まし時計にこんな音声も吹き込むかもしれない。
 それにしてもカバーが外れない。ドライバーを持って来る方が早いだろう。
 でもその前に、一度思い切りカバーを掴んで引っ張った。
「いたい! いたいいたい!」
 坂崎嘉穂は目を開けた。
 目覚まし時計のかわりに森下こよみが涙目で荒い息をしていた。
 自分の手がある場所を確認する。
 こよみの薄っぺらい胸を覆うパジャマの布地に沈んでいた。
「ねぼけていた」
 寝ながら目覚まし時計を分解する悪癖が以前の嘉穂にはあった。
 最近はそんなことはしなくなったと思っていたのだが今の状況を考えると、
もしかしたら分解しなくなったのではなく、分解したら組み立て直すようになったのかもしれない。
 どちらにせよ進歩しているのだから問題はないだろう。
「森下、怪我ない?」
「え? う、うん。だいじょうぶ……」
 こよみの声はボリュームを下げて消えていった。
 反対に嘉穂の手の中でこよみの心臓はばくばく言っている。
「あ、あのね、嘉穂ちゃん、手が、手が」
「バルス」
「え?」
「わからないならわかならいでいい」
 森下こよみの視線は坂崎嘉穂の両手に注がれていた。
 心臓がばくばく言っている。
 でも、これは、こよみの心臓だけだろうか。
 こよみは心配60%、怯え30%、その他10%の成分が含まれた視線で嘉穂を見ている。
 その他10%が気になった。
 時計の針がなぜ動くのか、目覚ましベルがなぜ鳴るのか、それと同じように知りたくなった。
 パジャマの底から両手を引っ張り出す。
160名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 01:08:00 ID:h3MYRAIO
「え? 嘉穂ちゃん? え、えぇ?」
 小さく動くこよみの唇を咥えた。
 こよみの細い腕や体が緊張で固まった。まっすぐに伸ばされた背中に手を伸ばし、
146センチの小さな体を抱き寄せた。
 唇をなめる。柔らかな舌を絡め取る。強く抱き締める。
「か、かほちゃん……?」
 唇を離すと、つむっていた目を開いてこよみは嘉穂を見つめた。
 混乱70%、怯え15%、その他15%の視線。
 ショートボブのくせっ毛を撫でる。少しこよみの体は柔らかくなった。
 背中に回した腕をパジャマの中に潜り込ませる。さっきよりこよみの体は固まった。
「だ、だめっ」
 止めた。
 こよみの目尻には涙がたまっていた。嗚咽混じりに呟く。
「だ、だめだよ。あたしたち、女の子同士だよ」
「そのとおりだけど」
「あ、あたしなんかじゃだめだよっ」
「森下は?」
「え?」
「森下はどうなの?」
「……怒られないかな?」
「誰に」
「えっと、色んな人」
「問題ないと思われ」
 しばらくして柔らかくなったこよみは手を伸ばして嘉穂の腕を握った。
「嘉穂ちゃんもどきどきしてる」
 こよみのくせっ毛を撫でた。パジャマのボタンを外す。
 お腹に指先が触れるとこよみは小声で悲鳴を上げる。
 あばら骨のラインに沿って指を這わせる。胸を撫でた。平均よりやや小さい嘉穂の胸よりさらに小さい。
「はぅ……」
 こよみは恥ずかしそうに身をよじる。
 ピンク色の突起を口に含む。舌の上で転がす。腕の中でこよみはさらに縮こまる。
 手をパジャマの中に潜り込ませる。布地越しに筋をそっと撫でた。
「ひゃうぅぅ……っ」
 中指の先で少し強く押す。折り曲げて探るように動かす。
 呼吸困難寸前の荒い息を吐きながら、こよみは強く嘉穂の体を抱き締めてきた。
 こよみの息が顔にかかる。
 小さな胸の中で暴れる心臓が、嘉穂の胸を幾度も打つ。
 指先を動かすたびにこよみは小さく体をよじる。
 目尻にたまっていた涙がこよみの頬を伝い落ちる。
 頬にキスをした。目を開いたこよみは嘉穂の唇を不器用に追いかけた。
 唇を重ねる。舌を絡め合う。
 指先を最後の布地に引っ掛けた。ゆっくりとずらす。
 濡れた秘所を指で撫でた。
161名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 01:09:41 ID:h3MYRAIO
「ぁ、ん……っ」
 粘着質な音がこよみの喘ぎに混じって零れ落ちる。
「あっ、あ、かほ、ちゃん……っ、なんか、へんな、かんじ……!」
「だいじょうぶ」
「か、ほちゃんっ……嘉穂ちゃん……!」
 こよみは両腕で嘉穂を捕まえた。
 全身に電気が駆け巡ったような痺れが走る。
 ただならぬ殺気を感じた。
 姉原邸の無闇に高い天井すれすれに赤銅色の輝きが生まれた。
 はじめはゆっくりと。そして一気に加速して。
 ぐわらんぐわらんと深夜の姉原邸に金だらいが跳ね回る。
「森下?」
 こよみの顔を覗きこんだ。
 駅伝の第一走者兼アンカーを任され全力疾走した後のように荒い息をして、ベッドに沈んでいた。
 金だらいは当たり前のように床に根を生やして居座っている。
 指を口に咥えた。
 嘉穂は二度と眠りに戻れなかった。
 たらいとこよみの中間に挟まって
 今晩は一人で過ごすのだ。
 イきたいと思ってもイけなかったので
 ――そのうち嘉穂は、考えるのをやめた。
162名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 01:10:29 ID:h3MYRAIO
>>143へ げんきですか。いま書き終えました。
ごめんね。はじめてエロパロ書いたからエロくなくてごめんね。
原作文章意識しました。
どう見ても似てません。
本当にありがとうございました。
163143:2005/12/03(土) 02:07:28 ID:kGLm/Dab
うおお、待ってた甲斐があった。クシュンッ!
もう、原作の雰囲気を味わいながら楽しく読ませてもらったッス!
どうみても百合です。
本当にありがとうございました。
164名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:31:20 ID:UMCXVoSh
>>105と同じくバシレイスを俺も読みたいと思い
もういっそのこと自分で書いてやろうかと思ったものの
さっぱりエロいシチュエーションが思い浮かばず
番台ロボが幼女を視姦している光景しか浮かばなかった…
165名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 10:46:39 ID:+uvpdk8N
>>164
挫けちゃイヤン
166名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 13:06:52 ID:LmOs+nHA
BBBのジロー×アリス誰か書いて
167名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 01:13:02 ID:AzFd4u/5
同士がいた! 嬉しい。
ジロー×アリス、色々シチュを考えたが文才がないのでorz
168名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 17:34:53 ID:rEOv5ai9
俺さ、七姫物語がネットで評判だから読んでみたんだよ。
みんなさ、季節の移ろいが美しく描かれているとか少女の視点で戦記を見事に描いているとか
そういうこと言っているから、そういう風に期待したんだよ。

でも俺は
こ の 設 定 の ま ま エ ロ ゲ が で き る
としか思わなかったんだ。どうしよう。
ヒカゲ萌えだ。
169名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 17:37:51 ID:3eq1SbW7
>どうしよう。
 エロゲ眼鏡を外すべしw
170名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 15:17:26 ID:/eBeNVI5
壁際に離れて置かれた安普請のベッドの片方は空だった。
何故ならその主は、壊れそうに悲鳴を上げているもう一つのベッドの上にいるからである。
否、悲鳴を上げているのはベッドばかりではない。
「夕姫……ゆうき……ッ」
「あんっ、あぅ、も、もうダメぇっ、イっちゃうよ、おにいちゃ……おにいちゃんっ!!!」
大きく喘いだ檜山夕姫は、びくびくと全身を引き攣らせた後、瞼を閉じて
シーツに沈んだ。
興奮に合わせてのたうっていた艶やかな黒髪も動きを止める。
夕姫とはシンメトリーの白銀の髪を持つ古雅銀嶺は、組み敷いた柔らかな身体を押し潰さないよう
気を付けながら力を抜いた。
特例措置として入居を許された教員用宿舎の一室で、兄と妹は夜毎こうして睦み合う仲だった。

枕元のスタンドが人や家具の輪郭を滲ませる。部屋の中には再び静寂が戻っていた。
くすんだオレンジ色に照らされたカーテンの外は、まだ夜の底にあった。
折り重なっていた身体を離すと、冬の寒さが二人の肌に凍みた。銀嶺は毛布の中に妹を抱え直す。
温もりを求めて、男にしては白過ぎる胸に擦り寄った夕姫は、兄の背後の壁に悩ましい視線を
向けて独りごちた。
「どうしよう。声、聞こえなかったかなあ」
耳聡く聞き付けた銀嶺が、欠伸混じりに答える。
「ん? 平気だろ、他の学校ならいざ知らず、ウチはこーゆーとこだしさ。
建物くらいしっかり作ってなきゃ、学園内どこもかしこもしょっちゅう『修繕中』の貼紙だらけだよ」
「う、うん、そうだよね」
未だ余韻の冷め遣らぬ頬を両手で包んで、夕姫はこくこくと頷いた。
その反応を見た兄は、ふと真面目な妹をおちょくってみたくなった。
「心配するのももっともだ。毎度の事ながらすごいもんなぁ、ヒメの声。
先に猿轡しといたほうがいいのかな」
「ええ!? や、やだっ! 私、そんなに……」
慌てて口を押さえた夕姫の表情の移ろいを、銀嶺は薄笑いを浮かべて見守っている。
「うー、ううぅっ、おにいちゃんのバカぁ、どエッチ!!」
怒声に応えて対岸のベッドから矢の勢いで飛来した枕が、銀嶺の顔面に正確にヒットした。
が、枕には夕姫自身も、他の誰も触れていない。テレキネシス――それが夕姫の綾である。
そして妹と同種の綾を使う銀嶺は、敢えて避けずにその攻撃を受け、快活に笑った。
「嘘だよ、アレが聞けると聞けないじゃ、すごい違いだし。
けどさ、イク時くらいは名前で呼んで欲しいな、おにいちゃんも」
もっと恥ずかしい要求を口にする兄に、夕姫の大事な場所が再びじわりと熱くなる。
(もういちど、っておねだりしたら、きっとおにいちゃんなら聞き入れてくれる)
けれど夕姫はその衝動を、きゅっと唇を噛む事で耐えた。
(そうよ、おにいちゃんの身体に必要以上の負担を掛けちゃいけないんだもの。
そうじゃなきゃ、何の為の特例なのよ!)

「ごめんな、ヒメ」
妹の葛藤を正しく見抜いた兄は、うなだれたその肩を抱いた。
「ううん、いいの。幸せだよ、私」
夕姫はかぶりを振り、自分以上にうなだれている銀嶺に急いでキスをした。
そして未練を気取られないように、温かい場所から抜け出した。
「おにいちゃん、明日も授業あるんだから、先に寝てて」
夕姫は長い黒髪を纏めると、剥き出しのうなじの寒さに震えながらバスルームへ向かった。
その背に銀嶺から密やかな声が掛かった。
「また明日、な」
兄と妹は今宵も秘密の約束を重ねる。
「……うん。また、明日ね」

(終)

『黄昏の刻』の銀嶺×夕姫が読みたいんだけど、SSが自分じゃ無理なのでせめてネタフリを。
このスレうまい人がたくさんいるんで、誰か!どうか!!書いてくれえ〜!!!
171名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 18:10:57 ID:j6XciMV0
  ( ゚д゚)  この顔にピンときたら110番か・・・
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  ( ゚д゚ )
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  ( ゚д゚)
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  (;゚д゚)
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172名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 18:37:28 ID:j7JO9K9m
誰か、リバーズエンドより唯タソきぼん。
173名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 08:46:16 ID:iehP83hM
うお、謹書スレはなかったけど、ラノベ総合はあったんだ。
いままでラノベでスレ検索してたからみつけられんかった。
174名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 10:13:43 ID:seZ1B2uG
つーわけで、謹書から、とーま×御坂妹で。
自分のみた夢を元ネタにしてSSにしてみた。
原作3巻のすこし後、まだ夏休み中ということで。

ちょっと言い分けさせてもらうと、最初はハーレムスレに落とすつもりで、
原作を知らない人にもハーレムSSとして読んでもらえればスレ違いにならないかと考えて、
説明が過剰になってる部分がある。
175こんな夢をみた。:2005/12/20(火) 10:18:41 ID:seZ1B2uG
とある普通の少年「上条当麻(かみじょうとうま)」が、夏休みのある日に一人、部屋でくつろいでいた。
彼には、とある事情で同居する少女がいた。
妹のようで妹でない、間違っても恋人でもありはしない、微妙に距離感のつかみにくい少女なのだが。
さてその少女もただいま現在は、近隣に住まう彼の担任女教師の家に招かれ、焼肉をほおばっているころだろう。
彼も一緒に招かれたが、丁重にお断りした。
何せ外は猛暑で、無防備に外に出ようものならほんの数分で干からびてしまいそうな熱気だった。
かといって部屋が涼しいのかといえばそうではなく、これまた風が通らないものだから熱気がこもって蒸し暑い。
そんな暑い中出かけていって、熱々の焼き肉なんぞ食べに行こうという気力もなく。冷えたソーメンとかならともかく。
彼が家にいるのは、単に動くのがだるいという理由であった。

ぴんぽん。

新聞の集金か、と、真っ先に考えた。
たったいま部屋の玄関の呼び出しボタンが何者かによって押されたのだが、
彼の「動きたくない」という怠惰の欲求は、来客の可能性の中からかったるい候補をあえて考えないようにしていた。
176こんな夢をみた。:2005/12/20(火) 10:20:17 ID:seZ1B2uG
彼は少し前まで一人暮らしをしていた。
実は彼、こう見えても超能力者なのである。
いや、その可能性があるとされていた、というか。
と、あまりよくはわからないが、彼にはちょっとした能力があり、この超能力者たちがたくさん集められた街にすむことになった。
まぁでも、この街は彼に無能の烙印を押したし、本格的にモルモットのような扱いをされるのもいやなので、ちょうど心地よい放置感覚であったのだが。
この夏休みが始まる前までは。
まぁ彼の超能力の話はひとまずあちらの棚へおいておくとしよう。本日の出来事において、彼の能力が発現する事は無いので。
ようは、微妙に科学が進んだ都市の中、彼は親から離れて暮らし、いくつかのトラブルに巻き込まれた、ということがいいたかっただけで。

脇にそれた。

上条当麻が来客をスルーすることに決めた直後、もういちど「ぴんぽん」と音が鳴った。
まだ帰らないらしい。
しばらくするとまた「ぴんぽん」と鳴り、つぎの「ぴんぽん」までの間隔がだんだん短くなっていった。もはや連打。
来訪者から根競べを挑まれた上条当麻は、全力でその挑戦を受けた。ようはスルーし続けたわけだ。

勝った、と彼が思ったのは、「ぴんぽん」の連打が途切れたからであり、
その直後に、負けた、と思ったのは、今度は携帯電話が鳴り始めたからである。

玄関の来訪者とは別人でありますように、と、祈りを込めて携帯電話を取る。

「来客を確認もしないで居留守を続けるのは、いったいどういった了見ですか、とミサカは大変憤慨して問い詰めます」
177こんな夢をみた。:2005/12/20(火) 10:22:55 ID:seZ1B2uG
電話に出た少女は御坂妹(みさかいもうと)、つまり御坂(みさか)の妹(いもうと)であった。
御坂とは高校生の上条当麻によく絡んでくる女子中学生であり、その妹というからにはふつーに考えて妹なわけだが、
これにも少々厄介な「とある事情」があり、上条当麻もつい先日その「とある事情」に大きくかかわることになった。
かいつまんでいうと、玄関から電話をかけてきた少女は、微妙に進んだ科学によって、御坂という女子中学生から作られたクローンである。
大雑把なたとえ話になるが、足元ばっかり見て歩いていた女の子が赤信号に突っ込んでいったのを、上条当麻が身を呈して助けた、ような出来事があり、
御坂とその御坂妹たちに感謝されました、というような感じ。

「まさかこの電話さえも無視するつもりですか、とミサカは憮然と抗議し、当方にもそれなりの対応とその準備があることを宣告します」

この奇妙なしゃべり方は間違えようもない。上条当麻がその身を盾にして助けた少女だ。

「おおっ! 御坂妹じゃねーか、元気だったか!? つか大丈夫なのか、その、こんなところまで出てきて・・・」

上条当麻でなくても、男であれば自分が助けた少女が元気なのはうれしいものだ。
嬉しさと心配がマーブル模様のように絡み合う気持ちを静めることもせずに相手に呼びかけるが、

「玄関ドア1枚をはさんで電話で会話というのは、いろいろな面で無駄が多いですね、とミサカは遠まわしにドアを開けてもらえるよう促します」

という至極もっともな指摘を受け、あわてて玄関に向かった。

178こんな夢をみた。:2005/12/20(火) 10:25:42 ID:seZ1B2uG
「んで、今日は何の用件だ?」

部屋に招き入れられた御坂妹は、夏休みだというのにこの間と同じ制服を着ていた。
そして上条当麻が差し出した、氷の浮かんだ麦茶のグラスを両手で持ち、まぶたを閉じて手のひらの冷たさを楽しんでいたようだったが、
彼に質問されるとコップを卓袱台に置き直して、視線を彼に向けて答え始めた。

「おめでとうございます。上条当麻さま、あなたは厳正な抽選の結果、プレゼントに当選しました、と、
ミサカは華やかな笑顔と割れんばかりの拍手(はくしゅ)を以ってあなたを祝福します」

あくまでも平坦な口調で、台詞とは裏腹にちぱ、ちぱ、ちぱ、とかわいい柏手(かしわで)の音。

いやあなた、それけっこう無表情ですよ? まぁその表情の乏しいところもなんつーかマニアックな可愛らしさがあって俺はまんざらじゃないけど。
あと柏手は神社やなんかにおまいりするときのアレで、割れんばかりの拍手というにはいささか潔すぎますよ?
と、いろいろ突っ込もうとしたが、その前にアレだ、一番引っかかるポイントの確認。

「プレゼント? 当選? 俺が?」

疑問符を3っつ重ねてジェットストリームアタック。
しかし連邦の白い御坂妹は相変わらずの無表情で上条当麻の質問をかわし、踏み台にして話を続ける。
179こんな夢をみた。:2005/12/20(火) 10:28:33 ID:seZ1B2uG
「はい、あなたは缶コーヒーのシールを集めて応募するキャンペーンに参加されましたよね?
 とミサカは軽く首を傾げて確認を取ります。そして・・・・・・」

と、傍らに置いたカバンの中から、一通のはがきを取り出す。
キャンペーン専用応募はがき、と書かれたその紙には確かに上条当麻の名前、住所がしたためられ、
規定枚数のシールが貼り付けられている。

それを見た上条当麻は少し寂しそうな顔をして、
「それは、ポストに投函してから切手の貼り忘れに気がついた応募はがき・・・
っつーか、何でそれをお前が持ってんだ!?」
今度は疑問に顔をしかめた。

その質問には答えず、御坂妹は、ずい、とそのはがきを彼に差し出し、小さな文面を指で指し示した。
はがきを受け取った上条当麻は、その指されていた部分を読んでみる。

「特賞、ミュージックーマmp3プレーヤー、残念賞、クーマオリジナルマウスパッド・・・
・・・Wチャンス、かわいい女の子1ダース・・・・・・・って、お、女の子!?」
印刷された商品の写真の下に小さく、いかにもさっき自分で書きましたといわんばかりのかわいい手書き文字で、
勝手にWチャンスなるプレゼントが追加されている。はがきと交互に御坂妹をみると、
そのさっきまではがきを指していた指先で、今度は自分の顔を指している。
「女の子、ね」と上条当麻が御坂妹を指差していうと、こくこくとうなずいて肯定する。
「当選、ってまた自分を『モノ』みたいに言うのはやめろってば。
しかも一人じゃなくて1ダースなんて、エンピツ数えてるんじゃないんだから・・・・・・って、い、1ダース!?」
驚く上条当麻の声と同時に「ぴんぽん」とベルがなり、鍵をかけていない部屋へぞろぞろと押しかけてきた。
残りの11人の御坂妹が。

重ねて言うが、御坂妹は御坂のクローンだ。
御坂と御坂妹は姿形声肌の色など、ディティールこそ似ているものの、オリジナルとコピーという、はっきりとわかる個性の違いがある。
しかし御坂妹と御坂妹はくどいようだが完全な同一のクローンコピーである。少なくとも今、上条当麻には目の前の12人はまったく見分けがつかない。

上条当麻は、真夏の熱気で蒸せ返る狭い部屋と玄関が同じ顔をした少女たちで埋め尽くされた現状から、逃げ出したい衝動に激しく駆られた。
180こんな夢をみた。:2005/12/20(火) 10:35:01 ID:seZ1B2uG




「衣食住の快適化?」
卓袱台ごと部屋の隅に追いやられた上条当麻が恐る恐るたずねると、
「はい。とミサカは即答します。」
「先日あなたに助けていただいた件のお礼です、とミサカは素直な感謝の意を込めてそのように告げます」
「本日一日だけ外出許可をいただいてきました、とミサカはさりげなく時間制限を申告してみます」
「私たち12人は、生き残ったすべての妹達(シスターズ)の代表です。と、すこし誇らしげにミサカは胸を張ります」
「今日一日、あなたの生活が快適になるよう、サポートさせていただきます。
 とミサカはここまで来て拒否をされないよう、強気で押してみます」
と、卓袱台を挟んで正座する12人の御坂妹に、流れるように回答されてしまった。

「それにしても・・・」
かなりがた脱力しながら、上条当麻が感想を述べようとすると、
「いっておきますが、とミサカは先の先(せんのせん)を制します」
「12人の妹達(シスターズ)だからといって、お兄ちゃんとか兄くんとかアニキとか以下略とか、
一人一人呼び方を変えるつもりはありません。とあらかじめ釘を差しておきます」
御坂妹の一人が、上条当麻の本棚の中からめざとく見つけた、高校生にしては恥ずかしすぎる書物(妹姫)を指さして宣告した。
「そ、そーなんだ。・・・呼んでくれないんだ・・・」
ちょっぴりがっかりしながらも、いったいどこまで自分の行動パターンと趣味を読まれているのかが不安になり、目を覆う。
そして上条当麻は、彼女たち御坂妹と、オリジナルである御坂を護るための闘いを思い起こす。
(こっちはお礼がして欲しくてやった訳じゃないってのは言ったつもりだけどさ、せっかく来てくれたのをムゲに返すのもかわいそうか・・・
ま、家政婦さんが来たと思えば、掃除とかが飯の支度とかが楽になるからお得とも言える。この狭い部屋に12人は多い気もするが。)
少し考えて、
「・・・ま、そういうことなら、お願いしますか」
181こんな夢をみた。:2005/12/20(火) 10:38:31 ID:seZ1B2uG

12人の御坂妹が一斉に、表情を少しだけ変え、ホッとしたようなはにかんだような、
よくよく見てみないと変化に気が付かないような笑みを浮かべたように、上条当麻は感じた。
(なんだかんだいって、あのころの無表情、無感情はずいぶんとマシになったみたいだ。
それだけでもがんばった甲斐があるってもんだ。)
上条当麻は、笑みを浮かべて彼女らを見渡した。こういうのもまんざら悪くはない。

「「「「「「「「「「「「それではさっそく、準備に入ります。とミサカは宣言しつつも、
           言葉を紡ぐのももどかしく服を脱ぎ捨てていきます」」」」」」」」」」」」
12人全員が一斉にそのように宣言して制服、次いで下着を脱ぎ始めた。

「ふぎっ!!」
部屋の蒸し暑さも手伝ってのぼせ気味だった上条は、目の前の光景に、反射的に鼻血を噴きだした。
そして情けない話であるが、上条当麻の魂は現実逃避のために、幽体離脱して散歩に出かけてしまった。


182こんな夢をみた。:2005/12/20(火) 10:41:41 ID:seZ1B2uG




「・・・・・・はっ、俺はいったい?!」
現実逃避していた上条当麻の生霊が彼の体に帰ってきたとき、彼は自分がなにやら心地よい安堵感に包まれているととに気が付いた。
誰かが詰めてくれていたのであろう、鼻血を押さえていた丸めたティッシュペーパーは、先程の鼻息で勢いよく飛んでいった。
そして彼の両脇に一人ずつ、かしずくように全裸の御坂妹がうちわで彼にそよそよと風を送っていた。
ご丁寧に、吊るしたアイスノンを扇いで冷風を作り出している。
つーか、そんな擬似クーラーの仕組みはどうでもいい、裸だよ、裸、全裸。
「んなっ!!」
そして慌しく左右を交互に見ないように顔を振り回すと、後頭部がなにやらプニプニしたものを擦りあげるので、振り返ろうとする。
「そんなに頭を胸に擦りつけられると、上手く肩を揉むことが出来ません、とミサカは抗議します」
白地の浴衣に身を包んだ御坂妹が、背中から肩を揉んでくれていた。
「ふえっ!」
慌てて正面を見ると、メイド服を着て、ハタキを持った御坂妹と、ゾウキンを持った御坂妹が、部屋を掃除してくれていた。
「きゃん!」
足に冷たい感触があったので、足元を見てみる。

「ひんやりとして気持ちいいですか?と学校指定の水着を着たミサカが氷で足をマッサージしながら上目遣いで伺います」
183こんな夢をみた。:2005/12/20(火) 10:43:26 ID:seZ1B2uG
状況説明を本人にやられてしまっているのでくどくなるが、上条当麻は用意された椅子に(しかもパンツ一丁の半裸姿で)座らされ、
その足を冷水の入っている幼児用のビニールプールに差し出していた。
そしてそれを捧げ持ったスク水姿の御坂妹によって氷マッサージを受けていた。
脛や踝、さらに流れて足の裏まで、指先でつまんだ角氷で、つーーーーー・・・と、なぞっていく。
マッサージというか、なんと言うか。

「ちょっ」
・・・とまて、いったいこれはどーゆーことなの、なんか俺、生霊が帰ってくる肉体間違えた?! 
つーかそのスク水に縫い付けてあるゼッケン、5桁の数字は別にいいとして、『ミサカ』ってカタカナで書くな! 
ニホン人なら漢字使おうよ漢字!! んで浴衣の下には下着をつけないって、そんなところだけ由緒正しい日本の情緒を守ってますか!
あと横の二人、そのアイスノンは蒸し暑い夜用に冷やしておいた奴だ、もし今晩が史上最高気温の熱帯夜だったらどうしてくれるんだ!! 
つか裸はまずいだろ、裸は!!
のようなツッコミをしようとした上条当麻だったが、
「「お昼ご飯にソーメンはいかがでしょうか、とミサカは裸エプロンに菜箸という、新婚若妻装備で報告にきました」」
といって台所からハモりながら現れた二人の御坂妹のおかげで、吐き出そうとした言葉が頭のてっぺんから抜けていってしまった。
ちなみに一人は電気を発する黄色いネズミ、もう一人は耳のない青色猫型ロボットのイラストが入ったエプロンを着用している。


(・・・これって、どーよ。いったい何の不思議イベント?・・・つか羞恥プレイ?!)
先程の裸エプロンがゆがいたソーメンを持って見守る中。
裸の御坂妹の一人が上流、もう一人が下流で。
上条当麻の前に置かれた簡易な装置を使って。
流しソーメン。
「それでは参ります、とミサカは真剣な面持ちで、箸を構えることを促します」
「お、おう」
彼は、10度ほどの傾斜がついたコースの上流から、御坂妹が満を持して投下するソーメンを待った。
流れる水に一把のソーメンが放たれ、つーーーーと流れ、するっと上条当麻の箸をすり抜けた。
下流の御坂妹が構えていたザルの上に、次々ととらえ損ねたソーメンが流されてくる。
「・・・・・・・・・と、ミサカは無言でプレッシャーを与えてみます」
上流の御坂妹が言う。
「その右手は、ぶち壊す以外は役立たずなんですか、とミサカは冷たい視線を送ってみます」
下流の御坂妹が言う。
「ううぅ・・・」
上条当麻が唸る。
184こんな夢をみた。:2005/12/20(火) 10:46:28 ID:seZ1B2uG
「それでは、もう一度行きますね、とミサカは今度こそ食べてもらいたいという期待を込めてソーメンを投下します」
上条当麻は、上流の御坂妹の、菜箸に集中する。
一把のソーメンを菜箸で持ち上げたその細い指先と細い腕の白い肌のなだらかな肩から僅かに膨らんだ胸の先端にあるピンク色の乳首。
下流の御坂妹の構えたザルに、また一把。
「「「「なにをボーっとしてるんですか。とミサカはややうんざりした口調で問い質します」」」」
「集中できるかーーーーっ!!」
上条当麻は叫んだ。
「この純情可憐な青少年の上条当麻さんが、オッパイをほおり出したかわいい女の子が周りにいる状況で、
ソーメンごときに集中できるかーーーーーーーーーっ!!!!!」
上条当麻がもう一度叫んだ。
その叫びを聞いた御坂妹たちは、同時にため息を吐いた。
「仕方がありませんね、とミサカは、強硬手段を執ることもやむなしと判断しました」
「え!?」
肩を揉んでいた浴衣御坂妹が両手で上条の頭の向きを固定。
左右からうちわの全裸御坂妹が肩、腕に抱きついて束縛。
スク水が足にしがみついて拘束する。
「え?え?!えええっ!!」
動けない上条当麻がうろたえていると、一人の御坂妹がソーメンをつゆ(葱投入済)に浸けてすすり始めた。
ちゅるる。
そして、めんつゆの滴が残る唇を上条当麻の顔に近づけたかと思うと、
ちゅ。
口移しで、
ちゅるるん。
ソーメンを流し込まれた。

動転して、
(・・・・・・キス、されちゃった!)
などと乙女チックにショックを受けた上条当麻は、
「まだまだ続きがあるので、早く食べてください、とミサカは次の分を準備します」
と顔を真っ赤に染めた御坂妹にせかされて、
「あむ、・・・・・ごくん。」
よく噛むこともせずに飲み込んだ。
185こんな夢をみた。:2005/12/20(火) 10:52:37 ID:seZ1B2uG

しばらく、何度か、その口移しを繰り返し、相応の量のソーメンを腹に収めた。


「ソーメン、ご満足していただけましたか?とミサカは素直な感想を求めてみます」
耳元からの肩揉み御坂妹の問いかけに、
「ボクのファーストキスは、めんつゆの味でした」
うう、としょげる上条当麻。

「ご満足いただけたようなので、次のステップに移りますね、とミサカはドリンクのキャップを開けながら宣言します」
先ほどのソーメン口移しの御坂妹とは別の御坂妹が、小さなガラス瓶のキャップをカシュと捻って開け、中身を一気に口に含む。
そしてさっきのソーメンの時と同じように、まだ滴の残る唇を合わせて、口移しで液体を流し込んできた。
流し込まれた液体の、なにやら飲みなれない奇妙な味に疑問を抱き、頬をリスのように膨らませて口の中にためる。
ちゅ、と湿った音を立てて唇を離した御坂妹は、まだ飲み込んでくれない上条当麻を上目遣いに睨んだ。
口移しキスの名残か、ちょっと唇がとがっていてまるで拗ねているように見える。
そういった、普段の無表情の中からたまに見せるちょっとした表情に、上条当麻はどきどきと胸を高鳴らせてしまう。
ぐびり。
そして思わず、口中の液体を飲み干してしまった。
「げほ、飲んじまった・・・これ何・・・・って!!」
問うと差し出される先ほどのビン。
『強力!赤マムシ』
「わたしのファーストキスは赤まむしの味ですよ、めんつゆの方がマシではありませんか?とミサカは舌なめずりをして唇に残る液体を舐め取ります」
いくら上条当麻が駄フラグ立て逃げボーイでも、この後の展開はなんとなくわかってしまった。
つうか、うすうす気づいてはいたもののあえて考えないようにしていたのと、奇妙な展開の連続で予測対応する暇もなかったというか。
「えー、まさかこのまま、大人の階段を上ってしまうのですか?」
「もちろんそのつもりです。とミサカは一切の迷いなく即答します」
「衣(ハダカ、コスプレ)・食(ソーメン)・住(マッサージ、冷房)とくれば、あとは性欲です。とミサカは当然のごとく断言します」
「実践はまだですが、知識だけはばっちりと仕込んできました。とミサカは誇らしげに宣言します」
「遠慮は無用です。とミサカはあなたの了解を促します。」
「まさかとは思いますが、これだけ据え膳が並べられているのに、逃げるのですか?とミサカは挑発します」
186こんな夢をみた。:2005/12/20(火) 11:04:41 ID:seZ1B2uG
上条当麻は悩んだ。
確かに、女の子に求められてそれを断るのは相手を傷つけるだろうし、正直もったいないように思う。
しかし、なんかこーゆーのってちがうくね? 体だけの関係ってのも、なんかドライな感じで、なじめそうにないし。
いや、だからといって俺が御坂妹のことを嫌いかといえば間違いなく好きの部類に入るし、御坂妹たちも、
俺のことを嫌ってたらこんなことはしてくれなかったろう。じゃあ問題ないじゃん。俺が「好きだ」とさえ思えば、全然問題ないのか?
いやでもなんかそれって、プロレスだったらゴングがなる前に双方ドロップキックの応酬をかました感じだし、
やっぱエッチに至る前のプロセスが大事だよ、つかそれこそが萌えなんじゃないのか?それをすっ飛ばしていきなり本番じゃあ、
前菜を食い損ねているようでもったいないような気がする。しかし今日一日って言ってたっけ。時間ないじゃん。
ぷしゅー、
オーバーヒート。
上条当麻は、その若さと青さのおかげで結論が出せないでいた。
確かに理性と本能、青さゆえのせめぎ合いもあるだろう。なにせ上条当麻は若いのだ。
しかし、オーバーヒートの熱が冷めるにつれ、それらの根っこにある、大事なものが見えてきた。
「・・・なぁ、一つ教えてくれないか?」
そして御坂妹たちに問いかける。
「これって、報酬のつもりなのか? あの時俺が助けたことに対して、お前らが捻出した、見返りなのか?」
目の前の御坂妹の一人が代表して、答える。
「・・・当然です。とミサカは答えます。しかし−−−」
「だったらここまでだ。俺は、お前らを『モノ』扱いするやつらに腹を立てたんだ。
ここで俺が報酬として、見返りにお前らの体を抱いちまったら、俺までお前らを『モノ』扱いしたことになる」
御坂妹の言葉をさえぎって、上条当麻が意思を決めた。
「俺はまだ自分自身に愛想をつかせたくない」
しばしの沈黙。
「私の言葉も、続けてよろしいでしょうか、とミサカは確認を取ります」
御坂妹から帰ってきたのは、上条当麻の結論に対する意見ではなく、遮られた自分の言葉の続きを発言する許可を求める問いだった。
「私たちがあなたに体を差し出すのは、私たちの感謝の気持ちであり報酬です。とミサカは、
・・・・・・説明しようと試みますが、うまく伝えられるか自信がありません」
隣の御坂妹が、続ける。
「ほかにして差し上げることがなくて、いろいろ考えた末で決めたことです。でも・・・、とミサカは、
・・・・・・自信がなくても伝えなくてはいけないと決意しました」
思いつめたような、御坂妹の表情。
上条当麻は、目の前の御坂妹たちの様子に、少し変化を感じていた。
いや、その変化は今始まったものじゃないことをうっすらと感じ始めた、というべきか。
「私たちは、あなたに抱かれたい。」
「私たちのことを『モノ』としてではなく、女の子として見てくれたあなたに、」
「抱かれたい、と、」
「・・・私たちすべてのミサカが、そう思うのです」
これは、あれだ、御坂と御坂妹を助けた後入院して、見舞いに来てくれた御坂妹の、手を通して触れたココロの心地よさ。
上条当麻が、御坂妹に取り戻してほしいと願った、彼女たちのキモチ。
体を差し出されるよりも嬉しい。
芽生えたばかりの、彼女たちのココロが差し出されたのだ。



187名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 11:08:24 ID:seZ1B2uG
長い前フリでしたが、いったんココまでで。
このあと、上条当麻前人未踏の13pへ突入。よーやくエロシーンに。
188名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 12:00:04 ID:KRXNA/00
やっべ、すばらしい。
wktkしながら続き待ってます。
189名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 15:22:51 ID:7pcb9J4a
とりあえずGッッッJ!
俺の妄想そのままな展開にとてつもなく
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +
しております。是非とも続き希望ッ!

つーかあなた様の見た夢の何割かは俺が発信した電波によるものに違いない。いやマジで。
190187:2005/12/20(火) 18:05:55 ID:seZ1B2uG
読んでくれた人がいて嬉しい。

今がんばって続きを書いてます。
現在、とーまがピンチです。
心の中で励ましの電波を送ってあげてください。
わかりにくいたとえで申し訳ないが、
ヒーローアトラクション司会のおねェさん風にいうと、
おねーさん「あぶない、とーま! たくさんの御坂妹軍団に囲まれてピンチだよ!!
      よいこのみんな〜!みんなのパワーをとーまに送ってあげて〜!!
      せーのッ!」
子供たち「「「とーま!がんばれー!」」」

みたいなかんじ。

>>189
あそこには、いい電波があふれてるよね。>禁書の本スレ
191名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 19:03:02 ID:C5fVmvVi
上条「はッはァ! 愉快にケツ振りやがッて誘ッてんのかァ!?」
192名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 19:12:57 ID:WDpXPKMJ
流れぶった切って我が稲キボン
193名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 05:38:43 ID:5NEnOBTr
「ノぉ〜ボルぅ〜」
と、台所に立つ昇にやたら間延びした声がかけられた。
あの大狐がこんな猫撫で声を出す時は、決まって何かしらのおねだりがある。
「なぁなぁ、何を作っているのだ」
案の定、今作っているものに興味津々らしい。
「あー、寒くなってきたからな。今日はビーフシチューだ。」
と、背を向けたまま答える。
「エー!俺はー!」
やはり夕食についてのおねだりのようだ。
「今日はー!」
正直な話、まだ肉と野菜を炒めたところなので
カレーやシチューへの変更ならルゥさえ買ってくれば何とか……
「ノボルが食べたいナー!」
そうかそうかノボルが食べたいか。
でも残念なことに材料が無いんd
「ッて!?」
と後ろを振り向くと、クーがこちらを興味深げに覗き込んでいた。
それだけなら何も問題は無いのだが、
強調された豊満な胸に細くくびれた腰。雪のように真っ白な肌。
この冬の真っ只中に透け透けのベビードールのワンピースを着用。
しかも・・・…下着を着けていない(!)らしくうっすらと胸や腰の辺りの白い地肌の色が見えて、
まことに目の毒な雰囲気を醸し出している。
「ちょ、待てクー!その格好は!?」
「ん?『べびーどーる』だが?」
「違う!そうじゃなくて!何でそんな格好してるんだよ!」
「いや〜、テレビで『すぎもとあや』が、男は 『すけすけ』に弱いと言っておったからな」
いや当たり前のように会話を進めてるるが、当然その間にもお前の透けた地肌の艶めかしい質感は目に入るわけで。
昇は自分の顔が真っ赤になっていくのがわかった。


194名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 05:39:15 ID:5NEnOBTr
「で、どうだ?ノボル。『ぐっときた』か?」
ドコでそんな言い回しを覚えてくるんだろうか?
「と、とにかく!早く、その、服!服を着ろよ!」
「着ているではないか」
そういうことじゃなくて!
「それに……どっちにしろ脱がなければお前を食べられないではないか?」
「そう!それだよ!いきなり何わけわかんないこと言い出s」

                 まふっ

と、気付いたときには、昇の頭はクーの胸に挟まれていた。
薄い生地越しに張りのある胸の弾力と、仄かな桃のような香りが伝わって来た。
(うわ……)
と一瞬で体が硬直する
「なぁ、昇、本音を言うとな?」
先ほどとはまるでトーンの違う、
まるで母親のような声でクーが語りかけてくる。
「俺はお前が心配なんだ」
と、頭を撫で抱えつつ言う
「お前は少し頑張りすぎだ」
クー自身の鼓動が、トクン、と少し早まっていくのがわかる
「美夜子が死んでしまった時、一番悲しい思いをしたのは、
大人だった春樹でもなく、小さすぎた透でもなく、そのとき既に物心がついていたお前だったものな」
クーの放つ一言一言が耳朶に優しく響く。
「だからな、昇」
耳のそばで、これ以上ないというくらいの慈愛に満ちた声で囁く。
「たまには、俺や守り女に甘えたって良いんだぞ?」
最後の一言で、何かが溶けていくような気がした。
ひょっとしたらまた何か怪しげな術でもかけられているのかもしれない。
そう思いつつ、けれど昇の目には涙が浮かんでいた。
この狐は、母が関わる話にだけは、絶対にそんないい加減なことはしないと思ったからだ。
「ふふ。落ち着いたか?」
こくん、と頷く
するとクーは頭を撫でる手を昇の細い顎に添えてに胸からゆっくり顔を引き離し
静かに艶やかな唇を昇の唇に重ねた。
昇は、そのゆっくりとした動きにも、ただクーのするように任せた。



195欝だわ……:2005/12/22(木) 05:40:04 ID:5NEnOBTr
ちょ、この時間帯に書くとか無理。マジで。
一人称三人称入り混じってるし、流れ唐突だしあんまエロくないし。完結してないし。
あ〜あ〜あ、もう何やってんだろう。
スレ汚しスマソ。回線斬って首吊って来ますノシ
196名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 17:19:24 ID:zHOTTuSt
>>195
うおおおおおおおおおお!!マジGJ!
首つる必要なんかないよ!
なんか凄い感動してる。
197名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 22:57:05 ID:6z/RNAOO BE:35950324-
>>195
おちけつw

とりあえず一旦メモ帳か何か、TXTエディタに書いてから投下するがヨロシ。
198欝だわ……:2005/12/22(木) 23:37:32 ID:5NEnOBTr
>>196->>197
あァ、読んでくれてありがとう。
なんかね、もう、ほら、ちょっと嫌なことがあってね、
半ば徹夜気味のときに描いたやつだから。うん、ごめん。
しかも初めて書いてみたやつだから上手くいかなかった。すまん。
次から(もし書く機会があったら)>>197の言うようにやるよ。悪い。
199名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 10:59:01 ID:P4xC2WF0
>>190

>おねーさん「あぶない、とーま! たくさんの御坂妹軍団に囲まれてピンチだよ!!
>      よいこのみんな〜!みんなのパワーをとーまに送ってあげて〜!!
>      せーのッ!」
>子供たち「「「とーま!がんばれー!」」」

上条サイン(片面が青、片面が赤の円盤で、端に円盤を回すための、指を入れる穴が空いている)
でも回すのか?
200187:2005/12/24(土) 01:02:39 ID:ySNBMFTX
ちょっと、調子に乗ってしまったかもしれません。
先に謝っとく。ごめん。

『おいゴルァ>>189、テメェの妄想とオレの妄想、どっちのダメレベルが高いか、勝負じゃぁ!』
みたいな勢いで書いてました。てへ。

残り2回に分けて投下します。
朝頃に1回、最後は週明けくらい。

>>191
奇しくもそんな感じになりました。

>>199
ヒューマンサインがわかる人間がいるなら、横山まさみち先生ネタも大丈夫かな?
201名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 08:26:56 ID:OqF+ZGDp
>>200
全裸で正座して待ってます
202名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 18:35:19 ID:7dVzmKRo
>>200
 こちらも全裸待機開始!
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +
203189:2005/12/24(土) 19:25:40 ID:4VXvYgu8
寝過ごした・・・仕事の休憩時間をもらって、ネカフェより投下。
全裸待機で待っててくれた人、ごめん、ありがとう。

>>175-186の続きです。
204187:2005/12/24(土) 19:26:56 ID:4VXvYgu8
ごめん、189でなく187ね。
あせるな、俺ッ!
205こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 19:28:54 ID:4VXvYgu8





「・・・と、ここまで盛り上がったのに、どうして私たちはまだ誰も押し倒されていないのでしょうか、
とミサカは卓袱台を挟んだ向こうにいる人物に問いかけます」
「うっ!」
「まさかここまできて、怖気づいたのではないでしょうね? とミサカは冷たい視線を送りつつ、卓袱台を挟んだ向こうにいる人物の
逃げ道をふさぎます」
「ううっ!!」
「体は十分反応しているはずなのに、なぜそんなにやせ我慢しているのですか? とミサカは卓袱台の向こうにいる人物の、
立派に膨らんだ下着をちらりと見つつ、問いかけます」
「うううっっ!!」
「この期に及んで、まだ女の子からアプローチされないと手が出せませんか? とミサカは卓袱台の向こうの人物に向かって、
やや挑発気味に問いかけます」
「ううううううううっっ!!!」
彼はパンツ一丁の半裸のまま、再び卓袱台とともに部屋の隅に追い詰められていた。
メイド服もエプロンも浴衣もスク水も、すべての衣服が脱ぎ去られ、全裸となった12人の御坂妹が正座して、状況が動くのを待っていた。

上条当麻は童貞である。
自分だけががっついて相手を求めて、女の子を満足させることができないなんて、かっこ悪すぎる、と考えていた。
自分自身は経験もないのに、しかも処女を相手にして、そこまで求めてしまうファンタジーなところが彼にはあった。
当然、12人の処女を同時に抱くなんて、普通の生活をしている限り一生出くわさない。
『知識』として持っているマニュアルは、この特殊な状況ではあまり意味を成さないのだ。
上条当麻の、相手の女の子を大事に扱ってやらねばならないという意思は硬い。
だから慎重になりすぎて、目の前の、卓袱台を挟んだ向こうにいる12人の裸の女の子を、どう扱っていけばいいのか、わからない。
(つーか、俺だってやる気マンマンだよ! 天国にいる横山まさみち先生、俺のオットセイにもとうとう出番が来ましたよ!!
 でもどーすりゃいいんだよ、この圧倒的な物量の差は?!)
206こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 19:30:31 ID:4VXvYgu8

「ふう、とミサカはため息をつきます」
一人の御坂妹がそういって正座を崩して膝を立て、腰を少し持ち上げて指を女性器にあてがう。
ちょうどM字に開脚する様(さま)になった。
「これは後半に元気を取り戻してもらうための策だったのですが。
と洩らしつつミサカは隣のミサカ一六八八五号の上に覆いかぶさります」
別の御坂妹が、その隣の御坂妹を抱き合う形で押し倒し、それでも大事なところは隠さずに、
卓袱台の向こうの人物に向ける。二人の少女の秘部が上下に連なる。
「まさか最初からいきなり使うことになるとは思いませんでした、とミサカは立ち上がりながら言葉を続け、
おしりをあなたのほうに向け、前かがみになってみます」
その御坂妹は、肩幅くらいに足を開いて立ち上がり、卓袱台の向こうの人物へとまだ硬さの残るヒップを向け、
まだ縦の筋しか見られない性器をさらす。そして柔軟な身体で前かがみになった少女は、顔と胸と尻と女性器のすべてを同時に見せつける。
「こういった、男性に有効な悩殺ポーズをいくつか調べました、とミサカは報告しながら四つんばいになって、
女の子の大事なところをあなたに向けて、収集した情報通りのポーズを実践します」
また別の御坂妹がうつぶせになって膝を立て、尻を後ろに突き出した。両肩は畳の上につけたまま、
両手を足の間から伸ばして指先で大事な部分を覆う。
「いっておきますが、私たちも非常に恥ずかしい思いをしているのです、と注意を加え、
ミサカは胡坐をかくように足を組んで、女の子の恥ずかしいところを突き出します」
広げられた腿によって内腿が張り、僅かに翳る恥丘の下にひっそりと息づくシンプルな縦線を、
前へ突き出すようにさらしだす。
「最後はあなたが御自分でその下着を脱いで、私たちのところに来てください、とミサカはお願いしつつ、
自分を押し倒すミサカ一七四二五号の大事なところへ手を這わせます」
先ほど隣の御坂妹に押し倒された御坂妹は、抱きつくように相手の背中に回した手を尻に添える。
残りの御坂妹たちも、1人で、または2人3人でそれぞれに卑猥なポーズをとり、上条当麻に性器を向ける。
そして最後に声をそろえて、
「「「「「「「お願いします、私たちを犯してください。あなたの熱い精液を、私たちの膣内にぶちまけてください、
                  とミサカは恥らいながらも切実に嘆願します」」」」」」」
そういって12人が一斉に、くぱ、と指で未成熟な縦筋を割り開き、初めて男の前で秘めた粘膜を曝した。
207こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 19:32:01 ID:4VXvYgu8
ごがん!!
後頭部を鈍器で殴られたようなショック。
さっき止まった鼻血が危うく最噴出するところだった。
上条当麻には衝撃的過ぎる光景。
12個のマ○コが自分に向かって広げられている。
そんな光景を前にして理性が残っていられるほど彼は醒めてはいない。
迷いだとか、段取りだとか、プライドだとか気配りだとか。
頭で考えて彼女たちを抱くのはヤメにした。
自分の、上条当麻の根っこの部分をさらけ出して、彼女たちとひとつになろう。
立ち上がった彼は、下着を脱ぎ捨てた。
「うおおおおっ、そこまでされて黙ってられるか!! 俺はやる、やったろうじゃねぇか!!
 いくぜオットセイ!! まかせなはれ大将!!!」
相変わらず訳のわからないキレっぷりで(横山まさみち先生とかオットセイとか、とても高校生の持つエロ知識じゃないような気もするが)、
とにかく自分のペニスを擬人(?)化して、24の瞳を前に見せつける。
若さにあふれ、猛々しく反り返ったオットセイ(ペニス)に少女たちの羞恥と期待の視線が集まると、それだけでもまだ力がみなぎる。
そして上条当麻は、快楽の待つ女肉の海に飛び込んでいった。

208こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 19:33:13 ID:4VXvYgu8
「んん・・・、」「あっ、」「んふぅ、」「・・・んく、」「あはっ・・・」「はぁ、」「・・・ああん、」「やん、」
その学生寮の狭い一室に、少女たちの秘めやかな嬌声があふれ返る。
ただでさえ熱気に蒸し返る室内温度が、多人数の体温によってさらに上昇する。
そしてそこで行われている行為のために、室内湿度もぐんと上昇する。
みんな汗だくである。
12人の少女と、1人の少年。
上条当麻は、その部屋唯一の寝具であるベッドに仰向けになって横たわり、彼女らの奉仕を受けていた。
ちゅ、ちゅう、ぴちゃ・・・
液体の絡まる湿った音がする。
両足の間から一人、腰の両側から一人ずつの御坂妹が、3人がかりで上条当麻のペニスに舌を這わせていた。
右側の御坂妹が竿に指を添え、竿の裏筋にキスをして、そのまま吸い付きながら唇と舌を擦りつけ、ハーモニカを吹くように愛撫する。
左側の御坂妹が唾液でぬめらせた指の腹で雁首の下を擦るように撫で回し、亀頭全体を唇と舌で愛おしむ。
真ん中の御坂妹は陰嚢をやわやわと指で揉む。陰毛が少女の顔をくすぐるのにもめげず、袋の皺に舌を這わせたりもしている。
その3人の生み出す快感は上条当麻にとって強烈なものだったが、
まだ射精を促す激しさではなく意識して抑えたペースだったので、十分に快感だけを堪能できた。
ベッドに上がれない、ほかの御坂妹は2人3人で絡み合い、お互いの身体を愛撫しながら性感を高めあう。
軽いレズ行為をしているわけだが、それでも彼女らはベッドの上の上条当間から関心が離れるわけでなく、
言ってみればベッドの上の出来事をオカズに自慰をしているようなものである。
209こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 19:34:11 ID:4VXvYgu8
「お口、吸ってもいいですか? とミサカはキスをおねだりをしてみます」
4人目の御坂妹が、キスを求めてきた。ベッドの上に上がると、ただでさえ定員オーバー気味の軋みが大きくなる。
先程からのペニスへの刺激に、ちょっとかっこ悪い声を上げそうになっていたところだったので、彼にとっては好都合。
言葉で答えずそのまま彼女の頭を抱き寄せるようにしてキス。自分の声が漏れるのを塞ぐ。
彼が舌を唇の間に差し込むと、彼女の舌によって出迎えられた。
「・・・ん、んちゅ、ちゅ・・・・・・」
上条当麻がはじめて味わう少女の舌は、なにやら刺激的な味。もちろん嫌いではない。むしろ好きだ、気持ちいい。
「はぷ・・・・・・じゅる、ちゅ、・・・・・んん・・・・ぷは」
しばらく、息の続く限り堪能した後、つ、と唾液の糸を引きながら、御坂妹がキスを中断した。
「・・・他人の唾液をこれほど美味しいと感じるとは、考えたこともありませんでした、とミサカは新鮮な驚きを感じていることを伝えます」
「俺も、女の子の舌がこんなに刺激的な味とは想像できんかった」
情欲に火照った表情の御坂妹に言われて、少し照れくさい。
上条当麻は、照れ隠しのつもりでもう一度、御坂妹の唇を少しだけ、ちゅ、と吸ったが、ぜんぜん照れ隠しになっていないことに気付いた。
今度は彼女のほうから、ちゅ、と啄ばまれ、
「こういう、ささやかなキスも心地よいものですね、とミサカは・・・・照れながらも嬉しく思ったりします」
とか言われたもんだから、余計に照れくさく、恥ずかしい気分になったわけだ。
気恥ずかしい会話と行為の間に、もう一人の声が。
「私にもご相伴させていただけませんか?とミサカはうらやましく眺めながらキスをおねだりしてみます」
5人目の御坂妹が割り込むように顔を出す。
「大歓迎っすよ、ひめ」
ベッドがさらに軋む。少女らが細身でよかったと上条当麻は思った。
210こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 19:36:37 ID:4VXvYgu8

今、自分のペニスに奉仕する3人や唇を合わせて舌を絡めあう御坂妹、
そばで淫戯にふける彼女たちを見ていると、上条当麻は改めて意外な感じを受ける。
こんなことになる今日までは、彼女ら御坂妹たちは性的なことに頓着がなく、
無防備だけど無機物的なイメージがあった。
パンツは見せてくれたけど恥じらいがないから、そこからさらにいやらしさを感じたりはしなかった。
制服の上から胸に触ったが、彼女はそれを性的なものではないと断言した。
しかし、いざ、こんなことになった今、彼女たちから無機物的なイメージはなくなっていた。
皆、興奮に顔を染め、潤んだ瞳で淫戯にふけり、羞恥と歓喜に興奮した表情で上条当麻に奉仕する。
そして上条当麻は一瞬、
御坂妹から機械的な部分を除いた・・・12人のオリジナル御坂美琴が淫らに戯れ、奉仕する姿・・・を幻視した後、
自分を恥じて、右手のセルフげんこつ。
「・・・・・・ごめん」御坂美琴とすべての御坂妹達に詫びる。
「どうかしましたか?とミサカは気になって訊ねてみます」
「いや、なんでもないんだ・・・・・・」
確かに、クローンとして生まれた少女たちは、上条当麻と最初に出会ったときのような
無機物的なイメージからずいぶんと人間的に見えるようになってきたと思う。
だからといって、感情が豊かになった御坂妹=オリジナル御坂美琴、と短絡的に結びつけるのは、
そのどちらに対しても失礼である。
御坂美琴は御坂美琴以外の何者でもないし、御坂美琴以外の何者にもなれない。
御坂妹にも、同じことが言えると思うし、そうであってほしいと願う。
211こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 19:39:07 ID:4VXvYgu8
・・・・・・・・・・・・・・・・・・とかなんとかを。
しんみりと感じていた上条当麻は、自分にいくつかの視線が向けられているのに気付いた。
「ごめん、ボーっとしちまって。本当になんでもないんだ」
ちょっと照れくさくなってそう答えたのだが。
「無視されたわけではなさそうですが、聞こえていなかったようなので、もう一度お尋ねします、と、少しミサカは切なさを感じたりします」
どうやら、何か声を掛けられていたようだ。
ペニスの右から奉仕していたミサカが、ちょっぴりしょんぼりしながら発言する。
なんかすごい、自分が悪いことをしてしまったように思ってしまう。
「・・・・・・わるい。・・・で、何?」
「・・・このままお口で、精液を飲ませてもらっても、いいですか? とミサカは、
こんな恥ずかしいセリフを何度も言わせたあなたを! ・・・少し恨めしく睨んだりします・・・」
睨んだ、といっても、上条当麻からみれば、拗ねているようにしか感じられない。
しかも、精液を飲ませてほしい、とお願いされてしまった。
ちょうど、自分の両足の間から顔を出す御坂妹がそういったものだから、
顔を半分ペニスに隠すようにして見えてしまう。まるで頬擦りしているようにも見える。
可愛らしい少女のおねだり顔と、自分のいびつなペニスを1フレームに収めて絵にしてみると、
信じられないくらいに淫らなショットになる。
この視界に写るものを写真に出来るスタンド能力があれば!とか本気で悔しく思う上条当麻。
(ちょ、それって、エロ過ぎますよ!)
これから12人の女の子と結ばれようとしている上条当麻からすれば、出来るだけ無駄撃ちは避けたいところだ。
だがしかし、こんなにエロくお願いされては、お断わりするわけにもいくまい。
さっき飲まされた『赤まむし』が効いてるのかもしれないが、
今日の自分は限界知らずのような気がするように思える。いや、いける。間違いない。絶対絶倫!元気爆発!!熱血最強!!!
「うむ、よかろう、飲むがよろしい」
「・・・・・・・・・なんだか随分と偉そうな態度ですね、とミサカは抗議してみます」
「・・・ごめんなさい。飲んでくださいませ」
えらくあっさりと降伏する上条当麻。チンコ握られつつジト目で睨まれては、自分がそんなに強い立場じゃないことを自覚させられてしまう。
212こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 19:42:08 ID:4VXvYgu8
「それじゃあお言葉に甘えて、といってミサカは陰毛ごと陰嚢を口に含もうとします」
そういって、口を大きく開けて、はむ、と陰嚢を小さな口の中に納め、もごもごと舌を動かしたかと思うと、
「ひんふぉうほひんほうはひふぇふふぇほふぁふぇふぇふぃっふぁんひゃふぁふぃふぁふぇん、
 ふぉフィファファふぁふぇんふぇふぃふぃふぁふ」
キンタマを口にくわえたままなにやら喋りだした。
「なにいってんのかわかんねぇ!!つか咥えたまま喋られると気持ちいいじゃねーか、コンチクショー!!」
「陰嚢(いんのう)と陰毛(いんもう)は似てるけど、洒落で言ったんじゃありません、とミサカは弁明します、
と言っています。とミサカは通訳をした後、いよいよ本格的なフェラチオに移ります」
そういった左側の御坂妹は、彼女もまた口を大きく広げて、亀頭を口に含んだ。
「うくっ!やべ」
ェもうイきそうだ、とは思ったが、最後まで言わずに言葉を飲み込んだ。さっきまでかなり濃厚に愛撫されていたとはいえ、
ここで終わってしまっては、その程度の持久力と思われてしまう。
彼女らが言う『本格的なフェラチオ』をされた途端に果ててしまっては、彼女らの本気には敵わないことになってしまう。
さらにその先にある快感を、わからないまま終わる、そんなのはいやだ。

くだらないことかもしれないが、男の子にとっては大事なプライドのひとつだ。
それに、彼女らの奉仕をもっと味わっていたいという気持ちがあることも大きい。
ここはひとつ、出来るだけ我慢して、御坂妹たちにがんばってもらいましょう。
213こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 19:45:04 ID:4VXvYgu8
「どうですか?気持ちいいですか?とミサカは初めての実践に当たって、効果の程を確かめてみます」

右側にいた御坂妹がそう尋ねてきた。彼女はさっきまで竿をハーモニカのようにしゃぶっていたが、
左側の御坂妹が亀頭を深く咥えはじめた為に頭を割り込ませるスペースを失ったようで、
唾液で湿らせた指でちゅくちゅくと竿をしごく動きのみに絞ったようだ。

上条当麻は問われた問いに、右手の指でグッドサインを作って答えた。

「では、もう少しがんばりますので、美味しい精液をご馳走してくださいね、
とミサカは喜んでもらえたのが嬉しくて、さらに熱をいれてサービスしちゃいます」

そして言葉通りに熱のこもった愛撫を再開させた。
ちゅぱ、ぷちゅ、ちゅ、ちゅぅぅぅぅ・・・・・・・
頬をへこませて亀頭を吸い上げる御坂妹。歯を立てないように気を使ってはいるのだろうが、狭い咥内では限度がある。
それでも却ってたまに当たる歯が刺激になる。バキュームで吸引をかけて口内粘膜や舌を亀頭に張り付かせる。
後は唾液のぬめりを利用して、上下に動く。首をくねらせるようにしてひねりを加える。

「うおっ、なんっ・・・」

くちゅ、くちゅ、にゅちゅ、にゅちゅ、ちゅくちゅくちゅくちゅく・・・・、にゅちゅ、にちゃ・・・・・・

少女の指の力としてはかなりきつく握っているはずなのだろうが、いまの上条当麻の相棒・オットセイは硬度10のダイヤモンドに匹敵するッ!
・・・と自分で思い込んでいるので、実にちょうどいい指使いだ。わけわからん。そんなネタのような思い込みはまったく関係なく。
ぬるぬるとぬめる唾液ですべる彼女の指は、竿の中でも特に弱い裏筋を擦りたて、緩急つけて刺激する。

「・・・っつー強烈なテクですか!・・・やっ、ちょっ、まっ、てっ、手加減しろっつーの!」

はむ、・・・・もぐもぐ・・・・・ちゅううううううううっ・・ふは、はんむ・・・・・・ころころ・・・

「ひゃっ、コロコロって、タマを転がすなんて、、そんなのありかっ!! ちょっ、そんんっ・・・・・・!!」

陰嚢を口の中で愛撫されるという、フツーの恋人たちでもほとんどお目にかからないようなテクで責められて、
限界寸前まで来ていたところを、顔の傍にいた二人の御坂妹のうち右側の彼女がキスをする。
214こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 19:46:56 ID:4VXvYgu8
「私たちのご奉仕で感じてくれるのは嬉しいんですが、あんまり変な声だされると調子狂っちゃいます、
とミサカはキスで言葉を塞いでみました」

そういって、もう一度キスをしてくる。上条当麻もそれに答えて舌と唾液のやり取りをしていると、

「私も混ぜてくださいな、とミサカも唇を割り込ませてみます」

上条当麻の頬と御坂妹の頬、唇と唇、舌と舌の間に割り込んだもう一人の御坂妹は、
二人の舌に自分の舌も差し出した。3枚の舌が唾液にまみれてぴちゃぴちゃと絡み合う。
そしてそこに、もう一人の、6人目の御坂妹がベッドに上がってきた。
ベッドの悲鳴はほとんど聞こえなくなってきた。つまりたわむことも出来ない限界にあるということ。
その6人目が上条当麻の耳元で囁いた。

「リクエストをお伺いにきました、とミサカは耳たぶにキスをします」

そしてそのキスに続いて囁きかける。

「最初に射精するときは、唇をキスしながらがいいですか?
 それとも、女の子のあそこを見ながらがいいですか?とミサカは2択を迫ってみます」

そういって立ち上がり、下から見上げる上条当麻に見せつけるように、指で性器を開いてみせる。
閉じられた筋の中には十分な潤いが閉じ込められていたようで、彼女の指による開放で、どろりと大量の愛液となって畳にこぼれた。

「「もっといっぱい、キス、しましょうよ、と、ミサカは二人で勧誘します。ちゅ」」

「見るだけじゃなくて、舐めてみてもいいんですよ、とミサカは恥ずかしいんですけど、が、我慢して誘ってみます・・・」
215こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 19:51:27 ID:4VXvYgu8
正直、もう限界近かった。即断即答を要す。

「ええっと、ベッドが定員オーバーかもなんで、キスの二人は降りてくれる?
 んで、オマ○コの君、上がって上がって!」

即断したが少々ヘタレ気味に、無難(?)な理由をつけてメンバー交代。
4,5人目がベッドから降りて、6人目が上条当麻の顔にまたがる。
そして目の前でセルフオープンのサービス。
ぱっくりと開いたオマ○コから汁があふれて滴り落ちる。
そしてその秘粘膜をまるごと覆い尽くすつもりで、むしゃぶりつく。
舌に感じる刺激。酸っぱいと言うかしょっぱいと言うか、上条当麻にとっては未知の味だった。

「ひゃああああああああっ!!」
少年の舌がぞろりと舐め上げると仰け反って声を上げる。
ぱっくりサービスのためにあてがっていた指を離して、背中から自分を支える。

(もーダメだ、いく、いくぜーーっ!!)

