今日から、京急の平和島~六郷土手間の上り線路が高架化された。私が平和島に越してくるだいぶ以前から改良工事を行っていて、そのうち半分が終わったそうな。残る下り線の高架化完了予定は3年後。写真は梅屋敷駅の下り線ホーム。これ、乗降中。駅のホームが短く、先頭2両のドアは開かないのだ。しかも、はみ出た部分は踏切・・・。
今日はちょっとした用事で京急でおでかけ。最初は下り。まぁいつも通り高架の下を走ります。なんだか、今日はカメラを持った人が目立つなぁと思うものの、平日の朝から工事も何もしていない駅のホームでカメラを構えた人を毎日見ていたので特に気にしていませんでした。
そして、帰り。上り列車に乗ります。六郷土手を過ぎても高架の下にもぐらない!雑色も蒲田も高架ホーム!カメラマンいっぱい!駅のホームはコンクリートうちっぱなしのまっしろ。超綺麗!梅屋敷だって、6両全部のドアが開きます。新鮮だ・・・。写真は大森町のホームと下にみえるナンカ堂。
さて。新設された空港直通列車「新エアポート特快」に大田区や蒲田の商店会が文句を言っています。この列車は品川~羽田空港間をノンストップで結ぶというもの。途中にある京急蒲田駅に止まらないのはけしからんと。もともと京急蒲田駅は全ての列車が停車する駅。その一部が、通過したところで何の不都合があるのかと。報道による大田区の言い分はキチガイじみていて理解できない。程度の低い、我田引鉄。地方公共団体が利用客の利便性を無視した要望をするときって、静岡県や長野県にも共通する通り、第3者にはまったく理解できんのですよね。地元重視は結構なのだけれど、全体を見ていない。静岡県は、のぞみ停車問題、長野県はリニアBルート問題。
区が資金を拠出したとか、土地を用意したとか、これらは京急がお願いしたのではなく、この工事ってその逆なのよね。国道15号線の踏切による渋滞もあって、東京都や国、大田区がお金出すから工事してというもの。自ら勘違いした期待感をもって、京急蒲田を通過したからと「裏切られた」と抗議文まで用意する姿勢が気持ち悪い。最近の社会風潮にとりあえずクレームをつければいいと思っているモンペアが問題化しているが、まさにそのものじゃないか。工事の事業主体は東京都だし、大田区の姿勢は都知事にさえもバッサリと切られていますしね。