彼の限界を感じ取ってか、股間を愛撫する3人の動きも激しくなる。
それを紛らわすように少女のオマ○コに激しく吸い付く。

ぶちゅ、ちゅううううっ!!!
「はぁっ、ひん!! んんんんんんんん!!」

あごを仰け反らせて喘ぐ少女の蜜を強烈なバキュームで吸引する。

ずじゅ、じゅううううううううううう!!!!
「や、ら、ああああああああああああああっ!!!」

(うおおおおおおおおおおっ!!)
どきゅーーーーーっ!!!どきゅーーーーーーっ!!
上条当麻が性を爆発させる。

「んんーーーーーーーー!!!んちゅーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
口の中に吐き出される精液を、顔を真っ赤にして溜め込んでいく。まだ飲み込むつもりはないらしい。
どくーーーーーーっ!!!どくーーーーーっ!!
少女の口で抑えていなければ、果たしてどこまで勢いよく迸ったであろうその精液を、口の中いっぱいに溜め込んでいく。
それを舌でかき混ぜながら、射精直後の敏感なペニスを舐めまわす。
指で竿を扱いていた御坂妹は、最後まで精液を絞り取るように、牛の乳搾りのように指で扱く。
全身を突っ張って射精ぎりぎりまで堪えていた上条当麻は、魂も抜けんばかりの快感に、一気に脱力した。
「ぷはーーーーーーっ、すげーーーー、気持ちよかったーーーーーっ!!」
口を少女のオ○ンコから開放し、大きく息を吸い込んで吐き出す。
216こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 19:53:06 ID:4VXvYgu8
・・・は、はっ、はぁっ、・・・はっ、はっ・・・

少女たちの乱れた吐息が漏れる。
奉仕を終えた御坂妹は、顔を真っ赤にして酸素を求め、息荒く脱力した。

ぷちゅ・・・・・・

粘つくような音を立てて、精液を口に含んだ唇が亀頭から離れる。
まだ白濁に粘つく亀頭を、先程までキンタマを咥えていた御坂妹が咥えなおす。
そして舌を絡めて精液を集める。
ちゅ、と唇を離すと、今度は右で竿を扱いていた御坂妹が、ぎゅぎゅ、っと最後のひと扱き。
尿道に残っていた精液がにゅるん、と出てくる。それに唇をあてがい、ちゅるんと吸い取る。
最初に大量の精液を口に含んでいた御坂妹は、ベッドの傍らで控えていた残りの御坂妹たち全員に、口移しで精液を分け与えていく。
最後は少年の顔面に腰を押し付けたままぼうっとしている御坂妹へ分け前を注いでやる。
全員の口に上条当麻の精液が行き渡った後、掛け声や合図もなく一斉に、こくん、と飲み込まれた。

「「「「「「「「「「「「ご馳走様でした、美味しかったです、とミサカは非常に嬉しく思い感謝します」」」」」」」」」」」」

12人でハモらせて、ご挨拶。それだけで上条当麻の相棒・オットセイに血液が集中し始める。

「いえいえ、お粗末様でした」

すっきりさっぱり、爽快な笑顔で上条当麻は応えた。
217こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 19:56:41 ID:4VXvYgu8

とりあえず上条当麻は、さっきまで自分が性器を吸い上げていた御坂妹を最初の相手に選んだ。
彼は上体を起こして、自分の首にまたがる少女をいったん持ち上げてやってから仰向けに、
今度はさっきと上下逆になって彼女を組み敷いた。M字に開いた足を抱えるようにのしかかる。
「今度は俺が、お返しするよ」
少女の、発展途上の胸に吸い付く。
「ふぁ!!んん!!」

すでに興奮の度合いの高まっている彼女は胸も充分興奮状態にあるようで、乳首を立たせていた。
両手で彼女の手首を押さえ込み、胸に唇を当てて、ちゅううううううと吸い上げる。
「ひゃああああああはあああああんっ!!!」
唯一自由に動く首を激しく振り、喉をそらせてかわいい悲鳴を上げる。

「気持ちいい?」
口を離して聞いてみる。声やその乱れ方で、充分感じてくれていることはわかるけれど、
それでも聞いてみたくなる。言わせてみたくなる。

「・・・・・・ひもちひいれふ・・・・」
荒い息、絡まる舌、掠れる声で、そう答えた。
「何いってんのかわかんねー」
いや、充分わかってるのだがこの男。
自分の動きで女の子がメロメロになる楽しさに、浮かれている。
そうすると別の御坂妹が顔を近づけてきた。彼女は、息荒く喘ぐ御坂妹にキスをする。

「ちゅ、ぷちゅ、ちゅく・・・・・・」
舌を絡め唾液を送り、喉を潤す。
218こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 19:58:29 ID:4VXvYgu8
「ぷは、」
唇を離すと、組み敷かれていた方の御坂妹が大きく呼吸して、言葉を紡ぐ。

「・・・き、きもち、いいです、こんなに、良いなんて、し、信じられません、
と、ミサカは、呼吸を整えながら、答えて、みます・・・」

快感に乱れ、淫らな火をともす瞳を見て、上条当麻は、もっと彼女を高めてやろう、と思う。

「ようし、じゃあ次、どんどん行くぞ!」
再び胸にむしゃぶりつく。今度は口を大きく開け、出来るだけ多くの乳房を口に含もうとする。
とはいえさすがに彼女の胸はまだ発展途上のかわいい膨らみでしかなく、
大きく開けた口は平たい胸に吸い付く吸盤のようだ。

「ひゅわっ!」
再び襲いくる激しい快感に、早くも声が出てしまう。
彼女の片手を押さえていた右手を離し、指先でかわいい乳首を抓む。

「や、あ、やっ」
触り続けていると、だんだんこりこりと堅い感触になってきた。充分充血もしてきたようだ。

「はうううううううううううん!!」
自由になった左手で上条当麻の頭を抱きかかえ、胸に押しつける。
まさしく吸盤になったつもりで激しく吸い付き、舌で乳首を嬲る。

「や、だっ、めっ、それっ、だめぇっ!!」
それらの愛撫を一斉に、出力上昇、最大戦速。
「!!んひゃあああああああああああああああああああああああ・・・・・・・・・・・・・・っ!!!」
声を大きく上げて叫び、最後はだんだんその声も掠れ、首を振って暴れる。

どれほどの時間、舐(ねぶ)り続けただろうか。
そして御坂妹は、力つきたように、がっくりと脱力弛緩する。大きく開いた口からは声もなく、
すでに枯れ果てていた。その変化に慌てて、口を離す。

「なんかすげぇ・・・・な、大丈夫か?」
さすがに調子に乗っていたことを自覚したようだ。気絶、の様な彼女の様子に狼狽え、聞いてみる。

「・・・・・・ぁ・・・・・・・・ぅ・・・・・・ぁ」
返事がない。
219こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 20:02:20 ID:4VXvYgu8
「おーい、大丈夫かーっ」
少しゆっくりと体を揺すってみる。

「・・・・・・・・・・ら、らいりょうぶ、れす・・・・と・・・みひゃかは・・・」
最後まで言い終わらないうちに、上条当麻はキスで口を塞ぐ。
そしてさっきの御坂妹がやったように、舌を絡め、自分の唾液で相手の喉を潤してやる。

「ぷは、ふう、はぁ・・・」
唇を離すと大きく息を吐き呼吸を整えた。

「大丈夫、・・・・みたいだな」
「・・・は、はぁ、はぁ、・・・はい、なんとか、と、ミサカは、呼吸を整えつつ、答え、ます・・・」

ようやく一安心。ふう、と大きく息を一つ吐くと、
「じゃあ、つづけちゃいますよ、ひめ。今度はここを舐って差し上げましょう」
そういって右手を彼女のオマ○コにあてがう。

しかし、御坂妹は弱々しく首を振る。
「駄目?」
「もう、これ以上されたら、ミサカは持ちません、とミサカは体力の限界を訴えます・・・」
「そ、そうなの?」

このあたりは経験のなさと言うべきか。愛撫のバランスというものを理解していない。
しかしそれをさしおいても、御坂妹の達し方もペースが速い。
上条当麻の、勢いはあるが単調な攻めに対して、あっけなく登り詰めてしまう。
それだけ感度が良いと言うことか?
220こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 20:08:43 ID:4VXvYgu8
「もう、充分準備は整いましたから、はやく、あなたの、その、あの、」
息も絶え絶えに、それでも先へ進もうとする御坂妹に対して、
「俺の、・・・なに?」
上条当麻のこれは天然だった。
御坂妹からすれば、言葉嬲りをされているようなものである。

「・・・・・・うーーーーーーーーっ!!」
「え、え、なに、どうしたの?」
すでに自由になっていた両手で、ぽかぽかと殴りかかる。

「え!!なんで?俺なんかした?!」
「また!そうやってっ!わたしに恥ずかしいコトバを喋らせるつもりですかっ!!
とミサカはっ!!あなたの意地悪な態度に!!猛然と抗議しますっ!!」

「やはり男性は女の」「子に卑猥な言葉を喋らせて興奮する習」「性があるのでしょうか」
「いやでもこれは」「この上条当麻個人の性癖のような気が」「しますがむしろ」「これを天然でやってる」
「のであればそのことの方が」「罪があるかもしれません、」「と、」「ミサカは分析と考察を交えて検討してみます」

周りの11人の御坂妹がざわざわとざわめく。なるほど、そーいうことね、と上条当麻は理解した。

「・・・でもその、恥ずかしそうな御坂妹がまた、とんでもねーくらいに可愛いんだけどな?」
理解した上であえて、言葉嬲りをしてみる。

「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっ!!」
顔が真っ赤。
ぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽか!
「うわっ、やめれ、ちょっ、ちょ、タンマ!!タンマタンマ!!!悪かった、悪かったってば!!!」

「意地悪だ、」「意地悪だ、」「意地悪だ、」「意地悪だ、」「意地悪だ、」「意地悪だ、」
「意地悪だ、」「意地悪だ、」「意地悪だ、」「意地悪だ、」「意地悪だ、」
「「「「「「「「「「「・・・と、ミサカは指を指して指摘します」」」」」」」」」」」
非難囂々。

「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!」
ぽかぽかぽかぽかぽかぽか!
「だからごめん!悪かった!謝りますから!落ち着いてくださいひめ!!」

ようやく腕を押さえて殴打の嵐を乗り切った。
「もう、はやく、はやくわたしを抱いてください!!早くわたしをあなたのペニスでぐちょぐちょに犯してください!!
こうですか、わかりません!!とミサカはもうなにがなにやら訳が分からなくなって、自分でもなにをいってるのかわかりません!!!っ!!!」

黙らせるにはキスが一番。上条当麻が本日学んだことの一つ。
ちゅぱ、と湿った音をさせて、キスが中断される。

「ごめんな、恥ずかしい思いさせちまって。じゃあこれから入れるから。俺のチンコ、おまえのオマ○コの中に突っ込んでやるから」

天然だ。これも別種の言葉嬲りであることに上条当麻は気づいていない。
御坂妹の顔はさらに真っ赤になり、いろいろといいたい文句を、こんどはキスに変えて抗議した。
221こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 20:10:39 ID:4VXvYgu8





「ほんっっとーに、コンドームいらないの?」
「くどいです。まだミサカは子供が出来るように調整が終わってません。
どうせ受精することのない精子ならば、ゴムの中に出されるよりも女性の子宮に注がれる方が、
精子も本望でしょう、とミサカは何度目かの説明を繰り返します」
「・・・・・・」
「・・・なんですか? まだ納得がいきませんか? とミサカは確認します」
「いや、さっきから受精とか精子とか子宮とか膣内出しとか、言ってて恥ずかしくないのかな〜って」
ばっ、と振り上げられる御坂妹のこぶし。
ばっ、と防御の姿勢をとる上条当麻。
「・・・意地悪、とミサカは抗議します・・・」
(かわい〜、涙目だよ。)
上条当麻ニヤニヤ笑い。
「それと、膣内出しとは説明の中でも言ってません、とミサカは訂正を求めます」
上条当麻ニヤニヤ。
ばっ、
ばっ、
エンドレス。
えーかげんにしとけ。




222こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 20:13:16 ID:4VXvYgu8
「それじゃ、いくぞ?」

「・・・はい、とミサカは覚悟を決めて答えます」

先程からずっとM字に割り開かれた御坂妹の足、その中心にある少女の秘裂に、
上条当麻は自分の陰茎をあてがった。
これから彼女を抱こうとしている上条当麻自身ですら、無理があるんじゃないかと思わせるサイズ比。
手助けするように、御坂妹の指2本が陰唇に添えられ、割り開かれる。
何度かぬる、ぬると亀頭で彼女の粘膜を擦る。そのときの感触で、だいたいの狙いを定める。

ず。

「く、ん、」

亀頭の、ほんの先端がめり込む。
御坂妹の眉が、くく、と、しかめられる。

ずにゅ。

「はっ!!ふぅあっ!」

亀頭が半分、めり込む。

じれったい。
じれったいが仕方がない。
上条当麻が、またゆっくりと腰を進めようとする。

「つっ、くっ、・・・・・・、ん、お、お願いがあります、とミサカは・・・」

「どうした? もっとゆっくりした方がいい?」

「・・・・・・ぎ、逆です。思い切って、入れてください。じっくりされても、痛いものは痛いのですし、
・・・ひと思いに、とミサカは、お願いしてみます」
無理をしている、と思う。しかしどっちにせよ無理をさせることになる、と思う。それならば。
223こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 20:15:09 ID:4VXvYgu8
「わかった。じゃあ、深呼吸しよう。せーの、で一気に行くぞ?」

「はい、了解しました、とミサカは、・・・・・・すぅ・・・・・・・・・・・はぁ・・・・・・・・・と、
深呼吸をして落ち着くよう心肺をコントロールします」

彼女が深呼吸で落ち着くのを確認してから。

「じゃあいくぞ。・・・せーのっ!」

ずぶずぶずぶ!!!

ぶつ、と何かの抵抗が切れるのを亀頭の先端で感じ、

ずぶずぶずぶずぶずぶずぶずぶずぶずぶずぶずぶずぶずぶ!!!!!!

と陰茎を押し込んだ。

きつい締め付け。
当たり前だ。今まで誰も通った事のない未通の道だったのだから。
締め付けが、膣の内壁が、上条当麻の陰茎に極上の快楽刺激を与える。
気持ちいい。

だが。

「っっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!」
御坂妹は、苦痛に歯を食いしばり、表情をくしゃくしゃにしかめる。
その顔を見ると、上条当麻の心臓も、ぎゅっと捕まれたような苦痛を感じる。
224こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 20:17:19 ID:4VXvYgu8
少しでも痛みを和らげてやりたい。
自分が痛みを引き受けられるものなら、代わってやりたい。
こーいうときはどうすればいい?

キスをしよう。
ちゅ、
まずは、おでこにキス。
ちゅ、ちゅ、
瞼に、鼻の頭にキス。
ちゅ、ちゅ、ちゅ、
左右の頬と、そして唇に。
ちゅうううう、
今度は、強く唇を吸うように。
御坂妹もそれに応えて唇を押しつけるが、痛みに歯を食いしばり、舌を出してこない。
根気よく、唇を吸いながら、ゆっくりと陰茎を引く。
そして引いた陰茎を押し込み、少しずつ深さを増していく。

「ぷは、だ、大丈夫です、痛いけど、痛みをコントロールする術は、知っていますから、
とミサカは、もっと強く抱きしめて欲しい、と、懇願します」

キスを中断して、御坂妹がいう。

「わかった、奥まで、おまえの膣の奥、子宮まで突いてやる。」

そして御坂妹が、上条当麻が、覚悟を決めて。

最奥への一突き。

ずにゅうううううううううう!!
こつ、
亀頭の先端が何か、おそらく子宮口を突き上げたとき、


上条当麻は衝撃を受けた。
225こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 20:18:33 ID:4VXvYgu8
バチッ!

「んなっっっ!!!」

どくっ!!どくっ!!

「え?あっ!ええっ?!!!」

陰茎全体に、電気ショック。
想定していなかった刺激に、我慢の不意を付かれた。

上条当麻、・・・・射精。

勢いよく射精された精液が子宮に流れ込む。その感触は、膣内出しされた御坂妹も当然気づく。

「・・・え、もう・・・とミサ」
はっとして慌てて口を抑えて言葉をしまいこむ。
男としては、かなりのダメージを受けるセリフ。
最後まで言わなくても、いやむしろ『気遣われた』という事実が、上条当麻にキツイ一撃を与えた。
驚いた表情から、だんだん情けない表情へ。

「ちょっと待って!! 今のナシ!! ってヤベーよこれ!! こんなときに能力使うなんて、反則ですよ、ひめ!!」
半分泣きながら訴える上条当麻。
226こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 20:20:25 ID:4VXvYgu8
彼の名誉のために解説する。
これは決して、上条当麻自身が早漏である、と単純に決めていいものではない。

御坂妹も、そのオリジナルである御坂も、ともに能力者である。
オリジナルの能力は<超電磁砲(レールガン)>、超常能力を研究するこの都市の中でも有数の能力者である。
電気磁力を操り、超絶の破壊力を誇る。
その御坂オリジナルをクローニングした御坂妹たちの能力は、<欠陥電気(レディオノイズ)>。
<超電磁砲>よりずいぶんとランクが下がった劣化能力である。オリジナルほどではないが、電気を操ることが出来る。

「・・・ミサカの身体はその能力特性から常に帯電している状態なのですが、まさかこんな弊害があるとは思いませんでした、
とミサカは自分でも驚きを隠せない様子で説明します」

能力者が意図しない限り、通常ならばその皮膚に触れたくらいで通電する事はないのだが、初めての性交の高まりに制御が乱れ、
また、通常皮膚ではなく内臓に近い粘膜部分だったこともあって、漏電してしまったのだろう。

「知らんかったんだ! 分からなかったんだよ!! 女の子の秘密の花園に電気がかよってるなんて、
エロ本とかAVとかでも言ってなかったし、スポック博士の育児書にも載ってなかった!!」
ちょっとキレ気味に、また訳のわからない事を喋りだした上条当麻。

いまだに上条当麻の楔は御坂妹の膣に埋め込まれたままだが、彼の自信の消失とともに、急激に小さくなっていく。
狼狽している。
その狼狽振りも痛々しい。
少しかわいそうになってきた。

セックスにおいての男女の気持ちの動きなどに詳しいはずもない御坂妹だが、彼が今激しく落ち込んでいる原因は、
少なくとも彼だけにあるわけではないことは分かる。
227こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 20:22:17 ID:4VXvYgu8
ぎゅ。

ちゅ。

「っ!」

貫かれたまま組み敷かれていた御坂妹が、上条当麻の肩を抱きしめ、唇でパニックを静めた。

「落ち着いてください、とミサカは呼びかけます」
「お、おう・・・・・・」

心配そうな瞳で自分を見つめる御坂妹。

いつからか自分は、この女の子の一見無表情に見える瞳から、
秘めやかな感情を感じ取ることが出来るようになっていたことに気付く。

「あなたの陰茎は、同年齢同体格の男子平均より、胴周り直径にして約8mm、亀頭部体積にして22.5%、
全長で43mmも上回っています。とミサカは計測された数値とデータベースからアクセスした数値を比較します」

なんとか懸命に、彼を励まし勇気付ける言葉を捜す。

「さっきのは、わたしの膣内に不意打ちを受けたようなものです。十分自信を持っていいと思います、
とミサカは痛みを堪えつつ、そういって男性としての自信を回復してもらえるようにフォローします」

なんか変な感じだが、先程処女を失ったばかりの御坂妹が、必死に自分を気遣って励ましてくれている。

「それに、あなたはこんなことで投げ出したりするような人じゃないことは、私たちがよく知っています。
とミサカはあの出会いの出来事を思い出して、あなたを信じていることを伝えます」

そう囁いて自分を支えてくれる声は、苦痛に震えている。

・・・・・・かっこわるいぜ、俺!
初めての女の子に、こんなに心配されてていいのかよ!!
228こんな夢を見た。:2005/12/24(土) 20:24:21 ID:4VXvYgu8
そう、ここで凹んでいる場合ではないことだけは確かだ。
自分自身の今後のラブライフと尊厳にかかわるし、なによりも懸命に想いを打ち明けてくれた御坂妹たちに申し訳ない。
気合を入れろ上条当麻!、と自分に喝を入れる。

『がんばれ上条当麻、キミが死んでしまったら地球はどうなるんだ。不屈の闘志で立ち上がれ!』

自分の中でナレーションを流してみる。

『とーま、がんばれー!』

どこか遠いところで、テレビの前の子供たちが自分を応援してくれているような気分になってきた。

よし、いけるぜ、俺はまだ大丈夫だ!

「・・・心配かけちまってすまん。だが、もう大丈夫、上条当麻さんは完全復活しました!!」

自分にしがみつく御坂妹の瞳を見て、そしてベッドの傍で心配そうに見守る御坂妹たちの瞳を見て、力強く復活宣言。

「・・・あ、・・・ミサカは、自分の膣内にある陰茎が、だんだんと力を取り戻していくのを感じ取りました」

自分に自信を持って、自分の相棒に意識を集中すると、御坂妹の膣内壁の蠢きや締め付け、
粘膜に混じって感じられる電気のしびれ、その他様々な刺激が男の欲情を高めようとしているように感じられる。

よし、上条当麻、こんどこそ腹を据えろ!

俺は俺だ。凹んだりテンパったりしても、俺の芯にあるものだけは折るわけにはいかない。
そして、こんだけ懸命に痛みをこらえて、それでも俺を励ましてくれる御坂妹の『はじめて』を、苦痛だけで終わらせたくない。

常識が、童貞は処女を逝かせられないって言うのなら!!

俺がその常識(げんそう)をぶち壊す!!!
229187:2005/12/24(土) 20:32:16 ID:4VXvYgu8
とりあえずここまで。
つーか、長すぎ。

禁書に興味のない方にはご迷惑をかけます。申し訳ない。
こんな夢を見た。でNG登録してください。

次で最後です。
こんなに長くはならないはず。

次回、
12人の御坂妹とオットセイが交差する時、

上条当麻は、最大の地雷を踏む。
230名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 20:51:23 ID:tdnVnc5Z
超GJ!!!
つ且
231名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 00:00:50 ID:OqF+ZGDp
GJ!素晴らしい!
「せーの!」
『187氏ー、がんばれー!』
232名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 01:55:26 ID:hLxT/3A/
素晴らしすぎるぜ。超GJ!
続き期待しているぜ。
233名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 09:42:40 ID:nObZ3SWo
>>212

> さらにその先にある快感を、わからないまま終わる、そんなのはいやだ。

アンパンマンかよ、わかりにくいデス。

とにかくGJ、
『とーま、がんばれー!!!』
234名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 01:05:19 ID:Pn2XNxKX
うわ、エロかったり笑い転げたり素敵すぎだコンチクショウ!
GJ!
『とーま! がんばれー!』
235名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 02:47:44 ID:BVVwK9kC
久々に来たら良作きてたよ、GJ
『とーまー!俺らと代われー!』
236名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 09:32:53 ID:fICISOwz
ちwwwおまwww12人対何人だよ
237名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 12:03:14 ID:BVVwK9kC
他にもシスターズはいるじゃないか
同時進行すれば(r

238こんな夢は見ない。:2005/12/26(月) 12:37:35 ID:y8R+hTf2
とある暑い夏の日。
一人の少女がとある建物の前に来ていた。
建物は、どうやら何階建てかのアパートのよう。
その少女のいでたちは、一言で言うならば異質。
この、超能力を科学する都市に於いては、非科学の象徴とも言える神仏に仕える装束。
つまり、巫女装束。
上条当麻の住む男子寮に、巫女装束の姫神秋沙(ひめがみあいさ)が訪れたということだ。

(先日の一件では。随分と助けられた。ここはひとつ。御礼をすると同時に。新たな関係へと進もう。うふふ。)
両手に下げたスーパーのレジ袋には、ジャガイモ大根、卵にちくわ、こんにゃくはんぺん。どうみてもおでんです。ありがとうございました。
(あの。居候が。小萌の家で。焼肉食べてるのは確認済み。あの部屋には上条当麻ただ一人。うふふ。この暑い日に焼肉なんて。)
この暑い中におでんもどうかと思うが。
(それに。)
もうひとつの袋をちらりと見る。薬局の袋。中にはコンドーム1グロス(144個)。
(やはり。こういうエチケットは。男性が負担すべき。小分けに買うよりもお得なサービス品。私の経済観念に感謝してほしい。)
彼女の立ち寄った薬局では、ひとつの伝説が生まれていた。
巫女さんにコンドームをグロス単位で買わせる男、上条当麻。ちゃっかりと領収書には彼の名前がかかれてあった。

そしていよいよ上条当麻の部屋の前。
呼び出しベルのボタンに指をかける。
(これで私にも。既成事実が。)
かち。
・・・・・・。
(でない。)
かち。
・・・・・・。
(もしや留守? いやそんな。)
かち。
・・・・・・。
(この暑さの中。出かける気力が。あるとは思えない。)
かち。
・・・・・・。
かち。
・・・・。
かち。
・・・。
フェードアウト。





「なんか、誰か来たんじゃないか? ドアベルが鳴らないけど、気配がする」
「隣人への来訪者では? とミサカは推測してみます」
「そーかもな。つうかいま新聞代を集金に来られても、とてもじゃないが出れねぇし、ま、いっか」
「(ドアベルの配線を切断しておいて正解でした、とミサカは自分の判断の正しさに満足します)」

姫神秋沙、スルー。
239187:2005/12/26(月) 12:43:47 ID:y8R+hTf2
とまぁ閑話休題。

残りはもう少し待ってください。

読んでくれた皆さん、ありがとう。

>>233
ごめん、書いてるときの勢いで。

>>235-237
上条当麻は、カップラーメン1年分プレゼントのはがきにも切手を貼り忘れています。
御坂妹が365人やってきたときに、とーまを助けてやってください。
とーま「あ、アンタは!?」
>>235「上条当麻、オレたちも加勢するぜ!!」
トランペットやギター抱えて登場すると効果的。
240名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 13:59:11 ID:cIXhIVAN
才能のある方、封仙の殷雷×和穂キボン。
自分に文才があれば…orz
241名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 15:40:59 ID:Ht7BXBJp
>>187
 遅れながらもGJ!
 そしてとりあえずお約束らしいので言っておきます。

『とーま、はやいぞー!!!』

 ……あれ?間違った?

>>240
 保管庫のは読んだ?
 いくつかあったと思うけど。
242名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 15:41:09 ID:zTLaRQBr
>>239
GJ!!
243240:2005/12/26(月) 17:15:47 ID:cIXhIVAN
>>241
読ませて頂きました。
一般のサイトでエロSSないだけに貴重だった。

最近ろくごまるにの活動が活発だから、封仙熱が蘇ってね。
誰か書ける人が居ないかなぁと思いまして。
文才あったら自分で書けるんだがなぁ。


遅くなったが>187氏GJ!!
244名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 18:32:44 ID:BVVwK9kC
俺、逆毛になりかけてるIDだな…

>>239
アンタって人は…読者サービスを忘れないレスが好きだ
支援物資は生卵とスッポン鍋でよろしいでしょうか?
届けたら目を輝かせて待ってる
245名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 22:08:43 ID:Iti52xNF
>>239
あんた、バカだ(褒め言葉)
続き楽しみにしてるよ。
これは俺からの差し入れだ。みんなで喰ってくれ。
つ【夜のお菓子・うなぎパイ】
246名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 00:25:34 ID:eHZ2UCza
天性のフラグゲッターなのに、進展フラグだけは叩き潰す上条が恨めしい。
俺も禁書のエロに挑戦してみたが、どうにも濡れ場にならない。
エロの内容も純愛系とかに絞られるし、書きにくすぎる。

先人たちはこうして散っていったのか、と思わず黄昏ちまったよ('A`)
247名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 00:37:02 ID:7g3/llZA
この流れ…禁書以外キボンの香具師はお呼びでないか…



禁書シラナイヨorz
248名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 01:26:06 ID:C3Zm2puZ
スレタイ嫁
249名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 01:32:21 ID:m8Hn16qb
リクがあるならすればいいっしょ。賑わう。
250名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 01:32:54 ID:m8Hn16qb
ごめんageちまった悪いすまない吊って来る
251名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 02:09:44 ID:HlHvXYE8
まだ職人さんは一人っきりだから禁書で専スレは厳しいかなあ?
252名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 07:06:45 ID:xW9LwvAe
禁書の着替えをうっかり目撃(禁書は気づかない)したアウレオルスとか書きやすそうだなぁ
253名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 11:38:07 ID:qR5Eob7m
禁書以外が読みたいって?考えてやらんこともないぞ。ただしエロくない。これが条件だ。
ちなみに最近読んだラノベ。
円環少女
イリスの虹
レジンキャストミルク
すべてがFになる
あとシャナとかイリヤとかは勘弁な。
254名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 12:44:43 ID:k4hAwBZn
さよならトロイメライの冬麻×八千代か冬麻×お嬢キボンヌ。
後は「あそびにいくヨ!」とか。
255名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 13:22:27 ID:HlHvXYE8
蘭堂家のSSキボンヌ
256名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 14:43:00 ID:YRmp4iPH
いま書いてるのが終わったら、
・アニェニェ×とーま→とーま×アニェニェ(とある禁書)
・熱死戦線ビットウォーズのエロパロ(純愛)

とか、書いてみたい。
257名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 16:56:20 ID:e75nSb4p
全然読みたくないんだよ、糞文章書きが!
258名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 17:25:45 ID:vycF4LJN
>>257
失せろ。
259名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 17:36:50 ID:vdznTCHA
>>254
 神野オキナ作品のSSは俺もキボンしたい。短編……特にマカリゼインなんかは設定からして
書いてくれと言わんばかりなのに……やっぱりマイナーすぎるのか(´・ω・`)ショボーン
260253:2005/12/27(火) 22:21:55 ID:R7563WL4
ああ、悪い。全然読んだことないのばっかだ。トロイメライが唯一1巻だけ読んだが、どうも膨らませにくいな。
俺もメジャーなのはあんまり好きじゃないからなぁ……。
ちなみに俺、現代魔法書いた奴ね。そういうシュミだと思ってくれ。
261名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 23:31:44 ID:m8Hn16qb
ニーズが豊富だけど対応できねぇよ……読書量が足りない……
対応できたとしても俺みたいな駄物書きのクオリティじゃ満足してもらえんかも。
あーぁ、ダメだ。修行して来よう。
262名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 00:38:51 ID:jKbQEBOY
悪魔のミカタの昇×水彩キボンヌ
263名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 09:54:41 ID:7K5fUSLP
いとうのいぢ×高橋876で…
264253:2005/12/28(水) 10:15:35 ID:wchqmaX+
このままだと永久に読んだことないのばっか注文されそうなので書けそうなのを考えてみた。

円環少女
天槍の下のバシレイス
七姫物語
パラサイトムーン
Missing(木戸野除外ジジイバッチこい)
よくわかる現代魔法

百合オンリーとは言わないが基本百合書きだ。男女の純愛ものは確実に無理。絶対無理。
265名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 10:33:25 ID:SSWvF39D
>>264
自分が書きたいと思うものを書くのが一番だと思うよ。
その候補の中から搾りきれないというなら、皆に聞いてみるのもいいと思うけど。
266名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 10:55:24 ID:9bFJUvAC
銀盤のタズサ凌辱をはげしく読んでみたい
267名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 13:25:44 ID:H1BHv6RP
>>264
パラムンを激しく希望する!
268名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 16:14:31 ID:mFBYD7G/
エスハタソのSSを希b……

書いてて無理あると思った
269名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 16:56:42 ID:62rncDeF
され竜のジャベイラ姉さんハァハァ……なんだが

あんなん難しくて書けねえよorz
270名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 16:58:34 ID:LCg82PPo
>>264
おまい、一番上は小学生……
271名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 19:51:41 ID:HIipcWCS
マナマナ級の恐怖エロになりそうな悪寒
272253:2005/12/28(水) 20:12:55 ID:6oI500yb
>>266 画像付きであるとこ知ってるが教えない。
マスゴミ相手に凌辱展開は猿でも思いつくが
タズサに120%シンクロしたピートの一人称で書かなきゃ意味ないよな。

じゃあ寄生月で行こうか。この頃の渡瀬は萌エロ展開てんこもりでしたね。籤方タソ最高ですね。
ネタは甲院編キャラでしか思い浮かばんな。シューエンさまにいぢられる籤方タソとか最高ですね。
273名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 20:48:28 ID:H1BHv6RP
>>272
空ノ鐘の響く惑星でエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122502832/

できればここに投下して欲しい。
先走った奴が単独スレで立ててしまったけど、できれば渡瀬総合スレになって欲しいし。
274名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 21:26:00 ID:y9nE1xNq
「GOSICK」で久城をアブリルが押し倒して、それを知ったヴィクトリカたんが・・・
というツンデレな小説はまだでつか?
275名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 21:52:12 ID:5CRF7j1q
座敷童で会長と柏木の前で克喜が未麟に悪戯される話キボン
もちろん未麟は克喜にしか見えない
276名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 23:27:21 ID:8+GKAk4H
需要はないだろうが二ノ宮君の先輩×二ノ宮なら書けそうな悪感。
後は何気に真由+先輩×二ノ宮とか
277名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 00:58:53 ID:r7HEdAP2
>>264
詠子先輩にイジられる武巳とか書けたりする?
278名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 01:18:00 ID:Dl6O+RHG
>>277
原作であっただろ既に。複数の生徒に取り押さえられて体液押し込まれるんだぜ?これ以上ないくらいの魔女×武巳だ。
279187:2005/12/29(木) 15:36:17 ID:MSBFU7JW
ようやくめどがつきました。
今日の深夜から明日朝あたりぐらいで最後の分を投下できそうです。
おれはアホです。ごめんなさい。

>>246
禁書の、あの作風が好きで読んでる人間は、鬼畜ものが書きにくいのかもしれません。
当方もアニェーゼ陵辱を書いてたんですが、
ロバが出てきていざ獣姦、というところでどうしてもとーまが助けにきてしまうオチに。
280187:2005/12/29(木) 15:57:18 ID:MSBFU7JW
あと、こういうのはSSとしてもあんまり良くないんだろうとは思ってるんですが、
つい出来心で。
>>230
>>244
>>245
「みなさま、差し入れありがとうございます。とミサカは深くお礼申し上げます」
ぺこり。
「この差し入れは、私が責任を持って届けますので、ご安心ください、とミサカは誓約しつつ、目的地に出発いたします」
281名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 22:41:49 ID:YVLWj2Zz
まあ、結局書いてるんだがね。神裂ねーちんでエロ。
前にも述べた通り、本番まで行けないわけですよ。
精々が前戯止まりで……




しかも長いから年内の投下は無理かもしれんね。
むしろ投下自体無理かもしれんね('A`)
282187:2005/12/30(金) 06:18:33 ID:mS/rk4C8
ごめん、時間切れで投下間に合いませんでした。
それでも一応出来上がりましたんで、今晩まとめて投下します。
予告してすぐに反故にするっての、見苦しいんで今後気をつけます。
また長くなっちゃった・・・。


>>281
別に本番なくてもいいんではないですか?
本番あるのも読みたいけど、それと同じぐらいに本番なしの甘々も読んでみたい。

というわけで気長に待ってます。
283名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 11:18:31 ID:bWN4BzIO
はいはい馴れ合い馴れ合い
禁書スレのクオリティをここで発揮するな
284名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 21:08:21 ID:QAnJOsrZ
禁書クオリティというか…
禁書ネタの前は数日開けてレスついてるくらいのスレだし、盛り上がりつつあるならきっかけは禁書でもいいさ
他の作品の呼び水にもなってくれれば、だが
285名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 23:47:14 ID:B7VKaOS6
阿智のでなんか書いて欲しいなあ
286名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 23:49:29 ID:O7SeMAPj
秘密結社でいこう!のライバーとかクララ博士…
な、なんだその目!ロリコンじゃない、ロリコンじゃないぞ!
絵からするとクララ博士、結構胸があるように見えt(ry
287名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 01:50:37 ID:YOQ6rvLk
うえお久光のスレとかないよなぁ…一年以上読んでないし…。
岩井恭平(ムシウタ)スレあったっけ…?戌子×鯱人とか大助×亜梨子とか読みたいのは山ほどあるに…
288名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 02:25:29 ID:NTJRas2Q
>>287
悪魔のミカタ、今まさに読んでる。ついこないだ買ってきて今7巻途中。
小鳥遊恕宇(9歳)が俺のストライクゾーンど真ん中のキャラだった…
289名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 14:53:08 ID:140AcVFM
キーリィィィィィ!
290名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 17:01:28 ID:1eOYYDX2
薔薇のマリアをキボンヌしてみる。
ただ主人公の性別が謎だから無理か。
291187:2005/12/31(土) 22:03:30 ID:TnG/ldrs
>>205-228の続きです。
またムダに長くなってしまいました。

禁書、187が要らない方は
NGワード登録推奨です。
「こんな夢を」でお願いします。
292こんな夢を見た。:2005/12/31(土) 22:06:08 ID:TnG/ldrs
若いということは素晴らしいもので。
「・・・すごいです。なんだかさっきよりも大きくなってる気がします。とミサカは正直驚きを隠せません」
先程の、無念の射精から後、ずっとペニスを挿入したまんまだった上条当麻だったが、
「そりゃそうですよ、ひめ。ここにいるのは、さっきまでの『上条当麻』とは違います。いわば『上条当麻2』!!
 もう、早い、などとは言わせませんぜ!!」
などと、概ね回復した模様。奇天烈な台詞回しが。
(気合を入れていきまっしょう、それでいて慎重に!)
上条当麻は再度自分の心に渇を入れ、胸の下にいる少女、御坂妹を見る。心なしか青白く見える。
苦痛を我慢しているのだろう。その表情を見るたびに、上条当麻の心にも苦痛が与えられる。
つまり、彼女が真に気持ちよくならない限り、上条当間もまた真に満足しない。
(セックスは心の結びつきが大切なんだ、ってのは、本当だったんだなぁ。ダミー・オスカー読んでてよかった・・・)
落ち込んだ精神を追い払った上条当麻、次は状況を確認。
まずは、ゆっくりとペニスを動かしてみる。
ずにゅ・・・・・・ずぶ・・・
「・・・んっ・・・」
当然御坂妹も反応する。まだ表情には苦痛が残っているのだが、声には艶が含まれている。
痛みをコントロールできるという言葉を信じるのならば、少しずつだが感じ始めているのだろう。
そして、挿入したばかりの頃に比べると、緊張による硬さがなくなってきた。
上条当麻を受け入れている膣も、処女の緊張による硬い締め付けから、
柔らかく膣内壁が蠢き、弾性に富んだ締め付けへと変化しているように思われた。
締め付けと蠢動に加えて、もう一つの強力な武器、電気。
ペニス全体を這い回る痛痒感のような、弱い電気を感じられる。
落ち着いて感じてみれば、これも男に快感を与えるものだとわかる。
ふと思い当たることがあり、彼女にキスをする。
上条当麻が舌を差し込むが、硬く食いしばられた歯に阻まれてしまう。
それはそれで楽しむことにした彼は、舌で歯茎をなぞり、唇を舐っていく。
そのむず痒さにたまらなくなったのか、ようやく彼女も応えて舌を差し出してくれた。
(・・・・・・やっぱり、そういうことか・・・・・)
上条当麻が思い至った通り、御坂妹の舌からも弱い電気が流れている。
舌を絡めるディープキスなど今日が始めての上条当麻が、それに気付くのが遅れたのも無理からぬ話で。
(そうすると、この子のあそこを舐ったときに感じた味も、電気味?が混ざってたんだろうなぁ)
その刺激を楽しみつつ、御坂妹の口の中でお互いの舌を絡める。
すると今度は御坂妹も上条当麻の唾液を求めて、自分の舌を相手の口に侵入させる。
ぬめぬめと動き回る彼女の舌が彼の舌に絡まり、舌の表面を大胆にぞろりと舐め擦る。
あまりの気持ちよさに、上条当麻は一瞬だけされるがままに身を任せてしまった。
しかし、そこから彼が攻勢に転じたのは、彼女をリードしていこうという決意からではなく、純粋な欲望からである。
この舌の弾力が味わいたい、この舌のエキスを吸い取りたい。
唇を押し付けてくる彼女を迎え撃ちながら、自分の欲望に忠実に、舌をバキュームしてやる。ちゅうう、と吸い付いてやると、
「んんんんん!!」
と呻きながらも懸命に唇を押し付けてくる。彼女もまた、激しく舌を吸われるなどという初めての刺激に戸惑っている。
「ぷは!・・・・・・・はぁ・・・・」
上条当麻が舌を開放してやると、舌は引っ込めはしたものの口を大きく開けたまま呼吸していた。
293こんな夢を見た。:2005/12/31(土) 22:07:34 ID:TnG/ldrs
「舌、吸われて気持ちよかった?」
少し前までの精神的な落ち込みはどこへ行ったのやら、すっかり<意地悪モード(いじめっこ)>が復活している。
「もう、もう、知りません!・・・とミサカは、頭がどーにか、ぼんやりとして、もう・・・」
彼女の顔が真っ赤なのは酸欠から来るものだけではないだろう。
「で、キスの間、痛かった?」
そういって腰を動かしてやる。
「うくっ!・・・そ、そういえば、・・・気持ち、よかったです、と、ミサカは、
不思議に思いながらも、先ほどの感覚を反芻してみま・・・す」
自分で言っておきながら、やはり恥ずかしいらしい。キスの浮遊感に気を取られている間、
痛みを我慢する行為も、その痛みすらも忘れて没頭していたようだ。
「んじゃあ、ずっとキスしながら、セックスしようか」
笑顔で言う。
少年の笑顔でそういわれると、御坂妹はどう反応していいものか、迷う。恥ずかしい質問だ。
しかし迷いそのものよりも、
その笑顔に、
しばし見とれて、
思考が止まってしまった。
「・・・・・・えーと、そんなに呆れるほど変な事言いましたでしょうか、ワタクシ・・・・・・」
彼女の無反応に、上条当麻のニブい部分がついそんなコメントをしてしまう。
焦点のずれたセリフにようやく御坂の意識が戻った。
戻ったはいいが、テンパってるのは変わらない。
慌てて、
「いっ、いえ、いいえっ、そんなこと、そんな恥ずかしいこと、してほしいです!
とミサカは、って、あれ、何を言ってるんでしょうか!」
とか、先程の問いに答えてくれた。
かわいい。
すげーかわいい。
御坂妹すげーかわいいよ。
上条当麻のアタマの中、ココロの中、あと、相棒のオットセイの中、
その全てが『御坂妹かわいい』の気持ちで満たされる。
真っ赤になって狼狽する御坂妹を見ていると、『御坂妹かわいい』しか考えることができなくなってしまった。
もう、そうなると先ほどの『キスしながらセックス』を有言実行。早速唇にむしゃぶりつく。
(そうだ、さっきまでの自分、『上条当麻1』は、とにかく余裕がなかった。
前戯にしても、ただオッパイに吸い付くだけの、単調なことしかしてやれなかった。それじゃあ駄目なんだ・・・)
さすが『上条当麻2』といったところか。心に余裕を取り戻し、
相手をいとおしむ気持ちが体中に行き渡ると、考えることもまた変わってくる。
突っ張った左手だけで自分の上体を支え、右手は彼女の頬にあてがう。
汗で少し湿っている頬の感触を掌で楽しみ、そのまま流れて髪を撫でる。
「んん・・・・・んむっ・・・・・・」
294こんな夢を見た。:2005/12/31(土) 22:09:35 ID:TnG/ldrs
キスの刺激とはまた違った優しく新しい刺激に、とまどうように反応する。
そういう初々しさがまた可愛い。
(最初っから積極的で、俺は押されっぱなしだったから忘れてたけど、この子たちもこういう刺激は初めてなんだ。
・・・いや、他人と肌を触れ合うっつーコミュニケーションってのが、初めてなのかもな)
髪を梳くように撫でながら、ゆっくりと腰を引き、ゆっくりと押し込む。
「ん!」
相変わらず子宮口を突くとビリビリと痺れる。しかしその痺れですらリズムとして取り込んでいけば、
すべての刺激が渾然一体となった極上の名器へと変わる。
腰を引いて、押し込む、引いて、押し込む。その動きに、御坂妹の体はひくひくと反応し、震える。
その震えは、すでに痛みによるものではないように思えた。御坂妹をキスから開放してやる。
「まだ痛い?」
「・・・・は・・・・あはぁ・・・・・・」
返事らしい返事が返ってこない。トんでいる。トロけてる。
この状態で、2,3度、少し強い目にピストンしてやる。
ずにゅーーーーーっ、ずにゅーーーーーーっ!!
「んはっ!ううひゃうっ!!!」
体をびくびくと反らして嬌声をあげる。
御坂妹の表情に、もう痛みは窺えない。
「きもちいい?」
「・・・・ぁぅ、・・・・」
言葉での返答はなかったものの、こくり、と小さく首が縦に振られた。
そして再びキスを再開。身長差があるので、少し背を曲げるようにしてやらないとキスと挿入が両立できない。
「んん、ふむぅ・・・・・・・・ん」
背を曲げているから、丁度お互いの下腹部の間は密着出来ずに、空間が出来る。
なんだかそれが寂しくて、その隙間を埋めるように右手を隙間に差し込む。
「ん!んんん!!!んんんんんんんっっ!!!」
腹部を擽られてこそばゆさに身をよじらせる御坂妹。逃がさないように、彼女の舌を吸って捕まえる。
指をさらに下におろすと、二人の接合部に触れた。
「んんっ!!んんんんんっっっ!!」
指でそのあたりをなぞると、ぬるぬるとした感触。少し馴染みのある感触も混ざっている。
さっき出した精液があふれ出して、彼女の愛液とブレンドされているのだろう。
指にその液体を絡め、ぬるぬるとなぞりながら彼女のクリトリスを探してみる。
「ぷはっ、ひゃっ、ひゃめっ!!」
舌の拘束を逃れて声を上げたが、まだ舌が痺れているようで言葉にならない。
上条当麻の指先に、小さな粒のような感触。これかな?と確かめるように、その粒を指の腹でなぞってやる。
「ひゃあああっっ!!!・・・・・・ひょ、ひょこはっ!!」
びくびくと身体を震わせて大きな声を上げる。
「ここ、すげー敏感だな」
「ひょこは、ひゅよくひないれ・・・」
「なにいってんのかわかんねーって。もっとやって欲しいのか?」
だいたい言葉は伝わっているのだが、そこはひねくれて。
少し強めに、その粒を押してやる。
「ひっ!!ひぃっ!!!ひゃああああううっ!!!ひゃああああああああああああっっ!!!」
「ご好評のようなので、このまま続けさせていただきます」
指で粒を弄りながら、腰を動かせてピストンも再開。
さっきの愛撫のように、単調にならないように、そしてやりすぎないようにバランスを取りながら、彼女にじっくりと快感を送り込んでいく。
もちろん、上条当麻が全て優位に進めているわけではない。
彼女の膣内のひだがぬめぬめと絡みつき、きゅうきゅうと締め付け、びりびりと痺れがペニス全体を包む。
彼女のあられのない姿や喘ぎ声が、眼や耳から入って脳をとろけさせる。
御坂妹から上条当麻に与えられる刺激もますます強くなってきているので、少しでも気を緩めれば射精してしまうだろう。
ここが我慢のしどころだ。
295こんな夢を見た。:2005/12/31(土) 22:10:22 ID:TnG/ldrs
「うあああああああああっっ!あっ!あっ!ああああっ!!も、みひゃかは!みひゃかは、ら、らめぇ!!!」
そして、御坂妹の感じ方に、なにやら兆しのようなものを感じた上条当麻は、ここからが追い込みどころだと決意した。
クリトリスから指を離して、両手で彼女を抱きしめる。そして腰の動きに集中して、激しいピストンを開始する。
「らめらめらめらめぇっっっ!!!ひゃ、あああああああああああああああああああああああああっっっ!!!!」
御坂妹はすぐに達する、それは確信となった。あとは、彼女を高め、自分も高め、全てを解放するために激しく駆け抜ける。
「く、おれ、いくよ、おまえの膣内(なか)に、いっぱい出すよ」
「あああっ!!!!わ、わらひも、ひろく、まっひろに、まっひろになりっんあああああああっ!!」
お互いが相手を抱きしめる腕に力が入り、ぎゅうっとしがみつく。
上条当麻は、御坂妹の儚さに、抱きしめずには、いられなかった。
御坂妹は、上条当麻の力強さに、抱きしめずには、いられなかった。
抱きしめて、一つに溶けてしまいたい、と願った。
そして、限界が来た。二人同時に。
「うおおおおおおおおおっっっ!!!」
「ああああああああああっっっ!!!」
どくっ!!!!どくっ!!!
「「っっっっっっっ!!!!!!!」」
どくっ!!どくっ!!!
上条当麻は射精し、御坂妹も絶頂の光の中に包まれた。
どくっ!!!どくっ!!
二人は、お互いを強く抱きしめたまま、
どくっ!!どくっ!!
幸せな快楽の余韻に浸っていた。








お互いの呼吸を整え、キスをして舌を絡めてお互いの唾液で相手の喉を潤す。
上条当麻は、彼女をいかせたという達成感に、最高の気分を味わっていた。
御坂妹は、彼が喜んでくれたという幸福感に、最高の気分を味わっていた。
同時にいけたこと、それがとても嬉しかった。
「・・・とにかく、なにがなにやら、わかりませんでした、とミサカは、
自分の身に起こった性的な反応のことを説明しようとしますが、上手く伝えられません」
「いや、つうか論理的にとか化学反応的にとかで説明されても困るから、説明は不用です。・・・気持ちよかった?」
「・・・はい、とミサカは、はっきりと答えます」
「それなら上等」
ちゅ、
小さくキスをした。

絶頂から戻って呼吸も落ち着いてきた二人は、それでもまだ繋がったままでいた。
セックスの最中は全然気にしてる余裕はなかったが、今はビシビシと感じる。
11人の御坂妹達の視線。
熱い、淫らな期待に染まった、11人の少女達の視線。
これから次々と彼女らを抱いていく。
男としての自信はすっかり取り戻せたし、体力、精力もまだまだ充分あるように感じる。
でも、だからといって、
自分の腕の中にいる、たった今自分と結ばれた少女との心地よい抱擁をすぐに終わらせる気にはなれなかった。

ここで上条当麻はひとつの<過ち>を犯した。
296こんな夢を見た。:2005/12/31(土) 22:11:27 ID:TnG/ldrs
「さっきお前が食べさせてくれたソーメン、うまかったぜ」
絶頂を迎えて、自分の胸の下で喘ぐ少女に、ココロがくすぐられた上でのピロートーク。
リベンジ戦とはいえ、先ほどまでは処女だった女の子を絶頂に導くことができた。
その達成感に、口が軽くなってしまったのかもしれない。
上条当麻のその言葉を聞き、絶頂の余韻に浸っていた彼女は、驚きに目を見開いた。
「・・・え、なに、俺、なんかマズいこと言った?」
急な反応に彼は戸惑う。目の前の御坂妹は、今まで自分が見てきた御坂妹とは違う表情をしている。
彼女はがたがたと震えだし、顔をくしゃくしゃにして涙をこぼし始めた。
「・・・・・・わ、わた、わたしが、わかったん・・・ですか?・・・・・・と、ミ、ミサ、カは、・・・!」
嬉し泣き。
自分に、これほどの幸福が与えられてもいいのだろうか。
その御坂妹は、言葉を紡ぐこともできずに、上条当麻に抱きついた。
それでも、散々泣きながらも、この嬉しさを彼に伝えたい、感謝したい、と嗚咽をこらえる。
「・・・・・・みんなと、混ざった後でも、私のことを、見分けてくれた・・・・・・12人のうちの誰か一人、
じゃなくて、何の目印も、宣言もないのに、私を私と認めて抱いてくれたんですね・・・と、ミサカは、あなたに、・・・・・・」
上条当麻は、何の気負いもなく、ただ感じたこと、思ったことを口にしただけだ。
だから、今まで抱いていたのが、先ほど自分に口移しでソーメンを食べさせてくれた御坂妹であることを、
わかった上で言葉が出た訳じゃない。
もしかしたら何かで、たとえばキスの味に少しめんつゆの味が混ざってたとか、
ヒントを感じ取ってそう思っただけなのかもしれない。
しかしそれは上条当麻の思考の結果出てきた答えではない。
この御坂妹は、今初めて、たくさんの御坂妹の中の一人ではなく、たった一人の御坂妹へと生まれ変わったのだ。
なんとなく、正否の意識もなしに口にしてしまった言葉。
自分のそんな言葉が、これほど彼女に大きな幸福を与えるとは、予想しなかった。
「<シリアルナンバー(すうじ)>じゃない名前、って、持ったなかったんだよな。おまえのこと、これからなんて呼んだらいい?」
「・・・・・・・なんでも、・・・・・・・あなたが呼んでくれるなら、どんな名前でも、良いです、と、ミサカは答えます」
照れる、っつーか恥ずかしい。こんなにストレートに幸せそうな御坂妹を見ていると、マジメに答えるのが痒くなって、つい戯けてしまう。
「んじゃ、・・・ソーメンを口移しで食べさせてくれたから、『ソーメン口移し御坂妹(そーめんくちうつしみさかいもうと)』ってのでどうだ?
って、そのまんまじゃねーか!!・・・・・・ごめん、真面目に考えます」
「いいですよ、それで、と御坂は肯定します」
ようやく涙も収まり、しゃべり方も戻ってきた。
「へ!?いや、だっておまえ、」
こういうのはもうちょっとキチンとした方がいい、いきなりこんなヒネりのないあだ名みたいなもので呼ばれたら気分が良くないだろう、普通。
「わたしも、あなたに、当麻さんにソーメンを食べさせてあげられて、嬉しかったです、とミサカは素直に答えます。
だから、わたしが当麻さんにしてあげられたことを名前にして呼んでもらえて、嬉しいです、とミサカは正直に答えます」
なんか、そこまで言われたら、それでいいようにも思えてきた上条当麻。
そういえばあの黒猫の名前も『いぬ』とか『徳川家康』とか『シュレディンガー』とか付けようとしてたしなぁ、と思い返す。
「それに、あなたのいうまともな名前を、あと11人分考えるのって、結構大変なのでは?とミサカは気遣ってみます」
その言葉に、一瞬ひやりと背筋が凍った。
そして視線を感じつつ恐る恐る周りを見たとき、上条当麻は自分の踏んでしまった地雷の恐ろしさに気づいてしまった。

残りの11人の御坂妹の、期待に満ちた瞳。
自分のこともわかってくれている、そんな期待に満ちた瞳。
それが11人の視線となって、彼に向けられる。
297こんな夢を見た。:2005/12/31(土) 22:12:15 ID:TnG/ldrs

この、『ソーメンを口移しで食べさせてくれた御坂妹』にしても、上条当麻は決して明確な根拠があってそう呼んだわけではない。
いってみれば、つい、ものの弾みで、1/12の確率のサイコロを振ってしまったようなものだ。
本人全く無自覚で。

そう考えると、ぞっとする。
これで、もし間違えでもしたら。
今、自分のこの腕の中で幸せに浸っている彼女とは、全く逆の結果を生み出すことになる。
しかも、間違えてしまった御坂妹だけではなく、『実は適当だった』と思われてしまっては、当たった御坂妹も逆に傷つくことになる。
全員当てなければいけない。
えーと・・・、
とりあえず最初の1/12は成功させたとして、残り全てを成功させる確率は、
1/11、1/10、1/9、1/8、1/7・・・・・・1/2をかけていって、0.000002505%になりますよ上条ちゃん〜、
と、アタマの中で小学生のような女教師が丁寧に解説してくれた。

0.000002505%
一方通行と闘って勝つのと、どっちが確率高いんだろう。

(ふ、不幸だ)

上条当麻は、今までの人生でもっとも過酷な神経衰弱に挑まねばならなかった。


(ギャルゲーでたまに出てくるイベントで、双子の姉妹をちゃんと見分けてあげるとフラグが立つってのがあったよなぁ。
あんなの、メじゃないぜ、この状況は。)
確かに、確率は極端に低い。
しかしやらねばならない。
逃げるわけにはいかない。
それに、抱けばわかる、様な気がする。
肌を合わせれば、そこから何か閃くものがあるはずだ、と信じよう。
上条当麻は、覚悟を決めた。









結論からいうと、

上条当麻に神が宿った。

なんの神様かと問われると、

・・・・・・フラグの神様?

298こんな夢を見た。:2005/12/31(土) 22:15:04 ID:TnG/ldrs

上条当麻は、次々と残る御坂妹達をさまざまな体位で犯し、絶頂に至らせた後に答え合わせをしていった。
動きの違いや癖などが目立ってあるはずもなく、ほとんどが閃きまかせ。
「おまえのメイド服、すげぇ似合ってた。ハタキを持ってるところも、さまになってる」
とか、
「俺が、ソーメン掬うのに集中できなかったのって、上流にいたお前のかわいいオッパイから目が離せなかったからだぜ?」
とか、
「なんかピ○チュウって、そのまんまだよな。あのエプロン、自分で選んだのか?」
とか。
「浴衣、似合ってたぜ、一緒に花火とか、見に行きたいよなぁ」
とか。


それが全部あたってしまうのが、フラグ神の降臨した上条当麻の恐ろしいところ。

そうやって上条当麻は、
12人の御坂妹達を抱き、
12人の処女を捧げられて、
12人の新しい名前を付けてあげた。

12人の御坂妹達は、はじめて数字以外の個性を手に入れた。







299こんな夢を見た。:2005/12/31(土) 22:16:24 ID:TnG/ldrs

「お疲れさまでした、とミサカは驚愕しながらも素直にねぎらいます」
「うおっ!!」
最後の一人を抱いた後、背後から声をかけられて、上条当麻はビビった。
え?まだ残ってた?この子で最後だったはずなんですけど!!
振り返ってみれば、・・・今見るとずいぶん新鮮に見える中学の制服を着た御坂妹がいた。
もう着替えちゃったのかと思ったが、少し様子が違う。
「私は補給係のミサカ、つまり裏方です、とミサカは自分の役割を告げます」
「そうなの?『今までの御坂妹など我らのなかでは全て小物、次はわたしが相手だ、覚悟するが良い』とかじゃないんだ、よかった」
ホッとしながら答える上条当麻。
「相変わらずあなたの言語中枢は異常ですね、とミサカは少々呆れます。
・・・まぁとにかく、お疲れさまでした、今から夕飯を用意しますので、それまで差し入れのお茶とお菓子をどうぞ、
とミサカは熱いお茶と夜のお菓子・うなぎパイを差し出します」
「そ、そう、ありがとサンキュー」
上条当麻は最後に抱いた『赤まむし御坂妹』から離れ、お茶とお菓子を受け取って一息ついた。

卓袱台復活。
13人分の湯飲みが並べられた。
上条当麻は素っ裸のままあぐらをかいて座り、
「あー、熱いお茶が美味い。真夏に熱いお茶が美味く感じるとは、俺も大人になっちゃったもんだ」
そしてまたずずーっと、熱いお茶をすすって、
「晩飯も楽しみだなぁ、なに作ってんの?」
などと呑気にいったあと、
「晩・・・飯?・・・・・・あ、しまった!!」
と、ようやく気が付いた。

「もう<居候(インデックス)>が帰ってくる時間じゃねーか!!ヤベェ!!」

慌てて立ち上がろうとする上条当麻に、隣でうなぎパイをこりこり食べていた『ソーメン下流御坂妹』が言った。
「ご安心ください、すでに手は打ってあります、とミサカは抜かりのないところをアピールします」
「え?」
「そろそろのはずですが・・・とミサカは時計を見ながら確認します」
『ゾーキンメイド御坂妹』が部屋の時計を見上げたとき、
♪ちゃらりーらり、ちゃらりらりら〜
と上条当麻の携帯がなった。しかもこの音色は、担任の小萌先生。
ぴ、と通話開始。
『もしもし上条ちゃんですか〜。実は、さっき急にプレゼントが当選して、極上松阪牛すき焼きセットと
名作アニメシリーズ全巻セットが届いたんですよ〜。いつの間に応募していたか心当たりがないんですけど、
遠慮なくいただくことにしちゃいました〜。上条ちゃんも一緒にどうですか〜?』
「・・・・・・い、いえ、遠慮します。暑いし」
『それは残念ですね〜。あ、あと、シスターちゃんに代わりますね〜。・・・とうま、とうま!すごいよ、ウシさんだよ!!
霜降り肉って高級な肉は始めて食べるかも!!とうまの分もちゃんと食べてあげるから、安心してね、あと、
なんか<はいじ>とか<くらら>とかがすごいんだよ!!今日は泊まっていっちゃうかもだから、
とうまはちゃんとおとなしく寝てるんだよ!?残してあるアイスは絶対食べちゃだめだからね!!』
「あーはいはい、食べないから安心しろ(実はもう朝に食べた)、泊まるのはいいが先生に迷惑かけんなよー」
ぷち。
用意周到だな、おい。
300こんな夢を見た。:2005/12/31(土) 22:18:08 ID:TnG/ldrs


夕飯は、まる鍋(すっぽん鍋)だった。
「いやぁ、うまかった、まる鍋」
ちゃんと専門店からかっぱらってきた土鍋をコークスで熱して作られたまる鍋だから、
スッポンのエキスが濃厚で最高に美味かった。
もちろん締めの雑炊も平らげ、すっかり満足な上条当麻さん。
部屋の暑さや鍋の熱さ、体温の暑さにも慣れ、むしろこれが気持ちいい。
御坂妹たちもみな満足しているようだ。

「おや、こんなところにスッポンが残っていました、とミサカは菜箸で指し示してみます」
ソーメン上流御坂妹が、菜箸でつん、つんと上条当麻の股間にあるオットセイさんをつつく。
「・・・・・・ええとひめ、そういうのは親父ギャグと申しまして、
どっちかってーと私めが披露してお嬢さん方を羞恥させるのが古来からの習わしなんでございますが。
つうかむしろスッポンと言うよりもワニガメ!!」
綺麗な箸の持ち方をする女の子だよなぁ、と感心させられるも、その菜箸が自分のワニガメを抓んでいる、という構図が凄い。
つうかエロイ。さっきまで鍋奉行よろしくみんなに具を取り分けていたその菜箸、その大変お行儀の悪い使い方に、大変興奮してきた。
くに、くに、
ペニスの竿を菜箸で抓み、器用に上下させる。
その、痒いところに手が届かないもどかしさが、かえって刺激を高める結果となった。
「だんだんと重くなってきました、とミサカは興味深く男性器を見守ります」
12連戦(発射数14発)という偉業を成し遂げ、力尽きたはずのオットセイさんに、新たなる息吹が。
海綿体に血液が集まり、どんどんと体積を増してきた。
ええい、これが若さか。
いや、すでにそれだけでは説明が付きません。
人知を越えている。
上条当麻は自分の身に起こりつつある神々の奇跡にアタマが痛くなってきた。
ぱく。
竿を菜箸で持ち上げ、つやつやとした光沢を取り戻した亀頭を、ソーメン上流御坂妹が口に含んだ。
女の子が、焼いた松茸を火鉢から取りそのまま、ぱくり、と傘の部分からかぶりついた図を想像して欲しい。
「うおう!!」
今度は、ちゅーっと亀頭を吸いながら、菜箸で手繰るように擦りあげる。
女の子が、頬を凹ませてソバを、ずずずっ、とすすってる図を想像して欲しい。
(ソバ? それソバ喰ってんですかお嬢さん!!)
人のちんちん使って形態模写せんで欲しい、上条当麻はそう思った。
「んぷは、もう立派になりました、とミサカはワニガメというのもまんざら誇張でもないように思えてきました」
股間から自分を見上げての、エロイ台詞。
亀頭は解放したものの、まだ菜箸でこしこしと擦りあげるものだから、そのじれったさに我慢が出来なくなってきた。
「ええい、こーなったらてってーてきにやってやる!俺が死んだら、海の見える丘にお墓を立てて祭ってください!!」
がば、とソーメン上流御坂妹を押し倒す。当然彼女は抵抗しない。どころか、嬉しそうに、小さく笑っている。
301こんな夢を見た。:2005/12/31(土) 22:19:40 ID:TnG/ldrs
ふと思い当たり、周りを嬉々と取り囲む御坂妹たちの中から一人、
「えーと、右うちわ御坂妹、コイコイ」
と手招き。
突然の指名に首を傾げながらも身を乗り出す(上条の右側から裸でうちわをパタパタさせていた)御坂妹。
「最初に俺を誘ったときに、この子の上にのしかかってたの、おまえだろ?あのポーズで犯してやりたい」
先程一巡した神経衰弱で自信を付けた上条当麻は、複数の御坂妹たちの中から一人の御坂妹を見つけだすのに、ほとんど迷わなくなった。
もう、上条当麻が12人を最初から『なんとなく』個別認識できていたのは疑いようのない事実となってしまったようだ。
将来このスキルをいかした職業に就こうとしたら、ヒヨコの雄雌鑑定士などは適任かもしれない。
「わかりました!とミサカは嬉しく思いながらミサカ一六八・・・いえ、ソーメン上流御坂妹の上にのしかかります」
二つのオマ○コが重なった、『重ね餅』のできあがり。
あのときの誘惑ポーズで、お互いの手を性器に這わせる。
ぱっくり。
オマ○コをひらいた音。
ぶち。
上条当麻の血管が切れた音。
「やっちゃる、おれはやっちゃるぜ!!」
そう叫んで飛びかかる、
上条当麻の活躍にご期待下さい。
302こんな夢を見た。:2005/12/31(土) 22:21:36 ID:TnG/ldrs
それでは一気に。
(読み飛ばし可)

上条当麻は上に重なった右うちわ御坂妹の陰部を指で弄りながら下になったソーメン上流御坂妹の
オマ○コに挿入して激しく突きまくる。今度は右うちわ御坂妹に挿入しガンガン突きまくるがこれも途中で
引き抜いて今度は下に今度は上にと交互に挿入して突きまくる。上上上下下下と順番に突きまくった後
これで右と左があればとか思ったが物理的に無理なのでそれはあきらめそれならばと下のソーメン上流
御坂妹につっこんだまんま腰を捻って突き上げる角度を変えて上上下下左右左右BA(AボタンBボタンが
何に相当するのかはご想像にお任せする)と攻めまくりコ○ミコマンドを完成させた。無敵モードだか1UPだか
は知らないがコマンド完成でソーメン上流御坂妹をいかせたあと上で切なそうにしている右うちわ御坂妹も
これまた○ナミコマンドで攻めまくりUコンのマイクがないので御坂妹の耳元で「おまえの子宮をザーメンで
いっぱいにしてやるよ」と囁きながら絶頂に導く。有言実行絶頂に打ち震える子宮の奥にザーメンの追加を
注ぎ込んだ後今度はスク水御坂妹を招いてさっきのスク水をもう一度着せてプレイ再開あぐらをかいて座る
上条当麻を椅子代わりにしてもたれかかるスク水御坂妹の体をなで回すと水着の布地越しという絶妙の
くすぐったさもあってなかなかに具合がいいのでそのまま調子に乗って弄り回した後水着の股布の部分を
ずらしてオマ○コを広げて挿入すると御坂妹の膣の味わい以外に入口でペニスを擦る水着の繊維の
気持ちよさが相まってスゲー気持ちいよこれサイコーとばかりに突きまくり指で布地の上からクリトリスを
弄ってやると強烈な刺激に彼女の声も高くなる。絶頂の海に漂うスク水御坂妹の子宮の中に新たな精液を
プールした後すでに浴衣を着て待機していた浴衣御坂妹を呼び寄せて後ろから抱きしめ浴衣の袂に手を忍ばせて
オッパイをもみもみと揉みながら裾を広げてオマンコを弄ってあげると恥ずかしげな声を上げて身悶えるのが
可愛くて可愛くて可愛くて仕方がないのでそのまま壁に手を突かせて乱れた浴衣で立ちバック。後ろを振り返って
不安と期待が混ざったいやらしい表情で見つめられるとスゲー興奮するんですけれどセンセイよーしパパ張り切っちゃうぞー
と気合い入れて挿入したあと腰をぐっと掴んで固定しながら大きく息を吸い込んでイッキにドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドと
激しい腰のピストンで押しまくるこれがM36(マシンガン36)だっと技の名前を叫びながらこの技を授けてくれた師匠の
ザ・レイプマンに感謝しますみやわき先生ありがとう!!
303こんな夢を見た。:2005/12/31(土) 22:24:02 ID:TnG/ldrs

ぜーはーぜーはーと呼吸を整える。読んでる方も辛いだろうけど、書いてる方も辛い。

自分の頬を平手でぴしゃりと挟んでいよっしゃあっ!!と気合いを入れ直して浴衣御坂妹の膣から
チンポを引き抜くとどろりと膣から大量の精液がこぼれてるのを見て俺またこんなに出したのか
スゲーなと感心していると支えを失った彼女が崩れ落ちるどうやらM36によって何度も逝かされたあげくに
失神してしまったようなので彼女に小さなキスをして休ませてあげると今度はソーメン下流御坂妹が
「お疲れでしょうから今度はわたしが上になりますとミサカは当麻さんを労ってみます」と言ってくれたので
お言葉に甘えてベッドに仰向けになる。女性上位でつながった後ソーメン下流御坂妹は懸命に腰を上下に
揺すったりグネグネと腰をひねったりして上条当麻を気持ちよくしようと尽くしてくれた「どうですか
気持ちいいですか?とミサカは尋ねます」と前屈みになって顔を近づけて聞いてきたのでキスでそれに答えてやったあと
今度は俺がおまえを気持ちよくする番だとばかりに下から腰を突きまくる。ぎしぎしと安物のバネを利用して
大きなストロークで突き上げてやると今までで一番深く子宮を突くことになってビリビリの刺激も凄かったし
あられのない声を上げて必死に首を振って身悶える彼女がエロくてエロくてエロくて仕方がなかったもんだから
もー我慢できませんということで彼女の絶頂に合わせてたっぷりと膣内出し。中に針金でも入ってんじゃないかと
疑ってしまうほど上条当麻のチンコは萎えないまんまで連戦連戦さて次はとベッドを降りると3つの尻が並んでいた。
素っ裸の左うちわ御坂妹と裸エプロンのドラ御坂妹とスカートをまくったゾーキンメイド御坂妹の3人のうちまずは
裸の左うちわ御坂妹の尻につかみかかり四つんばいの上から覆いかぶさるようにして一気に挿入っつーか
前戯らしい前戯してなかったけど大丈夫かなと思ったら膣内は十分濡れている模様で動かすのに支障はないもんだから
腰をぐねぐねと動かしながらオッパイをつかんでぐにぐにと揉みまくる。キスしたいと思って顔を寄せたら左うちわ御坂妹は
快感をこらえるのに懸命で上条当麻の唇に気付いてくれないよ寂しいじゃんかと思ってたら隣のドラ御坂妹が代わりに
キスしてくれた。そしたら左うちわ御坂妹がそれに気付いたみたいでこちらにいじけたような寂しそうなヤキモチ焼いたような
視線を送ってくるのでしょうがねーなとキス交代して思いっきり舌を吸ってやる。キスもそこそこにだんだんヤバイ締め付けに
なってきたんで腰の動きに集中してみると電気のビリビリ具合から絶頂が近いことがわかるスゲーよ上条当麻さん!こーなりゃ
後はとことん追い上げるだけだとばかりにパンパンパンパンと尻に腰を打ち付けて左うちわ御坂妹を逝かせてやりそのアクメ子宮に
精液をドップドップと流し込む。いよっしゃあ次だと隣の裸エプロンにのしかかって後ろからオッパイをもみもみと揉みながら
「奥さんは淫乱だねぇ旦那さんに内緒でこんなことしてていいのかい?」とかっておい俺が間男かよでもそれもなんだか興奮するかもって
思ってたら「あああなたごめんなさいいけないわたしを許してぇとミサカはノリに合わせてみます」とノリノリだったんで調子に乗って
アクメ不倫妻の子宮にドップドップと子種を流し込む。そしたら「出来の悪いメイドのわたしにお仕置きしてくださいご主人様とミサカは
お尻を振っておねだりします」と誘われたとあっちゃあこの上条当麻が黙っちゃいねぇのでゾーキンメイド御坂妹に交代。「ええかぁ?
これがええのんかぁ?」とエロ親父っぽくねちっこくいじめた後で一気に挿入そのまま必殺技「∞(ヨコハチ)無限大!!」と腰の動きを
高速で∞を描くようにぐりぐりとチンポでこね回しながらオルガスムスの海にメイドをたたき込む。彼女がいったのを確認してからもう
我慢できないとばかりにブシュブシュとザーメンを吐き出した。ありがとうザ・レイプマンありがとうみやわき先生!!!
304こんな夢を見た。:2005/12/31(土) 22:27:02 ID:TnG/ldrs

あ、今なんか、花畑が見えたよ。川の向こうで死んだばーちゃんと犬のコロが手を振ってる。

「これはわたしの任務ですとミサカは誇りを持って役目を果たします」といって赤まむし御坂妹が
新しいドリンクを口移しで上条当麻に注入。実際これ変な薬入ってんじゃないかと聞いたらなにも答えず
気まずそうに眼をそらされたよコンチクショー!!その勢いで赤まむし御坂妹を押し倒してダッシュダッシュ。
ちゅーちゅーとお互いの舌を吸い合いながら赤まむしエキスを御坂妹の口から残らず吸い上げて
そのお返しとばかりに彼女の子宮に男のエキスを大放出。これ後遺症とか無いよねと全然萎える気配のない
オットセイさんを見ながら不安になってきたけどメイド服に着替えなおしたハタキメイド御坂妹さんが「ご主人様
どうかわたしにもお情けをくださいとミサカはスカートを持ち上げながら懇願します」と切なそうにお願いしてきたんで
ええいもう少しがんばれ相棒オットセイってことでハタキメイド御坂妹を抱き寄せてやる。ここで本日何度目かの
意地悪上条さんモードが入ったよやっぱりメイドさんを犯すときは苛めてあげなくちゃねって事で彼女に盆を持たせて
その上に水の半分はいった紙コップをおいて「俺がいいというまでその水はこぼしちゃ駄目だよ?」と英国式メイド苛めの
作法に乗っ取って体中を弄り倒してやるとはじめは結構クールに耐えてコップの水を揺らす程度だったのが次第に大きく
波打つほど身体が揺れ始めクリトリスを苛めだした頃には盆ごと投げ出して盛大に悶え始めたんでお仕置きじゃーとばかりに挿入。
「あああ申し訳ありませんご主人様ぁーとミサカは必死に許しを乞いますぅ!!」ほんとノリノリだねぇおにいさん嬉しくなっちゃうよと
ガンガン突き回して絶頂させて射精。「次は私ですよお願いしますとミサカはエプロン装着で待ちかまえています」と
ピ○チュウエプロンの御坂妹が現れたんでようしおまえに決めたと飛びかかるとすでに受け入れ態勢が整っていたんで
遠慮なく挿入。ええとこのまま調子に乗ってピカ○ュウ10万ボルトだっとか言ったら実際そこまでの電圧ではないものの
本気で放電されそうなので危険なネタは封印したが当の本人はこれまた乗り気でいつもより電気多めで迎えてくれていますこれで
ギャラは一緒なのかとか。つうか今日一日で女の子のあそこの中に電気が流れてるのが普通だと感じるようになってしまった上条当麻さん
ですがこれホントに大丈夫?社会復帰できるのかなぁ。とにかく電気溢れる子宮に精液を放出した後いよいよいよいよ最後の一人を
迎えたわけですよこれがまた。ブルース・リーよろしくさあ来いの挑発ポーズを取って指でコイコイしてみると最後の一人
ソーメン口移し御坂妹が嬉しそうに飛びついて抱きしめてきたんであれノリに合わせてカンフーアクションしてくれないの?とか
意味不明のことを思っていたけどなんか犬とか猫とかハムスターとか小動物を思わせる仕草でじゃれついてきたんでまぁべつに
最後ぐらいは普通で良いかとそのまま押し倒す。挿入と同時にキスをしているとそういえば最初に抱いたのもこの子だったよなぁとか
思い出してなんだかそれが遠い昔のように感じる昨今みなさんいかがお過ごしでしょうか。もうとにかく最後に残った力を全てつぎ込んで
攻めて攻めて攻めて攻めて止めて止めて止めてとラストスパート。きっとどこかにある上条当麻さんの命のロウソクが残り少なくなって
消える前の激しい燃焼を起こしているんだよそうなんだってかんじ。ぐにぐにと挿入したままのチンコで子宮口をこね回してやると
のけぞって悶えるのでさあいよいよお互い最後の時が近づいてきたなって事だよ。もう後は全ての力を振り絞ってテクニックもなにもない
ただガムシャラに突いて引いてを繰り返すが御坂妹も十分に感極まっているのでお互い手を取り合って同時に登り詰めていくだけだ。
ようしソーメン口移し御坂妹俺の最後のザーメンを喰らえぃと叫んで射精御坂妹も絶頂もうぜってーなにも出ねーっっっ!!!!!

305こんな夢を見た。:2005/12/31(土) 22:28:20 ID:TnG/ldrs

燃えた、燃えたよ、燃え尽きて灰になっちまったよ・・・

どさり、と力尽きて倒れた上条当麻は、
自分が完全制覇した12人の少女に囲まれたまま、
眠りについた。


つうかおまえ、やりすぎだ。









深夜。
月明かりが照らす夜の町に、少女達の影があった。
あのあと、倒れ込んだまま起きることの無かった上条当麻との添い寝を一通り楽しんだ後、
全員が順番に最後のキスをして、その部屋を立ち去った。
そして後のことは撤収部隊の妹達に任せ、12人の少女たちは研究所への帰路に就いていた。
同じ顔かたちをした12人の少女が団体で歩いているところなど、本来は目立って仕方がないのだが、
幸い今は夜で、あたりに人はいない。
「今日の<作戦>、私たちの<計画>は、果たして成功したのでしょうか、とミサカは、
あえてネットワークを使わずに、口頭からアナログでの会話を求めます」
通常、御坂妹同士が口頭で言葉を喋り会話をすることはあまりない。彼女らの最大の能力<ネットワーク>により、
現在生き延びた1万弱の御坂妹たちは脳の情報を共有できる。だから質問と回答を口頭の会話で行うことに意味はなく、
会話に第三者の介入を必要とする場合以外すべては<ネットワーク>で事足りる。
今、彼女が彼女たち同士の会話に音声発音を用いるのは、通常あり得ないことであった。
「私たちの肉体に排卵剤を投与した際の妊娠確率は72.6%でしたが、今の私たちにそんな確率は関係ないですね、
とミサカはお腹に手を当てながら考えてみます」
彼女は音声発音での会話に応じた。なぜかそうすることが自然なことのように思えた。
「『あの人』の精子なら、間違いなく私たち全員妊娠しているでしょう、とミサカは、『あの人』とのセックスを反芻しながら確信します」
彼女たちの<計画>、それは、『自分たちの子宮に、上条当麻の子を宿すこと』。
「それどころか、排卵剤の投与がなくても孕まされていたんじゃないでしょうか、とミサカはそれなりに本気で考えています」
確かに、あの少年の生命力(バイタリティー)が他人に与える影響は計り知れない。
妊娠確率0%の、初潮前の少女ですら孕ませてしまいそうだ。
306こんな夢を見た。:2005/12/31(土) 22:29:22 ID:TnG/ldrs
「とにかく、今日の<作戦>は問題ないでしょう。問題はこれからの<作戦>です、とミサカは気を引き締めます」
「私たちがわざわざ世界中に散り散りに派遣されるのも、何者かの意図があるのでは、とミサカは推測します」
自分たち御坂妹達には、まだ誰かの思惑の糸が絡んでいる。
まだ自分たちの<地獄>は終わっていない。
だが、
「それでも私たちは、もう道具ではない、とミサカは断言します」
「道具のように使われて、死んでやることはもうできない、とミサカは強く断言します」
自分が死ぬことで涙を流し、そして自分を一人の人間として接してくれる人間がいる限り、その人間を裏切ることは出来ない。
「私たちには、護らなければいけないものが出来た、とミサカは宣言します」
「私たちを想ってくれる人たち、そして生まれてくる私たちの子供、そのどちらも絶対護ってみせる、とミサカは強く宣言します」
護るものがいる限り人間はどこまでも強くなれるのだと、教えてくれる少年がいた。
だから大丈夫。
自分たちは強く戦うことが出来る。

「撤収部隊が作業を全て終えたようですね、とミサカはネットワークから進捗状況を受信しました」
「薬剤と暗示による記憶の封印も完了、部屋の中から全ての痕跡を抹消、これで当麻さんにとっては、
今日の出来事はなかったことになるでしょう、とミサカは切なく思います」
「これであの人は、私たちとの今日の出来事を、夢だと思いこんでしまったんですね、とミサカは寂しく思います」
「当麻さんの記憶を消してしまうことには抵抗がありますが、彼のためを思えば仕方のないことでしょう、
とミサカも同様に残念な気持ちになります」
この<計画>の発案者は、『不明』である。
ただ物理的に『発案者は誰?』と聞かれれば、『御坂妹達全員』と言うことになるだろう。
しかしだからといって全ての御坂妹がこのことを知っているわけではない。

1万人弱の御坂妹達が構成する脳波情報網<ネットワーク>のなかで、
『上条当麻の子供が欲しい』という、誤情報(ノイズ)が発生した。
本来ならばそんな泡沫のような雑念(ノイズ)は、ネットワークが塵芥(バグ)として処理し、淘汰される。
しかしここで、本来あり得ない、奇跡のような出来事が発生した。
それを塵芥(バグ)として処分しなかった者たちがいたのである。
肉体の調整のためという名目で、この都市の外にある研究機関へ送られることが決まった彼女たちは、
それまでに<計画>を実行しなければいけなかった。その為に少々無茶な、無理のある<作戦>にせざるを得なかった。
<計画>を受信した者たちの中で、もっとも強く受信した者が12名。それがこのメンバーだ。それ以外の者はサポートに回った。
ネットワークの異常から発生した計画。
人数の比で言えば約0.1〜0.2%(20/10000)だが、ネットワークの機能として考えたときの発生率で言えば、
くらべものにならないくらいに低い。
精度として考えて、0%(絶対あり得ない)と断じてしまっても良い確率。

・・・だが、<絶対>という名の<幻想>を破壊できるものがこの世にあれば。
少女の心に、ノイズを刻み続けることが出来るのかもしれない。
307こんな夢を見た。:2005/12/31(土) 22:31:40 ID:TnG/ldrs


「男の子でしょうか、それとも女の子でしょうか、とミサカは空想し、そしてそれがとても楽しい想像であることを伝えます」
「私はその両方、双子というのも素敵ですね、とミサカも想像してみます」
楽しそうな会話。
御坂妹同士で交わされる、今までになかった無意味な会話。
その無意味なことが楽しい。
「今日の出来事の記憶は、私たち12人だけが共有する情報として、ネットワークに共有できないようにしましょう、とミサカは提案します」
その提案にみなが同意する。
「こんなすばらしい記憶も、ただ情報として受け取るだけではなんの意味もありません、とミサカは記憶を反芻します」
「是非とも自分自身で体験して欲しい、とミサカは希望します」
「願わくば、他の妹達全てが、こんな幸せな出来事を経験できますように、とミサカは願います」



そして、
ほんのひととき、
立ち止まった12人は先程まで濃密な時間を過ごした学生寮の方を振り返り、
自分たち御坂妹達とあの少年の物語がまだ終わっていないことを感じ、
それは必ず『幸福な未来』へ続くと信じて、
再びみんなで前を向いて、
歩き始めた。



「こんな夢を見た。」
END
308187:2005/12/31(土) 22:36:13 ID:TnG/ldrs
これで終了です。
ずいぶんとムダに容量を食ってしまったようで、申し訳ありません。

読んでくれた方、ありがとうございます。
ご迷惑をかけた方、どうもすいません。
309名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 23:09:21 ID:wdxn2tQa
スゴスwの一言に尽きるな。
力作だよ、ほんと。
310名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 23:14:18 ID:nqvQlVBM
GJ
311名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 23:44:55 ID:h9N/VT/q
いいもん見せて貰った。お前さん玄人だな。
GJ!
312名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 22:08:47 ID:7zai/U3W
GJ!
上条26発?
化け物か!!(笑)
とにかくお疲れさま。
313名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 15:08:34 ID:YuxC9xxs
実は>>187は最後に記憶を消された上条で、夢だと思ってここに投下したけど、実体験だったりしてw
最近記憶が飛んでいたり魔法少女に遭遇したりすることないか?
314名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 17:28:25 ID:wCALShQc
>フラグ神の降臨した上条当麻の恐ろしいところ。
違う!
上条さん自身がフラグ神だ!
315 ◆fwEqM5TUkg :2006/01/02(月) 21:19:47 ID:IlcF3SXA
GJ!
だが、オットセイってw
316名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 08:24:28 ID:/qb3mFxs
>>315
調べてみたが、参考になる画像が意外に少なかった。
ttp://www.irobun.com/taizen/erobun/elect3.jpg
317 ◆fwEqM5TUkg :2006/01/03(火) 10:07:18 ID:mv5mLozv
>>316
いや、漏れは知ってるって。
何故、上条が知ってるのかと、小一時間上条を問いつめたい………w
318名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 10:47:51 ID:HRzkdOfD
「秘密結社でいこう!」いいな。
手遊び程度でいいなら書こうか。
319名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 01:15:50 ID:F7tOaldc
addかDクラキボン
320名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 02:08:54 ID:62gpEQ8l
わたしたちの田村くんキボン
321名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 20:47:00 ID:lqRBF9Rs
さよならトロイメライでトーマス×(都+八千代)の主従丼とか
322名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 02:52:58 ID:VMP9w+Yv
「座敷童にできること」でどなたか・・・
323名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 10:37:15 ID:qtGgVht/
>>275の注文で酔っ払ってふざけた未麟に克喜が襲われる図までは想像できたが次の瞬間脳内に弾き出された光景は
我らが寮長三千院真人様がマッドな高笑いをしながら座薬を仕込むウホッな図だった。
もちろん寮長に未麟は見えない。
324名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 14:46:26 ID:+RluyHOQ
その内ブギーポップのss投下する予定。
ff×レインかビート×朝子のどっちかです。
325GOSICK5から:2006/01/06(金) 16:11:24 ID:Eq4QHmWs
「じゃあ、ちょっとトイレに行って来るよ」
「……待ちたまえ、九城」
「どうしたんだよ、ヴィクトリカ」
「いいから、ちょっとこちらに来たまえ」

「はい、来たよ。で、用事はなに? 早くしてよ?」
「……九城こそ、トイレに行って『これ』をどうするつもりだ?」
 トン、とヴィクトリカの履いた靴の先が股間に当てられた。
「うっ!? な、なにするんだよヴィクトリカ!」
「劣情をもよおしているんだろう……?」
 そのまま、スッ、スッと爪先で擦られる。
 ズボンの上からわかるほど盛りあがった股間をなぞるように。
「う……ううっ……!」
「原因はわかっている。あのの煙だろう。ああした麻薬には理性を減退させ、
発情を誘う作用があるものだからな」
 言いながらも足の動きは休まない。
 極上の美少女に足で嬲られるという屈辱的な状況だが、九城はなぜか動くことが出来ないでいた。
「ど、どうして……わかったのさ」
「湧き出る知恵の泉の前には当然の帰結でしかない……九城。
 わたしは退屈なのだ。退屈で死んでしまいそうなのだ。
 ……だから、そこで自慰をしたまえ」
「なんでそうなるのさ!?」
「あるいはわたしに弄ばれてその面白い顔をもっと見せるのだ、九城……」
『どちらが良い?』そう問いかけるような青い瞳に、他の選択肢が吸い込まれて消えてしまう。
「じ、自分でするのはちょっと……」
 迫られる不自由な二択に、かろうじて消極的な答えを返す九城。
 しかしヴィクトリカは少しだけ嬉しそうに、だが容赦なく言い放つ。
「そうか。わたしに弄ばれる方が好みなのだな、九城。この変態め」
「うう……」
 心の底でかすかにだが目覚め始めていた被虐的な性質に切り込むような台詞を受け、九城は顔を真っ赤に染めて絶句するしかなかった。
326名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 16:46:11 ID:6vRjw/KG
ヴィクトリカが・・・!
ワクテカしながらお待ちしています
327名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 16:57:17 ID:GZP+airp
誰か…『天国に涙はいらない』か『伝説の勇者の伝説』の専スレ立てて(-"-;)
BBBでもいいな(-.-;)
ヒマがあったら書きたいと思うんで…。
328名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 17:28:51 ID:C4qSXk17
落ち着け。立てたとしても書き手がたくさんいないとスレ資源の無駄遣いだろ。なんのためのラノベ総合スレだ?まずはここに投下しようぜ。
329名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 18:29:45 ID:lhphJCQH
他人にスレ立てさせといて、自分は『暇が出来たら書きたい』ってのはどうよ?
仮に、君のSSを期待してスレ立てたやつがいたとして、君に暇ができるまで放置するの?
それなんて自分専用スレ?
330名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 19:27:36 ID:rx7oEOEb
おいおい
ヴィクトリカは受けだろ?
331名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 21:05:40 ID:A2Eaob7D
>>330
だから、いざ九城の現物を目の前にした段階で、
思わず気後れするんだよ>ヴィクトリカ
それをみた九城が余裕を取り戻して、攻守逆転w
332 ◆fwEqM5TUkg :2006/01/06(金) 23:05:17 ID:fvoapyGz
いや、是非ヴィクトリカ攻めのアブリル受けで。
333名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 00:46:31 ID:8Al5zWxi
さて・・・
リコル×ファラータきぼんぬ
334327:2006/01/07(土) 01:20:11 ID:1G8SRAjn
>>329
悪かった。ちょっと自分だけで考えてた。
まず、ここに投下してから考えるべきだったよ。
すまんm(__)m

>>328もありがとう。落ち着くよ。
335名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 02:17:58 ID:vjIFZAg4
>>332
いやいやいやいや逆だろー
んで攻められてハァハァトローンとしてるとこに何も知らない九城登場
アブリル高速離脱 ヴィクトリカ狼狽
336名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 10:20:31 ID:f+y7Csw8
おっ!
いい感じいい感じ
337名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 10:23:22 ID:njiZ1rVH
>>324
カモーンщ(゚Д゚щ)カモーン
338名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 19:56:32 ID:ZWA9Ekyd
BBBのカーサ×ケイン希望(ボソッ)。
339名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 02:57:54 ID:H1VElkN8
ttp://www.ruf-soft.net/yume/graphic/05.jpg
どこかのネ申、↑を加速剤にしてインデックスのエロ頼む
340名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 12:03:37 ID:dOLfdX4w
>>339
禁書キャラの中でも、インデックスは書きにくさ最上級なんじゃないかと思う。
俺は神じゃないので書けない。


「インデックス、ゆび、いれるぜ?」
「・・・うん、いいよ、とうま」
上条は右手の指をインデックスの秘裂にあてがい、ゆっくりゆっくり、慎重に慎重に中指を沈めてゆく。
つぷ。
「ひあっ!」
びく、と初めに大きく身体を痙攣させて、その後は小刻みな震えのようなものがインデックスの身体で波打つ。
今にも泣き出しそうな、しかしそれを必死で堪えて、男の行為をすべて許そうと心を決めた表情。
上条は、彼女のそんな表情が嬉しくもあり、辛くもある。
最上に優しく扱い、しかしお互いの欲望に手加減をしない。そんな、二人にとって幸福な結ばれ方をしたい。
上条は覚悟を決めて、指を動かす。
「んくっ!」
僅かな指の動きに操られるインデックスに上条はますます情欲の炎を高ぶらせていく。
その高ぶりが、上条からほんの少しの慎重さを奪い、彼の指がさらに深くインデックスの膣口にもぐりこみ、
・・・そしてその指先が、インデックスの処女の証に触れた。

瞬間、
バギン、と何かを割るような鈍い音がして、

衝撃とともに上条の身体は吹き飛ばされた。

「な!なんだ、これ!!」
愕然とする上条の前に、先程までのインデックスはいなかった。
見開いた両の目に魔法陣の浮かぶ、今の上条が見たことのないインデックス。
ふわり、と浮かぶように立ち上がった<それ>が、口も開かぬまま音声を発した。
「何者か不明の術式により禁書目録処女防衛術式『貞操帯』が破壊。緊急修復開始・・・失敗。修復不可能。
これより姦通者の排除を優先・・・最適な術式の検索開始・・・」

上条の本能が、命の危機を告げた。



・・・みたいなネタは思い浮かぶんですけどね。
341名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 15:12:53 ID:IvdN2Ayb
>>339
 いや、それネ申っていうか多分本人。
 インデックスじゃなくエロゲの登場キャラだが↓

http://www.ruf-soft.net/yume/yume.html(リンク先18禁)

 のサンプルCGにある。
342名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 18:55:56 ID:aDaqHlhm
>>341
いや、>>339が言いたいネ申はSS職人さんの事だと思うぞ、とマジレス
343名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 21:56:26 ID:t4tm2zqX
>>340
おもしろい。
どうせなら最初から最後まで書いてくれたらいいのに。
344名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 01:39:57 ID:5vG7PhLS
>>318
亀だが是非頼む
wktkしながら待ってるから
345名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 03:32:05 ID:XREyjomH
アレだ。その、男キャラの女体化とかダメ?
流れ無視してお稲荷なんだけれども。昇なんだけれども。
346名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 03:33:48 ID:XREyjomH
あぁぁ途中で書き込んじまった。
今ちょっと>>345で書いてるんだけども不快感覚える人いそうだから、もしそうなら投下見合わせます。
ってハナシ。
347名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 06:06:38 ID:Acm1Kd3M
>>346
ちゃんと最初に断り入れとけば大丈夫なんじゃない?
348名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 23:55:44 ID:6ruioe7F
なあ、新刊がもうそろそろ出るってんでR.O.D読み直してたんだけど、
久しぶりに読むとなんか読子がかわいい。
王炎×読子って誰か書いた?
349名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 01:08:39 ID:5vVThNaq
>>348
専スレあるんでね?
>>4参照
350名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 03:01:35 ID:5VNM4hYW
ミルクで晶×硝子キボン
351名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 09:46:33 ID:m6xuqMAa
ほsy
352名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 21:59:54 ID:e+x01z55
上げ
353名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 18:45:36 ID:ewD9rwcM
我が家のお稲荷様のSSキボン

《最強と憂鬱な金曜日》

それは某総合百貨店の、軽食コーナーでの会話であった。
「あんたと一緒に食事だなんてね、我が人生でもワースト2に入る食事風景だわ」
ある昼下がり。昼食時間をやや過ぎた時間帯ということもあって、周りの人はそれほど多くはない。
「随分な言われ様だが、ちなみにワースト1の食事風景ってのはなんだ?」
薄紫色の人民服を纏った少年が、どうでも良さそうに問いかけた。
彼は小柄で童顔だが、目付きは鋭く、手足は長くスマートな体型をしているので、少年と言い切れない
雰囲気を纏っていた。彼は自分をリィ舞阪と名乗っているが、基本的に知り合いからは『フォルテッシモ(ff)』
とコードネームで呼ばれることの方が多い。
彼は統和機構と呼ばれる世界を支配し管理しているシステムに所属し、その中でも最強の戦闘能力と偏屈な
性格で畏怖されているMPLSである。
テーブルの向こうで優雅にアフターヌーンティーをしていた少女が答える。
「彼氏とレトルトのシチュー食べてたら、拳銃片手に押し掛けられた時かしら」
彼女もまた『レイン・オン・フライディ』というコードネームを持つMPLSであり、
九連内朱巳という名を持っているが、ffはそう呼んだことは一度もない。
「はっ、随分と刺激的な食事じゃねぇか。楽しそうだな」
ffは胸元のエジプト十字架を弄りながら刃物のような笑みを浮かべた。
「それにしても彼氏?お前に彼氏なんぞいたとはな。どんな悪趣味なやつだ、その男は」
「あら、この朱巳さんの魅力がわかないとは、相変わらずガキよね、あんたって」
この二人は決して仲良しというわけではない。こうして同じテーブルについているのが不思議なくらいの関係なのだ。
だが、敵対しているというわけではないし、反目し合っているというわけでもない。少なくともレインの方はそうなのだが、
ただ、最強と呼ばれるこの男が苦手とする数少ない相手がこの少女なのである。それはこの少女がffを恐れていない
ことに起因する。敵対する者はもとより、気に入らなければ機構に所属する者であろうと躊躇なく殺してしまうことで知ら
れるffだが、レインはそのことを知りつつもffを恐れない。恐れないどころか、挑発的な態度を崩さない。殺される相手と
してはffに殺されようと他の者に殺されようと大差ないという態度なのだ。力の強弱を均一化するが故に、己こそが最強
というffにとって果てしなく理解できない、やりにくい相手なのだ。
『どうせ殺されるなら、意地だけは張って死のう』というスタンスの持ち主である彼女が、ffと行動を共にしているのには、
明確な理由がある。統和機構からレインに下された、正式な任務なのだ。話は二時間ほど前に遡る。
「なんでお前がここにいるんだよ、レイン」
ffが定宿の一つとしている高級ホテルのスイートルーム。スイートの名に恥じない内装の部屋。
埋もれそうなくらい柔らかなソファーに、彼女は座っていた。即ち、レイン・オン・フライディという自分の苦手な相手が。
「私の任務なのよ、悪く思わないで」
こっちが厭そうな顔を隠さないことが、逆に彼女にとっては愉快らしく、にやにやと笑っている。部屋に侵入すること
自体は簡単である。ここは機構の息が掛かっているのだ。ホテルの者に話を通しておけばいいだけだ。実際、レインも
そうしてここへやってきたのだろう。だが。
「任務だと?ならどうして俺のところへ来る?」
問題はそっちの方だ。
「あんた、今任務振られてないんでしょ。簡単に言えば、暇なあんたのお目付け役として私が来たってわけよ」
「監視の任務かよ」
これは別に驚くべきことではない。ffはその圧倒的な力があるが故、システムに危険視されながらも、本来刈り取られる
べきMPLSでありながら、生存が許されている存在なのだ。
MPLSとは、システムが「世界の敵」と呼ぶ特殊能力の保持者の通称である。
システムは基本的にMPLSを「世界の敵」として処分するか、システム内に引き込んで監視するか、どちらかのスタンスを
取っている。ffに監視が付くのはこれが初めてではない。自分が極めて微妙な立場――有体に言えば味方扱いされてい
ないのも、ffは自覚している。だが、だからと言って、この少女に四六時中監視されるのは苦痛である。つまり精神的に疲れ
るのだ。だが、前途の理由でこの少女に対して苦手意識はあっても、殺す気には何故かなれないffなのである。どうしたも
のかと考えているうちに、諦めの気配が胸中を漂う。
確かに当面こなすべき任務はない。しかし、個人的にやるべきことはある。
それは『リィ舞阪のカーメン』を探すこと。日本に来たのも、オキシジェンという男を探し、話を訊くためである。
どうにも中枢(アクシズ)の代替わりの件に煽りを受けて情報が錯綜している。ここで中枢と何らかの関わりのあるらしいレインと
会えたのは、僥倖と考えるべきだろう。無理やり自分を納得させる。自分の推測が正しければ、オキシジェンもまた中枢の関係者
である可能性がある。
「まあいい、お前はお前の任務をこなせ」
「初めからそのつもりよ」
「時にレイン、オキシジェンって男が今何処に居るかわかるか。連絡が取りたいんだが」
「知らないわ。つーか、少し前に初めて顔合わせたばっかりの相手のことなんて、把握してるわけないじゃない」
望みはあっさりと潰えた。予測の範囲内ではあるが。

以上の経緯を経て、フォルテッシモことリィ舞阪が、レイン・オン・フライディこと九連内朱巳と同じテーブルに付き、
遅めにして軽めの昼食を摂っているわけである。
ルームサービスを頼むか、ホテル内のレストランに行くという選択肢もあったが、敢えてffはそれを選ばなかった。
ffは焦っていなかった。もしかしたら向こうから接触をしてくるかもしれない。彼は三日間だけホテルでそれを待つ
ことにした。己に忠誠を誓った下僕であるモータル・ジムにもそう伝えてある。
「わかりたくもねーよ、お前の魅力なんざ」
ガキ扱いされたことに関してはスルーした。その程度のことを気にしていたら、この女と会話が成立しない。
「そうやって拗ねるのがガキの証拠だってのよ」
あからさまに挑発的だが無視しようと自分を戒める。相手のペースにのってはいけない。
357 ◆lQ0GSj49/k :2006/01/17(火) 19:08:40 ID:/2Y/1hoY
できたところまで投下。タイトルに特に意味はないです。
ではこれで。
358名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 15:06:20 ID:qGLVZMpA
だったらいっそ上条さん女体化で♂化した小萌先生やビリビリあたりとなんて
どうよとか思ってしまった俺は終わってますか?
359名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 20:09:25 ID:1FyZgbgt
それだと1万人ミサカ(弟)からマジ輪姦ですか・・・
360名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 00:09:25 ID:26ZViXMh
>>357
GJ!!!!
なかなか引き込まれるものがあるがブギーポップは読んでから何年も経っているので
記憶がおぼろげだ。
九連内朱巳は好きなキャラだ。エロパートに激しく期待している。
361名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 13:20:28 ID:iuvRh/Xu
半分の月が昇る空のSSってここですか?
362名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 23:15:47 ID:T1U8AhS9
>>361
ここでよいかと

期待しますよ
363名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 00:01:06 ID:CY3q6yuS
ワクテカ
364 躁だぜ…… !:2006/01/23(月) 04:43:01 ID:rct9I8vc
さてオラァ!流れ読まずにお稲荷さまの昇×槐だ!
本スレのやつらが感度のいいデムパいっぱい飛ばしてやがったからすっかりやられちまったよ!感謝!
なにぶんこれでSS作ったのが2回目だからよ!あんま期待すんなよ!
ちなみに以前クー×昇モノを書いたのも俺だ!反省してないぜぇぇぇぇぇ!
なんか題名とかつけるんなら
「昇とカタマリサさま」で!
じゃあ投下する!
365 躁だぜ…… !:2006/01/23(月) 04:43:33 ID:rct9I8vc
教会の一室、一人の修道士の姿をした男が華やかな雰囲気の妙齢の女性となにやら話し込んでいる
「御頭様、マズイですよぉ。当主様、怒ってますよ絶対」
その男は大柄ながら、体格に見合わぬビクついた態度で女性に言った
「それは、好かれるはずは無いでしょう。誘拐同然で連れて来たのですから」
大して女性の方は、毅然とした態度で話を進める。が、こちらも何か後ろめたさを感じている様だ。
「ただ『びゃっき』を返してもらう交渉をするだけなら、普通に話し合えばよかったんじゃないですか?
三槌の当主どのには空幻狐やら恵比寿やら六瓢やら、トンでもないのがついてるんですよ?」
「こちらには本人を傷付ける意志も必要も無いのですから何も問題は無いでしょう!」
半ば懇願するような男の言葉に、思わず声を荒げて反論する女性。
しかし、
「いやいや、それが当主どのに直接伝わっていなければ同じことですって。
実際、さっき朝ゴハン持って行ったときスゴイ顔してましたよ〜?」
「それは……、ネットで色々買ったからお金が無くて給食みたいなメニューだったから……」
顔色が変わる。
「それに、何か大事な用事があるみたいなこと言ってましたし」
「でも!ラブレターを装った手紙にホイホイ釣られて来たのでしょう!?」
「その後に済ませるつもりだったのかもしれませんね」
「……っ」
俯いて唇を噛み締める。
「それに、『誘拐同然で』って御頭様もさっき自分で言ってたじゃないですか。
そんなことされて喜ぶ性癖の人は、あの年頃ではなかなかいないですよ?」
「うぅぅ…」
見る間に圧力を失って行く。
あの少年、高上昇を誘拐したのは、止むにやまれぬ事情があってのことだ。
しかし、いくら一族のためという大儀があったとしても、彼女、鬼の頭首である槐(えんじゅ)は、根は『いい人』
なので、どうしても悪役に徹しきれないのだ。そこが彼女が慕われる理由でもあるのだが。
さらに畳み掛けるように話は展開する。
「大体、うまく当主様と『びゃっき』を交換できたとして、そのときに恨みでも持たれていたら、最悪、交換した後に
天狐や土地神にヒドイ目に」
が、そこまで言ったとき

『バン!!!!』

「あぁ、もう!わかりました!ならば私が直接当主様とお話しをしてきます!
我々が危害を加えるつもりが無いというのを認識していただいた上でここに留まっていただきます!それで文句は無いですね!?」
机を叩いて槐が立ち上がった。
「えぇ、まぁ、そうです、ハイ……」
気圧される男を尻目に、槐は頬を膨らませて昇の監禁されている部屋へと向かった。




366 躁だぜ…… !:2006/01/23(月) 04:44:05 ID:rct9I8vc
(勢い余って飛び出してきてしまったけれど、どうすればいいのでしょうか)
部屋に向かう途中、槐は必死になって考えた。
先の話の内容から、三槌の当主殿の機嫌が思わしくないということはわかった。
しかし、だからといってまともに部屋を訪ねて行って猜疑心を煽るような真似だけは避けなければならない。
(何か良い案は……ッ!)
と、その時。以前暇つぶしに見ていたローカル局のアニメ放送と、それを見た部下達のフニャりとした顔を思い出した。

『ダーリン!!浮気はダメだっちゃ!』
『いいっすねぇ……』
『あぁ……、コトバに表せないくらい、イイ……』

もし、仮にあの状況を再現できれば。
ご機嫌もキレイさっぱり元通り?

(いえ、でも、アレは何か常識の範疇を越えているというか明らかに妙で、その、
でもアレを見たときの反応は……う、うぅぅぅぅぅぅぅぅ!)
顔を真っ赤に染め上げて頭を抱える。
(けれどあの姿でなら説得どころか篭絡することすら出来るのでは。
それに、その、言ってはなんですが当主様は私好みの結構カワイイお顔を……)
と、炎上しそうな頭の中で必死に考えながら身悶えした後、
槐は何かを決意した面持ちで自室に向かった。
367 躁だぜ…… !:2006/01/23(月) 04:44:38 ID:rct9I8vc
「ハァ……」
悲しき高校生、高上昇は自分の境遇を改めて考え直し、深いため息をついた。
夏休みに田舎へ帰って奇妙な体験をしてからというものの、彼の周りでは騒動が絶えなかった。
あの時から一緒に暮らしている二人は、確実に家計にダメージを与え始めていたし、
大ばば様から自分が当主であることを言い渡されてからは、彼自身が狙われるようなこともあった。
そして今回はコレ、疑う余地も無く誘拐である。
「命まで獲られることは無いだろうけどなぁ」
しかし、もうかなり耐性が出来ているためか、極めて冷静な判断を下す。
そして冷静でいられることに気付いてまたため息をついた。
「佐倉……結局ほっぽり出してきちゃったからなぁ。怒ってないと良いけど」

『あのー、当主様?少しお話があるんですが』

と、扉の向こうから先ほど応対に来た男とは違う、柔らかな声が響いた。
その瞬間、抵抗のポーズを示すために先ほどまでしていた無愛想な表情を作る。
「……どうぞ」
ガチャ、と扉が開いて、一人の美しい女性が入ってきた。

が、
その女性は明らかに面積の足りない服装をしていて。
が、が、
その服、というか布、はトラ柄の模様のビキニというやつで。
が、が、が、
おまけに何を思ったか頭につけたカチューシャには、『ピョコン』と可愛らしく2本の角が突き出ていて、

つまるところ、完全に某電撃鬼娘の格好でそこに立っていた。

「な、なな、な!…えェェェェ!?」
「その!言いたいことは分かるのですけれど!少し、少しで良いのです!話を聞いていただけませんか!」
368 躁だぜ…… !:2006/01/23(月) 04:45:09 ID:rct9I8vc
「つまり、ウチにいる『シロちゃん』が『びゃっき』で、何とかあの子を渡してもらえないかってこと?」
「はい、そうなります」
衝撃的なファーストコンタクトから十分ほどして、大まかな事情の説明が終わった。
今現在、高上家にいる『シロちゃん』はもともと彼女達、鬼の所へ届けられるはずだったが、何の手違いか高上家へ誤って『配送』されてきたらしい。
そして、鬼の地位をこれ以上失墜させないためにも、どうしても『シロちゃん』もとい『びゃっき』が必要らしいのだが、その辺りのくだりは昇には良く分からなかった。
しかし、どうやら彼女(槐{えんじゅ}さんというらしい)が嘘をついているとも思えないほど真剣なので、昇はそれを素直に信じることにした。
だが……
「一つ、質問があるんですけど」
ここにきて
「何でしょうか?」
「その格好は何の冗談すか?」
昇は当たり前の疑問を口にした。
「え、あ、コレは、その、これなら当主様もこちらの話を聞いて下さるんじゃないかと」
入ってきた時以上に顔を真っ赤にして、しどろもどろに弁明する槐。
「……どんな『当主様』ですか俺は」
頭痛をこらえるようにして言葉を搾り出す。
「え!?ですけれど男の方はこういう格好がお好きなのではないのですか?」
「それは、まぁ、嫌いじゃないですけど」
「や、やっぱり、こういうのがお好き…なんですか?」
言ってしまってから気付く。
(な、ななな何言ってるんだろう俺は!?)
こちらも顔を真っ赤にして慌てふためく。
お互いに顔を真っ赤に染め、てうつむき、その場に気まずい空気が流れる。

むニュん

「!!??」
と、昇の頭がなにか柔らかいモノで包まれた。
「ちょ、槐さん!?何をモガふァ」
「その、と、当主様がお好きなのでしたら!」
「???」
「その、えと、……ぅ〜〜〜〜〜!!」
声にならない声と共に、より強く締め付けられる。
(マズイって!ビキニ!ビキニだから生肌が!というか生胸が!顔に!)
サラサラの肌ざわりのとても柔らかいモノが自分の顔を挟み込んでいる、というよりもうずめている。
この夢のように異常な状況に、現役高校生の思考と理性は一気に吹っ飛んでしまった。

369 躁だぜ…… !:2006/01/23(月) 04:45:40 ID:rct9I8vc
理性の吹き飛ぶ音がしてから、どうなったかの詳しい記憶は昇には無かった。が、
「ん、ふぅ…、は、ンむ」
気付けば、槐の唇が自分のそれにぴったりと、まるで貝殻のように密着させられ、
そこから彼女の舌が唇を割って自分の口内を蹂躙していた。
ねっとりと、口の中であってもそれが感じられるほどに密度が濃く淫靡な舌遣いに、昇は半ば惚けた表情でされるがままになっていた。
「ちゅ、くちュ、チゅ、ピチャ……んんっ、」
と、槐はわざといやらしい水音を立てるように、唇を少し離して舌だけで行為を再開した。
いつの間にか昇自身のクチからも舌が伸び、槐のそれと絡まりあっている。
そして、また、密着。
「はン、ん、んぅん」
今度は昇も能動的に舌を動かす。歯肉から始まって、ほおの内側を粘膜をまるで味わうようにしてゆっくりと擦り、
互いの舌を交じり合わせる。
彼女の上あごを口の中から優しく撫で、入ってきた下を甘く噛む。
少しだけ粘度の違う彼女の唾液が、口の中に流れ込んでくるのが分かる。
しかしそれも束の間、すぐにどちらのもなのかわからないほどに混ざり合い、それを嚥下する。
『こくん』、と槐が同じように唾液を飲み込む。その喉の動き、喉の小さな隆起が音に合わせて下に降りていく様は
彼女の中に自分から分泌されたものが入っていく、そんなことを強調しているようにも思えて、動きを加速させる。
「ん、……はァっ」
と、半ばで槐が顔を離す。粘ついた糸が口唇の間を渡り、舌を出して槐がそれを舐め取る。
その目はまるで熱があるかのように潤んで、けれど真っ直ぐに昇を見つめていて、恐らく昇も同じような目をしていた。
槐は何も言わずに昇の首に腕を回して、昇は何も言わずに槐の胸に優しく手を伸ばして、
槐は何も言わずに昇の体を引き倒して、昇は何も言わずに覆い被さり、そのままぎこちなく手を動かした。
370 躁だぜ…… !:2006/01/23(月) 04:46:24 ID:rct9I8vc
部屋のベッドに倒れこみ、槐の付けているトラ柄のビキニを上に半分ほどずらす。
先程まで自分の頭を包んでいた双丘、まるで手の熱で溶けてしまいそうな程柔らかなそれが露わにる。
その一瞬、少し驚いたような顔になる槐だったが、すぐに慈愛に満ちた柔らかい笑みを浮かべる。
「良い、ですよ?触ってみますか?」
「……はい」
少し、遠慮がちに指先を沈めてみる。
「んっ、」
槐は驚くほど簡単に声を漏らした。
それを受けて、少し大胆に胸を揉みしだく。指のスキマから肉がはみ出すほどにボリュームのあるそれ、
(ここ、気持ちいいって聞くけど)
その、ピンク色の先端を指で軽く押す。
「はァん!や、とうしゅ、さま、ソコ、んんっ!」
(やっぱり気持ちいいのかな?なら……)
軽く口に含んで舌で転がし、それを軽く、前歯でこそぐように噛む。
「きゃゥん!は、あっぁ!」
ビクン、と体を跳ね上げて嬌声を上げる様子がたまらなく愛しく映り、片方を胸、もう片方を腰に回して行為に没頭する。
「くちゅ、ちュん、ちゅ、―――槐さん、感じやすい、ですか?」
「あっ、ぁ、んぅ、ん!や、めぇそんな、こと、いわらいれぇ……ん、きゃぁぅッ!」
と、しばらく胸に顔を埋める間に、腰に回した手が手持ち無沙汰なように思えてきた。

「槐さん」
吐息のかかる距離まで顔を近づける。
「は、ぁ、ンぅ―――?」
まるっきり熱に浮かされた顔で、小首をかしげる。
「いい、ですか?」
何がいいか、とは聞かない。
何をするのか、とも問い返さない。
けれども彼女は、先にみせた慈母のような微笑を見せて、ゆっくりと頷いた。
371 躁だぜ…… !:2006/01/23(月) 04:46:57 ID:rct9I8vc
片腕を背中に回し、しっかりとその細い体を固定すると、昇は彼女の下半身に手を伸ばした。
胸からゆっくりと、撫でるように指を這わせ、トラパンのゴムにあたる部分の少し上、
下腹部の辺りで指を止める。
(ここから先が、女の人の……)
意を決して、パンツの中に指を差し入れる。
「ん、やぁ…!」
高揚した体温が保温されて生暖かいそこは、既に汗と愛液でじっとりとしていた。
(うわ……すごい、濡れてる)
中指で筋目を探り当て、ソコに沿うようにそのまま指を這わせ、下部まで進む。
それに合わせて密着した槐の鼓動が速くなっていくのが胸越しにわかる。
(こうしてる抱き合ってると、まるで一つになってるみたいだ)
くチュ、と粘度の高い音をたてて槐のそこを弄ぶ。
「と、当主、さまぁ……意地悪なさらないでください」
その言葉で、余計なことが頭から立ち消えて、単純な、ごくごく純粋な気持ちが浮かび上がる。

(気持ちよく、なって欲しい……)

(もっと、一つになりたい……)

「槐さん……入れ、ます」
そう言うと、脱がす間ももどかしいといわんばかりに
スパッツ地の下着を少しだけずらして、
槐の柔らかく湿ったそこに自分のモノを押し当てた。
372 躁だぜ…… !:2006/01/23(月) 04:48:32 ID:rct9I8vc
柔らかく濡れぼそり、とろとろと愛液を垂らすソコ。
ゆっくりと腰を沈め、肉の感覚に先端を飲み込まれる。
(うわ、すごい……気持ちいい)
「ぁ、ぁ、あ、〜〜〜〜ッ!キ、ついッ、です!とうしゅさm!?」
唇で強引に嬌声をふさぎ、またも口の中を蹂躙する。
「む〜〜!ん〜〜!」
その間にも昇の先端は徐々に彼女の中に飲み込まれ、半ばまで肉壷の中に埋まっている。
と、何か、柔らかく強靭な抵抗を先端に感じ、昇はやっと槐の唇を開放する。
「あの……もしかして槐さん、」
「ぅぁ、は、い…」
口元に手を当てて、恥ずかしげに答える。
「良いんですか?その、ここまで来て言うのもなんですけど、俺のことが好きなわけじゃn」
ぴし、と人差し指が彼の口を閉じる。
「んぅ、仰らないでください。……そもそも、好きでもない相手、に、ここまで許したりしませんわ」
涙目で、それでも微笑んでの彼女の言葉に迷いを断ち切る。
「それじゃあ、行きます」
ず、
ゆっくりと
ズぬ、
余計な痛みを与えぬように最新注意を払って
ミチ…ミ゛チミ゛チミ゛チミチッ!!
槐の膜を突き破った。

「―――やぁぁぁッッ!!!!!!!」
一瞬ビクン、と痙攣して、
背中に傷が出来るほど強く槐は昇を抱き締めた。
「大丈夫ですか!?」
「―――!!大、丈夫、です。でも、ちょっと、待ってください、ね」
荒い呼吸を徐々に整えつつ言う。
それから数十秒の間隙の後
「は、はァ―――、ん、くぅ〜〜〜!……動いて、みて、ください」
遠慮がちに腰を動かす。
「くぅん!あ、は、ぁう…」
先程の痛みをほとんど感じさせること無く、声色が湿っていく。
その淫らな声に触発されて腰を動かすスピードも上がる。
「ん!きゃうん!は、あ、とうしゅ、さまぁ。きもち、いい……うぅんッ!」
槐自身も腰を動かし、昇りつめた表情になってゆく。
「きゃ、ん♪は!もっと、もっとぉ♪」
口の端から淫らに涎を垂らして叫ぶ。
「っっっ!槐さん!もう、俺!」
ドクン、ドクン!ドクン!
「んぁぁぁぁぁ!とうしゅさまぁぁぁぁ!!」

二人はほぼ同時に絶頂を迎えた



373 躁だぜ…… !:2006/01/23(月) 04:49:38 ID:rct9I8vc
事件は結局その後、『保管係』にシロちゃんが預けられるということで終結し、またいつもの日常が戻ってきた。
「ねぇ、高上」
「ん?何?」
「さっきから背中かいてるけど、虫刺され?」
「あー、まぁ……そんなトコ、かな?」
「じゃ、じゃあ!クスリ!薬塗ってあげる!」
「や!イイって!恥ずかしいし!」
「遠慮すんなよ高上〜、せっかく佐倉が優しくしてくれるんだからさ〜」
「そうだぞ高上!据え膳喰わぬは男の恥だ!」
「意味が微妙に違うって!」
「いいから、ホラ!背中をご開帳〜ぅ……」
「お前、コレ……引っかき傷?」
「ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━(  ゚)━(   )━(゚;  )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!」
「あ、ち、違うんだってコレはぁ!」
「そんな……階段上るスピードが…・・・『また世界を縮めてしまった』とでも言うつもりか貴様ァ!!」
「据え膳、もう食器まで洗っちまってたのか」
「……(´;ω;`)」
「あ、ちょっと待てって!佐倉!さくらぁぁー!」
374欝だわ…… :2006/01/23(月) 04:53:23 ID:rct9I8vc
さーて!深夜にテンションに任せて一気に書いたから色々まずいところあるかも!
それは謝る!
あと、エロいとこまでの導入とか無理なんで!ごめん!
三点リーダ使いすぎ?スマン!

……いや、本当にごめんな?スマン。あー、ダメだ。何やってんだろう俺。
はー、駄目だ駄目だ駄目だ。もういいわ。吊ってくるノシ
375名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 08:51:04 ID:J4v1yPPX
ageてみる
376名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 09:31:09 ID:DV2/NBGp
とりあえず乙。
俺は稲荷読んでないので内容のコメントは出来ないが。
あんま自分を卑下しすぎるのは止めたほうがいいよ。

このスレって、投下してくれたSSに対して、該当する作品読んでないと反応できないのが難だね。
読んだ人のレスがつかないまま別の話題振られるとスルーされたみたいに感じるかもしれないし。
職人さんはそこのところを踏まえて投下しないといかんのかもね。

377名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 15:21:36 ID:boNsk/nW
焦りっぷりにちょっとワロスw

初めてとかだと自己嫌悪もあるかもしれんが
その辺は慣れだから気にするな
反省は心の中と控え室だけにしておけww

個人的には後日談に笑えたんで地の文が欲しかった
いやでもGJだ
378クライ蟻:2006/01/24(火) 02:51:54 ID:bnHaDivW
はじめまして  クライ蟻です。

ライトノベルキャラのスレで出ていない ドラ○ンパーティーの鬼畜調教的陵辱SSをリクエストします。
誰か余裕のある方 お願いしますm(_|_)m
(主な受けキャラは リューもしくは真魚で)
>356
「で、これからどうするの?」
支払いを済ませて店を出る。ぶらぶらと当てもなく歩くffの背中にレインが問う。
監視の任務がある以上こちらの行動に目を光らせるのは当然だが、予定を尋
ねるのはいいのだろうか。そんなことを思う。
「適当に時間潰してから戻るから、お前はホテルで待機してろ」
「それじゃ任務が果たせなくなるけど」
「ちゃんとホテルには戻るから、別に構わんだろうが」
「私も一緒に連れて行きなさい。そちらの行動には干渉しないから」
もう充分干渉してると思うが、という言葉は飲み込む。
束の間思案する。この女に付きまとわれるのは御免蒙りたい。
結論。逃げるか。
次の瞬間、彼は跳躍する。その際、前後の空気抵抗を『空間を切り裂く能力』
で切り裂き、ロケットの如く地上から自身の身体を発射したのだ。


突然、ポンという音がしたと思ったらffの姿が消えていた。音より速く飛び出した
ので消される間もなかったのだが、レインの知る由もない。
ただ、これがあの男の能力の仕業だということは推察できた。
「やれやれ、人間離れに磨きをかけてどうするんだか」
肩を竦める。絶対的な力を持ちながら、肝心の中身を持たぬが故に、何かを求め
彷徨い、迷子のようにうろうろしているあの男。だが。
「前会ったときよりはマシになってるみたいだけど」
一旦ホテルへ戻るべく歩きながらそんなことを呟く。
(例のビートの件で何か掴んだのかしら)
外見的な変化はなくとも、内側から生じた何らかの変化を、レインはその人並み
はずれた洞察力で察知していた。
(ま、あの性格は死んでも直りそうに無いけど)
そんなことを思う。実際はこちらもこんな任務をしている余裕はないのだが。
自分の部下であり、友人でもあるラウンダバウト。間接的な情報ばかり錯綜し、彼女が
現在どんな状況にあるのか、正確には掴めていない。
あの炎の魔女が絡んだ何かが起こっている。それだけは確かなのだが。
待つしかできないってのも辛いものだ。そんな風に思う。
だからあの男をからかって、この件に関することから一時的に思考停止していたのだが
もう少しだけレインは待つことにした。
こちらから動くのは危険。好機の到来を――事態の流れを読み、そこで最適な行動する
機会を辛抱強く待ち、そして、その時が来たら迅速に行動する。
そうすることで、今まで生きながらえてきたのだから。

>379
時間を潰すのが下手だな、と我ながら思う。統和機構に拾われてからずっと
任務に次ぐ任務をこなす日々が続いた。その弊害なのか、自由な時間の使い方
が彼にはわからなかった、
(こうやって無目的に散歩するのは久しぶりだな)
食事を終えたばかりなので、クレープ屋へ行く気も起こらない。
あの《死神》を探すにしても、本腰を入れて取り掛からないと
不可能だろう。第一、あの帽子野郎に対する感情も、未だに不明瞭なままなので、
出会えたとしても戦う気にはならないだろう。
いや、そもそもいつもなら強そうな奴を探して喧嘩を売りにいくのが本来の彼
なのだが――
何かが変わったのだと自分でも思う。だが何が変わったのかがわからない。
「なんなんだろうな・・・」
ぼんやり呟くと、
゛暇そうだな、フォルテッシモ゛
胸のうちに、癇に触る声が響く。もうffは理解しているが、この声は音波ではなく、
思念の声とも言うべき声なのだ。ffにしか聞こえず、しかし、この声の主はffの心
を読んでいるわけではない。声に出して意思を伝えねば、この声の主はffとコミュ
ニケーションできないのだ。
「なんか用か」
素っ気無く呟く。周りの空間は断絶で遮っているので、人ごみの中で会話しても
変な眼で見られずに済む。
゛別に用はねぇけどよ゛
「じゃあ黙ってろ」
一方的に会話を打ち切り、当面の時間潰しを探す。
本屋、ゲームセンター、映画・・・
「最近見てないしな」
何が上映しているのはわからないが、時間潰しにはなるだろう。
とりあえず映画を観に行くことにした。
>380
「遅かったわね、何してたのか訊いていい?」
午後六時を半分過ぎたころ、ffはホテルに戻ってきた。
「映画を観てきた」
彼は事実だけ述べるに留めた。彼が観たのは恋愛映画であった。
「ふーん、面白かった?」
「毒にも薬にもならなかったな」
観終わった後、表現しがたいやるせなさに襲われたffは、クレープ屋で
食えるだけのクレープを食い尽くし、そのあとはぼんやりと過ごしたのだ。
それよりも当面言わねばならぬことがある。
「貴様、監視するのは構わんが、部屋は別にしてほしいが」
「あら、あんた緊張してる?取って食いやしないから安心しなさい。」
意地悪げにクスクスと笑う。
「そういう問題じゃない。まさか寝室までついてくる気か?」
「勿論、そうじゃないと監視の意味ないもの」
「冗談だろ?つーか冗談だよな。冗談だと言ってくれ頼むから」
この女に下された任務は監視ではなく、嫌がらせではないだろうか。
一瞬そんな馬鹿な考えが浮かんだ。いや、ただこちらをいじって遊んでいるだけだ。
「ベッドは別々だから問題ないでしょ」
どうやら本気らしい。
「まあ、お望みとあれば夜伽でもして差し上げるけど」
けらけらと、笑いながらそんなことを言うレインに頭を抱えたくなった。
「悪夢だ・・・」

>381
ホテル内の高級中華料理屋で夕食を終えた二人は、就寝までの暇な時間を過ごしていた。
この時点で、幾らなんでもおかしいとffは感じていた。
任務が、ではなくレインの態度が、だ。どうにも、違和感がある。
食事中でもくだらないことを言い、こちらのペースを狂わせ、美味しいはずの料理が
素直に楽しめなかった。それなりに長いと言える付き合いの中で、この女の性格は承知している。
だから、そんな彼女の態度は不自然ではないと判断できる。
だが、もっと深い部分で違和感を感じている自分がいるのだ。
「貴様・・・」
何かを言おうとするが、言葉にならない。
「何よ」
大画面でドラマを見ているレインが、気もそぞろに応じる。
やはりおかしい。この女は泰然としているように見えて、その実、いつも周囲への警戒を怠っていない。
緊張もしていないが油断もしない、大胆不敵に見えて、あらゆる物事に対して、常に繊細な観察眼を
注いでいる、そんな女なのだ。
敵ではないにしろ、仲良しとは決して言えないffに、こんな無防備な態度を晒しているのが普通では
考えられない。
「何かあったのか?」
結局、直接的に問うしかない。この女と違って口先での駆け引きは苦手なのだ。
「何って何よ?」
返事に不審な点はなかった。返事が1拍以上遅れたり、声が上擦っていたり、或いは肩がピクンと
震えたりしていれば、いよいよ何かがあったと確信できるのだが。
「どうも貴様の様子がおかしいものでな。何か隠し事でもあるのかと思っただけだ」
こちらも泰然とした態度を装いながら、会話を続ける。もう少し踏み込んでみるとしよう。
どういう対応をされようが、それによってこちらの心が傷つくことはありえない。
「隠し事ならいくつでもあるわよ。相変わらず馬鹿ね、アンタ」
いつもと変わらないように思える態度の中から、いつもと違うものを探す。
「そういうことを言ってるわけじゃない。はぐらかすなよ」
直線的に、挑戦的に、どこまでも前へ。
レインの視線がこちらを見た。その眼光が示すものは――焦燥か?
「やけに絡むわね」
「貴様こそ、やけに余裕がないようだが」
真っ向から視線を受け止める。
逸らさない。先に逸らしたほうが負けだという共通の認識があるからだ。
沈黙。重くて冷たい沈黙が、二人に圧し掛かる。
「あんたに・・・・」
やがて、彼女が言う。
「あんたに何がわかるって言うのよ、この私のことが・・・」
重々しく吐き出された言葉。その言葉に込められた想い。ffに対する敵意だ。
「貴様のことなどわかるはずもない」
それを真っ向から跳ね返す。言いながら、手を伸ばした。
「だがな、そんな泣きそうな顔で俺の傍に張り付かれるのは、甚だ不愉快だ」
指先が、彼女の頬に触れた。彼女は抵抗を示そうとはしなかった。
いつの間にか彼女は、まるで泣くのを我慢している様な顔をしていた。
理由は知らない。ただ、そんな顔はしてほしくない。似合わないから。
思わず、手を差し伸べてしまうほどに、彼女はらしくなかった。
383 ◆lQ0GSj49/k :2006/01/24(火) 19:00:12 ID:8rlanNwL
今回はここまで。
想像以上に難しいです。次はエロパートの予定。
384名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 22:47:31 ID:2khTbegc
>>383
乙です

>エロパート
 
    ( *゚∀゚)
グググッ "⊂ノ
  待機中
>382
恋愛。およそ自分に相応しくない単語ではある。
だが、例え普通ではない――世界の裏側に関わるような――生活をしていても、
人間である限り、誰かを好きになったり嫌いになったりするのは当然だし、
彼も当然例外ではない。
かつて相棒だったユージンという合成人間がいるが、彼は彼のことが好きだった。
それは恋愛と呼べるような代物ではなかったし、向こうにその好意が
届いていたとも思えない。
結局のところ、誰かを好きになることはあるが、恋愛をしたことはないのだ。
そんなことをするよりは、自分と対等に戦える相手を探す方が、
彼にとっては最優先事項であったというのもある。
だが、性交の経験がないということではない。
任務の与えられていないffに、勝手にうろつかれない様に、
暇潰しの相手として派遣された女性なら何人か抱いたことがある。
それは何も知らない端末だったり、重要度の低い女性の合成人間だったりする。


埋れてしまいそうな位柔らかなベッドに、レインを横たわらせる。
彼女は何も言わなかった。
どうやって彼が彼女を口説いてこの状況にまで持ち込んだのか。
それは二人だけの秘密である。ただひとつ確かなのは、気持ちが
通じ合ってこの状況に至っているというわけではない、という事だ。
始める前にレインは言った。
「キスだけはしないで、他のことならいいけど」
ffは了承した。気持ちが通じ合っているわけでは決してなく、
この女が好きだから抱くわけではないのだから。
首筋に舌を這わせて、反応を確かめるようにゆっくりと行為を開始する。
「あっ……」
吐息の様な声が唇から漏れる。
服の上から形を確かめるようにその身体に触れて、その輪郭をなぞる。
「くっ……」
愛撫というには程遠い触れ方に、レインは眉を顰めた。
唇を噛んで声が漏れないように。
何ゆえ少女はかくも我が強いのか。
殆ど根拠というものがないその強さ、その不遜さ。
初対面の頃からそうだった。
「あ」
彼は思い出したように、いつもぶら下げているエジプト十字架を外し、
ベッドの端へ放った。その際、下卑た笑い声が聞こえたが、
聞かなかったことにする。
彼は表情を変えず、彼女の思ったより柔らかくしなやかな身体に触れ続ける。

>385
そんな様子をもどかしく感じていたのはレインの方である。
この自己中心的な男が、どんな風に女を抱くのか。
多少興味のある事柄であったが、まさか自分で直接確かめるとき
が来るとは流石に予想していなかった。
彼の触れ方は優しくは無いが乱暴でもなかった。
少しずつ触れて、衣服を剥ぎ取り、反応を確かめるように触れる。
首筋に唇が触れて、背筋がぞくぞくする。
ちろりと舐めて反応を伺っている。
少なくとも、独り善がりの愛撫をする気配は今のところない。
と、彼の唇が首筋を通過して、胸の頂点に触れた。
「ふっ……うっ…」
零れ落ちそうな喘ぎを、口の中で噛み殺す。
気持ちが通じてなくとも、この男に対する嫌悪はない。
だから声を出してもいいのだが、やはり癪に障る。
彼もそのことに対して何も言わない。
ただ、この男の端正と呼べる顔に、時折翳りのようなものが
浮かんで消えるのが気になった。
だが、そのことについて言及はしない。
睦言すらなく、ただ何かの儀式のように二人は交じり合う。


この女の歳はいくつだろうな。ふとそんなことを思った。
自分より二つか三つは上だろうとは思う。
身長は向こうの方が上なのがカッコつかないな、などと暢気なことも
考えたりする。身長160cmほどの自分より背の低い女を抱いたことは
一度もない。そして、彼に幼女趣味はなかった。
唇を肌を押し付け、微かに跳ねようとする身体を両腕で押さえ込む。
「ふぅっ、くっ、あっ…んん…」
どうも、向こうも喘ぎが堪えきれなくなりつつあるらしい。
気持ちが通じてなくとも、一度官能の炎に包まれれば、お互いに快楽は得られる。
過去の経験からそれを理解していたffは、彼女の身体に火をつけて、
焦らずそれを炎に育て上げようとした。
好きではなく嫌いではなく、だが愛してもいないし憎んでもいない。
そんな相手でも、どうせ抱くならお互いに気持ち良い方がいいだろう。
意外とボリュームのある乳房を掌に包み、優しく繊細な手つきで揉む。
「ん、んん、んぅ……ふぁ……」
かりっと、自分の指を噛んで、堪えている。堪えようとしている。
吐息が荒くなりつつある。瞳も潤んできた。
我慢するな、とは言わなかった。この女の意地の張り方は尋常ではない。
強引に暴いて晒すより、少しずつ鎧を溶かす方が疲れなくてすむ。
残っていた下着を抜き取り、全裸にする。
太股を閉じるが、彼は焦らず太股を撫で回して、その感触を愉しんだ。
387 ◆lQ0GSj49/k :2006/01/27(金) 19:52:08 ID:d0+Gvm06
SSは結構書いてるけどエロが薄くなりがちなのが問題
なのですが。今日はここまで。
388名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 22:41:20 ID:Eblq9ITk
>>387
乙かれさまです。

> エロが薄くなりがちなのが問題
いやいや、エロいですよ。>あなたw

つづき楽しみにしてますよ。
389名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 21:18:55 ID:Cvy82l7q
   ( *゚∀゚)
グググッ "⊂ノ
まだまだ待機中
390名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 21:57:10 ID:ST3S8j4A
誰か小川一水作品を・・・。
391名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 00:03:28 ID:FoXprgjL
>>390
アースガードしか読んだことがないからアレですよ
おおおおおおとこ、、、、どう、、s・・・・・


へんじがない ただのしかばねのようだ
392名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 23:31:12 ID:1xKogMtz
age
>386

何かが変わったのだと自分でも思う。
イナズマとの二度に渡る闘いの後、何かが変わったのだ。
それが何なのか、冷静に考えを巡らせてみても、言葉には出来なかった。
そして、ビートとのカーメンを巡る戦いの果てに、自分はまだ知らぬ何かを
探すことを自分に課したのだ。
そして今、この女を抱いている。
愛情でもなく欲望でもない、自分でも理解できない何かのために。

彼の抱き方は、冷静であった。触り方も欲望に突き動かされた動作
ではなく、マニュアルで決められた手順を、的確になぞっているという
感じがある。そのくせ、わざとポイントをずらした部分を責めて焦らす
のが、癪に障った。
「くっ……ふっ、あっ…んむぅ…はっ…」
乳輪を指先でなぞって、焦らすように撫で回して、期待が高まったところで
乳首に触れる。
「ふぁぁ…」
もう、声を堪えるのが辛くなってきている。
冷静ということは、こちらの反応を観察する余裕があるということである。
「ご満悦だな」
その言い方は、或いは彼らしいと言うべきだろうが、何かが違っているような
気もする。何か言い返そうとしたのだが、それより先に首筋を再び襲われた。
チロチロと舌先で舐めまわして、強く吸われる。
「やっ、跡が、残る…」
短く抗議するも、唇は既に耳に移動している。
耳を舐められて、耳たぶを甘く噛まれる。
舐められる音が、思考を犯してゆく。
彼は冷静なままである。
耳を舐めながら、胸への愛撫も怠らない。
やわやわと揉みしだかれ、乳首を擦られる。
「ふっ、やっ、ぁぁ、もう、そんなに…だめっ…」
快楽に溺れる。何もかも忘れて愛撫に身を委ねる。
男に抱かれるのは久しぶりだが、ここまでの快感は絶えて久しかった。
そんなことをしていられる立場ではなかったということもある。
それを差し引いても、この男の愛撫は心地よかった。
心地よいと、感じてしまった。

394 ◆lQ0GSj49/k :2006/02/01(水) 15:24:23 ID:DVM5ttQD
>389
お待たせしました。今回マジで短いです。
いや、ホントに難しいです。
ffはセックスの最中も氷のような平常心を保っているという感じで。
395名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 22:39:15 ID:bnF53wmU
>>394
グッジョブです。
いいですね(*´Д`)ハァハァしますよ。

l \ァ l \ァ…。 
396名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 11:02:13 ID:RBv5gyuN
>390
第六大陸、群青神殿、復活の地、老ヴォールの惑星。
とりあえずどれか選べ。
397名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 01:09:31 ID:KA7q6U4c
それでは第六大陸で。
398名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 08:39:05 ID:vNBKRPFl
そこで「まずは一報ポプラハウスより」を敢えて。
399名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 19:28:59 ID:5lK7s8c9
よし、第六大陸でいろいろ思案してみる。期待せずに気長に待ってくれ。

>398
上記四作以外は読んで無いというオチ。
400名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 21:56:35 ID:KA7q6U4c
ありがとうございます(泣)
401名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 22:10:31 ID:5d8LM6qC
>>398
> そこで「まずは一報ポプラハウスより」を敢えて。

『まずは一報ポプラパレスより』だ!

どっかで新装版出してくんないかなぁ
402名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 21:33:52 ID:5yYL6dph
メデューシンエンド後の、ツンデレなフラニータ
キボン
403名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 14:23:31 ID:I2KsQOLP
タクジャの山鹿×雪奈、影野×皐月って需要少ない?
404名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 23:23:50 ID:zzQzHNKZ
影野×皐月はいらんな。山鹿×雪奈はオリジナルでは進展なさそうなのでキボンヌ。
>394
今時、恋愛感情を否定するのって流行らないわよ。
人間ってのはさ、守るべき相手がいて、初めて強くなれるものなのよ。
結局、あんたには力だけがあって、でもそれを支える理由がないのよ。
要するに、肝心な部分がスカスカなわけ。
わたしに言わせれば、そんな人間は強いとは言えないのよ。
あんたもさ、好きな相手見つけたら?

何時の折だったか、この女にそんなことを言われた事がある。
なんでそんなことに話題が及んだのか、もう覚えていない。
その時、自分はどう答えたのかも覚えていない。
レインの身体は温かくて柔らかかった。
こんな場合においては、普段の折り合いの悪さも気にならない。
耳に舌を這わせて軽く噛む。
首筋をぺろりと舐める。
乳輪を指でなぞって、指の腹で乳首を擦る。
レインは、面白いように反応した。
太股を撫で回して、その感触を愉しむ。
閉じた太股を、少しずつ開かせるように仕向ける。
跳ね回る白い身体の反動は、豪奢なベッドが全部吸収する。
切なげに瞼を閉じて、濡れた吐息を漏らすレインは、正直何処にでもいる
女にしか見えなかった。
或いは、彼女は最初からただの女に過ぎなかったのでは、とも思う。
指先を秘所に伸ばして、しゃり・・・と恥毛に触れる。
指先を下に移動させると、そこは熱く湿っていた。
頃合、だろうか。しかし、何か釈然としなかった。
>405
「朱巳」
初めて彼が、名前を呼んだ。耳元で優しく囁かれた。
「なっ・・・・」
必死にそむけていた顔を、彼に向けてしまった。
腕を首の後ろに回して、逃げられないようにされる。
「キスしようぜ」
いきなり何を言い出すのか。ここまで身体を自由にさせておいて何を
今更と言われるだろうが、人には他人に越えさせてはならない一線というのが
ある。そして今の場合、それがキスなのだ。
「やっ・・・」
抵抗しようにも、首は動かせない。左手は彼の右手が正面から握って
絡んで離せない。右手一本だけでは、体勢的に押しのけることも不可能だ。
「朱巳・・・」
優しく、甘く、彼には似つかわしくない声音で、名前を呼ばれる。
レイン・オン・フライディこと紅連内朱巳は――あっさりと陥落してしまった。

「ん・・・・んっ・・・」
最初は形式どおり、軽く触れ合うだけの口付け。
いつもはこちらを馬鹿にするようなことしか言わない唇も、こうして触れ合う
際になると、柔らかくて愛しく感じる。
舌先を唇の隙間にするりと侵入させる。
「んんっ・・・・んっ・・・・」
レインは――朱巳は拒まず受け入れた。
舌先が触れ合って、その感触が刺激的で官能的だ。
やがて舌先を絡ませあって、舌だけで戯れる
「んっ、ちゅ・・・・ん、ふあっ・・・」
抱きしめて、深く深く口付けをする。
「んっ・・・・んんむっ・・・・ふっ・・・」
何か足りないと思っていたが、やはりこれが必要だったのだと、彼は
自分の行動が正しいことを確信した。
触れ合う舌。唾液を啜りあう。他人の味が官能的で、思考を麻痺させる。
長く長く口づけすると、酸欠で頭の芯がぼーっとする。
堪らない。フォルテッシモことリィ舞阪は、激しく勃起していた。
407 ◆lQ0GSj49/k :2006/02/08(水) 19:10:58 ID:bGVDqTWn
素直にビート×朝子にしておけばよかったかなと思ってます。
もうすぐラストの予定。
408名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 20:20:34 ID:CaTVrZqx
GJ
409名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 20:21:42 ID:CaTVrZqx
gj
410名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 23:36:28 ID:FRN2Z3xp
>>407
いいですね
l \ァ l \ァ…。
エロいですよ>あなたw
411名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 12:09:14 ID:mXImW72q
長文で割り込みます。申し訳ありません。
「とある魔術の禁書目録」7巻から、
神裂火織18歳です。

7巻のオルソラ救出戦のあと、
エピローグ・病室のシーン終了時からの続きとして書いてみました。

長文、本番なし、フェチっぽい、電波は仕様です。
ネタバレ回避やご不要でNG登録される方はタイトルで。
上条当麻、行間を読む。
412『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:13:03 ID:mXImW72q

7巻エピローグ。そのあと。


「それじゃあ、じっくりと治療してもらって、早く帰ってくるんだよ?
 あんまりとうまの帰りが遅いと、薄幸の少女がお腹をすかせて天に召されてしまうかもなんだからね!」

そんざん彼のアタマをその凶器たる歯にて噛みつき倒した後、インデックスは退室した。
ゆっくりして良いのか早く帰らないといけないのか、どっちなんだ、と、彼は突っ込みたかったが、彼女はもう去った後だ。
訳あって自分の部屋に居候している彼女。とりあえず当面は彼女のことを知る担任の教師に世話を頼んだ。
面倒見の良いその教師に頼んでおけば、自分が学生寮に帰ったときに、飢え死にした奇妙な修道服のミイラを目撃することもなくなるだろう。

はぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・。

上条当麻(かみじょうとうま)は、深く、長い溜息を吐いた。

(今回も無事に・・・生きて帰れましたよ。・・・しかし、怪我をするたびに同じ病院に収容されるのは、まぁ仕方がないと譲ったとしても、
 ・・・いつも同じ部屋なのが気にくわねーんだが。まさか今後もこの部屋が上条さんの予約で半年先まで埋まってる、とかないよなぁ?)

彼は頭を振って自分の考えを否定した。これからも怪我で入院が確定なんて、そんな未来は悲しすぎる。





(・・・にしても、あれだなぁ、・・・硬いよなぁ神裂、アタマが。最初の出会い、・・・は、
今の俺の『記憶』にないから、昔の俺が持つ『知識』から察するに、昔っから、ああだったんだろうか)

ふと、上条は、先程自分を見舞いに来てくれた一人の女性のことを考える。

神裂火繊(かんざきかおり)。

まずはその容姿。
丹精に整った顔立ちに黒い髪。
その長い髪は一房のポニーテールに結わえてもまだ腰までかかる。
女性にしては身長も高く、無駄のない筋肉、骨格と、無駄に女性的な胸、尻をしている。
大きな胸のために張り出したTシャツ、そのすそを脇で結んであるから臍が丸見えだし、
左足だけ大胆に付け根からカットしたジーンズなんか穿いてるものだから、きわどいフトモモがまるごと露出している。

これだけ容姿が整い、一見煽情的ともいえる衣服を身にまとっているのだが、
腰から下げた日本刀と本人の持つ堅苦しい気質のため、少しも浮ついた雰囲気はない。

容姿だけでなく、実力・肩書きも凄い。
イギリス清教<必要悪の教会(ネセサリウス)>所属の魔術師。
天草式十字凄教の、元・女教皇。
そして、世界でも数少ない『聖人』、・・・らしい。

詳しい状況を直接見たわけではないのだが、<天使>などという人知を越えた存在と対峙して、
なおかつその、地球規模で破壊的ダメージを与える奴を足止めできてしまう、という、超絶な人物、・・・らしい。
喪失前の記憶を補填するために後から得た知識によると、かつては彼女を前に敵として立ちふさがってしまったらしい。自分が。

(アホじゃなかろうか・・・)

自分が。

413『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:14:14 ID:mXImW72q

それらのトンデモ特長に加えて、本日新たに加わったオドロキ情報。

実年齢18歳。

・・・なんというか。
小学生の頃に、子供料金で電車に乗って駅員に高校生と間違われる神裂や、
中学生の頃に、街でAV女優としてスカウトされそうになる神裂を想像してしまって、
ついほろりと涙がこぼれる。

(しかし、いまさら設定年齢18歳だとか言われてもなぁ。その年であのスタイルは、なんか反則だろ。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・イカン、海で見た全裸、思い出しちまった)

自分の父が関わる海での出来事。そこで上条は半ば不可抗力で、神裂のシャワータイムを目撃した。
そのときに見た彼女の生まれたままの姿は、普段の彼女が胸パッドなどしていないことを確信させた。
青少年には刺激的すぎる思い出だ。鼻血が出てきそうになるのを、首のうしろをとんとん叩いてこらえる。
そしてその全裸記憶を頭から追い出すように、思考を最初に戻す。

(そうだ、神裂はアタマが硬い。こっちは恩を着せるためにやってんじゃねーのに、気難しく考えちゃってさー。
 ・・・・・・でもまー、あの反則ボディにバカ水着を着ていただくってのも、捨てがたかったよなぁ・・・・・・って、やべ)

何のために思考を切り替えたのか。ついついそのバカ水着姿を想像してしまい、また鼻血が出そうになる。

この、とある思春期の青少年・上条当麻は、年上のおねえさんが好みなのだ。
もちろん、同級生や年下の少女のスカートが風で捲れ上がったりすれば、それはもちろん嬉しいし、
その女の子が自分に好意を寄せてくれたりすれば、ますます嬉しい。
ただ、年上、年下、同級生と並んだ三選手に、あえて金銀銅の表彰台に登ってもらうとすれば、
僅差で年上のお姉さんが金メダルを首から提げることになる、というだけのこと。
そしてその金メダルの、年上のお姉さんという枠に神裂火繊はばっちり当てはまる。
彼女はその容姿において、ほぼ完璧に上条の好みに直球ど真ん中。
彼が一人病室に残されて、何もすることがなく、ただボーっとしていると、
どうしても彼女のよからぬ妄想をしてしまうのはある意味仕方がないともいえる。

(あそこで<土御門(あのバカ)>が乱入してこなかったら、神裂はどうするつもりだったんだろ・・・)

もやもやもや・・・・
退屈しのぎに、彼はぼんやりと妄想をはじめた。

以下、青春真っ只中の青少年、上条当麻の妄想である。




414『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:16:28 ID:mXImW72q

こんこん。

「失礼します」

その病室に、神裂火織が入ってきた。見舞いとして購入した、なにやら高級そうな菓子折の袋を手に下げて。

「どうですか、体の具合は」

そういって、この病室唯一の患者・上条当麻に声をかけるが、・・・・・・返事がない。
どうやら屍のように眠っているようだ。
いくら彼女が魔術師で科学に疎いとはいえ、麻酔くらいは知っている。
治療に使用した麻酔がまだ効いているのだろう、と判断した。


彼女が本日ここにきた目的は、当然上条の見舞いである。
そしてそれに加えて、オルソラ・アクィナスの処遇や、
建宮を初めとする天草式十字凄教の面々がどうなったのか、等の報告も兼ねてきた。
この少年ならば、事の顛末を知りたいと思っているはずだ、と確信に近いものを持っていたからだ。

そして、最大の目的。

(また一般人のあなたを巻き込んでしまいました。
 それだけでなく、オルソラや、天草のために尽力してくれた。
 わたしはあなたにどれだけ謝罪と感謝をしなければいけないのか。
 いったいどんな罪滅ぼしと恩返しをしたらいいのか・・・)

ベッドの上で眠る少年の顔を見ながら、立ち尽くす。
暗く沈んだ表情で、右手をこめかみに当てるように、そして前髪を指に絡め、くしゃくしゃ、くしゃくしゃと弄ぶ。
彼女が悩んでいるときの癖だ。

神裂火織は昨夜からずっと悩みっぱなしだった。
その悩みからの解放、自分を導く回答を求めて、この少年に会いにきたのだ。

415『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:18:05 ID:mXImW72q

「上条さ〜ん、お熱を計りにきました〜」

病院の看護士がノックと同時に入室してきた。神裂はそのノックによって、
悩みに引きこもった思考から復帰を果たす。

「あら、お見舞いの方ですね?」

まだ若い看護士は、ベッドの傍らで立ち尽くす神裂を見て、部屋の隅に立てかけてあったパイプ椅子を勧めてくれた。
神裂が律儀に礼を言って、パイプ椅子をベッドの脇まで引きずってきて腰掛ける。
その間も、看護士は手馴れた様子で少年のシャツをはだけて、てきぱきと湿布や包帯を交換し、検温を開始する。

ふと、神裂の視線が少年の胸板を捕らえた。
湿布や包帯など怪我の跡が痛々しい。
神裂の心も痛む。

しかしそれよりも。

少年の、意外にがっしりした『男の肌』に目を奪われた。
自分よりも年下の男の子、という認識ではなく。

自分とは違う、異性の肌。
けっして、スポーツや格闘技のために筋肉が発達したマッチョではない。
だが、男としての力強さが損なわれているわけではない。
そんな、矛盾とバランスの綯い交ぜになった、男の身体。

(・・・これが、・・・上条・・・当麻の・・・からだ・・・)

目がその身体に囚われ、心までもが吸い寄せられる。
彼女が生まれて初めて体験する、『魅せられる』という感覚。

「お姉さんですか?」

(え!?)
416『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:19:44 ID:mXImW72q

看護士の声で我に返り、あわてて視線をそらす。

(わ、私は、何を考えているんですか!? 男性の肌を見て・・・ぼうっとしてしまうなんて)

「あ、違いましたか?」

その看護士、先程は上条の世話をしながらの言葉だったが、今度は振り返り、神裂に向かって会話を続けようとする。

「じゃあ、担任の先生とか」

「い、いえ、そうではありません・・・・・・」

まただ、また年長に見られてしまった・・・と軽く落ち込みながら否定する。
神裂がそんな風に落ち込みながら、看護士に対する無難な答えを求めて戸惑っていると、

「そうか!ごめんなさい、あなた、上条くんの彼女さんなんだ!」

その戸惑いを勘違いして、一人合点した看護士の結論が返ってきた。
神裂の顔が、驚きと、そしてそれ以外の、彼女自身にも解からないなにかによって赤面する。

「なっ!えっ!い、いや、ち、ちが!」

看護士の、確信に満ちた言葉を慌てて否定しようとするが、うまく舌が動いてくれない。
そんな風にどもりながら否定しようとする神裂の反応を、看護士は自分の判断に都合のいいように受け取り、

「大丈夫ですよ、これくらい年の差があっても。いまどきそんなに珍しくありません。お似合いですよ!」

最後にそんな言葉で締めて退室する。

「いや、違うんです!!」

という神裂の言葉は、ドアに遮られて看護士に届かなかった。

417『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:20:30 ID:mXImW72q


(・・・まったく)

人の話を聞かない人間ばかりなのですか、<科学側(こっちのひと)>は、などと少々憤慨して腕を組む。
その、むっとした様子も、さっきの看護士からすれば『照れ隠し』にしか見えないだろう。

(だいたいこの上条当麻にしても。魔術のことは専門に任せて、一般人はおとなしくしていなさいと何度いってもいっこうに聞きはしない。
 そしてそのたびに首を突っ込んで、そのたびに怪我をする。心配する者の身になって考えれば、もう少し自重しても良いでしょうに・・・)

そこまで考えて、表情から憤りが消える。

首を突っ込むような状況に巻き込んだのは、自分たち魔術側の人間。
怪我をさせてしまったのも魔術側の人間。
彼を護りきれなかったのも魔術側の人間。

そして。

オルソラやインデックス、天草、そして自分。
その全てを救い、護るために尽力してくれた。

それらは、本来自分が行うはずだったもので。

組織やしがらみに捕らえられ、自分が望むこと全てを実現できない自分の状況と比べて、この少年は自由にやりたいことをやる。
神裂にとっては、少年のその行動が危なっかしくもあり羨ましくもある。

少なくとも今、自分は彼に文句を言える立場ではない。その文句全ては結局、ふがいない自分に返ってくるからだ。
418『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:21:20 ID:mXImW72q

神裂は落ち込みつつも、ふと小さな物音に気づく。
ベッドに横たわる上条の手が、端からはみ出してだらりと垂れ下がっている。
先程の看護士が世話をした際に、手の置き場所がベッド脇に寄っていたのだろう。
それが手の自重によってベッドからこぼれ出たといったところか。
そのまま放っておくのも忍びない。神裂が、ベッドの中に戻してやるべく彼の手を取ったとき。

瞬間、バチン、という電気ショックにも似た衝撃が体中を走った。

(しまった!これは・・・右手)

神裂が迂闊にも触れてしまった少年の右手には、<幻想殺し(イマジンブレイカー)>という能力が宿っている。
この手に触れた魔術は、例えそれがいかなる術式のものであろうとも例外なく消滅してしまうことを、神裂はようやく思い出した。
今、彼女がその右手に触れたため、彼女が普段からその身に施している天草式の警戒術式が消滅してしまったのだ。

(消滅した術式は、また後でかけ直さなければいけません。私たち魔術師にとっては、なんとも厄介な右手ですね)

しかしその右手は、相手の力をうち消すことはあっても、相手を倒す必殺の毒手というわけではない。
だから一度触れてしまってその効果を受けてしまった後は、それ以上別に気にする必要もなく。
単にこれ以上魔術がらみのものを触れさせなければいいというだけのことで。

(これが上条当麻の右手・・・)

興味の湧いた神裂は、またとない機会を得て、その右手を詳細に観察した。

ひとまず重要な魔術アイテムをその身からはずし、腰から下げていた刀も壁に立てかけておく。
右手に残る細かい傷痕や指紋、手のしわなどが魔術的な術式になっていないか。
肉の付き方や爪の位置、皮膚表面の味やにおいが何かの魔術的シンボリックにかたどられていないか、等々。
身の回りの品々や、普段の仕草などに呪術的意味合いを隠す『天草式』を使う魔術師である彼女は、
そういった一見無意味なシンボルから上条の右手の情報を得ようとした。

しかし、10分ほども集中して観察を続けたが、それらしき手がかりは得られない。
結論としては、やや諦めがちに、『魔術とは関係がない』というところにおちついた。

(やはりこれは<学園都市(ここ)>に住む人間の、『超能力』というものなのでしょうか)


その少年の、不可思議な右手の正体を突き止めることを諦めたとき、彼女はふと我に返った。

(そういえば、私はさっきから、男の子の手を触り、撫で回し、匂いを嗅ぎ、あまつさえ舌先で舐めたりしたんですよね・・・)

急に恥ずかしくなってきた。
そして慌てて、右手を戻してあげようと上条にかかっていたブランケットをめくったとき。
彼女は衝撃的なものを見つけてしまった。
419『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:22:03 ID:mXImW72q

(・・・・・・・・・・え、こ、これって・・・・)

ブランケットの下にある上条の身体。
その下半身、院内ウェアのズボンの前。
一般的に、男性器のある部分。

(すごい・・・・・・膨らんでいます・・・・・・)

彼女が生まれて初めて凝視する男性のそこは、大きく膨らんでいた。

(・・・これが・・・・・・勃起、ですか・・・)

彼の右手を戻してやることも忘れ、彼女の目はその膨らみに釘付けとなった。




空白の3分間。




神裂は、指に馴染み始めた男の熱さを心地よく堪能していた。
布地越しではあるものの、その男性器の熱さ、硬さが彼女の心を惚けさせる。
早くこの性器を直接見たい。早くこの性器を直接触りたい。
早くこの邪魔な衣服を脱がしてしまおう。

・・・と、そこまで来たときに、神裂火繊の意識は、ようやく自分で思考が出来るところまで回復した。

彼女の意識が空白となったのは、約3分弱。
彼女は、始めて意識した男性器を前にして、瞬間的に何も考えることが出来なくなっていたのだ。
そして気が付いた今、彼女は、上条当麻の股間に手を這わせ、顔を間近にまで近寄せて、さらにズボンを脱がそうとしていた。

僅かの空白の時間、その間に彼女は無自覚で。

心の中に芽生えた欲望に逆らうことなく行動していたということ。

420『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:22:42 ID:mXImW72q

(な、なんでこんな状況になっているのですか?・・・まさか私が、自分で望んでこんな事を・・・・・・)

彼女が戸惑うのも無理はない。

彼女の欲望が、これほど簡単に表に出ることなどは過去に一度もなかった。
男性と性的な交渉をすることもなく、かといって俗な知識を得ることもなく。
今まで魔術師として『禁欲的』に生きてきた彼女。

その『禁欲』という呪縛は、彼女自身の魔力をともなった、呪術的な自己暗示となっていた。

そして、彼女を縛る魔術の枷は、上条当麻の<幻想殺し(イマジンブレイカー)>によって砕かれた。
今はじめて、神裂火繊は自分の欲望と素直に向き合って行動しているのだ。


(しかし、このまま勝手に、この子の身体を見てしまって良いものでしょうか)

彼に対する罪悪感のようなものを感じる。勝手に他人の恥ずかしいところを覗くのは、モラルとしてよろしくない行為だ。
しかし今の彼女には、さしたる抵抗ではない。

(・・・そういえば海で、私の裸を見られていたのでした。つまり、おあいこと言うことで)

そうやって簡単に自分を納得させると、上条のシャツに手をかけ、はだけていく。
先程目を奪われた、彼の上半身が露わになる。

(ああ、これが上条当麻の胸・・・)

神裂は、その上条の胸に身体を預け、頬をすりつける。
怪我人である上条の負担にならないよう、体重を加減しながら。
少年の肌と自分の頬が触れ合う感触は、彼女の心を暖かく満たしていった。
421『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:23:28 ID:mXImW72q

ちゅ、と肌にキスをする。
そうすることが当たり前で、ごく自然に出た行為。
自分の唇と彼の肌が触れる感触が心地よい。

そうやって上条の肌を十分堪能した後、その胸から離れた。
非常に名残惜しく思ったが、今はこれだけで満足するわけにはいかない。
そして神裂は、いよいよ彼のズボンに手をかける。
院内ウェアのズボンとトランクスを重ねて指を挟み込み、あわせて一気にずり下げた。

ぶるん!

(あっ!!)

ペニスがトランクスに引っかかって大きく跳ねる。

神裂の目の前で跳ねて揺れる大きなペニスは、まるで別の生物を思わせ、彼女の度肝を抜いた。
同時に、中にこもっていた臭気が解放され、すぐ傍にいる神崎の鼻に吸い込まれていく。
その臭気は、若い牡の秘部の匂いに、一晩死地をくぐり抜けジーンズの中で蒸れた汗がブレンドされた、強烈なものであった。
神裂がはじめて意識する、若く強いオスの匂いは、彼女の鼻から吸い込まれて嗅覚を揺さぶり、肺を満たした。

(ああっ、つよい、この、きつい、におい)

ずしん、と、身体の芯に響く匂いだった。
彼女自身が普段装っていた禁欲のガードが外れたことによって、
抵抗力が伴っていないもっとも無垢な本能が、強い『性』の刺激に触れてしまった。

(でも、このにおい、)

肺に吸い込んだ上条の性臭と入れ替えるように、肺に元あった空気を大きく吐き出す。
神裂は、自身が動くことも出来ずに身体を震わせ、下腹部に何か熱いものを感じるのを自覚した。

(・・・嫌いじゃ、ない)

またひとつ、自分の中にある自制心が剥がれてしまったことを意識する。

(いや、好きだ。私はこの匂いが、好きだ)

彼女の中の、メスの部分が目覚め始めた。
422『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:24:53 ID:mXImW72q

鼻がペニスにくっつくほど近付け、目をつむったまま陶酔して匂いを嗅ぐ。
新しい臭気を肺に取り込み、古い臭気を大きく吐き出す。
頭の中が靄に包まれるように曇っていき、全身がこのペニスから発せられる匂いに支配されていくのを感じる。

はぁーっ、はぁーっ、はーっ、はぁッ、はッ、はぁーっ、はッ、はーッ、はッ、はッ・・・

鼓動がどんどん早くなり、匂いを吸い込み吐き出すサイクルもどんどん短くなる。
次第に、心臓が深い呼吸を許さなくなり、短く浅い鼓動と呼吸が同期する。

はッ、はッ、はッ、はッ、はッ、はッ、はッ、はッ、はッ、・・・

どこかに犬が居る、と神裂はぼんやりとした頭で考えた。
ああ、自分の息の音だ、と神裂はぼんやりと把握した。
そうか、自分が犬なんだ、と神裂はぼんやりと理解した。

いつしか神裂は、ベッドに身を乗り出し、眠る上条のペニスに顔を近付け、その匂いを嗅いで発情していた。

この男のペニスの熱さが、自分を屈服させる。
この男のペニスの味が、自分を陶酔させる。
背中を、身体中を、ぞくぞくする強い電気が走る。
気が付けば、頬と鼻の谷間にペニスをはめ込むようにして顔を押しつけ、
伸ばした舌を滑稽に動かしてペニスを舐めていた。
神裂は、自分が犬のように、この男のペニスに顔を押しつけて媚び、
舌を絡ませて諂(へつら)っていることに、かつてない充足感を味わっていた。
そこには、<必要悪の教会(ネセサリウス)>の魔術師や、天草式十字凄教の元・女教皇の姿はなく、
ただ一匹の、無垢なメスが居るだけだった。

(・・・・・・あ、もしかして)

淫らな本能のままに吸い、舐め、擦りつける自分からわずかに遊離しかけた意識が、
普段なら決してしないであろう短絡な思考を行い始めた。

(もしかして、これが『答え』なのかもしれません)
423『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:25:59 ID:mXImW72q

心臓が激しい動悸を刻む。自分の右手でそれを押さえるように、ぎゅ、と強く乳房を押さえつけ、掴み、握りしめる。
下着の上、服の上からであることがもどかしい。
改めて、シャツの下から手を差し入れ、下着を強引にズラして、ふくよかな胸を鷲掴む。
指の間に挟まる乳首からも電気が走る。
その電気に身体をびくびくと震わせながらも、その行為を止めることが出来ない。
いつしか、心臓を押さえるのではなく、この刺激で身体を震わせるために胸をこね、乳首を捻るようになっていた。

(私が上条当麻に対して行わなければならない、罪滅ぼしと恩返し・・・)

ふと、自分の左手が、何かの行為を行おうと必死になっていることに、ようやく気が付く。
その行為は、無意識で力任せに出来るほど容易ではないから、ひどくもどかしい。

(ベルトが、邪魔・・・)

遊離していた意識が身体に戻ると、自分がどういう訳かズボンのベルトを外そうとしていたことが分かる。
ベルトを外して、自分はいったい、なにをしようとしているのか。
今まで感じたことのない身体の疼きを、どうにかしたい。
さっきまで無意識に、ジーンズの上から股間を触っていたらしいが、
それではぜんぜん足りないから、ジーンズを脱いで直接どうにかしないといけない。

なにが足りなくて、どうすればよいのか。

下腹部に広がる疼きにせかされるように、左手だけでベルトを外し、
ジーンズと、濡れてびしょびしょになったショーツを一気に脱ぎ捨てる。
そしてそのとき、自分の左手が、ベッドからこぼれて下がっている上条の右手に触れた。

(そうだ、わたしにできる、この男への罪滅ぼしと恩返し)

上条の右手を取りその甲に自分の手を添えて。
彼の手のひらを自分の股間にあてがい、押し付けた。

それだけで。

びくん、と激しく背をそらし、
ひッ、とかすれた短い悲鳴をあげ、
ひくひくと細かく身体を痙攣させた。
424『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:26:43 ID:mXImW72q

彼の手が自分の性器に触れたことで生み出された刺激は、
彼女が過去に一度だけ行っただけで封印した、自慰の刺激をはるかに超えるものだった。
呼吸することも出来ずに、しばしの間、体中を走った刺激の残滓が消え去るのを待った。
そしてようやく、深い呼吸。
大きく息を吐き出すと同時に訪れる開放感、体が軽くなったような浮遊感に、
神裂の瞳は意志を失いとろりと蕩け、硬く強張っていた全身がだらりと弛緩した。

(・・・・・・すごい、きもちいい・・・・・・)

今まで漠然と、浅い部分しか知らなかった女の官能を、いきなり深く体感してしまった。
自分の身体の奥に眠っていたメスの部分を、いとも簡単に引きずり出したのは、この男の身体だ。

上条当麻。

彼の肌に触れていると、心が解放される。
彼のペニスは自分を圧倒し、それに跪く心地よさを与えてくれる。
彼の手は、自分を痺れさせ、恐ろしいほどの快楽を与えてくれる。

自分が上条当麻に出来ること。
自分が上条当麻にしなければいけないこと。
その答えを、彼女、神裂火繊はとうとう導き出した。

(上条当麻に、私の純潔を捧げよう)

彼に全てを捧げ、自分が彼のものになってしまえばいい。
そうすれば、彼の傍で彼を護り、彼のために働くことが出来る。

しかし、そんなお題目としての『罪滅ぼしと恩返し』ではなく。
自分が上条当麻にしたいこと。

(上条当麻に、私の純潔を捧げたい)

彼女自身がそう望んでいるのだ。
自分の心を正しく理解した神裂は、『愛しい男のペニス』に、キスをした。
そして、彼に対する奉仕と、自分の官能の愉しみを再開していく。




425『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:27:57 ID:mXImW72q

(おいしい・・・・。どうしてこんなに、男性器が美味しく感じるのでしょうか)

いつしか神裂は、上条のペニスを真上からくわえはじめた。
最初はペロペロと舌先でねぶっていたキャンデーの、次の楽しみは口に含んでしゃぶることだ。
その意味では神裂の行動はごく自然なことだ。
舌でねぶるだけでは飽きたらず、力一杯に張りつめたペニスを口いっぱいに頬張って、男のエキスをしゃぶり尽くしたい。
彼女は本能の望むまま、なんの躊躇もなくその通りの行動をした。

「んちゅ、ぷは、ふむんん・・・・」

ぺちゃぺちゃと舌が唾液を跳ね上げる音。
ちゅうちゅうとペニスを吸い上げる音。
それらの湿った音と、彼女の荒い息が鼻から抜ける音が混ざり合う。
そんなはしたない音が、よけいに彼女の官能をたきつける。

「んんんん!!! ぷは、はあぁぁぁっ!!」

こらえきれずに口からペニスを吐き出し、快楽の声を上げる。
上条の右手を使った、自分の女性器への刺激を再開したのだ。
彼の手の甲だけでなく、その指の上にも自分の指を重ね、ピアノの鍵盤を弾くように彼の指を操った。

「ひゃ、あ、あ、ああっ、らめ、らめっ、こんなに、つよく、しちゃはあああっ!!」

自分の唾液でぬるぬるになった上条のペニスに顔を押しつけながら、神裂が鳴く。
彼女のその言葉は、誰に言っているのか。
しいて言うならば上条の指を操る神裂自身にだろう。
上条の中指は、彼女の操るまま、鍵盤のように押し込まれ、彼女の肉ひだの間に沈み込んだ。
そして押さえつけられた人差し指と薬指が、女肉を左右に割る。
ドロリと溢れる愛液が、上条の手と神裂の指を汚す。
その愛液のぬかるみの中を、ぴちゃぴちゃと湿った音をさせてこねくり回す。
426『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:28:41 ID:mXImW72q

「うそ、うそ、こんなに、きもち、いいなんて、おかしいですっ!」

途切れる声を熱い息で繋ぎ、自身の体に起こる未知の感覚に溺れる。
自分の中でわき起こる官能の波が、どんどん大きくなっていくのが分かる。
彼女は再び上条のペニスを銜えなおし、思うままに吸い上げた。
上条のペニスから滲む、男のエキスが溶けだした自分の唾液は、これ以上無いくらいに自分の官能を刺激する。

(もっと欲しい、もっと飲みたい)

こくこくと喉を鳴らして唾液を飲み込み、鼻で大きく呼吸を繰り返す。
生理的なえづきで涙があふれ出すが、そんなものは彼女のブレーキにはならない。
口の中の粘膜をペニスに擦りつけるように、吸い付いたままの神裂は自然と顔を上下させた。
扱くように上下する唇からこぼれた唾液は、上条の陰毛の中で溜まり始める。
右手は自分の乳房を揉みしだき、乳首を指が押しつぶす。
左手は上条の右手を操り、でたらめな指の動きで自分のスリットを擦りあげる。

彼女の身体は、もうすでに快楽以外のことを考えるのは止め、ただ快楽のためだけに動いている。
その動きは、肉奥で燃える官能の炎にあわせるように、そして激しくなる官能を追い越すようにさらに激しくなる。

その、高まる官能の果てになにが待つのか、彼女は知らない。
ただただ、ブレーキをかけることを知らない彼女は、どんどんアクセルを噴かして駆け上がっていく。

(ああだめだめもうだめもうもうわたしはわたしはだめにだめになってしまいます!!!!!)

ぐるぐると回る言葉が塞がれた口から放たれることなく頭の中にあふれかえる。
気が狂いそうな言葉の氾濫。
しかしその言葉も、脳を満たす真っ白な光が飲み込んでいく。

(あああああああああああああっっっっっっっっ!!!!!!!!!!)

白い光が身体を、頭を、心を満たす。
先程体験した絶頂の、何倍もの大きなうねりが光となって彼女を包み、爆発する寸前。

上条のペニスが、盛大に射精した。

びゅー、びゅーと吹き出す濃厚な精液を、神裂は出されるまま喉に流し込んだ。

「んんーーーーーーーーーっっ!!!」

苦しげなうめき声を上げる神裂だが、彼女の喉から鼻に抜ける精液の匂いが、彼女の光の爆発にとどめを刺した。

「んんんんんんんんんんんーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

男の精液を嚥下しながらの大絶頂。
普段の彼女が持つ瞳の光は消え、わずかに白目をむいている。
彼女は、はじめての大きなアクメの中、喉だけは男のザーメンを求めて蠢くという、淫靡な業を持っていた。



427『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:29:13 ID:mXImW72q

「男性は一度射精したら小さくなるもの、と聞いていましたが。
 これは私の見識が浅いのでしょうか。
 それとも上条当麻が精力に満ちているということでしょうか」

彼女が呟く独り言。
もちろんそれは、目の前で屹立する上条当麻のペニスに対しての感想。

先程射精したばかりだというのに、上条当麻のペニスは、少しも勢いを失っていない。

(あとは、私の準備。・・・これも充分、大丈夫だと思います)

彼女も、爆発的に身体を襲った激しい官能に身を任せ、そして今ようやくその波が引いた。
それでも、自分の鼻には、まだ先程流し込まれた精の匂いが残っている。
その匂いは、彼女の身体に新たな官能の火を灯し始めた。
神裂の顔は、汗と唾液と涙と精液でどろどろになっている。だがそんなことは気にならない。
シャツは着たままだが、その内側ではブラジャーがずりあげられている。
薄い布地のシャツが胸の形に盛り上がり、乳首がさらにシャツを突き上げる。
へそを出しているのは普段通りだが、今の彼女はその下のジーンズと下着も脱ぎ捨てて、下半身の全てを露出している。
愛液でびしょびしょになった性器は少しも乾いた様子が無く、今こうしている間も蜜が溢れ続けている。
準備は出来た。

あとは覚悟だけだ。
428『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:30:21 ID:mXImW72q

「上条当麻、これから私はあなたに、私の心と体の純潔を捧げる。
 それによって、あなたは私の主となり、私はあなたの僕になる」

そう言って、眠る上条の唇にキス。
言葉は誓い。
そして魔術師の言葉は言霊。
覚悟は決まった。

彼女はゆっくりとベッドに上がり、上条の身体を四つん這いになってまたいだ。
いよいよ、彼女の出した『答え』を実行するときだ。

(準備は出来た。覚悟も出来た。・・・・・・なのに、何かが足りない気がするのはなぜなのでしょうか)

上条のペニスを股のあいだに伸ばした手で掴み、先端の位置を固定する。
そこに、自分の性器をあてがい、膣口に狙いを定める。

(何かが足りない)

あとは体重をかけるだけ。
そして彼女は、そこでようやく、足りないものを見つけた。

(・・・そうだ。上条当麻は眠っている。だからその瞳は閉じられたままだ。
 つまり、私を見ていない。
 私に言葉で応えてくれない。
 自分自身の意志で、私を抱きしめてくれない!!!)

ぽろり、と涙がこぼれた。
いったい、自分はなにをやっているのか。

自分の覚悟は本物だ。
しかし彼の返事をまだ聞いてはいない。
このまま、自分一人で進めてしまえば、自分の捧げた心の純潔は、
上条当麻に受け取ってもらえるかどうかも分からないまま、宙に浮くことになる。
なんて哀しいことだろうか。

自分は、この、腕白な弟のような少年を、男として好きになってしまった。
彼を形作る声、顔、体、心。自分にはないものをたくさん持つ男。
その彼の真っ直ぐな瞳が、自分を映していないのはなんと寂しいことだろう。

もう一滴の涙が落ちた。

彼女は立ち上がり、ベッドから降りた。



429『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:31:02 ID:mXImW72q

神裂は、筆をとった。

ベッドのサイドテーブルに備え付けられたメモと鉛筆を使って、伝言を書いた。
『上条当麻殿
 あなたが起きないので、私は帰ることにします。
 あなたを巻き込んでしまったこと。
 あなたに助けられたこと。
 あなたには、どれだけ謝罪しても、どれだけ感謝しても足りることはありません。
 ですから、私はあなたに、自分の純潔を捧げることで、それに報いることが出来たらな、と考えています。
 退院されたら、その日にでも。
 ×××−××××に連絡をください。
                                    神裂火繊    』
鉛筆を置いた。

(これでいい・・・)

神裂の顔は、実に晴れやかなものだった。
目的を遂げることは出来なかったものの、思い悩んでいたことの回答が得られた。

そして彼女は立ち上がり、帰り支度を始めた。
湿った下着を再度穿くのは躊躇われたが、やむを得ない。
ジーンズも穿いた。シャツの下のブラジャーも整えた。
壁に立てかけていた刀を携え、魔術のアイテムを持つ。
そしてふと、自分の顔が汚れているのを思い出し、手洗いに向かった。

顔を洗い、洗面所の鏡を使って簡単な術式を自分にかけ直す。
これで、いつもの神裂火繊に戻った。
いつもの神裂火繊と言うことは、今さっきのような、熱に冒されたような神裂火繊ではなくて。

いつもの自分に戻った神裂火繊は。

上条当麻の病室に戻るまでに。

(いや、ちょっとまちなさい、私。いくらなんでも、いきなり、純潔を捧げる、というのは、やりすぎのような気がしてきました)

さっき決めたばかりの解答を、もう早速覆したくなってしまった。

深夜に書いたラブレターを、翌朝目が覚めて読み返したときのような気まずさ。

神裂は、さっき書いたばかりのメモをくずかごに捨てて、新しくメモを書き直した。
430『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:31:36 ID:mXImW72q

純潔を捧げる、のくだりは書かないで。
ただ伝えたいこと、オルソラや天草の処遇のこと。
そして謝罪の言葉と感謝の言葉。
直接お礼がしたいから、退院したらあいましょう、と連絡先も書いた。

メモを二つにおり、テーブルの菓子折の側に置くと、もう一度上条を見る。
さっきまでの、熱に冒された自分ではない、普段の自分として彼を見つめた。
とにかく、彼の望むことをしてあげよう。
このことを彼に伝えるのは、多分、かなりの恥ずかしさを伴うだろう。
照れてしまって、まともに伝えることが出来るのか、自信もない。

しかし、彼の行動には、何らかの形で報いたい。
もしそのときに彼が自分の純潔を望むなら。
自分が純潔を捧げたいと思うなら。

それならばそれで良い。

そして神裂は、立ち去る前に、ベッドで眠る上条の頬にキスをした。
パイプ椅子に腰掛けたまま、彼の顔をのぞき込んで、彼の前髪を手でそっと撫でてみる。
そうするだけで、心が優しい感情に満たされていく。
昨晩、仲間の魔術師にからかわれたことを思い出した。
神裂は、その行為を止めるのに、名残惜しいものを感じながらも、

「土御門は腹を抱えて笑っていましたが、やはり、こういうものはいい事だと思います」

そう呟いて、手を引いた。

そして、ようやく上条当麻が目を覚ました。



431『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:34:53 ID:mXImW72q

「あ・り・え・ねー!!」

上条当麻は、思わず叫んでしまった。
さっきまで頭の中で行ってきた妄想は、自分を取り巻く現実と比べて、あまりにもかけ離れている。

「いや、こーゆーのは、中学生までで終わりでしょう、上条さん!!」

自分の、あまりにも都合良すぎる淫靡な妄想。
そんなことを考えてしまった自分を猛烈に恥じている。

おまけに、自分の息子さんは、おもいっきり元気になっていた。
まだ麻酔が残る身体なので、あまり実感がなかったのだが、生理反応は問題なく行われていたようだ。

さっき見舞いに来て、帰っていった神崎火繊さん18歳。
せっかく自分を見舞いに来てくれたって言うのに、こんなスケベな妄想に使ったとあれば、
なんだか彼女にも申し訳ない気持ちになる。
万が一、こんな妄想をしていたとしれたら、自分は確実に殺される。

無かったことにしよう。

彼は、彼女の名誉と自分の身の安全のために、きっぱりと忘れることにした。

「上条さん、検診に来ましたよ〜」

ドアをノックする音と看護士の声。

(やべ! こんな、おちんちんおっきした状態を看護婦さんに見られるわけにはいかない!!
 ちいさくなれー!!! ちいさくなれーーーっ!!!!)

「もうずいぶん元気そうだね?」

部屋に入ってきたカエル顔の医者。
彼の顔を見たとき、自分の息子が一気に萎えていくのがわかった。

(助かった・・・)

ホッと息を吐く上条を不思議そうに見ながら、その医師は診察を開始した。

432『上条当麻、行間を読む。』:2006/02/09(木) 12:36:27 ID:mXImW72q

「まぁすぐに退院できるね。とにかくお大事に」

そう言って医師は部屋を去った。
お大事にね、と看護士も立ち去ろうとした。
・・・が、用事を思い出したらしく、踵を返してきた。

「ごめんね、夕べからくずかご、片づけてなかったみたい。いっぱいだから、捨ててくるね」

そう言って彼女がベッド脇のくずかごを手に取った。
そしてドアを開けたとき。

ひゅうとドアから差し込んできた夏の風が、くずかごの中にあった1枚の紙片をひらりと舞いあげて。

風に運ばれるままその紙片は、ふわりと上条の手元に届けられた。



「上条当麻、行間を読む。」
END
433名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 12:44:41 ID:mXImW72q
以上です。
長々とスレを消費して申し訳ありませんでした。
434名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 18:16:12 ID:3Vq4+ZwL
>>433
もはやGJということしかできない……!
俺の中でねーちん株価が急上昇しましたよ?
禁書ヒロインズで一番好きなのはなぜかオルソラなのですが、浮気してしまいそう。
435名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 23:30:24 ID:jABj1EB7
>>433
GJ
神裂エロいね
436名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 23:40:32 ID:lu/WFqTm
GJ!!!
ねーちんサイコー。
どうせなら、このまま禁書の板作ってもいいかもしんない。
437名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 23:58:08 ID:/NxSfCkZ
禁書板は既に存在してる。
本スレ行ってみろ。



まあ、「スレ」を「板」と間違えただけだろうが。
438名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 08:29:19 ID:WHXK5sR6
>>433
GJ!
オチに使ったメモを見たカミやんの、そのあとの展開を見てみたいよ。

>>436
でも、いまのところ、ここで書いてるのは一人だろ?
スレを作って職人が増えるというなら別だが。
439名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 23:07:10 ID:ovzSlD6E
なんか最近ラノベのエロパロスレが増えたな。
ムシウタ 半月 マモル 神様家族 好きな作品ばっかだから俺はいいが。
禁書のスレもあっても不思議じゃないな。
440名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 00:44:00 ID:AjCiICCo
スレがどうしても立ちそうにない微妙人気のラノベばっか好きな俺には関係ないがな。
そんな俺は昨日読んだお留守バンシーで早速百合展開を妄想しました。
441名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 01:02:11 ID:wVLc/WHJ
>>440
その妄想がSSに育つまでに如何ほど時間が?
442名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 02:32:49 ID:AjCiICCo
>>441
かなり待たられよ。少なくとも一ヶ月くらいは。
っていうか発刊して数日もたたないうちにいきなり新人作品エロパロすんのも少し気が退けるw
443名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 02:35:54 ID:v/P8M3hW
アリア×イルザリアですか?
アリア×トファニアですか?
3Pですか?
444433:2006/02/11(土) 09:01:25 ID:ExkFq0Ud
読んでくれたかた、コメントしてくれたかた、ありがとうございます。

まえのミサカより読みやすくなってると思うんですが、まだまだ要修行のようです。

それではまた、なにかネタがあれば。
>406
いつしか彼も服を脱ぎ、お互い一糸纏わぬ姿で睦みあっていた。
こんな風に誰かと触れ合うのは、本当に久しぶりだった。
彼の裸体は、綺麗だった。筋肉質ではないが、無駄な肉も付いていない。
びとく中性的な身体と呼べた。
そして、勃起した肉棒は不釣合いなぐらい、長くて太かった。
「ここが、例のイナズマにやられた場所?」
胸の右の部分を撫で擦る。醜い痣ができていた。
この最強と呼ばれた存在が、イナズマという男に敗北したことを、風聞で知っていた。
「まあな」
彼は、意外にも落ち着いてそれを認めた。肯定したということは、負けたというのは本当
らしい。だが、それも当然という気がした。確かに彼は最強かもしれないが、それは無敵
ということではないのだ。
朱巳はその部分に口付けをした。
「ん・・・・なんだよ」
「んーん、別に」
ぺろりと舐めてやると、びくんと震えた。面白い。
「やめろ」
「あ、責められるの慣れてないんだ。意外と可愛いわね」
くすくすと笑うと、彼はそっぽを向いた。
お返しするように臀部を撫でられた。
「デカイ尻だなぐっぁ!?」
「なんか言った?」
袋をむぎゅうっ・・・・と掴んで尋ねる。
彼は中国語で何か捲くし立てている。謝罪をしている、らしい。
お互いに恥ずかしい部分を撫であって、大分気分がほぐれてきた。
セックスを覚えたばかりのカップルのやりとりだなぁ、などど思ってしまう。

>445
愛撫をして、官能の炎を育て、湿らせる。
柔肌を指と舌で刺激する。敏感な箇所を丁寧に、時に乱暴に弄り回す。
精神を解放させて、享楽に耽る。
好きだとか大好きだとか愛してるとか、そういう言葉にはとんと縁がなくとも、
セックスすること自体は気持ちいい。気持ちが通じ合ってないのなら、お互いの
身体を使った自慰行為なのかもしれないが、気持ちいいことに変わりはない。
ようやく、気分が昂ぶってきた。これなら大丈夫だろうと、自分に確認する。
「ん・・・・んん・・・」
脚を開かせて、濡れた花弁に指を這わせて位置を確認する。
「んー・・・・っっ・・・・」
膣の入り口に亀頭を宛がい、正面からゆっくりと挿しいれた。
「ふっ・・・・あっ・・・・」
朱巳は切なげに眉宇を寄せ、挿入の感覚に耐えた。
溢れ出した蜜が潤滑油となって、さほど抵抗もなく挿入できた。
柔らかな襞が肉棒を擦り立てる。朱巳の膣壁はざらざらとしていた。
「堪らねえな・・・」
ぐぐぅ・・・と押し込んで、先端を子宮の奥にまで届かせる。
「あっ・・・奥に、奥に、当たってるっ・・・」
息を吐いて、悶えるように朱巳が呟く。
「男に抱かれるのは、久しぶりのようだな」
腰を振って、軽く突き入れると、面白いように朱巳は啼いた。
腰を掴んで、欲望の赴くままに腰を振って抽出を繰り返す。
「あっ、やっ、やだっ、もっとっ、あっ、ゆっくりぃっ・・・・!」
こちらの身体にしがみついて訴える朱巳。一旦動きを止めて、
「ちっと離せ」
片足を抱え、肩の上に乗せて、
「えっ、何。どうしてそんなっ・・・あっ・・・」
横から挿入するような形になる。
「やっ、あっ!そんなっ、やっ・・・あっ、あっ、あっ・・・!」
角度を変えて突かれた朱巳は、もう何も言えずただ喘ぐだけだった。
喘ぐ朱巳は正直言って可愛らしかった。肉棒の硬度が増した。
「あっ、またっ、硬くっ、んっ、あっ・・・・ふぁっ!」
朱巳の性器は、熱くてきつくてざらざらとしていて、吸い付くようにモノを
責め立てた。はっきり言って名器だと思った。
正直に言って、そんなに余裕がない。欲望の狂熱に浮かされながらも
何処か冷静な部分がそう分析する。
もう一度正常位に戻して、ぐりぐりと捏ねる様な動きに切り替える。
「んっ、ふっ、んんっ・・・」
朱巳が、堪らないと言った様に背中に腕を回してきた。
ぺろりと唇を舐めると、笑って舐め返された。
「あっ、だめぇ、もうだめっ、あっ、あっ・・・」
ぎゅう・・・と膣が限界を訴えて締め付けた。
「・・・・いくぞ」
短く厳かに告げて、腰の動きをピストン運動にしてラストスパートをかける。
「あっ、あっ、あっ、あぁ!」
次の瞬間、二人の男女はほぼ同時に絶頂を迎えた。
吐き出された精液が、結合部から溢れ出た。
「ふぁぁぁ・・・・」
朱巳が、長いため息のような声を漏らした。
「・・・なんだっけ?」
「どうしたの?なんか忘れてた?」
「何かあったような気がしたが・・・・思い出せん」
「その歳でアルツハイマーなの?」
「言ってろよ。まあ大したことじゃあるまい」
「ふーん・・・ねぇ、このエジプト十字架、はっきり言って趣味悪いわよ」
「・・・・知ってるよ」
「あら、じゃあなんで付けてるの?」
「事情があるんだよ、詮索すんな。つーか返せ」

悪い冗談の様な一夜も、過ぎてしまえば過去のことだ。
その日、フォルテッシモは、某デパートの地下にあるクレープ屋で
ピーチコンボをむしゃむしゃと食べていた。
その隣に、もう一人の男が座った。
片目を前髪が覆っていて、ゲゲゲの鬼太郎のような男を、その名を柊と言い、
オキシジェンというコードネームで呼ばれていた。そして機構の殆どの者が知らない
ことだが、統和機構の中枢(アクシズ)の管理者が、この男なのだ。
フォルテッシモも、この影の薄い、ただの連絡係のような仕事をしている彼が
世界の支配者だとは知らない。だが、以前関わったビートのカーメン探索の件の中で、
この男が中枢で、重要な位置就いている者なのではないか、と思うことがあったのだ。
「中枢が俺に下したカーメン探索ってのは、俺にアレを見せるために仕組まれたことだったんだな」
それが疑問ではなく断定である。オキシジェンは何も言わない。
「お前、俺がこれから何処に行けばいいのか、知ってるのか?」
オキシジェンは何も言わない。虚空を眺めている。
やがて――随分な間を置いて、彼は放し始めた。

                                         【リィ舞阪の奇妙な冒険に続く】
448 ◆lQ0GSj49/k :2006/02/11(土) 15:12:44 ID:2WoXJAp8
それぞれの掘り下げが足りなかったけどこんな感じです。
以上終了。
449名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 23:37:49 ID:yKOo0BBw
>>448
乙枯れ様
(・∀・)イイ!!
GJです

いやあ、雰囲気が良い
エロスを感じますたよ
450名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 08:17:21 ID:pTWBLmUb
職人こねー。
451名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 01:37:17 ID:QTQBmv7W
あそびにいくヨ2巻まで読んだんだけど、気になって保管庫見てみたらぜんぜんないのね。びっくりしたよ。
導入部は作者が提示してるから、ifの形式取れば楽な気がするのは素人考え?
452名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 02:17:23 ID:BIuhB3lu
GOSICKのエロパロって需要あるかい?
一本書いてみたいんだが
453名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 02:24:52 ID:dKxwz0y1
>>452
是非お願いします。
454名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 12:00:45 ID:Om8MYG/p
>>451
 というかオキナ作品のエロパロはいまだ一つも見たことない。書きやすそうなのに思えるんだがなぁ。
455452:2006/02/17(金) 15:38:12 ID:Ztb2gaeN
ではこんな感じで、続きはボチボチと
自分の中ではヴィクトリカは真性のオナニー狂なもんで

マルグリット学園大図書館、その屋上に設置された植物園。
そこには色とりどりの花や樹木たちが生い茂っている。
だが今、植物園に立ち込めるムッとするような甘い香りは、狂い咲く南方の花の匂いだけではない。
九城一弥はその香りの源をただじっと凝視していた、まるで信じられない…そんな顔で。
その視線の先には、こともあろうに自慰にふける妖精のように美しい少女がいた。

ヴィクトリカの様子がおかしい、という話をセシル先生から聞かされたのは今朝のことだ。
食事もとらず、寝所にも帰らずにずっと屋上にこもりっぱなし、
「先生…心配だわぁ、もしかして力尽きて倒れちゃってるんじゃと思って」
だったら自分で行けばいいのに…そう一弥は思ったが、
自分もレポートやらなにやらで、ここ数日図書館に出向く暇がなかった。
「ヴィクトリカ…あんまり人に迷惑を…」
ぜいぜいと階段を上りきりそういいかけて絶句する一弥、見ると本当に食事がまるで手付かずだ…
まさか本当に…あわてて植物園へ向かう一弥、そしてその中で展開されていた光景は…。

一弥は姿を隠すことも忘れ、ぼんやりとヴィクトリカへと近づいていく。
床や柱に付着した愛蜜がぬちゃりと一弥の靴やズボンを汚していく、いや愛蜜だけではなく
排泄物も混じっている…おそらく数日間、食事はおろか入浴も排泄も忘れ、
ぶっとおしでオナニーをし続けているのだろう。

「く…くじょう…きたのか…ああああっ」
「うん…先生が心配してたから」
この異様な光景を目の当たりにしながら、なんでこんな言葉しか口にできないのだろうか?
いや、あまりに異様だからかもしれない。

「九城…君には失望したよ」
柱に擦り付ける腰の動きは止めぬままヴィクトリカは一弥に叫ぶ
「なぜこの快楽をもっとはやくわたしに教えなかった!」
淫らな水音と喘ぎをBGMにヴィクトリカの腰の動きはますます早くなる。
「あっあっ…あああっ…」
長い髪がヴィクトリカの喘ぎに呼応して、ふわふわと宙を舞う。
脱ぐのももどかしかったのだろう、引き裂かれたドレスのボロを纏わりつかせただけの白い肌は
うっすらと上気して赤く染まり、そして一筋の汗と涙が彼女の頬を伝う。
その美しさに一弥はため息をついてしまう。
そして…ヴィクトリカの体がピンと弓なりにしなったかと思うと
「来るっ…くるっ…すごいっ…今までで一番だっ!ああ…あああああっ!」
切なげな叫び声を上げ、首をふるふると震わせると、ヴィクトリカは脱力してその場にへたりこむ
が…。
「まっ…まだだ…まだ足りない…まだ満足できないっ!」
絶頂に達したばかりだというのに、ヴィクトリカはさらなる快楽を求め
今度は机の角に秘所をこすりつけ、またオナニーにふけりだす。
「ああっ…わ、わたしの知恵の泉をもってしてもわからぬ…九城…君に見られていると
さっきより気持ちよくて…たまらない…ああああっ」
普段の理性的な態度とはまるで違う、文字通り獣の叫びをあげながら、今度は哀願するように
ヴィクトリカは一弥の顔を見る。
「君だけ何もしないのは不公平だな…ああっ…そうだ…九城、君もやれ
君がしているところを私に見せて…おおっ…くれ、早く!ま…またイッてしまうではないか!」
456名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 02:22:15 ID:zzEYOPGw
>>455
すごい!すごいよ!ヴィクトリカたん・・・
457名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 13:16:06 ID:/vDWM7E9
ニライカナイで誰か1つよろしゅう頼んます
458名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 13:18:59 ID:es4MnJ+M
459名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 14:03:59 ID:wtrO/S//
このスレでも幾度か話題になったものの、誰も書かなかった。
そんな作品で単独スレを立てるのは、スレ資源の無駄遣いになるから、
よく相談しようね、って不文律があったように思うんだが。

・・・・立てやがったよ。
460名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 14:39:53 ID:KOv5aBk6
そろそろ雛人形作りにも飽きたであろう・・・。そんなアナタにはコレ↓
あんちやふーで新しい刺激を探そう!
www.unti-yahoo.com/
461名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 13:00:43 ID:TXlvZEY6
462名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 15:50:50 ID:vvE62euh
>>455
続き、続きは?ヴィクトリカたん・・・
463名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 13:08:31 ID:FmjgonW0
 私には、彼氏がいます。彼とわたしは、デートの時、どちらかの家に行き、だれもいないとき
、部屋で横になって裸でだきあいます。それがだんだんエスカレートしていって、学校の体育倉庫で
服をぬがされ、まだ3年生ですが学年で1番大きいおっぱいを、つかむように触られたり、しゃぶった
りされます。最初は、苦手だったんだけどだんだん気持ちよくなりサイコーです。しかも、わたしは
、学年1美人でもてます。彼も同じで、美男美女でよくみんなにうらやましく、思われます。
: : このカキコ見たあなたは4日後に不幸がおとづれ44日後に死にます。それがイヤならコレをコピ
ペして5ケ所にカキコして下さい。私の友達はこれを信じず4日後に親が死にました。44日後友達は
行方不明・・・・。いまだに手がかりもなく私はこのコピペを5ケ所に貼り付けました。すると7日後
に彼氏ができ10日後に大嫌いな人が事故で入院しました。
: :     信じる信じないは勝ってです
464名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 23:50:48 ID:BuWE9vcn
だめだー、立て読み見つけれなかったー
465封仙性別交換:2006/03/06(月) 17:32:00 ID:t+nr2f14
細い和穂がアリなら、性別が入れ替わった和穂だってアリだよね?
とゆう、ふとした思いつきがSSになりますた。

ってゆうワケで、封仙パラレルワールドもの。
男性の和穂と、女性の殷雷。
属性は、ショタ&年上女性。原作読者には、性転換風味もあるかも。
本番あり。しょぼいけど。
長さは、だいたい8レスぐらい。
あぼん指定はタイトル「封仙性別交換」で。

なんて思ってたら、本スレ>>180から話が出てるし。
真昼間から、なんつーレスの応酬なんだ?
みんな夏待ちの長さの余り、暗黒面に集団ダイビング中なんだろうか?
466封仙性別交換:2006/03/06(月) 17:32:47 ID:t+nr2f14
人里はなれた山の中で、野宿をする男女の姿があった。
男は、まだ少年とも見える年頃で、白い道服を着ていた。
まだ、あどけない表情で、すやすやと眠っている。
一方の女は、少年よりは年嵩だが、まだ若い娘に見えた。
だが、「娘」と呼ぶには険しすぎる雰囲気を漂わせている。

少年の名は和穂。もともと、仙界に住まう仙人だったのだが、
自らの過失で人界に欠陥宝貝をばらまいたのだった。
自ら望んで仙骨を封じ、人界で宝貝の回収にあたっている。
そして、女の名は殷雷刀。雷気を操る、刀の宝貝だったが、
情のもろさをつかれ、護衛として和穂に同行することになった。
彼女は横たわってはいるが、眠ってはいない。
無理をして徹夜している訳ではない。
人の姿はとっていても、正体は宝貝、もとより眠る必要が無い。
あえて横になっているのは、同行の少年に気を使わせない為の
気配りからだった。

ふと、安らかに眠っていたかに見えた和穂が、眉間にしわを寄せ、
なにやら苦しげに寝言を言った。とっさに、殷雷は敵の気配を探った。
宝貝の回収は生半可な仕事ではない。
宝貝使いも、あるいは宝貝自身が抵抗を試みる事は稀ではない。
眠りの中にすら触手を伸ばし得る宝貝すら存在するのだった。
だが、とりあえず敵の気配は無かった。ただの夢のようだ。
しかし、殷雷は和穂の様子に目を走らせると、小さくため息をついた。
そして、枕もとの瓢箪に向い、ある荷物を出すように命じた。
殷雷のようにひとがたをとる事はないが、この瓢箪も宝貝である。
この宝貝は名を断縁獄といい、内部には世界を納めるほどの容積がある。
また、断縁獄に向かって物の名前を唱えると、その物を納めたり、
中から取り出したりできた。

和穂は、苦しげな、でも切なげな寝息を漏らしている。夢精だ。
このところ、和穂が性欲に苦しんでいるのは、殷雷も察していた。
時折見せる、思いつめたような表情からその事を知るには、
武器の宝貝としての観察能力など不要だった。
仙界で、修行を積んだ仙人として暮らすのなら、自分の感情を抑制する
術もあるが、今の和穂は、只の思春期を迎えつつある少年に過ぎない。
和穂に目をやる殷雷の表情は、憂いに満ちていた。
467封仙性別交換:2006/03/06(月) 17:33:17 ID:t+nr2f14
「んくっ」
軽く身体をひきつらせ、うめくような小声を発しながら、
和穂がようやく目を覚ました。
殷雷は、とっさに、それまでの暗い表情を消した。

目の焦点が合っていない様子なのは、寝起きの所為だけではないらしい。
しきりに首を傾げているのは、軽い耳鳴りがしているのだろう。
半身を起こすと、和穂は下半身の濡れたような湿り気に気がついた。
あっ、と声をあげた時、ようやく和穂は、自分のことを見ている
殷雷に気が付いた。
「お目覚めですかな。和穂仙人。」
嫌味な薄笑いとともに、殷雷が言った。
「あ・・・、う・・・」
朝の挨拶も出来ずに、顔を真っ赤に染めている和穂に、
殷雷は情け容赦なく言葉を続ける。

「下半身のソレな、別におねしょじゃないから、悩まなくていいぞ。
うんうん、和穂くんも男の子だったんだねぇ。おねえさんはうれしいぞ。
これは、ちり紙と替えの下帯だ。ちゃんと拭いとくんだぞ。
なんなら、私が拭いてやろうか?」
「じ、自分でやります!」
「おぉ〜、そうかそうか、元気があって宜しい。
あ、そうそう、ところで、誰といたしてたんだ?
誰にも言わないから、おねえさんに白状しなさい。」

和穂は、顔をますます赤くして、黙ったまま殷雷の手から
替えの下着などをひったくると、物陰に隠れた。
殷雷は、なんて分りやすいヤツなんだと、半分呆れながら、
和穂が隠れたあたりを、眺めていた。
が、ふと、何かを決心したように顔を上げると、
断縁獄に、ある宝貝の名を告げた。
断縁獄から飛び出てきたのは、不忘筆とゆう一本の筆だった。

次に回収する宝貝の元へ向かう為に、その日一日は山道を歩きつづけた。
人里から離れた路を往く和穂と殷雷が、まともな宿屋に泊まるには、
もう一泊の野宿が必要だった。
「今日はこの辺で野宿にしよう」
殷雷が声をかけると、さすがにほっとした様子で和穂が答えた。
「はい。薪にする枝を集めてきます」
468封仙性別交換:2006/03/06(月) 17:34:01 ID:t+nr2f14
簡単な夕餉をとった後、和穂はいつものように寝支度を始めた。
「殷雷も少しは休んでください」
無邪気な和穂の言葉をさえぎるように、殷雷は言った。
「和穂、お前は私とまぐわいたいか?」
思いもしない問いかけに、和穂は口を開くことが出来なかった。
「私とまぐわいたいのかと聞いている」

たたみかける殷雷の言葉に、和穂はようやく、かすれた声で
「はい」と答えた。
その返事を聞くと、殷雷は音もたてずに、す と立ち上がった。
和穂が、「あ、怒られるかな・・・」と一瞬引いたその時、
殷雷は、黒い袖付きの外套を脱ぎ始めた。
そのまま、着ている物をすべて脱ぎ去ってゆく。
星明りの下、殷雷の身体は白く輝いているように見えた。
和穂は、殷雷を見つめたまま、口もきけずに固まっていた。
和穂の隣に全裸になった身体を横たえながら、殷雷はささやいた。
「今夜一晩だけ、おまえの想いを受け止めてやる。
明日になったら忘れろ。いいな」
声も出せないほど緊張している和穂がうなずくのを見て、
殷雷は和穂の道服に手をかけた。
一種の慎重さを感じさせながらも、手早く道服がはだけられてゆく。
和穂は、自分が脱がされてゆくことに、まるで少女のように
恥じらいながら耐えていた。

とうとう下帯まで取り去られた。
だが、和穂の性器は小さなままだった。
上気して桜色に染まった肌をみると、興奮していない訳ではない。
どうやら、和穂の緊張が高まりすぎている様子であることを見取ると、
殷雷は口の端だけに僅かな微笑を浮かべつつ言った。
「硬くならなくてもいい。何をされても楽にしていろ。」
口元に硬く握った手を添えて、興奮と恥かしさに耐えていた和穂は、
了解のしるしに、人形のようにこくこくとうなずいた。

殷雷は、和穂の下半身に顔を埋めると、和穂の性器を口に含んだ。
「あっ・・・」
思いもしない快感に、おもわず身体をえびぞらせる和穂。
「い、殷雷、そこは・・・そこは、きたない・・・」
あえぎながら抗議する和穂を無視して、舌を使う殷雷。
右手は睾丸に添えて、擦るようにしながら刺激を送る。
左手は和穂の胸に伸ばし、乳首を軽くまさぐっていた。
469封仙性別交換:2006/03/06(月) 17:34:46 ID:t+nr2f14
未だ幼さを感じさせる和穂の性器は、瞬く間に硬さを増した。
押し寄せる快感に流されるようにして、本能の赴くまま、
和穂は腰を上下させ始めた。
「ああっ・・・あっ、うっ」
たいした時間も経たない内に、和穂は射精してしまった。
殷雷は、驚きもせずに和穂の精を飲み下した。

「殷雷・・・ごめん・・・汚かったね・・・」
口の中に精を放った事を、か細い声で謝る和穂に添い寝しながら、
殷雷は優しくささやいた。
「気にするな、和穂。汚くなんかないぞ。」
だが、言い終えぬうちに、和穂は殷雷の頭を抱きかかえるようにして、
唇を合わせ、無理矢理舌を差し入れてきた。

「初めて精を放った直後に、女の唇を奪う甲斐性があったとみえる」
と、妙な感心をした殷雷だったが、どうも様子が違う。
殷雷の口の中に残る自分の精を、舐めとろうとしているのだった。
あたふたと動こうとする和穂の舌に、そっと自分の舌を絡ませて、
乱暴な動きを止めさせる。
殷雷の意図を察した和穂が動きを止めると、口を合わせたまま、
殷雷は和穂に被さるような姿勢をとった。
今度は、自分の舌を和穂の口の中に伸ばしていく。

お互いの舌が擦れ合う間隔に刺激され、口の中に唾液が湧き出してくる。
仰向けになっている和穂は、のどを鳴らすようにしながら、
混ざり合ったお互いの唾液を飲んだ。
殷雷は、男性が少女の身体を弄ぶかのように、和穂の身体に手を這わせた。
時折、陸の上の魚のように身体を跳ねさせて、和穂は愛撫に応えた。

やがて、和穂が眉間にしわを寄せ、苦しげな息を始めた。
再び硬さを増した性器をどうしていいか分らず、持て余しているらしい。
殷雷が受け入れ易いように、性器に手を添えてほしいところだが、
和穂の両手は、殷雷の背中にしっかりとしがみ付いていた。
殷雷は、自分の右手を下腹に伸ばすと、和穂の性器に添えた。
口を離すと、和穂の耳元に「入れるぞ」とささやいた。
真っ赤な顔で、恥かしそうに、こくんとうなずく和穂。
男女の役柄が逆ではないかと、内心苦笑しながら、
和穂を自分の中に受け入れていく。
470封仙性別交換:2006/03/06(月) 17:35:19 ID:t+nr2f14
性器が包まれる感覚に、和穂が悩ましげな吐息をつく。
快感に翻弄されるあまり、繋がったとたんに、
ぎこちなく腰を動かそうとするが、思うように動けていない。
見かねた殷雷が、和穂にじっとしているように言い、
自分で腰を動かした。
「ああんっ・・・」
和穂が、少女のような喘ぎ声を上げる。
しばらく動くと、和穂はあっけなく二度目の射精に達した。

ふたたび、添い寝の姿勢になった殷雷に、和穂は礼を言った。
「ありがとう。気持ちよかった。」
「礼には及ばん。それよりも、さっさと寝ろ。」
「うん。でも、殷雷って、すごく綺麗なんだ。」
予想していなかった言葉に、殷雷はあせった。
「な、何言いだすんだ・・・恥かしいじゃないか・・・」
「だって、本当に綺麗だから。思ってたのより、ずっと・・・」

「今朝の夢精は、やっぱり私のことを思ってたんじゃないか」
と、内心ツッコミを入れる殷雷だったが、
当の和穂は、語るに落ちている事に気が付いていない。
「殷雷が裸になると、こんなに綺麗だなんて知らなかった。」
そう言いながら、和穂は殷雷の乳房に手を乗せた。
「あん、んふっ・・・」
思わず口をついて出た、悩ましげな声が、和穂の男の部分に
スイッチを入れてしまったらしい。
今度は、もっと大胆に、乳首を口に含んできた。

「・・・ああん・・・」
殷雷は、幼さののこる和穂の愛撫に反応を示す、自分の身体に
驚きを感じていた。
「これは演技だ。感覚を完全に制御できる武器の宝貝が、
快感に流されるはずがないっ・・・ああぁっ・・・」
内心の理屈に気を取られていた殷雷は、胸から下腹へと移動した
和穂の唇に、再び、喘ぎ声を上げてしまった。
先ほどとは逆に、今度は和穂の手が、身体の上をまさぐっていた。
殷雷は、愛撫に応えるように、切なげな声を上げ、身体を跳ねさせた。
471封仙性別交換:2006/03/06(月) 17:36:08 ID:t+nr2f14
まだ稚拙といっていいほどの和穂の愛撫に、殷雷は翻弄されていた。
胸や腹、太腿、下腹に、切なくなるような快感が走る。
特に、下腹のうずきが、耐えられなくなってきた。
「ん・・・か、和穂、そろそろ、お願い・・・」
甘えるような声で、とうとう自分からうながしてしまった。

初めての行為の興奮が醒めないせいか、もう回復したらしい和穂は、
仰向けの殷雷の上に、自分の身体をかぶせてきた。
既に二回も射精をすませたせいか、動きに迷いが無くなっていた。
「殷雷、いくよ・・・」
何時の間にか、目の前の位置まで頭を動かしてきていた和穂が、
殷雷の顔をまっすぐ見つめながらささやいた。

「いいよ、来て・・・」
正面から和穂の顔を見つめ返しながら、殷雷も答える。
「うん」和穂は、小さくうなずくと、今度は自分で手を添えて、
自らを殷雷の入り口にあてがった。
殷雷はかすかに自分の腰を上げて、挿入を手伝う。
「んっ」性器を圧迫される快感に、小さくうめき声を上げながら、
和穂が殷雷の中に入ってくる。
「あんっ」自分の中に和穂を受け入れつつ、殷雷が応えるように喘ぐ。

不慣れな和穂の動きは、やはりスムーズではなかった。
だが、そのぎこちない動きすら、性感を高める為の焦らしのように、
感じられた。
やがて、二人が隙間無くつながると、和穂がささやく。
「殷雷、大好きだよ。ずっとこのままで居たいぐらい、大好きだよ。
今夜の事を忘れろって言われたけど、嫌だ。忘れたくないよ。
殷雷はぼくが嫌いで、今夜のことも忘れてしまいたいの?」
「私も和穂のことが好きだ。今夜のことも忘れはしない。
だいたい、好きでなければ、肌を許したりはしない。」
殷雷の言葉に、一瞬にっこりと微笑むと、和穂は唇を合わせた。

下腹と口腔とに、和穂の侵入を受け入れながら、殷雷は痺れるような
快感を味わっていた。
自分でも意識しないうちに、両腕を和穂の背中に回ていた。
手のひらは、和穂の肌を味わうように、背中、うなじ、そして尻までも
撫でまわしていた。
口の中に溜まってくる、混ざり合った互いの唾液を、
気持ちが求めるままに、飲み下していった。
472封仙性別交換:2006/03/06(月) 17:36:48 ID:t+nr2f14
やがて、和穂が腰を使い始めた。
殷雷は、下から享けるようにしながら動きを合わせた。
堪えきれなくなって、お互いの口を離す。
切ない、熱に浮かされたようなあえぎを、ひとしきり吐き出すと、
再び、唇を求め合う。
そんなことを何度か繰り返すうち、和穂は三度目の射精を迎えた。

激しい興奮と、そのいきなりの終焉に耐え切れなかったのか、
殷雷に体を預けたまま、和穂は気を失うように寝入ってしまった。
殷雷は、しばらくの間、和穂の身体を受け入れたままじっとしていた。
急速に硬さと大きさを失った和穂の性器が、自分の中から
押し出されるように抜けたのが、寂しいような感情と共に伝わってきた。
和穂が、まるで今さっきのことが夢だったかのように、
自分の身体の上で、安らかな寝顔を見せて眠っていた。
一夜限りの宴は、終わったのだった。

起こさないように、そっと和穂の下から身体を抜き出すと、
殷雷は、自分の外套の物入れから、一本の筆を取り出した。
さっきまで撫でまわしていた和穂の背中に、その筆を使って、
さらさらと文章をしたためた。
内容は、眠っていたら夜だとゆうのに虻が集ってきて困った。
焼酎を水で薄めて、霧吹きで吹いて虫を追い払った。
虻にかまれた所も、薄めた焼酎で手当てして、やっと眠れた。
みたいな文だった。

殷雷はなにやら暗算をして、慎重に字数を数え、所々文章を直し、
納得がいったのか、文末に小さな丸を書き添えた。
文字は、一瞬光ったかに見えると、和穂の身体に吸い込まれるように
消えてしまった。結果を確認した殷雷は、四界獄から取り出した、
衣類一式を眠っている和穂の隣に広げ、一見無造作に
和穂の身体をころがした。和穂は、目を覚ましもしなかった。

殷雷は、熟練した看護士のような手際で、和穂の身体を拭き清めた。
体液にまみれた和穂の性器も、手早く拭き上げてしまった。
下帯をつけ、手早く道服も着せた和穂に毛布を被せ、口の周りに
白く跡を残す互いの唾液も拭き取った。
仕上げに乱れた髪を整えてやり、点検するような目で、
和穂の様子を見回した。
473封仙性別交換:2006/03/06(月) 17:37:33 ID:t+nr2f14
納得できたのか、今度は自分の身体を拭き始めた。
相変わらず、手早い動作だったが、自分の股間から、和穂の精と
自分の体液が混ざり合い、しずくとなって滴ったのを指に受けた時だけ、
彼女は動きを止めた。
指先を口に含み、一瞬、寂しげな微笑みを浮かべたが、
すぐに気持ちを振り払うように頭を振ると、自分も服を身に付けた。

仕上げに、あたりに薄めた焼酎を霧吹きで吹き散らす。
無論、虻のためではなく、今の行為の残り香を消す為だった。
乱れた下着などを断縁獄に仕舞い、痕跡を消し去ったのを見届けると、
いつものように、横になって周囲の警戒を始めた。

***

「おはよおっ!昨日は大変だったよねぇ」
いつものように、明るく和穂が目を覚ます。
しきりに肘のあたりを見ているのは、植え付けられた記憶の中で、
虻にかまれた所だからだろう。
「気にするな。虻の跡ぐらい、一晩で消えてなくなる。
それより、今日は気合を入れて歩くぞ。今日こそは宿屋で眠るぞ。」
これまた、いつものようにぶっきらぼうに殷雷が声を掛ける。

和穂から、思いつめたような雰囲気が消えたのをを見て取った殷雷は、
安堵と寂しさの入り混じった気分で、顔を見られないよう歩き始めた。
「あ、待ってよぅ」
「ぼやぼやしてると、置いていっちまうぞ」
宝貝回収の旅は、まだまだ続く。

***

不忘筆
身体に書いた文字を記憶として憶えさせる宝貝。
使用者は、憶える本人でも他人でも構わない。
欠陥は、書いた文字数に応じて、本来の記憶を上書きしてしまう事と、
虚偽の内容でも、文章通りの記憶が生成されてしまう事。

もともと、仙術や宝貝の実験中に、細かな記録を残す為に、
自分で使うつもりで、龍華仙人が作ったものらしい。
だが、豪快な文字、誤字、脱字のため、でたらめな記憶が残ってしまい、
癇癪を起こした龍華が、なかばとばっちりで封印した。
そもそも、細かい記録を残すのなら、自然と文字数が増えてしまって、
本来の記憶への上書きが無視できない量になりうることは、
使ってみるまで気付かなかったようだ。
474封仙性別交換:2006/03/06(月) 17:38:15 ID:t+nr2f14
ここまでです。

読んでくれた人は、ありがとう。ごくろうさまですた。

文章が稚拙、読み難い、意味不明、電波大解放、抜こうにも抜けない
などは仕様です。
「こんなの封仙(とか殷雷とか和穂とか)じゃない!」
とゆう抗議は受け付けません。
全ては、パラレルワールドの成せる業です。
和穂とは女性の名前だとゆう突込みも却下です。
いい感じの男性名を思いつけなかったんだろうとゆう、
鋭い指摘は、もっと却下です。
475名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 22:51:46 ID:M1XUS60z
やあ、これは良い甚来旗の発動ですね。
眉毛が細い和穂がいるくらいだから、性別逆転くらい大した事ありませんぜ。
とりあえず貴方は闇ネタ師道の師範代と認定します。ぐっじょぶでした。
476名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 23:16:45 ID:qbGZP+q5
眉毛以下か、性別の重要度w
477封仙性別交換:2006/03/09(木) 07:17:33 ID:2XLfk5Mv
>>475 わぉ!読んでくれた人が居た♪ありがとう!
>>476 性別の重要性が低いのではありません。
「 眉 毛 が 何 よ り も 重 要 」なだけです。
478名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 03:31:52 ID:x+uHxIcP
>>477
読ませて貰いましたよ〜。
GJでした。
機会があればノーマルな殷和も読んでみたいです。
479名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 10:36:14 ID:+4a4jbzV
>>477氏、GJ!
うむ、眉毛がいかに重要かは最新刊を読めばわかる。
480封仙性別交換:2006/03/12(日) 06:02:35 ID:+F3s92D5
>>478-479 読んでくれてありがとう。GJて言ってくれてありがとう。
>ノーマル殷和
漏れも激しく読みたいっす。誰か書いてくれませんかね?
漏れは、「うほっ、いい和穂」とか「索具輪が曲がっていてよ」とか、
「ショタ殷雷を虐め倒す細い和穂」とかいった単発妄想で
妄想力を使い果たしてしまいますた。
>>479大兄
眉毛の重要性を共に語ってくれる人に出会えて、漏れは嬉しいっす。
481名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 17:31:32 ID:VeX7hnef
9Sで書いてくれる神は不在か・・・・・・
482名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 18:10:38 ID:l0aNFrR8
>>481
由宇なら身体を使わずとも頭の中だけでイケるんだよ…
483名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 22:28:33 ID:hj/fz3IW
マイナーどころでARIELキボン

萌える女キャラはいても、相手になるまともな男キャラが少ないのが難点かも
484名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 23:22:32 ID:k2xtNSqz
研究所員A・B・Cとか何でもライターくらいだもんな、地上の男って。
他の奴は絡む相手が決まってるし。
485名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 23:41:51 ID:c+mt4Pp3
女慣れしてるトムを推してみる
宇宙人側とはもちろん、女子高生にも縁があるし
技術と財力で好き勝手やってください若社長w
486名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 19:54:08 ID:w5u2UJSB
……トムにあの女子高生は荷が重いと思われw
487名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 20:30:38 ID:H9+UlcBk
新刊で新婚カップルが物足りなかったので自家発電しようと思ったら、
どうやってもエロくならず投げ出した

エロ話より、ストレスでEDの艦長の方が簡単に想像できるw
488名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 00:56:12 ID:fG9k92ZA
>>481
>>130-

実は俺も9sで書いてほしいと思っていたりする。
本編もとーまと由宇くっつきそうだし。
489名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 01:50:31 ID:fsQuQ6vV
ゆうと妹の陵辱系レズを
490名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 21:41:00 ID:0YGq+Wxr
>>487
EDヒドスwwwwwwwww
でも似合うwwwwwwwww

ツンデレお姉さまの触角をねちっこく責めたいのは俺だけでいい
491名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 21:27:58 ID:ATLgoRz4
ここにのってるSSって、SS保管庫に載ってる?
保管庫の更新履歴が全然更新されてないし、まとめさんどうしたのかなぁ?
492名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 03:41:52 ID:FC0v9XEt
誰か風の聖痕か、さよならトロイメライの
エロパロ書いてくれないかな〜
493名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 12:02:34 ID:RTHlWTdK
>>491
履歴は更新されてないけど、中身はちゃんと進んでるよ。
494名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 13:18:47 ID:YJUfKIp0
>>491
スレタイの右に何スレの何レスまで収納したか書いてあるよ。

今は、(収納済:5th-444th)
495名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 16:58:59 ID:+wpk7r75
武官弁護士エル・ウィンのエロパロ書いてくれるネ申っている?
496名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 17:03:34 ID:GcLTz5AU
むしろ伝勇伝
フェリス(*´д`)ハァハァ
497名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 19:18:55 ID:/l041/XN
>>495

ミアのこと妄想しながら一人でシコってるウィンとか?
498名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 16:31:20 ID:BFVyexWL
ないんえす?想像以上のできだった
499名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 01:58:21 ID:gCWw18TR
SHI-NOの志乃×僕のエロパロキボンヌ。
もしくは、紫×真九郎あるいは、メイゼル×仁とかでも...
500名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 02:23:50 ID:8tFGkW3r
狼と香辛料読んだ

 ムラムラしてきました
501名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 18:48:08 ID:3icT6fXr
502とある禁書の話し:2006/03/25(土) 01:41:14 ID:ILLGZepN
1/4
小萌先生宅で暴飲暴食をおこなった禁書
「当麻、今帰ったんだからー!」
酒が入っていた。玄関開けたら二分でバタン。

「グー」
普段は布団で寝ている。当麻は風呂場で寝ている。
自分としては当麻も一緒の布団で寝たほうが快適だし、
家主なんだからもうちょっと主張してもいいと思っていた。
 それに年頃の娘さんが傍にいるのに、青少年にそれを
避ける様な行動をされてしまうとそれはそれで悲しいものなのだ。

「むにゃむにゃ。ん〜。お腹が〜。お手洗いさんにいかないと駄目なの〜」
草木も眠る丑三つ時。布団を纏ったままにズリズリと
トイレットへ向かっていった。
ガチャー。グイッガチャン。
扉を開けるとそこには、毛布に包まった当麻が世の中の
辛さを一身に背負ったような険しい顔で眠りについていた。

「とうま・・・寝てるときぐらい可愛い顔をしてればいいと思うの」
当麻の寝顔を眺めまわした後、このまま一緒に寝ようと思った。
布団もあるし。

「あーっと、うんしょと。・・・ん、ばっちり」
まだ半分寝ぼけながら、風呂桶で三角座りして寝てる
当麻の膝を抱える両手に割って入ると前から布団を
被せて、当麻の胸に背中を預け両手は自分の前に持ってきた。

「おやすみなさいとうま」
就寝。

エマージェンシー
エマージェンシー
エマージェンシー
この先はとんでもないことが起こって引き返せないことになる!
常人にはとても耐えられない、早く引き返すんだ!
・・・警告はしたぞ?・・・したからな?
503とある禁書の話し:2006/03/25(土) 01:43:15 ID:ILLGZepN
2/5
草木も踊る午前4時。腹部にただならぬ激痛を覚えて
眼が覚めた。
「んっ。・・・・・・っつ!?」
何時もと違う場所で眼が覚めて自分を抱きかかえるのが
当麻の腕で、少し顔を回すと当麻の顔がそこにあった事に
驚いた。
「と!とっとっとっ・・・イタタタタ」
お手洗いと間違って当麻の眠るお風呂場へきたこと、
あんまりにも厳しい顔をして寝ている当麻を見かねて
一緒に寝ようと思ったことを、腹痛と共におぼろげながら思い出せた。
「この状況は嬉しいけども、インデックスはお手洗いに
行かねばならないのね」
当麻を起こさないようにゆっくりと胸の前で組まれた当麻の
腕を外そうとする・・・・・・外れない。
「と、当麻。インデックスは少しピンチなので、意地悪しない
で外してくれると嬉しいなあ・・・とーっ!」
小さな声で眠る当麻に抗議を告げると、今度は少し気合
を込めて当麻の腕を持ち上げてみるが外れなかった。
「あっ」
力んだ拍子に少し漏らしてしまったようだ。
幸いにも小さな方だったが、これ以上時間を掛けると
とんでもないことになりそうだった。
「も、漏れちゃうよぅ。もうこーなったら最後の手段なの!」
遂に我慢の限界に達したお腹をかんがみて当麻の腕に
少々噛み付かせてもらってひるんだ隙にお手洗いに駆け
込むことにした。
「ゴメンね当麻、あ〜n」
あ〜んと口に力をこめたところ、背後で異変が起こった。
口をあんぐり開けたまま後ろを見ると、当麻が目を覚ましていた。

「おわぁっー!!!インデックスおまっ!なに!?ドッキリ!?」
大慌てで禁書を引き離そうとする当麻だが狭い浴槽で
急に動いたものだから頭は打つわ、手をぶつけるわ、
インデックスは柔らかいわ、で更に混乱してしまった。

「あっ、当麻!ダメなの!そんなに動くと、もう持たないんだから!」
腕に噛み付き涙目で窮状を訴えてみたおかげで
当麻の混乱はなんとか収まった。

「いてぇー! ・・・と、ととと。インデックスど、どうしたんだ?」
必死な表情で腕に噛み付く禁書をどう扱っていいか
わからないまま、取り合えず肩を強く揺すってみた。
504常人はここを飛ばされた方が良いでしょう:2006/03/25(土) 01:44:35 ID:ILLGZepN
3/5
そこまでが。 
インデックスの。
我慢の。
限界だった。

「あっあっあーっ!あーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
ブビィブビュービューブリブリブリ、ブッブッブブ
「いやぁ・・・あぁ・・・・・・」
ショーーーショロショロショロ・・・
当麻に肩を揺すられたところで全ての我慢が崩壊して、当麻
の膝の中で水のような糞便と、お酒のせいで匂いのきつい
聖水を一緒にして勢いよく一気に放出してしまった。
「とうまぁ〜みないで、みないでぇ。みたら・・・ダメなの・・・・・・」
ブリ。
当麻の顔を見ながら告げた言葉の終わりに
最後の一欠けらがインデックスのお腹の中から、卑猥な音と
共に吐き出された。
「・・・・・・」
インデックスは当麻の顔を見ながら泣き笑いの表情で
最後の排便をしながら気絶してしまった。
505とある禁書の話し:2006/03/25(土) 01:45:38 ID:ILLGZepN
4/5
服を脱がして汚物を集めトイレに流した。
禁書の身体もシャワーを使って綺麗に洗い流した。
「まだ・・・汚れてるよな・・・」
脱力しきってグンニャリとした禁書を抱きかかえ布団へ運んだ。
弛緩しきった顔を見てると・・・白状すると、さっきの気絶する前の恥ずかしさと緊張と、
それが解けたときの開放感とが入り混じった涙の笑顔が・・・可愛くて仕方なかった。
「え〜っと。これはまあインデックスが目を覚ましてから・・・」
眼の醒める気配がないのはわかっていた。
「で、でもすぐに拭いておかないと色々大変だからな。な、インデック・・・・・・・・」
限界。
インデックスの身体を仰向けにして両足を大きく左右に広げた。
さっきまで糞便と小水にまみれていた局部と菊門は
シャワーで慌てて流したせいで今も少し・・・こびり付いていたし・・・香りがした。
「・・・」
申し訳に濡れタオルで拭き取る。そのまま
秘所に顔を近づけたかったが、
自分がおかしくなってると、
止められないと判っていても、
せめて言っておかなくてはいけなかった。
「好きだ。インデックス。だからゴメンな」
唇にキス。そのまま清楚で可愛くて活発なインデックスの
正反対で汚くて臭くて人に見られたくないような部分へ口をつけた。
局部を激しく貪ったあとはインデックスの腰を持ち上げて
まだ少し匂いの残る菊門に舌をいれてかき回した。
「ん、んぅ」
インデックスが眼を覚ました。
「ひゃうっ!とうまぁ、あっダメ!そんな所舐めたら、ぁ。なんで?なんでぇ、ぁ」
混乱して泣き声になるインデックスが逃げられないように
その細くて柔らかな腰を抱え込む。
「ごめんなインデックス。お前があんまりにも可愛かったから、我慢できなくなった。
ちょっとやめられそうにない」
「待ってとうまインデックスもとうまが好きだけど    」
菊門に舌を差し込まれ穿られながら、当麻の右手がお腹を撫で回す。
当麻の手は優しく優しく撫でてくれる、けど当麻の舌は違う生き物が
お腹の中に入ろうとするみたいに激しく動いていた。
「あっ、うっ。あふぁ・・・だ、だめになるよ。と・・・うま・・・イッんっ」
激しく痙攣する自分の体と、当麻の舌を締め付けるお尻の穴、
それをなだめるように撫でられるお腹を感じながら意識は暗くなっていった。
「大丈夫か?って・・・大丈夫なわけないよな。
脱糞をみせた相手から直後に犯されるとかそりゃ・・・な。orz」
早速に自殺したくなってきた。けどインデックスの顔を見て考えを改めた。
インデックスはまた弛緩しきった顔を見せて・・・今度はさっきよりも幾等か
明るい感じだ・・・泣き笑いの可愛い顔で眠ってしまったのを見たから。
506とある禁書の話し:2006/03/25(土) 01:46:43 ID:ILLGZepN

5/5
            〜後日〜


「当麻。あの時のことは絶対に誰にも言っちゃダメなの!」
真っ赤な顔でほっぺを膨らませながら当麻を睨みつける。
「わ、わかってる。わかってる。何時もの不幸だ、絶対に申しませんともお姫様・・・」

「・・・・・・いや女王様?」
お風呂場でお尻を濡らした暖かい聖水を思い出して禁書が
頭の中で女王様へと変わっていた。
「おわっ!口に出てる!?」
「なんなの当麻?インデックスは女王様よりお姫様の方が
いいと思うのだけど、やっぱり女王様みたいな高貴さがにじみ
隠しきれてなかったりする?」
ちょっと不思議そうな眼をして上目遣いでこちらの眼を覗き込んでくる。
あの時の、インデックスが気を失う最後の顔を思い出して、
とても、ドキドキ、する。
「む?とう・・・・・・あっ・・・・・・」

〜Fin〜
507名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 01:51:00 ID:ILLGZepN
夢の中でスカの神様が降臨したので書いた。
禁書板にも書いたがどうせ書いたんだから反応が欲しいと、
物足りなかったので4/5も付け足して転載してみた。

と金の中で禁書が最も好きなのは少数派らしいぞ!
禁書いいよ禁書!
508名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 02:20:32 ID:OHzoRcZE
>>507
乙です。

> 夢の中でスカの神様が降臨したので書いた。
それはまた、ほどよい変態さんですね :-)

マジレスするとスカは人を選ぶので仕方が無いかと
509名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 19:31:05 ID:8JyHsfQ+
>>507
禁書原作のキャラは喋り方にクセを付けて差別化をはかる手法なので、セリフにもっと似せる工夫が必要なのでは?
禁書好きというわりには、あまり禁書らしくないよ。
510名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 18:50:33 ID:N9EBO6HB
エロパロってことはイラストもありですよね?
なんとなく描いたものですが折角なので貼り。
いちおーてっさのつもりですが…壊滅的に似てない!
ttp://kigaruni-up.ath.cx/~kigaru/cgi-bin/imageboard/file/1143366281.jpg
511名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 19:31:30 ID:IS7xKRoj
>>510
絵柄は好きなんだけど、残念な事に(笑)テッサはもうちょっと小柄でひんぬーかな…
512名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 23:17:20 ID:kDmU0AcF
でもいいよー
色々書いて見たらいいんじゃないかなー
513名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 23:24:39 ID:4T2sPY9m
脚が太過ぎ&長過ぎだなあ。


つうより画像は角二なんだが
514名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 13:32:05 ID:eeT88psB
足というより上半身と下半身の釣り合いが悪い。別人のパーツみたい。
太腿とウエストの幅が同じなので右足消したらシルエット人魚のよう。
でも上半身・下半身は基本的には各々結構上手いと思うので
下半身縮小して肉少し落とせばかなりよくなりそう。
515名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 17:35:13 ID:3qowDQl5
そんなに悪くないと思う
足の太さも俺より細いし
516名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 18:47:26 ID:gtseTdOJ
>>510
ロシア系の子供は可愛いが、
大人になると3倍増するという伝統にのっとった良い絵ですねwww
517510:2006/03/27(月) 19:48:14 ID:mD90V1V4
おおぅ手厳しいぜ。でもdクス。

>もうちょっと小柄でひんぬーかな…
 ですよねやっぱし…
>でもいいよー
>そんなに悪くないと思う
 ありがとー
>画像は角二なんだが
 読めない書けないアク禁なのじゃよ〜
>514
 こと細かにアドバイス感謝。功夫足りてませんね。
 昔、知人から「アニメ顔にハンパリアルな体がアンバランスでキモい」って言われた記憶が…
>シルエット人魚のよう
 スマソ、そこはわざと。
>大人になると3倍増するという伝統
 女子フィギュアスケートとか見ても東欧美少女はまさにファティマ体系ですな。
 30過ぎると劣化が著しいのは一種の詐欺かと思うほどに……デブくてすんません。

さっき気付いたンですが同じ板にフルメタのスレもあったんですね。アウチorz
518名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 20:55:50 ID:jLgLrlOu
何故か時間停止系の能力が働いているみたいだな

さぁエロい妄想を書き並べようか
519名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 14:43:52 ID:nfbCI9xz
>何故か時間停止系の能力が働いているみたいだな

ホントだ
日付が2006/03/32に…
520名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 15:09:48 ID:0QH7dDg4
>>519
http://www.2ch.net/
> *エイプリルフール中止のお知らせ*
> 本年度、ITバブル崩壊の余波、またライブドア事件の混迷、楽天ゴールデンイーグルスぶっちぎり最下位など、
> 悪条件の重なりによる株価低迷が2ちゃんねる運営費にも多大なる影響を与え、
> 火の車である今の財務状況を鑑みるに、エイプリルフールの全面中止もやむなしという判断にあいなりました。
> ご期待されていた皆様には大変申し訳ありませんが、どうぞよろしくご理解いただければ幸いです。
> また、妄言民族と呼ばれ、近隣アジア諸国に多大なる苦痛を与えている日本国民としてこれを良い機会と考え、
> 例えエイプリルフールだとしても嘘を無くし、世界平和に貢献できる公明正大な言論の場を標榜すべく襟を正しつつ、
> 2ちゃんねるはエイプリルフールの根絶に今後とも邁進していく所存でございます。

ということらしい。
5211//4とある魔術の御坂御言:2006/03/32(土) 23:29:54 ID:qfdI1UXJ
 御坂御言は新しい能力の開発に余念がない。
 LV2だった頃から自身の向上には全力を尽くしてきたし今でもそのそのようにしている。

「大体が自分にできることの限界が判らないとか、
いま一歩の所で努力が足りませんでしたとか、そういうのが嫌いなのよね」
 現在できる事があり、必要を感じたのなら全力を尽くす主義なのだ。

「だから今やってるこれも必要なのよ。
決して不純な動機とかではなく純粋に自分の力がどれぐらい応用を利かせられるかを試してみるだけであって。
べ、別にあんな奴の事なんかこれっぽっちも・・・」
 そこで御言はアイツについて考えるのを中断した。

「え〜と、だから脳内の走る信号は電気や体内物質で生み出されるわけだけど、
結局は電気信号になるのだから、的確な電気信号を相手の頭に送り込めれば
・・・脳と記憶の関係は私の能力では扱いきれないデリケートな所だけど・・・
擬似的な感覚を送り込む事は出来るはずなのよね」
 御坂御言は能力を決して見境なく使ったりしない。
 それが多きな力を持つものの義務だと思っているし、わざわざ小さな労力で済む所に
大きな力を使うのは馬鹿馬鹿しいと考えているからだ。
5222/4:2006/03/32(土) 23:30:35 ID:qfdI1UXJ
「で、でも。アイツには正面からでは全部防がれたわけだし、新たな方向から攻めてみるだけで・・・
こ、これは決してアイツの事をどうこうしたいとかフニャフニャになったアイツが私を求めてくれば
まあやってしまった者の責任として優しく手当てしてあげなきゃならないなぁとか考えて・・・少しはそりゃって」
 そんな事を口に出してるとも思わないまま、構成も出来上がったので両手の間に電流を生み出してみる。

 今回のは威力でなく電気信号としてのパターンが大事なので
電流も電圧もそれほど高くないが、脳まで信号を送り込むのには問題ない程度には威力がある。

 そして御坂御言は実はこれを一度自分に試してみたことがある。
その効力には眼を見張る物があり・・・結果シーツが一枚お亡くなりになって
布団もその日のうちに取り替える羽目になった。

「よし」
 つまり何がしたかったのかといえば御坂御言は相手を傷つけず取り押さえる方法の一つとして、
相手の脳味噌に「気持ちいい」信号をパンクするぐらい送り込んでしまおうとしているのだ。

「これでアイツが前後不覚になってしまうのは不可抗力よね。うん」
 御坂御言の妄想の中ではアイツこと上条当麻がヒンヒン言いながら
足元に可愛くすがって来る光景が広がっていた。

 結局。

 妄想に浸ったまま更に電圧をギリギリまで上げたところで、
白井黒子がお姉さまの両手の中にすっぽり収まる形でテレポートしてきたのは
全く不幸な事故だったとしか言いようがない。
5233/4:2006/03/32(土) 23:31:09 ID:qfdI1UXJ
 ドアを開けて何時ものようにお姉さまの様子を伺って胸元にテレポートした白井黒子は、
脳味噌から繋がる快楽神経に、成人男性でも悶絶するほどの快楽信号を脳に直接叩き込まれた。
バチッと。

「っっ・・・!えうぅっん!おねへひゃま!?nっひんんっ」
 白井黒子はお姉さまの腕の中で可愛く泣くと、あっけなく失神してしまった。

「くわっ〜〜!?あああ、あんたって子は。なんてタイミングで・・・ふんとにもう毎度毎度、
無茶ばっかりするんだから!」
 相変わらず考え無しの後輩にはもう何度驚かされたことか。
 ベッドの上で気絶した黒子を抱いて背中をさすりながら過剰な電気信号を慎重に取り払う。

「ま。とにかく黒子は気を失ったから、まず証拠の隠滅を図らないといけないわね。まず黒子とシーツ、ベッド、か。」
 失神は能力の実験だとごまかせても、その、
黒子の股間から流れちゃってるオシッコや他の何かを始末しなければいけない。
 可愛い後輩を無闇に辱めて良い訳はないのだから。

「よいしょっとぉ。ジャバジャバ・・・・・・・・ちょっ、ちょっとこれは」
 黒子を裸にしてお風呂場で洗う。
 幾等シャワー室で裸を見てるといっても同年代の女の子のアソコをじっくり見る事はない。

 アソコを流す。
 何故だか手がヌルヌルするのを意識しないようにしながらお尻の方にも手を回してお湯をかける。
 最後にキチンと洗えたか確かめる為覗いた黒子のアソコは
名前負けしないほど立派な茂みが黒々と林立しており
未だ毛の生えない御言は暫しの間黒子のアソコに見入ってしまった。
一寸毛をつまんで手触りを確かめたり。
5244/4:2006/03/32(土) 23:31:39 ID:qfdI1UXJ
「くっ。ま、まだ若いんだから大丈夫よねw でも・・・黒子め。胸の方も結構育ってるじゃないのよ!
でも他の子の身体って結構ドキドキするわね」
 事のついでに左手で胸の育ち具合も確かめてしまい御言は自己嫌悪に陥って
茂みの方が新しくぬかるみ始めたのには気付かなかった。

 だから。我に返って洗い終わった黒子を抱きかかえる時。
 目 を 覚 ま し て い た 黒子に「あいしてますおねえさまぁ!」と押し倒されても
動転して対処できなかったし。唇を奪われて中に舌まで入れられたのも苦しかったのに
「黒子ってば柔らかくて気持ち良いかも」とか混乱して舌を絡ませてしまったり。

「んっんうっ おねえさまはぁ はっ はぁふぅnぇおねえさま おねへさはぁ」
 何時の間にか衣服を飛ばされてしまっていた御言のつま先からツルリとした股間まで
じっくりとアソコを擦り付けながら片手でお尻を撫でて鷲掴んで感触を確かめ、
もう一方の手は抵抗する御姉様の手にギュッと指を絡ませた。
 その上では小まめに舌を吸って息が続かなくなると黒子は、
御姉様の目瞼と言わず眼球から耳の穴から鼻の穴まで舐め上げた。
 野生のタガが外れたというか、黒子は何でも舐めたし何処でも吸った。

「あーーーっ!あっああっつもぅ ん・・・・ だめんっ・・・・あはぁ っはぁっ あぁ」
 こちら御坂御言は涙も吸われ涎は舐められ鼻水も啜られアソコは
どっちのナニがナニだか判らないぐらい混ぜられていた。
 ほんの少しして御言は色んなお汁を搾り出した疲労感と悦楽で動けなくなっていた。 

 まあその後も、一匹の獣と化した白黒が御姉様の身体を優しく激しく蹂躙し続けたのだけれども。


〜 ア スコシ タイム アゴー〜

 御坂御言は当初の計画通り。
前後不覚に陥った一匹の獣を優しく介護したわけだけれども。
その眉間には険しい溝が刻まれているわけで。 
「不覚だったわ」
「お姉さま。どうなさいました?」
 その傍らには腕を絡める白井黒子が笑っており。
可愛い後輩の腕を解くのが出来無くなった自分が居る訳で。


〜Fin〜

525名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 23:34:03 ID:qfdI1UXJ
今日もスカの神様が降りてきたが阻止した、手ごわかった。
4/1なので設定に問題が有ってもそれは気にしない。
526名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 23:38:57 ID:BHVdJiVc
>>525
いや、3/32だぞ。何はともあれGJ
527名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 16:58:58 ID:c5EFABHw
「御言」はどうかと思う。
528名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 18:28:45 ID:72jHZ3zj
ナチュラルに読み進めてたが言われてみれば……佐山かよw
529521:2006/04/02(日) 19:22:11 ID:HXGiXlZm
何か違和感ないんで忘れてたなぁ
はっはっは、こんな事ならフタナリにでもしとくんだった
530名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 02:26:27 ID:yr+w+EYS
召喚師マリアが読みたいな
531名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 21:47:25 ID:ovgsybV6
GOSICK投下はありですか?ありなら近日中に投下したいのですが><
532名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 22:32:14 ID:JZ32uajL
 >>531
 ありありw
 読みたいw
 おねがいしますw
533名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 00:24:37 ID:UHXSIHMh
>>531
期待してお待ちしております。
534531:2006/04/04(火) 22:08:53 ID:10RTG+a4
淡い陽射しが注いでいた。
空は蒼く、風が穏やかに春の香りをあちらこちらへ連れていく。
小鳥のさえずりが鼓膜を震わせ、色とりどりに咲く花は見る者の目を楽しませた。

うららかな、春。

そう。季節は、あくまで平和的だった。



聖マルグリット大図書館。悠久の時を静かに過ごす、壮大なる知性の都。
内部は迷路のように階段が点在し、いちばん上には、かつての学園の創始者でもある国王が、愛人との逢い引きの為に作らせた秘密の部屋があった。
その秘密の部屋は、情事に耽ったであろうベットの影も形もなく、南国の植物が繁茂する植物園となっている。

そしてそこには、極上のビスクドールと見紛う少女─ヴィクトリカ・ド・ブロワがいた。
陶器のような白い肌、長い金色の髪は天窓から差し込む春の陽に輝き、対照的に、碧色の眼は深く、冷たさと知性を匂わせた。
ヴィクトリカは頬張っていたマカロンを嚥下し、パイプをぷかり、と吸い、目の前にずらり並んだ書物の一冊をめくった所で、
「ふむ…?久城め、遅いな」
いつもなら東洋人の少年─久城一弥がやってきていてもいい時間だろうことに気付いた。
「あぁ……退屈だ…!」
低くしわがれた声で唸り、本の一冊を投げ飛ばす。
「退屈ったら退屈なのだ!遅いぞ久城!」
「それは悪かったね、ヴィクトリカ」
「!?」
急な背後からの声に、ヴィクトリカが柄にもなく驚いたようにいつの間にやら登ってきていた一弥を振り仰いだ。
それからむむぅ、と頬を膨らませ、
「図書館に入る時に一言ぐらい無いのかね?」
「ごめん……うっかりしてた」
「……………む?」
何か、おかしい。
久城の、様子が。
いつものように「ヴィクトリカー?」と呼ばなかったし、階段を歩く規則正しい靴音すらしなかった。
なんというか、元気が無い。
少しばかり目元が赤い。
若干服装が乱れている気もする。
しかし、知恵の泉はなにも導き出さない。
だがまぁそのうちまたいつものようにつまらん事を宣い始めるだろう、とヴィクトリカは手近な本を拾い、ページに目を落とした。


静寂。


幾十分経っても一弥が口を開く気配はない。
思い詰めたように唇を噛み締め、部屋の隅に座り込んでいる。
その様子を一瞥すると、ヴィクトリカはふん、と鼻を鳴らしまた本に目を落とした。


静寂。



535531:2006/04/04(火) 22:10:25 ID:10RTG+a4
だんだん、ヴィクトリカは耐え切れなくなってきた。
何だというのだ。今日の久城は。
「久城」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「おい久城」
「・・・・・なんだい?ヴィクトリカ」
「今日のその暗澹ぶりは何かね、君。君は私の為にどうでもいい俗物的な話を飽きもせずするのが日課では無かったのかね?」
「ぅん・・・・・ねぇ、隣に行ってもいいかい?」
「む?ぅ、うむ」
一弥はいつものキビキビした動作ではなくどこか弱々しく立ち上がると、周りに散らばる書物を除けてヴィクトリカの右側に小さく正座した。


──また、静寂が訪れる。


ヴィクトリカが訝しげに一弥を見る。そして驚きに深緑の瞳を見開いた。
一弥の目尻に、うっすら透明の縁が掛かっている。
「く、久城・・・?」
ヴィクトリカは、一弥の涙を初めて見た。
正座した膝の上に固く握り締めた拳を置き、ぎゅっと閉じた眼から涙が零れる様が、とても痛々しい。
「ぁ、う・・・く、じょう・・・・・?」
声も上げずただ涙を流す一弥を、どうしたらいいのかわからない。
膨大な知識と知恵の泉を持つはずのヴィクトリカは、どうしたものかと、大いにうろたえた。
そうして暫く逡巡した挙げ句、フリルに包まれた小さな身体で怖々と、しかし柔かく柔かく、一弥を抱きしめた。
かつてこの優しい少年が自分にしてくれたように。
ヴィクトリカもまた、不器用ながらに、優しさを伝えようとした。
そして、そこで初めて気が緩んだように、一弥は声を幽かに上げて、泣いた。
536531:2006/04/04(火) 22:12:14 ID:10RTG+a4





「ありがと、ヴィクトリカ」
不意に、ようやく落ち着いてきた一弥が言った。
「ん…、ぁ。訳も話さぬままいきなり泣くな、この軟弱者が…!」
ヴィクトリカは、急に一弥を抱き締めていた自分が恥ずかしくなり、ばっ、と身体を放した。フリルがぶわりと大きく揺れる。
思わず薔薇色の頬がさらに赤みを増した。
しかしその様子には気付かず、一弥がぽつりと言った。
「軟弱者かぁ……」
そして、言葉の意味を深く深く味わうかのように黙り、少し苦笑いっぽく微笑んだ。
「君の言う事は、本当にいつも、正しいんだなぁ」
あはは、と自虐的な渇いた笑いが静かな植物園に流れた。
天窓から差し込む陽射しが、二人を取り巻く空気を暖めている。
やがて一弥は、誰に言うでも無いように話し始めた。
「──僕ね、さっき、アブリルに襲われたんだ」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「アブリルが倉庫に行こうって。また新しい怪談でも調べるのかと思ってたんだ。でも違った。暗い奥まで入ると、押し倒された。」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「真っ暗な中でアブリルが僕に馬乗りになってることだけは分かった。止めようとしたら・・・・・・キスをされた」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「耳元で『久城くんは私のだもん。灰色狼の娘になんか渡さない』って囁かれて、それから・・・・・・・」
一弥は一旦口をつぐみ、深呼吸を一度すると、続けた。
「僕はされるがままだった。怖かった。それでも、アブリルに触られて、身体は気持ちよくなって、でも心は全くついていかなかくて、・・・・・」


シン、とまた、一時の静寂が下りる。


「僕は、君が言う通りの人間だったんだ」
一弥が再び口を開く。
「軟弱者でならず者でけだもので、オマケに人の気持ちの分からないわからず屋だったんだ。アブリルにも言われた。『好きなのにどうして分かってくれないの』、って。アブリル、泣いてるみたいだった・・・・」
それから。僕は自分っていう人間にがっかりしたよ、と。一弥は呟いた。
あの涙は。情けなくて、出た。哀しくて、出た。そして、―・・・安心して、出たんだ。と。

「君の気持ちはどうなんだ?」
「・・・・・・え?」
「君の気持ちだよ、久城。君自身、あいつをどう思っているのかね?」
今まで黙っていたヴィクトリカの急な問い掛けに、一弥は素直に答えた。
「アブリルは、好きさ。勿論、友達としてだけど」
「そうか」
それからヴィクトリカは憎々しげに眼を細め、吐き捨てるように告げた。
「ちなみに私の気持ちを教えてやろう。・・・『許せない』。」
カツ、と一歩踏み出し正座している一弥の前に立つ。
「あの屁こきいもりめ…!久城は私のだ!絶対にやるものかっ!」
ヴィクトリカが低く強く叫んだ。
「『久城は私の』、だと!?分不相応にも程がある!あいつにはこれから、ありとあらゆる恐怖を味合わせてやる…!!」
「それにだな、」と続ける声が途端に震える。
それを聞き、どうしたのかとヴィクトリカの顔を見上げて、一弥は息を呑んだ。
今度は、ヴィクトリカが泣いていた。
537531:2006/04/04(火) 22:15:14 ID:10RTG+a4
碧色の瞳から水晶が溶け出したような涙が零れて肌に跡を描く。
「君も君だ久城…!もう少し私の下僕だという自覚を持ちたまえよ、君!!」
ぼろぼろと涙が頬を伝い、落ちてフリルに染みを作り出した。
「簡単に奪われたりするな久城・・・!お前は・・・私のだ!!」
普段恐ろしく冷たい空気を纏った彼女からは想像がつかないぐらいに泣きじゃくり、ひっくひっく、としゃくり上げる。
その様子を見て、一弥は胸がいっぱいになるのを感じた。
『ヴィクトリカは、僕を必要としてくれてる』。
それが、なによりも嬉しかった。
「なんとか言ったらどうだ、久城…!」
ぅ、うん、と頷き、一弥はどもりながら口を開く。
「ぼ、僕が好きな女のコは一人だけさ・・・!それはね、――……」


ざわり、


春の風が急に流れ込み、二人の間を走り抜ける。
開きっぱなしの本のページがめくれ、しゃらしゃらと音をたて、一弥が呟くように告げた想い人の名を掻き消した。


「・・・・・・・・・・聞こえん」
ヴィクトリカがむすっ、と文句を言うが、一弥はもう真っ赤になっていて、今一度言える様子ではなかった。
「久城」
こちらへこい、と指で示す。
膝立ちになって近寄る一弥。
ヴィクトリカは、手の届く範囲へ一弥がやってくるのを見計らい、後ろへ押し倒した。
一弥が、一日に二回も女のコに押し倒されるのはどうなんだろう、とか考え起き上がろうとすると、ヴィクトリカが一弥に馬乗りになった。
そのまま、ぐっ、と口付けられる。
「ん、んん!?」
一弥の唇とヴィクトリカのさくらんぼのような唇が重なり、さらには中で舌が交錯した。
暫く絡まっていた互いの唇が離れると、ヴィクトリカはなにやら表情を歪めた。
「ん、・・・・・・屁こきいもりの味がする・・・・・・気にくわん」
「ぇ!?そ、そんな訳な、ちょ…ッ!んんんー!」
ヴィクトリカが一方的に一弥の口内を蹂躙し始めた。
舌を絡め、歯茎をなぞり、自分の唾液を流し満たした。
くちゅ、にちゅ、と口の中で音を立て合う。
ヴィクトリカが舌を引っ込めると、今度は一弥がヴィクトリカの口中を舐った。
んむっ!?、と予想外の反抗だったのか、ぎゅっ、と一弥にしがみついてくる。
ヴィクトリカの口の中は甘く、微かにパイプの香りがした。
それは中毒性のあるお菓子のようで、何度も何度も、唇を、舌を、唾液を、求めあった。
「っぷは…!久城、はぁはぁ…君という男は、随分と、はぁ…飢えているよう、だな…」
「ヴィクトリカこそ、はぁっ…思いの外、積極的だよ…!」
二人の顔は真っ赤に染まり、それは決して落ち始めた春の夕日の所為では無かった。
想い合う二人─どちらも自分の想いを伝えた訳ではないが─は、ここまでくると歯止めが効かない。
互いが互いに互いの身体を欲していた。
「ぁ、ね、ねぇ。僕、このフリルの脱がし方がよく分かんないんだけど…?」
「ならフリルごと私を抱け」
「ええっ!?……ぼ、僕は『ヴィクトリカ』に触れたいんだけど…」
何気ない一弥の一言で、ぼっ、とヴィクトリカは熟れ過ぎた苺のように顔を真っ赤にした。
「な、なるほど、欲情しているのだな、久城。季節は春。低俗な動物共が、最も盛る時期だからな」
「うん…僕、ヴィクトリカに、今、その…よ、欲情してるんだ…。き、君が可愛い過ぎるから…」
「!……むぅ・・・」
538531:2006/04/04(火) 22:16:52 ID:10RTG+a4
一弥が押し倒された姿勢からむくりと起き上がり、きゅっ、と真っ赤なままのヴィクトリカを抱き寄せると、ヴィクトリカは、その腕に甘えるように柔らかくしな垂れかかった。
「久城」
耳元で囁く。
零れる吐息は一弥の耳をくすぐり、どくどくと胸を高鳴らせた。
「久城」
「ん…?なぁに、ヴィクトリカ…?」
「君も早く私の服を脱がしたまえよ」
「ぇ…わわっ!僕の服が!君って人はいつの間に…!」
「さぁ、早くしろ」
539531:2006/04/04(火) 22:18:06 ID:10RTG+a4
気付けば一弥は、ジャケットが脱がされ、木綿のシャツのボタンも上から順々に─ちょっともたつきつつも─外されていた。
「えぇっと…」
一弥も、慌ててヴィクトリカのフリルを脱がしにかかる。
しかし、あっという間に一弥の上半身が素肌となったのに対して、ヴィクトリカは脱がせても脱がせても、ふかふかなままの気がした。
幾分かけて、ようやっとスモック一枚にする。
一呼吸おいて、スモックも脱がした。
そこで思わず、
「・・・!」
一弥は見入ってしまった。
真白な肌は夕の陽射しを受けて朱く染まり、髪が金の布のようにその小さな身体を包んでいる。
濡れた瞳にいつもの冷たさは無く、ゆらり、と深く碧色が揺れ動いた。
「……いつまで見ているんだ、けだもの」
「…ぁ!そ、そんなに見てないよ!ただ、き、綺麗だなぁ…って」
言って、一弥は赤面した。
ヴィクトリカもまた、頬を赤らめ、つい、と余所を向き、低く老女のような声色で言った。
「早く、私に隷属するという誓いを示せよ、君」
「隷属って・・・傲慢な言い方は止めてよ、ヴィクトリカ」
「黙れけだもの。女であれば誰彼構わず欲情する痴れ者が」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「不埒な君はだね、すべからく私に隷属を―んっ!?」
一弥が唇を重ね、ヴィクトリカを黙らせた。
しかしヴィクトリカはどこか嬉しそうに深緑の瞳を細め、一弥の舌を甘く受け入れた。
一弥はヴィクトリカの小さくか細い肩に手を回し、
ヴィクトリカは一弥の線の細いその腰に手を回す。
壊れ物を包むように、しかし、放さないという意思のように、優しく強く、口付け合ったまま互いに抱き合った。

やがて、一弥が唇から、首筋、鎖骨へと口付けの位置を滑らせた。
ぴくん、とヴィクトリカの身体が細かに震え、一弥を抱く腕に力が篭もる。
一弥はさらに、ヴィクトリカを抱き直し、その陶器のような白い肌に舌を這わせた。
緩やかに膨らんだ胸をなぞり、その淡く桃色に色づいた頂を、軽く咥える。
「んん・・・っ!」
びく、と跳ね、ヴィクトリカは懸命に声を堪えているようだった。
左手で抱きとめたまま、口と右手で愛撫する。
甘噛みしたり、摘まむようにしげきを与えつつも、決して、痛くないように気を払う。
一弥は、自身の優しさを全て注ぐように、丹念に丹念に、胸を愛撫し続けた。
「ぁ、はぅう・・・!」
不意にヴィクトリカが、堪えかねたように声を漏らす。
それは低く沈んだ老女の声ではなく。甘く掠れ、今にもすすり泣きそうな儚い少女の嬌声だった。
「ヴィクトリカ・・・・君、凄い、綺麗だよ・・・・」
一糸纏わぬヴィクトリカの姿はさらに小さく感じられ、全身が淡く桜色に染まっていた。
540531:2006/04/04(火) 22:20:57 ID:10RTG+a4
今回はここまで。久しぶりに書いたからあちこちおかしい。気にしないでね。では。
541名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 22:36:53 ID:rxdNzpGo
>>540
乙ガンダム
542にょ ◆qPWcumUmdc :2006/04/04(火) 22:48:38 ID:/rFE04RS
 G…J!
543名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 23:10:18 ID:UHXSIHMh
ぐっじょぶです……が、前段階のアブリル強襲も読みたいと思うのは私だけ?
544名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 00:47:28 ID:08/Oj0j6
GJというやつだッ
545名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 02:37:07 ID:igjVF7MQ
GJ!やべぇ。
これからの久城を見る眼がヨコシマになっちまうかも知れんw
546乃木坂春香の秘密〜佐々岡の逆襲〜:2006/04/05(水) 11:38:29 ID:abrfWSHS
【プロローグ】
「な、何をする気ですか…?」
恐る恐るこれから行われるで有ろう行為を尋ねる春香。
その答えは春香が今考えていた事より酷いものだった。
「春香ちゃんと子供を作るんだよ」

こうして淫惨な凌辱劇が幕を挙げた――。


事の始まりは二時間前。
夜中に春香の携帯に裕人からのメールがきていた。
『プールの裏で待ってる』
そんな場所で裕人さんが何の用だろう?と不思議に思いつつもプール裏に向かった。
指定された場所には誰も見当たらなかった。
「私の方が先に来ちゃったのかな…?」
などと考えてみたが、どう考えてもおかしかった。
裕人は『待ってる』とメールを送ってきていた。
という事はメールを送ってきた時にはもう居ると言う意味だ。
と、その時人の気配がした。
「裕人さん!」と振り返ったそこに居たのはあの佐々岡だった。
佐々岡は春香が振り返った瞬間に口にハンカチをあてがった。
少し湿っている。薬品臭い。何故か裕人の携帯を持っている――。
などと思考を巡らせていると急に目の前が真っ暗になった。

こうして眠らされた春香が次に起きたのは二時間後。
両手を後ろ手に縛られたままプールのトイレに運び込まれた後だった。
このような行為に及んだ理由は「イケメン佐々岡をコケにしたから」らしい。
復讐の為に春香の身体に自分の子供を孕ませようと言うのだ。
547乃木坂春香の秘密〜逆襲の佐々岡〜:2006/04/05(水) 11:46:55 ID:abrfWSHS
そして現在。
「あっ、やめっ!やめて下さい!んっ!」
佐々岡の手が春香のワレメを激しく責めたてる。
身動きの取れない春香に抗う術は無かった。
「へへっ、触るだけでそんなに感じるなんてよっぽど感度が良いんだね。
もう濡れてきてるよ?」
下着の佐々岡の指が触れた場所が少し湿ってきている。
激しい愛撫に春香のワレメから愛液が溢れてきたのだ。
「あっ!イヤっ…違っ!あんっ!」
「そんな事言っても春香ちゃんのオマンコは正直だぜ?
ほら、どんどんマンコ汁が溢れてきやがる。見かけによらず淫乱なんだね」
「ちっ、違っ、いまっ!んぁぁぁあっ!!」
「じゃあ直接触ってみようかな」
そう言って佐々岡の手が下着の中に入り込む。
「いっ、イヤぁ!」
必死に抗うが後ろから抱えられるようにされている為振りほどく事すらできない。
そんな暴れる春香を気にもせず佐々岡の指は春香の一番敏感な所を執拗にコネ回す。
邪魔な包皮を剥き、露わになったその豆を擦って刺激する。
「あっ!あっ!そこっ!ダッ…メッ!あぁっ!」
少しの愛撫が大量の愛液を滴らせる。既に下着の中はビショビショに濡れていた。
その愛液を潤滑液にして指で豆を摘んだり引っ張ったりして弄ぶ。
「ほら、こんなにヒクついて、オマンコがチンポ欲しそうにしてるよ?」
佐々岡の言う通り、春香の股は既に男のモノを受け入れられる程に出来上がっていた。
「そんなっ…!、あなたのおちっ…!そっ、そんなも、の、欲しくっ…ありませっ!んぁぁ!」
なんとか釣られずに卑猥な言葉を言う事だけは避けた。
だが更に感度を増す股の間の快感には抗えず、艶っぽい喘ぎが発せられる。
548乃木坂春香の秘密〜佐々岡の逆襲〜:2006/04/05(水) 11:53:13 ID:abrfWSHS
それに興奮した佐々岡がズボンと下着を脱ぎ自分のモノを取り出した。
「ひっ!!」
そのグロテスクなモノを目の当たりにした春香は悲鳴を上げた。
はちきれんばかりに膨張したそれは、異臭を放ち春香の思考を遮った。
(やっ、いや!臭いっ…!)
佐々岡は春香に近づくと無遠慮に春香の下着を剥ぎ取り正面から覆い被さった。
そしてその膨張した塊を春香のワレメにあてがい、なぞるように擦り始めた。
「いやっ!イヤぁぁあ!!そんなのっ、入らなっ…!!」
なんとかしてその行為を拒もうとするものの、その動きが逆に佐々岡のモノを刺激する結果になってしまう。
「はぁ、はぁ、慌てなくてもちゃんとチンポ挿れてあげるから」
「イヤっ!それだけはっ!それだけはやめっ…てっ!」
佐々岡は自分のモノを手で固定すると春香のワレメへとそれをあてがった。
「イヤ!イヤぁぁぁぁぁ!」
ゆっくりと亀頭を春香のワレメへと挿れ始める。
春香の汚れを知らない秘裂に亀頭の先が沈み込んだ。
「へへ…。ほら春香ちゃんのオマンコにチンポ入ってくよ…!」
「あぁっ!お願いですっ!許してっ!それだけはっ…それだけはっ!」
亀頭の半分くらいまで収まったところで春香の膣内を思い切り――突き上げた。
「いっ!!!ああぁぁぁぁああっっ!!!!」
ブチッ!!!っという音が聞こえた気がした。
あまりの痛みに春香の体がビクンッと跳ねる。
同時に処女を突き破られたショックに言葉を失った。
「あれ?春香ちゃん処女だったの?春香ちゃんの処女を突き破れるなんて感激だなァ。
じゃあ、このまま初体験&初妊娠までいっちゃおうね」
そう言って力いっぱい春香の膣内を突き上げては抜き始めた。
「ひっ、ひぐぅっ!あっ!あひっ!ひぎっ…!いっ!痛い…っ!」
初めて男のモノを迎え入れたその場所は、佐々岡の乱暴なピストン運動にはキツ過ぎた。
ましてやこの一方的な凌辱には春香が快感を得る余裕など微塵も無かった。
「ふっ!ふっ!ふっ!気持ち良っ…スゲェ名器だっ…!」
佐々岡は一心不乱に腰を降り続けた。既に春香の悲鳴など佐々岡の欲情を煽るだけでしかない。
真夜中のトイレに男の嬌声と女の悲鳴が響き渡る。
しばらく出し入れを続けた時、佐々岡が呟いた。
「はるっ…か、ちゃん…!出るっ…!」
549乃木坂春香の秘密〜佐々岡の逆襲〜:2006/04/05(水) 11:56:19 ID:abrfWSHS
痛みで麻痺した思考でなんとかその言葉を聞き取る。
(出る…?出るって何…?…え!?ま、まさか…出るって!?)
言葉の意味を理解した春香が叫ぶ。
「いやぁっ!!!中では出さないでっ!!お願いだからっ!!何でもしますからっ!!やめてぇっ!!赤ちゃんできちゃうぅっ!!」
瞬間。一際深くへ突き上げ、子宮の奥まで達した佐々岡のペニスが弾けた。
「いやああああぁぁぁぁぁぁぁぁああっっ!!!」
ビクビクンッ!ビクンッ!ビクンッ!ビクンッ!
ビュビュッ!ビュッ、ビュビュッ!
春香の必死の叫びも虚しく、大量の精液が春香の子宮内を満たした――。
550乃木坂春香の秘密〜佐々岡の逆襲〜:2006/04/05(水) 12:03:59 ID:abrfWSHS
一分間くらい射精が続いただろうか。
尋常で無い量の精液の放出を終え、出した精液が漏れる事を惜しむ様に春香の中に挿入したまま余韻に浸る佐々岡。
そんな佐々岡とは逆に絶望に打ちひしがれる春香。
「ぃ…ゃ…。ぁ…か…ちゃ…。でき…ちゃ…」
子宮内に精液を放出され放心状態となった春香に佐々岡が追い討ちをかけた。
「スっ…ゲ…気持ち良過ぎる…っ。
…まだ収まらねー。…春香ちゃん。このままもう一発イくぜ?」
そう言って春香の腰を持ち上げる。
辛うじて状況を判断できた春香は再び脅え、泣き叫んだ。
「い…っ、イヤぁ…、イヤぁぁぁ!やめてっ!来ないでっ!」
叫びはすれども身動きの取れない春香にはこのまま蹂躙される以外の道は無かった。
「おっ、お願いしますっ!!これ以上されたら本当に妊娠しちゃっ、あぁぁぁぁぁあっっ!」
春香の言葉を遮り、生まれて二度目の性行為が始まった。
春香の腰を浮かせ足を抱えるようにした体位で、佐々岡のペニスが上から叩きつけられる。
先ほど中で放出された精液が潤滑液となり、よりスムーズにピストンが繰り返される。
痛かったのは相変わらずだが、春香の股間で新たな感覚が芽生えていた。
痛みの中、ほんの少し快感が押し寄せてきていた。
「あっ!痛っ!あっ!ひっ!ぁっ!ぁんっ!」
喘ぎに嬌声が混じり始めた。その声はそれを耳ざとく聞き取った佐々岡を調子に乗らせるには十分だった。
「何だよっ!イヤとか言いながらっ!しっかり感じてんじゃんっ!」
佐々岡のピストン運動がより一層激激しさを増した。
「あっ!ひっ!違っ!感っじてっ…なんか…っひあぁう!」
口では否定するものの、春香の中で生まれた快感はその激しさを増すばかりだ。
春香に絶頂の瞬間が訪れていようとしていた。
と、その時
「ハァッ!ハァッ!春香…ちゃんっ!二発目っ、出るよっ!」
その言葉を聞いた瞬間血の気が引いた。
551乃木坂春香の秘密〜佐々岡の逆襲〜:2006/04/05(水) 12:10:19 ID:abrfWSHS
前に何かで読んだ事がある。
女性のオーガニズム、つまりイった瞬間は、精液を子宮の奥へ運ぼうとする働きが有ると。
そして春香の絶頂は目の前だった。
「あぁっ!?ダメっ!!ダメですっ!!!私がイった瞬間に射精したらっ!!!本当に妊娠しちゃう!!!」
「じゃあ初体験+初絶頂+初妊娠だ!ほらほら!!イかせてあげるよっ!!!」
「やっ!!イヤっ!!!そんなっ…の…イヤぁああああああああああああっ!!!」
叫んだ瞬間。春香に初めての絶頂が訪れた。同時に、
ビクンッ!ビクッ!ビクッ!ビクッ!
ビュッ!ビュブッ!ブプッ!
佐々岡のペニスが跳ねた。先ほどの射精と変わらぬくらいの精液が春香の胎内で放出された。
一度目には感じる余裕の無かった、子宮の奥を精液がノックする感覚に気を失いそうになる。
「熱いっ!あっ!おなかの奥にっ、当たっ…ああああああっ!!!」
その激しい射精は春香が妊娠を確信するには十分だった。
膣内に収まりきらない精液が隙間から漏れ出す。
「ああああっ!!!出てるっ!!!精子がっオマンコの中でぇ!!!おちんちんからっドビュッってっ!!!ああっ!!!あっ!!!ああああああああっ!!!」
最早自分でも何を言っているのかわからない。
だが確かな事は自分が目の前の男に処女を奪われ、妊娠させられたという事。
そんな事すら考えられない程に、自分がめちゃくちゃにされたと言うこと…。
「は、春香ちゃん…。まだまだイけるよ…。頑張って赤ちゃん作ろうね」
春香の膣内から引き抜く間も惜しむかのように、佐々岡が次のラウンドを迫ってきた。
(もぅ…許し、て…)
春香の弱りきった思考がそんな事を考える。
そして三回目の行為が始まった…。
…。
……。
………。
552乃木坂春香の秘密〜逆襲の佐々岡の秘密〜:2006/04/05(水) 12:15:43 ID:abrfWSHS
【エピローグ】
「…で。何で俺が佐々岡の役なワケ?」
「え?」
男と女が一人づつ。
夜明けのトイレに座っている。
だが先ほどの状況とは打って変わって楽しそうに会話をしている。
「だってそれ以外に悪人設定がピッタリな方って居ないじゃないですか」
「そりゃそうだけど…。ほら、裕人が血迷って襲ってきたとか狂犬が手当たり次第に女を襲い始めたとか…」
「そんなにイヤでしたか?」
「春香の頼みだから断らなかったけど…。あのいけ好かねーヤロウの役ってのはどうも、な」

つまり。全て偽りだったのだ。
初体験も処女も。この凌辱劇さえも。
春香が言い出したこの計画は、俗に言うシチュエーションプレイと言うやつだった。
春香が凌辱プレイをやってみたいと言い出した為にやったワケだが…。
(わざわざ学校に忍び込んでまでやるか?フツー)
まったくお嬢様の考える事は随分と大胆だ。
ちなみに初体験はとっくの昔に済ませている。

「でも裕人さんはこんなことしませんし、千代さんも最近は八咲さんと居て大人しいですし」
まぁ、確かに。
俺の知る限り一番このポジションに近しいのは確かにあのいけ好かない男だった。
でもなぁ…。
そんなことを考えていると春香がとんでもない事を言い始めた。
「でもいっぱいエッチな事しちゃいましたね♪
もしかしたら本当に赤ちゃんできちゃうかもしれないですよ?」
言う春香は笑顔で、やけに嬉しそうだ。
「……つまり俺は巧くはめられたって事か?」
春香め。最初からそれが狙いだったな。
「私との赤ちゃん作るのイヤですか?」
などと笑顔で聞いてくる。
俺はちょっとこっ恥ずかしくなって「バーカ」と春香の額をコツンと小突いた。
額を抑えてえへへと悪戯っぽく笑う春香はめちゃくちゃ可愛かった――。


END
553天の道を往くトリップ ◆TENDOgtVVc :2006/04/05(水) 12:30:15 ID:abrfWSHS
【あとがき】
つーわけで投下してみますた。
オチは和姦でシチュエーションプレイオチという…。
だって凌辱より和姦のが好きだしw
つーか携帯からやってたからめちゃくちゃダルかった。
今度から素直にパソでやるわ('A`)
それではこんなとこで。


原作知らない人でも、これ見て原作に興味持ってくれる人が居たら嬉しいなーと。
554名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 12:42:33 ID:f8teQk/r
うわ、お前本当に投下してるよww
555名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 16:44:43 ID:85w00fOd
オチ吹いたwwナイスな案だなw
556名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 17:12:50 ID:jGqx4c93
GJ、原作は見かけても手出してなかったのだがそれがちょっぴり悔やまれる
557名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 22:33:17 ID:5/lsY0dc
>>546
GJ。

>>556
今からでも遅くはないから読んでみては?
558名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 04:48:30 ID:LqZbAu9J
レイプ物はやだな…と思ってたら最後でオチがついてたんでよかった。
559名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 18:12:29 ID:THo/2kge
>>546
GJ
560天道 ◆TENDOgtVVc :2006/04/08(土) 10:43:31 ID:g1JzL79D
どうも。
前回のオチが好評だったみたいで嬉しかったよ。
とりあえずまた新しいのを作ったから投下します。
561乃木坂春香の秘密〜シークレットメモリー〜:2006/04/08(土) 10:58:01 ID:g1JzL79D
俺は今秋葉原に居る。
昨日春香を「明日どこかに遊びに行かないか?」と誘った。
春香はその瞳を輝かせて「アキハバラに行きたいです」と即答した。
(ホント、好きだよなぁ…)
とか思いつつも俺も嫌ではなかった。
俺もアキバ系というやつは好きだし、何より春香の笑顔を見ていられる事は何より幸せだった。
「あっ。ここに入りましょう」
春香がそう告げたそこには青い看板に白い文字で「animate」と書いて有る。
業界では知らぬ者は居ないほどの有名な店だ。
そこでしばらく買い物を楽しんだ後、隣りの「タイガーズホール」という店に入る。
その後も何件かを回って買い物を楽しんだ。
562乃木坂春香の秘密〜シークレットメモリー〜:2006/04/08(土) 10:59:25 ID:g1JzL79D
春香がその店を見つけたのはその時だった。
大体の店を回って買い物をほぼ終えた俺達は目的も無く歩いていた。
すると春香が「あのお店お洒落な感じがしますね」と言って走り出した。
春香が立ち止まったその店は、入り口に何やらアーチのようなものが有り、怪しい雰囲気を醸し出していた。
(…いや、どう見てもお洒落とは程遠いだろ…)
思っている間に春香は店の中へ…入った瞬間立ち止まった。

不思議に思い追って入る。するとそこには一面に置かれたDVD。
そのほとんどが肌を多く露出している女性がジャケットの物だった。
(あー…つまりこの店はアレか…)
春香は真っ赤になって完全に固まっている。
俺はそんな春香を連れて外に出て公園へと向かった。
563乃木坂春香の秘密〜シークレットメモリー〜:2006/04/08(土) 11:03:24 ID:g1JzL79D
「春香、大丈夫か?」
「あ、はい…」
なんとか春香を落ち着かせる。
だが間が保たない。
どうしたら良いものかと悩んでいると、春香が切り出した。
「あ、あの…ああいうのって…どう思いますか…?」
「え?」
ああいうのっていうのはさっきのアレの事か?
「その…男の人と女の人が…」
どうやらそうらしい。
「えーと…」
言葉に詰まる。全く予想していなかった状況だ。
「貴方なら…私とああいう事したいと思いますか…?」
えっ…?
思考がグラつく。
これはやっぱりそういう事なんだろうか。
「えっ…と…。俺が考え過ぎってワケじゃ無い…よな?」
こくんと春香が頷く。
再び沈黙が訪れる。
このまま黙ったままはマズいよな…。ていうか春香にここまで言わせていかなきゃ男じゃ無いだろ。ていうか女の子に…
散々考えた挙げ句出た言葉は「俺も春香が欲しい」だった。
抱きついて泣きじゃくる春香がひたすらに愛おしかった――。
564乃木坂春香の秘密〜シークレットメモリー〜:2006/04/08(土) 11:07:14 ID:g1JzL79D
春香の部屋に来ていた。
やっぱり初めては自分の部屋でが良いという春香の意見を尊重した。
まぁ、俺も同感だったが。
豪華なベッドに向き合って座る。
「あ、あの…。よろしくお願いします…」
「あ。よろしくお願いします」
釣られて敬語になる。何やってんだ、俺?
お互いに固まる。えーと、どうしたら良いんだ?
「と、とりあえず…服、脱ごっか?」
「あ、は、はい…」
服を脱ぎ始める。
が、春香は一向に脱ぐ気配が無い。
「春香?」
「あ、えっと、その…。脱がせて…頂けませんか…?」
一気に思考がパンクする。
「す…好きな人に…脱がせてもらいたいんです…」
だ、ダメだ…。耐えきれん…。
春香の望み通りに服を脱がせていく。
白いワンピースを脱がせると、その美しい肌が露わになった。
「なんか…は、恥ずかしいですね…」
脱がせてって言っておいてそりゃ無いぜとっつぁん。
が、しかし…。
恥ずかしいのはこっちも同じで、春香のそんな反応すらも欲情を煽った。
下着に手を掛ける。双丘を包み込む布が無くなり形の良い乳房が露わになった。
565乃木坂春香の秘密〜シークレットメモリー〜:2006/04/08(土) 11:09:54 ID:g1JzL79D
頭に血が上る。今にも血管がブチ切れそうだ。
最後の一枚、もう片方の下着を脱がす間も惜しみその双丘に触れる。
「んっ」
柔らかい。よくマシュマロみたいな弾力なんて話しを聞くがそれ以上だ。
「ぅんっ…はぁ…」
春香の口から吐息が漏れる。春香の正面に居る俺に春香の吐息がかかる。
ヤ、ヤバい…。最後まで意識保てない…かも。
気を紛らわせようと春香の乳房にしゃぶり付いた。
「あっ!んんっ!はぁ…っ」
春香の息が荒々しくなってきた。感じているんだろうか。
春香の乳房の先、ピンク色の突起を重点的に攻める。
吸って、舐め、軽く歯を立ててみる。
「ぁっ!はっ、く…ん…っ!ひゃぅう!」
よっぽど感度が良いのかこちらの行動の一つ一つに敏感に反応してくる。それがとてつもなく嬉しかった。
我慢できなくなり最後の一枚に手を掛けた。
566乃木坂春香の秘密〜シークレットメモリー〜:2006/04/08(土) 11:14:59 ID:g1JzL79D
「脱がせるよ…?」
春香は少し戸惑って、そして覚悟を決めた。
「ぁ…。お、お願い…します…」
秘所を守るその布を剥ぎ取る。少し湿って糸を引いていた。
ゴクリと唾を飲み込む。
今、春香が生まれたままの姿で全てをさらけ出していた。
「綺麗だ…」
無意識に言葉が洩れる。
「ぁ、ぅ…、恥ず……し…です…」
愛おしい。春香の全てが欲しかった。
春香の秘所に顔を近付ける。そしてソコを――舐めた。
「ひぁあう!!」
春香の身体がビクンッと大きく跳ねた。
「ご、ごめん!痛かった?」
「…い…いえ…。気持ちよくって…」
息が荒い。肩を上下させ、身体全体て呼吸している。
少し涙目で潤んだ瞳で俺を見つめてくる。
頭がグラグラと揺れる。考える事が困難になってきた。
とりあえず何も考えずに春香の秘所に再び口づけを交わした。
567乃木坂春香の秘密〜シークレットメモリー〜:2006/04/08(土) 11:17:56 ID:g1JzL79D
「あぁっ!ダメぇ…っ!ソコ…汚いです…っ!」
「キレイだよ…。春香の身体全部…。春香の隅から隅までキスしたい…」
「そん…っな…。恥ずかし…て死んじゃ…そ…っです…っ」
まるで猫がミルクを舐めるかのように春香の秘所を舐めまわす。
舌が触れ、ワレメをなぞる度に春香の身体がビクビクと痙攣する。
と、春香のワレメの一番上、端のところから突起が出てきた。
これが…クリトリスってやつかな…?
麻痺した思考は深くは考える事をしなかった。
包皮を剥き、その突起にしゃぶり付く。
「ひゃああぁぁあっ!!!」
先ほど乳首にしたのと同じように、その突起に刺激を与えていく。
「はっ!ひゃぅ!ひゃああぁっ!!」
春香自身気付いていないのだろうが、その喘ぎ声がボリュームを上げた。
快感に足をガクガクと震わせて悶える春香。
(もう…限界だな…)
理性などとっくに無くなっていた。
そこに有るのは、ただ春香が欲しいという本能だけ。
568乃木坂春香の秘密〜シークレットメモリー〜:2006/04/08(土) 11:21:09 ID:g1JzL79D
「春香…挿れるよ」
「…え?」
あまりの快感に思考が付いてきていないようだった。
俺は確かめるようにもう一度呟いた。
「…春香の中に…入りたい」
春香は弱くなった思考で時間をかけてその意味を噛み締めた。
「…は、はい。私も…あなたが欲しい…です。あなたの全てが…欲しいです…」
春香も俺と全く同じ事を考えている。
その事に心が踊った。
俺はその膨張したモノを春香のワレメにあてがい前後に擦った。
ソレが春香の身体に、春香の大事な部分に触れているという事実に興奮はさらに高まった。
「あっ、ひゃっ、あ、あの…何を…?」
挿れるのに手間取っていると思ったのか、それとも単にその行為がわからなかっただけなのか。
「ぇ…と…。挿れる時にはこうやって…滑りやすくすると良いらしいから…」
「そ、そう…なんですか…」
俺もよくは知らない。が、そういう話しは良く聞くのでそうしていた。
モノに春香の愛液を充分に塗り、準備を整えた。
「…じゃあ、いくよ」
「は、はい…っ!」
569乃木坂春香の秘密〜シークレットメモリー〜:2006/04/08(土) 11:32:17 ID:g1JzL79D
春香の秘所、性行為をする穴を必死に探る。
女の子の身体がどうなっているのかわからず手間取っていると、
「あ…、そ、そこ…のも…少し上…です」
言って春香の綺麗な手が俺のモノに触れる。
春香もソレに触れるのがやっぱり恥ずかしいのだろう。顔を真っ赤にしている。
「こ、ここ…です」
春香が穴の位置を教えてくれた。
「ぇへへ…なんか良いですね…こういうの。
二人で一緒にっていう感じがします…」
そう言って春香ははにかんでみせた。
(あー。春香。それは反則だよ。あぁ。本当に良い娘だなぁ、ちくしょー)
俺は改めて意を決した。
「…じゃあ。いくよ」
確かめようにもう一度だけ呟いた。
「はい…っ!」
今度は春香のその返事にも強い意志が籠もっていた。
自分のモノを手で固定し、ゆっくりと春香の中へと進入を始める。
春香も未体験の事だ。やっぱり辛いのか顔を少ししかめる。
が、ここまで来て引き下がるワケにもいかない。
さらに先へと進入する。
「ぅう…くっ…いっ…たぃ…!」
が、その言葉に一瞬たじろぐ。そんなに苦しそうにしたら…。
570乃木坂春香の秘密〜シークレットメモリー〜:2006/04/08(土) 11:36:56 ID:g1JzL79D
春香はそんな俺の心中を察したのか
「…ぉ、ぉ願…します…。大丈夫ですから…がまん…できますから…。今日は…絶対に…したいんです…」
「…どうしても駄目そうだったら…、言ってくれよ?」
「はい…っ!」
更に春香の中へと進んでいく。
と、春香の初めての証――処女膜につき当たった。
「…っ」
いくら俺でも春香にこれ以上を言わせる程野暮じゃない。
ゆっくりと少しずつ、それを押していく。
みちみちと肉の千切れるような感覚が伝わってくる。
きっと春香も同じ感覚を感じているんだろう。
更に奥を目指して力を強める。
まだ膜は破れない。
「ふ…っ!ぅ…ぁ…っ!ぐ…っ!」
春香が辛そうな声を上げる。
俺は覚悟を決めて更に力を強めた。
みちみち…っ!ブツっ!!
「あぁあぁぁぁあぁっっ!!!!」
春香の処女膜が破れた。
春香の秘所から破瓜の鮮血が伝い滴る。
571乃木坂春香の秘密〜シークレットメモリー〜:2006/04/08(土) 11:39:19 ID:g1JzL79D
「…春香、大丈夫か?」
やっぱり心配になってそう聞いてしまった。
春香は俺に心配をかけさせない為に無理やり作り笑って
「だ…、大丈夫…です…」と言ってみせた。声が全然大丈夫そうじゃ無いんだが…。
「それより…一番…深くまで…」
春香がこの先を求めてくる。
「…わかった」
更に春香の奥へと突き入れる。
さっきから感じていた春香の股が俺のモノを締め付ける感じが強くなっていく。
春香の中に全て収まる直前でモノの先が子宮口に当たった。
それよりも奥を目指して…最後の一突きを繰り出した。
「ああぁぁっ!!」
「全部…入った、よ…?」
「ぁ…ぁ…嬉しい…嬉しいです…」
春香はポロポロと涙を流して泣き出した。
俺はその思いを分け合うかのようにそっと春香ひ口づけを交わした――。
572乃木坂春香の秘密〜シークレットメモリー〜:2006/04/08(土) 11:41:09 ID:g1JzL79D
「あの…お願いします…。最後まで…やって下さい…」
「…いいの?」
春香は相当体力を消耗しているはずだった。
「大丈夫です…。それに…もっとあなたが欲しいんです…」
言われて俺は腰を動かし始めた。
春香の中は凄い締め付けで少しでも気を抜くとすぐにイってしまいそうだった。
少しでも春香の期待に応えられるように頑張って前後運動を繰り返す。
「はぁ、はぁ!うっ!うぅっ!ぁぐっ!」
やはりまだ痛いのだろう。
抽挿を繰り返す度に春香の苦しそうな声が漏れる。
だが春香が望んだ事だ。
俺はこの行為を完遂しなければならなかった。
(春香の為…春香の為だ…)
自分にそう言い聞かせ、心を鬼にする。
その間にも絶え間なく腰は動かし続けた。
(く…ヤベ…もう限界…)
春香の強烈な締め付けに絶頂の時が近づいていた。
573乃木坂春香の秘密〜シークレットメモリー〜:2006/04/08(土) 11:43:35 ID:g1JzL79D
「は…はる…かっ!もう…出る…っ!」
その言葉を聞いた春香が告げた。
「き、今日…は、だぃじょ…です…からっ!
中にっ…膣内に出して下っ…さいっ!」
春香の最後の願い。
膣内で。春香の最奥で。精液を放出する事。
その願いを叶えるべく腰の動きを一層激しくした。
「あぁっ!ぁっ!ぁっ!あぁっ!」
「くっ!出る!!」
「あなた…の…っ!いっぱい下さい…っ!」
春香が力を振り絞ってそう告げた瞬間。
ビクッ!!ビクッ!!ビクッ!!
ビュクっ!ビュビュっ!
勢い良く春香の子宮内でペニスが弾けた。
「あ…。あなたの…。いっぱい…」
春香は自分の中で放出された精液を慈しむかのようにそっとお腹を撫でた。
「赤ちゃん…できるといいな…」
「ああ…そうだな。赤ちゃん…。……?」
その言葉に違和感を覚える。
「は、春香?さっき今日は大丈夫って…?」
「?」
「今日は安全日だから大丈夫って事だよね…?」
「あ…いえ、その…」
春香がちょっと口ごもる。
「赤ちゃんできても大丈夫ですから、って…」
は、ははは…。
「…責任…取るよ」
俺はそう言って互いの愛を確かめ合うように春香と深い口づけを交わした――。
【えぴろーぐ】
後日俺と春香は玄冬さんにこっぴどく怒られ、秋穂さんにこれでもかというほどからかわれた。
というか秋穂さんには誉められすらしたが。
「ていうか俺と春香のあの時の事、何で知ってるんですか?」と聞いてみると、一本のテープを取り出し、
「二人の愛の営みはしっかりと記録させてもらいましたよ。うふふ」などと言われた。
アレを全部…。勘弁して下さいよ。
そんな俺をよそに秋穂さんは随分と楽しそうだった。

しかし今回は美夏が一緒に居なかったな。
こんなに美夏的に面白いネタが有るのにどうしたんだろうかと思いつつも、
隣で微笑む春香の笑顔を見ていると、そんな疑問はどうでも良くなった――。


END
575天道 ◆TENDOgtVVc :2006/04/08(土) 12:00:25 ID:g1JzL79D
【つーわけであとがき】
疲れた。
ものっそい疲れた。
ていうか分割し過ぎたせいで面倒くさいのレス数使いすぎの。
正直スマンカッタ。

テーマは純愛。
タイトルはエピローグで出てくるテープから。
隠し撮りしたテープ→秘密の記録→シークレットメモリーと。

今回は微妙に次回への複線を張ってます。
ただ上手く書けるかが心配でならない。
とりあえず興味持ってくれた人は原作読んで下ちい。
そいじゃ。
576名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 12:01:49 ID:dBS3LDId
おつかれー、次は美夏でがんばってねー
577名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 18:08:51 ID:hKMsJ6W1
GJ
578名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 21:49:51 ID:F3IvWHrr
乙です
…しかし、コトの及ぶ前に美夏の乱入か、コトが終わった後に秋穂さんの乱入がありそうだと思ってた
美香の場合、バタンと飛び込んできて「気にせず続けて!続けて!!」と引き攣った愛想笑いをしながら出て行く
秋穂の場合、帰ろうとする裕人に「丁度良かったわ。コレ持って帰って食べて下さいね!」とニッコリ重箱を渡され、開けると中が赤飯
579 ◆TENDOgtVVc :2006/04/08(土) 22:20:01 ID:EPutsWB5
>>578
えーと、佐々岡のもそうだけど、春香の相手は裕人で無い設定なのですよ。
だから春香が「裕人さん」と言わない。
その理由は次回作でわかるようにしてあるんですがね。
肝心の次回作だが、半分くらい書いたとこでなんかすごい駄作の臭いがしてきた。
期待しないで下さい。マジで。
580名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 00:09:03 ID:wGjuT1hC
>>579
> えーと、佐々岡のもそうだけど、春香の相手は裕人で無い設定なのですよ。

あーやっぱり。
そうなると妄想基地の痛い小説みたいに貶されるからやめて欲しいんだけど、

> その理由は次回作でわかるようにしてあるんですがね。

期待しちゃいますよ?w
581名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 03:07:18 ID:k4DJGGRO
さて、ラスト付近で意識無い遊矢×リールゥでも書くか。
なんかこう、こんな感じのがイイ!とかある?
582天 ◆TENDOgtVVc :2006/04/09(日) 05:53:19 ID:HzMv+qUw
>>581
ぶった切って悪いが、続きの奴が出来上がったからそれだけ投下させてくれ。
583乃木坂春香の秘密〜乃木坂美夏の秘密〜:2006/04/09(日) 08:32:00 ID:HzMv+qUw
その日綾瀬裕人は暇を持て余していた。
春香は男と秋葉原に遊びに行ってるらしい。
「あれは何だったのかねー…」
春香に言われた言葉を思い出した。

“裕人さんは私とだけアキハバラに行くんです!”

でも確かに春香は俺とだけ行くとは言ってないしなぁ。
なんて事を考えていると携帯が鳴った。
『ワルキューレの騎行』。って事は…。
「美夏か」
電話に出るような気分じゃ無いが出なきゃ出ないでずっとコールし続けそうな気がする。
仕方なく携帯を取った。
「はい」
「やっほー。おに〜さん元気ー?みんなのアイドル、プリティー美夏ちゃんでーす」
プツっ
携帯を放り投げる。
とまたしても携帯が鳴った。再度携帯を手に取る。
「何でいきなり切るのー?ひどいなー、もー。」
「電波が悪かったんだ」
「電波が悪くても電話は切れないよー」
春香の妹はそう言って受話器の向こうで拗ねてみせた。
584乃木坂春香の秘密〜乃木坂美夏の秘密〜:2006/04/09(日) 08:33:34 ID:HzMv+qUw
「で?何の用だ?」
「え?ああ、おに〜さん今日暇かな、と思って」
「超絶的に暇だ」
「何その日本語」
「気にするな」
「ふーん。じゃあ私と遊びに行かない?」
「…何処にだ?」
「秋葉原」
…。
正直今最も行きたくない場所かもしれない。
「…一応念の為に聞いておくが何をしに行くんだ?」
「え?おに〜さんと前に行った時に結構気に入ったお店とか有ったから行きたいなーって」
予想していた答えとは違った。
「なんかマズいの?」
「いや、そうじゃない。信長の奴に付き合わされたりして結構トラウマ気味なんだ」
とっさにそう言って誤魔化した。
実際のところ春香に出くわしたく無かったのが一番の理由だった。
「ふーん、そうだったんだ。ねー、おに〜さんー、行こうよー」
美夏が甘えた声で誘ってくる。
どうせ家に居てもやることも無いし良いか。
「わかった。待ち合わせは何時にする?」
「えっとねー」
…この時の選択が後悔の元になるとは思いもしなかった。
585乃木坂春香の秘密〜乃木坂美夏の秘密〜:2006/04/09(日) 08:36:22 ID:HzMv+qUw
待ち合わせ時間。秋葉原の駅で美夏を待つ。
とすぐに美夏が来た。
それからメイド喫茶やら電気店、アニメショップなんかを回ってみる。
そして日も暮れ帰ろうかという時それは起こった。
「あ。お姉ちゃんだ」
少し裏路地に入った公園。
そこに春香が居た。男に抱きついて泣いている。
一番見たく無かったものを見てしまった。
二人はそのまま行ってしまう。
「ふーん。お姉ちゃんも秋葉原に来てたんだ」
「知らなかったのか?」
「うん」
てっきり知ってるものかと思っていた。
「ねぇ。お姉ちゃん達の後尾けようよ」
今一番したくない事だった。だが…。
「…まぁ、もう帰るだけだったしな」
それにあの二人が気になるのは確かだった。
586乃木坂春香の秘密〜乃木坂美夏の秘密〜:2006/04/09(日) 08:37:50 ID:HzMv+qUw
二人を尾けてきてたどり着いた所は乃木坂邸だった。
春香たちはもう部屋に行っているらしい。
俺と美夏は春香の部屋へ向かった。
「おに〜さん、こっちこっち」
「ん?」
「窓の外からならお姉ちゃん達が覗けるの」
なるほど。
と窓から中を覗いた美夏が急に慌てだした。
気になって中を覗いてみる。
「あ!おに〜さん見ちゃダメ!」
春香とアイツが服を脱いでいた。
つまり…。
「おに〜さん…?」
美夏の声で我に返る。
俺は無言でその場から立ち去ろうとした。
「あ!おにーさん、待って!」
少し歩いたところで美夏に止められる。
「おにーさん…。私じゃ…ダメ?」
一瞬何を言ってるのかわからなかった。
「私おに〜さんの事好きだよ…。前に秋葉原に行った時から…」
またからかわれているのかと思った。
「おに〜さんがお姉ちゃんみたいな人が好きなら、私お姉ちゃんみたいになるから」
「…」
言葉が出なかった。
「だから、私だけのおに〜さんになって…?」
「俺は…」
頭の中で色々と考える。
春香の事。アイツの事。美夏の事…。
散々考えた結果…俺は美夏を抱きしめていた――。
587乃木坂春香の秘密〜乃木坂美夏の秘密〜:2006/04/09(日) 08:41:23 ID:HzMv+qUw
美夏に連れられ、美夏の部屋に移動する。
美夏が服を脱ぎ始める。
「お、おい…」
「おに〜さん、私の事…抱いてくれるよね…?」
一糸纏わぬ格好になった美夏は顔を真っ赤にしながら近づいてきた。
そしてトンと俺の胸に頭を預ける。
「でも…お前まだ中学せ…」
「関係ないよ…」
回避の言葉を遮られる。
「私の事愛してるなら…抱いて?」
美夏が裸で迫ってきている。
据え膳…ってもまだ中学生だしなぁ。
色々と問題も有るだろう。
確かに俺は美夏を好きだって事には気付いた。
だからさっき抱きしめたわけだが…。
ここで抱いたら問題有るんじゃないか?そもそも犯罪だし…。
でも…もしアイツなら…。
今春香と一緒にいるアイツなら…。
ここで美夏を抱かなければ俺の事を「ツマラナい奴」って言うだろうな…。
しばらく考え、意を決する。
俺は美夏を引き寄せそっとキスをした――。
588乃木坂春香の秘密〜乃木坂美夏の秘密〜:2006/04/09(日) 08:43:17 ID:HzMv+qUw
「ねぇ、おに〜さん」
「ん?」
「今こんな事聞くのは野暮だけど…お姉ちゃんの事…まだ好き?」
「…。わからん」
俺は少し考えてそう答えた。そして
「でも春香は俺じゃなくてアイツを選んだ。そして俺が今一番好きなのは…美夏だ」
「うん…。私もおに〜さんの事大好きだよ…」
俺はその言葉に恥ずかしくなって、それを紛らわすかのように美夏の胸に触れた。
「あっ…」
美夏の胸は春香ほどでは無いものの、年不相応に豊かに実っていた。
触れるといつもの美夏からは想像もつかない程しおらしい声を上げる。
「ん…おに〜さっ…気持ち良…」
その声が俺の脳を刺激する。
俺は美夏の胸に口を近づけた。そのまま先端を口に含み吸う。
「ぅんっ、あっ、…おに〜さん…赤ちゃんみたい…」
そんな言葉に恥ずかしくなり、その行為の激しさを増す。
「んっ、おに〜さ…っ、痛っ…」
「あっ、ごめん…」
「もう…。女の子をえすこーとする時はもっと優しくしなきゃダメだよー?」
「あ、ああ。スマン」
589乃木坂春香の秘密〜乃木坂美夏の秘密〜:2006/04/09(日) 08:44:40 ID:HzMv+qUw
「おに〜さんばっかりじゃズルいからっ」
言って美夏がズボンのチャックに手を伸ばす。
「お、おい!美夏!?」
「私が気持ち良くしてあげる」
そう言って俺のモノにを舐め始めた。
「んっ、ちょっと…しょっぱいね…」
美夏の舌がモノを這う度に俺のモノがビクッと跳ねる。
正直ゾクゾクした。
美夏も最初はその反応に驚いていたが、そういうものなのだとわかると更に激しく責めてきた。
「あ…、み、美夏っ…!」
「おに〜さん、気持ち良ぃ…?」
「あ、ああ。すごい…気持ち良いぞ…」
「良かった…」
そう言うと今度は大きく口に含みしゃぶりついてきた。
口の中で美夏の舌や頬が絡み付いてくる。
「み、美夏…っ!」
「おに〜さん?イキそうなの?」
俺のモノはもう限界に近づいてきていた。
「ヤバい…っ。美夏っ…出ちまう…っ」
「…良いよ…っ。このまま…出して…っ」
次の瞬間。美夏の口の中で俺のモノが爆ぜた――。
590乃木坂春香の秘密〜乃木坂美夏の秘密〜:2006/04/09(日) 08:46:11 ID:HzMv+qUw
「けほっ、けほっ」
美夏が口内で出された精液にむせかえる。
「美夏…、大丈夫か…?」
「うん…。苦くてネバネバして…何だか良くわかんなかった」
少し微笑んでそう告げた。
「ね…。続き…しよ?」
この続きと言うからにはそういう事なんだろう。
「…本当に…、俺で良いのか…?」
人生で一度きりの初めてだ。やはり慎重になってしまう。
「私は…おに〜さんじゃなきゃイヤ…」
それでもなお、美夏は俺を選んでくれた。
俺でなければ駄目だと。
素直にそれは嬉しかった。
「わかった」
下準備に美夏の秘裂を愛撫する。
「あ、ん…」
美夏から呻きが漏れる。
俺は美夏の緊張をほぐすようにゆっくりと愛撫を続けた。
「おに…さ…、私…なんか…ヘン…」
「変?」
「…おに〜さんの…触ってるとこ…熱くて…ジンジン痺れて…」
美夏が感じてきていた。
「大丈夫だ。それが普通らしい」
聞いた話だがそうなんだろう。
「そう…なの…?でも…気持ち良すぎて…」
気が付けば美夏の秘所は指がふやけそうになるくらい濡れそぼっていた。
591乃木坂春香の秘密〜乃木坂美夏の秘密〜:2006/04/09(日) 08:57:11 ID:HzMv+qUw
「…もう、大丈夫かな…?」
美夏に問いかけるでもなく言葉が漏れる。
美夏はそれを自分に対する問いかけと受け取ったのだろう。
「ん…、大丈夫だと思うよ…」
と言ってその意志を表した。
美夏も愛液で塗れているし、さっきのフェラチオで俺のモノも塗れている。
大丈夫かな?と思いつつ美夏のソコに俺のモノをあてがう。
「ん…っ」
触れた瞬間美夏が呻きを漏らす。
「え…と…」
「…ここ…」
美夏がその場所を教えてくれた。
「おに〜さん…、きて…」
俺はゆっくり美夏の中へ進入を始めた。
「ぅっ…くぅ…っ、痛…」
亀頭が侵入し始めた辺りで美夏が苦しそうに呟いた。
「本当に大丈夫か?」
改めて聞く。我ながら野暮なことだ。
「ぅん…我慢するから…だから…奥までちょうだい…」
…その要求には理性が崩れるというか…。
「ん?」
進入した途中で壁のようなモノに当たる。
592乃木坂春香の秘密〜乃木坂美夏の秘密〜:2006/04/09(日) 09:01:21 ID:HzMv+qUw
「処女…膜…」
美夏が苦しそうに呟いた。
こ、これが…。
女の子の純潔の証。それに今まさに当たっていたのだ。
「…おに〜さん…っ、お願い…っ」
俺は意を決して美夏の腰に添える手に一層力を込める。
「ひぐ…っ…あ…い…った…っ」
とうとうその膜を突き破った。
「あああああっ!!!」
部屋中に美夏の悲鳴にも似た声が響きわたる。
「ひっく…っ」
相当な痛みだったのだろう。涙を零す美夏が痛々しかった。
が、美夏は痛みをこらえ、更に告げた。
「動いて…」
「え…。でも…」
「…ぉ願ぃ…。おに〜さんと私の…初めてだもん…。最後までしたいの…」
女の子にここまで言われちゃ男としてやらない訳にはいかない。
俺はゆっくりと美夏の中で動き始めた。
「ひっ、ぐ…っ、う…っ」
痛みを必死に堪える美夏。
そんな美夏を早く楽にさせてやろうという俺の思いに応えるかのように俺の絶頂が近づいていた。
593乃木坂春香の秘密〜乃木坂美夏の秘密〜:2006/04/09(日) 09:03:32 ID:HzMv+qUw
実際美夏の中は凄い気持ち良かった。
我慢をしようとも無駄な抵抗だという事が否応無しにわかった。
そろそろ絶頂が来そうだ。
俺は一気に腰のピストン運動を早めた。
「あっ!あっ!!あああっ!!!お、にぃ、さ…っ!裕人さ…っ!!!」
美夏の締め付けが強くなる。
「く…っ、出る…っ!」
絶頂の瞬間。俺はモノを引き抜き美夏の胸に精を放出した――。

「もー。何で中で出してくれなかったのー?」
顔を風船みたいに膨らまして美夏が不満を垂れる。
「だってお前まだ中学生じゃんか」
「だからそれは関係ないって…」
「お前の事大事だから…そういうのは大切にしたいんだ」
言うと美夏は不満気な顔のまま真っ赤になった。
「せめてお前が結婚できる歳になってから、と思ってな」
美夏はそれを聞くと、
「…それまで大切にしてよね、裕人さん」
と意味深なセリフを口にしつつキスを求めてきた――。
594乃木坂春香の秘密〜乃木坂美夏の秘密〜:2006/04/09(日) 09:07:30 ID:HzMv+qUw
【エピローグ】
後日。俺はアイツを呼び出していた。
あの日春香と結ばれた男。
もともと春香のつながりで知り合いではあったから連絡先なんかは知っていた。
「お前、春香と…したんだろ?」
「ああ」
一言だけそう答える。
「…大切にしてやれよ」
俺がまだ春香の事を好きかどうかはわからない。
だが春香を心配する気持ちはまだ残っていた。
「言われるまでも無いな。お前こそ、美夏を大事にしてやれ」
予想外のセリフが出てくる。
「お前…、知ってたのか?」
「いや、さっき気づいた。美夏もお前と居るときの雰囲気が違っていたしな」
まったく、察しの良いことで。
「は、こっちこそ言われるまでも無いな。
大体「俺には春香だけだ」とか言ってるクセに美夏の心配か?」
とイヤミの一つも返す。すると、
「違う」
と返してきた。
「美夏が傷つくと春香が悲しむ。春香が悲しまないようにするのは、全人類に定められた義務だ」
呆れたアホだ…。
「…バカか。勝手に言ってろ」
そう言って踵を返した所で後ろから声をかけられた。
「お前も美夏の事だけを考えられるようになればわかるだろうさ」
一瞬立ち止まって。そしてまた歩き出した。
自分でもわからないが、何故か嬉しくなり自然と口元が緩んだ――。


ちなみにあの夜の事は、みんな春香の方に気を取られていたためにバレなかったたらしい。
春香たちはこっぴどく怒られたらしいからな。
バレなくて良かった。


END
595天 ◆TENDOgtVVc :2006/04/09(日) 09:29:35 ID:HzMv+qUw
【あとがき】
すいませんでした。もうしません(挨拶

今回のは前回投下したののサイドストーリーなんですが…。
何この腐った文章('A`)
一応前回のとセットなんで投下したけど。
俺に春香以外の話は書けねーな。

>>581には悪かったです。
気を取り直してやって下さい。
596名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 12:05:50 ID:6wcnfq1x
おつかれちんこ
597名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 13:59:00 ID:3Mkg8fnx
>>595
思ってたよりひどくなくてホッとした
>何この腐った文章
とか自分で酔ってる系はイヤだけど
話は面白かったよ。thx。
どこか別のフリーのhp(掲示板なし)とかに投稿とかしてくれないかな
せっかくいいもん見してもらっても評価なんざ人それぞれだし荒らされるのはイヤ

ともあれ>>581さん、待ってますよ〜
598名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 18:53:42 ID:dt3BkCQ6
乙です
599名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 03:17:55 ID:+xwZDqi+
何か寝取られっぽい感じがしたかな…
まあ、ハッピーエンドなんだろうけれども、個人的には春香×裕人ものが
やっぱり読んでみたい。
とにかく乙でした。
600天道 ◆TENDOgtVVc :2006/04/10(月) 04:15:24 ID:eNYIlosj
>>597
いや、面白かったって言ってくれるのは嬉しいんだが、
自分で書いて読んでちっとも楽しく無いんだ。
自分が楽しいと思えないモノを人に楽しいと思わせる事はできないと思ってる。
だから腐った文章って書いただけなんだ。
俺が春香にしか興味を示せないからそう感じただけなのかもしれないが。
不快感を与えてしまった事に対しては申し訳ないと思ってるよ。

>>599
無理だな。俺が一番春香を愛してるからな。
少なくとも今の裕人では書けない。
春香に対する愛が薄すぎる。
もっと関係が進めば書くかもな。
601600:2006/04/10(月) 04:45:33 ID:eNYIlosj
あー。またやっちまった。
ごめん。上のは忘れてくれ。
602封仙護玄習碁:2006/04/11(火) 05:21:52 ID:smaKH1Th
護玄って何で碁が弱いんだろう?弱いくせに打ちたがるんだろう?
とゆう疑問から、SSが一本できました。

長さは11レス程度です。
寝取られ分、鬱要素入ってます。苦手な方は、スルーして下さい。
エロ分も、いまひとつ薄いかも。

例によって、あぼん指定はタイトルで、「封仙護玄習碁」。
「ゴゲンシュウゴ」と読んで頂いても一向に構いませんが、
「護玄、碁ヲ習(なら)フ」と漢文読下し風に読んで貰えるとうれしかったり。

原作との完全な整合が取れていません。
伝家の宝刀「平行世界」の発動だと思って、
生暖かく見守ってやってください。
603封仙護玄習碁:2006/04/11(火) 05:22:39 ID:smaKH1Th
「玄武さま!玄武さまはおわしますか!」
護玄の住まう洞窟の入り口に、甲高い声が響いた。
玄武といえば、亀と蛇とが合体したような、想像上の神獣だ。
この洞窟は、人の足では辿り着くのも困難な深山にある。
それに、声の主は若い女性らしい。尋常な事情ではないに違いない。

出て行こうとして、ふと、護玄は躊躇した。
声の主が呼ばわるのは、玄武である。人の姿で出て行っていいものか?
護玄は、仙術を極めるための修行を積み、人の形を得ていた。
だが、今この場においては、古来より描かれた玄武の姿で
出て行ったほうが、納得が得られるのではないかとゆう気もする。
だが、正体を偽る愚を避けると共に、
姿を変える手間を惜しみ、このまま出て行くことにした。
今の彼にとり、外見を変える術は容易ではなかったのだ。

「お嬢さん、ここには、玄武はおりません」
なるべく脅かさないよう、充分注意して声を掛けたつもりだったが、
女は腰を抜かさんばかりに驚いた。
「玄武さま!わたくしは、麓の村に暮らす紫薇(しみ)と申します!
今年は雨が無く、作物の実る気配がございません。
私は遣わされて、雨乞いの贄として参りました。
どうか、どうか、村に雨を賜りとう御座います!」
驚きながらも、女は、土下座しながら一気に叫んだ。

護玄は、自分の言う事をまったく聞かない紫薇(百日紅:さるすべり)
と名乗る女性を観察した。
贄として来たとゆうだけあって、白装束に身をつつんでいる。
絶世の美女とはいかないが、美しい女性ではあった。
だが、「人身御供といえば、未婚の娘がなるものではなかったかな?」
と、内心で首をひねった。
若く美しいことには違いないが、紫薇には何とはなしに、
妻となり子を成した女性の持つ落ち着きが感じられた。

「玄武さま!どうか、雨を、水を、わたくし共に賜り下さいませ!」
悲痛な声で、再び紫薇が叫んだ。
護玄も我に返って、彼女の訴えに心を戻した。
だが、雨を降らせろと言われても、そう簡単に天候を左右できはしない。
そもそも、彼は玄武ではない。彼の本性は亀であった。
もっとも、神仙の秘術を学ぶ、齢数百年になろうかとゆう亀ではあったが。
604封仙護玄習碁:2006/04/11(火) 05:23:32 ID:smaKH1Th
「紫薇さん、落ち着きなさい。繰り返すが、ここには玄武はおりません。
雨を乞われても、如雨露で水をまくように雨を降らせられる訳でもない。
とりあえず、天候を占うので、そこで待っていなさい」
護玄は、紫薇を洞窟の奥の曲がりなりにも暮らしている部屋に案内し、
自分は、洞窟の外に出た。

無用心なようだが、彼の洞窟には、秘宝が隠されているわけでもなし、
万一彼女が物取りの類であっても、持ち去る値打物など無かったのだ。
それに、このところの気候については、彼にも思い当たる節があった。
確かに、ここ数ヶ月雨が降っていないのは事実だった。

身軽な動作で、小高い岩の上に立つと、四方の空を見やり、
空を往く鳶に聞き、地に生える草に尋ね、峰を渡る風に問うた。
結果、西から雨雲の大群が寄せてきており、明後日ごろには、
この一帯を覆うであろうという予想がついた。

だが、遠隔の大気の様子など、容易く判るものではない。
護玄が、紫薇を待たせている洞窟に戻ってくるのに、
ニ刻ほど(約4時間)の時間がかかった。
驚いたことに、紫薇は護玄が案内した時の姿勢のまま、
思いつめた表情で立ち尽くしていた。

「喜びなさい。今日、明日は無理だが、明後日には雨が降るようだ。
早く戻って、村の皆に知らせてやりなさい」
すがるような表情で自分を見つめる紫薇に、護玄は言った。
「玄武さま!ありがとうございます!ありがとうございますっ!!」
紫薇は、泣きながら床に頭を擦り付けるように土下座した。
「と、とにかく、頭を上げなさい。雨は私が降らせるものではない。
それに、私は玄武ではない」
護玄の言葉に、紫薇はふ と顔を上げた。

真正面から護玄の顔を見据え、今気付いたとゆう風情で呟いた。
「玄武さまは、人のお姿をしてらっしゃるのですね」
そのまま、ふわりと立ち上がると、帯を解き始めた。
「な、何をしているのです!」
あわてて叫ぶ護玄に、恥かしげに微笑みながら紫薇が答えた。

「謹んで、贄の勤めを果たさせていただきます。
古老から教えていただきました。この山には聖獣玄武さまがおわすと。
玄武さまであれば、この気候に雨を降らせるのもた易いとも。
命に代えても、村々に雨を賜れ。代償に、身体を求められれば身体を捧げよ、
食われるのであれば、自ら口の中に身を投じよ、と命じられてきました。
わたくしは、玄武さまが人の男の姿をしておられて、嬉しゅうございます」
605封仙護玄習碁:2006/04/11(火) 05:24:20 ID:smaKH1Th
あっと言う間に、紫薇は全裸になってしまった。
彼女は下着を身に付けず、直に白装束を纏っていたのだった。
身体を求められたら、なるべく早く応じる為の用意かも知れないが、
そもそも、私は身体を求めてなぞいない、と、護玄は思った。
思ったのだが、薄暗い洞窟の中で、白く光を放つような女の裸に、
つい目を奪われてしまった。

胸と股間をそれぞれ片手で覆い、伏目がちに立ち尽くしている。
護玄は、我知らず、紫薇を寝床にいざなった。
身体を横たえさせ、胸と股間を覆う手を外させる。
恥かしさに僅かに躊躇いを見せたものの、顔を上気させつつ素直に従った。
形の良い胸と、陰部が露になる。

吸い寄せられるように、乳首に口付けると、紫薇は艶っぽい声をあげた。
二度、三度と繰り返すうち、声はだんだん大きく、激しくなり、
護玄の官能を刺激する。乳首を口に含んだまま、股間に手を伸ばす。
そこは既に、指先にねっとりと絡みつくほどの湿り気を帯びていた。
湿り気を指に取り、陰核をこねまわすと、
すすり泣くような声を立てながら、激しく腰を振りはじめた。

たまりかねた様子で、護玄の衣服に手を掛ける。
護玄自らも、もどかしげに服を脱ぎ捨て、紫薇の上に身体を重ねた。
何の抗いも無く、吸い込むように護玄の男根は受け入れられた。
いきなり燃え上がった欲情に突き動かされた激しい交わりの果てに、
何度かの射精と絶頂を味わった二人は、身体を重ねたまま、失神した。

・・・

護玄は、なにやら美味そうな料理の匂いに、目を覚ました。
ありあわせの布をどうにか身にまとい、粗末ながらも
服らしく着こなす紫薇が竈の前で、かいがいしく料理をしていた。
何故、自分の洞窟に女性が居るのか?一瞬、護玄は混乱をきたした。
が、すぐに先程のことを思い出し、なんともばつが悪く、
どのように声をかけるべきか躊躇していたら、紫薇のほうが気がついた。

「玄武さま、お目覚めでございますか?」
「いったい、何をしているのです」
「夕餉の支度をしております。もうしばらく、お待ちくださいませ」
護玄の問いに、さも当然といった態度で紫薇が答える。
料理といっても、碌な食材の蓄えも、料理道具も無いはずなのだが、
彼女は在るものだけを工夫して用い、まともな料理に仕立て上げていた。
606封仙護玄習碁:2006/04/11(火) 05:25:08 ID:smaKH1Th
豪華ではないが、美味な夕餉の後、護玄は紫薇から仔細な事情を聞いた。
今年は、長瀬の雨が降らなかったことに始まり、村の水源の河も枯れた。
作物が立ち枯れる田畑が続出し、例年の水不足とは格が違うと思われた。
近郷の村々から、古老、長老が寄り集い対策が話し合われ、
この山に玄武が住まっており、人身御供を差し出すことで
雨乞いができるやも知れぬとゆう話が、持ち出された。
ここまでの事情を、彼女は解り易く述べ立てた。

護玄がその先を促すと、紫薇はさすがに声の調子を落とした。
「ですが、未だ嫁いでおらぬ若い娘が、居なかったのでございます。
年頃な女は既に嫁いでおり、さもなくば、幼い子供しかおらず・・・
亭主も子供もあれど、女房(既婚女性のこと)連中の中で
比較的年の若いわたくしに話が回って来た訳でして・・・」

その言葉を聞いた護玄が、さすがに義憤に駆られて顔色を変えると、
紫薇はあわてて、とりなすように続けた。
「あ、でも、ちゃんと立派なお葬式も出して頂いて、お墓も作ってもらって
きちんと死んだことになっておりますので、大丈夫でございます」

全然、大丈夫ではないと憤る護玄に、彼女は言った。
「でも、玄武さまが明後日には雨を降らして下さいますので、
終わりよければ、全て良しなのでございます。
もし、雨が降らなければ、わたくしが贄として至らなかったことになり、
より年嵩の女房(既婚女性)や、未だ幼い子供が、
贄としてこの山に遣わされることになっておりましたので。
わたくしが贄の役を果たすことが出来て、めでたしめでたしでございます」

明るく話す紫薇の言葉を、暗然たる思いで受け止める護玄だったが、
此処が女の足で辿り着けるような場所で無い事に思い至り、
どうやって来たのかを尋ねた。

「贄を運ぶ用の籠を誂えたのでございます。
丈夫な樽のような籠で、中からでないと開けられない仕掛けがしてあります。
中のわたくし、とゆうか贄は、薬で眠らされて、勝手には出られない仕組です。
籠かきの若い衆は、山のなるべく高いところで籠を置いて帰ります。
わたくしは、眠り薬が切れると、籠を出て、玄武さまの住処を求めて
一日ほど山中を訪ね歩いたのでございます」

さらっと言ってのけるが、もし自分の住処を見つけられなかったら、
どうする積りだったのか。護玄は、憮然とした表情を崩せずにいた。
更に追い討ちを掛けるように、紫薇が言い放った。
「そのような訳ですので、村に戻る道も判らないのでございます。
ですからわたくしは、今日からここに住まわしていただき、
玄武さまのお世話をさせていただきます」
607封仙護玄習碁:2006/04/11(火) 05:25:59 ID:smaKH1Th
夜になっていたので、山中に追い出すわけにもいかず、
護玄は紫薇を洞窟に泊めた。
夜伽を勤めると言い出す紫薇だったが、さすがに疲れていたのか、
寝床に押し込まれると、そのまま眠りに落ちた。
只一つの寝床に彼女を押し込んでしまった護玄は、床の上に茣蓙をしき、
何でこんな事になったのだろうと、盛大なため息をつきつつ横になった。

***

ごぞごぞと、荷物を動かす気配に、護玄は目を覚ました。
紫薇がなにやら、洞窟内の片付けを行っていた。
「あ、玄武さま。お目覚めでございますか。
そこに朝餉の用意ができております。どうぞお召し上がりください」
彼女は、溌剌とした様子で声を掛けた。
昨夜の夕餉といい、碌な食材の蓄えも道具も無いところで、どうすれば
こんな事ができるものか、卓の上には質素ながらも見事な朝食が用意されていた。

とりあえず、働きつづける紫薇を無理矢理卓につかせ、共に朝食を摂った。
その後、食器の片づけを始めた彼女を残し、洞窟の外に出た。
上空には薄雲が散見されたものの、よく晴れた朝だった。
手早く片付けを済ませた紫薇が、護玄の傍らに立った。

「明日には、雨が降るのでしょうか?」
不安を隠し切れない問い掛けに、護玄は答えた。
「西からの風に乗って雲が流れています。
近づく雨雲の外縁がそろそろこの辺りまで辿り着いたのでしょう。
今日の夕刻には曇り始める筈です」
護玄の言葉に納得したのか、それとも理解しかねたのか、
紫薇は黙って一礼して洞窟に戻っていった。

その日の日中、護玄は仙術の修行もせず、天候の変化する兆しを探していた。
言いたい事もあったが、ともかく紫薇の身体に手をつけてしまった以上、
雨が降らなければ悪いとゆう想いや、一種の罪悪感があった。
せめても、「ああ、雨が降るんだな」と思える兆しを見せて、
彼女に納得とか、安心をもたらしてやりたかった。

しかし並みの人間より、仙人に近い存在である護玄の感覚には、
雨が近いことが感じられても、人に分るような兆しはなかなか無いのだった。
夕刻になり、辛うじて、薄いながらも雲が全天を覆った事で、
雨が近いのだと納得してもらうことにして、自分の洞窟に戻ることにした。
608封仙護玄習碁:2006/04/11(火) 05:26:42 ID:smaKH1Th
「紫薇さん」一緒に空模様を見てみようと誘う為に、洞窟の奥に呼びかけた。
すると、何の偶然か、たった今、一瞬に掻き曇った雲天から、雷鳴が轟いた。
山地では、気候があっという間に急変することがある。
先ほどの薄雲が、一気に雷雲と化したらしかった。

数瞬の後、紫薇が姿を見せた。
彼女は、両目をまん丸に見開き、護玄と、護玄の背後の洞窟の入り口を見つめた。
洞窟の外は、あれほど渇望して止まなかった雨が降り始めていた。
「あ・・・雨、雨が降ってる!」
止める間も有らばこそ、紫薇は外に飛び出した。
瞬く間に雨はその勢いを増し、彼女は全身に雨を浴びていた。

「雨が降ってる!!」
歌うように繰り返しながら、雨の中を飛び跳ねるようにして喜んでいた。
護玄は、初めて紫薇の屈託のない笑顔を見た。輝くような笑顔だった。
紫薇の笑顔に見とれて突っ立っていた護玄に、紫薇は涙を流しながら、
しがみ付くようにして礼を言った。

「玄武さま!ありがとうございます!ありがとうございます!!」
贄の勤めなどといった官能のかけらもない彼女の抱擁は、
だが、それゆえに、清涼な心地よさに満ちたものだった。
「うん、良かった、良かった。
紫薇達の真情が神仙をも動かし、この雨をもたらしたに違いない」
心底、本心から語る護玄の言葉を、紫薇がさえぎった。

「お隠しになるのは、やめてくださいまし。わたくしは存じております。
今日一日、玄武さまがこの雨をもたらすために、
加持祈祷に勤めておられたのでございましょう?」
誤解を解く必要を感じた護玄は、とりあえず雨から逃れる為に
洞窟の中に紫薇をいざなった。
だが、紫薇のほうにはこれから護玄と理屈を語り合うつもりは無かった。
居室に戻ると、濡れた服を脱ぎ去り、贄として伽を勤めると言った。

正直な所、護玄は紫薇を抱きたくは無かった。
ついさっきの、雨の中での抱擁を得られたら、いや彼女の体に触れずとも、
あの笑顔を自分に向けてくれたなら、その方が、余程彼には望ましかった。
しかし、あの笑顔も抱擁も、本来の彼女の夫や子供に対して
向けられるべきものなのだろう。それを思うと、急に嫉妬心が湧き上がった。

嫉妬心に突き動かされるようにして、紫薇に手を伸ばしてしまった。
常時は温和な護玄らしくも無く、情交は執拗なものとなった。
乳房を握り、耳を噛んだ。力の限りに腰を振った。
だが、力づくで彼女を追い求めようとすればするほど、
求めるものは、自分の手をすり抜けて、失われるように思われた。
徒労と困憊の果てに、護玄は紫薇の体の上で眠りに落ちた。
609封仙護玄習碁:2006/04/11(火) 05:27:26 ID:smaKH1Th
翌朝は、早くから激しい雨が降っていた。
目が醒めると、護玄は昨夜の乱暴な情交を、紫薇に詫びた。
彼女は、屈託無く「大丈夫ですよ」と答え、
むしろ護玄に詫びられる事に恐縮すらしているようだった。

その日は、洞窟の外に出ることすら憚られる雨のために、
自然と二人して洞窟内で過ごすこととなった。
いずれこの雨が止むにせよ、険しい山道を紫薇に行かせるのは気が引けた。
護玄は、彼女と共に暮らすことを決めた。

そうと決めたら、まずは、彼女に自分のことは護玄と呼ぶようにと言った。
これは、彼が護玄という名の玄武だとゆう形で理解を得たようだった。
次に、この雨は天然自然の現象であって、護玄に由来する物ではないと
納得させようと試みた。が、この事は、遂に理解を得られなかった。
ここまで話して、ふと、会話が途切れた。

話の接ぎ穂を求めてぐるりと見回してみると、洞窟の中は昨日のうちに
綺麗に整頓されていた。その時、見慣れぬものに気がついた。
「紫薇さん?この碁盤はどうしたのですか?」
「がらくたの中で、埃にまみれておりました。埃を払ってみれば、
立派な碁盤でしたので、こちらに移させていただきました。
護玄さまのお持ち物ではないのですか?」

逆に問われて、護玄は記憶を浚った。
この洞窟の前の主であった先輩道師が、碁を嗜んでいた覚えがあった。
その旨を紫薇に言うと、「護玄さまは、碁はなさらないのですか?」と聞いた。
打ちかたすら分らないと答えると、
「では、わたくしが教えて差し上げましょう」と言った。

紫薇は、碁が上手かった。上手な人にかかると、教わるほうも上達が早い。
その日の午後には、護玄は紫薇に拮抗するほどに打てるようになった。
だが、護玄の勝率は上がらなかった。
紫薇は、護玄に勝つと、実に屈託無く喜んだ。
その喜ぶ顔の中に、護玄は、昨日の雨の中の笑顔の片鱗を見た。

無論、露骨な悪手を打たれて喜ぶような、愚かな女性では無かった。
彼女の笑顔を見るためには、一見、至極まっとうな手でありながら、
最終的に僅差で敗れる手を打たねばならなかった。
護玄の碁は、歪んだ上達を遂げてしまった。
それは、わざと負けているのか、本当に真面目に考えた結果なのか、
護玄自身にすら判断のつかない、実に微妙な歪み方だった。
610封仙護玄習碁:2006/04/11(火) 05:42:08 ID:smaKH1Th
「うふふっ、まだまだですね。スジはよろしいのですが」
紫薇は嬉しげに語った。
「初歩のことをお教えした時のことを差し引いて勘定しましても、
わたくしの圧勝ですね。ならば、ご褒美を賜りとうございます」

褒美として、情けを掛けてくれと、紫薇は言った。
試しに、護玄は尋ねた。もし、自分が勝てばどうなるのか、と。
彼女は、如何にも当然、といった風情で答えた。
「その時は、勝った特権として、わたくしに伽を命じることができます」

ふと、疑問を感じて、護玄は再び尋ねた。
当然のように伽を受け入れているが、もし私が絵に描かれた玄武のような、
異形の姿で紫薇の身体を求めてきたら、どうする積りだったのかと。
紫薇は、少し表情を曇らせながら、答えた。
「贄の役を仰せつかった時から、備えはしておりましたので」

聞けば、夫や子供との別れを済ませ、生きながらの葬儀も終えた後、
村長(むらおさ)宅の蔵に閉じ込められたらしい。
生贄の役は、古来乙女が勤める物だったので、せめても、
贄となる事が定まった後は、男から遠ざける為だった。

玄武がどのような姿をしていても、伽の勤めが果たせるよう、
食事、飲み水には媚薬が混ぜられた。
媚薬で高まった性感を自ら慰めてしまわぬよう、常時後ろ手に縛られた。
下の世話、食事の世話などは、村の老婆達が受け持った。
老婆達は、また、服を脱がせ、縛り上げて自由を奪った紫薇の身体に、
媚薬を擦り込むようなことも行った。

語りながら、紫薇は衣服を脱ぎ去った。
「その時は、たいへん苦しゅうございました。
思い起こすと、未だに、身体の奥底がうずく思いが致します。
ですから、護玄さまがお情けをかけて下さると、
その分、わたくしの気持ちも身体も、楽になるのでございます」

護玄は、昨日とは変わって、躊躇無く紫薇の身体に手を伸ばした。
今日一日紫薇と共に過ごしたことで、護玄にも気持ちの変化があった。
昨日の笑顔と抱擁を、常に自分の元に向けさせたい。
贄としての服従ではなく、互いの尊敬と友愛を持って、
自分に向き合ってもらいたい。

そして、彼女から、夫と子供の記憶を消し去り、
自分への思いを、その位置に占めさせたい。
紫薇の薬の影響と、護玄の恋慕が絡み合う情交は、夜半にまで及んだ。
611封仙護玄習碁:2006/04/11(火) 05:43:16 ID:smaKH1Th
雨が止むまでに、数日を要した。
雨が止むと、護玄は真っ先に自分の暮らす一帯に結界を設けた。
これまでは、来る物は拒まずという考えでいたが、人間達の視点からは、
今回の雨乞いが成功したように見えることは配慮せざるを得なかった。
なにかにつけ、人身御供の集団が押し寄せてくる可能性すらあるからだ。

その後、普段の日々が再開された。
紫薇が傍らに居るため、いろいろな事が変化した。
食料調達は、紫薇の役目となった。人の足の入らぬ深山だけに、
何かと不便も多かったが、それゆえに手に入る食材もあった。
器用に釣り道具を拵え、流れの蘇った川で、川魚を釣ることまでこなした。

護玄は、食料の調達に割いていた時間を、仙術の修行に加えた。
さしあたりの用事の無い、空いた時間ができると、二人して碁盤を囲んだ。
今や護玄の負けっぷりは、名人の域に達しつつあった。

紫薇の、贄としての立ち居振舞いも目に付かなくなってきた。
残してきた夫や子供のことは、想う素振りさえ見せなかった。
護玄は、己の浅はかさ、愚かさを自覚しながらも、
そのことを嬉しく思わずにはいられなかった。
紫薇はかいがいしく護玄に尽くし、伽を求められれば、悦んで身体を開いた。

森に住まう小鳥達は、「あの朴念仁の護玄が、自分の洞に女を連れこんだ」
と言っては、囃し立てた。
その声にすら、かすかに笑みを浮かべてしまう護玄だった。

だが、幸せな日々は早々に終わりを迎えた。
数ヶ月の後、紫薇は体調を崩した。彼女の病は、急速に進んだ。
護玄には、思い当たる節があった。
贄として躾られた時期に、大量に摂らされた媚薬が、
彼女の身体を蝕んでいる可能性があった。

人間の用いる媚薬には、時には命を失いかねぬほどの成分が
含まれていることを、護玄は知っていた。
そして、そのような成分は往々にして、人体に害を為す以外の効き目を
持っていないのだった。

紫薇には、家事にせよ何にせよ身体を動かす事を固く禁じ、
役に立ちそうな薬草を求めて、山野を駆けた。
入用とあらば躊躇無く、花をむしり、枝を割き、虫を捕らえ、獣を殺めた。
集めた薬を紫薇に用いる為、汗もぬぐわず洞窟に戻った護玄が見たものは、
竈の前で倒れている紫薇の姿だった。
612封仙護玄習碁:2006/04/11(火) 05:44:22 ID:smaKH1Th
「あぁ、護玄さま。おかえりなさいませ」
床につかされ、ようやく意識を取り戻した紫薇は、
護玄を認めると、嬉しげに呟いた。
護玄が、いいつけを守らなかった紫薇を叱ると、
「護玄さまに、お食事を作って差し上げたかったもので・・・」と、詫びた。

途切れそうになる意識を、必死に繋ぎとめながら、紫薇は言葉を続けた。
「護玄さま、わたくしどもに雨を賜りまして、本当に有難うございました。
贄として捧げられたはずのわたくしに、優しくして頂いて、
何と言ってお礼申し上げればいいのか分りません。
この数ヶ月、紫薇は本当に楽しく過ごさせていただきました」

気付かぬうちに、涙を流しながら「もう喋らないでくれ、休んでくれ」と、
かきくどく護玄に向かい、優しく微笑みながら紫薇は呟いた。
「護玄さま、ありがとうございました。護玄さ・・ま・・」

護玄は、途切れた言葉に、紫薇の死の覚悟をした。
だが、彼女は意識が混濁している様子だった。未だ、息はある。
集めた薬草類を床にぶちまけ、今の状態に最も相応しい薬を選び出し、
必死の形相で看病を始めた。

護玄の看病は三日三晩に及んだ。
与え得る限りの薬を与え、為し得る限りの処置を施した。
だが意識は戻らず、このまま生命の火が消えるかと思われた。
床の傍ら、肩を落とす護玄の眼前で、紫薇がふと目を開いた。
意識の混濁を感じさせない、まっすぐ前を見つめるしっかりした目線だった。

驚きの余り、息も止めたままの護玄が見つめていると、
紫薇は、護玄の初めて聞く人名を、男の名前と女の名前を一人づつ呼びかけた。
そして、たちまち呼吸を止めた。
護玄は、今の名前が紫薇の夫と子供のものであることを悟った。
護玄は号泣した。
613封仙護玄習碁:2006/04/11(火) 05:45:17 ID:smaKH1Th
「はははっ、まだまだだな。スジはいいんだがな」
龍華の声に、護玄は回想から引き戻された。
あのあと修行を重ねて仙界に至り、更に修行を積んで仙人となり、
このやっかいな友人と友誼を結んだのだった。

そして今日も、龍華と碁盤を囲んでいるのだった。
「うん、碁の勝負だけは、龍華に手も足も出せないな」
「その態度がいけない。負けたくせにニヤつくんじゃない。
ま、護玄の碁が上達するまで、この龍華様が胸を貸してやろうじゃないか」

護玄の微笑みに含まれる微かな蔭に、気付いた素振りも見せずにこきおろし、
まるで、男同士のような快活な態度で、龍華は護玄の部屋を辞そうとした。
龍華が、ふと振り向いた時、殺風景な部屋の片隅に、
百日紅(さるすべり)を生けてあるのが目に入った。
その刹那、表情に切なげな憂いがかぶさった。
あわてて護玄に背を向け、元気そうな声音を装って別れの挨拶を口にする。

「じゃあ、今度はこっちに碁を打ちに来なよ」
「ああ、また寄らして貰うよ」
護玄の声を背中で聞きながら、屋敷を出る。
立ち止まり、一度鼻を大きくすすり上げると、
龍華は、元気一杯という風情で、ずかずかと家路を歩き始めた。

龍華が赤ん坊の和穂と出会う数年前、
ごくありきたりな仙界の一日の、夕刻の情景であった。
614封仙護玄習碁:2006/04/11(火) 05:46:29 ID:smaKH1Th
ここまでです。

読んでくれた人は、ありがとう。ごくろうさま。
例によって、稚拙な駄文なのは仕様だよ。
エロ分が不足してるのも、
タイトルに反して、碁分が乏しいのも仕様です。

護玄が天候の急変を読みきれなかった理由を、
いちいち説明してたんだけど、長くなる上に、
気象精霊でもないので、謹んで割愛しました。
御都合主義丸出しになってしまいましたが。

「最後の宝貝」収録の湯飲み話を読み返すと、
護玄って、もっとナチュラルに碁が下手ですね。
ごめんなさい、すみません。
妄想を暴発させてしまいました。
615名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 06:08:55 ID:9tunJpJV
お疲れ様です
616名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 12:44:21 ID:GAJAUJqb
なんか、禁書スレ立ってるよ
617名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 14:42:50 ID:WL01/gj6
インデックススレて…。
需要低そうだしその内消えるんじゃないか?
618名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 10:05:50 ID:iJ69KOE9
>>614
ば、ばかもの!
だから何度も、言っておるだろうが、健気と死にネタの融合など、嫌でたま、らぬと!
確かに淫靡ではあったがな、さ、最期に、夫と子の名を呼んで逝くだと?!
ふ、ふざけるな、ええいこのだから泣いてなどおらん、汗を見間違えたのだろうが!
619名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 22:45:49 ID:j+JagB3B
カスみたいな文才だが、電波的な彼女で一つ書いてみようかと思う。
ネタは三人一組(スリーマンセル)で。
620名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 23:05:39 ID:5Ea/ekxa
柔のナニが斬られる!
621名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 23:59:55 ID:j+JagB3B
今んところ、そっちの雪姫は出す予定無しだからその心配は無いw
初書きだからエロ分は少なめだけど勘弁してたもれ。
622名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 03:00:41 ID:/seDENiq
頑張れ〜
623封仙護玄習碁:2006/04/16(日) 06:46:55 ID:1/IG8+JI
>>615 >>618 読んでくれてありがとう m(_ _)m
624 ◆TENDOgtVVc :2006/04/16(日) 19:34:28 ID:8fkl2Wrn
>>619まだ?
金曜あたりから書き始めたやつができたから、
>>619が終わったら投下しようと思ったんだが。

ていうかこのペースで書くなら作品別スレ立てた方が良いのか?
625名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 19:50:24 ID:9mfgONZ0
ひとまずは供給量を見て判断した方がいいんじゃない?
ここでの供給がそれなりにあるようになったら専用スレ立てて、ここで投下したヤツを即死回避に貼るのもよし、だと思う。
626 ◆TENDOgtVVc :2006/04/16(日) 20:30:16 ID:8fkl2Wrn
そうか。
じゃあとりあえず様子見だな。
でも原作スレで聞いても俺以外書かないっぽいんだけどねw
まぁネタ自体はたくさん有るから。

とりあえず>>619待ち〜。
627619:2006/04/16(日) 21:45:43 ID:/gqO8L0Z
>626
ごめん、まだやっとる最中。
てか待って貰っといて何だが、出来てるんであればどんどん投下しちゃって構わないと思うけどな。

寧ろ待たれると辛いと言う現実がカスレベルには(´・ω・`)
628 ◆TENDOgtVVc :2006/04/17(月) 01:31:18 ID:ftpn417Y
>>627
いや。待つのもまた一つの楽しみだ。
その間に書き貯められるしな。

ていうか見直してたら結構誤字脱字酷いな、俺。
見直しも含めてもうちょっと待ってるよ。
629名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 04:31:26 ID:jC0F7xp5
電波ネタは俺も挑戦したがちょい難しかったから放置中だなぁ。
ジュウのツンデレ具合が難しい。
630名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 05:46:32 ID:u5loprzs
紅牙のルビーウルフで、ルビーウルフ×ジェイドって無いでしょうか?
631名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:06:16 ID:pPpgE6wn
最近、単独スレが立ちまくりだな
632名無し@ピンキー:2006/04/21(金) 01:49:26 ID:CD+0PSkI
誰か!お願いだから!
トゥインクル☆スターシップとポケロリのss書いてくれー
需要あると思うんだけど
633名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 02:20:35 ID:vxm6JglL
>632
自分で書いてみるんだ。誰もその衝動を止めはせん。
634名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 03:27:46 ID:HoATgYhG
「トゥインクル☆スターシップ」は色々難しいわ
セイジと事を進めるのは、難しいしね

…船内はセイジ以外女しか居らんから百合しか書けん
でも主要キャラは、セイジにフラグ立ててるしな〜

銀薇を折檻する月李、折檻が段々エロく…
…月李のキャラが違い過ぎるよな〜
俺には無理だ
635名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 03:34:58 ID:pPpgE6wn
>>634
セイジハーレムで。
636名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 15:51:58 ID:ZYpnEvNh
秋田スレが落ちてた…
637名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 16:44:59 ID:I+3163i/
安らかに眠れ。

つーかクソスレ乱立しすぎだな。
ノリと勢いだけで立てるバカが多くて困る。
638名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:21:37 ID:XcFbzAuE
他にもイリヤの空、気象精霊記、ヤマモトヨーコ、爆れつハンターなんかも落ちてるな。

立て直そうって思ってるやつがいるなら、せめて作者総合にしろよ。
639名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 22:54:17 ID:s9SilOIQ
もうすぐ次スレ?
容量が…
640619:2006/04/21(金) 23:15:03 ID:iPz3JMbM
>>627
ごめんよごめんよ遅筆でごめんよorz
来週中にはうpするから、もう待たないで下され…申し訳ねぇだ(´・ω・`)
641 ◆TENDOgtVVc :2006/04/22(土) 04:50:41 ID:1cAswlmc
>>640
気にするな。
その空き時間を使って3つ目にとりかからせてもらってるからな。
まぁ風邪のせいで今あんまり筆進んで無いんだが。
ゆっくりでいいよ。

あと>>627は君な。
642名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 06:36:05 ID:FyKy351D
>>640
ならその隙に俺も電波モノ書かせてもらおうか。
スリーマンセルは書くの苦手なのでマンツーマンの雨もので。
機を見て投下させていただこう。
643名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 15:35:49 ID:lMr4Lri1
そういや電波的な彼女のスレないね。
需要高そうなのに。
644 ◆TENDOgtVVc :2006/04/26(水) 01:34:48 ID:M9mhhkzJ
需要高そうで立ててたらキリが無い。
それに必要なのは読み手の需要の高さじゃなくて、書き手の多さだからな。

だから春香(雄策さん)のスレは立てられないだろうなと思ってるorz
645名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 22:28:05 ID:tHrujG9T
>>640
今週中にはむりそうかな?
すごく楽しみにしてる
646名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 00:19:07 ID:q6ZppJbS
アニレオンって誰か知ってる?
647名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 00:36:41 ID:d1Tdctw+
まじしゃんず・あかでみぃに友情出演した変身ヒーローですな

やっぱ,実の妹と一線を越えるんでしか?
648名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 02:46:19 ID:Uh/i2bE3
違うよヴィクトリカ。僕はこんなことしてくれなんて頼んでないじゃないか。
「ぅん―――、」
止めてくれよ。お願いだから
「ん?…ちゅ、何か、言いたそうだ、な―――ぷは…久城?」
決まってるじゃないか。どうしていきなりこんなことを始めたの?
お茶を入れるなんて本当に奇跡としか思えないことを君が始めて、言われるままに飲み干したら身体は動かなくなるし。
それに、その上その、い、いきなりキスを!それもとても言葉では言い表せないようなのを!
「あぁ、んむ…声は出ていないが言いたいことは大体分かるぞ。それは、つまりあれだ。言語化してやるとだな、
君に飲ませたアレは筋弛緩剤だ。俗っぽい言い方をすれば痺れ薬というやつだな」
なんでそんなものを飲ませてまで僕に、こんな、こんな君らしくないことを!
「ほぅ、顔付きも惚けて来たな。少し分量が多かったか?まぁ、いい機会だ。弛緩しきった君の内頬の味もみてみよう」
そう言ってまた僕の中に小さな舌が侵入してきた。
それは本当に、口の中を味わうように這って行く。いつもヴィクトリカが食べているお菓子のべとついた甘さが僕の舌と絡まり合う。
抵抗しようとはした。けど力が入らない。体中から力が抜けていく。それはクスリのせいだけでなく、
目の前の、恍惚とした表情を浮かべるヴィクトリカのせいもあっただろう。
数分ほど僕の口腔を蹂躙した後、ヴィクトリカがゆっくりと「舌」を「抜く」。
完璧に緩みきってしまった僕の唇とヴィクトリカの舌の間を、大量の―――毒々しく甘い唾液が糸を引き、口端から垂れる。
「ふふ、今の君のようなのを東洋では俎上の鯉、と言うらしいな?言い得て妙だと思うぞ?」
そんなことを言うヴィクトリカは恐らく笑っているのだろう。けど、今の僕には見えない。光が、すごくまぶしい。
「ん?……瞳孔まで開いているのか?」
それだけじゃない。涙が、止まらない。
「ははは、涙腺まで壊れている様だな、……いいぞ。とても、綺麗だ。久城」
そう言って、生暖かい舌で僕の頬の涙を舐め上げ、瞼に、いや、閉じることのできない眼球にそれを這わせる。
ごろごろ、とまるで飴を舐めるようなその動きに、更に涙が出る。


声が出ない。呼気になってヴィクトリカの髪を揺らすだけ。
嗚咽すら出ない。自分の筋肉が感じられない。
相変わらず涙は止まらない。目は見開かれたまま、乾きもしない。
ヴィクトリカの、甘い舌が僕の体中を這う。服はいつの間にか脱がされているらしい。

「なぁ、久城……久城?まだだぞ?まだ、まだだ。お前は私の、私だけの人形だ。
こうして、私のにおいをお前に染み込ませる。今日でだけダメなら、明日も、明後日も、ず〜っとだ!
お前が誰のものなのか、自分で、お前のその口ではっきりとあのニュートにも言ってやれるようになるまで。
いや、それからもず〜っと、お前は私のものだ。日本になど、家族のところになど、帰さないからな?」

耳元で囁かれたその言葉の端に、何か寂しさのようなものを感じたような気がして―――




僕は、ヴィクトリカの人形になった。
649名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 02:50:37 ID:Uh/i2bE3
Mだから書く女キャラのことごとくがドSになる
ごめんね。注意書き先に買いとくの忘れたよorz
あー、でもシャナとかクーちゃんとか書いてもやっぱドSになる俺はもうダメかも知れんね。
650 ◆TENDOgtVVc :2006/05/06(土) 03:54:39 ID:MeC6cbUl
>>649
良いんじゃない?
ある意味そういうオリジナリティを出せるのが二次創作の良いところなんだし。

さて。本スレの方で要望も有ったしそろそろ投下でもしようかと思うんだが、>>640はまだ?
なんだったら先に投下しちゃうんだが…。
651名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 16:47:45 ID:ZrmIchOG
こんだけ待ったんだからもう先に投下しちゃっていいんじゃないの?
652名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 18:13:17 ID:dbunxWzz
ファミ通文庫の話なんだが。
“文学少女”にエロ小説食べさせたらどうなるんだろうな。
653名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 22:47:28 ID:qkq3ddyt
ああ、先輩に食べさせてみたいなぁ。

遠子先輩は貧乳なのがよろし。
654 ◆TENDOgtVVc :2006/05/07(日) 12:13:32 ID:5JmcUz23
>>651
じゃあ今夜にでも投下するかな。
これから出掛けなきゃだし、今回のはいろいろと下準備も必要だからな。
655名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 18:44:59 ID:y6Wp76aE
>>654
期待してます
656 ◆TENDOgtVVc :2006/05/07(日) 20:53:20 ID:5JmcUz23
>>655
ごめん。
期待してもらってて悪いんだけど、
気に食わないところが有ったんで修正してから投下します。
明日中には投下できると思うよ。
金曜日。
次の日が休みである事も有り、遅くまで遊んでいる者も多い。
かく言う俺もその一人だ。
こうしてゆったりと喫茶店で紅茶を啜っている。
そして。
「それでですね、明日はスイカブックスさんでイベントが…」
目の前でアキバ系な会話を繰り広げているこの少女もご他聞には漏れなかった。
乃木坂春香。世界に名だたる乃木坂家のお嬢様であり、極一部を除いて何でも完璧にこなすミラクルガールである。
ほぼ全ての分野に於いて発揮されるその才能は、正に奇跡と言う言葉が相応しかった。
「んー、明日か。予定は一応入ってるけどキャンセルするよ」
「えっ。そ、そこまでして頂かなくてもっ…」
春香が慌てて遠慮する。まぁ当然と言えば当然なのだが。
「春香の事以上に優先する事なんて無いよ。それに春香と居た方が楽しいしな」
「…本当に良いんですか…?」
「春香のささやかな願いを叶えるのが俺の仕事だからな」
まったく。端から見なくてもバカップルである。
OKを貰えたとわかると、春香は満面に微笑みを浮かべて、
「嬉しいです…っ!」
と喜びを惜しみなく見せてくれた。
「あ、それではこれが明日の地図、そして計画表ですっ」
そう言って手作りの小冊子を手渡してくる。
そこには蛇が数匹のおどろおどろしい絵と綺麗な字で書かれた予定表。
そう。これこそが天に二物以上も三物以上も与えらた奇跡の綻びの一つだった。
つまり春香は殺人的に絵が下手なのだ。
が。
(ここがスイカで…ここが…)
一通り目を通して何とか地図を理解する。
春香の殺人的な地図にも大分慣れてきていた。
毎回こんな感じの地図を貰っては必死になってそれを解読していたからな。
我ながら大した努力だ。
…春香の事でしか発揮されない努力だがな。
「よし。じゃあ明日の待ち合わせは…」
待ち合わせ時間を決めて店を出る。
そのまま春香を家まで送っていく。
「今日も習い事だっけ?」
「はい。今日は日舞のお稽古です」
「日舞か…。春香が舞うと綺麗なんだろうな…」
「い、いえっ、そんな…。私なんかまだまだ全然で…」
「謙遜は時に卑屈にしかならないよ」
「ぁぅ…」
「ははっ、冗談だよ。でも俺も春香の舞、見てみたいな」
「え…。それは少し恥ずかしいですね…。でも…あなたになら見てもらいたいです…」
「ホント?じゃあ楽しみにしてるよ」
そんなやりとりを繰り返している内に春香の家に到着する。
「毎回送って頂いてすみません」
「いや。春香を守るのも俺の仕事だからな」
などと他愛もない会話を交わす
「じゃあまた明日迎えに来るよ」
「はい。また明日です」
そう言って春香が家に戻るのを確認すると俺も帰路についた。

春香からの連絡が有ったのは、明日に備えもう寝ようかと言う時だった。
携帯が突然鳴り出し、画面に春香からの着信である事を示す画像が表示される。
「はい」
『あ、こんばんはです』
「こんばんは。どうしたの?」
『えっと、明日なんですけど、急に朝少しだけ学校に行かなければならなくなってしまいまして…』
春香が申し訳ないかの様に言葉を紡ぐ。
『ですからよろしければアキハバラで待ち合わせでも…』
考えるまでも無く即答する。
「いや、良いよ。俺も春香に付き合うよ」
『そ、そうですか?それでは明日の待ち合わせ時間は…』
春香が申し訳なさそうな、でもほっとしたような声でそう言った。
「わかった。じゃあ明日、その時間に迎えに行くから」
『ど、どうもすみません…』
「気にするな。それじゃ、お休み、春香」
『あ、はいっ。お休みなさいっ』
最後は少し嬉しそうにそう答え、春香は電話を切った。
俺は明日に期待を馳せながら眠りについた。

次の日。俺は春香の家の前で春香を待っていた。
春香に会うのが楽しみで仕方ない俺は、いつも待ち合わせよりだいぶ早く春香の家に来る。
もちろん春香以外ではこんなことは無いのだが。
「あ、おはようございます」
「おはよ」
春香が開口一番挨拶を交わしてきた。
予定の待ち合わせ時間よりだいぶ早い。
「いつも待ってていただいてすみません」
「いや、春香と会うのが楽しみでつい早く来ちゃうんだ。
春香こそ待ち合わせ時間までまだ余裕有るのに早いね」
「あ、えと。私もあなたと会うのが楽しみで仕方なくって」
二人して同じ事を考えている。
「なんか、嬉しいね」
明らかに言葉足らずにそう言うと。
「はいっ。まるで以心伝心ですねっ」
と返してくる。
春香の格好は昨日と同じだ。
赤を基調にした白城の冬服に黒いタイツ。
春香ならわざわざタイツを履かなくても脚綺麗なのにな、と思いつつもそこはそれ。
これはこれでまた違った良さが有る。
「じゃ、行こっか」
「はいっ」
そして白城学園へと向かった。
春香が用事を済ませた後、着替えようとしてそれは起こった。
「あ、あれ?」
春香が慌てている。
「どうした?」
「…着替えを忘れてきちゃったみたいです…」
春香の第2の欠点が出ていた。
浮かれている時の春香はよくドジを踏むのだ。
もっとも。人前でそんなドジはちっともやらかさないのだが。
「どうする?一回帰るか?」
春香は少し考えた後、
「いえ、このまま行きましょう。学校の規則には反していませんし」
「そうか。じゃあこのまま行こう」
「はいっ」
そう言って秋葉原へと向かった。

秋葉原の駅へと到着し、メインのスイカブックス等を予定表通りに回っていく。
しかし…。今日は春香が制服を来ているからか周りの視線をいつも以上に集めていた。
正直この制服は春香の為に存在すると言ってもいいほど似合っていた。
だが…。
春香の方を見る。春香は「どうかしましたか?」などと聞いてくるが。
俺は「いや、何でも無いよ」とだけ返してから、周りを目で威嚇した。
途中お昼をメイド喫茶で取る。
【キャロット・キュロット】。春香のお気に入りの店だ。
「いらっしゃいませーっ!あっ!春香様っ!」
メイドさんの一人がこちらへと駆けてくる。
「お久しぶりです!ようこそいらっしゃいました!」
メイドさんが嬉しそうにまくし立てる。
「お、お久しぶりです」
相手の勢いに押されつつもそう返す春香。
このメイドさんは春香の知り合いだ。俺も何度か会っている。
ただ…。
「では、お席の方にご案内致しますねっ」
言って春香を案内しようとしたメイドさんと目が合う。
瞬間メイドさんに思いっきり怨みの籠もった目で睨まれた。
「…」
つまりは彼女も春香の事を好きで…そういう事だ。
俺が目の前のメイドさんからライバル視されている事だけは間違いなかった。
席に着き注文を終え、メイドさんが居なくなったところで春香に言った。
「モテる女はつらいな、春香」
「?」
「いや、こっちの話」
「?」
しばらく他愛の無い会話を続けるとメイドさんが料理を運んできた。
「以上でよろしいでしょうか?」
「はい。ありがとうございます」
そう言って返す春香にメイドさんが言った。
「そういえば今日は制服なんですね」
「あ、はい。ちょっと学校に行っていたもので」
着替えを忘れた事はもちろん言わない。
「あの〜…また写真を撮らせて頂けませんか?」
少し言い辛そうにメイドさんが切り出した。
「制服の春香様も凄く可愛らしいので、よろしければ…」
その気持ちはよくわかる。
「あ、はい。構いませんよ」
「ありがとうございますっ!では後で裏に来て下さい。他の者には説明しておきますから勝手に入って頂いて構いませんので」
…いいのか?そんなんで。
思ったが口には出さない。
「わかりました」
春香が返事をした後、メイドさんは「ごゆっくりどうぞ〜」と
俺への敵意はどこへやら、軽快な足取りで裏へと消えていった。
食事を済ませ、裏へと入る。
「あ、春香様。お待ちしておりました」
メイドさんはそう言うとデジカメを俺に手渡した
「それではお願いします」
「…俺が撮るのかよ」
「だって貴方が一番上手く写真を撮ってくださるんですもの」
「…わかったよ」
無碍に断る理由も無いのでそれを引き受けた。
こうして春香にメイドさんが迫っているかのような妖しい写真が出来上がった。
まるで百合だな。
予定を全て済ませ、だいぶ日も暮れてきた。
俺たちは帰路にいた。
いつものように話をしつつ歩き、乃木坂家の前にに着いたところで春香が切り出した。
「あの…今日、うちに寄っていきませんか?」
「…えーと、そういうお誘い?」
「はい…です…」
もちろん断る理由は無かった。
俺は春香と一緒に乃木坂家の中へと入っていった。

春香の部屋。
俺と春香はベッドに座った。
前もそうだったが、こういうのは緊張してしまうな。
そう思っていると春香が言った。
「着替えますので少し待っていただけますか?」
「あ、うん…」
と答えたところで少し考える。
「あ。あのさ」
着替えようとする春香を呼び止める。
「はい?」
俺はそっと春香に近づいて
「えっと…良かったら、この服のままヤりたいんだけど…」
春香が沈黙する。
(ヤベ…。マズったかな…?)
「…いですよ」
「え?」
「あなたがそうしたいのなら…良いです」
そう言う春香が愛おしくて、俺は少し強く春香を抱き締めた――。
ベッドに座り、さらに春香が俺の前に座る。
俺が春香を後ろから抱え込むような形になっている。
その体制のままキスをする。
ほんの少しのキスだったはずだが、俺も春香も既に息が荒い。
制服の魔力ってやつの所為だろうか。
春香の股間に手を伸ばしスカートを捲る。
黒いタイツに包まれた脚は生足とは違った良さが有り…つまり興奮していた。
何故かその脚から目を離す事ができない。
何かに操られるように指先でその太股の内側を――撫でた。
「ひゃっ!!」
ビクンっ!と春香の体が跳ねた。
「春香?」
「そ…それ…なんか…変、です…」
「…」
もう一度同じように太股の内側を撫でる。
「ひゃうぅぅっ!!」
ビクビクと春香の体が痙攣する。
(こ…これは…。正直…タマラン…)
さらに調子に乗って同じように春香の太股に刺激を与えていく。
その後20分ほど同じように春香の太股を撫で回した。
その行為が終わった頃には、春香は既に目に涙を溜めて、息苦しそうに体全体で呼吸をしていた。
気付いていないのか、口の端からは涎が垂れ、端整な美しい顔と相俟って余計欲情を煽った。
(やべ…調子に乗りすぎた)
「はぁ…はぁ…何か…ヘンです…。凄く…気持ち良くて…興奮します…」
その台詞に再び思考が乱される。
俺は春香の正面に回り込む。
そして先ほど愛撫した場所に顔を近づけて…舌先で舐めた。
「ひゃうぅんっ!!」
反応が欲情を煽る。というか煽りすぎる。
まだ何もしていないのに俺のモノは爆発寸前だった。
タイツと下着越しに春香の秘所を弄る。
「はぁ…っ、く、ふぅ…っん」
凄く感度が良い。もうタイツまで濡れているのがはっきりとわかるほどだ。
「春香…タイツに染み…できてる」
「だって…あなたが私の弱いとこばっかり…」
春香が真っ赤になる。恥ずかしいのだろう。
「春香の感度が良すぎるんだよ」
そう言って秘所に顔を埋める。
そしてクンクンと犬のように匂いを嗅いでみる。
愛液と汗で染み、蒸れたその匂いと熱気に脳がクラクラと揺れた。
「あぁっ!匂い嗅いだりしちゃダメですっ!」
「春香の匂い…凄く良い匂いがする…」
春香がその行為はダメだと言って頭を抑えてくる。
「あぁ…。ダメぇ…。恥ずかし過ぎて…あ…ぁっ?」
春香の声に疑問の色が混じった。
「やっ、あっ、何か…!お股にヘンな感じが…」
俺は春香の股間に顔を擦り付けながら春香を刺激した。次の瞬間。
「あぁあぁぁぁぁぁぁああぁっっ!!!」
一際大きな声とともに、春香の身体がビクンっ、ビクンっと痙攣した。
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
あまりの事に春香は思考がついて来ないらしい。
放心状態で大きく呼吸を繰り返していた。
春香の股間はまだ痙攣を繰り返している。
「…春香、イっちゃったの?」
「え…?」
春香が微睡んだ思考で聞き返してくる。
「イク…?」
「気持ち良すぎて高ぶりが最高まで達すると、子宮が収縮を繰り返すんだって。
それがイクって事らしいよ」
「…子宮が…」
春香が自分のお腹を撫でてそう呟く。
春香の口から子宮などという言葉が発せられると何だかそれだけで卑猥な言葉のように思えてくる。
「多分…イっちゃったんだと…思います」
春香が呟いた。
「…初めて?」
「…はい…」
俺は再度春香の股間に顔を埋めながら呟いた。
「イクとね、子宮内の雑菌を殺したり、精液を子宮の奥に運ぶ働きも有るんだって」
「子宮の…奥に…」
春香が意味を噛み締めるように呟く。
「それは少し…残念です…」
「残念?」
会話の流れからは聞かないで有ろう言葉が発せられる。
「だって…今精液がお腹の中に有ったら…子宮の奥に運んでもらえたって事です…」
そういう事か。
「これからいくらでもできるよ」
「…はい。そうですよね」
言って二人で笑い合う。
「なんかこういうのって、良いな」
「え?」
「春香とこうやって笑っていられる時間が、俺は凄く好きだよ」
その言葉を聞いた春香は花が咲いたように笑って、
「私も大好きです。あなたと笑っていられると凄く幸せです」
と答えた。
何だか嬉しくなって、どちらからともなくキスを求めた。

「春香、そろそろ…良い?」
「あ…、はい」
言って春香がタイツと下着を脱ごうとする。
「あ…、春香」
それを呼び止める。
「はい?」
「え、…と」
激しく言い辛いが…。
「あのさ…。タイツ…穿いたまま、ヤりたい」
「えっと…」
多分やり方がわかんないということだろう。
「その…タイツ破ってしてみたい…」
「破って…?」
春香がまだ悩む。が。
「えっと…まだ良くわかんないですけど、そうしたいのでしたらどうぞ」
「タイツ破っちゃうけど…大丈夫?」
「一枚くらい問題無いです。それに、あなたが喜んでくれるのでしたら」
ほんっとに健気だなぁ。
そう思いつつ春香にベッドに座ってもらう。
俺は春香の正面に屈んでタイツに手を伸ばす。
秘所の部分に少し力を入れて、直径2〜3センチほどの穴を開ける。
「あっ…」
飾り気の無い白い下着が顔を見せる。というか…。
「下着…いつも同じだね」
「えっ!?いつも違うの履いてますよ!?」
なるほど。そういう意味に取られたか。
「あはははっ、わかってるって。いつも同じ種類の下着だなって」
「あ…。その…、色のとか模様付いてるのとかなんか苦手で…」
春香が顔を赤くして少し恥ずかしそうに答える。
「あの…やっぱり飾り気有った方が良いですか…?」
気になったのか聞いてくる。
「いや、俺は飾り気無い方が好きだな。
それに、この方が春香に似合ってる」
「そ…、そうですか」
春香がほっとしたように納得する。
俺は春香の秘所を守るその白い布をそっと横にずらした。
「わ…」
春香のその部分は既にビショビショになり、出来上がっていた。
「もう挿れても大丈夫そうだね」
「あ、はい…。大丈夫だと思います…きゃっ」
春香が言い終わるくらいに春香のそこを舐めた。
タイツから顔を出したその部分が口を開けてるようで、卑猥だった。
そんな事を考えるとさらに興奮と欲情が掻き立てられる。
舌で舐めるだけでは飽きたらず、顔を埋めるようにしゃぶり付く。
「ひゃっ、あっ、ん…!…あなたばっかり…ずるいです…」
そう言って春香は俺をベッドに座らせた。
春香が俺のズボンのホックを外し、チャックを下ろす。
「は、春香!?」
「えっちなゲームでやってました。ふぇらちおっていうんですよね」
うーん。春香にこんなことを覚えさせたエロゲーは罪深いな。
考えてるうちに春香がモノを取り出しその繊細な手で握ってみせた。
「わ…」
モノを見た春香がそう呟く。
血管が浮き出る程に膨張したそれを、春香が舌先でそっと舐め上げた。
「ぅっ…く…」
思わず呻きが漏れる。
「どう…ですか…?」
ペロペロと俺のモノをまるでアイスでも舐めるかのようにしながら上目遣いで春香が聞いてきた。
「んっ…気持ちいっ…」
思わず変な声が出てしまう。
春香はその反応が嬉しかったのか
「もっと気持ち良くしてあげますね…」
と言って俺のモノにしゃぶり付いた。
どうすれば俺を気持ち良くできるか、試行錯誤を繰り返しながら俺のモノを巧みに刺激してくる。
頬を窄めて頬の内側と舌で俺のモノをしごかれた時に「ぁっ…!」と一際変な声を上げてしまった。
それを耳ざとく聞き取った春香はその行動を繰り返してきた。
「ぁっ…ぅぁっ…!は、春香…っ!出ちゃうよっ…!」
限界が近づいていた俺はそう言ったが、それがかえって春香を煽る結果となる。
「良…れふよ…?あなた…の…。ん…。精液…飲んれ…みひゃい…れす…」
春香が俺のモノをしごきながら告げる。
同時に春香のモノをしごく動きが激しさを増した。
なんだかその綺麗な顔で俺のモノをしゃぶる光景がひたすら卑猥に思えて。
俺は一気に絶頂へと登りつめていった。
「春香っ…ごめっ…出るっ!!」
瞬間。春香の口内で俺のモノが勢い良く爆ぜた。
ビュクッ!ビュクッ!ビュクッ!
一跳ねする度に大量の精液が春香の口内に吐き出される。
春香はその精液を敢えて飲み込まず、口の中に溜めているようだった。
「んっ、ん」
もう何秒になるかもわからない射精で吐き出された精液が春香の口内に収まりきらなくなってきた。
春香の口から精液が漏れ出す。
その光景は卑猥と言うより背徳感を掻き立てられるというか…。
春香を汚してしまったような罪悪感を感じる。
(俺…悪く無いのに…)
そんな事を心の中で考えてしまう。
やがて射精を終えた俺のモノから口を離すと、春香が口内に溜まった精液を舌の上で転がすように味わい始めた。
「んっ、んぐっ、んっ…」
その粘りのある液を味わい飲み込んで春香は笑ってみせた。
「なんか…苦くてネバネバしてて…生臭いです…」
まぁそういうものなんだろうが悪評っぽくてちょっと切なかった。が。
「…でも、あなたの精子だって思ったら…すごく美味しかったです」
心臓が活動を停止したかに思えた。っていうか今絶対心臓止まってたって。
「…春香。心臓に悪いよ…」
「え?」
春香は何が何だかわからないといった感じで首を傾げた――。
春香をベッドに寝かせて脚を広げてもらう。
「挿れるよ…」
「はい…」
答えると春香が自分から秘所を両手で広げてみせる。
春香の綺麗なピンク色のナカまでくっきり見える。
その綺麗な肉のヒダが自分のモノに絡み付く事を想像すると、早く春香のナカに入りたいという想いが余計強まった。
欲望に、誘惑に誘われるままにそこにモノを近づけていく。
亀頭の先が春香の肉に触れた。
「んっ…」
一瞬春香の肉ヒダがビクッと痙攣した。
俺は春香を逃がさないように腰をがっちりと掴んで奥への注挿を始めた。
「あっ…!ん…っ!」
まだ2回目だ。少し苦しそうに春香が顔をしかめる。
だが春香から誘われたりとか色々ともう俺は限界だった。
ていうか正常な判断なんかできないよ、コレ。
腰を動かし肉茎から逃れるような動きをする春香のナカに楔を沈めていく。
既に春香のヒダは俺のモノから精液を搾取するためか、ものすごい締め付けで刺激を与えてきた。
「うっ…く…。春香…締め付け過ぎだよ…。奥まで届く前に出ちゃいそう…っ!」
「あっ、ダメ…です…。ちゃんと…私の一番…奥で…っ」
春香が懇願する。
「でも…春香の締め付け凄すぎて…」
「そっ、それは私のせいじゃ…無い、です…!」
他の女を体験していれば春香を世界で最高の名器と評しただろう。
だが今までも、そしてこれからもお互いしか受け入れることのない二人にはそんな事は関係無かった。
ただひたすらにお互いを貪り合う。
そうする事しか知らないかのように。
「…あと少し…っ」
春香の中で高まる射精欲に耐えながら春香の最奥を目指して入っていく。
遂に鈴口が春香の子宮口に触れた瞬間春香が「ひゃあっ!」という声と共に、
ビクンっと跳ねてより強い締め付けでモノを刺激してきた。
その締め付けが我慢していた射精欲を一気に崩壊させた。
「うあぁ…っ!」
ビクンっ!ビクンっ!ビクンっ!
ビュルっ!ビュルっ!ビュビュっ!
とても一度出したとは思えない程の精子が春香の子宮内に放出された。
「は…っ!う…ぁ…!お股の奥…っ!子宮の奥に熱い精子が…精子が当たってっ…!!」
春香が気持ち良さそうに精液が子宮の奥を叩く感触を楽しんでいる。
そんな春香に応えるかのように精液が凄い勢いで子宮の最奥をノックする。
「あっ…、あっ…。赤ちゃん…できちゃ…っ」
春香が嬉しそうに呟く。
やがて射精が収まると春香はこうも言った。
「赤ちゃん…ちゃんとできるでしょうか…?私…早く赤ちゃん欲しいです…」
「…そんなに赤ちゃん欲しい?」
「だって…あなたと私の愛の証ですから。あなたは欲しくないですか…?」
春香は微笑んで答えた後、少し不安そうにそう聞いてきた。
もちろん俺は
「いや、俺も赤ちゃん欲しいよ。春香と俺の赤ちゃん、楽しみでしょうがない」
と答えた。それを聞いた春香は
「それじゃあ…もっと頑張らないといけませんね」
と言って俺を抱き寄せ、キスをねだってきた――。

キスを終え、股間のモノも回復してきたところで2回戦目を始める。
相変わらず春香の膣内は尋常でない締め付けで俺の射精感を高めてくるが、
先ほど2回も出している為、まだ耐えられそうだった。
春香の腰をしっかり掴んで春香のお尻に腰を叩きつける。
お尻に腰が当たるたびにぺちっという乾いた音とピチャっというくぐもった音が響き渡る。
春香の股間からは今も絶えず愛液が分泌さる続けている。
タイツはもう股間どころかお尻の方にまで愛液が染み込んでいっている。
「春香…エッチな汁でもうビショビショだね」
「んっ…。どっちみち…、もう使えないですね…、タイツ…」
「…じゃあ…ドロドロになるまで汚しちゃってもいい?」
「はい…。あなたなら何をしても…。んんっ!」
春香の言葉に興奮して腰のストロークを強める。
その変化に敏感に反応してくる春香はやっぱり狂おしい程に愛おしかった。
春香を抱き抱え、対面座位で春香を突き上げる。
ベッドのバネを利用して、勢いよく春香を突き上げていく。
「あっ!あっあっ!ああっ!」
春香が突かれる度に喘ぎ、激しく悶える。
ただ突き入れるだけに物足りなさを感じてきて、
春香の制服の胸の所をはだけさせ、ブラジャーを剥ぎ取るとおもむろに乳首に吸い付いた。
「はっ、ひゃうぅっ!」
「春香のおっぱい…美味しいよ…」
乳首を舌で転がし、ねちっこく責めていく。
「春香も妊娠したらここからミルク出るんだよね…?
そうしたら…俺にも飲ませてくれる…?」
「んっ…。良い…ですよ…。私のおっぱい…飲んで下さい…
あなたに…私のミルク…一番最初に飲ませてあげますから…」
「楽しみだな。じゃあその前に、今頑張らないとな」
再び腰の動きを早くする。その間も胸への刺激も緩めない。
「ひゃっ!あっ!あぁっ!」
「ねぇ、春香…?」
一度腰の動きを止めて言った。
「はい…?」
「これから先、何が有っても…ずっと一緒に居よう…。
俺…春香が居れば何も要らない。春香と一緒に居られればそれだけでいいから…」
「はいっ…!私も…あなただけが居ればそれだけで幸せです…っ!」
「うん…2人でもっと幸せになろう」
言って腰を激しく振りまくる。
腰を引く度に亀頭にヒダが引っかかって、捲れるように掻き出される。
腰を突き入れるとそのヒダが押し戻されるように秘裂に沈み戻る。
モノを突き入れる度に膣内の蜜が溢れて押し出される。
見ているととても淫らで卑猥で欲情をそそられて。興奮がまた高まっていく。
自然と腰を動かすスピードも早くなっていった。
「あっ!すっ…凄い…っ!もっと…もっと欲しいですっ!」
春香の嬉しい悲鳴を聞いて俺の絶頂がさらに近づく。
「春香っ…!俺…もうイキそう…!」
「あ…っ!わ、私も…イキそうですからっ…たくさん出して下さい…っ!」
「うぁ…くっ…!出るっ…!」
「あっ!あああああっ!イっちゃうぅぅぅぅっ!!」
そして。
ビクビクッ!ビクンっ!ビクンっ!ビクン!
お互いの激しい痙攣と共に。
春香の膣内で今日3回目の射精が成された――。

繋がったまま絶頂の余韻に浸る。
春香の膣内は温かくて、とても気持ちよくて…正直抜きたくなかった。
それでも渋々抜こうとする。
「春香…抜くよ」
「…ぁっ」
春香が急に俺を引き寄せ抱きしめてくる。
「まだ…抜かないで下さい…」
「あ、ああ…」
言われるまま春香の膣内に戻る。
(俺、絶対尻に敷かれるタイプだな…)
などと考えていると、
「あっ、あのっ!」
「ん?」
「今日…泊まっていっていただけませんか…?」
「えっ」
その提案に驚きを隠せない。
「あなたが居ないと不安で…。だから…そばに居て欲しいんです…」
……。やっぱり春香は卑怯だ。
まったく。本当にかわいいなぁ。
「ん、わかったよ。春香が離してくれるまで、ずっとそばに居るよ」
そして。3回目の行為を始めた――。
エピローグ
「うぅ…」
「あぅ…」
ベッドに横たわり悶える人間が2人。
2人とも同じように腰を押さえている。
あれから何度も愛し合った結果、2人して腰を痛めるというなんとも間抜けな事態になってしまった。
おかげで美夏や那波さんに見つかるわ秋穂さんにはバレるわで大変な事になった。
あの人達は本当にそういうの好きだからな…。
まぁそんなこんなで今は春香の部屋で一緒に療養中である。
秋穂さんの計らいで春香と一緒に居られるのは嬉しかったが。
「ごめん…春香」
「えっ?」
「いや、ちょっと調子に乗りすぎたかなー、と」
「いえっ、そんな事無いですっ!私も求めてましたし…」
言って春香が赤くなる。思い出して恥ずかしくなったんだろうな。
「それに…」
「ん?」
「そのおかげで今もこうしてあなたと一緒に居られますから。けっかおーらいです」
その言葉に嬉しくなって。
どちらからともなくキスを求めた――。

END
680天の道(ry ◆TENDOgtVVc :2006/05/08(月) 16:28:00 ID:ZWgzBXd5
つーわけで投下完了です〜。
途中ちょっとしたアクシデントで戸惑いましたが。
その影響でどっかおかしいとこが有るかも。
不具合有ったら報告よろ。

今回のテーマは、まずタイトルが示すように衣服。
その為衣服関係のネタが多くなっています。
次にエロス。せっかく【〜抜こう!】スレなんだから、エロスにはこだわらないとな。
そして最後に妊娠つーかHRネタ。
なんの為に行為をするのか。
ただ愛し合うだけじゃない。子供を作る行為なんだという事をテーマにしています。

つーか長ぇよ。23レスってなんだよ。
前座で遊び過ぎました。スミマセン。
まぁネタ自体はまだ全然沢山有るんで、その内また投下します。
681名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 02:18:58 ID:Apc/ejqa
>>680
乙です〜
個人的にはHR大好きなので今回のようなお話はいいですね。
次は是非今回の流れで美夏を入れて3Pを…できればHRネタで。
682名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 13:45:30 ID:UO1F+Aa2
HR?
683名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 14:37:06 ID:rFphXfhS
孕ませのことかと。
684 ◆TENDOgtVVc :2006/05/09(火) 14:45:05 ID:HufNeE/m
>>681
いや、無理。
俺は基本的に愛の無いエロは書けないですから。
春香しか愛して無いのに3Pなんてできないです。
それに美夏も絡む要素が無いからなぁ。
できるとしたらお酒入って酔ってなし崩しに〜くらいかな。
つーか美夏は前に書いたのでへこんでるんですよ。マジでorz

貴方も自分で美夏モノを書いてみてはどうだろうか。
できるかできないかじゃない。やる事が大切なんです。
何事もチャレンジですよ。

>>682
孕み要素の意。
妊娠とかボテ腹とか中出しとか。
主にセリフとかで表現される。
例:そんなにいっぱい出されたら赤ちゃんできちゃう!
685名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 14:54:56 ID:VCmw2RSU
HRと聞いて某M谷幸喜氏のコメディ作品が出てきた自分・・・
686名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 19:42:29 ID:+AKQsw2s
>>652
亀レスですが本日読了したので少し。
そういう本を読んでも、彼女は普通に味で表現するだけのような気がします。
そこで思いついたのですが、『美味しい官能小説もしくはレポートを書いて貰う為に、経験の無い心葉へ
女体の神秘を手ほどきしてあげる遠子』という展開はどうでしょう?
687名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 20:52:08 ID:2FbLbN2W
>>680
読んだー 乙です。
しばらくみないうちにレス進んでたね。
先日の電波彼女書きさんとかどうしたんだろうか?
688 ◆TENDOgtVVc :2006/05/16(火) 01:32:11 ID:m8DgDELs
>>687
俺も気になってます。
忙しいのかな?

俺の方はまた月末辺りにでも投下させてもらおうかと。
689632:2006/05/18(木) 22:17:51 ID:A3kSszoI
やばい
最近トゥインクルでエロ考えるとなぜかセイジ×イベリスになる
ていうか何でイベリスなのか
はて?
690 ◆TENDOgtVVc :2006/05/19(金) 03:11:44 ID:NdbVDwtH
>>689
よし、その迸りを形にするのだ。
691632:2006/05/23(火) 23:06:00 ID:VbrgGCRi
>>690
すまん、いまの俺では無理だ
ところで、神様ゲームって需要ないの?
多加良×美名人とか
てか一巻しか読んでないからほかのキャラ知らん
あれまだ続いてる?
692名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 05:27:11 ID:gJCxQbAd
需要云々より過疎すぎるんだよなぁ……。
693名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 13:10:08 ID:j5c+K4yt
>>691
需要あり〜っていったら書いてくれる?
過疎ってるから何でも投下すべしw
反応はあとから気にしなされ
694名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 19:46:44 ID:w/rIxXbp
流れも読まずにリクしてみる。
二ノ宮の峻護×麗華誰か書いてくれませんか…?
荒れる話題だったら申し訳ない、スルーしてください。
695名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 20:21:09 ID:DLv4TFHo
>>691
 需要あるっすよー ノシ
 あと、3巻読んだ後だとかのう様×多加良ってのもありに思えてきた。
696名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 02:27:38 ID:7tP3Ozs2
超遅レスだけど護玄の人GJ
純粋に作品として楽しめたよ。護玄つーか苦労人好きなんだよなぁ
龍華との絡みも書いて欲しいなーとか思ったり。
697名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 20:24:53 ID:hnIsrT2C
保守しとく
698名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 00:06:00 ID:8BJRp3lh
妄想オチって夢オチと同じくらい禁じ手?
699名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 14:25:19 ID:iHdzUDJ3
エロ漫画とか同人誌ではありがちなような気がしないでもない
まあ原作準拠ならどうにもならないような展開をどうにかするための一手段というか
700名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 14:57:08 ID:eBRAFDjM
ファンが必死に抗議してとあるキャラが死んだのを夢オチで片付けた漫画があったな。
エロパロ板なら萌えられればなんでもアリじゃね?
701名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 19:33:40 ID:X2wo/ltA
まあなるべく使わない方向でいった方がよろしいか。ちょっと今書いてるやつがあるんだがブッ飛び過ぎかも試練…
702名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 22:24:10 ID:ijfOu6/Y
最初に注意書きで書いておけばいいんジャマイカ。
703名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 11:38:15 ID:a9zqa2NO
エロパロに関しては「淫夢」という形での夢オチはわり容認される傾向にある希ガス
704名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 21:59:27 ID:FywJ8+tz
>夢オチ
 SSとして必要ならありじゃね?
 例えばすぐ上で出た「神様ゲーム」だけど、かのう様相手に何かしようとすると、
夢の中とかそういう特殊なシチュエーションでないと無理だろうし。
(かのう様は実体がなく、現実空間だとそもそも触ることができない)
705名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 07:44:38 ID:Yb0f9+fa
>神様ゲーム
夢オチ以外の手もあるな。
例えば彩波にかのう様の幻影をかぶせて(ny
あとは最新刊の――ネタバレ――とか。
706名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 20:34:18 ID:QDbjB1A5
別に夢オチでも抜ければね
707名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 18:24:04 ID:XlC8hNxR
ちょ、過疎りすぎだろ。どんくらいで落ちるんだっけ?保守
708 ◆TENDOgtVVc :2006/06/15(木) 18:38:17 ID:/ZzwhhBg
>>707
スマン。新しいの投下するつもりでダラダラと遅くなってしまった。
明日辺りにでも投下するよ。
709名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 00:56:18 ID:/jLPpvSg
火目の巫女、誰か好きなやつおらん?
710 ◆TENDOgtVVc :2006/06/17(土) 12:43:19 ID:SZMaXKTN
すみません。
1〜2日投下を見送ります。
いろいろ修正したいので。
711名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 21:07:40 ID:Z+EU8vak
ほしゅ
712 ◆TENDOgtVVc :2006/06/20(火) 16:31:47 ID:AEaotVH6
携帯から見ているのですが、何故か>>130〜あたりが表示されて、
最新レスが表示されない不具合が起きました。

これでは投下しづらいので、不具合解消まで見送りたいと思います。
皆さんには度々ご迷惑をおかけします。
713名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 17:08:01 ID:vEDNNAT3
missng又はリバーズ・エンドさらに終わりのクロニクルを!
714名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 21:00:23 ID:JffTGbov
>713
終わクロは専スレあるぞ。
715名無しさん@ピンキー :2006/06/22(木) 02:05:19 ID:IjETxkHB
>>714
つーても、だれもSS投下しないんで、
次スレはこちらで……とかいう話になっていた気もするが。
716名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 23:27:04 ID:PUXmg6/k
谷瑞恵作品のスレって
今も続いてるの?
行方を知ってる方、教えて下さい。
717名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 00:19:07 ID:C94LCdUp
>>716
検索
718名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 16:49:19 ID:WzeMKV8P
>>715
そのとおり。
719名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 23:16:31 ID:a/5WsXCu
過疎ってるなぁ…保守
720名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 05:41:01 ID:Q8rGkLox
誰かロレンス×ホロで書いてくれたらモニターの前で土下座する
721名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 23:13:56 ID:9G/2h6KY
その言葉に二言は無いな?
722名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 05:36:39 ID:U+AiEMt5
無いス
土下座てゆうか礼拝ですね
メッカの方角に向かってするアレみたいな
723名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 20:06:57 ID:DHkSJAnd
本当に過疎ってるなぁ……保守
724名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 00:21:00 ID:lTNplyXV
一様今話題?のザ・サードで誰か書いてくれないかなー、と妄想を垂れ流して
保守ってみる。
725名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 23:20:59 ID:Ak078hBz
保守
726名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 23:42:52 ID:RmQS+7yD
>>723
シャナとかハルヒとかメジャーなやつは単独でスレあるからね。
727名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 03:37:50 ID:7gBLwYPs
>>724
なあ、21歳以上でその間違いはどうかと思うぞ
「いちよう」で辞典引いてみ?
多分、おまえが使おうとした意味は記載されてないから
728名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 10:49:44 ID:GyFboasl
単なる誤字にわざわざ突っ込むヒマがあったらエロシチュの一つも書いてくれ
729名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 13:11:17 ID:Ns/nxcCY
本人乙

「一往」とかなら「単なる誤字」だけど、
一様はわざわざy打ってるんだから勘違いだろwwww
730名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 03:51:56 ID:8nS3rwsx
それを単なる誤字というんじゃね
731名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 05:17:23 ID:+LYACSji
>>729
変換ミスと誤字は違うと思うぞ。
732名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 11:11:41 ID:WX9xdIOQ
>729
とりあえず自分の文章をもう一回見直してみたらどうよ。
733名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 14:10:44 ID:muQFRWKa
ネット上の匿名掲示板、しかも2ちゃんなんだから、
多少の誤字脱字誤変換くらいはスルーでいいんじゃない?
734名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 18:32:19 ID:Ap5BSmhR
やはり次スレをたてるのか、
735名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 23:47:52 ID:2TTDJi/d
このスレの近況と掛けまして、聖職者の出で立ちと解く。
さてその心は──カソック(僧衣/過疎区)。ごめんなさいぶたないで。

そんな戯言だけではあれなので、ひとつ投下させていただきたく思います。容量大丈夫かな?
円環少女、それも雑誌掲載の短編が元ネタという読者層が極めて限られているブツなのですが、
本スレのほうで書けという電波が飛んできたので書いてみました。
えろが全然足りませんが、無聊の慰みにでもご笑覧いただければ、と。
ろだを使わない直接投下は初めてですので、何かと手違いあるかも分かりませんがご容赦くだされば幸いです。

[元ネタ]
ザ・スニーカー2006年8月号掲載  円環少女 しあわせの刻印

[不親切な短編新キャラ紹介](殆ど関わってきませんが、文庫派のために一応)
内藤サミュエル……因果大系刻印魔導師。発火魔術の名手。ものをあたためるのが得意。
内藤倫子(ともこ)……その妻。檸檬大系の悪鬼。一般人。抜かず4時間の夜間近接戦闘が得意。

回避用にタイトルが必要でしょうか。んー、『再演少女』で。
では以下4レス。よろしければお付き合いくださいませ。
736再演少女 1/4:2006/07/06(木) 23:48:57 ID:2TTDJi/d
十崎家は決して貧相な家ではない。むしろ裕福な家庭であり、家屋はそれなりに格のある一戸建てである。
が、それなりの歴史ある一般住宅である以上、壁に防音が施されているはずもなく。
つまるところ、壁が薄いわけでは決してない。が、しかし隣の部屋の物音は漏れ聞こえてくるのだった。

「ああ、倫子、倫子……!」
「あなた、あなたっ……!」

押し殺した、それでいて相手を求める必死さを隠し切れない声音。
その感情、情景の匂いすら壁越しに感じられそうな、魂の発露とさえ感じられる切なさを孕んでいて。
引き込まれているのだろうか。
湿った泥を捏ねまわすような、聴こえるはずのない挿抜の音までが聞こえてくるようで。
──そう、お隣さんは今まさに「寝台上の格闘技」の真っ最中なのだった。

その実況生中継を先ほどから(半ば強制的に)聞かされている人物がいる。
倉本きずなは人知れず溜め息をつき、体温の篭もった枕に熱を持った顔をうずめた。
隣で何が行われているのか分からないほど無垢なわけでもない、多感な高校二年生の心中は複雑である。
最初は何事かと思った。
それでも嬌声が聞こえてくれば、如何に経験がなく奥手な少女であっても、伝聞の知識ですら分かろうというものだ。
正直な話、まず自分の耳を疑った。
ある意味、きずなと内藤夫妻は同じ立場である。いずれも端的に言えば「十崎家の居候」となるのだから。
だからこそ、信じられなかった。
軒先を借りている身分で、しかも転がり込んでそうもしない内に、そんな行為に及ぶなんて。
控えめといってもいい性格のきずなでさえ、これには呆れの感情を禁じえなかった。
737再演少女 2/4:2006/07/06(木) 23:49:40 ID:2TTDJi/d
どれくらいの時間が経っただろう。
睦言は絶えず聞こえつづけていた。「愛してる」「好き」といった言葉。素直に快感を告げる言葉。
うわ言のような、意味を含んでいるのか分からないけれど、熱量だけは持っている言葉たち。
一回りは年上の大人を相手に失礼なことかもしれない。
それでも同情と呼ぶべき感情が、聞いているきずなの胸に湧いた。
行為に走るのは大変な出来事があったからだ。逃避……なのだろう、きっと。
どうしようもなく心臓を駆り立てる不安をもてあまして。
だからお互いがお互いを求めて、快楽の中に不安を忘れ去ろうとする。
それを悪いことだと、いったい誰が断罪できるだろう。
そう感じさせるほどに、隣から聞こえてくる声は切実だった。ともすれば慟哭とすら思えてしまうほどに。
ふと、あの時<<幻影城>>で聴いた歌が、今隣から漏れ聞こえてくる声に重なる。
Dominus Deus──神に希(こいねが)うような、それは何か大きなものに救いを求める祈りにも似て。
神さまに手が届かないから、人は身近にいる似姿に想いを寄せて求め合い、不安を解消しようとするのかもしれない。
そんな埒もない空想の中、きずなはぼんやりとたゆたっている。

まんじりともできぬまま、既に2時間が経過していた。
現在時刻はきずなの感覚にして25時。午前1時である。23時ごろから始まったお祭りは未だ終わる気配を見せない。
温和なきずなをして、流石に我慢の限界が近づいていた。
見事なまでの安眠妨害である。いろいろな意味で。
だいたい2時間も持続するものなのかとか、場違いな感心をしている場合ではない。
聞かされつづければ、当てられて当然である。この場合はよく2時間も平静を保ったと称賛されるところだろうか。
初めは照れから赤みを帯びていた頬は今や異なるもので高揚を見せ、溜め息は仄かに熱い吐息に変わっている。
部屋を満たす夜気が熱を帯びたみたいで、どうしようもなく体が熱い。
熱に浮かされるように、手が自分のものとは思えないくらい自動的に動いて、寝間着のボタンをひとつひとつ外していく。
玉となった汗が、豊かな胸の谷間をゆっくりとすべり落ちていった。
前をはだけるとき、指が胸を軽く触れただけだけなのに。どうしてこんなに甘い痺れがはしるのだろう。
隣の部屋の荒い呼気と呼応するように、きずなの中で、水位が少しずつ増していく。
738再演少女 3/4:2006/07/06(木) 23:50:27 ID:2TTDJi/d
熱で茫洋とする頭の中。浮かんでくるのは、武原仁のこと。
優しくて、まっすぐで、一生懸命な人。
でも必死で何かをきずなに隠している。
きっとそれは、魔法世界と<<地獄>>との間の焦げ付きのようなもの。
この世界を好きな魔法使いになってもらいたいと、そう言った彼は。
だから「汚いもの」をきずなに見せまいとして、ひとり傷だらけになっているのだろうか。
まもられているのは、子どもだから? 未熟な魔法使いだから?
まもられて嬉しいと思う気持ち。対等に扱って欲しいと──全てを抱え込まないで欲しいと思う気持ち。
──ああ、メイゼルちゃんも、こんな気持ちで武原さんのそばにいるのかな。
生き様も、覚悟も、何もかもが違うと──届かないと思っていた小さな魔女と重なるものが見つかったみたいで、嬉しくなる。
きずなは再演魔法で過去を覗くことは出来ても、人の心まで覗くことは出来ないから。
だから、わたしは。あの人がこんなにも気になるのかもしれない。

唇は声を漏らさぬよう右手人差し指の第2関節を甘く食み、左手は右胸を下着越しに撫でまわしていた。
いかにも慣れていないといわんばかりのぎこちない動き。
それでも隣から伝染した高揚は、不慣れな自慰の動きでも十分な燃料として官能の炎を燃え立たせていく。

胸に仁の視線を感じることは幾度もあった。
男性なんだから仕方がないと。クラスメイトとそんな話に興じたこともあったから納得はしていた。
この大きく育ってしまった胸が男性の視線を惹きつけることなんて珍しいことではなかったから。
そんなものは感じなかったけれど、もしもあの視線に性的なものが含まれていたとしたら。
……あの時、<<幻影城>>で見た、仁の表情を思い出す。
メイゼルを失くして、それでもきずなを救うために、前に進んだ彼が漲らせていたもの。
全ての奇蹟を<<沈黙>>させる視線。その強さに、遠くから観測していただけのきずなでさえ焼き尽くされると思った。
あの時垣間見たもの──彼が抱えているあれだけの情念が、情熱が、もしも性的な意味合いで自分へ向けられたとしたら?
そんなことを考えてはいけないと、きずなの理性は叫んでいるのに。
それでも主の心底の欲求に答え、奇蹟は力を揮うのだ。
739再演少女 4/4:2006/07/06(木) 23:51:14 ID:2TTDJi/d
召喚された魔法生物<<無色の手>>が、真に主が望むまま、武原仁の代替として主の身体を貪り始める。
性感を探るように全身を這いまわり、両の乳房を捏ねまわし、摘まみ、甘噛みするように先端を押しつぶす。
そして下着をずらし、淡い茂みに包まれたもうひとつの慎ましやかな唇へ割って入ろうとするのだ。
与えられる快感に思考もままならなくなったきずなの大きな瞳が、はじめての感覚でさらに大きく見開かれる。
従者は決して主を傷つけるようなことはしなかった。
痺れを残しわななく唇を撫でながら、襞を労わるように優しく、しかし力強く入り口の付近を押し広げ、擦りたてる。
どんどんと水位が増していく。溢れそうになる。もう天も地も分からない。
いつしか唇は色が変わるくらい強く指を噛み締めており、左手はシーツを下のマットレスごと強く握り締めていた。
おとがいが天を衝くように振り立てられる。白い喉がアーチを描く。唇から不意に漏れるくぐもった言葉、
「……武、原、さんっ……」
官能の波が一点を目指し収束する、跳ね上がる腰、
「…………っっっ!」
──まなじりからは、一筋の涙。


翌朝。完全に寝不足だった。
彼を汚してしまったような気がして、仁の顔がまともに見られない。
原因は異なれど同じように寝不足で時折舟をこぐメイゼルの左薬指には、当てつけるようにおもちゃの指輪が。
メイゼルちゃんがわたしがしたことを知ったらどう思うだろう。軽蔑するだろうか。
俯いて、両手に包んだマグカップのトマトジュースを啜る。ただ時よ過ぎ去れと。
しかし自己嫌悪真っ只中のやさしい魔女の葛藤など知る由もなく、小さな魔女は平然と地雷を踏みつけるのだ。
メイゼルの発言で、朝食の話題が「サミュエル夫妻の寝室の電気が早く消えた件について」へとシフトする。
微妙にうんざり風味の京香、指輪を嵌めた左手をだいすきなせんせの手に重ねるメイゼル、そしていろいろと大パニックなきずな。
三者三様の女性陣の反応の中で、ひとり全く気付かなかったらしい仁の間の抜けた顔。
テラスから差し込む朝日に照らされたその横顔に、不意に胸を打たれて。

続くならば今よ続けと。奇蹟でもなく神にでもなく、ただ何かに向けてきずなは一心に祈っていた。
740名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 23:53:41 ID:2TTDJi/d
以上です。どうもありがとうございました。
それではROMに戻りますね。
741名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 00:54:46 ID:+Rs2Xl6R
>>740
乙。
元ネタを知らないが残念…
742名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 01:45:01 ID:gxTsXtgN
乙。とてつもなく乙。
檸檬体系の悪鬼にクソワロタ

無色の手もまさか触手プレイに使われるとは思うまいて(w
743名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 10:39:42 ID:Lz5VXsCu
乙。
744ひかりのまち:2006/07/10(月) 18:58:08 ID:EGzmtf1r
ディネの唇は僕の体を這いまわり、何かを求めるように強く吸い付いた。
頬が火照るのを感じながら、直視できずに天井に視線をさまよわせる。ディネがそれに気付き、
顔を上げて僕を見ると片手で僕の顔を優しく引き寄せて彼女の唇と僕の唇を重ねる。
ディネの舌が僕の歯列をなぞる。今度は僕のほうからぎこちなく彼女の舌に僕の舌を絡ませると
ディネは少し驚いたように動きを止めたが、キスをしたまま器用に微笑むと、唇を離した。
え、と僕が呟くと、ディネは僕を真っ直ぐ見つめて
「物足りない?」
といたずらっぽく訊いた。
反射的に何か言おうとした時、彼女の肩が毛布に隠れてもそりと動くのが見えた。
同時に今まで感じた事が無いような、けれど似たものなら覚えがある気がするような、
そんな感覚が腰を襲い、形容し難い快感が体中を駆け巡り、僕の肩はぴくりと震えた。
ディネが相変わらず微笑んでいる。
「どうしてほしい?」「……意地悪」



……ごめんやっぱ無理(´・ω・`)
745名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 12:42:06 ID:8y4/dX4I
火目の巫女の佳乃×伊月ミタイ
746名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 02:23:16 ID:DY8Mc0tq
>長谷スレの722

おまいはそのシチュエーションでいったい誰を攻めるつもりだ。
というか男を触手で羞恥プレイに持ち込んでどうする気なのか真面目に聞きたい。
747名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 03:23:27 ID:PxrrMWWJ
そもそもが本スレ626提唱による短編穴埋めネタであることを理解してくれてるのかな。
状況的にあり得ない異次元設定を提示されてお前は甘いと言われても……とネタにマジレス。

至らないと自認してはいるものの、それでも面と向かって「こんなの」呼ばわりされると
やっぱり切ないよね、と書いたひとは呟くのでした。
騒ぎの種を持ち込んでしまってごめんなさいね。>本スレの方々
スレを避難所みたいに使ってしまってすみません。>このスレの方々
次があれば問題起こさないように頑張りますっ。
748名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 00:10:36 ID:AdG/MEEe
断章のグリムの新刊を読み終わり、颯姫が神狩屋にレイープされる→直後ショックのあまり、食害で忘れることにする→最初に戻る
という展開を思いついたが「いや神狩屋はそんな泡が弾けるような危険な真似はせんか」と思い直し
ようやくその後、身障者をレイープするのにも似た展開を思いつく自分の腐れ脳味噌に絶望した
749名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 14:01:50 ID:Cyn0gEmD
断章のグリム、性格さえ黒ければ、蒼衣は雪乃を意のままに出来るんだよなあ。
750名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 15:27:59 ID:f6vTMrSo
イリヤの空〜の晶穂ルートかけるかやってみる。
ここに投下して大丈夫かな?
751名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 16:39:59 ID:dQ33kc2b
全然オッケーどんと来い!
752ぎゃふん:2006/07/15(土) 20:08:01 ID:R59NCKKB
榊先生のスレッドって、もしかしなくても落ちてますか?……
もう暫く様子見ますけれど。 投下しようと思ってたらなくなってるので、もしかしたらここにおく可能性があるかどうか怪しい感じですが、待ってみます〜。その間にもう一度文章の修正しますです。とほほ。
753750:2006/07/15(土) 22:00:56 ID:f6vTMrSo
っとイリヤの空のやつ、最初の方書いたけど、まとめて落とした方が良いのかな?
それとも書けた順に落として良い?
じゃあ最初に反応してくれた>>751さんどうぞ!
754751:2006/07/15(土) 23:22:50 ID:k78RhN3c
っす、もしかしたらID変わってるかもですが。
えっと、読む側としてはまとめて、の方が嬉しいです。
755名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 23:29:50 ID:f6vTMrSo
>>754
りょ〜かい、書き留めとく
756名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 10:31:41 ID:dRorLO9E
とりあえず保守っとこうかな。
757名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 11:16:22 ID:FHqdKHLw
>>752
榊先生のスレは落ちてます…
私も投下しかけのがあるのでどうしようかと…OTL
758名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 20:25:29 ID:5GKsmf+w
榊スレは前も落ちたし、もうここに投下でいいと思うよ。
759名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 15:08:04 ID:3PWvsdP+
hosyu
760名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 15:11:38 ID:hK/OXtY7
テンプレにないラノベ系のスレいくつか見つけたんで貼っとく
>>3>>4>>5>>7あたりに無いスレで、他に知ってるスレがあったら紹介してくれると嬉しい

ヤマグチノボル
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1141803280/
片山憲太郎
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150541908/
柴村仁
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1140839992/
岩井恭平
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1136162323/
761名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 11:39:42 ID:cuONeqsU
吉永さん家のガーゴイルでエロパロ! (田口仙年堂)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145000964/l50
762名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 17:03:22 ID:zwIr6vHz
保守保守保守保守保守保守
763名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 03:24:01 ID:H0PmEnrI
キノスレ落ちてるよorz
764名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 03:35:35 ID:ityXzrk/
てか、速ぇなぁ。

【涼宮ハルヒ】谷川流 the 20章【学校を出よう!】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152859611/
765名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 15:20:51 ID:SEyzbZH5
次スレは?
766名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 14:05:04 ID:eQrD/N19
【都市】川上稔作品でエロパロ【AHEAD】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1151509423/

終わクロスレは落ちたけどこういうのが立ってる。
767名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 10:34:34 ID:BAAftXtk
>>745
俺も見たい。佳乃が再び化生になりかけたりすれば触手プレイも可能だ。
768名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 01:12:00 ID:EbpC1T32
保守
769名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 01:18:01 ID:4HwMay17
鋼殻のレギオスでなにか書きたくなってきた俺
770名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 09:28:24 ID:3/8bgLbH
書け書け書いてしまえ
771名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 21:18:14 ID:kmsdZWf0
積んでた魔女式アポカリプス読んだら、なんだかむらむらしてきたジャマイカ
772名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 22:25:58 ID:XtB+xdpn
そんなにエロいのか?
773名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 23:12:53 ID:kmsdZWf0
個人的に小道具というか、設定におけるキャラ萌え的節操のなさも好きなんだが、
それ以上に個人的に好きなシチュ展開させやすい妄想の余地とでも言うべき部分が
……いい。万人がエロいと思うか、それはわからない。

しかし、なぜ巷のサイドポニーなひとは不幸がこんなにも似合うのか。
774名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 02:48:32 ID:gTHPEnli
憐を読んだらSMに目覚めてしまった俺ガイル
775名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 17:34:32 ID:haWt2uzU
超亀レスだが
>>20
昔友人に送ったメールから発掘。

>『上弦トゥルーED編』

「りょ…魎月さま…本当に、この格好でするのか?」
「今更何を言うんだい?君が望んだんだろう?『魎月さまの好きにしてもらいた
い』と。何を恥ずかしがる必要があるんだい?上弦。君の身体の事なら隅々まで
知り尽くしているこの僕に。露出がそんなに多いわけではないだろう?」
「だが、このえぷろんとやら……肝心の部分が丸見えではないか」
「勿論だよ。本来の使い道ではないからね。さあ、問答は不要だ。壁に手を付い
て尻を向けるんだ」
「し、しかし……玄翁とツルが…」
「見られたくないのなら君が『命令』すればいいだろう。それをしないという事
は、上弦、君が他人に見られて興奮する変態だからだよ」
「ち…ちが…」
「違うというのなら抵抗すればいい。最も、そうしたところで君が獣のように後
ろから犯される事に変わりはないがね」

こうして湯ヶ崎の化物屋敷の夜はふけていくのでした。めでたしめでたし。

「な、なあ、玄翁……」
「なんだ」
「上様……あんなに激しく……。あれって、そんなに気持ちいいのかなぁ……」
776名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 01:33:49 ID:avLoz5qD
hosyu
777名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 11:11:22 ID:3SomIo6l
そろそろ、次スレを立てたいのですが、
俺のスキルでは、関連ラノベスレの一覧を
まとめる事ができません。  o... rz
778名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 19:47:11 ID:1RiFgEd2
まぶらほのエロパロ 2の巻
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1153497811/l50
【キノ】時雨沢作品でハァハァしよう8【アリソンリリトレ】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1153473195/l50
スレイヤーズ 第7話
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1153750932/l50
【涼宮ハルヒ】谷川流 the 24章【学校を出よう!】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1154620911/l50
銀盤カレイドスコープでエロパロ
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1129349705/l50
【ガイエ】田中芳樹作品エロパロ【ハァハァ伝説】 4
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150120815/l50
吉永さん家のガーゴイルでエロパロ!
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145000964/l50
【角川】ウィザーズブレインエロパロ【ラノベ】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1123504820/l50
神様家族でエロパロ
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1149892166/l50
【戯言】西尾維新 Vol.3【りすか】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1140100806/l50
高橋弥七郎[A/Bシャナ]燃え萌え小説PART17
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1154187314/l50
名称募集中 ソードワールド 10号店
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150525441/l50
【グリグリ】ヤマグチノボル総合【ゼロの使い魔】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1141803280/l50
ブギーポップのエロパロが自動的なスレ
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1149159919/l50
【涼宮ハルヒ】谷川流 the 22章【学校を出よう!】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1153666362/l50
とある魔術の禁書目録
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1144682421/l50
撲殺天使ドクロちゃんエロパロスレッド4(゚∀゚)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142814734/l50
《半分の月》橋本紡作品でエロパロ2《曜日シリーズ》
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152099457/l50
「西の善き魔女」でエロパロ
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1148555591/l50
【都市】川上稔作品でエロパロ【AHEAD】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1151509423/l50
【あそびに】神野オキナ作品でエロパロ【いくヨ!】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1140754661/l50
■成田良悟作品・エロパロスレ■
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125130208/l50
【我が家の】柴村仁作品でエロパロ【お稲荷様。】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1140839992/l50
【僕血・僕月】阿智太郎総合スレ【陰からマモル】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1137482725/l50
【A君】豪屋大輔 総合【D君】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1141420241/l50
【近親】バイトでウィザード【相姦】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1127102941/l50
空ノ鐘の響く惑星でエロパロ
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122502832/l50
779名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 19:48:29 ID:1RiFgEd2
ざっと漁ったがこんなもんだと思う。スレ立てはできんかったからヨロ
780777:2006/08/07(月) 05:10:33 ID:pMjACLq1
m (_ _) m >>778
ライトノベルキャラで抜こう! 6th
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1154894031/

>>雑談、単発レス等は、前スレをまったり使ってもらって、
>>まとまった投下などには、新スレを使ってもらえれば。
781剣狼伝説ティラノ2巻のファスアたん:2006/08/09(水) 22:02:30 ID:2wac76Zr
「もっとよく判らせて差し上げるぜ」そう言ってジンはファスアの両足を持ち上げた。
未だに抵抗し閉じきった秘部に自らのものをあてがう。
股間に熱いものが入ってこようとしているのを感じてファスアは目をつぶった。
が、その熱くたぎったものは中に入ろうとはせず、桃色の秘部の割れ目に沿うようにヂュルッと音を立てて擦りあわせその上で往復を始めた。
『!?ああっ!!』
体の一番敏感な部分をまるでヌルヌルとは虫類が這いずる感覚にファスアの体はビクンと震わせた。
一方ジンはファスアの固い双丘を片方づつ丹念になめ回しもみほぐしていく。
胸を、ましてや秘部を自らの手で慰めた事のないファスアにとって、意思とは関係なく起こる体の痙攣が何なのか判らなかった。
ヂュルッヂュルッという音と共にやがて「…あぁ…」と吐息がファスアの口から漏れ、ジンの摺り合わせる音の感覚が早まっていく事に、ファスアの体の痙攣と吐息の感覚がどんどん短くなっていく……
やがてジンが獣のように叫び、白い白濁したものがファスアの腹と顔を汚した瞬間、
「いやぁああ!!」自分の体に起こった異変を否定するような声が発せられ、ファスアは初めての絶頂を迎え、ガクンと全身から力がぬけた。
ファスアの白い太股は自身の愛液でねっとりとぬれ、怪しく陽の光を反射していた。
782名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 22:51:30 ID:dqyt2PgR
>>781
おお、念願のファスア陵辱ネタGJ!
このまま是非、処女マンコを貫いてグチュグチュパンパン突きまくって下さい

あと申し上げ難いんですが、ファスアを犯してたのはジンじゃなくバリです・・・
783名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 11:31:44 ID:PdJTigBa
関係ないけど神様ゲームのを読みたいな……
784名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 15:55:51 ID:UmFccuZh
まあたしかにあの横乳は揉みしだきたくなるな
785名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 20:59:14 ID:oo6Fpt7M
しにバラは買わんが神様ゲームは絵買いしてる。
原因は乳。自分でわかってる
786名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 21:25:21 ID:re8EHUjd
つか、かのう様の衣装はいろんな意味でおかしい。二巻表紙なんか露出度で
言えば裸エプロンとさしてかわらんじゃないかと。
787名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 21:29:05 ID:k6cu0asw
狼と香辛料かマン・サーチャー・シリーズのエロパロを読んでみたいなぁ
788名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 02:10:25 ID:hMkQZ41Y
マイナーだと思うけど、電撃の土くれのティターニアのエロパロを読んでみたい・・・。

つーか、コレ読んでる人がいるかが不安なのだが・・・。
789名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 09:59:29 ID:ROdMpC0E
土くれのティターニアって面白い?
790名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 13:50:28 ID:bts6f4pL
田村くんのエロパロを読んでみたい俺はダメな子か?
791名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 21:14:14 ID:DXxqwt3L
とらドラ!なら、
792名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 09:35:43 ID:IIXo1FFS
どっちも読みたい
793781:剣狼伝説ティラノ2巻のファスアたん:2006/08/15(火) 10:34:13 ID:RIZLuhlV
>>782 ぐは……直してたつもりが…
脳内変換で宜しくデス……orz……orz
--------------------------
「…あぁ…はぁ…んっ…」初めての感覚と絶頂にファスアは目を潤ませて、卑しく自分をみるバリの顔を呆然として見ていた。
「ククク…どうやら分かったようだな」ニタリと笑うバリに、口からは吐息がもれるばかりで、もはや抵抗する言葉さえでない。
桃色に染め上がった双丘は、未だに片方づつをジンとドルに刺激を与えられ続け、ファスアの心は限界に達していた。
「そろそろいいんじゃないのか?」ジンが胸から顔を離し、まるで蜘蛛の糸のように口から滴り落ちる唾をファスアに見せつけるように言った。
「もうこの娘もお前の小さなモノもいいから欲しいってよ」ドルは未だにファスアの胸を舐め続け、右手をファスアの尻へ手を伸ばし胸と同じように揉みほぐしながら言った。
「初めてなら、どんな風に自分に入って行くか、見てみたいよな?」
そう言うとバリはファスアの足を自分の肩にまで引き上げた。
「あ…やぁ…ん」何をされるか悟ったファスアだが、体に力が入らず、どうする事もできない。無駄と判っていても抵抗しようと口を動かしても、出てくる声は男達にはあえぎ声でしかない。
閉じきっていたファスアの秘部は、男達の全身の愛撫の為に、自らの意思と関係なく綻びのように開かれ、
秘壷からは愛液が溢れていた。
その秘壷にバリの赤黒い一物の先端が当てられる。熱いぬめっとしたモノを、和毛が覆い隠している突起に当てられ、秘壷はまた愛液をあふれさせる。
「期待しているのか」クククと笑い、一物の先端のみを秘壷にいれた。
「!?ああっ!やっ!お願いやめてぇえ!!」
バリはファスアの足を引き上げ、力強く腰をファスアの秘壷に打ち付ける。
「!!!!いやぁああああああああああ!!!!」
激しい痛みと突き上げてくる感覚がファスアを襲った。背中を仰け反らせ、逃れようとしたがどうする事もできない。
『こんな…こんなやつらに…』
絶望しきったファスアの目に写ったのは、自分の膣を激しく出入りする男の一物と、巫女族として清らかとされた物が壊された破瓜の血の証だった。
「やめてえええぇ!!!」
絶叫は悲しくも清冽な森の中に響き渡り、それが嬌声に変わっていくのは、しばらくとはかからない。
794名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 20:19:49 ID:9d+YxZQA
遂にファスアの処女喪失キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
中田氏キボンヌ
795781:剣狼伝説ティラノ2巻のファスアたん:2006/08/18(金) 20:58:33 ID:9bn5nPEN
「あぁ…あんっあっやぁ…やめ…てぇっ…ああ!」

あの頃から大好きだったティラノのお嫁さんになって「愛してる」と優しくささやかれながら抱き締められて、そして…
それがファスアの理想だった。
しかしその理想はもろくも崩れ去り、野獣と言わんばかりの男達に、体を舐め回され処女を奪われた。
バリはファスアの体をくの字に曲げたような格好で、結合部を見せつけるように犯し続け、
ジンとドルは卑しい眼差しでファスアを見、我慢出来ないとばかり自身の一物を見せつけるように手でしごいていた。
バリの一物が中に出入りするのと同調するようにファスアの喘ぎ声は森に響き渡って行く。
「あっああっ…あぁ…んっ…んふっ」
自分を襲う感覚からどうにか逃れようと体をくねらせたり仰け反っても、自らとバリへ刺激を与えるだけでどうにもならなかった。
…逃れる為に体を動かしているはずなのに、その刺激を私が欲している…?
「…くっ…そろそろ…注ぎ込んでやるっ」
獣のような声で唸っていたバリがファスアに最終宣告をした。
巫女として育てられてきたファスアだが、それがどういう事なのかすぐに理解出来た。
「やっ!!いやぁあ!!お願いっ!中に出さないでえぇ!!!!」
必死の形相でバリに言ったが、この状況で止めるような男達では無い事はすでにファスアは知っている。
『…中に…出されたら……私、本当に…』ーーティラノにどんな顔をして会えばいいの?ーー
ファスアの秘部にバリの一物の打ち付ける音が早くなっていき…そして…
「う…うおぉおお!」バリがその動きを止め、声を荒げた。
…どぷっ…どくっ…

「いやぁああああっ!!ああっ…あっ……ああ……んっ!!!」

バリの脈打つ一物から熱いものが膣に注ぎ込まれた瞬間、ファスアもまた絶頂を迎えた。
二人の男達もまた、ファスアの声と共に、自身の精液をファスアの顔、胸を汚していった。
「……あああ………っ」既に自由になっている手で顔を覆った。絶望で泣いている自分の顔を男達に見せたくなかった。
『…これは夢…私は悪夢を見ているんだ』顔を覆っていた手を払い、呆然と涙を流しているファスアの目に映ったのは、男の精液に混ざった破瓜の血が夢ではない事を告げていた。

『……ティラノ……私……』
ーーあの時、あげとけば良かったーー
796名無しさん@ピンキー
ああ、とうとうファスアのマンコにバリの小汚いチンポがズッポリと・・・

しかしバリ早過ぎw
ファスアのマンコが極上で気持ち良いのは分かるが
スマタで一発抜いたんだから、もっと頑張れよ

この後、お口と尻の処女も犯すのに期待